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台詞集/絆会話/アクア
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[[台詞集/絆会話]]
*アクア [#g03a0222]
#contents
**マルス [#a51d732b]
:[マルス]|
そこにいるのは……アクア王女?&br;
こんな真夜中にどうしたんだ。▼&br;
顔色があまり良くないようだけど……&br;
何かあったのかい?▼
:[アクア]|
少し、昔のことを思い出していただけよ。&br;
すぐに天幕に戻るから、心配しないで。▼
:[マルス]|
アクア王女……。&br;
ねえ、ぼくもしばらくここにいていいかい。▼&br;
ちょうどぼくも、眠れなかったんだ。&br;
よかったら、君の話を聞かせてほしいな。▼
:[アクア]|
いいわ、マルスになら……。&br;
あまり面白い話ではないと思うけれど。▼&br;
少し、昔のことを考えていたの。&br;
私の生まれた国──暗夜王国のことを。▼&br;
あの国は、いつもこんな闇夜に閉ざされて&br;
いるから……夜が来るたびに思い出すわ。▼
:[マルス]|
暗夜王国か。君は、暗夜王国で&br;
生まれて、白夜王国で育ったんだよね。▼
:[アクア]|
ええ……。私とお母様は、父の臣下や他の&br;
側室たちから、よくいじめられていたわ。▼&br;
暗夜王国での記憶はつらいことが多すぎて、&br;
思い出すたびに憂鬱な気持ちになるの。▼&br;
……こんな暗い話はやっぱりやめましょう。▼
:[マルス]|
ごめん、アクア王女。心配で声を掛けたのに&br;
かえって暗い気持ちにさせてしまったね。▼&br;
じゃあ今度は、ぼくの故郷アリティアの話を&br;
聞いてくれるかい?▼&br;
アリティアは、アカネイア大陸の西にある&br;
島国で、水と緑に恵まれた豊な国なんだ。▼&br;
けれど、ちょうどこんな夜だった……。&br;
アリティアは敵の手に落ち、姉上も……。▼&br;
……元の世界で、ぼくは故郷を&br;
取り戻すために戦っていたんだ。▼
:[アクア]|
そうだったのね……。▼
:[マルス]|
……だから、ぼくも君と同じなんだ。▼
:[アクア]|
私と……同じ?▼
:[マルス]|
夜が来るたび、つい思い出してしまうんだ。&br;
アリティアを追われた、あの日のことを。▼&br;
今日、ここに君がいてくれてよかった。&br;
ひとりだと気持ちも沈んでしまうから。▼
:[アクア]|
つらくても、挫けずに頑張ってきた&br;
マルスを、私は尊敬するわ。▼
:[マルス]|
ありがとう。でも、きっとぼくは&br;
ひとりでは戦い続けていられなかったよ。▼&br;
仲間との出会い、楽しい思い出……それが&br;
あったからこそ、前を向いていられる。▼&br;
つらい気持ちを力に変えて、&br;
前に踏み出すことができるんだ!▼&br;
……アクア王女は、どうかな。&br;
本当につらい思い出しかないのかい?▼
:[アクア]|
……そうね、つらい思い出は多かったけれど&br;
楽しい思い出がなかったわけじゃないわ。▼&br;
お母様から歌を教わったこと。&br;
カムイと出会えたこと。▼&br;
それから、この世界で&br;
あなたと友達になって、過ごした日々。▼&br;
ふふ、考えてみたら、私もあなたと同じね。&br;
その思い出があったからこそ、頑張れた。▼&br;
これからも、そんな思い出を作っていけたら&br;
それは、とても素敵なことだと思うわ。▼
:[マルス]|
うん。ぼくもちょうど、&br;
同じことを考えていたんだ。▼&br;
もし元の世界で、つらい戦いが待っていても&br;
この思い出を胸に、頑張れるだろうから。▼
:[アクア]|
私もそう思う。改めて……これからも一緒に&br;
思い出を作っていきましょう、マルス。▼
:[マルス]|
もちろんだよ。つらい時にも元気が&br;
出るような、そんな思い出を作ろう。▼
:[アクア]|
ええ。今日こうしてマルスと話したことも&br;
きっと、いい思い出になるわね……ふふふ。▼
**クロム [#d6c2e328]
:[アクア]|
あら、クロム。&br;
お疲れ様。▼
:[クロム]|
アクアこそ、疲れただろう。&br;
相変わらず戦場に出ると、大活躍だしな。▼
:[アクア]|
そうかしら……。▼
:[クロム]|
ああ……。▼
:[アクア]|
………………。▼
:[クロム]|
……す、すまん。何か怒らせたか?&br;
言い方が悪かっただろうか。▼&br;
その、いつもアクアの働きに、&br;
感謝してるんだ。それで労いたくて……。▼
:[アクア]|
それは……。&br;
………………。▼
:[クロム]|
とにかく、アクアが立派だということを、&br;
言いたかったんだ。……すまない。▼
:[アクア]|
……あの……初めから怒ってないわ。&br;
誤解させて、ごめんなさい。▼&br;
どう答えたらいいのか、&br;
いい言葉が思い浮かばなかったの。▼&br;
あまり今まで人と積極的に話そうとは、&br;
してこなかったから。▼
:[クロム]|
そうだったのか……。&br;
とりあえず怒っていなくて安心した。▼&br;
ただ俺もあまり話が上手いほうではないから&br;
こういう時、どうしたらいいのか……。▼
:[アクア]|
そうね……普通にお喋りできる話題を&br;
探してみましょうか?▼
:[クロム]|
そうだな。▼
:[アクア]|
………………。▼
:[クロム]|
………………。▼
:[アクア]|
………………。▼
:[クロム]|
うーむ……。▼
:[アクア]|
ふふっ。▼
:[クロム]|
どうかしたか?▼
:[アクア]|
話題を探すために、結局二人して黙り込んで&br;
……何だか可笑しいわね、私たち。▼&br;
戦っているときのほうが、よほど&br;
余裕のある顔をしているんじゃないかしら。▼
:[クロム]|
そうかもしれん。&br;
戦いであれば自然に体が動くというか……。▼&br;
何も考えなくても、自ずと正解に&br;
たどり着けるような気がするんだ。▼&br;
だが、会話となるとな……。▼
:[アクア]|
私もよ。&br;
戦いになると、勝手に体が動いてしまう。▼&br;
それに戦う時なら、難しい指示だって、&br;
すらすらと口から出てくる気がするわね。▼
:[クロム]|
確かにな。俺たちは戦闘向きというか……&br;
会話向きではないのかもしれん。▼
:[アクア]|
ええ、本当に……。&br;
でも、ありがとう。▼&br;
あなたは私に対して懸命に&br;
言葉をかけてくれたし……。▼&br;
話題も考えてくれたわ。&br;
それこそ、戦いよりも必死にね。▼
:[クロム]|
そ、そうか?▼
:[アクア]|
ええ。相手に伝えたい気持ちがあるなら、&br;
言葉にする努力を惜しんではいけない。▼&br;
私は苦手なことだからと、逃げていた。&br;
それをクロムは気づかせてくれたわ。▼&br;
話をする相手が大切な仲間なら、&br;
