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章別会話/5章 悪と悪
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*第6部 5章 悪と悪 [#r282c3e8]
#contents
**5章1章 光の眷属 [#j6d8804e]
***オープニング [#l38f99c0]
:[アシュ]|
えー、それでは皆様、~
ご説明させていただきます。▼~
闇へ閉ざすエンブラの力…~
それと対を為すのが、~
光へ開くアスク様の御力であります。▼~
僭越ながらアスク様の眷属でありますから、~
私も開く力を畏れ多くも~
使うことができるわけでありまして…▼~
あ、もちろんその力はごくわずか、~
偉大なるアスク様とは~
比べるべくもないものでありますが…▼~
とはいえまったくもって無力というわけでも~
ありませんので、私としましても~
微力を尽くす所存であり…▼~
:[アンナ]|
要するに。~
あなたなら、あの厄介な闇を~
なんとかできるってことね?▼~
:[アシュ]|
はい。私自身があの闇に触れ、~
開く力と閉じる力を打ち消し合うことで…~
えー、なんと申しましょうか、▼~
闇を退けるといいましょうか、~
消し去るといいましょうか、ともかく~
そういったことができるわけであります。▼~
もちろん絶対とは申しませんが…~
おそらくはできるのではないかと…~
おそらくはですが…▼
:[シャロン]|
すごいです、アシュさん!▼~
:[アルフォンス]|
それがうまくいけば、~
レティシア将軍の恫喝も無力になる。~
本当に感謝するよ、アシュ。▼~
:[アシュ]|
あ、いえいえ、勿体ないお言葉です。~
私が皆様のお役に立てるのは~
このようなことくらいでありますから…▼~
それでは、~
あの闇が近くに現れましたら、~
私をお呼びくださいますよう…▼
:[シャロン]|
あの、アシュさん。▼~
:[アシュ]|
はい、シャロン様。~
いかがなさいましたでしょうか?▼
:[シャロン]|
アシュさんの話し方って~
いつもすごく礼儀正しいですよね。▼~
でも、わたしたち仲間ですから!~
もっとふつうに話してくれて~
いいんですよ。▼
:[アシュ]|
ふつう…ですか。~
シャロン様。~
ふつうとおっしゃいますと…?▼
:[シャロン]|
えっとですね。~
アシュさんが家族とか友達と~
気軽に話す感じで!▼~
:[アシュ]|
家族…なるほど。~
人間の皆様のご家族のように…▼
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[ガルザス]|
マリータ…~
強く優しい子に育ったな……▼~
***クリア後 [#l315e229]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[エルム]|
レティシア。~
もし、アスク王族どもが君を信じて~
投降してきたら…▼~
:[レティシア]|
ええ、即座に殺します。~
当然でしょう?▼~
:[エルム]|
ならいいんだ。~
アスクは殺せ…~
それがエンブラ様のご意思だからね。▼~
:[レティシア]|
それよりあなたは、~
あなたの仕事をお忘れなく。▼~
各地の楔は~
何か所進んでいるのかしら?~
三つ? 四つ?▼~
宝物殿から奪ったエンブラの禁書も…~
【閉の儀】を執り行わなけば~
何の意味もありません。▼
:[エルム]|
わかってるよ、うるさいな。~
人間ごときに偉そうに~
指図されたくないね。▼~
僕に命令できるのはただ一人…~
偉大なるエンブラ様だけさ。▼
**5章2節 軍師は語る [#vf7a5031]
***オープニング [#l9700842]
:[アンナ]|
この先の山道が闇に閉ざされている…~
あれじゃ、とても通れないわね…▼~
:[アシュ]|
しかしながら、これは~
好都合というものでありましょう。~
先ほどお話ししました通り。~
私が闇を退けることができるかどうか、~
一度試みたいと思う次第でありまして…▼
:[アンナ]|
わかったわ、それなら~
行先はこのまま。~
あの闇へ向かいましょう!▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[アウグスト]|
