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章別会話/ベグニオンの贖罪
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[[章別会話]]
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**オープニング [#mcb83ef1]
***囚われの王子 [#m776cf9b]
(背景:館の室内、中央右:オリヴァー、中央右:リュシオン)
:[リュシオン]|
誰だ!?おまえたち…!~
ネサラはどこへ……▼
:[オリヴァー]|
おぉ…おぉ…▼~
これ、皆のもの。見るが良いぞ。~
あれぞまさしく、~
幻のセリノス王族。▼~
朝日を受け、~
輝く黄金の髪の美しさはどうだ?▼~
柔らかな光沢を放つ白銀の羽は…~
まごうことなき王族の証。▼~
すばらしい…まったくもって~
すばらしい芸術品といえようぞ。▼~
これが私のものになったと思えば……~
キルヴァス王に支払った大金も~
惜しくないというもの。▼
:[リュシオン]|
!?~
ネサラが…私を………~
……おまえに売った…!?▼
:[オリヴァー]|
ほほほほほ▼~
怒った顔はまた格別。~
なに、おとなしくしておれば、~
豪華な生活をさせてや……▼~
(画面が白く光ると共にバシッという音)
(オリヴァー左端に下がる)
ぶっ!!!~
なっ! こ、このっ…▼~
鼻が…!~
私の美しい鼻がぁっ!!!▼
(右端にベグニオン兵登場)
:[ベグニオン兵]|
オリヴァー様っ!~
こ、こいつめっ!!▼
(オリヴァー中央左に移動)
:[オリヴァー]|
やめよ!~
傷つけてはならん!!▼~
(ベグニオン兵消える)
その者は、怯えておるだけじゃ。▼~
時間をかければ、わしがどんなに~
優しく、慈悲深い主人であるか~
わかるはずじゃ。▼
:[リュシオン]|
ふざけるな……!▼
(オリヴァー左端に下がる)
:[オリヴァー]|
おおお…怖い怖い。~
ここはひとまず退散じゃ。▼~
よいか、おまえたち。~
くれぐれもこの者に~
手を上げてはならんぞ。▼~
食事や閑居に気を使い~
この美貌を、少しでも~
損なうことのないようにせよ。▼~
サギは繊細な生き物だからな。▼~
さすれば、しかるべき時に・・・~
そうじゃな、いつにするかな。▼~
常日頃から、わしを見下しておった~
元老院の他のやつらめに、~
見せ付けてやるのだ…▼~
とっておきの舞台でなければな。▼~
今では幻と言われる~
セリノスの王族を従えたわしの姿……~
ガドゥス公の悔しがる顔が見ものじゃ。▼~
ほほほほ ほほほほほほほ▼
(オリヴァー消える)
:[リュシオン]|
くそっ…~
ネサラめ、~
よくも私をこんなめに……▼
(暗転)
***【大神殿マナイル】 [#c1fa4eb6]
(背景:神殿玉座前、中央左:サナキ、中央右:アイク、右端...
:[アイク]|
連れてきたぞ。▼
:[サナキ]|
よくやってくれた、アイクよ。~
報酬は十分とらせようぞ。▼
:[アイク]|
いつもの取り巻きはどうしたんだ?~
神使親衛隊の2人しか見えないが…▼
:[サナキ]|
ちと思うところがあってな。~
人払いをしておる。▼~
それで……~
その者が例の盗賊団の首謀者かえ。~
なんと、まだ子供ではないか。▼~
その方なんぞ申し開きすることはあるか?▼
:[トパック]|
おいらたちは盗賊団なんかじゃない!~
汚い貴族どもに捕まっている~
ラグズを解放しているだけだ!!▼
:[サナキ]|
それは面妖な話よの。▼~
ベグニオン暦624年…~
先代神使にして我が祖母なるミサハが~
ラグズ奴隷解放を取り決めた。▼~
法令上、このベグニオンには現在、~
ただの1人たりと奴隷がおるはずはない。▼
:[トパック]|
嘘だっ!!~
多くの貴族の家では、労働用だ鑑賞用だって~
ラグズが飼われている!▼~
元老院は、それを黙認してるんだ!!▼
:[アイク]|
こら! 落ち着いて話せって言っただろ?▼
:[トパック]|
だ、だってよぉ…!!▼
:[サナキ]|
……アイク、そのほう~
何ゆえこのように無礼なる者を~
わたしに対面させようと思ったのじゃ?▼~
何をたくらんでおる?▼
:[アイク]|
…たくらんでいるのは、~
あんたのほうだろ?▼
:[サナキ]|
ほう、それはどういう意味かの。▼
:[アイク]|
前回は奴隷商人の存在を確かめさせ、~
今回は奴隷解放の一団と接触させた。▼~
……おかしいとは思ってたんだ。▼~
使いきれないほどの臣下をもつ神使殿が、~
なぜ、俺たちに仕事を依頼するのかってな。▼
:[サナキ]|
わかったのか?▼
:[アイク]|
内部腐敗を摘発することが目的…だろ?▼~
元老院の大勢が、この奴隷問題に~
関わっているってことを、公にしたくないんだ。▼
:[サナキ]|
野育ちの粗暴なサルかと思ったが、~
存外、頭の回転は悪くないらしい。▼
:[アイク]|
……俺1人の考えじゃないさ。~
頼りになる仲間がいるからな。▼
:[トパック]|
え、ええっと…?~
どういうことになってんだ!?~
おいらにも説明しろよ!▼
:[アイク]|
神使は全部わかってるってことだ。~
その上で、この問題を~
なんとかしてくれるつもりらしい。▼
:[トパック]|
ほ、本当か!?▼
:[サナキ]|
成功するかどうかは、~
そなたたちの働き次第じゃ。▼
(トパック消える)
:[アイク]|
じゃあ、次の仕事内容を~
聞かせてもらおうか。▼
:[サナキ]|
タナス公オリヴァーに~
不審な動きありとの密告があった。▼~
セリノスの森近くにある、~
タナス公の別邸へ向かい……~
動かぬ証拠を押さえて参れ。▼~
この件が成功すれば、~
クリミア王女の件―――~
わたしが全力をもって支持することを約束しよう。▼
:[アイク]|
吉報を持って戻る。~
待っていてくれ!▼
(暗転)
(戦績表示及び講評)
(拠点メニュー)
**【情報】 [#i554b09e]
***<ムワリム ☆> [#td14a384]
(背景:神殿広間、中央右:ムワリム)
:[ムワリム]|
………▼
(中央左にトパック登場)
:[トパック]|
ムワリム!▼
:[ムワリム]|
坊ちゃん!▼~
ど、どうでしたか?▼~
何か…嫌なめに~
あわされませんでしたか!?▼
:[トパック]|
全っ然、平気だったぜ!▼~
【神使】って、もっと感じの悪い女かと~
思ってたけどさ。ただのガキだった。~
おいらよりチビでやんの。▼
:[ムワリム]|
ぼ、坊ちゃんっ!~
そんな大きな声で…なんてことを!!▼
:[トパック]|
な、なんだよ?▼
(右端にアイク登場)
:[アイク]|
ムワリム、大丈夫だ。~
この部屋にいるのは俺の仲間だけだ。~
神使の手下はいない。▼
:[ムワリム]|
……よかった…▼
:[トパック]|
ムワリム?▼
:[アイク]|
神使の悪口を言うのは、~
ここでは『不敬罪』とかなんとかで…~
下手をすると処刑されるそうだ。▼
:[トパック]|
!!▼
:[ムワリム]|
坊ちゃん…~
ここにいる間は、言葉の使い方に…~
くれぐれも気をつけてください。▼~
お願いですから……▼
:[トパック]|
……うん。~
わかった…▼
:[アイク]|
ベオクのトパックより…~
ラグズのあんたのほうが、~
ここの作法なんかに詳しそうだな?▼
:[ムワリム]|
………▼
:[トパック]|
……そ、それは…!~
おいらが~
物知らずなだけで…▼
:[ムワリム]|
…いいんですよ、坊ちゃん。▼~
アイク殿… 私が~
ベグニオン貴族の慣習に通じているのは……~
私自身が、奴隷だったからです。▼
:[アイク]|
…!▼
:[トパック]|
………▼
:[ムワリム]|
私の家族は代々…~
とある元老院議員の家の奴隷でした。▼~
小さい頃は、自分が奴隷であることに~
疑問を抱くこともなく育ちました。▼~
どんなきつい労働も…~
生まれた時から、それが当たり前のことだと~
思っていましたから。▼~
……主人に気に入ってもらえるよう、~
行儀作法を、必死で身につけました。▼~
奴隷である我々が…少しでも~
長く生き残るためには……▼~
主人の機嫌を損ねないことが~
最も重要でしたから。▼~
もし、少しでもしくじれば…~
……よくて鞭打ち…悪ければ………▼
:[トパック]|
ムワリム!~
もうやめろ!▼
:[ムワリム]|
…すみません……~
……アイク殿………▼~
奴隷だった私といると……~
あなたたちまで、蔑まれ軽んじられる。▼~
私がここに来たのは…▼~
……坊ちゃんのことを…~
どうしてもあなたに……~
あなたにお願いしたいと……▼
:[トパック]|
なんで!?~
なんでだよっ!▼~
ラグズ奴隷に生まれたら…~
自由に生きることも許されない…~
そんなの、おかしいって!▼~
だから…それを~
おいらたちで変えようって~
約束したじゃないか!!▼~
ラグズも、ベオクみたいに~
家を建てて、畑を作って…~
家族みんなが自由で平和に暮らせる……▼~
そんな世の中にしようって…▼
:[ムワリム]|
…それは、私たち~
