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章別会話/外伝86 ないものねだりの夏
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[[章別会話]]
*外伝86 ないものねだりの夏 [#ie217581]
#contents
**1節 念願の夏休み [#nc21acf6]
***オープニング[#l74b7ccb]
:[エイリーク]|
兄上、こちらです!~
早く早く!▼~
:[エフラム]|
わかった、わかったから…~
そう急がせるな、エイリーク。▼~
:[エイリーク]|
だって、どうしても兄上にも~
この海をお見せしたかったのです。~
砂浜や夕日の美しさも…▼~
:[ラーチェル]|
…こほん。~
エイリーク、わたくしもおりましてよ。▼~
この夏の日差しに輝く~
&ruby(ごくさいしき){極彩色};の美王女、ラーチェルが!▼~
:[エイリーク]|
あ、すみません。~
ラーチェル、あなたのことも~
忘れていた訳ではなく…▼~
:[ラーチェル]|
ええ、ええ。わかっています。~
このわたくしを忘れることなんて~
できっこありませんもの。▼~
さあ、海辺に案内して~
くださらないかしら?▼~
:[エイリーク]|
ええ、もちろん。~
一緒に行きましょう。~
あ…! あれを見てください。▼~
あの屋台にはいろいろなものを~
売っていて、中でも~
氷菓子がおいしいんです。▼~
:[エフラム]|
ほお。それは食べてみたいな。~
寄っていくか。▼~
:[エイリーク]|
はい、ぜひ!~
いろいろな味が選べるんですよ。▼~
私は果物の味のものが一番おいしいと…▼~
:[エフラム]|
ああなるほど。▼~
エイリーク、お前~
俺に奢らせるために~
屋台の事を教えたな?▼~
:[エイリーク]|
そ、そんなつもりはありません!~
もう、兄上ったら!▼~
:[エフラム]|
はは、構わない。~
これくらい買ってやるさ。~
ラーチェルも好きなものを…ん?▼~
:[エイリーク]|
あら? ラーチェル…?~
どこに行ったんでしょう…▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[ラーチェル]|
まったく、仲のいい兄妹ですこと!▼~
わたくしは美しいだけでなく~
空気の読める、できる王女ですから~
兄妹水入らずにして差し上げますわ。▼~
まあ、氷菓子はちょっと~
食べてみたかったですけど。▼~
しかし、ひとりで浜遊びというのも~
退屈ですわね。誰かいないかしら…~
あら?▼~
:[シェズ(女)]|
慣れない海での戦闘の訓練に~
もってこいだわ。~
まずは遠泳で競争しない?▼~
:[シェズ(男)]|
いいぜ、乗った!▼~
:[ラーチェル]|
似たような顔がふたつ…~
こちらの方々も~
双子の兄妹かしら?▼~
***クリア後[#k3bc7e75]
:[シェズ(女)]|
…ぷはっ!~
よし、私の勝ちね。▼~
:[シェズ(男)]|
くそっ、もう一回だ!▼~
:[ラーチェル]|
こちらも仲がよろしいこと…~
やはり兄妹というのは~
特別なものなのですわね。▼~
…別に、うらやましくなんて~
ありませんけど。▼~
**2節 ひと時の休暇 [#i25c35a3]
***オープニング[#f00704f8]
:[カトリーヌ]|
おっ! うまいな、この飲み物。~
シャミア、アンタのも一口くれよ。▼~
:[シャミア]|
断る。~
飲みたければ自分で買え。▼~
:[エフラム]|
すまない。こちらで~
女を見なかったか?▼~
緑色の髪で、こう、~
なんというか…~
浮世離れしたというか…▼~
***クリア後[#m9d5a89a]
:[シャミア]|
緑色の髪の浮世離れした女?▼~
:[カトリーヌ]|
悪いけど見てないねえ。▼~
:[エフラム]|
そうか…~
ありがとう。▼~
**3節 欲しいものは [#d3414a9e]
***オープニング[#v957e125]
:[ラーチェル]|
