章別会話
ナレーション†
<ワールドマップ>
アイクたちは、マレハウト山岳に
囲まれた渓谷で
ガリア王カイネギスと再会する。▼
途中合流した
フェニキス王ティバーンが
もたらした言葉は、▼
もはやアシュナードとの対決の場をもつのに
一刻の猶予もないのだと示していた。▼
国に戻るカイネギスが残したガリア軍、
ティバーン率いるフェニキス部隊が
新たに加わったクリミア軍は▼
ベグニオンを出発した時の
ほぼ三倍近い兵力となっていた。▼
それでも尚、クリミア城を占領する
デイン軍主力はいまだ力を残し、
数的優位は揺らいでいない。▼
さらに、ここから
王都奪還へ至る道には
二つの大きな関門が待っていた。▼
ピネル砦とナドゥス城である。
この拠点をいかに攻略するかが
戦いの行方を左右するのである。▼
オープニング†
第26章 激突
(クリミア王城)
(背景:クリミア城内、玉座の間)
- [アシュナード](左端)
- …そうか、クリミア軍が
とうとうガリアと合流したか。▼
- [漆黒の騎士](右端)
- 更に、サギの姫の一件で
フェニキス軍も加わった様子…▼
- [アシュナード]
- ほう、タカ王が…▼
- [漆黒の騎士]
- これにより、ここ
クリミア王都に集結しつつある
デイン軍本体との兵力の差は…▼
かなりつまってきたと言えましょう。▼
依然、我がデイン優勢という
事実を覆すほどではありませんが。▼
- [アシュナード]
- く、くくくくく
面白くなってきたではないか…▼
だが、まだだ。▼
…我が軍の兵を2つに割り、
一方をぶつけよ。▼
- [漆黒の騎士]
- ……指揮は、
誰にとらせましょう?▼
- [アシュナード]
- ベウフォレスに。▼
- [漆黒の騎士]
- あの者ですか…▼
- [アシュナード]
- 不満か?▼
そうだな…おまえに任せて
どのような行動にでるか見るのも悪くはないが…▼
くくくくく▼
- [漆黒の騎士]
- …わたしが裏切るとお思いですか?▼
- [アシュナード]
- 心にないことではあるまい?▼
- [漆黒の騎士]
- ……おたわむれを。▼
では、早急に軍を編成し直し、
ベウフォレス指揮下で
クリミア軍にぶつけるよう手配します。▼
それでよろしいでしょうか?▼
- [アシュナード]
- まかせる。▼
- [漆黒の騎士]
- ……それから、王よ。
私の留守中に、イナの
始末を命じられたとか?▼
- [アシュナード]
- ……イナか、
すっかり忘れておったわ。▼
デイン王都にて敗れた時点で
興味を失ったからな。▼
確かに、プラハに
そう命じた覚えがあるぞ。▼
手に余るようなら、
捕らえるだけでもよいとな。▼
- [漆黒の騎士]
- なるほど。▼
- [アシュナード]
- それが、どうかしたのか?▼
- [漆黒の騎士]
- プラハ将軍配下の者により、
捕らえられていたようです。▼
が、将軍亡き後、処遇に困ったようで
この私の方へまわされてきましたので……▼
- [アシュナード]
- くく プラハの良いところは、
我の命令を、忠実にこなすところだったな。▼
で、どうするつもりだ?▼
- [漆黒の騎士]
- 王のご指示を賜りたい。▼
始末するというお気持ちに
変わりないようでしたら、
早速そのように致しますが?▼
- [アシュナード]
- ……好きにせよ。
ただし、我の元には戻らせぬようにな。▼
あやつが近づくと、ラジャイオンの
気が乱れるのでな……▼
- [漆黒の騎士]
- 御意。▼
(暗転)
(背景:天幕内)
(中央左:アイク、中央右:セネリオ)
- [アイク]
- …みんな集まったな。
よし、セネリオ、
始めてくれ。▼
- [セネリオ]
- はい。▼
(背景:ワールドマップ)
- [セネリオ]
- この地図をご覧ください。▼
我が軍の現在いる場所がここ、
マレハウト山岳です。▼
……ここから王都に至る道にある
敵の防御拠点は大きく2つ…
ピネル砦とナドゥス城です。▼
*ルキノ&ユリシーズ&ジョフレが全員生存時
(砦と城に矢印)
- [ユリシーズ]
- これらは、我がクリミアが対外防御のために
備えたものですが…▼
こうして敵の手に渡ってしまうと、
やっかいなことこの上ございませんな。▼
しかも、デインの方が有効かつ
理想的な布陣をしいているとは…
いやはや、まいりますな。▼
- [ジョフレ]
- おい、ユリシーズ!
