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会話集/支援会話/主人公(女)/フィレネ
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[[会話集/支援会話]]
*主人公(女)の支援会話 [#sfc496ff]
#contents
**アルフレッド [#p1abd01c]
***支援C [#v26fb8d9]
:[アルフレッド]|神竜様、おはよう。▼~
:[リュール]|おはようございます、アルフレッド。▼~
とても素敵な笑顔ですけど、~
何か嬉しいことでもあったんですか?▼~
:[アルフレッド]|ははは。~
もちろんあったさ!▼~
今朝は気分の良い鍛錬ができたし、~
いつもより早く走り込みが終わった。▼~
その上、こうして君の顔を見られたからね。~
とても幸せな気分だよ。▼~
:[リュール]|もう、からかわないでください。▼~
:[アルフレッド]|本当にそう思っているんだ。~
友達の顔を見られたら幸せな気持ちになるだろう?▼~
:[リュール]|そうですね。~
とても嬉しい気持ちになります。▼~
:[アルフレッド]|僕も同じさ。▼~
ところで、何か不便は感じていないかい?~
目覚めてから時間が経ったとはいえ…▼~
まだ慣れないこともあるだろう。~
不自由に思うことがあれば言って欲しい。▼~
:[リュール]|そうですね…~
今は特にありませんよ。▼~
:[アルフレッド]|なら良かった。~
でも、本当に遠慮はしないでくれ。▼~
リトスから旅立つ直前、神竜様は僕に~
友達として色々教えてほしいと言ってくれただろう?▼~
あの言葉、とても嬉しくてね。~
友としてできることは何でもしたいんだ。▼~
:[リュール]|私も、その言葉…嬉しく思います。~
ありがとうございます、アルフレッド。▼~
***支援B [#mdf446e1]
:[リュール]|…アルフレッド。~
少しいいでしょうか?▼~
:[アルフレッド]|もちろんだよ、神竜様。~
友のためならいくらでも時間を作ろう。▼~
:[リュール]|毎朝、私の起床時間に合わせて~
豪華な食事を用意してくれるのは嬉しいのですが…▼~
できればやめてもらえませんか。▼~
:[アルフレッド]|! もしかして肉の量が多すぎたかい?~
体作りのために良いと思ったのだけれど。▼~
:[リュール]|ま、まあ確かに多かったのですが…~
本題はそこではないんです。▼~
私だけ特別な物を用意していただくのは~
さすがに悪い気がします。▼~
:[アルフレッド]|そっちだったか、すまない。▼~
友達には幸せな目覚めをと思って~
用意していたのだけれど…今後はやめておこう。▼~
:[リュール]|ありがとうございます。~
それから…▼~
私が夜眠る時に必ず、どこからか~
素敵な笛の音色が聞こえてくるのですが…▼~
:[アルフレッド]|僕が演奏していたんだよ。~
神竜様が幸せな眠りに入れるようにね。▼~
:[リュール]|やはりそうだったのですね。~
音のする方にあなたのような人影が見えるな、と。▼~
たいへん素晴らしい演奏なのですが、~
できればあれも止めてください。▼~
…夜中までピロピロされると、~
さすがに夢にまで出てきます。曲が。▼~
:[アルフレッド]|す、すまない…!~
いつ眠ったかわからないから長めにやってしまった…▼~
良かれと思ってやっていたことが~
すべて裏目に出ていたなんて。▼~
僕は友達失格だね…▼~
:[リュール]|えっ、そこまでは…▼~
:[アルフレッド]|前向きな僕でもさすがに反省を禁じ得ない。~
頭を冷やすため、少し走ってくるとしよう。▼~
色々と迷惑をかけてすまなかった、神竜様。~
では!▼~
:[リュール]|あ…!~
アルフレッド…▼~
***支援A [#a1047757]
:[リュール]|アルフレッド…探しましたよ。▼~
この間、アルフレッドは自分のことを、~
私の友達失格だと言いましたよね。▼~
:[アルフレッド]|神竜様の気持ちも考えず~
余計な世話ばかりしてしまったからね…▼~
:[リュール]|あの言葉、撤回してください。~
アルフレッドは私の友達です。▼~
元はといえば全て、私を思ってしてくれたこと…~
結果はどうあれその気持ちは嬉しかった。▼~
だから…二度と失格だなんて言わないでください。▼~
:[アルフレッド]|神竜様…▼~
でも僕は神竜様に何もできていない。~
果たしてそれで友の資格などあるのだろうか。▼~
:[リュール]|特別なことをしてもらわなくても~
充分、アルフレッドにはお世話になっています。▼~
それに、アルフレッドは私が目覚めてから~
初めてできた友達なんですよ。▼~
取り下げられてしまったら、悲しいです。▼~
:[アルフレッド]|初めての友達…か。▼~
ふふ、ありがとう。~
そう言われると身に余る光栄だ。▼~
僕は神竜様が目覚める前から~
一方的に親しみを感じていた…▼~
だから目覚めた嬉しさのあまり~
余計に世話を焼いてしまったのだろうね。▼~
けれど、もう特別なことはしない。~
これからは普通の友として仲良くしていこう!▼~
:[リュール]|嬉しいです、アルフレッド。▼~
:[アルフレッド]|よし!~
いいことを思いついた!▼~
親交をさらに深めるために~
これから二人で走り込みをしよう!▼~
:[リュール]|ええっ!?~
い、今からですか!?▼~
:[アルフレッド]|もちろんさ! さあ、行くよ!▼~
:[リュール]|ま、待ってください!~
私はまだやるとも言ってないです!▼~
アルフレッドー!!▼~
***支援Ring [#se5nuy93]
:[アルフレッド]|…おはよう、神竜様。▼~
:[リュール]|おはようございます、アルフレッド。~
何だか、今日は険しい顔をしていますね。▼~
:[アルフレッド]|神竜様…~
今、僕にとても不思議なことが起こっている。▼~
僕の性格はどちらかというと~
考えるよりも行動を起こす類なんだ。▼~
:[リュール]|ええ。知っています。~
思い立ったらすぐ動きますよね。▼~
:[アルフレッド]|でも、なぜかあることに関して…~
なかなか行動を起こせないでいるんだ。▼~
僕が行動を起こすことで~
今の良好な関係が壊れるかもしれないと…▼~
以前君に言った、僕自身の言葉をも~
覆すことになってしまうだろうから。▼~
:[リュール]|私に言った言葉…?▼~
:[アルフレッド]|「普通の友として仲良くしていこう」という...
:[リュール]|ま、待ってください。それって…~
やっぱり友達失格とでも言う気ですか?▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
…僕はフィレネ王国の第一王子だ。~
いつまでも恐れに飲まれているわけにはいかないね。▼~
神竜様。~
僕はもう、友という関係だけでは満足できない。▼~
どうか僕を、君の…~
パートナーとして認めてくれないかい?▼~
:[リュール]|…!▼~
:[アルフレッド]|君を特別扱いしない、そう約束したけれど…~
もう、とっくに…僕の特別な人になっているんだ。▼~
その証として…これを持参した。▼~
:[リュール]|…綺麗な刺繡ですね。▼~
:[アルフレッド]|フィレネでは先祖の代から服や刺繍などを~
受け継いでいく文化があるんだ。▼~
これは、古くなった部分は継ぎ足され、~
形を変えながら受け継がれてきた…王家の刺繍だ。▼~
大切な人に渡すように言われている。~
この想いに応えてくれるのなら、受け取って欲しい。▼~
:[リュール]|アルフレッド…▼~
…ありがとうございます。~
喜んでお受け取りします。▼~
:[アルフレッド]|神竜様…!~
ああ、本当にいいのかい…!?▼~
:[リュール]|はい。~
私も、あなたのことを大切に思っています。▼~
思えばあの日、神竜王城の回廊で出会った日から、~
特別なものを感じていたのかもしれません。▼~
私からはこれを。~
手を出してください、アルフレッド。▼~
:[アルフレッド]|『約束の指輪』…▼~
:[リュール]|これからも共に旅をしましょう。~
ずっと一緒に。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう、神竜リュール様…▼~
特別になったのだから親愛の表現を躊躇う必要はないね。~
大好きだ。君がいれば…僕は世界で一番、幸せだよ。▼~
**エーティエ [#sf9df62e]
***支援C [#q7db9eb2]
:[リュール]|ふふ…▼~
:[エーティエ]|?▼~
どうされたのですか?~
あたくしの顔をニコニコと眺めて…▼~
:[リュール]|ごめんなさい。悪気はないんです。~
でも、つい…▼~
:[エーティエ]|…もしかして、~
身嗜みに変なところでも?▼~
:[リュール]|いえ、そういうことではありません!▼~
:[エーティエ]|では、なんですの?~
ハッキリ言ってくださいまし!▼~
:[リュール]|…………▼~
エーティエはいつも前向きですよね。▼~
:[エーティエ]|えっ。▼~
:[リュール]|そんな前向きな心が外見にもあふれていると~
思っていたんです。▼~
その姿はとても魅力的で、~
こちらまで元気が出てくるので…▼~
:[エーティエ]|それで、じーっと見てくださっていたと。▼~
:[リュール]|すみません。~
嫌でしたらやめます。▼~
:[エーティエ]|全然いいですわよ。~
神竜様のお役に立てれば光栄ですわ。▼~
こんなあたくしでよろしければ、~
いつでも眺めてくださいな。▼~
:[リュール]|ありがとうございます!▼~
:[エーティエ]|まあ、多少は気恥ずかしいですが、~
少し運動すれば消え失せます。▼~
それでは神竜様、また!▼~
***支援B [#ac7ec511]
:[エーティエ]|神竜様、今日もたくさん眺めてくださって~
ありがとうございます。▼~
:[リュール]|ご、ごめんなさい。~
またしても、つい見てしまい。▼~
:[エーティエ]|構いませんわ。~
大変光栄です。▼~
でも、ご覧になっているだけでなく、~
神竜様も元気になれることをしませんこと?▼~
:[リュール]|もっと元気になれること?▼~
:[エーティエ]|ソラネル100周走り込みです。▼~
:[リュール]|ひゃく…!?▼~
:[エーティエ]|こんなあたくしも、たまには悩みを抱えますわ。~
そういうときは思い切り走るようにしていますの。▼~
走り続けていると、何も考えなくなります。~
汗と一緒に悩みも吹き飛びますわよ。▼~
:[リュール]|なるほど。~
しかし、それは100周でないとダメなのですか?▼~
:[エーティエ]|あたくしの経験上、それが一番です。~
それよりも少ないと雑念が残りますので。▼~
如何でしょう?~
興味が出てきたのではありませんこと?▼~
:[リュール]|は、はい。まあ…▼~
:[エーティエ]|それは良かった。~
ではさっそく参りましょう。▼~
:[リュール]|今すぐにですか!?▼~
:[エーティエ]|そうです。~
思い立ったが吉日と言いますわよね。▼~
