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章別会話/10章 命の取引
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[[9章 蜜の【癒し手】>章別会話/9章 蜜の【癒し手】]] → 10章...
*第8部 10章 命の取引 [#lab4eb1d]
#contents
**1節 対面 [#i24e67a3]
***オープニング [#re9d3793]
:[アンナ]|
…また分かれ道ね。~
もう何度目かしら…~
ラタトスク、お願いできる?▼~
:[ラタトスク]|
はははい!~
えっと、こっち!~
あっちはいきどまりだから。▼~
:[シャロン]|
ありがとうございます、ラタトスクさん。~
…あとどのくらいあるんでしょう?▼~
:[ラタトスク]|
あたしたちにもわからないの。~
ユグドラシルは生きているから、~
前あった道も変わってたりして…▼~
:[アルフォンス]|
九の世界にまたがる世界樹…~
かなりの道のりになる覚悟を~
しておいた方が良さそうだね。▼~
:[レーラズ]|
なに、ご足労には及ばないよ。~
私からこうして~
出向けばいいのだから。▼~
:[アンナ]|
!?▼~
:[レーラズ]|
やあ諸君。また会ったね。~
おっと、こうして~
直接会うのは初めてだったかな。▼~
そうそう、~
ヘンリエッテ女王はお元気かな?~
心より回復を祈っているよ。▼~
:[アンナ]|
!~
あなたが…!▼~
:[レーラズ]|
そう、私がレーラズ。~
【葬り手】の長だ。▼~
:[アルフォンス]|
!▼~
:[レーラズ]|
おっと、慌てて~
私に斬りかかろうなどとは~
しないで欲しい。▼~
無駄なやりとりは面倒だ。~
最初にはっきり伝えておこう。▼~
私は、君たちが言うところの~
神々に等しい存在だ。~
人には、私を討つことはできない。▼~
アルフォンス王子、君あたりは~
何か方法があるはずだと信じ込み、~
最期まで頑張るのだろうが…▼~
…残念だね。~
この世界樹ユグドラシルの中のどこにも、~
その方法は存在しないのだよ。▼~
そして私を討てぬ限り、~
君たちはここから出ることは~
できないのだよ。▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レーラズ]|
よって、君たちはもう私に勝てない。~
理解したかね?▼~
:[アンナ]|
このっ……!▼~
:[レーラズ]|
そう睨まないでくれたまえ。~
信じてもらえないかもしれないが…~
私は君たちと戦うつもりなどない。▼~
一つ、平和的に~
取引といこうじゃないか。▼~
:[アンナ]|
取引…ですって?▼~
:[レーラズ]|
私はヘンリエッテ女王にも~
君たちにも何の恨みもない。▼~
和平妨害も襲撃も、ただ~
依頼を受けて行ったものだ。~
依頼人の名は明かせないがね。▼~
私は彼の望みを叶え、~
彼は私の望みを叶えてくれる…~
そういう取引だ。▼~
だが私は迷っているのだよ。~
私の願いを本当に叶えられるのは、~
依頼人ではなく…▼~
エクラ、~
君ではないかと。~
それを確かめたいのだ。▼~
:[アルフォンス]|
一体、何の話を…?▼~
:[レーラズ]|
私には君たちが望むものを~
提供する用意がある。~
ヘンリエッテを救う解毒薬だ。▼~
そして今度、君たちの国に~
一切干渉しないと誓おう。~
良い話だろう?▼~
:[アンナ]|
そんな口約束、~
信用できるわけないでしょ!▼~
:[レーラズ]|
ではついでに、~
私の配下の【葬り手】たちを~
全員殺してみせよう。どうかね?▼~
:[アンナ]|
…………▼~
:[レーラズ]|
私が本気だと伝わったかね。~
私はただ、君たちと~
取引したいだけなんだ。▼~
:[アルフォンス]|
…あなたの望み、とは?▼~
:[レーラズ]|
家族だよ。~
私の愛する家族だ…▼~
エクラ…~
九の世界の神々さえ持ち得ない力を~
君は持っているそうじゃないか。▼~
その力を、一度だけ~
私のために使って欲しい。~
私の家族を蘇らせて欲しいのだ。▼~
君たちにもわかるだろう。~
家族を亡くす悲しみは…▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[レーラズ]|
