ファイアーエムブレム トラキア776・マスターバイブル

会話集(4章外伝)


■オープニング1(アスベル登場!)

[アスベル]
セティ様
子供たちは無事でしょうか?

[セティ]
帝都に送られるのは
もっと大勢集めてからだと思う▼⇒

大丈夫だアスベル
今ならまだ間に合う▼↓

[アスベル]
よかった
早く助け出して
母親のもとに返してあげましょう

[セティ]
そうだな
だが見はりの兵士も大勢いる
油断するなよ▼⇒

[アスベル]
はい

[セティ]
子供たちを助け出せたら
アスベルはブライトンとともに
リーフ王子を探してくれ▼⇒

[アスベル]
えっ?・・・
リーフ王子!?

[セティ]
そうだ
レイドリックの罠におち
この城に送られてきたらしい▼⇒

・・・どうしたアスベル?
ずいぶん驚いているようだが?▼↓

[アスベル]
リーフ様はぼくにとって
とても大切な方なんです▼↓

ターラの街で別れた後
ずっとリーフ様をさがして
旅を続けてきました▼↓

もう3年にもなります・・・

[セティ]
そうだったのか・・・▼⇒

では、王子を探しだし
彼とともにマンスターを脱出しろ▼↓

マギ団のメンバーも
城外へひなんさせるつもりだ▼↓

このままでは
全滅を待つだけだからな▼↓

[アスベル]
それでは
セティ様はどうされるのです?

[セティ]
私はもうしばらく
マンスターにとどまるつもりだ▼⇒

残された市民たちを
守らなければならない▼↓

[アスベル]
すみません
いろいろと教えてもらったのに
何の役にもたてなくて・・・

[セティ]
そんなことは気にするな
私が教えたのはその
グラフカリバーくらい▼⇒

これからはリーフ王子のために
使えばいいさ▼↓

[アスベル]
・・・セティ様
また会えますよね?

[セティ]
リーフ王子が真の勇者ならば
いずれトラキアは解放される▼⇒

・・・またあえるさ
このマンスターでね▼↓

[アスベル]
マンスターで・・・
そうですね
きっとマンスターで!


†ついでにウインドでも教えてくれれば良かったのに(笑)

■オープニング2

[市民(女の子)]
グスン、グスン・・・▼↓

[市民(男の子)]
もう、泣くのやめなよ・・・

[市民(女の子)]
だって・・・グスン・・・▼⇒

[市民(男の子)]
また
兵隊さんに怒られちゃうよ
『うるさい』って・・・

[市民(女の子)]
怒られてもいいもん!▼⇒

怒られて、きらわれたら
おうちに帰してもらえるかも
しれないじゃない・・・▼↓

おうちに帰りたいよ・・・

■アスベル⇔リーフの会話

[アスベル]
リーフ様!!
やっとあえた!
ぼくです、アスベルです!!▼↓

[リーフ]
アスベル!?
・・・どうしてこんなところに?
ターラじゃなかったのか?

[アスベル]
リーフ様が街を出られたあと
ぼくもすぐに後を追いました▼⇒

でも
どこに行かれたのかわからなくて
半年前からこの街に・・・▼↓

[リーフ]
すぐって!?
・・・じゃあ3年前から、ずっと・・・

[アスベル]
ええ
だって、約束したでしょう▼⇒

ぼくたちで力をあわせて
トラキアを取り戻そうって▼↓

それなのに
ぼく一人を置いて行くなんて
ひどいですよ、リーフ様▼↓

[リーフ]
ごめん・・・
でもあのときは仕方がなかったんだ▼↓

ターラは帝国軍に包囲されて
ぼくはもう死を覚悟した▼↓

まさか
逃げ出せるなんて思わなかった▼↓

だから
アスベルを巻き込みたくなかったんだ

[アスベル]
そんなこと・・・
生死は共にと誓い合ったでしょう▼⇒

それとも
あの誓いは
子ども同士のお遊びだったのですか?▼↓

ぼくは今でも覚えています
ぼくはリーフ様の力になると決めたんです▼↓

[リーフ]
アスベル・・・

[アスベル]
リーフ様、トラキアを取り戻してください
そのためなら
ぼくはどんな苦労もいといません!


†このテの魔道士は、もはやFEのお約束になりましたね(笑)

■カリン→セティの会話

[カリン]
セティ様!!
ああっ
やっぱりセティ様だっ

[セティ]
うん?
カリンじゃないか?・・・▼⇒

どうしたんだ?
国を出てきたのか?▼↓

[カリン]
はいっ
王子様をさがすために!