このアウグストに不可能はなし。~
万事、お任せを。▼~
***クリア後 [#h2e07d74]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アシュ]|
えー、それでは…~
私、大変緊張しておりますが、~
只今より始めさせていただきます。▼~
我が魂は安息のため…~
我が肉は人々のため…▼~
我が血は~
閉ざされし闇を~
開く光とならん…▼
:(画面が白く光る)|
:[アルフォンス]|
闇が…~
消えていく…▼~
:[アンナ]|
やったわ!~
これであのレティシアも~
もう怖くもなんともないわ!▼~
:[シャロン]|
わーっ、~
すごいです、アシュさん!▼
:[アシュ]|
…………~
…………▼
:[シャロン]|
アシュさん…?▼~
あ、あのアシュさん?~
大丈夫ですか?~
どこか具合でも…▼
:[アシュ]|
あ、いえ…申し訳ございません、~
ご心配をお掛け致しまして…▼
:[アンナ]|
アシュ、ありがとう。~
あなたのおかげで~
アスク王国は救われるわ。▼~
この調子で~
他の暗闇に閉ざされた地も~
じゃんじゃん頼むわね!▼
:[アシュ]|
はい。もちろんであります。~
私、皆様のお役に立てまして、~
大変嬉しく思っております。▼
**5章3節 豊かなる恵みは [#n2a24985]
***オープニング [#a343edbd]
:[セイラム]|
ロプト教団は裏切り者を許さない。~
それが掟だ…▼
***クリア後 [#mf20c932]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[シャロン]|
あ、あのアシュさん?▼
:[アシュ]|
…あ。~
申し訳ありません、シャロン様、~
ついぼんやりしてしまいまして…▼
:[アンナ]|
アスク王国に戻ったら、~
闇に閉ざされた町や村を~
順に解放していきましょう。▼~
忙しくなるわ。~
アシュ、~
あなたの力は大丈夫ね?▼
:[アシュ]|
はい。もちろんであります。~
そうですね、~
あと、五、六度くらいは問題なく…▼
:[シャロン]|
…?~
ちょ、ちょっと待ってください。▼~
アシュさん、~
さっきから何か様子が変です。~
もしかして、どこか、身体の具合が…?▼
:[アシュ]|
あ、ええと、これはですね、~
なんといいましょうか、~
説明は難しいのですが…▼~
エンブラの闇を消すために、~
エンブラの闇と私の光といいますか、~
それらがこう、ぶつかり合いまして…▼~
そうして闇を退けているわけであります。~
ですから、私にも若干ながら~
その影響が出るといいましょうか…▼
:[アルフォンス]|
…アシュ、君はさっき~
あと五、六度といった…▼~
それだけの闇を打ち消した後、~
君の体は…?▼
:[アシュ]|
ええと、それはその…~
あくまでおそらく、ですから、~
絶対にそうなるわけではないのですが…▼~
今ですと、私の体の左半分…~
左足がうまく動きませんので。▼~
おそらく、~
手足があまり動かなくなる…と、~
そういった様子になるのではないかと…▼
:[シャロン]|
え…!?▼~
:[アシュ]|
…あ、いえ。~
あくまで、おそらくは…ですので、~
あまり大ごとにお考えいただく必要は…▼
:[アルフォンス]|
アシュ、君は君のおかげで僕たちは救われる。~
でも、そのせいで~
君が犠牲になってしまうのなら…▼~
:[アシュ]|
あ、いえいえお気になさらず。~
私は皆様にご奉仕するための~
存在でありますから…▼~
皆様のためにこの身体を~
使わせていただく…それが~
私のあるべき姿なのであります。▼
:[アルフォンス]|
それは、君の主である~
神竜アスクがそのように…?▼~
:[アシュ]|
…あ、いえ。~
ただ私がそう思っているわけであります。▼~
私には皆様のように、~
大切な家族とか、守るべき民とか…~
そのような存在がいないものですから。▼~
ですから本当に~
お気になさることはないのです。はい。▼
:[シャロン]|
そんな…でも!~
そのせいでアシュさんが…▼~
:[アシュ]|
あ、いえいえ、問題ございません。~
もともと、私の力は~
もうあまり残っていませんので…▼
:[シャロン]|
え、それって…?▼~