なおさらよね。▼
:[クロム]|
だが、手当たり次第に言葉にするのも、&br;
上手くいかないのかもしれないな。▼&br;
まずは話しやすいところから始めて、&br;
互いの理解を深めていくのはどうだろう。▼&br;
……アクアのことをもっと知るために、&br;
これからも俺は、アクアと話がしたい。▼&br;
無理をしない、俺たちのやり方で……。&br;
どうだろう、付き合ってくれるか?▼
:[アクア]|
もちろんいいわよ。あなたのこと、もっと&br;
私も知りたいから。これからもよろしくね。▼
**カムイ(女) [#h81fda57]
:[カムイ]|
アクアさん、どうしたんですか?&br;
こんな隅のほうで食事しなくても……。▼
:[アクア]|
カムイ……ううん、いいのよ。&br;
私はここで、みんなの様子を見ていたいの。▼
:[カムイ]|
皆さんの様子……ですか?▼
:[アクア]|
ええ。この世界には、違う国どころか&br;
違う世界から来た人が集まっている。▼&br;
けれど、みんなたったひとつの目的のために&br;
団結して、共に歩んでいるわ。▼
:[カムイ]|
そうですね。食事の様子もとても和やかで、&br;
見てるだけで、幸せな気持ちになります。▼&br;
ああ……だからこうして、離れたところから&br;
食事の様子を眺めてたんですね。▼
:[アクア]|
ええ。……白夜と暗夜も、こうやって&br;
手を取り合えたならいいのにね。▼
:[カムイ]|
白夜と暗夜が手を取り合う世界、ですか。&br;
もし実現できたら、そうですね……。▼&br;
まずは、暗夜のきょうだいと一緒に、&br;
白夜のお祭りに行ってみたいです。▼&br;
その後で、白夜のきょうだいを連れて&br;
暗夜のお城に行って……。▼&br;
皆さんで肝試しなんてどうでしょうか?▼
:[アクア]|
ふふ……面白そうね。何をするにしても、&br;
きっとみんな、すぐに打ち解けると思う。▼
:[カムイ]|
はい。タクミさんとレオンさんなんか、&br;
性格も趣味も、行動まで似てますし……。▼&br;
エリーゼさんとサクラさんだって、&br;
すぐに親友になれるに違いありません。▼
:[アクア]|
ヒノカとカミラも、あなたを取り合ううちに&br;
同志のような関係になっていそうね。▼&br;
でもマークスとリョウマは、一気に面倒を&br;
見る相手が増えて大変かも……。▼
:[カムイ]|
ふふ、困りながらも嬉しそうな&br;
兄さんたちの顔が目に浮かぶようです。▼&br;
楽しみですね……。&br;
全員、私の自慢のきょうだいですから。▼&br;
白夜の皆さんも、暗夜の皆さんも、&br;
それに何より、アクアさんも……。▼
:[アクア]|
カムイ……ありがとう。▼&br;
私にとっても、あなたたちは&br;
かけがえのない、大切な家族だわ。▼&br;
いつの日か、きょうだいみんなで&br;
一緒に遊びに行きましょうね。▼
:[カムイ]|
アクアさん……。▼&br;
……大丈夫、必ず実現できますよ。&br;
白夜と暗夜が手を取り合う、平和な世界を。▼&br;
私たちの行く先には、&br;
きっと明るい未来が待っているはずです。▼
:[アクア]|
ええ、そうね。&br;
私たちなら、絶対にできるわ。▼&br;
たとえそこに至るまでの過程が、&br;
どんなにつらく厳しいものでも……。▼&br;
たとえあなたがどんな道を選んでも……。&br;
私はあなたの隣で、あなたの力になる。▼
:[カムイ]|
ええ、私も。たとえ世界を敵に回したって、&br;
アクアさんのそばにいますよ。▼&br;
これからもずっと&br;
頼りにしてますからね、アクアさん。▼
:[アクア]|
ふふ、そんなことはお互い様よ。&br;
これからもよろしくね、カムイ。▼
:[カムイ]|
はい!&br;
一緒に頑張りましょう!▼
**カムイ(男) [#m4b5194c]
:[カムイ]|
アクア、どうしたんだ?&br;
こんな隅っこで食事しなくても……。▼
:[アクア]|
カムイ……ううん、いいのよ。&br;
私はここで、みんなの様子を見ていたいの。▼
:[カムイ]|
みんなの様子……?▼
:[アクア]|
ええ。この世界には、違う国どころか&br;
違う世界から来た人が集まっている。▼&br;
けれど、みんなたったひとつの目的のために&br;
団結して、共に歩んでいるわ。▼
:[カムイ]|
そうだね。食事の様子もとても和やかで、&br;
見てるだけで、幸せな気持ちになるよ。▼&br;
ああ……だからこうして、離れたところから&br;
食事の様子を眺めてたんだね。▼
:[アクア]|
ええ。……白夜と暗夜も、こうやって&br;
手を取り合えたならいいのにね。▼
:[カムイ]|
白夜と暗夜が手を取り合う世界、か。&br;
もしそんな世界になったら、そうだな……。▼&br;
まずは、暗夜のきょうだいと一緒に&br;
白夜のお祭りに行ってみたいな。▼&br;
その後で、白夜のきょうだいを連れて&br;
暗夜のお城に行って……。▼&br;
みんなで肝試しなんてどうだろう?▼
:[アクア]|
ふふ……面白そうね。何をするにしても、&br;
きっとみんな、すぐに打ち解けると思う。▼
:[カムイ]|
ああ。タクミとレオンなんか、あれで&br;
性格も趣味も、行動までも似てるし……。▼&br;
エリーゼとサクラだって、&br;
すぐに親友になれるに違いないよ。▼
:[アクア]|
ヒノカとカミラも、あなたを取り合ううちに&br;
同志のような関係になっていそうね。▼&br;
でもマークスとリョウマは、一気に面倒を&br;
見る相手が増えて大変かも……。▼
:[カムイ]|
はは、困りながらも嬉しそうな&br;
兄さんたちの顔が目に浮かぶようだよ。▼&br;
楽しみだな……。&br;
みんな、僕の自慢のきょうだいだからね。▼&br;
白夜のみんなも、暗夜のみんなも、&br;
それに何より、アクアも……。▼
:[アクア]|
カムイ……ありがとう。▼&br;
私にとっても、あなたたちは&br;
かけがえのない、大切な家族だわ。▼&br;
いつの日か、きょうだいみんなで&br;
一緒に遊びに行きましょうね。▼
:[カムイ]|
アクア……。▼&br;
……大丈夫、必ず実現できるよ。&br;
白夜と暗夜が手を取り合う、平和な世界を。▼&br;
僕たちの行く先には、&br;
きっと明るい未来が待っているはずだ。▼
:[アクア]|
ええ、そうね。&br;
私たちなら、絶対にできるわ。▼&br;
たとえそこに至るまでの過程が、&br;
どんなにつらく厳しいものでも……。▼&br;
たとえあなたがどんな道を選んでも……。&br;
私はあなたの隣で、あなたの力になる。▼
:[カムイ]|
ああ、僕も。たとえ世界を敵に回したって、&br;
アクアのそばにいるよ。▼&br;
これからもずっと&br;
頼りにしてるからね、アクア。▼
:[アクア]|
ふふ、そんなことはお互い様よ。&br;
これからもよろしくね、カムイ。▼
:[カムイ]|
ああ!&br;
一緒に頑張っていこう!▼
**リョウマ [#w433a784]
:[アクア]|
……あ。▼
