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会話集/支援会話/主人公(男性)(その他の勢力)
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[[会話集/支援会話]]
*主人公(男性)の支援会話 [#n17c3220]
#contents
**ユーリス [#tb2681ae]
***支援C [#d7df17f8]
:[シェズ]|ユーリス、まだ戻ってないのか?~
もう5日も留守に……ん?▼~
珍しいな、こんな無造作に……。~
あいつの行方に何か関係が……?▼~
……事が事だ、見ちまうか。▼~
『元気ですか。体はだいじょうぶですか。~
いつも、すごくしんぱいしています。▼~
いつもお金をおくってくれてありがとう。~
はやくまた会いたいです……』▼~
……? ユーリス宛ての手紙なのか?~
宛て名は違うみたいだが……。▼~
:[ユーリス]|おい。▼~
:[シェズ]|うおっ、ユーリス!?~
気づかなかった……戻ってたのか?▼~
:[ユーリス]|ああ、今しがたな。……それよりてめえ、~
さっきから人の荷物の前で何してんだよ。▼~
事と次第によっては、~
このまま喉をかっさばいてもいいが……。▼~
《選択》~
-手紙を読んだことを謝る~
-手紙を読んだことを隠す~
--「手紙を読んだことを謝る」を選択~
:[シェズ]|……悪い。ここにあった手紙を~
勝手に読んじまったんだ。▼~
お前が戻らないから心配でな。▼~
--「手紙を読んだことを隠す」を選択~
:[シェズ]|い、いや……しばらく留守にしてただろ?~
戻ってないかと見に来たところで……▼~
:[ユーリス]|じゃあその手紙は何だよ。~
すぐばれる嘘ついてんじゃねえぞ。▼~
《共通》~
:[ユーリス]|はあ……まあいい。お前には、わざわざ~
俺の身辺を探る理由も見当たらねえしな。▼~
悪いのは黙ってここを留守にした上、~
こんなもんを無造作に置いておいた俺だ。▼~
:[シェズ]|確かに、ユーリスがこの手のもんを~
置きっ放しにするなんて珍しいよな。▼~
ここを発つ時、よっぽど焦ってたのか?▼~
:[ユーリス]|……まあな。▼~
《選択》~
-手紙と関係があるのかと聞く~
-詮索しないでおく~
--「手紙と関係があるのかと聞く」を選択~
:[シェズ]|もしかして、この手紙の送り主のところに?~
文面を見るに、家族……弟や妹、か?▼~
:[ユーリス]|母親だよ。……はは、確かに、~
あんまり上手い文章じゃあねえよな。▼~
--「詮索しないでおく」を選択~
:[シェズ]|そうか。焦ってたなら仕方ないよな。~
……これ以上は聞かないでおくさ。▼~
:[ユーリス]|気遣いはありがたいが、別に構わねえよ。~
その手紙の送り主は、俺の母親だ。▼~
《共通》~
:[ユーリス]|病気がちだったが、最近は特に弱っててさ。~
顔が見たいと言われた時には帰ってるんだ。▼~
そりゃあ、もちろん帰れねえ時はあるが……~
生きてるうちだろ? 会って、話せるのは。▼~
:[シェズ]|……そうだよな。~
死んじまったら、もう話もできない。▼~
待てよ、母親からの手紙ってことは、~
宛て名に書かれてたのは……▼~
……お前の本名か?~
ユーリスが偽名で、本名はレグ……▼~
:[ユーリス]|わざわざ口に出すな。……自分で名前を~
つけたガキを、偽名で呼ぶ親がいるか?▼~
:[シェズ]|そうだったのか……。良い名前だろ。~
何で隠してるんだ?▼~
:[ユーリス]|仕事上、名前は幾つも持っておきたい。~
……お前、吹き回ったらぶっ飛ばすからな。▼~
《選択》~
-秘密にすると約束する~
-軽口を叩く~
--「秘密にすると約束する」を選択~
:[シェズ]|約束するさ。もし俺が人前で口を滑らせた~
時には、容赦なくぶっ飛ばしてくれ。▼~
--「軽口を叩く」を選択~
:[シェズ]|はは、勘弁してくれ。厳しく言われるほど、~
口を滑らせちまいそうな気がするぞ。▼~
:[ユーリス]|本当にわかってんのか? ……まあいい、~
その時には相応の報いを受けてもらうさ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|何はともあれ……今回は本当に悪かった。~
母さんの病気、早く治るといいな。▼~
:[ユーリス]|簡単に治る病なら苦労してねえけどな。~
まあ、気持ちはありがたく受け取っておく。▼~
***支援B [#aa4b7a2f]
(※支援会話なし)
***支援A [#t2884f18]
:[シェズ]|お、戻ったのか、ユーリス。~
まさか今日のうちに帰ってくるとは。▼~
:[ユーリス]|おう。日が昇る前に帰らねえと、また俺を~
心配した誰かに部屋を漁られかねないしな。▼~
《選択》~
-漁っていないと答える~
-誰のことだと尋ねる~
--「漁っていないと答える」を選択~
:[シェズ]|いや、あの時は漁ってたわけじゃないぞ。~
何だよ、まだ根に持ってるのか?▼~
--「誰のことだと尋ねる」を選択~
:[シェズ]|おいおい、誰かって誰だよ、まったく。~
お前、まだ根に持ってるのか?▼~
《共通》~
:[ユーリス]|馬鹿野郎、冗談だっての。真に受けるなよ。~
もう夜も遅いし、お前と早く休むんだな。▼~
:[シェズ]|わかってる。ちょっと目が覚めただけだ。~
……ところで、母さんは大丈夫だったのか?▼~
:[ユーリス]|あー……まあ、芳しくないのは確かだが、~
別に、すぐに死ぬってわけでもないらしい。▼~
俺はもう少し残るつもりだったんだが、~
今やるべきことをやれって言われちまった。▼~
まったく、顔が見たいって言ってみたり、~
帰れって言ったり、忙しい人だよ。本当に。▼~
:[シェズ]|そういう話を聞いてると、俺も母さん……~
育ての母を、思い出すな。▼~
:[ユーリス]|亡くなったんだっけ。そんな顔で話が~
できるってことは、良い人だったんだな。▼~
:[シェズ]|ああ、俺にはもったいない人だった。~
拾い子の俺に、生き方を教えてくれた。▼~
血の繋がりこそないが、~
あの人は確かに俺の母親だよ。▼~
:[ユーリス]|ガキにそこまで言ってもらえて、~
お前の母さんも喜んでるだろうよ。▼~
:[シェズ]|……そうだ。ずっと気になってたんだが、~
折角だから教えてくれ。▼~
お前の名前、母さんがつけてくれたんだろ?~
どういう由来なんだ? 珍しい名前だよな。▼~
:[ユーリス]|……空を見てみろ。……いや違う、~
もう少し左だ。そこに明るい星があるだろ。▼~
:[シェズ]|左? 明るい星? ……どれだ?~
あれって言われてもさっぱりわからん。▼~
:[ユーリス]|なら、わからなくても別にいい。~
とりあえず、あの星の古い名前なんだとさ。▼~
天上におられる女神様が、~
自らの従者としたという白い星。▼~
母さんは敬虔なセイロス教徒ではあるが、~
貧民のガキにつける名前にしては仰々しい。▼~
:[シェズ]|そうか? いいじゃないか、~
それだけお前が大事だってことだろ。▼~
:[ユーリス]|……そうだな。まあ、俺は気に入ってるよ。~
何つっても、母さんがくれた名前だからな。▼~
母さんがどこまで経典の中身を~
理解してるかは俺もわからないが……▼~
あの人なりに、精一杯考えてくれた~
名前だってことだけは間違いないんだ。▼~
:[シェズ]|そんなに想いの込められた名前なのに、~
俺たちは呼んだら駄目なのか。▼~
:[ユーリス]|……俺は、いろんな名前を名乗って、~
その度にいろんな人間の仮面を被ってきた。▼~
だがこの名前で呼ばれる時だけは、~
俺は何の仮面も被らずにいられる。▼~
この名前を呼ばせるとしたら、それは~
肉親だとかの特別な相手だけなんだよ。▼~
そんなに俺をそう呼びてえなら、~
俺と一生を共にする覚悟でも決めるこった。▼~
《選択》~
-考えておく~
-笑い飛ばす~
--「考えておく」を選択~
:[シェズ]|一生を共に、か……。~
考えておく。▼~
:[ユーリス]|ぶっ……っははは! 何でそんな真顔で~
答えてるんだよ。ああ、傑作だ!▼~
--「笑い飛ばす」を選択~
:[シェズ]|ははは、何言ってるんだ、ユーリス。~
一生ってのは流石に荷が重すぎるぞ。▼~
:[ユーリス]|当たり前だろ。「覚悟はできてる」~
なんて言われたらどうしようかと思った。▼~
《共通》~
:[ユーリス]|まあ、良い名前だって~
言ってもらえたのは素直に喜んでおくか。▼~
けど、もし本気で覚悟が決まったら、~
言えよな? 考えといてやるからさ。▼~
**バルタザール [#kde6a4dc]
***支援C [#xca1237d]
(※支援会話なし)
***支援B [#cf7b0380]
:[バルタザール]|食った食った!~
お前も良い食いっぷりだったな。▼~
:[シェズ]|流石にバルタザールには負けるさ。~
だが、英気を養えたな。▼~
:[バルタザール]|おう、これで明日の作戦も、~
気合い入れていけるってもんだ。▼~
そうだ、どっちがより敵陣深くに~
突っ込めるか、賭けをしねえか?▼~
《選択》~
-断る~
-結果を比べるだけなら受ける~
--「断る」を選択~
:[シェズ]|断る。~
戦いに賭けを持ち込まないでくれよ。▼~
確かに俺たちは手柄を求めて戦うが、~
それは遊びじゃない。生きるためだ。▼~
--「結果を比べるだけなら受ける」を選択~
:[シェズ]|結果的にどっちが突っ込んだか、を~
比べるだけならいいぞ。▼~
だが、賭けに勝つために敵陣深くに~
わざわざ突っ込んだりはしないからな。▼~
俺たち傭兵が手柄を求めて戦うのは、~
生きるためだ。遊びじゃない。▼~
《共通》~
:[バルタザール]|やっぱり駄目か。~
お前はそういう奴だよな。▼~
:[シェズ]|わかってて聞いてるだろ。危ない道に~
引きずり込もうとするんじゃない。▼~
:[バルタザール]|賭けが危ない道か?~
おれはそうは思わないがねえ。▼~
:[シェズ]|危ない道じゃなかったらどんな道だ。~
借金への道か?▼~
俺はお前のようにすっからかんにも~
なりたくないぞ。▼~
:[バルタザール]|こいつは手厳しい。~
が、必ずしも金を賭けろとは言ってねえよ。▼~
お前だってわかってんだろ?~
戦場で賭けるもんは命しかねえ。▼~
:[シェズ]|だから、その命を賭けることが~
問題だって言ってるんだろ、俺は。▼~
:[バルタザール]|まあまあ、もう少しおれの屁理屈を~
聞いてけよ、シェズ。▼~
:[シェズ]|自分で屁理屈って言うのかよ……。▼~
:[バルタザール]|何事も楽しめば上達は早い。~
結果もついてくる。違うかい?▼~
《選択》~
-そのとおりと認める~
-違うと食い下がる~
--「そのとおりと認める」を選択~
:[シェズ]|そりゃそのとおりだとは思うが……。▼~
:[バルタザール]|だろ? だったら、戦いも楽しんじまえば~
いいのさ。賭けでも何でもしてな。▼~
--「違うと食い下がる」を選択~
:[シェズ]|生死に関わらない話なら、それでいいかも~
しれないが、戦いはそうじゃないだろ。▼~
上手くいって楽しくなった次の瞬間には、~
それが隙になって死ぬことだってある。▼~
:[バルタザール]|お前の考えもわかるさ。~
けど、おれはそうしてここまで来たからな。▼~
《共通》~
:[バルタザール]|こういう余裕こそが、~
生き残るコツだと思ってるんだよ。▼~
:[シェズ]|……それでも俺は付き合えない。▼~
お前みたいなことを言って、そのまま~
帰ってこなかった奴を何人も知ってるんだ。▼~
いや、正直に言えば、お前以外は皆、~
死んださ。だから……俺は反対だ。▼~
:[バルタザール]|お前とおれは似た立場だし、いろいろな~
部分で気が合うと思うんだが……▼~
こういうところだけは、とことん合わねえ。~
不思議なもんだよな。▼~
:[シェズ]|俺からすれば、お前の考え方が~
不思議なだけだがな。▼~
:[バルタザール]|ま、賭けは不成立だな。~
明日はこの話は忘れて思い切り戦おうぜ。▼~
:[シェズ]|ああ、頼んだ。~
だから無理に突っ込んでって、死ぬなよ?▼~
***支援A [#ha94cad7]
:[バルタザール]|今日も悪かねえ戦果だったな!~
いやあしかし今日は危なかった。▼~
おれが飛び出した場所に、敵の弓隊が~
待ち構えてた時なんざ、一瞬……▼~
「呆気ねえ最期だが、これもまた人生か」~
……って覚悟を決めちまったぜ。▼~
:[シェズ]|何言ってんだ? 強風で敵が狙いを~
つけられない中を突っ込んでって……▼~
あっさり蹴散らしてたじゃないか。~
計算ずくじゃなかったのか?▼~
