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章別会話/次代に繋ぐ力
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*次代に繋ぐ力 [#h59w66nb]
#contents
**次代に繋ぐ力 [#kh6m4wq0]
***オープニング [#krnwb0a5]
:[エリウッド]|
うーん…。▼~
:[ニニアン]|
エリウッド様、どうかされました?~
なにか心配ごとでも?▼~
:[エリウッド]|
先日、アルフォンス王子たちと~
一緒に戦場に出たとき…▼~
僕は後方にいたんだけど~
思ったよりも敵が多くてね。~
迎え撃つために前に出ようとしたんだ。▼~
でも、そのとき~
マーカスとロウエンが~
飛び出してきてね…。▼~
:[ニニアン]|
フェレ騎士の方々ですね?▼~
:[エリウッド]|
前に出るのは危険だからといって~
彼らに止められてしまったんだ。▼~
:[ニニアン]|
……。▼~
:[エリウッド]|
マーカスたちは~
主君の僕を守ろうとしてくれたけど~
仲間は危険を顧みず戦っている。▼~
僕だけが安全な場所にいて~
いいのだろうか?▼~
:[ニニアン]|
…エリウッド様のお父上、~
エルバート様は命を賭して~
わたしとニルスを救ってくださいました。▼~
マーカス様たちは~
エリウッド様まで失うことを~
心配なさっているのでしょう…。▼~
:[エリウッド]|
彼らの気持ちは理解している。~
けれど、僕がいるべき場所は~
後方ではないと思うんだ。▼~
:[ニニアン]|
エリウッド様…。▼~
:[エリウッド]|
ニニアン、心配をかけてすまない。~
マーカスたちにもわかってもらえると~
いいんだけど…。▼~
***C [#h75w0nwm]
:[マーカス]|
ふんっ! はあっ!▼~
:(白く光る)|
:[ロウエン]|
くっ!? これしき…。▼~
:[マーカス]|
ふむ、見事だ!~
鍛錬の成果が出ているようだな。▼~
:[ロウエン]|
は、はい!~
ありがとうございます!▼~
:[マーカス]|
だが、ロウエンよ。~
我々はもっと鍛えねばならん。▼~
エリウッド様が前線に出ずに済むよう~
フェレ騎士団は強くあらねばならんのだ!▼~
:[ロウエン]|
承知しています!▼~
マーカス様が十と言えば百の素振り。~
百と言えば千をこなす覚悟でいます。▼~
:[マーカス]|
うむ! その意気だ!!~
エリウッド様はお優しいが~
その優しさに甘えてはならぬ。▼~
我ら家臣、一丸となって~
エリウッド様を守り抜き~
無事にエレブ大陸へ帰還するのだ。▼~
:[ロウエン]|
はい! 必ずやり遂げます!▼~
:(暗転)|
:[ニルス]|
なるほど…。~
それでエリウッドさまが~
悩んでるってわけか。▼~
:[ニニアン]|
大切な人に~
危険を冒してほしくない…。▼~
マーカス様たちのお考えは~
わたしにもよくわかるわ。▼~
だけど、民のために戦いたい~
エリウッド様のお気持ちもわかるから…。▼~
:[ニルス]|
ぼくだったらエリウッドさまと~
一緒に戦うかなぁ。▼~
:[ニニアン]|
でも、それじゃ…。▼~
:[ニルス]|
もちろん、大切な人に~
安全な場所にいてほしいって~
気持ちはわかるよ。▼~
でもさ、そこにいたって~
エリウッドさまは強くなれないよね?▼~
:[ニニアン]|
……。▼~
:[ニルス]|
エリウッドさまと一緒に戦って~
ともに強くなっていく…。~
それが一番だと思うけど?▼~
:[ニニアン]|
そうね…。~
ありがとう、ニルス。▼~
わたしも考えてみるわね。~
エリウッド様のために~
自分になにができるのかって。▼~
***B [#h54nq40q]
:[ニニアン]|
あの、エリウッド様。~
この前のことで少しお話が…。▼~
:[エリウッド]|
ニニアン、ちょうどよかった。~
君にも聞いてもらいたい話があるんだ。▼~
:[ニニアン]|
えっ?▼~
:[マーカス]|
お呼びですかな、エリウッド様。▼~
:[エリウッド]|
マーカス、ロウエン。~
二人ともよく来てくれた。▼~
今日はみんなに僕の考えを~
伝えておこうと思ったんだ。▼~
:[マーカス]|
伺いましょう。▼~
:[ロウエン]|
お聞かせください。▼~
:[エリウッド]|
知っての通り~
ヴァイス・ブレイヴには~
異界から多くの英雄が集っている。▼~
なかには、君主でありながら~
先頭に立って戦う英雄たちもいる。▼~
:[マーカス]|
ふむ…。▼~
:[エリウッド]|
彼らは自らの手で運命と~
平和への道を切り拓いている。▼~
僕も彼らのようにありたい。~
仲間たちと一緒に戦い、~
共に前へ進みたいんだ。▼~
:[ロウエン]|
エリウッド様…。▼~
:[エリウッド]|
アスク王国で戦い、成長することは~
必ずフェレ家の糧になる。▼~
僕たちの経験は子孫へ受け継がれ、~
多くの民を助けることになるはずだ。▼~
:[ニニアン]|
それがエリウッド様のお考えなのですね?▼~
:[エリウッド]|
ああ。みんなの心配はよくわかる。~
だけど、僕もみんなと一緒に戦い~
大切なものを守っていきたい。▼~
誰一人、犠牲にすることなくね。▼~
:[マーカス]|
……。▼~
:[ロウエン]|
……。▼~
:[マーカス]|
おおおっ!~
このマーカス、感動いたしましたぞ!▼~
:[ロウエン]|
うううっ! おれもです!~
そのお言葉、胸に響きました!▼~
:[エリウッド]|
ありがとう。~
二人のような臣下をもって幸せだよ。▼~
それとニニアンも…。~
いつも僕を気遣ってくれて~
本当に感謝しているよ。▼~
:[ニニアン]|
そんな…~
助けられているのは、わたしです。▼~
***A [#ru8906nr]
:[エリウッド]|
あれが敵の主力だね…~
まだこちらに気が付いていないようだ。▼~
打って出よう。~
準備はいいかな?▼~
:[マーカス]|
はっ! もちろんです!▼~
:[ロウエン]|
お任せください!▼~
:[エリウッド]|
ニニアン、いいのかい?~
君までこんな最前線に出て。▼~
:[ニニアン]|
はい、お気になさらないでください。~
わたしは決めたのです。~
エリウッド様のおそばでお支えしようと。▼~
:[エリウッド]|
ありがとう。~
その気持ち、うれしいよ。▼~
さあ、行くぞ。~
皆、あとに続いてくれ!▼~
道を切り拓く! はああっ!!▼~
:(白く光る)|
:[マーカス]|
よい気迫です!~
負けていられませんな!▼~
:[ロウエン]|
お、おれだって!~
鍛錬の成果、見せますよ!▼~
:[ニニアン]|
わたしの舞で~
皆さんを支えます…!▼~
:[エリウッド]|
よし、このまま畳みかけるぞ!▼~
:(白く光る)|
:(暗転)|
:[マーカス]|
敵はすべて逃げたようです。~
お見事でした、エリウッド様。▼~
:[エリウッド]|
みんなの力があったからこそだ。~
ありがとう。▼~
:[ロウエン]|
そんな…。~
もったいないお言葉です!▼~
:[エリウッド]|
ニニアンの舞にも助けられた。~
心強かったよ。▼~
:[ニニアン]|
お力になれたのなら幸いです。▼~
:[エリウッド]|
この先も苦難が~
待ち構えているかもしれない。▼~
それでも僕は安全な場所にいるより~
仲間と一緒に苦難を乗り越える道を選ぶよ。▼~
僕たちがどう戦い、~
どうやって力を合わせたのか。~
それを次の代に伝えないとね。▼~
:[マーカス]|
立派になられましたな。~
共に力をつけて強くなりましょう。▼~
:[ロウエン]|
おれも早く一人前になって~
エリウッド様をお支えしたいです!▼~
:[ニニアン]|
エリウッド様が望む道を~
共に進んでいくこと。▼~
それが、わたしを助けてくださった~
エルバート様への恩返しになると~
思うのです。▼~
:[エリウッド]|
仲間と一緒なら、僕はなにも怖くはない。~
この先も前に進んでいこう!▼~
**フェレの聖騎士 マーカス [#dy575b9z]
***C [#jk646w4b]
:[マーカス]|
フェレ騎士団、訓練を始める!▼~
それぞれ近い実力の相手と対となり~
手合わせするのだ。▼~
:[ハーケン]|
私と実力が近い者というと…~
君しかいないようだな、イサドラ。▼~
:[イサドラ]|
ええ。そうね。~
訓練とはいえ手加減は不要よ。~
全力で来て。▼~
:[ハーケン]|
手加減をする余裕なんてあるものか。~
さあ、いくぞ!▼~
:[レベッカ]|
あの、わたしも参加するよう~
言われたのですが~
弓を使う者はどうしたらいいでしょう?▼~
:[マーカス]|
リンディス公女から~
キアランの弓兵を借りてきた。~
あの者と勝負するがいい。▼~
:[ウィル]|
よし、レベッカ。~
どっちがたくさん的に当てられるか~
おれと勝負しようぜ!▼~
:[ロウエン]|
あのー、マーカス様。~
おれの相手がいないんですけど…。▼~
:[マーカス]|
相手は私だ。~
槍を構えろ。▼~
:[ロウエン]|
え!? マーカス様は~
実力が近い相手と戦えと~
仰っていたような…。▼~
:[マーカス]|
半人前のお前の相手を~
探していたら日が暮れてしまうからな。▼~
どうした? 早くかかってこい。~
それとも先手を譲ってくれるのか?~