:[リョウマ]|
今のは……アクアか?▼
:[アクア]|
……何のことかしら。▼
:[リョウマ]|
隠さなくてもいい。&br;
俺もちょうど腹が減っていたところだ。▼
:[アクア]|
……聞こえなかったフリをしないところが&br;
表裏のないリョウマらしいわね。▼
:[リョウマ]|
おいおい、俺はお前の兄だぞ?&br;
腹の音くらい何だと言うんだ。▼&br;
そうだ……昼食まではまだ時間があるし、&br;
俺と一緒に近くの街まで行ってみないか?▼
:[アクア]|
お腹が空いたのなら、私なんかよりも&br;
別のきょうだいを誘ってあげて。▼
:[リョウマ]|
いや、アクアと一緒に行きたいんだ。&br;
お前だって俺のきょうだいじゃないか。▼
:[アクア]|
そう言ってくれるのは嬉しいけど……。▼
:[リョウマ]|
今まで兄らしいことをしてやれなかった。&br;
その埋め合わせを少しでもさせてくれ。▼
:[アクア]|
そんなこと……でも、&br;
これ以上、断るのも失礼よね。▼
:[リョウマ]|
そういうことだ。&br;
なら、さっそく行くとするか。▼&br;
:(暗転)|
:[リョウマ]|
案外、にぎわっているものだな。&br;
……ん? アクア?▼
:[アクア]|
見たことのない料理……&br;
あれはいったい、何なのかしら……。▼
:[リョウマ]|
露店に並んでいる、アレか?&br;
俺も見たことがないな……。▼
:[アクア]|
見て、リョウマ! あっちのお店にも、&br;
面白い食べ物が並んでいるわ。▼
:[リョウマ]|
アイトリスにしかない物かもしれんな。&br;
ひとつ試してみよう。▼&br;
……むっ、これは!▼
:[アクア]|
美味しい……甘くて香ばしくて、&br;
何より食感が斬新ね……。▼&br;
お土産に買っていきましょう。&br;
みんなにも食べてもらいたいわ。▼
:[リョウマ]|
ああ、買っていこう。&br;
だがまずは俺たちの腹を満たしてからだ。▼&br;
まだまだ珍しい食べ物がありそうだし、&br;
どんどん試してみよう。▼
:[アクア]|
ふふ、お土産がかさばりそうね……。▼&br;
:(暗転)|
:[アクア]|
今日はとっても楽しかったわ。&br;
少し食べ過ぎてしまったけれど……。▼
:[リョウマ]|
俺も今日は楽しかった。&br;
何よりアクアの笑顔が見られて良かった。▼
:[アクア]|
ありがとう、リョウマ。&br;
私に気をつかってくれて……。▼
:[リョウマ]|
気をつかったわけじゃない。&br;
兄が妹を食事に誘った、それだけだ。▼&br;
……確かにお前と血の繋がりはないが、&br;
俺はお前を大切な妹だと思っている。▼&br;
そのことだけは、心に留めておいてくれ。▼
:[アクア]|
わかったわ……。私にとっても、&br;
リョウマは大切な兄さんよ。▼&br;
よかったら……また一緒に出掛けてくれる?&br;
違う街も、リョウマと歩いてみたくて……。▼&br;
自分の殻に閉じこもってばかりいたら、&br;
わからないことがたくさんあるのね。▼&br;
今日、いろいろな人や文化に触れてみて&br;
そう気づかされたわ……どうかしら?▼
:[リョウマ]|
……! ああ、構わんぞ!&br;
必ずまた一緒に出掛けよう、アクア。▼
:[アクア]|
ありがとう、リョウマ。約束よ?▼
**マークス [#oed3263e]
:[アクア]|
マークス、カムイを見かけなかった?▼
:[マークス]|
アクアもカムイを探しているのか。&br;
ならば一緒に探そう。私も用があるのだ。▼&br;
……この辺りにはいないようだな。&br;
天幕を覗いてみるか。▼
:[アクア]|
天幕はもう探したわ。▼
:[マークス]|
では、誰か仲間のところだろうか……。▼
:[アクア]|
カムイと仲の良い仲間のところも&br;
すべて見て回ったけれど、いなかったわ。▼
:[マークス]|
……アクア、&br;
どれくらい一人で探し回っていたのだ?▼
:[アクア]|
……その、朝からよ。▼
:[マークス]|
なぜもっと早く私たち仲間に……&br;
いや、家族に頼らないんだ。▼
:[アクア]|
すぐに見つかると思ったの。&br;
急いでいたわけでもなかったし……。▼&br;
それに……こんなことで助けを求めるのも&br;
何となく言いづらくて。▼&br;
私のために誰かの手を煩わせるようなことは&br;
できるだけしたくないの。▼
:[マークス]|
まったく……お前はいつもそうだな。&br;
だが、困ったときは遠慮なく私を呼べ。▼&br;
いいか、私はお前の兄だ。&br;
妹に頼られれば、兄として必ず助ける。▼
:[アクア]|
ありがとう……でも、そんなに&br;
気遣ってくれなくても私は大丈夫よ。▼
:[マークス]|
アクア、これは気遣いじゃない。&br;
私の本心だ。▼&br;
兄としてお前に何もしてやれないまま、&br;
お前は白夜に連れ去られてしまった。▼&br;
そのことを私は、ずっと悔んでいたんだ。▼&br;
だから、私の気持ちを汲んでくれるなら、&br;
今後はもっと私を頼ってくれ。▼
:[アクア]|
だけど、マークスは暗夜の第一王子として&br;
やるべきことがたくさんあるはず……。▼&br;
私のつまらない相談で、あなたの&br;
大切な仕事を邪魔したくないわ。▼
:[マークス]|
心づかいは嬉しいが……やはり兄としては&br;
遠慮されるよりも頼られたいんだ。▼&br;
確かに私は第一王子としての立場から、&br;
家族と距離感を保ってきた面がある。▼&br;
だが心の中では国と同じくらい家族のことも&br;
重きを置いているのだ。▼&br;
この際だから、私が兄として、今まで&br;
考えていたことを話しておきたい。私は──▼
:[アクア]|
……もう十分よ、マークス。&br;
あなたの気持ちは、もう伝わっているわ。▼&br;
……ここに来てから、あなたはいつも&br;
さりげない優しさで私に接してくれた。▼&br;
その理由が、今日あなたと話してみて&br;
よくわかったの。▼
:[マークス]|
ならば、兄としての私の願いも……。▼
:[アクア]|
ええ……妹として、&br;
ちゃんとあなたを頼るようにするわ。▼
:[マークス]|
そうか! それでいいんだ!▼
:[アクア]|
これからも、よろしくお願いするわね。&br;
……マークス兄さん。▼
:[マークス]|
……!? アクア……?&br;
今、私のことを……!▼
:[アクア]|
さあ、早くカムイを探しましょう?&br;
次はどこを探したら……。▼
:[マークス]|
……ああ、そうだな!▼
:[アクア]|
ふふ……呼び方ひとつで&br;
喜んでくれるなんて。▼
:[マークス]|
兄とはそういうものだ。&br;
さあ、早くカムイを探しに行こう。▼
**サーリャ [#aefgd63e]
:[サーリャ]|
ねぇ、アクア。&br;
私、ずっと気になっていたのだけど……。▼&br;
貴方の歌からは、いつも不思議な力を&br;
感じるわ。どこか呪術にも似た力……。▼&br;
綺麗な歌なのに、心なしか禍々しい……。&br;
