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会話集/章別会話/第1部-セオドラ編-2章
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[[会話集/章別会話]]
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* オープニング [#h34c3cb5]
**メガエラ [#naa47022]
:[ダヤン]|
サラミス王国の各地を守護する~
9つの屈強なる軍団一▼~
:[ダヤン]|
その長たる諸君には、俺の招集に応じ~
今日ここに集まってもらったこと、感謝する。▼~
:[コン・ムー]|
ダヤン殿下、いったいどういうおつもりですか。~
独断で彼らをメガエラに招集するなどと!▼~
:[コン・ムー]|
彼らはサラミスの軍事力の要。~
各地の防衛が手薄になる危険があるのですぞ。▼~
:[ダヤン]|
フン……諸君に緊急の招集をかけたのは、~
臨時の重臣会議を開催するため。▼~
:[ダヤン]|
議題は、この俺の成人を待たず~
王位継承の儀を行うことについて議決を行うこと。▼~
:[ダヤン]|
各地の防衛力が一時的に低下することより、~
王座を長く空位にしておくほうが国の混乱を招く。▼~
:[ダヤン]|
……そう思う者も多いということだ。~
まあ、宰相は反対なようだが。▼~
:[コン・ムー]|
然にございます。我が国の王権は20歳の~
成人を迎えた際に継がれるのが古くからの伝統。▼~
:[コン・ムー]|
ダヤン殿下はいまだ18歳。~
伝統を軽視することなど、まかりとおりませぬ。▼~
:[ダヤン]|
……王不在の今、重臣会議による決定は~
宰相一人の裁量よりも重い決定となる。▼~
:[ダヤン]|
さあ、古臭い慣習よりも、今俺のことを~
支持する者はその剣を掲げるがいい。▼~
:[コン・ムー]|
……!思ったよりも~
ダヤン殿下に票が集まったか。しかし……▼~
:[コン・ムー]|
過半数には届きませんでしたな。~
よって、この議案は否決とすることに一▼~
:[コン・ムー]|
な……!?~
こ、これは何ということだ……▼~
:[ダヤン]|
ハハハッ、賛成は五人だ。そして~
王位継承権を持つ俺の票もあわせて6票。▼~
:[ダヤン]|
反対票に宰相の票を足しても5票。~
よって、可決となる!▼~
:[コン・ムー]|
まさかここまで根回し済みだったとは。~
私は少々、ダヤン殿下を見誤っていたか。▼~
:[コン・ムー]|
……まさか、名将と名高いお主までもが~
ダヤン殿下につくとはな。フーバー将軍。▼~
:[コン・ムー]|
先王セルヒオ様のご遺志を知りながら、~
何故そのような愚かな決断を!▼~
:[兵士]|
おお……あれが「王権の斧」。~
なんという大きさだ……▼~
:[兵士]|
ダヤン殿下は、あの細腕で本当に~
あれを持ち上げてみせるというのか!?▼~
:[ダヤン]|
……ふふん、何も問題などないさ。~
なんといっても、俺には奥の手がある。▼~
:[ダヤン]|
こいつはフラーマ。飲めば即座に~
凄まじい力をもたらす、切り札だ。▼~
:[ダヤン]|
今日という日のために、北部の商人に~
莫大な金を払って手に入れておいたのさ。▼~
:[ダヤン]|
これさえあれば、こんな大きいだけが取り柄の~
斧を持ち上げることなど造作も……▼~
:[兵士]|
お待ちください!貴方を通すわけには……~
うわあっ!▼~
**セオドラの到着 [#j07c1221]
:[セオドラ]|
少し待ってもらおう。~
私はこの議決には異議がある。▼~
:[ダヤン]|
……姉上か。まさか生きて~
戻ってこようとは思わなかったが……▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様!あなたに問いたい。~
