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会話集/支援会話/エーデルガルト(アドラステア帝国)
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[[会話集/支援会話]]
*エーデルガルトの支援会話 [#k1851891]
#contents
**ヒューベルト [#pa5d3d3c]
***支援C [#n8103ef2]
(※支援会話なし)
***支援B [#a43264a1]
:[エーデルガルト]|それで、大司教の動きはどう?▼~
:[ヒューベルト]|フェルディア南のカムロスという街に拠点を~
構え、そこから動く様子はありません。▼~
セイロス騎士団は度々、従軍していますが、~
肝心の大司教は……▼~
よほどのことがない限り、前線には~
立たないかと。残念です。▼~
:[エーデルガルト]|予想はできたことよ。▼~
ブレーダッド領に攻め入るしか、彼女を~
どうにかする機会はなさそうなわけね。▼~
:[ヒューベルト]|はい。あの時、犠牲を厭わずガルグ=マクを~
完全に包囲し、破壊し尽くしていれば……▼~
どうにかできた可能性はありますがね。▼~
:[エーデルガルト]|ヒューベルト、それはアランデル公……~
タレスの計画でしょう。▼~
しかも実験段階にあった不確かな戦力を~
計算に入れた、机上の空論よ。▼~
そもそも彼らと袂を分かった時点で、~
それができる戦力など私たちにはない。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、それを承知の上で、我々は~
"闇に蠢く者"の排除に踏み切ったのです。▼~
たとえ大司教が野放しになっていても、~
現状のほうが私は良いと思いますがね。▼~
:[エーデルガルト]|それは比べるまでもないわ。▼~
"闇に蠢く者"が何かを企む恐れは~
あっても……▼~
その企みに私たちが従わされたり、~
後ろ暗い思いをしたりすることはないもの。▼~
:[ヒューベルト]|私は別に構いませんが、エーデルガルト様が~
汚れず苦しまないというのは……▼~
非常に重要なことですからな。~
貴方様自身にとっても、帝国にとっても。▼~
:[エーデルガルト]|……2年前、貴方にかなりの無業を言って、~
私たちの計画を変えたわよね。▼~
そのほとんどを成功させ、ここまで歩んで~
こられたのは……すべて貴方のおかげよ。▼~
本当に……感謝しているの。▼~
:[ヒューベルト]|急に、どうかしましたかな。~
言わずともわかっておりますが……。▼~
もしや、また何か無茶な計画変更が?▼~
:[エーデルガルト]|そうではないわ。~
ただ、改めて伝えようと思っただけ。▼~
私の道には、貴方がなくてはならない。▼~
それは、これまでがそうだったように、~
これからも変わらないのだから。▼~
:[ヒューベルト]|………………。▼~
やはり、何か無茶な計画があるのでは?~
正直に言っていただきたいのですが。▼~
:[エーデルガルト]|……ないと言っているでしょう?~
素直に受け取ってくれない?▼~
***支援A [#v1ec510d]
:[エーデルガルト]|貴方、“灰色の悪魔”について、~
どう思うかしら?▼~
:[ヒューベルト]|どう、とは? 何度も我々の障害となった~
手強い傭兵ですが。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいる
:[ヒューベルト]|まあ、それも昔のこと。今はとても~
頼もしい仲間だと思っていますよ。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、それはそうね。本当に味方に~
つけられてほっとしているわ。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいない ( ~EP:14まで)
:[ヒューベルト]|父である“壊刃”ジェラルトをこちらで~
討ち取りましたから……▼~
今後も強敵として立ちはだかる可能性は~
高いでしょうな。▼~
-灰色の悪魔を撃破 (EP:Final)
:[ヒューベルト]|先の戦いではとうとう討伐できましたな。▼~
《共通(灰色の悪魔が仲間にいない又は撃破)》
:[エーデルガルト]|本当は味方につけられれば~
良かったのだけれどね……。▼~
《共通》
:[ヒューベルト]|それで、かの者がどうかされたので?~
何か気になることでもありましたかな。▼~
:[エーデルガルト]|……わからないわ。▼~
いえ、ごめんなさい。~
気にしないでちょうだい。▼~
:[ヒューベルト]|流石にそう言われて気にならない者は~
いないと思いますが……。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、貴方の言い分はもっともよ。~
けれど、言葉にできないの。▼~
得体の知れない、何かを感じた。~
引き寄せられるような、何かを……。▼~
もしかしたら、紋章の、影響……?▼~
:[ヒューベルト]|紋章の?~
それは穏やかな話ではありませんが。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいる
:[エーデルガルト]|でも、急いで答えを出そうとは思わないわ。~
今はこの戦争を終わらせるのが先決よ。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいない ( ~EP:14まで)
:[エーデルガルト]|でも、答えが出るはずもないわ。戦って~
決着をつけるしかない相手なのだから。▼~
-灰色の悪魔を撃破 (EP:Final)
:[エーデルガルト]|でも、もう終わったことよ。~
“灰色の悪魔”は亡くなってしまった。▼~
《共通》
:[ヒューベルト]|わかりました。~
陛下がそういうのであれば。▼~
ただ、私は私で勝手にあの者について~
調べさせてもらいますので。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、構わらないわ。~
そう言うだろうと思っていたもの。▼~
それにしても……貴方は変わらないわね。▼~
私が宮城の地下から出たきた時も~
貴方だけは、本当にいつもの調子で……▼~
『貴方様が動けない分、私の方で勝手に~
調べておきましたので……』なんて言って。▼~
:[ヒューベルト]|内心では腸が煮えくり返っておりましたよ。~
ですが、他に人がいましたからな。▼~
表に出せばそれを彼奴らに利用される……~
そう思ってのことです。▼~
私は冷酷で、陰険な、~
何を考えているかわからない従者……▼~
それでいいのです。~
そうしておいたほうが都合がいい。▼~
:[エーデルガルト]|それはそうでしょうけれど……~
私もたまには逆の立場になってみたいわ。▼~
:[ヒューベルト]|本気ですか?~
陛下、本気でそう、お考えで?▼~
:[エーデルガルト]|……本気じゃないわ。~
向いていないのはわかっている。▼~
:[ヒューベルト]|いえ、向いていないとは申しませんよ。▼~
ただ、人の上に立つ貴方様が、~
私は好きなのです。▼~
どうぞ、これからも何でもお命じください。~
すべてを懸けてお応えいたします。▼~
:[エーデルガルト]|……ありがとう。~
これからも、頼りにしているわ。▼~
**フェルディナント [#obf3a363]
***支援C [#pdeddb87]
:[エーデルガルト]|あら、フェルディナント。~
貴方も宮城に戻っていたのね。▼~
:[フェルディナント]|ああ。~
貴方のように公務があるわけではないが。▼~
:[エーデルガルト]|それなら、なぜわざわざ帝都まで……~
前エーギル公に、会いに行っていたの?▼~
:[フェルディナント]|そうだ。~
地下牢にいる父に……。▼~
実は恥ずかしながら、初めて地下に入った。~
父から危険ゆえ近づくなと言われていてね。▼~
思ったよりも酷いところではなかった。▼~
何というか……物語に出てくるような~
恐ろしい牢獄を想像していたのだよ。▼~
:[エーデルガルト]|あら、そういう場所もあるわよ。~
私も一度しか下りたことはないけれど。▼~
前エーギル公のいる牢より更に地下……~
暗澹とした中を、鼠が、走り回っていたわ。▼~
:[フェルディナント]|鼠が……そうか。~
父には耐えられなそうな場所だな。▼~
父はかなり憔悴していたが、~
まだ恵まれた待遇ということか。▼~
:[エーデルガルト]|そうね、健康には気を遣っているはずよ。~
後は本人の心持ち次第でしょう。▼~
:[フェルディナント]|ああ、私も現状に文句はないよ。▼~
生きてしっかりと裁かれ、罪に応じた罰を~
受けてほしいと思っているだけさ。▼~
:[エーデルガルト]|早くしないと、~
ヒューベルトがうるさいわよ?▼~
:[フェルディナント]|わかっている。だがまだ多くの罪につい...