歌うたび、何かが失われているような……。▼
:[アクア]|
……流石はサーリャ。&br;
何でもお見通しね。▼
:[サーリャ]|
やっぱり……。なら、どうしてあなたは&br;
その危険な力を使って歌うのかしら?▼
:[アクア]|
みんなを……いえ、みんなというよりは、&br;
大切な人を、支えるためよ。▼
:[サーリャ]|
ふふふ。似てるのは、呪術と歌だけじゃなくて、&br;
貴方と私も、みたいね……。▼&br;
私も……ルフレのためなら&br;
命なんて惜しくないもの。▼
:[アクア]|
ふふ……。&br;
サーリャなら、そう言うと思ったわ。▼
:[サーリャ]|
わかる……? 大切な人を支えることは、&br;
私にとって一番の喜びなの……。▼&br;
もしルフレを狙う敵が現れたら、&br;
一人残らず呪い殺してしまうし……。▼&br;
もしルフレがケガをしたら、&br;
早く治る呪いをかけてあげるわ。▼
:[アクア]|
呪術って、そんなことまでできるのね……。&br;
……ねぇ、私にも教えてもらえないかしら。▼&br;
私にも呪術が使えたら、歌の力に頼らずとも&br;
カムイの助けになれるかもしれないから。▼
:[サーリャ]|
そうしたいところだけど……。▼&br;
真っ直ぐな心を持ったあなたには、&br;
きっと呪術は向いていないわ……。▼
:[アクア]|
素質がないとダメということ?&br;
それは残念ね……。▼
:[サーリャ]|
でも、私だって大切な人を守る時、いつも&br;
呪術に頼っているわけじゃないの……。▼
:[アクア]|
えっ……?▼
:[サーリャ]|
毎日ずっと近くで見守って、体調を崩そう&br;
ものなら片時も離れないで看病するし……。▼&br;
困っていたら手伝うし、食事も用意するし、&br;
軍の雑務だって……何だってするわ……。▼
:[アクア]|
ずっと、見守って……何でもする……。&br;
私、視野が狭くなっていたみたい。▼&br;
何かを失ってでも、カムイを支えたい……&br;
そんな思いに、とらわれていたのかも。▼&br;
この身を投げ打って戦うことだけが、&br;
カムイのためじゃない……そうよね。▼&br;
ありがとう、サーリャ。きっと私ひとりじゃ&br;
そんな当たり前のことにも気づけなかった。▼
:[サーリャ]|
気にしなくていいわ……。&br;
思ったことを言っただけよ……。▼&br;
……じゃあ私、そろそろ行くわ。呪術に&br;
使う材料を集めてこなきゃいけないから。▼
:[アクア]|
今から?&br;
それなら私も協力するわよ。▼
:[サーリャ]|
……いいの? じめじめした森や、&br;
暗い洞窟なんて楽しくないわよ……?▼
:[アクア]|
あなたと一緒ならきっと楽しいわ。&br;
だって私たち……似た者同士でしょ?▼&br;
私もあなたと一緒で、大切な人の&br;
助けになれるのが、何よりの喜びなの。▼&br;
貴方も、私にとって大切な人。&br;
だから、力にならせて。▼
:[サーリャ]|
そう……。&br;
ふふふふふ……。なら、いいわよ。▼
:[アクア]|
ありがとう。それでサーリャ、&br;
どんな呪術に使う材料を集めるの?▼
:[サーリャ]|
呪詛返し……つまり、呪いを防ぐお守りを&br;
作るのよ。▼&br;
呪術師の私には不要なものだけれど……、&br;
あなたには必要かと思って。▼
:[アクア]|
サーリャ……ありがとう。あなたには、&br;
感謝してもし切れないくらいだわ。▼
:[サーリャ]|
気にしないで……。私だって、&br;
あなたと同じ気持ちなんだから……。▼
**オリヴィエ [#ohuwwaee]
:[アクア]|
ユラリ、ユルレリ……♪▼
:[オリヴィエ]|
この歌は……アクアさんの歌ですね。&br;
何度聞いても、綺麗な歌声です……。▼
:[アクア]|
……あら、オリヴィエ。聞いていたの?▼
:[オリヴィエ]|
す、すみません! とても素敵な歌で、&br;
つい聞き入ってしまいました。▼
:[アクア]|
ありがとう。オリヴィエにそう言って&br;
もらえるなんて、光栄ね。▼&br;
そうだ、あなたも歌が上手いのでしょう?&br;
よかったら私に聞かせてくれないかしら。▼
:[オリヴィエ]|
ええっ!?&br;
そ、そんなの、恥ずかしいです~!!▼&br;
こんなにお上手なアクアさんに&br;
私なんかの歌をお聞かせするなんて……。▼
:[アクア]|
そう……それは残念だわ。▼
:[オリヴィエ]|
はうぅ……では、代わりにアクアさんの歌に&br;
合わせて踊らせてもらえませんか……?▼
:[アクア]|
本当? 嬉しいわ! あなたの踊りは、&br;
いつ見ても素敵だものね。▼
:[オリヴィエ]|
そ、それほどのものじゃ……。▼
:[アクア]|
謙遜しないで、オリヴィエ。&br;
それじゃ、さっそく始めましょう。▼&br;
ユラリ、ユルレリ……♪&br;
泡沫……♪▼&br;
:(暗転)|
:[アクア]|
……♪&br;
……あら? もう夕方ね。▼
:[オリヴィエ]|
……ええっ!? す、すみません!&br;
つい夢中になってしまって。▼
:[アクア]|
いいのよ、特に用事もなかったし。&br;
それに……オリヴィエの歌も聞けたから。▼
:[オリヴィエ]|
ああっ……それは、踊っているときに、&br;
つい口ずさんでしまっただけで……!▼
:[アクア]|
澄み切った水のような歌声だったわ。&br;
自身を持って。私、あなたの歌が好きよ。▼
:[オリヴィエ]|
あ、ありがとうございます。&br;
少し自信、ついたかも……。▼&br;
そ、そういえば、アクアさんも途中から&br;
少し踊ってましたよね? 素敵でした!▼&br;
ええと……&br;
確か、こんな感じだったでしょうか……?▼
:[アクア]|
オリヴィエ……あなた、すごいのね!&br;
見たばかりの踊りを完璧に踊れるなんて。▼&br;
次は、私と一緒に踊りましょ?&br;
左右対称なんていうのも面白いかも。▼
:[オリヴィエ]|
アクアさんと一緒に、ですか!?▼&br;
恥ずかしいです……けど、&br;
アクアさんとなら頑張れる気がします!▼
:[アクア]|
決まりね。あなたの素晴らしい踊りに&br;
追いつけるように練習しなくちゃ。▼
:[オリヴィエ]|
ええと……そんなふうに言われると……。&br;
その、やっぱり……恥ずかしいです。▼&br;
でも、一緒に歌ったり、踊ったりするうちに&br;
アクアさんをすごく近くに感じて……。▼&br;
なんだか、今までよりももっと&br;
アクアさんと仲良くなれた気がするんです。▼
:[アクア]|
ふふ、気がするだけじゃないわ。&br;
私もあなたを近くに感じられたもの。▼&br;
歌や踊りの力は、計り知れないわね……。&br;
本当に楽しい時間を過ごせたわ。▼
:[オリヴィエ]|
私も楽しかったです!&br;
楽しすぎて、ずっと踊っていたいくらい!▼
:[アクア]|
じゃあ、ぜひまたご一緒しましょう。&br;
かまわないかしら?▼
:[オリヴィエ]|
嬉しい!&br;
もちろんです、アクアさん!▼
:[アクア]|
約束よ、オリヴィエ。▼
