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会話集/支援会話/フェルディナント(アドラステア帝国)
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[[会話集/支援会話]]
*フェルディナントの支援会話 [#ib12d5bf]
#contents
**エーデルガルト [#kf1fefce]
[[エーデルガルトのページへ>../エーデルガルト(アドラステア...
**ヒューベルト [#na82d739]
[[ヒューベルトのページへ>../ヒューベルト(アドラステア帝国...
**リンハルト [#wc5668d5]
***支援C [#qb170669]
:[リンハルト]|……ふう、ここはこんな感じかな。▼~
:[フェルディナント]|やあ、リンハルト。~
外で……絵を描いているとは珍しいな。▼~
:[リンハルト]|絵を描いてるっていうか……、~
飛竜の姿を写してるんだよ。▼~
見えるかな、あの丘の上。~
野生の飛竜が身を休めてるだろう?▼~
:[フェルディナント]|ああ、確かに。珍しいな。~
それで、どんな絵を……▼~
……うむ。芸術性はあまり感じないが、~
何というか、嫌に正確だな。▼~
これらの鱗の形など、あそこから~
そのまま持ってきて置いたような……。▼~
:[リンハルト]|だから、絵じゃないって。~
研究に使えるかと思ってさ。▼~
資料は正確なほど良いんだよ。~
数字だって、報告だって、そうでしょ?▼~
:[フェルディナント]|なるほど……研究用と割り切れば、~
求められるのは正確性のみというわけか。▼~
:[リンハルト]|そうそう。~
芸術なんて僕にはよくわからないよ。▼~
-ベルナデッタ生存時
:[リンハルト]|
そう言うのはわかる人が描けば良いのさ。~
変な感性のある、ベルナデッタとかね。▼~
-ベルナデッタロスト時
:[リンハルト]|そう言うのはわかる人が描けば良いのさ。~
変な感性が必要なんだよ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|だが、これが絵として評価される時代が、~
来ることもあるのかもしれないな。▼~
:[リンハルト]|へえ、何で?▼~
:[フェルディナント]|ふと思ったのだ。~
遠い未来の人が過去に思いを馳せる時……▼~
素晴らしい芸術よりも、ただありのままを~
写した絵に価値が出てくるのでは、と。▼~
:[リンハルト]|そうかな? 人が古代の芸術品なんかを~
有り難がるのは変わらなさそうじゃない?▼~
君だって、そういう嗜好を持つ者の~
一人じゃないかな。▼~
:[フェルディナント]|もちろんだとも。~
その点は否定の必要もない。▼~
だが、創造的で偉大な芸術品の横に、~
この端正な写し描きが並び立つ……。▼~
そんな未来を想像してしまったのだよ。~
君もその光景を思い浮かべたまえ!▼~
:[リンハルト]|……君の話は、いつも前向きだなあ。~
ずっと未来を見据えてる。▼~
:[フェルディナント]|君は違うと?~
私は君も随分、前向きだと思っていたが。▼~
:[リンハルト]|うーん、僕は未来を後ろ向きに~
見据えているからなあ。▼~
何もしないで寝ていられる未来のために、~
今を寝ないでいるわけだし。▼~
:[フェルディナント]|生憎だが……私としては、今も未来も君に~
いろいろしてもらいたいと思っている。▼~
手始めに、~
私の絵を描くというのはどうだね?▼~
:[リンハルト]|だから僕が描いているのは絵じゃないよ。~
ただ君の姿を写したものでいいの?▼~
:[フェルディナント]|むしろそれがいいのだ。~
きっと遠い子孫が私に思いを馳せてくれる。▼~
何なら、君が研究してくれても良いぞ。~
貴族を代表する男の姿だ。▼~
:[リンハルト]|………………。~
まあ、描くこと自体は構わないよ。▼~
いや、君を研究する気はまったく、~
少しも、かすかにもないけど。▼~
その自信の源がどこにあるのか、~
気にならないこともないね……。▼~
**カスパル [#m01fd195]
***支援C [#t6a36e4b]
(※支援会話なし)
***支援B [#l2c9a4ab]
(※支援会話なし)
***支援A [#wb4b198e]
:[カスパル]|よし、と……ん?~
こんな模様あったか?▼~
:[フェルディナント]|どうしたカスパル。~
それは鎧の……む?▼~
模様ではなく亀裂ではないかね?~
真っすぐ入っているから分かりにくいが。▼~
補修しにくい箇所だな……。~
残念だが、訓練用に回したほうがよかろう。▼~
:[カスパル]|お前、よくわかるな!~
オレには全然わかんねえ……。▼~
いやあ、やっぱフェルディナントは~
何でもできて凄えぜ!▼~
:[フェルディナント]|ふ……それほどでもないさ。~
それよりカスパル、何か悩みでもあるのか?▼~
いや、気のせいかもしれないが、~
ふとそんな気がしてな。▼~
:[カスパル]|そこまでわかるのか!~
まあ、実はちょっとな……。▼~
もっと手柄を立てたいから、この戦いが長く~
続いて欲しいって言ってるヤツがいてよ。▼~
それは違えだろ!って注意はしたけど、~
同時に考えちまったんだ。▼~