なら、遠慮なくいくぞ!▼~
:[ロウエン]|
ま、待ってください!~
まだ心の準備が…ぎゃあああああ!▼~
:(暗転)|
:[ロウエン]|
ぜえ…ぜえ…。~
もう動けません…。▼~
:[マーカス]|
この程度でへばるようでは~
まだまだだな。▼~
…とは言え、今日は少々疲れたか…~
ロウエンが腕を上げたのか、~
それとも老い…▼~
…いやいや、まだそんな歳では…▼~
:[イサドラ]|
マーカス将軍。~
お疲れのところ失礼します。▼~
:[マーカス]|
な、なにを言っている!~
疲れてなどいないが?▼~
:[イサドラ]|
…? 失礼しました。▼~
先ほどアンナ隊長から将軍宛てに~
こちらの書状が届きました。~
ご確認ください。▼~
:[マーカス]|
うむ、なになに…。▼~
各騎士団の年長者を慰労する~
湯治の招待状、だと?▼~
こ、こんなものは必要ない。~
私はまだまだ未熟な若輩者だ。▼~
年長者扱いされるわけには…▼~
:[エリウッド]|
マーカス。それは僕から~
アンナ隊長にお願いしたんだ。▼~
:[マーカス]|
エリウッド様が?▼~
:[エリウッド]|
戦い続けるには体を労わることも必要だ。~
たまにはしっかり休みを取ってほしい。▼~
マーカスはフェレ騎士団の要。~
いつまでも元気で活躍してほしいんだ。▼~
:[マーカス]|
むむむ…。~
エリウッド様のお気遣いとあらば…▼~
ありがとうございます。~
この不肖マーカス、英気を養い~
体調を整えさせて頂きますぞ!▼~
***B [#dfrtjwmz]
:[マーカス]|
一人で旅をするなど、いつ以来だ?~
それにしてもアスク王国は美しい国だな。~
皆が必死に守ろうとする気持ちもわかる。▼~
温泉があるという村はこちらか。~
早くたどり着けると良いのだが…。~
む、あれは…?▼~
:[ジェイガン]|
ふむ、困った。~
わしとしたことが~
城に地図を忘れるとは。▼~
取りに戻るか?~
いや、そんなことをすれば~
ますますマルス様にご心配を…。▼~
:[マーカス]|
失礼します。私はフェレ騎士団の~
マーカスと申します。▼~
アリティアのジェイガン殿と~
お見受けしますが。▼~
:[ジェイガン]|
おおっ! ちょうど良いところに。~
ヴァイス・ブレイヴの英雄と~
出会うとは運がいい。▼~
:[マーカス]|
なにかお困りのようですが…。▼~
:[ジェイガン]|
我が主君のマルス様から~
湯治を勧めてもらったのだが~
地図を忘れてしまってな…。▼~
:[マーカス]|
行き先は同じ宿では?▼~
:[ジェイガン]|
よく見せてもらえるか?~
おお、まさしく!▼~
:[マーカス]|
私も主であるエリウッド様から~
勧められたのです。~
旅は道連れ、共に参りましょう。▼~
:[ジェイガン]|
うむ、願ってもない。~
ぜひ同行させていただこう。▼~
む、あれは?▼~
:[ギュンター]|
うーむ。カムイ様から~
休暇をいただいたものの~
一人というのは落ち着かぬな。▼~
:[マーカス]|
もしかしてあの方も…。▼~
:[ジェイガン]|
向こうに、もう一人いるようだな?▼~
:[マイセン]|
ふん、アルムめ。~
湯治に行けなどと~
わしを年寄り扱いしおって。▼~
だが、年長者を気遣う優しさ…~
あいつももう一人前ということか。▼~
:[マーカス]|
ジェイガン殿、~
声をかけてみましょう!▼~
:(暗転)|
:[マイセン]|
はっはっは、4人とも~
同じ場所に向かっていたとはな。▼~
:[ギュンター]|
退屈だった一人旅が~
一気ににぎやかになりましたな。▼~
:[ジェイガン]|
こうやって異界の騎士たちと~
ともに旅をする日が来ようとは~
長生きはするものだな。▼~
:[マーカス]|
では、出発しましょう。~
日没前には着きたいところですね。▼~
***A [#n6n5m0ww]
:[マーカス]|
ふーむ。~
アカネイア大陸に~
そんな悪辣な者がいたとは…。▼~
:[ジェイガン]|
あの者の行いは許しがたいものであった。~
わしもさすがに腹に据えかねて~
こう叫んでしまったのだ。▼~
「このジェイガン、老いぼれたとはいえ~
おぬしなどに負けぬぞ! 剣を取れ!」と。▼~
:[ギュンター]|
騎士たる我ら…~
たとえ年老いても足腰が弱ろうとも~
悪党には敢然と立ち向かいたいもの。▼~
:[マイセン]|
うむ。どれほど敵が強大であろうとも~
正しき道を示すことこそが~
年長者の務めであろうな。▼~
:[マーカス]|
素晴らしい心意気…~
見習わねばなりませんな。▼~
む…!?~
あの一団は…。▼~
:[盗賊(姿なし)]|
へっへっへ!~
湯治の客で潤ってるって~
噂の村はこの先か。▼~
聞いた話じゃ~
警備の兵士もいねえらしい。▼~
:[ジェイガン]|
あれは盗賊か?~
ざっと15人というところか…。▼~
:[盗賊(姿なし)]|
まるで襲ってくれと~
言ってるようなもんじゃねえか!~
根こそぎいただいていくぜえ!▼~
:[マイセン]|
あの者、村を襲うと言ったか?▼~
:[ギュンター]|
これは捨ておけませんな。▼~
:[マーカス]|
おのおの方、参りましょう!▼~
:(暗転)|
:[マーカス]|
止まれ!~
ここより先は進ませぬぞ!▼~
:[盗賊(姿なし)]|
な、なんだぁ!?~
老いぼれどもがなんか用か?▼~
:[マーカス]|
お、老いぼれだと?▼~
:[盗賊(姿なし)]|
ぶちのめされてえのか!?~
俺たちは年寄りを敬う心なんざ~
持ち合わせてねえぞ?▼~
:[ギュンター]|
やれやれ…~
清々しいほどの悪党ですな。▼~
:[ジェイガン]|
バカな真似はやめろ!~
武器を捨て、立ち去るがいい。▼~
:[盗賊(姿なし)]|
寝言をぬかすんじゃねえ!~
枯れ木みてえな老いぼれどもの~
言うことなんて聞けるか!▼~
:[ジェイガン]|
ぐぬぬぬぬ…!~
ぬかしおったな、もう許さぬ!▼~
:[盗賊(姿なし)]|
面白え! やるってのか?▼~
:[マーカス]|
私はまだ老いぼれと~
呼ばれるような歳ではないが、~
経験の差を教えてやる!▼~
:[マイセン]|
賊に情けはかけぬぞ!▼~
:[ジェイガン]|
突撃じゃあ!▼~
***S [#qy890enw]
:[ジェイガン]|
そっちに行ったぞ!▼~
:[マイセン]|
こちらは任せろ。はぁっ!!▼~
:(白く光る)|
:[盗賊(姿なし)]|
な、なにやってんだお前ら!~
相手はたったの4人!~
それも老いぼればかりだぞ!▼~
数ではこっちが勝ってるんだ!~
挟み撃ちにするぞ!▼~
:[ギュンター]|
残念だったな。~
ここは通さぬ。▼~
:(白く光る)|
:[盗賊(姿なし)]|
ひぃぃぃっ! なんて強さだ!~
まるでバケモンじゃねえか!~
野郎ども、逃げるぞ!▼~
:[マーカス]|
なんという逃げ足の速さだ。▼~
:[ギュンター]|
あれだけ痛めつけてやれば~
当分悪さは出来ないでしょう。▼~
:[マイセン]|
はっはっは!~
よい運動になったわ。▼~
:[ジェイガン]|
うむ。年甲斐もなく~
暴れたせいで、いささか腰が痛い。~
早く温泉に浸かりたいのう。▼~
:[マイセン]|
ふふふ、そうじゃな。~
わしも若手の前だからと~
はしゃぎすぎたかも知れぬ。▼~
:[マーカス]|
わ、若手?▼~
:[ギュンター]|
あなたですよ。~
我々に比べれば十分にお若い。▼~
:[マーカス]|
ううむ、年寄り扱いされたかと思えば~
今度は若手扱い…。~
いささか、混乱しております。▼~
:[ギュンター]|
若者というには成熟しており~
年寄りというにはまだ若い。~
難しい年齢かもしれませんな。▼~
老いてしまった私たちからすれば~
うらやましい限りではありますが。▼~
:[マーカス]|
いえいえ、私こそ年を重ねて~
武も勇も衰えぬ皆様を尊敬します。▼~
:[マイセン]|
ならば、よき手本になるために~
精進せねばな。▼~
:[マーカス]|
偶然ですが今日、~
私は大きな目標を得ました。▼~
これからも末永く~
第一線でご活躍ください。~
私はその背中を追いかけます。▼~
:[ギュンター]|
はっはっは、これは~
大役を仰せつかりましたな。▼~
:[ジェイガン]|
そのためにも身体を労らねばな。~
早く温泉に浸かろうではないか。▼~
:[マーカス]|
ははは、そうですね。~
先導はお任せください。▼~
若手として先陣を務めましょう。~
これもまた経験ですから。▼~
**清氷の舞い手 ニニアン [#f79qwe6k]
***C [#by56k5w0]
:[ニルス]|
驚いたな。~
ニニアンの装束、なんだか~
僕のに似てるなーと思ったら…▼~
:[ニニアン]|
ごめんなさい…~
勝手なことをしちゃって。▼~
:[ニルス]|
謝らないでよ、ちょっと驚いただけ。~
うれしいよ。~
なんだか絆も感じられるし。▼~
:[ニニアン]|
ふふっ、それならよかった。▼~
:[ニルス]|
もうアスク王国には慣れた?▼~
:[ニニアン]|
ええ、少しは…。~
ここにいる皆さんも優しいし。▼~
:[ニルス]|
驚いたでしょ?~
ヴァイス・ブレイヴには~
竜族の英雄なんかもたくさんいてさ。▼~
:[ニニアン]|
いろいろな異界の竜族が~
集まっているのね。▼~
:[ニルス]|
なかには氷竜もいるって話だよ?~
ぼくもまだ会ったことがないけど。▼~
確か氷神…~
