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章別会話/一人、歌う
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**ナレーション [#ja146a28]
(ワールドマップ)
数々の苦難を乗り越え~
ようやくたどりついたデイン王都ネヴァサ。
だが、そこに~
国王アシュナードの姿は無かった。
集めた情報によれば~
来るべきガリアとの決戦にそなえ~
クリミア王都メリオルにいるという。
また、彼と共に精鋭部隊を含む~
約半数のデイン王国軍が~
無傷で健在だというのだ。
クリミア軍は、再び~
進軍を余儀なくされた。
しかも、今度、戦場となるのは~
母国クリミアの地。
そこで今以上に強力なデイン軍が~
手ぐすねを引いて待ち構えているのだ。
その事実は、信頼を寄せていた~
ナーシルの裏切り行為とともに~
アイクの上に重くのしかかった。
しかし、そこに~
思いもよらぬ吉報が舞い込んだ。
「第22章 一人、歌う」
**オープニング [#obeebc0b]
:[ベグニオン兵](左)|
アイク将軍!~
ベグニオンより、援軍の到着です。▼
:[アイク](右)|
援軍?~
そんな話は聞いてないが…▼~
エリンシア姫は?▼
:[エリンシア](アイクの後ろ)|
いいえ、何も…▼
:[アイク]|
……確かに、~
ベグニオンの軍隊か?▼
:[ベグニオン兵]|
はい!▼~
ベグニオンの紋章旗を掲げた~
正規軍に間違いありません。▼~
それに、軍を率いておられるのは…~
我がベグニオンの誇る英雄ゼルギウス将軍です!~
他の誰かと、あの方を見間違うことはありません。▼
:[アイク]|
……まず、~
俺が会ってみよう。▼
(暗転)
(左にゼルギウス、右にアイク)
:[ゼルギウス]|
失礼する。~
君が、アイク将軍か?▼
:[アイク]|
そうだが、あんたは?~
:[ゼルギウス]|
私はカドール伯ゼルギウス。▼~
貴殿らの軍の支援として~
ベグニオンより派遣された一群を率いてきた。▼
:[アイク]|
それは助かるが… 随分、急な話だな?▼
:[ゼルギウス]|
驚かれるのも無理はない。~
我がベグニオン元老院にしては、~
異例の早さでの決議だった。▼
:[アイク]|
それはそうだな。~
今の一軍を借りるにも、ずいぶん待たされた。▼
:[ゼルギウス]|
…理由はある。~
宰相たるベルシス公が国に戻られたお陰なのだ。▼
:[アイク]|
セフェランのことだな?▼
:[ゼルギウス]|
そうだ。ベルシス公は、~
元老院長でもあらせられる。▼~
公は、旅から戻られるなり、~
精力的に動かれたのだ。▼~
まず、神使様への報告を済ませ、~
逆に留守中ベグニオンで起きた~
事柄の報告を受けられた。▼
その場で、神使様に此度の戦乱における~
ベグニオンの立場というものを~
話し合い、対策を協議し…▼~
たった半日で、元老院を説き伏せてしまわれた。~
そして今回の援軍派遣となった次第だ。▼
:[アイク]|
…………とにかく、▼~
ベグニオンはクリミアの味方についた…~
ってことでいいんだな?▼
:[ゼルギウス]|
そういうことだ。~
よろしく頼む、アイク将軍。▼
:[アイク]|
あ、ああ。▼
:[ゼルギウス]|
早速だが、我が軍は~
何をすればいいか指示してくれ。▼~
君が動きやすいよう~
どんな要望でもこたえるように~
申し付かってきている。▼~
:[アイク]|
いきなり、そう言われても~
……何も思いつかんな。▼
:[ゼルギウス]|
ならば、この王宮の一角を駆り、~
兵を休ませても構わないだろうか?▼
:[アイク]|
それは、問題ない。▼
:[ゼルギウス]|
ありがとう。~
では、我が軍が必要となったら~
声をかけてくれ。▼~
いつでも動けるよう、待機している。▼
(暗転)
:[ティアマト](左)|
ベグニオンの援軍?~
ずいぶん突然な話ね。▼
:[アイク](右)|
…俺もそう思ったが、~
神使とセフェランが~
かなり無理をして手配してくれたらしい。▼
:[エリンシア](アイクの後ろ)|
……私たちのために…~
こんなにしていただけるなんて……▼
:[ティアマト]|
とにかく、これで兵力は倍になったわ。~
デインの王宮を落としたとはいえ、~
真の戦力はクリミアにいる。心強いじゃない。▼
:[アイク]|
そうだな。▼
これでガリアの手を借りなくても~
デイン王を倒すことができるかもしれん。▼
:[エリンシア]|
そうですね。……夢のようです。▼
:[セネリオ(ティアマトの前)]|
(目を閉じて)僕は、そう思いません。▼
:[ティアマト]|
セネリオ?~
また何を言い出すの?▼
:[セネリオ]|
(目を開ける)いいですか、この戦いは~
クリミア軍が主体となって~
デインを取り戻さなくては意味が無い。▼
(「クリミアを」取り戻さなくては、が
正しいと思います。)
:[ティアマト]|
それと、今回の援軍と~
何か関係あるの?▼
:[セネリオ]|
新たに送り込まれた兵の数は、~
最初に借りたものより多い。▼
しかも、援軍は全て~
ベグニオン正規兵を名乗っているのですよ。▼
:[アイク]|
それが?▼
:[セネリオ]|
もし、援軍の彼らが~
デイン王を討てばどうなると思います?▼
手柄はたちまち、ベグニオン帝国の~
ものとされてしまいます。▼
そうなったら、クリミアは…~
エリンシア姫をお飾りとする~
ベグニオンの属国として再興されるでしょう。▼
そして、名も無い傭兵団の功績など~
上手くもみ消されてしまいます。▼~
(目を閉じる)はした金を支払われて、体よく~
追い払われるのがおちです。▼
:[エリンシア]|
セネリオさん、失礼ですわ。~
神使さまにかぎって~
そんなことをなさるとは思えません。▼
:[アイク]|
ゼルギウスという将軍も~
誠実そうな奴だったぞ。▼
:[ティアマト]|
ねえ、セネリオ。~
確かにそういう話はよく聞くけど、~
今回に当てはまるかどうか……▼~
せっかくの好意を、そこまで後ろ向きに~
とらえなくてもいいんじゃない?▼
:[セネリオ]|
(目を開ける)そういう甘い態度だから、~
内部に裏切り者を作りだすのです。▼~
我々は戦争をしているのですよ!?▼~
どんな小さな不安要素も~
潰しておかないと……▼~
敗北と…自らの命をもって~
思い知ることになりかねない。▼
:[ティアマト]|
………▼
:[エリンシア]|
…………▼
:[アイク]|
……この件に関しては~
セネリオの意見も鑑みて~
慎重に話し合うとしよう。▼~
…ひとまず、解散だ。▼
(暗転)
(戦績報告)
(拠点メニュー)
**情報 [#y80b8284]
***青年☆☆ [#a3315870]
:[ジョージ]|
なあなあ、▼~
どうしても倒したくないけど、~
道をふさいでる邪魔な敵がいてな~~
どうすればいいと思う?▼
:[アイク]|
また…ゲームの話か?▼
:[ジョージ]|
……あんたのせいなんだぜ?~
あんたがダニエルに入れ知恵したせいで、~
最近立て続けに負けてんだからな!▼
:[アイク]|
入れ知恵って… 俺は~
船の上で1回教えただけで…▼
:[ジョージ]|
ダニエルは俺と違って頭がいいんだよ。▼~
おれが考えたゲームなのに、~
あいつ…どんどん上手くなりやがって~
最近、ちっとも勝てやしねえ。▼
:[アイク]|
いっそ、ゲームじゃなく~
実戦に出てみるか?▼
:[ジョージ]|
や、やめてくれよ。~
俺たちは気楽な旅の商人だ。~
戦うのは無理だって。▼
:[アイク]|
……まったく。▼~
気楽なのは結構だが、~
命がけで戦っている者に~
つまらん相談を持ち込むな。▼
:[ジョージ]|
…いや、だってな。~
ここんとこ、軍の空気も悪いし…~
俺たちも居場所が無いんだよ。▼~
で、二人で邪魔にならないように~
ゲームをしていただけで……~
…………悪かったよ。▼
:[アイク]|
………………▼~
……倒したくない相手なら…~
体当たりしてどかせれば、~
戦わなくても済むんじゃないか?▼
:[ジョージ]|
!~
あ、ありがとな!!▼~
………それで…~
俺たち、こんなんでも▼~
あんたたちには~
最後まで付き合うつもりだから。~
よろしく頼むぜ。▼
:[アイク]|
ああ、こっちこそ。~
いらついた態度をとって悪かった。▼
:[ジョージ]|
いいって。~
あんたが頑張ってんの、~
ずっと近くで見てたんだからさ。▼
:[アイク]|……▼~
***サザ☆ [#o2537ea4]
:[サザ]|
…………▼
:[アイク]|
考え事か?▼
:[サザ]|
あ、団長! って~
いまは将軍って呼ぶべきなのか?▼
:[アイク]|
団長でいい。▼~
それで、どうしたんだ?~
まだ見つからない~
探し人のことでも考えてたか?▼
:[サザ]|
……それは、もういいんだ。~
いや、よくはないんだけど。▼~
なんて言うか…心配するだけ~
無駄な気がしてきた。▼~
ベグニオンでは散々探したけど~
見つからなかったし。▼~
あいつのことだ。~
きっとどこかで…~
うまくやってるだろうなって。▼
:[アイク]|
おまえがそれでいいなら、~
俺は何も言わんが。~
じゃあ、なんでふさいでいる?▼
:[サザ]|
俺…黙っていたけど、~
デインが故郷なんだ。▼
:[アイク]|
…………本当か?▼
:[サザ]|
ああ。▼~
何年か前まで、~
この王都ネヴァサの貧民窟で…~
盗みをやって生きてた。▼
:[アイク]|
………▼
:[サザ]|
それでさ、ちょっとだけ…~
古巣に行って昔の仲間に会ってきた。▼~
町の奴らは逃げ出してたけど、~
あいつらはみんな残ってた。~
他に行く場所…ないだけなんだけど。▼
:[アイク]|
…なんて言ってた?▼
:[サザ]|
みんな…クリミアに負けて~
悔しいってさ。▼~
国王さえいれば、~
絶対負けなかったのに…って。▼~
変なんだよな。~
今までは、国の悪口ばっかり~
行ってた奴らなのに。▼
:[アイク]|
…そうか。▼
:[サザ]|
アシュナードはさ、~
俺たちにとっては…~
わりといい王だったからかな。▼~
自分に力さえあれば…~
王宮騎士に取り立ててくれる。~