えい。~
えいえいえいえい。▼~
:[カトリーヌ]|
アンタ…~
何してるんだい?▼~
:[ラーチェル]|
見てわかりませんの?~
訓練ですわ。▼~
もしこの海に魔物が現れたら~
この日傘でぼこぼこにするのですわ。▼~
:[カトリーヌ]|
緑色の髪の浮世離れした…▼~
:[シャミア]|
間違いなさそうだな。▼~
:[シェズ(男)]|
…よしっ!~
今度こそ俺の勝ちだ!▼~
:[シェズ(女)]|
いいえ。浜についたのは~
あなたが先だったけど、▼~
目印の岩に触れるときに~
指一本分私が早かったわ。▼~
:[シェズ(男)]|
何だと? そんなはずは…~
くそっ、もう一回だ!~
そこの人! 審判を頼む。▼~
:[エフラム]|
え? いや俺は今、~
人を捜しているんだが…▼~
***クリア後[#c1963362]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[ラーチェル]|
えいえいえいえい。~
えいえいえいえいえい。▼~
:[エフラム]|
ラーチェル…~
こんなところにいたのか。~
捜したぞ。▼~
:[ラーチェル]|
わたくしのことはお構いなく。~
どうぞ、兄妹水入らずで~
お楽しみあそばせ。▼~
:[エフラム]|
なんだ?~
拗ねているのか?▼~
:[ラーチェル]|
まあ失礼な!~
拗ねてなんかいませんわ。▼~
…ただ、ちょっと。▼~
あなたたちを見ていると~
ないものねだりをしてしまいそうで~
自分が嫌なのです。▼~
:[エフラム]|
ないものねだり?▼~
:[ラーチェル]|
わたくしの両親は早くに亡くなりました。~
それは仕方のないことだと~
納得しておりますわ。▼~
でも、幼い頃は…~
時折、考えていました。▼~
兄妹がいてくれたら…~
この寂しい気持ちを分かち合い、~
支え合って生きていけたのにと。▼~
:[エフラム]|
…そうか。そうだな。~
確かに俺もエイリークがいて~
どれだけ救われたかわからない。▼~
:[ラーチェル]|
そうでしょうね…~
うらやましい…▼~
ああ嫌ですわ!▼~
完璧な美王女のわたくしが~
他人をうらやむなど、~
あってはならないことですのに!▼~
:[エフラム]|
その通りだ。~
ラーチェル、君が俺たちを~
うらやむ必要などない。▼~
:[ラーチェル]|
え?~
どういう意味ですの?▼~
:[エフラム]|
君には苦しみや悲しみを分かち合い、~
支え合って生きていける人間が~
周囲にたくさんいる。▼~
あの従者たちもそうだし、~
教皇様もそうだ。~
それに、俺たちも。▼~
:[ラーチェル]|
あ…▼~
:[エフラム]|
血のつながった兄妹は~
特別な存在かもしれないが、▼~
そうでなければ~
分かり合えないなどということはない。▼~
寂しさも苦しみも~
いつでも言えばいい。~
俺にも、エイリークにも。▼~
:[エイリーク]|
そうですよ、ラーチェル。▼~
:[ラーチェル]|
エイリーク!? いつからそこに…▼~
:[エイリーク]|
木の陰でずっと聞いてました。~
ラーチェル、あなたに寂しい思いを~
させてしまったならすみません。▼~
でも、あなたがひとりだなんて~
決して思わないでください。▼~
私でよければ、ラーチェルの~
お姉さんでも妹でも、~
何にでもなりますから。▼~
:[ラーチェル]|
ええ?~
ふっ…ふふふ…~
エイリークったら。▼~
ありがとうございます。~
お気持ちだけ受け取りますわ。▼~
まったく…~
エフラムの言う通りですわね。▼~
わたくし、今でも十分すぎるほど~
持っていますのに、~
これ以上望んだら 罰があたりますわ。▼~
高貴な血筋、神に愛された美貌、~
冴えわたる知性、溢れる魔道の才能…▼~
:[エフラム]|
調子が戻ってきたな。▼~
:[エイリーク]|
ふふ…~
それでこそラーチェルです。▼~
さあ、今度こそ一緒に~
泳ぎにいきましょう。▼~
:[ラーチェル]|
ええ。~