戦争が終わったら、オレは何してるんだろ、~
オレはどうなるんだろうってな。▼~
:[フェルディナント]|ふむ……特に心配はないように思うがね。▼~
今後の体制次第ではあるが……▼~
君は将として立派に結果を出している。~
しっかりと評価されるのでは?▼~
:[カスパル]|それはそうかもしれねえが、~
オレはやっぱ戦ってんのが一番だろ?▼~
お前と違って、いろいろ器用にできねえし。~
らしくもねえ悩みだぜ、がっはっは。▼~
:[フェルディナント]|らしくもないなどということはない。~
誰しも悩みを持つものだ。▼~
かくいう私も、悩みの一つや二つあるさ。▼~
:[カスパル]|フェルディナントもか?~
例えば、どんな悩みなんだ?▼~
:[フェルディナント]|そうだな……。▼~
君は先程、私を「器用」や「何でもできる」~
などと評したが……それが悩みだ。▼~
:[カスパル]|ええっ!? 事実だろ!?~
何で悩む必要があんだよ……。▼~
:[フェルディナント]|確かに私は器用なほうだろう。~
たいていのことは難なくこなせる。▼~
-ヒューベルト×フェルディナントの支援レベルがB以下
:[フェルディナント]|苦手なものも少なく……~
テフなどの刺激物くらいだろうか。▼~
-ヒューベルト×フェルディナントの支援レベルがA
:[フェルディナント]|苦手なものも少なく……~
好き嫌いもほとんどない。▼~
《共通》~
:[カスパル]|だろ? だったら……▼~
:[フェルディナント]|しかし私にとってそれは、突出した~
才がないことの裏返しでしかないのだ。▼~
器用貧乏な私には、君のように一つの分野に~
類い稀な才能を示す者が眩しく見えるよ。▼~
:[カスパル]|………………。▼~
どわっはっはっはっは!~
考えすぎだぜ、フェルディナント!▼~
オレをそこまで買ってくれてんのは嬉しいが、~
お前と比べられちゃ流石に恥ずかしい。▼~
:[フェルディナント]|そ、そうかね?▼~
:[カスパル]|いいか、オレは理学が駄目だし、軍略だって~
からきしだ。連携を取るのも苦手だよな。▼~
フェルディナント、お前はその全部で~
オレを助けられるんだぜ。▼~
いや、オレだけじゃねえ。何でもできる~
お前なら、誰の苦手だって補えるだろ?▼~
うーん、悩んでんのが馬鹿らしいな。~
よっしゃあ! 走りこんでくるぜええ!▼~
(カスパル去る)
:[フェルディナント]|待ちたまえ、カスパル!~
……行ってしまった。▼~
だが、そうか。~
苦手がなければ誰をも助けられる、か。▼~
**ベルナデッタ [#t29fe072]
***支援C [#dc4c8a50]
:[ベルナデッタ]|はあ……。~
またみんなに迷惑かけちゃったな……。▼~
(フェルディナントが駆け寄る)
:[フェルディナント]|ここにいたか……! 食事の時間にも~
姿を見せないので心配していたのだぞ。▼~
:[ベルナデッタ]|ぽふぇっ!?~
だ、大丈夫ですよ! 元気です!▼~
:[フェルディナント]|お腹は空いていないのか? ……まさか、~
空腹に耐え切れずにそこらの草を口に……?▼~
このあたりには厄介な毒を持つ野草も~
生えていると聞いた。気をつけてくれ。▼~
:[ベルナデッタ]|そんなことしませんよ!~
あたしを何だと思ってるんです!?▼~
それに、どくがあるかどうかなんて、~
ベルにかかれば一目瞭然なんですから!▼~
:[フェルディナント]|ほう、自信があるのだな。~
とてもそうは見えないのだが……。▼~
そこまで言うなら、念のためだ。~
君の目を試させてもらおう。▼~
:[ベルナデッタ]|はえっ?▼~
:[フェルディナント]|そうだ、どちらが食用の野草を集められ...
勝負ということにしないか?▼~
:[ベルナデッタ]|はえええええっ!?▼~
:[フェルディナント]|食糧はいくらあっても困らないからな。~
皆のためにもなる。素晴らしい思いつきだ!▼~
:[ベルナデッタ]|うええん……。~
どうしてこんなことに……。▼~
(暗転)
:[ベルナデッタ]|これは……お腹が痛くなるやつ?~
そっちは……苦いやつ、かな。▼~
うー……わかんないよお。~
絵でしか見たことないもん……。▼~
でも、これはきっと大丈夫なはず!~
これと、これと……。▼~
よし、あっちも……ん?~
フェルディナントさん?▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|この艶、この大きさ、そして鮮やかな赤……~
素晴らしく食べられそうな葉ではないか。▼~
おっと、やはりこの木の下には球根が……!~
白くて大きくて美味しそうだな!▼~
:[ベルナデッタ]|うにゃああああああああ!!!▼~
:[フェルディナント]|この声は……ベルナデッタ!?▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|ふむ、飛び出た鼠に驚き、逃げた末に~
転んでしまった……というわけか。▼~
:[ベルナデッタ]|集めた野草も全部どっか~
行っちゃいましたよおお……。▼~
:[フェルディナント]|それより傷を見せたまえ……かすり傷か。~
念のため、拠点に戻って手当をしよう。▼~
:[ベルナデッタ]|はい、ありがとうございます……。▼~
