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会話集/章別会話/第1部-セオドラ編-1章
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[[会話集/章別会話]]
* オープニング [#j9ac3404]
**過去 [#kc27db55]
:[トロイア]|
……これは、むかしむかしの~
お前が生まれるよりも何百年も前のお話。▼~
:[トロイア]|
砂漠には大きな白い卵があって、その中では~
たくさんの人たちが平和に暮らしていたのさ。▼~
:[トロイア]|
でもあるとき、ダグザ大帝の巨大な竜によって~
砂漠の卵は無惨にも割られてしまった一▼~
:[トロイア]|
平和を破られた白い卵の人たちは~
必死になって帝国や竜と戦った。▼~
:[トロイア]|
だが、その戦いに敗れて捕らえられて、~
帝都に連れ去られてしまったんだ。▼~
:[セオドラ]|
……ねえ、トロイアのオオババ、~
そのひとたちは、その後どうなったの?▼~
:[トロイア]|
そうだね。虜囚となった彼らを~
待っていたのは、悲惨な運命だったのさ。▼~
:[トロイア]|
連れて行かれた者たちは、「ダグザの大釜」で~
茹でられて処刑されてしまったのさ。▼~
:[トロイア]|
だが、その様子に心を痛めた~
女神ユ・ファスの計らいによって、▼~
:[トロイア]|
そのうちの、まだ幼かった子供たち~
五人だけが救い出されたんだ。▼~
:[トロイア]|
それが、後にダマスカル王国を作った。~
お前たちの遠い祖先なんだよ。▼~
:[セオドラ]|
なんて怖いお話……オオババは、~
どうしてわたしにそんなお話を聞かせるの?▼~
:[トロイア]|
これは本当にあった歴史さ。お前たちが~
決して忘れてはならない記憶なんだよ。▼~
:[セオドラ]|
ねえ、どうしてダグザ大帝は~
卵の人たちを殺しちゃったの?▼~
:[トロイア]|
ダグザはねえ、~
彼らのことが心の底から怖かったのさ。▼~
:[セオドラ]|
そんなのうそだよ、~
ダグザのほうがよっぽど怖いよ!▼~
:[セオドラ]|
わたし、神殿の神様なんてみんな大嫌い。~
だけど、ユ・ファス様は大好き。▼~
:[セオドラ]|
……ねえ、ユ・ファス様って、~
どんなひとだったのかな。▼~
:[セオドラ]|
きっと、すごく優しくて、キレイで、~
素敵なひとだと思うけど!▼~
:[トロイア]|
ああ、ああ、そうさ。~
そのとおりだとも。▼~
:[セオドラ]|
えっ!?オオババはユ・ファス様に~
会ったことあるの!?ずるいよ!▼~
:[セオドラ]|
わたしも死んだら会えるのかな?~
だってユ・ファス様は冥界の神様なんでしょう?▼~
:[トロイア]|
今生きているものが、死ぬときのことなんか~
考えるもんじゃないよ。▼~
:[トロイア]|
何があっても、最後の瞬間まで、~
必死に生きてこその人間なんだよ。▼~
:[トロイア]|
セオドラ、何のために生まれたのか、~
最後まで自分の心に問い続けるんだ。▼~
:[トロイア]|
たとえ答えが見つからなかったとしても。~
みんな、そうやって必死に生きているんだよ。▼~
:[セオドラ]|
わからない。オオババの~
言っていることは、むずかしい。▼~
:[トロイア]|
それに、お前たちが一生懸命生きないと、~
それこそ、祖先たちを救ってくれた→▼~
:[トロイア]|
ユ・ファス様を余計に悲しませてしまう~
ことになるのだから……▼~
:[トロイア]|
セオドラ?~
……お前、泣いているのかい?▼~
:[セオドラ]|
心がきれいすぎるひとが~
長生きできないなんて、いやだな。▼~
:[セオドラ]|
わたしは、ユ・ファス様みたいなひとや、~
みんなのことを守れるくらい強くなりたい。▼~
:[セオドラ]|
ーそう、~
誰よりも、誰よりも……▼~
**メガエラ [#h823ade7]
:[セオドラ]|
コン・ムー。出迎えご苦労だった。~
お前の顔を見るのも久しいな。▼~
:[コン・ムー]|
ザンジバル要塞での3年に亘る任務、~
お疲れ様でございました。▼~
:[コン・ムー]|
出発の直前にもモーザと一戦交えることに~
なったと報告を受けております。災難でしたな。▼~
:[セオドラ]|
そうだな。出発が少しでも早まっていたら、~
危なかったかもしれない。▼~
:[ボナパルテ]|
うむ。まさに交代の将が要塞に到着し、我々が~
メガエラに発とうとしていた折の出来事でした。▼~
:[ボナパルテ]|
最近では珍しい大攻勢でしたが、~
今回に関しては不幸中の幸いでしたな。▼~
:[コン・ムー]|
ザンジバル要塞は、今やグラーニャのくびれと~
並ぶほどのサラミス王国防衛の要衝。▼~
:[コン・ムー]|
モーザの連中としても、なんとしても~
奪還したい場所でありましょうから。▼~
:[セオドラ]|
ここのところモーザの動きが~
活発になっているのは事実だ。▼~
:[セオドラ]|
正直、この時期のメガエラへの帰還、~
気がかりを残すことになってしまった。▼~
:[コン・ムー]|
仕方がございません。これは、~
わが国としても最も重要なことにございます。▼~
:[コン・ムー]|
何と言っても、殿下が成人を迎え次第、~
サラミスの王位を継承するという→▼~
:[コン・ムー]|
我が国の未来に関わる~
重大な儀式が控えておりますので。▼~
:[コン・ムー]|
殿下のご帰還が、20歳のお誕生日に~
間に合いましたこと、私も安堵しております。▼~
:[コン・ムー]|
セルヒオ様も、~
殿下のお戻りを楽しみにお待ちでおいでです。▼~
:[セオドラ]|
そうか。~
父の病状はどうなっている?▼~
:[コン・ムー]|
ここのところ、落ち着いた様子であられます。~
トロイアの薬がよく効いたようで。▼~
:[セオドラ]|
わかった。……久しぶりのメガエラだ、~
少し様子を見てから父の元へ行くこととしよう。▼~
**コン・ムーとの会話 [#x7d64c6e]
:[コン・ムー]|
そういえば殿下、一つお耳に入れて~
おきたいことがございます。▼~
:[コン・ムー]|
弟君のダヤン殿下ですが……少し不可解な~
動きがあるように思われます。▼~
:[コン・ムー]|
報告によると、しばらくの間メガエラを離れ、~
ほんの数日前に戻ってきたばかりだとか。▼~
:[セオドラ]|
……わかった。警戒しておこう。~
何か気づいたら教えてくれ。▼~
**ダヤンの企み [#j3532ad2]
:[ダヤン]|
ふん……いまのうちに浮かれておくがいいさ。~
もうすぐ地獄に突き落とされることになる。▼~
:[ダヤン]|
お前の泣きっ面が楽しみだよ、~
一一姉上どの。▼~
**メガエラ王宮の散策 [#l8b678f2]
:[セオドラ]|
思えば、このメガエラ王宮も~
随分と久しぶりだ。▼~
:[ボナパルテ]|
セルヒオ様にお会いする前に、~
皆に声をかけてやっては如何でしょうかな。▼~
:[ボナパルテ]|
セオドラ様のご帰還を~
心から待っていたものも多くおるでしょうし。▼~
:[セオドラ]|
ああ、そうだな。~
それが済んだら、父上の部屋へ行こう。▼~
(会話)
:[トビヤス]|
セルヒオ様、ここのところずっと、~
具合が悪いとも聞いとったが。▼~
:[トビヤス]|
お嬢が成人するまで~
体を持たせられたのは幸いだったのう。▼~
:[トビヤス]|
ガハハハハツ、いかんわー。こんな湿っぽく~
なるとは、ワシらしくもなかったわい!▼~
:[トビヤス]|
おお、そういやワシはチビどもに~
土産話をせがまれとったんだった。▼~
:[トビヤス]|
いろいろ語って聞かせてやらんとなー。~
もちろん、お嬢の大活躍もな!▼~
(会話)
:[ボナパルテ]|
メガエラも変わらぬ様子で、~
まずは安心いたしました。▼~
:[ボナパルテ]|
さあ、ワタクシも早速、~
官僚たちの挨拶回りにいかねば……▼~
:[ボナパルテ]|
あとは、お嬢が無事にセルヒオ様より~
王位の継承を果たせば一▼~
:[ボナパルテ]|
このワタクシもひとまずは~
安心できるというものです。ホホホ・・▼~
(会話)
:[コン・ムー]|
セルヒオ様は、殿下のご帰還を~
本当に楽しみにされておいででした。▼~
:[コン・ムー]|
……ダヤン様の動きに関しては~
確かに気になるところですが、▼~
:[コン・ムー]|
セオドラ様が王に即位さえしてしまえば、~
妙な動きも出来なくなるでしょう。▼~
:[コン・ムー]|
それにしても、ほんのしばらく見ぬうちに、~
本当に立派になられましたな。▼~
(会話)
:[兵士]|
長きにわたるザンジバル要塞でのお勤め、~
ご苦労様でございました。▼~
:[兵士]|