:[リュール]|今から100周……~
いや、何事にも挑戦あるのみですね。▼~
エーティエ、わかりました!~
一緒に走りましょう!▼~
:[エーティエ]|そうこなくては!▼~
***支援A [#q63da826]
:[エーティエ]|神竜様、先日の走り込みは如何でしたか?▼~
:[リュール]|100周なんて走ったことがなかったので、~
あの後は泥のように眠りましたよ…▼~
あと、地獄のような筋肉痛が襲ってきました。▼~
:[エーティエ]|やはり、そうなりますわよね。~
すみません…▼~
:[リュール]|でも、走っている最中は、~
エーティエの言う通りでした。▼~
走っていると悩みが薄れていき、~
そのうちに何も考えなくなって…▼~
あれは不思議な感覚でした。▼~
:[エーティエ]|まあ…その気持ちをわかっていただけて、~
あたくしは大変光栄でございますわ。▼~
では、次の段階にまいりましょう。~
次に試していただきたいのは筋肉増強剤です。▼~
:[リュール]|筋肉…増強剤?▼~
:[エーティエ]|激しい運動をしたら回復しないと。~
また地獄の筋肉痛が来ますので。▼~
:[リュール]|な、なるほど…わかりました。▼~
走り込みと筋肉増強剤を続ければ、~
エーティエのように前向きになれますか?▼~
:[エーティエ]|もちろん。~
あたくしみたいな凡人にもなれるのですから…▼~
神竜様ならもっともっとすごいことになりますわ。~
光すら放つのではないかと思います。▼~
:[リュール]|ふふ…そんなに力強く言われると、~
本当にそうなれる気がしてきますね。▼~
今まで私はエーティエに元気をもらうだけでした。~
でも、こうやって一緒に頑張っていれば…▼~
今度は誰かに元気をあげられるかもしれません。~
ありがとうございます、エーティエ。▼~
:[エーティエ]|神竜様…~
そんな風に言われると気恥ずかしいですわ。▼~
あたくし、ちょっと走ってまいります!~
ごめんあそばせ!▼~
:[リュール]|あ…!~
照れて走って行ってしまいました。▼~
いいでしょう。せっかくですし、~
私も追いかけて走るとしましょうか。▼~
***支援Ring [#s65u4no6]
:[エーティエ]|神竜様。どうしたのですか?~
最近はあたくしを避けるようにお一人で走られて…▼~
:[リュール]|ええと、それは…▼~
:[エーティエ]|もし、あたくしが失礼なことをしたのでしたら、~
謝りますので…▼~
:[リュール]|違うんです!~
最近…悩みごとができてしまって。▼~
でも、いくら走ってもこの悩みは振り払えません。~
私はどうしたらいいのか…▼~
ごめんなさい。~
ここで、すべて話してもいいでしょうか。▼~
:[エーティエ]|お願いしますわ。▼~
:[リュール]|…エーティエ。~
私のパートナーになってもらえないでしょうか…?▼~
:[エーティエ]|…………▼~
ええ、よろしいですわよ。▼~
:[リュール]|え!?~
そんな簡単に決めてしまっていいのですか!?▼~
:[エーティエ]|あたくしにトレーニングのパートナーに~
なってほしいんですわよね?▼~
:[リュール]|あっ、ええっと、そちらではなく!▼~
私と特別な絆を結んでほしいんです。~
この『約束の指輪』を持つ、パートナーとして。▼~
:[エーティエ]|…………▼~
ええええ!?▼~
そんな…!~
ど、どうしてそんな大切なもの、あたくしに…!▼~
:[リュール]|エーティエはいつも前向きで、~
一緒にいるだけで元気をもらえます。▼~
面倒見のいいところ、優しいところ、全てが素敵で…~
指輪を渡すのはあなたがいいと思ったんです。▼~
想告白しようと思ったのですが、~
断られることが怖くて…▼~
:[エーティエ]|それで、お一人で走っておられたのですね。▼~
:[リュール]|そういうことです。▼~
:[エーティエ]|でしたら、ご心配なく。~
これからは二人一緒に走りましょう。▼~
人生という名の道を、片時も離れることなく。▼~
:[リュール]|それって…!▼~
:[エーティエ]|ええ。よろこんでお受けいたしますわ。▼~
:[リュール]|ありがとうございます!~
良かった…とても嬉しいです。▼~
:[エーティエ]|あたくしも、嬉しくて光栄ですわ。~
さっそく、これから走り込みをしませんこと?▼~
この気恥ずかしさを振り払って、~
穏やかな幸せに包まれるまで。▼~
:[リュール]|そうですね。ぜひ!▼~
:[エーティエ]|さあ、参りましょう。神竜リュール様。~
あたくしたち、ずっと…離れずに、走り続けましょうね。▼~
**ブシュロン [#qe2e11ce]
***支援C [#u986f8f0]
:[ブシュロン]|神竜様、大丈夫ですか?▼~
:[リュール]|ブシュロン。~
突然どうしたんですか?▼~
:[ブシュロン]|あ、いえ。すみません。~
どことなく疲れていらっしゃるように見えたもので…▼~
:[リュール]|よくわかりましたね。~
実は今、何となく体がだるくって。▼~
:[ブシュロン]|それはいけませんね。~
食事はちゃんと摂れていますか?▼~
:[リュール]|しっかり食べています。▼~
:[ブシュロン]|睡眠は?▼~
:[リュール]|たくさん寝ていると思います。▼~
:[ブシュロン]|うーむ…~
食事も睡眠も問題ないのに体がだるい…▼~
もしかしたら、心労が原因かもしれませんね。▼~
:[リュール]|心労?▼~
:[ブシュロン]|はい。戦をしていると、どうしても~
心に負担がかかってきますから。▼~
神竜様は心労を発散する方法はお持ちですか?▼~
:[リュール]|考えたこともなかったです。~
ブシュロンには何か発散法があるのですか?▼~
:[ブシュロン]|ええ、いくつか。▼~
誰もいない山の中に分け入り、~
清流でのんびり釣りをするとか…▼~
:[リュール]|へえ…! 楽しそうです。~
私も試してみたいです!▼~
:[ブシュロン]|ではよろしければ、俺と一緒に試されてみます...
気に入るものがあればこれから使えるかもしれません。▼~
:[リュール]|はい! ぜひお願いします。~
都合のいい時に誘ってください、ブシュロン!▼~
***支援B [#l8ceee41]
:[ブシュロン]|どうですか、神竜様。~
この山の中は。▼~
:[リュール]|なんて素敵な場所でしょう。▼~
ただ立っているだけで、~
日々の悩みが吹き飛んでいきます。▼~
:[ブシュロン]|喜んでもらえたのならよかったです。▼~
:[リュール]|いつも来ているのは、この渓流なんですか?▼~
:[ブシュロン]|ええ…
まあ、おおよそこの辺と言っておきましょう。▼~
:[リュール]|おおよそ?▼~
:[ブシュロン]|俺はかなりの方向音痴でして…▼~
また同じ場所に行きたいと思っても、~
成功したことがないんですよ。▼~
:[リュール]|…へ、へえ…▼~
:[ブシュロン]|どうしたんですか?~
急に不安そうな顔になって。▼~
:[リュール]|…私たち、ちゃんと帰れますか?▼~
:[ブシュロン]|あはは、大丈夫ですよ。~
道に迷わないよう、枝を折りながらきましたから。▼~
見てください、そこの枝が折れてますよね。~
つまり、帰りはそこから…▼~
あれ?▼~
:[リュール]|折れてませんね。▼~
:[ブシュロン]|…………▼~
あれっ?~
折ったはずなんですけど!▼~
:[リュール]|ど、どこの枝を折ったのですか?▼~
:[ブシュロン]|あれ? どこの枝も折れてない!~
わわわ! どうしよう! ほんとごめんなさい!▼~
でも、大丈夫!~
とりあえず、こっちの方向に行ってみましょう!▼~
:[リュール]|いえ、逆を行きましょう!▼~
:[ブシュロン]|えっ?▼~
:[リュール]|あなたが方向音痴なら、その反対が正解のはずで...
:[ブシュロン]|なるほど!~
ごもっともです!▼~
***支援A [#a9684024]
:[ブシュロン]|神竜様、この間は本当にすみませんでした…!▼~
俺の方向音痴なせいで、~
迷惑をかけてしまって…!▼~
:[リュール]|謝らないでください。~
無事に帰れましたし、何より楽しかったです。▼~
:[ブシュロン]|なら良かったです…!▼~
:[リュール]|それで今日は、どんな発散方法を~
教えてくれるんですか?▼~
:[ブシュロン]|今日は読書です。~
心に響く本を読んで、心をスッキリさせましょう。▼~
この本を読んでみてください。~
フィレネ王国の傑作、『フィレネの愛』という本です。▼~
:[リュール]|…やけに…ビタビタでシワシワですね。▼~
:[ブシュロン]|ああ、すみません。それは俺の涙です。▼~
:[リュール]|涙!?▼~
:[ブシュロン]|俺は感動するとすぐに泣いてしまうので…~
それで…うっ…!▼~
ごめんなさい…~
その本の表紙を見ただけで、もう泣けてきて…▼~
:[リュール]|早くないですか!?▼~
:[ブシュロン]|俺のことは気にせず、読んでください…~
すごくいい本ですから…▼~
:[リュール]|わ、わかりました…では…▼~
:[ブシュロン]|ううっ!! 今度は目次を見ただけで~
嗚咽が止まらない…!▼~
:[リュール]|ええっ!?▼~
:[ブシュロン]|すみません…俺…邪魔ですよね…~
向こうに行ってますね…▼~
:[リュール]|いえ、このままで大丈夫ですよ。~
私は構いませんし…▼~
泣いたままどこかに行くと、~
みんなを心配させてしまいます。▼~
:[ブシュロン]|ううっ、神竜様、お優しい…!!~
ううっ、そして開いた頁がまた泣ける…!▼~
:[リュール]|…無事に読み終わることができるでしょうか…▼~
***支援Ring [#duuy46na]
:[ブシュロン]|神竜様、どうされたのですか?~
こんなところに呼び出して…▼~
:[リュール]|ブシュロン。~
今日も心労の発散法を教えてください。▼~
…ということを言いたくて、~
お呼びしたわけではありません。▼~
:[ブシュロン]|?▼~
:[リュール]|今日は三つのことをお伝えしたくて、~
きてもらいました。▼~
ひとつ目は、お礼です。▼~
いつも私のことを支えてくれて、~
ありがとうございます。▼~
:[ブシュロン]|とんでもないです。~
俺はただ、神竜様のお役に立ちたいだけで。▼~
:[リュール]|そういう一生懸命なところも、~
謙虚なところも本当に素敵です。▼~
:[ブシュロン]|素敵…?▼~
:[リュール]|はい。思いきって言ってみました。~
今のが二つ目の伝えたいことです。▼~
あと、もうひとつだけ伝えさせてください。~
それは…▼~
…………▼~
その…ごめんなさい…~
なんだか…感極まってしまって…▼~
:[ブシュロン]|うっ…▼~
:[リュール]|どうしたのですか?▼~
:[ブシュロン]|神竜様の感極まる様子を見ていたら~
俺まで感極まってきてしまって。▼~
:[リュール]|ブシュロンは人の気持ちに寄り添ってくれますね。~
だから私は、あなたを特別だと思ったのかも。▼~
:[ブシュロン]|…?▼~
:[リュール]|ブシュロン、私のパートナーになってもらえませ...
