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章別会話/紋章士と英雄と
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[[章別会話]]
*紋章士と英雄と [#g2860baa]
#contents
**紋章士と英雄と [#db568d5c]
***オープニング [#db568d5c]
:[アンナ]|
さあ、新たな英雄様方。~
準備はいいかしら?▼~
この地点に敵勢力が接近中。~
特務機関の一員として、~
じゃんじゃん戦ってちょうだいね!▼~
:[リュール]|
任せてください、アンナ隊長。▼~
:[アルフレッド]|
腕が鳴るね、神竜様。▼~
:[リュール]|
私たちの初陣です。~
特務機関の皆さんの~
お役に立てると良いのですが。▼~
:[アルフレッド]|
神竜様がいれば大丈夫さ!~
元いた世界と同じように、~
傍にいるだけで力が漲るよ。▼~
:[セリーヌ]|
ええ、エレオス大陸でわたしたちを束ねて~
戦ってくださったそのお力は、~
どこであろうと変わりません。▼~
:[クロエ]|
この世界でも引き続き、~
皆様が並び立つ姿を拝見できて~
とても心強いです。▼~
:[リュール]|
アルフレッド、セリーヌ、クロエ…~
それはこちらの台詞です。~
私は皆がいてくれるから戦えるんですよ。▼~
紋章士たちも、~
きっと見守っていてくれます。▼~
:[アルフレッド]|
紋章士たちは…~
やはり、顕れないのかい?▼~
:[リュール]|
はい。指輪はここにあるのに、~
アスク王国に来てからは~
呪文を唱えても顕現できないようです。▼~
世界を越えたことで、~
何かが干渉してるのかもしれませんね。▼~
:[セリーヌ]|
神竜様。~
そのような顔をなさらないで。~
焦らずとも、きっと顕れてくれますよ。▼~
:[アルフレッド]|
そうさ!~
今頃走ってこちらに向かっているのかも。▼~
:[リュール]|
ふふ、ありがとうございます。~
そうですね。~
思い悩んでも仕方ありません。▼~
今は紋章士たちや、~
まだ来ていない仲間たちに~
恥じぬ戦いを見せるのみです。▼~
:[アンナ]|
来るわよ!~
総員、戦闘準備を!▼~
:[リュール]|
始まるようですね。~
皆、気をつけて!▼~
***C [#mf52775a]
:[リュール]|
何とか勝てましたね。▼~
:[アルフレッド]|
だが先ほどの混戦で、~
本隊とはぐれてしまったようだ。~
一刻も早く合流しないと。▼~
:[クロエ]|
ではわたしが空から~
本隊の位置を探して参ります。▼~
:[セリーヌ]|
ありがとう、クロエ。~
けれど、弓兵がいないとも限らない。~
あなたを危険に晒すわけにはいかないわ。▼~
:[リュール]|
セリーヌの言う通りですね。~
今は慎重に行きましょう。▼~
…………▼~
:[アルフレッド]|
神竜様?▼~
:[リュール]|
ごめんなさい。~
私の力不足で、皆のことを~
しっかり守ることができなくて。▼~
こんな時には、やはりどうしても…~
紋章士がいればと思ってしまいますね。▼~
エレオス大陸でそうであったように、~
呪文を唱えれば、この指輪から~
姿を見せてくれることを願ってしまいます。▼~
…『星炎け、始まりの紋章士』▼~
なんて…▼~
:[マルス]|
やっと見つけた。~
ここにいたのかい。▼~
:[リュール]|
マルス!?▼~
:[アルフレッド]|
ど、どういうことだ。~
今ので、顕現したのか?▼~
:[リュール]|
マルス…!~
会えて嬉しいです…でも、どうして。▼~
:[マルス]|
君たちを探していたんだ。~
いいかい、ここにはもうすぐ敵軍が来る。~
とどまっていては危険だ。▼~
本隊までは僕が案内するから、~
戦いながら、ついて来てほしい。▼~
:[リュール]|
わかりました。~
共にこの場を切り抜けましょう。~
マルス、私とエンゲージしてください!▼~
:[マルス]|
エンゲージ?▼~
:[リュール]|
行きますよ!!~
エムブレム・エンゲージ!!▼~
:[マルス]|
ええっ!?~
ま、待ってくれ、僕は…!▼~
***B [#of2e18f3]
:[リュール]|
本当にごめんなさい!!▼~
:[マルス]|
いいんだよ、リュール。~
来たばかりの君たちに対して、~
僕も言葉が足りなかった。▼~
:[リュール]|
まさかあなたが、本来の姿の、~
英雄王マルスだったなんて。▼~
私の世界にいた、紋章士マルスと~
勘違いしてしまいました。▼~
:[アルフレッド]|
様子がおかしいと思っていたんだ。~
いつもみたいに浮遊していないし。~
体調でも悪いのかと心配したよ。▼~
:[セリーヌ]|
わたしからもお詫び申し上げます、~
英雄王マルス。~
勝てたからよいものの、先ほどの戦では…▼~
兄があなたと神竜様を~
何とかエンゲージさせようと奔走し、~
大切なティアラやお召し物をグイグイと。▼~
最後には戦場で鍛錬を提案する始末。~
此度の無礼、~
本当に申し訳ございません。▼~
:[アルフレッド]|
触れる事ができる時点で気づくべきだったよ。~
紋章士には実体がないからね。~
すまなかった、許してほしい。▼~
:[マルス]|
気にしていないよ。~
違う世界の、紋章士と呼ばれる僕が~
君たちの善き戦友であるなら誇らしいさ。▼~
:[リュール]|
マルス…▼~
ありがとうございます。~
私も、紋章士としてのあなたと~
共に戦えたことを誇りに思っています。▼~
:[クロエ]|
神竜様、再び敵が接近しています!▼~
:[リュール]|
わかりました。~
では戦闘準備を。▼~
:[マルス]|
行こうか、リュール。~
皆を無事に本隊に送り届ける。▼~
最後まで、君の力となろう。▼~
:[リュール]|
! その言葉…▼~
ふふ。~
私の知るマルスではなくとも…~
やっぱり、あなたは優しいですね。▼~
***A [#sa82d66c]
:[リュール]|
皆、無事でよかったです。▼~
アンナ隊長からも、~
お褒めの言葉をいただきましたよ。▼~
:[アルフレッド]|
それは良かった。~
流石にあちこちの筋肉が痛むけれど、~
この達成感が堪らないよ。▼~
:[セリーヌ]|
戦は絶えないものなのだと痛感したわ。~
いつかこの地に、真の平和が訪れると~
良いのだけれど。▼~
:[クロエ]|
そのためにも頑張りましょう、~
神竜様と共に。▼~
:[リュール]|
マルス、先程の戦では助かりました。~
本隊まで送り届けてくださって、~
ありがとうございます。▼~
:[マルス]|
礼には及ばないよ。~
勝利できたのは君たちのお陰でもある。~
さすがエレオスの英雄、凄まじい活躍だった。▼~
これから共に戦えることを嬉しく思うよ。~
改めてよろしく、リュール。▼~
:[リュール]|
こちらこそ、マルス。▼~
…!▼~
:[マルス]|
どうしたんだい?▼~
:[リュール]|
こうして握手ができることが新鮮で。▼~
マルスの手は、~
こんなに温かかったんですね。▼~
:[マルス]|
紋章士には実体がないと言っていたね。~
僕には想像もつかないけれど…~
一目、その姿を見てみたく思うよ。▼~
:[リュール]|
いつかあなたに、紋章士たちを~
紹介できる日を心待ちにしています。▼~
:[マルス]|
僕も心待ちにしているよ。~
君の世界で生きた僕と、~
言葉を交わせることを。▼~
:[リュール]|
その時は指輪を託しますので~
ぜひ、紋章士マルスと~
エンゲージしてください。▼~
:[マルス]|
僕自身とかい!? あはは。~
それは、どうなるだろうね。▼~
:[リュール]|
きっと、とても強くなりますよ。~
誰も敵わないくらい。▼~
**神竜の王女 リュール [#s3735f9a]
***C [#t2a761e4]
:[アルフォンス]|
リュール。~
頼まれていた小箱が用意できたよ。▼~
:[リュール]|
ありがとうございます、~
アルフォンス。~
お手を煩わせてすみません。▼~
この身一つで来てしまったものですから、~
足りないものが色々とあって。▼~
:[アルフォンス]|
英雄はみんな同じだよ。~
気にしないでほしい。▼~
:[リュール]|
お陰様で、やっとこれを仕舞えます。▼~
:[アルフォンス]|
指輪?▼~
:[リュール]|
元の世界から持ってきた、~
大切なものなんです。▼~
これが『英雄王の指輪』、~
こちらが『聖騎士の指輪』…▼~
まだいくつかあるのですが、~
全部を指に嵌めるわけにもいかず。~
小箱を頂けて助かりました。▼~
:[アルフォンス]|
どれも美しい指輪だね。~
英雄王や聖騎士という名称には~
聞き覚えがあるな。▼~
確か、英雄マルスとシグルドが~
そのように呼ばれていたような…▼~
:[リュール]|
さすがはアルフォンス。~
ご名答です!▼~
この指輪には紋章士マルス、~
そして紋章士シグルドが~
宿っているんですよ。▼~
:[アルフォンス]|
紋章士…~
はじめての概念だ。~
そんな記述はどんな書物にもなかったな。▼~
リュール、良かったらまた~
