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章別会話/10章 開神アスク
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*第6部 10章 開神アスク [#q0a2f6e8]
#contents
**10章1節 すべてが交わる世界 [#fab7b449]
***オープニング [#zdc27fa1]
:[シャロン]|
えええ!?~
な、なんですかここって…~
前も後ろも右も左も、~
色々な景色がいっぱい見えて…▼~
:[アルフォンス]|
あの景色一つ一つが~
それぞれの世界へと~
開かれた扉…?▼~
:[アスク]|
あらゆる世界へと繋がる扉の世界…~
すべてが交わる世界…▼~
それが、私の世界だ。▼~
:[シャロン]|
は、はえええ…~
こんなにいっぱいの異界が…~
言葉が出てきません。▼~
:[アシュ]|
ええ、ええ、無理もございません。~
人間の皆さまは一つの世界で~
暮らすのが普通でありましょうから…▼~
:[アスク]|
アルフォンス。~
あそこにある樹が見えるかい?▼~
:[アルフォンス]|
?~
あれは、樹、なのですか…?▼~
:[アスク]|
ああ、~
あまりにも大きすぎるから~
樹には見えないかもしれないね。▼~
あれは、~
ユグドラシル…~
世界樹とよばれる樹。▼~
九の世界すべてに~
つながっている~
大きな大きな木だよ。▼~
:[アルフォンス]|
ユグドラシル…▼~
:[アスク]|
私はあのユグドラシルから生まれた。~
あの樹にはさまざまな世界と交わり、~
影響を及ぼし合う力があるんだ。▼~
あの樹のもとへ行こう。~
世界樹ユグドラシルの鍵…~
それこそが君たちを救う鍵となるはずだ。▼~
:[アルフォンス]|
ありがとうございます。~
神竜アスクよ…▼~
:[アシュ]|
あの、アスク様、お話の最中に~
まことに恐縮ではございますが…~
お体はお変わりありませんでしょうか?▼~
:[アスク]|
体?▼~
:[アルフォンス]|
はい、エンブラは言っていました。~
あなたが闇に身を浸して~
弱ってきていると…▼~
あなたは~
僕たちを助けるために…▼~
:[アスク]|
ははっ、なんだそんなことか。~
見ての通り何も心配いらないよ。~
さ、行こう。▼~
:[シャロン]|
アスク様、~
ご無事みたいで良かったですね!~
お兄様。▼
:[アルフォンス]|
…そうだね。▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[アンナ]|
前方に敵影!~
気を付けて。▼~
:[アスク]|
どうやら、~
エンブラが遣わした~
招かれざる客人のようだね。▼~
***クリア後 [#pa8c08f2]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[ブルーノ]|
……~
神竜アスクよ、~
貴方に聞きたいことがある。▼~
:[アスク]|
エンブラが…~
あんなふうになってしまった理由かい?▼~
:[ブルーノ]|
……▼~
:[アスク]|
わかった、話そう。~
どうか…~
君には信じてもらいたい。▼~
エンブラも昔は…~
ああではなかった。▼~
私と同じように人間のことを…~
君たちエンブラの民のことを~
思っていたんだ。▼~
:[ブルーノ]|
…………▼~
:[アスク]|
かつて、私とエンブラは、~
人間たちの繁栄のために~
力を貸そうとしていた。▼~
人々はそれぞれ、選んだ。~
私、アスクのもとで生きるもの。~
彼女、エンブラの下で生きるもの…▼~
それぞれの民が~
それぞれの地で、~
幸せに暮らしていた。▼~
:[ブルーノ]|
それが、なぜ…?▼~
:[アスク]|
きっかけは、些細な事だ。~
エンブラの民の一部が、~
アスクの地へと移り住んだんだ。▼~
彼らにとっては、~
交流を尊ぶアスクの考え方が、~
たまたま相性が良かったんだね。▼~
だが、彼女は…~
エンブラは激怒した。▼~
:[ブルーノ]|
…………。▼~
:[アスク]|
人間たちが、~
自分を捨ててアスクを選んだ…~
彼女はそれが許せなかったんだ。▼~
