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会話集/支援会話/主人公(男性)(アドラステア帝国)
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[[会話集/支援会話]]
*主人公(男性)の支援会話 [#ucb3d0b0]
#contents
**エーデルガルト [#u08bebd3]
***支援C [#y9ead1c8]
:[エーデルガルト]|そういえば……貴方は、~
この戦争についてどう思っているの?▼~
少なくとも表向きは平穏だったフォドラに、~
帝国が戦乱を巻き起こしたことを。▼~
:[シェズ]|突然、何だよ。~
何かあったのか?▼~
:[エーデルガルト]|いえ、ただ聞いたことがなかったと思って。~
貴方はなかなか特異な立ち位置でしょう?▼~
そんな貴方に、帝国がどう評されるのか、~
少し気になっただけよ。▼~
《選択》~
-評価する~
-批判する~
-特に意見はないと言う~
--「評価する」を選択~
:[シェズ]|必要なことだったんじゃないか?▼~
平穏って言ったって、人殺し程度のことは~
そこらでいつも起こってた。▼~
傭兵の仕事が絶えないくらい、賊が現れて、~
貴族が争って……火種はたくさんあったさ。▼~
人はそれだけ死ぬが、その分、救われる~
奴だって大勢いるだろうよ。▼~
--「批判する」を選択~
:[シェズ]|正直に言えば、酷いことだとは思う。~
人が大勢死ぬんだ。▼~
だが、お前らが必死で考え抜いて、~
選んだ答えがこれなんだろ?▼~
俺がどうこう言っても、どうにもならない~
話なんじゃないか?▼~
--「特に意見はないと言う」を選択~
:[シェズ]|うーん、正直に言えば、~
どうも思ってないかな。▼~
:[エーデルガルト]|どうも思っていない?▼~
:[シェズ]|俺は傭兵だからな。戦争が起ころうが~
起こるまいが、やることは変わらないんだ。▼~
金を貰って、人を殺す。~
違うか?▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|随分と割り切った答えね。▼~
:[シェズ]|お前の言う、「特異な立ち位置」ってやつ~
だからじゃないか?▼~
:[エーデルガルト]|それなら、貴方が傭兵じゃなければ、~
返答は変わったのかしら。▼~
:[シェズ]|そりゃ、例えば俺が農家なら……~
戦争は勘弁してほしいだろうな。▼~
いくら何年後、年十年後の未来の帝国が、~
素晴らしい国になってるとしても……▼~
戦争に働き手を取られたり、土地を踏み~
荒らされたりしたら、激怒するさ。▼~
でも、お前は……俺たちは、それを承知の~
上で戦い続けてるんだろ?▼~
:[エーデルガルト]|ええ、そうよ。何というか……~
貴方は本当に、醒めているわね。▼~
傭兵生活が長いからかしら。~
それとも、元々そういう性格なの?▼~
《選択》~
-傭兵生活が長いからと答える~
-元々そういう性格と答える~
--「傭兵生活が長いからと答える」を選択~
:[シェズ]|まあ、長いこと傭兵やってるからかな。~
仲間が死ぬのもしょっちゅうだったし……▼~
人には言えないような仕事だって、~
いろいろと請け負ってきた。▼~
--「元々そういう性格と答える」を選択~
:[シェズ]|どっちかって言えば、元々か?~
ずっと母さんと二人で暮らしてたんだが……▼~
母さんに事情があったみたいで、ほとんど~
他の人と交流を持ってこなかったんだ。▼~
だからか、あんまり他人を気にするような~
性格に育たなかったのかもな。▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|へえ……そうなの。~
どんな生活を送ってきたのかしら。▼~
:[シェズ]|そんな面白い話はないって。▼~
:[エーデルガルト]|面白いかどうかは関係ないわ。~
必ず聞かせてもらうから、覚えていて。▼~
:[シェズ]|別に構わないが……面白くなくても~
怒らないでくれよ?▼~
:[エーデルガルト]|あのね、別に私は怒りっぽくは……~
いえ、何でもないわ。▼~
***支援B [#c8f99fef]
:[シェズ]|お、エーデルガルト、いたか。~
少し話せるか?▼~
:[エーデルガルト]|ええ、構わないわ。~
どうしたの?▼~
:[シェズ]|アンヴァルでセイロス騎士団を撃退した後、~
ヒューベルトにいろいろ言われただろ?▼~
それで、俺も考えてたんだよ。~
どうしたら信頼を得られるかってな。▼~
:[エーデルガルト]|私もヒューベルトも、あの一件以来、~
貴方を疑ったことはないわ。▼~
貴方の働きには、いつも感謝しているの。~
だから、無用な心配だと思うのだけれど。▼~
-~EP.12
:[シェズ]|だが、“闇に蠢く者”がまたいつ現れるかは~
わからない。▼~
-EP.13~
:[シェズ]|だが、“闇に蠢く者”が俺たちの前に現れ、~
明らかに戦いを仕掛けてきてる。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そんな状況で、漫然と過ごしてるのは、~
何か違うと思ってな。▼~
:[エーデルガルト]|それなら……何を考えたというのかしら。▼~
:[シェズ]|ああ、とにかくお前を守ることが~
一番なんじゃないかと思った。▼~
教団も、“闇に蠢く者”も……~
皆、エーデルガルトを狙ってる。▼~
それは、お前がいる限り、戦争は一直線に~
終結に向かい、そして帝国が勝つからだ。▼~
お前を守り続ければ、ヒューベルトは~
何も文句を言えないだろうし……▼~
その結果、戦争が終わっちまえば、~
もう俺を信用するしかないだろ?▼~
:[エーデルガルト]|それは、そうかもしれないけれど。▼~
私を守り続けると言うことは、ずっと私の~
一番そばにい続けるということよ。▼~
信頼を得ないといられない場所に、信頼を~
得るためにいるというのは本末転倒では?▼~
《選択》~
-承知の上だと答える~
-衝撃を受ける~
--「承知の上だと答える」を選択~
:[シェズ]|そいつはわかってる。~
だが、やらなきゃならないと思ったんだよ。▼~
--「衝撃を受ける」を選択~
:[シェズ]|本当だな……!~
いや、だが、やらなきゃならないさ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|最悪、盾代わりでも構わない。~
エーデルガルト、頼む。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
いいわ。~
好きにしてちょうだい。▼~
ヒューベルトには……私のほうから~
適当に言っておくから。▼~
そもそも、“闇に蠢く者”は他の誰かに~
成りすませる力を持っているの。▼~
誰を近くにおいたって、~
裏切られる危険はそう変わらないわ。▼~
《選択》~
-喜ぶ~
-拍子抜けする~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|ありがたい。~
駄目元で頼んでみて良かったよ。▼~
--「拍子抜けする」を選択~
:[シェズ]|あれ、いいのか?~
自分で言い出しといてなんだが……。▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|でも、何でそんなに信頼を得たいの?~
自分の命を懸けてまで……。▼~
:[シェズ]|お前、俺の人生を散々変えといて、~
そういうこと言うか?▼~
身寄りもない、たいした実績もない、~
ただの傭兵を一軍の長に抜擢して……▼~
破格の待遇と、多くの頼もしい仲間と、~
他にもいろいろなものを、俺は貰ってる。▼~
:[エーデルガルト]|それは、貴方に才覚があったからで……▼~
:[シェズ]|今までの帝国じゃ、才覚があったって~
そんなこと許されなかったんだろ?▼~
:[エーデルガルト]|……!▼~
:[シェズ]|お前が変えた世界のおかげで、~
確かに救われた男が、ここに一人いるんだ。▼~
***支援A [#j5122146]
:[エーデルガルト]|シェズ、朗報よ。~
“闇に蠢く者”の拠点をまた一つ潰せたわ。▼~
:[シェズ]|そりゃ良かった。~
やっぱりあの男だったのか?▼~
:[エーデルガルト]|ええ。でも、よく気づけるわね。~
ただの密偵ならともかく、闇に蠢く彼らに。▼~
:[シェズ]|勘だ……とは言えないな。~
俺の力のせいなんだろうよ。▼~
連中の使う魔道は、俺の力とよく似てる。~
それを、感じられるんだ。▼~
これもヒューベルトが、いろいろと俺の~
力について調べてくれた成果だよ。▼~
:[エーデルガルト]|不思議なものね。~
貴方がそんな鍵を握っていたなんて。▼~
でも……思い返してみれば、~
“闇に蠢く者”との決別は……▼~
もしかしたら、貴方との出会いが~
きっかけだったのかもしれない。▼~
:[シェズ]|俺がきっかけ?~
どういうことなんだ?▼~
:[エーデルガルト]|いろいろと難しい状況だったのよ。~
帝国には“闇に蠢く者”が巣食っていて。▼~
私は犠牲に目をつむりながら、~
戦いの準備を進めざるを得なかった。▼~
そんな時に、貴方が急に現れて……~
事態を打開する機会が、到来したの。▼~
貴方の存在は私にとって、大事な歯車の~
一つとなってくれた。最後の一押しに。▼~
《選択》~
-納得する~
-話が難しいと言う~
--「納得する」を選択~
:[シェズ]|そうか……。意図したもんじゃないが。~
結果、お前のためになったなら良かった。▼~
だが、それならそれであんなに~
疑われてたのは納得いかないな……。▼~
--「話が難しいと言う」を選択~
:[シェズ]|抽象的すぎて、よくわからん。~
お前の話は、たまにそうなるよな……。▼~
:[エーデルガルト]|わかりにくくて悪かったわね。▼~
貴方くらいのものよ?~
皇帝を捕まえて『よくわからん』なんて。▼~
:[シェズ]|いや、フェルディナントの奴だって、~
言いそうじゃないか?▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|ふふっ、それはそうかもしれないわね。~
私が間違っていたわ。▼~
でも、そうして偶然出会った、~
帝国に何のしがらみもないあなたが……▼~
私たちと共に戦ってくれる存在になるのは、~
嬉しいものよね。▼~
:[シェズ]|そう言われると心苦しいな。▼~
最初は単なる報酬目当てだったし、~
皇帝なら当然金も持ってるだろうと……▼~
:[エーデルガルト]|……シェズ。そういうことは、~
別に明かさなくていいのよ。▼~
:[シェズ]|あ、後はあれだな。~
俺の腕を随分評価してくれただろ?▼~
気高そうな割に、傭兵風情と見下さない、~
珍しい奴だなと思ったんだよ。▼~
-EP.Final(灰色の悪魔加入時)
:[シェズ]|ラルヴァに言ったら、君は楽観的すぎるって~
評価されちまったがな……。▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|それは明かしてくれてもいいけれど……~
ちょっと気恥ずかしいわね。▼~
:[シェズ]|だが、あながち的外れじゃなかっただろ。~
そう思ったからこそ、今の自分があるんだ。▼~
俺はこの道を選んだことを後悔してない。~
それだけさ。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
《選択》~
-抱負を語る~
-軽口を叩く~
--「抱負を語る」を選択~
:[シェズ]|よし、気合い入れていくぞ。~
この戦争も、あと少しのところまで来てる。▼~
お前の覇道を最後まで、~
俺も一緒に歩かせてもらうからな!▼~
--「軽口を叩く」を選択~
:[シェズ]|よし、そしたら“闇に蠢く者”の根城を~
一つ潰したってことで……▼~
手を合わせて喜ぼうじゃないか。~
流石にもう覚えたよな?▼~
アンヴァルでやったみたいな、~
空振りはごめんだぞ。▼~
:[エーデルガルト]|そんなこと、今までやったことがなかったの~
だから、仕方ないでしょう?▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|……この道の先を、皆で見るわ。~
必ず……。▼~
**ヒューベルト [#ha59463f]
***支援C [#h45474cd]
:[シェズ]|珍しいな、ヒューベルトが訓練場に~
いるなんて。▼~
:[ヒューベルト]|備品が壊れたと報告を受けたので、~
その確認に来ただけですよ。▼~
それに……珍しくはないと思いますがね。~
よく陛下と訓練はしていますので。▼~
《選択》~
-ヒューベルトを羨ましがる~
-エーデルガルトを羨ましがる~
-あまり見た記憶がないと言う
--「ヒューベルトを羨ましがる」を選択~
:[シェズ]|へえ、そうなのか?~
少し羨ましいな。▼~
:[ヒューベルト]|陛下に申し出ればよいのでは?~
きっと付き合ってくれるでしょう。▼~
:[シェズ]|そうかもしれないが、お前らみたいに~
習慣的にやってるのがいいなと思ったんだ。▼~
:[ヒューベルト]|なるほど、確かに昔からの習慣です。▼~
--「エーデルガルトを羨ましがる」を選択~
:[シェズ]|へえ、そうなのか?~
少し羨ましいな。▼~
:[ヒューベルト]|陛下に申し出ればよいのでは?~
きっと付き合ってくれるでしょう。▼~
:[シェズ]|いや、俺が羨ましいって言ったのは~
エーデルガルトのほうだよ。▼~
お前、あんま訓練に付き合ってくれないし。▼~
:[ヒューベルト]|は? 私ですか……?▼~
--「あまり見た記憶がないと言う」を選択~
:[シェズ]|そうなのか。~
あまり見た記憶がなかった。▼~
:[ヒューベルト]|確かに……人の多い時には、~
やりませんからな。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|ともかく、もし私や陛下と訓練したいので~
あれば、それは歓迎しますよ。▼~
貴殿のような、何の後ろ盾もない傭兵が、~
皇帝の覚えめでたく出世する……▼~
そんな絵を皆に見せるのは、我々としても~
望ましいことです。▼~
:[シェズ]|望ましいこと?~
何でだ?▼~
:[ヒューベルト]|変革を期待する多くの平民にとって、~
大きなが励みとなるからですよ。▼~
馬の骨と共に訓練する皇帝など、物語の中に~
しかいないと皆、思っていたでしょう。▼~
《選択》~
-笑う~
-憮然とする~
--「笑う」を選択~
:[シェズ]|馬の骨!?~
あっはっは、酷い言い草だな!▼~
ま、皆の励みになるっていうなら、~
悪くはないが。▼~
--「憮然とする」を選択~
:[シェズ]|俺は馬の骨かよ?~
まあ、間違いじゃないが……。▼~
皆の励みになってるってことで、~
溜飲を下げとくか。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|しかし……多くの貴族からしてみれば、~
貴殿は逆に腹立たしい存在です。▼~
過分な待遇を受けている、不遜な平民の~
代表格として、嫌悪されているかと。▼~
-ドロテア生存時
:[シェズ]|うえ……一応、ドロテアとかも、~
俺と同じ平民だろ?▼~
:[ヒューベルト]|彼女は貴族からも人気の高い、元歌姫。~
比べるべくもありませんよ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そうか……でも、避けられないなら~
どうしようもないよな。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、そのとおりです。▼~
ゆくゆくは改善していくでしょうが、~
今は耐えていただくしかありません。▼~
:[シェズ]|貴族を立てれば平民が虐げられ、~
平民を優遇すれば貴族が反発する。▼~
こんな調子で上手く行くのか?~
国の統治ってのは面倒臭いもんだな。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、本当に……。~
くくく……。▼~
***支援B [#naaf79b4]
:[シェズ]|……だったら、俺みたいにどんどん~
抜擢しちまえばいいじゃないか。▼~
数が増えれば、文句も言いにくくなるだろ。~
俺はそう思うが。▼~
:[ヒューベルト]|多くの玉を一気に集めようとすれば、~
その中には必ず石も混じってきます。▼~
貴殿の言い分は正しいでしょうが、同時に~
失敗する危険性も高まるでしょうな。▼~
:[シェズ]|ろくでもない奴を抜擢しちまったら、~
皇帝の評価が下がる、か?▼~
:[ヒューベルト]|それに、平民の台頭を望まない貴族に、~
付け入る隙を与えることになります。▼~
まったく、戦争中だというのに身内で~
足の引っ張り合いを望むとは……▼~
腐った貴族ほど害悪な存在はありませんな。~
吐く息さえ毒になってもおかしくない。▼~
《選択》~
-突っ込む~
-同意する~
--「突っ込む」を選択~
:[シェズ]|いやいや、息は毒にはならないだろ。▼~
:[ヒューベルト]|左様ですか? 私は彼らと同じ部屋で息を~
していたら、心身が蝕まれそうですが……。▼~
--「同意する」を選択~
:[シェズ]|まあ、そういう奴がいることは~
否定できないよな……。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|やはりここは、貴殿に頑張ってもらうしか~
ありませんか。▼~
:[シェズ]|俺が頑張るって?▼~
:[ヒューベルト]|貴殿は傭兵隊長です。~
配下から使えそうな者を抜擢してください。▼~
貴殿の眼鏡に適う者であれば、おそらく~
失敗の可能性も下がるでしょうから。▼~
:[シェズ]|それは責任重大だな……。~
失敗したら、どうなる?▼~
:[ヒューベルト]|我々が擁護できる者であれば、もちろん~
全力で守りますよ。▼~
しかし最悪の場合は……~
貴殿ごと切り捨てるやもしれませんな。▼~
《選択》~
-憤慨する~
-受け入れる~
--「憤慨する」を選択~
:[シェズ]|それはいくらなんでも酷いぞ。~
できるわけないだろ……。▼~
:[ヒューベルト]|無理強いはしませんよ。~
できないならやる必要はありません。▼~
--「受け入れる」を選択~
:[シェズ]|お前はそういう奴だよな。~
これも皇帝を守るってことか……。▼~
:[ヒューベルト]|理解いただけて何よりです。~
ですが、無理にやる必要はありませんので。▼~
《共通》~
:[シェズ]|わかった。~
もし覚悟が決まって……▼~
まず失敗しそうにない奴がいたら、~
お前に伝えるよ、ヒューベルト。▼~
でも切り捨てるのは、~
本当に最悪の場合だけにしてくれよ?▼~
お前、結構勢いで判断したりするからな。~
理屈っぽく見えて、実は感情的っていうか。▼~
:[ヒューベルト]|………………。▼~
期待していませんでしたが、もしかしたら~
本当に貴殿に任せるべきかもしれませんな。▼~
くくくく……。~
貴殿は、意外と目が良いようですし……。▼~
:[シェズ]|急に何の話だ?~
目は良いほうだと思うが……。▼~
:[ヒューベルト]|これで頭も良ければ、文句のつけようも~
ないのですがね……。▼~
***支援A [#v3ab23ae]
:[ヒューベルト]|………………。▼~
:[シェズ]|うおっ、ヒューベルトか。~
お前はいつも急に現れるな。▼~
:[ヒューベルト]|いかがですか。あれから、“闇に蠢く者”の~
接触はありましたかな。▼~
:[シェズ]|いや、さっぱりだ。~
何かわかったのか?▼~
:[ヒューベルト]|そうですな。フリュム領での騒乱、~
そして前エーギル公の挙兵により……▼~
帝国内の反乱分子や、潜伏していた“闇に~
蠢く者”の動きはおおよそ掴めました。▼~
貴殿に接触したり、貴殿を仲間として~
計算に入れたりするような動きは……▼~
今のところはないようです。~
残念ながら……。▼~
《選択》~
-まだ疑われていたのかと不満を言う~
-疑われるのも当然と受け入れる~
--「まだ疑われていたのかと不満を言う」を選択~
:[シェズ]|今のところはだの、残念ながらだの……~
まだ疑ってたのかよ。▼~
国の未来とか、平民の抜擢とか、いろいろ~
俺にも相談してくれてたし……▼~
疑いは、もうすっかり晴れたのかと~
思ってたんだがな。▼~
--「疑われるのも当然と受け入れる」を選択~
:[シェズ]|国の未来とか、平民の抜擢とか、いろいろ~
俺にも相談してくれてたし……▼~
疑いは、もうすっかり晴れたのかと~
思ってたが……そうもいかないか。▼~
お前のそういう慎重なところ、皇帝の~
従者としちゃ必要不可欠なんだろうな。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|貴殿には申し訳ないですが、万が一が~
あってからでは困りますのでね。▼~
必要とあらば、敵とわかっている者を~
大いに信頼してみせることもありますし……▼~
逆に欠片も疑っていなくとも、疑って見せる~
ことさえあるかと。▼~
:[シェズ]|ようは、お前の対応から、~
内心を見抜けたりはしないってことか?▼~
本当に厄介な奴だな。~
お前が味方で良かったよ……。▼~
:[ヒューベルト]|ですが、それをこうして正直に伝えたのは、~
貴殿を信じてもよいと思ったからです。▼~
もし貴殿が“闇に蠢く者”どもに連なる~
存在だったとしても……それは過去のこと。▼~
今の貴殿は、本心から信じて構わないと、~
私は思っていますよ。▼~
《選択》~
-警戒する~
-喜ぶ~
--「警戒する」を選択~
:[シェズ]|そこまで言われると、逆に身構えちまうが。~
絶対に本心じゃないだろ……。▼~
:[ヒューベルト]|くく……これは、言い訳すればするほど~
嘘に聞こえてしまいそうですな。▼~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|もう本心かどうかわからないから、~
素直に喜んでいいか?▼~
:[ヒューベルト]|なるほど、それも一つの方法ですな。~
貴殿らしい割り切りかと。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|さて、貴殿の話はそれでいいとして……~
問題は貴殿の裏にあるものについて、です。▼~
:[シェズ]|俺の、裏……?▼~
:[ヒューベルト]|ええ。表向きの貴殿とは別の貴殿がいる~
感覚、とでも言いましょうか。▼~
いつか貴殿が、豹変してしまわないか……~
それだけが私の懸念なのですよ。▼~
:[シェズ]|……!~
もう一人の自分、か?▼~
だが、もしそんなものがいて、俺の敵に~
回ったとしても……俺は負けないさ。▼~
必ず打ち克って、~
お前の信頼に応えてやるよ。▼~
そもそもそんな心配はないと思うがな。▼~
:[ヒューベルト]|……いいでしょう。~
今は、貴殿の言葉に頷いておきます。▼~
貴殿がこの先も、我らと共に道を歩んで~
くれることを、期待していますよ。▼~
**フェルディナント [#ub0fc54a]
***支援C [#z1561193]
:[フェルディナント]|今日も熱心だな、シェズ!~
実に感心なことだ。▼~
:[シェズ]|フェルディナントか。~
そりゃそうだろ?▼~
農家が毎日、畑に出るのが当然のように、~
傭兵は毎日、鍛錬しなきゃ話にならないぞ?▼~
:[フェルディナント]|む……そうか。~
言われてみればそうだな。▼~
君は突然現れ、士官待遇で抜擢され、~
今や貴族たちとも張り合う将の一角……▼~
ただの傭兵という感覚がなかったのだよ。~
面白い男だな、君は。▼~
《選択》~
-素直に受け取る~
-反発する~
--「素直に受け取る」を選択~
:[シェズ]|まあ自分のできることを全力でやってきた~
結果だからな。▼~
こうしてエーデルガルトに認めてもらえて、~
素直に嬉しいさ。▼~
--「反発する」を選択~
:[シェズ]|面白い男って、褒めてるのか、それ?▼~
俺は俺のできることを、~
全力でやってきただけだぞ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|全力でやってきた、か……。▼~
:[シェズ]|どうした?▼~
:[フェルディナント]|素晴らしい!~
私は感動しているよ!▼~
常々私も君と同じように、~
様々な物事に全力で取り組んでいるのだ。▼~
鎧を手入れすれば一点の曇りなく磨き上げ、~
料理では野菜のひと欠片すら無駄にしない。▼~
あらゆる難題を全力で乗り越えた先に、~
真の貴族としての道があるのだよ!▼~
:[シェズ]|いや、全力にも限度ってもんがあるだろ。~
お前のそれは「無駄」ってやつじゃないか?▼~
それにそもそも、俺は貴族じゃないし……。▼~
:[フェルディナント]|なにいっ!?~
私の全力が、無駄だと……!?▼~
:[シェズ]|そりゃそうだろ。▼~
いろんなところに力を使い過ぎて、肝心の~
ところで力を出せなかったらどうするんだ?▼~
昔から言うだろ。何だっけ……~
翼を矯めて天馬を殺す?▼~
:[フェルディナント]|むっ、私が天馬ならそうかもしれないが、~
私はフェルディナントだぞ?▼~
《選択》~
-呆れる~
-諦めて同意する~
--「呆れる」を選択~
:[シェズ]|同じ生き物だろ。~
力を抜けるとこは抜いたほうがいいって。▼~
--「諦めて同意する」を選択~
:[シェズ]|そうだな。お前は特別かもな。~
だが、力を抜けるとこは抜いたほうがいい。▼~
《共通》~
:[シェズ]|常に弓を引き絞りっ放しだと、~
本当に一番大事な場面で弦が切れるぞ。▼~
:[フェルディナント]|なるほど、私は弓ではないが、~
君の言わんとするとこはわかった。▼~
だが、心配無用だよ。何度も言うが、私は~
フェルディナント=フォン=エーギルだ。▼~
体を休める時も、余暇を楽しむ時も、~
ボーっとする時も、常に全力なのだよ。▼~
全力で休み、全力で働く。~
それこそが私だ。ふはは……はっはっは!▼~
:[シェズ]|ほんとかよ……。~
全力で休むってどうやってやるんだ?▼~
***支援B [#m3be1ab9]
:[フェルディナント]|さあ、ここからは休息だ。~
全力で休み、談話に興じようではないか!▼~
それが終われば、再び全力で訓練し、~