話を聞かせてほしい。▼~
:[リュール]|
はい、小箱のお礼に~
何でもお話ししますよ。▼~
***B [#ba6ce68e]
:[アルフォンス]|
なるほど…▼~
リュールは元いた世界で~
12の指輪を集めながら旅をし、~
紋章士と共に戦っていたんだね。▼~
:[リュール]|
はい。▼~
:[アルフォンス]|
紋章士は実体を持たない超常の存在で、~
呪文により指輪から顕現し、~
エンゲージを行えば一体化して戦える…▼~
聞けば聞くほどに~
興味深いよ。▼~
:[リュール]|
私も、この世界に紋章士がいないというのが~
興味深いです。▼~
私たち英雄と呼ばれる存在が、~
それに近いのかもしれませんが…▼~
紋章士と違って実体がありますし、~
共に戦うことはできても、~
エンゲージはできませんね。▼~
ああ、でも喚び出された側によって~
敵味方が変化するのは~
共通しているでしょうか。▼~
:[アルフォンス]|
確かに、同じ英雄でも~
敵側で召喚されれば敵となる。~
紋章士もそれは同じということか。▼~
しかし、紋章士を顕現するというのは、~
召喚師が行う英雄の召喚とは~
また違うようだね。▼~
:[リュール]|
似てはいますけれど、~
私にあるのは、指輪に予め宿る紋章士を~
そこから喚び出す力です。▼~
他の世界から、~
誰かを喚び出すということまでは~
できません。▼~
ですから、エクラ…~
召喚師の方が遥かにすごい力を~
持っていると言うべきかもしれませんね。▼~
:[アルフォンス]|
どちらが優れているということはないさ。~
僕にとっては二人とも~
強大な力を有している。▼~
何にせよ、~
君が敵に回らなくてよかったよ、~
リュール。▼~
:[リュール]|
こちらも同感です、~
アルフォンス。▼~
***A [#t0483b61]
:[アルフォンス]|
紋章士の話を沢山聞かせてくれて~
ありがとう、リュール。~
お陰で知識が増えたよ。▼~
:[リュール]|
こちらこそ、話を聞いてくださって~
ありがとうございます。▼~
紋章士については、本当なら~
お見せするのが一番なのですが、~
今は…▼~
:[アルフォンス]|
呪文を唱えても喚び出せない。~
そういうことだね。▼~
:[リュール]|
はい。~
残念ですが、そのようです。▼~
まだ信じられません。~
指輪を嵌めていれば、いつだって…~
声が聴けた。傍にいられたのに。▼~
このまま二度と会えないのかもしれないと~
そんなことまで思ってしまいます。▼~
:[アルフォンス]|
寂しいかい?▼~
:[リュール]|
寂しくない…と言えば噓になりますが、~
いつか会えると信じていますから。~
平気ですよ。▼~
:[アルフォンス]|
でも、随分辛そうな顔をしている。~
心配だよ。▼~
…リュール。~
もし、紋章士と再会することがあれば~
次は少し距離を取るといい。▼~
:[リュール]|
え?▼~
:[アルフォンス]|
強く思い入れないようにすれば、~
いつ別れても辛くない。~
そんな風に悲しむこともなくなるよ。▼~
:[リュール]|
でもそれでは、~
共にいる喜びもなくなりませんか?~
いえ、それよりも…▼~
アルフォンスはもしかして、~
私たちに対してそうしているんですか?▼~
どれだけ仲の良い英雄を失くしても~
辛い思いをせずにすむように。▼~
:[アルフォンス]|
心が痛まないわけじゃないさ。~
けれど、痛みで冷静さを欠いて、~
戦えなくなるよりはずっといい。▼~
そう思って、過ごしてはいるよ。▼~
:[リュール]|
それは少し…悲しいような気がします。▼~
:[アルフォンス]|
そんな顔をさせてすまない。~
君を不快にさせたいわけじゃないんだ。▼~
ただ、少しだけ君が、~
以前の僕に似ているような気がして。~
心配になってしまってね。▼~
:[リュール]|
以前のアルフォンスに…?▼~
:[アルフォンス]|
今日はここまでにしようか。~
時間を取ってくれてありがとう。~
それでは、失礼するよ。▼~
:[リュール]|
はい…▼~
…………▼~
***S [#ef472466]
:[リュール]|
この前はごめんなさい、アルフォンス。~
あなたの事情も考えず~
心無いことを言いました。▼~
:[アルフォンス]|
いいんだよ、リュール。~
僕も冷たいことを言ってしまった。▼~
君と紋章士の関係性に、~
僕が口を出すなんて烏滸がましかったよ。~
許してほしい。▼~
:[リュール]|
私が以前のあなたに似ていると言うのなら、~
少なくともアルフォンスにも…~
会えなくなった誰かがいるということ。▼~
あなたは優しい方です。~
きっと私を思って言ってくれたのでしょう。▼~
私にも、悲しい別れがありました。~
果たされなかった約束だって…▼~
だから、いなくなっても悲しくないよう~
一定の距離を保ち接する。~
その方が合理的だと理解はできます。▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[リュール]|
でもこれだけは伝えさせてください。~
私は、ここに来てよかったと思います。~
アルフォンスと出会えてよかった。▼~
この先、例えどんな酷い別れ方になっても、~
私が夢半ばで消えたとしても、~
この気持ちは変わりませんよ。▼~
:[アルフォンス]|
…リュール。▼~
:[リュール]|
私も、考えを変えてほしいだなんて~
烏滸がましいことは言いません。▼~
ただ、~
私が勝手にそう思っていることを…~
どうか憶えていてください。▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
ありがとう。~
これでは、小箱のお礼を~
貰いすぎているね。▼~
君が僕の考えを尊重してくれたように、~
僕も君の考えを尊重するよ。▼~
これからは、別れの時には一緒に~
約束をすることにしよう。~
この約束は、違えないよ。▼~
リュール。~
明日も必ず会おう。▼~
:[リュール]|
はい。~
必ず、明日もまた。▼~
**幸福な王女 セリーヌ [#j0052dea]
***C [#e055358c]
:[セリーヌ]|
あら、エクラ。~
ごきげんよう。▼~
見回りの途中というわけでは~
なさそうだけれど…~
え? わたしを探していたの?▼~
力を貸してくれてありがとう…って、~
まさかそれを言うためにここに?▼~
ふふ、あなたは優しい方なのね。~
でもわたしは、まだ礼に及ぶような~
戦果を挙げていないわよ。▼~
そんな勿体ない言葉を貰ったら、~
まるでわたしが紋章士になったような~
気持ちになってしまうわ。▼~
ああ、紋章士というのは~
わたしのいた世界…エレオス大陸にいる~
特別な力を持った存在のことよ。▼~
実体はないのだけれど、~
紋章士の指輪を嵌めると、彼らの力を~
この身に宿すことができるの。▼~
彼らは異世界で戦い、世界を救うに至った、~
歴戦の猛者たちだと聞いているわ。▼~
傍にいるだけで心強かった。~
もしかしたら、あなたにとっての英雄たちと~
同じような感覚かもしれないわね。▼~
もっと話を聞かせてほしい…?~
わかったわ。▼~
神竜様ほどではなくて申し訳ないけれど、~
わたしの知識で良ければ喜んで~
お話ししましょう。▼~
今度時間のある時に、~
お茶でも飲みながら如何かしら。~
わたしもあなたのお話が聞きたいわ。▼~
ここに喚んでくださった大英雄たる~
召喚師様がどんな方なのか、~
とても興味があるのだもの。▼~
***B [#n0134a0a]
:[セリーヌ]|
エレオス大陸にいた12の紋章士の中でも、~
わたしがいちばん印象深いのは~
紋章士セリカね。▼~
彼女は我が国、フィレネ王国に託された、~
『慈愛の王女の指輪』に宿っている~
紋章士なの。▼~
神竜様が顕現してくださるまでは~
その姿を見ることはなかったのだけれど…▼~
わたしはその指輪からずっと、~
声が聞こえるような気がしていたのよ。▼~
思えばわたしは、幼い頃から~
彼女に励まされ続けていたのかもしれない。▼~
お父様が亡くなられた時、~
お兄様が病に倒られた時、~
そしてフィレネ城が襲撃に遭った時…▼~
紋章士セリカの声に励まされて、~
何とか前を向くことができた。~
でも、今は…▼~
…………▼~
ごめんなさい、なんでもないの。~
少し、恋しく思ってしまっただけ。▼~
これまでずっと、紋章士セリカは~
わたしの近くにいてくれた。~
たとえ姿が見えなくても。▼~
けれど、今は…ここにはいない。~
会う術もないもの。▼~
…誤解しないで。~
アスク王国に来たこと、~
召喚に応じたことに後悔はしていないわ。▼~
必ずあなたの役に立ってみせる。~
そのためにも、後ろばかり振り返らず~
邁進しないといけないわね。▼~
さあエクラ、~
次はあなたのお話を聞かせてくれるかしら?▼~
***A [#t993313b]
:[セリーヌ]|
エクラ…~
わたしに会わせたい人がいるから~
この場所に来るようにと言っていたけれど、▼~
一体どなたなのでしょう。~
少し緊張してきたわ。▼~
:[セリカ]|