ニフルさまという名前だったかな。▼~
:[ニニアン]|
氷の…竜?▼~
:[ニルス]|
ん? どうかした?▼~
:[ニニアン]|
エレブ大陸にある竜の門は~
異なる世界へと繋がるもの…~
作ったのは竜族と言われてるわ。▼~
もしかするとその方は~
わたしたちにゆかりのある~
竜族なのかもしれない。▼~
:[ニルス]|
ぼくたちと同じ氷の竜なら~
竜の門を介してどこかで~
繋がっているかもしれないね。▼~
:[ニニアン]|
ええ、確証があるわけじゃないけど。▼~
:[ニルス]|
気になるなら会ってみれば?~
城から少し離れた森に~
住んでるって話だよ。▼~
:[ニニアン]|
そうね…。~
せっかくだから訪ねてみるわ。▼~
***B [#xy404wms]
:[ニニアン]|
森の深くまで来たけど、~
ニフル様は本当にこんな場所に~
いらっしゃるのかしら…。▼~
……。~
この冷気は…奥から?~
行ってみましょう。▼~
:(暗転)|
:[ニフル]|
……。▼~
:[ニニアン]|
あっ! あなたは…。▼~
:[ニフル]|
誰です?~
人間ではないようですが。▼~
:[ニニアン]|
はじめてお目にかかります。~
わたしはニニアン。~
エレブ大陸から来た、氷竜です。▼~
:[ニフル]|
氷竜…~
そうですか。▼~
私はニフル。~
かつては九の世界の神々の一人…~
氷神と呼ばれていました。▼~
:[ニニアン]|
氷神…。ニフル様は~
この世界の一柱に~
数えられていたのですね。▼~
わたしたちの同族かと思い~
こうしてお訪ねしたのですが、~
こんな森の奥にいらっしゃるなんて…。▼~
:[ニフル]|
ここは開神アスクが~
人間たちのために建てた国。~
私には騒がしすぎます。▼~
氷と静寂に包まれた~
ニフル王国とは違いますから。▼~
:[ニニアン]|
そこがニフル様が~
おられた国なのですね。▼~
:[ニフル]|
そうです。私が好む、~
時が凍り付いたような静寂と~
変わらぬ安寧…▼~
私にとっては~
理想の国です。▼~
:[ニニアン]|
…理想の国…▼~
***A [#jh4mde3s]
:[ニフル]|
…ここにいましたか。▼~
:[ニニアン]|
ニフル様…?~
わたしに何かご用でしょうか。▼~
:[ニフル]|
私は他者への干渉を好みません。~
ですが…聞いておきたいことがあります。▼~
:[ニニアン]|
は、はい、なんでしょう?▼~
:[ニフル]|
ニフル王国の話をしたとき~
わずかですが、あなたの瞳に~
輝きが見えました。▼~
もしかして…~
あなたにもあるのですか?~
理想の国を望む心が。▼~
:[ニニアン]|
…はい。~
身の程知らずかもしれませんが…▼~
ニフル様のお話を聞いてから~
ずっと考えていました。▼~
わたしが望む、理想の国…~
それが本当に生まれたら~
どんなによいかと。▼~
:[ニフル]|
悩む必要はないでしょう。~
ならばその力を使い~
願いを果たせばよいだけのこと。▼~
:[ニニアン]|
いえ…~
理想の国はわたし一人の力では~
築けないのです。▼~
:[ニフル]|
どういう意味です?▼~
:[ニニアン]|
わたしが理想とする国…~
それは、竜と人が共存できる国です。▼~
***S [#ty4hw07n]
:[ニニアン]|
エレブ大陸には、竜と人が争う~
不幸な過去がありました。▼~
しかし、竜と人は~
同じ世界に生きている命。▼~
手を携えて未来を作っていけると~
わたしは信じています。▼~
ですが、わたしだけがそう信じていても~
理想は形になりません。▼~
竜も人も、それぞれ歩み寄らねば…▼~
:[ニフル]|
それが、あなた一人の力では~
実現できないという理由ですか。▼~
:[ニニアン]|
…はい。▼~
:[ニフル]|
……。~
あなたの理想の国は…~
多くの困難を克服せねばなりません。▼~
互いに対する恐れ、偏見、欲望…~
さまざまな障害が立ちはだかるでしょう。▼~
:[ニニアン]|
……。▼~
:[ニフル]|
ですが、あなたが率先して~
人と共に生きる竜としての姿を見せれば、~
いくつかの障害は消え去るかもしれません。▼~
そして、このアスク王国は~
そのための学びを得るには~
よい場所だと思います。▼~
もっとも、竜と人が歩み寄れても~
共に国を築くことは~
相当に困難なこととは思いますが。▼~
:[ニニアン]|
はい…。ニフル様、~
道を示してくださり感謝します。▼~
:[ニフル]|
礼など不要です。▼~
また私を訪ねて来られて~
静寂を乱されぬよう、~
先手を打っただけのこと。▼~
私は騒々しいのは嫌いです。▼~
:[ニニアン]|
あ…、~
…行ってしまわれた。▼~
わたしがこの国に喚ばれたのは~
きっといろいろな意味があるのね。~
ニフル様にお会いできたのもそのひとつ…。▼~
そうだ、ニルスに報告しないと。~
アスク王国で~
やりたいことができたって…▼~
**紅髪の公子 エリウッド [#j6w540be]
***C [#oo06hw50]
:[エリウッド]|
むん、てやっ!~
やっぱり力が足りないな…。~
もっと腕の筋肉をつけないと。▼~
:[アンナ]|
あら、エリウッドが斧を~
振っているなんて珍しいわね。▼~
いつもは剣と槍を使っているのに~
どういう心境の変化?▼~
:[エリウッド]|
強くなるために…かな。▼~
いつもと違う武器を使うことで~
個々の武器の、ではなく~
全体の技術が上がるかと思って。▼~
:[アンナ]|
なるほどね。~
でも、いきなりそんな大きな斧は~
難しいんじゃない?▼~
:[エリウッド]|
そうかもしれません。~
でも、僕はこの斧を使いたいんです。▼~
:[アンナ]|
なにか訳でもあるの?▼~
:[エリウッド]|
この斧は、親友でありライバルでもある~
ヘクトルのものを参考に~
作られているんです。▼~
握っていると、~
彼の戦う姿が思い浮かんで~
力が湧いてきます。▼~
:[アンナ]|
なるほど、そういうこと。~
なら応援しなきゃね。▼~
そういえばこの前、訓練所で~
剣を振るヘクトルを見かけたわ。▼~
:[エリウッド]|
本当ですか?~
剣とは珍しいな…。▼~
:[アンナ]|
もしかすると~
なにか理由があるのかもね。~
一度、話を聞いてみたら?▼~
:[エリウッド]|
はい、そうしてみます。▼~
***B [#fd3f30dj]
:[ヘクトル]|
せいっ! むん!~
とりゃあああ!▼~
…うーん、しっくりこねえな。~
エリウッドの剣さばきと~
なんか違うんだよな…。▼~
:[アンナ]|
こんにちは、ヘクトル。~
あなたにお客様よ。▼~
:[エリウッド]|
やあ、修行中にすまないね。▼~
:[ヘクトル]|
おお、エリウッドか!~
なんだ? 斧なんて持って珍しいな。~
変なものでも食ったか?▼~
:[エリウッド]|
はは、そんな訳ないだろ。~
いろんな武器を使ってみることで~
戦い方の幅を広げようと思って。▼~
ヘクトルこそ
剣なんて珍しいじゃないか。~
どういう風の吹き回しだい?▼~
:[ヘクトル]|
俺も似たようなもんさ。▼~
斧ってのはどうしても大振りになるだろ?~
剣を持つ相手に懐に入られたら~
どうしても後手に回っちまう。▼~
そのために剣を使うヤツの動きを~
学んでみようってな。▼~
:[エリウッド]|
それはいいね。~
敵を理解することは兵法の基本だ。▼~
:[ヘクトル]|
だがなぁ、いざ自分で使ってみると~
なかなかどうして難しい~
斧のクセが抜けないんだな。▼~
:[エリウッド]|
気持ちはわかるよ。~
僕も剣のように~
斧を振ってしまうから。▼~
:[アンナ]|
ふーん、二人とも~
似たような悩みを抱えてるのね。▼~
だったらいい考えがあるわよ。▼~
:[ヘクトル]|
お、なんだなんだ?▼~
:[エリウッド]|
アンナ隊長、教えて頂けますか?▼~
***A [#h65wk64z]
:[アンナ]|
簡単な話よ。~
二人で手合わせすれば~
いいんじゃない?▼~
いつもと勝手が違う武器同士、~
気づくことも多いんじゃないかしら。▼~
:[エリウッド]|
なるほど!~
一人であれこれ悩むよりも~
二人で解決しろってことですね。▼~
:[ヘクトル]|
そいつはいいな!~
さっそく試してみるか。▼~
:[エリウッド]|
よし、遠慮せずに~
打ち込んできてくれ。▼~
:[ヘクトル]|
そっちも手を抜くんじゃねえぞ?▼~
:(暗転)|
:[エリウッド]|
ヘクトルはいつもこんなふうに~
斧を構えていたはず…。▼~
:[ヘクトル]|
剣の構えはこうだったか?~
うーん、軽すぎて落ち着かねえな。▼~
:[アンナ]|
二人とも準備はいい?~
それでは…はじめ!▼~
:[エリウッド]|
斧は重さを活かして振り下ろす!~
せいっ!▼~
:(白く光る)|
:[ヘクトル]|
おいおい、どこを狙ってんだ?~
斧に振り回されてちゃ世話ねえぜ!~
おりゃあ!▼~
:(白く光る)|
:[エリウッド]|
ふふ、そっちこそ余分な力が入って~
動きが固いじゃないか!▼~
:[ヘクトル]|
うるせえ、これは準備運動だ。~
どんどん行くぞ!▼~
:[エリウッド]|
望むところだ!▼~
:(暗転)|
:[アンナ]|
…そこまで!~
二人とも武器を収めて。~
そろそろ休憩しましょう。▼~
:[ヘクトル]|
あー、しんどい!~
なんでこんなに疲れるんだよ。▼~
