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会話集/章別会話/序章 リインカーネーション
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*序章 リインカーネーション [#g74a815a]
#contents(fromhere)
**概要 [#j3fbb52e]
高校生の蒼井樹は、同級生の赤城斗馬に誘われて~
海岸沿いにあるテレビ局のイベントスペース・~
だいたま展望台を訪れる。~
けれど、待ち合わせ時間になっても、~
斗馬は姿を見せず…遅刻の連絡が届く。~
とりあえずイベントを見ながら、~
時間をつぶすことにした樹の目に入ったのは~
幼馴染の織部つばさだった。~
つばさが出場したアイドルオーディションを~
ミラージュなる謎の存在が襲撃。~
絶望的な状況だが、つばさを助けに行く樹。~
身を危険に晒しながらも不思議な力を覚醒させ、~
つばさを救出。つばさもまた、秘めたる力に~
目覚めるのだった。~
後から合流した斗馬の助けもあり、~
樹たちは見事、ミラージュを~
撃破することに成功する。~
''(だいたま展望台)''
:[樹]|なんかイベントやってる……。~
それにしても遅いな、トウマ。~
ん?~
コミュニケーションツール TOPIC
ゲーム中、樹(イツキ)はTOPICという
コミュニケーションツールを持ち歩いています。
TOPICによるコミュニケーションは
専用のTOPIC画面の中で行います。
通常は+を押すとTOPIC画面を表示します。
ただしストーリー上で重要な着信があった時は
TOPIC画面が自動的に表示されます。
~
斗馬「すまんイツキ少し遅れる!」
斗馬「エキストラの仕事ようやく終わった」
斗馬「俺から誘ったのに悪いな」
《選択》
-気にするなって
-もう帰る
--「気にするなって」を選択
樹「気にするなって」
斗馬「感謝 本当にすまん!」
--「もう帰る」を選択
樹「もう帰る」
斗馬「おいおい そんな怒るなよー
謝ってるだろ この通り!」
斗馬(スタンプ)
樹「冗談だよ」
《共通》
斗馬「あ そういえばお台場で
ツバサちゃんらしき人影を見たんだけど
お前 何か聞いてねーか?」
樹「いや…」
斗馬「人違いだったんかな…
まぁいいや とにかく急ぐから
もうちっと待っててくれい!」
斗馬(スタンプ)
:[樹]|(しばらくこのあたりをうろついてみるか……。)~
:[樹]|ツバサ?~
~
(つばさに話しかける)
:[つばさ]|え!?い、イツキ君!?
:[樹]|やっぱりツバサだった。
:[つばさ]|きょ、今日は~
トウマ君と一緒じゃなかったの!?
:[樹]|トウマが遅れてるんだ。~
だから、しばらくここで時間をつぶすつもり。
:[つばさ]|うぐ、トウマ君め…。
:[樹]|ツバサ?
:[つばさ]|え、え~っと…。~
そ、そういえば、今度!~
Kiriaが渋谷のど真ん中で~
ライブやるって知ってる? すごいよね!
《選択》
-うん、すごい。
-…『きりあ』?
--「うん、すごい。」を選択
:[樹]|うん、すごい。
:[つばさ]|だよねだよね!Kiriaって、~
今や日本の女性トップアーティストだもん。~
憧れちゃう…。
:[樹]|ツバサは本当にKiriaのこと好きだね。
:[つばさ]|大ファンですから!~
--「…『きりあ?』」を選択
:[樹]|…『きりあ?』~
確か、ツバサが好きな…歌手だっけ。
:[つばさ]|もう…ずっとお勧めしてるのに~
どうしてうろ覚えなのかな。~
Kiriaは今や、~
日本の女性トップアーティストだよ?~
イツキ君も聴こうよ!
《共通》~
:[つばさ]|イツキ君も聴こうよ!
:[樹]|気が向いたら。
:[つばさ]|約束だよ?
:[樹]|はいはい。
:[つばさ]|その生返事…聴く気ないよね。~
むぅ~…。~
イツキ君は幼なじみなんだから、~
もっと私のお願いを真剣に聞くべきだと思う。~
決めた、Kiria聴かなかったら…~
パフェをおごってもらいます、もちろん特大の!
:[樹]|それくらいなら奢るけど。~
そこまでKiriaを布教しなくても。
:[つばさ]|そんなことないよ! だって私、~
イツキ君とKiriaの話したいもん!
:[樹]|まあ、Kiriaの話は置いといて…~
話を戻すと、ツバサって~
だいたまで何か用事?
:[つばさ]|うまく誤魔化せたと思ったのに!?~
い、いやいや、えっとえっと…。
:[アナウンス]|新世代アイドル発掘オーディション、~
ワン・オブ・ミレニアムに出場予定の方は~
受付まで集合してください。
:[つばさ]|あぁっ、たたた大変!~
き、急用を思い出した! い、行かなきゃ!~
そういうわけだから…じゃあねっ!
:[樹]|ツバサ?
:[樹]|(奥の方が賑わっているようだな…。~
トウマもまだ来そうにないし、~
見に行ってみるか…)
**ワン・オブ・ミレニアム [#r6929e73]
''(オーディション会場)''
:[司会者]|新世代のアイドル発掘オーディション、~
ワン・オブ・ミレニアムも今回で最終選考…。~
私は司会の五十院輝です。
:[五十院]|さてさて、この中からデビューの栄冠を~
手にするのは果たして誰か!~
会場の皆さんも気になってますよねー?
:[会場の歓声]|おおおぉぉぉ!
:[五十院]|私もです!!~
司会の五十院によるアイドルオーディションが
始まったようだ…。
:[五十院]|次は4番、織部つばさちゃん。
:[会場の歓声]|おお……!
:[樹]|え? ツバサ?
:[つばさ]|織部…つばさです!~
よろしくお願いしましゅ!
:[会場の歓声]|くすくす……!
:[つばさ]|うぅ…噛んじゃった。
:[樹]|なんでツバサがオーディションに…?~
…え?~
さっきのは…いったい…?
:[五十院]|ツバサちゃんは~
どんなアイドルになりたいですか?
:[つばさ]|わ、私は…みんなを元気にしてあげられる…~
アイドルになりたいです!
:[会場の歓声]|おお……。
:[五十院]|じゃあ、ツバサちゃんが~
そう思うようになったきっかけは?~
皆さんも聞きたいですよねー?
:[会場の歓声]|聞きたーい!
:[つばさ]|えっと…。~
私…昔、~
ひどくふさぎ込んでしまったことがあって…。~
周りの人たちは私を気遣ってくれたんですけど、~
それがプレッシャーになってしまった~
というか…。~
でも、幼なじみだけは、さりげなく…~
普段と同じように私に接してくれて…。~
それが励みになって…~
少しずつ元気が出るようになりました。~
だから、私も…幼なじみのように、誰かを~
元気にしてあげられるようになりたいです。
:[樹]|……。
:[五十院]|ところで、その…ふさぎ込んでしまったのは、~
何があったんでしょうか?
:[つばさ]|え…それは…。
:[五十院]|もしかして、お姉さんと関係ありますか?
:[つばさ]|……っ!?
:[五十院]|ツバサちゃんのお姉さんは~
アイドルの織部彩羽さんですよね?
:[つばさ]|はい…そう、です。
:[五十院]|言ってくれなきゃー~
こんな大切な情報、どうして黙ってるかなあ。~
で、どんなお姉さんだったの?
:[つばさ]|明るくて、歌が上手で…~
何より…と、とても優しい姉でした。
:[五十院]|でもでも、ツバサちゃんのお姉さんは、~
5年前の…いわゆる『こけら落とし消失事件』で~
消えてしまったんですよね!
:[つばさ]|……。
:[怪しむ観客]|なんか…質問、変じゃね?
:[事情通の男性]|『こけら落とし消失事件』って、~
昔、役者とか観客が集団消失したアレか?
:[五十院]|消えてしまった大好きな姉を思い、悲しむ少女。~
なんという悲劇!~
私も涙無しでは語れません!~
しかし、しかしですよ! ここで問題です。~
ツバサさん。あなたの大いなる才能と引き換えに~
大好きな、お姉さんに会えるとしたら……~
どうしますか?