ええと、ここでいいのかしら。▼~
:[セリーヌ]|
!!~
セリカ!?▼~
:[セリカ]|
え? あなたは…▼~
:[セリーヌ]|
ああ、まさか…~
まさか、こんな形で…~
あなたに会えるだなんて…!▼~
:[セリカ]|
あ、あの、ごめんなさい。~
私たちどこかで会っていたかしら?▼~
:[セリーヌ]|
いいえ。~
あなたはわたしのことを知らないわ。~
でも、わたしは…▼~
:[セリカ]|
…?▼~
:[セリーヌ]|
自己紹介が遅れてすみません。~
わたしはセリーヌ。~
フィレネ王国第一王女セリーヌと申します。▼~
信じられない話かもしれないけれど~
あなたはわたしの世界で、紋章士と呼ばれる~
強大な力を持つ存在として…▼~
わたしたちの戦いに~
力を貸してくれていたの。▼~
:[セリカ]|
紋章士…▼~
:[セリーヌ]|
紋章士セリカの宿る指輪は、~
我が国に託されていた。~
ずっと近くにいた。何度も助けられたわ。▼~
だから、私はあなたをよく知っている。~
とても恋しく思っていたの。▼~
:[セリカ]|
そうだったの。~
だからエクラは、~
私をあなたに会わせようとしたのね。▼~
なんだか不思議な話だけど、~
これも何かの縁ね。~
私もあなたのことを知っていきたいわ。▼~
:[セリーヌ]|
本来の姿で生きるあなたと、~
こうして出会えてとても嬉しい。▼~
ご迷惑でなければ、~
一緒にお茶でも如何かしら。▼~
:[セリカ]|
ええ、勿論。~
よろしくね、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|
ありがとう。~
わたし、とても幸せだわ。▼~
***S [#l350b354]
:[セリーヌ]|
エクラ。~
この前は素敵な時間をありがとう。▼~
セリカとお茶会をして、~
あんな風に語り合えるだなんて。~
まるで夢のような時間だったわ。▼~
紋章士は食事を必要としないから、~
エレオスではどれだけ望んでも、~
同じお茶を楽しむことはできなかったの。▼~
私の好きな紅茶を口にして~
美味しそうに笑う顔を見た時は、~
涙が出るほどうれしかったわ。▼~
それに、すごく励まされたの。~
この世界に来て不安だったのだけれど、~
セリカがいろいろ教えてくれたから。▼~
全て、あなたのお陰だわ。~
改めてお礼を言わせて。▼~
…え?~
ほかにもお茶会がしたい英雄がいるのなら~
遠慮なく言ってほしい、ですって?▼~
うふふ。~
優しいのね、あなたは。▼~
確かに、わたしの知る紋章士たちと~
同じ姿の方にはとても興味があるわ。~
是非お話がしてみたい。けれど…▼~
わたしは今、他の誰でもなく~
エクラと、~
お茶がしたい気分なの。▼~
あなたの事をたくさん知りたいわ。~
生まれた場所、好きな食べ物に、~
得意な戦い方なんかも。▼~
まあ、あなたも同じ気持ちなのね。~
うれしいわ。▼~
いつか元の世界に戻った時、~
紋章士セリカに話すお土産話が~
また増えそう。▼~
早速行きましょう。~
エクラ。~
今日はどんなお茶にしましょうか。▼~
**笑み護る花 アルフレッド [#j3732a08]
***C [#u0646933]
:[アルフレッド]|
朝の走り込みは気分がいいね!~
このままどこまでも走れそうだ。▼^
今日も一日、強靭な肉体のために!!▼~
:[シャロン]|
ま、待ってくださあああーい!~
そこの…青いマントの方ーっ!▼~
:[アルフレッド]|
えっ?▼~
:[シャロン]|
ぜえ、はあ…~
や、やっと追いつきました。~
新しい英雄さん!▼~
:[アルフレッド]|
追いついたって、~
ここまで走ってきたのかい?~
ええと…▼~
:[シャロン]|
申し遅れました!~
わたしは特務機関所属の~
アスク王国第一王女、シャロンです。▼~
ご挨拶をと思い追いかけて参りましたが、~
走るのがとっても速くて。~
呼び止めようにも、お名前を知らず…!▼~
:[アルフレッド]|
それはすまなかったね。~
僕はフィレネ王国第一王子、~
アルフレッドという。▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさん!~
なんと偶然にも、我が兄の名前と~
出だしの語感が似ています!▼~
わたしの兄は、~
アルフォンスというんですよ。▼~
:[アルフレッド]|
確かに似た響きだね。~
僕にも妹がいることだし、~
もはや他人とは思えないな。▼~
:[シャロン]|
なんと!~
もしや妹さんのお名前って…~
シャロ何とかですかっ!?▼~
:[アルフレッド]|
いや、セリーヌという。▼~
:[シャロン]|
全然違いましたね。▼~
:[アルフレッド]|
がっかりすることはないさ。~
もし出会ったら仲良くしてやってくれ。▼~
:[シャロン]|
こちらこそ、兄をよろしくお願いします。▼~
…って、その前にわたしたち同士も~
仲良くなりたいのですが!▼~
:[アルフレッド]|
ははは、そうだね。~
では友好のしるしに、~
このまま走り込みと行こうか!▼~
:[シャロン]|
えーっ!~
まだ走るんですかぁっ!?▼~
:[アルフレッド]|
さあ行こうシャロン王女!~
強靭な肉体のために!▼~
***B [#reaeb11f]
:[シャロン]|
アルフレッドさん、こんにちは。▼~
:[アルフレッド]|
シャロン王女、待っていたよ!▼~
:[シャロン]|
あら、待たれていたとは驚きです。~
何かご用がありましたか?▼~
:[アルフレッド]|
…この前、聞きそびれたことがあってね。~
いいだろうか。▼~
:[シャロン]|
! いつになく真剣な顔です。~
そこまで気になることがあるのなら、~
ぜひとも答えて差し上げないと。▼~
勿論です。アルフレッドさん。▼~
:[アルフレッド]|
ありがとう。では早速だけれど、~
アルフォンス王子は…▼~
…………▼~
ムキムキなのかい?▼~
:[シャロン]|
はい?▼~
:[アルフレッド]|
筋肉ムキムキなのかい?▼~
:[シャロン]|
き、筋肉!?~
ええと…普通ぐらいでしょうか。~
細身なほうではないかと!▼~
:[アルフレッド]|
そうか。もしも筋肉隆々であれば~
名前が似ているよしみで、~
じっくりと見せてもらおうと思ったのだが。▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさんは、~
筋肉がお好きなんですね。▼~
:[アルフレッド]|
好きではない。~
大好きだ。▼~
:[シャロン]|
そ、そうですか。▼~
でも、そういうことなら~
このシャロンにお任せください!▼~
ヴァイス・ブレイヴにいる~
筋肉隆々な英雄さんたちを集めますので、~
心ゆくまで交流をされてみては?▼~
:[アルフレッド]|
本当かい?~
それはうれしい申し出だ。~
楽しみにしているよ、シャロン王女!▼~
***A [#ddc607f4]
:[バーツ]|
くらえ!~
うおおおーっ!!▼~
:[リンカ]|
させるもんか!~
はああーっ!!▼~
:[ディーク]|
そら! 誰でもかかってきな!▼~
:[アルフレッド]|
お、おおおおおお…!~
なんということだ。~
どこを見ても、筋肉、筋肉、筋肉…!▼~
:[シャロン]|
今日は特別鍛錬を開催し、~
ヴァイス・ブレイヴ内でも随一の筋肉を~
お持ちの方々にお集まりいただきました!▼~
如何でしょうか、アルフレッドさん!▼~
:[アルフレッド]|
ありがとう。感涙を禁じ得ない。~
見ているだけで筋肉が増えそうだ。~
僕は今、アスク一の幸せ者だよ…!▼~
ちーん!!▼~
:[シャロン]|
フェンサリルに鼻水が…~
まあいいです。▼~
:[アルフレッド]|
僕の臣下たちも素晴らしい筋肉の持ち主だが~
それに勝るとも劣らない。~
なかなかお目にかかれない逸材ばかりだ。▼~
今はひ弱な肉体でも、~
ここで鍛錬を続ければいずれ~
あのようになれるということだね。▼~
あの猛者たちも、最初は僕のように~
頼りなかったのかい?▼~
:[シャロン]|
あ…いえ。~
あの方たちはここに来た時から、~
既に仕上がっておいででした。▼~
英雄の皆さんは、~ここに来た時の姿から~
大きく変わることはありません。~
もちろん、戦えば強さは上がりますが…▼~
見た目が変わるほどの体型変化は、~
その…▼~
:[アルフレッド]|
ということは…~
僕は、ここでいくら鍛えても、~
ムキムキになることはないと。▼~
:[シャロン]|
は、はい…~
おそらくは…▼~
:[アルフレッド]|
…………▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさん?▼~
:[アルフレッド]|
…すまない。~
少し走ってくるよ。▼~
:[シャロン]|
あっ!~
アルフレッドさーん!!▼~
***S [#ra610b34]
:[アルフレッド]|
…………▼~
はあ…▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさん。~
ここにいらっしゃったんですね。▼~
:[アルフレッド]|
