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会話集/支援会話/スタルーク
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[[会話集/支援会話]]
*スタルークの支援会話 [#a9691e7c]
#contents
**ブシュロン [#oec59e72]
[[ブシュロンのページへ>../ブシュロン#faea9859]]
**セリーヌ [#obb73a2b]
[[セリーヌのページへ>../セリーヌ#b7236226]]
**ディアマンド [#n87b4a5d]
[[ディアマンドのページへ>../ディアマンド#d03ac6f0]]
**シトリニカ [#e80f0938]
***支援C [#db85a03f]
:[シトリニカ]|やっ!▼~
ふぅ…~
なかなかうまくいかないわね。▼~
:[スタルーク]|シトリニカ。~
魔法の特訓をしているのですね。▼~
:[シトリニカ]|スタルーク。~
どうしたの? 迷子?▼~
:[スタルーク]|ち、違いますよ!~
偶然、通りがかっただけです!▼~
:[シトリニカ]|そう。~
それならよかったわ。▼~
:[スタルーク]|シトリニカは立派ですね。~
時間が空けば魔法の特訓を重ねていますから。▼~
僕はシトリニカ以上の努力家を知りません。▼~
:[シトリニカ]|ありがとう、スタルーク。▼~
でも、まだ足りないわ。~
今のままじゃ全然、だめなの。▼~
わたしはもっと強くならないと。▼~
:[スタルーク]|今のままでも大丈夫ですよ。~
シトリニカのことは僕が守りますから。▼~
:[シトリニカ]|自分よりも周りの人を優先しようとするその姿...
スタルークは昔から変わらないわね。▼~
でも、その優しさに甘えるわけにはいかないの。▼~
だって、わたしは…▼~
:[スタルーク]|シトリニカ?▼~
:[シトリニカ]|ううん。~
なんでもないわ。▼~
わたし、特訓を続けないと。~
それじゃあね、スタルーク。▼~
:[スタルーク]|はい…▼~
シトリニカ…~
何か悩んでるみたいですね。▼~
***支援B [#g2ee3154]
:[シトリニカ]|…ダメね。~
この程度の力じゃ全然、足りないわ。▼~
わたしはスタルークの臣下として…~
失格よ。▼~
:[スタルーク]|僕はそうは思いません。▼~
:[シトリニカ]|スタルーク?~
いつからそこにいたの?▼~
:[スタルーク]|シトリニカの悩みがなんなのか知りたくて、~
特訓しているところを隠れて見ていました。▼~
でも、臣下として失格だと思っていたなんて…~
そんなことあるわけないのに…▼~
:[シトリニカ]|…………▼~
わたしたちはいとこ同士で、~
子どもの頃からきょうだいのように育ったわね。▼~
スタルークは昔から後ろ向きな性格で、~
いつもおどおどしていて…▼~
何かにつけてディアマンドと比較されてしまって、~
自信をつける機会もない。▼~
:[スタルーク]|そうでしたね…~
今も大して変わっていませんけど…▼~
:[シトリニカ]|でも、わたしはスタルークのいいところを~
たくさん知っているわ。▼~
人の価値をすぐに見抜き、認めてくれるところ。▼~
他人を素直に褒めるところ。▼~
スタルーク。~
わたし、あなたのいいところならまだまだ言えるわよ。▼~
:[スタルーク]|か、買い被りですよ…▼~
:[シトリニカ]|小さい頃から思っていたの。~
わたしがスタルークを守ってあげなきゃ、って。▼~
でも、それは間違いだったわ。~
思いの強さだけではあなたを守れない。▼~
わたしにはあなたを守るだけの力がないの…▼~
:[スタルーク]|そ、そんなことありません!▼~
:[シトリニカ]|ごめんなさい、スタルーク。~
わたしがあなたの臣下になったばかりに。▼~
きっと、わたしがいなかったら…~
もっと優秀で、強い誰かがいてくれたはずなのに。▼~
:[スタルーク]|シトリニカ…▼~
***支援A [#r29cf403]
:スタルーク]|シトリニカ。▼~
:[シトリニカ]|スタルーク…▼~
:[スタルーク]|血筋だからでしょうか。~
僕とシトリニカは、よく似ています。▼~
僕は自分に価値があるとは思えない…~
でも、それはシトリニカも同じなんですね。▼~
:[シトリニカ]|どういうこと?▼~
:[スタルーク]|シトリニカは僕の臣下として失格だと言いまし...
でも、それは大きな間違いですよ。▼~
:[シトリニカ]|慰めはいらないわ。▼~
わたしが王族の臣下として力が劣っていることは~
まぎれもない事実なんだから。▼~
:[スタルーク]|そうですね。~
単純な力では劣っているかもしれません。▼~
ですが、だからこそシトリニカは~
臣下になってからずっと特訓を続けています。▼~
雨の日も、~
嵐の日も欠かさずにです。▼~
自らの理想のために努力を続けることができる力。~
それはとても素晴らしい力だとは思いませんか?▼~
:[シトリニカ]|それは、そうかもしれないけど…~
王族の臣下としての力とは別よ。▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
僕はそうは思いません。▼~
そんな努力家のシトリニカだからこそ~
臣下として信頼できる部分もあるんですから。▼~
:[シトリニカ]|スタルーク…▼~
:[スタルーク]|シトリニカが臣下になってくれると聞いたとき~
僕がどれほど心強かったことか。▼~
シトリニカ、はっきり言いますね。▼~
僕はシトリニカが臣下になってくれて~
本当によかったと思っています。▼~
きょうだいのように育った仲だから…~
親族の縁故だから…▼~
臣下になれた理由なんてどうでもいいです。▼~
それよりも大切な…~
臣下になりたかった理由を聞けましたから。▼~
:[シトリニカ]|スタルークを守りたい…▼~
:[スタルーク]|はい。~
こんな僕なんかには勿体ない気持ちです。▼~
シトリニカ。~
あなたが僕の臣下で本当によかったです。▼~
:[シトリニカ]|…スタルーク。▼~
そんなうれしいことを言われたら、~
ますます特訓を頑張らなくっちゃ。▼~
だって、わたしがスタルークを守るんだから。▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
僕がシトリニカを守るんです。▼~
:[シトリニカ]|ふふふ。~
ありがとう、スタルーク。▼~
**ラピス [#s958a3d3]
***支援C [#gf5b9aa3]
:[スタルーク]|ラピスは僕が守ります!▼~
:[ラピス]|スタルーク様?~
急にどうされたんですか?▼~
:[スタルーク]|先日の戦いのとき、~
ラピスは僕を守ってくれました。▼~
:[ラピス]|ええ。あたしはスタルーク様の臣下ですから。~
当たり前のことですよ。▼~
:[スタルーク]|でも、ラピスは僕なんかより~
すっごく立派な人なんです。▼~
だから、今度からは逆に、~
僕がラピスを守りますので!▼~
:[ラピス]|…………▼~
:[スタルーク]|その、やっぱり僕なんかが守るって言っても…~
信じられないし、頼りないですよね…▼~
:[ラピス]|三回目です。▼~
:[スタルーク]|えっ?▼~
:[ラピス]|スタルーク様が、~
あたしを守ると言ってくださったのが。▼~
:[スタルーク]|ええ。そうでしたね。~
出会ってすぐの頃にも言いました。▼~
二度目は確か、~
グランスール大橋でのことでしたね。▼~
:[ラピス]|はい。最初のも、次のもすごく嬉しくて、~
あたし、スタルーク様のこと…▼~
…………▼~
だから、あまりそういうこと言わない方がいいですよ。~
お互いの立場や身分もあるんですから。▼~
:[スタルーク]|ご、ごめんなさい。~
でも、僕は本心で…▼~
:[ラピス]|それはわかっています。▼~
でも、主から守ると言われて喜ぶ臣下は~
そんなにいないと思います。▼~
:[スタルーク]|ごめんなさい…▼~
:[ラピス]|そんな顔なさらないでください。~
お気持ちだけは頂きましたから。▼~
:[スタルーク]|…………▼~
***支援B [#wbdb5f0a]
:[スタルーク]|ラピス。~
この間は不快な思いをさせてごめんなさい。▼~
:[ラピス]|スタルーク様…▼~
とんでもないです。~
あたしの方こそ生意気なことを言ってしまって。▼~
:[スタルーク]|ラピスは何も悪くないです。▼~
僕がラピスの気持ちを~
考えられなかったのが悪いんですから。▼~
でも…~
これだけはわかって欲しいです。▼~
僕は本当にラピスのことを~
すっごく立派な人だって思っています。▼~
:[ラピス]|そんな…~
あたしは別に立派ではありませんよ。▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
僕は知っているんです。▼~
ラピスが実家への仕送りを~
欠かさず行っていることとか。▼~
臣下の仕事の合間に~
近隣の村の害獣を退治していることとか。▼~
:[ラピス]|なっ!?~
そ、そんなことまで…▼~
:[スタルーク]|ラピスのほうが僕なんかよりも~
全然、世の中の役に立っているんです。▼~
だから…▼~
:[ラピス]|だから、あたしを守ってくれる、と。▼~
…………▼~
スタルーク様。~
全然、わかってないです。▼~
なんだか、あたし悲しいです。▼~
ごめんなさい。~
もう行きますね。▼~
:[スタルーク]|ああ…~
僕はなんてダメなんでしょう…▼~
大切な臣下の気持ちを~
これっぽっちも理解できてないなんて…▼~
こんなんじゃやっぱり~
主として失格ですよね…▼~
***支援A [#p68b6cbf]
:[ラピス]|スタルーク様はあたしが守ります。▼~
:[スタルーク]|ラピス?▼~
:[ラピス]|あたしはスタルーク様の臣下ですから、~
こんなの当たり前のことなんですけど…▼~