:[アシュ]|
あれは何百年前でしたでしょうか…~
以前も私は~
アスク様の眷属として…▼~
このように人間の皆様のもとへ~
参ったことがあります。▼~
そこで私は人間の皆様のご要望に~
お応えし、さまざまな~
ご奉仕をさせていただきました。▼~
アスク王国に豊かな緑を育むために、~
当時の私の体…~
そのほとんどを注いでおります。▼
:[シャロン]|
…じゃ、じゃあ、~
アスク王国の広い草原や、~
いっぱいの草花は、みんな……▼~
:[アルフォンス]|
アスク王国の繁栄の歴史は…~
君の犠牲によって~
成り立っていたのか…▼~
:[アシュ]|
あ、いえいえ、犠牲というわけではなく…~
私は皆様に~
ご奉仕する存在でありますから…▼~
:[アルフォンス]|
…アシュ、わかった、ありがとう。~
でも、君の力を借りるのは、~
本当に必要になった時にしたい。▼~
他にあの闇を消す方法はあるだろうか?~
例えば、レティシア将軍を討てば…▼
:[アシュ]|
いえ、まことに遺憾ながら…~
あの闇は人の生むものではなく、~
エンブラの力によるものでありますから。▼~
:[アルフォンス]|
それなら…▼~
エンブラを倒せば…~
解くことができる?▼
:[アシュ]|
え…ええ。~
確かに仰る通りではありますが、~
しかしながら…▼~
人であるアルフォンス様が~
神を討つというのは~
あまりにもあまりといいますか…▼
:[シャロン]|
大丈夫です! お兄様ならどんな~
神でも悪魔でも倒しちゃいますから!~
ね、お兄様!▼~
:[アシュ]|
ははあ…~
おみそれいたしました。▼~
:[アルフォンス]|
あの闇は必ず取り除く。~
でも今はまず、レティシア将軍だ。~
彼女をなんとかしなければ…▼
**5章4節 無情の策 [#qa203281]
***オープニング [#g96053b4]
:[マリータ]|
技に心を乗せる…~
シャナン様からの大切な教えです。▼
***クリア後 [#t5b418d5]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アンナ]|
み、みんな、起きて!~
緊急事態、緊急事態よ!▼~
:[シャロン]|
うーん、むにゃむにゃ…~
アンナ隊長?~
こんな朝早くに何か…?▼
:[アンナ]|
輸送隊が火を放たれたわ!~
今、アルフォンスたちが対応してる。~
私たちも急ぐわよ!▼~
:[シャロン]|
えええっ!?~
は、はい、今行きます!▼
:(暗転)|
:[アンナ]|
…なんとか全焼は免れたけど、~
食料や備品が半分近くやられたわ。~
これじゃ帰国まで持つかどうか…▼~
:[アルフォンス]|
犯人を捕らえようとしましたが…~
炎に飛び込んでみずから命を絶ちました。~
おそらくこれは…▼~
:[アンナ]|
ええ、間違いなくレティシアの命令。~
相手の弱みを狙ってくる陰湿さ…~
これまでの戦いを見ればわかるわ。▼~
彼女は自分の策のためなら、~
兵たちを犠牲にすることなんて~
何とも思っていない。▼~
戦闘の時も同じよ。~
彼女自身は兵を盾にしてすぐに退き、~
絶対に安全な位置を保っている…▼~
冷酷そのもの…~
でも敵に回すと~
これほど厄介な相手もいないわ。▼
:[アルフォンス]|
……冷酷、か……▼~
:[シャロン]|
お兄様?▼
:[アルフォンス]|
うまくいくかどうかは~
わからないけれど、~
一つ、思いついたことがある。▼~
一度、彼女と話をしてみよう。▼
:[シャロン]|
ちゃんと話し合って、~
みんなに危害を加えないよう~
お願いする…とかですか?▼
:[アルフォンス]|
いや、彼女は冷酷な人だ。~
情で訴えても、~
それを弱みとしか見ないだろう。▼~
それなら…▼~
**5章5節 僕が殺した [#oe803735]
***オープニング [#k6ed3cae]
:[レティシア]|
またお会いしましたね、~
アルフォンス王子。~
考えていただけましたか?▼~
私の要求に従い、~
投降して捕虜となるか…▼~
それともこの場で戦い、~
アスクの民を犠牲にするか…▼
:[アルフォンス]|
…ああ。~
今から、その返答をしよう。▼~
***クリア後 [#jb9f7fea]
:[レティシア]|
…撤退。~
それではアルフォンス王子、~
交渉決裂ということですね。▼~
