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会話集/支援会話/アッシュ(ファーガス神聖王国)
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[[会話集/支援会話]]
*アッシュの支援会話 [#r9147023]
#contents
**ディミトリ [#x346d024]
[[ディミトリのページへ>../ディミトリ(ファーガス神聖王国)#...
**ドゥドゥー [#tcb1f39e]
[[ドゥドゥーのページへ>../ドゥドゥー(ファーガス神聖王国)#...
**フェリクス [#j41e6ef6]
[[フェリクスのページへ>../フェリクス(ファーガス神聖王国)#...
**シルヴァン [#ff2314a0]
***支援C [#n57db463]
(※支援会話なし)
***支援B [#yb7991ed]
:[シルヴァン]|……お、アッシュ。どうしたんだ?~
資料の山と睨み合いなんかして。▼~
軍の調練記録に、各都市の租税の記録……~
何か調べ物なら手伝ってやるが。▼~
:[アッシュ]|いえ、調べ物ってわけじゃないんです。~
ただ勉強のために、と思って……。▼~
:[シルヴァン]|勉強……?▼~
:[アッシュ]|はい。士官学校が休止になっちゃって、~
きちんと学ぶ機会もなかったので……▼~
こうやっていろんな記録を読んで、せ~
めて少しでも勉強できたらと思って。▼~
:[シルヴァン]|ほーん……。~
お前は立派だなあ。▼~
はあ……あちこちで揉め事が起きてなければ~
俺たちも学校生活を楽しめたんだろうが。▼~
:[アッシュ]|そうですね。みんなと一緒に訓練したり、~
魔道や歴史の授業を受けたりとか……▼~
:[シルヴァン]|そうそう。星辰の節には、~
可愛い女の子を誘って舞踏会、とかな!▼~
:[アッシュ]|なに浮ついたこと言ってるんですか……。▼~
:[シルヴァン]|ところでアッシュ、その記録ってのは~
何かの役には立ちそうか?▼~
:[アッシュ]|はい! 特に調練の記録なんかは、~
眺めているだけで面白いですよ。▼~
:[シルヴァン]|ふうん……眺めているだけで、ねえ。~
そりゃあちょっともったいないと思うぜ。▼~
例えば、その調練記録だと……1166年、~
北方三家の合同で行われた大規模演習。▼~
悪天の中で行われたとしか書いていないが、~
実際は猛吹雪の中での雪中行軍だった。▼~
死者が出るほど厳しい演習だったらしいが、~
これが何のための演習だったかわかるか?▼~
:[アッシュ]|雪中行軍……? 1166年……~
あ、もしかしてスレンとの戦いに備えて?▼~
:[シルヴァン]|ご名答。数年後に予定されていた~
北征に備えての訓練だったわけだ。▼~
つまり1166年には、すでに大規模な~
征伐が計画されていたってことで……▼~
それを踏まえて近い時期の訓練を見ると、~
先王陛下が何を考えていたのかもわかる。▼~
:[アッシュ]|だとすると、別の資料に書かれている~
ゲネウラで行われた訓練っていうのは……▼~
:[シルヴァン]|スレンの連中が山を越えてきた時や、~
岩砂漠での戦闘も想定してたんだろう。▼~
:[アッシュ]|なるほど……だから訓練の内容も、~
騎馬を使わないものに偏ってるんですね。▼~
凄いな。そうやって照らし合わせると、~
人の思惑みたいなものが見えてくる。▼~
:[シルヴァン]|それが記録の価値ってもんだからな。~
さて、これ以上お前の邪魔をしても……▼~
:[アッシュ]|あっ、待ってください! 良かったら、~
他にもいろいろ教えてもらえませんか!▼~
:[シルヴァン]|いやあ……教わるんだったら俺なんかより、~
学者とかの類いを頼ったほうがいいぜ。▼~
:[アッシュ]|王都にいる時にはそれでもいいですけど、~
行軍中ともなるとそうもいきませんし……。▼~
僕、もっと学びたいんです。~
陛下の騎士として恥ずかしくないように。▼~
:[シルヴァン]|そんな目で見るなよ。断れないからさあ。~
……あんまり期待はしないでくれよ?▼~
***支援A [#s1223a23]
:[アッシュ]|……つまり、あえて湿地に布陣することで~
騎馬隊の勢いを削いだんですね?▼~
:[シルヴァン]|そのとおり。だがルーグの軍は、他にも~
あらかじめ万全の用意を整えていた……▼~
落とし穴を掘ったり、馬防柵を築いたり、~
下準備があってこその勝利だったわけだ。▼~
:[アッシュ]|なるほど……物語の中では、あまり詳しく~
語られてはいませんでしたけど……▼~
調べてみると、ルーグ様は結構な軍略家~
だったんですね。見方が変わりましたよ。▼~
シルヴァン、この作戦、今度の戦いに~
応用できそうな気がしませんか?▼~
もちろんそのままとはいきませんけど、~
前、君が薦めてくれた地理学の書物では……▼~
:[シルヴァン]|……はは、お前は凄いなあ、アッシュ。~
教えたことをどんどん吸収していく。▼~
ロナート卿が見込んだだけのことはある。~
こんな逸材が埋もれていたとは驚きだ。▼~
:[アッシュ]|そんなことはありませんよ。~
君の教え方が上手なだけです。▼~
:[シルヴァン]|仮にそうだったとしても、だ。~
こう教え甲斐のある奴はなかなかいない。▼~
いやあ、陛下が心底羨ましいよ。~
お前のような騎士がいるなんてさあ。▼~
なんだったら戦後、理由をつけてお前を~
うちの領地に連れて帰りたいくらいだ。▼~
:[アッシュ]|勘弁してくださいよ、シルヴァン。~
僕の主君は陛下だけなんですから……。▼~
:[シルヴァン]|おっと……振られちまった。~
まあ、仕方がないか。▼~
けど、お前は一生王家の騎士として、~
フェルディアに骨を埋めるつもりなのか?▼~
:[アッシュ]|そのつもりではありましたけど……~
以前、陛下に相談されたんです。▼~
この戦争が終わったら、ロナート様の後を~
継いで、ガスパール城主にならないかって。▼~
:[シルヴァン]|へえ……ガスパール城主。養子とはいえ、~
一応お前はロナート卿の遺児なわけだしな。▼~
:[アッシュ]|養子の身でロナート様を死なせた僕を、~
街の人たちは認めないかもしれないけど……▼~
この仕事ができるのは、僕しかいない。~
……そうも思うんです。▼~
:[シルヴァン]|なるほど、そりゃ責任重大だ。ゴーティエに~
来いだなんて、とても言ってられないな。▼~
:[アッシュ]|ロナート様が守ってきた土地を、~
次は僕の手で守りたい。▼~
ロナート様が僕を助けてくださったように、~
今度は僕がみんなに手を差し伸べたい。▼~
やっと、手を伸ばすだけの力を~
つけられたんですからね。▼~
:[シルヴァン]|相変わらず生真面目だなあ。……けど、~
それがお前の目標だってんなら応援するさ。▼~
王に仕える騎士にも教養は必要だが、~
城主となると更に教養が必要になってくる。▼~
何か困った時には、いつでも頼ってくれよ。~
できる範囲で教えてやるからさ。▼~
……あー、俺にもお前の~
真面目さがうつっちまったかな。▼~
:[アッシュ]|うつるも何も、君は元から~
真面目な人じゃないですか。▼~
僕からしてみれば、物知りで、ちゃんと~