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#c36c5d60]
#comment
終了行:
[[台詞集/絆会話]]
*アクア [#g03a0222]
#contents
**マルス [#a51d732b]
:[マルス]|
そこにいるのは……アクア王女?&br;
こんな真夜中にどうしたんだ。▼&br;
顔色があまり良くないようだけど……&br;
何かあったのかい?▼
:[アクア]|
少し、昔のことを思い出していただけよ。&br;
すぐに天幕に戻るから、心配しないで。▼
:[マルス]|
アクア王女……。&br;
ねえ、ぼくもしばらくここにいていいかい。▼&br;
ちょうどぼくも、眠れなかったんだ。&br;
よかったら、君の話を聞かせてほしいな。▼
:[アクア]|
いいわ、マルスになら……。&br;
あまり面白い話ではないと思うけれど。▼&br;
少し、昔のことを考えていたの。&br;
私の生まれた国──暗夜王国のことを。▼&br;
あの国は、いつもこんな闇夜に閉ざされて&br;
いるから……夜が来るたびに思い出すわ。▼
:[マルス]|
暗夜王国か。君は、暗夜王国で&br;
生まれて、白夜王国で育ったんだよね。▼
:[アクア]|
ええ……。私とお母様は、父の臣下や他の&br;
側室たちから、よくいじめられていたわ。▼&br;
暗夜王国での記憶はつらいことが多すぎて、&br;
思い出すたびに憂鬱な気持ちになるの。▼&br;
……こんな暗い話はやっぱりやめましょう。▼
:[マルス]|
ごめん、アクア王女。心配で声を掛けたのに&br;
かえって暗い気持ちにさせてしまったね。▼&br;
じゃあ今度は、ぼくの故郷アリティアの話を&br;
聞いてくれるかい?▼&br;
アリティアは、アカネイア大陸の西にある&br;
島国で、水と緑に恵まれた豊な国なんだ。▼&br;
けれど、ちょうどこんな夜だった……。&br;
アリティアは敵の手に落ち、姉上も……。▼&br;
……元の世界で、ぼくは故郷を&br;
取り戻すために戦っていたんだ。▼
:[アクア]|
そうだったのね……。▼
:[マルス]|
……だから、ぼくも君と同じなんだ。▼
:[アクア]|
私と……同じ?▼
:[マルス]|
夜が来るたび、つい思い出してしまうんだ。&br;
アリティアを追われた、あの日のことを。▼&br;
今日、ここに君がいてくれてよかった。&br;
ひとりだと気持ちも沈んでしまうから。▼
:[アクア]|
つらくても、挫けずに頑張ってきた&br;
マルスを、私は尊敬するわ。▼
:[マルス]|
ありがとう。でも、きっとぼくは&br;
ひとりでは戦い続けていられなかったよ。▼&br;
仲間との出会い、楽しい思い出……それが&br;
あったからこそ、前を向いていられる。▼&br;
つらい気持ちを力に変えて、&br;
前に踏み出すことができるんだ!▼&br;
……アクア王女は、どうかな。&br;
本当につらい思い出しかないのかい?▼
:[アクア]|
……そうね、つらい思い出は多かったけれど&br;
楽しい思い出がなかったわけじゃないわ。▼&br;
お母様から歌を教わったこと。&br;
カムイと出会えたこと。▼&br;
それから、この世界で&br;
あなたと友達になって、過ごした日々。▼&br;
ふふ、考えてみたら、私もあなたと同じね。&br;
その思い出があったからこそ、頑張れた。▼&br;
これからも、そんな思い出を作っていけたら&br;
それは、とても素敵なことだと思うわ。▼
:[マルス]|
うん。ぼくもちょうど、&br;
同じことを考えていたんだ。▼&br;
もし元の世界で、つらい戦いが待っていても&br;
この思い出を胸に、頑張れるだろうから。▼
:[アクア]|
私もそう思う。改めて……これからも一緒に&br;
思い出を作っていきましょう、マルス。▼
:[マルス]|
もちろんだよ。つらい時にも元気が&br;
出るような、そんな思い出を作ろう。▼
:[アクア]|
ええ。今日こうしてマルスと話したことも&br;
きっと、いい思い出になるわね……ふふふ。▼
**クロム [#d6c2e328]
:[アクア]|
あら、クロム。&br;
お疲れ様。▼
:[クロム]|
アクアこそ、疲れただろう。&br;
相変わらず戦場に出ると、大活躍だしな。▼
:[アクア]|
そうかしら……。▼
:[クロム]|
ああ……。▼
:[アクア]|
………………。▼
:[クロム]|
……す、すまん。何か怒らせたか?&br;
言い方が悪かっただろうか。▼&br;
その、いつもアクアの働きに、&br;
感謝してるんだ。それで労いたくて……。▼
:[アクア]|
それは……。&br;
………………。▼
:[クロム]|
とにかく、アクアが立派だということを、&br;
言いたかったんだ。……すまない。▼
:[アクア]|
……あの……初めから怒ってないわ。&br;
誤解させて、ごめんなさい。▼&br;
どう答えたらいいのか、&br;
いい言葉が思い浮かばなかったの。▼&br;
あまり今まで人と積極的に話そうとは、&br;
してこなかったから。▼
:[クロム]|
そうだったのか……。&br;
とりあえず怒っていなくて安心した。▼&br;
ただ俺もあまり話が上手いほうではないから&br;
こういう時、どうしたらいいのか……。▼
:[アクア]|
そうね……普通にお喋りできる話題を&br;
探してみましょうか?▼
:[クロム]|
そうだな。▼
:[アクア]|
………………。▼
:[クロム]|
………………。▼
:[アクア]|
………………。▼
:[クロム]|
うーむ……。▼
:[アクア]|
ふふっ。▼
:[クロム]|
どうかしたか?▼
:[アクア]|
話題を探すために、結局二人して黙り込んで&br;
……何だか可笑しいわね、私たち。▼&br;
戦っているときのほうが、よほど&br;
余裕のある顔をしているんじゃないかしら。▼
:[クロム]|
そうかもしれん。&br;
戦いであれば自然に体が動くというか……。▼&br;
何も考えなくても、自ずと正解に&br;
たどり着けるような気がするんだ。▼&br;
だが、会話となるとな……。▼
:[アクア]|
私もよ。&br;
戦いになると、勝手に体が動いてしまう。▼&br;
それに戦う時なら、難しい指示だって、&br;
すらすらと口から出てくる気がするわね。▼
:[クロム]|
確かにな。俺たちは戦闘向きというか……&br;
会話向きではないのかもしれん。▼
:[アクア]|
ええ、本当に……。&br;
でも、ありがとう。▼&br;
あなたは私に対して懸命に&br;
言葉をかけてくれたし……。▼&br;
話題も考えてくれたわ。&br;
それこそ、戦いよりも必死にね。▼
:[クロム]|
そ、そうか?▼
:[アクア]|
ええ。相手に伝えたい気持ちがあるなら、&br;
言葉にする努力を惜しんではいけない。▼&br;
私は苦手なことだからと、逃げていた。&br;
それをクロムは気づかせてくれたわ。▼&br;
話をする相手が大切な仲間なら、&br;
なおさらよね。▼
:[クロム]|
だが、手当たり次第に言葉にするのも、&br;