……あっ!?~
その葉っぱ! 手に持ってるやつ!▼~
:[フェルディナント]|これか? これがどうしたのかね?~
もしや空腹だから歩きながら食べるとか……▼~
:[ベルナデッタ]|そんなわけないじゃないですかあ!~
血止めの効果がある薬草なんですよ、それ!▼~
:[フェルディナント]|なに? ならばちょうどいいな!~
これを使って手当てしよう。▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|しかし、薬草も見分けられるとは、~
ベルナデッタの目は本物だったのだな……。▼~
:[ベルナデッタ]|ふっふーん。~
ようやく分かりましたか!▼~
フェルディナントさんが集めた野草だって、~
ちゃーんと見分けられ……え? ええ?▼~
:[フェルディナント]|ふっ、あまりの野草の上質さに~
開いた口が塞がらないかね?▼~
:[ベルナデッタ]|いや、あの……~
ぜ、ぜ、全部、猛毒ですうううう!▼~
:[フェルディナント]|なっ! そんなはずは……~
この美しい葉は? このたくましい蔓は?▼~
:[ベルナデッタ]|全部、駄目です!~
早く捨ててくださいいいいいい!!▼~
**ドロテア [#x73a322b]
***支援C [#q5495ec7]
(※支援会話なし)
***支援B [#j4d2634d]
:[エーデルガルト]|……どうしたの、フェルディナント。~
ただの水やりを、そんな目で眺めて。▼~
:[フェルディナント]|少し昔を思い出していただけさ。~
アンヴァルでの出来事をな。▼~
:[エーデルガルト]|昔? 何の話かしら。▼~
:[フェルディナント]|いや、本当にたいした話ではないのだ。▼~
子供の頃、市街の大通りにある噴水で、~
歌いながら舞う水の精を見たのだよ。▼~
陽光に煌めく少女のような姿が美しく……~
幼い私は恥ずかしくなって逃げ出した。▼~
:[ドロテア]|え……? それって……。▼~
:[エーデルガルト]|本当に水の精だったの?~
見間違いでは……。▼~
:[フェルディナント]|しっかりと歌が私の耳に届いたのだ。~
帝都の平民たちの間で歌われる牧歌だった。▼~
しかし、勇気を出して戻ってきた時には~
姿形もなかった。▼~
その少女は……服のようなものは何も~
身にまとっていなかった気がしてな。▼~
:[エーデルガルト]|それは流石に、現実とは思えないわね。~
水の精、か……。▼~
:[ドロテア]|ええ……あの時のフェルくんって……~
うそ、私、誤解してた……?▼~
というか、よく考えたら、~
確かに私、あんな場所で……。▼~
い、今は顔なんて合わせられないわ。~
早く戻って……▼~
:[フェルディナント]|む? そこにいるのはドロテアか?~
何をしているんだ?▼~
:[ドロテア]|……! 気づかれた!?~
落ち着いて、大丈夫よ、落ち着きましょう。▼~
(ドロテア、エーデルガルトとフェルディナントの前に出る)
:[ドロテア]|まあ、フェルくんにエーデルちゃん。~
こんなところで奇遇ね。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、貴方は……あら?~
顔が少し赤いわね。▼~
:[フェルディナント]|ふむ、確かにそうだな。~
熱があるのか? 体調はどうだ、ドロテア。▼~
:[ドロテア]|ほ、ほんと? どうしたのかしらね。~
体調は平気だけれど……。▼~
少し様子を見てみるわ。~
それじゃ、私はこれで……。▼~
:[フェルディナント]|待ちたまえ! 急に具合が悪くなるかも~
しれない。私が送ろう。▼~
:[ドロテア]|えっ!? 大丈夫よ!~
すぐそこだから。▼~
:[フェルディナント]|そうはいかない。~
何かあってからでは遅いのだぞ?▼~
さあ、私に掴まれ。~
何なら私が君を抱きかかえて……▼~
:[ドロテア]|……! もう! 余計なお世話です!~
私に近づかないでちょうだい!▼~
(ドロテアが走り去る)
:[エーデルガルト]|……フェルディナント。~
しつこいと嫌われるわよ。▼~
:[フェルディナント]|
す、すまない。いや、元から嫌われていた~
気はするが、あれほど拒絶されるとは……。▼~
何か許されざることをしたのだろうか。~
私はどうしたら……。▼~
***支援A [#v1e58b13]
:[ドロテア]|はあ……。フェルくんに何て言えば~
いいのかしら。困ったわねえ……。▼~
嫌っていたのも私の誤解だったし、~
謝らないと……あ!▼~
:[フェルディナント]|ドロテアー!▼~
:[ドロテア]|フェルくん? いったい何を……。▼~
:[フェルディナント]|これ以上は君に近づかないから、~
そこで聞いてくれ、ドロテア!▼~
この前はすまなかった! おそらく私が~
君を深く傷つけてしまったのだろう!▼~
愚かな私はいまだ、理由を掴めていない。~
大いに嘲笑ってくれて構わない! だが……▼~
:[帝国兵]|まあ……痴話喧嘩かしら。~
いったい何でしょうね……。▼~
:[兵士]|まさかフェルディナント様が浮気とか?~
……あり得るわね。▼~
:[ドロテア]|ちょっと、フェルくん!?~
大声でそういうこと、やめてちょうだい!▼~
:[フェルディナント]|しかし、私は君に近づくなと言われたの...