でも、理由は臣下だからだけじゃないんです。▼~
あたしはあたしの意思で~
スタルーク様を守りたいと思っています。▼~
:[スタルーク]|なんで僕なんかのことを…~
守ってもらう価値なんてないのに…▼~
:[ラピス]|それですよ!~
スタルーク様、全然わかってないです!▼~
:[スタルーク]|この前もそう言われてしまいました。~
僕にはラピスの気持ちがわからない、と。▼~
:[ラピス]|違いますよ、スタルーク様。~
わかっていないのはご自身の魅力のことです。▼~
:[スタルーク]|僕の…魅力?▼~
:[ラピス]|スタルーク様は観察眼に優れたお人です。▼~
しかも、人の欠点ではなく、美点を見つけてくれます。~
誰も気づかないような美点を。▼~
そんなスタルーク様のお言葉に~
何度、自信を取り戻したことか…▼~
:[スタルーク]|僕よりほかの人の方が優れているので~
自然と目に入るだけですよ。▼~
:[ラピス]|いいえ、違います!~
スタルーク様がお優しいからなんです!▼~
そんな魅力溢れる方なのに…▼~
自分の危険も顧みず~
臣下でさえ身を挺して守ろうとなさる…▼~
そんなことされても~
全然、嬉しくなんてないんですからね!▼~
:[スタルーク]|…………▼~
では、守り合い…はどうでしょうか。▼~
:[ラピス]|守り合い、ですか?▼~
:[スタルーク]|僕はラピスを守ります。~
ラピスは僕を守ってください。▼~
そうすればラピスを悲しませることなく~
僕の身も、ラピスの身も守れると思ったんです。▼~
:[ラピス]|ふふふ、やっぱりスタルーク様はお優しい人です。~
守り合い、賛成です。▼~
:[スタルーク]|良かった。~
では、もう一度、言わせてください。▼~
これからはずっと、~
僕がラピスを守ります。▼~
:[ラピス]|あたしもずっと、~
スタルーク様をお守りします。▼~
**ザフィーア [#x890ead0]
***支援C [#k5020bdc]
:[ザフィーア]|よしよし。~
たくさんの得物が狩れましたね。▼~
スタルーク様が狩りに同行してくれたおかげです。~
ありがとうございます。▼~
:[スタルーク]|僕は少しお手伝いしただけです…~
ほとんどザフィーアの手柄ですよ。▼~
:[ザフィーア]|あっはっは。~
相変わらず謙虚な方だ!▼~
さてと、肉は十分ですから~
今度は魚でも釣りましょうかね。▼~
スタルーク様もご一緒にどうですか?▼~
:[スタルーク]|ええっ!?~
釣りは、あまりしたことがなくて…!▼~
:[ザフィーア]|大丈夫ですよ。~
私がお教えしますから。▼~
:[スタルーク]|でも、魚たちにも悪いですよ…~
僕なんかに釣られたくないと思います。▼~
:[ザフィーア]|ぶっ…ははは!!▼~
王子とか関係なく、~
魚は誰にも釣られたくないと思っていますよ。▼~
:[スタルーク]|でも、僕には絶対、釣れないです…~
僕のエサにだけ食い付かないに決まってます…▼~
:[ザフィーア]|そんなことないですから。~
一緒に行きましょう。▼~
釣り方だけでなく、~
魚料理の作り方もお教えしますから。▼~
:[スタルーク]|魚料理?▼~
…それなら挑戦してみようかな。▼~
:[ザフィーア]|やる気になってくれたみたいですね。~
では、次に釣りに行くときは必ずお誘いしますね。▼~
:[スタルーク]|はい。~
よろしくお願いします、ザフィーア。▼~
***支援B [#zd740622]
:[ザフィーア]|スタルーク様、大量に釣れましたね。~
見事な釣りの腕前です。▼~
:[スタルーク]|はい。~
自分でもびっくりしています。▼~
:[ザフィーア]|気配の殺し方が上手でしたからね。~
魚も人がいると感づけなかったのだと思います。▼~
:[スタルーク]|あの、ザフィーア。~
これだけ釣れたらおいしい魚料理は作れますか?▼~
:[ザフィーア]|とびっきりの料理が作れますよ。▼~
:[スタルーク]|よかった。~
では早速、作り方を教えてください。▼~
:[ザフィーア]|ええ、もちろんです。▼~
それでスタルーク様は~
誰にご自身の料理を振る舞うおつもりなのですか?▼~
:[スタルーク]|ふふ。~
ばれていたのですね。▼~
:[ザフィーア]|スタルーク様は誰かのために動くときは、~
とても前向きになりますからね。▼~
:[スタルーク]|…母上です。▼~
母上は魚料理が好きなので…~
この戦いが終わったら振る舞いたいなと思って。▼~
:[ザフィーア]|そうでしたか…▼~
:[スタルーク]|邪竜が復活したという報せがあってからは、~
母上は王都から離れた宮に避難しているので…▼~
次に会えたときは…~
何か特別なことをしたいと考えていたんです。▼~
父上のことも、~
きっともう、御存じですから…▼~
:[ザフィーア]|…………▼~
お任せください、スタルーク様。▼~
私の知る魚料理の知識…~
その全てをお教えします。▼~
魚のさばき方はもちろん、~
味付け、素材の選定、保存方法まで。▼~
多少、厳しく指導することになると思いますが、~
どうかお許しください。▼~
:[スタルーク]|ははは。~
お手柔らかにお願いします。▼~
***支援A [#lbcfbfda]
:[スタルーク]|ありがとうございました、ザフィーア。▼~
ザフィーアのおかげで~
おいしい魚料理の作り方を学べました。▼~
これで母上に次に会ったとき…~
僕の手料理を振る舞うことができます。▼~
:[ザフィーア]|お役に立ててよかったです。~
スタルーク様。▼~
私の魚料理の知識は…~
すべて両親から学びました。▼~
自分たちの料理が王子の役に立てたと知ったら、~
両親もすごく喜んだと思います。▼~
そういえば、ずっと昔、モリオン様も~
私の魚料理を喜んでくださって…▼~
:[スタルーク]|…父上が?▼~
そうですか。ふふ…~
もし生きていたら…また食べられたのに。▼~
:[ザフィーア]|…!~
すみません。つい…▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
きっと楽しい時間だったのでしょう…▼~
話が聞けて、嬉しいですよ。▼~
:[ザフィーア]|…………▼~
:[スタルーク]|ザフィーア?▼~
:[ザフィーア]|…申し訳ありません。~
私も…少しだけ悔しいです。▼~
ブロディア城に残った時…~
王は必ず帰るものと思っていました。▼~
でも、モリオン様の喜ぶ顔を見ることは、~
もうできませんから。▼~
ただ心の中に…~
その顔を思い浮かべることしかできない…▼~
:[スタルーク]|…そうですね。▼~
:[ザフィーア]|申し訳ありません。▼~
スタルーク様やディアマンド様のほうが、~
悲しみが深いというのに…▼~
:[スタルーク]|悲しみの深さなど、~
測れるものではありませんよ…▼~
ブロディアの王城兵と父上との絆は、~
僕だってわかっています。▼~
悲しい時は悲しんでください…~
僕も、そうしますから。▼~
:[ザフィーア]|スタルーク様…▼~
:[スタルーク]|魚料理、いつか父上にも振る舞いましょう。~
まだお墓はありませんが…▼~
墓前に持っていけば、きっと喜んでくれます。~
食べるの、大好きでしたから。▼~
:[ザフィーア]|…!▼~
はい…そうでしたね。~
沢山、お持ちいたしましょう。▼~
ありがとうございます…~
スタルーク様。▼~
**アイビー [#ff1d2da7]
***支援C [#h059424f]
:[アイビー]|…………▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[アイビー]|スタルーク王子。~
私に何か用でもあるの?▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[アイビー]|そう。~
無視するのね。▼~
:[スタルーク]|言ったはずですよ…~
僕はまだ割り切れていません…▼~
父上の死の責任は~
あなたにもあると思っていますから…▼~
:[アイビー]|…………▼~
貴方のお父様のことは謝罪します。▼~
:[スタルーク]|なっ…!?▼~
:[アイビー]|私の謝罪など貴方の心の傷を癒やすことには~
なんの役にも立たないとは思うけれど…▼~
でも、今はこうして~
同じ陣営に立っているのだから…▼~
歩み寄ることが必要なのだと思う。▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[アイビー]|だから、初めの一歩は…~
私から歩ませてもらうわ。▼~
貴方のお父様のこと…ごめんなさい。▼~
:[スタルーク]|アイビー王女…▼~
かつては争っていた国の王女と~
今はこうして同じ陣営にいる…▼~
人生とは不思議なものですね。▼~
…拒絶ばかりしていては、~
僕たちは前に進めない。▼~
僕もこれからはあなたに歩み寄ってみます。▼~
:[アイビー]|ありがとう。でもだからといって、~
人の顔をじろじろと見るのは失礼よ。▼~
:[スタルーク]|! ご、ごめんなさい。~
今後は気をつけます。▼~
:[アイビー]|さて…これからどうなるかしらね。▼~
***支援B [#p4b732ab]
:[スタルーク]|…………▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[スタルーク]|アイビー王女。~
もしかして僕のことを睨んでいますか?▼~
:[アイビー]|いいえ、スタルーク王子…~
そんなつもりはないわ。▼~
けれど…~
貴方の甲冑はつい見てしまうの…▼~
ブロディア王国の甲冑は、~
イルシオンにとっては最も警戒すべきものだから。▼~
:[スタルーク]|そういうことですか…▼~
確かにブロディアは度々、~
イルシオンに攻め入ってましたからね…▼~
ごめんなさい。▼~
:[アイビー]|…今の謝罪、どういう意味?▼~
:[スタルーク]|えっ?▼~
:[アイビー]|ブロディアの王子が我が国への度重なる侵攻を謝...
