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章別会話/聖光の守護者たち
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*聖光の守護者たち [#byi89wj5]
#contents
**聖光の守護者たち [#ditkw5n3]
***オープニング [#mkl0nnry]
:[ラーチェル]|
ですから、~
その魔物を連れ歩くのは~
およしなさい!▼~
:[ルーテ]|
それでは研究に支障が生じます。~
この子は私の研究対象ですから~
つぶさに観察する必要があるのです。▼~
:[ラーチェル]|
何を仰いますの!?~
魔物は不浄なる存在!▼~
どのような理由があろうとも~
共に生活するなどありえません!~
許されないことですわ!▼~
:[ルーテ]|
だからこそ研究が必要なのです。~
魔物との共存を実現させるためにも。▼~
:[フランツ]|
あ、あの…~
お二人とも少し落ち着いて…。▼~
:[ラーチェル]|
フランツ! あなたは魔物が~
目の前をうろついていても~
構わないとおっしゃいますの!?▼~
:[フランツ]|
い、いえ。そういうわけでは…。~
ですが、異界に召喚されて早々に~
言い争いをしなくても…▼~
:[ルーテ]|
よく見てください。~
この子はサイズも小さく~
とても興味深い個体です。▼~
何より攻撃してきません。~
ですから、~
何の問題もないでしょう。▼~
:[ラーチェル]|
問題だらけですわ!~
あなた、どういう趣味をして~
いらっしゃいますのっ!?▼~
:[フランツ]|
このままじゃ収拾がつかないな…。▼~
…そうだ! 僕たちと一緒に~
召喚されたムルヴァ様なら~
力を貸してくださるかも…▼~
:(暗転)|
:[ムルヴァ]|
……。~
ふむ、双方の言い分はわかった。▼~
:[ラーチェル]|
魔物は人々を脅かす存在。~
寝食を共にするなど、ありえませんわ!▼~
:[ムルヴァ]|
これがその魔物か…~
ずいぶんと大人しいのだな?▼~
:[ルーテ]|
研究を重ねた結果、~
この子は従順になりました。~
私、優秀ですから。▼~
:[ムルヴァ]|
魔物をこのように人の間に放って、~
なにかあったら責任を取る~
覚悟はあるのか?▼~
:[ルーテ]|
もちろんです。~
優秀な私の研究に~
万が一などあり得ませんが。▼~
:[ムルヴァ]|
ふむ…。ならばこのままで~
しばらく様子を見るがよい。▼~
:[ラーチェル]|
えっ!? お待ちくださいな!~
魔物が目の前にいるのですよ!?~
ムルヴァ様ーっ!▼~
:[フランツ]|
…行ってしまわれましたね。▼~
:[ルーテ]|
私も研究に戻ります。~
ビグル、行きますよ。▼~
:[ラーチェル]|
どういうことですの?~
魔物の存在を認めるなんて…。~
ううっ、ありえませんわ!▼~
***C [#dgj0jwna]
:[ラーチェル]|
はぁ…解せません。~
理解に苦しみますわ…。▼~
:[フランツ]|
おはようございます、ラーチェル様。~
そのため息、昨日のことをお考えに…?▼~
:[ラーチェル]|
ええ。どうしても納得できません!~
絶対に間違っていると思いますの!▼~
ムルヴァ様は、いにしえより~
闇の樹海で魔物を封じてこられたお方。▼~
そのような立場にいらっしゃるのに~
魔物を捨ておくなど、ありえませんわ!▼~
:[フランツ]|
ま、まあまあ…。~
ムルヴァ様にもなにかお考えが~
あるのかもしれませんよ。▼~
:[ラーチェル]|
私はロストンの聖王女として~
邪悪な魔物を滅せねばなりません!▼~
魔物を野放しにしておけば~
新たな悲劇が生み出されるばかり…。▼~
お父様とお母様も~
魔物から民を助けるために~
命を落とされたのです!▼~
:[フランツ]|
ラーチェル様…~
心中、お察しします。▼~
我々ルネス騎士団も~
日々奮闘していました。▼~
:[ラーチェル]|
魔物は民の未来を奪います。~
なにがあろうとも~
存在を許してはなりませんわ!▼~
わたくし、ムルヴァ様のお考えが~
まるでわかりませんの!▼~
:[フランツ]|
まあ、そうですよね…。▼~
ムルヴァ様はルーテさんを咎められると~
僕も思っていましたから。▼~
:[ラーチェル]|
気を揉んでも時間の無駄ですわね。~
善は急げですわ、フランツ!~
ムルヴァ様にお話を伺いに行きますわよ!▼~
:[フランツ]|
え、ええっ!?~
これからですかっ?▼~
:[ラーチェル]|
そういえば…~
肝心のルーテはどこですの?▼~
彼女もムルヴァ様のところに~
連れていきたいところですが。▼~
:[フランツ]|
そ、それがどうやら魔物の研究に~
朝から没頭されているみたいで…。▼~
:(暗転)|
:[ルーテ]|
ふむふむ、なるほど…~
とても興味深いですね。~
むっ…もしかしてこれは…。▼~
:(白く光る)|
:[ルーテ]|
そういうことでしたか…。~
では、これはどうでしょう?▼~
:(白く光る)|
:[ルーテ]|
なんと…計算が狂いました。~
ですが、これも想定の範囲内…~
…………▼~
***B [#ko0tnwar]
:[ラーチェル]|
失礼いたしますわ、ムルヴァ様!~
少々お話を伺ってもよろしくて?▼~
:[ムルヴァ]|
またお前たちか?▼~
:[フランツ]|
す、すみません。~
実は昨日のことが~
どうしても腑に落ちなくて…▼~
なぜムルヴァ様は~
ルーテさんが魔物を連れていることを~
咎めなかったのですか?▼~
:[ムルヴァ]|
……。▼~
:[ラーチェル]|
ムルヴァ様は~
【聖石】を持つ英雄たちと共に~
闇の樹海で魔王を滅ぼした偉大な英雄。▼~
魔物をお認めになるはずがないと~
信じておりましたのに!▼~
:[ムルヴァ]|
お前たちは…~
マギ・ヴァル大陸の魔物たちがどうして~
生まれてきたのか、知っているか?▼~
:[フランツ]|
闇の樹海より生まれてくる…~
そう伝え聞いております。▼~
:[ムルヴァ]|
闇の樹海から魔物が生まれ出る理由…~
それは我々が倒したはずの~
魔王の仕業だったのだ。▼~
:[ラーチェル]|
そ、それはどういうことですの?▼~
:[ムルヴァ]|
聖なる石によって~
魔王の魂は封印できた。▼~
しかし、その亡骸から溢れる腐毒が~
美しかった森を覆いつくし、腐泥から~
魔物が生まれるようになったのだ。▼~
:[フランツ]|
魔王の亡骸が~
魔物を生む元凶だったんですね?▼~
:[ムルヴァ]|
以来、我々竜族は樹海に住み~
数百年に渡り、魔物と戦い続けてきた。▼~
:[ラーチェル]|
人間の世界に魔物が溢れなかったのは~
ムルヴァ様たちの尽力があればこそですのね!▼~
:[ムルヴァ]|
しかし、我々のやってきたことは~
その場しのぎにすぎぬ。▼~
魔王は大地に巣くう闇。~
魔王も魔物も完全に滅ぼすしかない。~
そう考えていた。▼~
だが、ルーテは魔物との共存を試み~
新たな可能性を模索している。~
それは我々が考えもしなかった未来だ。▼~
:[ラーチェル]|
で、ですが、もし失敗すれば…。▼~
:[ムルヴァ]|
成功するか失敗するか、~
まだ未来は見えておらぬ。▼~
私がこの世界に召喚されたのも~
その可能性を見守るためかもしれぬ。▼~
:[ラーチェル]|
…ムルヴァ様のお考えは理解できました。▼~
ですが、わたくしにも~
自分の信じる正義があります。~
その正義に則って行動しますわ!▼~
***A [#w79wnw4h]
:[ルーテ]|
なるほど。~
このような結果になるのですね。~
では、こうした場合は…。▼~
……。~
…あれ、めまい…が…。▼~
:[ラーチェル]|
しっかりなさいまし!▼~
:[ルーテ]|
ラーチェル王女…~
どうしてここに?▼~
:[ラーチェル]|
あなたのことを~
見張っていたのですわ。▼~
調べ物に夢中になるあまり~
ここしばらく、ほとんど~
休んでいないのではなくて?▼~
:[ルーテ]|
よくご存じですね。それを知っているなら…~
あなたも休んでないということでは~
ありませんか?▼~
:[ラーチェル]|
わたくしのことはいいのです!▼~
ドズラやレナックにも~
見張りを手伝ってもらいましたから~
わたくしはこの通り元気そのものですわ!▼~
でも、ルーテ…。~
なにがあなたをそこまで~
突き動かしますの?▼~
:[ルーテ]|
……。~
魔物と共存できれば、すなわち~
襲われる人がいなくなるということです。▼~
一日でも早くこの研究が成功すれば~
それだけ不幸な人を減らせます。▼~
だからこそ、私の人生を削ってでも~
研究する価値があることなのです。▼~
:[ラーチェル]|
人々を守りたいという想い…。~
あなたの研究の目的はそれなのですね。▼~
:[ルーテ]|
山ひとつ登るにしても~
様々な道があります。▼~
私は私にしか登れない道を選んだ。~
それだけのことです。▼~
:[ラーチェル]|
そこまで自信があるなら~
絶対にその研究…成功させなさい。▼~
わたくしが見張っています。~
万が一のことが起きても~
なんとかして差し上げますから!▼~
:[ルーテ]|
気持ちだけいただきます。~
万が一は起こりません。~
なぜなら私は優秀ですから。▼~
:(暗転)|
:[フランツ]|
よかった…。~
どうやらお二人とも~
互いを理解できたようですね。▼~
:[ムルヴァ]|
道は違えど、目指す方向はひとつ。~