いろんなことを考えてるように見えますよ。▼~
まあ、士官学校時代の行いはさておき……。▼~
:[シルヴァン]|事実とはいえ、一言多いっつーの。▼~
:[アッシュ]|あはは、冗談ですよ、シルヴァン。~
またいろいろと教えてください。▼~
**メルセデス [#udffc21d]
***支援C [#e091651c]
(※支援会話なし)
***支援B [#lce93b48]
:[アッシュ]|へえ、君も見たんだ……。~
それじゃ、僕と同じだね。▼~
:[メルセデス]|あら、アッシュ、ここにいたのね。~
心配したのよ~。▼~
さっきの訓練で真っ青な顔をしていたから、~
どこか具合が悪かったのかも、って。▼~
:[アッシュ]|そ……そうかな?顔色が悪く見えたのは、~
きっと気のせいだよ。あは、あはは……。▼~
:[メルセデス]|う~ん……? やっぱり笑顔が~
いつもより固い気がするのだけれど……。▼~
:[アッシュ]|そうかな、はは、あはは……~
……はあ。メルセデスに隠し事は無駄か。▼~
訓練中に、斜面で足を滑らせてさ。~
幸い、どこにも怪我はなかったんだけど……▼~
……その拍子に、ふと思い出したんだ。~
子供の頃に見た、本物の幽霊のことを……。▼~
:[メルセデス]|まあ、本物の幽霊?~
どんな姿だったの? 声は? 服装は?▼~
……あっ、ごめんなさい、私ったらつい。~
嫌だったら、無理に話さなくてもいいのよ。▼~
:[アッシュ]|いや、大丈夫……話すよ。いつまでも~
怖がっていたって仕方ないからね。▼~
……ある時、義兄さんが熱を出してさ。~
薬草を探して、朝早く山に入ったんだよ。▼~
それで、足場の悪い斜面を歩いていたら~
霧の中に突然、大きな人影が現れたんだ。▼~
:[メルセデス]|あら、あなたの他にも、~
山を登っている人がいたのかしら~?▼~
:[アッシュ]|いや…周りには他に誰の姿もなかったし、~
声をかけても、返事はなかった。▼~
幽霊だと思って、慌てて逃げようとしたら~
斜面で足を滑らせちゃって……▼~
:[メルセデス]|あらあら、駄目じゃない。~
足元にはちゃんと注意しないと~。▼~
:[アッシュ]|そ、そうだけど。突っ込むところ、そこ?~
メルセデスはこの話、怖くないの?▼~
:[メルセデス]|う~ん、まあ、そうねえ。~
似たようなお話を、聞いたことがあるもの。▼~
昔ね、ある巡礼の方が、オグマ山脈で~
大きくて、真っ黒な人影を見たんですって。▼~
幽霊だ、凶兆だって騒がれたそうだけど、~
その真相は、全然違ったみたいなのよ~。▼~
:[アッシュ]|大きくて、真っ黒な人影……。~
幽霊じゃないなら、いったい何だったの?▼~
:[メルセデス]|ふふ、自分の影が、~
霧に映っただけだったんですって。▼~
:[アッシュ]|え……ええっ!?~
じゃあまさか、僕が見たのも……。▼~
:[メルセデス]|断定はできないけれど……もしかすると、~
自分の影だったのかもしれないわね~。▼~
:[アッシュ]|そ、そっか……! なんだ、長年自分の影に~
怯えてたなんて、少し恥ずかしいな……。▼~
:[メルセデス]|ううん、その話を知らなかったんだから、~
幽霊だと勘違いするのも仕方ないわよ~。▼~
:[アッシュ]|ありがとう、~
そう言ってもらえると救われるよ……。▼~
あ、そうだ。まだ時間があるなら、~
この人の話も聞いてもらえないかな。▼~
:[メルセデス]|この人?▼~
:[アッシュ]|うん。~
彼も昔、本物の幽霊を見たんだって。▼~
:[メルセデス]|……待って、アッシュ。~
彼って……誰のことかしら?▼~
:[アッシュ]|え……誰って、僕の隣に立ってる……。~
あれ……?▼~
:[メルセデス]|そんな人、最初から~
いなかったと思うけれど……。▼~
:[アッシュ]|さ、最初から、いなかった……?~
それっして、つまり、彼が、ほ、本物の……。▼~
**アネット [#ae9651bf]
***支援C [#j6494f98]
(※支援会話なし)
***支援B [#ofe9ba82]
:[アネット]|うーん! 良い天気!~
やっぱり散歩は朝に限るなあ!▼~
……あれ?~
あそこにいるのは、アッシュかな………。▼~
あ、やっぱりアッシュだ。~
こんな朝早く、とうしたのー?▼~
:[アッシュ]|おはようございます、アネット。▼~
街の人たちに、文字の読み書きとか~
簡単な計算とかを教えてたんですよ。▼~
それが結構盛り上がっちゃって……~
ふぁ……気づいたら、もう朝で……。▼~
:[アネット]|そうだったんだ……お疲れ様。~
でも、どうして街の人たちに?▼~
:[アッシュ]|街に買い物に行ったら、法外な売り方で~
薬を売りさばいていた商人がいたんです。▼~
だけど、売りつけられてる側の人は~
何の疑問も持たずにそれを買っていて……。▼~
それを見ていたら黙っていられなくて、~
街の人たちの前で計算をしてみせて……▼~
……なんてやってるうち熱くなっちゃって。~
次々人が集まってきて、こんなことに。▼~
:[アネット]|あはは……アッシュらしいね。~
でもそれ、すっごく良いことだと思う!▼~
ねえ、もしまた機会があったら、~
あたしにも手伝わせてもらえないかな。▼~
一応、読み書き計算はばっちりだし、~
魔法とか歴史も教えられるつもりだよ。▼~
:[アッシュ]|本当ですか? 助かります!~
君が手伝ってくれたら、百人力ですよ。▼~
僕、勉強は結構好きなんですけど、人に~
教えるのはあまり得意じゃないみたいで。▼~
:[アネット]|確かに、教わるのと教えるのじゃ~
全然違うもんね。▼~
そういえばアッシュは、読み書きや計算を~
ロナート卿に教わったって言ってたっけ。▼~
:[アッシュ]|はい。まあ、本当に簡単な計算なんかは~
父さんからも教わっていたんですけどね。▼~
ロナート様が、よく言っていたんです。~
学びは、自分の正義を見つける手段だって。▼~
:[アネット]|自分の正義を……見つける?▼~
:[アッシュ]|はい。世の中、何が正義で何が悪かなんて、~
はっきり決まってるわけじゃないでしょう?▼~
だからこそ、自分の信じるべき、~
貫くべき正義を見つけなきゃいけない。▼~
それを見つけるための手段が、知識とか~
教養とか、そうしたものだと仰ってました。▼~
:[アネット]|なるほどね。確かに、知識はきちんと~
物事を判断するための物差しになると思う。▼~
あたしも、魔道学院や士官学校で学んで~
初めて見えたものがたくさんあったし。▼~
:[アッシュ]|街の人たちは、決して裕福じゃありません。~
嘘や危険の中で生きていかなきゃいけない。▼~
:[アッシュ]|そんな彼らにこそ、自分なりの正義で~
物事を見つめてほしいと思いますし……▼~
僕は、それを手伝いたいんです。▼~
ファーガスの騎士としてというより……~
昔、貧しい暮らしをしていた人間として。▼~
:[アネット]|……しっかりしてて、尊敬しちゃうなあ。~
あたしもアッシュを見習わなきゃ……▼~
***支援A [#aa156809]
:[アネット]|ねえアッシュ、ちょっと聞いて!▼~
:[アッシュ]|アネット?~
どうしたんですか、そんなに慌てて。▼~
:[アネット]|花売りのオデットさんっていたでしょ?~
あたしたちが読み書きを教えた……▼~
