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章別会話/雪解けの叡智
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*雪解けの叡智 [#sr6uiwb6]
#contents
**雪解けの叡智 [#ry64674e]
***オープニング [#mswb6rtk]
:[アイビー]|
皆、油断しないで…~
ここはエレオス大陸ではない異邦の地。~
慢心は死を意味するわよ。▼~
:[オルテンシア]|
わかっているわ、お姉様。~
祖国イルシオンのためにも、~
こんなところで負けられないもの!▼~
:[ロサード]|
かわいいオレ達の初陣は~
かわいーい勝利で飾らないとね!~
臣下として、がんばっちゃうよ!▼~
:[カゲツ]|
うむうむ! 用心堅固に越したことなし!~
じゃが、この先に強者がいると思うと、~
気が逸ってしまうのう。▼~
:[アイビー]|
駄目よ。カゲツ。~
もしも単騎で飛び出したら、~
絶対に許さないから…▼~
:[カゲツ]|
も、勿論じゃアイビー様!~
敵の布陣もわからぬうちに、~
そのような無謀はせぬ!▼~
:[オルテンシア]|
布陣かあ…確かに、~
今のままだと下手に動けないわね。▼~
お姉様。偵察の許可をお願い。~
ロサードを連れて、~
敵の動向を探ってくるわ。▼~
:[アイビー]|
…そうね。~
頼めるかしら…オルテンシア、ロサード。~
けれど、くれぐれも気を付けて。▼~
:[オルテンシア]|
わかったわ!~
行きましょ、ロサード!▼~
:[ロサード]|
承知したよ、オルテンシア!▼~
:[アイビー]|
私たちは目立たないように~
ここで待っていましょう。▼~
…どうしたのよ、カゲツ?▼~
:[カゲツ]|
亥の方角に、気配じゃ。~
それも、かなりの……▼~
:[アイビー]|
手練れなの?▼~
:[カゲツ]|
そのようじゃ。~
鯉口切って問題ないか?~
それとも逃げるかのう?▼~
余としては、敵前逃亡は~
お勧めしないところじゃが…▼~
:[アイビー]|
はあ…~
やむを得ないわね。▼~
いいわ…応戦しましょう。~
行くわよ、カゲツ。▼~
:[カゲツ]|
合点承知!~
速戦即決じゃ!▼~
***C [#mr6nuqwn]
:[アイビー]|
ふう…~
全員片付いたようね。~
よくやったわ、カゲツ。▼~
…カゲツ?~
いないわ…▼~
さっきの戦闘ではぐれたのかしら。~
合流すべきだけれど、~
ここを離れるわけには…▼~
:[リン]|
良かったら、~
私が探してきましょうか?▼~
:[アイビー]|
!! 貴方は…▼~
紋章士…いえ、~
エレブ大陸の英雄。~
キアラン候公女のリンね。▼~
:[リン]|
光栄だわ。~
私のことをよくご存じなのね。▼~
リュールに頼まれて、~
あなたたちに加勢に来たの。▼~
:[アイビー]|
神竜様が…▼~
:[リン]|
ここからは力になるわ。~
アイビー王女。▼~
:[アイビー]|
! あ、あの…待って。▼~
良かったら、王女は無しで…~
名前だけで呼んでくれないかしら。▼~
:[リン]|
え? でも…▼~
:[アイビー]|
貴方が紋章士リンとは違うと、~
弁えているつもりだわ。~
けれど、我がイルシオンに託されて…▼~
お父様が大切にしていた紋章士と~
同じ逸話を持つ存在たる貴方に、~
敬称で呼ばれるのは気が引けるの。▼~
:[リン]|
私、そっちの世界ではそんなに~
大切にされていたの?▼~
:[アイビー]|
大切どころではないわ。~
我が国の国宝だった。~
私たちの心の拠り所だったのよ。▼~
国王であったお父様も、~
貴方を本当に大切にしていた。▼~
私や神竜様にも力を貸してくれて、~
いつも突破する風穴を開けてくれた。~
みんな…あなたが大好きだったの。▼~
:[リン]|
…いち公女である私が、~
違う世界では国宝扱いされている上に~
そんなに感謝されているだなんて。▼~
なんだかくすぐったい気分!~
教えてくれてありがとう。~
アイビー!▼~
:[アイビー]|
リン…~
こちらこそありがとう。▼~
:[リン]|
! 草を踏む音…~
誰かこちらに向かってくるわ。▼~
:[アイビー]|
カゲツ?~
いえ、違うわね。~
僅かに殺気を感じるもの。▼~
:[リン]|
敵なら応戦しましょ!~
後ろは頼んだわ、アイビー!▼~
:[アイビー]|
ええ、任せて…!▼~
…………~
貴方の体温が伝わってくる…▼~
リン、私はこの背中を、~
必ず守ると誓うわ。▼~
***B [#sw4yn40j]
:[カゲツ]|
アイビー様ーっ!~
はぐれてすまなかったのじゃ!▼~
:[アイビー]|
…カゲツ。~
次からは気をつけなさい。▼~
:[リン]|
この人がアイビーの家臣?~
初めまして、カゲツ。▼~
:[カゲツ]|
なぬ! も、紋章士リン殿!~
…ではなかった。▼~
余は先程、きちんと名を聞いたのじゃ。~
そなたは、リンディス殿じゃな!▼~
:[リン]|
あら、その名前。~
誰から聞いたの?▼~
:[カゲツ]|
混戦状態になっていたところ~
助太刀してくれた、~
赤と緑の強者から聞いたのじゃ!▼~
:[リン]|
! それって…▼~
:[ケント]|
リンディス様!~
ご無事で何よりです。▼~
:[セイン]|
合流が遅れてしまいました!~
麗しきお二人をお待たせし、~
心よりお詫び申し上げます!▼~
:[リン]|
やっぱり、ケント、セイン!~
あなたたちも来てくれたのね。▼~
紹介するわ、アイビー。~
この二人は私の仲間。~
元の世界で共に戦った大切な人たちよ。▼~
:[アイビー]|
ケントに、セインね…よろしく。▼~
リンにも、信頼できる臣下がいたのね。~
あなたのことをまた一つ、~
知ることができて嬉しいわ…▼~
:[カゲツ]|
リン「にも」信頼できる臣下…?~
アイビー様にとっては、~
余とゼルコバがそうだという意味か?▼~
:[アイビー]|
…さあ、どうかしらね。▼~
:[ケント]|
リンディス様、アイビー様。ご報告が。~
少し離れたところに伏兵が~
いるようなのです。▼~
:[リン]|
伏兵? なら待っているよりも、~
こちらから仕掛けたほうが早いかしら。▼~
:[カゲツ]|
今こそリンディス殿の見せ場ではないか?~
遠距離からの連続攻撃…~
「流星群」じゃ!▼~
:[リン]|
な、なにそれ!?~
紋章士の私、そんなことできたの!?▼~
:[カゲツ]|そうじゃ! 余たちの世界では、~
このように叫ぶと紋章士の力を~
借りることができたのじゃ。▼~
「エムブレム・エンゲージ!」▼~
:[セイン]|
リンディス様のお力を借りられるだと?~
それは叫ばずにはいられない。~
な、ケント!▼~
:[ケント]|
異界の&ruby(とき){鬨};の声ということか?~
ならば、ここは従おう。▼~
:[セイン]|
エムブレム!▼~
:[ケント]|
エンゲージ!▼~
:[リン]|
へえ!~
なんだか楽しそうじゃない。▼~
ね、アイビー!~
私たちもエンゲージしましょ!▼~
:[アイビー]|
ふふ、貴方がそう言うと、~
この地でも…~
本当にできそうな気がするわね。▼~
***A [#dui7news]
:[オルテンシア]|
お姉様ーっ!~
お待たせ!▼~
:[アイビー]|
オルテンシア…!~
無事で安心したわ。敵の動向は?▼~
:[オルテンシア]|
それが、あたしたちで~
全部倒せちゃったのよね。▼~
:[アイビー]|
ロサードと二人だけで?▼~
:[ロサード]|
いえ、ご覧くださいアイビー様。~
戦場の様子を絵にして来たのですが、~
味方の援軍がこんなに合流して!▼~
:[アイビー]|
こ、これは…花嫁のリンに、~
お祭り衣装のリン? 他にも沢山…~
色んな姿のリンが戦っているわ。▼~
:[ロサード]|
彼女たちが力を貸してくれたんです。~
どのお洋服も最高にかわいかったですよ。~
オレは今から、彼女たちに御礼を言いに。▼~
:[アイビー]|
頼むわね、ロサード。~
私からのお礼も、~
彼女たちに伝えておいて頂戴。▼~
:[ロサード]|
承知しました!▼~
:[アイビー]|
あの絵の光景…~
もしもお父様が見たら、~
どれだけ驚かれるかしら。▼~
:[リン]|
さっきアイビーが言っていた、~
私を大切にしてくれた方ね?~
いつかお会いしたいわ。▼~
:[アイビー]|
そうできたら素敵だけれど、~
私のお父様は…もう…▼~
:[リン]|
! そうだったの…~
ごめんなさい。▼~
でもねアイビー。~
ここなら、もしかしたら…▼~
:[オルテンシア]|
会えるかもしれないんでしょ?~
お父様…ハイアシンス王に。▼~
:[アイビー]|
オルテンシア。▼~
:[オルテンシア]|
あれだけ色んな可能性の英雄を~
見せられたんだもん。~
それぐらい察するわ。▼~
:[リン]|
もしお父上が来られたら、嬉しい?▼~
:[オルテンシア]|
…………▼~
嬉しいわ。~
あたしずっと、昔のお父様を~
取り戻したかったんだもの。▼~
抱きついて、たくさん甘えて、~
助けられなかったことを~
ごめんなさいって謝って…▼~
そのあとはもう二度と、~
お話なんてしない。▼~
:[アイビー]|
オルテンシア…▼~
:[オルテンシア]|
だって違うもの。~
本当のお父様は死んじゃった。~
似てるだけの別人なんかと笑ってたら…▼~
あの時亡くなった、あのお父様が~
かわいそうだわ!▼~
:[アイビー]|
…そうね。▼~
でも、私はもう一度、~
貴方とお父様と、~
みんなで過ごしたいわ。▼~
:[オルテンシア]|
どうして?▼~
:[アイビー]|
ここに来たお父様はきっと…~
心細いから。▼~
お父様は邪竜に魅入られて、~
独りで死んでしまわれた。~
だから…今度は傍にいたい。▼~
寂しさを私たちが救って差し上げたいの。~
たとえ違う存在でも。▼~
:[オルテンシア]|
そう。お姉様は、そうなのね。~
あたしは…今はそう思えないけど…~
考えておくわ。▼~
:[アイビー]|
ありがとう…オルテンシア。~
それから、これだけは言わせて。▼~
お父様がここに来られたとしても、~
来られなかったとしても…~
私はずっとそばにいるから。▼~
:[オルテンシア]|
…お姉様。▼~
:[リン]|
んもう、お二人とも!~
私のことをお忘れ?▼~
今まで一緒にいた紋章士とは~
違うかもしれないけど、~
私だって傍にいるわ。▼~
:[アイビー]|
ふふ。そうね、リンも一緒よ。~
…紋章士の貴方も、~
似た言葉をかけてくれたわね。▼~
:[リン]|
あら、そうなの?~
どちらの私も、あなたたちのことを~
大切に思っているってことよ。▼~
:[オルテンシア]|
…ありがとう、お姉様。リン。▼~
ま、気長に待ちましょ。~
可愛いあたしたち3人が出迎えれば、~
どんなお父様も、嬉しいはずよね。▼~
**おにぎり侍 カゲツ [#mr6nuwj4]
***C [#re65ubs6]
:[カゲツ]|
ふんふんふーん。~
今日も良い汗をかいた!▼~
いやー、アスク王国は良いところじゃのう!~
彼方を見ても此方を見ても。~
一騎当千の強者たちが切磋琢磨しておる!▼~
一人での鍛錬も良いが、~
余もここいらで~
誰かと一戦交えたいところじゃな。▼~
:[ナバール]|
…………▼~
:[カゲツ]|
む!?~
なんじゃ、あの英雄は!?~
紅き衣に黒き髪、そして只ならぬ風格!▼~
ぬぬぬ…~
このような強者を素通りできぬ。▼~
そこの者!~
一戦、御相手願おう!!~
はあっ!!▼~
:[ナバール]|
むっ!?▼~
:[カゲツ]|
ほう、受けたか!~
やはり余の目に狂いはなかった!▼~
:[ナバール]|
なんだ、貴様は…!?▼~
:[カゲツ]|
余はイルシオン王城兵のカゲツ!~
そなた、名は?▼~
:[ナバール]|
いきなり斬りかかって来る輩に、~
名乗る名などない…!▼~
:[カゲツ]|
至極正論。~
それもそうじゃな!▼~
ではこういうのはどうじゃ?~
この手合わせ、余が勝利をおさめれば~
貴殿の名をお聞かせ願いたい!▼~
:[ナバール]|
手合わせを受ける前提で~
話を進めるな。▼~
…だが、太刀筋は気に入った。~
一戦ぐらいなら、~
相手をしてやっても構わん。▼~
:[カゲツ]|
やったー! 感謝感激じゃ!~
絶対に勝利し、其方の名を~
聞いてみせるぞ!▼~
では、参る!▼~
***B [#rm6un6ja]
:[カゲツ]|
はー! 気分爽快じゃ!~
ナバールはとっても強かったのう!~
それに良い人じゃった!▼~
手合わせでは悔しくも~
敗北を喫してしまったが…~
余の腕を認めて、名を教えてくれるとは。▼~
さすが余の友…いや、親友じゃ!▼~
いつ会えるかはわからぬが、~
次こそは勝利してみせるぞ!▼~
ふんっ! はっ!▼~
:[ロンクー]|
…うっ!?▼~
:[カゲツ]|
す、すまぬ! 素振りをしたら、~
ぶつかってしもうた!▼~
:[ロンクー]|
