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**ナレーション [#t9c07e2e]
(ワールドマップ)
エリンシア王女を戴き、アイクを将として~
新たに編成されたクリミア正規軍は、~
初戦を勝利で飾った。▼~
~デイン軍が国境守備の要、~
トレガレン長城に配した兵は~
決して少ない数ではなかったが、▼~
~アイク将軍の指揮下、~
新生クリミア軍が見せた攻撃力は▼~
~しょせんは烏合の衆とたかをくくった~
デイン側の予想を~
はるかに上回るものだった。▼~
~ナーシルの報告で~
ガリアの動向を知ったアイクは~
時を移さずデイン王国内への進撃を指示する。▼~
~クリミアの滅亡によって~
一度は止まりかけた歴史の歯車が~
再び動き始めた……▼~
<第19章 託されしもの>
**オープニング [#a9f6943a]
【デイン国境】
>(フィールドマップ)
>(マップ上部からプラハ隊が登場し、ネサラの近くに移動)
>(背景:雪原)
>(右端:プラハ)
:[プラハ](右端)|
キルヴァス王!~
キルヴァス王ネサラ!▼
>(中央左にネサラ登場)
:[ネサラ](中央左)|
これはプラハ将軍。~
こんな山奥に、わざわざお運びとは…▼
:[プラハ]|
あいさつはいい。▼~
それより、クリミア軍が~
国境を越えたってのは本当かいっ!?▼
:[ネサラ]|
…残念ながら、そのようですな。▼
:[プラハ]|
ちっ…カヤッチェのやつ、~
あんな小娘の軍にやられるとは、~
無様なもんだね。▼
:[ネサラ]|
将軍だけの失態ではないでしょう。~
あらかじめ情報を得て、~
万全の備えであいつらをはめたはずだった。▼~
……なのに、敗れた。~
相手の戦力を低く見すぎただけでは?▼
:[プラハ]|
なんだってぇ!?~
デインをバカにするつもりかい!?▼
:[ネサラ]|
事実を述べたまでで。~
バカにするなど…とんでもない。▼~
どちらにせよ、ここで食い止めますよ。~
このネサラ自らが出陣してね。▼
:[プラハ]|
……フン、大きく出たじゃないか。▼
:[ネサラ]|
プラハ将軍… キルヴァスは~
いつまでもデインにお味方しますよ。▼~
…こちらの望む報酬を出していただける限りはね。▼
:[プラハ]|
金で済む話なら、いくらでも払ってやるよ。~
それに見合うだけの仕事をこなすならさ!▼~
おい、ホマサ!▼
>(左端にホマサ登場)
:[ホマサ](左端)|
はっ▼
:[プラハ]|
キルヴァス王と協力して~
クリミア軍をおさえな。~
いいかい、しくじるんじゃないよ!▼
:[ホマサ]|
お任せを。▼
>(ホマサ消える)
:[プラハ]|
キルヴァス王も、いいね?~
必ず仕留めとくれよ。▼~
クリミアの小娘と、~
くだんの傭兵団になめられるのは~
いい加減、うざったいんでね。▼
:[ネサラ]|
残り半分の報酬の受け渡しについては?▼
:[プラハ]|
…心配しなくても、ちゃんと用意してある。~
成功したら即金で払われるだろうさ。▼
:[ネサラ]|
それさえ伺えれば、問題ありません。~
では、またいずれ……▼
>(フィールドマップ)
>(プラハが自分の隊のところに戻る)
>(背景:雪原)
>(中央右:プラハ)
:[プラハ](中央右)|
ハッ! 半獣の中でもカラスは~
最低の部類だね。▼~
少しでも隙を見せようものなら、~
目玉をくりぬかれちまう。~
まったく信用ならない男だよ。▼
>(フィールドマップ:プラハ隊が去る)
>(戦闘結果報告)
>(拠点メニューへ)
**【情報】 [#kff8181f]
***ジル ☆☆ [#d3025c24]
>(背景:雪原)
>(中央左:ジル 右端:ミスト)
:[ミスト](右端)|
じゃあね、また後で!▼
:[ジル](中央左)|
うん。~
あ、ミスト!~
足元、すべるから…▼
:[ミスト]|
きゃっ!▼
>(ミスト消える)
:[ジル]|
ミスト!▼
>(ミスト再び登場)
:[ミスト]|
へへ 雪まみれだ。▼
:[ジル]|
気をつけて。▼
:[ミスト]|
はーい。▼
>(ミスト消える)
:[ジル]|
……元気いいなぁ。▼
:[???]|
…ジル!▼
:[ジル]|
………誰?▼
>(右端にハール登場)
:[ハール](右端)|
俺だ。▼
:[ジル]|
ハール隊長!?~
ど、どうして…?~
ここは敵陣ですよ!?▼
:[ハール]|
トハで姿をくらませたおまえを、~
ずっと捜していたんだ。▼~
クリミアの奴らを~
追ってったんだろうとは思ってたが…~
まさか、仲間になっているとはな。▼
:[ジル]|
最初は成り行きでした…~
でも、今は違います。~
私は自分の意志でこの軍にいます。▼~
彼らと共に、ラグズと触れ合うことによって…~
私は、いかに自分が無知であり~
愚かであったのかを気付かされました。▼
:[ハール]|
ラグズ、か。▼~
徹底して“半獣”嫌悪を貫いていた~
おまえの口から、~
その言葉を聞く日が来るとはなぁ…▼~
いい経験をしたようだな?▼
:[ジル]|
隊長なら…~
理解して下さると思っていました。▼
:[ハール]|
……ま、自分の価値観を~
持ち始めたのはいい。~
すごく、いいさ。▼~
だが、どうする?~
このまま進めば、ほどなく…~
シハラム将軍の隊とぶつかることになるぞ。▼
:[ジル]|
…父上に、ご迷惑をおかけすることは~
本意ではありません。▼~
しかし、私は…▼~
この軍の一員として…~
まっすぐ顔を上げて~
父上の前に立ちたいと思います。▼
:[ハール]|
決意は固いというわけか…▼
:[ジル]|
はい!▼
:[ハール]|
…なら、もう何も言うことはない。▼~
じゃあな、次に会う時は…~
戦場で敵としてだ。覚悟しておけ。▼
>(ハール消える)
:[ジル]|
………▼
>(画面暗転)
>(中央右:ミスト 右端:アイク)
:[ミスト](中央右)|
………………~
…さっき、ジルのところに~
見たことのない男の人が来てたから…▼~
思わずお兄ちゃんを~
連れてきちゃったけど……▼~
…ど、どうしよう?~
なんだか…大変な話みたいだよね……▼
:[アイク](右端)|
デイン兵であるジルに…~
これからの戦いが酷なのは間違いない。~
本人に、どれだけ覚悟があったとしてもな。▼
:[ミスト]|
どんな理由があっても…~
お父さんと戦うなんて……~
絶対にさせちゃダメだよ!▼~
ね、お兄ちゃん…!▼
:[アイク]|
……デイン領内での戦いには、~
出撃させないのが無難だろうな…▼
***ヤナフ ☆ [#ddb89124]
>(背景:営舎の中)
>(中央左:アイク 中央右:ヤナフ)
:[ヤナフ](中央右)|
うへぇ… 敵なら何十人でも~
どーんと来いだが…~
雪ってなぁ、かんべん願いたいとこだな。▼~
自慢の羽が凍っちまう。▼
:[アイク](中央左)|
大変だな。~
やっぱり飛べなくなるのか?▼~
:[ヤナフ]|
…んな、わけねーって。~
この羽は飾りじゃねえの。~
血肉を備えた生身の実用モノ。▼~
雪で凍るんなら、動物みたいに~
冬眠しなけりゃなんねえだろ。▼~
ったく、ベオクは冗談と本気の~
区別もつかんのか?~
うっかり軽口もたたけやしねー。▼
:[アイク]|
笑うところだったか。すまん。▼
:[ヤナフ]|
お、素直じゃねえか。~
よしよし、~
意外に礼儀ってやつを心得てるな。▼
:[アイク]|
……▼
:[ヤナフ]|
ところで…~
勝算のほうはどうなんだ?▼
:[アイク]|
まだ、圧倒的に不利…みたいだな。▼
:[ヤナフ]|
おいおい。~
頼むぜぇ? ベオクの大将!▼~
このおれが助っ人して~
負け戦なんてことになったら…~
みっともなくてフェニキスに戻れん。▼
:[アイク]|
不利だからといって、~
負けるつもりはない。▼~
デインには…どうしても~
決着をつけたい奴もいるからな。▼
:[ヤナフ]|
………~
よく言った!▼~
今時の若い者に、聞かせてやりたいぐらいだ。~
タカの民って名乗らせたくない~
軟弱者が増えててな。▼~
卵からやり直せってんだ。▼
:[アイク]|
……鳥翼族は、~
卵で生まれるのか?▼
:[ヤナフ]|
比喩だよ、ひ・ゆ!~
卵で生まれてたのは、~
ずーっと大昔。ご先祖様の時代。▼~
さて、もう行くぜ。~
戦い前の翼慣らしを欠かすと~
えらいことになるからな。▼
>(ヤナフ消える)
:[アイク]|
…卵は冗談のつもりだったんだが…~
本当に生まれてた時代があったのか。~
………鳥翼族、深いな。▼
***ウルキ ☆ [#rc0afb11]
>(背景:営舎の中)
>(中央左:アイク)
:[アイク](中央左)|
ちょっと、いいか?▼
>(中央右にウルキ登場)
:[ウルキ](中央右)|
……アイク将軍。~
何だ……?▼
:[アイク]|
いや、特にないが……~
改めてあいさつに来ただけだ。▼
:[ウルキ]|
それは、御丁寧に。▼~
:[アイク]|
しかし……~
あんたたちの王は太っ腹だな。▼~
リュシオンのことがあるにしろ、~
腹心を2人も残してくれた。▼
:[ウルキ]|
………何故、~
私たちが王の腹心だと…?▼
:[アイク]|
リュシオンがしきりに~
申し訳ないって言ってたからな。~
違うのか?▼
:[ウルキ]|
…………どうだろう。~
少なくとも王は、~
私たちの助けがなくとも平気なはずだ。▼
:[アイク]|
そうなのか?~
だったら、すごい。▼~
俺は将軍とか呼ばれながらも、~
まだ、自分で軍を動かせているわけじゃない。▼~
ティアマトをセネリオの2人が~
こまめに動いてくれるから…~
なんとか戦えてはいるけどな。▼
:[ウルキ]|
……王も特に指揮などはとらないが、~
みな、何も言わずとも従う。~
行動が乱れることはない。▼
:[アイク]|
信頼されてるんだな。▼
:[ウルキ]|
それは…当然だ。~
ラグズは、最も力を持つ者が王になる。▼~
ベオクのように…血に縛られ、~
弱い王が生まれることはない。▼~
………すまん。口がすぎたようだ。▼
:[アイク]|
いや、俺もそうだと思う。~
…力で王を選ぶってのは、~
血で選ぶよりよほど、自然だ。▼
:[ウルキ]|
……アイク将軍については、~
これからが正念場だと思う。▼~
我々がベグニオン軍を相手にする時は、~
統率力の低い部隊を狙って潰していく。▼~
我々は…ベオクは、王だけでなく…~
部隊を指揮する将までもが~
血で選ばれることを知っているからな。▼~
…ベオクの武器は強い。▼~
だが、それを扱う能力には個人差があり、~
将の統率力にも、ばらつきがある…~
それが…ベオクの軍の弱点だ。▼
:[アイク]|
確かに…どんなに個々が強くても、~
まとまった時に弱ければ意味がない。▼~
軍の強さは統率力とまとまりか…~
ありがとう。参考になった。▼
:[ウルキ]|
いや…▼
***<3兄弟 ☆☆☆> (ボーレとオスカーがCCしていて弓を扱...
>(背景:雪原、左端:ヨファ、中央左:ボーレ、中央右:オス...
