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章別会話/クリミア軍進撃
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**オープニング-1 [#hbe618d2]
【大神殿マナイル】
(背景:神殿玉座前、中央左:サナキ、中央右:エリンシア、...
:[サナキ]|
よくやってくれた、アイク。▼~
そなたたちの働きによって、~
我がベグニオンの苦慮する~
長年の咎が…僅かなれど解決した。▼~
そこで…かねてよりの約束どおり、~
ベグニオンの、クリミア再興への支援…~
間違いなく行われようぞ。▼~
宰相たるセフェランが戻らぬゆえ、~
国を挙げてというわけには参らぬが……~
わたしの動かせる兵をそなたたちに貸し与える。▼~
好きに使うがよいぞ。▼
:[アイク]|
わかった。~
よかったな、エリンシア姫。▼
:[エリンシア]|
は、はい。▼
:[サナキ]|
…今回のことで、よく分かった。~
やはり、この大地にラグズは必要なのだ。▼~
ベオクとラグズは手をとりあって~
生きていくべきものなのだろう。▼~
先代神使たる我が祖母も…~
父母もそれを望んでおられた。▼~
エリンシア姫。~
そなたの父、クリミア王ラモン殿こそ~
親ラグズの先駆者であった。▼~
ラグズ共存の道……~
わたしも元老院に提案してみようと思う。▼~
すぐには聞き入れられぬだろうが、~
もう、見て見ぬふりは許さぬ。▼~
エリンシア姫、必ずやクリミアを~
再興するのじゃ。▼~
そして、わたしと手を取り合って~
この世界を変えてゆこうぞ。▼
:[エリンシア]|
サナキ様…▼~
なんともったいないお言葉……~
亡き父も、どんなに喜ぶことでしょう。▼
:[アイク]|
…俺は、用済みだな。~
話が終わるまで外で待っているぞ。▼
~(アイク消える)
:[サナキ]|
こら、待たぬか。~
まだ用は終わっておらん。▼
~(右端にアイク現れる)
:[アイク]|
なんだ?▼
:[サナキ]|
…相変わらずせっかちな奴じゃの。▼~
よいか、アイク。~
そなたがクリミア再興軍の一員となるなら、~
それなりの身分が必要となる。▼
:[アイク]|
貴族の仲間になれって話なら、断るぞ。~
俺の柄じゃない。▼
:[サナキ]|
それが、そういうわけにはいかんのじゃ。~
我が国が貸し与える軍を率いるのが、~
一介の名もない傭兵であっては、困る。▼~
第一、兵もまとまらんしな。~
観念して、エリンシア姫から~
爵位を授かるのじゃ。▼
~(サナキ・エリンシア消える)
:[アイク]|
…ったく。いちいち面倒だな…▼
~(中央左にエリンシア現れる)
:[エリンシア]|
も、申し訳ありません。~
どうしてもお嫌でしたら、無理強いはできませんが…▼
:[アイク]|
いや、必要なことならやらないとな。▼~
どうすればいい?▼
:[エリンシア]|
あの、私に…~
アイク様の剣を貸していただけませんか?▼~
…ありがとうございます。▼~
それから、その…~
ひざまずいていただけますか?▼~
(アイク消える)~
す、すみません。▼~
では…始めます。▼~
『なんじ、アイク―――▼~
クリミア王女の名におき~
騎士としての地位と~
爵位を与えるものとする』▼
~(アイク、ロードにクラスチェンジ)
~(背景:同じ、中央左:エリンシア、中央右:アイク)~
:[エリンシア]|
こ、これで終わりです。▼
:[アイク]|
なんか、妙な感じだな。▼
~(左端にサナキ登場)
:[サナキ]|
ほう、それなりに~
様になっておるようじゃな。▼
~(右端にシグルーン登場)
:[シグルーン]|
お似合いですよ。▼
:[エリンシア]|
ええ、とても…▼
:[アイク]|
そうか?~
まあ、別にどうでもいいけどな。▼
~(暗転)
**ナレーション [#a1c0390e]
(画面:大陸の地図)
ベグニオン帝国内西方の大森林地帯。*
かつて、そこには~
鳥翼族サギの民が暮らす国~
セリノス王国があった。*
~(画面:地図から暗黒の森の風景に変わる)
セリノス大虐殺―――~
その直後より色を失った森は~
まるで女神の嘆きそのものに思えた。*
信心深いベグニオンの民は~
二十年もの長い歳月の間、~
自分たちの犯した罪に怯え震えていた。*
~(画面右にサナキの画像)
ベグニオン皇帝たる神使サナキは~
民の心情を代弁するべく、*
~(画面左上にリュシオン・左下にリアーネの画像)
セリノスの僅かな生き残り~
サギの民の王子・王女を前に、その膝を折る。*
国対国ではなく、同じ大陸に暮らす~
仲間への心からの謝罪。~
あの大虐殺を許す事はできない。*
しかし、憎しみの心は憎しみを生む。~
どこかで断ち切らねば、~
悲しみの連鎖は永遠に終わらない。*
そう考えたサギの民は、~
神使の謝罪を受け入れ……*
~(画面:緑の森)
そして~
セリノスの森はかつての姿を取り戻した。*
~(画面:大陸の地図)
この時のアイクたちの功績により、~
王女エリンシアには~
ベグニオンより一軍が貸し与えられることとなった。*
~(画面左にアイクの画像)
平民の出ながらも~
王女より爵位を与えられたアイクが~
軍の指揮を任される。*
この年、最初の雪が降り積もる中、~
将となったアイクが率いる~
一軍―――クリミア正規軍は*
険しい峰を連ねるベグニオン=デイン国境へ~
進撃を開始した。*
**オープニング-2 [#b887026f]
(背景:玉座前、左端:漆黒の騎士、中央右:アシュナード)~
:[アシュナード]|
…そうか、やつらが~
ベグニオンを発ったか。▼
:[漆黒の騎士]|
【虫】のもたらした情報では、~
ベグニオンの一軍を借り受け、▼~
クリミア再興軍として、陸路~
デインを抜け、クリミアへ~
攻め上るつもりであるとか。▼
:[アシュナード]|
ほう、デインを横切るというのか。▼~
たかが一軍を擁したところで、~
核となるのは、たった十余の~
傭兵どもであろうにな。▼~
ガウェインの息子か…~
あやつに匹敵する力を持つのか?▼
:[漆黒の騎士]|
いえ…まだ若く、~
足元にも及ばぬでしょう。▼
:[アシュナード]|
フン、つまらぬな。▼
:[漆黒の騎士]|
剣の腕は未熟ながら、不思議と…~
人をひきつける才があるようです。▼~
その証拠に、ベグニオン神使だけではなく~
セリノスの生き残り、そして~
フェニキス王の信頼までも得たとか。▼
:[アシュナード]|
セリノスの…?~
まだ生き残りがいたのか?▼
:[漆黒の騎士]|
どうやら王族が2人いる様子です。▼
:[アシュナード]|
フ……~
これは、また上手くお膳立てされたものだ。▼~
どちらか片方でよい、手に入れろ。~
そして、メダリオンと共に我が手に戻せ。▼
:[漆黒の騎士]|
……御意。▼
~(暗転)
~(背景:雪原、左端:アイク、中央左:タニス)~
:[タニス]|
あの長城をこえれば~
いよいよデイン王国だ。▼~
建物の上部を見ろ。~
デイン側の竜騎士数隊が、~
偵察のため出撃している。▼~
(タニス中央右に移動し、アイクの方を振り向く)~
アイク将軍、おぬしたちは~
竜騎士と相対したことがあるか?▼
:[アイク]|
回数は、あまりないな。▼~
だが、キルヴァスのカラスたちの方が~
やっかいだったように思う。▼
:[タニス]|
…では、まだ真の竜騎士とは~
戦ったことがないのだな。▼
:[アイク]|
…どういう意味だ?▼
:[タニス]|
今、見えている奴らがそうなのかはわからんが…~
デインには、元ベグニオンの~
宮廷騎士団に所属した部隊がいるはずだ。▼~
訳あってたもとを分かったが……~
彼らは相当、強いぞ。▼
:[アイク]|
神使があんたを遣わしてくれたのは、~
そのためだったのか…▼
:[タニス]|
そうだ。聖天馬騎士であれば、~
竜騎士にもひけをとることはない。~
空には…空の戦い方があるからな。▼
:[アイク]|
俺たちは陸専門だからな。~
その辺はまかせていいか?▼
:[タニス]|
うむ。神使親衛隊の~
名に恥じぬ戦いをお目にかけよう。▼
~(暗転)
~(戦績表示及び講評)
~(拠点メニュー)
**情報 [#n044d8a4]
***<兵士 ☆☆> [#u70c931a]
(背景:天幕内、左端:ベグニオン兵、中央右:アイク)
:[ベグニオン兵]|
アイク将軍。~
全兵、準備完了しております。▼
:[アイク]|
…そのまま、待機しててもらえるか?▼
:[ベグニオン兵]|
集合がかかるまで、~
天幕に控えて待機でしょうか。▼~
それとも、整列し陣形を整えた上で、~
待機していればよろしいでしょうか。▼
:[アイク]|
……天幕で控えててくれればいい。~
用意ができたら声をかける。▼
:[ベグニオン兵]|
はっ!▼
~(ベグニオン兵消える)
:[アイク]|
………▼
(左端に別のベグニオン兵登場)
:[ベグニオン兵]|
失礼します!▼~
全軍待機の指令を受けましたが、~
タニス将軍の天馬部隊も~
待機でよろしいのでしょうか?▼
:[アイク]|
…それも、俺が決めるのか?▼
:[ベグニオン兵]|
……アイク将軍が、~
全軍の指揮をとられると~
うかがっております。▼~
我々は、将軍の指令に従います。▼
:[アイク]|
…………~
タニス将軍の部隊は、~
タニス将軍の自由にしてよし。▼
:[ベグニオン兵]|
了解しました!▼~
タニス将軍の天馬部隊は、~
タニス将軍の『援軍』要請によってのみ~
出動するようにという指令、▼~
確かに承りました!▼~
失礼します!▼
~(ベグニオン兵消える)
:[アイク]|
………▼
***<タニス ☆> [#h4e06dac]
(背景:降雪中の天幕前、中央左:タニス、中央右:アイク)
:[アイク]|
タニス、ちょっといいか。▼
:[タニス]|
…アイク将軍。~
どうした。何か問題でも?▼
:[アイク]|
あんたなら~
知っているかと思ってな。▼
:[タニス]|
?▼
:[アイク]|
この先、戦うことになる…~
デイン王とは、どんな奴なんだ?▼
:[タニス]|
私も、直に戦ったことはない。~
だから具体的な強さなどは語れないが、~
それでも構わないか?▼
:[アイク]|
ああ。とりあえず、~
なんでも聞かせてくれ。▼
:[タニス]|
……アシュナードが即位したのは、~
確か…18年前のはずだ。▼~
デイン王都ネヴァサ周辺で~
ひどい流行り病があって…~
人が大勢死んだ翌年だったと記憶している。▼~
テリウス大陸史においても、▼~
戦以外で、あれほど多く~
立て続けにベオクやラグズが死んだのは……~
創始の大洪水以来だったろうな。▼~
20年前のベグニオンでは、~
セリノス王国の民がほぼ失われ…▼~
19年前のデインでは、~
王族を含め1000に届く数の~
ベオクが死んだと言うのだからな。▼
:[アイク]|
デインの王族も死んでいたのか。▼
:[タニス]|
…当時の国王、妃、20人近くいたはずの~
王子、王女が…ことごとく亡くなった。▼~
ベグニオンでも、デイン王家は~
血の断絶がおきるのではないかとの噂が~
ひっきりなしに流れていた。▼
:[アイク]|
だが、アシュナードは生き残った。▼
:[タニス]|
そうだ。だがそれまでは…▼~
王位継承には名の挙がることがなかったほど、~
王位には遠い存在だったようだ。~
別のところで、名だけは、よく知られていたがね。▼
:[アイク]|
どこだ?▼
:[タニス]|
戦場だ。▼~
―――デインに猛将あり。~
王子アシュナードの前では、~
聖騎士一兵団でも霞む…とね。▼~
ベグニオンとデインは、~
互いに領土拡大を巡り何度も~
ぶつかっていたからな。▼~
比較的温厚な性質を持っていた~
デイン前国王の時代に、▼~
彼らが僅かながらも、我が~
ベグニオンの領地を削り取ったのは…▼~
ひとえにアシュナードの~
力があったからと言っても~
過言ではなかったようだ。▼
:[アイク]|
…………▼
:[タニス]|
すまんな、思ったより~
長話をしてしまったようだ。▼~
そろそろ、出撃の準備に~
戻ったほうがいいだろう。▼
:[アイク]|
参考になった。~
機会があればまた話してくれ。▼
:[タニス]|
わかった。▼
***<トパック ☆> [#ib49464d]
(背景:降雪中の天幕前、中央左:アイク、中央右:トパック...
