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#Contents
--
**ナレーション [#wdcc21c7]
(画面:テリウス大陸の地図)
デイン軍の包囲網を辛くもくぐりぬけ、~
傭兵団は大海原へと船出を果たした。*
船長のナーシルによれば、~
ベグニオンまでは約2ヶ月の旅程である。*
(画面:地図に矢印が現れる)
天候に恵まれたこともあり、~
順調に南下を続けた船は、~
航程を半分ほど過ぎた頃、*
大陸沿岸にそって進路を東へと向けた。*
(画面:地図に矢印が現れる)
これから通過する海域はフェニキス王国、~
そしてキルヴァス王国という―――~
鳥翼族の勢力圏である。*
(画面:地図上に鳥翼族らしき影が現れる)
両国とも~
人間の船に対して海賊行為を行い、~
【船を持たぬ海賊】として恐れられていた。*
また、大陸南部には~
竜鱗族の国ゴルドア王国が存在する。*
(画面:地図上に竜鱗族らしき影が現れる)
建国以来数百年もの間~
孤立し閉鎖的な文化を保っており、~
神秘のヴェールに包まれた国である。*
(画面:地図上に鳥翼族と竜鱗族らしき影が現れる)
アイクたちを乗せた船は~
そんなラグズが支配する海を越えてゆく。*
**オープニング [#le524785]
(背景:甲板の上、中央右:アイク)
:[アイク]|
…………▼
(中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
お兄ちゃん?▼
:[アイク]|
……▼
:[ミスト]|
どうしたの?~
船に乗ってから、元気ないね。▼
:[アイク]|
…ちょっと、船酔いしたかもな。▼
:[ミスト]|
うそだぁ。~
お兄ちゃんが、~
そんな繊細なわけないもん!▼
:[アイク]|
悪かったな。▼
:[ミスト]|
…ねぇ、話してよ。~
わたしだって…~
お兄ちゃんの力になりたいよ?▼
:[アイク]|
……まあ、ちょっとな。~
港町トハでだ。▼
:[ミスト]|
うんうん。▼
:[アイク]|
ライがラグズだとわかった途端……~
周囲の態度がかわっただろ?▼~
それまではみんな、~
気のいい奴らだったのにな…▼~
俺が想像していたより、ずっと~
ベオクの…ラグズに対する偏見は強かった。▼~
どうして、あそこまで悪意を持てる?~
……俺たちとライと、どこがそんなに違う?▼
:[ミスト]|
……ん、とね。~
わたしも最初…ちょっと怖かったかな。▼~
ラグズの人たちって…~
“化身”とか……▼~
わたしたち人げ…じゃなくって、~
ベオクには、できないことができるから…▼
:[アイク]|
ミスト、おまえ…▼
:[ミスト]|
今はちがうよ!~
みんな…すごくいい人。▼~
だけどね、それって…~
いっしょにいることで……▼~
いろんなところを見て、知って…~
だから、そう思えるようになったんだよ。▼~
初めて会った時から平気でいられるほうが…~
特別なんだって…… わたしは…そう思うよ。▼
:[アイク]|
…そうだな。~
きっと…俺みたいに抵抗ない方が~
変わってるんだろうな…▼
:[ミスト]|
…できることなら、~
争いたくなんてたいのにね。~
みんな仲良く暮らせるといいのにね。▼~
でも、それは……すっごく~
むずかしいことなのかもしれない……▼
:[???]|
…そう、むずかしい問題だ。▼
(左端にナーシル登場、ミスト右端に移動)
:[ミスト]|
ナーシルさん!~
やだ、聞いてたんですか?▼
:[ナーシル]|
船の旅はどうだい?~
気分が悪くなったりしていないかな?▼
:[アイク]|
だいじょうぶだ。▼~
それより、ナーシル…~
あんたはベオクだろう?▼~
ベオクなら、どうして~
ラグズに協力している?▼
:[ナーシル]|
いや、私は正真正銘ラグズだ。▼
:[ミスト]|
うそ!~
耳も尻尾もないよ?~
どこかにかくしてるの?▼
:[ナーシル]|
…私は常にベオクの中で暮らしている。▼~
人目でラグズとばれないよう~
服装や習慣など、~
いろいろ工夫しているんだよ。▼
:[アイク]|
どうして、そんなことを?▼
:[ナーシル]|
ラグズはラグズだけで生きられず。~
ベオクもまた然り…▼~
私は、両者の共存を望む者。~
何年も旅をしながら、その方法を模索している。▼
:[アイク]|
ラグズとベオクの共存?~
……あそこまで迫害されて、~
よくそんなことが思えるな。▼
:[ナーシル]|
アイク、1つのことを~
その側面からだけ見ても…~
少しも理解したことにならない。▼~
たしかにラグズはいま、~
ベオクたちに迫害されている。▼~
だが、長い歴史を振り返れば、~
その逆だった時代もあったんだ。▼
:[アイク]|
……▼~
どんな時代があったとしても、~
いま、迫害を受けているのはラグズだ。~
その事実は変わらないだろう?▼
:[ナーシル]|
まっすぐな物の考え方だ。~
単純明快で、好ましいよ。▼~
ただ、それは…~
君がまだ若く、知らないことが~
多いからこその強さ…▼~
これから先、君の考えを~
くつがえすようなことだって~
いくつもおきるだろう。▼~
この旅の終わりに、~
君がどんな風に変わるのか…~
絶望でないことを祈るばかりだ…▼
:[アイク]|
……あんたの話は、~
こむずかしいな。▼
:[ナーシル]|
…いつか分かるよ。▼~
とにかく、きみたちを無事~
ベグニオンまで連れて行くのが私の役目だ。▼~
ライを通じて、ガリア王からも~
十分すぎる報酬をもらっているからね。~
失敗するわけにはいかない。▼
:[アイク]|
俺たちに海のことは何もわからないからな。~
あんただけが頼りだ、ナーシル。~
よろしく頼む。▼
:[ナーシル]|
できるかぎり協力させてもらうよ。▼
(暗転)
<戦績報告>
<拠点メニュー>
**【情報】 [#c375025b]
***<謎の少年 ☆☆☆> [#f4bf8be8]
(背景:甲板の上、中央右:アイク
:[アイク]|
…………▼
:[???]|
あ、アイク!~
その子を捕まえてくれ!!▼
(アイク振り返る)
:[アイク]|
いったい、なんだ…▼
(中央左にサザ登場)
:[サザ]|
!!▼
(左端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
…さあ、もう逃げられないぞ。▼
(サザ、ナーシルの方を振り返る)
:[サザ]|
…………▼
:[アイク]|
ナーシル、誰だこいつ?▼
:[ナーシル]|
密航者だよ。~
どうやらトハで潜り込んだみたいだ。▼
:[アイク]|
なんの目的で、この船に?▼
:[サザ]|
…………▼
:[アイク]|
だんまりか。~
だったら…▼
:[サザ]|
!?▼~
(サザ、アイクの側に引き寄せられる)~
ひ…ひててててて▼
:[ナーシル]|
あ、アイク…~
あんまり無茶は…▼
:[アイク]|
俺たちは、ガキの遊びに~
付き合ってられるほど暇じゃない。▼~
放してほしかったら、~
素直に口を割るんだな。▼
:[サザ]|
…わふぁった!~
話ふから…やめ…っ!!▼~
(サザ左に離れ振り返る)~
……痛い……~
顔が…変形するかと思った……▼
:[アイク]|
で?~
おまえの名前は?▼~
目的は?▼
:[サザ]|
俺… サザ。▼~
……盗賊やってるけど…~
この船に乗ったのは…~
盗みが目的じゃない。▼
:[アイク]|
………▼
:[サザ]|
…そんな怖い顔で睨むなよ。~
話しづらいじゃないか。▼
:[ナーシル]|
いや、アイクはいつもこんな顔だ。~