:[ボーレ]|
どうだ、兄貴。~
おれたちの必殺技、できそうか?▼
:[オスカー]|
そうだな。~
古い戦術書を調べていて、~
良さそうな合体技を見つけた。▼
:[ボーレ]|
お! やりぃ!!▼
:[ヨファ]|
わーい! どんなの?~
はやく教えて!▼
:[オスカー]|
技を習得するには、守らないといけない~
いくつかの決まりごとがあるんだ。
:[ボーレ]|
あんま、こむずかしいこと言われても~
わかんねえからな。▼~
かいつまんで話してくれよ。▼
:[オスカー]|
わかってる。~
とにかく、一番重要なのは~
みんな同じ武器を使うことだ。▼~
これについては、3人とも~
弓を使えば問題ないだろう。▼~
:[ボーレ]|
弓ぃ!?~
おれも兄貴も弓を使うのか?▼
:[オスカー]|
『みんな同じ武器を』と言ったろう。~
この技をやりたいなら、守らないといけない。▼
:[ボーレ]|
ちぇっ 仕方ねえな。~
チビは足手まといで困るぜ。▼
:[ヨファ]|
チビっていうな!~
ぼく弓ならボーレより上手いもん。~
足手まといはボーレのほうだもん。▼
:[ボーレ]|
なんだと、この…!▼
:[オスカー]|
いいかげんにしろ、ボーレ。~
おまえの弓の腕が~
ヨファより劣っているのは間違いじゃないんだし。▼~
しかし…ヨファ自身の素養もあっただろうが、~
基礎を教えた相手も、相当優秀だったようだな。▼
:[ボーレ]|
こいつは、自分で覚えたとかって~
ふざけた寝言いってやがるけどな。▼
:[ヨファ]|
じ、自分で覚えたもん。~
天才だもん。▼
:[オスカー]|
ま、構えの癖なんかで~
だいたいの想像はつくけどね。
:[ヨファ]|
!!▼
:[ボーレ]|
ん?~
なにがなんだって?▼
:[ヨファ]|
オスカーおにいちゃん!~
しーっ…▼
:[オスカー]|
…天才の弟をもって~
よかったな、という話だ。▼
:[ボーレ]|
ざっけんなよ。ばかばかしい。▼~
:[ヨファ]|
……ほっ▼
:[???](声のみ)|
なんの話をしてるんだ?▼
>(右端にアイク登場)
:[アイク]|
この間から、3人でこそこそと…~
何か企んでないか?▼
:[ボーレ]|
げ アイク!▼
:[オスカー]|
企むだなんて、人聞きの悪い。▼~
実は…▼
:[ヨファ]|
あのね、~
ぼくたちひっさ(自動的に流れる)
:[ボーレ]|
わーーーーーーーっ▼~
ガッ (オスカー消える)~
ゴッ (ヨファ消える)~
悪いな、アイク。~
こいつらちょっとおかしくてな。▼
:[アイク]|
いや、~
おかしいのはおまえのほうだろ。▼
:[ボーレ]|
と、とにかくだ!~
次の進撃メンバーには、~
おれたち3兄弟を入れておくことだ。▼
:[アイク]|
別に構わんが…~
なんでだ?▼
:[ボーレ]|
そいつぁ、見てのおたのしみってやつだ。~
じゃあな。せいぜい期待しといてくれよ。▼~
おら! いつまですっ転がってんだよ。~
いくぞ、兄貴、ヨファ!▼
>(ボーレ消える)
:[アイク]|
……ひっさ…? …ひさ……~
…………………ひざ?▼~
…………………~
……ま、どうでもいいか。▼
>*追加
>トライアングルアタックの時の台詞
:[オスカー](上段)|
じゃあ、行くぞ!~
トライアングルアターック!▼
:[ボーレ](上段)|
おーっし、行くぜぇっ!~
トライアングルアターック!!▼
:[ヨファ](上段)|
よぉーしっ、いっくぞー!~
トライアングルアターック!▼
**進撃前 [#he8d279a]
【デイン国境】
>(マップ下部から傭兵団が出撃)
>(背景:雪道)
>(中央右:アイク 右端:ヤナフ)
:[ヤナフ](右端)|
なあ、クリミアの大将。▼~
前方に、かなりの数の部隊がいるぜ。~
デインの連中と…~
また、キルヴァスのカラスどもだ。▼
:[アイク](中央右)|
この間より数は多いのか?▼
:[ヤナフ]|
数も多いが…それよりもっとやっかいなのは~
キルヴァス王がいることだな。▼
:[アイク]|
王自らが、デインに協力しているのか?▼
:[ヤナフ]|
そうだ。あの王は…~
他のカラスよりケタ違いに強いぜ。▼~
ま、うちの王のほうがもっと強いけど。~
とにかく、気をつけたほうがいいな。▼
>(ヤナフ消える)
:[アイク]|
キルヴァス王率いる部隊……~
どうにも、こっちに分が悪そうだな。▼
>(右端にセネリオ登場)
:[セネリオ](右端)|
……彼らをどう攻略するかが、~
勝敗を左右するはずです。▼
:[アイク]|
………▼
>(セネリオと入れ替わりにティアマト登場)
:[ティアマト](右端)|
キルヴァス兵、ね……~
同じ鳥翼族の話なら…~
聞いてくれないかしら?▼
>(ティアマト消える)
>(左端にヤナフ登場)
:[ヤナフ](左端)|
おれたちタカと、カラスの連中を~
ひとまとめにしないでほしいね。▼
>(ヤナフと入れ替わりにウルキ登場)
:[ウルキ](左端)|
……カラスどもは、好かん。▼
>(ウルキと入れ替わりにリュシオン登場)
:[リュシオン](左端)|
………▼
>(リュシオン消える)
:[アイク]|
知っての通り、俺たちの軍は~
デインに比べて人数が少ないんだ。▼~
勝ちを拾うためにも、~
なんとかキルヴァス兵を退かせる~
手はないか?▼
>(左端にヤナフ登場)
:[ヤナフ](左端)|
………まぁ、~
やれってんなら、キルヴァス王に~
あたってみてもいいけどさ。▼~
おれが話したからって、~
どうなるとも思えないけどな。▼
>(ヤナフと入れ替わりにウルキ登場)
:[ウルキ](左端)|
……将軍がそれを望むなら、~
試してみてもいいが………~
…効果は期待しないでくれ……▼
>(ウルキと入れ替わりにリュシオン登場)
:[リュシオン](左端)|
………どんなに頼まれようと…~
私からカラスの民に話しかけることはない。▼
>(リュシオン消える)
>(右端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
……いずれにせよ、~
今、行軍を止めることは~
敵に時間を与えるだけです。▼
:[アイク]|
そうだな…~
とにかく、進軍する!▼
>(進撃準備メニューへ)
>(フィールドマップ)
:[デイン兵](上)|
クリミア軍が現れました!▼~
:[ホマサ](下)|
……すんなり~
滅びてしまえば良いものを。▼~
ならば、ここで~
根絶やしにしてくれるっ!▼
:[ネサラ](下)|
…クリミアの残党と~
ベグニオンの借り物軍……▼~
しかも、懐には内通者を~
かかえているときたものだ。▼~
国境線を破っただけでも、~
たいしたもんだがね。▼~
しかし、我らキルヴァスが~
デインについてる限り…~
あいつらに先はない。▼~
ま、運がなかったと諦めてもらおうか。▼
>(ネサラが化身する)
:[ナーシル](上)|
…敵も気づいたようだね。▼
:[アイク](下)|
これだけの大部隊だ。~
気づくなという方が無理だろう。▼
:[ナーシル]|
策はどうなったんだい?▼
:[アイク]|
基本的に小細工はしない。~
正面からぶつかるさ。▼
:[ナーシル]|
承知の上だろうけど…~
キルヴァス軍をなんとかしないと、~
戦いはかなり不利だよ。▼
:[アイク]|
それでも、逃げるわけには~
いかんだろう。▼
:[ナーシル]|
そういえば…かつて~
キルヴァス王とリュシオン王子は~
仲の良い友だったそうだけど…▼~
彼に説得を頼んでみては?▼
:[アイク]|
はっきり断られた。▼~
リュシオンが~
タナス公に捕らえられたのは、~
キルヴァス王が原因らしいからな。▼~
無理もない話だ。▼
:[ナーシル]|
タカの民は、どうかな?▼~
同じ鳥翼族なんだ…~
交渉の糸口ぐらいは~
見つけられるかもしれない。▼
:[アイク]|
あまり…~
乗り気じゃなさそうだったな。▼
:[ナーシル]|
命令してみてはどうだい?▼
:[アイク]|
あいつらの間には、俺たちには~
わからない確執があるようだし、~
強制する気はない。▼~
それに、無理矢理の説得が~
相手の心に届くとは思えないしな…~
好きにさせるさ。▼
:[ナーシル]|
…まったく、君らしい意見だ。▼~
時には相手の意向を無視した~
決断を下すことも……~
将軍には必要なことだと思うけれど?▼
:[アイク]|
そうかもしれん。だが…~
俺は、俺のやり方でしか戦えない。▼~
さあ、いくぞ!▼
>(ナーシルがマップから離脱)
**進撃後 [#t6ea54e7]
***ネサラ初戦時 [#mc677ba9]
:[ネサラ](上)|
この黒翼は…ニンゲンたちの間では、~
凶兆を意味するそうじゃないか。▼~
その馬鹿らしい迷信どおり、~
あんたを死へ誘ってやろう。▼
***アイクで攻撃時 [#i3b3586e]
:[ネサラ](上)|
俺の見たところ…~
おまえが総大将だな。~
どうだい、俺たちの戦いは?▼~
デインの倍額払う気があるなら、~
寝返ってもいいんだが。▼
:[アイク](下)|
……本気か?▼
:[ネサラ]|
もちろんだ。~
俺たちはデインの奴隷じゃない…~
金次第でどうにでも動くさ。▼
:[アイク]|
…軽々しく裏切るような奴らを~
仲間に加えるわけにはいかんな。▼
:[ネサラ]|
そうかい。じゃあ、もう用はない。~
死んでくれ。▼
***レテで攻撃時 [#ne2f6d56]
:[レテ](上)|
……ラグズの裏切り者め!▼
:[ネサラ](下)|
おまえたちはクリミアに、~
俺たちはデインに…~
それぞれ協力している。▼~
それが何故~
『ラグズの裏切者』になるのか~
教えてもらいたいものだ。▼
:[レテ]|
クリミアとデインでは、訳が違う!▼
:[ネサラ]|
違わないね。~
どちらもラグズを忌み嫌い、~
狩ろうとするニンゲンどもの国だ。▼~
確かに、デインのほうが~
反ラグズ感情が顕著だが…▼~
クリミアやベグニオンだって~
大差ないことは知っているだろう?▼
:[レテ]|
だ、だが……っ!▼
:[ネサラ]|
…ガリアの獣戦士ともあろう者が、~
ずいぶん、ニンゲンに毒されたようだな。~
俺が、目を覚まさせてやろう。▼
:[レテ]|
!!▼
***モゥディで攻撃時 [#l548ad57]
:[モゥディ](上)|
…カラスの民の王……~
ドうして、デインに味方スるのだ?▼
:[ネサラ](下)|
俺のキルヴァスには…~
沢山の金が必要でね。▼~
デインに力を貸すのも、~
単に金を稼ぐための手段でしかない。▼~
求めるだけの報酬を払うっていうなら~
別に、どこの国だって構わない。▼
:[モゥディ]|
……金のタめに、戦いをスるのか?▼
:[ネサラ]|
間違ってはいないだろう?~
誰だって、何かを得るために~
戦っているはずだ。▼
:[モゥディ]|
………間違ってナい。~
…デも……▼
:[ネサラ]|
どんなに悩んだところで…~
俺たちカラスのことは、~
獣牙族には理解できないさ。▼~
おまえたちの王がそうであるように、~
おまえもまた、頭が固そうだからな。▼
:[モゥディ]|
ムぅ…▼
***ムワリムで攻撃時 [#n9121f69]
:[ネサラ](上)|
…おまえ、ガリアの獣牙族じゃないな。▼~
ベグニオンのラグズ奴隷……~
自ら逃げることもせず、己の不幸ばかりを呪う~
腑抜けた奴ばかりだと思っていたがね。▼
:[ムワリム](下)|
………▼
:[ネサラ]|
ふふん だんまりか。▼~
元々、口をきけないんじゃなければ、~
その理由は、怒りか恐れか…▼~
いずれにしても、哀れな男だ。~
おとなしくニンゲンの館に飼われていれば~
死なずにすんだかも知れないのになぁ?▼