そう受け取っていいのかしら。▼~
それなら貴方は自国の非を認めたということになり…~
今後の外交にも影響が生まれるわ。▼~
今の謝罪…決して軽くないわよ。▼~
:[スタルーク]|そ、そういう意味では…!▼~
もちろん、こちらに非があるのなら~
僕はいくらでも謝るべきだと思いますが…▼~
僕はその立場にはない。~
政治は父上や兄上、宰相が執り行っていましたから。▼~
つまり、さっきのごめんなさいは~
あくまで個人としてのごめんなさいで…▼~
:[アイビー]|ふふ。~
冗談よ。わかっているわ。▼~
:[スタルーク]|アイビー王女…~
驚かさないでください…▼~
:[アイビー]|ブロディアにいい感情を持っていなかったことは...
だから、少しだけ意地悪をしたくなったの。▼~
でも、冗談が言えるくらいの仲にはなった。~
そう前向きに受け取って欲しいわ。▼~
:[スタルーク]|…そうですか。~
心臓が止まるかと思いましたよ…▼~
***支援A [#c327f7a7]
:[スタルーク]|あの、アイビー王女…▼~
この間、ブロディアにはあまりいい感情は~
持っていないと言っていましたよね…▼~
:[アイビー]|ええ。~
言ったわ。▼~
:[スタルーク]|あの、生意気かもしれませんけど~
これだけは言わせてください…▼~
確かに今までのイルシオンとブロディアの関係は~
良好とは言えませんでした。▼~
でも今はこうして、~
同じ陣営に立てていますよね。▼~
:[アイビー]|…その通りよ。▼~
:[スタルーク]|僕はこの状況が、~
とてもいい状況だと思っています。▼~
この戦いが終わっても…~
いい関係が築けるよう、僕も尽力します。▼~
第二王子である僕にできることは、~
兄上よりは少ないかもしれませんが…▼~
思いだけは、あなたに…~
伝えておかなければと思いました。▼~
:[アイビー]|…………▼~
卑屈で精神力の弱い王子…~
貴方への最初の印象よ。▼~
でも、今は少しだけ違うわ。▼~
:[スタルーク]|え…▼~
:[アイビー]|ここぞというときには自分の意見も言える。~
何よりも…不思議と人を惹きつけるその優しさ。▼~
王子としての資質…~
ないわけではないようね。▼~
:[スタルーク]|か、買い被らないでください。~
僕なんてアイビー王女に比べたら…▼~
:[アイビー]|つまり貴方を評価した私には人を見る目がない。~
そう言いたいの?▼~
:[スタルーク]|ち、違います!▼~
…あっ。~
今のは冗談…ですか?▼~
:[アイビー]|よくわかったわね。▼~
:[スタルーク]|はは…~
いい関係が築けている証拠ですね。▼~
:[アイビー]|そういうことね…~
これからもっと良い関係になれればいいわ。▼~
私たちのお父様…~
そして、国の未来のためにも。▼~
:[スタルーク]|はい、アイビー王女。▼~
**オルテンシア [#f05dfa17]
***支援C [#w32b0269]
:[スタルーク]|あの、オルテンシア王女…▼~
:[オルテンシア]|スタルーク王子?~
あなたから話しかけてくるとか、珍しいわね。▼~
:[スタルーク]|その…実は…▼~
やっぱりいいです。▼~
:[オルテンシア]|何よ、それ!~
すっごく気になるんだけど!▼~
いいからとりあえず話してみなさいよ。~
ほら早く。▼~
:[スタルーク]|…えて欲しいんです。▼~
:[オルテンシア]|声ちっちゃ!~
もっと大きな声で!▼~
:[スタルーク]|あの…その…▼~
自信の付け方を教えて欲しいんです!!▼~
:[オルテンシア]|今度は声が大きい!▼~
ま、まあいいわ。~
それ、どういうこと?▼~
:[スタルーク]|オルテンシア王女はいつも…~
自信満々ですごいなと思っていて…▼~
僕は自信がないので…~
自信の付け方を教えてもらえたら嬉しいです。▼~
:[オルテンシア]|なるほど。~
そういうことね。▼~
でも、残念でした!~
そんなの教えてあげませーん!▼~
あなたがブロディアの王子じゃなかったら~
丁寧に優しく教えてあげたんだけどなー!▼~
:[スタルーク]|そうですよね…▼~
:[オルテンシア]|…あら?▼~
:[スタルーク]|ブロディアは何度も、~
イルシオンに攻め込んでいますから…▼~
それに僕みたいなゴミのために~
貴重な時間を割くなんて無駄でしかないですし…▼~
僕はなんて傲慢なんだ…~
恥ずかしいです…すぐに消えますね…▼~
:[オルテンシア]|ちょっ、ちょっと待ちなさいよ!~
あたし、そこまでは言ってないわよ?▼~
:[スタルーク]|いいんです…~
どうか僕のことなどお気になさらずに…▼~
僕のような恥の塊は~
オルテンシア王女に二度と話しかけませんから…▼~
:[オルテンシア]|え…ちょっと!~
スタルーク王子ったら!▼~
てっきり怒って突っかかってくると思ったのに…~
かわいそうなことしちゃったわ。▼~
…仕方ないわ。~
次に会ったときに協力してあげましょ。▼~
***支援B [#i51357ed]
:[オルテンシア]|スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[オルテンシア]|おーい!~
スタルーク王子、聞こえてるでしょ!▼~
:[スタルーク]|ひーっ!~
オルテンシア王女!▼~
僕なんかと話していても、~
あなたの人生にはなんの利益もありませんよ!▼~
:[オルテンシア]|相変わらず後ろ向きな性格ね。~
でも、だからこそ協力のしがいがあるってもんよ。▼~
いーい? お望み通り、~
あたしが自信の付け方を教えてあげるわ。▼~
:[スタルーク]|え…!~
ありがとうございます…▼~
でも、どうして心変わりを?~
あんなに嫌がっていたのに。▼~
:[オルテンシア]|この間はごめんなさい。~
ちょっと冗談が行き過ぎたわ。▼~
正直、ブロディアのことは苦手だけど…~
スタルーク王子とは、もう仲間だから。▼~
仲間が困ってたら協力してあげるのは~
当たり前のことでしょ?▼~
:[スタルーク]|オルテンシア王女…▼~
:[オルテンシア]|な、何よ!?~
そんなうるうるした目をしちゃって!▼~
ちょっと可愛いじゃない。~
あ、お礼ならいらないわよ!▼~
:[スタルーク]|ち、近づかないでください…~
それにこっちも見ないで欲しいです…▼~
:[オルテンシア]|…へ?▼~
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!?▼~
なーんであたしが!~
そんなこと言われなくちゃいけないのよ!▼~
:[スタルーク]|だって、僕なんかのことを仲間と言ってくれて…~
協力までしてくれるだなんて…▼~
オルテンシア王女…~
あなたは間違いなく善良な方です。▼~
ですが、あなたが善良な方であればあるほど…~
僕の心が荒んでしまうのです…▼~
:[オルテンシア]|えええ!?▼~
:[スタルーク]|あなたの心の光が!~
僕のゴミ虫のような汚い心を照らし出してしまう!▼~
ですから、どうか僕に構わないでください!~
ごめんなさい!▼~
:[オルテンシア]|後ろ向きな性格にもほどがあるでしょ!~
なんなのよ、もう!▼~
***支援A [#ieef01dc]
:[オルテンシア]|スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|ひゃっ!?~
オルテンシア王女…▼~
:[オルテンシア]|逃げる前に聞いて。~
あたし、あなたに協力するのやめたわ。▼~
どうやったって、~
あなたが自信持つなんて不可能って感じだし。▼~
:[スタルーク]|賢明な判断だと思います…~
最初は僕の方から頼んでおいてなんですが…▼~
:[オルテンシア]|本当よね。~
あなたは失礼で自分勝手な人よ。▼~
:[スタルーク]|ごめんなさい…▼~
どうぞこれからは気兼ねなく、~
僕のことなど無視をしてください…▼~
:[オルテンシア]|いいえ。~
そんなのお断りだわ。▼~
:[スタルーク]|え?▼~
:[オルテンシア]|卑屈で、自信がなくて、とことん後ろ向きな...