:[エリウッド]|
慣れない武器を持つと~
違う筋肉を使うせいかな。~
僕の腕も悲鳴を上げているよ。▼~
:[ヘクトル]|
結構打ち合ったのに~
これだっていう一発は~
お互い出なかったな。▼~
:[エリウッド]|
そうだね。~
だけど、得るものはあったよ。▼~
:[ヘクトル]|
俺もだ!~
まずは俺の話を聞いてくれ!▼~
***S [#a4n6w60w]
:[ヘクトル]|
エリウッドは腕の力で斧を振っていたが~
そいつはいいやり方じゃねえ。▼~
斧をうまく使うコツは~
まず重さを手になじませること。▼~
次に腰を落として、どっしり構えること。~
そうすれば全身の力と斧の重さを使った~
力強い一撃が生まれるって寸法だ。▼~
:[エリウッド]|
なるほど、腕の力だけじゃなく~
下半身の使い方を意識することが~
大事だったんだね。▼~
:[ヘクトル]|
そうそう、その構えだ。~
どうだ? 安定感が違うだろ。▼~
:[エリウッド]|
ああ、とてもわかりやすいよ。~
次は僕からのアドバイスだ。▼~
剣の動作は大きく分けると~
「斬る」「突く」「払う」の~
3種類があるのだけれど…▼~
君は斧を使っているときの癖で~
攻撃のほとんどが~
「斬る」動作になってるんだ。▼~
:[ヘクトル]|
言われてみれば~
そうかもしれねえな。▼~
:[エリウッド]|
あとは、構えだね。~
剣の強さは身軽なこと。▼~
前後左右、どこにでも~
素早く動けるように意識して…~
隙あらば相手の懐に飛び込む!▼~
自分に有利な位置取りを~
常に狙っていくんだ。▼~
:[ヘクトル]|
そうか。剣と戦うときは~
相手にそうさせないように~
動けばいいってわけか。▼~
でもよ、その理屈を~
教えちまってよかったのか?~
次の手合わせから苦戦するぞ?▼~
:[エリウッド]|
その理屈の上をいくように~
動けば問題ないさ。▼~
:[ヘクトル]|
言うじゃねえか!~
だが、剣の使い方も~
なんとなくわかってきたぜ。▼~
:[エリウッド]|
じゃあ、もう一回~
手合わせといくかい?▼~
:[アンナ]|
ええー?~
あなたたち、まだやる気なの?▼~
:[ヘクトル]|
もちろんだ。~
いくぞ、エリウッド!▼~
:[エリウッド]|
来い、ヘクトル!▼~
:(白く光る)|
:[ヘクトル]|
へへっ、こうやって~
切磋琢磨するのは楽しいもんだな!▼~
:[エリウッド]|
そうだね。~
ヘクトル、君とだから尚更だ。▼~
:[ヘクトル]|
そうだろそうだろ。~
これからもよろしくな、親友!▼~
:[エリウッド]|
ああ! 僕たち二人なら~
きっとどこまでも高め合えるさ!▼~
**フェレの従騎士 ロウエン [#byn50jww]
***C [#h8yyy50h]
:[リンカ]|
腹が…減ったな…。~
朝飯をもう少し~
食べておくべきだったか。▼~
これから大軍相手に~
暴れなきゃならないのに~
これじゃ力が出ないぞ。▼~
……。~
くっ、腹が鳴るな。~
身体は正直だ。▼~
:[ロウエン]|
そこの人!~
大丈夫ですか!?▼~
:[リンカ]|
うわっ! な、なんだお前!?~
いきなり走ってくるな!▼~
:[ロウエン]|
鳴りましたね、先ほど。~
お腹の…音が。▼~
:[リンカ]|
!? な、何のことだ?~
あたしは腹など鳴らしていない!▼~
:[ロウエン]|
いえ、確かに聞きました。~
先ほどの音だと3つ…~
いや、5つでしょうか?▼~
どうぞこちらを。▼~
:[リンカ]|
なんだこれは…食い物か?~
いい匂いだな…▼~
:[ロウエン]|
シシ肉のまんじゅうです。~
どうぞ召し上がってください!▼~
:[リンカ]|
ふ…ふん。腹など減っていないが~
そこまで言うなら~
食ってやらないこともない…▼~
…おおっ、美味い!~
食いごたえもある!▼~
いつもこんなたくさんの~
まんじゅうを持ち歩いているのか?▼~
:[ロウエン]|
はい。馬の鞍に~
保存食袋をぶら下げていまして。▼~
お腹を空かせてる方を見掛けては~
お配りしているのです。▼~
ご武運を祈っております!~
では、失礼いたします!▼~
:[リンカ]|
あっ! おい待てっ!~
行ってしまったか…。~
せわしない奴だ。▼~
……。~
まんじゅう、どうせなら~
もうちょっと欲しかったんだが。▼~
***B [#lj5jpj75]
:[エルフィ]|
今日は敵が多いわね…。~
……。▼~
まだ戦いは続くのに…~
お腹が…空いたわ…。▼~
:[ロウエン]|
そこの人!~
今、空腹を訴えられましたか!?▼~
:[エルフィ]|
見ない顔ね…、敵?▼~
:[ロウエン]|
て、敵ではありません!~
しばしお待ちを。すぐに用意いたします。▼~
:[エルフィ]|
地面に布なんか広げて…、~
なにを…?▼~
:[ロウエン]|
食事の用意です。~
敷き布があるのとないのとでは~
心のゆとりと味わいが違います。▼~
用意が整うまで、その袋から~
食べたいものを選んでください。▼~
:[エルフィ]|
これ…、中は全部食べ物?▼~
:[ロウエン]|
はい、おれの保存食袋です。▼~
:[エルフィ]|
美味しそうなものが~
いっぱい入ってる…。▼~
じゃあ…これとこれ、それも…。~
ついでにこっちも…。▼~
はい、選んだわ。▼~
:[ロウエン]|
すごい量ですね!?~
それ、軽く見積もっても~
5人前はありますよ!?▼~
:[エルフィ]|
これでも…遠慮したつもりだけど…。▼~
:[ロウエン]|
そ、そうでしたか。~
では、敷き布の上でお食事を。▼~
たとえ戦場といえども~
食事はゆったりした気分で~
味わうべきですからね。▼~
:[エルフィ]|
じゃあ、いただきます…。~
もぐ…うん、美味しい。~
選んだものは全部頂くわね…。▼~
:(暗転)|
:[エルフィ]|
…ごちそうさま。▼~
:[ロウエン]|
すごい…5人前をの食事を~
あっという間に…。▼~
:[エルフィ]|
ありがとう…。~
うん、力も沸いてきたわ…。▼~
:[ロウエン]|
ご満足いただけたようで~
なによりです!~
では、失礼します!▼~
:[エルフィ]|
……。~
撤収の手際もいい…。~
いったい何者かしら…?▼~
***A [#mu5007m7]
:[リンカ]|
なんだって?~
それじゃあエルフィも~
食いものをもらったのか?▼~
:[エルフィ]|
ええ…、まさか戦場で~
お腹いっぱい食べられるとは~
思わなかったわ…。▼~
:[リンカ]|
奴は何者なんだ?~
なんであんなことを…。▼~
:[エルフィ]|
…リンカ、あそこ。訓練所。▼~
:[リンカ]|
あれは!?~
先日シシ肉のまんじゅうを~
配っていた…。▼~
:[エルフィ]|
こんな近くにいたとは…。▼~
:[ロウエン]|
おや?~
あなた方は先日お会いした…。▼~
:(暗転)|
:[リンカ]|
ありがとう。~
あのときのまんじゅうの~
おかげで力が出せた。▼~
:[ロウエン]|
お役に立てて光栄です!▼~
:[エルフィ]|
でも、どうして戦場で~
食べ物を配っていたの…?~
敷き布まで用意して…。▼~
:[ロウエン]|
こういう格言はご存じでしょうか。~
「腹満たされずして心もまた満たされず」~
尊敬する将軍、マーカス様の言葉です。▼~
:[リンカ]|
いい言葉だ。~
腹が減っては、戦もできないしな。▼~
:[エルフィ]|
戦どころか~
生きてもいけない…。▼~
:[ロウエン]|
腹が満たされることで活力が生まれ~
それがよい結果に繋がります。▼~
おれは英雄の皆さんが~
いつも力を出せるように~
食料や敷き布を持ち歩いているんです!▼~
***S [#n650ms3m]
:[リンカ]|
なるほどな。~
お前が食べ物を持ち歩くのは~
そういう理由があったのか。▼~
:[エルフィ]|
英雄たちを支えるため…~
素晴らしいと思うわ…。▼~
:[ロウエン]|
半人前のおれは~
人の倍は動かなくてはいけません。▼~
そうしてはじめて~
一人前の働きができるのです!▼~
:[エルフィ]|
槍の修行をしてたみたいだけど、~
どこかの騎士団に属しているの…?▼~
:[ロウエン]|
おれはフェレ騎士団の見習い、~
叙勲前の従騎士なのです。▼~
アスク王国で手柄を立てて~
エリウッド様のお役に立てるよう、~
日々修行に勤しんでおります。▼~
:[リンカ]|
なるほど。なあエルフィ、~
お礼代わりにあたしたちが~
力を貸してやるってのはどうだ?▼~
:[エルフィ]|
いい考えね…。~
ロウエンには世話になったし、~
これからも世話になりたいから…。▼~
:[リンカ]|
よし、あたしたちが~
稽古をつけてやろう。▼~
:[ロウエン]|
よろしいのですか!?~
ぜひお願いいたします!▼~
お二人の戦いぶりは~
戦場で拝見しておりました。~
心強い限りです!▼~
:[リンカ]|
話は決まったな。~
ビシバシ鍛えてやるから覚悟しろよ!▼~
:[エルフィ]|
その代わり、~
まんじゅうの用意もよろしく…。▼~
:[ロウエン]|
心得ております!~
皆さんの腹を満たせるよう~
これからも尽力いたします!▼~
:[リンカ]|
ちなみにまんじゅうは~
もう少し多くてもいいからな。▼~
:[エルフィ]|
ええ、倍あってもいいくらい…。▼~
:[ロウエン]|
そ、それなら保存食袋を~
用意しなければなりませんね。~
お任せください!▼~
