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章別会話/宿命の刻
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**ナレーション [#r124c353]
<ワールドマップ>
ピネル砦を巡る攻防は~
一連の戦いの中でも最大の激戦となった。*
まさに総力戦と言うにふさわしいこの戦いに~
辛くも勝利したのはクリミア軍だった。*
その代償は、~
決して小さなものではなかったが、*
ガリア軍、そして、デイン王宮に駐屯する~
ベグニオン軍からの増援を期待できるため、~
クリミア軍にとって致命傷とはならなかった。*
一方、旧クリミア王都防衛における~
デイン軍のもう一つの要、~
ナドゥス城に配されたデイン兵は少ない。*
日暮れ間近、~
遊撃隊として先発したティバーン率いる~
タカと獣の混成部隊が本営に引き上げてきた。*
**オープニング [#m38d2459]
(背景:夕暮れの天幕前、中央左:ティバーン、中央右:アイ...
:[ティバーン]|
よお、おつかれさん。~
その様子じゃ、うまくいったようだな?▼
:[アイク]|
なんとかな。~
だが、思った以上に兵が多くて苦戦した。▼
:[ティバーン]|
…こっちも、あんまり~
いい状態とは言えんな。▼
:[アイク]|
どういうことだ?▼
:[ティバーン]|
日が暮れてきたんで~
とりあえず兵を引き上げたが……▼~
さっきから、ぞろぞろ~
王都から援軍が送り込まれてきている。▼
:[アイク]|
そうか…▼
:[ティバーン]|
元々この城を守ってる奴は~
たいしたことなさそうだが…▼~
途中で参戦して来た1人に~
…部隊を1つ潰された。▼~
……あいつだけは、~
他の奴らとは一線を画す強さだ。▼
:[アイク]|
どんな奴だ?▼
:[ティバーン]|
全身を黒い鎧で固めた奴だ。~
鎧の分もあるだろうが、~
たぶん俺よりもでかいな。▼~
……俺の勘が確かなら、~
あれがおまえたちの言ってた~
野郎だと思うぜ。▼
:[アイク]|
…漆黒の騎士が……~
あの城にいるのか………!!▼
~(暗転)
~(戦績表示及び講評)
~(拠点メニュー)
**【情報】 [#h619152f]
***<ティアマト ☆☆> [#k5c13f21]
(背景:天幕内、中央左:ティアマト、中央右:アイク)
:[ティアマト]|
アイク、ちょっといいかしら。▼
:[アイク]|
ティアマト。▼
:[ティアマト]|
あなたに…~
大事なお願いがあって来たわ。▼
:[アイク]|
…どうしたんだ? あらたまって。▼
:[ティアマト]|
グレイル団長の最期を…話して欲しいの。~
あなたにとって…辛いことなのは……~
わかってる。▼~
だけど…1度でいいから…~
きちんと聞かせて欲しいの。▼~
でないと……私は…~
あの人の死を…いつまでも……▼
:[アイク]|
……あんたには、~
すまないと思ってた。▼~
だが、俺自身…色々と整理がつかなくてな。~
ずいぶん待たせてしまった。▼
:[ティアマト]|
聞かせて…くれるの?▼
:[アイク]|
ああ。やっと向き合えるところまで~
もってこられたようだからな。▼
:[ティアマト]|
………じゃあ、始めて。▼
:[アイク]|
―――あの夜…~
森に向かった経緯は話したよな。▼~
俺は親父に、森の入口で~
追い払われたが…嫌な予感がして~
結局、後を追っていった。▼~
森の奥に…開けた場所があって~
そこで親父は、漆黒の騎士と対決していた。▼~
俺の目には最初、2人は~
互角に戦ってるように見えた。▼~
何度か攻防があった後……~
…途中で親父が吹っ飛ばされた。▼~
その時、あいつとなにか~
話していたみたいだったが…~
離れた位置にいた俺には聞きとれなかった。▼~
とにかく、あいつは親父に…~
自分の持っている剣を投げ渡し、~
それを使って相手をしろと促しているように見えた。▼
:[ティアマト]|
………▼
:[アイク]|
親父は…その剣を受け取らなかった。~
もう1度、戦斧を握りなおすと…~
あいつに襲い掛かった。▼~
………………………▼~
…………次の勝負は一瞬だった。▼~
…俺は自分の目が信じられなかった。~
親父と奴は…まるで抱き合ってる~
ような状態のまま…動かず……▼~
けど、親父の背中には…~
あいつの剣の刃が…突き抜けてて……▼
:[ティアマト]|
………▼
:[アイク]|
…あいつが剣を抜いた衝撃で、~
親父はよろめいて後退り…▼~
それを俺が受け止めようとして…~
受け止めきれずに…2人して地面に倒れこんだ。▼~
親父の受けた傷は深かった。~
けど、その時はまだ…生きていた。▼
:[ティアマト]|
……▼
:[アイク]|
あいつが近寄ってきて、~
『あれを渡せ』と言った。▼~
あの時は、わからなかったが…~
今なら…もう、わかる。▼~
あいつは…デイン王のために~
メダリオンを取り返しに来たんだ。▼~
親父はメダリオンを捨てたと言ったが、~
あいつがそれを信じるわけがなかった。▼~
今度は、俺の命を餌に…~
親父に口を割らせようとした。▼~
頭に血の上った俺は、~
あいつに襲い掛かったが…無駄だった。▼~
それでも、諦めきれず~
もうどうなってもいいと…奴に向かっていった。▼
:[ティアマト]|
なんて無茶なことを…▼
:[アイク]|
ガリア王の助けがなければ、~
俺はあの場で死んでいただろう。▼
:[ティアマト]|
………………▼
:[アイク]|
あいつが姿を消した後は…~
ただもう…親父を……~
死なせたくない一心で歩いた。▼~