国というものを何と考えておられるか。▼~
:[ダヤン]|
知れたこと。国とは領土だ。~
強力な王によって支配される領土こそが国だ!▼~
:[ボナパルテ]|
これは笑止!~
ダヤン様、それは否にございます。▼~
:[ボナパルテ]|
国とは人にございます。人がいるからこそ、~
自らが戴く王の下に集い、国が出来るのです。▼~
:[ボナパルテ]|
そして人とは、心の器にございます。~
国家という家は、心なくして成り立たぬもの。▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様、失礼を承知で申し上げる。~
あなたには人心を集める力が足りませぬ。▼~
:[ボナパルテ]|
先王セルヒオ様は、それをよくわかっていらした。~
故に、ご自身の後継にセオドラ様を選ばれたのです!▼~
:[ダヤン]|
寝ぼけているのか?右腕を失った姉上に~
この斧が持ち上げられる訳がないだろう!▼~
:[ダヤン]|
お前達の出る幕などありはしない!~
衛兵、この場違いな連中をすぐにつまみ出せ!▼~
:[セオドラ]|
はたして、そうかな。▼~
:[セオドラ]|
ーぬんっ!▼~
:[ダヤン]|
ば、馬鹿な……何故右腕が戻っている!?~
切り落とされたはずなのに!▼~
:[コン・ムー]|
お……おお!?~
セオドラ様、これはいったい……!▼~
:[セオドラ]|
……偉大なる祖先が、~
私にもう一度機会を与えてくれた。▼~
:[セオドラ]|
残念だったな、ダヤン。お前の小療な陰謀で、~
私の道を阻むこと▼~
:[セオドラ]|
残念だったな、ダヤン。お前の小癪な陰謀で、~
私の道を阻むことなど出来んということだ。▼~
:[セオドラ]|
ぬあああああああっ!▼~
:[セオドラ]|
愚弟よ。此度の一連のことが~
お前の陰謀であることはわかっている。▼~
:[セオドラ]|
この上は観念し、~
おとなしく裁きを受けることだ。▼~
:[ダヤン]|
だ、黙れー!~
皆、この女を始末しろ!▼~
**戦闘開始 [#bc8ca407]
*** 進行 [#z08db485]
:[ダヤン]|
フーバー!~
行け!姉上の息の根をとめろ!▼~
:[フーバー]|
はい……ダヤン殿下……!▼~
*** フーバー [#uaba6832]
(戦闘開始-セオドラ)
:[フーバー]|
セオドラ殿下……私はダヤン殿下の将として~
あなたのお命、頂戴いたします!▼~
:[セオドラ]|
あくまで潔くか……その意気やよし!~
ならば来るがいい、フーバー将軍!▼~
(戦闘開始-ボナパルテ)
:[ボナパルテ]|
フーバー将軍、剣を収めよ。~
なぜ、おぬしのような忠臣が、ダヤン側に……▼~
:[フーバー]|
……ひとたびダヤン様についた以上、~
私はその約を違えるわけにはいかん。▼~
:[ボナパルテ]|
だが……貴公は、セルヒオ様から~
受けたご恩を忘れたと申すのか!▼~
:[フーバー]|
………。・・~
いまさら退けぬのだ、ボナパルテ将軍。▼~
:[ボナパルテ]|
ええい!~
この、石頭のくそじじいめが!▼~
(撃破時)
:[フーバー]|
ダヤン様……申し訳ございません……~
ここまでのようです……どうか、ご武運を……▼~
:[ダヤン]|
フーバーがやられた!?~
ちっ……あの役立たずが……!▼~
:[セオドラ]|
ダヤン、次はお前だ………~
この不毛な戦いに、決着をつけるとしよう。▼~
*** 進行 [#zb8eb533]
:[ダヤン]|
ええい、何をしている……!~
殺せ!あの女を殺せ!▼~
*** ダヤン [#v9765db5]
(戦闘開始)
:[ダヤン]|
時代の流れも読み取れぬ愚か者共めらが!~
ここでまとめて成敗してくれるわ!▼~
(戦闘開始-セオドラ)
:[ダヤン]|
