[広告]
会話集/支援会話/モーヴ
をテンプレートにして作成
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
[[会話集/支援会話]]
*モーヴの支援会話 [#odb26877]
#contents
**ヴァンドレ [#z8418a4c]
[[ヴァンドレのページへ>../ヴァンドレ#i04d278f]]
**セリーヌ [#bdec1b92]
[[セリーヌのページへ>../セリーヌ#qbce4789]]
**アンバー [#c8d1fa1a]
[[アンバーのページへ>../アンバー#n4416033]]
**アイビー [#e567453e]
[[アイビーのページへ>../アイビー#v4de3955]]
**ロサード [#uead3444]
[[ロサードのページへ>../ロサード#b5907b38]]
**アンナ [#z9920063]
[[アンナのページへ>../アンナ#f073178f]]
**リンデン [#ge1416eb]
[[リンデンのページへ>../リンデン#h0c44fa3]]
**パンドロ [#e62ca628]
[[パンドロのページへ>../パンドロ#w1338f06]]
**ボネ [#z1998ea9]
[[ボネのページへ>../ボネ#n501ff3e]]
**ヴェイル [#of0b0f1e]
[[ヴェイルのページへ>../ヴェイル#bf5a61c9]]
*DLC [#jc3e074f]
**ラファール [#vb78d5e4]
***支援C [#c6395ff6]
:[モーヴ]|ふう…~
あとは、これを片付けるだけだな。▼~
:[ラファール]|モーヴ。何か困りごとか。~
我の手は必要か?▼~
:[モーヴ]|ラファール殿。~
いえ、道具の整理ももう終わります。▼~
:[ラファール]|次は武具の整理をするつもりなのだろう。~
我が手伝っても構わぬが。▼~
:[モーヴ]|お構いなく。~
あなたの手を煩わせるまでもありません。▼~
ラファール殿こそ、~
何か困りごとはありませんか?▼~
:[ラファール]|…気を遣ったつもりだが、~
逆に気を遣われてしまったか。▼~
:[モーヴ]|当然のことです。~
異なる世界に来て、慣れぬことも多いでしょう。▼~
:[ラファール]|今は特に何事もないが。▼~
:[モーヴ]|万事滞りないようでしたら何より。~
何かあれば遠慮なく声をかけてください。▼~
:[ラファール]|その言葉、そっくり返してやる。~
貴様は、仕事を抱え込む傾向がある。▼~
…あまり無理をするなよ。▼~
:[モーヴ]|お気遣い、ありがとうございます。~
ラファール殿。▼~
***支援B [#i0750dec]
:[モーヴ]|よいしょ、っと。~
ふう…あと三往復程度だろうか。▼~
:[ラファール]|荷運びか、モーヴ。~
我が手伝ってやろう。▼~
:[モーヴ]|有難いお申し出ですが、~
お気持ちだけで結構です、ラファール殿。▼~
:[ラファール]|なんだ。~
こう見えて我は力持ちだぞ。▼~
:[モーヴ]|存じ上げております。~
そうではなくて…▼~
俺の気のせいかもしれませんが、~
あなたは俺に、気を遣いすぎでは?▼~
:[ラファール]|迷惑か?~
我がこうして声をかけるのが。▼~
:[モーヴ]|そのようなことは決して。~
ただ、何故そこまで…と不思議なのです。▼~
良ければ、理由を聞かせていただきたい。~
何かあるのでしょうか。▼~
:[ラファール]|…………▼~
:[モーヴ]|言いづらい事情があるようですね。▼~
無理には聞きません。~
話したくなったら、教えてください。▼~
では、俺はこの辺りで。~
残りの荷運びを片付けますので。▼~
:(モーヴが立ち去る)|
:[ラファール]|ふっ…流石に感づかれたか。~
無理もない。▼~
さて。~
あのことを告げるべきか否か。▼~
我の感情を、もう少し整理してから…~
再び話すこととしよう。▼~
***支援A [#k1be0b1a]
:[ラファール]|モーヴ、少しよいか?▼~
:[モーヴ]|構いません。何でしょう。▼~
:[ラファール]|先日の続きだ。~
貴様に聞かせたい話がある。▼~
:[モーヴ]|俺を気にかけてくださる理由の話ですか。▼~
:[ラファール]|ああ。我は元いた世界で…貴様と同じ名前、~
同じ姿をしている人物と知り合いだった。▼~
だが、我は…~
そいつを死なせてしまった。▼~
:[モーヴ]|…成程。~
つまりは、罪滅ぼしをしたいと?▼~
:[ラファール]|そういうことでは…!▼~
いや、そうなのかもしれぬ。~
我はこの罪悪感を解消したいのだ。▼~
:[モーヴ]|ラファール殿。~
俺は、あなたの知る人物ではありません。▼~
あなたがどのような感情を持っていようと、~
謝られる筋合いはありませんよ。▼~
:[ラファール]|確かにな。~
貴様にとっては、別の世界の別人の話だ。▼~
:[モーヴ]|ここで、俺がラファール殿を許すと言ったとして、~
それが何になります? 満足できますか?▼~
俺に許しを請うよりも、~
すべきことがあると思います。▼~
:[ラファール]|…正論だな。▼~
我の罪の償いは、~
貴様に謝ることではなかった。▼~
そんなことは、子供じみた…~
独り善がりの自己満足だ。▼~
:[モーヴ]|説教じみたことを言ってしまいましたが、~
俺も、償いをしたいことはあるのです。▼~
俺にも取り返しのつかない罪がある。~
ラファール殿の気持ちもわかるつもりです。▼~
:[ラファール]|貴様も、償えるといいな。▼~
:[モーヴ]|ええ。過去を変えることはできませんが、~
未来はこの手で変えることができる。▼~
少しずつでも未来を良くすることで、~
罪滅ぼしをせねば、と思っています。▼~
:[ラファール]|我も、モーヴを見習うことにしよう。~
