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章別会話/13章 ニザヴェリルの亡霊
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[[章別会話]]
*第5部 13章 ニザヴェリルの亡霊 [#wd280dfd]
#contents
**13章1節 懐かしい友 [#gb1de8d7]
***オープニング [#u42fdfdf]
:[レギン]|
…………▼~
:[アルフォンス]|
レギン王女…王冠を。~
これは君のものだ。▼~
:[レギン]|
…【小人の王冠】……▼~
:[アルフォンス]|
偽王ファフニールは死んだ。~
君が正当なニザヴェリル王国の~
女王になるんだ。▼~
:[レギン]|
…わかってるの。~
でも、まだそれを~
戴くわけにはいかない。▼~
私にはまだやることがあるの。▼~
:[アルフォンス]|
そうだね。~
行こう、エイトリのところへ。▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[ベウフォレス]|
敵は…殺せ…▼~
***クリア後 [#o29ebb43]
:[ロキ]|
あらん、エイトリったら…~
しばらく見ないうちにずいぶん~
可愛い姿になったものね。▼~
そんなにのんびりしてていいの?~
もうすぐあの召喚師たちが~
鬼みたいな顔してここに来るわよ。▼~
:[エイトリ]|
ロキ…なるほど、君か。~
ファフニールに入れ知恵したのは。▼~
まあいい。~
おかげで手間が省けたからね。▼~
:[ロキ]|
何のことかしら? わからないわあ。▼~
:[エイトリ]|
いいんだ。君には感謝しているから。~
君のくれた力のおかげで、こうして~
この国を見守ることができる。▼~
それに王家の後継者が生きていたんだ。~
私も生きる希望が湧いてきたよ。▼~
:[ロキ]|
あの王女様?▼~
:[エイトリ]|
ああ。ファフニールが滅び~
あのクーデターから始まった悪夢が~
ようやく終わった。▼~
新たなニザヴェリル王国の夜明けだ。~
君も祝福してくれるだろう?▼~
:[ロキ]|
ふふ…そうねえ。~
面白いことになりそうね…▼~
**13章2節 魔剣グラム [#h83a40f4]
***オープニング [#e8767d8c]
:[エイトリ]|
やあ、レギン!~
君を待ちわびていたよ。▼~
:[レギン]|
エイトリ…? 何を言って…▼~
私はあなたを許せない。~
あなたは…あなただけは…っ!▼~
:[エイトリ]|
…?~
どうしてそんなに怒っているんだい?~
この国は君のものになったんだよ。▼~
:[レギン]|
そんなのどうでもいい!~
あなたのせいでお兄ちゃん達は…~
ノート王女は…!!▼~
:[エイトリ]|
彼らには気の毒なことをしたが、~
ニザヴェリルの発展のためだ。~
些細な犠牲じゃないか。▼~
:[アルフォンス]|
些細な…!?~
人も英雄も、お前の道具じゃない!▼~
:[エイトリ]|
やれやれ…~
話し合いにならないな。~
いいよ、少し遊んであげよう。▼~
***クリア後 [#d00127ef]
:[レギン]|
くうっ…!▼~
:[エイトリ]|
何度やっても無駄だよ。~
私の作った兵器で私に勝てるものか。▼~
君たちは少し頭を冷やす必要があるな。~
私は奥で待つことにしよう。▼~
:[アルフォンス]|
待てっ! エイトリ…!▼~
:(場面転換)|
:[シャロン]|
逃げられてしまいました…~
やっぱりエイトリには~
敵わないんでしょうか…?▼~
:[アルフォンス]|
いや、そんなことはない。~
エイトリが自ら~
教えてくれたじゃないか。▼~
:[レギン]|
あ…魔剣【グラム】…!▼~
:[アルフォンス]|
魔剣【グラム】はニザヴェリル王家の~
血をひく者が手にしたときにこそ~
真価を発揮する。▼~
あの時、エイトリは王家の血筋は~
絶えたと思っていた。~
でも今は違う。▼~
:[レギン]|
そうか…そうなの!▼~
見てて、お兄ちゃん達…~
私が絶対、エイトリを倒すから!!▼~
**13章3節 覚悟の伯爵家令嬢 [#p245ba78]
***オープニング [#n8acd082]
:[ステラ]|
