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台詞集/絆会話/ウード
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[[台詞集/絆会話]]
*ウード [#be896672]
#contents
**リョウマ [#l3cecf46]
:[ウード]|
こんにちは、リョウマさんっ!&br;
聞きましたよ、見せてください!▼&br;
:[リョウマ]|
相変わらず落ち着きのない奴だな。&br;
いったい何を見せろと言うのだ、ウード。▼&br;
:[ウード]|
何って、神器に決まってるじゃないですか!&br;
リョウマさん、持ってるんですよね?▼&br;
:[リョウマ]|
神器……この刀が見たいのか?&br;
白夜の王家に代々受け継がれているものだ。▼&br;
:[ウード]|
これが……神器ですか!&br;
蒼く輝く刀身、そして黄金色の装飾……。▼&br;
俺の中の闇が洗われるような輝きだ。&br;
それで、この神器の名は!?▼&br;
:[リョウマ]|
雷神刀という。▼&br;
:[ウード]|
雷・神・刀……! 神の名を冠する刀か!&br;
シンプルなのが逆にかっこいいぜ……。▼&br;
この名の前では俺が今思いついた、サンダー&br;
ゴッドソードなんて霞んじまう……。▼&br;
そうだ、リョウマさん! この刀を使った&br;
必殺技の名前も教えてもらえませんか?▼&br;
:[リョウマ]|
必殺技……?▼&br;
:[ウード]|
そうです、神器から繰り出される、&br;
神の奇跡のごとき一撃……その名ですよ!▼&br;
必殺! 雷光神滅閃! ずばばばーん!&br;
ふっ、勝負あったな……。▼&br;
くーっ、俺もやってみたいぜ……!&br;
その刀、俺にちょっと貸してくれませんか!▼&br;
:[リョウマ]|
先程言ったとおり、この刀は白夜の王に&br;
相応しい者にのみ受け継がれる刀……。▼&br;
残念だが、お前には使えない。▼&br;
:[ウード]|
う……そうなんですか……。&br;
そりゃ、そうですよね……。▼&br;
選ばれし者のみが使えてこその神器。&br;
仕方がないことです。▼&br;
俺も選ばれし者と信じて戦ってきましたが、&br;
伝説の剣とは未だ出会えぬまま……。▼&br;
:[リョウマ]|
ウード、そう落ち込まなくていい。&br;
無理と決まったわけではないぞ。▼&br;
焦ったり、諦めたりせずに、ただひたすらに&br;
己の道を極めんとすれば……。▼&br;
いつか、お前にこそ相応しい、&br;
素晴らしい剣が、現れるかもしれない。▼&br;
:[ウード]|
そうだといいですけどね……。▼&br;
:[リョウマ]|
それに……先ほどの必殺技の名だが。▼&br;
:[ウード]|
必殺! 雷光神滅閃! ずばばばーん!&br;
……の、ことですか?▼&br;
:[リョウマ]|
うむ、技に名をつけて叫ぶ、というのは&br;
悪くない試みかもしれん。▼&br;
強力な決め技を出したことを明確にして、&br;
相手を威嚇すると同時に……。▼&br;
味方には形勢逆転の可能性を知らしめて、&br;
士気を上げる効果も期待できる。▼&br;
:[ウード]|
……え? あ、いや、そうなんですよ!&br;
俺もそう思ってたんです!▼&br;
:[リョウマ]|
ああ、いいことに気づかせてくれた。&br;
前向きに検討してみよう。▼&br;
:[ウード]|
……いやー、こうして話してみると、&br;
リョウマさんとは気が合いそうですね!▼&br;
まあ俺なんて、リョウマさんに比べたら&br;
剣士としてはまだまだ半人前ですが……。▼&br;
:[リョウマ]|
謙遜するな、ウード。&br;
お前はもう十分に立派な剣士だ。▼&br;
後は日々の研鑽を怠らず……。▼&br;
お前にのみ使いこなせる剣と巡り合う、&br;
その機会を待つのみだ。▼&br;
:[ウード]|
本当ですか!? そこまで言われると、&br;
俺、自信が出てきましたよ!▼&br;
:[リョウマ]|
今後も、剣士の道を歩む者同士、互いに&br;
心技体を高め合っていくぞ、ウード。▼&br;
:[ウード]|
はい、光栄です! 技の名づけに困ったら、&br;
いつでも相談してくださいね!▼&br;
**タクミ [#xa45fe81]
:[ウード]|
はあぁ……! 食らうがいい、&br;
光影剣・ライトニングシャドウソード!!!▼&br;
……むっ! そこにいるのは誰だ?&br;
宵闇より来たりし悪鬼の眷属か!?▼&br;
:[タクミ]|
……僕だよ。&br;
あんた、こんなところで何やってるんだ?▼&br;
というか今叫んでたの、何なんだ?&br;
何かの儀式か? 邪神でも呼ぶのか?▼&br;
:[ウード]|
ふっふっふ……白夜王子タクミよ、&br;
見てしまったのだな、禁断の鍛錬を……。▼&br;
叫んでいたのは、俺の必殺奥義の名前だ。&br;
ある種の儀式と言えなくもない。▼&br;
:[タクミ]|
ふーん。要するに、自分で考えた必殺技の&br;
名前を叫んでた、ってわけか。▼&br;
:[ウード]|
単簡たる言霊で言い表すのであれば、&br;
そういうことになるな。▼&br;
それより、白夜王子タクミよ。貴様も闘神に&br;
捧げし神聖なる鍛錬、挑んでみないか?▼&br;
:[タクミ]|
嫌だよ……もし誰かに見られたりなんか&br;
したら、恥ずかしくて生きていけない。▼&br;
もしくは布団に頭を埋めて、&br;
しばらく部屋に引きこもりたくなる。▼&br;
やめたほうがいいと思うよ、それ。&br;
得たいが知れなくて気味が悪いし。▼&br;
:[ウード]|
ガーーーン!! ひ、ひどい……。&br;
何もそこまで言わなくても……!▼&br;
:[タクミ]|
うわっ、いきなり素に戻るな!&br;
びっくりするだろ!▼&br;
:[ウード]|
タ、タクミさんなら……きっと一緒に&br;
やってくれると思ったのに……。うぅ……。▼&br;
そうか……気味が悪いんだな、俺……。&br;
はあ……いっそ塵になりたい……。▼&br;
俺、しばらくここにいることにします……。&br;
ちょっと頭を冷やしてから戻りますね……。▼&br;
:(ウード、隅で落ち込む)|
:[タクミ]|
なんでそんな薄暗いところで、&br;
三角座りを始めるんだよ!▼&br;
ぼ……僕は悪くないからね!▼&br;
:[ウード]|
はい……タクミさんは悪くありません……。&br;
気にしないで、どうぞ先に戻ってください。▼&br;
:[タクミ]|
……し、知らないぞ!? 僕は帰るからな!&br;
あとずっと外に座ってると風邪引くぞ!▼&br;
……………………。&br;
えーっと、ウード、その……。▼&br;
ち、ちょっとかっこよかったよ、それ。&br;
ちょっとだけね。うん、ほんのちょっと。▼&br;
:[ウード]|
無理しなくてもいいんですよ、タクミさん。&br;
ほっといてください、どうせ俺なんか……。▼&br;
:[タクミ]|
い、いや……ウードらしくていいと思うよ!&br;
はは、僕にはとてもできないなー!▼&br;
:[ウード]|
タクミさんにはできないんですよね。&br;
どうせわかってもらえないんですよ……。▼&br;
