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会話集/支援会話/ディアマンド
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[[会話集/支援会話]]
*ディアマンドの支援会話 [#mba9e989]
#contents
**フラン [#lb0efee6]
[[フランのページへ>../フラン#i7770687]]
**アルフレッド [#mf3e54be]
[[アルフレッドのページへ>../アルフレッド#hda50a04]]
**アンバー [#h5771451]
***支援C [#cf9024d2]
:[アンバー]|ディアマンド様、見てくださいよ!~
伝説の秘薬を手に入れました!▼~
この小瓶を開けて匂いをかぐと、~
つい本音を言ってしまうという秘薬だそうです!▼~
:[ディアマンド]|敵から情報を引き出したい時に使えるかもし...
よくやってくれた。▼~
:[アンバー]|ありがとうございます!~
では、これは大事にしまってと…▼~
うわわっ!▼~
:[ディアマンド]|大丈夫か?~
瓶が割れてしまったぞ。▼~
:[アンバー]|う…ううっ…▼~
ディアマンド様…~
俺、本音を言わせていただきますね…▼~
:[ディアマンド]|アンバー、薬を吸ってしまったのか!?▼~
:[アンバー]|ディアマンド様。~
俺を臣下にしてくださってありがとうございます。▼~
あなたがいなければ、~
俺は今ごろアルパカ牧場にいたでしょう。▼~
本当に感謝していますし、~
すごく尊敬しています…▼~
俺はあなたのことが大好きです。~
なぜなら…うっ…ぐっ…▼~
…………▼~
:[ディアマンド]|アンバー?▼~
:[アンバー]|あれ? ディアマンド様?~
今、俺は何を…▼~
:[ディアマンド]|覚えていないのか。~
秘薬を吸って、私に本音らしきことを言っていたぞ。▼~
:[アンバー]|ええっ!?~
なんて言っていたのですか?▼~
:[ディアマンド]|…それを私が言うのは少し照れくさいな。~
まあ後日、落ち着いて話そう。▼~
:[アンバー]|わ、わかりました…~
ではそのときに…▼~
***支援B [#zffecf82]
:[ディアマンド]|アンバー、この間の秘薬の話だ。~
お前は私にこう言ってくれた。▼~
:[アンバー]|なんでしょう?▼~
:[ディアマンド]|その…~
私に感謝しているし、尊敬していると…▼~
:[アンバー]|あはは、そんなことを言ったんですか!~
でも、とっくに知ってますよね?▼~
:[ディアマンド]|ああ。アンバーはいつも私を慕ってくれてい...
そのことに救われているし、とても感謝しているよ。▼~
あと、こうも言っていた。▼~
あなたがいなければ、~
俺は今ごろアルパカ牧場にいたでしょう…と。▼~
:[アンバー]|まあその通りですね。~
うちの実家は田舎の牧場ですから。▼~
観光名所も、華やかな店もない。崖しかない町で…~
俺はいつかここを出て騎士になりたいと思っていた。▼~
そんな俺を臣下にしてくれたのがあなたです。~
本当に感謝しています。▼~
:[ディアマンド]|秘薬を割ってしまったことは残念だったが、~
結果としてよかったのかもしれない。▼~
照れくさいが、本音を聞けたからな。▼~
:[アンバー]|俺も何か照れくさいですけど、~
お礼を伝えられて良かったです!▼~
他には何か言ってなかったですか?▼~
:[ディアマンド]|そう言えば、最後に…▼~
俺はあなたのことが大好きです。~
なぜなら…と言っていたな。▼~
その後、何を言おうとしたんだ?▼~
:[アンバー]|む? 何でしょう。~
確かに俺はディアマンド様が大好きですけど…▼~
理由がありすぎて思いつかない。~
ちょっと考えてきますね!▼~
:[ディアマンド]|ああ、よろしく頼む。▼~
***支援A [#k311367a]
:[ディアマンド]|アンバー。~
この間の話の続きなんだが…▼~
:[アンバー]|俺はあなたのことが大好きです。~
なぜなら…の続きですね。▼~
:[ディアマンド]|うむ。▼~
:[アンバー]|俺はこう言いたかったのでしょう。~
なぜならアルパカに似ているから、と。▼~
:[ディアマンド]|…なに!?~
アルパカに!?▼~
:[アンバー]|あの日から常にそう思っているので、~
間違いないと思います。▼~
:[ディアマンド]|あの日とは?▼~
:[アンバー]|数年前…俺は家族の反対を押し切って、~
国を挙げての武術大会に出場しました。▼~
決勝戦でジェーデに負けてしまったのですが、~
故郷のみんなはアルパカの里の奇跡と喜んでくれました。▼~
:[ディアマンド]|だが、アンバーは満足できなかった。~
会場で号泣していたからな。▼~
:[アンバー]|ええ…~
絶対に優勝したかったので。▼~
俺が泣いているとディアマンド様がやってきて、~
臣下にならないかと言ってくださいました。▼~
優しく微笑むあなたを見て、~
俺は思ったんです。▼~
この人、アルパカに雰囲気が似てるって。▼~
:[ディアマンド]|そこで!?▼~
:[アンバー]|俺はすぐに決心しました。~
この人についていこうと。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[アンバー]|何ですか、その珍妙な顔は…▼~
:[ディアマンド]|わからん…~
私のどこがアルパカなのだ…▼~
:[アンバー]|ですから、雰囲気ですよ。~
うまく言えないですが、なんかどこか似ているんです。▼~
優しくて、安心できて、守りたくなって、~
ふわふわしてる。▼~
:[ディアマンド]|ふわふわ…だと…▼~
:[アンバー]|ディアマンド様、誤解しないでくださいよ。~
俺にとってのアルパカはすごくいい意味なので。▼~
:[ディアマンド]|本当にそうか?▼~
:[アンバー]|本当ですって…▼~
:[ディアマンド]|よし。もう一度、秘薬を使ってみてくれ。~
そうしたら本当かどうかわかる。▼~
:[アンバー]|えーーーっ?▼~
:[ディアマンド]|はは、冗談だ。~
まあ、お前がそこまで言うなら信じよう。▼~
アンバー、アルパカ級の好意を持ってくれてありがとう。~
これからも頼もしい臣下として、期待しているぞ。▼~
:[アンバー]|ありがとうございます。~
このアンバー、何があってもあなたをお守りします!▼~
**ジェーデ [#v75ec2c1]
***支援C [#ob2e6c3b]
:[ジェーデ]|…………▼~
:[ディアマンド]|どうだ?▼~
:[ジェーデ]|あ、ディアマンド様…▼~
異常ありません。~
とても静かな夜です。▼~
:[ディアマンド]|そうか。▼~
:[ジェーデ]|こうして警備に立つと、~
先日のことを思い出します。▼~
:[ディアマンド]|先日のこと?▼~
:[ジェーデ]|吹雪の中、イルシオンとの国境を~
守っていたときのことです。▼~
:[ディアマンド]|ああ…~
ひどい雪だったな…▼~
:[ジェーデ]|あのときの私は、ディアマンド様と~
合流できるか不安でなりませんでした…▼~
:[ディアマンド]|私もだ。▼~
:[ジェーデ]|えっ?▼~
:[ディアマンド]|優秀な臣下を失いたくない。~
その一心で歩き続けた。▼~
ジェーデの姿を見つけたときは、~
安堵して胸をなで下ろしたものだ。▼~
:[ジェーデ]|そんな…もったいないお言葉です…~
ありがとうございます。▼~
:[ディアマンド]|そろそろ夜が明ける。~
戻って仮眠を取ってくれ。▼~
:[ジェーデ]|わかりました。▼~
:[ディアマンド]|ご苦労だった。~
執筆のほうも、楽しみにしているぞ。▼~
:[ジェーデ]|…はい。~
そちらも、滞りなく。▼~
***支援B [#saa674db]
:[ディアマンド]|ふっ…ははは!▼~
あーっはっはっは!~
だめだ…笑いすぎて…苦しい…!▼~
:[ジェーデ]|ディアマンド様…大丈夫ですか?▼~
:[ディアマンド]|大丈夫なものか…危うく死にかけた…!~
ジェーデの執筆の才能は恐るべきものだな。▼~
:[ジェーデ]|私の小説でそんなに笑っていただけて、~
たいへん光栄です…▼~
今、どこを読まれているんですか?▼~
:[ディアマンド]|『おとぼけ☆アンバーくん』の第十九話だ。▼~
:[ジェーデ]|あぁ…アンバーくんが苦労して~
武術大会で優勝したところですね。▼~
:[ディアマンド]|そうだ。誇らしげに故郷に帰ったのに、~
故郷の人たちは誰も信じない…▼~
アンバーくんはシクシク泣き出し、~
アルパカに乗り、草原を走って涙を乾かす…▼~
:[ジェーデ]|しかし降りた瞬間、アルパカに唾を吐きかけられ、~
より落ち込むという…▼~
:[ディアマンド]|ここはもはや、ただの戯話ではない。~
芸術の域に達しているぞ。▼~
次の新作はいつ上がる?▼~
:[ジェーデ]|それが、そのことでお話が…~
実は、しばらく小説を書くのを止めようかと…▼~
:[ディアマンド]|なんだと?▼~
確かに、戦も苛烈になってきた。~
それも仕方のないことなのかもしれないな。▼~
:[ジェーデ]|はい。~
それもあるのですが…▼~
最近は、何を書いても~
おもしろくなく思えるようになってしまって…▼~
:[ディアマンド]|…不調ということか。▼~
:[ジェーデ]|いったん筆を置こうと思います。~
期待していただいたのに、申し訳ありません。▼~
:[ディアマンド]|謝ることはない。~
私はいつまでも、続きを楽しみにしている。▼~
:[ジェーデ]|ありがとうございます。~
また書けるようになりましたら、すぐにでも…▼~
:[ディアマンド]|いや、しばらく休んでくれていい。~
その間は…▼~
…私が代わりに書こう。▼~
:[ジェーデ]|えっ?▼~
:[ディアマンド]|安心してくれ、番外編だ。~
一度やってみたいと思っていた。▼~
:[ジェーデ]|あの…本気ですか?▼~
:[ディアマンド]|もちろん本気だ。~
書き上がったら呼ぶ。それまで待っていてくれ。▼~
:[ジェーデ]|わ、わかりました…▼~
***支援A [#f21ec437]
:[ディアマンド]|ジェーデ、出来たぞ。~
読んでみてくれ。▼~
私が書いた番外編、~
『おとぼけ☆アンバーくんのアルパカくん』だ。▼~
:[ジェーデ]|ほ、本当にお書きになられたのですね…▼~
わかりました。~
それでは拝読いたします…▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[ジェーデ]|ふふ…面白いです。~
でも…▼~
:[ディアマンド]|どうした。~
遠慮せず言ってみろ。▼~
:[ジェーデ]|ここの部分ですが…少し変えれば、~
もうひと笑いは取れるかと。▼~
:[ディアマンド]|ふむ。~
ではどうするのがいいのだ?▼~
:[ジェーデ]|私だったら…~
アルパカくんの毛を一斉に爆発させます。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…▼~
:[ジェーデ]|そして次の瞬間、前よりもサラサラな毛に~
突如として生え変わり…▼~
乗ろうとしたアンバー君を勢いよく滑らせ、~
地平線の彼方まで飛ばします。▼~
それを見届けたアルパカくんは、~
せつなそうに地面に唾を吐くのです。▼~
:[ディアマンド]|くっ…▼~
はははは!▼~
なるほどな。さすがとしか言いようがない。~
確かにそれこそ、最適の流れだろう。▼~
:[ジェーデ]|ありがとうございます…~
ですが、ディアマンド様のお話も素晴らしいです。▼~
ぜひこのまま、続きを…▼~
:[ディアマンド]|いや…私の原稿は、こうだ。▼~
:[ジェーデ]|えっ…!?~
どうして、丸めてしまわれるのですか!▼~
:[ディアマンド]|これは役目を果たした。~
ジェーデが生き生きと話を書けたからな。▼~
:[ジェーデ]|話を…?▼~
:[ディアマンド]|先ほどのアルパカくん、見事だった。~
今の要領で執筆すればいいのではないか?▼~
:[ジェーデ]|!~
そんな、もしかして…▼~
私を元気づけようとして…~
原稿を書いてくださったのですか?▼~
:[ディアマンド]|わざと下手に書いたと言いたいのか?~
私はそんなに器用な男ではない。▼~
本気で執筆したものの、天才の前に砕け散った。~
それだけのことだ。▼~
:[ジェーデ]|ディアマンド様…▼~
…いいえ。そうではないのでしょう。~
きっと、貴方は最初から…▼~
ありがとうございます…▼~
:[ディアマンド]|おっと。~
そろそろ任務の時間か。▼~
ジェーデ。~
今夜の警備はいい。私だけでやる。▼~
:[ジェーデ]|しかし…▼~
:[ディアマンド]|不調なのは、戦で疲れているせいもあるだろ...