事実関係を掴めていないのだ。▼~
:[エーデルガルト]|諦めることも大事よ。彼ほどの大貴族なら、
買収や証拠の捏造も容易い。▼~
残っている記録も信用に足るものでは~
ないと、わかっているでしょう?▼~
:[フェルディナント]|ああ、もちろんだ。~
………………。▼~
実は……父の不正の証拠を拾ったのだ。~
もう随分、前の話になってしまったが。▼~
租税の記録でね。それを見つけた私は、~
いつか父を断罪するつもりだった。▼~
:[エーデルガルト]|……驚いたわね。自分の手で?▼~
:[フェルディナント]|そうだ。士官学校で学びながら、念入りに~
準備しようと思っていたのだが……▼~
その遥か前に、貴方に先を行かれて~
しまった。まったく、滑稽だろう?▼~
私は幼い頃から、ずっと父を敬愛していた。~
その思いを殺して、断罪すると誓った。▼~
……行き場を失った二つの気持ちを、~
私は今でも抱えたままなのだよ。▼~
:[エーデルガルト]|……そう。~
それで、貴方は停滞したままなの?▼~
貴方は帝国の宰相となって、私を諫め、~
私を上回るのではなかったかしら。▼~
:[フェルディナント]|それは……!▼~
:[エーデルガルト]|貴方は今も父親と言葉を交わせるし、~
あるいは父親を断罪することもできる。▼~
その気持ちの行き場は、まだあるように、~
私は思うわ。▼~
***支援B [#f2ae0228]
(※支援会話なし)
***支援A [#n5b35220]
:[フェルディナント]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|思ったより元気そうね。メリセウスでの~
戦いの直後より、随分と顔色が良いわ。▼~
:[フェルディナント]|ふふ、貴方は率直に言葉を投げるな。~
もう少しこう……▼~
……いや、そのほうがかえって気遣われた~
感じがして困るかもしれない。▼~
ありがとう、もう平常どおりだよ。~
何事にも全力で当たってみせるさ。▼~
:[エーデルガルト]|いえ、別に全力は出さなくて~
いいのだけれど……。▼~
まあ、いつもどおりというのならば、~
次の戦いも期待しているわね。▼~
:[フェルディナント]|ああ、任せてくれたまえ。~
どんな相手だろうと打ち倒してみせよう。▼~
もし敗死しようものなら、~
私の最後の記録が……▼~
「父を討ったことで自責の念に囚われ、~
戦場にその命を捨てた」などになりかねん。▼~
私は父を討った。~
そこに感傷がないといえば嘘になるが……▼~
自分を責めたりはしない。あの選択に、~
誤りはなかったと信じているのだ。▼~
:[エーデルガルト]|あら、そうしたら私は何かしら。▼~
「宰相との権力闘争の挙げ句、内乱を~
起こされ、対外戦争で敗れた愚帝」とか?▼~
そう呼ばれる覚悟はできているわ。~
もちろん負けるつもりはないけれど。▼~
:[フェルディナント]|当然だ。負けさせはしないさ。~
万一、貴方と私の命が天秤にかかったら……▼~
私は自責の念に囚われて死んだ汚名を~
かぶって、貴方を生かすことを選ぶよ。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
:[フェルディナント]|な、何だ?~
何かおかしいことを言ったかね?▼~
:[エーデルガルト]|いいえ、そんなことはないわ。~
貴方は強く、誇り高い。▼~
世の貴族が皆、貴方のようであれば、~
貴族という身分を壊す必要もないのに……。▼~
そう思っただけよ。~
まあ、無理な話よね。▼~
:[フェルディナント]|無理なものか! いや……今の状況から~
すれば無理に見えるのは致し方ない。▼~
致し方ないが……~
貴族の可能性はそんなものではないのだ。▼~
大国の政務や軍事を担うため、先祖代々~
連綿と繋がれてきた知恵や知識を持ち……▼~
領主として民から受けてきた信頼や~
その土地への理解、統治の方策を継ぐ。▼~
貴族が築き上げてきたそれらを、~
捨てることはできない。▼~
:[エーデルガルト]|……それは当たり前でしょう?~
私を何だと思っているの。▼~
壊して終わり、にはしないわ。~
貴族の後を継ぐのが、平民になるのよ。▼~
:[フェルディナント]|だが、いくら素質があったとしても、~
ただの平民が貴族に代わることなど……▼~
いや、待ってくれ。~
そういうことだな。▼~
貴方は貴族や豪商の子しか入れない、~
かつての士官学校のようなものではない……▼~
財産などなくとも誰でも入れる、平民の~
ための学校を作り、貴族の教育を施すと!▼~
:[エーデルガルト]|……!▼~
貴方の話はよく飛躍するけれど……~
それが、私にとっては必要みたいね。▼~
:[フェルディナント]|どういうことだね?~
いや、頼ってくれるのは嬉しいが……。▼~
**リンハルト [#fc3ad54d]
***支援C [#l3446798]
(※支援会話なし)
***支援B [#jcff4303]
:[エーデルガルト]|誰も、いないわね。~
……あの子はいるかしら。▼~
:[猫]|みゃあ。▼~
:[エーデルガルト]|私を待っていたの?~
よしよし、いい子ね……。▼~
今日は小魚を持ってきたわ。~
あっ、こら、がっついてはダメよ。▼~
:[猫]|みゃう、ぎゃうっ!▼~
:[エーデルガルト]|ふふ、足りないって?~
そうしたらまた……▼~
:[リンハルト]|あれ、エーデルガルトさん。~
こんなところで会うなんて珍しいですね。▼~
:[エーデルガルト]|っ!? ……リンハルト、奇遇ね。~
貴方こそ、こんなところで何を?▼~
:[リンハルト]|いやあ、ちょっと徹夜続きで眠くてですね。~
すぐそこで昼寝してたんですよ。▼~
:[エーデルガルト]|すぐそこで?~
貴方、もしかして……▼~
:[猫]|うにゃっ!▼~
:[リンハルト]|あれ、猫ですか?~
ここに住んでるんですかね?▼~
:[エーデルガルト]|さあ、わからないわ。~
私もここで猫を見るのは初めてだもの。▼~
:[リンハルト]|初めて? へえ、そうなんですか。~
なんだか貴方に慣れている気もしますけど。▼~
:[エーデルガルト]|確かにそうね。~
……何? 言いたいことがあるなら……▼~
:[リンハルト]|いやあ、猫って良いですよね。~
特に人の近くで暮らす猫は。▼~
:[エーデルガルト]|そう? 貴方の口からそんな言葉が~
出てくるとは思いもしなかったわ。▼~
:[リンハルト]|え、そうですか?~
こう見えて僕は猫に惹かれてるんですよ。▼~
その可愛さに人が集まってきて、いろいろと~
世話を焼いてくれたりするでしょ?▼~
:[エーデルガルト]|? 猫はただ可愛いというだけで、~
世話をしてもらえるわけじゃないのよ。▼~
鼠や害虫を駆除してくれるし、~
飼えば主の心を癒やしてくれる。▼~
言うなれば、互いのできることをして、~
助け合う関係性を築いているの。▼~
:[リンハルト]|猫がそんなこと考えてますかねえ。~
好き勝手に生きているだけじゃないですか?▼~
自由気ままに生きた結果、人のほうが勝手に~
評価してくれるなんて……▼~
猫は本当に幸せ者ですよ。~
食べるものにも事欠きませんし。▼~
:[エーデルガルト]|まあ、自由に生きた結果だったとしても、~
猫にはそれだけの価値があるということよ。▼~
でも、リンハルト。貴方が猫に一家言を~
持っているなんて意外ね。▼~
もしかして飼った経験があるのかしら。~
それなら教えてほしいことが……▼~
:[リンハルト]|猫を飼う? そんな面倒なこと、~
僕がするように見えますか?▼~
:[エーデルガルト]|……見えないから、意外だったのだけれど。▼~
:[リンハルト]|なるほど。なんかさっきから、話が~
合わないなあと思ってたんですよね。▼~
もしかしてエーデルガルトさんって、~
猫を飼いたいんですか?▼~
僕はずっと、猫みたいに飼われたいって~
話をしてたんで……そりゃ合いませんね。▼~
:[エーデルガルト]|え? あ、そう。~
……はあ。▼~
リンハルト、飼われたいと思うのは自由よ。~
自由だけれど……▼~
世話をしてもらうことを要求するなら、~
まずそれ相応に働いてみせることね。▼~
だいたい貴方はいつもそうやって……▼~
:[リンハルト]|あーいや、やめましょう。ほら、陛下、猫が~
貴方に可愛がってもらいたがってますよ。▼~
:[猫]|みゃ?▼~
**カスパル [#r0b84f42]
***支援C [#be3abbaf]
(※支援会話なし)
***支援B [#ve508cbd]
(※支援会話なし)
***支援A [#aafdb1d8]
:[カスパル]|ふんっ!~
おりゃあああっ!▼~
:[エーデルガルト]|くっ!~
せいやあっ!▼~
:[カスパル]|この辺にしとくかあ……。~
いやあ、いい汗かいたぜ!▼~
:[エーデルガルト]|私も良い鍛錬になったわ。~
ありがとう、カスパル。▼~
:[カスパル]|どういたしまして!~
いつでも呼んでくれよ!▼~
-ラファエルが自軍にいる
:[カスパル]|そうだ、次はラファエルも誘おうぜ!~
あいつの筋肉は凄えぞ!▼~
《共通》
:[エーデルガルト]|ええ、お願いするわ。~
鍛錬相手には困ることが多いから。▼~
:[カスパル]|ああ、そりゃあ仕方ねえだろ。皇帝を本気で~
殴れる奴がそうそういてたまるかよ。▼~
:[エーデルガルト]|貴方は平気で攻撃するじゃない。~
顔面だろうと、急所だろうと。▼~
:[カスパル]|い、いや、それはほら、お前なら受けられる~
って信頼感の現れっていうか……▼~
大丈夫か、オレ? ヒューベルトに~
知られたら消されるんじゃ……。▼
:[エーデルガルト]|……もう知っているわよ。前線に立つ以上、~
鍛錬は不可欠だと納得してもらっているわ。▼~
:[カスパル]|ほっ……。~
けど、何で立ち続けるんだ、前線に?▼~
確かにあんたは腕が立つけど、~
皇帝のあんたに何かあったら一大事だろ。▼~
オレみたいに武勲が必要なわけでもないし、~
後方で指示出してればよくねえか?▼~
エーデルガルトがよく言う「合理的」?な~
考え方にも反してる気がするんだが。▼~
:[エーデルガルト]|……貴方の口から合理性を問われるのは、~
ちょっと意外が過ぎるけれど。▼~
でも、そうね。~
確かに合理的でない部分はあるわ。▼~
:[カスパル]|だろ? いや、オレだって頭を使うこと~
くらいあるって!▼~
:[エーデルガルト]|ただ……もちろん合理的な理由もあるのよ。▼~
私が前線に立つことで味方の士気は上がるし、~
私という戦力を戦場で活用できる。▼~
死にさえしなければ、私が戦うことは、~
最善の策であるのは間違いないわ。▼~
:[カスパル]|言われれば、そんな気もすんな……。~
それで、合理的じゃない部分って何なんだ?▼~
:[エーデルガルト]|自分だけ安全な場所にいるということが、~
許せないから、かしらね。▼~
皆が私の命令で、命を懸けて戦っている。~
敵の命を奪い、敵から命を奪われている。▼~
そんな中で、私だけが命を懸けないなんて、~
不平等じゃないかしら?▼~
:[カスパル]|皇帝なのにか?▼~
:[エーデルガルト]|皇帝だから、よ。~
私のわがままね。▼~
:[カスパル]|結局、みんなと一緒に戦いてえってことか?~
そういう気持ちなら、オレも持ってるぜ。▼~
:[エーデルガルト]|まあ、そう考えてもらっても支障はないわ...
