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章別会話/12章 内なる毒
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[[章別会話]]
*第2部 12章 内なる毒 [#ibbd260f]
#contents
**12章1節 疑心 [#jffb0803]
***オープニング [#obfbb508]
:[アンナ]|
ねえ、~
エクラはどう思う?~
フリーズ王子の言う裏切者の話…▼~
本当に、~
私たちの中に裏切者が…▼
:[シャロン]|
そんな、裏切者なんて、~
いるはずないですよ。▼~
わたしたちも、ニフルの人たちも、~
仲間なんですから。~
絶対大丈夫です! うん!▼
:[アルフォンス]|
…………▼
:[アンナ]|
でも…万が一本当に裏切者がいたら、~
フリーズ王子の言う通り、~
これは致命傷になるわ。▼~
裏切者の可能性…▼~
まず、私たちアスクや~
エクラは~
絶対あり得ないでしょ。▼~
特務機関の内部調査は完璧よ。~
機関の人間に~
裏切り者はいないと断言できるわ。▼
:[シャロン]|
はい! もちろんです。▼
:[アンナ]|
ニフルの人々は…~
フィヨルム王女も、~
とても裏切者とは思えないわ。▼~
あとは消去法で言えば、~
ユルグ王女か、~
フリーズ王子のどちらか…▼
:[フィヨルム]|
安心してください。~
それは、どちらもあり得ません。▼
:[アンナ]|
あっ、フィヨルム王女…~
ごめんなさい。~
別にニフルを疑ってるわけじゃ…▼
:[フィヨルム]|
お気になさらないでください。~
フリーズ兄様と同じく、~
万一をお考えになるのは当然です。▼~
でも、それは絶対にない…~
そのことをお伝えしたいのです。▼~
私たち兄妹は皆、~
誓約を交わした身ですから。▼
:[シャロン]|
誓約ってなんですか?▼
:[フィヨルム]|
私たちの神にして祖…~
氷竜ニフルへの神聖なる誓いです。▼~
私たち四人の兄妹は、~
ムスペルの侵略に立ち向かう時、~
皆で誓約したのです。▼~
ムスペルに立ち向かうために~
この身を捧げると…~
こほっ…けほっ…▼
:[シャロン]|
フィヨルム王女、~
ご無理なさらないでください…▼
:[フィヨルム]|
ただの誓いの言葉…~
そう思われるかもしれません。~
でも、違うのです。▼~
私たちニフルの王族にとって、~
誓約を破ることは~
死にも勝る恥辱…▼~
だから、私は約束できるのです。~
ニフルの者たちは皆、~
あなたたちの味方だと…けほっ。▼
:[シャロン]|
もちろんです!~
わたしたちもそう信じてます。~
ですよね、お兄様?▼
:[アルフォンス]|
…そうだね。~
僕もニフルの皆を~
疑うつもりはないよ。▼
:[フィヨルム]|
そしてもちろん、~
あなた方アスクの中にも~
裏切者はいません。▼
:[アンナ]|
そうね。~
だからこそ、わからないの…▼~
本当に裏切者はいるのかしら?▼
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[フリーズ]|
炎の儀には今、~
供物として二人の少女が~
捧げられている…▼~
スルトを蘇らせる炎、~
その炎を保つための…~
言うなれば、薪だ。▼~
ザカリアは言っていた。~
二人の少女のうち一人は、~
自分の妹だと…▼
:[アルフォンス]|
妹…?~
ヴェロニカ皇女が…!▼~
皇女まで~
スルトの犠牲に~