たまにはゆっくり休んでくれ。▼~
…新作、楽しみにしているぞ。~
君の小説が、私の最高の息抜きだ。▼~
:[ジェーデ]|わかりました…~
ありがとうございます。▼~
このジェーデ…~
我が主君が必要としてくださる限り、~
貴方様の御身を、そして、その御心を…~
守り続けると誓いましょう。▼~
**スタルーク [#d03ac6f0]
***支援C [#ge479ec3]
:[スタルーク]|兄上から鍛錬に誘っていただけるとは、~
感激です。▼~
:[ディアマンド]|ああ、~
たまには兄弟で汗を流すのもいいものだろう。▼~
:[スタルーク]|僕なんか兄上の足下にも及びまさんから。~
本日は勉強させていただきます。▼~
:[ディアマンド]|誰にだって得意不得意はあるものだ。~
そうやって自分を卑下するのはお前の悪い癖だぞ。▼~
:[スタルーク]|卑下ではなく事実です…~
ブロディア王子といえば兄上ですから。▼~
:[ディアマンド]|お前だってブロディア王子だろう。▼~
:[スタルーク]|僕はブロディア王子の~
ディアマンドじゃない方、です。▼~
:[ディアマンド]|なんだその妙な言い回しは…~
さては私のいないところで触れ回っているな。▼~
とにかく、その心の弱さ…~
敵には見せるな。▼~
戦場では己より強い敵と戦わねばならぬときがある。~
そのときに弱い部分を見せてはならん。▼~
:[スタルーク]|はい…心得ます…▼~
:[ディアマンド]|まずは己の長所を伸ばすこと。~
それが強い敵と渡り合う術の一つだ。▼~
スタルーク、お前は弓が得意だったな。▼~
:[スタルーク]|周囲の人たちが言うだけです。~
得意というほどでは…▼~
:[ディアマンド]|さっき言ったばかりだろう。~
その自信のなさがお前の弱点なんだ。▼~
:[スタルーク]|兄上にも弱点はあるのですか?▼~
:[ディアマンド]|ふっ、あると思うか?▼~
:[スタルーク]|思いません…~
兄上は完璧ですから。▼~
:[ディアマンド]|さぁ、鍛錬を始めるとしよう。~
すべてはブロディア王国の未来のために。▼~
:[スタルーク]|…はい。▼~
やれるところまで頑張ります。~
僕だってブロディアを愛していますので。▼~
***支援B [#j70ae992]
:[ディアマンド]|はぁ…はぁ…▼~
くっ…こんなことでは…~
はぁ…はぁ…ブロディア王国は守れんぞ…▼~
:[スタルーク]|あ、兄上、どうなされたのですか?~
そんなに汗をかかれて…!▼~
:[ディアマンド]|スタルークか…~
恥ずかしい姿を見せてしまったな。▼~
心配しなくていい。~
魔道士たちと鍛錬をしていただけだ…▼~
:[スタルーク]|兄上が鍛錬でここまで疲弊しているのは~
見たことがありません。▼~
何かのご病気かもしれません。~
すぐに医者を…▼~
:[ディアマンド]|そうではない。▼~
…スタルーク。~
以前、私に弱点がないのかと聞いたな。▼~
これが私の弱点だ。▼~
:[スタルーク]|魔道士との鍛錬が…弱点?~
どういうことなのですか?▼~
:[ディアマンド]|幼いころ、魔法の扱いに失敗して~
大怪我を負ったことがあってな。▼~
それ以来ずっと…魔法が怖いのだ。▼~
:[スタルーク]|兄上が…?▼~
:[ディアマンド]|もちろん、弱点を克服するために~
日々努力している。▼~
魔道士との鍛錬も、そのためのものだ。▼~
:[スタルーク]|兄上は完璧で…~
弱点などないとばかり…▼~
:[ディアマンド]|世の中に完璧な人間などいない。~
だから鍛錬に励むんだ。▼~
スタルーク。~
この話は誰にもするなよ。▼~
:[スタルーク]|もちろんです。~
…絶対に言いません。▼~
:[ディアマンド]|そろそろ私は鍛錬に戻る。~
魔道士たちを待たせているからな。▼~
:[スタルーク]|兄上、そこまで無理をしなくても…▼~
:[ディアマンド]|ブロディア王国を守るために、~
私は強くならなくてはならないんだ。▼~
:[スタルーク]|!▼~
:[ディアマンド]|お前と話していたら落ち着いてきた。~
だから心配しなくていい。▼~
:[スタルーク]|あ、兄上…!▼~
兄上に恐いものがあったなんて…~
そんなこと…全然知らなかった…▼~
***支援A [#ta8fed6e]
:[スタルーク]|はっ!▼~
よし、中心に当たった…~
この調子で、あと50本。▼~
:[ディアマンド]|いい腕じゃないか。▼~
:[スタルーク]|兄上…~
ご覧になっていたのですか…▼~
:[ディアマンド]|これほどの弓の腕があるのなら、~
特技と言ってもいいだろう。▼~
:[スタルーク]|ありがとうございます。~
ですが、まだまだです。▼~
もっと鍛錬して、上手くならないと…▼~
:[ディアマンド]|いい心がけだ。~
それでこそ我が弟。▼~
:[スタルーク]|……▼~
兄上。僕と…~
弓矢で対決していただけませんか?▼~
:[ディアマンド]|ほう。~
それは面白そうではないか。▼~
10本中何本中心に当てられるか。~
それで勝敗を決めるとしよう。構わないか?▼~
:[スタルーク]|はい。~
兄上、いざ勝負です。▼~
:(暗転)|
:[ディアマンド]|驚いた。スタルークが…~
これほどまでやるとは…▼~
:[スタルーク]|兄上が10本中9本。~
僕が10本中8本…完敗です…▼~
兄上は酷い人です。僕の弓の腕を褒めておいて、~
自分の方が遥かに上をいくのですから。▼~
:[ディアマンド]|私にも兄の威厳というものがある。~
まだまだスタルークに負けられん。▼~
:[スタルーク]|…ふふ。~
それでこそブロディア王国第一王子。▼~
こんなに素晴らしい方を兄に持てて…~
心強い限りです。▼~
:[ディアマンド]|私もスタルークが弟で、~
よかったと思っている。▼~
こんなにも優しく、~
弓の腕で私に迫る人間は他にいない。▼~
:[スタルーク]|もっと鍛錬して強くなります。~
そのときは再戦させてください。▼~
:[ディアマンド]|ああ、いいだろう。そのときは、~
私だってより強くなっているがな。▼~
:[スタルーク]|…兄上らしいです。▼~
僕だっていつかは兄上のように…~
いいえ、兄上を越えてみせますから。▼~
そして、あなたのことを…~
何があっても、守ってみせる。▼~
:[ディアマンド]|ん…何か言ったか?▼~
:[スタルーク]|…いいえ、何も。▼~
**シトリニカ [#x1cc5e20]
***支援C [#t21d3ac0]
:[ディアマンド]|ふんっ…せいっ…▼~
:[シトリニカ]|ディアマンド。~
やっぱりここにいたのね。▼~
:[ディアマンド]|シトリニカ。~
ここにいるのは誰も言っていないはずだが。▼~
:[シトリニカ]|あなた、面倒事があるとここに逃げてくるから...
:[ディアマンド]|ふっ…~
小さい頃から一緒だと、何でもお見通しか。▼~
:[シトリニカ]|よくお城のお庭で遊んだわね。▼~
わたしはお姫様ごっこをしたかったのに、~
追いかけっこばかりやっていた気がするわ。▼~
:[ディアマンド]|追いかけっこは遊びながら鍛錬ができるから...
…………▼~
貴族連中からの書簡のことか?▼~
:[シトリニカ]|そうよ。~
どうして返事をしないの?▼~
ディアマンドは今後の戦争についてどう思っているのか。~
わたしはそれを確認するように頼まれたの。▼~
わたしも貴族なのよ。~
親の知り合いも多いし、無視することはできないわ。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[シトリニカ]|大人の追いかけっこは退屈ね。▼~
:[ディアマンド]|貴族たちが自らの利益のために~
戦争を推し進めたいことはわかっている。▼~
だが、私の代では戦争など起こすつもりはない。▼~
:[シトリニカ]|その答えが聞けてよかったわ。~
後はわたしの方から適当に誤魔化しておくから。▼~
:[ディアマンド]|板挟みにさせてしまってすまないな…▼~
:[シトリニカ]|困ったときはお互い様よ。~
宮廷での社交辞令に比べたら楽なものだわ。▼~
***支援B [#efd440f5]
:[ディアマンド]|シトリニカのお陰で、~
貴族連中からの書簡に追われることもなくなった。▼~
色々とすまなかったな。▼~
:[シトリニカ]|いいえ、王子が臣下に謝らないで。~
…ディアマンド様。▼~
:[ディアマンド]|ディアマンド様だと…~
どうした。いつもは呼び捨てではないか。▼~
:[シトリニカ]|どうもしていません。それでは、~
これから用事がありますので…▼~
:[ディアマンド]|ちょっと待ってくれ。~
シトリニカ、様子がおかしいぞ。▼~
:[シトリニカ]|…わたしの立場もわかってください。▼~
:[ディアマンド]|どういうことだ?▼~
:[シトリニカ]|次期国王になる方が、貴族のわたしと~
親しくしていたら、どう思われるかわかりますか?▼~
:[ディアマンド]|私たちは長い付き合いで兄妹みたいなものだ。~
極々自然なことではないか。▼~
:[シトリニカ]|わたしの家が王族と結託して、良からぬ事を~
考えているのではないかと噂されているのですよ。▼~
この前の貴族たちへの対応が癪に障ったのです。~
だから、これからは少し距離をおかせてください。▼~
:[ディアマンド]|…そんなことが…▼~
私の想像以上に、~
シトリニカには迷惑をかけていたようだな。▼~
:[シトリニカ]|別に、そんなことは…▼~
:[ディアマンド]|シトリニカに任せきりにした、私の責任だ。~
貴族連中の誤解は私が解こう。▼~
:[シトリニカ]|何を言っているのですか。そんなことをしたら…~
余計に話がややこしくなってしまいます。▼~
:[ディアマンド]|ダメだ。他人行儀なシトリニカなど、~
私の知っているシトリニカではないからな。▼~
:[シトリニカ]|…………▼~
はぁ…わかったわ。~
ディアマンド、わたしの負けよ。▼~
今までどおり普通に接するから、~
事を荒立てないでちょうだい。▼~
:[ディアマンド]|これからは気をつける。~
だから、いつもどおりに接してくれ。▼~
:[シトリニカ]|まったく…~
お願いだからね。▼~
:[ディアマンド]|ああ、約束だ。~
私たちは兄妹のようなものだからな。▼~
***支援A [#j9b1469d]
:[シトリニカ]|はぁ…心配だわ。▼~
ディアマンドったら…~
本当に自分の立場をわかっているのかしら。▼~
:[ディアマンド]|今、私の名前を呼んだか?▼~
:[シトリニカ]|別に…ただの独り言よ。~
で、何か用事かしら?▼~
:[ディアマンド]|貴族たちに書簡で返事を出した。~
その報告をしにきたんだ。▼~
:[シトリニカ]|え!? 何を勝手なことをしているの。~
約束が違うじゃない。▼~
:[ディアマンド]|安心してくれ。~
シトリニカのことは何も書いていない。▼~
将来は戦争をせずに~
豊かな国を作りたいと書いただけだ。▼~
:[シトリニカ]|…………▼~
:[ディアマンド]|これでシトリニカによからぬ噂が~
立つこともなくなるだろう。▼~
:[シトリニカ]|そう…▼~
ディアマンド。~
わたしのためにごめんなさいね。▼~
:[ディアマンド]|最初から逃げずにそう返事をすればよかった...
シトリニカ、迷惑をかけたな。▼~
:[シトリニカ]|わたしも、変な噂を流されたからって~
強気でいるべきだったわ。▼~
…ブロディア王国の情勢が落ち着くのって~
いつになるのかしらね…▼~
今の状況じゃ舞踏会で楽しく踊って~
一日を過ごすなんてできないもの。▼~
:[ディアマンド]|それは私の努力次第だ。▼~
:[シトリニカ]|わたしたち、でしょう?▼~
:[ディアマンド]|そうだな…みんなやシトリニカの力がなくては~
国を安定させることなど不可能だ。▼~
シトリニカ。~
これからも私に力を貸してくれ。▼~
:[シトリニカ]|当然よ。だって、わたしたちはいとこ同士。~
昔からずっと兄妹みたいなものなんだから。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…そうだったな。~
これからもよろしく頼む。▼~
:[シトリニカ]|ねぇ、久しぶりに~
追いかけっこでもして遊ばない?▼~
:[ディアマンド]|お姫様ごっこではなくていいのか?▼~
:[シトリニカ]|今は追いかけっこの気分なのよ。~
絶対に捕まったりしないんだから。▼~
**ザフィーア [#c1b748ee]
***支援C [#p53332ae]
:(暗転)|
:[ザフィーア]|うおおおおーーーっ!▼~
:(明転)|
:[ザフィーア]|よし、これで10人抜きだ。▼~
:[ディアマンド]|ザフィーア、さすがだな。▼~
:[ザフィーア]|ディアマンド様。~
見ていてくださったのですか。▼~
:[ディアマンド]|兵士たちの状況を把握するのも~
仕事のうちだからな。▼~
:[ザフィーア]|私ならいい状態に仕上がっています。~
いつ戦いになっても活躍してみせますよ。▼~
:[ディアマンド]|頼もしい限りだ。~
言葉だけではないのは、今の動きを見ればわかる。▼~
どうだ、ザフィーア。~
私とも手合わせしてみないか?▼~
:[ザフィーア]|ディアマンド様とも手合わせを?~
そ、そんな…畏れ多いです。▼~
:[ディアマンド]|なんだ。~
ザフィーアなら乗ってくれると思ったのだが…▼~
:[ザフィーア]|私はもっと鍛錬を重ねて、~
強くならねばなりません。▼~
自分に納得できるようになったら、~
その時は手合わせお願いします。▼~
:[ディアマンド]|ほう。~
いつになったら納得できるんだ?▼~
:[ザフィーア]|それは…~
己の憎しみを断ち切ることができたらです。▼~
:[ディアマンド]|憎しみを断ち切る?▼~
:[ザフィーア]|イルシオンとの戦争で多くの血が流れました。▼~
私はあのときの記憶を~
未だぬぐい去ることができないのです。▼~
強くなれば…~
その答えが見つかるような気がして。▼~
:[ディアマンド]|そうか…~
変な話をして、すまなかったな。▼~
:[ザフィーア]|こちらこそ。~
せっかくの誘いを断ってしまい申し訳ありません。▼~
***支援B [#dcc2d31b]
:[ディアマンド]|ザフィーア。~
やはり、私と手合わせしてくれないか?▼~
:[ザフィーア]|ディアマンド様、言ったはずです。~
今の私では…▼~
:[ディアマンド]|わかっている。~
だが、それでもザフィーアの実力が知りたいんだ。▼~
:[ザフィーア]|…わかりました。~
そこまで言うならお付き合いします。▼~
ただし、私が一本取ったら~
話を聞いてもらってもいいですか?▼~
:[ディアマンド]|話なら手合わせをしなくても聞くぞ。▼~
:[ザフィーア]|私が勝てたらでお願いします。~
そうでないと話す踏ん切りが付きません。▼~
:[ディアマンド]|なるほどな…~
いいだろう、約束だ。▼~
:(暗転)|
:[ディアマンド]|くっ…~
私の負けだ…▼~
まさか。~
ここまでの実力とは…▼~
:[ザフィーア]|…………▼~
:[ディアマンド]|約束だ。~
ザフィーアの話を聞かせてくれ。▼~
:[ザフィーア]|わかりました…▼~
私の故郷は…~
イルシオン兵に襲われて壊滅したんです。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[ザフィーア]|私は運よく助かったのですが、~
両親も友だちもイルシオン兵に殺されました。▼~
あのとき…~
私は何もすることができなかった…▼~
今でも悔しくて…~
胸をかきむしりたくなるときがあるほどです。▼~
:[ディアマンド]|…その気持ちは、私にもわかるさ。▼~
:[ザフィーア]|きっと私はその苦しみから解放されたくて~
鍛錬をしているのだと思います。▼~
:[ディアマンド]|戦争の責任はイルシオンだけではなく、~
王族である私にもある。▼~
そんな境遇であるにも関わらず、~
ブロディア王国のために尽くしてくれて感謝する。▼~
:[ザフィーア]|ディアマンド様に話したら、~
心が軽くなった気がします。▼~
この苦しみは己の弱さが原因です。~
克服できるよう、日々精進したいと思います。▼~
***支援A [#v16138e0]
:[ザフィーア]|ディアマンド様…~
私に何かご用でしょうか。▼~
:[ディアマンド]|ザフィーアの鍛錬に迷いが見えてな。▼~
:[ザフィーア]|…………▼~
苦しみを克服するための鍛錬のはずが~
強くなればなるほど恐くなっていくんです…▼~
このままでは、~
私は誰かを傷つけるためだけの存在になりそうで…▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
争いは永遠に消えない傷を残していく。~
敵味方関係なく大勢の人々に。▼~
私もどうすればいいかわからない。~
しかし、逃げるわけにはいかないのだ。▼~
争いの連鎖を断ち切るために戦う。~
私たちにできるのはそれだけだ。▼~
:[ザフィーア]|私にできるでしょうか。▼~
:[ディアマンド]|やらなければならないんだ。~