それがまぎれもないあなたの真の姿よ。▼~
でも、そのままのあなたを~
あたしは仲間として受け入れるわ。▼~
:[スタルーク]|えっ…▼~
:[オルテンシア]|あなたは自信の付け方を教えて欲しいって、~
あたしに言ってきた。▼~
それは、後ろ向きな性格を直して~
あたしたちに歩み寄ろうとした…ってことでしょ。▼~
:[スタルーク]|…はい。▼~
この性格が治れば…~
もう少しみんなと仲良くなれるかと思いました…▼~
:[オルテンシア]|その気持ちは素敵よ。~
でも、そんなことをする必要はないわ。▼~
後ろ向きすぎる性格は問題かもしれないけど、~
あなたには他にいい所がたくさんあるんだから。▼~
だから、あたしはありのままのあなたを~
仲間として受け入れるわ。▼~
:[スタルーク]|オルテンシア王女…~
ありがとうございます。▼~
:[オルテンシア]|お、お礼なんていらないわ!~
別に思ってることを言っただけだし!▼~
:[スタルーク]|…優しいですね。~
やっぱりその善良さが眩しいですが…▼~
もう傍にいても大丈夫そうです。~
王女の考え方がわかったからでしょうか。▼~
:[オルテンシア]|へ!?~
いきなりすっごい目を合わせてくるじゃない…!▼~
:[スタルーク]|はい。今までの分までと思って…~
いつも、急に逃げたりしてすみませんでした。▼~
:[オルテンシア]|…なにかしら。近いわ。~
今度はこっちが恥ずかしくなってきた。▼~
や、やめなさいよ、スタルーク王子…~
王子なのにそんな可愛い顔で見られたら…▼~
あたしの立場がないじゃなーい!~
わーーん!!▼~
:[スタルーク]|あ…オルテンシア王女。▼~
…ふふ。~
いつもとは逆になってしまいましたね。▼~
**フォガート [#v203a24e]
***支援C [#wc470d95]
:[スタルーク]|ああっ!?~
フォガート王子!▼~
:[フォガート]|どうしたっていうのさ、スタルーク王子。~
なんで逃げようとするの?▼~
:[スタルーク]|だって、フォガート王子はあまりにも僕と違い...
一緒にいたら失礼のような気がしているんです…▼~
:[フォガート]|ははは!~
そんなことあるわけないってー!▼~
それに俺とスタルーク王子って、~
似ているところがあると思うけど。▼~
ほら、第二王子的な立場とか。~
俺は第一王子だけど、うちは女王制だからねー。▼~
:[スタルーク]|そ、そうですね…▼~
…はぁ。▼~
:[フォガート]|あれ?~
なんでため息出ちゃってるんだろ。▼~
:[スタルーク]|育った立場が似ているというのに…~
どうしてこうも違うのでしょう。▼~
フォガート王子は気さくで人付き合いもよく…~
僕は陰気で人付き合いも得意じゃない。▼~
:[フォガート]|もう。~
相変わらず後ろ向きな性格だなー。▼~
ま、そんなスタルーク王子も嫌いじゃないけどね。~
むしろ好きだよ。▼~
:[スタルーク]|好き!? やめてください!~
僕なんかには勿体ない感情です!▼~
というか…危険です。~
これ以上は危険過ぎます!▼~
:[フォガート]|んん?~
何が危険だっていうのさー?▼~
:[スタルーク]|それですよ!~
そんなに眩しい目で僕を見ないでください!▼~
フォガート王子の善良な心の光が…~
僕のゴミクズのような心を照らし出してしまいます!▼~
早くここから逃げ出さなければ!▼~
ごめんなさい!▼~
:[フォガート]|はっはっは。~
スタルーク王子は面白いなー。▼~
***支援B [#vbea7554]
:[フォガート]|スタルーク王子はさ、~
子供の頃はどんな感じだったの?▼~
:[スタルーク]|どうして知りたいのですか…?~
僕なんかの子供の頃のことを。▼~
:[フォガート]|ほら、この間言ってたじゃん。▼~
俺たちは同じような境遇で育ったのに~
全然、違う性格だって。▼~
なんか子供の頃とかに、~
その秘密が隠れてるんじゃないかと思ってさ。▼~
:[スタルーク]|そういうことですか…~
なら、お話しますけど別に面白くないですよ?▼~
:[フォガート]|大丈夫、大丈夫。~
聞かせて欲しいな。▼~
:[スタルーク]|僕はブロディア王国の次男として生まれて…~
兄上とは年齢が結構離れていました…▼~
それで物心ついたときから~
兄上の評判をずっと耳にしていたのです。▼~
次期国王はディアマンド様だ…~
あんなに立派な王子はいない…と。▼~
それに何かと兄上と比較されました…~
ディアマンド様ならできたのに…なんて言われたり。▼~
:[フォガート]|誰も自分のことを認めてくれない感じかー。~
ああ、それは結構キツイねー。▼~
:[スタルーク]|でも、仕方ないことなんです。~
全部、僕がダメ人間なのが原因なんですから。▼~
:[フォガート]|兄上より僕を認めろー! とかさ、~
そういう風には思わなかったの?▼~
:[スタルーク]|まさか。~
そんなことは思いもしませんでした。▼~
兄上が偉大なのは事実ですし。~
僕への失望は当然だと思いますよ。▼~
でも、そんな日々を送っていたから~
こんな性格になってしまったのでしょうね…▼~
:[フォガート]|兄や周囲の者を恨む方向には向かわず、~
自分の無力さをただただ意識する日々かー。▼~
やっぱり根が優しいんだよ、スタルーク王子は。~
うん。俺は好きだなー。▼~
:[スタルーク]|ひえ…▼~
こんなボクを好きと言ってくれるなんて…~
本当にフォガート王子は善良な方ですね…▼~
やっぱり僕みたいな人が~
お付き合いしていい方ではないんです!▼~
これで失礼します!~
ごめんなさい!▼~
:[フォガート]|ありゃ、行っちゃった。~
またねー、スタルーク王子。▼~
***支援A [#i05e862d]
:[フォガート]|やぁ、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|ひえっ!?~
フォガート王子!▼~
:[フォガート]|あはは!~
いつになったら俺に慣れてくれるんだろうな。▼~
:[スタルーク]|ごめんなさい…~
でも、フォガート王子の笑顔がまぶしくて。▼~
一体、どんな幼少期を過ごせば…~
そんなに友好的な性格になれるんでしょうか。▼~
:[フォガート]|俺の子供の頃のこと知りたいの?~
なら、いくらでも話してあげるよ。▼~
って言ってもさ、~
そんなに特別なことはしてないと思うよ?▼~
ソルムの第一王子として~
一通りの教育は受けたけど…▼~
がちがちに縛られて育ったわけでもないし。~
むしろ自由にさせてくれたからねー。▼~
しょっちゅう城を抜け出して、~
町へと繰り出して遊んでたよー。▼~
:[スタルーク]|ソルムの人たちは~
自由を大切にすると聞きましたけど…▼~
まさか王族の人たちまで…~
これほどまでに自由とは思いませんでした…▼~
でも、そういう生き方が、~
今のフォガート王子を作ったのでしょうね。▼~
誰にでも優しく…~
親切に接してくれる素晴らしい人に…▼~
:[フォガート]|褒めてくれてありがとう、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|ひょええ…!~
またフォガート王子が、僕を眩しい目で見つめて…▼~
:[フォガート]|あーっと、逃げちゃう前に言っとくね。▼~
スタルーク王子はなかなか~
素直に言葉を受け取ってくれないよね。▼~
:[スタルーク]|あ…~
ごめんなさい…▼~
:[フォガート]|俺が君を好きだっていうのくらいは、~
信じてくれてもいいんじゃない?▼~
弟王子の立場同士…~
これだけ仲良くなれたんだしさ。▼~
:[スタルーク]|フォガート王子…▼~
は、はい…~
信じます。▼~
僕なんかのことを好きと言ってくれて…~
ありがとうございます。▼~
僕もフォガート王子のこと…~
好きですから…▼~
:[フォガート]|ほんと!? 今、好きって言った!?~
嬉しいなー!▼~
:[スタルーク]|あ、あああ…!~