敵を褒めてどうする。▼
- [ユリシーズ]
- 本当のことなのだから
仕方なかろう?▼
- [ルキノ]
- 2人とも、うるさいわ。
黙ってて。▼
- [ジョフレ]
- …………▼
*ルキノ&ユリシーズ&ジョフレのいずれかが死亡時
(砦と城に矢印)
- [セネリオ]
- これらは、クリミアが対外防衛のために
備えたものですが…▼
こうして敵の手に渡ってしまうと、
少々、やっかいです。▼
- [アイク]
- この2つは距離が近い。
1度に攻めることができれば
いいんだろうが……▼
- [ティアマト]
- 今の兵力では、もたないでしょうね。
といって、一方に攻め込んだ途端、
挟み撃ちになるというのも困るし……▼
- [セネリオ]
- 軍を2つに分けることはできませんが、
敵の守りの薄いほうに、ある程度の兵力を割き、
牽制するだけでも効果があるでしょう。▼
その間に、本軍はもう一方を徹底的に攻め、
これを落としてしまいます。▼
(背景:天幕内)
(中央右:アイク、右端・:セネリオ)
- [アイク]
- なるほど…▼
で、兵が多いのはどっちだ?▼
- [セネリオ]
- ピネル砦ですね。▼
`(左端にティバーン現れる)
- [ティバーン]
- じゃあ、本軍が攻めるのは
ピネル砦ってことになるな。▼
俺のフェニキス軍に
ガリアの一部隊を貸してくれたら、▼
ナドゥス城に出向いてって
適当に攻撃を仕掛けとくぜ。▼
相手が出てきたら、退く…を
繰り返せば、牽制にはなるだろう。▼
- [アイク]
- そうしてもらえると助かる。
日暮れまでに決着をつけておく。
ピネル砦で落ち合おう。▼
- [ティバーン]
- 決まりだな。▼
(戦況報告画面へ)
【情報】†
<兵士 ☆☆>†
(背景:天幕内)
(左端:兵士、中央右:アイク)
- [クリミア兵]
- 将軍、少しよろしいでしょうか?▼
- [アイク]
- なんだ?▼
- [クリミア兵]
- どうしても勝てない敵が
目の前にいるとします。▼
その場合… 戦闘力の低い我らは
どう対処すればよろしいでしょうか?▼
せめて、将軍たちの
足手まといにならぬよう、
退いたほうがよいのでしょうか?▼
それとも…命を賭しても、
相手に一撃なりを加えるべきでしょうか?▼
- [アイク]
- ……圧倒的に力差のある敵将なら、
無理をしてぶつかる必要はない。
ただ、はなからあきらめないで、▼
相手の特徴を見極め、
本当に逃げるしか手はないのか
確かめるくらいはしたほうがいい。▼
- [クリミア兵]
- 特徴を…ですか。▼
- [アイク]
- そうだ。例えば…
相手がどんな兵種で、
どんな武器を装備しているか、とかな。▼
そうすれば有効な攻撃法が
見つかるだろう?▼
- [クリミア兵]
- 戦術の、基本中の基本ですね。▼
……でも、確かに……
戦いをこなすほど…基本が
ないがしろになっていたかもしれません。▼
…少し、希望が見えました。
どうもありがとうございました!!▼
- [アイク]
- ……ああ。▼
(暗転)
<ティバーン ☆>†
(背景:天幕の外、夜間)
(中央左:ティバーン、中央右:リュシオン、右端:アイク)
- [アイク]
- もう、出発するのか?▼
- [ティバーン]
- ああ。まずは偵察がてら、
デインの奴らと遊んでやるぜ。▼
- [アイク]
- 頼む。▼
- [ティバーン]
- まかせておけ。▼
- [リュシオン]
- ティバーン…▼
- [ティバーン]
- すまんな、リュシオン。
リアーネのことは、完全に俺の失態だ。▼
- [リュシオン]
- …あなたのせいじゃない。
謝らないで下さい…▼
……リアーネはきっと大丈夫。▼
【負】の気に満たされた戦場でも…
ほんの、かすかにですが……
リアーネの気配を感じます。▼
- [ティバーン]
- それなら、尚更…▼
一刻も早く助けてやらんとな。
別の手も打ってはいるが…
デインをぶっ潰せば確実だ。▼
- [リュシオン]
- ええ。▼
- [アイク]
- …リュシオンの▼
リアーネの気配を感じるっていう、
その不思議な力は…
サギの民、特有のものなのか?▼
- [ティバーン]
- 少なくとも、