:[トパック]|
アイク!~
おいらたち、どの部隊に入ればいいんだ?~
まだ指示をもらってないぜ?▼
:[アイク]|
トパック、ムワリム。~
何度も言うようだが…~
本当によかったんだな?▼
:[トパック]|
そう何度も言われるおいらたちって……~
もしかしてお荷物なのか?~
とか、かんぐっちまいそう。▼
:[アイク]|
いや、そうじゃないが。~
…はっきり言って、~
無謀な戦いを仕掛けようとしている。▼~
クリミアに縁のない者は~
なるべく関わらないほうがいい。▼
:[トパック]|
無謀な戦いなら、~
おいらたちの奴隷解放運動だって~
ずっとそうだったぜ。▼~
な、ムワリム?▼
:[ムワリム]|
そうです。▼~
ですが…アイク殿たちが~
ベグニオンを訪れたことによって~
事態は一変しました。▼
:[アイク]|
確かに、神使が…ラグズ奴隷の件は~
徹底的に調べて、奴隷が1人もいなくなるまで~
責任を持つと確約してくれた。▼~
だから、おまえたちは、~
もう戦わなくていいんだぞ?~
それをわざわざ…▼
:[トパック]|
アイクたちと、いっしょに~
戦いたいんだよ。~
助けになりたいんだって!▼
:[ムワリム]|
この戦いに加わることを希望するのは、~
坊ちゃんと私の自由です。▼~
…それを、はね付けるかどうかは、~
アイク殿の自由であるように。▼
:[アイク]|
…本音を言うと、~
こちらから頭を下げてでも~
力を貸して欲しい。2人とも、な。▼
:[ムワリム]|
はい。▼
:[トパック]|
へへ まかせときなって!▼
**進撃前 [#uc749f99]
***トレガレン長城1 [#u74ca94c]
(背景:雪原、中央左:エリンシア、中央右:アイク)~
:[エリンシア]|
アイク様…~
ご出陣なさるのですか?▼
:[アイク]|
そうだ。~
敵はまだ、俺たちが動き出したことを~
知らないはずだ。▼~
奇襲をかけて、一気に長城を陥落させる。~
姫は本営で待機していてくれ。▼
:[エリンシア]|
はい……▼
:[アイク]|
そんな不安そうな顔しないで、~
どっしり構えてろ。~
あんたはこの軍の旗印なんだ。▼
:[エリンシア]|
それは分かっています。~
でも…アイク様……▼
:[アイク]|
軍としてぶつかるのは初めてでも、~
デイン軍とは何度かやりあっている。▼~
…勝ってくるさ。~
初戦から負けるわけにはいかないからな。▼
:[エリンシア]|
・・・信じてお待ちしています。~
どうか、お気をつけて……▼
'''(暗転)'''
(マップ画面:長城前)~
:[アイク](上段)|
じゃあ、行くか。~
全軍出陣…▼
:[エリンシア](中段)|
待ってください、アイク様!▼~
…上空に何か……!▼
:[アイク](上段)|
あれは…▼
~(マップ画面、南方向から鳥翼族飛来)
:[ティバーン](上段)|
よぉ。いよいよクリミア軍として~
デインに向かうんだってな。▼
:[アイク](下段)|
そっちも、国に帰るんだろう?~
白サギの兄妹もいっしょに。▼
:[ティバーン](上段)|
俺は、そのつもりだったんだが…▼~
どうしても、おまえたちに~
ついて行きたいって、~
だだをこねる奴がいてな。▼
:[リュシオン](上段)|
…ベオクが礼をつくしたのです。~
我らも、義に背くわけにはいきません。▼~
そうだろう、リアーネ?▼
:[リアーネ](中段)|
(ウン、ニイサマ。)▼
:[リュシオン](上段)|
アイク、といったな。▼
:[アイク](下段)|
ああ。▼
:[リュシオン](上段)|
私も妹も…おまえに危機を救われた。~
我らサギの民は、義と礼を重んじる。▼~
おまえに恩を返さなくてはならない。▼
:[アイク](下段)|
別に無理をしなくてもいい。▼
:[リュシオン](上段)|
私たちは【呪歌謡い】…~
戦うことはできないが、~
相手に力を与えることができる。▼~
おまえが望むのであれば…~
私は、おまえと共に行く。~
妹の分も、恩に報いよう。▼
:[アイク](下段)|
……▼
※<仲間に入れる><断る>の選択肢が発生~
***<仲間に入れる>を選択の場合 [#y00bf9e1]
:[アイク](下段)|
…せっかく会えた~
妹の傍にいてやらなくていいのか?▼
:[リュシオン](上段)|
リアーネも、承知している。▼
:[アイク](下段)|
そうか。~
だったら、頼む。▼
:[リュシオン](上段)|
わかった。▼~
我が民の誇りにかけて、~
おまえの力になることを誓う。▼
:[ティバーン](下段)|
決まりだな。~
俺からも、護衛をつけよう。~
ヤナフ!▼
:[ヤナフ](中段)|
はい、はーい!▼
:[ティバーン](下段)|
クリミア軍に同行し、~
リュシオンを守れ。▼
:[ヤナフ](中段)|
おまかせください!▼
:[ティバーン](下段)|
ウルキ、おまえもだ。~
いいな?▼
:[ウルキ](中段)|
…もちろんです。▼
:[リュシオン](上段)|
ティバーン!~
そんなことまでは、~
してもらえない…!!▼~
リアーネと…父上のことも~
お願いしているのに……▼
:[ティバーン](下段)|
この20年…~
おまえがどんな気持ちで~
フェニキスにいたか知っている。▼~
こんなことしか~
してやれなくて、悪い。▼
:[リュシオン](上段)|
…ティバーン。~
感謝します。心から…~
あなたに。▼
:[アイク](上段)|
フェニキス王、~
リュシオンのことは任せてくれ。▼~
クリミアを取り戻したら、~
必ず無事、フェニキスに帰す。▼
:[ティバーン](下段)|
その言葉を信じよう。▼~
これで、おまえたちと~
タカの民、サギの民の間には~
深いきずなができた。▼~
もし、困った事態に陥った時は~
俺を呼ぶがいい。▼~
なにがあっても飛んでいこう。~
文字通りな。▼
~(マップ画面、ティバーンとリアーネ飛び去る)
***<断る>を選択の場合 [#n7137f80]
:[アイク](下段)|
せっかくだが、遠慮しておく。▼
:[リュシオン](上段)|
何故だ?▼~
私では…役に立たないということか?▼
:[アイク](下段)|
そうじゃない。▼~
リュシオン、あんた…~
せっかく妹に会えたんだろ。~
側にいてやるほうがいい。▼
~(注:仲間にする場合の“傍”と使い分けしているらしい?)
:[リュシオン](上段)|
! …だが……▼
:[ティバーン](中段)|
リュシオン。~
俺もそのほうがいいと思うぞ。▼~
リアーネとともに、~
ロライゼ様の側にいてやれ。▼
:[リュシオン](上段)|
はい…▼
:[アイク](下段)|
申し出には感謝している。~
気持ちだけ、受け取っておくさ。▼
:[ティバーン](中段)|
…今回のことで、おまえたちと~
タカの民、サギの民の間には~
深いきずなができた。▼~
もし、困った事態に陥った時は~
俺を呼ぶがいい。▼~
なにがあっても飛んでいこう。~
文字通りな。▼
:[リュシオン](上段)|
…せめて、これを受け取ってくれ。▼
:[アイク](下段)|
なんだ?▼
:[リュシオン](上段)|
一族の宝だ。~
…おまえたちの助けとなるだろう。▼
:[アイク](下段)|
わかった。~
ありがとうな。▼
:[リュシオン](上段)|
………では。▼
~<回復の書を手に入れた>
~(鳥翼族全員飛び去る)
***トレガレン長城2(共通会話) [#a84acf70]
:[エリンシア](上段)|
思いがけず、強い味方が~
できたようですね。▼
:[アイク](下段)|
ああ。~
ベオクとラグズ…▼~
獣牙族も鳥翼族も、~
俺たちと何ら変わりない。~
分かり合うことができる。▼
:[エリンシア](上段)|
はい。~
…私も、そう思います。▼
:[アイク](下段)|
じゃあ、今度こそ出発だ!~
全軍、出撃!!▼
~(出撃開始)
**進撃後 [#j4b0d9cb]
***1ターン目開始前 [#o8730d63]
(マップ画面:長城内で敵兵が動く)
(背景:雪原、中央左:ネサラ、右端:カヤッチェ)
:[カヤッチェ]|
クリミア軍がきたようだな。▼~
では、手はずどおり頼むぞ。▼
:[ネサラ]|
…俺のキルヴァス軍本隊は、~
西山上にて待機。▼~
別働隊をここに残し、あんたらに協力させる。~
これで間違いないだろう?▼
:[カヤッチェ]|
う、うむ。▼
~(マップ画面、ネサラ飛び去る)
~(背景:雪原、中央左:カヤッチェ、右端:デイン兵)
:[デイン兵]|
…国王陛下は、いったい~
何をお考えなのでしょう……▼~
あんな、得体の知れない~
半獣の国と手を組むだなどと…▼
:[カヤッチェ]|
……わからん。~
陛下の崇高なお考えが、~
我々に分かろうはずもない。▼~
ただ、確実なことは~
我らは陛下のお望みどおり動く。~
それが全てなのだ。▼
:[デイン兵]|
もちろんでございます!▼
:[カヤッチェ]|
クリミア軍は、自分達の動きが全て~
こちら側に漏れていることを知らん。▼~
ふん! 急ごしらえの…~
ろくに訓練も受けておらぬ~
寄せ集め軍ごときに、何ができるというのだ。▼~
どれほど腕がたつか知らんが…~
たかが傭兵あがりの若造が指揮を~
とっておるような集団だ。▼~
恐るるにたりん。▼
:[デイン兵]|
本物の戦というものを、~
教えてやりましょうぞ!▼~
それで…キルヴァスのカラスどもは~
いかがいたしますか?▼
:[カヤッチェ]|
半獣どもなど、おとりに使えばよい。~
やつらを犠牲にすることで、~
こちら兵の消耗を防ぐのだ。▼
~(“こちらの兵の”の脱字と思われるが原文どおり記載)
:[デイン兵]|
それは名案ですな。▼
:[カヤッチェ]|
よし、では~
全兵に徹底させるのだ。▼
:[デイン兵]|
はっ!▼
~(マップ画面:カヤッチェ階段を駆け上がり、長城内の兵士に...