気にしないで、続けて。▼
:[サザ]|
人を…捜してるんだ。~
この船がベグニオンに行くって~
聞こえたから…それで乗った。▼
:[ナーシル]|
ベグニオンに、~
その尋ね人がいるのかい?▼
:[サザ]|
わからない。▼~
でも、トハではぐれたから…~
船に乗ったのかもしれないって。▼
:[アイク]|
……家族か?▼
:[サザ]|
え?▼
:[アイク]|
捜してる相手。▼
:[サザ]|
………ああ。~
血はつながってないけど…~
大事な家族だ。▼
:[アイク]|
………▼
<仲間にする> <仲間にしない>
*<仲間にする>を選択の場合
:[アイク]|
わかった。▼~
ナーシル、こいつの身柄は~
俺の傭兵団が預かる。~
だから船に乗せといてもいいだろ?▼
:[ナーシル]|
それは…もちろん、構わないが…▼
:[サザ]|
いいのか?▼
:[アイク]|
仕事はきっちりやってもらう。~
…覚悟しておけよ。▼
:[サザ]|
ああ、大丈夫!~
俺…なんでもするさ!▼
*<仲間にしない>を選択の場合
:[アイク]|
…気持ちはわかる。~
だが、力にはなれそうもない。▼
:[ナーシル]|
そうだね…~
いま君たちは、大変な時なんだし。▼
:[サザ]|
………▼
:[ナーシル]|
……仕方ない。~
私が…船の下働きとして雇うよ。▼
:[サザ]|
いいのか!?▼
:[ナーシル]|
ここは海の上だし、~
放り出すわけにはいかないからね。▼
:[サザ]|
ありがとう!~
俺… 恩に着るよ!!▼
:[ナーシル]|
…と、いうわけで、この子のことは~
私が責任をもって預かるよ。~
それでいいかな? アイク。▼
:[アイク]|
あんたの船だ。~
好きにすればいい。▼
:[ナーシル]|
じゃあ、決まりだ。▼~
サザ…だったね?~
船員に紹介するから、来てくれ。▼
:[サザ]|
ああ!▼
:[アイク]|
よかったな。▼
:[サザ]|
あんたにも…礼を言う。~
ありがとな!▼
***<フォルカ ☆> [#g7d56f9a]
(背景:船室、中央左:アイク)
:[アイク]|
…………………▼~
…………フォルカ?▼
(右端にフォルカ登場)
:[フォルカ]|
ここだ。▼
(アイク、フォルカの方を振り返る)
:[アイク]|
おまえ、今まで~
どこにいたんだ?▼~
船に乗った後は、~
ちっとも姿を見せなかったが。▼
:[フォルカ]|
…気にするな。~
呼べば出てくる。▼
:[アイク]|
俺はいいが、妹が心配している。~
おまえが、1度も飯時に現れないから~
どこかで倒れてるんじゃないかってな。▼
:[フォルカ]|
陸にいたときも、別に~
食事をともにした覚えはないが?▼
:[アイク]|
広い陸と、狭い船の上を~
いっしょにするなよ。▼~
とにかく、このままじゃ~
妹が飯をもって船中をうろうろしかねない。~
夕食だけでいいから、姿を見せてくれ。▼
:[フォルカ]|
100だな。▼
:[アイク]|
金をとる気か?~
…それ以前に、カギ開けより~
金額が高いのはなんでだ?▼
:[フォルカ]|
戦場以外で、~
人の多いところに出るのは苦痛だ。▼~
じゃあな。~
払う気になったら、呼ぶがいい。▼
(フォルカ消える)
:[アイク]|
……ミストを~
説得するほうが早いか。▼
***<ツイハーク ☆> [#v56ae139]
(背景:甲板の上、中央右:アイク)
:[アイク]|
ちょっといいか?▼
(中央左にツイハーク現れる)
:[ツイハーク]|
もちろんだ、アイク団長。▼
:[アイク]|
あんたとは、まだ~
ゆっくり話してなかったからな。~
色々、聞いておきたいことがあるんだ。▼
:[ツイハーク]|
…俺が信用できないか。▼
:[アイク]|
そうじゃない。▼~
だが、あのトハで…~
ラグズに味方するベオクがいるとは~
思わなかったからな。興味がある。▼
:[ツイハーク]|
どこまで、あんたの耳に~
入っているかは知らないが…▼~
俺がトハの自警団にいたのは、~
ラグズを救うためだ。▼~
俺はクリミア出身じゃないから…▼~
獣牙族の国ガリアと同盟を結んでいる~
ベオクの国という言葉に…~
期待しすぎていたんだろうな。▼~
クリミアでは、獣牙族が~
ふつうに暮らせていると思い込んでいた。▼~
それで…実際に、訪れてみれば……~
あの状態だ。他の2国と~
なんら変わりはなかったよ。▼
:[アイク]|
俺も、同じだ。~
ベオクの獣牙族に対する仕打ちは…~
正直、許せなかった。▼
:[ツイハーク]|
…嬉しいよ。~
今まで出会ったベオクで…君のような~
反応を返してくれる者はいなかった。▼
:[アイク]|
ツイハーク。あんたが、~
ラグズに肩入れするのには…~
何か事情があるのか?▼
:[ツイハーク]|
なぜだ?▼
:[アイク]|
俺はガリアで生まれた…らしい。~
だから、あんたにも~
そんな事情があるのかってな。▼
:[ツイハーク]|
………ないわけじゃない。~
だが、話したくないと言ったら…~
気を悪くするか?▼~
すごく個人的なことなんだ。▼
:[アイク]|
いや、気にするな。~
とにかく…あんたの人となりは~
わかった気がする。▼
:[ツイハーク]|
どんな評価か、聞いても?▼
:[アイク]|
いい奴だ。~
これからも、よろしく頼む。▼
:[ツイハーク]|
こちらこそ。~
こんなに居心地のいい傭兵団は~
初めてだからな。▼
***<イレース ☆> [#b7d37e97]
(背景:船室、中央左:イレース)
:[イレース]|
…………▼
(中央右にアイク現れる)
:[アイク]|
……顔色が悪いな。~
大丈夫か?▼
:[イレース]|
……船に…酔ってしまうもので……▼~
ここに来る前……~
商人のみなさんと旅をしている間も~
時々、船に乗ったんですが……▼~
その度にこうなってしまって……~
……すみません。▼
:[アイク]|
ムストン達と~
旅をするようになって長いのか?▼
:[イレース]|
そうですね……~
かれこれ…4年ほど前でしょうか。▼~
わたしは家を出たばかりで…~
仕事も見つけられず、~
1人でふらふらしていました。▼~
…人里にいる時は、いろんな方の善意で…~
なんとか生きていられたんですが……~
離れると…そういうわけにもいかなくって…▼~
ムストンさんたちが、街道の脇に倒れている~
わたしに気付いてくれなかったら…~
…死んでいたかもしれません。▼
:[アイク]|
…意外に、豪快な生き様だな。▼
:[イレース]|
よく…言われます。▼
:[アイク]|
しかし、仕事が~
見つからなかったってのは、不思議だな。~
あんたの魔道はなかなかのもんなのに。▼
:[イレース]|
そうでしょうか?~
ふふ そう言っていただけると…~
とても、嬉しいです。▼~
…ふぅ お話ししているうちに~
船酔いもおさまってきたみたいです…~
楽になって……▼~
おなかが空いてきました。▼
:[アイク]|
そりゃ、なによりだ。▼
**進撃前 [#b78f3e4a]
(背景:甲板の上、中央左:ナーシル、中央右:アイク)
:[アイク]|
ナーシル。~
どうかしたのか?▼
:[ナーシル]|
……どうにも、よくないな。~
この船の後を…海賊が追ってきている。▼
:[アイク]|
本当か!?▼~
……どこにも船陰が見えないが……▼
:[ナーシル]|
真後ろじゃなく、もう少し~
上空を見ればわかる。▼
(アイク振り返る)
:[アイク]|
あれは…鳥か?~
ずいぶん大きい鳥だが。▼
(ナーシル消え、中央左にティアマト登場)
:[ティアマト]|
あれもラグズだわ。~