それは誤解で~
人間たちにそんな気持ちはなかった…~
だが、彼女は信じなかった。▼~
エンブラは民たちに~
外の世界へ出ることを禁じた~
逆らう者には厳しい罰を与えた。▼~
人々はエンブラを恐れ、~
ますます脱走する者が~
跡を絶たなくなった…▼~
:[ブルーノ]|
……当然の帰結だ……▼~
:[アスク]|
エンブラの名誉のために言うなら、~
彼女もまた、苦しんでいたんだ…▼~
みんなが、離れていってしまう…~
ひとりぼっちになってしまう…~
その心中は察するに余りある。▼~
私は協力を申し出たが、~
エンブラは私を嫌い、拒絶した。~
私の力不足だった…▼~
最後には、~
エンブラは、閉ざす力で~
自分の世界を閉ざした。▼~
自分のもといた人間たちが~
もうどこへも逃げられないように。▼~
そして人間も心に憑き、支配した。~
もう決して裏切らないように…▼~
:[ブルーノ]|
…………▼~
:[アスク]|
それが、私の知る~
憑竜エンブラだ…▼~
エンブラは…~
人間のことを~
深く思っていたんだ。▼~
:[ブルーノ]|
……だが……▼~
:[アスク]|
ああ、だが、エンブラはもはや~
越えてはならない一線を~
越えてしまった。▼~
私たちは戦わなければならない。~
辛いことだけれど…~
もう、あの頃には戻れない…▼~
だが、私は今も時々~
思ってしまうんだ。▼~
いつか、昔のように…~
エンブラと人々の~
蜜月の日々に戻れたなら、と…▼~
**10章2節 光の系譜[#ie4df614]
***オープニング [#w5149f8d]
:[セリス]|
父上、母上…~
私を見守ってください。▼~
**10章3節 受け継がれしもの[#z053c176]
***オープニング [#w5149f8d]
:[クロム]|
平和のために~
俺の力を求める者がいるなら、~
どこへでもいこう。▼~
***クリア後 [#pa8c08f2]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アルフォンス]|
……▼~
:[アスク]|
やあ、難しい顔をしているね。▼~
:[アルフォンス]|
アスク様…失礼しました。~
つい考え事を…▼~
:[アスク]|
かしこまらなくていいよ。~
神なんて呼ばれていても、~
私は君達と何も違わない。▼~
思い出すよ。~
君の祖先…リーヴも、初めて会った時は~
君みたいだったな。▼~
何度も話すうちに、~
私たちは友になった。~
君ともそうなれたら嬉しいよ。▼~
:[アルフォンス]|
ありがとうございます、アスク様。▼~
:[アスク]|
君が悩んでいたのは、~
闇に閉ざされてしまった~
多くの民たち…▼~
それから~
君の友と、あの皇女のことだね。▼~
:[アルフォンス]|
はい。▼~
:[アスク]|
心配ないよ。~
【鍵】があれば、きっと~
彼らを救うことができる。▼~
私にはわかる。~
君たちならきっと大丈夫だ。~
何もかもうまくいくよ。▼~
:[アルフォンス]|
アスク様…▼~
:[アスク]|
君を見てると、誇らしく思うよ。~
私の友…リーヴの子孫は~
今も生きている。▼~
私の開く力と。~
リーヴの人の思う心をもって▼~
君の子も、その子もまた。~
そうであることを願っているよ。▼~
**10章4節 神竜の目覚め[#f20462c3]
***オープニング [#w5149f8d]
:[チキ]|
眠っていたら、~
大勢の人が呼ぶ声が聞こえた気がして…▼~
***クリア後 [#o7168110]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[エルム]|
ちっ…~
なんて…~
忌々しい日差しだ…▼~
身体が…熱い…。~
翼が焼けていく…▼~
エンブラ様の眷属である僕が、~
アスクの世界に入った以上…~
僕の体は…じきに…▼~
いいさ。~
エンブラ様のお役に立てるなら…~
僕はどうなったっていい…!▼~
**10章5節 ユグドラシルの鍵[#g2db8dab]
***オープニング [#zdc27fa1]
:[アスク]|
さあ、到着だ。~
みんな、ここまで~
よく頑張ってくれたね。▼~
