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章別会話/希望担いし者たち
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*希望担いし者たち [#wrte6ynj]
#contents
**希望担いし者たち [#mrnekd4h]
***オープニング [#m5m55rno]
:[アルフォンス]|
ルフレ、フェリクス、ベルナデッタ。~
今日は急な呼びかけに~
応じてくれてありがとう。▼~
:[ルフレ]|
火急の用とお見受けしましたが~
どのようなご用でしょうか?▼~
:[フェリクス]|
招集されたのは我々のみか。~
表沙汰にできないような~
いわくつきの任務でもあるのか?▼~
:[ベルナデッタ]|
ひっ…! まさか暗殺とか~
闇の依頼ですか!?▼~
フェリクスさんはいいとして~
なぜベルにまで!?▼~
:[アンナ]|
そんな物騒な話じゃないわよ!~
あなたたち、アスク王国で催される~
英雄祭については知っているかしら?▼~
:[フェリクス]|
たしか…王国の民が英雄に~
感謝を贈る祭りと聞いたが。▼~
:[アルフォンス]|
民だけではなく~
英雄たちも楽しみにしている~
王国をあげてのお祭りだよ。▼~
:[ベルナデッタ]|
そんな祭りがあるなんて~
知りませんでした…。▼~
とりあえずベルには縁のない話ですね。~
当日は部屋に籠もっておきましょう。▼~
:[アンナ]|
それがね、あなたにも~
関係がある話なのよ、ベルナデッタ。▼~
そのお祭りでね、みんなの前で~
英雄の代表者に~
ぜひ語ってもらいたいと思っているの。▼~
それでエクラに~
人選をお願いしたのだけれど…。▼~
:[アルフォンス]|
エクラが~
推薦したのが君たちと~
僕の4人だったんだ。▼~
:[ルフレ]|
私たちが英雄を代表して~
観衆へ語りかける…?~
それは大役ですね。▼~
:[ベルナデッタ]|
なんですかそれは!?~
どうしてベルがそんな目に?▼~
もしかして嫌がらせですか!?~
わかった! みんなの前で~
ベルを晒し者にして辱めるとか…▼~
:[アルフォンス]|
そんなつもりじゃないよ。~
人選にはきちんとした~
理由があってのことだよ。▼~
エクラによると~
さまざまな異界の民から~
君たちを必要とする声が聞こえたとか。▼~
まあ、最終的な決定権は~
祭りの責任者である~
アンナ隊長が持っているんだけど。▼~
:[アンナ]|
もちろん、認めるに決まってるじゃない。~
異界の民から支持されるなんて~
胸を張るべきことだわ!▼~
:[ルフレ]|
民の期待に応えるのも~
英雄の務めです。~
任せてください。▼~
:[フェリクス]|
受けてもいいが~
俺は剣のことしか語れんぞ?▼~
:[アンナ]|
ありがとう。~
みんなの言葉、~
今から楽しみにしているわね!▼~
:[ベルナデッタ]|
えっ!? これって~
決定の流れですか!?~
ううっ、そんなあああっ…▼~
***C [#md565nww]
:[アルフォンス]|
アンナ隊長が用意したお題は…~
「英雄とはなにか?」だったね。▼~
英雄祭まで1週間を切ったけど~
3人とも準備は進んでいるかい?▼~
:[ルフレ]|
それが…いざ考えはじめると~
なかなかまとまらないんですよね。▼~
今日はこうして~
集まる場を設けてくださり~
本当に助かりました。▼~
:[アルフォンス]|
心に想いはあっても~
言葉にするのは難しいからね。~
みんなで考えたいと思ったんだ。▼~
:[フェリクス]|
アルフォンス王子の演説は~
一人の英雄としてだけでなく~
民に道を示す言葉にもなる。▼~
俺たち以上に、形にするのが~
難しいと思うがな。▼~
だが、最も難航しているのは~
お前のようだな、ベルナデッタ。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひゃあいい!?~
急に話を振らないでくださいぃぃ!▼~
怖い顔で脅したところで~
できないものはできませんよ!?▼~
:[フェリクス]|
ふん。その様子を見れば~
進捗がないことは火を見るより明らかだ。▼~
:[ベルナデッタ]|
英雄とはなにか…~
そんなふんわりとした~
質問の答えなんて出せませんよ…。▼~
そもそも民の前で話すなんて~
そんな度胸…あたしなんかに~
あるわけがないでしょう!?▼~
:[アルフォンス]|
大丈夫だよ、ベルナデッタ。~
僕たちも手伝うから一緒に考えよう。▼~
:[ルフレ]|
そうですよ。力を合わせれば~
きっと答えが見つかるはずです!▼~
:[ベルナデッタ]|
うう、ダメなベルに~
救いの手を差し伸べてくれるのは~
うれしいですけど。▼~
せっかくのお祭りなのに~
水を差してしまうのは申し訳なく…。▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
…む?~
なんだ、この気配は…。▼~
:[ルフレ]|
これは…~
周囲の空間が歪んで…▼~
:[アルフォンス]|
時と空間の歪み…~
【戦禍】…!?~
どうしてこんなときに?▼~
:[ベルナデッタ]|
あわわわ!~
おかしな渦に吸い込まれて~
しまいますぅぅぅ!▼~
***B [#kro3nnam]
:[フェリクス]|
見覚えのない場所だな。~
渦のようなものに~
巻き込まれたと思ったが。▼~
:[アルフォンス]|
時と空間が歪んだ戦いの場…~
僕たちは~
【戦禍】に巻き込まれてしまったんだ。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひいいいいいっ!~
ベルを亡き者にする気まんまんの~
空間じゃないですかぁぁぁ!▼~
:[ルフレ]|
向こうを見てください。~
不気味な兵士の群れが~
光へと向かって歩いています!▼~
:[ベルナデッタ]|
あ、あれ? 光の奥にぼんやりと~
お城のようなものが見えませんか?▼~
:[ルフレ]|
あの城は…間違いありません。~
アスク城です!▼~
:[アルフォンス]|
アスク王国へ攻め入るつもりだ。~
なんとしてでも、あの兵士たちを~
この場に押し留めなくては…▼~
すまない。~
みんな、僕に力を~
貸してもらえないだろうか。▼~
:[フェリクス]|
戦う相手がいるならば場所は選ばん。~
この剣で薙ぎ払うのみ。▼~
:[ルフレ]|
まだこちらの存在に~
気づいてないようですね。~
奇襲を仕掛けましょう!▼~
:[アルフォンス]|
君たちが一緒で心強いよ。~
僕の斧で先陣を切る!~
ついて来てくれ!▼~
:[ベルナデッタ]|
ええっ!?~
待ってくださいよおおおっ…!▼~
:[アルフォンス]|
アスク王国に行かせはしない!~
はああっ!!▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
敵は混乱しています!~
このまま押し切りましょう!▼~
:[アルフォンス]|
ここ数日、英雄とは~
なにかと考えていたけれど…▼~
こうしてアスクの民を~
守るために戦うことで~
僕の中で答えは形になる。▼~
僕にとっての英雄とは未来を作るもの。~
民のために未来を勝ち取るのが~
英雄の役目だ!▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
一人でないからこそ戦える。~
繋がっているからこそ~
困難を越えられる。▼~
私にとっての英雄は、絆を育むもの。~
ともに手を取り合うからこそ~
私たちは前に進めるのです!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
英雄とは強きもの。それが俺の答えだ。▼~
何者にも屈することなく~
己の腕で運命を拓く。▼~
強くなければ、~
なにも守ることは出来んからな!▼~
:(ベルナデッタ)|
あう…こんなにたくさんの敵を~
4人でなんとかするなんて…。▼~
:[ルフレ]|
ベルナデッタさん!~
足を止めてはいけません!~
囲まれてしまいますよ!▼~
:[ベルナデッタ]|
えっ…?~
ふぎゃあああ、こっちにも!?▼~
んぎゃああ! 囲まれてますぅ!~
ベルを亡き者にするつもりですね?~
死ぬのは嫌ぁぁ!▼~
:[フェリクス]|
どこへ行く、ベルナデッタ!~
逃げたか…チッ。もう少し~
骨のあるやつかと思っていたが。▼~
:[アルフォンス]|
無理強いはできない。~
僕たちだけでなんとか押し返そう!▼~
:[ルフレ]|
ですが…くっ!~
さすがに3人だけでは~
厳しいものがありますね!▼~
:[フェリクス]|
きっかけさえ作れれば~
押し返せるものを!▼~
:[アルフォンス]|
だけど、命に替えてでもここは通さない!~
僕たちが作るべき未来を奪わせはしない!▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
これは…!?~
遠方から矢が!~
まさかベルナデッタさん?▼~
:[ベルナデッタ]|
うらぁーっ!~
昇天してください!~
昇天してくださいぃぃ!▼~
ベルの安寧を~
脅かさないでくださいぃぃ!▼~
:[フェリクス]|
姿が見えぬほどの距離から~
援護の矢を射るとは…~
フン、やるものだな。▼~
:[ルフレ]|
見てください!~
敵の一角が崩れ始めています!▼~
:[アルフォンス]|
より、ベルナデッタがくれた好機だ!~
ここで一気に叩こう!▼~
***A [#em456nk3]
:[アルフォンス]|
みんな、無事かい?~
大変な目に遭ったけど~
なんとか城に帰れたね。▼~
:[ルフレ]|
ベルナデッタさんのおかげですよ。~
素晴らしいタイミングの援護でした!▼~
:[ベルナデッタ]|
な、なんとか~
上手くいってよかったです…。▼~
:[フェリクス]|
ふん、逃げ出したかと思ったが~
最低限の誇りは残っていたと見える。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひぃっ!? そ、そんな~
怖い目で見ないでくださいぃ。~
助かったからいいじゃないですか。▼~
敵の近くで戦うのは怖いですけど~
その…離れていれば~
なんとかなると思ったんで…。▼~
:[アルフォンス]|
敵兵から距離を取ったからこそ~
反撃に転じられたというわけだね。▼~
:[ベルナデッタ]|
逃げ出したいと思う~
気持ちがなかったかといえば~
噓になります。でも…。▼~
英雄だって人間です。~
逃げることがあってもいいと…思うんです。▼~
:[アルフォンス]|
そうだね。僕たちは英雄である前に~
一人の人間でもあるわけだし。▼~
:[ベルナデッタ]|
で、でも!~
逃げている間も希望は捨てちゃダメだと~
そう思うんです。▼~
逃げることで時間を稼いで~
好機が生まれるかも…しれないし。▼~
あきらめなければなんとかなるって~
あたしは…いろいろな人から~
教わった気がします…。▼~
:[フェリクス]|
……。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひぃっ!? また怖い顔!~
ベル、変なことをいいましたか!?▼~
:[フェリクス]|
民の前でなにを話すか~
決まっていなければ~
そのことを話せばいいだろう。▼~
:[ベルナデッタ]|
え? そ、そのことって…。▼~
:[ルフレ]|
英雄は逃げてもいい。~
だけど、希望は絶対に捨てないって~
ことですよ。▼~
無謀な戦いをするくらいなら~
引いてみることも大切です。~
私もそう思いますよ。▼~
:[アルフォンス]|
うん。ヴァイス・ブレイヴには~
英雄の数だけ考え方がある。▼~
この答えはベルナデッタらしくて~
とても素晴らしいと思うよ。▼~
:[ベルナデッタ]|
これからもベルは~
逃げ出しちゃうかもしれないですけど…。▼~