この薄暗い貧民窟を抜けられる。▼~
そんな希望を与えてくれた王って~
他にいなかった。▼
:[アイク]|
………▼
:[サザ]|
俺、あんたといっしょに~
戦うこと…嫌じゃないけど……▼~
でも、やっぱり~
自分の国が荒れるのを見るのは…~
気分よくはないな。▼~
ごめん。クリミアだって~
そうなんだってわかってても…~
どうしても考えずにはいられない。▼
(サザ、消える)
:[アイク]|
………▼
**オープニング-2 [#r6802ae9]
***アイクとゼルギウス [#fe8cf7a4]
(拠点メニュー後)
(背景:降雪中の城門前、中央左:アイク、右端:ゼルギウス)
:[ゼルギウス]|
では、将軍自らが~
小部隊のみを連れて調査に?▼
:[アイク]|
…王宮を落としたとはいえ、~
まだ、デイン軍残党の抵抗は続いている。▼~
奪還軍が襲ってくるかもしれないから~
その警備をあんたに任せたい。▼
:[ゼルギウス]|
それはもちろん構わないが…~
王女もご一緒なのだろう?▼~
少なくとも一軍ほどつけられたほうが~
良いのではないか?▼~
幸い、兵は2つに分けても~
十分なほどいるのだし。▼
:[アイク]|
……その軍単位で動くというのが…~
どうにも性に合わなくてな。▼~
あと、訳ありの調査なんだ。~
なるべく関わる人数を絞りたい。▼
:[ゼルギウス]|
その気持ちは分からぬこともないが…~
わかった、引き受けよう。▼
:[アイク]|
あんた、ベグニオン人にしては~
意外にさばけてるな。話が早くていい。▼
:[ゼルギウス]|
軍人たるもの、その場の~
状況に迅速な対応が必須だからな。▼
:[アイク]|
じゃあ、行ってくる。▼
:[ゼルギウス]|
くれぐれも気をつけてくれ。▼
(暗転)
***バルメニー神殿へ [#haf867c7]
(背景:降雪中の雪原、中央右:アイク、右端:エリンシア)
:[アイク]|
ナーシルがつぶやいた~
バルメニー神殿……▼~
…あいつが俺に、~
いったい何を教えたいのか……~
そこを調べれば、何かわかるかもしれない。▼
:[エリンシア]|
…ナーシル様がデイン側だったなんて…~
私…どうしても信じられません……▼~
敵の竜鱗族の少女を逃がされたことも、~
きっと深い事情がおありだったのでは…?▼
~(中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
……本当に…~
ナーシルさんなのかな?▼~
…わたしが、家族以外で~
メダリオンを見せた相手は……▼~
ティアマトさんとエリンシア様と…~
ナーシルさんだけ………▼~
だけど……それは…~
信頼できる人だと思ったから…なのに。~
どうして……どうしてなの?▼
:[エリンシア]|
ミストちゃん…▼
:[アイク]|
考えても、どうにもならん。~
とにかく神殿に行ってみよう。▼
(暗転)
***リュシオンを仲間にしていない場合 [#pca1a7bc]
:[アイク](右)|
着いたな。~
ここがパルメニー神殿だ。▼
:[ミスト](アイクの後ろ)|
お兄ちゃん!~
建物の上にいる白い鳥さん…~
あれってもしかして……▼
:[アイク]|
ああ。こっちに気づいたようだな。~
降りてくる。▼
:[リュシオン](左)|
アイク、ミスト!~
久しぶりだな。▼
:[ミスト]|
リュシオンさん!▼
:[アイク]|
どうしてここにいるんだ?~
タカ王やリアーネと一緒に~
フェニキスに戻ったんじゃなかったのか?▼
:[リュシオン]|
そうなんだが…~
フェニキスの居城で突然~
何かに呼ばれたような気がした。▼~
いや…違うな。~
呼ばれたのではなく……~
強い思念を受け取ったのだ。▼~
『パルメニー神殿』………▼~
行ったこともないのに…~
鮮明な画が頭に浮かんだ。▼
:[アイク]|
それで、一人で来たのか?▼
:[リュシオン]|
ティバーンたちは見回りに出ていたし…~
リアーネは眠っていたからな。~
調べるだけなら一人でも問題ないだろう。▼
:[アイク]|
…いや、戦えないあんたが、~
単身でデインに来るのはどうかと思うぞ?▼
:[リュシオン]|
何故だ?王宮はお前たちが落としたと~
ガリアから知らせがあった。▼~
ここはもう、お前たちの領地に~
なったのだろう?~
だったら安全ではないか。▼
:[アイク]|
……国を制圧したわけじゃない。~
デインの残党は山ほどいるんだ。▼
:[リュシオン]|
…一応お前たちを見つけるまで~
化身は解かなかったし、~
こうして無事なわけだから……▼
:[アイク]|
…俺には、あんたの保護者が~
血相を変えて飛んでくる様が~
目に浮かぶんだが。▼
:[ミスト]|
私も…▼
~(リュシオン、目を閉じる)
:[リュシオン]|
………~
やってしまったものは、仕方ない。~
後で謝罪する。▼
:[アイク]|
ここは俺たちが調べるから、~
あんたはフェニキスに戻ったらどうだ?▼
~(リュシオン、目を開く)
:[リュシオン]|
いや、ここまで来たんだ。~
誰が私をここに導いたのか~
気になる。▼
:[ミスト]|
いいよね?お兄ちゃん。▼
:[アイク]|
…そうだな。~
リュシオンには、ゆっくり~
聞きたいこともあるし…▼~
わかった。一緒に中に入ろう。▼
(暗転)
***リュシオンがここまでにロストしている時 [#t578b567]
:[アイク]|
着いたな。~
ここがパルメニー神殿だ。▼
:[ミスト]|
おにいちゃん!~
建物の上にいる鳥さん…~
あれってもしかして……▼
:[アイク]|
ああ。こっちに気付いたようだな。~
降りてくる。▼
:[リュシオン]|
……っ!▼
:[ミスト]|
リュシオンさん!▼
:[アイク]|
どうしたんだ?~
ケガの療養に~
フェニキスへ戻ったんじゃなかったのか?▼
:[リュシオン]|
…それが、自分でも~
よく分からないのだが……~
何かに呼ばれたような気がした。▼~
いや…違うな。~
呼ばれたのではなく……~
強い思念を受け取ったのだ。▼~
「パルメニー神殿」………▼~
行ったこともないのに…~
この方角にあるこの建物だと……~
鮮明な画が頭に浮かんだ。▼~
誰が私をここへ導いたのかと~
訝っていたところへ…~
おまえたちが来たという訳だ。▼
:[アイク]|
…やはり、ここには秘密がありそうだな。▼~
中へ入ろう。▼
(暗転)
***デインの傭兵 [#tdf95a23]
(背景:神殿女神像前、中央左:シークコ、中央右:トメナミ)
:[シークコ]|
なんだと?~
クリミア軍が来ただと!?▼
:[トメナミ]|
この神殿を調べさせろと…~
いかがいたしましょう?▼
:[シークコ]|
まずいな…▼~
何が目的かは知らんが……~
……デイン側の傭兵だったおれらは…~
見つかったら始末されるだろうからな。▼
:[トメナミ]|
……全て女神の御心です。~
甘んじて…受け入れましょう。▼
:[シークコ]|
バカが! 誰が簡単に死んでやるかよ!▼~
…それで? 奴らはいったい……~
どれくらいの数がいるんだ?▼
:[トメナミ]|
……女性を含む~
十数人の者だけです。▼
:[シークコ]|
……ハッ それはいい。▼
:[トメナミ]|
え?▼
:[シークコ]|
その程度なら、~
おれたちだけで十分潰せる。▼~
奴らの要請に応じるふりをして、~
建物に引き入れろ。▼~
いいか、おれたちがいることは~
絶対に悟られるんじゃねえぞ!▼
:[トメナミ]|
そ、そんなこと…~
できるわけが……▼
:[シークコ]|
これは命令だ。▼~
忘れるなよ? おまえの仲間の坊主どもは、~
全員おれたちが抑えている。~
奴らの命が惜しいんなら、おとなしく従うことだな。▼
:[トメナミ]|
ひ……▼
(暗転)
**進撃前 [#sd7f561f]
【バルメニー神殿】
(背景:マップ画面、神殿内)
:[アイク](下段)|
…よし、内部を全て調べたい。~
一室ずつ案内してくれ。▼
:[トメナミ](上段)|
……は、はい…~
あの……それが……▼
:[アイク](下段)|
どうした?~
あんた、何をそんなに~
震えて…▼
:[トメナミ](上段)|
神よ… どうか…~
……お許しを………▼
~(消える)
:[アイク](下段)|
罠か!?▼
~(マップ画面、上側からシークコたちが現れる)
:[シークコ](上段)|
ふはははは よくやった!▼
:[トメナミ](中段)|
……お…お許しを…▼
~(消える)
:[アイク](下段)|
…こんなことだろうとは~
思ったがな。▼
:[シークコ](上段)|
何を嗅ぎつけて~
やってきたかは知らんが、▼~
そんな少数で来たのが~
運のつきというやつだ!~
おまえたち、生きては帰さんぞ!▼
:[アイク](下段)|
俺たちは、デインの精鋭を~
破ってきたんだぞ?~
貴様ごときに、遅れはとらん!▼
:[シークコ](上段)|
…ずいぶん自信があるようだが…~
誰がまともに戦うと言った!?▼
:[トメナミ](中段)|
!▼
~(マップ画面、シークコたちがトメナミに近寄る)
:[トメナミ](中段)|
な、なにをなさるのです!?▼
:[シークコ](上段)|
おい! 他の奴も連れてこい!▼
(マップ画面、上側に多数のデイン傭兵たちと僧たちが現れる)
:[シークコ](上段)|
おまえたちはなぁ、~
おれたちの壁になるんだ。▼
:[トメナミ](中段)|
な…!?▼
:[シークコ](上段)|
ふはははははは~
せいぜい役に立ってくれよ?▼
:[アイク](下段)|
…ふざけるな…~
人を…なんだと思っている!?▼
:[トメナミ](中段)|
…お、お慈悲を…~
助けて下さい……▼
:[シークコ](上段)|
死にたくなかったら、~
おまえたちも奴らを攻撃しろ!▼~
少しでも裏切る素振りを見せたら……~
…全員、殺すぞ。▼
:[トメナミ](中段)|
……そ、そんな…▼~
…………~
クリミアの方々…~
…お許し下さい……▼~
仲間を見殺しには……~
できません……▼
~(マップ画面:シークコとトメナミたち、画面上側に下がる)
:[アイク](下段)|
……汚いことを…~
許せん…!▼~
…司祭たちは、無理やり~
戦わされているだけだ。▼~
できるだけ助けたい…!~
みんな、頼むぞ!!▼
(出撃開始)
