
ユニット評価/ファーガス神聖王国†
青獅子の学級†
- 初期兵種が「兵士」となっているユニットが3人いる。
- 殆どが青燐の章限定のユニットで、他のルートでも加入するユニットは黄燎の章で1名、赤焔の章でもわずか2名しかいない。
- よって、ゲーム全体を通して見ると育成機会が特に限られる。最高スペックを発揮するには入念にフリー戦闘も活用する必要に迫られやすい。
- また、級長のディミトリをはじめ、青燐の章限定のユニットが多い割には個人スキルや習得スキルが他の二学級の生徒達と比べると劣る/ステータスや英雄の遺産と噛み合わないユニットが多い。
- 他のニ級長と違って「月光」を覚えず、専用職と個人スキルの雷属性による難易度が少し高いディミトリ。
- 貴族扱いでありながら攻めの用兵術を覚えないセテス。
- 天賦スキルが他のニ学級の魔法兵種向けのユニット達と違い、魔法を使える兵種ではないため習得に苦労するアネットとメルセデス(アネットは自身の英雄の遺産を活かすことが出来、魔法武器なのでまだ良い方)。
- ヒット数に関する個人スキルを持つが、同じ系統の個人スキルを持つフェルディナントと違い多段ヒットと相性が良い「集中力」を覚えないシルヴァン。
- 総じてユニットの利点よりも欠点が多い為、強スキルに頼った力押しができず、敵Lvが上がれば上がるほど純粋なプレイングスキルが試される。
三学級の中で総合的な攻撃力が弱い傾向にあり、ルナティックの難易度が高いといえる。
- ただし、このルートでは武器節約を習得できるユニットは最低でも8名以上と比較的多く抱えているため、戦技を最大限に活用して戦うべきともいえる。
- その他EP.7以降コルネリアをはじめ、魔道士系のネームド持ちの敵将と戦う機会が多い。
にもかかわらず格闘得意のラファエルとバルタザールは二部からの加入になるので、一部の内にメインの兵種以外にも格闘職を育てておく必要がある。
- 主人公と剣得意が被っているフェリクス、魔防の低さを騎士団で補うだけでよいドゥドゥー、飽和している槍キャラの中で格闘職に就ける男性かつ離脱やメイン戦闘で操作不可が無いシルヴァン辺りが候補。
- 得意兵種はハイロード→パラディン→マスターロード。
- 紋章によりランダムで威力と耐久消費量が倍増するのがネック。早めにアーチャー★3で「武器節約」を取るとよい。
- EP.4開始時に英雄の遺産「アラドヴァル」を初期装備。
- 全ユニット特効の専用戦技「無惨」も健在だが、Lv.1では耐久消費が非常に重く、紋章発動時のリスクが殊更に大きいことに注意。
マスターロード★2で習得する「幻月」も十分に強いため、平時はこちらを主力にするとよい。
- アラドヴァルは性能解放するとガード中の敵にもダメージを与えられるようになる。耐久も大幅アップするため真っ先につぎ込みたい。
- 吹き飛ばし攻撃で効果を増幅する個人スキルが多い。模擬戦闘などで吹き飛ばし攻撃の操作を把握しておくと良い。
- 魔法系の能力は低いが、個人スキルの雷属性経由で増幅されるふっ飛ばし威力を「魔神の一撃」で更に高められる。
もっとも、雷属性の本命はスタンゲージ削りであり、当人も有効な属性持ち戦技はあまり覚えないため、優先度は低め。
- グレートナイトの天賦スキル「騎兵の移動術」はマスターロード運用では有用。
- ただしエーデルガルトやクロードのように「月光」を習得することはできないうえ、幸運も伸びにくい。敵の防御も高まるルナティックでは雷+吹き飛ばしを活用し必殺の連撃をより意識する必要がある。
専用職もエーデルガルト程ではないが立ち回りは慎重を要する部類の為、本作共通のアクションの癖を早めに慣らしておく必要はあるだろう。
- それでも、個人スキルの恩恵でスタンゲージの削り効率は炎属性より高い。ハマりさえすれば、習得スキルの不利を挽回できる地力はある。
- 得意兵種はアーマーナイト→フォートレス→グレートナイト。
- 溜め攻撃スキル持ちで火炎属性付与可能だが、この手のスキルとしてはタメ時間が長いのが難点。
- ガード時にも無双ゲージがたまるスキルを持つ。無双シリーズでは比較的珍しい、受けから反撃に転じるコンセプトのキャラクターとも言えるか。
