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会話集/支援会話/セリーヌ
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[[会話集/支援会話]]
*セリーヌの支援会話 [#qd987f78]
#contents
**アルフレッド [#ifd125d5]
[[アルフレッドのページへ>../アルフレッド#q61ebf63]]
**エーティエ [#p6d1c87c]
[[エーティエのページへ>../エーティエ#ie092523]]
**クロエ [#x2a7e1a0]
***支援C [#f400b85e]
:[クロエ]|ああ、セリーヌ様。~
今日もお可愛らしい。▼~
:[セリーヌ]|ありがとう、クロエ。▼~
:[クロエ]|今日は少し自由な時間がありますけど~
セリーヌ様はどう過ごされますか?▼~
:[セリーヌ]|そうね…▼~
クロエのペガサスに乗って~
近くの茶畑に行くのはどうかしら?▼^
:[クロエ]|喜んでお連れ致します。▼~
:[セリーヌ]|でも今はこんなときだから、~
以前みたいにゆっくりはできそうにないわね。▼~
わたし、クロエと一緒に茶畑を巡って~
ゆっくり過ごすのが好きだったのだけれど…▼~
:[クロエ]|セリーヌ様…▼~
:[セリーヌ]|仕方がないわ。~
今日は別のことをして過ごしましょう。▼~
:[クロエ]|…この戦いが終わったら、~
いくらでも、どこへでもお連れします。▼~
世界中の茶畑を一緒に巡りましょう。▼~
綺麗な景色を見ながら美味しい紅茶を飲んで、~
ゆっくり過ごすんです。▼~
いかがですか?▼~
:[セリーヌ]|素敵だわ。~
とってもいい考え。▼~
必ず行きましょうね。~
約束よ、クロエ。▼~
:[クロエ]|はい。~
お約束します、セリーヌ様。▼~
***支援B [#n2183380]
:[セリーヌ]|うふふっ。▼~
:[クロエ]|あら、セリーヌ様。~
わたしの顔を見て笑うなんてひどいです。▼~
:[セリーヌ]|ごめんなさい、クロエ。~
でも、違うの。▼~
あなたと出会ったときのことを~
思い出して笑ったのよ。▼~
:[クロエ]|セリーヌ様との初めての出会い…~
ええ、忘れませんとも。▼~
船着き場で泣きながらオロオロしていた~
セリーヌ様の愛くるしいお姿…▼~
:[セリーヌ]|な、泣いてなんかいないわ。▼~
乗るはずだった船が出港できなくなって、~
途方に暮れていただけよ。▼~
:[クロエ]|ええ。~
そして私がお声をかけたのでしたね。▼~
どこか行きたい場所があるのなら~
わたしのペガサスで連れて行くわ、と。▼~
:[セリーヌ]|そして行きたかった茶畑へ~
連れて行ってもらった。▼~
以前もお城を抜け出して、~
お忍びで出かけることはあったけれど…▼~
ペガサスに乗って行くのは初めての体験だった。~
とてもわくわくしたのを覚えているわ。▼~
わたしにとっては、~
あれが初めての大冒険だったのかも。▼~
:[クロエ]|本当に衝撃的な出会いでした。▼~
王女だと告げられた時は、~
泡を吹いて倒れるかと思ったくらい。▼~
わたしにとってみれば…市井で偶然に出会って~
仲良くなった少女が王女様だったのですから。▼~
:[セリーヌ]|ふふ。随分驚かせてしまったのね。~
ごめんなさい。▼~
:[クロエ]|光栄でした。そんな御伽噺のようなことが、~
実際にわたしの身に起こるなんて。▼~
そして、あの日こそが…~
わたしの新たな人生の始まりでもありました。▼~
:[セリーヌ]|新たな人生?~
詳しく知りたいわ。▼~
:[クロエ]|もちろんお話しします。~
ですが、続きはまた今度…▼~
:[セリーヌ]|そうなの?~
時間ならまだあるのに。▼~
:[クロエ]|ふふ。セリーヌ様、~
御伽噺はいいところで続きになるものなのですよ。▼~
***支援A [#da7ca073]
:[クロエ]|セリーヌ様に出会ったその日…▼~
その日からわたしは、~
普通の人生ではないものを求め始めたのです。▼~
:[セリーヌ]|普通の人生ではないもの…~
どういうことかしら。▼~
:[クロエ]|わたしはセリーヌ様に出会うまで、~
本当に普通の女の子でした。▼~
物語の中の出来事に憧れ、夢想して楽しむ。~
それはそれで満足できる日々でしたが…▼~
セリーヌ様と出会ったことで、~
御伽噺のようなことが現実にも起こることを知りました。▼~
こんなわたしでも素敵な体験ができる。~
御伽噺の登場人物になれたかのように…▼~
:[セリーヌ]|確かにクロエは、御伽噺に出てきても~
おかしくないほどの美人さんよ。▼~
:[クロエ]|もう、セリーヌ様ったら。~
からかわないでください。▼~
:[セリーヌ]|うふふ。冗談ではないのだけれど。~
それで…▼~
わたしと出会ったことで、クロエの新しい人生が~
始まったということでいいのかしら。▼~
:[クロエ]|はい。▼~
セリーヌ様に出会ったその日、決めたのです。~
わたしは、必ずセリーヌ様の騎士になると。▼~
:[セリーヌ]|それはどうして?▼~
:[クロエ]|騎士となり家を出れば、~
わたしは自分の人生を生きられると思ったからです。▼~
親の…家の決めた人生ではない、~
わたし自身の。▼~
だから、わたしはその日を境に~
鍛錬を始めました。▼~
:[セリーヌ]|クロエがわたしの臣下になると聞いたとき、~
とても驚いたのを覚えているわ。▼~
:[クロエ]|うふふ。~
無理もありません。▼~
わたしが騎士になれるとは、~
家族でさえ思っていませんでしたから。▼~
セリーヌ様。~
わたしはあなたと出会えて本当に幸せです。▼~
:[セリーヌ]|クロエ…▼~
あなたがわたしと出会い、人生が変わったように~
わたしもあなたと出会ったことで人生が変わったわ。▼~
あなたはわたしの大切な友だちであり、~
とても頼りになる臣下よ。▼~
こんなに幸せなことはないわ。~
ありがとう、クロエ。▼~
これからっも御伽噺の続きを紡いでいきましょう。~
あなたとわたしの物語を。▼~
:[クロエ]|はい。~
セリーヌ様。▼~
**ルイ [#z6a168f0]
***支援C [#afc1f546]
:[ルイ]|いかがでしょうか、セリーヌ様。▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
とてもいい香りだわ。▼~
柑橘系の果物と…これは花ね?~
しかも一種類じゃないわ。▼~
そう…暖かい季節に咲く、~
色とりどりの花の香り。▼~
それらが見事に調和して、~
素敵な香りとなっているわ。▼~
:[ルイ]|お気に召されたようで安心しました。▼~
フィレネの南で取れた茶葉に~
乾燥させた果皮と花を混ぜた紅茶です。▼~
:[セリーヌ]|とても美味しいわ。~
いつもありがとう、ルイ。▼~
毎日、ルイがいれてくれる紅茶を飲める。~
わたしはそれだけで幸せよ。▼~
:[ルイ]|ははは。~
ありがとうございます、セリーヌ様。▼~
そういえば少し前にお話した、~
あの特別な茶葉の話を覚えていますか?▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
もちろん覚えているわ。▼~
その特別な茶葉を使うと、~
他では味わえないような美味しい紅茶になるとか。▼~
:[ルイ]|はい。▼~
実はその茶葉を入手できる伝手ができました。~
近いうちにお楽しみ頂けるかと。▼~
:[セリーヌ]|本当に?~
それは嬉しいわ。▼~
:[ルイ]|楽しみにお待ちくださいね。▼~
***支援B [#i11c7892]
:[セリーヌ]|…信じられない。▼~
この芳醇な香り、どこまでも奥深い…~
こんな紅茶は今まで味わったことがないわ。▼~
:[ルイ]|お気に召しましたか?▼~
:[セリーヌ]|ええ、もちろんよ。▼~
今までたくさんの紅茶を飲んできたけれど、~
これほどのものはそうそうなかったわ。▼~
ルイ、本当にありがとう。▼~
:[ルイ]|喜んで頂けたようで嬉しいです。▼~
:[セリーヌ]|お代わりを頂いてもいいかしら?▼~
:[ルイ]|もちろんです。~
まだまだたくさんご用意できますからね。▼~
:[セリーヌ]|ありがとう。~
わたし、とっても幸せよ。▼~
:[ルイ]|ははは。~
僕も苦労した甲斐がありました。▼~
っ…▼~
:[セリーヌ]|ルイ?~
腕、どうかしたの?▼~
:[ルイ]|大したことではありません。~
この茶葉を取りに行く際に少し…▼~
:[セリーヌ]|どういうこと?▼~
:[ルイ]|実はこの茶葉は人の手で作られたものではなく~
天然の茶畑に生えているものなんです。▼~
それでその茶葉までの道のりが険しく~
しかも凶暴な獣もいたものですから…▼~
:[セリーヌ]|…襲われたのね。▼~
:[ルイ]|でも、ご安心を。~
かすり傷でしたから。▼~
これほどの茶葉を入手できたのですから~
この程度の傷、なんともありませんよ。▼~
さ、お代わりが入りましたよ。~
どうぞ召し上がってください。▼~
:[セリーヌ]|…いえ、結構よ。~
わたし、もう行くわね。▼~
:[ルイ]|セリーヌ様…▼~
***支援A [#n97b0401]
:[セリーヌ]|ルイ、この間はごめんなさい。▼~
せっかく淹れてくれた紅茶を~
途中で飲まずに帰ってしまって…▼~
わたしのために、~
あなたが苦労して用意してくれたものなのに。▼~
:[ルイ]|セリーヌ様。~
謝罪など不要ですよ。▼~
僕がセリーヌ様のご気分を~
害してしまったのですから。▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
ルイ、わたしはね…~
いつも幸せを感じているのよ。▼~
あなたがいれてくれる紅茶を飲むたびに、~
いつも幸せな気持ちになるの。
:[ルイ]|ありがとうございます。▼~
:[セリーヌ]|特別な茶葉でいれてくれた紅茶…~
あれを飲んだときは、いつもより大きな幸せを感じたわ。▼~
でも…~
でもね…▼~
その大きな幸せのために~
ルイが危険な目に遭うのは嫌なの。▼~
:[ルイ]|セリーヌ様…▼~
:[セリーヌ]|毎日、ルイの笑顔を見て、~
普通の紅茶を飲む。▼~
そんな小さな幸せがあれば、~
それ以上のものなんていらないわ。▼~
:[ルイ]|…まったく自分が情けないですよ。▼~
主の真の望みを理解できていなかったとは。~
臣下としてあるまじき失態ですね。▼~
ですが、これからは違います。~
今、ここに誓いましょう。▼~
僕はセリーヌ様のささやかな幸せを守るために、~
これからもお傍で仕え続けると。▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
よろしくお願いするわ、ルイ。▼~
…早速だけれど、紅茶をいれてくれるかしら?
