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会話集/支援会話/フェルディナント(レスター諸侯同盟)
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[[会話集/支援会話]]
*フェルディナントの支援会話 [#vb40dbc3]
#contents
**リシテア [#w8b91553]
***支援C [#ccf9743f]
:[リシテア]|美味しいですね、この紅茶。~
甘さは物足りませんが、良い香りがします。▼~
:[フェルディナント]|気づいてくれたかい?▼~
実は、希少な薔薇の蜜を加えたのだ。▼~
:[リシテア]|なるほど、だから独特な味がするんですね。~
ちょっと気に入ったかも。▼~
:[フェルディナント]|蜜を濃く入れるほど、相手と濃密な時間を~
過ごせる……と言うわけさ。▼~
:[リシテア]|蜜の濃度はこれで結構です。甘いお菓子にも~
よく合いますし。あ、もうお菓子が……▼~
:[フェルディナント]|む……もう食べてしまったのか。~
残念ながら菓子はそれでおしまいだ。▼~
今は甘味が手に入りにくくてね……。他に~
欲しい物があるなら、なるべく応えるが。▼~
:[リシテア]|いえ、特には。お菓子がないなら、~
紅茶もこれで十分です。それでは……▼~
:[フェルディナント]|待ちたまえ。欲しい物がないなら、聞いて~
ほしい話はないか? 悩みがあるとか……。▼~
:[リシテア]|いえ、何も。それでは……▼~
:[フェルディナント]|……リシテア。私は知っているのだ。君には~
平民になりたいという悩みがあるそうだね?▼~
:[リシテア]|……誰から聞いたのか知りませんが、~
それは別に悩みではありません。▼~
平民になりたい、というのは~
そのとおりですけど。▼~
戦争が終わったら爵位を返上して、両親と~
静かに暮らすつもりです。それが何か?▼~
:[フェルディナント]|貴族の身分を捨てるというからには、~
何か大変な事情があってのことなのだろう?▼~
それに、平民の暮らしがどのようなものか、~
きっと不安を抱えているはずだ。▼~
私の知る限り、貴族から平民に落ちた者は、~
誰もが例外なく苦しい思いをしている。▼~
そのような将来が待っているとすれば、~
悩みの一つや二つ、必ず出てくるものさ。▼~
:[リシテア]|あんたが言っているのは、何かやらかして~
爵位を取り上げられた没落貴族でしょう?▼~
わたしの場合、貴族の身分を捨てたくて~
捨てるんです。一緒にしないでくれます?▼~
:[フェルディナント]|そ、そうか……ならば、~
私から一つ、提案がある。▼~
平民になったとして、貴族との垣根を~
越えるような生き方をしてはどうだ?▼~
優秀な貴族としての経験がある君が、~
一平民として埋もれてしまうのは惜しい。▼~
君ならば、平民の目線からこの世界を~
変えていくような存在にもなれるはずだ。▼~
君からの提言なら貴族も必ず耳を傾ける。~
平民の暮らしをより良くするために……▼~
:[リシテア]|もうやめて。確かに、あんたの考えは~
素晴らしいと思います。▼~
でも……わたしにそんなことを~
語っても無意味です。▼~
平民のためとか、世界のためとか……~
それは貴族が考えることでしょう?▼~
わたしにはもう、このフォドラのために~
何かを背負うことなんてできない。▼~
ただ両親に寄り添って、残りの人生を~
静かに暮らすことしか……。▼~
:[フェルディナント]|リシテア……?▼~
:[リシテア]|あんたが入れた紅茶、美味しかったです。~
ごちそうさまでした。▼~
(リシテアが去る)
:[フェルディナント]|………………。▼~
***支援B [#e093a054]
(※支援会話なし)
***支援A [#h473372a]
:[フェルディナント]|リシテア!▼~
:[リシテア]|……大声で名前を呼ばないでください。~
何かわたしに用ですか?▼~
:[フェルディナント]|君に伝えてたいことがあってきたのだ。~
少し時間を貰えないかね?▼~