争いばかりの世界を変えるためには…▼~
:[ザフィーア]|わかりました…▼~
一緒に見つけていきましょう。~
ディアマンド様がいるなら心強いです。▼~
:[ディアマンド]|そのためにも私たちは~
今以上に強くなる必要がある。▼~
ザフィーア。~
もう一度鍛錬に付き合ってくれるか?▼~
:[ザフィーア]|私たちにはこれしかありませんね。▼~
:[ディアマンド]|ああ、その通りだ。▼~
:[ザフィーア]|でも、ディアマンド様。~
前回みたいに手加減するのはなしですよ。▼~
:[ディアマンド]|…手加減などしてない。~
私はいつでも本気だ。▼~
:[ザフィーア]|では、そういうことにして差し上げますよ。~
今回も本気でかかってきてください。▼~
:[ディアマンド]|ああ…それでは参るぞ。~
私とザフィーアの真剣勝負だ!▼~
**アイビー [#xfa330ad]
***支援C [#k0cdd2be]
:[アイビー]|…!~
そこに誰かいるの?▼~
違う…気配がないわ。~
まさか、お化け…?▼~
だ、だめよ…~
私、お化けだけは…▼~
:[ディアマンド]|アイビー王女。▼~
:[アイビー]|きゃあっ!?▼~
:[ディアマンド]|驚かせてすまない。だが…~
今王女が怯えていたのは、草木の影だ。▼~
:[アイビー]|え…ただの、草木の影?~
お化けじゃなくて…?▼~
…本当だわ…▼~
:[ディアマンド]|見間違えるとは、らしくないではないか。▼~
:[アイビー]|…………▼~
ディアマンド王子…~
今のは他言無用でお願い…▼~
一国の王女が草木を見間違えて~
恐れおののくなんて、誰にも言えないわ…▼~
ましてや、隣国の…~
ブロディア王国の王子に助けられるなんて…▼~
:[ディアマンド]|もちろん。~
誰にも言うつもりはない。▼~
:[アイビー]|…恩に着るわ。▼~
:[ディアマンド]|だが、その様子では、~
しばらくは恐ろしいだろう。▼~
アイビー王女。~
よければこれを受け取ってくれ。▼~
:[アイビー]|なにかしら…石…?~
透き通った水色をしているわね…▼~
:[ディアマンド]|ブロディア産の鉱石だ。~
勇敢という意味を持つ。▼~
お守りとして使われるものだ。~
持っていれば、怯えることはなくなるだろう。▼~
:[アイビー]|で、でも…~
隣国から施しを受けるわけには…▼~
:[ディアマンド]|ではこれは、私個人の気持ちだ。~
持っていてくれ。▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[ディアマンド]|不要であれば捨てても構わない。~
それでは失礼する。▼~
:[アイビー]|あ…ディアマンド王子。▼~
…綺麗な鉱石だわ。~
ブロディアでは、こんな石が採れるのね…▼~
***支援B [#gbfe7233]
:[アイビー]|ディアマンド王子…~
先日は申し訳なかったわ…▼~
:[ディアマンド]|アイビー王女。~
何を詫びる必要がある。▼~
:[アイビー]|先日助けられたお礼も…~
鉱石をいただいたお礼もしていないもの。▼~
だから一言、~
感謝の意を伝えたいと思って…▼~
ありがとう。ディアマンド王子。▼~
:[ディアマンド]|そんなこと気にしなくていい。▼~
ブロディアがしてきたことを考えれば、~
当たり前の反応だ。▼~
:[アイビー]|確かにイルシオンは、~
ブロディアに何度も侵攻されたわ。▼~
多くの血が流れ、民は苦しんだ…~
もし侵攻がなかったらと思うことは沢山あるわ。▼~
:[ディアマンド]|当然のことだ。~
だから、私への感謝など必要ない。▼~
:[アイビー]|でも、貴方は…~
個人の気持ちで私を助けてくれた。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[アイビー]|だから、私も個人の気持ちとして…~
お礼を言いにきたのよ。▼~
:[ディアマンド]|アイビー王女…▼~
そういうことであれば、~
その礼は素直に受け取ろう。▼~
:[アイビー]|…個人間では、こんなにも簡単に~
感謝ができるのね。▼~
きっと、謝罪だって簡単なのに。~
国同士のやり取りとなると、難しいものね。▼~
:[ディアマンド]|…そうだな。▼~
父は国を存続させるために、~
武力による領土拡大を図った。▼~
これがブロディア王国のやり方だが、~
私は間違いだと思っている。▼~
:[アイビー]|ディアマンド王子…▼~
:[ディアマンド]|しかし、父亡き今でも、どうやって~
我が国の方針を変えればいいのか…▼~
まだ答えが出ていない。~
私は未熟者だ。▼~
:[アイビー]|その気持ちは…わかるわ。▼~
:[ディアマンド]|急にこんな話をしてしまって、~
すまなかったな。▼~
:[アイビー]|いえ…複雑な心境ではあるけれど…~
貴方が優しい人で安心したわ。▼~
少しだけ、未来に希望が見えた気がする…~
私たちが王となった時代の希望が。▼~
***支援A [#sf68a134]
:[アイビー]|ディアマンド王子。~
貴方に見せたい物があるの。▼~
:[ディアマンド]|これは…~
以前渡した、鉱石の首飾りか。▼~
:[アンバー]|そう…貴方からもらった鉱石を加工して~
簡単な装飾品にしてみたのよ。▼~
:[ディアマンド]|…実に見事だ。▼~
:[アイビー]|イルシオンでは、美しい鉱石は採れないけれど…~
工芸品を作る技術ならあるの。▼~
ねえ、ディアマンド王子…▼~
力以外でも国を豊かにする方法は…~
いくらでもあるんじゃないかしら。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[アイビー]|私、貴方から鉱石をもらって…~
少しだけ勇敢になれた気がするの。▼~
だから今日…このことを、~
貴方に伝えに来られたわ。▼~
:[ディアマンド]|礼を言う、アイビー王女。~
此度は…一国の王子として。▼~
:[アイビー]|え…?▼~
:[ディアマンド]|…ブロディア王国の体質を変えるのは~
簡単なことではない。▼~
だが、戦争で利益を得たところで、~
それが尽きれば次の戦争を生むだけだ。▼~
そんなことを続けていていいわけがない。~
変えなければならないんだ。▼~
ブロディアとイルシオン…二国の文化が融合した~
この首飾りを見たら希望が見えた。▼~
…約束しよう。ブロディアは、~
私の代では平和な統治をしてみせる。▼~
:[アイビー]|ディアマンド王子…▼~
その言葉、しかと受け止めたわ。~
もちろん、私たちも全力を尽くす…▼~
もし、ブロディアと和解ができたら…~
そのときはイルシオンとの交易路を作りましょう。▼~
イルシオン王国にブロディア王国の鉱石を~
輸入させてちょうだい。▼~
:[ディアマンド]|この首飾りのような商品を作ることができれ...
お互い争わなくても利益を得られるだろうな。▼~
…いい案だ。▼~
:[アイビー]|実現したら素敵ね。▼~
:[ディアマンド]|実現させてみせるさ。▼~
アイビー王女。友として握手を交わそう。~
この世界を平和にしていくために。▼~
:[アイビー]|喜んで。ディアマンド王子。~
隣国同士…わかり合うための第一歩として。▼~
**カゲツ [#cf631739]
***支援C [#edf29894]
:[カゲツ]|ディアマンド王子!~
余と手合わせ願おう!▼~
:[ディアマンド]|ほう、手合わせか。~
それは面白そうだな。▼~
カゲツと戦う機会など~
なかなかあるものではない。▼~
:[カゲツ]|おお、話が早くて助かるのう!▼~
:[ディアマンド]|私も体を鍛えるのは大好きだからな。▼~
走り込みで山を三つほど越えてきたところだ。~
手合わせで締め括れるとは嬉しいぞ。▼~
:[カゲツ]|山を…三つも…▼~
:[ディアマンド]|カゲツ。~
お手並み拝見といこうではないか。▼~
:[カゲツ]|…………▼~
手合わせは中止じゃ。▼~
:[ディアマンド]|なんだと。~
私と戦いたかったのではないのか?▼~
:[カゲツ]|余はディアマンド王子と戦うのを楽しみにしていた。~
でも、完璧な状態でなければ意味がないのじゃ。▼~
疲弊している相手を倒したところで、~
余は満足できぬ。▼~
:[ディアマンド]|勝てば官軍という言葉もある…~
気にせず勝負しようではないか。▼~
:[カゲツ]|それはならぬ。▼~
余の故郷では何より名誉を重んじる。~
結果だけではなく、どう勝ったかが重要じゃ。▼~
勝つも負けるも、潔く。~
正々堂々と。▼~
桜のように美しく咲き、~
そして散るのが余の故郷の考え方じゃ!▼~
:[ディアマンド]|なるほど、見上げた考え方だ。~
そういうことであれば今日の手合わせは中止だ。▼~
:[カゲツ]|理解してくれてありがたい。~
こちらから誘っておいてすまないのう。▼~
:[ディアマンド]|次は万全な状態で会うと約束しよう。~
そのときは全力で勝負だ。▼~
:[カゲツ]|うむ!~
最高の手合わせをしようではないか!▼~
***支援B [#rde9407d]
:[カゲツ]|はぁ…はぁ…~
さすがはディアマンド王子…▼~
聞きしにまさる…実力じゃ…!~
:[ディアマンド]|くっ…~
そちらもなかなか…やるではないか…▼~
全力でやらなければ、~
すでに負けていたに違いない。▼~
それでどうする?~
まだやるか?
:[カゲツ]|これ以上やればどちらかが倒れることになる。~
力戦奮闘できて、余はもう満足じゃ。▼~
:[ディアマンド]|同感だ。~
いい鍛錬になった。▼~
:[カゲツ]|手合わせ感謝する。~
時間を取らせて申し訳なかったのう。▼~
:[ディアマンド]|何を言っている。~
近いうちに再戦しようではないか。▼~
:[カゲツ]|…よいのか?▼~
:[ディアマンド]|引き分けのままで終わらせるわけには~
いかないだろう。▼~
だが、次はこうはいかんぞ。▼~
ブロディア王国第一王子の威信にかけ、~
カゲツに参ったと言わせてみせよう。▼~
:[カゲツ]|それはこちらの台詞じゃ。~
余はこの刀に懸けて必ずや勝利してみせる!▼~
:[ディアマンド]|恐ろしいほどに研ぎ澄まされた、~
素晴らしい刀だな。▼~
:[カゲツ]|刀は戦う者の魂じゃからな。~
手入れは毎日欠かさずおこなっておる。▼~
ディアマンド王子の剣も素晴らしい。~
力強く威厳を感じる代物じゃ。▼~
:[ディアマンド]|ブロディアは力を重視する国だからな。~
この剣はその象徴でもある。▼~
カゲツと同じで、私にとっても~
この剣はただの武器ではない。▼~
:[カゲツ]|生まれた国は遠く離れていても、~
得物に対する思いは同じか…▼~
:[ディアマンド]|一度刃を交えるだけで、~
ここまで分かり合えるとはな。▼~
:[カゲツ]|言葉にするより確実じゃ。~
次の手合わせ、楽しみにしておるぞ。▼~
***支援A [#ycd31425]
:[ディアマンド]|はぁ…はぁ…~
まさか、今日も引き分けとはな…▼~
:[カゲツ]|以前よりも強くなっておるとは…~
今日こそ降参させようと思ったのじゃが…▼~
:[ディアマンド]|そちらこそ…~
どれだけ腕を磨いてきたんだ。▼~
:[カゲツ]|強者と戦うのはいい経験になる。~
ディアマンド王子のおかげじゃ。▼~
:[ディアマンド]|私に手合わせを挑んできたのは、~
そうやって強くなるためだったのか?▼~
:[カゲツ]|それもあるが…~
強くなるためだけではない。▼~
余がディアマンド王子との手合わせを願ったのは、~
世界を知るためじゃ。▼~
:[ディアマンド]|世界を知るため…?▼~
:[カゲツ]|世界には余の知らぬことが山ほどある。~
独特の文化、趣向、考え方も全く違う。▼~
あるいはこの前の得物の話のように、~
遠く離れていても同じ考えのこともある。▼~
一度刃を交えれば、そういったことが~
語り合う以上に理解を深めることができるんじゃ。▼~
余はそれが楽しくて、~
四荒八極で強者に戦いを挑んでおるのだ。▼~
:[ディアマンド]|なるほど…~
そういうことだったのか。▼~
カゲツが羨ましい。私は立場上、~
気ままに世界を旅することなどできないからな。▼~
:[カゲツ]|ならば余が旅してきた国のことを話してやろう。~
そうすれば世界を見てきたのと同じことじゃ。▼~
:[ディアマンド]|それはいい…~
どんな話が聴けるか楽しみだ。▼~
:(ディアマンドの腹が鳴る音)|
:[ディアマンド]|す、すまん…▼~
:[カゲツ]|はははっ…よいよい。~
手合わせをしたあとは腹が減るものだ。▼~
ほれ、こいつをやろう。~
おにぎりだ。美味いぞ。▼~
:[ディアマンド]|これは…~
妙な形をした食べ物だな。▼~
もぐっ…~
こ、これは…非常に酸っぱいぞ…▼~
:[カゲツ]|梅の塩漬けを日干しにしたものが入っておる。~
疲れた体に効くじゃろう?▼~
:[ディアマンド]|酸っぱいが、美味い。~
これは癖になりそうだ。▼~
:[カゲツ]|これもディアマンド王子が知らぬ世界じゃ。▼~
:[ディアマンド]|鍛錬して話を聴くだけではなく、~
共に食事をするのも楽しそうだな。▼~
**ミスティラ [#pf798139]
***支援C [#h3c28227]
:[ミスティラ]|た~のしい~なぁ~っ♪~
ギターにお洒落にお買いもの~~♪▼~
み~んなと一緒に遊んだら~♪~
きっと楽しさ無限大~♪▼~
:[ディアマンド]|ミスティラ王女。~
なんだか楽しそうだな。▼~
:[ミスティラ]|えへへ、わかっちゃう?~
あたし、これから町へ遊びに行くんだ。▼~
:[ディアマンド]|なんと…~
王女が一人で町へ遊びに行くのか。▼~
:[ミスティラ]|お忍びでね。~
よかったらディアマンド王子も一緒にどう?▼~
:[ディアマンド]|私は遠慮しておこう。~
これから鍛錬の予定があるのでな。▼~
:[ミスティラ]|そっかぁ。~
それは残念だよ。▼~
らららら~~♪~
ディアマンド王子とも遊びたかったな~~♪▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
他国の事情に口を挟むつもりはないのだが…▼~
遊び歩いている暇があるのなら、~
体を鍛えた方がいいのではないか?▼~
:[ミスティラ]|それはそれ。~
これはこれだよ。▼~
あたしはみんなを守るのも大好きだけど、~
町でみんなと遊ぶのも大好きなんだ。▼~
ディアマンド王子だって、~
鍛錬するのは止められないでしょ?▼~
:[ディアマンド]|鍛錬と遊びは違う。~
私は民を守るために体を鍛えているんだ。▼~
:[ミスティラ]|それなら一緒だよ。~
あたしも民を守るために、町で交流してるんだ。▼~
みんなのことを知らないと、~
守ることだってできないもんね。▼~
:[ディアマンド]|なるほど…▼~
ミスティラ王女の考え方は面白い。~
非常に勉強になるな。▼~
***支援B [#a26db9ed]
:[ミスティラ]|ふんふーん♪▼~
:[ディアマンド]|ミスティラ王女。~
今日も楽しそうだな。▼~
:[ミスティラ]|うん、すっごく楽しいよ。~
ディアマンド王子は鍛錬をしていたの?▼~
:[ディアマンド]|いや、違う。今日はそちらの流儀に~
付き合わせてもらおうと思ってな。▼~
:[ミスティラ]|それって、一緒に遊んでくれるってこと?~
あたし、すっごく嬉しい!▼~
そういうことならすぐに始めよ。~
今日はここで遊ぼうと思ってたんだよ。▼~
:[ディアマンド]|こんな場所でいったい何をするつもりだ?▼~
:[ミスティラ]|今日は~あたしの歌を~♪~
みんなに~聞いてもらうんだよ~♪▼~
さぁ♪~
ディアマンド王子も~ご一緒に~♪▼~
:[ディアマンド]|わ、私もか!?~
だ、だめだ…恥ずかしくて、とてもそんなことは…▼~
:[ミスティラ]|もしかして~緊張してるの~~♪~
ディアマンド王子も~可愛いところがあるんだね~♪▼~
:[ディアマンド]|なっ…ブロディア王国第一王子の私が~
緊張などするわけないだろう。▼~
わかった。~
やってやろうではないか。▼~
わ、私は~~ブロディア王国第一王子~♪~
民の生活を守るため~悪い奴は許さない~♪▼~
なんだか人が集まってきたぞ~♪~
ミスティラ王女~私はどうすればいい~~♪▼~
:[ミスティラ]|みんなで一緒に歌っちゃおう♪~
そしたらみんな~~仲良しだ~っ♪▼~
:[ディアマンド]|はぁ…はぁ…~
日頃の鍛錬より疲れた気がするぞ…▼~
:[ミスティラ]|ディアマンド王子お疲れ様。~
あたしと遊んでみた感想はどう?▼~
:[ディアマンド]|こんな形で民衆と触れ合えるものなのだな…▼~
複雑な気持ちだった。~
たまにいはこういった機会も必要なのかもしれん。▼~
だが、やはり私には~
ミスティラ王女のやり方は合わないようだ。▼~
私には鍛錬で体を鍛え、~
己の力で民の役に立つ方が性に合っている。▼~
:[ミスティラ]|やり方は人それぞれだもんね。▼~
:[ディアマンド]|ミスティラ王女。今日は楽しかったぞ。~
お陰で自分のことを考えるいい機会になった。▼~
:[ミスティラ]|あたしも楽しかったよ。やり方は違うかもだけ...