:[ルイ]|はい。かしこまりました。~
特別な茶葉でなくてよろしいのですね?▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
もちろんよ。▼~
特別でなくとも…いつも通りのこの時間が、~
わたしにとっては特別なひとときなのだから。▼~
**ジャン [#v67f2e5c]
***支援C [#w29e949a]
:[セリーヌ]|ジャン、どうもありがとう。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女。~
なんでいきなりお礼を…?▼~
:[セリーヌ]|ジャンの故郷の茶畑で採れる茶葉は、~
わたしの大のお気に入りなの。▼~
一口飲むだけで、いつもわたしを幸せにしてくれる。~
だから、お礼を言わなくてはと思って。▼~
:[ジャン]|そういうことでしたか。~
こちらこそ、ありがとうございます。▼~
セリーヌ王女がそんなに気に入ってくださってるなんて、~
お母さんに伝えたら絶対に喜ぶわ。▼~
:[セリーヌ]|ジャンのお母様が?▼~
:[ジャン]|母は故郷の島にある、~
茶葉を加工する工房で働いてるんです。▼~
多分、セリーヌ王女のもとにも、~
母が加工した茶葉が届いてると思いますよ。▼~
:[セリーヌ]|そうだったのね…!~
なら是非、お礼を伝えておいてくれるかしら。▼~
:[ジャン]|はい。王女様に褒めてもらえるなんて、~
お母さんの一生の自慢になるわ。▼~
:[セリーヌ]|ジャン。~
良かったら、今度お茶会をしない?▼~
せっかくお母様の話が出たから、~
ジャンの故郷の茶葉を用意するわ。▼~
:[ジャン]|えっ…! あ、ありがとうございます。~
勿体ないほど嬉しいお誘いです。▼~
セリーヌ王女とお茶やなんて、~
恐縮ですけど…楽しみにしてます。▼~
:[セリーヌ]|ええ、わたしもよ。~
また声をかけるわね。▼~
***支援B [#yd2c6a56]
:[セリーヌ]|こんにちは、ジャン。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女。こんにちは。▼~
:[セリーヌ]|あら、それは医学書かしら。~
今日はこれからお勉強?▼~
:[ジャン]|はい。~
いい医者になるために。▼~
:[セリーヌ]|立派ね。~
じゃあ、お誘いは日を改めることにするわ。▼~
:[ジャン]|お誘い…~
もしかして、この前のお茶会の件ですか?▼~
:[セリーヌ]|ええ。ジャンの故郷の茶葉が手に入ったの。~
だから今日にでもどうかと思ったのだけれど…▼~
お勉強の方が大切だわ。▼~
:[ジャン]|す、すみません。~
お気遣いいただいて。▼~
:[セリーヌ]|とんでもない。楽しみが先に延びただけのことよ。~
待った分だけ、よりおいしく感じられるはずだわ。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女がこんなに言ってくださるやなんて、~
自分の故郷の茶葉はすごかったんですね。▼~
:[セリーヌ]|うふふ、いま気が付いたの?▼~
ジャンの故郷で取れる茶葉は世界に誇れるものと~
わたしが保証させていただくわ。▼~
:[ジャン]|ありがとうございます。▼~
:[セリーヌ]|そういえば…ジャンはお茶の道は考えなかったの?~
お母様も工房で働いているようだし。▼~
:[ジャン]|考えたことなかったですね。~
お茶は美味しいですけど、人は救えませんので。▼~
:[セリーヌ]|人は救えない…▼~
…………▼~
:[ジャン]|? セリーヌ王女?▼~
:[セリーヌ]|ごめんなさい、なんでもないの。~
お勉強の邪魔になるから、もう行くわね。▼~
:[ジャン]|これで勉強もはかどると思います。~
ありがとうございました。▼~
:[セリーヌ]|あまり無理せず頑張ってね。▼~
***支援A [#o86e20c0]
:[ジャン]|うーん…~
頭に入っていかへん…▼~
:[セリーヌ]|ジャン、お疲れ様。~
お勉強、頑張っているみたいね。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女。▼~
頑張ってはいるんですけど、中々。~
だんだん頭も疲れてきて…あかんなあ…▼~
:[セリーヌ]|そんなときは、これをどうぞ。▼~
:[ジャン]|この香り…~
自分の故郷のお茶ですか?▼~
:[セリーヌ]|ええ、その通りよ。▼~
ジャンがお勉強で悩んでいる姿が見えたから。~
お茶を飲んで気分転換できればと思ったの。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女…~
ありがとうございます。▼~
:(暗転)|
:[ジャン]|…うん。懐かしい香りや。~
美味しいし、ほっとする。▼~
:[セリーヌ]|…ねえ、ジャン。あなたはこの間、~
お茶は人を救えないと言っていたけれど…▼~
わたしはジャンの故郷のお茶に、~
何度も救われたと思っているのよ。▼~
:[ジャン]|お茶に救われた…ですか?▼~
:[セリーヌ]|物事が上手くいかなくて、落ち込んだ気分のとき…~
美味しいお茶を飲むの。▼~
すると、たちまち心が軽くなるわ。▼~
ただの気分転換かもしれないけれど、~
それを機に物事がうまくいくこともある。▼~
それを救いと呼ぶのは…大袈裟かしら?▼~
:[ジャン]|…いいえ、そんなことありません。▼~
実際、自分も今、~
気分が軽くなってますから。▼~
ありがとうございます、セリーヌ王女。~
大切なことを教えてくれて。▼~
それから…ごめんなさい。医者の卵としても…~
お茶は人を救うと、考えを改めます。▼~
:[セリーヌ]|謝ることはないわ。~
ジャンの気分が軽くなったのなら、よかった。▼~
:[ジャン]|なんかお母さんに会いたくなってきました。~
故郷のお茶は世界一やって、そう伝えたいです。▼~
:[セリーヌ]|わたしも一緒に行って伝えたいわ。~
いつも幸せにしてもらっていますって。▼~
:[ジャン]|あの、もしセリーヌ王女が良かったら、~
このままお茶会にしませんか。▼~
自分だけ飲むのも悪いし…その…~
もう少し、セリーヌ王女と話したいんです。▼~
もちろん、終わったらちゃんと勉強しますんで!▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
嬉しいお誘いだわ。ありがとう。▼~
実はわたしも、飲みたいなって思っていたの。~
はしたなくって、ごめんなさいね。▼~
じゃあ、準備をしましょうか。~
お茶のことを、いっぱいお話ししましょう。▼~
:[ジャン]|はい…!▼~
**スタルーク [#b7236226]
***支援C [#w481e9ae]
:[セリーヌ]|はぁ…▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女。~
こんな夜更けに…どうされたのですか。▼~
:[セリーヌ]|スタルーク王子…▼~
何でもありません。~
今夜は少し眠れなくて。▼~
:[スタルーク]|顔色が良くないです。~
なにか…悪い夢でも見たんですか?▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
…お兄様が、死んでしまう夢を見ました。▼~
:[スタルーク]|え…▼~
:[セリーヌ]|誤解しないでくださいね。~
よく見る夢なんです。幼い頃から、何度も。▼~
兄は昔、病弱でしたから…~
そのせいかもしれません。▼~
今でも、何かの拍子にいなくなってしまうのではと、~
その思いが抜けきれなくて。▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女…▼~
:[セリーヌ]|もちろん、今のお兄様は元気ですよ?~
鍛錬がお好きで、健康そのものです。▼~
:[スタルーク]|そうだと思います。~
戦場でも勇敢で、頼もしい限りですよ。▼~
でも、その夢…わかります。~
僕も何度も見ますから…▼~
…兄上がいなくなる夢を。▼~
:[セリーヌ]|!~
スタルーク王子も?▼~
:[スタルーク]|はい…内容が内容だけに…~
こんなこと、誰にも言えませんでしたが。▼~
:[セリーヌ]|そうですか。~
そのお話、詳しく聞きたいところですが…▼~
夜更けに話し込むわけにはいかないわ。~
機会を改めますね、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|はい、また…~
いつでも声をかけてください。▼~
***支援B [#k553f828]
:[セリーヌ]|…………▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女。~
また…嫌な夢を見てしまったのですか?▼~
:[セリーヌ]|…ふふ。~
わかってしまわれますか。▼~
以前、スタルーク王子も同じように、~
兄がいなくなる夢を見ると仰っていましたものね。▼~
それは…いつからですか?▼~
:[スタルーク]|…僕は、最近見るようになりました。~
邪竜が目覚め、戦が始まった頃から。▼~
「もし自分が死に、ディアマンドにも何かあったら、~
お前がこの国を守るのだぞ」▼~
父上が言っていた言葉です。この言葉を聞いたときは…~
そんなこと、あるはずがないと思っていました。▼~
偉大な父上と、優秀な兄上。~
この二人がいなくなることなど、絶対あり得ない。▼~
けれど…~
戦争に、絶対などありませんから。▼~
:[セリーヌ]|スタルーク王子…▼~
:[スタルーク]|この夢が本当になってしまったらと、~
その思いが、ずっと心にあります。▼~
戦場で、敵の攻撃を受けてしまったら…~
別れたまま、会えなくなってしまったら…▼~
そんなお光景が、来てほしくない未来が、~
これまで何度夢に出たことか。▼~
:[セリーヌ]|同じです…わたしも。思いつく限りの不幸を、~
夢で見てしまうのです。▼~
:[スタルーク]|でも僕は、そんな時…~
眠っている兄上を見に行くんです。▼~
元気にいびきをかいている兄上を見ると、~
なんだか安心するんですよ。▼~
:[セリーヌ]|それはいいですね。▼~
わたしのお兄様は早起きなので…迂闊に行くと、~
早朝の鍛錬に誘われてしまいそうですけれど。▼~
:[スタルーク]|あはは、いいじゃないですか。~
元気に走る姿を見ると安心しそうです。▼~
:[セリーヌ]|うふふ…~
間違いないですね。▼~
…あなたに話すと少し落ち着きました。~
ご心配をおかけして、すみません。▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
また悪い夢を見たときは仰ってください。▼~
僕なんかじゃ解決はできませんが…~
気持ちはわかるつもりですから。▼~
:[セリーヌ]|ありがとうございます。~
とても心強いです、スタルーク王子。▼~
***支援A [#ge3401d5]
:[セリーヌ]|いい香りの紅茶ですね。~
とっても美味しいです。▼~
:[スタルーク]|良かった。ブロディアの高地で採れる茶葉です。~
安眠の効果があるとか…▼~
:[セリーヌ]|安眠の…▼~
そう、わたしのために用意してくださったのね。~
ありがとうございます。▼~
:[スタルーク]|どうですか、あれ以来。▼~
:[セリーヌ]|…だめですね。戦が苛烈になるにつれ、~
悪い夢を見る日も多くなってきています。▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女…▼~
…………▼
僕たちは、国王にはなりませんよ。▼~
:[セリーヌ]|え…?▼~
:[スタルーク]|消極的な意味で言っているのではありません。~
万が一…そうなれば役目は果たします。でも…▼~
失わないように戦いましょう。~
僕たちの兄を。未来の国王を。▼~
悪い夢は消せなくとも、~
その通りにならないように戦うことはできます。▼~
ですから…その…アルフレッド王子のこと、~
僕も守って差し上げます!▼~
:[セリーヌ]|…!▼~
:[スタルーク]|同盟を結んだ隣国の王太子であれば…そして、~
友人の兄であれば、僕の兄上も同然ですから。▼~
って…僕なんかに兄上認定されたうえ、~
守られるなんて嫌かもしれませんけど。▼~
:[セリーヌ]|とんでもありません!~
嬉しいです…すごく。涙が出そうなぐらい。▼~
スタルーク王子のように腕の立つ方が~
守ってくださるなら心強いわ。▼~
:[スタルーク]|そ、そんなにご評価いただき、恐縮です。▼~