ラグズ奴隷であった者たちの…夢です。▼~
ベオクのあなたまで…~
それに付き合う必要はない。▼
:[トパック]|
!!~
………っ!▼
(トパック消える)
:[ムワリム]|
坊ちゃん!▼~
………………▼
:[アイク]|
………そんなに~
気にすることなのか?▼
(ムワリム中央左に移動し、アイクの方を振り向く)
:[ムワリム]|
え?▼
:[アイク]|
ベグニオンに来て、~
ずっと…おかしいと思っていた。▼~
貴族の家に生まれたから貴族。~
奴隷の両親からうまれたから奴隷…▼~
人の価値が生まれた瞬間に~
決められているとでもいう気か?▼~
そんな…訳の分からん決め事が~
まかり通るこの国が…理解できん。▼
:[ムワリム]|
…クリミア王女に仕える方の~
お言葉とは思えませんね。▼~
王女は、王の血筋に生まれたから~
王女なんですよ?▼~
それすらも否定される気ですか?▼
:[アイク]|
…………そう、なんだよな。~
エリンシアは…王女なんだ。▼~
団の雇い主に対して、最低限、~
敬意を払っていたつもりだが…▼~
『姫』と呼びながら、~
それがどういう意味を持つかなんて…~
ここに来るまで、意識したことがなかった。▼
:[ムワリム]|
……私の目から見れば…~
あなたはとても…恵まれている。▼~
ベオクとして生まれ、~
緩やかな身分制度の国で育った……~
それが…とても妬ましい……▼
:[アイク]|
………~
俺には…どんなに努力しても、~
あんたの痛みを理解できないんだろうな。▼~
けどな、貴族階級とかいう制度を~
知ったからといって…▼~
エリンシアに対する態度を~
変えられなかったように…▼~
あんたが奴隷だったと聞かされても、~
やっぱり態度を変えられそうにない。▼~
あんたは、あんただ。~
そう考えるのは、俺の自由だろ?▼
:[ムワリム]|
………………▼
:[アイク]|
ムワリム、あんたが過去を~
引きずるのは仕方ないのかもしれん。▼~
だが、どんな事情があるのか知らんが…~
あんたをあんなに慕ってるトパックを、~
無理に遠ざけようとするなよ。▼~
トパックがあんたと共にいることを選ぶのも…~
やっぱり、あいつの自由なんだ。▼
:[ムワリム]|
………~
坊ちゃんを…捜してきます。▼
:[アイク]|
…神殿の奴らに会うのが辛いなら、~
俺が行って、連れてこようか?▼
:[ムワリム]|
……いえ、大丈夫。▼~
私は鼻がききますから。~
ベオクを避けながら~
坊ちゃんの匂いを追うことは容易い。▼
:[アイク]|
そうか。▼
:[ムワリム]|
アイク殿…~
…私を、本当に……~
……………いえ、▼~
これからも、~
よろしくお願いします。▼
:[アイク]|
こちらこそ。
できるだけ長く、団にいてくれ。▼
***<ソーンバルケ ☆☆☆> [#i2a7fe81]
(背景:中庭の回廊、中央左:アイク、中央右:ソーンバルケ)
:[アイク]|
…あんた誰だ?~
いつの間に、俺の団にいる?▼
:[ソーンバルケ]|
私は、砂漠の戦より参加している。~
名はソーンバルケという。~
挨拶が遅れて申し訳ない。▼
:[アイク]|
どうしてここにいるんだ?▼
:[ソーンバルケ]|
いくばくかの好奇心と、~
概ねは運命の導きによって。▼
:[アイク]|
???▼
:[ソーンバルケ]|
砂漠で、おまえの剣を見ていた。▼~
独自の技を操るようだが、~
いまだ動きに迷いが残っている。~
…修行半ばで、師を失ったか?▼
:[アイク]|
!!▼
:[ソーンバルケ]|
幸い基礎だけは固まっている。~
ならば、この私が力になろう。▼~
その技…完成すれば~
どれほどのものか見てみたい。▼
:[アイク]|
あんた、いったい…▼
:[ソーンバルケ]|
私の素性を知らずとも、~
剣を習うことはできるだろう。~
どうする、おまえの心1つだ。▼
『習う』 『習わない』
*『習う』を選択の場合
:[アイク]|
わかった。この剣技を極められるなら…~
あんたに教えを乞う。▼
:[ソーンバルケ]|
では、構えるがいい。~
そして全力で私に仕掛けてくるんだ。▼
<奥義の書を手に入れた>
_________________________
*『習わない』を選択の場合
:[アイク]|
せっかくの申し出だが、断る。~
俺は…俺だけの力で、~
この剣技を極めたい。▼
:[ソーンバルケ]|
よかろう。~
それもまた1つの道だ。~
では、ご免。▼
**オープニング-2 [#q132c126]
(背景:館の門前、中央右:アイク、右端:セネリオ)
:[アイク]|
ここだな?▼
:[セネリオ]|
はい。~
かなり厳重に警備されています。▼~
内部に入り込むまでは、~
正攻法でいくのがよいでしょう。▼
(左端にベグニオン兵登場)
:[ベグニオン兵]|
止まれ!▼~
なんだ、おまえたちは!?~
この館は、元老院議員~
タナス公爵様のものなるぞ!▼
:[アイク]|
俺はグレイル傭兵団のアイク。▼~
ベグニオン神使の命で~
タナス公爵にかかっている嫌疑について~
取調べに来た!▼
:[ベグニオン兵]|
! 神使様の!?~
し、しばらく待っておれ!!▼
(ベグニオン兵消え、中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
…じゃあ、お兄ちゃん。~
わたしたちは、こっそり~
外側から調べてみるね。▼
:[アイク]|
頼む。▼
(左端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
まかせて。いざという時は~
女の方が何かと言い抜けできるから…~
さ、ミスト、行きましょう。▼
:[ミスト]|
うん。▼
(ティアマト・ミスト消える)
(左端にタナス公爵登場)
:[オリヴァー]|
神使様の御使いというのは~
そのほうか?▼
:[アイク]|
……ここに神使の書状がある。▼
:[オリヴァー]|
…む……た、確かに。~
本物のようじゃな。▼~
して、私にかかっている~
嫌疑とは、いったいなんじゃ!?▼
:[セネリオ]|
…神使の代理人に対し、門前で~
立ち話させるおつもりですか?▼
:[オリヴァー]|
!!▼~
い、いえ、そんな。めっそうもない…!~
な、中へどうぞ……▼
(暗転)
(背景:館の室内、左端:オリヴァー、中央右:アイク)
:[オリヴァー]|
ほ、ほう…▼~
……なるほど。~
私に、そのような嫌疑が……~
…………ほほぅ▼
:[アイク]|
身に覚えがないと言い張るのか?▼
:[オリヴァー]|
屋敷中、隅々まで~
お見せしたとおりじゃ!▼~
どこにも、ラグズの姿など~
見あたらなかったであろう!?▼
:[アイク]|
…それは、確かに。▼
:[オリヴァー]|
とんだ疑いをかけられたものじゃ!▼~
このオリヴァーが、~
ラグズの奴隷解放令に~
違反しているなどと…!!▼~
神使様に、きちんとお伝えしてくれ、~
タナス公オリヴァーは清廉潔白だと!▼~
この清く美しい瞳に~
不正のかげりなど見えぬであろう?▼~
(オリヴァー中央左に詰め寄る)
のお!? のおっ!?▼
:[アイク]|
……っと~
やめろ、そんなに顔を近づけるな!▼
(オリヴァー左端に移動、右端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
…仕方ありません、~
1度退いたほうがよさそうですね……▼
:[???]|(声のみ)~
こ、こら、~
待たぬかっ!!▼
:[アイク]|
!▼
(オリヴァー消え、左端にベグニオン兵・中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
お、お兄ちゃんっ!!▼
:[アイク]|
ミスト、どうした?▼
:[ミスト]|
こ、この館の1番上の方の部屋…~
鳥翼族の人がいたよ!▼~
窓から飛び出そうとしてたけど、~
なんか無理やり、部屋に連れ戻されちゃった。▼
(ベグニオン兵消え、左端にオリヴァー登場)
:[オリヴァー]|
な! ななっ!~
なにを申すのじゃ、この小娘めっ!!▼
:[セネリオ]|
……鳥翼族ですか。~
他に特徴は?▼
:[ミスト]|
えっと、髪が長いの!~
こう、きらきら~って金髪でね。~
肌なんか、すけるように白くって…▼~
あ! あと、羽も真っ白だったよ!▼
(ミスト消え、中央左にティアマト登場)
:[アイク]|
間違いないか、ティアマト?▼
:[ティアマト]|
ええ。私も見たわ。▼
(ティアマト消える)
:[セネリオ]|
では、この屋敷にいるのは~
サギの民ということですね。▼~
文献によると白羽を持つのは~
サギの王族だけですから。▼
:[アイク]|
……どうやら、~
俺たちが見てない部屋があるようだな?▼~
どうする?~
おとなしく案内するか…▼
:[オリヴァー]|
…………衛兵っ!▼~
こやつらを始末せよ!~
1人も生かして帰すでないぞ!!▼
(オリヴァー消える)
:[アイク]|
やっぱり、そうくるか。~
みんな、入って来い!!▼
**進撃前 [#f7d59d8b]
【タナス公爵別邸】
(マップ画面:館内に衛兵が配置され、何者かが画面右上方向...