最後には全力の夕食が待っている……!▼~
:[シェズ]|………………。▼~
:[フェルディナント]|どうかしたかね?▼~
:[シェズ]|お前、最近、全力を出し過ぎじゃないか?~
ここまでじゃなかっただろ。▼~
全力で休息とか言われても、~
やっぱ俺は気が休まらない気がするな。▼~
:[フェルディナント]|………………。▼~
……そうかもしれない。~
私はきっと、焦っているのだろう。▼~
-~EP.9
:[フェルディナント]|地下牢に囚われている父を見て、~
私が何かを成さなければと、焦っている。▼~
-EP.10~12
:[フェルディナント]|この前の襲撃の折に、父が姿を消し……~
今はどこで何をしているかもわからない。▼~
父を迅速に処断していれば、逃げられる~
ことはなかった。私にも責任があるのだ。▼~
-EP.13
:[フェルディナント]|父を迅速に処断していれば、逃げられる~
ことはなかった。私にも責任があるのだ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|このような状況で、私にできることは~
すべて全力でやりたいと……▼~
そう思わねば、やっていけないほどに私は、~
無意識のうちに追い込まれていたのだろう。▼~
《選択》~
-思わず否定する~
-同意する~
--「思わず否定する」を選択~
:[シェズ]|あ、いや、俺はそんなつもりで~
言ったんじゃなかったが……▼~
まあ、お前自身がそう言うなら、~
そうなのかもしれない。▼~
気にするなよ、お前の父さんのことなんて。~
お前なら軽く成し遂げられるさ。▼~
--「同意する」を選択~
:[シェズ]|言われてみればそうだな。~
俺が引っかかってたのは、そこか。▼~
常に気を張ってるというか、~
変に力が入り過ぎてるというか……。▼~
休息と言いながら、そう休めてるようには~
見えなかったのかもしれない。▼~
だが、お前の父さんのことは心配するなよ。~
お前なら軽く片をつけられるさ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|……忠告ありがとう。~
君のおかげで、自分を見つめ直せた。▼~
やはり、自分で自分の変調に気づくことは~
なかなか難しいからね。▼~
全力を標榜する君と、よく活動を共に~
していたのがよかったのかもしれないな。▼~
:[シェズ]|忠告のつもりじゃなかったし、~
全力を標榜してもいないんだが……▼~
結果的に助けになったなら良かったよ。▼~
自分の中で折り合いをつけて、~
前に進めるといいな。▼~
:[フェルディナント]|ああ、重ね重ね忠告、痛み入る。▼~
:[シェズ]|お前が塞ぎこんだりしたら、軍議の空気も~
じめーっとしちまいそうだからな。▼~
だが、それにしても大げさすぎるぞ、~
今の言葉も。▼~
:[フェルディナント]|何を言っている。感謝する時とて、~
全力に決まっているではないか。▼~
君も私を見習いたまえ!~
父のことも華麗に乗り越えてみせるさ!▼~
:[シェズ]|ほんとに無駄な全力だな……。▼~
***支援A [#t0a8e9ec]
:[フェルディナント]|ふむ……この件はエーデルガルトに~
頼んで処理してもらおう。▼~
こちらは……自分で行くしかないな。~
時間を空けねば……。▼~
:[シェズ]|おい、フェルディナント。~
流石に寝たほうがいいぞ。▼~
……ってヒューベルトが。~
俺も同意見だが。▼~
:[フェルディナント]|ああ、すまない。~
このところ、やることが増えてしまってな。▼~
私も眠いのだが、もう少しで終わるから……▼~
:[シェズ]|フェルディナント。~
働く時は全力、休む時も全力なんだろ?▼~
眠くて全力出せないなら、まず全力で寝ろ。~
それで明日また、全力で働け。▼~
:[フェルディナント]|……!~
ああ、そうだな。▼~
確かに君の言うとおりだ。私としたことが、~
全力で取り組めていなかったとは……。▼~
《選択》~
-おやすみと言う~
-急かして待つ~
--「おやすみと言う」を選択~
:[シェズ]|わかればいいさ。~
じゃ、おやすみ。▼~
明日もまた頑張ろ……▼~
--「急かして待つ」を選択~
:[シェズ]|わかればいいさ。早くしろよ?~
ここを閉じるの、手伝ってやるから。▼~
先に寝てお前が仕事に戻ったら困るから、~
一緒に……▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|待ってくれ、シェズ。▼~
:[シェズ]|何だ?▼~
:[フェルディナント]|……いや、何でもない。~
その……伝言、感謝するよ。▼~
ヒューベルトにも後で感謝を伝えておこう。▼~
:[シェズ]|ああ、そうしてくれ。~
あいつはよくお前のことを気にしてるし。▼~
:[フェルディナント]|そうなのか?~
文句を言われることのほうが多いぞ。▼~
:[シェズ]|ははっ、俺だってそうだ。▼~
:[フェルディナント]|ははは、そうなのか。~
君は気に入られているかと思っていたよ。▼~
:[シェズ]|だったら良かったんだがな……。▼~
:[フェルディナント]|そういえば、どうだね? 明日は久々に、~
君も私と予定を合わせないか。▼~
全力で起床し、鍛錬し、食事する……▼~
このところ私が多忙なせいで時間が合わず、~
どうにも物足りなかったのだよ。▼~
全力を標榜する者同士、協力して互いの~
更なる全力を引き出し合おうではないか。▼~
《選択》~
-賛同する~
-困惑する~
--「賛同する」を選択~
:[シェズ]|ああ、構わない。~
俺は忙しいわけじゃないしな。▼~
だが、一つだけ訂正しとくぞ。~
俺は全力は標榜してないから。▼~
--「困惑する」を選択~
:[シェズ]|いや、だから俺は別に全力を標榜してる~
わけじゃ……▼~
:[フェルディナント]|だが、私と全力で活動するくらいは~
良いだろう? どうだ?▼~
:[シェズ]|それくらいなら、構わないが……。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|ありがたい!~
これで私も全力に邁進できる!▼~
さあ、ならば行くぞ、全力の睡眠へ。~
拠点の寝苦しい寝床が我々を待っている!▼~
:[シェズ]|それは冗談で言ってんだよな?~
冗談まで全力で、わかりにくすぎる……。▼~
**リンハルト [#t4a69080]
***支援C [#z8df2a62]
:[シェズ]|おっと、先客か。▼~
:[リンハルト]|やあ、君か。~
読書中だから、気にしないで。▼~
君は誰かと待ち合わせ?~
暇ならこれを読むといいよ。▼~
:[シェズ]|ああ、ありがと……。▼~
(暗転)
:[シェズ]|……なあ。お前って、魔道とか紋章とか、~
そういう変な力に興味があるんだよな?▼~
:[リンハルト]|……? あるけど?~
何か聞きたいことでも?▼~
:[シェズ]|いや、その割に俺の力には、~
あまり興味示さないなと思って。▼~
:[リンハルト]|……示してほしいのかな。▼~
《選択》~
-肯定する~
-否定する~
--「肯定する」を選択~
:[シェズ]|ああ、俺は自分の力の正体が知りたいんだ。▼~
だから、お前が興味を示してくれたほうが~
俺としちゃ都合がいいんだよ。▼~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|特にそういうわけじゃないが……俺の力に~
興味を示さないのが不思議でな。▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|それに、ヒューベルトに脅されたんだぞ。 ~
体を弄られるかもしれないって。▼~
《共通》
:[リンハルト]|うーん、そう言われてもね。~
興味を引かれないものには惹かれないよ。▼~
:[シェズ]|それは仕方ないな。~
何か理由はあるのか?▼~
:[リンハルト]|さてね……君がその力で生み出せるのが~
剣だけだから、とか?▼~
君の力が気にならないわけじゃないとは~
思うんだけど……▼~
あの禍々しい剣には、ちょっと研究意欲が~
そそられないんだよね。▼~
:[シェズ]|禍々しいって……。▼~
:[リンハルト]|“英雄の遺産”を何か見たことある?~
あれも結構、独特な雰囲気があるよね。▼~
でも、恐ろしさの中に神々しさも感じる。~
対して君の剣は……▼~
何だろう、無機質というか。▼~
難しい言い方をするなら、造物主の意図が~
感じられない冷徹な造形をしているよね。▼~
君がこの形を考えて造ったわけじゃ~
ないんでしょ?▼~
:[シェズ]|ってことは、剣の形が変わったり、~
剣以外を生み出せるようになれば……▼~
俺の力にも興味が出てくるんだな?▼~
:[リンハルト]|そんなことができるの?~
是非、僕の前で実践してほしいね。▼~
いやあ、楽しみだよ。僕のためにそんな~
面白い題材を提供してくれるなんてさ。▼~
《選択》~
-呆れて笑う~
-少し苛立つ~
--「呆れて笑う」を選択~
:[シェズ]|はははっ、言っただけだから、~
できる保証なんか何もないぞ。▼~
--「少し苛立つ」を選択~
:[シェズ]|リンハルトの言いたいことはわかるが……~
散々な言いようだぞ。▼~
《共通》
:[リンハルト]|いや、君が言い出した話だよね?▼~
***支援B [#d91e2ec8]
:[リンハルト]|調子はどうかな。~
何か面白い変化はあった?▼~
:[シェズ]|俺の力か?~
いや、特にないな。▼~
:[リンハルト]|うーん、やっぱりただ使っているだけじゃ~
駄目なのかな。ありがとう。▼~
:[シェズ]|………………。▼~
……お前、俺の力に興味ないって~
言ってなかったか?▼~
何度聞きに来れば気が済むんだよ!~
まあいいけどさ。▼~
:[リンハルト]|興味が出るような力にしてくれるって、~
君が言ったんじゃないか……。▼~
無理ならもう聞きに来ないから、~
そう言ってほしい。▼~
《選択》~
-無理だと言う~
-無理じゃないと言う~
--「無理だと言う」を選択~
:[シェズ]|じゃあ、無理だ。▼~
:[リンハルト]|ええー?~
君が言い出したのに?▼~
僕をその気にさせておいて、酷いなあ。~
もう少し頑張ってよ。▼~
--「無理じゃないと言う」を選択~
:[シェズ]|まだ無理とは言えないか。▼~
:[リンハルト]|そうだよね、もう少し頑張ってよ。▼~
《共通》
:[リンハルト]|例えば、君がその力に目覚めた状況は~
どんなものだったのかな。▼~
それを再現して、確かめてみるとか……。▼~
:[シェズ]|一番最初は、死にかけた時だったな。▼~
強敵に吹っ飛ばされて、立ち上がれなくて、~
死んでたまるか!って思ったら……▼~
力を使えるようになったんだ。▼~
:[リンハルト]|なるほど……その再現はしたくないな。~
本当に君が死んでしまったら大変だし。▼~
他の条件だけで考えてみるか……▼~
戦った相手は誰なのか。場所や時間は?~
君の思いの強さの問題とか?▼~
-灰色の悪魔が仲間にいない
:[シェズ]|相手は……“灰色の悪魔”だった。~
また戦場で戦えればいいが……。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいる
:[シェズ]|相手は……“灰色の悪魔”だった。~
頼めば勝負くらいはしてくれるだろ。▼~
《共通》
:[シェズ]|場所は、どっかの森だったな。~
時間は夜で、そう言えば満月だった。▼~
後は……強く願えってか?~
死にそうな目に遭ってる時ほどは難しいぞ。▼~
:[リンハルト]|そうだねえ。~
条件を揃えるのは、かなり厳しそうだ。▼~
君の力が紋章のように、自分の意図しない~
ところで急に発揮される形態であるなら……▼~
観測のためには、戦場でずっと君のそばに~
いないといけないなあ。面倒だ……▼~
《選択》~
-諦めるのを提案する~
-応援する~
--「諦めるのを提案する」を選択~
:[シェズ]|面倒なら諦めていいんだぞ。▼~
:[リンハルト]|そうだね、僕らの関係性について、~
少し考え直してみるよ。▼~
--「応援する」を選択~
:[シェズ]|俺に頑張れって言ったんだ、~
お前も少しは頑張れよ。▼~
:[リンハルト]|どうだろう、頑張れるかなあ……。▼~
***支援A [#d19e9d7b]
:[リンハルト]|結局、詳しいことはわからないままだねえ。▼~
:[シェズ]|そうだな……。▼~
お前がいろいろと解明してくれるより、~
この戦争に決着がつくほうが早そうだ。▼~
:[リンハルト]|まあ、それ自体は喜ばしいことなんだけど。▼~
君の力も、紋章みたいに戦時に使われる~
ことを想定したものなのは間違いない。▼~
だとしたら、この戦争が終わって、死と隣り合~
わせの厳しい戦場がなくなっちゃったら……▼~
そうそう力を使う必要にも迫られない。~
それは、良いことさ。▼~
《選択》~
-理由を問う~
-同意する~
--「理由を問う」を選択~
:[シェズ]|何で良いことなんだ?▼~
:[リンハルト]|使う時やその後にどんな影響が出るのか、~
何もわかってないからだよ。▼~
“英雄の遺産”だって、紋章の適合者が~
使うにしても、命がすり減ると言われてる。▼~
--「同意する」を選択~
:[シェズ]|そうだな。~
危ない力なら使わないにこしたことはない。▼~
:[リンハルト]|“英雄の遺産”と一緒だよ。紋章の適合者が~
使ったとしても命がすり減ると言われてる。▼~
《共通》
:[リンハルト]|君の力が君の体に悪影響を与えている~
可能性は、少なくはないよね……。▼~
:[シェズ]|そう言われると恐ろしい気もしてくるが……▼~
俺は傭兵だし、戦争が終わってもずっと~
傭兵稼業をしてくつもりだからなあ。▼~
剣を使わない生活は想像しづらいぞ。▼~
:[リンハルト]|そうかな? 君は才能に溢れているし、~
戦後は引く手あまただと思うけど。▼~
-赤焔の章
:[リンハルト]|エーデルガルトも、帝都に腰を据えて、~
国を支えてほしいとまで言い出しそうだよ。▼~
-青燐の章、黄燎の章
:[リンハルト]|それどころか国王が、どこかに腰を据えて、~
国を支えてほしいとまで言い出しそうだよ。▼~
《共通》
:[シェズ]|本当か?▼~
嬉しい誘いだが……一つの場所に落ち着く~
のは、あまり得意な性分じゃなくてな。▼~
:[リンハルト]|そうなんだねえ。▼~
君が僕の家にずっといてくれたら、~
僕としては安心できそうなんだけどな。▼~
:[シェズ]|俺が、お前の家に?~
それってどういう……▼~
:[リンハルト]|何も持っていないように見えて、~
瞬時に剣を生み出せる人なんて……▼~
防犯に最適じゃない?~
旅先とかでも重宝しそうだよ。▼~
《選択》~
-笑う~
-怒る~
--「笑う」を選択~
:[シェズ]|ははははっ、そんなことだろうと思った。~
お前はそういう奴だよな。▼~
でも、それじゃ傭兵が用心棒やるのと~
変わらないだろ? 普通に雇ってくれよ。▼~
:[リンハルト]|いや、それじゃあ一緒に暮らせないから、~
意味がないよね?▼~
--「怒る」を選択~
:[シェズ]|紛らわしい言い方をするなよ。~
一瞬、どんな意味かと思ったぞ。▼~
:[リンハルト]|いや、そう言う意味に取ってくれて、~
全然構わないんだけどねえ。▼~
《共通》
:[シェズ]|は?▼~
:[リンハルト]|あ、用があるのを忘れてたよ。~
それじゃ僕はこれで。▼~
(リンハルトが走り去る)
:[シェズ]|おい、リンハルト!~
待てって!▼~
**カスパル [#mb888d6e]
***支援C [#bbb8ca35]
:[カスパル]|大活躍だったな! 流石はエーデルガルトの~
見込んだ傭兵隊長だぜ!▼~
:[シェズ]|おう、カスパルか。~
お前だって、相当暴れてただろ。▼~
《選択》~
-相手を褒める~
-自分を誇る~
--「相手を褒める」を選択~
:[シェズ]|流石はあのベルグリーズ家に連なる男だ。▼~
:[カスパル]|いや、まだまだだ。~
今回の戦いも、満足いく結果じゃなかった。▼~
--「自分を誇る」を選択~
:[シェズ]|だが、戦功をより稼いだのは、間違いなく~
俺のほうだったな。▼~
:[カスパル]|ああ、その通りだ!▼~
《共通》
:[カスパル]|今のオレの腕は、親父どころかお前にだって~
届いてねえ……悔しいけどな!▼~
:[シェズ]|そうか? あの軍務卿はともかく、~
俺とは同等以上に思えるがなあ。▼~
:[カスパル]|くっそー……勝者の余裕を感じるぜ。~
けど、勝負はこれからだ!▼~
この戦争で、お前より功を上げてやる!~
それがオレの人生のためでもあるしな!▼~
:[シェズ]|そうは言っても、~
俺は傭兵で、お前は貴族だぞ。▼~
手柄を上げる機会は、自ずと俺のほうが~
多くなる。もちろん死の危険も増すんだが。▼~
いくら次男坊とは言ったって、軍務卿の~
息子を戦死させるわけにはいかないだろ。▼~
:[カスパル]|いやいや、それはオレの親父を~
甘く見てるぜ。▼~
オレは生まれた時から継承権がねえんだ。~
兄貴とははっきり区別されて育てられた。▼~
オレが身を立てるには、武の道しかねえ!▼~
……あ、いや、別に政治とか学問とか、~
そういうのをやっても構わねえんだけど。▼~
とにかくオレは何もないところから上に~
登っていかなきゃいけなくて……▼~
オレが選んだのが、戦って手柄稼ぐ、~
そういう道だってことだぜ。▼~
《選択》~
-感心する~
-呆れる~
--「感心する」を選択~
:[シェズ]|ほとんど傭兵同然なんだな。貴族に生まれて~
それだけ覚悟が決まってるなんて……▼~
お前は凄い奴だと本気で思うよ、カスパル。▼~
:[カスパル]|それでもオレには、親父の息子っていう箔が~
あるから、ただの傭兵よりはマシだけどな。▼~
--「呆れる」を選択~
:[シェズ]|思ってたよりずっと大変そうな環境では~
あるんだが……▼~
そこで選ぶのが、一番命の危険がある~
武の道なんだな……。▼~
:[カスパル]|元々、ベルグリーズ家は武門の家だからな。~
親父の影響なのかもしれねえ。▼~
《共通》
:[シェズ]|なるほど……本気でお前が俺と武功を~
競ってるってのは理解した。▼~
だったら、俺もそれに応えなきゃな。▼~
これでもガキの頃から、ずっと傭兵として~
戦場だの何だのに身を置いてきたんだ。▼~
いくら熱心に鍛錬してるからって、~
貴族の子供には負けはしないぞ。▼~
:[カスパル]|言うなあ、お前! オレだって、~
一朝一夕で超えられるとは思ってねえ。▼~
今に見てろよ、シェズ?▼~
***支援B [#x9c9f528]
:[カスパル]|お前、またやったんだってな!~
やるじゃねえか!▼~
:[シェズ]|お前だって相当暴れてただろ……って、~
このやり取り、何度目だ?▼~
:[カスパル]|わからねえ。けど、それだけお前が~
活躍してるってことだろ?▼~
まだまだオレはお前の背を追っかけなきゃ~
ならねえみたいだな……!▼~
《選択》~
-応援する~
-勝ち誇る~
-謙遜する~
--「応援する」を選択~
:[シェズ]|お前が活躍する度に、俺も負けられないって~
気になるからな。お互い、頑張ろう。▼~
:[カスパル]|くっそー……またも勝者の余裕を感じるぜ。~
けど、勝負はこれからだ!▼~
--「勝ち誇る」を選択~
:[シェズ]|いつでも追いついてこいよ?~
俺は更に戦功を積み上げてやるからな。▼~
:[カスパル]|勝負はまだまだこれからだ!~
負けねえぜ!▼~
--「謙遜する」を選択~
:[シェズ]|いやいや、追っかけるってことはないだろ。~
俺だってお前を目標にしてるんだぞ。▼~
:[カスパル]|そう言ってくれるのは嬉しいが、まだまだ~
足りてねえんだ。負けねえぜ!▼~
《共通》
:[カスパル]|さあ、そうと決まれば訓練だ!~
シェズ、もっと激しく行くぞ!▼~
:[シェズ]|ああ、受けて立つ!▼~
……と思ったんだが、少し待った。▼~
:[カスパル]|おおーい、何だよ、急に。~
調子狂っちまうぜ。▼~
:[シェズ]|いや、こうやって二人で訓練することも~
増えただろ?▼~
同じ内容の訓練を一緒にやってたら……▼~
お前が強くなる度に俺も強くなって、~
差が縮まらないんじゃないか?▼~
:[カスパル]|なにっ!? 言われてみれば……。▼~
確かにそうだな!~
けど、オレはそれで構わねえ!▼~
:[シェズ]|へえ、何でだ?▼~
:[カスパル]|オレが一人でこっそり訓練して、~
お前より強くなったって……▼~
つまらねえし、ずるくねえか?~
やっぱ勝負は真っ向からいかねえとな!▼~
同じ訓練だろうと、オレのほうが成長して、~
お前を超える……どうだ、燃えるだろ?▼~
《選択》~
-燃えると言う~
-燃えないと言う~
--「燃えると言う」を選択~
:[シェズ]|ああ、燃えるな。~
だが超えることはできないぞ。▼~
:[カスパル]|やってみなきゃわからねえさ。~
オレならできる!▼~
--「燃えないと言う」を選択~
:[シェズ]|特に燃えはしないが……~
お前らしくはあるよな。▼~
:[カスパル]|燃えねえのかよ!~
まあそれは仕方ねえか。▼~
けど、オレならできる!~
間違いねえ!▼~
《共通》
:[シェズ]|本当に真っすぐな奴だよな、お前は。~
見てて眩しいくらいだ。▼~
傭兵にはなかなかそういう奴はいないから、~
何だか新鮮だよ。▼~
:[カスパル]|そんなもんか?~
オレ自身にはよくわからねえけどよ。▼~
ま、一緒に頑張ろうぜ! オレたちが活躍~
すればするほど、戦争も終結に近づくしな!▼~
:[シェズ]|ああ、強さを求めるにしたって、~
その目的だけは見失っちゃいけないな。▼~
***支援A [#dac9bfcf]
:[シェズ]|お、カスパル。~
ちょうどいいところに。▼~
:[カスパル]|何だ?~
訓練の誘いなら、受けて立つぜ!▼~
:[シェズ]|いや、それもあるんだが……~
今度お前の父さんが来るんだろ?▼~
名高い軍務卿の鍛錬に、俺も加わらせて~
もらえないかと思ってな。▼~
:[カスパル]|親父の?~
……やめといたほうがいいんじゃねえか?▼~
:[シェズ]|何でだよ。~
お前は一緒にやってるんだろ?▼~
:[カスパル]|ああ、けどそれは、子供の頃から~
ずっと付き合わさせられてるせいで……▼~
かろうじて耐えられてるってだけで、~
普通なら絶対にもたないぞ。▼~
:[シェズ]|そう聞いて引き下がれるかって。~
何とか頼む。▼
:[カスパル]|仕方ねえなあ……。なら、戻しちまわない~
ように、飯は抜いてこいよ?▼~
それから訓練の後に予定を入れたら、確実に~
潰れるからな。そのつもりでいといてくれ。▼~
《選択》~
-楽観的に応じる~
-弱腰になる~
--「楽観的に応じる」を選択~
:[シェズ]|そこまで言うほどか?~
助言には従うが、大丈夫だと思うぞ?▼~
:[カスパル]|覚悟はしといたほうがいいぞ。~
オレはもう何度も味わってんだ。▼~
--「弱腰になる」を選択~
:[シェズ]|そこまで言うか……?~
不安になってくるな……。▼~
:[カスパル]|ああ、覚悟しとけよー。~
オレはもう何度も味わった。▼~
《共通》
:[カスパル]|あの親父の、煉獄より地獄な特訓をな……!▼~
(暗転)
:[シェズ]|………………。▼~
:[カスパル]|おい、生きてるか?▼~
:[シェズ]|ああ……。▼~
:[カスパル]|生きてはいるけど、気力が皆無だな。~
親父がお前のこと褒めてたぞ?▼~
初めてでここまでついてこられる者が~
いるとは……ってな。▼~
もっと厳しい訓練を考えるってよ。~
勘弁してほしいよなあ。▼~
:[シェズ]|お前は、凄い奴だな……。~
あの訓練を日常的に……。▼~
:[カスパル]|そんなことはねえよ。~
ただ慣れるだけの環境があっただけだ。▼~
オレはお前みたいに頭が回らねえからな。~
その分、体で補わないと駄目だろ。▼~
だから、ひたすら鍛えるんだ。~
もしかしたら効率は悪いかもしれねえがな!▼~
:[シェズ]|いや、あれはもう……~
効率とかを超越してるだろ……。▼~
お前の、絶対に折れそうにない……~
真っすぐさの由来、見た気がするな……。▼~
:[カスパル]|そうか?~
まあ、お前が生き残れてよかったよ!▼~
次の戦場では、大いに特訓の成果を~
発揮してやろうぜ!▼~
《選択》~
-喋る気力もない~
-頑張って応じる~
--「喋る気力もない」を選択~
:[シェズ]|おう……。▼~
--「頑張って応じる」を選択~
:[シェズ]|任せとけ……。~
成果が出なきゃ、割に合わない……。▼~
《共通》
:[カスパル]|がっはっはっは! そういうお前を見るの、~
何だか新鮮で面白いな!▼~
:[シェズ]|笑い事じゃないんだよな……。▼~
**ベルナデッタ [#kecd84dc]
***支援C [#idf666f1]
:[シェズ]|それじゃ、気をつけろよ。▼~
:[傭兵]|ぐぇっへっへ!~
てめえみてえな奴がいて助かったぜ!▼~
(傭兵が立ち去る)
:[シェズ]|さて、俺は……と。▼~
ベルナデッタ、そんなとこに隠れて~
何やってんだ?▼~
(ベルナデッタが来る)
:[ベルナデッタ]|ひえっ、その、い、今の人は……?▼~
:[シェズ]|今の? ああ、俺と同じ傭兵だ。~
仕事を探しててな。▼~
:[ベルナデッタ]|傭兵なんですか?~
ささ山賊みたいでしたよ……!?▼~
:[シェズ]|山賊って……確かに野生的な見た目だが、~
賊と一緒にしちゃ可哀想だろ。▼~
:[ベルナデッタ]|そんなこと言われても……~
話し方も恐ろしかったですし!▼~
:[シェズ]|傭兵なんて、大半があんなもんだぞ。▼~
俺がマシな部類なんだ。~
母さんにしっかり育てられたしな。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、そうなんですね……。▼~
ってことは、よく話したことないけど、~
あなたの仲間はああいう人ばっかり……?▼~
《選択》~
-肯定する~
-否定する~
--「肯定する」を選択~
:[シェズ]|そうだな。~
ベルナデッタには傭兵はできそうにないか。▼~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|いや、ばっかりじゃないが……~
傭兵をやってたら避けることはできないな。▼~
ベルナデッタに傭兵は無理そうだ。▼~
《共通》
:[ベルナデッタ]|当たり前です!~
絶対に無理ですよおお!▼~