また一緒に遊んでくれたら嬉しいな。▼~
***支援A [#x3124f21]
:[ミスティラ]|ねぇ、ディアマンド王子。~
今日はあたしが鍛錬に付き合ってもいいかな。▼~
:[ディアマンド]|構わないが…~
私の鍛錬は厳しいぞ?▼~
:[ミスティラ]|あたしだっていつも遊んでるわけじゃないよ。~
意外と体力があるところを見せてあげる。▼~
:[ディアマンド]|それは楽しみだ。~
ではさっそく出発するぞ。▼~
よし、ここが折り返し地点だ。~
一時休憩としよう。▼~
:[ミスティラ]|はぁ…はぁ…▼~
ディアマンド王子って…~
やっぱり…すごいのね…▼~
体力があるところを見せるなんて言ったけど…~
あたし…もう…ヘトヘトよ…▼~
:[ディアマンド]|ここまで付いてこられただけですごいことだ。~
並の人間ならとっくに白旗を上げているぞ。▼~
ミスティラ王女ほどの力があるなら、私と同じように~
鍛錬で民を守る選択もあったのではないか?▼~
:[ミスティラ]|そう言ってくれるのは嬉しいけど、~
あたしには今のやり方が合ってると思うんだ。▼~
…………▼~
ねぇ。ディアマンド王子。~
あたしたち、ちゃんと平和な国をつくれるかな…▼~
:[ディアマンド]|不安な気持ちはわかる。~
私もそうやって悩むときがあるからな。▼~
だが、我々には民が安心して~
暮らせる国をつくる義務がある。▼~
だから、私たちはやるしかないんだ。▼~
:[ミスティラ]|うん…そうだよね。~
あたしたちが頑張らなくちゃだめなんだ。▼~
友だちや町の人と話すのもいいけど~
ディアマンド王子と話すと勇気が湧くよ。▼~
:[ディアマンド]|ブロディアの次期国王とソルムの次期女王だ...
相談があればいつでも話を聞くぞ。▼~
:[ミスティラ]|ディアマンド王子。~
ありがとう。▼~
:[ディアマンド]|さて。~
そろそろ走り込み再開といこうか。▼~
:[ミスティラ]|ねぇ、ディアマンド王子。~
あたしいいこと思いついたんだけど。▼~
ここからは歌いながら走るっていうのはどうかな。~
きっと楽しく走れると思うんだ。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…それは楽しそうだ。~
是非やってみよう。▼~
**ヴェイル [#e4ae71f5]
***支援C [#ma254d67]
:[ヴェイル]|ディアマンド…~
何か困ってることはない?▼~
:[ディアマンド]|ヴェイル王女。~
どうしたんだ、急に。▼~
:[ディアマンド]|わたしは…ディアマンドに酷いことをしたわ。~
だから、何か償えることはないかなと思って。▼~
:[ディアマンド]|父上のことなら気に病む必要はない。~
あの時のヴェイル王女は正気ではなかったのだ。▼~
:[ヴェイル]|でも…▼~
:[ディアマンド]|成程。それではヴェイル王女の気持ちに~
決着がつかないということか。▼~
しかし、あいにく今の私には困り事はない。▼~
…そうだ。~
私と一緒に人助けをしないか?▼~
:[ヴェイル]|人助け?▼~
:[ディアマンド]|私はブロディア王国第一王子として、~
民の悩みを解消する必要がある。▼~
悩める民を助けることは~
私を助けることにも繋がるはずだ。▼~
ヴェイル王女、それでいいか?▼~
:[ヴェイル]|うん。~
ディアマンド、よろしくね!▼~
うう…~
どうしてぇ…▼~
一日中、町を歩き回ったのに~
どうして困っている人が見つからないの?▼~
:[ディアマンド]|まさか、悩みを抱えている人が~
誰一人いないとはな。▼~
しかし、困っている人が見つからないのは~
喜ばしいことだ。▼~
私はブロディア王国第一王子として、~
このことを誇りに思うぞ。▼~
:[ヴェイル]|でも、これじゃ償いにならないわ。▼~
:[ディアマンド]|仕方ない…~
では、一つ約束をしよう。▼~
いつか私が悩みを抱えたら、~
そのときはヴェイル王女に解決してもらう。▼~
それでどうだ?▼~
:[ヴェイル]|十分すぎる申し出だよ。~
ありがとう、ディアマンド。▼~
***支援B [#x1726c00]
:[ヴェイル]|ねぇ、ディアマンド。~
今日こそ何か困ってない?▼~
:[ディアマンド]|特にないな…▼~
と言いたいところだが、~
実は今ちょうど困り事があってな。▼~
:[ヴェイル]|ほんと!?▼~
必ずわたしが解決するわ。~
どんなことに困ってるのか教えて。▼~
:[ディアマンド]|この前、一緒に町へ出かけて~
困っている人を探しただろう。▼~
:[ヴェイル]|うん。~
困っている人は見つからなかったけど。▼~
:[ディアマンド]|警備兵にあとから聞いたことなんだが…~
町の人たちは本当は困り事を多く抱えているらしい。▼~
:[ヴェイル]|えっ? じゃあどうして~
わたしたちに相談してくれなかったの?▼~
:[ディアマンド]|民衆は王子である私に気を遣って~
困り事を相談できなかったそうだ。▼~
:[ヴェイル]|そうだったんだ…▼~
:[ディアマンド]|だから、どうにか民との距離を縮めて~
意見を言いやすい環境を作りたいと考えているんだが…▼~
如何せん方法が思いつかなくてな。▼~
:[ヴェイル]|なんだ。~
そんなの簡単だよ。▼~
:[ディアマンド]|策があるのなら是非聞かせてくれ。▼~
:[ヴェイル]|わたしね、とっても好きな料理があるんだ。~
それを食べればとっても元気になれるの。▼~
だから、わたしが料理を作って、~
それをみんなに振る舞う食事会を開けばいいわ。▼~
:[ディアマンド]|なるほど…▼~
食事会で人々と何気ない会話をして~
距離を縮めていくというわけだな。▼~
:[ヴェイル]|ええ。~
さっそく準備をしてくるわ。善は急げよ。▼~
***支援A [#jbf7340b]
:[ディアマンド]|いったい…~
どうすればいいんだ…▼~
:[ヴェイル]|うぅ…今日は食事会当日なのに…~
ディアマンド、ごめん…▼~
:[ディアマンド]|ヴェイル王女の作った料理が、~
まさか激辛料理ばかりとはな。▼~
流石にこれらを~
民に振舞うわけには…▼~
:[ヴェイル]|本当にごめんなさい。▼~
激辛料理はわたしの大好物だから、~
みんなも喜んでくれると思っていたの…▼~
:[ディアマンド]|ヴェイル王女に悪気があったわけではない。~
どんな料理を作るのか確認しなかった私が悪いんだ。▼~
:ヴェイル]|せっかく人助けができると思ったのに、~
結局、ディアマンドに迷惑をかけたね。▼~
少しでも役に立つことをして、~
みんなを笑顔にしたかったのに…▼~
:[ディアマンド]|みんなを笑顔に…▼~
そうだ。~
いいことを思いついたぞ。▼~
:[ヴェイル]|えっ…▼~
:[ディアマンド]|食事会を激辛我慢大会に変更するんだ。~
きっと盛り上がって、みんな笑顔になるぞ。▼~
:[ヴェイル]|ディアマンドはそれでいいの?~
我慢大会でみんなとの距離は縮められる?▼~
:[ディアマンド]|食事会よりいいかもしれない。~
皆が楽しんでくれれば、私との距離も縮まるだろう。▼~
:[ヴェイル]|すごい…わたしたち二人の悩みが~
全部解決しちゃうんだね!▼~
:[ディアマンド]|ああ。~
きっと今日はいい日になるぞ。▼~
:[ヴェイル]|激辛我慢大会なら、~
わたしが優勝しちゃうかも。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…~
私だって負けるつもりはない。▼~
:[ヴェイル]|みんなが集まるまでもう少しね。~
ディアマンド、張り切って準備しよう!▼~
*DLC [#d6a04358]
**エル [#ydd81424]
***支援C [#re9a70f1]
:[ディアマンド]|素晴らしい。~
この物語は最高傑作だったな。▼~
:[エル]|人の子の王子よ、読書は終わりましたか?▼~
:[ディアマンド]|エル王女。~
あなたが声を掛けてくるとは珍しい。▼~
:[エル]|以前から、あなたと話をしたかったのです。▼~
:[ディアマンド]|私と?▼~
:[エル]|ご存知だとは思いますが、~
私は邪竜の王ソンブルの娘。▼~
そしてあなたはブロディア国王の息子。~
種族は違えど、王を父に持つ者同士です。▼~
私は父の思想が理解できず、袂を分かちました。~
対するあなたは、父王との関係が良好のようですね。▼~
:[ディアマンド]|そうだな。私は父上を尊敬し、憧れている。~
しかし、その考えに疑問を抱く時はある。▼~
戦を制し、領土を拡大した父上は優れた王だが、~
私は武力による統治より、平和的な政を行いたい。▼~
:[エル]|成程…やり方に違いがあると。▼~
:[ディアマンド]|国の未来について、時には口論をしたものだ...
:[エル]|父王に盾突いて、処刑にならなかったのですか?▼~
:[ディアマンド]|処刑だと!? なるはずがない。~
そんなもの、ただの独裁国家となってしまう。▼~
:[エル]|独裁国家…では、私の祖国はそうだったのですね。~
父に盾突けば即刻処分が下されましたから。▼~
口論など以ての外、異を唱えた御子には死あるのみ。~
あの場所にいる限り、従うしかありませんでした。▼~
:[ディアマンド]|そんなことが…すまない。~
考えが及ばなかった。▼~
:[エル]|あなたは悪くありません。~
父も…祖国も、世界も、今はもう過去のこと。▼~
興味深い話を聞けて満足しています。~
またいずれ、ゆっくりと話しましょう。▼~
:[ディアマンド]|ああ、約束しよう。▼~
***支援B [#j59f54d7]
:[エル]|人の子の王子。またお会いしましたね。~
今回も、あなたについて話したいのですが。▼~
:[ディアマンド]|私について?▼~
:[エル]|王への考えを聞いて以来、~
ブロディア王国について興味がわきました。▼~
勝手なことながら…~
城下に赴いて情報を集めてきたのです。▼~
:[ディアマンド]|なんだと?~
わざわざ、ブロディア城下に?▼~
:[エル]|竜化して移動したのですぐでしたよ。~
無論、竜の姿は誰にも見られていません。▼~
:[ディアマンド]|そ、そうか…~
何か有意義な情報は得られたか?▼~
:[エル]|誰もが、あなたを褒め称えていました。~
あなたはいずれ、父王を超える偉大な王になる。▼~
城下にいた民たちは皆、~
それを疑っていない様子でした。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[エル]|私が言うのもおかしな話かもしれませんが、~
そのことが嬉しく思えてしまって。▼~
:[ディアマンド]|エル王女。~
すまないが、その賛辞を受け取ることはできない。▼~
:[エル]|なぜです?▼~
:[ディアマンド]|私の評判が良いことに悪い気はしない。~
だが…▼~
失礼を承知で、逆に訊ねるが。~
もしも、人々の私に対する評判が悪かった場合。▼~
私が王に相応しくないという噂が流れていたら、~
あなたはそれを鵜呑みにするのだろうか?▼~
:[エル]|そんなことはありえません。~
噂は所詮、ただの噂にすぎな…あっ。▼~
:[ディアマンド]|そういうことだ。私が王の器であるかどうか。~
それは、あなたの目で判断してほしい。▼~
:[エル]|失礼しました。~
軽率な発言をしてしまったようですね。▼~
:[ディアマンド]|私の方こそ、偉そうなことを言ってしまった...
:[エル]|いいえ。~
ディアマンドの主張はもっともです。▼~
であれば、覚悟をしておいてください。~
あなたが自分で言い出した以上、手を抜きません。▼~
ディアマンドが王たりえる器か、~
これからは私の目で、しっかり判断させてもらいます。▼~
:[ディアマンド]|ははは、それは良い。~
よろしく頼む。▼~
エル王女に認めて貰える日まで、~
さらなる研鑽を積むとしよう。▼~
***支援A [#v0f1b8c6]
:[ディアマンド]|エル王女、また会ったな。▼~
:[エル]|ディアマンド。~
先日の話以降、私はあなたのことを見てきました。▼~
その上で、私の目で判断した評価を。~
やはりあなたは、立派な王の器なのだと思います。▼~
:[ディアマンド]|それは光栄だな。▼~
:[エル]|あなたは強い。それは肉体だけの話ではなく、~
何よりもその心…意志の強さが伴っています。▼~
苦境に立たされても前を向く姿に、~
何度も励まされました。▼~
あなたは間違いなく、偉大な王となる。~
それが私の判断です。▼~
:[ディアマンド]|ありがとう。~
エル王女の賛辞、胸に響いたぞ。▼~
:[エル]|私はただ、思ったことを口にしただけです。▼~
:[ディアマンド]|ならば私も、思ったことを口にしよう。~
君は聡明で、優しい人物だ。▼~
いつも仲間が傷付かぬよう前線に出る。~
敵の猛攻を受けても、どれだけ苦しい局面でも。▼~
:[エル]|それは、竜族である私の耐久力が優れているからで、~
必然的にそうなっているだけの話です。▼~
:[ディアマンド]|だが、仲間を思いやる心は耐久力に関係ない。~
心が無ければ、体が強靭でも前には出られない。▼~
:[エル]|…それは。▼~
:[ディアマンド]|そして、その優しさは戦以外でも~
如何なく発揮されているようだ。▼~
道端に咲いた花が踏まれないよう、~
丁寧に植え替えていたところも見たぞ。▼~
:[エル]|なぜ、そんなにも私のことを。▼~
:[ディアマンド]|君がこれまで私を見てくれていたように、~
私も、自分の目で判断しようと思ったのだ。▼~
別の世界から来た邪竜…その肩書は重いが、~
私から見た君は、信頼できる大器だ。▼~
:[エル]|ご評価いただき、ありがとうございます。▼~
まさか、ディアマンドも私を見ていたとは。~
その側面には気づきませんでした。▼~
これは、まだ観察を続ける必要がありますね。~
また違った一面を発見できそうです。▼~
:[ディアマンド]|いつもしっかりしているのが私ではないぞ。~
時には欠点も見つけるといい。▼~
そして互いに補い合おう。~
これからも共に在る、仲間としてな。▼~
*コメント [#lb98b215]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*ディアマンドの支援会話 [#mba9e989]
#contents
**フラン [#lb0efee6]
[[フランのページへ>../フラン#i7770687]]
**アルフレッド [#mf3e54be]
[[アルフレッドのページへ>../アルフレッド#hda50a04]]
**アンバー [#h5771451]
***支援C [#cf9024d2]
:[アンバー]|ディアマンド様、見てくださいよ!~
伝説の秘薬を手に入れました!▼~
この小瓶を開けて匂いをかぐと、~
つい本音を言ってしまうという秘薬だそうです!▼~
:[ディアマンド]|敵から情報を引き出したい時に使えるかもし...