…………▼~
:[カゲツ]|
な、なんじゃあ、この者は!~
ナバールに負けず劣らずの~
強者の風格を漂わせておる!▼~
余はカゲツと申す者。~
其方、名は?▼~
:[ロンクー]|
…ロンクーだ。▼~
:[カゲツ]|
ロンクー!~
良き名じゃのう!▼~
このような出会いとなり平身低頭じゃが、~
これも何かの縁。~
どうか余と、手合わせをしてくれぬか?▼~
:[ロンクー]|
断る。▼~
:[カゲツ]|
そこを何とか!▼~
:[ロンクー]|
断る。▼~
:[カゲツ]|
むむ…~
これは無理めな雰囲気じゃな。▼~
ならば「でーと」ならどうじゃ?~
余は、そなたと話がしたい!▼~
:[ロンクー]|
でーと…とは何だ。▼~
:[カゲツ]|
逢引のことじゃ!~
ふたりきりで会話をしたり、~
食事をしたりして仲を深めるのじゃ。▼~
元来は男女の逢瀬のことを称するようじゃが、~
ま、そのような堅苦しいことは…▼~
:[ロンクー]|
男女の逢瀬だと?~
お前…実は女なのか?▼~
:[カゲツ]|
へ?▼~
:[ロンクー]|
そうなのだな?~
俺としたことが、見誤ったようだ。▼~
:[カゲツ]|
いや、余は女では…▼~
:[ロンクー]|
すまない、昔色々あってな。~
俺は女が苦手なんだ…~
これにて失礼する。▼~
:[カゲツ]|
ま、待ってくれ!~
ロンクー!!▼~
……なんと。誤解された上に、~
振られてしまったようじゃ。▼~
ロンクーは、照れ屋なのか?~
折角の出会いじゃったのに、~
孤影悄然じゃ…▼~
:[???]|
へえ…寂しいのか?~
デートなら俺がしてやってもイイぜ。▼~
:[カゲツ]|
だ、誰じゃ!?▼~
***A [#zzt5nhan]
:[カゲツ]|
いきなり現れおって、~
そなたは誰じゃ?▼~
:[ゼロ]|
別に怪しいモノじゃない。~
俺はゼロ。~
暗夜王国の王城兵だ…▼~
デートがシたいんだろ?~
お望みなら俺が付き合ってやるよ、~
カゲツ。▼~
:[カゲツ]|
何故、余の名を?▼~
:[ゼロ]|
さっきロンクーに名乗っていたろ。~
その時に、読んだんだよ。~
あんたの薄紅色の唇をな…▼~
:[カゲツ]|
なんと!~
読唇術の使い手だったとは。▼~
:[ゼロ]|
唇だけじゃない。指先の動きから、~
そのイヤらしい視線まで~
すべて見させてもらった…▼~
:[カゲツ]|
余、そんな厭らしい目をしておったか?▼~
:[ゼロ]|
それで、デートの件だが。~
俺は今ちょうど時間がある。~
お望み通り、カゲツを悦ばせてやれるぜ…?▼~
:[カゲツ]|
おお! ゼロは余と、~
でーとしてくれるということか?~
それで声をかけてくれたのじゃな。▼~
うむ。~
ちょっと変わった御仁じゃが、~
なかなかの手練れのようであるし。▼~
ここで親睦を深め、ゆくゆくは~
手合わせするのも悪くない!▼~
:[ゼロ]|
手合わせのほうがお望みなのか?~
なら、そちらを先にシてもいい。▼~
:[カゲツ]|
本当か!▼~
:[ゼロ]|
俺としても、そっちのほうが好都合だ。~
まどろっこしいことは抜きにして、~
身体と身体でぶつかり合おうぜ…?▼~
…さあ、早く刀を抜けよ。~
ちゃんと抵抗してくれないと、~
俺のこの太い矢が、あんたを貫いちまう…▼~
:[カゲツ]|
な、な、なんじゃ!?~
めっちゃ顔が近い!~
いかん! いかんいかん!▼~
このままでは「きっす」をしてしまうぞ!▼~
:[ゼロ]|
イイじゃないか…俺は気にしないぜ。▼~
:[カゲツ]|
余が気にするーっ!!▼~
よいか、ゼロ!~
きっすはもっと仲良くなってからじゃ!~
自分を大切にせい!▼~
手合わせの申し出、嬉しかったのじゃが…~
余はこれにて失礼する!!▼~
わーん、アイビー様ーっ!!▼~
:[ゼロ]|
ふっ。少し揶揄いすぎたか。~
お姫様のもとに逃げるとは、~
可愛いねえ。▼~
俺も王子様の元に戻るとするか。~
振られてぽっかり空いた穴を…~
慰めてもらわないとな?▼~
***S [#ju6nuqmd]
:[カゲツ]|
わーーん!~
ゼロは変なのじゃ!~
あやつ、ゼルコバぐらい意味深なのじゃ!▼~
迅速果敢にアイビー様の元に戻り、~
怪しき英雄がいると~
注意喚起をせねば…!▼~
…おぶっ!!?▼~
:[セテス]|
…………▼~
:[カゲツ]|
す、すまぬ!~
ぶつかってしまった!▼~
:[セテス]|
元気が良くて何よりだな。~
…エレオス大陸の英雄、~
イルシオン王城兵カゲツ。▼~
:[カゲツ]|
そなたも読唇術が使えるのか?!▼~
:[セテス]|
特務機関に来た英雄の名は~
すべて把握している。▼~
私はセテス。~
フォドラの地より召喚に応じた。~
セイロス聖教会の大司教補佐だ。▼~
:[カゲツ]|
大司教補佐…~
なんだか怖い人じゃの。~
怒った時のアイビー様のようじゃ。▼~
:[セテス]|
何か言ったか?▼~
:[カゲツ]|
な、なにも!▼~
ぶつかって悪かったのじゃ、セテス。~
怪我もないようじゃし、余はこれで…▼~
:[セテス]|
待て。~
今から茶会をする。君も来なさい。▼~
:[カゲツ]|
茶会!?~
なぜ余と?▼~
:[セテス]|
言葉を交わし、感じるものがあった。~
君は我が茶会に相応しいようだ。~
安心しろ。二人きりではない。▼~
今日はユグドラル大陸のレヴィン、~
バレンシア大陸のセーバー、~
エレブ大陸のパントもいる。▼~
:[カゲツ]|
はあ…&ruby(そうそう){錚々};たる面子で~
有難い申し出なのじゃが、~
余は茶会よりも手合わせのほうが。▼~
:[セテス]|
茶を飲み、親睦を深めれば~
手合わせも容易に申し込めると思うが?▼~
:[カゲツ]|
む。▼~
:[セテス]|
毎度待ち伏せをして口説き落とし、~
手合わせまで漕ぎつけるよりは~
はるかに効率的だと思わないか。▼~
:[カゲツ]|
むむむ…~
セテスの言うことは一理ある。▼~
余はここに来てから連日連夜、~
英雄たちに手合わせを申し込んだが、~
大抵は断固拒否の有様じゃ…▼~
ええい、背に腹は代えられぬ!~
茶会の申し出、受けよう!▼~
:[セテス]|
決まりだな。▼~
そうそう…ナバール、ロンクー、ゼロ。~
彼らも、私の茶会の飲み仲間だ。▼~
:[カゲツ]|
なんと!?~
並んで茶をしている姿が~
微塵も想像できぬが!?▼~
そうか…ゼロはともかく…~
ナバールとロンクーとは再会し、~
手合わせ願いたいものじゃのう。▼~
だが、セテス。余はそなたとも~
一戦交えたい!▼~
:[セテス]|では、私が首を縦に振るまで~
興味深い話でも聞かせてくれ。▼~
:[カゲツ]|
任せるのじゃ!~
話を聞かせるばかりでなく、~
そなたの好みの茶も淹れてみせよう!▼~
:[セテス]|
ふっ…~
楽しみにしている。~
歓迎しよう、新たな同胞よ。▼~
**愛らしい雪華 オルテンシア [#e53bqn4n]
***C [#mr6unq78]
:[オルテンシア]|
いつも可愛いあたしだけど、~
アスクに来て思うことがあるの。▼~
…妹。妹が欲しいわ。▼~
姉としての包容力、年上の余裕。~
そういったものが身につけば、~
あたしは更に完璧な王女になれるはず!▼~
そうと決まれば妹探しよ。~
だれか妹になってくれそうな英雄は…▼~
:[アネット]|
ふん、ふん、ふ~ん♪▼~
:[オルテンシア]|
いたわ!▼~
あたしより絶妙に年下な感じ、~
めでたくなる愛くるしさ、~
そして何より、なんとなく髪型が似てる!▼~
…コホン。~
失礼、そこのあなた。▼~
:[アネット]|
へっ、なになに?▼~
:[オルテンシア]|
あたしはエレオス大陸の英雄、~
イルシオン王国第二王女オルテンシア。~
あなたのお名前は?▼~
:[アネット]|
あ、あたしはアネット。~
アネット=ファンティーヌ=ドミニクよ。▼~
:[オルテンシア]|
アネット! 可愛い名前ね!▼~
その恰好は、制服かしら。~
あたしも戦が始まるまでは~
学園にいたから、親近感があるわ。▼~
ねえ、アネット。よかったら、~
あたしの妹になってくれない?▼~
:[アネット]|
い、妹!?▼~
:[オルテンシア]|
仮のね。一緒にお茶会をしたり、~
お買い物に行ったり、時にはその…~
お姉様って呼んでくれると嬉しいんだけど。▼~
:[アネット]|
は、はあ…なるほど。~
うまくできるかわからないけど、~
王女様の頼みなら、断るわけには…▼~
わかったわ。あたし、頑張る!▼~
:[オルテンシア]|
やったわ! ありがとう!▼~
:[アネット]|
で、でもどうしよう。~
あたし、ちょっとおっちょこちょいだし。~
信じられない失敗をしちゃうかも…▼~
:[オルテンシア]|
そんなに頑張りすぎなくても、~
気楽に妹してくれればいいのよ。▼~
:[アネット]|
そういうわけには!▼~
気を抜いてうっかりお鍋を爆発させたり、~
お茶の時にお皿を割ったりしたら~
せっかくできたお姉さんに呆れられちゃう!▼~
ううっ…!!▼~
:[オルテンシア]|
あ、あら?~
初手から妹は、ちょっと強引すぎたかしら。~
別に無理をさせたいわけじゃないのよね。▼~
ねえアネット。~
良かったらまずは、お友達から始めない?▼~
:[アネット]|
そ、それなら、喜んで!~
気軽に、アンって呼んでね!▼~
***B [#xxtbqqjo]
:[オルテンシア]|
この前はアンに気を遣わせてしまって~
悪かったわ…でも、お友達にはなれたし、~
出だしは上々よね!▼~
さて、次の妹候補は…▼~
きゃっ!?▼~
:[ファ]|
あ…ごめんなさい。~
ちょうちょをおいかけてたら、~
ぶつかっちゃった…▼~
:[オルテンシア]|
か…~
かわいーーーい!~
何この可愛い子は!▼~
:[ファ]|
ファはね、ファっていうの。▼~
:[オルテンシア]|
ファ? 名前まで可愛いわ。~
あたしはオルテンシアよ。~
よろしくね。▼~
:[ファ]|
オルテンシア…~
あなたも、可愛いなまえ!▼~
:[オルテンシア]|
きゅーん!▼~
そうよね、妹ってこれぐらい小さくても~
構わないのよね。髪もピンク色だし、~
姉妹といっても違和感がないわ。▼~
ねえ、ファ。~
あたしと姉妹になる気はない?▼~
:[ファ]|
しまい…? いいよ!▼~
:[オルテンシア]|
やったわ!~
ありがとう!▼~
:[ファ]|
じゃあ、ファがおねえさんだね。▼~
:[オルテンシア]|
ん…?~
ファはあたしの妹でしょ?~
だってこんなに小さいし…▼~
:[ファ]|
んとね、ファは神竜族だよ。~
なんびゃくねんも生きてるの。▼~
:[オルテンシア]|
あっ。▼~
:[ファ]|
だからね、オルテンシアがいもうと。~
ファがおねえさん!▼~
:[オルテンシア]|
な…なるほどなるほど!~
竜族の可能性を失念していたわ。~
その理屈だと仰るとおりね。▼~
しかも神竜族って、~
リュール様の親戚みたいなものってこと?~
無礼を働いてしまってごめんなさい!▼~
:[ファ]|
いいよ。~
オルテンシアはファのいもうとだもん。~
無礼じゃないよ。▼~
よしよし。~
だいじょうぶ、だいじょうぶ。▼~
:[オルテンシア]|
こ、この愛らしい見た目で…~
この包容力。~
負けたわ…完全に…▼~
お父様…あたしは今日…~
新しいお姉様ができました…▼~
***A [#nben5usa]
:[オルテンシア]|
たくさん英雄がいるのに、~
なかなか見つからないものね。~
妹になってくれる英雄…▼~
:[エリーゼ]|
わあ! 見て見てサクラ!~
この英雄さんの髪形、~
とっても可愛いっ!▼~
:[サクラ]|
本当です…! エリーゼさんと同じく、~
髪を染めて巻いておられますね。~
並ぶとまるで姉妹のようです。▼~
:[オルテンシア]|
え?▼~
:[エリーゼ]|
あっ、いきなりごめんなさい。~
その髪型、あんまり可愛くてつい。~
あたし、暗夜王国のエリーゼ!▼~
:[サクラ]|
私は白夜王国のサクラです。~
あなたは、最近来られたばかりの~
英雄さんですか?▼~
:[オルテンシア]|
え、ええ。~
イルシオン王国の第二王女、~
オルテンシアよ。▼~
:[エリーゼ]|
あなた王女なんだ!~
あたしたちもそうなの!~
仲良くなれると嬉しいな!▼~
:[オルテンシア]|
…なんということ。~
妹候補が向こうから来たわ。~
しかも二人とも、すっごく可愛い…!▼~
あの、念のための確認なんだけど。~
二人は竜族ではないわよね?~
例えば何百年も生きていたり…▼~
:[サクラ]|
?~
はい。竜の血を継いではいるのですが~
長生きでもなく、竜化もしません。▼~
:[オルテンシア]|
じゃあ! エリーゼ王女、サクラ王女!~
二人が良ければ、しばらくの間、~
あたしの妹になってくれない?▼~
:[エリーゼ]|
ごっこ遊びってこと?~
いいよ、面白そうー! じゃあ…~
オルテンシアおねえちゃん、だね!▼~
:[サクラ]|
わ、私も僭越ながら…~
オルテンシア姉様。▼~
:[オルテンシア]|