- 得意兵種は傭兵→ソードマスター→エピタフ。
- EP.4開始時に英雄の遺産「アイギスの盾」を初期装備。
- 回避キャンセルで行動速度をしばらく加速する個人スキルを持つ。前作「FE無双」で技終わりに回避を押す癖がついたプレイヤーにおすすめ。
- 青燐の章の物理向きユニットの中で唯一「月光」を習得可能。(他にはアネットとフレン、リンハルト(要説得)もいるが、3人とも魔力特化)
- 力はディミトリの次によく伸び、幸運もまずまず伸びる。場合によってはディミトリ以上のダメージを叩き出すことも。
- ダークビショップの天賦スキルの「魔法無効」に加え、「金剛の構え」「明鏡の構え」も習得可能。
- 自身の防御、魔防は伸びにくいが、意外にも防御面のスキルも充実している。
- 品定めと強奪も覚えることができ、稼ぎ要員としても使える。
- 個人スキルと習得スキルが不遇なユニットが多い青獅子の中では比較的強スキルに恵まれている存在である。
- 得意兵種はアーチャー→スナイパー→ボウナイト。
- 赤焔ではEP.5で説得できるが、黄燎では2部に入ってから説得可能。王国勢では唯一3ルートすべてで加入可能。
- 個人スキルにより常に盗賊の兵種スキルを発揮しており、どのクラスでも宝箱を開ける他、敵撃破時のドロップ数も確率で増やす。
- これに装着スキルの品定めと強奪、さらにバルタザールの傭兵の呼び笛引き換え装備品「山の民の秘薬」を装備すると、武器・資金稼ぎにかけて最高のユニットとなる。
- 作戦指示でアッシュを選び宝箱にカーソルを合わせZRボタンを押せば楽に宝箱を開けることができる。
- 得意兵種はソシアルナイト→パラディン→ホーリーナイト。
- ヒット数に応じて攻撃範囲と与えるダメージが増加する個人スキルを持つ。1000ヒット時の最大攻撃範囲は圧巻の一言。
- 武器スキル「連鎖」と相性が良いが、同じく相性が良い「集中力」を覚えられず、後述の英雄の遺産「破裂の槍」は「連鎖」が無いので非常に歯痒い。
- 幸い、得意兵種ツリーの最上級では魔法が使える&アネットから伝授可能な風魔法「シェイバー」「エクスカリバー」がヒット数と持続に優れており、これと合わせればヒット数の維持がしやすくなる。支援もBまであるので粘る価値アリ。
- 中盤の外伝で英雄の遺産「破裂の槍」が獲得できる。
- 「裂空」は長射程に飛行特効&ガード貫通の多段ヒット攻撃。また性能解放で戦技ダメージがクリティカルになりやすくなる。
- 得意兵種はプリースト→ビショップ→グレモリィ。
- 赤焔でも中盤前に説得可能だが、紋章一致となる英雄の遺産「イコル文書」は青燐でのみ獲得できる。
- 個人スキルは常時自己回復のうえ、スキルゲージ最大時にZRで周囲に回復+光攻撃。操作時に限り、戦技枠を割かなくても友軍を回復可能。
- プリーストで習得する「光の真髄」は魔法職だとグレモリィ強4と「リザイア」のほかは要伝授の「オーラ」、イコル文書で追加される*1「アプラクサス」にしか乗らない。当のオーラは至近距離への判定が弱く、アプクラサスは発生がやたら遅いと中々に難儀。
属性にこだわらず、アネット達(赤焔ルートのみリシテア)から魔法を伝授してもらうと戦いやすくなる。
- 「光の真髄」を最大限活かしたいならば、「物理魔法反転」つきまたはインドラの矢を装備しホーリーナイトになるのも手。
- 物理方面に弱く魔法兵種向きだが、他の兵種で有用な装着スキルも習得できる。魔法武器を有効活用したい。
- 得意兵種はメイジ→ウォーロック→グレモリィ。
- 中盤で魔法武器の英雄の遺産「打ち砕くもの」が獲得できるが、斧兵種を鍛えておく必要があるので注意。
ドラゴンマスター★3で「重撃の極み」を獲得できるので鍛える価値はあるが、後述のように戦士兵種に魔法職が存在しないため無駄が多い。
- 他ルートではアネットは加入しないが、赤焔の章でも打ち砕くものを獲得できるステージはある。もっとも、実用性は微妙だが……。
- 原作で個人スキル含めて4種類の応援が使えたことを踏まえてか、踊り子★3で彼女限定の「頑張り屋の応援」を習得可能。
応援系スキルでは唯一、複数のパラメータを強化できる。