よくやってくれた。▼~
:[アンバー]|ありがとうございます!~
では、これは大事にしまってと…▼~
うわわっ!▼~
:[ディアマンド]|大丈夫か?~
瓶が割れてしまったぞ。▼~
:[アンバー]|う…ううっ…▼~
ディアマンド様…~
俺、本音を言わせていただきますね…▼~
:[ディアマンド]|アンバー、薬を吸ってしまったのか!?▼~
:[アンバー]|ディアマンド様。~
俺を臣下にしてくださってありがとうございます。▼~
あなたがいなければ、~
俺は今ごろアルパカ牧場にいたでしょう。▼~
本当に感謝していますし、~
すごく尊敬しています…▼~
俺はあなたのことが大好きです。~
なぜなら…うっ…ぐっ…▼~
…………▼~
:[ディアマンド]|アンバー?▼~
:[アンバー]|あれ? ディアマンド様?~
今、俺は何を…▼~
:[ディアマンド]|覚えていないのか。~
秘薬を吸って、私に本音らしきことを言っていたぞ。▼~
:[アンバー]|ええっ!?~
なんて言っていたのですか?▼~
:[ディアマンド]|…それを私が言うのは少し照れくさいな。~
まあ後日、落ち着いて話そう。▼~
:[アンバー]|わ、わかりました…~
ではそのときに…▼~
***支援B [#zffecf82]
:[ディアマンド]|アンバー、この間の秘薬の話だ。~
お前は私にこう言ってくれた。▼~
:[アンバー]|なんでしょう?▼~
:[ディアマンド]|その…~
私に感謝しているし、尊敬していると…▼~
:[アンバー]|あはは、そんなことを言ったんですか!~
でも、とっくに知ってますよね?▼~
:[ディアマンド]|ああ。アンバーはいつも私を慕ってくれてい...
そのことに救われているし、とても感謝しているよ。▼~
あと、こうも言っていた。▼~
あなたがいなければ、~
俺は今ごろアルパカ牧場にいたでしょう…と。▼~
:[アンバー]|まあその通りですね。~
うちの実家は田舎の牧場ですから。▼~
観光名所も、華やかな店もない。崖しかない町で…~
俺はいつかここを出て騎士になりたいと思っていた。▼~
そんな俺を臣下にしてくれたのがあなたです。~
本当に感謝しています。▼~
:[ディアマンド]|秘薬を割ってしまったことは残念だったが、~
結果としてよかったのかもしれない。▼~
照れくさいが、本音を聞けたからな。▼~
:[アンバー]|俺も何か照れくさいですけど、~
お礼を伝えられて良かったです!▼~
他には何か言ってなかったですか?▼~
:[ディアマンド]|そう言えば、最後に…▼~
俺はあなたのことが大好きです。~
なぜなら…と言っていたな。▼~
その後、何を言おうとしたんだ?▼~
:[アンバー]|む? 何でしょう。~
確かに俺はディアマンド様が大好きですけど…▼~
理由がありすぎて思いつかない。~
ちょっと考えてきますね!▼~
:[ディアマンド]|ああ、よろしく頼む。▼~
***支援A [#k311367a]
:[ディアマンド]|アンバー。~
この間の話の続きなんだが…▼~
:[アンバー]|俺はあなたのことが大好きです。~
なぜなら…の続きですね。▼~
:[ディアマンド]|うむ。▼~
:[アンバー]|俺はこう言いたかったのでしょう。~
なぜならアルパカに似ているから、と。▼~
:[ディアマンド]|…なに!?~
アルパカに!?▼~
:[アンバー]|あの日から常にそう思っているので、~
間違いないと思います。▼~
:[ディアマンド]|あの日とは?▼~
:[アンバー]|数年前…俺は家族の反対を押し切って、~
国を挙げての武術大会に出場しました。▼~
決勝戦でジェーデに負けてしまったのですが、~
故郷のみんなはアルパカの里の奇跡と喜んでくれました。▼~
:[ディアマンド]|だが、アンバーは満足できなかった。~
会場で号泣していたからな。▼~
:[アンバー]|ええ…~
絶対に優勝したかったので。▼~
俺が泣いているとディアマンド様がやってきて、~
臣下にならないかと言ってくださいました。▼~
優しく微笑むあなたを見て、~
俺は思ったんです。▼~
この人、アルパカに雰囲気が似てるって。▼~
:[ディアマンド]|そこで!?▼~
:[アンバー]|俺はすぐに決心しました。~
この人についていこうと。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[アンバー]|何ですか、その珍妙な顔は…▼~
:[ディアマンド]|わからん…~
私のどこがアルパカなのだ…▼~
:[アンバー]|ですから、雰囲気ですよ。~
うまく言えないですが、なんかどこか似ているんです。▼~
優しくて、安心できて、守りたくなって、~
ふわふわしてる。▼~
:[ディアマンド]|ふわふわ…だと…▼~
:[アンバー]|ディアマンド様、誤解しないでくださいよ。~
俺にとってのアルパカはすごくいい意味なので。▼~
:[ディアマンド]|本当にそうか?▼~
:[アンバー]|本当ですって…▼~
:[ディアマンド]|よし。もう一度、秘薬を使ってみてくれ。~
そうしたら本当かどうかわかる。▼~
:[アンバー]|えーーーっ?▼~
:[ディアマンド]|はは、冗談だ。~
まあ、お前がそこまで言うなら信じよう。▼~
アンバー、アルパカ級の好意を持ってくれてありがとう。~
これからも頼もしい臣下として、期待しているぞ。▼~
:[アンバー]|ありがとうございます。~
このアンバー、何があってもあなたをお守りします!▼~
**ジェーデ [#v75ec2c1]
***支援C [#ob2e6c3b]
:[ジェーデ]|…………▼~
:[ディアマンド]|どうだ?▼~
:[ジェーデ]|あ、ディアマンド様…▼~
異常ありません。~
とても静かな夜です。▼~
:[ディアマンド]|そうか。▼~
:[ジェーデ]|こうして警備に立つと、~
先日のことを思い出します。▼~
:[ディアマンド]|先日のこと?▼~
:[ジェーデ]|吹雪の中、イルシオンとの国境を~
守っていたときのことです。▼~
:[ディアマンド]|ああ…~
ひどい雪だったな…▼~
:[ジェーデ]|あのときの私は、ディアマンド様と~
合流できるか不安でなりませんでした…▼~
:[ディアマンド]|私もだ。▼~
:[ジェーデ]|えっ?▼~
:[ディアマンド]|優秀な臣下を失いたくない。~
その一心で歩き続けた。▼~
ジェーデの姿を見つけたときは、~
安堵して胸をなで下ろしたものだ。▼~
:[ジェーデ]|そんな…もったいないお言葉です…~
ありがとうございます。▼~
:[ディアマンド]|そろそろ夜が明ける。~
戻って仮眠を取ってくれ。▼~
:[ジェーデ]|わかりました。▼~
:[ディアマンド]|ご苦労だった。~
執筆のほうも、楽しみにしているぞ。▼~
:[ジェーデ]|…はい。~
そちらも、滞りなく。▼~
***支援B [#saa674db]
:[ディアマンド]|ふっ…ははは!▼~
あーっはっはっは!~
だめだ…笑いすぎて…苦しい…!▼~
:[ジェーデ]|ディアマンド様…大丈夫ですか?▼~
:[ディアマンド]|大丈夫なものか…危うく死にかけた…!~
ジェーデの執筆の才能は恐るべきものだな。▼~
:[ジェーデ]|私の小説でそんなに笑っていただけて、~
たいへん光栄です…▼~
今、どこを読まれているんですか?▼~
:[ディアマンド]|『おとぼけ☆アンバーくん』の第十九話だ。▼~
:[ジェーデ]|あぁ…アンバーくんが苦労して~
武術大会で優勝したところですね。▼~
:[ディアマンド]|そうだ。誇らしげに故郷に帰ったのに、~
故郷の人たちは誰も信じない…▼~
アンバーくんはシクシク泣き出し、~
アルパカに乗り、草原を走って涙を乾かす…▼~
:[ジェーデ]|しかし降りた瞬間、アルパカに唾を吐きかけられ、~
より落ち込むという…▼~
:[ディアマンド]|ここはもはや、ただの戯話ではない。~
芸術の域に達しているぞ。▼~
次の新作はいつ上がる?▼~
:[ジェーデ]|それが、そのことでお話が…~
実は、しばらく小説を書くのを止めようかと…▼~
:[ディアマンド]|なんだと?▼~
確かに、戦も苛烈になってきた。~
それも仕方のないことなのかもしれないな。▼~
:[ジェーデ]|はい。~
それもあるのですが…▼~
最近は、何を書いても~
おもしろくなく思えるようになってしまって…▼~
:[ディアマンド]|…不調ということか。▼~
:[ジェーデ]|いったん筆を置こうと思います。~
期待していただいたのに、申し訳ありません。▼~
:[ディアマンド]|謝ることはない。~
私はいつまでも、続きを楽しみにしている。▼~
:[ジェーデ]|ありがとうございます。~
また書けるようになりましたら、すぐにでも…▼~
:[ディアマンド]|いや、しばらく休んでくれていい。~
その間は…▼~
…私が代わりに書こう。▼~
:[ジェーデ]|えっ?▼~
:[ディアマンド]|安心してくれ、番外編だ。~
一度やってみたいと思っていた。▼~
:[ジェーデ]|あの…本気ですか?▼~
:[ディアマンド]|もちろん本気だ。~
書き上がったら呼ぶ。それまで待っていてくれ。▼~
:[ジェーデ]|わ、わかりました…▼~
***支援A [#f21ec437]
:[ディアマンド]|ジェーデ、出来たぞ。~
読んでみてくれ。▼~
私が書いた番外編、~
『おとぼけ☆アンバーくんのアルパカくん』だ。▼~
:[ジェーデ]|ほ、本当にお書きになられたのですね…▼~
わかりました。~
それでは拝読いたします…▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[ジェーデ]|ふふ…面白いです。~
でも…▼~
:[ディアマンド]|どうした。~
遠慮せず言ってみろ。▼~
:[ジェーデ]|ここの部分ですが…少し変えれば、~
もうひと笑いは取れるかと。▼~
:[ディアマンド]|ふむ。~
ではどうするのがいいのだ?▼~
:[ジェーデ]|私だったら…~
アルパカくんの毛を一斉に爆発させます。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…▼~
:[ジェーデ]|そして次の瞬間、前よりもサラサラな毛に~
突如として生え変わり…▼~
乗ろうとしたアンバー君を勢いよく滑らせ、~
地平線の彼方まで飛ばします。▼~
それを見届けたアルパカくんは、~
せつなそうに地面に唾を吐くのです。▼~
:[ディアマンド]|くっ…▼~
はははは!▼~
なるほどな。さすがとしか言いようがない。~
確かにそれこそ、最適の流れだろう。▼~
:[ジェーデ]|ありがとうございます…~
ですが、ディアマンド様のお話も素晴らしいです。▼~
ぜひこのまま、続きを…▼~
:[ディアマンド]|いや…私の原稿は、こうだ。▼~
:[ジェーデ]|えっ…!?~
どうして、丸めてしまわれるのですか!▼~
:[ディアマンド]|これは役目を果たした。~
ジェーデが生き生きと話を書けたからな。▼~
:[ジェーデ]|話を…?▼~
:[ディアマンド]|先ほどのアルパカくん、見事だった。~
今の要領で執筆すればいいのではないか?▼~
:[ジェーデ]|!~
そんな、もしかして…▼~
私を元気づけようとして…~
原稿を書いてくださったのですか?▼~
:[ディアマンド]|わざと下手に書いたと言いたいのか?~
私はそんなに器用な男ではない。▼~
本気で執筆したものの、天才の前に砕け散った。~
それだけのことだ。▼~
:[ジェーデ]|ディアマンド様…▼~
…いいえ。そうではないのでしょう。~
きっと、貴方は最初から…▼~
ありがとうございます…▼~
:[ディアマンド]|おっと。~
そろそろ任務の時間か。▼~
ジェーデ。~
今夜の警備はいい。私だけでやる。▼~
:[ジェーデ]|しかし…▼~
:[ディアマンド]|不調なのは、戦で疲れているせいもあるだろ...