なっているのか…▼
:[シャロン]|
ヴェロニカ皇女は敵ですけど…~
でも、こうなると~
なんだかかわいそうですね。▼
:[ユルグ]|
二人の少女…?~
もう一人って誰?▼
:[フリーズ]|
ザカリアも知らないようだった。~
ムスペルの王族か…~
それとも他の国の王族か…▼~
いずれにせよ早く救い出さねば、~
二人は焼き尽くされ、~
息絶えることになるだろう。▼
:[アンナ]|
ええ、急ぎましょう!▼
***クリア後 [#u3412440]
:[フリーズ]|
道はこちらだ。~
これから先、敵襲はもはや避けられない。~
覚悟して臨もう。▼
**12章2節 地の継承者 [#e7be8ac6]
***オープニング [#udbf6b24]
:[キュアン]|
レンスターは小国といえども、~
聖戦士ノヴァの血を引く勇者の家…~
このゲイボルグある限り、負けはしない。▼
:(※クリア後会話なし)|
**12章3節 這いずり彷徨う [#g4a52865]
***オープニング [#ieca2666]
:[ヘルビンディ]|
まだあがきやがるのか、てめーら…~
いい加減諦めてくたばりやがれ!▼
***クリア後 [#sb1b1893]
:[ヘルビンディ]|
なんなんだ…てめーらは…~
くそっ…諦められねーのは~
俺だって同じだ…!▼
:(場面転換。レーギャルンとヘルビンディが合流)|
:[ヘルビンディ]|
勝てねえ…けど…~
勝たなきゃならねーんだ…▼~
俺が勝たなきゃ…~
あいつは…▼
:[レーギャルン]|
…ヘルビンディ、~
ここにいたのね。▼
:[ヘルビンディ]|
あ?~
あんたか…俺に何の用だ?▼
:[レーギャルン]|
…あなたへの命令はここまでよ。~
もうこれ以上、~
あなたは戦わなくていい。▼
:[ヘルビンディ]|
あ? 何言ってんだ?~
俺は奴らをぶっ殺さなきゃ~
ならねーんだろうが!▼
:[レーギャルン]|
それは私たちがやるわ。~
ムスペル王族の責務として。~
あなたは戦場を離れなさい。▼~
安心しなさい。~
あなたが生きていることは~
父上には決して知らせたりしないわ。▼
:[ヘルビンディ]|
どういう風の吹き回しだ?~
なんで急にそんな話をしやがる?▼
:[レーギャルン]|
…………▼~
父上から聞かされたわ。~
ヘルビンディ…~
あなたが黒灰の城で敗れた後…▼~
父上は見せしめに~
あなたたちの貧民街を焼き尽くし、~
皆殺しにしたそうよ…▼~
あなたの妹も…~
焼き殺されたと…そう聞いたわ…▼
:[ヘルビンディ]|
…………▼
:[レーギャルン]|
…言いにくいけれど、だからもう…~
あなたが戦う必要はないの。~
私たちに従う必要も…▼~
だから、あなたは…▼
:[ヘルビンディ]|
…………▼
:[レーギャルン]|
ヘルビンディ…?▼
:[ヘルビンディ]|
…そうかよ…▼~
…よく…わかったぜ…▼
:[レーギャルン]|
…………▼
:[ヘルビンディ]|
…なら、そうだな…~
…俺は…これから…▼~
…これから…▼
**12章4節 風の継承者 [#g5e2442b]
***オープニング [#q557343f]
:[レヴィン]|
俺はただの旅人…吟遊詩人さ。▼
***クリア後 [#u54f9356]
:[フリーズ]|
目的地まであと一息だ。~
今日はここで夜を明かそう。▼
:(場面転換。夜)|
:[ユルグ]|
起きて…~
姉様…姉様…▼
:[フィヨルム]|
ユルグ…?~
どうしたのですか?▼
:[ユルグ]|
わたしね…姉様にお礼言いたかったの。▼~