あの人、魔道学院に入るんだって!~
なんでも、才能を見出されたみたいで。▼~
:[アッシュ]|へえ……異例の入学ですね!魔道学院は、~
簡単に入れる学校じゃないのに……。▼~
:[アネット]|ね! 改めて、みんなに勉強を~
教えて良かったなあって思ったよ。▼~
:[アッシュ]|感慨深いなあ。僕たちが勉強を教えた人が、~
今度は魔道学院の先生に師事するのか……。▼~
:[アネット]|魔道学院の先生……か。~
あのね、アッシュ。今だから言うけど……▼~
あたしがあなたを手伝おうと思ったのには、~
もう一つ理由があったの。▼~
:[アッシュ]|もう一つ……?~
どんな理由だったんですか?▼~
:[アネット]|あたしね、小さい頃は魔道学院の~
先生になりたいなあって思ってたんだ。▼~
魔道学院じゃなくても、せめて人に~
勉強を教える仕事がしたくって。▼~
~
《アネットとディミトリの支援B以上》
:[アネット]|前に陛下ともお話したんだけど、~
魔法が苦手な子に、魔法の使い方を教えるとかね。▼~
~
《共通》
:[アネット]|それで、いざ街の人たちに勉強を~
教えてみたら、何だかすっごく楽しくて!▼~
:[アッシュ]|確かに、アネットは勉強を教えている時~
すごく生き生きしてましたもんね。▼~
:[アネット]|あはは、そうかも。あたしが教えたことを~
理解してくれた時なんて、もう嬉しくって。▼~
これまであたしが勉強してきたのは、~
このためでもあったんだなって思えたの。▼~
:[アッシュ]|きっと、天職なんだと思いますよ。~
アネットは人に教えるのが上手ですし……▼~
なかなかわかってもらえない時も、~
一人一人に根気強く向き合っていますし。▼~
:[アッシュ]|本格的に、人に勉強を教える仕事を~
目指してみたらいいんじゃないですか?▼~
僕アネットみたいな先生になら~
いくらでも勉強を教わりたいですよ。▼~
:[アネット]|本当? 何だか照れちゃうな……。~
……よし。あたし、頑張ってみるよ。▼~
となると、これから猛勉強だよね!~
魔道学院の先生にも話を聞いておこうっと。▼~
:[アッシュ]|もし僕にできることがあれば、~
何でも言ってください。手伝いますから。▼~
:[アネット]|えっ、でも悪いよ。~
あたしの夢はあたしの夢なんだし……▼~
アッシュには、立派な騎士になるって~
大事な夢があるじゃない。▼~
:[アッシュ]|一番最初は、君が僕を手伝ってくれた。~
その恩はちゃんと返さないと。▼~
それに……君もファーガスの民の一人です。~
君たちを手伝うのも、騎士の仕事ですから。▼~
:[アネット]|……ふふっ。立派な騎士になるのが~
夢だって、いつも言ってるけど……▼~
アッシュはもう、十分立派な騎士様だね。▼~
それじゃ、後で手伝ってもらおうかな!~
王城の書物を借りに行ったりもしたいし……▼~
いつか、あたしたちが入れる時が来たら、~
ガルグ=マクの書庫にも行きたい。▼~
そういう時に付き合ってくれたら、~
すごく助かるんだけど……▼~
:[アッシュ]|もちろんです。僕に任せてください。▼~
:[アネット]|ありがとう! あたし、頑張るから。~
見ててね、アッシュ。▼~
**イングリット [#m08f327e]
***支援C [#a50ef6b1]
(※支援会話なし)
***支援B [#ybd4f579]
:[イングリット]|………………。▼~
:[アッシュ]|どうしたんですか? さっきから、~
何か考え事をしているようですけど……。▼~
:[イングリット]|あっ……いえ、たいしたことでは。~
気を遣わせてしまって、すみません。▼~
:[アッシュ]|君がそんなに思い悩んでいるなら、~
それはもう「たいしたこと」ですよ。▼~
僕で良ければ、力になります。~
役に立てるかはわかりませんけど……。▼~
:[イングリット]|……その。この辺りの土地の肥沃さを見て、~
つい驚いてしまったのです。▼~
:[アッシュ]|確かにこの辺は、ファーガスでも~
かなり豊かな地域ですからね。▼~
北部と違って雪も少ないですし、~
川も多くて、どこも綺麗で……。▼~
さっき見た一面の麦畑なんかは、~
目を見張るほどの美しさでしたね。▼~
:[イングリット]|……私の故郷には、あれほど~
美しく広大な麦畑はありません。▼~
広がっているのは、荒野と岩肌ばかり。~
元々、豊かな土地ではないのです。▼~
長らく土を耕し、岩を除いて、遠い子孫の~
ためにと種を蒔き続けてきましたが……▼~
この地のような一面の麦畑を作るには、~
どれだけの時間がかかるのでしょうね。▼~
:[アッシュ]|……『我らの流した汗と血潮が土を潤し、~
いずれは遠い後裔たちの生きる糧となる』▼~
すぐには成し遂げられないかもしれない。~
けれど、努力が意味を失うことはない。▼~
僕はそう思っています。~
だから、あまり悲観しないでください。▼~
:[イングリット]|ふふ、それはルーグ様の台詞ですよね。~
私も大好きですよ、『ルーグと風の乙女』。▼~
:[アッシュ]|そう言えばイングリット、知ってますか?~
僕もこの間、気がついたんですが……▼~
あの物語には「ダグザの如く枯れた土」~
なんて言い回しが出てくるんです。▼~
まあ後世の詩人の創作でしょうけど……~
気になってダグザの旅行記を読んだんです。▼~
:[イングリット]|旅行記はあまり読んだことがないですね。~
何と書かれていたのですか?▼~
:[アッシュ]|ダグザには、貧しい土地でも楽に~
育てられる作物があるんだそうですよ。▼~
おまけにすごくお腹に溜まって、~
煮ても焼いても美味しいとか。▼~
:[イングリット]|なっ……そんな夢のような作物が?~
到底信じがたいのですが……。▼~
~
《シャミアが仲間》
:[アッシュ]|もしかして、シャミアさんに聞けば~
いろいろ教えてくれるかもしれませんね。▼~
~
《共通》
:[イングリット]|その作物を栽培できれば、私の故郷も~
少しは豊かになるのでしょうか……。▼~
:[アッシュ]|断言はできませんけど、どんな作物なのか~
きちんと調べてみる価値はあると思います。▼~
もし僕に何か手伝えることがあれば、~
喜んでお手伝いしますよ。▼~
:[イングリット]|良いのですか?ガラテア領の問題なのに、~
王家の騎士であるあなたを巻き込んでは……▼~
:[アッシュ]|友達を手伝いたいって思いに、~
立場なんて関係ありませんよ。▼~
それに……僕も小さい頃は貧しくて~
毎日ろくに食べるものもなくて。▼~
あんな苦しい思いをする人を一人でも~
減らせるのなら、それが一番ですから。▼~
:[イングリット]|……ありがとうございます、アッシュ。~
では、まずその作物とやらの調査ですね!▼~
戦いが終わったら……いえ、すぐにでも~
その作物を取り寄せる手を考えましょう。▼~
何をするにも、話はそれからですからね。~
……ふふ。何だか楽しみになってきました。▼~
:[アッシュ]|はい!……これは、こんな戦争なんかで~
死んでる場合じゃありませんね!▼
**フレン [#l2481638]
***支援C [#ze45de02]
:[フレン]|ふう……とっても良いお天気で、~
ついこんなところまで来てしまいましたわ。▼~
……あら?