よりよき未来の可能性に賭けることで~
手を取り合ったのだろう。▼~
:[フランツ]|
ルーテさんが描く未来…~
僕も信じてみたいです。▼~
研究のことはわかりませんが~
力になれることがあれば~
喜んで協力するつもりです。▼~
:[ムルヴァ]|
我々は戦うことでしか~
問題を解決できないと思い込んでいた。▼~
しかし、誰も傷つかずに守れるなら~
それに越したことはない。▼~
我々が成しえなかった未来…~
お前たちが切り拓くと期待しよう。▼~
**無限の探究心 ルーテ [#xgte8adj]
***C [#hko0hsh6]
:[ルーテ]|
騒ぎになる前にビグルを~
見つけてくださって~
ありがとうございます。▼~
部屋からいなくなったときは~
どうなることかと思いました。▼~
:[コンスタンツェ]|
この魔物がいきなり~
部屋に飛び込んできたときは~
本当に驚きましたわ。▼~
:[ハピ]|
ハピは魔物よりも~
コニーの変な悲鳴に~
ビックリしちゃったよ。▼~
:[コンスタンツェ]|
う、うるさいですわね!~
あんなことになったら~
誰だって叫んでしまいますわ。▼~
:[ハピ]|
そうかなー?~
この子は身体も小さいし~
人なつっこい感じじゃない?▼~
それよりも…~
魔物を連れた英雄なんていたんだ?~
この子は魔道で従えているの?▼~
:[ルーテ]|
はい。私は稀代の~
天才魔道士ですから。▼~
:[ハピ]|
ふーん。▼~
:[ルーテ]|
しかし、逃げ出したのは問題です。~
術の効果が低かったのでしょうか。~
おかしいですね…。▼~
:[ハピ]|
あー、それはハピのせいかも。▼~
:[ルーテ]|
あなたのせい?~
どういうことですか?▼~
:[ハピ]|
さっき、うっかり~
ため息をついちゃったんだよね。▼~
:[ルーテ]|
あなたのため息と、~
ビグルが逃げ出したことが~
どう関係あるのですか?▼~
:[ハピ]|
うーん…。~
コニー、代わりに説明して。▼~
:[コンスタンツェ]|
ハピは…ため息をつくと~
魔物をおびき寄せてしまう~
特異体質なのです。▼~
:[ルーテ]|
ため息で魔物を…?▼~
あなた方はフォドラの人でしたね。~
フォドラにはそういう人が~
大勢いるのですか?▼~
:[ハピ]|
いないと思うよー。~
ハピだってもともと~
こんなんじゃなかったしね。▼~
ちょっとした事情で~
こうなっちゃったんだよね…。▼~
***B [#zfdaoee3]
:[ルーテ]|
失礼します。▼~
:[ハピ]|
ん? キミは昨日の…。~
あの魔物なら来てないけど。▼~
:[ルーテ]|
お尋ねしたいことがあります。~
ビグルのことではなく~
あなたの体質についてです。▼~
:[ハピ]|
ハピの体質?~
どういうこと?▼~
:[ルーテ]|
ため息で魔物をおびき寄せる~
その体質は、広い意味で考えると~
魔物を操る手段とも言えます。▼~
それが解明できれば~
私が進めている、魔物と共生する~
研究に活かせるのではないかと…。▼~
:[ハピ]|
ハピに協力してほしいって言うの?~
自分でもよくわかってないのに。▼~
:[ルーテ]|
ため息をついたときに~
どんな魔物をおびき寄せたのか。▼~
それを教えていただければ~
解明の手掛かりになります。▼~
:[ハピ]|
ろくでもない記憶ばかりだから~
あまり覚えてないんだよね。▼~
ていうか、面倒くさいから~
この体質のこともあまり~
話題にしたくない、みたいな…。▼~
:[ルーテ]|
そこを曲げてお願いできませんか。▼~
:[ハピ]|
うーん…。▼~
:[ルーテ]|
私の研究が進めば、~
魔物に脅かされる人が減ります。▼~
一人でも多くの命を救うため~
協力していただけませんか?▼~
:[ハピ]|
そんなふうに言われると~
断るのも悪い気がするねー。▼~
だったら、ハピたちの世界の~
紋章に詳しい人を紹介するから~
話を聞いてみるのがいーよ。▼~
:[ルーテ]|
…わかりました。~
体よく厄介払いされた気もしますが~
ありがとうございます。▼~
***A [#nm90epem]
:[リンハルト]|
なるほど…。~
それで僕のところに来たのか。▼~
:[ルーテ]|
はい。アスク王国にいる英雄で~
フォドラの紋章に一番詳しいのは~
あなたと聞きました。▼~
:[リンハルト]|
正直、詳しいわけでもないけどね。~
こんなときハンネマン先生が~
いてくれたらなぁ…。▼~
遠回りになってしまうけど~
僕たちの世界における神話や歴史から~
説明したほうがよさそうだね。▼~
:(暗転)|
:[ルーテ]|
ふむふむ、そういうことですか。~
だいたい理解しました。▼~
つまり、フォドラの紋章というのは~
聖者セイロスとその仲間が身に宿した力。▼~
紋章の力は子孫に受け継がれ~
今に伝わるということですね?▼~
:[リンハルト]|
大雑把に言うとそういうこと。~
理解が早くて助かるよ。▼~
:[ルーテ]|
歴史の把握などたやすいものです。~
私、優秀ですから。▼~
:[リンハルト]|
紋章にはいろいろとあるけど~
あまり世に知られていない~
とても珍しいものも存在するんだ。▼~
ハピが持つティモテの紋章も~
そのひとつだね。▼~
聖ティモテは~
鳥や獣の声を理解し~
操っていたと言われているよ。▼~
:[ルーテ]|
動物…ですか?~
魔物ではなくて?▼~
:[リンハルト]|
僕が読んだ古文書に~
魔物のことは記されてなかった。▼~
ハピは話してないかもしれないけど~
彼女は以前、フォドラで暗躍する~
タチの悪い連中に捕まったんだ。▼~
そのとき、彼女が持つ紋章の力に~
なにか細工されたのかもしれない。▼~
:[ルーテ]|
なるほど。~
本人が話題にしたくないと言っていたのは~
そのあたりに関係があるのかも…。▼~
:[リンハルト]|
僕が教えてあげられることは~
せいぜいこれくらいかな。▼~
ふわぁ…たくさん話をしたせいか~
眠くなってきちゃったよ。▼~
:[ルーテ]|
ありがとうございました。~
おかげでいくつか仮説が立ちました。~
あとは検証していくだけですね。▼~
:[リンハルト]|
あれ、どこ行くの?▼~
:[ルーテ]|
ハピのところに行きます。~
実験に協力してもらおうかと。▼~
:[リンハルト]|
実験ってなにをするの?▼~
:[ルーテ]|
そうですね…。~
「明日の朝、起きたらため息をついて」~
そうお願いしてみます。▼~
***S [#wrhqa3zg]
:[ルーテ]|
…ふむ。~
思った通りですね。▼~
:[ハピ]|
言う通りに、起きてすぐに~
ため息をついてみたんだけど…~
これでよかったの?▼~
:[ルーテ]|
はい。ビグルが~
この部屋に現れたということは~
私の仮説が正しかったということです。▼~
:[コンスタンツェ]|
その仮説、説明いただけますの?▼~
:[ルーテ]|
ハピのため息の法則性を~
ある程度特定できました。▼~
この城には異界の種族や~
さまざまな生き物がいます。▼~
昨晩のうち、ペガサスやドラゴン、~
獣に変身出来る英雄たちが~
どこにいるのか調べておきました。▼~
:[ハピ]|
わあ…面倒くさそう。▼~
:[ルーテ]|
そのうえでハピにため息を~
ついてもらったわけですが~
おびき寄せたのはビグル…。▼~
つまり、対象は魔物だけ。~
聖ティモテが操ったとされる~
動物は対象外でした。▼~
:[コンスタンツェ]|
たしかに今まで~
魔物以外が現れたことは~
一度もありませんでしたわね。▼~
:[ルーテ]|
ハピから一番近い場所にいる~
魔物1体がおびき寄せられる…~
そう考えるのが自然です。▼~
万が一、城の外から~
魔物がやってくる可能性も考え、~
対策をしていましたが…。~
それも杞憂に終わったようです。▼~
:[ハピ]|
そういう気遣いはできるんだ。~
ちょっと意外かも。▼~
:[ルーテ]|
準備に抜かりはありません。~
私、優秀ですから。▼~
これからも安心して~
研究にご協力ください。▼~
完全に魔物を使役できるようになれば~
あなたがうっかりため息をついても~
問題なく対処できるはずです。▼~
:[ハピ]|
ふーん…。そっか。~
ま、気が向いたら手伝ってあげる。▼~
:[コンスタンツェ]|
あら、自分の体質のことで~
前向きなことを言うなんて~
ハピにしては珍しいですわね?▼~
:[ルーテ]|
…それでは失礼します。~
研究成果をまとめますので。▼~
:[コンスタンツェ]|
行ってしまいましたわ。~
お茶でも飲んでいけばよろしいのに。▼~
:[ハピ]|
だいぶ変わってるよね。~
でも、悪い子じゃないと思う。▼~
:(暗転)|
:[アスレイ]|
うーん、ルーテさんに待機するように~
頼まれたのですが…。▼~
いつまで待てばいいんでしょう。~
もしかして私、忘れられてます…?▼~
**聖杖携えし美王女 ラーチェル [#zfhj47jw]
***C [#nrykl9wz]
:[ドズラ]|
ガハハ!~
やはりこの国はメシがうまいのう!▼~
:[レナック]|
なあ、ドズラのおっさんよ。~
俺は胸騒ぎがしちまって~
どうにも食欲がわかないのよ。▼~
:[ドズラ]|
それはいかん!~
しっかり食わんと、いざというときに~
ラーチェル様をお守りできんぞ!▼~
:[レナック]|
…ん?~
誰か俺たちの名を呼ばなかったか?~
なんだか嫌な予感が…。▼~
:[ラーチェル]|
探しましたわよ!~
ドズラ! レナック!▼~