…シャロン王女。~
この間はすまなかったね。~
折角、猛者たちを集めてくれたというのに。▼~
だが、彼らが眩しすぎて~
あのまま傍にいることはできなかった。▼~
今の僕ではどれだけ努力を重ねようと~
あのような筋肉は手に入らない。~
それが悔しくてね。▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさん…▼~
:[アルフレッド]|
一目でいいんだ。いつか、~
憧れの強靭な肉体を手に入れた姿を~
この目で見ることができたら…▼~
:[シャロン]|
強靭な肉体を、手に入れた姿…▼~
あ、あの。~
何の慰めにもならないかもしれませんが、~
見るだけなら、できる可能性があります。▼~
特務機関には召喚師によって、~
色々な世界から英雄が召喚されます。▼~
同じ英雄さんでも、別の可能性…~
別の姿が喚ばれることもあるんです。~
つまり…▼~
:[アルフレッド]|
いつかムキムキの僕が~
どこかから召喚されるかもしれない。~
そういうことかい?▼~
:[シャロン]|
はい。▼~
:[アルフレッド]|
…………▼~
:[シャロン]|
や、やっぱり駄目ですよね。~
自分自身がそうならないと…▼~
:[アルフレッド]|
素晴らしいじゃないか!!!!!!▼~
:[シャロン]|
へっ!?▼~
:[アルフレッド]|
そうかそうか!!~
それは何よりの希望だよ!!!!~
いやあ、夢があるね!▼~
僕自身が成し遂げられなくとも、~
成し遂げた僕の姿を見られるかもしれない。~
そんな幸福が待っているとは!!▼~
教えてくれてありがとうシャロン王女!~
君には感謝しても足りないよ!▼~
:[シャロン]|
良かったです。~
アルフレッドさんが元気になって!▼~
:[アルフレッド]|
…それに、体に変化がないというのなら、~
少なくともこの地で、戦以外の理由で~
命を落とすということはなさそうだ。▼~
:[シャロン]|
?~
それってどういう…▼~
:[アルフレッド]|
いいや、何も。▼~
シャロン王女、一緒に待ってくれるかい?~
いつか筋肉隆々の僕がここに来る日を!▼~
:[シャロン]|
勿論です!!▼~
もしかしたらその前に、~
うさ耳がついたアルフレッドさんや~
水着のアルフレッドさんが来るかもですが!▼~
:[アルフレッド]|
なんだって?▼~
:[シャロン]|
いつまでも待ちましょう!!~
楽しみですね!!▼~
**空想を舞う翼 クロエ [#qde5a6d6]
***C [#k4d20481]
:[クロエ]|
うーん、味付けがイマイチかしら。~
やっぱり見様見真似では駄目ね。▼~
素材はいいけれど、調味料との~
組み合わせに難がありそうだわ。▼~
:[アンナ]|
クロエ、何を食べているの?▼~
:[クロエ]|
アンナ隊長!~
ええと、これは…▼~
:[アンナ]|
ははーん。~
慌てて隠すところを見るに、~
盗み食いかしら?▼~
:[クロエ]|
だ、断じてそのようなことは!~
機関の物資には手を付けていません。▼~
食べていたのは、~
その辺りで捕まえた~
ヤモリの黒焼きです。▼~
:[アンナ]|
ヤモリ!?~
そんなにお腹が空いていたの?▼~
気が付かなくてごめんなさい。~
食事が足りなかったのなら、~
すぐに改善をするわ。▼~
:[クロエ]|
その必要はありません。~
嗜好品として食べているものですから。▼~
わたし、エレオス大陸にいた頃から、~
こういった珍味や、~
屋台料理なんかに目が無くて。▼~
:[アンナ]|
ならいいんだけど。~
いや、ヤモリを食べるのはいいのかしら…▼~
:[クロエ]|
誤解も解けたところで、~
アスク王国に造詣が深いアンナ隊長に~
お願いがあるんです。▼~
このヤモリに合いそうな調味料を~
教えていただけませんか?▼~
出来れはアスクに所縁のあるものだと~
ありがたいのですけれど。▼~
:[アンナ]|
役に立てるか全くわからないけど…~
探しておくわね。▼~
:[クロエ]|
ありがとうございます。▼~
***B [#na6d9590]
:[アンナ]|
クロエ。~
この間の調味料の話だけど。▼~
機関の備蓄をひっくり返してみたけど、~
あなたの舌に合いそうな~
高級なものはなかったわ。▼~
:[クロエ]|
高級なもの?~
どういうことでしょう。▼~
:[アンナ]|
クロエは元の世界では、貴族だと聞いたわ。~
きっとものすごーく高級な調味料を~
ご所望なんでしょう?▼~
何万ゴールドもする塩とか…▼~
:[クロエ]|
いいえ。~
市井で手に入るような、~
普通のもので構いません。▼~
:[アンナ]|
そうなの?~
そんなものでいいの?▼~
:[クロエ]|
そんなもの、とは心外ですね。~
それこそがわたしの望むもの。~
屋台料理と言っても甘くみては困ります。▼~
人気の珍味を出す屋台は~
常にお客さんでいっぱいで、~
行列に並ぶことも珍しくありません。▼~
:[アンナ]|
行列?▼~
:[クロエ]|
ええ。並ぶのが遅ければ、~
完売で買えないことだってあります。▼~
:[アンナ]|
…興味深いわね。~
そんな原価のかからなそうな料理に、~
お客さんが殺到するなんて!▼~
とてつもないお金儲けの匂いがするわ!~
特務機関の財政難を補って余りある、~
利益の予感が止まらない!▼~
クロエ!~
珍味、そして屋台料理について~
もっと詳しく教えてちょうだい!▼~
:[クロエ]|
もちろんです。~
アンナ隊長がそんなにも~
興味を持ってくださってうれしいわ。▼~
***A [#h5a60b9e]
:[アンナ]|
クロエ。~
あなたの話を聞いて、~
私なりに屋台料理を考案してみたの。~
:[クロエ]|
それは素晴らしいです。~
拝見しても?▼~
:[アンナ]|
ええ! これよ!!▼~
:[クロエ]|
茹でた野菜に、蜂蜜をかけたもの?~
屋台料理と呼ぶには少し~
趣が違うようにも思えますが…▼~
ちなみに、~
食材は何をご使用で?▼~
:[アンナ]|
遠征先の異界で大量に仕入れた草に、~
同じく異界のお祭りで安かった、~
変わった味の蜂蜜よ。▼~
:[クロエ]|
アンナ隊長…▼~
お話になりません。▼~
:[アンナ]|
一蹴!?▼~
:[クロエ]|
珍味というのは特定の地域に根ざした~
食材を使用し、食べた瞬間口の中に~
その土地の歴史や文化が広がる…▼~
そういったものでないといけません。~
何なんですか、遠征先の異界の草って。~
アスク王国関係ないじゃないですか。▼~
蜂蜜の発想はまあ良いですが、~
草との組み合わせはときめきません。~
食べ応えが皆無です。▼~
やりなおしてください!▼~
:[アンナ]|
す、すみません。▼~
クロエったら、~
温厚な英雄だと思っていたけど~
珍味に関しては情熱的なのね…▼~
じゃ、じゃあ、こういうのは?~
昔からアスクに生息している大きなヘビ。~
拠点にも出て、たまに捕まえているの。▼~
味は淡白だけれど、~
非常食として優秀なのよ。▼~
:[クロエ]|
良いですね。特務機関所縁の食材で~
素晴らしいと思います。▼~
早速試しましょう。~
乗り掛かった舟ですから、~
最後までお付き合いいたしますよ。▼~
:[アンナ]|
ありがとう、クロエ!▼~
***S [#xe514b9c]
:[アンナ]|
できた…▼~
:[クロエ]|
できましたね。▼~
:[アンナ]|
特務機関『ヴァイス・ブレイヴ』の拠点に~
よく出るヘビを使った~
ふかふかの白焼きに、▼~
:[クロエ]|
同じく拠点周辺の花畑から採れる~
蜂蜜を使ったソースを合わせた…~
特務機関印の渾身の屋台料理。▼~
:[アンナ]|
その名も、~
ヘビの蜂蜜ヴァイス焼き!!~
完成よーっ!!▼~
:[クロエ]|
お味も素晴らしいです。~
口にした瞬間に広がる香り。~
機関で戦う皆様の姿が思い浮かぶよう。▼~
これぞわたしの求めていたもの。~
行列必死の傑作ですね。▼~
ソースはヤモリにもとても合います。▼~
:[アンナ]|
やった。やり遂げたわ。~
ありがとうクロエ!~
これで大儲け間違いなしだわ!▼~
:[クロエ]|
大儲け…?▼~
ではたくさん作らないといけませんね。▼~
:[アンナ]|
たくさん?▼~
:[クロエ]|
はい。珍味は単価が安いので~
高価な代金はいただけません。~
それではお客さんがつきませんもの。▼~
大儲けをお望みであれば、~
試作の百倍ぐらいの量を~
一日に売りさばく必要があるかと。▼~
:[アンナ]|
そんなの無理だわ!~
材料の調達、調理に、店の運営。~
人手がかなり要るじゃない。▼~
まさか英雄たちに交代で~
店番をさせるわけにもいかないし。▼~
:[クロエ]|
それはそれで売れそうですけれどね。~
店番の組み合わせを想像するだけで~
ワクワクします。▼~
:[アンナ]|
アルフォンス辺りが許してくれないわよ!▼~
はあ…クロエ。~
協力してくれて悪いけど、~
屋台料理で大儲けは諦めるわ。▼~
:[クロエ]|
それは残念です。▼~
でもこの料理は、~
ぜひまた一緒に作りましょう。~
わたしにとっては…▼~
特務機関の隊長との、~