礼を言う。心がいくらか晴れた。▼~
:[モーヴ]|それは何よりです。~
共に頑張りましょう、ラファール殿。▼~
この後また荷運びがあるのですが、~
宜しければ、お手をお借りしても?▼~
:[ラファール]|無論だ。▼~
**セレスティア [#tfd7fb79]
***支援C [#j22b80e8]
:[セレスティア]|あの、少しいいかしら?▼~
:[モーヴ]|お前は…~
俺に何か用か。▼~
:[セレスティア]|用というわけではないのだけれど、~
ゆっくりお話しできたらって思っていたの。▼~
…その声、話し方も…同じだわ。全部。~
私の知るモーヴと…▼~
うっ…ううっ…▼~
:[モーヴ]|な、何故泣く?▼~
:[セレスティア]|ごめんなさい。~
あなたに、謝りたかったの…▼~
:[モーヴ]|謝る? 何を?▼~
:[セレスティア]|あなたを死なせてしまった事よ、モーヴ!~
大切な家族だったあなたを!▼~
あの時、無理にでもあなたの手を取っていれば…~
あなたを、一人にしなければ…!▼~
:[モーヴ]|…………▼~
顔を上げてくれ。▼~
:[セレスティア]|…………▼~
:[モーヴ]|その謝罪は、受け取れない。▼~
:[セレスティア]|…!▼~
:[モーヴ]|それは、喪った仲間への謝罪だな?~
だが…それは意味のないことだ。▼~
いいか?~
死んだのは、ここにいる俺ではない。▼~
:[セレスティア]|…そうね。そうよね。~
ごめんなさい。取り乱してしまって。▼~
あなたが、あまりにも同じだったから。~
彼が、戻ってきたのかと思ったくらい。▼~
:[モーヴ]|気持ちはわかる。俺も…~
お前を初めて見た時に、似たことを思った。▼~
:[セレスティア]|あなたの名前も…モーヴ、なのよね?▼~
:[モーヴ]|そうだ。▼~
:[セレスティア]|もう知っていると思うけれど、~
私は、セレスティア。▼~
あなたさえ良ければ…~
新しい友達として、仲良くしてくれるかしら。▼~
:[モーヴ]|ああ。~
セレスティア。これから、よろしく頼む。▼~
:[セレスティア]|よろしくね。モーヴ。▼~
***支援B [#b095b80d]
:[セレスティア]|モーヴ。あなたも休憩?~
ご一緒してもいいかしら。▼~
:[モーヴ]|ああ。構わない。▼~
:(暗転)|
:[セレスティア]|…………▼~
:[モーヴ]|…………~
じっと見られると居心地が悪いのだが。▼~
:[セレスティア]|ごめんなさい。~
あなたとこうしていられて、嬉しくて。▼~
:[モーヴ]|そうか…▼~
:[セレスティア]|あっ、気を悪くしないで。~
こちらのモーヴと重ねているわけではないの。▼~
新しい友達との時間が、~
楽しいなって…その……▼~
:[モーヴ]|大丈夫だ。少し興味もある。~
そちらのモーヴのことを聞いてもいいか?▼~
:[セレスティア]|…こちらのモーヴはね、~
私たち四翼の結成の切っ掛けとなった人だったの。▼~
少し堅いところもあるけれど、~
優しくて、強くて、優秀な副官だったわ。▼~
:[モーヴ]|副官?▼~
:[セレスティア]|そうよ。発案者なら頭領になればいいのに、~
どうしても私にって言って聞かなくて。▼~
懐かしいわぁ。~
私、よく、食事を忘れてしまって…▼~
ちゃんと食べろ!~
って、よく注意されていたのよ。▼~
:[モーヴ]|いい関係だったんだな。▼~
俺も、お前たちのような…▼~
:[セレスティア]|?▼~
:[モーヴ]|いや、面白い話だった。ありがとう。▼~
:[セレスティア]|モーヴはこの世界にいる私のこと、~
よく知っているの?▼~
:[モーヴ]|よく…とは言えないかもしれないが。▼~
:[セレスティア]|今度は、私のことも聞かせて。~
約束よ。▼~
:[モーヴ]|…ああ。▼~
***支援A [#fd16202a]
:[セレスティア]|この前の約束、覚えているかしら。~
こちらの世界の私のこと、聞いてみたくて。▼~
:[モーヴ]|ああ、そうだったな…▼~
:[セレスティア]|浮かない顔。~
もしかして、話しにくい?▼~
:[モーヴ]|大丈夫だ。~
人伝に聞いた部分も多いが、いいか?▼~
:[セレスティア]|ええ、勿論。▼~
:[モーヴ]|こちらの世界では、俺たちは…~
四狗という四人組を結成していた。▼~
その使命は邪竜ソンブルの命を果たすこと。~
頭領は、この世界のお前だ。▼~
:[セレスティア]|あら、じゃあ副官はやっぱりあなた?▼~
:[モーヴ]|俺は副官ではない。~
副官は、別の男だった。▼~
頭領であった彼女は…セレスティアと同じく、~
俺たちのことを、一応は家族と思っていたらしい。▼~
:[セレスティア]|一応は?▼~
:[モーヴ]|言葉とは裏腹に、振る舞いは破壊的だった。~
彼女は常に孤独を感じていたようだ。▼~
生まれつき竜の衝動が強かった彼女は、~
魔竜族の仲間たちからも、離れて暮らしていたと聞く。▼~
これは本当かわからないが…~
故郷の村は、彼女の魔力の暴走で壊滅したとか。▼~
もしもソンブルがいなければ、邪なる竜として~
目覚めていたのは彼女だという説すらあった。▼~
:[セレスティア]|そんな…▼~
:[モーヴ]|俺から見た彼女は、常にソンブルの愛を求め、~
どこか他人を寄せ付けない雰囲気を纏っていた。▼~
事実、四狗の仲間と距離はあった。~
俺自身、それでいいと思っていた。▼~
しかし…結果的にはそのせいで、~
四狗は、道を違えてしまった。▼~
:[セレスティア]|そうだったのね。▼~
:[モーヴ]|あまり、愉快な話ではないだろう。▼~
:[セレスティア]|モーヴ。~
以前、友達といった言葉は取り下げるわ。▼~
:[モーヴ]|何か気に障ったか。▼~
:[セレスティア]|違うわ。あなたは友達じゃなくて、家族だか...