:[レナック]|
げっ!?~
さっそくお出ましですか!▼~
:[ラーチェル]|
お出ましとはなんですの!~
ところで、あなた方はご存知かしら?▼~
ヴァイス・ブレイヴには~
すごい二つ名を持った英雄がいますのよ!▼~
【死神】に【火消し】に【雷神】…~
それはもう枚挙にいとまがありませんの!▼~
:[ドズラ]|
たしかに名にし負う素晴らしい英雄が~
ここには揃っておりますな。▼~
:[ラーチェル]|
感心している場合じゃなくてよ?~
このままではわたくしが~
全然目立てませんわ!▼~
:[ドズラ]|
なるほど。せっかく~
素晴らしい杖を手にされたというのに、~
それでは残念至極!▼~
:[ラーチェル]|
ええ、今のわたくしに必要なのは~
アスクに轟くすごい二つ名ですわ!~
二人の知恵をお貸しなさい!▼~
:[ドズラ]|
ガハハ! それでは我々で~
異界の英雄に負けぬ二つ名を~
考えねばなりませんな!▼~
:[レナック]|
二つ名って…このお人は~
まーた訳のわからないことを~
言い出しちゃったよ…。▼~
***B [#ifn6wmaj]
:[ドズラ]|
おおっ、これはラーチェル様。~
昨晩はよく眠られましたかな?▼~
:[ラーチェル]|
もちろんですわ。~
邪悪と戦い続けるには~
快適な眠りが大切ですの!▼~
ところでドズラ、~
二つ名は思いつきまして?▼~
:[ドズラ]|
そうですなぁ…。~
マギ・ヴァル大陸で名乗っておられた~
【麗しの絶世美王女】。▼~
これをアスク王国でも~
広めるのはいかがですかな?▼~
:[ラーチェル]|
それじゃダメですわ!~
わたくしが麗しく美しいことは~
変わりようのない事実ですもの。▼~
当たり前のことを~
今さらアピールしたところで~
アスクの民には響かないでしょう?▼~
:[ドズラ]|
なるほど確かに!~
ガハハ!~
大きな見落としでありました。▼~
:[レナック]|
ラーチェル様は相変わらず~
自分への見積もりが~
高くていらっしゃいますね…。▼~
:[ラーチェル]|
あら、レナック!~
二つ名は思い付きまして?▼~
:[レナック]|
その話なんですけどね…~
面白い噂話を仕入れてきましたよ。▼~
どうもヴァイス・ブレイヴには~
【地上に降りた最後の女神】と呼ばれる~
聖女様がいらっしゃるそうなんです。▼~
:[ドズラ]|
ロストンの聖王女であられる~
ラーチェル様には~
参考になりそうな話じゃな!▼~
:[ラーチェル]|
たしかに気にはなりますわね…。▼~
ドズラ! レナック!~
その【地上に降りた最後の女神】という方に~
会いに行きますわよ!▼~
***A [#xxdgae5c]
:[ラーチェル]|
ずいぶんと探しましたわよ。~
【地上に降りた最後の女神】!▼~
:[エリミーヌ]|
ロストン聖教国のラーチェル王女…。~
どのようなご用向きでしょうか?▼~
:[レナック]|
まあ、情報を集めたのは~
俺なんですけどね…。▼~
聖女と呼ばれるエリミーヌさんの~
人となりを知りたい…~
そんなところだと思います。▼~
:[エリミーヌ]|
私のこと、ですか?▼~
:[ラーチェル]|
…………。▼~
………………。▼~
:[ドズラ]|
ラーチェル様!~
しっかりなさってくだされ!▼~
:[レナック]|
立ったまま意識を失ってる…。▼~
無理もないか。~
目の前にいる聖女様が~
エレブ大陸を救った伝説の英雄なら。▼~
おまけに多くの信者を持つ~
エリミーヌ教の開祖ときたもんだ。▼~
:[ラーチェル]|
はっ!? わ、わたくしは~
なにをしていましたの?▼~
:[レナック]|
正真正銘の聖女様の威光に触れて~
気を失われていたんですよ。▼~
:[エリミーヌ]|
ラーチェル王女、大丈夫…ですか?▼~
:[ラーチェル]|
え、ええ…。~
お気遣いありがとうございます。▼~
まさしくエリミーヌ様は~
ロストン聖教国の祖であらせられる~
司祭ラトナ様のようですわ。▼~
わたくし、理解いたしました。~
この出会いは間違いなく~
ラトナ様のお導きにほかなりませんわ!▼~
:[ドズラ]|
ガハハ!~
まさにラーチェル様の~
日頃のおこないの賜物ですな!▼~
:[レナック]|
どこまでも前向きなお人だな…。▼~
:[ラーチェル]|
エリミーヌ様!~
教えてくださいませ!▼~
民に聖女と讃えられ~
希望の光を与えるためには~
どうすればよろしいですの!▼~
***S [#wg6h9mwl]
:[エリミーヌ]|
聖女…【地上に降りた最後の女神】…~
そう呼ぶ人々もいらっしゃいますが~
私は役割を果たしただけなのですよ。▼~
:[ラーチェル]|
役割を果たしただけ…。▼~
:[レナック]|
要するに、二つ名なんてものは~
自分でつけるもんじゃないと~
いうことです。▼~
:[ドズラ]|
なるほど?~
いや、どういうことじゃ?▼~
:[レナック]|
つまり、成すべきことを成せば~
その行いにふさわしい呼び方を~
勝手に皆がしてくれるってことさ。▼~
:[ラーチェル]|
でしたら、なんの問題もありませんわね。~
これまで通り、邪悪を倒しまくって~
人々を救い続けるだけですわ!▼~
:[エリミーヌ]|
人々を救い、光をもたらす術は~
ひとつではありません。▼~
ラーチェル王女、あなたは~
あなたが一番よいと思う方法で~
世界に光をもたらしてください。▼~
:[ラーチェル]|
ありがとうございます、エリミーヌ様。~
わたくし、幸いにも頼れる~
武具を手にしたばかりですの!▼~
見ていてくださいませ!~
この杖で世界にはびこる邪悪を~
ぼこぼこにしてやります!▼~
そうすれば人々があらゆる美辞麗句を用いて~
わたくしを輝かしい二つ名で呼ぶように…~
まさに一石二鳥ですわ!▼~
:[ドズラ]|
ガハハ! これで一件落着ですな!▼~
:[レナック]|
そううまくいきっこないってことは~
今まででわかりそうなもんだけど…~
まあ、大人しくなればなんでもいいか。▼~
**樹海の守護者 ムルヴァ [#bmmyklk5]
***C [#nyk0qrnm]
:[アシュ]|
ええと、図書館に食堂に訓練場…。~
これで城内の主要な施設は~
一通りご案内できましたかと。▼~
不明な点がございましたら~
いつでも気兼ねなく~
このアシュにお尋ねくださいませ。▼~
:[ムルヴァ]|
うむ…。~
ならばひとつ、尋ねたいことがある。▼~
:[アシュ]|
はい、なんでございましょう?▼~
:[ムルヴァ]|
アシュ…といったか。~
お前は人間ではないと見受ける。~
竜か…いや、竜族に連なる者なのか?▼~
:[アシュ]|
私でございますか?~
正しく申し上げるなら私は~
神竜アスク様のしもべ、眷属でございます。▼~
:[ムルヴァ]|
なるほど得心した。~
神竜の眷属ゆえ~
我らに似た気配を感じたのか。▼~
:[アシュ]|
ムルヴァ様はマギ・ヴァル大陸を~
守護する竜族の長と伺っています。▼~
そのような御方に似ているなど、~
恐れ多いことでございます。▼~
:[ムルヴァ]|
アルフォンス王子から聞いた。~
神竜アスクは人間のために~
命をかけて未来を繋いだのだと…▼~
:[アシュ]|
はい。今のこの国の民が~
無事暮らしていけるのは、まさしく~
アスク様のおかげでございまして…。▼~
:[ムルヴァ]|
眷属であるお前にも~
神竜アスクの想いはしっかりと~
受け継がれているのであろう。▼~
胸を張って生きるがよい。~
アスクの志とともにな。▼~
:[アシュ]|
はい。ムルヴァ様におかれましても~
アスク王国に力をお貸し頂けると~
幸いでございます。▼~
***B [#gtrjosm4]
:[アシュ]|
ムルヴァ様、こちらでしたか。~
方々捜し回りましたが、こんな森深くに~
いらっしゃるとは…▼~
:[ムルヴァ]|
アシュか。今日は何用だ?▼~
:[アシュ]|
ムルヴァ様にはミルラ様という~
ご息女がいらっしゃると~
小耳にはさみましたもので…。▼~
:[ムルヴァ]|
ミルラを知っているのか?▼~
:[アシュ]|
はい。実はミルラ様も先んじて~
アスク王国にいらしております。▼~
:[ムルヴァ]|
ミルラが…?~
城では気配を感じなかったが…。▼~
:[アシュ]|
ミルラ様はシャロン王女らと~
遠征に出ておられます。▼~
もうじきお戻りとのことで~
その旨をムルヴァ様に~
お伝えに上がった次第です。▼~
:[ムルヴァ]|
…そうか。~
血こそ繋がってはいないが~
私の大切な娘だ。▼~
ミルラは樹海を離れて旅に出ていたが~
再会が異界で叶うとはな。▼~
:[アシュ]|
きっとミルラ様も驚かれるでしょうね。▼~
遠征隊はまもなく戻ってくるので~
ムルヴァ様も城でお待ちになっては~
どうでしょう?▼~
:[ムルヴァ]|
それには及ばぬ。~
私はなるだけ城に~
足を踏み入れぬほうがいい。▼~
:[アシュ]|
そ、それはいかなる理由で~
ありましょうか?▼~
:[ムルヴァ]|
……。私はあまり~
人と関わらぬほうがよいのだ…。▼~
***A [#reyu5nzr]
:[アシュ]|
人と関わらないほうがよいというのは~
どういうことでしょう?▼~
人に対して、なにか~
思うところがあられるとか…。▼~
:[ムルヴァ]|
人は我らにとって守るべき存在。▼~
しかし、人から見れば我ら竜族は~
種族としての性質や~
命の長さがあまりにも違う。▼~
気やすく交われば~
恐れを抱く者やいさかいも生まれよう。▼~
:[アシュ]|