- 「月光」を習得できるが、魔法武器である打ち砕くものには効果がなく、一方で「陽光」は習得できない。
しかも斧兵種は魔法戦技が使用不可能という点でも足を引っ張られている。
- 原作で出来ていた複数の武器や魔法を使い分ける様なことが出来なくなり、打ち砕くものの存在もあり方向性が迷走しているとも思えてしまうキャラ。
- 打ち砕くものや斧兵種に拘らずに他の魔法も使える最上級職にした方が強みを活かしやすいかもしれない。今後レヴナントナイトなり追加されればまた話も変わってくるが……。
- 「頑張り屋の応援」まで獲得できたら副官役としては非常に優秀になる。NPC向きのキャラとも言えるかもしれない。
- 得意兵種はペガサスナイト→パラディン→ファルコンナイト。
- EP.4開始時に英雄の遺産「ルーン」を初期装備している。
- 性能解放で強攻撃に確率でボルガノンが発動するようになる。固有戦技「震炎」も炎属性。
- 一方で個人スキルや一部の戦技は氷属性であり、ウォーロックで得られるのも「炎の真髄」ではなく「氷の真髄」になっている。
真髄スキルは個人スキルに乗らないので、戦技で氷槍などを持つと無駄が無くなる。
- 魔力も力と同じくらい伸びる上に、さり気なく魔法のラインナップも優秀。その上グレモリィで「陽光」を習得する為、魔力を補強した上で魔法武器特性の武器を持ってエピタフやホーリー/ダークナイトでもよい。
原作通り分野を選ばないユニットといえる。
王国その他†
- 得意兵種はソシアルナイト→パラディン→ホーリーナイト。
- 青燐の章におけるジャスト入力担当。特に彼はジャスト入力成功で得られる恩恵がかなり大きいため、練習あるのみ。幸い、判定は画面上でも容易に把握できる。
- EP.12で特殊条件の必要なユニットを加入できないと強制的にロストしてしまう点に注意。
- この都合か、主人公およびフェリクスそれぞれとの支援Aは、ロスト回避後にロックが外れる。
- ステータスは魔防がとても高く、また力よりも魔力の方が高い。魔法武器を持たせると良い。
- 2つのEPで不在になるので育成や支援上げが遅れやすい。
セイロス聖教会†
- 得意兵種はブリガンド→ドラゴンナイト→ドラゴンマスター。
- クロードのものに似た個人スキルを持つ。弱攻撃に属性が乗らない代わり、任意のタイミングで追加ダメージを起爆させられるのが強み。クールタイムもかなり短く連発が利きやすいが、起爆後は空中追撃の追加ダメージもなくなる。
- 神聖武器「アッサルの槍」を初期装備している。このため初期兵種がソシアルナイトになっていることに注意。
- ちなみに原作でもソシアルナイトを初期獲得しているが、馬術苦手・才能開花なしであった。
- 今回はホーリーナイト★3で「間合いの達人」を習得できるので、槍と斧の2面で使っていくとよいだろう。
- 余談だが、今作ではドラゴンナイトが斧兵種の為、アッサルの槍を装備できない。
加えて、得意兵種のスキル置き換えの都合上ドラゴンナイト★1でも「攻めの用兵術」を習得できない(フレンは取得する)など、装着スキルが地味に物を言うルナティックでは青燐の章の中でもかなり不遇を託つ部類のユニット。
- 得意兵種はプリースト→ビショップ→グレモリィ。
- 神聖装備「カドゥケウスの杖」を初期装備している。また、青燐の章終盤でさらに「アマルテア」を獲得できる。
- スキル面は意外にも攻撃寄りのものばかり。
特にスキル「月光」を習得する……のだが、フレン自身が魔法特化のステータスである上に幸運も異様に低く、実用にはドーピングが半ば必須。
- 得意兵種はソードマスター→エピタフ。
- 英雄の遺産「雷霆」を初期装備している。性能解放で「不断の連撃」により戦技のクールタイムが短くなる。
- 青燐の章における時限強化スキル担当。ヒット数2倍はダメージ以上にスタンゲージ削りへの効果が高め。
コメント†
- 途中送信申し訳ない、フェリクスは格闘やらせると個人スキルの性質上尋常じゃない速度で動けるようになるのでオススメ --
アプラクサスは伝授可能だが、伝授元がエクストラユニット1人しかいない。
Last-modified: 2022-08-19 (金) 11:34:04