残念ですが、約束通り、~
またあなた方の民を闇に…▼
:[アルフォンス]|
レティシア。~
君の闇の力はもう通じない。▼~
僕たちの中には~
特別な力を持つ仲間がいる。~
その力で、エンブラの闇を打ち消した。▼~
【呪詛部隊】を率いる君のことだ。~
もう既に~
その情報を得ているのだろう?▼
:[レティシア]|
ええ、もちろん。▼~
ですが、私が知らないとお思い?~
その力には大きな犠牲が~
伴うのでしょう?▼~
闇を打ち消すほど~
お仲間の命は削られ、~
やがて死に至る…▼~
闇を打ち消さなければ、~
民たちは次々と闇に飲まれ、~
犠牲になっていく…▼
:[アルフォンス]|
…だから?▼~
:[レティシア]|
…………▼~
:[アルフォンス]|
君の要求をのめば、僕の身が危険に晒される。~
断れば、他人は犠牲になっても僕は安全だ。▼~
どちらを選ぶかは決まっている。~
君は交渉をしているつもりらしいけれど…~
はじめから話にもなっていない。▼
:[レティシア]|
あなたの仲間や、~
民たちがどうなろうと構わないと?▼
:[アルフォンス]|
君ならわかるだろう?~
自分か仲間か、どちらが大切か。~
僕も同じだ。▼~
:[レティシア]|
……。~
アルフォンス王子…~
調査による~
あなたの人物像とは~
異なるようですが…▼~
ですが、確かに…~
あなたには別の顔も…▼
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レティシア]|
アルフォンス王子。~
あなたの父…~
先王グスタフの死について。▼~
私はいくつかの情報を得ているのです。~
例えばグスタフ王の死、~
実はあれは…▼
:[アルフォンス]|
ああ、そうだ。▼~
父上は僕が殺した。~
邪魔だったからね。▼
:[レティシア]|
…………▼~
:[アルフォンス]|
君も知っての通り、~
僕は父上から見放されていた。~
このままでは王位は継げない…▼~
でも、父上が消えれば、~
王位は僕のものだ。~
だから、殺したんだ。▼
:[レティシア]|
…………。~
それはそれは…~
大変面白いお話をお聞きしました。▼~
いずれ来たるべき日…~
アスク王国を揺るがすために~
ぜひ使わせていただき…▼
:[アルフォンス]|
わかってないようだね。~
僕がなぜ、こんなことを~
ぺらぺら喋ったと思う?▼~
君は殺す。~
どんな犠牲を払ってでも。~
僕はもう決めているんだ。▼~
人質が無価値な今、~
余裕ぶってる暇は君にはない。~
それを、理解しているかい?▼
:[レティシア]|
…………。~
…なるほど。▼~
よくわかりました。~
私はあなたを~
誤解していたようです。▼~
民想いの~
心優しい王子…~
ええ、そんなものはすべて、噓。▼~
愚かな民衆の心を操るための~
虚飾の仮面にすぎない。▼~
玉座のためなら~
邪魔な父王を殺し、~
その事実さえ完璧に隠蔽してみせる…▼~
私と、あなた…~
我が部隊と、特務機関…~
とてもよく似ているようですね?▼
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レティシア]|
あなたを侮っていたのは誤りでした。~
今は、あなたの首は~
あきらめることにしましょう。▼~
まずは~
ヴェロニカの処刑を楽しんだ後で、~
ゆっくりあなた方を狙うとします…▼
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アルフォンス]|
ふぅ…~
これで、うまくいくといいけれど…▼~
:[シャロン]|
お兄様のばか!▼~
:[アルフォンス]|
シャ、シャロン?▼~
:[シャロン]|
どうしてあんな~
ひどいこと言うんですか!~
ばかばかばか! 冷血漢!▼~
元の優しい~
お兄様に戻ってください!~
うわあああん…▼
:[アルフォンス]|
ちょ、ちょっと待つんだシャロン。~
あれはただ演技を…いたたた…▼~
:[ブルーノ]|
…相変わらず賑やかだな、お前たちは。▼~
:[アルフォンス]|
ザカリア…!?~
いつここに…▼~
:[ブルーノ]|
ヴェロニカの処刑の日…~
それが、十日後と決まった。▼~
すまないが…~
また、お前たちの力を貸してもらいたい。▼