僕ったらなんて恥ずかしいことを!▼~
すみません、すみません…!▼~
:[フォガート]|謝ることないよ。これで俺たちは好き同士。~
もう親友みたいなもんだね!▼~
:[スタルーク]|親友…?~
は、はじめてできました。親友…▼~
僕、ちょっと…いえ、~
すごく嬉しいです。フォガート王子。▼~
**パンドロ [#hfc15006]
***支援C [#j6e0a229]
:[スタルーク]|ぜぇ、ぜぇ、はぁ、はぁ…~
ヒィ、ヒィ…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子。~
初めての宴はどうでしたか?▼~
:[スタルーク]|どうして…~
どうして僕は宴に参加してしまったのでしょう…▼~
:[パンドロ]|朝までぶっ通しの宴は~
初心者にはきつかったかもしれませんね。▼~
:[スタルーク]|大音量の音楽が演奏され~
一晩中、人々が大声で叫び、踊り狂う…▼~
まさに地獄の光景…~
軽い気持ちで行ったのが間違いでした…▼~
:[パンドロ]|ギャハハ!~
最高だったでしょう?▼~
:[スタルーク]|ごめんなさい、パンドロ。~
僕には合わない空間だったかもしれません。▼~
:[パンドロ]|いやいや。~
その判断はまだ早いですって。▼~
だって今回、スタルーク王子は~
宴の輪に入らず遠巻きに眺めてるだけでしたし。▼~
宴の中に飛び込んじゃって、~
我を忘れるくらい楽しんでなんぼですから。▼~
次はそんな感じで行っちゃいましょう。▼~
:[スタルーク]|つ、次もあるのですか?~
僕は遠慮しておこうと思ったんですが…▼~
:[パンドロ]|オッケオッケ!~
全然、大丈夫ですから!▼~
オレに任せておいてください!~
うぇーーーーーーい!!▼~
:[スタルーク]|…うぇーい。▼~
***支援B [#hcced444]
:[スタルーク]|ぜぇ、ぜぇ…~
はぁ、はぁ…▼~
後悔…~
圧倒的な後悔が押し寄せてきています…▼~
なぜ僕は再度、宴に参加してしまったのでしょう…~
自分に合わない空間だってわかっていたのに…▼~
:[パンドロ]|うぇーーーーい!▼~
:[スタルーク]|パンドロ…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子、今回は楽しめましたよね?~
だって、宴の輪に飛び込んでましたし!▼~
:[スタルーク]|輪の中には入りました…~
入りましたけれど…▼~
僕には宴を楽しむのは無理みたいです…▼~
:[パンドロ]|どうしてですか?▼~
:[スタルーク]|何をすればいいのか全然、~
わからないんです。▼~
周囲の人たちは、みんな踊っていましたが…~
僕は踊り方を知りませんし…▼~
いぇーいとか、うぇーいとか~
掛け声をかける意味も理解していません。▼~
:[パンドロ]|なるほど。~
そういうことでしたか。▼~
スタルーク王子。~
大切なことを伝え忘れていたようです。▼~
宴には意味とかそういうの…~
いらないんですよ!▼~
:[スタルーク]|そう…なんですか?▼~
:[パンドロ]|決まった踊り方とかもないですし、~
掛け声にも意味なんてないんです!▼~
:[スタルーク]|では、皆さん意味もなく~
声を掛け合い、踊り、騒いでいると?▼~
:[パンドロ]|ええ、そうです。すべてはノリです。~
楽しければなんでもいいんです。▼~
:[スタルーク]|僕はどうすれば宴を楽しめるのかと、~
考え、悩み、頭でっかちになっていた…▼~
だからこそ、宴を楽しめなかったとは…~
本末転倒ですね…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子!~
次は頭空っぽにして、一緒にはしゃぎましょう!▼~
うぇーーーーーーい!!▼~
:[スタルーク]|う、うぇーーーーい!!▼~
***支援A [#ifb0e3ba]
:[スタルーク]|はぁ…はぁ…~
ヒィ…ヒィ…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子…▼~
:[スタルーク]|パンドロ…▼~
…………▼~
うぇーーーーい!▼~
:[パンドロ]|うぇーーーーい!▼~
:[スタルーク]|楽しかったです…~
今回の宴、最高でした…▼~
意味もなく大声を上げ、~
本能のままに体を動かすことが…▼~
こんなにも楽しいことだったなんて!▼~
これが宴…~
これが新しい世界…▼~
:[パンドロ]|そうです。~
ようこそこちら側へ、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|ありがとうございます、パンドロ。▼~
正直に言うと、人前で踊るのは~
最初は少し恥ずかしかったんです。▼~
でも、パンドロが恥ずかしげもなく~
奇天烈な動きで踊る姿を見てたら…▼~
宴の場では恥ずかしいなんて感情は~
捨てなきゃダメだって思ったんです。▼~
おかげで心の底から宴を楽しめました。~
本当にありがとうございます。▼~
:[パンドロ]|そうでしたか…▼~
オレの踊りは仲間内からは~
暗黒舞踏と呼ばれていましてね…▼~
ですが、今日だけはスタルーク王子の心を照らす~
光明舞踏になれたようですね。▼~
:[スタルーク]|うぇい、パンドロ。~
まさにその通りです。▼~
宴は最高ですね。~
行ったばかりなのに、もう次が待ち遠しいです。▼~
:[パンドロ]|何度でも行きましょう。~
その度に新しい発見がありますよ。▼~
:[スタルーク]|パンドロ…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子…▼~
:[スタルーク]|うぇーーーーい!▼~
:[パンドロ]|うぇーーーーい!▼~
**セアダス [#afa72e49]
***支援C [#f1c305af]
:[スタルーク]|セアダス。~
聞きたいことがあるんですけど。▼~
:[セアダス]|なんでしょうか、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|セアダスは隊商の方たちと~
一緒に暮らしていたと聞きましたが…▼~
それは本当ですか?▼~
:[セアダス]|ええ、そうですよ。▼~
商人や大道芸人、それに踊り子たち。~
色々な職の仲間と各地を転々としていました。▼~
:[スタルーク]|そうだったんですね。~
いいなぁ。羨ましいです。▼~
:[セアダス]|羨ましい、ですか。~
そう思われるなんて少し意外です。▼~
:[スタルーク]|僕は立場もありますから~
あまり王国を出ることはできないので…▼~
:[セアダス]|なるほど。~
確かにそうですね。▼~
:[スタルーク]|団体行動はすごく苦手ですけど~
いろいろな場所を巡れるのは羨ましいです。▼~
:[セアダス]|世の中には自分が想像したこともないような~
驚くべき景色などもありますからね。▼~
俺が目にしてきたものでいいのなら~
お話ししますよ。▼~
:[スタルーク]|本当ですか!?~
ぜひお願いします。▼~
:[セアダス]|ですが、できるだけ~
魅力が伝わらないように話さないと。▼~
ブロディアの王子が国を飛び出して旅がしたい…~
なんて言い出したら責任を持てませんからね。▼~
:[スタルーク]|そ、そんな心配は無用ですよ。~
僕にそこまでの度胸はありませんから。▼~
***支援B [#p3e77221]
:[スタルーク]|すごいです…!~
闘狼場ってそんなに活気がある場所なんですね!▼~
:[セアダス]|ええ、スタルーク王子。▼~
白熱しすぎてお客同士が揉め出すことなど~
日常茶飯事でしたよ。▼~
娯楽産業が盛んなソルム内でも~
闘狼場は一番、熱気のある場所でしたね。▼~
:[スタルーク]|セアダスの話はとても面白いです。▼~
話を聞いただけでまるでその場に行ったかのような~
錯覚を起こすほどですよ。▼~
隊商生活かぁ…~