かけがえのない~
思い出の味になったのですから。▼~
*コメント [#r1327dcc]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*紋章士と英雄と [#g2860baa]
#contents
**紋章士と英雄と [#db568d5c]
***オープニング [#db568d5c]
:[アンナ]|
さあ、新たな英雄様方。~
準備はいいかしら?▼~
この地点に敵勢力が接近中。~
特務機関の一員として、~
じゃんじゃん戦ってちょうだいね!▼~
:[リュール]|
任せてください、アンナ隊長。▼~
:[アルフレッド]|
腕が鳴るね、神竜様。▼~
:[リュール]|
私たちの初陣です。~
特務機関の皆さんの~
お役に立てると良いのですが。▼~
:[アルフレッド]|
神竜様がいれば大丈夫さ!~
元いた世界と同じように、~
傍にいるだけで力が漲るよ。▼~
:[セリーヌ]|
ええ、エレオス大陸でわたしたちを束ねて~
戦ってくださったそのお力は、~
どこであろうと変わりません。▼~
:[クロエ]|
この世界でも引き続き、~
皆様が並び立つ姿を拝見できて~
とても心強いです。▼~
:[リュール]|
アルフレッド、セリーヌ、クロエ…~
それはこちらの台詞です。~
私は皆がいてくれるから戦えるんですよ。▼~
紋章士たちも、~
きっと見守っていてくれます。▼~
:[アルフレッド]|
紋章士たちは…~
やはり、顕れないのかい?▼~
:[リュール]|
はい。指輪はここにあるのに、~
アスク王国に来てからは~
呪文を唱えても顕現できないようです。▼~
世界を越えたことで、~
何かが干渉してるのかもしれませんね。▼~
:[セリーヌ]|
神竜様。~
そのような顔をなさらないで。~
焦らずとも、きっと顕れてくれますよ。▼~
:[アルフレッド]|
そうさ!~
今頃走ってこちらに向かっているのかも。▼~
:[リュール]|
ふふ、ありがとうございます。~
そうですね。~
思い悩んでも仕方ありません。▼~
今は紋章士たちや、~
まだ来ていない仲間たちに~
恥じぬ戦いを見せるのみです。▼~
:[アンナ]|
来るわよ!~
総員、戦闘準備を!▼~
:[リュール]|
始まるようですね。~
皆、気をつけて!▼~
***C [#mf52775a]
:[リュール]|
何とか勝てましたね。▼~
:[アルフレッド]|
だが先ほどの混戦で、~
本隊とはぐれてしまったようだ。~
一刻も早く合流しないと。▼~
:[クロエ]|
ではわたしが空から~
本隊の位置を探して参ります。▼~
:[セリーヌ]|
ありがとう、クロエ。~
けれど、弓兵がいないとも限らない。~
あなたを危険に晒すわけにはいかないわ。▼~
:[リュール]|
セリーヌの言う通りですね。~
今は慎重に行きましょう。▼~
…………▼~
:[アルフレッド]|
神竜様?▼~
:[リュール]|
ごめんなさい。~
私の力不足で、皆のことを~
しっかり守ることができなくて。▼~
こんな時には、やはりどうしても…~
紋章士がいればと思ってしまいますね。▼~
エレオス大陸でそうであったように、~
呪文を唱えれば、この指輪から~
姿を見せてくれることを願ってしまいます。▼~
…『星炎け、始まりの紋章士』▼~
なんて…▼~
:[マルス]|
やっと見つけた。~
ここにいたのかい。▼~
:[リュール]|
マルス!?▼~
:[アルフレッド]|
ど、どういうことだ。~
今ので、顕現したのか?▼~
:[リュール]|
マルス…!~
会えて嬉しいです…でも、どうして。▼~
:[マルス]|
君たちを探していたんだ。~
いいかい、ここにはもうすぐ敵軍が来る。~
とどまっていては危険だ。▼~
本隊までは僕が案内するから、~
戦いながら、ついて来てほしい。▼~
:[リュール]|
わかりました。~
共にこの場を切り抜けましょう。~
マルス、私とエンゲージしてください!▼~
:[マルス]|
エンゲージ?▼~
:[リュール]|
行きますよ!!~
エムブレム・エンゲージ!!▼~
:[マルス]|
ええっ!?~
ま、待ってくれ、僕は…!▼~
***B [#of2e18f3]
:[リュール]|
本当にごめんなさい!!▼~
:[マルス]|
いいんだよ、リュール。~
来たばかりの君たちに対して、~
僕も言葉が足りなかった。▼~
:[リュール]|
まさかあなたが、本来の姿の、~
英雄王マルスだったなんて。▼~
私の世界にいた、紋章士マルスと~
勘違いしてしまいました。▼~
:[アルフレッド]|
様子がおかしいと思っていたんだ。~
いつもみたいに浮遊していないし。~
体調でも悪いのかと心配したよ。▼~
:[セリーヌ]|
わたしからもお詫び申し上げます、~
英雄王マルス。~
勝てたからよいものの、先ほどの戦では…▼~
兄があなたと神竜様を~
何とかエンゲージさせようと奔走し、~
大切なティアラやお召し物をグイグイと。▼~
最後には戦場で鍛錬を提案する始末。~
此度の無礼、~
本当に申し訳ございません。▼~
:[アルフレッド]|
触れる事ができる時点で気づくべきだったよ。~
紋章士には実体がないからね。~
すまなかった、許してほしい。▼~
:[マルス]|
気にしていないよ。~
違う世界の、紋章士と呼ばれる僕が~
君たちの善き戦友であるなら誇らしいさ。▼~
:[リュール]|
マルス…▼~
ありがとうございます。~
私も、紋章士としてのあなたと~
共に戦えたことを誇りに思っています。▼~
:[クロエ]|
神竜様、再び敵が接近しています!▼~
:[リュール]|
わかりました。~
では戦闘準備を。▼~
:[マルス]|
行こうか、リュール。~
皆を無事に本隊に送り届ける。▼~
最後まで、君の力となろう。▼~
:[リュール]|
! その言葉…▼~
ふふ。~
私の知るマルスではなくとも…~
やっぱり、あなたは優しいですね。▼~
***A [#sa82d66c]
:[リュール]|
皆、無事でよかったです。▼~
アンナ隊長からも、~
お褒めの言葉をいただきましたよ。▼~
:[アルフレッド]|
それは良かった。~
流石にあちこちの筋肉が痛むけれど、~
この達成感が堪らないよ。▼~
:[セリーヌ]|
戦は絶えないものなのだと痛感したわ。~
いつかこの地に、真の平和が訪れると~
良いのだけれど。▼~
:[クロエ]|
そのためにも頑張りましょう、~
神竜様と共に。▼~
:[リュール]|
マルス、先程の戦では助かりました。~
本隊まで送り届けてくださって、~
ありがとうございます。▼~
:[マルス]|
礼には及ばないよ。~
勝利できたのは君たちのお陰でもある。~
さすがエレオスの英雄、凄まじい活躍だった。▼~
これから共に戦えることを嬉しく思うよ。~
改めてよろしく、リュール。▼~
:[リュール]|
こちらこそ、マルス。▼~
…!▼~
:[マルス]|
どうしたんだい?▼~
:[リュール]|
こうして握手ができることが新鮮で。▼~
マルスの手は、~
こんなに温かかったんですね。▼~
:[マルス]|
紋章士には実体がないと言っていたね。~
僕には想像もつかないけれど…~
一目、その姿を見てみたく思うよ。▼~
:[リュール]|
いつかあなたに、紋章士たちを~
紹介できる日を心待ちにしています。▼~
:[マルス]|
僕も心待ちにしているよ。~
君の世界で生きた僕と、~
言葉を交わせることを。▼~
:[リュール]|
その時は指輪を託しますので~
ぜひ、紋章士マルスと~
エンゲージしてください。▼~
:[マルス]|
僕自身とかい!? あはは。~
それは、どうなるだろうね。▼~
:[リュール]|
きっと、とても強くなりますよ。~
誰も敵わないくらい。▼~
**神竜の王女 リュール [#s3735f9a]
***C [#t2a761e4]
:[アルフォンス]|
リュール。~
頼まれていた小箱が用意できたよ。▼~
:[リュール]|
ありがとうございます、~
アルフォンス。~
お手を煩わせてすみません。▼~
この身一つで来てしまったものですから、~
足りないものが色々とあって。▼~
:[アルフォンス]|
英雄はみんな同じだよ。~
気にしないでほしい。▼~
:[リュール]|
お陰様で、やっとこれを仕舞えます。▼~
:[アルフォンス]|
指輪?▼~
:[リュール]|
元の世界から持ってきた、~
大切なものなんです。▼~
これが『英雄王の指輪』、~
こちらが『聖騎士の指輪』…▼~
まだいくつかあるのですが、~
全部を指に嵌めるわけにもいかず。~
小箱を頂けて助かりました。▼~
:[アルフォンス]|
どれも美しい指輪だね。~
英雄王や聖騎士という名称には~
聞き覚えがあるな。▼~
確か、英雄マルスとシグルドが~
そのように呼ばれていたような…▼~
:[リュール]|
さすがはアルフォンス。~
ご名答です!▼~
この指輪には紋章士マルス、~
そして紋章士シグルドが~
宿っているんですよ。▼~
:[アルフォンス]|
紋章士…~
はじめての概念だ。~
そんな記述はどんな書物にもなかったな。▼~
リュール、良かったらまた~
話を聞かせてほしい。▼~
:[リュール]|
はい、小箱のお礼に~