ああ…………!▼~
これよ! これだわ!~
ありがとう、二人とも。~
ついにあたしも、姉と呼ばれる女性に…!▼~
:[エリーゼ]|
…!~
待って。~
敵の気配がする。▼~
:[オルテンシア]|
ええっ!?▼~
:[サクラ]|
最近、特務機関を探る斥候が~
紛れていたとの情報がありましたね。~
下がってください、姉様!▼~
:[オルテンシア]|
だ、ダメよ!~
あたしが姉なんだから前に…▼~
:[エリーゼ]|
ううん! あたしたち、~
英雄としては先に来てるんだもん。▼~
後から来たみんなのこと、~
しっかり守ってあげなきゃ。~
だから…任せて!▼~
:[サクラ]|
私も、頼りないかもしれませんが、~
人より少しは戦えるつもりです!~
さ、後ろに!▼~
:[オルテンシア]|
かっ……こいい……▼~
:[エリーゼ]|
行くよ、サクラ!▼~
:[サクラ]|
はい、エリーゼさん!▼~
:[オルテンシア]|
こ、これは…~
新参者が気軽に、~
妹とは呼べないわね…▼~
エリーゼ先輩、サクラ先輩…~
次から、そうお呼びしましょ…▼~
***S [#ry4nujqm]
:[オルテンシア]|
あーん、困ったわ。~
妹探しが完全に難航しているわ。~
これからどうしたものかしら。▼~
:[セリーヌ]|
オルテンシア王女。~
ごきげんよう。▼~
:[オルテンシア]|
セリーヌ王女。▼~
くっ…いつ見ても可愛いわね。~
あたしに何か用?▼~
:[セリーヌ]|
妹になりそうな英雄を~
探していると聞いたのだけれど、~
首尾は如何かしらと思って。▼~
:[オルテンシア]|
何よそれ。~
わざわざ見に来たっていうの?▼~
ふふん…聞いて驚きなさい。~
なんと!~
友達と姉と先輩ができたわ!▼~
:[セリーヌ]|
ふふ。色んな方と親睦を深められていて、~
素晴らしいわ。~
けれど…妹は見つかっていないようね。▼~
では、わたしはどうかしら。▼~
:[オルテンシア]|
セ、セリーヌ王女が妹?~
だめよ。若干年上じゃない。▼~
:[セリーヌ]|
年上かどうかは、~
姉妹関係に於いて重要ではないわ。▼~
例えば仮に…アルフレッドお兄様と~
オルテンシア王女がご婚姻なされたら、~
あなたはわたしの義姉になるのだもの。▼~
:[オルテンシア]|
すんごい例えを出してくるわね!?▼~
理屈はそうだけど、却下。~
並ぶとどう見てもあたしが妹だもん。▼~
:[セリーヌ]|
なら仕方がないわね。~
わたしもオルテンシア王女に倣って、~
妹を探しに行きましょう。▼~
:[オルテンシア]|
え?~
セリーヌ王女が、妹を…?▼~
:[セリーヌ]|
わたしも姉妹に憧れがあって。~
本当ならオルテンシア王女みたいな~
可愛い妹が欲しいのだけれど…▼~
姉になりたがっている方に、~
無理強いはできないわ。▼~
:[オルテンシア]|
ふ、ふうん…~
ちなみにセリーヌ王女は~
妹と何をしたいとかあるわけ?▼~
:[セリーヌ]|
二人で美味しい紅茶を頂くのは勿論ね。~
紅茶に合う焼き菓子を~
一緒に手作りするのにも憧れるわ。▼~
それから…そうね。~
些細なことで勝負をしたり、~
仲良くほっぺたをぷにぷにしたり。▼~
:[オルテンシア]|
…それって、エレオスにいた頃~
あたしとしていたことじゃない。~
別の子と同じことしようっていうの?▼~
:[セリーヌ]|
オルテンシア王女と~
姉妹になれないのなら、やむを得ないわ。▼~
:[オルテンシア]|
…………▼~
…いいわよ。▼~
:[セリーヌ]|
え?▼~
:[オルテンシア]|
妹になってもいいって言ってるの!~
ただし、ちょっとの間だけよ!▼~
だから…セリーヌ王女が~
他の子とぷにぷに選手権なんかしたら、~
許さないんだからーっ!▼~
:[セリーヌ]|
うふふ。オルテンシア王女が~
そう言ってくださるなら、~
他の方とはしないわ。▼~
:[オルテンシア]|
そ、そう? ならいいけど…▼~
:[セリーヌ]|
では暫くの間、わたしたちは姉妹ね。~
今のうちに、姉と呼んでみてほしいわ。~
だめかしら?▼~
:[オルテンシア]|
う、うう……▼~
セリーヌ…おねえさま。▼~
:[セリーヌ]|
ありがとう、~
オルテンシア。▼~
それじゃあ、姉妹のお茶会に参りましょうか。~
今日は特別な、~
薔薇の香りの茶葉を用意したの。▼~
:[オルテンシア]|
本当? 楽しみだわ!▼~
……って、~
結局、妹は見つからなかったじゃない。▼~
んもう! いつか絶対、~
素敵なお姉様になるんだからーっ!▼~
**描き出す可憐 ロサード [#be5ybqjd]
***C [#me6oquan]
:[ロサード]|
空の色は明るい青色…~
風の雰囲気は桃色…~
花は黄色と橙…っと。▼~
…よし、こんなものかな。~
かわいい風景画、記念すべき百枚目!~
でっきあーがりー!▼~
:[シャロン]|
わあー! 素敵ですっ!▼~
:[ロサード]|
えっ!?~
シャ、シャロン王女!?▼~
:[シャロン]|
驚かせてすみません。~
あまりに綺麗な絵だったので、~
思わず大きな声が出てしまいましたっ。▼~
あなたはエレオス大陸の英雄、~
ロサードさんですよね!▼~
:[ロサード]|
は、はい。~
まさか来たばかりでシャロン王女に~
覚えていただいているとは、光栄ですー。▼~
:[シャロン]|
この前も絵を描いているところを~
お見かけして、気になっていたんです。▼~
…あの、ロサードさん。~
さっき記念すべき百枚目だと仰ってましたが~
来てからもう、そんなに描いたんですか?▼~
:[ロサード]|
オレ、絵を描くのが速いんです。~
故郷の村は、景色は美しいのですが、~
山間部にあるせいか天気が変わりやすくて…▼~
ゆっくり描いていると雨が降ってきたり雲が~
かかったりして風景が変わってしまうので、~
早く描くのが得意になったんですよー。▼~
:[シャロン]|
ふむふむ。~
景色が変わらないうちに素早く描くことで、~
図らずも訓練になったと。▼~
:[ロサード]|
その点、拠点に近いこの辺りは~
すぐには天気が変わらないし、~
落ち着いて絵が描けますねー。▼~
オレ、来てまだ日が浅いですけど、~
お気に入りの場所が多いんです。~
アスクはかわいい場所が多くて大好きです!▼~
:[シャロン]|
わあ、褒めていただけて嬉しいです!~
王族として祖国を気に入って貰える以上に~
嬉しいことはありませんから!▼~
良かったら他の絵ももっと~
見せていただけませんか?▼~
:[ロサード]|
もちろんですー!▼~
代わりにと言っては何ですが、~
シャロン王女の好きな場所があれば~
教えてくれませんか?▼~
アスク王国のかわいい風景、~
もっともっと絵にしたいんですー!▼~
:[シャロン]|
お安い御用です!~
では今度、シャロンの爆裂おすすめ~
劇的絶景スポットにお連れしますね!▼~
***B [#xse5hbaj]
:[シャロン]|
着きました!~
ここがシャロンの爆裂おすすめ~
劇的絶景スポットです、ロサードさん!▼~
:[ロサード]|
わあ、きれい…~
湖の周りに花畑が広がってる。~
雲間から光が差して、キラキラしてて…▼~
すっごくかわいい場所ー!~
お城の裏に、こんな場所があったなんて!▼~
ありがとうございます、シャロン王女!▼~
:[シャロン]|
喜んでいただけて良かったです。~
ここは私もお気に入りの場所で、~
小さいころからよく遊びに来ているんです。▼~
:[ロサード]|
少し、故郷を思い出す景色ですー。~
この前、山間部にあると言いましたけど、~
村は湖にも近くて。▼~
幻想的な風景を有する所以か、~
『妖精の村』と呼ばれていたんですよ。▼~
:[シャロン]|
妖精…▼~
えっと、実はロサードさんも妖精だったり?▼~
:[ロサード]|
まさか。~
そりゃあ飛び抜けてかわいいオレですけど、~
さすがに普通の人間ですよー!▼~
:[シャロン]|
そうですよね。~
妖精の村…素敵な名前です。▼~
:[ロサード]|
シャロン王女は、~
妖精がお好きなんですかー?▼~
:[シャロン]|
はい、すごく!▼~
:[ロサード]|
じゃあいつか、オレの村に案内したいです。~
その名の通り、妖精を見たっていう伝承が~
残っているほど綺麗な場所なので!▼~
では早速、ここでも絵を描かせて~
もらっちゃいますねー!▼~
:[シャロン]|
どんな絵になるのか楽しみですっ!
:(暗転)|
:[ロサード]|
でーきたっ!▼~
:[シャロン]|
ひゃああ…やっぱりすごいです!~
景色を切り取ったみたいに精巧な絵。~
あれ? これは…わたしですか?▼~
:[ロサード]|
そうです。~
花畑で遊んでいらっしゃるシャロン王女が~
かわいかったので、描いちゃいましたー。▼~
:[シャロン]|
こんなに素敵に描いていただいて~
なんだか恐縮です。~
ロサードさんは人物画もお上手ですね。▼~
:[ロサード]|
自分で言うのも何ですが、~
肖像画描きには向いているかもしれません。▼~
人より速く描けるおかげで、~
モデルになる方のじっとしてる時間が~
少なくて済みますしー。▼~
:[シャロン]|
確かに…▼~
…………▼~
あの、ロサードさん。~
あなたに、肖像画をお願いしたいです。▼~
:[ロサード]|
勿論、いいですけど…~
急に真剣になって、どうしたんです?~
誰の肖像画なんですかー?▼~
:[シャロン]|
それは…▼~
***A [#mtrnryj6]
:[ロサード]|
お兄様ーっ!▼~
:[アルフォンス]|
シャロン、どうしたんだい?▼~
:[シャロン]|
お兄様に会わせたい方がいて。~
じゃーん、エレオス大陸の英雄、~
ロサードさんです!▼~
:[ロサード]|
お会いできて光栄です、~
アルフォンス王子。▼~
あのー、シャロン王女。~
もしかして肖像画にしたい方って…▼~
:[シャロン]|
はい! ロサードさんには、~
わたしとお兄様、二人一緒の肖像画を~
描いていただきたいんですっ!▼~
:[ロサード]|
お二人一緒のですか?~
そ、それは想像していませんでしたー。▼~
:[アルフォンス]|
どうして急に?~
肖像画なら、もうあるだろう?▼~
:[シャロン]|
お兄様と二人のは無いじゃないですか!~
以前は個別で描いてもらった上に、~
結構前のものですよ。▼~
顔の印象だって変わっているはずです。~
お兄様はともかく、わたしは以前より~
大人っぽく魅力的になったことですし…▼~
:[アルフォンス]|
では二人ではなく、シャロンだけ~
描いて貰ったらいいのでは…▼~
:[シャロン]|
ち、違うんです!~
二人がいいんです!▼~
:[ロサード]|
…シャロン王女?▼~
:[シャロン]|
本当はずっと欲しかったんですけど~
肖像画はすごく時間がかかるし、~
お兄様はお忙しいので、諦めていたんです。▼~
でもロサードさんなら、~
短時間で仕上げてくださいます。▼~
それに…~
この機会を逃したら、~
二人の肖像画なんて、もう…▼~
:[ロサード]|
成程、そういうことですか…▼~
オレとしては、かわいいお二人の~
肖像画を描けるなら、~
是非ともお受けしたいですー。▼~
シャロン王女の仰る通り、~
お時間は取らせません。~
如何ですか、アルフォンス王子。▼~
:[アルフォンス]|
まあ…すぐにできるのなら、~
反対する理由も特にないね。▼~
シャロンのお願いに~
付き合わせてしまって悪いけれど、~
よろしく頼むよ、ロサード。▼~
:[ロサード]|
承りましたー!▼~
:[アルフォンス]|
対価は如何ほど必要かな。~
肖像画を依頼するのに~
無料でというわけにはいかないからね。▼~
:[シャロン]|
そ、そうでしたっ!~
すみません、ロサードさん!~
是非言い値を仰ってください!▼~
:[ロサード]|
お気持ちは嬉しいですけど、~
絵は趣味のようなものなのでー。~
そのお金で、防具でも充実させてください。▼~
:[アルフォンス]|
…?▼~
:[ロサード]|
では早速制作に取り掛かります!~
そこに座ってください、お二人ともー!▼~
:[アルフォンス]|
ええっ、今すぐにかい!?▼~
:[シャロン]|
はい、善は急げですから!▼~
あっ! 前髪…!~
前髪だけ、直させてください!!▼~
***S [#t5wnjk86]
:[ロサード]|
肖像画、出来上がりましたー!~
もう動いて平気ですよ。~
アルフォンス王子、シャロン王女。▼~
:[シャロン]|
ありがとうございます。~
さすがの速さです、ロサードさん!▼~
:[アルフォンス]|
…え? 本当に…?~
座ってから数刻も経っていないけれど、~
もう描き上げたというのかい?▼~
それとも僕はいつの間にか~
眠ってしまっていたのか…?▼~
:[シャロン]|
驚きすぎです、お兄様。~
ロサードさんは本当に描くのが~
速いんですってば!▼~
:[ロサード]|
勿論、着彩までばっちりですよー。~
どうぞ、ご覧ください。▼~
:[シャロン]|