**進撃後 [#r2da8ad9]
***トメナミ撃破時 [#y062bf4e]
:[トメナミ](上段)|
神を裏切った罰ならば……~
甘んじて受けましょう…▼
***シークコ初戦時 [#bc6aac94]
:[シークコ](上段)|
司祭ども!~
俺が怪我をしたらすぐに治せ!~
わかったなぁ?▼
***アイクで攻撃の場合 [#sb7b1c6c]
:[シークコ](上段)|
ちぃっ、~
もうここまで来やがったか。▼~
おいおまえ、その手で~
哀れな司祭どもを~
何人斬ってきたんだ?▼~
5人か? もっとか?▼
:[アイク](下段)|
貴様っ!▼
***タウロニオvsシークコ [#x74450de]
:[シークコ]|
ひゃひゃひゃ~
どっかで見た顔だと思ったら~
デインの将軍だったやつじゃねえか!▼~
俺は卑怯者、~
あんたは裏切り者というわけだ!~
お互い仲良くしようぜ!なあ?▼
***(リュシオンで戦闘時) [#h46617bb]
:[シークコ](上段)|
サギはたしか、~
戦えないんだったよな?▼~
ようし、貴様は~
この俺が仕留めてやる!▼
***(ヤナフ・ウルキのどちらかで戦闘時) [#j87ee208]
:[シークコ](上段)|
と、鳥の半獣……!?~
ゆ、弓だ!弓で射落とせ!▼
***(レテ・モゥディ・ムワリムのいずれかで戦闘時) [#ea09b...
:[シークコ]上段)|
ひぃっ!?~
でっ出た……半獣だ!▼
***シークコ撃破時 [#b6e93c26]
:[シークコ](上段)|
……ぶ……ばっ……▼
**クリア後 [#v594c8cb]
***神官全員生存の場合 [#m06a310b]
(背景:神殿礼拝堂内、左端:アイク、中央左:エリンシア、...
:[トメナミ]|
…ありがとうございました。~
まさか、敵国のあなた方が…~
我ら全てを…救ってくださるとは…▼
:[アイク]|
無理やり戦わされている~
あんたたちを斬れるわけがない。▼
:[エリンシア]|
司祭様…~
私たちは…デイン王国そのものを~
憎んでいるわけではありません。▼~
不当に奪われた祖国を取り戻したい…~
その思いを叶えるためだけに…~
こうして戦っています。▼~
どうか…信じていただけませんか?~
私たちは、この国を侵略するつもりは…~
少しもないのだということを……▼
:[トメナミ]|
失礼ですが、貴方様は?▼
:[エリンシア]|
エリンシア・リデル・クリミア。~
クリミア王家の…生き残りです。▼
:[トメナミ]|
おぉ! あなたが…!!~
あなたのご無事を…神に感謝致しましょう!▼~
そして、私もまた~
貴方様方にご理解いただきたい。▼~
多くのデイン国民もまた、~
現国王の挙動を支持しているわけでは~
ないのだということを…▼
:[エリンシア]|
はい。▼
:[アイク]|
………▼
:[トメナミ]|
若き将軍殿、あなた様にこれを…▼
:[アイク]|
ん?▼~
:[トメナミ]|
私たちの命を救っていただいたお礼です。▼
<女神の杖を手に入れた>
(暗転)
***トメナミ死亡の場合 [#ad21772f]
(背景:神殿内女神像前、左端:アイク、中央左:エリンシア...
:[文官]|
…ありがとうございました。~
まさか、敵国のあなた方が…~
我らを…生かしてくださるとは…▼
:[アイク]|
無理やり戦わされている~
あんたたちを斬れるわけがない。▼~
ただ、全員救うというわけには~
いかなかったが…▼
:[文官]|
何をおっしゃいますか。~
見殺しにされて当然と思っておりましたのを…~
助けていただけて…▼~
亡くなった司祭長トメナミ様も…きっと~
あなたがたに感謝しております。▼
:[エリンシア]|
神官様…~
私たちは…デイン王国そのものを~
憎んでいるわけではありません。▼~
不当に奪われた祖国を取り戻したい…~
その思いを叶えるためだけに…~
こうして戦っています。▼~
どうか…信じていただけませんか?~
私たちは、この国を侵略するつもりは…~
少しもないのだということを……▼
:[文官]|
失礼ですが、貴方様は?▼
:[エリンシア]|
エリンシア・リデル・クリミア。~
クリミア王家の…生き残りです。▼
:[文官]|
おぉ! あなたが…!!~
あなたのご無事を…神に感謝致しましょう!▼~
そして、私もまた~
貴方様方にご理解いただきたい。▼~
多くのデイン国民もまた、~
現国王の挙動を支持しているわけでは~
ないのだということを…▼
:[エリンシア]|
はい。▼
:[アイク]|
………▼
~(暗転)
***神官が1人以上死亡しており、トメナミ生存時の場合。 [#o5...
:[トメナミ]|
…ありがとうございました。~
まさか、敵国のあなた方が…~
我らを…生かしてくださるとは…▼
:[アイク]|
無理やり戦わされている~
あんたたちを斬れるわけがない。▼~
ただ、全員救うというわけには~
いかなかったが…▼
:[トメナミ]|
何をおっしゃいますか。~
見殺しにされて当然と思っておりましたのを…~
助けていただけるだなどと…▼
:[エリンシア]|
司祭様…~
私たちは…デイン王国そのものを~
憎んでいるわけではありません。▼~
不当に奪われた祖国を取り戻したい…~
その思いを叶えるためだけに…~
こうして戦っています。▼~
どうか…信じていただけませんか?~
私たちは、この国を侵略するつもりは…~
少しもないのだということを……▼
:[トメナミ]|
失礼ですが、貴方様は?▼
:[エリンシア]|
エリンシア・リデル・クリミア。~
クリミア王家の…生き残りです。▼
:[トメナミ]|
おぉ! あなたが…!!~
あなたのご無事を…神に感謝致しましょう!▼~
そして、私もまた~
貴方様方にご理解いただきたい。▼~
多くのデイン国民もまた、~
現国王の挙動を支持しているわけでは~
ないのだということを…▼
:[エリンシア]|
はい。▼
:[アイク]|
………▼
***神官全滅の場合 [#m06a310e]
(背景:神殿礼拝堂内、中央左:アイク、右端:エリンシア)
:[アイク]|
結局、1人も助けられなかったか…▼
:[エリンシア]|
アイク様…~
私たちは…デイン王国そのものを~
憎んでいるわけではありません。▼~
不当に奪われた祖国を取り戻したい…~
その思いを叶えるためだけに…~
こうして戦っています。▼~
でも…そのために……~
こんな犠牲が…でてしまうなんて……▼
:[アイク]|
…生きるか死ぬかの戦いだ。▼~
相手にどんな事情があろうと…~
応戦しなければ、こちらがやられる。~
戦いというものは、そんなものだ。▼
:[エリンシア]|
……強くなります。~
…私は…クリミアを守るべき~
王家の娘なのですから…!▼
:[アイク]|
ああ。何かを得ようとするなら、~
きれい事だけじゃいけない……▼
~(暗転)
***共通パート [#uc1d4853]
(背景:神殿室内、中央右:アイク)
:[アイク]|
…部屋を1つ1つ調べよう。▼
~(右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
アイク様、~
私もご一緒して構いませんか?▼
:[アイク]|
ああ、みんなにも~
手伝ってもらって……▼
:[ミスト](声のみ)|
お兄ちゃん!~
お兄ちゃん、どこ?▼
:[アイク]|
ミスト、ここだ。▼
~(左端にミスト登場)
:[ミスト]|
お兄ちゃん、早く来て!~
こっち! リュシオンさんが…~
大変なの!!▼
:[アイク]|
!?▼
~(暗転)
~(背景:神殿室内、中央左:リュシオン、中央右:アイク)
:[アイク]|
リュシオン?~
どうしたんだ?▼
---------------------------------------
*この章でリュシオンが倒されている場合
*上記のアイクの台詞が以下のものに変化
:[アイク]|
リュシオン!?あんた…~
酷い怪我をしているのに~
大丈夫か!?▼
-----------------------------------------
:[リュシオン]|
……▼
~(リュシオン消え、右端にミスト登場)
:[ミスト]|
この部屋に入った途端、~
ずっとこの調子なの。~
黙って壁の模様を見つめてて…▼
~(暗転)
~(背景ムービー映像:ベッドと古代語の書かれた壁)
:[アイク](上段)|
なんだ、これは…?▼
:[エリンシア](中段)|
どの壁にも同じような模様が……▼
~(消える)
:[セネリオ](下段)|
…これは…古代語です。~
魔道書の呪文なども~
すべてこの言葉で綴られています。▼
:[アイク](上段)|
読めるか、セネリオ?▼
:[セネリオ](下段)|
ほんの少しなら…~
でも、~
リュシオン王子ほどでは。▼
:[アイク](上段)|
そうか、もしかして~
リアーネが使っている~
言葉がこれか?▼
:[セネリオ](下段)|
はい。セリノスの言語…~
呪歌も全て古代語ですから。▼
~(消える)
:[ミスト](中段)|
じゃあ、リュシオンさんは…~
この壁に何が書いてあるのか~
読んでいるのかな?▼
~(消える)
:[ティアマト](中段)|
そういうことでしょうね…▼
~(消える)
:[アイク](上段)|
俺たちは退室するか。▼~
この文字量だと…~
時間がかかるだろうしな。▼
:[エリンシア](中段)|
……そうですね。▼
~(暗転)
~(背景:壁に古代語の書かれた壁の部屋、中央右:セネリオ)
:[セネリオ]|
アイク…!▼
~(左端にアイク登場)
:[アイク]|
なんだ?▼
:[セネリオ]|
…僕が読めた範囲だけですが……▼~
あの部屋には、以前…~