アイク。▼
(左端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
鳥翼族です。~
禍々しい黒い羽をもつのは、~
キルヴァスのカラスの民…▼
(アイク振り返る)
:[アイク]|
ティアマト、セネリオ、~
おまえたちも気付いたのか?▼
:[ティアマト]|
ええ。~
船尾で、セネリオと~
今後の相談をしていたところだったから。▼
:[アイク]|
あれが鳥翼族か…~
本当に飛べるんだな。▼
(右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
ここは、やつらの縄張りじゃないから~
油断していたな……~
空を飛ぶやつらは、ことさらやっかいだ。▼~
できればことをかまえたくない…~
なんとか振り切ってみよう。▼
(ナーシル消える)
:[ティアマト]|
キルヴァスとフェニキスの~
【船を持たぬ海賊】…▼~
獣牙族に比べ、~
獰猛で残忍な種族だと聞くわ。▼
:[アイク]|
羽を持ち、~
空を飛ぶ能力をもつラグズか……~
たしかに、どう戦ったものか…▼~
(船が揺れる)~
な…んだ!?▼
:[ティアマト]|
ふ、船が座礁したようね。
(右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
くそっ… 船底かどこか~
岩にひっかかったようだ……動かない!▼~
すまない、みんな!!~
なんとか切り抜けてくれっ!▼
(ナーシル消える)
:[セネリオ]|
アイク、カラスどもが来ます!▼
:[アイク]|
全員、戦闘配備につけ!▼
【ガザレア海】
(マップ画面:鳥翼族が船の周囲に飛来)
:[シーカー](下段)|
まぬけなニンゲンどもめ。~
われらの罠に~
まんまとひっかかったな。▼
:[キルヴァス兵](中段)|
急げ!!▼~
フェニキスやゴルドアに~
気取られる前に~
かたをつけるぞ!▼
(シーカーカラスに変化)
:[アイク](上段)|
セネリオ! 何か~
有効な策はあるか!?▼
:[セネリオ](下段)|
事前に調べてあります。~
…鳥翼族には、~
風属性の魔法が有効です。▼~
後は…他の~
空を飛ぶ者同様に~
弓による攻撃に弱いはず…▼
:[アイク](上段)|
…風魔法に弓か…▼~
よし!~
各自、武器をとって~
甲板で敵襲に備えろ!!▼~
何名かは船倉に残り、~
エリンシア姫と船員たちを守れ!▼~
はじめて対する敵だ。~
必ず、何人かまとまって~
行動するようにしろ。▼~
いくぞ!!▼
(出撃開始)
***2ターン目敵軍フェーズ終了後 [#aa756b55]
(マップ画面:下側からジルが飛来)
:[ジル](上段)|
……やっと追いついた。~
私1人でもやれる…~
絶対に逃がすものか!▼~
!?~
…あれは何だ?~
大きな鳥………?▼~
まさか…あれが…~
…………鳥の半獣っ!?▼
(マップ画面:ジル移動)
***NPCジル 死亡時 [#g3454985]
:[ジル]|
父…上……▼
***会話(ジル→アイク) [#w6a07238]
:[ジル](下段)|
おまえたち!~
何をもたもたしている!!▼
:[アイク](上段)|
おまえは…▼
:[ジル](下段)|
デイン王国ハール竜騎士隊所属~
ジル・フィザット!~
しばし休戦を申し込む!▼~
人間の船が半獣に襲われるのを~
見過ごすわけにはいかない。~
私も、おまえたちと共に戦う!▼
:[アイク](上段)|
デイン兵の助けは借りん!▼
:[ジル](下段)|
そんな意地をはっている場合か!?
このままでは、半獣の餌食に…▼
:[アイク](上段)|
ついでに、~
ラグズを“半獣”呼ばわりする奴の~
助けも必要ない。▼
:[ジル](下段)|
な、何を訳のわからないことを…!~
とにかく私は味方につく。~
話は、カラスを追い払った後だ!▼
:[アイク](上段)|
ちょっと待て…!~
…ったく、なんなんだいったい。▼
***シーカー初戦時 [#p1fe3f28]
:[シーカー](上段)|
奪い尽くせ!~
我らが王ネサラ様がお許しだ!▼
***<モゥディで攻撃の場合> [#o0f65ad0]
:[シーカー](上段)|
じゅ、獣牙族!?▼
:[モゥディ](下段)|
盗みは、ヨくないぞ。~
悪い鳥は、~
モゥディがコらしめる!▼
***<レテで攻撃の場合> [#z07ee917]
:[シーカー](上段)|
! 獣牙族か!?
どうして、こんなところにいる!▼
:[レテ](上段)|
ラグズの面汚しめ!
これ以上、好きにはさせん!▼
***<アイクで攻撃の場合> [#veda4fe3]
:[アイク](下段)|
くっ……▼
:[シーカー](上段)|
ここは狭い船の上だ。~
いつものような戦い方は~
できんだろう、ニンゲン?▼~
翼を持たぬ者は、~
ここではみな俺たちの獲物!▼
:[アイク](下段)|
調子に……乗るな!▼
***シーカー撃破時 [#w2d8f722]
:[シーカー](上段)|
ぐ……落ち……る……▼
**クリア後 [#f88a128b]
(背景:甲板の上、中央右:アイク)
:[アイク]|
みんな、無事か!?▼
~(中央左にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
被害状況を調べます。▼
~(セネリオ消え、左端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
鳥翼族…恐ろしい敵だったわ。▼
~(ティアマト消る)
:[アイク]|
ナーシル、船の方はどうだ?▼
~(左端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
…びくりとも動きそうにない。~
まいったな……▼
:[アイク]|
……船のどこかが~
岩にひっかかってるんだよな?▼~
でかい流木とか、なにか~
使えそうなものがあればいいが。▼
~(暗転)
~(マップ画面:アイク1人で上陸する)
:[ミスト](上段)|
あれ?~
お兄ちゃん!~
船をおりてどこ行くの?▼
:[アイク](上段)|
じっとしてるのもなんだから、~
陸地の探索でもしてこようかと思ってな。▼
~(マップ画面:船のおくからナーシルが走ってくる)
:[ナーシル](上段)|
!?~
待て! アイク!~
だ、だめだ。~
そちら側は…!▼
:[ミスト](中段)|
お、お兄ちゃん!~
後ろから人が…!!▼
:[ゴルドア兵](上段)|
おまえ! そこで何をしている!▼
:[アイク](下段)|
!▼
:[ナーシル](下段)|
まずい…▼
~(マップ画面:ナーシル船の奥に隠れる。画面左側から数名の...
~(暗転)
:[ゴルドア兵]|
…事情はわかった。▼~
しかし、ここはゴルドア領内。~
他国の者は受け入れられぬ。~
早々に立ち去るがいい。▼
:[アイク]|
おい、話をちゃんと聞いてたか?~
さっきから何度も言ってるように、~
船が座礁して動けない。▼~
どうしようもないだろう!?▼
:[ゴルドア兵]|
船に戻れ。~
ベオクがどうなろうとも、~
我々には関係のない話だ。▼
:[アイク]|
なんだと、このっ…!?▼
:[ゴルドア兵]|
…警告はした。~
後は、武力行使するのみ。▼
(マップ画面:ゴルドア兵が竜に変化する)
:[アイク]|
!?▼
:[???]|
やめないか!~
いったい、何をしている!?▼
~(マップ画面:左下から2人の人物がやってくる)
~(左端:ゴート、中央左:クルトナーガ、中央右:ゴルドア兵...