***ヤナフで攻撃時 [#mea5c917]
:[ヤナフ](上)|
キルヴァス王!~
あんた本気で~
ラグズを裏切る気か!?▼
:[ネサラ](下)|
……やれやれ。~
相変わらず無駄に熱いな…~
タカの民というのは。▼~
俺たちカラスの本性は~
よく知っているだろうにさ……▼
***ウルキで攻撃時 [#i2c308ae]
:[ネサラ](上)|
なんだ……~
我らが親愛なる同胞、タカの民か。▼~
見ての通り、キルヴァスはデインについた。~
悪く思うなよ?▼
:[ウルキ](下)|
……▼
***ネサラ撃破時 [#i3c281d6]
:[ネサラ](上)|
嘘だろう……?~
この俺とした…ことが……▼
***ネサラ撃破後 [#c87d2f68]
:[ネサラ](上)|
くっ…油断したとはいえ、~
意外にやるようだな……▼~
野郎ども、兵をまとめろ!~
引き上げるぞ!▼
>(ネサラがマップから離脱し、キルヴァス兵がNPCになる)
***会話(ヤナフ→ネサラ) [#ab95d2c9]
:[ネサラ](上)|
おまえは…▼
:[ヤナフ](下)|
キルヴァス王!~
あんた最低な奴だな。▼
:[ネサラ]|
ティバーンの腰巾着か。~
たしか『目』のほうだったか?▼
:[ヤナフ]|
【白の王子】を~
ニンゲンに売っただけでは~
あきたらず、▼~
今度はラグズの敵に~
まわるってのか!?▼
:[ネサラ]|
リュシオンは~
タカの民が助けてくれたんだろ?▼~
だったら、いいじゃないか。~
何も問題はない。▼
:[ヤナフ]|
…その言葉そっくり、~
王子に言ってみろよ。▼
:[ネサラ]|
リュシオンがいるのか?▼~
ここに?▼~
なんでまた?▼
:[ヤナフ]|
クリミア軍にご助力なさってる!▼~
セリノスの森で――~
この軍を率いるベオクに、~
助けられたからな。▼
:[ネサラ]|
助けた?~
ニンゲンがラグズの~
リュシオンを助けたっていうのか?▼
:[ヤナフ]|
王子だけじゃない。~
リアーネ姫も、助けられたんだ!▼
:[ネサラ]|
リアーネが…~
生きていた……?▼
:[ヤナフ]|
森に生命の息吹がもどったこと、~
知らないわけじゃないだろう?~
あれは、サギの民お2人の力だ。▼
:[ネサラ]|
そうか、それで森が……~
なるほど。▼
:[ヤナフ]|
とにかく!~
あんたは1回、~
王子に筋を通しておくべきだ。▼~
もし、それができないんなら、~
本当に敵にまわったと判断して~
我が王に報告する。▼~
よく考えるんだな!▼
:[ネサラ]|
……どうするか、ねぇ。▼
***会話(ウルキ→ネサラ) [#xff3d86c]
:[ネサラ](上)|
おまえは…▼
:[ウルキ](下)|
…キルヴァス王。~
なぜ、ラグズの敵に与する?▼
:[ネサラ]|
ティバーンの腰巾着か。~
たしか、『耳』のほうだったな?▼
:[ウルキ]|
……リュシオン王子を~
ベオクに売り渡したのは何故だ?▼
:[ネサラ]|
リュシオンは~
タカの民が助けてくれたんだろ?▼~
だったら、いいじゃないか。~
何も問題はない。▼
:[ウルキ]|
…その言葉、~
リュシオン王子を前にしても~
言えるか……?▼
:[ネサラ]|
リュシオンがいるのか?▼~
ここに?▼~
なんでまた?▼
:[ウルキ]|
…セリノスの森で――~
この軍を率いるベオクに、~
助けられたから……▼~
クリミア軍に…~
ご助力なさっておられる。▼
:[ネサラ]|
助けた?~
ニンゲンがラグズの~
リュシオンを助けたっていうのか?▼
:[ウルキ]|
……リュシオン王子だけでなく~
…リアーネ姫も……▼
:[ネサラ]|
リアーネが…~
生きていた……?▼
:[ウルキ]|
森に守られて…~
ずっと眠っておられたのだ…▼~
お2人の歌声が、~
森の生命を取り戻した……▼
:[ネサラ]|
なるほど、~
そういうことか……▼
:[ウルキ]|
…リュシオン王子と~
話されてはどうだ?▼~
……そうすれば、~
我が王のお怒りも~
少しはましになるかもしれん……▼
:[ネサラ]|
…ティバーンの怒り、なぁ…~
うーん……▼
***会話(ネサラ→リュシオン) [#rf42f0da]
:[ネサラ](上)|
リュシオン!▼
:[リュシオン](下)|
……▼
:[ネサラ]|
おい、リュシオン!▼
:[リュシオン]|
……うるさいっ。▼
:[ネサラ]|
お、やっと返事したな?▼
:[リュシオン]|
…貴様、よく~
私の前に顔をだせたものだな?▼
:[ネサラ]|
まぁ、そのへんはさ~
神経図太いとか、~
面の皮あついとか。▼~
なぁ、~
言い訳ぐらいさせてくれって。▼
:[リュシオン]|
消えろ。~
聞く耳もたない。▼
:[ネサラ]|
リュシオン、~
俺たち友だちだろ?▼
:[リュシオン]|
おまえが、私を~
あの醜い男に売るまではな。▼
:[ネサラ]|
本気で売ったわけじゃない。~
すぐに助けにいくつもりだったさ。▼~
それを、おまえが~
辛抱できずに飛び出したわけで…▼
:[リュシオン]|
私が、悪いのか?▼
:[ネサラ]|
いや…その。~
悪いのは俺ですとも。~
全面的に。▼
:[リュシオン]|
…………▼
:[ネサラ]|
結果的に無事だったんだし、~
機嫌直してくれよ。な。~
このとおりっ!▼
:[リュシオン]|
…リアーネが生きていた。▼
:[ネサラ]|
ああ、ティバーンのお付きから聞いた。▼~
あの子の顔を見れば…~
寝たきりだったロライゼ殿も~
きっとよくなるさ。▼~
…よかったな、リュシオン。▼
:[リュシオン]|
…………▼~
おまえが私をだまして~
森に連れていかなければ…~
会えなかったかもしれない。▼~
だから、1度だけ許してやってもいい。▼
:[ネサラ]|
リュシオン!▼
:[リュシオン]|
条件付きだ。~
のむか?▼
:[ネサラ]|
な、なんだよ?▼
:[リュシオン]|
今すぐ、キルヴァスの兵を退け。~
そしてこれ以降、~
ラグズの敵にまわるな。▼
:[ネサラ]|
おいおい。~
そんな無茶な…▼
:[リュシオン]|
どうする?~
このまま、私のいる~
クリミア軍と戦うか?▼
:[ネサラ]|
…わかった。▼~
負けたよ、リュシオン。~
ここはひとつ~
兵を退くとするか。▼~
だが、この先のことまでは~
約束しかねる。▼~
こっちは、国の存続が~
かかってるんでね。▼
:[リュシオン]|
…まぁ、いいだろう。▼
:[ネサラ]|
じゃあ、これで仲直りといこう。▼~
また、キルヴァスを~
訪ねてやってくれよ。~
ニアルチが喜ぶ。▼
:[リュシオン]|
そうだな。~
この戦いが終わったら、~
リアーネを連れて伺おう。▼
:[ネサラ]|
あと、ティバーンには…▼
:[リュシオン]|
私からとりなしておく。~
心配するな。▼
:[ネサラ]|
ありがとよ。~
それじゃ、せいぜい~
気をつけて戦えよ。▼
---------------------------------------------------------...
>※キルヴァス兵を一体も倒していないとき
:[ネサラ]|
おっと、忘れるところだった。~
いいものをやるよ。▼
:[リュシオン]|
なんだ、これは?▼
:[ネサラ]|
ニンゲンの道具で、~
【ナイトリング】とかいう代物だ。▼
:[リュシオン]|
ベオクの作ったものか…▼
:[ネサラ]|
そんな嫌そうな顔するなよ。~
試しに使ってみたら、~
結構、重宝したぜ。▼
:[リュシオン]|
…わかった。~
一応、もらっておく。▼
:[ネサラ]|
死ぬなよ、リュシオン。~
おまえにもしものことがあったら……~
ニアルチのやつがうるさいからな。▼
:[リュシオン]|
ネサラ…~
………ありがとう。▼
>(ナイトリングを手に入れた)
---------------------------------------------------------...
>(キルヴァス兵がNPCになる)
:[ネサラ](下)|
よーし、野郎ども!~
キルヴァスはここから兵を退く。~
全員、ただちに撤退しろ!▼
***キルヴァス軍が寝返った後の次の敵ターン開始時 [#o6a98520]
:[ホマサ](上)|
キルヴァスが寝返っただと!?▼
:[デイン兵](下)|
いえ、裏切ったという表現のほうが~
正しいのではないかと…▼
:[ホマサ]|
どちらにせよ、同じことだ…!~
いまいましい半獣め……~
しょせんは信ずるにたりぬということだ。▼
***ホマサ初戦時 [#x90d3945]
:[ホマサ](上)|
我が剣……~
見切れるか?▼
***アイクで攻撃時 [#f5ac8a67]
:[ホマサ](上)|
おまえの剣……なかなかに面白い。▼~
無骨で荒削りだが、力強い。~
誰に習った?▼
:[アイク](下)|
親父だ。▼
:[ホマサ]|
ほう… 俺も同じよ。~
我が剣技は父から学んだものだ。▼~
負けられんな、お互いに。▼
***ツイハークで攻撃時 [#qf8de9ad]
:[ホマサ](上)|
……貴様も剣士か。▼~
しかもなかなかに使うようだ。~
一つ御相手願おうか?▼
:[ツイハーク](下)|
他人と剣を競うのは好きじゃないが……~
そうも言ってられないか。▼
:[ホマサ]|
いざ!▼
***ソーンバルケで攻撃時 [#q020a14b]
:[ホマサ](上)|
………かなりの使い手と見た。~
一つ御指南願おうか?▼
:[ソーンバルケ](下)|
やめておけ。~
その程度の腕では…~
私の相手はつとまらぬさ。▼
:[ホマサ]|
なに!?▼
***リュシオンで戦闘時 [#za87ccca]
:[ホマサ](上)|
剣を持たぬ者を斬るのは~
流儀に反するが……~
こと戦場であれば…やむをえぬか。▼
***ラグズ(獣)で攻撃時 [#c29ab774]
:[ホマサ](上)|
獣は、もう何度も相手にし~
その技…見切っている。~
それでも、なお、かかってくるか?▼
***ラグズ(鳥)で攻撃時 [#i61b40d3]
:[ホマサ](上)|
…タカもいるのか。▼~
では、試させてもらおう!▼
***ホマサ撃破時 [#r0da73e6]
:[ホマサ](上)|
……無念……▼
**クリア後 [#y8cb5d2f]
***キルヴァス軍が寝返る前にクリアした場合、追加 [#sba19314]
:[キルヴァス兵](上)|
ネサラ様、デイン軍が~
総崩れになっています!▼
:[ネサラ](下)|
やれやれ、口ほどにもない連中だな。~
じゃ、俺たちも引くとするか。▼
:[キルヴァス兵]|
いいんですか?~
今、退却すればプラハ将軍から~
何を言われるか……▼
:[ネサラ]|
ニンゲンとの約束なんか、~
くそくらえってことだ。▼~
ま、残り半分の報酬は惜しいが…~
命には代えられんからな。▼
:[キルヴァス兵]|
なるほど。▼
:[ネサラ]|
さぁ、野郎ども!~
キルヴァスへ帰るぞ!▼
***戦利品 [#c1cf9a68]
>(背景:雪道)
>(中央右:アイク)
:[アイク](中央右)|
…どうにか、勝てたか。▼
---------------------------------------------------------...
>※リュシオンとネサラが会話していた場合
>(左端にナーシル登場)
:[ナーシル](左端)|
うまくキルヴァス兵を遠ざけられたのが~
勝因だね。▼
:[アイク]|
ああ、あのまま~
やつらの相手を続けていたら~
この程度の被害では済まなかっただろう。▼~
リュシオンたちに礼を言わないとな。▼
---------------------------------------------------------...