誰かが閉じ込められていたようです。▼
:[アイク]|
………~
誰かまでは分からないんだな?▼
:[セネリオ]|
壁の文字から読み取ることは~
できませんでしたが……~
……寝台の裏側にこれが落ちていました……▼
:[アイク]|
これは……▼
:[セネリオ]|
恐らく、それの持ち主が…~
虜囚であったのではないかと思われます。▼
:[アイク]|
…………▼
~(暗転)
~(背景:神殿室内、中央左:リュシオン、中央右:アイク)
:[リュシオン]|
……すまない。~
時間をとらせたな。▼
:[アイク]|
リュシオン、顔色がよくないぞ。~
少し休んだらどうだ?▼
:[リュシオン]|
いや、大丈夫だ。~
…それより、話したいことがある。▼
:[アイク]|
この羽の持ち主のことか?▼
:[リュシオン]|
……あの部屋で?▼
:[アイク]|
セネリオが見つけた。~
誰のものなんだ?▼
:[リュシオン]|
リーリア……~
…私とリアーネの姉だ。▼
~(右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
そんな…!▼
:[アイク]|
話してくれるか?▼
:[リュシオン]|
……あの部屋に残されているのは…~
リーリアの文字だ。▼~
…20年前の…悲劇の夜…~
混乱に乗じて連れ出されたらしい。▼~
……私は…リーリアも他の兄や姉とともに……~
………殺されたのだと…思っていた…~
今まで…ずっと…………▼
:[アイク]|
その、連れ出した相手とは?▼
:[リュシオン]|
…ただ、大きくて恐ろしいベオクだと…~
そんな風に書かれている。~
恐らく…知らされなかったんだろう。▼~
そいつは、リーリアに一族の宝をつきつけ…~
それに封じられたものを~
復活させるための呪歌を謡えと…▼~
何度も強要したそうだ。▼~
リーリアは、もちろん…~
相手の要求を拒み続けた。~
それは…できないことだったから……▼
:[エリンシア]|
邪神の復活を願う者……▼
:[リュシオン]|
それから……~
ここに連れて来られて間もなく…~
…………リーリアは病に倒れた。▼~
無理もない…あんな日も差さぬ……~
一枝の緑すら見えない部屋に………~
…………▼
~(エリンシア消え、右端にミスト登場)
:[ミスト]|
…ひど……っ……~
……うぅ……▼
~(左端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
…ミスト……▼
:[ミスト]|
ご、ごめ…なさい…~
でも…リーリアさんも…~
リュシオンさんも…かわいそう…で…▼
~(ティアマト・ミスト消える)
:[リュシオン]|
……すまない、続けよう。▼~
…リーリアの世話係として……~
1人の娘が部屋を訪れるようになった。▼~
その娘は…青い髪、青い瞳……▼~
ベオクとは思えぬほど澄んだ心の持ち主で……~
次第に…リーリアとその娘は~
心をかよわせるようになったそうだ………▼
~(右端にミスト登場)
:[ミスト]|
……!▼
:[アイク]|
…………▼
:[リュシオン]|
リーリアは、その娘に望みを~
託すことを決意した。▼~
言葉が通じるわけではないから、~
時間はかかったようだが………▼~
ベオクの娘は……~
リーリアの望みを叶えた。▼~
すなわち―――呪歌と宝を持ち…~
この神殿から逃げ出したんだ。▼
:[ミスト]|
お、お兄ちゃん…!▼
:[アイク]|
そのベオクの娘について…~
他に…何か書かれていなかったか?▼~
名前、は…?▼
:[リュシオン]|
(ERNA…)▼~
現代の言葉になおすと、~
おそらく『エルナ』だろう。▼
:[ミスト]|
やっぱり…お母さんだ!~
わたしたちのお母さんだよ!▼
:[リュシオン]|
!?▼
~(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
ほ、本当ですか?▼
:[アイク]|
俺たちの母さんの名は~
エルナ……▼~
俺と同じ青い髪…青い目だ。▼~
リュシオン、あんたのいう~
一族の宝とは……~
古ぼけた青銅のメダリオンのことだろう?▼
:[リュシオン]|
ど、どうしてそれを…!?▼
:[アイク]|
俺の両親は、メダリオンを~
守るために…命を落とした。▼~
メダリオンは……~
母さんの形見で…歌も…知っている。▼
:[リュシオン]|
アイクたちがエルナの子供?~
…では、エルランのメダリオンは…~
ここにあるというのか!?▼
:[ミスト]|
そ、それが……▼
:[アイク]|
メダリオンは、敵に~
奪われた……▼
:[リュシオン]|
…そんな……▼~
だが…信じられない……~
こんな偶然が…あるものなのか…?▼
:[アイク]|
正直、俺もまだ実感が沸かない。▼~
だが…全てがこうして一致する以上……▼
:[リュシオン]|
!▼
~(暗転)
~(背景:同じ、左端:エリンシア、中央左:リュシオン、中央...
~(ミストが歌を謡う)
:[エリンシア]|
ミストちゃん…▼~
この歌は…でも……~
少しだけ旋律が違う…?▼
:[アイク]|
リュシオンとリアーネが、~
森に聞かせた歌に…似てるだろ?▼~
俺たちは、この歌を子守唄がわりに~
育てられたんだ……▼
:[リュシオン]|
……これは、【解放】の呪歌だ……~
リーリアが、エルナに託した…呪歌………▼
:[ミスト]|
わたし……▼~
メダリオンをつけたままで~
毎日のように歌ってたけど…~
何も起きなかったけどな……▼
:[リュシオン]|
……呪歌は、謡い手の力によって~
効力を発するものだ。~
………誰でもいいわけじゃない。▼~
【解放】の呪歌は~
オルティナの名を持つ娘にしか謡えない…▼~
リーリアは、オルティナにこの旋律を…~
そしてメダリオンは、あるべき場所……~
セリノスの森へ…返してほしいと………▼~
……君たちの母上に願ったそうだ。▼
~(暗転)
~(背景:同じ、左端:エリンシア、中央左:リュシオン、中央...
:[アイク]|
……ようやく、話が見えてきた。▼~
親父は…メダリオンを持った~
母さんを守るために……~
デインから逃亡したんだ。▼~
~(エリンシア消え、左端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
アイク!?~
あなた…どうして……?▼
:[アイク]|
フォルカに聞いた。▼~
親父の過去を……~
邪神の封じ込められたメダリオンのことを……▼
:[ティアマト]|
……そう…だったの……▼
:[リュシオン]|
…リーリアをさらったのは~
デイン王なのだろうか?▼
:[アイク]|
そう考えれば全てのつじつまが合う。~
親父を追ってきたのが……~
デイン王の配下だったことも……▼
:[ティアマト]|
アイク! あなたまさか…~
グレイル団長を殺した相手を…知っているの?▼~
あの夜は暗くて…雨も降っていた。~
アイクは、仇のことを何も言わないから……~
相手は、きっと未知の誰かなのだとばかり…▼~
…どうして話してくれなかったの?▼
:[アイク]|
……わからない。~
どうしてか…話す気にならなかった。▼
:[ティアマト]|
…デイン兵なのね?~
グレイル団長の仇は………誰なの!?▼
:[アイク]|
…………▼
:[ティアマト]|
アイクっ!!▼
~(ミスト消え、右端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
…その話は、後にしませんか?▼
:[アイク]|
………▼
:[ティアマト]|
! …そうね……わかったわ。▼
~(ティアマト消える)
:[セネリオ]|
……僕らは今まで…~
クリミア再興のために戦ってきました……▼~
そこに、メダリオンによる邪神復活を~
阻止するという目論見が加わり…~
グレイル団長の仇討ちが加わったとしても……▼~
相手は……変わりません。~
デイン王とその配下…~
それが僕らの倒すべき敵です。▼
~(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
……不思議ですね…~
先ほど、リュシオン様もおっしゃいましたが……~
こんな偶然があるものなのでしょうか?▼~
我がクリミアを滅ぼし…アイク様のご両親、~
リュシオン様の姉君の命が奪われた…~
それが全て、デインに起因しているなんて……▼
~(エリンシア消える)
:[リュシオン]|
……それが真実ならば…~
この戦いの持つ意味が変わってくる……▼~
リーリアの受けた仕打ちもそうだが…~
ベグニオンの先代神使が暗殺され……~
我が国は…その罪を着せられ…滅亡した。▼~
それが全て…メダリオンと呪歌を奪うための…~
デインの企みだったとすれば……▼~
私は…私の戦う意味は……▼
:[アイク]|
…………▼
***リュシオンを仲間に加えていない場合の変化 [#qe7d8017]
*「私は…私の戦う意味は……▼」以降が変化
:[リュシオン]|
私は……私は………!▼
:[アイク]|
……リュシオン。▼
:[リュシオン]|
頼む、アイク… 私を共に連れて行ってくれ。~
私は…真実を確かめなければならない……▼
:[アイク]|
………何があっても、~
戦場に出ないと約束するなら…構わない。▼
:[リュシオン]|
わかった。約束は必ず守ろう。▼
:[アイク]|
…………▼
*コメント [#feb70c56]
- 今から思えばここの敵って神殿の守備兵か何かを騙っておけ...
- 小部屋含む神官全滅でクリア後会話に差分があるらしい…どん...
- 神官全滅の場合の会話を追加しておきました。何かおかしな...