ベルが人見知りじゃなくたって、~
あんな怖い人たちの集まりは無理ー……。▼~
:[シェズ]|それは人見知りだからだろ。~
話してみたら怖くないってわかるぞ?▼~
見た目で判断し過ぎるから、~
人見知りが酷くなるんじゃないか?▼~
:[ベルナデッタ]|知らない人を見た目以外の何で判断しろって~
言うんですかあ……。▼~
:[シェズ]|一緒に戦ったり飯食ったりしてれば、~
自ずと判断できそうなもんだがな。▼~
:[ベルナデッタ]|だから、そこまで行くのが無理なんですよ、~
ベルには! わかって!▼~
《選択》~
-わかったと言う~
-わからないと言う~
--「わかったと言う」を選択~
:[シェズ]|わかった、わかった。▼~
だが、見た目や話し方が怖くなければ、~
その人が本当に怖くないと思ってるのか?▼~
--「わからないと言う」を選択~
:[シェズ]|わからないな。見た目が怖くなければ、~
その人が本当に怖くないと思ってるのか?▼~
《共通》
:[シェズ]|世の中には、見た目はいかついが~
実は優しい奴と同じくらい……▼~
見た目は優しいが恐ろしい奴がいるんだ。~
人を騙して食い物にするような連中が。▼~
見た目だけで判断してると、痛い目見るぞ?▼~
:[ベルナデッタ]|ええ? 何で脅かすんですか!?~
ベルの鉄の心は、騙されませんよ!?▼~
いえ、えーと、たぶん……はい。~
たぶん大丈夫だもん!▼~
***支援B [#g7de1215]
:[ベルナデッタ]|シェズさーん!!~
た、大変なんですうううううう!▼~
:[シェズ]|どうした、ベルナデッタ!~
鼠でも潜り込んでたか?▼~
:[ベルナデッタ]|鼠!? 鼠がいるんですか!~
ベルのお菓子が齧られちゃいます!▼~
《選択》~
-誤解を解く~
-無視して話を進める~
--「誤解を解く」を選択~
:[シェズ]|いや、その鼠じゃない。~
敵が送り込んでくる間者のことだ。▼~
:[ベルナデッタ]|あ、そうですか……。~
違います! 似てるけど違うんです!▼~
:[シェズ]|似てるが、違う?~
いったい何の話だ?▼~
--「無視して話を進める」を選択~
:[シェズ]|いや、俺の勘違いだった。~
それで大変って、何がだ?▼~
《共通》
:[ベルナデッタ]|それが、その、怖くない見た目の、~
優しい女の人がいたんですけど……▼~
(暗転)
:[アンナ]|なるほど……人見知りで困っていたのね。~
私にできることがあればいいんだけど。▼~
:[ベルナデッタ]|はい……。▼~
:[アンナ]|……うーん、この香草はどうかしら。▼~
ちょっと値が張るんだけど、~
緊張を和らげる効果があるって話よ。▼~
後は……出どころも効能もとーっても~
怪しい、人を好きになる壺とか。▼~
正直おすすめしないけど、どうしても~
すがりたかったら買ってもいいわよ。▼~
……ちょっと、大丈夫?▼~
:[ベルナデッタ]|ベ、ベルは気づいてしまったんです……!~
この前、ベルは聞いたんですよ!▼~
世の中には、見た目は優しいけど怖い人が~
いっぱいいるって……!▼~
あなたがそうに違いありませええええんん!▼~
(ベルナデッタが走り去る)
:[アンナ]|な、何だったのかしら。~
怖い人って、失礼しちゃうわね。▼~
(暗転)
:[ベルナデッタ]|ってことがあったんです!~
あなたのおかげで助かりましたよおおお!▼~
:[シェズ]|……いや、それ、アンナさんじゃないか?~
よく行商に来てくれる……。▼~
確かに怪しい品をいろいろと売ってるが、~
人を騙したりはしないだろ。▼~
悪いことしちまったな。~
後で俺が謝っとくよ……。▼~
:[ベルナデッタ]|へ?▼~
怖い人じゃ、なかった?▼~
:[シェズ]|たぶんな。~
というか、お前も初対面じゃないだろ……。▼~
:[ベルナデッタ]|わかりませんよ! そんな簡単に~
人の顔なんて覚えられませんし!▼~
:[シェズ]|何で偉そうなんだよ。▼~
:[ベルナデッタ]|………………?▼~
:[シェズ]|……はあ。どうしたらいいんだか。▼~
もういっそ、見た目は怖いが、中身は~
怖くない奴にでも会いに行くか?▼~
そうすりゃ人見知りはマシになるだろ。▼~
:[ベルナデッタ]|……わかりました!~
このベルナデッタ、受けて立ちましょう!▼~
***支援A [#p77f1d6c]
:[ベルナデッタ]|あ、シェズさん……。▼~
:[シェズ]|ベルナデッタか。~
この前は悪かったな……。▼~
:[ベルナデッタ]|いえ、あなたのせいじゃないですし……~
ベルこそ、すみませんでした。▼~
:[シェズ]|まさか、あんなことになるなんてなあ……。▼~
うちの隊いちの悪人面に、~
挨拶したとこまでは良かったが……▼~
緊張に耐えかねたお前が、その場から~
逃げようと駆け出した挙げ句……▼~
:[ベルナデッタ]|そこにいた馬の尻尾を踏んじゃったせいで、~
暴走した馬があちこちを破壊する羽目に……▼~
うう……ベルの失態ですう……。▼~
《選択》~
-元気づける~
-追い討ちをかける~
--「元気づける」を選択~
:[シェズ]|誰にでも失敗はあるさ。~
もう忘れちまおう。▼~
:[ベルナデッタ]|ありがとうございます……。▼~
--「追い討ちをかける」を選択~
:[シェズ]|アンナさんから緊張を和らげる香草を買った~
ほうが安くついたのは、悲しかったよな。▼~
:[ベルナデッタ]|がーん……。▼~
:[シェズ]|ついでに怪しい壺も買えるほどの~
被害だったそうだ。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、そんな……。▼~
《共通》
:[シェズ]|それはそれとして、~
人見知りはどうにかしたいよな。▼~
引き籠もりと違って、他人に迷惑がかかる~
ことが図らずも明らかになっちまったし。▼~
:[ベルナデッタ]|そうですよね……。~
って、引き籠もりは解消できましたもん!▼~
:[シェズ]|だが、無理にやってもああいう結果に~
なるなら、少しずつ慣れてくしかないか。▼~
:[ベルナデッタ]|少しずつって?▼~
:[シェズ]|俺が怖い奴と話してるのを、~
こっそり眺めるとか……。▼~
それで、話の内容が面白かったりすれば、~
意外といけるようになったりしないか?▼~
:[ベルナデッタ]|別に、ベルは話してて面白い人がいい~
わけじゃないですよ?▼~
とにかく怖くなければ、真面目で~
つまらなくても全然大丈夫なんだから!▼~
:[シェズ]|それはそれで難しいんだよな……。▼~
:[ベルナデッタ]|あ、でも慣れるのは、思ったより簡単に~
できる気がします。▼~
:[シェズ]|へえ、何でだ?▼~
:[ベルナデッタ]|その、正直あなたも怖かったですけど、~
いろいろしてるうちに慣れてきましたもん。▼~
もう人見知りもしてないですよ?~
ふっふっふー。▼~
《選択》~
-喜ぶ~
-素直に喜ぶのは気に食わない~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|そりゃ嬉しいな。~
解消できるとわかって良かった。▼~
それなら、やっぱり慣らしてこう。▼~
たぶんだが、一緒に何かをやるってのが~
大事なんじゃないか?▼~
:[ベルナデッタ]|そうかもしれませんねえ。▼~
--「素直に喜ぶのは気に食わない」を選択~
:[シェズ]|なーんか引っかかる態度だが……~
まあ慣れてくれたことは嬉しいな。▼~
一緒に何かやるってのが大事そうだから、~
やっぱ荒療治で行くか?▼~
:[ベルナデッタ]|ぎええっ!? 荒療治はダメですよ!~
断固、反対します!▼~
:[シェズ]|ははっ、冗談だ。~
悪い悪い。▼~
《共通》
:[シェズ]|ま、これからも俺たちは仲良くやってこう、
ベルナデッタ。▼~
:[ベルナデッタ]|はい!▼~
**ドロテア [#p946f661]
***支援C [#s2f8c8f2]
:[シェズ]|へえ、帝都の歌劇団ね。~
まったく想像がつかないな。▼~
傭兵稼業であちこち行ったって言っても、~
地方の小領主の仕事がほとんどで……▼~
ガルグ=マクに来るまでは、帝都や王都~
みたいなデカい街には無縁だったんだ。▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|帝都に来てからも、そういう煌びやかな~
世界?にはとんと縁がなくてな。▼~
《共通》~
:[ドロテア]|簡単に言えば、村のお祭りでやる小さな~
劇を、何千倍も派手にしたものなんだけど。▼~
劇の要所要所に印象的な歌が入って、~
その歌い手の中の主役が「歌姫」なのよ。▼~
《選択》~
-理解したと伝える~
-傭兵にたとえてみる~
--「理解したと伝える」を選択~
:[シェズ]|だいたいわかったぞ。~
凄い奴ってことだな。▼~
それだけ凄いなら、呼び名とかないのか?▼~
--「傭兵にたとえてみる」を選択~
:[シェズ]|つまり……傭兵でいうと“壊刃”や“灰色の~
悪魔”みたいな戦場の主役ってことか。▼~
そういえば、ドロテアにも二つ名が~
あったよな?▼~
《共通》~
:[ドロテア]|あるわよ。~
“神秘の歌姫”っていうの。▼~
:[シェズ]|おお、いいじゃないか。~
確かにお前には謎めいた魅力があるよな。▼~
:[ドロテア]|ありがとう。でも、名前の由来は……~
私が孤児で突然現れたせいだから、複雑よ。▼~
:[シェズ]|それで、神秘なのか。~
そう言われると気分は上がらないな。▼~
だが……歌姫になるからには実力は~
確かなんだろ?▼~
何か歌ってみてくれないか?~
俺、歌劇ってもんが想像つかなくてさ。▼~
:[ドロテア]|仕方ないわねえ。~
特別よ?▼~
赤き雨を浴びて……燃える大地越えて……♪~
空を割る剣を……呼び戻す天を……♪▼~
復讐の時、立ち上がれ……♪~
復讐の野に、咲き誇れ、血潮の花よ……♪▼~
……どうかしら?▼~
:[シェズ]|おお……おお?▼~
:[ドロテア]|あら、お気に召さなかった?~
芳しくない反応ね。▼~
《選択》~
-正直に伝える~
-誤魔化す~
--「正直に伝える」を選択~
:[シェズ]|凄いが……凄すぎてよくわからなかった~
ってのが正直なところだな。▼~
俺の知ってる歌って、酒場で傭兵が歌うやつ~
とか、村娘が畑仕事中に歌うやつとかだし。▼~
--「誤魔化す」を選択~
:[シェズ]|いや、あまりの凄さに言葉を失ってたんだ。~
まるで聞いたことのない歌だったしな。▼~
《共通》~
:[シェズ]|ろくな感想も言えなくて、申し訳ない。▼~
:[ドロテア]|いいのよ、気にしないで。~
そういうことってよくあるもの。▼~
:[シェズ]|そうかもしれないが……良かったら、~
また聴かせてもらってもいいか?▼~
もう一度、聴いてみたいと思ったんだ。~
次はもう少し、まともな感想が出るかも。▼~
:[ドロテア]|……ふふふっ、いいわよ。~
もう一度、機会を作ってあげる。▼~
***支援B [#u7dc39bc]
:[シェズ]|そういえば、この前、貴族のお茶会って~
やつに同席させられたんだ。▼~
-赤焔の章
:[ドロテア]|貴族って、もしかしてフェルくんかしら?~
彼はお茶会が好きだものねえ。▼~
:[シェズ]|いや、護衛の仕事を兼ねてかね?~
それで茶の一杯をご馳走になったんだが……▼~
-青燐の章(シルヴァン生存時)
:[ドロテア]|貴族って、もしかしてシルヴァンくん?~
女性とのお茶会だったのかしら。▼~
:[シェズ]|いや、護衛の仕事を兼ねてかね?~
それで茶の一杯をご馳走になったんだが……▼~
-青燐の章(シルヴァンロスト時)
:[シェズ]|護衛の仕事を兼ねて、な。~
それで茶の一杯をご馳走になったんだが……▼~
-黄燎の章
:[ドロテア]|貴族って、もしかしてローレンツくん?~
彼はお茶会が好きだものねえ。▼~
:[シェズ]|いや、護衛の仕事を兼ねてかね?~
それで茶の一杯をご馳走になったんだが……▼~
《共通》~
:[シェズ]|味がよくわからなくてな。~
美味いとも不味いとも言い難くて。▼~
:[ドロテア]|そうよね。そういう場の食事とかって、~
味なんかわからないわよねえ……。▼~
:[シェズ]|ああ、高級すぎるとなあ。▼~
前に、お前の歌を聴いたことがあっただろ?~
歌劇の一節を披露してもらって。▼~
その時のことを思い出しちまって……~
俺にはそういう素養がないんだろうよ。▼~
:[ドロテア]|歌を楽しく聴いたり、美味しいものを~
美味しく味わったりするのは……▼~
誰もが持っている権利よ。~
平民だからないとか、そんなことはないわ。▼~
《選択》~
-頷く~
-反論する~
--「頷く」を選択~
:[シェズ]|俺も、そうだといいと思う。▼~
:[ドロテア]|思うけれど?~
違うって言うの?▼~
--「反論する」を選択~
:[シェズ]|そうは言ってもだな。▼~
《共通》~
:[シェズ]|例えば俺は、傭兵時代、飯なんて食えりゃ~
何でもいいと思ってたが……▼~
この軍に所属してから、明らかに舌が~
肥えたぞ。美味いものを食いたくなった。▼~
美味いものを美味いと知る機会がなけりゃ、~
それを美味いとは思わないだろ?▼~
それが悪いとはまったく思わないぞ。~
思わないが……。▼~
:[ドロテア]|そういうこと……。~
………………。▼~
:[シェズ]|ドロテア?▼~
:[ドロテア]|ごめんなさい、ちょっと考えちゃって。~
確かに、貴方の言うとおりかもしれない。▼~
ねえ、シェズくん……。▼~
:[シェズ]|どうした?▼~
:[ドロテア]|私は初め、誰のためでもなく歌ってたわ。~
そうしてマヌエラ先輩に見出された。▼~
歌劇団に入ってからも、とにかく夢中で、~
みんなに自分の歌を聴いてもらいたかった。▼~
でも歌姫になって、多くの貴族から~
持て囃されるようになって……▼~
私はいつの間にか、そういう人たちに向けて~
歌うようになっていたのかもしれない。▼~
素養が、知識がなければ理解できない、~
高級な歌を……。▼~
《選択》~
-否定する~
-同意しつつも元気づける~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|いや、俺はそうは思わないな。~
俺が理解できなかったのは……▼~
元々俺が歌に興味なさすぎたからってのも~
大きいと思うんだ。▼~
--「同意しつつも元気づける」を選択~
:[シェズ]|そうかもしれないが、それ自体は悪くない~
と思うって言っただろ?▼~
《共通》~
:[シェズ]|お前の歌が凄いのは間違いないんだ。そんな~
自分が悪いみたいな言い方しなくていいさ。▼~
:[ドロテア]|ありがとう。~
でも……ちょっと考えちゃうわね……。▼~
***支援A [#q0057b5a]
:[ドロテア]|らららー……ららららー……~
ららら……らららー……♪▼~
らららー……ららららー……~
ららら……らららー……♪▼~
……ふう。~
どうだったかしら?▼~
:[シェズ]|おお……おお?▼~
:[ドロテア]|ええ? この歌でもその反応なの?▼~
:[シェズ]|す、すまん。~
やっぱり歌は全然わからないな……。▼~
でも、なんか温かい感じはしたぞ。~
母さんみたいって言うか……。▼~
:[ドロテア]|あら、わかってるじゃない!~
これは古い古い子守唄なのよ。▼~
今では、もう歌詞もわからなくて、~
誰も子守唄として歌ったりしないけれど。▼~
:[シェズ]|へえ、それで懐かしい感じが。▼~
……いや待て、歌詞がないのに子守唄って~
どうやってわかったんだ? 適当か?▼~
:[ドロテア]|調べて発表した学者がいたのよ。~
それが合ってるかは、わからないわ。▼~
《選択》~
-歌詞がないのが良いと言う~
-繰り返す音が良いと言う~
--「歌詞がないのが良いと言う」を選択~
:[シェズ]|そうか。~
だが、歌詞がないのがいいよな。▼~
深く言葉の意味とかを考えなくても、~
心に伝わるものがある。▼~
--「繰り返す音が良いと言う」を選択~
:[シェズ]|そうか。繰り返しが多くて単純な曲だが、~
そこがいいよな。▼~
せわしなく変わっちまうと、覚えるのも~
大変そうだ。▼~
《共通》~
:[ドロテア]|ふふっ、貴方からそういう感想が聞けて、~
とても嬉しいわ。▼~
:[シェズ]|俺も、ドロテアの歌を何度も聞けて、~
正直嬉しいさ。▼~
ドロテアの歌声が、素養がない人にだって~
届くのはもう間違いない。▼~
何しろ、一番底辺にいそうな俺が~
これだけ感じられるんだからな!▼~
:[ドロテア]|もう、底辺なんて……~
自分で言わないでちょうだい。▼~
:[シェズ]|気にしてないからいいんだよ。~
親なし、出自不明で、流浪の傭兵だぞ?▼~
:[ドロテア]|ふふふふっ、貴方のそういう姿勢、~
素敵よね。私も見習わなくっちゃ。▼~
今回だって、貴方のおかげで私は~
自分の歌を見つめ直すことができた……。▼~
歌姫の経験を経て失ってたかもしれない~
気持ちを、取り戻せたんだから。▼~
:[シェズ]|……流石は歌姫だな。▼~
:[ドロテア]|どういう意味?▼~
:[シェズ]|何というか、ドロテアの言葉って、~
綺麗なんだよ。▼~
自分の考えてることが、~
すらっと言葉になって相手に届く。▼~
歌姫になるために、それになってからも、~
凄い努力をしてきた成果なのかなって。▼~
歌の感想もろくに言えない俺とは~
大違いだ。はっはっはっ……。▼~
:[ドロテア]|ありがとう。そう言ってくれる人がいて、~
本当に救われる思いよ。▼~
でも……貴方の言葉が下手というのは、~
私には同意できないわね。▼~
今の私への言葉も、口説き文句かと~
思うくらいだったもの。ふふふっ。▼~
**ペトラ [#y24cb898]
***支援C [#t05374e0]
:[シェズ]|ペトラ、これから訓練か?~
俺も付き合うぞ。▼~
:[ペトラ]|はい、嬉しく思います。~
あなた、強い、訓練、身になります。▼~
:[シェズ]|強さで言えば、ペトラのほうが~
よほどだと思うがな。▼~
女王……になったんだったか?~
……が異国の地で、そこまで鍛えて。▼~
:[ペトラ]|まだ、王、違います。~
約定のみです。▼~
しかし、ブリギットの王、~
戦えなければ、なれません。▼~
力、最も持ち、生き延びられる、~
民、最も率いられる……▼~
それこそ、王の条件、~
ブリギット、背負う者の、役割です。▼~
:[シェズ]|ようは、一番強くなきゃ駄目なんだろ?~
わかりやすいが、凄い国だな。▼~
:[ペトラ]|もちろん、理想です。~
現実、異なること、稀、よくあります。▼~
しかし、あなた、傭兵、同じ、違いますか?~
最も強くある、望む、望みません?▼~
《選択》~
-肯定する~
-否定する~
--「肯定する」を選択~
:[シェズ]|まあ、そうだな。~
傭兵は、強さがすべてだ。▼~
何より生き延びるための強さが重視される。~
ペトラも似たようなことを言ってたが。▼~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|俺は割とそうだが、~
傭兵全体では違うんじゃないか?▼~
強さを追い求め過ぎると、死にやすい……~
なんて傭兵の間では言われてるしな。▼~
生き延びることが最優先さ。~
ペトラも似たようなことを言ってたが。
《共通》~
:[ペトラ]|理解しました。生き延びる、大切です。~
では、危険な任務、誰も、受けませんか?▼~
王、危険、避けられない時、あります。~
傭兵、どうでしょう。▼~
:[シェズ]|報酬次第、かね。~
金に困ってる傭兵も多いからな。▼~
傭兵は雇われ仕事なんだ。責任感のない奴も~
いるし、逆に見捨てるような雇い主もいる。▼~
ブリギットでは、そういうことはないのか?~
というか、そもそも傭兵がいない……?▼~
:[ペトラ]|正解、です。~
ブリギット、傭兵、一人も、いません。▼~
狩人であり、戦士、漁師であり、戦士。~
皆、戦える……雇う、雇われる、不要です。▼~
《選択》~
-感心する~
-疑問に思う~
--「感心する」を選択~
:[シェズ]|やっぱり凄いな。傭兵になるしかない奴も、~
いないってことだもんな……。▼~
:[ペトラ]|ブリギット、褒める、嬉しく思います。~
わたし、誇りですから。▼~
--「疑問に思う」を選択~
:[シェズ]|つまり……農家であり戦士や、~
大工であり戦士がいるのか?▼~
:[ペトラ]|はい! 皆、強いです。~
農家でさえ、鍬、手強く、あります!▼~
:[シェズ]|鍬……いや、手強いのはわかるが。~
……鍬か。▼~
***支援B [#d9e1349f]
:[ペトラ]|シェズ、~
今、話す、よいですか?▼~
:[シェズ]|ああ、何だ?▼~
:[ペトラ]|あなたの傭兵の話、興味深く、あります。~
再び聞く、望む、望みます。▼~
:[シェズ]|構わないが……~
これ以上、特に面白い話もない気がするぞ。▼~
:[ペトラ]|いいえ、どのような話でも、楽しいです。~
知識、新鮮です!▼~
例えば……あなた、傭兵。~
今、報酬、貰う、貰いますか?▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|ああ、もちろん。~
俺の雇い主は、エーデルガルトだ。▼~
-青燐の章
:[シェズ]|ああ、もちろん。~
俺の雇い主は、ディミトリだ。▼~
-黄燎の章
:[シェズ]|ああ、もちろん。~
俺の雇い主は、クロードだ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|傭兵としては、破格の報酬だと思うぞ。~
指揮官に抜擢してもらってるからな。▼~
:[ペトラ]|はい、傭兵、報酬が大切、教わりました。▼~
もし、敵国、あなたの報酬、増やす提案、~
ありましたら、あなた、どうします?▼~
《選択》~
-自分は寝返らないと言う~
-誰も寝返らないと言う~
--「自分は寝返らないと言う」を選択~
:[シェズ]|俺は断るが、鞍替えする奴もいるかもな。~
やっぱり報酬の多さは魅力だし……▼~
何より、それだけの金を積める相手は、~
戦争自体に勝つ可能性も高い。▼~
--「誰も寝返らないと言う」を選択~
:[シェズ]|その程度で寝返る奴はいないだろ。▼~
ただ……それだけの金を積める相手は、~
戦争自体に勝つ可能性も高い。▼~
《共通》~
:[シェズ]|負ける陣営にいると、~
それだけ死の危険は増えるだろ?▼~
:[ペトラ]|金、ある、戦争、有利……~
フォドラの真理、です?▼~
:[シェズ]|だが、それは信頼できる相手に限った話だ。~
提案に乗ってほいほい裏切ったら……▼~
向こうは邪魔な傭兵を殺すためだけに~
呼び出した、なんて可能性もある。▼~
逆に雇い主からしても、金で主を変える~
傭兵なんて信用できないだろ。▼~
傭兵には、信頼も必要不可欠なんだ。~
これ、言い忘れてたな。▼~
:[ペトラ]|いえ、わかります。~
傭兵に限りません、それ。▼~
しかし、傭兵……他より、信頼、~
大事、なる、思う、思います。▼~
:[シェズ]|まあな。報酬の高い重要な任務になれば、~
雇う側は傭兵の経歴を調べて判断するし……▼~
逆に、傭兵を使い捨てた雇い主なんかの~
情報を、傭兵たちが共有したりもする。▼~
誰もが生きるのに、必死なんだよ。▼~
:[ペトラ]|はい……皆、必死です。~
そこ、善も、悪も、ありません。▼~
敵でなく、わたし、雇う、どうですか?~
仲間ですから、寝返り、違います。▼~
ブリギットでの仕事、報酬、今より、~
高い、高くする、約束できます。▼~
《選択》~
-喜ぶ~
-興味は持てない~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|そりゃ嬉しい誘いだ。~
けど、今は別の仕事の最中だからな。▼~
--「興味は持てない」を選択~
:[シェズ]|今は興味を持てないな。~
別の仕事の真っ最中だからってのもあるが。▼~
《共通》~
:[シェズ]|信頼を大事にする傭兵が、~
仕事を途中で放り投げちゃまずいだろ?▼~
:[ペトラ]|その答え、予想する、しました。~
流石、傭兵の鑑、です。▼~
***支援A [#n4f3e3f8]
:[ペトラ]|戦い、続き……~
終わり、見える、見えてきましたか?▼~
《選択》~
-見えてきたと答える~
-見えてこないと答える~
--「見えてきたと答える」を選択~
:[シェズ]|ああ、まだ先だろうが……~
ぼんやりと見えてきた気がするよ。▼~
:[ペトラ]|考え、わたし、同じです。~
見えてくる、よいです。▼~
--「見えてこないと答える」を選択~
:[シェズ]|いや、まだまだだ。~
見えてくるといいんだがな。▼~
:[ペトラ]|わたし、見えてくる、きました、~
思いますが、あなたの考えも、わかります。▼~
《共通》~
:[ペトラ]|……もし、戦い、終わる、~
あなた、どうしますか?▼~
:[シェズ]|どうするって?~
やけに漠然とした問いだな……。▼~
:[ペトラ]|身の振り方、です。~
あなた、役目、終える、その時……▼~
わたしと共に、ブリギット、来ませんか?▼~
:[シェズ]|本気の、話だよな?~
前に冗談で言ってたようなやつでなく。▼~
:[ペトラ]|はい、冗談、違います。~
わたし、本気です。▼~
ブリギット、帝国との戦争、敗れて以来、~
従属する、してきました。▼~
しかし、この戦争、ブリギット、~
対等の関係、築く、機会、持ちました。▼~
これから、国、開かれていきます。~
フォドラと、交流、盛ん、持ちます。▼~
それ、助ける人材、わたし、求めています。~
信頼できる、相手です。▼~
:[シェズ]|………………。▼~
:[ペトラ]|誘い、困る、でしたか?~
何か……▼~
:[シェズ]|いや、ただ感心してたんだ。~
ペトラは王なんだ、って思ってよ。▼~
こうして皆で必死に戦いながらも……▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|エーデルガルトは戦争が終わった後のことを~
考えて、準備してる。▼~
-青燐の章
:[シェズ]|ディミトリは戦争が終わった後のことを~
考えて、準備してる。▼~
-黄燎の章
:[シェズ]|クロードは戦争が終わった後のことを~
考えて、準備してる。▼~
《共通》~
:[シェズ]|まさに王の考え、王の視点だろ?~
それと同じものを、ペトラは持ってるんだ。▼~
:[ペトラ]|そう、です。~
わたし、ブリギットの王。▼~
精霊たち、守られる、~
海、浮かぶ、島々……統べる者です。▼~