こうして森の中にいらっしゃるのも~
そういったお考えのもとにでございますか?▼~
:[ムルヴァ]|
そうだ。マギ・ヴァル大陸でも~
我らは人里離れた森で~
静かに暮らしていた。▼~
互いの住処を分かつことで~
守られる平和もあるのだ。▼~
:[アシュ]|
仰ることは、私めにも理解出来ます。~
人と竜族の違いの多さは~
紛れもない事実でありましょう。▼~
ですが、共に過ごすことで~
得られるものや生まれるものも~
また多いと感じる次第でございまして。▼~
アスク王国がさまざまな種族が交わる~
「開かれた国」としてあり続けるのも~
そのためではないのかと…。▼~
:[ムルヴァ]|
…ふむ。▼~
:[アシュ]|
あっ…申し訳ございません。▼~
ムルヴァ様のお考えに異を唱えるつもりは~
毛頭なく、あくまで私めの愚考するところを~
申し述べただけでございますれば…▼~
:[ムルヴァ]|
気にすることはない。~
なかなか興味深い話であった。▼~
アシュよ…~
ミルラが帰ったら教えてくれ。~
久しぶりにあの子の顔が見たい。▼~
***S [#q4576jqn]
:[アシュ]|
そろそろ戻ってこられる時間かと…あっ!~
お見えになりました、ムルヴァ様。▼~
:[ムルヴァ]|
……。▼~
:[シャロン]|
遠征隊、ただいま戻りました。~
任務は大成功。~
みんなも無事です!▼~
:[ミルラ]|
……!?~
おとうさん!?~
本当に…おとうさんですか!▼~
:[ムルヴァ]|
元気そうだな、ミルラ。~
少し背が伸びたか?▼~
:[ミルラ]|
かわらないと思いますが~
アスク王国でおとうさんに~
また会えるなんて…!▼~
:[ヘンリエッテ]|
シャロン、お帰りなさい。~
ケガはない?~
ちゃんと食べてる?▼~
:[シャロン]|
はい、大丈夫です!~
お母様の顔を見たら~
疲れも吹っ飛んじゃいました!▼~
:[バアトル]|
うおおおおーー!~
フィルーー!~
息災だったか? 父は心配したぞ!▼~
:[フィル]|
ち、父上! 離れてください!~
遠征隊のみんなが見ています!~
恥ずかしいです!▼~
:[アシュ]|
親子の再会…いいものですね。~
種族は違えど、子を想う親の気持ちは~
変わらないものでございますね。▼~
:[ムルヴァ]|
そうだな…。~
種族は違っても変わらぬ想いは~
たしかに存在する。▼~
:[アシュ]|
私もアスク様を父と慕い~
アスク様も我が子のように~
私に接してくれました。▼~
それゆえ、私の中に残るこの気持ちは~
種族を越えて共感できる温かさだと~
感じる次第でして。▼~
:[ムルヴァ]|
…感謝するぞ、アシュ。▼~
:[アシュ]|
え? なんでありますか?▼~
:[ムルヴァ]|
私は…人と竜族は~
異なる価値観で生きていると考え~
交わることを避けてきた。▼~
だが、同じ想いを抱く事柄も少なくない。~
共に平和を求めるように。▼~
私はもっと人を知る~
必要があるのかもしれぬな。▼~
:[アシュ]|
ええ、アスク王国ならば~
それが可能だと思いますゆえ…。~
私もお手伝いできれば幸いです。▼~
:[ムルヴァ]|
うむ…共に暮らし、共に戦うことで~
より深く互いを知ることができれば~
手を携えていくこともできよう。▼~
:[ヘンリエッテ]|
さあさあ、みなさん!~
宴の準備が出来ていますよ。~
どうぞこちらへ。▼~
:[ミルラ]|
おとうさん、行きましょう。~
このお城のごはんは~
とてもおいしいです。▼~
:[ムルヴァ]|
わかった。私も行こう。~
皆と囲む食事…~
楽しみにしているぞ。▼~
**誠実なる騎士 フランツ [#bykowqa6]
***C [#btrhj0ww]
:[フランツ]|
はっ、ふっ、たあっ!▼~
:(白く光る)|
:[フランツ]|
よし、今日の訓練は~
このくらいにしておくか。▼~
:[フォルデ]|
よぉ、フランツ。~
アスク王国に来て早々に~
訓練所通いとは精が出るな。▼~
:[フランツ]|
兄さん!~
遠征から戻ってきたんですね!▼~
:[フォルデ]|
しかし、すごい汗だな。~
朝からずっと訓練してたのか?▼~
:[フランツ]|
はい。異界にいるからと言って~
ルネス騎士団の一員として~
訓練を怠るわけにはいきません。▼~
:[フォルデ]|
相変わらず真面目だなぁ。~
ますますカイルに似てきたな。▼~
:[フランツ]|
兄さんこそ、もう少し~
真面目に話を聞いてくださいよ。▼~
もう騎士見習いではないんです。~
僕だって命を懸けて民を守る覚悟が~
あるんです。▼~
:[フォルデ]|
ああ、わかってるって。~
怪我しない程度に頑張れよ。▼~
いきなり飛ばすと、あとがしんどいぞ。~
自分のペースで頑張ればいいんだ。▼~
ああ、そうだ。~
アメリアも遠征から戻ったぞ。▼~
:[フランツ]|
アメリアも一緒だったんですね。~
今日は疲れているだろうから~
明日に会いに行ってみます!▼~
…彼女もアスク王国にいたんだ。~
会うのが楽しみだな!▼~
***B [#j8oop9kr]
:[フランツ]|
アンナ隊長の話だと~
訓練所にいるって話だけど。~
あれって…!?▼~
:(暗転)|
:[アメリア]|
参ります! たあっ!▼~
:(白く光る)|
:[ドーガ]|
おっと、やるな!▼~
:[ウェンディ]|
今度はこっちよ!~
はああっ!▼~
:[アメリア]|
なんのっ、せいっ!▼~
:(白く光る)|
:[アメリア]|
やああっ!!▼~
:(白く光る)|
:[ガトリー]|
うおっと、あっぶねえ!▼~
:[フランツ]|
…すごい!!~
僕の知っているアメリアと~
全然動きが違う。▼~
異界の騎士たちを相手に~
互角に渡り合っている!▼~
:[アメリア]|
まだまだ、行きます!~
はぁぁっ!▼~
:[ドーガ]|
いい気迫だ!~
これならどうだ! ふん!▼~
:[アメリア]|
くっ! まだまだ!▼~
:[ウェンディ]|
……。~
今日はここまでにしましょう。~
アメリアもよく頑張ったわ。▼~
:[アメリア]|
はぁ、はぁ…~
ありがとうございました!▼~
:(暗転)|
:[フランツ]|
おーい! アメリア!▼~
:[アメリア]|
その声…フランツ!?~
あなたも来てたのね!▼~
:[フランツ]|
うん。きみが遠征に出ている間に~
この国に喚ばれたんだ。▼~
でも、驚いたよ。~
見ないうちに~
ずいぶん強くなったんだね。▼~
:[アメリア]|
そ、そうかな?~
ヴァイス・ブレイヴの皆さんに~
指導してもらったおかげかも…。▼~
:[フランツ]|
さっきの手合わせも~
見事な立ち回りだったよ。▼~
……。▼~
いや…~
もうライバルだなんて~
軽々しく言えなくなったかな。▼~
:[アメリア]|
…えっ?▼~
:[フランツ]|
…僕も負けてはいられない。~
もっともっと真剣に~
自分を鍛えないと!▼~
***A [#mutikmes]
:[フランツ]|
やああっ!▼~
:(白く光る)|
:[フランツ]|
はあっ! せいっ!▼~
:(白く光る)|
:[フランツ]|
はあ、はあ…。~
ま、まだまだっ!▼~
:[アメリア]|
あれはフランツ?~
こんな時間まで残ってるなんて。▼~
:[フランツ]|
はあっ! てえいっ!~
たあああっ!!▼~
:(白く光る)|
:[フランツ]|
まだだ、もっと!~
こんなんじゃアメリアに~
追い付け…くぅっ!?▼~
:[アメリア]|
フランツ!?~
大丈夫、しっかりして!▼~
:[フランツ]|
アメリア…。~
どうしてここに?▼~
:[アメリア]|
明日の準備をしようと思って。~
それよりどうしたの?~
こんなフラフラになるまで…。▼~
:[フランツ]|
はぁ、はぁ…。▼~
:[アメリア]|
鍛えるにしても無茶しすぎだよ!~
今日はもう休もう…ねっ?▼~
:[フランツ]|
そういうわけにはいかないよ。~
もっともっと鍛えないと。▼~
僕がいない間にきみは強くなった。▼~
だから僕も強くならなきゃ。~
きみとの約束を守るために…。▼~
:[アメリア]|
……。▼~
***S [#h70emw8x]
:[フランツ]|
覚えているかい、アメリア。~
僕たちはよきライバルとして~
強くなろうと約束した。▼~
:[アメリア]|
うん、覚えてるよ。▼~
:[フランツ]|
でも、今の僕は~
アメリアに後れを取っている…。~
このままじゃいけないんだ。▼~
:[アメリア]|
そんなことない!~
フランツはあたしの支え。▼~
あたしが強くなってるとしたら…~
あの約束のおかげだから。▼~
:[フランツ]|
えっ…?▼~
:[アメリア]|
この国に来て~
くじけそうなこともあったけど…。▼~
そのたびにフランツとの約束が~
力になってくれたの。▼~
:[フランツ]|
……。▼~
:[アメリア]|
大切なのは、これからじゃないかな。~
だから、二人で強くなろう?▼~
:[フランツ]|
……。~
心配かけてごめん。▼~
きみに置いていかれた気がして~
自分を見失っていたみたいだ。▼~
早くきみに追いつかなきゃ…~
一人でそう焦っていたよ。▼~
:[アメリア]|
大丈夫。~
努力を惜しまないあなたなら~
きっとアスク王国の力になれる。▼~
:[フランツ]|
ありがとう、アメリア~
あらためて…~
アスク王国でもよろしく。▼~
:[アメリア]|
ふふっ、あたしたち~
よきライバルに戻ったね。▼~
:[フランツ]|
僕だって負けないよ。~
どんな場所にいたって~
あの日の約束は変わらないから。▼~