アスクの人たちに疑われてた時、~
姉様、わたしのこと信じてくれたでしょ?▼
:[フィヨルム]|
そんな、お礼なんて…~
姉妹なのですから、~
当たり前のことです。▼
:[ユルグ]|
えへへ、ありがと。~
姉様は、~
ず~っとわたしの味方だよね?▼
:[フィヨルム]|
ええ、もちろんです。▼
:[ユルグ]|
えへへ。じゃあね~…▼~
…こんなことしても?▼
:[フィヨルム]|
!?~
け…ほっ……▼~
ユル…グ…?~
何を…?▼
:[ユルグ]|
えへへ。~
ちょっと匂いの強いおくすりだよ。▼~
かぐとね、うっとりして~
身体に力が入らなくなっちゃうの。~
ほら、もう槍も持てないよね?▼
:[フィヨルム]|
ユ…ルグ…?~
いったい何を…▼
:[ユルグ]|
えへへ。~
ごめんね、姉様▼~
わたし、裏切者なんだー。▼
:[フィヨルム]|
え…?▼~
う、嘘です…~
そんなこと…絶対に…▼
:[ユルグ]|
ごめんねー?~
信じてくれたのに。▼~
フィヨルム姉様は、これから~
王様に嬲り殺しにされちゃうんだ~。~
スリーズ姉様とおんなじだね?▼
:[フィヨルム]|
ユルグ…!▼~
嘘です…~
ユルグは…私たちの仲間…▼~
私たちはみんな…!~
みんな大切な仲間です…!▼
:[アルフォンス]|
…その通りだ。▼
:[フィヨルム]|
!▼
:[アルフォンス]|
フィヨルム王女、~
君は間違っていない。▼~
エクラが~
そう教えてくれたよ。▼
:[フィヨルム]|
え…?~
エクラ様が…?▼~
それは…~
それはいったい…▼
:(フィヨルムの目が覚める)|
:[フィヨルム]|
え…?▼~
ゆ、夢…?▼~
疲れているのでしょうか…~
あんな夢を…▼~
:[フリーズ]|
…フィヨルム。▼
:[フィヨルム]|
兄様…?▼
:[フリーズ]|
…ユルグだ。▼
:[フィヨルム]|
え?▼
:[フリーズ]|
裏切者はユルグ…~
その証拠を見つけた。▼
:[フィヨルム]|
ユルグが…? で、ですが…!▼
:[フリーズ]|
信じられないのも無理はない。~
だが、私と来ればわかる。▼~
さあ、こっちだ。▼
:[フィヨルム]|
あ…兄様…▼
:[アルフォンス]|
…フィヨルム王女。▼
:[フィヨルム]|
アルフォンス王子…?▼
聞いてください、王子。~
兄様のお話では、裏切者は…▼
:[アルフォンス]|
…僕もそう思っていた。~
それはおそらく正しい…▼~
そして、~
そう思わせることが…~
敵の狙いだった。▼
:[フィヨルム]|
え…!?▼
**12章5節 裏切り者は [#vf8d44a7]
***オープニング [#w918a2a0]
:[アルフォンス]|
…最初に疑問を持ったのは、~
たぶん、エクラだ。▼~
ムスペルへ来て、~
初めてユルグ王女と出会った時…▼~
王女は名前も顔も知らないはずの~
エクラの名を呼び、~
見知った顔のように呼び掛けた。▼~
あの時、僕も不思議に思ったんだ。~
囚われていた間に、偶然~
名前や風貌まで知ったのだろうか…▼~
それとも、彼女は以前どこかで~
エクラに~
会ったことがあるのだろうか…▼
:[フィヨルム]|
そ、そんなことが…▼
:[アルフォンス]|
彼女は、わざとそう言ったんだ。~
僕たちが疑問を抱くように、~
まるで子供が悪戯を仕掛けるように…▼~
そこから、彼女の~
真の姿も見えてくる…▼
:[フリーズ]|
ならば確かめるべきだ。~
一刻も早くユルグのもとへ…▼
:[アルフォンス]|
フリーズ王子…▼~
その場を動かないで欲しい。▼
:[フィヨルム]|