どうやって腕を付けたかは知らないが……~
格の違いを教えてやるぞ、姉上!▼~
:[ダヤン]|
本当は、俺のほうが強いんだ!~
姉上なんかよりも、俺のほうがー!▼~
(撃破時)
:[ダヤン]|
そんな、そんな馬鹿な……~
俺の、完璧な計画が……!▼~
**戦闘終了 [#d24cffe5]
:[ダヤン]|
き、貴様……~
この俺に……泥をつけるなどと……▼~
:[セオドラ]|
ダヤン、お前の悪運は尽きた。~
これで観念することだ。▼~
:[セオドラ]|
直接手を下したわけではないとはいえ~
父上を殺した代償、払ってもらうぞ。▼~
:[ダヤン]|
な、なあ、姉上。俺の負けだ。~
もう絶対あんたには歯向かわない。▼~
:[ダヤン]|
ほら、俺たち、昔はあんなに~
仲が良かったじゃないか!▼~
:[ダヤン]|
この国の未来を一緒に~
語り合ったこともあったじゃないか!▼~
:[ダヤン]|
あんたに花の冠を贈ったこともあったよな!~
俺は、本当はあんたが好きだったんだ。▼~
:[ボナパルテ]|
殿下、ここでダヤン様を生かすと~
将来に禍根を残すことになるやもしれませぬ。▼~
:[セオドラ]|
……お前は、コットス要塞に生涯に亘って~
幽閉することとする。▼~
:[ダヤン]|
ひ、ひいっ。こ……コットスだと……!?~
い、嫌だ……あんな所になどと……!▼~
:[セオドラ]|
連れていけ。~
もうその顔は二度と見たくない。▼~
:[ボナパルテ]|
殿下……~
本当によろしかったのでしょうかな。▼~
:[セオドラ]|
奴があれほどまでに歪んでしまったのは、~
私のせいでもあるのかもしれん。▼~
:[セオドラ]|
大丈夫だ。コットスは絶海の孤島だ。~
脱出は不可能、奴はもう死んだも同然だ。▼~
:[セオドラ]|
それよりも、ダヤンに票を入れた連中は、~
どのようなやり取りがあったか取り調べよ。▼~
:[セオドラ]|
おおかた、ダヤンが即位した後の地位の安定~
目当てといった所だろうが。▼~
**場面転換 [#ide0a1ce]
:[フーバー]|
セオドラ殿下、~
見事な戦いにございましたな。▼~
:[セオドラ]|
フーバーか。私はよく父から、お前の~
格別な忠心について聞かされていたものだった。▼~
:[コン・ムー]|
なあ、フーバーよ。セオドラ様に王権を~
継承するのはセルヒオ様のご遺志。▼~
:[コン・ムー]|
誰よりも忠に篤いお前が、~
なぜそこをくみ取ることができなかったのだ。▼~
:[セオドラ]|
教えてくれ。お前のようなものがなぜ~
ダヤンの側についていたのか。▼~
:[フーバー]|
元々、私はダヤン殿下の母君の家に~
大恩を受けたことがございましたので、▼~
:[フーバー]|
ダヤン殿下に忠を捧げることは、~
私の義にございました。▼~
:[セオドラ]|
フーバーよ、お前の軍団長としての任を解く。~
領地も没収とする。▼~
:[セオドラ]|
その上で、直属の幕僚として私の下で~
こきつかってやる。覚悟しておくことだ。▼~
:[フーバー]|
なっ!?しかし私はセオドラ殿下に歯向かった~
逆賊、それでは周囲に示しがつきますまい。▼~
:[セオドラ]|
無論だ。ダヤンの側についた罪、なかった~
ことになどならない。そのための降格処分だ。▼~
:[セオドラ]|
だが、今の私に必要なものは、お前のような~
不器用なほどに義に篤い忠臣だ。▼~
:[セオドラ]|
今回の件で、軍団の再編成も必要になる。~
今は、私を支えられる人間が必要なのだ。▼~
:[セオドラ]|
私の下で、改めてその力を発揮するがいい。~
負い目があるのなら、その働きで挽回するのだ。▼~
**場面転換 [#gcf2edaa]
:[セオドラ]|
今日、ここに集まってくれた、~
私を祝福してくれるすべての者に感謝している。▼~
:[セオドラ]|
