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会話集/支援会話/ヒューベルト(アドラステア帝国)
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[[会話集/支援会話]]
*ヒューベルトの支援会話 [#g8773a1b]
#contents
**エーデルガルト [#u3e64a6e]
[[エーデルガルトのページへ>../エーデルガルト(アドラステア...
**フェルディナント [#a971d8f1]
***支援C [#m1a471f6]
(※支援会話なし)
***支援B [#r328162a]
:[フェルディナント]|ふむ……過去にはこのような事例も……。~
なるほど……。▼~
:[ヒューベルト]|こんな夜更けまで、熱心ですな。▼~
:[フェルディナント]|っ!? ……ヒューベルトか。~
君こそこんな夜更けに何を?▼~
またエーデルガルトにも知らせず、~
新たな悪だくみでもしているのかね?▼~
:[ヒューベルト]|失礼な決めつけはやめてもらえますかな。~
くく……何か根拠でもあるので?▼~
:[フェルディナント]|む……いや、それはないが。~
確かに、決めつけてすまなかった。▼~
:[ヒューベルト]|いえいえ……悪だくみはしていましたので、~
謝罪は不要ですよ。▼~
:[フェルディナント]|そうか。~
……って、やはりしていたのではないか!▼~
:[ヒューベルト]|それで、何を熟読していたので?▼~
:[フェルディナント]|ヒューベルト、私の話を……▼~
:[ヒューベルト]|判例を集めた本、ですかな。~
しかも帝国貴族を裁いた例の。▼~
:[フェルディナント]|あ、ああ……~
我が父との決着を、見据えてね。▼~
法の定めるところに従えば、反逆は死罪だ。~
しかし実際の運用はそうなってはいない。▼~
特に貴族は、助命されている例が多い。~
最近になればなるほどな。▼~
:[ヒューベルト]|爵位の返上だの、財産や情報の提供だの、~
それまでの功をもって贖うだの……▼~
ありとあらゆる言い訳を駆使して、~
貴族は生き延びようとします。▼~
手足をもごうとも死なず、地下深くに~
幽閉しようとも這い出てくる……▼~
息の根を止めない限りは、ですな。▼~
:[フェルディナント]|……前ベストラ候のように、かね?▼~
:[ヒューベルト]|さて、あの男が皇帝に正しく仕えず、反逆と~
取られかねない行動を取ったことは……▼~
紛れもない事実です。▼~
:[フェルディナント]|ならば……▼
:[ヒューベルト]|だが、彼は残念ながら捕縛の際に抵抗し、~
不幸な事故が起きて命を落とした。▼~
彼が果たして反逆に罪を犯していたかなど、~
すべては闇の中。証明しようもありません。▼~
:[フェルディナント]|それは詭弁ではないか。罪あるがゆえに~
貴殿が討ったと、誰もが思っているぞ。▼~
貴族として、正しく彼を公の場で~
裁くべきだった。そうではないのか?▼~
-EP10以降
:[ヒューベルト]|そうしようとして、父に逃げられたのは~
どこの誰でしたかな。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|息の根を止めぬ限り、生き足掻く……▼~
貴族とはそういう生き物だと、~
先程言ったでしょう。▼~
-EP9まで
:[フェルディナント]|だからこそ私は、こうして父の逃げ道を~
塞ぐために過去の判例を調べているのだ。▼~
再起などさせない。~
私は父を、正しく断罪する。▼~
-EP10以降
:[フェルディナント]|だから私は、再び父を捕らえた時に、二...
逃がさぬよう過去の判例を調べているのだ。▼~
再起などさせない。~
私は父を、正しく断罪する。▼~
……仮に、父が兵を挙げるような~
真似をすれば、戦場で討ち取るしかないが。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|くくく……できますかな、貴殿に。▼~
:[フェルディナント]|できるできないではない。~
……この手で、始末をつける。▼~
そうせねば、私は許せぬのだ。▼~
己がエーギル公爵位を継ぐことも、~
宰相の座に就くことも……。▼~
:[ヒューベルト]|くくくくく……~
それを決めるのは陛下ですよ。▼~
ですが、陛下の利になるのであれば、~
貴殿の覚悟は歓迎されるでしょうな。▼~
***支援A [#ya203b07]
:[フェルディナント]|ふっ! はっ だっ!~
せえいっ!▼~
……今日はこのくらいにしておくか。▼~
:[ヒューベルト]|見事な槍さばき、~
流石は文武兼備の貴族ですな。▼~
:[フェルディナント]|ヒューベルト……~
君は相変わらず神出鬼没が過ぎるな。▼~
鍛錬中に突然現れては、誤って槍で~
突かれても文句は言えないぞ。▼~
:[ヒューベルト]|そうですな。~
訓練中の事故は、よくあることですから。▼~
仮に貴殿が私をここで突き殺したとしても、~
ただの事故で片づけられるでしょうよ。▼~
:[フェルディナント]|ヒューベルト。~
冗談でもそういう話はやめてくれ。▼~
いや、先に軽口を叩いたのは私だったな。~
すまなかった。▼~
:[ヒューベルト]|……はあ。~
素直に謝られても反応に困りますがね。▼~
ともあれ、貴殿の訓練は近頃、~
鬼気迫るものがありますな。▼~
何が貴殿をそこまで駆り立てるのか、~
少々気になって様子を見に来たのです。▼~
:[フェルディナント]|当然だろう。この戦争もいよいよ佳境を~
迎えたと私は見ている。▼~
なればこそ、いっそう気を引き締め、~
勝利へ向け邁進していかねばなるまい。▼~
仲間のため、帝国のため、~
より良き未来のため。▼~
:[ヒューベルト]|そして……亡き父のため、ですかな。▼~
:[フェルディナント]|父の? なぜそう思うのだね?▼~
帝国を支え、私が憧れた父は、~
遥か昔にいなくなった。▼~
メリセウス要塞にいたのは、生き方を~
見失った、ただの反逆者だった。▼~
そんなものを今更……▼~
:[ヒューベルト]|フェルディナント殿。▼~
否定するのであれば、ただ「違う」と~
口にすればいい。▼~
言葉を重ねては、逆に真実だと~
認めているいうなもにですよ。▼~
:[フェルディナント]|そんなつもりは、まったくない。~
ないが……▼~
心のどこかで、そう思っている可能性は~
否定すまいよ。▼~
:[ヒューベルト]|貴殿は変わりましたな。~
いや、本質は何も変わっていない。▼~
しかし、頑なな本質はそのままに、~
随分と柔軟な顔を持つようになった……。▼~
:[フェルディナント]|君は変わらないな。~
私が無知だった頃から……▼~
あの頃から真っすぐに、エーデルガルトと~
二人、ただこの道を進んできた。▼~
だが今はそに道を、皆が歩んでいる。~
君たちは、その先頭にいるのだ。▼~
:[ヒューベルト]|何が言いたいので?▼~
:[フェルディナント]|その道の先頭に、私も加わるぞ。~
皇帝の左右に並び立つ二人となるのだ。▼~
それが私と君……~
すなわち、“帝国の双璧”だ!▼~
:[ヒューベルト]|……“帝国の双璧”、ですか。~
くくくく……くははははははは!▼~
:[フェルディナント]|ふははは!~
……少し笑い過ぎではないかね?▼~
**リンハルト [#xeb8bb3b]
***支援C [#uaebd8fe]
:[ヒューベルト]|先の戦いも無事、勝てましたな。~
殊勲者はやはりあの者……▼~
:[リンハルト]|シェズ? そうだね。~
まったく、いつも頑張っているよ。▼~
:[ヒューベルト]|戦場での姿勢もそうですが、あの不可思議な~
力にも助けられていますからな。▼~
:[リンハルト]|やっぱり君も気になっているんだ?~
確かに興味深いよね。▼~
魔道の理から外れ、紋章の力とも違う……▼~
強いていえば闇の魔道に近いものがある~
気がするけど、僕の専門外だからなあ。▼~
:[ヒューベルト]|多少は知識のある私でも、~
彼の力を解することなどできませんよ。▼~
:[リンハルト]|なら、現状ではお手上げってことだよね。~
それじゃ、僕は……▼~
:[ヒューベルト]|おや、貴殿はもう少し&ruby(あの者){シェズ...