ここから先に、泉がある。~
ウルズの泉…ユグドラシルの~
癒しの力の源となるものだ。▼~
そこでなら、エクラ…~
君の力で私の願いを~
叶えることができるはずだ。▼~
では、失礼。~
私はその泉で待っていよう。▼~
いいかね。~
エクラ、~
これは私と君の取引だ…▼~
**2節 開かれし未来へ [#m7726534]
***オープニング [#me4mp5yg]
:[シャロン]|
ど、どうしたらいいんでしょう?~
お母様の解毒薬の話…~
信じていいんでしょうか?▼~
:[アンナ]|
…普通なら信用すべきじゃないわ。~
ただ、私が見る限り…~
レーラズの目は本気だったわ。▼~
ねえ、エクラ…~
念のために聞くけど、▼~
レーラズの家族を蘇らせる方法なんて…~
あなたは知らないわよね?~
やっぱり、そうよね…▼~
**3節 聖王の懐刀 [#zf2421d1]
***オープニング [#saenyb5q]
:[王]|
おお、【癒し手】よ、礼を言うぞ。~
よくぞわが宿病を消し去ってくれた。▼~
:[レーラズ]|
礼には及びません。~
私は当然のことをしたまで。▼~
:[王]|
いやいや、謙遜は無用。~
我が国の癒し手を名乗る者どもは皆、~
我が病を治せぬ屑ばかり。▼~
何人もの首を刎ねたか、~
もはや数え切れぬ。~
屑の命など数える気もないがな。▼~
:[レーラズ]|
…………▼~
:[王]|
だがお前は別だ。~
何物にも代えがたい力をもっている。▼~
わしに仕えよ。~
わしに尽くせば、~
望みの褒美を与えよう。▼~
:[レーラズ]|
…申し訳ありません。~
私たちは【癒し手】です。▼~
私たちの望みは、~
あらゆる世界の苦しむ人々を~
癒すことだけ…▼~
:[王]|
その望みは諦めよ。~
お前はもう~
どこへも行けぬ。▼~
レーラズよ。~
お前も、お前の家族も~
生かして帰しはせぬ。▼~
:[レーラズ]|
…何をおっしゃるのです…▼~
:[王]|
お前の家族は既に捕らえている。~
お前を殺すと脅せば、~
皆、おとなしく出てきて従ったぞ。▼~
まずは、我が老いを癒せ。~
わしが不老不死となり、~
永遠に生きられるように。▼~
お前ならばできるであろう。~
できぬというのなら…▼~
できるまで、~
お前の子を~
一人ずつ殺す。▼~
:[レーラズ]|
…な…▼~
:[王]|
やはりな。お前にとって~
家族は何にも代えがたいもの。~
だからこそ、殺す。▼~
大切な我が子を~
一人ずつ失えば、~
お前も必死になるであろう。▼~
:[レーラズ]|
おやめください。~
もしそのようなことをすれば、~
私はあなたを…▼~
:[王]|
わしを殺す、か?~
いいや、知っておるぞ。~
世界樹ユグドラシルの半身よ。▼~
確かに、お前がその力を振るえば、~
わしや兵どもを殺すことなど~
造作もなかろう。▼~
だが、お前にはできぬ。できぬのだ。~
お前がユグドラシルの~
【癒し手】である限り、な。▼~
:[レーラズ]|
…………▼~
:[王]|
開く神は、閉ざせぬように。~
閉ざす神は、開けぬように。▼~
ユグドラシルの【癒し手】は、~
人を傷つけられぬ。▼~
心に働きかける術も、癒しのためのもの。~
お前は、望まぬ相手に~
それを強いることはできぬ。▼~
ゆえに、お前は何もできぬ。▼~
:[レーラズ]|
……王……▼~
:[王]|
さて、お前の子は何人だったか?~
まず手始めに一人、首を刎ねよ。~
明日はもう一人だ…▼~
:(白く光る)|
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[ルフレ]|
失った過去の記憶より、~
みんなといられる今が大切なんです。▼~
**4節 ファーガスの戦鬼 [#p5b6f0e5]
***オープニング [#a3567nj0]
:[フェリクス]|
人も獣も同じ…~
追い詰められた者ほど~
手段を選ばずに向かってくる。▼~
**5節 私の家族を [#k453560f]
***オープニング [#k2077243]
:[レーラズ]|
やあ、よく来てくれたね。▼~
ここがウルズの泉…~
ユグドラシルの命の源とも~
言うべき場所だ。▼~
さあ、エクラ。~
この泉で、~
私の家族を蘇らせてくれ。▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レーラズ]|