皆には、今から語る私の言葉をその胸に刻み、~
その証人となってもらいたい。▼~
:[セオドラ]|
私、セオドラ・セルヒオ・サバングレーンは~
偉大なる前王セルヒオより王位を継承し一▼~
:[セオドラ]|
サラミスの新しき王となり、皆を導いてゆく~
ことをここに宣言するものである。▼~
:[セオドラ]|
私は誓う。サラミスの新しき王として~
皆を正しく導くことを。▼~
:[セオドラ]|
歴史上、幾度も衝突を繰り返してきた、~
宿敵モーザとの決着を私の代でつけることを。▼~
:[セオドラ]|
私たちの祖たるダマスカル縁の地~
キュベレーをサラミス領に編入したのちー▼~
:[セオドラ]|
聖地として再建し、ユ・ファス信仰の~
中心に据え、彼女の名誉を回復することを。▼~
:[セオドラ]|
皆よ聞け!~
私は誇りを知っている!▼~
:[セオドラ]|
我らの母たる女神ユ・ファスから~
受けた大いなる愛を知っている!▼~
:[セオドラ]|
私は今ここに約束する。全身全霊でもって、~
必ずやユ・ファスの恩に報いることを!▼~
:[サラミスの民衆]|
セオドラ様、万歳!▼~
**場面転換 [#ze1b5940]
:[コン・ムー]|
凄まじい人気だ、セオドラ様は。~
英雄マハマドゥの来と讃える声も多い。▼~
:[ボナパルテ]|
なあ、コン・ムーよ……ワタクシは、~
これから奇妙なことを言うぞ。▼~
:[ボナパルテ]|
願わくば、おぬしの胸の中だけに~
仕舞っておいてほしいのだが。▼~
:[コン・ムー]|
何だ、改まりおって。~
お前らしくもない。▼~
:[ボナパルテ]|
最近よく思うのだが、世襲という仕組みは、~
もっと疑ってみてもいいのではないだろうか。▼~
:[コン・ムー]|
なっ……!?~
……構わん、続ける。▼~
:[ボナパルテ]|
ワタクシはかねてから、お嬢……セオドラ様こそが~
王に相応しいと思っていた。だがー▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様を見てみるがいい。同じ血の下に~
産まれたはずなのに、あれはまるで怪物だ。▼~
:[ボナパルテ]|
快楽を追い求め、大義も理想も信仰もなく、~
己の自尊心を慰めることだけに力を注ぎ▼~
:[ボナパルテ]|
兵も民も、自分に尽くすことが当たり前で、~
搾取するための対象程度にしか思っていない。▼~
:[ボナパルテ]|
もしセオドラ様がいなかったら……~
あのままどこかに消えてしまっていたら、▼~
:[ボナパルテ]|
サラミスの未来はダヤン様によって暗く~
閉ざされたものになっていたことは間違いない。▼~
:[ボナパルテ]|
こういう結果になって、安堵すると共に~
ワタクシは考えずにはいられない。▼~
:[コン・ムー]|
ええい、要するに何が言いたいのだ。~
早く結論を申せ。▼~
:[ボナパルテ]|
つまり、我々が王に求める、我々が忠を捧げ~
守るべきものは血などではなくて、▼~
:[ボナパルテ]|
もっと形のない、精神的な……志とか、~
真心のようなものではないだろうか、と。▼~
:[ボナパルテ]|
青臭い話かもしれぬが、改めて思う。~
ワタクシの主君がセオドラ様でよかった、とな。▼~
:[コン・ムー]|
ああ、まったくだな。~
安心するがいい。私もお前と同じ意見だ。▼~
:[ボナパルテ]|
だが、こうも思わずにいられんのだ。~
もしも将来、セオドラ様がお子を授かったとしたら、▼~
:[ボナパルテ]|
その方は将来、さぞや素晴らしい王に~
なるに違いないと。▼~
:[コン・ムー]|
……世襲を否定しておいて、~
その舌の根も乾かぬうちから呆れた奴め。▼~
:[ボナパルテ]|
ああ……結局どうしても「血統」というものに~
期待してしまう己がいるのだ。▼~
:[ボナパルテ]|
自分の本心すら、本当のとこはよくわからぬ。~