興味があるのかと思っていましたが……▼~
専門外だからと早々に白旗を上げる、~
というのは、少々予想外でしたな。▼~
:[リンハルト]|何だい、ヒューベルト。~
その言い方は……。▼
僕に調べてほしいなら、君が捕まえてきて~
ここに吊り上げてくれてもいいんだよ?▼~
:[ヒューベルト]|くくく……。~
釣り上げるのは、貴殿のほうが得意では?▼~
それに、私捕まえ方では今後の付き合いに~
支障をきたしますからな。▼~
貴殿がその口で誘ったほうが、~
きっと上手くいくでしょう。▼~
:[リンハルト]|まったく面倒だなあ……。▼~
君が新しい捕まえ方に挑戦したら?▼~
例えば、華麗で貴族らしいやり方なんて~~
いいんじゃない? きっと楽しいよ。▼
:[ヒューベルト]|ほう……身の毛もよだつやり方ですな。~
口に出すのもやめていただきたい。▼~
:[リンハルト]|なら、真正面から喧嘩を売ってきたら~
どうかな。仲良くなれるらしいよ。▼~
:[ヒューベルト]|ほほう……私に大声を張り上げて拳を振り~
回せと? 聞かなかったことしましょう。▼~
:[リンハルト]|それも駄目? そしたらもう、斧でも~
突きつけて力強く説得するしか……。▼~
:[ヒューベルト]|リンハルト殿。
それはいったい誰の話ですかな?▼~
我が軍にはそんな野蛮な者はいないと~
思いますが……。▼~
:[リンハルト]|我が軍?
別に、特定の誰かの話じゃないって。▼~
新しい捕まえ方を考えてただけだけど……~
そんなことをしそうな人に心当たりが?▼~
:[ヒューベルト]|……はあ、左様ですか。~
ではそういうことにしておきましょう。▼~
貴殿と話すのは嫌いではありませんが、~
結果に利がないのが問題ですな。▼~
では、私は用がありますからこれで。▼~
:[リンハルト]|ああ。~
また後で、ヒューベルト。▼~
それで、&ruby(彼/彼女){シェズ};のことは~
いつ捕まえてきてくれるの?▼~
君と一緒に調べれば、もしかしたら~
研究が捗るかもしれないよねえ。▼~
:[ヒューベルト]|くくく……貴殿の気まぐれに付き合っている~
暇は、私にはありません。▼~
貴殿一人で捕まえられるよう、~
陰ながら応援させてもらいますよ。▼~
**カスパル [#z52a4e9b]
***支援C [#gd602924]
(※支援会話なし)
***支援B [#d703f7cc]
:[帝国兵]|ヒューベルト様、拠点近くの森で、敵の~
斥候部隊と思われる一隊を発見しました。▼~
:[ヒューベルト]|近く? 穏やかではありませんな。~
すぐに対処を……▼~
:[帝国兵]|いえ、それが発見したのが~
カスパル殿でして……▼~
:[ヒューベルト]|なるほど……こちらに被害は?~
それと敵は捕縛しましたか?▼~
:[帝国兵]|カスパル殿を含め、軽傷が3人です。~
捕縛する余裕はなかったとのこと。▼~
:[ヒューベルト]|くく……いきなり敵に突っ込んでいっては、~
まあそうなるでしょうな。▼~
(暗転)
:[カスパル]|ヒューベルト! 聞いたか?~
敵の斥候を始末してきたぜ!▼~
:[ヒューベルト]|ええ、聞きましたとも。怪我人を出した上に~
敵の捕縛にも失敗したとか。▼~
増援を呼んでから対処すれば、~
そんなことにはならなかったでしょうな。▼~
:[カスパル]|その間に逃げちまったらどうすんだよ。▼~
つーか、前に親父が同じ事をした時は~
それで良いって言ってなかったか?▼~
:[ヒューベルト]|レオポルト殿に増援など邪魔なだけです。~
彼ができなければ何人いても変わらない。▼~
それに、彼は怪我など~
少しも負っておりませんよ。▼~
:[カスパル]|オレだって少ししか負ってねえ!~
クソッ、次はお前に認めさせてやる!▼~
:[ヒューベルト]|はあ……貴殿はなぜ、~
危険な真似ばかりするのですかな。▼~
もちろん戦功を求めてという理由は~
わかります。しかし……▼~
例えば今回は、増援を呼んだ方が、~
手柄が大きくなる可能性は高かった。▼~
敵の斥候を捕らえるという形でね。~
傷を負う危険性も減ったでしょう。▼~
:[カスパル]|いや、そこはわかんねえんだよ。オレの~
勘はオレに、飛び出してけって言ったんだ。▼~
悪くはねえ結果になったんだから、~
いいんじゃねえか?▼~
:[ヒューベルト]|貴殿の勘が当たり続ければ、ですな。▼~
外れた時が、貴殿が死ぬ時……~
そうなってもおかしくはないでしょう。▼~
:[カスパル]|げっ、不吉なこと言うなよ、ヒューベルト。~
オレだって死にたいわけじゃねえ。▼~
:[ヒューベルト]|私としても貴殿に死なれるのは困ります。~
重要な戦力を失うことになりますからな。▼~
しかし同時に、貴殿の勘とやらで私の策を~
かき回されるのも困るわけです。▼~
:[カスパル]|……だーっ! ごちゃごちゃ考えてたら、~
頭が悪くなりそうだぜ!▼~
手柄を立てる好奇ってのは、だいたい、~
死の危険と隣り合わせだろ?▼~
オレはそれを乗り越えて、武で身を立てる。~
そう決めてんだ。▼~
そうだ! もしオレが死んじまったら、~
お前はそれも利用して策を立てちまえよ。▼~
:[ヒューベルト]|………………。▼~
:[カスパル]|重要な戦力なんだろ、オレは。それを失って~
でも勝たなきゃなんねえ場面は、あるよな?▼~
もちろんオレは死ぬつもりはねえよ。~
けど、戦場に絶対はねえのも知ってる。▼~
オレがお前の邪魔にならねえ、~
一番の方法なんじゃねえかって思うけどよ。▼~
あ、鍛錬の時間だな。~
オレは先に戻ってるぜ、ヒューベルト!▼~
(カスパルが去る)
:[ヒューベルト]|活かすも殺すも私次第、ですか……。▼~
聖者と道化は紙一重とはいいますが、~
まったく……。くくくく……!▼~
**ベルナデッタ [#p0a5cfd6]
***支援C [#qa16d297]
:[ベルナデッタ]|よいしょっと……。▼~
(ヒューベルトが来る)
:[ヒューベルト]|おや、ベルナデッタ殿……~
例の書類が届きましたか。▼~
:[ベルナデッタ]|うべあっ! ひゅ、ヒューベルトさん!~
べ、ベルは何もやましいことは……▼~
:[ヒューベルト]|ならば、それを渡してもらえますかな。~
私宛てでしょう。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、そうでした。~
エーデルガルトさんに頼まれたんでした。▼~
はあ、重かったあ……。~
これ、いったい何の書類なんですか?▼~
:[ヒューベルト]|この近辺の野党などの出没記録です。~
古い記録まで調査せねばなりませんので。▼~
:[ベルナデッタ]|そういえば、盗賊団を追い詰めたけど、結局~
逃げられたったって聞いたような……。▼~
:[ヒューベルト]|ええ……実に困ったものです。~
野良鼠すら駆逐できない部隊があるとは。▼~
:[ベルナデッタ]|ひっ!~
お、怒ってますか……?▼~
:[ヒューベルト]|さて、どうでしょうな。~
怒りに値するかさえ怪しいですが。▼~
:[ベルナデッタ]|で、でも、怒ってるような……。▼~
:[ヒューベルト]|知っていますか、ベルナデッタ殿。~
しつこいと相手が怒るということを。▼~
:[ベルナデッタ]|ぎ、ぎぇい!~
そそそそそうですね。▼~
:[ヒューベルト]|ともあれ、鼠の巣穴を見つける必要が~
出てきてしまいましたからな。▼~
賊が出没した場所や、過去の拠点の所在を~
調べ、当たりをつけるというわけです。▼~
:[ベルナデッタ]|へえー、大変そうですね……。▼~
:[ヒューベルト]|仕方のないことです。怯えた鼠どもは、~
巣穴に閉じこもって出てきませんので。▼~
:[ベルナデッタ]|な、なるほど。~
でも引き籠もりたい気分はよくわかります!▼~
:[ヒューベルト]|………………。▼~
:[ベルナデッタ]|あ、でもでも、お祭りとかやってたら、~
ついつい外に出ちゃうかもですねえ。▼~
凄く楽しそうですし……その、~
人がいなければ、ですけど……。▼~
:[ヒューベルト]|無理をすることはありませんよ。~
貴殿は祭りを催しても出てこないでしょう。▼~
しかし……賊は違うかもしれませんな。▼~
:[ベルナデッタ]|どういうことです?▼~
:[ヒューベルト]|賊は貴殿と違って、引き籠もってなど~
いたくはないということです。▼~
彼らは討伐部隊によって追い詰められ、~
しばらくの間、ろくに稼げていません。▼~
そこで、稼ぐ場を用意してやれば……~
姿を現わさざるを得ないでしょう。▼~