その言葉に従わないわけにはいかない!▼~
どうか私を許してくれないだろうか!~
君とこのままの関係で終わりたくはない!▼~
:[兵士]|きゃーっ、熱烈な告白ね。~
ドロテアさんのほうは嫌みたいだけど。▼~
:[帝国兵]|どうでしょう、愛し合う二人ならば、~
このくらいの障壁は乗り越えて……▼~
:[ドロテア]|フェルくん! 許しますから!~
とりあえず大声で話すのはやめなさーい!▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|ドロテア、許してくれたのか?~
私の思いを聞き入れてくれて、感謝するよ。▼~
:[ドロテア]|あんな大声で叫ばれたら、~
そう言うしかないでしょ……。▼~
:[フェルディナント]|そ、そうか。~
ではまだ怒って……▼~
:[ドロテア]|あのね、フェルくん。まず言っておきます~
けれど……貴方が謝る必要はありません。▼~
:[フェルディナント]|なぜなのだ? まさか、一生私を許す気は~
ないということか。ならばっ……▼~
:[ドロテア]|話を聞いてちょうだい。謝らなくちゃ~
いけないのは私のほうなんです。▼~
:[フェルディナント]|……なぜ、君が謝るのかね?~
君に瑕疵など何もないと思うのだが。▼~
:[ドロテア]|あの時……私、貴方とエーデルちゃんの話を~
離れた場所から偶然聞いちゃったんです。▼~
アンヴァルの大通りにある噴水で、~
歌っていた水の精の話……▼~
貴方が見たという水の精は、おそらく……~
子供の頃の私なのよ。▼~
:[フェルディナント]|……何だと!?▼~
:[ドロテア]|ちょうどあの日、マヌエラ先輩と出会って~
歌姫にと誘われた私は、浮かれていたのね。▼~
少しでも汚れを落とそうと、噴水に入って~
水浴びをしていた……。▼~
そこに貴方が現れたの。▼~
:[フェルディナント]|
そうだったのか……。▼~
しかし、あの美しい水の精が~
君だったとなると……あれは……▼~
………………。▼~
:[ドロテア]|………………。▼~
と、とにかく! それで恥ずかしくて、~
近づかないでって言っちゃっただけよ。▼~
:[フェルディナント]|う、うむ。理解したよ。~
すれ違いが解消されて良かった……。▼~
**ペトラ [#yde144d2]
***支援C [#hd5202a3]
(※支援会話なし)
***支援B [#kd26bf3c]
:[フェルディナント]|ふふふ。~
待っていたぞ、ペトラ。▼~
:[ペトラ]|フェルディナント、用事、~
何か、ありますか?▼~
:[フェルディナント]|ああ……こほん。▼~
おお、麗しき君よ、異国より来たりし姫よ♪~
鋭き剣技の、鮮やかなる使い手よ♪▼~
私と共に、いざ剣の腕を磨かん♪▼~
:[ペトラ]|………………。▼~
:[フェルディナント]|………………。▼
……ど、どうかね?~
ブリギットの習慣を、実践してみたのだが。▼~
:[ペトラ]|ブリギットの……習慣、ですか?▼~
:[フェルディナント]|ああ、つい先日、書物を読んで知ったの...
ブリギットでは、王の一族に~
何らかのお願いをする時……▼~
舞い、吟じながら、軽やかに願うと。~
なかなか華々しい習慣だな。▼~
:[ペトラ]|……解せません。ブリギット、~
そのような、習慣、ない、ありません。▼~
:[フェルディナント]|なに!? いや、しかし……ブリギットでは~
歌や舞が重んじられているのだろう?▼~
:[ペトラ]|はい、ブリギット、確かです。~
精霊、捧ぐ、歌、舞、あります。▼~
:[フェルディナント]|精霊に、捧ぐ?~
ということは、王の一族とは関係ない?▼~
:[ペトラ]|……いえ、わかりました。~
それ、誤訳、間違いないです。▼~
ブリギットの王、精霊、加護、願います。~
その時、歌い、舞い、願う、します。▼~
王、願われる、誤る、誤りです。~
精霊に、王、願う、正しいです。▼~
加えて、それ、特別な時のみ。~
普通、突然、歌う、舞う、おかしいです。▼~
:[フェルディナント]|お、おかしい……。~
いや、君の言うとおりではあるのだが……。▼~
ブリギットには、フォドラの常識では測れぬ~
奇抜な習慣があるのかもしれないと……。▼~
:[ペトラ]|フェルディナント、ブリギット、~
愚か、思う、思っていますか?▼~
:[フェルディナント]|と、とんでもない。~
いや、これは完全に私の落ち度だ。▼~
私としたことが、愚かにも書物の記述を~
鵜呑みにしてしまうとは……!▼~
:[ペトラ]|あなた、気にする、必要ないです。~
本、間違い、よくある、ありますから。▼~
しかし……フォドラの貴族、おかしな人、~
書いてある、本、事実、でしたか。▼~
:[フェルディナント]|貴族が、おかしな人!?▼~
そんなことが書いてある本があるとは!?▼~
:[ペトラ]|「フォドラでは、貴族を、“奇人”と呼ぶ」~
読みました。奇人、おかしな人です。▼~
:[フェルディナント]|それを言うなら“貴人”であろう!~
明らかに間違っているぞ!▼~
:[ペトラ]|冗談、です。フェルディナント。~
わたし、間違い、気づいています。▼~
奇人、貴人、違う、当然です。~
わたし、本、騙される、騙されません。▼~
:[フェルディナント]|じょ、冗談!?~
一杯食わされたというわけか……。▼~
くっ……もう騙されるのは、お腹一杯だ!▼~
:[ペトラ]|一杯、食わされ、お腹、一杯?~
……見事な技術です!!▼~
:[フェルディナント]|い、いいや、今のは偶然の産物で……。~
まあ、君が喜んでくれる分にはいいが……。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#d465fc3d]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*フェルディナントの支援会話 [#ib12d5bf]
#contents
**エーデルガルト [#kf1fefce]
[[エーデルガルトのページへ>../エーデルガルト(アドラステア...