世界樹ユグドラシルの根本…~
ここで、【開の儀】を執り行おう▼~
:[アルフォンス]|
【開の儀】…▼~
:[アスク]|
ああ、安心してくれていい。~
儀式は私が行うからね。▼~
私の助けを願う人間が。~
傍にいてくれさえすれば、~
【開の儀】は行える。▼~
君たちはそのあたりで。~
昼寝でもしながら、~
のんびり寛いでいてくれ。▼~
:[アルフォンス]|
そ。そういうわけには…▼~
:[アシュ]|
アスク様、私も微力ではありますが~
お手伝いをさせていただければと…▼
:[アスク]|
その気持ちだけでも十分だよ、アシュ。~
君が参加すれば、~
君はすべての力を失ってしまう。▼~
君には君の役割があるだろう?~
私の代わりに、アルフォンスたちを~
守ってくれないか。▼~
一つだけ、伝えておこう。~
:[アシュ]|
し、承知致しました…▼~
:[アスク]|
では、始めるとしようか。~
堅苦しいのは苦手だけれど、~
これも決まり事だからね。▼~
「開神アスクの名において……~
人に授ける」▼~
「我が願いであり~
人の願いであり~
九の世界の理想…」▼~
「人が人たる~
自由を得る鍵を…」▼~
:(画面が白く)|~
:[アスク]|
さあ、これが~
【ユグドラシルの鍵】だ。~
アルフォンス、君に託そう。▼~
:[アルフォンス]|
これは、果実…ですか?▼~
:[アスク]|
ああ、~
エンブラに憑かれる者は、~
これを食べておくと良い。▼~
エンブラに憑かれたその者が、~
死の間際に…エンブラに負けぬほど、~
強く自由を願った時…▼~
世界樹ユグドラシルが~
願いを叶える▼~
肉体はすべて癒され、~
精神はエンブラの憑依から~
解き放たれるだろう。▼~
そして、その者に、~
エンブラが憑いていれば~
エンブラも滅ぶことになる。▼~
エンブラの閉ざす闇が~
私を滅ぼす毒であるのと同じように…▼~
ユグドラシルの開く光は、~
エンブラにとって~
闇を滅ぼす太陽となってしまうんだ。▼~
:[アルフォンス]|
これを使えば~
憑依を解くことも~
エンブラを討つことも…▼~
:[アスク]|
ああ、そしてエンブラを討てば、~
君たちの生きる大地…~
ミズガルズの闇を払うこともできる。▼~
どう使うかは~
君たちに任せるよ。▼~
:[アルフォンス]|
ありがとうございます、アスク様。~
では、ザカリア…▼~
:[ブルーノ]|
この実を食せば…~
エンブラの憑依から~
自由になれる…▼~
長い間探し求めていたものだ。~
まさか、手にできるとは…▼~
アルフォンス、これで…~
エンブラを討つ光が見えた。▼~
:[アルフォンス]|
ああ。~
【鍵】のことを~
エンブラはまだ知らない。▼~
君と僕、それに~
エクラで~
策を考えれば、きっと…▼~
:[アシュ]|
えー。お話し中、誠に申し訳ございません。~
ただいま、こちらに近づく~
闇の力を感じておりまして…▼~
エンブラの眷属が、まもなく~
こちらへやってくるものと思われます。~
おそらく、ですが…▼
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[エルム]|
…妙だな。~
お前たち、ここで何をしていた?~
何を企んでた?▼~
ま、教えるわけないか。~
別にいいよ、~
ここで殺せばすむ話さ!▼~
***クリア後 [#pa8c08f2]
:[アスク]|
力を失った~
エンブラの眷属が逃げていく…~
ここからは攻守交代といこう。▼~
あの眷属を追えば、~
エンブラの下にたどり着ける。~
エンブラの閉ざす道は私が開いた。▼~
:[アンナ]|
急ぎましょう!~
敵はあっという間に見えなくなるわ。▼~
:[アスク]|
さて、申し訳ないが~
私はここに残らせて貰おう。~
儀式で少し眠くなってしまってね…▼~
:[アルフォンス]|
色々とありがとうございます、アスク様。~
このご恩は決して…▼~
:[アスク]|
気にする事はないよ。~
さあ、急いだ方がいい。~
人間たちに幸あらんことを!▼~
:[アルフォンス]|
行こう、皆!▼~
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アスク]|
…行ったようだね、~
