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会話集/章別会話/第24章 追憶
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[[会話集/章別会話]]
*第24章 追憶 [#l54803e7]
#contents
*ナレーション [#n49fcd1f]
セピアから魔法具を託された神竜軍は、~
二つ目の邪竜紋が沈むという湖へ向かう。~
*オープニング [#g4fbec83]
*戦闘 [#scb44333]
**戦闘開始時 [#e2a26076]
:[過去のリュール]|
なだれは、よくあるげんしょう。でも…~
こうやって、おこすこともできるのですよ。▼~
:(竜紋が渦巻き、雪崩が発生する)|
:[リュール]|
ううっ…!~
押し流されてしまいました…!▼~
:[過去のリュール]|
きいているようですね。では…~
このままつづけましょう。▼~
:(次の雪崩が発生する場所が表示される)|
2ターン後に下の山道で雪崩が発生します
:[リュール]|
急がないといけないのに、~
このままでは竜紋を破壊できません…!▼~
雪崩が来たら安全な場所に退避して、~
やり過ごしながら進みましょう!▼
《雪崩》
敵のリュールは
邪竜紋の力を使って「雪崩」を起こし
味方を押し流します▼
「雪崩」が起きる場所はあらかじめ表示されます
なるべく注意して行動しましょう▼
途中に岩があったり、敵が居たりした場合は
それ以上流されることはありません▼
**vs 過去の主人公 [#r7e092e7]
:[過去のリュール]|
ここまでくるなんて、つよいのですね。~
あなたがみかたであれば、よかったのに。▼~
***主人公 vs 過去の主人公 [#r28d78b9]
:[過去のリュール]|
みているだけではかてませんよ。~
まさか、こわいのですか。▼~
:[リュール]|
…怖いといえば、怖いです。~
今までだってずっと、いつも。▼~
負けることが、失うことが、~
誰かを死なせてしまうことが恐ろしいです。▼
:[過去のリュール]|
あなたはいいですね。▼~
わたしとおなじかおをしているのに~
じぶんのおもいをすなおにいえて。▼~
わたしは、こわいというかんじょうを~
おもてにだすことをゆるされません。▼~
おそれをくちにすることは、~
けっかんひんだとしめすこととおなじ。▼~
なにもかんがえずしたがうしかないのです。~
いまわしい、いぎょうへいとおなじように。▼~
:[リュール]|
異形兵が嫌いなのですか?▼~
:[過去のリュール]|
だいきらいです。こいつらは、~
わたしのきょうだいたちをころすのですよ。▼~
あなたにまけたら…いいえ。そうでなくても、~
いつかは、わたしもこいつらにころされる。▼~
:[リュール]|
…………▼~
…大丈夫、あなたは死にませんよ。~
私が今ここにいるのが、その証拠です。▼
:[過去のリュール]|
なにかいいましたか?~
こないのなら、こちらからいきますよ。▼~
あなたをまえにしていると…~
かがみをみているようで、おちつきません。▼
***ヴェイル vs 過去の主人公 [#q8ab814c]
:[過去のリュール]|
あなたは…ヴェイル!?▼~
:[ヴェイル]|
え…!?▼~
:[過去のリュール]|
いえ、そんなはずはありませんね。~
あのこはまだ、とてもおさない。▼~
いまのことばは、わすれてください。▼
:[ヴェイル]|
ヴェイルって…あなたのきょうだい?▼~
:[過去のリュール]|
わがいちぞくのまつまい。~
いちばんちいさなきょうだいです。▼~
わたしにはきょうだいがたくさんいますが、~
そのほとんどが、むごいやりかたでころされた。▼~
あのこもいつか、しょぶんされるかもしれません。~
そうおもうと、かなしくなります。▼~
できるならわたしがずっとそばにいて、~
いちばんのみかたになってあげたい。▼
:[ヴェイル]|
…大切に思ってるんだね。~
その子のこと。▼~
:[過去のリュール]|
すこしはなしすぎました。~