この『約束の指輪』を、受け取ってほしいんです。▼~
私と、特別な絆を結んでください。▼~
:[ブシュロン]|!! そ、そんな…~
すごく嬉しいです。神竜様…ううっ…▼~
…ここで泣いてはいけませんね。~
俺もきちんと伝えないと。▼~
俺は王族でも守り人でもない、ただの兵ですが…~
それでも、神竜様のことを、大切に思っていました。▼~
:[リュール]|ブシュロン…▼~
:[ブシュロン]|もちろん、ぜひお受けします。~
喜んでそのお気持ちに応えさせてください。▼~
俺なんかでよければ、~
地の果てまでもご一緒しましょう!▼~
:[リュール]|ありがとう、ブシュロン。~
私はとても幸せですよ。▼~
:[ブシュロン]|神竜様…それは俺の台詞です。▼~
これからはずっと隣にいます。人生に迷っても涙しても…~
神竜リュール様と一緒なら、幸せです。▼~
**セリーヌ [#o4980eb6]
***支援C [#y234e711]
:[リュール]|今日のお茶会、楽しかったです。~
ありがとうございました、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|そんな。^
お礼を言うのはこちらです、神竜様。▼~
神竜様とお話できて嬉しかったです。~
おかげで紅茶の味も格別でした。▼~
:[リュール]|花の香りが素晴らしかったですね。~
あんなに美味しいお茶があるなんて。▼~
:[セリーヌ]|お口に合ってよかった。~
実は、フィレネ王国の茶葉なんです。▼~
口当たりも優しく、香りも柔らかで…~
まるでフィレネを象徴しているかのよう。▼~
わたしの、一番のお気に入りなんですよ。▼~
:[リュール]|フィレネの人々は争いを好まず、~
牧歌的な生活を好むと聞きました。▼~
あの紅茶は~
フィレネの特色にぴったりだと思います。▼~
:[セリーヌ]|神竜様はこんな伝承はご存知ですか?▼~
フィレネの王宮には精霊が棲み、~
善良なものには幸福を約束する。▼~
しかし泥棒や侵入者には…~
いたずらをして追い払う。▼~
ふふふ。~
いたずらをして追い払うですよ?▼~
罰を与えるでもなく、傷を負わせもしない。~
抑止力になるのか疑問です。▼~
:[リュール]|でも、素敵な伝承ですね。▼~
そんな伝承が伝わる国だからこそ、~
フィレネの人々はみんな優しいのでしょうね。▼~
:[セリーヌ]|そうかもしれません。~
神竜様、良かったらまたお茶をご一緒しましょう。▼~
***支援B [#pb15d08f]
:[セリーヌ]|…………▼~
:[リュール]|難しい顔をしていますね、セリーヌ。~
何か問題でも起きたのですか?▼~
:[セリーヌ]|神竜様…~
先日、ご馳走した紅茶を覚えていらっしゃいますか?▼~
:[リュール]|もちろんです。~
とても美味しい紅茶でしたから。▼~
:[セリーヌ]|実は最近、~
あの茶葉を狙った盗賊が増えているようなのです。▼~
輸送経路を変えても無駄で~
被害も日に日に大きくなっています。▼~
:[リュール]|そんな…▼~
:[セリーヌ]|普段なら国で起こっている問題に~
わたしが手を出すことはありません。▼~
しかし、今は非常時ですし、~
茶葉に関してはお兄様よりも詳しいので…▼~
お母様から直々に~
この件に対処するよう求められたのです。▼~
:[リュール]|イヴ女王が…▼~
:[セリーヌ]|教育の一環なのかもしれませんね。▼~
お兄様がいるとはいえ、~
わたしもフィレネの第一王女ですから。▼~
:[リュール]|それでセリーヌはどう対処をするのですか?▼~
:[セリーヌ]|泥棒にはいたずらをして追い返す…▼~
伝承のように平和にいけば~
どんなにいいことでしょうか…▼~
ですが、現実はそんなに甘くありません。▼~
:[リュール]|セリーヌ…▼~
:[セリーヌ]|容赦はしません。~
フィレネの民を苦しめる者たちには。▼~
民の平和を守るためなら~
わたしはどんなことでもします。▼~
:[リュール]|…………▼~
:[セリーヌ]|神竜様はそんな顔をしないでください。~
これはわたしが負うべき責務ですから。▼~
それでは、失礼いたします。▼~
***支援A [#pb1f9976]
:[セリーヌ]|神竜様、先日はご心配をおかけして~
申し訳ありませんでした。▼~
:[リュール]|茶葉を狙う賊は、どうなったんですか?▼~
:[セリーヌ]|国から資金を出し、~
輸送隊に倍の護衛をつけました。▼~
襲撃犯をあえて逃がし、追跡することで~
賊の本拠地を特定することもできたそうです。▼~
…先ほど、本拠地を壊滅させるように~
指示を出したところです。▼~
:[リュール]|そうでしたか…▼~
:[セリーヌ]|賊とはいえ、わたしの指示で~
命を落とす者も出るかもしれません。▼~
それでもわたしは、~
この決定に後悔はありません。▼~
フィレネの平和を乱す者を~
許すことはできませんから…▼~
:[リュール]|ですが、セリーヌは辛そうですね。▼~
:[セリーヌ]|…いいえ。▼~
わたしには辛いと感じる資格はありません。~
決断を下した者なのですから。▼~
:[リュール]|決断を下すことや、後悔の有無…~
そんなもの、心の痛みには関係ありません。▼~
:[セリーヌ]|…神竜様は優しいですね。▼~
わたしはフィレネを守るためなら~
どんなことでもするでしょう。▼~
平和のためならば躊躇なく剣を抜き戦う。~
その心構えはできています。▼~
ですが…▼~
心構えができているからといって、~
戦いを喜びはしません。▼~
それが…~
わたしの弱いところなのだと思います。▼~
:[リュール]|弱さではなく、優しさ。~
私はそう思いますよ。▼~
フィレネの民が持つ優しさだと。▼~
:[セリーヌ]|ありがとうございます、神竜様…▼~
***支援Ring [#sr6un46e]
:[セリーヌ]|神竜様。少しお話できますか?▼~
:[リュール]|もちろんです、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|以前、わたしは神竜様に~
こんなことをお話ししました。▼~
わたしはフィレネの平和のためなら~
剣を持ち戦う覚悟がある。▼~
平和のために、~
平和的ではない手段を用いると。▼~
:[リュール]|はい。~
覚えています。▼~
:[セリーヌ]|ですが今、その決意が揺らいでいます。▼~
わたしはもう、フィレネの平和のために~
残酷になることができないかもしれません。▼~
:[リュール]|その辛さは理解できます。~
セリーヌは優しい人ですからね。▼~
:[セリーヌ]|いいえ、違います!~
わたしは…卑怯で愚かなんです。▼~
わたしが残酷になれないのは、~
神竜様に嫌われたくないため…ですから。▼~
:[リュール]|セリーヌ…▼~
:[セリーヌ]|お願いです、軽蔑してください。▼~
第一王女として国を守る立場にありながら、~
個人の思いを優先する愚か者だと。▼~
今ここで嫌われてしまえば…わたしはまた、~
フィレネの平和のために残酷になれますから。▼~
:[リュール]|…………▼~
セリーヌ、これを受け取ってください。▼~
:[セリーヌ]|これは…~
『約束の指輪』!?▼~
:[リュール]|軽蔑なんてしません。~
セリーヌを、ずっと傍で見守ると約束します。▼~
フィレネ王国のため、セリーヌ自身のために、~
どれだけ身勝手な決断をしようと…▼~
私はあなたの傍を離れません。▼~
:[セリーヌ]|で、ですが…~
神竜様は残酷なわたしなどお嫌いになるはず…▼~
:[リュール]|セリーヌが優しい人だと私は知っています。~
あなたの決断がどんなものだとしても…▼~
その心の悲しみを一緒に背負いたい。~
それが私の思いです。▼~
:[セリーヌ]|神竜リュール様…▼~
もう何も怖くはありません。~
神竜様が傍にいてくれるのなら、それだけで…▼~
わたしはとても、幸せです。▼~
神竜様、優しいあなたが傍にいてくだされば、~
わたしはもっと強くなれます。本当に、ありがとう。▼~
**クロエ [#k004b044]
***支援C [#e0a72935]
:[リュール]|すぅ…すぅ…▼~
:[クロエ]|ふふふ。~
かわいい寝顔ですね。▼~
:[リュール]|はっ!?~
く、クロエ!!▼~
:[クロエ]|お目覚めですね、おはようございます。▼~
:[リュール]|ま、またですか!?~
私の寝ている姿をずっと見ていたのですね!?▼~
:[クロエ]|はい、申し訳ございません。▼~
:[リュール]|外で居眠りをしてしまった時は、~
そっとしておいてください。▼~
祭壇で起こされる時とは違って、~
目を覚ましたとき、驚いてしまうので…▼~
:[クロエ]|わたしも神竜様を驚かせたくはありませんわ。▼~
ですが千年もの間、眠り続けた神竜様は~
御伽噺の登場人物そのものですから…▼~
その寝姿はあまりにも神々しく、~
どうしても眺めていたくて。▼~
:[リュール]|気持ちはわかりました。~
でも、寝顔がきっと情けないので!▼~
:[クロエ]|そんな事はありませんけれど…▼~
そうだわ。~
では、こういうのは如何ですか?▼~
目覚めたときにわたしがいる、~
その状態が普通になれば驚きませんよね?▼~
ですので、これからは~
毎晩一緒に眠るという方法も…▼~
:[リュール]|却下です!▼~
:[クロエ]|まあ、残念です…▼~
***支援B [#m96ffbea]
:[クロエ]|千年もの間、眠り続け…▼~
目覚めた後、~
仲間と共に邪悪な者たちとの戦いへ…▼~
神竜様はまごうことなき~
御伽話の登場人物そのものです。▼~
:[リュール]|そ、そうなのでしょうか。▼~
:[クロエ]|はい。~
神竜様ほど特別な人はそうそういません。▼~
決して平凡な人生を歩むことはなく、~
刺激と興奮に満ちた人生を歩む運命…▼~
ああ、羨ましいです。▼~
:[リュール]|…………▼~
:[クロエ]|神竜様?▼~
:[リュール]|色々な人の思いを背負い戦う。~
その人生に後悔はありません。▼~
平凡な人生を歩むことはない。~
それも本当のことなのでしょう。▼~
でも、私にとっては平凡こそが~
羨ましいと思う時があるな…と。▼~
:[クロエ]|! ごめんなさい。~
御伽噺のような生き方に憧れるあまり、つい…▼~
神竜様のお気持ちを考えることができませんでした。~
本当に申し訳ありません。▼~
:[リュール]|クロエに悪気がないのはわかってますよ。~
謝らないでください。▼~
:[クロエ]|ですが…~
それでは、わたしの気がおさまりませんわ。▼~
そうだわ。お詫びに何か~
美味しいものをご馳走させてください。▼~
昨日、珍しい深海魚の酢漬けを手に入れたんです!~
気を失うほど酸っぱいですが美味しいですよ。▼~
今、お持ちしますので…~
ぜひ召し上がってください!▼~
:[リュール]|だ、大丈夫です! それは!~
気持ちだけで、充分ですから!▼~
***支援A [#eb2dfdb8]
:[リュール]|クロエは御伽噺のような生き方に~
憧れているんですよね。▼~
:[クロエ]|はい。~
子供の頃からずっと。▼~
わたしは貴族の生まれで…ずっと、~
両親に決められた人生を歩んでいましたから。▼~
女の子として、平凡に生き、結婚し…~
相手の家のために尽くすよう教育をされました。▼~
大好きな市井の食べ物だって、~
口にすることは許されなかったんですよ。▼~
親の思う平凡な貴族としての人生なんて、~
わたしは大嫌いでした。▼~
:[リュール]|クロエ…▼~
:[クロエ]|だから…常に自由で、新しくて、胸が高鳴るような、~
そんな生き方に憧れていたんです。▼~
:[リュール]|そうだったんですね。~
私はクロエの過去を知らずに…すみません。▼~
:[クロエ]|謝らないでください。もう過去のこと。~
騎士になって、その夢は叶ったんです。▼~
セリーヌ様や、神竜様と出会ったことで、~
夢に描いていたような生き方ができています。▼~
神竜様や王族の方たちと共に戦うなんて~
御伽噺の冒険譚よりもすごいと思いませんか?▼~
:[リュール]|そう言われるとそうかもしれませんね。▼~
:[クロエ]|今のこの戦いもいつの日か、~
御伽噺として語り継がれるんでしょうか。▼~
:[リュール]|その可能性はありますね。~
そうなると…▼~
クロエが御伽噺の登場人物として描かれる日も~
そう遠くないかもしれません。▼~
:[クロエ]|え!? そ、それは…~
照れてしまいますが、嬉しいですね。▼~
御伽噺を聞いた子供たちが憧れるような、~
立派な騎士にならないと。▼~
:[リュール]|クロエなら絶対に大丈夫ですよ。~
私が保証します。▼~
:[クロエ]|ふふふ。~
ありがとうございます、神竜様。▼~
***支援Ring [#er657y35]
:[リュール]|どうやら私は、~
クロエに影響されてしまったようです。▼~
:[クロエ]|わたしに?~
それは、どういうことでしょうか。▼~
:[リュール]|クロエが御伽噺のような生き方に憧れるように、~
私もある生き方に憧れを持ってしまいました。▼~
:[クロエ]|まあ、それは素晴らしいです…!▼~
憧れを持つことができれば、~
それに向かって前進できますから。▼~
:[リュール]|…そうとも言い切れません。▼~
私が思い描く生き方は、~
私一人の努力だけでは到達できないので…▼~
:[クロエ]|何か必要なものが?▼~
:[リュール]|クロエ、あなたです。▼~
:[クロエ]|え…!?▼~
:[リュール]|あなたと生き方について話すうちに、~
ずっと…共にいたいと思うようになりました。▼~
クロエがいつか、御伽噺に描かれるのなら、~
その隣には私がいたいんです。▼~
:[クロエ]|神竜様…▼~
:[リュール]|もしも、この想いに応えてくれるのなら、~
どうかこの指輪を受け取ってください。▼~
私の…パートナーとして。▼~
:[クロエ]|これは、『約束の指輪』…▼~
:[リュール]|以前クロエも言ったように、~
私が平凡な人生を送ることは、きっとできません。▼~
そんな私が共に生きて欲しいと願うのは~
もしかしたら傲慢なのかもしれません。▼~
ですが、それでも私は…▼~
