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会話集/支援会話/セレスティア
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[[会話集/支援会話]]
*セレスティアの支援会話 [#z5e01d56]
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**ヴェイル [#ie114d91]
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**モーヴ [#w24c5646]
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*DLC [#t8fd6fd3]
**エル [#cfc66463]
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**グレゴリー [#l542ff9d]
***支援C [#xa56b7a9]
:[セレスティア]|グレゴリー、調子はどうかしら。~
こっちの世界には慣れた?▼~
:[グレゴリー]|まあまあだな。元いた世界と、~
煮ているようで違うことが多くて戸惑うが…▼~
概ね馴染んできたと思ってる。~
はやく戦争を終わらせて、平和にしたいもんだ。▼~
:[セレスティア]|この世界ではまた、~
新たな敵と対峙しないといけないものね。▼~
来たからには神竜様のお役に立てるよう~
四翼として頑張らなきゃ。▼~
:[グレゴリー]|…モーヴも、連れてきたかったな。~
四人で来られたら、最高だった。▼~
:[セレスティア]|それは、いつも思っているわ。~
モーヴのおかげで私たちは生きているのだもの。▼~
:[グレゴリー]|あいつが四翼を始めてくれたから、~
俺たちは今も、こうして一緒にいられてる。▼~
なのに、最初にいなくなるなんて、~
あの時無理やりにでも俺が代われば…▼~
:[セレスティア]|それはダメ。~
モーヴは、私たちに生きてほしかったの。▼~
思いを継いでくれと願っていた…~
だから、あなたに副官を託したのよ。▼~
:[グレゴリー]|ったく、なんで俺なんかに。▼~
:[セレスティア]|年功序列ってやつじゃないかしら?▼~
:[グレゴリー]|この前の仕返しか?▼~
:[セレスティア]|ふふ、冗談よ。▼~
あなたが副官な理由はわかるわ。~
仲間を守って、勇敢に戦えるもの。▼~
:[グレゴリー]|俺は逃げ続けてただけだったぜ。~
もしかしたら、今もそうかもしれない。▼~
:[セレスティア]|…何言ってるのよ。~
そんなわけないでしょう?▼~
:[グレゴリー]|急に真面目な声出してどうしたんだよ。▼~
:[セレスティア]|切っ掛けを作ってくれたのはモーヴよ。~
でも、それを続けようとしたのは、私たち四人の意志。▼~
グレゴリーは逃げてなんかいないわ。~
自信を持って。あなたは、四翼の副官なのだから。▼~
:[グレゴリー]|…ああ。▼~
***支援B [#e00b1df4]
:[セレスティア]|昔話を聞いてほしいの。▼~
:[グレゴリー]|昔話? いつのだ。▼~
:[セレスティア]|私とグレゴリーが出会う少し前。~
まだ私たちの神竜様が生きておられた頃ね。▼~
:[グレゴリー]|そりゃ、随分と前の話だな。▼~
:[セレスティア]|偵察に出ていた私は、イルシオンのジーヴル...