>(中央左にエリンシア登場)
:[エリンシア](中央左)|
アイク様…!~
ご無事でなによりです。~
……お怪我はありませんか?▼
:[アイク]|
エリンシア姫。~
大丈夫だ。なんともない。▼
:[エリンシア]|
よかった…▼
>(左端にティアマト登場)
:[ティアマト](左端)|
アイク!~
ちょっといいかしら?▼~
エリンシア姫もいっしょなら、~
ちょうどいいわ。~
あっちの建物に来てくれない?▼
>(ティアマト消える)
:[エリンシア]|
なんでしょう?▼
:[アイク]|
行ってみるか。▼
>(画面暗転)
>(背景:倉庫の中)
>(中央左:ティアマト 中央右:アイク 右端:エリンシア)
:[エリンシア](右端)|
まぁ…▼
:[アイク](中央右)|
これは……▼
:[ティアマト](中央左)|
すごいでしょ?~
全部本物のゴールドよ。▼
:[アイク]|
デインは金持ちだな…~
これだけあると、~
正直、金って気がしない。▼~
これ、どうするんだ?▼
>(左端にセネリオ登場)
:[セネリオ](左端)|
戦利品ですから…~
当然、我々の物となります。▼
:[アイク]|
……だったら、~
5万ゴールドだけ~
俺に貸してもらえないか?▼
:[ティアマト]|
そんな大金、どうするの?▼
:[アイク]|
…ちょっと、な。▼
:[ティアマト]|
…もう子供じゃないんだし、~
いちいち聞くことじゃないわね。▼
:[セネリオ]|
……▼
:[エリンシア]|
アイク様、このお金は~
傭兵団のみなさんで使って下さい。▼~
これまで、みなさんのお給料を…~
満足にお支払いできませんでした。~
ですから……▼
:[アイク]|
いや、俺は5万ゴールド~
借りれればそれで…▼
:[ティアマト]|
あなたは、~
ありがたく頂きなさい。▼~
残りは…軍の維持費として~
セネリオに任せましょう。~
それでいいかしら、エリンシア姫?▼
:[エリンシア]|
はい。~
お願いします!▼
>(画面暗転)
***プラハの怒り [#h6b993da]
>(背景:雪道)
>(中央左:プラハ)
:[プラハ](中央左)|
…………▼
>(右端にデイン兵登場)
:[デイン兵](右端)|
あ、あの…~
プラハ将軍……?▼
:[プラハ]|
…わかってたさ。~
カラスなんか、最初から~
信用なんかしてなかったしね。▼~
だが、ここまで~
見事に裏切られるとは…~
…………くっ……▼~
やってくれるじゃないか、~
キルヴァス王っ!▼~
デインを敵にまわすというなら~
それでもいいさ。▼~
あんな弱小国、ガリアのついでに~
ぶっ潰してやるっ!!▼
:[デイン兵]|
…………▼
:[プラハ]|
…何、ぼーっと見てんだい!?~
そんなに、あたしは滑稽かい?▼~
:[デイン兵]|
い、いえ!~
そのようなことは……~
し、失礼します!!▼
>(デイン兵消える)
:[プラハ]|
フン!▼~
……何か、上手い方策を練らなくては…~
この調子では……~
陛下に見限られちまう……▼
>(画面暗転)
***グレイルの秘密 [#h16708d4]
>(背景:営舎の中)
>(左端:フォルカ 中央右:アイク)
:[フォルカ](左端)|
…呼んだかい?▼
:[アイク](中央右)|
長く待たせたが…~
受け取ってくれ、約束のゴールドだ。▼
:[フォルカ]|
やっと用意できたってわけか。~
ありがたく頂戴しよう。▼
:[アイク]|
中を確かめないのか?▼
:[フォルカ]|
…必要ない。~
あんたを信用する。▼
:[アイク]|
……そうか。▼~
じゃあ、渡してもらおうか。~
親父宛の報告書とかいうものを。▼
:[フォルカ]|
ない。▼
:[アイク]|
なに!?▼
:[フォルカ]|
報告書など、最初からない。▼
:[アイク]|
俺をだましたのか?~
そういうことなら、容赦はしな…▼
:[フォルカ]|
あんたに伝えることはある。~
ただ、書に残すことはできない。~
これは重大な秘密だからな。▼~
……あんたが、この話を聞くに~
値するほど成長した時、▼~
俺の口から直接聞かせるよう~
指示を受けている。▼
:[アイク]|
成長…?~
5万ゴールドを用意することがか?▼
:[フォルカ]|
大金を用意させたのは、俺の趣味だ。~
判断方法について指定がなかったんでね。▼
:[アイク]|
……まあいい。~
とにかく、話してくれ。▼
:[フォルカ]|
俺は、長い間…~
グレイル殿の影として雇われていた。▼~
誰にもばれないよう、~
いつかくるかもしれない……~
ただ1度の時のためにな。▼
:[アイク]|
それは?▼
:[フォルカ]|
グレイル殿が暴走した場合、~
それを止める。~
すなわち、命を奪うことでね。▼
:[アイク]|
なっ…!?▼
:[フォルカ]|
もう1つある。~
グレイル殿が追っ手によって~
殺害された場合…▼~
息子であるあんたの成長を見守り、~
しかるべき時にグレイル殿の秘密を~
伝えること……▼~
それが、俺の仕事だ。▼
:[アイク]|
暴走…って、いったい~
なんのことだ?▼~
親父はどうして殺されなければ~
ならなかったんだ!?▼
:[フォルカ]|
全ては、~
エルランのメダリオンのせいだ。▼
:[アイク]|
メダリオン…?~
いったいなんなんだ、それは!▼
:[フォルカ]|
おまえさんの妹が~
隠し持っているもののことだ。▼
:[アイク]|
! …あの古びた~
青銅のメダリオンか!?▼~
母さんの唯一の形見だと~
聞かされていた……▼~
あれが、なんだというんだ?▼
:[フォルカ]|
…グレイル殿は危険な物だと~
いうこと以外、教えてくれなかったんでね。~
自分で調べてみたんだが……▼~
その正体には、さすがの俺も~
かなり驚いたな。▼
:[アイク]|
教えてくれ。▼
>(一枚絵:ミストの手の上で輝くメダリオン)
:[フォルカ]|
…エルランとは、サギの民の1人だ。~
あのセリノス王子のご先祖さまだな。▼~
そいつが所持していたメダリオンには、~
昔…英雄たちに倒された邪神が~
封じられている。▼
:[アイク]|
あれに邪神が…!?~
冗談だろう?▼
:[フォルカ]|
あいにく、真実だ。~
それがどうしてグレイル殿の~
手にあるのかまでは知らん。▼~
だが、グレイル殿を追っていた奴らは~
メダリオンを手に入れたがっている。▼~
あんなものを使って~
何がしたいのか……~
考えるのも気がめいる話だがな。▼
:[アイク]|
とてもじゃないが、信じられない。~
さっき、メダリオンが~
危険なものだと言ったな?▼~
じゃあどうして、親父がミストに~
持たせたりする。~
理屈にあわないだろう!?▼
:[フォルカ]|
……あの子は大丈夫だからな。~
いや、あの子じゃないと駄目なんだ。▼~
その証拠に、おまえさんは~
1度もあれに触れたことがないだろう?▼
:[アイク]|
……確かに、ない。▼~
かなり昔…ミストの手にあったのを~
触ろうとして……~
親父に…ひどく殴られて…▼~
それからは、なんとなく…~
俺が触れてはいけないものなんだと思っていた…▼
:[フォルカ]|
おまえさんの妹は、他の者に比べ…~
極端に正の力が強いんだよ。▼~
おまえたちのお袋さんもそうだったらしい。~
だからメダリオンを身に着けていても平気なんだ。▼~
あれは…身のうちにもつ負の気を増幅させる。~
恐ろしい毒みたいなもんだ。▼~
…グレイル殿は、たった1度だけ~
メダリオンを手にしてしまった。~
そして最大の過ちを犯した……▼
:[アイク]|
それが、暴走…というやつか?▼
:[フォルカ]|
そうだ。▼~
ベオクもラグズも、正と負~
両方の気をもって成り立っている。~
負の気を持たない者はいない。▼~
正に対し、負が強いほど…~
メダリオンを持った時に受ける影響が大きい。~
当然、暴走による被害もでかくなる。▼
>(一枚絵:追っ手の死体)
:[フォルカ]|
グレイル殿の場合…あの人は~
ケタ違いの剣使いだったらしいからな。▼~
20人はいたという追っ手を――~
どいつもたいした手練だったろうが――~
一瞬のうちに葬り去り、▼~
果てには、自分達を匿ってくれた~
村の住人を次々と手にかけていった。▼~
それを止めるために…あんたたちの母親は、~
危険を顧みず我を失った夫に駆け寄った。▼
>(背景の一枚絵が上にスクロールし、妻を剣で貫くグレイルの...
:[フォルカ]|
そして……~
グレイル殿の手からメダリオンを奪った。▼~
自分の体を…夫の剣に貫かれながら……▼
:[アイク]|
親父が…~
母さんの命を…奪った……?~
そんな、バカな……▼
:[フォルカ]|
どんな奴も、メダリオンを手にすれば~
負の力に飲み込まれてしまう。▼~
俺だって、あんただって、~
きっと暴走しておかしくなるだろうさ。▼~
正気に戻った親父さんは、~
どこからか、俺の噂を聞きつけて訪ねてきた。▼~
口が堅く、腕もあり、何より~
どんな仕事でもするって俺を雇いたいと言ってな。▼~
だが、俺は断った。▼~
グレイル殿が、かつての名将…~
デインの神騎将ガウェイン殿だってのは、~
すぐにわかったんでね。▼~
それを止めることなんかできるわけがない。▼
:[アイク]|
それでも、引き受けた…~
なぜだ?▼
:[フォルカ]|
妻を失ったグレイル殿は、~
2度と同じはめに陥らないよう~
己にかせをはめちまった。▼~
利き腕の筋を傷つけ、まともに~
使えないようにしたんだ。▼~
それでも、常人ではかなわないほど~
強かったがね。▼~
俺の腕で太刀打できる程度には~
なったってわけだ。▼
:[アイク]|
…………▼
>(背景:営舎の中)
:[フォルカ]|
これが、俺の知る~
グレイル殿の秘密だ。▼~
そして、あんたに託されたことは――~
メダリオンを追っ手に渡さず、~
守り抜くことだ。▼~
妹に持たせたままの状態でな。▼
:[アイク]|
親父は、死の間際…~
全てを忘れて、平和に暮らせと言った。~
それはいったい……▼
:[フォルカ]|
…あんたが激情にまかせて~
復讐に動いたりしないように、だろう。▼~
予想してたより~
ずっと早くやられちまったからな。▼
:[アイク]|
……親父の遺志は、~
メダリオンを守ることなんだな?~
俺はそれを実行すればいいんだな?▼
:[フォルカ]|
そうだ。~
…優先されるべきは、~
その1つだけだ。▼
:[アイク]|
わかった。▼
>(画面暗転)
***アサシン [#y1873dad]
>※フォルカがここまでで敗北していない場合
:[フォルカ]|
最後にもう1つ。▼
:[アイク]|
なんだ?▼
:[フォルカ]|
あんたも、俺と契約するか?▼~
いつか来るかもしれない~
自分の暴走のために、~
俺を雇っておくと便利だぞ。▼~
そのための代金は…~
この5万ゴールドからいただく。~
どうだ?▼
>選択肢
> 契約する
> 契約しない
>■<契約する>選択時
:[アイク]|
……頼む。▼
:[フォルカ]|
いい判断だ。~
…もう正体を隠しておく必要はない。▼
:[アイク]|
?▼
>(フォルカがアサシンにクラスチェンジする)
>(フォルカの服装が暗殺者風に変わる)
:[フォルカ]|
俺の本職は暗殺だ。これ以降は…~
どんな汚い仕事でも請けてやろう。▼
>■<契約しない>選択時
:[アイク]|
いや…そんな気になれない。▼
:[フォルカ]|
そうか。▼
:[アイク]|
これから、どうするんだ?▼
:[フォルカ]|
今までどおりだ。~
何か用があったら声をかけろ。~
それだけだ。▼
:[アイク]|
わかった。▼
---------------------------------------------------------...
>※フォルカがここまでで既に敗北している場合
:[フォルカ]|
さて、俺の仕事はこれで終わりだ。▼
:[アイク]|
………▼
:[フォルカ]|
…これから、どうするかは~
自分で決めるがいい。▼
:[アイク]|
また呼び出せば、あんたの~
手を借りることはできるのか?▼
:[フォルカ]|
…さて、どうかな。~
俺は、割に合わない仕事はしない。~
じゃあな。▼
:[アイク]|
………▼
---------------------------------------------------------...
>(画面暗転)
>(中央右:アイク)
:[アイク]|
……親父…母さん………~
…………俺は…………▼
**リュシオン・ヤナフ・ウルキ未加入ルートにおける会話の変...
**出撃前 [#gf6ee549]
:[ベグニオン兵](左)|
前方に敵影! デイン軍です!!▼
:[アイク](右)|
山道で待ち伏せ、~
俺たちを越えさせないつもりか…~
………兵の数は?▼
:[ベグニオン兵]|
大部隊ではありませんが、~
歩兵を中心に我が軍に匹敵するほどかと。▼~
また、上空にはキルヴァスの~
カラス兵の姿も見えたとのことです!▼
>(兵士消える)
:[アイク]|
キルヴァス王率いる部隊……~
どうにも、こっちに分が悪そうだな。▼
:[セネリオ](アイクの後ろに登場)|
……彼らをどう攻略するかが、~
勝敗を左右するはずです。▼
:[アイク]|
………▼
>(セネリオ消える)
:[アイク]|
知っての通り、俺たちの軍は~
デインに比べて人数が少ないんだ。▼~
勝ちを拾うためにも、~
何とかキルヴァス兵を退かせる~
手はないか?▼
:[セネリオ]|
……いずれにせよ、~
今、行軍を止めることは、~
敵に時間を与えるだけです。▼
:[アイク]|
そうだな……~
とにかく、進軍する!▼
-----------------------------------------
**出撃後 [#y5ff6404]
:[ナーシル](上)|
…敵も気づいたようだね。▼
:[アイク](下)|
これだけの大部隊だ。~
気づくなというほうが無理だろう。▼
:[ナーシル]|
策はどうなったんだい?▼
:[アイク]|
基本的に小細工はしない。~
正面からぶつかるさ。▼
:[ナーシル]|
承知の上だろうけど…~
キルヴァス軍を何とかしないと、~
戦いはかなり不利だよ。▼
:[アイク]|
それでも、逃げるわけには~
いかんだろう。▼~
さあ、いくぞ!