私は、私自身の~
力と意思で生きたいのです…▼~
:(クリア後会話なし)|
**13章4節 小人の王冠 [#h526e6a4]
***オープニング [#t36cb7fe]
:[エイトリ]|
がんばっているかい?▼~
:[アルフォンス]|
! この声はエイトリ!?~
どこから…▼~
:[エイトリ]|
これも魔道科学の力だよ。~
私の姿が見えない方が~
冷静に話し合えると思ってね。▼~
:[レギン]|
ふざけないでなの!~
許さないって言ってるでしょ!?▼~
:[エイトリ]|
それは悲しいな。~
レギン、私は君に会いたくて~
仕方なかったのに。▼~
ああ…私の直感は正しかった。~
君と出会ったとき、あの人を感じたんだ。▼~
:[アルフォンス]|
あの人…?▼~
:[エイトリ]|
このニザヴェリルの偉大な建国王さ。▼~
その武勇は地の果てまで轟き~
その叡智はあまねく民を照らす。~
すばらしい人だった。▼~
:[アンナ]|
…まるで見てきたように語るのね。~
ニザヴェリルの建国は~
何千年も前のことなのに。▼~
:[エイトリ]|
そりゃあ見てきたからね。~
私は彼に仕えていた。▼~
:[シャロン]|
…はい?~
あのー、それはどういう…▼~
:(画面が白く光る)|
:[レギン]|
きゃあっ、なんなの!?▼~
:[エイトリ]|
ああ、すまない。~
失敗作が残っていたようだ。▼~
私もどれだけ呼んだか~
覚えていないのでね。▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[フォルカ]|
俺はフォルカ。~
【火消しのフォルカ】だ。▼~
***クリア後 [#o5fb94bf]
:[エイトリ]|
…おや、妙な気配がすると思ったら~
【小人の王冠】を持っているのか。▼~
レギン、それは君が持つに~
ふさわしいものだ。▼~
そのために私が技術の粋を集めて~
作ったのだから。▼~
:[シャロン]|
ええっ!? 【小人の王冠】も~
あなたの発明品なんですかっ!?▼~
:[レギン]|
これは代々ニザヴェリル王家に~
伝わるものだと聞いたの…▼~
:[エイトリ]|
その通り。いつのことだったかな…~
野心を持った輩が王座を狙い~
国が乱れたことがあった。▼~
そこで、どこの馬の骨とも知れぬ者が~
王座につかないように~
仕掛けを施して私が献上したんだよ。▼~
:[アンナ]|
それじゃあ…ファフニールの暴走も~
結局はあなたが仕組んだことなの!?▼~
:[エイトリ]|
そうとも言えるね。~
私の下から逃げ出した彼が~
王になるとは思ってもみなかったが…▼~
それが自ら王冠を戴き、破滅し、~
おまけに王家の後継者を~
私へと導いてくれるとは!▼~
彼には感謝してもしきれないよ。~
あっははははははっ!!▼~
:[アルフォンス]|
貴様…!▼~
:[ダグ]|
こんな奴の気まぐれで~
姉ちゃんは死んだのかよ…っ!?▼~
:[エイトリ]|
そう熱くならないでおくれよ。~
私は何も隠す気はない。▼~
知りたいことがあれば~
何でも話してあげるよ。~
私へたどり着けたらね。▼~
**13章5節 王女の旅立ち [#m0dafd29]
***オープニング [#f874bd2e]
:[エイトリ]|
おめでとう。~
よくここまでたどり着いたね。~
さあ、何から聞きたいんだい?▼~
:[アルフォンス]|
先ほどの…~
ニザヴェリルの建国王に~
仕えていたというのは本当か?▼~
:[エイトリ]|
ああ。~
私のこの見た目はただの入れ物さ。▼~
本当の私は…いくつだったかな。~
ゆうに数千年は生きているのは確かだね。▼~
:[シャロン]|
す、数千!?▼~
:[アルフォンス]|
…ずっと考えていた。~
数多の異界で伝説とも神話とも伝えられる~
人を遥かに超えた命を持つ存在…▼~
エイトリ、君は竜なのか?▼~
:[エイトリ]|
あっはははは!~
残念ながら私はただの人間さ。▼~
正確には、竜の力を少し~
分けてもらっただけのね。▼~
肉体の寿命が近づくと~
魂だけ他の肉体に移ることができる。▼~
そうして何年もニザヴェリルを見守り~
発展させてきた。▼~