わあ…! 見てくださいお兄様!~
素敵な笑顔のわたしたちですっ!▼~
:[アルフォンス]|
こんなに美しく仕上げるとは。~
アスクの宮廷画家たちが戦慄するよ。▼~
:[ロサード]|
気に入っていただけて良かったですー。▼~
でも、申し訳ありません。~
本当は、最後の仕上げがまだなんです。▼~
:[シャロン]|
ごめんなさい!~
わたしが急かしたせいで…!▼~
:[ロサード]|
違うんです。~
完成に至るまでのもう一筆は、~
戦が終わったときに入れたいと思っていて。▼~
…シャロン王女、肖像画を頼まれたのは、~
いつ戦場で倒れても悔いがないように…~
ですよね?▼~
:[シャロン]|
…………▼~
はい、そうです。▼~
:[アルフォンス]|
シャロン? 何故そんなことを…▼~
:[シャロン]|
…この戦いも、随分長くなってきました。~
流石にわたしも理解してきたんです。~
お別れする時は選べないって。▼~
誰がいついなくなるか、わからない。~
もしわたしが死ぬのか…お兄様がどこかに~
行ってしまわれるのが今日だったなら?▼~
わたしはきっと後悔します。~
あの時、あの表情を…一緒にいた時間を、~
何かに残しておけばよかった、って。▼~
:[アルフォンス]|
それで、二人の肖像画を?▼~
:[シャロン]|
はい。悔いが残らないように、~
どうしても欲しかったんです。~
ロサードさんには、見抜かれていましたね。▼~
:[ロサード]|
はい。だから完成させませんでした。~
例えばここで肖像画ができてしまうと~
ギリギリ大丈夫そうな負傷でも、▼~
「悔いはないからいいや…ガクッ」~
ってなってしまう可能性、ありませんか?~
オレ、そのための絵にはしたくありません。▼~
なので仕上げは戦のあとに~
まあ正直ほんのちょっと変わるだけですけど、~
生きて戻る理由にはなりますよねー?▼~
:[シャロン]|
ふふっ。~
そうですね、私の魅力が未完のまま~
終わるのは惜しいですから。▼~
:[ロサード]|
なら、良かったですー。▼~
:[アルフォンス]|
ありがとう、ロサード。~
シャロンの想いを叶えてくれて。▼~
僕も、この絵を~
遺影にようにするつもりはない。▼~
平和になったときに何度も目にして、~
今を懐かしく振り返るための絵にしたいと~
そう思っているよ。▼~
:[ロサード]|
ありがとうございます。▼~
:[アルフォンス]|
では、行こうか。~
絵の完成を見届けるため、~
今日の戦も、無事に戻るとしよう。▼~
:[シャロン]|
はいっ! お兄様!▼~
:[ロサード]|
オレも頑張っちゃおうかなー。~
かわいいお二人の肖像画、~
完成できる日を楽しみにしていますね。▼~
**吹き渡る雪 アイビー [#rtm6nj0w]
***C [#dry64n6a]
:[アイビー]|
神竜様…~
この地でも貴方と共にいられて、~
とても嬉しいわ。▼~
:[リュール]|
私も嬉しいですよ、アイビー。~
エレオス大陸の仲間たちが~
続々と召喚されて心強いです。▼~
:[アイビー]|
もっと早く召喚されていれば、~
神竜様と二人きりでいられたかも~
しれないのに…惜しいわね…▼~
:[リュール]|
二人きり、ですか?▼~
:[アイビー]|
いえ…何でもないの。~
忘れて頂戴。▼~
:[リュール]|
…? わかりました。▼~
召喚されたばかりで、~
アスク王国にはまだ不慣れでしょう。▼~
不安なことがあれば、~
遠慮なく私を頼ってくださいね。▼~
:[アイビー]|
ありがとう。~
貴方がいれば私は、~
不安に思うことなど何も…▼~
…いえ、待って。~
ひとつ不可解なことが…▼~
:[リュール]|
何かあったのですか?▼~
:[アイビー]|
夜中の兵舎で…~
見てしまったの。~
恐ろしい、怪物のようなものを。▼~
:[リュール]|
怪物!?~
まさか、異形兵がこの地にも?▼~
:[アイビー]|
異形兵ではなかったわ。~
動きが怪しくて気味の悪い、~
影のような…▼~
でも、英雄に危害を加えるようなら~
今頃大騒ぎになっているはずだし、~
きっと見間違えたのだわ。▼~
:[リュール]|
ですが、万が一ということも…▼~
:[アイビー]|
不確かなことを言ってしまって、~
申し訳なかったわね。~
失礼するわ、神竜様…▼~
:[リュール]|
あ、アイビー!~
…行ってしまいました。▼~
アイビーはああ言っていましたが、~
不安はないに越したことはありません。~
ここは私が神竜として…▼~
夜中にこっそり、見回りをしてみましょう!▼~
***B [#ftry3wnn]
:[リュール]|
ふあーあ…~
夜も深くなってきました。~
見回りを始めて、数刻経つでしょうか。▼~
アイビーのいる兵舎の外を~
くまなく確認していますが、~
特に変わったことはありませんね。▼~
:[ヘクトル]|
おう、リュール。~
お疲れさん!▼~
:[リリーナ]|
こんばんは、リュールさん。▼~
:[リュール]|
ヘクトル、リリーナ。~
こんな時間に、戦の帰りですか?▼~
:[ヘクトル]|
ああ。今日の相手は手強くて、~
少し手こずってしまってな。~
でも最後はしっかり決めてきたぞ!▼~
:[リリーナ]|
リュールさんは、~
なにをしているのですか?▼~
:[リュール]|
実は、アイビーから…~
このあたりで怪物を見たと聞いて。~
見回りをしているんです。▼~
:[ヘクトル]|
怪物だと!?▼~
:[リュール]|
見間違いかもしれませんが、~
念のため。▼~
:[ヘクトル]|
それは大変だ。俺たちも手伝おう。▼~
:[リュール]|
でもお二人とも、~
戦でお疲れなのでは…▼~
:[ヘクトル]|
敵がいるかもしれないところに、~
仲間を一人で置いていけない。~
怪物が来たら、俺たちが追い払ってやる!▼~
:[リリーナ]|
わたしもがんばります。~
かいぶつなんて、おどかしてやります。~
えっと…こんなかんじでしょうか。▼~
がおーっ!!▼~
:[リュール]|
きゃっ…!~
あはは、すごい迫力ですね。~
リリーナ……▼~
:[アイビー]|
きゃーーーーーっ!!▼~
:[リュール]|
へ!?▼~
:[アイビー]|
大変…!~
神竜様が…化け猫と…~
マントのお化けに襲われているわ…!▼~
:[リュール]|
アイビー!!▼~
あ! いえ、違うんです!~
二人は収穫祭の仮装で…~
お化けではありません!▼~
:[アイビー]|
待っていて神竜様。~
今、皆を呼んでくるわ!▼~
みんな…っ!~
大変なの! 神竜様が…~
お化けに襲われているの!▼~
起きて! すぐ起きて頂戴ーっ!!▼~
:[ヘクトル]|
あー…これはもう、~
止められない感じだな。▼~
:[リュール]|
真夜中の兵舎に、~
次々と明かりが……▼~
申し開きは、全員が起きてからに~
なりそうですね…▼~
***A [#nr63nq0h]
:[アイビー]|
ごめんなさい…神竜様…みんな…!~
仲間をお化けと間違えたうえに、~
夜中に全員を叩き起こすだなんて…!▼~
:[アルフレッド]|
ははは! いいさ!▼~
何かの催しかと思ったよ!▼~
:[ディアマンド]|
敵襲でなくてよかったが、~
アイビー王女が大声を出しながら~
走り回っていたのには驚いたぞ。▼~
:[アイビー]|
恥ずかしくて顔から火が出そう…~
私を一思いに~
送還して頂戴……▼~
:[リュール]|
アイビー、駄目です!~
送還用の門に向かうのは禁止ですよ。▼~
私も、ごめんなさい。~
勝手に見回りをして、~
迷惑をかけてしまいましたね。▼~
:[アイビー]|
神竜様は悪くないわ。~
私が思わせぶりなことを言って~
立ち去ってしまったせいよ。▼~
それに、こんなに可愛らしい~
貴方たちをお化けと間違えたことも~
とても申し訳ないの…▼~
ごめんなさい、ヘクトル、リリーナ。▼~
:[リリーナ]|
だいじょうぶです、アイビーさん。~
ぜんぜんきにしてないです。~
みんなも、おこっていませんよ。▼~
:[ヘクトル]|
おう! リンやエリウッドも、~
夜中に起こされるぐらい~
屁でもないって言ってたしな!▼~
:[アイビー]|
…ほ、本当に…?▼~
私が見た怪物のような影も、~
きっと英雄の仮装だったのだわ。▼~
私…すごく人見知りで…~
ここに来てから、~
碌に皆の顔を見ていなかったの。▼~
仮装した英雄がいるということ、~
認識できていれば良かったのに。~
駄目ね、私…▼~
:[リュール]|
アイビー…▼~
:[ヘクトル]|
うーん、それじゃあ交流も兼ねて~
歓迎パーティーでもするか!▼~
アイビーの元いた世界、~
イルシオン王国の英雄たちも~
来てくれたことだしな!▼~
:[リリーナ]|
みんなをあつめて、~
たのしみましょう!▼~
:[リュール]|
それは良い考えですね!~
どうです、アイビー?▼~
:[アイビー]|
そ、そうね…~
皆と交流できるいい機会だわ。▼~
ありがとう、ヘクトル、リリーナ。~
喜んでお誘いをお受けします。▼~
:[ヘクトル]|
じゃ、決まりだな!~
次の満月の晩になったら~
みんな集まってくれ!▼~
:[アイビー]|
緊張するけれど…~
楽しみだわ。▼~
***S [#fy66j4na]
:[リュール]|
宴は楽しめていますか。~
アイビー。▼~
:[アイビー]|
ええ、神竜様。~
おかげで、~
色々な英雄たちと話せたわ。▼~
この宴がなければ、~
同じ戦場にでも出ない限り~
皆の顔さえ知らなかったかもしれない…▼~
ヘクトルとリリーナには改めて、~
感謝をしなければいけないわね。▼~
:[ミスティラ]|
本当によかったよー!~
あたし、この格好で来ちゃって、~
怖がられないか心配だったけど…▼~
宴で顔合わせできたから、~
びっくりさせずに済んだし!▼~
:[スタルーク]|
僕も、いつも薄暗い場所にいますので…~
偶然鉢合わせていたら~
アイビー王女を驚かせたでしょう。▼~
:[アイビー]|
そ、そう…~
いま会えて、良かったわ。▼~
ここでは皆仲間とはいえ、~
見た目に迫力のある英雄もいるから、~
早く慣れないといけないわね…▼~
先程見かけた英雄は凄かったわ。~
顔色が悪くて、ずぶ濡れで…~
まるで死の淵から蘇ったような…▼~
:[リュール]|
ずぶ濡れの英雄?~
そんな方、いたでしょうか。▼~
:[ミスティラ]|
知らないなあ。~
特務機関の英雄たちの顔は、~
ひと通り覚えたはずなんだけど。▼~
:[スタルーク]|
精神的にはいつも~
濡れ雑巾ではありますが、~
僕じゃないですよ。▼~
:[アイビー]|
誰にも心当たりがないの…?▼~
:[ミスティラ]|
じゃあじゃあ、~
それって本物の~、~
お化けだったりして~!!▼~
:[アイビー]|
ほ、ほんものの…~
お化…け…!?▼~
待って!~
じゃあ今そこを歩いているのは!?▼~
:[リュール]|
あ!~
ずぶ濡れの英雄です!▼~
:[アイビー]|
しっかり見えているわ。これって、~
私たち…お化けを見ているということ?▼~
やだ、目が合った…!~
こっちに歩いてくるわ!▼~
きゃあああああーーーっ!▼~
…あ、あら?~
貴方は…▼~
:[アイビー(夏)]|
やっと会えたわね…~
いつもの姿の私。▼~
:[アイビー]|
わ、私?~
ずいぶん薄着で…それに、~
どうしてそんなにずぶ濡れなの?▼~
:[アイビー(夏)]|
今日の宴に神竜様が来ると聞いて、~
興奮を鎮めるために~
ひと泳ぎしていたのよ…▼~
けれど、拭くものを忘れてしまって~
取りに来たの。おかげですっかり~
体が冷えてしまったわ。▼~
:[アイビー]|
そ、そうだったの…~
脅かさないで頂戴。▼~
:[アイビー(夏)]|
貴方が驚きすぎなのよ…▼~
そうそう、この前貴方が~
怪物だと触れ回った影…~
あれも私だから。▼~
:[アイビー]|
えっ…!▼~
:[リュール]|
影の正体は、~
水着のアイビーだったんですね!▼~
:[アイビー(夏)]|
同じ姿の英雄を見たくて~
貴方の兵舎まで行ったのよ。~
でも、もし出会ったら驚くでしょうし…▼~
黒い布を被って行くことにしたの。~
結果的に、神竜様まで巻き込んだ~
騒動になるとは思わなかったけれど。▼~
:[アイビー]|
そうだったの…ごめんなさい。~
私とは知らず、動きが怪しくて~
気味が悪いと言ってしまったわ…▼~
:[アイビー(夏)]|
…………▼~
:[アイビー]|
もしまた新しい私が来たときは…~
なるべく明るいところで~
陽気に声をかけることにするわね。▼~
:[アイビー(夏)]|
…それが賢明だわ。▼~
さて、私も宴を楽しもうかしら。~
勿論、神竜様と一緒に。▼~
:[アイビー]|
ちょっと。~
神竜様は私と一緒よ…▼~
:[リュール]|
あはは…~
アイビー同士で喧嘩しないでください。▼~
後でもう一人ぐらい、~
私を連れて来ますから。▼~
*コメント [#comment]
- カゲツ編全員子安で草 -- [[甲府神戸]] &new{2024-02-27 (...