----
*コメント [#c0536ade]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#contents
----
**ナレーション [#t9c07e2e]
(ワールドマップ)
エリンシア王女を戴き、アイクを将として~
新たに編成されたクリミア正規軍は、~
初戦を勝利で飾った。▼~
~デイン軍が国境守備の要、~
トレガレン長城に配した兵は~
決して少ない数ではなかったが、▼~
~アイク将軍の指揮下、~
新生クリミア軍が見せた攻撃力は▼~
~しょせんは烏合の衆とたかをくくった~
デイン側の予想を~
はるかに上回るものだった。▼~
~ナーシルの報告で~
ガリアの動向を知ったアイクは~
時を移さずデイン王国内への進撃を指示する。▼~
~クリミアの滅亡によって~
一度は止まりかけた歴史の歯車が~
再び動き始めた……▼~
<第19章 託されしもの>
**オープニング [#a9f6943a]
【デイン国境】
>(フィールドマップ)
>(マップ上部からプラハ隊が登場し、ネサラの近くに移動)
>(背景:雪原)
>(右端:プラハ)
:[プラハ](右端)|
キルヴァス王!~
キルヴァス王ネサラ!▼
>(中央左にネサラ登場)
:[ネサラ](中央左)|
これはプラハ将軍。~
こんな山奥に、わざわざお運びとは…▼
:[プラハ]|
あいさつはいい。▼~
それより、クリミア軍が~
国境を越えたってのは本当かいっ!?▼
:[ネサラ]|
…残念ながら、そのようですな。▼
:[プラハ]|
ちっ…カヤッチェのやつ、~
あんな小娘の軍にやられるとは、~
無様なもんだね。▼
:[ネサラ]|
将軍だけの失態ではないでしょう。~
あらかじめ情報を得て、~
万全の備えであいつらをはめたはずだった。▼~
……なのに、敗れた。~
相手の戦力を低く見すぎただけでは?▼
:[プラハ]|
なんだってぇ!?~
デインをバカにするつもりかい!?▼
:[ネサラ]|
事実を述べたまでで。~
バカにするなど…とんでもない。▼~
どちらにせよ、ここで食い止めますよ。~
このネサラ自らが出陣してね。▼
:[プラハ]|
……フン、大きく出たじゃないか。▼
:[ネサラ]|
プラハ将軍… キルヴァスは~
いつまでもデインにお味方しますよ。▼~
…こちらの望む報酬を出していただける限りはね。▼
:[プラハ]|
金で済む話なら、いくらでも払ってやるよ。~
それに見合うだけの仕事をこなすならさ!▼~
おい、ホマサ!▼
>(左端にホマサ登場)
:[ホマサ](左端)|
はっ▼
:[プラハ]|
キルヴァス王と協力して~
クリミア軍をおさえな。~
いいかい、しくじるんじゃないよ!▼
:[ホマサ]|
お任せを。▼
>(ホマサ消える)
:[プラハ]|
キルヴァス王も、いいね?~
必ず仕留めとくれよ。▼~
クリミアの小娘と、~
くだんの傭兵団になめられるのは~
いい加減、うざったいんでね。▼
:[ネサラ]|
残り半分の報酬の受け渡しについては?▼
:[プラハ]|
…心配しなくても、ちゃんと用意してある。~
成功したら即金で払われるだろうさ。▼
:[ネサラ]|
それさえ伺えれば、問題ありません。~
では、またいずれ……▼
>(フィールドマップ)
>(プラハが自分の隊のところに戻る)
>(背景:雪原)
>(中央右:プラハ)
:[プラハ](中央右)|
ハッ! 半獣の中でもカラスは~
最低の部類だね。▼~
少しでも隙を見せようものなら、~
目玉をくりぬかれちまう。~
まったく信用ならない男だよ。▼
>(フィールドマップ:プラハ隊が去る)
>(戦闘結果報告)
>(拠点メニューへ)
**【情報】 [#kff8181f]
***ジル ☆☆ [#d3025c24]
>(背景:雪原)
>(中央左:ジル 右端:ミスト)
:[ミスト](右端)|
じゃあね、また後で!▼
:[ジル](中央左)|
うん。~
あ、ミスト!~
足元、すべるから…▼
:[ミスト]|
きゃっ!▼
>(ミスト消える)
:[ジル]|
ミスト!▼
>(ミスト再び登場)
:[ミスト]|
へへ 雪まみれだ。▼
:[ジル]|
気をつけて。▼
:[ミスト]|
はーい。▼
>(ミスト消える)
:[ジル]|
……元気いいなぁ。▼
:[???]|
…ジル!▼
:[ジル]|
………誰?▼
>(右端にハール登場)
:[ハール](右端)|
俺だ。▼
:[ジル]|
ハール隊長!?~
ど、どうして…?~
ここは敵陣ですよ!?▼
:[ハール]|
トハで姿をくらませたおまえを、~
ずっと捜していたんだ。▼~
クリミアの奴らを~
追ってったんだろうとは思ってたが…~
まさか、仲間になっているとはな。▼
:[ジル]|
最初は成り行きでした…~
でも、今は違います。~
私は自分の意志でこの軍にいます。▼~
彼らと共に、ラグズと触れ合うことによって…~
私は、いかに自分が無知であり~
愚かであったのかを気付かされました。▼
:[ハール]|
ラグズ、か。▼~
徹底して“半獣”嫌悪を貫いていた~
おまえの口から、~
その言葉を聞く日が来るとはなぁ…▼~
いい経験をしたようだな?▼
:[ジル]|
隊長なら…~
理解して下さると思っていました。▼
:[ハール]|
……ま、自分の価値観を~
持ち始めたのはいい。~
すごく、いいさ。▼~
だが、どうする?~
このまま進めば、ほどなく…~
シハラム将軍の隊とぶつかることになるぞ。▼
:[ジル]|
…父上に、ご迷惑をおかけすることは~
本意ではありません。▼~
しかし、私は…▼~
この軍の一員として…~
まっすぐ顔を上げて~
父上の前に立ちたいと思います。▼
:[ハール]|
決意は固いというわけか…▼
:[ジル]|
はい!▼
:[ハール]|
…なら、もう何も言うことはない。▼~
じゃあな、次に会う時は…~
戦場で敵としてだ。覚悟しておけ。▼
>(ハール消える)
:[ジル]|
………▼
>(画面暗転)
>(中央右:ミスト 右端:アイク)
:[ミスト](中央右)|
………………~
…さっき、ジルのところに~
見たことのない男の人が来てたから…▼~
思わずお兄ちゃんを~
連れてきちゃったけど……▼~
…ど、どうしよう?~
なんだか…大変な話みたいだよね……▼
:[アイク](右端)|
デイン兵であるジルに…~
これからの戦いが酷なのは間違いない。~
本人に、どれだけ覚悟があったとしてもな。▼
:[ミスト]|
どんな理由があっても…~
お父さんと戦うなんて……~
絶対にさせちゃダメだよ!▼~
ね、お兄ちゃん…!▼
:[アイク]|
……デイン領内での戦いには、~
出撃させないのが無難だろうな…▼
***ヤナフ ☆ [#ddb89124]
>(背景:営舎の中)
>(中央左:アイク 中央右:ヤナフ)
:[ヤナフ](中央右)|
うへぇ… 敵なら何十人でも~
どーんと来いだが…~
雪ってなぁ、かんべん願いたいとこだな。▼~
自慢の羽が凍っちまう。▼
:[アイク](中央左)|
大変だな。~
やっぱり飛べなくなるのか?▼~
:[ヤナフ]|
…んな、わけねーって。~
この羽は飾りじゃねえの。~
血肉を備えた生身の実用モノ。▼~
雪で凍るんなら、動物みたいに~
冬眠しなけりゃなんねえだろ。▼~
ったく、ベオクは冗談と本気の~
区別もつかんのか?~
うっかり軽口もたたけやしねー。▼
:[アイク]|
笑うところだったか。すまん。▼
:[ヤナフ]|
お、素直じゃねえか。~
よしよし、~
意外に礼儀ってやつを心得てるな。▼
:[アイク]|
……▼
:[ヤナフ]|
ところで…~
勝算のほうはどうなんだ?▼
:[アイク]|
まだ、圧倒的に不利…みたいだな。▼
:[ヤナフ]|
おいおい。~
頼むぜぇ? ベオクの大将!▼~
このおれが助っ人して~
負け戦なんてことになったら…~
みっともなくてフェニキスに戻れん。▼
:[アイク]|
不利だからといって、~
負けるつもりはない。▼~
デインには…どうしても~
決着をつけたい奴もいるからな。▼
:[ヤナフ]|
………~
よく言った!▼~
今時の若い者に、聞かせてやりたいぐらいだ。~
タカの民って名乗らせたくない~
軟弱者が増えててな。▼~
卵からやり直せってんだ。▼
:[アイク]|
……鳥翼族は、~
卵で生まれるのか?▼
:[ヤナフ]|
比喩だよ、ひ・ゆ!~
卵で生まれてたのは、~
ずーっと大昔。ご先祖様の時代。▼~
さて、もう行くぜ。~
戦い前の翼慣らしを欠かすと~
えらいことになるからな。▼
>(ヤナフ消える)
:[アイク]|
…卵は冗談のつもりだったんだが…~
本当に生まれてた時代があったのか。~
………鳥翼族、深いな。▼
***ウルキ ☆ [#rc0afb11]
>(背景:営舎の中)
>(中央左:アイク)
:[アイク](中央左)|
ちょっと、いいか?▼
>(中央右にウルキ登場)
:[ウルキ](中央右)|
……アイク将軍。~
何だ……?▼
:[アイク]|
いや、特にないが……~
改めてあいさつに来ただけだ。▼
:[ウルキ]|
それは、御丁寧に。▼~
:[アイク]|
しかし……~
あんたたちの王は太っ腹だな。▼~
リュシオンのことがあるにしろ、~
腹心を2人も残してくれた。▼
:[ウルキ]|
………何故、~
私たちが王の腹心だと…?▼
:[アイク]|
リュシオンがしきりに~
申し訳ないって言ってたからな。~
違うのか?▼
:[ウルキ]|
…………どうだろう。~
少なくとも王は、~
私たちの助けがなくとも平気なはずだ。▼
:[アイク]|
そうなのか?~
だったら、すごい。▼~
俺は将軍とか呼ばれながらも、~
まだ、自分で軍を動かせているわけじゃない。▼~
ティアマトをセネリオの2人が~
こまめに動いてくれるから…~
なんとか戦えてはいるけどな。▼
:[ウルキ]|
……王も特に指揮などはとらないが、~
みな、何も言わずとも従う。~
行動が乱れることはない。▼
:[アイク]|
信頼されてるんだな。▼
:[ウルキ]|
それは…当然だ。~
ラグズは、最も力を持つ者が王になる。▼~
ベオクのように…血に縛られ、~
弱い王が生まれることはない。▼~
………すまん。口がすぎたようだ。▼
:[アイク]|
いや、俺もそうだと思う。~
…力で王を選ぶってのは、~
血で選ぶよりよほど、自然だ。▼
:[ウルキ]|
……アイク将軍については、~
これからが正念場だと思う。▼~
我々がベグニオン軍を相手にする時は、~
統率力の低い部隊を狙って潰していく。▼~
我々は…ベオクは、王だけでなく…~
部隊を指揮する将までもが~
血で選ばれることを知っているからな。▼~
…ベオクの武器は強い。▼~
だが、それを扱う能力には個人差があり、~
将の統率力にも、ばらつきがある…~
それが…ベオクの軍の弱点だ。▼
:[アイク]|
確かに…どんなに個々が強くても、~
まとまった時に弱ければ意味がない。▼~
軍の強さは統率力とまとまりか…~
ありがとう。参考になった。▼
:[ウルキ]|
いや…▼
***<3兄弟 ☆☆☆> (ボーレとオスカーがCCしていて弓を扱...
>(背景:雪原、左端:ヨファ、中央左:ボーレ、中央右:オス...