:[クロエ]|神竜リュール様。~
それ以上は言わなくて大丈夫です。▼~
元よりわたしは、平凡な人生なんて要りません。~
あなたの人生に寄り添わせてくださるのなら…▼~
それはわたしにとって、何よりの幸せです。▼~
:[リュール]|クロエ…▼~
:[クロエ]|指輪、喜んでお受けします。~
神竜様の憧れに、いつまでもお供させてください。▼~
:[リュール]|ありがとうございます。クロエ。▼~
:[クロエ]|今日から始めましょう。先の世を生きる子供たちが…~
憧れてやまないような、わたしと神竜様の御伽噺を。▼~
**ルイ [#v47044af]
***支援C [#oba57310]
:[リュール]|ルイ、何をしているのですか?▼~
:[ルイ]|神竜様。~
特にこれといった特別なことはしていませんよ。▼~
ただ遠くから女の子たちが会話しているのを~
静かに眺めているだけです。▼~
:[リュール]|そ、それはなんのためにですか?▼~
:[ルイ]|なんのため…~
難しい問題ですね。▼~
ある種、哲学的な問いともいえます。▼~
ですが、そうですね。~
強いて答えるなら僕の幸せのため、でしょうか。▼~
:[リュール]|女の子たちが会話しているのを見るのが好き、~
ということですか?▼~
:[ルイ]|はい。~
大好きです。▼~
近寄らず、会話に参加もせず、~
もちろん触れることも絶対にありません。▼~
ただ遠くから静かに眺めているだけです。~
これはいけないことでしょうか?▼~
:[リュール]|…多分、ダメなことだと思います。▼~
法に触れずともダメなことはありますから。▼~
もし彼女たちが嫌がったのなら~
すぐにやめてくださいね。▼~
:[ルイ]|もちろんです、神竜様。▼~
僕だって彼女たちを~
不安な気持ちにはさせたくありませんから。▼~
:[リュール]|それを聞けて安心しました。~
では、ほどほどに…▼~
:[ルイ]|はい、神竜様。~
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。▼~
***支援B [#k44983ee]
:[ルイ]|…………▼~
:[リュール]|ルイ。~
こんにちは。▼~
:[ルイ]|神竜様…▼~
:[リュール]|女の子たちの会話を眺めている最中ですか?~
邪魔ならすぐに立ち去りますね。▼~
:[ルイ]|大丈夫ですよ。~
今は、家族のことを思い出していたのです。▼~
…故郷に残した、三人の弟たちのことを。▼~
:[リュール]|弟…ということは、~
ルイはお兄さんなのですね。▼~
:[ルイ]|はい。~
四人兄弟の長男です。▼~
:[リュール]|そうですか。~
長男は何かと大変ですよね。▼~
:[ルイ]|確かに大変だったかもしれません。▼~
母親が早くに亡くなったので~
弟たちの面倒は僕が見ていましたから。▼~
でも、みんなかわいい弟です。~
大変でしたが何とか乗り切れましたよ。▼~
:[リュール]|その時のお世話の経験が、騎士の仕事にも~
活かされていたりするのかもしれませんね。▼~
:[ルイ]|確かに。~
おかげで、簡単なことでは動じなくなりました。▼~
ですが、それでいうと…~
僕の趣味もその環境が影響しているのかも。▼~
:[リュール]|趣味?▼~
:[ルイ]|どこを向いても男ばかりの環境で育ったので、~
女の子の集まりを見るのが好きなのかもしれません。▼~
:[リュール]|そ、そうですね…▼~
もしかして、ルイの弟たちも~
同じような趣味をお持ちなのですか?▼~
:[ルイ]|弟たちはそんなそぶり一切ありませんね。▼~
:[リュール]|な、ならば、ルイの趣味は~
育った環境とは関係ないのでは…▼~
:[ルイ]|ははは。~
謎が深まりましたね。▼~
***支援A [#h1c64d36]
:[ルイ]|ありがとうございます、神竜様。~
助かりました。▼~
弟たちへの贈り物はいつも目移りしてしまって、~
僕だけでは選べませんでしたから。▼~
:[リュール]|いえ、私は何も。ルイからの贈り物でしたら、~
きっとなんでも喜んでくれるはずですよ。▼~
それで…お手紙の方は?~
贈り物と一緒に送るのですよね?▼~
:[ルイ]|そのつもりだったのですが…~
手紙はやめておこうかな、と。▼~
:[リュール]|どうしてですか?▼~
:[ルイ]|しばらく故郷に戻れそうにないので~
せめて贈り物と手紙くらいは送りたい…▼~
そう思ったのですが、いざ書くとなると、~
中々、筆が進まなくて。▼~
:[リュール]|なら内容なんて気にせず、~
気持ちのままに書いてみればいいと思います。▼~
:[ルイ]|気持ちのまま…▼~
僕は元気だ、そっちも元気か?~
とか、そんな他愛もない感じになりそうですねえ。▼~
:[リュール]|それでいいと思いますよ。~
きっと、便りは届くだけでも嬉しいものですから。▼~
それに、自分の気持ちは…~
伝えられるときに伝えたほうがいいと思います。▼~
:[ルイ]|神竜様…▼~
その通りですね…ありがとうございます。~
やはり、手紙は送ることにしますよ。▼~
折角ですので、神竜様のことも~
書いておこうと思います。▼~
:[リュール]|私のことをですか?▼~
:[ルイ]|いかに神竜様が素晴らしい人かを~
弟たちにも知ってもらいたいですから。▼~
大切な仲間を家族に紹介させてください。▼~
:[リュール]|少し恥ずかしいですが…嬉しいです。~
ありがとうございます、ルイ。▼~
***支援Ring [#dr6un0ja]
:[リュール]|ルイ、お待たせしました。~
私に話とはなんでしょうか?▼~
:[ルイ]|神竜様。~
ご足労いただきありがとうございます。▼~
…………▼~
:[リュール]|…ルイ?▼~
:[ルイ]|紅茶、飲まれますか?▼~
:[リュール]|いえ、今は大丈夫です。~
それよりも話とは…?▼~
:[ルイ]|…………▼~
:[リュール]|…いつもと様子が違いますね。~
ずっとそわそわしています。▼~
:[ルイ]|すみません…神竜様にこんな情けない姿、~
お見せするはずではなかったのですが…▼~
堂々としていなければ、~
という思いとは裏腹に…▼~
手は震え、足も一歩も動かず、~
顔は紅潮し、汗が止まりません。▼~
:[リュール]|何か悩みがあるのなら遠慮せずに話してください。~
私も力になりますから。▼~
:[ルイ]|…実は、僕の弟たちが…平和になったら、~
神竜様にどうしてもお会いしたいと言ってるんです。▼~
:[リュール]|何だ、そんなことですか。~
私は構いませんよ。▼~
:[ルイ]|ち、違うんです。ただ会いたいのではなく…~
その…▼~
弟たち、わかってしまったみたいなんです。~
僕がいかに神竜様を大切に思っているかを。▼~
:[リュール]|え…?▼~
:[ルイ]|弟たちに書いた手紙に、僕は…思いのまま、~
神竜様のことをたくさん書いてしまいました。▼~
それで、そんなに大切に思っている人なら~
絶対にお会いしないと、って返信がきて…▼~
母の形見の指輪まで一緒に送ってきたんです。~
これをお渡ししろ、って。▼~
:[リュール]|…………▼~
そういうことでしたか。▼~
:[ルイ]|や、やはり…迷惑ですよね。▼~
:[リュール]|綺麗な指輪です…~
頂けるのですか?▼~
:[ルイ]|神竜様…▼~
…はい。~
貴方に、受け取って欲しいです。▼~
:[リュール]|ありがとうございます、ルイ。▼~
家族思いのあなたはきっと、~
パートナーも大切にしてくれるでしょうね。▼~
私からもこれを贈ります…~
この『約束の指輪』を。▼~
:[ルイ]|!!~
ありがとうございます…神竜リュール様。▼~
僕の故郷はブドウが有名なんです。~
この戦いが終わったら、ぜひ一緒に。▼~
:[リュール]|ご家族に会えるのも楽しみにしています。▼~
:[ルイ]|まさか、想いが通じるとは思っていませんでした。~
貴方といる時が…僕の一番の幸せですよ。神竜様。▼~
**ジャン [#d8230fa6]
***支援C [#lf3d62c1]
:[リュール]|ジャン、何をしているのですか?▼~
:[ジャン]|薬草を摘んでるんです。~
ほら、見てください。▼~
:[リュール]|たくさん採れたのですね。▼~
:[ジャン]|これは痛み止めの効果がある薬草、~
こっちは傷薬になる薬草です。▼~
元々、故郷の島の原産なんですが、~
最近はめっきり採れへんくなってしもて…▼~
ここで摘んでお父さんに送ろうと~
思ってるんですわ。▼~
:[リュール]|診療所も、島の皆さんも助かるでしょうね。▼~
一人では大変でしょう。~
私も手伝います。▼~
:[ジャン]|いえ、そんな!~
大丈夫です。神竜様はお疲れでしょうし。▼~
:[リュール]|疲れているのはお互い様ですよ。▼~
ジャンこそ、医者のお勉強と戦いで、~
寝る暇もないぐらい多忙だと思いますけど?▼~
:[ジャン]|あはは、さすが神竜様やな。~
全てお見通しっちゅうわけですね。▼~
:[リュール]|はい、何もかもです。▼~
:[ジャン]|ほなお願いしていいですか?~
おおきに、助かります。▼~
***支援B [#t35ddde0]
:[リュール]|今日も薬草を摘んでいたのですね。▼~
:[ジャン]|これがあるとないとでは、~
島で治療できる怪我や病気が違ってきますんや。▼~
今日の薬草は、~
お父さんとよく一緒に摘んだやつやなあ…▼~
:[リュール]|島ではあまり話せませんでしたが、~
ジャンのお父様はどんな方なのですか?▼~
:[ジャン]|勉強でも、手伝いでも、うまくできたときは~
子犬を褒めるみたいに全力で褒めてくれます。▼~
せやけど、悪いことしたらすごく怒られるんや。~
子犬でも叱りつけるような感じで。▼~
:[リュール]|どっちにしても、子犬なんですね。▼~
:[ジャン]|あはは、言われてみれば。▼~
そんなお父さんやったんで、~
好きな日もあれば嫌いな日もありました…▼~
でもこうして離れてみると、~
お母さんを含めて、親の有難みに気づかされます。▼~
近くにいるときは気づかへんかったけど、~
両親に対する尊敬の念でいっぱいで…▼~
今、こうして頑張れてるのも、~
二人のおかげなんやなってよく思うんです。▼~
:[リュール]|ううっ…素敵です…▼~
:[ジャン]|ええ!?~
神竜様、泣いたはるんですか!?▼~
:[リュール]|素敵な親子だなと思って聞いているうちに、~
ジーンときてしまって…▼~
:[ジャン]|優しいんですね、神竜様…▼~
せや、この薬草を差し上げます。~
目の腫れに効くんですよ。▼~
:[リュール]|ふふっ、ありがとうございます。▼~
***支援A [#a8fa87e9]
:[リュール]|ジャン、これをどうぞ。▼~
:[ジャン]|薬草…?~
しかも、かなりの量や。▼~
:[リュール]|森に密生している場所があったので、~
摘んできました。▼~
:[ジャン]|そんな…おおきに。わざわざすみません…~
これだけあれば、島も大助かりです。▼~
:[リュール]|この間、ジャンのご両親の話を聞いて思ったんで...
もっとあなたたち親子の力になりたいと。▼~
:[ジャン]|神竜様…▼~
…あれ?~
その手、どうされたんです? 擦り傷が…▼~
:[リュール]|ああ、薬草の密生地を見つけたときに、~
崖から足を滑らせてしまって。▼~
:[ジャン]|大変や…~
そこに座ってください、すぐ治療します。▼~
:[リュール]|大丈夫ですよ、これぐらい…▼~
:[ジャン]|傷を甘く見たらあかん。~
治させてください…!▼~
:[リュール]|わかりました。~
では、よろしくお願いします。▼~
:[ジャン]|…………▼~
…島を出て、神竜様についてきて、~
良かったと思います。▼~
:[リュール]|え…?▼~
:[ジャン]|神竜様は優しい御人や。せやけど…~
自分を後回しにして無茶もしてしまう。▼~
やから、自分が傍にいて、~
どんな無茶しても大丈夫なようにします。▼~
神竜様からいただいた思いやりや優しさ、~
何倍にもしてお返ししたいんや。▼~
:[リュール]|ジャン…▼~
:[ジャン]|はい。治療が終わりましたよ。~
これやったらすぐ治ると思います。▼~
:[リュール]|ありがとうございます!~
私も…あなたが来てくれて良かったです、ジャン。▼~
***支援Ring [#sr654n0h]
:[リュール]|今日もたくさん摘めましたね。▼~
:[ジャン]|おかげさまで。~
神竜様は疲れてませんか?▼~
:[リュール]|ジャンといると楽しくて、~
疲れなんて感じませんよ。▼~
:[ジャン]|あ…神竜様、また怪我したはる。▼~
:[リュール]|ああ、この前の戦闘で。~
仲間が危なくてつい庇ってしまいました。▼~
すぐに回復してもらったんですが…~
少し痣になっていますね。▼~
:[ジャン]|これを使ってください。~
この前の薬草で作った傷薬です。▼~
傷跡を消す効果が高いので、よく塗って…~
乾くまで、少し待ってください。▼~
:[リュール]|ありがとうございます。▼~
:[ジャン]|神竜様。怪我をした時は…いえ、~
危険な時には、いつでも自分を呼んでください。▼~
自分は何があっても神竜様を守る…~
あなたを支えられるような人になりたいんや。▼~
:[リュール]|ジャン…▼~
それでしたら、もうなっていますよ。▼~
:[ジャン]|え…?▼~
:[リュール]|ジャン。私はあなたを思うと、~
強い気持ちでいられるんです。▼~
よかったら…~
この『約束の指輪』を受け取ってもらえますか?▼~
:[ジャン]|!! あ、あかんよ…!~
こんな大切なもの、もっと相応しい人に…!▼~
:[リュール]|何を言ってるんですか、ジャン以外にいません。~
私を支えてくれるんでしょう?▼~
:[ジャン]|…………~
わかりました。▼~
ありがとうございます。~
これからはパートナーとして、あなたのこと支えます。▼~
:[リュール]|よろしくお願いしますね。▼~
:[ジャン]|そうと決まれば、今日から頑張って~
たくましい体作りをせなあかんな。▼~
いつまでも子供やったら、~
神竜様を守られへん。▼~
:[リュール]|ゆっくりで大丈夫ですよ。早く大きくなってしま...