:[リシテア]|伝えたいこと……?~
構いませんが、手短にお願いします。▼~
:[フェルディナント]|もちろんだとも。~
率直に言って君の将来のことだ、リシテア。▼~
:[リシテア]|……?▼~
:[フェルディナント]|私は解せなかったのだ。君ほどの才女が、~
このような非合理な生き方を選ぶのか。▼~
何のために生き急いでいるのか、~
なぜ貴族の地位を捨てるのか。▼~
私は、その理由を探した。~
君の生きる理由を、理解しようとした。▼~
:[リシテア]|迷惑なのでやめてくれます?▼~
……って言っても手遅れですね。~
仕方ありません、続きをどうぞ。▼~
:[フェルディナント]|ああ。私はついに君の秘密を探り当て、~
ここに来た。▼~
君が、短命を宣告されているという~
事実を知ったのだ。▼~
:[リシテア]|………………。▼~
それで、わたしの秘密を知って、~
あんたは何がしたいんですか?▼~
わたしには選択肢なんてないんです。~
だから、放っておいてください。▼~
:[フェルディナント]|……本当に、選択肢はないのか?▼~
:[リシテア]|わたしは両親のこと以外に何も背負うことは~
できません。他に何の選択肢があると?▼~
:[フェルディナント]|それは、今はわからない。~
だが……▼~
:[リシテア]|ほら、わからないじゃありませんか。~
わたしだって、何かできるなら……▼~
:[フェルディナント]|今は、と言ったぞ、リシテア。▼~
残された時間が少ないとしても、~
明日明後日という話ではないのだろう?▼~
それならば、何かがあるかもしれない。~
私を侮らないでもらいたい。▼~
:[リシテア]|何かあるかもですって……?~
いったい何があるって言うんです?▼~
そんな正体のない希望にすがって~
生きるのは、ずっと前にやめたんです!▼~
:[フェルディナント]|リシテア……頼む。~
可能性から目を背けないでくれ。▼~
アランデル公を始め帝国の闇で暗躍していた~
連中は、多くの情報を置き去りにした。▼~
その内容について、ヒューベルトと共に~
調査してきたのは君も知ってのとおりだ。▼~
そしてその中から、コーデリア家で行われた~
実験についての記録が……見つかったんだ。▼~
:[リシテア]|……!!▼~
本当、なんですか。▼~
:[フェルディナント]|ああ。それがすぐに君の問題の解決に~
繋がる保証は何もないが……▼~
-リンハルト、ハンネマン生存時
:[フェルディナント]|リンハルトやハンネマン先生など、~
帝国の叡智が研究に乗り出してくれている。▼~
-リンハルトロスト時~
またはハンネマン死亡時(EP.13~)
:[フェルディナント]|帝国の誇る紋章学者らにも協力を仰ぎ、~
幾つかの謎は解明されつつある。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|だから待っていてくれ、リシテア。必ずや~
君の命が燃え尽きる前に間に合わせよう。▼~
(フェルディナントが去る)
:[リシテア]|……そんなことが。▼~
って、フェルディナント!~
わたしもその調査に交ぜなさい!▼~
絶対そのほうが良いじゃないですか!~
待ちなさいってばー!!▼~
(リシテアが走り去る)
**レオニー [#rd76b428]
***支援C [#vdf04e7f]
:[フェルディナント]|これは……誰か掃除を怠ったな。~
今、綺麗にしてやるからな。▼~
:[レオニー]|………………。▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|うーむ、最近、手入れがおざなりなよう...
私が整備してやろう……。▼~
:[レオニー]|フェルディナント、道具の手入れ中か?~
それ、あんたの担当じゃなかっただろ。▼~
:[フェルディナント]|ああ。だが、放置はできないからな。~
長持ちさせたほうが、皆が助かる。▼~
:[レオニー]|わたしも手伝うよ。~
こういうの、嫌いじゃないんだ。▼~
:[フェルディナント]|そうか、ありがたい。ではそちらの道具...