難しいものだな、我々人間というものは。▼~
*コメント [#pae42a3c]
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
#contents
* オープニング [#h34c3cb5]
**メガエラ [#naa47022]
:[ダヤン]|
サラミス王国の各地を守護する~
9つの屈強なる軍団一▼~
:[ダヤン]|
その長たる諸君には、俺の招集に応じ~
今日ここに集まってもらったこと、感謝する。▼~
:[コン・ムー]|
ダヤン殿下、いったいどういうおつもりですか。~
独断で彼らをメガエラに招集するなどと!▼~
:[コン・ムー]|
彼らはサラミスの軍事力の要。~
各地の防衛が手薄になる危険があるのですぞ。▼~
:[ダヤン]|
フン……諸君に緊急の招集をかけたのは、~
臨時の重臣会議を開催するため。▼~
:[ダヤン]|
議題は、この俺の成人を待たず~
王位継承の儀を行うことについて議決を行うこと。▼~
:[ダヤン]|
各地の防衛力が一時的に低下することより、~
王座を長く空位にしておくほうが国の混乱を招く。▼~
:[ダヤン]|
……そう思う者も多いということだ。~
まあ、宰相は反対なようだが。▼~
:[コン・ムー]|
然にございます。我が国の王権は20歳の~
成人を迎えた際に継がれるのが古くからの伝統。▼~
:[コン・ムー]|
ダヤン殿下はいまだ18歳。~
伝統を軽視することなど、まかりとおりませぬ。▼~
:[ダヤン]|
……王不在の今、重臣会議による決定は~
宰相一人の裁量よりも重い決定となる。▼~
:[ダヤン]|
さあ、古臭い慣習よりも、今俺のことを~
支持する者はその剣を掲げるがいい。▼~
:[コン・ムー]|
……!思ったよりも~
ダヤン殿下に票が集まったか。しかし……▼~
:[コン・ムー]|
過半数には届きませんでしたな。~
よって、この議案は否決とすることに一▼~
:[コン・ムー]|
な……!?~
こ、これは何ということだ……▼~
:[ダヤン]|
ハハハッ、賛成は五人だ。そして~
王位継承権を持つ俺の票もあわせて6票。▼~
:[ダヤン]|
反対票に宰相の票を足しても5票。~
よって、可決となる!▼~
:[コン・ムー]|
まさかここまで根回し済みだったとは。~
私は少々、ダヤン殿下を見誤っていたか。▼~
:[コン・ムー]|
……まさか、名将と名高いお主までもが~
ダヤン殿下につくとはな。フーバー将軍。▼~
:[コン・ムー]|
先王セルヒオ様のご遺志を知りながら、~
何故そのような愚かな決断を!▼~
:[兵士]|
おお……あれが「王権の斧」。~
なんという大きさだ……▼~
:[兵士]|
ダヤン殿下は、あの細腕で本当に~
あれを持ち上げてみせるというのか!?▼~
:[ダヤン]|
……ふふん、何も問題などないさ。~
なんといっても、俺には奥の手がある。▼~
:[ダヤン]|
こいつはフラーマ。飲めば即座に~
凄まじい力をもたらす、切り札だ。▼~
:[ダヤン]|
今日という日のために、北部の商人に~
莫大な金を払って手に入れておいたのさ。▼~
:[ダヤン]|
これさえあれば、こんな大きいだけが取り柄の~
斧を持ち上げることなど造作も……▼~
:[兵士]|
お待ちください!貴方を通すわけには……~
うわあっ!▼~
**セオドラの到着 [#j07c1221]
:[セオドラ]|
少し待ってもらおう。~
私はこの議決には異議がある。▼~
:[ダヤン]|
……姉上か。まさか生きて~
戻ってこようとは思わなかったが……▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様!あなたに問いたい。~
国というものを何と考えておられるか。▼~
:[ダヤン]|
知れたこと。国とは領土だ。~
強力な王によって支配される領土こそが国だ!▼~