え…?▼
:[フリーズ]|
…………▼
:[アルフォンス]|
君の言う通り、~
ユルグ王女は疑わしい。▼~
だが今、僕たちが警戒すべきなのは~
ユルグ王女じゃない…▼~
君だ。▼
:[フィヨルム]|
ええ…!?▼
:[フリーズ]|
何を…言っている…?▼
:[アルフォンス]|
アスク王国でも、~
君は戯れに披露してみせた…~
姿を自在に変える術を。▼~
君は誰の姿にでもなれる。~
アンナ隊長にも、ユルグ王女にも、~
そして…フリーズ王子にも。▼
:[フィヨルム]|
…………!▼
:[アルフォンス]|
ユルグ王女が疑わしいのは事実…~
だからこそ、今の姿の君を~
誰も疑おうとはしない。▼~
わざと答えをちらつかせて僕たちを誘い、~
こっそりその背後に忍び寄る…~
それが、君の本当の狙いだった。▼
:[フィヨルム]|
に、兄様…!?~
本当なのですか…!?▼~
いえ、あなたは…~
もしや…兄様では…!▼
:[フリーズ]|
フィヨルム…騙されるな。~
私を信じろ。▼
:[アルフォンス]|
フィヨルム王女、こっちへ。▼
:[フィヨルム]|
わ…私は…▼~
エクラ様…~
お教えください…~
私は…どうしたら…?▼
:[アルフォンス(本物)]|
…そこまでだよ。▼
:[???(アルフォンスの姿)]|
……!▼
:[フィヨルム]|
え…?▼~
ア…~
アルフォンス王子が…~
二人…!?▼
:[アルフォンス(本物)]|
…ずっと警戒はしていた。~
でもまさか、~
こんな手に出るとは…▼~
終わりにしよう。~
君の好きな混乱と騒動…~
もう十分楽しんだはずだ。▼~
…ロキ。▼
:[???(アルフォンスの姿)]|
……あらん。▼
:(明滅と共にロキが姿を現す)|
:[ロキ]|
もうばれちゃったの?~
残念、ねえ。▼
:[アルフォンス]|
君は最初にユルグ王女に化け、~
僕たちの中に入り込んだ。~
さっき、君自身が明かした通りに…▼~
本物のユルグ王女は、~
おそらく炎の儀の供物として~
捧げられている…▼~
ザカリアが言っていた~
二人の少女のうちの一人…~
それがユルグ王女だ。▼
:[ロキ]|
あたり。~
あの子はヴェロニカ皇女ともども、~
王を蘇らせる炎になってもらってるわ。▼~
じゃあ、もう一問~
謎解きを出そうかしら?▼~
これから私を相手に、~
どうやって勝つか…~
答えてみてちょうだい?▼
***クリア後 [#c2255830]
:[ロキ]|
あらん、やられちゃった…~
ふふ、さすがねえ、~
エクラ…▼~
お見事…~
じゃあ、謎解きに正解した~
あなたたちにご褒美。▼~
ヴェロニカ皇女のいる~
炎の儀の神殿はね、~
表側は王様が待ち構えているの。▼~
ヴェロニカ皇女たちを助けるにはね、~
裏側の秘密の入り口から入るの…▼~
その場所が記された古文書…~
ご褒美にあげるわ、~
エクラ…▼~
あ、そうそう。~
ヴェロニカ皇女、もうすぐ死んじゃうから。~
それまでに助けてあげてね。▼
:[アルフォンス]|
なぜこんな情報を…?~
君はスルトの配下じゃないのか?▼
:[ロキ]|
ええ、もちろんそうだけど…~
でも、別の役割もあるのよねえ。▼~
それに私、~
ヴェロニカ皇女が気に入っちゃったの。~
いつかじっくり可愛がってあげたいわねえ?▼
:[アルフォンス]|
…………▼
:[ロキ]|
…さて、私の出番はここまで。~
あなたたちがスルトを倒すか、~
それとも負けて死ぬのか…▼~
ゆっくり、~
お空の客席から見物させてもらうわ。~
がんばって、ねえ?▼