あなたをみているとちょうしがくるいます。▼~
あなたはわたしのいもうとではない。~
ぜんりょくでたおします。▼
-主人公が男の場合
:[ヴェイル]|
うん、わたしは、あなたの妹じゃない。~
それでも…その言葉、聞けて良かった。▼~
…ありがとう、お兄ちゃん。▼~
-主人公が女の場合
:[ヴェイル]|
うん、わたしは、あなたの妹じゃない。~
それでも…その言葉、聞けて良かった。▼~
…ありがとう、お姉ちゃん。▼~
***過去の主人公撃破 [#u322046c]
:[過去のリュール]|
ああ、これでわたしも…~
おとうさまに…しょぶんを……▼
*クリア後の会話 [#ia85b66d]
:[リュール]|
竜紋を破壊できました。~
千年前の私は、大丈夫でしょうか。▼~
:[ヴェイル]|
気を失ってるわ。杖で回復してもらってるから。~
そのうち目が覚めると思う。▼~
:[リュール]|
良かった。▼~
:[ヴェイル]|
顔を見られちゃったけど、大丈夫かな。▼~
:[リュール]|
平気です。ここで何を見たとしても…~
もうすぐ、すべて忘れてしまいますから。▼~
:[ヴェイル]|
…そっか。▼~
:(周囲が揺れる)|
:[リュール]|
時間切れのようですね~
間に合ってよかった。▼~
:[ヴェイル]|
地形が元に戻っていくね~
これで、千年前とはお別れか。▼~
…セピアとも、もう本当に会えなくなるわ。▼~
:[リュール]|
ですが、彼女のおかげでまた前に進めます。▼~
このことを無駄にしないためにも、~
ソンブルを止めに行きましょう。必ず。▼~
:[ヴェイル]|
うん。▼~
:[リュール]|
…さようなら、千年前の私。▼~
あなたがいつか旅に出るとき、~
その旅路もどうか、素晴らしいものでありますように。▼~
:(画面暗転)|
:[ソンブル]|
異邦の軍がいたというのは、此処か。~
何も見当たらぬが。▼~
:[セピア]|
おかしいですわね。~
戦場を移したのかもしれませんわ。▼~
:[ソンブル]|
先程迄…確かに異質な紋章士の気配を感じていた。~
嘱目したかったが、邂逅なしには叶わぬな。▼~
:[セピア]|
まさかソンブル様が直々においでになるとは、~
こうして外に出られるのは久方ぶりのことでは?▼~
:[ソンブル]|
確かめたかったのだ…どうしても。あの者が…~
もう存在するはずがないと、わかっていても。▼~
:[セピア]|
…?▼~
:[ソンブル]|
城に戻る。我が子が交戦しているならば~
報を持ち帰る筈だ。▼~
:[セピア]|
御子様たちは優秀で、羨ましいですわ。~
私もそれほど忠実な部下がいれば…▼~
:[ソンブル]|
異なことを。ならばお前も我のように、~
子を成せばよいだけのこと。▼~
:[セピア]|
子を?▼~
:[ソンブル]|
血の繋がりは其だけで、労せず忠誠を得られる。~
家族とは便利なものよ。▼~
我の子は、我の子であるというだけで、~
我を愛し、命を尽くしてくれている。▼~
:[セピア]|
家族…成程。~
では私にも子を遣わしてくださいませ。▼~
:[ソンブル]|
お前にだと?▼~
:[セピア]|
はい、貴方様の御子を、私に。▼~
:[ソンブル]|
…直ぐには叶わぬ。此度の戦で武勲を上げ、~
我の野望に供するというなら考えよう。▼~
:[セピア]|
承知しました。このセピア…~
貴方様の野望に与すると誓います。▼~
:[ソンブル]|
期待しているぞ。▼~
:(画面暗転)|
:[セピア]|
自分の子を…~
それは考えたことがなかったわ。▼~
どんなものなんでしょう。~
誰かが無条件に、私に愛をくれるという感覚は。▼~
私の父や母も、私を愛していたのかしら。~
もしも時を遡れたら、確かめることができるのに…▼~
…なんて。~
そんな馬鹿げたことはできないわね。▼~
私は此処で御子様を待ちましょう。ええと、名は…~
いいえ、覚える必要もないわね。▼~
御子様たちは須く、いつかは処分される身。~
迂闊に情をかけてしまえば…▼~
…悲しいもの、とても。▼~
:(画面暗転)|
:[過去のリュール]|
…………▼~
:[ルミエル]|
大丈夫? しっかりして!▼~