親父は…生きていた。~
だから…城にたどり着きさえすれば~
救えるんだって……▼~
……ありもしない考えにすがって…~
城の明かりを目指して…歩いた…~
……………………▼
:[ティアマト]|
……………ありがとうアイク。~
1人で…辛かったわね。▼
:[アイク]|
ティアマト…▼
:[ティアマト]|
グレイル団長は、~
あなたの背で亡くなった。▼~
想像していたより……~
……ずっと幸せな最期だったわ。▼~
…ありがとう……~
………これで…やっと…~
あの人の死の哀しみから…解放された………▼
:[アイク]|
………ティアマト。▼
:[ティアマト]|
なに?▼
:[アイク]|
俺は、まだ…~
あんたに話してないことがある。▼
:[ティアマト]|
………▼
:[アイク]|
…俺は、もうあいつと……~
漆黒の騎士と再会した。▼
:[ティアマト]|
!!▼
:[アイク]|
…戦い、剣もかわした。▼
:[ティアマト]|
……それでよく…生きて………▼
:[アイク]|
俺だって、あの夜とは~
比べ物にならんほど自分を鍛えたつもりだ。▼~
だが…それでも~
あいつには通用しなかった。▼
:[ティアマト]|
仕方ないわ。~
グレイル団長ですらかなわない相手だもの…~
あなたにはまだ……▼
:[アイク]|
そうじゃない。~
俺の剣技自体が、あいつに~
通用しなかったわけじゃない。▼
:[ティアマト]|
? …それは、どういう意味?▼
:[アイク]|
ティアマト、あいつの鎧は…~
一切の攻撃を受け付けない。▼
:[ティアマト]|
まさか…そんな……▼
:[アイク]|
女神に祝福された鎧だと言っていた。~
そして…それにダメージを与えられるのは~
同じく女神に祝福された武器だけだと。▼
:[ティアマト]|
だけど、そんなもの……~
どこで手に入れるっていうの?▼
:[アイク]|
ここにある。▼
:[ティアマト]|
!!~
アイク…!~
この剣を、どこで!?▼
:[アイク]|
親父が死んだ次の夜……~
1人でまた、あの場所に戻ったんだ。▼~
なにか…あの騎士を追うための~
手がかりが残ってないかと思ってな。▼~
剣はそこにあった。~
俺はそれを城に持ち帰り…~
これまでずっと隠し持っていた。▼~
使おうと思っていたわけじゃない。~
この剣を持っていれば、~
あいつに再びあえると信じていた。▼~
――そしてその通りになった。▼
:[ティアマト]|
この剣なら…~
あいつに通用するのね?▼
:[アイク]|
そのはずだ。~
神剣ラグネル…あいつの持っている剣と~
対になっている。▼
:[ティアマト]|
……少しでも勝てる気はする?▼
:[アイク]|
………勝つ。▼
:[ティアマト]|
じゃあ、私は止めない。~
その剣で…グレイル団長の仇を討って。▼~
だけど、アイク……~
1つだけ約束して欲しいの。▼
:[アイク]|
なんだ?▼
:[ティアマト]|
やつと対峙して…剣を交わして…~
少しでも勝てないと思ったら~
迷わず逃げなさい。▼~
時には逃げることだって…~
負けにならないことがあるわ。▼
:[アイク]|
ティアマトは、~
俺が信じられないのか?▼
:[ティアマト]|
信じてるわ。~
あなたなら…いつか必ず、~
漆黒の騎士に勝ってくれるって。▼~
だからこそ…~
1度の戦いで…命を失わないで欲しい。▼~
いざ、その時が来たら…~
私は絶対…~
あなたたちの勝負の邪魔はしない。▼~
もちろん、他の誰にも~
邪魔はさせないつもりよ。▼~
1対1であいつに向かって…~
そして…自分の目で冷静に判断して。▼~
時には逃げることが~
後の勝利を生むことがある。~
それを忘れないでいて。▼
:[アイク]|
…………わかった。▼
**オープニング-2 [#jaf68d69]
(背景:夕暮れの天幕前、中央左:アイク、右端:ユリシーズ)
:[ユリシーズ]|
アイク将軍!~
どうか、あちらに集まって下さい。▼~
明日の進軍について~
至急、軍議をおこないますので。▼
~(暗転)
--------------------------
*ユリシーズ死亡時
~(背景:夕暮れの天幕前、中央左:アイク、右端:クリミア兵)
:[クリミア兵]|
アイク将軍!~
どうか、あちらの天幕にお越し下さい。▼~
明日の進軍について~
軍議がおこなわれるとのことです。▼
~(暗転)
--------------------------
~(背景:王女の天幕内、中央右:アイク、右端:ティアマト)
:[ティアマト]|
あの城に…~
漆黒の騎士がいるというのね?▼
:[アイク]|
多分、間違いないだろう。▼
~(中央左にライ登場)
:[ライ]|
……そいつはやっかいだな。~
あいつ、化身したオレの一撃でも~
ほとんどダメージを与えられなかったぞ。▼
:[アイク]|
……あいつの鎧は~
女神の祝福を受けているらしい。~
普通の攻撃はきかない。▼
:[ライ]|
じゃあ、どうやって倒すんだ?▼
:[アイク]|
…俺にまかせてくれ。~
俺は、あいつの鎧に有効な剣を~
持っている……▼
~(左端にティバーン登場)
:[ティバーン]|
……不本意だが、仕方ねえか。~
俺たちには武器とやらは使えん。~
武器も防具もベオクのものだからな。▼
~(ティアマト消え、右端にユリシーズ登場)
:[ユリシーズ]|
では、件の騎士が現れた場合は、~
アイク将軍におまかせするとして…▼~
城内に突入する部隊の選出を……▼
--------------------------
*ユリシーズ死亡時
~(ティバーン、ライ、アイク、ティアマトの順に並ぶ)
:[ライ]|
じゃあ、あの騎士を倒す~