*コメント [#o0b974cc]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*第2部 12章 内なる毒 [#ibbd260f]
#contents
**12章1節 疑心 [#jffb0803]
***オープニング [#obfbb508]
:[アンナ]|
ねえ、~
エクラはどう思う?~
フリーズ王子の言う裏切者の話…▼~
本当に、~
私たちの中に裏切者が…▼
:[シャロン]|
そんな、裏切者なんて、~
いるはずないですよ。▼~
わたしたちも、ニフルの人たちも、~
仲間なんですから。~
絶対大丈夫です! うん!▼
:[アルフォンス]|
…………▼
:[アンナ]|
でも…万が一本当に裏切者がいたら、~
フリーズ王子の言う通り、~
これは致命傷になるわ。▼~
裏切者の可能性…▼~
まず、私たちアスクや~
エクラは~
絶対あり得ないでしょ。▼~
特務機関の内部調査は完璧よ。~
機関の人間に~
裏切り者はいないと断言できるわ。▼
:[シャロン]|
はい! もちろんです。▼
:[アンナ]|
ニフルの人々は…~
フィヨルム王女も、~
とても裏切者とは思えないわ。▼~
あとは消去法で言えば、~
ユルグ王女か、~
フリーズ王子のどちらか…▼
:[フィヨルム]|
安心してください。~
それは、どちらもあり得ません。▼
:[アンナ]|
あっ、フィヨルム王女…~
ごめんなさい。~
別にニフルを疑ってるわけじゃ…▼
:[フィヨルム]|
お気になさらないでください。~
フリーズ兄様と同じく、~
万一をお考えになるのは当然です。▼~
でも、それは絶対にない…~
そのことをお伝えしたいのです。▼~
私たち兄妹は皆、~
誓約を交わした身ですから。▼
:[シャロン]|
誓約ってなんですか?▼
:[フィヨルム]|
私たちの神にして祖…~
氷竜ニフルへの神聖なる誓いです。▼~
私たち四人の兄妹は、~
ムスペルの侵略に立ち向かう時、~
皆で誓約したのです。▼~
ムスペルに立ち向かうために~
この身を捧げると…~
こほっ…けほっ…▼
:[シャロン]|
フィヨルム王女、~
ご無理なさらないでください…▼
:[フィヨルム]|
ただの誓いの言葉…~
そう思われるかもしれません。~
でも、違うのです。▼~
私たちニフルの王族にとって、~
誓約を破ることは~
死にも勝る恥辱…▼~
だから、私は約束できるのです。~
ニフルの者たちは皆、~
あなたたちの味方だと…けほっ。▼
:[シャロン]|
もちろんです!~
わたしたちもそう信じてます。~
ですよね、お兄様?▼
:[アルフォンス]|
…そうだね。~
僕もニフルの皆を~
疑うつもりはないよ。▼
:[フィヨルム]|
そしてもちろん、~
あなた方アスクの中にも~
裏切者はいません。▼
:[アンナ]|
そうね。~
だからこそ、わからないの…▼~
本当に裏切者はいるのかしら?▼
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[フリーズ]|
炎の儀には今、~
供物として二人の少女が~
捧げられている…▼~
スルトを蘇らせる炎、~
その炎を保つための…~
言うなれば、薪だ。▼~
ザカリアは言っていた。~
二人の少女のうち一人は、~
自分の妹だと…▼
:[アルフォンス]|
妹…?~
ヴェロニカ皇女が…!▼~
皇女まで~
スルトの犠牲に~
なっているのか…▼
:[シャロン]|
ヴェロニカ皇女は敵ですけど…~
でも、こうなると~
なんだかかわいそうですね。▼
:[ユルグ]|