置いて行かれてしまうようで寂しいです。▼~
:[ジャン]|わかりました。~
神竜リュール様…▼~
自分をお傍に置いてくれて、ほんまにおおきに。~
ゆっくり成長して、立派なパートナーになってみせます。▼~
*コメント [#q975ecf2]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*主人公(女)の支援会話 [#sfc496ff]
#contents
**アルフレッド [#p1abd01c]
***支援C [#v26fb8d9]
:[アルフレッド]|神竜様、おはよう。▼~
:[リュール]|おはようございます、アルフレッド。▼~
とても素敵な笑顔ですけど、~
何か嬉しいことでもあったんですか?▼~
:[アルフレッド]|ははは。~
もちろんあったさ!▼~
今朝は気分の良い鍛錬ができたし、~
いつもより早く走り込みが終わった。▼~
その上、こうして君の顔を見られたからね。~
とても幸せな気分だよ。▼~
:[リュール]|もう、からかわないでください。▼~
:[アルフレッド]|本当にそう思っているんだ。~
友達の顔を見られたら幸せな気持ちになるだろう?▼~
:[リュール]|そうですね。~
とても嬉しい気持ちになります。▼~
:[アルフレッド]|僕も同じさ。▼~
ところで、何か不便は感じていないかい?~
目覚めてから時間が経ったとはいえ…▼~
まだ慣れないこともあるだろう。~
不自由に思うことがあれば言って欲しい。▼~
:[リュール]|そうですね…~
今は特にありませんよ。▼~
:[アルフレッド]|なら良かった。~
でも、本当に遠慮はしないでくれ。▼~
リトスから旅立つ直前、神竜様は僕に~
友達として色々教えてほしいと言ってくれただろう?▼~
あの言葉、とても嬉しくてね。~
友としてできることは何でもしたいんだ。▼~
:[リュール]|私も、その言葉…嬉しく思います。~
ありがとうございます、アルフレッド。▼~
***支援B [#mdf446e1]
:[リュール]|…アルフレッド。~
少しいいでしょうか?▼~
:[アルフレッド]|もちろんだよ、神竜様。~
友のためならいくらでも時間を作ろう。▼~
:[リュール]|毎朝、私の起床時間に合わせて~
豪華な食事を用意してくれるのは嬉しいのですが…▼~
できればやめてもらえませんか。▼~
:[アルフレッド]|! もしかして肉の量が多すぎたかい?~
体作りのために良いと思ったのだけれど。▼~
:[リュール]|ま、まあ確かに多かったのですが…~
本題はそこではないんです。▼~
私だけ特別な物を用意していただくのは~
さすがに悪い気がします。▼~
:[アルフレッド]|そっちだったか、すまない。▼~
友達には幸せな目覚めをと思って~
用意していたのだけれど…今後はやめておこう。▼~
:[リュール]|ありがとうございます。~
それから…▼~
私が夜眠る時に必ず、どこからか~
素敵な笛の音色が聞こえてくるのですが…▼~
:[アルフレッド]|僕が演奏していたんだよ。~
神竜様が幸せな眠りに入れるようにね。▼~
:[リュール]|やはりそうだったのですね。~
音のする方にあなたのような人影が見えるな、と。▼~
たいへん素晴らしい演奏なのですが、~
できればあれも止めてください。▼~
…夜中までピロピロされると、~
さすがに夢にまで出てきます。曲が。▼~
:[アルフレッド]|す、すまない…!~
いつ眠ったかわからないから長めにやってしまった…▼~
良かれと思ってやっていたことが~
すべて裏目に出ていたなんて。▼~
僕は友達失格だね…▼~
:[リュール]|えっ、そこまでは…▼~
:[アルフレッド]|前向きな僕でもさすがに反省を禁じ得ない。~
頭を冷やすため、少し走ってくるとしよう。▼~
色々と迷惑をかけてすまなかった、神竜様。~
では!▼~
:[リュール]|あ…!~
アルフレッド…▼~
***支援A [#a1047757]
:[リュール]|アルフレッド…探しましたよ。▼~
この間、アルフレッドは自分のことを、~
私の友達失格だと言いましたよね。▼~
:[アルフレッド]|神竜様の気持ちも考えず~
余計な世話ばかりしてしまったからね…▼~
:[リュール]|あの言葉、撤回してください。~
アルフレッドは私の友達です。▼~
元はといえば全て、私を思ってしてくれたこと…~
結果はどうあれその気持ちは嬉しかった。▼~
だから…二度と失格だなんて言わないでください。▼~
:[アルフレッド]|神竜様…▼~
でも僕は神竜様に何もできていない。~
果たしてそれで友の資格などあるのだろうか。▼~
:[リュール]|特別なことをしてもらわなくても~
充分、アルフレッドにはお世話になっています。▼~
それに、アルフレッドは私が目覚めてから~
初めてできた友達なんですよ。▼~
取り下げられてしまったら、悲しいです。▼~
:[アルフレッド]|初めての友達…か。▼~
ふふ、ありがとう。~
そう言われると身に余る光栄だ。▼~
僕は神竜様が目覚める前から~
一方的に親しみを感じていた…▼~
だから目覚めた嬉しさのあまり~
余計に世話を焼いてしまったのだろうね。▼~
けれど、もう特別なことはしない。~
これからは普通の友として仲良くしていこう!▼~
:[リュール]|嬉しいです、アルフレッド。▼~
:[アルフレッド]|よし!~
いいことを思いついた!▼~
親交をさらに深めるために~
これから二人で走り込みをしよう!▼~
:[リュール]|ええっ!?~
い、今からですか!?▼~
:[アルフレッド]|もちろんさ! さあ、行くよ!▼~
:[リュール]|ま、待ってください!~
私はまだやるとも言ってないです!▼~
アルフレッドー!!▼~
***支援Ring [#se5nuy93]
:[アルフレッド]|…おはよう、神竜様。▼~
:[リュール]|おはようございます、アルフレッド。~
何だか、今日は険しい顔をしていますね。▼~
:[アルフレッド]|神竜様…~
今、僕にとても不思議なことが起こっている。▼~
僕の性格はどちらかというと~
考えるよりも行動を起こす類なんだ。▼~
:[リュール]|ええ。知っています。~
思い立ったらすぐ動きますよね。▼~
:[アルフレッド]|でも、なぜかあることに関して…~
なかなか行動を起こせないでいるんだ。▼~
僕が行動を起こすことで~
今の良好な関係が壊れるかもしれないと…▼~
以前君に言った、僕自身の言葉をも~
覆すことになってしまうだろうから。▼~
:[リュール]|私に言った言葉…?▼~
:[アルフレッド]|「普通の友として仲良くしていこう」という...
:[リュール]|ま、待ってください。それって…~
やっぱり友達失格とでも言う気ですか?▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
…僕はフィレネ王国の第一王子だ。~
いつまでも恐れに飲まれているわけにはいかないね。▼~
神竜様。~
僕はもう、友という関係だけでは満足できない。▼~
どうか僕を、君の…~
パートナーとして認めてくれないかい?▼~
:[リュール]|…!▼~
:[アルフレッド]|君を特別扱いしない、そう約束したけれど…~
もう、とっくに…僕の特別な人になっているんだ。▼~
その証として…これを持参した。▼~
:[リュール]|…綺麗な刺繡ですね。▼~
:[アルフレッド]|フィレネでは先祖の代から服や刺繍などを~
受け継いでいく文化があるんだ。▼~
これは、古くなった部分は継ぎ足され、~
形を変えながら受け継がれてきた…王家の刺繍だ。▼~
大切な人に渡すように言われている。~
この想いに応えてくれるのなら、受け取って欲しい。▼~
:[リュール]|アルフレッド…▼~
…ありがとうございます。~
喜んでお受け取りします。▼~
:[アルフレッド]|神竜様…!~
ああ、本当にいいのかい…!?▼~
:[リュール]|はい。~
私も、あなたのことを大切に思っています。▼~
思えばあの日、神竜王城の回廊で出会った日から、~
特別なものを感じていたのかもしれません。▼~
私からはこれを。~
手を出してください、アルフレッド。▼~
:[アルフレッド]|『約束の指輪』…▼~
:[リュール]|これからも共に旅をしましょう。~
ずっと一緒に。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう、神竜リュール様…▼~
特別になったのだから親愛の表現を躊躇う必要はないね。~
大好きだ。君がいれば…僕は世界で一番、幸せだよ。▼~
**エーティエ [#sf9df62e]
***支援C [#q7db9eb2]
:[リュール]|ふふ…▼~
:[エーティエ]|?▼~
どうされたのですか?~
あたくしの顔をニコニコと眺めて…▼~
:[リュール]|ごめんなさい。悪気はないんです。~
でも、つい…▼~
:[エーティエ]|…もしかして、~
身嗜みに変なところでも?▼~
:[リュール]|いえ、そういうことではありません!▼~
:[エーティエ]|では、なんですの?~
ハッキリ言ってくださいまし!▼~
:[リュール]|…………▼~
エーティエはいつも前向きですよね。▼~
:[エーティエ]|えっ。▼~
:[リュール]|そんな前向きな心が外見にもあふれていると~
思っていたんです。▼~
その姿はとても魅力的で、~
こちらまで元気が出てくるので…▼~
:[エーティエ]|それで、じーっと見てくださっていたと。▼~
:[リュール]|すみません。~
嫌でしたらやめます。▼~
:[エーティエ]|全然いいですわよ。~
神竜様のお役に立てれば光栄ですわ。▼~
こんなあたくしでよろしければ、~
いつでも眺めてくださいな。▼~
:[リュール]|ありがとうございます!▼~
:[エーティエ]|まあ、多少は気恥ずかしいですが、~
少し運動すれば消え失せます。▼~
それでは神竜様、また!▼~
***支援B [#ac7ec511]
:[エーティエ]|神竜様、今日もたくさん眺めてくださって~
ありがとうございます。▼~
:[リュール]|ご、ごめんなさい。~
またしても、つい見てしまい。▼~
:[エーティエ]|構いませんわ。~
大変光栄です。▼~
でも、ご覧になっているだけでなく、~
神竜様も元気になれることをしませんこと?▼~
:[リュール]|もっと元気になれること?▼~
:[エーティエ]|ソラネル100周走り込みです。▼~
:[リュール]|ひゃく…!?▼~
:[エーティエ]|こんなあたくしも、たまには悩みを抱えますわ。~
そういうときは思い切り走るようにしていますの。▼~
走り続けていると、何も考えなくなります。~
汗と一緒に悩みも吹き飛びますわよ。▼~
:[リュール]|なるほど。~
しかし、それは100周でないとダメなのですか?▼~
:[エーティエ]|あたくしの経験上、それが一番です。~
それよりも少ないと雑念が残りますので。▼~
如何でしょう?~
興味が出てきたのではありませんこと?▼~
:[リュール]|は、はい。まあ…▼~
:[エーティエ]|それは良かった。~
ではさっそく参りましょう。▼~
:[リュール]|今すぐにですか!?▼~
:[エーティエ]|そうです。~