- エンゲージの紋章士ヘクトルはちゃんと○○王子や○○王女って...
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*雪解けの叡智 [#sr6uiwb6]
#contents
**雪解けの叡智 [#ry64674e]
***オープニング [#mswb6rtk]
:[アイビー]|
皆、油断しないで…~
ここはエレオス大陸ではない異邦の地。~
慢心は死を意味するわよ。▼~
:[オルテンシア]|
わかっているわ、お姉様。~
祖国イルシオンのためにも、~
こんなところで負けられないもの!▼~
:[ロサード]|
かわいいオレ達の初陣は~
かわいーい勝利で飾らないとね!~
臣下として、がんばっちゃうよ!▼~
:[カゲツ]|
うむうむ! 用心堅固に越したことなし!~
じゃが、この先に強者がいると思うと、~
気が逸ってしまうのう。▼~
:[アイビー]|
駄目よ。カゲツ。~
もしも単騎で飛び出したら、~
絶対に許さないから…▼~
:[カゲツ]|
も、勿論じゃアイビー様!~
敵の布陣もわからぬうちに、~
そのような無謀はせぬ!▼~
:[オルテンシア]|
布陣かあ…確かに、~
今のままだと下手に動けないわね。▼~
お姉様。偵察の許可をお願い。~
ロサードを連れて、~
敵の動向を探ってくるわ。▼~
:[アイビー]|
…そうね。~
頼めるかしら…オルテンシア、ロサード。~
けれど、くれぐれも気を付けて。▼~
:[オルテンシア]|
わかったわ!~
行きましょ、ロサード!▼~
:[ロサード]|
承知したよ、オルテンシア!▼~
:[アイビー]|
私たちは目立たないように~
ここで待っていましょう。▼~
…どうしたのよ、カゲツ?▼~
:[カゲツ]|
亥の方角に、気配じゃ。~
それも、かなりの……▼~
:[アイビー]|
手練れなの?▼~
:[カゲツ]|
そのようじゃ。~
鯉口切って問題ないか?~
それとも逃げるかのう?▼~
余としては、敵前逃亡は~
お勧めしないところじゃが…▼~
:[アイビー]|
はあ…~
やむを得ないわね。▼~
いいわ…応戦しましょう。~
行くわよ、カゲツ。▼~
:[カゲツ]|
合点承知!~
速戦即決じゃ!▼~
***C [#mr6nuqwn]
:[アイビー]|
ふう…~
全員片付いたようね。~
よくやったわ、カゲツ。▼~
…カゲツ?~
いないわ…▼~
さっきの戦闘ではぐれたのかしら。~
合流すべきだけれど、~
ここを離れるわけには…▼~
:[リン]|
良かったら、~
私が探してきましょうか?▼~
:[アイビー]|
!! 貴方は…▼~
紋章士…いえ、~
エレブ大陸の英雄。~
キアラン候公女のリンね。▼~
:[リン]|
光栄だわ。~
私のことをよくご存じなのね。▼~
リュールに頼まれて、~
あなたたちに加勢に来たの。▼~
:[アイビー]|
神竜様が…▼~
:[リン]|
ここからは力になるわ。~
アイビー王女。▼~
:[アイビー]|
! あ、あの…待って。▼~
良かったら、王女は無しで…~
名前だけで呼んでくれないかしら。▼~
:[リン]|
え? でも…▼~
:[アイビー]|
貴方が紋章士リンとは違うと、~
弁えているつもりだわ。~
けれど、我がイルシオンに託されて…▼~
お父様が大切にしていた紋章士と~
同じ逸話を持つ存在たる貴方に、~
敬称で呼ばれるのは気が引けるの。▼~
:[リン]|
私、そっちの世界ではそんなに~
大切にされていたの?▼~
:[アイビー]|
大切どころではないわ。~
我が国の国宝だった。~
私たちの心の拠り所だったのよ。▼~
国王であったお父様も、~
貴方を本当に大切にしていた。▼~
私や神竜様にも力を貸してくれて、~
いつも突破する風穴を開けてくれた。~
みんな…あなたが大好きだったの。▼~
:[リン]|
…いち公女である私が、~
違う世界では国宝扱いされている上に~
そんなに感謝されているだなんて。▼~
なんだかくすぐったい気分!~
教えてくれてありがとう。~
アイビー!▼~
:[アイビー]|
リン…~
こちらこそありがとう。▼~
:[リン]|
! 草を踏む音…~
誰かこちらに向かってくるわ。▼~
:[アイビー]|
カゲツ?~
いえ、違うわね。~
僅かに殺気を感じるもの。▼~
:[リン]|
敵なら応戦しましょ!~
後ろは頼んだわ、アイビー!▼~
:[アイビー]|
ええ、任せて…!▼~
…………~
貴方の体温が伝わってくる…▼~
リン、私はこの背中を、~
必ず守ると誓うわ。▼~
***B [#sw4yn40j]
:[カゲツ]|
アイビー様ーっ!~
はぐれてすまなかったのじゃ!▼~
:[アイビー]|
…カゲツ。~
次からは気をつけなさい。▼~
:[リン]|
この人がアイビーの家臣?~
初めまして、カゲツ。▼~
:[カゲツ]|
なぬ! も、紋章士リン殿!~
…ではなかった。▼~
余は先程、きちんと名を聞いたのじゃ。~
そなたは、リンディス殿じゃな!▼~
:[リン]|
あら、その名前。~
誰から聞いたの?▼~
:[カゲツ]|
混戦状態になっていたところ~
助太刀してくれた、~
赤と緑の強者から聞いたのじゃ!▼~
:[リン]|
! それって…▼~
:[ケント]|
リンディス様!~
ご無事で何よりです。▼~
:[セイン]|
合流が遅れてしまいました!~
麗しきお二人をお待たせし、~
心よりお詫び申し上げます!▼~
:[リン]|
やっぱり、ケント、セイン!~
あなたたちも来てくれたのね。▼~
紹介するわ、アイビー。~
この二人は私の仲間。~
元の世界で共に戦った大切な人たちよ。▼~
:[アイビー]|
ケントに、セインね…よろしく。▼~
リンにも、信頼できる臣下がいたのね。~
あなたのことをまた一つ、~
知ることができて嬉しいわ…▼~
:[カゲツ]|
リン「にも」信頼できる臣下…?~
アイビー様にとっては、~
余とゼルコバがそうだという意味か?▼~
:[アイビー]|
…さあ、どうかしらね。▼~
:[ケント]|
リンディス様、アイビー様。ご報告が。~
少し離れたところに伏兵が~
いるようなのです。▼~
:[リン]|
伏兵? なら待っているよりも、~
こちらから仕掛けたほうが早いかしら。▼~
:[カゲツ]|
今こそリンディス殿の見せ場ではないか?~
遠距離からの連続攻撃…~
「流星群」じゃ!▼~
:[リン]|
な、なにそれ!?~
紋章士の私、そんなことできたの!?▼~
:[カゲツ]|そうじゃ! 余たちの世界では、~
このように叫ぶと紋章士の力を~
借りることができたのじゃ。▼~
「エムブレム・エンゲージ!」▼~
:[セイン]|
リンディス様のお力を借りられるだと?~
それは叫ばずにはいられない。~
な、ケント!▼~
:[ケント]|
異界の&ruby(とき){鬨};の声ということか?~
ならば、ここは従おう。▼~
:[セイン]|
エムブレム!▼~
:[ケント]|
エンゲージ!▼~
:[リン]|
へえ!~
なんだか楽しそうじゃない。▼~
ね、アイビー!~
私たちもエンゲージしましょ!▼~
:[アイビー]|
ふふ、貴方がそう言うと、~
この地でも…~
本当にできそうな気がするわね。▼~
***A [#dui7news]
:[オルテンシア]|
お姉様ーっ!~
お待たせ!▼~
:[アイビー]|
オルテンシア…!~
無事で安心したわ。敵の動向は?▼~
:[オルテンシア]|
それが、あたしたちで~
全部倒せちゃったのよね。▼~
:[アイビー]|
ロサードと二人だけで?▼~
:[ロサード]|
いえ、ご覧くださいアイビー様。~
戦場の様子を絵にして来たのですが、~
味方の援軍がこんなに合流して!▼~
:[アイビー]|
こ、これは…花嫁のリンに、~
お祭り衣装のリン? 他にも沢山…~
色んな姿のリンが戦っているわ。▼~
:[ロサード]|
彼女たちが力を貸してくれたんです。~
どのお洋服も最高にかわいかったですよ。~
オレは今から、彼女たちに御礼を言いに。▼~
:[アイビー]|
頼むわね、ロサード。~
私からのお礼も、~
彼女たちに伝えておいて頂戴。▼~
:[ロサード]|
承知しました!▼~
:[アイビー]|
あの絵の光景…~
もしもお父様が見たら、~
どれだけ驚かれるかしら。▼~
:[リン]|
さっきアイビーが言っていた、~
私を大切にしてくれた方ね?~
いつかお会いしたいわ。▼~
:[アイビー]|
そうできたら素敵だけれど、~
私のお父様は…もう…▼~
:[リン]|
! そうだったの…~
ごめんなさい。▼~
でもねアイビー。~
ここなら、もしかしたら…▼~
:[オルテンシア]|
会えるかもしれないんでしょ?~
お父様…ハイアシンス王に。▼~
:[アイビー]|
オルテンシア。▼~
:[オルテンシア]|
あれだけ色んな可能性の英雄を~
見せられたんだもん。~
それぐらい察するわ。▼~
:[リン]|
もしお父上が来られたら、嬉しい?▼~
:[オルテンシア]|
…………▼~
嬉しいわ。~
あたしずっと、昔のお父様を~
取り戻したかったんだもの。▼~
抱きついて、たくさん甘えて、~
助けられなかったことを~
ごめんなさいって謝って…▼~
そのあとはもう二度と、~
お話なんてしない。▼~
:[アイビー]|
オルテンシア…▼~
:[オルテンシア]|
だって違うもの。~
本当のお父様は死んじゃった。~
似てるだけの別人なんかと笑ってたら…▼~
あの時亡くなった、あのお父様が~
かわいそうだわ!▼~
:[アイビー]|
…そうね。▼~
でも、私はもう一度、~
貴方とお父様と、~
みんなで過ごしたいわ。▼~
:[オルテンシア]|
どうして?▼~
:[アイビー]|
ここに来たお父様はきっと…~
心細いから。▼~
お父様は邪竜に魅入られて、~
独りで死んでしまわれた。~
だから…今度は傍にいたい。▼~
寂しさを私たちが救って差し上げたいの。~
たとえ違う存在でも。▼~
:[オルテンシア]|
そう。お姉様は、そうなのね。~
あたしは…今はそう思えないけど…~
考えておくわ。▼~
:[アイビー]|
ありがとう…オルテンシア。~
それから、これだけは言わせて。▼~
お父様がここに来られたとしても、~
来られなかったとしても…~
私はずっとそばにいるから。▼~
:[オルテンシア]|
…お姉様。▼~
:[リン]|
んもう、お二人とも!~
私のことをお忘れ?▼~
今まで一緒にいた紋章士とは~
違うかもしれないけど、~
私だって傍にいるわ。▼~
:[アイビー]|
ふふ。そうね、リンも一緒よ。~
…紋章士の貴方も、~
似た言葉をかけてくれたわね。▼~
:[リン]|
あら、そうなの?~
どちらの私も、あなたたちのことを~
大切に思っているってことよ。▼~
:[オルテンシア]|
…ありがとう、お姉様。リン。▼~
ま、気長に待ちましょ。~
可愛いあたしたち3人が出迎えれば、~
どんなお父様も、嬉しいはずよね。▼~
**おにぎり侍 カゲツ [#mr6nuwj4]
***C [#re65ubs6]
:[カゲツ]|
ふんふんふーん。~
今日も良い汗をかいた!▼~
いやー、アスク王国は良いところじゃのう!~
彼方を見ても此方を見ても。~
一騎当千の強者たちが切磋琢磨しておる!▼~
一人での鍛錬も良いが、~
余もここいらで~
誰かと一戦交えたいところじゃな。▼~
:[ナバール]|
…………▼~
:[カゲツ]|
む!?~
なんじゃ、あの英雄は!?~
紅き衣に黒き髪、そして只ならぬ風格!▼~
ぬぬぬ…~
このような強者を素通りできぬ。▼~
そこの者!~
一戦、御相手願おう!!~
はあっ!!▼~
:[ナバール]|
むっ!?▼~
:[カゲツ]|
ほう、受けたか!~
やはり余の目に狂いはなかった!▼~
:[ナバール]|
なんだ、貴様は…!?▼~
:[カゲツ]|
余はイルシオン王城兵のカゲツ!~
そなた、名は?▼~
:[ナバール]|
いきなり斬りかかって来る輩に、~
名乗る名などない…!▼~
:[カゲツ]|
至極正論。~
それもそうじゃな!▼~
ではこういうのはどうじゃ?~
この手合わせ、余が勝利をおさめれば~
貴殿の名をお聞かせ願いたい!▼~
:[ナバール]|
手合わせを受ける前提で~
話を進めるな。▼~
…だが、太刀筋は気に入った。~
一戦ぐらいなら、~
相手をしてやっても構わん。▼~
:[カゲツ]|
やったー! 感謝感激じゃ!~
絶対に勝利し、其方の名を~
聞いてみせるぞ!▼~
では、参る!▼~
***B [#rm6un6ja]
:[カゲツ]|
はー! 気分爽快じゃ!~
ナバールはとっても強かったのう!~
それに良い人じゃった!▼~
手合わせでは悔しくも~
敗北を喫してしまったが…~
余の腕を認めて、名を教えてくれるとは。▼~
さすが余の友…いや、親友じゃ!▼~
いつ会えるかはわからぬが、~
次こそは勝利してみせるぞ!▼~
ふんっ! はっ!▼~
:[ロンクー]|
…うっ!?▼~
:[カゲツ]|
す、すまぬ! 素振りをしたら、~
ぶつかってしもうた!▼~
:[ロンクー]|
…………▼~
:[カゲツ]|