:[セリーヌ]|わたしもお守りします。あなたのお兄様…~
ディアマンド王子のことを。▼~
お互いに、お互いの次期国王を守り合いましょう。~
これは国同士の利にもなるはずです。▼~
必要なら…この身を挺しても構いません。▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女、それは!▼~
:[セリーヌ]|ええ。正しい行いでないことは承知しています、~
けれど…▼~
スタルーク王子には、~
理解できない考えではないでしょう?▼~
:[スタルーク]|…………▼~
そうですね。~
誰にも内緒にしておいてください。▼~
:[セリーヌ]|ええ、もちろん。▼~
:[スタルーク]|…僕たちはあまり公にできない同盟を~
結んでしまったのかもしれませんね。▼~
:[セリーヌ]|でも、おかげで…今夜からは、~
あの夢を見ることが少なくなりそうです。▼~
:[スタルーク]|僕もですよ。▼~
これからもよろしくお願いしますね。~
国王となる未来のない者同士。▼~
:[セリーヌ]|はい。戦が終わってからも、ずっと…~
手を取り合い進みましょう。▼~
**ラピス [#d7ee0571]
***支援C [#a6bf6a53]
:[セリーヌ]|あら…いい匂い。~
ラピス、それは何を飲んでいるの?▼~
:[ラピス]|セリーヌ王女!?~
こ、これは別に…普通のお茶…です。▼~
:[セリーヌ]|よければわたしにも、~
一口くださらないかしら。▼~
:[ラピス]|えっ…いけません!~
こんなものを王女様に飲ませるわけには!▼~
:[セリーヌ]|大丈夫よ。~
だってラピスは普通に飲んでいるじゃない。▼~
:[ラピス]|で、ですが…これは、その…▼~
お店で買った茶葉ではなく、~
あたしがその辺で摘んだ野草を使っていて…▼~
:[セリーヌ]|自作のお茶ということ?~
それは素晴らしいわ。▼~
お願い。~
是非わたしにも飲ませて。▼~
:[ラピス]|うう…!~
そ、そこまでおっしゃるなら、どうぞ…▼~
:[セリーヌ]|ありがとう、ラピス。▼~
…まあ…!~
爽やかな香りで、とても美味しいわ!▼~
:[ラピス]|そ、そうですか。それはよかったです。~
実は、その茶器も自作なんです。▼~
:[セリーヌ]|茶器も…!?~
職人も顔負けの仕上がりよ。▼~
ラピスは何でも自分で作れてしまうのね。~
素晴らしい才能だと思うわ。▼~
:[ラピス]|褒めてくださってありがとうございます。~
でも、ほんと大したことないですから…▼~
:[セリーヌ]|ねえ、ラピス。~
もしよければこのお茶の作り方を教えてくれない?▼~
どの野草を摘んで、どう作ればいいのか、~
是非教わりたいの。▼~
:[ラピス]|もちろん、構いませんよ。~
今度、森へご一緒してお教えしますね。▼~
:[セリーヌ]|嬉しいわ。~
ありがとう、ラピス。▼~
***支援B [#ebfccd70]
:[ラピス]|えっと…~
この野草は食べられます。▼~
そのまま茹でても美味しいですし、~
乾燥させてお茶にしてもいいです。▼~
:[セリーヌ]|なるほど…▼~
:[ラピス]|こっちの野草は食べられませんが~
すり潰せば傷薬として使えますね。▼~
:[セリーヌ]|よく目にする野草なのに~
そんな効能があるとは知らなかったわ。▼~
:[ラピス]|あと、この苔は火傷によく効きますね。▼~
乾燥させて粉末にしておいて、~
使うときに水を混ぜて塗り薬にするんです。▼~
:[セリーヌ]|ありがとう、ラピス。~
知らなかったことだらけよ。▼~
:[ラピス]|こんなことでよろしければ、~
いくらでもお教えします。▼~
あたし自身は普通の家の出なのですが…~
痩せた土地に住む友だちが多かったので…▼~
それでまあ、友だちのおかげで…~
こういうことにも詳しくなったといいますか…▼~
:[セリーヌ]|今日は本当に勉強になったわ。~
そのお友達にも感謝をしないといけないわね。▼~
:[ラピス]|あ、ありがとうございます。▼~
ですが、王女様がこんなことを覚えても、~
お役に立つでしょうか?▼~
お店で茶葉が買えるのですから~
野草を摘む機会なんてないでしょうし…▼~
薬だっていくらでも買えるはずですよね?▼~
:[セリーヌ]|確かに、そうね。~
平和だったなら、そうかもしれない。▼~
けれど、今は何があるかわからないわ。~
戦の中で、知識が役立つこともあるでしょう。▼~
もしラピスさえよければ…~
もっと色々なことを教えて欲しいわ。▼~
:[ラピス]|セリーヌ王女がそうおっしゃるなら、~
いくらでもお教えしますよ。▼~
あたしの実体験から得た知識…▼~
で、ではなくて!~
あたしの友だちから教えてもらったことを!▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
よろしくね、ラピス。▼~
***支援A [#va434ce8]
:[セリーヌ]|ええと、この野草は乾燥させて~
食べるときは水で戻せばいいのだったわね。▼~
こちらの苔は乾燥させて粉末にすれば~
腹痛に効く飲み薬になる、と。▼~
それから、この野草はお茶にできて…▼~
:[ラピス]|セリーヌ王女。~
何を書かれているんですか?▼~
:[セリーヌ]|ちょうどいいところにきてくれたわ。~
この間、ラピスから得た知識を書にまとめているの。▼~
抜けている情報があったら~
教えて欲しいと思っているのだけれど…▼~
:[ラピス]|それはもちろん喜んで。~
ですが、なぜセリーヌ王女がそんなことを?▼~
:[セリーヌ]|万が一の備え、かしら。▼~
:[ラピス]|どういうことですか? 食料でも薬でも、~
まだ沢山備えがあったと思いますが…▼~
:[セリーヌ]|わたしたちではなく、民のためよ。▼~
:[ラピス]|民のため?▼~
:[セリーヌ]|フィレネは豊穣な土地が多い国だけれど、~
いつ何が起こるかはわからないわ。▼~
天災や戦争、土地が痩せてしまう原因は~
いくらでもあるもの。▼~
そんなときに、ラピスに教えてもらった知識が~
少しでも役に立つかもしれないと思ったの。▼~
:[ラピス]|そ、そうだったんですか…~
そんな大きなことを考えていらしたなんて。▼~
:[セリーヌ]|もちろんラピスにだけ負担はかけないわ。~
他の皆からも情報をもらうつもりでいるし…▼~
ラピスにも公務があることは理解しているから、~
あまり時間は取らせないつもりよ。▼~
:[ラピス]|いいえ。あたしで良ければいくらでも。~
ぜひ協力させてください。▼~
あたしが痩せた土地で生き抜いてきた術が~
誰かの役に立つかもしれないなら…▼~
あたし、協力したいです!▼~
:[セリーヌ]|ありがとう。ラピス。▼~
でも、ええと…この知識はお友達からのものでは~
なかったのかしら…?▼~
:[ラピス]|あっ!!▼~
…すみません。つい、見栄を張ってしまって。~
これはあたし自身の知識なんです。▼~
:[セリーヌ]|そうだったの…謝らないで。~
体験に基づく知識こそわたしの得たいものだもの。▼~
本当のことを言ってくれてありがとう。~
あなたの協力に心から感謝するわ。ラピス。▼~
:[ラピス]|あたしこそ、頼ってくださり嬉しいです。~
セリーヌ王女…!▼~
**カゲツ [#ae3b7cb4]
***支援C [#bdc8d45b]
:[カゲツ]|おおっ! 其処におわしますは…~
フィレネ王国のセリーヌ王女ではないか!▼~
息災であったか?~
これから余と茶でもしばこうではないか!▼~
:[セリーヌ]|カゲツはいつも元気そうね。▼~
:[カゲツ]|もちろんじゃ!▼~
今日も今日とて意気衝天!~
余の意気込みは有り余っておるぞ!▼~
:[セリーヌ]|でも残念だけれど…~
ついさっき紅茶をいただいたところなの。▼~
また今度、誘ってくれると嬉しいわ。▼~
:[カゲツ]|それは残念。~
なら、手合わせでもどうじゃ?▼~
茶の後には適度な運動というじゃろ!~
さあ、一戦お相手願う!▼~
:[セリーヌ]|…うふふ。▼~
:[カゲツ]|むむ?~
何か面白いことでもあったか?▼~
:[セリーヌ]|だって、お茶に誘われたかと思えば~
次の瞬間には勝負を挑んでくるだなんて。▼~
一国の王女にそんなことする方なんて中々いないわ。~
カゲツって面白いわね。▼~
:[カゲツ]|はっはっは!~
褒めても何も出ぬぞ!▼~
:[セリーヌ]|お茶も手合わせも今は遠慮しておくけれど、~
また今度、ゆっくりお話ししましょうね。▼~
:[カゲツ]|ああ、もちろんじゃ!~
余とセリーヌ王女はもう友だちじゃからな!▼~
:[セリーヌ]|ええ、そうね。~
わたしたちはお友だちよ。▼~
***支援B [#l2d792ff]
:[カゲツ]|セリーヌ王女!▼~
:[セリーヌ]|こんにちは、カゲツ。▼~
:[カゲツ]|はっはっは。~
聞いておるぞ、聞いておるぞ。▼~
セリーヌ王女は王女様なのに~
剣術の腕前もなかなからしいのう。▼~
ぜひ手合わせ願いたい!~
どうじゃ一戦!▼~
:[セリーヌ]|お誘いは嬉しいのだけれど、~
わたしは理由がないと戦いたくないわ。▼~
:[カゲツ]|むむ、つまらんのう。~
己の腕前を試してみたいとは思わぬのか?▼~
:[セリーヌ]|国を守るために鍛錬は続けているけれど、~
強さを極めようとは思っていないわ。▼~
:[カゲツ]|仕方ない。~
なら、一緒に茶でもしばくか。▼~
:[セリーヌ]|それなら喜んで。~
でも、その前に公務を終わらせないと。▼~
国に送る書簡を書くだけよ。~
少しだけ待っててね。▼~
:[カゲツ]|王女様というのは大変じゃな。▼~
:[セリーヌ]|そうね。~
無責任な行動はできないわ。▼~
:[カゲツ]|そんな生活で息苦しくはないのか?~
余なら我慢できそうにないぞ。▼~
:[セリーヌ]|大変なことも多いけれど…~
でも、王女として幸せを感じているわ。▼~
:[カゲツ]|そうなのか?~
とても信じられんぞ。▼~
:[セリーヌ]|なら、今度会ったときに教えてあげるわ。~
わたしが何に幸せを感じているかを。▼~
***支援A [#m33fe079]
:[カゲツ]|…これが?▼~
:[セリーヌ]|そう。~
これよ。▼~
:[カゲツ]|わからぬ。~
なぜこれが王女の幸せになるんじゃ。▼~
フィレネ王国を描いた絵画じゃろ?~
見事な絵だとは思うが…▼~
:[セリーヌ]|カゲツの言う通り、~
王女という立場は大変なことも多いわ。▼~
でも、民が平和に暮らせている様子を見ると、~
とても幸せな気分になるの。▼~
:[カゲツ]|確かにこの絵画に描かれた民は、~
みな幸せそうな顔をしておる。▼~
:[セリーヌ]|民の平穏な生活を守れるなら~
王女の苦労なんて大したことじゃないわ。▼~
:[カゲツ]|セリーヌ王女は本当に~
フィレネ王国と民を愛しているんじゃな。▼~
:[セリーヌ]|ええ、もちろんよ。▼~
:[カゲツ]|王女としての幸せ、理解したぞ。▼~
ま、余は強者と手合わせする方が~
幸せを感じるがのう!
:[セリーヌ]|そうだったわ。~
カゲツはわたしとの手合わせを望んでいたわね。▼~
もし、カゲツがフィレネ王国に害をなそうとするなら~
わたしは容赦なくカゲツと戦うわよ。▼~
:[カゲツ]|セリーヌ王女とは手合わせをしたいが、~
そんな理由を作ってまでとは思わんよ。▼~
:[セリーヌ]|ふふ。~
そう言ってもらえると助かるわ。▼~
:[カゲツ]|手合わせが叶わぬというのなら、~
茶でもしばこうではないか。▼~
そなたの選ぶ茶はどれも絶品じゃからな。▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
カゲツとはこれからも友だちでいられそうね。▼~
:[カゲツ]|もちろんじゃ、セリーヌ王女!~
ずっとずーっと友達じゃ!▼~
**オルテンシア [#e7c83168]
***支援C [#a531f5de]
:[セリーヌ]|こんにちは、オルテンシア王女。▼~
:[オルテンシア]|むっ!~
セリーヌ王女!▼~
ふむふむ。へぇ…~
なるほどなるほどね…▼~
これは強敵ね。~
でも、あたしだって負けてないわ。▼~
:[セリーヌ]|…オルテンシア王女。~
先ほどから何を?▼~
:[オルテンシア]|よし、いけるわ。~
いけるいける。▼~
正直に言うとほぼ互角って感じだけど、~
初めから認めるわけにはいかないわ。▼~
だって、これは勝負なんだから。~
負けるわけにはいかない大事な勝負。▼~
:[セリーヌ]|はあ…勝負。▼~
:[オルテンシア]|だからこそ、今は不都合なところには目をつ...