*コメント [#n4a5ae08]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*第6部 5章 悪と悪 [#r282c3e8]
#contents
**5章1章 光の眷属 [#j6d8804e]
***オープニング [#l38f99c0]
:[アシュ]|
えー、それでは皆様、~
ご説明させていただきます。▼~
闇へ閉ざすエンブラの力…~
それと対を為すのが、~
光へ開くアスク様の御力であります。▼~
僭越ながらアスク様の眷属でありますから、~
私も開く力を畏れ多くも~
使うことができるわけでありまして…▼~
あ、もちろんその力はごくわずか、~
偉大なるアスク様とは~
比べるべくもないものでありますが…▼~
とはいえまったくもって無力というわけでも~
ありませんので、私としましても~
微力を尽くす所存であり…▼~
:[アンナ]|
要するに。~
あなたなら、あの厄介な闇を~
なんとかできるってことね?▼~
:[アシュ]|
はい。私自身があの闇に触れ、~
開く力と閉じる力を打ち消し合うことで…~
えー、なんと申しましょうか、▼~
闇を退けるといいましょうか、~
消し去るといいましょうか、ともかく~
そういったことができるわけであります。▼~
もちろん絶対とは申しませんが…~
おそらくはできるのではないかと…~
おそらくはですが…▼
:[シャロン]|
すごいです、アシュさん!▼~
:[アルフォンス]|
それがうまくいけば、~
レティシア将軍の恫喝も無力になる。~
本当に感謝するよ、アシュ。▼~
:[アシュ]|
あ、いえいえ、勿体ないお言葉です。~
私が皆様のお役に立てるのは~
このようなことくらいでありますから…▼~
それでは、~
あの闇が近くに現れましたら、~
私をお呼びくださいますよう…▼
:[シャロン]|
あの、アシュさん。▼~
:[アシュ]|
はい、シャロン様。~
いかがなさいましたでしょうか?▼
:[シャロン]|
アシュさんの話し方って~
いつもすごく礼儀正しいですよね。▼~
でも、わたしたち仲間ですから!~
もっとふつうに話してくれて~
いいんですよ。▼
:[アシュ]|
ふつう…ですか。~
シャロン様。~
ふつうとおっしゃいますと…?▼
:[シャロン]|
えっとですね。~
アシュさんが家族とか友達と~
気軽に話す感じで!▼~
:[アシュ]|
家族…なるほど。~
人間の皆様のご家族のように…▼
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[ガルザス]|
マリータ…~
強く優しい子に育ったな……▼~
***クリア後 [#l315e229]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[エルム]|
レティシア。~
もし、アスク王族どもが君を信じて~
投降してきたら…▼~
:[レティシア]|
ええ、即座に殺します。~
当然でしょう?▼~
:[エルム]|
ならいいんだ。~
アスクは殺せ…~
それがエンブラ様のご意思だからね。▼~
:[レティシア]|
それよりあなたは、~
あなたの仕事をお忘れなく。▼~
各地の楔は~
何か所進んでいるのかしら?~
三つ? 四つ?▼~
宝物殿から奪ったエンブラの禁書も…~
【閉の儀】を執り行わなけば~
何の意味もありません。▼
:[エルム]|
わかってるよ、うるさいな。~
人間ごときに偉そうに~
指図されたくないね。▼~
僕に命令できるのはただ一人…~
偉大なるエンブラ様だけさ。▼
**5章2節 軍師は語る [#vf7a5031]
***オープニング [#l9700842]
:[アンナ]|
この先の山道が闇に閉ざされている…~
あれじゃ、とても通れないわね…▼~
:[アシュ]|
しかしながら、これは~
好都合というものでありましょう。~
先ほどお話ししました通り。~
私が闇を退けることができるかどうか、~
一度試みたいと思う次第でありまして…▼
:[アンナ]|
わかったわ、それなら~
行先はこのまま。~
あの闇へ向かいましょう!▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[アウグスト]|
このアウグストに不可能はなし。~
万事、お任せを。▼~