上手くいかないのかもしれないな。▼&br;
まずは話しやすいところから始めて、&br;
互いの理解を深めていくのはどうだろう。▼&br;
……アクアのことをもっと知るために、&br;
これからも俺は、アクアと話がしたい。▼&br;
無理をしない、俺たちのやり方で……。&br;
どうだろう、付き合ってくれるか?▼
:[アクア]|
もちろんいいわよ。あなたのこと、もっと&br;
私も知りたいから。これからもよろしくね。▼
**カムイ(女) [#h81fda57]
:[カムイ]|
アクアさん、どうしたんですか?&br;
こんな隅のほうで食事しなくても……。▼
:[アクア]|
カムイ……ううん、いいのよ。&br;
私はここで、みんなの様子を見ていたいの。▼
:[カムイ]|
皆さんの様子……ですか?▼
:[アクア]|
ええ。この世界には、違う国どころか&br;
違う世界から来た人が集まっている。▼&br;
けれど、みんなたったひとつの目的のために&br;
団結して、共に歩んでいるわ。▼
:[カムイ]|
そうですね。食事の様子もとても和やかで、&br;
見てるだけで、幸せな気持ちになります。▼&br;
ああ……だからこうして、離れたところから&br;
食事の様子を眺めてたんですね。▼
:[アクア]|
ええ。……白夜と暗夜も、こうやって&br;
手を取り合えたならいいのにね。▼
:[カムイ]|
白夜と暗夜が手を取り合う世界、ですか。&br;
もし実現できたら、そうですね……。▼&br;
まずは、暗夜のきょうだいと一緒に、&br;
白夜のお祭りに行ってみたいです。▼&br;
その後で、白夜のきょうだいを連れて&br;
暗夜のお城に行って……。▼&br;
皆さんで肝試しなんてどうでしょうか?▼
:[アクア]|
ふふ……面白そうね。何をするにしても、&br;
きっとみんな、すぐに打ち解けると思う。▼
:[カムイ]|
はい。タクミさんとレオンさんなんか、&br;
性格も趣味も、行動まで似てますし……。▼&br;
エリーゼさんとサクラさんだって、&br;
すぐに親友になれるに違いありません。▼
:[アクア]|
ヒノカとカミラも、あなたを取り合ううちに&br;
同志のような関係になっていそうね。▼&br;
でもマークスとリョウマは、一気に面倒を&br;
見る相手が増えて大変かも……。▼
:[カムイ]|
ふふ、困りながらも嬉しそうな&br;
兄さんたちの顔が目に浮かぶようです。▼&br;
楽しみですね……。&br;
全員、私の自慢のきょうだいですから。▼&br;
白夜の皆さんも、暗夜の皆さんも、&br;
それに何より、アクアさんも……。▼
:[アクア]|
カムイ……ありがとう。▼&br;
私にとっても、あなたたちは&br;
かけがえのない、大切な家族だわ。▼&br;
いつの日か、きょうだいみんなで&br;
一緒に遊びに行きましょうね。▼
:[カムイ]|
アクアさん……。▼&br;
……大丈夫、必ず実現できますよ。&br;
白夜と暗夜が手を取り合う、平和な世界を。▼&br;
私たちの行く先には、&br;
きっと明るい未来が待っているはずです。▼
:[アクア]|
ええ、そうね。&br;
私たちなら、絶対にできるわ。▼&br;
たとえそこに至るまでの過程が、&br;
どんなにつらく厳しいものでも……。▼&br;
たとえあなたがどんな道を選んでも……。&br;
私はあなたの隣で、あなたの力になる。▼
:[カムイ]|
ええ、私も。たとえ世界を敵に回したって、&br;
アクアさんのそばにいますよ。▼&br;
これからもずっと&br;
頼りにしてますからね、アクアさん。▼
:[アクア]|
ふふ、そんなことはお互い様よ。&br;
これからもよろしくね、カムイ。▼
:[カムイ]|
はい!&br;
一緒に頑張りましょう!▼
**カムイ(男) [#m4b5194c]
:[カムイ]|
アクア、どうしたんだ?&br;
こんな隅っこで食事しなくても……。▼
:[アクア]|
カムイ……ううん、いいのよ。&br;
私はここで、みんなの様子を見ていたいの。▼
:[カムイ]|
みんなの様子……?▼
:[アクア]|
ええ。この世界には、違う国どころか&br;
違う世界から来た人が集まっている。▼&br;
けれど、みんなたったひとつの目的のために&br;
団結して、共に歩んでいるわ。▼
:[カムイ]|
そうだね。食事の様子もとても和やかで、&br;
見てるだけで、幸せな気持ちになるよ。▼&br;
ああ……だからこうして、離れたところから&br;
食事の様子を眺めてたんだね。▼
:[アクア]|
ええ。……白夜と暗夜も、こうやって&br;
手を取り合えたならいいのにね。▼
:[カムイ]|
白夜と暗夜が手を取り合う世界、か。&br;
もしそんな世界になったら、そうだな……。▼&br;
まずは、暗夜のきょうだいと一緒に&br;
白夜のお祭りに行ってみたいな。▼&br;
その後で、白夜のきょうだいを連れて&br;
暗夜のお城に行って……。▼&br;
みんなで肝試しなんてどうだろう?▼
:[アクア]|
ふふ……面白そうね。何をするにしても、&br;
きっとみんな、すぐに打ち解けると思う。▼
:[カムイ]|
ああ。タクミとレオンなんか、あれで&br;
性格も趣味も、行動までも似てるし……。▼&br;
エリーゼとサクラだって、&br;
すぐに親友になれるに違いないよ。▼
:[アクア]|
ヒノカとカミラも、あなたを取り合ううちに&br;
同志のような関係になっていそうね。▼&br;
でもマークスとリョウマは、一気に面倒を&br;
見る相手が増えて大変かも……。▼
:[カムイ]|
はは、困りながらも嬉しそうな&br;
兄さんたちの顔が目に浮かぶようだよ。▼&br;
楽しみだな……。&br;
みんな、僕の自慢のきょうだいだからね。▼&br;
白夜のみんなも、暗夜のみんなも、&br;
それに何より、アクアも……。▼
:[アクア]|
カムイ……ありがとう。▼&br;
私にとっても、あなたたちは&br;
かけがえのない、大切な家族だわ。▼&br;
いつの日か、きょうだいみんなで&br;
一緒に遊びに行きましょうね。▼
:[カムイ]|
アクア……。▼&br;
……大丈夫、必ず実現できるよ。&br;
白夜と暗夜が手を取り合う、平和な世界を。▼&br;
僕たちの行く先には、&br;
きっと明るい未来が待っているはずだ。▼
:[アクア]|
ええ、そうね。&br;
私たちなら、絶対にできるわ。▼&br;
たとえそこに至るまでの過程が、&br;
どんなにつらく厳しいものでも……。▼&br;
たとえあなたがどんな道を選んでも……。&br;
私はあなたの隣で、あなたの力になる。▼
:[カムイ]|
ああ、僕も。たとえ世界を敵に回したって、&br;
アクアのそばにいるよ。▼&br;
これからもずっと&br;
頼りにしてるからね、アクア。▼
:[アクア]|
ふふ、そんなことはお互い様よ。&br;
これからもよろしくね、カムイ。▼
:[カムイ]|
ああ!&br;
一緒に頑張っていこう!▼
**リョウマ [#w433a784]
:[アクア]|
……あ。▼
:[リョウマ]|
今のは……アクアか?▼
:[アクア]|
……何のことかしら。▼