:[過去のリュール]|
う…▼~
:[ルミエル]|
ああ、良かった。目が覚めたのね。▼~
:[過去のリュール]|
わたしは…▼~
:[ルミエル]|
ここで倒れていたのよ。~
死んでいるのかと思ったけれど…▼~
気を失っているだけだったのね。~
安心したわ。▼~
:[過去のリュール]|
…あれは、ゆめだったのでしょうか。▼~
:[ルミエル]|
夢?▼~
:[過去のリュール]|
わたしとおなじかおのひとと、であうゆめです。~
あなたにも、どこかにていました。▼~
あなたのようなあおいかみと、あおいひとみ。~
それがとてもきれいでした。▼~
:[ルミエル]|
素敵な夢だったのね~
でも、ここは寒いわ。風邪をひいたら大変。▼~
どこか暖かいところに行きましょう。~
立てるかしら?▼~
:[過去のリュール]|
ありがとうごさいます。~
こうしてやさしくされたのは、はじめてです。▼~
:[ルミエル]|
え…?▼~
:[過去のリュール]|
わたしのなまえは…リュール。▼~
おとうさまがただいちどだけ、そうよんだと、~
しんだおかあさまが、おしえてくれました。▼~
あなたのなまえは?▼~
:[ルミエル]|
私は、ルミエルよ。▼~
:[過去のリュール]|
きいたことがあります。それは…~
このよにひとりしかいない、しんりゅうのなまえ。▼~
…おとうさまの、てきのなまえ。▼~
:[ルミエル]|
!!▼~
:[過去のリュール]|
あなたがしんりゅうなら、~
わたしはあなたをころさなくてはいけない。▼~
できなければ、けっかんひんです。~
すぐにしょぶんされてしまいます。でも…▼~
…わたしは、やさしくしてくれたあなたを、~
ころしたくない。▼~
:[ルミエル]|
リュール…▼~
:[過去のリュール]|
こんなことをおもうだなんて、~
わたしはけっかんひんです。▼~
けっかんひん。けっかんひん。けっかんひん。~
けっかんひん。けっかんひん。けっかん…▼~
:[ルミエル]|
そんなことを言ってはだめ!~
あなたは欠陥品なんかじゃないわ!▼~
:[過去のリュール]|
けれど、このままではすぐにしょぶんされます。~
おとうさまのいぎょうへいのえさにされます。▼~
わたしはそれが、なによりこわい…▼~
わたしは、あしたも、そのつぎも、いきていたい。~
ただいきていたいだけなのに。▼~
:[ルミエル]|
…今日のことは、内緒にしましょ。~
私もあなたを、死なせたくなんかない。▼~
できれば、またこうして会いたいわ。~
誰にも内緒で、ゆっくりお話ししましょ。▼~
ね? 約束。~
ゆびきりしてくれる?▼~
:[過去のリュール]|
…………▼~
…はい。▼~
:(画面暗転)|
:[リュール]|
ふう…~
無事に戻ってこられましたね。▼~
:[ディアマンド]|
まさか昔の神竜様やセピアに会うだなんて。~
肝を冷やしたぞ。▼~
:[ヴェイル]|
結界は前よりも薄くなってる。~
竜紋の破壊は成功したみたい。▼~
残り一つの竜紋を壊せば、~
完全に解除されるはずだよ。▼~
:[ミスティラ]|
やった!~
ねえヴェイル王女、最後の竜紋はどこにあるの?▼~
:[ヴェイル]|
少し待っててね。▼~
…っ!!▼~
:[リュール]|
どうしました? 顔が真っ青です。▼~
:[ヴェイル]|
ううん…なんでもない。▼~
:[ミスティラ]|
まさか、またおかしな場所に?▼~
:[ヴェイル]|
安心して。今度はちゃんと、~
このグラドロンにあるよ。ただ…▼~
:[ディアマンド]|
?▼~
:[ヴェイル]|
ごめん。ちょっと疲れちゃったみたいで。~
一人にしてもらってもいいかな。▼~
:[リュール]|
あ…! そうですよね。~
探知を任せきりにしてしまって、ごめんなさい。▼~
出発は少し遅らせます。~
ヴェイルはその間、ゆっくり休んでいてください。▼~
:[ヴェイル]|
ありがとう。▼~
:(画面暗転)|
:[ヴェイル]|
…………▼~
最後の竜紋は、きっとすぐに壊せる。~
わたしたちなら、負けるはずなんてない。でも…▼~
言えないよ。それを誰が守っているかなんて。~
その気配を…わたしが探知できた理由なんて。▼~