君たちも城で見ただろう?~
ニザヴェリルの偉人たちを。▼~
アールヴリック、ドヴァリン、~
ベルリング、グレール…~
あれは全て私さ。▼~
:[レギン]|
ええっ!?~
あれが全部…あなた…!?▼~
:[アルフォンス]|
…ファフニールの召喚や~
失敗した英雄たち…▼~
扉を壊す神器【ヤールングレイプル】も~
ニザヴェリルの発展のためだと?▼~
:[エイトリ]|
ああ。アスクの召喚の力は大変な脅威だ。~
備えておくに越したことはない。▼~
:[レギン]|
エイトリ…あなたはどうして~
そこまで…?▼~
:[エイトリ]|
それがあの人の…~
建国王の望みだからさ。▼~
この国は私とあの人が共に築いた~
子供のようなもの。▼~
若くして病に倒れたあの人の代わりに~
私がこの国を守らなければ。▼~
レギン、あの人の血を継ぐ君に~
私は身も心も捧げよう。▼~
ファフニールが広げた領土を生かし~
ニザヴェリルをこの世界一の~
大国にしてみせる。▼~
魔道科学の力をもってすれば~
容易いことさ。▼~
:[レギン]|
そんなの…そんなのいらない!!~
私の望みはひとつなの!!▼~
お兄ちゃん達を返して!~
ファフニールお兄ちゃんを、~
オッテルお兄ちゃんを返してなの!!▼~
:[エイトリ]|
なんだそんなこと。それなら簡単さ。▼~
:[レギン]|
えっ…?▼~
:[エイトリ]|
そこの召喚師に頼めばいい。~
違う次元の彼らを呼んでくれる。▼~
まあ、君の知る彼らとは~
多少違うかもしれないがね。~
構成する組織は同じだ。▼~
:[レギン]|
……っ……!▼~
:[アルフォンス]|
…エイトリ……~
人の命を…生きた時間を~
何だと思ってるんだ!?▼~
:[レギン]|
…もういい。もう聞きたくない。~
私のニザヴェリルに~
あなたの居場所はない!▼~
エイトリ、~
あなたは古きニザヴェリルの亡霊よ。▼~
新たな女王として~
あなたに死を命じます!!▼~
:[エイトリ]|
! 魔剣【グラム】…~
そうか、それは想定外だったな。▼~
だが面白い。私の魔道科学の力と~
古の王家の秘宝。~
どちらの力が上回るのか…▼~
かかってきたまえ。~
私も全力でお相手しよう。▼~
***クリア後 [#w6933348]
:[レギン]|
でやぁあああーーーーーっ!!▼~
:(画面が赤く光る)|
:[エイトリ]|
…ぐ…うっ……~
さすが…古の神竜の力……▼~
私にも…解き明かせなかった…~
だけはある…▼~
悔しいな…もっと…時間が……~
…あれ…ば……▼~
:[レギン]|
…エイトリ…▼~
:[エイトリ]|
ああ…あなた…~
こうして見ると……~
よく……似て…………▼~
:(画面が白く光る)|
:[シャロン]|
!? か、体が…っ…~
エイトリの体が塵になって~
消えちゃいましたよっ!?▼~
:[アルフォンス]|
人ならざる力を~
人のみで使い続けた結果…~
なのかな。▼~
:[アンナ]|
とにかく! これで本当に終りね。▼~
あめでとう、レギン王女。~
これで晴れてニザヴェリルの女王ね。▼~
:[レギン]|
【小人の王冠】…これを私が……▼~
……えいっ!!▼~
:(画面が白く光る)|
:[シャロン]|
ああーっ!?~
王冠が粉々に…!~
いいんですか、レギン王女!?▼~
:[レギン]|
うん。こんな王冠なんてもういらない。~
この国は、エイトリの呪いから~
解放されなくちゃいけないの。▼~
:[アルフォンス]|
レギン王女…~
そうだね。それがいい。▼~
:(場面転換)|
:[ダグ]|
さーって、ぼちぼち~
あたしたちも戻んなきゃなあ。▼~
レギン、ひとりで大丈夫かあ?▼~
:[レギン]|
あ、うん…~
大丈夫! えへへ…▼~
:[アルフォンス]|
この状態のニザヴェリルの立て直すのは~
大変な責務だと思うけど、~
僕らも協力は惜しまないよ。▼~
:[シャロン]|
これでレギン王女とは~
お別れなんですね…~
わたし寂しいですっ!▼~
:[アンナ]|
またいつでも、アスク王国に~
遊びに来てちょうだい。~
元気でね。▼~
:[レギン]|
…………▼~
:[ダグ]|
…レギン。あんた何か~
言いたいことあるんじゃないの?▼~