:[カスパル]|がっはっは! だったら嬉しいな!▼~
オレとは全然違うあんたにも、オレと同じ~
気持ちが宿ってるってことだもんな!▼~
それに、よく考えたら……あんたが後方で~
ふんぞり返ってる図なんて想像できねえぜ!▼~
やっぱ敵陣のど真ん中で斧ブン回して、~
クソ野郎を次々ブッ飛ばしてよ……▼~
:[エーデルガルト]|カスパル……貴方は他のものも、~
私と同じように宿すべきみたいね。▼~
例えば、礼節、とか……。▼~
:[カスパル]|げえっ、オレは礼節に従って動くのが~
難しいんだ! 勘弁してくれ!▼~
**ベルナデッタ [#y145654d]
***支援C [#j7192cda]
:[ベルナデッタ]|ふぇー……。▼~
:[エーデルガルト]|あら、ベルナデッタ。~
手紙を読んでいるの? お母様からかしら。▼~
:[ベルナデッタ]|あっ、エーデルガルトさん。~
そうです。帝都の母から。▼~
……って、何でわかったんですか?~
まさかベルへの手紙の監視をおお!?▼~
:[エーデルガルト]|貴方、他に手紙をくれそうな相手に~
心当たりはあるの?▼~
:[ベルナデッタ]|ありますよ! えーとですね、えーと……▼~
……ベ、ベルに手紙をくれる人なんて~
誰もいないんですうううう!▼~
友達も親戚もいない……。~
ベルは一人ぼっちなんです……。▼~
:[エーデルガルト]|落ち着いて、ベルナデッタ。~
友人はいるでしょう。▼~
ただ、戦友として同じ軍に属する身だから、~
手紙を送る必要もないだけよ。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、そうですかねえ!~
だったら良かったです!▼~
:[エーデルガルト]|それに、お母様から定期的に手紙を貰って~
いるのでしょう? 私のほうが羨ましいわ。▼~
:[ベルナデッタ]|……そっか、エーデルガルトさんの~
ご両親は……。ベ、ベルは贅沢でした……。▼~
:[エーデルガルト]|いいのよ。健在なお母様に感謝して、~
ちゃんと返事を書いてあげなさいね。▼~
:[ベルナデッタ]|はい、いつもいっぱい書いてますよ!▼~
:[エーデルガルト]|そういえば、貴方の父……ヴァーリ伯からは~
連絡は来ないのかしら?▼~
南方司教としてガルグ=マクに赴任して、~
大きく環境も変わったでしょう?▼~
:[ベルナデッタ]|来ないですけど……母からの手紙に~
近況が書いてありましたよ。▼~
母は、父についていった従者から~
様子を教えてもらったみたいです。▼~
『中央教会からの刺客を恐れて、大広間の~
3階にずっと閉じ籠もっているらしい。▼~
仕事で部屋から引きずり出される時も、~
半狂乱になって抵抗している』って……。▼~
:[エーデルガルト]|……どこかで聞いた話ね。▼~
:[ベルナデッタ]|そうですかね? あ、でも、~
引き籠もりってところはベルと同じですね。▼~
:[エーデルガルト]|貴方は昔と比べると、格段に引き籠もっては~
いない気がするけれど……。▼~
士官学校の頃などは、かなり極端な生活を
送っていたものね。▼~
:[ベルナデッタ]|……そんなに違いますかね?~
うーん、自分ではわかんないですけど。▼~
もしかしたら、あたしが会いたくなかった~
お父様が引き籠もったって聞いて……▼~
ならベルは引き籠もらなくていいんじゃ……~
ってなったのかもですねえ。▼~
:[エーデルガルト]|ふふ、呪いのようなものが解けたのかも~
しれないわね。私も……。▼~
:[ベルナデッタ]|エーデルガルトさんも? 何ですか?▼~
:[エーデルガルト]|何でもないわ。気にしないで。▼~
:[ベルナデッタ]|ええ、何なんですか?~
気になるなあ……。▼~
***支援B [#pe7b392d]
(※支援会話なし)
***支援A [#d1263b7f]
:[エーデルガルト]|タレスは、何を企んで……。~
帝都は大丈夫かしら。また、成り……▼~
……誰?▼~
:[ベルナデッタ]|あっ、エーデルガルトさん!?▼~
:[エーデルガルト]|ベルナデッタ?~
こんな時間にこんな場所で、何を。▼~
:[ベルナデッタ]|えっと、うんと、す、少しここで~
引き籠もろうかなって……。▼~
ここはたまにベルが引き籠もってる~
場所なんですよお……。▼~
:[エーデルガルト]|そうだったの。~
それは邪魔をしたわね。▼~
:[ベルナデッタ]|いいえ、別に……。▼~
そのエーデルガルトさん、何だか~
元気がないですね?▼~
何か、悩みがあるんです?~
ベルで良ければ聞きますけど。▼~
:[エーデルガルト]|ありがとう。でも皇帝の悩みなんて、尽きる~
はずもないわ。聞いていたらきりが……▼~
:[ベルナデッタ]|あの、そうじゃなくて……!▼~
:[エーデルガルト]|ベルナデッタ?▼~
:[ベルナデッタ]|前に、ベルの呪いが解けたのかもしれない~
って話をした時……▼~
エーデルガルトさん、自分もって~
言いかけてましたよね。▼~
あたしみたいにエーデルガルトさんも、~
何か呪いがあるんじゃないかって。▼~
だからこうして、ベルと同じように、~
夜に、独りで、こんな場所に……。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
参ったわね。貴方に見透かされるなんて~
思ってもみなかったわ。▼~
そのとおりよ。~
私もずっと苦しめられていたことがあった。▼~
その相手と戦って勝ち、呪いは解けたと~
思っていたのだけれど……。▼~
そう簡単にはいかないわね。~
まだ相手は生きているし、仲間もいる。▼~
:[ベルナデッタ]|そう、なんですね。~
ベルも……やっぱり簡単にはいかないです。▼~
ずっと外にいると、急に引き籠もりたく~
なって、とにかく独りでいたくなって。▼~
あたしは、引き籠もることが必要な人に~
なっちゃったみたいなんです。▼~
:[エーデルガルト]|そういうものよ、ベルナデッタ。~
誰しもが傷を抱えたまま前に進んでいく。▼~
寄り添って優しくすれば、傷が癒える~
なんていうのは幻想なのだから。▼~
:[ベルナデッタ]|世の中は、厳しいですねえ……。▼~
:[エーデルガルト]|でも、絶望する必要もない。~
そのために戦っているのでしょう?▼~
人々が理不尽な傷を負わぬ世を、~
立ち上がりたい者が立ち上がれる世を……▼~
引き籠もりたい者が引き籠もれる世を、~
私たちは創るのよ。この手で。▼~
:[ベルナデッタ]|本当ですか!?~
ベルも戦って、引き籠もります!▼~
:[エーデルガルト]|ええ、やるべきことさえ果たしていれば、~
後はいくらでも引き籠もっていていいわ。▼~
:[ベルナデッタ]|やるべきことっていうのが大変なんです!~
やっぱり厳しいですううう!▼~
**ドロテア [#c32b247b]
***支援C [#od9eed43]
(※支援会話なし)
***支援B [#f42ebe9d]
(※支援会話なし)
***支援A [#sdda34e0]
:[ドロテア]|ふうん、なるほど……~
こういう理論もあるのね。▼~
(エルくる)
:[エーデルガルト]|ドロテア?~
こんなに遅い時間まで勉強しているの?▼~
:[ドロテア]|あら、エーデルちゃん。~
貴女こそ、こんな時間までお仕事?▼~
ダメじゃない。~
夜ふかしはお肌の大敵なんだから。▼~
:[エーデルガルト]|貴方ね……その言葉、そっくりそのまま~
返ってきてしまうわよ?▼~
:[ドロテア]|ふふっ。みんなを見てたら、もっと私も~
頑張らなきゃって感じちゃって。▼~
特に戦術とか戦略はねえ……~
私には馴染みのなかったことばかりだから。▼~
:[エーデルガルト]|……本当なら、ドロテアには士官学校で学ぶ~
機会が、あったはずだものね。▼~
それだけではないわ。きっと多くの出会いが~
あり、様々なことを学べたでしょう。▼~
:[ドロテア]|エーデルちゃん?▼~
:[エーデルガルト]|その機会が失われてしまった原因の一端は、~
私の決断に……行動にある。▼~
そう思えば、貴方にはとても申し訳ない~
ことをしたわね……。▼~
:[ドロテア]|何を言ってるのよ。~
貴女はただ正しいことをしただけ。▼~
それに……王国や同盟でもいろいろと起こる~
なんて、想像もできないじゃない。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
:[ドロテア]|もちろん、休校になったと聞いた時は、~
とても残念だったわ。▼~
士官学校に入るために、努力もしたし、~
いろいろと大変な思いもしてきたし……▼~
それに、良い相手を見つける機会が、~
減っちゃったーって思って。▼~
:[エーデルガルト]|やっぱり気にしているんじゃないの。~
本当に申し訳……▼~
:[ドロテア]|でも。~
そういう士官学校生活を送っていたら……▼~
貴女はずっと鬱屈とした気持ちで、不安を~
抱えながら過ごすことになったんじゃない?▼~
帝都の父のことを思いながら、帝国の未来を~
心配しながら、泣いてしまったり、とか。▼~
:[エーデルガルト]|別に、泣いたりなんてしないわ。▼~
:[ドロテア]|貴女がそういう苦しみから解放されて、~
新しい世界に向けて邁進している。▼~
そんな貴女の下で働く今の生活も、~
全然悪くないって、私は思うの。▼~
:[エーデルガルト]|ドロテア……『下で』なんて言わないで。▼~
貴女は私のすぐ横に立って、~
私を助けてくれているわ。▼~
皇帝としても、私個人としても、~
貴方は大切な友人なのよ。▼~
:[ドロテア]|ありがとう、エーデルちゃん。~
私も、友達だと思っていいかしら。▼~
ふふふふっ……。~
“皇帝の友人”って、素敵ね。▼~
“神秘の歌姫”も悪くないけれど、~
もっと誇らしくて、温かい呼び名だわ。▼~
:[エーデルガルト]|それなら、私は“歌姫の友人”ね。~
皇帝の肩書は、横に置いておこうかしら。▼~
:[ドロテア]|あら、ダメよ。そしたら私が“歌姫の友人の~
友人”になっちゃうじゃない。▼~
:[エーデルガルト]|それもそうね。~
……ドロテア、これからも頼むわよ。▼~
それぞれの立場から、そしてそれぞれの~
立場を越えて……▼~
:[ドロテア]|友人として、互いに助け合う。~
でしょ?▼~
**ペトラ [#y4357c9d]
***支援C [#l7a07317]
(※支援会話なし)
***支援B [#c2f0e19b]
(※支援会話なし)
***支援A [#ma04a2a5]
:[ペトラ]|………………。▼~
(エーデルガルトが来る)
:[ペトラ]|エーデルガルト様?▼~
:[エーデルガルト]|邪魔をしてしまったかしら、ペトラ。▼~
:[ペトラ]|いいえ、大丈夫です。~
もう、終わる、しました。▼~
精霊、祈る、祈っています。~
次の戦い、無事、勝つ、祈願、です。▼~
:[エーデルガルト]|ブリギットでも、こうやって祈るの?~
礼拝堂が必要なフォドラとは、違うわね。▼~
:[ペトラ]|はい。ブリギット……森、山、空、~
精霊の宿るすべて、向かい、祈ります。▼~
祈るもの、違う、しかし、互い、命、~
懸けて戦う、そこ、フォドラと同じです。▼~
:[エーデルガルト]|命を懸けて戦う……ね。こんなこと、私が~
言うべきではないのかもしれないけれど。▼~
貴方は、このフォドラでの戦いに~
命を懸けてはいけないのではないかしら?▼~
ブリギットの王として、何としても国に~
戻る必要があるでしょう、貴方は。▼~
:[ペトラ]|はい、それ、確かです、~
異境の地、死ぬこと、許されません。▼~
エーデルガルト様、ブリギットの、帝国への~
従属、解消する、約束、しました。▼~
しかし……わたし、死ぬ、約束、~
果たす者、いなくなる、なります。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、そうよ。▼~
貴方が死ねば、ブリギットとの関係は、~
次の王位継承者との交流からやり直し。▼~
貴方くらい優秀で、話が通じる相手なら~
いいけれど……期待できるかしら?▼~
それに、個人的にも……仲間である貴方に~
死んでほしくはないの。▼~
:[ペトラ]|気遣い、感謝します。~
あなたの気持ち、嬉しく、思います。▼~
嬉しいですが、わたし、命、懸けたい、~
そう、思っています。▼~
:[エーデルガルト]|これから先、追い詰められた敵が~
どんな手段に出てくるかわからない。▼~
貴方の望まぬ結果になったとしても、~
戦い続けると?▼~
:[ペトラ]|危険、承知です。~
しかし、決意、すでに、しました。▼~
エーデルガルト様、命、懸けている……~
わたしだけ、逃げる、嫌ですから。▼~
:[エーデルガルト]|私が命を懸けているから?~