取りかかってくれるかね。▼~
:[レオニー]|任せといて。~
……ねえ、フェルディナント。▼~
あんた、本当に貴族か?▼~
:[フェルディナント]|貴族か、だと!? 言うに事欠いて、~
私にそれを問うというのかね、君は。▼~
私が貴族でなければ……いったい誰が~
貴族だというのだ。▼~
私の名はフェルディナント=フォン=~
エーギルだぞ!▼~
:[レオニー]|いや、あんたの名がフェルディナント=~
フォン=エーギルなことはわかってるよ。▼~
:[フェルディナント]|まさか、エーギル家の爵位継承が保留に~
なっていることを指摘しているのか?▼~
そこを突かれると確かに痛いが、決して~
爵位を没収されたわけではないのだよ。▼~
:[レオニー]|へえ……~
いや、そういう話でもないんだけど。▼~
身分は確かに貴族様なんだろうけどさ。~
中身がどっか平民っぽいなーと思って。▼~
:[フェルディナント]|中身が平民!? 誰よりも貴族らしく~
あろうとしている私が、平民……!?▼~
:[レオニー]|ああ、臭い厩舎の掃除を率先してやったり、~
汚れた道具の手入れを自分から始めたり。▼~
そんな貴族、聞いたことないよ。~
普通は平民にやらせるもんじゃないか?▼~
:[フェルディナント]|何を言う。貴族は常に平民の模範たれ!~
私はそう考えている。▼~
特にここのように、身分の違う者たちが~
共同で生活を送る場所では……▼~
貴族こそが率先して行動しなければ。~
皆の先頭に立ってこその貴族なのだよ。▼~
:[レオニー]|うーん、その考えは立派だと思うけど、~
それを実践してる貴族って他にいるのか?▼~
帝国貴族は知らないけど、レスターの貴族は~
そんなこと考えてないんじゃないかな。▼~
顔を合わせただけで嫌な顔したり、平民を~
汚いもの扱いしたりする奴だっていてさ。▼~
-ローレンツが自軍にいる
:[レオニー]|ローレンツも貴族と平民を区別したり~
するけど、かなりマシなほうだよ。▼~
:[フェルディナント]|まあ、彼はこの私が認める貴族の一人では~
あるからな。▼~
ともかく……帝国にもそういった、~
貴族の風上にも置けない者はいるさ。▼~
-ローレンツが自軍にいない
:[フェルディナント]|ふむ……帝国にもそういった、~
貴族の風上にも置けない者はいるさ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|だが、そんな者たちをして「帝国貴族」と~
呼ばれるのは我慢がならないぞ。▼~
:[レオニー]|ふーん……?~
やっぱり国の違いが大きいのかね?▼~
***支援B [#n37ba1eb]
:[フェルディナント]|うむ、今日も逞しいな。~
しっかりと毛並みを整えてやろう。▼~
(レオニーが来る)
:[レオニー]|おい、フェルディナント。▼~
:[フェルディナント]|ああ、レオニーか。~
何の用だね?▼~
:[レオニー]|わたしは調べてきたんだ。~
やっぱりおかしいのはあんただった!▼~
:[フェルディナント]|……私の何がおかしいのだ。~
言葉が足りないぞ、レオニー。▼~
:[レオニー]|貴族でも、進んで厩舎を掃除したり、~
汚れた道具を整備したりするって話だよ。▼~
帝国の貴族で、担当でもないのに勝手に~
やってるのはあんただけだったぞ!▼~
つまり、帝国も同盟も貴族は同じ。~
わたしの言うことが合ってたってことだ。▼~
:[フェルディナント]|ううむ、君の言いたいことはわかった。▼~
確かに君の調べた範囲では、行動に~
移していたのは私だけだったのだろう。▼~
だが、それは表面的な話に過ぎない。~
本質は違う。▼~
:[レオニー]|本質? どういう意味だよ?▼~
:[フェルディナント]|真に貴族である者は皆、私と同じように~
考えているのだ。頭の中ではな。▼~
それを行動に移した者が、今回はたまたま、~
私しかいなかったのだろう。▼~
その行為をおかしいと断ずるのであれば、~
皆の思考もおかしいということになる。▼~