:[バルタザール]|ああ、まあ風が強いのはわかってたが……。▼~
:[シェズ]|もし風が止んだら、いい的になっちまうが、~
止まないことに賭けたんだろ?▼~
俺にはできない賭けだ。~
流石はバルタザールだと思ったさ。▼~
:[バルタザール]|どういう風の吹き回しだ、~
生死に関わる賭けは嫌いなんだろ?▼~
:[シェズ]|いや、お前っていう生き延び続けてる例が~
目の前にいるからな……。▼~
結果も出てる。~
お前の戦い方、認めざるを得ない。▼~
後はもうお前が生き延びてくれるのを~
願うばかりだ。▼~
:[バルタザール]|………………。▼~
認めてもらえたのはありがてえが……~
今日のは賭けたわけじゃねえぞ。▼~
調子が良かったもんでな、勢いに乗って~
くだらねえ過ちを犯しちまった。▼~
そこにたまたま風が吹いただけで、~
普通なら死んでたさ、おれは。▼~
《選択》~
-驚く~
-信じない~
--「驚く」を選択~
:[シェズ]|ただの偶然?~
それはそれで驚きなんだが……。▼~
--「信じない」を選択~
:[シェズ]|冗談はよせ。~
あれが偶然ってのはないだろ。▼~
《共通》~
:[バルタザール]|偶然なんだよ。だからおれはお前に、~
こう言おうと思ってたんだ。▼~
今回のことで懲りた、もう命を賭けるのは~
やめにするぜ……ってな。▼~
:[シェズ]|……!~
そいつはいい考えだな。▼~
:[バルタザール]|だが、お前が認めてくれるってんなら話は~
別だ。やっぱり賭け続けることにするさ。▼~
おれにはそれが合ってるよなあ。~
この程度で、諦めちゃあいけねえ。▼~
:[シェズ]|は? 何言ってんだ?~
それで今日、死にかけたんだろ?▼~
前言撤回だ。~
認めないから、やめてくれ。▼~
:[バルタザール]|いやいや、一端の戦士が一度発した言葉を~
簡単に覆してんじゃねえよ!▼~
過程に誤解はあったかもしれねえが、~
結果としてお前はおれを認めた。そうだろ?▼~
:[シェズ]|それを言うなら、お前も命を賭けるのは~
やめるって言おうとしてたんだろ?▼~
一端の戦士が一度決めたことを、~
簡単にひっくり返すなよ。▼~
:[バルタザール]|おれはまだ口に出しちゃあいなかった。~
お前とは違うぜ?▼~
《選択》~
-敗北を認める~
-口論を続ける~
--「敗北を認める」を選択~
:[シェズ]|……確かにな。~
屁理屈だが、僅かながら理はある。▼~
:[バルタザール]|だろ?~
潔いな、お前は。▼~
どうしてもまだ文句がありゃ、~
後で勝利を祝いながら話そうじゃねえか。▼~
--「口論を続ける」を選択~
:[シェズ]|何を屁理屈を言ってるんだ。~
その後で結局、口にしたんだから一緒だろ。▼~
:[バルタザール]|いやいや、それは同じじゃあねえよ。▼~
文句があんなら、後で聞くぜ。~
食堂で、今日の勝利を祝うんだろ?▼~
《共通》~
:[シェズ]|仕方ないな。~
言い負かされる準備をしておけよ!▼~
**コンスタンツェ [#md27c180]
***支援C [#w4dac7ff]
:[コンスタンツェ]|……と、いうわけですわ!~
貴方、聞いていまして?▼~
《選択》~
-聞いていなかったと言う~
-適当に誤魔化す~
--「聞いていなかったと言う」を選択~
:[シェズ]|悪い、他に気を取られて聞いてなかった。▼~
何だっけ、ヌーヴェル家の再興を~
企んでるってところまでは覚えてるが。▼~
:[コンスタンツェ]|それは話の一番最初でしたわ!~
まったく聞いていないではありませんの!▼~
--「適当に誤魔化す」を選択~
:[シェズ]|ああ、ヌーヴェル家再興のために、悪の魔道~
組織から囚われの王子様を救うんだっけ?▼~
:[コンスタンツェ]|全然違いますわ!~
いったい何を聞いていましたの!?▼~
《共通》~
:[コンスタンツェ]|新たな魔法の創出……それこそが、私の~
夢を叶えるために成すべきこと!▼~
その研究に必要な実験の被験者に、~
貴方を選んで差し上げたのですわ!▼~
:[シェズ]|いや、遠慮するが。▼~
:[コンスタンツェ]|何でですの!? ヌーヴェル家再興の一助と~
なれる栄誉に、興味がないと!?▼~
:[シェズ]|別に手伝うのは構わないんだが、~
実験台になるのは嫌だろ。▼~
何が起こるかわからないし……~
まず自分の体で実験するのが筋じゃないか?▼~
:[コンスタンツェ]|貴方にしてはまともな指摘ですわね。▼~
ですけれど……その案は、重大な欠陥を~
有していますのよ。▼~
実験の結果を、私がこの目でしっかりと~
観測できないではありませんか!▼~
:[シェズ]|だったら、志願者が現れるまで~
我慢してくれ。▼~
何かあって次の戦いに支障を来したら~
困るだろ? そう考えると、皆そうか。▼~
:[コンスタンツェ]|皆、そうなんですのよ。~
これでは研究が進みませんわ……!▼~
:[シェズ]|うーん、そうだな……。~
なら、代案なんだが。▼~
今は戦争中だし、魔法の研究と並行して、~
武功も立てたらいいんじゃないか?▼~
そっちなら俺も手伝いやすいしな。~
早速、暇ならこれから鍛錬でもどうだ?▼~
:[コンスタンツェ]|結構ですわ! いえ、武功を立てるという~
ことに異論はないのですけれど……▼~
今からは付き合えませんの。~
鍛錬など、夜にやれば十分ですわよ。▼~
:[シェズ]|夜に? いや、昼からやらなきゃ時間が短く~
なっちまうだろ。まさか徹夜はしないよな?▼~
:[コンスタンツェ]|そんな無茶はしませんわ。~
ただ、今、鍛錬したくないというだけで……▼~
《選択》~
-理論的に説得する~
-勢いで押す~
-誘うのをやめる~
--「理論的に説得する」を選択~
:[シェズ]|夜に鍛錬すると、その後すぐに寝ることに~
なるよな。そうすると、眠りの質が下がる。▼~
しっかり体を休められないまま朝を迎え、~
翌日に悪影響が……わかるだろ?▼~
:[コンスタンツェ]|まあ! 貴方からそんな理路整然とした~
説得をされるとは、予想外ですわね。▼~
しかし、私にも事情があるのです。~
どうしてもやむにやまれぬ事情が……。▼~
--「勢いで押す」を選択~
:[シェズ]|そうか? 無理にとは言わないが、~
やるなら今だと俺は思うぞ。▼~
お前の夢が懸かってるんだろ?~
したくないなんて言ってられるのか?▼~
:[コンスタンツェ]|そう言われましても、私にも事情という~
ものがあるのですわ!▼~
--「誘うのをやめる」を選択~
:[シェズ]|ま、無理にとは言わない。俺は訓練場に~
行くから、気が向いたら来てくれ。▼~
:[コンスタンツェ]|ええ、わかりましたわ。しかし、私には~
気が向かない事情があるのです。▼~
《共通》~
:[コンスタンツェ]|私は私のやり方で、研究も武功も~
成功させてみせますわよ!▼~
おーっほっほっほっほっほっほっほ!▼~
***支援B [#ne8d7e9e]
(※支援会話なし)
***支援A [#td9e9b4d]
:[シェズ]|お、コンスタンツェじゃないか!~
昼間に訓練してるの、初めて見たな。▼~
:[コンスタンツェ]|これはこれは、貴方様でございましたか。~
私がお目汚しをして申し訳ありません。▼~
すぐにでも占拠していた場所を~
お空けいたしますので、お待ちを……▼~
:[シェズ]|待て待て。
折角なんだから一緒にやらないか?▼~
お前の夢を叶えるための訓練なんだろ?▼~
:[コンスタンツェ]|貴方様のお言葉を否定してしまうのも、~
誠に恐縮ではございますが……▼~
私の夢が叶うはずもありませんわ。▼~
この鍛錬は、偏に脆弱な私が少しでも~
死なないようにするためのもの……。▼~
どうしてそのようなものに貴方様を~
付き合わせることができましょうか。▼~
:[シェズ]|死なないための訓練は大事だろ。~
俺だってそのために訓練してるんだし。▼~
ほら、目的が一緒なんだから、~
全然遠慮する必要はないぞ。▼~
:[コンスタンツェ]|そこまで仰られるのでしたら……。▼~
(暗転・夜になる)
:[シェズ]|……いや、なかなか引き締まった、~
良い訓練だったな。▼~
:[コンスタンツェ]|ふう……まさか「私」がこのような~
訓練にしっかり付き合うなんて……。▼~
:[シェズ]|どうかしたか、コンスタンツェ。▼~
:[コンスタンツェ]|何でもありませんわ!▼~
それより、訓練はもう終わりですの?~
まだまだこれからですわよ!▼~
《選択》~
-まだやるのかと言う~
-付き合おうと言う~
--「まだやるのかと言う」を選択~
:[シェズ]|まだやるのか?~
というか、急に元気になったな……。▼~
--「付き合おうと言う」を選択~
:[シェズ]|いいぞ、付き合おう。~
だが、急に元気になったな、お前……。▼~
《共通》~
:[コンスタンツェ]|そういうこともありますわ。~
私の夢は叶えるのも大変なのです。▼~
このようなところで立ち止まっていては~
実現するのがいつのことになるやら……。▼~
となれば、機会を惜しまず訓練ですわ。~
私の明日の武功のために!▼~
:[シェズ]|それはいいんだが……前に訓練を~
嫌がってたのは何だったんだよ。▼~
:[コンスタンツェ]|私にもいろいろ事情があるのです!▼~
貴方がこのような方とわかっていれば、~
初めからお願いしましたわ。▼~
……そうですわ、私、閃きましたの!▼~
:[シェズ]|嫌な予感がするな……。▼~
:[コンスタンツェ]|私の創出した新たな魔法の実験を、~
訓練と同時にやってしまえばよいのですわ!▼~
何しろ、この魔法は掌に吸引力を与え、~
武器を取り落としにくくなる効果が……▼~
《選択》~
-断る~
-受けて立つ~
--「断る」を選択~
:[シェズ]|皆まで聞かなくて大丈夫だ。~
断る。▼~
:[コンスタンツェ]|断るんですの!?~
まったく、心外ですわ。▼~
--「受けて立つ」を選択~
:[シェズ]|仕方ない、一度くらいはやってやるか。~
どんと来いだ!▼~
:[コンスタンツェ]|良い覚悟ですわね。~
ならば、さっさと始めましょう?▼~
《共通》~
:[シェズ]|あっちはあっちで、前向きな会話をするのが~
大変なんだが……▼~
こっちはこっちで、いろいろと問題が~
ある気がするんだよなあ……。▼~
お前らは、互いに足りないものを~
補い合って生きてるのかもな。▼~
:[コンスタンツェ]|何をぼそぼそ喋っていますの!?~
ほら、行きますわよ!▼~
**ハピ [#r433eef7]
***支援C [#vdf34556]
(※支援会話なし)
***支援B [#a4c24e22]
:[シェズ]|お、ハピか。~
お前、よく外にいるよな。▼~
:[ハピ]|そー?~
元々、森の中で暮らしてたからかな。▼~
それか、しばらく大修道院の地下での~
暮らしを強いられてたからとか?▼~
:[シェズ]|そういえば、ガルグ=マクにいたんだっけ。~
俺も少しだけ滞在してたんだが……▼~
地下にそんな場所があるなんて、~
想像もしてなかったな。▼~
:[ハピ]|ま、そーいう場所だし。あそこはさ。▼~
君のほうは、どーなの?~
傭兵になる前、どこで何してた?▼~
:[シェズ]|傭兵になる前?▼~
もう随分、昔のことになっちまったが……~
山奥の村に、母さんと二人で暮らしてた。▼~
あ、母さんって言っても血は繋がってない~
らしい。親代わりの人なんだ。▼~
:[ハピ]|親代わり……どんな人なの?~
もしかして、魔法の研究をしてたりとか……▼~
:[シェズ]|研究……は知らないが、魔法は使えたな。▼~
:[ハピ]|えっ……その人とは、~
何で一緒に暮らすことに?▼~
:[シェズ]|物心つく前から一緒だったから、詳しくは~
知らないが……俺は拾い子だって聞いた。▼~
小さな子供が一人、行き倒れてるなんて~
よくある話だろうが……▼~
それを拾って育ててくれた母さんは、~
奇特な人だったと思うぞ。▼~
:[ハピ]|……そーだよね。~
たぶん、良い人なんだと思うし。▼~
《選択》~
-不安そうな理由を問う~
-母の素晴らしさを語る~
--「不安そうな理由を問う」を選択~
:[シェズ]|どうしたんだ、ハピ?~
何か気になることでも?▼~
:[ハピ]|何でそんな山奥に住んでたのかなって。~
魔法を使えるような人がさ。▼~
--「母の素晴らしさを語る」を選択~
:[シェズ]|ああ、俺に生き延びるための術を、~
いろいろと教えてくれてな。▼~
素晴らしい人だった。~
俺の母さんにはもったいないくらいのな。▼~
:[ハピ]|でも、何でそんな人が山奥に?~
おかしくない?▼~
《共通》~
:[シェズ]|実は、聞いたことがあるんだよ。母さんは~
その村の生まれじゃなかったみたいで。▼~