*コメント [#g18f2dfc]
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
*第24章 追憶 [#l54803e7]
#contents
*ナレーション [#n49fcd1f]
セピアから魔法具を託された神竜軍は、~
二つ目の邪竜紋が沈むという湖へ向かう。~
*オープニング [#g4fbec83]
*戦闘 [#scb44333]
**戦闘開始時 [#e2a26076]
:[過去のリュール]|
なだれは、よくあるげんしょう。でも…~
こうやって、おこすこともできるのですよ。▼~
:(竜紋が渦巻き、雪崩が発生する)|
:[リュール]|
ううっ…!~
押し流されてしまいました…!▼~
:[過去のリュール]|
きいているようですね。では…~
このままつづけましょう。▼~
:(次の雪崩が発生する場所が表示される)|
2ターン後に下の山道で雪崩が発生します
:[リュール]|
急がないといけないのに、~
このままでは竜紋を破壊できません…!▼~
雪崩が来たら安全な場所に退避して、~
やり過ごしながら進みましょう!▼
《雪崩》
敵のリュールは
邪竜紋の力を使って「雪崩」を起こし
味方を押し流します▼
「雪崩」が起きる場所はあらかじめ表示されます
なるべく注意して行動しましょう▼
途中に岩があったり、敵が居たりした場合は
それ以上流されることはありません▼
**vs 過去の主人公 [#r7e092e7]
:[過去のリュール]|
ここまでくるなんて、つよいのですね。~
あなたがみかたであれば、よかったのに。▼~
***主人公 vs 過去の主人公 [#r28d78b9]
:[過去のリュール]|
みているだけではかてませんよ。~
まさか、こわいのですか。▼~
:[リュール]|
…怖いといえば、怖いです。~
今までだってずっと、いつも。▼~
負けることが、失うことが、~
誰かを死なせてしまうことが恐ろしいです。▼
:[過去のリュール]|
あなたはいいですね。▼~
わたしとおなじかおをしているのに~
じぶんのおもいをすなおにいえて。▼~
わたしは、こわいというかんじょうを~
おもてにだすことをゆるされません。▼~
おそれをくちにすることは、~
けっかんひんだとしめすこととおなじ。▼~
なにもかんがえずしたがうしかないのです。~
いまわしい、いぎょうへいとおなじように。▼~
:[リュール]|
異形兵が嫌いなのですか?▼~
:[過去のリュール]|
だいきらいです。こいつらは、~
わたしのきょうだいたちをころすのですよ。▼~
あなたにまけたら…いいえ。そうでなくても、~
いつかは、わたしもこいつらにころされる。▼~
:[リュール]|
…………▼~
…大丈夫、あなたは死にませんよ。~
私が今ここにいるのが、その証拠です。▼
:[過去のリュール]|
なにかいいましたか?~
こないのなら、こちらからいきますよ。▼~
あなたをまえにしていると…~
かがみをみているようで、おちつきません。▼
***ヴェイル vs 過去の主人公 [#q8ab814c]
:[過去のリュール]|
あなたは…ヴェイル!?▼~
:[ヴェイル]|
え…!?▼~
:[過去のリュール]|
いえ、そんなはずはありませんね。~
あのこはまだ、とてもおさない。▼~
いまのことばは、わすれてください。▼
:[ヴェイル]|
ヴェイルって…あなたのきょうだい?▼~
:[過去のリュール]|
わがいちぞくのまつまい。~
いちばんちいさなきょうだいです。▼~
わたしにはきょうだいがたくさんいますが、~
そのほとんどが、むごいやりかたでころされた。▼~
あのこもいつか、しょぶんされるかもしれません。~
そうおもうと、かなしくなります。▼~
できるならわたしがずっとそばにいて、~
いちばんのみかたになってあげたい。▼
:[ヴェイル]|
…大切に思ってるんだね。~
その子のこと。▼~
:[過去のリュール]|
すこしはなしすぎました。~
あなたをみているとちょうしがくるいます。▼~
あなたはわたしのいもうとではない。~
ぜんりょくでたおします。▼
-主人公が男の場合
:[ヴェイル]|