思い立ったが吉日と言いますわよね。▼~
:[リュール]|今から100周……~
いや、何事にも挑戦あるのみですね。▼~
エーティエ、わかりました!~
一緒に走りましょう!▼~
:[エーティエ]|そうこなくては!▼~
***支援A [#q63da826]
:[エーティエ]|神竜様、先日の走り込みは如何でしたか?▼~
:[リュール]|100周なんて走ったことがなかったので、~
あの後は泥のように眠りましたよ…▼~
あと、地獄のような筋肉痛が襲ってきました。▼~
:[エーティエ]|やはり、そうなりますわよね。~
すみません…▼~
:[リュール]|でも、走っている最中は、~
エーティエの言う通りでした。▼~
走っていると悩みが薄れていき、~
そのうちに何も考えなくなって…▼~
あれは不思議な感覚でした。▼~
:[エーティエ]|まあ…その気持ちをわかっていただけて、~
あたくしは大変光栄でございますわ。▼~
では、次の段階にまいりましょう。~
次に試していただきたいのは筋肉増強剤です。▼~
:[リュール]|筋肉…増強剤?▼~
:[エーティエ]|激しい運動をしたら回復しないと。~
また地獄の筋肉痛が来ますので。▼~
:[リュール]|な、なるほど…わかりました。▼~
走り込みと筋肉増強剤を続ければ、~
エーティエのように前向きになれますか?▼~
:[エーティエ]|もちろん。~
あたくしみたいな凡人にもなれるのですから…▼~
神竜様ならもっともっとすごいことになりますわ。~
光すら放つのではないかと思います。▼~
:[リュール]|ふふ…そんなに力強く言われると、~
本当にそうなれる気がしてきますね。▼~
今まで私はエーティエに元気をもらうだけでした。~
でも、こうやって一緒に頑張っていれば…▼~
今度は誰かに元気をあげられるかもしれません。~
ありがとうございます、エーティエ。▼~
:[エーティエ]|神竜様…~
そんな風に言われると気恥ずかしいですわ。▼~
あたくし、ちょっと走ってまいります!~
ごめんあそばせ!▼~
:[リュール]|あ…!~
照れて走って行ってしまいました。▼~
いいでしょう。せっかくですし、~
私も追いかけて走るとしましょうか。▼~
***支援Ring [#s65u4no6]
:[エーティエ]|神竜様。どうしたのですか?~
最近はあたくしを避けるようにお一人で走られて…▼~
:[リュール]|ええと、それは…▼~
:[エーティエ]|もし、あたくしが失礼なことをしたのでしたら、~
謝りますので…▼~
:[リュール]|違うんです!~
最近…悩みごとができてしまって。▼~
でも、いくら走ってもこの悩みは振り払えません。~
私はどうしたらいいのか…▼~
ごめんなさい。~
ここで、すべて話してもいいでしょうか。▼~
:[エーティエ]|お願いしますわ。▼~
:[リュール]|…エーティエ。~
私のパートナーになってもらえないでしょうか…?▼~
:[エーティエ]|…………▼~
ええ、よろしいですわよ。▼~
:[リュール]|え!?~
そんな簡単に決めてしまっていいのですか!?▼~
:[エーティエ]|あたくしにトレーニングのパートナーに~
なってほしいんですわよね?▼~
:[リュール]|あっ、ええっと、そちらではなく!▼~
私と特別な絆を結んでほしいんです。~
この『約束の指輪』を持つ、パートナーとして。▼~
:[エーティエ]|…………▼~
ええええ!?▼~
そんな…!~
ど、どうしてそんな大切なもの、あたくしに…!▼~
:[リュール]|エーティエはいつも前向きで、~
一緒にいるだけで元気をもらえます。▼~
面倒見のいいところ、優しいところ、全てが素敵で…~
指輪を渡すのはあなたがいいと思ったんです。▼~
想告白しようと思ったのですが、~
断られることが怖くて…▼~
:[エーティエ]|それで、お一人で走っておられたのですね。▼~
:[リュール]|そういうことです。▼~
:[エーティエ]|でしたら、ご心配なく。~
これからは二人一緒に走りましょう。▼~
人生という名の道を、片時も離れることなく。▼~
:[リュール]|それって…!▼~
:[エーティエ]|ええ。よろこんでお受けいたしますわ。▼~
:[リュール]|ありがとうございます!~
良かった…とても嬉しいです。▼~
:[エーティエ]|あたくしも、嬉しくて光栄ですわ。~
さっそく、これから走り込みをしませんこと?▼~
この気恥ずかしさを振り払って、~
穏やかな幸せに包まれるまで。▼~
:[リュール]|そうですね。ぜひ!▼~
:[エーティエ]|さあ、参りましょう。神竜リュール様。~
あたくしたち、ずっと…離れずに、走り続けましょうね。▼~
**ブシュロン [#qe2e11ce]
***支援C [#u986f8f0]
:[ブシュロン]|神竜様、大丈夫ですか?▼~
:[リュール]|ブシュロン。~
突然どうしたんですか?▼~
:[ブシュロン]|あ、いえ。すみません。~
どことなく疲れていらっしゃるように見えたもので…▼~
:[リュール]|よくわかりましたね。~
実は今、何となく体がだるくって。▼~
:[ブシュロン]|それはいけませんね。~
食事はちゃんと摂れていますか?▼~
:[リュール]|しっかり食べています。▼~
:[ブシュロン]|睡眠は?▼~
:[リュール]|たくさん寝ていると思います。▼~
:[ブシュロン]|うーむ…~
食事も睡眠も問題ないのに体がだるい…▼~
もしかしたら、心労が原因かもしれませんね。▼~
:[リュール]|心労?▼~
:[ブシュロン]|はい。戦をしていると、どうしても~
心に負担がかかってきますから。▼~
神竜様は心労を発散する方法はお持ちですか?▼~
:[リュール]|考えたこともなかったです。~
ブシュロンには何か発散法があるのですか?▼~
:[ブシュロン]|ええ、いくつか。▼~
誰もいない山の中に分け入り、~
清流でのんびり釣りをするとか…▼~
:[リュール]|へえ…! 楽しそうです。~
私も試してみたいです!▼~
:[ブシュロン]|ではよろしければ、俺と一緒に試されてみます...
気に入るものがあればこれから使えるかもしれません。▼~
:[リュール]|はい! ぜひお願いします。~
都合のいい時に誘ってください、ブシュロン!▼~
***支援B [#l8ceee41]
:[ブシュロン]|どうですか、神竜様。~
この山の中は。▼~
:[リュール]|なんて素敵な場所でしょう。▼~
ただ立っているだけで、~
日々の悩みが吹き飛んでいきます。▼~
:[ブシュロン]|喜んでもらえたのならよかったです。▼~
:[リュール]|いつも来ているのは、この渓流なんですか?▼~
:[ブシュロン]|ええ…
まあ、おおよそこの辺と言っておきましょう。▼~
:[リュール]|おおよそ?▼~
:[ブシュロン]|俺はかなりの方向音痴でして…▼~
また同じ場所に行きたいと思っても、~
成功したことがないんですよ。▼~
:[リュール]|…へ、へえ…▼~
:[ブシュロン]|どうしたんですか?~
急に不安そうな顔になって。▼~
:[リュール]|…私たち、ちゃんと帰れますか?▼~
:[ブシュロン]|あはは、大丈夫ですよ。~
道に迷わないよう、枝を折りながらきましたから。▼~
見てください、そこの枝が折れてますよね。~
つまり、帰りはそこから…▼~
あれ?▼~
:[リュール]|折れてませんね。▼~
:[ブシュロン]|…………▼~
あれっ?~
折ったはずなんですけど!▼~
:[リュール]|ど、どこの枝を折ったのですか?▼~
:[ブシュロン]|あれ? どこの枝も折れてない!~
わわわ! どうしよう! ほんとごめんなさい!▼~
でも、大丈夫!~
とりあえず、こっちの方向に行ってみましょう!▼~
:[リュール]|いえ、逆を行きましょう!▼~
:[ブシュロン]|えっ?▼~
:[リュール]|あなたが方向音痴なら、その反対が正解のはずで...
:[ブシュロン]|なるほど!~
ごもっともです!▼~
***支援A [#a9684024]
:[ブシュロン]|神竜様、この間は本当にすみませんでした…!▼~
俺の方向音痴なせいで、~
迷惑をかけてしまって…!▼~
:[リュール]|謝らないでください。~
無事に帰れましたし、何より楽しかったです。▼~
:[ブシュロン]|なら良かったです…!▼~
:[リュール]|それで今日は、どんな発散方法を~
教えてくれるんですか?▼~
:[ブシュロン]|今日は読書です。~
心に響く本を読んで、心をスッキリさせましょう。▼~
この本を読んでみてください。~
フィレネ王国の傑作、『フィレネの愛』という本です。▼~
:[リュール]|…やけに…ビタビタでシワシワですね。▼~
:[ブシュロン]|ああ、すみません。それは俺の涙です。▼~
:[リュール]|涙!?▼~
:[ブシュロン]|俺は感動するとすぐに泣いてしまうので…~
それで…うっ…!▼~
ごめんなさい…~
その本の表紙を見ただけで、もう泣けてきて…▼~
:[リュール]|早くないですか!?▼~
:[ブシュロン]|俺のことは気にせず、読んでください…~
すごくいい本ですから…▼~
:[リュール]|わ、わかりました…では…▼~
:[ブシュロン]|ううっ!! 今度は目次を見ただけで~
嗚咽が止まらない…!▼~
:[リュール]|ええっ!?▼~
:[ブシュロン]|すみません…俺…邪魔ですよね…~
向こうに行ってますね…▼~
:[リュール]|いえ、このままで大丈夫ですよ。~
私は構いませんし…▼~
泣いたままどこかに行くと、~
みんなを心配させてしまいます。▼~
:[ブシュロン]|ううっ、神竜様、お優しい…!!~
ううっ、そして開いた頁がまた泣ける…!▼~
:[リュール]|…無事に読み終わることができるでしょうか…▼~
***支援Ring [#duuy46na]
:[ブシュロン]|神竜様、どうされたのですか?~
こんなところに呼び出して…▼~
:[リュール]|ブシュロン。~
今日も心労の発散法を教えてください。▼~
…ということを言いたくて、~
お呼びしたわけではありません。▼~
:[ブシュロン]|?▼~
:[リュール]|今日は三つのことをお伝えしたくて、~
きてもらいました。▼~
ひとつ目は、お礼です。▼~
いつも私のことを支えてくれて、~
ありがとうございます。▼~
:[ブシュロン]|とんでもないです。~
俺はただ、神竜様のお役に立ちたいだけで。▼~
:[リュール]|そういう一生懸命なところも、~
謙虚なところも本当に素敵です。▼~
:[ブシュロン]|素敵…?▼~
:[リュール]|はい。思いきって言ってみました。~
今のが二つ目の伝えたいことです。▼~
あと、もうひとつだけ伝えさせてください。~
それは…▼~
…………▼~
その…ごめんなさい…~
なんだか…感極まってしまって…▼~
:[ブシュロン]|うっ…▼~
:[リュール]|どうしたのですか?▼~
:[ブシュロン]|神竜様の感極まる様子を見ていたら~
俺まで感極まってきてしまって。▼~
:[リュール]|ブシュロンは人の気持ちに寄り添ってくれますね。~
だから私は、あなたを特別だと思ったのかも。▼~
:[ブシュロン]|…?▼~
:[リュール]|ブシュロン、私のパートナーになってもらえませ...