:[つばさ]|…………。
:[五十院]|実は……あなたのお姉さん、織部彩羽さんを~
この場に呼んでいます!
:[つばさ]|……え?お、お姉ちゃんを!?
:[五十院]|はい、騙されたー!~
単純バカにはペナルティ!~
お前も、姉と同じになれえええええええ!
:[怯える観客]|ひぎゃああああああっ!~
や、やめっ、おおぉ……。
:[怯える観客]|なっ、なんなのよぉ!~
いやあああ! ああ、ぁぁ…。
:[五十院]|あはははははは!!~
さあ、お前ら!~
人間どもからパフォーマを奪いつくせ!!
:[樹]|うぅ…何が…起こってる……?
:[つばさ]|いやああああああああああああっ!!
:[樹]|クッ!
:[五十院]|お前たち、絶対にそいつを逃がすな!~
アレの依り代の最有力候補だ!
:[つばさ]|いやああああああ……!!
:[樹]|ツバサ!
:[つばさ]|た、助けて…!~
イツキ君!
:[樹]|くっ……!~
一体…何が起こって…!~
…つ、ツバサっ!
~
:[樹]|助けに…行かないと……!
メニューとセーブ
Yでメニューを開くことができます。
行動を記録したい場合は、メニュー内の
Systemからゲームデータの
セーブを行うことができます。
こまめにセーブすることを心がけましょう。
また、ゲームを進めていくと
メニュー内に様々な機能が追加されていきます。
~
:[樹]|(この先にツバサがいるはずだ…!)~
《選択》
-手を伸ばしてみる
-一度様子を見よう
--「手を伸ばしてみる」を選択
**幻想だいたま [#la657d71]
''(幻想だいたま上層)''
:[樹]|ツバサ…!~
え…ここはいったい…?~
だいたま…なのか…?
:[謎の少女]|…急いで……。
:[樹]|え?
:[謎の少女]|…あの人が危ない……。~
この奥へ…急いで…。
:[樹]|今の子は……?~
…いや、今はツバサを捜そう。
~
斗馬「おい だいたま
ヤバいことになってるんだけど
お前今どこにいるんだ?」
樹「だいたまだと思う…
変な門みたいなのくぐったら
わけが分からない場所で…」
斗馬「まずいな
そこは危険だ」
樹「知ってるのか?」
斗馬「説明してる暇はない!
すぐにそこから出ろイツキ!」
樹「よくわからないけど…」
樹「ツバサが化け物にさらわれたんだ
放っておくわけにはいかない」
斗馬「おい!イツキ!」
:[女性の声]|キャアアアアアアア!!
:[樹]|クッ!
''(幻想だいたま下層)''
:[女性の声]|キャアアアアアアア!!
:[樹]|今の声は…!?~
~
(ムービー)
~
:[樹]|(扉の向こうに、危険な気配を感じる…。~
どうしようか?)~
《選択》
-進もう
-やめておこう
--「進もう」を選択
:[つばさの声]|…いや……やめ……。
:[樹]|!!~
ツバサっ!
:[異形の男]|…寄こせ……力…。~
寄こせ……寄こせ……。
:[樹]|うわっ!~
~
(ムービー)
~
''(展望台内部)''
:[異形の男]|くっ…俺は何をしていたんだ…。
:[樹]|く……っ!
:[異形の男]|ここは…俺が食い止める!
:[樹]|ど…どうして…?
:[異形の男]|話は後だ!~
お前はあの子を助けてやれ!
:[つばさ]|うぅ…っ!
:[樹]|ツバサ!
:[異形の男]|……急げ!
:[樹]|くっ…でも、ツバサを助けるには…~
どうすれば……。
:[つばさ]|イツキ…君…?
:[樹]|…うん!~
~
(ムービー)
~
:[異形の男]|なんとか倒せたようだな。
:[異形の女]|戻ることもできるみたいね。
:[異形の男]|まだ状況が理解できんが~
俺の名が『クロム』ということだけは~
覚えている…。
:[樹]|クロムか…ありがとう。~
おかげで、ツバサを助けることができた。~
俺はイツキ…蒼井樹っていうんだ。
:[クロム]|アオイイツキ、か…。
:[樹]|?
:[クロム]|こちらこそ礼を言わせてくれ。~
お前の内に秘めた輝きが~
俺の闇を払ってくれたんだ。~
…ありがとう。~
そして、よろしく、イツキ。
:[樹]|……ああ!~
よろしく、クロム!
:[異形の女]|私は『シーダ』。~
あなたは、ツバサ、という名前なの?
:[つばさ]|え? あ、はい!~
織部つばさ、18歳です!
:[シーダ]|ごめんなさい、ツバサ。~
私のせいで…怖かったわよね?
:[つばさ]|それは…~
はい、確かに怖かったです。~
でも、あなたがいなかったら、~
今ごろどうなってたか分からないから…~
ありがとうございます、シーダさん。
:[シーダ]|シーダでいいわ…~
ツバサは優しい子ね。
:[樹]|それで…結局クロムたちって何者?~
俺たちを襲ったり助けたり…。
:[クロム]|待ってくれ!~
俺は、なぜ自分がここにいるのかすら、~
分からないんだ!!
:[つばさ]|シーダも…ですか?
:[シーダ]|私も、思い出そう…とはしてるのだけど…。
:[つばさ]|そっか…どうしよう、イツキ君?
:[クロム]|それだが…できるだけ早く脱出した方がいい。~
あれが、敵の全てだとは限らない。
:[樹]|クロムの言うとおりだ。~
詳しい事は生き延びてから考えよう。
~
マップの活用
移動中は、画面左下のミニマップで
現在地の周辺を確認することができます。
また+でTOPIC画面を開き、
L/Rを押してMAPを選ぶと、
これまで踏破した場所が全て表示される
全体マップを確認することができます。
ミニマップと全体マップを活用して
危険なダンジョンを切り抜けてください。
~
''(幻想だいたま下層)''
:[クロム]|待て、イツキ。
:[樹]|(ここにも敵が…!)
エネミーシンボルと剣攻撃
目の前に見えているのは、
敵ミラージュの存在を示すシンボルです。
このシンボルに接触するとバトルが始まります。
Xで剣攻撃を行い、シンボルを
斬り倒し、バトルを回避することも可能です。
また、倒れた状態のシンボルに接触すると
先制攻撃が成功することもあります。
積極的に剣攻撃を活用していきましょう。
:[クロム]|かなりの敵がひそんでいるようだな……。~
生き残るためにも、体力に気を配って~
早めの回復をするんだ。
''(幻想だいたま上層)''
斗馬「イツキ 無事か!?」
樹「ああ なんとか
それとツバサも無事だよ
合流できた」
斗馬「で
今お前どの辺りにいる?」
樹「わかるわけないだろ…」
斗馬「オーケーバカ野郎…
だったら出口に向かえ いいな?」
斗馬「南の方に丸っこい建物があるはず
そこが出口だからそれを探せ!」
斗馬「いいか? くれぐれも気をつけろよ…
絶対に死ぬんじゃねーぞ!」
:[樹]|あそこか…。
:[つばさ]|きゃあああ!~
い、イツキ君っ!
:[樹]|くっ…!
~
:[樹]|…化け物たちが落とすコレって、なんだろう?
:[クロム]|それは…『パフォーマ』だ。~
おそらく、人間たちから奪ったものだろう…。
:[つばさ]|ぱふぉーま?
:[シーダ]|あなたたち人間のみが持つ内なる力…~
そして…私たちのような存在の糧となるものよ。
:[樹]|オーディションの司会者は…~
このパフォーマを狙って~
人をさらっていたのか…。
:[つばさ]|でもこれ、キラキラしててキレイだね!
:[シーダ]|ふふ…ツバサの中からも、~
パフォーマの輝きを感じるわ。
:[樹]|人間の持つ力…か。
:[樹]|(扉の向こうに、危険な気配を感じる…。~
どうしようか?)~
《選択》
-進もう
-やめておこう
--「進もう」を選択
:[五十院]|そこで止まれっ、つばさ!