高らかに宣言するのよ。▼~
セリーヌ王女!~
恐るるに足らずよ!▼~
可愛さだけじゃないわ!~
何もかもあたしの方が勝ってる!▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
ふふっ。何を仰るのかと思えば。~
オルテンシア王女はいつも元気ですね。▼~
:[オルテンシア]|げ、元気ですって…?▼~
ふんだ。~
そうやって余裕ぶるのも今のうちよ。▼~
これからはいっぱい、~
あたしの方が優秀だって証明してあげるんだから!▼~
首を洗って待ってなさい!~
あーっはっはっはっは!▼~
(オルテンシア退場)
:[セリーヌ]|あら、もう行ってしまうの?~
お茶でも一緒にと思ったのだけれど…▼~
…いいなあ。~
わたしにもあんな可愛い妹がいたらな。▼~
***支援B [#z0c38eec]
:[セリーヌ]|こんにちは。~
オルテンシア王女。▼~
:[オルテンシア]|きたわね、セリーヌ王女!▼~
さっそくだけど勝負よ!~
どっちがお肌ぷにぷにか選手権!▼~
(暗転)
:[オルテンシア]|ぷに。~
ぷにぷに。▼~
:[セリーヌ]|あはは。~
くすぐったいです。▼~
:[オルテンシア]|…………▼~
(画面が明るくなる)
:[オルテンシア]|ぷにぷに選手権は中止よ!▼~
:[セリーヌ]|もうですか?▼~
:[オルテンシア]|別に諦めたわけじゃないわ!~
勘違いしないでちょうだい!▼~
:[セリーヌ]|それは残念です。~
わたしもオルテンシア王女をぷにぷにしたかったのに。▼~
:[オルテンシア]|そ、そうなの?~
でも、今は勝負してるから邪魔しないで。▼~
:[セリーヌ]|ふふ、わかりました。▼~
:[オルテンシア]|んんん…セリーヌ王女が相手だと、~
なんかいつもの感じで立ち回れないわ。▼~
やっぱりセリーヌ王女のことを、~
ほんとは可愛いって認めているからなのかしら。▼~
(暗転)
:[セリーヌ]|ぷにぷに。▼~
(画面が明るくなる)
:[オルテンシア]|こ、こらー!~
ぷにぷに選手権は中止って言ったでしょ!▼~
:[セリーヌ]|ごめんなさい、オルテンシア王女。~
どうしても触ってみたくて、つい。▼~
:[オルテンシア]|そ、そんな素敵な笑顔で謝られたら…~
好きになっちゃうじゃない。▼~
もうやめてよ!~
あたしが世界で一番、可愛いんだから!▼~
うわ〜〜〜〜〜ん!▼~
(オルテンシア退場)
:[セリーヌ]|…行ってしまったわ。~
残念、今日こそお茶に誘いたかったのに。▼~
***支援A [#if4ad760]
:[オルテンシア]|…………▼~
:[セリーヌ]|オルテンシア王女。~
今日は元気がなさそうですね。▼~
:[オルテンシア]|セリーヌ王女…▼~
…認めるわ。▼~
:[セリーヌ]|え…?▼~
:[オルテンシア]|セリーヌ王女…あなたは可愛い。~
勝負はあなたの勝ちよ。▼~
ほんとは最初から認めてたの。~
目が離せなくなるほどの圧倒的な魅力を。▼~
:[セリーヌ]|まあ…そんなに褒めてくださるなんて。~
ありがとうございます、オルテンシア王女。▼~
ですが…▼
(暗転)
:[セリーヌ]|ぷにぷに。▼~
(画面が明るくなる)
:[オルテンシア]|わわわっ!?~
な、なんでぷにぷにするの!▼~
:[セリーヌ]|勝負は仲良く、~
引き分けにしましょう?▼~
オルテンシア王女も、とても可愛いですよ。~
思ったことがすぐ顔に出てしまうほど素直で。▼~
その素直さに、周りの人も~
どれだけ癒やされていることか。▼~
:[オルテンシア]|セリーヌ王女…▼~
:[セリーヌ]|オルテンシア王女。~
あなたにも素晴らしい魅力があります。▼~
だから笑ってください。~
あなたには笑顔が似合いますから。▼~
:[オルテンシア]|うう…そ、そんなこと言われたら…~
あたし…あたし…▼~
あなたのことがもっと好きになっちゃうじゃない!▼~
:[セリーヌ]|わたしはとっくにオルテンシア王女のことが~
好きですけれどね。▼~
:[オルテンシア]|う、うわ〜ん! その余裕が悔しいけど!~
もう何だっていいわ!▼~
:[セリーヌ]|ねえ、オルテンシア王女。~
今日は紅茶をご一緒しませんか?▼~
ずっとあなたをお誘いしたかったの。▼~
:[オルテンシア]|へ?~
あたしを…?▼~
:[セリーヌ]|ええ。同じ妹王女という立場同士、~
色々お話しさせてくださると嬉しいです。▼~
友好のしるしとして、~
イルシオンの茶葉を取り寄せてあるの。▼~
:[オルテンシア]|ほんと? 行く行く!~
セリーヌ王女、大好き!▼~
:[セリーヌ]|良かった。~
素敵なお茶会にしましょうね。▼~
**フォガート [#h6c4b6a9]
***支援C [#tdc5f12d]
:[フォガート]|あっ、セリーヌ王女。~
今日もかわいいね。▼~
:[セリーヌ]|こんにちは。~
フォガート王子。▼~
:[フォガート]|こんにちは。▼~
…かわいいって言ったことには、~
反応してくれないのかな?▼~
:[セリーヌ]|フォガート王子のお世辞に~
いちいち反応していたら日が暮れてしまいます。▼~
:[フォガート]|お世辞じゃないんだけど、~
信じてくれない感じか。▼~
そうだ、今からお茶でもどう?~
セリーヌ王女は紅茶が好きなんでしょ?▼~
:[セリーヌ]|ええ。▼~
:[フォガート]|ソルムとフィレネの王族同士、~
交流を深めるのも大切だと思うんだよね。▼~
価値観の違いとかって新たな刺激にもなるしさ。~
お互いのためにもなると思うんだけど。▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
交易で栄えたソルムの方らしい考え方ですね。▼~
:[フォガート]|そういうこと。▼~
:[セリーヌ]|ですが、ごめんなさい。~
今日のところはお断りしますね。▼~
フィレネの民は本来、牧歌的な生活を好み…~
あまり冒険に出る気質ではないので。▼~
:[フォガート]|俺とお茶を飲むのが冒険ってこと!?▼~
:[セリーヌ]|ええ。それもかなり危険な冒険です。~
それでは。▼~
:[フォガート]|ありゃ、本当に行っちゃった。~
もう少し時間をかけないと無理か。▼~
さすがはフィレネの第一王女。~
簡単には懐に入れてくれないね。▼~
***支援B [#q422f10c]
:[フォガート]|セリーヌ王女。~
今日もかわいいね。▼~
:[セリーヌ]|ありがとうございます、フォガート王子。▼~
:[フォガート]|今日こそは一緒にお茶でもどう?~
そろそろ交流を深めようよ。▼~
:[セリーヌ]|そうですね…どうしましょう。▼~
:[フォガート]|あらら。~
まだお悩み中?▼~
まあ、仕方ないのかな。~
セリーヌ王女はフィレネの人だし。▼~
:[セリーヌ]|冒険をあまり好まないと言いましたからね。▼~
:[フォガート]|そうそう。~
ま、それだけじゃないんだけどね。▼~
:[セリーヌ]|それだけではない、とは?▼~
:[フォガート]|ほら、フィレネって農業や畜産が盛んで~
蓄えの心配なんて不要なくらい豊かな国でしょ?▼~
それはそれで素晴らしいことだと思うよ。▼~
でも、逆に言えば~
自国だけで全てが完結しちゃってるからね。▼~
外の人に対しては門が必要以上に固いのかなってさ。~
閉じた世界ってやつ。▼~
:[セリーヌ]|なるほど。~
そう言われると、少し寂しい気がしますね。▼~
…いいでしょう。~
フォガート王子のお誘いをお受けします。▼~
フィレネの民が閉じた人間ではなく…▼~
その牧歌的な生活が育むおおらかさ故に、~
他者を受け入れる度量があることを証明します。▼~
:[フォガート]|ははは!~
さすがセリーヌ王女だね。▼~
自国の否を王女自らが正すなんてさ。~
俺も見習わなくちゃ。▼~
:[セリーヌ]|わたしもこの機会に~
フォガート王子の処世術を学ばなくては。▼~
他国の王族に取り入り~
いかにして情報を引き出すか、を。▼~
:[フォガート]|…正直その一面があるのは否定しないよ。~
こんなんでも、俺は第一王子だし。▼~
でもさ、今日は普通にお茶を楽しもうよ。~
同じ側に立っている仲間としてさ。▼~
:[セリーヌ]|それは嬉しい申し出ですね。~
ありがとうございます、フォガート王子。▼~
***支援A [#c7b3bebb]
:[セリーヌ]|フォガート王子。~
わたしたちって似ているとは思いませんか?▼~
:[フォガート]|そうなんだよね。~
俺もそう思ってた。▼~
見た目も性格も違うのに、~
なんか妙にお互いのことは理解できる感じじゃない?▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
同感です。▼~
:[フォガート]|ま、考えてみれば~
立場的な話から同じなんだよね。▼~
俺たちはどっちも~
王位継承権の筆頭は他にいるでしょ?▼~
:[セリーヌ]|そうですね。▼~
ですから、幼少期より、~
王を支える存在になりたいと願っていました。▼~
:[フォガート]|同じ同じ。~
で、自分には何ができるかをすごく考えてた。▼~
姉さんを支えるためには~
あの人より強くなきゃダメだ。▼~
だから、姉さん以上に手合わせに励んだし、~
城の外に出て、問題を解決して回ったよ。▼~
:[セリーヌ]|やはり、そうなのですね。▼~
わたしの場合、病弱な兄を支えるために~
剣術と魔法の腕を磨きました。▼~
でも、ひどいんですよ?~
鍛錬を続けて、支える力がついたと思ったときには…▼~
兄はすっかり元気そうになっていて。▼~
:[フォガート]|あはは。~
それは嬉しいやら悲しいやらだね。▼~
うん。~
やっぱり似てるよ、俺たち。▼~
:[セリーヌ]|わたしもフォガート王子も、~
きょうだいを愛し、自国を愛しています。▼~
:[フォガート]|で、その愛する対象を守るためなら…~
俺たちは鬼になれる。▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
平和的な手段でないことも躊躇なく行えます。▼~
:[フォガート]|…………▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
:[フォガート]|良かったよ。~
俺たちはお互いの怖さも知ってるってことでしょ。▼~
:[セリーヌ]|ですからソルムと争うような道は、~
決して歩みたくありません。▼~
:[フォガート]|これからも仲良くしようね。~
信頼できる仲間としてさ。▼~
:[セリーヌ]|ええ。フォガート王子。~
理解し合える仲間として歩みましょう。▼~
**モーヴ [#qbce4789]
***支援C [#mb65aab4]
:[モーヴ]|セリーヌ殿。~
つかぬことをお聞きしても?▼~
:[セリーヌ]|ええ、構わないわ。▼~
:[モーヴ]|フィレネのどこかに…大きな広葉樹が~
一本だけ立つ丘陵はありませんか?▼~
:[セリーヌ]|大きな広葉樹?~
すぐには思い浮かばないのだけれど…▼~
そこがどうかしたの?▼~
:[モーヴ]|実は俺はフィレネの生まれなのです。▼~
幼少時、その丘陵に~
家族で旅行へと出かけたことを覚えていて…▼~
詳しい地名などはわからないのですが、~
その美しい光景をずっと忘れられなくて。▼~
願わくば再訪したいと思っているのです。▼~
:[セリーヌ]|まあ…そうだったのね。~
あなたがフィレネの出身だったなんて。▼~
けれど、その情報だけでは、~
場所を特定するのは少し難しいわね。▼~
:[モーヴ]|そうですか…~
困らせてしまい申し訳ない。▼~
ずっと忘れられないほど、~
俺にとっては大切な思い出の場所だったので…▼~
:[セリーヌ]|そこまでの思い入れがあるのね…▼~
わかったわ。フィレネ出身の仲間の願いなら、~
簡単に諦めることなんでできない。▼~
どうか、わたしにも協力させて。▼~
フィレネの第一王女として、~
その思い出の場所を探してみせるわ。▼~
:[モーヴ]|ありがとうございます、セリーヌ殿。▼~
***支援B [#g85f1bf8]
:[セリーヌ]|これはどうかしら?▼~
:[モーヴ]|うーん…~
あまりピンとこないです。▼~
:[セリーヌ]|じゃあ、こっちの絵画は?▼~
:[モーヴ]|…違いますね。~
見たこともない景色です。▼~
:[セリーヌ]|そう。フィレネの有名な観光地の絵画を~
何枚か見てもらったけれど…▼~
どれもモーヴの思い出の場所では~
ないみたいね。▼~
:[モーヴ]|申し訳ありません。~
こんなに用意してもらったのに…▼~
:[セリーヌ]|他に何か思い出せることはない?~
その場所の景色以外で。▼~
:[モーヴ]|…………▼~
思い出しました。▼~
パイ包みです。~
母の手作りの。▼~
大きな広葉樹の下に座って~
父と母と三人で食べたんです。▼~
美味かったな…▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
素敵な思い出ね。▼~
:[モーヴ]|すみません。~
場所の特定に繋がりはしない情報でした。▼~