自分の起こした戦争だもの、当然でしょう。▼~
:[ペトラ]|わたしも、あなたと共に、戦うこと、~
選びました。当然です。▼~
万一、わたしたち、敗北する、あっても、~
わたし、後悔しません。▼~
あなたと共に、最後まで、戦い続ける、~
続けます。わたしの、祈りです。▼~
:[エーデルガルト]|負け戦をさせるつもりはないけれど……~
わかったわ。▼~
その覚悟、受け止めましょう。~
貴方の意志の強さには、参るわね。▼~
:[ペトラ]|あなた、皇帝で、わたし、王です。▼~
わたしたちのなか、仲間、他に、~
並び立てる者、いません。▼~
あなたと、対等、なる……できる存在、~
わたしだけ。故、並び立ち、続けます。▼~
:[エーデルガルト]|……ありがとう、ペトラ。~
ブリギットの王に、感謝と、敬服を。▼~
……でも、それなら、そろそろ「様」呼びは~
控えてくれてもいいんじゃないかしら。▼~
:[ペトラ]|はい……しかし、好みます。わたし、「様」~
つける、唯一、あなたのみ、ですから。▼~
**モニカ [#j01e350b]
***支援C [#cdec21e5]
(※支援会話なし)
***支援B [#mafaa718]
:[エーデルガルト]|ふふ、心地良い風……。~
自然はいいわね。▼~
:[モニカ]|陛下、ヒューベルトが捜して……▼~
あっ、お休み中でしたね。~
邪魔をしてすみません。▼~
:[エーデルガルト]|少しだけ、外の風に当たらせて。~
すぐに戻るわ。▼~
:[モニカ]|いえ、少しと言わず、ずっとで平気です。~
ヒューベルトの件はあたしにお任せを。▼~
見つからなかったとでも何とでも言えるので、~
思う存分、羽を伸ばしてくださいね。▼~
あ、寒くありませんか?~
羽織るものと、それから温かい紅茶を……▼~
:[エーデルガルト]|大丈夫よ、モニカ。~
気遣いだけ受け取っておくから。▼~
それにしても……▼~
:[モニカ]|陛下? どうかしました?~
あたしの顔に何か……。▼~
:[エーデルガルト]|いえ、貴方がここにこうしていることの、~
幸運に感謝しているだけよ。▼~
“闇に蠢く者”の囚われた貴方を、そのまま~
失っていた未来もあったかもしれない、と。▼~
:[モニカ]|そうですね……。あたしが生かされたのは、~
何かの術に使われる予定だったから……▼~
……なんですよね?~
でも、おかげで助かりました。▼~
生涯仕えるお方に自らの手で救っていただく~
と言う栄誉にも与れましたし。▼~
:[エーデルガルト]|栄誉と言ってもらえるのは嬉しいけれど、~
単に動かせる戦力がなかっただけなの。▼~
:[モニカ]|それでも、ですよ。▼~
ただ憧れだった陛下が、あたしの運命の人に~
変わった日と言っても過言ではないのです!▼~
:[エーデルガルト]|う、運命の人……?▼~
:[モニカ]|はい……! あたしのような木っ端貴族の~
娘を、陛下は身を挺して庇って……▼~
:[エーデルガルト]|私は……貴方を見捨てようとしたのよ。~
自分の道のために、貴方を切り捨てたの。▼~
貴方の救出が成るたった一節前まで、~
私は貴方を助ける予定なんてなかった。▼~
:[モニカ]|それは……▼~
:[エーデルガルト]|“闇に蠢く者”にとって、貴方は貴重な~
存在だったみたいで……▼~
彼らが貴方に手を出すのを見逃す代わりに、~
私は彼らの力を使おうとした。▼~
……貴方という犠牲を払って、~
私たちは戦うための準備を進めたのよ。▼~
:[モニカ]|それでも、陛下は助けてくれました。~
あたしの命を救うことを選んでくれた。▼~
それまでの過程なんて、あたしには~
どうだっていいんです。▼~
そのままあたしを交換材料として、~
あいつらと取引していれば良かったのに……▼~
手を切って、救ってくれたじゃないですか!~
あたしは、今ここにいるんです!▼~
:[エーデルガルト]|モニカ……。▼~
:[モニカ]|たった一つのあたしの生が、陛下と共に~
歩む運命であったことに……▼~
あたしは感謝しています。~
感謝し切れないほどに。▼~
:[エーデルガルト]|……ありがとう、モニカ。▼~
***支援A [#qbc35e21]
:[エーデルガルト]|ふう……。▼~
:[モニカ]|陛下、軍議が長引いてお疲れでしょう。~
紅茶をどうぞ。▼~
:[エーデルガルト]|助かるわ、モニカ。~
貴方も一緒に飲まない?▼~
:[モニカ]|ご一緒していいですか?~
はい! 陛下、是非に!▼~
:[エーデルガルト]|貴方が休んでいるところを、~
あまり見た記憶がないから……。▼~
程々にするのよ?~
頑張り過ぎて、体を壊しては困るわ。▼~
:[モニカ]|これは、夢ですか……? 陛下があたしの~
心配をして、二人きりでお茶を……。▼~
:[エーデルガルト]|体の心配くらい、いつもしているわよ。~
それにお茶だって初めてではないでしょう?▼~
:[モニカ]|はい、もちろん。心配は208回目、~
二人でのお茶は113回目の出来事です。▼~
しっかりと記録も記憶もしていますので、~
大丈夫ですよ。▼~
:[エーデルガルト]|何が大丈夫なのかしら……。~
はあ、いろいろな意味で心配だわ。▼~
:[モニカ]|また心配を……!▼~
:[エーデルガルト]|でも、それだけ貴方の頑張りに助けられて~
いるということでもあるものね。▼~
私は貴方にちゃんと返せているかしら?~
もし願いがあるなら言ってちょうだい。▼~
:[モニカ]|………………!▼~
お願いを、聞いてくれるんですか!?▼~
っこのモニカ=フォン=オックス、~
叶わぬ願いと知りながら、陛下に……▼~
:[エーデルガルト]|待って。待ちなさい。~
私が聞ける、常識的なお願いで頼むわよ。▼~
:[モニカ]|はい……。そ、その、大変不敬ながら~
膝枕を所望してもよろしいでしょうか……!▼~
:[エーデルガルト]|……ええ、そのくらいならいいわよ。▼~
:[モニカ]|ありがとうございます。お優しい陛下に、~
よりいっそうの忠誠を捧げます……。▼~
:[エーデルガルト]|もう十分、受け取っているわ。~
貰うべきではないほどの忠誠をね。▼~
:[モニカ]|……そういえば、陛下にお伝えしたいことが~
あったんです。▼~
陛下は、あたしを見捨てようとしたことで、~
ずっと自分を責めているみたいですけど……▼~
あたしは、もしあの時に死んだとしても、~
本当に嬉しかったはずですよ。▼~
だって、陛下が目的を果たすためのお役に~
立てたんですから……。▼~
それじゃ、~
あたしはお茶の準備をしてきますね。▼~
(モニカが去る)
:[エーデルガルト]|……まったく、困ったわね。▼~
あんなに強い人だったなんて、~
まるで知らなかったわ。▼~
……ありがとう、モニカ。▼~
**イエリッツァ [#s6792817]
***支援C [#bac747bb]
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|珍しいわね。~
戦術の教本を読んでいるの?▼~
しかも、その本……~
まさか士官学校を、懐かしんで?▼~
:[イエリッツァ]|……懐かしむような過去ではない。▼~
:[エーデルガルト]|そうかしら。
腕の立つ武術師範として、~
貴方は意外なほどに慕われていたわよ。▼~
私たちの担任になって、いろいろな役目を~
果たしてもらう予定だったけれど……▼~
士官学校がすぐに休止になったから。~
それでも、最低限の働きはあったわね。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|……相変わらず寡黙ね、貴方は。▼~
出会ったばかりの頃に比べれば、~
少しは何を考えているかわかるけれど。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
その沈黙は、「わかってもらう必要もない」~
といったところでしょう。▼~
まったく、貴方らしいわ、“エミール”。▼~
:[イエリッツァ]|その名で……私を呼ぶな。▼~
:[エーデルガルト]|……エミール=フォン=バルテルスは、~
もう死んだ、と?▼~
バルテルス家の人々を残らず惨殺した廉で、~
追っ手によって討伐された。▼~
:[イエリッツァ]|……そうあるべきだった。▼~
:[エーデルガルト]|本当にそれでいいのかしら?~
私は納得していなかった。だから……▼~
貴方は生きている。フリュム家の嫡子、~
イエリッツァ=フォン=フリュムとして。▼~
そして“死神騎士”としても。~
いずれにしても私の道にとって、欠かせない者よ。▼~
:[イエリッツァ]|……あの魔性の力まで欲する、か。~
強欲な女だ……。▼~
奴の乾きは……永遠に満たされん。~
斬れば斬るほど、人から遠のく……。▼~
:[エーデルガルト]|ふふ……貴方の話を聞いていると、~
“死神”こそが強欲に思えるけれど。▼~
いつの日か、その刃が私に向く時が~
来るかもしれないわね。▼~
:[イエリッツァ]|……皇帝は、私の主だ。~
今のところはな。▼~
奴に狩り場を与えてくれたことには……~
感謝している。お前を斬りはしない。▼~
:[エーデルガルト]|感謝も何も、初めからそういう契約だもの。~
互いの利を一致させるためのね。▼~
これからも力を貸してちょうだい。~
貴方も、“死神”も……。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
***支援B [#u4a1035e]
(※支援会話なし)
***支援A [#y599949f]
(剣の素振りの音)
:[イエリッツァ]|ふっ……!▼~
(エーデルガルトがやってくる)~
:[エーデルガルト]|……退屈そうね。▼~
:[イエリッツァ]|……相手のいない戦いなど、無意味。~
剣は、殺し合ってこそだ……。▼~
:[エーデルガルト]|貴方らしい理由だわ。~
戦争は、さぞや良い糧になるでしょう。▼~
貴方……いえ、“死神”のように、~
戦争を歓迎する者もいるということね。▼~
:[イエリッツァ]|……ああ。この戦争が始まらずとも、~
私はきっと、人を殺していたはずだ。▼~
……戦争が終われば、私の役目も終わる。~
皇帝との契約も、そこで終わりだ……。▼~
その時には……罰を受けねばなるまい。▼~
:[エーデルガルト]|まだ考えは変わらないの? 確かに罪だけを~
見れば、貴方の言うとおり罰は必要よ。▼~
けれど……功をもって罪をあがなうという~
方法だって残っているわ。▼~
汚いやり方と忌避するかしら?▼~
殺されたバルテルス家の者たちだって、~
罪はあったのよ。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
……たとえお前がそれを望んだとしても、~
私は……それを望まない。▼~
私の行く末は、私が決める……。~
どう生きるかも、どう死ぬかも。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
ふふ……私としては残念だけれど、~
貴方の意志は尊重する。▼~
死ぬよりも、生きて罰を受ける道を選んだ~
こと自体は喜ばしいし、ね。▼~
-メルセデスが生存
:[イエリッツァ]|……私は牢獄に入り、罰を受ける。~
そして、許されたその時には……いや……▼~
-メルセデスが死亡
:[イエリッツァ]|……私は牢獄に入り、罰を受ける。~
それが私にできる唯一の……いや……▼~
《共通》
:[イエリッツァ]|たとえ牢の中で、寿命が尽きようと……~
私の歩むべき道は、他にない。▼~
:[エーデルガルト]|貴方の決意が果たされることを、~
私は願っているわ。▼~
人が己の意志によって生き方を決められる。▼~
そういう世界こそが、私が戦いを起こして~
までも望んだものなのだから。▼~
:[イエリッツァ]|……すまない。~
これまでの計らいには……感謝している。▼~
:[エーデルガルト]|謝る必要はないわ。~
私も貴方の働きに感謝している。▼~
ありがとう、エミール。~
……いえ、イエリッツァ、だったわ。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|今日は、その名で呼ぶなと言わないのね。~
少しは許してもらえたのかしら。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|今は互いの未来に向かって、~
戦い続けましょう。▼~
:[イエリッツァ]|……ああ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#ed101c25]
- ペトラとの支援A会話だけは終盤になっても開放できませんが...