:[ボナパルテ]|
これは笑止!~
ダヤン様、それは否にございます。▼~
:[ボナパルテ]|
国とは人にございます。人がいるからこそ、~
自らが戴く王の下に集い、国が出来るのです。▼~
:[ボナパルテ]|
そして人とは、心の器にございます。~
国家という家は、心なくして成り立たぬもの。▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様、失礼を承知で申し上げる。~
あなたには人心を集める力が足りませぬ。▼~
:[ボナパルテ]|
先王セルヒオ様は、それをよくわかっていらした。~
故に、ご自身の後継にセオドラ様を選ばれたのです!▼~
:[ダヤン]|
寝ぼけているのか?右腕を失った姉上に~
この斧が持ち上げられる訳がないだろう!▼~
:[ダヤン]|
お前達の出る幕などありはしない!~
衛兵、この場違いな連中をすぐにつまみ出せ!▼~
:[セオドラ]|
はたして、そうかな。▼~
:[セオドラ]|
ーぬんっ!▼~
:[ダヤン]|
ば、馬鹿な……何故右腕が戻っている!?~
切り落とされたはずなのに!▼~
:[コン・ムー]|
お……おお!?~
セオドラ様、これはいったい……!▼~
:[セオドラ]|
……偉大なる祖先が、~
私にもう一度機会を与えてくれた。▼~
:[セオドラ]|
残念だったな、ダヤン。お前の小療な陰謀で、~
私の道を阻むこと▼~
:[セオドラ]|
残念だったな、ダヤン。お前の小癪な陰謀で、~
私の道を阻むことなど出来んということだ。▼~
:[セオドラ]|
ぬあああああああっ!▼~
:[セオドラ]|
愚弟よ。此度の一連のことが~
お前の陰謀であることはわかっている。▼~
:[セオドラ]|
この上は観念し、~
おとなしく裁きを受けることだ。▼~
:[ダヤン]|
だ、黙れー!~
皆、この女を始末しろ!▼~
**戦闘開始 [#bc8ca407]
*** 進行 [#z08db485]
:[ダヤン]|
フーバー!~
行け!姉上の息の根をとめろ!▼~
:[フーバー]|
はい……ダヤン殿下……!▼~
*** フーバー [#uaba6832]
(戦闘開始-セオドラ)
:[フーバー]|
セオドラ殿下……私はダヤン殿下の将として~
あなたのお命、頂戴いたします!▼~
:[セオドラ]|
あくまで潔くか……その意気やよし!~
ならば来るがいい、フーバー将軍!▼~
(戦闘開始-ボナパルテ)
:[ボナパルテ]|
フーバー将軍、剣を収めよ。~
なぜ、おぬしのような忠臣が、ダヤン側に……▼~
:[フーバー]|
……ひとたびダヤン様についた以上、~
私はその約を違えるわけにはいかん。▼~
:[ボナパルテ]|
だが……貴公は、セルヒオ様から~
受けたご恩を忘れたと申すのか!▼~
:[フーバー]|
………。・・~
いまさら退けぬのだ、ボナパルテ将軍。▼~
:[ボナパルテ]|
ええい!~
この、石頭のくそじじいめが!▼~
(撃破時)
:[フーバー]|
ダヤン様……申し訳ございません……~
ここまでのようです……どうか、ご武運を……▼~
:[ダヤン]|
フーバーがやられた!?~
ちっ……あの役立たずが……!▼~
:[セオドラ]|
ダヤン、次はお前だ………~
この不毛な戦いに、決着をつけるとしよう。▼~
*** 進行 [#zb8eb533]
:[ダヤン]|
ええい、何をしている……!~
殺せ!あの女を殺せ!▼~
*** ダヤン [#v9765db5]
(戦闘開始)
:[ダヤン]|
時代の流れも読み取れぬ愚か者共めらが!~
ここでまとめて成敗してくれるわ!▼~
(戦闘開始-セオドラ)
:[ダヤン]|
どうやって腕を付けたかは知らないが……~
格の違いを教えてやるぞ、姉上!▼~
:[ダヤン]|
本当は、俺のほうが強いんだ!~
姉上なんかよりも、俺のほうがー!▼~
(撃破時)
:[ダヤン]|