わたし……何より、あなたに、~
未来、支えてほしい、ほしくあります。▼~
《選択》~
-前向きに応じる~
-後ろ向きに応える~
--「前向きに応じる」を選択~
:[シェズ]|熱烈な言葉だな……。~
俺を買ってくれて嬉しいよ、ペトラ。▼~
けど、適任かもな。俺は家族もいないし、~
地位も財産もない根無し草だ。▼~
--「後ろ向きに応える」を選択~
:[シェズ]|ペトラ、お前の誘いは嬉しいが……~
正直そんな先の話は考えたことがない。▼~
俺は家族もいないし、地位も財産もない~
根無し草だから、適任ではあるけどな。▼~
《共通》~
:[ペトラ]|シェズ、答え、まだ、不要です。~
今のあなた、この国のため、戦います。▼~
戦争、終わる、その時、~
一番最初に、考える、願います。▼~
そのため、今、先んじて、言いました。~
わたし、ずるい、ずるくあります。▼~
:[シェズ]|そういうことか……。~
ペトラ、わかったよ。▼~
確かに抜け駆けな気はするが、~
それだけの思いは伝わった。▼~
未来を考えるためにも、今はこの戦争に~
勝って、生き残ろう。共にな。▼~
**モニカ [#s192c5db]
***支援C [#g027813b]
:[シェズ]|モニカ?~
こんなとこに突っ立って何やってるんだ?▼~
:[モニカ]|あなたを待っていたんです。~
陛下と話していたでしょう?▼~
:[シェズ]|ああ、少し戦術の話をな。~
それで、俺に用って?▼~
:[モニカ]|いえ、用というほどの用はないのですが。~
その……陛下はどんな様子でした?▼~
:[シェズ]|どんなって……傭兵部隊の戦い方について~
相談しただけだが。皆、得物が違うだろ?▼~
槍みたいな長物を使えない場所で~
戦いそうなんで、どう扱うかってな。▼~
:[モニカ]|それだけですか?▼~
:[シェズ]|いや、それ以外にも傭兵関係でいろいろ……~
モニカが関わりそうな話はなかったぞ。▼~
:[モニカ]|そういうことではなくてですね……あの、~
兵士が茶菓子を持っていったでしょう?▼~
それに、あの部屋には花が活けてあったと~
思いますが……見ませんでした?▼~
:[シェズ]|ああ、菓子は分けてもらった。~
美味かったが……お前も食いたかったのか?▼~
花は……あった、気も……。~
小さな白い花だったような……。▼~
:[モニカ]|もう!あなたの感想なんて聞いてません。~
陛下はどうだったか聞いてるんです。▼~
《選択》~
-素直に答える~
-聞く理由を問う~
--「素直に答える」を選択~
:[シェズ]|いや、何か言ってたかもしれないが、~
覚えてないって。▼~
:[モニカ]|そんな……そしたら、陛下に直接~
聞くしかないじゃないですか。▼~
あたしは、陛下がその場で漏らすような~
素の感想を知りたいんです。▼~
--「聞く理由を問う」を選択~
:[シェズ]|何でそんなに気になるんだ? というか、~
エーデルガルトに聞けばいいだろ。▼~
:[モニカ]|直接聞いたって、本音で話してくれるか~
わからないでしょう。▼~
あたしは、陛下がその場で漏らすような~
素の感想を知りたいんです。▼~
:[シェズ]|そう言われてもな……。~
覚えてないぞ。▼~
《共通》~
:[モニカ]|光栄にも陛下に呼ばれて、相談されて。~
陛下からお菓子まで下賜されて……▼~
陛下のこと、ちゃんと見てないんですか?~
信じられない、まったく。▼~
:[シェズ]|期待に沿えなくて悪かったが……~
モニカが何をやりたいのかさっぱりだ。▼~
今からでも感想を聞いてこようか?▼~
:[モニカ]|や、やめてください。~
あたしが聞きたがったなんて知れたら……▼~
陛下に余計な気を回させてしまいます。~
もうこの話はいいですから。▼~
《選択》~
-首を捻る~
-何か閃く~
--「首を捻る」を選択~
:[シェズ]|いったい何なんだ……? わからないから、~
やっぱりエーデルガルトに聞いて確かめ……▼~
:[モニカ]|ちょっと! やめてください!~
言いますから!▼~
お菓子もお花も、あたしが用意したんです。~
それで、正直な反応が知りたくて……。▼~
--「何か閃く」を選択~
:[シェズ]|あ、わかったぞ。~
菓子も花も、お前が用意したんだな。▼~
それでエーデルガルトの正直な反応を~
さりげなく知りたくて……▼~
:[モニカ]|あ、ああ、それ以上言わないでください!~
合ってますから!▼~
《共通》~
:[シェズ]|なるほどなあ……。~
いや、わかってもよくわからんが……。▼~
:[モニカ]|もう、いいじゃないですか!~
乙女心は複雑なんです!▼~
***支援B [#j79a3e4a]
:[シェズ]|話って何だ、モニカ?~
しかもこんなところで……。▼~
:[モニカ]|最近、とても頑張ってるみたいですね。~
戦場に出る度に功を積み重ねているとか。▼~
:[シェズ]|急に褒めて、どうしたんだ。~
確かに調子は良いが……。▼~
:[モニカ]|特に他意はありませんよ。~
あたしも非常に助かっていますし……▼~
陛下もとても褒めておられました。~
良い働きだと。▼~
あたしといても、あなたの話ばっかり~
されるので、聞き飽きたくらいです。▼~
:[シェズ]|へえ、俺の話ばっかりを……ん?▼~
もしかして、お前、俺に妬いてるのか?~
いや、そんなはずないか。▼~
:[モニカ]|ええ、そんなはずないでしょう。~
何であたしがあなたに妬くんですか。▼~
だいたいあなたと陛下は、~
ただの部下と上司で……▼~
あたしと陛下のような君臣の粋を超えた、~
深い関係には及びもしないんですから。▼~
《選択》~
-妬いていると指摘する~
-受け流す~
--「妬いていると指摘する」を選択~
:[シェズ]|思い切り、妬いてるじゃないか……。▼~
:[モニカ]|どこがですか? あたしはただ、~
正しいことをあなたに伝えているだけで……▼~
別にあなたが陛下と仲が良すぎるだなんて、~
これっぽっちも思ってませんから!▼~
--「受け流す」を選択~
:[シェズ]|あ、ああ。そうだな。~
俺とは違うさ。▼~
:[モニカ]|何ですか、その態度は。~
全然信じてませんね。▼~
あたしは、別にあなたが陛下と仲が良すぎる~
だなんてこれっぽっちも思ってませんから!▼~
《共通》~
:[シェズ]|………………。▼~
……今のは明らかに自分で認めてただろ。~
妬いてるって……。▼~
:[モニカ]|……そ、そんなことありません。▼~
:[シェズ]|あるだろ……。俺とエーデルガルトの仲が~
良すぎて嫉妬するって言ってなかったか?▼~
:[モニカ]|嫉妬するとは言ってないでしょう!▼~
:[シェズ]|じゃあ、本当に嫉妬してないのか?▼~
:[モニカ]|……してます。▼~
:[シェズ]|だよな。▼~
:[モニカ]|したっていいじゃないですか!~
陛下はずっとあたしの憧れだったんですよ?▼~
なのに、ヒューベルトならともかく~
こんなぽっと出の傭兵なんかに……▼~
陛下から言及される回数で負けている~
なんて……自分が許せません!▼~
:[シェズ]|陛下から言及される回数……?▼~
《選択》~
-慰める~
-それは数えないほうがと忠告する~
-呆れる~
--「慰める」を選択~
:[シェズ]|……今は戦いも激しくなってるから、~
俺の出番が多いだけだろ。▼~
終わればすぐに逆転するさ。~
だから心配すんな、モニカ。▼~
:[モニカ]|うう、勝者の慰めは、負けたあたしが~
余計に惨めになるだけです……。▼~
--「それは数えないほうがと忠告する」を選択~
:[シェズ]|いや、勝った負けたはどうでもいいが、~
何数えてんだ。▼~
そういうのは気にしないほうがいいぞ。~
無駄に疲れるだけさ。▼~
:[モニカ]|気にしなくても数えちゃうんです!~
仕方がないでしょう……。▼~
--「呆れる」を選択~
:[シェズ]|そんなに気にすることか?~
どうだっていいだろ……。▼~
:[モニカ]|勝手に数えちゃうから、気になるんです!~
仕方がないでしょう……。▼~
《共通》~
:[モニカ]|……こうなったら、あなたにも~
協力してもらうしかありませんね。▼~
:[シェズ]|何が「こうなったら」だ。~
まったく話が見えないぞ。▼~
:[モニカ]|問答無用です!~
ほら、行きますよ!▼~
***支援A [#jd7fe8df]
:[モニカ]|……なるほど。では、今日の陛下は紅茶を~
飲まれなかったと。珍しいですね。▼~
確か、前回は15日前でした。~
陛下が飲まなかった日の傾向は……▼~
:[シェズ]|なあ、俺は何をやらされてるんだ?▼~
毎日こんなこと記録する意味あるのか?~
もっと適当でいいだろ。▼~
:[モニカ]|何を言っているんですか。~
陛下の偉業ですよ。▼~
しっかりと記録しておいて、~
帝国の歴史に刻まなければなりません。▼~
:[シェズ]|いや、偉業なら刻んでもいいんだが、~
紅茶を飲んだかどうかなんて……▼~
明らかに要らない情報だろ。▼~
しかも、よく覚えてんな。~
前に紅茶を飲まなかった日なんて。▼~
:[モニカ]|ふふふ、陛下のことであれば、~
何でも覚えていますよ。▼~
あたしにかけてくださった言葉の数々、~
召し上がった毎日の献立……▼~
ため息をおつきになった回数、~
お持ちになっているお気に入りの……▼~
:[シェズ]|待て待て。~
途中からおかしい。明らかにおかしいから。▼~
:[モニカ]|何がおかしいんですか?~
すべて記録しておくべきことですよ。▼~
《選択》~
-おかしいと説得する~
-反論する気も起こらない~
--「おかしいと説得する」を選択~
:[シェズ]|おかしいって。~
よく考えてみろ。▼~
歴代の皇帝の記録や歴史書なんかに、~
皇帝のついたため息の回数が載ってたか?▼~
:[モニカ]|これまでは、あたしみたいに正確に記憶して~
記録をつけられる人がいなかっただけです。▼~
あたしのこの記憶力は、陛下の偉業を~
記すために存在してるんですから。▼~
--「反論する気も起こらない」を選択~
:[シェズ]|……そうだな。~
そういう考え方もあるかもしれないな。▼~
:[モニカ]|わかってくれましたか。あたしの記憶力は、~
このために存在してるんですから。▼~
《共通》~
:[シェズ]|だが、仮にそれが正しかったとして、~
俺が手伝う必要ないよな?▼~
:[モニカ]|ありますよ。
陛下があなたを重用していますからね。▼~
よく陛下と言葉を交わしていますし、~
一緒にいる時間も多いでしょう。▼~
あたしだけでは確認し切れない情報を~
入手し、あたしに報告してくれるのに……▼~
あなたほどの適任はいないんです。▼~
:[シェズ]|はあ……まあいい。~
お前が真剣にやってるのはわかるから……▼~
暇な時に手伝うくらいは構わない。~
害も……そうない気はするしな。▼~
:[モニカ]|流石は陛下に見込まれたお人……!~
頼もしいですね。▼~
悔しいですが、日々、陛下からの信頼が~
厚くなっているのも頷けます。▼~
こうなったら……特別にあなたにも~
許可を与えるしかないようですね。▼~
シェズ、あなたが陛下に~
愛を捧げることを許しましょう。▼~
《選択》~
-喜ぶ~
-断る~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|良かった、これでお前から妬かれることも~
なくなるって話で大丈夫か?▼~
:[モニカ]|そうですね。あたしたちは、陛下に愛を~
捧げた同志ってことになるんですから。▼~
:[シェズ]|そうか……俺に何ができるかわからないが、~
あんまり期待しないでくれよ。▼~
--「断る」を選択~
:[シェズ]|そんな許しを俺が欲しがると思うか?~
愛を捧げるって……何をするんだ。▼~
:[モニカ]|何をするって、むしろ、陛下を敬愛し、~
お慕い申し上げる以外に何をするんですか?▼~
:[シェズ]|俺に聞くな。~
とにかく、許しは要らないから。▼~
《共通》~
:[モニカ]|いいです、今はまだ陛下の魅力を~
完全には理解していないのでしょう。▼~
あたしと一緒に偉業を記録することで、~
絶対に目覚めるはずですから。▼~
あなたが陛下の信奉者となれることを、~
願っています、シェズ。▼~
:[シェズ]|お、おう……。▼~
**マヌエラ [#ueb52443]
***支援C [#mc21b28f]
:[シェズ]|マヌエラさん……は、いないか。▼~
:[マヌエラ]|くこー……くこー。▼~
:[シェズ]|……ん? 寝息?~
あれ、患者用の寝台で寝てるのか。▼~
:[マヌエラ]|くこっ……やだ……もう……。▼~
:[シェズ]|にやにやして、何か夢でも見てるのか?▼~
:[マヌエラ]|え……行かないでよ……~
あたくしを……見捨てるつもり……?▼~
:[シェズ]|急展開だな……。~
表情が険しくなったぞ。▼~
:[マヌエラ]|待ちなさいよ……許さない……▼~
あたくし! 許さないんだからっ!~
……ハッ!▼~
:[シェズ]|おはよう、マヌエラさん。▼~
:[マヌエラ]|あら、シェズ。~
あたくしったら、いつの間にか寝てたのね。▼~
……もしかして、寝ながら何か~
言ってたかしら? あたくし。▼~
《選択》~
-行かないで、と言っていたと伝える~
-許さない、と言っていたと伝える~
-何も言っていなかったと伝える~
--「行かないで、と言っていたと伝える」を選択~
:[シェズ]|「行かないで、見捨てるつもり?」って。▼~
:[マヌエラ]|そう……運命の相手だと思ったのに、~
あの人、あたくしに背を向けて……▼~
--「許さない、と言っていたと伝える」を選択~
:[シェズ]|「待ちなさいよ、許さないっ!」って。▼~
:[マヌエラ]|そう……あたくしが泣いて止めてるのに、~
あの人、さっさと出ていこうとして……▼~
--「何も言っていなかったと伝える」を選択~
:[シェズ]|いや、特に何も聞いてないが。▼~
:[マヌエラ]|本当? いえ、そういうことにしておいて~
くれてるのね。いい心がけよ、あなた。▼~
あたくしね、運命の人に捨てられる~
悲しい夢を見ていたのよ……。▼~
《共通》~
:[マヌエラ]|思い出したら、腹が立ってきたわ……。~
なんで夢でまでこんな……うぷ……。▼~
:[シェズ]|具合が悪いのか?▼~
:[マヌエラ]|悪いけど……お水を一杯、~
持ってきてくれるかしら……?▼~
(暗転)
:[マヌエラ]|ふう……もう大丈夫、ありがと。▼~
:[シェズ]|そういえば酒臭いな……~
アンタ、さては二日酔いだろ?▼~
:[マヌエラ]|……それが何か? 問題でも?▼~
:[シェズ]|医務室も雑然として散らかってるし。~
これは……かなり酷いんじゃないか?▼~
:[マヌエラ]|何なのよ、もう!~
人の部屋に勝手に入ってきて!▼~
恥ずかしい寝言を盗み聞きしたあげく、~
二日酔いだの部屋が散らかってるだの!▼~
あなた、あたくしの何? 旦那様?▼~
:[シェズ]|何って、仲間だろ。軍の同僚としても、~
この状態は放置できない。▼~
:[マヌエラ]|……そうよね。ごめんなさい。~
恥ずかしくてつい取り乱したわ、あたくし。▼~
あの……一つ、お願いがあるのだけど。▼~
《選択》~
-部屋の片づけかと問う~
-口止めかと問う~
--「部屋の片づけかと問う」を選択~
:[シェズ]|この部屋の片づけか?~
まあ、少しなら手伝っても……▼~
:[マヌエラ]|そうじゃなくて……その……。~
全部、見なかったことにしてくれない?▼~
:[シェズ]|ああ、そういうことか……。~
別に誰かに言ったりしないぞ。▼~
--「口止めかと問う」を選択~
:[シェズ]|……見なかったことにしてほしいのか?~
心配しなくても、誰にも言わないぞ。▼~
《共通》~
:[マヌエラ]|助かるわ。これ以上、皆が持っている~
あたくしの印象を悪くしたくないのよ。▼~
まったく……いつからこんなふうに~
なっちゃったのかしら。▼~
これでも、あのミッテルフランク歌劇団の~
元歌姫なのよ? あたくし。▼~
それが今は見る影も……って、失礼ね!~
ちょっと言い過ぎじゃなくて!?▼~
:[シェズ]|いや、俺は何も……▼~
:[マヌエラ]|そうだわ、今日の口止め料じゃないけど、~
今度あたくしの歌を聴かせてあげるわ。▼~
まだ、あたくしが衰えてないってところを~
見せてあげるんだから!▼~
楽しみにしてらっしゃいな。~
……で、何かあたくしにご用だった?▼~
:[シェズ]|……え? ああ、用があって来たはずだが、~
もう忘れちまったな……。▼~
***支援B [#f67f3bd8]
(※支援会話なし)
***支援A [#m48ce810]
:[シェズ]|マヌエラさん、今日も顔色が悪いな。▼~
:[マヌエラ]|失礼ね……昨日ちょっと飲みすぎただけよ。~
それよりも、見てくれたんでしょ?▼~
:[シェズ]|ああ、見てたぞ。俺もあの宿場にいたから。~
すごく綺麗な歌声で驚いたよ。▼~
:[マヌエラ]|そうでしょう。でも、声だけ?▼~
:[シェズ]|いや、人前に立って歌う姿も何というか~
……可憐に見えたよ。本当に。▼~
いつもああやって、街の人たちに~
聴かせてやってるのか?▼~
:[マヌエラ]|まさか、そんなにお安くないのよ?~
あたくし。▼~
昨日は、あなたもいたから特別。~
いつか約束したでしょう。覚えてる?▼~
:[シェズ]|ああ、口止め料か。▼~
:[マヌエラ]|……誰にも言ってないでしょうね?~
あたくしの寝言のこととか……。▼~
《選択》~
-自信を持って否定する~
-記憶が曖昧で否定できない~
--「自信を持って否定する」を選択~
:[シェズ]|誰にも言ってないさ。~
男に捨てられた夢のことなんて。▼~
:[マヌエラ]|しーっ! んもう、黙ってらっしゃい。▼~
--「記憶が曖昧で否定できない」を選択~
:[シェズ]|えーと、どうだっけ……。~
たぶん話してないと思うが……。▼~
:[マヌエラ]|ちょっと、本当でしょうね? 誰かに~
話していたら承知しないわよ、あたくし。▼~
《共通》~
:[シェズ]|まあ、でも二日酔いでフラフラしてる~
マヌエラさんも俺は嫌いじゃないぞ。▼~
:[マヌエラ]|あら、そう?▼~
:[シェズ]|気怠い雰囲気が、大人の女性っぽくて。~
それに、アンタっていろんな面があるだろ?▼~
医師として働いてる姿だったり、~
戦場で戦ってる姿だったり……▼~
俺は、どの姿も割と好きだな。▼~
:[マヌエラ]|好き?▼~
:[シェズ]|好きというか、見てて飽きないというか……~
歌姫の姿も垣間見たから、尚更だ。▼~
人ってさ、誰でも様々な面を持ち合わせて~
一つの人格を形作ってると思うんだが。▼~
マヌエラさんはそれが顕著というか……。~
どれが本当の姿なんだろう?ってね。▼~
:[マヌエラ]|それはもちろん、あたくしの本当の姿は、~
眩い光に照らされて舞台に立つ歌姫……▼~
……なんてね。そうじゃないことくらい、~
わかってるのよ、あたくし。▼~
そうやって過去の栄光にしがみついて、~
自分を慰めるしかないお年頃なの。わかる?▼~
:[シェズ]|へえ……そんな必要あるのか?▼~
今のマヌエラさんはきっと、現役の~
歌姫だった頃よりも魅力的だと思うが。▼~
:[マヌエラ]|あら、シェズ……それって、~
もしかしてあたくしを口説いているの?▼~
:[シェズ]|え? いや……そういうつもりで~
言ったんじゃないぞ。▼~
年齢を重ねるほどに、人の魅力ってのは~
深みが増すっていうか……▼~
:[マヌエラ]|いいじゃない、照れなくても。今夜あたり、~
二人の将来について語り合ってみる?▼~
:[シェズ]|えーと、いや、今夜は確か外せない用事が~
あったはずだ。すまん、またの機会に。▼~
:[マヌエラ]|あら、そう? じゃあこの件については~
日を改めて、ゆっくりお話しましょうね。▼~
……逃げたら、許さないわよ?▼~
:[シェズ]|あはは……冗談、だよな?▼~
**イエリッツァ [#cdc0be03]
***支援C [#cfc5b70d]
(※支援会話なし)
***支援B [#be0da14e]
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[シェズ]|………………!?~
ど、どうしたんだ、イエリッツァ。▼~
:[イエリッツァ]|……いない、か。▼~
:[シェズ]|待てって、イエリッツァ。~
誰かを探してるなら手伝うぞ。▼~
:[イエリッツァ]|……私に構うな。▼~
-メルセデスが自軍にいる
:[シェズ]|……相変わらず取りつく島もないな。~
メルセデスの弟ってのが信じられないぞ。▼~
-メルセデスが自軍にいない
:[シェズ]|……取りつく島もないな。~
ま、教師だった頃からか……。▼~
《共通》~
:[シェズ]|アンタ、相当焦ってるんだろ。~
悪いことは言わないから手伝わせてくれ。▼~
:[イエリッツァ]|……なぜ、わかった。~
私が、焦っていると……。▼~
:[シェズ]|誰だってわかるさ。~
慌てて礼拝堂なんかに走り込んできて……。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
……捜している者がいる。~
怪我を負っているはずだ……。▼~
:[シェズ]|怪我? 誰か医務室から逃げ出したとか……~
まさか敵か!?▼~
:[イエリッツァ]|……いや。違う。~
だが……私を見て、逃げ出した。▼~
-ベルナデッタが自軍にいる
:[シェズ]|敵でもないなら何で逃げる。~
ベルナデッタじゃないだろうな。▼~
:[イエリッツァ]|……彼女ではない。~
だが、私を恐れていたのかもしれん……。▼~
-ベルナデッタが自軍にいない
:[シェズ]|敵でもないなら何で逃げる。~
アンタを怒らせるようなことをしたとかか?▼~
:[イエリッツァ]|……知らん。~
私を、恐れていたのかもしれん……。▼~
《共通》~
:[シェズ]|確かにアンタには近寄りがたいが……~
殺気が漏れてるっていうか。▼~
少し気を抜いたら斬られちまいそうな~
迫力があるからな。▼~
:[イエリッツァ]|……そんな意思は、ないが。▼~
:[シェズ]|アンタにそのつもりがなくても、~
臆病な奴は怖くなっちまうんだろ。▼~
“死神”を前にしたら、~
獣だって尻尾を巻いて逃げ出すさ。▼~
:[イエリッツァ]|………………。~
……ならば、どうすればいい。▼~
このままでは、逃げる相手を~
捕らえることもできん……。▼~
《選択》~
-助言する~
-手伝いを申し出る~
--「助言する」を選択~
:[シェズ]|一番の問題は、その殺気だ。~
それを何とかすればいいんじゃないか?▼~
話しかける時も、話しかけられる時も、~
常に笑顔を絶やさず殺気を漏らさず、な。▼~
:[イエリッツァ]|話し……かける……?~
……なるほど。▼~
--「手伝いを申し出る」を選択~
:[シェズ]|おとなしく、俺たちの手を借りたらどうだ?~
他の人が一緒にいれば逃げられないだろ。▼~
:[イエリッツァ]|逃げられるのは、困る……だが……~
お前の手を、借りるほどの事態でもない。▼~
《共通》~
:[イエリッツァ]|……時間が惜しい。私は行く。▼~
(イエリッツァが立ち去る)
:[シェズ]|待てよ、イエリッツァ!~
……本当に大丈夫なのか?▼~
***支援A [#s790c9dc]
:[猫]|ふみゃああ……。▼~
:[シェズ]|あれ……猫か。だいぶ怯えてるな。▼~
どうした? 誰かに追われてるのか?~
はは、まあ答えてくれるわけが……▼~
:[イエリッツァ]|…………………。▼~
:[シェズ]|………………!?~
ど、どうしたんだ、イエリッツァ。▼~
……ん?~
前にもこんなことあったような。▼~
:[イエリッツァ]|……ここに、いたか。▼~
:[シェズ]|俺に何か用か?▼~
:[イエリッツァ]|お前ではない……そいつだ。~
食料庫を、荒らしたのでな……。▼~
:[シェズ]|そいつって、この猫……か?▼~
:[イエリッツァ]|……そいつは、足が速い。以前にも、~
私から逃げ回ったことがある。▼~
:[シェズ]|ふーん、逃げ回ったことが……って、あ!~
もしかして、前にアンタが追ってたのは……▼~
:[イエリッツァ]|そいつだ……。~
……怪我をしていた。▼~
傷を見てやろうとしたら……逃げた。~
結局……兵士が、捕まえていたが……。▼~
:[シェズ]|………………。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[シェズ]|なるほどなあ……。~
逃げ出したのは人じゃなくて、猫だったのか。▼~
そういえば、人とは一言も言ってなかった~
気もするな。悪い、勘違いしちまってた。▼~
:[イエリッツァ]|いや……私も、言葉足らずだった。▼~
:[シェズ]|だが、正直意外だぞ。~
アンタが猫の面倒を見ようとするなんて。▼~
人であれ獣であれ、何人たりとも~
寄せ付けない雰囲気を纏っているからな。▼~
:[イエリッツァ]|私を厭うのは……人だけだ。▼~
……猫の面倒を、見たこともある。~
バルテウス家の屋敷で、姉と……。▼~
:[シェズ]|へえ、そうなのか。~
じゃあ昔は怖がられていなかったんだな。▼~
:[イエリッツァ]|……ああ。▼~
だがあの猫も、母と姉が去った後……~
ある時から、行方がわからない……。▼~
血に塗れた私を、恐れたのかもしれん……。▼~
-そうかもしれないと答える
-そうではないと応える
--「そうかもしれないと答える」を選択
:[シェズ]|猫には詳しくないが、獣には危険を感じ取る~
力に長けてるって言うしな。▼~
アンタが危険な存在になったのを、~
感じたのかもしれない。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
--「そうではないと答える」を選択
:[シェズ]|猫には詳しくないが、そう簡単に~
面倒見てもらった相手を忘れるか?▼~
:[イエリッツァ]|……私に、聞くな。▼~
《共通》
:[シェズ]|あー、まあとにかく、だ。アンタはこの~
食料泥棒を捕まえてどうするつもりだ?▼~
:[イエリッツァ]|……連れて行く。
~もう盗みを働かんように……▼~
:[猫]|ふしゃーっ!?~
:[シェズ]|おい! 盗みを働かないように、何するんだ?~
怯えてすっ飛んでっちまったじゃないか。▼~
:[シェズ]|食糧を、与えてやるだけだ……。~
なぜ怯えられたのか……。▼~
:[シェズ]|……アンタの良さが猫に伝わるには、~