*コメント [#comment]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*聖光の守護者たち [#byi89wj5]
#contents
**聖光の守護者たち [#ditkw5n3]
***オープニング [#mkl0nnry]
:[ラーチェル]|
ですから、~
その魔物を連れ歩くのは~
およしなさい!▼~
:[ルーテ]|
それでは研究に支障が生じます。~
この子は私の研究対象ですから~
つぶさに観察する必要があるのです。▼~
:[ラーチェル]|
何を仰いますの!?~
魔物は不浄なる存在!▼~
どのような理由があろうとも~
共に生活するなどありえません!~
許されないことですわ!▼~
:[ルーテ]|
だからこそ研究が必要なのです。~
魔物との共存を実現させるためにも。▼~
:[フランツ]|
あ、あの…~
お二人とも少し落ち着いて…。▼~
:[ラーチェル]|
フランツ! あなたは魔物が~
目の前をうろついていても~
構わないとおっしゃいますの!?▼~
:[フランツ]|
い、いえ。そういうわけでは…。~
ですが、異界に召喚されて早々に~
言い争いをしなくても…▼~
:[ルーテ]|
よく見てください。~
この子はサイズも小さく~
とても興味深い個体です。▼~
何より攻撃してきません。~
ですから、~
何の問題もないでしょう。▼~
:[ラーチェル]|
問題だらけですわ!~
あなた、どういう趣味をして~
いらっしゃいますのっ!?▼~
:[フランツ]|
このままじゃ収拾がつかないな…。▼~
…そうだ! 僕たちと一緒に~
召喚されたムルヴァ様なら~
力を貸してくださるかも…▼~
:(暗転)|
:[ムルヴァ]|
……。~
ふむ、双方の言い分はわかった。▼~
:[ラーチェル]|
魔物は人々を脅かす存在。~
寝食を共にするなど、ありえませんわ!▼~
:[ムルヴァ]|
これがその魔物か…~
ずいぶんと大人しいのだな?▼~
:[ルーテ]|
研究を重ねた結果、~
この子は従順になりました。~
私、優秀ですから。▼~
:[ムルヴァ]|
魔物をこのように人の間に放って、~
なにかあったら責任を取る~
覚悟はあるのか?▼~
:[ルーテ]|
もちろんです。~
優秀な私の研究に~
万が一などあり得ませんが。▼~
:[ムルヴァ]|
ふむ…。ならばこのままで~
しばらく様子を見るがよい。▼~
:[ラーチェル]|
えっ!? お待ちくださいな!~
魔物が目の前にいるのですよ!?~
ムルヴァ様ーっ!▼~
:[フランツ]|
…行ってしまわれましたね。▼~
:[ルーテ]|
私も研究に戻ります。~
ビグル、行きますよ。▼~
:[ラーチェル]|
どういうことですの?~
魔物の存在を認めるなんて…。~
ううっ、ありえませんわ!▼~
***C [#dgj0jwna]
:[ラーチェル]|
はぁ…解せません。~
理解に苦しみますわ…。▼~
:[フランツ]|
おはようございます、ラーチェル様。~
そのため息、昨日のことをお考えに…?▼~
:[ラーチェル]|
ええ。どうしても納得できません!~
絶対に間違っていると思いますの!▼~
ムルヴァ様は、いにしえより~
闇の樹海で魔物を封じてこられたお方。▼~
そのような立場にいらっしゃるのに~
魔物を捨ておくなど、ありえませんわ!▼~
:[フランツ]|
ま、まあまあ…。~
ムルヴァ様にもなにかお考えが~
あるのかもしれませんよ。▼~
:[ラーチェル]|
私はロストンの聖王女として~
邪悪な魔物を滅せねばなりません!▼~
魔物を野放しにしておけば~
新たな悲劇が生み出されるばかり…。▼~
お父様とお母様も~
魔物から民を助けるために~
命を落とされたのです!▼~
:[フランツ]|
ラーチェル様…~
心中、お察しします。▼~
我々ルネス騎士団も~
日々奮闘していました。▼~
:[ラーチェル]|
魔物は民の未来を奪います。~
なにがあろうとも~
存在を許してはなりませんわ!▼~
わたくし、ムルヴァ様のお考えが~
まるでわかりませんの!▼~
:[フランツ]|
まあ、そうですよね…。▼~
ムルヴァ様はルーテさんを咎められると~
僕も思っていましたから。▼~
:[ラーチェル]|
気を揉んでも時間の無駄ですわね。~
善は急げですわ、フランツ!~
ムルヴァ様にお話を伺いに行きますわよ!▼~
:[フランツ]|
え、ええっ!?~
これからですかっ?▼~
:[ラーチェル]|
そういえば…~
肝心のルーテはどこですの?▼~
彼女もムルヴァ様のところに~
連れていきたいところですが。▼~
:[フランツ]|
そ、それがどうやら魔物の研究に~
朝から没頭されているみたいで…。▼~
:(暗転)|
:[ルーテ]|
ふむふむ、なるほど…~
とても興味深いですね。~
むっ…もしかしてこれは…。▼~
:(白く光る)|
:[ルーテ]|
そういうことでしたか…。~
では、これはどうでしょう?▼~
:(白く光る)|
:[ルーテ]|
なんと…計算が狂いました。~
ですが、これも想定の範囲内…~
…………▼~
***B [#ko0tnwar]
:[ラーチェル]|
失礼いたしますわ、ムルヴァ様!~
少々お話を伺ってもよろしくて?▼~
:[ムルヴァ]|
またお前たちか?▼~
:[フランツ]|
す、すみません。~
実は昨日のことが~
どうしても腑に落ちなくて…▼~
なぜムルヴァ様は~
ルーテさんが魔物を連れていることを~
咎めなかったのですか?▼~
:[ムルヴァ]|
……。▼~
:[ラーチェル]|
ムルヴァ様は~
【聖石】を持つ英雄たちと共に~
闇の樹海で魔王を滅ぼした偉大な英雄。▼~
魔物をお認めになるはずがないと~
信じておりましたのに!▼~
:[ムルヴァ]|
お前たちは…~
マギ・ヴァル大陸の魔物たちがどうして~
生まれてきたのか、知っているか?▼~
:[フランツ]|
闇の樹海より生まれてくる…~
そう伝え聞いております。▼~
:[ムルヴァ]|
闇の樹海から魔物が生まれ出る理由…~
それは我々が倒したはずの~
魔王の仕業だったのだ。▼~
:[ラーチェル]|
そ、それはどういうことですの?▼~
:[ムルヴァ]|
聖なる石によって~
魔王の魂は封印できた。▼~
しかし、その亡骸から溢れる腐毒が~
美しかった森を覆いつくし、腐泥から~
魔物が生まれるようになったのだ。▼~
:[フランツ]|
魔王の亡骸が~
魔物を生む元凶だったんですね?▼~
:[ムルヴァ]|
以来、我々竜族は樹海に住み~
数百年に渡り、魔物と戦い続けてきた。▼~
:[ラーチェル]|
人間の世界に魔物が溢れなかったのは~
ムルヴァ様たちの尽力があればこそですのね!▼~
:[ムルヴァ]|
しかし、我々のやってきたことは~
その場しのぎにすぎぬ。▼~
魔王は大地に巣くう闇。~
魔王も魔物も完全に滅ぼすしかない。~
そう考えていた。▼~
だが、ルーテは魔物との共存を試み~
新たな可能性を模索している。~
それは我々が考えもしなかった未来だ。▼~
:[ラーチェル]|
で、ですが、もし失敗すれば…。▼~
:[ムルヴァ]|
成功するか失敗するか、~
まだ未来は見えておらぬ。▼~
私がこの世界に召喚されたのも~
その可能性を見守るためかもしれぬ。▼~
:[ラーチェル]|
…ムルヴァ様のお考えは理解できました。▼~
ですが、わたくしにも~
自分の信じる正義があります。~
その正義に則って行動しますわ!▼~
***A [#w79wnw4h]
:[ルーテ]|
なるほど。~
このような結果になるのですね。~
では、こうした場合は…。▼~
……。~
…あれ、めまい…が…。▼~
:[ラーチェル]|
しっかりなさいまし!▼~
:[ルーテ]|
ラーチェル王女…~
どうしてここに?▼~
:[ラーチェル]|
あなたのことを~
見張っていたのですわ。▼~
調べ物に夢中になるあまり~
ここしばらく、ほとんど~
休んでいないのではなくて?▼~
:[ルーテ]|
よくご存じですね。それを知っているなら…~
あなたも休んでないということでは~
ありませんか?▼~
:[ラーチェル]|
わたくしのことはいいのです!▼~
ドズラやレナックにも~
見張りを手伝ってもらいましたから~
わたくしはこの通り元気そのものですわ!▼~
でも、ルーテ…。~
なにがあなたをそこまで~
突き動かしますの?▼~
:[ルーテ]|
……。~
魔物と共存できれば、すなわち~
襲われる人がいなくなるということです。▼~
一日でも早くこの研究が成功すれば~
それだけ不幸な人を減らせます。▼~
だからこそ、私の人生を削ってでも~
研究する価値があることなのです。▼~
:[ラーチェル]|
人々を守りたいという想い…。~
あなたの研究の目的はそれなのですね。▼~
:[ルーテ]|
山ひとつ登るにしても~
様々な道があります。▼~
私は私にしか登れない道を選んだ。~
それだけのことです。▼~
:[ラーチェル]|
そこまで自信があるなら~
絶対にその研究…成功させなさい。▼~
わたくしが見張っています。~
万が一のことが起きても~
なんとかして差し上げますから!▼~
:[ルーテ]|
気持ちだけいただきます。~
万が一は起こりません。~
なぜなら私は優秀ですから。▼~
:(暗転)|
:[フランツ]|
よかった…。~
どうやらお二人とも~
互いを理解できたようですね。▼~
:[ムルヴァ]|
道は違えど、目指す方向はひとつ。~
よりよき未来の可能性に賭けることで~
手を取り合ったのだろう。▼~
:[フランツ]|
ルーテさんが描く未来…~