あそこにいらっしゃるのは▼~
ごきげんよう、アッシュさん。▼~
:[アッシュ]|おはようございます、フレン。~
朝の散歩ですか?▼~
:[フレン]|ええ。そう言うアッシュさんは……~
もししかして、釣りをしていらしたの?▼~
:[アッシュ]|はい。軍の食糧にも限りがありますし、~
少しでも足しになればと思って。▼~
:[フレン]|ふふっ、ご立派ですのね!~
釣果を拝見してもよろしくて?▼~
:[アッシュ]|もちろん! 今日は朝早く始めたからか、~
たくさん釣れたんですよ。▼~
:(魚籠)|
:[フレン]|……ま! 本当ですわ! アッシュさんは、~
釣りがとってもお上手なんですのね!▼~
:[アッシュ]|ありがとうございます。~
釣りの腕前には、結構自信があるんですよ。▼~
小さい頃、よく義兄さんが~
近くの川に連れ出してくれて……。▼~
:[フレン]|では、この腕前はお義兄様仕込みってこと~
なのですわね。羨ましいですわ……。▼~
わたくしも、昔はよくお母様と一緒に~
釣りをしていたのに、最近は全然!▼~
~
《セテスが生存》
:[フレン]|ちょーっと深い川で釣りをしようとすると~
お兄様が飛んできて、叱るんですのよ。▼~
:[アッシュ]|セテス様も心配なんですよ。僕も、弟や~
妹を一人で釣りに行かせるのは怖いし……▼~
……もし良ければ、~
今から少しだけやってみますか?▼~
~
《セテスが死亡》
:[フレン]|お兄様ったら、心配性だったから……~
深い川には不用意に近づくな、って。▼~
:[アッシュ]|そうなんですね…もし良ければ、~
今から少しだけやってみますか?▼~
~
《共通》
:[フレン]|えっ? よろしいんですの?▼~
:[アッシュ]|はい。僕が近くで見ていれば、~
川に落ちるようなこともないでしょうし。▼~
:[フレン]|ありがとうございます、アッシュさん。~
それでは折角ですから、大物を狙いますわ!▼~
:(暗転)|
……それっ!▼~
………………。
はっ! 早速引いていますわ!▼~
:[アッシュ]|こ、この引きは……。~
とんでもない大きさの魚なんじゃ……?▼~
:[フレン]|ふっ、ぬうーっ……! ……あっ!~
逃げられてしまいましたわ……。▼~
:(画面が明るくなる。)|
:[アッシュ]|引きの強さといい、ちらっと見えた~
魚影といい、凄い魚でしたね……。▼~
:[フレン]|ええ……あんなに大きなお魚さんが~
この川にいたなんて、驚きましたわ。▼~
:[アッシュ]|僕も長いこと釣りをしていますけど、~
あんなに大きな魚は初めて見ました。▼~
:[フレン]|……わたくし、決めました。あのお魚さん、~
今度出会ったら絶対に釣り上げますわ!▼~
:[フレン]|アッシュさん、その時は……また釣りを~
ご一緒してくださらない?▼~
~
《セテスが生存》
:[フレン]|お兄様も、アッシュさんが一緒だと言えば~
少しはおとなしくしていてくれるはずですわ。▼~
:[アッシュ]|おとなしくって……あはは、まあいいか。~
もちろん、僕で良ければお付き合いします。▼~
~
《セテスが死亡》
:[フレン]|アッシュさんがご一緒してくだされば、~
釣り上げられる気がするんですのよ。▼~
:[アッシュ]|気がするって……あはは、まあいいか。~
もちろん、僕で良ければお付き合いします。▼~
***支援B [#h7f87924]
:(暗転)|
:[フレン]|………………。~
! あっ、この手応えは……!▼~
:[アッシュ]|……ついにあの魚が来ましたね。~
練習の成果を見せる時ですよ、フレン!▼~
:[フレン]|ええ、任せてくださいまし。~
わたくしも成長したのですから……!▼~
ぬうーっ! ふんーっ!~
……だ、駄目ですわ。どうすれば……!▼~
:[アッシュ]|大丈夫、諦めないでください。~
力任せじゃなく、魚を落ち着かせて……▼~
:[フレン]|落ち着かせて……こんな感じでしょうか?▼~
:[アッシュ]|うん、良い感じです。少し様子を見て……~
……よし、一気に引いてください!▼~
:[フレン]|はいっ! ……とりゃあああー!~
……きゃっ!?▼~
:[アッシュ]|うわっ! 危ない、フレン!▼~
:(画面が明るくなる。)|
:[フレン]|とうとうやりましたわね、アッシュさん!~
あんなに大きなお魚さんが釣れるなんて!▼~
:[アッシュ]|あはは……危なかったですけどね……。~
君のほうが魚に釣られちゃ、笑えませんよ。▼~
:[フレン]|そ、そうでしたわね……。~
少し、はしゃぎ過ぎてしまいましたわ。▼~
アッシュさんが咄嗟に腕を掴んでくださら~
なければ、わたくしは今頃水面の底に……▼~
:[アッシュ]|なんとか間に合って良かったです。~
本当に……。▼~
それにしても、よく最後まで~
釣り竿を手放しませんでしたね。▼~
:[フレン]|ええ。わたくし、何があっても絶対に~
手を離さないって決めていましたの。▼~
:[アッシュ]|駄目ですよ、ああいう時は~
手放さないと危険なんですから。▼~
~
《セテスが生存》
:[アッシュ]|……セテス様がフレンに釣りをさせない~
理由が、ちょっとわかった気がします。▼~
~
《共通》
:[アッシュ]|でも、その意志の強さがあったからこそ、~
こうして釣り上げることができたんですね。▼~
:[フレン]|ふふっ、お母様の教えですわ。どんな時も、~
諦めずに最後までやり抜くんだって。▼~
けれど流石のお母様でも、こんなに大きな~
お魚さんは釣ったことありませんでしたわ!▼~
お母様はもういないけれど、生きていたら~
きっと褒めてくださったでしょう……。▼~
:[アッシュ]|……そうか。だからフレンは、~
この魚を釣るのにこだわっていたんですね。▼~
それで目標をしっかり成し遂げたのは、~
すごく立派だと思います。▼~
:[フレン]|ま! 何だかくすぐったいですわね。~
でも、次はちゃんと竿は手放しますわよ。▼~
:[アッシュ]|……よし。それじゃあ、そろそろ魚を~
みんなのところに持ち帰りましょうか!▼~
:[フレン]|釣った後は、お魚さんを頂く番ですわね!~
お母様も知らない大きなお魚さんのお味……▼~
いったいどんなお料理になるのかしら。~
わたくし、とーっても楽しみですのよ。▼~
切り身にして焼くのも、お野菜と一緒に~
煮るのも捨てがたいですわね。うふふ!▼~
:(フレンが去る)|
:[アッシュ]|……フレンといると、なんだか妹の~
相手をしているみたいで、楽しいなあ。▼~
妹も小さい頃は、~
料理したいってよく言ってたっけ……▼~
……いやちょっと待った。~
そういえばフレンの料理って……▼~
ま、待ってくださいフレン!~
その魚の料理、僕も手伝います……!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#yff33d1f]
#comment
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[[会話集/支援会話]]
*アッシュの支援会話 [#r9147023]
#contents