二人の少女…?~
もう一人って誰?▼
:[フリーズ]|
ザカリアも知らないようだった。~
ムスペルの王族か…~
それとも他の国の王族か…▼~
いずれにせよ早く救い出さねば、~
二人は焼き尽くされ、~
息絶えることになるだろう。▼
:[アンナ]|
ええ、急ぎましょう!▼
***クリア後 [#u3412440]
:[フリーズ]|
道はこちらだ。~
これから先、敵襲はもはや避けられない。~
覚悟して臨もう。▼
**12章2節 地の継承者 [#e7be8ac6]
***オープニング [#udbf6b24]
:[キュアン]|
レンスターは小国といえども、~
聖戦士ノヴァの血を引く勇者の家…~
このゲイボルグある限り、負けはしない。▼
:(※クリア後会話なし)|
**12章3節 這いずり彷徨う [#g4a52865]
***オープニング [#ieca2666]
:[ヘルビンディ]|
まだあがきやがるのか、てめーら…~
いい加減諦めてくたばりやがれ!▼
***クリア後 [#sb1b1893]
:[ヘルビンディ]|
なんなんだ…てめーらは…~
くそっ…諦められねーのは~
俺だって同じだ…!▼
:(場面転換。レーギャルンとヘルビンディが合流)|
:[ヘルビンディ]|
勝てねえ…けど…~
勝たなきゃならねーんだ…▼~
俺が勝たなきゃ…~
あいつは…▼
:[レーギャルン]|
…ヘルビンディ、~
ここにいたのね。▼
:[ヘルビンディ]|
あ?~
あんたか…俺に何の用だ?▼
:[レーギャルン]|
…あなたへの命令はここまでよ。~
もうこれ以上、~
あなたは戦わなくていい。▼
:[ヘルビンディ]|
あ? 何言ってんだ?~
俺は奴らをぶっ殺さなきゃ~
ならねーんだろうが!▼
:[レーギャルン]|
それは私たちがやるわ。~
ムスペル王族の責務として。~
あなたは戦場を離れなさい。▼~
安心しなさい。~
あなたが生きていることは~
父上には決して知らせたりしないわ。▼
:[ヘルビンディ]|
どういう風の吹き回しだ?~
なんで急にそんな話をしやがる?▼
:[レーギャルン]|
…………▼~
父上から聞かされたわ。~
ヘルビンディ…~
あなたが黒灰の城で敗れた後…▼~
父上は見せしめに~
あなたたちの貧民街を焼き尽くし、~
皆殺しにしたそうよ…▼~
あなたの妹も…~
焼き殺されたと…そう聞いたわ…▼
:[ヘルビンディ]|
…………▼
:[レーギャルン]|
…言いにくいけれど、だからもう…~
あなたが戦う必要はないの。~
私たちに従う必要も…▼~
だから、あなたは…▼
:[ヘルビンディ]|
…………▼
:[レーギャルン]|
ヘルビンディ…?▼
:[ヘルビンディ]|
…そうかよ…▼~
…よく…わかったぜ…▼
:[レーギャルン]|
…………▼
:[ヘルビンディ]|
…なら、そうだな…~
…俺は…これから…▼~
…これから…▼
**12章4節 風の継承者 [#g5e2442b]
***オープニング [#q557343f]
:[レヴィン]|
俺はただの旅人…吟遊詩人さ。▼
***クリア後 [#u54f9356]
:[フリーズ]|
目的地まであと一息だ。~
今日はここで夜を明かそう。▼
:(場面転換。夜)|
:[ユルグ]|
起きて…~
姉様…姉様…▼
:[フィヨルム]|
ユルグ…?~
どうしたのですか?▼
:[ユルグ]|
わたしね…姉様にお礼言いたかったの。▼~
アスクの人たちに疑われてた時、~
姉様、わたしのこと信じてくれたでしょ?▼
:[フィヨルム]|
そんな、お礼なんて…~
姉妹なのですから、~