俺たちタカの民にはないようだがな▼
- [リュシオン]
- ティバーン。種族による差があるだけで…
ラグズなら誰でも少なからず
もっているはずの能力です。▼
- [ティバーン]
- …じゃ、俺が鈍いだけか。▼
- [リュシオン]
- 強い力を持つのは……
鳥翼族では、私たちサギの民。▼
獣牙族なら…サギほどではないにしろ、
猫の民が長けていると聞きます。▼
そして、竜鱗族は…
恐らく私たち同等、もしくはそれ以上の
能力を持つという話です。▼
- [アイク]
- ひとくくりにラグズといっても、
思った以上に、差があるんだな。▼
- [ティバーン]
- 見たまんまってことだ。
化身した姿は、どの種族も似ていないだろ?▼
- [アイク]
- なるほど…▼
- [ティバーン]
- じゃあ、俺の部隊はもう行くぜ。▼
- [アイク]
- ああ、また後でな。▼
- [リュシオン]
- ティバーン、
武運を祈っています。▼
- [ティバーン]
- そっちもな。
無理はすんなよ。▼
(ティバーン消える)
- [リュシオン]
- ………………▼
- [アイク]
- ……リュシオン。▼
(リュシオン、画面左に移動)
- [リュシオン]
- すまない、アイク。
これからという時に……
こんなことに…なって………▼
- [アイク]
- あんたが謝ることじゃない。
…………無理をするな。▼
- [リュシオン]
- ………ああ……▼
……………………▼
- [アイク]
- …………▼
(暗転)
進撃前†
(背景:天幕の外、昼間、中央左:アイク、右端:エリンシア)
- [エリンシア]
- アイク様。▼
- [アイク]
- エリンシア姫…
!?▼
(暗転)
(背景:一枚絵、アイクと向かい合うエリンシア、天馬)
- [アイク]
- どうしたんだ、その格好?▼
- [エリンシア]
- 私も戦列に加えていただこうと
思いまして…▼
- [アイク]
- それ、天馬か?▼
*ルキノ&ユリシーズ&ジョフレが全員生存時
- [エリンシア]
- はい。
私の曾お婆様の形見なのです。▼
私にうまく扱えるか不安ですが…
とにかく、やってみます。▼
- [アイク]
- だが、そんな危険なことを
あんたのお付きたちは
許さないんじゃないか?▼
- [エリンシア]
- それは……▼
- [アイク]
- いいのか、ジョフレ?▼
- [ジョフレ]
- ……わたしの個人的な気持ちでは
反対なのだが、▼
姫のたっての
ご希望でもあることだし……▼
- [ルキノ]
- それに、姫の曾祖母たるお方は、
ベグニオンよりお輿入れされた
立派な聖天馬騎士であったと伺います。▼
エリンシア様は、
乗馬も剣もお上手でしたし…▼
いざという時に、
ご自身でも、戦えるほうがよいのでは
ないかという結論に達しました。▼
- [ユリシーズ]
- クリミア王家が所有していた
聖天馬と装身具一式……▼
これまで、お使いになられる方は
いらっしゃらなかったのですが…▼
いやはや、我が姫が
これほど似合われるとは!▼
まるで、姫のためにあつらえたようでは
ありませんかな。▼
(暗転)
(背景:天幕の外)
(中央左:アイク、中央右:エリンシア、右端:ユリシーズ)
- [アイク]
- よく、敵の手に渡らなかったな…▼
- [ユリシーズ]
- ……レニング様が、姫のために
必要になるだろうとおっしゃられ、
吾輩が王宮より連れ出しました▼
レニング様は、最期のその時まで
姫のことをお気にかけておいででした。▼
『自分の信ずるままに進め』と、
そうおっしゃられて……▼
- [エリンシア]
- ……叔父様はいつでも、
私の一番の理解者でした…▼
こんな格好をしたからといって、▼
経験のない私が、いきなり
みなさまと同じように戦えるとは
思っておりません……▼
ですが…後方で何もせず
じっとしているのは……
不安で胸が押しつぶされそうです。▼
戦いで役に立てなかったとしても…
回復の杖をもって……▼
傷ついた兵士を1人でも多く
救うことができたらと……▼
お願いですアイク様。
私、ぜったいに無理はしません。▼
- [ジョフレ]
- アイク殿、姫は私たちが