そんな、そんな馬鹿な……~
俺の、完璧な計画が……!▼~
**戦闘終了 [#d24cffe5]
:[ダヤン]|
き、貴様……~
この俺に……泥をつけるなどと……▼~
:[セオドラ]|
ダヤン、お前の悪運は尽きた。~
これで観念することだ。▼~
:[セオドラ]|
直接手を下したわけではないとはいえ~
父上を殺した代償、払ってもらうぞ。▼~
:[ダヤン]|
な、なあ、姉上。俺の負けだ。~
もう絶対あんたには歯向かわない。▼~
:[ダヤン]|
ほら、俺たち、昔はあんなに~
仲が良かったじゃないか!▼~
:[ダヤン]|
この国の未来を一緒に~
語り合ったこともあったじゃないか!▼~
:[ダヤン]|
あんたに花の冠を贈ったこともあったよな!~
俺は、本当はあんたが好きだったんだ。▼~
:[ボナパルテ]|
殿下、ここでダヤン様を生かすと~
将来に禍根を残すことになるやもしれませぬ。▼~
:[セオドラ]|
……お前は、コットス要塞に生涯に亘って~
幽閉することとする。▼~
:[ダヤン]|
ひ、ひいっ。こ……コットスだと……!?~
い、嫌だ……あんな所になどと……!▼~
:[セオドラ]|
連れていけ。~
もうその顔は二度と見たくない。▼~
:[ボナパルテ]|
殿下……~
本当によろしかったのでしょうかな。▼~
:[セオドラ]|
奴があれほどまでに歪んでしまったのは、~
私のせいでもあるのかもしれん。▼~
:[セオドラ]|
大丈夫だ。コットスは絶海の孤島だ。~
脱出は不可能、奴はもう死んだも同然だ。▼~
:[セオドラ]|
それよりも、ダヤンに票を入れた連中は、~
どのようなやり取りがあったか取り調べよ。▼~
:[セオドラ]|
おおかた、ダヤンが即位した後の地位の安定~
目当てといった所だろうが。▼~
**場面転換 [#ide0a1ce]
:[フーバー]|
セオドラ殿下、~
見事な戦いにございましたな。▼~
:[セオドラ]|
フーバーか。私はよく父から、お前の~
格別な忠心について聞かされていたものだった。▼~
:[コン・ムー]|
なあ、フーバーよ。セオドラ様に王権を~
継承するのはセルヒオ様のご遺志。▼~
:[コン・ムー]|
誰よりも忠に篤いお前が、~
なぜそこをくみ取ることができなかったのだ。▼~
:[セオドラ]|
教えてくれ。お前のようなものがなぜ~
ダヤンの側についていたのか。▼~
:[フーバー]|
元々、私はダヤン殿下の母君の家に~
大恩を受けたことがございましたので、▼~
:[フーバー]|
ダヤン殿下に忠を捧げることは、~
私の義にございました。▼~
:[セオドラ]|
フーバーよ、お前の軍団長としての任を解く。~
領地も没収とする。▼~
:[セオドラ]|
その上で、直属の幕僚として私の下で~
こきつかってやる。覚悟しておくことだ。▼~
:[フーバー]|
なっ!?しかし私はセオドラ殿下に歯向かった~
逆賊、それでは周囲に示しがつきますまい。▼~
:[セオドラ]|
無論だ。ダヤンの側についた罪、なかった~
ことになどならない。そのための降格処分だ。▼~
:[セオドラ]|
だが、今の私に必要なものは、お前のような~
不器用なほどに義に篤い忠臣だ。▼~
:[セオドラ]|
今回の件で、軍団の再編成も必要になる。~
今は、私を支えられる人間が必要なのだ。▼~
:[セオドラ]|
私の下で、改めてその力を発揮するがいい。~
負い目があるのなら、その働きで挽回するのだ。▼~
**場面転換 [#gcf2edaa]
:[セオドラ]|
今日、ここに集まってくれた、~
私を祝福してくれるすべての者に感謝している。▼~
:[セオドラ]|
皆には、今から語る私の言葉をその胸に刻み、~
その証人となってもらいたい。▼~
:[セオドラ]|
私、セオドラ・セルヒオ・サバングレーンは~
偉大なる前王セルヒオより王位を継承し一▼~
:[セオドラ]|