**ヒューベルト [#na82d739]
[[ヒューベルトのページへ>../ヒューベルト(アドラステア帝国...
**リンハルト [#wc5668d5]
***支援C [#qb170669]
:[リンハルト]|……ふう、ここはこんな感じかな。▼~
:[フェルディナント]|やあ、リンハルト。~
外で……絵を描いているとは珍しいな。▼~
:[リンハルト]|絵を描いてるっていうか……、~
飛竜の姿を写してるんだよ。▼~
見えるかな、あの丘の上。~
野生の飛竜が身を休めてるだろう?▼~
:[フェルディナント]|ああ、確かに。珍しいな。~
それで、どんな絵を……▼~
……うむ。芸術性はあまり感じないが、~
何というか、嫌に正確だな。▼~
これらの鱗の形など、あそこから~
そのまま持ってきて置いたような……。▼~
:[リンハルト]|だから、絵じゃないって。~
研究に使えるかと思ってさ。▼~
資料は正確なほど良いんだよ。~
数字だって、報告だって、そうでしょ?▼~
:[フェルディナント]|なるほど……研究用と割り切れば、~
求められるのは正確性のみというわけか。▼~
:[リンハルト]|そうそう。~
芸術なんて僕にはよくわからないよ。▼~
-ベルナデッタ生存時
:[リンハルト]|
そう言うのはわかる人が描けば良いのさ。~
変な感性のある、ベルナデッタとかね。▼~
-ベルナデッタロスト時
:[リンハルト]|そう言うのはわかる人が描けば良いのさ。~
変な感性が必要なんだよ。▼~
《共通》~
:[フェルディナント]|だが、これが絵として評価される時代が、~
来ることもあるのかもしれないな。▼~
:[リンハルト]|へえ、何で?▼~
:[フェルディナント]|ふと思ったのだ。~
遠い未来の人が過去に思いを馳せる時……▼~
素晴らしい芸術よりも、ただありのままを~
写した絵に価値が出てくるのでは、と。▼~
:[リンハルト]|そうかな? 人が古代の芸術品なんかを~
有り難がるのは変わらなさそうじゃない?▼~
君だって、そういう嗜好を持つ者の~
一人じゃないかな。▼~
:[フェルディナント]|もちろんだとも。~
その点は否定の必要もない。▼~
だが、創造的で偉大な芸術品の横に、~
この端正な写し描きが並び立つ……。▼~
そんな未来を想像してしまったのだよ。~
君もその光景を思い浮かべたまえ!▼~
:[リンハルト]|……君の話は、いつも前向きだなあ。~
ずっと未来を見据えてる。▼~
:[フェルディナント]|君は違うと?~
私は君も随分、前向きだと思っていたが。▼~
:[リンハルト]|うーん、僕は未来を後ろ向きに~
見据えているからなあ。▼~
何もしないで寝ていられる未来のために、~
今を寝ないでいるわけだし。▼~
:[フェルディナント]|生憎だが……私としては、今も未来も君に~
いろいろしてもらいたいと思っている。▼~
手始めに、~
私の絵を描くというのはどうだね?▼~
:[リンハルト]|だから僕が描いているのは絵じゃないよ。~
ただ君の姿を写したものでいいの?▼~
:[フェルディナント]|むしろそれがいいのだ。~
きっと遠い子孫が私に思いを馳せてくれる。▼~
何なら、君が研究してくれても良いぞ。~
貴族を代表する男の姿だ。▼~
:[リンハルト]|………………。~
まあ、描くこと自体は構わないよ。▼~
いや、君を研究する気はまったく、~
少しも、かすかにもないけど。▼~
その自信の源がどこにあるのか、~
気にならないこともないね……。▼~
**カスパル [#m01fd195]
***支援C [#t6a36e4b]
(※支援会話なし)
***支援B [#l2c9a4ab]
(※支援会話なし)
***支援A [#wb4b198e]
:[カスパル]|よし、と……ん?~
こんな模様あったか?▼~
:[フェルディナント]|どうしたカスパル。~
それは鎧の……む?▼~
模様ではなく亀裂ではないかね?~
真っすぐ入っているから分かりにくいが。▼~
補修しにくい箇所だな……。~
残念だが、訓練用に回したほうがよかろう。▼~
:[カスパル]|お前、よくわかるな!~
オレには全然わかんねえ……。▼~
いやあ、やっぱフェルディナントは~
何でもできて凄えぜ!▼~
:[フェルディナント]|ふ……それほどでもないさ。~
それよりカスパル、何か悩みでもあるのか?▼~
いや、気のせいかもしれないが、~
ふとそんな気がしてな。▼~
:[カスパル]|そこまでわかるのか!~
まあ、実はちょっとな……。▼~
もっと手柄を立てたいから、この戦いが長く~
続いて欲しいって言ってるヤツがいてよ。▼~
それは違えだろ!って注意はしたけど、~
同時に考えちまったんだ。▼~
戦争が終わったら、オレは何してるんだろ、~
オレはどうなるんだろうってな。▼~
:[フェルディナント]|ふむ……特に心配はないように思うがね。▼~
今後の体制次第ではあるが……▼~
君は将として立派に結果を出している。~
しっかりと評価されるのでは?▼~
:[カスパル]|それはそうかもしれねえが、~
オレはやっぱ戦ってんのが一番だろ?▼~