主役はアイクにゆずるってことで。▼~
あとは城内に突入する部隊を……▼
--------------------------
~(ティバーン・ライ消え、中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
お兄ちゃん…~
ちょっといいかな?▼
:[アイク]|
ミスト?~
今はだめだ。~
軍議の最中なんだぞ。▼
:[ミスト]|
わかってる。~
だけど、お願い!~
ほんのちょっとでいいから…▼
:[アイク]|
ミスト…~
後で必ず時間をつくる。▼~
だからおとなしく待って…▼
~(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
……あ、あの…っ!▼
~(ミスト・アイク消える)
:[ユリシーズ]|
どうされましたかな?~
麗しの我が君。▼
:[エリンシア]|
少し…めまいがします。~
半刻ほど、休んでもいいでしょうか?▼
:[ユリシーズ]|
ああ! なんたることだ。▼~
我輩ともあろうものが、~
報告に逸るあまり~
姫君のご様子に気付かないなどと…▼~
平にご容赦下さいませ。▼
~(ユリシーズ、中央左に移動)
:[ユリシーズ]|
ささ、お手をどうぞ。~
よいですな、諸君。▼
--------------------------
*ユリシーズ死亡時
~(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
……あ、あの…っ!▼~
少し…めまいがします。~
半刻ほど、休んでもいいでしょうか?▼
~(ティアマト消え、右端にライ登場)
:[ライ]|
ああ!そりゃ大変だ!~
姫に万一のことがあったら~
戦どころの話じゃなくなる。▼~
ここは一息いれるってことで~
どうですか?▼
~(ライ消える)
--------------------------
~(右端にジョフレ登場)
:[ジョフレ]|
もちろんだ。~
姫、どうかごゆっくりお休み下さい。~
我々は個々の準備を進めておきますから。▼
:[エリンシア]|
は…はい……~
ごめんなさい……▼
~(暗転)
~(背景:夕暮れの天幕前、中央左:ミスト、中央右:アイク)
:[アイク]|
……どうした?▼
:[ミスト]|
………▼
:[アイク]|
せっかく、姫が~
作ってくれた時間だ。~
わかってるだろう?▼
:[ミスト]|
……あの…ね。~
後でもいいかなって~
思ったけど……▼~
やっぱり早く言っておきたくて。▼
:[アイク]|
……俺もずっと、~
おまえと話をしたかった。▼~
あの時以来、ほとんど~
口をきかなかっただろ、おまえ。▼
:[ミスト]|
……えっと…~
ご、ごめんね……▼~
聞かされたことに…~
…すごく驚いたから……~
それで……▼
:[アイク]|
母さんが死んだ原因が……~
…親父だったってことか?▼
:[ミスト]|
う、うん……▼
:[アイク]|
…仕方ないさ。▼~
それで、話す気になったってことは~
何か答えが出たのか?▼
:[ミスト]|
わたし、最初は~
全然信じられなくて…▼~
メダリオンのこととか、~
邪神の復活とかは、なんていうか…~
わたしにはあんまり…ぴんとこなくて……▼~
……それより全然、~
お父さんたちの話で…いっぱいで……▼~
ずっとずーっと……~
考えてたけど…でも…▼~
頭が考えること、~
すごく嫌がってて……▼~
どうしていいかわかんなくて……~
……ずっと眠れなかった。▼
:[アイク]|
…ああ、俺もそうだった。▼
:[ミスト]|
体力の…限界だったのかな。~
昨日の晩、やっと眠れて…▼~
今朝、目が覚めたら……~
……なんか、ぽかんと~
色々抜け落ちちゃってて……▼~
心の中には、1個しか気持ち…~
残ってなかった。▼
:[アイク]|
気持ち? どんな?▼
:[ミスト]|
可哀想…かな。▼
:[アイク]|
…母さんが、か?▼
:[ミスト]|
ううん。~
お父さんがね、1番、可哀想……▼~
お父さんとお母さんは~
愛し合ってたんでしょ?▼~
それなのに、お父さんは~
メダリオンのせいで……▼~
意識がその…暴走?…~
しちゃって……▼~
気がついたら、~
お母さんを……▼~
わたし、お父さんが死んだ時、~
もう世界が終わっちゃうってくらい…~
本当に…辛かった……▼~
だからお父さんも…▼~
ちがう…お父さんは……~
きっと……もっと…………▼
:[アイク]|
そうだな…親父は~
全部1人で抱え込んでたんだ。▼~
母さんのことも、メダリオンのことも、~
……追っ手のことも。▼~
俺たちには何も知らせず、~
1人で戦ってたんだ。▼
:[ミスト]|
……お父さんの仇って、~
あの港町トハで見かけた…~
真っ黒な鎧の騎士…なんだよね?▼
:[アイク]|
ああ。▼
:[ミスト]|
…お兄ちゃんは、~
あの人と戦うんでしょう?~
お父さんのために……▼
:[アイク]|
そうだな。~
あいつのことだけは…~
誰にも譲る気はない。▼
:[ミスト]|
………止めてもムダだよね。▼~
わたしが男だったら…~
もっとちゃんと、剣が使えるなら…~
同じこと考えるもん……▼
:[アイク]|
ミスト……▼
:[ミスト]|
でも…約束は守ってよ。▼~
お兄ちゃんは、お父さんのかわりに~
傭兵団と…それから~
わたしを守るって言ったんだから。▼~
……勝手に死んだりしたら、~
許さないんだから……▼
:[アイク]|
わかってる…~
…俺は絶対に負けない。▼
:[ミスト]|
…………うん!▼
~(暗転)
*ユリシーズ生存時のみ追加
~(背景:王女の天幕内、中央左:ユリシーズ、中央右:エリン...