やっぱりとても楽しそうですね。▼~
自由に行きたいところへ行き、~
気のすむまでその場所で暮らす。▼~
飽きたらまた次の場所を目指せばいい。~
何者にも縛られない生活。▼~
ああ…~
憧れちゃいます…▼~
:[セアダス]|…………▼~
:[スタルーク]|そういえばセアダスは~
どんなきっかけで隊商生活を始めたんですか?▼~
元々、隊商で生まれたわけでは~
ありませんよね…?▼~
:[セアダス]|…俺は綺麗な海のそばにある町で生まれました。▼~
物心つく頃には父は亡くなっていて、~
占い師の母親に育ててもらいました。▼~
ですが、母も体が丈夫ではなく…~
幼い俺を残してこの世を去りました。▼~
それからまた色々とあって、~
俺は路上で生活することになるのです。▼~
:[スタルーク]|え?~
どうしてまた…▼~
:[セアダス]|身寄りのない子供が一人で生きていくのは~
簡単ではなかった…そういうことです。▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[セアダス]|そんなときです。偶然通りかかった~
キャラバンの皆が俺に声をかけてくれて…▼~
それから一緒に行動するようになったんです。▼~
その時の俺は満足に口も利けませんでしたけど…~
師匠が踊りを教えてくれて、救われた。▼~
言葉以外で気持ちを伝えられるようになったおかげで、~
今ではすっかり明るくなりましたよ。▼~
:[スタルーク]|そうだったんですね…▼~
:[セアダス]|…あまり楽しい話ではなかったですね。~
:[スタルーク]|いいえ、セアダスは悪くありません。~
何も考えていなかった僕が悪いんです。▼~
:[セアダス]|すみません、スタルーク王子。~
何か調子が変わってしまいましたね。▼~
今日はこの辺にしておきましょう。~
では、また…▼~
***支援A [#nf494f17]
:[スタルーク]|セアダス…~
この間は申し訳ありませんでした…▼~
セアダスの気持ちも考えずに…~
隊商生活を始めたきっかけを聞いてしまって…▼~
:[セアダス]|俺は何も気にしていませんよ。~
だから、謝罪も必要ありません。▼~
:[スタルーク]|あの後、考えたんです。▼~
僕は隊商生活は楽しいという前提で話をしていました。~
でも、そんなわけはないですよね…▼~
:[セアダス]|ああ…~
確かにそうですね。▼~
胸を引き裂かれるくらい辛い思いもしましたよ。~
襲撃で仲間が命を落とすところだって、見てきました。▼~
:[スタルーク]|…!▼~
そう…だったんですね…なのに僕は、~
楽しそうだなんて口にして…▼~
少し考えればわかることなのに…~
本当に申し訳ありませんでした。▼~
:[セアダス]|スタルーク王子…▼~
最初にも申し上げましたが、~
あなたは何も悪くありません。▼~
キャラバンでの生活で辛い思いをしたのは~
事実ですが…▼~
それ以上に楽しい思い出がたくさんあります。▼~
キャラバンのみんなは家族と同じ。~
俺はあの場所で生活できて幸せでした。▼~
:[スタルーク]|セアダス…▼~
:[セアダス]|だから遠慮などせず、~
好きなだけ話を聞いてください。▼~
辺境の村を訪れたときの、~
見たこともない料理の話から…~
砂漠のオアシスに映る、~
焼けるような朝日の話まで。▼~
スタルーク王子に聞いてもらいたい楽しい話が~
まだまだたくさんありますから。▼~
:[スタルーク]|ありがとうございます、セアダス。~
あなたの話は浪漫があって時間を忘れてしまいます。▼~
…今日は朝まで話を聞かせてください。▼~
:[セアダス]|ふふ。~
喜んで、スタルーク王子。▼~
*コメント [#j5c7d1cd]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*スタルークの支援会話 [#a9691e7c]
#contents
**ブシュロン [#oec59e72]
[[ブシュロンのページへ>../ブシュロン#faea9859]]
**セリーヌ [#obb73a2b]
[[セリーヌのページへ>../セリーヌ#b7236226]]
**ディアマンド [#n87b4a5d]
[[ディアマンドのページへ>../ディアマンド#d03ac6f0]]
**シトリニカ [#e80f0938]
***支援C [#db85a03f]
:[シトリニカ]|やっ!▼~
ふぅ…~
なかなかうまくいかないわね。▼~
:[スタルーク]|シトリニカ。~
魔法の特訓をしているのですね。▼~
:[シトリニカ]|スタルーク。~
どうしたの? 迷子?▼~
:[スタルーク]|ち、違いますよ!~
偶然、通りがかっただけです!▼~
:[シトリニカ]|そう。~
それならよかったわ。▼~
:[スタルーク]|シトリニカは立派ですね。~
時間が空けば魔法の特訓を重ねていますから。▼~
僕はシトリニカ以上の努力家を知りません。▼~
:[シトリニカ]|ありがとう、スタルーク。▼~
でも、まだ足りないわ。~
今のままじゃ全然、だめなの。▼~
わたしはもっと強くならないと。▼~
:[スタルーク]|今のままでも大丈夫ですよ。~
シトリニカのことは僕が守りますから。▼~
:[シトリニカ]|自分よりも周りの人を優先しようとするその姿...
スタルークは昔から変わらないわね。▼~
でも、その優しさに甘えるわけにはいかないの。▼~
だって、わたしは…▼~
:[スタルーク]|シトリニカ?▼~
:[シトリニカ]|ううん。~
なんでもないわ。▼~
わたし、特訓を続けないと。~
それじゃあね、スタルーク。▼~
:[スタルーク]|はい…▼~
シトリニカ…~
何か悩んでるみたいですね。▼~
***支援B [#g2ee3154]
:[シトリニカ]|…ダメね。~
この程度の力じゃ全然、足りないわ。▼~
わたしはスタルークの臣下として…~
失格よ。▼~
:[スタルーク]|僕はそうは思いません。▼~
:[シトリニカ]|スタルーク?~
いつからそこにいたの?▼~
:[スタルーク]|シトリニカの悩みがなんなのか知りたくて、~
特訓しているところを隠れて見ていました。▼~
でも、臣下として失格だと思っていたなんて…~
そんなことあるわけないのに…▼~
:[シトリニカ]|…………▼~
わたしたちはいとこ同士で、~
子どもの頃からきょうだいのように育ったわね。▼~
スタルークは昔から後ろ向きな性格で、~
いつもおどおどしていて…▼~
何かにつけてディアマンドと比較されてしまって、~
自信をつける機会もない。▼~
:[スタルーク]|そうでしたね…~
今も大して変わっていませんけど…▼~
:[シトリニカ]|でも、わたしはスタルークのいいところを~
たくさん知っているわ。▼~
人の価値をすぐに見抜き、認めてくれるところ。▼~
他人を素直に褒めるところ。▼~
スタルーク。~
わたし、あなたのいいところならまだまだ言えるわよ。▼~
:[スタルーク]|か、買い被りですよ…▼~
:[シトリニカ]|小さい頃から思っていたの。~
わたしがスタルークを守ってあげなきゃ、って。▼~
でも、それは間違いだったわ。~
思いの強さだけではあなたを守れない。▼~
わたしにはあなたを守るだけの力がないの…▼~
:[スタルーク]|そ、そんなことありません!▼~
:[シトリニカ]|ごめんなさい、スタルーク。~
わたしがあなたの臣下になったばかりに。▼~
きっと、わたしがいなかったら…~
もっと優秀で、強い誰かがいてくれたはずなのに。▼~
:[スタルーク]|シトリニカ…▼~
***支援A [#r29cf403]
:スタルーク]|シトリニカ。▼~
:[シトリニカ]|スタルーク…▼~
:[スタルーク]|血筋だからでしょうか。~
僕とシトリニカは、よく似ています。▼~
僕は自分に価値があるとは思えない…~
でも、それはシトリニカも同じなんですね。▼~
:[シトリニカ]|どういうこと?▼~
:[スタルーク]|シトリニカは僕の臣下として失格だと言いまし...