サラミスの新しき王となり、皆を導いてゆく~
ことをここに宣言するものである。▼~
:[セオドラ]|
私は誓う。サラミスの新しき王として~
皆を正しく導くことを。▼~
:[セオドラ]|
歴史上、幾度も衝突を繰り返してきた、~
宿敵モーザとの決着を私の代でつけることを。▼~
:[セオドラ]|
私たちの祖たるダマスカル縁の地~
キュベレーをサラミス領に編入したのちー▼~
:[セオドラ]|
聖地として再建し、ユ・ファス信仰の~
中心に据え、彼女の名誉を回復することを。▼~
:[セオドラ]|
皆よ聞け!~
私は誇りを知っている!▼~
:[セオドラ]|
我らの母たる女神ユ・ファスから~
受けた大いなる愛を知っている!▼~
:[セオドラ]|
私は今ここに約束する。全身全霊でもって、~
必ずやユ・ファスの恩に報いることを!▼~
:[サラミスの民衆]|
セオドラ様、万歳!▼~
**場面転換 [#ze1b5940]
:[コン・ムー]|
凄まじい人気だ、セオドラ様は。~
英雄マハマドゥの来と讃える声も多い。▼~
:[ボナパルテ]|
なあ、コン・ムーよ……ワタクシは、~
これから奇妙なことを言うぞ。▼~
:[ボナパルテ]|
願わくば、おぬしの胸の中だけに~
仕舞っておいてほしいのだが。▼~
:[コン・ムー]|
何だ、改まりおって。~
お前らしくもない。▼~
:[ボナパルテ]|
最近よく思うのだが、世襲という仕組みは、~
もっと疑ってみてもいいのではないだろうか。▼~
:[コン・ムー]|
なっ……!?~
……構わん、続ける。▼~
:[ボナパルテ]|
ワタクシはかねてから、お嬢……セオドラ様こそが~
王に相応しいと思っていた。だがー▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様を見てみるがいい。同じ血の下に~
産まれたはずなのに、あれはまるで怪物だ。▼~
:[ボナパルテ]|
快楽を追い求め、大義も理想も信仰もなく、~
己の自尊心を慰めることだけに力を注ぎ▼~
:[ボナパルテ]|
兵も民も、自分に尽くすことが当たり前で、~
搾取するための対象程度にしか思っていない。▼~
:[ボナパルテ]|
もしセオドラ様がいなかったら……~
あのままどこかに消えてしまっていたら、▼~
:[ボナパルテ]|
サラミスの未来はダヤン様によって暗く~
閉ざされたものになっていたことは間違いない。▼~
:[ボナパルテ]|
こういう結果になって、安堵すると共に~
ワタクシは考えずにはいられない。▼~
:[コン・ムー]|
ええい、要するに何が言いたいのだ。~
早く結論を申せ。▼~
:[ボナパルテ]|
つまり、我々が王に求める、我々が忠を捧げ~
守るべきものは血などではなくて、▼~
:[ボナパルテ]|
もっと形のない、精神的な……志とか、~
真心のようなものではないだろうか、と。▼~
:[ボナパルテ]|
青臭い話かもしれぬが、改めて思う。~
ワタクシの主君がセオドラ様でよかった、とな。▼~
:[コン・ムー]|
ああ、まったくだな。~
安心するがいい。私もお前と同じ意見だ。▼~
:[ボナパルテ]|
だが、こうも思わずにいられんのだ。~
もしも将来、セオドラ様がお子を授かったとしたら、▼~
:[ボナパルテ]|
その方は将来、さぞや素晴らしい王に~
なるに違いないと。▼~
:[コン・ムー]|
……世襲を否定しておいて、~
その舌の根も乾かぬうちから呆れた奴め。▼~
:[ボナパルテ]|
ああ……結局どうしても「血統」というものに~
期待してしまう己がいるのだ。▼~
:[ボナパルテ]|
自分の本心すら、本当のとこはよくわからぬ。~
難しいものだな、我々人間というものは。▼~
*コメント [#pae42a3c]
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