何でもお話ししますよ。▼~
***B [#ba6ce68e]
:[アルフォンス]|
なるほど…▼~
リュールは元いた世界で~
12の指輪を集めながら旅をし、~
紋章士と共に戦っていたんだね。▼~
:[リュール]|
はい。▼~
:[アルフォンス]|
紋章士は実体を持たない超常の存在で、~
呪文により指輪から顕現し、~
エンゲージを行えば一体化して戦える…▼~
聞けば聞くほどに~
興味深いよ。▼~
:[リュール]|
私も、この世界に紋章士がいないというのが~
興味深いです。▼~
私たち英雄と呼ばれる存在が、~
それに近いのかもしれませんが…▼~
紋章士と違って実体がありますし、~
共に戦うことはできても、~
エンゲージはできませんね。▼~
ああ、でも喚び出された側によって~
敵味方が変化するのは~
共通しているでしょうか。▼~
:[アルフォンス]|
確かに、同じ英雄でも~
敵側で召喚されれば敵となる。~
紋章士もそれは同じということか。▼~
しかし、紋章士を顕現するというのは、~
召喚師が行う英雄の召喚とは~
また違うようだね。▼~
:[リュール]|
似てはいますけれど、~
私にあるのは、指輪に予め宿る紋章士を~
そこから喚び出す力です。▼~
他の世界から、~
誰かを喚び出すということまでは~
できません。▼~
ですから、エクラ…~
召喚師の方が遥かにすごい力を~
持っていると言うべきかもしれませんね。▼~
:[アルフォンス]|
どちらが優れているということはないさ。~
僕にとっては二人とも~
強大な力を有している。▼~
何にせよ、~
君が敵に回らなくてよかったよ、~
リュール。▼~
:[リュール]|
こちらも同感です、~
アルフォンス。▼~
***A [#t0483b61]
:[アルフォンス]|
紋章士の話を沢山聞かせてくれて~
ありがとう、リュール。~
お陰で知識が増えたよ。▼~
:[リュール]|
こちらこそ、話を聞いてくださって~
ありがとうございます。▼~
紋章士については、本当なら~
お見せするのが一番なのですが、~
今は…▼~
:[アルフォンス]|
呪文を唱えても喚び出せない。~
そういうことだね。▼~
:[リュール]|
はい。~
残念ですが、そのようです。▼~
まだ信じられません。~
指輪を嵌めていれば、いつだって…~
声が聴けた。傍にいられたのに。▼~
このまま二度と会えないのかもしれないと~
そんなことまで思ってしまいます。▼~
:[アルフォンス]|
寂しいかい?▼~
:[リュール]|
寂しくない…と言えば噓になりますが、~
いつか会えると信じていますから。~
平気ですよ。▼~
:[アルフォンス]|
でも、随分辛そうな顔をしている。~
心配だよ。▼~
…リュール。~
もし、紋章士と再会することがあれば~
次は少し距離を取るといい。▼~
:[リュール]|
え?▼~
:[アルフォンス]|
強く思い入れないようにすれば、~
いつ別れても辛くない。~
そんな風に悲しむこともなくなるよ。▼~
:[リュール]|
でもそれでは、~
共にいる喜びもなくなりませんか?~
いえ、それよりも…▼~
アルフォンスはもしかして、~
私たちに対してそうしているんですか?▼~
どれだけ仲の良い英雄を失くしても~
辛い思いをせずにすむように。▼~
:[アルフォンス]|
心が痛まないわけじゃないさ。~
けれど、痛みで冷静さを欠いて、~
戦えなくなるよりはずっといい。▼~
そう思って、過ごしてはいるよ。▼~
:[リュール]|
それは少し…悲しいような気がします。▼~
:[アルフォンス]|
そんな顔をさせてすまない。~
君を不快にさせたいわけじゃないんだ。▼~
ただ、少しだけ君が、~
以前の僕に似ているような気がして。~
心配になってしまってね。▼~
:[リュール]|
以前のアルフォンスに…?▼~
:[アルフォンス]|
今日はここまでにしようか。~
時間を取ってくれてありがとう。~
それでは、失礼するよ。▼~
:[リュール]|
はい…▼~
…………▼~
***S [#ef472466]
:[リュール]|
この前はごめんなさい、アルフォンス。~
あなたの事情も考えず~
心無いことを言いました。▼~
:[アルフォンス]|
いいんだよ、リュール。~
僕も冷たいことを言ってしまった。▼~
君と紋章士の関係性に、~
僕が口を出すなんて烏滸がましかったよ。~
許してほしい。▼~
:[リュール]|
私が以前のあなたに似ていると言うのなら、~
少なくともアルフォンスにも…~
会えなくなった誰かがいるということ。▼~
あなたは優しい方です。~
きっと私を思って言ってくれたのでしょう。▼~
私にも、悲しい別れがありました。~
果たされなかった約束だって…▼~
だから、いなくなっても悲しくないよう~
一定の距離を保ち接する。~
その方が合理的だと理解はできます。▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
:[リュール]|
でもこれだけは伝えさせてください。~
私は、ここに来てよかったと思います。~
アルフォンスと出会えてよかった。▼~
この先、例えどんな酷い別れ方になっても、~
私が夢半ばで消えたとしても、~
この気持ちは変わりませんよ。▼~
:[アルフォンス]|
…リュール。▼~
:[リュール]|
私も、考えを変えてほしいだなんて~
烏滸がましいことは言いません。▼~
ただ、~
私が勝手にそう思っていることを…~
どうか憶えていてください。▼~
:[アルフォンス]|
…………▼~
ありがとう。~
これでは、小箱のお礼を~
貰いすぎているね。▼~
君が僕の考えを尊重してくれたように、~
僕も君の考えを尊重するよ。▼~
これからは、別れの時には一緒に~
約束をすることにしよう。~
この約束は、違えないよ。▼~
リュール。~
明日も必ず会おう。▼~
:[リュール]|
はい。~
必ず、明日もまた。▼~
**幸福な王女 セリーヌ [#j0052dea]
***C [#e055358c]
:[セリーヌ]|
あら、エクラ。~
ごきげんよう。▼~
見回りの途中というわけでは~
なさそうだけれど…~
え? わたしを探していたの?▼~
力を貸してくれてありがとう…って、~
まさかそれを言うためにここに?▼~
ふふ、あなたは優しい方なのね。~
でもわたしは、まだ礼に及ぶような~
戦果を挙げていないわよ。▼~
そんな勿体ない言葉を貰ったら、~
まるでわたしが紋章士になったような~
気持ちになってしまうわ。▼~
ああ、紋章士というのは~
わたしのいた世界…エレオス大陸にいる~
特別な力を持った存在のことよ。▼~
実体はないのだけれど、~
紋章士の指輪を嵌めると、彼らの力を~
この身に宿すことができるの。▼~
彼らは異世界で戦い、世界を救うに至った、~
歴戦の猛者たちだと聞いているわ。▼~
傍にいるだけで心強かった。~
もしかしたら、あなたにとっての英雄たちと~
同じような感覚かもしれないわね。▼~
もっと話を聞かせてほしい…?~
わかったわ。▼~
神竜様ほどではなくて申し訳ないけれど、~
わたしの知識で良ければ喜んで~
お話ししましょう。▼~
今度時間のある時に、~
お茶でも飲みながら如何かしら。~
わたしもあなたのお話が聞きたいわ。▼~
ここに喚んでくださった大英雄たる~
召喚師様がどんな方なのか、~
とても興味があるのだもの。▼~
***B [#n0134a0a]
:[セリーヌ]|
エレオス大陸にいた12の紋章士の中でも、~
わたしがいちばん印象深いのは~
紋章士セリカね。▼~
彼女は我が国、フィレネ王国に託された、~
『慈愛の王女の指輪』に宿っている~
紋章士なの。▼~
神竜様が顕現してくださるまでは~
その姿を見ることはなかったのだけれど…▼~
わたしはその指輪からずっと、~
声が聞こえるような気がしていたのよ。▼~
思えばわたしは、幼い頃から~
彼女に励まされ続けていたのかもしれない。▼~
お父様が亡くなられた時、~
お兄様が病に倒られた時、~
そしてフィレネ城が襲撃に遭った時…▼~
紋章士セリカの声に励まされて、~
何とか前を向くことができた。~
でも、今は…▼~
…………▼~
ごめんなさい、なんでもないの。~
少し、恋しく思ってしまっただけ。▼~
これまでずっと、紋章士セリカは~
わたしの近くにいてくれた。~
たとえ姿が見えなくても。▼~
けれど、今は…ここにはいない。~
会う術もないもの。▼~
…誤解しないで。~
アスク王国に来たこと、~
召喚に応じたことに後悔はしていないわ。▼~
必ずあなたの役に立ってみせる。~
そのためにも、後ろばかり振り返らず~
邁進しないといけないわね。▼~
さあエクラ、~
次はあなたのお話を聞かせてくれるかしら?▼~
***A [#t993313b]
:[セリーヌ]|
エクラ…~
わたしに会わせたい人がいるから~
この場所に来るようにと言っていたけれど、▼~
一体どなたなのでしょう。~
少し緊張してきたわ。▼~
:[セリカ]|
ええと、ここでいいのかしら。▼~
:[セリーヌ]|
!!~
セリカ!?▼~
:[セリカ]|
え? あなたは…▼~
:[セリーヌ]|