:[つばさ]|きゃあっ!?
:[樹]|お、オーディションの司会者…!?
:[五十院]|シーダめ、取りこまれやがって…~
俺から逃げられると思うな!!
:[つばさ]|ひっ…。
:[五十院]|で、そっちの男…貴様は誰のマスターだ?~
随分と強いパフォーマを感じるが…。
:[クロム]|こいつ…今までの敵と違う!~
気をつけろイツキ!!
:[五十院]|クロム!?~
はは……あはははははははは!!~
見つけた……シーダだけでなく、~
クロムの器も見つけたああああああ!!
:[樹]|くっ…!
:[男の声]|無事か、イツキ!?
:[樹]|え、その声……。
:[樹&つばさ]|トウマ!!
:[斗馬]|待たせたな、ヒーロー参上だぜ!~
''(戦闘開始)''
:[斗馬]|へっ、決まったぁ! …って、あれ?~
イツキたちもマスターになってるのかよ!
:[男の声]|どうやら、そのようだな。
:[五十院]|あはははははははは!!
:[斗馬]|…あ?
:[五十院]|ミラージュが増えたあ!~
全員、俺と共に来てもらうぞ!
:[斗馬]|……はっ、そう簡単に行くかよ!~
逆にあんたから、~
そのミラージュ追い出してやるぜ!~
''(戦闘終了、展望台内部)''
:[斗馬]|悪のミラージュ討ち取ったりぃ~ってな!
:[男の声]|勢いに乗ったいい戦いぶりだったぞ、~
トウマ。だが、まだ動きに無駄が多いな。
:[斗馬]|あー、はいはい、分かってる分かってる。~
けどな、物事にはケレン味ってもんが~
必要なんだよ。~
というか…死んでねえだろうな、この人。~
なあカイン、確かこれで元に戻るって~
言ってたよな?
:[カイン]|そのはずだ。~
しかし…ミラージュに憑依された人間とは、~
ああも変わってしまうのか…。
:[斗馬]|おっと、紹介しておくぜ。~
コイツはカイン。俺の相棒だ。~
で、カイン。~
こっちはイツキとツバサちゃんな。
:[カイン]|アオイイツキにオリベツバサだな。~
きみたちの名前はトウマからよく聞いている。~
面白い友人だと。
:[つばさ]|面白い…?
~
:[斗馬]|イツキ。お前がイドラスフィアに~
入ったって分かった時はゾッとしたぜ。
:[樹]|イドラスフィア?
:[斗馬]|今いるこの世界のことだ…~
マジで心配したんだからな。
:[樹]|ごめん、悪いとは思ったんだけど…~
あの時は、ツバサを助けることだけで、~
頭がいっぱいだったんだ。
:[斗馬]|んなこたあ分かってる。~
俺は、イツキならそうすると思ったから、~
釘を刺したんだ。~
お前はこういう時、平然と無茶するからな…~
でも、今回はさすがに頑張りすぎだぜ?
:[樹]|それよりトウマ…~
…どうして黙ってたんだ?~
こんな危ない事に関わってたなんて…。
:[斗馬]|ヒーローは正体を隠すものだ。~
特に、親しい友人にはな。
:[樹]|トウマ……。
:[斗馬]|……正直なところ、~
イツキに余計な心配をさせたくなかったんだ。~
だから黙ってた。~
すまなかった、イツキ。
:[樹]|…いや、謝ることじゃないよ。~
トウマの気持ちも分かるし…。
:[斗馬]|サンキュー、イツキ。~
…っていうか、お前もミラージュマスターに~
なっちまったんだな…。
:[樹]|ミラージュマスターって?
:[斗馬]|カインたちのことを『ミラージュ』っていって、~
ミラージュと共に戦う人間を~
『ミラージュマスター』っていうらしい。
:[樹]|なるほど。
:[斗馬]|…お前落ち着きすぎだろ…~
なんで、そんないつも通りなんだよ。
:[樹]|そうかな…?
:[斗馬]|強いな、イツキは。~
それじゃ、ここで話してても仕方ねえし、~
さっさとイドラスフィアを出ようぜ。
:[斗馬]|これでだいたまに戻れるな。
:[異形の者]|ウウゥゥゥ…!
:[別の異形の者]|パフォーマ……~
パフォーマヲォ、ヨコセェ……!
:[つばさ]|うぅ! たくさん出たぁ!
:[斗馬]|チッ、流石にこの数は厳しいな…。~
《選択》
-逃げよう!
-戦うしかない…!
--「逃げよう!」を選択
:[樹]|逃げよう!~
この数相手じゃとても勝てない!
:[斗馬]|けど、囲まれてて逃げられそうにないぜ…!
--「戦うしかない…!」を選択
:[樹]|こうなったら、戦うしかない…!
:[つばさ]|でも、敵の数が多すぎるよ…!~
《共通》
:[女の声]|その場を動くな!
:[樹]|えっ!?
~
:[斗馬]|キリアさん!?
:[霧亜]|……。
:[つばさ]|え、Kiria!?~
な、なんで生Kiriaがここに!?~
ああ、Kiriaがこっちを見てる…~
それに、もしかしてKiriaも~
ミラージュマスター…?~
ど、どうしよう、~
なんだか頭がドキドキしてきたよ…。
:[樹]|い、いや、ツバサ…~
普通、頭はドキドキしないと思うよ。
:[つばさ]|…って!?しまった、イツキ君!~
私、色紙持ってない!~
これじゃサインしてもらえないよ!
:[霧亜]|あの少年は……。~
………。
:[つばさ]|あ…~
キリアさん、行っちゃった…。~
サイン、欲しかったな。
:[樹]|えーっと、サインから離れて…~
とにかく今はここを出た方がいいかな。
''(オーディション会場)''
:[樹]|…やっと戻ってこれたな。
:[斗馬]|とりあえず2人ともお疲れさん。
:[つばさ]|なんかいろいろあったけど…~
本当戻ってこれてよかったぁ。
:[樹]|まったくだよ……。~
ああ、疲れた。
~
:[女性]|終わったようね、トウマ君。
:[斗馬]|ええ。~
最後はキリアさんに助けられましたけど。
:[女性]|……この2人は?
:[斗馬]|蒼井樹と織部つばさ…俺の友人っす。
:[つばさ]|あ、はい。織部つばさです。
:[樹]|…蒼井樹です。
:[斗馬]|マイコさん。この2人、今回の件で~
マスターとして覚醒したみたいっすよ。
:[女性]|……マスターとして…。~
……因果なものね…。
:[樹]|えっと、あなたは…?
:[女性]|私は志摩崎舞子。
:[舞子]|今回だいたまで起こったような事件を~
調査している者たちの…~
そうね、リーダーってとこかしら。
:[樹]|…調査?
:[舞子]|ええ。『ミラージュ』による事件は、~
公にはなっていないけれど、~
たびたび起こっているわ。~
………『こけら落とし消失事件』。~
あの事件の事…~
もちろんあなたは知っているでしょう?
:[樹]|…何人もの観客や俳優が一瞬のうちに~
消え去ってしまった事件…ですよね…。
:[舞子]|あの事件もミラージュの仕業よ。~
私たちもまだ、彼らの正体を掴めていないわ。~
ただ…イドラスフィアと呼ばれる空間に潜み~
人間たちに害をなす存在…~
…ということは確かよ。~
彼らは物理法則から外れた存在…~
兵器などの手段で駆逐することはできないわ。~
ミラージュを倒せるのは~
ミラージュの力だけ。
:[樹]|さっき俺たちに協力してくれた…~
クロムとシーダ…みたいな?
:[舞子]|察しがいいわね。~
そう、一部のミラージュは、特殊な才能を持つ~
人間に感応し、力を貸してくれる…。~
協力者となったミラージュの力で~
人類の天敵に対抗しえる者…~
それが『ミラージュマスター』よ。~
私たちはミラージュの起こす事件を収めるため、~
常にマスターの力を必要としている。~
けど、マスターの素質を持つ者は、~
あまりにも少ないの…。
:[つばさ]|………。
:[樹]|ツバサ?