うん、わたしは、あなたの妹じゃない。~
それでも…その言葉、聞けて良かった。▼~
…ありがとう、お兄ちゃん。▼~
-主人公が女の場合
:[ヴェイル]|
うん、わたしは、あなたの妹じゃない。~
それでも…その言葉、聞けて良かった。▼~
…ありがとう、お姉ちゃん。▼~
***過去の主人公撃破 [#u322046c]
:[過去のリュール]|
ああ、これでわたしも…~
おとうさまに…しょぶんを……▼
*クリア後の会話 [#ia85b66d]
:[リュール]|
竜紋を破壊できました。~
千年前の私は、大丈夫でしょうか。▼~
:[ヴェイル]|
気を失ってるわ。杖で回復してもらってるから。~
そのうち目が覚めると思う。▼~
:[リュール]|
良かった。▼~
:[ヴェイル]|
顔を見られちゃったけど、大丈夫かな。▼~
:[リュール]|
平気です。ここで何を見たとしても…~
もうすぐ、すべて忘れてしまいますから。▼~
:[ヴェイル]|
…そっか。▼~
:(周囲が揺れる)|
:[リュール]|
時間切れのようですね~
間に合ってよかった。▼~
:[ヴェイル]|
地形が元に戻っていくね~
これで、千年前とはお別れか。▼~
…セピアとも、もう本当に会えなくなるわ。▼~
:[リュール]|
ですが、彼女のおかげでまた前に進めます。▼~
このことを無駄にしないためにも、~
ソンブルを止めに行きましょう。必ず。▼~
:[ヴェイル]|
うん。▼~
:[リュール]|
…さようなら、千年前の私。▼~
あなたがいつか旅に出るとき、~
その旅路もどうか、素晴らしいものでありますように。▼~
:(画面暗転)|
:[ソンブル]|
異邦の軍がいたというのは、此処か。~
何も見当たらぬが。▼~
:[セピア]|
おかしいですわね。~
戦場を移したのかもしれませんわ。▼~
:[ソンブル]|
先程迄…確かに異質な紋章士の気配を感じていた。~
嘱目したかったが、邂逅なしには叶わぬな。▼~
:[セピア]|
まさかソンブル様が直々においでになるとは、~
こうして外に出られるのは久方ぶりのことでは?▼~
:[ソンブル]|
確かめたかったのだ…どうしても。あの者が…~
もう存在するはずがないと、わかっていても。▼~
:[セピア]|
…?▼~
:[ソンブル]|
城に戻る。我が子が交戦しているならば~
報を持ち帰る筈だ。▼~
:[セピア]|
御子様たちは優秀で、羨ましいですわ。~
私もそれほど忠実な部下がいれば…▼~
:[ソンブル]|
異なことを。ならばお前も我のように、~
子を成せばよいだけのこと。▼~
:[セピア]|
子を?▼~
:[ソンブル]|
血の繋がりは其だけで、労せず忠誠を得られる。~
家族とは便利なものよ。▼~
我の子は、我の子であるというだけで、~
我を愛し、命を尽くしてくれている。▼~
:[セピア]|
家族…成程。~
では私にも子を遣わしてくださいませ。▼~
:[ソンブル]|
お前にだと?▼~
:[セピア]|
はい、貴方様の御子を、私に。▼~
:[ソンブル]|
…直ぐには叶わぬ。此度の戦で武勲を上げ、~
我の野望に供するというなら考えよう。▼~
:[セピア]|
承知しました。このセピア…~
貴方様の野望に与すると誓います。▼~
:[ソンブル]|
期待しているぞ。▼~
:(画面暗転)|
:[セピア]|
自分の子を…~
それは考えたことがなかったわ。▼~
どんなものなんでしょう。~
誰かが無条件に、私に愛をくれるという感覚は。▼~
私の父や母も、私を愛していたのかしら。~
もしも時を遡れたら、確かめることができるのに…▼~
…なんて。~
そんな馬鹿げたことはできないわね。▼~
私は此処で御子様を待ちましょう。ええと、名は…~
いいえ、覚える必要もないわね。▼~
御子様たちは須く、いつかは処分される身。~
迂闊に情をかけてしまえば…▼~
…悲しいもの、とても。▼~
:(画面暗転)|
:[過去のリュール]|
…………▼~
:[ルミエル]|
大丈夫? しっかりして!▼~
:[過去のリュール]|
う…▼~
:[ルミエル]|
ああ、良かった。目が覚めたのね。▼~
:[過去のリュール]|
わたしは…▼~
:[ルミエル]|