:[レギン]|
えっ…!?~
な、何のこと? 何にもないの!▼~
:[ダグ]|
ふーん、ないならいいけど。~
じゃあ、あたしらもう行くね。▼~
:[レギン]|
えっ、あっ……、待ってなの!~
行かないでなの!!▼~
:[アルフォンス]|
レギン王女?▼~
:[レギン]|
私、わたしっ……~
本当は不安でいっぱいなの!▼~
お兄ちゃん達もいなくて、~
たったひとりで、~
立派な女王になれるかなって…▼~
もっとみんなと一緒に~
いろんなところに行って~
いろんなことを知りたかったの。▼~
それに、みんなのこと大好きだから…~
お別れするのがとってもとっても~
寂しいの…っ……!▼~
:[シャロン]|
レギン王女…、~
泣かないでください。~
わたしまで泣きたくなっちゃいます…▼~
:[アンナ]|
私たちだって、お別れしたくないわ。~
でも…▼~
:[レギン]|
ぐすっ…うん……、わかってるの……▼~
はーっ、泣いたらすっきりしたの!~
わがまま言ってごめんなさい。~
みんな、今まで本当にありがとう。▼~
私、一人でもがんばるの!~
だから心配しないで…▼~
:[ダグ]|
あーあ、しょうがないなあ。~
ここは優しいダグちゃんが~
一肌脱いであげちゃいますか☆▼~
:[レギン]|
ダグ王女?▼~
:[ダグ]|
うちのママと相談して、~
しばらくニザヴェリルを~
ヨトゥンに預けない?▼~
そしたら、あたしが総督になって~
ニザヴェリルを見てあげられるからさ。▼~
:[アンナ]|
それって、ダグ王女が~
ニザヴェリルを治めるってこと?▼~
:[ダグ]|
そ。ほらあたしも、ヨトゥンの~
次期女王ってことになっちゃったじゃん?▼~
修業が必要だなーって思ってたんだ。~
ちょーどいいっしょ。~
きっとママも反対しないよ。▼~
:[レギン]|
ダグ王女、本当にいいの?~
それができたら夢みたいだけど…▼~
でも、ニザヴェリルのみんなは~
納得してくれるかな。~
私が国を出ること…▼~
:[アルフォンス]|
レギン王女は今や~
ファフニールを倒した英雄だ。▼~
多少のわがままは~
許してもらえるんじゃないかな。▼~
あくまで、そうして学んだ成果を~
未来のニザヴェリルに~
生かすことが前提だけど。▼~
約束できるかい? レギン王女。▼~
:[レギン]|
うんっ、うんっ!!~
私、いっぱいいっぱい勉強するの!▼~
もっとも―っと強くなって~
みんなもニザヴェリルも~
守れるようになるの! 約束する!!▼~
:[ダグ]|
じゃー決まりだ。~
いっておいで、レギン。▼~
ニザヴェリルはあたしがしっかり~
守っといてあげるからさ。▼~
:[レギン]|
ダグ王女…~
本当にありがとうなの…!▼~
いつか必ずダグ王女にもヨトゥン王国にも~
恩返しするから!▼~
:[ダグ]|
楽しみにしてるよん。~
それじゃ、あたしはここまでってことで。▼~
王子ちゃんも王女ちゃんも~
エクラも~
元気でね!▼~
たまには顔見せに来てくれないと~
ダグちゃん寂しがっちゃうよー?▼~
:[シャロン]|
はい、来ます! 必ずっ!~
ね、お兄様っ!▼~
:[アルフォンス]|
うん。そうだね。▼~
:[アンナ]|
さあ、まだまだやることは~
たくさんあるわよ。▼~
がんばりましょう、レギン王女。~
エクラ!▼~
:(暗転)|
:[レギン]|
………………▼~
あ、エクラさん…~
私を捜しに来てくれたの?▼~
ごめんなさい、待たせちゃって。~
出発する前にニザヴェリルの国を~
目に焼きつけておきたかったの。▼~
…ファフニールお兄ちゃんは~
ニザヴェリルの民じゃなかったし▼~
オッテルお兄ちゃんは~
私のお兄ちゃんじゃなかった。▼~
私の周り、~
ぜーんぶ嘘ばっかりだったの。▼~
それでも、お兄ちゃん達が~
私に優しくしてくれたこと…▼~
私がお兄ちゃん達を~
大好きだったことは本当なの。~
それだけは信じてていいよね。▼~
え? この先もっと~
大好きになれる人に出会えるって…?~
えへへ、そうだといいなぁ!▼~
あっ、それって~
エクラさんかも…?~
なーんてね!▼~
私、信じるよ。この先たっくさん~
楽しいことや幸せなことが待ってるって!▼~
:(暗転)|