幸運を祈っているよ。▼~
私は…あとしばらく…▼~
:[アシュ]|
…アスク様▼~
:[アスク]|
アシュ、どうしたんだい?~
君も急いだ方がいい、~
置いていかれてしまうよ。▼~
:[アシュ]|
アスク様…~
私は不肖ながら~
アスク様の眷属でありますから…▼~
私は光の力を…~
アスク様の大きなお力を~
感じることができるわけであります。▼~
ですが今、そのお力は…~
今…▼~
:[アスク]|
いいんだ。~
エンブラの闇に足を踏み入れた時から…~
こうなることはわかっていた。▼~
君も知っての通り、~
私は暗い雰囲気が苦手なんだよ…、~
いつも明るく朗らかなのが好きなんだ。▼~
出会いの時も…~
別れの時も、ね。▼~
:[アシュ]|
…アスク様…▼~
:[アスク]|
そうだ、アシュ。~
せっかく来てくれた君に~
一つ頼みがあるんだ。▼~
:[アシュ]|
は、はい…~
私にできることでありましたら~
なんなりとお申し付けを…▼~
:[アスク]|
アルフォンスたちを見て、~
改めて思ったよ。~
人間たちの絆は美しい…▼~
私はね、人間の絆…~
人が互いを思うことの素晴らしさに、~
憧れていた。▼~
親友…~
伴侶…~
それに家族…▼~
人間たちの関係でいうなら、~
君は私の家族、私の一人娘だ。▼~
だから、私のことを~
父と呼んでくれないかな?▼~
:[アシュ]|
そ、そのような畏れ多いこと。~
とてもとても…▼~
:[アスク]|
君の父親としては、~
大したことはして~
あげられなかったけれど…▼~
:[アシュ]|
いいえ。いいえ。そのような…▼~
お、お父様…と、~
そうお呼びすれば~
よろしいでしょうか?▼~
:[アスク]|
ありがとう。~
呼び方は君の自由で構わないよ。~
親子とはたぶん、そういうものだろう。▼~
父親はね、~
娘にずっと笑顔でいて欲しいと~
思っているものだ。▼~
だから、アシュ。~
どうか笑顔でいて欲しい。▼~
私はいつでも~
君を見守っているから…▼~
:(画面が白く)|~
:[アシュ]|
……ぁ……▼~
………………▼~
……おとう…さん……▼~
*コメント [#c008ebbe]
#comment
終了行:
*第6部 10章 開神アスク [#q0a2f6e8]
#contents
**10章1節 すべてが交わる世界 [#fab7b449]
***オープニング [#zdc27fa1]
:[シャロン]|
えええ!?~
な、なんですかここって…~
前も後ろも右も左も、~
色々な景色がいっぱい見えて…▼~
:[アルフォンス]|
あの景色一つ一つが~
それぞれの世界へと~
開かれた扉…?▼~
:[アスク]|
あらゆる世界へと繋がる扉の世界…~
すべてが交わる世界…▼~
それが、私の世界だ。▼~
:[シャロン]|
は、はえええ…~
こんなにいっぱいの異界が…~
言葉が出てきません。▼~
:[アシュ]|
ええ、ええ、無理もございません。~
人間の皆さまは一つの世界で~
暮らすのが普通でありましょうから…▼~
:[アスク]|
アルフォンス。~
あそこにある樹が見えるかい?▼~
:[アルフォンス]|
?~
あれは、樹、なのですか…?▼~
:[アスク]|
ああ、~
あまりにも大きすぎるから~
樹には見えないかもしれないね。▼~
あれは、~
ユグドラシル…~
世界樹とよばれる樹。▼~
九の世界すべてに~
つながっている~
大きな大きな木だよ。▼~
:[アルフォンス]|
ユグドラシル…▼~
:[アスク]|
私はあのユグドラシルから生まれた。~
あの樹にはさまざまな世界と交わり、~
影響を及ぼし合う力があるんだ。▼~
あの樹のもとへ行こう。~
世界樹ユグドラシルの鍵…~
それこそが君たちを救う鍵となるはずだ。▼~
:[アルフォンス]|
ありがとうございます。~
神竜アスクよ…▼~
:[アシュ]|
あの、アスク様、お話の最中に~
まことに恐縮ではございますが…~
お体はお変わりありませんでしょうか?▼~
:[アスク]|
体?▼~
:[アルフォンス]|
はい、エンブラは言っていました。~
あなたが闇に身を浸して~
弱ってきていると…▼~
あなたは~
僕たちを助けるために…▼~
:[アスク]|
ははっ、なんだそんなことか。~