:[ダラハウ]|(上段)~
……戦いの合図……▼
:[キマーシ]|(上段)~
オリヴァー様の館を荒らす~
不心得者どもが!~
我が槍の錆となれ!!▼
(出撃開始)
**進撃後 [#x44d8170]
***ダラハウ初戦時 [#u2b0e504]
:[ダラハウ]|
許してちょうだいね~~
なるべく手加減するからね~。▼
***ダラハウ初戦時(子供の場合) [#e7d0d666]
:[ダラハウ]|
だめ、だめ!~
ダラハウ子供とは戦えないのよ~。~
ちゃんと話し合うのよ~。▼
***会話(セネリオ→ダラハウ) [#t6742662]
:[ダラハウ]|(上段)~
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[セネリオ]|(下段)~
……なんですか、~
あなたは、いったい?▼
:[ダラハウ]|
ダラハウはあなたじゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[セネリオ]|
……それで?▼~
だから見逃してくれとでも~
言いたいんですか?▼
:[ダラハウ]|
待つのよ、待つのよ~、~
ダラハウ子供とは戦えないのよ~▼
:[セネリオ]|
………………~
……だったら、こちら側に~
寝返るというのはどうですか?▼~
グレイル傭兵団に入団するなら、~
働きに応じた報酬も出します。▼
:[ダラハウ]|
それは、名案ね~。~
ぜひそうさせてもらうのよ~。▼
:[セネリオ]|
契約成立ですね。~
アイク団長には、~
僕から話を通しておきます。▼~
では、しっかり働いてください。▼
:[ダラハウ]|
わかったのよ~。~
ダラハウがんばるのよ~。▼
***会話(トパック→ダラハウ) [#e8e79fec]
:[ダラハウ]|(上段)
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[トパック]|(下段)
な、なんだよおっさん?~
いきなりビックリさせんなよ。▼
:[ダラハウ]|
ダラハウはおっさんじゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[トパック]|
タダ働き……?~
そうか…あんたもここで~
奴隷にされてるのか……▼~
なあ! おいら、~
あんたを助けにきたんだ。▼~
おいらたちといっしょに戦おうぜ!~
自由を取り戻すんだ!▼
:[ダラハウ]|
よくわからないけど、~
助けてくれるならお礼しないとね~。~
ダラハウ仁義の人だから~。▼
***会話(ヨファ→ダラハウ) [#w671b24f]
:[ダラハウ]|(上段)~
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[ヨファ]|(下段)~
え?~
おじさん……誰?▼
:[ダラハウ]|
ダラハウはおじさんじゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[ヨファ]|
そうなんだ。~
……かわいそう。▼
:[ダラハウ]|
せちがらい世の中なのね~。~
ところで、ぼうやは~
どうしてここに来たの~?▼
:[ヨファ]|
…えっとね……▼~
ラグズの鳥さんが捕まってるんだよ。~
それを助けに来たんだ。▼~
タナス公って人はラグズを~
奴隷にしている悪い人だから、~
ぼくたちが、やっつけてやるんだ!▼
:[ダラハウ]|
奴隷? それはいけないのよ~~
痛くて辛いこと、~
ダラハウゆるさないのよ~▼
:[ヨファ]|
じゃあさ、おじさんも~
ぼくたちの仲間になる?▼
:[ダラハウ]|
もちろんなのよ~。~
ダラハウ正義の味方なのよ~。▼
***会話(サザ→ダラハウ) [#h11f8a4d]
:[ダラハウ]|(上段)~
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[サザ]|(下段)~
……あんたは?▼
:[ダラハウ]|
ダラハウはあんたじゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[サザ]|
そうなのか……~
気の毒だけど、俺も仕事なんだ。~
手加減なしでいかせてもらう…!▼
:[ダラハウ]|
待つのよ、待つのよ~、~
ダラハウ子供とは戦えないのよ~▼
:[サザ]|
……▼~
だったら、こっち側に寝返ってくれ。~
そうすれば俺も、~
あんたを殺さずにすむ。▼
:[ダラハウ]|
わかったのよ~。~
ダラハウ子供の味方なのよ~▼
***会話(ミスト→ダラハウ) [#i2c55110]
:[ダラハウ]|(上段)~
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[ミスト]|(下段)~
だ、誰?~
ここの衛兵じゃないの?▼
:[ダラハウ]|
ダラハウは衛兵じゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[ミスト]|
そうなんだ……かわいそう。~
でもね、黙って~
言いなりになる必要ないよ!▼~
だって、この館のタナス公って…~
罪もないラグズを捕まえて~
奴隷にしている悪い人だもん。▼
:[ダラハウ]|
奴隷? それはいけないのよ~。~
痛くて辛いこと、~
ダラハウゆるさないのよ~。▼
:[ミスト]|
じゃあ、おじさんも~
私たちと来ない?~
悪いやつを、いっしょにぶっとばそう!▼
:[ダラハウ]|
わかったのよ~。~
ダラハウ正義の味方なのよ~。▼
***キマーシ初戦時 [#h54316b2]
:[キマーシ]|(上段)~
ここは我が主~
タナス公オリヴァー様の領地であるぞ。▼~
オリヴァー様の御機嫌を損ねた愚か者は~
生きて館から出られぬと知れ!▼
***キマーシ初戦時〈アイクで攻撃の場合〉 [#a8ffe3b1]
:[アイク]|(上段)~
無用な争いは避けたい。~
部下に命じて降伏させろ!▼~
神使に背いてまで、~
タナス公に従うつもりか?