*コメント [#m277a621]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*第5部 13章 ニザヴェリルの亡霊 [#wd280dfd]
#contents
**13章1節 懐かしい友 [#gb1de8d7]
***オープニング [#u42fdfdf]
:[レギン]|
…………▼~
:[アルフォンス]|
レギン王女…王冠を。~
これは君のものだ。▼~
:[レギン]|
…【小人の王冠】……▼~
:[アルフォンス]|
偽王ファフニールは死んだ。~
君が正当なニザヴェリル王国の~
女王になるんだ。▼~
:[レギン]|
…わかってるの。~
でも、まだそれを~
戴くわけにはいかない。▼~
私にはまだやることがあるの。▼~
:[アルフォンス]|
そうだね。~
行こう、エイトリのところへ。▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[ベウフォレス]|
敵は…殺せ…▼~
***クリア後 [#o29ebb43]
:[ロキ]|
あらん、エイトリったら…~
しばらく見ないうちにずいぶん~
可愛い姿になったものね。▼~
そんなにのんびりしてていいの?~
もうすぐあの召喚師たちが~
鬼みたいな顔してここに来るわよ。▼~
:[エイトリ]|
ロキ…なるほど、君か。~
ファフニールに入れ知恵したのは。▼~
まあいい。~
おかげで手間が省けたからね。▼~
:[ロキ]|
何のことかしら? わからないわあ。▼~
:[エイトリ]|
いいんだ。君には感謝しているから。~
君のくれた力のおかげで、こうして~
この国を見守ることができる。▼~
それに王家の後継者が生きていたんだ。~
私も生きる希望が湧いてきたよ。▼~
:[ロキ]|
あの王女様?▼~
:[エイトリ]|
ああ。ファフニールが滅び~
あのクーデターから始まった悪夢が~
ようやく終わった。▼~
新たなニザヴェリル王国の夜明けだ。~
君も祝福してくれるだろう?▼~
:[ロキ]|
ふふ…そうねえ。~
面白いことになりそうね…▼~
**13章2節 魔剣グラム [#h83a40f4]
***オープニング [#e8767d8c]
:[エイトリ]|
やあ、レギン!~
君を待ちわびていたよ。▼~
:[レギン]|
エイトリ…? 何を言って…▼~
私はあなたを許せない。~
あなたは…あなただけは…っ!▼~
:[エイトリ]|
…?~
どうしてそんなに怒っているんだい?~
この国は君のものになったんだよ。▼~
:[レギン]|
そんなのどうでもいい!~
あなたのせいでお兄ちゃん達は…~
ノート王女は…!!▼~
:[エイトリ]|
彼らには気の毒なことをしたが、~
ニザヴェリルの発展のためだ。~
些細な犠牲じゃないか。▼~
:[アルフォンス]|
些細な…!?~
人も英雄も、お前の道具じゃない!▼~
:[エイトリ]|
やれやれ…~
話し合いにならないな。~
いいよ、少し遊んであげよう。▼~
***クリア後 [#d00127ef]
:[レギン]|
くうっ…!▼~
:[エイトリ]|
何度やっても無駄だよ。~
私の作った兵器で私に勝てるものか。▼~
君たちは少し頭を冷やす必要があるな。~
私は奥で待つことにしよう。▼~
:[アルフォンス]|
待てっ! エイトリ…!▼~
:(場面転換)|
:[シャロン]|
逃げられてしまいました…~
やっぱりエイトリには~
敵わないんでしょうか…?▼~
:[アルフォンス]|
いや、そんなことはない。~
エイトリが自ら~
教えてくれたじゃないか。▼~
:[レギン]|
あ…魔剣【グラム】…!▼~
:[アルフォンス]|
魔剣【グラム】はニザヴェリル王家の~
血をひく者が手にしたときにこそ~
真価を発揮する。▼~
あの時、エイトリは王家の血筋は~
絶えたと思っていた。~
でも今は違う。▼~
:[レギン]|
そうか…そうなの!▼~
見てて、お兄ちゃん達…~
私が絶対、エイトリを倒すから!!▼~
**13章3節 覚悟の伯爵家令嬢 [#p245ba78]
***オープニング [#n8acd082]
:[ステラ]|
私は、私自身の~
力と意思で生きたいのです…▼~
:(クリア後会話なし)|