だが、教えてくれなかった。~
少し悲しそうに微笑むだけだったさ。▼~
:[ハピ]|ふーん……そうなんだ。▼~
:[シェズ]|さっきから、本当にどうしたんだ、ハピ。~
俺の母さんに何か心当たりでもあるのか?▼~
:[ハピ]|ううん、ごめん。 ~
何もないし。▼~
ハピが思ってたのと、違うみたい。~
変なこと言っちゃって、ホントごめん。▼~
《選択》~
-気にしないと許す~
-気になると言う~
--「気にしないと許す」を選択~
:[シェズ]|いいさ、気にしないでくれ。~
俺も気にしない。▼~
何かハピの事情があるんだろ?▼~
--「気になると言う」を選択~
:[シェズ]|正直、ハピが何を気にしてたのか~
気になるが……▼~
お前にも、何か事情があるんだろ?▼~
《共通》~
:[シェズ]|もし話したいと思ったら、~
また教えてくれ。▼~
:[ハピ]|……なんだか、ごめんね。~
ハピ、自己嫌悪だし。▼~
:[シェズ]|そういう日だってあるだろ。~
気にすんな。何か食いに戻るか?▼~
:[ハピ]|あ、それなら木の実採って食べよーよ。~
さっき見かけたんだよね。▼~
:[シェズ]|どれのことだ? 山暮らしが長い分、~
俺も割と詳しいんだ。▼~
***支援A [#od6e0a36]
:[シェズ]|ハピ、ちょっといいか?▼~
:[ハピ]|いーよ。何?▼~
:[シェズ]|実は、お前の過去を聞いちまったんだが……~
それで少し話をできないかと思ってな。▼~
:[ハピ]|あー、うん。~
聞いちゃったかー。▼~
楽しい昔話でもなかったでしょ。~
で、何かな?▼~
:[シェズ]|俺の母さんのことだ。~
前にハピがいろいろ聞こうとしてたのは……▼~
俺が、お前と同じような目に遭ってんじゃ~
ないかって、心配してくれてたんだな。▼~
:[ハピ]|そーだね。~
キミって不思議な力を持ってるじゃん。▼~
ハピは子供の頃、変な人たちにさらわれて、~
おばさんの元で実験台になってた。▼~
その結果、こーんな体質になっちゃって。~
困ったりしてるわけじゃないんだけど。▼~
:[シェズ]|俺には……少なくとも実験台になった~
記憶はない。▼~
母さんも多くは語らなかったが、そんな~
怪しい人ではなかったと思うんだ。▼~
村での生活も、真っ当なものもいうか、~
最低限だが他の住民とも交流はあったし……▼~
考えた結果、きっと誰かに追われるような~
身の上だったんじゃないかなと。▼~
:[ハピ]|何だろーね。それはそれで気になるけど、~
とにかくハピとは違って良かったよ。▼~
まー、キミは力も使いこなせてるから、~
そこもハピとは違うじゃん。▼~
《選択》~
-自信満々に頷く~
-自信薄に首を振る~
--「自信満々に頷く」を選択~
:[シェズ]|ああ、この力は、自分のものとして~
使いこなせてる自覚はあるさ。▼~
ただ……だからといって安全とは~
限らないだろ?▼~
--「自信薄に首を振る」を選択~
:[シェズ]|いや、完全に使いこなせてるとは言えない。~
いつ何が起こるかわからないだろ?▼~
《共通》~
:[シェズ]|おとぎ話みたいに、剣に呑み込まれて~
化け物になっちまうかもしれないし……。▼~
:[ハピ]|……万が一そうなっちゃったら、~
ハピがため息ついて呼んであげる。▼~
そして、ハピたちの手でとどめを刺す。~
それこそおとぎ話みたいにね。▼~
:[シェズ]|怖いこと言わないでくれ。~
だが……万一があったら、そうだな。頼む。▼~
……俺は傭兵だからな、~
使えるものは何でも使っちまう。▼~
それが正しい自信なんてないが、それよりは~
今を生きることのほうが大事なんだ。▼~
本当は……ハピみたいにできる限り使わず、~
もしもの時だけにしとくべきかもしれない。▼~
その選択ができて、使わないでいられる~
ハピは、凄いと思うぞ。▼~
:[ハピ]|そうかなー。~
ハピは諦めてるだけじゃん?▼~
諦めないで頑張ってるキミのほうが、~
ずっと凄いし。それは間違いない。▼~
《選択》~
-ハピのほうが凄いと譲らない~
-自分のほうが凄いと受け入れる~
--「ハピのほうが凄いと譲らない」を選択~
:[シェズ]|いや、ハピのほうが凄い。~
そこは譲れないぞ。▼~
--「自分のほうが凄いと受け入れる」を選択~
:[シェズ]|わかった、そういうことなら~
俺のほうが凄くてもいいが……▼~
決してハピが凄くないわけじゃないからな。▼~
《共通》~
:[ハピ]|もー、何をこだわってんだか。~
わかったし。▼~
それじゃ、話は終わりでいい?~
ハピ、体を動かしたくなってきた。▼~
:[シェズ]|ああ、ありがとな。~
訓練か?▼~
:[ハピ]|そーだよ。~
少しは努力してもいいかなって。▼~
キミも暇ならどう?~
じゃ、ハピはとりあえず行くから。▼~
(ハピが立ち去る)
:[シェズ]|そういえば……実験台、か。~
あの夢は、いったい何を意味してるんだ?▼~
-EP.Final(灰色の悪魔加入時)
:[シェズ]|……ラルヴァ。▼~
**“灰色の悪魔”(男性) [#a416441a]
***支援C [#tb08169c]
(※支援会話なし)
***支援B [#ga1773fb]
:[シェズ]|行くぞ、ベレト!▼~
:[灰色の悪魔]|ああ、来い、シェズ!▼~
(一閃が走って明転)
:[灰色の悪魔]|………………。▼~
今のを避けられるか……。▼~
:[シェズ]|はあ……はあ……。~
いや、今のは避けたっていうか……▼~
思わず力を使っちまっただけだ。~
やっぱりアンタには敵わないな。▼~
:[灰色の悪魔]|そんなことはない。~
自分も全力だった。▼~
それを避けられたんだから、~
敵うも何もないよ。▼~
:[シェズ]|だが、アンタのほうはあの力を~
使ってないじゃないか。▼~
何というか……相手の認識を狂わせる力?~
その時点で俺の負けだ。▼~
:[灰色の悪魔]|気づいていたのか。▼~
:[シェズ]|当たり前だろ?~
アンタと何度、剣を交えたと思ってるんだ。▼~
俺の妙な力に比べれば、確かにアンタの力は~
見た目ではわかりにくい。▼~
だが……アンタの強さはこの身で嫌という~
ほど味わってきたからな。▼~
:[灰色の悪魔]|それは、悪かった。~
君相手では手を抜けなくて……。▼~
:[シェズ]|いいんだ、昔の話さ。▼~
そういえば、その力、ずっと昔は~
使ってなかったよな?▼~
どこかで会得したのか?~
俺でも真似できそうな技なんだろうか。▼~
:[灰色の悪魔]|君との戦闘の最中だ、~
使えるようになったのは。▼~
だが、恐らく教えて習得できるような~
技術ではない。▼~
自分でさえ、よくわかっていないんだ。~
この力の仕組みは。▼~
:[シェズ]|まあそうか。~
俺の力も似たようなもんだしな。▼~
:[灰色の悪魔]|ああ、君のそれも不思議な力だ。~
剣もそうだが……。▼~
:[シェズ]|……?▼~
:[灰色の悪魔]|君は何か、不思議な存在を~
内包していたりはしないか?▼~
:[シェズ]|……!▼~
:[灰色の悪魔]|思考が読みづらいし、たまに何かに~
気を取られているように見えるんだ。▼~
心の中にいる誰かと、~
会話しているような……。▼~
《選択》~
-誤魔化す~
-質問を返す~
--「誤魔化す」を選択~
:[シェズ]|いや、アンタの質問の意味が~
よくわからないんだが……。▼~
:[灰色の悪魔]|それならいいんだ。~
気にしないでほしい。▼~
--「質問を返す」を選択~
:[シェズ]|そう聞くってことは……~
アンタの中にはいるのか?▼~
:[灰色の悪魔]|いや……君を見てふと思っただけだ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そうか……。▼~
***支援A [#q0815b8f]
:[シェズ]|ベレト、悪かった。~
改めて謝らせてくれ。▼~
アンタを、殺そうとしちまった。▼~
:[灰色の悪魔]|君の意思じゃないのはわかってる。~
気にしなくていい。▼~
:[シェズ]|そうは言ってもな。~
俺の中にいた奴の仕業だ。▼~
前に、俺に聞いたことがあっただろ?~
俺の中に何かがいる気がするって。▼~
:[灰色の悪魔]|
ああ。▼~
:[シェズ]|あの時の俺は、~
ちゃんとは答えなかったよな。▼~
自分のことは話すなって、~
ラルヴァに言われてたんだ。▼~
それが、俺の中にいた奴で……▼~
そして今回、アンタを殺そうとして、~
俺の体を動かした存在なんだ。▼~
いや、あるいはもう一人の……~
エピメニデスと名乗ってた奴かも……。▼~
:[灰色の悪魔]|ラルヴァに、エピメニデスか。~
いったいどういう存在なんだろう。▼~
:[シェズ]|わからない。~
今となっては……聞くこともできないし。▼~
あんなふうに消えるなら、~
もっといろいろ話しておけばよかった……。▼~
:[灰色の悪魔]|本当に話したいと思った時には、~
その相手はもういない……。▼~
残念だが……そういうことは、よくある。▼~
:[シェズ]|だが、わからないことだらけなんだ。▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|あの後、エーデルガルトたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
-青燐の章
:[シェズ]|あの後、ディミトリたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
-黄燎の章
:[シェズ]|あの後、クロードたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
《共通》~
:[シェズ]|あの時、ラルヴァは初めてエピメニデスと~
名乗って、俺たちを殺そうとした。▼~
:[灰色の悪魔]|ラルヴァとエピメニデスは、~
別の存在なのか……?▼~
:[シェズ]|そう考えたいが、単にあれがラルヴァの~
本性だった可能性もある。▼~
俺を利用したかったのか、あるいは~
何か他に目的があったのか……。▼~
永遠に解けることのなさそうな謎を、~
遺されちまった。▼~
:[灰色の悪魔]|一つだけ、自分の感じたことがある。▼~
:[シェズ]|……何だ?▼~
:[灰色の悪魔]|操られた君と戦った時、ラルヴァは君の体を~
大事に扱っていたように見えたんだ。▼~
思い切り戦っても構わないはずなのに、~
なるべく傷つけないよう、大切に……。▼~
《選択》~
-驚く~
-信じない~
--「驚く」を選択~
:[シェズ]|本当か!?~
ラルヴァが、俺の体を……。▼~
:[灰色の悪魔]|そう見えただけかもしれない。~
だが、本当にそうかもしれない。▼~
--「信じない」を選択~
:[シェズ]|単に自分の乗っ取った体を~
守っただけじゃないか?▼~
:[灰色の悪魔]|そうかもしれない。~
だが、そうじゃないかもしれない。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そりゃ、答えはあいつしか知らないよな。▼~
あるいはセイロス教の信徒なら、~
主のみぞ知るって言うとこか?▼~
でも……ありがとう。~
アンタの言葉、嬉しいよ。▼~
俺も前に進まなきゃならないか。~
あいつの運命も、一緒に背負って……。▼~
謝りに来たのに、逆に励まされちまったな。~
それじゃ、俺は行く。▼~
(シェズが立ち去る)
:[灰色の悪魔]|主のみぞ知る、か。~
その“主”と呼ばれる存在が……▼~
そう言ったのかもしれないよ、~
シェズ。▼~
**“灰色の悪魔”(女性) [#xe5c1cec]
***支援C [#jf4f4cb5]
(※支援会話なし)
***支援B [#g60dbd9d]
:[シェズ]|行くぞ、ベレス!▼~
:[灰色の悪魔]|ええ、来て、シェズ!▼~
(一閃が走って明転)
:[灰色の悪魔]|………………。▼~
今のを避けられるか……。▼~
:[シェズ]|はあ……はあ……。~
いや、今のは避けたっていうか……▼~
思わず力を使っちまっただけだ。~
やっぱりアンタには敵わないな。▼~
:[灰色の悪魔]|そんなことはないよ。~
自分も全力だったしね。▼~
それを避けられたんだから、~
敵うも何もないよ。▼~
:[シェズ]|だが、アンタのほうはあの力を~
使ってないじゃないか。▼~
何というか……相手の認識を狂わせる力?~
その時点で俺の負けだ。▼~
:[灰色の悪魔]|気づいていたんだね。▼~
:[シェズ]|当たり前だろ?~
アンタと何度、剣を交えたと思ってるんだ。▼~
俺の妙な力に比べれば、確かにアンタの力は~
見た目ではわかりにくい。▼~
だが……アンタの強さはこの身で嫌という~