つまり、私を含めた世の貴族は~
皆おかしいということになってしまう。▼~
:[レオニー]|はあ? 意味のわからないことを言って、~
煙に巻こうとしてないか?▼~
どうしてそうなるんだよ。~
あんた以外の貴族はおかしくないって。▼~
:[フェルディナント]|……どうやら議論は平行線のようだ。▼~
:[レオニー]|そうみたいだね。~
わたしが間違ってるとは思わないけどさ。▼~
:[フェルディナント]|ならば、わかってもらうしかあるまい。~
私が正しき貴族であると!▼~
:[レオニー]|だったら、こっちもわかってもらうよ。~
あんたみたいな貴族は他にいないって!▼~
:[フェルディナント]|………………。▼~
:[レオニー]|………………。▼~
:[フェルディナント]|ふっ、私としたことが少し意地を~
張ってしまったな。▼~
このような話、決して理解を~
強いるべきではないというのに。▼~
貴族にあるまじき行為だった。~
謝罪させてもらおう。▼~
:[レオニー]|いや、こっちこそ熱くなっちゃって……~
悪かったよ。▼~
あんたが率先していろいろやってくれるのは~
確かなのにさ。▼~
それが貴族かどうかなんて話、~
ほんとどうでもいいよな。ごめん。▼~
:[フェルディナント]|いいさ、気にすることはない。~
それに私には閃いたことがある。▼~
結局、問題は私ではなく……世の貴族が~
信用されていないことなのだ。▼~
となれば、私がいっそう行動に移し、~
貴族の正しさを知らしめねばならない。▼~
見ていたまえ、レオニー。~
きっと君が思う貴族は消えてなくなるぞ。▼~
(フェルディナントが去る)
:[レオニー]|……ん? そうなったら凄いけど、~
もはや貴族とか関係なくならないか?▼~
平民に率先して汚い仕事をやり、平民を~
馬鹿にしないんだろ? 平民じゃないか。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#xbd883bb]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*フェルディナントの支援会話 [#vb40dbc3]
#contents
**リシテア [#w8b91553]
***支援C [#ccf9743f]
:[リシテア]|美味しいですね、この紅茶。~
甘さは物足りませんが、良い香りがします。▼~
:[フェルディナント]|気づいてくれたかい?▼~
実は、希少な薔薇の蜜を加えたのだ。▼~
:[リシテア]|なるほど、だから独特な味がするんですね。~
ちょっと気に入ったかも。▼~
:[フェルディナント]|蜜を濃く入れるほど、相手と濃密な時間を~
過ごせる……と言うわけさ。▼~
:[リシテア]|蜜の濃度はこれで結構です。甘いお菓子にも~
よく合いますし。あ、もうお菓子が……▼~
:[フェルディナント]|む……もう食べてしまったのか。~
残念ながら菓子はそれでおしまいだ。▼~
今は甘味が手に入りにくくてね……。他に~
欲しい物があるなら、なるべく応えるが。▼~
:[リシテア]|いえ、特には。お菓子がないなら、~
紅茶もこれで十分です。それでは……▼~
:[フェルディナント]|待ちたまえ。欲しい物がないなら、聞いて~
ほしい話はないか? 悩みがあるとか……。▼~
:[リシテア]|いえ、何も。それでは……▼~
:[フェルディナント]|……リシテア。私は知っているのだ。君には~
平民になりたいという悩みがあるそうだね?▼~
:[リシテア]|……誰から聞いたのか知りませんが、~
それは別に悩みではありません。▼~
平民になりたい、というのは~
そのとおりですけど。▼~
戦争が終わったら爵位を返上して、両親と~
静かに暮らすつもりです。それが何か?▼~
:[フェルディナント]|貴族の身分を捨てるというからには、~
何か大変な事情があってのことなのだろう?▼~
それに、平民の暮らしがどのようなものか、~
きっと不安を抱えているはずだ。▼~
私の知る限り、貴族から平民に落ちた者は、~