:[セリーヌ]|いいえ、構わないわ。~
きっと幸せな時間だったのでしょうね…▼~
:[モーヴ]|…………▼~
…そうか。▼~
だから俺は、ずっと…▼~
:[セリーヌ]|モーヴ?▼~
:[モーヴ]|セリーヌ殿。~
ここまで協力していただき感謝します。▼~
ですが、これ以上はもう大丈夫です。~
今までありがとうございました。▼~
:[セリーヌ]|あっ、ちょっとモーヴ…▼~
いきなりどうしたのかしら。▼~
***支援A [#e8949fc1]
:[セリーヌ]|モーヴ。~
どうして思い出の場所探しをやめたの?▼~
:[モーヴ]|セリーヌ殿…▼~
申し訳ありません。▼~
協力して頂いたセリーヌ殿には、~
説明しなければなりませんでしたね。▼~
:[セリーヌ]|話したくなければいいの。~
ただ、少し気になってしまって。▼~
:[モーヴ]|セリーヌ殿に協力してもらえば、いつかは…~
思い出の場所を見つけることができたと思います。▼~
ですが、気づいてしまったのです。▼~
俺があの場所を忘れなかったのは、~
景色の美しさに圧倒されたのではなく…▼~
あの場所で家族と~
幸せな時間を過ごしたからなのだと。▼~
:[セリーヌ]|…そういうことだったのね。▼~
:[モーヴ]|木漏れ日に照らされる優しい母の笑顔。~
俺の頭を撫でてくれた父…▼~
好物のパイ包みを頬張って、幸せだった…~
あの頃は、不安や恐れなど、何もなかった。▼~
:[セリーヌ]|モーヴ…▼~
:[モーヴ]|今更、あの場所を見つけて訪れたとしても、~
俺はそれほど感動しないでしょう。▼~
大好きだった家族は、~
もうこの世にいないのですから…▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
それでも探しましょう。~
あなたの思い出の場所を。▼~
:[モーヴ]|え?▼~
:[セリーヌ]|ご家族はもういないけれど…~
今度はわたしたちと一緒に、そこで過ごしましょう?▼~
:[モーヴ]|セリーヌ殿…▼~
以前の言葉は撤回します。~
思い出の場所探しの協力…引き続きお願いします。▼~
:[セリーヌ]|ええ。もちろん。▼~
大切な仲間と共に過ごせば…~
幸せな思い出が、また新しく生まれるはずだわ。▼~
:[モーヴ]|…ありがとうございます。~
セリーヌ殿。▼~
*コメント [#eb319f18]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*セリーヌの支援会話 [#qd987f78]
#contents
**アルフレッド [#ifd125d5]
[[アルフレッドのページへ>../アルフレッド#q61ebf63]]
**エーティエ [#p6d1c87c]
[[エーティエのページへ>../エーティエ#ie092523]]
**クロエ [#x2a7e1a0]
***支援C [#f400b85e]
:[クロエ]|ああ、セリーヌ様。~
今日もお可愛らしい。▼~
:[セリーヌ]|ありがとう、クロエ。▼~
:[クロエ]|今日は少し自由な時間がありますけど~
セリーヌ様はどう過ごされますか?▼~
:[セリーヌ]|そうね…▼~
クロエのペガサスに乗って~
近くの茶畑に行くのはどうかしら?▼^
:[クロエ]|喜んでお連れ致します。▼~
:[セリーヌ]|でも今はこんなときだから、~
以前みたいにゆっくりはできそうにないわね。▼~
わたし、クロエと一緒に茶畑を巡って~
ゆっくり過ごすのが好きだったのだけれど…▼~
:[クロエ]|セリーヌ様…▼~
:[セリーヌ]|仕方がないわ。~
今日は別のことをして過ごしましょう。▼~
:[クロエ]|…この戦いが終わったら、~
いくらでも、どこへでもお連れします。▼~
世界中の茶畑を一緒に巡りましょう。▼~
綺麗な景色を見ながら美味しい紅茶を飲んで、~
ゆっくり過ごすんです。▼~
いかがですか?▼~
:[セリーヌ]|素敵だわ。~
とってもいい考え。▼~
必ず行きましょうね。~
約束よ、クロエ。▼~
:[クロエ]|はい。~
お約束します、セリーヌ様。▼~
***支援B [#n2183380]
:[セリーヌ]|うふふっ。▼~
:[クロエ]|あら、セリーヌ様。~
わたしの顔を見て笑うなんてひどいです。▼~
:[セリーヌ]|ごめんなさい、クロエ。~
でも、違うの。▼~
あなたと出会ったときのことを~
思い出して笑ったのよ。▼~
:[クロエ]|セリーヌ様との初めての出会い…~
ええ、忘れませんとも。▼~
船着き場で泣きながらオロオロしていた~
セリーヌ様の愛くるしいお姿…▼~
:[セリーヌ]|な、泣いてなんかいないわ。▼~
乗るはずだった船が出港できなくなって、~
途方に暮れていただけよ。▼~
:[クロエ]|ええ。~
そして私がお声をかけたのでしたね。▼~
どこか行きたい場所があるのなら~
わたしのペガサスで連れて行くわ、と。▼~
:[セリーヌ]|そして行きたかった茶畑へ~
連れて行ってもらった。▼~
以前もお城を抜け出して、~
お忍びで出かけることはあったけれど…▼~
ペガサスに乗って行くのは初めての体験だった。~
とてもわくわくしたのを覚えているわ。▼~
わたしにとっては、~
あれが初めての大冒険だったのかも。▼~
:[クロエ]|本当に衝撃的な出会いでした。▼~
王女だと告げられた時は、~
泡を吹いて倒れるかと思ったくらい。▼~
わたしにとってみれば…市井で偶然に出会って~
仲良くなった少女が王女様だったのですから。▼~
:[セリーヌ]|ふふ。随分驚かせてしまったのね。~
ごめんなさい。▼~
:[クロエ]|光栄でした。そんな御伽噺のようなことが、~
実際にわたしの身に起こるなんて。▼~
そして、あの日こそが…~
わたしの新たな人生の始まりでもありました。▼~
:[セリーヌ]|新たな人生?~
詳しく知りたいわ。▼~
:[クロエ]|もちろんお話しします。~
ですが、続きはまた今度…▼~
:[セリーヌ]|そうなの?~
時間ならまだあるのに。▼~
:[クロエ]|ふふ。セリーヌ様、~
御伽噺はいいところで続きになるものなのですよ。▼~
***支援A [#da7ca073]
:[クロエ]|セリーヌ様に出会ったその日…▼~
その日からわたしは、~
普通の人生ではないものを求め始めたのです。▼~
:[セリーヌ]|普通の人生ではないもの…~
どういうことかしら。▼~
:[クロエ]|わたしはセリーヌ様に出会うまで、~
本当に普通の女の子でした。▼~
物語の中の出来事に憧れ、夢想して楽しむ。~
それはそれで満足できる日々でしたが…▼~
セリーヌ様と出会ったことで、~
御伽噺のようなことが現実にも起こることを知りました。▼~
こんなわたしでも素敵な体験ができる。~
御伽噺の登場人物になれたかのように…▼~
:[セリーヌ]|確かにクロエは、御伽噺に出てきても~
おかしくないほどの美人さんよ。▼~
:[クロエ]|もう、セリーヌ様ったら。~
からかわないでください。▼~
:[セリーヌ]|うふふ。冗談ではないのだけれど。~
それで…▼~
わたしと出会ったことで、クロエの新しい人生が~
始まったということでいいのかしら。▼~
:[クロエ]|はい。▼~
セリーヌ様に出会ったその日、決めたのです。~
わたしは、必ずセリーヌ様の騎士になると。▼~
:[セリーヌ]|それはどうして?▼~
:[クロエ]|騎士となり家を出れば、~
わたしは自分の人生を生きられると思ったからです。▼~
親の…家の決めた人生ではない、~
わたし自身の。▼~
だから、わたしはその日を境に~
鍛錬を始めました。▼~
:[セリーヌ]|クロエがわたしの臣下になると聞いたとき、~
とても驚いたのを覚えているわ。▼~
:[クロエ]|うふふ。~
無理もありません。▼~
わたしが騎士になれるとは、~
家族でさえ思っていませんでしたから。▼~
セリーヌ様。~
わたしはあなたと出会えて本当に幸せです。▼~
:[セリーヌ]|クロエ…▼~
あなたがわたしと出会い、人生が変わったように~
わたしもあなたと出会ったことで人生が変わったわ。▼~
あなたはわたしの大切な友だちであり、~
とても頼りになる臣下よ。▼~
こんなに幸せなことはないわ。~
ありがとう、クロエ。▼~
これからっも御伽噺の続きを紡いでいきましょう。~
あなたとわたしの物語を。▼~
:[クロエ]|はい。~
セリーヌ様。▼~
**ルイ [#z6a168f0]
***支援C [#afc1f546]
:[ルイ]|いかがでしょうか、セリーヌ様。▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
とてもいい香りだわ。▼~
柑橘系の果物と…これは花ね?~
しかも一種類じゃないわ。▼~
そう…暖かい季節に咲く、~
色とりどりの花の香り。▼~
それらが見事に調和して、~
素敵な香りとなっているわ。▼~
:[ルイ]|お気に召されたようで安心しました。▼~
フィレネの南で取れた茶葉に~
乾燥させた果皮と花を混ぜた紅茶です。▼~
:[セリーヌ]|とても美味しいわ。~
いつもありがとう、ルイ。▼~
毎日、ルイがいれてくれる紅茶を飲める。~
わたしはそれだけで幸せよ。▼~
:[ルイ]|ははは。~
ありがとうございます、セリーヌ様。▼~
そういえば少し前にお話した、~
あの特別な茶葉の話を覚えていますか?▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
もちろん覚えているわ。▼~
その特別な茶葉を使うと、~
他では味わえないような美味しい紅茶になるとか。▼~
:[ルイ]|はい。▼~
実はその茶葉を入手できる伝手ができました。~
近いうちにお楽しみ頂けるかと。▼~
:[セリーヌ]|本当に?~
それは嬉しいわ。▼~
:[ルイ]|楽しみにお待ちくださいね。▼~
***支援B [#i11c7892]
:[セリーヌ]|…信じられない。▼~
この芳醇な香り、どこまでも奥深い…~
こんな紅茶は今まで味わったことがないわ。▼~
:[ルイ]|お気に召しましたか?▼~
:[セリーヌ]|ええ、もちろんよ。▼~
今までたくさんの紅茶を飲んできたけれど、~
これほどのものはそうそうなかったわ。▼~
ルイ、本当にありがとう。▼~
:[ルイ]|喜んで頂けたようで嬉しいです。▼~
:[セリーヌ]|お代わりを頂いてもいいかしら?▼~
:[ルイ]|もちろんです。~
まだまだたくさんご用意できますからね。▼~
:[セリーヌ]|ありがとう。~
わたし、とっても幸せよ。▼~
:[ルイ]|ははは。~
僕も苦労した甲斐がありました。▼~
っ…▼~
:[セリーヌ]|ルイ?~
腕、どうかしたの?▼~
:[ルイ]|大したことではありません。~
この茶葉を取りに行く際に少し…▼~
:[セリーヌ]|どういうこと?▼~
:[ルイ]|実はこの茶葉は人の手で作られたものではなく~
天然の茶畑に生えているものなんです。▼~
それでその茶葉までの道のりが険しく~
しかも凶暴な獣もいたものですから…▼~
:[セリーヌ]|…襲われたのね。▼~
:[ルイ]|でも、ご安心を。~
かすり傷でしたから。▼~
これほどの茶葉を入手できたのですから~
この程度の傷、なんともありませんよ。▼~
さ、お代わりが入りましたよ。~
どうぞ召し上がってください。▼~
:[セリーヌ]|…いえ、結構よ。~
わたし、もう行くわね。▼~
:[ルイ]|セリーヌ様…▼~
***支援A [#n97b0401]
:[セリーヌ]|ルイ、この間はごめんなさい。▼~
せっかく淹れてくれた紅茶を~
途中で飲まずに帰ってしまって…▼~
わたしのために、~
あなたが苦労して用意してくれたものなのに。▼~
:[ルイ]|セリーヌ様。~
謝罪など不要ですよ。▼~
僕がセリーヌ様のご気分を~
害してしまったのですから。▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
ルイ、わたしはね…~
いつも幸せを感じているのよ。▼~
あなたがいれてくれる紅茶を飲むたびに、~
いつも幸せな気持ちになるの。
:[ルイ]|ありがとうございます。▼~
:[セリーヌ]|特別な茶葉でいれてくれた紅茶…~
あれを飲んだときは、いつもより大きな幸せを感じたわ。▼~
でも…~
でもね…▼~
その大きな幸せのために~
ルイが危険な目に遭うのは嫌なの。▼~
:[ルイ]|セリーヌ様…▼~
:[セリーヌ]|毎日、ルイの笑顔を見て、~
普通の紅茶を飲む。▼~
そんな小さな幸せがあれば、~
それ以上のものなんていらないわ。▼~
:[ルイ]|…まったく自分が情けないですよ。▼~
主の真の望みを理解できていなかったとは。~
臣下としてあるまじき失態ですね。▼~
ですが、これからは違います。~
今、ここに誓いましょう。▼~
僕はセリーヌ様のささやかな幸せを守るために、~
これからもお傍で仕え続けると。▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
よろしくお願いするわ、ルイ。▼~
…早速だけれど、紅茶をいれてくれるかしら?