:[ゴルドア兵]|
こ、これは王子。▼
~(ゴルドア兵消える)
:[クルトナーガ]|
……ベオクの方…~
我が国の民が失礼をしました。~
どうか許していただきたい。▼
:[アイク]|
あんたは?▼
:[クルトナーガ]|
私はクルトナーガ。~
ゴルドアの王子です。▼
:[アイク]|
王子か…~
だったら話が早い。▼~
キルヴァスの海賊どものせいで~
船が座礁して困っている。~
なにか道具を貸してくれないか?▼
:[クルトナーガ]|
……!▼
:[アイク]|
なんだ? やっぱりだめなのか?▼
:[クルトナーガ]|
いえ、そういうわけでは…▼~
あまりに率直に話されるので…~
少し驚いてしまって……~
失礼しました。▼
:[アイク]|
あ、いや…~
失礼なのは、こっちだったな。▼~
口のきき方がなってないと、~
よく親父にはどやされたんだが…~
悪いな、気を悪くしたんじゃないか?▼
:[クルトナーガ]|
いいえ、どうかお気になさらず。▼~
それよりも…~
旅の途中に災難でしたね。▼~
最近の…カラスの民の蛮行は~
目の余るものがあります。▼~
父王より、キルヴァス側に~
正式に抗議を申し立ててもらいましょう。▼~
それから、船のほうですが……~
私たちが力になります。▼~
ゴート。 みなを指揮し、船を押し出すのだ。▼
:[ゴート]|
はっ!▼
~(マップ画面:兵士たちが竜に変化)
~(暗転)
~(映像画面:3頭の竜が船を押し出す)
:[ミスト](上段)|
すっごーい!!~
ゴルドアって、竜の国なんだ!~
みんな、大きくて力持ちだね~。▼
:[エリンシア](中段)|
…信じられない光景ですね。~
圧倒されます……▼
:[アイク](下段)|
……ああ、そうだな。▼
:[ティアマト](上段)|
ゴルドアに住むのは、~
【竜鱗族】と呼ばれる種族よ。▼~
ベオクはもちろん、他のラグズたちより~
はるかに長寿なことで知られているわね。▼~
一般には、はるか昔…~
女神がまだ地上におられた時代から~
生き残っている者もいるとか……▼
:[アイク](下段)|
へえ、ずいぶん詳しいな。▼
:[ティアマト](上段)|
全部、書物で得た知識だけどね。~
ゴルドアは、基本的に他国との~
交流を持たないはずだから…▼~
ベオクの私が、彼らに~
出会える機会に恵まれるなんて……~
夢みたいよ。▼
:[アイク](下段)|
じゃあ、俺たちは~
ついてたってことか。▼
:[ミスト](中段)|
お兄ちゃんの図々しいのが、~
思いがけず役に立ったね!▼
:[アイク](下段)|
…どういう意味だ?▼
:[クルトナーガ](上段)|
みなさん!~
無事、船が動き出しましたよ。▼
~(マップ画面に変わる)
~(左端:ゴート、中央左:クルトナーガ、中央右:アイク)
:[クルトナーガ]|
兵たちの調べたところ…~
船底が少し岩にひっかかっていたようです。▼~
ですが、それによる損傷も~
たいしたことありませんし…~
特に修理をしなくても、旅に支障はなさそうです。▼
:[アイク]|
助かった、ありがとう。▼
:[クルトナーガ]|
他に、何か御用はありますか?~
水や食料など、必要なものがあれば提供しますよ。▼
:[アイク]|
それは、助かる。~
そろそろ水が心もとなくなっていたんだ。▼~
食料も…果物や肉、魚、~
新鮮なものがあると嬉しい。▼
:[クルトナーガ]|
では、用意させましょう。▼~
ゴート…頼めるかい?▼
:[ゴート]|
はっ、早急に。▼
~(ゴート消える)
:[アイク]|
支払いのことだが、~
ゴルドアが外交をおこなってないなら、~
通貨はゴールドじゃまずいのか?▼
:[クルトナーガ]|
代価は結構です。▼
:[アイク]|
『結構』って…~
あんたたちには、なんの関係もないことなのに~
ここまでしてもらったんだ。▼~
それをタダでいいなんて…さすがに、~
そういうわけにはいかないだろう。▼
:[クルトナーガ]|
客人に対するもてなし…では~
理由になりませんか?▼
:[アイク]|
客? 俺たちがか?▼
:[クルトナーガ]|
ご存知の通り、このゴルドアは~
他国との交流を断っています。▼~
そのせいで、他国の方…~
特にベオクの方と対面する機会は~
そうありません。▼~
せっかくのご縁で、こうして~
お目にかかれたのです。▼~
本来なら、王都にて歓待し、~
ゆっくりお話をうかがいたいところですが、~
それも父王の手前、かないません。▼
:[アイク]|
つまり…用意してくれる物資は、~
王子からの心づくしってことでいいのか?▼
:[クルトナーガ]|
はい。~
受けていただけると光栄です。▼~
ただ、これは私のわがままですから~
無理強いはできませんが……▼
:[アイク]|
…いや。~
だったら、ありがたくいただこう。~
感謝する。▼
:[クルトナーガ]|
わかっていただけて嬉しいです。▼
~(右端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
アイク!~
ナーシル船長が、すぐに出発したいそうよ。▼
:[アイク]|
わかった。▼~
~(ティアマト消える)
じゃあ、失礼する。▼~
クルトナーガ、~
あんたの厚意は忘れない。~
本当にありがとう!▼
:[クルトナーガ]|
はい。お気をつけて。▼
~(暗転)
~(マップ画面:クルトナーガ岸壁に停まる船の方に進む)
:[クルトナーガ](上段)|
さようなら! ベオクのみなさん…!▼~
あなたがたの、旅の無事を祈っています!▼
~(暗転)
(背景:甲板の上、中央左:エリンシア、中央右:アイク)
:[エリンシア]|
アイク様、どうかしまして?▼
:[アイク]|
……俺たちを襲ったカラス、~
それから、おれたちを助けてくれた~
ゴルドアの竜鱗族…▼~
どちらも同じラグズなんだって思うと~
なんかしっくりこなくてな。▼
:[エリンシア]|
そうですね…~
きっと、ベオクに善人と悪人がいるように~
ラグズもそれぞれなんでしょうけど…▼~
あれほど姿も特徴も違ってくると、~
その種族ごとに善と悪が存在しているように~
錯覚しそうになりますね。▼
:[アイク]|
……確かにな。▼~
ガリアの獣牙族、ゴルドアの竜鱗族が善。~
キルヴァスと、同じく海賊行為を行なうという~
フェニキスの鳥翼族は悪…▼~
俺たちが今まで見てきた現実はこうだ。▼
:[エリンシア]|
全てがそういうわけでは~
ないのでしょうけど……▼
:[アイク]|
ベオクはどうだろうな。~
デインが悪で、クリミアが善…▼~
いや、港町トハの奴らが善人だとは~
どうしても思えないから、~
やっぱり人それぞれということか…▼
~(左端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
善悪なんて、人の主観によるところが多い。▼~
なにしろ、相手、場所、おかれている状況―――~
それによって判断が変わるもの。~
きっちりと分類することなんて不可能だよ。▼
:[アイク]|
ナーシル!?~
あんたいったい、どこにいたんだ?~
ちっとも姿を見せないで…▼
:[ナーシル]|
私は、竜鱗族が苦手で…▼~
顔をあわせないよう、~
ずっと船室にかくれていたんだ。~
申し訳ない。▼
:[アイク]|
そういや、セネリオも~
姿を見せないな。~
あんた、なにか知ってるか?▼
:[ナーシル]|
……船酔いでもしたんじゃないかな。~
慣れない航海だし、無理もない。▼
:[アイク]|
そうか…~
あとで様子を見に行くか。▼
:[ナーシル]|
風がでてきたな…~
私は帆の具合を確かめてくるよ。▼~
あ、2人とも。~
体を冷やさないように気をつけて…▼
~(ナーシル消える)
:[アイク]|
エリンシア姫、あんたは~