僕も信じてみたいです。▼~
研究のことはわかりませんが~
力になれることがあれば~
喜んで協力するつもりです。▼~
:[ムルヴァ]|
我々は戦うことでしか~
問題を解決できないと思い込んでいた。▼~
しかし、誰も傷つかずに守れるなら~
それに越したことはない。▼~
我々が成しえなかった未来…~
お前たちが切り拓くと期待しよう。▼~
**無限の探究心 ルーテ [#xgte8adj]
***C [#hko0hsh6]
:[ルーテ]|
騒ぎになる前にビグルを~
見つけてくださって~
ありがとうございます。▼~
部屋からいなくなったときは~
どうなることかと思いました。▼~
:[コンスタンツェ]|
この魔物がいきなり~
部屋に飛び込んできたときは~
本当に驚きましたわ。▼~
:[ハピ]|
ハピは魔物よりも~
コニーの変な悲鳴に~
ビックリしちゃったよ。▼~
:[コンスタンツェ]|
う、うるさいですわね!~
あんなことになったら~
誰だって叫んでしまいますわ。▼~
:[ハピ]|
そうかなー?~
この子は身体も小さいし~
人なつっこい感じじゃない?▼~
それよりも…~
魔物を連れた英雄なんていたんだ?~
この子は魔道で従えているの?▼~
:[ルーテ]|
はい。私は稀代の~
天才魔道士ですから。▼~
:[ハピ]|
ふーん。▼~
:[ルーテ]|
しかし、逃げ出したのは問題です。~
術の効果が低かったのでしょうか。~
おかしいですね…。▼~
:[ハピ]|
あー、それはハピのせいかも。▼~
:[ルーテ]|
あなたのせい?~
どういうことですか?▼~
:[ハピ]|
さっき、うっかり~
ため息をついちゃったんだよね。▼~
:[ルーテ]|
あなたのため息と、~
ビグルが逃げ出したことが~
どう関係あるのですか?▼~
:[ハピ]|
うーん…。~
コニー、代わりに説明して。▼~
:[コンスタンツェ]|
ハピは…ため息をつくと~
魔物をおびき寄せてしまう~
特異体質なのです。▼~
:[ルーテ]|
ため息で魔物を…?▼~
あなた方はフォドラの人でしたね。~
フォドラにはそういう人が~
大勢いるのですか?▼~
:[ハピ]|
いないと思うよー。~
ハピだってもともと~
こんなんじゃなかったしね。▼~
ちょっとした事情で~
こうなっちゃったんだよね…。▼~
***B [#zfdaoee3]
:[ルーテ]|
失礼します。▼~
:[ハピ]|
ん? キミは昨日の…。~
あの魔物なら来てないけど。▼~
:[ルーテ]|
お尋ねしたいことがあります。~
ビグルのことではなく~
あなたの体質についてです。▼~
:[ハピ]|
ハピの体質?~
どういうこと?▼~
:[ルーテ]|
ため息で魔物をおびき寄せる~
その体質は、広い意味で考えると~
魔物を操る手段とも言えます。▼~
それが解明できれば~
私が進めている、魔物と共生する~
研究に活かせるのではないかと…。▼~
:[ハピ]|
ハピに協力してほしいって言うの?~
自分でもよくわかってないのに。▼~
:[ルーテ]|
ため息をついたときに~
どんな魔物をおびき寄せたのか。▼~
それを教えていただければ~
解明の手掛かりになります。▼~
:[ハピ]|
ろくでもない記憶ばかりだから~
あまり覚えてないんだよね。▼~
ていうか、面倒くさいから~
この体質のこともあまり~
話題にしたくない、みたいな…。▼~
:[ルーテ]|
そこを曲げてお願いできませんか。▼~
:[ハピ]|
うーん…。▼~
:[ルーテ]|
私の研究が進めば、~
魔物に脅かされる人が減ります。▼~
一人でも多くの命を救うため~
協力していただけませんか?▼~
:[ハピ]|
そんなふうに言われると~
断るのも悪い気がするねー。▼~
だったら、ハピたちの世界の~
紋章に詳しい人を紹介するから~
話を聞いてみるのがいーよ。▼~
:[ルーテ]|
…わかりました。~
体よく厄介払いされた気もしますが~
ありがとうございます。▼~
***A [#nm90epem]
:[リンハルト]|
なるほど…。~
それで僕のところに来たのか。▼~
:[ルーテ]|
はい。アスク王国にいる英雄で~
フォドラの紋章に一番詳しいのは~
あなたと聞きました。▼~
:[リンハルト]|
正直、詳しいわけでもないけどね。~
こんなときハンネマン先生が~
いてくれたらなぁ…。▼~
遠回りになってしまうけど~
僕たちの世界における神話や歴史から~
説明したほうがよさそうだね。▼~
:(暗転)|
:[ルーテ]|
ふむふむ、そういうことですか。~
だいたい理解しました。▼~
つまり、フォドラの紋章というのは~
聖者セイロスとその仲間が身に宿した力。▼~
紋章の力は子孫に受け継がれ~
今に伝わるということですね?▼~
:[リンハルト]|
大雑把に言うとそういうこと。~
理解が早くて助かるよ。▼~
:[ルーテ]|
歴史の把握などたやすいものです。~
私、優秀ですから。▼~
:[リンハルト]|
紋章にはいろいろとあるけど~
あまり世に知られていない~
とても珍しいものも存在するんだ。▼~
ハピが持つティモテの紋章も~
そのひとつだね。▼~
聖ティモテは~
鳥や獣の声を理解し~
操っていたと言われているよ。▼~
:[ルーテ]|
動物…ですか?~
魔物ではなくて?▼~
:[リンハルト]|
僕が読んだ古文書に~
魔物のことは記されてなかった。▼~
ハピは話してないかもしれないけど~
彼女は以前、フォドラで暗躍する~
タチの悪い連中に捕まったんだ。▼~
そのとき、彼女が持つ紋章の力に~
なにか細工されたのかもしれない。▼~
:[ルーテ]|
なるほど。~
本人が話題にしたくないと言っていたのは~
そのあたりに関係があるのかも…。▼~
:[リンハルト]|
僕が教えてあげられることは~
せいぜいこれくらいかな。▼~
ふわぁ…たくさん話をしたせいか~
眠くなってきちゃったよ。▼~
:[ルーテ]|
ありがとうございました。~
おかげでいくつか仮説が立ちました。~
あとは検証していくだけですね。▼~
:[リンハルト]|
あれ、どこ行くの?▼~
:[ルーテ]|
ハピのところに行きます。~
実験に協力してもらおうかと。▼~
:[リンハルト]|
実験ってなにをするの?▼~
:[ルーテ]|
そうですね…。~
「明日の朝、起きたらため息をついて」~
そうお願いしてみます。▼~
***S [#wrhqa3zg]
:[ルーテ]|
…ふむ。~
思った通りですね。▼~
:[ハピ]|
言う通りに、起きてすぐに~
ため息をついてみたんだけど…~
これでよかったの?▼~
:[ルーテ]|
はい。ビグルが~
この部屋に現れたということは~
私の仮説が正しかったということです。▼~
:[コンスタンツェ]|
その仮説、説明いただけますの?▼~
:[ルーテ]|
ハピのため息の法則性を~
ある程度特定できました。▼~
この城には異界の種族や~
さまざまな生き物がいます。▼~
昨晩のうち、ペガサスやドラゴン、~
獣に変身出来る英雄たちが~
どこにいるのか調べておきました。▼~
:[ハピ]|
わあ…面倒くさそう。▼~
:[ルーテ]|
そのうえでハピにため息を~
ついてもらったわけですが~
おびき寄せたのはビグル…。▼~
つまり、対象は魔物だけ。~
聖ティモテが操ったとされる~
動物は対象外でした。▼~
:[コンスタンツェ]|
たしかに今まで~
魔物以外が現れたことは~
一度もありませんでしたわね。▼~
:[ルーテ]|
ハピから一番近い場所にいる~
魔物1体がおびき寄せられる…~
そう考えるのが自然です。▼~
万が一、城の外から~
魔物がやってくる可能性も考え、~
対策をしていましたが…。~
それも杞憂に終わったようです。▼~
:[ハピ]|
そういう気遣いはできるんだ。~
ちょっと意外かも。▼~
:[ルーテ]|
準備に抜かりはありません。~
私、優秀ですから。▼~
これからも安心して~
研究にご協力ください。▼~
完全に魔物を使役できるようになれば~
あなたがうっかりため息をついても~
問題なく対処できるはずです。▼~
:[ハピ]|
ふーん…。そっか。~
ま、気が向いたら手伝ってあげる。▼~
:[コンスタンツェ]|
あら、自分の体質のことで~
前向きなことを言うなんて~
ハピにしては珍しいですわね?▼~
:[ルーテ]|
…それでは失礼します。~
研究成果をまとめますので。▼~
:[コンスタンツェ]|
行ってしまいましたわ。~
お茶でも飲んでいけばよろしいのに。▼~
:[ハピ]|
だいぶ変わってるよね。~
でも、悪い子じゃないと思う。▼~
:(暗転)|
:[アスレイ]|
うーん、ルーテさんに待機するように~
頼まれたのですが…。▼~
いつまで待てばいいんでしょう。~
もしかして私、忘れられてます…?▼~
**聖杖携えし美王女 ラーチェル [#zfhj47jw]
***C [#nrykl9wz]
:[ドズラ]|
ガハハ!~
やはりこの国はメシがうまいのう!▼~
:[レナック]|
なあ、ドズラのおっさんよ。~
俺は胸騒ぎがしちまって~
どうにも食欲がわかないのよ。▼~
:[ドズラ]|
それはいかん!~
しっかり食わんと、いざというときに~
ラーチェル様をお守りできんぞ!▼~
:[レナック]|
…ん?~
誰か俺たちの名を呼ばなかったか?~
なんだか嫌な予感が…。▼~
:[ラーチェル]|
探しましたわよ!~
ドズラ! レナック!▼~
:[レナック]|
げっ!?~
さっそくお出ましですか!▼~
:[ラーチェル]|
お出ましとはなんですの!~