お前と違って、いろいろ器用にできねえし。~
らしくもねえ悩みだぜ、がっはっは。▼~
:[フェルディナント]|らしくもないなどということはない。~
誰しも悩みを持つものだ。▼~
かくいう私も、悩みの一つや二つあるさ。▼~
:[カスパル]|フェルディナントもか?~
例えば、どんな悩みなんだ?▼~
:[フェルディナント]|そうだな……。▼~
君は先程、私を「器用」や「何でもできる」~
などと評したが……それが悩みだ。▼~
:[カスパル]|ええっ!? 事実だろ!?~
何で悩む必要があんだよ……。▼~
:[フェルディナント]|確かに私は器用なほうだろう。~
たいていのことは難なくこなせる。▼~
-ヒューベルト×フェルディナントの支援レベルがB以下
:[フェルディナント]|苦手なものも少なく……~
テフなどの刺激物くらいだろうか。▼~
-ヒューベルト×フェルディナントの支援レベルがA
:[フェルディナント]|苦手なものも少なく……~
好き嫌いもほとんどない。▼~
《共通》~
:[カスパル]|だろ? だったら……▼~
:[フェルディナント]|しかし私にとってそれは、突出した~
才がないことの裏返しでしかないのだ。▼~
器用貧乏な私には、君のように一つの分野に~
類い稀な才能を示す者が眩しく見えるよ。▼~
:[カスパル]|………………。▼~
どわっはっはっはっは!~
考えすぎだぜ、フェルディナント!▼~
オレをそこまで買ってくれてんのは嬉しいが、~
お前と比べられちゃ流石に恥ずかしい。▼~
:[フェルディナント]|そ、そうかね?▼~
:[カスパル]|いいか、オレは理学が駄目だし、軍略だって~
からきしだ。連携を取るのも苦手だよな。▼~
フェルディナント、お前はその全部で~
オレを助けられるんだぜ。▼~
いや、オレだけじゃねえ。何でもできる~
お前なら、誰の苦手だって補えるだろ?▼~
うーん、悩んでんのが馬鹿らしいな。~
よっしゃあ! 走りこんでくるぜええ!▼~
(カスパル去る)
:[フェルディナント]|待ちたまえ、カスパル!~
……行ってしまった。▼~
だが、そうか。~
苦手がなければ誰をも助けられる、か。▼~
**ベルナデッタ [#t29fe072]
***支援C [#dc4c8a50]
:[ベルナデッタ]|はあ……。~
またみんなに迷惑かけちゃったな……。▼~
(フェルディナントが駆け寄る)
:[フェルディナント]|ここにいたか……! 食事の時間にも~
姿を見せないので心配していたのだぞ。▼~
:[ベルナデッタ]|ぽふぇっ!?~
だ、大丈夫ですよ! 元気です!▼~
:[フェルディナント]|お腹は空いていないのか? ……まさか、~
空腹に耐え切れずにそこらの草を口に……?▼~
このあたりには厄介な毒を持つ野草も~
生えていると聞いた。気をつけてくれ。▼~
:[ベルナデッタ]|そんなことしませんよ!~
あたしを何だと思ってるんです!?▼~
それに、どくがあるかどうかなんて、~
ベルにかかれば一目瞭然なんですから!▼~
:[フェルディナント]|ほう、自信があるのだな。~
とてもそうは見えないのだが……。▼~
そこまで言うなら、念のためだ。~
君の目を試させてもらおう。▼~
:[ベルナデッタ]|はえっ?▼~
:[フェルディナント]|そうだ、どちらが食用の野草を集められ...
勝負ということにしないか?▼~
:[ベルナデッタ]|はえええええっ!?▼~
:[フェルディナント]|食糧はいくらあっても困らないからな。~
皆のためにもなる。素晴らしい思いつきだ!▼~
:[ベルナデッタ]|うええん……。~
どうしてこんなことに……。▼~
(暗転)
:[ベルナデッタ]|これは……お腹が痛くなるやつ?~
そっちは……苦いやつ、かな。▼~
うー……わかんないよお。~
絵でしか見たことないもん……。▼~
でも、これはきっと大丈夫なはず!~
これと、これと……。▼~
よし、あっちも……ん?~
フェルディナントさん?▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|この艶、この大きさ、そして鮮やかな赤……~
素晴らしく食べられそうな葉ではないか。▼~
おっと、やはりこの木の下には球根が……!~
白くて大きくて美味しそうだな!▼~
:[ベルナデッタ]|うにゃああああああああ!!!▼~
:[フェルディナント]|この声は……ベルナデッタ!?▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|ふむ、飛び出た鼠に驚き、逃げた末に~
転んでしまった……というわけか。▼~
:[ベルナデッタ]|集めた野草も全部どっか~
行っちゃいましたよおお……。▼~
:[フェルディナント]|それより傷を見せたまえ……かすり傷か。~
念のため、拠点に戻って手当をしよう。▼~
:[ベルナデッタ]|はい、ありがとうございます……。▼~
……あっ!?~
その葉っぱ! 手に持ってるやつ!▼~
:[フェルディナント]|これか? これがどうしたのかね?~
もしや空腹だから歩きながら食べるとか……▼~