ほど味わってきたからな。▼~
:[灰色の悪魔]|それは、悪かったね。~
君相手では手を抜けなくて……。▼~
:[シェズ]|いいんだ、昔の話さ。▼~
そういえば、その力、ずっと昔は~
使ってなかったよな?▼~
どこかで会得したのか?~
俺でも真似できそうな技なんだろうか。▼~
:[灰色の悪魔]|君との戦闘の最中だよ、~
使えるようになったのは。▼~
でも、恐らく教えて習得できるような~
技術ではないね。▼~
自分でさえ、よくわかっていないんだよ。~
この力の仕組みは。▼~
:[シェズ]|まあそうか。~
俺の力も似たようなもんだしな。▼~
:[灰色の悪魔]|うん、君のそれも不思議な力だ。~
剣もそうだけど……。▼~
:[シェズ]|……?▼~
:[灰色の悪魔]|君は何か、不思議な存在を~
内包していたりはしないかな?▼~
:[シェズ]|……!▼~
:[灰色の悪魔]|思考が読みづらいし、たまに何かに~
気を取られているように見えるんだよ。▼~
心の中にいる誰かと、~
会話しているような……。▼~
《選択》~
-誤魔化す~
-質問を返す~
--「誤魔化す」を選択~
:[シェズ]|いや、アンタの質問の意味が~
よくわからないんだが……。▼~
:[灰色の悪魔]|それならいいんだよ。~
気にしないでほしい。▼~
--「質問を返す」を選択~
:[シェズ]|そう聞くってことは……~
アンタの中にはいるのか?▼~
:[灰色の悪魔]|いや……君を見てふと思っただけだよ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そうか……。▼~
***支援A [#wb75274d]
:[シェズ]|ベレス、悪かった。~
改めて謝らせてくれ。▼~
アンタを、殺そうとしちまった。▼~
:[灰色の悪魔]|君の意思じゃないのはわかっているから。~
気にしなくていいよ。▼~
:[シェズ]|そうは言ってもな。~
俺の中にいた奴の仕業だ。▼~
前に、俺に聞いたことがあっただろ?~
俺の中に何かがいる気がするって。▼~
:[灰色の悪魔]|うん。▼~
:[シェズ]|あの時の俺は、~
ちゃんとは答えなかったよな。▼~
自分のことは話すなって、~
ラルヴァに言われてたんだ。▼~
それが、俺の中にいた奴で……▼~
そして今回、アンタを殺そうとして、~
俺の体を動かした存在なんだ。▼~
いや、あるいはもう一人の……~
エピメニデスと名乗ってた奴かも……。▼~
:[灰色の悪魔]|ラルヴァに、エピメニデスか。~
いったいどういう存在なんだろうね。▼~
:[シェズ]|わからない。~
今となっては……聞くこともできないし。▼~
あんなふうに消えるなら、~
もっといろいろ話しておけばよかった……。▼~
:[灰色の悪魔]|本当に話したいと思った時には、~
その相手はもういない……。▼~
残念だけど……~
そういうことは、よくあるよ。▼~
:[シェズ]|だが、わからないことだらけなんだ。▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|あの後、エーデルガルトたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
-青燐の章
:[シェズ]|あの後、ディミトリたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
-黄燎の章
:[シェズ]|あの後、クロードたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
《共通》~
:[シェズ]|あの時、ラルヴァは初めてエピメニデスと~
名乗って、俺たちを殺そうとした。▼~
:[灰色の悪魔]|ラルヴァとエピメニデスは、~
別の存在なのかな……?▼~
:[シェズ]|そう考えたいが、単にあれがラルヴァの~
本性だった可能性もある。▼~
俺を利用したかったのか、あるいは~
何か他に目的があったのか……。▼~
永遠に解けることのなさそうな謎を、~
遺されちまった。▼~
:[灰色の悪魔]|一つだけ、自分の感じたことがあるよ。▼~
:[シェズ]|……何だ?▼~
:[灰色の悪魔]|操られた君と戦った時、ラルヴァは君の体を~
大事に扱っていたように見えたんだ。▼~
思い切り戦っても構わないはずなのに、~
なるべく傷つけないよう、大切に……。▼~
《選択》~
-驚く~
-信じない~
--「驚く」を選択~
:[シェズ]|本当か!?~
ラルヴァが、俺の体を……。▼~
:[灰色の悪魔]|そう見えただけかもしれない。~
だけど、本当にそうかもしれない。▼~
--「信じない」を選択~
:[シェズ]|単に自分の乗っ取った体を~
守っただけじゃないか?▼~
:[灰色の悪魔]|そうかもしれない。~
でも、そうじゃないかもしれない。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そりゃ、答えはあいつしか知らないよな。▼~
あるいはセイロス教の信徒なら、~
主のみぞ知るって言うとこか?▼~
でも……ありがとう。~
アンタの言葉、嬉しいよ。▼~
俺も前に進まなきゃならないか。~
あいつの運命も、一緒に背負って……。▼~
謝りに来たのに、逆に励まされちまったな。~
それじゃ、俺は行く。▼~
(シェズが立ち去る)
:[灰色の悪魔]|主のみぞ知る、か。~
その“主”と呼ばれる存在が……▼~
そう言ったのかもしれないよ、~
シェズ。▼~
**ジェラルト [#xc93973b]
***支援C [#f74bbec8]
:[ジェラルト]|……よう、シェズ。~
お前も釣りに来たのか。▼~
:[シェズ]|……! お、おう。▼~
:[ジェラルト]|そう身構えるなよ。~
今の俺たちは味方同士だろうが。▼~
:[シェズ]|そうなんだが、まだ慣れなくてな。▼~
:[ジェラルト]|もう殺し合う必要はねえんだ。仲良く肩を~
並べて釣り糸を垂らそうじゃねえか。▼~
お前も傭兵なんだろ?~
契約が終わったら、敵味方はなしだ。▼~
:[シェズ]|それもわかるが……~
アンタ、俺のこと覚えてなかったのか。▼~
:[ジェラルト]|あん? どういう意味だ?▼~
:[シェズ]|俺は昔、ベルラン傭兵団にいたんだ。▼~
:[ジェラルト]|ベルラン……~
ああ、あの女傑んとこにいたのか。▼~
:[シェズ]|ああ、アンタに潰された傭兵団だぞ。~
団長も仲間も、アンタらとの戦闘で死んだ。▼~
:[ジェラルト]|そういうことか……俺を恨んでるのか?▼~
《選択》~
-肯定する~
-否定する~
--「肯定する」を選択~
:[シェズ]|そりゃ、恨みがないって言えば嘘になるな。~
俺はあの傭兵団が好きだった。▼~
団長や仲間たちとも馬が合ってな。~
居心地が良かったんだ。とても。▼~
それが……突然なくなっちまって。~
その時は強がってはいたが、寂しかったさ。▼~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|いいや。いちいち相手を恨んでたら、~
傭兵稼業なんざやってられないだろ。▼~
だが、だいぶ堪えたぞ。~
俺はあの傭兵団が好きだったからな。▼~
団長や仲間たちとも馬が合ってな。~
居心地が良かったんだ。とても。▼~
《共通》~
:[シェズ]|それで、あの後で誓ったんだ。▼~
いつかもっと強くなって、~
アンタや“灰色の悪魔”を倒すってな。▼~
:[ジェラルト]|だが、俺らが仲間に加わっちまって、~
その望みも絶たれたか。▼~
:[シェズ]|そうなる……が、~
ほっとしてる自分もいるさ。▼~
アンタはともかく“灰色の悪魔”には~
勝てる気がしなかったからな……。▼~
:[ジェラルト]|おいおい、聞き捨てならねえなあ。~
俺になら勝てるってのか?▼~
:[シェズ]|やってみなきゃわからないが。~
……ところで、アンタ。▼~
仲良く釣り糸を垂らそうとか言って、~
さっきから全然準備が進んでないぞ。▼~
:[ジェラルト]|釣り針がな……上手く付けられなくてよ。▼~
:[シェズ]|……貸してみな。~
付けてやるから。▼~
(暗転)
:[ジェラルト]|はは、上手いもんだな。~
ありがとよ。▼~
:[シェズ]|アンタ、伝説の傭兵って言われてんだろ?~
なのに手先は案外、不器用なんだな。▼~
:[ジェラルト]|伝説ってのは死んだ人間に使う言葉だろ。~
俺はまだ生きてるってんだよ。▼~
……なあ、ベルランのことだが。~
悪かったな。▼~
小領主が見栄を張り合ってるだけの、~
ちっぽけな戦いだっただろ。▼~
あいつが向かってさえ来なけりゃ、~
討たずに済ませる手もあったんだが……。▼~
ベルランの奴、俺たちを倒して名を上げる~
とか言って、妙に張り切っちまってよ。▼~
&ruby(あいつ){ベレト/ベレス};も手加減する余裕なんて~
なかった。言い訳にもならねえ話だがなあ。▼~
:[シェズ]|……昔のことだ。~
アンタは傭兵の仕事をしただけさ。▼~
***支援B [#xfc37ceb]
(※支援会話なし)
***支援A [#se13966a]
:[ジェラルト]|……どうも、上手くいかねえなあ。▼~
:[シェズ]|ん?~
ジェラルトさん、何を苦戦してるんだ?▼~
:[ジェラルト]|手甲の留め具を替えようと思ったんだが、~
上手くはまらなくてな。▼~
:[シェズ]|……貸してくれ。~
俺がやろう。▼~
(暗転)
:[ジェラルト]|はは、上手いもんだな。助かったぜ。▼~
:[シェズ]|アンタ、ほんと不器用なんだな。~
よくそれで生き残ってこられたもんだ。▼~
:[ジェラルト]|おいおい、傭兵としての強さと~
手先の器用さはさして関係ねえだろ。▼~
まあ、俺も長く生きてきたからよ。~
体のあちこちにガタが来てんのさ。▼~
:[シェズ]|そこまで老いぼれてるようには見えないが。▼~
:[ジェラルト]|人を見た目で判断するもんじゃねえよ。~
俺はこう見えて結構な年寄りなんだ。▼~
しかも無茶な暮らしを続けてきたからな。~
こいつは俺の直感だが……▼~
ぼちぼち、主に召される時が~
近いんじゃねえかって気がしてるよ。▼~
:[シェズ]|まったく、そうは見えないぞ。~
それにアンタを主が召してくれんのか?▼~
:[ジェラルト]|お前、手厳しいこと言うじゃねえか。~
召してくれなきゃ地獄で勝手にやってるさ。▼~
:[シェズ]|……今死んじまったとして、~
何も未練はないのか?▼~
:[ジェラルト]|ねえよ、そんなもん。~
むしろ長く生き過ぎたくらいだ。▼~
:[シェズ]|&ruby(あいつ){ベレト/ベレス};のことは?~
アンタの子供なんだろ。▼~
:[ジェラルト]|……心配ない、と言えば嘘になるな。~
あいつは普通じゃねえからな。▼~
:[シェズ]|普通じゃない、か。~
確かにな……。▼~
《選択》~
-異常に強いと言う~
-感情に乏しいと言う~
-独り言が多いと言う~
--「異常に強いと言う」を選択~
:[シェズ]|あいつの強さは異常だよな。~
紋章持ちの将でも敵わないんだから。▼~
:[ジェラルト]|ああ、厳しい訓練を課したわけでもねえのに~
いつの間にかあそこまでになっちまった。▼~
--「感情に乏しいと言う」を選択~
:[シェズ]|あいつ、感情に乏しいよな。~
いつも淡々としてるというか……。▼~
:[ジェラルト]|ああ、生まれた時からずっとだな。~
泣き声も上げずに生まれてきたくらいだ。▼~
--「独り言が多いと言う」を選択~
:[シェズ]|あいつ、独り言が多いよな。~
まあ、俺も他人のことは言えないが……。▼~
:[ジェラルト]|ああ、いつからか妙な癖がついちまってな。~
まるで誰かと喋ってるみてえなさ。▼~
《共通》~
:[ジェラルト]|まあ、そういう奴だから、周りの人間と~
上手く付き合うのが難しいらしくてよ。▼~
そういう意味じゃ、ここへ来てよかったぜ。~
同じ年頃の気さくな連中が多いからな。▼~
特にお前とは、同じ傭兵同士でもあるし、~
あいつも心を開くかもしれねえ。▼~
:[シェズ]|どうだろうな。まあ、俺もあいつとは~
もっと話してみたい気はしてるが。▼~
:[ジェラルト]|そうか? そう言ってもらえると、~
俺としてもありがてえよ。▼~
:[シェズ]|……アンタも人の親なんだな。▼~
:[ジェラルト]|親らしいことは何もしてやれなかったが、~
心配くらいは、一応な。▼~
こうして味方になれたのも何かの縁だ。~
シェズ、あいつのことを頼む。▼~
:[シェズ]|……はあ。~
本当にすぐ死んじまいそうな言い方だな。▼~
:[ジェラルト]|茶化すなって。それでなくても、~
明日生きてる保証もねえ商売なんだ。▼~
頼んだぜ? いいよな?▼~