***クリア後 [#h2e07d74]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アシュ]|
えー、それでは…~
私、大変緊張しておりますが、~
只今より始めさせていただきます。▼~
我が魂は安息のため…~
我が肉は人々のため…▼~
我が血は~
閉ざされし闇を~
開く光とならん…▼
:(画面が白く光る)|
:[アルフォンス]|
闇が…~
消えていく…▼~
:[アンナ]|
やったわ!~
これであのレティシアも~
もう怖くもなんともないわ!▼~
:[シャロン]|
わーっ、~
すごいです、アシュさん!▼
:[アシュ]|
…………~
…………▼
:[シャロン]|
アシュさん…?▼~
あ、あのアシュさん?~
大丈夫ですか?~
どこか具合でも…▼
:[アシュ]|
あ、いえ…申し訳ございません、~
ご心配をお掛け致しまして…▼
:[アンナ]|
アシュ、ありがとう。~
あなたのおかげで~
アスク王国は救われるわ。▼~
この調子で~
他の暗闇に閉ざされた地も~
じゃんじゃん頼むわね!▼
:[アシュ]|
はい。もちろんであります。~
私、皆様のお役に立てまして、~
大変嬉しく思っております。▼
**5章3節 豊かなる恵みは [#n2a24985]
***オープニング [#a343edbd]
:[セイラム]|
ロプト教団は裏切り者を許さない。~
それが掟だ…▼
***クリア後 [#mf20c932]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[シャロン]|
あ、あのアシュさん?▼
:[アシュ]|
…あ。~
申し訳ありません、シャロン様、~
ついぼんやりしてしまいまして…▼
:[アンナ]|
アスク王国に戻ったら、~
闇に閉ざされた町や村を~
順に解放していきましょう。▼~
忙しくなるわ。~
アシュ、~
あなたの力は大丈夫ね?▼
:[アシュ]|
はい。もちろんであります。~
そうですね、~
あと、五、六度くらいは問題なく…▼
:[シャロン]|
…?~
ちょ、ちょっと待ってください。▼~
アシュさん、~
さっきから何か様子が変です。~
もしかして、どこか、身体の具合が…?▼
:[アシュ]|
あ、ええと、これはですね、~
なんといいましょうか、~
説明は難しいのですが…▼~
エンブラの闇を消すために、~
エンブラの闇と私の光といいますか、~
それらがこう、ぶつかり合いまして…▼~
そうして闇を退けているわけであります。~
ですから、私にも若干ながら~
その影響が出るといいましょうか…▼
:[アルフォンス]|
…アシュ、君はさっき~
あと五、六度といった…▼~
それだけの闇を打ち消した後、~
君の体は…?▼
:[アシュ]|
ええと、それはその…~
あくまでおそらく、ですから、~
絶対にそうなるわけではないのですが…▼~
今ですと、私の体の左半分…~
左足がうまく動きませんので。▼~
おそらく、~
手足があまり動かなくなる…と、~
そういった様子になるのではないかと…▼
:[シャロン]|
え…!?▼~
:[アシュ]|
…あ、いえ。~
あくまで、おそらくは…ですので、~
あまり大ごとにお考えいただく必要は…▼
:[アルフォンス]|
アシュ、君は君のおかげで僕たちは救われる。~
でも、そのせいで~
君が犠牲になってしまうのなら…▼~
:[アシュ]|
あ、いえいえお気になさらず。~
私は皆様にご奉仕するための~
存在でありますから…▼~
皆様のためにこの身体を~
使わせていただく…それが~
私のあるべき姿なのであります。▼
:[アルフォンス]|
それは、君の主である~
神竜アスクがそのように…?▼~
:[アシュ]|
…あ、いえ。~
ただ私がそう思っているわけであります。▼~
私には皆様のように、~
大切な家族とか、守るべき民とか…~
そのような存在がいないものですから。▼~
ですから本当に~
お気になさることはないのです。はい。▼
:[シャロン]|
そんな…でも!~
そのせいでアシュさんが…▼~
:[アシュ]|
あ、いえいえ、問題ございません。~
もともと、私の力は~
もうあまり残っていませんので…▼
:[シャロン]|
え、それって…?▼~
:[アシュ]|
あれは何百年前でしたでしょうか…~
以前も私は~
アスク様の眷属として…▼~
このように人間の皆様のもとへ~