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#contents
----
**ナレーション [#ja146a28]
(ワールドマップ)
数々の苦難を乗り越え~
ようやくたどりついたデイン王都ネヴァサ。
だが、そこに~
国王アシュナードの姿は無かった。
集めた情報によれば~
来るべきガリアとの決戦にそなえ~
クリミア王都メリオルにいるという。
また、彼と共に精鋭部隊を含む~
約半数のデイン王国軍が~
無傷で健在だというのだ。
クリミア軍は、再び~
進軍を余儀なくされた。
しかも、今度、戦場となるのは~
母国クリミアの地。
そこで今以上に強力なデイン軍が~
手ぐすねを引いて待ち構えているのだ。
その事実は、信頼を寄せていた~
ナーシルの裏切り行為とともに~
アイクの上に重くのしかかった。
しかし、そこに~
思いもよらぬ吉報が舞い込んだ。
「第22章 一人、歌う」
**オープニング [#obeebc0b]
:[ベグニオン兵](左)|
アイク将軍!~
ベグニオンより、援軍の到着です。▼
:[アイク](右)|
援軍?~
そんな話は聞いてないが…▼~
エリンシア姫は?▼
:[エリンシア](アイクの後ろ)|
いいえ、何も…▼
:[アイク]|
……確かに、~
ベグニオンの軍隊か?▼
:[ベグニオン兵]|
はい!▼~
ベグニオンの紋章旗を掲げた~
正規軍に間違いありません。▼~
それに、軍を率いておられるのは…~
我がベグニオンの誇る英雄ゼルギウス将軍です!~
他の誰かと、あの方を見間違うことはありません。▼
:[アイク]|
……まず、~
俺が会ってみよう。▼
(暗転)
(左にゼルギウス、右にアイク)
:[ゼルギウス]|
失礼する。~
君が、アイク将軍か?▼
:[アイク]|
そうだが、あんたは?~
:[ゼルギウス]|
私はカドール伯ゼルギウス。▼~
貴殿らの軍の支援として~
ベグニオンより派遣された一群を率いてきた。▼
:[アイク]|
それは助かるが… 随分、急な話だな?▼
:[ゼルギウス]|
驚かれるのも無理はない。~
我がベグニオン元老院にしては、~
異例の早さでの決議だった。▼
:[アイク]|
それはそうだな。~
今の一軍を借りるにも、ずいぶん待たされた。▼
:[ゼルギウス]|
…理由はある。~
宰相たるベルシス公が国に戻られたお陰なのだ。▼
:[アイク]|
セフェランのことだな?▼
:[ゼルギウス]|
そうだ。ベルシス公は、~
元老院長でもあらせられる。▼~
公は、旅から戻られるなり、~
精力的に動かれたのだ。▼~
まず、神使様への報告を済ませ、~
逆に留守中ベグニオンで起きた~
事柄の報告を受けられた。▼
その場で、神使様に此度の戦乱における~
ベグニオンの立場というものを~
話し合い、対策を協議し…▼~
たった半日で、元老院を説き伏せてしまわれた。~
そして今回の援軍派遣となった次第だ。▼
:[アイク]|
…………とにかく、▼~
ベグニオンはクリミアの味方についた…~
ってことでいいんだな?▼
:[ゼルギウス]|
そういうことだ。~
よろしく頼む、アイク将軍。▼
:[アイク]|
あ、ああ。▼
:[ゼルギウス]|
早速だが、我が軍は~
何をすればいいか指示してくれ。▼~
君が動きやすいよう~
どんな要望でもこたえるように~
申し付かってきている。▼~
:[アイク]|
いきなり、そう言われても~
……何も思いつかんな。▼
:[ゼルギウス]|
ならば、この王宮の一角を駆り、~
兵を休ませても構わないだろうか?▼
:[アイク]|
それは、問題ない。▼
:[ゼルギウス]|
ありがとう。~
では、我が軍が必要となったら~
声をかけてくれ。▼~
いつでも動けるよう、待機している。▼
(暗転)
:[ティアマト](左)|
ベグニオンの援軍?~
ずいぶん突然な話ね。▼
:[アイク](右)|
…俺もそう思ったが、~
神使とセフェランが~
かなり無理をして手配してくれたらしい。▼
:[エリンシア](アイクの後ろ)|
……私たちのために…~
こんなにしていただけるなんて……▼
:[ティアマト]|
とにかく、これで兵力は倍になったわ。~
デインの王宮を落としたとはいえ、~
真の戦力はクリミアにいる。心強いじゃない。▼
:[アイク]|
そうだな。▼
これでガリアの手を借りなくても~
デイン王を倒すことができるかもしれん。▼
:[エリンシア]|
そうですね。……夢のようです。▼
:[セネリオ(ティアマトの前)]|
(目を閉じて)僕は、そう思いません。▼
:[ティアマト]|
セネリオ?~
また何を言い出すの?▼
:[セネリオ]|
(目を開ける)いいですか、この戦いは~
クリミア軍が主体となって~
デインを取り戻さなくては意味が無い。▼
(「クリミアを」取り戻さなくては、が
正しいと思います。)
:[ティアマト]|
それと、今回の援軍と~
何か関係あるの?▼
:[セネリオ]|
新たに送り込まれた兵の数は、~
最初に借りたものより多い。▼
しかも、援軍は全て~
ベグニオン正規兵を名乗っているのですよ。▼
:[アイク]|
それが?▼
:[セネリオ]|
もし、援軍の彼らが~
デイン王を討てばどうなると思います?▼
手柄はたちまち、ベグニオン帝国の~
ものとされてしまいます。▼
そうなったら、クリミアは…~
エリンシア姫をお飾りとする~
ベグニオンの属国として再興されるでしょう。▼
そして、名も無い傭兵団の功績など~
上手くもみ消されてしまいます。▼~
(目を閉じる)はした金を支払われて、体よく~
追い払われるのがおちです。▼
:[エリンシア]|
セネリオさん、失礼ですわ。~
神使さまにかぎって~
そんなことをなさるとは思えません。▼
:[アイク]|
ゼルギウスという将軍も~
誠実そうな奴だったぞ。▼
:[ティアマト]|
ねえ、セネリオ。~
確かにそういう話はよく聞くけど、~
今回に当てはまるかどうか……▼~
せっかくの好意を、そこまで後ろ向きに~
とらえなくてもいいんじゃない?▼
:[セネリオ]|
(目を開ける)そういう甘い態度だから、~
内部に裏切り者を作りだすのです。▼~
我々は戦争をしているのですよ!?▼~
どんな小さな不安要素も~
潰しておかないと……▼~
敗北と…自らの命をもって~
思い知ることになりかねない。▼
:[ティアマト]|
………▼
:[エリンシア]|
…………▼
:[アイク]|
……この件に関しては~
セネリオの意見も鑑みて~
慎重に話し合うとしよう。▼~
…ひとまず、解散だ。▼
(暗転)
(戦績報告)
(拠点メニュー)
**情報 [#y80b8284]
***青年☆☆ [#a3315870]
:[ジョージ]|
なあなあ、▼~
どうしても倒したくないけど、~
道をふさいでる邪魔な敵がいてな~~
どうすればいいと思う?▼
:[アイク]|
また…ゲームの話か?▼
:[ジョージ]|
……あんたのせいなんだぜ?~
あんたがダニエルに入れ知恵したせいで、~
最近立て続けに負けてんだからな!▼
:[アイク]|
入れ知恵って… 俺は~
船の上で1回教えただけで…▼
:[ジョージ]|
ダニエルは俺と違って頭がいいんだよ。▼~
おれが考えたゲームなのに、~
あいつ…どんどん上手くなりやがって~
最近、ちっとも勝てやしねえ。▼
:[アイク]|
いっそ、ゲームじゃなく~
実戦に出てみるか?▼
:[ジョージ]|
や、やめてくれよ。~
俺たちは気楽な旅の商人だ。~
戦うのは無理だって。▼
:[アイク]|
……まったく。▼~
気楽なのは結構だが、~
命がけで戦っている者に~
つまらん相談を持ち込むな。▼
:[ジョージ]|
…いや、だってな。~
ここんとこ、軍の空気も悪いし…~
俺たちも居場所が無いんだよ。▼~
で、二人で邪魔にならないように~
ゲームをしていただけで……~
…………悪かったよ。▼
:[アイク]|
………………▼~
……倒したくない相手なら…~
体当たりしてどかせれば、~
戦わなくても済むんじゃないか?▼
:[ジョージ]|
!~
あ、ありがとな!!▼~
………それで…~
俺たち、こんなんでも▼~
あんたたちには~
最後まで付き合うつもりだから。~
よろしく頼むぜ。▼
:[アイク]|
ああ、こっちこそ。~
いらついた態度をとって悪かった。▼
:[ジョージ]|
いいって。~
あんたが頑張ってんの、~
ずっと近くで見てたんだからさ。▼
:[アイク]|……▼~
***サザ☆ [#o2537ea4]
:[サザ]|
…………▼
:[アイク]|
考え事か?▼
:[サザ]|
あ、団長! って~
いまは将軍って呼ぶべきなのか?▼
:[アイク]|
団長でいい。▼~
それで、どうしたんだ?~
まだ見つからない~
探し人のことでも考えてたか?▼
:[サザ]|
……それは、もういいんだ。~
いや、よくはないんだけど。▼~
なんて言うか…心配するだけ~
無駄な気がしてきた。▼~
ベグニオンでは散々探したけど~
見つからなかったし。▼~
あいつのことだ。~
きっとどこかで…~
うまくやってるだろうなって。▼
:[アイク]|
おまえがそれでいいなら、~
俺は何も言わんが。~
じゃあ、なんでふさいでいる?▼
:[サザ]|
俺…黙っていたけど、~
デインが故郷なんだ。▼
:[アイク]|
…………本当か?▼
:[サザ]|
ああ。▼~
何年か前まで、~
この王都ネヴァサの貧民窟で…~
盗みをやって生きてた。▼
:[アイク]|
………▼
:[サザ]|
それでさ、ちょっとだけ…~
古巣に行って昔の仲間に会ってきた。▼~
町の奴らは逃げ出してたけど、~
あいつらはみんな残ってた。~
他に行く場所…ないだけなんだけど。▼
:[アイク]|
…なんて言ってた?▼
:[サザ]|
みんな…クリミアに負けて~
悔しいってさ。▼~
国王さえいれば、~
絶対負けなかったのに…って。▼~
変なんだよな。~
今までは、国の悪口ばっかり~
行ってた奴らなのに。▼
:[アイク]|
…そうか。▼
:[サザ]|
アシュナードはさ、~
俺たちにとっては…~
わりといい王だったからかな。▼~
自分に力さえあれば…~
王宮騎士に取り立ててくれる。~
この薄暗い貧民窟を抜けられる。▼~
そんな希望を与えてくれた王って~