でも、それは大きな間違いですよ。▼~
:[シトリニカ]|慰めはいらないわ。▼~
わたしが王族の臣下として力が劣っていることは~
まぎれもない事実なんだから。▼~
:[スタルーク]|そうですね。~
単純な力では劣っているかもしれません。▼~
ですが、だからこそシトリニカは~
臣下になってからずっと特訓を続けています。▼~
雨の日も、~
嵐の日も欠かさずにです。▼~
自らの理想のために努力を続けることができる力。~
それはとても素晴らしい力だとは思いませんか?▼~
:[シトリニカ]|それは、そうかもしれないけど…~
王族の臣下としての力とは別よ。▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
僕はそうは思いません。▼~
そんな努力家のシトリニカだからこそ~
臣下として信頼できる部分もあるんですから。▼~
:[シトリニカ]|スタルーク…▼~
:[スタルーク]|シトリニカが臣下になってくれると聞いたとき~
僕がどれほど心強かったことか。▼~
シトリニカ、はっきり言いますね。▼~
僕はシトリニカが臣下になってくれて~
本当によかったと思っています。▼~
きょうだいのように育った仲だから…~
親族の縁故だから…▼~
臣下になれた理由なんてどうでもいいです。▼~
それよりも大切な…~
臣下になりたかった理由を聞けましたから。▼~
:[シトリニカ]|スタルークを守りたい…▼~
:[スタルーク]|はい。~
こんな僕なんかには勿体ない気持ちです。▼~
シトリニカ。~
あなたが僕の臣下で本当によかったです。▼~
:[シトリニカ]|…スタルーク。▼~
そんなうれしいことを言われたら、~
ますます特訓を頑張らなくっちゃ。▼~
だって、わたしがスタルークを守るんだから。▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
僕がシトリニカを守るんです。▼~
:[シトリニカ]|ふふふ。~
ありがとう、スタルーク。▼~
**ラピス [#s958a3d3]
***支援C [#gf5b9aa3]
:[スタルーク]|ラピスは僕が守ります!▼~
:[ラピス]|スタルーク様?~
急にどうされたんですか?▼~
:[スタルーク]|先日の戦いのとき、~
ラピスは僕を守ってくれました。▼~
:[ラピス]|ええ。あたしはスタルーク様の臣下ですから。~
当たり前のことですよ。▼~
:[スタルーク]|でも、ラピスは僕なんかより~
すっごく立派な人なんです。▼~
だから、今度からは逆に、~
僕がラピスを守りますので!▼~
:[ラピス]|…………▼~
:[スタルーク]|その、やっぱり僕なんかが守るって言っても…~
信じられないし、頼りないですよね…▼~
:[ラピス]|三回目です。▼~
:[スタルーク]|えっ?▼~
:[ラピス]|スタルーク様が、~
あたしを守ると言ってくださったのが。▼~
:[スタルーク]|ええ。そうでしたね。~
出会ってすぐの頃にも言いました。▼~
二度目は確か、~
グランスール大橋でのことでしたね。▼~
:[ラピス]|はい。最初のも、次のもすごく嬉しくて、~
あたし、スタルーク様のこと…▼~
…………▼~
だから、あまりそういうこと言わない方がいいですよ。~
お互いの立場や身分もあるんですから。▼~
:[スタルーク]|ご、ごめんなさい。~
でも、僕は本心で…▼~
:[ラピス]|それはわかっています。▼~
でも、主から守ると言われて喜ぶ臣下は~
そんなにいないと思います。▼~
:[スタルーク]|ごめんなさい…▼~
:[ラピス]|そんな顔なさらないでください。~
お気持ちだけは頂きましたから。▼~
:[スタルーク]|…………▼~
***支援B [#wbdb5f0a]
:[スタルーク]|ラピス。~
この間は不快な思いをさせてごめんなさい。▼~
:[ラピス]|スタルーク様…▼~
とんでもないです。~
あたしの方こそ生意気なことを言ってしまって。▼~
:[スタルーク]|ラピスは何も悪くないです。▼~
僕がラピスの気持ちを~
考えられなかったのが悪いんですから。▼~
でも…~
これだけはわかって欲しいです。▼~
僕は本当にラピスのことを~
すっごく立派な人だって思っています。▼~
:[ラピス]|そんな…~
あたしは別に立派ではありませんよ。▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
僕は知っているんです。▼~
ラピスが実家への仕送りを~
欠かさず行っていることとか。▼~
臣下の仕事の合間に~
近隣の村の害獣を退治していることとか。▼~
:[ラピス]|なっ!?~
そ、そんなことまで…▼~
:[スタルーク]|ラピスのほうが僕なんかよりも~
全然、世の中の役に立っているんです。▼~
だから…▼~
:[ラピス]|だから、あたしを守ってくれる、と。▼~
…………▼~
スタルーク様。~
全然、わかってないです。▼~
なんだか、あたし悲しいです。▼~
ごめんなさい。~
もう行きますね。▼~
:[スタルーク]|ああ…~
僕はなんてダメなんでしょう…▼~
大切な臣下の気持ちを~
これっぽっちも理解できてないなんて…▼~
こんなんじゃやっぱり~
主として失格ですよね…▼~
***支援A [#p68b6cbf]
:[ラピス]|スタルーク様はあたしが守ります。▼~
:[スタルーク]|ラピス?▼~
:[ラピス]|あたしはスタルーク様の臣下ですから、~
こんなの当たり前のことなんですけど…▼~
でも、理由は臣下だからだけじゃないんです。▼~
あたしはあたしの意思で~
スタルーク様を守りたいと思っています。▼~
:[スタルーク]|なんで僕なんかのことを…~
守ってもらう価値なんてないのに…▼~
:[ラピス]|それですよ!~
スタルーク様、全然わかってないです!▼~
:[スタルーク]|この前もそう言われてしまいました。~
僕にはラピスの気持ちがわからない、と。▼~
:[ラピス]|違いますよ、スタルーク様。~
わかっていないのはご自身の魅力のことです。▼~
:[スタルーク]|僕の…魅力?▼~
:[ラピス]|スタルーク様は観察眼に優れたお人です。▼~
しかも、人の欠点ではなく、美点を見つけてくれます。~
誰も気づかないような美点を。▼~
そんなスタルーク様のお言葉に~
何度、自信を取り戻したことか…▼~
:[スタルーク]|僕よりほかの人の方が優れているので~
自然と目に入るだけですよ。▼~
:[ラピス]|いいえ、違います!~
スタルーク様がお優しいからなんです!▼~
そんな魅力溢れる方なのに…▼~
自分の危険も顧みず~
臣下でさえ身を挺して守ろうとなさる…▼~
そんなことされても~
全然、嬉しくなんてないんですからね!▼~
:[スタルーク]|…………▼~
では、守り合い…はどうでしょうか。▼~
:[ラピス]|守り合い、ですか?▼~
:[スタルーク]|僕はラピスを守ります。~
ラピスは僕を守ってください。▼~
そうすればラピスを悲しませることなく~
僕の身も、ラピスの身も守れると思ったんです。▼~
:[ラピス]|ふふふ、やっぱりスタルーク様はお優しい人です。~
守り合い、賛成です。▼~
:[スタルーク]|良かった。~
では、もう一度、言わせてください。▼~
これからはずっと、~
僕がラピスを守ります。▼~
:[ラピス]|あたしもずっと、~
スタルーク様をお守りします。▼~
**ザフィーア [#x890ead0]
***支援C [#k5020bdc]
:[ザフィーア]|よしよし。~
たくさんの得物が狩れましたね。▼~
スタルーク様が狩りに同行してくれたおかげです。~
ありがとうございます。▼~
:[スタルーク]|僕は少しお手伝いしただけです…~
ほとんどザフィーアの手柄ですよ。▼~
:[ザフィーア]|あっはっは。~
相変わらず謙虚な方だ!▼~
さてと、肉は十分ですから~
今度は魚でも釣りましょうかね。▼~
スタルーク様もご一緒にどうですか?▼~
:[スタルーク]|ええっ!?~
釣りは、あまりしたことがなくて…!▼~
:[ザフィーア]|大丈夫ですよ。~
私がお教えしますから。▼~
:[スタルーク]|でも、魚たちにも悪いですよ…~
僕なんかに釣られたくないと思います。▼~
:[ザフィーア]|ぶっ…ははは!!▼~
王子とか関係なく、~
魚は誰にも釣られたくないと思っていますよ。▼~
:[スタルーク]|でも、僕には絶対、釣れないです…~
僕のエサにだけ食い付かないに決まってます…▼~
:[ザフィーア]|そんなことないですから。~
一緒に行きましょう。▼~
釣り方だけでなく、~
魚料理の作り方もお教えしますから。▼~
:[スタルーク]|魚料理?▼~
…それなら挑戦してみようかな。▼~
:[ザフィーア]|やる気になってくれたみたいですね。~
では、次に釣りに行くときは必ずお誘いしますね。▼~
:[スタルーク]|はい。~
よろしくお願いします、ザフィーア。▼~
***支援B [#zd740622]
:[ザフィーア]|スタルーク様、大量に釣れましたね。~
見事な釣りの腕前です。▼~
:[スタルーク]|はい。~
自分でもびっくりしています。▼~
:[ザフィーア]|気配の殺し方が上手でしたからね。~
魚も人がいると感づけなかったのだと思います。▼~
:[スタルーク]|あの、ザフィーア。~
これだけ釣れたらおいしい魚料理は作れますか?▼~
:[ザフィーア]|とびっきりの料理が作れますよ。▼~