誰もが例外なく苦しい思いをしている。▼~
そのような将来が待っているとすれば、~
悩みの一つや二つ、必ず出てくるものさ。▼~
:[リシテア]|あんたが言っているのは、何かやらかして~
爵位を取り上げられた没落貴族でしょう?▼~
わたしの場合、貴族の身分を捨てたくて~
捨てるんです。一緒にしないでくれます?▼~
:[フェルディナント]|そ、そうか……ならば、~
私から一つ、提案がある。▼~
平民になったとして、貴族との垣根を~
越えるような生き方をしてはどうだ?▼~
優秀な貴族としての経験がある君が、~
一平民として埋もれてしまうのは惜しい。▼~
君ならば、平民の目線からこの世界を~
変えていくような存在にもなれるはずだ。▼~
君からの提言なら貴族も必ず耳を傾ける。~
平民の暮らしをより良くするために……▼~
:[リシテア]|もうやめて。確かに、あんたの考えは~
素晴らしいと思います。▼~
でも……わたしにそんなことを~
語っても無意味です。▼~
平民のためとか、世界のためとか……~
それは貴族が考えることでしょう?▼~
わたしにはもう、このフォドラのために~
何かを背負うことなんてできない。▼~
ただ両親に寄り添って、残りの人生を~
静かに暮らすことしか……。▼~
:[フェルディナント]|リシテア……?▼~
:[リシテア]|あんたが入れた紅茶、美味しかったです。~
ごちそうさまでした。▼~
(リシテアが去る)
:[フェルディナント]|………………。▼~
***支援B [#e093a054]
(※支援会話なし)
***支援A [#h473372a]
:[フェルディナント]|リシテア!▼~
:[リシテア]|……大声で名前を呼ばないでください。~
何かわたしに用ですか?▼~
:[フェルディナント]|君に伝えてたいことがあってきたのだ。~
少し時間を貰えないかね?▼~
:[リシテア]|伝えたいこと……?~
構いませんが、手短にお願いします。▼~
:[フェルディナント]|もちろんだとも。~
率直に言って君の将来のことだ、リシテア。▼~
:[リシテア]|……?▼~
:[フェルディナント]|私は解せなかったのだ。君ほどの才女が、~
このような非合理な生き方を選ぶのか。▼~
何のために生き急いでいるのか、~
なぜ貴族の地位を捨てるのか。▼~
私は、その理由を探した。~
君の生きる理由を、理解しようとした。▼~
:[リシテア]|迷惑なのでやめてくれます?▼~
……って言っても手遅れですね。~
仕方ありません、続きをどうぞ。▼~
:[フェルディナント]|ああ。私はついに君の秘密を探り当て、~
ここに来た。▼~
君が、短命を宣告されているという~
事実を知ったのだ。▼~
:[リシテア]|………………。▼~
それで、わたしの秘密を知って、~
あんたは何がしたいんですか?▼~
わたしには選択肢なんてないんです。~
だから、放っておいてください。▼~
:[フェルディナント]|……本当に、選択肢はないのか?▼~
:[リシテア]|わたしは両親のこと以外に何も背負うことは~
できません。他に何の選択肢があると?▼~
:[フェルディナント]|それは、今はわからない。~
だが……▼~
:[リシテア]|ほら、わからないじゃありませんか。~
わたしだって、何かできるなら……▼~
:[フェルディナント]|今は、と言ったぞ、リシテア。▼~
残された時間が少ないとしても、~
明日明後日という話ではないのだろう?▼~
それならば、何かがあるかもしれない。~
私を侮らないでもらいたい。▼~
:[リシテア]|何かあるかもですって……?~
いったい何があるって言うんです?▼~
そんな正体のない希望にすがって~
生きるのは、ずっと前にやめたんです!▼~
:[フェルディナント]|リシテア……頼む。~
可能性から目を背けないでくれ。▼~
アランデル公を始め帝国の闇で暗躍していた~
連中は、多くの情報を置き去りにした。▼~
その内容について、ヒューベルトと共に~
調査してきたのは君も知ってのとおりだ。▼~
そしてその中から、コーデリア家で行われた~