再三にわたり攻撃を繰り返すモーザに対し、~
その鼻先を幾度もへし折り続けた、▼~
:[兵士]|
殿下の「鉄の女」の活躍と名、~
このメガエラにも届いておりました。▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
セオドラ様!~
宴のほう、楽しみにしておいてくださいね!▼~
:[サラミスの民]|
みんな張り切ってますよ。~
なにしろ、殿下のことが大好きですからね。▼~
(会話)
:[兵士]|
……ダヤン殿下は、毎日のように~
王宮でだらだらと遊び過ごしております。▼~
:[兵士]|
セオドラ様の王位継承が決まっているといえ、~
あの態度は如何なものかと……▼~
:[兵士]|
ですが、サラミス国内に、ダヤン様を~
支持する声が一定数あるのもまた、事実です。▼~
:[兵士]|
国王セルヒオ様が病に伏してから、~
早いもので、もう二年になろうとしています。▼~
:[兵士]|
国民の中には、そのことを不安に~
感じているものも多くあります。▼~
:[兵士]|
セオドラ様が無事に王位を継承された暁には、~
皆、安心することでしょう。▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
セオドラ様!また今度でいいので、~
うちの子を抱っこしてやってください!▼~
:[サラミスの民]|
この子が、殿下のような、~
力強く、真っ直ぐな子に育つように!▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
おかえりなさい、セオドラ様!~
ザンジバル要塞のお勤め、ご苦労さまでした。▼~
:[サラミスの民]|
今日はメガエラを挙げて、セオドラ様の~
ご帰還とご即位の前祝いの宴でさあ!▼~
:[サラミスの民]|
みんな朝まで騒いでますんで、~
殿下も顔をだしてやってください!▼~
(会話)
:[フーバー]|
セオドラ殿下、メガエラへのご帰還、~
お祝い申し上げまする。▼~
:[フーバー]|
ザンジバル要塞でのご活躍は、~
殿下の名をさらに高めましたな。▼~
(会話)
:[子供]|
セオドラお姉ちゃん、お帰りなさい!~
あとでザンジバル要塞のお話、聞かせてよ!▼~
:[子供]|
セオドラ様、ザンジバル要塞から~
帰ってきちゃって大丈夫なの?▼~
:[子供]|
モーザってすっごく怖いんでしょう?~
セオドラ様の代わりなんて、誰が務まるか……▼~
(会話)
:[兵士]|
お父上のセルヒオ様は、ここ1年ですっかり~
人前に姿を見せなくなってしまいました。▼~
:[兵士]|
それもあってか、街では王の体調への~
憶測や、よからぬ噂なども流れております。▼~
:[兵士]|
誰かが意図的に噂を流布している可能性もあり、~
宰相はその動きを注視しています。▼~
(会話)
:[兵士]|
おかえりなさいませ、セオドラ殿下!~
現在、この国は平穏そのものです。▼~
:[兵士]|
殿下たちをねぎらうための盛大な宴が~
目下、準備中であります。▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
セオドラ様、王様になったら、~
もう気軽に声かけたり出来なくなるじゃねえか!▼~
:[サラミスの民]|
そういうのは、国にとっちゃめでたいことでも、~
俺達みたいなのにとっちゃ、ちょいと寂しいな。▼~
:[サラミスの民]|
ま、そうはいっても仕方ねえか。~
今夜は皆の気が済むまで付き合ってくれよ!▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
最近、ときどきハル・ハリ族の連中を~
見かけるような気がするんです。▼~
:[サラミスの民]|
連中は、我々にとっては~
何を考えているかわからない連中です。▼~
:[サラミスの民]|
我々、ダマスカルの末裔は~
森の部族とも呼ばれていますが、▼~
:[サラミスの民]|
連中は、その中でも特に異質ですからな。~
近づかないのが賢明です。▼~
(会話)
:[兵士]|
現在、メガエラでは、街を挙げて~
セオドラ様の王位継承を祝う宴が開かれています。▼~
:[兵士]|
皆、セオドラ様の話を聞きたがっております。~
よければ、顔を出してやってください。▼~
(移動)
:[セオドラ]|
皆と話すのはこのくらいにして、~
そろそろ父上に挨拶に行くか……?▼~
** ムービー [#x8f7bde4]
** 会話 [#xd6372f8]
:[ボナパルテ]|
殿下……お願いでございます。~
どうか、お気を確かにお持ちください。▼~
:[セオドラ]|
私が無力だったせいで、~
父上を殺されてしまった……▼~
:[セオドラ]|
開拓民を祖とするサラミスの王は~
王位継承の儀の際に臣下たちの前で、▼~
:[セオドラ]|
「王権の斧」を扱うことができなければ、~
王位の継承を認められない。▼~
:[セオドラ]|
それが、我らの祖たるダマスカル王国の~
時代から守り継がれてきた森の民の掟……▼~
:[セオドラ]|
サラミスの掟は、絶対……~
私の……王としての道は潰えたか……▼~
:[トビヤス]|
し、しかし、そこんところ、~
気合でなんとかならんのか、お嬢!?▼~
:[ボナパルテ]|
無茶を言うな、トビヤス……▼~
:[ボナパルテ]|
如何にお嬢といえども、あの斧を~
片手だけで扱うなど……不可能だ。▼~
:[ダヤン]|
おや、姉上どの。~
酷い有様ではないか。▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様、セオドラ様は今お疲れです。~
ここはお下がりください。▼~
:[ダヤン]|
黙れ、ボナパルテ!貴様ごときが、~
この俺に意見することは許さない。▼~
:[ボナパルテ]|
ぐっ……しかし……▼~
:[ダヤン]|
なに、城内で大変な事件が起こったと聞いて、~
大慌てで駆けつけてきたのさ。▼~
:[ダヤン]|
話くらい聞かせてもらってもいいだろう?~
俺たちはきょうだいなんだ。さて一▼~
:[ダヤン]|
聞けば、姉上のせいで、父上が命を落としたと。~
これは大変な失態だ。▼~
(選択肢)
:[セオドラ]|
私はー!~
……………いや、▼~
:[セオドラ]|
言い訳はできない……か。あの場にいながら、~
私は賊を捕らえることができなかった。▼~
:[セオドラ]|
不意打ちだったとはいえ、~
私の力が及ばなかったからだ。▼~
:[ダヤン]|
まったくだ。たった一人の賊相手に~
父上一人守れぬとは、不甲斐ない。▼~
:[ダヤン]|
もしその場に居合わせたのが俺だったならば、~
そんな賊など返り討ちにしていたことだろう。▼~
:[トビヤス]|
うぬぬ、言わせておけば一▼~
:[ダヤン]|
南方では”鉄の女”などと持ち上げられながら、~
姉上の武もたいした物ではなかったということか。▼~
:[ダヤン]|
おまけに、その右腕はどうしたのかな?~
外套なんかで隠して。▼~
:[ダヤン]|
見せてみろよ、俺に。~
ねえ、見せてよ姉上どの。▼~
:[ダヤン]|
一見せろよ。できないのか?▼~
:[ダヤン]|
なーんてね。知っているのさ、~
何しろ、すでに城内は噂でもちきりだ。▼~
:[ダヤン]|
姉上どのは襲撃者に~
利き手である右腕を切り落とされて一▼~
:[ダヤン]|
しかも、それを無様に~
持ち去られてしまったということはな!▼~
:[ダヤン]|
今回のことで姉上はすでに王権の継承資格を~
きれいさっぱり喪失したも同然!▼~
:[ダヤン]|
すなわち、次期サラミス王となるのはこの俺、~
ダヤン・セルヒオ・サバングレーンだ!!▼~
:[ダヤン]|
俺が王に即位した暁には、~
姉上を真っ先にメガエラから追放してやろう。▼~
:[ダヤン]|
もっとも、地に頭を擦り付け懇願するなら~
後宮で飼ってやってもいいがな。▼~
:[ダヤン]|
ハッ!~
ハーッハハ、ハハハッ!▼~
**セオドラの捜索 [#kf7acfd8]
:[コン・ムー]|
……これで、ようやく~
セルヒオ王の国葬の支度が調ったか。▼~
:[ボナパルテ]|
おぬしも宰相として、ご苦労だった。~
ここのところ、ろくに寝ておらぬのだろう。▼~
:[コン・ムー]|
……私のことなどいい。~
そんなことよりも……▼~
:[コン・ムー]|
この国は……サラミス王国の未来は~
いったいどうなってしまうというのか……▼~
:[トビヤス]|
ボナ!ムー!~
大変じゃ、一大事じゃあ!▼~
:[トビヤス]|
お嬢が城内のどこにもおらん!~
朝から捜しとるんだが、どこにもだー!▼~
:[ボナパルテ]|
トビヤス、この馬鹿者、~
声がでかいわ!自重せい!▼~
:[ボナパルテ]|
城内の誰が敵なのかも~