**13章4節 小人の王冠 [#h526e6a4]
***オープニング [#t36cb7fe]
:[エイトリ]|
がんばっているかい?▼~
:[アルフォンス]|
! この声はエイトリ!?~
どこから…▼~
:[エイトリ]|
これも魔道科学の力だよ。~
私の姿が見えない方が~
冷静に話し合えると思ってね。▼~
:[レギン]|
ふざけないでなの!~
許さないって言ってるでしょ!?▼~
:[エイトリ]|
それは悲しいな。~
レギン、私は君に会いたくて~
仕方なかったのに。▼~
ああ…私の直感は正しかった。~
君と出会ったとき、あの人を感じたんだ。▼~
:[アルフォンス]|
あの人…?▼~
:[エイトリ]|
このニザヴェリルの偉大な建国王さ。▼~
その武勇は地の果てまで轟き~
その叡智はあまねく民を照らす。~
すばらしい人だった。▼~
:[アンナ]|
…まるで見てきたように語るのね。~
ニザヴェリルの建国は~
何千年も前のことなのに。▼~
:[エイトリ]|
そりゃあ見てきたからね。~
私は彼に仕えていた。▼~
:[シャロン]|
…はい?~
あのー、それはどういう…▼~
:(画面が白く光る)|
:[レギン]|
きゃあっ、なんなの!?▼~
:[エイトリ]|
ああ、すまない。~
失敗作が残っていたようだ。▼~
私もどれだけ呼んだか~
覚えていないのでね。▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[フォルカ]|
俺はフォルカ。~
【火消しのフォルカ】だ。▼~
***クリア後 [#o5fb94bf]
:[エイトリ]|
…おや、妙な気配がすると思ったら~
【小人の王冠】を持っているのか。▼~
レギン、それは君が持つに~
ふさわしいものだ。▼~
そのために私が技術の粋を集めて~
作ったのだから。▼~
:[シャロン]|
ええっ!? 【小人の王冠】も~
あなたの発明品なんですかっ!?▼~
:[レギン]|
これは代々ニザヴェリル王家に~
伝わるものだと聞いたの…▼~
:[エイトリ]|
その通り。いつのことだったかな…~
野心を持った輩が王座を狙い~
国が乱れたことがあった。▼~
そこで、どこの馬の骨とも知れぬ者が~
王座につかないように~
仕掛けを施して私が献上したんだよ。▼~
:[アンナ]|
それじゃあ…ファフニールの暴走も~
結局はあなたが仕組んだことなの!?▼~
:[エイトリ]|
そうとも言えるね。~
私の下から逃げ出した彼が~
王になるとは思ってもみなかったが…▼~
それが自ら王冠を戴き、破滅し、~
おまけに王家の後継者を~
私へと導いてくれるとは!▼~
彼には感謝してもしきれないよ。~
あっははははははっ!!▼~
:[アルフォンス]|
貴様…!▼~
:[ダグ]|
こんな奴の気まぐれで~
姉ちゃんは死んだのかよ…っ!?▼~
:[エイトリ]|
そう熱くならないでおくれよ。~
私は何も隠す気はない。▼~
知りたいことがあれば~
何でも話してあげるよ。~
私へたどり着けたらね。▼~
**13章5節 王女の旅立ち [#m0dafd29]
***オープニング [#f874bd2e]
:[エイトリ]|
おめでとう。~
よくここまでたどり着いたね。~
さあ、何から聞きたいんだい?▼~
:[アルフォンス]|
先ほどの…~
ニザヴェリルの建国王に~
仕えていたというのは本当か?▼~
:[エイトリ]|
ああ。~
私のこの見た目はただの入れ物さ。▼~
本当の私は…いくつだったかな。~
ゆうに数千年は生きているのは確かだね。▼~
:[シャロン]|
す、数千!?▼~
:[アルフォンス]|
…ずっと考えていた。~
数多の異界で伝説とも神話とも伝えられる~
人を遥かに超えた命を持つ存在…▼~
エイトリ、君は竜なのか?▼~
:[エイトリ]|
あっはははは!~
残念ながら私はただの人間さ。▼~
正確には、竜の力を少し~
分けてもらっただけのね。▼~
肉体の寿命が近づくと~
魂だけ他の肉体に移ることができる。▼~
そうして何年もニザヴェリルを見守り~
発展させてきた。▼~
君たちも城で見ただろう?~
ニザヴェリルの偉人たちを。▼~
アールヴリック、ドヴァリン、~
ベルリング、グレール…~
あれは全て私さ。▼~