私はこちらの世界でも、あなたを家族にしたい。▼~
:[モーヴ]|何故、そうなる?▼~
:[セレスティア]|わからないわ。~
今度は道を違えないという願掛けかしら。▼~
別人同士、違う絆をと思ったこともあったけれど…~
強く結んでおかないと、あなたどこかに行きそうだから。▼~
:[モーヴ]|何だそれは。▼~
:[セレスティア]|去る者は追い縋りたくなるものなの。~
乙女心がわかっちゃいないわね。▼~
:[モーヴ]|うっ…▼~
しかし、わかるように努力しよう。~
家族だというのであればな。▼~
:[セレスティア]|ふふっ。~
ありがとう、モーヴ。▼~
私たちは今度こそ、一緒にいましょう。▼~
家族として、これからよろしくね。▼~
:[モーヴ]|ああ。よろしく頼む。~
セレスティア。▼~
**グレゴリー [#v14dc62a]
***支援C [#tbbfda77]
:[モーヴ]|…………▼~
:[グレゴリー]|…………▼~
:[モーヴ]|グレゴリー、といったか。▼~
:[グレゴリー]|ああ。▼~
:[モーヴ]|そこに突っ立っていても武器の整備は終わらん。~
当番は俺とお前だという事実も変わらんぞ。▼~
:[グレゴリー]|そうだな。▼~
:[モーヴ]|動く気はなし、か。~
貴様はこちらのお前とよく似た性分なのか。▼~
戦場を何度か共にしたが、こちらとて、~
お前が信用に値するか測りかねている。▼~
そんなに俺といるのが嫌ならば立ち去れ。~
ここには、俺一人で残る。▼~
:[グレゴリー]|そ、それは嫌だ!~
一人で残るなんて言うな!▼~
:[モーヴ]|…?▼~
:[グレゴリー]|す、すまん。とにかく…それは却下だ。~
絶対に、終わるまで傍にいる。▼~
:[モーヴ]|はあ…お前の真意はわからん。~
このままでは埒が明かなそうだ。▼~
あまり得意ではない方法だが、~
まずは対話をするのはどうか。▼~
:[グレゴリー]|対話?▼~
:[モーヴ]|俺とお前は、互いを知らなすぎる。~
まずは情報を交換し、認識を合わせるところから…▼~
:[グレゴリー]|それはモーヴが、~
俺と話したいということか?▼~
:[モーヴ]|そうだが、不服か。▼~
:[グレゴリー]|…………▼~
うっ、ううう…!!▼~
:[モーヴ]|泣くほど嫌なのか!?▼~
:[グレゴリー]|違う! 俺も…ずっと話したかったんだ。~
でも怖かった。許されないような気がして!▼~
お前を一人で置いてきた俺に、その資格があるのか、~
怖くて何も言えなかったんだ。許してくれ…!▼~
:[モーヴ]|お、おお。~
よくわからんが、承知した。▼~
:[グレゴリー]|モーヴ…!~
もう一人にしないからな。ずっと一緒だからな!▼~
:[モーヴ]|先程も、やりづらかったが…~
これはこれで、やりづらいな。▼~
***支援B [#vd065169]
:[グレゴリー]|なあ、モーヴ…▼~
こうして話すようになっても、~
モーヴは俺を信頼してるって感じがしないよな。▼~
:[モーヴ]|そうか?~
特に意識しているつもりはないが。▼~
:[グレゴリー]|俺はこれでも向こうの世界で、~
モーヴから四翼の副官を受け継いだんだぜ。▼~
それだけ俺を信頼してたんだよ。~
向こうのあんたは。▼~
:[モーヴ]|気持ちはわかる。~
ここにいるお前になら、背中を預けられそうだ。▼~
:[グレゴリー]|この世界に元々いる俺には、どうなんだよ。~
確か、四狗っていうのを結成してたんだろ。▼~
:[モーヴ]|…聞きたいのか。▼~
:[グレゴリー]|そりゃあな。だって不公平だ。~
こっちのモーヴの話はあんなに聞かせたのに。▼~
:[モーヴ]|号泣して俺に鼻水をつけながらな。▼~
わかった。しかし、ある程度、~
覚悟して聞いた方がいい。▼~
:[グレゴリー]|怖いこと言うなよ。▼~
:[モーヴ]|俺も全てを本人から聞いたわけではないが…▼~
この世界のお前は、幼くして親に捨てられ、~
邪竜信徒に拾われて、教会で生活していた。▼~
:[グレゴリー]|へえ。~
やっぱ、その辺は同じなんだな。▼~
:[モーヴ]|決定的に違うのは、あいつは痛みを好むこと。~
傷つけられるのも、傷つけるのも好きだった。▼~
教会ではいつも自傷をし、~
血を邪竜に捧げていたと聞く。▼~
その熱狂的なまでの信仰ぶりを聞きつけた、~
セピアという者が、彼を四狗へと誘ったそうだ。▼~
それまでは他の信徒から距離を置かれ…~
会話らしい会話もできなかったとか。▼~
:[グレゴリー]|そりゃそうだろ、俺も嫌だぜ、そんな奴!~
痛みを好むなんざ、どうかしてる…▼~
で、肝心の四狗は?~
俺たちの仲はどうだったんだよ。▼~
:[モーヴ]|脆い絆で辛うじて繋がっているような仲だった。~
一人の死がきっかけで、それも完全に断たれたが。▼~
:[グレゴリー]|一人の死…? こっちの世界の俺か?~
セレスティアか? マデリーンか?▼~
:[モーヴ]|…………▼~
マデリーンにあたる人物が、~
お前とセレスティアにあたる者に殺された。▼~
:[グレゴリー]|…!▼~
:[モーヴ]|無駄死にだと言って、笑っていた…~
俺はそれが許せなくて、こちら側に。▼~
今でも思い出すんだ。その所為で…~
同じ姿をしたお前にも、心を開ききれないでいる。▼~
:[グレゴリー]|…そんなことをしたなら、無理もねえよ。~
はは、お前の態度にも合点がいったぜ。▼~
悪い…今日はもう戻る。~
話してくれて、ありがとうな。▼~
:[モーヴ]|…グレゴリー。▼~
***支援A [#uee265f1]
:[モーヴ]|大丈夫か?~
死にそうな顔をしているぞ。▼~
:[グレゴリー]|問題ねえよ。▼~
:[モーヴ]|この前のことを気にしているのか?▼~
すまなかった。~
余計なことまで話すつもりはなかった…▼~
:[グレゴリー]|良いんだよ。~
俺が聞きたいと言ったんだからな。▼~
それだけのことをしてたなら、~
モーヴが俺を信用できないのも当然だ。▼~
:[モーヴ]|だが、今は違う。これまでの付き合いで…~
お前が仲間を討つような真似はしないとわかっている。▼~
:[グレゴリー]|当たり前だ!~
俺はそんなことはしない!▼~
仲間を討つなんてしないし、~
仲間を…一人で置いて行くこともしない!▼~
:[モーヴ]|ああ。お前はきっと…怖がりのくせに、~
自分の身を挺してでも仲間を守るのだろう。▼~