異形兵が集まっているのを見かけたわ。▼~
放っておけないから、突っ込んでいっちゃったの。~
偵察だから単騎だったし、今思うとただの無謀ね。▼~
数で押し切られ始めて、まずいと思ったときには手遅れ。~
離脱することも叶わなくて、死を覚悟したわ。▼~
その時、一人の男が飛び出してきて、~
私をかばって戦い始めたのよ。▼~
:[グレゴリー]|おい、それって…▼~
:[セレスティア]|今も覚えてるわ、その時の言葉。~
こういう時は逃げるんだよ、痛い目に遭いたいのかって。▼~
:[グレゴリー]|ああ、言ったな。~
懐かしい。すっかり忘れてたぜ。▼~
:[セレスティア]|今も不思議なの。あなた怖がりなのに、~
どうして助けに来てくれたのかしら。▼~
:[グレゴリー]|俺が行けば、助けを願っている誰かを、~
救えるかもしれないと思ったからだ。▼~
幼い頃、俺は周りに酷い目に遭わされたが、~
誰も助けちゃくれなかった。▼~
誰かに来てほしいと願い続け、ついに叶わなかった。~
その苦しみを知っているからこそ…▼~
あの時、助けに行かなかいなんて、あり得なかったんだよ。~
少なくとも、その時の俺にとっては。▼~
:[セレスティア]|嬉しかったわ。~
絶望の中に、突然光が差したのだもの。▼~
:[グレゴリー]|そんないいものか?~
言われて悪い気はしないけどな。▼~
ハナから勝てる気はしてなかったから、~
一緒に逃げるつもり満々だったし。▼~
:[セレスティア]|おかげで私は九死に一生を得たわ。▼~
何より…見つけたと思ったのよ。~
背中を預けられる仲間を。▼~
だからその場で、私たちの下に来ないか誘ったの。~
リトスの地で戦わないかって。▼~
ふふ、グレゴリーったら誘いを怖がって、~
慌てて断り続けていたわよね。▼~
:[グレゴリー]|結果、押し切られたがな。▼~
よく俺なんかに声かけたよな。~
何者かも分からない、初対面だぜ?▼~
:[セレスティア]|あの状況で助けに来てくれる人なんて、~
信頼できるに決まっているでしょう。▼~
知らない誰かのために、命を賭けられる人がいる。~
それは私にとって、希望になったのよ。▼~
:[グレゴリー]|そうか。じゃ、あの日が俺の決意の日、~
本当の始まりの日だったのか。▼~
:[セレスティア]|そういうこと。~
あなたが逃げてなんていないって、思い出したかしら?▼~
***支援A [#r5daff3f]
:[グレゴリー]|セレスティアは、四翼を家族と呼ぶよな。~
それはどういう意味でだ?▼~
俺は、家族にいい思い出がない。~
それは、四翼の他の奴らも同じようなもんだろ。▼~
:[セレスティア]|そうね。私たちは出会う前に、~
それぞれが大事なものを失ったわ。▼~
私は魔竜の一族を、グレゴリーは居場所を、~
マデリーンは両親を、そして…モーヴは主君を。▼~
:[グレゴリー]|モーヴの話は一度だけ、本人から聞いたぜ。~
戦で守れなかったと悔いていたからな。▼~
取るに足らない戦で、何を成したわけでもなく、~
あっけなく死なせてしまったと。▼~
:[セレスティア]|私たち四人は、違う悲しみを抱えている。~
それを癒やせるのは、帰る場所だと思うの。▼~
ないのだから、作ればいい。~
そう思って、モーヴは四翼を作ったのだと思うわ。▼~
:[グレゴリー]|言われてみれば、そうかもな。~
けど、それは家族とは違うんじゃないか?▼~
:[セレスティア]|私も、最初は家族とは思わなかった。~
四翼は仲間。同志だと思っていたわ。▼~
でも、共に過ごして…笑い合い、語り合ってm~
それぞれの空虚を埋められることに気づいたの。▼~
この四人なら支え合うことができる。~
相手が誰だっていいわけじゃないわ。▼~
それは…仲間よりも同志よりも近く、~
信頼できる者でないと。▼~
:[グレゴリー]|だから、家族か…▼~
:[セレスティア]|私はそう思ってる。~
そして、帰る場所は維持しなければいけないわ。▼~
四翼は帰る場所で、家族としての居場所…~
例え欠けたとしても、残った者が守っていくの。▼~
この先、誰か一人だけになろうとも。▼~
:[グレゴリー]|…そしてそれは、魔竜族である~
あんたである可能性が高いんだよな…▼~
:[セレスティア]|え?▼~
:[グレゴリー]|何でもない。▼~
ところで…~
家族っていうなら、役割はどうなんだ?▼~
:[セレスティア]|うーん。私がお母さんで、モーヴが兄、~
グレゴリーが弟、マデリーンが妹でしょう。▼~
:[グレゴリー]|言い得て妙だな。しかし、俺が弟か…~
つーか、父不在なのかよ。▼~
:[セレスティア]|あら、お父さんが良かった?▼~
:[グレゴリー]|冗談。▼~
セレスティアこそ、見た目の年齢的には~
母じゃなくて姉の方が良いんじゃないのか?▼~
:[セレスティア]|嬉しいこと言ってくれるんじゃない。でも、...