:[タクミ]|
いや、そんなことないって。&br;
じゃ、じゃあ、僕も考えてみようかな。▼&br;
例えば、そうだな……。 えーと、&br;
……覚醒剣、アウェイキングソード、とか。▼&br;
:[ウード]|
……何ですって?&br;
今のはなんですか……?▼&br;
:[タクミ]|
いや、気に入らなかったならいいんだ。&br;
別に……。▼&br;
:(ウードが立ち上がる)|
:[ウード]|
すっげー良い名前ですね!&br;
平たく言うと最高です!▼&br;
それじゃあ、この技の名を叫びましょう!▼&br;
:[タクミ]|
うわっ、急に元気になった!?&br;
でも、何で叫ばなきゃいけないんだよ!▼&br;
:[ウード]|
タクミさんの考えた最高の必殺技ですよ?&br;
叫ばずしてどうするんですか?▼&br;
:[タクミ]|
いや、僕はそんな最高だとは……。▼&br;
:[ウード]|
さあ、この剣を握って……秘められし奥義の&br;
真の力を解放するときです、タクミさん!▼&br;
:[タクミ]|
か、覚醒剣……!&br;
やっぱり恥ずかしすぎる……。▼&br;
何をやってるんだ、僕は!&br;
誰かに見られたら一生からかわれる!▼&br;
:[ウード]|
何ためらってるんですか、タクミさんっ!&br;
大丈夫、ホントすげえかっこいいんで!▼&br;
さあ、その叫びを天へと轟かせてください!▼&br;
:[タクミ]|
ええい……くそっ!&br;
覚醒剣・アウェイキングソードーッ!!!▼&br;
**カミラ [#c55c1ac3]
:[カミラ]|
まあ、ウードじゃない。▼&br;
ちょうどお茶の相手が欲しかったのよ。&br;
今から私の天幕に来ない?▼&br;
:[ウード]|
! くっ……闇の欠片集いし我が心は、&br;
妖艶なる誘惑には屈しない……。▼&br;
:(ウード、カミラから離れる)|
:[カミラ]|
あらあら、どうしたの?&br;
最近、たまに動きがおかしいわよ。▼&br;
:(カミラ、ウードに近づく)|
:[ウード]|
き、貴様、禁じられし我が聖域に&br;
それ以上近づくな、闇が弾け飛ぶぞ!▼&br;
:(カミラ、ウードから離れる)|
:[ウード]|
よし、それでいい。その距離を保て。▼&br;
俺の内に眠る昏き獅子が危うく&br;
目覚めの刻を迎えその咆哮が轟くかと……。▼&br;
:[カミラ]|
うーん……その言葉遣い、&br;
なんだかオーディンを思い出すけれど……。▼&br;
やっぱり解読は難しいわね。&br;
いったいどうしたの? 理由を教えて。▼&br;
:[ウード]|
漆黒の剣士は多くを語らず……&br;
闇の色香に惑わされることなどない。▼&br;
:[カミラ]|
色香に惑わされる?&br;
ふふ……そういうこと。▼&br;
ウード、あなた、&br;
女性とふたりでお茶をしたことがある?▼&br;
:[ウード]|
み、見くびるな。いくら闇の剣の剣一筋と&br;
言えど、女性とお茶の一つや二つ……。▼&br;
:[カミラ]|
なら、平気よね。&br;
私とふたりっきりでお茶会をしても。▼&br;
:[ウード]|
へっ!? そ、そ、それは……&br;
俺は孤高ゆえ、そういうのはちょっと……。▼&br;
:[カミラ]|
興味がないかしら?▼&br;
:[ウード]|
な、なくはないが……。▼&br;
:[カミラ]|
それなら、近づいても構わないわよね。▼&br;
:(カミラがウードに近づく)|
:[ウード]|
うおっ! ……お、俺たちは相容れぬ闇に&br;
属する者同士。それ以上、近づいては……!▼&br;
:[カミラ]|
……苦しい言い訳ね。&br;
一緒に闘うのは平気なのに?▼&br;
:[ウード]|
……ちょ、ちょっと待ってください!&br;
わかりましたよ! 正直に言います!▼&br;
:(カミラがウードから離れる)|
:[ウード]|
俺、カミラさんみたいな女性といると、&br;
すっげー緊張しちゃうんですよ!▼&br;
:[カミラ]|
大人の女性は苦手ってことかしら?▼&br;
:[ウード]|
ええと、その、何というか……。&br;
……はい。▼&br;
:[カミラ]|
ただお茶を飲むだけでも、&br;
意識してしまうの?▼&br;
:[ウード]|
そ、そういうことになりますね……。▼&br;
:[カミラ]|
うふふ。それを聞くと、&br;
なおさら逃がしたくなくなっちゃうわ。▼&br;
私たち、いつまでこの世界にいられるか&br;
わからないでしょう?▼&br;
苦手なことを減らす訓練をしなきゃ。&br;
私が訓練に付き合ってあげるから、ね?▼&br;
さ、それじゃ、行きましょ。&br;
美味しい紅茶をご馳走してあげるわ。▼&br;
:[ウード]|
え、えっと! 我が宿敵である紅の剣士の&br;
やや緊急じみた呼び声が聞こえる……!▼&br;
ので、今日のところは失礼! 今度!&br;
必ず、覚悟を決めて付き合いますから!▼&br;
:[カミラ]|
困ったわね……。あなたがいなくなったら、&br;
次に会う人に思わず言ってしまいそう。▼&br;
我が軍には、女性とふたりでお茶もできない&br;
気弱な漆黒の剣士がいるって……。▼&br;
:[ウード]|
カミラさん、それはないですよーっ!&br;
もう漆黒の名を名乗れないじゃないですか!▼&br;
:[カミラ]|
いいじゃない。&br;
あら、あそこにいるのはリズかしら……?▼&br;
:[ウード]|
喜んでお茶のお供をいたしましょう。&br;
だから母さんに言うのだけは……ご勘弁を!▼&br;
:[カミラ]|
それでいいのよ。&br;
ほんと、楽しくて可愛い子ねえ。▼&br;
**レオン [#gf807ed7]
:[レオン]|
……もう、何なんだよ! ウード、&br;
そんなにキラキラした目で僕を見るな!▼&br;
:[ウード]|
はっ、すみません、レオンさん。あなたから&br;
放たれる漆黒の闘気に目を奪われて……。▼&br;
:[レオン]|
漆黒の……何だって?&br;
よくわからないけど、僕に何か用?▼&br;
:[ウード]|
はい……ひとつだけ、どうしても&br;
お伝えしたいことがありまして。▼&br;
:[レオン]|
……何?&br;
何か気になることでもあった?▼&br;
今日は法衣の裏表もきちんと確かめたし、&br;
どこもおかしいところでもないはすだけど。▼&br;
:[ウード]|
いえ、そうではなく。レオンさんは&br;
闇の魔道士なんですよね……?▼&br;
:[レオン]|
闇の魔道士……?&br;
まあ確かに、そうかもしれないけど。▼&br;
今さら、僕の魔法が怖いとでも言うわけ?&br;
なら、近寄らないほうがいいよ。▼&br;
:[ウード]|
いえ、むしろ……その……。&br;
レオンさん……好きですっ!!▼&br;
:[レオン]|
ぶッ……!! と、突然何を言い出すんだ!&br;
もし頭でも打ったなら、すぐに医者を……。▼&br;
:[ウード]|
いえ、俺がピンピンしています! 要、は&br;
あなたの凛々しくも禍々しい佇まいは……。▼&br;
孤高の剣士たる俺とは異なる道を行きながら&br;
その根底にある昏き虚無で闇の同胞と……。▼&br;
:[レオン]|
つまり?▼&br;
:[ウード]|
レオンさんはすっげーかっこよくて、&br;