:[つばさ]|……私に協力させてください。
:[樹&斗馬]|ええっ!?
:[つばさ]|うまくできるかわからないですけど…~
もし私にその素質があるなら……~
協力させて下さい!
:[舞子]|なるほどね。~
あなた、織部彩羽の妹でしょう?
:[つばさ]|な…なんでそれを…?
:[舞子]|私たちはあなたのことを~
5年前から知っている…。~
もっとも、こんな形で~
ツバサちゃんに関わることになるとは~
思ってもみなかったけど。~
…5年前の『こけら落とし消失事件』で~
織部彩羽は、公演を見に来ていた~
ツバサちゃんの目の前で消えてしまった。
:[つばさ]|……はい。
:[舞子]|…ミラージュマスターとして活動すれば、~
手がかりがつかめるかもしれない…~
…そう考えたわけね?
:[つばさ]|私、ずっとお姉ちゃんのこと捜してて…。~
オーディションを受けたのも、芸能界に~
入れば何かが分かるかもって思って……~
もし、お姉ちゃんの手がかりが見つけられるなら~
私…ミラージュマスターになります!~
な、なりたいですっ!
:[舞子]|………。~
わかったわ。~
ツバサちゃん、これからよろしくね。
:[つばさ]|あ、ありがとうございます!
:[舞子]|イツキ君はどうかしら?~
《選択》
-分かりました。
-そう言われても…。
--「分かりました。」を選択
:[樹]|分かりました。~
俺にできることがあるなら…~
協力します。
:[つばさ]|イツキ君!
:[斗馬]|イツキならそう言うと思ってたぜ。
:[舞子]|ありがとう、イツキ君。~
素直な子は好きよ。
--「そう言われても…。」を選択
:[樹]|そう言われても…。
:[舞子]|そう…~
確かにいきなり化け物と戦えと言われても、~
そんな危険なこと、ためらうのが当然よね。~
でも、そんな危険なことをツバサちゃんだけに~
やらせていいの?
:[樹]|……痛いところをついてきますね…。
:[舞子]|ふふ。私、欲しいものは絶対に~
手に入れる主義なのよ。
:[樹]|……。
:[つばさ]|イツキ君…。
:[斗馬]|イツキ…。
:[樹]|…分かりました。俺も協力します。
:[つばさ]|イツキ君…。
《共通》
:[樹]|これから、よろしくお願いします。~
志摩崎さん。
:[舞子]|ノンノン、マイコよ。イツキ君。私、~
名前で呼ばれる方がフレンドリーで好きなの。~
はい、もう一回!
:[樹]|は、はぁ…。~
よろしくお願いします。~
マイコ…さん。
:[つばさ]|イツキ君…本当にいいの?
:[樹]|ツバサだけに危険なことを~
やらせるわけにはいかないからな。
:[つばさ]|ありがとう…。~
イツキ君が一緒にいてくれるだけで、~
私、頑張れるよ!
:[斗馬]|おーい、俺もいるんですけど。~
もしかして、お邪魔だった?
:[つばさ]|そ、そんなことないよ!~
トウマ君も頼りにしてるよ。
:[舞子]|ふふ。仲いいわね、あなたたち。
:[斗馬]|はっはっは。~
マイコさんもあと10歳若ければ、~
混ざれたんすけどね。
:[舞子]|トウマ君?~
後でマイコさんとじ~っくりお話しましょうか?~
あなたの未来について。
:[斗馬]|ぜ、全力で遠慮します!!
:[舞子]|…さて。~
トウマ君。イツキ君とツバサちゃんを~
私たちのアジトに案内してあげて。
:[樹]|アジト?~
そんなものがあるんですか?
:[舞子]|秘密組織にアジトはつきものでしょう?
:[斗馬]|いやいや、マイコさん。~
アジトって、あれは…。
:[舞子]|それじゃ私はちょっと寄っていくところが~
あるから、またあとでね。
:[斗馬]|…仕方ねえな。~
それじゃ案内するよ、『アジト』にな。
**マップ会話 [#qa1c1e8c]
''(だいたま展望台)''
:[女性スタッフ]|間もなく最終オーディションが始まります!~
ご観覧の方は通路にそって~
奥までお進みください!
:[付き添いのお兄さん]|はぁ、参ったなぁ……。~
妹ったら、ここに来たら自分もアイドルに~
なれるんだって思い込んでんだよ。
:[アイドル志願の女の子]|お兄ちゃん!~
あたしも『まもりん』みたいに、なりたいの!~
ゼッタイ、なりたいの!
:[TVカメラマン]|とりあえず、撮っとく?
:[ウタロイドのファン]|3次元になぞ、興味ありませぬぞ!~
ウタロイド・TiKi最高!~
自分も作曲できたら歌わせてみたい!
:[オタクな社会人]|ウタロイド"TiKi"には夢がある!~
ただの空想アイドルじゃない!~
そうじゃなけりゃ、こんなに流行るものか!
:[おさげの女子高生]|"Kiria"の曲、3週連続1位だってさ!~
スゴイよね~!~
このオーディションに合格したら~
その"Kiria"と一緒に~
仕事できるかもしれないんでしょ?
:[ロングの女子高生]|アタシの知り合いもオーディションに出...
楽しみだよね~!~
''(幻想だいたま下層・展望台内部)''
:[つばさ]|イツキ君、来てくれてありがとう。~
すごく、嬉しかった……。~
''(幻想だいたま上層・展望台内部)''
:[斗馬]|何はともあれ、~
2人が無事で良かった。~
災難だったな、ツバサちゃん。
:[つばさ]|うん…。~
すごく怖かった…。~
けど、イツキ君が助けに来てくれたから。
:[斗馬]|大丈夫だったってわけね。~
まあ、ツバサちゃんにとっちゃ~
ヒーローはイツキって決まってるからな。
:[つばさ]|ちょっ!?~
ひ、ヒーローとか、何言ってるのかな!?
:[樹]|そうだよ、トウマ。~
ヒーローを目指してるのはお前じゃないか。
:[斗馬]|やれやれ……全然分かってねえな。
:[樹]|…? 俺、変なこと言ったかな?
:[つばさ]|…き、気にしなくていいんじゃないかな?
:[斗馬]|な、カイン。~
いつもこんな感じなんだ。この2人。~
俺が話してた通りだろ?
:[カイン]|聞いていた通りだな。~
だが、なぜだかとても懐かしい気になる。
(二回目以降)
:[斗馬]|最後まで気を抜くなよ?~
それじゃ、早く出ようぜ!
''(序章クリア後・だいたま展望台)''
:[五十院]|おや? 君とはどこかで会ったっけ?~
……なんか記憶が曖昧なんだよなぁ。~
俺、働き過ぎなのかもしれない。~
(二回目以降)
:[五十院]|深夜ラジオはハズせないから、~
テレビの仕事を減らそうかな……?
:[子連れのお父さん]|娘が『ドーゲンざうるす』が大好きでね。~
連れて行けってねだられたんだ。~
娘とのんびり過ごす休日も悪くないよ。
:[ぬいぐるみ好きの子]|ドーゲンざうるすってカワイイよね~!~
何色がいいかなぁ~?
:[事情通の男]|渋谷の毒ガステロだけど、~
テロって言ってるのオレだけって、どーよ?~
つまり、オレの方こそマイノリティー……。
:[ウサハミちゃん]|アタシ、ウサハミちゃん。~
甘い物が大好物なんだウサ~!
:[ピヨリーくん]|こんピヨ~!~
かけっこなら負けない、ピヨリーくんピヨッ!
:[ドーゲンちゃん]|ワタシ、ドーゲンちゃんかぷ~!
:[ドーゲンくん]|ドーゲンくんと友達になるガブ!