他にいなかった。▼
:[アイク]|
………▼
:[サザ]|
俺、あんたといっしょに~
戦うこと…嫌じゃないけど……▼~
でも、やっぱり~
自分の国が荒れるのを見るのは…~
気分よくはないな。▼~
ごめん。クリミアだって~
そうなんだってわかってても…~
どうしても考えずにはいられない。▼
(サザ、消える)
:[アイク]|
………▼
**オープニング-2 [#r6802ae9]
***アイクとゼルギウス [#fe8cf7a4]
(拠点メニュー後)
(背景:降雪中の城門前、中央左:アイク、右端:ゼルギウス)
:[ゼルギウス]|
では、将軍自らが~
小部隊のみを連れて調査に?▼
:[アイク]|
…王宮を落としたとはいえ、~
まだ、デイン軍残党の抵抗は続いている。▼~
奪還軍が襲ってくるかもしれないから~
その警備をあんたに任せたい。▼
:[ゼルギウス]|
それはもちろん構わないが…~
王女もご一緒なのだろう?▼~
少なくとも一軍ほどつけられたほうが~
良いのではないか?▼~
幸い、兵は2つに分けても~
十分なほどいるのだし。▼
:[アイク]|
……その軍単位で動くというのが…~
どうにも性に合わなくてな。▼~
あと、訳ありの調査なんだ。~
なるべく関わる人数を絞りたい。▼
:[ゼルギウス]|
その気持ちは分からぬこともないが…~
わかった、引き受けよう。▼
:[アイク]|
あんた、ベグニオン人にしては~
意外にさばけてるな。話が早くていい。▼
:[ゼルギウス]|
軍人たるもの、その場の~
状況に迅速な対応が必須だからな。▼
:[アイク]|
じゃあ、行ってくる。▼
:[ゼルギウス]|
くれぐれも気をつけてくれ。▼
(暗転)
***バルメニー神殿へ [#haf867c7]
(背景:降雪中の雪原、中央右:アイク、右端:エリンシア)
:[アイク]|
ナーシルがつぶやいた~
バルメニー神殿……▼~
…あいつが俺に、~
いったい何を教えたいのか……~
そこを調べれば、何かわかるかもしれない。▼
:[エリンシア]|
…ナーシル様がデイン側だったなんて…~
私…どうしても信じられません……▼~
敵の竜鱗族の少女を逃がされたことも、~
きっと深い事情がおありだったのでは…?▼
~(中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
……本当に…~
ナーシルさんなのかな?▼~
…わたしが、家族以外で~
メダリオンを見せた相手は……▼~
ティアマトさんとエリンシア様と…~
ナーシルさんだけ………▼~
だけど……それは…~
信頼できる人だと思ったから…なのに。~
どうして……どうしてなの?▼
:[エリンシア]|
ミストちゃん…▼
:[アイク]|
考えても、どうにもならん。~
とにかく神殿に行ってみよう。▼
(暗転)
***リュシオンを仲間にしていない場合 [#pca1a7bc]
:[アイク](右)|
着いたな。~
ここがパルメニー神殿だ。▼
:[ミスト](アイクの後ろ)|
お兄ちゃん!~
建物の上にいる白い鳥さん…~
あれってもしかして……▼
:[アイク]|
ああ。こっちに気づいたようだな。~
降りてくる。▼
:[リュシオン](左)|
アイク、ミスト!~
久しぶりだな。▼
:[ミスト]|
リュシオンさん!▼
:[アイク]|
どうしてここにいるんだ?~
タカ王やリアーネと一緒に~
フェニキスに戻ったんじゃなかったのか?▼
:[リュシオン]|
そうなんだが…~
フェニキスの居城で突然~
何かに呼ばれたような気がした。▼~
いや…違うな。~
呼ばれたのではなく……~
強い思念を受け取ったのだ。▼~
『パルメニー神殿』………▼~
行ったこともないのに…~
鮮明な画が頭に浮かんだ。▼
:[アイク]|
それで、一人で来たのか?▼
:[リュシオン]|
ティバーンたちは見回りに出ていたし…~
リアーネは眠っていたからな。~
調べるだけなら一人でも問題ないだろう。▼
:[アイク]|
…いや、戦えないあんたが、~
単身でデインに来るのはどうかと思うぞ?▼
:[リュシオン]|
何故だ?王宮はお前たちが落としたと~
ガリアから知らせがあった。▼~
ここはもう、お前たちの領地に~
なったのだろう?~
だったら安全ではないか。▼
:[アイク]|
……国を制圧したわけじゃない。~
デインの残党は山ほどいるんだ。▼
:[リュシオン]|
…一応お前たちを見つけるまで~
化身は解かなかったし、~
こうして無事なわけだから……▼
:[アイク]|
…俺には、あんたの保護者が~
血相を変えて飛んでくる様が~
目に浮かぶんだが。▼
:[ミスト]|
私も…▼
~(リュシオン、目を閉じる)
:[リュシオン]|
………~
やってしまったものは、仕方ない。~
後で謝罪する。▼
:[アイク]|
ここは俺たちが調べるから、~
あんたはフェニキスに戻ったらどうだ?▼
~(リュシオン、目を開く)
:[リュシオン]|
いや、ここまで来たんだ。~
誰が私をここに導いたのか~
気になる。▼
:[ミスト]|
いいよね?お兄ちゃん。▼
:[アイク]|
…そうだな。~
リュシオンには、ゆっくり~
聞きたいこともあるし…▼~
わかった。一緒に中に入ろう。▼
(暗転)
***リュシオンがここまでにロストしている時 [#t578b567]
:[アイク]|
着いたな。~
ここがパルメニー神殿だ。▼
:[ミスト]|
おにいちゃん!~
建物の上にいる鳥さん…~
あれってもしかして……▼
:[アイク]|
ああ。こっちに気付いたようだな。~
降りてくる。▼
:[リュシオン]|
……っ!▼
:[ミスト]|
リュシオンさん!▼
:[アイク]|
どうしたんだ?~
ケガの療養に~
フェニキスへ戻ったんじゃなかったのか?▼
:[リュシオン]|
…それが、自分でも~
よく分からないのだが……~
何かに呼ばれたような気がした。▼~
いや…違うな。~
呼ばれたのではなく……~
強い思念を受け取ったのだ。▼~
「パルメニー神殿」………▼~
行ったこともないのに…~
この方角にあるこの建物だと……~
鮮明な画が頭に浮かんだ。▼~
誰が私をここへ導いたのかと~
訝っていたところへ…~
おまえたちが来たという訳だ。▼
:[アイク]|
…やはり、ここには秘密がありそうだな。▼~
中へ入ろう。▼
(暗転)
***デインの傭兵 [#tdf95a23]
(背景:神殿女神像前、中央左:シークコ、中央右:トメナミ)
:[シークコ]|
なんだと?~
クリミア軍が来ただと!?▼
:[トメナミ]|
この神殿を調べさせろと…~
いかがいたしましょう?▼
:[シークコ]|
まずいな…▼~
何が目的かは知らんが……~
……デイン側の傭兵だったおれらは…~
見つかったら始末されるだろうからな。▼
:[トメナミ]|
……全て女神の御心です。~
甘んじて…受け入れましょう。▼
:[シークコ]|
バカが! 誰が簡単に死んでやるかよ!▼~
…それで? 奴らはいったい……~
どれくらいの数がいるんだ?▼
:[トメナミ]|
……女性を含む~
十数人の者だけです。▼
:[シークコ]|
……ハッ それはいい。▼
:[トメナミ]|
え?▼
:[シークコ]|
その程度なら、~
おれたちだけで十分潰せる。▼~
奴らの要請に応じるふりをして、~
建物に引き入れろ。▼~
いいか、おれたちがいることは~
絶対に悟られるんじゃねえぞ!▼
:[トメナミ]|
そ、そんなこと…~
できるわけが……▼
:[シークコ]|
これは命令だ。▼~
忘れるなよ? おまえの仲間の坊主どもは、~
全員おれたちが抑えている。~
奴らの命が惜しいんなら、おとなしく従うことだな。▼
:[トメナミ]|
ひ……▼
(暗転)
**進撃前 [#sd7f561f]
【バルメニー神殿】
(背景:マップ画面、神殿内)
:[アイク](下段)|
…よし、内部を全て調べたい。~
一室ずつ案内してくれ。▼
:[トメナミ](上段)|
……は、はい…~
あの……それが……▼
:[アイク](下段)|
どうした?~
あんた、何をそんなに~
震えて…▼
:[トメナミ](上段)|
神よ… どうか…~
……お許しを………▼
~(消える)
:[アイク](下段)|
罠か!?▼
~(マップ画面、上側からシークコたちが現れる)
:[シークコ](上段)|
ふはははは よくやった!▼
:[トメナミ](中段)|
……お…お許しを…▼
~(消える)
:[アイク](下段)|
…こんなことだろうとは~
思ったがな。▼
:[シークコ](上段)|
何を嗅ぎつけて~
やってきたかは知らんが、▼~
そんな少数で来たのが~
運のつきというやつだ!~
おまえたち、生きては帰さんぞ!▼
:[アイク](下段)|
俺たちは、デインの精鋭を~
破ってきたんだぞ?~
貴様ごときに、遅れはとらん!▼
:[シークコ](上段)|
…ずいぶん自信があるようだが…~
誰がまともに戦うと言った!?▼
:[トメナミ](中段)|
!▼
~(マップ画面、シークコたちがトメナミに近寄る)
:[トメナミ](中段)|
な、なにをなさるのです!?▼
:[シークコ](上段)|
おい! 他の奴も連れてこい!▼
(マップ画面、上側に多数のデイン傭兵たちと僧たちが現れる)
:[シークコ](上段)|
おまえたちはなぁ、~
おれたちの壁になるんだ。▼
:[トメナミ](中段)|
な…!?▼
:[シークコ](上段)|
ふはははははは~
せいぜい役に立ってくれよ?▼
:[アイク](下段)|
…ふざけるな…~
人を…なんだと思っている!?▼
:[トメナミ](中段)|
…お、お慈悲を…~
助けて下さい……▼
:[シークコ](上段)|
死にたくなかったら、~
おまえたちも奴らを攻撃しろ!▼~
少しでも裏切る素振りを見せたら……~
…全員、殺すぞ。▼
:[トメナミ](中段)|
……そ、そんな…▼~
…………~
クリミアの方々…~
…お許し下さい……▼~
仲間を見殺しには……~
できません……▼
~(マップ画面:シークコとトメナミたち、画面上側に下がる)
:[アイク](下段)|
……汚いことを…~
許せん…!▼~
…司祭たちは、無理やり~
戦わされているだけだ。▼~
できるだけ助けたい…!~
みんな、頼むぞ!!▼
(出撃開始)