希望さえ捨てなければ~
逃げた先にだって光が差すことも~
あるはずですよね…たぶん。▼~
ううん。たぶんじゃありません。~
絶対にありますよね!~
そう信じてみることにします!▼~
** ファーガスの剣鬼 フェリクス [#m8f63f61]
***C [#t5250c99]
:[フェリクス]|
はぁっ! せいっ!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
フン、終わりか。~
つまらんな。▼~
手強いと聞いていたが~
弱兵ばかりではないか。▼~
雷の剣の力を試すいい機会だと思ったが~
とんだ期待外れだ。▼~
まだ戦っている部隊がいるな…。~
…フン、支援に回ってやるか。▼~
:(暗転)|
:[フェリクス]|
せいっ! はっ!~
ほう、こっちの敵は~
歯応えがあるではないか。▼~
それでこそ異界に来た~
甲斐もあるというもの!▼~
ん、あれは…?▼~
:[オルティナ]|
はっ! せやっ!~
ここより先は通しません!~
はぁぁぁっ!▼~
:[フェリクス]|
二刀流か。~
なんという苛烈な戦いぶり…~
あの女剣士、何者だ?▼~
:(白く光る)|
:[オルティナ]|
せいっ…! はぁぁっ!▼~
:[フェリクス]|
長大な剣を2本も持ち~
軽々と振り回すとは…。▼~
なんという&ruby(りょりょく){膂力};。~
あの猪でもこうはいくまい。▼~
:[オルティナ]|
退きなさい。~
奪うための戦いに狂奔する者たちよ。▼~
守るべきものがあるこの私に~
あなたたちの刃は届きません。▼~
:[フェリクス]|
なんという気迫だ。~
離れていても伝わってくるとは。~
残りの敵兵が戦わずして逃げていく…。▼~
たった一人で数十人もの~
敵を一瞬にして退けたか。▼~
:[オルティナ]|
ふぅ…。~
今日も生き残ることができました。~
女神の加護に感謝いたします。▼~
:[フェリクス]|
面白い。~
ヴァイス・ブレイヴに~
これほどの強者がいたとはな!▼~
城に戻ったら手合わせを~
申し込ませてもらおうか!▼~
***B [#td3d74d4]
:[アネット]|
2本の大きな剣を持った剣士?▼~
:[フェリクス]|
そうだ。長い紫がかった髪の若い女だ。~
知らないか?▼~
:[アネット]|
さぁ…~
あたしは見かけたことないけど。~
メーチェは知っている?▼~
:[メルセデス]|
武器はともかく、見た目について~
もう少し手がかりはないの?▼~
長い紫がかった髪の女性の英雄なら~
ヴァイス・ブレイヴに何人もいるし…。▼~
:[シルヴァン]|
2本の大きな剣を振るう女性の英雄か…。▼~
短刀ならば心当たりはあるけど~
大きな剣となるとわからないな。▼~
:[フェリクス]|
なんだと?~
お前も知らないというのか?▼~
:[アネット]|
シルヴァンが知らないなら~
ヴァイス・ブレイヴではないのかもね。▼~
:[メルセデス]|
だってシルヴァンは~
ヴァイス・ブレイヴの女性みんなに~
声をかけているものね~。▼~
:[シルヴァン]|
ヴァイス・ブレイヴには~
事情があって人前に姿を現したがらない~
英雄もいるらしい。▼~
フェリクスのいう相手は~
いわくつきの大物かもな。▼~
:[フェリクス]|
ふむ…。ならば別の場所を~
探したほうが良いかもしれんな。▼~
***A [#n0ac120c]
:[フェリクス]|
城中を探してみたが見当たらん。~
あの女、いったいどこに~
む…? あれはもしや…。▼~
:[オルティナ]|
……。▼~
:[フェリクス]|
見つけたぞ。~
まさかこんな森の中に~
身を潜めていたとはな。▼~
:[オルティナ]|
そこの方、私になにかご用ですか?▼~
:[フェリクス]|
……!?~
この距離で気配に気づくとは…。▼~
俺はフェリクス。剣の使い手だ。~
先日の戦いで、お前の活躍~
見させてもらった。▼~
:[オルティナ]|
ああ…なるほど…。~
遠くからの視線を感じていたのですが~
あなただったのですね。▼~
私はオルティナ。テリウス大陸から~
この地に召喚されました。▼~
:[フェリクス]|
その2本の剣とお前の剣技に~
興味があって探していた。▼~
:[オルティナ]|
この二振りの剣は~
テリウス大陸の女神から授かった神剣。▼~
天にラグネル、地にエタルドがある限り~
私が負けることはないでしょう。▼~
:[フェリクス]|
ただならぬ気配を宿していると~
思っていたが、神剣とは面白い。▼~
ますます興味がわいてきた。~
俺と一手、手合わせ願おうか。▼~
:[オルティナ]|
手合わせ、ですか?~
いいでしょう。構えてください。▼~
では…~
はっ! せあっ…!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
そこか! くっ…!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
なんという速さだ!~
少しでも集中を欠けば~
剣の軌跡を見失う…!▼~
:[オルティナ]|
来ないのでしたら~
こちらから行きますよ。~
はっ…!▼~
:[フェリクス]|
クッ…!?~
2本の神剣による連撃!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
なぜだ…?▼~
その腕でどうやって~
2本の長剣を軽々と操れる?▼~
それほどの威容を誇る剣だ。~
1本でも使いこなすのは容易ではあるまい。▼~
:[フェリクス]|
ラグネルとエタルド。~
あなたから見れば~
これは剣に見えるでしょう。▼~
ですが、私が振るっているのは~
想い…そのものなのです。▼~
:[フェリクス]|
想いだと?~
戯れ言を…。▼~
:(白く光る)|
:[オルティナ]|
いいえ、戯れ言ではありません。~
大切なものを守りたいという私の想い…。▼~
その想いがラグネルとエタルドに届いて~
私に応じてくれたのです。▼~
:[フェリクス]|
……。▼~
:[オルティナ]|
ラグネルとエタルドも~
私の一部、想いが形になったもの。▼~
だから私は、ラグネルとエタルドを~
自在に振るうことができるのです。▼~
:[フェリクス]|
ふむ、その表情を見るに~
ふざけているわけではないな。▼~
なるほど、想いか…。~
ならば俺も負けるわけにはいかん。▼~
俺は誰よりも強くなりたい。~
その想いの強さなら誰にも負けん!▼~
:(白く光る)|
:[オルティナ]|
剣が…鋭さを…!▼~
:[フェリクス]|
いくぞ、異界の剣士よ!~
我が一撃を受けてみよ!~
せやぁぁぁっ!▼~
***S [#f64194b8]
:[フェリクス]|
……。▼~
:[オルティナ]|
フェリクス…~
また会いましたね。▼~
この間の手合わせは~
楽しかったですよ。~
久しぶりに心が躍りました。▼~
:[フェリクス]|
先日はあなたに礼を欠いた~
振る舞いをしてしまったようだ。▼~
:[オルティナ]|
……?~
どうしたんですか。~
そんなにかしこまって…。▼~
:[フェリクス]|
アルフォンス王子に聞いた。▼~
あなたの正体は~
テリウス大陸を救った伝説の英雄…~
三雄の一人、オルティナ殿であると。▼~
ベグニオン建国の祖に対し~
知らなかったこととは言え~
数々の無礼…ここに詫びよう。▼~
:[オルティナ]|
謝ることなどありませんよ。~
実は私もあなたのことを~
ご学友から聞きました。▼~
:[フェリクス]|
学友?~
ガルグ=マク大修道院の?▼~
:[オルティナ]|
ええ。彼も私を探していたようで~
この森で偶然出会ったのです。▼~
「悪いヤツじゃないんですが~
剣のことになると真剣すぎましてね…」▼~
「まぁ、子どもの相手をするとでも思って~
大目に見てやってください」~
そう、言われました。ふふ…。▼~
:[フェリクス]|
シルヴァンか!~
余計なことを…。▼~
:[オルティナ]|
なにはともあれ~
私たちは想いをぶつけ合った者同士。▼~
アスク王国の民のためにも~
これからも力を高め合いましょう。▼~
:[フェリクス]|
それはこちらも望むところ。~
強者との手合わせこそ~
俺が必要としている時間だ。▼~
:[オルティナ]|
そういえば、手合わせで感じたのですが~
あなたの剣には【正】の気を帯びた~
強い想いが込められていました。▼~
:[フェリクス]|
【正】の気…?~
聞きなれない言葉だが…。▼~
:[オルティナ]|
強すぎる想いというのは~
時として人の心を歪め~
【負】の気を帯びることがある。▼~
しかし、あなたの剣に濁りは~
まったくありませんでした。▼~
まっすぐで純粋なその想いを~
どうか大切にしてください。▼~
:[フェリクス]|
俺はこれからも、自分の中にある~
強くなりたいという想いに従うまで。▼~
:[オルティナ]|
アスク王国にはあなたと同じように~
純粋な想いを持つ英雄がたくさんいます。▼~
彼らとも、ぜひ手合わせを~
してみるといいでしょう。▼~
それぞれの想いの強さを知れば~
あなたの剣はさらなる高みへと~
達することでしょう。▼~
:[フェリクス]|
数々の強者と剣を交えることができる~
絶好の機会…活かさぬ手はない。~
学ばせてもらうとしよう。▼~
剣でも、想いの強さでも~
負けるつもりはない…。▼~
目指す境地はもっと先にある。~
より強くより速く~
ひたすらに腕を磨くのみ!▼~
** 聖王の懐刀 ルフレ [#ib82e653]
***C [#n93d75d7]
:[ルフレ]|
これで…終わりです!▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
ふぅ…片付いたようですね。▼~
苦戦するかと思いましたが~
この魔道書のおかげで~
有利に戦いが進められました。▼~
魔道の力だけではなく~
さまざまな異界の戦術が~
網羅されている貴重な書…。▼~
私自身も着実に成長していますし~
この魔道書を使いこなせば~
さらにクロムさんの力になれますね!▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
ふふ…~
それはどうでしょう。▼~
:[ルフレ]|
あなたは…!?~
アスク王国にはさまざまな異界の~
英雄が召喚されていると聞きましたが…▼~
その禍々しい気配…~
邪竜に支配された異界の私…ですか?▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
あなたの見立てどおり~
私は邪竜ギムレーの魂に応じる身。~
あなた自身の…未来の姿です。▼~
:[ルフレ]|
決めつけないでください。~
そんな未来、私は望みません。▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
あなたが望もうが望むまいが~
未来は変えられないんです。▼~
あなたは所詮、邪竜の器でしかない。~
力を求め、クロムさんに尽くしたところで~
それに何の意味があるというんです?▼~
無駄な努力はおやめなさい。▼~
:[ルフレ]|
そ、そんなことはありません!~
私は絶対に邪竜に屈しませんから…!▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
なにを勘違いしているのかな。~
君の意思など、どうでもいいんだよ。▼~
:[ルフレ]|
……!?~
あなたも邪竜に支配された…~
異界の私?▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
運命を拒もうとすること~
それ自体が無駄という話さ。▼~
だってほら、君の右手に~
ギムレーの邪痕がある限り~
未来は変わらないのだから。▼~
:[ルフレ]|
……▼~
***B [#xe838e03]
:[ルフレ]|
私が邪竜になる未来は…~