[セティ]
私を探すため?・・・
フィーに頼まれたのか?
それとも母上が・・・▼⇒

[カリン]
・・・・・・
セティ様、大事なことを
お話しなければなりません

[セティ]
なんだ?
聞かせてくれ▼⇒

[カリン]
実は・・・
ああっ・・・
・・・・・・

[セティ]
カリン、言いたいことがあるなら
はっきりと言ってくれ
泣いているだけではわからない!▼⇒

[カリン]
はい・・・
実は、王妃さまが・・・

[セティ]
母上が!?
ま、まさか!・・・▼⇒

[カリン]
はい・・・
もう二月も前に・・・

[セティ]
母上が・・・
母上が亡くなられたのか・・・▼⇒

[カリン]
セティ様・・・

[セティ]
間に合わなかったのか・・・
父上に・・・一目だけでも
会わせてあげたかったのに・・・▼⇒

[カリン]
セティ様
シレジアにお戻りください
フィー様が待っておられます

[セティ]
フィー・・・
あの子はどうしてる?
元気なのか?▼⇒

[カリン]
みなの前では泣くまいと必死ですが
私と二人だけのときは
もう涙もかれるほどに・・・▼↓

セティ様はひどすぎます
なにもかも幼いフィー様におしつけて
ご自分はこんなところで・・・▼↓

フォルセティの継承者である王子なら
勇者とよばれるのは当然です▼↓

でも、そんなことでいい気になって
母上や妹君をほっておくなんて▼↓

それでシレジアの王子と
言えるのでしょうか!

[セティ]
カリン・・・
確かに、きみの言うとおりだ▼⇒

だが、母上のご病気は
父上にしか治せなかったし▼↓

私がそばにいたとしても
何一つできることはなかった▼↓

ただ、弱ってゆく母上を見ているだけだ・・・
だから・・・
どうしても父上を探しだしたかった▼↓

[カリン]
では、どうしてマンスターに?

[セティ]
父上は半年前までマンスターにおられた
そのうわさを聞いてすぐに来たが
もう旅立たれたあとだった▼⇒

しかし、この街の人たちが
あまりに哀れで
見捨てることができなかった▼↓

[カリン]
そうだったのですか・・・
ごめんなさい
ひどいことを言ってしまって・・・

[セティ]
カリン
すまないがもう少しだけ
時間をくれないか▼⇒

この街から
レイドリックを追い出せたら
私はシレジアに帰る▼↓

そんなに時間はかからない
せめて、あと半年・・・▼↓

[カリン]
では私もセティ様とともに
この街に残ります

[セティ]
カリン、気持ちはうれしいが
きみがいては戦えない
国に戻ってくれ▼⇒

[カリン]
・・・そうですね
私ではセティ様のお役に立つどころか
足手まといになるだけ・・・▼↓

わかりました
私は、国に戻ります▼↓

セティ様
シレジアに帰ってくださいますね
きっと・・・約束ですよ

[セティ]
ああ、約束する
そのしるしに
これをカリンに渡しておこう▼⇒

[カリン]
何ですか?
この古びたぬのきれは?・・・

[セティ]
これはシレジア王家の宝物だ▼⇒

聖戦士セティが
書き残したという古文書で
不思議なちからが秘められている▼↓

本当は王妃を迎えるときに
与えるものだが
カリンに預けておくよ▼↓

[カリン]
そんな大切なものを私に?
と、とんでもありません!

[セティ]
カリン・・・
母上のことはすまなかった▼⇒

フィーを助けてくれたことも
感謝している▼↓

これは私の気持ちなんだ
受け取ってほしい▼↓

[カリン]
・・・わかりました
でもお預りするだけですよ▼↓

シレジアに戻られたら
きっとお返ししますから!

[セティ]
カリン、シレジアでまた会おう
それまで元気でいろ▼⇒

[カリン]
はい!
セティ様もどうかお元気で!


†王妃に渡すようなものを受け取っておきながら、必ず返すってカリンは言うし…。セティ様、ちょっとショック?

■市民のいる牢屋の扉(上)を開けたとき

[市民(男の子)]
えっ、お父さんのところに
帰ってもいいの?▼↓

わかってるよ
みぎの通路から逃げればいいんでしょう
ありがとう!

■市民のいる牢屋の扉(下)を開けたとき

[市民(女の子)]
はやくおうちに帰りたい・・・
グスン、グスン
どうすれば帰れるの?▼↓

うん、みぎの道から・・・
じゃあ、そうする・・・クスン
・・・ありがとう・・・


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