わからぬような状況なのだぞ!▼~
:[コン・ムー]|
馬鹿な、セオドラ様はあんな体で~
いったいどこへ行ったというのだ!?▼~
:[トビヤス]|
まさか……まさか、どこかで~
首をくくっているってことはなかろうな!?▼~
:[ボナパルテ]|
セオドラ様に限って、まさか、そんな……!?~
ええい、捜せ!捜すのだ!▼~
:[ボナパルテ]|
信頼のおける者で捜索隊を組織させるのだ!~
異存はないな、コン・ムー!▼~
:[コン・ムー]|
わ、わかった!~
すぐに手配しよう。▼~
**ダヤンの企み [#c3825801]
:[ダヤン]|
あの女が行方をくらまして~
宰相派が必死になって捜索を開始した……?▼~
:[ダヤン]|
ハツ、わかってるのか?あいつはもう~
王位継承者じゃない、ただの女なんだ。▼~
:[ダヤン]|
唯一の取り柄だった馬鹿力も、~
利き腕を失ったらおしまいだ。▼~
:[ダヤン]|
そんな奴を必死に捜してどうする。~
まだ担ぐつもりとは滑稽この上ない。▼~
:[ダヤン]|
だが……念には念をいれておくに~
越したことはないか……▼~
:[フーバー]|
お呼びでしょうか。~
ダヤン様。▼~
:[ダヤン]|
宰相派の連中の動きが気になる。~
まさかということもないとは思うが。▼~
:[ダヤン]|
お前の手の者で監視しろ。~
それから、あいつにも連絡しておくんだ。▼~
:[ダヤン]|
ハル・ハリ族の長、バーン・バーン。~
姉上の右腕を奪った男に、な。▼~
:[フーバー]|
あの男は危険です。~
これ以上関わりを持つのは……▼~
:[ダヤン]|
フーバー、俺に口答えするな。何しろ俺は、~
このサラミスの王になる男なのだからな。▼~
**セオドラとトロイアの会話 [#f3e37d92]
:[トロイア]|
セオドラ、悪いがこれは無理だねぇ……~
せめて切られた腕があれば……▼~
:[セオドラ]|
無理は承知で頼んでいる。~
トロイア、私に新しい腕をくれ。▼~
:[セオドラ]|
お前に不可能などない筈だ!~
トロイアは白き卵の民の生き残りなのだろう!?▼~
:[セオドラ]|
私は……たとえ何を犠牲にしようとも、~
こんなところで諦める訳にはいかないんだ……▼~
:[トロイア]|
……最近、妙な噂を聞いたところでね。~
嫌な予感はしていたんだ。▼~
:[トロイア]|
ハル・ハリ族の長のバーン・バーンを、~
サラミスの王族が訪ねたって話さ。▼~
(選択肢)
:[セオドラ]|
やはり、すべてはダヤンの企てだったか。~
父までも弑するとは腐りきった奴め!▼~
:[トロイア]|
……昔、森の部族に、お前と同じように~
腕を失った戦士がいたんだ。▼~
:[トロイア]|
戦士マハマドゥは、隻腕でありながら尚、~
部族の中の誰よりも強かった。▼~
:[トロイア]|
だが、ダマスカルの時代からく掟により、~
部族の長になることはできなかった。▼~
:[トロイア]|
彼はあるとき大地の精霊から~
強靭な右腕を授かったんだ。▼~
:[トロイア]|
マハマドゥはたちまち周辺の部族をまとめ上げ、~
森の部族の大集団を完成させた。▼~
:[トロイア]|
それが、サラミス族であり、お前の国~
サラミス王国の前身なのさ。▼~
:[セオドラ]|
マハマドゥの伝説ならば聞いたことがある。~
サラミス王家の祖でもあるからな。▼~
:[セオドラ]|
斧を切り下ろせばジボウガの巨木をも真っ二つに~
切り裂き、剣を振るえば荒波も凪ぎ一▼~
:[セオドラ]|
槍を投げれば巨岩も貫いたとも、一度に~
三人の戦士の首を吹き飛ばしたとも。▼~
:[セオドラ]|
もしもその伝説が事実ならば、~
その右腕さえあれば、私も「王権の斧」を……▼~
:[トロイア]|
だがね……大地の精霊の呪いに蝕まれた彼は、~
腕を得てから5年も経つ頃には気が狂い始め、▼~
:[トロイア]|
10年が経った頃には、いずれともなく姿を~
消してしまったのさ。それっきりさ。▼~
:[セオドラ]|
トロイア、お前は~
もしや、知っているのではないか?▼~
:[セオドラ]|
そのマハマドゥの眠る場所を。~
精霊から授けられたという腕がある場所を。▼~
:[トロイア]|
……ああ、知っているよ。~
だがね、セオドラ……▼~
:[トロイア]|
大きすぎる力には代償が伴うものだよ。~
右腕の呪いは本当に恐ろしい。▼~
:[トロイア]|
すべてが上手くいって王になれたとしても、~
気が狂ってしまったらどうにもならない。▼~
:[トロイア]|
ーそれは死んでしまったお前の親父も~
望まないことなんじゃないのかね。▼~
:[トロイア]|
マハマドゥほどの戦士ですらやられたんだ。~
お前もせいぜい、もって10年だろう。▼~
:[トロイア]|
セオドラ、王権を失ったといっても、将軍の~
地位まで失うわけじゃないんだろう?▼~
:[トロイア]|
お前を慕う者は多い。誰か代わりの者を~
立て、派閥を作って対抗すれば一▼~
:[セオドラ]|
ダヤンが王になったら、何を置いても私を~
追放する。残された時間は少ない。▼~
:[セオドラ]|
頼む、トロイア。私に教えてくれ。~
“マハマドゥの腕”を手に入れる方法を。▼~
:[トロイア]|
……………わかったよ、~
お前に私の知る限りのことを教えよう。▼~
** 戦闘開始 [#vb9f8f69]
:[セオドラ]|
……トロイアから聞いた話だと、~
マハマドゥの祠はこの先のはずだが・・▼~
:[ハル・ハリの戦士]|
女……ここは、通さぬ……~
うぬは、ここで死ぬ定めよ。▼~
:[セオドラ]|
貴様、さてはハル・ハリ族……~
襲撃してきた例の男の仲間だな。▼~
:[セオドラ]|
だとすれば……あの男も近くにいて、~
私を見ているということか……?▼~
:[セオドラ]|
だが、退くわけには行かぬ。~
なんとしても、私はここを押し通る!▼~
:[セオドラ]|
どうにか、こいつらを排除して、~
マハマドゥの祠へ立ち入らねば……▼~
:[セオドラ]|
だが……できるだろうか?~
今の私一人だけで……▼~
:[セオドラ]|
今の私に使えるのは左手だけだ……~
おそらく満足には戦えないだろう。▼~
:[セオドラ]|
藪に入れば、地の利を活かした戦闘ができる。~
それを意識するべきだろうな。▼~
*** 1ターン後 [#j3564053]
:[ボナパルテ]|
……ようやく、~
追いつくことができましたな。▼~
:[トビヤス]|
どういうつもりじゃ、お嬢!~
ワシらを置いていくなんぞ!▼~
:[セオドラ]|
トビヤス、ボナパルテ!~
お前たち、一体何故ここへ!?▼~
:[ボナパルテ]|
水臭いですぞ、お嬢。~
我々はいまでもお嬢の部下に他なりませぬ。▼~
:[トビヤス]|
いつものように命令をくれ、お嬢ー!~
ワシらこそ、お嬢の右腕と左腕よ!▼~
:[セオドラ]|
お前達……済まない、力を貸してくれ!~
私はここを突破し、何としてもあそこに入りたい。▼~
:[トビヤス]|
承知した!~
ワシらが援護するから、任せとけー!▼~
*** 進行 [#rc9b7bc2]
:[バーン・バーン]|
女……~
ぬしは、生かしては帰さぬ……▼~
:[セオドラ]|
この気配……間違いない。~
どこからかあいつが見ている……私のことを。▼~
:[セオドラ]|
私の、この右腕を奪った~
あの男が……▼~
*** 目的地へ到着 [#v5f137d3]
:[トビヤス]|
よし、今じゃお嬢!~
マハマドゥの祠に飛び込むんじゃー!▼~
:[セオドラ]|
あぁ、~
1礼を言うぞ、お前たち。▼~
:[ボナパルテ]|
それは目的を果たしたあとでゆっくりと。~
我々が食い止めているうちに、お急ぎくだされ!▼~
:[バーン・バーン]|
む……?ならば、罠を作動させて~
入り口を潰し……やつを祠に生き埋めにせよ。▼~
:[ボナパルテ]|
ーなんだと!?いかん!~
無事でいてくだされ、お嬢!▼~
*** ムービー [#v92e0df4]
*** 増援後 [#zec5d2ca]
(セオドラ-ボナパルテの会話)
:[ボナパルテ]|
それにしても、ワタクシにはじられませぬ。~
二百年以上も昔の死体の腕が繋がるとは……▼~
:[セオドラ]|
だが、こうして自分の腕同様に動いている。~
有難く使わせてもらうとしよう。▼~
:[ボナパルテ]|
成程。現実に動いている以上、マハマドゥの~
加護としか言いようがありませんな。▼~
(セオドラ-ボナパルテの会話)
:[トビヤス]|
信じられん、本当に腕がくっついとる!~
お嬢、それは、一体……?▼~
:[セオドラ]|
マハマドゥの右腕だ。~
彼が私に、力を貸してくれたんだ。▼~
:[トビヤス]|
そいつは最高じゃあ。~
マハマドゥが付いてくれたなら百人力よ!▼~
***進行 [#w5d18fb7]
:[セオドラ]|