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*エーデルガルトの支援会話 [#k1851891]
#contents
**ヒューベルト [#pa5d3d3c]
***支援C [#n8103ef2]
(※支援会話なし)
***支援B [#a43264a1]
:[エーデルガルト]|それで、大司教の動きはどう?▼~
:[ヒューベルト]|フェルディア南のカムロスという街に拠点を~
構え、そこから動く様子はありません。▼~
セイロス騎士団は度々、従軍していますが、~
肝心の大司教は……▼~
よほどのことがない限り、前線には~
立たないかと。残念です。▼~
:[エーデルガルト]|予想はできたことよ。▼~
ブレーダッド領に攻め入るしか、彼女を~
どうにかする機会はなさそうなわけね。▼~
:[ヒューベルト]|はい。あの時、犠牲を厭わずガルグ=マクを~
完全に包囲し、破壊し尽くしていれば……▼~
どうにかできた可能性はありますがね。▼~
:[エーデルガルト]|ヒューベルト、それはアランデル公……~
タレスの計画でしょう。▼~
しかも実験段階にあった不確かな戦力を~
計算に入れた、机上の空論よ。▼~
そもそも彼らと袂を分かった時点で、~
それができる戦力など私たちにはない。▼~
:[ヒューベルト]|ええ、それを承知の上で、我々は~
"闇に蠢く者"の排除に踏み切ったのです。▼~
たとえ大司教が野放しになっていても、~
現状のほうが私は良いと思いますがね。▼~
:[エーデルガルト]|それは比べるまでもないわ。▼~
"闇に蠢く者"が何かを企む恐れは~
あっても……▼~
その企みに私たちが従わされたり、~
後ろ暗い思いをしたりすることはないもの。▼~
:[ヒューベルト]|私は別に構いませんが、エーデルガルト様が~
汚れず苦しまないというのは……▼~
非常に重要なことですからな。~
貴方様自身にとっても、帝国にとっても。▼~
:[エーデルガルト]|……2年前、貴方にかなりの無業を言って、~
私たちの計画を変えたわよね。▼~
そのほとんどを成功させ、ここまで歩んで~
こられたのは……すべて貴方のおかげよ。▼~
本当に……感謝しているの。▼~
:[ヒューベルト]|急に、どうかしましたかな。~
言わずともわかっておりますが……。▼~
もしや、また何か無茶な計画変更が?▼~
:[エーデルガルト]|そうではないわ。~
ただ、改めて伝えようと思っただけ。▼~
私の道には、貴方がなくてはならない。▼~
それは、これまでがそうだったように、~
これからも変わらないのだから。▼~
:[ヒューベルト]|………………。▼~
やはり、何か無茶な計画があるのでは?~
正直に言っていただきたいのですが。▼~
:[エーデルガルト]|……ないと言っているでしょう?~
素直に受け取ってくれない?▼~
***支援A [#v1ec510d]
:[エーデルガルト]|貴方、“灰色の悪魔”について、~
どう思うかしら?▼~
:[ヒューベルト]|どう、とは? 何度も我々の障害となった~
手強い傭兵ですが。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいる
:[ヒューベルト]|まあ、それも昔のこと。今はとても~
頼もしい仲間だと思っていますよ。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、それはそうね。本当に味方に~
つけられてほっとしているわ。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいない ( ~EP:14まで)
:[ヒューベルト]|父である“壊刃”ジェラルトをこちらで~
討ち取りましたから……▼~
今後も強敵として立ちはだかる可能性は~
高いでしょうな。▼~
-灰色の悪魔を撃破 (EP:Final)
:[ヒューベルト]|先の戦いではとうとう討伐できましたな。▼~
《共通(灰色の悪魔が仲間にいない又は撃破)》
:[エーデルガルト]|本当は味方につけられれば~
良かったのだけれどね……。▼~
《共通》
:[ヒューベルト]|それで、かの者がどうかされたので?~
何か気になることでもありましたかな。▼~
:[エーデルガルト]|……わからないわ。▼~
いえ、ごめんなさい。~
気にしないでちょうだい。▼~
:[ヒューベルト]|流石にそう言われて気にならない者は~
いないと思いますが……。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、貴方の言い分はもっともよ。~
けれど、言葉にできないの。▼~
得体の知れない、何かを感じた。~
引き寄せられるような、何かを……。▼~
もしかしたら、紋章の、影響……?▼~
:[ヒューベルト]|紋章の?~
それは穏やかな話ではありませんが。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいる
:[エーデルガルト]|でも、急いで答えを出そうとは思わないわ。~
今はこの戦争を終わらせるのが先決よ。▼~
-灰色の悪魔が仲間にいない ( ~EP:14まで)
:[エーデルガルト]|でも、答えが出るはずもないわ。戦って~
決着をつけるしかない相手なのだから。▼~
-灰色の悪魔を撃破 (EP:Final)
:[エーデルガルト]|でも、もう終わったことよ。~
“灰色の悪魔”は亡くなってしまった。▼~
《共通》
:[ヒューベルト]|わかりました。~
陛下がそういうのであれば。▼~
ただ、私は私で勝手にあの者について~
調べさせてもらいますので。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、構わらないわ。~
そう言うだろうと思っていたもの。▼~
それにしても……貴方は変わらないわね。▼~
私が宮城の地下から出たきた時も~
貴方だけは、本当にいつもの調子で……▼~
『貴方様が動けない分、私の方で勝手に~
調べておきましたので……』なんて言って。▼~
:[ヒューベルト]|内心では腸が煮えくり返っておりましたよ。~
ですが、他に人がいましたからな。▼~
表に出せばそれを彼奴らに利用される……~
そう思ってのことです。▼~
私は冷酷で、陰険な、~
何を考えているかわからない従者……▼~
それでいいのです。~
そうしておいたほうが都合がいい。▼~
:[エーデルガルト]|それはそうでしょうけれど……~
私もたまには逆の立場になってみたいわ。▼~
:[ヒューベルト]|本気ですか?~
陛下、本気でそう、お考えで?▼~
:[エーデルガルト]|……本気じゃないわ。~
向いていないのはわかっている。▼~
:[ヒューベルト]|いえ、向いていないとは申しませんよ。▼~
ただ、人の上に立つ貴方様が、~
私は好きなのです。▼~
どうぞ、これからも何でもお命じください。~
すべてを懸けてお応えいたします。▼~
:[エーデルガルト]|……ありがとう。~
これからも、頼りにしているわ。▼~
**フェルディナント [#obf3a363]
***支援C [#pdeddb87]
:[エーデルガルト]|あら、フェルディナント。~
貴方も宮城に戻っていたのね。▼~
:[フェルディナント]|ああ。~
貴方のように公務があるわけではないが。▼~
:[エーデルガルト]|それなら、なぜわざわざ帝都まで……~
前エーギル公に、会いに行っていたの?▼~
:[フェルディナント]|そうだ。~
地下牢にいる父に……。▼~
実は恥ずかしながら、初めて地下に入った。~
父から危険ゆえ近づくなと言われていてね。▼~
思ったよりも酷いところではなかった。▼~
何というか……物語に出てくるような~
恐ろしい牢獄を想像していたのだよ。▼~
:[エーデルガルト]|あら、そういう場所もあるわよ。~
私も一度しか下りたことはないけれど。▼~
前エーギル公のいる牢より更に地下……~
暗澹とした中を、鼠が、走り回っていたわ。▼~
:[フェルディナント]|鼠が……そうか。~
父には耐えられなそうな場所だな。▼~
父はかなり憔悴していたが、~
まだ恵まれた待遇ということか。▼~
:[エーデルガルト]|そうね、健康には気を遣っているはずよ。~
後は本人の心持ち次第でしょう。▼~
:[フェルディナント]|ああ、私も現状に文句はないよ。▼~
生きてしっかりと裁かれ、罪に応じた罰を~
受けてほしいと思っているだけさ。▼~
:[エーデルガルト]|早くしないと、~
ヒューベルトがうるさいわよ?▼~
:[フェルディナント]|わかっている。だがまだ多くの罪につい...
事実関係を掴めていないのだ。▼~
:[エーデルガルト]|諦めることも大事よ。彼ほどの大貴族なら、
買収や証拠の捏造も容易い。▼~
残っている記録も信用に足るものでは~
ないと、わかっているでしょう?▼~
:[フェルディナント]|ああ、もちろんだ。~
………………。▼~
実は……父の不正の証拠を拾ったのだ。~
もう随分、前の話になってしまったが。▼~
租税の記録でね。それを見つけた私は、~
いつか父を断罪するつもりだった。▼~
:[エーデルガルト]|……驚いたわね。自分の手で?▼~
:[フェルディナント]|そうだ。士官学校で学びながら、念入りに~
準備しようと思っていたのだが……▼~
その遥か前に、貴方に先を行かれて~
しまった。まったく、滑稽だろう?▼~
私は幼い頃から、ずっと父を敬愛していた。~
その思いを殺して、断罪すると誓った。▼~
……行き場を失った二つの気持ちを、~
私は今でも抱えたままなのだよ。▼~
:[エーデルガルト]|……そう。~
それで、貴方は停滞したままなの?▼~
貴方は帝国の宰相となって、私を諫め、~
私を上回るのではなかったかしら。▼~
:[フェルディナント]|それは……!▼~
:[エーデルガルト]|貴方は今も父親と言葉を交わせるし、~
あるいは父親を断罪することもできる。▼~
その気持ちの行き場は、まだあるように、~
私は思うわ。▼~