変えることができないと?▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
そのとおりです。~
いくらあがこうが無駄ですよ。▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
君の前にいる僕たちの存在…~
それこそが変わることのない~
未来の証なのだからね。▼~
:[ルフレ]|
そ、それは…。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
大丈夫。
望まない運命に~
惑わされる必要はないよ。▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
雑音が入りましたね…。~
何をしに来たんですか?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
絶望の未来を~
彼女と共に否定しようと思ってね。▼~
:[ルフレ]|
あなたも…~
異界の私なのですね?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
そうだよ。~
変えられない未来などない…~
君と同じく、僕はそう信じている。▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
まったく君も頑固だね。~
現実から目を逸らし~
運命を受け入れないだなんて。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
未来は決まってはいない。~
水が流れ行く先を決めるのは~
僕たちの心のありようだ。▼~
:[ルフレ]|
そ、そうですよね!~
邪竜になる未来を変えるための~
策を考えるまでです!▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
愚かですね。~
まるでないものねだりをする子ども…▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
…会話にならないね。~
今日はこのあたりにしておくよ。▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ(女/伝承)]|
ふふ、あなた方が~
正しい未来を受け入れるときを~
楽しみにしていますよ。▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
消えた…。~
私はどんなに心を揺さぶられても~
絶対に希望を捨てませんよ!▼~
***A [#o4f92007]
:[ルフレ]|
先ほどはありがとうございました。~
私一人では…~
心がくじけていたかもしれません。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
礼には及ばないよ。~
その気持ちは僕にもよくわかる。▼~
:[ルフレ]|
そ、そうですよね。~
なにしろ異界の私ですから。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
君がいた世界でも~
クロムたちとは良好な関係を~
築けているようだね。▼~
:[ルフレ]|
はい!~
おそらく、あなたの異界と同様~
クロムさんは私の半身とも言える存在です。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
ふふ、それはなによりだ。▼~
:[ルフレ]|
ですが、どうして~
あのような禍々しい者たちまで~
召喚されているのでしょうか?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
やっぱり君も気になるよね。~
僕もエクラに~
同じことを聞いてみたんだ。▼~
なんでも、召喚される英雄たちは~
アスク王国にみな必要な存在らしいよ。▼~
:[ルフレ]|
私たちにとって相容れぬ存在でも~
アスク王国にとっては~
有益な存在ということですか…。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
いや、僕らにとっても彼らの存在は~
意味があるものなのかもしれない。▼~
:[ルフレ]|
それは…どういうことでしょう?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
彼らと対峙することによって~
僕たちは決意をより強くする。~
絶望の未来に進んではいけないとね。▼~
:[ルフレ]|
彼らの誘惑に屈しない強き心を…~
そう自分に戒めるというわけですか。▼~
なるほど、それはいい考え方ですね!~
私もそのように考えることにします。▼~
それに、今の私には~
この魔道書があります。▼~
これを手にクロムさんを支えれば~
どんな困難が立ちふさがろうとも~
きっと乗り越えていけます。そうですよね?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
…たしかにその魔道書には~
強い力が宿っているのだろう。▼~
だけど君はもう知っているはずだよ。~
それよりももっと強い武器が~
僕たちにあることを。▼~
***S [#y2cc8a4b]
:[ルフレ(男/選挙)]|
その武器は形もなければ色もない。~
大きさもなければ重さもない。▼~
だけど、誰にだって扱える~
このうえなく強い武器なんだ。▼~
:[ルフレ]|
……!▼~
絆…。~
仲間たちとの絆ですね?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
そのとおり。~
絶望の未来に抗うために必要で~
最も信頼できる武器だよ。▼~
仲間を繋ぐ絆こそが~
僕たちの一番の武器であり~
運命を変える希望なんじゃないかな。▼~
:[ルフレ]|
あの日、行き倒れていた私は~
クロムさんたちと出会いました。▼~
あのときの私は~
なにも持っていなかった。~
財産も記憶も…。▼~
でも、クロムさんと仲間の皆さんは~
私に一番大切なものをくれました。~
絆というかけがえのないものを。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
僕も同じだよ。あの日から育んだ~
仲間との絆があるから今の僕がある。▼~
:[ルフレ]|
ええ、今の…私がある。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
絆の力は計り知れない。▼~
僕はアスク王国に来て~
さまざまな異界の英雄と交流し~
そのことをあらためて実感した。▼~
君には仲間との絆がある。~
きっと未来を変えられるよ。▼~
:[ルフレ]|
はい! 私もそう信じます。▼~
私たちの身体の邪痕…~
それを消すことはできなくても~
運命はきっと変えられる。▼~
絆の力のほうが~
ずっと強いはずですから…!▼~
** 開かれし未来へ アルフォンス [#dc3c803e]
***C [#a0895e7b]
:[アルフォンス(恒常)]|
はぁぁぁっ…!~
せいっ!▼~
:[アンナ]|
もっと腰を入れて!~
斧は腕の力だけじゃなく~
身体全体を使って振るのよ!▼~
:[アルフォンス(恒常)]|
それなら…これで!▼~
:[アンナ]|
斧に振り回されちゃダメよ!~
重さを勢いに変えて…~
そう! 叩きつけるように!▼~
いいわよ、その調子!~
さあ、次は実戦形式でいくわよ!▼~
:(暗転)|
:[アルフォンス(恒常)]|
はあ…はあっ…!▼~
:[アンナ]|
今日はこのくらいにしておきましょう。~
無理をしてもかえって~
効率がよくないわ。▼~
:[アルフォンス(恒常)]|
そうですね…。~
ご指導ありがとうございました。▼~
:[アンナ]|
ところで、こんなに熱心に斧の訓練に~
取り組み始めたということは~
アルフォンス、あなた…▼~
:[アルフォンス(恒常)]|
はい。あの装束をまとうことで~
僕は自分が進む未来を~
見据えたいんです。▼~
***B [#r9450d48]
:[アルフォンス]|
その…どうかな?▼~
:[アンナ]|
いいじゃない! サイズもぴったりね!~
決まってるわよ、アルフォンス!▼~
:[シャロン]|
わあ、素敵です!~
とってもお似合いですよ、お兄様!▼~
お母様もそう思いますよね?▼~
:[ヘンリエッテ]|
ええ、もちろんですとも。~
さあ、アルフォンス。~
その姿をもっとよく見せて。▼~
ああ…なんて立派なのかしら。~
あの人の面影を感じて…~
なんだか泣いちゃいそう。▼~
:[アルフォンス]|
母上…▼~
:[シャロン]|
これでヒゲをたくわえたら~
もうお父様そっくりですね!▼~
:[アンナ]|
いや、それはちょっと~
無理があるんじゃない?▼~
:[ヘンリエッテ]|
でも、雰囲気は~
若い頃のグスタフにそっくりよ。~
時が巻き戻ったかと思っちゃったわ。▼~
…私には見えるわ、アルフォンス。~
あなたがグスタフに負けぬほどに~
偉大な王へと成長する姿…▼~
:[アルフォンス]|
ありがとうございます、母上。~
ご期待を裏切らないよう~
いっそう精進します。▼~
:[シャロン]|
この斧もお父様が使われていたもの…~
だから近ごろアンナ隊長と~
斧の訓練をされていたんですね。▼~
:[アルフォンス]|
剣とは勝手が違うからね。~
この斧を手にするからには~
恥ずかしいところは見せられない。▼~
今日もこれから鍛錬するよ。~
それでは母上、失礼します。▼~
***A [#w7b71e70]
:[アルフォンス]|
父上の斧を手にすると、~
その重さが伝わってくる…▼~
まるで、父上がアスク王国を担っていた~
責任の重さそのもののように…▼~
だけど、その重さに~
潰れるわけにはいかない。▼~
:[リーヴ]|
その装束…~
お前の父が死んだ時に~
まとっていたものと同じだな。▼~
お前をかばって~
ヘルの呪いに倒れたあの時と。▼~
:[アルフォンス]|
リーヴ…▼~
:[リーヴ]|
故人を偲ぶために~
装束に袖を通したのか?▼~
:[アルフォンス]|
偉大で優しかった父上を~
偲ぶ想いがないとは言わない。▼~
だけど、僕がこの装束に~
袖を通した理由はほかにある。~
覚悟のためだ。▼~
:[リーヴ]|
覚悟?▼~
:[アルフォンス]|
アスク王国初代王から、~
今に至るまで、幾多の王たちが~
この国を守り、その命を捧げてきた。▼~
次の世代に新しい時代を託す…~
その覚悟を胸に~
先人たちは歩んできた。▼~
:[リーヴ]|
……。▼~
:[アルフォンス]|
僕も国を、人々を守り、~
その先にある未来を託していく。▼~
僕はそのために生きて戦う。~
この装束は、その覚悟だ。▼~
:[リーヴ]|
言葉で己の選択を飾ることなら~
誰にでもできる。▼~
その仰々しい斧を握るがいい。~
俺の剣で見極めてやる。~
お前のその覚悟とやらを…!▼~
***S [#a3f3dffe]
:[リーヴ]|
遅い!▼~
:(白く光る)|
:[アルフォンス]|
くっ…!?▼~
:[リーヴ]|
ここで俺に敗れ、死ぬ。~
そうなれば~
国の未来は潰える…▼~
理想だけでは~
なにも守れない…~
それが現実だ。▼~
:[アルフォンス]|
……。~
かつて父上は…~
僕に言った。▼~
王たるものとはときとして~
国の未来を見据えたうえで~
非常な決断を強いられる、と。▼~
けれど…~
僕は目の前で苦しむ人を~
誰一人見捨てたくはない。▼~
アスク王国の人々、~
エンブラ帝国の人々、~
他の国々の人々も…▼~
九の世界すべての人々が、~
穏やかに暮らせるように…~
それが僕の覚悟だ。▼~
:[リーヴ]|
…………▼~
アルフォンス。~