:[カヤッチェ](上段)|
…貴様、見ない顔だな?▼
:[シノン](中段)|
………▼
:[デイン兵](下段)|
こ、こら!~
こやつめ…~
閣下に頭を下げぬか!!▼
:[シノン](中段)|
……▼
:[カヤッチェ](上段)|
…ずいぶん~
ふてぶてしい態度だな。~
貴様の配下か?▼
:[デイン兵](下段)|
はっ!~
本日付で配属になったばかりの~
新参者で…▼~
なにぶん教育が行き届いておらず、~
誠に申し訳ございません……!!▼
:[カヤッチェ](上段)|
腕が確かだというなら、~
愛想のないことぐらいは目をつぶろう。▼~
私の手柄になるよう、1人でも多く~
クリミア勢を潰してくれたまえ。▼
:[デイン兵](下段)|
はっ!▼
:[シノン](下段)|
…ケッ▼
~(マップ画面、シノン移動)
:[カヤッチェ](上段)|
さあ来い、クリミアの生き残りども!~
デインに逆らうということが~
どういうことか…思い知らせてやろう。▼
***キルヴァス兵の増援出現ターン [#i333955a]
:[ヤナフ](上段)|
…おいおい、なにやってんだ~
あの馬鹿ガラスども。▼
:[ウルキ](中段)|
……デインについたのか?~
…信じられん……。▼
:[リュシオン](下段)|
……私だけでなく、~
ラグズをも裏切ったのか…~
ネサラめ……▼
~*リュシオン、ウルキ、ヤナフの中の出撃しているメンバーで...
(例えば、ヤナフが出撃していなければ、ウルキの台詞がいき...
***会話・ヨファ⇔シノン [#x296c015]
:[ヨファ]|
シノンさん!?▼
:[シノン]|
…ヨファ。▼
:[ヨファ]|
やっぱり、シノンさんだ!▼
:[シノン]|
いっちょまえに、弓構えた格好が~
さまになってんじゃねぇか。▼
:[ヨファ]|
そ、そう? えへへ▼
:[シノン]|
おまえは昔から、筋が良かった。▼~
オレの言ったとおりだったろ。~
鍛え方を考えれば、~
2人の兄貴どもより伸びるってな。▼
:[ヨファ]|
先生が、よかったからだよ。▼
:[シノン]|
そりゃ、そうだ。~
おまえ、そのことを他の奴に~
ばらしてねえだろうな?▼
:[ヨファ]|
うん、言ってない。~
ぼく、約束はちゃんと守るよ。▼
:[シノン]|
そっか。えらいぞ。▼
:[ヨファ]|
へへ~
……ねえ、シノンさん。▼
:[シノン]|
なんだ?▼
:[ヨファ]|
シノンさんは…敵?▼
:[シノン]|
ああ。▼
:[ヨファ]|
………ぅ…っく…▼
:[シノン]|
……泣くな。~
こういうこともあるって~
教えてやったこと、忘れたのか?▼
:[ヨファ]|
…って …だって…~
……ひっ…く…▼
:[シノン]|
……さぁて。師弟対決といくか。▼
***会話・ミスト⇔シノン [#x19dd6d3]
:[ミスト]|
シ、シノン!?~
どうしてデイン軍にいるの…?▼
:[シノン]|
…チッ おまえには~
関係ないだろ。▼
:[ミスト]|
そんな…どうしよう。~
仲間だったシノンと…~
戦えるわけないじゃない……▼
:[シノン]|
甘いこと言ってんじゃねえよ。~
傭兵ってのは、元来、そういう稼業だ。▼~
今のおまえとオレは敵同士。~
やるんなら、やるで~
さっさと始めようぜ?▼
:[ミスト]|
…………▼
:[シノン]|
………▼
:[ミスト]|
やだ。
…やっぱり戦えない。▼
:[シノン]|
チッ じゃあ、どうすんだよ?▼
:[ミスト]|
グレイル傭兵団に戻って。▼
:[シノン]|
はぁぁ!?▼
:[ミスト]|
それがダメなら、クリミア軍に~
雇われて! お願い!!▼
:[シノン]|
ふざけんじゃねえ。~
…どっちにしても、アイクが頭~
やってんじゃねえか。▼
:[ミスト]|
そ、そうだけど…▼
:[シノン]|
何があろうと…~
オレが奴の下につくことはねぇ。▼~
昔のよしみで、今回だけは~
見逃してやるから~
ガキはとっとと戦場から消えな。▼
:[ミスト]|
シノン…▼
:[シノン]|
オレに泣き落としはきかねえぞ。~
いいか、誰が来てもいっしょだからな。▼
:[ミスト]|
…ヨファでも?▼
:[シノン]|
…あぁ。~
じゃあな。次に近くで見かけたら~
遠慮なく、やるからな。▼
***会話・シノン⇔キルロイ [#qf9753b3]
:[キルロイ]|
シノン……!▼
:[シノン]|
……キルロイか。~
チッ 面倒くせえ奴に会っちまったぜ。▼
:[キルロイ]|
よかった……~
帰ってきてくれたんだね!▼~
出て行ったって聞いた時は…~
どうしようかと思ったけど……▼
:[シノン]|
……おいキルロイ、~
何寝惚けてやがる。▼~
オレはな、デインに雇われてんだぜ。~
クリミア側のおまえらは敵なんだよ。▼
:[キルロイ]|
え……?▼~
そ、そんな……まさか……▼
:[シノン]|
考えもしなかったって面だな。~
まったく、お人好しもそこまでいくと~
ただの間抜けだぜ。▼
:[キルロイ]|
シノン……嘘だろう?~
君はそんなことばかり言うけど……~
でも本当は……▼
:[シノン]|
おまえがお人好しなのは~
今に始まったことじゃねえが……▼~
他人までみんなそうだとは、~
思わねえこったな。▼~
オレは~
かつての仲間だろうがなんだろうが~
金になるなら喜んで始末するさ。▼
:[キルロイ]|
シノン……▼~
もしかして、何か僕たちに~
言えない事情があるのか……?▼~
誰かを庇っているとか……~
大切な人を人質にされていて、~
それで仕方なく……とか……▼
:[シノン]|
ねえよそんな事情は!~
おまえはオレを買いかぶりすぎだ。▼~
さっさと失せなキルロイ、~
もたもたしてるとてめえから消すぜ!▼
***シノン初戦時 [#p895d141]
:[シノン]|
……オレの矢は、~
てめえを逃しはしねえぜ?▼
***アイクvsシノン [#p7816937]
:[シノン]|
やっぱりな……~
てめえとはいつかこうなる~
気がしてたぜ、アイク。▼
:[アイク]|
シノン……▼
:[シノン]|
行くぜ!▼
***ティアマトvsシノン [#t6cbd6f5]
:[ティアマト]|
シノン! あなた…~
よりによってデインにつくなんて……▼
:[シノン]|
ひさしぶりだな副長さんよ。~
あんたとはいっつも~
そりが合わなかったが……▼~
オレはあんたの下で働くの、~
嫌いじゃなかったぜ?▼
:[ティアマト]|
私も…あなたの~
その憎まれ口を聞くのは……~
嫌いじゃなかった。▼~
全力を尽くしましょう。~
……お互いに、敬意を払って。▼
:[シノン]|
賛成だ。~
最後にはじめて…意見が合ったな。▼
***オスカーvsシノン [#g7173955]
:[オスカー]|
どうして、デインについたんです?▼~
シノンほどの腕なら…~
ベグニオンに仕官する道だって~
当然、あったはずだ。▼~
それを……なぜ?▼
:[シノン]|
ヘッ~
あんな貴族社会でガッチガチの国に~
仕えてどうするよ?▼~
平民出のオレが、~
どんに戦功あげたところで~
せいぜい、中隊長どまりってとこだろ。▼~
デインは違う。~
実力さえありゃあ、どこまでだって~
登りつめていけるんだからな。▼
:[オスカー]|
出世が、そんなに大事ですか?▼
:[シノン]|
オレにとっちゃあ、全てだ。▼~
さぁて、楽しいお喋りはここまでだ。~
いくぜ?▼
:[オスカー]|
………▼
***ボーレvsシノン [#medf0aeb]
:[ボーレ]|
シノン!~
あんたがどこにつこうが~
おれの知ったこったゃねえ。~
…けど、いくらなんでも~
デインはねえだろうがっ!~
なに考えてんだよ!?▼
:[シノン]|
……ったく、~
相変わらずやかましい野郎だな。~
いいか、今のデインはなぁ、~
仕えるにゃ最高の国だぜ?~
金払いはいいし…なんたって~
力で身分の壁ってのが越えられる。~
なんなら、おまえもこっち来るか?▼
:[ボーレ]|
っざけんなっ!!▼
:[シノン]|
じゃあ、仕方ねえな。~
昔のよしみで、オレ直々に~
大人の戦い方ってのを教えてやるよー~
授業料には、命賭けてもらうけどな。▼
:[ボーレ]|
言ってろ!~
その曲がった根性…~
おれがたたき直してやる!!▼
***キルロイvsシノン [#v4616874]
:[キルロイ](上)|
もうやめよう、シノン!~
……グレイル団長だって、~
こんなことを望んではいな……▼
:[シノン](下)|
黙れよ、キルロイ。~
説教を聞く気分じゃねえ。▼~
オレのことより…~
てめえの命を心配してな。▼
:[キルロイ]|
シノン……▼
***ガトリーvsシノン [#zce3b22f]
:[ガトリー]|
シ、シノンさ~ん…~
勘弁してくださいよ?▼~
やっぱ、シノンさんと戦うの…~
かなりキツいっすよ………▼
:[シノン]|
ガトリー、おまえも~
いつまでもオレのことなんざ~
気にしてんじゃねえ。▼~
傭兵ってのは、てめえのことだけ~
考えてちゃそれでいいんだ。~
……だろ?▼
:[ガトリー]|
そう…っすね……~
ははは ………~
…わかっちゃいるんすけど…ね……▼
***セネリオvsシノン [#hbac5798]
:[シノン]|
これはこれは…~
すっかり一人前の兵士きどりか?▼~
貧相なおまえは、~
頭を使うのが仕事なんだから…~
前線なんかにゃ出てこねえで~
アイクの後ろに隠れてろよ。~
なぁ、セネリオ。▼
:[セネリオ]|
…あなたは知性の欠片も~
ないような人でしたが……~
弓の腕だけは一流だった。▼~
それは認めます。▼~
ですが…今の僕の実力も……~
あなたが知る程度のものだと、~
思わないほうが身のためですよ?▼
:[シノン]|
へっ……相変わらず~
かわいげのねえガキだぜ!▼
***ミストvsシノン [#a8e16aee]
:[ミスト](上)|
もう、やめてよシノン!~
なんで仲間同士で戦いなんて……~
こんなの、ひどすぎるよ……▼
:[シノン](下)|
……戦いってのなぁ、こういうもんだ。~
戦場に出てきたからには……~
泣き言は通用しねえ。覚えとけよ。▼
~※ゲーム中のテキストが「戦いってのなぁ」になっています。
***ヨファvsシノン [#b724813b]
:[ヨファ]|
シノンさん……▼
:[シノン]|
情けねえツラしてんじゃねえよ。~
ほら、弓を構えな。▼~
情なんざ戦場じゃクソの役にも立たねえ。~
オレが、そう教えてやったろ?▼
:[ヨファ]|
う……う……~
シノンさ……ん………▼
***シノン撃破時(通常) [#x7af1692]
:[シノン](上)|
ぐ… ……~
ヘッ …ったく……~
つまんねぇ…生き方だった…な……▼
***シノン撃破時(ヨファ) [#k781a012]
:[シノン]|
ぐ… ………▼
:[ヨファ]|
シノンさん! シノンさん…!!▼
:[シノン]|
…だから…泣くなって…~
いってんだろ?▼
:[ヨファ]|
………▼
:[シノン]|
……これで…いいんだ…~
…こ…れ……で……… ……▼
:[ヨファ]|
シノンさ…っ…!▼~
うえっ うっく… ……▼
***シノン撃破時(アイク) [#vec03991]
:[シノン]|
ぐ… ……▼
:[アイク]|
動くな、傷口が広がる。▼
:[シノン]|
…なんのつもり…だ?~
はや…く……やれ……▼
:[アイク]|
………▼
:[シノン]|
……ヘッ ………▼
***カヤッチェ初戦時 [#w5079797]
:[カヤッチェ](上段)|
思い知るがよい。~
これが、デインの力だ!▼
***アイクvsカヤッチェ初戦時 [#e88c154e]
:[カヤッチェ](上段)|
貴様らが…これまでいかに~
強運に恵まれたか知らぬ。▼~
だが…運だけで~
この長城を越えることはできぬわ!▼
***リュシオンで戦闘 [#sdec2355]
:[カヤッチェ](上段)|
白い…羽……!?~
まさかあれが…~
絶滅したはずのセリノスのサギか。▼~
……特別な力があるときくが、~
敵に属するなら始末せねばなるまい。▼
***獣牙族で戦闘 [#yeff5658]
:[カヤッチェ](上段)|
邪悪なる獣どもよ…~
我が国とおまえたちガリアは、~
長い戦いの歴史を持つ。▼~
そろそろ…決着をつけるには~
いい頃合であろうか。▼
***鳥翼族で戦闘 [#eeff2658]
:[カヤッチェ](上段)|
フェニキスのタカども…!~
その戦闘力は獣にわずかに劣るらしいが…
空を飛ぶだけ、始末におえぬか……▼
***カヤッチェ撃破 [#w62746db]
:[カヤッチェ](上段)|
近づかせ……すぎたか……▼
**クリア後 [#jee4cf2f]
*ヨファでシノンと話し、その後アイクでシノンを撃破してい...