私は母としてみんなを愛するのよ。▼~
思う存分甘えなさいな。~
ほら、遠慮はいらないわよ。▼~
なーんて。~
私が四翼を家族と呼ぶ理由。納得した?▼~
:[グレゴリー]|ああ、ありがとうな。~
言葉にしてもらって安心したぜ。▼~
これから先もずっと、四翼は家族。~
俺たちの…帰る場所だ。▼~
**マデリーン [#ue8c4f76]
***支援C [#ha4e208b]
:[セレスティア]|マデリーン、元気にしている?~
こちらの世界には慣れたかしら。▼~
:[マデリーン]|はい。最初は不安もありましたが…~
戦果も挙げ、それなりにやれています。▼~
:[セレスティア]|よかった。~
でも、あまり頑張りすぎてはいけないわよ。▼~
あなたはいつも無理をするから心配なの。~
よしよし。▼~
:[マデリーン]|この世界に来てまで、~
子ども扱いはやめていただきたい。▼~
ご心配なく。~
無理はしていないつもりです。▼~
:[セレスティア]|まあ…私がうるさく言わなくても、~
他のみんなが見てくれているわね。▼~
:[マデリーン]|有難いことです。ここにいる方は皆、~
新参者のワタシを気にかけてくださって。▼~
そのお気遣いに見合った働きをせねばと、~
日々身の引き締まる思いです。▼~
:[セレスティア]|あら、そんな堅苦しいこと言って。~
まるでモーヴみたい。▼~
:[マデリーン]|…………▼~
:[セレスティア]|ごめんなさい。~
つい…▼~
:[マデリーン]|いいえ。~
今のは虚を突かれただけのこと。▼~
言動が多少似たのは、そうかもしれません。~
彼はワタシの師匠でもありますから。▼~
身寄りを失ったワタシに声をかけ、~
使い物になるまで鍛えてくれました。▼~
:[セレスティア]|二人してリトスに来た時は、驚いたわ。~
てっきり親子かと思ったものよ。▼~
:[マデリーン]|む。そうなのですか?~
兄妹ならいざ知らず、親子とは…▼~
おっと。思い出話に花を咲かせたいところですが、~
もうすぐ鍛錬の時間です。▼~
また機会を改めて。~
それでは、失礼。▼~
:(マデリーンが立ち去る)|
:[セレスティア]|うふふ。~
本当に、立派になったわねえ。▼~
***支援B [#i49a5300]
:[セレスティア]|マデリーン。~
昔話の続きをしましょう。▼~
あなたがモーヴに出会ったのは、~
確か、あなたが故郷にいた時よね。▼~
:[マデリーン]|はい。ワタシが、両親を喪ったばかりで…~
異形兵から、故郷の町を守っていた頃です。▼~
あの日は今までにない異形兵の大軍が、~
町に襲い掛かりました。▼~
火を放たれ、人々は蹂躙され、~
ワタシ自身も異形兵に囲まれて、死を覚悟しました。▼~
そこに偶然、一騎の援軍が現れたのです。▼~
:[セレスティア]|それが、モーヴね。▼~
:[マデリーン]|彼は邪竜の軍勢の旗や装備を携えていたので、~
最初は敵かと思いました。▼~
ですが、目の前の異形兵を薙ぎ倒し、~
ワタシを助けてくれた時…▼~
何よりその目を見た時に、~
この人は仲間であると確信したのです。▼~
:[セレスティア]|そして一人助けられたあなたは、~
モーヴと共に、私たちのところにやってきた。▼~
あの時のあなたは…両親も故郷も失くして、~
心配になってしまうぐらいに沈んでいたわね。▼~
:[マデリーン]|今から思えば、お恥ずかしいことです。~
リトスに馳せ参じるまでの記憶も曖昧で。▼~
モーヴがいなければ、~
道中で何度死んでいたことか。▼~
:[セレスティア]|それでも、あなたは頑張ったわ。~
今では見違えるように強くなった。▼~
:[マデリーン]|皆が稽古をつけてくれたおかげです。~
特に、モーヴからは…多くの技を学びました。▼~
きっと、拾った責任を感じてくれていたのでしょう。~
多くの時間を、私の鍛錬に費やしてくれて…▼~
こう思うと、何度命を救われたかわかりません。~
あの砂漠の神殿でも。▼~
:[セレスティア]|…ええ。▼~
:[マデリーン]|ワタシはモーヴに何も返せませんでした。~
あの人からは、沢山のものを貰ったというのに。▼~
:[セレスティア]|あなただって、~
モーヴにかけがえのないものを与えたわ。▼~
モーヴはいつも言っていたもの。~
俺はマデリーンを見つけられて幸せだって。▼~
:[マデリーン]|え…幸せ…?~
本当に、モーヴが?▼~
:[セレスティア]|ええ。だから、自信を持って。~
あなたも、モーヴの幸せで、支えだった。▼~
きっと、成長を見守るのが嬉しかったのよ。~
まるで父親みたいな顔をしていたもの。▼~
:[マデリーン]|ち、父親…あはは。~
まさかここで、親子の話に戻るとは。▼~
でも…そうですか。~
その言葉は、何よりの誉れです。▼~
教えてくれてありがとうございます。▼~
:[セレスティア]|きっとモーヴは今も、あなたを見守っている...