お前が望む未来を~
形にしようとするならば…▼~
お前は九の世界の~
誰よりも過酷な運命を~
歩むことになる。▼~
どこまでその覚悟を貫けるか…~
見届けてやろう…▼~
:(白く光る)|
:[アルフォンス]|
…リーヴ…~
君もまた…人々の未来を~
案じてくれたんだろうか…▼~
君と僕の父上は、己の覚悟を貫き、~
何者にも屈しない人だった。~
死そのものにさえも…▼~
だから、僕も歩む覚悟だよ。~
君の言う、~
誰よりも過酷な運命を…▼~
** 深窓の籠もり人 ベルナデッタ [#c72123a8]
***C [#r88b1610]
:[バルボ]|
おい、聞いたか?▼~
:[ドーガ]|
ああ、もちろんだとも。▼~
:[アーダン]|
あの噂だがな…~
どうやら本当らしいぞ。▼~
:[ガトリー]|
うおお、マジっすか!▼~
:[ブノワ]|
……?~
みんな…顔をつき合わせて~
どうしたんだ?▼~
:[バルボ]|
ブノワ! おまえは~
あの噂を聞いてねえのか!?▼~
:[アーダン]|
このアスク王国に籠城戦の達人が~
召喚されてきたらしいんだよ!▼~
:[ブノワ]|
籠城戦の…?▼~
:[バルボ]|
鉄壁の守備を誇る俺たちに~
籠城戦の達人が加われば~
まさに鬼に金棒だな!▼~
:[ブノワ]|
なるほど…。~
それで盛り上がっていたのか。▼~
で、その新しい英雄というのは~
どれだけすごいんだ?▼~
:[ドーガ]|
聞いて驚かないでくれよ。▼~
なんと召喚されて以来~
そのまま自室に閉じこもり~
一歩も外に出ていないらしいぞ!▼~
:[ガトリー]|
うおぉぉぉ! 流石っす!~
間髪入れずに~
籠城を実践してるなんて!▼~
:[ブノワ]|
ほ、ほう…?▼~
:[バルボ]|
こうしちゃいられねえ!~
一刻も早くその英雄に挨拶しようぜ!▼~
俺たちに籠城戦の極意を~
伝授してもらおうじゃねえか!▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
アスク王国に召喚されて~
どうなることかと思ったけど~
いいお部屋をもらえてよかったぁ。▼~
この部屋、落ち着くなぁ。~
はぁ~、幸せ…。~
ずっとここで引き籠もっていたい…。▼~
ん? あ、あれ…?~
急に鼻がムズムズして…。▼~
はっ…はっ…~
はっくちょん!!!▼~
なんで急にくしゃみが?~
それになんだか寒気も…~
風邪でも引いたのかなぁ?▼~
***B [#i1845dac]
:[フィヨルム]|
お探しのベルナデッタさんは~
こちらの部屋にいらっしゃいます。▼~
:[ドーガ]|
ありがとうございます、フィヨルム王女。~
ところで…。▼~
その方はまだ一度も~
部屋から出ていないというのは~
本当でしょうか?▼~
:[フィヨルム]|
はい、そのように聞いています。~
食料も自分で確保されて~
ずっとお部屋にいらっしゃるとか。▼~
:[バルボ]|
おお! 噂は本当だったみてえだな。▼~
:[アーダン]|
やはり!▼~
:[ガトリー]|
すでに籠城戦を開始してるっす!▼~
:[フィヨルム]|
え? 籠城戦?▼~
:[ブノワ]|
いや、こちらの話だ。~
気にしないでくれ…▼~
:[フィヨルム]|
ひとまず私が声をかけてみますね。~
お返事いただけるかどうかは~
わかりませんが…。▼~
ベルナデッタさん!~
お休みのところ失礼します。~
お客様がいらっしゃいましたよ。▼~
:[ベルナデッタ]|
へ…?~
ベルに…お客さん?▼~
あのぉ、ベルは今、忙しくてぇ~
風邪も引いたみたいだしぃ…。~
人に会うのはちょっと…。▼~
:[フィヨルム]|
そ、そうでしたか。~
これは失礼しました。▼~
:[アーダン]|
何を話しているのか~
声が小さくて聞き取れないな…。▼~
:[ガトリー]|
ちょっとしか聞こえなかったけど~
可愛い声だった気がするっす!▼~
:[ドーガ]|
あのフィヨルム王女を~
一言で追い返したのだ。~
ただ者ではない。▼~
:[ブノワ]|
…ううむ。▼~
:[アーダン]|
どうしたんだ、ブノワ?▼~
:[ブノワ]|
あ、いや…。~
少々気になってな。▼~
もしかすると~
これは籠城戦ではなく…。▼~
:[シャロン]|
あ、フィヨルム王女!~
ちょうどいいところに!▼~
手伝ってほしいことがあるのですが~
お取り込み中ですか?▼~
:[フィヨルム]|
シャロン王女!~
実は今、重騎士のみなさんを~
ご案内しているところでして…。▼~
:[アーダン]|
いや、我々にはお構いなく!▼~
:[ドーガ]|
ベルナデッタ殿への挨拶は~
我々で済ませておきますので。▼~
:[フィヨルム]|
それなら、あとはお任せしますね。~
では参りましょう、シャロン王女。▼~
:[バルボ]|
よし、籠城戦の達人に~
さっそくお目通り願うとしようぜ!▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
フィヨルム王女…~
お客様とか言ってたけど~
誰が来たんだろう。▼~
も、もしかして先生?~
それともエーデルガルトさん…?~
窓の隙間から、ちらっ…。▼~
……ひいいぃぃっ!?~
なな、なんですか!?~
このいかつい人たちはー!?▼~
もしかしてベル…~
怖い人たちに狙われちゃったり~
してるんですかぁ!?▼~
***A [#v2c9af14]
:[ドーガ]|
われらが呼びかけて丸2日か。~
ううむ、困った…。~
ベルナデッタ殿はどうしたのだ?▼~
:[ガトリー]|
返事すらしてくれないっすね…。▼~
:[アーダン]|
もしかすると俺たちは~
試されているのかもしれないぞ?▼~
:[バルボ]|
試されているだと!?▼~
:[ドーガ]|
なるほど。我々が~
教えを授けるに値する者かどうか~
試していると…▼~
:[バルボ]|
そうか! ならば受けて立つまでよ!~
我慢比べなら負けねえぜ!▼~
:[ブノワ]|
……。▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
…ひぃぃぃ…~
人の部屋の前に陣取った挙句~
勝手に盛り上がってぇ…▼~
なんなんですかぁ、この人たちは!~
は、早くどこかに行ってえ~!▼~
:(暗転)|
:[ガトリー]|
かなり待ちましたけど~
出てこないっすね…。▼~
:[ドーガ]|
いや、もしかすると~
我々はとんだ思い違いを~
しているのかもしれないぞ。▼~
ベルナデッタ殿は忍耐力だけではなく~
知力測っているのではないか?▼~
:[バルボ]|
つまり、頭を使ってこの状況を~
なんとかしてみろってことか?▼~
:[アーダン]|
待つのは得意なんだがな。~
頭を使うとなると…。▼~
:[ブノワ]|
いや、それも違うと思うが…▼~
:[バルボ]|
とりあえずなにか~
いい策はねえのか?▼~
:[ガトリー]|
プレゼントで誘い出すのはどうっすか?~
誠意を見せるなら贈り物っすよ!▼~
:[アーダン]|
さすがは恋多き男ガトリー。~
なかなかの妙案だな!▼~
そういうことなら~
この追撃リングを使ってくれ。▼~
この作戦のためなら~
涙を飲んで提供しよう。▼~
:[ブノワ]|
盛り上がっているところ悪いが…~
扉を開けてくれない相手に~
どうやってプレゼントを見せる?▼~
:[バルボ]|
だったら食べ物で気を引くのはどうだ?~
ちょうどここに上物の干し肉がある。▼~
こいつを焚き火であぶって~
上手そうな匂いを漂わせれば~
つられて出てくるって寸法よ!▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
ひえええ…!~
外からパチパチなにかが燃える音が!?~
怖いよぉっ!▼~
も、もしかして火刑でベルを~
丸焼きにするつもりですか!?~
殺意が高すぎますぅぅぅ!▼~
:(暗転)|
:[ドーガ]|
ダメか。この手も通じないとは…。▼~
:[ガトリー]|
もう打つ手がないっすねえ。▼~
:[ブノワ]|
……。~
皆は扉から離れて待っていてくれ。▼~
:[バルボ]|
むぅ!? ブノワが動いたぞ!~
扉に近づいてどうする気だ?▼~
:[ドーガ]|
まさか強引に扉を~
こじ開けるつもりか…?▼~
:[ガトリー]|
猛牛を片手でいなしたという~
ブノワさんの怪力が~
ついに見られるのか…ゴクリ!▼~
:[ブノワ]|
ベルナデッタ…。~
ひとつ聞きたいことがあるのだが…。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひいぃ!~
なんでしょう…?▼~
:[ブノワ]|
間違っていたら申し訳ないのだが~
お前は…▼~
ただの引き籠もりなのでは?▼~
:[ベルナデッタ]|
へ…?~
あ、はい。~
そうですけど…。▼
***S [#y8a9443e]
:[ブノワ]|
…以上がこれまでの経緯だ。▼~
:[ベルナデッタ]|
な、なるほど…。~
そういうことだったんですかぁ…。▼~
:[ブノワ]|
すまない。我々の早とちりで~
迷惑をかけたな…。▼~
:[ベルナデッタ]|
ほんとですよぉ!~
でも誤解が解けたようで~
よかったですぅ…。▼~
あとは早急かつ穏便に~
お引き取りいただければ…。▼~
:[ブノワ]|
そうしたいのは山々なのだが~
彼らはお前を籠城戦の達人と~
思い込んでいる。▼~
俺やお前が違うと説明したところで~
「それも籠城のための策略か?」~
などと言って納得しないだろう。▼~
:[ベルナデッタ]|
たしかに…そうかも…。▼~
:[ブノワ]|
そこで提案なのだが~
彼らに引き籠もりのコツでも~
教えてやってくれ。▼~
そうすれば、~
勝手に納得するだろ。▼~
:[ベルナデッタ]|
そ、それで大丈夫なんですか?~
でも、このままじゃ困るし…。▼~
わかりました…。~
やや、やってみますぅ!▼~
:[バルボ]|
おお、扉が開いたぜ!▼~
:[ドーガ]|
ほう、達人殿は意外と小柄…▼~
:[ガトリー]|
おおおお! すげー可愛いっす!▼~
:[ブノワ]|
静粛に。~
これよりベルナデッタが我々に~
籠城戦の秘訣を伝授してくれるそうだ。▼~
:[ベルナデッタ]|
ろ、籠城戦の秘訣…そ、そのいちっ!~
まずは十分な食料を確保すること!~
ですぅ…。▼~
:[ドーガ]|
うむ。食料の備蓄は重要だ。~
籠城戦の基本中の基本だな。▼~
:[アーダン]|
オイフェも軍略で一番大事なのは~
&ruby(へいたん){兵站};だと言ってたぞ。▼~
:[ベルナデッタ]|
籠城戦の秘訣、そのにぃっ!▼~
あのぉ、そのぉ…~
時間を潰せる趣味を作ること!~
いいいい、以上ですぅー!▼~
:[バルボ]|
趣味だと!?~
いったいどういうことだ!?▼~
:[ベルナデッタ]|
…ドキドキドキドキ…▼~
:[ガトリー]|
趣味…趣味かぁ…。~
あ、わかったかもしれないっす!~
心の余裕を保てということでは?▼~
:[ドーガ]|
なるほど、そういうことか!~
籠城戦で心の余裕を失えば~
簡単に敵の陽動に釣られてしまう。▼~
:[バルボ]|
だから平常心を保つために~
籠城しても楽しめるような~
趣味を持っておけってこったな。▼~
さすが籠城戦の達人だ。~
戦うことばかりに気を取られ~
考えたこともなかったぜ。▼~
:[アーダン]|
俺も城の守備につくときは~
なにか趣味でもやって~
心の平穏を保つとしよう。▼~
:[ブノワ]|
…さて、話は聞けたことだし~
我らは持ち場に戻るとするか。~
ベルナデッタも忙しいからな。▼~
:[ドーガ]|
うむ! ベルナデッタ殿~
本日はありがとうございました!▼~
これからともに力を合わせ~
アスク王国を守る鉄壁として~
奮い立ちましょう!▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
あううぅ…。~
こ、こんなんで本当に~
よかったんですかね…?▼~
:[ブノワ]|
とりあえずは大丈夫だろう。~