:[ベルナデッタ]|はあ、そういうもんですかねえ。▼~
:[ヒューベルト]|その餌が、祭りですよ。▼~
戦争の影響もあって、本格的な祭りは~
このところ催されていませんでしたからな。▼~
単に民に潤いを与えるという意味でも、~
実に有効な策でしょう。▼~
流石はベルナデッタ殿。~
私にはできない、素晴らしい発想です。▼~
:[ベルナデッタ]|急に誉めて、何なんですか!?~
何か企んでるでしょおおおお!▼~
:[ヒューベルト]|いいえ、別に。~
ただ私の仕事を手伝ってもらおうかと。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、それはそれで嫌ですうううう!~
許してええええ!▼~
(ベルナデッタが走り去る)
**ドロテア [#c912ccb5]
***支援C [#wb215694]
(※支援会話なし)
***支援B [#id78c3d3]
:[ドロテア]|ふう……。~
次はいつ、帝都に戻れるかしら……。▼~
(ヒューベルトが来る)
:[ヒューベルト]|おや、ドロテア殿。~
邪魔をしてしまいましたか。▼~
:[ドロテア]|大丈夫ですよ。ちょっと考え事をしてた~
だけですから。何かしら?▼~
:[ヒューベルト]|実は、貴殿のいた歌劇団のことで……▼~
:[ドロテア]|もしかして、何かあったの?▼~
:[ヒューベルト]|いえ、貴殿宛てに手紙が来ているだけです。~
ちょうど私の手が空いていたので……▼~
直接持ってきたのですよ。~
ついでに話をしたいと思いましてね。▼~
:[ドロテア]|もう、驚かせないで。貴方が来るなんて、~
よっぽどの話かと思ったじゃないですか。▼~
:[ヒューベルト]|くく……それは申し訳ありませんでしたな。~
安心してください。▼~
さて、話というのは他でもない、なぜ貴殿が~
歌劇団に戻らないのか、ということです。▼~
:[ドロテア]|どういうこと?~
私、戻りたいなんて言いましたっけ。▼~
:[ヒューベルト]|いいえ。~
ですが……そこなのですよ。▼~
貴殿は決して、戦いが好きではない。~
傷つく人を見て心を痛めるほどでしょう。▼~
それに、歌劇団から戻らないかと誘いを~
受けていることも存じています。▼~
それなのに、こうして前線に立ち続けて~
いることが不思議でしてね。▼~
:[ドロテア]|………………。~
確かに、貴方の言うことはもっともですね。▼~
私自身、歌劇団に戻る道を考えたことは~
ありますから。▼~
歌劇団で巡業して各地に歌を届け、人々の~
戦争で擦り減った心を癒やして回る……▼~
例えばですけど、そういう道を選んだって、~
エーデルちゃんやみんなの力になれる。▼~
それは確かでしょう?▼~
:[ヒューベルト]|ええ、むしろ非常に有用な働きかと。▼~
:[ドロテア]|でも……私は、みんなと一緒に~
戦いたかったんです。▼~
自分だけ安全な場所にいたくなかった。~
この気持ち、わかります?▼~
:[ヒューベルト]|わかりますよ。私とて、そのような気持ちが~
皆無でここにいるわけではありません。▼~
しかしそれなら……前線に歌劇団を呼び、~
歌姫として兵士を慰撫する手もあります。▼~
貴殿がそれを考え付かないとは~
思いませんが。▼~
:[ドロテア]|何でもお見通しなんですね。~
少し悔しくなっちゃうわ。▼~
もう一つの理由は、私が平民として~
エーデルちゃんを支えていきたいから。▼~
歌姫なんて立場でいたら、普通の平民の~
扱いは受けられないでしょう?▼~
貴族と平民の身分の差を無くそうとしている~
エーデルちゃんの力になるために……▼~
私は、ただの平民の代表として、~
歌い続けたい。わがままですけどね。▼~
:[ヒューベルト]|………………。~
これは驚きましたな。▼~
私は貴殿の覚悟を見くびっていました。~
我が主のために、苦難の道を行くとは……。▼~
:[ドロテア]|それに、他にも大事な理由はありますよ。▼~
:[ヒューベルト]|まだあると?▼~
:[ドロテア]|ここには未来があって、頼り甲斐もある、~
貴族のご子息がいっぱいでしょ?▼~
帝都で歌姫に群がって来る軟弱者たちより、~
よっぽど魅力的ですから。▼~
:[ヒューベルト]|くくくく……なるほど、それは重大事です。~
貴殿は実に強かで好感が持てますな。▼~
**ペトラ [#oe575020]
***支援C [#c988f18f]
(※支援会話なし)
***支援B [#s418f0e4]
:[ヒューベルト]|おや、ペトラ殿。~
このようなところで奇遇ですな。▼~
どうですか、各地を転戦する生活は。~
貴殿には慣れぬこともあるでしょう。▼~
:[ペトラ]|はい、時折、寒い、ありますが、~
皆のおかげ、支障、ほとんどないです。▼~
:[ヒューベルト]|くく……それは重畳ですな。▼~
この調子で貴殿が、帝国軍に根を下ろして~
くれるならば、大歓迎なのですがね。▼~
:[ペトラ]|いいえ、わたし、いずれ、ブリギット、~
戻る、戻ります。▼~
あなた、知る、でしょう。~
わたし、王となる道、目の前です。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、わかっていますとも。▼~
ブリギットの帝国への従属は、~
貴殿の王位継承と共に解消される……。▼~
その密約は、すでに我が主と~
貴殿の祖父との間で成立しています。▼~
:[ペトラ]|エーデルガルト様、ゲルズ公、どちらも、~
ブリギットのため、考える、感謝します。▼~
:[ヒューベルト]|確かに、外務卿のゲルズ公も貴国のために~
精力的に動いていたようですな。▼~
外交方針で対立していたアランデル公が~
いなくなったおかげで……▼~
やりやすくなったのでしょう。~
少し若返ったような気さえしますよ。▼~
:[ペトラ]|若返る、ですか?~
白い髪の毛、増える、気がしますが。▼~
:[ヒューベルト]|……そうですな。~
内面はともかく外見は、増えましたな。▼~
しかし、貴殿には~
申し訳ないことをしました。▼~
ブリギットとの約定、今の時点で~
表に出すわけにはいきませんからな。▼~
:[ペトラ]|仕方ない、なくあります。~
7年前の戦争、覚えている人、多いです。▼~
戦争中、帝国の人々の心、~
揺らがせるわけにはいきません。▼~
:[ヒューベルト]|理解いただいて、助かりますよ。▼~
:[ペトラ]|はい。しかし、ブリギットの民は皆、~
この役定、知っています。▼~
もしも、反故、される……~
無駄な血、大量、流れる、思います。▼~
:[ヒューベルト]|ほう……それは、脅しですかな。▼~
:[ペトラ]|いいえ、ただの、心配です。~
もちろん、帝国、信じています。▼~
そのようなこと、起こらない、当然です。~
違いますか、ヒューベルト。▼~
:[ヒューベルト]|……くくく。~
くくくく……!▼~
貴殿はすでに王というわけですな。~
これは失礼しました。▼~
無論、そのようなことは起こりません。~
帝国とブリギットは……▼~
貴殿と陛下のように、支え合って、~
共に未来へと進むのですから。▼~
:[ペトラ]|はい、あなた、見届ける、思います。▼~
***支援A [#ta582e37]
:[ヒューベルト]|投降すれば、命は助けましょう。▼~
:[暗殺者]|なに? 私を……▼~
(暗転)
:[暗殺者]|がはっ……!▼~
(明転)
:[ヒューベルト]|くく……容赦がありませんな。▼~
:[ペトラ]|怪しい動き、ありました。~
生かす、理由ありません。▼~
情報、いずれにしろ、取れない……~
あなた、知っています。いませんか?▼~
:[ヒューベルト]|さて、死んでしまったので、~
断言できかねますな。▼~
怪しい動きがあったのは確かですから、~
助けられた礼は、言っておきましょう。▼~
:[ペトラ]|不要です。あなた、自分でも、~
対処できました。でしょう?▼~
:[ヒューベルト]|くくく……どうでしょうかね。しかし、~
樹上に潜んで背後から狙う戦い方……▼~
ブリギットらしいといえばらしいですが、~
王である貴殿も相変わらずですか。▼~
:[ペトラ]|もちろんです。安全な場所から、一方的、~
急所、攻撃する、必須の技能です。▼~
なぜ、王、違う、思いますか?~
ブリギット、おかしい、言う、ですか?▼~
:[ヒューベルト]|いえいえ、とんでもないことです。▼~
王が安全な場所に陣取るというのは、~
至極真っ当な戦略でしょうよ。▼~
フォドラの歴史には、騎士道などという~
塵のような生き方にこだわった挙げ句……▼~
喜んで命を捨てる愚かな王も~