**ディミトリ [#x346d024]
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**ドゥドゥー [#tcb1f39e]
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**フェリクス [#j41e6ef6]
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**シルヴァン [#ff2314a0]
***支援C [#n57db463]
(※支援会話なし)
***支援B [#yb7991ed]
:[シルヴァン]|……お、アッシュ。どうしたんだ?~
資料の山と睨み合いなんかして。▼~
軍の調練記録に、各都市の租税の記録……~
何か調べ物なら手伝ってやるが。▼~
:[アッシュ]|いえ、調べ物ってわけじゃないんです。~
ただ勉強のために、と思って……。▼~
:[シルヴァン]|勉強……?▼~
:[アッシュ]|はい。士官学校が休止になっちゃって、~
きちんと学ぶ機会もなかったので……▼~
こうやっていろんな記録を読んで、せ~
めて少しでも勉強できたらと思って。▼~
:[シルヴァン]|ほーん……。~
お前は立派だなあ。▼~
はあ……あちこちで揉め事が起きてなければ~
俺たちも学校生活を楽しめたんだろうが。▼~
:[アッシュ]|そうですね。みんなと一緒に訓練したり、~
魔道や歴史の授業を受けたりとか……▼~
:[シルヴァン]|そうそう。星辰の節には、~
可愛い女の子を誘って舞踏会、とかな!▼~
:[アッシュ]|なに浮ついたこと言ってるんですか……。▼~
:[シルヴァン]|ところでアッシュ、その記録ってのは~
何かの役には立ちそうか?▼~
:[アッシュ]|はい! 特に調練の記録なんかは、~
眺めているだけで面白いですよ。▼~
:[シルヴァン]|ふうん……眺めているだけで、ねえ。~
そりゃあちょっともったいないと思うぜ。▼~
例えば、その調練記録だと……1166年、~
北方三家の合同で行われた大規模演習。▼~
悪天の中で行われたとしか書いていないが、~
実際は猛吹雪の中での雪中行軍だった。▼~
死者が出るほど厳しい演習だったらしいが、~
これが何のための演習だったかわかるか?▼~
:[アッシュ]|雪中行軍……? 1166年……~
あ、もしかしてスレンとの戦いに備えて?▼~
:[シルヴァン]|ご名答。数年後に予定されていた~
北征に備えての訓練だったわけだ。▼~
つまり1166年には、すでに大規模な~
征伐が計画されていたってことで……▼~
それを踏まえて近い時期の訓練を見ると、~
先王陛下が何を考えていたのかもわかる。▼~
:[アッシュ]|だとすると、別の資料に書かれている~
ゲネウラで行われた訓練っていうのは……▼~
:[シルヴァン]|スレンの連中が山を越えてきた時や、~
岩砂漠での戦闘も想定してたんだろう。▼~
:[アッシュ]|なるほど……だから訓練の内容も、~
騎馬を使わないものに偏ってるんですね。▼~
凄いな。そうやって照らし合わせると、~
人の思惑みたいなものが見えてくる。▼~
:[シルヴァン]|それが記録の価値ってもんだからな。~
さて、これ以上お前の邪魔をしても……▼~
:[アッシュ]|あっ、待ってください! 良かったら、~
他にもいろいろ教えてもらえませんか!▼~
:[シルヴァン]|いやあ……教わるんだったら俺なんかより、~
学者とかの類いを頼ったほうがいいぜ。▼~
:[アッシュ]|王都にいる時にはそれでもいいですけど、~
行軍中ともなるとそうもいきませんし……。▼~
僕、もっと学びたいんです。~
陛下の騎士として恥ずかしくないように。▼~
:[シルヴァン]|そんな目で見るなよ。断れないからさあ。~
……あんまり期待はしないでくれよ?▼~
***支援A [#s1223a23]
:[アッシュ]|……つまり、あえて湿地に布陣することで~
騎馬隊の勢いを削いだんですね?▼~
:[シルヴァン]|そのとおり。だがルーグの軍は、他にも~
あらかじめ万全の用意を整えていた……▼~
落とし穴を掘ったり、馬防柵を築いたり、~
下準備があってこその勝利だったわけだ。▼~
:[アッシュ]|なるほど……物語の中では、あまり詳しく~
語られてはいませんでしたけど……▼~
調べてみると、ルーグ様は結構な軍略家~
だったんですね。見方が変わりましたよ。▼~
シルヴァン、この作戦、今度の戦いに~
応用できそうな気がしませんか?▼~
もちろんそのままとはいきませんけど、~
前、君が薦めてくれた地理学の書物では……▼~
:[シルヴァン]|……はは、お前は凄いなあ、アッシュ。~
教えたことをどんどん吸収していく。▼~
ロナート卿が見込んだだけのことはある。~
こんな逸材が埋もれていたとは驚きだ。▼~
:[アッシュ]|そんなことはありませんよ。~
君の教え方が上手なだけです。▼~
:[シルヴァン]|仮にそうだったとしても、だ。~
こう教え甲斐のある奴はなかなかいない。▼~
いやあ、陛下が心底羨ましいよ。~
お前のような騎士がいるなんてさあ。▼~
なんだったら戦後、理由をつけてお前を~
うちの領地に連れて帰りたいくらいだ。▼~
:[アッシュ]|勘弁してくださいよ、シルヴァン。~
僕の主君は陛下だけなんですから……。▼~
:[シルヴァン]|おっと……振られちまった。~
まあ、仕方がないか。▼~
けど、お前は一生王家の騎士として、~
フェルディアに骨を埋めるつもりなのか?▼~
:[アッシュ]|そのつもりではありましたけど……~
以前、陛下に相談されたんです。▼~
この戦争が終わったら、ロナート様の後を~
継いで、ガスパール城主にならないかって。▼~
:[シルヴァン]|へえ……ガスパール城主。養子とはいえ、~
一応お前はロナート卿の遺児なわけだしな。▼~
:[アッシュ]|養子の身でロナート様を死なせた僕を、~
街の人たちは認めないかもしれないけど……▼~
この仕事ができるのは、僕しかいない。~
……そうも思うんです。▼~
:[シルヴァン]|なるほど、そりゃ責任重大だ。ゴーティエに~
来いだなんて、とても言ってられないな。▼~
:[アッシュ]|ロナート様が守ってきた土地を、~
次は僕の手で守りたい。▼~
ロナート様が僕を助けてくださったように、~
今度は僕がみんなに手を差し伸べたい。▼~
やっと、手を伸ばすだけの力を~
つけられたんですからね。▼~
:[シルヴァン]|相変わらず生真面目だなあ。……けど、~
それがお前の目標だってんなら応援するさ。▼~
王に仕える騎士にも教養は必要だが、~
城主となると更に教養が必要になってくる。▼~
何か困った時には、いつでも頼ってくれよ。~
できる範囲で教えてやるからさ。▼~
……あー、俺にもお前の~
真面目さがうつっちまったかな。▼~
:[アッシュ]|うつるも何も、君は元から~
真面目な人じゃないですか。▼~
僕からしてみれば、物知りで、ちゃんと~
いろんなことを考えてるように見えますよ。▼~
まあ、士官学校時代の行いはさておき……。▼~
:[シルヴァン]|事実とはいえ、一言多いっつーの。▼~
:[アッシュ]|あはは、冗談ですよ、シルヴァン。~