そろそろ船室に戻ったほうがいい。▼
:[エリンシア]|
アイク様は?▼
:[アイク]|
俺はもう少し甲板にいる。▼~
ベオクとラグズのこともだが、~
デイン軍のこととか…~
色々、考えたいこともあるからな。▼
:[エリンシア]|
あの…私もここにいて~
よろしいですか?~
アイク様のお邪魔はしませんから…▼
:[アイク]|
? 別にかまわんが…▼
:[エリンシア]|
ありがとうございます。▼
*コメント [#f80cc836]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#Contents
--
**ナレーション [#wdcc21c7]
(画面:テリウス大陸の地図)
デイン軍の包囲網を辛くもくぐりぬけ、~
傭兵団は大海原へと船出を果たした。*
船長のナーシルによれば、~
ベグニオンまでは約2ヶ月の旅程である。*
(画面:地図に矢印が現れる)
天候に恵まれたこともあり、~
順調に南下を続けた船は、~
航程を半分ほど過ぎた頃、*
大陸沿岸にそって進路を東へと向けた。*
(画面:地図に矢印が現れる)
これから通過する海域はフェニキス王国、~
そしてキルヴァス王国という―――~
鳥翼族の勢力圏である。*
(画面:地図上に鳥翼族らしき影が現れる)
両国とも~
人間の船に対して海賊行為を行い、~
【船を持たぬ海賊】として恐れられていた。*
また、大陸南部には~
竜鱗族の国ゴルドア王国が存在する。*
(画面:地図上に竜鱗族らしき影が現れる)
建国以来数百年もの間~
孤立し閉鎖的な文化を保っており、~
神秘のヴェールに包まれた国である。*
(画面:地図上に鳥翼族と竜鱗族らしき影が現れる)
アイクたちを乗せた船は~
そんなラグズが支配する海を越えてゆく。*
**オープニング [#le524785]
(背景:甲板の上、中央右:アイク)
:[アイク]|
…………▼
(中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
お兄ちゃん?▼
:[アイク]|
……▼
:[ミスト]|
どうしたの?~
船に乗ってから、元気ないね。▼
:[アイク]|
…ちょっと、船酔いしたかもな。▼
:[ミスト]|
うそだぁ。~
お兄ちゃんが、~
そんな繊細なわけないもん!▼
:[アイク]|
悪かったな。▼
:[ミスト]|
…ねぇ、話してよ。~
わたしだって…~
お兄ちゃんの力になりたいよ?▼
:[アイク]|
……まあ、ちょっとな。~
港町トハでだ。▼
:[ミスト]|
うんうん。▼
:[アイク]|
ライがラグズだとわかった途端……~
周囲の態度がかわっただろ?▼~
それまではみんな、~
気のいい奴らだったのにな…▼~
俺が想像していたより、ずっと~
ベオクの…ラグズに対する偏見は強かった。▼~
どうして、あそこまで悪意を持てる?~
……俺たちとライと、どこがそんなに違う?▼
:[ミスト]|
……ん、とね。~
わたしも最初…ちょっと怖かったかな。▼~
ラグズの人たちって…~
“化身”とか……▼~
わたしたち人げ…じゃなくって、~
ベオクには、できないことができるから…▼
:[アイク]|
ミスト、おまえ…▼
:[ミスト]|
今はちがうよ!~
みんな…すごくいい人。▼~
だけどね、それって…~
いっしょにいることで……▼~
いろんなところを見て、知って…~
だから、そう思えるようになったんだよ。▼~
初めて会った時から平気でいられるほうが…~
特別なんだって…… わたしは…そう思うよ。▼
:[アイク]|
…そうだな。~
きっと…俺みたいに抵抗ない方が~
変わってるんだろうな…▼
:[ミスト]|
…できることなら、~
争いたくなんてたいのにね。~
みんな仲良く暮らせるといいのにね。▼~
でも、それは……すっごく~
むずかしいことなのかもしれない……▼
:[???]|
…そう、むずかしい問題だ。▼
(左端にナーシル登場、ミスト右端に移動)
:[ミスト]|
ナーシルさん!~
やだ、聞いてたんですか?▼
:[ナーシル]|
船の旅はどうだい?~
気分が悪くなったりしていないかな?▼
:[アイク]|
だいじょうぶだ。▼~
それより、ナーシル…~
あんたはベオクだろう?▼~
ベオクなら、どうして~
ラグズに協力している?▼
:[ナーシル]|
いや、私は正真正銘ラグズだ。▼
:[ミスト]|
うそ!~
耳も尻尾もないよ?~
どこかにかくしてるの?▼
:[ナーシル]|
…私は常にベオクの中で暮らしている。▼~
人目でラグズとばれないよう~
服装や習慣など、~
いろいろ工夫しているんだよ。▼
:[アイク]|
どうして、そんなことを?▼
:[ナーシル]|
ラグズはラグズだけで生きられず。~
ベオクもまた然り…▼~
私は、両者の共存を望む者。~
何年も旅をしながら、その方法を模索している。▼
:[アイク]|
ラグズとベオクの共存?~
……あそこまで迫害されて、~
よくそんなことが思えるな。▼
:[ナーシル]|
アイク、1つのことを~
その側面からだけ見ても…~
少しも理解したことにならない。▼~
たしかにラグズはいま、~
ベオクたちに迫害されている。▼~
だが、長い歴史を振り返れば、~
その逆だった時代もあったんだ。▼
:[アイク]|
……▼~
どんな時代があったとしても、~
いま、迫害を受けているのはラグズだ。~
その事実は変わらないだろう?▼
:[ナーシル]|
まっすぐな物の考え方だ。~
単純明快で、好ましいよ。▼~
ただ、それは…~
君がまだ若く、知らないことが~
多いからこその強さ…▼~
これから先、君の考えを~
くつがえすようなことだって~
いくつもおきるだろう。▼~
この旅の終わりに、~
君がどんな風に変わるのか…~
絶望でないことを祈るばかりだ…▼
:[アイク]|
……あんたの話は、~
こむずかしいな。▼
:[ナーシル]|
…いつか分かるよ。▼~
とにかく、きみたちを無事~
ベグニオンまで連れて行くのが私の役目だ。▼~
ライを通じて、ガリア王からも~
十分すぎる報酬をもらっているからね。~
失敗するわけにはいかない。▼
:[アイク]|
俺たちに海のことは何もわからないからな。~
あんただけが頼りだ、ナーシル。~
よろしく頼む。▼
:[ナーシル]|
できるかぎり協力させてもらうよ。▼
(暗転)
<戦績報告>
<拠点メニュー>
**【情報】 [#c375025b]
***<謎の少年 ☆☆☆> [#f4bf8be8]
(背景:甲板の上、中央右:アイク
:[アイク]|
…………▼
:[???]|
あ、アイク!~
その子を捕まえてくれ!!▼
(アイク振り返る)
:[アイク]|
いったい、なんだ…▼
(中央左にサザ登場)
:[サザ]|
!!▼
(左端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
…さあ、もう逃げられないぞ。▼
(サザ、ナーシルの方を振り返る)
:[サザ]|
…………▼
:[アイク]|
ナーシル、誰だこいつ?▼
:[ナーシル]|
密航者だよ。~
どうやらトハで潜り込んだみたいだ。▼
:[アイク]|
なんの目的で、この船に?▼
:[サザ]|
…………▼
:[アイク]|
だんまりか。~
だったら…▼
:[サザ]|
!?▼~
(サザ、アイクの側に引き寄せられる)~
ひ…ひててててて▼
:[ナーシル]|
あ、アイク…~
あんまり無茶は…▼
:[アイク]|
俺たちは、ガキの遊びに~
付き合ってられるほど暇じゃない。▼~
放してほしかったら、~
素直に口を割るんだな。▼
:[サザ]|
…わふぁった!~
話ふから…やめ…っ!!▼~
(サザ左に離れ振り返る)~
……痛い……~
顔が…変形するかと思った……▼
:[アイク]|