:[ルイ]|はい。かしこまりました。~
特別な茶葉でなくてよろしいのですね?▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
もちろんよ。▼~
特別でなくとも…いつも通りのこの時間が、~
わたしにとっては特別なひとときなのだから。▼~
**ジャン [#v67f2e5c]
***支援C [#w29e949a]
:[セリーヌ]|ジャン、どうもありがとう。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女。~
なんでいきなりお礼を…?▼~
:[セリーヌ]|ジャンの故郷の茶畑で採れる茶葉は、~
わたしの大のお気に入りなの。▼~
一口飲むだけで、いつもわたしを幸せにしてくれる。~
だから、お礼を言わなくてはと思って。▼~
:[ジャン]|そういうことでしたか。~
こちらこそ、ありがとうございます。▼~
セリーヌ王女がそんなに気に入ってくださってるなんて、~
お母さんに伝えたら絶対に喜ぶわ。▼~
:[セリーヌ]|ジャンのお母様が?▼~
:[ジャン]|母は故郷の島にある、~
茶葉を加工する工房で働いてるんです。▼~
多分、セリーヌ王女のもとにも、~
母が加工した茶葉が届いてると思いますよ。▼~
:[セリーヌ]|そうだったのね…!~
なら是非、お礼を伝えておいてくれるかしら。▼~
:[ジャン]|はい。王女様に褒めてもらえるなんて、~
お母さんの一生の自慢になるわ。▼~
:[セリーヌ]|ジャン。~
良かったら、今度お茶会をしない?▼~
せっかくお母様の話が出たから、~
ジャンの故郷の茶葉を用意するわ。▼~
:[ジャン]|えっ…! あ、ありがとうございます。~
勿体ないほど嬉しいお誘いです。▼~
セリーヌ王女とお茶やなんて、~
恐縮ですけど…楽しみにしてます。▼~
:[セリーヌ]|ええ、わたしもよ。~
また声をかけるわね。▼~
***支援B [#yd2c6a56]
:[セリーヌ]|こんにちは、ジャン。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女。こんにちは。▼~
:[セリーヌ]|あら、それは医学書かしら。~
今日はこれからお勉強?▼~
:[ジャン]|はい。~
いい医者になるために。▼~
:[セリーヌ]|立派ね。~
じゃあ、お誘いは日を改めることにするわ。▼~
:[ジャン]|お誘い…~
もしかして、この前のお茶会の件ですか?▼~
:[セリーヌ]|ええ。ジャンの故郷の茶葉が手に入ったの。~
だから今日にでもどうかと思ったのだけれど…▼~
お勉強の方が大切だわ。▼~
:[ジャン]|す、すみません。~
お気遣いいただいて。▼~
:[セリーヌ]|とんでもない。楽しみが先に延びただけのことよ。~
待った分だけ、よりおいしく感じられるはずだわ。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女がこんなに言ってくださるやなんて、~
自分の故郷の茶葉はすごかったんですね。▼~
:[セリーヌ]|うふふ、いま気が付いたの?▼~
ジャンの故郷で取れる茶葉は世界に誇れるものと~
わたしが保証させていただくわ。▼~
:[ジャン]|ありがとうございます。▼~
:[セリーヌ]|そういえば…ジャンはお茶の道は考えなかったの?~
お母様も工房で働いているようだし。▼~
:[ジャン]|考えたことなかったですね。~
お茶は美味しいですけど、人は救えませんので。▼~
:[セリーヌ]|人は救えない…▼~
…………▼~
:[ジャン]|? セリーヌ王女?▼~
:[セリーヌ]|ごめんなさい、なんでもないの。~
お勉強の邪魔になるから、もう行くわね。▼~
:[ジャン]|これで勉強もはかどると思います。~
ありがとうございました。▼~
:[セリーヌ]|あまり無理せず頑張ってね。▼~
***支援A [#o86e20c0]
:[ジャン]|うーん…~
頭に入っていかへん…▼~
:[セリーヌ]|ジャン、お疲れ様。~
お勉強、頑張っているみたいね。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女。▼~
頑張ってはいるんですけど、中々。~
だんだん頭も疲れてきて…あかんなあ…▼~
:[セリーヌ]|そんなときは、これをどうぞ。▼~
:[ジャン]|この香り…~
自分の故郷のお茶ですか?▼~
:[セリーヌ]|ええ、その通りよ。▼~
ジャンがお勉強で悩んでいる姿が見えたから。~
お茶を飲んで気分転換できればと思ったの。▼~
:[ジャン]|セリーヌ王女…~
ありがとうございます。▼~
:(暗転)|
:[ジャン]|…うん。懐かしい香りや。~
美味しいし、ほっとする。▼~
:[セリーヌ]|…ねえ、ジャン。あなたはこの間、~
お茶は人を救えないと言っていたけれど…▼~
わたしはジャンの故郷のお茶に、~
何度も救われたと思っているのよ。▼~
:[ジャン]|お茶に救われた…ですか?▼~
:[セリーヌ]|物事が上手くいかなくて、落ち込んだ気分のとき…~
美味しいお茶を飲むの。▼~
すると、たちまち心が軽くなるわ。▼~
ただの気分転換かもしれないけれど、~
それを機に物事がうまくいくこともある。▼~
それを救いと呼ぶのは…大袈裟かしら?▼~
:[ジャン]|…いいえ、そんなことありません。▼~
実際、自分も今、~
気分が軽くなってますから。▼~
ありがとうございます、セリーヌ王女。~
大切なことを教えてくれて。▼~
それから…ごめんなさい。医者の卵としても…~
お茶は人を救うと、考えを改めます。▼~
:[セリーヌ]|謝ることはないわ。~
ジャンの気分が軽くなったのなら、よかった。▼~
:[ジャン]|なんかお母さんに会いたくなってきました。~
故郷のお茶は世界一やって、そう伝えたいです。▼~
:[セリーヌ]|わたしも一緒に行って伝えたいわ。~
いつも幸せにしてもらっていますって。▼~
:[ジャン]|あの、もしセリーヌ王女が良かったら、~
このままお茶会にしませんか。▼~
自分だけ飲むのも悪いし…その…~
もう少し、セリーヌ王女と話したいんです。▼~
もちろん、終わったらちゃんと勉強しますんで!▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
嬉しいお誘いだわ。ありがとう。▼~
実はわたしも、飲みたいなって思っていたの。~
はしたなくって、ごめんなさいね。▼~
じゃあ、準備をしましょうか。~
お茶のことを、いっぱいお話ししましょう。▼~
:[ジャン]|はい…!▼~
**スタルーク [#b7236226]
***支援C [#w481e9ae]
:[セリーヌ]|はぁ…▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女。~
こんな夜更けに…どうされたのですか。▼~
:[セリーヌ]|スタルーク王子…▼~
何でもありません。~
今夜は少し眠れなくて。▼~
:[スタルーク]|顔色が良くないです。~
なにか…悪い夢でも見たんですか?▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
…お兄様が、死んでしまう夢を見ました。▼~
:[スタルーク]|え…▼~
:[セリーヌ]|誤解しないでくださいね。~
よく見る夢なんです。幼い頃から、何度も。▼~
兄は昔、病弱でしたから…~
そのせいかもしれません。▼~
今でも、何かの拍子にいなくなってしまうのではと、~
その思いが抜けきれなくて。▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女…▼~
:[セリーヌ]|もちろん、今のお兄様は元気ですよ?~
鍛錬がお好きで、健康そのものです。▼~
:[スタルーク]|そうだと思います。~
戦場でも勇敢で、頼もしい限りですよ。▼~
でも、その夢…わかります。~
僕も何度も見ますから…▼~
…兄上がいなくなる夢を。▼~
:[セリーヌ]|!~
スタルーク王子も?▼~
:[スタルーク]|はい…内容が内容だけに…~
こんなこと、誰にも言えませんでしたが。▼~
:[セリーヌ]|そうですか。~
そのお話、詳しく聞きたいところですが…▼~
夜更けに話し込むわけにはいかないわ。~
機会を改めますね、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|はい、また…~
いつでも声をかけてください。▼~
***支援B [#k553f828]
:[セリーヌ]|…………▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女。~
また…嫌な夢を見てしまったのですか?▼~
:[セリーヌ]|…ふふ。~
わかってしまわれますか。▼~
以前、スタルーク王子も同じように、~
兄がいなくなる夢を見ると仰っていましたものね。▼~
それは…いつからですか?▼~
:[スタルーク]|…僕は、最近見るようになりました。~
邪竜が目覚め、戦が始まった頃から。▼~
「もし自分が死に、ディアマンドにも何かあったら、~
お前がこの国を守るのだぞ」▼~
父上が言っていた言葉です。この言葉を聞いたときは…~
そんなこと、あるはずがないと思っていました。▼~
偉大な父上と、優秀な兄上。~
この二人がいなくなることなど、絶対あり得ない。▼~
けれど…~
戦争に、絶対などありませんから。▼~
:[セリーヌ]|スタルーク王子…▼~
:[スタルーク]|この夢が本当になってしまったらと、~
その思いが、ずっと心にあります。▼~
戦場で、敵の攻撃を受けてしまったら…~
別れたまま、会えなくなってしまったら…▼~
そんなお光景が、来てほしくない未来が、~
これまで何度夢に出たことか。▼~
:[セリーヌ]|同じです…わたしも。思いつく限りの不幸を、~
夢で見てしまうのです。▼~
:[スタルーク]|でも僕は、そんな時…~
眠っている兄上を見に行くんです。▼~
元気にいびきをかいている兄上を見ると、~
なんだか安心するんですよ。▼~
:[セリーヌ]|それはいいですね。▼~
わたしのお兄様は早起きなので…迂闊に行くと、~
早朝の鍛錬に誘われてしまいそうですけれど。▼~
:[スタルーク]|あはは、いいじゃないですか。~
元気に走る姿を見ると安心しそうです。▼~
:[セリーヌ]|うふふ…~
間違いないですね。▼~
…あなたに話すと少し落ち着きました。~
ご心配をおかけして、すみません。▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
また悪い夢を見たときは仰ってください。▼~
僕なんかじゃ解決はできませんが…~
気持ちはわかるつもりですから。▼~
:[セリーヌ]|ありがとうございます。~
とても心強いです、スタルーク王子。▼~
***支援A [#ge3401d5]
:[セリーヌ]|いい香りの紅茶ですね。~
とっても美味しいです。▼~
:[スタルーク]|良かった。ブロディアの高地で採れる茶葉です。~
安眠の効果があるとか…▼~
:[セリーヌ]|安眠の…▼~
そう、わたしのために用意してくださったのね。~
ありがとうございます。▼~
:[スタルーク]|どうですか、あれ以来。▼~
:[セリーヌ]|…だめですね。戦が苛烈になるにつれ、~
悪い夢を見る日も多くなってきています。▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女…▼~
…………▼
僕たちは、国王にはなりませんよ。▼~
:[セリーヌ]|え…?▼~
:[スタルーク]|消極的な意味で言っているのではありません。~
万が一…そうなれば役目は果たします。でも…▼~
失わないように戦いましょう。~
僕たちの兄を。未来の国王を。▼~
悪い夢は消せなくとも、~
その通りにならないように戦うことはできます。▼~
ですから…その…アルフレッド王子のこと、~
僕も守って差し上げます!▼~
:[セリーヌ]|…!▼~
:[スタルーク]|同盟を結んだ隣国の王太子であれば…そして、~
友人の兄であれば、僕の兄上も同然ですから。▼~
って…僕なんかに兄上認定されたうえ、~
守られるなんて嫌かもしれませんけど。▼~
:[セリーヌ]|とんでもありません!~
嬉しいです…すごく。涙が出そうなぐらい。▼~
スタルーク王子のように腕の立つ方が~
守ってくださるなら心強いわ。▼~
:[スタルーク]|そ、そんなにご評価いただき、恐縮です。▼~