:[ベルナデッタ]|そんなわけないじゃないですかあ!~
血止めの効果がある薬草なんですよ、それ!▼~
:[フェルディナント]|なに? ならばちょうどいいな!~
これを使って手当てしよう。▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|しかし、薬草も見分けられるとは、~
ベルナデッタの目は本物だったのだな……。▼~
:[ベルナデッタ]|ふっふーん。~
ようやく分かりましたか!▼~
フェルディナントさんが集めた野草だって、~
ちゃーんと見分けられ……え? ええ?▼~
:[フェルディナント]|ふっ、あまりの野草の上質さに~
開いた口が塞がらないかね?▼~
:[ベルナデッタ]|いや、あの……~
ぜ、ぜ、全部、猛毒ですうううう!▼~
:[フェルディナント]|なっ! そんなはずは……~
この美しい葉は? このたくましい蔓は?▼~
:[ベルナデッタ]|全部、駄目です!~
早く捨ててくださいいいいいい!!▼~
**ドロテア [#x73a322b]
***支援C [#q5495ec7]
(※支援会話なし)
***支援B [#j4d2634d]
:[エーデルガルト]|……どうしたの、フェルディナント。~
ただの水やりを、そんな目で眺めて。▼~
:[フェルディナント]|少し昔を思い出していただけさ。~
アンヴァルでの出来事をな。▼~
:[エーデルガルト]|昔? 何の話かしら。▼~
:[フェルディナント]|いや、本当にたいした話ではないのだ。▼~
子供の頃、市街の大通りにある噴水で、~
歌いながら舞う水の精を見たのだよ。▼~
陽光に煌めく少女のような姿が美しく……~
幼い私は恥ずかしくなって逃げ出した。▼~
:[ドロテア]|え……? それって……。▼~
:[エーデルガルト]|本当に水の精だったの?~
見間違いでは……。▼~
:[フェルディナント]|しっかりと歌が私の耳に届いたのだ。~
帝都の平民たちの間で歌われる牧歌だった。▼~
しかし、勇気を出して戻ってきた時には~
姿形もなかった。▼~
その少女は……服のようなものは何も~
身にまとっていなかった気がしてな。▼~
:[エーデルガルト]|それは流石に、現実とは思えないわね。~
水の精、か……。▼~
:[ドロテア]|ええ……あの時のフェルくんって……~
うそ、私、誤解してた……?▼~
というか、よく考えたら、~
確かに私、あんな場所で……。▼~
い、今は顔なんて合わせられないわ。~
早く戻って……▼~
:[フェルディナント]|む? そこにいるのはドロテアか?~
何をしているんだ?▼~
:[ドロテア]|……! 気づかれた!?~
落ち着いて、大丈夫よ、落ち着きましょう。▼~
(ドロテア、エーデルガルトとフェルディナントの前に出る)
:[ドロテア]|まあ、フェルくんにエーデルちゃん。~
こんなところで奇遇ね。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、貴方は……あら?~
顔が少し赤いわね。▼~
:[フェルディナント]|ふむ、確かにそうだな。~
熱があるのか? 体調はどうだ、ドロテア。▼~
:[ドロテア]|ほ、ほんと? どうしたのかしらね。~
体調は平気だけれど……。▼~
少し様子を見てみるわ。~
それじゃ、私はこれで……。▼~
:[フェルディナント]|待ちたまえ! 急に具合が悪くなるかも~
しれない。私が送ろう。▼~
:[ドロテア]|えっ!? 大丈夫よ!~
すぐそこだから。▼~
:[フェルディナント]|そうはいかない。~
何かあってからでは遅いのだぞ?▼~
さあ、私に掴まれ。~
何なら私が君を抱きかかえて……▼~
:[ドロテア]|……! もう! 余計なお世話です!~
私に近づかないでちょうだい!▼~
(ドロテアが走り去る)
:[エーデルガルト]|……フェルディナント。~
しつこいと嫌われるわよ。▼~
:[フェルディナント]|
す、すまない。いや、元から嫌われていた~
気はするが、あれほど拒絶されるとは……。▼~
何か許されざることをしたのだろうか。~
私はどうしたら……。▼~
***支援A [#v1e58b13]
:[ドロテア]|はあ……。フェルくんに何て言えば~
いいのかしら。困ったわねえ……。▼~
嫌っていたのも私の誤解だったし、~
謝らないと……あ!▼~
:[フェルディナント]|ドロテアー!▼~
:[ドロテア]|フェルくん? いったい何を……。▼~
:[フェルディナント]|これ以上は君に近づかないから、~
そこで聞いてくれ、ドロテア!▼~
この前はすまなかった! おそらく私が~
君を深く傷つけてしまったのだろう!▼~
愚かな私はいまだ、理由を掴めていない。~
大いに嘲笑ってくれて構わない! だが……▼~
:[帝国兵]|まあ……痴話喧嘩かしら。~
いったい何でしょうね……。▼~
:[兵士]|まさかフェルディナント様が浮気とか?~
……あり得るわね。▼~
:[ドロテア]|ちょっと、フェルくん!?~
大声でそういうこと、やめてちょうだい!▼~
:[フェルディナント]|しかし、私は君に近づくなと言われたの...