憧れちゃうなーってことです。▼&br;
:[レオン]|
ああ、そういうことね。お前は本当に&br;
紛らわしいな。何というかさ……。▼&br;
……あいつを思い出すよ、僕の臣下で、&br;
闇に導かれし戦士とか名乗ってる奴を。▼&br;
:[ウード]|
おおお! 俺の他にも、レオンさんに&br;
魅せられた闇の同胞が!▼&br;
:[レオン]|
お前に似すぎてて、他人な気がしないよ。&br;
まあ、あいつは剣士じゃなくて呪術師……。▼&br;
:[ウード]|
……!? それです、それ! まさに俺の&br;
目指すべきところは、そこじゃないかと!▼&br;
今はまだ剣も修行中の身ですが、道を極めた&br;
暁には闇の魔術もぜひ学んでみたいんです!▼&br;
ですから、レオンさん……、&br;
レオン様……いや、師匠!▼&br;
俺を……俺を弟子にしてください!▼&br;
:[レオン]|
ぶふっ……し、師匠……?&br;
恥ずかしいから、やめてくれないか。▼&br;
それに弟子を取るつもりなんてないよ。&br;
今はまだ、自分のことで手一杯なんだ。▼&br;
:[ウード]|
そんなぁー!&br;
闇の魔道士に転身する夢がぁ……!▼&br;
:[レオン]|
あ、いや……弟子は取らないってだけで&br;
協力するだけなら構わないよ。▼&br;
戦場で僕が実際に魔法を使うところを見る&br;
だけでも、何かの足しにはなるんじゃない?▼&br;
:[ウード]|
なるほど……魔法は習うよりも、盗め!&br;
そういうことですね、師匠……レオンさん!▼&br;
:[レオン]|
まあ僕としても、お前みたいに剣の腕が&br;
確かな者と闘えることは心強いからね。▼&br;
僕の臣下は弓や呪術の間接攻撃が主だから、&br;
剣士との連携を考えて闘うのは新鮮だよ。▼&br;
:[ウード]|
闇の魔道士を守るは漆黒の剣士、か。&br;
これはこれで……いいっ!▼&br;
ならば、この身に宿す漆黒の力を解き放ち、&br;
闇の言霊と共に戦場を暗黒に陥れましょう。▼&br;
:[レオン]|
闇の魔道士と漆黒の剣士のコンビか……。&br;
天地を黒く染めるにはうってつけかもね。▼&br;
:[ウード]|
おっ、レオンさんも&br;
その気になってきましたね!▼&br;
:[レオン]|
ふふ、ウードには相当付き合って&br;
きたからね。これからもよろしく頼むよ。▼&br;
:[ウード]|
こちらこそです! 真の絆で結ばれた&br;
俺たちが覚醒する日は近いですよっ!▼&br;
**クロム [#v199032c]
:[クロム]|
今日はすっかり晴れたな。&br;
昨日のどしゃぶりが嘘のようだ。▼&br;
:[ウード]|
おっ、クロム伯父さん!&br;
流石の目のつけどころですね!▼&br;
そう……たとえ世界を違えようとも、&br;
やまない雨は決してないのだ……。▼&br;
:[クロム]|
!? そ、そうだな……。&br;
雨はいつかはやむものに違いない……。▼&br;
:[ウード]|
……雨が必ずやむように、&br;
明けない夜は決してない。▼&br;
そして……世界が闇に染まろうとも、&br;
決して闇に吞み込まれることはない。▼&br;
なぜなら……光の存在たるクロムの出現が&br;
禍々しき闇の鼓動を討滅せしめるからだ!▼&br;
:[クロム]|
お、俺か!? えーと……&br;
俺が光ならば……お前はそう、闇だ!▼&br;
だが俺はその、闇を討滅する? 使命がある&br;
かもしれんが、お前のことは決して……。▼&br;
ああ……どうも上手くいかんな。伯父として&br;
お前に合わせてみようと思ったんだが。▼&br;
:[ウード]|
そんな! 気持ちだけで十分ですよ!&br;
俺、すっげー嬉しいです!▼&br;
それにクロムさんは俺と同じ血脈を継ぐ者。&br;
すぐ慣れて、俺みたく言霊を紡げますって!▼&br;
例えば、クロムさんは必殺技に名前を&br;
つけてますよね? それを何度も……。▼&br;
:[クロム]|
待て。名前なんて特にはつけていないぞ。&br;
何のためにつけるんだ?▼&br;
:[ウード]|
えっ………………つけてないんですか!?&br;
そんな、馬鹿なーっ!▼&br;
クロムさんともあろう人が、&br;
必殺技に名前をつけていないだなんて……。▼&br;
:[クロム]|
そんなに驚くことなのか……?▼&br;
:[ウード]|
せっかくだからクロムさんも、&br;
何かつけましょうよ!▼&br;
:[クロム]|
俺の技に名前を? わかった。&br;
では、お前が名づけてくれ。▼&br;
:[ウード]|
俺がですか? ありがとうございます!&br;
実はとっておきの必殺技名があるんです!▼&br;
破壊剣・ウォールクラッシュソード!&br;
とか、どうですか!?▼&br;
:[クロム]|
よくわからんが……何だか強そうだな!&br;
今度、そう叫んでみよう!▼&br;
:[ウード]|
ついでにもう一つくらい考えときましょう!&br;
そうですね……。▼&br;
猛進剣・エネミーラインバスター!&br;
なんて、いいんじゃないですか!?▼&br;
:[クロム]|
敵陣に猛進できそうな技だな!&br;
よし、その名を頂こう!▼&br;
:[ウード]|
流石はクロムさん、話がわかる!&br;
じーん……。▼&br;
:[クロム]|
ならよかった。俺はお前にとっての&br;
理解者でありたいと思っている。▼&br;
なぜなら! 俺は光で、闇のお前と、&br;
こう混ざりあって、何というかその……。▼&br;
:[ウード]|
光と闇は表裏一体……。&br;
光あるところいつも闇が潜んでいる。▼&br;
俺とクロムさんは、決して離れることのない&br;
表裏一体の存在、ということですね!▼&br;
:[クロム]|
そう、それを言いたかったんだ。&br;
俺とお前は表裏一体、いつも一緒だ!▼&br;
:[ウード]|
ありがとうございます、クロムさん!▼&br;
これからは共に名づけた必殺技で、&br;
仲良く戦いましょうね!▼&br;
:[クロム]|
ああ! そのくらい、何てことはない。&br;
ふたりで力を合わせよう!▼&br;
ウード……約束するぞ。お前と一緒なら、&br;
俺は決して負けたりはしない!▼&br;
:[ウード]|
うおお……その言霊、血が騒ぐ!&br;
やっぱりクロム伯父さんは最高ですっ!▼&br;
**リズ [#x61d4e84]
:[リズ]|
ウード、今ちょっといいー?▼&br;
:[ウード]|
う、うわっ!&br;
い、いきなりどうしたんだ、母さん!?▼&br;
:[リズ]|
どうしたの、そんなに慌てて。&br;
あれ? 今、何か隠したよね?▼&br;
:[ウード]|
い、いやいやいや、そんなことは!▼&br;
:[リズ]|
またまたー!&br;
ウードは誤魔化すのが下手くそなんだから。▼&br;
:[ウード]|
別に誤魔化してないって!&br;
で、ほ、ほら、何の用?▼&br;
:[リズ]|
用っていうか……そろそろご飯の時間だよ?&br;
いつもはすっ飛んでくるのに、変なウード。▼&br;
:[ウード]|
えっ? あー……もうそんな時間だったか。&br;
わかったよ、母さん。すぐに行く。▼&br;
:[リズ]|
よろしい!&br;
……それでさ、さっきは何を隠したの?▼&br;