ところで、あなた方はご存知かしら?▼~
ヴァイス・ブレイヴには~
すごい二つ名を持った英雄がいますのよ!▼~
【死神】に【火消し】に【雷神】…~
それはもう枚挙にいとまがありませんの!▼~
:[ドズラ]|
たしかに名にし負う素晴らしい英雄が~
ここには揃っておりますな。▼~
:[ラーチェル]|
感心している場合じゃなくてよ?~
このままではわたくしが~
全然目立てませんわ!▼~
:[ドズラ]|
なるほど。せっかく~
素晴らしい杖を手にされたというのに、~
それでは残念至極!▼~
:[ラーチェル]|
ええ、今のわたくしに必要なのは~
アスクに轟くすごい二つ名ですわ!~
二人の知恵をお貸しなさい!▼~
:[ドズラ]|
ガハハ! それでは我々で~
異界の英雄に負けぬ二つ名を~
考えねばなりませんな!▼~
:[レナック]|
二つ名って…このお人は~
まーた訳のわからないことを~
言い出しちゃったよ…。▼~
***B [#ifn6wmaj]
:[ドズラ]|
おおっ、これはラーチェル様。~
昨晩はよく眠られましたかな?▼~
:[ラーチェル]|
もちろんですわ。~
邪悪と戦い続けるには~
快適な眠りが大切ですの!▼~
ところでドズラ、~
二つ名は思いつきまして?▼~
:[ドズラ]|
そうですなぁ…。~
マギ・ヴァル大陸で名乗っておられた~
【麗しの絶世美王女】。▼~
これをアスク王国でも~
広めるのはいかがですかな?▼~
:[ラーチェル]|
それじゃダメですわ!~
わたくしが麗しく美しいことは~
変わりようのない事実ですもの。▼~
当たり前のことを~
今さらアピールしたところで~
アスクの民には響かないでしょう?▼~
:[ドズラ]|
なるほど確かに!~
ガハハ!~
大きな見落としでありました。▼~
:[レナック]|
ラーチェル様は相変わらず~
自分への見積もりが~
高くていらっしゃいますね…。▼~
:[ラーチェル]|
あら、レナック!~
二つ名は思い付きまして?▼~
:[レナック]|
その話なんですけどね…~
面白い噂話を仕入れてきましたよ。▼~
どうもヴァイス・ブレイヴには~
【地上に降りた最後の女神】と呼ばれる~
聖女様がいらっしゃるそうなんです。▼~
:[ドズラ]|
ロストンの聖王女であられる~
ラーチェル様には~
参考になりそうな話じゃな!▼~
:[ラーチェル]|
たしかに気にはなりますわね…。▼~
ドズラ! レナック!~
その【地上に降りた最後の女神】という方に~
会いに行きますわよ!▼~
***A [#xxdgae5c]
:[ラーチェル]|
ずいぶんと探しましたわよ。~
【地上に降りた最後の女神】!▼~
:[エリミーヌ]|
ロストン聖教国のラーチェル王女…。~
どのようなご用向きでしょうか?▼~
:[レナック]|
まあ、情報を集めたのは~
俺なんですけどね…。▼~
聖女と呼ばれるエリミーヌさんの~
人となりを知りたい…~
そんなところだと思います。▼~
:[エリミーヌ]|
私のこと、ですか?▼~
:[ラーチェル]|
…………。▼~
………………。▼~
:[ドズラ]|
ラーチェル様!~
しっかりなさってくだされ!▼~
:[レナック]|
立ったまま意識を失ってる…。▼~
無理もないか。~
目の前にいる聖女様が~
エレブ大陸を救った伝説の英雄なら。▼~
おまけに多くの信者を持つ~
エリミーヌ教の開祖ときたもんだ。▼~
:[ラーチェル]|
はっ!? わ、わたくしは~
なにをしていましたの?▼~
:[レナック]|
正真正銘の聖女様の威光に触れて~
気を失われていたんですよ。▼~
:[エリミーヌ]|
ラーチェル王女、大丈夫…ですか?▼~
:[ラーチェル]|
え、ええ…。~
お気遣いありがとうございます。▼~
まさしくエリミーヌ様は~
ロストン聖教国の祖であらせられる~
司祭ラトナ様のようですわ。▼~
わたくし、理解いたしました。~
この出会いは間違いなく~
ラトナ様のお導きにほかなりませんわ!▼~
:[ドズラ]|
ガハハ!~
まさにラーチェル様の~
日頃のおこないの賜物ですな!▼~
:[レナック]|
どこまでも前向きなお人だな…。▼~
:[ラーチェル]|
エリミーヌ様!~
教えてくださいませ!▼~
民に聖女と讃えられ~
希望の光を与えるためには~
どうすればよろしいですの!▼~
***S [#wg6h9mwl]
:[エリミーヌ]|
聖女…【地上に降りた最後の女神】…~
そう呼ぶ人々もいらっしゃいますが~
私は役割を果たしただけなのですよ。▼~
:[ラーチェル]|
役割を果たしただけ…。▼~
:[レナック]|
要するに、二つ名なんてものは~
自分でつけるもんじゃないと~
いうことです。▼~
:[ドズラ]|
なるほど?~
いや、どういうことじゃ?▼~
:[レナック]|
つまり、成すべきことを成せば~
その行いにふさわしい呼び方を~
勝手に皆がしてくれるってことさ。▼~
:[ラーチェル]|
でしたら、なんの問題もありませんわね。~
これまで通り、邪悪を倒しまくって~
人々を救い続けるだけですわ!▼~
:[エリミーヌ]|
人々を救い、光をもたらす術は~
ひとつではありません。▼~
ラーチェル王女、あなたは~
あなたが一番よいと思う方法で~
世界に光をもたらしてください。▼~
:[ラーチェル]|
ありがとうございます、エリミーヌ様。~
わたくし、幸いにも頼れる~
武具を手にしたばかりですの!▼~
見ていてくださいませ!~
この杖で世界にはびこる邪悪を~
ぼこぼこにしてやります!▼~
そうすれば人々があらゆる美辞麗句を用いて~
わたくしを輝かしい二つ名で呼ぶように…~
まさに一石二鳥ですわ!▼~
:[ドズラ]|
ガハハ! これで一件落着ですな!▼~
:[レナック]|
そううまくいきっこないってことは~
今まででわかりそうなもんだけど…~
まあ、大人しくなればなんでもいいか。▼~
**樹海の守護者 ムルヴァ [#bmmyklk5]
***C [#nyk0qrnm]
:[アシュ]|
ええと、図書館に食堂に訓練場…。~
これで城内の主要な施設は~
一通りご案内できましたかと。▼~
不明な点がございましたら~
いつでも気兼ねなく~
このアシュにお尋ねくださいませ。▼~
:[ムルヴァ]|
うむ…。~
ならばひとつ、尋ねたいことがある。▼~
:[アシュ]|
はい、なんでございましょう?▼~
:[ムルヴァ]|
アシュ…といったか。~
お前は人間ではないと見受ける。~
竜か…いや、竜族に連なる者なのか?▼~
:[アシュ]|
私でございますか?~
正しく申し上げるなら私は~
神竜アスク様のしもべ、眷属でございます。▼~
:[ムルヴァ]|
なるほど得心した。~
神竜の眷属ゆえ~
我らに似た気配を感じたのか。▼~
:[アシュ]|
ムルヴァ様はマギ・ヴァル大陸を~
守護する竜族の長と伺っています。▼~
そのような御方に似ているなど、~
恐れ多いことでございます。▼~
:[ムルヴァ]|
アルフォンス王子から聞いた。~
神竜アスクは人間のために~
命をかけて未来を繋いだのだと…▼~
:[アシュ]|
はい。今のこの国の民が~
無事暮らしていけるのは、まさしく~
アスク様のおかげでございまして…。▼~
:[ムルヴァ]|
眷属であるお前にも~
神竜アスクの想いはしっかりと~
受け継がれているのであろう。▼~
胸を張って生きるがよい。~
アスクの志とともにな。▼~
:[アシュ]|
はい。ムルヴァ様におかれましても~
アスク王国に力をお貸し頂けると~
幸いでございます。▼~
***B [#gtrjosm4]
:[アシュ]|
ムルヴァ様、こちらでしたか。~
方々捜し回りましたが、こんな森深くに~
いらっしゃるとは…▼~
:[ムルヴァ]|
アシュか。今日は何用だ?▼~
:[アシュ]|
ムルヴァ様にはミルラ様という~
ご息女がいらっしゃると~
小耳にはさみましたもので…。▼~
:[ムルヴァ]|
ミルラを知っているのか?▼~
:[アシュ]|
はい。実はミルラ様も先んじて~
アスク王国にいらしております。▼~
:[ムルヴァ]|
ミルラが…?~
城では気配を感じなかったが…。▼~
:[アシュ]|
ミルラ様はシャロン王女らと~
遠征に出ておられます。▼~
もうじきお戻りとのことで~
その旨をムルヴァ様に~
お伝えに上がった次第です。▼~
:[ムルヴァ]|
…そうか。~
血こそ繋がってはいないが~
私の大切な娘だ。▼~
ミルラは樹海を離れて旅に出ていたが~
再会が異界で叶うとはな。▼~
:[アシュ]|
きっとミルラ様も驚かれるでしょうね。▼~
遠征隊はまもなく戻ってくるので~
ムルヴァ様も城でお待ちになっては~
どうでしょう?▼~
:[ムルヴァ]|
それには及ばぬ。~
私はなるだけ城に~
足を踏み入れぬほうがいい。▼~
:[アシュ]|
そ、それはいかなる理由で~
ありましょうか?▼~
:[ムルヴァ]|
……。私はあまり~
人と関わらぬほうがよいのだ…。▼~
***A [#reyu5nzr]
:[アシュ]|
人と関わらないほうがよいというのは~
どういうことでしょう?▼~
人に対して、なにか~
思うところがあられるとか…。▼~
:[ムルヴァ]|
人は我らにとって守るべき存在。▼~
しかし、人から見れば我ら竜族は~
種族としての性質や~
命の長さがあまりにも違う。▼~
気やすく交われば~
恐れを抱く者やいさかいも生まれよう。▼~
:[アシュ]|
こうして森の中にいらっしゃるのも~
そういったお考えのもとにでございますか?▼~
:[ムルヴァ]|
そうだ。マギ・ヴァル大陸でも~