参ったことがあります。▼~
そこで私は人間の皆様のご要望に~
お応えし、さまざまな~
ご奉仕をさせていただきました。▼~
アスク王国に豊かな緑を育むために、~
当時の私の体…~
そのほとんどを注いでおります。▼
:[シャロン]|
…じゃ、じゃあ、~
アスク王国の広い草原や、~
いっぱいの草花は、みんな……▼~
:[アルフォンス]|
アスク王国の繁栄の歴史は…~
君の犠牲によって~
成り立っていたのか…▼~
:[アシュ]|
あ、いえいえ、犠牲というわけではなく…~
私は皆様に~
ご奉仕する存在でありますから…▼~
:[アルフォンス]|
…アシュ、わかった、ありがとう。~
でも、君の力を借りるのは、~
本当に必要になった時にしたい。▼~
他にあの闇を消す方法はあるだろうか?~
例えば、レティシア将軍を討てば…▼
:[アシュ]|
いえ、まことに遺憾ながら…~
あの闇は人の生むものではなく、~
エンブラの力によるものでありますから。▼~
:[アルフォンス]|
それなら…▼~
エンブラを倒せば…~
解くことができる?▼
:[アシュ]|
え…ええ。~
確かに仰る通りではありますが、~
しかしながら…▼~
人であるアルフォンス様が~
神を討つというのは~
あまりにもあまりといいますか…▼
:[シャロン]|
大丈夫です! お兄様ならどんな~
神でも悪魔でも倒しちゃいますから!~
ね、お兄様!▼~
:[アシュ]|
ははあ…~
おみそれいたしました。▼~
:[アルフォンス]|
あの闇は必ず取り除く。~
でも今はまず、レティシア将軍だ。~
彼女をなんとかしなければ…▼
**5章4節 無情の策 [#qa203281]
***オープニング [#g96053b4]
:[マリータ]|
技に心を乗せる…~
シャナン様からの大切な教えです。▼
***クリア後 [#t5b418d5]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アンナ]|
み、みんな、起きて!~
緊急事態、緊急事態よ!▼~
:[シャロン]|
うーん、むにゃむにゃ…~
アンナ隊長?~
こんな朝早くに何か…?▼
:[アンナ]|
輸送隊が火を放たれたわ!~
今、アルフォンスたちが対応してる。~
私たちも急ぐわよ!▼~
:[シャロン]|
えええっ!?~
は、はい、今行きます!▼
:(暗転)|
:[アンナ]|
…なんとか全焼は免れたけど、~
食料や備品が半分近くやられたわ。~
これじゃ帰国まで持つかどうか…▼~
:[アルフォンス]|
犯人を捕らえようとしましたが…~
炎に飛び込んでみずから命を絶ちました。~
おそらくこれは…▼~
:[アンナ]|
ええ、間違いなくレティシアの命令。~
相手の弱みを狙ってくる陰湿さ…~
これまでの戦いを見ればわかるわ。▼~
彼女は自分の策のためなら、~
兵たちを犠牲にすることなんて~
何とも思っていない。▼~
戦闘の時も同じよ。~
彼女自身は兵を盾にしてすぐに退き、~
絶対に安全な位置を保っている…▼~
冷酷そのもの…~
でも敵に回すと~
これほど厄介な相手もいないわ。▼
:[アルフォンス]|
……冷酷、か……▼~
:[シャロン]|
お兄様?▼
:[アルフォンス]|
うまくいくかどうかは~
わからないけれど、~
一つ、思いついたことがある。▼~
一度、彼女と話をしてみよう。▼
:[シャロン]|
ちゃんと話し合って、~
みんなに危害を加えないよう~
お願いする…とかですか?▼
:[アルフォンス]|
いや、彼女は冷酷な人だ。~
情で訴えても、~
それを弱みとしか見ないだろう。▼~
それなら…▼~
**5章5節 僕が殺した [#oe803735]
***オープニング [#k6ed3cae]
:[レティシア]|
またお会いしましたね、~
アルフォンス王子。~
考えていただけましたか?▼~
私の要求に従い、~
投降して捕虜となるか…▼~
それともこの場で戦い、~
アスクの民を犠牲にするか…▼
:[アルフォンス]|
…ああ。~
今から、その返答をしよう。▼~
***クリア後 [#jb9f7fea]
:[レティシア]|
…撤退。~
それではアルフォンス王子、~
交渉決裂ということですね。▼~
残念ですが、約束通り、~
またあなた方の民を闇に…▼
:[アルフォンス]|
レティシア。~