:[マデリーン]|ならば、それに恥じぬ騎士になるよう、~
一層精進せねばなりません!▼~
次は、アナタの話も聞かせてくださいね。~
セレスティア。▼~
***支援A [#a75c0a29]
:[マデリーン]|ワタシにも、聞かせてください。~
セレスティアがリトスの地に来た頃のこと。▼~
:[セレスティア]|かなり昔の話になるわよ。▼~
あの世界で私たちが出会う千年以上前…~
まだルミエル様もご存命であった頃ね。▼~
ソンブルに魔竜族の村を滅ぼされた私は、~
命からがらリトスの地に逃げて来たの。▼~
同じ竜族のいる場所だから、~
せめて保護してもらえるのでは、って。▼~
:[マデリーン]|それで、どうだったのですか?▼~
:[セレスティア]|保護以上の待遇を受けたわ。▼~
神竜王ルミエル様と、神竜リュール様は~
家族同然に、私を迎え入れてくださった。▼~
一緒に話して、お散歩をして、ご飯を食べて…~
ボロボロだった私の傷は、そこで癒えていったの。▼~
:[マデリーン]|ワタシにも…~
その気持ち、わかります。▼~
:[セレスティア]|けれど、千年前の戦でルミエル様を喪い、~
神竜様は竜族としては若くして王となった。▼~
その後千年の平和の間、傍でお仕えしていても、~
あの方はどこか寂しげだった気がするわ。▼~
ソンブル復活の兆しが見えた時には、~
見ていられないほど狼狽されていた。▼~
:[マデリーン]|意外です。ワタシが見ていた神竜様は~
いつも穏やかで、どこか超然となさっていましたので。▼~
エル様とイル様…えと、本当はラファール様ですが。~
お二人がきたのは、その頃なのですか?▼~
:[セレスティア]|そう。エル様とイル様のこと、~
私…最初は受け入れられなかったの。▼~
初対面の時には、思わず攻撃をしたものよ。~
勿論殺すつもりでね。▼~
:[マデリーン]|ええっ!?▼~
:[セレスティア]|私にとっても神竜様にとっても、~
親や一族の仇の子だもの。なのに…▼~
神竜様は受け入れられたわ。私の時と同じ笑顔で。~
そして私にもこう伝えられたの。▼~
二人のことを受け入れ、支えてください、って。~
叶うならこの先…何があっても。▼~
:[マデリーン]|何があっても?▼~
:[セレスティア]|意味深な言い回しよね。~
まるで、何もかも見通されたような目だったわ。▼~
イル様がご自分を偽っていることも、~
もしかしたらご存知だったのかもしれないわね。▼~
今となっては、憶測だけれど。▼~
:[マデリーン]|そうですね…▼~
:[セレスティア]|その後、四翼のみんながやってきて、~
あとはあなたが知っている通り。▼~
どう?~
ご期待に沿える話だったかしら。▼~
:[マデリーン]|興味深く拝聴しました。~
話を聞けて良かったです。▼~
セレスティアもワタシと同じように、~
リトスの地で傷を癒し、成長したのですね。▼~
:[セレスティア]|そしてこれからは、~
この場所でもっと成長していくの。▼~
今度は、辿り着いた時は同じ。~
私たち一緒に歩んでいきましょう?▼~
:[マデリーン]|はい! より精進を重ね、~
新たなる戦果を重ねましょう。そして…▼~
何もかもが終わった時、またこうして、~
昔話をしましょうね。セレスティア。▼~
:[セレスティア]|楽しみだわ。~
平和になった時の、約束ね。▼~
*コメント [#g6ee62e5]
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**グレゴリー [#l542ff9d]