見ての通り何も心配いらないよ。~
さ、行こう。▼~
:[シャロン]|
アスク様、~
ご無事みたいで良かったですね!~
お兄様。▼
:[アルフォンス]|
…そうだね。▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[アンナ]|
前方に敵影!~
気を付けて。▼~
:[アスク]|
どうやら、~
エンブラが遣わした~
招かれざる客人のようだね。▼~
***クリア後 [#pa8c08f2]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[ブルーノ]|
……~
神竜アスクよ、~
貴方に聞きたいことがある。▼~
:[アスク]|
エンブラが…~
あんなふうになってしまった理由かい?▼~
:[ブルーノ]|
……▼~
:[アスク]|
わかった、話そう。~
どうか…~
君には信じてもらいたい。▼~
エンブラも昔は…~
ああではなかった。▼~
私と同じように人間のことを…~
君たちエンブラの民のことを~
思っていたんだ。▼~
:[ブルーノ]|
…………▼~
:[アスク]|
かつて、私とエンブラは、~
人間たちの繁栄のために~
力を貸そうとしていた。▼~
人々はそれぞれ、選んだ。~
私、アスクのもとで生きるもの。~
彼女、エンブラの下で生きるもの…▼~
それぞれの民が~
それぞれの地で、~
幸せに暮らしていた。▼~
:[ブルーノ]|
それが、なぜ…?▼~
:[アスク]|
きっかけは、些細な事だ。~
エンブラの民の一部が、~
アスクの地へと移り住んだんだ。▼~
彼らにとっては、~
交流を尊ぶアスクの考え方が、~
たまたま相性が良かったんだね。▼~
だが、彼女は…~
エンブラは激怒した。▼~
:[ブルーノ]|
…………。▼~
:[アスク]|
人間たちが、~
自分を捨ててアスクを選んだ…~
彼女はそれが許せなかったんだ。▼~
それは誤解で~
人間たちにそんな気持ちはなかった…~
だが、彼女は信じなかった。▼~
エンブラは民たちに~
外の世界へ出ることを禁じた~
逆らう者には厳しい罰を与えた。▼~
人々はエンブラを恐れ、~
ますます脱走する者が~
跡を絶たなくなった…▼~
:[ブルーノ]|
……当然の帰結だ……▼~
:[アスク]|
エンブラの名誉のために言うなら、~
彼女もまた、苦しんでいたんだ…▼~
みんなが、離れていってしまう…~
ひとりぼっちになってしまう…~
その心中は察するに余りある。▼~
私は協力を申し出たが、~
エンブラは私を嫌い、拒絶した。~
私の力不足だった…▼~
最後には、~
エンブラは、閉ざす力で~
自分の世界を閉ざした。▼~
自分のもといた人間たちが~
もうどこへも逃げられないように。▼~
そして人間も心に憑き、支配した。~
もう決して裏切らないように…▼~
:[ブルーノ]|
…………▼~
:[アスク]|
それが、私の知る~
憑竜エンブラだ…▼~
エンブラは…~
人間のことを~
深く思っていたんだ。▼~
:[ブルーノ]|
……だが……▼~
:[アスク]|
ああ、だが、エンブラはもはや~
越えてはならない一線を~
越えてしまった。▼~
私たちは戦わなければならない。~
辛いことだけれど…~
もう、あの頃には戻れない…▼~
だが、私は今も時々~
思ってしまうんだ。▼~
いつか、昔のように…~
エンブラと人々の~
蜜月の日々に戻れたなら、と…▼~
**10章2節 光の系譜[#ie4df614]
***オープニング [#w5149f8d]
:[セリス]|
父上、母上…~
私を見守ってください。▼~
**10章3節 受け継がれしもの[#z053c176]
***オープニング [#w5149f8d]
:[クロム]|
平和のために~
俺の力を求める者がいるなら、~
どこへでもいこう。▼~
***クリア後 [#pa8c08f2]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アルフォンス]|
……▼~
:[アスク]|
やあ、難しい顔をしているね。▼~
:[アルフォンス]|
アスク様…失礼しました。~
つい考え事を…▼~
:[アスク]|
かしこまらなくていいよ。~