:[ユリシーズ]|
お加減はいかがですかな、~
姫……▼
:[エリンシア]|
……嘘です。~
本当は気分なんて悪くありません。~
だまして…ごめんなさい。▼
:[ユリシーズ]|
わかっております。~
あの兄妹のため、でしょう?▼~
我が君は、ことのほか~
あの者たちが大切なご様子。▼
:[エリンシア]|
……お父様とお母様を~
目の前で亡くし……▼~
次々に兵が倒れてゆき…~
ジョフレたちとも…はぐれて……▼~
そんな時に、助けてくれたのが~
アイク様たちでした。▼~
あの人たちがいてくれなかったら、~
私は…とっくに死んでいたでしょう。▼~
アイク様も、ミストちゃんも~
私と同じ痛みを持っていました。~
戦いによって親を失ったという……▼~
そのせいかもしれません……~
2人とも、さりげなく~
だけどとても暖かく、私に接して…▼~
心の支えとなって下さいました。▼~
ミストちゃんとは、いつも~
励ましあっていたように思います。▼~
ですから……▼
:[ユリシーズ]|
姫を救ってくれた恩人です。▼~
兵の中には、アイク将軍に嫉妬して~
彼の身分についてとやかく~
言うものもいるようですが……▼~
些細なことです。▼~
我らクリミア臣下は、~
あの将軍を好いておりますよ。▼
:[エリンシア]|
……ユリシーズ。▼
:[ユリシーズ]|
さて、では、~
そろそろ戻りましょうか。▼
:[エリンシア]|
はい。▼
~(暗転)
**進撃前 [#he131121]
【ナドゥス城】
(マップ画面:左方向から1人の兵士が現れ画面上側の漆黒の...
:[ハフェド](下段)|
騎士殿。~
まもなく、クリミア軍が~
再攻撃を仕掛けて参りますぞ……▼~
編成は先日の半獣混成部隊とは異なり、~
あのベウフォレス将軍を討った~
クリミア軍の主力である模様……▼~
容易ならざる相手と言えましょうな……▼
:[漆黒の騎士](上段)|
……そうか。▼~
フッ ここが~
決着の場となるか……▼
:[ハフェド](下段)|
騎士殿……?▼
:[漆黒の騎士](上段)|
ハフェド、おまえが指揮をとれ。~
城の守りはおまえに任せよう。▼~
私は奥でイナ将軍に用がある。▼
:[ハフェド](下段)|
承知致しました……▼
~(漆黒の騎士扉の奥に消える)
~(マップ画面:城内を映し出す)
:[アイク](上段)|
全員、用意はいいな?▼~
城内の兵力はデイン王都からの~
援軍でさらに増強されているらしい。▼~
これ以上、敵が増えないうちに~
一刻も早くこの城を落とす。▼~
もし【漆黒の騎士】が現れたら……~
無理に手を出すな。俺に任せてくれ。▼~
奴は、俺が倒す!▼
~(出撃開始)
***ハフェド初戦時 [#h8645956]
:[ハフェド](上段)|
……陛下の気まぐれがなければ~
貴殿らと、こうして相対することはなかった。▼~
……武人にとって、強敵を得ることこそ~
最上の喜びなれば……~
陛下には御礼申し上げねばならぬ。▼~
では……つつしんで~
御相手いたしましょう。▼
***アイクで攻撃時 [#pe34301e]
:[アイク](上段)|
…漆黒の騎士はこの奥だな?▼
:[ハフェド](下段)|
左様…▼
:[アイク](上段)|
……そこをどいてもらおうか。~
俺はあいつに用がある。▼
:[ハフェド](下段)|
ほう…貴殿と騎士殿には~
なにやら因縁がある様子。~
興味の尽きぬところではありますが……▼~
騎士殿の前に~
私を倒さねばならぬこと……~
お忘れなきよう!▼
***タウロニオで攻撃時 [#nc5af0ee]
:[ハフェド](上段)|
デインを離れ、▼~
クリミア側につかれたとか……~
軍人とて人間……~
それもまたよろしいでしょう。▼~
ですがその報いは……~
受けていただかねばなりませんな。▼
***鳥翼族(タカ)で攻撃時 [#k2367ff8]
:[ハフェド](上段)|
タカ型の鳥……~
すなわち、フェニキスの御仁か。▼~
……昨日は、貴殿らの王によって~
沢山の兵を失いましたぞ。▼~
さて…その配下の力は如何ほどか…~
……お手柔らかに願いたいところだ。▼
***獣牙族で攻撃時 [#ie97e2a2]
:[ハフェド](上段)|
獣牙族……~
いささか荷が重い相手ですな。▼~
とはいえ、私も負けるわけには~
いかぬ身…… いざ!▼
***リュシオンとの対戦会話 [#s35e8ff3]
:[ハフェド](上段)|
ほう、貴殿が噂に聞く~
セリノスの王族ですな……▼~
戦でさえなければ、~
その歌をお聞かせ願いたい~
ところですが…残念ですな…▼
***ハフェド撃破時 [#uf45b2ce]
:[ハフェド](上段)|
これまでの……ようですな……~
私は…己が分を…わきまえている……▼
**クリア後 [#u378cfb6]
:[アイク](上段)|
この奥に、あいつがいる…~
誰も来るな!~
俺が1人で行く!!▼
~(マップ画面:アイク、扉の向こうに行く)
~(背景:マップ画面、中央右:セネリオ)
:[セネリオ]|
アイク!!~
待ってください!~
僕もいっしょに…!▼
~(右端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
だめよ、セネリオ!~
アイク1人で行かせるの。▼~
漆黒の騎士は、彼の標的…▼~
あいつを倒すということは、▼~
グレイル団長の死を~
本当に乗り越えるために~
必要な儀式なのよ。▼
~(セネリオ中央左に移動し、ティアマトの方を振り返る)
:[セネリオ]|
…また、そんな綺麗事を!!▼~
アイクに、~
もしものことがあったら…!▼
:[ティアマト]|
…今のアイクなら……~
自分の力でかなう相手かどうかは、~
冷静に見極められるはず……▼~
もし、それができないようなら……~
彼はそこまでの器だったということ。~
……あきらめるしかないわ。▼~
でも…私はアイクを信じている。~
彼の命はもう…彼1人のものじゃない。▼~
…仲間を…みんな残して……~
無謀な戦いでの死を選ぶなんて…~
そんな無責任なことはしないわ。きっと。▼~
セネリオだって、そう思うでしょう?▼
:[セネリオ]|
…………▼
:[ティアマト]|
グレイル団長……~
あなたの息子をお守りください…▼
~(暗転)
*コメント [#l3d01177]
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#contents
----
**ナレーション [#r124c353]
<ワールドマップ>
ピネル砦を巡る攻防は~
一連の戦いの中でも最大の激戦となった。*
まさに総力戦と言うにふさわしいこの戦いに~
辛くも勝利したのはクリミア軍だった。*
その代償は、~
決して小さなものではなかったが、*
ガリア軍、そして、デイン王宮に駐屯する~
ベグニオン軍からの増援を期待できるため、~
クリミア軍にとって致命傷とはならなかった。*
一方、旧クリミア王都防衛における~
デイン軍のもう一つの要、~
ナドゥス城に配されたデイン兵は少ない。*
日暮れ間近、~
遊撃隊として先発したティバーン率いる~
タカと獣の混成部隊が本営に引き上げてきた。*
**オープニング [#m38d2459]
(背景:夕暮れの天幕前、中央左:ティバーン、中央右:アイ...