:[シェズ]|わかった。アンタにそこまで頼まれたら、~
断われないだろ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#vfcea38b]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*主人公(男性)の支援会話 [#n17c3220]
#contents
**ユーリス [#tb2681ae]
***支援C [#d7df17f8]
:[シェズ]|ユーリス、まだ戻ってないのか?~
もう5日も留守に……ん?▼~
珍しいな、こんな無造作に……。~
あいつの行方に何か関係が……?▼~
……事が事だ、見ちまうか。▼~
『元気ですか。体はだいじょうぶですか。~
いつも、すごくしんぱいしています。▼~
いつもお金をおくってくれてありがとう。~
はやくまた会いたいです……』▼~
……? ユーリス宛ての手紙なのか?~
宛て名は違うみたいだが……。▼~
:[ユーリス]|おい。▼~
:[シェズ]|うおっ、ユーリス!?~
気づかなかった……戻ってたのか?▼~
:[ユーリス]|ああ、今しがたな。……それよりてめえ、~
さっきから人の荷物の前で何してんだよ。▼~
事と次第によっては、~
このまま喉をかっさばいてもいいが……。▼~
《選択》~
-手紙を読んだことを謝る~
-手紙を読んだことを隠す~
--「手紙を読んだことを謝る」を選択~
:[シェズ]|……悪い。ここにあった手紙を~
勝手に読んじまったんだ。▼~
お前が戻らないから心配でな。▼~
--「手紙を読んだことを隠す」を選択~
:[シェズ]|い、いや……しばらく留守にしてただろ?~
戻ってないかと見に来たところで……▼~
:[ユーリス]|じゃあその手紙は何だよ。~
すぐばれる嘘ついてんじゃねえぞ。▼~
《共通》~
:[ユーリス]|はあ……まあいい。お前には、わざわざ~
俺の身辺を探る理由も見当たらねえしな。▼~
悪いのは黙ってここを留守にした上、~
こんなもんを無造作に置いておいた俺だ。▼~
:[シェズ]|確かに、ユーリスがこの手のもんを~
置きっ放しにするなんて珍しいよな。▼~
ここを発つ時、よっぽど焦ってたのか?▼~
:[ユーリス]|……まあな。▼~
《選択》~
-手紙と関係があるのかと聞く~
-詮索しないでおく~
--「手紙と関係があるのかと聞く」を選択~
:[シェズ]|もしかして、この手紙の送り主のところに?~
文面を見るに、家族……弟や妹、か?▼~
:[ユーリス]|母親だよ。……はは、確かに、~
あんまり上手い文章じゃあねえよな。▼~
--「詮索しないでおく」を選択~
:[シェズ]|そうか。焦ってたなら仕方ないよな。~
……これ以上は聞かないでおくさ。▼~
:[ユーリス]|気遣いはありがたいが、別に構わねえよ。~
その手紙の送り主は、俺の母親だ。▼~
《共通》~
:[ユーリス]|病気がちだったが、最近は特に弱っててさ。~
顔が見たいと言われた時には帰ってるんだ。▼~
そりゃあ、もちろん帰れねえ時はあるが……~
生きてるうちだろ? 会って、話せるのは。▼~
:[シェズ]|……そうだよな。~
死んじまったら、もう話もできない。▼~
待てよ、母親からの手紙ってことは、~
宛て名に書かれてたのは……▼~
……お前の本名か?~
ユーリスが偽名で、本名はレグ……▼~
:[ユーリス]|わざわざ口に出すな。……自分で名前を~
つけたガキを、偽名で呼ぶ親がいるか?▼~
:[シェズ]|そうだったのか……。良い名前だろ。~
何で隠してるんだ?▼~
:[ユーリス]|仕事上、名前は幾つも持っておきたい。~
……お前、吹き回ったらぶっ飛ばすからな。▼~
《選択》~
-秘密にすると約束する~
-軽口を叩く~
--「秘密にすると約束する」を選択~
:[シェズ]|約束するさ。もし俺が人前で口を滑らせた~
時には、容赦なくぶっ飛ばしてくれ。▼~
--「軽口を叩く」を選択~
:[シェズ]|はは、勘弁してくれ。厳しく言われるほど、~
口を滑らせちまいそうな気がするぞ。▼~
:[ユーリス]|本当にわかってんのか? ……まあいい、~
その時には相応の報いを受けてもらうさ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|何はともあれ……今回は本当に悪かった。~
母さんの病気、早く治るといいな。▼~
:[ユーリス]|簡単に治る病なら苦労してねえけどな。~
まあ、気持ちはありがたく受け取っておく。▼~
***支援B [#aa4b7a2f]
(※支援会話なし)
***支援A [#t2884f18]
:[シェズ]|お、戻ったのか、ユーリス。~
まさか今日のうちに帰ってくるとは。▼~
:[ユーリス]|おう。日が昇る前に帰らねえと、また俺を~
心配した誰かに部屋を漁られかねないしな。▼~
《選択》~
-漁っていないと答える~
-誰のことだと尋ねる~
--「漁っていないと答える」を選択~
:[シェズ]|いや、あの時は漁ってたわけじゃないぞ。~
何だよ、まだ根に持ってるのか?▼~
--「誰のことだと尋ねる」を選択~
:[シェズ]|おいおい、誰かって誰だよ、まったく。~
お前、まだ根に持ってるのか?▼~
《共通》~
:[ユーリス]|馬鹿野郎、冗談だっての。真に受けるなよ。~
もう夜も遅いし、お前と早く休むんだな。▼~
:[シェズ]|わかってる。ちょっと目が覚めただけだ。~
……ところで、母さんは大丈夫だったのか?▼~
:[ユーリス]|あー……まあ、芳しくないのは確かだが、~
別に、すぐに死ぬってわけでもないらしい。▼~
俺はもう少し残るつもりだったんだが、~
今やるべきことをやれって言われちまった。▼~
まったく、顔が見たいって言ってみたり、~
帰れって言ったり、忙しい人だよ。本当に。▼~
:[シェズ]|そういう話を聞いてると、俺も母さん……~
育ての母を、思い出すな。▼~
:[ユーリス]|亡くなったんだっけ。そんな顔で話が~
できるってことは、良い人だったんだな。▼~
:[シェズ]|ああ、俺にはもったいない人だった。~
拾い子の俺に、生き方を教えてくれた。▼~
血の繋がりこそないが、~
あの人は確かに俺の母親だよ。▼~
:[ユーリス]|ガキにそこまで言ってもらえて、~
お前の母さんも喜んでるだろうよ。▼~
:[シェズ]|……そうだ。ずっと気になってたんだが、~
折角だから教えてくれ。▼~
お前の名前、母さんがつけてくれたんだろ?~
どういう由来なんだ? 珍しい名前だよな。▼~
:[ユーリス]|……空を見てみろ。……いや違う、~
もう少し左だ。そこに明るい星があるだろ。▼~
:[シェズ]|左? 明るい星? ……どれだ?~
あれって言われてもさっぱりわからん。▼~
:[ユーリス]|なら、わからなくても別にいい。~
とりあえず、あの星の古い名前なんだとさ。▼~
天上におられる女神様が、~
自らの従者としたという白い星。▼~
母さんは敬虔なセイロス教徒ではあるが、~
貧民のガキにつける名前にしては仰々しい。▼~
:[シェズ]|そうか? いいじゃないか、~
それだけお前が大事だってことだろ。▼~
:[ユーリス]|……そうだな。まあ、俺は気に入ってるよ。~
何つっても、母さんがくれた名前だからな。▼~
母さんがどこまで経典の中身を~
理解してるかは俺もわからないが……▼~
あの人なりに、精一杯考えてくれた~
名前だってことだけは間違いないんだ。▼~
:[シェズ]|そんなに想いの込められた名前なのに、~
俺たちは呼んだら駄目なのか。▼~
:[ユーリス]|……俺は、いろんな名前を名乗って、~
その度にいろんな人間の仮面を被ってきた。▼~
だがこの名前で呼ばれる時だけは、~
俺は何の仮面も被らずにいられる。▼~
この名前を呼ばせるとしたら、それは~
肉親だとかの特別な相手だけなんだよ。▼~
そんなに俺をそう呼びてえなら、~
俺と一生を共にする覚悟でも決めるこった。▼~
《選択》~
-考えておく~
-笑い飛ばす~
--「考えておく」を選択~
:[シェズ]|一生を共に、か……。~
考えておく。▼~
:[ユーリス]|ぶっ……っははは! 何でそんな真顔で~
答えてるんだよ。ああ、傑作だ!▼~
--「笑い飛ばす」を選択~
:[シェズ]|ははは、何言ってるんだ、ユーリス。~
一生ってのは流石に荷が重すぎるぞ。▼~
:[ユーリス]|当たり前だろ。「覚悟はできてる」~
なんて言われたらどうしようかと思った。▼~
《共通》~
:[ユーリス]|まあ、良い名前だって~
言ってもらえたのは素直に喜んでおくか。▼~
けど、もし本気で覚悟が決まったら、~
言えよな? 考えといてやるからさ。▼~
**バルタザール [#kde6a4dc]
***支援C [#xca1237d]
(※支援会話なし)
***支援B [#cf7b0380]
:[バルタザール]|食った食った!~
お前も良い食いっぷりだったな。▼~
:[シェズ]|流石にバルタザールには負けるさ。~
だが、英気を養えたな。▼~
:[バルタザール]|おう、これで明日の作戦も、~
気合い入れていけるってもんだ。▼~
そうだ、どっちがより敵陣深くに~
突っ込めるか、賭けをしねえか?▼~
《選択》~
-断る~
-結果を比べるだけなら受ける~
--「断る」を選択~
:[シェズ]|断る。~
戦いに賭けを持ち込まないでくれよ。▼~
確かに俺たちは手柄を求めて戦うが、~
それは遊びじゃない。生きるためだ。▼~
--「結果を比べるだけなら受ける」を選択~
:[シェズ]|結果的にどっちが突っ込んだか、を~
比べるだけならいいぞ。▼~
だが、賭けに勝つために敵陣深くに~
わざわざ突っ込んだりはしないからな。▼~
俺たち傭兵が手柄を求めて戦うのは、~
生きるためだ。遊びじゃない。▼~
《共通》~
:[バルタザール]|やっぱり駄目か。~
お前はそういう奴だよな。▼~
:[シェズ]|わかってて聞いてるだろ。危ない道に~
引きずり込もうとするんじゃない。▼~
:[バルタザール]|賭けが危ない道か?~
おれはそうは思わないがねえ。▼~
:[シェズ]|危ない道じゃなかったらどんな道だ。~
借金への道か?▼~
俺はお前のようにすっからかんにも~
なりたくないぞ。▼~
:[バルタザール]|こいつは手厳しい。~
が、必ずしも金を賭けろとは言ってねえよ。▼~
お前だってわかってんだろ?~
戦場で賭けるもんは命しかねえ。▼~
:[シェズ]|だから、その命を賭けることが~
問題だって言ってるんだろ、俺は。▼~
:[バルタザール]|まあまあ、もう少しおれの屁理屈を~
聞いてけよ、シェズ。▼~
:[シェズ]|自分で屁理屈って言うのかよ……。▼~
:[バルタザール]|何事も楽しめば上達は早い。~
結果もついてくる。違うかい?▼~
《選択》~
-そのとおりと認める~
-違うと食い下がる~
--「そのとおりと認める」を選択~
:[シェズ]|そりゃそのとおりだとは思うが……。▼~
:[バルタザール]|だろ? だったら、戦いも楽しんじまえば~
いいのさ。賭けでも何でもしてな。▼~
--「違うと食い下がる」を選択~
:[シェズ]|生死に関わらない話なら、それでいいかも~
しれないが、戦いはそうじゃないだろ。▼~
上手くいって楽しくなった次の瞬間には、~
それが隙になって死ぬことだってある。▼~
:[バルタザール]|お前の考えもわかるさ。~
けど、おれはそうしてここまで来たからな。▼~
《共通》~
:[バルタザール]|こういう余裕こそが、~
生き残るコツだと思ってるんだよ。▼~
:[シェズ]|……それでも俺は付き合えない。▼~
お前みたいなことを言って、そのまま~
帰ってこなかった奴を何人も知ってるんだ。▼~
いや、正直に言えば、お前以外は皆、~
死んださ。だから……俺は反対だ。▼~
:[バルタザール]|お前とおれは似た立場だし、いろいろな~
部分で気が合うと思うんだが……▼~
こういうところだけは、とことん合わねえ。~
不思議なもんだよな。▼~
:[シェズ]|俺からすれば、お前の考え方が~
不思議なだけだがな。▼~
:[バルタザール]|ま、賭けは不成立だな。~
明日はこの話は忘れて思い切り戦おうぜ。▼~
:[シェズ]|ああ、頼んだ。~
だから無理に突っ込んでって、死ぬなよ?▼~
***支援A [#ha94cad7]
:[バルタザール]|今日も悪かねえ戦果だったな!~
いやあしかし今日は危なかった。▼~
おれが飛び出した場所に、敵の弓隊が~
待ち構えてた時なんざ、一瞬……▼~
「呆気ねえ最期だが、これもまた人生か」~
……って覚悟を決めちまったぜ。▼~
:[シェズ]|何言ってんだ? 強風で敵が狙いを~
つけられない中を突っ込んでって……▼~
あっさり蹴散らしてたじゃないか。~
計算ずくじゃなかったのか?▼~