:[セリーヌ]|わたしもお守りします。あなたのお兄様…~
ディアマンド王子のことを。▼~
お互いに、お互いの次期国王を守り合いましょう。~
これは国同士の利にもなるはずです。▼~
必要なら…この身を挺しても構いません。▼~
:[スタルーク]|セリーヌ王女、それは!▼~
:[セリーヌ]|ええ。正しい行いでないことは承知しています、~
けれど…▼~
スタルーク王子には、~
理解できない考えではないでしょう?▼~
:[スタルーク]|…………▼~
そうですね。~
誰にも内緒にしておいてください。▼~
:[セリーヌ]|ええ、もちろん。▼~
:[スタルーク]|…僕たちはあまり公にできない同盟を~
結んでしまったのかもしれませんね。▼~
:[セリーヌ]|でも、おかげで…今夜からは、~
あの夢を見ることが少なくなりそうです。▼~
:[スタルーク]|僕もですよ。▼~
これからもよろしくお願いしますね。~
国王となる未来のない者同士。▼~
:[セリーヌ]|はい。戦が終わってからも、ずっと…~
手を取り合い進みましょう。▼~
**ラピス [#d7ee0571]
***支援C [#a6bf6a53]
:[セリーヌ]|あら…いい匂い。~
ラピス、それは何を飲んでいるの?▼~
:[ラピス]|セリーヌ王女!?~
こ、これは別に…普通のお茶…です。▼~
:[セリーヌ]|よければわたしにも、~
一口くださらないかしら。▼~
:[ラピス]|えっ…いけません!~
こんなものを王女様に飲ませるわけには!▼~
:[セリーヌ]|大丈夫よ。~
だってラピスは普通に飲んでいるじゃない。▼~
:[ラピス]|で、ですが…これは、その…▼~
お店で買った茶葉ではなく、~
あたしがその辺で摘んだ野草を使っていて…▼~
:[セリーヌ]|自作のお茶ということ?~
それは素晴らしいわ。▼~
お願い。~
是非わたしにも飲ませて。▼~
:[ラピス]|うう…!~
そ、そこまでおっしゃるなら、どうぞ…▼~
:[セリーヌ]|ありがとう、ラピス。▼~
…まあ…!~
爽やかな香りで、とても美味しいわ!▼~
:[ラピス]|そ、そうですか。それはよかったです。~
実は、その茶器も自作なんです。▼~
:[セリーヌ]|茶器も…!?~
職人も顔負けの仕上がりよ。▼~
ラピスは何でも自分で作れてしまうのね。~
素晴らしい才能だと思うわ。▼~
:[ラピス]|褒めてくださってありがとうございます。~
でも、ほんと大したことないですから…▼~
:[セリーヌ]|ねえ、ラピス。~
もしよければこのお茶の作り方を教えてくれない?▼~
どの野草を摘んで、どう作ればいいのか、~
是非教わりたいの。▼~
:[ラピス]|もちろん、構いませんよ。~
今度、森へご一緒してお教えしますね。▼~
:[セリーヌ]|嬉しいわ。~
ありがとう、ラピス。▼~
***支援B [#ebfccd70]
:[ラピス]|えっと…~
この野草は食べられます。▼~
そのまま茹でても美味しいですし、~
乾燥させてお茶にしてもいいです。▼~
:[セリーヌ]|なるほど…▼~
:[ラピス]|こっちの野草は食べられませんが~
すり潰せば傷薬として使えますね。▼~
:[セリーヌ]|よく目にする野草なのに~
そんな効能があるとは知らなかったわ。▼~
:[ラピス]|あと、この苔は火傷によく効きますね。▼~
乾燥させて粉末にしておいて、~
使うときに水を混ぜて塗り薬にするんです。▼~
:[セリーヌ]|ありがとう、ラピス。~
知らなかったことだらけよ。▼~
:[ラピス]|こんなことでよろしければ、~
いくらでもお教えします。▼~
あたし自身は普通の家の出なのですが…~
痩せた土地に住む友だちが多かったので…▼~
それでまあ、友だちのおかげで…~
こういうことにも詳しくなったといいますか…▼~
:[セリーヌ]|今日は本当に勉強になったわ。~
そのお友達にも感謝をしないといけないわね。▼~
:[ラピス]|あ、ありがとうございます。▼~
ですが、王女様がこんなことを覚えても、~
お役に立つでしょうか?▼~
お店で茶葉が買えるのですから~
野草を摘む機会なんてないでしょうし…▼~
薬だっていくらでも買えるはずですよね?▼~
:[セリーヌ]|確かに、そうね。~
平和だったなら、そうかもしれない。▼~
けれど、今は何があるかわからないわ。~
戦の中で、知識が役立つこともあるでしょう。▼~
もしラピスさえよければ…~
もっと色々なことを教えて欲しいわ。▼~
:[ラピス]|セリーヌ王女がそうおっしゃるなら、~
いくらでもお教えしますよ。▼~
あたしの実体験から得た知識…▼~
で、ではなくて!~
あたしの友だちから教えてもらったことを!▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
よろしくね、ラピス。▼~
***支援A [#va434ce8]
:[セリーヌ]|ええと、この野草は乾燥させて~
食べるときは水で戻せばいいのだったわね。▼~
こちらの苔は乾燥させて粉末にすれば~
腹痛に効く飲み薬になる、と。▼~
それから、この野草はお茶にできて…▼~
:[ラピス]|セリーヌ王女。~
何を書かれているんですか?▼~
:[セリーヌ]|ちょうどいいところにきてくれたわ。~
この間、ラピスから得た知識を書にまとめているの。▼~
抜けている情報があったら~
教えて欲しいと思っているのだけれど…▼~
:[ラピス]|それはもちろん喜んで。~
ですが、なぜセリーヌ王女がそんなことを?▼~
:[セリーヌ]|万が一の備え、かしら。▼~
:[ラピス]|どういうことですか? 食料でも薬でも、~
まだ沢山備えがあったと思いますが…▼~
:[セリーヌ]|わたしたちではなく、民のためよ。▼~
:[ラピス]|民のため?▼~
:[セリーヌ]|フィレネは豊穣な土地が多い国だけれど、~
いつ何が起こるかはわからないわ。▼~
天災や戦争、土地が痩せてしまう原因は~
いくらでもあるもの。▼~
そんなときに、ラピスに教えてもらった知識が~
少しでも役に立つかもしれないと思ったの。▼~
:[ラピス]|そ、そうだったんですか…~
そんな大きなことを考えていらしたなんて。▼~
:[セリーヌ]|もちろんラピスにだけ負担はかけないわ。~
他の皆からも情報をもらうつもりでいるし…▼~
ラピスにも公務があることは理解しているから、~
あまり時間は取らせないつもりよ。▼~
:[ラピス]|いいえ。あたしで良ければいくらでも。~
ぜひ協力させてください。▼~
あたしが痩せた土地で生き抜いてきた術が~
誰かの役に立つかもしれないなら…▼~
あたし、協力したいです!▼~
:[セリーヌ]|ありがとう。ラピス。▼~
でも、ええと…この知識はお友達からのものでは~
なかったのかしら…?▼~
:[ラピス]|あっ!!▼~
…すみません。つい、見栄を張ってしまって。~
これはあたし自身の知識なんです。▼~
:[セリーヌ]|そうだったの…謝らないで。~
体験に基づく知識こそわたしの得たいものだもの。▼~
本当のことを言ってくれてありがとう。~
あなたの協力に心から感謝するわ。ラピス。▼~
:[ラピス]|あたしこそ、頼ってくださり嬉しいです。~
セリーヌ王女…!▼~
**カゲツ [#ae3b7cb4]
***支援C [#bdc8d45b]
:[カゲツ]|おおっ! 其処におわしますは…~
フィレネ王国のセリーヌ王女ではないか!▼~
息災であったか?~
これから余と茶でもしばこうではないか!▼~
:[セリーヌ]|カゲツはいつも元気そうね。▼~
:[カゲツ]|もちろんじゃ!▼~
今日も今日とて意気衝天!~
余の意気込みは有り余っておるぞ!▼~
:[セリーヌ]|でも残念だけれど…~
ついさっき紅茶をいただいたところなの。▼~
また今度、誘ってくれると嬉しいわ。▼~
:[カゲツ]|それは残念。~
なら、手合わせでもどうじゃ?▼~
茶の後には適度な運動というじゃろ!~
さあ、一戦お相手願う!▼~
:[セリーヌ]|…うふふ。▼~
:[カゲツ]|むむ?~
何か面白いことでもあったか?▼~
:[セリーヌ]|だって、お茶に誘われたかと思えば~
次の瞬間には勝負を挑んでくるだなんて。▼~
一国の王女にそんなことする方なんて中々いないわ。~
カゲツって面白いわね。▼~
:[カゲツ]|はっはっは!~
褒めても何も出ぬぞ!▼~
:[セリーヌ]|お茶も手合わせも今は遠慮しておくけれど、~
また今度、ゆっくりお話ししましょうね。▼~
:[カゲツ]|ああ、もちろんじゃ!~
余とセリーヌ王女はもう友だちじゃからな!▼~
:[セリーヌ]|ええ、そうね。~
わたしたちはお友だちよ。▼~
***支援B [#l2d792ff]
:[カゲツ]|セリーヌ王女!▼~
:[セリーヌ]|こんにちは、カゲツ。▼~
:[カゲツ]|はっはっは。~
聞いておるぞ、聞いておるぞ。▼~
セリーヌ王女は王女様なのに~
剣術の腕前もなかなからしいのう。▼~
ぜひ手合わせ願いたい!~
どうじゃ一戦!▼~
:[セリーヌ]|お誘いは嬉しいのだけれど、~
わたしは理由がないと戦いたくないわ。▼~
:[カゲツ]|むむ、つまらんのう。~
己の腕前を試してみたいとは思わぬのか?▼~
:[セリーヌ]|国を守るために鍛錬は続けているけれど、~
強さを極めようとは思っていないわ。▼~
:[カゲツ]|仕方ない。~
なら、一緒に茶でもしばくか。▼~
:[セリーヌ]|それなら喜んで。~
でも、その前に公務を終わらせないと。▼~
国に送る書簡を書くだけよ。~
少しだけ待っててね。▼~
:[カゲツ]|王女様というのは大変じゃな。▼~
:[セリーヌ]|そうね。~
無責任な行動はできないわ。▼~
:[カゲツ]|そんな生活で息苦しくはないのか?~
余なら我慢できそうにないぞ。▼~
:[セリーヌ]|大変なことも多いけれど…~
でも、王女として幸せを感じているわ。▼~
:[カゲツ]|そうなのか?~
とても信じられんぞ。▼~
:[セリーヌ]|なら、今度会ったときに教えてあげるわ。~
わたしが何に幸せを感じているかを。▼~
***支援A [#m33fe079]
:[カゲツ]|…これが?▼~
:[セリーヌ]|そう。~
これよ。▼~
:[カゲツ]|わからぬ。~
なぜこれが王女の幸せになるんじゃ。▼~
フィレネ王国を描いた絵画じゃろ?~
見事な絵だとは思うが…▼~
:[セリーヌ]|カゲツの言う通り、~
王女という立場は大変なことも多いわ。▼~
でも、民が平和に暮らせている様子を見ると、~
とても幸せな気分になるの。▼~
:[カゲツ]|確かにこの絵画に描かれた民は、~
みな幸せそうな顔をしておる。▼~
:[セリーヌ]|民の平穏な生活を守れるなら~
王女の苦労なんて大したことじゃないわ。▼~
:[カゲツ]|セリーヌ王女は本当に~
フィレネ王国と民を愛しているんじゃな。▼~
:[セリーヌ]|ええ、もちろんよ。▼~
:[カゲツ]|王女としての幸せ、理解したぞ。▼~
ま、余は強者と手合わせする方が~
幸せを感じるがのう!
:[セリーヌ]|そうだったわ。~
カゲツはわたしとの手合わせを望んでいたわね。▼~
もし、カゲツがフィレネ王国に害をなそうとするなら~
わたしは容赦なくカゲツと戦うわよ。▼~
:[カゲツ]|セリーヌ王女とは手合わせをしたいが、~
そんな理由を作ってまでとは思わんよ。▼~
:[セリーヌ]|ふふ。~
そう言ってもらえると助かるわ。▼~
:[カゲツ]|手合わせが叶わぬというのなら、~
茶でもしばこうではないか。▼~
そなたの選ぶ茶はどれも絶品じゃからな。▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
カゲツとはこれからも友だちでいられそうね。▼~
:[カゲツ]|もちろんじゃ、セリーヌ王女!~
ずっとずーっと友達じゃ!▼~
**オルテンシア [#e7c83168]
***支援C [#a531f5de]
:[セリーヌ]|こんにちは、オルテンシア王女。▼~
:[オルテンシア]|むっ!~
セリーヌ王女!▼~
ふむふむ。へぇ…~
なるほどなるほどね…▼~
これは強敵ね。~
でも、あたしだって負けてないわ。▼~
:[セリーヌ]|…オルテンシア王女。~
先ほどから何を?▼~
:[オルテンシア]|よし、いけるわ。~
いけるいける。▼~
正直に言うとほぼ互角って感じだけど、~
初めから認めるわけにはいかないわ。▼~
だって、これは勝負なんだから。~
負けるわけにはいかない大事な勝負。▼~
:[セリーヌ]|はあ…勝負。▼~
:[オルテンシア]|だからこそ、今は不都合なところには目をつ...