この『約束の指輪』を、受け取ってほしいんです。▼~
私と、特別な絆を結んでください。▼~
:[ブシュロン]|!! そ、そんな…~
すごく嬉しいです。神竜様…ううっ…▼~
…ここで泣いてはいけませんね。~
俺もきちんと伝えないと。▼~
俺は王族でも守り人でもない、ただの兵ですが…~
それでも、神竜様のことを、大切に思っていました。▼~
:[リュール]|ブシュロン…▼~
:[ブシュロン]|もちろん、ぜひお受けします。~
喜んでそのお気持ちに応えさせてください。▼~
俺なんかでよければ、~
地の果てまでもご一緒しましょう!▼~
:[リュール]|ありがとう、ブシュロン。~
私はとても幸せですよ。▼~
:[ブシュロン]|神竜様…それは俺の台詞です。▼~
これからはずっと隣にいます。人生に迷っても涙しても…~
神竜リュール様と一緒なら、幸せです。▼~
**セリーヌ [#o4980eb6]
***支援C [#y234e711]
:[リュール]|今日のお茶会、楽しかったです。~
ありがとうございました、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|そんな。^
お礼を言うのはこちらです、神竜様。▼~
神竜様とお話できて嬉しかったです。~
おかげで紅茶の味も格別でした。▼~
:[リュール]|花の香りが素晴らしかったですね。~
あんなに美味しいお茶があるなんて。▼~
:[セリーヌ]|お口に合ってよかった。~
実は、フィレネ王国の茶葉なんです。▼~
口当たりも優しく、香りも柔らかで…~
まるでフィレネを象徴しているかのよう。▼~
わたしの、一番のお気に入りなんですよ。▼~
:[リュール]|フィレネの人々は争いを好まず、~
牧歌的な生活を好むと聞きました。▼~
あの紅茶は~
フィレネの特色にぴったりだと思います。▼~
:[セリーヌ]|神竜様はこんな伝承はご存知ですか?▼~
フィレネの王宮には精霊が棲み、~
善良なものには幸福を約束する。▼~
しかし泥棒や侵入者には…~
いたずらをして追い払う。▼~
ふふふ。~
いたずらをして追い払うですよ?▼~
罰を与えるでもなく、傷を負わせもしない。~
抑止力になるのか疑問です。▼~
:[リュール]|でも、素敵な伝承ですね。▼~
そんな伝承が伝わる国だからこそ、~
フィレネの人々はみんな優しいのでしょうね。▼~
:[セリーヌ]|そうかもしれません。~
神竜様、良かったらまたお茶をご一緒しましょう。▼~
***支援B [#pb15d08f]
:[セリーヌ]|…………▼~
:[リュール]|難しい顔をしていますね、セリーヌ。~
何か問題でも起きたのですか?▼~
:[セリーヌ]|神竜様…~
先日、ご馳走した紅茶を覚えていらっしゃいますか?▼~
:[リュール]|もちろんです。~
とても美味しい紅茶でしたから。▼~
:[セリーヌ]|実は最近、~
あの茶葉を狙った盗賊が増えているようなのです。▼~
輸送経路を変えても無駄で~
被害も日に日に大きくなっています。▼~
:[リュール]|そんな…▼~
:[セリーヌ]|普段なら国で起こっている問題に~
わたしが手を出すことはありません。▼~
しかし、今は非常時ですし、~
茶葉に関してはお兄様よりも詳しいので…▼~
お母様から直々に~
この件に対処するよう求められたのです。▼~
:[リュール]|イヴ女王が…▼~
:[セリーヌ]|教育の一環なのかもしれませんね。▼~
お兄様がいるとはいえ、~
わたしもフィレネの第一王女ですから。▼~
:[リュール]|それでセリーヌはどう対処をするのですか?▼~
:[セリーヌ]|泥棒にはいたずらをして追い返す…▼~
伝承のように平和にいけば~
どんなにいいことでしょうか…▼~
ですが、現実はそんなに甘くありません。▼~
:[リュール]|セリーヌ…▼~
:[セリーヌ]|容赦はしません。~
フィレネの民を苦しめる者たちには。▼~
民の平和を守るためなら~
わたしはどんなことでもします。▼~
:[リュール]|…………▼~
:[セリーヌ]|神竜様はそんな顔をしないでください。~
これはわたしが負うべき責務ですから。▼~
それでは、失礼いたします。▼~
***支援A [#pb1f9976]
:[セリーヌ]|神竜様、先日はご心配をおかけして~
申し訳ありませんでした。▼~
:[リュール]|茶葉を狙う賊は、どうなったんですか?▼~
:[セリーヌ]|国から資金を出し、~
輸送隊に倍の護衛をつけました。▼~
襲撃犯をあえて逃がし、追跡することで~
賊の本拠地を特定することもできたそうです。▼~
…先ほど、本拠地を壊滅させるように~
指示を出したところです。▼~
:[リュール]|そうでしたか…▼~
:[セリーヌ]|賊とはいえ、わたしの指示で~
命を落とす者も出るかもしれません。▼~
それでもわたしは、~
この決定に後悔はありません。▼~
フィレネの平和を乱す者を~
許すことはできませんから…▼~
:[リュール]|ですが、セリーヌは辛そうですね。▼~
:[セリーヌ]|…いいえ。▼~
わたしには辛いと感じる資格はありません。~
決断を下した者なのですから。▼~
:[リュール]|決断を下すことや、後悔の有無…~
そんなもの、心の痛みには関係ありません。▼~
:[セリーヌ]|…神竜様は優しいですね。▼~
わたしはフィレネを守るためなら~
どんなことでもするでしょう。▼~
平和のためならば躊躇なく剣を抜き戦う。~
その心構えはできています。▼~
ですが…▼~
心構えができているからといって、~
戦いを喜びはしません。▼~
それが…~
わたしの弱いところなのだと思います。▼~
:[リュール]|弱さではなく、優しさ。~
私はそう思いますよ。▼~
フィレネの民が持つ優しさだと。▼~
:[セリーヌ]|ありがとうございます、神竜様…▼~
***支援Ring [#sr6un46e]
:[セリーヌ]|神竜様。少しお話できますか?▼~
:[リュール]|もちろんです、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|以前、わたしは神竜様に~
こんなことをお話ししました。▼~
わたしはフィレネの平和のためなら~
剣を持ち戦う覚悟がある。▼~
平和のために、~
平和的ではない手段を用いると。▼~
:[リュール]|はい。~
覚えています。▼~
:[セリーヌ]|ですが今、その決意が揺らいでいます。▼~
わたしはもう、フィレネの平和のために~
残酷になることができないかもしれません。▼~
:[リュール]|その辛さは理解できます。~
セリーヌは優しい人ですからね。▼~
:[セリーヌ]|いいえ、違います!~
わたしは…卑怯で愚かなんです。▼~
わたしが残酷になれないのは、~
神竜様に嫌われたくないため…ですから。▼~
:[リュール]|セリーヌ…▼~
:[セリーヌ]|お願いです、軽蔑してください。▼~
第一王女として国を守る立場にありながら、~
個人の思いを優先する愚か者だと。▼~
今ここで嫌われてしまえば…わたしはまた、~
フィレネの平和のために残酷になれますから。▼~
:[リュール]|…………▼~
セリーヌ、これを受け取ってください。▼~
:[セリーヌ]|これは…~
『約束の指輪』!?▼~
:[リュール]|軽蔑なんてしません。~
セリーヌを、ずっと傍で見守ると約束します。▼~
フィレネ王国のため、セリーヌ自身のために、~
どれだけ身勝手な決断をしようと…▼~
私はあなたの傍を離れません。▼~
:[セリーヌ]|で、ですが…~
神竜様は残酷なわたしなどお嫌いになるはず…▼~
:[リュール]|セリーヌが優しい人だと私は知っています。~
あなたの決断がどんなものだとしても…▼~
その心の悲しみを一緒に背負いたい。~
それが私の思いです。▼~
:[セリーヌ]|神竜リュール様…▼~
もう何も怖くはありません。~
神竜様が傍にいてくれるのなら、それだけで…▼~
わたしはとても、幸せです。▼~
神竜様、優しいあなたが傍にいてくだされば、~
わたしはもっと強くなれます。本当に、ありがとう。▼~
**クロエ [#k004b044]
***支援C [#e0a72935]
:[リュール]|すぅ…すぅ…▼~
:[クロエ]|ふふふ。~
かわいい寝顔ですね。▼~
:[リュール]|はっ!?~
く、クロエ!!▼~
:[クロエ]|お目覚めですね、おはようございます。▼~
:[リュール]|ま、またですか!?~
私の寝ている姿をずっと見ていたのですね!?▼~
:[クロエ]|はい、申し訳ございません。▼~
:[リュール]|外で居眠りをしてしまった時は、~
そっとしておいてください。▼~
祭壇で起こされる時とは違って、~
目を覚ましたとき、驚いてしまうので…▼~
:[クロエ]|わたしも神竜様を驚かせたくはありませんわ。▼~
ですが千年もの間、眠り続けた神竜様は~
御伽噺の登場人物そのものですから…▼~
その寝姿はあまりにも神々しく、~
どうしても眺めていたくて。▼~
:[リュール]|気持ちはわかりました。~
でも、寝顔がきっと情けないので!▼~
:[クロエ]|そんな事はありませんけれど…▼~
そうだわ。~
では、こういうのは如何ですか?▼~
目覚めたときにわたしがいる、~
その状態が普通になれば驚きませんよね?▼~
ですので、これからは~
毎晩一緒に眠るという方法も…▼~
:[リュール]|却下です!▼~
:[クロエ]|まあ、残念です…▼~
***支援B [#m96ffbea]
:[クロエ]|千年もの間、眠り続け…▼~
目覚めた後、~
仲間と共に邪悪な者たちとの戦いへ…▼~
神竜様はまごうことなき~
御伽話の登場人物そのものです。▼~
:[リュール]|そ、そうなのでしょうか。▼~
:[クロエ]|はい。~
神竜様ほど特別な人はそうそういません。▼~
決して平凡な人生を歩むことはなく、~
刺激と興奮に満ちた人生を歩む運命…▼~
ああ、羨ましいです。▼~
:[リュール]|…………▼~
:[クロエ]|神竜様?▼~
:[リュール]|色々な人の思いを背負い戦う。~
その人生に後悔はありません。▼~
平凡な人生を歩むことはない。~
それも本当のことなのでしょう。▼~
でも、私にとっては平凡こそが~
羨ましいと思う時があるな…と。▼~
:[クロエ]|! ごめんなさい。~
御伽噺のような生き方に憧れるあまり、つい…▼~
神竜様のお気持ちを考えることができませんでした。~
本当に申し訳ありません。▼~
:[リュール]|クロエに悪気がないのはわかってますよ。~
謝らないでください。▼~
:[クロエ]|ですが…~
それでは、わたしの気がおさまりませんわ。▼~
そうだわ。お詫びに何か~
美味しいものをご馳走させてください。▼~
昨日、珍しい深海魚の酢漬けを手に入れたんです!~
気を失うほど酸っぱいですが美味しいですよ。▼~
今、お持ちしますので…~
ぜひ召し上がってください!▼~
:[リュール]|だ、大丈夫です! それは!~
気持ちだけで、充分ですから!▼~
***支援A [#eb2dfdb8]
:[リュール]|クロエは御伽噺のような生き方に~
憧れているんですよね。▼~
:[クロエ]|はい。~
子供の頃からずっと。▼~
わたしは貴族の生まれで…ずっと、~
両親に決められた人生を歩んでいましたから。▼~
女の子として、平凡に生き、結婚し…~
相手の家のために尽くすよう教育をされました。▼~
大好きな市井の食べ物だって、~
口にすることは許されなかったんですよ。▼~
親の思う平凡な貴族としての人生なんて、~
わたしは大嫌いでした。▼~
:[リュール]|クロエ…▼~
:[クロエ]|だから…常に自由で、新しくて、胸が高鳴るような、~
そんな生き方に憧れていたんです。▼~
:[リュール]|そうだったんですね。~
私はクロエの過去を知らずに…すみません。▼~
:[クロエ]|謝らないでください。もう過去のこと。~
騎士になって、その夢は叶ったんです。▼~
セリーヌ様や、神竜様と出会ったことで、~
夢に描いていたような生き方ができています。▼~
神竜様や王族の方たちと共に戦うなんて~
御伽噺の冒険譚よりもすごいと思いませんか?▼~
:[リュール]|そう言われるとそうかもしれませんね。▼~
:[クロエ]|今のこの戦いもいつの日か、~
御伽噺として語り継がれるんでしょうか。▼~
:[リュール]|その可能性はありますね。~
そうなると…▼~
クロエが御伽噺の登場人物として描かれる日も~
そう遠くないかもしれません。▼~
:[クロエ]|え!? そ、それは…~
照れてしまいますが、嬉しいですね。▼~
御伽噺を聞いた子供たちが憧れるような、~
立派な騎士にならないと。▼~
:[リュール]|クロエなら絶対に大丈夫ですよ。~
私が保証します。▼~
:[クロエ]|ふふふ。~
ありがとうございます、神竜様。▼~
***支援Ring [#er657y35]
:[リュール]|どうやら私は、~
クロエに影響されてしまったようです。▼~
:[クロエ]|わたしに?~
それは、どういうことでしょうか。▼~
:[リュール]|クロエが御伽噺のような生き方に憧れるように、~
私もある生き方に憧れを持ってしまいました。▼~
:[クロエ]|まあ、それは素晴らしいです…!▼~
憧れを持つことができれば、~
それに向かって前進できますから。▼~
:[リュール]|…そうとも言い切れません。▼~
私が思い描く生き方は、~
私一人の努力だけでは到達できないので…▼~
:[クロエ]|何か必要なものが?▼~
:[リュール]|クロエ、あなたです。▼~
:[クロエ]|え…!?▼~
:[リュール]|あなたと生き方について話すうちに、~
ずっと…共にいたいと思うようになりました。▼~
クロエがいつか、御伽噺に描かれるのなら、~
その隣には私がいたいんです。▼~
:[クロエ]|神竜様…▼~
:[リュール]|もしも、この想いに応えてくれるのなら、~
どうかこの指輪を受け取ってください。▼~
私の…パートナーとして。▼~
:[クロエ]|これは、『約束の指輪』…▼~
:[リュール]|以前クロエも言ったように、~
私が平凡な人生を送ることは、きっとできません。▼~
そんな私が共に生きて欲しいと願うのは~
もしかしたら傲慢なのかもしれません。▼~
ですが、それでも私は…▼~
:[クロエ]|神竜リュール様。~
それ以上は言わなくて大丈夫です。▼~
元よりわたしは、平凡な人生なんて要りません。~