*コメント [#comment]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*次代に繋ぐ力 [#h59w66nb]
#contents
**次代に繋ぐ力 [#kh6m4wq0]
***オープニング [#krnwb0a5]
:[エリウッド]|
うーん…。▼~
:[ニニアン]|
エリウッド様、どうかされました?~
なにか心配ごとでも?▼~
:[エリウッド]|
先日、アルフォンス王子たちと~
一緒に戦場に出たとき…▼~
僕は後方にいたんだけど~
思ったよりも敵が多くてね。~
迎え撃つために前に出ようとしたんだ。▼~
でも、そのとき~
マーカスとロウエンが~
飛び出してきてね…。▼~
:[ニニアン]|
フェレ騎士の方々ですね?▼~
:[エリウッド]|
前に出るのは危険だからといって~
彼らに止められてしまったんだ。▼~
:[ニニアン]|
……。▼~
:[エリウッド]|
マーカスたちは~
主君の僕を守ろうとしてくれたけど~
仲間は危険を顧みず戦っている。▼~
僕だけが安全な場所にいて~
いいのだろうか?▼~
:[ニニアン]|
…エリウッド様のお父上、~
エルバート様は命を賭して~
わたしとニルスを救ってくださいました。▼~
マーカス様たちは~
エリウッド様まで失うことを~
心配なさっているのでしょう…。▼~
:[エリウッド]|
彼らの気持ちは理解している。~
けれど、僕がいるべき場所は~
後方ではないと思うんだ。▼~
:[ニニアン]|
エリウッド様…。▼~
:[エリウッド]|
ニニアン、心配をかけてすまない。~
マーカスたちにもわかってもらえると~
いいんだけど…。▼~
***C [#h75w0nwm]
:[マーカス]|
ふんっ! はあっ!▼~
:(白く光る)|
:[ロウエン]|
くっ!? これしき…。▼~
:[マーカス]|
ふむ、見事だ!~
鍛錬の成果が出ているようだな。▼~
:[ロウエン]|
は、はい!~
ありがとうございます!▼~
:[マーカス]|
だが、ロウエンよ。~
我々はもっと鍛えねばならん。▼~
エリウッド様が前線に出ずに済むよう~
フェレ騎士団は強くあらねばならんのだ!▼~
:[ロウエン]|
承知しています!▼~
マーカス様が十と言えば百の素振り。~
百と言えば千をこなす覚悟でいます。▼~
:[マーカス]|
うむ! その意気だ!!~
エリウッド様はお優しいが~
その優しさに甘えてはならぬ。▼~
我ら家臣、一丸となって~
エリウッド様を守り抜き~
無事にエレブ大陸へ帰還するのだ。▼~
:[ロウエン]|
はい! 必ずやり遂げます!▼~
:(暗転)|
:[ニルス]|
なるほど…。~
それでエリウッドさまが~
悩んでるってわけか。▼~
:[ニニアン]|
大切な人に~
危険を冒してほしくない…。▼~
マーカス様たちのお考えは~
わたしにもよくわかるわ。▼~
だけど、民のために戦いたい~
エリウッド様のお気持ちもわかるから…。▼~
:[ニルス]|
ぼくだったらエリウッドさまと~
一緒に戦うかなぁ。▼~
:[ニニアン]|
でも、それじゃ…。▼~
:[ニルス]|
もちろん、大切な人に~
安全な場所にいてほしいって~
気持ちはわかるよ。▼~
でもさ、そこにいたって~
エリウッドさまは強くなれないよね?▼~
:[ニニアン]|
……。▼~
:[ニルス]|
エリウッドさまと一緒に戦って~
ともに強くなっていく…。~
それが一番だと思うけど?▼~
:[ニニアン]|
そうね…。~
ありがとう、ニルス。▼~
わたしも考えてみるわね。~
エリウッド様のために~
自分になにができるのかって。▼~
***B [#h54nq40q]
:[ニニアン]|
あの、エリウッド様。~
この前のことで少しお話が…。▼~
:[エリウッド]|
ニニアン、ちょうどよかった。~
君にも聞いてもらいたい話があるんだ。▼~
:[ニニアン]|
えっ?▼~
:[マーカス]|
お呼びですかな、エリウッド様。▼~
:[エリウッド]|
マーカス、ロウエン。~
二人ともよく来てくれた。▼~
今日はみんなに僕の考えを~
伝えておこうと思ったんだ。▼~
:[マーカス]|
伺いましょう。▼~
:[ロウエン]|
お聞かせください。▼~
:[エリウッド]|
知っての通り~
ヴァイス・ブレイヴには~
異界から多くの英雄が集っている。▼~
なかには、君主でありながら~
先頭に立って戦う英雄たちもいる。▼~
:[マーカス]|
ふむ…。▼~
:[エリウッド]|
彼らは自らの手で運命と~
平和への道を切り拓いている。▼~
僕も彼らのようにありたい。~
仲間たちと一緒に戦い、~
共に前へ進みたいんだ。▼~
:[ロウエン]|
エリウッド様…。▼~
:[エリウッド]|
アスク王国で戦い、成長することは~
必ずフェレ家の糧になる。▼~
僕たちの経験は子孫へ受け継がれ、~
多くの民を助けることになるはずだ。▼~
:[ニニアン]|
それがエリウッド様のお考えなのですね?▼~
:[エリウッド]|
ああ。みんなの心配はよくわかる。~
だけど、僕もみんなと一緒に戦い~
大切なものを守っていきたい。▼~
誰一人、犠牲にすることなくね。▼~
:[マーカス]|
……。▼~
:[ロウエン]|
……。▼~
:[マーカス]|
おおおっ!~
このマーカス、感動いたしましたぞ!▼~
:[ロウエン]|
うううっ! おれもです!~
そのお言葉、胸に響きました!▼~
:[エリウッド]|
ありがとう。~
二人のような臣下をもって幸せだよ。▼~
それとニニアンも…。~
いつも僕を気遣ってくれて~
本当に感謝しているよ。▼~
:[ニニアン]|
そんな…~
助けられているのは、わたしです。▼~
***A [#ru8906nr]
:[エリウッド]|
あれが敵の主力だね…~
まだこちらに気が付いていないようだ。▼~
打って出よう。~
準備はいいかな?▼~
:[マーカス]|
はっ! もちろんです!▼~
:[ロウエン]|
お任せください!▼~
:[エリウッド]|
ニニアン、いいのかい?~
君までこんな最前線に出て。▼~
:[ニニアン]|
はい、お気になさらないでください。~
わたしは決めたのです。~
エリウッド様のおそばでお支えしようと。▼~
:[エリウッド]|
ありがとう。~
その気持ち、うれしいよ。▼~
さあ、行くぞ。~
皆、あとに続いてくれ!▼~
道を切り拓く! はああっ!!▼~
:(白く光る)|
:[マーカス]|
よい気迫です!~
負けていられませんな!▼~
:[ロウエン]|
お、おれだって!~
鍛錬の成果、見せますよ!▼~
:[ニニアン]|
わたしの舞で~
皆さんを支えます…!▼~
:[エリウッド]|
よし、このまま畳みかけるぞ!▼~
:(白く光る)|
:(暗転)|
:[マーカス]|
敵はすべて逃げたようです。~
お見事でした、エリウッド様。▼~
:[エリウッド]|
みんなの力があったからこそだ。~
ありがとう。▼~
:[ロウエン]|
そんな…。~
もったいないお言葉です!▼~
:[エリウッド]|
ニニアンの舞にも助けられた。~
心強かったよ。▼~
:[ニニアン]|
お力になれたのなら幸いです。▼~
:[エリウッド]|
この先も苦難が~
待ち構えているかもしれない。▼~
それでも僕は安全な場所にいるより~
仲間と一緒に苦難を乗り越える道を選ぶよ。▼~
僕たちがどう戦い、~
どうやって力を合わせたのか。~
それを次の代に伝えないとね。▼~
:[マーカス]|
立派になられましたな。~
共に力をつけて強くなりましょう。▼~
:[ロウエン]|
おれも早く一人前になって~
エリウッド様をお支えしたいです!▼~
:[ニニアン]|
エリウッド様が望む道を~
共に進んでいくこと。▼~
それが、わたしを助けてくださった~
エルバート様への恩返しになると~
思うのです。▼~
:[エリウッド]|
仲間と一緒なら、僕はなにも怖くはない。~
この先も前に進んでいこう!▼~
**フェレの聖騎士 マーカス [#dy575b9z]
***C [#jk646w4b]
:[マーカス]|
フェレ騎士団、訓練を始める!▼~
それぞれ近い実力の相手と対となり~
手合わせするのだ。▼~
:[ハーケン]|
私と実力が近い者というと…~
君しかいないようだな、イサドラ。▼~
:[イサドラ]|
ええ。そうね。~
訓練とはいえ手加減は不要よ。~
全力で来て。▼~
:[ハーケン]|
手加減をする余裕なんてあるものか。~
さあ、いくぞ!▼~
:[レベッカ]|
あの、わたしも参加するよう~
言われたのですが~
弓を使う者はどうしたらいいでしょう?▼~
:[マーカス]|
リンディス公女から~
キアランの弓兵を借りてきた。~
あの者と勝負するがいい。▼~
:[ウィル]|
よし、レベッカ。~
どっちがたくさん的に当てられるか~
おれと勝負しようぜ!▼~
:[ロウエン]|
あのー、マーカス様。~
おれの相手がいないんですけど…。▼~
:[マーカス]|
相手は私だ。~
槍を構えろ。▼~
:[ロウエン]|
え!? マーカス様は~
実力が近い相手と戦えと~
仰っていたような…。▼~
:[マーカス]|
半人前のお前の相手を~
探していたら日が暮れてしまうからな。▼~
どうした? 早くかかってこい。~
それとも先手を譲ってくれるのか?~
なら、遠慮なくいくぞ!▼~
:[ロウエン]|
ま、待ってください!~
まだ心の準備が…ぎゃあああああ!▼~