:[ロングの女子高生]|アタシの知り合い、Kiriaのファンなの。~
最近それがハジけちゃったみたいで、~
Kiriaと仕事するなんて言ってるのよね。
:[おさげの女子高生]|あ~あ……。~
SIV-LIVE行きたかったな~。
*コメント [#n6d83b3e]
#comment
終了行:
*序章 リインカーネーション [#g74a815a]
#contents(fromhere)
**概要 [#j3fbb52e]
高校生の蒼井樹は、同級生の赤城斗馬に誘われて~
海岸沿いにあるテレビ局のイベントスペース・~
だいたま展望台を訪れる。~
けれど、待ち合わせ時間になっても、~
斗馬は姿を見せず…遅刻の連絡が届く。~
とりあえずイベントを見ながら、~
時間をつぶすことにした樹の目に入ったのは~
幼馴染の織部つばさだった。~
つばさが出場したアイドルオーディションを~
ミラージュなる謎の存在が襲撃。~
絶望的な状況だが、つばさを助けに行く樹。~
身を危険に晒しながらも不思議な力を覚醒させ、~
つばさを救出。つばさもまた、秘めたる力に~
目覚めるのだった。~
後から合流した斗馬の助けもあり、~
樹たちは見事、ミラージュを~
撃破することに成功する。~
''(だいたま展望台)''
:[樹]|なんかイベントやってる……。~
それにしても遅いな、トウマ。~
ん?~
コミュニケーションツール TOPIC
ゲーム中、樹(イツキ)はTOPICという
コミュニケーションツールを持ち歩いています。
TOPICによるコミュニケーションは
専用のTOPIC画面の中で行います。
通常は+を押すとTOPIC画面を表示します。
ただしストーリー上で重要な着信があった時は
TOPIC画面が自動的に表示されます。
~
斗馬「すまんイツキ少し遅れる!」
斗馬「エキストラの仕事ようやく終わった」
斗馬「俺から誘ったのに悪いな」
《選択》
-気にするなって
-もう帰る
--「気にするなって」を選択
樹「気にするなって」
斗馬「感謝 本当にすまん!」
--「もう帰る」を選択
樹「もう帰る」
斗馬「おいおい そんな怒るなよー
謝ってるだろ この通り!」
斗馬(スタンプ)
樹「冗談だよ」
《共通》
斗馬「あ そういえばお台場で
ツバサちゃんらしき人影を見たんだけど
お前 何か聞いてねーか?」
樹「いや…」
斗馬「人違いだったんかな…
まぁいいや とにかく急ぐから
もうちっと待っててくれい!」
斗馬(スタンプ)
:[樹]|(しばらくこのあたりをうろついてみるか……。)~
:[樹]|ツバサ?~
~
(つばさに話しかける)
:[つばさ]|え!?い、イツキ君!?
:[樹]|やっぱりツバサだった。
:[つばさ]|きょ、今日は~
トウマ君と一緒じゃなかったの!?
:[樹]|トウマが遅れてるんだ。~
だから、しばらくここで時間をつぶすつもり。
:[つばさ]|うぐ、トウマ君め…。
:[樹]|ツバサ?
:[つばさ]|え、え~っと…。~
そ、そういえば、今度!~
Kiriaが渋谷のど真ん中で~
ライブやるって知ってる? すごいよね!
《選択》
-うん、すごい。
-…『きりあ』?
--「うん、すごい。」を選択
:[樹]|うん、すごい。
:[つばさ]|だよねだよね!Kiriaって、~
今や日本の女性トップアーティストだもん。~
憧れちゃう…。
:[樹]|ツバサは本当にKiriaのこと好きだね。
:[つばさ]|大ファンですから!~
--「…『きりあ?』」を選択
:[樹]|…『きりあ?』~
確か、ツバサが好きな…歌手だっけ。
:[つばさ]|もう…ずっとお勧めしてるのに~
どうしてうろ覚えなのかな。~
Kiriaは今や、~
日本の女性トップアーティストだよ?~
イツキ君も聴こうよ!
《共通》~
:[つばさ]|イツキ君も聴こうよ!
:[樹]|気が向いたら。
:[つばさ]|約束だよ?
:[樹]|はいはい。
:[つばさ]|その生返事…聴く気ないよね。~
むぅ~…。~
イツキ君は幼なじみなんだから、~
もっと私のお願いを真剣に聞くべきだと思う。~
決めた、Kiria聴かなかったら…~
パフェをおごってもらいます、もちろん特大の!
:[樹]|それくらいなら奢るけど。~
そこまでKiriaを布教しなくても。
:[つばさ]|そんなことないよ! だって私、~
イツキ君とKiriaの話したいもん!
:[樹]|まあ、Kiriaの話は置いといて…~
話を戻すと、ツバサって~
だいたまで何か用事?
:[つばさ]|うまく誤魔化せたと思ったのに!?~
い、いやいや、えっとえっと…。
:[アナウンス]|新世代アイドル発掘オーディション、~
ワン・オブ・ミレニアムに出場予定の方は~
受付まで集合してください。
:[つばさ]|あぁっ、たたた大変!~
き、急用を思い出した! い、行かなきゃ!~
そういうわけだから…じゃあねっ!
:[樹]|ツバサ?
:[樹]|(奥の方が賑わっているようだな…。~
トウマもまだ来そうにないし、~
見に行ってみるか…)
**ワン・オブ・ミレニアム [#r6929e73]
''(オーディション会場)''
:[司会者]|新世代のアイドル発掘オーディション、~
ワン・オブ・ミレニアムも今回で最終選考…。~
私は司会の五十院輝です。
:[五十院]|さてさて、この中からデビューの栄冠を~
手にするのは果たして誰か!~
会場の皆さんも気になってますよねー?
:[会場の歓声]|おおおぉぉぉ!
:[五十院]|私もです!!~
司会の五十院によるアイドルオーディションが
始まったようだ…。
:[五十院]|次は4番、織部つばさちゃん。
:[会場の歓声]|おお……!
:[樹]|え? ツバサ?
:[つばさ]|織部…つばさです!~
よろしくお願いしましゅ!
:[会場の歓声]|くすくす……!
:[つばさ]|うぅ…噛んじゃった。
:[樹]|なんでツバサがオーディションに…?~
…え?~
さっきのは…いったい…?
:[五十院]|ツバサちゃんは~
どんなアイドルになりたいですか?
:[つばさ]|わ、私は…みんなを元気にしてあげられる…~
アイドルになりたいです!
:[会場の歓声]|おお……。
:[五十院]|じゃあ、ツバサちゃんが~
そう思うようになったきっかけは?~
皆さんも聞きたいですよねー?
:[会場の歓声]|聞きたーい!
:[つばさ]|えっと…。~
私…昔、~
ひどくふさぎ込んでしまったことがあって…。~
周りの人たちは私を気遣ってくれたんですけど、~
それがプレッシャーになってしまった~
というか…。~
でも、幼なじみだけは、さりげなく…~
普段と同じように私に接してくれて…。~
それが励みになって…~
少しずつ元気が出るようになりました。~
だから、私も…幼なじみのように、誰かを~
元気にしてあげられるようになりたいです。
:[樹]|……。
:[五十院]|ところで、その…ふさぎ込んでしまったのは、~
何があったんでしょうか?
:[つばさ]|え…それは…。
:[五十院]|もしかして、お姉さんと関係ありますか?
:[つばさ]|……っ!?
:[五十院]|ツバサちゃんのお姉さんは~
アイドルの織部彩羽さんですよね?
:[つばさ]|はい…そう、です。
:[五十院]|言ってくれなきゃー~
こんな大切な情報、どうして黙ってるかなあ。~
で、どんなお姉さんだったの?
:[つばさ]|明るくて、歌が上手で…~
何より…と、とても優しい姉でした。
:[五十院]|でもでも、ツバサちゃんのお姉さんは、~
5年前の…いわゆる『こけら落とし消失事件』で~
消えてしまったんですよね!
:[つばさ]|……。
:[怪しむ観客]|なんか…質問、変じゃね?
:[事情通の男性]|『こけら落とし消失事件』って、~
昔、役者とか観客が集団消失したアレか?
:[五十院]|消えてしまった大好きな姉を思い、悲しむ少女。~
なんという悲劇!~
私も涙無しでは語れません!~
しかし、しかしですよ! ここで問題です。~
ツバサさん。あなたの大いなる才能と引き換えに~
大好きな、お姉さんに会えるとしたら……~
どうしますか?