まだまだ時間がかかりそうだな。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#i33e6c53]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*主人公(男性)の支援会話 [#ucb3d0b0]
#contents
**エーデルガルト [#u08bebd3]
***支援C [#y9ead1c8]
:[エーデルガルト]|そういえば……貴方は、~
この戦争についてどう思っているの?▼~
少なくとも表向きは平穏だったフォドラに、~
帝国が戦乱を巻き起こしたことを。▼~
:[シェズ]|突然、何だよ。~
何かあったのか?▼~
:[エーデルガルト]|いえ、ただ聞いたことがなかったと思って。~
貴方はなかなか特異な立ち位置でしょう?▼~
そんな貴方に、帝国がどう評されるのか、~
少し気になっただけよ。▼~
《選択》~
-評価する~
-批判する~
-特に意見はないと言う~
--「評価する」を選択~
:[シェズ]|必要なことだったんじゃないか?▼~
平穏って言ったって、人殺し程度のことは~
そこらでいつも起こってた。▼~
傭兵の仕事が絶えないくらい、賊が現れて、~
貴族が争って……火種はたくさんあったさ。▼~
人はそれだけ死ぬが、その分、救われる~
奴だって大勢いるだろうよ。▼~
--「批判する」を選択~
:[シェズ]|正直に言えば、酷いことだとは思う。~
人が大勢死ぬんだ。▼~
だが、お前らが必死で考え抜いて、~
選んだ答えがこれなんだろ?▼~
俺がどうこう言っても、どうにもならない~
話なんじゃないか?▼~
--「特に意見はないと言う」を選択~
:[シェズ]|うーん、正直に言えば、~
どうも思ってないかな。▼~
:[エーデルガルト]|どうも思っていない?▼~
:[シェズ]|俺は傭兵だからな。戦争が起ころうが~
起こるまいが、やることは変わらないんだ。▼~
金を貰って、人を殺す。~
違うか?▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|随分と割り切った答えね。▼~
:[シェズ]|お前の言う、「特異な立ち位置」ってやつ~
だからじゃないか?▼~
:[エーデルガルト]|それなら、貴方が傭兵じゃなければ、~
返答は変わったのかしら。▼~
:[シェズ]|そりゃ、例えば俺が農家なら……~
戦争は勘弁してほしいだろうな。▼~
いくら何年後、年十年後の未来の帝国が、~
素晴らしい国になってるとしても……▼~
戦争に働き手を取られたり、土地を踏み~
荒らされたりしたら、激怒するさ。▼~
でも、お前は……俺たちは、それを承知の~
上で戦い続けてるんだろ?▼~
:[エーデルガルト]|ええ、そうよ。何というか……~
貴方は本当に、醒めているわね。▼~
傭兵生活が長いからかしら。~
それとも、元々そういう性格なの?▼~
《選択》~
-傭兵生活が長いからと答える~
-元々そういう性格と答える~
--「傭兵生活が長いからと答える」を選択~
:[シェズ]|まあ、長いこと傭兵やってるからかな。~
仲間が死ぬのもしょっちゅうだったし……▼~
人には言えないような仕事だって、~
いろいろと請け負ってきた。▼~
--「元々そういう性格と答える」を選択~
:[シェズ]|どっちかって言えば、元々か?~
ずっと母さんと二人で暮らしてたんだが……▼~
母さんに事情があったみたいで、ほとんど~
他の人と交流を持ってこなかったんだ。▼~
だからか、あんまり他人を気にするような~
性格に育たなかったのかもな。▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|へえ……そうなの。~
どんな生活を送ってきたのかしら。▼~
:[シェズ]|そんな面白い話はないって。▼~
:[エーデルガルト]|面白いかどうかは関係ないわ。~
必ず聞かせてもらうから、覚えていて。▼~
:[シェズ]|別に構わないが……面白くなくても~
怒らないでくれよ?▼~
:[エーデルガルト]|あのね、別に私は怒りっぽくは……~
いえ、何でもないわ。▼~
***支援B [#c8f99fef]
:[シェズ]|お、エーデルガルト、いたか。~
少し話せるか?▼~
:[エーデルガルト]|ええ、構わないわ。~
どうしたの?▼~
:[シェズ]|アンヴァルでセイロス騎士団を撃退した後、~
ヒューベルトにいろいろ言われただろ?▼~
それで、俺も考えてたんだよ。~
どうしたら信頼を得られるかってな。▼~
:[エーデルガルト]|私もヒューベルトも、あの一件以来、~
貴方を疑ったことはないわ。▼~
貴方の働きには、いつも感謝しているの。~
だから、無用な心配だと思うのだけれど。▼~
-~EP.12
:[シェズ]|だが、“闇に蠢く者”がまたいつ現れるかは~
わからない。▼~
-EP.13~
:[シェズ]|だが、“闇に蠢く者”が俺たちの前に現れ、~
明らかに戦いを仕掛けてきてる。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そんな状況で、漫然と過ごしてるのは、~
何か違うと思ってな。▼~
:[エーデルガルト]|それなら……何を考えたというのかしら。▼~
:[シェズ]|ああ、とにかくお前を守ることが~
一番なんじゃないかと思った。▼~
教団も、“闇に蠢く者”も……~
皆、エーデルガルトを狙ってる。▼~
それは、お前がいる限り、戦争は一直線に~
終結に向かい、そして帝国が勝つからだ。▼~
お前を守り続ければ、ヒューベルトは~
何も文句を言えないだろうし……▼~
その結果、戦争が終わっちまえば、~
もう俺を信用するしかないだろ?▼~
:[エーデルガルト]|それは、そうかもしれないけれど。▼~
私を守り続けると言うことは、ずっと私の~
一番そばにい続けるということよ。▼~
信頼を得ないといられない場所に、信頼を~
得るためにいるというのは本末転倒では?▼~
《選択》~
-承知の上だと答える~
-衝撃を受ける~
--「承知の上だと答える」を選択~
:[シェズ]|そいつはわかってる。~
だが、やらなきゃならないと思ったんだよ。▼~
--「衝撃を受ける」を選択~
:[シェズ]|本当だな……!~
いや、だが、やらなきゃならないさ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|最悪、盾代わりでも構わない。~
エーデルガルト、頼む。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
いいわ。~
好きにしてちょうだい。▼~
ヒューベルトには……私のほうから~
適当に言っておくから。▼~
そもそも、“闇に蠢く者”は他の誰かに~
成りすませる力を持っているの。▼~
誰を近くにおいたって、~
裏切られる危険はそう変わらないわ。▼~
《選択》~
-喜ぶ~
-拍子抜けする~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|ありがたい。~
駄目元で頼んでみて良かったよ。▼~
--「拍子抜けする」を選択~
:[シェズ]|あれ、いいのか?~
自分で言い出しといてなんだが……。▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|でも、何でそんなに信頼を得たいの?~
自分の命を懸けてまで……。▼~
:[シェズ]|お前、俺の人生を散々変えといて、~
そういうこと言うか?▼~
身寄りもない、たいした実績もない、~
ただの傭兵を一軍の長に抜擢して……▼~
破格の待遇と、多くの頼もしい仲間と、~
他にもいろいろなものを、俺は貰ってる。▼~
:[エーデルガルト]|それは、貴方に才覚があったからで……▼~
:[シェズ]|今までの帝国じゃ、才覚があったって~
そんなこと許されなかったんだろ?▼~
:[エーデルガルト]|……!▼~
:[シェズ]|お前が変えた世界のおかげで、~
確かに救われた男が、ここに一人いるんだ。▼~
***支援A [#j5122146]
:[エーデルガルト]|シェズ、朗報よ。~
“闇に蠢く者”の拠点をまた一つ潰せたわ。▼~
:[シェズ]|そりゃ良かった。~
やっぱりあの男だったのか?▼~
:[エーデルガルト]|ええ。でも、よく気づけるわね。~
ただの密偵ならともかく、闇に蠢く彼らに。▼~
:[シェズ]|勘だ……とは言えないな。~
俺の力のせいなんだろうよ。▼~
連中の使う魔道は、俺の力とよく似てる。~
それを、感じられるんだ。▼~
これもヒューベルトが、いろいろと俺の~
力について調べてくれた成果だよ。▼~
:[エーデルガルト]|不思議なものね。~
貴方がそんな鍵を握っていたなんて。▼~
でも……思い返してみれば、~
“闇に蠢く者”との決別は……▼~
もしかしたら、貴方との出会いが~
きっかけだったのかもしれない。▼~
:[シェズ]|俺がきっかけ?~
どういうことなんだ?▼~
:[エーデルガルト]|いろいろと難しい状況だったのよ。~
帝国には“闇に蠢く者”が巣食っていて。▼~
私は犠牲に目をつむりながら、~
戦いの準備を進めざるを得なかった。▼~
そんな時に、貴方が急に現れて……~
事態を打開する機会が、到来したの。▼~
貴方の存在は私にとって、大事な歯車の~
一つとなってくれた。最後の一押しに。▼~
《選択》~
-納得する~
-話が難しいと言う~
--「納得する」を選択~
:[シェズ]|そうか……。意図したもんじゃないが。~
結果、お前のためになったなら良かった。▼~
だが、それならそれであんなに~
疑われてたのは納得いかないな……。▼~
--「話が難しいと言う」を選択~
:[シェズ]|抽象的すぎて、よくわからん。~
お前の話は、たまにそうなるよな……。▼~
:[エーデルガルト]|わかりにくくて悪かったわね。▼~
貴方くらいのものよ?~
皇帝を捕まえて『よくわからん』なんて。▼~
:[シェズ]|いや、フェルディナントの奴だって、~
言いそうじゃないか?▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|ふふっ、それはそうかもしれないわね。~
私が間違っていたわ。▼~
でも、そうして偶然出会った、~
帝国に何のしがらみもないあなたが……▼~
私たちと共に戦ってくれる存在になるのは、~
嬉しいものよね。▼~
:[シェズ]|そう言われると心苦しいな。▼~
最初は単なる報酬目当てだったし、~
皇帝なら当然金も持ってるだろうと……▼~
:[エーデルガルト]|……シェズ。そういうことは、~
別に明かさなくていいのよ。▼~
:[シェズ]|あ、後はあれだな。~
俺の腕を随分評価してくれただろ?▼~
気高そうな割に、傭兵風情と見下さない、~
珍しい奴だなと思ったんだよ。▼~
-EP.Final(灰色の悪魔加入時)
:[シェズ]|ラルヴァに言ったら、君は楽観的すぎるって~
評価されちまったがな……。▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|それは明かしてくれてもいいけれど……~
ちょっと気恥ずかしいわね。▼~
:[シェズ]|だが、あながち的外れじゃなかっただろ。~
そう思ったからこそ、今の自分があるんだ。▼~
俺はこの道を選んだことを後悔してない。~
それだけさ。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
《選択》~
-抱負を語る~
-軽口を叩く~
--「抱負を語る」を選択~
:[シェズ]|よし、気合い入れていくぞ。~
この戦争も、あと少しのところまで来てる。▼~
お前の覇道を最後まで、~
俺も一緒に歩かせてもらうからな!▼~
--「軽口を叩く」を選択~
:[シェズ]|よし、そしたら“闇に蠢く者”の根城を~
一つ潰したってことで……▼~
手を合わせて喜ぼうじゃないか。~
流石にもう覚えたよな?▼~
アンヴァルでやったみたいな、~
空振りはごめんだぞ。▼~
:[エーデルガルト]|そんなこと、今までやったことがなかったの~
だから、仕方ないでしょう?▼~
《共通》~
:[エーデルガルト]|……この道の先を、皆で見るわ。~
必ず……。▼~
**ヒューベルト [#ha59463f]
***支援C [#h45474cd]
:[シェズ]|珍しいな、ヒューベルトが訓練場に~
いるなんて。▼~
:[ヒューベルト]|備品が壊れたと報告を受けたので、~
その確認に来ただけですよ。▼~
それに……珍しくはないと思いますがね。~
よく陛下と訓練はしていますので。▼~
《選択》~
-ヒューベルトを羨ましがる~
-エーデルガルトを羨ましがる~
-あまり見た記憶がないと言う
--「ヒューベルトを羨ましがる」を選択~
:[シェズ]|へえ、そうなのか?~
少し羨ましいな。▼~
:[ヒューベルト]|陛下に申し出ればよいのでは?~
きっと付き合ってくれるでしょう。▼~
:[シェズ]|そうかもしれないが、お前らみたいに~
習慣的にやってるのがいいなと思ったんだ。▼~
:[ヒューベルト]|なるほど、確かに昔からの習慣です。▼~
--「エーデルガルトを羨ましがる」を選択~
:[シェズ]|へえ、そうなのか?~
少し羨ましいな。▼~
:[ヒューベルト]|陛下に申し出ればよいのでは?~
きっと付き合ってくれるでしょう。▼~
:[シェズ]|いや、俺が羨ましいって言ったのは~
エーデルガルトのほうだよ。▼~
お前、あんま訓練に付き合ってくれないし。▼~
:[ヒューベルト]|は? 私ですか……?▼~
--「あまり見た記憶がないと言う」を選択~
:[シェズ]|そうなのか。~
あまり見た記憶がなかった。▼~
:[ヒューベルト]|確かに……人の多い時には、~
やりませんからな。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|ともかく、もし私や陛下と訓練したいので~
あれば、それは歓迎しますよ。▼~
貴殿のような、何の後ろ盾もない傭兵が、~
皇帝の覚えめでたく出世する……▼~
そんな絵を皆に見せるのは、我々としても~
望ましいことです。▼~
:[シェズ]|望ましいこと?~
何でだ?▼~
:[ヒューベルト]|変革を期待する多くの平民にとって、~
大きなが励みとなるからですよ。▼~
馬の骨と共に訓練する皇帝など、物語の中に~
しかいないと皆、思っていたでしょう。▼~
《選択》~
-笑う~
-憮然とする~
--「笑う」を選択~
:[シェズ]|馬の骨!?~
あっはっは、酷い言い草だな!▼~
ま、皆の励みになるっていうなら、~
悪くはないが。▼~
--「憮然とする」を選択~
:[シェズ]|俺は馬の骨かよ?~
まあ、間違いじゃないが……。▼~
皆の励みになってるってことで、~
溜飲を下げとくか。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|しかし……多くの貴族からしてみれば、~
貴殿は逆に腹立たしい存在です。▼~
過分な待遇を受けている、不遜な平民の~
代表格として、嫌悪されているかと。▼~
-ドロテア生存時
:[シェズ]|うえ……一応、ドロテアとかも、~
俺と同じ平民だろ?▼~
:[ヒューベルト]|彼女は貴族からも人気の高い、元歌姫。~
比べるべくもありませんよ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そうか……でも、避けられないなら~
どうしようもないよな。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、そのとおりです。▼~
ゆくゆくは改善していくでしょうが、~
今は耐えていただくしかありません。▼~
:[シェズ]|貴族を立てれば平民が虐げられ、~
平民を優遇すれば貴族が反発する。▼~
こんな調子で上手く行くのか?~
国の統治ってのは面倒臭いもんだな。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、本当に……。~
くくく……。▼~
***支援B [#naaf79b4]
:[シェズ]|……だったら、俺みたいにどんどん~
抜擢しちまえばいいじゃないか。▼~
数が増えれば、文句も言いにくくなるだろ。~
俺はそう思うが。▼~
:[ヒューベルト]|多くの玉を一気に集めようとすれば、~
その中には必ず石も混じってきます。▼~
貴殿の言い分は正しいでしょうが、同時に~
失敗する危険性も高まるでしょうな。▼~
:[シェズ]|ろくでもない奴を抜擢しちまったら、~
皇帝の評価が下がる、か?▼~
:[ヒューベルト]|それに、平民の台頭を望まない貴族に、~
付け入る隙を与えることになります。▼~
まったく、戦争中だというのに身内で~
足の引っ張り合いを望むとは……▼~
腐った貴族ほど害悪な存在はありませんな。~
吐く息さえ毒になってもおかしくない。▼~
《選択》~
-突っ込む~
-同意する~
--「突っ込む」を選択~
:[シェズ]|いやいや、息は毒にはならないだろ。▼~
:[ヒューベルト]|左様ですか? 私は彼らと同じ部屋で息を~
していたら、心身が蝕まれそうですが……。▼~
--「同意する」を選択~
:[シェズ]|まあ、そういう奴がいることは~
否定できないよな……。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|やはりここは、貴殿に頑張ってもらうしか~
ありませんか。▼~
:[シェズ]|俺が頑張るって?▼~
:[ヒューベルト]|貴殿は傭兵隊長です。~
配下から使えそうな者を抜擢してください。▼~
貴殿の眼鏡に適う者であれば、おそらく~
失敗の可能性も下がるでしょうから。▼~
:[シェズ]|それは責任重大だな……。~
失敗したら、どうなる?▼~
:[ヒューベルト]|我々が擁護できる者であれば、もちろん~
全力で守りますよ。▼~
しかし最悪の場合は……~
貴殿ごと切り捨てるやもしれませんな。▼~
《選択》~
-憤慨する~
-受け入れる~
--「憤慨する」を選択~
:[シェズ]|それはいくらなんでも酷いぞ。~
できるわけないだろ……。▼~
:[ヒューベルト]|無理強いはしませんよ。~
できないならやる必要はありません。▼~
--「受け入れる」を選択~
:[シェズ]|お前はそういう奴だよな。~
これも皇帝を守るってことか……。▼~
:[ヒューベルト]|理解いただけて何よりです。~
ですが、無理にやる必要はありませんので。▼~
《共通》~
:[シェズ]|わかった。~
もし覚悟が決まって……▼~
まず失敗しそうにない奴がいたら、~
お前に伝えるよ、ヒューベルト。▼~
でも切り捨てるのは、~
本当に最悪の場合だけにしてくれよ?▼~
お前、結構勢いで判断したりするからな。~
理屈っぽく見えて、実は感情的っていうか。▼~
:[ヒューベルト]|………………。▼~
期待していませんでしたが、もしかしたら~
本当に貴殿に任せるべきかもしれませんな。▼~
くくくく……。~
貴殿は、意外と目が良いようですし……。▼~
:[シェズ]|急に何の話だ?~
目は良いほうだと思うが……。▼~
:[ヒューベルト]|これで頭も良ければ、文句のつけようも~
ないのですがね……。▼~
***支援A [#v3ab23ae]
:[ヒューベルト]|………………。▼~
:[シェズ]|うおっ、ヒューベルトか。~
お前はいつも急に現れるな。▼~
:[ヒューベルト]|いかがですか。あれから、“闇に蠢く者”の~
接触はありましたかな。▼~
:[シェズ]|いや、さっぱりだ。~
何かわかったのか?▼~
:[ヒューベルト]|そうですな。フリュム領での騒乱、~
そして前エーギル公の挙兵により……▼~
帝国内の反乱分子や、潜伏していた“闇に~
蠢く者”の動きはおおよそ掴めました。▼~
貴殿に接触したり、貴殿を仲間として~
計算に入れたりするような動きは……▼~
今のところはないようです。~
残念ながら……。▼~
《選択》~
-まだ疑われていたのかと不満を言う~
-疑われるのも当然と受け入れる~
--「まだ疑われていたのかと不満を言う」を選択~
:[シェズ]|今のところはだの、残念ながらだの……~
まだ疑ってたのかよ。▼~
国の未来とか、平民の抜擢とか、いろいろ~
俺にも相談してくれてたし……▼~
疑いは、もうすっかり晴れたのかと~
思ってたんだがな。▼~
--「疑われるのも当然と受け入れる」を選択~
:[シェズ]|国の未来とか、平民の抜擢とか、いろいろ~
俺にも相談してくれてたし……▼~
疑いは、もうすっかり晴れたのかと~
思ってたが……そうもいかないか。▼~
お前のそういう慎重なところ、皇帝の~
従者としちゃ必要不可欠なんだろうな。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|貴殿には申し訳ないですが、万が一が~
あってからでは困りますのでね。▼~
必要とあらば、敵とわかっている者を~
大いに信頼してみせることもありますし……▼~
逆に欠片も疑っていなくとも、疑って見せる~
ことさえあるかと。▼~
:[シェズ]|ようは、お前の対応から、~
内心を見抜けたりはしないってことか?▼~
本当に厄介な奴だな。~
お前が味方で良かったよ……。▼~
:[ヒューベルト]|ですが、それをこうして正直に伝えたのは、~
貴殿を信じてもよいと思ったからです。▼~
もし貴殿が“闇に蠢く者”どもに連なる~
存在だったとしても……それは過去のこと。▼~
今の貴殿は、本心から信じて構わないと、~
私は思っていますよ。▼~
《選択》~
-警戒する~
-喜ぶ~
--「警戒する」を選択~
:[シェズ]|そこまで言われると、逆に身構えちまうが。~
絶対に本心じゃないだろ……。▼~
:[ヒューベルト]|くく……これは、言い訳すればするほど~
嘘に聞こえてしまいそうですな。▼~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|もう本心かどうかわからないから、~
素直に喜んでいいか?▼~
:[ヒューベルト]|なるほど、それも一つの方法ですな。~
貴殿らしい割り切りかと。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|さて、貴殿の話はそれでいいとして……~
問題は貴殿の裏にあるものについて、です。▼~
:[シェズ]|俺の、裏……?▼~
:[ヒューベルト]|ええ。表向きの貴殿とは別の貴殿がいる~
感覚、とでも言いましょうか。▼~
いつか貴殿が、豹変してしまわないか……~
それだけが私の懸念なのですよ。▼~
:[シェズ]|……!~
もう一人の自分、か?▼~
だが、もしそんなものがいて、俺の敵に~
回ったとしても……俺は負けないさ。▼~
必ず打ち克って、~
お前の信頼に応えてやるよ。▼~
そもそもそんな心配はないと思うがな。▼~
:[ヒューベルト]|……いいでしょう。~
今は、貴殿の言葉に頷いておきます。▼~
貴殿がこの先も、我らと共に道を歩んで~
くれることを、期待していますよ。▼~
**フェルディナント [#ub0fc54a]
***支援C [#z1561193]
:[フェルディナント]|今日も熱心だな、シェズ!~
実に感心なことだ。▼~
:[シェズ]|フェルディナントか。~
そりゃそうだろ?▼~
農家が毎日、畑に出るのが当然のように、~
傭兵は毎日、鍛錬しなきゃ話にならないぞ?▼~
:[フェルディナント]|む……そうか。~
言われてみればそうだな。▼~
君は突然現れ、士官待遇で抜擢され、~
今や貴族たちとも張り合う将の一角……▼~
ただの傭兵という感覚がなかったのだよ。~
面白い男だな、君は。▼~
《選択》~
-素直に受け取る~
-反発する~
--「素直に受け取る」を選択~
:[シェズ]|まあ自分のできることを全力でやってきた~
結果だからな。▼~
こうしてエーデルガルトに認めてもらえて、~
素直に嬉しいさ。▼~
--「反発する」を選択~
:[シェズ]|面白い男って、褒めてるのか、それ?▼~
俺は俺のできることを、~
全力でやってきただけだぞ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|全力でやってきた、か……。▼~
:[シェズ]|どうした?▼~
:[フェルディナント]|素晴らしい!~
私は感動しているよ!▼~
常々私も君と同じように、~
様々な物事に全力で取り組んでいるのだ。▼~
鎧を手入れすれば一点の曇りなく磨き上げ、~
料理では野菜のひと欠片すら無駄にしない。▼~
あらゆる難題を全力で乗り越えた先に、~
真の貴族としての道があるのだよ!▼~
:[シェズ]|いや、全力にも限度ってもんがあるだろ。~
お前のそれは「無駄」ってやつじゃないか?▼~
それにそもそも、俺は貴族じゃないし……。▼~
:[フェルディナント]|なにいっ!?~
私の全力が、無駄だと……!?▼~
:[シェズ]|そりゃそうだろ。▼~
いろんなところに力を使い過ぎて、肝心の~
ところで力を出せなかったらどうするんだ?▼~
昔から言うだろ。何だっけ……~
翼を矯めて天馬を殺す?▼~
:[フェルディナント]|むっ、私が天馬ならそうかもしれないが、~
私はフェルディナントだぞ?▼~
《選択》~
-呆れる~
-諦めて同意する~
--「呆れる」を選択~
:[シェズ]|同じ生き物だろ。~
力を抜けるとこは抜いたほうがいいって。▼~
--「諦めて同意する」を選択~
:[シェズ]|そうだな。お前は特別かもな。~
だが、力を抜けるとこは抜いたほうがいい。▼~
《共通》~
:[シェズ]|常に弓を引き絞りっ放しだと、~
本当に一番大事な場面で弦が切れるぞ。▼~
:[フェルディナント]|なるほど、私は弓ではないが、~
君の言わんとするとこはわかった。▼~
だが、心配無用だよ。何度も言うが、私は~
フェルディナント=フォン=エーギルだ。▼~
体を休める時も、余暇を楽しむ時も、~
ボーっとする時も、常に全力なのだよ。▼~
全力で休み、全力で働く。~
それこそが私だ。ふはは……はっはっは!▼~
:[シェズ]|ほんとかよ……。~
全力で休むってどうやってやるんだ?▼~
***支援B [#m3be1ab9]
:[フェルディナント]|さあ、ここからは休息だ。~
全力で休み、談話に興じようではないか!▼~
それが終われば、再び全力で訓練し、~
最後には全力の夕食が待っている……!▼~
:[シェズ]|………………。▼~
:[フェルディナント]|どうかしたかね?▼~
:[シェズ]|お前、最近、全力を出し過ぎじゃないか?~