そう思うほどに、~
俺はお前を信頼している。▼~
:[グレゴリー]|そ、そうかよ。~
へへ…やっと信頼を勝ち取れたってわけだ。▼~
信じてくれてありがとう、モーヴ。▼~
:[モーヴ]|…………▼~
:[グレゴリー]|なんだよ。人が礼を言ってるのに、~
その何とも言えない顔は。▼~
:[モーヴ]|すまん、つい驚いてしまった。▼~
グリには…こちらの世界のお前には、~
そんな風に礼を言われたことがなかったのでな。▼~
:[グレゴリー]|別人だからな。▼~
つーか…どんだけなんだよ、この世界の俺。▼~
:[モーヴ]|ふっ…そうだな。▼~
:[グレゴリー]|…………▼~
:[モーヴ]|なんだ?▼~
:[グレゴリー]|いや、モーヴってそんな風に笑うんだな、と。▼~
:[モーヴ]|別人、だからな。▼~
:[グレゴリー]|ははっ、そうだな!~
お互い、よく似た相手はちらつくが…▼~
俺たちは俺たちだ。~
上手くやろうぜ、モーヴ。▼~
:[モーヴ]|そうだな。そうするとしよう。~
グレゴリー。▼~
**マデリーン [#fe583dc7]
***支援C [#ia2aebb2]
:[マデリーン]|あ…あの。~
少し、いいでしょうか。▼~
:[モーヴ]|! お前は…~
マ…▼~
いや。マデリーン…だったか。▼~
:[マデリーン]|はい。▼~
アナタは、モーヴ。~
こちらの世界の、モーヴ…ですよね。▼~
:[モーヴ]|ああ。▼~
:[マデリーン]|…………▼~
:[モーヴ]|…それで、用件は。▼~
:[マデリーン]|はっ、すみません。~
今日は改めてご挨拶をと思いまして。▼~
異なる世界から来た身ゆえ、~
至らぬところもあるかと存じますが…▼~
騎士として、恥じぬ武勲を挙げる心算でおります。~
ぜひ今後、お見知り置きいただきたい。▼~
:[モーヴ]|承知した。▼~
こちらも折を見て話さねばと思っていた。~
わざわざ足を運んでくれて、感謝する。▼~
:[マデリーン]|い、いえ。そんな。~
若輩者より出向くのは当然のこと。▼~
:[モーヴ]|先の戦いでの活躍、見ていたぞ。~
素早く敵に切り込んだ一閃、見事だった。▼~
…よくやった。マデリーン。~
とても勇敢だった。▼~
:[マデリーン]|へっ…!?▼~
あ、ありがとうございます。~
あまりに勿体ないお言葉。▼~
ですが、称賛など必要ありません。~
ワタシは騎士。仲間を守るのが役目ですから。▼~
:[モーヴ]|そうか…~
お前は、そうなのだな。▼~
:[マデリーン]|…?▼~
:[モーヴ]|挨拶回りの中、引き留めて悪かった。~
俺はこれで失礼する。▼~
:(モーヴが立ち去る)|
:[マデリーン]|あ、待ってくださ…▼~
…………▼~
…また、モーヴと話せました。~
不思議な気持ちです。▼~
ですが、気のせいでしょうか。~
まるでモーヴも…▼~
ワタシではない、~
違う誰かを見ているような…▼~
***支援B [#n2318110]
:[モーヴ]|これで装備の点検は終わりだな。~
一息つこう。▼~
:[マデリーン]|はっ、お疲れ様です。▼~
:[モーヴ]|マデリーンが事前に並べておいてくれたおかげで、~
効率的に終わらせることができた。▼~
助かったぞ。~
よくやってくれた。▼~
:[マデリーン]|お役に立てたのなら光栄です。▼~
:[モーヴ]|特に、大きさ、種類別に分けてあるのが良かった。~
ただ並べるだけではない気遣いは流石だ。▼~
今回は点検の量も多かったが、~
準備まで含めて、よく頑張ったな。▼~
:[マデリーン]|い、いえそんな…▼~
あの、モーヴ。▼~
:[モーヴ]|なんだ。▼~
:[マデリーン]|アナタは、すごく人を褒めるのですね。▼~
嬉しいのですが…以前も申し上げた通り、~
ワタシには称賛の気遣いは不要です。▼~
:[モーヴ]|…そうだったな。▼~
:[マデリーン]|それに、気のせいならすみません。~
まるで…別の誰かを、褒めているようで。▼~
:[モーヴ]|…………▼~
:[マデリーン]|やはり、そうなのですね。~
少し、悲しいです。▼~
それはワタシに対しての称賛ではない。~
ワタシは、誰かの代わりではありません。▼~
:[モーヴ]|…すまない。その通りだ。▼~
そうするつもりはなかったのだが、~
重ねてしまったのかもしれない。▼~
あいつにできなかったことを、~
今しても…意味はないとわかっているのに。▼~
:[マデリーン]|あいつ…?▼~
:[モーヴ]|とにかく、すまなかった。~
この詫びは、また。▼~
:(モーヴが立ち去る)|
:[マデリーン]|…言い過ぎてしまったでしょうか。▼~
相手に誰かを重ねているのは、~
ワタシだって同じなのに。▼~
今なら、神竜様に冷たく当たってしまった~
エル様のお気持ち、理解できる気がします。▼~
…………▼~
ワタシの方こそ…きちんと、~
モーヴを見ないといけません…よね。▼~
***支援A [#mf06370f]
:[モーヴ]|マデリーン。▼~
:[マデリーン]|モーヴ…▼~
:[モーヴ]|この前の詫びに来た。~
不快な思いをさせて、すまなかったな。▼~
:[マデリーン]|いいえ。~
ワタシも、言い過ぎました。▼~
それに…~
モーヴに何か言う資格もなかったのです。▼~
ワタシだって、同じことを、アナタに…▼~
:[モーヴ]|マデリーンも?▼~
:[マデリーン]|…………▼~
:[モーヴ]|すまない。~
俺から言うのが礼儀だな。▼~
これは言わないつもりだったのだが…▼~
この世界のお前は、死んでしまっているんだ。▼~
:[マデリーン]|え…?▼~
:[モーヴ]|俺はそいつとマデリーンを重ねていた。~
名は、マロン。▼~
俺と組んで戦うことが多かった。~
称賛を喜びとする、素直な奴だった。▼~
だが…守れなかった。~
俺の目の前で、命を散らしたんだ。▼~
:[マデリーン]|ワタシもアナタを…~
いえ、こちらの世界のモーヴを死なせました。▼~
守れなかったのは、同じです。~
ワタシたち、お互いを亡くしていたのですね。▼~
:[モーヴ]|許してくれとは言わん。~
お前は別人なのだから。▼~
:[マデリーン]|ワタシも、~
アナタに謝罪するつもりはありません。▼~
できなかったことをするつもりも、~
泣いて縋るつもりもない。▼~
ただ…~
この世界では、生きてくれていてよかった。▼~