**進撃後 [#r2da8ad9]
***トメナミ撃破時 [#y062bf4e]
:[トメナミ](上段)|
神を裏切った罰ならば……~
甘んじて受けましょう…▼
***シークコ初戦時 [#bc6aac94]
:[シークコ](上段)|
司祭ども!~
俺が怪我をしたらすぐに治せ!~
わかったなぁ?▼
***アイクで攻撃の場合 [#sb7b1c6c]
:[シークコ](上段)|
ちぃっ、~
もうここまで来やがったか。▼~
おいおまえ、その手で~
哀れな司祭どもを~
何人斬ってきたんだ?▼~
5人か? もっとか?▼
:[アイク](下段)|
貴様っ!▼
***タウロニオvsシークコ [#x74450de]
:[シークコ]|
ひゃひゃひゃ~
どっかで見た顔だと思ったら~
デインの将軍だったやつじゃねえか!▼~
俺は卑怯者、~
あんたは裏切り者というわけだ!~
お互い仲良くしようぜ!なあ?▼
***(リュシオンで戦闘時) [#h46617bb]
:[シークコ](上段)|
サギはたしか、~
戦えないんだったよな?▼~
ようし、貴様は~
この俺が仕留めてやる!▼
***(ヤナフ・ウルキのどちらかで戦闘時) [#j87ee208]
:[シークコ](上段)|
と、鳥の半獣……!?~
ゆ、弓だ!弓で射落とせ!▼
***(レテ・モゥディ・ムワリムのいずれかで戦闘時) [#ea09b...
:[シークコ]上段)|
ひぃっ!?~
でっ出た……半獣だ!▼
***シークコ撃破時 [#b6e93c26]
:[シークコ](上段)|
……ぶ……ばっ……▼
**クリア後 [#v594c8cb]
***神官全員生存の場合 [#m06a310b]
(背景:神殿礼拝堂内、左端:アイク、中央左:エリンシア、...
:[トメナミ]|
…ありがとうございました。~
まさか、敵国のあなた方が…~
我ら全てを…救ってくださるとは…▼
:[アイク]|
無理やり戦わされている~
あんたたちを斬れるわけがない。▼
:[エリンシア]|
司祭様…~
私たちは…デイン王国そのものを~
憎んでいるわけではありません。▼~
不当に奪われた祖国を取り戻したい…~
その思いを叶えるためだけに…~
こうして戦っています。▼~
どうか…信じていただけませんか?~
私たちは、この国を侵略するつもりは…~
少しもないのだということを……▼
:[トメナミ]|
失礼ですが、貴方様は?▼
:[エリンシア]|
エリンシア・リデル・クリミア。~
クリミア王家の…生き残りです。▼
:[トメナミ]|
おぉ! あなたが…!!~
あなたのご無事を…神に感謝致しましょう!▼~
そして、私もまた~
貴方様方にご理解いただきたい。▼~
多くのデイン国民もまた、~
現国王の挙動を支持しているわけでは~
ないのだということを…▼
:[エリンシア]|
はい。▼
:[アイク]|
………▼
:[トメナミ]|
若き将軍殿、あなた様にこれを…▼
:[アイク]|
ん?▼~
:[トメナミ]|
私たちの命を救っていただいたお礼です。▼
<女神の杖を手に入れた>
(暗転)
***トメナミ死亡の場合 [#ad21772f]
(背景:神殿内女神像前、左端:アイク、中央左:エリンシア...
:[文官]|
…ありがとうございました。~
まさか、敵国のあなた方が…~
我らを…生かしてくださるとは…▼
:[アイク]|
無理やり戦わされている~
あんたたちを斬れるわけがない。▼~
ただ、全員救うというわけには~
いかなかったが…▼
:[文官]|
何をおっしゃいますか。~
見殺しにされて当然と思っておりましたのを…~
助けていただけて…▼~
亡くなった司祭長トメナミ様も…きっと~
あなたがたに感謝しております。▼
:[エリンシア]|
神官様…~
私たちは…デイン王国そのものを~
憎んでいるわけではありません。▼~
不当に奪われた祖国を取り戻したい…~
その思いを叶えるためだけに…~
こうして戦っています。▼~
どうか…信じていただけませんか?~
私たちは、この国を侵略するつもりは…~
少しもないのだということを……▼
:[文官]|
失礼ですが、貴方様は?▼
:[エリンシア]|
エリンシア・リデル・クリミア。~
クリミア王家の…生き残りです。▼
:[文官]|
おぉ! あなたが…!!~
あなたのご無事を…神に感謝致しましょう!▼~
そして、私もまた~
貴方様方にご理解いただきたい。▼~
多くのデイン国民もまた、~
現国王の挙動を支持しているわけでは~
ないのだということを…▼
:[エリンシア]|
はい。▼
:[アイク]|
………▼
~(暗転)
***神官が1人以上死亡しており、トメナミ生存時の場合。 [#o5...
:[トメナミ]|
…ありがとうございました。~
まさか、敵国のあなた方が…~
我らを…生かしてくださるとは…▼
:[アイク]|
無理やり戦わされている~
あんたたちを斬れるわけがない。▼~
ただ、全員救うというわけには~
いかなかったが…▼
:[トメナミ]|
何をおっしゃいますか。~
見殺しにされて当然と思っておりましたのを…~
助けていただけるだなどと…▼
:[エリンシア]|
司祭様…~
私たちは…デイン王国そのものを~
憎んでいるわけではありません。▼~
不当に奪われた祖国を取り戻したい…~
その思いを叶えるためだけに…~
こうして戦っています。▼~
どうか…信じていただけませんか?~
私たちは、この国を侵略するつもりは…~
少しもないのだということを……▼
:[トメナミ]|
失礼ですが、貴方様は?▼
:[エリンシア]|
エリンシア・リデル・クリミア。~
クリミア王家の…生き残りです。▼
:[トメナミ]|
おぉ! あなたが…!!~
あなたのご無事を…神に感謝致しましょう!▼~
そして、私もまた~
貴方様方にご理解いただきたい。▼~
多くのデイン国民もまた、~
現国王の挙動を支持しているわけでは~
ないのだということを…▼
:[エリンシア]|
はい。▼
:[アイク]|
………▼
***神官全滅の場合 [#m06a310e]
(背景:神殿礼拝堂内、中央左:アイク、右端:エリンシア)
:[アイク]|
結局、1人も助けられなかったか…▼
:[エリンシア]|
アイク様…~
私たちは…デイン王国そのものを~
憎んでいるわけではありません。▼~
不当に奪われた祖国を取り戻したい…~
その思いを叶えるためだけに…~
こうして戦っています。▼~
でも…そのために……~
こんな犠牲が…でてしまうなんて……▼
:[アイク]|
…生きるか死ぬかの戦いだ。▼~
相手にどんな事情があろうと…~
応戦しなければ、こちらがやられる。~
戦いというものは、そんなものだ。▼
:[エリンシア]|
……強くなります。~
…私は…クリミアを守るべき~
王家の娘なのですから…!▼
:[アイク]|
ああ。何かを得ようとするなら、~
きれい事だけじゃいけない……▼
~(暗転)
***共通パート [#uc1d4853]
(背景:神殿室内、中央右:アイク)
:[アイク]|
…部屋を1つ1つ調べよう。▼
~(右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
アイク様、~
私もご一緒して構いませんか?▼
:[アイク]|
ああ、みんなにも~
手伝ってもらって……▼
:[ミスト](声のみ)|
お兄ちゃん!~
お兄ちゃん、どこ?▼
:[アイク]|
ミスト、ここだ。▼
~(左端にミスト登場)
:[ミスト]|
お兄ちゃん、早く来て!~
こっち! リュシオンさんが…~
大変なの!!▼
:[アイク]|
!?▼
~(暗転)
~(背景:神殿室内、中央左:リュシオン、中央右:アイク)
:[アイク]|
リュシオン?~
どうしたんだ?▼
---------------------------------------
*この章でリュシオンが倒されている場合
*上記のアイクの台詞が以下のものに変化
:[アイク]|
リュシオン!?あんた…~
酷い怪我をしているのに~
大丈夫か!?▼
-----------------------------------------
:[リュシオン]|
……▼
~(リュシオン消え、右端にミスト登場)
:[ミスト]|
この部屋に入った途端、~
ずっとこの調子なの。~
黙って壁の模様を見つめてて…▼
~(暗転)
~(背景ムービー映像:ベッドと古代語の書かれた壁)
:[アイク](上段)|
なんだ、これは…?▼
:[エリンシア](中段)|
どの壁にも同じような模様が……▼
~(消える)
:[セネリオ](下段)|
…これは…古代語です。~
魔道書の呪文なども~
すべてこの言葉で綴られています。▼
:[アイク](上段)|
読めるか、セネリオ?▼
:[セネリオ](下段)|
ほんの少しなら…~
でも、~
リュシオン王子ほどでは。▼
:[アイク](上段)|
そうか、もしかして~
リアーネが使っている~
言葉がこれか?▼
:[セネリオ](下段)|
はい。セリノスの言語…~
呪歌も全て古代語ですから。▼
~(消える)
:[ミスト](中段)|
じゃあ、リュシオンさんは…~
この壁に何が書いてあるのか~
読んでいるのかな?▼
~(消える)
:[ティアマト](中段)|
そういうことでしょうね…▼
~(消える)
:[アイク](上段)|
俺たちは退室するか。▼~
この文字量だと…~
時間がかかるだろうしな。▼
:[エリンシア](中段)|
……そうですね。▼
~(暗転)
~(背景:壁に古代語の書かれた壁の部屋、中央右:セネリオ)
:[セネリオ]|
アイク…!▼
~(左端にアイク登場)
:[アイク]|
なんだ?▼
:[セネリオ]|
…僕が読めた範囲だけですが……▼~
あの部屋には、以前…~
誰かが閉じ込められていたようです。▼
:[アイク]|