断っておくが、~
君の召喚の力ではだめなのだ。~
異界の同一人物ではだめなのだ。▼~
昔、私と共に過ごした家族…~
無惨に殺された家族…▼~
あの時の、~
私の家族を蘇らせるのだ。~
できるね?▼~
:[アルフォンス]|
レーラズ、~
エクラは~
そんな方法は知らない。▼~
:[レーラズ]|
馬鹿な…~
方法を知っているとしたら、~
エクラだけなのだ。▼~
九の世界の誰に尋ねようと、~
私の家族を蘇らせる方法など、~
知っているはずがない。▼~
エクラ…~
君は創造主さえ越える力を~
持っている…持っているはずだ…▼~
そうでなければ。私の家族を~
蘇らせることはできないのだから…▼~
蘇らせることはできない…?~
そんなことは…あってはならない…~
絶対に…できなければいけないのだ…▼~
:[アルフォンス]|
……。~
レーラズ…~
あなたは…まさか…▼~
:[レーラズ]|
エクラ…~
君はどうすれば~
その方法を思い出す?▼~
君に毒を盛り、~
私に従わねば殺されると~
脅したつもりだったが…▼~
君自身が~
殺されるだけでは、~
まだ足りないかね?▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レーラズ]|
私も昔…できないといったよ。~
人を不老不死にすることなど~
できないと…▼~
だが、エクラ。~
君の大切な者たちの命が~
一人ずつ奪われていけば…▼~
君の気も変わるのではないか?~
もっと真剣になるのではないか?~
死にもの狂いになるのではないか?▼~
そうだな。手始めに、~
そこのアルフォンス王子が死ねば…~
君は私の願いを叶える気になるのでは?▼~
:[アルフォンス]|
あなたは…~
正気を失っているのか…?▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[レーラズ]|
エクラ…~
君の大切な仲間が一人ずつ死ねば、~
君は嘆き悲しみ、そして…▼~
私の願いを叶えてくれるだろう。~
私はその時が来るのを~
いつまでも待つよ…▼~
***クリア後 [#fdryu7n5]
:[レーラズ]|
ひとまず退散しておこう。~
だが、憶えておいてくれたまえ。~
エクラ。▼~
大切な家族との幸せな日々。~
それを取り戻すためなら、~
私は何でもする…何でもだ…▼~
まずは、~
君の仲間からだ。▼~
:[アルフォンス]|
…っ…!▼~
:[シャロン]|
…いぅっ…!?▼~
:[アンナ]|
…いたっ…!?▼~
:[レーラズ]|
地中から毒を刺した。~
エクラ、~
君のより強い毒をね。▼~
効くまでに多少時間はかかるが、~
確実に死ぬ。~
脅しではなく、本当にね。▼~
さて、ではまた後で会いに来よう。~
君が仲間たちの死体を前に~
嘆き悲しんでいる頃に…▼~
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アンナ]|
レーラズの毒…!~
私たちに治療法はないわ。~
助かる可能性は…▼~
:[ラタトスク]|
そそそう!~
ヘイズルーンお姉ちゃんの~
とこ!▼~
:[アルフォンス]|
エクラ…~
先ほどのレーラズの様子…~
正気とは思えなかった。▼~
君なら望みを叶えてくれるという~
妄執に取り憑かれているみたいだ。▼~
君が実際には~
そんな力を持っていなくても…▼~
:[アンナ]|
そもそも、レーラズが~
蘇らせたい家族って誰なの?▼~
ラタトスク、~
あなた知ってる?▼~
:[ラタトスク]|
う、ううん。しらない…▼~
あたしたちの家族は、~
お父さんと、~
お兄ちゃんと、お姉ちゃんたち…▼~
他に亡くなった~
家族がいたなんて、~
ぜんぜん聞いたことない。▼~
誰なのかな、~
その人って…?▼~
:[シャロン]|
もしかしたら…エイクスルニルさんなら、~
何か知ってるかもしれません。~
その家族のこと…▼~
:[アルフォンス]|
確かに、彼は言っていた。~
知らない方が幸せだ、と…▼~
*コメント [#kda7f5ea]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
[[9章 蜜の【癒し手】>章別会話/9章 蜜の【癒し手】]] → 10章...