***支援C [#xa56b7a9]
:[セレスティア]|グレゴリー、調子はどうかしら。~
こっちの世界には慣れた?▼~
:[グレゴリー]|まあまあだな。元いた世界と、~
煮ているようで違うことが多くて戸惑うが…▼~
概ね馴染んできたと思ってる。~
はやく戦争を終わらせて、平和にしたいもんだ。▼~
:[セレスティア]|この世界ではまた、~
新たな敵と対峙しないといけないものね。▼~
来たからには神竜様のお役に立てるよう~
四翼として頑張らなきゃ。▼~
:[グレゴリー]|…モーヴも、連れてきたかったな。~
四人で来られたら、最高だった。▼~
:[セレスティア]|それは、いつも思っているわ。~
モーヴのおかげで私たちは生きているのだもの。▼~
:[グレゴリー]|あいつが四翼を始めてくれたから、~
俺たちは今も、こうして一緒にいられてる。▼~
なのに、最初にいなくなるなんて、~
あの時無理やりにでも俺が代われば…▼~
:[セレスティア]|それはダメ。~
モーヴは、私たちに生きてほしかったの。▼~
思いを継いでくれと願っていた…~
だから、あなたに副官を託したのよ。▼~
:[グレゴリー]|ったく、なんで俺なんかに。▼~
:[セレスティア]|年功序列ってやつじゃないかしら?▼~
:[グレゴリー]|この前の仕返しか?▼~
:[セレスティア]|ふふ、冗談よ。▼~
あなたが副官な理由はわかるわ。~
仲間を守って、勇敢に戦えるもの。▼~
:[グレゴリー]|俺は逃げ続けてただけだったぜ。~
もしかしたら、今もそうかもしれない。▼~
:[セレスティア]|…何言ってるのよ。~
そんなわけないでしょう?▼~
:[グレゴリー]|急に真面目な声出してどうしたんだよ。▼~
:[セレスティア]|切っ掛けを作ってくれたのはモーヴよ。~
でも、それを続けようとしたのは、私たち四人の意志。▼~
グレゴリーは逃げてなんかいないわ。~
自信を持って。あなたは、四翼の副官なのだから。▼~
:[グレゴリー]|…ああ。▼~
***支援B [#e00b1df4]
:[セレスティア]|昔話を聞いてほしいの。▼~
:[グレゴリー]|昔話? いつのだ。▼~
:[セレスティア]|私とグレゴリーが出会う少し前。~
まだ私たちの神竜様が生きておられた頃ね。▼~
:[グレゴリー]|そりゃ、随分と前の話だな。▼~
:[セレスティア]|偵察に出ていた私は、イルシオンのジーヴル...
異形兵が集まっているのを見かけたわ。▼~
放っておけないから、突っ込んでいっちゃったの。~
偵察だから単騎だったし、今思うとただの無謀ね。▼~
数で押し切られ始めて、まずいと思ったときには手遅れ。~
離脱することも叶わなくて、死を覚悟したわ。▼~
その時、一人の男が飛び出してきて、~
私をかばって戦い始めたのよ。▼~
:[グレゴリー]|おい、それって…▼~
:[セレスティア]|今も覚えてるわ、その時の言葉。~
こういう時は逃げるんだよ、痛い目に遭いたいのかって。▼~
:[グレゴリー]|ああ、言ったな。~
懐かしい。すっかり忘れてたぜ。▼~
:[セレスティア]|今も不思議なの。あなた怖がりなのに、~
どうして助けに来てくれたのかしら。▼~
:[グレゴリー]|俺が行けば、助けを願っている誰かを、~
救えるかもしれないと思ったからだ。▼~
幼い頃、俺は周りに酷い目に遭わされたが、~
誰も助けちゃくれなかった。▼~
誰かに来てほしいと願い続け、ついに叶わなかった。~
その苦しみを知っているからこそ…▼~
あの時、助けに行かなかいなんて、あり得なかったんだよ。~
少なくとも、その時の俺にとっては。▼~
:[セレスティア]|嬉しかったわ。~