…それに、素敵な仲間たちも。▼~
:[エフラム]|
ん? 何か言ったか?▼~
:[ラーチェル]|
いいえ、なーんにも。▼~
*コメント [#r0eeee2c]
#comment
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**1節 念願の夏休み [#nc21acf6]
***オープニング[#l74b7ccb]
:[エイリーク]|
兄上、こちらです!~
早く早く!▼~
:[エフラム]|
わかった、わかったから…~
そう急がせるな、エイリーク。▼~
:[エイリーク]|
だって、どうしても兄上にも~
この海をお見せしたかったのです。~
砂浜や夕日の美しさも…▼~
:[ラーチェル]|
…こほん。~
エイリーク、わたくしもおりましてよ。▼~
この夏の日差しに輝く~
&ruby(ごくさいしき){極彩色};の美王女、ラーチェルが!▼~
:[エイリーク]|
あ、すみません。~
ラーチェル、あなたのことも~
忘れていた訳ではなく…▼~
:[ラーチェル]|
ええ、ええ。わかっています。~
このわたくしを忘れることなんて~
できっこありませんもの。▼~
さあ、海辺に案内して~
くださらないかしら?▼~
:[エイリーク]|
ええ、もちろん。~
一緒に行きましょう。~
あ…! あれを見てください。▼~
あの屋台にはいろいろなものを~
売っていて、中でも~
氷菓子がおいしいんです。▼~
:[エフラム]|
ほお。それは食べてみたいな。~
寄っていくか。▼~
:[エイリーク]|
はい、ぜひ!~
いろいろな味が選べるんですよ。▼~
私は果物の味のものが一番おいしいと…▼~
:[エフラム]|
ああなるほど。▼~
エイリーク、お前~
俺に奢らせるために~
屋台の事を教えたな?▼~
:[エイリーク]|
そ、そんなつもりはありません!~
もう、兄上ったら!▼~
:[エフラム]|
はは、構わない。~
これくらい買ってやるさ。~
ラーチェルも好きなものを…ん?▼~
:[エイリーク]|
あら? ラーチェル…?~
どこに行ったんでしょう…▼~
:(場面転換。戦闘マップへ)|
:[ラーチェル]|
まったく、仲のいい兄妹ですこと!▼~
わたくしは美しいだけでなく~
空気の読める、できる王女ですから~
兄妹水入らずにして差し上げますわ。▼~
まあ、氷菓子はちょっと~
食べてみたかったですけど。▼~
しかし、ひとりで浜遊びというのも~
退屈ですわね。誰かいないかしら…~
あら?▼~
:[シェズ(女)]|
慣れない海での戦闘の訓練に~
もってこいだわ。~
まずは遠泳で競争しない?▼~
:[シェズ(男)]|
いいぜ、乗った!▼~
:[ラーチェル]|
似たような顔がふたつ…~
こちらの方々も~
双子の兄妹かしら?▼~
***クリア後[#k3bc7e75]
:[シェズ(女)]|
…ぷはっ!~
よし、私の勝ちね。▼~
:[シェズ(男)]|
くそっ、もう一回だ!▼~
:[ラーチェル]|
こちらも仲がよろしいこと…~
やはり兄妹というのは~
特別なものなのですわね。▼~
…別に、うらやましくなんて~
ありませんけど。▼~
**2節 ひと時の休暇 [#i25c35a3]
***オープニング[#f00704f8]
:[カトリーヌ]|
おっ! うまいな、この飲み物。~
シャミア、アンタのも一口くれよ。▼~
:[シャミア]|
断る。~
飲みたければ自分で買え。▼~
:[エフラム]|
すまない。こちらで~
女を見なかったか?▼~
緑色の髪で、こう、~
なんというか…~
浮世離れしたというか…▼~
***クリア後[#m9d5a89a]
:[シャミア]|
緑色の髪の浮世離れした女?▼~
:[カトリーヌ]|
悪いけど見てないねえ。▼~
:[エフラム]|
そうか…~
ありがとう。▼~
**3節 欲しいものは [#d3414a9e]
***オープニング[#v957e125]
:[ラーチェル]|
えい。~
えいえいえいえい。▼~
:[カトリーヌ]|
アンタ…~
何してるんだい?▼~
:[ラーチェル]|