大勢いましたからな。▼~
:[ペトラ]|騎士道、ですか……。▼~
ブリギット、騎士、いません。~
理解できない、考え、確かです。▼~
しかし、フォドラ、騎士道、書かれた書物、~
多くあります。わたし、読みました。▼~
なぜ、これほど、無意味な騎士道、~
蔓延する、でしょう。不可思議です……。▼~
:[ヒューベルト]|ふむ……騎士物語は所詮、物語です。~
が、あまりに流行った結果……▼~
現実と空想の区別がつかなくなったのかも~
しれませんな。▼~
そのくらいには、平和を謳歌できる戦乱の~
ない時代がフォドラにあったのでしょう。▼~
:[ペトラ]|なるほど……平和、望ましいもの、~
しかし、人、弱くする、それも、真理です。▼~
ブリギット、平和、目指しています。~
弱くなる、困りますが……▼~
騎士道、ブリギットにも、広まる、~
あるかもしれません。▼~
:[ヒューベルト]|くくく……確かに争いのない時代がくれば、~
騎士道が役に立つ場面もあるでしょう。▼~
荒くれた戦士たちを統制するのには、~
適した考えですからな。▼~
ですが、百害あって一利程度では、~
割に合わないのは間違いありませんよ。▼~
:[ペトラ]|心配、感謝します。~
まずは、平和な時代、来る、先です。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、我らの勝利でもって、~
この愚者の時代を終わらせましょう。▼~
**モニカ [#r0409369]
***支援C [#naccfa65]
:[モニカ]|こんなところにいたんですか。~
探しましたよ、ヒューベルト。▼~
:[ヒューベルト]|私に何の用で?~
エーデルガルト様がお呼びですか。▼~
:[モニカ]|ちょっと、そんなことのためにあたしを~
使うはずないでしょう?▼~
ただ、お礼を言っておこうと思って。~
……不本意ですけど。▼~
:[ヒューベルト]|礼を言われるようなことをした記憶が~
ありませんが。▼~
:[モニカ]|そうでしょうね。優秀なあなたにとっては~
ただの事務処理の一環でしょう。▼~
あたしがまとめた報告書の不備を、陛下が~
見る前に修正してくれことへのお礼です。▼~
後で気づいて訂正しに行ったら、すでに~
訂正されていて恥ずかしかったですけどね!▼~
:[ヒューベルト]|そんなこともあったかもしれませんな。▼~
陛下が目を通す必要のないものを除くのも、~
私の従者としての役目ですから。▼~
しかし、ちらと目を通しただけで気づく~
ような誤りを貴殿がするとは……▼~
気が緩んでいるのではありませんか?~
皇帝いちの臣下を自称しておきながら。▼~
:[モニカ]|誤りについては返す言葉もありません。~
ですが、自称なんtしていません!▼~
いえ、その、勢いでしたことはあったかも~
しれませんが……無意味なことです。▼~
陛下にとって一番の家臣は、従者である~
あなたなんですから。▼~
ベストラ家との取り決めなんてなければ、~
あたしが従者にだって……▼~
:[ヒューベルト]| ………………。▼~
今の貴殿に、陛下の従者が務まるとは~
思えませんな。▼~
:[モニカ]|なっ!?▼~
:[ヒューベルト]|確かに私は自分の意思で従者になったわけ~
ではない。初めは、ただの父の命です。▼~
ですが、そのような関係は最早、意味を~
成していないと言っても過言ではない。▼~
私は皇帝に従っているのではありません。~
ただエーデルガルト様に仕えているのです。▼~
主従の契約を越え、私はあのお方と共に~
ある……それがわかりませんか。▼~
:[モニカ]|あたしだって、もっと陛下と一緒に~
いたかった!▼~
でも、男爵の子に過ぎないあたしが、宮城で~
勝手に振る舞うことなど許されません。▼~
屋敷も城下にありますし、領地にんだって~
度々帰る必要がありました。▼~
用がなくてもずっと陛下と一緒にいられる~
あなたとは違うんです!▼~
:[ヒューベルト]|それはそうでしょうな。▼~
オックス領は帝国の西の果て……~
帝都にいない期間も長かったかと。▼~
それに、貴殿はゆくゆくは領主となる身。~
常に皇帝のそばに控えるわけにも……。▼~
:[モニカ]|そうですね。あなたと違ってあたしには、~
守るべき領民もいますから。▼~
でも、あたしは諦めませんよ。▼~
離れた場所からだって、いや、だからこそ、~
陛下をお守りできることもあるはずです。▼~
ずっとそばにいるだけでは、逆に見落とす~
こともあるでしょうしね。▼~
:[ヒューベルト]|くくく……~
それは頼もしいですな、モニカ殿。▼~
***支援B [#xc7a63c8]
(※支援会話なし)
***支援A [#t2d55334]
:[モニカ]|はあ……。やっちゃった……。~
陛下にあんな失礼を……。▼~
陛下はお優しいから怒ってないだろうけど、~
合わせる顔がありませんね……。▼~
(ヒューベルトが来る)
:[ヒューベルト]|おや、モニカ殿……~
こんなところで壁と会話でも?▼~
:[モニカ]|……なんですか、ヒューベルト。▼~
今のあたしは、あなたに構っている余裕は~
ないんです。放っておいてください。▼~
:[ヒューベルト]|くく……承知しました。▼~
先程、エーデルガルト様が悲嘆に暮れながら~
「モニカを傷つけてしまった」と……▼~
言っていたことは、貴殿には伝えないように~
しておきましょう。▼~
:[モニカ]|え? 陛下が? というか、思い切り~
伝えてるじゃないですか……。▼~
:[ヒューベルト]|ただの独り言です。▼~
:[モニカ]|……陛下の部屋に絵があったんです。~
その、お世辞にも上手ではなくて。▼~
「どなたかの子供の落書きですか?」って~
聞いたら、陛下の描いた絵で……。▼~
陛下があたしを傷つけたなんて、~
とんでもない……。▼~
傷つけてしまったのは、あたしなんです。~
それが、情けなくて……。▼~
:[ヒューベルト]|まあ、エーデルガルト様は~
ああ見えて繊細ですからな。▼~
衝撃のあまり、とっさに貴殿を傷つける~
一言を放ってしまったのかもしれません。▼~
気にする必要などありませんよ。~
私でもよくあることですので。▼~
:[モニカ]|……ヒューベルトは凄いですね。~
陛下の言葉に右往左往しなくて。▼~
以前、従者になりたかったと言いましたが、~
……あたしには無理だったと思います。▼~
陛下があまりにも眩しくて、おそばにずっと~
いるなんて精神が耐えられそうにないです。▼~
そう思えば、今のこの距離感のほうが、~
あたしには合っているのかも……。▼~
:[ヒューベルト]|おや、そうなのですか。~
貴殿が従者になる機会はあるというのに。▼~
:[モニカ]|機会……?▼~
:[ヒューベルト]|この戦争が一段落すれば、陛下は貴族という~
身分の破壊に乗り出すでしょう。▼~
まずは領地と爵位を切り離す……貴族で~
あっても領主である必要はなくなります。▼~
そうすれば、嫡子であっても常に陛下と~
共にいることも可能な気がしますがね。▼~
:[モニカ]|……! 確かに、そうです。~
何で考えが至らなかったんでしょう。▼~
陛下の目的は、何度も聞いたはずなのに、~
それが自分の身にどう影響するか……▼~
よくわかっていませんでした。~
愚かですね、あたしは。▼~
:[ヒューベルト]|いえ、枠組みとはそういうものでしょう。~
容易く揺れ動くことはない。▼~
だからこそ陛下は、荒療治で破壊しようと~
しているのです。人々の、常識を。▼~
:[モニカ]|………………。▼~
正直、あなたほど陛下の従者に相応しい人は~
いないと思います。ですが、負けません!▼~
いつか陛下の従者になり、貴族の……いえ、~
貴族を超えた新しい生き方を示します!▼~
そうと決まれば、こんなところでウジウジ~
なんてしていられませんね!▼~
(モニカが去る)
:[ヒューベルト]|くくくく……立ち止まっているかと思えば、~
一瞬で抜き去っていく……。▼~
私としても置いていかれるわけには~
行きませんな。進歩し続けなくては。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#m55e2fb0]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*ヒューベルトの支援会話 [#g8773a1b]
#contents
**エーデルガルト [#u3e64a6e]
[[エーデルガルトのページへ>../エーデルガルト(アドラステア...