:[つばさ]|…………。
:[五十院]|実は……あなたのお姉さん、織部彩羽さんを~
この場に呼んでいます!
:[つばさ]|……え?お、お姉ちゃんを!?
:[五十院]|はい、騙されたー!~
単純バカにはペナルティ!~
お前も、姉と同じになれえええええええ!
:[怯える観客]|ひぎゃああああああっ!~
や、やめっ、おおぉ……。
:[怯える観客]|なっ、なんなのよぉ!~
いやあああ! ああ、ぁぁ…。
:[五十院]|あはははははは!!~
さあ、お前ら!~
人間どもからパフォーマを奪いつくせ!!
:[樹]|うぅ…何が…起こってる……?
:[つばさ]|いやああああああああああああっ!!
:[樹]|クッ!
:[五十院]|お前たち、絶対にそいつを逃がすな!~
アレの依り代の最有力候補だ!
:[つばさ]|いやああああああ……!!
:[樹]|ツバサ!
:[つばさ]|た、助けて…!~
イツキ君!
:[樹]|くっ……!~
一体…何が起こって…!~
…つ、ツバサっ!
~
:[樹]|助けに…行かないと……!
メニューとセーブ
Yでメニューを開くことができます。
行動を記録したい場合は、メニュー内の
Systemからゲームデータの
セーブを行うことができます。
こまめにセーブすることを心がけましょう。
また、ゲームを進めていくと
メニュー内に様々な機能が追加されていきます。
~
:[樹]|(この先にツバサがいるはずだ…!)~
《選択》
-手を伸ばしてみる
-一度様子を見よう
--「手を伸ばしてみる」を選択
**幻想だいたま [#la657d71]
''(幻想だいたま上層)''
:[樹]|ツバサ…!~
え…ここはいったい…?~
だいたま…なのか…?
:[謎の少女]|…急いで……。
:[樹]|え?
:[謎の少女]|…あの人が危ない……。~
この奥へ…急いで…。
:[樹]|今の子は……?~
…いや、今はツバサを捜そう。
~
斗馬「おい だいたま
ヤバいことになってるんだけど
お前今どこにいるんだ?」
樹「だいたまだと思う…
変な門みたいなのくぐったら
わけが分からない場所で…」
斗馬「まずいな
そこは危険だ」
樹「知ってるのか?」
斗馬「説明してる暇はない!
すぐにそこから出ろイツキ!」
樹「よくわからないけど…」
樹「ツバサが化け物にさらわれたんだ
放っておくわけにはいかない」
斗馬「おい!イツキ!」
:[女性の声]|キャアアアアアアア!!
:[樹]|クッ!
''(幻想だいたま下層)''
:[女性の声]|キャアアアアアアア!!
:[樹]|今の声は…!?~
~
(ムービー)
~
:[樹]|(扉の向こうに、危険な気配を感じる…。~
どうしようか?)~
《選択》
-進もう
-やめておこう
--「進もう」を選択
:[つばさの声]|…いや……やめ……。
:[樹]|!!~
ツバサっ!
:[異形の男]|…寄こせ……力…。~
寄こせ……寄こせ……。
:[樹]|うわっ!~
~
(ムービー)
~
''(展望台内部)''
:[異形の男]|くっ…俺は何をしていたんだ…。
:[樹]|く……っ!
:[異形の男]|ここは…俺が食い止める!
:[樹]|ど…どうして…?
:[異形の男]|話は後だ!~
お前はあの子を助けてやれ!
:[つばさ]|うぅ…っ!
:[樹]|ツバサ!
:[異形の男]|……急げ!
:[樹]|くっ…でも、ツバサを助けるには…~
どうすれば……。
:[つばさ]|イツキ…君…?
:[樹]|…うん!~
~
(ムービー)
~
:[異形の男]|なんとか倒せたようだな。
:[異形の女]|戻ることもできるみたいね。
:[異形の男]|まだ状況が理解できんが~
俺の名が『クロム』ということだけは~
覚えている…。
:[樹]|クロムか…ありがとう。~
おかげで、ツバサを助けることができた。~
俺はイツキ…蒼井樹っていうんだ。
:[クロム]|アオイイツキ、か…。
:[樹]|?
:[クロム]|こちらこそ礼を言わせてくれ。~
お前の内に秘めた輝きが~
俺の闇を払ってくれたんだ。~
…ありがとう。~
そして、よろしく、イツキ。
:[樹]|……ああ!~
よろしく、クロム!
:[異形の女]|私は『シーダ』。~
あなたは、ツバサ、という名前なの?
:[つばさ]|え? あ、はい!~
織部つばさ、18歳です!
:[シーダ]|ごめんなさい、ツバサ。~
私のせいで…怖かったわよね?
:[つばさ]|それは…~
はい、確かに怖かったです。~
でも、あなたがいなかったら、~
今ごろどうなってたか分からないから…~
ありがとうございます、シーダさん。
:[シーダ]|シーダでいいわ…~
ツバサは優しい子ね。
:[樹]|それで…結局クロムたちって何者?~
俺たちを襲ったり助けたり…。
:[クロム]|待ってくれ!~
俺は、なぜ自分がここにいるのかすら、~
分からないんだ!!
:[つばさ]|シーダも…ですか?
:[シーダ]|私も、思い出そう…とはしてるのだけど…。
:[つばさ]|そっか…どうしよう、イツキ君?
:[クロム]|それだが…できるだけ早く脱出した方がいい。~
あれが、敵の全てだとは限らない。
:[樹]|クロムの言うとおりだ。~
詳しい事は生き延びてから考えよう。
~
マップの活用
移動中は、画面左下のミニマップで
現在地の周辺を確認することができます。
また+でTOPIC画面を開き、
L/Rを押してMAPを選ぶと、
これまで踏破した場所が全て表示される
全体マップを確認することができます。
ミニマップと全体マップを活用して
危険なダンジョンを切り抜けてください。
~
''(幻想だいたま下層)''
:[クロム]|待て、イツキ。
:[樹]|(ここにも敵が…!)
エネミーシンボルと剣攻撃
目の前に見えているのは、
敵ミラージュの存在を示すシンボルです。
このシンボルに接触するとバトルが始まります。
Xで剣攻撃を行い、シンボルを
斬り倒し、バトルを回避することも可能です。
また、倒れた状態のシンボルに接触すると
先制攻撃が成功することもあります。
積極的に剣攻撃を活用していきましょう。
:[クロム]|かなりの敵がひそんでいるようだな……。~
生き残るためにも、体力に気を配って~
早めの回復をするんだ。
''(幻想だいたま上層)''
斗馬「イツキ 無事か!?」
樹「ああ なんとか
それとツバサも無事だよ
合流できた」
斗馬「で
今お前どの辺りにいる?」
樹「わかるわけないだろ…」
斗馬「オーケーバカ野郎…
だったら出口に向かえ いいな?」
斗馬「南の方に丸っこい建物があるはず
そこが出口だからそれを探せ!」
斗馬「いいか? くれぐれも気をつけろよ…
絶対に死ぬんじゃねーぞ!」
:[樹]|あそこか…。
:[つばさ]|きゃあああ!~
い、イツキ君っ!
:[樹]|くっ…!
~
:[樹]|…化け物たちが落とすコレって、なんだろう?
:[クロム]|それは…『パフォーマ』だ。~
おそらく、人間たちから奪ったものだろう…。
:[つばさ]|ぱふぉーま?
:[シーダ]|あなたたち人間のみが持つ内なる力…~
そして…私たちのような存在の糧となるものよ。
:[樹]|オーディションの司会者は…~
このパフォーマを狙って~
人をさらっていたのか…。
:[つばさ]|でもこれ、キラキラしててキレイだね!
:[シーダ]|ふふ…ツバサの中からも、~
パフォーマの輝きを感じるわ。
:[樹]|人間の持つ力…か。
:[樹]|(扉の向こうに、危険な気配を感じる…。~
どうしようか?)~
《選択》
-進もう
-やめておこう
--「進もう」を選択
:[五十院]|そこで止まれっ、つばさ!