(背景:雪原、中央左:シノン)
:[シノン]|
あーあ…負け戦か。~
成り上がる好機だったってのにな。▼
~(中央右にアイク登場)
:[アイク]|
シノン。▼
:[シノン]|
ヘッ アイクぼうやごときに~
やられちまうとはなぁ?~
オレもやきがまわったもんだぜ。▼~
覚悟はできてるぜ、~
きっちりケジメつけてくれよ。▼
:[アイク]|
傭兵団に戻って来い。▼
:[シノン]|
やだね。▼
:[アイク]|
…あんたは、昔から~
俺を気に入らないって態度だったな。▼
:[シノン]|
あぁ、気に入らないねぇ。▼
:[アイク]|
俺が…実力もないガキで、~
親父の威光だけの役立たずだったから…~
だから気に入らない。▼~
あんたは、いつも、そう言ってた。▼
:[シノン]|
かもな。▼
:[アイク]|
だが俺は、あんたに勝った。~
もう、その理由は~
通用しないんじゃないのか?▼
:[シノン]|
……チッ 妙な知恵、つけやがった。▼
:[アイク]|
もう1度、言う。~
傭兵団に戻って来い。▼~
俺はあんたの腕を認めてる。~
団長として、あんたを仲間にしたい。▼
:[シノン]|
………▼~
…次に勝負して、オレが勝ったら~
団長の座はもらうぜ?~
それでもいいんってんなら…▼
~(原文ママ。“それでもいいって”の誤りと思われる)
:[アイク]|
かまわん。▼
:[シノン]|
じゃあ、手打ちだな。▼
:[アイク]|
ああ。▼
(暗転)
(背景:長城門前、左端:ベグニオン兵、中央右:アイク)~
:[ベグニオン兵]|
将軍! 付近の制圧は終了しました。~
残ったデイン軍も退却を始めています。~
…将軍?▼
:[アイク]|
あ、ああ。わかった。▼
:[ベグニオン兵]|
では、失礼します!▼
~(ベグニオン兵消える)
:[アイク]|
…将軍、なぁ。▼
~(中央左にナーシル登場)
:[ナーシル]|
どうにも、落ち着かないという顔だね。▼
:[アイク]|
ナーシル。▼~
どうしたんだ?~
最近、姿を見せなかったようだが。▼
:[ナーシル]|
少し、ごたごたしていてね。▼~
ベグニオンを発つにあたり、~
船を売ったり、乗組員を解雇したり…~
片付けることが色々あったんだ。▼
:[アイク]|
そうか。~
結局、俺たちの戦いに~
巻き込んでしまったな。▼~
いいのか?~
あんたはあんたで、~
やることがあるだろう?▼
:[ナーシル]|
……別に自分の利を放棄して~
クリミア軍にいるわけじゃないよ。▼~
私なりに、ここにいる価値があると~
判断したから…~
だから気にしないでくれ。▼
:[アイク]|
だったらいいが。~
あんたは何かと物知りだからな。~
いてくれると助かる。▼
:[ナーシル]|
ふふ それはお互いさまだよ。▼~
それより、朗報を持ってきたんだ。▼
:[アイク]|
なんだ?▼
:[ナーシル]|
ガリア上層部が、にわかに動き始めた。▼~
これまで決して防戦の姿勢を~
崩さなかったんだが…▼~
いつまでたっても動かない戦況に、~
業を煮やしたようだね。▼~
アイク、今日の勝利は…~
とても価値があるものだよ。▼~
デインの牙城を崩す、決定的な~
一手となるかもしれない。▼~
『クリミア軍がデインを切り崩しにかかった』~
…その報は、瞬く間に大陸中に響き渡り、~
和を乱したデインへ、一斉に非難が集中する。▼~
クリミアを旗印に、ガリアの参戦も夢じゃない。▼~
このまま勝ち続けるんだ。~
そうすれば、自然と道は開けるだろう。▼
:[アイク]|
歴史が大きく動く…~
デインを、俺たちの手で滅ぼす……▼~
できるだろうか、俺に?▼
:[ナーシル]|
人は与えられた器に従い~
大きくなるもの。▼~
君は将の器だよ、アイク。~
今はまだ、鳥翼族の一部だけど…~
ラグズとの信頼関係を築いたんだ。▼~
それは、君の決断によって~
成し遂げられた成果だよ。▼
:[アイク]|
…親父のおかげだ。▼~
もし、俺の選んできた行動が~
正しいといえる道だとすれば、~
それは、親父がそう育てたからだ。▼~
自分に正直に生きていれば、~
自ずと人はついてくると……~
そう教わった。▼
:[ナーシル]|
…素晴らしい人だったんだね。▼
:[アイク]|
……いつか、親父のように~
強くなって……▼~
それから追い抜くっていうのが~
俺の目標だったんだけどな。▼~
…結局、果たせないものに~
なっちまった……▼
:[ナーシル]|
……▼
~(暗転)
~(背景:雪原、中央左:ネサラ、右端:キルヴァス兵)
:[ネサラ]|
なんだと?~
国境が突破された!?▼
:[キルヴァス兵]|
…デイン兵はおろか、~
我がキルヴァスの小隊も~
全て潰されました。▼
:[ネサラ]|
……やるじゃないか。~
寄せ集めの軍にしてはな。▼~
仕方ない、デイン軍へ急使を送れ。~
『敵は意外にやるようだ』ってな。▼
:[キルヴァス兵]|
ただちに。▼
~(キルヴァス兵消える)
:[ネサラ]|
おい、ちょっと待て。▼
~(キルヴァス兵戻る)
:[キルヴァス兵]|
は?▼
:[ネサラ]|
デインのニンゲン兵を~
選んで行かせるんだぞ。~
間違っても、仲間を使うな。▼
:[キルヴァス兵]|
ですが、翼を持たない~
ニンゲンでは時間が……▼
:[ネサラ]|
次の防衛線にいるプラハ将軍ってのは、~
気のきっつい女だ。▼~
キルヴァス兵が負けの報告なんか~
持ってってみろ、その場で~
ケシズミにされかねんさ。▼
:[キルヴァス兵]|
わ、わかりました!▼
~(暗転)
~(背景:天幕前、中央左:ナーシル)
:[ナーシル]|
……誰だ?▼
~(右端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
…………▼
:[ナーシル]|
セネリオ…?~
こんなところで、どうしたんだい?▼
:[セネリオ]|
…なにを企んでいるんですか?▼
:[ナーシル]|
…急になんの話かな?~
さっぱり訳がわからな……▼
:[セネリオ]|
…とぼけても無駄です。▼~
ガリアに動きがあったのは、~
誰かが特別な情報をもたらしたから…~
ではないですか?▼
:[ナーシル]|
………▼
:[セネリオ]|
あなたの役目は…▼~
クリミア王女が、うまく~
ベグニオンにたどり着き、~
その後ろ盾を得られるかどうか…▼~
そして、それが思いがけず~
うまくことが運んだとしても、▼~
ラグズと共闘するに、~
値する人物たるか否か…▼~
その2つを見極めることだった。~
違いますか?▼
:[ナーシル]|
……そこまで分かっていながら、~
どうして黙っていたんだい?▼
:[セネリオ]|
あなたの行動は、~
クリミア王女にとって…~
好意的なものでしたから。▼~
放っておいても、~
害はないと判断していました。▼
:[ナーシル]|
…今は違う、とでも~
いいたそうな口ぶりだね?▼
:[セネリオ]|
任務を完了したはずのあなたが、~
のこのこと戻ってきた……~
いったい何のために?▼
:[ナーシル]|
……君に説明しなくてはならない~
義務はないと思うけど?▼
:[セネリオ]|
…では、あなたの正体を~
アイクたちに言うまでです。▼
:[ナーシル]|
…誰にだって隠しておきたい~
秘密の1つや2つあるだろう?~
……君も例外でないように、ね。▼
:[セネリオ]|
!!▼
:[ナーシル]|
…そういうことだ。▼~
さあ、明日も早いんだ。~
もう寝よう。▼
:[セネリオ]|
今日の奇襲を…~
敵は事前に知っているようでした。▼
:[ナーシル]|
……私の仕業だと思うのかい?▼
:[セネリオ]|
ええ…▼
:[ナーシル]|
やれやれ…~
嫌われたものだ。▼~
おやすみ。▼
~(ナーシル消える)
:[セネリオ]|
…………▼
** コメント [#t87fda91]
- シノンの移動範囲内にヨファ、ミスト、キルロイを配置する...
- カヤッチェvs鳥翼族 「フェニキスのタカども…! その戦闘...