:[リョウマ]|
隠さなくてもいい。&br;
俺もちょうど腹が減っていたところだ。▼
:[アクア]|
……聞こえなかったフリをしないところが&br;
表裏のないリョウマらしいわね。▼
:[リョウマ]|
おいおい、俺はお前の兄だぞ?&br;
腹の音くらい何だと言うんだ。▼&br;
そうだ……昼食まではまだ時間があるし、&br;
俺と一緒に近くの街まで行ってみないか?▼
:[アクア]|
お腹が空いたのなら、私なんかよりも&br;
別のきょうだいを誘ってあげて。▼
:[リョウマ]|
いや、アクアと一緒に行きたいんだ。&br;
お前だって俺のきょうだいじゃないか。▼
:[アクア]|
そう言ってくれるのは嬉しいけど……。▼
:[リョウマ]|
今まで兄らしいことをしてやれなかった。&br;
その埋め合わせを少しでもさせてくれ。▼
:[アクア]|
そんなこと……でも、&br;
これ以上、断るのも失礼よね。▼
:[リョウマ]|
そういうことだ。&br;
なら、さっそく行くとするか。▼&br;
:(暗転)|
:[リョウマ]|
案外、にぎわっているものだな。&br;
……ん? アクア?▼
:[アクア]|
見たことのない料理……&br;
あれはいったい、何なのかしら……。▼
:[リョウマ]|
露店に並んでいる、アレか?&br;
俺も見たことがないな……。▼
:[アクア]|
見て、リョウマ! あっちのお店にも、&br;
面白い食べ物が並んでいるわ。▼
:[リョウマ]|
アイトリスにしかない物かもしれんな。&br;
ひとつ試してみよう。▼&br;
……むっ、これは!▼
:[アクア]|
美味しい……甘くて香ばしくて、&br;
何より食感が斬新ね……。▼&br;
お土産に買っていきましょう。&br;
みんなにも食べてもらいたいわ。▼
:[リョウマ]|
ああ、買っていこう。&br;
だがまずは俺たちの腹を満たしてからだ。▼&br;
まだまだ珍しい食べ物がありそうだし、&br;
どんどん試してみよう。▼
:[アクア]|
ふふ、お土産がかさばりそうね……。▼&br;
:(暗転)|
:[アクア]|
今日はとっても楽しかったわ。&br;
少し食べ過ぎてしまったけれど……。▼
:[リョウマ]|
俺も今日は楽しかった。&br;
何よりアクアの笑顔が見られて良かった。▼
:[アクア]|
ありがとう、リョウマ。&br;
私に気をつかってくれて……。▼
:[リョウマ]|
気をつかったわけじゃない。&br;
兄が妹を食事に誘った、それだけだ。▼&br;
……確かにお前と血の繋がりはないが、&br;
俺はお前を大切な妹だと思っている。▼&br;
そのことだけは、心に留めておいてくれ。▼
:[アクア]|
わかったわ……。私にとっても、&br;
リョウマは大切な兄さんよ。▼&br;
よかったら……また一緒に出掛けてくれる?&br;
違う街も、リョウマと歩いてみたくて……。▼&br;
自分の殻に閉じこもってばかりいたら、&br;
わからないことがたくさんあるのね。▼&br;
今日、いろいろな人や文化に触れてみて&br;
そう気づかされたわ……どうかしら?▼
:[リョウマ]|
……! ああ、構わんぞ!&br;
必ずまた一緒に出掛けよう、アクア。▼
:[アクア]|
ありがとう、リョウマ。約束よ?▼
**マークス [#oed3263e]
:[アクア]|
マークス、カムイを見かけなかった?▼
:[マークス]|
アクアもカムイを探しているのか。&br;
ならば一緒に探そう。私も用があるのだ。▼&br;
……この辺りにはいないようだな。&br;
天幕を覗いてみるか。▼
:[アクア]|
天幕はもう探したわ。▼
:[マークス]|
では、誰か仲間のところだろうか……。▼
:[アクア]|
カムイと仲の良い仲間のところも&br;
すべて見て回ったけれど、いなかったわ。▼
:[マークス]|
……アクア、&br;
どれくらい一人で探し回っていたのだ?▼
:[アクア]|
……その、朝からよ。▼
:[マークス]|
なぜもっと早く私たち仲間に……&br;
いや、家族に頼らないんだ。▼
:[アクア]|
すぐに見つかると思ったの。&br;
急いでいたわけでもなかったし……。▼&br;
それに……こんなことで助けを求めるのも&br;
何となく言いづらくて。▼&br;
私のために誰かの手を煩わせるようなことは&br;
できるだけしたくないの。▼
:[マークス]|
まったく……お前はいつもそうだな。&br;
だが、困ったときは遠慮なく私を呼べ。▼&br;
いいか、私はお前の兄だ。&br;
妹に頼られれば、兄として必ず助ける。▼
:[アクア]|
ありがとう……でも、そんなに&br;
気遣ってくれなくても私は大丈夫よ。▼
:[マークス]|
アクア、これは気遣いじゃない。&br;
私の本心だ。▼&br;
兄としてお前に何もしてやれないまま、&br;
お前は白夜に連れ去られてしまった。▼&br;
そのことを私は、ずっと悔んでいたんだ。▼&br;
だから、私の気持ちを汲んでくれるなら、&br;
今後はもっと私を頼ってくれ。▼
:[アクア]|
だけど、マークスは暗夜の第一王子として&br;
やるべきことがたくさんあるはず……。▼&br;
私のつまらない相談で、あなたの&br;
大切な仕事を邪魔したくないわ。▼
:[マークス]|
心づかいは嬉しいが……やはり兄としては&br;
遠慮されるよりも頼られたいんだ。▼&br;
確かに私は第一王子としての立場から、&br;
家族と距離感を保ってきた面がある。▼&br;
だが心の中では国と同じくらい家族のことも&br;
重きを置いているのだ。▼&br;
この際だから、私が兄として、今まで&br;
考えていたことを話しておきたい。私は──▼
:[アクア]|
……もう十分よ、マークス。&br;
あなたの気持ちは、もう伝わっているわ。▼&br;
……ここに来てから、あなたはいつも&br;
さりげない優しさで私に接してくれた。▼&br;
その理由が、今日あなたと話してみて&br;
よくわかったの。▼
:[マークス]|
ならば、兄としての私の願いも……。▼
:[アクア]|
ええ……妹として、&br;
ちゃんとあなたを頼るようにするわ。▼
:[マークス]|
そうか! それでいいんだ!▼
:[アクア]|
これからも、よろしくお願いするわね。&br;
……マークス兄さん。▼
:[マークス]|
……!? アクア……?&br;
今、私のことを……!▼
:[アクア]|
さあ、早くカムイを探しましょう?&br;
次はどこを探したら……。▼
:[マークス]|
……ああ、そうだな!▼
:[アクア]|
ふふ……呼び方ひとつで&br;
喜んでくれるなんて。▼
:[マークス]|
兄とはそういうものだ。&br;
さあ、早くカムイを探しに行こう。▼
**サーリャ [#aefgd63e]
:[サーリャ]|
ねぇ、アクア。&br;
私、ずっと気になっていたのだけど……。▼&br;
貴方の歌からは、いつも不思議な力を&br;
感じるわ。どこか呪術にも似た力……。▼&br;
綺麗な歌なのに、心なしか禍々しい……。&br;
歌うたび、何かが失われているような……。▼
:[アクア]|
……流石はサーリャ。&br;
何でもお見通しね。▼