あなたの人生に寄り添わせてくださるのなら…▼~
それはわたしにとって、何よりの幸せです。▼~
:[リュール]|クロエ…▼~
:[クロエ]|指輪、喜んでお受けします。~
神竜様の憧れに、いつまでもお供させてください。▼~
:[リュール]|ありがとうございます。クロエ。▼~
:[クロエ]|今日から始めましょう。先の世を生きる子供たちが…~
憧れてやまないような、わたしと神竜様の御伽噺を。▼~
**ルイ [#v47044af]
***支援C [#oba57310]
:[リュール]|ルイ、何をしているのですか?▼~
:[ルイ]|神竜様。~
特にこれといった特別なことはしていませんよ。▼~
ただ遠くから女の子たちが会話しているのを~
静かに眺めているだけです。▼~
:[リュール]|そ、それはなんのためにですか?▼~
:[ルイ]|なんのため…~
難しい問題ですね。▼~
ある種、哲学的な問いともいえます。▼~
ですが、そうですね。~
強いて答えるなら僕の幸せのため、でしょうか。▼~
:[リュール]|女の子たちが会話しているのを見るのが好き、~
ということですか?▼~
:[ルイ]|はい。~
大好きです。▼~
近寄らず、会話に参加もせず、~
もちろん触れることも絶対にありません。▼~
ただ遠くから静かに眺めているだけです。~
これはいけないことでしょうか?▼~
:[リュール]|…多分、ダメなことだと思います。▼~
法に触れずともダメなことはありますから。▼~
もし彼女たちが嫌がったのなら~
すぐにやめてくださいね。▼~
:[ルイ]|もちろんです、神竜様。▼~
僕だって彼女たちを~
不安な気持ちにはさせたくありませんから。▼~
:[リュール]|それを聞けて安心しました。~
では、ほどほどに…▼~
:[ルイ]|はい、神竜様。~
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。▼~
***支援B [#k44983ee]
:[ルイ]|…………▼~
:[リュール]|ルイ。~
こんにちは。▼~
:[ルイ]|神竜様…▼~
:[リュール]|女の子たちの会話を眺めている最中ですか?~
邪魔ならすぐに立ち去りますね。▼~
:[ルイ]|大丈夫ですよ。~
今は、家族のことを思い出していたのです。▼~
…故郷に残した、三人の弟たちのことを。▼~
:[リュール]|弟…ということは、~
ルイはお兄さんなのですね。▼~
:[ルイ]|はい。~
四人兄弟の長男です。▼~
:[リュール]|そうですか。~
長男は何かと大変ですよね。▼~
:[ルイ]|確かに大変だったかもしれません。▼~
母親が早くに亡くなったので~
弟たちの面倒は僕が見ていましたから。▼~
でも、みんなかわいい弟です。~
大変でしたが何とか乗り切れましたよ。▼~
:[リュール]|その時のお世話の経験が、騎士の仕事にも~
活かされていたりするのかもしれませんね。▼~
:[ルイ]|確かに。~
おかげで、簡単なことでは動じなくなりました。▼~
ですが、それでいうと…~
僕の趣味もその環境が影響しているのかも。▼~
:[リュール]|趣味?▼~
:[ルイ]|どこを向いても男ばかりの環境で育ったので、~
女の子の集まりを見るのが好きなのかもしれません。▼~
:[リュール]|そ、そうですね…▼~
もしかして、ルイの弟たちも~
同じような趣味をお持ちなのですか?▼~
:[ルイ]|弟たちはそんなそぶり一切ありませんね。▼~
:[リュール]|な、ならば、ルイの趣味は~
育った環境とは関係ないのでは…▼~
:[ルイ]|ははは。~
謎が深まりましたね。▼~
***支援A [#h1c64d36]
:[ルイ]|ありがとうございます、神竜様。~
助かりました。▼~
弟たちへの贈り物はいつも目移りしてしまって、~
僕だけでは選べませんでしたから。▼~
:[リュール]|いえ、私は何も。ルイからの贈り物でしたら、~
きっとなんでも喜んでくれるはずですよ。▼~
それで…お手紙の方は?~
贈り物と一緒に送るのですよね?▼~
:[ルイ]|そのつもりだったのですが…~
手紙はやめておこうかな、と。▼~
:[リュール]|どうしてですか?▼~
:[ルイ]|しばらく故郷に戻れそうにないので~
せめて贈り物と手紙くらいは送りたい…▼~
そう思ったのですが、いざ書くとなると、~
中々、筆が進まなくて。▼~
:[リュール]|なら内容なんて気にせず、~
気持ちのままに書いてみればいいと思います。▼~
:[ルイ]|気持ちのまま…▼~
僕は元気だ、そっちも元気か?~
とか、そんな他愛もない感じになりそうですねえ。▼~
:[リュール]|それでいいと思いますよ。~
きっと、便りは届くだけでも嬉しいものですから。▼~
それに、自分の気持ちは…~
伝えられるときに伝えたほうがいいと思います。▼~
:[ルイ]|神竜様…▼~
その通りですね…ありがとうございます。~
やはり、手紙は送ることにしますよ。▼~
折角ですので、神竜様のことも~
書いておこうと思います。▼~
:[リュール]|私のことをですか?▼~
:[ルイ]|いかに神竜様が素晴らしい人かを~
弟たちにも知ってもらいたいですから。▼~
大切な仲間を家族に紹介させてください。▼~
:[リュール]|少し恥ずかしいですが…嬉しいです。~
ありがとうございます、ルイ。▼~
***支援Ring [#dr6un0ja]
:[リュール]|ルイ、お待たせしました。~
私に話とはなんでしょうか?▼~
:[ルイ]|神竜様。~
ご足労いただきありがとうございます。▼~
…………▼~
:[リュール]|…ルイ?▼~
:[ルイ]|紅茶、飲まれますか?▼~
:[リュール]|いえ、今は大丈夫です。~
それよりも話とは…?▼~
:[ルイ]|…………▼~
:[リュール]|…いつもと様子が違いますね。~
ずっとそわそわしています。▼~
:[ルイ]|すみません…神竜様にこんな情けない姿、~
お見せするはずではなかったのですが…▼~
堂々としていなければ、~
という思いとは裏腹に…▼~
手は震え、足も一歩も動かず、~
顔は紅潮し、汗が止まりません。▼~
:[リュール]|何か悩みがあるのなら遠慮せずに話してください。~
私も力になりますから。▼~
:[ルイ]|…実は、僕の弟たちが…平和になったら、~
神竜様にどうしてもお会いしたいと言ってるんです。▼~
:[リュール]|何だ、そんなことですか。~
私は構いませんよ。▼~
:[ルイ]|ち、違うんです。ただ会いたいのではなく…~
その…▼~
弟たち、わかってしまったみたいなんです。~
僕がいかに神竜様を大切に思っているかを。▼~
:[リュール]|え…?▼~
:[ルイ]|弟たちに書いた手紙に、僕は…思いのまま、~
神竜様のことをたくさん書いてしまいました。▼~
それで、そんなに大切に思っている人なら~
絶対にお会いしないと、って返信がきて…▼~
母の形見の指輪まで一緒に送ってきたんです。~
これをお渡ししろ、って。▼~
:[リュール]|…………▼~
そういうことでしたか。▼~
:[ルイ]|や、やはり…迷惑ですよね。▼~
:[リュール]|綺麗な指輪です…~
頂けるのですか?▼~
:[ルイ]|神竜様…▼~
…はい。~
貴方に、受け取って欲しいです。▼~
:[リュール]|ありがとうございます、ルイ。▼~
家族思いのあなたはきっと、~
パートナーも大切にしてくれるでしょうね。▼~
私からもこれを贈ります…~
この『約束の指輪』を。▼~
:[ルイ]|!!~
ありがとうございます…神竜リュール様。▼~
僕の故郷はブドウが有名なんです。~
この戦いが終わったら、ぜひ一緒に。▼~
:[リュール]|ご家族に会えるのも楽しみにしています。▼~
:[ルイ]|まさか、想いが通じるとは思っていませんでした。~
貴方といる時が…僕の一番の幸せですよ。神竜様。▼~
**ジャン [#d8230fa6]
***支援C [#lf3d62c1]
:[リュール]|ジャン、何をしているのですか?▼~
:[ジャン]|薬草を摘んでるんです。~
ほら、見てください。▼~
:[リュール]|たくさん採れたのですね。▼~
:[ジャン]|これは痛み止めの効果がある薬草、~
こっちは傷薬になる薬草です。▼~
元々、故郷の島の原産なんですが、~
最近はめっきり採れへんくなってしもて…▼~
ここで摘んでお父さんに送ろうと~
思ってるんですわ。▼~
:[リュール]|診療所も、島の皆さんも助かるでしょうね。▼~
一人では大変でしょう。~
私も手伝います。▼~
:[ジャン]|いえ、そんな!~
大丈夫です。神竜様はお疲れでしょうし。▼~
:[リュール]|疲れているのはお互い様ですよ。▼~
ジャンこそ、医者のお勉強と戦いで、~
寝る暇もないぐらい多忙だと思いますけど?▼~
:[ジャン]|あはは、さすが神竜様やな。~
全てお見通しっちゅうわけですね。▼~
:[リュール]|はい、何もかもです。▼~
:[ジャン]|ほなお願いしていいですか?~
おおきに、助かります。▼~
***支援B [#t35ddde0]
:[リュール]|今日も薬草を摘んでいたのですね。▼~
:[ジャン]|これがあるとないとでは、~
島で治療できる怪我や病気が違ってきますんや。▼~
今日の薬草は、~
お父さんとよく一緒に摘んだやつやなあ…▼~
:[リュール]|島ではあまり話せませんでしたが、~
ジャンのお父様はどんな方なのですか?▼~
:[ジャン]|勉強でも、手伝いでも、うまくできたときは~
子犬を褒めるみたいに全力で褒めてくれます。▼~
せやけど、悪いことしたらすごく怒られるんや。~
子犬でも叱りつけるような感じで。▼~
:[リュール]|どっちにしても、子犬なんですね。▼~
:[ジャン]|あはは、言われてみれば。▼~
そんなお父さんやったんで、~
好きな日もあれば嫌いな日もありました…▼~
でもこうして離れてみると、~
お母さんを含めて、親の有難みに気づかされます。▼~
近くにいるときは気づかへんかったけど、~
両親に対する尊敬の念でいっぱいで…▼~
今、こうして頑張れてるのも、~
二人のおかげなんやなってよく思うんです。▼~
:[リュール]|ううっ…素敵です…▼~
:[ジャン]|ええ!?~
神竜様、泣いたはるんですか!?▼~
:[リュール]|素敵な親子だなと思って聞いているうちに、~
ジーンときてしまって…▼~
:[ジャン]|優しいんですね、神竜様…▼~
せや、この薬草を差し上げます。~
目の腫れに効くんですよ。▼~
:[リュール]|ふふっ、ありがとうございます。▼~
***支援A [#a8fa87e9]
:[リュール]|ジャン、これをどうぞ。▼~
:[ジャン]|薬草…?~
しかも、かなりの量や。▼~
:[リュール]|森に密生している場所があったので、~
摘んできました。▼~
:[ジャン]|そんな…おおきに。わざわざすみません…~
これだけあれば、島も大助かりです。▼~
:[リュール]|この間、ジャンのご両親の話を聞いて思ったんで...
もっとあなたたち親子の力になりたいと。▼~
:[ジャン]|神竜様…▼~
…あれ?~
その手、どうされたんです? 擦り傷が…▼~
:[リュール]|ああ、薬草の密生地を見つけたときに、~
崖から足を滑らせてしまって。▼~
:[ジャン]|大変や…~
そこに座ってください、すぐ治療します。▼~
:[リュール]|大丈夫ですよ、これぐらい…▼~
:[ジャン]|傷を甘く見たらあかん。~
治させてください…!▼~
:[リュール]|わかりました。~
では、よろしくお願いします。▼~
:[ジャン]|…………▼~
…島を出て、神竜様についてきて、~
良かったと思います。▼~
:[リュール]|え…?▼~
:[ジャン]|神竜様は優しい御人や。せやけど…~
自分を後回しにして無茶もしてしまう。▼~
やから、自分が傍にいて、~
どんな無茶しても大丈夫なようにします。▼~
神竜様からいただいた思いやりや優しさ、~
何倍にもしてお返ししたいんや。▼~
:[リュール]|ジャン…▼~
:[ジャン]|はい。治療が終わりましたよ。~
これやったらすぐ治ると思います。▼~
:[リュール]|ありがとうございます!~
私も…あなたが来てくれて良かったです、ジャン。▼~
***支援Ring [#sr654n0h]
:[リュール]|今日もたくさん摘めましたね。▼~
:[ジャン]|おかげさまで。~
神竜様は疲れてませんか?▼~
:[リュール]|ジャンといると楽しくて、~
疲れなんて感じませんよ。▼~
:[ジャン]|あ…神竜様、また怪我したはる。▼~
:[リュール]|ああ、この前の戦闘で。~
仲間が危なくてつい庇ってしまいました。▼~
すぐに回復してもらったんですが…~
少し痣になっていますね。▼~
:[ジャン]|これを使ってください。~
この前の薬草で作った傷薬です。▼~
傷跡を消す効果が高いので、よく塗って…~
乾くまで、少し待ってください。▼~
:[リュール]|ありがとうございます。▼~
:[ジャン]|神竜様。怪我をした時は…いえ、~
危険な時には、いつでも自分を呼んでください。▼~
自分は何があっても神竜様を守る…~
あなたを支えられるような人になりたいんや。▼~
:[リュール]|ジャン…▼~
それでしたら、もうなっていますよ。▼~
:[ジャン]|え…?▼~
:[リュール]|ジャン。私はあなたを思うと、~
強い気持ちでいられるんです。▼~
よかったら…~
この『約束の指輪』を受け取ってもらえますか?▼~
:[ジャン]|!! あ、あかんよ…!~
こんな大切なもの、もっと相応しい人に…!▼~
:[リュール]|何を言ってるんですか、ジャン以外にいません。~
私を支えてくれるんでしょう?▼~
:[ジャン]|…………~
わかりました。▼~
ありがとうございます。~
これからはパートナーとして、あなたのこと支えます。▼~
:[リュール]|よろしくお願いしますね。▼~
:[ジャン]|そうと決まれば、今日から頑張って~
たくましい体作りをせなあかんな。▼~
いつまでも子供やったら、~
神竜様を守られへん。▼~
:[リュール]|ゆっくりで大丈夫ですよ。早く大きくなってしま...
置いて行かれてしまうようで寂しいです。▼~
:[ジャン]|わかりました。~
神竜リュール様…▼~
自分をお傍に置いてくれて、ほんまにおおきに。~
ゆっくり成長して、立派なパートナーになってみせます。▼~
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