で?~
おまえの名前は?▼~
目的は?▼
:[サザ]|
俺… サザ。▼~
……盗賊やってるけど…~
この船に乗ったのは…~
盗みが目的じゃない。▼
:[アイク]|
………▼
:[サザ]|
…そんな怖い顔で睨むなよ。~
話しづらいじゃないか。▼
:[ナーシル]|
いや、アイクはいつもこんな顔だ。~
気にしないで、続けて。▼
:[サザ]|
人を…捜してるんだ。~
この船がベグニオンに行くって~
聞こえたから…それで乗った。▼
:[ナーシル]|
ベグニオンに、~
その尋ね人がいるのかい?▼
:[サザ]|
わからない。▼~
でも、トハではぐれたから…~
船に乗ったのかもしれないって。▼
:[アイク]|
……家族か?▼
:[サザ]|
え?▼
:[アイク]|
捜してる相手。▼
:[サザ]|
………ああ。~
血はつながってないけど…~
大事な家族だ。▼
:[アイク]|
………▼
<仲間にする> <仲間にしない>
*<仲間にする>を選択の場合
:[アイク]|
わかった。▼~
ナーシル、こいつの身柄は~
俺の傭兵団が預かる。~
だから船に乗せといてもいいだろ?▼
:[ナーシル]|
それは…もちろん、構わないが…▼
:[サザ]|
いいのか?▼
:[アイク]|
仕事はきっちりやってもらう。~
…覚悟しておけよ。▼
:[サザ]|
ああ、大丈夫!~
俺…なんでもするさ!▼
*<仲間にしない>を選択の場合
:[アイク]|
…気持ちはわかる。~
だが、力にはなれそうもない。▼
:[ナーシル]|
そうだね…~
いま君たちは、大変な時なんだし。▼
:[サザ]|
………▼
:[ナーシル]|
……仕方ない。~
私が…船の下働きとして雇うよ。▼
:[サザ]|
いいのか!?▼
:[ナーシル]|
ここは海の上だし、~
放り出すわけにはいかないからね。▼
:[サザ]|
ありがとう!~
俺… 恩に着るよ!!▼
:[ナーシル]|
…と、いうわけで、この子のことは~
私が責任をもって預かるよ。~
それでいいかな? アイク。▼
:[アイク]|
あんたの船だ。~
好きにすればいい。▼
:[ナーシル]|
じゃあ、決まりだ。▼~
サザ…だったね?~
船員に紹介するから、来てくれ。▼
:[サザ]|
ああ!▼
:[アイク]|
よかったな。▼
:[サザ]|
あんたにも…礼を言う。~
ありがとな!▼
***<フォルカ ☆> [#g7d56f9a]
(背景:船室、中央左:アイク)
:[アイク]|
…………………▼~
…………フォルカ?▼
(右端にフォルカ登場)
:[フォルカ]|
ここだ。▼
(アイク、フォルカの方を振り返る)
:[アイク]|
おまえ、今まで~
どこにいたんだ?▼~
船に乗った後は、~
ちっとも姿を見せなかったが。▼
:[フォルカ]|
…気にするな。~
呼べば出てくる。▼
:[アイク]|
俺はいいが、妹が心配している。~
おまえが、1度も飯時に現れないから~
どこかで倒れてるんじゃないかってな。▼
:[フォルカ]|
陸にいたときも、別に~
食事をともにした覚えはないが?▼
:[アイク]|
広い陸と、狭い船の上を~
いっしょにするなよ。▼~
とにかく、このままじゃ~
妹が飯をもって船中をうろうろしかねない。~
夕食だけでいいから、姿を見せてくれ。▼
:[フォルカ]|
100だな。▼
:[アイク]|
金をとる気か?~
…それ以前に、カギ開けより~
金額が高いのはなんでだ?▼
:[フォルカ]|
戦場以外で、~
人の多いところに出るのは苦痛だ。▼~
じゃあな。~
払う気になったら、呼ぶがいい。▼
(フォルカ消える)
:[アイク]|
……ミストを~
説得するほうが早いか。▼
***<ツイハーク ☆> [#v56ae139]
(背景:甲板の上、中央右:アイク)
:[アイク]|
ちょっといいか?▼
(中央左にツイハーク現れる)
:[ツイハーク]|
もちろんだ、アイク団長。▼
:[アイク]|
あんたとは、まだ~
ゆっくり話してなかったからな。~
色々、聞いておきたいことがあるんだ。▼
:[ツイハーク]|
…俺が信用できないか。▼
:[アイク]|
そうじゃない。▼~
だが、あのトハで…~
ラグズに味方するベオクがいるとは~
思わなかったからな。興味がある。▼
:[ツイハーク]|
どこまで、あんたの耳に~
入っているかは知らないが…▼~
俺がトハの自警団にいたのは、~
ラグズを救うためだ。▼~
俺はクリミア出身じゃないから…▼~
獣牙族の国ガリアと同盟を結んでいる~
ベオクの国という言葉に…~
期待しすぎていたんだろうな。▼~
クリミアでは、獣牙族が~
ふつうに暮らせていると思い込んでいた。▼~
それで…実際に、訪れてみれば……~
あの状態だ。他の2国と~
なんら変わりはなかったよ。▼
:[アイク]|
俺も、同じだ。~
ベオクの獣牙族に対する仕打ちは…~
正直、許せなかった。▼
:[ツイハーク]|
…嬉しいよ。~
今まで出会ったベオクで…君のような~
反応を返してくれる者はいなかった。▼
:[アイク]|
ツイハーク。あんたが、~
ラグズに肩入れするのには…~
何か事情があるのか?▼
:[ツイハーク]|
なぜだ?▼
:[アイク]|
俺はガリアで生まれた…らしい。~
だから、あんたにも~
そんな事情があるのかってな。▼
:[ツイハーク]|
………ないわけじゃない。~
だが、話したくないと言ったら…~
気を悪くするか?▼~
すごく個人的なことなんだ。▼
:[アイク]|
いや、気にするな。~
とにかく…あんたの人となりは~
わかった気がする。▼
:[ツイハーク]|
どんな評価か、聞いても?▼
:[アイク]|
いい奴だ。~
これからも、よろしく頼む。▼
:[ツイハーク]|
こちらこそ。~
こんなに居心地のいい傭兵団は~
初めてだからな。▼
***<イレース ☆> [#b7d37e97]
(背景:船室、中央左:イレース)
:[イレース]|
…………▼
(中央右にアイク現れる)
:[アイク]|
……顔色が悪いな。~
大丈夫か?▼
:[イレース]|
……船に…酔ってしまうもので……▼~
ここに来る前……~
商人のみなさんと旅をしている間も~
時々、船に乗ったんですが……▼~
その度にこうなってしまって……~
……すみません。▼
:[アイク]|
ムストン達と~
旅をするようになって長いのか?▼
:[イレース]|
そうですね……~
かれこれ…4年ほど前でしょうか。▼~
わたしは家を出たばかりで…~
仕事も見つけられず、~
1人でふらふらしていました。▼~
…人里にいる時は、いろんな方の善意で…~
なんとか生きていられたんですが……~
離れると…そういうわけにもいかなくって…▼~
ムストンさんたちが、街道の脇に倒れている~
わたしに気付いてくれなかったら…~
…死んでいたかもしれません。▼
:[アイク]|
…意外に、豪快な生き様だな。▼
:[イレース]|
よく…言われます。▼
:[アイク]|
しかし、仕事が~
見つからなかったってのは、不思議だな。~
あんたの魔道はなかなかのもんなのに。▼
:[イレース]|
そうでしょうか?~
ふふ そう言っていただけると…~
とても、嬉しいです。▼~
…ふぅ お話ししているうちに~
船酔いもおさまってきたみたいです…~
楽になって……▼~
おなかが空いてきました。▼
:[アイク]|
そりゃ、なによりだ。▼
**進撃前 [#b78f3e4a]
(背景:甲板の上、中央左:ナーシル、中央右:アイク)
:[アイク]|
ナーシル。~
どうかしたのか?▼
:[ナーシル]|
……どうにも、よくないな。~
この船の後を…海賊が追ってきている。▼
:[アイク]|
本当か!?▼~
……どこにも船陰が見えないが……▼
:[ナーシル]|
真後ろじゃなく、もう少し~
上空を見ればわかる。▼
(アイク振り返る)