な、なんじゃあ、この者は!~
ナバールに負けず劣らずの~
強者の風格を漂わせておる!▼~
余はカゲツと申す者。~
其方、名は?▼~
:[ロンクー]|
…ロンクーだ。▼~
:[カゲツ]|
ロンクー!~
良き名じゃのう!▼~
このような出会いとなり平身低頭じゃが、~
これも何かの縁。~
どうか余と、手合わせをしてくれぬか?▼~
:[ロンクー]|
断る。▼~
:[カゲツ]|
そこを何とか!▼~
:[ロンクー]|
断る。▼~
:[カゲツ]|
むむ…~
これは無理めな雰囲気じゃな。▼~
ならば「でーと」ならどうじゃ?~
余は、そなたと話がしたい!▼~
:[ロンクー]|
でーと…とは何だ。▼~
:[カゲツ]|
逢引のことじゃ!~
ふたりきりで会話をしたり、~
食事をしたりして仲を深めるのじゃ。▼~
元来は男女の逢瀬のことを称するようじゃが、~
ま、そのような堅苦しいことは…▼~
:[ロンクー]|
男女の逢瀬だと?~
お前…実は女なのか?▼~
:[カゲツ]|
へ?▼~
:[ロンクー]|
そうなのだな?~
俺としたことが、見誤ったようだ。▼~
:[カゲツ]|
いや、余は女では…▼~
:[ロンクー]|
すまない、昔色々あってな。~
俺は女が苦手なんだ…~
これにて失礼する。▼~
:[カゲツ]|
ま、待ってくれ!~
ロンクー!!▼~
……なんと。誤解された上に、~
振られてしまったようじゃ。▼~
ロンクーは、照れ屋なのか?~
折角の出会いじゃったのに、~
孤影悄然じゃ…▼~
:[???]|
へえ…寂しいのか?~
デートなら俺がしてやってもイイぜ。▼~
:[カゲツ]|
だ、誰じゃ!?▼~
***A [#zzt5nhan]
:[カゲツ]|
いきなり現れおって、~
そなたは誰じゃ?▼~
:[ゼロ]|
別に怪しいモノじゃない。~
俺はゼロ。~
暗夜王国の王城兵だ…▼~
デートがシたいんだろ?~
お望みなら俺が付き合ってやるよ、~
カゲツ。▼~
:[カゲツ]|
何故、余の名を?▼~
:[ゼロ]|
さっきロンクーに名乗っていたろ。~
その時に、読んだんだよ。~
あんたの薄紅色の唇をな…▼~
:[カゲツ]|
なんと!~
読唇術の使い手だったとは。▼~
:[ゼロ]|
唇だけじゃない。指先の動きから、~
そのイヤらしい視線まで~
すべて見させてもらった…▼~
:[カゲツ]|
余、そんな厭らしい目をしておったか?▼~
:[ゼロ]|
それで、デートの件だが。~
俺は今ちょうど時間がある。~
お望み通り、カゲツを悦ばせてやれるぜ…?▼~
:[カゲツ]|
おお! ゼロは余と、~
でーとしてくれるということか?~
それで声をかけてくれたのじゃな。▼~
うむ。~
ちょっと変わった御仁じゃが、~
なかなかの手練れのようであるし。▼~
ここで親睦を深め、ゆくゆくは~
手合わせするのも悪くない!▼~
:[ゼロ]|
手合わせのほうがお望みなのか?~
なら、そちらを先にシてもいい。▼~
:[カゲツ]|
本当か!▼~
:[ゼロ]|
俺としても、そっちのほうが好都合だ。~
まどろっこしいことは抜きにして、~
身体と身体でぶつかり合おうぜ…?▼~
…さあ、早く刀を抜けよ。~
ちゃんと抵抗してくれないと、~
俺のこの太い矢が、あんたを貫いちまう…▼~
:[カゲツ]|
な、な、なんじゃ!?~
めっちゃ顔が近い!~
いかん! いかんいかん!▼~
このままでは「きっす」をしてしまうぞ!▼~
:[ゼロ]|
イイじゃないか…俺は気にしないぜ。▼~
:[カゲツ]|
余が気にするーっ!!▼~
よいか、ゼロ!~
きっすはもっと仲良くなってからじゃ!~
自分を大切にせい!▼~
手合わせの申し出、嬉しかったのじゃが…~
余はこれにて失礼する!!▼~
わーん、アイビー様ーっ!!▼~
:[ゼロ]|
ふっ。少し揶揄いすぎたか。~
お姫様のもとに逃げるとは、~
可愛いねえ。▼~
俺も王子様の元に戻るとするか。~
振られてぽっかり空いた穴を…~
慰めてもらわないとな?▼~
***S [#ju6nuqmd]
:[カゲツ]|
わーーん!~
ゼロは変なのじゃ!~
あやつ、ゼルコバぐらい意味深なのじゃ!▼~
迅速果敢にアイビー様の元に戻り、~
怪しき英雄がいると~
注意喚起をせねば…!▼~
…おぶっ!!?▼~
:[セテス]|
…………▼~
:[カゲツ]|
す、すまぬ!~
ぶつかってしまった!▼~
:[セテス]|
元気が良くて何よりだな。~
…エレオス大陸の英雄、~
イルシオン王城兵カゲツ。▼~
:[カゲツ]|
そなたも読唇術が使えるのか?!▼~
:[セテス]|
特務機関に来た英雄の名は~
すべて把握している。▼~
私はセテス。~
フォドラの地より召喚に応じた。~
セイロス聖教会の大司教補佐だ。▼~
:[カゲツ]|
大司教補佐…~
なんだか怖い人じゃの。~
怒った時のアイビー様のようじゃ。▼~
:[セテス]|
何か言ったか?▼~
:[カゲツ]|
な、なにも!▼~
ぶつかって悪かったのじゃ、セテス。~
怪我もないようじゃし、余はこれで…▼~
:[セテス]|
待て。~
今から茶会をする。君も来なさい。▼~
:[カゲツ]|
茶会!?~
なぜ余と?▼~
:[セテス]|
言葉を交わし、感じるものがあった。~
君は我が茶会に相応しいようだ。~
安心しろ。二人きりではない。▼~
今日はユグドラル大陸のレヴィン、~
バレンシア大陸のセーバー、~
エレブ大陸のパントもいる。▼~
:[カゲツ]|
はあ…&ruby(そうそう){錚々};たる面子で~
有難い申し出なのじゃが、~
余は茶会よりも手合わせのほうが。▼~
:[セテス]|
茶を飲み、親睦を深めれば~
手合わせも容易に申し込めると思うが?▼~
:[カゲツ]|
む。▼~
:[セテス]|
毎度待ち伏せをして口説き落とし、~
手合わせまで漕ぎつけるよりは~
はるかに効率的だと思わないか。▼~
:[カゲツ]|
むむむ…~
セテスの言うことは一理ある。▼~
余はここに来てから連日連夜、~
英雄たちに手合わせを申し込んだが、~
大抵は断固拒否の有様じゃ…▼~
ええい、背に腹は代えられぬ!~
茶会の申し出、受けよう!▼~
:[セテス]|
決まりだな。▼~
そうそう…ナバール、ロンクー、ゼロ。~
彼らも、私の茶会の飲み仲間だ。▼~
:[カゲツ]|
なんと!?~
並んで茶をしている姿が~
微塵も想像できぬが!?▼~
そうか…ゼロはともかく…~
ナバールとロンクーとは再会し、~
手合わせ願いたいものじゃのう。▼~
だが、セテス。余はそなたとも~
一戦交えたい!▼~
:[セテス]|では、私が首を縦に振るまで~
興味深い話でも聞かせてくれ。▼~
:[カゲツ]|
任せるのじゃ!~
話を聞かせるばかりでなく、~
そなたの好みの茶も淹れてみせよう!▼~
:[セテス]|
ふっ…~
楽しみにしている。~
歓迎しよう、新たな同胞よ。▼~
**愛らしい雪華 オルテンシア [#e53bqn4n]
***C [#mr6unq78]
:[オルテンシア]|
いつも可愛いあたしだけど、~
アスクに来て思うことがあるの。▼~
…妹。妹が欲しいわ。▼~
姉としての包容力、年上の余裕。~
そういったものが身につけば、~
あたしは更に完璧な王女になれるはず!▼~
そうと決まれば妹探しよ。~
だれか妹になってくれそうな英雄は…▼~
:[アネット]|
ふん、ふん、ふ~ん♪▼~
:[オルテンシア]|
いたわ!▼~
あたしより絶妙に年下な感じ、~
めでたくなる愛くるしさ、~
そして何より、なんとなく髪型が似てる!▼~
…コホン。~
失礼、そこのあなた。▼~
:[アネット]|
へっ、なになに?▼~
:[オルテンシア]|
あたしはエレオス大陸の英雄、~
イルシオン王国第二王女オルテンシア。~
あなたのお名前は?▼~
:[アネット]|
あ、あたしはアネット。~
アネット=ファンティーヌ=ドミニクよ。▼~
:[オルテンシア]|
アネット! 可愛い名前ね!▼~
その恰好は、制服かしら。~
あたしも戦が始まるまでは~
学園にいたから、親近感があるわ。▼~
ねえ、アネット。よかったら、~
あたしの妹になってくれない?▼~
:[アネット]|
い、妹!?▼~
:[オルテンシア]|
仮のね。一緒にお茶会をしたり、~
お買い物に行ったり、時にはその…~
お姉様って呼んでくれると嬉しいんだけど。▼~
:[アネット]|
は、はあ…なるほど。~
うまくできるかわからないけど、~
王女様の頼みなら、断るわけには…▼~
わかったわ。あたし、頑張る!▼~
:[オルテンシア]|
やったわ! ありがとう!▼~
:[アネット]|
で、でもどうしよう。~
あたし、ちょっとおっちょこちょいだし。~
信じられない失敗をしちゃうかも…▼~
:[オルテンシア]|
そんなに頑張りすぎなくても、~
気楽に妹してくれればいいのよ。▼~
:[アネット]|
そういうわけには!▼~
気を抜いてうっかりお鍋を爆発させたり、~
お茶の時にお皿を割ったりしたら~
せっかくできたお姉さんに呆れられちゃう!▼~
ううっ…!!▼~
:[オルテンシア]|
あ、あら?~
初手から妹は、ちょっと強引すぎたかしら。~
別に無理をさせたいわけじゃないのよね。▼~
ねえアネット。~
良かったらまずは、お友達から始めない?▼~
:[アネット]|
そ、それなら、喜んで!~
気軽に、アンって呼んでね!▼~
***B [#xxtbqqjo]
:[オルテンシア]|
この前はアンに気を遣わせてしまって~
悪かったわ…でも、お友達にはなれたし、~
出だしは上々よね!▼~
さて、次の妹候補は…▼~
きゃっ!?▼~
:[ファ]|
あ…ごめんなさい。~
ちょうちょをおいかけてたら、~
ぶつかっちゃった…▼~
:[オルテンシア]|
か…~
かわいーーーい!~
何この可愛い子は!▼~
:[ファ]|
ファはね、ファっていうの。▼~
:[オルテンシア]|
ファ? 名前まで可愛いわ。~
あたしはオルテンシアよ。~
よろしくね。▼~
:[ファ]|
オルテンシア…~
あなたも、可愛いなまえ!▼~
:[オルテンシア]|
きゅーん!▼~
そうよね、妹ってこれぐらい小さくても~
構わないのよね。髪もピンク色だし、~
姉妹といっても違和感がないわ。▼~
ねえ、ファ。~
あたしと姉妹になる気はない?▼~
:[ファ]|
しまい…? いいよ!▼~
:[オルテンシア]|
やったわ!~
ありがとう!▼~
:[ファ]|
じゃあ、ファがおねえさんだね。▼~
:[オルテンシア]|
ん…?~
ファはあたしの妹でしょ?~
だってこんなに小さいし…▼~
:[ファ]|
んとね、ファは神竜族だよ。~
なんびゃくねんも生きてるの。▼~
:[オルテンシア]|
あっ。▼~
:[ファ]|
だからね、オルテンシアがいもうと。~
ファがおねえさん!▼~
:[オルテンシア]|
な…なるほどなるほど!~
竜族の可能性を失念していたわ。~
その理屈だと仰るとおりね。▼~
しかも神竜族って、~
リュール様の親戚みたいなものってこと?~
無礼を働いてしまってごめんなさい!▼~
:[ファ]|
いいよ。~
オルテンシアはファのいもうとだもん。~
無礼じゃないよ。▼~
よしよし。~
だいじょうぶ、だいじょうぶ。▼~
:[オルテンシア]|
こ、この愛らしい見た目で…~
この包容力。~
負けたわ…完全に…▼~
お父様…あたしは今日…~
新しいお姉様ができました…▼~
***A [#nben5usa]
:[オルテンシア]|
たくさん英雄がいるのに、~
なかなか見つからないものね。~
妹になってくれる英雄…▼~
:[エリーゼ]|
わあ! 見て見てサクラ!~
この英雄さんの髪形、~
とっても可愛いっ!▼~
:[サクラ]|
本当です…! エリーゼさんと同じく、~
髪を染めて巻いておられますね。~
並ぶとまるで姉妹のようです。▼~
:[オルテンシア]|
え?▼~
:[エリーゼ]|
あっ、いきなりごめんなさい。~
その髪型、あんまり可愛くてつい。~
あたし、暗夜王国のエリーゼ!▼~
:[サクラ]|
私は白夜王国のサクラです。~
あなたは、最近来られたばかりの~
英雄さんですか?▼~
:[オルテンシア]|
え、ええ。~
イルシオン王国の第二王女、~
オルテンシアよ。▼~
:[エリーゼ]|
あなた王女なんだ!~
あたしたちもそうなの!~
仲良くなれると嬉しいな!▼~
:[オルテンシア]|
…なんということ。~
妹候補が向こうから来たわ。~
しかも二人とも、すっごく可愛い…!▼~
あの、念のための確認なんだけど。~
二人は竜族ではないわよね?~
例えば何百年も生きていたり…▼~
:[サクラ]|
?~
はい。竜の血を継いではいるのですが~
長生きでもなく、竜化もしません。▼~
:[オルテンシア]|
じゃあ! エリーゼ王女、サクラ王女!~
二人が良ければ、しばらくの間、~
あたしの妹になってくれない?▼~
:[エリーゼ]|
ごっこ遊びってこと?~
いいよ、面白そうー! じゃあ…~
オルテンシアおねえちゃん、だね!▼~
:[サクラ]|
わ、私も僭越ながら…~
オルテンシア姉様。▼~
:[オルテンシア]|
ああ…………!▼~