:(暗転)|
:[ロウエン]|
ぜえ…ぜえ…。~
もう動けません…。▼~
:[マーカス]|
この程度でへばるようでは~
まだまだだな。▼~
…とは言え、今日は少々疲れたか…~
ロウエンが腕を上げたのか、~
それとも老い…▼~
…いやいや、まだそんな歳では…▼~
:[イサドラ]|
マーカス将軍。~
お疲れのところ失礼します。▼~
:[マーカス]|
な、なにを言っている!~
疲れてなどいないが?▼~
:[イサドラ]|
…? 失礼しました。▼~
先ほどアンナ隊長から将軍宛てに~
こちらの書状が届きました。~
ご確認ください。▼~
:[マーカス]|
うむ、なになに…。▼~
各騎士団の年長者を慰労する~
湯治の招待状、だと?▼~
こ、こんなものは必要ない。~
私はまだまだ未熟な若輩者だ。▼~
年長者扱いされるわけには…▼~
:[エリウッド]|
マーカス。それは僕から~
アンナ隊長にお願いしたんだ。▼~
:[マーカス]|
エリウッド様が?▼~
:[エリウッド]|
戦い続けるには体を労わることも必要だ。~
たまにはしっかり休みを取ってほしい。▼~
マーカスはフェレ騎士団の要。~
いつまでも元気で活躍してほしいんだ。▼~
:[マーカス]|
むむむ…。~
エリウッド様のお気遣いとあらば…▼~
ありがとうございます。~
この不肖マーカス、英気を養い~
体調を整えさせて頂きますぞ!▼~
***B [#dfrtjwmz]
:[マーカス]|
一人で旅をするなど、いつ以来だ?~
それにしてもアスク王国は美しい国だな。~
皆が必死に守ろうとする気持ちもわかる。▼~
温泉があるという村はこちらか。~
早くたどり着けると良いのだが…。~
む、あれは…?▼~
:[ジェイガン]|
ふむ、困った。~
わしとしたことが~
城に地図を忘れるとは。▼~
取りに戻るか?~
いや、そんなことをすれば~
ますますマルス様にご心配を…。▼~
:[マーカス]|
失礼します。私はフェレ騎士団の~
マーカスと申します。▼~
アリティアのジェイガン殿と~
お見受けしますが。▼~
:[ジェイガン]|
おおっ! ちょうど良いところに。~
ヴァイス・ブレイヴの英雄と~
出会うとは運がいい。▼~
:[マーカス]|
なにかお困りのようですが…。▼~
:[ジェイガン]|
我が主君のマルス様から~
湯治を勧めてもらったのだが~
地図を忘れてしまってな…。▼~
:[マーカス]|
行き先は同じ宿では?▼~
:[ジェイガン]|
よく見せてもらえるか?~
おお、まさしく!▼~
:[マーカス]|
私も主であるエリウッド様から~
勧められたのです。~
旅は道連れ、共に参りましょう。▼~
:[ジェイガン]|
うむ、願ってもない。~
ぜひ同行させていただこう。▼~
む、あれは?▼~
:[ギュンター]|
うーむ。カムイ様から~
休暇をいただいたものの~
一人というのは落ち着かぬな。▼~
:[マーカス]|
もしかしてあの方も…。▼~
:[ジェイガン]|
向こうに、もう一人いるようだな?▼~
:[マイセン]|
ふん、アルムめ。~
湯治に行けなどと~
わしを年寄り扱いしおって。▼~
だが、年長者を気遣う優しさ…~
あいつももう一人前ということか。▼~
:[マーカス]|
ジェイガン殿、~
声をかけてみましょう!▼~
:(暗転)|
:[マイセン]|
はっはっは、4人とも~
同じ場所に向かっていたとはな。▼~
:[ギュンター]|
退屈だった一人旅が~
一気ににぎやかになりましたな。▼~
:[ジェイガン]|
こうやって異界の騎士たちと~
ともに旅をする日が来ようとは~
長生きはするものだな。▼~
:[マーカス]|
では、出発しましょう。~
日没前には着きたいところですね。▼~
***A [#n6n5m0ww]
:[マーカス]|
ふーむ。~
アカネイア大陸に~
そんな悪辣な者がいたとは…。▼~
:[ジェイガン]|
あの者の行いは許しがたいものであった。~
わしもさすがに腹に据えかねて~
こう叫んでしまったのだ。▼~
「このジェイガン、老いぼれたとはいえ~
おぬしなどに負けぬぞ! 剣を取れ!」と。▼~
:[ギュンター]|
騎士たる我ら…~
たとえ年老いても足腰が弱ろうとも~
悪党には敢然と立ち向かいたいもの。▼~
:[マイセン]|
うむ。どれほど敵が強大であろうとも~
正しき道を示すことこそが~
年長者の務めであろうな。▼~
:[マーカス]|
素晴らしい心意気…~
見習わねばなりませんな。▼~
む…!?~
あの一団は…。▼~
:[盗賊(姿なし)]|
へっへっへ!~
湯治の客で潤ってるって~
噂の村はこの先か。▼~
聞いた話じゃ~
警備の兵士もいねえらしい。▼~
:[ジェイガン]|
あれは盗賊か?~
ざっと15人というところか…。▼~
:[盗賊(姿なし)]|
まるで襲ってくれと~
言ってるようなもんじゃねえか!~
根こそぎいただいていくぜえ!▼~
:[マイセン]|
あの者、村を襲うと言ったか?▼~
:[ギュンター]|
これは捨ておけませんな。▼~
:[マーカス]|
おのおの方、参りましょう!▼~
:(暗転)|
:[マーカス]|
止まれ!~
ここより先は進ませぬぞ!▼~
:[盗賊(姿なし)]|
な、なんだぁ!?~
老いぼれどもがなんか用か?▼~
:[マーカス]|
お、老いぼれだと?▼~
:[盗賊(姿なし)]|
ぶちのめされてえのか!?~
俺たちは年寄りを敬う心なんざ~
持ち合わせてねえぞ?▼~
:[ギュンター]|
やれやれ…~
清々しいほどの悪党ですな。▼~
:[ジェイガン]|
バカな真似はやめろ!~
武器を捨て、立ち去るがいい。▼~
:[盗賊(姿なし)]|
寝言をぬかすんじゃねえ!~
枯れ木みてえな老いぼれどもの~
言うことなんて聞けるか!▼~
:[ジェイガン]|
ぐぬぬぬぬ…!~
ぬかしおったな、もう許さぬ!▼~
:[盗賊(姿なし)]|
面白え! やるってのか?▼~
:[マーカス]|
私はまだ老いぼれと~
呼ばれるような歳ではないが、~
経験の差を教えてやる!▼~
:[マイセン]|
賊に情けはかけぬぞ!▼~
:[ジェイガン]|
突撃じゃあ!▼~
***S [#qy890enw]
:[ジェイガン]|
そっちに行ったぞ!▼~
:[マイセン]|
こちらは任せろ。はぁっ!!▼~
:(白く光る)|
:[盗賊(姿なし)]|
な、なにやってんだお前ら!~
相手はたったの4人!~
それも老いぼればかりだぞ!▼~
数ではこっちが勝ってるんだ!~
挟み撃ちにするぞ!▼~
:[ギュンター]|
残念だったな。~
ここは通さぬ。▼~
:(白く光る)|
:[盗賊(姿なし)]|
ひぃぃぃっ! なんて強さだ!~
まるでバケモンじゃねえか!~
野郎ども、逃げるぞ!▼~
:[マーカス]|
なんという逃げ足の速さだ。▼~
:[ギュンター]|
あれだけ痛めつけてやれば~
当分悪さは出来ないでしょう。▼~
:[マイセン]|
はっはっは!~
よい運動になったわ。▼~
:[ジェイガン]|
うむ。年甲斐もなく~
暴れたせいで、いささか腰が痛い。~
早く温泉に浸かりたいのう。▼~
:[マイセン]|
ふふふ、そうじゃな。~
わしも若手の前だからと~
はしゃぎすぎたかも知れぬ。▼~
:[マーカス]|
わ、若手?▼~
:[ギュンター]|
あなたですよ。~
我々に比べれば十分にお若い。▼~
:[マーカス]|
ううむ、年寄り扱いされたかと思えば~
今度は若手扱い…。~
いささか、混乱しております。▼~
:[ギュンター]|
若者というには成熟しており~
年寄りというにはまだ若い。~
難しい年齢かもしれませんな。▼~
老いてしまった私たちからすれば~
うらやましい限りではありますが。▼~
:[マーカス]|
いえいえ、私こそ年を重ねて~
武も勇も衰えぬ皆様を尊敬します。▼~
:[マイセン]|
ならば、よき手本になるために~
精進せねばな。▼~
:[マーカス]|
偶然ですが今日、~
私は大きな目標を得ました。▼~
これからも末永く~
第一線でご活躍ください。~
私はその背中を追いかけます。▼~
:[ギュンター]|
はっはっは、これは~
大役を仰せつかりましたな。▼~
:[ジェイガン]|
そのためにも身体を労らねばな。~
早く温泉に浸かろうではないか。▼~
:[マーカス]|
ははは、そうですね。~
先導はお任せください。▼~
若手として先陣を務めましょう。~
これもまた経験ですから。▼~
**清氷の舞い手 ニニアン [#f79qwe6k]
***C [#by56k5w0]
:[ニルス]|
驚いたな。~
ニニアンの装束、なんだか~
僕のに似てるなーと思ったら…▼~
:[ニニアン]|
ごめんなさい…~
勝手なことをしちゃって。▼~
:[ニルス]|
謝らないでよ、ちょっと驚いただけ。~
うれしいよ。~
なんだか絆も感じられるし。▼~
:[ニニアン]|
ふふっ、それならよかった。▼~
:[ニルス]|
もうアスク王国には慣れた?▼~
:[ニニアン]|
ええ、少しは…。~
ここにいる皆さんも優しいし。▼~
:[ニルス]|
驚いたでしょ?~
ヴァイス・ブレイヴには~
竜族の英雄なんかもたくさんいてさ。▼~
:[ニニアン]|
いろいろな異界の竜族が~
集まっているのね。▼~
:[ニルス]|
なかには氷竜もいるって話だよ?~
ぼくもまだ会ったことがないけど。▼~
確か氷神…~
ニフルさまという名前だったかな。▼~
:[ニニアン]|
氷の…竜?▼~
:[ニルス]|
ん? どうかした?▼~