また武器の名前を考えてたとか?&br;
それとも、好きな人への贈り物とか……?▼&br;
:[ウード]|
な、なに言ってるんだよっ!▼&br;
:[リズ]|
あはは! ごめんね、冗談冗談。もう&br;
聞かないから、なるべく早く来るんだよ。▼&br;
:(リズが立ち去る)|
:[ウード]|
ふう、あ、危なかった……。&br;
よし、指輪は見られなかったみたいだな。▼&br;
……今度こそあんな未来にするもんか。&br;
俺は、必ず母さんを……。▼&br;
:(リズが現れる)|
:[リズ]|
ねえねえ、ウード! そういえば、ひとつ&br;
伝え忘れてたんだけど!▼&br;
:[ウード]|
……う、うわあああああああ!&br;
な、なに、今度はどうしたんだよ!?▼&br;
:[リズ]|
また慌ててる!&br;
そんなに面白い顔しなくてもいいのに。▼&br;
そういうところは、お父さん似なのかな?&br;
もしくはお兄ちゃんか。▼&br;
:[ウード]|
いや……間違いなく&br;
母さんに似たと思うんだけど……。▼&br;
:[リズ]|
ん、何か言った? あ、ご飯の後に&br;
軍議をやるから、空けておけ、だって!▼&br;
:[ウード]|
わかった。空けておくよ。▼&br;
:[リズ]|
……あ、そうそう、それからもうひとつ。&br;
ぎゅーっ。▼&br;
:[ウード]|
え? な、なな……おわっ!&br;
ちょ、母さん! 抱きつくなって!▼&br;
:[リズ]|
もー、いいじゃない、ちょっとくらい。&br;
親子なんだからさ。▼&br;
:[ウード]|
だ、だからってなあ……!&br;
俺、もうガキじゃないんだから!▼&br;
:[リズ]|
あはは、そうだね。だって、わたしのこと&br;
守ってくれるんだもんね。▼&br;
:[ウード]|
……はっ。ま、まさか、聞いてたのかよ?!&br;
うわああ! 俺としたことがーっ!▼&br;
:[リズ]|
えー! なんでよ!&br;
そんなに恥ずかしがることないじゃない!▼&br;
母さんは嬉しかったよ。わたしのこと、&br;
そんなふうに思ってくれてて。▼&br;
優しい子に育ってくれてありがとう。&br;
ウードはとってもいい子だね。よしよし。▼&br;
:[ウード]|
……母さん。▼&br;
:[リズ]|
……あ、大変! さっき鍋を&br;
火にかけてきたんだった。戻らなきゃ!▼&br;
:(リズが立ち去る)|
:[ウード]|
ちょっ、母さん!&br;
い、今それを思い出すのかよ……。▼&br;
はあ……まったく。もう少し、&br;
しっかりしたほうがいいんじゃ……。▼&br;
いや……あんな母さんだからこそ、&br;
俺が守ってやらないと。▼&br;
そういえば……さっきの母さんの首絞め、&br;
なかなかに強力だったな。▼&br;
あれを応用して相手に巻きつく剣技を……。&br;
閃いた! 絞竜剣・バインドソードだ!▼&br;
**ゼロ [#y9fc5222]
[[→ゼロのページへ>台詞集/絆会話/ゼロ#o376ba8d]]
**ナバール [#h096080b]
[[→ナバールのページへ>台詞集/絆会話/ナバール#caacc3a1]]
**オリヴィエ [#jd117334]
:[ウード]|
ファイナル~、インパクト~!!&br;
……決まったな。さて、次は……。▼&br;
:[オリヴィエ]|
あの……ウードさん。▼&br;
:[ウード]|
!!&br;
ちっ! 邪魔が入ったか……っ!▼&br;
:[オリヴィエ]|
何をやっているんですか?▼&br;
:[ウード]|
い、言うまでもない……こんな月夜には、&br;
我が身を流れる英雄の血潮が騒いでな。▼&br;
この漆黒の血に宿る宵闇の力を&br;
解き放つ訓練に励んでいたのだ!▼&br;
:[オリヴィエ]|
訓練……。ふふっ、私もちょうど&br;
踊りの稽古を終えたところだったんです。▼&br;
こんな夜中まで頑張っているなんて、&br;
やっぱりウードさんは、偉いんですね。▼&br;
:[ウード]|
…………。ええと……。&br;
いや、まぁ、訓練は訓練なんですけど……。▼&br;
オリヴィエさん、俺がやってたこと、&br;
何も気にならないんですか?▼&br;
:[オリヴィエ]|
気になるって、何がですか?▼&br;
:[ウード]|
いや、いい年して子供っぽいな、とか……。&br;
今日も独り寂しく遊んでるな、とか……。▼&br;
あと、妄想たくましいとか……うう、&br;
自分で言ってて悲しくなってきた。▼&br;
:[オリヴィエ]|
ええっ……?&br;
そんなこと、思ってないですよ!▼&br;
むしろ私は、毎日訓練を頑張る&br;
ウードさんのこと、すごいなぁって……。▼&br;
:[ウード]|
え……見てたんですか?&br;
あ、いや、別にいいんですけど。▼&br;
:[オリヴィエ]|
ウードさんを見ていると、私も踊りの稽古を&br;
頑張ろうって気持ちになれるというか……。▼&br;
なんだか、すごく元気をもらえるんです。&br;
だから、そんな顔をしないでください。▼&br;
:[ウード]|
おお、つまり我が宵闇は見る者の魂をも……&br;
って、そんなこと言われたの初めてですよ!▼&br;
オリヴィエさん! あなたは、あいつからは&br;
想像できないくらい、優しいんですね……!▼&br;
:[オリヴィエ]|
……あいつ?▼&br;
:[ウード]|
いや、気にしないでください!&br;
ろくでもない奴を思い出しただけなんで。▼&br;
……あ、そうだ! オリヴィエさん、&br;
一緒に必殺技の名前を考えませんか!?▼&br;
:[オリヴィエ]|
えっ、必殺技の名前……ですか?▼&br;
:[ウード]|
はい、自分の技や武器に強い名前をつければ&br;
戦場でも自信を持って戦えるんですよ!▼&br;
:[オリヴィエ]|
自信を持って……。私も、もっと堂々と、&br;
恥ずかしがらずに踊れるでしょうか?▼&br;
:[ウード]|
もちろんです! まあ、オリヴィエさんの&br;
踊りは最初から凄いですけどね。▼&br;
自分だけの強そうな名前をつければ、&br;
ますます凄くなること間違いなしですよ。▼&br;
:[オリヴィエ]|
だけど、自分の踊りに名前なんて……。▼&br;
ウードさん、もしよかったら、&br;
私の踊りに名前をつけていただけませんか?▼&br;
:[ウード]|
ええ、任せてください! ……神名降臨!&br;
蒼穹の舞ミスティック・ダンス!▼&br;
:[オリヴィエ]|
蒼穹の舞……ミスティック・ダンス……。&br;
確かに、なんだか強そうな名前です……!▼&br;
:[ウード]|
ええ、戦いのときに口にすれば、もっと&br;
自信を持って踊れるようになるはずです!▼&br;
:[オリヴィエ]|
ウードさん……ありがとうございます。&br;
これで恥ずかしがらずに踊れるはず……!▼&br;
:[ウード]|
礼には及ばん……盟友を励ますこともまた&br;
闇の英雄に与えられた使命なのだから……。▼&br;
えーっと……要するに、これからも&br;
一緒に頑張っていきましょうってことです。▼&br;
:[オリヴィエ]|
ふふっ、もちろんです。&br;
これからもよろしくお願いしますね。▼&br;