:[ティバーン]|
よお、おつかれさん。~
その様子じゃ、うまくいったようだな?▼
:[アイク]|
なんとかな。~
だが、思った以上に兵が多くて苦戦した。▼
:[ティバーン]|
…こっちも、あんまり~
いい状態とは言えんな。▼
:[アイク]|
どういうことだ?▼
:[ティバーン]|
日が暮れてきたんで~
とりあえず兵を引き上げたが……▼~
さっきから、ぞろぞろ~
王都から援軍が送り込まれてきている。▼
:[アイク]|
そうか…▼
:[ティバーン]|
元々この城を守ってる奴は~
たいしたことなさそうだが…▼~
途中で参戦して来た1人に~
…部隊を1つ潰された。▼~
……あいつだけは、~
他の奴らとは一線を画す強さだ。▼
:[アイク]|
どんな奴だ?▼
:[ティバーン]|
全身を黒い鎧で固めた奴だ。~
鎧の分もあるだろうが、~
たぶん俺よりもでかいな。▼~
……俺の勘が確かなら、~
あれがおまえたちの言ってた~
野郎だと思うぜ。▼
:[アイク]|
…漆黒の騎士が……~
あの城にいるのか………!!▼
~(暗転)
~(戦績表示及び講評)
~(拠点メニュー)
**【情報】 [#h619152f]
***<ティアマト ☆☆> [#k5c13f21]
(背景:天幕内、中央左:ティアマト、中央右:アイク)
:[ティアマト]|
アイク、ちょっといいかしら。▼
:[アイク]|
ティアマト。▼
:[ティアマト]|
あなたに…~
大事なお願いがあって来たわ。▼
:[アイク]|
…どうしたんだ? あらたまって。▼
:[ティアマト]|
グレイル団長の最期を…話して欲しいの。~
あなたにとって…辛いことなのは……~
わかってる。▼~
だけど…1度でいいから…~
きちんと聞かせて欲しいの。▼~
でないと……私は…~
あの人の死を…いつまでも……▼
:[アイク]|
……あんたには、~
すまないと思ってた。▼~
だが、俺自身…色々と整理がつかなくてな。~
ずいぶん待たせてしまった。▼
:[ティアマト]|
聞かせて…くれるの?▼
:[アイク]|
ああ。やっと向き合えるところまで~
もってこられたようだからな。▼
:[ティアマト]|
………じゃあ、始めて。▼
:[アイク]|
―――あの夜…~
森に向かった経緯は話したよな。▼~
俺は親父に、森の入口で~
追い払われたが…嫌な予感がして~
結局、後を追っていった。▼~
森の奥に…開けた場所があって~
そこで親父は、漆黒の騎士と対決していた。▼~
俺の目には最初、2人は~
互角に戦ってるように見えた。▼~
何度か攻防があった後……~
…途中で親父が吹っ飛ばされた。▼~
その時、あいつとなにか~
話していたみたいだったが…~
離れた位置にいた俺には聞きとれなかった。▼~
とにかく、あいつは親父に…~
自分の持っている剣を投げ渡し、~
それを使って相手をしろと促しているように見えた。▼
:[ティアマト]|
………▼
:[アイク]|
親父は…その剣を受け取らなかった。~
もう1度、戦斧を握りなおすと…~
あいつに襲い掛かった。▼~
………………………▼~
…………次の勝負は一瞬だった。▼~
…俺は自分の目が信じられなかった。~
親父と奴は…まるで抱き合ってる~
ような状態のまま…動かず……▼~
けど、親父の背中には…~
あいつの剣の刃が…突き抜けてて……▼
:[ティアマト]|
………▼
:[アイク]|
…あいつが剣を抜いた衝撃で、~
親父はよろめいて後退り…▼~
それを俺が受け止めようとして…~
受け止めきれずに…2人して地面に倒れこんだ。▼~
親父の受けた傷は深かった。~
けど、その時はまだ…生きていた。▼
:[ティアマト]|
……▼
:[アイク]|
あいつが近寄ってきて、~
『あれを渡せ』と言った。▼~
あの時は、わからなかったが…~
今なら…もう、わかる。▼~
あいつは…デイン王のために~
メダリオンを取り返しに来たんだ。▼~
親父はメダリオンを捨てたと言ったが、~
あいつがそれを信じるわけがなかった。▼~
今度は、俺の命を餌に…~
親父に口を割らせようとした。▼~
頭に血の上った俺は、~
あいつに襲い掛かったが…無駄だった。▼~
それでも、諦めきれず~
もうどうなってもいいと…奴に向かっていった。▼
:[ティアマト]|
なんて無茶なことを…▼
:[アイク]|
ガリア王の助けがなければ、~
俺はあの場で死んでいただろう。▼
:[ティアマト]|
………………▼
:[アイク]|
あいつが姿を消した後は…~
ただもう…親父を……~
死なせたくない一心で歩いた。▼~
親父は…生きていた。~
だから…城にたどり着きさえすれば~
救えるんだって……▼~
……ありもしない考えにすがって…~
城の明かりを目指して…歩いた…~
……………………▼
:[ティアマト]|
……………ありがとうアイク。~
1人で…辛かったわね。▼
:[アイク]|
ティアマト…▼
:[ティアマト]|
グレイル団長は、~
あなたの背で亡くなった。▼~
想像していたより……~
……ずっと幸せな最期だったわ。▼~
…ありがとう……~
………これで…やっと…~
あの人の死の哀しみから…解放された………▼
:[アイク]|
………ティアマト。▼
:[ティアマト]|
なに?▼
:[アイク]|
俺は、まだ…~
あんたに話してないことがある。▼