:[ボーレ]|
どうだ、兄貴。~
おれたちの必殺技、できそうか?▼
:[オスカー]|
そうだな。~
古い戦術書を調べていて、~
良さそうな合体技を見つけた。▼
:[ボーレ]|
お! やりぃ!!▼
:[ヨファ]|
わーい! どんなの?~
はやく教えて!▼
:[オスカー]|
技を習得するには、守らないといけない~
いくつかの決まりごとがあるんだ。
:[ボーレ]|
あんま、こむずかしいこと言われても~
わかんねえからな。▼~
かいつまんで話してくれよ。▼
:[オスカー]|
わかってる。~
とにかく、一番重要なのは~
みんな同じ武器を使うことだ。▼~
これについては、3人とも~
弓を使えば問題ないだろう。▼~
:[ボーレ]|
弓ぃ!?~
おれも兄貴も弓を使うのか?▼
:[オスカー]|
『みんな同じ武器を』と言ったろう。~
この技をやりたいなら、守らないといけない。▼
:[ボーレ]|
ちぇっ 仕方ねえな。~
チビは足手まといで困るぜ。▼
:[ヨファ]|
チビっていうな!~
ぼく弓ならボーレより上手いもん。~
足手まといはボーレのほうだもん。▼
:[ボーレ]|
なんだと、この…!▼
:[オスカー]|
いいかげんにしろ、ボーレ。~
おまえの弓の腕が~
ヨファより劣っているのは間違いじゃないんだし。▼~
しかし…ヨファ自身の素養もあっただろうが、~
基礎を教えた相手も、相当優秀だったようだな。▼
:[ボーレ]|
こいつは、自分で覚えたとかって~
ふざけた寝言いってやがるけどな。▼
:[ヨファ]|
じ、自分で覚えたもん。~
天才だもん。▼
:[オスカー]|
ま、構えの癖なんかで~
だいたいの想像はつくけどね。
:[ヨファ]|
!!▼
:[ボーレ]|
ん?~
なにがなんだって?▼
:[ヨファ]|
オスカーおにいちゃん!~
しーっ…▼
:[オスカー]|
…天才の弟をもって~
よかったな、という話だ。▼
:[ボーレ]|
ざっけんなよ。ばかばかしい。▼~
:[ヨファ]|
……ほっ▼
:[???](声のみ)|
なんの話をしてるんだ?▼
>(右端にアイク登場)
:[アイク]|
この間から、3人でこそこそと…~
何か企んでないか?▼
:[ボーレ]|
げ アイク!▼
:[オスカー]|
企むだなんて、人聞きの悪い。▼~
実は…▼
:[ヨファ]|
あのね、~
ぼくたちひっさ(自動的に流れる)
:[ボーレ]|
わーーーーーーーっ▼~
ガッ (オスカー消える)~
ゴッ (ヨファ消える)~
悪いな、アイク。~
こいつらちょっとおかしくてな。▼
:[アイク]|
いや、~
おかしいのはおまえのほうだろ。▼
:[ボーレ]|
と、とにかくだ!~
次の進撃メンバーには、~
おれたち3兄弟を入れておくことだ。▼
:[アイク]|
別に構わんが…~
なんでだ?▼
:[ボーレ]|
そいつぁ、見てのおたのしみってやつだ。~
じゃあな。せいぜい期待しといてくれよ。▼~
おら! いつまですっ転がってんだよ。~
いくぞ、兄貴、ヨファ!▼
>(ボーレ消える)
:[アイク]|
……ひっさ…? …ひさ……~
…………………ひざ?▼~
…………………~
……ま、どうでもいいか。▼
>*追加
>トライアングルアタックの時の台詞
:[オスカー](上段)|
じゃあ、行くぞ!~
トライアングルアターック!▼
:[ボーレ](上段)|
おーっし、行くぜぇっ!~
トライアングルアターック!!▼
:[ヨファ](上段)|
よぉーしっ、いっくぞー!~
トライアングルアターック!▼
**進撃前 [#he8d279a]
【デイン国境】
>(マップ下部から傭兵団が出撃)
>(背景:雪道)
>(中央右:アイク 右端:ヤナフ)
:[ヤナフ](右端)|
なあ、クリミアの大将。▼~
前方に、かなりの数の部隊がいるぜ。~
デインの連中と…~
また、キルヴァスのカラスどもだ。▼
:[アイク](中央右)|
この間より数は多いのか?▼
:[ヤナフ]|
数も多いが…それよりもっとやっかいなのは~
キルヴァス王がいることだな。▼
:[アイク]|
王自らが、デインに協力しているのか?▼
:[ヤナフ]|
そうだ。あの王は…~
他のカラスよりケタ違いに強いぜ。▼~
ま、うちの王のほうがもっと強いけど。~
とにかく、気をつけたほうがいいな。▼
>(ヤナフ消える)
:[アイク]|
キルヴァス王率いる部隊……~
どうにも、こっちに分が悪そうだな。▼
>(右端にセネリオ登場)
:[セネリオ](右端)|
……彼らをどう攻略するかが、~
勝敗を左右するはずです。▼
:[アイク]|
………▼
>(セネリオと入れ替わりにティアマト登場)
:[ティアマト](右端)|
キルヴァス兵、ね……~
同じ鳥翼族の話なら…~
聞いてくれないかしら?▼
>(ティアマト消える)
>(左端にヤナフ登場)
:[ヤナフ](左端)|
おれたちタカと、カラスの連中を~
ひとまとめにしないでほしいね。▼
>(ヤナフと入れ替わりにウルキ登場)
:[ウルキ](左端)|
……カラスどもは、好かん。▼
>(ウルキと入れ替わりにリュシオン登場)
:[リュシオン](左端)|
………▼
>(リュシオン消える)
:[アイク]|
知っての通り、俺たちの軍は~
デインに比べて人数が少ないんだ。▼~
勝ちを拾うためにも、~
なんとかキルヴァス兵を退かせる~
手はないか?▼
>(左端にヤナフ登場)
:[ヤナフ](左端)|
………まぁ、~
やれってんなら、キルヴァス王に~
あたってみてもいいけどさ。▼~
おれが話したからって、~
どうなるとも思えないけどな。▼
>(ヤナフと入れ替わりにウルキ登場)
:[ウルキ](左端)|
……将軍がそれを望むなら、~
試してみてもいいが………~
…効果は期待しないでくれ……▼
>(ウルキと入れ替わりにリュシオン登場)
:[リュシオン](左端)|
………どんなに頼まれようと…~
私からカラスの民に話しかけることはない。▼
>(リュシオン消える)
>(右端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
……いずれにせよ、~
今、行軍を止めることは~
敵に時間を与えるだけです。▼
:[アイク]|
そうだな…~
とにかく、進軍する!▼
>(進撃準備メニューへ)
>(フィールドマップ)
:[デイン兵](上)|
クリミア軍が現れました!▼~
:[ホマサ](下)|
……すんなり~
滅びてしまえば良いものを。▼~
ならば、ここで~
根絶やしにしてくれるっ!▼
:[ネサラ](下)|
…クリミアの残党と~
ベグニオンの借り物軍……▼~
しかも、懐には内通者を~
かかえているときたものだ。▼~
国境線を破っただけでも、~
たいしたもんだがね。▼~
しかし、我らキルヴァスが~
デインについてる限り…~
あいつらに先はない。▼~
ま、運がなかったと諦めてもらおうか。▼
>(ネサラが化身する)
:[ナーシル](上)|
…敵も気づいたようだね。▼
:[アイク](下)|
これだけの大部隊だ。~
気づくなという方が無理だろう。▼
:[ナーシル]|
策はどうなったんだい?▼
:[アイク]|
基本的に小細工はしない。~
正面からぶつかるさ。▼
:[ナーシル]|
承知の上だろうけど…~
キルヴァス軍をなんとかしないと、~
戦いはかなり不利だよ。▼
:[アイク]|
それでも、逃げるわけには~
いかんだろう。▼
:[ナーシル]|
そういえば…かつて~
キルヴァス王とリュシオン王子は~
仲の良い友だったそうだけど…▼~
彼に説得を頼んでみては?▼
:[アイク]|
はっきり断られた。▼~
リュシオンが~
タナス公に捕らえられたのは、~
キルヴァス王が原因らしいからな。▼~
無理もない話だ。▼
:[ナーシル]|
タカの民は、どうかな?▼~
同じ鳥翼族なんだ…~
交渉の糸口ぐらいは~
見つけられるかもしれない。▼
:[アイク]|
あまり…~
乗り気じゃなさそうだったな。▼
:[ナーシル]|
命令してみてはどうだい?▼
:[アイク]|
あいつらの間には、俺たちには~
わからない確執があるようだし、~
強制する気はない。▼~
それに、無理矢理の説得が~
相手の心に届くとは思えないしな…~
好きにさせるさ。▼
:[ナーシル]|
…まったく、君らしい意見だ。▼~
時には相手の意向を無視した~
決断を下すことも……~
将軍には必要なことだと思うけれど?▼
:[アイク]|
そうかもしれん。だが…~
俺は、俺のやり方でしか戦えない。▼~
さあ、いくぞ!▼
>(ナーシルがマップから離脱)
**進撃後 [#t6ea54e7]
***ネサラ初戦時 [#mc677ba9]
:[ネサラ](上)|
この黒翼は…ニンゲンたちの間では、~
凶兆を意味するそうじゃないか。▼~
その馬鹿らしい迷信どおり、~
あんたを死へ誘ってやろう。▼
***アイクで攻撃時 [#i3b3586e]
:[ネサラ](上)|
俺の見たところ…~
おまえが総大将だな。~
どうだい、俺たちの戦いは?▼~
デインの倍額払う気があるなら、~
寝返ってもいいんだが。▼
:[アイク](下)|
……本気か?▼
:[ネサラ]|
もちろんだ。~
俺たちはデインの奴隷じゃない…~
金次第でどうにでも動くさ。▼
:[アイク]|
…軽々しく裏切るような奴らを~
仲間に加えるわけにはいかんな。▼
:[ネサラ]|
そうかい。じゃあ、もう用はない。~
死んでくれ。▼
***レテで攻撃時 [#ne2f6d56]
:[レテ](上)|
……ラグズの裏切り者め!▼
:[ネサラ](下)|
おまえたちはクリミアに、~
俺たちはデインに…~
それぞれ協力している。▼~
それが何故~
『ラグズの裏切者』になるのか~
教えてもらいたいものだ。▼
:[レテ]|
クリミアとデインでは、訳が違う!▼
:[ネサラ]|
違わないね。~
どちらもラグズを忌み嫌い、~
狩ろうとするニンゲンどもの国だ。▼~
確かに、デインのほうが~
反ラグズ感情が顕著だが…▼~
クリミアやベグニオンだって~
大差ないことは知っているだろう?▼
:[レテ]|
だ、だが……っ!▼
:[ネサラ]|
…ガリアの獣戦士ともあろう者が、~
ずいぶん、ニンゲンに毒されたようだな。~
俺が、目を覚まさせてやろう。▼
:[レテ]|
!!▼
***モゥディで攻撃時 [#l548ad57]
:[モゥディ](上)|
…カラスの民の王……~
ドうして、デインに味方スるのだ?▼
:[ネサラ](下)|
俺のキルヴァスには…~
沢山の金が必要でね。▼~
デインに力を貸すのも、~
単に金を稼ぐための手段でしかない。▼~
求めるだけの報酬を払うっていうなら~
別に、どこの国だって構わない。▼
:[モゥディ]|
……金のタめに、戦いをスるのか?▼
:[ネサラ]|
間違ってはいないだろう?~
誰だって、何かを得るために~
戦っているはずだ。▼
:[モゥディ]|
………間違ってナい。~
…デも……▼
:[ネサラ]|
どんなに悩んだところで…~
俺たちカラスのことは、~
獣牙族には理解できないさ。▼~
おまえたちの王がそうであるように、~
おまえもまた、頭が固そうだからな。▼
:[モゥディ]|
ムぅ…▼
***ムワリムで攻撃時 [#n9121f69]
:[ネサラ](上)|
…おまえ、ガリアの獣牙族じゃないな。▼~
ベグニオンのラグズ奴隷……~
自ら逃げることもせず、己の不幸ばかりを呪う~
腑抜けた奴ばかりだと思っていたがね。▼
:[ムワリム](下)|
………▼
:[ネサラ]|
ふふん だんまりか。▼~
元々、口をきけないんじゃなければ、~
その理由は、怒りか恐れか…▼~
いずれにしても、哀れな男だ。~
おとなしくニンゲンの館に飼われていれば~
死なずにすんだかも知れないのになぁ?▼