ここまでじゃなかっただろ。▼~
全力で休息とか言われても、~
やっぱ俺は気が休まらない気がするな。▼~
:[フェルディナント]|………………。▼~
……そうかもしれない。~
私はきっと、焦っているのだろう。▼~
-~EP.9
:[フェルディナント]|地下牢に囚われている父を見て、~
私が何かを成さなければと、焦っている。▼~
-EP.10~12
:[フェルディナント]|この前の襲撃の折に、父が姿を消し……~
今はどこで何をしているかもわからない。▼~
父を迅速に処断していれば、逃げられる~
ことはなかった。私にも責任があるのだ。▼~
-EP.13
:[フェルディナント]|父を迅速に処断していれば、逃げられる~
ことはなかった。私にも責任があるのだ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|このような状況で、私にできることは~
すべて全力でやりたいと……▼~
そう思わねば、やっていけないほどに私は、~
無意識のうちに追い込まれていたのだろう。▼~
《選択》~
-思わず否定する~
-同意する~
--「思わず否定する」を選択~
:[シェズ]|あ、いや、俺はそんなつもりで~
言ったんじゃなかったが……▼~
まあ、お前自身がそう言うなら、~
そうなのかもしれない。▼~
気にするなよ、お前の父さんのことなんて。~
お前なら軽く成し遂げられるさ。▼~
--「同意する」を選択~
:[シェズ]|言われてみればそうだな。~
俺が引っかかってたのは、そこか。▼~
常に気を張ってるというか、~
変に力が入り過ぎてるというか……。▼~
休息と言いながら、そう休めてるようには~
見えなかったのかもしれない。▼~
だが、お前の父さんのことは心配するなよ。~
お前なら軽く片をつけられるさ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|……忠告ありがとう。~
君のおかげで、自分を見つめ直せた。▼~
やはり、自分で自分の変調に気づくことは~
なかなか難しいからね。▼~
全力を標榜する君と、よく活動を共に~
していたのがよかったのかもしれないな。▼~
:[シェズ]|忠告のつもりじゃなかったし、~
全力を標榜してもいないんだが……▼~
結果的に助けになったなら良かったよ。▼~
自分の中で折り合いをつけて、~
前に進めるといいな。▼~
:[フェルディナント]|ああ、重ね重ね忠告、痛み入る。▼~
:[シェズ]|お前が塞ぎこんだりしたら、軍議の空気も~
じめーっとしちまいそうだからな。▼~
だが、それにしても大げさすぎるぞ、~
今の言葉も。▼~
:[フェルディナント]|何を言っている。感謝する時とて、~
全力に決まっているではないか。▼~
君も私を見習いたまえ!~
父のことも華麗に乗り越えてみせるさ!▼~
:[シェズ]|ほんとに無駄な全力だな……。▼~
***支援A [#t0a8e9ec]
:[フェルディナント]|ふむ……この件はエーデルガルトに~
頼んで処理してもらおう。▼~
こちらは……自分で行くしかないな。~
時間を空けねば……。▼~
:[シェズ]|おい、フェルディナント。~
流石に寝たほうがいいぞ。▼~
……ってヒューベルトが。~
俺も同意見だが。▼~
:[フェルディナント]|ああ、すまない。~
このところ、やることが増えてしまってな。▼~
私も眠いのだが、もう少しで終わるから……▼~
:[シェズ]|フェルディナント。~
働く時は全力、休む時も全力なんだろ?▼~
眠くて全力出せないなら、まず全力で寝ろ。~
それで明日また、全力で働け。▼~
:[フェルディナント]|……!~
ああ、そうだな。▼~
確かに君の言うとおりだ。私としたことが、~
全力で取り組めていなかったとは……。▼~
《選択》~
-おやすみと言う~
-急かして待つ~
--「おやすみと言う」を選択~
:[シェズ]|わかればいいさ。~
じゃ、おやすみ。▼~
明日もまた頑張ろ……▼~
--「急かして待つ」を選択~
:[シェズ]|わかればいいさ。早くしろよ?~
ここを閉じるの、手伝ってやるから。▼~
先に寝てお前が仕事に戻ったら困るから、~
一緒に……▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|待ってくれ、シェズ。▼~
:[シェズ]|何だ?▼~
:[フェルディナント]|……いや、何でもない。~
その……伝言、感謝するよ。▼~
ヒューベルトにも後で感謝を伝えておこう。▼~
:[シェズ]|ああ、そうしてくれ。~
あいつはよくお前のことを気にしてるし。▼~
:[フェルディナント]|そうなのか?~
文句を言われることのほうが多いぞ。▼~
:[シェズ]|ははっ、俺だってそうだ。▼~
:[フェルディナント]|ははは、そうなのか。~
君は気に入られているかと思っていたよ。▼~
:[シェズ]|だったら良かったんだがな……。▼~
:[フェルディナント]|そういえば、どうだね? 明日は久々に、~
君も私と予定を合わせないか。▼~
全力で起床し、鍛錬し、食事する……▼~
このところ私が多忙なせいで時間が合わず、~
どうにも物足りなかったのだよ。▼~
全力を標榜する者同士、協力して互いの~
更なる全力を引き出し合おうではないか。▼~
《選択》~
-賛同する~
-困惑する~
--「賛同する」を選択~
:[シェズ]|ああ、構わない。~
俺は忙しいわけじゃないしな。▼~
だが、一つだけ訂正しとくぞ。~
俺は全力は標榜してないから。▼~
--「困惑する」を選択~
:[シェズ]|いや、だから俺は別に全力を標榜してる~
わけじゃ……▼~
:[フェルディナント]|だが、私と全力で活動するくらいは~
良いだろう? どうだ?▼~
:[シェズ]|それくらいなら、構わないが……。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|ありがたい!~
これで私も全力に邁進できる!▼~
さあ、ならば行くぞ、全力の睡眠へ。~
拠点の寝苦しい寝床が我々を待っている!▼~
:[シェズ]|それは冗談で言ってんだよな?~
冗談まで全力で、わかりにくすぎる……。▼~
**リンハルト [#t4a69080]
***支援C [#z8df2a62]
:[シェズ]|おっと、先客か。▼~
:[リンハルト]|やあ、君か。~
読書中だから、気にしないで。▼~
君は誰かと待ち合わせ?~
暇ならこれを読むといいよ。▼~
:[シェズ]|ああ、ありがと……。▼~
(暗転)
:[シェズ]|……なあ。お前って、魔道とか紋章とか、~
そういう変な力に興味があるんだよな?▼~
:[リンハルト]|……? あるけど?~
何か聞きたいことでも?▼~
:[シェズ]|いや、その割に俺の力には、~
あまり興味示さないなと思って。▼~
:[リンハルト]|……示してほしいのかな。▼~
《選択》~
-肯定する~
-否定する~
--「肯定する」を選択~
:[シェズ]|ああ、俺は自分の力の正体が知りたいんだ。▼~
だから、お前が興味を示してくれたほうが~
俺としちゃ都合がいいんだよ。▼~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|特にそういうわけじゃないが……俺の力に~
興味を示さないのが不思議でな。▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|それに、ヒューベルトに脅されたんだぞ。 ~
体を弄られるかもしれないって。▼~
《共通》
:[リンハルト]|うーん、そう言われてもね。~
興味を引かれないものには惹かれないよ。▼~
:[シェズ]|それは仕方ないな。~
何か理由はあるのか?▼~
:[リンハルト]|さてね……君がその力で生み出せるのが~
剣だけだから、とか?▼~
君の力が気にならないわけじゃないとは~
思うんだけど……▼~
あの禍々しい剣には、ちょっと研究意欲が~
そそられないんだよね。▼~
:[シェズ]|禍々しいって……。▼~
:[リンハルト]|“英雄の遺産”を何か見たことある?~
あれも結構、独特な雰囲気があるよね。▼~
でも、恐ろしさの中に神々しさも感じる。~
対して君の剣は……▼~
何だろう、無機質というか。▼~
難しい言い方をするなら、造物主の意図が~
感じられない冷徹な造形をしているよね。▼~
君がこの形を考えて造ったわけじゃ~
ないんでしょ?▼~
:[シェズ]|ってことは、剣の形が変わったり、~
剣以外を生み出せるようになれば……▼~
俺の力にも興味が出てくるんだな?▼~
:[リンハルト]|そんなことができるの?~
是非、僕の前で実践してほしいね。▼~
いやあ、楽しみだよ。僕のためにそんな~
面白い題材を提供してくれるなんてさ。▼~
《選択》~
-呆れて笑う~
-少し苛立つ~
--「呆れて笑う」を選択~
:[シェズ]|はははっ、言っただけだから、~
できる保証なんか何もないぞ。▼~
--「少し苛立つ」を選択~
:[シェズ]|リンハルトの言いたいことはわかるが……~
散々な言いようだぞ。▼~
《共通》
:[リンハルト]|いや、君が言い出した話だよね?▼~
***支援B [#d91e2ec8]
:[リンハルト]|調子はどうかな。~
何か面白い変化はあった?▼~
:[シェズ]|俺の力か?~
いや、特にないな。▼~
:[リンハルト]|うーん、やっぱりただ使っているだけじゃ~
駄目なのかな。ありがとう。▼~
:[シェズ]|………………。▼~
……お前、俺の力に興味ないって~
言ってなかったか?▼~
何度聞きに来れば気が済むんだよ!~
まあいいけどさ。▼~
:[リンハルト]|興味が出るような力にしてくれるって、~
君が言ったんじゃないか……。▼~
無理ならもう聞きに来ないから、~
そう言ってほしい。▼~
《選択》~
-無理だと言う~
-無理じゃないと言う~
--「無理だと言う」を選択~
:[シェズ]|じゃあ、無理だ。▼~
:[リンハルト]|ええー?~
君が言い出したのに?▼~
僕をその気にさせておいて、酷いなあ。~
もう少し頑張ってよ。▼~
--「無理じゃないと言う」を選択~
:[シェズ]|まだ無理とは言えないか。▼~
:[リンハルト]|そうだよね、もう少し頑張ってよ。▼~
《共通》
:[リンハルト]|例えば、君がその力に目覚めた状況は~
どんなものだったのかな。▼~
それを再現して、確かめてみるとか……。▼~
:[シェズ]|一番最初は、死にかけた時だったな。▼~
強敵に吹っ飛ばされて、立ち上がれなくて、~
死んでたまるか!って思ったら……▼~
力を使えるようになったんだ。▼~
:[リンハルト]|なるほど……その再現はしたくないな。~
本当に君が死んでしまったら大変だし。▼~
他の条件だけで考えてみるか……▼~
戦った相手は誰なのか。場所や時間は?~
君の思いの強さの問題とか?▼~
-灰色の悪魔が仲間にいない
:[シェズ]|相手は……“灰色の悪魔”だった。~
また戦場で戦えればいいが……。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいる
:[シェズ]|相手は……“灰色の悪魔”だった。~
頼めば勝負くらいはしてくれるだろ。▼~
《共通》
:[シェズ]|場所は、どっかの森だったな。~
時間は夜で、そう言えば満月だった。▼~
後は……強く願えってか?~
死にそうな目に遭ってる時ほどは難しいぞ。▼~
:[リンハルト]|そうだねえ。~
条件を揃えるのは、かなり厳しそうだ。▼~
君の力が紋章のように、自分の意図しない~
ところで急に発揮される形態であるなら……▼~
観測のためには、戦場でずっと君のそばに~
いないといけないなあ。面倒だ……▼~
《選択》~
-諦めるのを提案する~
-応援する~
--「諦めるのを提案する」を選択~
:[シェズ]|面倒なら諦めていいんだぞ。▼~
:[リンハルト]|そうだね、僕らの関係性について、~
少し考え直してみるよ。▼~
--「応援する」を選択~
:[シェズ]|俺に頑張れって言ったんだ、~
お前も少しは頑張れよ。▼~
:[リンハルト]|どうだろう、頑張れるかなあ……。▼~
***支援A [#d19e9d7b]
:[リンハルト]|結局、詳しいことはわからないままだねえ。▼~
:[シェズ]|そうだな……。▼~
お前がいろいろと解明してくれるより、~
この戦争に決着がつくほうが早そうだ。▼~
:[リンハルト]|まあ、それ自体は喜ばしいことなんだけど。▼~
君の力も、紋章みたいに戦時に使われる~
ことを想定したものなのは間違いない。▼~
だとしたら、この戦争が終わって、死と隣り合~
わせの厳しい戦場がなくなっちゃったら……▼~
そうそう力を使う必要にも迫られない。~
それは、良いことさ。▼~
《選択》~
-理由を問う~
-同意する~
--「理由を問う」を選択~
:[シェズ]|何で良いことなんだ?▼~
:[リンハルト]|使う時やその後にどんな影響が出るのか、~
何もわかってないからだよ。▼~
“英雄の遺産”だって、紋章の適合者が~
使うにしても、命がすり減ると言われてる。▼~
--「同意する」を選択~
:[シェズ]|そうだな。~
危ない力なら使わないにこしたことはない。▼~
:[リンハルト]|“英雄の遺産”と一緒だよ。紋章の適合者が~
使ったとしても命がすり減ると言われてる。▼~
《共通》
:[リンハルト]|君の力が君の体に悪影響を与えている~
可能性は、少なくはないよね……。▼~
:[シェズ]|そう言われると恐ろしい気もしてくるが……▼~
俺は傭兵だし、戦争が終わってもずっと~
傭兵稼業をしてくつもりだからなあ。▼~
剣を使わない生活は想像しづらいぞ。▼~
:[リンハルト]|そうかな? 君は才能に溢れているし、~
戦後は引く手あまただと思うけど。▼~
-赤焔の章
:[リンハルト]|エーデルガルトも、帝都に腰を据えて、~
国を支えてほしいとまで言い出しそうだよ。▼~
-青燐の章、黄燎の章
:[リンハルト]|それどころか国王が、どこかに腰を据えて、~
国を支えてほしいとまで言い出しそうだよ。▼~
《共通》
:[シェズ]|本当か?▼~
嬉しい誘いだが……一つの場所に落ち着く~
のは、あまり得意な性分じゃなくてな。▼~
:[リンハルト]|そうなんだねえ。▼~
君が僕の家にずっといてくれたら、~
僕としては安心できそうなんだけどな。▼~
:[シェズ]|俺が、お前の家に?~
それってどういう……▼~
:[リンハルト]|何も持っていないように見えて、~
瞬時に剣を生み出せる人なんて……▼~
防犯に最適じゃない?~
旅先とかでも重宝しそうだよ。▼~
《選択》~
-笑う~
-怒る~
--「笑う」を選択~
:[シェズ]|ははははっ、そんなことだろうと思った。~
お前はそういう奴だよな。▼~
でも、それじゃ傭兵が用心棒やるのと~
変わらないだろ? 普通に雇ってくれよ。▼~
:[リンハルト]|いや、それじゃあ一緒に暮らせないから、~
意味がないよね?▼~
--「怒る」を選択~
:[シェズ]|紛らわしい言い方をするなよ。~
一瞬、どんな意味かと思ったぞ。▼~
:[リンハルト]|いや、そう言う意味に取ってくれて、~
全然構わないんだけどねえ。▼~
《共通》
:[シェズ]|は?▼~
:[リンハルト]|あ、用があるのを忘れてたよ。~
それじゃ僕はこれで。▼~
(リンハルトが走り去る)
:[シェズ]|おい、リンハルト!~
待てって!▼~
**カスパル [#mb888d6e]
***支援C [#bbb8ca35]
:[カスパル]|大活躍だったな! 流石はエーデルガルトの~
見込んだ傭兵隊長だぜ!▼~
:[シェズ]|おう、カスパルか。~
お前だって、相当暴れてただろ。▼~
《選択》~
-相手を褒める~
-自分を誇る~
--「相手を褒める」を選択~
:[シェズ]|流石はあのベルグリーズ家に連なる男だ。▼~
:[カスパル]|いや、まだまだだ。~
今回の戦いも、満足いく結果じゃなかった。▼~
--「自分を誇る」を選択~
:[シェズ]|だが、戦功をより稼いだのは、間違いなく~
俺のほうだったな。▼~
:[カスパル]|ああ、その通りだ!▼~
《共通》
:[カスパル]|今のオレの腕は、親父どころかお前にだって~
届いてねえ……悔しいけどな!▼~
:[シェズ]|そうか? あの軍務卿はともかく、~
俺とは同等以上に思えるがなあ。▼~
:[カスパル]|くっそー……勝者の余裕を感じるぜ。~
けど、勝負はこれからだ!▼~
この戦争で、お前より功を上げてやる!~
それがオレの人生のためでもあるしな!▼~
:[シェズ]|そうは言っても、~
俺は傭兵で、お前は貴族だぞ。▼~
手柄を上げる機会は、自ずと俺のほうが~
多くなる。もちろん死の危険も増すんだが。▼~
いくら次男坊とは言ったって、軍務卿の~
息子を戦死させるわけにはいかないだろ。▼~
:[カスパル]|いやいや、それはオレの親父を~
甘く見てるぜ。▼~
オレは生まれた時から継承権がねえんだ。~
兄貴とははっきり区別されて育てられた。▼~
オレが身を立てるには、武の道しかねえ!▼~
……あ、いや、別に政治とか学問とか、~
そういうのをやっても構わねえんだけど。▼~
とにかくオレは何もないところから上に~
登っていかなきゃいけなくて……▼~
オレが選んだのが、戦って手柄稼ぐ、~
そういう道だってことだぜ。▼~
《選択》~
-感心する~
-呆れる~
--「感心する」を選択~
:[シェズ]|ほとんど傭兵同然なんだな。貴族に生まれて~
それだけ覚悟が決まってるなんて……▼~
お前は凄い奴だと本気で思うよ、カスパル。▼~
:[カスパル]|それでもオレには、親父の息子っていう箔が~
あるから、ただの傭兵よりはマシだけどな。▼~
--「呆れる」を選択~
:[シェズ]|思ってたよりずっと大変そうな環境では~
あるんだが……▼~
そこで選ぶのが、一番命の危険がある~
武の道なんだな……。▼~
:[カスパル]|元々、ベルグリーズ家は武門の家だからな。~
親父の影響なのかもしれねえ。▼~
《共通》
:[シェズ]|なるほど……本気でお前が俺と武功を~
競ってるってのは理解した。▼~
だったら、俺もそれに応えなきゃな。▼~
これでもガキの頃から、ずっと傭兵として~
戦場だの何だのに身を置いてきたんだ。▼~
いくら熱心に鍛錬してるからって、~
貴族の子供には負けはしないぞ。▼~
:[カスパル]|言うなあ、お前! オレだって、~
一朝一夕で超えられるとは思ってねえ。▼~
今に見てろよ、シェズ?▼~
***支援B [#x9c9f528]
:[カスパル]|お前、またやったんだってな!~
やるじゃねえか!▼~
:[シェズ]|お前だって相当暴れてただろ……って、~
このやり取り、何度目だ?▼~
:[カスパル]|わからねえ。けど、それだけお前が~
活躍してるってことだろ?▼~
まだまだオレはお前の背を追っかけなきゃ~
ならねえみたいだな……!▼~
《選択》~
-応援する~
-勝ち誇る~
-謙遜する~
--「応援する」を選択~
:[シェズ]|お前が活躍する度に、俺も負けられないって~
気になるからな。お互い、頑張ろう。▼~
:[カスパル]|くっそー……またも勝者の余裕を感じるぜ。~
けど、勝負はこれからだ!▼~
--「勝ち誇る」を選択~
:[シェズ]|いつでも追いついてこいよ?~
俺は更に戦功を積み上げてやるからな。▼~
:[カスパル]|勝負はまだまだこれからだ!~
負けねえぜ!▼~
--「謙遜する」を選択~
:[シェズ]|いやいや、追っかけるってことはないだろ。~
俺だってお前を目標にしてるんだぞ。▼~
:[カスパル]|そう言ってくれるのは嬉しいが、まだまだ~
足りてねえんだ。負けねえぜ!▼~
《共通》
:[カスパル]|さあ、そうと決まれば訓練だ!~
シェズ、もっと激しく行くぞ!▼~
:[シェズ]|ああ、受けて立つ!▼~
……と思ったんだが、少し待った。▼~
:[カスパル]|おおーい、何だよ、急に。~
調子狂っちまうぜ。▼~
:[シェズ]|いや、こうやって二人で訓練することも~
増えただろ?▼~
同じ内容の訓練を一緒にやってたら……▼~
お前が強くなる度に俺も強くなって、~
差が縮まらないんじゃないか?▼~
:[カスパル]|なにっ!? 言われてみれば……。▼~
確かにそうだな!~
けど、オレはそれで構わねえ!▼~
:[シェズ]|へえ、何でだ?▼~
:[カスパル]|オレが一人でこっそり訓練して、~
お前より強くなったって……▼~
つまらねえし、ずるくねえか?~
やっぱ勝負は真っ向からいかねえとな!▼~
同じ訓練だろうと、オレのほうが成長して、~
お前を超える……どうだ、燃えるだろ?▼~
《選択》~
-燃えると言う~
-燃えないと言う~
--「燃えると言う」を選択~
:[シェズ]|ああ、燃えるな。~
だが超えることはできないぞ。▼~
:[カスパル]|やってみなきゃわからねえさ。~
オレならできる!▼~
--「燃えないと言う」を選択~
:[シェズ]|特に燃えはしないが……~
お前らしくはあるよな。▼~
:[カスパル]|燃えねえのかよ!~
まあそれは仕方ねえか。▼~
けど、オレならできる!~
間違いねえ!▼~
《共通》
:[シェズ]|本当に真っすぐな奴だよな、お前は。~
見てて眩しいくらいだ。▼~
傭兵にはなかなかそういう奴はいないから、~
何だか新鮮だよ。▼~
:[カスパル]|そんなもんか?~
オレ自身にはよくわからねえけどよ。▼~
ま、一緒に頑張ろうぜ! オレたちが活躍~
すればするほど、戦争も終結に近づくしな!▼~
:[シェズ]|ああ、強さを求めるにしたって、~
その目的だけは見失っちゃいけないな。▼~
***支援A [#dac9bfcf]
:[シェズ]|お、カスパル。~
ちょうどいいところに。▼~
:[カスパル]|何だ?~
訓練の誘いなら、受けて立つぜ!▼~
:[シェズ]|いや、それもあるんだが……~
今度お前の父さんが来るんだろ?▼~
名高い軍務卿の鍛錬に、俺も加わらせて~
もらえないかと思ってな。▼~
:[カスパル]|親父の?~
……やめといたほうがいいんじゃねえか?▼~
:[シェズ]|何でだよ。~
お前は一緒にやってるんだろ?▼~
:[カスパル]|ああ、けどそれは、子供の頃から~
ずっと付き合わさせられてるせいで……▼~
かろうじて耐えられてるってだけで、~
普通なら絶対にもたないぞ。▼~
:[シェズ]|そう聞いて引き下がれるかって。~
何とか頼む。▼
:[カスパル]|仕方ねえなあ……。なら、戻しちまわない~
ように、飯は抜いてこいよ?▼~
それから訓練の後に予定を入れたら、確実に~
潰れるからな。そのつもりでいといてくれ。▼~
《選択》~
-楽観的に応じる~
-弱腰になる~
--「楽観的に応じる」を選択~
:[シェズ]|そこまで言うほどか?~
助言には従うが、大丈夫だと思うぞ?▼~
:[カスパル]|覚悟はしといたほうがいいぞ。~
オレはもう何度も味わってんだ。▼~
--「弱腰になる」を選択~
:[シェズ]|そこまで言うか……?~
不安になってくるな……。▼~
:[カスパル]|ああ、覚悟しとけよー。~
オレはもう何度も味わった。▼~
《共通》
:[カスパル]|あの親父の、煉獄より地獄な特訓をな……!▼~
(暗転)
:[シェズ]|………………。▼~
:[カスパル]|おい、生きてるか?▼~
:[シェズ]|ああ……。▼~
:[カスパル]|生きてはいるけど、気力が皆無だな。~
親父がお前のこと褒めてたぞ?▼~
初めてでここまでついてこられる者が~
いるとは……ってな。▼~
もっと厳しい訓練を考えるってよ。~
勘弁してほしいよなあ。▼~
:[シェズ]|お前は、凄い奴だな……。~
あの訓練を日常的に……。▼~
:[カスパル]|そんなことはねえよ。~
ただ慣れるだけの環境があっただけだ。▼~
オレはお前みたいに頭が回らねえからな。~
その分、体で補わないと駄目だろ。▼~
だから、ひたすら鍛えるんだ。~
もしかしたら効率は悪いかもしれねえがな!▼~
:[シェズ]|いや、あれはもう……~
効率とかを超越してるだろ……。▼~
お前の、絶対に折れそうにない……~
真っすぐさの由来、見た気がするな……。▼~
:[カスパル]|そうか?~
まあ、お前が生き残れてよかったよ!▼~
次の戦場では、大いに特訓の成果を~
発揮してやろうぜ!▼~
《選択》~
-喋る気力もない~
-頑張って応じる~
--「喋る気力もない」を選択~
:[シェズ]|おう……。▼~
--「頑張って応じる」を選択~
:[シェズ]|任せとけ……。~
成果が出なきゃ、割に合わない……。▼~
《共通》
:[カスパル]|がっはっはっは! そういうお前を見るの、~
何だか新鮮で面白いな!▼~
:[シェズ]|笑い事じゃないんだよな……。▼~
**ベルナデッタ [#kecd84dc]
***支援C [#idf666f1]
:[シェズ]|それじゃ、気をつけろよ。▼~
:[傭兵]|ぐぇっへっへ!~
てめえみてえな奴がいて助かったぜ!▼~
(傭兵が立ち去る)
:[シェズ]|さて、俺は……と。▼~
ベルナデッタ、そんなとこに隠れて~
何やってんだ?▼~
(ベルナデッタが来る)
:[ベルナデッタ]|ひえっ、その、い、今の人は……?▼~
:[シェズ]|今の? ああ、俺と同じ傭兵だ。~
仕事を探しててな。▼~
:[ベルナデッタ]|傭兵なんですか?~
ささ山賊みたいでしたよ……!?▼~
:[シェズ]|山賊って……確かに野生的な見た目だが、~
賊と一緒にしちゃ可哀想だろ。▼~
:[ベルナデッタ]|そんなこと言われても……~
話し方も恐ろしかったですし!▼~
:[シェズ]|傭兵なんて、大半があんなもんだぞ。▼~
俺がマシな部類なんだ。~
母さんにしっかり育てられたしな。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、そうなんですね……。▼~
ってことは、よく話したことないけど、~
あなたの仲間はああいう人ばっかり……?▼~
《選択》~
-肯定する~
-否定する~
--「肯定する」を選択~
:[シェズ]|そうだな。~
ベルナデッタには傭兵はできそうにないか。▼~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|いや、ばっかりじゃないが……~
傭兵をやってたら避けることはできないな。▼~
ベルナデッタに傭兵は無理そうだ。▼~
《共通》
:[ベルナデッタ]|当たり前です!~
絶対に無理ですよおお!▼~
ベルが人見知りじゃなくたって、~
あんな怖い人たちの集まりは無理ー……。▼~
:[シェズ]|それは人見知りだからだろ。~
話してみたら怖くないってわかるぞ?▼~