:[ティアマト]|
………▼
:[アイク]|
…俺は、もうあいつと……~
漆黒の騎士と再会した。▼
:[ティアマト]|
!!▼
:[アイク]|
…戦い、剣もかわした。▼
:[ティアマト]|
……それでよく…生きて………▼
:[アイク]|
俺だって、あの夜とは~
比べ物にならんほど自分を鍛えたつもりだ。▼~
だが…それでも~
あいつには通用しなかった。▼
:[ティアマト]|
仕方ないわ。~
グレイル団長ですらかなわない相手だもの…~
あなたにはまだ……▼
:[アイク]|
そうじゃない。~
俺の剣技自体が、あいつに~
通用しなかったわけじゃない。▼
:[ティアマト]|
? …それは、どういう意味?▼
:[アイク]|
ティアマト、あいつの鎧は…~
一切の攻撃を受け付けない。▼
:[ティアマト]|
まさか…そんな……▼
:[アイク]|
女神に祝福された鎧だと言っていた。~
そして…それにダメージを与えられるのは~
同じく女神に祝福された武器だけだと。▼
:[ティアマト]|
だけど、そんなもの……~
どこで手に入れるっていうの?▼
:[アイク]|
ここにある。▼
:[ティアマト]|
!!~
アイク…!~
この剣を、どこで!?▼
:[アイク]|
親父が死んだ次の夜……~
1人でまた、あの場所に戻ったんだ。▼~
なにか…あの騎士を追うための~
手がかりが残ってないかと思ってな。▼~
剣はそこにあった。~
俺はそれを城に持ち帰り…~
これまでずっと隠し持っていた。▼~
使おうと思っていたわけじゃない。~
この剣を持っていれば、~
あいつに再びあえると信じていた。▼~
――そしてその通りになった。▼
:[ティアマト]|
この剣なら…~
あいつに通用するのね?▼
:[アイク]|
そのはずだ。~
神剣ラグネル…あいつの持っている剣と~
対になっている。▼
:[ティアマト]|
……少しでも勝てる気はする?▼
:[アイク]|
………勝つ。▼
:[ティアマト]|
じゃあ、私は止めない。~
その剣で…グレイル団長の仇を討って。▼~
だけど、アイク……~
1つだけ約束して欲しいの。▼
:[アイク]|
なんだ?▼
:[ティアマト]|
やつと対峙して…剣を交わして…~
少しでも勝てないと思ったら~
迷わず逃げなさい。▼~
時には逃げることだって…~
負けにならないことがあるわ。▼
:[アイク]|
ティアマトは、~
俺が信じられないのか?▼
:[ティアマト]|
信じてるわ。~
あなたなら…いつか必ず、~
漆黒の騎士に勝ってくれるって。▼~
だからこそ…~
1度の戦いで…命を失わないで欲しい。▼~
いざ、その時が来たら…~
私は絶対…~
あなたたちの勝負の邪魔はしない。▼~
もちろん、他の誰にも~
邪魔はさせないつもりよ。▼~
1対1であいつに向かって…~
そして…自分の目で冷静に判断して。▼~
時には逃げることが~
後の勝利を生むことがある。~
それを忘れないでいて。▼
:[アイク]|
…………わかった。▼
**オープニング-2 [#jaf68d69]
(背景:夕暮れの天幕前、中央左:アイク、右端:ユリシーズ)
:[ユリシーズ]|
アイク将軍!~
どうか、あちらに集まって下さい。▼~
明日の進軍について~
至急、軍議をおこないますので。▼
~(暗転)
--------------------------
*ユリシーズ死亡時
~(背景:夕暮れの天幕前、中央左:アイク、右端:クリミア兵)
:[クリミア兵]|
アイク将軍!~
どうか、あちらの天幕にお越し下さい。▼~
明日の進軍について~
軍議がおこなわれるとのことです。▼
~(暗転)
--------------------------
~(背景:王女の天幕内、中央右:アイク、右端:ティアマト)
:[ティアマト]|
あの城に…~
漆黒の騎士がいるというのね?▼
:[アイク]|
多分、間違いないだろう。▼
~(中央左にライ登場)
:[ライ]|
……そいつはやっかいだな。~
あいつ、化身したオレの一撃でも~
ほとんどダメージを与えられなかったぞ。▼
:[アイク]|
……あいつの鎧は~
女神の祝福を受けているらしい。~
普通の攻撃はきかない。▼
:[ライ]|
じゃあ、どうやって倒すんだ?▼
:[アイク]|
…俺にまかせてくれ。~
俺は、あいつの鎧に有効な剣を~
持っている……▼
~(左端にティバーン登場)
:[ティバーン]|
……不本意だが、仕方ねえか。~
俺たちには武器とやらは使えん。~
武器も防具もベオクのものだからな。▼
~(ティアマト消え、右端にユリシーズ登場)
:[ユリシーズ]|
では、件の騎士が現れた場合は、~
アイク将軍におまかせするとして…▼~
城内に突入する部隊の選出を……▼
--------------------------
*ユリシーズ死亡時
~(ティバーン、ライ、アイク、ティアマトの順に並ぶ)
:[ライ]|
じゃあ、あの騎士を倒す~
主役はアイクにゆずるってことで。▼~
あとは城内に突入する部隊を……▼
--------------------------
~(ティバーン・ライ消え、中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
お兄ちゃん…~
ちょっといいかな?▼
:[アイク]|
ミスト?~