:[バルタザール]|ああ、まあ風が強いのはわかってたが……。▼~
:[シェズ]|もし風が止んだら、いい的になっちまうが、~
止まないことに賭けたんだろ?▼~
俺にはできない賭けだ。~
流石はバルタザールだと思ったさ。▼~
:[バルタザール]|どういう風の吹き回しだ、~
生死に関わる賭けは嫌いなんだろ?▼~
:[シェズ]|いや、お前っていう生き延び続けてる例が~
目の前にいるからな……。▼~
結果も出てる。~
お前の戦い方、認めざるを得ない。▼~
後はもうお前が生き延びてくれるのを~
願うばかりだ。▼~
:[バルタザール]|………………。▼~
認めてもらえたのはありがてえが……~
今日のは賭けたわけじゃねえぞ。▼~
調子が良かったもんでな、勢いに乗って~
くだらねえ過ちを犯しちまった。▼~
そこにたまたま風が吹いただけで、~
普通なら死んでたさ、おれは。▼~
《選択》~
-驚く~
-信じない~
--「驚く」を選択~
:[シェズ]|ただの偶然?~
それはそれで驚きなんだが……。▼~
--「信じない」を選択~
:[シェズ]|冗談はよせ。~
あれが偶然ってのはないだろ。▼~
《共通》~
:[バルタザール]|偶然なんだよ。だからおれはお前に、~
こう言おうと思ってたんだ。▼~
今回のことで懲りた、もう命を賭けるのは~
やめにするぜ……ってな。▼~
:[シェズ]|……!~
そいつはいい考えだな。▼~
:[バルタザール]|だが、お前が認めてくれるってんなら話は~
別だ。やっぱり賭け続けることにするさ。▼~
おれにはそれが合ってるよなあ。~
この程度で、諦めちゃあいけねえ。▼~
:[シェズ]|は? 何言ってんだ?~
それで今日、死にかけたんだろ?▼~
前言撤回だ。~
認めないから、やめてくれ。▼~
:[バルタザール]|いやいや、一端の戦士が一度発した言葉を~
簡単に覆してんじゃねえよ!▼~
過程に誤解はあったかもしれねえが、~
結果としてお前はおれを認めた。そうだろ?▼~
:[シェズ]|それを言うなら、お前も命を賭けるのは~
やめるって言おうとしてたんだろ?▼~
一端の戦士が一度決めたことを、~
簡単にひっくり返すなよ。▼~
:[バルタザール]|おれはまだ口に出しちゃあいなかった。~
お前とは違うぜ?▼~
《選択》~
-敗北を認める~
-口論を続ける~
--「敗北を認める」を選択~
:[シェズ]|……確かにな。~
屁理屈だが、僅かながら理はある。▼~
:[バルタザール]|だろ?~
潔いな、お前は。▼~
どうしてもまだ文句がありゃ、~
後で勝利を祝いながら話そうじゃねえか。▼~
--「口論を続ける」を選択~
:[シェズ]|何を屁理屈を言ってるんだ。~
その後で結局、口にしたんだから一緒だろ。▼~
:[バルタザール]|いやいや、それは同じじゃあねえよ。▼~
文句があんなら、後で聞くぜ。~
食堂で、今日の勝利を祝うんだろ?▼~
《共通》~
:[シェズ]|仕方ないな。~
言い負かされる準備をしておけよ!▼~
**コンスタンツェ [#md27c180]
***支援C [#w4dac7ff]
:[コンスタンツェ]|……と、いうわけですわ!~
貴方、聞いていまして?▼~
《選択》~
-聞いていなかったと言う~
-適当に誤魔化す~
--「聞いていなかったと言う」を選択~
:[シェズ]|悪い、他に気を取られて聞いてなかった。▼~
何だっけ、ヌーヴェル家の再興を~
企んでるってところまでは覚えてるが。▼~
:[コンスタンツェ]|それは話の一番最初でしたわ!~
まったく聞いていないではありませんの!▼~
--「適当に誤魔化す」を選択~
:[シェズ]|ああ、ヌーヴェル家再興のために、悪の魔道~
組織から囚われの王子様を救うんだっけ?▼~
:[コンスタンツェ]|全然違いますわ!~
いったい何を聞いていましたの!?▼~
《共通》~
:[コンスタンツェ]|新たな魔法の創出……それこそが、私の~
夢を叶えるために成すべきこと!▼~
その研究に必要な実験の被験者に、~
貴方を選んで差し上げたのですわ!▼~
:[シェズ]|いや、遠慮するが。▼~
:[コンスタンツェ]|何でですの!? ヌーヴェル家再興の一助と~
なれる栄誉に、興味がないと!?▼~
:[シェズ]|別に手伝うのは構わないんだが、~
実験台になるのは嫌だろ。▼~
何が起こるかわからないし……~
まず自分の体で実験するのが筋じゃないか?▼~
:[コンスタンツェ]|貴方にしてはまともな指摘ですわね。▼~
ですけれど……その案は、重大な欠陥を~
有していますのよ。▼~
実験の結果を、私がこの目でしっかりと~
観測できないではありませんか!▼~
:[シェズ]|だったら、志願者が現れるまで~
我慢してくれ。▼~
何かあって次の戦いに支障を来したら~
困るだろ? そう考えると、皆そうか。▼~
:[コンスタンツェ]|皆、そうなんですのよ。~
これでは研究が進みませんわ……!▼~
:[シェズ]|うーん、そうだな……。~
なら、代案なんだが。▼~
今は戦争中だし、魔法の研究と並行して、~
武功も立てたらいいんじゃないか?▼~
そっちなら俺も手伝いやすいしな。~
早速、暇ならこれから鍛錬でもどうだ?▼~
:[コンスタンツェ]|結構ですわ! いえ、武功を立てるという~
ことに異論はないのですけれど……▼~
今からは付き合えませんの。~
鍛錬など、夜にやれば十分ですわよ。▼~
:[シェズ]|夜に? いや、昼からやらなきゃ時間が短く~
なっちまうだろ。まさか徹夜はしないよな?▼~
:[コンスタンツェ]|そんな無茶はしませんわ。~
ただ、今、鍛錬したくないというだけで……▼~
《選択》~
-理論的に説得する~
-勢いで押す~
-誘うのをやめる~
--「理論的に説得する」を選択~
:[シェズ]|夜に鍛錬すると、その後すぐに寝ることに~
なるよな。そうすると、眠りの質が下がる。▼~
しっかり体を休められないまま朝を迎え、~
翌日に悪影響が……わかるだろ?▼~
:[コンスタンツェ]|まあ! 貴方からそんな理路整然とした~
説得をされるとは、予想外ですわね。▼~
しかし、私にも事情があるのです。~
どうしてもやむにやまれぬ事情が……。▼~
--「勢いで押す」を選択~
:[シェズ]|そうか? 無理にとは言わないが、~
やるなら今だと俺は思うぞ。▼~
お前の夢が懸かってるんだろ?~
したくないなんて言ってられるのか?▼~
:[コンスタンツェ]|そう言われましても、私にも事情という~
ものがあるのですわ!▼~
--「誘うのをやめる」を選択~
:[シェズ]|ま、無理にとは言わない。俺は訓練場に~
行くから、気が向いたら来てくれ。▼~
:[コンスタンツェ]|ええ、わかりましたわ。しかし、私には~
気が向かない事情があるのです。▼~
《共通》~
:[コンスタンツェ]|私は私のやり方で、研究も武功も~
成功させてみせますわよ!▼~
おーっほっほっほっほっほっほっほ!▼~
***支援B [#ne8d7e9e]
(※支援会話なし)
***支援A [#td9e9b4d]
:[シェズ]|お、コンスタンツェじゃないか!~
昼間に訓練してるの、初めて見たな。▼~
:[コンスタンツェ]|これはこれは、貴方様でございましたか。~
私がお目汚しをして申し訳ありません。▼~
すぐにでも占拠していた場所を~
お空けいたしますので、お待ちを……▼~
:[シェズ]|待て待て。
折角なんだから一緒にやらないか?▼~
お前の夢を叶えるための訓練なんだろ?▼~
:[コンスタンツェ]|貴方様のお言葉を否定してしまうのも、~
誠に恐縮ではございますが……▼~
私の夢が叶うはずもありませんわ。▼~
この鍛錬は、偏に脆弱な私が少しでも~
死なないようにするためのもの……。▼~
どうしてそのようなものに貴方様を~
付き合わせることができましょうか。▼~
:[シェズ]|死なないための訓練は大事だろ。~
俺だってそのために訓練してるんだし。▼~
ほら、目的が一緒なんだから、~
全然遠慮する必要はないぞ。▼~
:[コンスタンツェ]|そこまで仰られるのでしたら……。▼~
(暗転・夜になる)
:[シェズ]|……いや、なかなか引き締まった、~
良い訓練だったな。▼~
:[コンスタンツェ]|ふう……まさか「私」がこのような~
訓練にしっかり付き合うなんて……。▼~
:[シェズ]|どうかしたか、コンスタンツェ。▼~
:[コンスタンツェ]|何でもありませんわ!▼~
それより、訓練はもう終わりですの?~
まだまだこれからですわよ!▼~
《選択》~
-まだやるのかと言う~
-付き合おうと言う~
--「まだやるのかと言う」を選択~
:[シェズ]|まだやるのか?~
というか、急に元気になったな……。▼~
--「付き合おうと言う」を選択~
:[シェズ]|いいぞ、付き合おう。~
だが、急に元気になったな、お前……。▼~
《共通》~
:[コンスタンツェ]|そういうこともありますわ。~
私の夢は叶えるのも大変なのです。▼~
このようなところで立ち止まっていては~
実現するのがいつのことになるやら……。▼~
となれば、機会を惜しまず訓練ですわ。~
私の明日の武功のために!▼~
:[シェズ]|それはいいんだが……前に訓練を~
嫌がってたのは何だったんだよ。▼~
:[コンスタンツェ]|私にもいろいろ事情があるのです!▼~
貴方がこのような方とわかっていれば、~
初めからお願いしましたわ。▼~
……そうですわ、私、閃きましたの!▼~
:[シェズ]|嫌な予感がするな……。▼~
:[コンスタンツェ]|私の創出した新たな魔法の実験を、~
訓練と同時にやってしまえばよいのですわ!▼~
何しろ、この魔法は掌に吸引力を与え、~
武器を取り落としにくくなる効果が……▼~
《選択》~
-断る~
-受けて立つ~
--「断る」を選択~
:[シェズ]|皆まで聞かなくて大丈夫だ。~
断る。▼~
:[コンスタンツェ]|断るんですの!?~
まったく、心外ですわ。▼~
--「受けて立つ」を選択~
:[シェズ]|仕方ない、一度くらいはやってやるか。~
どんと来いだ!▼~
:[コンスタンツェ]|良い覚悟ですわね。~
ならば、さっさと始めましょう?▼~
《共通》~
:[シェズ]|あっちはあっちで、前向きな会話をするのが~
大変なんだが……▼~
こっちはこっちで、いろいろと問題が~
ある気がするんだよなあ……。▼~
お前らは、互いに足りないものを~
補い合って生きてるのかもな。▼~
:[コンスタンツェ]|何をぼそぼそ喋っていますの!?~
ほら、行きますわよ!▼~
**ハピ [#r433eef7]
***支援C [#vdf34556]
(※支援会話なし)
***支援B [#a4c24e22]
:[シェズ]|お、ハピか。~
お前、よく外にいるよな。▼~
:[ハピ]|そー?~
元々、森の中で暮らしてたからかな。▼~
それか、しばらく大修道院の地下での~
暮らしを強いられてたからとか?▼~
:[シェズ]|そういえば、ガルグ=マクにいたんだっけ。~
俺も少しだけ滞在してたんだが……▼~
地下にそんな場所があるなんて、~
想像もしてなかったな。▼~
:[ハピ]|ま、そーいう場所だし。あそこはさ。▼~
君のほうは、どーなの?~
傭兵になる前、どこで何してた?▼~
:[シェズ]|傭兵になる前?▼~
もう随分、昔のことになっちまったが……~
山奥の村に、母さんと二人で暮らしてた。▼~
あ、母さんって言っても血は繋がってない~
らしい。親代わりの人なんだ。▼~
:[ハピ]|親代わり……どんな人なの?~
もしかして、魔法の研究をしてたりとか……▼~
:[シェズ]|研究……は知らないが、魔法は使えたな。▼~
:[ハピ]|えっ……その人とは、~
何で一緒に暮らすことに?▼~
:[シェズ]|物心つく前から一緒だったから、詳しくは~
知らないが……俺は拾い子だって聞いた。▼~
小さな子供が一人、行き倒れてるなんて~
よくある話だろうが……▼~
それを拾って育ててくれた母さんは、~
奇特な人だったと思うぞ。▼~
:[ハピ]|……そーだよね。~
たぶん、良い人なんだと思うし。▼~
《選択》~
-不安そうな理由を問う~
-母の素晴らしさを語る~
--「不安そうな理由を問う」を選択~
:[シェズ]|どうしたんだ、ハピ?~
何か気になることでも?▼~
:[ハピ]|何でそんな山奥に住んでたのかなって。~
魔法を使えるような人がさ。▼~
--「母の素晴らしさを語る」を選択~
:[シェズ]|ああ、俺に生き延びるための術を、~
いろいろと教えてくれてな。▼~
素晴らしい人だった。~
俺の母さんにはもったいないくらいのな。▼~
:[ハピ]|でも、何でそんな人が山奥に?~
おかしくない?▼~
《共通》~
:[シェズ]|実は、聞いたことがあるんだよ。母さんは~
その村の生まれじゃなかったみたいで。▼~
だが、教えてくれなかった。~