例えワタシが死んでいても。▼~
:[モーヴ]|その言葉、そのままお前に返そう。~
違う世界では、生き延びてくれていて良かった。▼~
お前が幸せでいてくれれば、~
俺は嬉しいと思う。▼~
:[マデリーン]|…ありがとうございます。▼~
:[モーヴ]|ここからは、お前にマロンを重ねることはしない。~
もう二度とだ。▼~
目の前にいるのは他でもない、~
騎士マデリーン。▼~
以降俺の口から聞く称賛は、~
騎士マデリーンに向けたものだと思ってくれ。▼~
:[マデリーン]|はい。▼~
:[モーヴ]|但し、俺は滅多に人を褒めない。~
今後、誉め言葉を聞くことはないかもしれんぞ。▼~
:[マデリーン]|望むところです。~
称賛は不要としていますが…▼~
アナタから引き出すのは甲斐がありそうです。~
より腕に磨きを掛けねばと背筋が伸びますね。▼~
:[モーヴ]|ならば良かった。~
話を聞いてくれて感謝する。▼~
戦友として、よろしく頼む。マデリーン。~
共に戦場を駆けよう。▼~
:[マデリーン]|ええ、モーヴ。ワタシは、~
アナタの隣に恥じぬ存在となりましょう。▼~
*コメント [#e6b78c75]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*モーヴの支援会話 [#odb26877]
#contents
**ヴァンドレ [#z8418a4c]
[[ヴァンドレのページへ>../ヴァンドレ#i04d278f]]
**セリーヌ [#bdec1b92]
[[セリーヌのページへ>../セリーヌ#qbce4789]]
**アンバー [#c8d1fa1a]
[[アンバーのページへ>../アンバー#n4416033]]
**アイビー [#e567453e]
[[アイビーのページへ>../アイビー#v4de3955]]
**ロサード [#uead3444]
[[ロサードのページへ>../ロサード#b5907b38]]
**アンナ [#z9920063]
[[アンナのページへ>../アンナ#f073178f]]
**リンデン [#ge1416eb]
[[リンデンのページへ>../リンデン#h0c44fa3]]
**パンドロ [#e62ca628]
[[パンドロのページへ>../パンドロ#w1338f06]]
**ボネ [#z1998ea9]
[[ボネのページへ>../ボネ#n501ff3e]]
**ヴェイル [#of0b0f1e]
[[ヴェイルのページへ>../ヴェイル#bf5a61c9]]
*DLC [#jc3e074f]
**ラファール [#vb78d5e4]
***支援C [#c6395ff6]
:[モーヴ]|ふう…~
あとは、これを片付けるだけだな。▼~
:[ラファール]|モーヴ。何か困りごとか。~
我の手は必要か?▼~
:[モーヴ]|ラファール殿。~
いえ、道具の整理ももう終わります。▼~
:[ラファール]|次は武具の整理をするつもりなのだろう。~
我が手伝っても構わぬが。▼~
:[モーヴ]|お構いなく。~
あなたの手を煩わせるまでもありません。▼~
ラファール殿こそ、~
何か困りごとはありませんか?▼~
:[ラファール]|…気を遣ったつもりだが、~
逆に気を遣われてしまったか。▼~
:[モーヴ]|当然のことです。~
異なる世界に来て、慣れぬことも多いでしょう。▼~
:[ラファール]|今は特に何事もないが。▼~
:[モーヴ]|万事滞りないようでしたら何より。~
何かあれば遠慮なく声をかけてください。▼~
:[ラファール]|その言葉、そっくり返してやる。~
貴様は、仕事を抱え込む傾向がある。▼~
…あまり無理をするなよ。▼~
:[モーヴ]|お気遣い、ありがとうございます。~
ラファール殿。▼~
***支援B [#i0750dec]
:[モーヴ]|よいしょ、っと。~
ふう…あと三往復程度だろうか。▼~
:[ラファール]|荷運びか、モーヴ。~
我が手伝ってやろう。▼~
:[モーヴ]|有難いお申し出ですが、~
お気持ちだけで結構です、ラファール殿。▼~
:[ラファール]|なんだ。~
こう見えて我は力持ちだぞ。▼~
:[モーヴ]|存じ上げております。~
そうではなくて…▼~
俺の気のせいかもしれませんが、~
あなたは俺に、気を遣いすぎでは?▼~
:[ラファール]|迷惑か?~
我がこうして声をかけるのが。▼~
:[モーヴ]|そのようなことは決して。~
ただ、何故そこまで…と不思議なのです。▼~
良ければ、理由を聞かせていただきたい。~
何かあるのでしょうか。▼~
:[ラファール]|…………▼~
:[モーヴ]|言いづらい事情があるようですね。▼~
無理には聞きません。~
話したくなったら、教えてください。▼~
では、俺はこの辺りで。~
残りの荷運びを片付けますので。▼~
:(モーヴが立ち去る)|
:[ラファール]|ふっ…流石に感づかれたか。~
無理もない。▼~
さて。~
あのことを告げるべきか否か。▼~
我の感情を、もう少し整理してから…~
再び話すこととしよう。▼~
***支援A [#k1be0b1a]
:[ラファール]|モーヴ、少しよいか?▼~
:[モーヴ]|構いません。何でしょう。▼~
:[ラファール]|先日の続きだ。~
貴様に聞かせたい話がある。▼~
:[モーヴ]|俺を気にかけてくださる理由の話ですか。▼~
:[ラファール]|ああ。我は元いた世界で…貴様と同じ名前、~
同じ姿をしている人物と知り合いだった。▼~
だが、我は…~
そいつを死なせてしまった。▼~
:[モーヴ]|…成程。~
つまりは、罪滅ぼしをしたいと?▼~
:[ラファール]|そういうことでは…!▼~
いや、そうなのかもしれぬ。~
我はこの罪悪感を解消したいのだ。▼~
:[モーヴ]|ラファール殿。~
俺は、あなたの知る人物ではありません。▼~
あなたがどのような感情を持っていようと、~
謝られる筋合いはありませんよ。▼~
:[ラファール]|確かにな。~
貴様にとっては、別の世界の別人の話だ。▼~
:[モーヴ]|ここで、俺がラファール殿を許すと言ったとして、~
それが何になります? 満足できますか?▼~
俺に許しを請うよりも、~
すべきことがあると思います。▼~
:[ラファール]|…正論だな。▼~
我の罪の償いは、~
貴様に謝ることではなかった。▼~
そんなことは、子供じみた…~