今はだめだ。~
軍議の最中なんだぞ。▼
:[ミスト]|
わかってる。~
だけど、お願い!~
ほんのちょっとでいいから…▼
:[アイク]|
ミスト…~
後で必ず時間をつくる。▼~
だからおとなしく待って…▼
~(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
……あ、あの…っ!▼
~(ミスト・アイク消える)
:[ユリシーズ]|
どうされましたかな?~
麗しの我が君。▼
:[エリンシア]|
少し…めまいがします。~
半刻ほど、休んでもいいでしょうか?▼
:[ユリシーズ]|
ああ! なんたることだ。▼~
我輩ともあろうものが、~
報告に逸るあまり~
姫君のご様子に気付かないなどと…▼~
平にご容赦下さいませ。▼
~(ユリシーズ、中央左に移動)
:[ユリシーズ]|
ささ、お手をどうぞ。~
よいですな、諸君。▼
--------------------------
*ユリシーズ死亡時
~(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
……あ、あの…っ!▼~
少し…めまいがします。~
半刻ほど、休んでもいいでしょうか?▼
~(ティアマト消え、右端にライ登場)
:[ライ]|
ああ!そりゃ大変だ!~
姫に万一のことがあったら~
戦どころの話じゃなくなる。▼~
ここは一息いれるってことで~
どうですか?▼
~(ライ消える)
--------------------------
~(右端にジョフレ登場)
:[ジョフレ]|
もちろんだ。~
姫、どうかごゆっくりお休み下さい。~
我々は個々の準備を進めておきますから。▼
:[エリンシア]|
は…はい……~
ごめんなさい……▼
~(暗転)
~(背景:夕暮れの天幕前、中央左:ミスト、中央右:アイク)
:[アイク]|
……どうした?▼
:[ミスト]|
………▼
:[アイク]|
せっかく、姫が~
作ってくれた時間だ。~
わかってるだろう?▼
:[ミスト]|
……あの…ね。~
後でもいいかなって~
思ったけど……▼~
やっぱり早く言っておきたくて。▼
:[アイク]|
……俺もずっと、~
おまえと話をしたかった。▼~
あの時以来、ほとんど~
口をきかなかっただろ、おまえ。▼
:[ミスト]|
……えっと…~
ご、ごめんね……▼~
聞かされたことに…~
…すごく驚いたから……~
それで……▼
:[アイク]|
母さんが死んだ原因が……~
…親父だったってことか?▼
:[ミスト]|
う、うん……▼
:[アイク]|
…仕方ないさ。▼~
それで、話す気になったってことは~
何か答えが出たのか?▼
:[ミスト]|
わたし、最初は~
全然信じられなくて…▼~
メダリオンのこととか、~
邪神の復活とかは、なんていうか…~
わたしにはあんまり…ぴんとこなくて……▼~
……それより全然、~
お父さんたちの話で…いっぱいで……▼~
ずっとずーっと……~
考えてたけど…でも…▼~
頭が考えること、~
すごく嫌がってて……▼~
どうしていいかわかんなくて……~
……ずっと眠れなかった。▼
:[アイク]|
…ああ、俺もそうだった。▼
:[ミスト]|
体力の…限界だったのかな。~
昨日の晩、やっと眠れて…▼~
今朝、目が覚めたら……~
……なんか、ぽかんと~
色々抜け落ちちゃってて……▼~
心の中には、1個しか気持ち…~
残ってなかった。▼
:[アイク]|
気持ち? どんな?▼
:[ミスト]|
可哀想…かな。▼
:[アイク]|
…母さんが、か?▼
:[ミスト]|
ううん。~
お父さんがね、1番、可哀想……▼~
お父さんとお母さんは~
愛し合ってたんでしょ?▼~
それなのに、お父さんは~
メダリオンのせいで……▼~
意識がその…暴走?…~
しちゃって……▼~
気がついたら、~
お母さんを……▼~
わたし、お父さんが死んだ時、~
もう世界が終わっちゃうってくらい…~
本当に…辛かった……▼~
だからお父さんも…▼~
ちがう…お父さんは……~
きっと……もっと…………▼
:[アイク]|
そうだな…親父は~
全部1人で抱え込んでたんだ。▼~
母さんのことも、メダリオンのことも、~
……追っ手のことも。▼~
俺たちには何も知らせず、~
1人で戦ってたんだ。▼
:[ミスト]|
……お父さんの仇って、~
あの港町トハで見かけた…~
真っ黒な鎧の騎士…なんだよね?▼
:[アイク]|
ああ。▼
:[ミスト]|
…お兄ちゃんは、~
あの人と戦うんでしょう?~
お父さんのために……▼
:[アイク]|
そうだな。~
あいつのことだけは…~
誰にも譲る気はない。▼
:[ミスト]|
………止めてもムダだよね。▼~
わたしが男だったら…~
もっとちゃんと、剣が使えるなら…~
同じこと考えるもん……▼
:[アイク]|
ミスト……▼
:[ミスト]|
でも…約束は守ってよ。▼~
お兄ちゃんは、お父さんのかわりに~
傭兵団と…それから~
わたしを守るって言ったんだから。▼~
……勝手に死んだりしたら、~
許さないんだから……▼
:[アイク]|
わかってる…~
…俺は絶対に負けない。▼
:[ミスト]|
…………うん!▼
~(暗転)
*ユリシーズ生存時のみ追加
~(背景:王女の天幕内、中央左:ユリシーズ、中央右:エリン...