見た目で判断し過ぎるから、~
人見知りが酷くなるんじゃないか?▼~
:[ベルナデッタ]|知らない人を見た目以外の何で判断しろって~
言うんですかあ……。▼~
:[シェズ]|一緒に戦ったり飯食ったりしてれば、~
自ずと判断できそうなもんだがな。▼~
:[ベルナデッタ]|だから、そこまで行くのが無理なんですよ、~
ベルには! わかって!▼~
《選択》~
-わかったと言う~
-わからないと言う~
--「わかったと言う」を選択~
:[シェズ]|わかった、わかった。▼~
だが、見た目や話し方が怖くなければ、~
その人が本当に怖くないと思ってるのか?▼~
--「わからないと言う」を選択~
:[シェズ]|わからないな。見た目が怖くなければ、~
その人が本当に怖くないと思ってるのか?▼~
《共通》
:[シェズ]|世の中には、見た目はいかついが~
実は優しい奴と同じくらい……▼~
見た目は優しいが恐ろしい奴がいるんだ。~
人を騙して食い物にするような連中が。▼~
見た目だけで判断してると、痛い目見るぞ?▼~
:[ベルナデッタ]|ええ? 何で脅かすんですか!?~
ベルの鉄の心は、騙されませんよ!?▼~
いえ、えーと、たぶん……はい。~
たぶん大丈夫だもん!▼~
***支援B [#g7de1215]
:[ベルナデッタ]|シェズさーん!!~
た、大変なんですうううううう!▼~
:[シェズ]|どうした、ベルナデッタ!~
鼠でも潜り込んでたか?▼~
:[ベルナデッタ]|鼠!? 鼠がいるんですか!~
ベルのお菓子が齧られちゃいます!▼~
《選択》~
-誤解を解く~
-無視して話を進める~
--「誤解を解く」を選択~
:[シェズ]|いや、その鼠じゃない。~
敵が送り込んでくる間者のことだ。▼~
:[ベルナデッタ]|あ、そうですか……。~
違います! 似てるけど違うんです!▼~
:[シェズ]|似てるが、違う?~
いったい何の話だ?▼~
--「無視して話を進める」を選択~
:[シェズ]|いや、俺の勘違いだった。~
それで大変って、何がだ?▼~
《共通》
:[ベルナデッタ]|それが、その、怖くない見た目の、~
優しい女の人がいたんですけど……▼~
(暗転)
:[アンナ]|なるほど……人見知りで困っていたのね。~
私にできることがあればいいんだけど。▼~
:[ベルナデッタ]|はい……。▼~
:[アンナ]|……うーん、この香草はどうかしら。▼~
ちょっと値が張るんだけど、~
緊張を和らげる効果があるって話よ。▼~
後は……出どころも効能もとーっても~
怪しい、人を好きになる壺とか。▼~
正直おすすめしないけど、どうしても~
すがりたかったら買ってもいいわよ。▼~
……ちょっと、大丈夫?▼~
:[ベルナデッタ]|ベ、ベルは気づいてしまったんです……!~
この前、ベルは聞いたんですよ!▼~
世の中には、見た目は優しいけど怖い人が~
いっぱいいるって……!▼~
あなたがそうに違いありませええええんん!▼~
(ベルナデッタが走り去る)
:[アンナ]|な、何だったのかしら。~
怖い人って、失礼しちゃうわね。▼~
(暗転)
:[ベルナデッタ]|ってことがあったんです!~
あなたのおかげで助かりましたよおおお!▼~
:[シェズ]|……いや、それ、アンナさんじゃないか?~
よく行商に来てくれる……。▼~
確かに怪しい品をいろいろと売ってるが、~
人を騙したりはしないだろ。▼~
悪いことしちまったな。~
後で俺が謝っとくよ……。▼~
:[ベルナデッタ]|へ?▼~
怖い人じゃ、なかった?▼~
:[シェズ]|たぶんな。~
というか、お前も初対面じゃないだろ……。▼~
:[ベルナデッタ]|わかりませんよ! そんな簡単に~
人の顔なんて覚えられませんし!▼~
:[シェズ]|何で偉そうなんだよ。▼~
:[ベルナデッタ]|………………?▼~
:[シェズ]|……はあ。どうしたらいいんだか。▼~
もういっそ、見た目は怖いが、中身は~
怖くない奴にでも会いに行くか?▼~
そうすりゃ人見知りはマシになるだろ。▼~
:[ベルナデッタ]|……わかりました!~
このベルナデッタ、受けて立ちましょう!▼~
***支援A [#p77f1d6c]
:[ベルナデッタ]|あ、シェズさん……。▼~
:[シェズ]|ベルナデッタか。~
この前は悪かったな……。▼~
:[ベルナデッタ]|いえ、あなたのせいじゃないですし……~
ベルこそ、すみませんでした。▼~
:[シェズ]|まさか、あんなことになるなんてなあ……。▼~
うちの隊いちの悪人面に、~
挨拶したとこまでは良かったが……▼~
緊張に耐えかねたお前が、その場から~
逃げようと駆け出した挙げ句……▼~
:[ベルナデッタ]|そこにいた馬の尻尾を踏んじゃったせいで、~
暴走した馬があちこちを破壊する羽目に……▼~
うう……ベルの失態ですう……。▼~
《選択》~
-元気づける~
-追い討ちをかける~
--「元気づける」を選択~
:[シェズ]|誰にでも失敗はあるさ。~
もう忘れちまおう。▼~
:[ベルナデッタ]|ありがとうございます……。▼~
--「追い討ちをかける」を選択~
:[シェズ]|アンナさんから緊張を和らげる香草を買った~
ほうが安くついたのは、悲しかったよな。▼~
:[ベルナデッタ]|がーん……。▼~
:[シェズ]|ついでに怪しい壺も買えるほどの~
被害だったそうだ。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、そんな……。▼~
《共通》
:[シェズ]|それはそれとして、~
人見知りはどうにかしたいよな。▼~
引き籠もりと違って、他人に迷惑がかかる~
ことが図らずも明らかになっちまったし。▼~
:[ベルナデッタ]|そうですよね……。~
って、引き籠もりは解消できましたもん!▼~
:[シェズ]|だが、無理にやってもああいう結果に~
なるなら、少しずつ慣れてくしかないか。▼~
:[ベルナデッタ]|少しずつって?▼~
:[シェズ]|俺が怖い奴と話してるのを、~
こっそり眺めるとか……。▼~
それで、話の内容が面白かったりすれば、~
意外といけるようになったりしないか?▼~
:[ベルナデッタ]|別に、ベルは話してて面白い人がいい~
わけじゃないですよ?▼~
とにかく怖くなければ、真面目で~
つまらなくても全然大丈夫なんだから!▼~
:[シェズ]|それはそれで難しいんだよな……。▼~
:[ベルナデッタ]|あ、でも慣れるのは、思ったより簡単に~
できる気がします。▼~
:[シェズ]|へえ、何でだ?▼~
:[ベルナデッタ]|その、正直あなたも怖かったですけど、~
いろいろしてるうちに慣れてきましたもん。▼~
もう人見知りもしてないですよ?~
ふっふっふー。▼~
《選択》~
-喜ぶ~
-素直に喜ぶのは気に食わない~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|そりゃ嬉しいな。~
解消できるとわかって良かった。▼~
それなら、やっぱり慣らしてこう。▼~
たぶんだが、一緒に何かをやるってのが~
大事なんじゃないか?▼~
:[ベルナデッタ]|そうかもしれませんねえ。▼~
--「素直に喜ぶのは気に食わない」を選択~
:[シェズ]|なーんか引っかかる態度だが……~
まあ慣れてくれたことは嬉しいな。▼~
一緒に何かやるってのが大事そうだから、~
やっぱ荒療治で行くか?▼~
:[ベルナデッタ]|ぎええっ!? 荒療治はダメですよ!~
断固、反対します!▼~
:[シェズ]|ははっ、冗談だ。~
悪い悪い。▼~
《共通》
:[シェズ]|ま、これからも俺たちは仲良くやってこう、
ベルナデッタ。▼~
:[ベルナデッタ]|はい!▼~
**ドロテア [#p946f661]
***支援C [#s2f8c8f2]
:[シェズ]|へえ、帝都の歌劇団ね。~
まったく想像がつかないな。▼~
傭兵稼業であちこち行ったって言っても、~
地方の小領主の仕事がほとんどで……▼~
ガルグ=マクに来るまでは、帝都や王都~
みたいなデカい街には無縁だったんだ。▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|帝都に来てからも、そういう煌びやかな~
世界?にはとんと縁がなくてな。▼~
《共通》~
:[ドロテア]|簡単に言えば、村のお祭りでやる小さな~
劇を、何千倍も派手にしたものなんだけど。▼~
劇の要所要所に印象的な歌が入って、~
その歌い手の中の主役が「歌姫」なのよ。▼~
《選択》~
-理解したと伝える~
-傭兵にたとえてみる~
--「理解したと伝える」を選択~
:[シェズ]|だいたいわかったぞ。~
凄い奴ってことだな。▼~
それだけ凄いなら、呼び名とかないのか?▼~
--「傭兵にたとえてみる」を選択~
:[シェズ]|つまり……傭兵でいうと“壊刃”や“灰色の~
悪魔”みたいな戦場の主役ってことか。▼~
そういえば、ドロテアにも二つ名が~
あったよな?▼~
《共通》~
:[ドロテア]|あるわよ。~
“神秘の歌姫”っていうの。▼~
:[シェズ]|おお、いいじゃないか。~
確かにお前には謎めいた魅力があるよな。▼~
:[ドロテア]|ありがとう。でも、名前の由来は……~
私が孤児で突然現れたせいだから、複雑よ。▼~
:[シェズ]|それで、神秘なのか。~
そう言われると気分は上がらないな。▼~
だが……歌姫になるからには実力は~
確かなんだろ?▼~
何か歌ってみてくれないか?~
俺、歌劇ってもんが想像つかなくてさ。▼~
:[ドロテア]|仕方ないわねえ。~
特別よ?▼~
赤き雨を浴びて……燃える大地越えて……♪~
空を割る剣を……呼び戻す天を……♪▼~
復讐の時、立ち上がれ……♪~
復讐の野に、咲き誇れ、血潮の花よ……♪▼~
……どうかしら?▼~
:[シェズ]|おお……おお?▼~
:[ドロテア]|あら、お気に召さなかった?~
芳しくない反応ね。▼~
《選択》~
-正直に伝える~
-誤魔化す~
--「正直に伝える」を選択~
:[シェズ]|凄いが……凄すぎてよくわからなかった~
ってのが正直なところだな。▼~
俺の知ってる歌って、酒場で傭兵が歌うやつ~
とか、村娘が畑仕事中に歌うやつとかだし。▼~
--「誤魔化す」を選択~
:[シェズ]|いや、あまりの凄さに言葉を失ってたんだ。~
まるで聞いたことのない歌だったしな。▼~
《共通》~
:[シェズ]|ろくな感想も言えなくて、申し訳ない。▼~
:[ドロテア]|いいのよ、気にしないで。~
そういうことってよくあるもの。▼~
:[シェズ]|そうかもしれないが……良かったら、~
また聴かせてもらってもいいか?▼~
もう一度、聴いてみたいと思ったんだ。~
次はもう少し、まともな感想が出るかも。▼~
:[ドロテア]|……ふふふっ、いいわよ。~
もう一度、機会を作ってあげる。▼~
***支援B [#u7dc39bc]
:[シェズ]|そういえば、この前、貴族のお茶会って~
やつに同席させられたんだ。▼~
-赤焔の章
:[ドロテア]|貴族って、もしかしてフェルくんかしら?~
彼はお茶会が好きだものねえ。▼~
:[シェズ]|いや、護衛の仕事を兼ねてかね?~
それで茶の一杯をご馳走になったんだが……▼~
-青燐の章(シルヴァン生存時)
:[ドロテア]|貴族って、もしかしてシルヴァンくん?~
女性とのお茶会だったのかしら。▼~
:[シェズ]|いや、護衛の仕事を兼ねてかね?~
それで茶の一杯をご馳走になったんだが……▼~
-青燐の章(シルヴァンロスト時)
:[シェズ]|護衛の仕事を兼ねて、な。~
それで茶の一杯をご馳走になったんだが……▼~
-黄燎の章
:[ドロテア]|貴族って、もしかしてローレンツくん?~
彼はお茶会が好きだものねえ。▼~
:[シェズ]|いや、護衛の仕事を兼ねてかね?~
それで茶の一杯をご馳走になったんだが……▼~
《共通》~
:[シェズ]|味がよくわからなくてな。~
美味いとも不味いとも言い難くて。▼~
:[ドロテア]|そうよね。そういう場の食事とかって、~
味なんかわからないわよねえ……。▼~
:[シェズ]|ああ、高級すぎるとなあ。▼~
前に、お前の歌を聴いたことがあっただろ?~
歌劇の一節を披露してもらって。▼~
その時のことを思い出しちまって……~
俺にはそういう素養がないんだろうよ。▼~
:[ドロテア]|歌を楽しく聴いたり、美味しいものを~
美味しく味わったりするのは……▼~
誰もが持っている権利よ。~
平民だからないとか、そんなことはないわ。▼~
《選択》~
-頷く~
-反論する~
--「頷く」を選択~
:[シェズ]|俺も、そうだといいと思う。▼~
:[ドロテア]|思うけれど?~
違うって言うの?▼~
--「反論する」を選択~
:[シェズ]|そうは言ってもだな。▼~
《共通》~
:[シェズ]|例えば俺は、傭兵時代、飯なんて食えりゃ~
何でもいいと思ってたが……▼~
この軍に所属してから、明らかに舌が~
肥えたぞ。美味いものを食いたくなった。▼~
美味いものを美味いと知る機会がなけりゃ、~
それを美味いとは思わないだろ?▼~
それが悪いとはまったく思わないぞ。~
思わないが……。▼~
:[ドロテア]|そういうこと……。~
………………。▼~
:[シェズ]|ドロテア?▼~
:[ドロテア]|ごめんなさい、ちょっと考えちゃって。~
確かに、貴方の言うとおりかもしれない。▼~
ねえ、シェズくん……。▼~
:[シェズ]|どうした?▼~
:[ドロテア]|私は初め、誰のためでもなく歌ってたわ。~
そうしてマヌエラ先輩に見出された。▼~
歌劇団に入ってからも、とにかく夢中で、~
みんなに自分の歌を聴いてもらいたかった。▼~
でも歌姫になって、多くの貴族から~
持て囃されるようになって……▼~
私はいつの間にか、そういう人たちに向けて~
歌うようになっていたのかもしれない。▼~
素養が、知識がなければ理解できない、~
高級な歌を……。▼~
《選択》~
-否定する~
-同意しつつも元気づける~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|いや、俺はそうは思わないな。~
俺が理解できなかったのは……▼~
元々俺が歌に興味なさすぎたからってのも~
大きいと思うんだ。▼~
--「同意しつつも元気づける」を選択~
:[シェズ]|そうかもしれないが、それ自体は悪くない~
と思うって言っただろ?▼~
《共通》~
:[シェズ]|お前の歌が凄いのは間違いないんだ。そんな~
自分が悪いみたいな言い方しなくていいさ。▼~
:[ドロテア]|ありがとう。~
でも……ちょっと考えちゃうわね……。▼~
***支援A [#q0057b5a]
:[ドロテア]|らららー……ららららー……~
ららら……らららー……♪▼~
らららー……ららららー……~
ららら……らららー……♪▼~
……ふう。~
どうだったかしら?▼~
:[シェズ]|おお……おお?▼~
:[ドロテア]|ええ? この歌でもその反応なの?▼~
:[シェズ]|す、すまん。~
やっぱり歌は全然わからないな……。▼~
でも、なんか温かい感じはしたぞ。~
母さんみたいって言うか……。▼~
:[ドロテア]|あら、わかってるじゃない!~
これは古い古い子守唄なのよ。▼~
今では、もう歌詞もわからなくて、~
誰も子守唄として歌ったりしないけれど。▼~
:[シェズ]|へえ、それで懐かしい感じが。▼~
……いや待て、歌詞がないのに子守唄って~
どうやってわかったんだ? 適当か?▼~
:[ドロテア]|調べて発表した学者がいたのよ。~
それが合ってるかは、わからないわ。▼~
《選択》~
-歌詞がないのが良いと言う~
-繰り返す音が良いと言う~
--「歌詞がないのが良いと言う」を選択~
:[シェズ]|そうか。~
だが、歌詞がないのがいいよな。▼~
深く言葉の意味とかを考えなくても、~
心に伝わるものがある。▼~
--「繰り返す音が良いと言う」を選択~
:[シェズ]|そうか。繰り返しが多くて単純な曲だが、~
そこがいいよな。▼~
せわしなく変わっちまうと、覚えるのも~
大変そうだ。▼~
《共通》~
:[ドロテア]|ふふっ、貴方からそういう感想が聞けて、~
とても嬉しいわ。▼~
:[シェズ]|俺も、ドロテアの歌を何度も聞けて、~
正直嬉しいさ。▼~
ドロテアの歌声が、素養がない人にだって~
届くのはもう間違いない。▼~
何しろ、一番底辺にいそうな俺が~
これだけ感じられるんだからな!▼~
:[ドロテア]|もう、底辺なんて……~
自分で言わないでちょうだい。▼~
:[シェズ]|気にしてないからいいんだよ。~
親なし、出自不明で、流浪の傭兵だぞ?▼~
:[ドロテア]|ふふふふっ、貴方のそういう姿勢、~
素敵よね。私も見習わなくっちゃ。▼~
今回だって、貴方のおかげで私は~
自分の歌を見つめ直すことができた……。▼~
歌姫の経験を経て失ってたかもしれない~
気持ちを、取り戻せたんだから。▼~
:[シェズ]|……流石は歌姫だな。▼~
:[ドロテア]|どういう意味?▼~
:[シェズ]|何というか、ドロテアの言葉って、~
綺麗なんだよ。▼~
自分の考えてることが、~
すらっと言葉になって相手に届く。▼~
歌姫になるために、それになってからも、~
凄い努力をしてきた成果なのかなって。▼~
歌の感想もろくに言えない俺とは~
大違いだ。はっはっはっ……。▼~
:[ドロテア]|ありがとう。そう言ってくれる人がいて、~
本当に救われる思いよ。▼~
でも……貴方の言葉が下手というのは、~
私には同意できないわね。▼~
今の私への言葉も、口説き文句かと~
思うくらいだったもの。ふふふっ。▼~
**ペトラ [#y24cb898]
***支援C [#t05374e0]
:[シェズ]|ペトラ、これから訓練か?~
俺も付き合うぞ。▼~
:[ペトラ]|はい、嬉しく思います。~
あなた、強い、訓練、身になります。▼~
:[シェズ]|強さで言えば、ペトラのほうが~
よほどだと思うがな。▼~
女王……になったんだったか?~
……が異国の地で、そこまで鍛えて。▼~
:[ペトラ]|まだ、王、違います。~
約定のみです。▼~
しかし、ブリギットの王、~
戦えなければ、なれません。▼~
力、最も持ち、生き延びられる、~
民、最も率いられる……▼~
それこそ、王の条件、~
ブリギット、背負う者の、役割です。▼~
:[シェズ]|ようは、一番強くなきゃ駄目なんだろ?~
わかりやすいが、凄い国だな。▼~
:[ペトラ]|もちろん、理想です。~
現実、異なること、稀、よくあります。▼~
しかし、あなた、傭兵、同じ、違いますか?~
最も強くある、望む、望みません?▼~
《選択》~
-肯定する~
-否定する~
--「肯定する」を選択~
:[シェズ]|まあ、そうだな。~
傭兵は、強さがすべてだ。▼~
何より生き延びるための強さが重視される。~
ペトラも似たようなことを言ってたが。▼~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|俺は割とそうだが、~
傭兵全体では違うんじゃないか?▼~
強さを追い求め過ぎると、死にやすい……~
なんて傭兵の間では言われてるしな。▼~
生き延びることが最優先さ。~
ペトラも似たようなことを言ってたが。
《共通》~
:[ペトラ]|理解しました。生き延びる、大切です。~
では、危険な任務、誰も、受けませんか?▼~
王、危険、避けられない時、あります。~
傭兵、どうでしょう。▼~
:[シェズ]|報酬次第、かね。~
金に困ってる傭兵も多いからな。▼~
傭兵は雇われ仕事なんだ。責任感のない奴も~
いるし、逆に見捨てるような雇い主もいる。▼~
ブリギットでは、そういうことはないのか?~
というか、そもそも傭兵がいない……?▼~
:[ペトラ]|正解、です。~
ブリギット、傭兵、一人も、いません。▼~
狩人であり、戦士、漁師であり、戦士。~
皆、戦える……雇う、雇われる、不要です。▼~
《選択》~
-感心する~
-疑問に思う~
--「感心する」を選択~
:[シェズ]|やっぱり凄いな。傭兵になるしかない奴も、~
いないってことだもんな……。▼~
:[ペトラ]|ブリギット、褒める、嬉しく思います。~
わたし、誇りですから。▼~
--「疑問に思う」を選択~
:[シェズ]|つまり……農家であり戦士や、~
大工であり戦士がいるのか?▼~
:[ペトラ]|はい! 皆、強いです。~
農家でさえ、鍬、手強く、あります!▼~
:[シェズ]|鍬……いや、手強いのはわかるが。~
……鍬か。▼~
***支援B [#d9e1349f]
:[ペトラ]|シェズ、~
今、話す、よいですか?▼~
:[シェズ]|ああ、何だ?▼~
:[ペトラ]|あなたの傭兵の話、興味深く、あります。~
再び聞く、望む、望みます。▼~
:[シェズ]|構わないが……~
これ以上、特に面白い話もない気がするぞ。▼~
:[ペトラ]|いいえ、どのような話でも、楽しいです。~
知識、新鮮です!▼~
例えば……あなた、傭兵。~
今、報酬、貰う、貰いますか?▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|ああ、もちろん。~
俺の雇い主は、エーデルガルトだ。▼~
-青燐の章
:[シェズ]|ああ、もちろん。~
俺の雇い主は、ディミトリだ。▼~
-黄燎の章
:[シェズ]|ああ、もちろん。~
俺の雇い主は、クロードだ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|傭兵としては、破格の報酬だと思うぞ。~
指揮官に抜擢してもらってるからな。▼~
:[ペトラ]|はい、傭兵、報酬が大切、教わりました。▼~
もし、敵国、あなたの報酬、増やす提案、~
ありましたら、あなた、どうします?▼~
《選択》~
-自分は寝返らないと言う~
-誰も寝返らないと言う~
--「自分は寝返らないと言う」を選択~
:[シェズ]|俺は断るが、鞍替えする奴もいるかもな。~
やっぱり報酬の多さは魅力だし……▼~
何より、それだけの金を積める相手は、~
戦争自体に勝つ可能性も高い。▼~
--「誰も寝返らないと言う」を選択~
:[シェズ]|その程度で寝返る奴はいないだろ。▼~
ただ……それだけの金を積める相手は、~
戦争自体に勝つ可能性も高い。▼~
《共通》~
:[シェズ]|負ける陣営にいると、~
それだけ死の危険は増えるだろ?▼~
:[ペトラ]|金、ある、戦争、有利……~
フォドラの真理、です?▼~
:[シェズ]|だが、それは信頼できる相手に限った話だ。~
提案に乗ってほいほい裏切ったら……▼~
向こうは邪魔な傭兵を殺すためだけに~
呼び出した、なんて可能性もある。▼~
逆に雇い主からしても、金で主を変える~
傭兵なんて信用できないだろ。▼~
傭兵には、信頼も必要不可欠なんだ。~
これ、言い忘れてたな。▼~
:[ペトラ]|いえ、わかります。~
傭兵に限りません、それ。▼~
しかし、傭兵……他より、信頼、~
大事、なる、思う、思います。▼~
:[シェズ]|まあな。報酬の高い重要な任務になれば、~
雇う側は傭兵の経歴を調べて判断するし……▼~
逆に、傭兵を使い捨てた雇い主なんかの~
情報を、傭兵たちが共有したりもする。▼~
誰もが生きるのに、必死なんだよ。▼~
:[ペトラ]|はい……皆、必死です。~
そこ、善も、悪も、ありません。▼~
敵でなく、わたし、雇う、どうですか?~
仲間ですから、寝返り、違います。▼~
ブリギットでの仕事、報酬、今より、~
高い、高くする、約束できます。▼~
《選択》~
-喜ぶ~
-興味は持てない~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|そりゃ嬉しい誘いだ。~
けど、今は別の仕事の最中だからな。▼~
--「興味は持てない」を選択~
:[シェズ]|今は興味を持てないな。~
別の仕事の真っ最中だからってのもあるが。▼~
《共通》~
:[シェズ]|信頼を大事にする傭兵が、~
仕事を途中で放り投げちゃまずいだろ?▼~
:[ペトラ]|その答え、予想する、しました。~
流石、傭兵の鑑、です。▼~
***支援A [#n4f3e3f8]
:[ペトラ]|戦い、続き……~
終わり、見える、見えてきましたか?▼~
《選択》~
-見えてきたと答える~
-見えてこないと答える~
--「見えてきたと答える」を選択~
:[シェズ]|ああ、まだ先だろうが……~
ぼんやりと見えてきた気がするよ。▼~
:[ペトラ]|考え、わたし、同じです。~
見えてくる、よいです。▼~
--「見えてこないと答える」を選択~
:[シェズ]|いや、まだまだだ。~
見えてくるといいんだがな。▼~
:[ペトラ]|わたし、見えてくる、きました、~
思いますが、あなたの考えも、わかります。▼~
《共通》~
:[ペトラ]|……もし、戦い、終わる、~
あなた、どうしますか?▼~
:[シェズ]|どうするって?~
やけに漠然とした問いだな……。▼~
:[ペトラ]|身の振り方、です。~
あなた、役目、終える、その時……▼~
わたしと共に、ブリギット、来ませんか?▼~
:[シェズ]|本気の、話だよな?~
前に冗談で言ってたようなやつでなく。▼~
:[ペトラ]|はい、冗談、違います。~
わたし、本気です。▼~
ブリギット、帝国との戦争、敗れて以来、~
従属する、してきました。▼~
しかし、この戦争、ブリギット、~
対等の関係、築く、機会、持ちました。▼~
これから、国、開かれていきます。~
フォドラと、交流、盛ん、持ちます。▼~
それ、助ける人材、わたし、求めています。~
信頼できる、相手です。▼~
:[シェズ]|………………。▼~
:[ペトラ]|誘い、困る、でしたか?~
何か……▼~
:[シェズ]|いや、ただ感心してたんだ。~
ペトラは王なんだ、って思ってよ。▼~
こうして皆で必死に戦いながらも……▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|エーデルガルトは戦争が終わった後のことを~
考えて、準備してる。▼~
-青燐の章
:[シェズ]|ディミトリは戦争が終わった後のことを~
考えて、準備してる。▼~
-黄燎の章
:[シェズ]|クロードは戦争が終わった後のことを~
考えて、準備してる。▼~
《共通》~
:[シェズ]|まさに王の考え、王の視点だろ?~
それと同じものを、ペトラは持ってるんだ。▼~
:[ペトラ]|そう、です。~
わたし、ブリギットの王。▼~
精霊たち、守られる、~
海、浮かぶ、島々……統べる者です。▼~
わたし……何より、あなたに、~
未来、支えてほしい、ほしくあります。▼~
《選択》~
-前向きに応じる~
-後ろ向きに応える~