かつてない力を感じる。~
これがマハマドゥの力か……!▼~
*** ディエゴ [#iac692c6]
(撃破時)
:[ディエゴ]|
これ以上の戦闘は無理……無理か。~
くそっ……▼~
*** バーン・バーン [#cf7efd3d]
(撃破時)
:[バーン・バーン]|
女……腕を得たとしても同じこと。~
ぬしは、ここで死にゆく定め……▼~
** 戦闘終了 [#aa71c70f]
:[バーン・バーン]|
女……おまえの顔と、その腕……~
われは、忘れん……▼~
:[セオドラ]|
……マハマドゥよ、~
私に力を与えてくれたこと、感謝する……▼~
:[セオドラ]|
バーン・バーン、~
観念するがいい。▼~
:[セオドラ]|
貴様の手下共も全員倒れた。~
もう道はないと知れ。▼~
:[バーン・バーン]|
女よ、ぬしのその右腕……~
それがマハマドゥの精霊の腕か。▼~
:[バーン・バーン]|
まさか、あの伝説が~
真実だったとは……ならば欲しい。▼~
:[バーン・バーン]|
その力、われは興味がある……~
次に会うことがあれば、▼~
:[バーン・バーン]|
その腕、必ずわれが貰い受ける………~
覚えておくがいい。▼~
:[セオドラ]|
生憎だが次はない。我が父を謀殺した大罪、~
この場で償わせてやる。貴様の命でな。▼~
:[ボナパルテ]|
然り。偉大なる者の墓の前で心苦しいが、~
ここがお前の死地となろう。▼~
:[トビヤス]|
ワシら三人を相手にして~
逃げられるなどと思わんことだー。▼~
:[トビヤス]|
いかん、こいつの目は死んでおらん。~
お嬢、仕掛けてくるぞ!▼~
:[セオドラ]|
はあああーっ!▼~
:[バーン・バーン]|
ぐううっ……!▼~
:[セオドラ]|
このあいだの右腕の返礼だ。~
まずは、貴様の左手は頂いた。▼~
:[セオドラ]|
だが、これで済むとは思わぬことだ。~
この程度では、貴様の罪とは釣り合わぬ。▼~
:[セオドラ]|
もう一度、私に飛びかかって来るがいい。~
次は間違いなくその首を落としてみせよう。▼~
:[トビヤス]|
お嬢、危ない!~
下がるんじゃあっ!▼~
:[ハル・ハリの戦士]|
長!~
早くこちらに!▼~
:[ボナパルテ]|
しまった、~
奴め、まだ仲間が残っておったか!▼~
**場面転換 [#mf6cc795]
:[セオドラ]|
一逃したか。父を殺した相手、~
ここで何としてもとどめを刺しておきたかった。▼~
:[ボナパルテ]|
ハル・ハリ族の戦士。~
恐ろしい相手でしたな。▼~
:[トビヤス]|
連中は森の部族の中でも特殊じゃあー。~
やたら攻撃的で物騒な奴らよ。▼~
:[トビヤス]|
それに、ワシらと違って、~
連中が信仰しとるのはバロールだー。▼~
:[トビヤス]|
バロールは、確かにワシらの仰する~
ユ・ファス様の父親だがー、▼~
:[トビヤス]|
とにかくおっかない神様よ。~
あれをわざわざ拝もうとは思わん。▼~
:[セオドラ]|
……ハル・ハリ族の~
バーン・バーン、か…▼~
:[セオドラ]|
奴を取り逃がしたこと……これが後で災いを~
呼ぶことにならなければいいが……▼~
**場面転換 [#yea407df]
:[トロイア]|
……そうかい。偉大なるマハマドゥが~
お前に力を貸してくれたんだね。▼~
:[トロイア]|
だが、これでお前は彼と同様に……~
そこは本当に良かったんだろうかね。▼~
:[セオドラ]|
……トロイア、その件についてだが、~
一つ頼みがある。▼~
:[セオドラ]|
この腕の影響でマハマドゥが精神に~
不調をきたしたという話、▼~
:[セオドラ]|
10年の期限についても、~
他の者には一切伏せておいて欲しい。▼~
:[トロイア]|
セオドラ……お前は自分一人で~
全部を背負い込むつもりなのかい。▼~
:[セオドラ]|
無論、私は己の身がただ滅びるに~
任せるつもりなど毛頭ない。▼~
:[セオドラ]|
この腕によって勝ち取った~
10年の猶予のうちに、▼~
:[セオドラ]|
サラミスの百万の民が長く胸に~
抱いてきた悲願、必ず果たすつもりだ。▼~
:[トロイア]|
………………~
お前の覚悟、お前の想い、確かに伝わったよ。▼~
:[トロイア]|
それならば、~
この封環鎖を持っていくがいい。▼~
:[セオドラ]|
これは……?~
鎖のように見えるが。▼~
:[トロイア]|
祖先が作り出した……護符のようなものさ。~
それを右腕に巻いておくといい。▼~
:[トロイア]|
それが、精霊の呪いから多少でも~
お前のことを守ってくれるだろう。▼~
:[セオドラ]|
祖先の加護か。それはありがたい。~
……トロイア、感謝する。▼~
:[トロイア]|
だが、一つ覚えておくんだ、セオドラ。~
封環鎖は腕の怨念を吸収するが、限界もある。▼~
:[トロイア]|
もしそれにヒビが入るようなことがあれば、~
限界が近いってことさ。もう長くはないよ。▼~
:[ボナパルテ]|
殿下、お話の途中で申し訳ございません。~
王都メガエラから急報が入りました。▼~
:[セオドラ]|
構わない。~
ちょうどだいたいの話は済んだところだ。▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様が自分に王位を継承するよう、~
宰相コン・ムーに詰め寄っているとのこと。▼~
:[トビヤス]|
コン・ムーなんぞに詰め寄ってどうする?~
そんなんで王になれる訳がなかろうが。▼~
:[トビヤス]|
第一、そんな理屈であの堅物のコン・ムーが~
首を縦に振るはずがないわ。▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様が緊急の名目で各地の軍団長を~
メガエラに招集しているという情報もあります。▼~
:[ボナパルテ]|
恐らく、重臣会議の議決により、コン・ムーが~
認めざるを得ない状況を作る狙いかと。▼~
:[ボナパルテ]|
殿下!~
もはや一刻の猫予もございません。▼~
:[ボナパルテ]|
今すぐにでもその御身が~
健在であることを皆に示さねば!▼~
:[セオドラ]|
1相分かった!▼~
:[セオドラ]|
我々はすぐさまメガエラに帰還し、~
ダヤンの野望を阻止することとする!▼~
:[セオドラ]|
トビヤス!ボナパルテ!全速力でいくぞ!~
老体だの何だの、泣き言は聞かんからな。▼~
:[セオドラ]|
一刻の猶予もない。~
直ちに、王都メガエラまで急ぐぞ。▼~
**全体マップでの移動からの場面転換 [#u2b7012a]
:[セオドラ]|
……まさか、こんな所で~
これほど深い霧に囲まれようとはな。▼~
:[セオドラ]|
ボナパルテ!トビヤス!~
どこにいる!?▼~
:[セオドラ]|
1!?~
何だ。お前は………?▼~
:[セオドラ]|
奇妙な格好だな。森の部族に~
このような服装をする者はいないはずだ。▼~
:[???]|
……ようやく出会えたな。~
吾らはおぬしを導くもの。▼~
:[???]|
ダグザの焔将がひとり、~
“破軍星セオドラ”に相違ないな?▼~
:[セオドラ]|
確かに私はセオドラだが、知らん二つ名だ。~
……なるほど、どうやら人の言葉は話せるようだな。▼~
:[セオドラ]|
ならば聞け、お前の目の前にいるのは~
やんごとなき身分にある者だ。▼~
:[セオドラ]|
私と話すつもりなら、まずは礼を尽くせ。~
その頭巾を取って顔を見せよ。▼~
:[セオドラ]|
……お前にはどこかトロイアと~
通じるものを感じる。▼~
:[セオドラ]|
それにその姿……まさかお前は、~
伝説の白き卵の民、なのか……?▼~
:[???]|
聞くがいい、小さきものよ。▼~
:[???]|
おぬしの目の前には、巨大な因果の渦が~
立ちはだかっておる。▼~
:[???]|
それは、猛り、唸り、~
おぬしを飲み込まんと荒ぶっておる。▼~
:[???]|
だが、幾多の試練を超えて、~
必ず吾の下に参じるのじゃ。▼~
:[???]|
これを渡しておく。この「天刻の白沙」の~
ある限り、吾らは常に、おぬしと共にある。▼~
:[???]|
よいな。~
覚えておくことじゃ……▼~
:[セオドラ]|
一待て!~
……くそ、いったい何だというのだ、あれは……▼~
:[トビヤス]|
お嬢一つ、ようやく追いついたわ。~
……どうしたお嬢、なんかあったんか?▼~
:[ボナパルテ]|
ご無事でございますか?~
まさか、曲者から襲撃を……▼~
:[セオドラ]|
違う。……だが、よくわからない。~
正直、夢を見ていたような気分だ。▼~
:[セオドラ]|
真っ白い奴だった……~
精霊が私に忠告を行ったということか?▼~
:[セオドラ]|
まったく、メガエラに戻ってからというもの、~
様々なことが起きるな……▼~