:[サーリャ]|
やっぱり……。なら、どうしてあなたは&br;
その危険な力を使って歌うのかしら?▼
:[アクア]|
みんなを……いえ、みんなというよりは、&br;
大切な人を、支えるためよ。▼
:[サーリャ]|
ふふふ。似てるのは、呪術と歌だけじゃなくて、&br;
貴方と私も、みたいね……。▼&br;
私も……ルフレのためなら&br;
命なんて惜しくないもの。▼
:[アクア]|
ふふ……。&br;
サーリャなら、そう言うと思ったわ。▼
:[サーリャ]|
わかる……? 大切な人を支えることは、&br;
私にとって一番の喜びなの……。▼&br;
もしルフレを狙う敵が現れたら、&br;
一人残らず呪い殺してしまうし……。▼&br;
もしルフレがケガをしたら、&br;
早く治る呪いをかけてあげるわ。▼
:[アクア]|
呪術って、そんなことまでできるのね……。&br;
……ねぇ、私にも教えてもらえないかしら。▼&br;
私にも呪術が使えたら、歌の力に頼らずとも&br;
カムイの助けになれるかもしれないから。▼
:[サーリャ]|
そうしたいところだけど……。▼&br;
真っ直ぐな心を持ったあなたには、&br;
きっと呪術は向いていないわ……。▼
:[アクア]|
素質がないとダメということ?&br;
それは残念ね……。▼
:[サーリャ]|
でも、私だって大切な人を守る時、いつも&br;
呪術に頼っているわけじゃないの……。▼
:[アクア]|
えっ……?▼
:[サーリャ]|
毎日ずっと近くで見守って、体調を崩そう&br;
ものなら片時も離れないで看病するし……。▼&br;
困っていたら手伝うし、食事も用意するし、&br;
軍の雑務だって……何だってするわ……。▼
:[アクア]|
ずっと、見守って……何でもする……。&br;
私、視野が狭くなっていたみたい。▼&br;
何かを失ってでも、カムイを支えたい……&br;
そんな思いに、とらわれていたのかも。▼&br;
この身を投げ打って戦うことだけが、&br;
カムイのためじゃない……そうよね。▼&br;
ありがとう、サーリャ。きっと私ひとりじゃ&br;
そんな当たり前のことにも気づけなかった。▼
:[サーリャ]|
気にしなくていいわ……。&br;
思ったことを言っただけよ……。▼&br;
……じゃあ私、そろそろ行くわ。呪術に&br;
使う材料を集めてこなきゃいけないから。▼
:[アクア]|
今から?&br;
それなら私も協力するわよ。▼
:[サーリャ]|
……いいの? じめじめした森や、&br;
暗い洞窟なんて楽しくないわよ……?▼
:[アクア]|
あなたと一緒ならきっと楽しいわ。&br;
だって私たち……似た者同士でしょ?▼&br;
私もあなたと一緒で、大切な人の&br;
助けになれるのが、何よりの喜びなの。▼&br;
貴方も、私にとって大切な人。&br;
だから、力にならせて。▼
:[サーリャ]|
そう……。&br;
ふふふふふ……。なら、いいわよ。▼
:[アクア]|
ありがとう。それでサーリャ、&br;
どんな呪術に使う材料を集めるの?▼
:[サーリャ]|
呪詛返し……つまり、呪いを防ぐお守りを&br;
作るのよ。▼&br;
呪術師の私には不要なものだけれど……、&br;
あなたには必要かと思って。▼
:[アクア]|
サーリャ……ありがとう。あなたには、&br;
感謝してもし切れないくらいだわ。▼
:[サーリャ]|
気にしないで……。私だって、&br;
あなたと同じ気持ちなんだから……。▼
**オリヴィエ [#ohuwwaee]
:[アクア]|
ユラリ、ユルレリ……♪▼
:[オリヴィエ]|
この歌は……アクアさんの歌ですね。&br;
何度聞いても、綺麗な歌声です……。▼
:[アクア]|
……あら、オリヴィエ。聞いていたの?▼
:[オリヴィエ]|
す、すみません! とても素敵な歌で、&br;
つい聞き入ってしまいました。▼
:[アクア]|
ありがとう。オリヴィエにそう言って&br;
もらえるなんて、光栄ね。▼&br;
そうだ、あなたも歌が上手いのでしょう?&br;
よかったら私に聞かせてくれないかしら。▼
:[オリヴィエ]|
ええっ!?&br;
そ、そんなの、恥ずかしいです~!!▼&br;
こんなにお上手なアクアさんに&br;
私なんかの歌をお聞かせするなんて……。▼
:[アクア]|
そう……それは残念だわ。▼
:[オリヴィエ]|
はうぅ……では、代わりにアクアさんの歌に&br;
合わせて踊らせてもらえませんか……?▼
:[アクア]|
本当? 嬉しいわ! あなたの踊りは、&br;
いつ見ても素敵だものね。▼
:[オリヴィエ]|
そ、それほどのものじゃ……。▼
:[アクア]|
謙遜しないで、オリヴィエ。&br;
それじゃ、さっそく始めましょう。▼&br;
ユラリ、ユルレリ……♪&br;
泡沫……♪▼&br;
:(暗転)|
:[アクア]|
……♪&br;
……あら? もう夕方ね。▼
:[オリヴィエ]|
……ええっ!? す、すみません!&br;
つい夢中になってしまって。▼
:[アクア]|
いいのよ、特に用事もなかったし。&br;
それに……オリヴィエの歌も聞けたから。▼
:[オリヴィエ]|
ああっ……それは、踊っているときに、&br;
つい口ずさんでしまっただけで……!▼
:[アクア]|
澄み切った水のような歌声だったわ。&br;
自身を持って。私、あなたの歌が好きよ。▼
:[オリヴィエ]|
あ、ありがとうございます。&br;
少し自信、ついたかも……。▼&br;
そ、そういえば、アクアさんも途中から&br;
少し踊ってましたよね? 素敵でした!▼&br;
ええと……&br;
確か、こんな感じだったでしょうか……?▼
:[アクア]|
オリヴィエ……あなた、すごいのね!&br;
見たばかりの踊りを完璧に踊れるなんて。▼&br;
次は、私と一緒に踊りましょ?&br;
左右対称なんていうのも面白いかも。▼
:[オリヴィエ]|
アクアさんと一緒に、ですか!?▼&br;
恥ずかしいです……けど、&br;
アクアさんとなら頑張れる気がします!▼
:[アクア]|
決まりね。あなたの素晴らしい踊りに&br;
追いつけるように練習しなくちゃ。▼
:[オリヴィエ]|
ええと……そんなふうに言われると……。&br;
その、やっぱり……恥ずかしいです。▼&br;
でも、一緒に歌ったり、踊ったりするうちに&br;
アクアさんをすごく近くに感じて……。▼&br;
なんだか、今までよりももっと&br;
アクアさんと仲良くなれた気がするんです。▼
:[アクア]|
ふふ、気がするだけじゃないわ。&br;
私もあなたを近くに感じられたもの。▼&br;
歌や踊りの力は、計り知れないわね……。&br;
本当に楽しい時間を過ごせたわ。▼
:[オリヴィエ]|
私も楽しかったです!&br;
楽しすぎて、ずっと踊っていたいくらい!▼
:[アクア]|
じゃあ、ぜひまたご一緒しましょう。&br;
かまわないかしら?▼
:[オリヴィエ]|
嬉しい!&br;
もちろんです、アクアさん!▼
:[アクア]|
約束よ、オリヴィエ。▼
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