当たり前のことです。▼
:[ユルグ]|
えへへ、ありがと。~
姉様は、~
ず~っとわたしの味方だよね?▼
:[フィヨルム]|
ええ、もちろんです。▼
:[ユルグ]|
えへへ。じゃあね~…▼~
…こんなことしても?▼
:[フィヨルム]|
!?~
け…ほっ……▼~
ユル…グ…?~
何を…?▼
:[ユルグ]|
えへへ。~
ちょっと匂いの強いおくすりだよ。▼~
かぐとね、うっとりして~
身体に力が入らなくなっちゃうの。~
ほら、もう槍も持てないよね?▼
:[フィヨルム]|
ユ…ルグ…?~
いったい何を…▼
:[ユルグ]|
えへへ。~
ごめんね、姉様▼~
わたし、裏切者なんだー。▼
:[フィヨルム]|
え…?▼~
う、嘘です…~
そんなこと…絶対に…▼
:[ユルグ]|
ごめんねー?~
信じてくれたのに。▼~
フィヨルム姉様は、これから~
王様に嬲り殺しにされちゃうんだ~。~
スリーズ姉様とおんなじだね?▼
:[フィヨルム]|
ユルグ…!▼~
嘘です…~
ユルグは…私たちの仲間…▼~
私たちはみんな…!~
みんな大切な仲間です…!▼
:[アルフォンス]|
…その通りだ。▼
:[フィヨルム]|
!▼
:[アルフォンス]|
フィヨルム王女、~
君は間違っていない。▼~
エクラが~
そう教えてくれたよ。▼
:[フィヨルム]|
え…?~
エクラ様が…?▼~
それは…~
それはいったい…▼
:(フィヨルムの目が覚める)|
:[フィヨルム]|
え…?▼~
ゆ、夢…?▼~
疲れているのでしょうか…~
あんな夢を…▼~
:[フリーズ]|
…フィヨルム。▼
:[フィヨルム]|
兄様…?▼
:[フリーズ]|
…ユルグだ。▼
:[フィヨルム]|
え?▼
:[フリーズ]|
裏切者はユルグ…~
その証拠を見つけた。▼
:[フィヨルム]|
ユルグが…? で、ですが…!▼
:[フリーズ]|
信じられないのも無理はない。~
だが、私と来ればわかる。▼~
さあ、こっちだ。▼
:[フィヨルム]|
あ…兄様…▼
:[アルフォンス]|
…フィヨルム王女。▼
:[フィヨルム]|
アルフォンス王子…?▼
聞いてください、王子。~
兄様のお話では、裏切者は…▼
:[アルフォンス]|
…僕もそう思っていた。~
それはおそらく正しい…▼~
そして、~
そう思わせることが…~
敵の狙いだった。▼
:[フィヨルム]|
え…!?▼
**12章5節 裏切り者は [#vf8d44a7]
***オープニング [#w918a2a0]
:[アルフォンス]|
…最初に疑問を持ったのは、~
たぶん、エクラだ。▼~
ムスペルへ来て、~
初めてユルグ王女と出会った時…▼~
王女は名前も顔も知らないはずの~
エクラの名を呼び、~
見知った顔のように呼び掛けた。▼~
あの時、僕も不思議に思ったんだ。~
囚われていた間に、偶然~
名前や風貌まで知ったのだろうか…▼~
それとも、彼女は以前どこかで~
エクラに~
会ったことがあるのだろうか…▼
:[フィヨルム]|
そ、そんなことが…▼
:[アルフォンス]|
彼女は、わざとそう言ったんだ。~
僕たちが疑問を抱くように、~
まるで子供が悪戯を仕掛けるように…▼~
そこから、彼女の~
真の姿も見えてくる…▼
:[フリーズ]|
ならば確かめるべきだ。~
一刻も早くユルグのもとへ…▼
:[アルフォンス]|
フリーズ王子…▼~
その場を動かないで欲しい。▼
:[フィヨルム]|
え…?▼
:[フリーズ]|
…………▼
:[アルフォンス]|
君の言う通り、~
ユルグ王女は疑わしい。▼~