我らは人里離れた森で~
静かに暮らしていた。▼~
互いの住処を分かつことで~
守られる平和もあるのだ。▼~
:[アシュ]|
仰ることは、私めにも理解出来ます。~
人と竜族の違いの多さは~
紛れもない事実でありましょう。▼~
ですが、共に過ごすことで~
得られるものや生まれるものも~
また多いと感じる次第でございまして。▼~
アスク王国がさまざまな種族が交わる~
「開かれた国」としてあり続けるのも~
そのためではないのかと…。▼~
:[ムルヴァ]|
…ふむ。▼~
:[アシュ]|
あっ…申し訳ございません。▼~
ムルヴァ様のお考えに異を唱えるつもりは~
毛頭なく、あくまで私めの愚考するところを~
申し述べただけでございますれば…▼~
:[ムルヴァ]|
気にすることはない。~
なかなか興味深い話であった。▼~
アシュよ…~
ミルラが帰ったら教えてくれ。~
久しぶりにあの子の顔が見たい。▼~
***S [#q4576jqn]
:[アシュ]|
そろそろ戻ってこられる時間かと…あっ!~
お見えになりました、ムルヴァ様。▼~
:[ムルヴァ]|
……。▼~
:[シャロン]|
遠征隊、ただいま戻りました。~
任務は大成功。~
みんなも無事です!▼~
:[ミルラ]|
……!?~
おとうさん!?~
本当に…おとうさんですか!▼~
:[ムルヴァ]|
元気そうだな、ミルラ。~
少し背が伸びたか?▼~
:[ミルラ]|
かわらないと思いますが~
アスク王国でおとうさんに~
また会えるなんて…!▼~
:[ヘンリエッテ]|
シャロン、お帰りなさい。~
ケガはない?~
ちゃんと食べてる?▼~
:[シャロン]|
はい、大丈夫です!~
お母様の顔を見たら~
疲れも吹っ飛んじゃいました!▼~
:[バアトル]|
うおおおおーー!~
フィルーー!~
息災だったか? 父は心配したぞ!▼~
:[フィル]|
ち、父上! 離れてください!~
遠征隊のみんなが見ています!~
恥ずかしいです!▼~
:[アシュ]|
親子の再会…いいものですね。~
種族は違えど、子を想う親の気持ちは~
変わらないものでございますね。▼~
:[ムルヴァ]|
そうだな…。~
種族は違っても変わらぬ想いは~
たしかに存在する。▼~
:[アシュ]|
私もアスク様を父と慕い~
アスク様も我が子のように~
私に接してくれました。▼~
それゆえ、私の中に残るこの気持ちは~
種族を越えて共感できる温かさだと~
感じる次第でして。▼~
:[ムルヴァ]|
…感謝するぞ、アシュ。▼~
:[アシュ]|
え? なんでありますか?▼~
:[ムルヴァ]|
私は…人と竜族は~
異なる価値観で生きていると考え~
交わることを避けてきた。▼~
だが、同じ想いを抱く事柄も少なくない。~
共に平和を求めるように。▼~
私はもっと人を知る~
必要があるのかもしれぬな。▼~
:[アシュ]|
ええ、アスク王国ならば~
それが可能だと思いますゆえ…。~
私もお手伝いできれば幸いです。▼~
:[ムルヴァ]|
うむ…共に暮らし、共に戦うことで~
より深く互いを知ることができれば~
手を携えていくこともできよう。▼~
:[ヘンリエッテ]|
さあさあ、みなさん!~
宴の準備が出来ていますよ。~
どうぞこちらへ。▼~
:[ミルラ]|
おとうさん、行きましょう。~
このお城のごはんは~
とてもおいしいです。▼~
:[ムルヴァ]|
わかった。私も行こう。~
皆と囲む食事…~
楽しみにしているぞ。▼~
**誠実なる騎士 フランツ [#bykowqa6]
***C [#btrhj0ww]
:[フランツ]|
はっ、ふっ、たあっ!▼~
:(白く光る)|
:[フランツ]|
よし、今日の訓練は~
このくらいにしておくか。▼~
:[フォルデ]|
よぉ、フランツ。~
アスク王国に来て早々に~
訓練所通いとは精が出るな。▼~
:[フランツ]|
兄さん!~
遠征から戻ってきたんですね!▼~
:[フォルデ]|
しかし、すごい汗だな。~
朝からずっと訓練してたのか?▼~
:[フランツ]|
はい。異界にいるからと言って~
ルネス騎士団の一員として~
訓練を怠るわけにはいきません。▼~
:[フォルデ]|
相変わらず真面目だなぁ。~
ますますカイルに似てきたな。▼~
:[フランツ]|
兄さんこそ、もう少し~
真面目に話を聞いてくださいよ。▼~
もう騎士見習いではないんです。~
僕だって命を懸けて民を守る覚悟が~
あるんです。▼~
:[フォルデ]|
ああ、わかってるって。~
怪我しない程度に頑張れよ。▼~
いきなり飛ばすと、あとがしんどいぞ。~
自分のペースで頑張ればいいんだ。▼~
ああ、そうだ。~
アメリアも遠征から戻ったぞ。▼~
:[フランツ]|
アメリアも一緒だったんですね。~
今日は疲れているだろうから~
明日に会いに行ってみます!▼~
…彼女もアスク王国にいたんだ。~
会うのが楽しみだな!▼~
***B [#j8oop9kr]
:[フランツ]|
アンナ隊長の話だと~
訓練所にいるって話だけど。~
あれって…!?▼~
:(暗転)|
:[アメリア]|
参ります! たあっ!▼~
:(白く光る)|
:[ドーガ]|
おっと、やるな!▼~
:[ウェンディ]|
今度はこっちよ!~
はああっ!▼~
:[アメリア]|
なんのっ、せいっ!▼~
:(白く光る)|
:[アメリア]|
やああっ!!▼~
:(白く光る)|
:[ガトリー]|
うおっと、あっぶねえ!▼~
:[フランツ]|
…すごい!!~
僕の知っているアメリアと~
全然動きが違う。▼~
異界の騎士たちを相手に~
互角に渡り合っている!▼~
:[アメリア]|
まだまだ、行きます!~
はぁぁっ!▼~
:[ドーガ]|
いい気迫だ!~
これならどうだ! ふん!▼~
:[アメリア]|
くっ! まだまだ!▼~
:[ウェンディ]|
……。~
今日はここまでにしましょう。~
アメリアもよく頑張ったわ。▼~
:[アメリア]|
はぁ、はぁ…~
ありがとうございました!▼~
:(暗転)|
:[フランツ]|
おーい! アメリア!▼~
:[アメリア]|
その声…フランツ!?~
あなたも来てたのね!▼~
:[フランツ]|
うん。きみが遠征に出ている間に~
この国に喚ばれたんだ。▼~
でも、驚いたよ。~
見ないうちに~
ずいぶん強くなったんだね。▼~
:[アメリア]|
そ、そうかな?~
ヴァイス・ブレイヴの皆さんに~
指導してもらったおかげかも…。▼~
:[フランツ]|
さっきの手合わせも~
見事な立ち回りだったよ。▼~
……。▼~
いや…~
もうライバルだなんて~
軽々しく言えなくなったかな。▼~
:[アメリア]|
…えっ?▼~
:[フランツ]|
…僕も負けてはいられない。~
もっともっと真剣に~
自分を鍛えないと!▼~
***A [#mutikmes]
:[フランツ]|
やああっ!▼~
:(白く光る)|
:[フランツ]|
はあっ! せいっ!▼~
:(白く光る)|
:[フランツ]|
はあ、はあ…。~
ま、まだまだっ!▼~
:[アメリア]|
あれはフランツ?~
こんな時間まで残ってるなんて。▼~
:[フランツ]|
はあっ! てえいっ!~
たあああっ!!▼~
:(白く光る)|
:[フランツ]|
まだだ、もっと!~
こんなんじゃアメリアに~
追い付け…くぅっ!?▼~
:[アメリア]|
フランツ!?~
大丈夫、しっかりして!▼~
:[フランツ]|
アメリア…。~
どうしてここに?▼~
:[アメリア]|
明日の準備をしようと思って。~
それよりどうしたの?~
こんなフラフラになるまで…。▼~
:[フランツ]|
はぁ、はぁ…。▼~
:[アメリア]|
鍛えるにしても無茶しすぎだよ!~
今日はもう休もう…ねっ?▼~
:[フランツ]|
そういうわけにはいかないよ。~
もっともっと鍛えないと。▼~
僕がいない間にきみは強くなった。▼~
だから僕も強くならなきゃ。~
きみとの約束を守るために…。▼~
:[アメリア]|
……。▼~
***S [#h70emw8x]
:[フランツ]|
覚えているかい、アメリア。~
僕たちはよきライバルとして~
強くなろうと約束した。▼~
:[アメリア]|
うん、覚えてるよ。▼~
:[フランツ]|
でも、今の僕は~
アメリアに後れを取っている…。~
このままじゃいけないんだ。▼~
:[アメリア]|
そんなことない!~
フランツはあたしの支え。▼~
あたしが強くなってるとしたら…~
あの約束のおかげだから。▼~
:[フランツ]|
えっ…?▼~
:[アメリア]|
この国に来て~
くじけそうなこともあったけど…。▼~
そのたびにフランツとの約束が~
力になってくれたの。▼~
:[フランツ]|
……。▼~
:[アメリア]|
大切なのは、これからじゃないかな。~
だから、二人で強くなろう?▼~
:[フランツ]|
……。~
心配かけてごめん。▼~
きみに置いていかれた気がして~
自分を見失っていたみたいだ。▼~
早くきみに追いつかなきゃ…~
一人でそう焦っていたよ。▼~
:[アメリア]|
大丈夫。~
努力を惜しまないあなたなら~
きっとアスク王国の力になれる。▼~
:[フランツ]|
ありがとう、アメリア~
あらためて…~
アスク王国でもよろしく。▼~
:[アメリア]|
ふふっ、あたしたち~
よきライバルに戻ったね。▼~
:[フランツ]|
僕だって負けないよ。~
どんな場所にいたって~
あの日の約束は変わらないから。▼~
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