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#ew39ybih]
#comment
終了行:
[[台詞集/絆会話]]
*ウード [#be896672]
#contents
**リョウマ [#l3cecf46]
:[ウード]|
こんにちは、リョウマさんっ!&br;
聞きましたよ、見せてください!▼&br;
:[リョウマ]|
相変わらず落ち着きのない奴だな。&br;
いったい何を見せろと言うのだ、ウード。▼&br;
:[ウード]|
何って、神器に決まってるじゃないですか!&br;
リョウマさん、持ってるんですよね?▼&br;
:[リョウマ]|
神器……この刀が見たいのか?&br;
白夜の王家に代々受け継がれているものだ。▼&br;
:[ウード]|
これが……神器ですか!&br;
蒼く輝く刀身、そして黄金色の装飾……。▼&br;
俺の中の闇が洗われるような輝きだ。&br;
それで、この神器の名は!?▼&br;
:[リョウマ]|
雷神刀という。▼&br;
:[ウード]|
雷・神・刀……! 神の名を冠する刀か!&br;
シンプルなのが逆にかっこいいぜ……。▼&br;
この名の前では俺が今思いついた、サンダー&br;
ゴッドソードなんて霞んじまう……。▼&br;
そうだ、リョウマさん! この刀を使った&br;
必殺技の名前も教えてもらえませんか?▼&br;
:[リョウマ]|
必殺技……?▼&br;
:[ウード]|
そうです、神器から繰り出される、&br;
神の奇跡のごとき一撃……その名ですよ!▼&br;
必殺! 雷光神滅閃! ずばばばーん!&br;
ふっ、勝負あったな……。▼&br;
くーっ、俺もやってみたいぜ……!&br;
その刀、俺にちょっと貸してくれませんか!▼&br;
:[リョウマ]|
先程言ったとおり、この刀は白夜の王に&br;
相応しい者にのみ受け継がれる刀……。▼&br;
残念だが、お前には使えない。▼&br;
:[ウード]|
う……そうなんですか……。&br;
そりゃ、そうですよね……。▼&br;
選ばれし者のみが使えてこその神器。&br;
仕方がないことです。▼&br;
俺も選ばれし者と信じて戦ってきましたが、&br;
伝説の剣とは未だ出会えぬまま……。▼&br;
:[リョウマ]|
ウード、そう落ち込まなくていい。&br;
無理と決まったわけではないぞ。▼&br;
焦ったり、諦めたりせずに、ただひたすらに&br;
己の道を極めんとすれば……。▼&br;
いつか、お前にこそ相応しい、&br;
素晴らしい剣が、現れるかもしれない。▼&br;
:[ウード]|
そうだといいですけどね……。▼&br;
:[リョウマ]|
それに……先ほどの必殺技の名だが。▼&br;
:[ウード]|
必殺! 雷光神滅閃! ずばばばーん!&br;
……の、ことですか?▼&br;
:[リョウマ]|
うむ、技に名をつけて叫ぶ、というのは&br;
悪くない試みかもしれん。▼&br;
強力な決め技を出したことを明確にして、&br;
相手を威嚇すると同時に……。▼&br;
味方には形勢逆転の可能性を知らしめて、&br;
士気を上げる効果も期待できる。▼&br;
:[ウード]|
……え? あ、いや、そうなんですよ!&br;
俺もそう思ってたんです!▼&br;
:[リョウマ]|
ああ、いいことに気づかせてくれた。&br;
前向きに検討してみよう。▼&br;
:[ウード]|
……いやー、こうして話してみると、&br;
リョウマさんとは気が合いそうですね!▼&br;
まあ俺なんて、リョウマさんに比べたら&br;
剣士としてはまだまだ半人前ですが……。▼&br;
:[リョウマ]|
謙遜するな、ウード。&br;
お前はもう十分に立派な剣士だ。▼&br;
後は日々の研鑽を怠らず……。▼&br;
お前にのみ使いこなせる剣と巡り合う、&br;
その機会を待つのみだ。▼&br;
:[ウード]|
本当ですか!? そこまで言われると、&br;
俺、自信が出てきましたよ!▼&br;
:[リョウマ]|
今後も、剣士の道を歩む者同士、互いに&br;
心技体を高め合っていくぞ、ウード。▼&br;
:[ウード]|
はい、光栄です! 技の名づけに困ったら、&br;
いつでも相談してくださいね!▼&br;
**タクミ [#xa45fe81]
:[ウード]|
はあぁ……! 食らうがいい、&br;
光影剣・ライトニングシャドウソード!!!▼&br;
……むっ! そこにいるのは誰だ?&br;
宵闇より来たりし悪鬼の眷属か!?▼&br;
:[タクミ]|
……僕だよ。&br;
あんた、こんなところで何やってるんだ?▼&br;
というか今叫んでたの、何なんだ?&br;
何かの儀式か? 邪神でも呼ぶのか?▼&br;
:[ウード]|
ふっふっふ……白夜王子タクミよ、&br;
見てしまったのだな、禁断の鍛錬を……。▼&br;
叫んでいたのは、俺の必殺奥義の名前だ。&br;
ある種の儀式と言えなくもない。▼&br;
:[タクミ]|
ふーん。要するに、自分で考えた必殺技の&br;
名前を叫んでた、ってわけか。▼&br;
:[ウード]|
単簡たる言霊で言い表すのであれば、&br;
そういうことになるな。▼&br;
それより、白夜王子タクミよ。貴様も闘神に&br;
捧げし神聖なる鍛錬、挑んでみないか?▼&br;
:[タクミ]|
嫌だよ……もし誰かに見られたりなんか&br;
したら、恥ずかしくて生きていけない。▼&br;
もしくは布団に頭を埋めて、&br;
しばらく部屋に引きこもりたくなる。▼&br;
やめたほうがいいと思うよ、それ。&br;
得たいが知れなくて気味が悪いし。▼&br;
:[ウード]|
ガーーーン!! ひ、ひどい……。&br;
何もそこまで言わなくても……!▼&br;
:[タクミ]|
うわっ、いきなり素に戻るな!&br;
びっくりするだろ!▼&br;
:[ウード]|
タ、タクミさんなら……きっと一緒に&br;
やってくれると思ったのに……。うぅ……。▼&br;
そうか……気味が悪いんだな、俺……。&br;
はあ……いっそ塵になりたい……。▼&br;
俺、しばらくここにいることにします……。&br;
ちょっと頭を冷やしてから戻りますね……。▼&br;
:(ウード、隅で落ち込む)|
:[タクミ]|
なんでそんな薄暗いところで、&br;
三角座りを始めるんだよ!▼&br;
ぼ……僕は悪くないからね!▼&br;
:[ウード]|
はい……タクミさんは悪くありません……。&br;
気にしないで、どうぞ先に戻ってください。▼&br;
:[タクミ]|
……し、知らないぞ!? 僕は帰るからな!&br;
あとずっと外に座ってると風邪引くぞ!▼&br;
……………………。&br;
えーっと、ウード、その……。▼&br;
ち、ちょっとかっこよかったよ、それ。&br;
ちょっとだけね。うん、ほんのちょっと。▼&br;
:[ウード]|
無理しなくてもいいんですよ、タクミさん。&br;
ほっといてください、どうせ俺なんか……。▼&br;
:[タクミ]|
い、いや……ウードらしくていいと思うよ!&br;
はは、僕にはとてもできないなー!▼&br;
:[ウード]|
タクミさんにはできないんですよね。&br;
どうせわかってもらえないんですよ……。▼&br;
:[タクミ]|
いや、そんなことないって。&br;
じゃ、じゃあ、僕も考えてみようかな。▼&br;