:[ニニアン]|
エレブ大陸にある竜の門は~
異なる世界へと繋がるもの…~
作ったのは竜族と言われてるわ。▼~
もしかするとその方は~
わたしたちにゆかりのある~
竜族なのかもしれない。▼~
:[ニルス]|
ぼくたちと同じ氷の竜なら~
竜の門を介してどこかで~
繋がっているかもしれないね。▼~
:[ニニアン]|
ええ、確証があるわけじゃないけど。▼~
:[ニルス]|
気になるなら会ってみれば?~
城から少し離れた森に~
住んでるって話だよ。▼~
:[ニニアン]|
そうね…。~
せっかくだから訪ねてみるわ。▼~
***B [#xy404wms]
:[ニニアン]|
森の深くまで来たけど、~
ニフル様は本当にこんな場所に~
いらっしゃるのかしら…。▼~
……。~
この冷気は…奥から?~
行ってみましょう。▼~
:(暗転)|
:[ニフル]|
……。▼~
:[ニニアン]|
あっ! あなたは…。▼~
:[ニフル]|
誰です?~
人間ではないようですが。▼~
:[ニニアン]|
はじめてお目にかかります。~
わたしはニニアン。~
エレブ大陸から来た、氷竜です。▼~
:[ニフル]|
氷竜…~
そうですか。▼~
私はニフル。~
かつては九の世界の神々の一人…~
氷神と呼ばれていました。▼~
:[ニニアン]|
氷神…。ニフル様は~
この世界の一柱に~
数えられていたのですね。▼~
わたしたちの同族かと思い~
こうしてお訪ねしたのですが、~
こんな森の奥にいらっしゃるなんて…。▼~
:[ニフル]|
ここは開神アスクが~
人間たちのために建てた国。~
私には騒がしすぎます。▼~
氷と静寂に包まれた~
ニフル王国とは違いますから。▼~
:[ニニアン]|
そこがニフル様が~
おられた国なのですね。▼~
:[ニフル]|
そうです。私が好む、~
時が凍り付いたような静寂と~
変わらぬ安寧…▼~
私にとっては~
理想の国です。▼~
:[ニニアン]|
…理想の国…▼~
***A [#jh4mde3s]
:[ニフル]|
…ここにいましたか。▼~
:[ニニアン]|
ニフル様…?~
わたしに何かご用でしょうか。▼~
:[ニフル]|
私は他者への干渉を好みません。~
ですが…聞いておきたいことがあります。▼~
:[ニニアン]|
は、はい、なんでしょう?▼~
:[ニフル]|
ニフル王国の話をしたとき~
わずかですが、あなたの瞳に~
輝きが見えました。▼~
もしかして…~
あなたにもあるのですか?~
理想の国を望む心が。▼~
:[ニニアン]|
…はい。~
身の程知らずかもしれませんが…▼~
ニフル様のお話を聞いてから~
ずっと考えていました。▼~
わたしが望む、理想の国…~
それが本当に生まれたら~
どんなによいかと。▼~
:[ニフル]|
悩む必要はないでしょう。~
ならばその力を使い~
願いを果たせばよいだけのこと。▼~
:[ニニアン]|
いえ…~
理想の国はわたし一人の力では~
築けないのです。▼~
:[ニフル]|
どういう意味です?▼~
:[ニニアン]|
わたしが理想とする国…~
それは、竜と人が共存できる国です。▼~
***S [#ty4hw07n]
:[ニニアン]|
エレブ大陸には、竜と人が争う~
不幸な過去がありました。▼~
しかし、竜と人は~
同じ世界に生きている命。▼~
手を携えて未来を作っていけると~
わたしは信じています。▼~
ですが、わたしだけがそう信じていても~
理想は形になりません。▼~
竜も人も、それぞれ歩み寄らねば…▼~
:[ニフル]|
それが、あなた一人の力では~
実現できないという理由ですか。▼~
:[ニニアン]|
…はい。▼~
:[ニフル]|
……。~
あなたの理想の国は…~
多くの困難を克服せねばなりません。▼~
互いに対する恐れ、偏見、欲望…~
さまざまな障害が立ちはだかるでしょう。▼~
:[ニニアン]|
……。▼~
:[ニフル]|
ですが、あなたが率先して~
人と共に生きる竜としての姿を見せれば、~
いくつかの障害は消え去るかもしれません。▼~
そして、このアスク王国は~
そのための学びを得るには~
よい場所だと思います。▼~
もっとも、竜と人が歩み寄れても~
共に国を築くことは~
相当に困難なこととは思いますが。▼~
:[ニニアン]|
はい…。ニフル様、~
道を示してくださり感謝します。▼~
:[ニフル]|
礼など不要です。▼~
また私を訪ねて来られて~
静寂を乱されぬよう、~
先手を打っただけのこと。▼~
私は騒々しいのは嫌いです。▼~
:[ニニアン]|
あ…、~
…行ってしまわれた。▼~
わたしがこの国に喚ばれたのは~
きっといろいろな意味があるのね。~
ニフル様にお会いできたのもそのひとつ…。▼~
そうだ、ニルスに報告しないと。~
アスク王国で~
やりたいことができたって…▼~
**紅髪の公子 エリウッド [#j6w540be]
***C [#oo06hw50]
:[エリウッド]|
むん、てやっ!~
やっぱり力が足りないな…。~
もっと腕の筋肉をつけないと。▼~
:[アンナ]|
あら、エリウッドが斧を~
振っているなんて珍しいわね。▼~
いつもは剣と槍を使っているのに~
どういう心境の変化?▼~
:[エリウッド]|
強くなるために…かな。▼~
いつもと違う武器を使うことで~
個々の武器の、ではなく~
全体の技術が上がるかと思って。▼~
:[アンナ]|
なるほどね。~
でも、いきなりそんな大きな斧は~
難しいんじゃない?▼~
:[エリウッド]|
そうかもしれません。~
でも、僕はこの斧を使いたいんです。▼~
:[アンナ]|
なにか訳でもあるの?▼~
:[エリウッド]|
この斧は、親友でありライバルでもある~
ヘクトルのものを参考に~
作られているんです。▼~
握っていると、~
彼の戦う姿が思い浮かんで~
力が湧いてきます。▼~
:[アンナ]|
なるほど、そういうこと。~
なら応援しなきゃね。▼~
そういえばこの前、訓練所で~
剣を振るヘクトルを見かけたわ。▼~
:[エリウッド]|
本当ですか?~
剣とは珍しいな…。▼~
:[アンナ]|
もしかすると~
なにか理由があるのかもね。~
一度、話を聞いてみたら?▼~
:[エリウッド]|
はい、そうしてみます。▼~
***B [#fd3f30dj]
:[ヘクトル]|
せいっ! むん!~
とりゃあああ!▼~
…うーん、しっくりこねえな。~
エリウッドの剣さばきと~
なんか違うんだよな…。▼~
:[アンナ]|
こんにちは、ヘクトル。~
あなたにお客様よ。▼~
:[エリウッド]|
やあ、修行中にすまないね。▼~
:[ヘクトル]|
おお、エリウッドか!~
なんだ? 斧なんて持って珍しいな。~
変なものでも食ったか?▼~
:[エリウッド]|
はは、そんな訳ないだろ。~
いろんな武器を使ってみることで~
戦い方の幅を広げようと思って。▼~
ヘクトルこそ
剣なんて珍しいじゃないか。~
どういう風の吹き回しだい?▼~
:[ヘクトル]|
俺も似たようなもんさ。▼~
斧ってのはどうしても大振りになるだろ?~
剣を持つ相手に懐に入られたら~
どうしても後手に回っちまう。▼~
そのために剣を使うヤツの動きを~
学んでみようってな。▼~
:[エリウッド]|
それはいいね。~
敵を理解することは兵法の基本だ。▼~
:[ヘクトル]|
だがなぁ、いざ自分で使ってみると~
なかなかどうして難しい~
斧のクセが抜けないんだな。▼~
:[エリウッド]|
気持ちはわかるよ。~
僕も剣のように~
斧を振ってしまうから。▼~
:[アンナ]|
ふーん、二人とも~
似たような悩みを抱えてるのね。▼~
だったらいい考えがあるわよ。▼~
:[ヘクトル]|
お、なんだなんだ?▼~
:[エリウッド]|
アンナ隊長、教えて頂けますか?▼~
***A [#h65wk64z]
:[アンナ]|
簡単な話よ。~
二人で手合わせすれば~
いいんじゃない?▼~
いつもと勝手が違う武器同士、~
気づくことも多いんじゃないかしら。▼~
:[エリウッド]|
なるほど!~
一人であれこれ悩むよりも~
二人で解決しろってことですね。▼~
:[ヘクトル]|
そいつはいいな!~
さっそく試してみるか。▼~
:[エリウッド]|
よし、遠慮せずに~
打ち込んできてくれ。▼~
:[ヘクトル]|
そっちも手を抜くんじゃねえぞ?▼~
:(暗転)|
:[エリウッド]|
ヘクトルはいつもこんなふうに~
斧を構えていたはず…。▼~
:[ヘクトル]|
剣の構えはこうだったか?~
うーん、軽すぎて落ち着かねえな。▼~
:[アンナ]|
二人とも準備はいい?~
それでは…はじめ!▼~
:[エリウッド]|
斧は重さを活かして振り下ろす!~
せいっ!▼~
:(白く光る)|
:[ヘクトル]|
おいおい、どこを狙ってんだ?~
斧に振り回されてちゃ世話ねえぜ!~
おりゃあ!▼~
:(白く光る)|
:[エリウッド]|
ふふ、そっちこそ余分な力が入って~
動きが固いじゃないか!▼~
:[ヘクトル]|
うるせえ、これは準備運動だ。~
どんどん行くぞ!▼~
:[エリウッド]|
望むところだ!▼~
:(暗転)|
:[アンナ]|
…そこまで!~
二人とも武器を収めて。~
そろそろ休憩しましょう。▼~
:[ヘクトル]|
あー、しんどい!~
なんでこんなに疲れるんだよ。▼~
:[エリウッド]|
慣れない武器を持つと~
違う筋肉を使うせいかな。~
僕の腕も悲鳴を上げているよ。▼~