***支援B [#f2ae0228]
(※支援会話なし)
***支援A [#n5b35220]
:[フェルディナント]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|思ったより元気そうね。メリセウスでの~
戦いの直後より、随分と顔色が良いわ。▼~
:[フェルディナント]|ふふ、貴方は率直に言葉を投げるな。~
もう少しこう……▼~
……いや、そのほうがかえって気遣われた~
感じがして困るかもしれない。▼~
ありがとう、もう平常どおりだよ。~
何事にも全力で当たってみせるさ。▼~
:[エーデルガルト]|いえ、別に全力は出さなくて~
いいのだけれど……。▼~
まあ、いつもどおりというのならば、~
次の戦いも期待しているわね。▼~
:[フェルディナント]|ああ、任せてくれたまえ。~
どんな相手だろうと打ち倒してみせよう。▼~
もし敗死しようものなら、~
私の最後の記録が……▼~
「父を討ったことで自責の念に囚われ、~
戦場にその命を捨てた」などになりかねん。▼~
私は父を討った。~
そこに感傷がないといえば嘘になるが……▼~
自分を責めたりはしない。あの選択に、~
誤りはなかったと信じているのだ。▼~
:[エーデルガルト]|あら、そうしたら私は何かしら。▼~
「宰相との権力闘争の挙げ句、内乱を~
起こされ、対外戦争で敗れた愚帝」とか?▼~
そう呼ばれる覚悟はできているわ。~
もちろん負けるつもりはないけれど。▼~
:[フェルディナント]|当然だ。負けさせはしないさ。~
万一、貴方と私の命が天秤にかかったら……▼~
私は自責の念に囚われて死んだ汚名を~
かぶって、貴方を生かすことを選ぶよ。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
:[フェルディナント]|な、何だ?~
何かおかしいことを言ったかね?▼~
:[エーデルガルト]|いいえ、そんなことはないわ。~
貴方は強く、誇り高い。▼~
世の貴族が皆、貴方のようであれば、~
貴族という身分を壊す必要もないのに……。▼~
そう思っただけよ。~
まあ、無理な話よね。▼~
:[フェルディナント]|無理なものか! いや……今の状況から~
すれば無理に見えるのは致し方ない。▼~
致し方ないが……~
貴族の可能性はそんなものではないのだ。▼~
大国の政務や軍事を担うため、先祖代々~
連綿と繋がれてきた知恵や知識を持ち……▼~
領主として民から受けてきた信頼や~
その土地への理解、統治の方策を継ぐ。▼~
貴族が築き上げてきたそれらを、~
捨てることはできない。▼~
:[エーデルガルト]|……それは当たり前でしょう?~
私を何だと思っているの。▼~
壊して終わり、にはしないわ。~
貴族の後を継ぐのが、平民になるのよ。▼~
:[フェルディナント]|だが、いくら素質があったとしても、~
ただの平民が貴族に代わることなど……▼~
いや、待ってくれ。~
そういうことだな。▼~
貴方は貴族や豪商の子しか入れない、~
かつての士官学校のようなものではない……▼~
財産などなくとも誰でも入れる、平民の~
ための学校を作り、貴族の教育を施すと!▼~
:[エーデルガルト]|……!▼~
貴方の話はよく飛躍するけれど……~
それが、私にとっては必要みたいね。▼~
:[フェルディナント]|どういうことだね?~
いや、頼ってくれるのは嬉しいが……。▼~
**リンハルト [#fc3ad54d]
***支援C [#l3446798]
(※支援会話なし)
***支援B [#jcff4303]
:[エーデルガルト]|誰も、いないわね。~
……あの子はいるかしら。▼~
:[猫]|みゃあ。▼~
:[エーデルガルト]|私を待っていたの?~
よしよし、いい子ね……。▼~
今日は小魚を持ってきたわ。~
あっ、こら、がっついてはダメよ。▼~
:[猫]|みゃう、ぎゃうっ!▼~
:[エーデルガルト]|ふふ、足りないって?~
そうしたらまた……▼~
:[リンハルト]|あれ、エーデルガルトさん。~
こんなところで会うなんて珍しいですね。▼~
:[エーデルガルト]|っ!? ……リンハルト、奇遇ね。~
貴方こそ、こんなところで何を?▼~
:[リンハルト]|いやあ、ちょっと徹夜続きで眠くてですね。~
すぐそこで昼寝してたんですよ。▼~
:[エーデルガルト]|すぐそこで?~
貴方、もしかして……▼~
:[猫]|うにゃっ!▼~
:[リンハルト]|あれ、猫ですか?~
ここに住んでるんですかね?▼~
:[エーデルガルト]|さあ、わからないわ。~
私もここで猫を見るのは初めてだもの。▼~
:[リンハルト]|初めて? へえ、そうなんですか。~
なんだか貴方に慣れている気もしますけど。▼~
:[エーデルガルト]|確かにそうね。~
……何? 言いたいことがあるなら……▼~
:[リンハルト]|いやあ、猫って良いですよね。~
特に人の近くで暮らす猫は。▼~
:[エーデルガルト]|そう? 貴方の口からそんな言葉が~
出てくるとは思いもしなかったわ。▼~
:[リンハルト]|え、そうですか?~
こう見えて僕は猫に惹かれてるんですよ。▼~
その可愛さに人が集まってきて、いろいろと~
世話を焼いてくれたりするでしょ?▼~
:[エーデルガルト]|? 猫はただ可愛いというだけで、~
世話をしてもらえるわけじゃないのよ。▼~
鼠や害虫を駆除してくれるし、~
飼えば主の心を癒やしてくれる。▼~
言うなれば、互いのできることをして、~
助け合う関係性を築いているの。▼~
:[リンハルト]|猫がそんなこと考えてますかねえ。~
好き勝手に生きているだけじゃないですか?▼~
自由気ままに生きた結果、人のほうが勝手に~
評価してくれるなんて……▼~
猫は本当に幸せ者ですよ。~
食べるものにも事欠きませんし。▼~
:[エーデルガルト]|まあ、自由に生きた結果だったとしても、~
猫にはそれだけの価値があるということよ。▼~
でも、リンハルト。貴方が猫に一家言を~
持っているなんて意外ね。▼~
もしかして飼った経験があるのかしら。~
それなら教えてほしいことが……▼~
:[リンハルト]|猫を飼う? そんな面倒なこと、~
僕がするように見えますか?▼~
:[エーデルガルト]|……見えないから、意外だったのだけれど。▼~
:[リンハルト]|なるほど。なんかさっきから、話が~
合わないなあと思ってたんですよね。▼~
もしかしてエーデルガルトさんって、~
猫を飼いたいんですか?▼~
僕はずっと、猫みたいに飼われたいって~
話をしてたんで……そりゃ合いませんね。▼~
:[エーデルガルト]|え? あ、そう。~
……はあ。▼~
リンハルト、飼われたいと思うのは自由よ。~
自由だけれど……▼~
世話をしてもらうことを要求するなら、~
まずそれ相応に働いてみせることね。▼~
だいたい貴方はいつもそうやって……▼~
:[リンハルト]|あーいや、やめましょう。ほら、陛下、猫が~
貴方に可愛がってもらいたがってますよ。▼~
:[猫]|みゃ?▼~
**カスパル [#r0b84f42]
***支援C [#be3abbaf]
(※支援会話なし)
***支援B [#ve508cbd]
(※支援会話なし)
***支援A [#aafdb1d8]
:[カスパル]|ふんっ!~
おりゃあああっ!▼~
:[エーデルガルト]|くっ!~
せいやあっ!▼~
:[カスパル]|この辺にしとくかあ……。~
いやあ、いい汗かいたぜ!▼~
:[エーデルガルト]|私も良い鍛錬になったわ。~
ありがとう、カスパル。▼~
:[カスパル]|どういたしまして!~
いつでも呼んでくれよ!▼~
-ラファエルが自軍にいる
:[カスパル]|そうだ、次はラファエルも誘おうぜ!~
あいつの筋肉は凄えぞ!▼~
《共通》
:[エーデルガルト]|ええ、お願いするわ。~
鍛錬相手には困ることが多いから。▼~
:[カスパル]|ああ、そりゃあ仕方ねえだろ。皇帝を本気で~
殴れる奴がそうそういてたまるかよ。▼~
:[エーデルガルト]|貴方は平気で攻撃するじゃない。~
顔面だろうと、急所だろうと。▼~
:[カスパル]|い、いや、それはほら、お前なら受けられる~
って信頼感の現れっていうか……▼~
大丈夫か、オレ? ヒューベルトに~
知られたら消されるんじゃ……。▼
:[エーデルガルト]|……もう知っているわよ。前線に立つ以上、~
鍛錬は不可欠だと納得してもらっているわ。▼~
:[カスパル]|ほっ……。~
けど、何で立ち続けるんだ、前線に?▼~
確かにあんたは腕が立つけど、~
皇帝のあんたに何かあったら一大事だろ。▼~
オレみたいに武勲が必要なわけでもないし、~
後方で指示出してればよくねえか?▼~
エーデルガルトがよく言う「合理的」?な~
考え方にも反してる気がするんだが。▼~
:[エーデルガルト]|……貴方の口から合理性を問われるのは、~
ちょっと意外が過ぎるけれど。▼~
でも、そうね。~
確かに合理的でない部分はあるわ。▼~
:[カスパル]|だろ? いや、オレだって頭を使うこと~
くらいあるって!▼~
:[エーデルガルト]|ただ……もちろん合理的な理由もあるのよ。▼~
私が前線に立つことで味方の士気は上がるし、~
私という戦力を戦場で活用できる。▼~
死にさえしなければ、私が戦うことは、~
最善の策であるのは間違いないわ。▼~
:[カスパル]|言われれば、そんな気もすんな……。~
それで、合理的じゃない部分って何なんだ?▼~
:[エーデルガルト]|自分だけ安全な場所にいるということが、~
許せないから、かしらね。▼~
皆が私の命令で、命を懸けて戦っている。~
敵の命を奪い、敵から命を奪われている。▼~
そんな中で、私だけが命を懸けないなんて、~
不平等じゃないかしら?▼~
:[カスパル]|皇帝なのにか?▼~
:[エーデルガルト]|皇帝だから、よ。~
私のわがままね。▼~
:[カスパル]|結局、みんなと一緒に戦いてえってことか?~
そういう気持ちなら、オレも持ってるぜ。▼~
:[エーデルガルト]|まあ、そう考えてもらっても支障はないわ...