例えば、そうだな……。 えーと、&br;
……覚醒剣、アウェイキングソード、とか。▼&br;
:[ウード]|
……何ですって?&br;
今のはなんですか……?▼&br;
:[タクミ]|
いや、気に入らなかったならいいんだ。&br;
別に……。▼&br;
:(ウードが立ち上がる)|
:[ウード]|
すっげー良い名前ですね!&br;
平たく言うと最高です!▼&br;
それじゃあ、この技の名を叫びましょう!▼&br;
:[タクミ]|
うわっ、急に元気になった!?&br;
でも、何で叫ばなきゃいけないんだよ!▼&br;
:[ウード]|
タクミさんの考えた最高の必殺技ですよ?&br;
叫ばずしてどうするんですか?▼&br;
:[タクミ]|
いや、僕はそんな最高だとは……。▼&br;
:[ウード]|
さあ、この剣を握って……秘められし奥義の&br;
真の力を解放するときです、タクミさん!▼&br;
:[タクミ]|
か、覚醒剣……!&br;
やっぱり恥ずかしすぎる……。▼&br;
何をやってるんだ、僕は!&br;
誰かに見られたら一生からかわれる!▼&br;
:[ウード]|
何ためらってるんですか、タクミさんっ!&br;
大丈夫、ホントすげえかっこいいんで!▼&br;
さあ、その叫びを天へと轟かせてください!▼&br;
:[タクミ]|
ええい……くそっ!&br;
覚醒剣・アウェイキングソードーッ!!!▼&br;
**カミラ [#c55c1ac3]
:[カミラ]|
まあ、ウードじゃない。▼&br;
ちょうどお茶の相手が欲しかったのよ。&br;
今から私の天幕に来ない?▼&br;
:[ウード]|
! くっ……闇の欠片集いし我が心は、&br;
妖艶なる誘惑には屈しない……。▼&br;
:(ウード、カミラから離れる)|
:[カミラ]|
あらあら、どうしたの?&br;
最近、たまに動きがおかしいわよ。▼&br;
:(カミラ、ウードに近づく)|
:[ウード]|
き、貴様、禁じられし我が聖域に&br;
それ以上近づくな、闇が弾け飛ぶぞ!▼&br;
:(カミラ、ウードから離れる)|
:[ウード]|
よし、それでいい。その距離を保て。▼&br;
俺の内に眠る昏き獅子が危うく&br;
目覚めの刻を迎えその咆哮が轟くかと……。▼&br;
:[カミラ]|
うーん……その言葉遣い、&br;
なんだかオーディンを思い出すけれど……。▼&br;
やっぱり解読は難しいわね。&br;
いったいどうしたの? 理由を教えて。▼&br;
:[ウード]|
漆黒の剣士は多くを語らず……&br;
闇の色香に惑わされることなどない。▼&br;
:[カミラ]|
色香に惑わされる?&br;
ふふ……そういうこと。▼&br;
ウード、あなた、&br;
女性とふたりでお茶をしたことがある?▼&br;
:[ウード]|
み、見くびるな。いくら闇の剣の剣一筋と&br;
言えど、女性とお茶の一つや二つ……。▼&br;
:[カミラ]|
なら、平気よね。&br;
私とふたりっきりでお茶会をしても。▼&br;
:[ウード]|
へっ!? そ、そ、それは……&br;
俺は孤高ゆえ、そういうのはちょっと……。▼&br;
:[カミラ]|
興味がないかしら?▼&br;
:[ウード]|
な、なくはないが……。▼&br;
:[カミラ]|
それなら、近づいても構わないわよね。▼&br;
:(カミラがウードに近づく)|
:[ウード]|
うおっ! ……お、俺たちは相容れぬ闇に&br;
属する者同士。それ以上、近づいては……!▼&br;
:[カミラ]|
……苦しい言い訳ね。&br;
一緒に闘うのは平気なのに?▼&br;
:[ウード]|
……ちょ、ちょっと待ってください!&br;
わかりましたよ! 正直に言います!▼&br;
:(カミラがウードから離れる)|
:[ウード]|
俺、カミラさんみたいな女性といると、&br;
すっげー緊張しちゃうんですよ!▼&br;
:[カミラ]|
大人の女性は苦手ってことかしら?▼&br;
:[ウード]|
ええと、その、何というか……。&br;
……はい。▼&br;
:[カミラ]|
ただお茶を飲むだけでも、&br;
意識してしまうの?▼&br;
:[ウード]|
そ、そういうことになりますね……。▼&br;
:[カミラ]|
うふふ。それを聞くと、&br;
なおさら逃がしたくなくなっちゃうわ。▼&br;
私たち、いつまでこの世界にいられるか&br;
わからないでしょう?▼&br;
苦手なことを減らす訓練をしなきゃ。&br;
私が訓練に付き合ってあげるから、ね?▼&br;
さ、それじゃ、行きましょ。&br;
美味しい紅茶をご馳走してあげるわ。▼&br;
:[ウード]|
え、えっと! 我が宿敵である紅の剣士の&br;
やや緊急じみた呼び声が聞こえる……!▼&br;
ので、今日のところは失礼! 今度!&br;
必ず、覚悟を決めて付き合いますから!▼&br;
:[カミラ]|
困ったわね……。あなたがいなくなったら、&br;
次に会う人に思わず言ってしまいそう。▼&br;
我が軍には、女性とふたりでお茶もできない&br;
気弱な漆黒の剣士がいるって……。▼&br;
:[ウード]|
カミラさん、それはないですよーっ!&br;
もう漆黒の名を名乗れないじゃないですか!▼&br;
:[カミラ]|
いいじゃない。&br;
あら、あそこにいるのはリズかしら……?▼&br;
:[ウード]|
喜んでお茶のお供をいたしましょう。&br;
だから母さんに言うのだけは……ご勘弁を!▼&br;
:[カミラ]|
それでいいのよ。&br;
ほんと、楽しくて可愛い子ねえ。▼&br;
**レオン [#gf807ed7]
:[レオン]|
……もう、何なんだよ! ウード、&br;
そんなにキラキラした目で僕を見るな!▼&br;
:[ウード]|
はっ、すみません、レオンさん。あなたから&br;
放たれる漆黒の闘気に目を奪われて……。▼&br;
:[レオン]|
漆黒の……何だって?&br;
よくわからないけど、僕に何か用?▼&br;
:[ウード]|
はい……ひとつだけ、どうしても&br;
お伝えしたいことがありまして。▼&br;
:[レオン]|
……何?&br;
何か気になることでもあった?▼&br;
今日は法衣の裏表もきちんと確かめたし、&br;
どこもおかしいところでもないはすだけど。▼&br;
:[ウード]|
いえ、そうではなく。レオンさんは&br;
闇の魔道士なんですよね……?▼&br;
:[レオン]|
闇の魔道士……?&br;
まあ確かに、そうかもしれないけど。▼&br;
今さら、僕の魔法が怖いとでも言うわけ?&br;
なら、近寄らないほうがいいよ。▼&br;
:[ウード]|
いえ、むしろ……その……。&br;
レオンさん……好きですっ!!▼&br;
:[レオン]|
ぶッ……!! と、突然何を言い出すんだ!&br;
もし頭でも打ったなら、すぐに医者を……。▼&br;
:[ウード]|
いえ、俺がピンピンしています! 要、は&br;
あなたの凛々しくも禍々しい佇まいは……。▼&br;
孤高の剣士たる俺とは異なる道を行きながら&br;
その根底にある昏き虚無で闇の同胞と……。▼&br;
:[レオン]|
つまり?▼&br;
:[ウード]|
レオンさんはすっげーかっこよくて、&br;
憧れちゃうなーってことです。▼&br;
:[レオン]|
ああ、そういうことね。お前は本当に&br;