:[キマーシ]|(下段)~
神使サナキ様に逆らうなど……~
畏れ多いことは露ほども思わぬ。▼~
………ただ無能な使者が賊に襲われ、~
王宮へ2度と戻らぬだけのこと……▼
:[アイク]|
…それが、おまえの答えか。▼
***キマーシ初戦時〈獣牙族で攻撃の場合〉 [#j35c4201]
:[キマーシ]|(上段)~
下賤なる獣め…~
この館を汚すでないわ!▼
***キマーシ撃破時 [#jc1dbdb1]
:[キマーシ]|(上段)~
な、なんとしたことか……~
これが…悪事と知りつつ加担した…~
……報い…か………▼
**クリア後 [#cf3cf493]
***拒絶 [#w6a3312d]
(背景:館の室内、右端:リュシオン)
(バタンという音がする)
:[リュシオン]|
!!▼
(左端のオリヴァー登場)
:[オリヴァー]|
おぉ、私の美しい小鳥よ!~
怖くないぞ。~
いっしょに逃げような。▼
:[リュシオン]|
近寄るな!~
汚らわしい!!▼
(画面白く光る)
:[リュシオン]|
……っつ!▼
(オリヴァー中央右に移動、リュシオンのまん前に来る)
:[オリヴァー]|
おとなしくついてこい!~
そなたは、私のものじゃ…▼~
渡さんぞ。~
誰にも渡すものか……▼
:[リュシオン]|
……死んでも、おまえの~
言いなりになどなるものか!▼
(リュシオン消える)
(画面:ドンドンドンという音と共に揺れる)
:[???]|(声のみ)~
おいっ!~
どこに行った、タナス公爵!?▼~
………ここか!?▼
(バンという音と共に画面大きく揺れる)
(オリヴァー中央に移動し振り返る)
:[オリヴァー]|
……ちっ……!~
く、くそう…………▼
(暗転)
(背景:同じ、左端:アイク)
:[アイク]|
タナス公爵…っ!▼
(右端にリュシオン登場)
:[リュシオン]|
………▼
:[アイク]|
!!▼~
・・・あんたが、セリノスの……▼~
無事だったか?~
俺たちは、あんたを助けに来たんだ。~
そのケガは、あの男にやられたのか?▼~
(アイク中央左に移動)~
すぐに手当てを…▼
:[リュシオン]|
…来るなっ!!▼
:[アイク]|
!▼
:[リュシオン]|
………私に近寄るな……~
ニンゲンめ……!▼
(暗転)
***セリノスの虐殺 [#ya58926b]
【大神殿マナイル】
(背景:神殿廊下、中央左:シグルーン、右端:アイク)
:[アイク]|
グレイル傭兵団、戻った!▼
:[シグルーン]|
おつかれさまでした。~
首尾はどうでした?▼~
何か有力な証拠などは掴めまして?▼
:[アイク]|
神使は、どこだ?▼
:[シグルーン]|
アイク殿…?▼
:[アイク]|
神使に直接、聞きたいことがある。~
どこにいるんだ?▼
:[シグルーン]|
サナキ様は、庭園にて~
エリンシア姫とご歓談中ですわ。▼~
お目通りがかなうかどうか、~
すぐに確かめて参ります。~
アイク殿はここでお待ちに……▼
:[アイク]|
庭か…!▼
(アイク消える)
:[シグルーン]|
あ、アイク殿!?~
勝手なことをされては困ります…!▼
(暗転)
(背景:中庭の回廊、中央右:アイク)
:[アイク]|
神使…!▼
(中央左にサナキ登場)
:[サナキ]|
!? なんじゃ、そなた!~
案内も乞わず現れるなど、~
なんと不調法な振る舞いを……▼
(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
どうなさったのですか、アイク様…?▼
:[アイク]|
……全部、聞かせろ。▼
:[サナキ]|
なにを申しておるのじゃ?▼
(右端にシグルーン登場)
:[シグルーン]|
アイク殿!~
神使様に対する無礼は許しませんよ!!▼
:[アイク]|
20年前…セリノスで~
何が起きたのかが…知りたい。▼
:[サナキ]|
な…!!▼
:[シグルーン]|
!▼
:[エリンシア]|
……20年前の…出来事……?▼
(暗転)
(背景:神殿玉座前、左端:シグルーン、中央左:サナキ、中...
:[サナキ]|
……サギの民が…~
セリノスの王族が……~
生きていたというのか…?▼~
…まさか…そんなことが……▼
:[シグルーン]|
サナキ様……▼
:[アイク]|
…………▼
:[サナキ]|
…どう話せばよいか。~
あれは、とても……~
……難しい問題なのじゃ……▼
(エリンシア消え、右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
……ことのほか、話が進まないご様子だ。▼~
まず、私のほうから~
世間一般に知られる事実を~
お話ししたいと思いますが…かまいませんか?▼
:[サナキ]|
そなたは…?▼
:[アイク]|
俺の仲間だ。~
ナーシル、何か知っているなら話してくれ。~
それを聞いてから、神使に説明してもらおう。▼~
……それで問題ないな?▼
:[サナキ]|
……うむ……▼
:[ナーシル]|
きっかけは、ベグニオン先代神使の~
暗殺事件……▼~
時は20年前…折しも奴隷解放宣言がなされた~
ちょうど1年後の話だ。▼~
その代の神使ミサハ殿は、歴代神使の中で~
もっとも国民に崇拝されていた。▼~
その神使が暗殺されたんだ。~
絶望にうちひしがれる国民たち…~
ベグニオン中が暗く沈んでいた。▼~
そこに、1つの噂が流れた。~
『セリノスのサギどもの仕業』だと…▼~
その噂はまたたくまに~
ベグニオン王都中に広まったそうだ。▼~
ある夜…事件が起きた。~
民衆が暴徒と化し、にっくき仇の住処である~
セリノスの森に赴き…火を放った。▼~
暴動は三昼夜続き…セリノスのサギの民は~
その全てが……失われた。▼
(ナーシル消え、右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
……ただの噂だったのでしょう?~
なぜ、そんなことに……▼
:[サナキ]|
……▼
(エリンシア消え、右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
神使殿?~
お話しにならないと。▼~
あなたは、このベグニオンの皇帝でもある。~
国民のやったことに責任を負う存在でしょう?▼
:[サナキ]|
……えん罪だったのじゃ。▼
:[アイク]|
…先代神使を暗殺したのは、~
セリノスの者じゃなかったんだな?▼
:[サナキ]|
…そうじゃ。▼
:[ナーシル]|
サギの民は、戦う術を持たない。~
森と調和し、女神への祈りを捧げる生活を~
守り抜いてきた種族……▼~
彼らは力を、他のラグズのように戦闘用に~
発達させなかったんだ。▼~
ある程度の知識のある者であれば、~
それぐらいのことは知っている。▼~
少なくとも、ベグニオンに住む者は、~
その事実を知っていたはず……▼~
しかし、神使を失い、悲嘆にくれる民衆には~
真実なんてどうでもよかったんだよ。▼~
自分達の行き場のない怒りと絶望を~
発散させられれば、それでよかった。~
そうですよね、神使殿。▼
(ナーシル消え、右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
! ナーシル様っ!!~
そんな言い方…っ▼
:[サナキ]|
よいのじゃ、エリンシア姫。~
……その者は嘘はついておらん。▼
(エリンシア消え、右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
…アイク、フェニキスの鳥翼族は~
ベグニオン船相手にだけ~
海賊行為をおこなうんだ。▼~
キルヴァスのカラスたちは、~
積荷が目当てだから、無差別だけど…~
フェニキスのタカの民は、▼~
同胞セリノスへのえん罪と虐殺に~
抗議を続けているんだよ…。▼
:[アイク]|
……オリヴァーの館にいたサギの民は…~
助けようとした俺の手を払った。▼~
強い憎しみの目で、おれを見据えていた。▼~
そいつが、窓から飛び立つ時に言ったんだ。▼~
『セリノスの大虐殺を忘れるな』と。~
『20年前、おまえたちがしたことを~
私は決して許さない…!』…とな。▼
:[サナキ]|
…………▼~
言い訳にしか聞こえぬだろうが、~
我が国民もみな、あの一件については~
悔いておるのじゃ。▼~
主たるサギの民を失くし…~
色を失った森を見るたび……~
自分達の大罪に怯えておる。▼
:[ナーシル]|
神使殿…あなたは立派ですよ。▼~
元老院の多くは、セリノスのことなど~
記憶の彼方に追いやり、~
そんなことはありもしなかったのだと…▼~
そういう態度なのでしょう?▼~
だけどあなたは違う……~
…国民のやったことに対し~
責任をとろうとしておられる。▼~
きちんと償おうと思うからこそ、~
ラグズの奴隷解放について独自に調べ…▼~
よそ者であるアイクの傭兵団を使ってまで~
摘発しようとしたんじゃないですか?▼
:[サナキ]|
…………~
エリンシア姫。▼
(ナーシル消え、右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
はい。▼
:[サナキ]|
あと1度だけ、そなたの護衛の手を借りたい。~
許してもらえるだろうか?▼
:[エリンシア]|
それは……~
アイク様たちがよろしければ、~
私に異存はありませんが。▼
:[アイク]|
…内容次第だ。▼
:[サナキ]|
そなたが会ったというサギの民を…~
捜しだしてほしい。▼~
会って、言葉をかわしてみたい……▼
:[アイク]|
そういうことなら、まかせろ。~
どのみち、オリヴァーの奴は~
捕まえそこねたんだ。▼~
そっちとあわせて面倒みる。▼
:[サナキ]|
……頼んだぞ。▼
*コメント [#yd17cffe]
- マニアックでプレイすると ダラハウの移動範囲内に説得でき...