間違ったことは言っていないはずだ…。▼~
ナリはいかついが~
みな悪い奴らじゃない。~
これからよろしく頼む…。▼~
:[ベルナデッタ]|
こ、こちらこそ~
ほどほどによろしく。▼~
ところでみなさんの中に~
食虫植物に興味のある方は~
いませんかねえ…▼~
*コメント [#comment]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
*希望担いし者たち [#wrte6ynj]
#contents
**希望担いし者たち [#mrnekd4h]
***オープニング [#m5m55rno]
:[アルフォンス]|
ルフレ、フェリクス、ベルナデッタ。~
今日は急な呼びかけに~
応じてくれてありがとう。▼~
:[ルフレ]|
火急の用とお見受けしましたが~
どのようなご用でしょうか?▼~
:[フェリクス]|
招集されたのは我々のみか。~
表沙汰にできないような~
いわくつきの任務でもあるのか?▼~
:[ベルナデッタ]|
ひっ…! まさか暗殺とか~
闇の依頼ですか!?▼~
フェリクスさんはいいとして~
なぜベルにまで!?▼~
:[アンナ]|
そんな物騒な話じゃないわよ!~
あなたたち、アスク王国で催される~
英雄祭については知っているかしら?▼~
:[フェリクス]|
たしか…王国の民が英雄に~
感謝を贈る祭りと聞いたが。▼~
:[アルフォンス]|
民だけではなく~
英雄たちも楽しみにしている~
王国をあげてのお祭りだよ。▼~
:[ベルナデッタ]|
そんな祭りがあるなんて~
知りませんでした…。▼~
とりあえずベルには縁のない話ですね。~
当日は部屋に籠もっておきましょう。▼~
:[アンナ]|
それがね、あなたにも~
関係がある話なのよ、ベルナデッタ。▼~
そのお祭りでね、みんなの前で~
英雄の代表者に~
ぜひ語ってもらいたいと思っているの。▼~
それでエクラに~
人選をお願いしたのだけれど…。▼~
:[アルフォンス]|
エクラが~
推薦したのが君たちと~
僕の4人だったんだ。▼~
:[ルフレ]|
私たちが英雄を代表して~
観衆へ語りかける…?~
それは大役ですね。▼~
:[ベルナデッタ]|
なんですかそれは!?~
どうしてベルがそんな目に?▼~
もしかして嫌がらせですか!?~
わかった! みんなの前で~
ベルを晒し者にして辱めるとか…▼~
:[アルフォンス]|
そんなつもりじゃないよ。~
人選にはきちんとした~
理由があってのことだよ。▼~
エクラによると~
さまざまな異界の民から~
君たちを必要とする声が聞こえたとか。▼~
まあ、最終的な決定権は~
祭りの責任者である~
アンナ隊長が持っているんだけど。▼~
:[アンナ]|
もちろん、認めるに決まってるじゃない。~
異界の民から支持されるなんて~
胸を張るべきことだわ!▼~
:[ルフレ]|
民の期待に応えるのも~
英雄の務めです。~
任せてください。▼~
:[フェリクス]|
受けてもいいが~
俺は剣のことしか語れんぞ?▼~
:[アンナ]|
ありがとう。~
みんなの言葉、~
今から楽しみにしているわね!▼~
:[ベルナデッタ]|
えっ!? これって~
決定の流れですか!?~
ううっ、そんなあああっ…▼~
***C [#md565nww]
:[アルフォンス]|
アンナ隊長が用意したお題は…~
「英雄とはなにか?」だったね。▼~
英雄祭まで1週間を切ったけど~
3人とも準備は進んでいるかい?▼~
:[ルフレ]|
それが…いざ考えはじめると~
なかなかまとまらないんですよね。▼~
今日はこうして~
集まる場を設けてくださり~
本当に助かりました。▼~
:[アルフォンス]|
心に想いはあっても~
言葉にするのは難しいからね。~
みんなで考えたいと思ったんだ。▼~
:[フェリクス]|
アルフォンス王子の演説は~
一人の英雄としてだけでなく~
民に道を示す言葉にもなる。▼~
俺たち以上に、形にするのが~
難しいと思うがな。▼~
だが、最も難航しているのは~
お前のようだな、ベルナデッタ。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひゃあいい!?~
急に話を振らないでくださいぃぃ!▼~
怖い顔で脅したところで~
できないものはできませんよ!?▼~
:[フェリクス]|
ふん。その様子を見れば~
進捗がないことは火を見るより明らかだ。▼~
:[ベルナデッタ]|
英雄とはなにか…~
そんなふんわりとした~
質問の答えなんて出せませんよ…。▼~
そもそも民の前で話すなんて~
そんな度胸…あたしなんかに~
あるわけがないでしょう!?▼~
:[アルフォンス]|
大丈夫だよ、ベルナデッタ。~
僕たちも手伝うから一緒に考えよう。▼~
:[ルフレ]|
そうですよ。力を合わせれば~
きっと答えが見つかるはずです!▼~
:[ベルナデッタ]|
うう、ダメなベルに~
救いの手を差し伸べてくれるのは~
うれしいですけど。▼~
せっかくのお祭りなのに~
水を差してしまうのは申し訳なく…。▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
…む?~
なんだ、この気配は…。▼~
:[ルフレ]|
これは…~
周囲の空間が歪んで…▼~
:[アルフォンス]|
時と空間の歪み…~
【戦禍】…!?~
どうしてこんなときに?▼~
:[ベルナデッタ]|
あわわわ!~
おかしな渦に吸い込まれて~
しまいますぅぅぅ!▼~
***B [#kro3nnam]
:[フェリクス]|
見覚えのない場所だな。~
渦のようなものに~
巻き込まれたと思ったが。▼~
:[アルフォンス]|
時と空間が歪んだ戦いの場…~
僕たちは~
【戦禍】に巻き込まれてしまったんだ。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひいいいいいっ!~
ベルを亡き者にする気まんまんの~
空間じゃないですかぁぁぁ!▼~
:[ルフレ]|
向こうを見てください。~
不気味な兵士の群れが~
光へと向かって歩いています!▼~
:[ベルナデッタ]|
あ、あれ? 光の奥にぼんやりと~
お城のようなものが見えませんか?▼~
:[ルフレ]|
あの城は…間違いありません。~
アスク城です!▼~
:[アルフォンス]|
アスク王国へ攻め入るつもりだ。~
なんとしてでも、あの兵士たちを~
この場に押し留めなくては…▼~
すまない。~
みんな、僕に力を~
貸してもらえないだろうか。▼~
:[フェリクス]|
戦う相手がいるならば場所は選ばん。~
この剣で薙ぎ払うのみ。▼~
:[ルフレ]|
まだこちらの存在に~
気づいてないようですね。~
奇襲を仕掛けましょう!▼~
:[アルフォンス]|
君たちが一緒で心強いよ。~
僕の斧で先陣を切る!~
ついて来てくれ!▼~
:[ベルナデッタ]|
ええっ!?~
待ってくださいよおおおっ…!▼~
:[アルフォンス]|
アスク王国に行かせはしない!~
はああっ!!▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
敵は混乱しています!~
このまま押し切りましょう!▼~
:[アルフォンス]|
ここ数日、英雄とは~
なにかと考えていたけれど…▼~
こうしてアスクの民を~
守るために戦うことで~
僕の中で答えは形になる。▼~
僕にとっての英雄とは未来を作るもの。~
民のために未来を勝ち取るのが~
英雄の役目だ!▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
一人でないからこそ戦える。~
繋がっているからこそ~
困難を越えられる。▼~
私にとっての英雄は、絆を育むもの。~
ともに手を取り合うからこそ~
私たちは前に進めるのです!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
英雄とは強きもの。それが俺の答えだ。▼~
何者にも屈することなく~
己の腕で運命を拓く。▼~
強くなければ、~
なにも守ることは出来んからな!▼~
:(ベルナデッタ)|
あう…こんなにたくさんの敵を~
4人でなんとかするなんて…。▼~
:[ルフレ]|
ベルナデッタさん!~
足を止めてはいけません!~
囲まれてしまいますよ!▼~
:[ベルナデッタ]|
えっ…?~
ふぎゃあああ、こっちにも!?▼~
んぎゃああ! 囲まれてますぅ!~
ベルを亡き者にするつもりですね?~
死ぬのは嫌ぁぁ!▼~
:[フェリクス]|
どこへ行く、ベルナデッタ!~
逃げたか…チッ。もう少し~
骨のあるやつかと思っていたが。▼~
:[アルフォンス]|
無理強いはできない。~
僕たちだけでなんとか押し返そう!▼~
:[ルフレ]|
ですが…くっ!~
さすがに3人だけでは~
厳しいものがありますね!▼~
:[フェリクス]|
きっかけさえ作れれば~
押し返せるものを!▼~
:[アルフォンス]|
だけど、命に替えてでもここは通さない!~
僕たちが作るべき未来を奪わせはしない!▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
これは…!?~
遠方から矢が!~
まさかベルナデッタさん?▼~
:[ベルナデッタ]|
うらぁーっ!~
昇天してください!~
昇天してくださいぃぃ!▼~
ベルの安寧を~
脅かさないでくださいぃぃ!▼~
:[フェリクス]|
姿が見えぬほどの距離から~
援護の矢を射るとは…~
フン、やるものだな。▼~
:[ルフレ]|
見てください!~
敵の一角が崩れ始めています!▼~
:[アルフォンス]|
より、ベルナデッタがくれた好機だ!~
ここで一気に叩こう!▼~
***A [#em456nk3]
:[アルフォンス]|
みんな、無事かい?~
大変な目に遭ったけど~
なんとか城に帰れたね。▼~
:[ルフレ]|
ベルナデッタさんのおかげですよ。~
素晴らしいタイミングの援護でした!▼~
:[ベルナデッタ]|
な、なんとか~
上手くいってよかったです…。▼~
:[フェリクス]|
ふん、逃げ出したかと思ったが~
最低限の誇りは残っていたと見える。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひぃっ!? そ、そんな~
怖い目で見ないでくださいぃ。~
助かったからいいじゃないですか。▼~
敵の近くで戦うのは怖いですけど~
その…離れていれば~
なんとかなると思ったんで…。▼~
:[アルフォンス]|
敵兵から距離を取ったからこそ~
反撃に転じられたというわけだね。▼~
:[ベルナデッタ]|
逃げ出したいと思う~
気持ちがなかったかといえば~
噓になります。でも…。▼~
英雄だって人間です。~
逃げることがあってもいいと…思うんです。▼~
:[アルフォンス]|
そうだね。僕たちは英雄である前に~
一人の人間でもあるわけだし。▼~
:[ベルナデッタ]|
で、でも!~
逃げている間も希望は捨てちゃダメだと~
そう思うんです。▼~
逃げることで時間を稼いで~
好機が生まれるかも…しれないし。▼~
あきらめなければなんとかなるって~
あたしは…いろいろな人から~
教わった気がします…。▼~
:[フェリクス]|
……。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひぃっ!? また怖い顔!~
ベル、変なことをいいましたか!?▼~
:[フェリクス]|
民の前でなにを話すか~
決まっていなければ~
そのことを話せばいいだろう。▼~
:[ベルナデッタ]|
え? そ、そのことって…。▼~
:[ルフレ]|
英雄は逃げてもいい。~
だけど、希望は絶対に捨てないって~
ことですよ。▼~
無謀な戦いをするくらいなら~
引いてみることも大切です。~
私もそう思いますよ。▼~
:[アルフォンス]|
うん。ヴァイス・ブレイヴには~
英雄の数だけ考え方がある。▼~