:[レギン]|
ええっ!?~
あれが全部…あなた…!?▼~
:[アルフォンス]|
…ファフニールの召喚や~
失敗した英雄たち…▼~
扉を壊す神器【ヤールングレイプル】も~
ニザヴェリルの発展のためだと?▼~
:[エイトリ]|
ああ。アスクの召喚の力は大変な脅威だ。~
備えておくに越したことはない。▼~
:[レギン]|
エイトリ…あなたはどうして~
そこまで…?▼~
:[エイトリ]|
それがあの人の…~
建国王の望みだからさ。▼~
この国は私とあの人が共に築いた~
子供のようなもの。▼~
若くして病に倒れたあの人の代わりに~
私がこの国を守らなければ。▼~
レギン、あの人の血を継ぐ君に~
私は身も心も捧げよう。▼~
ファフニールが広げた領土を生かし~
ニザヴェリルをこの世界一の~
大国にしてみせる。▼~
魔道科学の力をもってすれば~
容易いことさ。▼~
:[レギン]|
そんなの…そんなのいらない!!~
私の望みはひとつなの!!▼~
お兄ちゃん達を返して!~
ファフニールお兄ちゃんを、~
オッテルお兄ちゃんを返してなの!!▼~
:[エイトリ]|
なんだそんなこと。それなら簡単さ。▼~
:[レギン]|
えっ…?▼~
:[エイトリ]|
そこの召喚師に頼めばいい。~
違う次元の彼らを呼んでくれる。▼~
まあ、君の知る彼らとは~
多少違うかもしれないがね。~
構成する組織は同じだ。▼~
:[レギン]|
……っ……!▼~
:[アルフォンス]|
…エイトリ……~
人の命を…生きた時間を~
何だと思ってるんだ!?▼~
:[レギン]|
…もういい。もう聞きたくない。~
私のニザヴェリルに~
あなたの居場所はない!▼~
エイトリ、~
あなたは古きニザヴェリルの亡霊よ。▼~
新たな女王として~
あなたに死を命じます!!▼~
:[エイトリ]|
! 魔剣【グラム】…~
そうか、それは想定外だったな。▼~
だが面白い。私の魔道科学の力と~
古の王家の秘宝。~
どちらの力が上回るのか…▼~
かかってきたまえ。~
私も全力でお相手しよう。▼~
***クリア後 [#w6933348]
:[レギン]|
でやぁあああーーーーーっ!!▼~
:(画面が赤く光る)|
:[エイトリ]|
…ぐ…うっ……~
さすが…古の神竜の力……▼~
私にも…解き明かせなかった…~
だけはある…▼~
悔しいな…もっと…時間が……~
…あれ…ば……▼~
:[レギン]|
…エイトリ…▼~
:[エイトリ]|
ああ…あなた…~
こうして見ると……~
よく……似て…………▼~
:(画面が白く光る)|
:[シャロン]|
!? か、体が…っ…~
エイトリの体が塵になって~
消えちゃいましたよっ!?▼~
:[アルフォンス]|
人ならざる力を~
人のみで使い続けた結果…~
なのかな。▼~
:[アンナ]|
とにかく! これで本当に終りね。▼~
あめでとう、レギン王女。~
これで晴れてニザヴェリルの女王ね。▼~
:[レギン]|
【小人の王冠】…これを私が……▼~
……えいっ!!▼~
:(画面が白く光る)|
:[シャロン]|
ああーっ!?~
王冠が粉々に…!~
いいんですか、レギン王女!?▼~
:[レギン]|
うん。こんな王冠なんてもういらない。~
この国は、エイトリの呪いから~
解放されなくちゃいけないの。▼~
:[アルフォンス]|
レギン王女…~
そうだね。それがいい。▼~
:(場面転換)|
:[ダグ]|
さーって、ぼちぼち~
あたしたちも戻んなきゃなあ。▼~
レギン、ひとりで大丈夫かあ?▼~
:[レギン]|
あ、うん…~
大丈夫! えへへ…▼~
:[アルフォンス]|
この状態のニザヴェリルの立て直すのは~
大変な責務だと思うけど、~
僕らも協力は惜しまないよ。▼~
:[シャロン]|
これでレギン王女とは~
お別れなんですね…~
わたし寂しいですっ!▼~
:[アンナ]|
またいつでも、アスク王国に~
遊びに来てちょうだい。~
元気でね。▼~
:[レギン]|
…………▼~
:[ダグ]|
…レギン。あんた何か~
言いたいことあるんじゃないの?▼~
:[レギン]|
えっ…!?~
な、何のこと? 何にもないの!▼~
:[ダグ]|
ふーん、ないならいいけど。~
じゃあ、あたしらもう行くね。▼~