紛らわしいな。何というかさ……。▼&br;
……あいつを思い出すよ、僕の臣下で、&br;
闇に導かれし戦士とか名乗ってる奴を。▼&br;
:[ウード]|
おおお! 俺の他にも、レオンさんに&br;
魅せられた闇の同胞が!▼&br;
:[レオン]|
お前に似すぎてて、他人な気がしないよ。&br;
まあ、あいつは剣士じゃなくて呪術師……。▼&br;
:[ウード]|
……!? それです、それ! まさに俺の&br;
目指すべきところは、そこじゃないかと!▼&br;
今はまだ剣も修行中の身ですが、道を極めた&br;
暁には闇の魔術もぜひ学んでみたいんです!▼&br;
ですから、レオンさん……、&br;
レオン様……いや、師匠!▼&br;
俺を……俺を弟子にしてください!▼&br;
:[レオン]|
ぶふっ……し、師匠……?&br;
恥ずかしいから、やめてくれないか。▼&br;
それに弟子を取るつもりなんてないよ。&br;
今はまだ、自分のことで手一杯なんだ。▼&br;
:[ウード]|
そんなぁー!&br;
闇の魔道士に転身する夢がぁ……!▼&br;
:[レオン]|
あ、いや……弟子は取らないってだけで&br;
協力するだけなら構わないよ。▼&br;
戦場で僕が実際に魔法を使うところを見る&br;
だけでも、何かの足しにはなるんじゃない?▼&br;
:[ウード]|
なるほど……魔法は習うよりも、盗め!&br;
そういうことですね、師匠……レオンさん!▼&br;
:[レオン]|
まあ僕としても、お前みたいに剣の腕が&br;
確かな者と闘えることは心強いからね。▼&br;
僕の臣下は弓や呪術の間接攻撃が主だから、&br;
剣士との連携を考えて闘うのは新鮮だよ。▼&br;
:[ウード]|
闇の魔道士を守るは漆黒の剣士、か。&br;
これはこれで……いいっ!▼&br;
ならば、この身に宿す漆黒の力を解き放ち、&br;
闇の言霊と共に戦場を暗黒に陥れましょう。▼&br;
:[レオン]|
闇の魔道士と漆黒の剣士のコンビか……。&br;
天地を黒く染めるにはうってつけかもね。▼&br;
:[ウード]|
おっ、レオンさんも&br;
その気になってきましたね!▼&br;
:[レオン]|
ふふ、ウードには相当付き合って&br;
きたからね。これからもよろしく頼むよ。▼&br;
:[ウード]|
こちらこそです! 真の絆で結ばれた&br;
俺たちが覚醒する日は近いですよっ!▼&br;
**クロム [#v199032c]
:[クロム]|
今日はすっかり晴れたな。&br;
昨日のどしゃぶりが嘘のようだ。▼&br;
:[ウード]|
おっ、クロム伯父さん!&br;
流石の目のつけどころですね!▼&br;
そう……たとえ世界を違えようとも、&br;
やまない雨は決してないのだ……。▼&br;
:[クロム]|
!? そ、そうだな……。&br;
雨はいつかはやむものに違いない……。▼&br;
:[ウード]|
……雨が必ずやむように、&br;
明けない夜は決してない。▼&br;
そして……世界が闇に染まろうとも、&br;
決して闇に吞み込まれることはない。▼&br;
なぜなら……光の存在たるクロムの出現が&br;
禍々しき闇の鼓動を討滅せしめるからだ!▼&br;
:[クロム]|
お、俺か!? えーと……&br;
俺が光ならば……お前はそう、闇だ!▼&br;
だが俺はその、闇を討滅する? 使命がある&br;
かもしれんが、お前のことは決して……。▼&br;
ああ……どうも上手くいかんな。伯父として&br;
お前に合わせてみようと思ったんだが。▼&br;
:[ウード]|
そんな! 気持ちだけで十分ですよ!&br;
俺、すっげー嬉しいです!▼&br;
それにクロムさんは俺と同じ血脈を継ぐ者。&br;
すぐ慣れて、俺みたく言霊を紡げますって!▼&br;
例えば、クロムさんは必殺技に名前を&br;
つけてますよね? それを何度も……。▼&br;
:[クロム]|
待て。名前なんて特にはつけていないぞ。&br;
何のためにつけるんだ?▼&br;
:[ウード]|
えっ………………つけてないんですか!?&br;
そんな、馬鹿なーっ!▼&br;
クロムさんともあろう人が、&br;
必殺技に名前をつけていないだなんて……。▼&br;
:[クロム]|
そんなに驚くことなのか……?▼&br;
:[ウード]|
せっかくだからクロムさんも、&br;
何かつけましょうよ!▼&br;
:[クロム]|
俺の技に名前を? わかった。&br;
では、お前が名づけてくれ。▼&br;
:[ウード]|
俺がですか? ありがとうございます!&br;
実はとっておきの必殺技名があるんです!▼&br;
破壊剣・ウォールクラッシュソード!&br;
とか、どうですか!?▼&br;
:[クロム]|
よくわからんが……何だか強そうだな!&br;
今度、そう叫んでみよう!▼&br;
:[ウード]|
ついでにもう一つくらい考えときましょう!&br;
そうですね……。▼&br;
猛進剣・エネミーラインバスター!&br;
なんて、いいんじゃないですか!?▼&br;
:[クロム]|
敵陣に猛進できそうな技だな!&br;
よし、その名を頂こう!▼&br;
:[ウード]|
流石はクロムさん、話がわかる!&br;
じーん……。▼&br;
:[クロム]|
ならよかった。俺はお前にとっての&br;
理解者でありたいと思っている。▼&br;
なぜなら! 俺は光で、闇のお前と、&br;
こう混ざりあって、何というかその……。▼&br;
:[ウード]|
光と闇は表裏一体……。&br;
光あるところいつも闇が潜んでいる。▼&br;
俺とクロムさんは、決して離れることのない&br;
表裏一体の存在、ということですね!▼&br;
:[クロム]|
そう、それを言いたかったんだ。&br;
俺とお前は表裏一体、いつも一緒だ!▼&br;
:[ウード]|
ありがとうございます、クロムさん!▼&br;
これからは共に名づけた必殺技で、&br;
仲良く戦いましょうね!▼&br;
:[クロム]|
ああ! そのくらい、何てことはない。&br;
ふたりで力を合わせよう!▼&br;
ウード……約束するぞ。お前と一緒なら、&br;
俺は決して負けたりはしない!▼&br;
:[ウード]|
うおお……その言霊、血が騒ぐ!&br;
やっぱりクロム伯父さんは最高ですっ!▼&br;
**リズ [#x61d4e84]
:[リズ]|
ウード、今ちょっといいー?▼&br;
:[ウード]|
う、うわっ!&br;
い、いきなりどうしたんだ、母さん!?▼&br;
:[リズ]|
どうしたの、そんなに慌てて。&br;
あれ? 今、何か隠したよね?▼&br;
:[ウード]|
い、いやいやいや、そんなことは!▼&br;
:[リズ]|
またまたー!&br;
ウードは誤魔化すのが下手くそなんだから。▼&br;
:[ウード]|
別に誤魔化してないって!&br;
で、ほ、ほら、何の用?▼&br;
:[リズ]|
用っていうか……そろそろご飯の時間だよ?&br;
いつもはすっ飛んでくるのに、変なウード。▼&br;
:[ウード]|
えっ? あー……もうそんな時間だったか。&br;
わかったよ、母さん。すぐに行く。▼&br;
:[リズ]|
よろしい!&br;
……それでさ、さっきは何を隠したの?▼&br;
また武器の名前を考えてたとか?&br;
それとも、好きな人への贈り物とか……?▼&br;