この答えはベルナデッタらしくて~
とても素晴らしいと思うよ。▼~
:[ベルナデッタ]|
これからもベルは~
逃げ出しちゃうかもしれないですけど…。▼~
希望さえ捨てなければ~
逃げた先にだって光が差すことも~
あるはずですよね…たぶん。▼~
ううん。たぶんじゃありません。~
絶対にありますよね!~
そう信じてみることにします!▼~
** ファーガスの剣鬼 フェリクス [#m8f63f61]
***C [#t5250c99]
:[フェリクス]|
はぁっ! せいっ!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
フン、終わりか。~
つまらんな。▼~
手強いと聞いていたが~
弱兵ばかりではないか。▼~
雷の剣の力を試すいい機会だと思ったが~
とんだ期待外れだ。▼~
まだ戦っている部隊がいるな…。~
…フン、支援に回ってやるか。▼~
:(暗転)|
:[フェリクス]|
せいっ! はっ!~
ほう、こっちの敵は~
歯応えがあるではないか。▼~
それでこそ異界に来た~
甲斐もあるというもの!▼~
ん、あれは…?▼~
:[オルティナ]|
はっ! せやっ!~
ここより先は通しません!~
はぁぁぁっ!▼~
:[フェリクス]|
二刀流か。~
なんという苛烈な戦いぶり…~
あの女剣士、何者だ?▼~
:(白く光る)|
:[オルティナ]|
せいっ…! はぁぁっ!▼~
:[フェリクス]|
長大な剣を2本も持ち~
軽々と振り回すとは…。▼~
なんという&ruby(りょりょく){膂力};。~
あの猪でもこうはいくまい。▼~
:[オルティナ]|
退きなさい。~
奪うための戦いに狂奔する者たちよ。▼~
守るべきものがあるこの私に~
あなたたちの刃は届きません。▼~
:[フェリクス]|
なんという気迫だ。~
離れていても伝わってくるとは。~
残りの敵兵が戦わずして逃げていく…。▼~
たった一人で数十人もの~
敵を一瞬にして退けたか。▼~
:[オルティナ]|
ふぅ…。~
今日も生き残ることができました。~
女神の加護に感謝いたします。▼~
:[フェリクス]|
面白い。~
ヴァイス・ブレイヴに~
これほどの強者がいたとはな!▼~
城に戻ったら手合わせを~
申し込ませてもらおうか!▼~
***B [#td3d74d4]
:[アネット]|
2本の大きな剣を持った剣士?▼~
:[フェリクス]|
そうだ。長い紫がかった髪の若い女だ。~
知らないか?▼~
:[アネット]|
さぁ…~
あたしは見かけたことないけど。~
メーチェは知っている?▼~
:[メルセデス]|
武器はともかく、見た目について~
もう少し手がかりはないの?▼~
長い紫がかった髪の女性の英雄なら~
ヴァイス・ブレイヴに何人もいるし…。▼~
:[シルヴァン]|
2本の大きな剣を振るう女性の英雄か…。▼~
短刀ならば心当たりはあるけど~
大きな剣となるとわからないな。▼~
:[フェリクス]|
なんだと?~
お前も知らないというのか?▼~
:[アネット]|
シルヴァンが知らないなら~
ヴァイス・ブレイヴではないのかもね。▼~
:[メルセデス]|
だってシルヴァンは~
ヴァイス・ブレイヴの女性みんなに~
声をかけているものね~。▼~
:[シルヴァン]|
ヴァイス・ブレイヴには~
事情があって人前に姿を現したがらない~
英雄もいるらしい。▼~
フェリクスのいう相手は~
いわくつきの大物かもな。▼~
:[フェリクス]|
ふむ…。ならば別の場所を~
探したほうが良いかもしれんな。▼~
***A [#n0ac120c]
:[フェリクス]|
城中を探してみたが見当たらん。~
あの女、いったいどこに~
む…? あれはもしや…。▼~
:[オルティナ]|
……。▼~
:[フェリクス]|
見つけたぞ。~
まさかこんな森の中に~
身を潜めていたとはな。▼~
:[オルティナ]|
そこの方、私になにかご用ですか?▼~
:[フェリクス]|
……!?~
この距離で気配に気づくとは…。▼~
俺はフェリクス。剣の使い手だ。~
先日の戦いで、お前の活躍~
見させてもらった。▼~
:[オルティナ]|
ああ…なるほど…。~
遠くからの視線を感じていたのですが~
あなただったのですね。▼~
私はオルティナ。テリウス大陸から~
この地に召喚されました。▼~
:[フェリクス]|
その2本の剣とお前の剣技に~
興味があって探していた。▼~
:[オルティナ]|
この二振りの剣は~
テリウス大陸の女神から授かった神剣。▼~
天にラグネル、地にエタルドがある限り~
私が負けることはないでしょう。▼~
:[フェリクス]|
ただならぬ気配を宿していると~
思っていたが、神剣とは面白い。▼~
ますます興味がわいてきた。~
俺と一手、手合わせ願おうか。▼~
:[オルティナ]|
手合わせ、ですか?~
いいでしょう。構えてください。▼~
では…~
はっ! せあっ…!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
そこか! くっ…!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
なんという速さだ!~
少しでも集中を欠けば~
剣の軌跡を見失う…!▼~
:[オルティナ]|
来ないのでしたら~
こちらから行きますよ。~
はっ…!▼~
:[フェリクス]|
クッ…!?~
2本の神剣による連撃!▼~
:(白く光る)|
:[フェリクス]|
なぜだ…?▼~
その腕でどうやって~
2本の長剣を軽々と操れる?▼~
それほどの威容を誇る剣だ。~
1本でも使いこなすのは容易ではあるまい。▼~
:[フェリクス]|
ラグネルとエタルド。~
あなたから見れば~
これは剣に見えるでしょう。▼~
ですが、私が振るっているのは~
想い…そのものなのです。▼~
:[フェリクス]|
想いだと?~
戯れ言を…。▼~
:(白く光る)|
:[オルティナ]|
いいえ、戯れ言ではありません。~
大切なものを守りたいという私の想い…。▼~
その想いがラグネルとエタルドに届いて~
私に応じてくれたのです。▼~
:[フェリクス]|
……。▼~
:[オルティナ]|
ラグネルとエタルドも~
私の一部、想いが形になったもの。▼~
だから私は、ラグネルとエタルドを~
自在に振るうことができるのです。▼~
:[フェリクス]|
ふむ、その表情を見るに~
ふざけているわけではないな。▼~
なるほど、想いか…。~
ならば俺も負けるわけにはいかん。▼~
俺は誰よりも強くなりたい。~
その想いの強さなら誰にも負けん!▼~
:(白く光る)|
:[オルティナ]|
剣が…鋭さを…!▼~
:[フェリクス]|
いくぞ、異界の剣士よ!~
我が一撃を受けてみよ!~
せやぁぁぁっ!▼~
***S [#f64194b8]
:[フェリクス]|
……。▼~
:[オルティナ]|
フェリクス…~
また会いましたね。▼~
この間の手合わせは~
楽しかったですよ。~
久しぶりに心が躍りました。▼~
:[フェリクス]|
先日はあなたに礼を欠いた~
振る舞いをしてしまったようだ。▼~
:[オルティナ]|
……?~
どうしたんですか。~
そんなにかしこまって…。▼~
:[フェリクス]|
アルフォンス王子に聞いた。▼~
あなたの正体は~
テリウス大陸を救った伝説の英雄…~
三雄の一人、オルティナ殿であると。▼~
ベグニオン建国の祖に対し~
知らなかったこととは言え~
数々の無礼…ここに詫びよう。▼~
:[オルティナ]|
謝ることなどありませんよ。~
実は私もあなたのことを~
ご学友から聞きました。▼~
:[フェリクス]|
学友?~
ガルグ=マク大修道院の?▼~
:[オルティナ]|
ええ。彼も私を探していたようで~
この森で偶然出会ったのです。▼~
「悪いヤツじゃないんですが~
剣のことになると真剣すぎましてね…」▼~
「まぁ、子どもの相手をするとでも思って~
大目に見てやってください」~
そう、言われました。ふふ…。▼~
:[フェリクス]|
シルヴァンか!~
余計なことを…。▼~
:[オルティナ]|
なにはともあれ~
私たちは想いをぶつけ合った者同士。▼~
アスク王国の民のためにも~
これからも力を高め合いましょう。▼~
:[フェリクス]|
それはこちらも望むところ。~
強者との手合わせこそ~
俺が必要としている時間だ。▼~
:[オルティナ]|
そういえば、手合わせで感じたのですが~
あなたの剣には【正】の気を帯びた~
強い想いが込められていました。▼~
:[フェリクス]|
【正】の気…?~
聞きなれない言葉だが…。▼~
:[オルティナ]|
強すぎる想いというのは~
時として人の心を歪め~
【負】の気を帯びることがある。▼~
しかし、あなたの剣に濁りは~
まったくありませんでした。▼~
まっすぐで純粋なその想いを~
どうか大切にしてください。▼~
:[フェリクス]|
俺はこれからも、自分の中にある~
強くなりたいという想いに従うまで。▼~
:[オルティナ]|
アスク王国にはあなたと同じように~
純粋な想いを持つ英雄がたくさんいます。▼~
彼らとも、ぜひ手合わせを~
してみるといいでしょう。▼~
それぞれの想いの強さを知れば~
あなたの剣はさらなる高みへと~
達することでしょう。▼~
:[フェリクス]|
数々の強者と剣を交えることができる~
絶好の機会…活かさぬ手はない。~
学ばせてもらうとしよう。▼~
剣でも、想いの強さでも~
負けるつもりはない…。▼~
目指す境地はもっと先にある。~
より強くより速く~
ひたすらに腕を磨くのみ!▼~
** 聖王の懐刀 ルフレ [#ib82e653]
***C [#n93d75d7]
:[ルフレ]|
これで…終わりです!▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
ふぅ…片付いたようですね。▼~
苦戦するかと思いましたが~
この魔道書のおかげで~
有利に戦いが進められました。▼~
魔道の力だけではなく~
さまざまな異界の戦術が~
網羅されている貴重な書…。▼~
私自身も着実に成長していますし~
この魔道書を使いこなせば~
さらにクロムさんの力になれますね!▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
ふふ…~
それはどうでしょう。▼~
:[ルフレ]|
あなたは…!?~
アスク王国にはさまざまな異界の~
英雄が召喚されていると聞きましたが…▼~
その禍々しい気配…~
邪竜に支配された異界の私…ですか?▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
あなたの見立てどおり~
私は邪竜ギムレーの魂に応じる身。~
あなた自身の…未来の姿です。▼~
:[ルフレ]|
決めつけないでください。~
そんな未来、私は望みません。▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
あなたが望もうが望むまいが~
未来は変えられないんです。▼~
あなたは所詮、邪竜の器でしかない。~
力を求め、クロムさんに尽くしたところで~
それに何の意味があるというんです?▼~
無駄な努力はおやめなさい。▼~
:[ルフレ]|
そ、そんなことはありません!~
私は絶対に邪竜に屈しませんから…!▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
なにを勘違いしているのかな。~
君の意思など、どうでもいいんだよ。▼~
:[ルフレ]|
……!?~
あなたも邪竜に支配された…~
異界の私?▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
運命を拒もうとすること~
それ自体が無駄という話さ。▼~
だってほら、君の右手に~
ギムレーの邪痕がある限り~
未来は変わらないのだから。▼~
:[ルフレ]|
……▼~