神なんて呼ばれていても、~
私は君達と何も違わない。▼~
思い出すよ。~
君の祖先…リーヴも、初めて会った時は~
君みたいだったな。▼~
何度も話すうちに、~
私たちは友になった。~
君ともそうなれたら嬉しいよ。▼~
:[アルフォンス]|
ありがとうございます、アスク様。▼~
:[アスク]|
君が悩んでいたのは、~
闇に閉ざされてしまった~
多くの民たち…▼~
それから~
君の友と、あの皇女のことだね。▼~
:[アルフォンス]|
はい。▼~
:[アスク]|
心配ないよ。~
【鍵】があれば、きっと~
彼らを救うことができる。▼~
私にはわかる。~
君たちならきっと大丈夫だ。~
何もかもうまくいくよ。▼~
:[アルフォンス]|
アスク様…▼~
:[アスク]|
君を見てると、誇らしく思うよ。~
私の友…リーヴの子孫は~
今も生きている。▼~
私の開く力と。~
リーヴの人の思う心をもって▼~
君の子も、その子もまた。~
そうであることを願っているよ。▼~
**10章4節 神竜の目覚め[#f20462c3]
***オープニング [#w5149f8d]
:[チキ]|
眠っていたら、~
大勢の人が呼ぶ声が聞こえた気がして…▼~
***クリア後 [#o7168110]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[エルム]|
ちっ…~
なんて…~
忌々しい日差しだ…▼~
身体が…熱い…。~
翼が焼けていく…▼~
エンブラ様の眷属である僕が、~
アスクの世界に入った以上…~
僕の体は…じきに…▼~
いいさ。~
エンブラ様のお役に立てるなら…~
僕はどうなったっていい…!▼~
**10章5節 ユグドラシルの鍵[#g2db8dab]
***オープニング [#zdc27fa1]
:[アスク]|
さあ、到着だ。~
みんな、ここまで~
よく頑張ってくれたね。▼~
世界樹ユグドラシルの根本…~
ここで、【開の儀】を執り行おう▼~
:[アルフォンス]|
【開の儀】…▼~
:[アスク]|
ああ、安心してくれていい。~
儀式は私が行うからね。▼~
私の助けを願う人間が。~
傍にいてくれさえすれば、~
【開の儀】は行える。▼~
君たちはそのあたりで。~
昼寝でもしながら、~
のんびり寛いでいてくれ。▼~
:[アルフォンス]|
そ。そういうわけには…▼~
:[アシュ]|
アスク様、私も微力ではありますが~
お手伝いをさせていただければと…▼
:[アスク]|
その気持ちだけでも十分だよ、アシュ。~
君が参加すれば、~
君はすべての力を失ってしまう。▼~
君には君の役割があるだろう?~
私の代わりに、アルフォンスたちを~
守ってくれないか。▼~
一つだけ、伝えておこう。~
:[アシュ]|
し、承知致しました…▼~
:[アスク]|
では、始めるとしようか。~
堅苦しいのは苦手だけれど、~
これも決まり事だからね。▼~
「開神アスクの名において……~
人に授ける」▼~
「我が願いであり~
人の願いであり~
九の世界の理想…」▼~
「人が人たる~
自由を得る鍵を…」▼~
:(画面が白く)|~
:[アスク]|
さあ、これが~
【ユグドラシルの鍵】だ。~
アルフォンス、君に託そう。▼~
:[アルフォンス]|
これは、果実…ですか?▼~
:[アスク]|
ああ、~
エンブラに憑かれる者は、~
これを食べておくと良い。▼~
エンブラに憑かれたその者が、~
死の間際に…エンブラに負けぬほど、~
強く自由を願った時…▼~
世界樹ユグドラシルが~
願いを叶える▼~
肉体はすべて癒され、~
精神はエンブラの憑依から~
解き放たれるだろう。▼~
そして、その者に、~
エンブラが憑いていれば~
エンブラも滅ぶことになる。▼~
エンブラの閉ざす闇が~
私を滅ぼす毒であるのと同じように…▼~
ユグドラシルの開く光は、~
エンブラにとって~
闇を滅ぼす太陽となってしまうんだ。▼~
:[アルフォンス]|
これを使えば~
憑依を解くことも~
エンブラを討つことも…▼~
:[アスク]|
ああ、そしてエンブラを討てば、~
君たちの生きる大地…~
ミズガルズの闇を払うこともできる。▼~
どう使うかは~
君たちに任せるよ。▼~
:[アルフォンス]|