:[トビヤス]|
ともあれ、無事に合流できてよかったわー。▼~
:[セオドラ]|
そうだな。~
気を取り直して、メガエラを目指すとしよう。▼~
終了行:
[[会話集/章別会話]]
* オープニング [#j9ac3404]
**過去 [#kc27db55]
:[トロイア]|
……これは、むかしむかしの~
お前が生まれるよりも何百年も前のお話。▼~
:[トロイア]|
砂漠には大きな白い卵があって、その中では~
たくさんの人たちが平和に暮らしていたのさ。▼~
:[トロイア]|
でもあるとき、ダグザ大帝の巨大な竜によって~
砂漠の卵は無惨にも割られてしまった一▼~
:[トロイア]|
平和を破られた白い卵の人たちは~
必死になって帝国や竜と戦った。▼~
:[トロイア]|
だが、その戦いに敗れて捕らえられて、~
帝都に連れ去られてしまったんだ。▼~
:[セオドラ]|
……ねえ、トロイアのオオババ、~
そのひとたちは、その後どうなったの?▼~
:[トロイア]|
そうだね。虜囚となった彼らを~
待っていたのは、悲惨な運命だったのさ。▼~
:[トロイア]|
連れて行かれた者たちは、「ダグザの大釜」で~
茹でられて処刑されてしまったのさ。▼~
:[トロイア]|
だが、その様子に心を痛めた~
女神ユ・ファスの計らいによって、▼~
:[トロイア]|
そのうちの、まだ幼かった子供たち~
五人だけが救い出されたんだ。▼~
:[トロイア]|
それが、後にダマスカル王国を作った。~
お前たちの遠い祖先なんだよ。▼~
:[セオドラ]|
なんて怖いお話……オオババは、~
どうしてわたしにそんなお話を聞かせるの?▼~
:[トロイア]|
これは本当にあった歴史さ。お前たちが~
決して忘れてはならない記憶なんだよ。▼~
:[セオドラ]|
ねえ、どうしてダグザ大帝は~
卵の人たちを殺しちゃったの?▼~
:[トロイア]|
ダグザはねえ、~
彼らのことが心の底から怖かったのさ。▼~
:[セオドラ]|
そんなのうそだよ、~
ダグザのほうがよっぽど怖いよ!▼~
:[セオドラ]|
わたし、神殿の神様なんてみんな大嫌い。~
だけど、ユ・ファス様は大好き。▼~
:[セオドラ]|
……ねえ、ユ・ファス様って、~
どんなひとだったのかな。▼~
:[セオドラ]|
きっと、すごく優しくて、キレイで、~
素敵なひとだと思うけど!▼~
:[トロイア]|
ああ、ああ、そうさ。~
そのとおりだとも。▼~
:[セオドラ]|
えっ!?オオババはユ・ファス様に~
会ったことあるの!?ずるいよ!▼~
:[セオドラ]|
わたしも死んだら会えるのかな?~
だってユ・ファス様は冥界の神様なんでしょう?▼~
:[トロイア]|
今生きているものが、死ぬときのことなんか~
考えるもんじゃないよ。▼~
:[トロイア]|
何があっても、最後の瞬間まで、~
必死に生きてこその人間なんだよ。▼~
:[トロイア]|
セオドラ、何のために生まれたのか、~
最後まで自分の心に問い続けるんだ。▼~
:[トロイア]|
たとえ答えが見つからなかったとしても。~
みんな、そうやって必死に生きているんだよ。▼~
:[セオドラ]|
わからない。オオババの~
言っていることは、むずかしい。▼~
:[トロイア]|
それに、お前たちが一生懸命生きないと、~
それこそ、祖先たちを救ってくれた→▼~
:[トロイア]|
ユ・ファス様を余計に悲しませてしまう~
ことになるのだから……▼~
:[トロイア]|
セオドラ?~
……お前、泣いているのかい?▼~
:[セオドラ]|
心がきれいすぎるひとが~
長生きできないなんて、いやだな。▼~
:[セオドラ]|
わたしは、ユ・ファス様みたいなひとや、~
みんなのことを守れるくらい強くなりたい。▼~
:[セオドラ]|
ーそう、~
誰よりも、誰よりも……▼~
**メガエラ [#h823ade7]
:[セオドラ]|
コン・ムー。出迎えご苦労だった。~
お前の顔を見るのも久しいな。▼~
:[コン・ムー]|
ザンジバル要塞での3年に亘る任務、~
お疲れ様でございました。▼~
:[コン・ムー]|
出発の直前にもモーザと一戦交えることに~
なったと報告を受けております。災難でしたな。▼~
:[セオドラ]|
そうだな。出発が少しでも早まっていたら、~
危なかったかもしれない。▼~
:[ボナパルテ]|
うむ。まさに交代の将が要塞に到着し、我々が~
メガエラに発とうとしていた折の出来事でした。▼~
:[ボナパルテ]|
最近では珍しい大攻勢でしたが、~
今回に関しては不幸中の幸いでしたな。▼~
:[コン・ムー]|
ザンジバル要塞は、今やグラーニャのくびれと~
並ぶほどのサラミス王国防衛の要衝。▼~
:[コン・ムー]|
モーザの連中としても、なんとしても~
奪還したい場所でありましょうから。▼~
:[セオドラ]|
ここのところモーザの動きが~
活発になっているのは事実だ。▼~
:[セオドラ]|
正直、この時期のメガエラへの帰還、~
気がかりを残すことになってしまった。▼~
:[コン・ムー]|
仕方がございません。これは、~
わが国としても最も重要なことにございます。▼~
:[コン・ムー]|
何と言っても、殿下が成人を迎え次第、~
サラミスの王位を継承するという→▼~
:[コン・ムー]|
我が国の未来に関わる~
重大な儀式が控えておりますので。▼~
:[コン・ムー]|
殿下のご帰還が、20歳のお誕生日に~
間に合いましたこと、私も安堵しております。▼~
:[コン・ムー]|
セルヒオ様も、~
殿下のお戻りを楽しみにお待ちでおいでです。▼~
:[セオドラ]|
そうか。~
父の病状はどうなっている?▼~
:[コン・ムー]|
ここのところ、落ち着いた様子であられます。~
トロイアの薬がよく効いたようで。▼~
:[セオドラ]|
わかった。……久しぶりのメガエラだ、~
少し様子を見てから父の元へ行くこととしよう。▼~
**コン・ムーとの会話 [#x7d64c6e]
:[コン・ムー]|
そういえば殿下、一つお耳に入れて~
おきたいことがございます。▼~
:[コン・ムー]|
弟君のダヤン殿下ですが……少し不可解な~
動きがあるように思われます。▼~
:[コン・ムー]|
報告によると、しばらくの間メガエラを離れ、~
ほんの数日前に戻ってきたばかりだとか。▼~
:[セオドラ]|
……わかった。警戒しておこう。~
何か気づいたら教えてくれ。▼~
**ダヤンの企み [#j3532ad2]
:[ダヤン]|
ふん……いまのうちに浮かれておくがいいさ。~
もうすぐ地獄に突き落とされることになる。▼~
:[ダヤン]|
お前の泣きっ面が楽しみだよ、~
一一姉上どの。▼~
**メガエラ王宮の散策 [#l8b678f2]
:[セオドラ]|
思えば、このメガエラ王宮も~
随分と久しぶりだ。▼~
:[ボナパルテ]|
セルヒオ様にお会いする前に、~
皆に声をかけてやっては如何でしょうかな。▼~
:[ボナパルテ]|
セオドラ様のご帰還を~
心から待っていたものも多くおるでしょうし。▼~
:[セオドラ]|
ああ、そうだな。~
それが済んだら、父上の部屋へ行こう。▼~
(会話)
:[トビヤス]|
セルヒオ様、ここのところずっと、~
具合が悪いとも聞いとったが。▼~
:[トビヤス]|
お嬢が成人するまで~
体を持たせられたのは幸いだったのう。▼~
:[トビヤス]|
ガハハハハツ、いかんわー。こんな湿っぽく~
なるとは、ワシらしくもなかったわい!▼~
:[トビヤス]|
おお、そういやワシはチビどもに~
土産話をせがまれとったんだった。▼~
:[トビヤス]|
いろいろ語って聞かせてやらんとなー。~
もちろん、お嬢の大活躍もな!▼~
(会話)
:[ボナパルテ]|
メガエラも変わらぬ様子で、~
まずは安心いたしました。▼~
:[ボナパルテ]|
さあ、ワタクシも早速、~
官僚たちの挨拶回りにいかねば……▼~
:[ボナパルテ]|
あとは、お嬢が無事にセルヒオ様より~
王位の継承を果たせば一▼~
:[ボナパルテ]|
このワタクシもひとまずは~
安心できるというものです。ホホホ・・▼~
(会話)
:[コン・ムー]|
セルヒオ様は、殿下のご帰還を~
本当に楽しみにされておいででした。▼~
:[コン・ムー]|
……ダヤン様の動きに関しては~
確かに気になるところですが、▼~
:[コン・ムー]|
セオドラ様が王に即位さえしてしまえば、~
妙な動きも出来なくなるでしょう。▼~
:[コン・ムー]|
それにしても、ほんのしばらく見ぬうちに、~
本当に立派になられましたな。▼~
(会話)
:[兵士]|
長きにわたるザンジバル要塞でのお勤め、~
ご苦労様でございました。▼~
:[兵士]|
再三にわたり攻撃を繰り返すモーザに対し、~
その鼻先を幾度もへし折り続けた、▼~
:[兵士]|
殿下の「鉄の女」の活躍と名、~