:[アイク]|
あれは…鳥か?~
ずいぶん大きい鳥だが。▼
(ナーシル消え、中央左にティアマト登場)
:[ティアマト]|
あれもラグズだわ。~
アイク。▼
(左端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
鳥翼族です。~
禍々しい黒い羽をもつのは、~
キルヴァスのカラスの民…▼
(アイク振り返る)
:[アイク]|
ティアマト、セネリオ、~
おまえたちも気付いたのか?▼
:[ティアマト]|
ええ。~
船尾で、セネリオと~
今後の相談をしていたところだったから。▼
:[アイク]|
あれが鳥翼族か…~
本当に飛べるんだな。▼
(右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
ここは、やつらの縄張りじゃないから~
油断していたな……~
空を飛ぶやつらは、ことさらやっかいだ。▼~
できればことをかまえたくない…~
なんとか振り切ってみよう。▼
(ナーシル消える)
:[ティアマト]|
キルヴァスとフェニキスの~
【船を持たぬ海賊】…▼~
獣牙族に比べ、~
獰猛で残忍な種族だと聞くわ。▼
:[アイク]|
羽を持ち、~
空を飛ぶ能力をもつラグズか……~
たしかに、どう戦ったものか…▼~
(船が揺れる)~
な…んだ!?▼
:[ティアマト]|
ふ、船が座礁したようね。
(右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
くそっ… 船底かどこか~
岩にひっかかったようだ……動かない!▼~
すまない、みんな!!~
なんとか切り抜けてくれっ!▼
(ナーシル消える)
:[セネリオ]|
アイク、カラスどもが来ます!▼
:[アイク]|
全員、戦闘配備につけ!▼
【ガザレア海】
(マップ画面:鳥翼族が船の周囲に飛来)
:[シーカー](下段)|
まぬけなニンゲンどもめ。~
われらの罠に~
まんまとひっかかったな。▼
:[キルヴァス兵](中段)|
急げ!!▼~
フェニキスやゴルドアに~
気取られる前に~
かたをつけるぞ!▼
(シーカーカラスに変化)
:[アイク](上段)|
セネリオ! 何か~
有効な策はあるか!?▼
:[セネリオ](下段)|
事前に調べてあります。~
…鳥翼族には、~
風属性の魔法が有効です。▼~
後は…他の~
空を飛ぶ者同様に~
弓による攻撃に弱いはず…▼
:[アイク](上段)|
…風魔法に弓か…▼~
よし!~
各自、武器をとって~
甲板で敵襲に備えろ!!▼~
何名かは船倉に残り、~
エリンシア姫と船員たちを守れ!▼~
はじめて対する敵だ。~
必ず、何人かまとまって~
行動するようにしろ。▼~
いくぞ!!▼
(出撃開始)
***2ターン目敵軍フェーズ終了後 [#aa756b55]
(マップ画面:下側からジルが飛来)
:[ジル](上段)|
……やっと追いついた。~
私1人でもやれる…~
絶対に逃がすものか!▼~
!?~
…あれは何だ?~
大きな鳥………?▼~
まさか…あれが…~
…………鳥の半獣っ!?▼
(マップ画面:ジル移動)
***NPCジル 死亡時 [#g3454985]
:[ジル]|
父…上……▼
***会話(ジル→アイク) [#w6a07238]
:[ジル](下段)|
おまえたち!~
何をもたもたしている!!▼
:[アイク](上段)|
おまえは…▼
:[ジル](下段)|
デイン王国ハール竜騎士隊所属~
ジル・フィザット!~
しばし休戦を申し込む!▼~
人間の船が半獣に襲われるのを~
見過ごすわけにはいかない。~
私も、おまえたちと共に戦う!▼
:[アイク](上段)|
デイン兵の助けは借りん!▼
:[ジル](下段)|
そんな意地をはっている場合か!?
このままでは、半獣の餌食に…▼
:[アイク](上段)|
ついでに、~
ラグズを“半獣”呼ばわりする奴の~
助けも必要ない。▼
:[ジル](下段)|
な、何を訳のわからないことを…!~
とにかく私は味方につく。~
話は、カラスを追い払った後だ!▼
:[アイク](上段)|
ちょっと待て…!~
…ったく、なんなんだいったい。▼
***シーカー初戦時 [#p1fe3f28]
:[シーカー](上段)|
奪い尽くせ!~
我らが王ネサラ様がお許しだ!▼
***<モゥディで攻撃の場合> [#o0f65ad0]
:[シーカー](上段)|
じゅ、獣牙族!?▼
:[モゥディ](下段)|
盗みは、ヨくないぞ。~
悪い鳥は、~
モゥディがコらしめる!▼
***<レテで攻撃の場合> [#z07ee917]
:[シーカー](上段)|
! 獣牙族か!?
どうして、こんなところにいる!▼
:[レテ](上段)|
ラグズの面汚しめ!
これ以上、好きにはさせん!▼
***<アイクで攻撃の場合> [#veda4fe3]
:[アイク](下段)|
くっ……▼
:[シーカー](上段)|
ここは狭い船の上だ。~
いつものような戦い方は~
できんだろう、ニンゲン?▼~
翼を持たぬ者は、~
ここではみな俺たちの獲物!▼
:[アイク](下段)|
調子に……乗るな!▼
***シーカー撃破時 [#w2d8f722]
:[シーカー](上段)|
ぐ……落ち……る……▼
**クリア後 [#f88a128b]
(背景:甲板の上、中央右:アイク)
:[アイク]|
みんな、無事か!?▼
~(中央左にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
被害状況を調べます。▼
~(セネリオ消え、左端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
鳥翼族…恐ろしい敵だったわ。▼
~(ティアマト消る)
:[アイク]|
ナーシル、船の方はどうだ?▼
~(左端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
…びくりとも動きそうにない。~
まいったな……▼
:[アイク]|
……船のどこかが~
岩にひっかかってるんだよな?▼~
でかい流木とか、なにか~
使えそうなものがあればいいが。▼
~(暗転)
~(マップ画面:アイク1人で上陸する)
:[ミスト](上段)|
あれ?~
お兄ちゃん!~
船をおりてどこ行くの?▼
:[アイク](上段)|
じっとしてるのもなんだから、~
陸地の探索でもしてこようかと思ってな。▼
~(マップ画面:船のおくからナーシルが走ってくる)
:[ナーシル](上段)|
!?~
待て! アイク!~
だ、だめだ。~
そちら側は…!▼
:[ミスト](中段)|
お、お兄ちゃん!~
後ろから人が…!!▼
:[ゴルドア兵](上段)|
おまえ! そこで何をしている!▼
:[アイク](下段)|
!▼
:[ナーシル](下段)|
まずい…▼
~(マップ画面:ナーシル船の奥に隠れる。画面左側から数名の...
~(暗転)
:[ゴルドア兵]|
…事情はわかった。▼~
しかし、ここはゴルドア領内。~
他国の者は受け入れられぬ。~
早々に立ち去るがいい。▼
:[アイク]|
おい、話をちゃんと聞いてたか?~
さっきから何度も言ってるように、~
船が座礁して動けない。▼~
どうしようもないだろう!?▼
:[ゴルドア兵]|
船に戻れ。~
ベオクがどうなろうとも、~
我々には関係のない話だ。▼
:[アイク]|
なんだと、このっ…!?▼
:[ゴルドア兵]|
…警告はした。~
後は、武力行使するのみ。▼
(マップ画面:ゴルドア兵が竜に変化する)
:[アイク]|
!?▼
:[???]|
やめないか!~
いったい、何をしている!?▼
~(マップ画面:左下から2人の人物がやってくる)
~(左端:ゴート、中央左:クルトナーガ、中央右:ゴルドア兵...