- 突然畜生になるキルロイほんま草 -- [[らるご]] &new{2021-...
- ここのシノンやたら誤字が多いんよな -- &new{2024-05-12 ...
#comment
終了行:
[[章別会話]]
#contents
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**オープニング-1 [#hbe618d2]
【大神殿マナイル】
(背景:神殿玉座前、中央左:サナキ、中央右:エリンシア、...
:[サナキ]|
よくやってくれた、アイク。▼~
そなたたちの働きによって、~
我がベグニオンの苦慮する~
長年の咎が…僅かなれど解決した。▼~
そこで…かねてよりの約束どおり、~
ベグニオンの、クリミア再興への支援…~
間違いなく行われようぞ。▼~
宰相たるセフェランが戻らぬゆえ、~
国を挙げてというわけには参らぬが……~
わたしの動かせる兵をそなたたちに貸し与える。▼~
好きに使うがよいぞ。▼
:[アイク]|
わかった。~
よかったな、エリンシア姫。▼
:[エリンシア]|
は、はい。▼
:[サナキ]|
…今回のことで、よく分かった。~
やはり、この大地にラグズは必要なのだ。▼~
ベオクとラグズは手をとりあって~
生きていくべきものなのだろう。▼~
先代神使たる我が祖母も…~
父母もそれを望んでおられた。▼~
エリンシア姫。~
そなたの父、クリミア王ラモン殿こそ~
親ラグズの先駆者であった。▼~
ラグズ共存の道……~
わたしも元老院に提案してみようと思う。▼~
すぐには聞き入れられぬだろうが、~
もう、見て見ぬふりは許さぬ。▼~
エリンシア姫、必ずやクリミアを~
再興するのじゃ。▼~
そして、わたしと手を取り合って~
この世界を変えてゆこうぞ。▼
:[エリンシア]|
サナキ様…▼~
なんともったいないお言葉……~
亡き父も、どんなに喜ぶことでしょう。▼
:[アイク]|
…俺は、用済みだな。~
話が終わるまで外で待っているぞ。▼
~(アイク消える)
:[サナキ]|
こら、待たぬか。~
まだ用は終わっておらん。▼
~(右端にアイク現れる)
:[アイク]|
なんだ?▼
:[サナキ]|
…相変わらずせっかちな奴じゃの。▼~
よいか、アイク。~
そなたがクリミア再興軍の一員となるなら、~
それなりの身分が必要となる。▼
:[アイク]|
貴族の仲間になれって話なら、断るぞ。~
俺の柄じゃない。▼
:[サナキ]|
それが、そういうわけにはいかんのじゃ。~
我が国が貸し与える軍を率いるのが、~
一介の名もない傭兵であっては、困る。▼~
第一、兵もまとまらんしな。~
観念して、エリンシア姫から~
爵位を授かるのじゃ。▼
~(サナキ・エリンシア消える)
:[アイク]|
…ったく。いちいち面倒だな…▼
~(中央左にエリンシア現れる)
:[エリンシア]|
も、申し訳ありません。~
どうしてもお嫌でしたら、無理強いはできませんが…▼
:[アイク]|
いや、必要なことならやらないとな。▼~
どうすればいい?▼
:[エリンシア]|
あの、私に…~
アイク様の剣を貸していただけませんか?▼~
…ありがとうございます。▼~
それから、その…~
ひざまずいていただけますか?▼~
(アイク消える)~
す、すみません。▼~
では…始めます。▼~
『なんじ、アイク―――▼~
クリミア王女の名におき~
騎士としての地位と~
爵位を与えるものとする』▼
~(アイク、ロードにクラスチェンジ)
~(背景:同じ、中央左:エリンシア、中央右:アイク)~
:[エリンシア]|
こ、これで終わりです。▼
:[アイク]|
なんか、妙な感じだな。▼
~(左端にサナキ登場)
:[サナキ]|
ほう、それなりに~
様になっておるようじゃな。▼
~(右端にシグルーン登場)
:[シグルーン]|
お似合いですよ。▼
:[エリンシア]|
ええ、とても…▼
:[アイク]|
そうか?~
まあ、別にどうでもいいけどな。▼
~(暗転)
**ナレーション [#a1c0390e]
(画面:大陸の地図)
ベグニオン帝国内西方の大森林地帯。*
かつて、そこには~
鳥翼族サギの民が暮らす国~
セリノス王国があった。*
~(画面:地図から暗黒の森の風景に変わる)
セリノス大虐殺―――~
その直後より色を失った森は~
まるで女神の嘆きそのものに思えた。*
信心深いベグニオンの民は~
二十年もの長い歳月の間、~
自分たちの犯した罪に怯え震えていた。*
~(画面右にサナキの画像)
ベグニオン皇帝たる神使サナキは~
民の心情を代弁するべく、*
~(画面左上にリュシオン・左下にリアーネの画像)
セリノスの僅かな生き残り~
サギの民の王子・王女を前に、その膝を折る。*
国対国ではなく、同じ大陸に暮らす~
仲間への心からの謝罪。~
あの大虐殺を許す事はできない。*
しかし、憎しみの心は憎しみを生む。~
どこかで断ち切らねば、~
悲しみの連鎖は永遠に終わらない。*
そう考えたサギの民は、~
神使の謝罪を受け入れ……*
~(画面:緑の森)
そして~
セリノスの森はかつての姿を取り戻した。*
~(画面:大陸の地図)
この時のアイクたちの功績により、~
王女エリンシアには~
ベグニオンより一軍が貸し与えられることとなった。*
~(画面左にアイクの画像)
平民の出ながらも~
王女より爵位を与えられたアイクが~
軍の指揮を任される。*
この年、最初の雪が降り積もる中、~
将となったアイクが率いる~
一軍―――クリミア正規軍は*
険しい峰を連ねるベグニオン=デイン国境へ~
進撃を開始した。*
**オープニング-2 [#b887026f]
(背景:玉座前、左端:漆黒の騎士、中央右:アシュナード)~
:[アシュナード]|
…そうか、やつらが~
ベグニオンを発ったか。▼
:[漆黒の騎士]|
【虫】のもたらした情報では、~
ベグニオンの一軍を借り受け、▼~
クリミア再興軍として、陸路~
デインを抜け、クリミアへ~
攻め上るつもりであるとか。▼
:[アシュナード]|
ほう、デインを横切るというのか。▼~
たかが一軍を擁したところで、~
核となるのは、たった十余の~
傭兵どもであろうにな。▼~
ガウェインの息子か…~
あやつに匹敵する力を持つのか?▼
:[漆黒の騎士]|
いえ…まだ若く、~
足元にも及ばぬでしょう。▼
:[アシュナード]|
フン、つまらぬな。▼
:[漆黒の騎士]|
剣の腕は未熟ながら、不思議と…~
人をひきつける才があるようです。▼~
その証拠に、ベグニオン神使だけではなく~
セリノスの生き残り、そして~
フェニキス王の信頼までも得たとか。▼
:[アシュナード]|
セリノスの…?~
まだ生き残りがいたのか?▼
:[漆黒の騎士]|
どうやら王族が2人いる様子です。▼
:[アシュナード]|
フ……~
これは、また上手くお膳立てされたものだ。▼~
どちらか片方でよい、手に入れろ。~
そして、メダリオンと共に我が手に戻せ。▼
:[漆黒の騎士]|
……御意。▼
~(暗転)
~(背景:雪原、左端:アイク、中央左:タニス)~
:[タニス]|
あの長城をこえれば~
いよいよデイン王国だ。▼~
建物の上部を見ろ。~
デイン側の竜騎士数隊が、~
偵察のため出撃している。▼~
(タニス中央右に移動し、アイクの方を振り向く)~
アイク将軍、おぬしたちは~
竜騎士と相対したことがあるか?▼
:[アイク]|
回数は、あまりないな。▼~
だが、キルヴァスのカラスたちの方が~
やっかいだったように思う。▼
:[タニス]|
…では、まだ真の竜騎士とは~
戦ったことがないのだな。▼
:[アイク]|
…どういう意味だ?▼
:[タニス]|
今、見えている奴らがそうなのかはわからんが…~
デインには、元ベグニオンの~
宮廷騎士団に所属した部隊がいるはずだ。▼~
訳あってたもとを分かったが……~
彼らは相当、強いぞ。▼
:[アイク]|
神使があんたを遣わしてくれたのは、~
そのためだったのか…▼
:[タニス]|
そうだ。聖天馬騎士であれば、~
竜騎士にもひけをとることはない。~
空には…空の戦い方があるからな。▼
:[アイク]|
俺たちは陸専門だからな。~
その辺はまかせていいか?▼
:[タニス]|
うむ。神使親衛隊の~
名に恥じぬ戦いをお目にかけよう。▼
~(暗転)
~(戦績表示及び講評)
~(拠点メニュー)
**情報 [#n044d8a4]
***<兵士 ☆☆> [#u70c931a]
(背景:天幕内、左端:ベグニオン兵、中央右:アイク)
:[ベグニオン兵]|
アイク将軍。~
全兵、準備完了しております。▼
:[アイク]|
…そのまま、待機しててもらえるか?▼
:[ベグニオン兵]|
集合がかかるまで、~
天幕に控えて待機でしょうか。▼~
それとも、整列し陣形を整えた上で、~
待機していればよろしいでしょうか。▼
:[アイク]|
……天幕で控えててくれればいい。~
用意ができたら声をかける。▼
:[ベグニオン兵]|
はっ!▼
~(ベグニオン兵消える)
:[アイク]|
………▼
(左端に別のベグニオン兵登場)
:[ベグニオン兵]|
失礼します!▼~
全軍待機の指令を受けましたが、~
タニス将軍の天馬部隊も~
待機でよろしいのでしょうか?▼
:[アイク]|
…それも、俺が決めるのか?▼
:[ベグニオン兵]|
……アイク将軍が、~
全軍の指揮をとられると~
うかがっております。▼~
我々は、将軍の指令に従います。▼
:[アイク]|
…………~
タニス将軍の部隊は、~
タニス将軍の自由にしてよし。▼
:[ベグニオン兵]|
了解しました!▼~
タニス将軍の天馬部隊は、~
タニス将軍の『援軍』要請によってのみ~
出動するようにという指令、▼~
確かに承りました!▼~
失礼します!▼
~(ベグニオン兵消える)
:[アイク]|
………▼
***<タニス ☆> [#h4e06dac]
(背景:降雪中の天幕前、中央左:タニス、中央右:アイク)
:[アイク]|
タニス、ちょっといいか。▼
:[タニス]|
…アイク将軍。~
どうした。何か問題でも?▼
:[アイク]|
あんたなら~
知っているかと思ってな。▼
:[タニス]|
?▼
:[アイク]|
この先、戦うことになる…~
デイン王とは、どんな奴なんだ?▼
:[タニス]|
私も、直に戦ったことはない。~
だから具体的な強さなどは語れないが、~
それでも構わないか?▼
:[アイク]|
ああ。とりあえず、~
なんでも聞かせてくれ。▼
:[タニス]|
……アシュナードが即位したのは、~
確か…18年前のはずだ。▼~
デイン王都ネヴァサ周辺で~
ひどい流行り病があって…~
人が大勢死んだ翌年だったと記憶している。▼~
テリウス大陸史においても、▼~
戦以外で、あれほど多く~
立て続けにベオクやラグズが死んだのは……~
創始の大洪水以来だったろうな。▼~
20年前のベグニオンでは、~
セリノス王国の民がほぼ失われ…▼~
19年前のデインでは、~
王族を含め1000に届く数の~
ベオクが死んだと言うのだからな。▼
:[アイク]|
デインの王族も死んでいたのか。▼
:[タニス]|
…当時の国王、妃、20人近くいたはずの~
王子、王女が…ことごとく亡くなった。▼~
ベグニオンでも、デイン王家は~
血の断絶がおきるのではないかとの噂が~
ひっきりなしに流れていた。▼
:[アイク]|
だが、アシュナードは生き残った。▼
:[タニス]|
そうだ。だがそれまでは…▼~
王位継承には名の挙がることがなかったほど、~
王位には遠い存在だったようだ。~
別のところで、名だけは、よく知られていたがね。▼
:[アイク]|
どこだ?▼
:[タニス]|
戦場だ。▼~
―――デインに猛将あり。~
王子アシュナードの前では、~
聖騎士一兵団でも霞む…とね。▼~
ベグニオンとデインは、~
互いに領土拡大を巡り何度も~
ぶつかっていたからな。▼~
比較的温厚な性質を持っていた~
デイン前国王の時代に、▼~
彼らが僅かながらも、我が~
ベグニオンの領地を削り取ったのは…▼~
ひとえにアシュナードの~
力があったからと言っても~
過言ではなかったようだ。▼
:[アイク]|
…………▼
:[タニス]|
すまんな、思ったより~
長話をしてしまったようだ。▼~
そろそろ、出撃の準備に~
戻ったほうがいいだろう。▼
:[アイク]|
参考になった。~
機会があればまた話してくれ。▼
:[タニス]|
わかった。▼
***<トパック ☆> [#ib49464d]
(背景:降雪中の天幕前、中央左:アイク、中央右:トパック...