**フェルディナント [#a971d8f1]
***支援C [#m1a471f6]
(※支援会話なし)
***支援B [#r328162a]
:[フェルディナント]|ふむ……過去にはこのような事例も……。~
なるほど……。▼~
:[ヒューベルト]|こんな夜更けまで、熱心ですな。▼~
:[フェルディナント]|っ!? ……ヒューベルトか。~
君こそこんな夜更けに何を?▼~
またエーデルガルトにも知らせず、~
新たな悪だくみでもしているのかね?▼~
:[ヒューベルト]|失礼な決めつけはやめてもらえますかな。~
くく……何か根拠でもあるので?▼~
:[フェルディナント]|む……いや、それはないが。~
確かに、決めつけてすまなかった。▼~
:[ヒューベルト]|いえいえ……悪だくみはしていましたので、~
謝罪は不要ですよ。▼~
:[フェルディナント]|そうか。~
……って、やはりしていたのではないか!▼~
:[ヒューベルト]|それで、何を熟読していたので?▼~
:[フェルディナント]|ヒューベルト、私の話を……▼~
:[ヒューベルト]|判例を集めた本、ですかな。~
しかも帝国貴族を裁いた例の。▼~
:[フェルディナント]|あ、ああ……~
我が父との決着を、見据えてね。▼~
法の定めるところに従えば、反逆は死罪だ。~
しかし実際の運用はそうなってはいない。▼~
特に貴族は、助命されている例が多い。~
最近になればなるほどな。▼~
:[ヒューベルト]|爵位の返上だの、財産や情報の提供だの、~
それまでの功をもって贖うだの……▼~
ありとあらゆる言い訳を駆使して、~
貴族は生き延びようとします。▼~
手足をもごうとも死なず、地下深くに~
幽閉しようとも這い出てくる……▼~
息の根を止めない限りは、ですな。▼~
:[フェルディナント]|……前ベストラ候のように、かね?▼~
:[ヒューベルト]|さて、あの男が皇帝に正しく仕えず、反逆と~
取られかねない行動を取ったことは……▼~
紛れもない事実です。▼~
:[フェルディナント]|ならば……▼
:[ヒューベルト]|だが、彼は残念ながら捕縛の際に抵抗し、~
不幸な事故が起きて命を落とした。▼~
彼が果たして反逆に罪を犯していたかなど、~
すべては闇の中。証明しようもありません。▼~
:[フェルディナント]|それは詭弁ではないか。罪あるがゆえに~
貴殿が討ったと、誰もが思っているぞ。▼~
貴族として、正しく彼を公の場で~
裁くべきだった。そうではないのか?▼~
-EP10以降
:[ヒューベルト]|そうしようとして、父に逃げられたのは~
どこの誰でしたかな。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|息の根を止めぬ限り、生き足掻く……▼~
貴族とはそういう生き物だと、~
先程言ったでしょう。▼~
-EP9まで
:[フェルディナント]|だからこそ私は、こうして父の逃げ道を~
塞ぐために過去の判例を調べているのだ。▼~
再起などさせない。~
私は父を、正しく断罪する。▼~
-EP10以降
:[フェルディナント]|だから私は、再び父を捕らえた時に、二...
逃がさぬよう過去の判例を調べているのだ。▼~
再起などさせない。~
私は父を、正しく断罪する。▼~
……仮に、父が兵を挙げるような~
真似をすれば、戦場で討ち取るしかないが。▼~
《共通》~
:[ヒューベルト]|くくく……できますかな、貴殿に。▼~
:[フェルディナント]|できるできないではない。~
……この手で、始末をつける。▼~
そうせねば、私は許せぬのだ。▼~
己がエーギル公爵位を継ぐことも、~
宰相の座に就くことも……。▼~
:[ヒューベルト]|くくくくく……~
それを決めるのは陛下ですよ。▼~
ですが、陛下の利になるのであれば、~
貴殿の覚悟は歓迎されるでしょうな。▼~
***支援A [#ya203b07]
:[フェルディナント]|ふっ! はっ だっ!~
せえいっ!▼~
……今日はこのくらいにしておくか。▼~
:[ヒューベルト]|見事な槍さばき、~
流石は文武兼備の貴族ですな。▼~
:[フェルディナント]|ヒューベルト……~
君は相変わらず神出鬼没が過ぎるな。▼~
鍛錬中に突然現れては、誤って槍で~
突かれても文句は言えないぞ。▼~
:[ヒューベルト]|そうですな。~
訓練中の事故は、よくあることですから。▼~
仮に貴殿が私をここで突き殺したとしても、~
ただの事故で片づけられるでしょうよ。▼~
:[フェルディナント]|ヒューベルト。~
冗談でもそういう話はやめてくれ。▼~
いや、先に軽口を叩いたのは私だったな。~
すまなかった。▼~
:[ヒューベルト]|……はあ。~
素直に謝られても反応に困りますがね。▼~
ともあれ、貴殿の訓練は近頃、~
鬼気迫るものがありますな。▼~
何が貴殿をそこまで駆り立てるのか、~
少々気になって様子を見に来たのです。▼~
:[フェルディナント]|当然だろう。この戦争もいよいよ佳境を~
迎えたと私は見ている。▼~
なればこそ、いっそう気を引き締め、~
勝利へ向け邁進していかねばなるまい。▼~
仲間のため、帝国のため、~
より良き未来のため。▼~
:[ヒューベルト]|そして……亡き父のため、ですかな。▼~
:[フェルディナント]|父の? なぜそう思うのだね?▼~
帝国を支え、私が憧れた父は、~
遥か昔にいなくなった。▼~
メリセウス要塞にいたのは、生き方を~
見失った、ただの反逆者だった。▼~
そんなものを今更……▼~
:[ヒューベルト]|フェルディナント殿。▼~
否定するのであれば、ただ「違う」と~
口にすればいい。▼~
言葉を重ねては、逆に真実だと~
認めているいうなもにですよ。▼~
:[フェルディナント]|そんなつもりは、まったくない。~
ないが……▼~
心のどこかで、そう思っている可能性は~
否定すまいよ。▼~
:[ヒューベルト]|貴殿は変わりましたな。~
いや、本質は何も変わっていない。▼~
しかし、頑なな本質はそのままに、~
随分と柔軟な顔を持つようになった……。▼~
:[フェルディナント]|君は変わらないな。~
私が無知だった頃から……▼~
あの頃から真っすぐに、エーデルガルトと~
二人、ただこの道を進んできた。▼~
だが今はそに道を、皆が歩んでいる。~
君たちは、その先頭にいるのだ。▼~
:[ヒューベルト]|何が言いたいので?▼~
:[フェルディナント]|その道の先頭に、私も加わるぞ。~
皇帝の左右に並び立つ二人となるのだ。▼~
それが私と君……~
すなわち、“帝国の双璧”だ!▼~
:[ヒューベルト]|……“帝国の双璧”、ですか。~
くくくく……くははははははは!▼~
:[フェルディナント]|ふははは!~
……少し笑い過ぎではないかね?▼~
**リンハルト [#xeb8bb3b]
***支援C [#uaebd8fe]
:[ヒューベルト]|先の戦いも無事、勝てましたな。~
殊勲者はやはりあの者……▼~
:[リンハルト]|シェズ? そうだね。~
まったく、いつも頑張っているよ。▼~
:[ヒューベルト]|戦場での姿勢もそうですが、あの不可思議な~
力にも助けられていますからな。▼~
:[リンハルト]|やっぱり君も気になっているんだ?~
確かに興味深いよね。▼~
魔道の理から外れ、紋章の力とも違う……▼~
強いていえば闇の魔道に近いものがある~
気がするけど、僕の専門外だからなあ。▼~
:[ヒューベルト]|多少は知識のある私でも、~
彼の力を解することなどできませんよ。▼~
:[リンハルト]|なら、現状ではお手上げってことだよね。~
それじゃ、僕は……▼~
:[ヒューベルト]|おや、貴殿はもう少し&ruby(あの者){シェズ...