:[ユリシーズ]|
お加減はいかがですかな、~
姫……▼
:[エリンシア]|
……嘘です。~
本当は気分なんて悪くありません。~
だまして…ごめんなさい。▼
:[ユリシーズ]|
わかっております。~
あの兄妹のため、でしょう?▼~
我が君は、ことのほか~
あの者たちが大切なご様子。▼
:[エリンシア]|
……お父様とお母様を~
目の前で亡くし……▼~
次々に兵が倒れてゆき…~
ジョフレたちとも…はぐれて……▼~
そんな時に、助けてくれたのが~
アイク様たちでした。▼~
あの人たちがいてくれなかったら、~
私は…とっくに死んでいたでしょう。▼~
アイク様も、ミストちゃんも~
私と同じ痛みを持っていました。~
戦いによって親を失ったという……▼~
そのせいかもしれません……~
2人とも、さりげなく~
だけどとても暖かく、私に接して…▼~
心の支えとなって下さいました。▼~
ミストちゃんとは、いつも~
励ましあっていたように思います。▼~
ですから……▼
:[ユリシーズ]|
姫を救ってくれた恩人です。▼~
兵の中には、アイク将軍に嫉妬して~
彼の身分についてとやかく~
言うものもいるようですが……▼~
些細なことです。▼~
我らクリミア臣下は、~
あの将軍を好いておりますよ。▼
:[エリンシア]|
……ユリシーズ。▼
:[ユリシーズ]|
さて、では、~
そろそろ戻りましょうか。▼
:[エリンシア]|
はい。▼
~(暗転)
**進撃前 [#he131121]
【ナドゥス城】
(マップ画面:左方向から1人の兵士が現れ画面上側の漆黒の...
:[ハフェド](下段)|
騎士殿。~
まもなく、クリミア軍が~
再攻撃を仕掛けて参りますぞ……▼~
編成は先日の半獣混成部隊とは異なり、~
あのベウフォレス将軍を討った~
クリミア軍の主力である模様……▼~
容易ならざる相手と言えましょうな……▼
:[漆黒の騎士](上段)|
……そうか。▼~
フッ ここが~
決着の場となるか……▼
:[ハフェド](下段)|
騎士殿……?▼
:[漆黒の騎士](上段)|
ハフェド、おまえが指揮をとれ。~
城の守りはおまえに任せよう。▼~
私は奥でイナ将軍に用がある。▼
:[ハフェド](下段)|
承知致しました……▼
~(漆黒の騎士扉の奥に消える)
~(マップ画面:城内を映し出す)
:[アイク](上段)|
全員、用意はいいな?▼~
城内の兵力はデイン王都からの~
援軍でさらに増強されているらしい。▼~
これ以上、敵が増えないうちに~
一刻も早くこの城を落とす。▼~
もし【漆黒の騎士】が現れたら……~
無理に手を出すな。俺に任せてくれ。▼~
奴は、俺が倒す!▼
~(出撃開始)
***ハフェド初戦時 [#h8645956]
:[ハフェド](上段)|
……陛下の気まぐれがなければ~
貴殿らと、こうして相対することはなかった。▼~
……武人にとって、強敵を得ることこそ~
最上の喜びなれば……~
陛下には御礼申し上げねばならぬ。▼~
では……つつしんで~
御相手いたしましょう。▼
***アイクで攻撃時 [#pe34301e]
:[アイク](上段)|
…漆黒の騎士はこの奥だな?▼
:[ハフェド](下段)|
左様…▼
:[アイク](上段)|
……そこをどいてもらおうか。~
俺はあいつに用がある。▼
:[ハフェド](下段)|
ほう…貴殿と騎士殿には~
なにやら因縁がある様子。~
興味の尽きぬところではありますが……▼~
騎士殿の前に~
私を倒さねばならぬこと……~
お忘れなきよう!▼
***タウロニオで攻撃時 [#nc5af0ee]
:[ハフェド](上段)|
デインを離れ、▼~
クリミア側につかれたとか……~
軍人とて人間……~
それもまたよろしいでしょう。▼~
ですがその報いは……~
受けていただかねばなりませんな。▼
***鳥翼族(タカ)で攻撃時 [#k2367ff8]
:[ハフェド](上段)|
タカ型の鳥……~
すなわち、フェニキスの御仁か。▼~
……昨日は、貴殿らの王によって~
沢山の兵を失いましたぞ。▼~
さて…その配下の力は如何ほどか…~
……お手柔らかに願いたいところだ。▼
***獣牙族で攻撃時 [#ie97e2a2]
:[ハフェド](上段)|
獣牙族……~
いささか荷が重い相手ですな。▼~
とはいえ、私も負けるわけには~
いかぬ身…… いざ!▼
***リュシオンとの対戦会話 [#s35e8ff3]
:[ハフェド](上段)|
ほう、貴殿が噂に聞く~
セリノスの王族ですな……▼~
戦でさえなければ、~
その歌をお聞かせ願いたい~
ところですが…残念ですな…▼
***ハフェド撃破時 [#uf45b2ce]
:[ハフェド](上段)|
これまでの……ようですな……~
私は…己が分を…わきまえている……▼
**クリア後 [#u378cfb6]
:[アイク](上段)|
この奥に、あいつがいる…~
誰も来るな!~
俺が1人で行く!!▼
~(マップ画面:アイク、扉の向こうに行く)
~(背景:マップ画面、中央右:セネリオ)
:[セネリオ]|
アイク!!~
待ってください!~
僕もいっしょに…!▼
~(右端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
だめよ、セネリオ!~
アイク1人で行かせるの。▼~
漆黒の騎士は、彼の標的…▼~
あいつを倒すということは、▼~
グレイル団長の死を~
本当に乗り越えるために~
必要な儀式なのよ。▼
~(セネリオ中央左に移動し、ティアマトの方を振り返る)
:[セネリオ]|
…また、そんな綺麗事を!!▼~
アイクに、~
もしものことがあったら…!▼
:[ティアマト]|
…今のアイクなら……~
自分の力でかなう相手かどうかは、~
冷静に見極められるはず……▼~
もし、それができないようなら……~
彼はそこまでの器だったということ。~
……あきらめるしかないわ。▼~
でも…私はアイクを信じている。~
彼の命はもう…彼1人のものじゃない。▼~
…仲間を…みんな残して……~
無謀な戦いでの死を選ぶなんて…~
そんな無責任なことはしないわ。きっと。▼~
セネリオだって、そう思うでしょう?▼
:[セネリオ]|
…………▼
:[ティアマト]|
グレイル団長……~
あなたの息子をお守りください…▼
~(暗転)
*コメント [#l3d01177]
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