:[レギン]|
えっ、あっ……、待ってなの!~
行かないでなの!!▼~
:[アルフォンス]|
レギン王女?▼~
:[レギン]|
私、わたしっ……~
本当は不安でいっぱいなの!▼~
お兄ちゃん達もいなくて、~
たったひとりで、~
立派な女王になれるかなって…▼~
もっとみんなと一緒に~
いろんなところに行って~
いろんなことを知りたかったの。▼~
それに、みんなのこと大好きだから…~
お別れするのがとってもとっても~
寂しいの…っ……!▼~
:[シャロン]|
レギン王女…、~
泣かないでください。~
わたしまで泣きたくなっちゃいます…▼~
:[アンナ]|
私たちだって、お別れしたくないわ。~
でも…▼~
:[レギン]|
ぐすっ…うん……、わかってるの……▼~
はーっ、泣いたらすっきりしたの!~
わがまま言ってごめんなさい。~
みんな、今まで本当にありがとう。▼~
私、一人でもがんばるの!~
だから心配しないで…▼~
:[ダグ]|
あーあ、しょうがないなあ。~
ここは優しいダグちゃんが~
一肌脱いであげちゃいますか☆▼~
:[レギン]|
ダグ王女?▼~
:[ダグ]|
うちのママと相談して、~
しばらくニザヴェリルを~
ヨトゥンに預けない?▼~
そしたら、あたしが総督になって~
ニザヴェリルを見てあげられるからさ。▼~
:[アンナ]|
それって、ダグ王女が~
ニザヴェリルを治めるってこと?▼~
:[ダグ]|
そ。ほらあたしも、ヨトゥンの~
次期女王ってことになっちゃったじゃん?▼~
修業が必要だなーって思ってたんだ。~
ちょーどいいっしょ。~
きっとママも反対しないよ。▼~
:[レギン]|
ダグ王女、本当にいいの?~
それができたら夢みたいだけど…▼~
でも、ニザヴェリルのみんなは~
納得してくれるかな。~
私が国を出ること…▼~
:[アルフォンス]|
レギン王女は今や~
ファフニールを倒した英雄だ。▼~
多少のわがままは~
許してもらえるんじゃないかな。▼~
あくまで、そうして学んだ成果を~
未来のニザヴェリルに~
生かすことが前提だけど。▼~
約束できるかい? レギン王女。▼~
:[レギン]|
うんっ、うんっ!!~
私、いっぱいいっぱい勉強するの!▼~
もっとも―っと強くなって~
みんなもニザヴェリルも~
守れるようになるの! 約束する!!▼~
:[ダグ]|
じゃー決まりだ。~
いっておいで、レギン。▼~
ニザヴェリルはあたしがしっかり~
守っといてあげるからさ。▼~
:[レギン]|
ダグ王女…~
本当にありがとうなの…!▼~
いつか必ずダグ王女にもヨトゥン王国にも~
恩返しするから!▼~
:[ダグ]|
楽しみにしてるよん。~
それじゃ、あたしはここまでってことで。▼~
王子ちゃんも王女ちゃんも~
エクラも~
元気でね!▼~
たまには顔見せに来てくれないと~
ダグちゃん寂しがっちゃうよー?▼~
:[シャロン]|
はい、来ます! 必ずっ!~
ね、お兄様っ!▼~
:[アルフォンス]|
うん。そうだね。▼~
:[アンナ]|
さあ、まだまだやることは~
たくさんあるわよ。▼~
がんばりましょう、レギン王女。~
エクラ!▼~
:(暗転)|
:[レギン]|
………………▼~
あ、エクラさん…~
私を捜しに来てくれたの?▼~
ごめんなさい、待たせちゃって。~
出発する前にニザヴェリルの国を~
目に焼きつけておきたかったの。▼~
…ファフニールお兄ちゃんは~
ニザヴェリルの民じゃなかったし▼~
オッテルお兄ちゃんは~
私のお兄ちゃんじゃなかった。▼~
私の周り、~
ぜーんぶ嘘ばっかりだったの。▼~
それでも、お兄ちゃん達が~
私に優しくしてくれたこと…▼~
私がお兄ちゃん達を~
大好きだったことは本当なの。~
それだけは信じてていいよね。▼~
え? この先もっと~
大好きになれる人に出会えるって…?~
えへへ、そうだといいなぁ!▼~
あっ、それって~
エクラさんかも…?~
なーんてね!▼~
私、信じるよ。この先たっくさん~
楽しいことや幸せなことが待ってるって!▼~
:(暗転)|
*コメント [#m277a621]
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