***ヤナフで攻撃時 [#mea5c917]
:[ヤナフ](上)|
キルヴァス王!~
あんた本気で~
ラグズを裏切る気か!?▼
:[ネサラ](下)|
……やれやれ。~
相変わらず無駄に熱いな…~
タカの民というのは。▼~
俺たちカラスの本性は~
よく知っているだろうにさ……▼
***ウルキで攻撃時 [#i2c308ae]
:[ネサラ](上)|
なんだ……~
我らが親愛なる同胞、タカの民か。▼~
見ての通り、キルヴァスはデインについた。~
悪く思うなよ?▼
:[ウルキ](下)|
……▼
***ネサラ撃破時 [#i3c281d6]
:[ネサラ](上)|
嘘だろう……?~
この俺とした…ことが……▼
***ネサラ撃破後 [#c87d2f68]
:[ネサラ](上)|
くっ…油断したとはいえ、~
意外にやるようだな……▼~
野郎ども、兵をまとめろ!~
引き上げるぞ!▼
>(ネサラがマップから離脱し、キルヴァス兵がNPCになる)
***会話(ヤナフ→ネサラ) [#ab95d2c9]
:[ネサラ](上)|
おまえは…▼
:[ヤナフ](下)|
キルヴァス王!~
あんた最低な奴だな。▼
:[ネサラ]|
ティバーンの腰巾着か。~
たしか『目』のほうだったか?▼
:[ヤナフ]|
【白の王子】を~
ニンゲンに売っただけでは~
あきたらず、▼~
今度はラグズの敵に~
まわるってのか!?▼
:[ネサラ]|
リュシオンは~
タカの民が助けてくれたんだろ?▼~
だったら、いいじゃないか。~
何も問題はない。▼
:[ヤナフ]|
…その言葉そっくり、~
王子に言ってみろよ。▼
:[ネサラ]|
リュシオンがいるのか?▼~
ここに?▼~
なんでまた?▼
:[ヤナフ]|
クリミア軍にご助力なさってる!▼~
セリノスの森で――~
この軍を率いるベオクに、~
助けられたからな。▼
:[ネサラ]|
助けた?~
ニンゲンがラグズの~
リュシオンを助けたっていうのか?▼
:[ヤナフ]|
王子だけじゃない。~
リアーネ姫も、助けられたんだ!▼
:[ネサラ]|
リアーネが…~
生きていた……?▼
:[ヤナフ]|
森に生命の息吹がもどったこと、~
知らないわけじゃないだろう?~
あれは、サギの民お2人の力だ。▼
:[ネサラ]|
そうか、それで森が……~
なるほど。▼
:[ヤナフ]|
とにかく!~
あんたは1回、~
王子に筋を通しておくべきだ。▼~
もし、それができないんなら、~
本当に敵にまわったと判断して~
我が王に報告する。▼~
よく考えるんだな!▼
:[ネサラ]|
……どうするか、ねぇ。▼
***会話(ウルキ→ネサラ) [#xff3d86c]
:[ネサラ](上)|
おまえは…▼
:[ウルキ](下)|
…キルヴァス王。~
なぜ、ラグズの敵に与する?▼
:[ネサラ]|
ティバーンの腰巾着か。~
たしか、『耳』のほうだったな?▼
:[ウルキ]|
……リュシオン王子を~
ベオクに売り渡したのは何故だ?▼
:[ネサラ]|
リュシオンは~
タカの民が助けてくれたんだろ?▼~
だったら、いいじゃないか。~
何も問題はない。▼
:[ウルキ]|
…その言葉、~
リュシオン王子を前にしても~
言えるか……?▼
:[ネサラ]|
リュシオンがいるのか?▼~
ここに?▼~
なんでまた?▼
:[ウルキ]|
…セリノスの森で――~
この軍を率いるベオクに、~
助けられたから……▼~
クリミア軍に…~
ご助力なさっておられる。▼
:[ネサラ]|
助けた?~
ニンゲンがラグズの~
リュシオンを助けたっていうのか?▼
:[ウルキ]|
……リュシオン王子だけでなく~
…リアーネ姫も……▼
:[ネサラ]|
リアーネが…~
生きていた……?▼
:[ウルキ]|
森に守られて…~
ずっと眠っておられたのだ…▼~
お2人の歌声が、~
森の生命を取り戻した……▼
:[ネサラ]|
なるほど、~
そういうことか……▼
:[ウルキ]|
…リュシオン王子と~
話されてはどうだ?▼~
……そうすれば、~
我が王のお怒りも~
少しはましになるかもしれん……▼
:[ネサラ]|
…ティバーンの怒り、なぁ…~
うーん……▼
***会話(ネサラ→リュシオン) [#rf42f0da]
:[ネサラ](上)|
リュシオン!▼
:[リュシオン](下)|
……▼
:[ネサラ]|
おい、リュシオン!▼
:[リュシオン]|
……うるさいっ。▼
:[ネサラ]|
お、やっと返事したな?▼
:[リュシオン]|
…貴様、よく~
私の前に顔をだせたものだな?▼
:[ネサラ]|
まぁ、そのへんはさ~
神経図太いとか、~
面の皮あついとか。▼~
なぁ、~
言い訳ぐらいさせてくれって。▼
:[リュシオン]|
消えろ。~
聞く耳もたない。▼
:[ネサラ]|
リュシオン、~
俺たち友だちだろ?▼
:[リュシオン]|
おまえが、私を~
あの醜い男に売るまではな。▼
:[ネサラ]|
本気で売ったわけじゃない。~
すぐに助けにいくつもりだったさ。▼~
それを、おまえが~
辛抱できずに飛び出したわけで…▼
:[リュシオン]|
私が、悪いのか?▼
:[ネサラ]|
いや…その。~
悪いのは俺ですとも。~
全面的に。▼
:[リュシオン]|
…………▼
:[ネサラ]|
結果的に無事だったんだし、~
機嫌直してくれよ。な。~
このとおりっ!▼
:[リュシオン]|
…リアーネが生きていた。▼
:[ネサラ]|
ああ、ティバーンのお付きから聞いた。▼~
あの子の顔を見れば…~
寝たきりだったロライゼ殿も~
きっとよくなるさ。▼~
…よかったな、リュシオン。▼
:[リュシオン]|
…………▼~
おまえが私をだまして~
森に連れていかなければ…~
会えなかったかもしれない。▼~
だから、1度だけ許してやってもいい。▼
:[ネサラ]|
リュシオン!▼
:[リュシオン]|
条件付きだ。~
のむか?▼
:[ネサラ]|
な、なんだよ?▼
:[リュシオン]|
今すぐ、キルヴァスの兵を退け。~
そしてこれ以降、~
ラグズの敵にまわるな。▼
:[ネサラ]|
おいおい。~
そんな無茶な…▼
:[リュシオン]|
どうする?~
このまま、私のいる~
クリミア軍と戦うか?▼
:[ネサラ]|
…わかった。▼~
負けたよ、リュシオン。~
ここはひとつ~
兵を退くとするか。▼~
だが、この先のことまでは~
約束しかねる。▼~
こっちは、国の存続が~
かかってるんでね。▼
:[リュシオン]|
…まぁ、いいだろう。▼
:[ネサラ]|
じゃあ、これで仲直りといこう。▼~
また、キルヴァスを~
訪ねてやってくれよ。~
ニアルチが喜ぶ。▼
:[リュシオン]|
そうだな。~
この戦いが終わったら、~
リアーネを連れて伺おう。▼
:[ネサラ]|
あと、ティバーンには…▼
:[リュシオン]|
私からとりなしておく。~
心配するな。▼
:[ネサラ]|
ありがとよ。~
それじゃ、せいぜい~
気をつけて戦えよ。▼
---------------------------------------------------------...
>※キルヴァス兵を一体も倒していないとき
:[ネサラ]|
おっと、忘れるところだった。~
いいものをやるよ。▼
:[リュシオン]|
なんだ、これは?▼
:[ネサラ]|
ニンゲンの道具で、~
【ナイトリング】とかいう代物だ。▼
:[リュシオン]|
ベオクの作ったものか…▼
:[ネサラ]|
そんな嫌そうな顔するなよ。~
試しに使ってみたら、~
結構、重宝したぜ。▼
:[リュシオン]|
…わかった。~
一応、もらっておく。▼
:[ネサラ]|
死ぬなよ、リュシオン。~
おまえにもしものことがあったら……~
ニアルチのやつがうるさいからな。▼
:[リュシオン]|
ネサラ…~
………ありがとう。▼
>(ナイトリングを手に入れた)
---------------------------------------------------------...
>(キルヴァス兵がNPCになる)
:[ネサラ](下)|
よーし、野郎ども!~
キルヴァスはここから兵を退く。~
全員、ただちに撤退しろ!▼
***キルヴァス軍が寝返った後の次の敵ターン開始時 [#o6a98520]
:[ホマサ](上)|
キルヴァスが寝返っただと!?▼
:[デイン兵](下)|
いえ、裏切ったという表現のほうが~
正しいのではないかと…▼
:[ホマサ]|
どちらにせよ、同じことだ…!~
いまいましい半獣め……~
しょせんは信ずるにたりぬということだ。▼
***ホマサ初戦時 [#x90d3945]
:[ホマサ](上)|
我が剣……~
見切れるか?▼
***アイクで攻撃時 [#f5ac8a67]
:[ホマサ](上)|
おまえの剣……なかなかに面白い。▼~
無骨で荒削りだが、力強い。~
誰に習った?▼
:[アイク](下)|
親父だ。▼
:[ホマサ]|
ほう… 俺も同じよ。~
我が剣技は父から学んだものだ。▼~
負けられんな、お互いに。▼
***ツイハークで攻撃時 [#qf8de9ad]
:[ホマサ](上)|
……貴様も剣士か。▼~
しかもなかなかに使うようだ。~
一つ御相手願おうか?▼
:[ツイハーク](下)|
他人と剣を競うのは好きじゃないが……~
そうも言ってられないか。▼
:[ホマサ]|
いざ!▼
***ソーンバルケで攻撃時 [#q020a14b]
:[ホマサ](上)|
………かなりの使い手と見た。~
一つ御指南願おうか?▼
:[ソーンバルケ](下)|
やめておけ。~
その程度の腕では…~
私の相手はつとまらぬさ。▼
:[ホマサ]|
なに!?▼
***リュシオンで戦闘時 [#za87ccca]
:[ホマサ](上)|
剣を持たぬ者を斬るのは~
流儀に反するが……~
こと戦場であれば…やむをえぬか。▼
***ラグズ(獣)で攻撃時 [#c29ab774]
:[ホマサ](上)|
獣は、もう何度も相手にし~
その技…見切っている。~
それでも、なお、かかってくるか?▼
***ラグズ(鳥)で攻撃時 [#i61b40d3]
:[ホマサ](上)|
…タカもいるのか。▼~
では、試させてもらおう!▼
***ホマサ撃破時 [#r0da73e6]
:[ホマサ](上)|
……無念……▼
**クリア後 [#y8cb5d2f]
***キルヴァス軍が寝返る前にクリアした場合、追加 [#sba19314]
:[キルヴァス兵](上)|
ネサラ様、デイン軍が~
総崩れになっています!▼
:[ネサラ](下)|
やれやれ、口ほどにもない連中だな。~
じゃ、俺たちも引くとするか。▼
:[キルヴァス兵]|
いいんですか?~
今、退却すればプラハ将軍から~
何を言われるか……▼
:[ネサラ]|
ニンゲンとの約束なんか、~
くそくらえってことだ。▼~
ま、残り半分の報酬は惜しいが…~
命には代えられんからな。▼
:[キルヴァス兵]|
なるほど。▼
:[ネサラ]|
さぁ、野郎ども!~
キルヴァスへ帰るぞ!▼
***戦利品 [#c1cf9a68]
>(背景:雪道)
>(中央右:アイク)
:[アイク](中央右)|
…どうにか、勝てたか。▼
---------------------------------------------------------...
>※リュシオンとネサラが会話していた場合
>(左端にナーシル登場)
:[ナーシル](左端)|
うまくキルヴァス兵を遠ざけられたのが~
勝因だね。▼
:[アイク]|
ああ、あのまま~
やつらの相手を続けていたら~
この程度の被害では済まなかっただろう。▼~
リュシオンたちに礼を言わないとな。▼
---------------------------------------------------------...