………~
誰かまでは分からないんだな?▼
:[セネリオ]|
壁の文字から読み取ることは~
できませんでしたが……~
……寝台の裏側にこれが落ちていました……▼
:[アイク]|
これは……▼
:[セネリオ]|
恐らく、それの持ち主が…~
虜囚であったのではないかと思われます。▼
:[アイク]|
…………▼
~(暗転)
~(背景:神殿室内、中央左:リュシオン、中央右:アイク)
:[リュシオン]|
……すまない。~
時間をとらせたな。▼
:[アイク]|
リュシオン、顔色がよくないぞ。~
少し休んだらどうだ?▼
:[リュシオン]|
いや、大丈夫だ。~
…それより、話したいことがある。▼
:[アイク]|
この羽の持ち主のことか?▼
:[リュシオン]|
……あの部屋で?▼
:[アイク]|
セネリオが見つけた。~
誰のものなんだ?▼
:[リュシオン]|
リーリア……~
…私とリアーネの姉だ。▼
~(右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
そんな…!▼
:[アイク]|
話してくれるか?▼
:[リュシオン]|
……あの部屋に残されているのは…~
リーリアの文字だ。▼~
…20年前の…悲劇の夜…~
混乱に乗じて連れ出されたらしい。▼~
……私は…リーリアも他の兄や姉とともに……~
………殺されたのだと…思っていた…~
今まで…ずっと…………▼
:[アイク]|
その、連れ出した相手とは?▼
:[リュシオン]|
…ただ、大きくて恐ろしいベオクだと…~
そんな風に書かれている。~
恐らく…知らされなかったんだろう。▼~
そいつは、リーリアに一族の宝をつきつけ…~
それに封じられたものを~
復活させるための呪歌を謡えと…▼~
何度も強要したそうだ。▼~
リーリアは、もちろん…~
相手の要求を拒み続けた。~
それは…できないことだったから……▼
:[エリンシア]|
邪神の復活を願う者……▼
:[リュシオン]|
それから……~
ここに連れて来られて間もなく…~
…………リーリアは病に倒れた。▼~
無理もない…あんな日も差さぬ……~
一枝の緑すら見えない部屋に………~
…………▼
~(エリンシア消え、右端にミスト登場)
:[ミスト]|
…ひど……っ……~
……うぅ……▼
~(左端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
…ミスト……▼
:[ミスト]|
ご、ごめ…なさい…~
でも…リーリアさんも…~
リュシオンさんも…かわいそう…で…▼
~(ティアマト・ミスト消える)
:[リュシオン]|
……すまない、続けよう。▼~
…リーリアの世話係として……~
1人の娘が部屋を訪れるようになった。▼~
その娘は…青い髪、青い瞳……▼~
ベオクとは思えぬほど澄んだ心の持ち主で……~
次第に…リーリアとその娘は~
心をかよわせるようになったそうだ………▼
~(右端にミスト登場)
:[ミスト]|
……!▼
:[アイク]|
…………▼
:[リュシオン]|
リーリアは、その娘に望みを~
託すことを決意した。▼~
言葉が通じるわけではないから、~
時間はかかったようだが………▼~
ベオクの娘は……~
リーリアの望みを叶えた。▼~
すなわち―――呪歌と宝を持ち…~
この神殿から逃げ出したんだ。▼
:[ミスト]|
お、お兄ちゃん…!▼
:[アイク]|
そのベオクの娘について…~
他に…何か書かれていなかったか?▼~
名前、は…?▼
:[リュシオン]|
(ERNA…)▼~
現代の言葉になおすと、~
おそらく『エルナ』だろう。▼
:[ミスト]|
やっぱり…お母さんだ!~
わたしたちのお母さんだよ!▼
:[リュシオン]|
!?▼
~(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
ほ、本当ですか?▼
:[アイク]|
俺たちの母さんの名は~
エルナ……▼~
俺と同じ青い髪…青い目だ。▼~
リュシオン、あんたのいう~
一族の宝とは……~
古ぼけた青銅のメダリオンのことだろう?▼
:[リュシオン]|
ど、どうしてそれを…!?▼
:[アイク]|
俺の両親は、メダリオンを~
守るために…命を落とした。▼~
メダリオンは……~
母さんの形見で…歌も…知っている。▼
:[リュシオン]|
アイクたちがエルナの子供?~
…では、エルランのメダリオンは…~
ここにあるというのか!?▼
:[ミスト]|
そ、それが……▼
:[アイク]|
メダリオンは、敵に~
奪われた……▼
:[リュシオン]|
…そんな……▼~
だが…信じられない……~
こんな偶然が…あるものなのか…?▼
:[アイク]|
正直、俺もまだ実感が沸かない。▼~
だが…全てがこうして一致する以上……▼
:[リュシオン]|
!▼
~(暗転)
~(背景:同じ、左端:エリンシア、中央左:リュシオン、中央...
~(ミストが歌を謡う)
:[エリンシア]|
ミストちゃん…▼~
この歌は…でも……~
少しだけ旋律が違う…?▼
:[アイク]|
リュシオンとリアーネが、~
森に聞かせた歌に…似てるだろ?▼~
俺たちは、この歌を子守唄がわりに~
育てられたんだ……▼
:[リュシオン]|
……これは、【解放】の呪歌だ……~
リーリアが、エルナに託した…呪歌………▼
:[ミスト]|
わたし……▼~
メダリオンをつけたままで~
毎日のように歌ってたけど…~
何も起きなかったけどな……▼
:[リュシオン]|
……呪歌は、謡い手の力によって~
効力を発するものだ。~
………誰でもいいわけじゃない。▼~
【解放】の呪歌は~
オルティナの名を持つ娘にしか謡えない…▼~
リーリアは、オルティナにこの旋律を…~
そしてメダリオンは、あるべき場所……~
セリノスの森へ…返してほしいと………▼~
……君たちの母上に願ったそうだ。▼
~(暗転)
~(背景:同じ、左端:エリンシア、中央左:リュシオン、中央...
:[アイク]|
……ようやく、話が見えてきた。▼~
親父は…メダリオンを持った~
母さんを守るために……~
デインから逃亡したんだ。▼~
~(エリンシア消え、左端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
アイク!?~
あなた…どうして……?▼
:[アイク]|
フォルカに聞いた。▼~
親父の過去を……~
邪神の封じ込められたメダリオンのことを……▼
:[ティアマト]|
……そう…だったの……▼
:[リュシオン]|
…リーリアをさらったのは~
デイン王なのだろうか?▼
:[アイク]|
そう考えれば全てのつじつまが合う。~
親父を追ってきたのが……~
デイン王の配下だったことも……▼
:[ティアマト]|
アイク! あなたまさか…~
グレイル団長を殺した相手を…知っているの?▼~
あの夜は暗くて…雨も降っていた。~
アイクは、仇のことを何も言わないから……~
相手は、きっと未知の誰かなのだとばかり…▼~
…どうして話してくれなかったの?▼
:[アイク]|
……わからない。~
どうしてか…話す気にならなかった。▼
:[ティアマト]|
…デイン兵なのね?~
グレイル団長の仇は………誰なの!?▼
:[アイク]|
…………▼
:[ティアマト]|
アイクっ!!▼
~(ミスト消え、右端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
…その話は、後にしませんか?▼
:[アイク]|
………▼
:[ティアマト]|
! …そうね……わかったわ。▼
~(ティアマト消える)
:[セネリオ]|
……僕らは今まで…~
クリミア再興のために戦ってきました……▼~
そこに、メダリオンによる邪神復活を~
阻止するという目論見が加わり…~
グレイル団長の仇討ちが加わったとしても……▼~
相手は……変わりません。~
デイン王とその配下…~
それが僕らの倒すべき敵です。▼
~(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
……不思議ですね…~
先ほど、リュシオン様もおっしゃいましたが……~
こんな偶然があるものなのでしょうか?▼~
我がクリミアを滅ぼし…アイク様のご両親、~
リュシオン様の姉君の命が奪われた…~
それが全て、デインに起因しているなんて……▼
~(エリンシア消える)
:[リュシオン]|
……それが真実ならば…~
この戦いの持つ意味が変わってくる……▼~
リーリアの受けた仕打ちもそうだが…~
ベグニオンの先代神使が暗殺され……~
我が国は…その罪を着せられ…滅亡した。▼~
それが全て…メダリオンと呪歌を奪うための…~
デインの企みだったとすれば……▼~
私は…私の戦う意味は……▼
:[アイク]|
…………▼
***リュシオンを仲間に加えていない場合の変化 [#qe7d8017]
*「私は…私の戦う意味は……▼」以降が変化
:[リュシオン]|
私は……私は………!▼
:[アイク]|
……リュシオン。▼
:[リュシオン]|
頼む、アイク… 私を共に連れて行ってくれ。~
私は…真実を確かめなければならない……▼
:[アイク]|
………何があっても、~
戦場に出ないと約束するなら…構わない。▼
:[リュシオン]|
わかった。約束は必ず守ろう。▼
:[アイク]|
…………▼
*コメント [#feb70c56]
- 今から思えばここの敵って神殿の守備兵か何かを騙っておけ...
- 小部屋含む神官全滅でクリア後会話に差分があるらしい…どん...
- 神官全滅の場合の会話を追加しておきました。何かおかしな...
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