*第8部 10章 命の取引 [#lab4eb1d]
#contents
**1節 対面 [#i24e67a3]
***オープニング [#re9d3793]
:[アンナ]|
…また分かれ道ね。~
もう何度目かしら…~
ラタトスク、お願いできる?▼~
:[ラタトスク]|
はははい!~
えっと、こっち!~
あっちはいきどまりだから。▼~
:[シャロン]|
ありがとうございます、ラタトスクさん。~
…あとどのくらいあるんでしょう?▼~
:[ラタトスク]|
あたしたちにもわからないの。~
ユグドラシルは生きているから、~
前あった道も変わってたりして…▼~
:[アルフォンス]|
九の世界にまたがる世界樹…~
かなりの道のりになる覚悟を~
しておいた方が良さそうだね。▼~
:[レーラズ]|
なに、ご足労には及ばないよ。~
私からこうして~
出向けばいいのだから。▼~
:[アンナ]|
!?▼~
:[レーラズ]|
やあ諸君。また会ったね。~
おっと、こうして~
直接会うのは初めてだったかな。▼~
そうそう、~
ヘンリエッテ女王はお元気かな?~
心より回復を祈っているよ。▼~
:[アンナ]|
!~
あなたが…!▼~
:[レーラズ]|
そう、私がレーラズ。~
【葬り手】の長だ。▼~
:[アルフォンス]|
!▼~
:[レーラズ]|
おっと、慌てて~
私に斬りかかろうなどとは~
しないで欲しい。▼~
無駄なやりとりは面倒だ。~
最初にはっきり伝えておこう。▼~
私は、君たちが言うところの~
神々に等しい存在だ。~
人には、私を討つことはできない。▼~
アルフォンス王子、君あたりは~
何か方法があるはずだと信じ込み、~
最期まで頑張るのだろうが…▼~
…残念だね。~
この世界樹ユグドラシルの中のどこにも、~
その方法は存在しないのだよ。▼~
そして私を討てぬ限り、~
君たちはここから出ることは~
できないのだよ。▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レーラズ]|
よって、君たちはもう私に勝てない。~
理解したかね?▼~
:[アンナ]|
このっ……!▼~
:[レーラズ]|
そう睨まないでくれたまえ。~
信じてもらえないかもしれないが…~
私は君たちと戦うつもりなどない。▼~
一つ、平和的に~
取引といこうじゃないか。▼~
:[アンナ]|
取引…ですって?▼~
:[レーラズ]|
私はヘンリエッテ女王にも~
君たちにも何の恨みもない。▼~
和平妨害も襲撃も、ただ~
依頼を受けて行ったものだ。~
依頼人の名は明かせないがね。▼~
私は彼の望みを叶え、~
彼は私の望みを叶えてくれる…~
そういう取引だ。▼~
だが私は迷っているのだよ。~
私の願いを本当に叶えられるのは、~
依頼人ではなく…▼~
エクラ、~
君ではないかと。~
それを確かめたいのだ。▼~
:[アルフォンス]|
一体、何の話を…?▼~
:[レーラズ]|
私には君たちが望むものを~
提供する用意がある。~
ヘンリエッテを救う解毒薬だ。▼~
そして今度、君たちの国に~
一切干渉しないと誓おう。~
良い話だろう?▼~
:[アンナ]|
そんな口約束、~
信用できるわけないでしょ!▼~
:[レーラズ]|
ではついでに、~
私の配下の【葬り手】たちを~
全員殺してみせよう。どうかね?▼~
:[アンナ]|
…………▼~
:[レーラズ]|
私が本気だと伝わったかね。~
私はただ、君たちと~
取引したいだけなんだ。▼~
:[アルフォンス]|
…あなたの望み、とは?▼~
:[レーラズ]|
家族だよ。~
私の愛する家族だ…▼~
エクラ…~
九の世界の神々さえ持ち得ない力を~
君は持っているそうじゃないか。▼~
その力を、一度だけ~
私のために使って欲しい。~
私の家族を蘇らせて欲しいのだ。▼~
君たちにもわかるだろう。~
家族を亡くす悲しみは…▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[レーラズ]|
ここから先に、泉がある。~
ウルズの泉…ユグドラシルの~
癒しの力の源となるものだ。▼~
そこでなら、エクラ…~
君の力で私の願いを~
叶えることができるはずだ。▼~