:[カスパル]|がっはっは! だったら嬉しいな!▼~
オレとは全然違うあんたにも、オレと同じ~
気持ちが宿ってるってことだもんな!▼~
それに、よく考えたら……あんたが後方で~
ふんぞり返ってる図なんて想像できねえぜ!▼~
やっぱ敵陣のど真ん中で斧ブン回して、~
クソ野郎を次々ブッ飛ばしてよ……▼~
:[エーデルガルト]|カスパル……貴方は他のものも、~
私と同じように宿すべきみたいね。▼~
例えば、礼節、とか……。▼~
:[カスパル]|げえっ、オレは礼節に従って動くのが~
難しいんだ! 勘弁してくれ!▼~
**ベルナデッタ [#y145654d]
***支援C [#j7192cda]
:[ベルナデッタ]|ふぇー……。▼~
:[エーデルガルト]|あら、ベルナデッタ。~
手紙を読んでいるの? お母様からかしら。▼~
:[ベルナデッタ]|あっ、エーデルガルトさん。~
そうです。帝都の母から。▼~
……って、何でわかったんですか?~
まさかベルへの手紙の監視をおお!?▼~
:[エーデルガルト]|貴方、他に手紙をくれそうな相手に~
心当たりはあるの?▼~
:[ベルナデッタ]|ありますよ! えーとですね、えーと……▼~
……ベ、ベルに手紙をくれる人なんて~
誰もいないんですうううう!▼~
友達も親戚もいない……。~
ベルは一人ぼっちなんです……。▼~
:[エーデルガルト]|落ち着いて、ベルナデッタ。~
友人はいるでしょう。▼~
ただ、戦友として同じ軍に属する身だから、~
手紙を送る必要もないだけよ。▼~
:[ベルナデッタ]|そ、そうですかねえ!~
だったら良かったです!▼~
:[エーデルガルト]|それに、お母様から定期的に手紙を貰って~
いるのでしょう? 私のほうが羨ましいわ。▼~
:[ベルナデッタ]|……そっか、エーデルガルトさんの~
ご両親は……。ベ、ベルは贅沢でした……。▼~
:[エーデルガルト]|いいのよ。健在なお母様に感謝して、~
ちゃんと返事を書いてあげなさいね。▼~
:[ベルナデッタ]|はい、いつもいっぱい書いてますよ!▼~
:[エーデルガルト]|そういえば、貴方の父……ヴァーリ伯からは~
連絡は来ないのかしら?▼~
南方司教としてガルグ=マクに赴任して、~
大きく環境も変わったでしょう?▼~
:[ベルナデッタ]|来ないですけど……母からの手紙に~
近況が書いてありましたよ。▼~
母は、父についていった従者から~
様子を教えてもらったみたいです。▼~
『中央教会からの刺客を恐れて、大広間の~
3階にずっと閉じ籠もっているらしい。▼~
仕事で部屋から引きずり出される時も、~
半狂乱になって抵抗している』って……。▼~
:[エーデルガルト]|……どこかで聞いた話ね。▼~
:[ベルナデッタ]|そうですかね? あ、でも、~
引き籠もりってところはベルと同じですね。▼~
:[エーデルガルト]|貴方は昔と比べると、格段に引き籠もっては~
いない気がするけれど……。▼~
士官学校の頃などは、かなり極端な生活を
送っていたものね。▼~
:[ベルナデッタ]|……そんなに違いますかね?~
うーん、自分ではわかんないですけど。▼~
もしかしたら、あたしが会いたくなかった~
お父様が引き籠もったって聞いて……▼~
ならベルは引き籠もらなくていいんじゃ……~
ってなったのかもですねえ。▼~
:[エーデルガルト]|ふふ、呪いのようなものが解けたのかも~
しれないわね。私も……。▼~
:[ベルナデッタ]|エーデルガルトさんも? 何ですか?▼~
:[エーデルガルト]|何でもないわ。気にしないで。▼~
:[ベルナデッタ]|ええ、何なんですか?~
気になるなあ……。▼~
***支援B [#pe7b392d]
(※支援会話なし)
***支援A [#d1263b7f]
:[エーデルガルト]|タレスは、何を企んで……。~
帝都は大丈夫かしら。また、成り……▼~
……誰?▼~
:[ベルナデッタ]|あっ、エーデルガルトさん!?▼~
:[エーデルガルト]|ベルナデッタ?~
こんな時間にこんな場所で、何を。▼~
:[ベルナデッタ]|えっと、うんと、す、少しここで~
引き籠もろうかなって……。▼~
ここはたまにベルが引き籠もってる~
場所なんですよお……。▼~
:[エーデルガルト]|そうだったの。~
それは邪魔をしたわね。▼~
:[ベルナデッタ]|いいえ、別に……。▼~
そのエーデルガルトさん、何だか~
元気がないですね?▼~
何か、悩みがあるんです?~
ベルで良ければ聞きますけど。▼~
:[エーデルガルト]|ありがとう。でも皇帝の悩みなんて、尽きる~
はずもないわ。聞いていたらきりが……▼~
:[ベルナデッタ]|あの、そうじゃなくて……!▼~
:[エーデルガルト]|ベルナデッタ?▼~
:[ベルナデッタ]|前に、ベルの呪いが解けたのかもしれない~
って話をした時……▼~
エーデルガルトさん、自分もって~
言いかけてましたよね。▼~
あたしみたいにエーデルガルトさんも、~
何か呪いがあるんじゃないかって。▼~
だからこうして、ベルと同じように、~
夜に、独りで、こんな場所に……。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
参ったわね。貴方に見透かされるなんて~
思ってもみなかったわ。▼~
そのとおりよ。~
私もずっと苦しめられていたことがあった。▼~
その相手と戦って勝ち、呪いは解けたと~
思っていたのだけれど……。▼~
そう簡単にはいかないわね。~
まだ相手は生きているし、仲間もいる。▼~
:[ベルナデッタ]|そう、なんですね。~
ベルも……やっぱり簡単にはいかないです。▼~
ずっと外にいると、急に引き籠もりたく~
なって、とにかく独りでいたくなって。▼~
あたしは、引き籠もることが必要な人に~
なっちゃったみたいなんです。▼~
:[エーデルガルト]|そういうものよ、ベルナデッタ。~
誰しもが傷を抱えたまま前に進んでいく。▼~
寄り添って優しくすれば、傷が癒える~
なんていうのは幻想なのだから。▼~
:[ベルナデッタ]|世の中は、厳しいですねえ……。▼~
:[エーデルガルト]|でも、絶望する必要もない。~
そのために戦っているのでしょう?▼~
人々が理不尽な傷を負わぬ世を、~
立ち上がりたい者が立ち上がれる世を……▼~
引き籠もりたい者が引き籠もれる世を、~
私たちは創るのよ。この手で。▼~
:[ベルナデッタ]|本当ですか!?~
ベルも戦って、引き籠もります!▼~
:[エーデルガルト]|ええ、やるべきことさえ果たしていれば、~
後はいくらでも引き籠もっていていいわ。▼~
:[ベルナデッタ]|やるべきことっていうのが大変なんです!~
やっぱり厳しいですううう!▼~
**ドロテア [#c32b247b]
***支援C [#od9eed43]
(※支援会話なし)
***支援B [#f42ebe9d]
(※支援会話なし)
***支援A [#sdda34e0]
:[ドロテア]|ふうん、なるほど……~
こういう理論もあるのね。▼~
(エルくる)
:[エーデルガルト]|ドロテア?~
こんなに遅い時間まで勉強しているの?▼~
:[ドロテア]|あら、エーデルちゃん。~
貴女こそ、こんな時間までお仕事?▼~
ダメじゃない。~
夜ふかしはお肌の大敵なんだから。▼~
:[エーデルガルト]|貴方ね……その言葉、そっくりそのまま~
返ってきてしまうわよ?▼~
:[ドロテア]|ふふっ。みんなを見てたら、もっと私も~
頑張らなきゃって感じちゃって。▼~
特に戦術とか戦略はねえ……~
私には馴染みのなかったことばかりだから。▼~
:[エーデルガルト]|……本当なら、ドロテアには士官学校で学ぶ~
機会が、あったはずだものね。▼~
それだけではないわ。きっと多くの出会いが~
あり、様々なことを学べたでしょう。▼~
:[ドロテア]|エーデルちゃん?▼~
:[エーデルガルト]|その機会が失われてしまった原因の一端は、~
私の決断に……行動にある。▼~
そう思えば、貴方にはとても申し訳ない~
ことをしたわね……。▼~
:[ドロテア]|何を言ってるのよ。~
貴女はただ正しいことをしただけ。▼~
それに……王国や同盟でもいろいろと起こる~
なんて、想像もできないじゃない。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
:[ドロテア]|もちろん、休校になったと聞いた時は、~
とても残念だったわ。▼~
士官学校に入るために、努力もしたし、~
いろいろと大変な思いもしてきたし……▼~
それに、良い相手を見つける機会が、~
減っちゃったーって思って。▼~
:[エーデルガルト]|やっぱり気にしているんじゃないの。~
本当に申し訳……▼~
:[ドロテア]|でも。~
そういう士官学校生活を送っていたら……▼~
貴女はずっと鬱屈とした気持ちで、不安を~
抱えながら過ごすことになったんじゃない?▼~
帝都の父のことを思いながら、帝国の未来を~
心配しながら、泣いてしまったり、とか。▼~
:[エーデルガルト]|別に、泣いたりなんてしないわ。▼~
:[ドロテア]|貴女がそういう苦しみから解放されて、~
新しい世界に向けて邁進している。▼~
そんな貴女の下で働く今の生活も、~
全然悪くないって、私は思うの。▼~
:[エーデルガルト]|ドロテア……『下で』なんて言わないで。▼~
貴女は私のすぐ横に立って、~
私を助けてくれているわ。▼~
皇帝としても、私個人としても、~
貴方は大切な友人なのよ。▼~
:[ドロテア]|ありがとう、エーデルちゃん。~
私も、友達だと思っていいかしら。▼~
ふふふふっ……。~
“皇帝の友人”って、素敵ね。▼~
“神秘の歌姫”も悪くないけれど、~
もっと誇らしくて、温かい呼び名だわ。▼~
:[エーデルガルト]|それなら、私は“歌姫の友人”ね。~
皇帝の肩書は、横に置いておこうかしら。▼~
:[ドロテア]|あら、ダメよ。そしたら私が“歌姫の友人の~
友人”になっちゃうじゃない。▼~
:[エーデルガルト]|それもそうね。~
……ドロテア、これからも頼むわよ。▼~
それぞれの立場から、そしてそれぞれの~
立場を越えて……▼~
:[ドロテア]|友人として、互いに助け合う。~
でしょ?▼~
**ペトラ [#y4357c9d]
***支援C [#l7a07317]
(※支援会話なし)
***支援B [#c2f0e19b]
(※支援会話なし)
***支援A [#ma04a2a5]
:[ペトラ]|………………。▼~
(エーデルガルトが来る)
:[ペトラ]|エーデルガルト様?▼~
:[エーデルガルト]|邪魔をしてしまったかしら、ペトラ。▼~
:[ペトラ]|いいえ、大丈夫です。~
もう、終わる、しました。▼~
精霊、祈る、祈っています。~
次の戦い、無事、勝つ、祈願、です。▼~
:[エーデルガルト]|ブリギットでも、こうやって祈るの?~
礼拝堂が必要なフォドラとは、違うわね。▼~
:[ペトラ]|はい。ブリギット……森、山、空、~
精霊の宿るすべて、向かい、祈ります。▼~
祈るもの、違う、しかし、互い、命、~
懸けて戦う、そこ、フォドラと同じです。▼~
:[エーデルガルト]|命を懸けて戦う……ね。こんなこと、私が~
言うべきではないのかもしれないけれど。▼~
貴方は、このフォドラでの戦いに~
命を懸けてはいけないのではないかしら?▼~
ブリギットの王として、何としても国に~
戻る必要があるでしょう、貴方は。▼~
:[ペトラ]|はい、それ、確かです、~
異境の地、死ぬこと、許されません。▼~
エーデルガルト様、ブリギットの、帝国への~
従属、解消する、約束、しました。▼~
しかし……わたし、死ぬ、約束、~
果たす者、いなくなる、なります。▼~
:[エーデルガルト]|ええ、そうよ。▼~
貴方が死ねば、ブリギットとの関係は、~
次の王位継承者との交流からやり直し。▼~
貴方くらい優秀で、話が通じる相手なら~
いいけれど……期待できるかしら?▼~
それに、個人的にも……仲間である貴方に~
死んでほしくはないの。▼~
:[ペトラ]|気遣い、感謝します。~
あなたの気持ち、嬉しく、思います。▼~
嬉しいですが、わたし、命、懸けたい、~
そう、思っています。▼~
:[エーデルガルト]|これから先、追い詰められた敵が~
どんな手段に出てくるかわからない。▼~
貴方の望まぬ結果になったとしても、~
戦い続けると?▼~
:[ペトラ]|危険、承知です。~
しかし、決意、すでに、しました。▼~
エーデルガルト様、命、懸けている……~
わたしだけ、逃げる、嫌ですから。▼~
:[エーデルガルト]|私が命を懸けているから?~
自分の起こした戦争だもの、当然でしょう。▼~
:[ペトラ]|わたしも、あなたと共に、戦うこと、~