見てわかりませんの?~
訓練ですわ。▼~
もしこの海に魔物が現れたら~
この日傘でぼこぼこにするのですわ。▼~
:[カトリーヌ]|
緑色の髪の浮世離れした…▼~
:[シャミア]|
間違いなさそうだな。▼~
:[シェズ(男)]|
…よしっ!~
今度こそ俺の勝ちだ!▼~
:[シェズ(女)]|
いいえ。浜についたのは~
あなたが先だったけど、▼~
目印の岩に触れるときに~
指一本分私が早かったわ。▼~
:[シェズ(男)]|
何だと? そんなはずは…~
くそっ、もう一回だ!~
そこの人! 審判を頼む。▼~
:[エフラム]|
え? いや俺は今、~
人を捜しているんだが…▼~
***クリア後[#c1963362]
:(場面転換。会話シーンへ)|
:[ラーチェル]|
えいえいえいえい。~
えいえいえいえいえい。▼~
:[エフラム]|
ラーチェル…~
こんなところにいたのか。~
捜したぞ。▼~
:[ラーチェル]|
わたくしのことはお構いなく。~
どうぞ、兄妹水入らずで~
お楽しみあそばせ。▼~
:[エフラム]|
なんだ?~
拗ねているのか?▼~
:[ラーチェル]|
まあ失礼な!~
拗ねてなんかいませんわ。▼~
…ただ、ちょっと。▼~
あなたたちを見ていると~
ないものねだりをしてしまいそうで~
自分が嫌なのです。▼~
:[エフラム]|
ないものねだり?▼~
:[ラーチェル]|
わたくしの両親は早くに亡くなりました。~
それは仕方のないことだと~
納得しておりますわ。▼~
でも、幼い頃は…~
時折、考えていました。▼~
兄妹がいてくれたら…~
この寂しい気持ちを分かち合い、~
支え合って生きていけたのにと。▼~
:[エフラム]|
…そうか。そうだな。~
確かに俺もエイリークがいて~
どれだけ救われたかわからない。▼~
:[ラーチェル]|
そうでしょうね…~
うらやましい…▼~
ああ嫌ですわ!▼~
完璧な美王女のわたくしが~
他人をうらやむなど、~
あってはならないことですのに!▼~
:[エフラム]|
その通りだ。~
ラーチェル、君が俺たちを~
うらやむ必要などない。▼~
:[ラーチェル]|
え?~
どういう意味ですの?▼~
:[エフラム]|
君には苦しみや悲しみを分かち合い、~
支え合って生きていける人間が~
周囲にたくさんいる。▼~
あの従者たちもそうだし、~
教皇様もそうだ。~
それに、俺たちも。▼~
:[ラーチェル]|
あ…▼~
:[エフラム]|
血のつながった兄妹は~
特別な存在かもしれないが、▼~
そうでなければ~
分かり合えないなどということはない。▼~
寂しさも苦しみも~
いつでも言えばいい。~
俺にも、エイリークにも。▼~
:[エイリーク]|
そうですよ、ラーチェル。▼~
:[ラーチェル]|
エイリーク!? いつからそこに…▼~
:[エイリーク]|
木の陰でずっと聞いてました。~
ラーチェル、あなたに寂しい思いを~
させてしまったならすみません。▼~
でも、あなたがひとりだなんて~
決して思わないでください。▼~
私でよければ、ラーチェルの~
お姉さんでも妹でも、~
何にでもなりますから。▼~
:[ラーチェル]|
ええ?~
ふっ…ふふふ…~
エイリークったら。▼~
ありがとうございます。~
お気持ちだけ受け取りますわ。▼~
まったく…~
エフラムの言う通りですわね。▼~
わたくし、今でも十分すぎるほど~
持っていますのに、~
これ以上望んだら 罰があたりますわ。▼~
高貴な血筋、神に愛された美貌、~
冴えわたる知性、溢れる魔道の才能…▼~
:[エフラム]|
調子が戻ってきたな。▼~
:[エイリーク]|
ふふ…~
それでこそラーチェルです。▼~
さあ、今度こそ一緒に~
泳ぎにいきましょう。▼~
:[ラーチェル]|
ええ。~
…それに、素敵な仲間たちも。▼~
:[エフラム]|
ん? 何か言ったか?▼~
:[ラーチェル]|
いいえ、なーんにも。▼~
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