--「前向きに応じる」を選択~
:[シェズ]|熱烈な言葉だな……。~
俺を買ってくれて嬉しいよ、ペトラ。▼~
けど、適任かもな。俺は家族もいないし、~
地位も財産もない根無し草だ。▼~
--「後ろ向きに応える」を選択~
:[シェズ]|ペトラ、お前の誘いは嬉しいが……~
正直そんな先の話は考えたことがない。▼~
俺は家族もいないし、地位も財産もない~
根無し草だから、適任ではあるけどな。▼~
《共通》~
:[ペトラ]|シェズ、答え、まだ、不要です。~
今のあなた、この国のため、戦います。▼~
戦争、終わる、その時、~
一番最初に、考える、願います。▼~
そのため、今、先んじて、言いました。~
わたし、ずるい、ずるくあります。▼~
:[シェズ]|そういうことか……。~
ペトラ、わかったよ。▼~
確かに抜け駆けな気はするが、~
それだけの思いは伝わった。▼~
未来を考えるためにも、今はこの戦争に~
勝って、生き残ろう。共にな。▼~
**モニカ [#s192c5db]
***支援C [#g027813b]
:[シェズ]|モニカ?~
こんなとこに突っ立って何やってるんだ?▼~
:[モニカ]|あなたを待っていたんです。~
陛下と話していたでしょう?▼~
:[シェズ]|ああ、少し戦術の話をな。~
それで、俺に用って?▼~
:[モニカ]|いえ、用というほどの用はないのですが。~
その……陛下はどんな様子でした?▼~
:[シェズ]|どんなって……傭兵部隊の戦い方について~
相談しただけだが。皆、得物が違うだろ?▼~
槍みたいな長物を使えない場所で~
戦いそうなんで、どう扱うかってな。▼~
:[モニカ]|それだけですか?▼~
:[シェズ]|いや、それ以外にも傭兵関係でいろいろ……~
モニカが関わりそうな話はなかったぞ。▼~
:[モニカ]|そういうことではなくてですね……あの、~
兵士が茶菓子を持っていったでしょう?▼~
それに、あの部屋には花が活けてあったと~
思いますが……見ませんでした?▼~
:[シェズ]|ああ、菓子は分けてもらった。~
美味かったが……お前も食いたかったのか?▼~
花は……あった、気も……。~
小さな白い花だったような……。▼~
:[モニカ]|もう!あなたの感想なんて聞いてません。~
陛下はどうだったか聞いてるんです。▼~
《選択》~
-素直に答える~
-聞く理由を問う~
--「素直に答える」を選択~
:[シェズ]|いや、何か言ってたかもしれないが、~
覚えてないって。▼~
:[モニカ]|そんな……そしたら、陛下に直接~
聞くしかないじゃないですか。▼~
あたしは、陛下がその場で漏らすような~
素の感想を知りたいんです。▼~
--「聞く理由を問う」を選択~
:[シェズ]|何でそんなに気になるんだ? というか、~
エーデルガルトに聞けばいいだろ。▼~
:[モニカ]|直接聞いたって、本音で話してくれるか~
わからないでしょう。▼~
あたしは、陛下がその場で漏らすような~
素の感想を知りたいんです。▼~
:[シェズ]|そう言われてもな……。~
覚えてないぞ。▼~
《共通》~
:[モニカ]|光栄にも陛下に呼ばれて、相談されて。~
陛下からお菓子まで下賜されて……▼~
陛下のこと、ちゃんと見てないんですか?~
信じられない、まったく。▼~
:[シェズ]|期待に沿えなくて悪かったが……~
モニカが何をやりたいのかさっぱりだ。▼~
今からでも感想を聞いてこようか?▼~
:[モニカ]|や、やめてください。~
あたしが聞きたがったなんて知れたら……▼~
陛下に余計な気を回させてしまいます。~
もうこの話はいいですから。▼~
《選択》~
-首を捻る~
-何か閃く~
--「首を捻る」を選択~
:[シェズ]|いったい何なんだ……? わからないから、~
やっぱりエーデルガルトに聞いて確かめ……▼~
:[モニカ]|ちょっと! やめてください!~
言いますから!▼~
お菓子もお花も、あたしが用意したんです。~
それで、正直な反応が知りたくて……。▼~
--「何か閃く」を選択~
:[シェズ]|あ、わかったぞ。~
菓子も花も、お前が用意したんだな。▼~
それでエーデルガルトの正直な反応を~
さりげなく知りたくて……▼~
:[モニカ]|あ、ああ、それ以上言わないでください!~
合ってますから!▼~
《共通》~
:[シェズ]|なるほどなあ……。~
いや、わかってもよくわからんが……。▼~
:[モニカ]|もう、いいじゃないですか!~
乙女心は複雑なんです!▼~
***支援B [#j79a3e4a]
:[シェズ]|話って何だ、モニカ?~
しかもこんなところで……。▼~
:[モニカ]|最近、とても頑張ってるみたいですね。~
戦場に出る度に功を積み重ねているとか。▼~
:[シェズ]|急に褒めて、どうしたんだ。~
確かに調子は良いが……。▼~
:[モニカ]|特に他意はありませんよ。~
あたしも非常に助かっていますし……▼~
陛下もとても褒めておられました。~
良い働きだと。▼~
あたしといても、あなたの話ばっかり~
されるので、聞き飽きたくらいです。▼~
:[シェズ]|へえ、俺の話ばっかりを……ん?▼~
もしかして、お前、俺に妬いてるのか?~
いや、そんなはずないか。▼~
:[モニカ]|ええ、そんなはずないでしょう。~
何であたしがあなたに妬くんですか。▼~
だいたいあなたと陛下は、~
ただの部下と上司で……▼~
あたしと陛下のような君臣の粋を超えた、~
深い関係には及びもしないんですから。▼~
《選択》~
-妬いていると指摘する~
-受け流す~
--「妬いていると指摘する」を選択~
:[シェズ]|思い切り、妬いてるじゃないか……。▼~
:[モニカ]|どこがですか? あたしはただ、~
正しいことをあなたに伝えているだけで……▼~
別にあなたが陛下と仲が良すぎるだなんて、~
これっぽっちも思ってませんから!▼~
--「受け流す」を選択~
:[シェズ]|あ、ああ。そうだな。~
俺とは違うさ。▼~
:[モニカ]|何ですか、その態度は。~
全然信じてませんね。▼~
あたしは、別にあなたが陛下と仲が良すぎる~
だなんてこれっぽっちも思ってませんから!▼~
《共通》~
:[シェズ]|………………。▼~
……今のは明らかに自分で認めてただろ。~
妬いてるって……。▼~
:[モニカ]|……そ、そんなことありません。▼~
:[シェズ]|あるだろ……。俺とエーデルガルトの仲が~
良すぎて嫉妬するって言ってなかったか?▼~
:[モニカ]|嫉妬するとは言ってないでしょう!▼~
:[シェズ]|じゃあ、本当に嫉妬してないのか?▼~
:[モニカ]|……してます。▼~
:[シェズ]|だよな。▼~
:[モニカ]|したっていいじゃないですか!~
陛下はずっとあたしの憧れだったんですよ?▼~
なのに、ヒューベルトならともかく~
こんなぽっと出の傭兵なんかに……▼~
陛下から言及される回数で負けている~
なんて……自分が許せません!▼~
:[シェズ]|陛下から言及される回数……?▼~
《選択》~
-慰める~
-それは数えないほうがと忠告する~
-呆れる~
--「慰める」を選択~
:[シェズ]|……今は戦いも激しくなってるから、~
俺の出番が多いだけだろ。▼~
終わればすぐに逆転するさ。~
だから心配すんな、モニカ。▼~
:[モニカ]|うう、勝者の慰めは、負けたあたしが~
余計に惨めになるだけです……。▼~
--「それは数えないほうがと忠告する」を選択~
:[シェズ]|いや、勝った負けたはどうでもいいが、~
何数えてんだ。▼~
そういうのは気にしないほうがいいぞ。~
無駄に疲れるだけさ。▼~
:[モニカ]|気にしなくても数えちゃうんです!~
仕方がないでしょう……。▼~
--「呆れる」を選択~
:[シェズ]|そんなに気にすることか?~
どうだっていいだろ……。▼~
:[モニカ]|勝手に数えちゃうから、気になるんです!~
仕方がないでしょう……。▼~
《共通》~
:[モニカ]|……こうなったら、あなたにも~
協力してもらうしかありませんね。▼~
:[シェズ]|何が「こうなったら」だ。~
まったく話が見えないぞ。▼~
:[モニカ]|問答無用です!~
ほら、行きますよ!▼~
***支援A [#jd7fe8df]
:[モニカ]|……なるほど。では、今日の陛下は紅茶を~
飲まれなかったと。珍しいですね。▼~
確か、前回は15日前でした。~
陛下が飲まなかった日の傾向は……▼~
:[シェズ]|なあ、俺は何をやらされてるんだ?▼~
毎日こんなこと記録する意味あるのか?~
もっと適当でいいだろ。▼~
:[モニカ]|何を言っているんですか。~
陛下の偉業ですよ。▼~
しっかりと記録しておいて、~
帝国の歴史に刻まなければなりません。▼~
:[シェズ]|いや、偉業なら刻んでもいいんだが、~
紅茶を飲んだかどうかなんて……▼~
明らかに要らない情報だろ。▼~
しかも、よく覚えてんな。~
前に紅茶を飲まなかった日なんて。▼~
:[モニカ]|ふふふ、陛下のことであれば、~
何でも覚えていますよ。▼~
あたしにかけてくださった言葉の数々、~
召し上がった毎日の献立……▼~
ため息をおつきになった回数、~
お持ちになっているお気に入りの……▼~
:[シェズ]|待て待て。~
途中からおかしい。明らかにおかしいから。▼~
:[モニカ]|何がおかしいんですか?~
すべて記録しておくべきことですよ。▼~
《選択》~
-おかしいと説得する~
-反論する気も起こらない~
--「おかしいと説得する」を選択~
:[シェズ]|おかしいって。~
よく考えてみろ。▼~
歴代の皇帝の記録や歴史書なんかに、~
皇帝のついたため息の回数が載ってたか?▼~
:[モニカ]|これまでは、あたしみたいに正確に記憶して~
記録をつけられる人がいなかっただけです。▼~
あたしのこの記憶力は、陛下の偉業を~
記すために存在してるんですから。▼~
--「反論する気も起こらない」を選択~
:[シェズ]|……そうだな。~
そういう考え方もあるかもしれないな。▼~
:[モニカ]|わかってくれましたか。あたしの記憶力は、~
このために存在してるんですから。▼~
《共通》~
:[シェズ]|だが、仮にそれが正しかったとして、~
俺が手伝う必要ないよな?▼~
:[モニカ]|ありますよ。
陛下があなたを重用していますからね。▼~
よく陛下と言葉を交わしていますし、~
一緒にいる時間も多いでしょう。▼~
あたしだけでは確認し切れない情報を~
入手し、あたしに報告してくれるのに……▼~
あなたほどの適任はいないんです。▼~
:[シェズ]|はあ……まあいい。~
お前が真剣にやってるのはわかるから……▼~
暇な時に手伝うくらいは構わない。~
害も……そうない気はするしな。▼~
:[モニカ]|流石は陛下に見込まれたお人……!~
頼もしいですね。▼~
悔しいですが、日々、陛下からの信頼が~
厚くなっているのも頷けます。▼~
こうなったら……特別にあなたにも~
許可を与えるしかないようですね。▼~
シェズ、あなたが陛下に~
愛を捧げることを許しましょう。▼~
《選択》~
-喜ぶ~
-断る~
--「喜ぶ」を選択~
:[シェズ]|良かった、これでお前から妬かれることも~
なくなるって話で大丈夫か?▼~
:[モニカ]|そうですね。あたしたちは、陛下に愛を~
捧げた同志ってことになるんですから。▼~
:[シェズ]|そうか……俺に何ができるかわからないが、~
あんまり期待しないでくれよ。▼~
--「断る」を選択~
:[シェズ]|そんな許しを俺が欲しがると思うか?~
愛を捧げるって……何をするんだ。▼~
:[モニカ]|何をするって、むしろ、陛下を敬愛し、~
お慕い申し上げる以外に何をするんですか?▼~
:[シェズ]|俺に聞くな。~
とにかく、許しは要らないから。▼~
《共通》~
:[モニカ]|いいです、今はまだ陛下の魅力を~
完全には理解していないのでしょう。▼~
あたしと一緒に偉業を記録することで、~
絶対に目覚めるはずですから。▼~
あなたが陛下の信奉者となれることを、~
願っています、シェズ。▼~
:[シェズ]|お、おう……。▼~
**マヌエラ [#ueb52443]
***支援C [#mc21b28f]
:[シェズ]|マヌエラさん……は、いないか。▼~
:[マヌエラ]|くこー……くこー。▼~
:[シェズ]|……ん? 寝息?~
あれ、患者用の寝台で寝てるのか。▼~
:[マヌエラ]|くこっ……やだ……もう……。▼~
:[シェズ]|にやにやして、何か夢でも見てるのか?▼~
:[マヌエラ]|え……行かないでよ……~
あたくしを……見捨てるつもり……?▼~
:[シェズ]|急展開だな……。~
表情が険しくなったぞ。▼~
:[マヌエラ]|待ちなさいよ……許さない……▼~
あたくし! 許さないんだからっ!~
……ハッ!▼~
:[シェズ]|おはよう、マヌエラさん。▼~
:[マヌエラ]|あら、シェズ。~
あたくしったら、いつの間にか寝てたのね。▼~
……もしかして、寝ながら何か~
言ってたかしら? あたくし。▼~
《選択》~
-行かないで、と言っていたと伝える~
-許さない、と言っていたと伝える~
-何も言っていなかったと伝える~
--「行かないで、と言っていたと伝える」を選択~
:[シェズ]|「行かないで、見捨てるつもり?」って。▼~
:[マヌエラ]|そう……運命の相手だと思ったのに、~
あの人、あたくしに背を向けて……▼~
--「許さない、と言っていたと伝える」を選択~
:[シェズ]|「待ちなさいよ、許さないっ!」って。▼~
:[マヌエラ]|そう……あたくしが泣いて止めてるのに、~
あの人、さっさと出ていこうとして……▼~
--「何も言っていなかったと伝える」を選択~
:[シェズ]|いや、特に何も聞いてないが。▼~
:[マヌエラ]|本当? いえ、そういうことにしておいて~
くれてるのね。いい心がけよ、あなた。▼~
あたくしね、運命の人に捨てられる~
悲しい夢を見ていたのよ……。▼~
《共通》~
:[マヌエラ]|思い出したら、腹が立ってきたわ……。~
なんで夢でまでこんな……うぷ……。▼~
:[シェズ]|具合が悪いのか?▼~
:[マヌエラ]|悪いけど……お水を一杯、~
持ってきてくれるかしら……?▼~
(暗転)
:[マヌエラ]|ふう……もう大丈夫、ありがと。▼~
:[シェズ]|そういえば酒臭いな……~
アンタ、さては二日酔いだろ?▼~
:[マヌエラ]|……それが何か? 問題でも?▼~
:[シェズ]|医務室も雑然として散らかってるし。~
これは……かなり酷いんじゃないか?▼~
:[マヌエラ]|何なのよ、もう!~
人の部屋に勝手に入ってきて!▼~
恥ずかしい寝言を盗み聞きしたあげく、~
二日酔いだの部屋が散らかってるだの!▼~
あなた、あたくしの何? 旦那様?▼~
:[シェズ]|何って、仲間だろ。軍の同僚としても、~
この状態は放置できない。▼~
:[マヌエラ]|……そうよね。ごめんなさい。~
恥ずかしくてつい取り乱したわ、あたくし。▼~
あの……一つ、お願いがあるのだけど。▼~
《選択》~
-部屋の片づけかと問う~
-口止めかと問う~
--「部屋の片づけかと問う」を選択~
:[シェズ]|この部屋の片づけか?~
まあ、少しなら手伝っても……▼~
:[マヌエラ]|そうじゃなくて……その……。~
全部、見なかったことにしてくれない?▼~
:[シェズ]|ああ、そういうことか……。~
別に誰かに言ったりしないぞ。▼~
--「口止めかと問う」を選択~
:[シェズ]|……見なかったことにしてほしいのか?~
心配しなくても、誰にも言わないぞ。▼~
《共通》~
:[マヌエラ]|助かるわ。これ以上、皆が持っている~
あたくしの印象を悪くしたくないのよ。▼~
まったく……いつからこんなふうに~
なっちゃったのかしら。▼~
これでも、あのミッテルフランク歌劇団の~
元歌姫なのよ? あたくし。▼~
それが今は見る影も……って、失礼ね!~
ちょっと言い過ぎじゃなくて!?▼~
:[シェズ]|いや、俺は何も……▼~
:[マヌエラ]|そうだわ、今日の口止め料じゃないけど、~
今度あたくしの歌を聴かせてあげるわ。▼~
まだ、あたくしが衰えてないってところを~
見せてあげるんだから!▼~
楽しみにしてらっしゃいな。~
……で、何かあたくしにご用だった?▼~
:[シェズ]|……え? ああ、用があって来たはずだが、~
もう忘れちまったな……。▼~
***支援B [#f67f3bd8]
(※支援会話なし)
***支援A [#m48ce810]
:[シェズ]|マヌエラさん、今日も顔色が悪いな。▼~
:[マヌエラ]|失礼ね……昨日ちょっと飲みすぎただけよ。~
それよりも、見てくれたんでしょ?▼~
:[シェズ]|ああ、見てたぞ。俺もあの宿場にいたから。~
すごく綺麗な歌声で驚いたよ。▼~
:[マヌエラ]|そうでしょう。でも、声だけ?▼~
:[シェズ]|いや、人前に立って歌う姿も何というか~
……可憐に見えたよ。本当に。▼~
いつもああやって、街の人たちに~
聴かせてやってるのか?▼~
:[マヌエラ]|まさか、そんなにお安くないのよ?~
あたくし。▼~
昨日は、あなたもいたから特別。~
いつか約束したでしょう。覚えてる?▼~
:[シェズ]|ああ、口止め料か。▼~
:[マヌエラ]|……誰にも言ってないでしょうね?~
あたくしの寝言のこととか……。▼~
《選択》~
-自信を持って否定する~
-記憶が曖昧で否定できない~
--「自信を持って否定する」を選択~
:[シェズ]|誰にも言ってないさ。~
男に捨てられた夢のことなんて。▼~
:[マヌエラ]|しーっ! んもう、黙ってらっしゃい。▼~
--「記憶が曖昧で否定できない」を選択~
:[シェズ]|えーと、どうだっけ……。~
たぶん話してないと思うが……。▼~
:[マヌエラ]|ちょっと、本当でしょうね? 誰かに~
話していたら承知しないわよ、あたくし。▼~
《共通》~
:[シェズ]|まあ、でも二日酔いでフラフラしてる~
マヌエラさんも俺は嫌いじゃないぞ。▼~
:[マヌエラ]|あら、そう?▼~
:[シェズ]|気怠い雰囲気が、大人の女性っぽくて。~
それに、アンタっていろんな面があるだろ?▼~
医師として働いてる姿だったり、~
戦場で戦ってる姿だったり……▼~
俺は、どの姿も割と好きだな。▼~
:[マヌエラ]|好き?▼~
:[シェズ]|好きというか、見てて飽きないというか……~
歌姫の姿も垣間見たから、尚更だ。▼~
人ってさ、誰でも様々な面を持ち合わせて~
一つの人格を形作ってると思うんだが。▼~
マヌエラさんはそれが顕著というか……。~
どれが本当の姿なんだろう?ってね。▼~
:[マヌエラ]|それはもちろん、あたくしの本当の姿は、~
眩い光に照らされて舞台に立つ歌姫……▼~
……なんてね。そうじゃないことくらい、~
わかってるのよ、あたくし。▼~
そうやって過去の栄光にしがみついて、~
自分を慰めるしかないお年頃なの。わかる?▼~
:[シェズ]|へえ……そんな必要あるのか?▼~
今のマヌエラさんはきっと、現役の~
歌姫だった頃よりも魅力的だと思うが。▼~
:[マヌエラ]|あら、シェズ……それって、~
もしかしてあたくしを口説いているの?▼~
:[シェズ]|え? いや……そういうつもりで~
言ったんじゃないぞ。▼~
年齢を重ねるほどに、人の魅力ってのは~
深みが増すっていうか……▼~
:[マヌエラ]|いいじゃない、照れなくても。今夜あたり、~
二人の将来について語り合ってみる?▼~
:[シェズ]|えーと、いや、今夜は確か外せない用事が~
あったはずだ。すまん、またの機会に。▼~
:[マヌエラ]|あら、そう? じゃあこの件については~
日を改めて、ゆっくりお話しましょうね。▼~
……逃げたら、許さないわよ?▼~
:[シェズ]|あはは……冗談、だよな?▼~
**イエリッツァ [#cdc0be03]
***支援C [#cfc5b70d]
(※支援会話なし)
***支援B [#be0da14e]
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[シェズ]|………………!?~
ど、どうしたんだ、イエリッツァ。▼~
:[イエリッツァ]|……いない、か。▼~
:[シェズ]|待てって、イエリッツァ。~
誰かを探してるなら手伝うぞ。▼~
:[イエリッツァ]|……私に構うな。▼~
-メルセデスが自軍にいる
:[シェズ]|……相変わらず取りつく島もないな。~
メルセデスの弟ってのが信じられないぞ。▼~
-メルセデスが自軍にいない
:[シェズ]|……取りつく島もないな。~
ま、教師だった頃からか……。▼~
《共通》~
:[シェズ]|アンタ、相当焦ってるんだろ。~
悪いことは言わないから手伝わせてくれ。▼~
:[イエリッツァ]|……なぜ、わかった。~
私が、焦っていると……。▼~
:[シェズ]|誰だってわかるさ。~
慌てて礼拝堂なんかに走り込んできて……。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
……捜している者がいる。~
怪我を負っているはずだ……。▼~
:[シェズ]|怪我? 誰か医務室から逃げ出したとか……~
まさか敵か!?▼~
:[イエリッツァ]|……いや。違う。~
だが……私を見て、逃げ出した。▼~
-ベルナデッタが自軍にいる
:[シェズ]|敵でもないなら何で逃げる。~
ベルナデッタじゃないだろうな。▼~
:[イエリッツァ]|……彼女ではない。~
だが、私を恐れていたのかもしれん……。▼~
-ベルナデッタが自軍にいない
:[シェズ]|敵でもないなら何で逃げる。~
アンタを怒らせるようなことをしたとかか?▼~
:[イエリッツァ]|……知らん。~
私を、恐れていたのかもしれん……。▼~
《共通》~
:[シェズ]|確かにアンタには近寄りがたいが……~
殺気が漏れてるっていうか。▼~
少し気を抜いたら斬られちまいそうな~
迫力があるからな。▼~
:[イエリッツァ]|……そんな意思は、ないが。▼~
:[シェズ]|アンタにそのつもりがなくても、~
臆病な奴は怖くなっちまうんだろ。▼~
“死神”を前にしたら、~
獣だって尻尾を巻いて逃げ出すさ。▼~
:[イエリッツァ]|………………。~
……ならば、どうすればいい。▼~
このままでは、逃げる相手を~
捕らえることもできん……。▼~
《選択》~
-助言する~
-手伝いを申し出る~
--「助言する」を選択~
:[シェズ]|一番の問題は、その殺気だ。~
それを何とかすればいいんじゃないか?▼~
話しかける時も、話しかけられる時も、~
常に笑顔を絶やさず殺気を漏らさず、な。▼~
:[イエリッツァ]|話し……かける……?~
……なるほど。▼~
--「手伝いを申し出る」を選択~
:[シェズ]|おとなしく、俺たちの手を借りたらどうだ?~
他の人が一緒にいれば逃げられないだろ。▼~
:[イエリッツァ]|逃げられるのは、困る……だが……~
お前の手を、借りるほどの事態でもない。▼~
《共通》~
:[イエリッツァ]|……時間が惜しい。私は行く。▼~
(イエリッツァが立ち去る)
:[シェズ]|待てよ、イエリッツァ!~
……本当に大丈夫なのか?▼~
***支援A [#s790c9dc]
:[猫]|ふみゃああ……。▼~
:[シェズ]|あれ……猫か。だいぶ怯えてるな。▼~
どうした? 誰かに追われてるのか?~
はは、まあ答えてくれるわけが……▼~
:[イエリッツァ]|…………………。▼~
:[シェズ]|………………!?~
ど、どうしたんだ、イエリッツァ。▼~
……ん?~
前にもこんなことあったような。▼~
:[イエリッツァ]|……ここに、いたか。▼~
:[シェズ]|俺に何か用か?▼~
:[イエリッツァ]|お前ではない……そいつだ。~
食料庫を、荒らしたのでな……。▼~
:[シェズ]|そいつって、この猫……か?▼~
:[イエリッツァ]|……そいつは、足が速い。以前にも、~
私から逃げ回ったことがある。▼~
:[シェズ]|ふーん、逃げ回ったことが……って、あ!~
もしかして、前にアンタが追ってたのは……▼~
:[イエリッツァ]|そいつだ……。~
……怪我をしていた。▼~
傷を見てやろうとしたら……逃げた。~
結局……兵士が、捕まえていたが……。▼~
:[シェズ]|………………。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[シェズ]|なるほどなあ……。~
逃げ出したのは人じゃなくて、猫だったのか。▼~
そういえば、人とは一言も言ってなかった~
気もするな。悪い、勘違いしちまってた。▼~
:[イエリッツァ]|いや……私も、言葉足らずだった。▼~
:[シェズ]|だが、正直意外だぞ。~
アンタが猫の面倒を見ようとするなんて。▼~
人であれ獣であれ、何人たりとも~
寄せ付けない雰囲気を纏っているからな。▼~
:[イエリッツァ]|私を厭うのは……人だけだ。▼~
……猫の面倒を、見たこともある。~
バルテウス家の屋敷で、姉と……。▼~
:[シェズ]|へえ、そうなのか。~
じゃあ昔は怖がられていなかったんだな。▼~
:[イエリッツァ]|……ああ。▼~
だがあの猫も、母と姉が去った後……~
ある時から、行方がわからない……。▼~
血に塗れた私を、恐れたのかもしれん……。▼~
-そうかもしれないと答える
-そうではないと応える
--「そうかもしれないと答える」を選択
:[シェズ]|猫には詳しくないが、獣には危険を感じ取る~
力に長けてるって言うしな。▼~
アンタが危険な存在になったのを、~
感じたのかもしれない。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
--「そうではないと答える」を選択
:[シェズ]|猫には詳しくないが、そう簡単に~
面倒見てもらった相手を忘れるか?▼~
:[イエリッツァ]|……私に、聞くな。▼~
《共通》
:[シェズ]|あー、まあとにかく、だ。アンタはこの~
食料泥棒を捕まえてどうするつもりだ?▼~
:[イエリッツァ]|……連れて行く。
~もう盗みを働かんように……▼~
:[猫]|ふしゃーっ!?~
:[シェズ]|おい! 盗みを働かないように、何するんだ?~
怯えてすっ飛んでっちまったじゃないか。▼~
:[シェズ]|食糧を、与えてやるだけだ……。~
なぜ怯えられたのか……。▼~
:[シェズ]|……アンタの良さが猫に伝わるには、~
まだまだ時間がかかりそうだな。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#i33e6c53]
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