ああ、まさか…~
まさか、こんな形で…~
あなたに会えるだなんて…!▼~
:[セリカ]|
あ、あの、ごめんなさい。~
私たちどこかで会っていたかしら?▼~
:[セリーヌ]|
いいえ。~
あなたはわたしのことを知らないわ。~
でも、わたしは…▼~
:[セリカ]|
…?▼~
:[セリーヌ]|
自己紹介が遅れてすみません。~
わたしはセリーヌ。~
フィレネ王国第一王女セリーヌと申します。▼~
信じられない話かもしれないけれど~
あなたはわたしの世界で、紋章士と呼ばれる~
強大な力を持つ存在として…▼~
わたしたちの戦いに~
力を貸してくれていたの。▼~
:[セリカ]|
紋章士…▼~
:[セリーヌ]|
紋章士セリカの宿る指輪は、~
我が国に託されていた。~
ずっと近くにいた。何度も助けられたわ。▼~
だから、私はあなたをよく知っている。~
とても恋しく思っていたの。▼~
:[セリカ]|
そうだったの。~
だからエクラは、~
私をあなたに会わせようとしたのね。▼~
なんだか不思議な話だけど、~
これも何かの縁ね。~
私もあなたのことを知っていきたいわ。▼~
:[セリーヌ]|
本来の姿で生きるあなたと、~
こうして出会えてとても嬉しい。▼~
ご迷惑でなければ、~
一緒にお茶でも如何かしら。▼~
:[セリカ]|
ええ、勿論。~
よろしくね、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|
ありがとう。~
わたし、とても幸せだわ。▼~
***S [#l350b354]
:[セリーヌ]|
エクラ。~
この前は素敵な時間をありがとう。▼~
セリカとお茶会をして、~
あんな風に語り合えるだなんて。~
まるで夢のような時間だったわ。▼~
紋章士は食事を必要としないから、~
エレオスではどれだけ望んでも、~
同じお茶を楽しむことはできなかったの。▼~
私の好きな紅茶を口にして~
美味しそうに笑う顔を見た時は、~
涙が出るほどうれしかったわ。▼~
それに、すごく励まされたの。~
この世界に来て不安だったのだけれど、~
セリカがいろいろ教えてくれたから。▼~
全て、あなたのお陰だわ。~
改めてお礼を言わせて。▼~
…え?~
ほかにもお茶会がしたい英雄がいるのなら~
遠慮なく言ってほしい、ですって?▼~
うふふ。~
優しいのね、あなたは。▼~
確かに、わたしの知る紋章士たちと~
同じ姿の方にはとても興味があるわ。~
是非お話がしてみたい。けれど…▼~
わたしは今、他の誰でもなく~
エクラと、~
お茶がしたい気分なの。▼~
あなたの事をたくさん知りたいわ。~
生まれた場所、好きな食べ物に、~
得意な戦い方なんかも。▼~
まあ、あなたも同じ気持ちなのね。~
うれしいわ。▼~
いつか元の世界に戻った時、~
紋章士セリカに話すお土産話が~
また増えそう。▼~
早速行きましょう。~
エクラ。~
今日はどんなお茶にしましょうか。▼~
**笑み護る花 アルフレッド [#j3732a08]
***C [#u0646933]
:[アルフレッド]|
朝の走り込みは気分がいいね!~
このままどこまでも走れそうだ。▼^
今日も一日、強靭な肉体のために!!▼~
:[シャロン]|
ま、待ってくださあああーい!~
そこの…青いマントの方ーっ!▼~
:[アルフレッド]|
えっ?▼~
:[シャロン]|
ぜえ、はあ…~
や、やっと追いつきました。~
新しい英雄さん!▼~
:[アルフレッド]|
追いついたって、~
ここまで走ってきたのかい?~
ええと…▼~
:[シャロン]|
申し遅れました!~
わたしは特務機関所属の~
アスク王国第一王女、シャロンです。▼~
ご挨拶をと思い追いかけて参りましたが、~
走るのがとっても速くて。~
呼び止めようにも、お名前を知らず…!▼~
:[アルフレッド]|
それはすまなかったね。~
僕はフィレネ王国第一王子、~
アルフレッドという。▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさん!~
なんと偶然にも、我が兄の名前と~
出だしの語感が似ています!▼~
わたしの兄は、~
アルフォンスというんですよ。▼~
:[アルフレッド]|
確かに似た響きだね。~
僕にも妹がいることだし、~
もはや他人とは思えないな。▼~
:[シャロン]|
なんと!~
もしや妹さんのお名前って…~
シャロ何とかですかっ!?▼~
:[アルフレッド]|
いや、セリーヌという。▼~
:[シャロン]|
全然違いましたね。▼~
:[アルフレッド]|
がっかりすることはないさ。~
もし出会ったら仲良くしてやってくれ。▼~
:[シャロン]|
こちらこそ、兄をよろしくお願いします。▼~
…って、その前にわたしたち同士も~
仲良くなりたいのですが!▼~
:[アルフレッド]|
ははは、そうだね。~
では友好のしるしに、~
このまま走り込みと行こうか!▼~
:[シャロン]|
えーっ!~
まだ走るんですかぁっ!?▼~
:[アルフレッド]|
さあ行こうシャロン王女!~
強靭な肉体のために!▼~
***B [#reaeb11f]
:[シャロン]|
アルフレッドさん、こんにちは。▼~
:[アルフレッド]|
シャロン王女、待っていたよ!▼~
:[シャロン]|
あら、待たれていたとは驚きです。~
何かご用がありましたか?▼~
:[アルフレッド]|
…この前、聞きそびれたことがあってね。~
いいだろうか。▼~
:[シャロン]|
! いつになく真剣な顔です。~
そこまで気になることがあるのなら、~
ぜひとも答えて差し上げないと。▼~
勿論です。アルフレッドさん。▼~
:[アルフレッド]|
ありがとう。では早速だけれど、~
アルフォンス王子は…▼~
…………▼~
ムキムキなのかい?▼~
:[シャロン]|
はい?▼~
:[アルフレッド]|
筋肉ムキムキなのかい?▼~
:[シャロン]|
き、筋肉!?~
ええと…普通ぐらいでしょうか。~
細身なほうではないかと!▼~
:[アルフレッド]|
そうか。もしも筋肉隆々であれば~
名前が似ているよしみで、~
じっくりと見せてもらおうと思ったのだが。▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさんは、~
筋肉がお好きなんですね。▼~
:[アルフレッド]|
好きではない。~
大好きだ。▼~
:[シャロン]|
そ、そうですか。▼~
でも、そういうことなら~
このシャロンにお任せください!▼~
ヴァイス・ブレイヴにいる~
筋肉隆々な英雄さんたちを集めますので、~
心ゆくまで交流をされてみては?▼~
:[アルフレッド]|
本当かい?~
それはうれしい申し出だ。~
楽しみにしているよ、シャロン王女!▼~
***A [#ddc607f4]
:[バーツ]|
くらえ!~
うおおおーっ!!▼~
:[リンカ]|
させるもんか!~
はああーっ!!▼~
:[ディーク]|
そら! 誰でもかかってきな!▼~
:[アルフレッド]|
お、おおおおおお…!~
なんということだ。~
どこを見ても、筋肉、筋肉、筋肉…!▼~
:[シャロン]|
今日は特別鍛錬を開催し、~
ヴァイス・ブレイヴ内でも随一の筋肉を~
お持ちの方々にお集まりいただきました!▼~
如何でしょうか、アルフレッドさん!▼~
:[アルフレッド]|
ありがとう。感涙を禁じ得ない。~
見ているだけで筋肉が増えそうだ。~
僕は今、アスク一の幸せ者だよ…!▼~
ちーん!!▼~
:[シャロン]|
フェンサリルに鼻水が…~
まあいいです。▼~
:[アルフレッド]|
僕の臣下たちも素晴らしい筋肉の持ち主だが~
それに勝るとも劣らない。~
なかなかお目にかかれない逸材ばかりだ。▼~
今はひ弱な肉体でも、~
ここで鍛錬を続ければいずれ~
あのようになれるということだね。▼~
あの猛者たちも、最初は僕のように~
頼りなかったのかい?▼~
:[シャロン]|
あ…いえ。~
あの方たちはここに来た時から、~
既に仕上がっておいででした。▼~
英雄の皆さんは、~ここに来た時の姿から~
大きく変わることはありません。~
もちろん、戦えば強さは上がりますが…▼~
見た目が変わるほどの体型変化は、~
その…▼~
:[アルフレッド]|
ということは…~
僕は、ここでいくら鍛えても、~
ムキムキになることはないと。▼~
:[シャロン]|
は、はい…~
おそらくは…▼~
:[アルフレッド]|
…………▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさん?▼~
:[アルフレッド]|
…すまない。~
少し走ってくるよ。▼~
:[シャロン]|
あっ!~
アルフレッドさーん!!▼~
***S [#ra610b34]
:[アルフレッド]|
…………▼~
はあ…▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさん。~
ここにいらっしゃったんですね。▼~
:[アルフレッド]|
…シャロン王女。~
この間はすまなかったね。~
折角、猛者たちを集めてくれたというのに。▼~
だが、彼らが眩しすぎて~