責任をもってお守りします。▼
- [ルキノ]
- 姫のお心をどうか……▼
- [アイク]
- ……俺が許すとか
許さないとか言う問題じゃないだろ?▼
姫がそうすると決めたなら、
俺はそれに従うまでだ。▼
くれぐれも気をつけてな。▼
- [エリンシア]
- あ、ありがとうございます!!▼
- [ユリシーズ]
- ささ、では参りますかな。
姫の初陣にございますぞ!▼
(暗転)
*ルキノ&ユリシーズ&ジョフレのいずれかが死亡時
- [エリンシア]
- はい。▼
…この天馬と、鎧と剣…
これらは全て、
私の曾お婆様の形見なのです。▼
臣下たちが王宮より落ち延びる際、
連れて逃げることに成功したそうです。▼
私に上手く扱えるか不安ですが…
とにかく、やってみます。▼
- [アイク]
- …あんたはこの戦いの旗印だ。
あんたが戦死するということが何を意味するか…
考えなかったわけじゃないよな?▼
- [エリンシア]
- …………私が死ねば…
クリミア再興の望みは完全に断たれる。
それはもちろん、わかっています。▼
- [アイク]
- じゃあ、どうして…▼
(暗転)
(背景:天幕の外)
(中央左:アイク、中央右:エリンシア)
- [エリンシア]
- この天馬と装備一式は…
レニング叔父様が、私のために
用意してくれたものです…▼
……叔父様はいつでも、
私の一番の理解者でした…▼
『自分の信ずるままに進め』と、
いつも私にそうおっしゃられて……▼
こんな格好をしたからといって、
経験のない私が、いきなり
みなさまと同じように戦えるとは思いません……▼
ですが…後方で何もせず
じっとしているのは……
不安で胸が押しつぶされそうです。▼
戦いで役に立てなかったとしても…
回復の杖をもって……▼
傷ついた兵士を1人でも多く
救うことができたらと……▼
ですから…お願いです、アイク様!▼
- [アイク]
- ……雇い主の決定に、
俺がどうこう言うつもりはない。▼
あんたが戦場に出るというなら
俺は全力でそれを守る。
それだけのことだ。▼
ただ、いつでも
俺の見えるところにいるよう
心がけてくれ。頼む。▼
- [エリンシア]
- わかりました!
約束は必ず守ります。▼
- [アイク]
- じゃあ、出撃しよう。▼
- [エリンシア]
- はい!▼
(暗転)
(背景:マップ画面、ピネル砦前)
- [ベウフォレス](下段)
- …………▼
(背景:マップ画面、砦南東)
- [ティアマト](上段)
- …アイク、思った以上に
敵兵の数が多いわ。▼
今見えているだけでも、
この軍の倍近くいるようね。▼
- [セネリオ](下段)
- ……砦の中にも
かなりの数がいるでしょうし……
この戦いは長引くかもしれません。▼
- [アイク](上段)
- それでも、前に進むには
どんな障害も、乗り越えるしかない。▼
……俺たちの戦いに退路はない!▼
(戦闘メニュー画面へ)
進撃後†
(デイン側陣営)
- [デイン兵](上段)
- ベウフォレス将軍!
クリミア軍が、
誘いにのって攻めて参りました。▼
- [ベウフォレス](下段)
- …………▼
- [デイン兵](上段)
- いかがいたしましょうか!?▼
- [ベウフォレス](下段)
- …………▼
- [デイン兵](上段)
- 将軍…?
あの…我々は、
どう動けば……▼
- [ベウフォレス](下段)
- ……潰せ。
一兵たりと、生きて帰すな……▼
- [デイン兵](上段)
- は…はいっ!▼
(アイク陣営)
- [アイク](上段)
- セネリオ、
ここの敵将について
情報はあるか?▼
- [セネリオ](下段)
- はい。調べてあります。
【四駿】の1人…
ベウフォレス将軍です。▼
- [アイク](上段)
- 【四駿】というからには、
あのプラハって女将軍と
同等の力だということか?▼
- [セネリオ](下段)
- ……いえ、そういう
わけではないようです。▼
そもそも【四駿】の称号は、
デイン王の側近のうち、▼
実力の高い者4名に
与えられるものらしいですね。▼
- [ティアマト](中段)
- じゃあ、入れ替わりが
あるということね?