絶望の中に、突然光が差したのだもの。▼~
:[グレゴリー]|そんないいものか?~
言われて悪い気はしないけどな。▼~
ハナから勝てる気はしてなかったから、~
一緒に逃げるつもり満々だったし。▼~
:[セレスティア]|おかげで私は九死に一生を得たわ。▼~
何より…見つけたと思ったのよ。~
背中を預けられる仲間を。▼~
だからその場で、私たちの下に来ないか誘ったの。~
リトスの地で戦わないかって。▼~
ふふ、グレゴリーったら誘いを怖がって、~
慌てて断り続けていたわよね。▼~
:[グレゴリー]|結果、押し切られたがな。▼~
よく俺なんかに声かけたよな。~
何者かも分からない、初対面だぜ?▼~
:[セレスティア]|あの状況で助けに来てくれる人なんて、~
信頼できるに決まっているでしょう。▼~
知らない誰かのために、命を賭けられる人がいる。~
それは私にとって、希望になったのよ。▼~
:[グレゴリー]|そうか。じゃ、あの日が俺の決意の日、~
本当の始まりの日だったのか。▼~
:[セレスティア]|そういうこと。~
あなたが逃げてなんていないって、思い出したかしら?▼~
***支援A [#r5daff3f]
:[グレゴリー]|セレスティアは、四翼を家族と呼ぶよな。~
それはどういう意味でだ?▼~
俺は、家族にいい思い出がない。~
それは、四翼の他の奴らも同じようなもんだろ。▼~
:[セレスティア]|そうね。私たちは出会う前に、~
それぞれが大事なものを失ったわ。▼~
私は魔竜の一族を、グレゴリーは居場所を、~
マデリーンは両親を、そして…モーヴは主君を。▼~
:[グレゴリー]|モーヴの話は一度だけ、本人から聞いたぜ。~
戦で守れなかったと悔いていたからな。▼~
取るに足らない戦で、何を成したわけでもなく、~
あっけなく死なせてしまったと。▼~
:[セレスティア]|私たち四人は、違う悲しみを抱えている。~
それを癒やせるのは、帰る場所だと思うの。▼~
ないのだから、作ればいい。~
そう思って、モーヴは四翼を作ったのだと思うわ。▼~
:[グレゴリー]|言われてみれば、そうかもな。~
けど、それは家族とは違うんじゃないか?▼~
:[セレスティア]|私も、最初は家族とは思わなかった。~
四翼は仲間。同志だと思っていたわ。▼~
でも、共に過ごして…笑い合い、語り合ってm~
それぞれの空虚を埋められることに気づいたの。▼~
この四人なら支え合うことができる。~
相手が誰だっていいわけじゃないわ。▼~
それは…仲間よりも同志よりも近く、~
信頼できる者でないと。▼~
:[グレゴリー]|だから、家族か…▼~
:[セレスティア]|私はそう思ってる。~
そして、帰る場所は維持しなければいけないわ。▼~
四翼は帰る場所で、家族としての居場所…~
例え欠けたとしても、残った者が守っていくの。▼~
この先、誰か一人だけになろうとも。▼~
:[グレゴリー]|…そしてそれは、魔竜族である~
あんたである可能性が高いんだよな…▼~
:[セレスティア]|え?▼~
:[グレゴリー]|何でもない。▼~
ところで…~
家族っていうなら、役割はどうなんだ?▼~
:[セレスティア]|うーん。私がお母さんで、モーヴが兄、~
グレゴリーが弟、マデリーンが妹でしょう。▼~
:[グレゴリー]|言い得て妙だな。しかし、俺が弟か…~
つーか、父不在なのかよ。▼~
:[セレスティア]|あら、お父さんが良かった?▼~
:[グレゴリー]|冗談。▼~
セレスティアこそ、見た目の年齢的には~
母じゃなくて姉の方が良いんじゃないのか?▼~
:[セレスティア]|嬉しいこと言ってくれるんじゃない。でも、...