***B [#xe838e03]
:[ルフレ]|
私が邪竜になる未来は…~
変えることができないと?▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
そのとおりです。~
いくらあがこうが無駄ですよ。▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
君の前にいる僕たちの存在…~
それこそが変わることのない~
未来の証なのだからね。▼~
:[ルフレ]|
そ、それは…。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
大丈夫。
望まない運命に~
惑わされる必要はないよ。▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
雑音が入りましたね…。~
何をしに来たんですか?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
絶望の未来を~
彼女と共に否定しようと思ってね。▼~
:[ルフレ]|
あなたも…~
異界の私なのですね?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
そうだよ。~
変えられない未来などない…~
君と同じく、僕はそう信じている。▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
まったく君も頑固だね。~
現実から目を逸らし~
運命を受け入れないだなんて。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
未来は決まってはいない。~
水が流れ行く先を決めるのは~
僕たちの心のありようだ。▼~
:[ルフレ]|
そ、そうですよね!~
邪竜になる未来を変えるための~
策を考えるまでです!▼~
:[ルフレ(女/伝承)]|
愚かですね。~
まるでないものねだりをする子ども…▼~
:[ルフレ(男/闇)]|
…会話にならないね。~
今日はこのあたりにしておくよ。▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ(女/伝承)]|
ふふ、あなた方が~
正しい未来を受け入れるときを~
楽しみにしていますよ。▼~
:(白く光る)|
:[ルフレ]|
消えた…。~
私はどんなに心を揺さぶられても~
絶対に希望を捨てませんよ!▼~
***A [#o4f92007]
:[ルフレ]|
先ほどはありがとうございました。~
私一人では…~
心がくじけていたかもしれません。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
礼には及ばないよ。~
その気持ちは僕にもよくわかる。▼~
:[ルフレ]|
そ、そうですよね。~
なにしろ異界の私ですから。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
君がいた世界でも~
クロムたちとは良好な関係を~
築けているようだね。▼~
:[ルフレ]|
はい!~
おそらく、あなたの異界と同様~
クロムさんは私の半身とも言える存在です。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
ふふ、それはなによりだ。▼~
:[ルフレ]|
ですが、どうして~
あのような禍々しい者たちまで~
召喚されているのでしょうか?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
やっぱり君も気になるよね。~
僕もエクラに~
同じことを聞いてみたんだ。▼~
なんでも、召喚される英雄たちは~
アスク王国にみな必要な存在らしいよ。▼~
:[ルフレ]|
私たちにとって相容れぬ存在でも~
アスク王国にとっては~
有益な存在ということですか…。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
いや、僕らにとっても彼らの存在は~
意味があるものなのかもしれない。▼~
:[ルフレ]|
それは…どういうことでしょう?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
彼らと対峙することによって~
僕たちは決意をより強くする。~
絶望の未来に進んではいけないとね。▼~
:[ルフレ]|
彼らの誘惑に屈しない強き心を…~
そう自分に戒めるというわけですか。▼~
なるほど、それはいい考え方ですね!~
私もそのように考えることにします。▼~
それに、今の私には~
この魔道書があります。▼~
これを手にクロムさんを支えれば~
どんな困難が立ちふさがろうとも~
きっと乗り越えていけます。そうですよね?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
…たしかにその魔道書には~
強い力が宿っているのだろう。▼~
だけど君はもう知っているはずだよ。~
それよりももっと強い武器が~
僕たちにあることを。▼~
***S [#y2cc8a4b]
:[ルフレ(男/選挙)]|
その武器は形もなければ色もない。~
大きさもなければ重さもない。▼~
だけど、誰にだって扱える~
このうえなく強い武器なんだ。▼~
:[ルフレ]|
……!▼~
絆…。~
仲間たちとの絆ですね?▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
そのとおり。~
絶望の未来に抗うために必要で~
最も信頼できる武器だよ。▼~
仲間を繋ぐ絆こそが~
僕たちの一番の武器であり~
運命を変える希望なんじゃないかな。▼~
:[ルフレ]|
あの日、行き倒れていた私は~
クロムさんたちと出会いました。▼~
あのときの私は~
なにも持っていなかった。~
財産も記憶も…。▼~
でも、クロムさんと仲間の皆さんは~
私に一番大切なものをくれました。~
絆というかけがえのないものを。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
僕も同じだよ。あの日から育んだ~
仲間との絆があるから今の僕がある。▼~
:[ルフレ]|
ええ、今の…私がある。▼~
:[ルフレ(男/選挙)]|
絆の力は計り知れない。▼~
僕はアスク王国に来て~
さまざまな異界の英雄と交流し~
そのことをあらためて実感した。▼~
君には仲間との絆がある。~
きっと未来を変えられるよ。▼~
:[ルフレ]|
はい! 私もそう信じます。▼~
私たちの身体の邪痕…~
それを消すことはできなくても~
運命はきっと変えられる。▼~
絆の力のほうが~
ずっと強いはずですから…!▼~
** 開かれし未来へ アルフォンス [#dc3c803e]
***C [#a0895e7b]
:[アルフォンス(恒常)]|
はぁぁぁっ…!~
せいっ!▼~
:[アンナ]|
もっと腰を入れて!~
斧は腕の力だけじゃなく~
身体全体を使って振るのよ!▼~
:[アルフォンス(恒常)]|
それなら…これで!▼~
:[アンナ]|
斧に振り回されちゃダメよ!~
重さを勢いに変えて…~
そう! 叩きつけるように!▼~
いいわよ、その調子!~
さあ、次は実戦形式でいくわよ!▼~
:(暗転)|
:[アルフォンス(恒常)]|
はあ…はあっ…!▼~
:[アンナ]|
今日はこのくらいにしておきましょう。~
無理をしてもかえって~
効率がよくないわ。▼~
:[アルフォンス(恒常)]|
そうですね…。~
ご指導ありがとうございました。▼~
:[アンナ]|
ところで、こんなに熱心に斧の訓練に~
取り組み始めたということは~
アルフォンス、あなた…▼~
:[アルフォンス(恒常)]|
はい。あの装束をまとうことで~
僕は自分が進む未来を~
見据えたいんです。▼~
***B [#r9450d48]
:[アルフォンス]|
その…どうかな?▼~
:[アンナ]|
いいじゃない! サイズもぴったりね!~
決まってるわよ、アルフォンス!▼~
:[シャロン]|
わあ、素敵です!~
とってもお似合いですよ、お兄様!▼~
お母様もそう思いますよね?▼~
:[ヘンリエッテ]|
ええ、もちろんですとも。~
さあ、アルフォンス。~
その姿をもっとよく見せて。▼~
ああ…なんて立派なのかしら。~
あの人の面影を感じて…~
なんだか泣いちゃいそう。▼~
:[アルフォンス]|
母上…▼~
:[シャロン]|
これでヒゲをたくわえたら~
もうお父様そっくりですね!▼~
:[アンナ]|
いや、それはちょっと~
無理があるんじゃない?▼~
:[ヘンリエッテ]|
でも、雰囲気は~
若い頃のグスタフにそっくりよ。~
時が巻き戻ったかと思っちゃったわ。▼~
…私には見えるわ、アルフォンス。~
あなたがグスタフに負けぬほどに~
偉大な王へと成長する姿…▼~
:[アルフォンス]|
ありがとうございます、母上。~
ご期待を裏切らないよう~
いっそう精進します。▼~
:[シャロン]|
この斧もお父様が使われていたもの…~
だから近ごろアンナ隊長と~
斧の訓練をされていたんですね。▼~
:[アルフォンス]|
剣とは勝手が違うからね。~
この斧を手にするからには~
恥ずかしいところは見せられない。▼~
今日もこれから鍛錬するよ。~
それでは母上、失礼します。▼~
***A [#w7b71e70]
:[アルフォンス]|
父上の斧を手にすると、~
その重さが伝わってくる…▼~
まるで、父上がアスク王国を担っていた~
責任の重さそのもののように…▼~
だけど、その重さに~
潰れるわけにはいかない。▼~
:[リーヴ]|
その装束…~
お前の父が死んだ時に~
まとっていたものと同じだな。▼~
お前をかばって~
ヘルの呪いに倒れたあの時と。▼~
:[アルフォンス]|
リーヴ…▼~
:[リーヴ]|
故人を偲ぶために~
装束に袖を通したのか?▼~
:[アルフォンス]|
偉大で優しかった父上を~
偲ぶ想いがないとは言わない。▼~
だけど、僕がこの装束に~
袖を通した理由はほかにある。~
覚悟のためだ。▼~
:[リーヴ]|
覚悟?▼~
:[アルフォンス]|
アスク王国初代王から、~
今に至るまで、幾多の王たちが~
この国を守り、その命を捧げてきた。▼~
次の世代に新しい時代を託す…~
その覚悟を胸に~
先人たちは歩んできた。▼~
:[リーヴ]|
……。▼~
:[アルフォンス]|
僕も国を、人々を守り、~
その先にある未来を託していく。▼~
僕はそのために生きて戦う。~
この装束は、その覚悟だ。▼~
:[リーヴ]|
言葉で己の選択を飾ることなら~
誰にでもできる。▼~
その仰々しい斧を握るがいい。~
俺の剣で見極めてやる。~
お前のその覚悟とやらを…!▼~
***S [#a3f3dffe]
:[リーヴ]|
遅い!▼~
:(白く光る)|
:[アルフォンス]|
くっ…!?▼~
:[リーヴ]|
ここで俺に敗れ、死ぬ。~
そうなれば~
国の未来は潰える…▼~
理想だけでは~
なにも守れない…~
それが現実だ。▼~
:[アルフォンス]|
……。~
かつて父上は…~
僕に言った。▼~
王たるものとはときとして~
国の未来を見据えたうえで~
非常な決断を強いられる、と。▼~
けれど…~
僕は目の前で苦しむ人を~
誰一人見捨てたくはない。▼~
アスク王国の人々、~
エンブラ帝国の人々、~
他の国々の人々も…▼~
九の世界すべての人々が、~
穏やかに暮らせるように…~
それが僕の覚悟だ。▼~
:[リーヴ]|
…………▼~
アルフォンス。~
お前が望む未来を~
形にしようとするならば…▼~
お前は九の世界の~
誰よりも過酷な運命を~
歩むことになる。▼~
どこまでその覚悟を貫けるか…~
見届けてやろう…▼~
:(白く光る)|
:[アルフォンス]|