たまにはゆっくり休んでくれ。▼~
…新作、楽しみにしているぞ。~
君の小説が、私の最高の息抜きだ。▼~
:[ジェーデ]|わかりました…~
ありがとうございます。▼~
このジェーデ…~
我が主君が必要としてくださる限り、~
貴方様の御身を、そして、その御心を…~
守り続けると誓いましょう。▼~
**スタルーク [#d03ac6f0]
***支援C [#ge479ec3]
:[スタルーク]|兄上から鍛錬に誘っていただけるとは、~
感激です。▼~
:[ディアマンド]|ああ、~
たまには兄弟で汗を流すのもいいものだろう。▼~
:[スタルーク]|僕なんか兄上の足下にも及びまさんから。~
本日は勉強させていただきます。▼~
:[ディアマンド]|誰にだって得意不得意はあるものだ。~
そうやって自分を卑下するのはお前の悪い癖だぞ。▼~
:[スタルーク]|卑下ではなく事実です…~
ブロディア王子といえば兄上ですから。▼~
:[ディアマンド]|お前だってブロディア王子だろう。▼~
:[スタルーク]|僕はブロディア王子の~
ディアマンドじゃない方、です。▼~
:[ディアマンド]|なんだその妙な言い回しは…~
さては私のいないところで触れ回っているな。▼~
とにかく、その心の弱さ…~
敵には見せるな。▼~
戦場では己より強い敵と戦わねばならぬときがある。~
そのときに弱い部分を見せてはならん。▼~
:[スタルーク]|はい…心得ます…▼~
:[ディアマンド]|まずは己の長所を伸ばすこと。~
それが強い敵と渡り合う術の一つだ。▼~
スタルーク、お前は弓が得意だったな。▼~
:[スタルーク]|周囲の人たちが言うだけです。~
得意というほどでは…▼~
:[ディアマンド]|さっき言ったばかりだろう。~
その自信のなさがお前の弱点なんだ。▼~
:[スタルーク]|兄上にも弱点はあるのですか?▼~
:[ディアマンド]|ふっ、あると思うか?▼~
:[スタルーク]|思いません…~
兄上は完璧ですから。▼~
:[ディアマンド]|さぁ、鍛錬を始めるとしよう。~
すべてはブロディア王国の未来のために。▼~
:[スタルーク]|…はい。▼~
やれるところまで頑張ります。~
僕だってブロディアを愛していますので。▼~
***支援B [#j70ae992]
:[ディアマンド]|はぁ…はぁ…▼~
くっ…こんなことでは…~
はぁ…はぁ…ブロディア王国は守れんぞ…▼~
:[スタルーク]|あ、兄上、どうなされたのですか?~
そんなに汗をかかれて…!▼~
:[ディアマンド]|スタルークか…~
恥ずかしい姿を見せてしまったな。▼~
心配しなくていい。~
魔道士たちと鍛錬をしていただけだ…▼~
:[スタルーク]|兄上が鍛錬でここまで疲弊しているのは~
見たことがありません。▼~
何かのご病気かもしれません。~
すぐに医者を…▼~
:[ディアマンド]|そうではない。▼~
…スタルーク。~
以前、私に弱点がないのかと聞いたな。▼~
これが私の弱点だ。▼~
:[スタルーク]|魔道士との鍛錬が…弱点?~
どういうことなのですか?▼~
:[ディアマンド]|幼いころ、魔法の扱いに失敗して~
大怪我を負ったことがあってな。▼~
それ以来ずっと…魔法が怖いのだ。▼~
:[スタルーク]|兄上が…?▼~
:[ディアマンド]|もちろん、弱点を克服するために~
日々努力している。▼~
魔道士との鍛錬も、そのためのものだ。▼~
:[スタルーク]|兄上は完璧で…~
弱点などないとばかり…▼~
:[ディアマンド]|世の中に完璧な人間などいない。~
だから鍛錬に励むんだ。▼~
スタルーク。~
この話は誰にもするなよ。▼~
:[スタルーク]|もちろんです。~
…絶対に言いません。▼~
:[ディアマンド]|そろそろ私は鍛錬に戻る。~
魔道士たちを待たせているからな。▼~
:[スタルーク]|兄上、そこまで無理をしなくても…▼~
:[ディアマンド]|ブロディア王国を守るために、~
私は強くならなくてはならないんだ。▼~
:[スタルーク]|!▼~
:[ディアマンド]|お前と話していたら落ち着いてきた。~
だから心配しなくていい。▼~
:[スタルーク]|あ、兄上…!▼~
兄上に恐いものがあったなんて…~
そんなこと…全然知らなかった…▼~
***支援A [#ta8fed6e]
:[スタルーク]|はっ!▼~
よし、中心に当たった…~
この調子で、あと50本。▼~
:[ディアマンド]|いい腕じゃないか。▼~
:[スタルーク]|兄上…~
ご覧になっていたのですか…▼~
:[ディアマンド]|これほどの弓の腕があるのなら、~
特技と言ってもいいだろう。▼~
:[スタルーク]|ありがとうございます。~
ですが、まだまだです。▼~
もっと鍛錬して、上手くならないと…▼~
:[ディアマンド]|いい心がけだ。~
それでこそ我が弟。▼~
:[スタルーク]|……▼~
兄上。僕と…~
弓矢で対決していただけませんか?▼~
:[ディアマンド]|ほう。~
それは面白そうではないか。▼~
10本中何本中心に当てられるか。~
それで勝敗を決めるとしよう。構わないか?▼~
:[スタルーク]|はい。~
兄上、いざ勝負です。▼~
:(暗転)|
:[ディアマンド]|驚いた。スタルークが…~
これほどまでやるとは…▼~
:[スタルーク]|兄上が10本中9本。~
僕が10本中8本…完敗です…▼~
兄上は酷い人です。僕の弓の腕を褒めておいて、~
自分の方が遥かに上をいくのですから。▼~
:[ディアマンド]|私にも兄の威厳というものがある。~
まだまだスタルークに負けられん。▼~
:[スタルーク]|…ふふ。~
それでこそブロディア王国第一王子。▼~
こんなに素晴らしい方を兄に持てて…~
心強い限りです。▼~
:[ディアマンド]|私もスタルークが弟で、~
よかったと思っている。▼~
こんなにも優しく、~
弓の腕で私に迫る人間は他にいない。▼~
:[スタルーク]|もっと鍛錬して強くなります。~
そのときは再戦させてください。▼~
:[ディアマンド]|ああ、いいだろう。そのときは、~
私だってより強くなっているがな。▼~
:[スタルーク]|…兄上らしいです。▼~
僕だっていつかは兄上のように…~
いいえ、兄上を越えてみせますから。▼~
そして、あなたのことを…~
何があっても、守ってみせる。▼~
:[ディアマンド]|ん…何か言ったか?▼~
:[スタルーク]|…いいえ、何も。▼~
**シトリニカ [#x1cc5e20]
***支援C [#t21d3ac0]
:[ディアマンド]|ふんっ…せいっ…▼~
:[シトリニカ]|ディアマンド。~
やっぱりここにいたのね。▼~
:[ディアマンド]|シトリニカ。~
ここにいるのは誰も言っていないはずだが。▼~
:[シトリニカ]|あなた、面倒事があるとここに逃げてくるから...
:[ディアマンド]|ふっ…~
小さい頃から一緒だと、何でもお見通しか。▼~
:[シトリニカ]|よくお城のお庭で遊んだわね。▼~
わたしはお姫様ごっこをしたかったのに、~
追いかけっこばかりやっていた気がするわ。▼~
:[ディアマンド]|追いかけっこは遊びながら鍛錬ができるから...
…………▼~
貴族連中からの書簡のことか?▼~
:[シトリニカ]|そうよ。~
どうして返事をしないの?▼~
ディアマンドは今後の戦争についてどう思っているのか。~
わたしはそれを確認するように頼まれたの。▼~
わたしも貴族なのよ。~
親の知り合いも多いし、無視することはできないわ。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[シトリニカ]|大人の追いかけっこは退屈ね。▼~
:[ディアマンド]|貴族たちが自らの利益のために~
戦争を推し進めたいことはわかっている。▼~
だが、私の代では戦争など起こすつもりはない。▼~
:[シトリニカ]|その答えが聞けてよかったわ。~
後はわたしの方から適当に誤魔化しておくから。▼~
:[ディアマンド]|板挟みにさせてしまってすまないな…▼~
:[シトリニカ]|困ったときはお互い様よ。~
宮廷での社交辞令に比べたら楽なものだわ。▼~
***支援B [#efd440f5]
:[ディアマンド]|シトリニカのお陰で、~
貴族連中からの書簡に追われることもなくなった。▼~
色々とすまなかったな。▼~
:[シトリニカ]|いいえ、王子が臣下に謝らないで。~
…ディアマンド様。▼~
:[ディアマンド]|ディアマンド様だと…~
どうした。いつもは呼び捨てではないか。▼~
:[シトリニカ]|どうもしていません。それでは、~
これから用事がありますので…▼~
:[ディアマンド]|ちょっと待ってくれ。~
シトリニカ、様子がおかしいぞ。▼~
:[シトリニカ]|…わたしの立場もわかってください。▼~
:[ディアマンド]|どういうことだ?▼~
:[シトリニカ]|次期国王になる方が、貴族のわたしと~
親しくしていたら、どう思われるかわかりますか?▼~
:[ディアマンド]|私たちは長い付き合いで兄妹みたいなものだ。~
極々自然なことではないか。▼~
:[シトリニカ]|わたしの家が王族と結託して、良からぬ事を~
考えているのではないかと噂されているのですよ。▼~
この前の貴族たちへの対応が癪に障ったのです。~
だから、これからは少し距離をおかせてください。▼~
:[ディアマンド]|…そんなことが…▼~
私の想像以上に、~
シトリニカには迷惑をかけていたようだな。▼~
:[シトリニカ]|別に、そんなことは…▼~
:[ディアマンド]|シトリニカに任せきりにした、私の責任だ。~
貴族連中の誤解は私が解こう。▼~
:[シトリニカ]|何を言っているのですか。そんなことをしたら…~
余計に話がややこしくなってしまいます。▼~
:[ディアマンド]|ダメだ。他人行儀なシトリニカなど、~
私の知っているシトリニカではないからな。▼~
:[シトリニカ]|…………▼~
はぁ…わかったわ。~
ディアマンド、わたしの負けよ。▼~
今までどおり普通に接するから、~
事を荒立てないでちょうだい。▼~
:[ディアマンド]|これからは気をつける。~
だから、いつもどおりに接してくれ。▼~
:[シトリニカ]|まったく…~
お願いだからね。▼~
:[ディアマンド]|ああ、約束だ。~
私たちは兄妹のようなものだからな。▼~
***支援A [#j9b1469d]
:[シトリニカ]|はぁ…心配だわ。▼~
ディアマンドったら…~
本当に自分の立場をわかっているのかしら。▼~
:[ディアマンド]|今、私の名前を呼んだか?▼~
:[シトリニカ]|別に…ただの独り言よ。~
で、何か用事かしら?▼~
:[ディアマンド]|貴族たちに書簡で返事を出した。~
その報告をしにきたんだ。▼~
:[シトリニカ]|え!? 何を勝手なことをしているの。~
約束が違うじゃない。▼~
:[ディアマンド]|安心してくれ。~
シトリニカのことは何も書いていない。▼~
将来は戦争をせずに~
豊かな国を作りたいと書いただけだ。▼~
:[シトリニカ]|…………▼~
:[ディアマンド]|これでシトリニカによからぬ噂が~
立つこともなくなるだろう。▼~
:[シトリニカ]|そう…▼~
ディアマンド。~
わたしのためにごめんなさいね。▼~
:[ディアマンド]|最初から逃げずにそう返事をすればよかった...
シトリニカ、迷惑をかけたな。▼~
:[シトリニカ]|わたしも、変な噂を流されたからって~
強気でいるべきだったわ。▼~
…ブロディア王国の情勢が落ち着くのって~
いつになるのかしらね…▼~
今の状況じゃ舞踏会で楽しく踊って~
一日を過ごすなんてできないもの。▼~
:[ディアマンド]|それは私の努力次第だ。▼~
:[シトリニカ]|わたしたち、でしょう?▼~
:[ディアマンド]|そうだな…みんなやシトリニカの力がなくては~
国を安定させることなど不可能だ。▼~
シトリニカ。~
これからも私に力を貸してくれ。▼~
:[シトリニカ]|当然よ。だって、わたしたちはいとこ同士。~
昔からずっと兄妹みたいなものなんだから。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…そうだったな。~
これからもよろしく頼む。▼~
:[シトリニカ]|ねぇ、久しぶりに~
追いかけっこでもして遊ばない?▼~
:[ディアマンド]|お姫様ごっこではなくていいのか?▼~
:[シトリニカ]|今は追いかけっこの気分なのよ。~
絶対に捕まったりしないんだから。▼~
**ザフィーア [#c1b748ee]
***支援C [#p53332ae]
:(暗転)|
:[ザフィーア]|うおおおおーーーっ!▼~
:(明転)|
:[ザフィーア]|よし、これで10人抜きだ。▼~
:[ディアマンド]|ザフィーア、さすがだな。▼~
:[ザフィーア]|ディアマンド様。~
見ていてくださったのですか。▼~
:[ディアマンド]|兵士たちの状況を把握するのも~
仕事のうちだからな。▼~
:[ザフィーア]|私ならいい状態に仕上がっています。~
いつ戦いになっても活躍してみせますよ。▼~
:[ディアマンド]|頼もしい限りだ。~
言葉だけではないのは、今の動きを見ればわかる。▼~
どうだ、ザフィーア。~
私とも手合わせしてみないか?▼~
:[ザフィーア]|ディアマンド様とも手合わせを?~
そ、そんな…畏れ多いです。▼~
:[ディアマンド]|なんだ。~
ザフィーアなら乗ってくれると思ったのだが…▼~
:[ザフィーア]|私はもっと鍛錬を重ねて、~
強くならねばなりません。▼~
自分に納得できるようになったら、~
その時は手合わせお願いします。▼~
:[ディアマンド]|ほう。~
いつになったら納得できるんだ?▼~
:[ザフィーア]|それは…~
己の憎しみを断ち切ることができたらです。▼~
:[ディアマンド]|憎しみを断ち切る?▼~
:[ザフィーア]|イルシオンとの戦争で多くの血が流れました。▼~
私はあのときの記憶を~
未だぬぐい去ることができないのです。▼~
強くなれば…~
その答えが見つかるような気がして。▼~
:[ディアマンド]|そうか…~
変な話をして、すまなかったな。▼~
:[ザフィーア]|こちらこそ。~
せっかくの誘いを断ってしまい申し訳ありません。▼~
***支援B [#dcc2d31b]
:[ディアマンド]|ザフィーア。~
やはり、私と手合わせしてくれないか?▼~
:[ザフィーア]|ディアマンド様、言ったはずです。~
今の私では…▼~
:[ディアマンド]|わかっている。~
だが、それでもザフィーアの実力が知りたいんだ。▼~
:[ザフィーア]|…わかりました。~
そこまで言うならお付き合いします。▼~
ただし、私が一本取ったら~
話を聞いてもらってもいいですか?▼~
:[ディアマンド]|話なら手合わせをしなくても聞くぞ。▼~
:[ザフィーア]|私が勝てたらでお願いします。~
そうでないと話す踏ん切りが付きません。▼~
:[ディアマンド]|なるほどな…~
いいだろう、約束だ。▼~
:(暗転)|
:[ディアマンド]|くっ…~
私の負けだ…▼~
まさか。~
ここまでの実力とは…▼~
:[ザフィーア]|…………▼~
:[ディアマンド]|約束だ。~
ザフィーアの話を聞かせてくれ。▼~
:[ザフィーア]|わかりました…▼~
私の故郷は…~
イルシオン兵に襲われて壊滅したんです。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[ザフィーア]|私は運よく助かったのですが、~
両親も友だちもイルシオン兵に殺されました。▼~
あのとき…~
私は何もすることができなかった…▼~
今でも悔しくて…~
胸をかきむしりたくなるときがあるほどです。▼~
:[ディアマンド]|…その気持ちは、私にもわかるさ。▼~
:[ザフィーア]|きっと私はその苦しみから解放されたくて~
鍛錬をしているのだと思います。▼~
:[ディアマンド]|戦争の責任はイルシオンだけではなく、~
王族である私にもある。▼~
そんな境遇であるにも関わらず、~
ブロディア王国のために尽くしてくれて感謝する。▼~
:[ザフィーア]|ディアマンド様に話したら、~
心が軽くなった気がします。▼~
この苦しみは己の弱さが原因です。~
克服できるよう、日々精進したいと思います。▼~
***支援A [#v16138e0]
:[ザフィーア]|ディアマンド様…~
私に何かご用でしょうか。▼~
:[ディアマンド]|ザフィーアの鍛錬に迷いが見えてな。▼~
:[ザフィーア]|…………▼~
苦しみを克服するための鍛錬のはずが~
強くなればなるほど恐くなっていくんです…▼~
このままでは、~
私は誰かを傷つけるためだけの存在になりそうで…▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
争いは永遠に消えない傷を残していく。~
敵味方関係なく大勢の人々に。▼~
私もどうすればいいかわからない。~
しかし、逃げるわけにはいかないのだ。▼~
争いの連鎖を断ち切るために戦う。~
私たちにできるのはそれだけだ。▼~
:[ザフィーア]|私にできるでしょうか。▼~
:[ディアマンド]|やらなければならないんだ。~