:[ゴルドア兵]|
こ、これは王子。▼
~(ゴルドア兵消える)
:[クルトナーガ]|
……ベオクの方…~
我が国の民が失礼をしました。~
どうか許していただきたい。▼
:[アイク]|
あんたは?▼
:[クルトナーガ]|
私はクルトナーガ。~
ゴルドアの王子です。▼
:[アイク]|
王子か…~
だったら話が早い。▼~
キルヴァスの海賊どものせいで~
船が座礁して困っている。~
なにか道具を貸してくれないか?▼
:[クルトナーガ]|
……!▼
:[アイク]|
なんだ? やっぱりだめなのか?▼
:[クルトナーガ]|
いえ、そういうわけでは…▼~
あまりに率直に話されるので…~
少し驚いてしまって……~
失礼しました。▼
:[アイク]|
あ、いや…~
失礼なのは、こっちだったな。▼~
口のきき方がなってないと、~
よく親父にはどやされたんだが…~
悪いな、気を悪くしたんじゃないか?▼
:[クルトナーガ]|
いいえ、どうかお気になさらず。▼~
それよりも…~
旅の途中に災難でしたね。▼~
最近の…カラスの民の蛮行は~
目の余るものがあります。▼~
父王より、キルヴァス側に~
正式に抗議を申し立ててもらいましょう。▼~
それから、船のほうですが……~
私たちが力になります。▼~
ゴート。 みなを指揮し、船を押し出すのだ。▼
:[ゴート]|
はっ!▼
~(マップ画面:兵士たちが竜に変化)
~(暗転)
~(映像画面:3頭の竜が船を押し出す)
:[ミスト](上段)|
すっごーい!!~
ゴルドアって、竜の国なんだ!~
みんな、大きくて力持ちだね~。▼
:[エリンシア](中段)|
…信じられない光景ですね。~
圧倒されます……▼
:[アイク](下段)|
……ああ、そうだな。▼
:[ティアマト](上段)|
ゴルドアに住むのは、~
【竜鱗族】と呼ばれる種族よ。▼~
ベオクはもちろん、他のラグズたちより~
はるかに長寿なことで知られているわね。▼~
一般には、はるか昔…~
女神がまだ地上におられた時代から~
生き残っている者もいるとか……▼
:[アイク](下段)|
へえ、ずいぶん詳しいな。▼
:[ティアマト](上段)|
全部、書物で得た知識だけどね。~
ゴルドアは、基本的に他国との~
交流を持たないはずだから…▼~
ベオクの私が、彼らに~
出会える機会に恵まれるなんて……~
夢みたいよ。▼
:[アイク](下段)|
じゃあ、俺たちは~
ついてたってことか。▼
:[ミスト](中段)|
お兄ちゃんの図々しいのが、~
思いがけず役に立ったね!▼
:[アイク](下段)|
…どういう意味だ?▼
:[クルトナーガ](上段)|
みなさん!~
無事、船が動き出しましたよ。▼
~(マップ画面に変わる)
~(左端:ゴート、中央左:クルトナーガ、中央右:アイク)
:[クルトナーガ]|
兵たちの調べたところ…~
船底が少し岩にひっかかっていたようです。▼~
ですが、それによる損傷も~
たいしたことありませんし…~
特に修理をしなくても、旅に支障はなさそうです。▼
:[アイク]|
助かった、ありがとう。▼
:[クルトナーガ]|
他に、何か御用はありますか?~
水や食料など、必要なものがあれば提供しますよ。▼
:[アイク]|
それは、助かる。~
そろそろ水が心もとなくなっていたんだ。▼~
食料も…果物や肉、魚、~
新鮮なものがあると嬉しい。▼
:[クルトナーガ]|
では、用意させましょう。▼~
ゴート…頼めるかい?▼
:[ゴート]|
はっ、早急に。▼
~(ゴート消える)
:[アイク]|
支払いのことだが、~
ゴルドアが外交をおこなってないなら、~
通貨はゴールドじゃまずいのか?▼
:[クルトナーガ]|
代価は結構です。▼
:[アイク]|
『結構』って…~
あんたたちには、なんの関係もないことなのに~
ここまでしてもらったんだ。▼~
それをタダでいいなんて…さすがに、~
そういうわけにはいかないだろう。▼
:[クルトナーガ]|
客人に対するもてなし…では~
理由になりませんか?▼
:[アイク]|
客? 俺たちがか?▼
:[クルトナーガ]|
ご存知の通り、このゴルドアは~
他国との交流を断っています。▼~
そのせいで、他国の方…~
特にベオクの方と対面する機会は~
そうありません。▼~
せっかくのご縁で、こうして~
お目にかかれたのです。▼~
本来なら、王都にて歓待し、~
ゆっくりお話をうかがいたいところですが、~
それも父王の手前、かないません。▼
:[アイク]|
つまり…用意してくれる物資は、~
王子からの心づくしってことでいいのか?▼
:[クルトナーガ]|
はい。~
受けていただけると光栄です。▼~
ただ、これは私のわがままですから~
無理強いはできませんが……▼
:[アイク]|
…いや。~
だったら、ありがたくいただこう。~
感謝する。▼
:[クルトナーガ]|
わかっていただけて嬉しいです。▼
~(右端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
アイク!~
ナーシル船長が、すぐに出発したいそうよ。▼
:[アイク]|
わかった。▼~
~(ティアマト消える)
じゃあ、失礼する。▼~
クルトナーガ、~
あんたの厚意は忘れない。~
本当にありがとう!▼
:[クルトナーガ]|
はい。お気をつけて。▼
~(暗転)
~(マップ画面:クルトナーガ岸壁に停まる船の方に進む)
:[クルトナーガ](上段)|
さようなら! ベオクのみなさん…!▼~
あなたがたの、旅の無事を祈っています!▼
~(暗転)
(背景:甲板の上、中央左:エリンシア、中央右:アイク)
:[エリンシア]|
アイク様、どうかしまして?▼
:[アイク]|
……俺たちを襲ったカラス、~
それから、おれたちを助けてくれた~
ゴルドアの竜鱗族…▼~
どちらも同じラグズなんだって思うと~
なんかしっくりこなくてな。▼
:[エリンシア]|
そうですね…~
きっと、ベオクに善人と悪人がいるように~
ラグズもそれぞれなんでしょうけど…▼~
あれほど姿も特徴も違ってくると、~
その種族ごとに善と悪が存在しているように~
錯覚しそうになりますね。▼
:[アイク]|
……確かにな。▼~
ガリアの獣牙族、ゴルドアの竜鱗族が善。~
キルヴァスと、同じく海賊行為を行なうという~
フェニキスの鳥翼族は悪…▼~
俺たちが今まで見てきた現実はこうだ。▼
:[エリンシア]|
全てがそういうわけでは~
ないのでしょうけど……▼
:[アイク]|
ベオクはどうだろうな。~
デインが悪で、クリミアが善…▼~
いや、港町トハの奴らが善人だとは~
どうしても思えないから、~
やっぱり人それぞれということか…▼
~(左端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
善悪なんて、人の主観によるところが多い。▼~
なにしろ、相手、場所、おかれている状況―――~
それによって判断が変わるもの。~
きっちりと分類することなんて不可能だよ。▼
:[アイク]|
ナーシル!?~
あんたいったい、どこにいたんだ?~
ちっとも姿を見せないで…▼
:[ナーシル]|
私は、竜鱗族が苦手で…▼~
顔をあわせないよう、~
ずっと船室にかくれていたんだ。~
申し訳ない。▼
:[アイク]|
そういや、セネリオも~
姿を見せないな。~
あんた、なにか知ってるか?▼
:[ナーシル]|
……船酔いでもしたんじゃないかな。~
慣れない航海だし、無理もない。▼
:[アイク]|
そうか…~
あとで様子を見に行くか。▼
:[ナーシル]|
風がでてきたな…~
私は帆の具合を確かめてくるよ。▼~
あ、2人とも。~
体を冷やさないように気をつけて…▼
~(ナーシル消える)
:[アイク]|
エリンシア姫、あんたは~
そろそろ船室に戻ったほうがいい。▼
:[エリンシア]|
アイク様は?▼
:[アイク]|
俺はもう少し甲板にいる。▼~
ベオクとラグズのこともだが、~
デイン軍のこととか…~
色々、考えたいこともあるからな。▼
:[エリンシア]|
あの…私もここにいて~
よろしいですか?~
アイク様のお邪魔はしませんから…▼
:[アイク]|
? 別にかまわんが…▼
:[エリンシア]|
ありがとうございます。▼
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