:[ウード]|
な、なに言ってるんだよっ!▼&br;
:[リズ]|
あはは! ごめんね、冗談冗談。もう&br;
聞かないから、なるべく早く来るんだよ。▼&br;
:(リズが立ち去る)|
:[ウード]|
ふう、あ、危なかった……。&br;
よし、指輪は見られなかったみたいだな。▼&br;
……今度こそあんな未来にするもんか。&br;
俺は、必ず母さんを……。▼&br;
:(リズが現れる)|
:[リズ]|
ねえねえ、ウード! そういえば、ひとつ&br;
伝え忘れてたんだけど!▼&br;
:[ウード]|
……う、うわあああああああ!&br;
な、なに、今度はどうしたんだよ!?▼&br;
:[リズ]|
また慌ててる!&br;
そんなに面白い顔しなくてもいいのに。▼&br;
そういうところは、お父さん似なのかな?&br;
もしくはお兄ちゃんか。▼&br;
:[ウード]|
いや……間違いなく&br;
母さんに似たと思うんだけど……。▼&br;
:[リズ]|
ん、何か言った? あ、ご飯の後に&br;
軍議をやるから、空けておけ、だって!▼&br;
:[ウード]|
わかった。空けておくよ。▼&br;
:[リズ]|
……あ、そうそう、それからもうひとつ。&br;
ぎゅーっ。▼&br;
:[ウード]|
え? な、なな……おわっ!&br;
ちょ、母さん! 抱きつくなって!▼&br;
:[リズ]|
もー、いいじゃない、ちょっとくらい。&br;
親子なんだからさ。▼&br;
:[ウード]|
だ、だからってなあ……!&br;
俺、もうガキじゃないんだから!▼&br;
:[リズ]|
あはは、そうだね。だって、わたしのこと&br;
守ってくれるんだもんね。▼&br;
:[ウード]|
……はっ。ま、まさか、聞いてたのかよ?!&br;
うわああ! 俺としたことがーっ!▼&br;
:[リズ]|
えー! なんでよ!&br;
そんなに恥ずかしがることないじゃない!▼&br;
母さんは嬉しかったよ。わたしのこと、&br;
そんなふうに思ってくれてて。▼&br;
優しい子に育ってくれてありがとう。&br;
ウードはとってもいい子だね。よしよし。▼&br;
:[ウード]|
……母さん。▼&br;
:[リズ]|
……あ、大変! さっき鍋を&br;
火にかけてきたんだった。戻らなきゃ!▼&br;
:(リズが立ち去る)|
:[ウード]|
ちょっ、母さん!&br;
い、今それを思い出すのかよ……。▼&br;
はあ……まったく。もう少し、&br;
しっかりしたほうがいいんじゃ……。▼&br;
いや……あんな母さんだからこそ、&br;
俺が守ってやらないと。▼&br;
そういえば……さっきの母さんの首絞め、&br;
なかなかに強力だったな。▼&br;
あれを応用して相手に巻きつく剣技を……。&br;
閃いた! 絞竜剣・バインドソードだ!▼&br;
**ゼロ [#y9fc5222]
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**ナバール [#h096080b]
[[→ナバールのページへ>台詞集/絆会話/ナバール#caacc3a1]]
**オリヴィエ [#jd117334]
:[ウード]|
ファイナル~、インパクト~!!&br;
……決まったな。さて、次は……。▼&br;
:[オリヴィエ]|
あの……ウードさん。▼&br;
:[ウード]|
!!&br;
ちっ! 邪魔が入ったか……っ!▼&br;
:[オリヴィエ]|
何をやっているんですか?▼&br;
:[ウード]|
い、言うまでもない……こんな月夜には、&br;
我が身を流れる英雄の血潮が騒いでな。▼&br;
この漆黒の血に宿る宵闇の力を&br;
解き放つ訓練に励んでいたのだ!▼&br;
:[オリヴィエ]|
訓練……。ふふっ、私もちょうど&br;
踊りの稽古を終えたところだったんです。▼&br;
こんな夜中まで頑張っているなんて、&br;
やっぱりウードさんは、偉いんですね。▼&br;
:[ウード]|
…………。ええと……。&br;
いや、まぁ、訓練は訓練なんですけど……。▼&br;
オリヴィエさん、俺がやってたこと、&br;
何も気にならないんですか?▼&br;
:[オリヴィエ]|
気になるって、何がですか?▼&br;
:[ウード]|
いや、いい年して子供っぽいな、とか……。&br;
今日も独り寂しく遊んでるな、とか……。▼&br;
あと、妄想たくましいとか……うう、&br;
自分で言ってて悲しくなってきた。▼&br;
:[オリヴィエ]|
ええっ……?&br;
そんなこと、思ってないですよ!▼&br;
むしろ私は、毎日訓練を頑張る&br;
ウードさんのこと、すごいなぁって……。▼&br;
:[ウード]|
え……見てたんですか?&br;
あ、いや、別にいいんですけど。▼&br;
:[オリヴィエ]|
ウードさんを見ていると、私も踊りの稽古を&br;
頑張ろうって気持ちになれるというか……。▼&br;
なんだか、すごく元気をもらえるんです。&br;
だから、そんな顔をしないでください。▼&br;
:[ウード]|
おお、つまり我が宵闇は見る者の魂をも……&br;
って、そんなこと言われたの初めてですよ!▼&br;
オリヴィエさん! あなたは、あいつからは&br;
想像できないくらい、優しいんですね……!▼&br;
:[オリヴィエ]|
……あいつ?▼&br;
:[ウード]|
いや、気にしないでください!&br;
ろくでもない奴を思い出しただけなんで。▼&br;
……あ、そうだ! オリヴィエさん、&br;
一緒に必殺技の名前を考えませんか!?▼&br;
:[オリヴィエ]|
えっ、必殺技の名前……ですか?▼&br;
:[ウード]|
はい、自分の技や武器に強い名前をつければ&br;
戦場でも自信を持って戦えるんですよ!▼&br;
:[オリヴィエ]|
自信を持って……。私も、もっと堂々と、&br;
恥ずかしがらずに踊れるでしょうか?▼&br;
:[ウード]|
もちろんです! まあ、オリヴィエさんの&br;
踊りは最初から凄いですけどね。▼&br;
自分だけの強そうな名前をつければ、&br;
ますます凄くなること間違いなしですよ。▼&br;
:[オリヴィエ]|
だけど、自分の踊りに名前なんて……。▼&br;
ウードさん、もしよかったら、&br;
私の踊りに名前をつけていただけませんか?▼&br;
:[ウード]|
ええ、任せてください! ……神名降臨!&br;
蒼穹の舞ミスティック・ダンス!▼&br;
:[オリヴィエ]|
蒼穹の舞……ミスティック・ダンス……。&br;
確かに、なんだか強そうな名前です……!▼&br;
:[ウード]|
ええ、戦いのときに口にすれば、もっと&br;
自信を持って踊れるようになるはずです!▼&br;
:[オリヴィエ]|
ウードさん……ありがとうございます。&br;
これで恥ずかしがらずに踊れるはず……!▼&br;
:[ウード]|
礼には及ばん……盟友を励ますこともまた&br;
闇の英雄に与えられた使命なのだから……。▼&br;
えーっと……要するに、これからも&br;
一緒に頑張っていきましょうってことです。▼&br;
:[オリヴィエ]|
ふふっ、もちろんです。&br;
これからもよろしくお願いしますね。▼&br;
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