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#contents
----
**オープニング [#mcb83ef1]
***囚われの王子 [#m776cf9b]
(背景:館の室内、中央右:オリヴァー、中央右:リュシオン)
:[リュシオン]|
誰だ!?おまえたち…!~
ネサラはどこへ……▼
:[オリヴァー]|
おぉ…おぉ…▼~
これ、皆のもの。見るが良いぞ。~
あれぞまさしく、~
幻のセリノス王族。▼~
朝日を受け、~
輝く黄金の髪の美しさはどうだ?▼~
柔らかな光沢を放つ白銀の羽は…~
まごうことなき王族の証。▼~
すばらしい…まったくもって~
すばらしい芸術品といえようぞ。▼~
これが私のものになったと思えば……~
キルヴァス王に支払った大金も~
惜しくないというもの。▼
:[リュシオン]|
!?~
ネサラが…私を………~
……おまえに売った…!?▼
:[オリヴァー]|
ほほほほほ▼~
怒った顔はまた格別。~
なに、おとなしくしておれば、~
豪華な生活をさせてや……▼~
(画面が白く光ると共にバシッという音)
(オリヴァー左端に下がる)
ぶっ!!!~
なっ! こ、このっ…▼~
鼻が…!~
私の美しい鼻がぁっ!!!▼
(右端にベグニオン兵登場)
:[ベグニオン兵]|
オリヴァー様っ!~
こ、こいつめっ!!▼
(オリヴァー中央左に移動)
:[オリヴァー]|
やめよ!~
傷つけてはならん!!▼~
(ベグニオン兵消える)
その者は、怯えておるだけじゃ。▼~
時間をかければ、わしがどんなに~
優しく、慈悲深い主人であるか~
わかるはずじゃ。▼
:[リュシオン]|
ふざけるな……!▼
(オリヴァー左端に下がる)
:[オリヴァー]|
おおお…怖い怖い。~
ここはひとまず退散じゃ。▼~
よいか、おまえたち。~
くれぐれもこの者に~
手を上げてはならんぞ。▼~
食事や閑居に気を使い~
この美貌を、少しでも~
損なうことのないようにせよ。▼~
サギは繊細な生き物だからな。▼~
さすれば、しかるべき時に・・・~
そうじゃな、いつにするかな。▼~
常日頃から、わしを見下しておった~
元老院の他のやつらめに、~
見せ付けてやるのだ…▼~
とっておきの舞台でなければな。▼~
今では幻と言われる~
セリノスの王族を従えたわしの姿……~
ガドゥス公の悔しがる顔が見ものじゃ。▼~
ほほほほ ほほほほほほほ▼
(オリヴァー消える)
:[リュシオン]|
くそっ…~
ネサラめ、~
よくも私をこんなめに……▼
(暗転)
***【大神殿マナイル】 [#c1fa4eb6]
(背景:神殿玉座前、中央左:サナキ、中央右:アイク、右端...
:[アイク]|
連れてきたぞ。▼
:[サナキ]|
よくやってくれた、アイクよ。~
報酬は十分とらせようぞ。▼
:[アイク]|
いつもの取り巻きはどうしたんだ?~
神使親衛隊の2人しか見えないが…▼
:[サナキ]|
ちと思うところがあってな。~
人払いをしておる。▼~
それで……~
その者が例の盗賊団の首謀者かえ。~
なんと、まだ子供ではないか。▼~
その方なんぞ申し開きすることはあるか?▼
:[トパック]|
おいらたちは盗賊団なんかじゃない!~
汚い貴族どもに捕まっている~
ラグズを解放しているだけだ!!▼
:[サナキ]|
それは面妖な話よの。▼~
ベグニオン暦624年…~
先代神使にして我が祖母なるミサハが~
ラグズ奴隷解放を取り決めた。▼~
法令上、このベグニオンには現在、~
ただの1人たりと奴隷がおるはずはない。▼
:[トパック]|
嘘だっ!!~
多くの貴族の家では、労働用だ鑑賞用だって~
ラグズが飼われている!▼~
元老院は、それを黙認してるんだ!!▼
:[アイク]|
こら! 落ち着いて話せって言っただろ?▼
:[トパック]|
だ、だってよぉ…!!▼
:[サナキ]|
……アイク、そのほう~
何ゆえこのように無礼なる者を~
わたしに対面させようと思ったのじゃ?▼~
何をたくらんでおる?▼
:[アイク]|
…たくらんでいるのは、~
あんたのほうだろ?▼
:[サナキ]|
ほう、それはどういう意味かの。▼
:[アイク]|
前回は奴隷商人の存在を確かめさせ、~
今回は奴隷解放の一団と接触させた。▼~
……おかしいとは思ってたんだ。▼~
使いきれないほどの臣下をもつ神使殿が、~
なぜ、俺たちに仕事を依頼するのかってな。▼
:[サナキ]|
わかったのか?▼
:[アイク]|
内部腐敗を摘発することが目的…だろ?▼~
元老院の大勢が、この奴隷問題に~
関わっているってことを、公にしたくないんだ。▼
:[サナキ]|
野育ちの粗暴なサルかと思ったが、~
存外、頭の回転は悪くないらしい。▼
:[アイク]|
……俺1人の考えじゃないさ。~
頼りになる仲間がいるからな。▼
:[トパック]|
え、ええっと…?~
どういうことになってんだ!?~
おいらにも説明しろよ!▼
:[アイク]|
神使は全部わかってるってことだ。~
その上で、この問題を~
なんとかしてくれるつもりらしい。▼
:[トパック]|
ほ、本当か!?▼
:[サナキ]|
成功するかどうかは、~
そなたたちの働き次第じゃ。▼
(トパック消える)
:[アイク]|
じゃあ、次の仕事内容を~
聞かせてもらおうか。▼
:[サナキ]|
タナス公オリヴァーに~
不審な動きありとの密告があった。▼~
セリノスの森近くにある、~
タナス公の別邸へ向かい……~
動かぬ証拠を押さえて参れ。▼~
この件が成功すれば、~
クリミア王女の件―――~
わたしが全力をもって支持することを約束しよう。▼
:[アイク]|
吉報を持って戻る。~
待っていてくれ!▼
(暗転)
(戦績表示及び講評)
(拠点メニュー)
**【情報】 [#i554b09e]
***<ムワリム ☆> [#td14a384]
(背景:神殿広間、中央右:ムワリム)
:[ムワリム]|
………▼
(中央左にトパック登場)
:[トパック]|
ムワリム!▼
:[ムワリム]|
坊ちゃん!▼~
ど、どうでしたか?▼~
何か…嫌なめに~
あわされませんでしたか!?▼
:[トパック]|
全っ然、平気だったぜ!▼~
【神使】って、もっと感じの悪い女かと~
思ってたけどさ。ただのガキだった。~
おいらよりチビでやんの。▼
:[ムワリム]|
ぼ、坊ちゃんっ!~
そんな大きな声で…なんてことを!!▼
:[トパック]|
な、なんだよ?▼
(右端にアイク登場)
:[アイク]|
ムワリム、大丈夫だ。~
この部屋にいるのは俺の仲間だけだ。~
神使の手下はいない。▼
:[ムワリム]|
……よかった…▼
:[トパック]|
ムワリム?▼
:[アイク]|
神使の悪口を言うのは、~
ここでは『不敬罪』とかなんとかで…~
下手をすると処刑されるそうだ。▼
:[トパック]|
!!▼
:[ムワリム]|
坊ちゃん…~
ここにいる間は、言葉の使い方に…~
くれぐれも気をつけてください。▼~
お願いですから……▼
:[トパック]|
……うん。~
わかった…▼
:[アイク]|
ベオクのトパックより…~
ラグズのあんたのほうが、~
ここの作法なんかに詳しそうだな?▼
:[ムワリム]|
………▼
:[トパック]|
……そ、それは…!~
おいらが~
物知らずなだけで…▼
:[ムワリム]|
…いいんですよ、坊ちゃん。▼~
アイク殿… 私が~
ベグニオン貴族の慣習に通じているのは……~
私自身が、奴隷だったからです。▼
:[アイク]|
…!▼
:[トパック]|
………▼
:[ムワリム]|
私の家族は代々…~
とある元老院議員の家の奴隷でした。▼~
小さい頃は、自分が奴隷であることに~
疑問を抱くこともなく育ちました。▼~
どんなきつい労働も…~
生まれた時から、それが当たり前のことだと~
思っていましたから。▼~
……主人に気に入ってもらえるよう、~
行儀作法を、必死で身につけました。▼~
奴隷である我々が…少しでも~
長く生き残るためには……▼~
主人の機嫌を損ねないことが~
最も重要でしたから。▼~
もし、少しでもしくじれば…~
……よくて鞭打ち…悪ければ………▼
:[トパック]|
ムワリム!~
もうやめろ!▼
:[ムワリム]|
…すみません……~
……アイク殿………▼~
奴隷だった私といると……~
あなたたちまで、蔑まれ軽んじられる。▼~
私がここに来たのは…▼~
……坊ちゃんのことを…~
どうしてもあなたに……~
あなたにお願いしたいと……▼
:[トパック]|
なんで!?~
なんでだよっ!▼~
ラグズ奴隷に生まれたら…~
自由に生きることも許されない…~
そんなの、おかしいって!▼~
だから…それを~
おいらたちで変えようって~
約束したじゃないか!!▼~
ラグズも、ベオクみたいに~
家を建てて、畑を作って…~
家族みんなが自由で平和に暮らせる……▼~
そんな世の中にしようって…▼
:[ムワリム]|
…それは、私たち~
ラグズ奴隷であった者たちの…夢です。▼~