だが今、僕たちが警戒すべきなのは~
ユルグ王女じゃない…▼~
君だ。▼
:[フィヨルム]|
ええ…!?▼
:[フリーズ]|
何を…言っている…?▼
:[アルフォンス]|
アスク王国でも、~
君は戯れに披露してみせた…~
姿を自在に変える術を。▼~
君は誰の姿にでもなれる。~
アンナ隊長にも、ユルグ王女にも、~
そして…フリーズ王子にも。▼
:[フィヨルム]|
…………!▼
:[アルフォンス]|
ユルグ王女が疑わしいのは事実…~
だからこそ、今の姿の君を~
誰も疑おうとはしない。▼~
わざと答えをちらつかせて僕たちを誘い、~
こっそりその背後に忍び寄る…~
それが、君の本当の狙いだった。▼
:[フィヨルム]|
に、兄様…!?~
本当なのですか…!?▼~
いえ、あなたは…~
もしや…兄様では…!▼
:[フリーズ]|
フィヨルム…騙されるな。~
私を信じろ。▼
:[アルフォンス]|
フィヨルム王女、こっちへ。▼
:[フィヨルム]|
わ…私は…▼~
エクラ様…~
お教えください…~
私は…どうしたら…?▼
:[アルフォンス(本物)]|
…そこまでだよ。▼
:[???(アルフォンスの姿)]|
……!▼
:[フィヨルム]|
え…?▼~
ア…~
アルフォンス王子が…~
二人…!?▼
:[アルフォンス(本物)]|
…ずっと警戒はしていた。~
でもまさか、~
こんな手に出るとは…▼~
終わりにしよう。~
君の好きな混乱と騒動…~
もう十分楽しんだはずだ。▼~
…ロキ。▼
:[???(アルフォンスの姿)]|
……あらん。▼
:(明滅と共にロキが姿を現す)|
:[ロキ]|
もうばれちゃったの?~
残念、ねえ。▼
:[アルフォンス]|
君は最初にユルグ王女に化け、~
僕たちの中に入り込んだ。~
さっき、君自身が明かした通りに…▼~
本物のユルグ王女は、~
おそらく炎の儀の供物として~
捧げられている…▼~
ザカリアが言っていた~
二人の少女のうちの一人…~
それがユルグ王女だ。▼
:[ロキ]|
あたり。~
あの子はヴェロニカ皇女ともども、~
王を蘇らせる炎になってもらってるわ。▼~
じゃあ、もう一問~
謎解きを出そうかしら?▼~
これから私を相手に、~
どうやって勝つか…~
答えてみてちょうだい?▼
***クリア後 [#c2255830]
:[ロキ]|
あらん、やられちゃった…~
ふふ、さすがねえ、~
エクラ…▼~
お見事…~
じゃあ、謎解きに正解した~
あなたたちにご褒美。▼~
ヴェロニカ皇女のいる~
炎の儀の神殿はね、~
表側は王様が待ち構えているの。▼~
ヴェロニカ皇女たちを助けるにはね、~
裏側の秘密の入り口から入るの…▼~
その場所が記された古文書…~
ご褒美にあげるわ、~
エクラ…▼~
あ、そうそう。~
ヴェロニカ皇女、もうすぐ死んじゃうから。~
それまでに助けてあげてね。▼
:[アルフォンス]|
なぜこんな情報を…?~
君はスルトの配下じゃないのか?▼
:[ロキ]|
ええ、もちろんそうだけど…~
でも、別の役割もあるのよねえ。▼~
それに私、~
ヴェロニカ皇女が気に入っちゃったの。~
いつかじっくり可愛がってあげたいわねえ?▼
:[アルフォンス]|
…………▼
:[ロキ]|
…さて、私の出番はここまで。~
あなたたちがスルトを倒すか、~
それとも負けて死ぬのか…▼~
ゆっくり、~
お空の客席から見物させてもらうわ。~
がんばって、ねえ?▼
*コメント [#o0b974cc]
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