:[つばさ]|きゃあっ!?
:[樹]|お、オーディションの司会者…!?
:[五十院]|シーダめ、取りこまれやがって…~
俺から逃げられると思うな!!
:[つばさ]|ひっ…。
:[五十院]|で、そっちの男…貴様は誰のマスターだ?~
随分と強いパフォーマを感じるが…。
:[クロム]|こいつ…今までの敵と違う!~
気をつけろイツキ!!
:[五十院]|クロム!?~
はは……あはははははははは!!~
見つけた……シーダだけでなく、~
クロムの器も見つけたああああああ!!
:[樹]|くっ…!
:[男の声]|無事か、イツキ!?
:[樹]|え、その声……。
:[樹&つばさ]|トウマ!!
:[斗馬]|待たせたな、ヒーロー参上だぜ!~
''(戦闘開始)''
:[斗馬]|へっ、決まったぁ! …って、あれ?~
イツキたちもマスターになってるのかよ!
:[男の声]|どうやら、そのようだな。
:[五十院]|あはははははははは!!
:[斗馬]|…あ?
:[五十院]|ミラージュが増えたあ!~
全員、俺と共に来てもらうぞ!
:[斗馬]|……はっ、そう簡単に行くかよ!~
逆にあんたから、~
そのミラージュ追い出してやるぜ!~
''(戦闘終了、展望台内部)''
:[斗馬]|悪のミラージュ討ち取ったりぃ~ってな!
:[男の声]|勢いに乗ったいい戦いぶりだったぞ、~
トウマ。だが、まだ動きに無駄が多いな。
:[斗馬]|あー、はいはい、分かってる分かってる。~
けどな、物事にはケレン味ってもんが~
必要なんだよ。~
というか…死んでねえだろうな、この人。~
なあカイン、確かこれで元に戻るって~
言ってたよな?
:[カイン]|そのはずだ。~
しかし…ミラージュに憑依された人間とは、~
ああも変わってしまうのか…。
:[斗馬]|おっと、紹介しておくぜ。~
コイツはカイン。俺の相棒だ。~
で、カイン。~
こっちはイツキとツバサちゃんな。
:[カイン]|アオイイツキにオリベツバサだな。~
きみたちの名前はトウマからよく聞いている。~
面白い友人だと。
:[つばさ]|面白い…?
~
:[斗馬]|イツキ。お前がイドラスフィアに~
入ったって分かった時はゾッとしたぜ。
:[樹]|イドラスフィア?
:[斗馬]|今いるこの世界のことだ…~
マジで心配したんだからな。
:[樹]|ごめん、悪いとは思ったんだけど…~
あの時は、ツバサを助けることだけで、~
頭がいっぱいだったんだ。
:[斗馬]|んなこたあ分かってる。~
俺は、イツキならそうすると思ったから、~
釘を刺したんだ。~
お前はこういう時、平然と無茶するからな…~
でも、今回はさすがに頑張りすぎだぜ?
:[樹]|それよりトウマ…~
…どうして黙ってたんだ?~
こんな危ない事に関わってたなんて…。
:[斗馬]|ヒーローは正体を隠すものだ。~
特に、親しい友人にはな。
:[樹]|トウマ……。
:[斗馬]|……正直なところ、~
イツキに余計な心配をさせたくなかったんだ。~
だから黙ってた。~
すまなかった、イツキ。
:[樹]|…いや、謝ることじゃないよ。~
トウマの気持ちも分かるし…。
:[斗馬]|サンキュー、イツキ。~
…っていうか、お前もミラージュマスターに~
なっちまったんだな…。
:[樹]|ミラージュマスターって?
:[斗馬]|カインたちのことを『ミラージュ』っていって、~
ミラージュと共に戦う人間を~
『ミラージュマスター』っていうらしい。
:[樹]|なるほど。
:[斗馬]|…お前落ち着きすぎだろ…~
なんで、そんないつも通りなんだよ。
:[樹]|そうかな…?
:[斗馬]|強いな、イツキは。~
それじゃ、ここで話してても仕方ねえし、~
さっさとイドラスフィアを出ようぜ。
:[斗馬]|これでだいたまに戻れるな。
:[異形の者]|ウウゥゥゥ…!
:[別の異形の者]|パフォーマ……~
パフォーマヲォ、ヨコセェ……!
:[つばさ]|うぅ! たくさん出たぁ!
:[斗馬]|チッ、流石にこの数は厳しいな…。~
《選択》
-逃げよう!
-戦うしかない…!
--「逃げよう!」を選択
:[樹]|逃げよう!~
この数相手じゃとても勝てない!
:[斗馬]|けど、囲まれてて逃げられそうにないぜ…!
--「戦うしかない…!」を選択
:[樹]|こうなったら、戦うしかない…!
:[つばさ]|でも、敵の数が多すぎるよ…!~
《共通》
:[女の声]|その場を動くな!
:[樹]|えっ!?
~
:[斗馬]|キリアさん!?
:[霧亜]|……。
:[つばさ]|え、Kiria!?~
な、なんで生Kiriaがここに!?~
ああ、Kiriaがこっちを見てる…~
それに、もしかしてKiriaも~
ミラージュマスター…?~
ど、どうしよう、~
なんだか頭がドキドキしてきたよ…。
:[樹]|い、いや、ツバサ…~
普通、頭はドキドキしないと思うよ。
:[つばさ]|…って!?しまった、イツキ君!~
私、色紙持ってない!~
これじゃサインしてもらえないよ!
:[霧亜]|あの少年は……。~
………。
:[つばさ]|あ…~
キリアさん、行っちゃった…。~
サイン、欲しかったな。
:[樹]|えーっと、サインから離れて…~
とにかく今はここを出た方がいいかな。
''(オーディション会場)''
:[樹]|…やっと戻ってこれたな。
:[斗馬]|とりあえず2人ともお疲れさん。
:[つばさ]|なんかいろいろあったけど…~
本当戻ってこれてよかったぁ。
:[樹]|まったくだよ……。~
ああ、疲れた。
~
:[女性]|終わったようね、トウマ君。
:[斗馬]|ええ。~
最後はキリアさんに助けられましたけど。
:[女性]|……この2人は?
:[斗馬]|蒼井樹と織部つばさ…俺の友人っす。
:[つばさ]|あ、はい。織部つばさです。
:[樹]|…蒼井樹です。
:[斗馬]|マイコさん。この2人、今回の件で~
マスターとして覚醒したみたいっすよ。
:[女性]|……マスターとして…。~
……因果なものね…。
:[樹]|えっと、あなたは…?
:[女性]|私は志摩崎舞子。
:[舞子]|今回だいたまで起こったような事件を~
調査している者たちの…~
そうね、リーダーってとこかしら。
:[樹]|…調査?
:[舞子]|ええ。『ミラージュ』による事件は、~
公にはなっていないけれど、~
たびたび起こっているわ。~
………『こけら落とし消失事件』。~
あの事件の事…~
もちろんあなたは知っているでしょう?
:[樹]|…何人もの観客や俳優が一瞬のうちに~
消え去ってしまった事件…ですよね…。
:[舞子]|あの事件もミラージュの仕業よ。~
私たちもまだ、彼らの正体を掴めていないわ。~
ただ…イドラスフィアと呼ばれる空間に潜み~
人間たちに害をなす存在…~
…ということは確かよ。~
彼らは物理法則から外れた存在…~
兵器などの手段で駆逐することはできないわ。~
ミラージュを倒せるのは~
ミラージュの力だけ。
:[樹]|さっき俺たちに協力してくれた…~
クロムとシーダ…みたいな?
:[舞子]|察しがいいわね。~
そう、一部のミラージュは、特殊な才能を持つ~
人間に感応し、力を貸してくれる…。~
協力者となったミラージュの力で~
人類の天敵に対抗しえる者…~
それが『ミラージュマスター』よ。~
私たちはミラージュの起こす事件を収めるため、~
常にマスターの力を必要としている。~
けど、マスターの素質を持つ者は、~
あまりにも少ないの…。
:[つばさ]|………。
:[樹]|ツバサ?