:[ヘクトル]|
結構打ち合ったのに~
これだっていう一発は~
お互い出なかったな。▼~
:[エリウッド]|
そうだね。~
だけど、得るものはあったよ。▼~
:[ヘクトル]|
俺もだ!~
まずは俺の話を聞いてくれ!▼~
***S [#a4n6w60w]
:[ヘクトル]|
エリウッドは腕の力で斧を振っていたが~
そいつはいいやり方じゃねえ。▼~
斧をうまく使うコツは~
まず重さを手になじませること。▼~
次に腰を落として、どっしり構えること。~
そうすれば全身の力と斧の重さを使った~
力強い一撃が生まれるって寸法だ。▼~
:[エリウッド]|
なるほど、腕の力だけじゃなく~
下半身の使い方を意識することが~
大事だったんだね。▼~
:[ヘクトル]|
そうそう、その構えだ。~
どうだ? 安定感が違うだろ。▼~
:[エリウッド]|
ああ、とてもわかりやすいよ。~
次は僕からのアドバイスだ。▼~
剣の動作は大きく分けると~
「斬る」「突く」「払う」の~
3種類があるのだけれど…▼~
君は斧を使っているときの癖で~
攻撃のほとんどが~
「斬る」動作になってるんだ。▼~
:[ヘクトル]|
言われてみれば~
そうかもしれねえな。▼~
:[エリウッド]|
あとは、構えだね。~
剣の強さは身軽なこと。▼~
前後左右、どこにでも~
素早く動けるように意識して…~
隙あらば相手の懐に飛び込む!▼~
自分に有利な位置取りを~
常に狙っていくんだ。▼~
:[ヘクトル]|
そうか。剣と戦うときは~
相手にそうさせないように~
動けばいいってわけか。▼~
でもよ、その理屈を~
教えちまってよかったのか?~
次の手合わせから苦戦するぞ?▼~
:[エリウッド]|
その理屈の上をいくように~
動けば問題ないさ。▼~
:[ヘクトル]|
言うじゃねえか!~
だが、剣の使い方も~
なんとなくわかってきたぜ。▼~
:[エリウッド]|
じゃあ、もう一回~
手合わせといくかい?▼~
:[アンナ]|
ええー?~
あなたたち、まだやる気なの?▼~
:[ヘクトル]|
もちろんだ。~
いくぞ、エリウッド!▼~
:[エリウッド]|
来い、ヘクトル!▼~
:(白く光る)|
:[ヘクトル]|
へへっ、こうやって~
切磋琢磨するのは楽しいもんだな!▼~
:[エリウッド]|
そうだね。~
ヘクトル、君とだから尚更だ。▼~
:[ヘクトル]|
そうだろそうだろ。~
これからもよろしくな、親友!▼~
:[エリウッド]|
ああ! 僕たち二人なら~
きっとどこまでも高め合えるさ!▼~
**フェレの従騎士 ロウエン [#byn50jww]
***C [#h8yyy50h]
:[リンカ]|
腹が…減ったな…。~
朝飯をもう少し~
食べておくべきだったか。▼~
これから大軍相手に~
暴れなきゃならないのに~
これじゃ力が出ないぞ。▼~
……。~
くっ、腹が鳴るな。~
身体は正直だ。▼~
:[ロウエン]|
そこの人!~
大丈夫ですか!?▼~
:[リンカ]|
うわっ! な、なんだお前!?~
いきなり走ってくるな!▼~
:[ロウエン]|
鳴りましたね、先ほど。~
お腹の…音が。▼~
:[リンカ]|
!? な、何のことだ?~
あたしは腹など鳴らしていない!▼~
:[ロウエン]|
いえ、確かに聞きました。~
先ほどの音だと3つ…~
いや、5つでしょうか?▼~
どうぞこちらを。▼~
:[リンカ]|
なんだこれは…食い物か?~
いい匂いだな…▼~
:[ロウエン]|
シシ肉のまんじゅうです。~
どうぞ召し上がってください!▼~
:[リンカ]|
ふ…ふん。腹など減っていないが~
そこまで言うなら~
食ってやらないこともない…▼~
…おおっ、美味い!~
食いごたえもある!▼~
いつもこんなたくさんの~
まんじゅうを持ち歩いているのか?▼~
:[ロウエン]|
はい。馬の鞍に~
保存食袋をぶら下げていまして。▼~
お腹を空かせてる方を見掛けては~
お配りしているのです。▼~
ご武運を祈っております!~
では、失礼いたします!▼~
:[リンカ]|
あっ! おい待てっ!~
行ってしまったか…。~
せわしない奴だ。▼~
……。~
まんじゅう、どうせなら~
もうちょっと欲しかったんだが。▼~
***B [#lj5jpj75]
:[エルフィ]|
今日は敵が多いわね…。~
……。▼~
まだ戦いは続くのに…~
お腹が…空いたわ…。▼~
:[ロウエン]|
そこの人!~
今、空腹を訴えられましたか!?▼~
:[エルフィ]|
見ない顔ね…、敵?▼~
:[ロウエン]|
て、敵ではありません!~
しばしお待ちを。すぐに用意いたします。▼~
:[エルフィ]|
地面に布なんか広げて…、~
なにを…?▼~
:[ロウエン]|
食事の用意です。~
敷き布があるのとないのとでは~
心のゆとりと味わいが違います。▼~
用意が整うまで、その袋から~
食べたいものを選んでください。▼~
:[エルフィ]|
これ…、中は全部食べ物?▼~
:[ロウエン]|
はい、おれの保存食袋です。▼~
:[エルフィ]|
美味しそうなものが~
いっぱい入ってる…。▼~
じゃあ…これとこれ、それも…。~
ついでにこっちも…。▼~
はい、選んだわ。▼~
:[ロウエン]|
すごい量ですね!?~
それ、軽く見積もっても~
5人前はありますよ!?▼~
:[エルフィ]|
これでも…遠慮したつもりだけど…。▼~
:[ロウエン]|
そ、そうでしたか。~
では、敷き布の上でお食事を。▼~
たとえ戦場といえども~
食事はゆったりした気分で~
味わうべきですからね。▼~
:[エルフィ]|
じゃあ、いただきます…。~
もぐ…うん、美味しい。~
選んだものは全部頂くわね…。▼~
:(暗転)|
:[エルフィ]|
…ごちそうさま。▼~
:[ロウエン]|
すごい…5人前をの食事を~
あっという間に…。▼~
:[エルフィ]|
ありがとう…。~
うん、力も沸いてきたわ…。▼~
:[ロウエン]|
ご満足いただけたようで~
なによりです!~
では、失礼します!▼~
:[エルフィ]|
……。~
撤収の手際もいい…。~
いったい何者かしら…?▼~
***A [#mu5007m7]
:[リンカ]|
なんだって?~
それじゃあエルフィも~
食いものをもらったのか?▼~
:[エルフィ]|
ええ…、まさか戦場で~
お腹いっぱい食べられるとは~
思わなかったわ…。▼~
:[リンカ]|
奴は何者なんだ?~
なんであんなことを…。▼~
:[エルフィ]|
…リンカ、あそこ。訓練所。▼~
:[リンカ]|
あれは!?~
先日シシ肉のまんじゅうを~
配っていた…。▼~
:[エルフィ]|
こんな近くにいたとは…。▼~
:[ロウエン]|
おや?~
あなた方は先日お会いした…。▼~
:(暗転)|
:[リンカ]|
ありがとう。~
あのときのまんじゅうの~
おかげで力が出せた。▼~
:[ロウエン]|
お役に立てて光栄です!▼~
:[エルフィ]|
でも、どうして戦場で~
食べ物を配っていたの…?~
敷き布まで用意して…。▼~
:[ロウエン]|
こういう格言はご存じでしょうか。~
「腹満たされずして心もまた満たされず」~
尊敬する将軍、マーカス様の言葉です。▼~
:[リンカ]|
いい言葉だ。~
腹が減っては、戦もできないしな。▼~
:[エルフィ]|
戦どころか~
生きてもいけない…。▼~
:[ロウエン]|
腹が満たされることで活力が生まれ~
それがよい結果に繋がります。▼~
おれは英雄の皆さんが~
いつも力を出せるように~
食料や敷き布を持ち歩いているんです!▼~
***S [#n650ms3m]
:[リンカ]|
なるほどな。~
お前が食べ物を持ち歩くのは~
そういう理由があったのか。▼~
:[エルフィ]|
英雄たちを支えるため…~
素晴らしいと思うわ…。▼~
:[ロウエン]|
半人前のおれは~
人の倍は動かなくてはいけません。▼~
そうしてはじめて~
一人前の働きができるのです!▼~
:[エルフィ]|
槍の修行をしてたみたいだけど、~
どこかの騎士団に属しているの…?▼~
:[ロウエン]|
おれはフェレ騎士団の見習い、~
叙勲前の従騎士なのです。▼~
アスク王国で手柄を立てて~
エリウッド様のお役に立てるよう、~
日々修行に勤しんでおります。▼~
:[リンカ]|
なるほど。なあエルフィ、~
お礼代わりにあたしたちが~
力を貸してやるってのはどうだ?▼~
:[エルフィ]|
いい考えね…。~
ロウエンには世話になったし、~
これからも世話になりたいから…。▼~
:[リンカ]|
よし、あたしたちが~
稽古をつけてやろう。▼~
:[ロウエン]|
よろしいのですか!?~
ぜひお願いいたします!▼~
お二人の戦いぶりは~
戦場で拝見しておりました。~
心強い限りです!▼~
:[リンカ]|
話は決まったな。~
ビシバシ鍛えてやるから覚悟しろよ!▼~
:[エルフィ]|
その代わり、~
まんじゅうの用意もよろしく…。▼~
:[ロウエン]|
心得ております!~
皆さんの腹を満たせるよう~
これからも尽力いたします!▼~
:[リンカ]|
ちなみにまんじゅうは~
もう少し多くてもいいからな。▼~
:[エルフィ]|
ええ、倍あってもいいくらい…。▼~
:[ロウエン]|
そ、それなら保存食袋を~
用意しなければなりませんね。~
お任せください!▼~
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