またいろいろと教えてください。▼~
**メルセデス [#udffc21d]
***支援C [#e091651c]
(※支援会話なし)
***支援B [#lce93b48]
:[アッシュ]|へえ、君も見たんだ……。~
それじゃ、僕と同じだね。▼~
:[メルセデス]|あら、アッシュ、ここにいたのね。~
心配したのよ~。▼~
さっきの訓練で真っ青な顔をしていたから、~
どこか具合が悪かったのかも、って。▼~
:[アッシュ]|そ……そうかな?顔色が悪く見えたのは、~
きっと気のせいだよ。あは、あはは……。▼~
:[メルセデス]|う~ん……? やっぱり笑顔が~
いつもより固い気がするのだけれど……。▼~
:[アッシュ]|そうかな、はは、あはは……~
……はあ。メルセデスに隠し事は無駄か。▼~
訓練中に、斜面で足を滑らせてさ。~
幸い、どこにも怪我はなかったんだけど……▼~
……その拍子に、ふと思い出したんだ。~
子供の頃に見た、本物の幽霊のことを……。▼~
:[メルセデス]|まあ、本物の幽霊?~
どんな姿だったの? 声は? 服装は?▼~
……あっ、ごめんなさい、私ったらつい。~
嫌だったら、無理に話さなくてもいいのよ。▼~
:[アッシュ]|いや、大丈夫……話すよ。いつまでも~
怖がっていたって仕方ないからね。▼~
……ある時、義兄さんが熱を出してさ。~
薬草を探して、朝早く山に入ったんだよ。▼~
それで、足場の悪い斜面を歩いていたら~
霧の中に突然、大きな人影が現れたんだ。▼~
:[メルセデス]|あら、あなたの他にも、~
山を登っている人がいたのかしら~?▼~
:[アッシュ]|いや…周りには他に誰の姿もなかったし、~
声をかけても、返事はなかった。▼~
幽霊だと思って、慌てて逃げようとしたら~
斜面で足を滑らせちゃって……▼~
:[メルセデス]|あらあら、駄目じゃない。~
足元にはちゃんと注意しないと~。▼~
:[アッシュ]|そ、そうだけど。突っ込むところ、そこ?~
メルセデスはこの話、怖くないの?▼~
:[メルセデス]|う~ん、まあ、そうねえ。~
似たようなお話を、聞いたことがあるもの。▼~
昔ね、ある巡礼の方が、オグマ山脈で~
大きくて、真っ黒な人影を見たんですって。▼~
幽霊だ、凶兆だって騒がれたそうだけど、~
その真相は、全然違ったみたいなのよ~。▼~
:[アッシュ]|大きくて、真っ黒な人影……。~
幽霊じゃないなら、いったい何だったの?▼~
:[メルセデス]|ふふ、自分の影が、~
霧に映っただけだったんですって。▼~
:[アッシュ]|え……ええっ!?~
じゃあまさか、僕が見たのも……。▼~
:[メルセデス]|断定はできないけれど……もしかすると、~
自分の影だったのかもしれないわね~。▼~
:[アッシュ]|そ、そっか……! なんだ、長年自分の影に~
怯えてたなんて、少し恥ずかしいな……。▼~
:[メルセデス]|ううん、その話を知らなかったんだから、~
幽霊だと勘違いするのも仕方ないわよ~。▼~
:[アッシュ]|ありがとう、~
そう言ってもらえると救われるよ……。▼~
あ、そうだ。まだ時間があるなら、~
この人の話も聞いてもらえないかな。▼~
:[メルセデス]|この人?▼~
:[アッシュ]|うん。~
彼も昔、本物の幽霊を見たんだって。▼~
:[メルセデス]|……待って、アッシュ。~
彼って……誰のことかしら?▼~
:[アッシュ]|え……誰って、僕の隣に立ってる……。~
あれ……?▼~
:[メルセデス]|そんな人、最初から~
いなかったと思うけれど……。▼~
:[アッシュ]|さ、最初から、いなかった……?~
それっして、つまり、彼が、ほ、本物の……。▼~
**アネット [#ae9651bf]
***支援C [#j6494f98]
(※支援会話なし)
***支援B [#ofe9ba82]
:[アネット]|うーん! 良い天気!~
やっぱり散歩は朝に限るなあ!▼~
……あれ?~
あそこにいるのは、アッシュかな………。▼~
あ、やっぱりアッシュだ。~
こんな朝早く、とうしたのー?▼~
:[アッシュ]|おはようございます、アネット。▼~
街の人たちに、文字の読み書きとか~
簡単な計算とかを教えてたんですよ。▼~
それが結構盛り上がっちゃって……~
ふぁ……気づいたら、もう朝で……。▼~
:[アネット]|そうだったんだ……お疲れ様。~
でも、どうして街の人たちに?▼~
:[アッシュ]|街に買い物に行ったら、法外な売り方で~
薬を売りさばいていた商人がいたんです。▼~
だけど、売りつけられてる側の人は~
何の疑問も持たずにそれを買っていて……。▼~
それを見ていたら黙っていられなくて、~
街の人たちの前で計算をしてみせて……▼~
……なんてやってるうち熱くなっちゃって。~
次々人が集まってきて、こんなことに。▼~
:[アネット]|あはは……アッシュらしいね。~
でもそれ、すっごく良いことだと思う!▼~
ねえ、もしまた機会があったら、~
あたしにも手伝わせてもらえないかな。▼~
一応、読み書き計算はばっちりだし、~
魔法とか歴史も教えられるつもりだよ。▼~
:[アッシュ]|本当ですか? 助かります!~
君が手伝ってくれたら、百人力ですよ。▼~
僕、勉強は結構好きなんですけど、人に~
教えるのはあまり得意じゃないみたいで。▼~
:[アネット]|確かに、教わるのと教えるのじゃ~
全然違うもんね。▼~
そういえばアッシュは、読み書きや計算を~
ロナート卿に教わったって言ってたっけ。▼~
:[アッシュ]|はい。まあ、本当に簡単な計算なんかは~
父さんからも教わっていたんですけどね。▼~
ロナート様が、よく言っていたんです。~
学びは、自分の正義を見つける手段だって。▼~
:[アネット]|自分の正義を……見つける?▼~
:[アッシュ]|はい。世の中、何が正義で何が悪かなんて、~
はっきり決まってるわけじゃないでしょう?▼~
だからこそ、自分の信じるべき、~
貫くべき正義を見つけなきゃいけない。▼~
それを見つけるための手段が、知識とか~
教養とか、そうしたものだと仰ってました。▼~
:[アネット]|なるほどね。確かに、知識はきちんと~
物事を判断するための物差しになると思う。▼~
あたしも、魔道学院や士官学校で学んで~
初めて見えたものがたくさんあったし。▼~
:[アッシュ]|街の人たちは、決して裕福じゃありません。~
嘘や危険の中で生きていかなきゃいけない。▼~
:[アッシュ]|そんな彼らにこそ、自分なりの正義で~
物事を見つめてほしいと思いますし……▼~
僕は、それを手伝いたいんです。▼~
ファーガスの騎士としてというより……~
昔、貧しい暮らしをしていた人間として。▼~
:[アネット]|……しっかりしてて、尊敬しちゃうなあ。~
あたしもアッシュを見習わなきゃ……▼~
***支援A [#aa156809]
:[アネット]|ねえアッシュ、ちょっと聞いて!▼~
:[アッシュ]|アネット?~
どうしたんですか、そんなに慌てて。▼~
:[アネット]|花売りのオデットさんっていたでしょ?~
あたしたちが読み書きを教えた……▼~
あの人、魔道学院に入るんだって!~
なんでも、才能を見出されたみたいで。▼~