:[つばさ]|……私に協力させてください。
:[樹&斗馬]|ええっ!?
:[つばさ]|うまくできるかわからないですけど…~
もし私にその素質があるなら……~
協力させて下さい!
:[舞子]|なるほどね。~
あなた、織部彩羽の妹でしょう?
:[つばさ]|な…なんでそれを…?
:[舞子]|私たちはあなたのことを~
5年前から知っている…。~
もっとも、こんな形で~
ツバサちゃんに関わることになるとは~
思ってもみなかったけど。~
…5年前の『こけら落とし消失事件』で~
織部彩羽は、公演を見に来ていた~
ツバサちゃんの目の前で消えてしまった。
:[つばさ]|……はい。
:[舞子]|…ミラージュマスターとして活動すれば、~
手がかりがつかめるかもしれない…~
…そう考えたわけね?
:[つばさ]|私、ずっとお姉ちゃんのこと捜してて…。~
オーディションを受けたのも、芸能界に~
入れば何かが分かるかもって思って……~
もし、お姉ちゃんの手がかりが見つけられるなら~
私…ミラージュマスターになります!~
な、なりたいですっ!
:[舞子]|………。~
わかったわ。~
ツバサちゃん、これからよろしくね。
:[つばさ]|あ、ありがとうございます!
:[舞子]|イツキ君はどうかしら?~
《選択》
-分かりました。
-そう言われても…。
--「分かりました。」を選択
:[樹]|分かりました。~
俺にできることがあるなら…~
協力します。
:[つばさ]|イツキ君!
:[斗馬]|イツキならそう言うと思ってたぜ。
:[舞子]|ありがとう、イツキ君。~
素直な子は好きよ。
--「そう言われても…。」を選択
:[樹]|そう言われても…。
:[舞子]|そう…~
確かにいきなり化け物と戦えと言われても、~
そんな危険なこと、ためらうのが当然よね。~
でも、そんな危険なことをツバサちゃんだけに~
やらせていいの?
:[樹]|……痛いところをついてきますね…。
:[舞子]|ふふ。私、欲しいものは絶対に~
手に入れる主義なのよ。
:[樹]|……。
:[つばさ]|イツキ君…。
:[斗馬]|イツキ…。
:[樹]|…分かりました。俺も協力します。
:[つばさ]|イツキ君…。
《共通》
:[樹]|これから、よろしくお願いします。~
志摩崎さん。
:[舞子]|ノンノン、マイコよ。イツキ君。私、~
名前で呼ばれる方がフレンドリーで好きなの。~
はい、もう一回!
:[樹]|は、はぁ…。~
よろしくお願いします。~
マイコ…さん。
:[つばさ]|イツキ君…本当にいいの?
:[樹]|ツバサだけに危険なことを~
やらせるわけにはいかないからな。
:[つばさ]|ありがとう…。~
イツキ君が一緒にいてくれるだけで、~
私、頑張れるよ!
:[斗馬]|おーい、俺もいるんですけど。~
もしかして、お邪魔だった?
:[つばさ]|そ、そんなことないよ!~
トウマ君も頼りにしてるよ。
:[舞子]|ふふ。仲いいわね、あなたたち。
:[斗馬]|はっはっは。~
マイコさんもあと10歳若ければ、~
混ざれたんすけどね。
:[舞子]|トウマ君?~
後でマイコさんとじ~っくりお話しましょうか?~
あなたの未来について。
:[斗馬]|ぜ、全力で遠慮します!!
:[舞子]|…さて。~
トウマ君。イツキ君とツバサちゃんを~
私たちのアジトに案内してあげて。
:[樹]|アジト?~
そんなものがあるんですか?
:[舞子]|秘密組織にアジトはつきものでしょう?
:[斗馬]|いやいや、マイコさん。~
アジトって、あれは…。
:[舞子]|それじゃ私はちょっと寄っていくところが~
あるから、またあとでね。
:[斗馬]|…仕方ねえな。~
それじゃ案内するよ、『アジト』にな。
**マップ会話 [#qa1c1e8c]
''(だいたま展望台)''
:[女性スタッフ]|間もなく最終オーディションが始まります!~
ご観覧の方は通路にそって~
奥までお進みください!
:[付き添いのお兄さん]|はぁ、参ったなぁ……。~
妹ったら、ここに来たら自分もアイドルに~
なれるんだって思い込んでんだよ。
:[アイドル志願の女の子]|お兄ちゃん!~
あたしも『まもりん』みたいに、なりたいの!~
ゼッタイ、なりたいの!
:[TVカメラマン]|とりあえず、撮っとく?
:[ウタロイドのファン]|3次元になぞ、興味ありませぬぞ!~
ウタロイド・TiKi最高!~
自分も作曲できたら歌わせてみたい!
:[オタクな社会人]|ウタロイド"TiKi"には夢がある!~
ただの空想アイドルじゃない!~
そうじゃなけりゃ、こんなに流行るものか!
:[おさげの女子高生]|"Kiria"の曲、3週連続1位だってさ!~
スゴイよね~!~
このオーディションに合格したら~
その"Kiria"と一緒に~
仕事できるかもしれないんでしょ?
:[ロングの女子高生]|アタシの知り合いもオーディションに出...
楽しみだよね~!~
''(幻想だいたま下層・展望台内部)''
:[つばさ]|イツキ君、来てくれてありがとう。~
すごく、嬉しかった……。~
''(幻想だいたま上層・展望台内部)''
:[斗馬]|何はともあれ、~
2人が無事で良かった。~
災難だったな、ツバサちゃん。
:[つばさ]|うん…。~
すごく怖かった…。~
けど、イツキ君が助けに来てくれたから。
:[斗馬]|大丈夫だったってわけね。~
まあ、ツバサちゃんにとっちゃ~
ヒーローはイツキって決まってるからな。
:[つばさ]|ちょっ!?~
ひ、ヒーローとか、何言ってるのかな!?
:[樹]|そうだよ、トウマ。~
ヒーローを目指してるのはお前じゃないか。
:[斗馬]|やれやれ……全然分かってねえな。
:[樹]|…? 俺、変なこと言ったかな?
:[つばさ]|…き、気にしなくていいんじゃないかな?
:[斗馬]|な、カイン。~
いつもこんな感じなんだ。この2人。~
俺が話してた通りだろ?
:[カイン]|聞いていた通りだな。~
だが、なぜだかとても懐かしい気になる。
(二回目以降)
:[斗馬]|最後まで気を抜くなよ?~
それじゃ、早く出ようぜ!
''(序章クリア後・だいたま展望台)''
:[五十院]|おや? 君とはどこかで会ったっけ?~
……なんか記憶が曖昧なんだよなぁ。~
俺、働き過ぎなのかもしれない。~
(二回目以降)
:[五十院]|深夜ラジオはハズせないから、~
テレビの仕事を減らそうかな……?
:[子連れのお父さん]|娘が『ドーゲンざうるす』が大好きでね。~
連れて行けってねだられたんだ。~
娘とのんびり過ごす休日も悪くないよ。
:[ぬいぐるみ好きの子]|ドーゲンざうるすってカワイイよね~!~
何色がいいかなぁ~?
:[事情通の男]|渋谷の毒ガステロだけど、~
テロって言ってるのオレだけって、どーよ?~
つまり、オレの方こそマイノリティー……。
:[ウサハミちゃん]|アタシ、ウサハミちゃん。~
甘い物が大好物なんだウサ~!
:[ピヨリーくん]|こんピヨ~!~
かけっこなら負けない、ピヨリーくんピヨッ!
:[ドーゲンちゃん]|ワタシ、ドーゲンちゃんかぷ~!
:[ドーゲンくん]|ドーゲンくんと友達になるガブ!
:[ロングの女子高生]|アタシの知り合い、Kiriaのファンなの。~
最近それがハジけちゃったみたいで、~
Kiriaと仕事するなんて言ってるのよね。
:[おさげの女子高生]|あ~あ……。~
SIV-LIVE行きたかったな~。
*コメント [#n6d83b3e]
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