実験についての記録が……見つかったんだ。▼~
:[リシテア]|……!!▼~
本当、なんですか。▼~
:[フェルディナント]|ああ。それがすぐに君の問題の解決に~
繋がる保証は何もないが……▼~
-リンハルト、ハンネマン生存時
:[フェルディナント]|リンハルトやハンネマン先生など、~
帝国の叡智が研究に乗り出してくれている。▼~
-リンハルトロスト時~
またはハンネマン死亡時(EP.13~)
:[フェルディナント]|帝国の誇る紋章学者らにも協力を仰ぎ、~
幾つかの謎は解明されつつある。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|だから待っていてくれ、リシテア。必ずや~
君の命が燃え尽きる前に間に合わせよう。▼~
(フェルディナントが去る)
:[リシテア]|……そんなことが。▼~
って、フェルディナント!~
わたしもその調査に交ぜなさい!▼~
絶対そのほうが良いじゃないですか!~
待ちなさいってばー!!▼~
(リシテアが走り去る)
**レオニー [#rd76b428]
***支援C [#vdf04e7f]
:[フェルディナント]|これは……誰か掃除を怠ったな。~
今、綺麗にしてやるからな。▼~
:[レオニー]|………………。▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|うーむ、最近、手入れがおざなりなよう...
私が整備してやろう……。▼~
:[レオニー]|フェルディナント、道具の手入れ中か?~
それ、あんたの担当じゃなかっただろ。▼~
:[フェルディナント]|ああ。だが、放置はできないからな。~
長持ちさせたほうが、皆が助かる。▼~
:[レオニー]|わたしも手伝うよ。~
こういうの、嫌いじゃないんだ。▼~
:[フェルディナント]|そうか、ありがたい。ではそちらの道具...
取りかかってくれるかね。▼~
:[レオニー]|任せといて。~
……ねえ、フェルディナント。▼~
あんた、本当に貴族か?▼~
:[フェルディナント]|貴族か、だと!? 言うに事欠いて、~
私にそれを問うというのかね、君は。▼~
私が貴族でなければ……いったい誰が~
貴族だというのだ。▼~
私の名はフェルディナント=フォン=~
エーギルだぞ!▼~
:[レオニー]|いや、あんたの名がフェルディナント=~
フォン=エーギルなことはわかってるよ。▼~
:[フェルディナント]|まさか、エーギル家の爵位継承が保留に~
なっていることを指摘しているのか?▼~
そこを突かれると確かに痛いが、決して~
爵位を没収されたわけではないのだよ。▼~
:[レオニー]|へえ……~
いや、そういう話でもないんだけど。▼~
身分は確かに貴族様なんだろうけどさ。~
中身がどっか平民っぽいなーと思って。▼~
:[フェルディナント]|中身が平民!? 誰よりも貴族らしく~
あろうとしている私が、平民……!?▼~
:[レオニー]|ああ、臭い厩舎の掃除を率先してやったり、~
汚れた道具の手入れを自分から始めたり。▼~
そんな貴族、聞いたことないよ。~
普通は平民にやらせるもんじゃないか?▼~
:[フェルディナント]|何を言う。貴族は常に平民の模範たれ!~
私はそう考えている。▼~
特にここのように、身分の違う者たちが~
共同で生活を送る場所では……▼~
貴族こそが率先して行動しなければ。~
皆の先頭に立ってこその貴族なのだよ。▼~
:[レオニー]|うーん、その考えは立派だと思うけど、~
それを実践してる貴族って他にいるのか?▼~
帝国貴族は知らないけど、レスターの貴族は~
そんなこと考えてないんじゃないかな。▼~
顔を合わせただけで嫌な顔したり、平民を~
汚いもの扱いしたりする奴だっていてさ。▼~
-ローレンツが自軍にいる
:[レオニー]|ローレンツも貴族と平民を区別したり~
するけど、かなりマシなほうだよ。▼~
:[フェルディナント]|まあ、彼はこの私が認める貴族の一人では~
あるからな。▼~