では、失礼。~
私はその泉で待っていよう。▼~
いいかね。~
エクラ、~
これは私と君の取引だ…▼~
**2節 開かれし未来へ [#m7726534]
***オープニング [#me4mp5yg]
:[シャロン]|
ど、どうしたらいいんでしょう?~
お母様の解毒薬の話…~
信じていいんでしょうか?▼~
:[アンナ]|
…普通なら信用すべきじゃないわ。~
ただ、私が見る限り…~
レーラズの目は本気だったわ。▼~
ねえ、エクラ…~
念のために聞くけど、▼~
レーラズの家族を蘇らせる方法なんて…~
あなたは知らないわよね?~
やっぱり、そうよね…▼~
**3節 聖王の懐刀 [#zf2421d1]
***オープニング [#saenyb5q]
:[王]|
おお、【癒し手】よ、礼を言うぞ。~
よくぞわが宿病を消し去ってくれた。▼~
:[レーラズ]|
礼には及びません。~
私は当然のことをしたまで。▼~
:[王]|
いやいや、謙遜は無用。~
我が国の癒し手を名乗る者どもは皆、~
我が病を治せぬ屑ばかり。▼~
何人もの首を刎ねたか、~
もはや数え切れぬ。~
屑の命など数える気もないがな。▼~
:[レーラズ]|
…………▼~
:[王]|
だがお前は別だ。~
何物にも代えがたい力をもっている。▼~
わしに仕えよ。~
わしに尽くせば、~
望みの褒美を与えよう。▼~
:[レーラズ]|
…申し訳ありません。~
私たちは【癒し手】です。▼~
私たちの望みは、~
あらゆる世界の苦しむ人々を~
癒すことだけ…▼~
:[王]|
その望みは諦めよ。~
お前はもう~
どこへも行けぬ。▼~
レーラズよ。~
お前も、お前の家族も~
生かして帰しはせぬ。▼~
:[レーラズ]|
…何をおっしゃるのです…▼~
:[王]|
お前の家族は既に捕らえている。~
お前を殺すと脅せば、~
皆、おとなしく出てきて従ったぞ。▼~
まずは、我が老いを癒せ。~
わしが不老不死となり、~
永遠に生きられるように。▼~
お前ならばできるであろう。~
できぬというのなら…▼~
できるまで、~
お前の子を~
一人ずつ殺す。▼~
:[レーラズ]|
…な…▼~
:[王]|
やはりな。お前にとって~
家族は何にも代えがたいもの。~
だからこそ、殺す。▼~
大切な我が子を~
一人ずつ失えば、~
お前も必死になるであろう。▼~
:[レーラズ]|
おやめください。~
もしそのようなことをすれば、~
私はあなたを…▼~
:[王]|
わしを殺す、か?~
いいや、知っておるぞ。~
世界樹ユグドラシルの半身よ。▼~
確かに、お前がその力を振るえば、~
わしや兵どもを殺すことなど~
造作もなかろう。▼~
だが、お前にはできぬ。できぬのだ。~
お前がユグドラシルの~
【癒し手】である限り、な。▼~
:[レーラズ]|
…………▼~
:[王]|
開く神は、閉ざせぬように。~
閉ざす神は、開けぬように。▼~
ユグドラシルの【癒し手】は、~
人を傷つけられぬ。▼~
心に働きかける術も、癒しのためのもの。~
お前は、望まぬ相手に~
それを強いることはできぬ。▼~
ゆえに、お前は何もできぬ。▼~
:[レーラズ]|
……王……▼~
:[王]|
さて、お前の子は何人だったか?~
まず手始めに一人、首を刎ねよ。~
明日はもう一人だ…▼~
:(白く光る)|
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[ルフレ]|
失った過去の記憶より、~
みんなといられる今が大切なんです。▼~
**4節 ファーガスの戦鬼 [#p5b6f0e5]
***オープニング [#a3567nj0]
:[フェリクス]|
人も獣も同じ…~
追い詰められた者ほど~
手段を選ばずに向かってくる。▼~
**5節 私の家族を [#k453560f]
***オープニング [#k2077243]
:[レーラズ]|
やあ、よく来てくれたね。▼~
ここがウルズの泉…~
ユグドラシルの命の源とも~
言うべき場所だ。▼~
さあ、エクラ。~
この泉で、~
私の家族を蘇らせてくれ。▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レーラズ]|