:[トパック]|
アイク!~
おいらたち、どの部隊に入ればいいんだ?~
まだ指示をもらってないぜ?▼
:[アイク]|
トパック、ムワリム。~
何度も言うようだが…~
本当によかったんだな?▼
:[トパック]|
そう何度も言われるおいらたちって……~
もしかしてお荷物なのか?~
とか、かんぐっちまいそう。▼
:[アイク]|
いや、そうじゃないが。~
…はっきり言って、~
無謀な戦いを仕掛けようとしている。▼~
クリミアに縁のない者は~
なるべく関わらないほうがいい。▼
:[トパック]|
無謀な戦いなら、~
おいらたちの奴隷解放運動だって~
ずっとそうだったぜ。▼~
な、ムワリム?▼
:[ムワリム]|
そうです。▼~
ですが…アイク殿たちが~
ベグニオンを訪れたことによって~
事態は一変しました。▼
:[アイク]|
確かに、神使が…ラグズ奴隷の件は~
徹底的に調べて、奴隷が1人もいなくなるまで~
責任を持つと確約してくれた。▼~
だから、おまえたちは、~
もう戦わなくていいんだぞ?~
それをわざわざ…▼
:[トパック]|
アイクたちと、いっしょに~
戦いたいんだよ。~
助けになりたいんだって!▼
:[ムワリム]|
この戦いに加わることを希望するのは、~
坊ちゃんと私の自由です。▼~
…それを、はね付けるかどうかは、~
アイク殿の自由であるように。▼
:[アイク]|
…本音を言うと、~
こちらから頭を下げてでも~
力を貸して欲しい。2人とも、な。▼
:[ムワリム]|
はい。▼
:[トパック]|
へへ まかせときなって!▼
**進撃前 [#uc749f99]
***トレガレン長城1 [#u74ca94c]
(背景:雪原、中央左:エリンシア、中央右:アイク)~
:[エリンシア]|
アイク様…~
ご出陣なさるのですか?▼
:[アイク]|
そうだ。~
敵はまだ、俺たちが動き出したことを~
知らないはずだ。▼~
奇襲をかけて、一気に長城を陥落させる。~
姫は本営で待機していてくれ。▼
:[エリンシア]|
はい……▼
:[アイク]|
そんな不安そうな顔しないで、~
どっしり構えてろ。~
あんたはこの軍の旗印なんだ。▼
:[エリンシア]|
それは分かっています。~
でも…アイク様……▼
:[アイク]|
軍としてぶつかるのは初めてでも、~
デイン軍とは何度かやりあっている。▼~
…勝ってくるさ。~
初戦から負けるわけにはいかないからな。▼
:[エリンシア]|
・・・信じてお待ちしています。~
どうか、お気をつけて……▼
'''(暗転)'''
(マップ画面:長城前)~
:[アイク](上段)|
じゃあ、行くか。~
全軍出陣…▼
:[エリンシア](中段)|
待ってください、アイク様!▼~
…上空に何か……!▼
:[アイク](上段)|
あれは…▼
~(マップ画面、南方向から鳥翼族飛来)
:[ティバーン](上段)|
よぉ。いよいよクリミア軍として~
デインに向かうんだってな。▼
:[アイク](下段)|
そっちも、国に帰るんだろう?~
白サギの兄妹もいっしょに。▼
:[ティバーン](上段)|
俺は、そのつもりだったんだが…▼~
どうしても、おまえたちに~
ついて行きたいって、~
だだをこねる奴がいてな。▼
:[リュシオン](上段)|
…ベオクが礼をつくしたのです。~
我らも、義に背くわけにはいきません。▼~
そうだろう、リアーネ?▼
:[リアーネ](中段)|
(ウン、ニイサマ。)▼
:[リュシオン](上段)|
アイク、といったな。▼
:[アイク](下段)|
ああ。▼
:[リュシオン](上段)|
私も妹も…おまえに危機を救われた。~
我らサギの民は、義と礼を重んじる。▼~
おまえに恩を返さなくてはならない。▼
:[アイク](下段)|
別に無理をしなくてもいい。▼
:[リュシオン](上段)|
私たちは【呪歌謡い】…~
戦うことはできないが、~
相手に力を与えることができる。▼~
おまえが望むのであれば…~
私は、おまえと共に行く。~
妹の分も、恩に報いよう。▼
:[アイク](下段)|
……▼
※<仲間に入れる><断る>の選択肢が発生~
***<仲間に入れる>を選択の場合 [#y00bf9e1]
:[アイク](下段)|
…せっかく会えた~
妹の傍にいてやらなくていいのか?▼
:[リュシオン](上段)|
リアーネも、承知している。▼
:[アイク](下段)|
そうか。~
だったら、頼む。▼
:[リュシオン](上段)|
わかった。▼~
我が民の誇りにかけて、~
おまえの力になることを誓う。▼
:[ティバーン](下段)|
決まりだな。~
俺からも、護衛をつけよう。~
ヤナフ!▼
:[ヤナフ](中段)|
はい、はーい!▼
:[ティバーン](下段)|
クリミア軍に同行し、~
リュシオンを守れ。▼
:[ヤナフ](中段)|
おまかせください!▼
:[ティバーン](下段)|
ウルキ、おまえもだ。~
いいな?▼
:[ウルキ](中段)|
…もちろんです。▼
:[リュシオン](上段)|
ティバーン!~
そんなことまでは、~
してもらえない…!!▼~
リアーネと…父上のことも~
お願いしているのに……▼
:[ティバーン](下段)|
この20年…~
おまえがどんな気持ちで~
フェニキスにいたか知っている。▼~
こんなことしか~
してやれなくて、悪い。▼
:[リュシオン](上段)|
…ティバーン。~
感謝します。心から…~
あなたに。▼
:[アイク](上段)|
フェニキス王、~
リュシオンのことは任せてくれ。▼~
クリミアを取り戻したら、~
必ず無事、フェニキスに帰す。▼
:[ティバーン](下段)|
その言葉を信じよう。▼~
これで、おまえたちと~
タカの民、サギの民の間には~
深いきずなができた。▼~
もし、困った事態に陥った時は~
俺を呼ぶがいい。▼~
なにがあっても飛んでいこう。~
文字通りな。▼
~(マップ画面、ティバーンとリアーネ飛び去る)
***<断る>を選択の場合 [#n7137f80]
:[アイク](下段)|
せっかくだが、遠慮しておく。▼
:[リュシオン](上段)|
何故だ?▼~
私では…役に立たないということか?▼
:[アイク](下段)|
そうじゃない。▼~
リュシオン、あんた…~
せっかく妹に会えたんだろ。~
側にいてやるほうがいい。▼
~(注:仲間にする場合の“傍”と使い分けしているらしい?)
:[リュシオン](上段)|
! …だが……▼
:[ティバーン](中段)|
リュシオン。~
俺もそのほうがいいと思うぞ。▼~
リアーネとともに、~
ロライゼ様の側にいてやれ。▼
:[リュシオン](上段)|
はい…▼
:[アイク](下段)|
申し出には感謝している。~
気持ちだけ、受け取っておくさ。▼
:[ティバーン](中段)|
…今回のことで、おまえたちと~
タカの民、サギの民の間には~
深いきずなができた。▼~
もし、困った事態に陥った時は~
俺を呼ぶがいい。▼~
なにがあっても飛んでいこう。~
文字通りな。▼
:[リュシオン](上段)|
…せめて、これを受け取ってくれ。▼
:[アイク](下段)|
なんだ?▼
:[リュシオン](上段)|
一族の宝だ。~
…おまえたちの助けとなるだろう。▼
:[アイク](下段)|
わかった。~
ありがとうな。▼
:[リュシオン](上段)|
………では。▼
~<回復の書を手に入れた>
~(鳥翼族全員飛び去る)
***トレガレン長城2(共通会話) [#a84acf70]
:[エリンシア](上段)|
思いがけず、強い味方が~
できたようですね。▼
:[アイク](下段)|
ああ。~
ベオクとラグズ…▼~
獣牙族も鳥翼族も、~
俺たちと何ら変わりない。~
分かり合うことができる。▼
:[エリンシア](上段)|
はい。~
…私も、そう思います。▼
:[アイク](下段)|
じゃあ、今度こそ出発だ!~
全軍、出撃!!▼
~(出撃開始)
**進撃後 [#j4b0d9cb]
***1ターン目開始前 [#o8730d63]
(マップ画面:長城内で敵兵が動く)
(背景:雪原、中央左:ネサラ、右端:カヤッチェ)
:[カヤッチェ]|
クリミア軍がきたようだな。▼~
では、手はずどおり頼むぞ。▼
:[ネサラ]|
…俺のキルヴァス軍本隊は、~
西山上にて待機。▼~
別働隊をここに残し、あんたらに協力させる。~
これで間違いないだろう?▼
:[カヤッチェ]|
う、うむ。▼
~(マップ画面、ネサラ飛び去る)
~(背景:雪原、中央左:カヤッチェ、右端:デイン兵)
:[デイン兵]|
…国王陛下は、いったい~
何をお考えなのでしょう……▼~
あんな、得体の知れない~
半獣の国と手を組むだなどと…▼
:[カヤッチェ]|
……わからん。~
陛下の崇高なお考えが、~
我々に分かろうはずもない。▼~
ただ、確実なことは~
我らは陛下のお望みどおり動く。~
それが全てなのだ。▼
:[デイン兵]|
もちろんでございます!▼
:[カヤッチェ]|
クリミア軍は、自分達の動きが全て~
こちら側に漏れていることを知らん。▼~
ふん! 急ごしらえの…~
ろくに訓練も受けておらぬ~
寄せ集め軍ごときに、何ができるというのだ。▼~
どれほど腕がたつか知らんが…~
たかが傭兵あがりの若造が指揮を~
とっておるような集団だ。▼~
恐るるにたりん。▼
:[デイン兵]|
本物の戦というものを、~
教えてやりましょうぞ!▼~
それで…キルヴァスのカラスどもは~
いかがいたしますか?▼
:[カヤッチェ]|
半獣どもなど、おとりに使えばよい。~
やつらを犠牲にすることで、~
こちら兵の消耗を防ぐのだ。▼
~(“こちらの兵の”の脱字と思われるが原文どおり記載)
:[デイン兵]|
それは名案ですな。▼
:[カヤッチェ]|
よし、では~
全兵に徹底させるのだ。▼
:[デイン兵]|
はっ!▼
~(マップ画面:カヤッチェ階段を駆け上がり、長城内の兵士に...