このメガエラにも届いておりました。▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
セオドラ様!~
宴のほう、楽しみにしておいてくださいね!▼~
:[サラミスの民]|
みんな張り切ってますよ。~
なにしろ、殿下のことが大好きですからね。▼~
(会話)
:[兵士]|
……ダヤン殿下は、毎日のように~
王宮でだらだらと遊び過ごしております。▼~
:[兵士]|
セオドラ様の王位継承が決まっているといえ、~
あの態度は如何なものかと……▼~
:[兵士]|
ですが、サラミス国内に、ダヤン様を~
支持する声が一定数あるのもまた、事実です。▼~
:[兵士]|
国王セルヒオ様が病に伏してから、~
早いもので、もう二年になろうとしています。▼~
:[兵士]|
国民の中には、そのことを不安に~
感じているものも多くあります。▼~
:[兵士]|
セオドラ様が無事に王位を継承された暁には、~
皆、安心することでしょう。▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
セオドラ様!また今度でいいので、~
うちの子を抱っこしてやってください!▼~
:[サラミスの民]|
この子が、殿下のような、~
力強く、真っ直ぐな子に育つように!▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
おかえりなさい、セオドラ様!~
ザンジバル要塞のお勤め、ご苦労さまでした。▼~
:[サラミスの民]|
今日はメガエラを挙げて、セオドラ様の~
ご帰還とご即位の前祝いの宴でさあ!▼~
:[サラミスの民]|
みんな朝まで騒いでますんで、~
殿下も顔をだしてやってください!▼~
(会話)
:[フーバー]|
セオドラ殿下、メガエラへのご帰還、~
お祝い申し上げまする。▼~
:[フーバー]|
ザンジバル要塞でのご活躍は、~
殿下の名をさらに高めましたな。▼~
(会話)
:[子供]|
セオドラお姉ちゃん、お帰りなさい!~
あとでザンジバル要塞のお話、聞かせてよ!▼~
:[子供]|
セオドラ様、ザンジバル要塞から~
帰ってきちゃって大丈夫なの?▼~
:[子供]|
モーザってすっごく怖いんでしょう?~
セオドラ様の代わりなんて、誰が務まるか……▼~
(会話)
:[兵士]|
お父上のセルヒオ様は、ここ1年ですっかり~
人前に姿を見せなくなってしまいました。▼~
:[兵士]|
それもあってか、街では王の体調への~
憶測や、よからぬ噂なども流れております。▼~
:[兵士]|
誰かが意図的に噂を流布している可能性もあり、~
宰相はその動きを注視しています。▼~
(会話)
:[兵士]|
おかえりなさいませ、セオドラ殿下!~
現在、この国は平穏そのものです。▼~
:[兵士]|
殿下たちをねぎらうための盛大な宴が~
目下、準備中であります。▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
セオドラ様、王様になったら、~
もう気軽に声かけたり出来なくなるじゃねえか!▼~
:[サラミスの民]|
そういうのは、国にとっちゃめでたいことでも、~
俺達みたいなのにとっちゃ、ちょいと寂しいな。▼~
:[サラミスの民]|
ま、そうはいっても仕方ねえか。~
今夜は皆の気が済むまで付き合ってくれよ!▼~
(会話)
:[サラミスの民]|
最近、ときどきハル・ハリ族の連中を~
見かけるような気がするんです。▼~
:[サラミスの民]|
連中は、我々にとっては~
何を考えているかわからない連中です。▼~
:[サラミスの民]|
我々、ダマスカルの末裔は~
森の部族とも呼ばれていますが、▼~
:[サラミスの民]|
連中は、その中でも特に異質ですからな。~
近づかないのが賢明です。▼~
(会話)
:[兵士]|
現在、メガエラでは、街を挙げて~
セオドラ様の王位継承を祝う宴が開かれています。▼~
:[兵士]|
皆、セオドラ様の話を聞きたがっております。~
よければ、顔を出してやってください。▼~
(移動)
:[セオドラ]|
皆と話すのはこのくらいにして、~
そろそろ父上に挨拶に行くか……?▼~
** ムービー [#x8f7bde4]
** 会話 [#xd6372f8]
:[ボナパルテ]|
殿下……お願いでございます。~
どうか、お気を確かにお持ちください。▼~
:[セオドラ]|
私が無力だったせいで、~
父上を殺されてしまった……▼~
:[セオドラ]|
開拓民を祖とするサラミスの王は~
王位継承の儀の際に臣下たちの前で、▼~
:[セオドラ]|
「王権の斧」を扱うことができなければ、~
王位の継承を認められない。▼~
:[セオドラ]|
それが、我らの祖たるダマスカル王国の~
時代から守り継がれてきた森の民の掟……▼~
:[セオドラ]|
サラミスの掟は、絶対……~
私の……王としての道は潰えたか……▼~
:[トビヤス]|
し、しかし、そこんところ、~
気合でなんとかならんのか、お嬢!?▼~
:[ボナパルテ]|
無茶を言うな、トビヤス……▼~
:[ボナパルテ]|
如何にお嬢といえども、あの斧を~
片手だけで扱うなど……不可能だ。▼~
:[ダヤン]|
おや、姉上どの。~
酷い有様ではないか。▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様、セオドラ様は今お疲れです。~
ここはお下がりください。▼~
:[ダヤン]|
黙れ、ボナパルテ!貴様ごときが、~
この俺に意見することは許さない。▼~
:[ボナパルテ]|
ぐっ……しかし……▼~
:[ダヤン]|
なに、城内で大変な事件が起こったと聞いて、~
大慌てで駆けつけてきたのさ。▼~
:[ダヤン]|
話くらい聞かせてもらってもいいだろう?~
俺たちはきょうだいなんだ。さて一▼~
:[ダヤン]|
聞けば、姉上のせいで、父上が命を落としたと。~
これは大変な失態だ。▼~
(選択肢)
:[セオドラ]|
私はー!~
……………いや、▼~
:[セオドラ]|
言い訳はできない……か。あの場にいながら、~
私は賊を捕らえることができなかった。▼~
:[セオドラ]|
不意打ちだったとはいえ、~
私の力が及ばなかったからだ。▼~
:[ダヤン]|
まったくだ。たった一人の賊相手に~
父上一人守れぬとは、不甲斐ない。▼~
:[ダヤン]|
もしその場に居合わせたのが俺だったならば、~
そんな賊など返り討ちにしていたことだろう。▼~
:[トビヤス]|
うぬぬ、言わせておけば一▼~
:[ダヤン]|
南方では”鉄の女”などと持ち上げられながら、~
姉上の武もたいした物ではなかったということか。▼~
:[ダヤン]|
おまけに、その右腕はどうしたのかな?~
外套なんかで隠して。▼~
:[ダヤン]|
見せてみろよ、俺に。~
ねえ、見せてよ姉上どの。▼~
:[ダヤン]|
一見せろよ。できないのか?▼~
:[ダヤン]|
なーんてね。知っているのさ、~
何しろ、すでに城内は噂でもちきりだ。▼~
:[ダヤン]|
姉上どのは襲撃者に~
利き手である右腕を切り落とされて一▼~
:[ダヤン]|
しかも、それを無様に~
持ち去られてしまったということはな!▼~
:[ダヤン]|
今回のことで姉上はすでに王権の継承資格を~
きれいさっぱり喪失したも同然!▼~
:[ダヤン]|
すなわち、次期サラミス王となるのはこの俺、~
ダヤン・セルヒオ・サバングレーンだ!!▼~
:[ダヤン]|
俺が王に即位した暁には、~
姉上を真っ先にメガエラから追放してやろう。▼~
:[ダヤン]|
もっとも、地に頭を擦り付け懇願するなら~
後宮で飼ってやってもいいがな。▼~
:[ダヤン]|
ハッ!~
ハーッハハ、ハハハッ!▼~
**セオドラの捜索 [#kf7acfd8]
:[コン・ムー]|
……これで、ようやく~
セルヒオ王の国葬の支度が調ったか。▼~
:[ボナパルテ]|
おぬしも宰相として、ご苦労だった。~
ここのところ、ろくに寝ておらぬのだろう。▼~
:[コン・ムー]|
……私のことなどいい。~
そんなことよりも……▼~
:[コン・ムー]|
この国は……サラミス王国の未来は~
いったいどうなってしまうというのか……▼~
:[トビヤス]|
ボナ!ムー!~
大変じゃ、一大事じゃあ!▼~
:[トビヤス]|
お嬢が城内のどこにもおらん!~
朝から捜しとるんだが、どこにもだー!▼~
:[ボナパルテ]|
トビヤス、この馬鹿者、~
声がでかいわ!自重せい!▼~
:[ボナパルテ]|
城内の誰が敵なのかも~
わからぬような状況なのだぞ!▼~
:[コン・ムー]|
馬鹿な、セオドラ様はあんな体で~
いったいどこへ行ったというのだ!?▼~
:[トビヤス]|
まさか……まさか、どこかで~