断っておくが、~
君の召喚の力ではだめなのだ。~
異界の同一人物ではだめなのだ。▼~
昔、私と共に過ごした家族…~
無惨に殺された家族…▼~
あの時の、~
私の家族を蘇らせるのだ。~
できるね?▼~
:[アルフォンス]|
レーラズ、~
エクラは~
そんな方法は知らない。▼~
:[レーラズ]|
馬鹿な…~
方法を知っているとしたら、~
エクラだけなのだ。▼~
九の世界の誰に尋ねようと、~
私の家族を蘇らせる方法など、~
知っているはずがない。▼~
エクラ…~
君は創造主さえ越える力を~
持っている…持っているはずだ…▼~
そうでなければ。私の家族を~
蘇らせることはできないのだから…▼~
蘇らせることはできない…?~
そんなことは…あってはならない…~
絶対に…できなければいけないのだ…▼~
:[アルフォンス]|
……。~
レーラズ…~
あなたは…まさか…▼~
:[レーラズ]|
エクラ…~
君はどうすれば~
その方法を思い出す?▼~
君に毒を盛り、~
私に従わねば殺されると~
脅したつもりだったが…▼~
君自身が~
殺されるだけでは、~
まだ足りないかね?▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[レーラズ]|
私も昔…できないといったよ。~
人を不老不死にすることなど~
できないと…▼~
だが、エクラ。~
君の大切な者たちの命が~
一人ずつ奪われていけば…▼~
君の気も変わるのではないか?~
もっと真剣になるのではないか?~
死にもの狂いになるのではないか?▼~
そうだな。手始めに、~
そこのアルフォンス王子が死ねば…~
君は私の願いを叶える気になるのでは?▼~
:[アルフォンス]|
あなたは…~
正気を失っているのか…?▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[レーラズ]|
エクラ…~
君の大切な仲間が一人ずつ死ねば、~
君は嘆き悲しみ、そして…▼~
私の願いを叶えてくれるだろう。~
私はその時が来るのを~
いつまでも待つよ…▼~
***クリア後 [#fdryu7n5]
:[レーラズ]|
ひとまず退散しておこう。~
だが、憶えておいてくれたまえ。~
エクラ。▼~
大切な家族との幸せな日々。~
それを取り戻すためなら、~
私は何でもする…何でもだ…▼~
まずは、~
君の仲間からだ。▼~
:[アルフォンス]|
…っ…!▼~
:[シャロン]|
…いぅっ…!?▼~
:[アンナ]|
…いたっ…!?▼~
:[レーラズ]|
地中から毒を刺した。~
エクラ、~
君のより強い毒をね。▼~
効くまでに多少時間はかかるが、~
確実に死ぬ。~
脅しではなく、本当にね。▼~
さて、ではまた後で会いに来よう。~
君が仲間たちの死体を前に~
嘆き悲しんでいる頃に…▼~
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[アンナ]|
レーラズの毒…!~
私たちに治療法はないわ。~
助かる可能性は…▼~
:[ラタトスク]|
そそそう!~
ヘイズルーンお姉ちゃんの~
とこ!▼~
:[アルフォンス]|
エクラ…~
先ほどのレーラズの様子…~
正気とは思えなかった。▼~
君なら望みを叶えてくれるという~
妄執に取り憑かれているみたいだ。▼~
君が実際には~
そんな力を持っていなくても…▼~
:[アンナ]|
そもそも、レーラズが~
蘇らせたい家族って誰なの?▼~
ラタトスク、~
あなた知ってる?▼~
:[ラタトスク]|
う、ううん。しらない…▼~
あたしたちの家族は、~
お父さんと、~
お兄ちゃんと、お姉ちゃんたち…▼~
他に亡くなった~
家族がいたなんて、~
ぜんぜん聞いたことない。▼~
誰なのかな、~
その人って…?▼~
:[シャロン]|
もしかしたら…エイクスルニルさんなら、~
何か知ってるかもしれません。~
その家族のこと…▼~
:[アルフォンス]|
確かに、彼は言っていた。~
知らない方が幸せだ、と…▼~
*コメント [#kda7f5ea]
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