ともかく……帝国にもそういった、~
貴族の風上にも置けない者はいるさ。▼~
-ローレンツが自軍にいない
:[フェルディナント]|ふむ……帝国にもそういった、~
貴族の風上にも置けない者はいるさ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|だが、そんな者たちをして「帝国貴族」と~
呼ばれるのは我慢がならないぞ。▼~
:[レオニー]|ふーん……?~
やっぱり国の違いが大きいのかね?▼~
***支援B [#n37ba1eb]
:[フェルディナント]|うむ、今日も逞しいな。~
しっかりと毛並みを整えてやろう。▼~
(レオニーが来る)
:[レオニー]|おい、フェルディナント。▼~
:[フェルディナント]|ああ、レオニーか。~
何の用だね?▼~
:[レオニー]|わたしは調べてきたんだ。~
やっぱりおかしいのはあんただった!▼~
:[フェルディナント]|……私の何がおかしいのだ。~
言葉が足りないぞ、レオニー。▼~
:[レオニー]|貴族でも、進んで厩舎を掃除したり、~
汚れた道具を整備したりするって話だよ。▼~
帝国の貴族で、担当でもないのに勝手に~
やってるのはあんただけだったぞ!▼~
つまり、帝国も同盟も貴族は同じ。~
わたしの言うことが合ってたってことだ。▼~
:[フェルディナント]|ううむ、君の言いたいことはわかった。▼~
確かに君の調べた範囲では、行動に~
移していたのは私だけだったのだろう。▼~
だが、それは表面的な話に過ぎない。~
本質は違う。▼~
:[レオニー]|本質? どういう意味だよ?▼~
:[フェルディナント]|真に貴族である者は皆、私と同じように~
考えているのだ。頭の中ではな。▼~
それを行動に移した者が、今回はたまたま、~
私しかいなかったのだろう。▼~
その行為をおかしいと断ずるのであれば、~
皆の思考もおかしいということになる。▼~
つまり、私を含めた世の貴族は~
皆おかしいということになってしまう。▼~
:[レオニー]|はあ? 意味のわからないことを言って、~
煙に巻こうとしてないか?▼~
どうしてそうなるんだよ。~
あんた以外の貴族はおかしくないって。▼~
:[フェルディナント]|……どうやら議論は平行線のようだ。▼~
:[レオニー]|そうみたいだね。~
わたしが間違ってるとは思わないけどさ。▼~
:[フェルディナント]|ならば、わかってもらうしかあるまい。~
私が正しき貴族であると!▼~
:[レオニー]|だったら、こっちもわかってもらうよ。~
あんたみたいな貴族は他にいないって!▼~
:[フェルディナント]|………………。▼~
:[レオニー]|………………。▼~
:[フェルディナント]|ふっ、私としたことが少し意地を~
張ってしまったな。▼~
このような話、決して理解を~
強いるべきではないというのに。▼~
貴族にあるまじき行為だった。~
謝罪させてもらおう。▼~
:[レオニー]|いや、こっちこそ熱くなっちゃって……~
悪かったよ。▼~
あんたが率先していろいろやってくれるのは~
確かなのにさ。▼~
それが貴族かどうかなんて話、~
ほんとどうでもいいよな。ごめん。▼~
:[フェルディナント]|いいさ、気にすることはない。~
それに私には閃いたことがある。▼~
結局、問題は私ではなく……世の貴族が~
信用されていないことなのだ。▼~
となれば、私がいっそう行動に移し、~
貴族の正しさを知らしめねばならない。▼~
見ていたまえ、レオニー。~
きっと君が思う貴族は消えてなくなるぞ。▼~
(フェルディナントが去る)
:[レオニー]|……ん? そうなったら凄いけど、~
もはや貴族とか関係なくならないか?▼~
平民に率先して汚い仕事をやり、平民を~
馬鹿にしないんだろ? 平民じゃないか。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#xbd883bb]
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