これよ! これだわ!~
ありがとう、二人とも。~
ついにあたしも、姉と呼ばれる女性に…!▼~
:[エリーゼ]|
…!~
待って。~
敵の気配がする。▼~
:[オルテンシア]|
ええっ!?▼~
:[サクラ]|
最近、特務機関を探る斥候が~
紛れていたとの情報がありましたね。~
下がってください、姉様!▼~
:[オルテンシア]|
だ、ダメよ!~
あたしが姉なんだから前に…▼~
:[エリーゼ]|
ううん! あたしたち、~
英雄としては先に来てるんだもん。▼~
後から来たみんなのこと、~
しっかり守ってあげなきゃ。~
だから…任せて!▼~
:[サクラ]|
私も、頼りないかもしれませんが、~
人より少しは戦えるつもりです!~
さ、後ろに!▼~
:[オルテンシア]|
かっ……こいい……▼~
:[エリーゼ]|
行くよ、サクラ!▼~
:[サクラ]|
はい、エリーゼさん!▼~
:[オルテンシア]|
こ、これは…~
新参者が気軽に、~
妹とは呼べないわね…▼~
エリーゼ先輩、サクラ先輩…~
次から、そうお呼びしましょ…▼~
***S [#ry4nujqm]
:[オルテンシア]|
あーん、困ったわ。~
妹探しが完全に難航しているわ。~
これからどうしたものかしら。▼~
:[セリーヌ]|
オルテンシア王女。~
ごきげんよう。▼~
:[オルテンシア]|
セリーヌ王女。▼~
くっ…いつ見ても可愛いわね。~
あたしに何か用?▼~
:[セリーヌ]|
妹になりそうな英雄を~
探していると聞いたのだけれど、~
首尾は如何かしらと思って。▼~
:[オルテンシア]|
何よそれ。~
わざわざ見に来たっていうの?▼~
ふふん…聞いて驚きなさい。~
なんと!~
友達と姉と先輩ができたわ!▼~
:[セリーヌ]|
ふふ。色んな方と親睦を深められていて、~
素晴らしいわ。~
けれど…妹は見つかっていないようね。▼~
では、わたしはどうかしら。▼~
:[オルテンシア]|
セ、セリーヌ王女が妹?~
だめよ。若干年上じゃない。▼~
:[セリーヌ]|
年上かどうかは、~
姉妹関係に於いて重要ではないわ。▼~
例えば仮に…アルフレッドお兄様と~
オルテンシア王女がご婚姻なされたら、~
あなたはわたしの義姉になるのだもの。▼~
:[オルテンシア]|
すんごい例えを出してくるわね!?▼~
理屈はそうだけど、却下。~
並ぶとどう見てもあたしが妹だもん。▼~
:[セリーヌ]|
なら仕方がないわね。~
わたしもオルテンシア王女に倣って、~
妹を探しに行きましょう。▼~
:[オルテンシア]|
え?~
セリーヌ王女が、妹を…?▼~
:[セリーヌ]|
わたしも姉妹に憧れがあって。~
本当ならオルテンシア王女みたいな~
可愛い妹が欲しいのだけれど…▼~
姉になりたがっている方に、~
無理強いはできないわ。▼~
:[オルテンシア]|
ふ、ふうん…~
ちなみにセリーヌ王女は~
妹と何をしたいとかあるわけ?▼~
:[セリーヌ]|
二人で美味しい紅茶を頂くのは勿論ね。~
紅茶に合う焼き菓子を~
一緒に手作りするのにも憧れるわ。▼~
それから…そうね。~
些細なことで勝負をしたり、~
仲良くほっぺたをぷにぷにしたり。▼~
:[オルテンシア]|
…それって、エレオスにいた頃~
あたしとしていたことじゃない。~
別の子と同じことしようっていうの?▼~
:[セリーヌ]|
オルテンシア王女と~
姉妹になれないのなら、やむを得ないわ。▼~
:[オルテンシア]|
…………▼~
…いいわよ。▼~
:[セリーヌ]|
え?▼~
:[オルテンシア]|
妹になってもいいって言ってるの!~
ただし、ちょっとの間だけよ!▼~
だから…セリーヌ王女が~
他の子とぷにぷに選手権なんかしたら、~
許さないんだからーっ!▼~
:[セリーヌ]|
うふふ。オルテンシア王女が~
そう言ってくださるなら、~
他の方とはしないわ。▼~
:[オルテンシア]|
そ、そう? ならいいけど…▼~
:[セリーヌ]|
では暫くの間、わたしたちは姉妹ね。~
今のうちに、姉と呼んでみてほしいわ。~
だめかしら?▼~
:[オルテンシア]|
う、うう……▼~
セリーヌ…おねえさま。▼~
:[セリーヌ]|
ありがとう、~
オルテンシア。▼~
それじゃあ、姉妹のお茶会に参りましょうか。~
今日は特別な、~
薔薇の香りの茶葉を用意したの。▼~
:[オルテンシア]|
本当? 楽しみだわ!▼~
……って、~
結局、妹は見つからなかったじゃない。▼~
んもう! いつか絶対、~
素敵なお姉様になるんだからーっ!▼~
**描き出す可憐 ロサード [#be5ybqjd]
***C [#me6oquan]
:[ロサード]|
空の色は明るい青色…~
風の雰囲気は桃色…~
花は黄色と橙…っと。▼~
…よし、こんなものかな。~
かわいい風景画、記念すべき百枚目!~
でっきあーがりー!▼~
:[シャロン]|
わあー! 素敵ですっ!▼~
:[ロサード]|
えっ!?~
シャ、シャロン王女!?▼~
:[シャロン]|
驚かせてすみません。~
あまりに綺麗な絵だったので、~
思わず大きな声が出てしまいましたっ。▼~
あなたはエレオス大陸の英雄、~
ロサードさんですよね!▼~
:[ロサード]|
は、はい。~
まさか来たばかりでシャロン王女に~
覚えていただいているとは、光栄ですー。▼~
:[シャロン]|
この前も絵を描いているところを~
お見かけして、気になっていたんです。▼~
…あの、ロサードさん。~
さっき記念すべき百枚目だと仰ってましたが~
来てからもう、そんなに描いたんですか?▼~
:[ロサード]|
オレ、絵を描くのが速いんです。~
故郷の村は、景色は美しいのですが、~
山間部にあるせいか天気が変わりやすくて…▼~
ゆっくり描いていると雨が降ってきたり雲が~
かかったりして風景が変わってしまうので、~
早く描くのが得意になったんですよー。▼~
:[シャロン]|
ふむふむ。~
景色が変わらないうちに素早く描くことで、~
図らずも訓練になったと。▼~
:[ロサード]|
その点、拠点に近いこの辺りは~
すぐには天気が変わらないし、~
落ち着いて絵が描けますねー。▼~
オレ、来てまだ日が浅いですけど、~
お気に入りの場所が多いんです。~
アスクはかわいい場所が多くて大好きです!▼~
:[シャロン]|
わあ、褒めていただけて嬉しいです!~
王族として祖国を気に入って貰える以上に~
嬉しいことはありませんから!▼~
良かったら他の絵ももっと~
見せていただけませんか?▼~
:[ロサード]|
もちろんですー!▼~
代わりにと言っては何ですが、~
シャロン王女の好きな場所があれば~
教えてくれませんか?▼~
アスク王国のかわいい風景、~
もっともっと絵にしたいんですー!▼~
:[シャロン]|
お安い御用です!~
では今度、シャロンの爆裂おすすめ~
劇的絶景スポットにお連れしますね!▼~
***B [#xse5hbaj]
:[シャロン]|
着きました!~
ここがシャロンの爆裂おすすめ~
劇的絶景スポットです、ロサードさん!▼~
:[ロサード]|
わあ、きれい…~
湖の周りに花畑が広がってる。~
雲間から光が差して、キラキラしてて…▼~
すっごくかわいい場所ー!~
お城の裏に、こんな場所があったなんて!▼~
ありがとうございます、シャロン王女!▼~
:[シャロン]|
喜んでいただけて良かったです。~
ここは私もお気に入りの場所で、~
小さいころからよく遊びに来ているんです。▼~
:[ロサード]|
少し、故郷を思い出す景色ですー。~
この前、山間部にあると言いましたけど、~
村は湖にも近くて。▼~
幻想的な風景を有する所以か、~
『妖精の村』と呼ばれていたんですよ。▼~
:[シャロン]|
妖精…▼~
えっと、実はロサードさんも妖精だったり?▼~
:[ロサード]|
まさか。~
そりゃあ飛び抜けてかわいいオレですけど、~
さすがに普通の人間ですよー!▼~
:[シャロン]|
そうですよね。~
妖精の村…素敵な名前です。▼~
:[ロサード]|
シャロン王女は、~
妖精がお好きなんですかー?▼~
:[シャロン]|
はい、すごく!▼~
:[ロサード]|
じゃあいつか、オレの村に案内したいです。~
その名の通り、妖精を見たっていう伝承が~
残っているほど綺麗な場所なので!▼~
では早速、ここでも絵を描かせて~
もらっちゃいますねー!▼~
:[シャロン]|
どんな絵になるのか楽しみですっ!
:(暗転)|
:[ロサード]|
でーきたっ!▼~
:[シャロン]|
ひゃああ…やっぱりすごいです!~
景色を切り取ったみたいに精巧な絵。~
あれ? これは…わたしですか?▼~
:[ロサード]|
そうです。~
花畑で遊んでいらっしゃるシャロン王女が~
かわいかったので、描いちゃいましたー。▼~
:[シャロン]|
こんなに素敵に描いていただいて~
なんだか恐縮です。~
ロサードさんは人物画もお上手ですね。▼~
:[ロサード]|
自分で言うのも何ですが、~
肖像画描きには向いているかもしれません。▼~
人より速く描けるおかげで、~
モデルになる方のじっとしてる時間が~
少なくて済みますしー。▼~
:[シャロン]|
確かに…▼~
…………▼~
あの、ロサードさん。~
あなたに、肖像画をお願いしたいです。▼~
:[ロサード]|
勿論、いいですけど…~
急に真剣になって、どうしたんです?~
誰の肖像画なんですかー?▼~
:[シャロン]|
それは…▼~
***A [#mtrnryj6]
:[ロサード]|
お兄様ーっ!▼~
:[アルフォンス]|
シャロン、どうしたんだい?▼~
:[シャロン]|
お兄様に会わせたい方がいて。~
じゃーん、エレオス大陸の英雄、~
ロサードさんです!▼~
:[ロサード]|
お会いできて光栄です、~
アルフォンス王子。▼~
あのー、シャロン王女。~
もしかして肖像画にしたい方って…▼~
:[シャロン]|
はい! ロサードさんには、~
わたしとお兄様、二人一緒の肖像画を~
描いていただきたいんですっ!▼~
:[ロサード]|
お二人一緒のですか?~
そ、それは想像していませんでしたー。▼~
:[アルフォンス]|
どうして急に?~
肖像画なら、もうあるだろう?▼~
:[シャロン]|
お兄様と二人のは無いじゃないですか!~
以前は個別で描いてもらった上に、~
結構前のものですよ。▼~
顔の印象だって変わっているはずです。~
お兄様はともかく、わたしは以前より~
大人っぽく魅力的になったことですし…▼~
:[アルフォンス]|
では二人ではなく、シャロンだけ~
描いて貰ったらいいのでは…▼~
:[シャロン]|
ち、違うんです!~
二人がいいんです!▼~
:[ロサード]|
…シャロン王女?▼~
:[シャロン]|
本当はずっと欲しかったんですけど~
肖像画はすごく時間がかかるし、~
お兄様はお忙しいので、諦めていたんです。▼~
でもロサードさんなら、~
短時間で仕上げてくださいます。▼~
それに…~
この機会を逃したら、~
二人の肖像画なんて、もう…▼~
:[ロサード]|
成程、そういうことですか…▼~
オレとしては、かわいいお二人の~
肖像画を描けるなら、~
是非ともお受けしたいですー。▼~
シャロン王女の仰る通り、~
お時間は取らせません。~
如何ですか、アルフォンス王子。▼~
:[アルフォンス]|
まあ…すぐにできるのなら、~
反対する理由も特にないね。▼~
シャロンのお願いに~
付き合わせてしまって悪いけれど、~
よろしく頼むよ、ロサード。▼~
:[ロサード]|
承りましたー!▼~
:[アルフォンス]|
対価は如何ほど必要かな。~
肖像画を依頼するのに~
無料でというわけにはいかないからね。▼~
:[シャロン]|
そ、そうでしたっ!~
すみません、ロサードさん!~
是非言い値を仰ってください!▼~
:[ロサード]|
お気持ちは嬉しいですけど、~
絵は趣味のようなものなのでー。~
そのお金で、防具でも充実させてください。▼~
:[アルフォンス]|
…?▼~
:[ロサード]|
では早速制作に取り掛かります!~
そこに座ってください、お二人ともー!▼~
:[アルフォンス]|
ええっ、今すぐにかい!?▼~
:[シャロン]|
はい、善は急げですから!▼~
あっ! 前髪…!~
前髪だけ、直させてください!!▼~
***S [#t5wnjk86]
:[ロサード]|
肖像画、出来上がりましたー!~
もう動いて平気ですよ。~
アルフォンス王子、シャロン王女。▼~
:[シャロン]|
ありがとうございます。~
さすがの速さです、ロサードさん!▼~
:[アルフォンス]|
…え? 本当に…?~
座ってから数刻も経っていないけれど、~
もう描き上げたというのかい?▼~
それとも僕はいつの間にか~
眠ってしまっていたのか…?▼~
:[シャロン]|
驚きすぎです、お兄様。~
ロサードさんは本当に描くのが~
速いんですってば!▼~
:[ロサード]|
勿論、着彩までばっちりですよー。~
どうぞ、ご覧ください。▼~
:[シャロン]|