ベオクのあなたまで…~
それに付き合う必要はない。▼
:[トパック]|
!!~
………っ!▼
(トパック消える)
:[ムワリム]|
坊ちゃん!▼~
………………▼
:[アイク]|
………そんなに~
気にすることなのか?▼
(ムワリム中央左に移動し、アイクの方を振り向く)
:[ムワリム]|
え?▼
:[アイク]|
ベグニオンに来て、~
ずっと…おかしいと思っていた。▼~
貴族の家に生まれたから貴族。~
奴隷の両親からうまれたから奴隷…▼~
人の価値が生まれた瞬間に~
決められているとでもいう気か?▼~
そんな…訳の分からん決め事が~
まかり通るこの国が…理解できん。▼
:[ムワリム]|
…クリミア王女に仕える方の~
お言葉とは思えませんね。▼~
王女は、王の血筋に生まれたから~
王女なんですよ?▼~
それすらも否定される気ですか?▼
:[アイク]|
…………そう、なんだよな。~
エリンシアは…王女なんだ。▼~
団の雇い主に対して、最低限、~
敬意を払っていたつもりだが…▼~
『姫』と呼びながら、~
それがどういう意味を持つかなんて…~
ここに来るまで、意識したことがなかった。▼
:[ムワリム]|
……私の目から見れば…~
あなたはとても…恵まれている。▼~
ベオクとして生まれ、~
緩やかな身分制度の国で育った……~
それが…とても妬ましい……▼
:[アイク]|
………~
俺には…どんなに努力しても、~
あんたの痛みを理解できないんだろうな。▼~
けどな、貴族階級とかいう制度を~
知ったからといって…▼~
エリンシアに対する態度を~
変えられなかったように…▼~
あんたが奴隷だったと聞かされても、~
やっぱり態度を変えられそうにない。▼~
あんたは、あんただ。~
そう考えるのは、俺の自由だろ?▼
:[ムワリム]|
………………▼
:[アイク]|
ムワリム、あんたが過去を~
引きずるのは仕方ないのかもしれん。▼~
だが、どんな事情があるのか知らんが…~
あんたをあんなに慕ってるトパックを、~
無理に遠ざけようとするなよ。▼~
トパックがあんたと共にいることを選ぶのも…~
やっぱり、あいつの自由なんだ。▼
:[ムワリム]|
………~
坊ちゃんを…捜してきます。▼
:[アイク]|
…神殿の奴らに会うのが辛いなら、~
俺が行って、連れてこようか?▼
:[ムワリム]|
……いえ、大丈夫。▼~
私は鼻がききますから。~
ベオクを避けながら~
坊ちゃんの匂いを追うことは容易い。▼
:[アイク]|
そうか。▼
:[ムワリム]|
アイク殿…~
…私を、本当に……~
……………いえ、▼~
これからも、~
よろしくお願いします。▼
:[アイク]|
こちらこそ。
できるだけ長く、団にいてくれ。▼
***<ソーンバルケ ☆☆☆> [#i2a7fe81]
(背景:中庭の回廊、中央左:アイク、中央右:ソーンバルケ)
:[アイク]|
…あんた誰だ?~
いつの間に、俺の団にいる?▼
:[ソーンバルケ]|
私は、砂漠の戦より参加している。~
名はソーンバルケという。~
挨拶が遅れて申し訳ない。▼
:[アイク]|
どうしてここにいるんだ?▼
:[ソーンバルケ]|
いくばくかの好奇心と、~
概ねは運命の導きによって。▼
:[アイク]|
???▼
:[ソーンバルケ]|
砂漠で、おまえの剣を見ていた。▼~
独自の技を操るようだが、~
いまだ動きに迷いが残っている。~
…修行半ばで、師を失ったか?▼
:[アイク]|
!!▼
:[ソーンバルケ]|
幸い基礎だけは固まっている。~
ならば、この私が力になろう。▼~
その技…完成すれば~
どれほどのものか見てみたい。▼
:[アイク]|
あんた、いったい…▼
:[ソーンバルケ]|
私の素性を知らずとも、~
剣を習うことはできるだろう。~
どうする、おまえの心1つだ。▼
『習う』 『習わない』
*『習う』を選択の場合
:[アイク]|
わかった。この剣技を極められるなら…~
あんたに教えを乞う。▼
:[ソーンバルケ]|
では、構えるがいい。~
そして全力で私に仕掛けてくるんだ。▼
<奥義の書を手に入れた>
_________________________
*『習わない』を選択の場合
:[アイク]|
せっかくの申し出だが、断る。~
俺は…俺だけの力で、~
この剣技を極めたい。▼
:[ソーンバルケ]|
よかろう。~
それもまた1つの道だ。~
では、ご免。▼
**オープニング-2 [#q132c126]
(背景:館の門前、中央右:アイク、右端:セネリオ)
:[アイク]|
ここだな?▼
:[セネリオ]|
はい。~
かなり厳重に警備されています。▼~
内部に入り込むまでは、~
正攻法でいくのがよいでしょう。▼
(左端にベグニオン兵登場)
:[ベグニオン兵]|
止まれ!▼~
なんだ、おまえたちは!?~
この館は、元老院議員~
タナス公爵様のものなるぞ!▼
:[アイク]|
俺はグレイル傭兵団のアイク。▼~
ベグニオン神使の命で~
タナス公爵にかかっている嫌疑について~
取調べに来た!▼
:[ベグニオン兵]|
! 神使様の!?~
し、しばらく待っておれ!!▼
(ベグニオン兵消え、中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
…じゃあ、お兄ちゃん。~
わたしたちは、こっそり~
外側から調べてみるね。▼
:[アイク]|
頼む。▼
(左端にティアマト登場)
:[ティアマト]|
まかせて。いざという時は~
女の方が何かと言い抜けできるから…~
さ、ミスト、行きましょう。▼
:[ミスト]|
うん。▼
(ティアマト・ミスト消える)
(左端にタナス公爵登場)
:[オリヴァー]|
神使様の御使いというのは~
そのほうか?▼
:[アイク]|
……ここに神使の書状がある。▼
:[オリヴァー]|
…む……た、確かに。~
本物のようじゃな。▼~
して、私にかかっている~
嫌疑とは、いったいなんじゃ!?▼
:[セネリオ]|
…神使の代理人に対し、門前で~
立ち話させるおつもりですか?▼
:[オリヴァー]|
!!▼~
い、いえ、そんな。めっそうもない…!~
な、中へどうぞ……▼
(暗転)
(背景:館の室内、左端:オリヴァー、中央右:アイク)
:[オリヴァー]|
ほ、ほう…▼~
……なるほど。~
私に、そのような嫌疑が……~
…………ほほぅ▼
:[アイク]|
身に覚えがないと言い張るのか?▼
:[オリヴァー]|
屋敷中、隅々まで~
お見せしたとおりじゃ!▼~
どこにも、ラグズの姿など~
見あたらなかったであろう!?▼
:[アイク]|
…それは、確かに。▼
:[オリヴァー]|
とんだ疑いをかけられたものじゃ!▼~
このオリヴァーが、~
ラグズの奴隷解放令に~
違反しているなどと…!!▼~
神使様に、きちんとお伝えしてくれ、~
タナス公オリヴァーは清廉潔白だと!▼~
この清く美しい瞳に~
不正のかげりなど見えぬであろう?▼~
(オリヴァー中央左に詰め寄る)
のお!? のおっ!?▼
:[アイク]|
……っと~
やめろ、そんなに顔を近づけるな!▼
(オリヴァー左端に移動、右端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
…仕方ありません、~
1度退いたほうがよさそうですね……▼
:[???]|(声のみ)~
こ、こら、~
待たぬかっ!!▼
:[アイク]|
!▼
(オリヴァー消え、左端にベグニオン兵・中央左にミスト登場)
:[ミスト]|
お、お兄ちゃんっ!!▼
:[アイク]|
ミスト、どうした?▼
:[ミスト]|
こ、この館の1番上の方の部屋…~
鳥翼族の人がいたよ!▼~
窓から飛び出そうとしてたけど、~
なんか無理やり、部屋に連れ戻されちゃった。▼
(ベグニオン兵消え、左端にオリヴァー登場)
:[オリヴァー]|
な! ななっ!~
なにを申すのじゃ、この小娘めっ!!▼
:[セネリオ]|
……鳥翼族ですか。~
他に特徴は?▼
:[ミスト]|
えっと、髪が長いの!~
こう、きらきら~って金髪でね。~
肌なんか、すけるように白くって…▼~
あ! あと、羽も真っ白だったよ!▼
(ミスト消え、中央左にティアマト登場)
:[アイク]|
間違いないか、ティアマト?▼
:[ティアマト]|
ええ。私も見たわ。▼
(ティアマト消える)
:[セネリオ]|
では、この屋敷にいるのは~
サギの民ということですね。▼~
文献によると白羽を持つのは~
サギの王族だけですから。▼
:[アイク]|
……どうやら、~
俺たちが見てない部屋があるようだな?▼~
どうする?~
おとなしく案内するか…▼
:[オリヴァー]|
…………衛兵っ!▼~
こやつらを始末せよ!~
1人も生かして帰すでないぞ!!▼
(オリヴァー消える)
:[アイク]|
やっぱり、そうくるか。~
みんな、入って来い!!▼
**進撃前 [#f7d59d8b]
【タナス公爵別邸】
(マップ画面:館内に衛兵が配置され、何者かが画面右上方向...