興味があるのかと思っていましたが……▼~
専門外だからと早々に白旗を上げる、~
というのは、少々予想外でしたな。▼~
:[リンハルト]|何だい、ヒューベルト。~
その言い方は……。▼
僕に調べてほしいなら、君が捕まえてきて~
ここに吊り上げてくれてもいいんだよ?▼~
:[ヒューベルト]|くくく……。~
釣り上げるのは、貴殿のほうが得意では?▼~
それに、私捕まえ方では今後の付き合いに~
支障をきたしますからな。▼~
貴殿がその口で誘ったほうが、~
きっと上手くいくでしょう。▼~
:[リンハルト]|まったく面倒だなあ……。▼~
君が新しい捕まえ方に挑戦したら?▼~
例えば、華麗で貴族らしいやり方なんて~~
いいんじゃない? きっと楽しいよ。▼
:[ヒューベルト]|ほう……身の毛もよだつやり方ですな。~
口に出すのもやめていただきたい。▼~
:[リンハルト]|なら、真正面から喧嘩を売ってきたら~
どうかな。仲良くなれるらしいよ。▼~
:[ヒューベルト]|ほほう……私に大声を張り上げて拳を振り~
回せと? 聞かなかったことしましょう。▼~
:[リンハルト]|それも駄目? そしたらもう、斧でも~
突きつけて力強く説得するしか……。▼~
:[ヒューベルト]|リンハルト殿。
それはいったい誰の話ですかな?▼~
我が軍にはそんな野蛮な者はいないと~
思いますが……。▼~
:[リンハルト]|我が軍?
別に、特定の誰かの話じゃないって。▼~
新しい捕まえ方を考えてただけだけど……~
そんなことをしそうな人に心当たりが?▼~
:[ヒューベルト]|……はあ、左様ですか。~
ではそういうことにしておきましょう。▼~
貴殿と話すのは嫌いではありませんが、~
結果に利がないのが問題ですな。▼~
では、私は用がありますからこれで。▼~
:[リンハルト]|ああ。~
また後で、ヒューベルト。▼~
それで、&ruby(彼/彼女){シェズ};のことは~
いつ捕まえてきてくれるの?▼~
君と一緒に調べれば、もしかしたら~
研究が捗るかもしれないよねえ。▼~
:[ヒューベルト]|くくく……貴殿の気まぐれに付き合っている~
暇は、私にはありません。▼~
貴殿一人で捕まえられるよう、~
陰ながら応援させてもらいますよ。▼~
**カスパル [#z52a4e9b]
***支援C [#gd602924]
(※支援会話なし)
***支援B [#d703f7cc]
:[帝国兵]|ヒューベルト様、拠点近くの森で、敵の~
斥候部隊と思われる一隊を発見しました。▼~
:[ヒューベルト]|近く? 穏やかではありませんな。~
すぐに対処を……▼~
:[帝国兵]|いえ、それが発見したのが~
カスパル殿でして……▼~
:[ヒューベルト]|なるほど……こちらに被害は?~
それと敵は捕縛しましたか?▼~
:[帝国兵]|カスパル殿を含め、軽傷が3人です。~
捕縛する余裕はなかったとのこと。▼~
:[ヒューベルト]|くく……いきなり敵に突っ込んでいっては、~
まあそうなるでしょうな。▼~
(暗転)
:[カスパル]|ヒューベルト! 聞いたか?~
敵の斥候を始末してきたぜ!▼~
:[ヒューベルト]|ええ、聞きましたとも。怪我人を出した上に~
敵の捕縛にも失敗したとか。▼~
増援を呼んでから対処すれば、~
そんなことにはならなかったでしょうな。▼~
:[カスパル]|その間に逃げちまったらどうすんだよ。▼~
つーか、前に親父が同じ事をした時は~
それで良いって言ってなかったか?▼~
:[ヒューベルト]|レオポルト殿に増援など邪魔なだけです。~
彼ができなければ何人いても変わらない。▼~
それに、彼は怪我など~
少しも負っておりませんよ。▼~
:[カスパル]|オレだって少ししか負ってねえ!~
クソッ、次はお前に認めさせてやる!▼~
:[ヒューベルト]|はあ……貴殿はなぜ、~
危険な真似ばかりするのですかな。▼~
もちろん戦功を求めてという理由は~
わかります。しかし……▼~
例えば今回は、増援を呼んだ方が、~
手柄が大きくなる可能性は高かった。▼~
敵の斥候を捕らえるという形でね。~
傷を負う危険性も減ったでしょう。▼~
:[カスパル]|いや、そこはわかんねえんだよ。オレの~
勘はオレに、飛び出してけって言ったんだ。▼~
悪くはねえ結果になったんだから、~
いいんじゃねえか?▼~
:[ヒューベルト]|貴殿の勘が当たり続ければ、ですな。▼~
外れた時が、貴殿が死ぬ時……~
そうなってもおかしくはないでしょう。▼~
:[カスパル]|げっ、不吉なこと言うなよ、ヒューベルト。~
オレだって死にたいわけじゃねえ。▼~
:[ヒューベルト]|私としても貴殿に死なれるのは困ります。~
重要な戦力を失うことになりますからな。▼~
しかし同時に、貴殿の勘とやらで私の策を~
かき回されるのも困るわけです。▼~
:[カスパル]|……だーっ! ごちゃごちゃ考えてたら、~
頭が悪くなりそうだぜ!▼~
手柄を立てる好奇ってのは、だいたい、~
死の危険と隣り合わせだろ?▼~
オレはそれを乗り越えて、武で身を立てる。~
そう決めてんだ。▼~
そうだ! もしオレが死んじまったら、~
お前はそれも利用して策を立てちまえよ。▼~
:[ヒューベルト]|………………。▼~
:[カスパル]|重要な戦力なんだろ、オレは。それを失って~
でも勝たなきゃなんねえ場面は、あるよな?▼~
もちろんオレは死ぬつもりはねえよ。~
けど、戦場に絶対はねえのも知ってる。▼~
オレがお前の邪魔にならねえ、~
一番の方法なんじゃねえかって思うけどよ。▼~
あ、鍛錬の時間だな。~
オレは先に戻ってるぜ、ヒューベルト!▼~
(カスパルが去る)
:[ヒューベルト]|活かすも殺すも私次第、ですか……。▼~
聖者と道化は紙一重とはいいますが、~
まったく……。くくくく……!▼~
**ベルナデッタ [#p0a5cfd6]
***支援C [#qa16d297]
:[ベルナデッタ]|よいしょっと……。▼~
(ヒューベルトが来る)
:[ヒューベルト]|おや、ベルナデッタ殿……~
例の書類が届きましたか。▼~
:[ベルナデッタ]|うべあっ! ひゅ、ヒューベルトさん!~
べ、ベルは何もやましいことは……▼~
:[ヒューベルト]|ならば、それを渡してもらえますかな。~
私宛てでしょう。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、そうでした。~
エーデルガルトさんに頼まれたんでした。▼~
はあ、重かったあ……。~
これ、いったい何の書類なんですか?▼~
:[ヒューベルト]|この近辺の野党などの出没記録です。~
古い記録まで調査せねばなりませんので。▼~
:[ベルナデッタ]|そういえば、盗賊団を追い詰めたけど、結局~
逃げられたったって聞いたような……。▼~
:[ヒューベルト]|ええ……実に困ったものです。~
野良鼠すら駆逐できない部隊があるとは。▼~
:[ベルナデッタ]|ひっ!~
お、怒ってますか……?▼~
:[ヒューベルト]|さて、どうでしょうな。~
怒りに値するかさえ怪しいですが。▼~
:[ベルナデッタ]|で、でも、怒ってるような……。▼~
:[ヒューベルト]|知っていますか、ベルナデッタ殿。~
しつこいと相手が怒るということを。▼~
:[ベルナデッタ]|ぎ、ぎぇい!~
そそそそそうですね。▼~
:[ヒューベルト]|ともあれ、鼠の巣穴を見つける必要が~
出てきてしまいましたからな。▼~
賊が出没した場所や、過去の拠点の所在を~
調べ、当たりをつけるというわけです。▼~
:[ベルナデッタ]|へえー、大変そうですね……。▼~
:[ヒューベルト]|仕方のないことです。怯えた鼠どもは、~
巣穴に閉じこもって出てきませんので。▼~
:[ベルナデッタ]|な、なるほど。~
でも引き籠もりたい気分はよくわかります!▼~
:[ヒューベルト]|………………。▼~
:[ベルナデッタ]|あ、でもでも、お祭りとかやってたら、~
ついつい外に出ちゃうかもですねえ。▼~
凄く楽しそうですし……その、~
人がいなければ、ですけど……。▼~
:[ヒューベルト]|無理をすることはありませんよ。~
貴殿は祭りを催しても出てこないでしょう。▼~
しかし……賊は違うかもしれませんな。▼~
:[ベルナデッタ]|どういうことです?▼~
:[ヒューベルト]|賊は貴殿と違って、引き籠もってなど~
いたくはないということです。▼~
彼らは討伐部隊によって追い詰められ、~
しばらくの間、ろくに稼げていません。▼~