ありがとうございます、アスク様。~
では、ザカリア…▼~
:[ブルーノ]|
この実を食せば…~
エンブラの憑依から~
自由になれる…▼~
長い間探し求めていたものだ。~
まさか、手にできるとは…▼~
アルフォンス、これで…~
エンブラを討つ光が見えた。▼~
:[アルフォンス]|
ああ。~
【鍵】のことを~
エンブラはまだ知らない。▼~
君と僕、それに~
エクラで~
策を考えれば、きっと…▼~
:[アシュ]|
えー。お話し中、誠に申し訳ございません。~
ただいま、こちらに近づく~
闇の力を感じておりまして…▼~
エンブラの眷属が、まもなく~
こちらへやってくるものと思われます。~
おそらく、ですが…▼
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[エルム]|
…妙だな。~
お前たち、ここで何をしていた?~
何を企んでた?▼~
ま、教えるわけないか。~
別にいいよ、~
ここで殺せばすむ話さ!▼~
***クリア後 [#pa8c08f2]
:[アスク]|
力を失った~
エンブラの眷属が逃げていく…~
ここからは攻守交代といこう。▼~
あの眷属を追えば、~
エンブラの下にたどり着ける。~
エンブラの閉ざす道は私が開いた。▼~
:[アンナ]|
急ぎましょう!~
敵はあっという間に見えなくなるわ。▼~
:[アスク]|
さて、申し訳ないが~
私はここに残らせて貰おう。~
儀式で少し眠くなってしまってね…▼~
:[アルフォンス]|
色々とありがとうございます、アスク様。~
このご恩は決して…▼~
:[アスク]|
気にする事はないよ。~
さあ、急いだ方がいい。~
人間たちに幸あらんことを!▼~
:[アルフォンス]|
行こう、皆!▼~
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アスク]|
…行ったようだね、~
幸運を祈っているよ。▼~
私は…あとしばらく…▼~
:[アシュ]|
…アスク様▼~
:[アスク]|
アシュ、どうしたんだい?~
君も急いだ方がいい、~
置いていかれてしまうよ。▼~
:[アシュ]|
アスク様…~
私は不肖ながら~
アスク様の眷属でありますから…▼~
私は光の力を…~
アスク様の大きなお力を~
感じることができるわけであります。▼~
ですが今、そのお力は…~
今…▼~
:[アスク]|
いいんだ。~
エンブラの闇に足を踏み入れた時から…~
こうなることはわかっていた。▼~
君も知っての通り、~
私は暗い雰囲気が苦手なんだよ…、~
いつも明るく朗らかなのが好きなんだ。▼~
出会いの時も…~
別れの時も、ね。▼~
:[アシュ]|
…アスク様…▼~
:[アスク]|
そうだ、アシュ。~
せっかく来てくれた君に~
一つ頼みがあるんだ。▼~
:[アシュ]|
は、はい…~
私にできることでありましたら~
なんなりとお申し付けを…▼~
:[アスク]|
アルフォンスたちを見て、~
改めて思ったよ。~
人間たちの絆は美しい…▼~
私はね、人間の絆…~
人が互いを思うことの素晴らしさに、~
憧れていた。▼~
親友…~
伴侶…~
それに家族…▼~
人間たちの関係でいうなら、~
君は私の家族、私の一人娘だ。▼~
だから、私のことを~
父と呼んでくれないかな?▼~
:[アシュ]|
そ、そのような畏れ多いこと。~
とてもとても…▼~
:[アスク]|
君の父親としては、~
大したことはして~
あげられなかったけれど…▼~
:[アシュ]|
いいえ。いいえ。そのような…▼~
お、お父様…と、~
そうお呼びすれば~
よろしいでしょうか?▼~
:[アスク]|
ありがとう。~
呼び方は君の自由で構わないよ。~
親子とはたぶん、そういうものだろう。▼~
父親はね、~
娘にずっと笑顔でいて欲しいと~
思っているものだ。▼~
だから、アシュ。~
どうか笑顔でいて欲しい。▼~
私はいつでも~
君を見守っているから…▼~
:(画面が白く)|~
:[アシュ]|
……ぁ……▼~
………………▼~
……おとう…さん……▼~
*コメント [#c008ebbe]
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