争いばかりの世界を変えるためには…▼~
:[ザフィーア]|わかりました…▼~
一緒に見つけていきましょう。~
ディアマンド様がいるなら心強いです。▼~
:[ディアマンド]|そのためにも私たちは~
今以上に強くなる必要がある。▼~
ザフィーア。~
もう一度鍛錬に付き合ってくれるか?▼~
:[ザフィーア]|私たちにはこれしかありませんね。▼~
:[ディアマンド]|ああ、その通りだ。▼~
:[ザフィーア]|でも、ディアマンド様。~
前回みたいに手加減するのはなしですよ。▼~
:[ディアマンド]|…手加減などしてない。~
私はいつでも本気だ。▼~
:[ザフィーア]|では、そういうことにして差し上げますよ。~
今回も本気でかかってきてください。▼~
:[ディアマンド]|ああ…それでは参るぞ。~
私とザフィーアの真剣勝負だ!▼~
**アイビー [#xfa330ad]
***支援C [#k0cdd2be]
:[アイビー]|…!~
そこに誰かいるの?▼~
違う…気配がないわ。~
まさか、お化け…?▼~
だ、だめよ…~
私、お化けだけは…▼~
:[ディアマンド]|アイビー王女。▼~
:[アイビー]|きゃあっ!?▼~
:[ディアマンド]|驚かせてすまない。だが…~
今王女が怯えていたのは、草木の影だ。▼~
:[アイビー]|え…ただの、草木の影?~
お化けじゃなくて…?▼~
…本当だわ…▼~
:[ディアマンド]|見間違えるとは、らしくないではないか。▼~
:[アイビー]|…………▼~
ディアマンド王子…~
今のは他言無用でお願い…▼~
一国の王女が草木を見間違えて~
恐れおののくなんて、誰にも言えないわ…▼~
ましてや、隣国の…~
ブロディア王国の王子に助けられるなんて…▼~
:[ディアマンド]|もちろん。~
誰にも言うつもりはない。▼~
:[アイビー]|…恩に着るわ。▼~
:[ディアマンド]|だが、その様子では、~
しばらくは恐ろしいだろう。▼~
アイビー王女。~
よければこれを受け取ってくれ。▼~
:[アイビー]|なにかしら…石…?~
透き通った水色をしているわね…▼~
:[ディアマンド]|ブロディア産の鉱石だ。~
勇敢という意味を持つ。▼~
お守りとして使われるものだ。~
持っていれば、怯えることはなくなるだろう。▼~
:[アイビー]|で、でも…~
隣国から施しを受けるわけには…▼~
:[ディアマンド]|ではこれは、私個人の気持ちだ。~
持っていてくれ。▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[ディアマンド]|不要であれば捨てても構わない。~
それでは失礼する。▼~
:[アイビー]|あ…ディアマンド王子。▼~
…綺麗な鉱石だわ。~
ブロディアでは、こんな石が採れるのね…▼~
***支援B [#gbfe7233]
:[アイビー]|ディアマンド王子…~
先日は申し訳なかったわ…▼~
:[ディアマンド]|アイビー王女。~
何を詫びる必要がある。▼~
:[アイビー]|先日助けられたお礼も…~
鉱石をいただいたお礼もしていないもの。▼~
だから一言、~
感謝の意を伝えたいと思って…▼~
ありがとう。ディアマンド王子。▼~
:[ディアマンド]|そんなこと気にしなくていい。▼~
ブロディアがしてきたことを考えれば、~
当たり前の反応だ。▼~
:[アイビー]|確かにイルシオンは、~
ブロディアに何度も侵攻されたわ。▼~
多くの血が流れ、民は苦しんだ…~
もし侵攻がなかったらと思うことは沢山あるわ。▼~
:[ディアマンド]|当然のことだ。~
だから、私への感謝など必要ない。▼~
:[アイビー]|でも、貴方は…~
個人の気持ちで私を助けてくれた。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[アイビー]|だから、私も個人の気持ちとして…~
お礼を言いにきたのよ。▼~
:[ディアマンド]|アイビー王女…▼~
そういうことであれば、~
その礼は素直に受け取ろう。▼~
:[アイビー]|…個人間では、こんなにも簡単に~
感謝ができるのね。▼~
きっと、謝罪だって簡単なのに。~
国同士のやり取りとなると、難しいものね。▼~
:[ディアマンド]|…そうだな。▼~
父は国を存続させるために、~
武力による領土拡大を図った。▼~
これがブロディア王国のやり方だが、~
私は間違いだと思っている。▼~
:[アイビー]|ディアマンド王子…▼~
:[ディアマンド]|しかし、父亡き今でも、どうやって~
我が国の方針を変えればいいのか…▼~
まだ答えが出ていない。~
私は未熟者だ。▼~
:[アイビー]|その気持ちは…わかるわ。▼~
:[ディアマンド]|急にこんな話をしてしまって、~
すまなかったな。▼~
:[アイビー]|いえ…複雑な心境ではあるけれど…~
貴方が優しい人で安心したわ。▼~
少しだけ、未来に希望が見えた気がする…~
私たちが王となった時代の希望が。▼~
***支援A [#sf68a134]
:[アイビー]|ディアマンド王子。~
貴方に見せたい物があるの。▼~
:[ディアマンド]|これは…~
以前渡した、鉱石の首飾りか。▼~
:[アンバー]|そう…貴方からもらった鉱石を加工して~
簡単な装飾品にしてみたのよ。▼~
:[ディアマンド]|…実に見事だ。▼~
:[アイビー]|イルシオンでは、美しい鉱石は採れないけれど…~
工芸品を作る技術ならあるの。▼~
ねえ、ディアマンド王子…▼~
力以外でも国を豊かにする方法は…~
いくらでもあるんじゃないかしら。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[アイビー]|私、貴方から鉱石をもらって…~
少しだけ勇敢になれた気がするの。▼~
だから今日…このことを、~
貴方に伝えに来られたわ。▼~
:[ディアマンド]|礼を言う、アイビー王女。~
此度は…一国の王子として。▼~
:[アイビー]|え…?▼~
:[ディアマンド]|…ブロディア王国の体質を変えるのは~
簡単なことではない。▼~
だが、戦争で利益を得たところで、~
それが尽きれば次の戦争を生むだけだ。▼~
そんなことを続けていていいわけがない。~
変えなければならないんだ。▼~
ブロディアとイルシオン…二国の文化が融合した~
この首飾りを見たら希望が見えた。▼~
…約束しよう。ブロディアは、~
私の代では平和な統治をしてみせる。▼~
:[アイビー]|ディアマンド王子…▼~
その言葉、しかと受け止めたわ。~
もちろん、私たちも全力を尽くす…▼~
もし、ブロディアと和解ができたら…~
そのときはイルシオンとの交易路を作りましょう。▼~
イルシオン王国にブロディア王国の鉱石を~
輸入させてちょうだい。▼~
:[ディアマンド]|この首飾りのような商品を作ることができれ...
お互い争わなくても利益を得られるだろうな。▼~
…いい案だ。▼~
:[アイビー]|実現したら素敵ね。▼~
:[ディアマンド]|実現させてみせるさ。▼~
アイビー王女。友として握手を交わそう。~
この世界を平和にしていくために。▼~
:[アイビー]|喜んで。ディアマンド王子。~
隣国同士…わかり合うための第一歩として。▼~
**カゲツ [#cf631739]
***支援C [#edf29894]
:[カゲツ]|ディアマンド王子!~
余と手合わせ願おう!▼~
:[ディアマンド]|ほう、手合わせか。~
それは面白そうだな。▼~
カゲツと戦う機会など~
なかなかあるものではない。▼~
:[カゲツ]|おお、話が早くて助かるのう!▼~
:[ディアマンド]|私も体を鍛えるのは大好きだからな。▼~
走り込みで山を三つほど越えてきたところだ。~
手合わせで締め括れるとは嬉しいぞ。▼~
:[カゲツ]|山を…三つも…▼~
:[ディアマンド]|カゲツ。~
お手並み拝見といこうではないか。▼~
:[カゲツ]|…………▼~
手合わせは中止じゃ。▼~
:[ディアマンド]|なんだと。~
私と戦いたかったのではないのか?▼~
:[カゲツ]|余はディアマンド王子と戦うのを楽しみにしていた。~
でも、完璧な状態でなければ意味がないのじゃ。▼~
疲弊している相手を倒したところで、~
余は満足できぬ。▼~
:[ディアマンド]|勝てば官軍という言葉もある…~
気にせず勝負しようではないか。▼~
:[カゲツ]|それはならぬ。▼~
余の故郷では何より名誉を重んじる。~
結果だけではなく、どう勝ったかが重要じゃ。▼~
勝つも負けるも、潔く。~
正々堂々と。▼~
桜のように美しく咲き、~
そして散るのが余の故郷の考え方じゃ!▼~
:[ディアマンド]|なるほど、見上げた考え方だ。~
そういうことであれば今日の手合わせは中止だ。▼~
:[カゲツ]|理解してくれてありがたい。~
こちらから誘っておいてすまないのう。▼~
:[ディアマンド]|次は万全な状態で会うと約束しよう。~
そのときは全力で勝負だ。▼~
:[カゲツ]|うむ!~
最高の手合わせをしようではないか!▼~
***支援B [#rde9407d]
:[カゲツ]|はぁ…はぁ…~
さすがはディアマンド王子…▼~
聞きしにまさる…実力じゃ…!~
:[ディアマンド]|くっ…~
そちらもなかなか…やるではないか…▼~
全力でやらなければ、~
すでに負けていたに違いない。▼~
それでどうする?~
まだやるか?
:[カゲツ]|これ以上やればどちらかが倒れることになる。~
力戦奮闘できて、余はもう満足じゃ。▼~
:[ディアマンド]|同感だ。~
いい鍛錬になった。▼~
:[カゲツ]|手合わせ感謝する。~
時間を取らせて申し訳なかったのう。▼~
:[ディアマンド]|何を言っている。~
近いうちに再戦しようではないか。▼~
:[カゲツ]|…よいのか?▼~
:[ディアマンド]|引き分けのままで終わらせるわけには~
いかないだろう。▼~
だが、次はこうはいかんぞ。▼~
ブロディア王国第一王子の威信にかけ、~
カゲツに参ったと言わせてみせよう。▼~
:[カゲツ]|それはこちらの台詞じゃ。~
余はこの刀に懸けて必ずや勝利してみせる!▼~
:[ディアマンド]|恐ろしいほどに研ぎ澄まされた、~
素晴らしい刀だな。▼~
:[カゲツ]|刀は戦う者の魂じゃからな。~
手入れは毎日欠かさずおこなっておる。▼~
ディアマンド王子の剣も素晴らしい。~
力強く威厳を感じる代物じゃ。▼~
:[ディアマンド]|ブロディアは力を重視する国だからな。~
この剣はその象徴でもある。▼~
カゲツと同じで、私にとっても~
この剣はただの武器ではない。▼~
:[カゲツ]|生まれた国は遠く離れていても、~
得物に対する思いは同じか…▼~
:[ディアマンド]|一度刃を交えるだけで、~
ここまで分かり合えるとはな。▼~
:[カゲツ]|言葉にするより確実じゃ。~
次の手合わせ、楽しみにしておるぞ。▼~
***支援A [#ycd31425]
:[ディアマンド]|はぁ…はぁ…~
まさか、今日も引き分けとはな…▼~
:[カゲツ]|以前よりも強くなっておるとは…~
今日こそ降参させようと思ったのじゃが…▼~
:[ディアマンド]|そちらこそ…~
どれだけ腕を磨いてきたんだ。▼~
:[カゲツ]|強者と戦うのはいい経験になる。~
ディアマンド王子のおかげじゃ。▼~
:[ディアマンド]|私に手合わせを挑んできたのは、~
そうやって強くなるためだったのか?▼~
:[カゲツ]|それもあるが…~
強くなるためだけではない。▼~
余がディアマンド王子との手合わせを願ったのは、~
世界を知るためじゃ。▼~
:[ディアマンド]|世界を知るため…?▼~
:[カゲツ]|世界には余の知らぬことが山ほどある。~
独特の文化、趣向、考え方も全く違う。▼~
あるいはこの前の得物の話のように、~
遠く離れていても同じ考えのこともある。▼~
一度刃を交えれば、そういったことが~
語り合う以上に理解を深めることができるんじゃ。▼~
余はそれが楽しくて、~
四荒八極で強者に戦いを挑んでおるのだ。▼~
:[ディアマンド]|なるほど…~
そういうことだったのか。▼~
カゲツが羨ましい。私は立場上、~
気ままに世界を旅することなどできないからな。▼~
:[カゲツ]|ならば余が旅してきた国のことを話してやろう。~
そうすれば世界を見てきたのと同じことじゃ。▼~
:[ディアマンド]|それはいい…~
どんな話が聴けるか楽しみだ。▼~
:(ディアマンドの腹が鳴る音)|
:[ディアマンド]|す、すまん…▼~
:[カゲツ]|はははっ…よいよい。~
手合わせをしたあとは腹が減るものだ。▼~
ほれ、こいつをやろう。~
おにぎりだ。美味いぞ。▼~
:[ディアマンド]|これは…~
妙な形をした食べ物だな。▼~
もぐっ…~
こ、これは…非常に酸っぱいぞ…▼~
:[カゲツ]|梅の塩漬けを日干しにしたものが入っておる。~
疲れた体に効くじゃろう?▼~
:[ディアマンド]|酸っぱいが、美味い。~
これは癖になりそうだ。▼~
:[カゲツ]|これもディアマンド王子が知らぬ世界じゃ。▼~
:[ディアマンド]|鍛錬して話を聴くだけではなく、~
共に食事をするのも楽しそうだな。▼~
**ミスティラ [#pf798139]
***支援C [#h3c28227]
:[ミスティラ]|た~のしい~なぁ~っ♪~
ギターにお洒落にお買いもの~~♪▼~
み~んなと一緒に遊んだら~♪~
きっと楽しさ無限大~♪▼~
:[ディアマンド]|ミスティラ王女。~
なんだか楽しそうだな。▼~
:[ミスティラ]|えへへ、わかっちゃう?~
あたし、これから町へ遊びに行くんだ。▼~
:[ディアマンド]|なんと…~
王女が一人で町へ遊びに行くのか。▼~
:[ミスティラ]|お忍びでね。~
よかったらディアマンド王子も一緒にどう?▼~
:[ディアマンド]|私は遠慮しておこう。~
これから鍛錬の予定があるのでな。▼~
:[ミスティラ]|そっかぁ。~
それは残念だよ。▼~
らららら~~♪~
ディアマンド王子とも遊びたかったな~~♪▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
他国の事情に口を挟むつもりはないのだが…▼~
遊び歩いている暇があるのなら、~
体を鍛えた方がいいのではないか?▼~
:[ミスティラ]|それはそれ。~
これはこれだよ。▼~
あたしはみんなを守るのも大好きだけど、~
町でみんなと遊ぶのも大好きなんだ。▼~
ディアマンド王子だって、~
鍛錬するのは止められないでしょ?▼~
:[ディアマンド]|鍛錬と遊びは違う。~
私は民を守るために体を鍛えているんだ。▼~
:[ミスティラ]|それなら一緒だよ。~
あたしも民を守るために、町で交流してるんだ。▼~
みんなのことを知らないと、~
守ることだってできないもんね。▼~
:[ディアマンド]|なるほど…▼~
ミスティラ王女の考え方は面白い。~
非常に勉強になるな。▼~
***支援B [#a26db9ed]
:[ミスティラ]|ふんふーん♪▼~
:[ディアマンド]|ミスティラ王女。~
今日も楽しそうだな。▼~
:[ミスティラ]|うん、すっごく楽しいよ。~
ディアマンド王子は鍛錬をしていたの?▼~
:[ディアマンド]|いや、違う。今日はそちらの流儀に~
付き合わせてもらおうと思ってな。▼~
:[ミスティラ]|それって、一緒に遊んでくれるってこと?~
あたし、すっごく嬉しい!▼~
そういうことならすぐに始めよ。~
今日はここで遊ぼうと思ってたんだよ。▼~
:[ディアマンド]|こんな場所でいったい何をするつもりだ?▼~
:[ミスティラ]|今日は~あたしの歌を~♪~
みんなに~聞いてもらうんだよ~♪▼~
さぁ♪~
ディアマンド王子も~ご一緒に~♪▼~
:[ディアマンド]|わ、私もか!?~
だ、だめだ…恥ずかしくて、とてもそんなことは…▼~
:[ミスティラ]|もしかして~緊張してるの~~♪~
ディアマンド王子も~可愛いところがあるんだね~♪▼~
:[ディアマンド]|なっ…ブロディア王国第一王子の私が~
緊張などするわけないだろう。▼~
わかった。~
やってやろうではないか。▼~
わ、私は~~ブロディア王国第一王子~♪~
民の生活を守るため~悪い奴は許さない~♪▼~
なんだか人が集まってきたぞ~♪~
ミスティラ王女~私はどうすればいい~~♪▼~
:[ミスティラ]|みんなで一緒に歌っちゃおう♪~
そしたらみんな~~仲良しだ~っ♪▼~
:[ディアマンド]|はぁ…はぁ…~
日頃の鍛錬より疲れた気がするぞ…▼~
:[ミスティラ]|ディアマンド王子お疲れ様。~
あたしと遊んでみた感想はどう?▼~
:[ディアマンド]|こんな形で民衆と触れ合えるものなのだな…▼~
複雑な気持ちだった。~
たまにいはこういった機会も必要なのかもしれん。▼~
だが、やはり私には~
ミスティラ王女のやり方は合わないようだ。▼~
私には鍛錬で体を鍛え、~
己の力で民の役に立つ方が性に合っている。▼~
:[ミスティラ]|やり方は人それぞれだもんね。▼~
:[ディアマンド]|ミスティラ王女。今日は楽しかったぞ。~
お陰で自分のことを考えるいい機会になった。▼~
:[ミスティラ]|あたしも楽しかったよ。やり方は違うかもだけ...