独り善がりの自己満足だ。▼~
:[モーヴ]|説教じみたことを言ってしまいましたが、~
俺も、償いをしたいことはあるのです。▼~
俺にも取り返しのつかない罪がある。~
ラファール殿の気持ちもわかるつもりです。▼~
:[ラファール]|貴様も、償えるといいな。▼~
:[モーヴ]|ええ。過去を変えることはできませんが、~
未来はこの手で変えることができる。▼~
少しずつでも未来を良くすることで、~
罪滅ぼしをせねば、と思っています。▼~
:[ラファール]|我も、モーヴを見習うことにしよう。~
礼を言う。心がいくらか晴れた。▼~
:[モーヴ]|それは何よりです。~
共に頑張りましょう、ラファール殿。▼~
この後また荷運びがあるのですが、~
宜しければ、お手をお借りしても?▼~
:[ラファール]|無論だ。▼~
**セレスティア [#tfd7fb79]
***支援C [#j22b80e8]
:[セレスティア]|あの、少しいいかしら?▼~
:[モーヴ]|お前は…~
俺に何か用か。▼~
:[セレスティア]|用というわけではないのだけれど、~
ゆっくりお話しできたらって思っていたの。▼~
…その声、話し方も…同じだわ。全部。~
私の知るモーヴと…▼~
うっ…ううっ…▼~
:[モーヴ]|な、何故泣く?▼~
:[セレスティア]|ごめんなさい。~
あなたに、謝りたかったの…▼~
:[モーヴ]|謝る? 何を?▼~
:[セレスティア]|あなたを死なせてしまった事よ、モーヴ!~
大切な家族だったあなたを!▼~
あの時、無理にでもあなたの手を取っていれば…~
あなたを、一人にしなければ…!▼~
:[モーヴ]|…………▼~
顔を上げてくれ。▼~
:[セレスティア]|…………▼~
:[モーヴ]|その謝罪は、受け取れない。▼~
:[セレスティア]|…!▼~
:[モーヴ]|それは、喪った仲間への謝罪だな?~
だが…それは意味のないことだ。▼~
いいか?~
死んだのは、ここにいる俺ではない。▼~
:[セレスティア]|…そうね。そうよね。~
ごめんなさい。取り乱してしまって。▼~
あなたが、あまりにも同じだったから。~
彼が、戻ってきたのかと思ったくらい。▼~
:[モーヴ]|気持ちはわかる。俺も…~
お前を初めて見た時に、似たことを思った。▼~
:[セレスティア]|あなたの名前も…モーヴ、なのよね?▼~
:[モーヴ]|そうだ。▼~
:[セレスティア]|もう知っていると思うけれど、~
私は、セレスティア。▼~
あなたさえ良ければ…~
新しい友達として、仲良くしてくれるかしら。▼~
:[モーヴ]|ああ。~
セレスティア。これから、よろしく頼む。▼~
:[セレスティア]|よろしくね。モーヴ。▼~
***支援B [#b095b80d]
:[セレスティア]|モーヴ。あなたも休憩?~
ご一緒してもいいかしら。▼~
:[モーヴ]|ああ。構わない。▼~
:(暗転)|
:[セレスティア]|…………▼~
:[モーヴ]|…………~
じっと見られると居心地が悪いのだが。▼~
:[セレスティア]|ごめんなさい。~
あなたとこうしていられて、嬉しくて。▼~
:[モーヴ]|そうか…▼~
:[セレスティア]|あっ、気を悪くしないで。~
こちらのモーヴと重ねているわけではないの。▼~
新しい友達との時間が、~
楽しいなって…その……▼~
:[モーヴ]|大丈夫だ。少し興味もある。~
そちらのモーヴのことを聞いてもいいか?▼~
:[セレスティア]|…こちらのモーヴはね、~
私たち四翼の結成の切っ掛けとなった人だったの。▼~
少し堅いところもあるけれど、~
優しくて、強くて、優秀な副官だったわ。▼~
:[モーヴ]|副官?▼~
:[セレスティア]|そうよ。発案者なら頭領になればいいのに、~
どうしても私にって言って聞かなくて。▼~
懐かしいわぁ。~
私、よく、食事を忘れてしまって…▼~
ちゃんと食べろ!~
って、よく注意されていたのよ。▼~
:[モーヴ]|いい関係だったんだな。▼~
俺も、お前たちのような…▼~
:[セレスティア]|?▼~
:[モーヴ]|いや、面白い話だった。ありがとう。▼~
:[セレスティア]|モーヴはこの世界にいる私のこと、~
よく知っているの?▼~
:[モーヴ]|よく…とは言えないかもしれないが。▼~
:[セレスティア]|今度は、私のことも聞かせて。~
約束よ。▼~
:[モーヴ]|…ああ。▼~
***支援A [#fd16202a]
:[セレスティア]|この前の約束、覚えているかしら。~
こちらの世界の私のこと、聞いてみたくて。▼~
:[モーヴ]|ああ、そうだったな…▼~
:[セレスティア]|浮かない顔。~
もしかして、話しにくい?▼~
:[モーヴ]|大丈夫だ。~
人伝に聞いた部分も多いが、いいか?▼~
:[セレスティア]|ええ、勿論。▼~
:[モーヴ]|こちらの世界では、俺たちは…~
四狗という四人組を結成していた。▼~
その使命は邪竜ソンブルの命を果たすこと。~
頭領は、この世界のお前だ。▼~
:[セレスティア]|あら、じゃあ副官はやっぱりあなた?▼~
:[モーヴ]|俺は副官ではない。~
副官は、別の男だった。▼~
頭領であった彼女は…セレスティアと同じく、~
俺たちのことを、一応は家族と思っていたらしい。▼~
:[セレスティア]|一応は?▼~
:[モーヴ]|言葉とは裏腹に、振る舞いは破壊的だった。~
彼女は常に孤独を感じていたようだ。▼~
生まれつき竜の衝動が強かった彼女は、~
魔竜族の仲間たちからも、離れて暮らしていたと聞く。▼~
これは本当かわからないが…~
故郷の村は、彼女の魔力の暴走で壊滅したとか。▼~
もしもソンブルがいなければ、邪なる竜として~
目覚めていたのは彼女だという説すらあった。▼~
:[セレスティア]|そんな…▼~
:[モーヴ]|俺から見た彼女は、常にソンブルの愛を求め、~
どこか他人を寄せ付けない雰囲気を纏っていた。▼~
事実、四狗の仲間と距離はあった。~
俺自身、それでいいと思っていた。▼~
しかし…結果的にはそのせいで、~
四狗は、道を違えてしまった。▼~
:[セレスティア]|そうだったのね。▼~
:[モーヴ]|あまり、愉快な話ではないだろう。▼~
:[セレスティア]|モーヴ。~
以前、友達といった言葉は取り下げるわ。▼~
:[モーヴ]|何か気に障ったか。▼~
:[セレスティア]|違うわ。あなたは友達じゃなくて、家族だか...