首をくくっているってことはなかろうな!?▼~
:[ボナパルテ]|
セオドラ様に限って、まさか、そんな……!?~
ええい、捜せ!捜すのだ!▼~
:[ボナパルテ]|
信頼のおける者で捜索隊を組織させるのだ!~
異存はないな、コン・ムー!▼~
:[コン・ムー]|
わ、わかった!~
すぐに手配しよう。▼~
**ダヤンの企み [#c3825801]
:[ダヤン]|
あの女が行方をくらまして~
宰相派が必死になって捜索を開始した……?▼~
:[ダヤン]|
ハツ、わかってるのか?あいつはもう~
王位継承者じゃない、ただの女なんだ。▼~
:[ダヤン]|
唯一の取り柄だった馬鹿力も、~
利き腕を失ったらおしまいだ。▼~
:[ダヤン]|
そんな奴を必死に捜してどうする。~
まだ担ぐつもりとは滑稽この上ない。▼~
:[ダヤン]|
だが……念には念をいれておくに~
越したことはないか……▼~
:[フーバー]|
お呼びでしょうか。~
ダヤン様。▼~
:[ダヤン]|
宰相派の連中の動きが気になる。~
まさかということもないとは思うが。▼~
:[ダヤン]|
お前の手の者で監視しろ。~
それから、あいつにも連絡しておくんだ。▼~
:[ダヤン]|
ハル・ハリ族の長、バーン・バーン。~
姉上の右腕を奪った男に、な。▼~
:[フーバー]|
あの男は危険です。~
これ以上関わりを持つのは……▼~
:[ダヤン]|
フーバー、俺に口答えするな。何しろ俺は、~
このサラミスの王になる男なのだからな。▼~
**セオドラとトロイアの会話 [#f3e37d92]
:[トロイア]|
セオドラ、悪いがこれは無理だねぇ……~
せめて切られた腕があれば……▼~
:[セオドラ]|
無理は承知で頼んでいる。~
トロイア、私に新しい腕をくれ。▼~
:[セオドラ]|
お前に不可能などない筈だ!~
トロイアは白き卵の民の生き残りなのだろう!?▼~
:[セオドラ]|
私は……たとえ何を犠牲にしようとも、~
こんなところで諦める訳にはいかないんだ……▼~
:[トロイア]|
……最近、妙な噂を聞いたところでね。~
嫌な予感はしていたんだ。▼~
:[トロイア]|
ハル・ハリ族の長のバーン・バーンを、~
サラミスの王族が訪ねたって話さ。▼~
(選択肢)
:[セオドラ]|
やはり、すべてはダヤンの企てだったか。~
父までも弑するとは腐りきった奴め!▼~
:[トロイア]|
……昔、森の部族に、お前と同じように~
腕を失った戦士がいたんだ。▼~
:[トロイア]|
戦士マハマドゥは、隻腕でありながら尚、~
部族の中の誰よりも強かった。▼~
:[トロイア]|
だが、ダマスカルの時代からく掟により、~
部族の長になることはできなかった。▼~
:[トロイア]|
彼はあるとき大地の精霊から~
強靭な右腕を授かったんだ。▼~
:[トロイア]|
マハマドゥはたちまち周辺の部族をまとめ上げ、~
森の部族の大集団を完成させた。▼~
:[トロイア]|
それが、サラミス族であり、お前の国~
サラミス王国の前身なのさ。▼~
:[セオドラ]|
マハマドゥの伝説ならば聞いたことがある。~
サラミス王家の祖でもあるからな。▼~
:[セオドラ]|
斧を切り下ろせばジボウガの巨木をも真っ二つに~
切り裂き、剣を振るえば荒波も凪ぎ一▼~
:[セオドラ]|
槍を投げれば巨岩も貫いたとも、一度に~
三人の戦士の首を吹き飛ばしたとも。▼~
:[セオドラ]|
もしもその伝説が事実ならば、~
その右腕さえあれば、私も「王権の斧」を……▼~
:[トロイア]|
だがね……大地の精霊の呪いに蝕まれた彼は、~
腕を得てから5年も経つ頃には気が狂い始め、▼~
:[トロイア]|
10年が経った頃には、いずれともなく姿を~
消してしまったのさ。それっきりさ。▼~
:[セオドラ]|
トロイア、お前は~
もしや、知っているのではないか?▼~
:[セオドラ]|
そのマハマドゥの眠る場所を。~
精霊から授けられたという腕がある場所を。▼~
:[トロイア]|
……ああ、知っているよ。~
だがね、セオドラ……▼~
:[トロイア]|
大きすぎる力には代償が伴うものだよ。~
右腕の呪いは本当に恐ろしい。▼~
:[トロイア]|
すべてが上手くいって王になれたとしても、~
気が狂ってしまったらどうにもならない。▼~
:[トロイア]|
ーそれは死んでしまったお前の親父も~
望まないことなんじゃないのかね。▼~
:[トロイア]|
マハマドゥほどの戦士ですらやられたんだ。~
お前もせいぜい、もって10年だろう。▼~
:[トロイア]|
セオドラ、王権を失ったといっても、将軍の~
地位まで失うわけじゃないんだろう?▼~
:[トロイア]|
お前を慕う者は多い。誰か代わりの者を~
立て、派閥を作って対抗すれば一▼~
:[セオドラ]|
ダヤンが王になったら、何を置いても私を~
追放する。残された時間は少ない。▼~
:[セオドラ]|
頼む、トロイア。私に教えてくれ。~
“マハマドゥの腕”を手に入れる方法を。▼~
:[トロイア]|
……………わかったよ、~
お前に私の知る限りのことを教えよう。▼~
** 戦闘開始 [#vb9f8f69]
:[セオドラ]|
……トロイアから聞いた話だと、~
マハマドゥの祠はこの先のはずだが・・▼~
:[ハル・ハリの戦士]|
女……ここは、通さぬ……~
うぬは、ここで死ぬ定めよ。▼~
:[セオドラ]|
貴様、さてはハル・ハリ族……~
襲撃してきた例の男の仲間だな。▼~
:[セオドラ]|
だとすれば……あの男も近くにいて、~
私を見ているということか……?▼~
:[セオドラ]|
だが、退くわけには行かぬ。~
なんとしても、私はここを押し通る!▼~
:[セオドラ]|
どうにか、こいつらを排除して、~
マハマドゥの祠へ立ち入らねば……▼~
:[セオドラ]|
だが……できるだろうか?~
今の私一人だけで……▼~
:[セオドラ]|
今の私に使えるのは左手だけだ……~
おそらく満足には戦えないだろう。▼~
:[セオドラ]|
藪に入れば、地の利を活かした戦闘ができる。~
それを意識するべきだろうな。▼~
*** 1ターン後 [#j3564053]
:[ボナパルテ]|
……ようやく、~
追いつくことができましたな。▼~
:[トビヤス]|
どういうつもりじゃ、お嬢!~
ワシらを置いていくなんぞ!▼~
:[セオドラ]|
トビヤス、ボナパルテ!~
お前たち、一体何故ここへ!?▼~
:[ボナパルテ]|
水臭いですぞ、お嬢。~
我々はいまでもお嬢の部下に他なりませぬ。▼~
:[トビヤス]|
いつものように命令をくれ、お嬢ー!~
ワシらこそ、お嬢の右腕と左腕よ!▼~
:[セオドラ]|
お前達……済まない、力を貸してくれ!~
私はここを突破し、何としてもあそこに入りたい。▼~
:[トビヤス]|
承知した!~
ワシらが援護するから、任せとけー!▼~
*** 進行 [#rc9b7bc2]
:[バーン・バーン]|
女……~
ぬしは、生かしては帰さぬ……▼~
:[セオドラ]|
この気配……間違いない。~
どこからかあいつが見ている……私のことを。▼~
:[セオドラ]|
私の、この右腕を奪った~
あの男が……▼~
*** 目的地へ到着 [#v5f137d3]
:[トビヤス]|
よし、今じゃお嬢!~
マハマドゥの祠に飛び込むんじゃー!▼~
:[セオドラ]|
あぁ、~
1礼を言うぞ、お前たち。▼~
:[ボナパルテ]|
それは目的を果たしたあとでゆっくりと。~
我々が食い止めているうちに、お急ぎくだされ!▼~
:[バーン・バーン]|
む……?ならば、罠を作動させて~
入り口を潰し……やつを祠に生き埋めにせよ。▼~
:[ボナパルテ]|
ーなんだと!?いかん!~
無事でいてくだされ、お嬢!▼~
*** ムービー [#v92e0df4]
*** 増援後 [#zec5d2ca]
(セオドラ-ボナパルテの会話)
:[ボナパルテ]|
それにしても、ワタクシにはじられませぬ。~
二百年以上も昔の死体の腕が繋がるとは……▼~
:[セオドラ]|
だが、こうして自分の腕同様に動いている。~
有難く使わせてもらうとしよう。▼~
:[ボナパルテ]|
成程。現実に動いている以上、マハマドゥの~
加護としか言いようがありませんな。▼~
(セオドラ-ボナパルテの会話)
:[トビヤス]|
信じられん、本当に腕がくっついとる!~
お嬢、それは、一体……?▼~
:[セオドラ]|
マハマドゥの右腕だ。~
彼が私に、力を貸してくれたんだ。▼~
:[トビヤス]|
そいつは最高じゃあ。~
マハマドゥが付いてくれたなら百人力よ!▼~
***進行 [#w5d18fb7]
:[セオドラ]|
かつてない力を感じる。~
これがマハマドゥの力か……!▼~
*** ディエゴ [#iac692c6]
(撃破時)
:[ディエゴ]|
これ以上の戦闘は無理……無理か。~