また一緒に遊んでくれたら嬉しいな。▼~
***支援A [#x3124f21]
:[ミスティラ]|ねぇ、ディアマンド王子。~
今日はあたしが鍛錬に付き合ってもいいかな。▼~
:[ディアマンド]|構わないが…~
私の鍛錬は厳しいぞ?▼~
:[ミスティラ]|あたしだっていつも遊んでるわけじゃないよ。~
意外と体力があるところを見せてあげる。▼~
:[ディアマンド]|それは楽しみだ。~
ではさっそく出発するぞ。▼~
よし、ここが折り返し地点だ。~
一時休憩としよう。▼~
:[ミスティラ]|はぁ…はぁ…▼~
ディアマンド王子って…~
やっぱり…すごいのね…▼~
体力があるところを見せるなんて言ったけど…~
あたし…もう…ヘトヘトよ…▼~
:[ディアマンド]|ここまで付いてこられただけですごいことだ。~
並の人間ならとっくに白旗を上げているぞ。▼~
ミスティラ王女ほどの力があるなら、私と同じように~
鍛錬で民を守る選択もあったのではないか?▼~
:[ミスティラ]|そう言ってくれるのは嬉しいけど、~
あたしには今のやり方が合ってると思うんだ。▼~
…………▼~
ねぇ。ディアマンド王子。~
あたしたち、ちゃんと平和な国をつくれるかな…▼~
:[ディアマンド]|不安な気持ちはわかる。~
私もそうやって悩むときがあるからな。▼~
だが、我々には民が安心して~
暮らせる国をつくる義務がある。▼~
だから、私たちはやるしかないんだ。▼~
:[ミスティラ]|うん…そうだよね。~
あたしたちが頑張らなくちゃだめなんだ。▼~
友だちや町の人と話すのもいいけど~
ディアマンド王子と話すと勇気が湧くよ。▼~
:[ディアマンド]|ブロディアの次期国王とソルムの次期女王だ...
相談があればいつでも話を聞くぞ。▼~
:[ミスティラ]|ディアマンド王子。~
ありがとう。▼~
:[ディアマンド]|さて。~
そろそろ走り込み再開といこうか。▼~
:[ミスティラ]|ねぇ、ディアマンド王子。~
あたしいいこと思いついたんだけど。▼~
ここからは歌いながら走るっていうのはどうかな。~
きっと楽しく走れると思うんだ。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…それは楽しそうだ。~
是非やってみよう。▼~
**ヴェイル [#e4ae71f5]
***支援C [#ma254d67]
:[ヴェイル]|ディアマンド…~
何か困ってることはない?▼~
:[ディアマンド]|ヴェイル王女。~
どうしたんだ、急に。▼~
:[ディアマンド]|わたしは…ディアマンドに酷いことをしたわ。~
だから、何か償えることはないかなと思って。▼~
:[ディアマンド]|父上のことなら気に病む必要はない。~
あの時のヴェイル王女は正気ではなかったのだ。▼~
:[ヴェイル]|でも…▼~
:[ディアマンド]|成程。それではヴェイル王女の気持ちに~
決着がつかないということか。▼~
しかし、あいにく今の私には困り事はない。▼~
…そうだ。~
私と一緒に人助けをしないか?▼~
:[ヴェイル]|人助け?▼~
:[ディアマンド]|私はブロディア王国第一王子として、~
民の悩みを解消する必要がある。▼~
悩める民を助けることは~
私を助けることにも繋がるはずだ。▼~
ヴェイル王女、それでいいか?▼~
:[ヴェイル]|うん。~
ディアマンド、よろしくね!▼~
うう…~
どうしてぇ…▼~
一日中、町を歩き回ったのに~
どうして困っている人が見つからないの?▼~
:[ディアマンド]|まさか、悩みを抱えている人が~
誰一人いないとはな。▼~
しかし、困っている人が見つからないのは~
喜ばしいことだ。▼~
私はブロディア王国第一王子として、~
このことを誇りに思うぞ。▼~
:[ヴェイル]|でも、これじゃ償いにならないわ。▼~
:[ディアマンド]|仕方ない…~
では、一つ約束をしよう。▼~
いつか私が悩みを抱えたら、~
そのときはヴェイル王女に解決してもらう。▼~
それでどうだ?▼~
:[ヴェイル]|十分すぎる申し出だよ。~
ありがとう、ディアマンド。▼~
***支援B [#x1726c00]
:[ヴェイル]|ねぇ、ディアマンド。~
今日こそ何か困ってない?▼~
:[ディアマンド]|特にないな…▼~
と言いたいところだが、~
実は今ちょうど困り事があってな。▼~
:[ヴェイル]|ほんと!?▼~
必ずわたしが解決するわ。~
どんなことに困ってるのか教えて。▼~
:[ディアマンド]|この前、一緒に町へ出かけて~
困っている人を探しただろう。▼~
:[ヴェイル]|うん。~
困っている人は見つからなかったけど。▼~
:[ディアマンド]|警備兵にあとから聞いたことなんだが…~
町の人たちは本当は困り事を多く抱えているらしい。▼~
:[ヴェイル]|えっ? じゃあどうして~
わたしたちに相談してくれなかったの?▼~
:[ディアマンド]|民衆は王子である私に気を遣って~
困り事を相談できなかったそうだ。▼~
:[ヴェイル]|そうだったんだ…▼~
:[ディアマンド]|だから、どうにか民との距離を縮めて~
意見を言いやすい環境を作りたいと考えているんだが…▼~
如何せん方法が思いつかなくてな。▼~
:[ヴェイル]|なんだ。~
そんなの簡単だよ。▼~
:[ディアマンド]|策があるのなら是非聞かせてくれ。▼~
:[ヴェイル]|わたしね、とっても好きな料理があるんだ。~
それを食べればとっても元気になれるの。▼~
だから、わたしが料理を作って、~
それをみんなに振る舞う食事会を開けばいいわ。▼~
:[ディアマンド]|なるほど…▼~
食事会で人々と何気ない会話をして~
距離を縮めていくというわけだな。▼~
:[ヴェイル]|ええ。~
さっそく準備をしてくるわ。善は急げよ。▼~
***支援A [#jbf7340b]
:[ディアマンド]|いったい…~
どうすればいいんだ…▼~
:[ヴェイル]|うぅ…今日は食事会当日なのに…~
ディアマンド、ごめん…▼~
:[ディアマンド]|ヴェイル王女の作った料理が、~
まさか激辛料理ばかりとはな。▼~
流石にこれらを~
民に振舞うわけには…▼~
:[ヴェイル]|本当にごめんなさい。▼~
激辛料理はわたしの大好物だから、~
みんなも喜んでくれると思っていたの…▼~
:[ディアマンド]|ヴェイル王女に悪気があったわけではない。~
どんな料理を作るのか確認しなかった私が悪いんだ。▼~
:ヴェイル]|せっかく人助けができると思ったのに、~
結局、ディアマンドに迷惑をかけたね。▼~
少しでも役に立つことをして、~
みんなを笑顔にしたかったのに…▼~
:[ディアマンド]|みんなを笑顔に…▼~
そうだ。~
いいことを思いついたぞ。▼~
:[ヴェイル]|えっ…▼~
:[ディアマンド]|食事会を激辛我慢大会に変更するんだ。~
きっと盛り上がって、みんな笑顔になるぞ。▼~
:[ヴェイル]|ディアマンドはそれでいいの?~
我慢大会でみんなとの距離は縮められる?▼~
:[ディアマンド]|食事会よりいいかもしれない。~
皆が楽しんでくれれば、私との距離も縮まるだろう。▼~
:[ヴェイル]|すごい…わたしたち二人の悩みが~
全部解決しちゃうんだね!▼~
:[ディアマンド]|ああ。~
きっと今日はいい日になるぞ。▼~
:[ヴェイル]|激辛我慢大会なら、~
わたしが優勝しちゃうかも。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…~
私だって負けるつもりはない。▼~
:[ヴェイル]|みんなが集まるまでもう少しね。~
ディアマンド、張り切って準備しよう!▼~
*DLC [#d6a04358]
**エル [#ydd81424]
***支援C [#re9a70f1]
:[ディアマンド]|素晴らしい。~
この物語は最高傑作だったな。▼~
:[エル]|人の子の王子よ、読書は終わりましたか?▼~
:[ディアマンド]|エル王女。~
あなたが声を掛けてくるとは珍しい。▼~
:[エル]|以前から、あなたと話をしたかったのです。▼~
:[ディアマンド]|私と?▼~
:[エル]|ご存知だとは思いますが、~
私は邪竜の王ソンブルの娘。▼~
そしてあなたはブロディア国王の息子。~
種族は違えど、王を父に持つ者同士です。▼~
私は父の思想が理解できず、袂を分かちました。~
対するあなたは、父王との関係が良好のようですね。▼~
:[ディアマンド]|そうだな。私は父上を尊敬し、憧れている。~
しかし、その考えに疑問を抱く時はある。▼~
戦を制し、領土を拡大した父上は優れた王だが、~
私は武力による統治より、平和的な政を行いたい。▼~
:[エル]|成程…やり方に違いがあると。▼~
:[ディアマンド]|国の未来について、時には口論をしたものだ...
:[エル]|父王に盾突いて、処刑にならなかったのですか?▼~
:[ディアマンド]|処刑だと!? なるはずがない。~
そんなもの、ただの独裁国家となってしまう。▼~
:[エル]|独裁国家…では、私の祖国はそうだったのですね。~
父に盾突けば即刻処分が下されましたから。▼~
口論など以ての外、異を唱えた御子には死あるのみ。~
あの場所にいる限り、従うしかありませんでした。▼~
:[ディアマンド]|そんなことが…すまない。~
考えが及ばなかった。▼~
:[エル]|あなたは悪くありません。~
父も…祖国も、世界も、今はもう過去のこと。▼~
興味深い話を聞けて満足しています。~
またいずれ、ゆっくりと話しましょう。▼~
:[ディアマンド]|ああ、約束しよう。▼~
***支援B [#j59f54d7]
:[エル]|人の子の王子。またお会いしましたね。~
今回も、あなたについて話したいのですが。▼~
:[ディアマンド]|私について?▼~
:[エル]|王への考えを聞いて以来、~
ブロディア王国について興味がわきました。▼~
勝手なことながら…~
城下に赴いて情報を集めてきたのです。▼~
:[ディアマンド]|なんだと?~
わざわざ、ブロディア城下に?▼~
:[エル]|竜化して移動したのですぐでしたよ。~
無論、竜の姿は誰にも見られていません。▼~
:[ディアマンド]|そ、そうか…~
何か有意義な情報は得られたか?▼~
:[エル]|誰もが、あなたを褒め称えていました。~
あなたはいずれ、父王を超える偉大な王になる。▼~
城下にいた民たちは皆、~
それを疑っていない様子でした。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
:[エル]|私が言うのもおかしな話かもしれませんが、~
そのことが嬉しく思えてしまって。▼~
:[ディアマンド]|エル王女。~
すまないが、その賛辞を受け取ることはできない。▼~
:[エル]|なぜです?▼~
:[ディアマンド]|私の評判が良いことに悪い気はしない。~
だが…▼~
失礼を承知で、逆に訊ねるが。~
もしも、人々の私に対する評判が悪かった場合。▼~
私が王に相応しくないという噂が流れていたら、~
あなたはそれを鵜呑みにするのだろうか?▼~
:[エル]|そんなことはありえません。~
噂は所詮、ただの噂にすぎな…あっ。▼~
:[ディアマンド]|そういうことだ。私が王の器であるかどうか。~
それは、あなたの目で判断してほしい。▼~
:[エル]|失礼しました。~
軽率な発言をしてしまったようですね。▼~
:[ディアマンド]|私の方こそ、偉そうなことを言ってしまった...
:[エル]|いいえ。~
ディアマンドの主張はもっともです。▼~
であれば、覚悟をしておいてください。~
あなたが自分で言い出した以上、手を抜きません。▼~
ディアマンドが王たりえる器か、~
これからは私の目で、しっかり判断させてもらいます。▼~
:[ディアマンド]|ははは、それは良い。~
よろしく頼む。▼~
エル王女に認めて貰える日まで、~
さらなる研鑽を積むとしよう。▼~
***支援A [#v0f1b8c6]
:[ディアマンド]|エル王女、また会ったな。▼~
:[エル]|ディアマンド。~
先日の話以降、私はあなたのことを見てきました。▼~
その上で、私の目で判断した評価を。~
やはりあなたは、立派な王の器なのだと思います。▼~
:[ディアマンド]|それは光栄だな。▼~
:[エル]|あなたは強い。それは肉体だけの話ではなく、~
何よりもその心…意志の強さが伴っています。▼~
苦境に立たされても前を向く姿に、~
何度も励まされました。▼~
あなたは間違いなく、偉大な王となる。~
それが私の判断です。▼~
:[ディアマンド]|ありがとう。~
エル王女の賛辞、胸に響いたぞ。▼~
:[エル]|私はただ、思ったことを口にしただけです。▼~
:[ディアマンド]|ならば私も、思ったことを口にしよう。~
君は聡明で、優しい人物だ。▼~
いつも仲間が傷付かぬよう前線に出る。~
敵の猛攻を受けても、どれだけ苦しい局面でも。▼~
:[エル]|それは、竜族である私の耐久力が優れているからで、~
必然的にそうなっているだけの話です。▼~
:[ディアマンド]|だが、仲間を思いやる心は耐久力に関係ない。~
心が無ければ、体が強靭でも前には出られない。▼~
:[エル]|…それは。▼~
:[ディアマンド]|そして、その優しさは戦以外でも~
如何なく発揮されているようだ。▼~
道端に咲いた花が踏まれないよう、~
丁寧に植え替えていたところも見たぞ。▼~
:[エル]|なぜ、そんなにも私のことを。▼~
:[ディアマンド]|君がこれまで私を見てくれていたように、~
私も、自分の目で判断しようと思ったのだ。▼~
別の世界から来た邪竜…その肩書は重いが、~
私から見た君は、信頼できる大器だ。▼~
:[エル]|ご評価いただき、ありがとうございます。▼~
まさか、ディアマンドも私を見ていたとは。~
その側面には気づきませんでした。▼~
これは、まだ観察を続ける必要がありますね。~
また違った一面を発見できそうです。▼~
:[ディアマンド]|いつもしっかりしているのが私ではないぞ。~
時には欠点も見つけるといい。▼~
そして互いに補い合おう。~
これからも共に在る、仲間としてな。▼~
*コメント [#lb98b215]
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