>(中央左にエリンシア登場)
:[エリンシア](中央左)|
アイク様…!~
ご無事でなによりです。~
……お怪我はありませんか?▼
:[アイク]|
エリンシア姫。~
大丈夫だ。なんともない。▼
:[エリンシア]|
よかった…▼
>(左端にティアマト登場)
:[ティアマト](左端)|
アイク!~
ちょっといいかしら?▼~
エリンシア姫もいっしょなら、~
ちょうどいいわ。~
あっちの建物に来てくれない?▼
>(ティアマト消える)
:[エリンシア]|
なんでしょう?▼
:[アイク]|
行ってみるか。▼
>(画面暗転)
>(背景:倉庫の中)
>(中央左:ティアマト 中央右:アイク 右端:エリンシア)
:[エリンシア](右端)|
まぁ…▼
:[アイク](中央右)|
これは……▼
:[ティアマト](中央左)|
すごいでしょ?~
全部本物のゴールドよ。▼
:[アイク]|
デインは金持ちだな…~
これだけあると、~
正直、金って気がしない。▼~
これ、どうするんだ?▼
>(左端にセネリオ登場)
:[セネリオ](左端)|
戦利品ですから…~
当然、我々の物となります。▼
:[アイク]|
……だったら、~
5万ゴールドだけ~
俺に貸してもらえないか?▼
:[ティアマト]|
そんな大金、どうするの?▼
:[アイク]|
…ちょっと、な。▼
:[ティアマト]|
…もう子供じゃないんだし、~
いちいち聞くことじゃないわね。▼
:[セネリオ]|
……▼
:[エリンシア]|
アイク様、このお金は~
傭兵団のみなさんで使って下さい。▼~
これまで、みなさんのお給料を…~
満足にお支払いできませんでした。~
ですから……▼
:[アイク]|
いや、俺は5万ゴールド~
借りれればそれで…▼
:[ティアマト]|
あなたは、~
ありがたく頂きなさい。▼~
残りは…軍の維持費として~
セネリオに任せましょう。~
それでいいかしら、エリンシア姫?▼
:[エリンシア]|
はい。~
お願いします!▼
>(画面暗転)
***プラハの怒り [#h6b993da]
>(背景:雪道)
>(中央左:プラハ)
:[プラハ](中央左)|
…………▼
>(右端にデイン兵登場)
:[デイン兵](右端)|
あ、あの…~
プラハ将軍……?▼
:[プラハ]|
…わかってたさ。~
カラスなんか、最初から~
信用なんかしてなかったしね。▼~
だが、ここまで~
見事に裏切られるとは…~
…………くっ……▼~
やってくれるじゃないか、~
キルヴァス王っ!▼~
デインを敵にまわすというなら~
それでもいいさ。▼~
あんな弱小国、ガリアのついでに~
ぶっ潰してやるっ!!▼
:[デイン兵]|
…………▼
:[プラハ]|
…何、ぼーっと見てんだい!?~
そんなに、あたしは滑稽かい?▼~
:[デイン兵]|
い、いえ!~
そのようなことは……~
し、失礼します!!▼
>(デイン兵消える)
:[プラハ]|
フン!▼~
……何か、上手い方策を練らなくては…~
この調子では……~
陛下に見限られちまう……▼
>(画面暗転)
***グレイルの秘密 [#h16708d4]
>(背景:営舎の中)
>(左端:フォルカ 中央右:アイク)
:[フォルカ](左端)|
…呼んだかい?▼
:[アイク](中央右)|
長く待たせたが…~
受け取ってくれ、約束のゴールドだ。▼
:[フォルカ]|
やっと用意できたってわけか。~
ありがたく頂戴しよう。▼
:[アイク]|
中を確かめないのか?▼
:[フォルカ]|
…必要ない。~
あんたを信用する。▼
:[アイク]|
……そうか。▼~
じゃあ、渡してもらおうか。~
親父宛の報告書とかいうものを。▼
:[フォルカ]|
ない。▼
:[アイク]|
なに!?▼
:[フォルカ]|
報告書など、最初からない。▼
:[アイク]|
俺をだましたのか?~
そういうことなら、容赦はしな…▼
:[フォルカ]|
あんたに伝えることはある。~
ただ、書に残すことはできない。~
これは重大な秘密だからな。▼~
……あんたが、この話を聞くに~
値するほど成長した時、▼~
俺の口から直接聞かせるよう~
指示を受けている。▼
:[アイク]|
成長…?~
5万ゴールドを用意することがか?▼
:[フォルカ]|
大金を用意させたのは、俺の趣味だ。~
判断方法について指定がなかったんでね。▼
:[アイク]|
……まあいい。~
とにかく、話してくれ。▼
:[フォルカ]|
俺は、長い間…~
グレイル殿の影として雇われていた。▼~
誰にもばれないよう、~
いつかくるかもしれない……~
ただ1度の時のためにな。▼
:[アイク]|
それは?▼
:[フォルカ]|
グレイル殿が暴走した場合、~
それを止める。~
すなわち、命を奪うことでね。▼
:[アイク]|
なっ…!?▼
:[フォルカ]|
もう1つある。~
グレイル殿が追っ手によって~
殺害された場合…▼~
息子であるあんたの成長を見守り、~
しかるべき時にグレイル殿の秘密を~
伝えること……▼~
それが、俺の仕事だ。▼
:[アイク]|
暴走…って、いったい~
なんのことだ?▼~
親父はどうして殺されなければ~
ならなかったんだ!?▼
:[フォルカ]|
全ては、~
エルランのメダリオンのせいだ。▼
:[アイク]|
メダリオン…?~
いったいなんなんだ、それは!▼
:[フォルカ]|
おまえさんの妹が~
隠し持っているもののことだ。▼
:[アイク]|
! …あの古びた~
青銅のメダリオンか!?▼~
母さんの唯一の形見だと~
聞かされていた……▼~
あれが、なんだというんだ?▼
:[フォルカ]|
…グレイル殿は危険な物だと~
いうこと以外、教えてくれなかったんでね。~
自分で調べてみたんだが……▼~
その正体には、さすがの俺も~
かなり驚いたな。▼
:[アイク]|
教えてくれ。▼
>(一枚絵:ミストの手の上で輝くメダリオン)
:[フォルカ]|
…エルランとは、サギの民の1人だ。~
あのセリノス王子のご先祖さまだな。▼~
そいつが所持していたメダリオンには、~
昔…英雄たちに倒された邪神が~
封じられている。▼
:[アイク]|
あれに邪神が…!?~
冗談だろう?▼
:[フォルカ]|
あいにく、真実だ。~
それがどうしてグレイル殿の~
手にあるのかまでは知らん。▼~
だが、グレイル殿を追っていた奴らは~
メダリオンを手に入れたがっている。▼~
あんなものを使って~
何がしたいのか……~
考えるのも気がめいる話だがな。▼
:[アイク]|
とてもじゃないが、信じられない。~
さっき、メダリオンが~
危険なものだと言ったな?▼~
じゃあどうして、親父がミストに~
持たせたりする。~
理屈にあわないだろう!?▼
:[フォルカ]|
……あの子は大丈夫だからな。~
いや、あの子じゃないと駄目なんだ。▼~
その証拠に、おまえさんは~
1度もあれに触れたことがないだろう?▼
:[アイク]|
……確かに、ない。▼~
かなり昔…ミストの手にあったのを~
触ろうとして……~
親父に…ひどく殴られて…▼~
それからは、なんとなく…~
俺が触れてはいけないものなんだと思っていた…▼
:[フォルカ]|
おまえさんの妹は、他の者に比べ…~
極端に正の力が強いんだよ。▼~
おまえたちのお袋さんもそうだったらしい。~
だからメダリオンを身に着けていても平気なんだ。▼~
あれは…身のうちにもつ負の気を増幅させる。~
恐ろしい毒みたいなもんだ。▼~
…グレイル殿は、たった1度だけ~
メダリオンを手にしてしまった。~
そして最大の過ちを犯した……▼
:[アイク]|
それが、暴走…というやつか?▼
:[フォルカ]|
そうだ。▼~
ベオクもラグズも、正と負~
両方の気をもって成り立っている。~
負の気を持たない者はいない。▼~
正に対し、負が強いほど…~
メダリオンを持った時に受ける影響が大きい。~
当然、暴走による被害もでかくなる。▼
>(一枚絵:追っ手の死体)
:[フォルカ]|
グレイル殿の場合…あの人は~
ケタ違いの剣使いだったらしいからな。▼~
20人はいたという追っ手を――~
どいつもたいした手練だったろうが――~
一瞬のうちに葬り去り、▼~
果てには、自分達を匿ってくれた~
村の住人を次々と手にかけていった。▼~
それを止めるために…あんたたちの母親は、~
危険を顧みず我を失った夫に駆け寄った。▼
>(背景の一枚絵が上にスクロールし、妻を剣で貫くグレイルの...
:[フォルカ]|
そして……~
グレイル殿の手からメダリオンを奪った。▼~
自分の体を…夫の剣に貫かれながら……▼
:[アイク]|
親父が…~
母さんの命を…奪った……?~
そんな、バカな……▼
:[フォルカ]|
どんな奴も、メダリオンを手にすれば~
負の力に飲み込まれてしまう。▼~
俺だって、あんただって、~
きっと暴走しておかしくなるだろうさ。▼~
正気に戻った親父さんは、~
どこからか、俺の噂を聞きつけて訪ねてきた。▼~
口が堅く、腕もあり、何より~
どんな仕事でもするって俺を雇いたいと言ってな。▼~
だが、俺は断った。▼~
グレイル殿が、かつての名将…~
デインの神騎将ガウェイン殿だってのは、~
すぐにわかったんでね。▼~
それを止めることなんかできるわけがない。▼
:[アイク]|
それでも、引き受けた…~
なぜだ?▼
:[フォルカ]|
妻を失ったグレイル殿は、~
2度と同じはめに陥らないよう~
己にかせをはめちまった。▼~
利き腕の筋を傷つけ、まともに~
使えないようにしたんだ。▼~
それでも、常人ではかなわないほど~
強かったがね。▼~
俺の腕で太刀打できる程度には~
なったってわけだ。▼
:[アイク]|
…………▼
>(背景:営舎の中)
:[フォルカ]|
これが、俺の知る~
グレイル殿の秘密だ。▼~
そして、あんたに託されたことは――~
メダリオンを追っ手に渡さず、~
守り抜くことだ。▼~
妹に持たせたままの状態でな。▼
:[アイク]|
親父は、死の間際…~
全てを忘れて、平和に暮らせと言った。~
それはいったい……▼
:[フォルカ]|
…あんたが激情にまかせて~
復讐に動いたりしないように、だろう。▼~
予想してたより~
ずっと早くやられちまったからな。▼
:[アイク]|
……親父の遺志は、~
メダリオンを守ることなんだな?~
俺はそれを実行すればいいんだな?▼
:[フォルカ]|
そうだ。~
…優先されるべきは、~
その1つだけだ。▼
:[アイク]|
わかった。▼
>(画面暗転)
***アサシン [#y1873dad]
>※フォルカがここまでで敗北していない場合
:[フォルカ]|
最後にもう1つ。▼
:[アイク]|
なんだ?▼
:[フォルカ]|
あんたも、俺と契約するか?▼~
いつか来るかもしれない~
自分の暴走のために、~
俺を雇っておくと便利だぞ。▼~
そのための代金は…~
この5万ゴールドからいただく。~
どうだ?▼
>選択肢
> 契約する
> 契約しない
>■<契約する>選択時
:[アイク]|
……頼む。▼
:[フォルカ]|
いい判断だ。~
…もう正体を隠しておく必要はない。▼
:[アイク]|
?▼
>(フォルカがアサシンにクラスチェンジする)
>(フォルカの服装が暗殺者風に変わる)
:[フォルカ]|
俺の本職は暗殺だ。これ以降は…~
どんな汚い仕事でも請けてやろう。▼
>■<契約しない>選択時
:[アイク]|
いや…そんな気になれない。▼
:[フォルカ]|
そうか。▼
:[アイク]|
これから、どうするんだ?▼
:[フォルカ]|
今までどおりだ。~
何か用があったら声をかけろ。~
それだけだ。▼
:[アイク]|
わかった。▼
---------------------------------------------------------...
>※フォルカがここまでで既に敗北している場合
:[フォルカ]|
さて、俺の仕事はこれで終わりだ。▼
:[アイク]|
………▼
:[フォルカ]|
…これから、どうするかは~
自分で決めるがいい。▼
:[アイク]|
また呼び出せば、あんたの~
手を借りることはできるのか?▼
:[フォルカ]|
…さて、どうかな。~
俺は、割に合わない仕事はしない。~
じゃあな。▼
:[アイク]|
………▼
---------------------------------------------------------...
>(画面暗転)
>(中央右:アイク)
:[アイク]|
……親父…母さん………~
…………俺は…………▼
**リュシオン・ヤナフ・ウルキ未加入ルートにおける会話の変...
**出撃前 [#gf6ee549]
:[ベグニオン兵](左)|
前方に敵影! デイン軍です!!▼
:[アイク](右)|
山道で待ち伏せ、~
俺たちを越えさせないつもりか…~
………兵の数は?▼
:[ベグニオン兵]|
大部隊ではありませんが、~
歩兵を中心に我が軍に匹敵するほどかと。▼~
また、上空にはキルヴァスの~
カラス兵の姿も見えたとのことです!▼
>(兵士消える)
:[アイク]|
キルヴァス王率いる部隊……~
どうにも、こっちに分が悪そうだな。▼
:[セネリオ](アイクの後ろに登場)|
……彼らをどう攻略するかが、~
勝敗を左右するはずです。▼
:[アイク]|
………▼
>(セネリオ消える)
:[アイク]|
知っての通り、俺たちの軍は~
デインに比べて人数が少ないんだ。▼~
勝ちを拾うためにも、~
何とかキルヴァス兵を退かせる~
手はないか?▼
:[セネリオ]|
……いずれにせよ、~
今、行軍を止めることは、~
敵に時間を与えるだけです。▼
:[アイク]|
そうだな……~
とにかく、進軍する!▼
-----------------------------------------
**出撃後 [#y5ff6404]
:[ナーシル](上)|
…敵も気づいたようだね。▼
:[アイク](下)|
これだけの大部隊だ。~
気づくなというほうが無理だろう。▼
:[ナーシル]|
策はどうなったんだい?▼
:[アイク]|
基本的に小細工はしない。~
正面からぶつかるさ。▼
:[ナーシル]|
承知の上だろうけど…~
キルヴァス軍を何とかしないと、~
戦いはかなり不利だよ。▼
:[アイク]|
それでも、逃げるわけには~
いかんだろう。▼~
さあ、いくぞ!
----
*コメント [#c0536ade]
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