:[ダラハウ]|(上段)~
……戦いの合図……▼
:[キマーシ]|(上段)~
オリヴァー様の館を荒らす~
不心得者どもが!~
我が槍の錆となれ!!▼
(出撃開始)
**進撃後 [#x44d8170]
***ダラハウ初戦時 [#u2b0e504]
:[ダラハウ]|
許してちょうだいね~~
なるべく手加減するからね~。▼
***ダラハウ初戦時(子供の場合) [#e7d0d666]
:[ダラハウ]|
だめ、だめ!~
ダラハウ子供とは戦えないのよ~。~
ちゃんと話し合うのよ~。▼
***会話(セネリオ→ダラハウ) [#t6742662]
:[ダラハウ]|(上段)~
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[セネリオ]|(下段)~
……なんですか、~
あなたは、いったい?▼
:[ダラハウ]|
ダラハウはあなたじゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[セネリオ]|
……それで?▼~
だから見逃してくれとでも~
言いたいんですか?▼
:[ダラハウ]|
待つのよ、待つのよ~、~
ダラハウ子供とは戦えないのよ~▼
:[セネリオ]|
………………~
……だったら、こちら側に~
寝返るというのはどうですか?▼~
グレイル傭兵団に入団するなら、~
働きに応じた報酬も出します。▼
:[ダラハウ]|
それは、名案ね~。~
ぜひそうさせてもらうのよ~。▼
:[セネリオ]|
契約成立ですね。~
アイク団長には、~
僕から話を通しておきます。▼~
では、しっかり働いてください。▼
:[ダラハウ]|
わかったのよ~。~
ダラハウがんばるのよ~。▼
***会話(トパック→ダラハウ) [#e8e79fec]
:[ダラハウ]|(上段)
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[トパック]|(下段)
な、なんだよおっさん?~
いきなりビックリさせんなよ。▼
:[ダラハウ]|
ダラハウはおっさんじゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[トパック]|
タダ働き……?~
そうか…あんたもここで~
奴隷にされてるのか……▼~
なあ! おいら、~
あんたを助けにきたんだ。▼~
おいらたちといっしょに戦おうぜ!~
自由を取り戻すんだ!▼
:[ダラハウ]|
よくわからないけど、~
助けてくれるならお礼しないとね~。~
ダラハウ仁義の人だから~。▼
***会話(ヨファ→ダラハウ) [#w671b24f]
:[ダラハウ]|(上段)~
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[ヨファ]|(下段)~
え?~
おじさん……誰?▼
:[ダラハウ]|
ダラハウはおじさんじゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[ヨファ]|
そうなんだ。~
……かわいそう。▼
:[ダラハウ]|
せちがらい世の中なのね~。~
ところで、ぼうやは~
どうしてここに来たの~?▼
:[ヨファ]|
…えっとね……▼~
ラグズの鳥さんが捕まってるんだよ。~
それを助けに来たんだ。▼~
タナス公って人はラグズを~
奴隷にしている悪い人だから、~
ぼくたちが、やっつけてやるんだ!▼
:[ダラハウ]|
奴隷? それはいけないのよ~~
痛くて辛いこと、~
ダラハウゆるさないのよ~▼
:[ヨファ]|
じゃあさ、おじさんも~
ぼくたちの仲間になる?▼
:[ダラハウ]|
もちろんなのよ~。~
ダラハウ正義の味方なのよ~。▼
***会話(サザ→ダラハウ) [#h11f8a4d]
:[ダラハウ]|(上段)~
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[サザ]|(下段)~
……あんたは?▼
:[ダラハウ]|
ダラハウはあんたじゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[サザ]|
そうなのか……~
気の毒だけど、俺も仕事なんだ。~
手加減なしでいかせてもらう…!▼
:[ダラハウ]|
待つのよ、待つのよ~、~
ダラハウ子供とは戦えないのよ~▼
:[サザ]|
……▼~
だったら、こっち側に寝返ってくれ。~
そうすれば俺も、~
あんたを殺さずにすむ。▼
:[ダラハウ]|
わかったのよ~。~
ダラハウ子供の味方なのよ~▼
***会話(ミスト→ダラハウ) [#i2c55110]
:[ダラハウ]|(上段)~
あれあれ~ だめなのよ~。~
子供が戦ったりしちゃ~
いけないのよ~。▼
:[ミスト]|(下段)~
だ、誰?~
ここの衛兵じゃないの?▼
:[ダラハウ]|
ダラハウは衛兵じゃないのよ~。~
きれいな庭、うろうろしてたら~
捕まっちゃったのよ~。▼~
罰としてここで~
1年間タダ働きなのよ~。▼
:[ミスト]|
そうなんだ……かわいそう。~
でもね、黙って~
言いなりになる必要ないよ!▼~
だって、この館のタナス公って…~
罪もないラグズを捕まえて~
奴隷にしている悪い人だもん。▼
:[ダラハウ]|
奴隷? それはいけないのよ~。~
痛くて辛いこと、~
ダラハウゆるさないのよ~。▼
:[ミスト]|
じゃあ、おじさんも~
私たちと来ない?~
悪いやつを、いっしょにぶっとばそう!▼
:[ダラハウ]|
わかったのよ~。~
ダラハウ正義の味方なのよ~。▼
***キマーシ初戦時 [#h54316b2]
:[キマーシ]|(上段)~
ここは我が主~
タナス公オリヴァー様の領地であるぞ。▼~
オリヴァー様の御機嫌を損ねた愚か者は~
生きて館から出られぬと知れ!▼
***キマーシ初戦時〈アイクで攻撃の場合〉 [#a8ffe3b1]
:[アイク]|(上段)~
無用な争いは避けたい。~
部下に命じて降伏させろ!▼~
神使に背いてまで、~
タナス公に従うつもりか?