:[カヤッチェ](上段)|
…貴様、見ない顔だな?▼
:[シノン](中段)|
………▼
:[デイン兵](下段)|
こ、こら!~
こやつめ…~
閣下に頭を下げぬか!!▼
:[シノン](中段)|
……▼
:[カヤッチェ](上段)|
…ずいぶん~
ふてぶてしい態度だな。~
貴様の配下か?▼
:[デイン兵](下段)|
はっ!~
本日付で配属になったばかりの~
新参者で…▼~
なにぶん教育が行き届いておらず、~
誠に申し訳ございません……!!▼
:[カヤッチェ](上段)|
腕が確かだというなら、~
愛想のないことぐらいは目をつぶろう。▼~
私の手柄になるよう、1人でも多く~
クリミア勢を潰してくれたまえ。▼
:[デイン兵](下段)|
はっ!▼
:[シノン](下段)|
…ケッ▼
~(マップ画面、シノン移動)
:[カヤッチェ](上段)|
さあ来い、クリミアの生き残りども!~
デインに逆らうということが~
どういうことか…思い知らせてやろう。▼
***キルヴァス兵の増援出現ターン [#i333955a]
:[ヤナフ](上段)|
…おいおい、なにやってんだ~
あの馬鹿ガラスども。▼
:[ウルキ](中段)|
……デインについたのか?~
…信じられん……。▼
:[リュシオン](下段)|
……私だけでなく、~
ラグズをも裏切ったのか…~
ネサラめ……▼
~*リュシオン、ウルキ、ヤナフの中の出撃しているメンバーで...
(例えば、ヤナフが出撃していなければ、ウルキの台詞がいき...
***会話・ヨファ⇔シノン [#x296c015]
:[ヨファ]|
シノンさん!?▼
:[シノン]|
…ヨファ。▼
:[ヨファ]|
やっぱり、シノンさんだ!▼
:[シノン]|
いっちょまえに、弓構えた格好が~
さまになってんじゃねぇか。▼
:[ヨファ]|
そ、そう? えへへ▼
:[シノン]|
おまえは昔から、筋が良かった。▼~
オレの言ったとおりだったろ。~
鍛え方を考えれば、~
2人の兄貴どもより伸びるってな。▼
:[ヨファ]|
先生が、よかったからだよ。▼
:[シノン]|
そりゃ、そうだ。~
おまえ、そのことを他の奴に~
ばらしてねえだろうな?▼
:[ヨファ]|
うん、言ってない。~
ぼく、約束はちゃんと守るよ。▼
:[シノン]|
そっか。えらいぞ。▼
:[ヨファ]|
へへ~
……ねえ、シノンさん。▼
:[シノン]|
なんだ?▼
:[ヨファ]|
シノンさんは…敵?▼
:[シノン]|
ああ。▼
:[ヨファ]|
………ぅ…っく…▼
:[シノン]|
……泣くな。~
こういうこともあるって~
教えてやったこと、忘れたのか?▼
:[ヨファ]|
…って …だって…~
……ひっ…く…▼
:[シノン]|
……さぁて。師弟対決といくか。▼
***会話・ミスト⇔シノン [#x19dd6d3]
:[ミスト]|
シ、シノン!?~
どうしてデイン軍にいるの…?▼
:[シノン]|
…チッ おまえには~
関係ないだろ。▼
:[ミスト]|
そんな…どうしよう。~
仲間だったシノンと…~
戦えるわけないじゃない……▼
:[シノン]|
甘いこと言ってんじゃねえよ。~
傭兵ってのは、元来、そういう稼業だ。▼~
今のおまえとオレは敵同士。~
やるんなら、やるで~
さっさと始めようぜ?▼
:[ミスト]|
…………▼
:[シノン]|
………▼
:[ミスト]|
やだ。
…やっぱり戦えない。▼
:[シノン]|
チッ じゃあ、どうすんだよ?▼
:[ミスト]|
グレイル傭兵団に戻って。▼
:[シノン]|
はぁぁ!?▼
:[ミスト]|
それがダメなら、クリミア軍に~
雇われて! お願い!!▼
:[シノン]|
ふざけんじゃねえ。~
…どっちにしても、アイクが頭~
やってんじゃねえか。▼
:[ミスト]|
そ、そうだけど…▼
:[シノン]|
何があろうと…~
オレが奴の下につくことはねぇ。▼~
昔のよしみで、今回だけは~
見逃してやるから~
ガキはとっとと戦場から消えな。▼
:[ミスト]|
シノン…▼
:[シノン]|
オレに泣き落としはきかねえぞ。~
いいか、誰が来てもいっしょだからな。▼
:[ミスト]|
…ヨファでも?▼
:[シノン]|
…あぁ。~
じゃあな。次に近くで見かけたら~
遠慮なく、やるからな。▼
***会話・シノン⇔キルロイ [#qf9753b3]
:[キルロイ]|
シノン……!▼
:[シノン]|
……キルロイか。~
チッ 面倒くせえ奴に会っちまったぜ。▼
:[キルロイ]|
よかった……~
帰ってきてくれたんだね!▼~
出て行ったって聞いた時は…~
どうしようかと思ったけど……▼
:[シノン]|
……おいキルロイ、~
何寝惚けてやがる。▼~
オレはな、デインに雇われてんだぜ。~
クリミア側のおまえらは敵なんだよ。▼
:[キルロイ]|
え……?▼~
そ、そんな……まさか……▼
:[シノン]|
考えもしなかったって面だな。~
まったく、お人好しもそこまでいくと~
ただの間抜けだぜ。▼
:[キルロイ]|
シノン……嘘だろう?~
君はそんなことばかり言うけど……~
でも本当は……▼
:[シノン]|
おまえがお人好しなのは~
今に始まったことじゃねえが……▼~
他人までみんなそうだとは、~
思わねえこったな。▼~
オレは~
かつての仲間だろうがなんだろうが~
金になるなら喜んで始末するさ。▼
:[キルロイ]|
シノン……▼~
もしかして、何か僕たちに~
言えない事情があるのか……?▼~
誰かを庇っているとか……~
大切な人を人質にされていて、~
それで仕方なく……とか……▼
:[シノン]|
ねえよそんな事情は!~
おまえはオレを買いかぶりすぎだ。▼~
さっさと失せなキルロイ、~
もたもたしてるとてめえから消すぜ!▼
***シノン初戦時 [#p895d141]
:[シノン]|
……オレの矢は、~
てめえを逃しはしねえぜ?▼
***アイクvsシノン [#p7816937]
:[シノン]|
やっぱりな……~
てめえとはいつかこうなる~
気がしてたぜ、アイク。▼
:[アイク]|
シノン……▼
:[シノン]|
行くぜ!▼
***ティアマトvsシノン [#t6cbd6f5]
:[ティアマト]|
シノン! あなた…~
よりによってデインにつくなんて……▼
:[シノン]|
ひさしぶりだな副長さんよ。~
あんたとはいっつも~
そりが合わなかったが……▼~
オレはあんたの下で働くの、~
嫌いじゃなかったぜ?▼
:[ティアマト]|
私も…あなたの~
その憎まれ口を聞くのは……~
嫌いじゃなかった。▼~
全力を尽くしましょう。~
……お互いに、敬意を払って。▼
:[シノン]|
賛成だ。~
最後にはじめて…意見が合ったな。▼
***オスカーvsシノン [#g7173955]
:[オスカー]|
どうして、デインについたんです?▼~
シノンほどの腕なら…~
ベグニオンに仕官する道だって~
当然、あったはずだ。▼~
それを……なぜ?▼
:[シノン]|
ヘッ~
あんな貴族社会でガッチガチの国に~
仕えてどうするよ?▼~
平民出のオレが、~
どんに戦功あげたところで~
せいぜい、中隊長どまりってとこだろ。▼~
デインは違う。~
実力さえありゃあ、どこまでだって~
登りつめていけるんだからな。▼
:[オスカー]|
出世が、そんなに大事ですか?▼
:[シノン]|
オレにとっちゃあ、全てだ。▼~
さぁて、楽しいお喋りはここまでだ。~
いくぜ?▼
:[オスカー]|
………▼
***ボーレvsシノン [#medf0aeb]
:[ボーレ]|
シノン!~
あんたがどこにつこうが~
おれの知ったこったゃねえ。~
…けど、いくらなんでも~
デインはねえだろうがっ!~
なに考えてんだよ!?▼
:[シノン]|
……ったく、~
相変わらずやかましい野郎だな。~
いいか、今のデインはなぁ、~
仕えるにゃ最高の国だぜ?~
金払いはいいし…なんたって~
力で身分の壁ってのが越えられる。~
なんなら、おまえもこっち来るか?▼
:[ボーレ]|
っざけんなっ!!▼
:[シノン]|
じゃあ、仕方ねえな。~
昔のよしみで、オレ直々に~
大人の戦い方ってのを教えてやるよー~
授業料には、命賭けてもらうけどな。▼
:[ボーレ]|
言ってろ!~
その曲がった根性…~
おれがたたき直してやる!!▼
***キルロイvsシノン [#v4616874]
:[キルロイ](上)|
もうやめよう、シノン!~
……グレイル団長だって、~
こんなことを望んではいな……▼
:[シノン](下)|
黙れよ、キルロイ。~
説教を聞く気分じゃねえ。▼~
オレのことより…~
てめえの命を心配してな。▼
:[キルロイ]|
シノン……▼
***ガトリーvsシノン [#zce3b22f]
:[ガトリー]|
シ、シノンさ~ん…~
勘弁してくださいよ?▼~
やっぱ、シノンさんと戦うの…~
かなりキツいっすよ………▼
:[シノン]|
ガトリー、おまえも~
いつまでもオレのことなんざ~
気にしてんじゃねえ。▼~
傭兵ってのは、てめえのことだけ~
考えてちゃそれでいいんだ。~
……だろ?▼
:[ガトリー]|
そう…っすね……~
ははは ………~
…わかっちゃいるんすけど…ね……▼
***セネリオvsシノン [#hbac5798]
:[シノン]|
これはこれは…~
すっかり一人前の兵士きどりか?▼~
貧相なおまえは、~
頭を使うのが仕事なんだから…~
前線なんかにゃ出てこねえで~
アイクの後ろに隠れてろよ。~
なぁ、セネリオ。▼
:[セネリオ]|
…あなたは知性の欠片も~
ないような人でしたが……~
弓の腕だけは一流だった。▼~
それは認めます。▼~
ですが…今の僕の実力も……~
あなたが知る程度のものだと、~
思わないほうが身のためですよ?▼
:[シノン]|
へっ……相変わらず~
かわいげのねえガキだぜ!▼
***ミストvsシノン [#a8e16aee]
:[ミスト](上)|
もう、やめてよシノン!~
なんで仲間同士で戦いなんて……~
こんなの、ひどすぎるよ……▼
:[シノン](下)|
……戦いってのなぁ、こういうもんだ。~
戦場に出てきたからには……~
泣き言は通用しねえ。覚えとけよ。▼
~※ゲーム中のテキストが「戦いってのなぁ」になっています。
***ヨファvsシノン [#b724813b]
:[ヨファ]|
シノンさん……▼
:[シノン]|
情けねえツラしてんじゃねえよ。~
ほら、弓を構えな。▼~
情なんざ戦場じゃクソの役にも立たねえ。~
オレが、そう教えてやったろ?▼
:[ヨファ]|
う……う……~
シノンさ……ん………▼
***シノン撃破時(通常) [#x7af1692]
:[シノン](上)|
ぐ… ……~
ヘッ …ったく……~
つまんねぇ…生き方だった…な……▼
***シノン撃破時(ヨファ) [#k781a012]
:[シノン]|
ぐ… ………▼
:[ヨファ]|
シノンさん! シノンさん…!!▼
:[シノン]|
…だから…泣くなって…~
いってんだろ?▼
:[ヨファ]|
………▼
:[シノン]|
……これで…いいんだ…~
…こ…れ……で……… ……▼
:[ヨファ]|
シノンさ…っ…!▼~
うえっ うっく… ……▼
***シノン撃破時(アイク) [#vec03991]
:[シノン]|
ぐ… ……▼
:[アイク]|
動くな、傷口が広がる。▼
:[シノン]|
…なんのつもり…だ?~
はや…く……やれ……▼
:[アイク]|
………▼
:[シノン]|
……ヘッ ………▼
***カヤッチェ初戦時 [#w5079797]
:[カヤッチェ](上段)|
思い知るがよい。~
これが、デインの力だ!▼
***アイクvsカヤッチェ初戦時 [#e88c154e]
:[カヤッチェ](上段)|
貴様らが…これまでいかに~
強運に恵まれたか知らぬ。▼~
だが…運だけで~
この長城を越えることはできぬわ!▼
***リュシオンで戦闘 [#sdec2355]
:[カヤッチェ](上段)|
白い…羽……!?~
まさかあれが…~
絶滅したはずのセリノスのサギか。▼~
……特別な力があるときくが、~
敵に属するなら始末せねばなるまい。▼
***獣牙族で戦闘 [#yeff5658]
:[カヤッチェ](上段)|
邪悪なる獣どもよ…~
我が国とおまえたちガリアは、~
長い戦いの歴史を持つ。▼~
そろそろ…決着をつけるには~
いい頃合であろうか。▼
***鳥翼族で戦闘 [#eeff2658]
:[カヤッチェ](上段)|
フェニキスのタカども…!~
その戦闘力は獣にわずかに劣るらしいが…
空を飛ぶだけ、始末におえぬか……▼
***カヤッチェ撃破 [#w62746db]
:[カヤッチェ](上段)|
近づかせ……すぎたか……▼
**クリア後 [#jee4cf2f]
*ヨファでシノンと話し、その後アイクでシノンを撃破してい...