私はこちらの世界でも、あなたを家族にしたい。▼~
:[モーヴ]|何故、そうなる?▼~
:[セレスティア]|わからないわ。~
今度は道を違えないという願掛けかしら。▼~
別人同士、違う絆をと思ったこともあったけれど…~
強く結んでおかないと、あなたどこかに行きそうだから。▼~
:[モーヴ]|何だそれは。▼~
:[セレスティア]|去る者は追い縋りたくなるものなの。~
乙女心がわかっちゃいないわね。▼~
:[モーヴ]|うっ…▼~
しかし、わかるように努力しよう。~
家族だというのであればな。▼~
:[セレスティア]|ふふっ。~
ありがとう、モーヴ。▼~
私たちは今度こそ、一緒にいましょう。▼~
家族として、これからよろしくね。▼~
:[モーヴ]|ああ。よろしく頼む。~
セレスティア。▼~
**グレゴリー [#v14dc62a]
***支援C [#tbbfda77]
:[モーヴ]|…………▼~
:[グレゴリー]|…………▼~
:[モーヴ]|グレゴリー、といったか。▼~
:[グレゴリー]|ああ。▼~
:[モーヴ]|そこに突っ立っていても武器の整備は終わらん。~
当番は俺とお前だという事実も変わらんぞ。▼~
:[グレゴリー]|そうだな。▼~
:[モーヴ]|動く気はなし、か。~
貴様はこちらのお前とよく似た性分なのか。▼~
戦場を何度か共にしたが、こちらとて、~
お前が信用に値するか測りかねている。▼~
そんなに俺といるのが嫌ならば立ち去れ。~
ここには、俺一人で残る。▼~
:[グレゴリー]|そ、それは嫌だ!~
一人で残るなんて言うな!▼~
:[モーヴ]|…?▼~
:[グレゴリー]|す、すまん。とにかく…それは却下だ。~
絶対に、終わるまで傍にいる。▼~
:[モーヴ]|はあ…お前の真意はわからん。~
このままでは埒が明かなそうだ。▼~
あまり得意ではない方法だが、~
まずは対話をするのはどうか。▼~
:[グレゴリー]|対話?▼~
:[モーヴ]|俺とお前は、互いを知らなすぎる。~
まずは情報を交換し、認識を合わせるところから…▼~
:[グレゴリー]|それはモーヴが、~
俺と話したいということか?▼~
:[モーヴ]|そうだが、不服か。▼~
:[グレゴリー]|…………▼~
うっ、ううう…!!▼~
:[モーヴ]|泣くほど嫌なのか!?▼~
:[グレゴリー]|違う! 俺も…ずっと話したかったんだ。~
でも怖かった。許されないような気がして!▼~
お前を一人で置いてきた俺に、その資格があるのか、~
怖くて何も言えなかったんだ。許してくれ…!▼~
:[モーヴ]|お、おお。~
よくわからんが、承知した。▼~
:[グレゴリー]|モーヴ…!~
もう一人にしないからな。ずっと一緒だからな!▼~
:[モーヴ]|先程も、やりづらかったが…~
これはこれで、やりづらいな。▼~
***支援B [#vd065169]
:[グレゴリー]|なあ、モーヴ…▼~
こうして話すようになっても、~
モーヴは俺を信頼してるって感じがしないよな。▼~
:[モーヴ]|そうか?~
特に意識しているつもりはないが。▼~
:[グレゴリー]|俺はこれでも向こうの世界で、~
モーヴから四翼の副官を受け継いだんだぜ。▼~
それだけ俺を信頼してたんだよ。~
向こうのあんたは。▼~
:[モーヴ]|気持ちはわかる。~
ここにいるお前になら、背中を預けられそうだ。▼~
:[グレゴリー]|この世界に元々いる俺には、どうなんだよ。~
確か、四狗っていうのを結成してたんだろ。▼~
:[モーヴ]|…聞きたいのか。▼~
:[グレゴリー]|そりゃあな。だって不公平だ。~
こっちのモーヴの話はあんなに聞かせたのに。▼~
:[モーヴ]|号泣して俺に鼻水をつけながらな。▼~
わかった。しかし、ある程度、~
覚悟して聞いた方がいい。▼~
:[グレゴリー]|怖いこと言うなよ。▼~
:[モーヴ]|俺も全てを本人から聞いたわけではないが…▼~
この世界のお前は、幼くして親に捨てられ、~
邪竜信徒に拾われて、教会で生活していた。▼~
:[グレゴリー]|へえ。~
やっぱ、その辺は同じなんだな。▼~
:[モーヴ]|決定的に違うのは、あいつは痛みを好むこと。~
傷つけられるのも、傷つけるのも好きだった。▼~
教会ではいつも自傷をし、~
血を邪竜に捧げていたと聞く。▼~
その熱狂的なまでの信仰ぶりを聞きつけた、~
セピアという者が、彼を四狗へと誘ったそうだ。▼~
それまでは他の信徒から距離を置かれ…~
会話らしい会話もできなかったとか。▼~
:[グレゴリー]|そりゃそうだろ、俺も嫌だぜ、そんな奴!~
痛みを好むなんざ、どうかしてる…▼~
で、肝心の四狗は?~
俺たちの仲はどうだったんだよ。▼~
:[モーヴ]|脆い絆で辛うじて繋がっているような仲だった。~
一人の死がきっかけで、それも完全に断たれたが。▼~
:[グレゴリー]|一人の死…? こっちの世界の俺か?~
セレスティアか? マデリーンか?▼~
:[モーヴ]|…………▼~
マデリーンにあたる人物が、~
お前とセレスティアにあたる者に殺された。▼~
:[グレゴリー]|…!▼~
:[モーヴ]|無駄死にだと言って、笑っていた…~
俺はそれが許せなくて、こちら側に。▼~
今でも思い出すんだ。その所為で…~
同じ姿をしたお前にも、心を開ききれないでいる。▼~
:[グレゴリー]|…そんなことをしたなら、無理もねえよ。~
はは、お前の態度にも合点がいったぜ。▼~
悪い…今日はもう戻る。~
話してくれて、ありがとうな。▼~
:[モーヴ]|…グレゴリー。▼~
***支援A [#uee265f1]
:[モーヴ]|大丈夫か?~
死にそうな顔をしているぞ。▼~
:[グレゴリー]|問題ねえよ。▼~
:[モーヴ]|この前のことを気にしているのか?▼~
すまなかった。~
余計なことまで話すつもりはなかった…▼~
:[グレゴリー]|良いんだよ。~
俺が聞きたいと言ったんだからな。▼~
それだけのことをしてたなら、~
モーヴが俺を信用できないのも当然だ。▼~
:[モーヴ]|だが、今は違う。これまでの付き合いで…~
お前が仲間を討つような真似はしないとわかっている。▼~
:[グレゴリー]|当たり前だ!~
俺はそんなことはしない!▼~
仲間を討つなんてしないし、~
仲間を…一人で置いて行くこともしない!▼~
:[モーヴ]|ああ。お前はきっと…怖がりのくせに、~
自分の身を挺してでも仲間を守るのだろう。▼~
そう思うほどに、~
俺はお前を信頼している。▼~
:[グレゴリー]|そ、そうかよ。~
へへ…やっと信頼を勝ち取れたってわけだ。▼~
信じてくれてありがとう、モーヴ。▼~
:[モーヴ]|…………▼~
:[グレゴリー]|なんだよ。人が礼を言ってるのに、~
その何とも言えない顔は。▼~
:[モーヴ]|すまん、つい驚いてしまった。▼~
グリには…こちらの世界のお前には、~
そんな風に礼を言われたことがなかったのでな。▼~
:[グレゴリー]|別人だからな。▼~
つーか…どんだけなんだよ、この世界の俺。▼~