…リーヴ…~
君もまた…人々の未来を~
案じてくれたんだろうか…▼~
君と僕の父上は、己の覚悟を貫き、~
何者にも屈しない人だった。~
死そのものにさえも…▼~
だから、僕も歩む覚悟だよ。~
君の言う、~
誰よりも過酷な運命を…▼~
** 深窓の籠もり人 ベルナデッタ [#c72123a8]
***C [#r88b1610]
:[バルボ]|
おい、聞いたか?▼~
:[ドーガ]|
ああ、もちろんだとも。▼~
:[アーダン]|
あの噂だがな…~
どうやら本当らしいぞ。▼~
:[ガトリー]|
うおお、マジっすか!▼~
:[ブノワ]|
……?~
みんな…顔をつき合わせて~
どうしたんだ?▼~
:[バルボ]|
ブノワ! おまえは~
あの噂を聞いてねえのか!?▼~
:[アーダン]|
このアスク王国に籠城戦の達人が~
召喚されてきたらしいんだよ!▼~
:[ブノワ]|
籠城戦の…?▼~
:[バルボ]|
鉄壁の守備を誇る俺たちに~
籠城戦の達人が加われば~
まさに鬼に金棒だな!▼~
:[ブノワ]|
なるほど…。~
それで盛り上がっていたのか。▼~
で、その新しい英雄というのは~
どれだけすごいんだ?▼~
:[ドーガ]|
聞いて驚かないでくれよ。▼~
なんと召喚されて以来~
そのまま自室に閉じこもり~
一歩も外に出ていないらしいぞ!▼~
:[ガトリー]|
うおぉぉぉ! 流石っす!~
間髪入れずに~
籠城を実践してるなんて!▼~
:[ブノワ]|
ほ、ほう…?▼~
:[バルボ]|
こうしちゃいられねえ!~
一刻も早くその英雄に挨拶しようぜ!▼~
俺たちに籠城戦の極意を~
伝授してもらおうじゃねえか!▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
アスク王国に召喚されて~
どうなることかと思ったけど~
いいお部屋をもらえてよかったぁ。▼~
この部屋、落ち着くなぁ。~
はぁ~、幸せ…。~
ずっとここで引き籠もっていたい…。▼~
ん? あ、あれ…?~
急に鼻がムズムズして…。▼~
はっ…はっ…~
はっくちょん!!!▼~
なんで急にくしゃみが?~
それになんだか寒気も…~
風邪でも引いたのかなぁ?▼~
***B [#i1845dac]
:[フィヨルム]|
お探しのベルナデッタさんは~
こちらの部屋にいらっしゃいます。▼~
:[ドーガ]|
ありがとうございます、フィヨルム王女。~
ところで…。▼~
その方はまだ一度も~
部屋から出ていないというのは~
本当でしょうか?▼~
:[フィヨルム]|
はい、そのように聞いています。~
食料も自分で確保されて~
ずっとお部屋にいらっしゃるとか。▼~
:[バルボ]|
おお! 噂は本当だったみてえだな。▼~
:[アーダン]|
やはり!▼~
:[ガトリー]|
すでに籠城戦を開始してるっす!▼~
:[フィヨルム]|
え? 籠城戦?▼~
:[ブノワ]|
いや、こちらの話だ。~
気にしないでくれ…▼~
:[フィヨルム]|
ひとまず私が声をかけてみますね。~
お返事いただけるかどうかは~
わかりませんが…。▼~
ベルナデッタさん!~
お休みのところ失礼します。~
お客様がいらっしゃいましたよ。▼~
:[ベルナデッタ]|
へ…?~
ベルに…お客さん?▼~
あのぉ、ベルは今、忙しくてぇ~
風邪も引いたみたいだしぃ…。~
人に会うのはちょっと…。▼~
:[フィヨルム]|
そ、そうでしたか。~
これは失礼しました。▼~
:[アーダン]|
何を話しているのか~
声が小さくて聞き取れないな…。▼~
:[ガトリー]|
ちょっとしか聞こえなかったけど~
可愛い声だった気がするっす!▼~
:[ドーガ]|
あのフィヨルム王女を~
一言で追い返したのだ。~
ただ者ではない。▼~
:[ブノワ]|
…ううむ。▼~
:[アーダン]|
どうしたんだ、ブノワ?▼~
:[ブノワ]|
あ、いや…。~
少々気になってな。▼~
もしかすると~
これは籠城戦ではなく…。▼~
:[シャロン]|
あ、フィヨルム王女!~
ちょうどいいところに!▼~
手伝ってほしいことがあるのですが~
お取り込み中ですか?▼~
:[フィヨルム]|
シャロン王女!~
実は今、重騎士のみなさんを~
ご案内しているところでして…。▼~
:[アーダン]|
いや、我々にはお構いなく!▼~
:[ドーガ]|
ベルナデッタ殿への挨拶は~
我々で済ませておきますので。▼~
:[フィヨルム]|
それなら、あとはお任せしますね。~
では参りましょう、シャロン王女。▼~
:[バルボ]|
よし、籠城戦の達人に~
さっそくお目通り願うとしようぜ!▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
フィヨルム王女…~
お客様とか言ってたけど~
誰が来たんだろう。▼~
も、もしかして先生?~
それともエーデルガルトさん…?~
窓の隙間から、ちらっ…。▼~
……ひいいぃぃっ!?~
なな、なんですか!?~
このいかつい人たちはー!?▼~
もしかしてベル…~
怖い人たちに狙われちゃったり~
してるんですかぁ!?▼~
***A [#v2c9af14]
:[ドーガ]|
われらが呼びかけて丸2日か。~
ううむ、困った…。~
ベルナデッタ殿はどうしたのだ?▼~
:[ガトリー]|
返事すらしてくれないっすね…。▼~
:[アーダン]|
もしかすると俺たちは~
試されているのかもしれないぞ?▼~
:[バルボ]|
試されているだと!?▼~
:[ドーガ]|
なるほど。我々が~
教えを授けるに値する者かどうか~
試していると…▼~
:[バルボ]|
そうか! ならば受けて立つまでよ!~
我慢比べなら負けねえぜ!▼~
:[ブノワ]|
……。▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
…ひぃぃぃ…~
人の部屋の前に陣取った挙句~
勝手に盛り上がってぇ…▼~
なんなんですかぁ、この人たちは!~
は、早くどこかに行ってえ~!▼~
:(暗転)|
:[ガトリー]|
かなり待ちましたけど~
出てこないっすね…。▼~
:[ドーガ]|
いや、もしかすると~
我々はとんだ思い違いを~
しているのかもしれないぞ。▼~
ベルナデッタ殿は忍耐力だけではなく~
知力測っているのではないか?▼~
:[バルボ]|
つまり、頭を使ってこの状況を~
なんとかしてみろってことか?▼~
:[アーダン]|
待つのは得意なんだがな。~
頭を使うとなると…。▼~
:[ブノワ]|
いや、それも違うと思うが…▼~
:[バルボ]|
とりあえずなにか~
いい策はねえのか?▼~
:[ガトリー]|
プレゼントで誘い出すのはどうっすか?~
誠意を見せるなら贈り物っすよ!▼~
:[アーダン]|
さすがは恋多き男ガトリー。~
なかなかの妙案だな!▼~
そういうことなら~
この追撃リングを使ってくれ。▼~
この作戦のためなら~
涙を飲んで提供しよう。▼~
:[ブノワ]|
盛り上がっているところ悪いが…~
扉を開けてくれない相手に~
どうやってプレゼントを見せる?▼~
:[バルボ]|
だったら食べ物で気を引くのはどうだ?~
ちょうどここに上物の干し肉がある。▼~
こいつを焚き火であぶって~
上手そうな匂いを漂わせれば~
つられて出てくるって寸法よ!▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
ひえええ…!~
外からパチパチなにかが燃える音が!?~
怖いよぉっ!▼~
も、もしかして火刑でベルを~
丸焼きにするつもりですか!?~
殺意が高すぎますぅぅぅ!▼~
:(暗転)|
:[ドーガ]|
ダメか。この手も通じないとは…。▼~
:[ガトリー]|
もう打つ手がないっすねえ。▼~
:[ブノワ]|
……。~
皆は扉から離れて待っていてくれ。▼~
:[バルボ]|
むぅ!? ブノワが動いたぞ!~
扉に近づいてどうする気だ?▼~
:[ドーガ]|
まさか強引に扉を~
こじ開けるつもりか…?▼~
:[ガトリー]|
猛牛を片手でいなしたという~
ブノワさんの怪力が~
ついに見られるのか…ゴクリ!▼~
:[ブノワ]|
ベルナデッタ…。~
ひとつ聞きたいことがあるのだが…。▼~
:[ベルナデッタ]|
ひいぃ!~
なんでしょう…?▼~
:[ブノワ]|
間違っていたら申し訳ないのだが~
お前は…▼~
ただの引き籠もりなのでは?▼~
:[ベルナデッタ]|
へ…?~
あ、はい。~
そうですけど…。▼
***S [#y8a9443e]
:[ブノワ]|
…以上がこれまでの経緯だ。▼~
:[ベルナデッタ]|
な、なるほど…。~
そういうことだったんですかぁ…。▼~
:[ブノワ]|
すまない。我々の早とちりで~
迷惑をかけたな…。▼~
:[ベルナデッタ]|
ほんとですよぉ!~
でも誤解が解けたようで~
よかったですぅ…。▼~
あとは早急かつ穏便に~
お引き取りいただければ…。▼~
:[ブノワ]|
そうしたいのは山々なのだが~
彼らはお前を籠城戦の達人と~
思い込んでいる。▼~
俺やお前が違うと説明したところで~
「それも籠城のための策略か?」~
などと言って納得しないだろう。▼~
:[ベルナデッタ]|
たしかに…そうかも…。▼~
:[ブノワ]|
そこで提案なのだが~
彼らに引き籠もりのコツでも~
教えてやってくれ。▼~
そうすれば、~
勝手に納得するだろ。▼~
:[ベルナデッタ]|
そ、それで大丈夫なんですか?~
でも、このままじゃ困るし…。▼~
わかりました…。~
やや、やってみますぅ!▼~
:[バルボ]|
おお、扉が開いたぜ!▼~
:[ドーガ]|
ほう、達人殿は意外と小柄…▼~
:[ガトリー]|
おおおお! すげー可愛いっす!▼~
:[ブノワ]|
静粛に。~
これよりベルナデッタが我々に~
籠城戦の秘訣を伝授してくれるそうだ。▼~
:[ベルナデッタ]|
ろ、籠城戦の秘訣…そ、そのいちっ!~
まずは十分な食料を確保すること!~
ですぅ…。▼~
:[ドーガ]|
うむ。食料の備蓄は重要だ。~
籠城戦の基本中の基本だな。▼~
:[アーダン]|
オイフェも軍略で一番大事なのは~
&ruby(へいたん){兵站};だと言ってたぞ。▼~
:[ベルナデッタ]|
籠城戦の秘訣、そのにぃっ!▼~
あのぉ、そのぉ…~
時間を潰せる趣味を作ること!~
いいいい、以上ですぅー!▼~
:[バルボ]|
趣味だと!?~
いったいどういうことだ!?▼~
:[ベルナデッタ]|
…ドキドキドキドキ…▼~
:[ガトリー]|
趣味…趣味かぁ…。~
あ、わかったかもしれないっす!~
心の余裕を保てということでは?▼~
:[ドーガ]|
なるほど、そういうことか!~
籠城戦で心の余裕を失えば~
簡単に敵の陽動に釣られてしまう。▼~
:[バルボ]|
だから平常心を保つために~
籠城しても楽しめるような~
趣味を持っておけってこったな。▼~
さすが籠城戦の達人だ。~
戦うことばかりに気を取られ~
考えたこともなかったぜ。▼~
:[アーダン]|
俺も城の守備につくときは~
なにか趣味でもやって~
心の平穏を保つとしよう。▼~
:[ブノワ]|
…さて、話は聞けたことだし~
我らは持ち場に戻るとするか。~
ベルナデッタも忙しいからな。▼~
:[ドーガ]|
うむ! ベルナデッタ殿~
本日はありがとうございました!▼~
これからともに力を合わせ~
アスク王国を守る鉄壁として~
奮い立ちましょう!▼~
:(暗転)|
:[ベルナデッタ]|
あううぅ…。~
こ、こんなんで本当に~
よかったんですかね…?▼~
:[ブノワ]|
とりあえずは大丈夫だろう。~
間違ったことは言っていないはずだ…。▼~
ナリはいかついが~
みな悪い奴らじゃない。~
これからよろしく頼む…。▼~
:[ベルナデッタ]|
こ、こちらこそ~
ほどほどによろしく。▼~
ところでみなさんの中に~
食虫植物に興味のある方は~
いませんかねえ…▼~
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