高らかに宣言するのよ。▼~
セリーヌ王女!~
恐るるに足らずよ!▼~
可愛さだけじゃないわ!~
何もかもあたしの方が勝ってる!▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
ふふっ。何を仰るのかと思えば。~
オルテンシア王女はいつも元気ですね。▼~
:[オルテンシア]|げ、元気ですって…?▼~
ふんだ。~
そうやって余裕ぶるのも今のうちよ。▼~
これからはいっぱい、~
あたしの方が優秀だって証明してあげるんだから!▼~
首を洗って待ってなさい!~
あーっはっはっはっは!▼~
(オルテンシア退場)
:[セリーヌ]|あら、もう行ってしまうの?~
お茶でも一緒にと思ったのだけれど…▼~
…いいなあ。~
わたしにもあんな可愛い妹がいたらな。▼~
***支援B [#z0c38eec]
:[セリーヌ]|こんにちは。~
オルテンシア王女。▼~
:[オルテンシア]|きたわね、セリーヌ王女!▼~
さっそくだけど勝負よ!~
どっちがお肌ぷにぷにか選手権!▼~
(暗転)
:[オルテンシア]|ぷに。~
ぷにぷに。▼~
:[セリーヌ]|あはは。~
くすぐったいです。▼~
:[オルテンシア]|…………▼~
(画面が明るくなる)
:[オルテンシア]|ぷにぷに選手権は中止よ!▼~
:[セリーヌ]|もうですか?▼~
:[オルテンシア]|別に諦めたわけじゃないわ!~
勘違いしないでちょうだい!▼~
:[セリーヌ]|それは残念です。~
わたしもオルテンシア王女をぷにぷにしたかったのに。▼~
:[オルテンシア]|そ、そうなの?~
でも、今は勝負してるから邪魔しないで。▼~
:[セリーヌ]|ふふ、わかりました。▼~
:[オルテンシア]|んんん…セリーヌ王女が相手だと、~
なんかいつもの感じで立ち回れないわ。▼~
やっぱりセリーヌ王女のことを、~
ほんとは可愛いって認めているからなのかしら。▼~
(暗転)
:[セリーヌ]|ぷにぷに。▼~
(画面が明るくなる)
:[オルテンシア]|こ、こらー!~
ぷにぷに選手権は中止って言ったでしょ!▼~
:[セリーヌ]|ごめんなさい、オルテンシア王女。~
どうしても触ってみたくて、つい。▼~
:[オルテンシア]|そ、そんな素敵な笑顔で謝られたら…~
好きになっちゃうじゃない。▼~
もうやめてよ!~
あたしが世界で一番、可愛いんだから!▼~
うわ〜〜〜〜〜ん!▼~
(オルテンシア退場)
:[セリーヌ]|…行ってしまったわ。~
残念、今日こそお茶に誘いたかったのに。▼~
***支援A [#if4ad760]
:[オルテンシア]|…………▼~
:[セリーヌ]|オルテンシア王女。~
今日は元気がなさそうですね。▼~
:[オルテンシア]|セリーヌ王女…▼~
…認めるわ。▼~
:[セリーヌ]|え…?▼~
:[オルテンシア]|セリーヌ王女…あなたは可愛い。~
勝負はあなたの勝ちよ。▼~
ほんとは最初から認めてたの。~
目が離せなくなるほどの圧倒的な魅力を。▼~
:[セリーヌ]|まあ…そんなに褒めてくださるなんて。~
ありがとうございます、オルテンシア王女。▼~
ですが…▼
(暗転)
:[セリーヌ]|ぷにぷに。▼~
(画面が明るくなる)
:[オルテンシア]|わわわっ!?~
な、なんでぷにぷにするの!▼~
:[セリーヌ]|勝負は仲良く、~
引き分けにしましょう?▼~
オルテンシア王女も、とても可愛いですよ。~
思ったことがすぐ顔に出てしまうほど素直で。▼~
その素直さに、周りの人も~
どれだけ癒やされていることか。▼~
:[オルテンシア]|セリーヌ王女…▼~
:[セリーヌ]|オルテンシア王女。~
あなたにも素晴らしい魅力があります。▼~
だから笑ってください。~
あなたには笑顔が似合いますから。▼~
:[オルテンシア]|うう…そ、そんなこと言われたら…~
あたし…あたし…▼~
あなたのことがもっと好きになっちゃうじゃない!▼~
:[セリーヌ]|わたしはとっくにオルテンシア王女のことが~
好きですけれどね。▼~
:[オルテンシア]|う、うわ〜ん! その余裕が悔しいけど!~
もう何だっていいわ!▼~
:[セリーヌ]|ねえ、オルテンシア王女。~
今日は紅茶をご一緒しませんか?▼~
ずっとあなたをお誘いしたかったの。▼~
:[オルテンシア]|へ?~
あたしを…?▼~
:[セリーヌ]|ええ。同じ妹王女という立場同士、~
色々お話しさせてくださると嬉しいです。▼~
友好のしるしとして、~
イルシオンの茶葉を取り寄せてあるの。▼~
:[オルテンシア]|ほんと? 行く行く!~
セリーヌ王女、大好き!▼~
:[セリーヌ]|良かった。~
素敵なお茶会にしましょうね。▼~
**フォガート [#h6c4b6a9]
***支援C [#tdc5f12d]
:[フォガート]|あっ、セリーヌ王女。~
今日もかわいいね。▼~
:[セリーヌ]|こんにちは。~
フォガート王子。▼~
:[フォガート]|こんにちは。▼~
…かわいいって言ったことには、~
反応してくれないのかな?▼~
:[セリーヌ]|フォガート王子のお世辞に~
いちいち反応していたら日が暮れてしまいます。▼~
:[フォガート]|お世辞じゃないんだけど、~
信じてくれない感じか。▼~
そうだ、今からお茶でもどう?~
セリーヌ王女は紅茶が好きなんでしょ?▼~
:[セリーヌ]|ええ。▼~
:[フォガート]|ソルムとフィレネの王族同士、~
交流を深めるのも大切だと思うんだよね。▼~
価値観の違いとかって新たな刺激にもなるしさ。~
お互いのためにもなると思うんだけど。▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
交易で栄えたソルムの方らしい考え方ですね。▼~
:[フォガート]|そういうこと。▼~
:[セリーヌ]|ですが、ごめんなさい。~
今日のところはお断りしますね。▼~
フィレネの民は本来、牧歌的な生活を好み…~
あまり冒険に出る気質ではないので。▼~
:[フォガート]|俺とお茶を飲むのが冒険ってこと!?▼~
:[セリーヌ]|ええ。それもかなり危険な冒険です。~
それでは。▼~
:[フォガート]|ありゃ、本当に行っちゃった。~
もう少し時間をかけないと無理か。▼~
さすがはフィレネの第一王女。~
簡単には懐に入れてくれないね。▼~
***支援B [#q422f10c]
:[フォガート]|セリーヌ王女。~
今日もかわいいね。▼~
:[セリーヌ]|ありがとうございます、フォガート王子。▼~
:[フォガート]|今日こそは一緒にお茶でもどう?~
そろそろ交流を深めようよ。▼~
:[セリーヌ]|そうですね…どうしましょう。▼~
:[フォガート]|あらら。~
まだお悩み中?▼~
まあ、仕方ないのかな。~
セリーヌ王女はフィレネの人だし。▼~
:[セリーヌ]|冒険をあまり好まないと言いましたからね。▼~
:[フォガート]|そうそう。~
ま、それだけじゃないんだけどね。▼~
:[セリーヌ]|それだけではない、とは?▼~
:[フォガート]|ほら、フィレネって農業や畜産が盛んで~
蓄えの心配なんて不要なくらい豊かな国でしょ?▼~
それはそれで素晴らしいことだと思うよ。▼~
でも、逆に言えば~
自国だけで全てが完結しちゃってるからね。▼~
外の人に対しては門が必要以上に固いのかなってさ。~
閉じた世界ってやつ。▼~
:[セリーヌ]|なるほど。~
そう言われると、少し寂しい気がしますね。▼~
…いいでしょう。~
フォガート王子のお誘いをお受けします。▼~
フィレネの民が閉じた人間ではなく…▼~
その牧歌的な生活が育むおおらかさ故に、~
他者を受け入れる度量があることを証明します。▼~
:[フォガート]|ははは!~
さすがセリーヌ王女だね。▼~
自国の否を王女自らが正すなんてさ。~
俺も見習わなくちゃ。▼~
:[セリーヌ]|わたしもこの機会に~
フォガート王子の処世術を学ばなくては。▼~
他国の王族に取り入り~
いかにして情報を引き出すか、を。▼~
:[フォガート]|…正直その一面があるのは否定しないよ。~
こんなんでも、俺は第一王子だし。▼~
でもさ、今日は普通にお茶を楽しもうよ。~
同じ側に立っている仲間としてさ。▼~
:[セリーヌ]|それは嬉しい申し出ですね。~
ありがとうございます、フォガート王子。▼~
***支援A [#c7b3bebb]
:[セリーヌ]|フォガート王子。~
わたしたちって似ているとは思いませんか?▼~
:[フォガート]|そうなんだよね。~
俺もそう思ってた。▼~
見た目も性格も違うのに、~
なんか妙にお互いのことは理解できる感じじゃない?▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
同感です。▼~
:[フォガート]|ま、考えてみれば~
立場的な話から同じなんだよね。▼~
俺たちはどっちも~
王位継承権の筆頭は他にいるでしょ?▼~
:[セリーヌ]|そうですね。▼~
ですから、幼少期より、~
王を支える存在になりたいと願っていました。▼~
:[フォガート]|同じ同じ。~
で、自分には何ができるかをすごく考えてた。▼~
姉さんを支えるためには~
あの人より強くなきゃダメだ。▼~
だから、姉さん以上に手合わせに励んだし、~
城の外に出て、問題を解決して回ったよ。▼~
:[セリーヌ]|やはり、そうなのですね。▼~
わたしの場合、病弱な兄を支えるために~
剣術と魔法の腕を磨きました。▼~
でも、ひどいんですよ?~
鍛錬を続けて、支える力がついたと思ったときには…▼~
兄はすっかり元気そうになっていて。▼~
:[フォガート]|あはは。~
それは嬉しいやら悲しいやらだね。▼~
うん。~
やっぱり似てるよ、俺たち。▼~
:[セリーヌ]|わたしもフォガート王子も、~
きょうだいを愛し、自国を愛しています。▼~
:[フォガート]|で、その愛する対象を守るためなら…~
俺たちは鬼になれる。▼~
:[セリーヌ]|ええ。~
平和的な手段でないことも躊躇なく行えます。▼~
:[フォガート]|…………▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
:[フォガート]|良かったよ。~
俺たちはお互いの怖さも知ってるってことでしょ。▼~
:[セリーヌ]|ですからソルムと争うような道は、~
決して歩みたくありません。▼~
:[フォガート]|これからも仲良くしようね。~
信頼できる仲間としてさ。▼~
:[セリーヌ]|ええ。フォガート王子。~
理解し合える仲間として歩みましょう。▼~
**モーヴ [#qbce4789]
***支援C [#mb65aab4]
:[モーヴ]|セリーヌ殿。~
つかぬことをお聞きしても?▼~
:[セリーヌ]|ええ、構わないわ。▼~
:[モーヴ]|フィレネのどこかに…大きな広葉樹が~
一本だけ立つ丘陵はありませんか?▼~
:[セリーヌ]|大きな広葉樹?~
すぐには思い浮かばないのだけれど…▼~
そこがどうかしたの?▼~
:[モーヴ]|実は俺はフィレネの生まれなのです。▼~
幼少時、その丘陵に~
家族で旅行へと出かけたことを覚えていて…▼~
詳しい地名などはわからないのですが、~
その美しい光景をずっと忘れられなくて。▼~
願わくば再訪したいと思っているのです。▼~
:[セリーヌ]|まあ…そうだったのね。~
あなたがフィレネの出身だったなんて。▼~
けれど、その情報だけでは、~
場所を特定するのは少し難しいわね。▼~
:[モーヴ]|そうですか…~
困らせてしまい申し訳ない。▼~
ずっと忘れられないほど、~
俺にとっては大切な思い出の場所だったので…▼~
:[セリーヌ]|そこまでの思い入れがあるのね…▼~
わかったわ。フィレネ出身の仲間の願いなら、~
簡単に諦めることなんでできない。▼~
どうか、わたしにも協力させて。▼~
フィレネの第一王女として、~
その思い出の場所を探してみせるわ。▼~
:[モーヴ]|ありがとうございます、セリーヌ殿。▼~
***支援B [#g85f1bf8]
:[セリーヌ]|これはどうかしら?▼~
:[モーヴ]|うーん…~
あまりピンとこないです。▼~
:[セリーヌ]|じゃあ、こっちの絵画は?▼~
:[モーヴ]|…違いますね。~
見たこともない景色です。▼~
:[セリーヌ]|そう。フィレネの有名な観光地の絵画を~
何枚か見てもらったけれど…▼~
どれもモーヴの思い出の場所では~
ないみたいね。▼~
:[モーヴ]|申し訳ありません。~
こんなに用意してもらったのに…▼~
:[セリーヌ]|他に何か思い出せることはない?~
その場所の景色以外で。▼~
:[モーヴ]|…………▼~
思い出しました。▼~
パイ包みです。~
母の手作りの。▼~
大きな広葉樹の下に座って~
父と母と三人で食べたんです。▼~
美味かったな…▼~
:[セリーヌ]|うふふ。~
素敵な思い出ね。▼~
:[モーヴ]|すみません。~
場所の特定に繋がりはしない情報でした。▼~
:[セリーヌ]|いいえ、構わないわ。~
きっと幸せな時間だったのでしょうね…▼~
:[モーヴ]|…………▼~
…そうか。▼~
だから俺は、ずっと…▼~
:[セリーヌ]|モーヴ?▼~
:[モーヴ]|セリーヌ殿。~
ここまで協力していただき感謝します。▼~
ですが、これ以上はもう大丈夫です。~
今までありがとうございました。▼~
:[セリーヌ]|あっ、ちょっとモーヴ…▼~
いきなりどうしたのかしら。▼~
***支援A [#e8949fc1]
:[セリーヌ]|モーヴ。~
どうして思い出の場所探しをやめたの?▼~
:[モーヴ]|セリーヌ殿…▼~
申し訳ありません。▼~
協力して頂いたセリーヌ殿には、~
説明しなければなりませんでしたね。▼~
:[セリーヌ]|話したくなければいいの。~
ただ、少し気になってしまって。▼~
:[モーヴ]|セリーヌ殿に協力してもらえば、いつかは…~
思い出の場所を見つけることができたと思います。▼~
ですが、気づいてしまったのです。▼~
俺があの場所を忘れなかったのは、~
景色の美しさに圧倒されたのではなく…▼~
あの場所で家族と~
幸せな時間を過ごしたからなのだと。▼~
:[セリーヌ]|…そういうことだったのね。▼~
:[モーヴ]|木漏れ日に照らされる優しい母の笑顔。~
俺の頭を撫でてくれた父…▼~
好物のパイ包みを頬張って、幸せだった…~
あの頃は、不安や恐れなど、何もなかった。▼~
:[セリーヌ]|モーヴ…▼~
:[モーヴ]|今更、あの場所を見つけて訪れたとしても、~
俺はそれほど感動しないでしょう。▼~
大好きだった家族は、~
もうこの世にいないのですから…▼~
:[セリーヌ]|…………▼~
それでも探しましょう。~
あなたの思い出の場所を。▼~
:[モーヴ]|え?▼~
:[セリーヌ]|ご家族はもういないけれど…~
今度はわたしたちと一緒に、そこで過ごしましょう?▼~
:[モーヴ]|セリーヌ殿…▼~
以前の言葉は撤回します。~
思い出の場所探しの協力…引き続きお願いします。▼~
:[セリーヌ]|ええ。もちろん。▼~
大切な仲間と共に過ごせば…~
幸せな思い出が、また新しく生まれるはずだわ。▼~
:[モーヴ]|…ありがとうございます。~
セリーヌ殿。▼~
*コメント [#eb319f18]
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