くそっ……▼~
*** バーン・バーン [#cf7efd3d]
(撃破時)
:[バーン・バーン]|
女……腕を得たとしても同じこと。~
ぬしは、ここで死にゆく定め……▼~
** 戦闘終了 [#aa71c70f]
:[バーン・バーン]|
女……おまえの顔と、その腕……~
われは、忘れん……▼~
:[セオドラ]|
……マハマドゥよ、~
私に力を与えてくれたこと、感謝する……▼~
:[セオドラ]|
バーン・バーン、~
観念するがいい。▼~
:[セオドラ]|
貴様の手下共も全員倒れた。~
もう道はないと知れ。▼~
:[バーン・バーン]|
女よ、ぬしのその右腕……~
それがマハマドゥの精霊の腕か。▼~
:[バーン・バーン]|
まさか、あの伝説が~
真実だったとは……ならば欲しい。▼~
:[バーン・バーン]|
その力、われは興味がある……~
次に会うことがあれば、▼~
:[バーン・バーン]|
その腕、必ずわれが貰い受ける………~
覚えておくがいい。▼~
:[セオドラ]|
生憎だが次はない。我が父を謀殺した大罪、~
この場で償わせてやる。貴様の命でな。▼~
:[ボナパルテ]|
然り。偉大なる者の墓の前で心苦しいが、~
ここがお前の死地となろう。▼~
:[トビヤス]|
ワシら三人を相手にして~
逃げられるなどと思わんことだー。▼~
:[トビヤス]|
いかん、こいつの目は死んでおらん。~
お嬢、仕掛けてくるぞ!▼~
:[セオドラ]|
はあああーっ!▼~
:[バーン・バーン]|
ぐううっ……!▼~
:[セオドラ]|
このあいだの右腕の返礼だ。~
まずは、貴様の左手は頂いた。▼~
:[セオドラ]|
だが、これで済むとは思わぬことだ。~
この程度では、貴様の罪とは釣り合わぬ。▼~
:[セオドラ]|
もう一度、私に飛びかかって来るがいい。~
次は間違いなくその首を落としてみせよう。▼~
:[トビヤス]|
お嬢、危ない!~
下がるんじゃあっ!▼~
:[ハル・ハリの戦士]|
長!~
早くこちらに!▼~
:[ボナパルテ]|
しまった、~
奴め、まだ仲間が残っておったか!▼~
**場面転換 [#mf6cc795]
:[セオドラ]|
一逃したか。父を殺した相手、~
ここで何としてもとどめを刺しておきたかった。▼~
:[ボナパルテ]|
ハル・ハリ族の戦士。~
恐ろしい相手でしたな。▼~
:[トビヤス]|
連中は森の部族の中でも特殊じゃあー。~
やたら攻撃的で物騒な奴らよ。▼~
:[トビヤス]|
それに、ワシらと違って、~
連中が信仰しとるのはバロールだー。▼~
:[トビヤス]|
バロールは、確かにワシらの仰する~
ユ・ファス様の父親だがー、▼~
:[トビヤス]|
とにかくおっかない神様よ。~
あれをわざわざ拝もうとは思わん。▼~
:[セオドラ]|
……ハル・ハリ族の~
バーン・バーン、か…▼~
:[セオドラ]|
奴を取り逃がしたこと……これが後で災いを~
呼ぶことにならなければいいが……▼~
**場面転換 [#yea407df]
:[トロイア]|
……そうかい。偉大なるマハマドゥが~
お前に力を貸してくれたんだね。▼~
:[トロイア]|
だが、これでお前は彼と同様に……~
そこは本当に良かったんだろうかね。▼~
:[セオドラ]|
……トロイア、その件についてだが、~
一つ頼みがある。▼~
:[セオドラ]|
この腕の影響でマハマドゥが精神に~
不調をきたしたという話、▼~
:[セオドラ]|
10年の期限についても、~
他の者には一切伏せておいて欲しい。▼~
:[トロイア]|
セオドラ……お前は自分一人で~
全部を背負い込むつもりなのかい。▼~
:[セオドラ]|
無論、私は己の身がただ滅びるに~
任せるつもりなど毛頭ない。▼~
:[セオドラ]|
この腕によって勝ち取った~
10年の猶予のうちに、▼~
:[セオドラ]|
サラミスの百万の民が長く胸に~
抱いてきた悲願、必ず果たすつもりだ。▼~
:[トロイア]|
………………~
お前の覚悟、お前の想い、確かに伝わったよ。▼~
:[トロイア]|
それならば、~
この封環鎖を持っていくがいい。▼~
:[セオドラ]|
これは……?~
鎖のように見えるが。▼~
:[トロイア]|
祖先が作り出した……護符のようなものさ。~
それを右腕に巻いておくといい。▼~
:[トロイア]|
それが、精霊の呪いから多少でも~
お前のことを守ってくれるだろう。▼~
:[セオドラ]|
祖先の加護か。それはありがたい。~
……トロイア、感謝する。▼~
:[トロイア]|
だが、一つ覚えておくんだ、セオドラ。~
封環鎖は腕の怨念を吸収するが、限界もある。▼~
:[トロイア]|
もしそれにヒビが入るようなことがあれば、~
限界が近いってことさ。もう長くはないよ。▼~
:[ボナパルテ]|
殿下、お話の途中で申し訳ございません。~
王都メガエラから急報が入りました。▼~
:[セオドラ]|
構わない。~
ちょうどだいたいの話は済んだところだ。▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様が自分に王位を継承するよう、~
宰相コン・ムーに詰め寄っているとのこと。▼~
:[トビヤス]|
コン・ムーなんぞに詰め寄ってどうする?~
そんなんで王になれる訳がなかろうが。▼~
:[トビヤス]|
第一、そんな理屈であの堅物のコン・ムーが~
首を縦に振るはずがないわ。▼~
:[ボナパルテ]|
ダヤン様が緊急の名目で各地の軍団長を~
メガエラに招集しているという情報もあります。▼~
:[ボナパルテ]|
恐らく、重臣会議の議決により、コン・ムーが~
認めざるを得ない状況を作る狙いかと。▼~
:[ボナパルテ]|
殿下!~
もはや一刻の猫予もございません。▼~
:[ボナパルテ]|
今すぐにでもその御身が~
健在であることを皆に示さねば!▼~
:[セオドラ]|
1相分かった!▼~
:[セオドラ]|
我々はすぐさまメガエラに帰還し、~
ダヤンの野望を阻止することとする!▼~
:[セオドラ]|
トビヤス!ボナパルテ!全速力でいくぞ!~
老体だの何だの、泣き言は聞かんからな。▼~
:[セオドラ]|
一刻の猶予もない。~
直ちに、王都メガエラまで急ぐぞ。▼~
**全体マップでの移動からの場面転換 [#u2b7012a]
:[セオドラ]|
……まさか、こんな所で~
これほど深い霧に囲まれようとはな。▼~
:[セオドラ]|
ボナパルテ!トビヤス!~
どこにいる!?▼~
:[セオドラ]|
1!?~
何だ。お前は………?▼~
:[セオドラ]|
奇妙な格好だな。森の部族に~
このような服装をする者はいないはずだ。▼~
:[???]|
……ようやく出会えたな。~
吾らはおぬしを導くもの。▼~
:[???]|
ダグザの焔将がひとり、~
“破軍星セオドラ”に相違ないな?▼~
:[セオドラ]|
確かに私はセオドラだが、知らん二つ名だ。~
……なるほど、どうやら人の言葉は話せるようだな。▼~
:[セオドラ]|
ならば聞け、お前の目の前にいるのは~
やんごとなき身分にある者だ。▼~
:[セオドラ]|
私と話すつもりなら、まずは礼を尽くせ。~
その頭巾を取って顔を見せよ。▼~
:[セオドラ]|
……お前にはどこかトロイアと~
通じるものを感じる。▼~
:[セオドラ]|
それにその姿……まさかお前は、~
伝説の白き卵の民、なのか……?▼~
:[???]|
聞くがいい、小さきものよ。▼~
:[???]|
おぬしの目の前には、巨大な因果の渦が~
立ちはだかっておる。▼~
:[???]|
それは、猛り、唸り、~
おぬしを飲み込まんと荒ぶっておる。▼~
:[???]|
だが、幾多の試練を超えて、~
必ず吾の下に参じるのじゃ。▼~
:[???]|
これを渡しておく。この「天刻の白沙」の~
ある限り、吾らは常に、おぬしと共にある。▼~
:[???]|
よいな。~
覚えておくことじゃ……▼~
:[セオドラ]|
一待て!~
……くそ、いったい何だというのだ、あれは……▼~
:[トビヤス]|
お嬢一つ、ようやく追いついたわ。~
……どうしたお嬢、なんかあったんか?▼~
:[ボナパルテ]|
ご無事でございますか?~
まさか、曲者から襲撃を……▼~
:[セオドラ]|
違う。……だが、よくわからない。~
正直、夢を見ていたような気分だ。▼~
:[セオドラ]|
真っ白い奴だった……~
精霊が私に忠告を行ったということか?▼~
:[セオドラ]|
まったく、メガエラに戻ってからというもの、~
様々なことが起きるな……▼~
:[トビヤス]|
ともあれ、無事に合流できてよかったわー。▼~
:[セオドラ]|
そうだな。~
気を取り直して、メガエラを目指すとしよう。▼~
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