あのまま傍にいることはできなかった。▼~
今の僕ではどれだけ努力を重ねようと~
あのような筋肉は手に入らない。~
それが悔しくてね。▼~
:[シャロン]|
アルフレッドさん…▼~
:[アルフレッド]|
一目でいいんだ。いつか、~
憧れの強靭な肉体を手に入れた姿を~
この目で見ることができたら…▼~
:[シャロン]|
強靭な肉体を、手に入れた姿…▼~
あ、あの。~
何の慰めにもならないかもしれませんが、~
見るだけなら、できる可能性があります。▼~
特務機関には召喚師によって、~
色々な世界から英雄が召喚されます。▼~
同じ英雄さんでも、別の可能性…~
別の姿が喚ばれることもあるんです。~
つまり…▼~
:[アルフレッド]|
いつかムキムキの僕が~
どこかから召喚されるかもしれない。~
そういうことかい?▼~
:[シャロン]|
はい。▼~
:[アルフレッド]|
…………▼~
:[シャロン]|
や、やっぱり駄目ですよね。~
自分自身がそうならないと…▼~
:[アルフレッド]|
素晴らしいじゃないか!!!!!!▼~
:[シャロン]|
へっ!?▼~
:[アルフレッド]|
そうかそうか!!~
それは何よりの希望だよ!!!!~
いやあ、夢があるね!▼~
僕自身が成し遂げられなくとも、~
成し遂げた僕の姿を見られるかもしれない。~
そんな幸福が待っているとは!!▼~
教えてくれてありがとうシャロン王女!~
君には感謝しても足りないよ!▼~
:[シャロン]|
良かったです。~
アルフレッドさんが元気になって!▼~
:[アルフレッド]|
…それに、体に変化がないというのなら、~
少なくともこの地で、戦以外の理由で~
命を落とすということはなさそうだ。▼~
:[シャロン]|
?~
それってどういう…▼~
:[アルフレッド]|
いいや、何も。▼~
シャロン王女、一緒に待ってくれるかい?~
いつか筋肉隆々の僕がここに来る日を!▼~
:[シャロン]|
勿論です!!▼~
もしかしたらその前に、~
うさ耳がついたアルフレッドさんや~
水着のアルフレッドさんが来るかもですが!▼~
:[アルフレッド]|
なんだって?▼~
:[シャロン]|
いつまでも待ちましょう!!~
楽しみですね!!▼~
**空想を舞う翼 クロエ [#qde5a6d6]
***C [#k4d20481]
:[クロエ]|
うーん、味付けがイマイチかしら。~
やっぱり見様見真似では駄目ね。▼~
素材はいいけれど、調味料との~
組み合わせに難がありそうだわ。▼~
:[アンナ]|
クロエ、何を食べているの?▼~
:[クロエ]|
アンナ隊長!~
ええと、これは…▼~
:[アンナ]|
ははーん。~
慌てて隠すところを見るに、~
盗み食いかしら?▼~
:[クロエ]|
だ、断じてそのようなことは!~
機関の物資には手を付けていません。▼~
食べていたのは、~
その辺りで捕まえた~
ヤモリの黒焼きです。▼~
:[アンナ]|
ヤモリ!?~
そんなにお腹が空いていたの?▼~
気が付かなくてごめんなさい。~
食事が足りなかったのなら、~
すぐに改善をするわ。▼~
:[クロエ]|
その必要はありません。~
嗜好品として食べているものですから。▼~
わたし、エレオス大陸にいた頃から、~
こういった珍味や、~
屋台料理なんかに目が無くて。▼~
:[アンナ]|
ならいいんだけど。~
いや、ヤモリを食べるのはいいのかしら…▼~
:[クロエ]|
誤解も解けたところで、~
アスク王国に造詣が深いアンナ隊長に~
お願いがあるんです。▼~
このヤモリに合いそうな調味料を~
教えていただけませんか?▼~
出来れはアスクに所縁のあるものだと~
ありがたいのですけれど。▼~
:[アンナ]|
役に立てるか全くわからないけど…~
探しておくわね。▼~
:[クロエ]|
ありがとうございます。▼~
***B [#na6d9590]
:[アンナ]|
クロエ。~
この間の調味料の話だけど。▼~
機関の備蓄をひっくり返してみたけど、~
あなたの舌に合いそうな~
高級なものはなかったわ。▼~
:[クロエ]|
高級なもの?~
どういうことでしょう。▼~
:[アンナ]|
クロエは元の世界では、貴族だと聞いたわ。~
きっとものすごーく高級な調味料を~
ご所望なんでしょう?▼~
何万ゴールドもする塩とか…▼~
:[クロエ]|
いいえ。~
市井で手に入るような、~
普通のもので構いません。▼~
:[アンナ]|
そうなの?~
そんなものでいいの?▼~
:[クロエ]|
そんなもの、とは心外ですね。~
それこそがわたしの望むもの。~
屋台料理と言っても甘くみては困ります。▼~
人気の珍味を出す屋台は~
常にお客さんでいっぱいで、~
行列に並ぶことも珍しくありません。▼~
:[アンナ]|
行列?▼~
:[クロエ]|
ええ。並ぶのが遅ければ、~
完売で買えないことだってあります。▼~
:[アンナ]|
…興味深いわね。~
そんな原価のかからなそうな料理に、~
お客さんが殺到するなんて!▼~
とてつもないお金儲けの匂いがするわ!~
特務機関の財政難を補って余りある、~
利益の予感が止まらない!▼~
クロエ!~
珍味、そして屋台料理について~
もっと詳しく教えてちょうだい!▼~
:[クロエ]|
もちろんです。~
アンナ隊長がそんなにも~
興味を持ってくださってうれしいわ。▼~
***A [#h5a60b9e]
:[アンナ]|
クロエ。~
あなたの話を聞いて、~
私なりに屋台料理を考案してみたの。~
:[クロエ]|
それは素晴らしいです。~
拝見しても?▼~
:[アンナ]|
ええ! これよ!!▼~
:[クロエ]|
茹でた野菜に、蜂蜜をかけたもの?~
屋台料理と呼ぶには少し~
趣が違うようにも思えますが…▼~
ちなみに、~
食材は何をご使用で?▼~
:[アンナ]|
遠征先の異界で大量に仕入れた草に、~
同じく異界のお祭りで安かった、~
変わった味の蜂蜜よ。▼~
:[クロエ]|
アンナ隊長…▼~
お話になりません。▼~
:[アンナ]|
一蹴!?▼~
:[クロエ]|
珍味というのは特定の地域に根ざした~
食材を使用し、食べた瞬間口の中に~
その土地の歴史や文化が広がる…▼~
そういったものでないといけません。~
何なんですか、遠征先の異界の草って。~
アスク王国関係ないじゃないですか。▼~
蜂蜜の発想はまあ良いですが、~
草との組み合わせはときめきません。~
食べ応えが皆無です。▼~
やりなおしてください!▼~
:[アンナ]|
す、すみません。▼~
クロエったら、~
温厚な英雄だと思っていたけど~
珍味に関しては情熱的なのね…▼~
じゃ、じゃあ、こういうのは?~
昔からアスクに生息している大きなヘビ。~
拠点にも出て、たまに捕まえているの。▼~
味は淡白だけれど、~
非常食として優秀なのよ。▼~
:[クロエ]|
良いですね。特務機関所縁の食材で~
素晴らしいと思います。▼~
早速試しましょう。~
乗り掛かった舟ですから、~
最後までお付き合いいたしますよ。▼~
:[アンナ]|
ありがとう、クロエ!▼~
***S [#xe514b9c]
:[アンナ]|
できた…▼~
:[クロエ]|
できましたね。▼~
:[アンナ]|
特務機関『ヴァイス・ブレイヴ』の拠点に~
よく出るヘビを使った~
ふかふかの白焼きに、▼~
:[クロエ]|
同じく拠点周辺の花畑から採れる~
蜂蜜を使ったソースを合わせた…~
特務機関印の渾身の屋台料理。▼~
:[アンナ]|
その名も、~
ヘビの蜂蜜ヴァイス焼き!!~
完成よーっ!!▼~
:[クロエ]|
お味も素晴らしいです。~
口にした瞬間に広がる香り。~
機関で戦う皆様の姿が思い浮かぶよう。▼~
これぞわたしの求めていたもの。~
行列必死の傑作ですね。▼~
ソースはヤモリにもとても合います。▼~
:[アンナ]|
やった。やり遂げたわ。~
ありがとうクロエ!~
これで大儲け間違いなしだわ!▼~
:[クロエ]|
大儲け…?▼~
ではたくさん作らないといけませんね。▼~
:[アンナ]|
たくさん?▼~
:[クロエ]|
はい。珍味は単価が安いので~
高価な代金はいただけません。~
それではお客さんがつきませんもの。▼~
大儲けをお望みであれば、~
試作の百倍ぐらいの量を~
一日に売りさばく必要があるかと。▼~
:[アンナ]|
そんなの無理だわ!~
材料の調達、調理に、店の運営。~
人手がかなり要るじゃない。▼~
まさか英雄たちに交代で~
店番をさせるわけにもいかないし。▼~
:[クロエ]|
それはそれで売れそうですけれどね。~
店番の組み合わせを想像するだけで~
ワクワクします。▼~
:[アンナ]|
アルフォンス辺りが許してくれないわよ!▼~
はあ…クロエ。~
協力してくれて悪いけど、~
屋台料理で大儲けは諦めるわ。▼~
:[クロエ]|
それは残念です。▼~
でもこの料理は、~
ぜひまた一緒に作りましょう。~
わたしにとっては…▼~
特務機関の隊長との、~
かけがえのない~
思い出の味になったのですから。▼~
*コメント [#r1327dcc]
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