:[キマーシ]|(下段)~
神使サナキ様に逆らうなど……~
畏れ多いことは露ほども思わぬ。▼~
………ただ無能な使者が賊に襲われ、~
王宮へ2度と戻らぬだけのこと……▼
:[アイク]|
…それが、おまえの答えか。▼
***キマーシ初戦時〈獣牙族で攻撃の場合〉 [#j35c4201]
:[キマーシ]|(上段)~
下賤なる獣め…~
この館を汚すでないわ!▼
***キマーシ撃破時 [#jc1dbdb1]
:[キマーシ]|(上段)~
な、なんとしたことか……~
これが…悪事と知りつつ加担した…~
……報い…か………▼
**クリア後 [#cf3cf493]
***拒絶 [#w6a3312d]
(背景:館の室内、右端:リュシオン)
(バタンという音がする)
:[リュシオン]|
!!▼
(左端のオリヴァー登場)
:[オリヴァー]|
おぉ、私の美しい小鳥よ!~
怖くないぞ。~
いっしょに逃げような。▼
:[リュシオン]|
近寄るな!~
汚らわしい!!▼
(画面白く光る)
:[リュシオン]|
……っつ!▼
(オリヴァー中央右に移動、リュシオンのまん前に来る)
:[オリヴァー]|
おとなしくついてこい!~
そなたは、私のものじゃ…▼~
渡さんぞ。~
誰にも渡すものか……▼
:[リュシオン]|
……死んでも、おまえの~
言いなりになどなるものか!▼
(リュシオン消える)
(画面:ドンドンドンという音と共に揺れる)
:[???]|(声のみ)~
おいっ!~
どこに行った、タナス公爵!?▼~
………ここか!?▼
(バンという音と共に画面大きく揺れる)
(オリヴァー中央に移動し振り返る)
:[オリヴァー]|
……ちっ……!~
く、くそう…………▼
(暗転)
(背景:同じ、左端:アイク)
:[アイク]|
タナス公爵…っ!▼
(右端にリュシオン登場)
:[リュシオン]|
………▼
:[アイク]|
!!▼~
・・・あんたが、セリノスの……▼~
無事だったか?~
俺たちは、あんたを助けに来たんだ。~
そのケガは、あの男にやられたのか?▼~
(アイク中央左に移動)~
すぐに手当てを…▼
:[リュシオン]|
…来るなっ!!▼
:[アイク]|
!▼
:[リュシオン]|
………私に近寄るな……~
ニンゲンめ……!▼
(暗転)
***セリノスの虐殺 [#ya58926b]
【大神殿マナイル】
(背景:神殿廊下、中央左:シグルーン、右端:アイク)
:[アイク]|
グレイル傭兵団、戻った!▼
:[シグルーン]|
おつかれさまでした。~
首尾はどうでした?▼~
何か有力な証拠などは掴めまして?▼
:[アイク]|
神使は、どこだ?▼
:[シグルーン]|
アイク殿…?▼
:[アイク]|
神使に直接、聞きたいことがある。~
どこにいるんだ?▼
:[シグルーン]|
サナキ様は、庭園にて~
エリンシア姫とご歓談中ですわ。▼~
お目通りがかなうかどうか、~
すぐに確かめて参ります。~
アイク殿はここでお待ちに……▼
:[アイク]|
庭か…!▼
(アイク消える)
:[シグルーン]|
あ、アイク殿!?~
勝手なことをされては困ります…!▼
(暗転)
(背景:中庭の回廊、中央右:アイク)
:[アイク]|
神使…!▼
(中央左にサナキ登場)
:[サナキ]|
!? なんじゃ、そなた!~
案内も乞わず現れるなど、~
なんと不調法な振る舞いを……▼
(左端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
どうなさったのですか、アイク様…?▼
:[アイク]|
……全部、聞かせろ。▼
:[サナキ]|
なにを申しておるのじゃ?▼
(右端にシグルーン登場)
:[シグルーン]|
アイク殿!~
神使様に対する無礼は許しませんよ!!▼
:[アイク]|
20年前…セリノスで~
何が起きたのかが…知りたい。▼
:[サナキ]|
な…!!▼
:[シグルーン]|
!▼
:[エリンシア]|
……20年前の…出来事……?▼
(暗転)
(背景:神殿玉座前、左端:シグルーン、中央左:サナキ、中...
:[サナキ]|
……サギの民が…~
セリノスの王族が……~
生きていたというのか…?▼~
…まさか…そんなことが……▼
:[シグルーン]|
サナキ様……▼
:[アイク]|
…………▼
:[サナキ]|
…どう話せばよいか。~
あれは、とても……~
……難しい問題なのじゃ……▼
(エリンシア消え、右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
……ことのほか、話が進まないご様子だ。▼~
まず、私のほうから~
世間一般に知られる事実を~
お話ししたいと思いますが…かまいませんか?▼
:[サナキ]|
そなたは…?▼
:[アイク]|
俺の仲間だ。~
ナーシル、何か知っているなら話してくれ。~
それを聞いてから、神使に説明してもらおう。▼~
……それで問題ないな?▼
:[サナキ]|
……うむ……▼
:[ナーシル]|
きっかけは、ベグニオン先代神使の~
暗殺事件……▼~
時は20年前…折しも奴隷解放宣言がなされた~
ちょうど1年後の話だ。▼~
その代の神使ミサハ殿は、歴代神使の中で~
もっとも国民に崇拝されていた。▼~
その神使が暗殺されたんだ。~
絶望にうちひしがれる国民たち…~
ベグニオン中が暗く沈んでいた。▼~
そこに、1つの噂が流れた。~
『セリノスのサギどもの仕業』だと…▼~
その噂はまたたくまに~
ベグニオン王都中に広まったそうだ。▼~
ある夜…事件が起きた。~
民衆が暴徒と化し、にっくき仇の住処である~
セリノスの森に赴き…火を放った。▼~
暴動は三昼夜続き…セリノスのサギの民は~
その全てが……失われた。▼
(ナーシル消え、右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
……ただの噂だったのでしょう?~
なぜ、そんなことに……▼
:[サナキ]|
……▼
(エリンシア消え、右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
神使殿?~
お話しにならないと。▼~
あなたは、このベグニオンの皇帝でもある。~
国民のやったことに責任を負う存在でしょう?▼
:[サナキ]|
……えん罪だったのじゃ。▼
:[アイク]|
…先代神使を暗殺したのは、~
セリノスの者じゃなかったんだな?▼
:[サナキ]|
…そうじゃ。▼
:[ナーシル]|
サギの民は、戦う術を持たない。~
森と調和し、女神への祈りを捧げる生活を~
守り抜いてきた種族……▼~
彼らは力を、他のラグズのように戦闘用に~
発達させなかったんだ。▼~
ある程度の知識のある者であれば、~
それぐらいのことは知っている。▼~
少なくとも、ベグニオンに住む者は、~
その事実を知っていたはず……▼~
しかし、神使を失い、悲嘆にくれる民衆には~
真実なんてどうでもよかったんだよ。▼~
自分達の行き場のない怒りと絶望を~
発散させられれば、それでよかった。~
そうですよね、神使殿。▼
(ナーシル消え、右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
! ナーシル様っ!!~
そんな言い方…っ▼
:[サナキ]|
よいのじゃ、エリンシア姫。~
……その者は嘘はついておらん。▼
(エリンシア消え、右端にナーシル登場)
:[ナーシル]|
…アイク、フェニキスの鳥翼族は~
ベグニオン船相手にだけ~
海賊行為をおこなうんだ。▼~
キルヴァスのカラスたちは、~
積荷が目当てだから、無差別だけど…~
フェニキスのタカの民は、▼~
同胞セリノスへのえん罪と虐殺に~
抗議を続けているんだよ…。▼
:[アイク]|
……オリヴァーの館にいたサギの民は…~
助けようとした俺の手を払った。▼~
強い憎しみの目で、おれを見据えていた。▼~
そいつが、窓から飛び立つ時に言ったんだ。▼~
『セリノスの大虐殺を忘れるな』と。~
『20年前、おまえたちがしたことを~
私は決して許さない…!』…とな。▼
:[サナキ]|
…………▼~
言い訳にしか聞こえぬだろうが、~
我が国民もみな、あの一件については~
悔いておるのじゃ。▼~
主たるサギの民を失くし…~
色を失った森を見るたび……~
自分達の大罪に怯えておる。▼
:[ナーシル]|
神使殿…あなたは立派ですよ。▼~
元老院の多くは、セリノスのことなど~
記憶の彼方に追いやり、~
そんなことはありもしなかったのだと…▼~
そういう態度なのでしょう?▼~
だけどあなたは違う……~
…国民のやったことに対し~
責任をとろうとしておられる。▼~
きちんと償おうと思うからこそ、~
ラグズの奴隷解放について独自に調べ…▼~
よそ者であるアイクの傭兵団を使ってまで~
摘発しようとしたんじゃないですか?▼
:[サナキ]|
…………~
エリンシア姫。▼
(ナーシル消え、右端にエリンシア登場)
:[エリンシア]|
はい。▼
:[サナキ]|
あと1度だけ、そなたの護衛の手を借りたい。~
許してもらえるだろうか?▼
:[エリンシア]|
それは……~
アイク様たちがよろしければ、~
私に異存はありませんが。▼
:[アイク]|
…内容次第だ。▼
:[サナキ]|
そなたが会ったというサギの民を…~
捜しだしてほしい。▼~
会って、言葉をかわしてみたい……▼
:[アイク]|
そういうことなら、まかせろ。~
どのみち、オリヴァーの奴は~
捕まえそこねたんだ。▼~
そっちとあわせて面倒みる。▼
:[サナキ]|
……頼んだぞ。▼
*コメント [#yd17cffe]
- マニアックでプレイすると ダラハウの移動範囲内に説得でき...
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