少し悲しそうに微笑むだけだったさ。▼~
:[ハピ]|ふーん……そうなんだ。▼~
:[シェズ]|さっきから、本当にどうしたんだ、ハピ。~
俺の母さんに何か心当たりでもあるのか?▼~
:[ハピ]|ううん、ごめん。 ~
何もないし。▼~
ハピが思ってたのと、違うみたい。~
変なこと言っちゃって、ホントごめん。▼~
《選択》~
-気にしないと許す~
-気になると言う~
--「気にしないと許す」を選択~
:[シェズ]|いいさ、気にしないでくれ。~
俺も気にしない。▼~
何かハピの事情があるんだろ?▼~
--「気になると言う」を選択~
:[シェズ]|正直、ハピが何を気にしてたのか~
気になるが……▼~
お前にも、何か事情があるんだろ?▼~
《共通》~
:[シェズ]|もし話したいと思ったら、~
また教えてくれ。▼~
:[ハピ]|……なんだか、ごめんね。~
ハピ、自己嫌悪だし。▼~
:[シェズ]|そういう日だってあるだろ。~
気にすんな。何か食いに戻るか?▼~
:[ハピ]|あ、それなら木の実採って食べよーよ。~
さっき見かけたんだよね。▼~
:[シェズ]|どれのことだ? 山暮らしが長い分、~
俺も割と詳しいんだ。▼~
***支援A [#od6e0a36]
:[シェズ]|ハピ、ちょっといいか?▼~
:[ハピ]|いーよ。何?▼~
:[シェズ]|実は、お前の過去を聞いちまったんだが……~
それで少し話をできないかと思ってな。▼~
:[ハピ]|あー、うん。~
聞いちゃったかー。▼~
楽しい昔話でもなかったでしょ。~
で、何かな?▼~
:[シェズ]|俺の母さんのことだ。~
前にハピがいろいろ聞こうとしてたのは……▼~
俺が、お前と同じような目に遭ってんじゃ~
ないかって、心配してくれてたんだな。▼~
:[ハピ]|そーだね。~
キミって不思議な力を持ってるじゃん。▼~
ハピは子供の頃、変な人たちにさらわれて、~
おばさんの元で実験台になってた。▼~
その結果、こーんな体質になっちゃって。~
困ったりしてるわけじゃないんだけど。▼~
:[シェズ]|俺には……少なくとも実験台になった~
記憶はない。▼~
母さんも多くは語らなかったが、そんな~
怪しい人ではなかったと思うんだ。▼~
村での生活も、真っ当なものもいうか、~
最低限だが他の住民とも交流はあったし……▼~
考えた結果、きっと誰かに追われるような~
身の上だったんじゃないかなと。▼~
:[ハピ]|何だろーね。それはそれで気になるけど、~
とにかくハピとは違って良かったよ。▼~
まー、キミは力も使いこなせてるから、~
そこもハピとは違うじゃん。▼~
《選択》~
-自信満々に頷く~
-自信薄に首を振る~
--「自信満々に頷く」を選択~
:[シェズ]|ああ、この力は、自分のものとして~
使いこなせてる自覚はあるさ。▼~
ただ……だからといって安全とは~
限らないだろ?▼~
--「自信薄に首を振る」を選択~
:[シェズ]|いや、完全に使いこなせてるとは言えない。~
いつ何が起こるかわからないだろ?▼~
《共通》~
:[シェズ]|おとぎ話みたいに、剣に呑み込まれて~
化け物になっちまうかもしれないし……。▼~
:[ハピ]|……万が一そうなっちゃったら、~
ハピがため息ついて呼んであげる。▼~
そして、ハピたちの手でとどめを刺す。~
それこそおとぎ話みたいにね。▼~
:[シェズ]|怖いこと言わないでくれ。~
だが……万一があったら、そうだな。頼む。▼~
……俺は傭兵だからな、~
使えるものは何でも使っちまう。▼~
それが正しい自信なんてないが、それよりは~
今を生きることのほうが大事なんだ。▼~
本当は……ハピみたいにできる限り使わず、~
もしもの時だけにしとくべきかもしれない。▼~
その選択ができて、使わないでいられる~
ハピは、凄いと思うぞ。▼~
:[ハピ]|そうかなー。~
ハピは諦めてるだけじゃん?▼~
諦めないで頑張ってるキミのほうが、~
ずっと凄いし。それは間違いない。▼~
《選択》~
-ハピのほうが凄いと譲らない~
-自分のほうが凄いと受け入れる~
--「ハピのほうが凄いと譲らない」を選択~
:[シェズ]|いや、ハピのほうが凄い。~
そこは譲れないぞ。▼~
--「自分のほうが凄いと受け入れる」を選択~
:[シェズ]|わかった、そういうことなら~
俺のほうが凄くてもいいが……▼~
決してハピが凄くないわけじゃないからな。▼~
《共通》~
:[ハピ]|もー、何をこだわってんだか。~
わかったし。▼~
それじゃ、話は終わりでいい?~
ハピ、体を動かしたくなってきた。▼~
:[シェズ]|ああ、ありがとな。~
訓練か?▼~
:[ハピ]|そーだよ。~
少しは努力してもいいかなって。▼~
キミも暇ならどう?~
じゃ、ハピはとりあえず行くから。▼~
(ハピが立ち去る)
:[シェズ]|そういえば……実験台、か。~
あの夢は、いったい何を意味してるんだ?▼~
-EP.Final(灰色の悪魔加入時)
:[シェズ]|……ラルヴァ。▼~
**“灰色の悪魔”(男性) [#a416441a]
***支援C [#tb08169c]
(※支援会話なし)
***支援B [#ga1773fb]
:[シェズ]|行くぞ、ベレト!▼~
:[灰色の悪魔]|ああ、来い、シェズ!▼~
(一閃が走って明転)
:[灰色の悪魔]|………………。▼~
今のを避けられるか……。▼~
:[シェズ]|はあ……はあ……。~
いや、今のは避けたっていうか……▼~
思わず力を使っちまっただけだ。~
やっぱりアンタには敵わないな。▼~
:[灰色の悪魔]|そんなことはない。~
自分も全力だった。▼~
それを避けられたんだから、~
敵うも何もないよ。▼~
:[シェズ]|だが、アンタのほうはあの力を~
使ってないじゃないか。▼~
何というか……相手の認識を狂わせる力?~
その時点で俺の負けだ。▼~
:[灰色の悪魔]|気づいていたのか。▼~
:[シェズ]|当たり前だろ?~
アンタと何度、剣を交えたと思ってるんだ。▼~
俺の妙な力に比べれば、確かにアンタの力は~
見た目ではわかりにくい。▼~
だが……アンタの強さはこの身で嫌という~
ほど味わってきたからな。▼~
:[灰色の悪魔]|それは、悪かった。~
君相手では手を抜けなくて……。▼~
:[シェズ]|いいんだ、昔の話さ。▼~
そういえば、その力、ずっと昔は~
使ってなかったよな?▼~
どこかで会得したのか?~
俺でも真似できそうな技なんだろうか。▼~
:[灰色の悪魔]|君との戦闘の最中だ、~
使えるようになったのは。▼~
だが、恐らく教えて習得できるような~
技術ではない。▼~
自分でさえ、よくわかっていないんだ。~
この力の仕組みは。▼~
:[シェズ]|まあそうか。~
俺の力も似たようなもんだしな。▼~
:[灰色の悪魔]|ああ、君のそれも不思議な力だ。~
剣もそうだが……。▼~
:[シェズ]|……?▼~
:[灰色の悪魔]|君は何か、不思議な存在を~
内包していたりはしないか?▼~
:[シェズ]|……!▼~
:[灰色の悪魔]|思考が読みづらいし、たまに何かに~
気を取られているように見えるんだ。▼~
心の中にいる誰かと、~
会話しているような……。▼~
《選択》~
-誤魔化す~
-質問を返す~
--「誤魔化す」を選択~
:[シェズ]|いや、アンタの質問の意味が~
よくわからないんだが……。▼~
:[灰色の悪魔]|それならいいんだ。~
気にしないでほしい。▼~
--「質問を返す」を選択~
:[シェズ]|そう聞くってことは……~
アンタの中にはいるのか?▼~
:[灰色の悪魔]|いや……君を見てふと思っただけだ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そうか……。▼~
***支援A [#q0815b8f]
:[シェズ]|ベレト、悪かった。~
改めて謝らせてくれ。▼~
アンタを、殺そうとしちまった。▼~
:[灰色の悪魔]|君の意思じゃないのはわかってる。~
気にしなくていい。▼~
:[シェズ]|そうは言ってもな。~
俺の中にいた奴の仕業だ。▼~
前に、俺に聞いたことがあっただろ?~
俺の中に何かがいる気がするって。▼~
:[灰色の悪魔]|
ああ。▼~
:[シェズ]|あの時の俺は、~
ちゃんとは答えなかったよな。▼~
自分のことは話すなって、~
ラルヴァに言われてたんだ。▼~
それが、俺の中にいた奴で……▼~
そして今回、アンタを殺そうとして、~
俺の体を動かした存在なんだ。▼~
いや、あるいはもう一人の……~
エピメニデスと名乗ってた奴かも……。▼~
:[灰色の悪魔]|ラルヴァに、エピメニデスか。~
いったいどういう存在なんだろう。▼~
:[シェズ]|わからない。~
今となっては……聞くこともできないし。▼~
あんなふうに消えるなら、~
もっといろいろ話しておけばよかった……。▼~
:[灰色の悪魔]|本当に話したいと思った時には、~
その相手はもういない……。▼~
残念だが……そういうことは、よくある。▼~
:[シェズ]|だが、わからないことだらけなんだ。▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|あの後、エーデルガルトたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
-青燐の章
:[シェズ]|あの後、ディミトリたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
-黄燎の章
:[シェズ]|あの後、クロードたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
《共通》~
:[シェズ]|あの時、ラルヴァは初めてエピメニデスと~
名乗って、俺たちを殺そうとした。▼~
:[灰色の悪魔]|ラルヴァとエピメニデスは、~
別の存在なのか……?▼~
:[シェズ]|そう考えたいが、単にあれがラルヴァの~
本性だった可能性もある。▼~
俺を利用したかったのか、あるいは~
何か他に目的があったのか……。▼~
永遠に解けることのなさそうな謎を、~
遺されちまった。▼~
:[灰色の悪魔]|一つだけ、自分の感じたことがある。▼~
:[シェズ]|……何だ?▼~
:[灰色の悪魔]|操られた君と戦った時、ラルヴァは君の体を~
大事に扱っていたように見えたんだ。▼~
思い切り戦っても構わないはずなのに、~
なるべく傷つけないよう、大切に……。▼~
《選択》~
-驚く~
-信じない~
--「驚く」を選択~
:[シェズ]|本当か!?~
ラルヴァが、俺の体を……。▼~
:[灰色の悪魔]|そう見えただけかもしれない。~
だが、本当にそうかもしれない。▼~
--「信じない」を選択~
:[シェズ]|単に自分の乗っ取った体を~
守っただけじゃないか?▼~
:[灰色の悪魔]|そうかもしれない。~
だが、そうじゃないかもしれない。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そりゃ、答えはあいつしか知らないよな。▼~
あるいはセイロス教の信徒なら、~
主のみぞ知るって言うとこか?▼~
でも……ありがとう。~
アンタの言葉、嬉しいよ。▼~
俺も前に進まなきゃならないか。~
あいつの運命も、一緒に背負って……。▼~
謝りに来たのに、逆に励まされちまったな。~
それじゃ、俺は行く。▼~
(シェズが立ち去る)
:[灰色の悪魔]|主のみぞ知る、か。~
その“主”と呼ばれる存在が……▼~
そう言ったのかもしれないよ、~
シェズ。▼~
**“灰色の悪魔”(女性) [#xe5c1cec]
***支援C [#jf4f4cb5]
(※支援会話なし)
***支援B [#g60dbd9d]
:[シェズ]|行くぞ、ベレス!▼~
:[灰色の悪魔]|ええ、来て、シェズ!▼~
(一閃が走って明転)
:[灰色の悪魔]|………………。▼~
今のを避けられるか……。▼~
:[シェズ]|はあ……はあ……。~
いや、今のは避けたっていうか……▼~
思わず力を使っちまっただけだ。~
やっぱりアンタには敵わないな。▼~
:[灰色の悪魔]|そんなことはないよ。~
自分も全力だったしね。▼~
それを避けられたんだから、~
敵うも何もないよ。▼~
:[シェズ]|だが、アンタのほうはあの力を~
使ってないじゃないか。▼~
何というか……相手の認識を狂わせる力?~
その時点で俺の負けだ。▼~
:[灰色の悪魔]|気づいていたんだね。▼~
:[シェズ]|当たり前だろ?~
アンタと何度、剣を交えたと思ってるんだ。▼~
俺の妙な力に比べれば、確かにアンタの力は~
見た目ではわかりにくい。▼~
だが……アンタの強さはこの身で嫌という~
ほど味わってきたからな。▼~