今はどんな人物がいるの?▼
- [セネリオ](下段)
- まず、オルリベス大橋で
我々が討ち取ったプラハ将軍、▼
先ほど名のあがった
ベウフォレス将軍…▼
先王の代から定席として
君臨するプライス将軍…▼
そして…『漆黒の騎士』と
呼ばれる謎の将軍……
この4名になります。▼
- [ティアマト](中段)
- その漆黒の騎士が…
団長の仇なの?▼
- [セネリオ](下段)
- まず、間違いないようです。▼
- [アイク](上段)
- ……………▼
- [ティアマト](中段)
- ……ねえ、セネリオ。
ベウフォレス将軍について
もっと詳しく聞かせて?▼
- [セネリオ](下段)
- …そうですね……▼
後は…デインの将軍に
取り立てられたのは
つい先ごろだという話ぐらいで…▼
- [ティアマト](中段)
- じゃあ、余程の
実力者ということね…▼
- [セネリオ](下段)
- 漆黒の騎士同様、
常に鎧兜を身につけ…
素顔を見せることはなく――▼
鎧の中に人は入っておらず…
太古の亡霊が操っているとか
異界の魔物であるとか……▼
入ってくるのは迷信じみた、
くだらない噂ばかりです。▼
- [アイク](上段)
- ……まあいい。
剣を交えれば
いやでもわかる。▼
ただのこけおどしか、
それとも本物の化け物か……▼
どちらにせよ、剣の
通用する相手ならいいがな。▼
よし、行くぞ!▼
ベウフォレス初戦時†
- [ベウフォレス](上段)
- ……滅びよ……
……滅……▼
エリンシアVSベウフォレス [#fc1032ff]†
- [ベウフォレス]
- ……
……グ…グォォ……▼
- [エリンシア]
- …ひ……▼
- [ベウフォレス]
- …グ…ォ…
オ……▼
アイクVSベウフォレス†
- [ベウフォレス]
- ……
滅びよ……滅……▼
- [アイク]
- …おまえがベウフォレスか。
悪いが、殺されてやるわけにはいかん。▼
- [ベウフォレス]
- …私…
…を…▼
- [アイク]
- 何?▼
- [ベウフォレス]
- 私を…
…殺せ……
…私……を…▼
- [アイク]
- どういうことだ…?
正気を失っているのか?▼
- [ベウフォレス]
- …グ、グ…
グアァアアア!!▼
- [アイク]
- !!▼
リュシオンVSベウフォレス†
- [ベウフォレス](左上)
- …………▼
鳥翼族(タカ)VSベウフォレス†
- [ベウフォレス](左上)
- …………▼
獣牙族VSベウフォレス†
- [ベウフォレス](左上)
- …………▼
ジル、タウロニオ、ハールVSベウフォレス†
- [ベウフォレス](左上)
- …………▼
ベウフォレス撃破時†
- [ベウフォレス](上段)
- ………ガ…ァ……▼
クリア後†
(マップ画面:砦周辺)
- [クリミア兵](上段)
- 敵軍が、次々と
退却していきます!
追撃しますか!▼
- [アイク](下段)
- いや、ほうっておけ。▼
……今日はもう、じゅうぶん戦った。
砦に荷物を運び込み、
全員ゆっくり休息をとらせるんだ。▼
- [クリミア兵](上段)
- はっ!▼
(暗転)
【クリミア王城】
(背景:玉座前、左端:アシュナード、右端:ブライス)
- [アシュナード]
- そうか、またクリミア軍は
勝利したのか。
くくくく▼
では、残りをナドゥス城へ
援軍として向かわせろ。▼
城を守る将、ハフェドの指揮下におき、
そこでまたやつらにぶつけるのだ。▼
- [ブライス]
- しかし、それでは
王都に残る兵の数が
近衛だけとなってしまいますが?▼
- [アシュナード]
- ここには我がおる。▼
もし、ハフェドを破り、
なおもここにこれるのであれば
我と戦う資格があると認めよう。▼
- [ブライス]
- ……王に問いたい。
何故、このように兵を分散し、
敵へ有利となるようなことをなさるのか。▼
王はまるで……▼
- [アシュナード]
- まるで?
なんだ? 申してみよ。▼
- [ブライス]
- …クリミア軍が勝ち抜き、
王の前に現れることを
望んでおられるように見えます。▼
- [アシュナード]
- ……否定はせん。▼
- [ブライス]
- デインの敗北を…
望まれるとおおせか?▼
- [アシュナード]
- それは違う。
まともに考えれば
我がデインは敗れぬ。▼
兵力を初めとする様々な
条件から照らし合わせてもな……▼
だが、ことごとく
その予想を覆された。▼
これは運なのか?
それとも個々の兵に差が?▼
ならば、どこまでこれるものか
興味深いではないか。▼
- [ブライス]
- ……私には
わかりかねます……▼
(ブライス消える)
- [アシュナード]
- くくくくく
実に愉快だ。▼
戦ほど、我の気持ちを
昂らせるものはない……▼