そこで、稼ぐ場を用意してやれば……~
姿を現わさざるを得ないでしょう。▼~
:[ベルナデッタ]|はあ、そういうもんですかねえ。▼~
:[ヒューベルト]|その餌が、祭りですよ。▼~
戦争の影響もあって、本格的な祭りは~
このところ催されていませんでしたからな。▼~
単に民に潤いを与えるという意味でも、~
実に有効な策でしょう。▼~
流石はベルナデッタ殿。~
私にはできない、素晴らしい発想です。▼~
:[ベルナデッタ]|急に誉めて、何なんですか!?~
何か企んでるでしょおおおお!▼~
:[ヒューベルト]|いいえ、別に。~
ただ私の仕事を手伝ってもらおうかと。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、それはそれで嫌ですうううう!~
許してええええ!▼~
(ベルナデッタが走り去る)
**ドロテア [#c912ccb5]
***支援C [#wb215694]
(※支援会話なし)
***支援B [#id78c3d3]
:[ドロテア]|ふう……。~
次はいつ、帝都に戻れるかしら……。▼~
(ヒューベルトが来る)
:[ヒューベルト]|おや、ドロテア殿。~
邪魔をしてしまいましたか。▼~
:[ドロテア]|大丈夫ですよ。ちょっと考え事をしてた~
だけですから。何かしら?▼~
:[ヒューベルト]|実は、貴殿のいた歌劇団のことで……▼~
:[ドロテア]|もしかして、何かあったの?▼~
:[ヒューベルト]|いえ、貴殿宛てに手紙が来ているだけです。~
ちょうど私の手が空いていたので……▼~
直接持ってきたのですよ。~
ついでに話をしたいと思いましてね。▼~
:[ドロテア]|もう、驚かせないで。貴方が来るなんて、~
よっぽどの話かと思ったじゃないですか。▼~
:[ヒューベルト]|くく……それは申し訳ありませんでしたな。~
安心してください。▼~
さて、話というのは他でもない、なぜ貴殿が~
歌劇団に戻らないのか、ということです。▼~
:[ドロテア]|どういうこと?~
私、戻りたいなんて言いましたっけ。▼~
:[ヒューベルト]|いいえ。~
ですが……そこなのですよ。▼~
貴殿は決して、戦いが好きではない。~
傷つく人を見て心を痛めるほどでしょう。▼~
それに、歌劇団から戻らないかと誘いを~
受けていることも存じています。▼~
それなのに、こうして前線に立ち続けて~
いることが不思議でしてね。▼~
:[ドロテア]|………………。~
確かに、貴方の言うことはもっともですね。▼~
私自身、歌劇団に戻る道を考えたことは~
ありますから。▼~
歌劇団で巡業して各地に歌を届け、人々の~
戦争で擦り減った心を癒やして回る……▼~
例えばですけど、そういう道を選んだって、~
エーデルちゃんやみんなの力になれる。▼~
それは確かでしょう?▼~
:[ヒューベルト]|ええ、むしろ非常に有用な働きかと。▼~
:[ドロテア]|でも……私は、みんなと一緒に~
戦いたかったんです。▼~
自分だけ安全な場所にいたくなかった。~
この気持ち、わかります?▼~
:[ヒューベルト]|わかりますよ。私とて、そのような気持ちが~
皆無でここにいるわけではありません。▼~
しかしそれなら……前線に歌劇団を呼び、~
歌姫として兵士を慰撫する手もあります。▼~
貴殿がそれを考え付かないとは~
思いませんが。▼~
:[ドロテア]|何でもお見通しなんですね。~
少し悔しくなっちゃうわ。▼~
もう一つの理由は、私が平民として~
エーデルちゃんを支えていきたいから。▼~
歌姫なんて立場でいたら、普通の平民の~
扱いは受けられないでしょう?▼~
貴族と平民の身分の差を無くそうとしている~
エーデルちゃんの力になるために……▼~
私は、ただの平民の代表として、~
歌い続けたい。わがままですけどね。▼~
:[ヒューベルト]|………………。~
これは驚きましたな。▼~
私は貴殿の覚悟を見くびっていました。~
我が主のために、苦難の道を行くとは……。▼~
:[ドロテア]|それに、他にも大事な理由はありますよ。▼~
:[ヒューベルト]|まだあると?▼~
:[ドロテア]|ここには未来があって、頼り甲斐もある、~
貴族のご子息がいっぱいでしょ?▼~
帝都で歌姫に群がって来る軟弱者たちより、~
よっぽど魅力的ですから。▼~
:[ヒューベルト]|くくくく……なるほど、それは重大事です。~
貴殿は実に強かで好感が持てますな。▼~
**ペトラ [#oe575020]
***支援C [#c988f18f]
(※支援会話なし)
***支援B [#s418f0e4]
:[ヒューベルト]|おや、ペトラ殿。~
このようなところで奇遇ですな。▼~
どうですか、各地を転戦する生活は。~
貴殿には慣れぬこともあるでしょう。▼~
:[ペトラ]|はい、時折、寒い、ありますが、~
皆のおかげ、支障、ほとんどないです。▼~
:[ヒューベルト]|くく……それは重畳ですな。▼~
この調子で貴殿が、帝国軍に根を下ろして~
くれるならば、大歓迎なのですがね。▼~
:[ペトラ]|いいえ、わたし、いずれ、ブリギット、~
戻る、戻ります。▼~
あなた、知る、でしょう。~
わたし、王となる道、目の前です。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、わかっていますとも。▼~
ブリギットの帝国への従属は、~
貴殿の王位継承と共に解消される……。▼~
その密約は、すでに我が主と~
貴殿の祖父との間で成立しています。▼~
:[ペトラ]|エーデルガルト様、ゲルズ公、どちらも、~
ブリギットのため、考える、感謝します。▼~
:[ヒューベルト]|確かに、外務卿のゲルズ公も貴国のために~
精力的に動いていたようですな。▼~
外交方針で対立していたアランデル公が~
いなくなったおかげで……▼~
やりやすくなったのでしょう。~
少し若返ったような気さえしますよ。▼~
:[ペトラ]|若返る、ですか?~
白い髪の毛、増える、気がしますが。▼~
:[ヒューベルト]|……そうですな。~
内面はともかく外見は、増えましたな。▼~
しかし、貴殿には~
申し訳ないことをしました。▼~
ブリギットとの約定、今の時点で~
表に出すわけにはいきませんからな。▼~
:[ペトラ]|仕方ない、なくあります。~
7年前の戦争、覚えている人、多いです。▼~
戦争中、帝国の人々の心、~
揺らがせるわけにはいきません。▼~
:[ヒューベルト]|理解いただいて、助かりますよ。▼~
:[ペトラ]|はい。しかし、ブリギットの民は皆、~
この役定、知っています。▼~
もしも、反故、される……~
無駄な血、大量、流れる、思います。▼~
:[ヒューベルト]|ほう……それは、脅しですかな。▼~
:[ペトラ]|いいえ、ただの、心配です。~
もちろん、帝国、信じています。▼~
そのようなこと、起こらない、当然です。~
違いますか、ヒューベルト。▼~
:[ヒューベルト]|……くくく。~
くくくく……!▼~
貴殿はすでに王というわけですな。~
これは失礼しました。▼~
無論、そのようなことは起こりません。~
帝国とブリギットは……▼~
貴殿と陛下のように、支え合って、~
共に未来へと進むのですから。▼~
:[ペトラ]|はい、あなた、見届ける、思います。▼~
***支援A [#ta582e37]
:[ヒューベルト]|投降すれば、命は助けましょう。▼~
:[暗殺者]|なに? 私を……▼~
(暗転)
:[暗殺者]|がはっ……!▼~
(明転)
:[ヒューベルト]|くく……容赦がありませんな。▼~
:[ペトラ]|怪しい動き、ありました。~
生かす、理由ありません。▼~
情報、いずれにしろ、取れない……~
あなた、知っています。いませんか?▼~
:[ヒューベルト]|さて、死んでしまったので、~
断言できかねますな。▼~
怪しい動きがあったのは確かですから、~
助けられた礼は、言っておきましょう。▼~
:[ペトラ]|不要です。あなた、自分でも、~
対処できました。でしょう?▼~
:[ヒューベルト]|くくく……どうでしょうかね。しかし、~
樹上に潜んで背後から狙う戦い方……▼~
ブリギットらしいといえばらしいですが、~
王である貴殿も相変わらずですか。▼~
:[ペトラ]|もちろんです。安全な場所から、一方的、~
急所、攻撃する、必須の技能です。▼~
なぜ、王、違う、思いますか?~
ブリギット、おかしい、言う、ですか?▼~
:[ヒューベルト]|いえいえ、とんでもないことです。▼~