:[アッシュ]|へえ……異例の入学ですね!魔道学院は、~
簡単に入れる学校じゃないのに……。▼~
:[アネット]|ね! 改めて、みんなに勉強を~
教えて良かったなあって思ったよ。▼~
:[アッシュ]|感慨深いなあ。僕たちが勉強を教えた人が、~
今度は魔道学院の先生に師事するのか……。▼~
:[アネット]|魔道学院の先生……か。~
あのね、アッシュ。今だから言うけど……▼~
あたしがあなたを手伝おうと思ったのには、~
もう一つ理由があったの。▼~
:[アッシュ]|もう一つ……?~
どんな理由だったんですか?▼~
:[アネット]|あたしね、小さい頃は魔道学院の~
先生になりたいなあって思ってたんだ。▼~
魔道学院じゃなくても、せめて人に~
勉強を教える仕事がしたくって。▼~
~
《アネットとディミトリの支援B以上》
:[アネット]|前に陛下ともお話したんだけど、~
魔法が苦手な子に、魔法の使い方を教えるとかね。▼~
~
《共通》
:[アネット]|それで、いざ街の人たちに勉強を~
教えてみたら、何だかすっごく楽しくて!▼~
:[アッシュ]|確かに、アネットは勉強を教えている時~
すごく生き生きしてましたもんね。▼~
:[アネット]|あはは、そうかも。あたしが教えたことを~
理解してくれた時なんて、もう嬉しくって。▼~
これまであたしが勉強してきたのは、~
このためでもあったんだなって思えたの。▼~
:[アッシュ]|きっと、天職なんだと思いますよ。~
アネットは人に教えるのが上手ですし……▼~
なかなかわかってもらえない時も、~
一人一人に根気強く向き合っていますし。▼~
:[アッシュ]|本格的に、人に勉強を教える仕事を~
目指してみたらいいんじゃないですか?▼~
僕アネットみたいな先生になら~
いくらでも勉強を教わりたいですよ。▼~
:[アネット]|本当? 何だか照れちゃうな……。~
……よし。あたし、頑張ってみるよ。▼~
となると、これから猛勉強だよね!~
魔道学院の先生にも話を聞いておこうっと。▼~
:[アッシュ]|もし僕にできることがあれば、~
何でも言ってください。手伝いますから。▼~
:[アネット]|えっ、でも悪いよ。~
あたしの夢はあたしの夢なんだし……▼~
アッシュには、立派な騎士になるって~
大事な夢があるじゃない。▼~
:[アッシュ]|一番最初は、君が僕を手伝ってくれた。~
その恩はちゃんと返さないと。▼~
それに……君もファーガスの民の一人です。~
君たちを手伝うのも、騎士の仕事ですから。▼~
:[アネット]|……ふふっ。立派な騎士になるのが~
夢だって、いつも言ってるけど……▼~
アッシュはもう、十分立派な騎士様だね。▼~
それじゃ、後で手伝ってもらおうかな!~
王城の書物を借りに行ったりもしたいし……▼~
いつか、あたしたちが入れる時が来たら、~
ガルグ=マクの書庫にも行きたい。▼~
そういう時に付き合ってくれたら、~
すごく助かるんだけど……▼~
:[アッシュ]|もちろんです。僕に任せてください。▼~
:[アネット]|ありがとう! あたし、頑張るから。~
見ててね、アッシュ。▼~
**イングリット [#m08f327e]
***支援C [#a50ef6b1]
(※支援会話なし)
***支援B [#ybd4f579]
:[イングリット]|………………。▼~
:[アッシュ]|どうしたんですか? さっきから、~
何か考え事をしているようですけど……。▼~
:[イングリット]|あっ……いえ、たいしたことでは。~
気を遣わせてしまって、すみません。▼~
:[アッシュ]|君がそんなに思い悩んでいるなら、~
それはもう「たいしたこと」ですよ。▼~
僕で良ければ、力になります。~
役に立てるかはわかりませんけど……。▼~
:[イングリット]|……その。この辺りの土地の肥沃さを見て、~
つい驚いてしまったのです。▼~
:[アッシュ]|確かにこの辺は、ファーガスでも~
かなり豊かな地域ですからね。▼~
北部と違って雪も少ないですし、~
川も多くて、どこも綺麗で……。▼~
さっき見た一面の麦畑なんかは、~
目を見張るほどの美しさでしたね。▼~
:[イングリット]|……私の故郷には、あれほど~
美しく広大な麦畑はありません。▼~
広がっているのは、荒野と岩肌ばかり。~
元々、豊かな土地ではないのです。▼~
長らく土を耕し、岩を除いて、遠い子孫の~
ためにと種を蒔き続けてきましたが……▼~
この地のような一面の麦畑を作るには、~
どれだけの時間がかかるのでしょうね。▼~
:[アッシュ]|……『我らの流した汗と血潮が土を潤し、~
いずれは遠い後裔たちの生きる糧となる』▼~
すぐには成し遂げられないかもしれない。~
けれど、努力が意味を失うことはない。▼~
僕はそう思っています。~
だから、あまり悲観しないでください。▼~
:[イングリット]|ふふ、それはルーグ様の台詞ですよね。~
私も大好きですよ、『ルーグと風の乙女』。▼~
:[アッシュ]|そう言えばイングリット、知ってますか?~
僕もこの間、気がついたんですが……▼~
あの物語には「ダグザの如く枯れた土」~
なんて言い回しが出てくるんです。▼~
まあ後世の詩人の創作でしょうけど……~
気になってダグザの旅行記を読んだんです。▼~
:[イングリット]|旅行記はあまり読んだことがないですね。~
何と書かれていたのですか?▼~
:[アッシュ]|ダグザには、貧しい土地でも楽に~
育てられる作物があるんだそうですよ。▼~
おまけにすごくお腹に溜まって、~
煮ても焼いても美味しいとか。▼~
:[イングリット]|なっ……そんな夢のような作物が?~
到底信じがたいのですが……。▼~
~
《シャミアが仲間》
:[アッシュ]|もしかして、シャミアさんに聞けば~
いろいろ教えてくれるかもしれませんね。▼~
~
《共通》
:[イングリット]|その作物を栽培できれば、私の故郷も~
少しは豊かになるのでしょうか……。▼~
:[アッシュ]|断言はできませんけど、どんな作物なのか~
きちんと調べてみる価値はあると思います。▼~
もし僕に何か手伝えることがあれば、~
喜んでお手伝いしますよ。▼~
:[イングリット]|良いのですか?ガラテア領の問題なのに、~
王家の騎士であるあなたを巻き込んでは……▼~
:[アッシュ]|友達を手伝いたいって思いに、~
立場なんて関係ありませんよ。▼~
それに……僕も小さい頃は貧しくて~
毎日ろくに食べるものもなくて。▼~
あんな苦しい思いをする人を一人でも~
減らせるのなら、それが一番ですから。▼~
:[イングリット]|……ありがとうございます、アッシュ。~
では、まずその作物とやらの調査ですね!▼~
戦いが終わったら……いえ、すぐにでも~
その作物を取り寄せる手を考えましょう。▼~
何をするにも、話はそれからですからね。~
……ふふ。何だか楽しみになってきました。▼~
:[アッシュ]|はい!……これは、こんな戦争なんかで~
死んでる場合じゃありませんね!▼
**フレン [#l2481638]
***支援C [#ze45de02]
:[フレン]|ふう……とっても良いお天気で、~
ついこんなところまで来てしまいましたわ。▼~
……あら?