:[灰色の悪魔]|それは、悪かったね。~
君相手では手を抜けなくて……。▼~
:[シェズ]|いいんだ、昔の話さ。▼~
そういえば、その力、ずっと昔は~
使ってなかったよな?▼~
どこかで会得したのか?~
俺でも真似できそうな技なんだろうか。▼~
:[灰色の悪魔]|君との戦闘の最中だよ、~
使えるようになったのは。▼~
でも、恐らく教えて習得できるような~
技術ではないね。▼~
自分でさえ、よくわかっていないんだよ。~
この力の仕組みは。▼~
:[シェズ]|まあそうか。~
俺の力も似たようなもんだしな。▼~
:[灰色の悪魔]|うん、君のそれも不思議な力だ。~
剣もそうだけど……。▼~
:[シェズ]|……?▼~
:[灰色の悪魔]|君は何か、不思議な存在を~
内包していたりはしないかな?▼~
:[シェズ]|……!▼~
:[灰色の悪魔]|思考が読みづらいし、たまに何かに~
気を取られているように見えるんだよ。▼~
心の中にいる誰かと、~
会話しているような……。▼~
《選択》~
-誤魔化す~
-質問を返す~
--「誤魔化す」を選択~
:[シェズ]|いや、アンタの質問の意味が~
よくわからないんだが……。▼~
:[灰色の悪魔]|それならいいんだよ。~
気にしないでほしい。▼~
--「質問を返す」を選択~
:[シェズ]|そう聞くってことは……~
アンタの中にはいるのか?▼~
:[灰色の悪魔]|いや……君を見てふと思っただけだよ。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そうか……。▼~
***支援A [#wb75274d]
:[シェズ]|ベレス、悪かった。~
改めて謝らせてくれ。▼~
アンタを、殺そうとしちまった。▼~
:[灰色の悪魔]|君の意思じゃないのはわかっているから。~
気にしなくていいよ。▼~
:[シェズ]|そうは言ってもな。~
俺の中にいた奴の仕業だ。▼~
前に、俺に聞いたことがあっただろ?~
俺の中に何かがいる気がするって。▼~
:[灰色の悪魔]|うん。▼~
:[シェズ]|あの時の俺は、~
ちゃんとは答えなかったよな。▼~
自分のことは話すなって、~
ラルヴァに言われてたんだ。▼~
それが、俺の中にいた奴で……▼~
そして今回、アンタを殺そうとして、~
俺の体を動かした存在なんだ。▼~
いや、あるいはもう一人の……~
エピメニデスと名乗ってた奴かも……。▼~
:[灰色の悪魔]|ラルヴァに、エピメニデスか。~
いったいどういう存在なんだろうね。▼~
:[シェズ]|わからない。~
今となっては……聞くこともできないし。▼~
あんなふうに消えるなら、~
もっといろいろ話しておけばよかった……。▼~
:[灰色の悪魔]|本当に話したいと思った時には、~
その相手はもういない……。▼~
残念だけど……~
そういうことは、よくあるよ。▼~
:[シェズ]|だが、わからないことだらけなんだ。▼~
-赤焔の章
:[シェズ]|あの後、エーデルガルトたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
-青燐の章
:[シェズ]|あの後、ディミトリたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
-黄燎の章
:[シェズ]|あの後、クロードたちと一緒に~
闇の中に閉じ込められた話はしたよな。▼~
《共通》~
:[シェズ]|あの時、ラルヴァは初めてエピメニデスと~
名乗って、俺たちを殺そうとした。▼~
:[灰色の悪魔]|ラルヴァとエピメニデスは、~
別の存在なのかな……?▼~
:[シェズ]|そう考えたいが、単にあれがラルヴァの~
本性だった可能性もある。▼~
俺を利用したかったのか、あるいは~
何か他に目的があったのか……。▼~
永遠に解けることのなさそうな謎を、~
遺されちまった。▼~
:[灰色の悪魔]|一つだけ、自分の感じたことがあるよ。▼~
:[シェズ]|……何だ?▼~
:[灰色の悪魔]|操られた君と戦った時、ラルヴァは君の体を~
大事に扱っていたように見えたんだ。▼~
思い切り戦っても構わないはずなのに、~
なるべく傷つけないよう、大切に……。▼~
《選択》~
-驚く~
-信じない~
--「驚く」を選択~
:[シェズ]|本当か!?~
ラルヴァが、俺の体を……。▼~
:[灰色の悪魔]|そう見えただけかもしれない。~
だけど、本当にそうかもしれない。▼~
--「信じない」を選択~
:[シェズ]|単に自分の乗っ取った体を~
守っただけじゃないか?▼~
:[灰色の悪魔]|そうかもしれない。~
でも、そうじゃないかもしれない。▼~
《共通》~
:[シェズ]|そりゃ、答えはあいつしか知らないよな。▼~
あるいはセイロス教の信徒なら、~
主のみぞ知るって言うとこか?▼~
でも……ありがとう。~
アンタの言葉、嬉しいよ。▼~
俺も前に進まなきゃならないか。~
あいつの運命も、一緒に背負って……。▼~
謝りに来たのに、逆に励まされちまったな。~
それじゃ、俺は行く。▼~
(シェズが立ち去る)
:[灰色の悪魔]|主のみぞ知る、か。~
その“主”と呼ばれる存在が……▼~
そう言ったのかもしれないよ、~
シェズ。▼~
**ジェラルト [#xc93973b]
***支援C [#f74bbec8]
:[ジェラルト]|……よう、シェズ。~
お前も釣りに来たのか。▼~
:[シェズ]|……! お、おう。▼~
:[ジェラルト]|そう身構えるなよ。~
今の俺たちは味方同士だろうが。▼~
:[シェズ]|そうなんだが、まだ慣れなくてな。▼~
:[ジェラルト]|もう殺し合う必要はねえんだ。仲良く肩を~
並べて釣り糸を垂らそうじゃねえか。▼~
お前も傭兵なんだろ?~
契約が終わったら、敵味方はなしだ。▼~
:[シェズ]|それもわかるが……~
アンタ、俺のこと覚えてなかったのか。▼~
:[ジェラルト]|あん? どういう意味だ?▼~
:[シェズ]|俺は昔、ベルラン傭兵団にいたんだ。▼~
:[ジェラルト]|ベルラン……~
ああ、あの女傑んとこにいたのか。▼~
:[シェズ]|ああ、アンタに潰された傭兵団だぞ。~
団長も仲間も、アンタらとの戦闘で死んだ。▼~
:[ジェラルト]|そういうことか……俺を恨んでるのか?▼~
《選択》~
-肯定する~
-否定する~
--「肯定する」を選択~
:[シェズ]|そりゃ、恨みがないって言えば嘘になるな。~
俺はあの傭兵団が好きだった。▼~
団長や仲間たちとも馬が合ってな。~
居心地が良かったんだ。とても。▼~
それが……突然なくなっちまって。~
その時は強がってはいたが、寂しかったさ。▼~
--「否定する」を選択~
:[シェズ]|いいや。いちいち相手を恨んでたら、~
傭兵稼業なんざやってられないだろ。▼~
だが、だいぶ堪えたぞ。~
俺はあの傭兵団が好きだったからな。▼~
団長や仲間たちとも馬が合ってな。~
居心地が良かったんだ。とても。▼~
《共通》~
:[シェズ]|それで、あの後で誓ったんだ。▼~
いつかもっと強くなって、~
アンタや“灰色の悪魔”を倒すってな。▼~
:[ジェラルト]|だが、俺らが仲間に加わっちまって、~
その望みも絶たれたか。▼~
:[シェズ]|そうなる……が、~
ほっとしてる自分もいるさ。▼~
アンタはともかく“灰色の悪魔”には~
勝てる気がしなかったからな……。▼~
:[ジェラルト]|おいおい、聞き捨てならねえなあ。~
俺になら勝てるってのか?▼~
:[シェズ]|やってみなきゃわからないが。~
……ところで、アンタ。▼~
仲良く釣り糸を垂らそうとか言って、~
さっきから全然準備が進んでないぞ。▼~
:[ジェラルト]|釣り針がな……上手く付けられなくてよ。▼~
:[シェズ]|……貸してみな。~
付けてやるから。▼~
(暗転)
:[ジェラルト]|はは、上手いもんだな。~
ありがとよ。▼~
:[シェズ]|アンタ、伝説の傭兵って言われてんだろ?~
なのに手先は案外、不器用なんだな。▼~
:[ジェラルト]|伝説ってのは死んだ人間に使う言葉だろ。~
俺はまだ生きてるってんだよ。▼~
……なあ、ベルランのことだが。~
悪かったな。▼~
小領主が見栄を張り合ってるだけの、~
ちっぽけな戦いだっただろ。▼~
あいつが向かってさえ来なけりゃ、~
討たずに済ませる手もあったんだが……。▼~
ベルランの奴、俺たちを倒して名を上げる~
とか言って、妙に張り切っちまってよ。▼~
&ruby(あいつ){ベレト/ベレス};も手加減する余裕なんて~
なかった。言い訳にもならねえ話だがなあ。▼~
:[シェズ]|……昔のことだ。~
アンタは傭兵の仕事をしただけさ。▼~
***支援B [#xfc37ceb]
(※支援会話なし)
***支援A [#se13966a]
:[ジェラルト]|……どうも、上手くいかねえなあ。▼~
:[シェズ]|ん?~
ジェラルトさん、何を苦戦してるんだ?▼~
:[ジェラルト]|手甲の留め具を替えようと思ったんだが、~
上手くはまらなくてな。▼~
:[シェズ]|……貸してくれ。~
俺がやろう。▼~
(暗転)
:[ジェラルト]|はは、上手いもんだな。助かったぜ。▼~
:[シェズ]|アンタ、ほんと不器用なんだな。~
よくそれで生き残ってこられたもんだ。▼~
:[ジェラルト]|おいおい、傭兵としての強さと~
手先の器用さはさして関係ねえだろ。▼~
まあ、俺も長く生きてきたからよ。~
体のあちこちにガタが来てんのさ。▼~
:[シェズ]|そこまで老いぼれてるようには見えないが。▼~
:[ジェラルト]|人を見た目で判断するもんじゃねえよ。~
俺はこう見えて結構な年寄りなんだ。▼~
しかも無茶な暮らしを続けてきたからな。~
こいつは俺の直感だが……▼~
ぼちぼち、主に召される時が~
近いんじゃねえかって気がしてるよ。▼~
:[シェズ]|まったく、そうは見えないぞ。~
それにアンタを主が召してくれんのか?▼~
:[ジェラルト]|お前、手厳しいこと言うじゃねえか。~
召してくれなきゃ地獄で勝手にやってるさ。▼~
:[シェズ]|……今死んじまったとして、~
何も未練はないのか?▼~
:[ジェラルト]|ねえよ、そんなもん。~
むしろ長く生き過ぎたくらいだ。▼~
:[シェズ]|&ruby(あいつ){ベレト/ベレス};のことは?~
アンタの子供なんだろ。▼~
:[ジェラルト]|……心配ない、と言えば嘘になるな。~
あいつは普通じゃねえからな。▼~
:[シェズ]|普通じゃない、か。~
確かにな……。▼~
《選択》~
-異常に強いと言う~
-感情に乏しいと言う~
-独り言が多いと言う~
--「異常に強いと言う」を選択~
:[シェズ]|あいつの強さは異常だよな。~
紋章持ちの将でも敵わないんだから。▼~
:[ジェラルト]|ああ、厳しい訓練を課したわけでもねえのに~
いつの間にかあそこまでになっちまった。▼~
--「感情に乏しいと言う」を選択~
:[シェズ]|あいつ、感情に乏しいよな。~
いつも淡々としてるというか……。▼~
:[ジェラルト]|ああ、生まれた時からずっとだな。~
泣き声も上げずに生まれてきたくらいだ。▼~
--「独り言が多いと言う」を選択~
:[シェズ]|あいつ、独り言が多いよな。~
まあ、俺も他人のことは言えないが……。▼~
:[ジェラルト]|ああ、いつからか妙な癖がついちまってな。~
まるで誰かと喋ってるみてえなさ。▼~
《共通》~
:[ジェラルト]|まあ、そういう奴だから、周りの人間と~
上手く付き合うのが難しいらしくてよ。▼~
そういう意味じゃ、ここへ来てよかったぜ。~
同じ年頃の気さくな連中が多いからな。▼~
特にお前とは、同じ傭兵同士でもあるし、~
あいつも心を開くかもしれねえ。▼~
:[シェズ]|どうだろうな。まあ、俺もあいつとは~
もっと話してみたい気はしてるが。▼~
:[ジェラルト]|そうか? そう言ってもらえると、~
俺としてもありがてえよ。▼~
:[シェズ]|……アンタも人の親なんだな。▼~
:[ジェラルト]|親らしいことは何もしてやれなかったが、~
心配くらいは、一応な。▼~
こうして味方になれたのも何かの縁だ。~
シェズ、あいつのことを頼む。▼~
:[シェズ]|……はあ。~
本当にすぐ死んじまいそうな言い方だな。▼~
:[ジェラルト]|茶化すなって。それでなくても、~
明日生きてる保証もねえ商売なんだ。▼~
頼んだぜ? いいよな?▼~
:[シェズ]|わかった。アンタにそこまで頼まれたら、~
断われないだろ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#vfcea38b]
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