(背景:雪原、中央左:シノン)
:[シノン]|
あーあ…負け戦か。~
成り上がる好機だったってのにな。▼
~(中央右にアイク登場)
:[アイク]|
シノン。▼
:[シノン]|
ヘッ アイクぼうやごときに~
やられちまうとはなぁ?~
オレもやきがまわったもんだぜ。▼~
覚悟はできてるぜ、~
きっちりケジメつけてくれよ。▼
:[アイク]|
傭兵団に戻って来い。▼
:[シノン]|
やだね。▼
:[アイク]|
…あんたは、昔から~
俺を気に入らないって態度だったな。▼
:[シノン]|
あぁ、気に入らないねぇ。▼
:[アイク]|
俺が…実力もないガキで、~
親父の威光だけの役立たずだったから…~
だから気に入らない。▼~
あんたは、いつも、そう言ってた。▼
:[シノン]|
かもな。▼
:[アイク]|
だが俺は、あんたに勝った。~
もう、その理由は~
通用しないんじゃないのか?▼
:[シノン]|
……チッ 妙な知恵、つけやがった。▼
:[アイク]|
もう1度、言う。~
傭兵団に戻って来い。▼~
俺はあんたの腕を認めてる。~
団長として、あんたを仲間にしたい。▼
:[シノン]|
………▼~
…次に勝負して、オレが勝ったら~
団長の座はもらうぜ?~
それでもいいんってんなら…▼
~(原文ママ。“それでもいいって”の誤りと思われる)
:[アイク]|
かまわん。▼
:[シノン]|
じゃあ、手打ちだな。▼
:[アイク]|
ああ。▼
(暗転)
(背景:長城門前、左端:ベグニオン兵、中央右:アイク)~
:[ベグニオン兵]|
将軍! 付近の制圧は終了しました。~
残ったデイン軍も退却を始めています。~
…将軍?▼
:[アイク]|
あ、ああ。わかった。▼
:[ベグニオン兵]|
では、失礼します!▼
~(ベグニオン兵消える)
:[アイク]|
…将軍、なぁ。▼
~(中央左にナーシル登場)
:[ナーシル]|
どうにも、落ち着かないという顔だね。▼
:[アイク]|
ナーシル。▼~
どうしたんだ?~
最近、姿を見せなかったようだが。▼
:[ナーシル]|
少し、ごたごたしていてね。▼~
ベグニオンを発つにあたり、~
船を売ったり、乗組員を解雇したり…~
片付けることが色々あったんだ。▼
:[アイク]|
そうか。~
結局、俺たちの戦いに~
巻き込んでしまったな。▼~
いいのか?~
あんたはあんたで、~
やることがあるだろう?▼
:[ナーシル]|
……別に自分の利を放棄して~
クリミア軍にいるわけじゃないよ。▼~
私なりに、ここにいる価値があると~
判断したから…~
だから気にしないでくれ。▼
:[アイク]|
だったらいいが。~
あんたは何かと物知りだからな。~
いてくれると助かる。▼
:[ナーシル]|
ふふ それはお互いさまだよ。▼~
それより、朗報を持ってきたんだ。▼
:[アイク]|
なんだ?▼
:[ナーシル]|
ガリア上層部が、にわかに動き始めた。▼~
これまで決して防戦の姿勢を~
崩さなかったんだが…▼~
いつまでたっても動かない戦況に、~
業を煮やしたようだね。▼~
アイク、今日の勝利は…~
とても価値があるものだよ。▼~
デインの牙城を崩す、決定的な~
一手となるかもしれない。▼~
『クリミア軍がデインを切り崩しにかかった』~
…その報は、瞬く間に大陸中に響き渡り、~
和を乱したデインへ、一斉に非難が集中する。▼~
クリミアを旗印に、ガリアの参戦も夢じゃない。▼~
このまま勝ち続けるんだ。~
そうすれば、自然と道は開けるだろう。▼
:[アイク]|
歴史が大きく動く…~
デインを、俺たちの手で滅ぼす……▼~
できるだろうか、俺に?▼
:[ナーシル]|
人は与えられた器に従い~
大きくなるもの。▼~
君は将の器だよ、アイク。~
今はまだ、鳥翼族の一部だけど…~
ラグズとの信頼関係を築いたんだ。▼~
それは、君の決断によって~
成し遂げられた成果だよ。▼
:[アイク]|
…親父のおかげだ。▼~
もし、俺の選んできた行動が~
正しいといえる道だとすれば、~
それは、親父がそう育てたからだ。▼~
自分に正直に生きていれば、~
自ずと人はついてくると……~
そう教わった。▼
:[ナーシル]|
…素晴らしい人だったんだね。▼
:[アイク]|
……いつか、親父のように~
強くなって……▼~
それから追い抜くっていうのが~
俺の目標だったんだけどな。▼~
…結局、果たせないものに~
なっちまった……▼
:[ナーシル]|
……▼
~(暗転)
~(背景:雪原、中央左:ネサラ、右端:キルヴァス兵)
:[ネサラ]|
なんだと?~
国境が突破された!?▼
:[キルヴァス兵]|
…デイン兵はおろか、~
我がキルヴァスの小隊も~
全て潰されました。▼
:[ネサラ]|
……やるじゃないか。~
寄せ集めの軍にしてはな。▼~
仕方ない、デイン軍へ急使を送れ。~
『敵は意外にやるようだ』ってな。▼
:[キルヴァス兵]|
ただちに。▼
~(キルヴァス兵消える)
:[ネサラ]|
おい、ちょっと待て。▼
~(キルヴァス兵戻る)
:[キルヴァス兵]|
は?▼
:[ネサラ]|
デインのニンゲン兵を~
選んで行かせるんだぞ。~
間違っても、仲間を使うな。▼
:[キルヴァス兵]|
ですが、翼を持たない~
ニンゲンでは時間が……▼
:[ネサラ]|
次の防衛線にいるプラハ将軍ってのは、~
気のきっつい女だ。▼~
キルヴァス兵が負けの報告なんか~
持ってってみろ、その場で~
ケシズミにされかねんさ。▼
:[キルヴァス兵]|
わ、わかりました!▼
~(暗転)
~(背景:天幕前、中央左:ナーシル)
:[ナーシル]|
……誰だ?▼
~(右端にセネリオ登場)
:[セネリオ]|
…………▼
:[ナーシル]|
セネリオ…?~
こんなところで、どうしたんだい?▼
:[セネリオ]|
…なにを企んでいるんですか?▼
:[ナーシル]|
…急になんの話かな?~
さっぱり訳がわからな……▼
:[セネリオ]|
…とぼけても無駄です。▼~
ガリアに動きがあったのは、~
誰かが特別な情報をもたらしたから…~
ではないですか?▼
:[ナーシル]|
………▼
:[セネリオ]|
あなたの役目は…▼~
クリミア王女が、うまく~
ベグニオンにたどり着き、~
その後ろ盾を得られるかどうか…▼~
そして、それが思いがけず~
うまくことが運んだとしても、▼~
ラグズと共闘するに、~
値する人物たるか否か…▼~
その2つを見極めることだった。~
違いますか?▼
:[ナーシル]|
……そこまで分かっていながら、~
どうして黙っていたんだい?▼
:[セネリオ]|
あなたの行動は、~
クリミア王女にとって…~
好意的なものでしたから。▼~
放っておいても、~
害はないと判断していました。▼
:[ナーシル]|
…今は違う、とでも~
いいたそうな口ぶりだね?▼
:[セネリオ]|
任務を完了したはずのあなたが、~
のこのこと戻ってきた……~
いったい何のために?▼
:[ナーシル]|
……君に説明しなくてはならない~
義務はないと思うけど?▼
:[セネリオ]|
…では、あなたの正体を~
アイクたちに言うまでです。▼
:[ナーシル]|
…誰にだって隠しておきたい~
秘密の1つや2つあるだろう?~
……君も例外でないように、ね。▼
:[セネリオ]|
!!▼
:[ナーシル]|
…そういうことだ。▼~
さあ、明日も早いんだ。~
もう寝よう。▼
:[セネリオ]|
今日の奇襲を…~
敵は事前に知っているようでした。▼
:[ナーシル]|
……私の仕業だと思うのかい?▼
:[セネリオ]|
ええ…▼
:[ナーシル]|
やれやれ…~
嫌われたものだ。▼~
おやすみ。▼
~(ナーシル消える)
:[セネリオ]|
…………▼
** コメント [#t87fda91]
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