あそこにいらっしゃるのは▼~
ごきげんよう、アッシュさん。▼~
:[アッシュ]|おはようございます、フレン。~
朝の散歩ですか?▼~
:[フレン]|ええ。そう言うアッシュさんは……~
もししかして、釣りをしていらしたの?▼~
:[アッシュ]|はい。軍の食糧にも限りがありますし、~
少しでも足しになればと思って。▼~
:[フレン]|ふふっ、ご立派ですのね!~
釣果を拝見してもよろしくて?▼~
:[アッシュ]|もちろん! 今日は朝早く始めたからか、~
たくさん釣れたんですよ。▼~
:(魚籠)|
:[フレン]|……ま! 本当ですわ! アッシュさんは、~
釣りがとってもお上手なんですのね!▼~
:[アッシュ]|ありがとうございます。~
釣りの腕前には、結構自信があるんですよ。▼~
小さい頃、よく義兄さんが~
近くの川に連れ出してくれて……。▼~
:[フレン]|では、この腕前はお義兄様仕込みってこと~
なのですわね。羨ましいですわ……。▼~
わたくしも、昔はよくお母様と一緒に~
釣りをしていたのに、最近は全然!▼~
~
《セテスが生存》
:[フレン]|ちょーっと深い川で釣りをしようとすると~
お兄様が飛んできて、叱るんですのよ。▼~
:[アッシュ]|セテス様も心配なんですよ。僕も、弟や~
妹を一人で釣りに行かせるのは怖いし……▼~
……もし良ければ、~
今から少しだけやってみますか?▼~
~
《セテスが死亡》
:[フレン]|お兄様ったら、心配性だったから……~
深い川には不用意に近づくな、って。▼~
:[アッシュ]|そうなんですね…もし良ければ、~
今から少しだけやってみますか?▼~
~
《共通》
:[フレン]|えっ? よろしいんですの?▼~
:[アッシュ]|はい。僕が近くで見ていれば、~
川に落ちるようなこともないでしょうし。▼~
:[フレン]|ありがとうございます、アッシュさん。~
それでは折角ですから、大物を狙いますわ!▼~
:(暗転)|
……それっ!▼~
………………。
はっ! 早速引いていますわ!▼~
:[アッシュ]|こ、この引きは……。~
とんでもない大きさの魚なんじゃ……?▼~
:[フレン]|ふっ、ぬうーっ……! ……あっ!~
逃げられてしまいましたわ……。▼~
:(画面が明るくなる。)|
:[アッシュ]|引きの強さといい、ちらっと見えた~
魚影といい、凄い魚でしたね……。▼~
:[フレン]|ええ……あんなに大きなお魚さんが~
この川にいたなんて、驚きましたわ。▼~
:[アッシュ]|僕も長いこと釣りをしていますけど、~
あんなに大きな魚は初めて見ました。▼~
:[フレン]|……わたくし、決めました。あのお魚さん、~
今度出会ったら絶対に釣り上げますわ!▼~
:[フレン]|アッシュさん、その時は……また釣りを~
ご一緒してくださらない?▼~
~
《セテスが生存》
:[フレン]|お兄様も、アッシュさんが一緒だと言えば~
少しはおとなしくしていてくれるはずですわ。▼~
:[アッシュ]|おとなしくって……あはは、まあいいか。~
もちろん、僕で良ければお付き合いします。▼~
~
《セテスが死亡》
:[フレン]|アッシュさんがご一緒してくだされば、~
釣り上げられる気がするんですのよ。▼~
:[アッシュ]|気がするって……あはは、まあいいか。~
もちろん、僕で良ければお付き合いします。▼~
***支援B [#h7f87924]
:(暗転)|
:[フレン]|………………。~
! あっ、この手応えは……!▼~
:[アッシュ]|……ついにあの魚が来ましたね。~
練習の成果を見せる時ですよ、フレン!▼~
:[フレン]|ええ、任せてくださいまし。~
わたくしも成長したのですから……!▼~
ぬうーっ! ふんーっ!~
……だ、駄目ですわ。どうすれば……!▼~
:[アッシュ]|大丈夫、諦めないでください。~
力任せじゃなく、魚を落ち着かせて……▼~
:[フレン]|落ち着かせて……こんな感じでしょうか?▼~
:[アッシュ]|うん、良い感じです。少し様子を見て……~
……よし、一気に引いてください!▼~
:[フレン]|はいっ! ……とりゃあああー!~
……きゃっ!?▼~
:[アッシュ]|うわっ! 危ない、フレン!▼~
:(画面が明るくなる。)|
:[フレン]|とうとうやりましたわね、アッシュさん!~
あんなに大きなお魚さんが釣れるなんて!▼~
:[アッシュ]|あはは……危なかったですけどね……。~
君のほうが魚に釣られちゃ、笑えませんよ。▼~
:[フレン]|そ、そうでしたわね……。~
少し、はしゃぎ過ぎてしまいましたわ。▼~
アッシュさんが咄嗟に腕を掴んでくださら~
なければ、わたくしは今頃水面の底に……▼~
:[アッシュ]|なんとか間に合って良かったです。~
本当に……。▼~
それにしても、よく最後まで~
釣り竿を手放しませんでしたね。▼~
:[フレン]|ええ。わたくし、何があっても絶対に~
手を離さないって決めていましたの。▼~
:[アッシュ]|駄目ですよ、ああいう時は~
手放さないと危険なんですから。▼~
~
《セテスが生存》
:[アッシュ]|……セテス様がフレンに釣りをさせない~
理由が、ちょっとわかった気がします。▼~
~
《共通》
:[アッシュ]|でも、その意志の強さがあったからこそ、~
こうして釣り上げることができたんですね。▼~
:[フレン]|ふふっ、お母様の教えですわ。どんな時も、~
諦めずに最後までやり抜くんだって。▼~
けれど流石のお母様でも、こんなに大きな~
お魚さんは釣ったことありませんでしたわ!▼~
お母様はもういないけれど、生きていたら~
きっと褒めてくださったでしょう……。▼~
:[アッシュ]|……そうか。だからフレンは、~
この魚を釣るのにこだわっていたんですね。▼~
それで目標をしっかり成し遂げたのは、~
すごく立派だと思います。▼~
:[フレン]|ま! 何だかくすぐったいですわね。~
でも、次はちゃんと竿は手放しますわよ。▼~
:[アッシュ]|……よし。それじゃあ、そろそろ魚を~
みんなのところに持ち帰りましょうか!▼~
:[フレン]|釣った後は、お魚さんを頂く番ですわね!~
お母様も知らない大きなお魚さんのお味……▼~
いったいどんなお料理になるのかしら。~
わたくし、とーっても楽しみですのよ。▼~
切り身にして焼くのも、お野菜と一緒に~
煮るのも捨てがたいですわね。うふふ!▼~
:(フレンが去る)|
:[アッシュ]|……フレンといると、なんだか妹の~
相手をしているみたいで、楽しいなあ。▼~
妹も小さい頃は、~
料理したいってよく言ってたっけ……▼~
……いやちょっと待った。~
そういえばフレンの料理って……▼~
ま、待ってくださいフレン!~
その魚の料理、僕も手伝います……!▼~
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