君の闇の力はもう通じない。▼~
僕たちの中には~
特別な力を持つ仲間がいる。~
その力で、エンブラの闇を打ち消した。▼~
【呪詛部隊】を率いる君のことだ。~
もう既に~
その情報を得ているのだろう?▼
:[レティシア]|
ええ、もちろん。▼~
ですが、私が知らないとお思い?~
その力には大きな犠牲が~
伴うのでしょう?▼~
闇を打ち消すほど~
お仲間の命は削られ、~
やがて死に至る…▼~
闇を打ち消さなければ、~
民たちは次々と闇に飲まれ、~
犠牲になっていく…▼
:[アルフォンス]|
…だから?▼~
:[レティシア]|
…………▼~
:[アルフォンス]|
君の要求をのめば、僕の身が危険に晒される。~
断れば、他人は犠牲になっても僕は安全だ。▼~
どちらを選ぶかは決まっている。~
君は交渉をしているつもりらしいけれど…~
はじめから話にもなっていない。▼
:[レティシア]|
あなたの仲間や、~
民たちがどうなろうと構わないと?▼
:[アルフォンス]|
君ならわかるだろう?~
自分か仲間か、どちらが大切か。~
僕も同じだ。▼~
:[レティシア]|
……。~
アルフォンス王子…~
調査による~
あなたの人物像とは~
異なるようですが…▼~
ですが、確かに…~
あなたには別の顔も…▼
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レティシア]|
アルフォンス王子。~
あなたの父…~
先王グスタフの死について。▼~
私はいくつかの情報を得ているのです。~
例えばグスタフ王の死、~
実はあれは…▼
:[アルフォンス]|
ああ、そうだ。▼~
父上は僕が殺した。~
邪魔だったからね。▼
:[レティシア]|
…………▼~
:[アルフォンス]|
君も知っての通り、~
僕は父上から見放されていた。~
このままでは王位は継げない…▼~
でも、父上が消えれば、~
王位は僕のものだ。~
だから、殺したんだ。▼
:[レティシア]|
…………。~
それはそれは…~
大変面白いお話をお聞きしました。▼~
いずれ来たるべき日…~
アスク王国を揺るがすために~
ぜひ使わせていただき…▼
:[アルフォンス]|
わかってないようだね。~
僕がなぜ、こんなことを~
ぺらぺら喋ったと思う?▼~
君は殺す。~
どんな犠牲を払ってでも。~
僕はもう決めているんだ。▼~
人質が無価値な今、~
余裕ぶってる暇は君にはない。~
それを、理解しているかい?▼
:[レティシア]|
…………。~
…なるほど。▼~
よくわかりました。~
私はあなたを~
誤解していたようです。▼~
民想いの~
心優しい王子…~
ええ、そんなものはすべて、噓。▼~
愚かな民衆の心を操るための~
虚飾の仮面にすぎない。▼~
玉座のためなら~
邪魔な父王を殺し、~
その事実さえ完璧に隠蔽してみせる…▼~
私と、あなた…~
我が部隊と、特務機関…~
とてもよく似ているようですね?▼
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レティシア]|
あなたを侮っていたのは誤りでした。~
今は、あなたの首は~
あきらめることにしましょう。▼~
まずは~
ヴェロニカの処刑を楽しんだ後で、~
ゆっくりあなた方を狙うとします…▼
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アルフォンス]|
ふぅ…~
これで、うまくいくといいけれど…▼~
:[シャロン]|
お兄様のばか!▼~
:[アルフォンス]|
シャ、シャロン?▼~
:[シャロン]|
どうしてあんな~
ひどいこと言うんですか!~
ばかばかばか! 冷血漢!▼~
元の優しい~
お兄様に戻ってください!~
うわあああん…▼
:[アルフォンス]|
ちょ、ちょっと待つんだシャロン。~
あれはただ演技を…いたたた…▼~
:[ブルーノ]|
…相変わらず賑やかだな、お前たちは。▼~
:[アルフォンス]|
ザカリア…!?~
いつここに…▼~
:[ブルーノ]|
ヴェロニカの処刑の日…~
それが、十日後と決まった。▼~
すまないが…~
また、お前たちの力を貸してもらいたい。▼
*コメント [#n4a5ae08]
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