私は母としてみんなを愛するのよ。▼~
思う存分甘えなさいな。~
ほら、遠慮はいらないわよ。▼~
なーんて。~
私が四翼を家族と呼ぶ理由。納得した?▼~
:[グレゴリー]|ああ、ありがとうな。~
言葉にしてもらって安心したぜ。▼~
これから先もずっと、四翼は家族。~
俺たちの…帰る場所だ。▼~
**マデリーン [#ue8c4f76]
***支援C [#ha4e208b]
:[セレスティア]|マデリーン、元気にしている?~
こちらの世界には慣れたかしら。▼~
:[マデリーン]|はい。最初は不安もありましたが…~
戦果も挙げ、それなりにやれています。▼~
:[セレスティア]|よかった。~
でも、あまり頑張りすぎてはいけないわよ。▼~
あなたはいつも無理をするから心配なの。~
よしよし。▼~
:[マデリーン]|この世界に来てまで、~
子ども扱いはやめていただきたい。▼~
ご心配なく。~
無理はしていないつもりです。▼~
:[セレスティア]|まあ…私がうるさく言わなくても、~
他のみんなが見てくれているわね。▼~
:[マデリーン]|有難いことです。ここにいる方は皆、~
新参者のワタシを気にかけてくださって。▼~
そのお気遣いに見合った働きをせねばと、~
日々身の引き締まる思いです。▼~
:[セレスティア]|あら、そんな堅苦しいこと言って。~
まるでモーヴみたい。▼~
:[マデリーン]|…………▼~
:[セレスティア]|ごめんなさい。~
つい…▼~
:[マデリーン]|いいえ。~
今のは虚を突かれただけのこと。▼~
言動が多少似たのは、そうかもしれません。~
彼はワタシの師匠でもありますから。▼~
身寄りを失ったワタシに声をかけ、~
使い物になるまで鍛えてくれました。▼~
:[セレスティア]|二人してリトスに来た時は、驚いたわ。~
てっきり親子かと思ったものよ。▼~
:[マデリーン]|む。そうなのですか?~
兄妹ならいざ知らず、親子とは…▼~
おっと。思い出話に花を咲かせたいところですが、~
もうすぐ鍛錬の時間です。▼~
また機会を改めて。~
それでは、失礼。▼~
:(マデリーンが立ち去る)|
:[セレスティア]|うふふ。~
本当に、立派になったわねえ。▼~
***支援B [#i49a5300]
:[セレスティア]|マデリーン。~
昔話の続きをしましょう。▼~
あなたがモーヴに出会ったのは、~
確か、あなたが故郷にいた時よね。▼~
:[マデリーン]|はい。ワタシが、両親を喪ったばかりで…~
異形兵から、故郷の町を守っていた頃です。▼~
あの日は今までにない異形兵の大軍が、~
町に襲い掛かりました。▼~
火を放たれ、人々は蹂躙され、~
ワタシ自身も異形兵に囲まれて、死を覚悟しました。▼~
そこに偶然、一騎の援軍が現れたのです。▼~
:[セレスティア]|それが、モーヴね。▼~
:[マデリーン]|彼は邪竜の軍勢の旗や装備を携えていたので、~
最初は敵かと思いました。▼~
ですが、目の前の異形兵を薙ぎ倒し、~
ワタシを助けてくれた時…▼~
何よりその目を見た時に、~
この人は仲間であると確信したのです。▼~
:[セレスティア]|そして一人助けられたあなたは、~
モーヴと共に、私たちのところにやってきた。▼~
あの時のあなたは…両親も故郷も失くして、~
心配になってしまうぐらいに沈んでいたわね。▼~
:[マデリーン]|今から思えば、お恥ずかしいことです。~
リトスに馳せ参じるまでの記憶も曖昧で。▼~
モーヴがいなければ、~
道中で何度死んでいたことか。▼~
:[セレスティア]|それでも、あなたは頑張ったわ。~
今では見違えるように強くなった。▼~
:[マデリーン]|皆が稽古をつけてくれたおかげです。~
特に、モーヴからは…多くの技を学びました。▼~
きっと、拾った責任を感じてくれていたのでしょう。~
多くの時間を、私の鍛錬に費やしてくれて…▼~
こう思うと、何度命を救われたかわかりません。~
あの砂漠の神殿でも。▼~
:[セレスティア]|…ええ。▼~
:[マデリーン]|ワタシはモーヴに何も返せませんでした。~
あの人からは、沢山のものを貰ったというのに。▼~
:[セレスティア]|あなただって、~
モーヴにかけがえのないものを与えたわ。▼~
モーヴはいつも言っていたもの。~
俺はマデリーンを見つけられて幸せだって。▼~
:[マデリーン]|え…幸せ…?~
本当に、モーヴが?▼~
:[セレスティア]|ええ。だから、自信を持って。~
あなたも、モーヴの幸せで、支えだった。▼~
きっと、成長を見守るのが嬉しかったのよ。~
まるで父親みたいな顔をしていたもの。▼~
:[マデリーン]|ち、父親…あはは。~
まさかここで、親子の話に戻るとは。▼~
でも…そうですか。~
その言葉は、何よりの誉れです。▼~
教えてくれてありがとうございます。▼~
:[セレスティア]|きっとモーヴは今も、あなたを見守っている...