:[モーヴ]|ふっ…そうだな。▼~
:[グレゴリー]|…………▼~
:[モーヴ]|なんだ?▼~
:[グレゴリー]|いや、モーヴってそんな風に笑うんだな、と。▼~
:[モーヴ]|別人、だからな。▼~
:[グレゴリー]|ははっ、そうだな!~
お互い、よく似た相手はちらつくが…▼~
俺たちは俺たちだ。~
上手くやろうぜ、モーヴ。▼~
:[モーヴ]|そうだな。そうするとしよう。~
グレゴリー。▼~
**マデリーン [#fe583dc7]
***支援C [#ia2aebb2]
:[マデリーン]|あ…あの。~
少し、いいでしょうか。▼~
:[モーヴ]|! お前は…~
マ…▼~
いや。マデリーン…だったか。▼~
:[マデリーン]|はい。▼~
アナタは、モーヴ。~
こちらの世界の、モーヴ…ですよね。▼~
:[モーヴ]|ああ。▼~
:[マデリーン]|…………▼~
:[モーヴ]|…それで、用件は。▼~
:[マデリーン]|はっ、すみません。~
今日は改めてご挨拶をと思いまして。▼~
異なる世界から来た身ゆえ、~
至らぬところもあるかと存じますが…▼~
騎士として、恥じぬ武勲を挙げる心算でおります。~
ぜひ今後、お見知り置きいただきたい。▼~
:[モーヴ]|承知した。▼~
こちらも折を見て話さねばと思っていた。~
わざわざ足を運んでくれて、感謝する。▼~
:[マデリーン]|い、いえ。そんな。~
若輩者より出向くのは当然のこと。▼~
:[モーヴ]|先の戦いでの活躍、見ていたぞ。~
素早く敵に切り込んだ一閃、見事だった。▼~
…よくやった。マデリーン。~
とても勇敢だった。▼~
:[マデリーン]|へっ…!?▼~
あ、ありがとうございます。~
あまりに勿体ないお言葉。▼~
ですが、称賛など必要ありません。~
ワタシは騎士。仲間を守るのが役目ですから。▼~
:[モーヴ]|そうか…~
お前は、そうなのだな。▼~
:[マデリーン]|…?▼~
:[モーヴ]|挨拶回りの中、引き留めて悪かった。~
俺はこれで失礼する。▼~
:(モーヴが立ち去る)|
:[マデリーン]|あ、待ってくださ…▼~
…………▼~
…また、モーヴと話せました。~
不思議な気持ちです。▼~
ですが、気のせいでしょうか。~
まるでモーヴも…▼~
ワタシではない、~
違う誰かを見ているような…▼~
***支援B [#n2318110]
:[モーヴ]|これで装備の点検は終わりだな。~
一息つこう。▼~
:[マデリーン]|はっ、お疲れ様です。▼~
:[モーヴ]|マデリーンが事前に並べておいてくれたおかげで、~
効率的に終わらせることができた。▼~
助かったぞ。~
よくやってくれた。▼~
:[マデリーン]|お役に立てたのなら光栄です。▼~
:[モーヴ]|特に、大きさ、種類別に分けてあるのが良かった。~
ただ並べるだけではない気遣いは流石だ。▼~
今回は点検の量も多かったが、~
準備まで含めて、よく頑張ったな。▼~
:[マデリーン]|い、いえそんな…▼~
あの、モーヴ。▼~
:[モーヴ]|なんだ。▼~
:[マデリーン]|アナタは、すごく人を褒めるのですね。▼~
嬉しいのですが…以前も申し上げた通り、~
ワタシには称賛の気遣いは不要です。▼~
:[モーヴ]|…そうだったな。▼~
:[マデリーン]|それに、気のせいならすみません。~
まるで…別の誰かを、褒めているようで。▼~
:[モーヴ]|…………▼~
:[マデリーン]|やはり、そうなのですね。~
少し、悲しいです。▼~
それはワタシに対しての称賛ではない。~
ワタシは、誰かの代わりではありません。▼~
:[モーヴ]|…すまない。その通りだ。▼~
そうするつもりはなかったのだが、~
重ねてしまったのかもしれない。▼~
あいつにできなかったことを、~
今しても…意味はないとわかっているのに。▼~
:[マデリーン]|あいつ…?▼~
:[モーヴ]|とにかく、すまなかった。~
この詫びは、また。▼~
:(モーヴが立ち去る)|
:[マデリーン]|…言い過ぎてしまったでしょうか。▼~
相手に誰かを重ねているのは、~
ワタシだって同じなのに。▼~
今なら、神竜様に冷たく当たってしまった~
エル様のお気持ち、理解できる気がします。▼~
…………▼~
ワタシの方こそ…きちんと、~
モーヴを見ないといけません…よね。▼~
***支援A [#mf06370f]
:[モーヴ]|マデリーン。▼~
:[マデリーン]|モーヴ…▼~
:[モーヴ]|この前の詫びに来た。~
不快な思いをさせて、すまなかったな。▼~
:[マデリーン]|いいえ。~
ワタシも、言い過ぎました。▼~
それに…~
モーヴに何か言う資格もなかったのです。▼~
ワタシだって、同じことを、アナタに…▼~
:[モーヴ]|マデリーンも?▼~
:[マデリーン]|…………▼~
:[モーヴ]|すまない。~
俺から言うのが礼儀だな。▼~
これは言わないつもりだったのだが…▼~
この世界のお前は、死んでしまっているんだ。▼~
:[マデリーン]|え…?▼~
:[モーヴ]|俺はそいつとマデリーンを重ねていた。~
名は、マロン。▼~
俺と組んで戦うことが多かった。~
称賛を喜びとする、素直な奴だった。▼~
だが…守れなかった。~
俺の目の前で、命を散らしたんだ。▼~
:[マデリーン]|ワタシもアナタを…~
いえ、こちらの世界のモーヴを死なせました。▼~
守れなかったのは、同じです。~
ワタシたち、お互いを亡くしていたのですね。▼~
:[モーヴ]|許してくれとは言わん。~
お前は別人なのだから。▼~
:[マデリーン]|ワタシも、~
アナタに謝罪するつもりはありません。▼~
できなかったことをするつもりも、~
泣いて縋るつもりもない。▼~
ただ…~
この世界では、生きてくれていてよかった。▼~
例えワタシが死んでいても。▼~
:[モーヴ]|その言葉、そのままお前に返そう。~
違う世界では、生き延びてくれていて良かった。▼~
お前が幸せでいてくれれば、~
俺は嬉しいと思う。▼~
:[マデリーン]|…ありがとうございます。▼~
:[モーヴ]|ここからは、お前にマロンを重ねることはしない。~
もう二度とだ。▼~
目の前にいるのは他でもない、~
騎士マデリーン。▼~
以降俺の口から聞く称賛は、~
騎士マデリーンに向けたものだと思ってくれ。▼~
:[マデリーン]|はい。▼~
:[モーヴ]|但し、俺は滅多に人を褒めない。~
今後、誉め言葉を聞くことはないかもしれんぞ。▼~
:[マデリーン]|望むところです。~
称賛は不要としていますが…▼~
アナタから引き出すのは甲斐がありそうです。~
より腕に磨きを掛けねばと背筋が伸びますね。▼~
:[モーヴ]|ならば良かった。~
話を聞いてくれて感謝する。▼~
戦友として、よろしく頼む。マデリーン。~
共に戦場を駆けよう。▼~
:[マデリーン]|ええ、モーヴ。ワタシは、~
アナタの隣に恥じぬ存在となりましょう。▼~
*コメント [#e6b78c75]
#comment
ページ名:
[広告]
Amazon.co.jp