わあ…! 見てくださいお兄様!~
素敵な笑顔のわたしたちですっ!▼~
:[アルフォンス]|
こんなに美しく仕上げるとは。~
アスクの宮廷画家たちが戦慄するよ。▼~
:[ロサード]|
気に入っていただけて良かったですー。▼~
でも、申し訳ありません。~
本当は、最後の仕上げがまだなんです。▼~
:[シャロン]|
ごめんなさい!~
わたしが急かしたせいで…!▼~
:[ロサード]|
違うんです。~
完成に至るまでのもう一筆は、~
戦が終わったときに入れたいと思っていて。▼~
…シャロン王女、肖像画を頼まれたのは、~
いつ戦場で倒れても悔いがないように…~
ですよね?▼~
:[シャロン]|
…………▼~
はい、そうです。▼~
:[アルフォンス]|
シャロン? 何故そんなことを…▼~
:[シャロン]|
…この戦いも、随分長くなってきました。~
流石にわたしも理解してきたんです。~
お別れする時は選べないって。▼~
誰がいついなくなるか、わからない。~
もしわたしが死ぬのか…お兄様がどこかに~
行ってしまわれるのが今日だったなら?▼~
わたしはきっと後悔します。~
あの時、あの表情を…一緒にいた時間を、~
何かに残しておけばよかった、って。▼~
:[アルフォンス]|
それで、二人の肖像画を?▼~
:[シャロン]|
はい。悔いが残らないように、~
どうしても欲しかったんです。~
ロサードさんには、見抜かれていましたね。▼~
:[ロサード]|
はい。だから完成させませんでした。~
例えばここで肖像画ができてしまうと~
ギリギリ大丈夫そうな負傷でも、▼~
「悔いはないからいいや…ガクッ」~
ってなってしまう可能性、ありませんか?~
オレ、そのための絵にはしたくありません。▼~
なので仕上げは戦のあとに~
まあ正直ほんのちょっと変わるだけですけど、~
生きて戻る理由にはなりますよねー?▼~
:[シャロン]|
ふふっ。~
そうですね、私の魅力が未完のまま~
終わるのは惜しいですから。▼~
:[ロサード]|
なら、良かったですー。▼~
:[アルフォンス]|
ありがとう、ロサード。~
シャロンの想いを叶えてくれて。▼~
僕も、この絵を~
遺影にようにするつもりはない。▼~
平和になったときに何度も目にして、~
今を懐かしく振り返るための絵にしたいと~
そう思っているよ。▼~
:[ロサード]|
ありがとうございます。▼~
:[アルフォンス]|
では、行こうか。~
絵の完成を見届けるため、~
今日の戦も、無事に戻るとしよう。▼~
:[シャロン]|
はいっ! お兄様!▼~
:[ロサード]|
オレも頑張っちゃおうかなー。~
かわいいお二人の肖像画、~
完成できる日を楽しみにしていますね。▼~
**吹き渡る雪 アイビー [#rtm6nj0w]
***C [#dry64n6a]
:[アイビー]|
神竜様…~
この地でも貴方と共にいられて、~
とても嬉しいわ。▼~
:[リュール]|
私も嬉しいですよ、アイビー。~
エレオス大陸の仲間たちが~
続々と召喚されて心強いです。▼~
:[アイビー]|
もっと早く召喚されていれば、~
神竜様と二人きりでいられたかも~
しれないのに…惜しいわね…▼~
:[リュール]|
二人きり、ですか?▼~
:[アイビー]|
いえ…何でもないの。~
忘れて頂戴。▼~
:[リュール]|
…? わかりました。▼~
召喚されたばかりで、~
アスク王国にはまだ不慣れでしょう。▼~
不安なことがあれば、~
遠慮なく私を頼ってくださいね。▼~
:[アイビー]|
ありがとう。~
貴方がいれば私は、~
不安に思うことなど何も…▼~
…いえ、待って。~
ひとつ不可解なことが…▼~
:[リュール]|
何かあったのですか?▼~
:[アイビー]|
夜中の兵舎で…~
見てしまったの。~
恐ろしい、怪物のようなものを。▼~
:[リュール]|
怪物!?~
まさか、異形兵がこの地にも?▼~
:[アイビー]|
異形兵ではなかったわ。~
動きが怪しくて気味の悪い、~
影のような…▼~
でも、英雄に危害を加えるようなら~
今頃大騒ぎになっているはずだし、~
きっと見間違えたのだわ。▼~
:[リュール]|
ですが、万が一ということも…▼~
:[アイビー]|
不確かなことを言ってしまって、~
申し訳なかったわね。~
失礼するわ、神竜様…▼~
:[リュール]|
あ、アイビー!~
…行ってしまいました。▼~
アイビーはああ言っていましたが、~
不安はないに越したことはありません。~
ここは私が神竜として…▼~
夜中にこっそり、見回りをしてみましょう!▼~
***B [#ftry3wnn]
:[リュール]|
ふあーあ…~
夜も深くなってきました。~
見回りを始めて、数刻経つでしょうか。▼~
アイビーのいる兵舎の外を~
くまなく確認していますが、~
特に変わったことはありませんね。▼~
:[ヘクトル]|
おう、リュール。~
お疲れさん!▼~
:[リリーナ]|
こんばんは、リュールさん。▼~
:[リュール]|
ヘクトル、リリーナ。~
こんな時間に、戦の帰りですか?▼~
:[ヘクトル]|
ああ。今日の相手は手強くて、~
少し手こずってしまってな。~
でも最後はしっかり決めてきたぞ!▼~
:[リリーナ]|
リュールさんは、~
なにをしているのですか?▼~
:[リュール]|
実は、アイビーから…~
このあたりで怪物を見たと聞いて。~
見回りをしているんです。▼~
:[ヘクトル]|
怪物だと!?▼~
:[リュール]|
見間違いかもしれませんが、~
念のため。▼~
:[ヘクトル]|
それは大変だ。俺たちも手伝おう。▼~
:[リュール]|
でもお二人とも、~
戦でお疲れなのでは…▼~
:[ヘクトル]|
敵がいるかもしれないところに、~
仲間を一人で置いていけない。~
怪物が来たら、俺たちが追い払ってやる!▼~
:[リリーナ]|
わたしもがんばります。~
かいぶつなんて、おどかしてやります。~
えっと…こんなかんじでしょうか。▼~
がおーっ!!▼~
:[リュール]|
きゃっ…!~
あはは、すごい迫力ですね。~
リリーナ……▼~
:[アイビー]|
きゃーーーーーっ!!▼~
:[リュール]|
へ!?▼~
:[アイビー]|
大変…!~
神竜様が…化け猫と…~
マントのお化けに襲われているわ…!▼~
:[リュール]|
アイビー!!▼~
あ! いえ、違うんです!~
二人は収穫祭の仮装で…~
お化けではありません!▼~
:[アイビー]|
待っていて神竜様。~
今、皆を呼んでくるわ!▼~
みんな…っ!~
大変なの! 神竜様が…~
お化けに襲われているの!▼~
起きて! すぐ起きて頂戴ーっ!!▼~
:[ヘクトル]|
あー…これはもう、~
止められない感じだな。▼~
:[リュール]|
真夜中の兵舎に、~
次々と明かりが……▼~
申し開きは、全員が起きてからに~
なりそうですね…▼~
***A [#nr63nq0h]
:[アイビー]|
ごめんなさい…神竜様…みんな…!~
仲間をお化けと間違えたうえに、~
夜中に全員を叩き起こすだなんて…!▼~
:[アルフレッド]|
ははは! いいさ!▼~
何かの催しかと思ったよ!▼~
:[ディアマンド]|
敵襲でなくてよかったが、~
アイビー王女が大声を出しながら~
走り回っていたのには驚いたぞ。▼~
:[アイビー]|
恥ずかしくて顔から火が出そう…~
私を一思いに~
送還して頂戴……▼~
:[リュール]|
アイビー、駄目です!~
送還用の門に向かうのは禁止ですよ。▼~
私も、ごめんなさい。~
勝手に見回りをして、~
迷惑をかけてしまいましたね。▼~
:[アイビー]|
神竜様は悪くないわ。~
私が思わせぶりなことを言って~
立ち去ってしまったせいよ。▼~
それに、こんなに可愛らしい~
貴方たちをお化けと間違えたことも~
とても申し訳ないの…▼~
ごめんなさい、ヘクトル、リリーナ。▼~
:[リリーナ]|
だいじょうぶです、アイビーさん。~
ぜんぜんきにしてないです。~
みんなも、おこっていませんよ。▼~
:[ヘクトル]|
おう! リンやエリウッドも、~
夜中に起こされるぐらい~
屁でもないって言ってたしな!▼~
:[アイビー]|
…ほ、本当に…?▼~
私が見た怪物のような影も、~
きっと英雄の仮装だったのだわ。▼~
私…すごく人見知りで…~
ここに来てから、~
碌に皆の顔を見ていなかったの。▼~
仮装した英雄がいるということ、~
認識できていれば良かったのに。~
駄目ね、私…▼~
:[リュール]|
アイビー…▼~
:[ヘクトル]|
うーん、それじゃあ交流も兼ねて~
歓迎パーティーでもするか!▼~
アイビーの元いた世界、~
イルシオン王国の英雄たちも~
来てくれたことだしな!▼~
:[リリーナ]|
みんなをあつめて、~
たのしみましょう!▼~
:[リュール]|
それは良い考えですね!~
どうです、アイビー?▼~
:[アイビー]|
そ、そうね…~
皆と交流できるいい機会だわ。▼~
ありがとう、ヘクトル、リリーナ。~
喜んでお誘いをお受けします。▼~
:[ヘクトル]|
じゃ、決まりだな!~
次の満月の晩になったら~
みんな集まってくれ!▼~
:[アイビー]|
緊張するけれど…~
楽しみだわ。▼~
***S [#fy66j4na]
:[リュール]|
宴は楽しめていますか。~
アイビー。▼~
:[アイビー]|
ええ、神竜様。~
おかげで、~
色々な英雄たちと話せたわ。▼~
この宴がなければ、~
同じ戦場にでも出ない限り~
皆の顔さえ知らなかったかもしれない…▼~
ヘクトルとリリーナには改めて、~
感謝をしなければいけないわね。▼~
:[ミスティラ]|
本当によかったよー!~
あたし、この格好で来ちゃって、~
怖がられないか心配だったけど…▼~
宴で顔合わせできたから、~
びっくりさせずに済んだし!▼~
:[スタルーク]|
僕も、いつも薄暗い場所にいますので…~
偶然鉢合わせていたら~
アイビー王女を驚かせたでしょう。▼~
:[アイビー]|
そ、そう…~
いま会えて、良かったわ。▼~
ここでは皆仲間とはいえ、~
見た目に迫力のある英雄もいるから、~
早く慣れないといけないわね…▼~
先程見かけた英雄は凄かったわ。~
顔色が悪くて、ずぶ濡れで…~
まるで死の淵から蘇ったような…▼~
:[リュール]|
ずぶ濡れの英雄?~
そんな方、いたでしょうか。▼~
:[ミスティラ]|
知らないなあ。~
特務機関の英雄たちの顔は、~
ひと通り覚えたはずなんだけど。▼~
:[スタルーク]|
精神的にはいつも~
濡れ雑巾ではありますが、~
僕じゃないですよ。▼~
:[アイビー]|
誰にも心当たりがないの…?▼~
:[ミスティラ]|
じゃあじゃあ、~
それって本物の~、~
お化けだったりして~!!▼~
:[アイビー]|
ほ、ほんものの…~
お化…け…!?▼~
待って!~
じゃあ今そこを歩いているのは!?▼~
:[リュール]|
あ!~
ずぶ濡れの英雄です!▼~
:[アイビー]|
しっかり見えているわ。これって、~
私たち…お化けを見ているということ?▼~
やだ、目が合った…!~
こっちに歩いてくるわ!▼~
きゃあああああーーーっ!▼~
…あ、あら?~
貴方は…▼~
:[アイビー(夏)]|
やっと会えたわね…~
いつもの姿の私。▼~
:[アイビー]|
わ、私?~
ずいぶん薄着で…それに、~
どうしてそんなにずぶ濡れなの?▼~
:[アイビー(夏)]|
今日の宴に神竜様が来ると聞いて、~
興奮を鎮めるために~
ひと泳ぎしていたのよ…▼~
けれど、拭くものを忘れてしまって~
取りに来たの。おかげですっかり~
体が冷えてしまったわ。▼~
:[アイビー]|
そ、そうだったの…~
脅かさないで頂戴。▼~
:[アイビー(夏)]|
貴方が驚きすぎなのよ…▼~
そうそう、この前貴方が~
怪物だと触れ回った影…~
あれも私だから。▼~
:[アイビー]|
えっ…!▼~
:[リュール]|
影の正体は、~
水着のアイビーだったんですね!▼~
:[アイビー(夏)]|
同じ姿の英雄を見たくて~
貴方の兵舎まで行ったのよ。~
でも、もし出会ったら驚くでしょうし…▼~
黒い布を被って行くことにしたの。~
結果的に、神竜様まで巻き込んだ~
騒動になるとは思わなかったけれど。▼~
:[アイビー]|
そうだったの…ごめんなさい。~
私とは知らず、動きが怪しくて~
気味が悪いと言ってしまったわ…▼~
:[アイビー(夏)]|
…………▼~
:[アイビー]|
もしまた新しい私が来たときは…~
なるべく明るいところで~
陽気に声をかけることにするわね。▼~
:[アイビー(夏)]|
…それが賢明だわ。▼~
さて、私も宴を楽しもうかしら。~
勿論、神竜様と一緒に。▼~
:[アイビー]|
ちょっと。~
神竜様は私と一緒よ…▼~
:[リュール]|
あはは…~
アイビー同士で喧嘩しないでください。▼~
後でもう一人ぐらい、~
私を連れて来ますから。▼~
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