その言葉に従わないわけにはいかない!▼~
どうか私を許してくれないだろうか!~
君とこのままの関係で終わりたくはない!▼~
:[兵士]|きゃーっ、熱烈な告白ね。~
ドロテアさんのほうは嫌みたいだけど。▼~
:[帝国兵]|どうでしょう、愛し合う二人ならば、~
このくらいの障壁は乗り越えて……▼~
:[ドロテア]|フェルくん! 許しますから!~
とりあえず大声で話すのはやめなさーい!▼~
(暗転)
:[フェルディナント]|ドロテア、許してくれたのか?~
私の思いを聞き入れてくれて、感謝するよ。▼~
:[ドロテア]|あんな大声で叫ばれたら、~
そう言うしかないでしょ……。▼~
:[フェルディナント]|そ、そうか。~
ではまだ怒って……▼~
:[ドロテア]|あのね、フェルくん。まず言っておきます~
けれど……貴方が謝る必要はありません。▼~
:[フェルディナント]|なぜなのだ? まさか、一生私を許す気は~
ないということか。ならばっ……▼~
:[ドロテア]|話を聞いてちょうだい。謝らなくちゃ~
いけないのは私のほうなんです。▼~
:[フェルディナント]|……なぜ、君が謝るのかね?~
君に瑕疵など何もないと思うのだが。▼~
:[ドロテア]|あの時……私、貴方とエーデルちゃんの話を~
離れた場所から偶然聞いちゃったんです。▼~
アンヴァルの大通りにある噴水で、~
歌っていた水の精の話……▼~
貴方が見たという水の精は、おそらく……~
子供の頃の私なのよ。▼~
:[フェルディナント]|……何だと!?▼~
:[ドロテア]|ちょうどあの日、マヌエラ先輩と出会って~
歌姫にと誘われた私は、浮かれていたのね。▼~
少しでも汚れを落とそうと、噴水に入って~
水浴びをしていた……。▼~
そこに貴方が現れたの。▼~
:[フェルディナント]|
そうだったのか……。▼~
しかし、あの美しい水の精が~
君だったとなると……あれは……▼~
………………。▼~
:[ドロテア]|………………。▼~
と、とにかく! それで恥ずかしくて、~
近づかないでって言っちゃっただけよ。▼~
:[フェルディナント]|う、うむ。理解したよ。~
すれ違いが解消されて良かった……。▼~
**ペトラ [#yde144d2]
***支援C [#hd5202a3]
(※支援会話なし)
***支援B [#kd26bf3c]
:[フェルディナント]|ふふふ。~
待っていたぞ、ペトラ。▼~
:[ペトラ]|フェルディナント、用事、~
何か、ありますか?▼~
:[フェルディナント]|ああ……こほん。▼~
おお、麗しき君よ、異国より来たりし姫よ♪~
鋭き剣技の、鮮やかなる使い手よ♪▼~
私と共に、いざ剣の腕を磨かん♪▼~
:[ペトラ]|………………。▼~
:[フェルディナント]|………………。▼
……ど、どうかね?~
ブリギットの習慣を、実践してみたのだが。▼~
:[ペトラ]|ブリギットの……習慣、ですか?▼~
:[フェルディナント]|ああ、つい先日、書物を読んで知ったの...
ブリギットでは、王の一族に~
何らかのお願いをする時……▼~
舞い、吟じながら、軽やかに願うと。~
なかなか華々しい習慣だな。▼~
:[ペトラ]|……解せません。ブリギット、~
そのような、習慣、ない、ありません。▼~
:[フェルディナント]|なに!? いや、しかし……ブリギットでは~
歌や舞が重んじられているのだろう?▼~
:[ペトラ]|はい、ブリギット、確かです。~
精霊、捧ぐ、歌、舞、あります。▼~
:[フェルディナント]|精霊に、捧ぐ?~
ということは、王の一族とは関係ない?▼~
:[ペトラ]|……いえ、わかりました。~
それ、誤訳、間違いないです。▼~
ブリギットの王、精霊、加護、願います。~
その時、歌い、舞い、願う、します。▼~
王、願われる、誤る、誤りです。~
精霊に、王、願う、正しいです。▼~
加えて、それ、特別な時のみ。~
普通、突然、歌う、舞う、おかしいです。▼~
:[フェルディナント]|お、おかしい……。~
いや、君の言うとおりではあるのだが……。▼~
ブリギットには、フォドラの常識では測れぬ~
奇抜な習慣があるのかもしれないと……。▼~
:[ペトラ]|フェルディナント、ブリギット、~
愚か、思う、思っていますか?▼~
:[フェルディナント]|と、とんでもない。~
いや、これは完全に私の落ち度だ。▼~
私としたことが、愚かにも書物の記述を~
鵜呑みにしてしまうとは……!▼~
:[ペトラ]|あなた、気にする、必要ないです。~
本、間違い、よくある、ありますから。▼~
しかし……フォドラの貴族、おかしな人、~
書いてある、本、事実、でしたか。▼~
:[フェルディナント]|貴族が、おかしな人!?▼~
そんなことが書いてある本があるとは!?▼~
:[ペトラ]|「フォドラでは、貴族を、“奇人”と呼ぶ」~
読みました。奇人、おかしな人です。▼~
:[フェルディナント]|それを言うなら“貴人”であろう!~
明らかに間違っているぞ!▼~
:[ペトラ]|冗談、です。フェルディナント。~
わたし、間違い、気づいています。▼~
奇人、貴人、違う、当然です。~
わたし、本、騙される、騙されません。▼~
:[フェルディナント]|じょ、冗談!?~
一杯食わされたというわけか……。▼~
くっ……もう騙されるのは、お腹一杯だ!▼~
:[ペトラ]|一杯、食わされ、お腹、一杯?~
……見事な技術です!!▼~
:[フェルディナント]|い、いいや、今のは偶然の産物で……。~
まあ、君が喜んでくれる分にはいいが……。▼~
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