選びました。当然です。▼~
万一、わたしたち、敗北する、あっても、~
わたし、後悔しません。▼~
あなたと共に、最後まで、戦い続ける、~
続けます。わたしの、祈りです。▼~
:[エーデルガルト]|負け戦をさせるつもりはないけれど……~
わかったわ。▼~
その覚悟、受け止めましょう。~
貴方の意志の強さには、参るわね。▼~
:[ペトラ]|あなた、皇帝で、わたし、王です。▼~
わたしたちのなか、仲間、他に、~
並び立てる者、いません。▼~
あなたと、対等、なる……できる存在、~
わたしだけ。故、並び立ち、続けます。▼~
:[エーデルガルト]|……ありがとう、ペトラ。~
ブリギットの王に、感謝と、敬服を。▼~
……でも、それなら、そろそろ「様」呼びは~
控えてくれてもいいんじゃないかしら。▼~
:[ペトラ]|はい……しかし、好みます。わたし、「様」~
つける、唯一、あなたのみ、ですから。▼~
**モニカ [#j01e350b]
***支援C [#cdec21e5]
(※支援会話なし)
***支援B [#mafaa718]
:[エーデルガルト]|ふふ、心地良い風……。~
自然はいいわね。▼~
:[モニカ]|陛下、ヒューベルトが捜して……▼~
あっ、お休み中でしたね。~
邪魔をしてすみません。▼~
:[エーデルガルト]|少しだけ、外の風に当たらせて。~
すぐに戻るわ。▼~
:[モニカ]|いえ、少しと言わず、ずっとで平気です。~
ヒューベルトの件はあたしにお任せを。▼~
見つからなかったとでも何とでも言えるので、~
思う存分、羽を伸ばしてくださいね。▼~
あ、寒くありませんか?~
羽織るものと、それから温かい紅茶を……▼~
:[エーデルガルト]|大丈夫よ、モニカ。~
気遣いだけ受け取っておくから。▼~
それにしても……▼~
:[モニカ]|陛下? どうかしました?~
あたしの顔に何か……。▼~
:[エーデルガルト]|いえ、貴方がここにこうしていることの、~
幸運に感謝しているだけよ。▼~
“闇に蠢く者”の囚われた貴方を、そのまま~
失っていた未来もあったかもしれない、と。▼~
:[モニカ]|そうですね……。あたしが生かされたのは、~
何かの術に使われる予定だったから……▼~
……なんですよね?~
でも、おかげで助かりました。▼~
生涯仕えるお方に自らの手で救っていただく~
と言う栄誉にも与れましたし。▼~
:[エーデルガルト]|栄誉と言ってもらえるのは嬉しいけれど、~
単に動かせる戦力がなかっただけなの。▼~
:[モニカ]|それでも、ですよ。▼~
ただ憧れだった陛下が、あたしの運命の人に~
変わった日と言っても過言ではないのです!▼~
:[エーデルガルト]|う、運命の人……?▼~
:[モニカ]|はい……! あたしのような木っ端貴族の~
娘を、陛下は身を挺して庇って……▼~
:[エーデルガルト]|私は……貴方を見捨てようとしたのよ。~
自分の道のために、貴方を切り捨てたの。▼~
貴方の救出が成るたった一節前まで、~
私は貴方を助ける予定なんてなかった。▼~
:[モニカ]|それは……▼~
:[エーデルガルト]|“闇に蠢く者”にとって、貴方は貴重な~
存在だったみたいで……▼~
彼らが貴方に手を出すのを見逃す代わりに、~
私は彼らの力を使おうとした。▼~
……貴方という犠牲を払って、~
私たちは戦うための準備を進めたのよ。▼~
:[モニカ]|それでも、陛下は助けてくれました。~
あたしの命を救うことを選んでくれた。▼~
それまでの過程なんて、あたしには~
どうだっていいんです。▼~
そのままあたしを交換材料として、~
あいつらと取引していれば良かったのに……▼~
手を切って、救ってくれたじゃないですか!~
あたしは、今ここにいるんです!▼~
:[エーデルガルト]|モニカ……。▼~
:[モニカ]|たった一つのあたしの生が、陛下と共に~
歩む運命であったことに……▼~
あたしは感謝しています。~
感謝し切れないほどに。▼~
:[エーデルガルト]|……ありがとう、モニカ。▼~
***支援A [#qbc35e21]
:[エーデルガルト]|ふう……。▼~
:[モニカ]|陛下、軍議が長引いてお疲れでしょう。~
紅茶をどうぞ。▼~
:[エーデルガルト]|助かるわ、モニカ。~
貴方も一緒に飲まない?▼~
:[モニカ]|ご一緒していいですか?~
はい! 陛下、是非に!▼~
:[エーデルガルト]|貴方が休んでいるところを、~
あまり見た記憶がないから……。▼~
程々にするのよ?~
頑張り過ぎて、体を壊しては困るわ。▼~
:[モニカ]|これは、夢ですか……? 陛下があたしの~
心配をして、二人きりでお茶を……。▼~
:[エーデルガルト]|体の心配くらい、いつもしているわよ。~
それにお茶だって初めてではないでしょう?▼~
:[モニカ]|はい、もちろん。心配は208回目、~
二人でのお茶は113回目の出来事です。▼~
しっかりと記録も記憶もしていますので、~
大丈夫ですよ。▼~
:[エーデルガルト]|何が大丈夫なのかしら……。~
はあ、いろいろな意味で心配だわ。▼~
:[モニカ]|また心配を……!▼~
:[エーデルガルト]|でも、それだけ貴方の頑張りに助けられて~
いるということでもあるものね。▼~
私は貴方にちゃんと返せているかしら?~
もし願いがあるなら言ってちょうだい。▼~
:[モニカ]|………………!▼~
お願いを、聞いてくれるんですか!?▼~
っこのモニカ=フォン=オックス、~
叶わぬ願いと知りながら、陛下に……▼~
:[エーデルガルト]|待って。待ちなさい。~
私が聞ける、常識的なお願いで頼むわよ。▼~
:[モニカ]|はい……。そ、その、大変不敬ながら~
膝枕を所望してもよろしいでしょうか……!▼~
:[エーデルガルト]|……ええ、そのくらいならいいわよ。▼~
:[モニカ]|ありがとうございます。お優しい陛下に、~
よりいっそうの忠誠を捧げます……。▼~
:[エーデルガルト]|もう十分、受け取っているわ。~
貰うべきではないほどの忠誠をね。▼~
:[モニカ]|……そういえば、陛下にお伝えしたいことが~
あったんです。▼~
陛下は、あたしを見捨てようとしたことで、~
ずっと自分を責めているみたいですけど……▼~
あたしは、もしあの時に死んだとしても、~
本当に嬉しかったはずですよ。▼~
だって、陛下が目的を果たすためのお役に~
立てたんですから……。▼~
それじゃ、~
あたしはお茶の準備をしてきますね。▼~
(モニカが去る)
:[エーデルガルト]|……まったく、困ったわね。▼~
あんなに強い人だったなんて、~
まるで知らなかったわ。▼~
……ありがとう、モニカ。▼~
**イエリッツァ [#s6792817]
***支援C [#bac747bb]
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|珍しいわね。~
戦術の教本を読んでいるの?▼~
しかも、その本……~
まさか士官学校を、懐かしんで?▼~
:[イエリッツァ]|……懐かしむような過去ではない。▼~
:[エーデルガルト]|そうかしら。
腕の立つ武術師範として、~
貴方は意外なほどに慕われていたわよ。▼~
私たちの担任になって、いろいろな役目を~
果たしてもらう予定だったけれど……▼~
士官学校がすぐに休止になったから。~
それでも、最低限の働きはあったわね。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|……相変わらず寡黙ね、貴方は。▼~
出会ったばかりの頃に比べれば、~
少しは何を考えているかわかるけれど。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
その沈黙は、「わかってもらう必要もない」~
といったところでしょう。▼~
まったく、貴方らしいわ、“エミール”。▼~
:[イエリッツァ]|その名で……私を呼ぶな。▼~
:[エーデルガルト]|……エミール=フォン=バルテルスは、~
もう死んだ、と?▼~
バルテルス家の人々を残らず惨殺した廉で、~
追っ手によって討伐された。▼~
:[イエリッツァ]|……そうあるべきだった。▼~
:[エーデルガルト]|本当にそれでいいのかしら?~
私は納得していなかった。だから……▼~
貴方は生きている。フリュム家の嫡子、~
イエリッツァ=フォン=フリュムとして。▼~
そして“死神騎士”としても。~
いずれにしても私の道にとって、欠かせない者よ。▼~
:[イエリッツァ]|……あの魔性の力まで欲する、か。~
強欲な女だ……。▼~
奴の乾きは……永遠に満たされん。~
斬れば斬るほど、人から遠のく……。▼~
:[エーデルガルト]|ふふ……貴方の話を聞いていると、~
“死神”こそが強欲に思えるけれど。▼~
いつの日か、その刃が私に向く時が~
来るかもしれないわね。▼~
:[イエリッツァ]|……皇帝は、私の主だ。~
今のところはな。▼~
奴に狩り場を与えてくれたことには……~
感謝している。お前を斬りはしない。▼~
:[エーデルガルト]|感謝も何も、初めからそういう契約だもの。~
互いの利を一致させるためのね。▼~
これからも力を貸してちょうだい。~
貴方も、“死神”も……。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
***支援B [#u4a1035e]
(※支援会話なし)
***支援A [#y599949f]
(剣の素振りの音)
:[イエリッツァ]|ふっ……!▼~
(エーデルガルトがやってくる)~
:[エーデルガルト]|……退屈そうね。▼~
:[イエリッツァ]|……相手のいない戦いなど、無意味。~
剣は、殺し合ってこそだ……。▼~
:[エーデルガルト]|貴方らしい理由だわ。~
戦争は、さぞや良い糧になるでしょう。▼~
貴方……いえ、“死神”のように、~
戦争を歓迎する者もいるということね。▼~
:[イエリッツァ]|……ああ。この戦争が始まらずとも、~
私はきっと、人を殺していたはずだ。▼~
……戦争が終われば、私の役目も終わる。~
皇帝との契約も、そこで終わりだ……。▼~
その時には……罰を受けねばなるまい。▼~
:[エーデルガルト]|まだ考えは変わらないの? 確かに罪だけを~
見れば、貴方の言うとおり罰は必要よ。▼~
けれど……功をもって罪をあがなうという~
方法だって残っているわ。▼~
汚いやり方と忌避するかしら?▼~
殺されたバルテルス家の者たちだって、~
罪はあったのよ。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
……たとえお前がそれを望んだとしても、~
私は……それを望まない。▼~
私の行く末は、私が決める……。~
どう生きるかも、どう死ぬかも。▼~
:[エーデルガルト]|………………。▼~
ふふ……私としては残念だけれど、~
貴方の意志は尊重する。▼~
死ぬよりも、生きて罰を受ける道を選んだ~
こと自体は喜ばしいし、ね。▼~
-メルセデスが生存
:[イエリッツァ]|……私は牢獄に入り、罰を受ける。~
そして、許されたその時には……いや……▼~
-メルセデスが死亡
:[イエリッツァ]|……私は牢獄に入り、罰を受ける。~
それが私にできる唯一の……いや……▼~
《共通》
:[イエリッツァ]|たとえ牢の中で、寿命が尽きようと……~
私の歩むべき道は、他にない。▼~
:[エーデルガルト]|貴方の決意が果たされることを、~
私は願っているわ。▼~
人が己の意志によって生き方を決められる。▼~
そういう世界こそが、私が戦いを起こして~
までも望んだものなのだから。▼~
:[イエリッツァ]|……すまない。~
これまでの計らいには……感謝している。▼~
:[エーデルガルト]|謝る必要はないわ。~
私も貴方の働きに感謝している。▼~
ありがとう、エミール。~
……いえ、イエリッツァ、だったわ。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|今日は、その名で呼ぶなと言わないのね。~
少しは許してもらえたのかしら。▼~
:[イエリッツァ]|………………。▼~
:[エーデルガルト]|今は互いの未来に向かって、~
戦い続けましょう。▼~
:[イエリッツァ]|……ああ。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#ed101c25]
- ペトラとの支援A会話だけは終盤になっても開放できませんが...
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