ここで倒れていたのよ。~
死んでいるのかと思ったけれど…▼~
気を失っているだけだったのね。~
安心したわ。▼~
:[過去のリュール]|
…あれは、ゆめだったのでしょうか。▼~
:[ルミエル]|
夢?▼~
:[過去のリュール]|
わたしとおなじかおのひとと、であうゆめです。~
あなたにも、どこかにていました。▼~
あなたのようなあおいかみと、あおいひとみ。~
それがとてもきれいでした。▼~
:[ルミエル]|
素敵な夢だったのね~
でも、ここは寒いわ。風邪をひいたら大変。▼~
どこか暖かいところに行きましょう。~
立てるかしら?▼~
:[過去のリュール]|
ありがとうごさいます。~
こうしてやさしくされたのは、はじめてです。▼~
:[ルミエル]|
え…?▼~
:[過去のリュール]|
わたしのなまえは…リュール。▼~
おとうさまがただいちどだけ、そうよんだと、~
しんだおかあさまが、おしえてくれました。▼~
あなたのなまえは?▼~
:[ルミエル]|
私は、ルミエルよ。▼~
:[過去のリュール]|
きいたことがあります。それは…~
このよにひとりしかいない、しんりゅうのなまえ。▼~
…おとうさまの、てきのなまえ。▼~
:[ルミエル]|
!!▼~
:[過去のリュール]|
あなたがしんりゅうなら、~
わたしはあなたをころさなくてはいけない。▼~
できなければ、けっかんひんです。~
すぐにしょぶんされてしまいます。でも…▼~
…わたしは、やさしくしてくれたあなたを、~
ころしたくない。▼~
:[ルミエル]|
リュール…▼~
:[過去のリュール]|
こんなことをおもうだなんて、~
わたしはけっかんひんです。▼~
けっかんひん。けっかんひん。けっかんひん。~
けっかんひん。けっかんひん。けっかん…▼~
:[ルミエル]|
そんなことを言ってはだめ!~
あなたは欠陥品なんかじゃないわ!▼~
:[過去のリュール]|
けれど、このままではすぐにしょぶんされます。~
おとうさまのいぎょうへいのえさにされます。▼~
わたしはそれが、なによりこわい…▼~
わたしは、あしたも、そのつぎも、いきていたい。~
ただいきていたいだけなのに。▼~
:[ルミエル]|
…今日のことは、内緒にしましょ。~
私もあなたを、死なせたくなんかない。▼~
できれば、またこうして会いたいわ。~
誰にも内緒で、ゆっくりお話ししましょ。▼~
ね? 約束。~
ゆびきりしてくれる?▼~
:[過去のリュール]|
…………▼~
…はい。▼~
:(画面暗転)|
:[リュール]|
ふう…~
無事に戻ってこられましたね。▼~
:[ディアマンド]|
まさか昔の神竜様やセピアに会うだなんて。~
肝を冷やしたぞ。▼~
:[ヴェイル]|
結界は前よりも薄くなってる。~
竜紋の破壊は成功したみたい。▼~
残り一つの竜紋を壊せば、~
完全に解除されるはずだよ。▼~
:[ミスティラ]|
やった!~
ねえヴェイル王女、最後の竜紋はどこにあるの?▼~
:[ヴェイル]|
少し待っててね。▼~
…っ!!▼~
:[リュール]|
どうしました? 顔が真っ青です。▼~
:[ヴェイル]|
ううん…なんでもない。▼~
:[ミスティラ]|
まさか、またおかしな場所に?▼~
:[ヴェイル]|
安心して。今度はちゃんと、~
このグラドロンにあるよ。ただ…▼~
:[ディアマンド]|
?▼~
:[ヴェイル]|
ごめん。ちょっと疲れちゃったみたいで。~
一人にしてもらってもいいかな。▼~
:[リュール]|
あ…! そうですよね。~
探知を任せきりにしてしまって、ごめんなさい。▼~
出発は少し遅らせます。~
ヴェイルはその間、ゆっくり休んでいてください。▼~
:[ヴェイル]|
ありがとう。▼~
:(画面暗転)|
:[ヴェイル]|
…………▼~
最後の竜紋は、きっとすぐに壊せる。~
わたしたちなら、負けるはずなんてない。でも…▼~
言えないよ。それを誰が守っているかなんて。~
その気配を…わたしが探知できた理由なんて。▼~
*コメント [#g18f2dfc]
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