:[マデリーン]|ならば、それに恥じぬ騎士になるよう、~
一層精進せねばなりません!▼~
次は、アナタの話も聞かせてくださいね。~
セレスティア。▼~
***支援A [#a75c0a29]
:[マデリーン]|ワタシにも、聞かせてください。~
セレスティアがリトスの地に来た頃のこと。▼~
:[セレスティア]|かなり昔の話になるわよ。▼~
あの世界で私たちが出会う千年以上前…~
まだルミエル様もご存命であった頃ね。▼~
ソンブルに魔竜族の村を滅ぼされた私は、~
命からがらリトスの地に逃げて来たの。▼~
同じ竜族のいる場所だから、~
せめて保護してもらえるのでは、って。▼~
:[マデリーン]|それで、どうだったのですか?▼~
:[セレスティア]|保護以上の待遇を受けたわ。▼~
神竜王ルミエル様と、神竜リュール様は~
家族同然に、私を迎え入れてくださった。▼~
一緒に話して、お散歩をして、ご飯を食べて…~
ボロボロだった私の傷は、そこで癒えていったの。▼~
:[マデリーン]|ワタシにも…~
その気持ち、わかります。▼~
:[セレスティア]|けれど、千年前の戦でルミエル様を喪い、~
神竜様は竜族としては若くして王となった。▼~
その後千年の平和の間、傍でお仕えしていても、~
あの方はどこか寂しげだった気がするわ。▼~
ソンブル復活の兆しが見えた時には、~
見ていられないほど狼狽されていた。▼~
:[マデリーン]|意外です。ワタシが見ていた神竜様は~
いつも穏やかで、どこか超然となさっていましたので。▼~
エル様とイル様…えと、本当はラファール様ですが。~
お二人がきたのは、その頃なのですか?▼~
:[セレスティア]|そう。エル様とイル様のこと、~
私…最初は受け入れられなかったの。▼~
初対面の時には、思わず攻撃をしたものよ。~
勿論殺すつもりでね。▼~
:[マデリーン]|ええっ!?▼~
:[セレスティア]|私にとっても神竜様にとっても、~
親や一族の仇の子だもの。なのに…▼~
神竜様は受け入れられたわ。私の時と同じ笑顔で。~
そして私にもこう伝えられたの。▼~
二人のことを受け入れ、支えてください、って。~
叶うならこの先…何があっても。▼~
:[マデリーン]|何があっても?▼~
:[セレスティア]|意味深な言い回しよね。~
まるで、何もかも見通されたような目だったわ。▼~
イル様がご自分を偽っていることも、~
もしかしたらご存知だったのかもしれないわね。▼~
今となっては、憶測だけれど。▼~
:[マデリーン]|そうですね…▼~
:[セレスティア]|その後、四翼のみんながやってきて、~
あとはあなたが知っている通り。▼~
どう?~
ご期待に沿える話だったかしら。▼~
:[マデリーン]|興味深く拝聴しました。~
話を聞けて良かったです。▼~
セレスティアもワタシと同じように、~
リトスの地で傷を癒し、成長したのですね。▼~
:[セレスティア]|そしてこれからは、~
この場所でもっと成長していくの。▼~
今度は、辿り着いた時は同じ。~
私たち一緒に歩んでいきましょう?▼~
:[マデリーン]|はい! より精進を重ね、~
新たなる戦果を重ねましょう。そして…▼~
何もかもが終わった時、またこうして、~
昔話をしましょうね。セレスティア。▼~
:[セレスティア]|楽しみだわ。~
平和になった時の、約束ね。▼~
*コメント [#g6ee62e5]
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