王が安全な場所に陣取るというのは、~
至極真っ当な戦略でしょうよ。▼~
フォドラの歴史には、騎士道などという~
塵のような生き方にこだわった挙げ句……▼~
喜んで命を捨てる愚かな王も~
大勢いましたからな。▼~
:[ペトラ]|騎士道、ですか……。▼~
ブリギット、騎士、いません。~
理解できない、考え、確かです。▼~
しかし、フォドラ、騎士道、書かれた書物、~
多くあります。わたし、読みました。▼~
なぜ、これほど、無意味な騎士道、~
蔓延する、でしょう。不可思議です……。▼~
:[ヒューベルト]|ふむ……騎士物語は所詮、物語です。~
が、あまりに流行った結果……▼~
現実と空想の区別がつかなくなったのかも~
しれませんな。▼~
そのくらいには、平和を謳歌できる戦乱の~
ない時代がフォドラにあったのでしょう。▼~
:[ペトラ]|なるほど……平和、望ましいもの、~
しかし、人、弱くする、それも、真理です。▼~
ブリギット、平和、目指しています。~
弱くなる、困りますが……▼~
騎士道、ブリギットにも、広まる、~
あるかもしれません。▼~
:[ヒューベルト]|くくく……確かに争いのない時代がくれば、~
騎士道が役に立つ場面もあるでしょう。▼~
荒くれた戦士たちを統制するのには、~
適した考えですからな。▼~
ですが、百害あって一利程度では、~
割に合わないのは間違いありませんよ。▼~
:[ペトラ]|心配、感謝します。~
まずは、平和な時代、来る、先です。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、我らの勝利でもって、~
この愚者の時代を終わらせましょう。▼~
**モニカ [#r0409369]
***支援C [#naccfa65]
:[モニカ]|こんなところにいたんですか。~
探しましたよ、ヒューベルト。▼~
:[ヒューベルト]|私に何の用で?~
エーデルガルト様がお呼びですか。▼~
:[モニカ]|ちょっと、そんなことのためにあたしを~
使うはずないでしょう?▼~
ただ、お礼を言っておこうと思って。~
……不本意ですけど。▼~
:[ヒューベルト]|礼を言われるようなことをした記憶が~
ありませんが。▼~
:[モニカ]|そうでしょうね。優秀なあなたにとっては~
ただの事務処理の一環でしょう。▼~
あたしがまとめた報告書の不備を、陛下が~
見る前に修正してくれことへのお礼です。▼~
後で気づいて訂正しに行ったら、すでに~
訂正されていて恥ずかしかったですけどね!▼~
:[ヒューベルト]|そんなこともあったかもしれませんな。▼~
陛下が目を通す必要のないものを除くのも、~
私の従者としての役目ですから。▼~
しかし、ちらと目を通しただけで気づく~
ような誤りを貴殿がするとは……▼~
気が緩んでいるのではありませんか?~
皇帝いちの臣下を自称しておきながら。▼~
:[モニカ]|誤りについては返す言葉もありません。~
ですが、自称なんtしていません!▼~
いえ、その、勢いでしたことはあったかも~
しれませんが……無意味なことです。▼~
陛下にとって一番の家臣は、従者である~
あなたなんですから。▼~
ベストラ家との取り決めなんてなければ、~
あたしが従者にだって……▼~
:[ヒューベルト]| ………………。▼~
今の貴殿に、陛下の従者が務まるとは~
思えませんな。▼~
:[モニカ]|なっ!?▼~
:[ヒューベルト]|確かに私は自分の意思で従者になったわけ~
ではない。初めは、ただの父の命です。▼~
ですが、そのような関係は最早、意味を~
成していないと言っても過言ではない。▼~
私は皇帝に従っているのではありません。~
ただエーデルガルト様に仕えているのです。▼~
主従の契約を越え、私はあのお方と共に~
ある……それがわかりませんか。▼~
:[モニカ]|あたしだって、もっと陛下と一緒に~
いたかった!▼~
でも、男爵の子に過ぎないあたしが、宮城で~
勝手に振る舞うことなど許されません。▼~
屋敷も城下にありますし、領地にんだって~
度々帰る必要がありました。▼~
用がなくてもずっと陛下と一緒にいられる~
あなたとは違うんです!▼~
:[ヒューベルト]|それはそうでしょうな。▼~
オックス領は帝国の西の果て……~
帝都にいない期間も長かったかと。▼~
それに、貴殿はゆくゆくは領主となる身。~
常に皇帝のそばに控えるわけにも……。▼~
:[モニカ]|そうですね。あなたと違ってあたしには、~
守るべき領民もいますから。▼~
でも、あたしは諦めませんよ。▼~
離れた場所からだって、いや、だからこそ、~
陛下をお守りできることもあるはずです。▼~
ずっとそばにいるだけでは、逆に見落とす~
こともあるでしょうしね。▼~
:[ヒューベルト]|くくく……~
それは頼もしいですな、モニカ殿。▼~
***支援B [#xc7a63c8]
(※支援会話なし)
***支援A [#t2d55334]
:[モニカ]|はあ……。やっちゃった……。~
陛下にあんな失礼を……。▼~
陛下はお優しいから怒ってないだろうけど、~
合わせる顔がありませんね……。▼~
(ヒューベルトが来る)
:[ヒューベルト]|おや、モニカ殿……~
こんなところで壁と会話でも?▼~
:[モニカ]|……なんですか、ヒューベルト。▼~
今のあたしは、あなたに構っている余裕は~
ないんです。放っておいてください。▼~
:[ヒューベルト]|くく……承知しました。▼~
先程、エーデルガルト様が悲嘆に暮れながら~
「モニカを傷つけてしまった」と……▼~
言っていたことは、貴殿には伝えないように~
しておきましょう。▼~
:[モニカ]|え? 陛下が? というか、思い切り~
伝えてるじゃないですか……。▼~
:[ヒューベルト]|ただの独り言です。▼~
:[モニカ]|……陛下の部屋に絵があったんです。~
その、お世辞にも上手ではなくて。▼~
「どなたかの子供の落書きですか?」って~
聞いたら、陛下の描いた絵で……。▼~
陛下があたしを傷つけたなんて、~
とんでもない……。▼~
傷つけてしまったのは、あたしなんです。~
それが、情けなくて……。▼~
:[ヒューベルト]|まあ、エーデルガルト様は~
ああ見えて繊細ですからな。▼~
衝撃のあまり、とっさに貴殿を傷つける~
一言を放ってしまったのかもしれません。▼~
気にする必要などありませんよ。~
私でもよくあることですので。▼~
:[モニカ]|……ヒューベルトは凄いですね。~
陛下の言葉に右往左往しなくて。▼~
以前、従者になりたかったと言いましたが、~
……あたしには無理だったと思います。▼~
陛下があまりにも眩しくて、おそばにずっと~
いるなんて精神が耐えられそうにないです。▼~
そう思えば、今のこの距離感のほうが、~
あたしには合っているのかも……。▼~
:[ヒューベルト]|おや、そうなのですか。~
貴殿が従者になる機会はあるというのに。▼~
:[モニカ]|機会……?▼~
:[ヒューベルト]|この戦争が一段落すれば、陛下は貴族という~
身分の破壊に乗り出すでしょう。▼~
まずは領地と爵位を切り離す……貴族で~
あっても領主である必要はなくなります。▼~
そうすれば、嫡子であっても常に陛下と~
共にいることも可能な気がしますがね。▼~
:[モニカ]|……! 確かに、そうです。~
何で考えが至らなかったんでしょう。▼~
陛下の目的は、何度も聞いたはずなのに、~
それが自分の身にどう影響するか……▼~
よくわかっていませんでした。~
愚かですね、あたしは。▼~
:[ヒューベルト]|いえ、枠組みとはそういうものでしょう。~
容易く揺れ動くことはない。▼~
だからこそ陛下は、荒療治で破壊しようと~
しているのです。人々の、常識を。▼~
:[モニカ]|………………。▼~
正直、あなたほど陛下の従者に相応しい人は~
いないと思います。ですが、負けません!▼~
いつか陛下の従者になり、貴族の……いえ、~
貴族を超えた新しい生き方を示します!▼~
そうと決まれば、こんなところでウジウジ~
なんてしていられませんね!▼~
(モニカが去る)
:[ヒューベルト]|くくくく……立ち止まっているかと思えば、~
一瞬で抜き去っていく……。▼~
私としても置いていかれるわけには~
行きませんな。進歩し続けなくては。▼~
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