:[スタルーク]|よかった。~
では早速、作り方を教えてください。▼~
:[ザフィーア]|ええ、もちろんです。▼~
それでスタルーク様は~
誰にご自身の料理を振る舞うおつもりなのですか?▼~
:[スタルーク]|ふふ。~
ばれていたのですね。▼~
:[ザフィーア]|スタルーク様は誰かのために動くときは、~
とても前向きになりますからね。▼~
:[スタルーク]|…母上です。▼~
母上は魚料理が好きなので…~
この戦いが終わったら振る舞いたいなと思って。▼~
:[ザフィーア]|そうでしたか…▼~
:[スタルーク]|邪竜が復活したという報せがあってからは、~
母上は王都から離れた宮に避難しているので…▼~
次に会えたときは…~
何か特別なことをしたいと考えていたんです。▼~
父上のことも、~
きっともう、御存じですから…▼~
:[ザフィーア]|…………▼~
お任せください、スタルーク様。▼~
私の知る魚料理の知識…~
その全てをお教えします。▼~
魚のさばき方はもちろん、~
味付け、素材の選定、保存方法まで。▼~
多少、厳しく指導することになると思いますが、~
どうかお許しください。▼~
:[スタルーク]|ははは。~
お手柔らかにお願いします。▼~
***支援A [#lbcfbfda]
:[スタルーク]|ありがとうございました、ザフィーア。▼~
ザフィーアのおかげで~
おいしい魚料理の作り方を学べました。▼~
これで母上に次に会ったとき…~
僕の手料理を振る舞うことができます。▼~
:[ザフィーア]|お役に立ててよかったです。~
スタルーク様。▼~
私の魚料理の知識は…~
すべて両親から学びました。▼~
自分たちの料理が王子の役に立てたと知ったら、~
両親もすごく喜んだと思います。▼~
そういえば、ずっと昔、モリオン様も~
私の魚料理を喜んでくださって…▼~
:[スタルーク]|…父上が?▼~
そうですか。ふふ…~
もし生きていたら…また食べられたのに。▼~
:[ザフィーア]|…!~
すみません。つい…▼~
:[スタルーク]|いいえ。~
きっと楽しい時間だったのでしょう…▼~
話が聞けて、嬉しいですよ。▼~
:[ザフィーア]|…………▼~
:[スタルーク]|ザフィーア?▼~
:[ザフィーア]|…申し訳ありません。~
私も…少しだけ悔しいです。▼~
ブロディア城に残った時…~
王は必ず帰るものと思っていました。▼~
でも、モリオン様の喜ぶ顔を見ることは、~
もうできませんから。▼~
ただ心の中に…~
その顔を思い浮かべることしかできない…▼~
:[スタルーク]|…そうですね。▼~
:[ザフィーア]|申し訳ありません。▼~
スタルーク様やディアマンド様のほうが、~
悲しみが深いというのに…▼~
:[スタルーク]|悲しみの深さなど、~
測れるものではありませんよ…▼~
ブロディアの王城兵と父上との絆は、~
僕だってわかっています。▼~
悲しい時は悲しんでください…~
僕も、そうしますから。▼~
:[ザフィーア]|スタルーク様…▼~
:[スタルーク]|魚料理、いつか父上にも振る舞いましょう。~
まだお墓はありませんが…▼~
墓前に持っていけば、きっと喜んでくれます。~
食べるの、大好きでしたから。▼~
:[ザフィーア]|…!▼~
はい…そうでしたね。~
沢山、お持ちいたしましょう。▼~
ありがとうございます…~
スタルーク様。▼~
**アイビー [#ff1d2da7]
***支援C [#h059424f]
:[アイビー]|…………▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[アイビー]|スタルーク王子。~
私に何か用でもあるの?▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[アイビー]|そう。~
無視するのね。▼~
:[スタルーク]|言ったはずですよ…~
僕はまだ割り切れていません…▼~
父上の死の責任は~
あなたにもあると思っていますから…▼~
:[アイビー]|…………▼~
貴方のお父様のことは謝罪します。▼~
:[スタルーク]|なっ…!?▼~
:[アイビー]|私の謝罪など貴方の心の傷を癒やすことには~
なんの役にも立たないとは思うけれど…▼~
でも、今はこうして~
同じ陣営に立っているのだから…▼~
歩み寄ることが必要なのだと思う。▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[アイビー]|だから、初めの一歩は…~
私から歩ませてもらうわ。▼~
貴方のお父様のこと…ごめんなさい。▼~
:[スタルーク]|アイビー王女…▼~
かつては争っていた国の王女と~
今はこうして同じ陣営にいる…▼~
人生とは不思議なものですね。▼~
…拒絶ばかりしていては、~
僕たちは前に進めない。▼~
僕もこれからはあなたに歩み寄ってみます。▼~
:[アイビー]|ありがとう。でもだからといって、~
人の顔をじろじろと見るのは失礼よ。▼~
:[スタルーク]|! ご、ごめんなさい。~
今後は気をつけます。▼~
:[アイビー]|さて…これからどうなるかしらね。▼~
***支援B [#p4b732ab]
:[スタルーク]|…………▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[スタルーク]|アイビー王女。~
もしかして僕のことを睨んでいますか?▼~
:[アイビー]|いいえ、スタルーク王子…~
そんなつもりはないわ。▼~
けれど…~
貴方の甲冑はつい見てしまうの…▼~
ブロディア王国の甲冑は、~
イルシオンにとっては最も警戒すべきものだから。▼~
:[スタルーク]|そういうことですか…▼~
確かにブロディアは度々、~
イルシオンに攻め入ってましたからね…▼~
ごめんなさい。▼~
:[アイビー]|…今の謝罪、どういう意味?▼~
:[スタルーク]|えっ?▼~
:[アイビー]|ブロディアの王子が我が国への度重なる侵攻を謝...
そう受け取っていいのかしら。▼~
それなら貴方は自国の非を認めたということになり…~
今後の外交にも影響が生まれるわ。▼~
今の謝罪…決して軽くないわよ。▼~
:[スタルーク]|そ、そういう意味では…!▼~
もちろん、こちらに非があるのなら~
僕はいくらでも謝るべきだと思いますが…▼~
僕はその立場にはない。~
政治は父上や兄上、宰相が執り行っていましたから。▼~
つまり、さっきのごめんなさいは~
あくまで個人としてのごめんなさいで…▼~
:[アイビー]|ふふ。~
冗談よ。わかっているわ。▼~
:[スタルーク]|アイビー王女…~
驚かさないでください…▼~
:[アイビー]|ブロディアにいい感情を持っていなかったことは...
だから、少しだけ意地悪をしたくなったの。▼~
でも、冗談が言えるくらいの仲にはなった。~
そう前向きに受け取って欲しいわ。▼~
:[スタルーク]|…そうですか。~
心臓が止まるかと思いましたよ…▼~
***支援A [#c327f7a7]
:[スタルーク]|あの、アイビー王女…▼~
この間、ブロディアにはあまりいい感情は~
持っていないと言っていましたよね…▼~
:[アイビー]|ええ。~
言ったわ。▼~
:[スタルーク]|あの、生意気かもしれませんけど~
これだけは言わせてください…▼~
確かに今までのイルシオンとブロディアの関係は~
良好とは言えませんでした。▼~
でも今はこうして、~
同じ陣営に立てていますよね。▼~
:[アイビー]|…その通りよ。▼~
:[スタルーク]|僕はこの状況が、~
とてもいい状況だと思っています。▼~
この戦いが終わっても…~
いい関係が築けるよう、僕も尽力します。▼~
第二王子である僕にできることは、~
兄上よりは少ないかもしれませんが…▼~
思いだけは、あなたに…~
伝えておかなければと思いました。▼~
:[アイビー]|…………▼~
卑屈で精神力の弱い王子…~
貴方への最初の印象よ。▼~
でも、今は少しだけ違うわ。▼~
:[スタルーク]|え…▼~
:[アイビー]|ここぞというときには自分の意見も言える。~
何よりも…不思議と人を惹きつけるその優しさ。▼~
王子としての資質…~
ないわけではないようね。▼~
:[スタルーク]|か、買い被らないでください。~
僕なんてアイビー王女に比べたら…▼~
:[アイビー]|つまり貴方を評価した私には人を見る目がない。~
そう言いたいの?▼~
:[スタルーク]|ち、違います!▼~
…あっ。~
今のは冗談…ですか?▼~
:[アイビー]|よくわかったわね。▼~
:[スタルーク]|はは…~
いい関係が築けている証拠ですね。▼~
:[アイビー]|そういうことね…~
これからもっと良い関係になれればいいわ。▼~
私たちのお父様…~
そして、国の未来のためにも。▼~
:[スタルーク]|はい、アイビー王女。▼~
**オルテンシア [#f05dfa17]
***支援C [#w32b0269]
:[スタルーク]|あの、オルテンシア王女…▼~
:[オルテンシア]|スタルーク王子?~
あなたから話しかけてくるとか、珍しいわね。▼~
:[スタルーク]|その…実は…▼~
やっぱりいいです。▼~
:[オルテンシア]|何よ、それ!~
すっごく気になるんだけど!▼~
いいからとりあえず話してみなさいよ。~
ほら早く。▼~
:[スタルーク]|…えて欲しいんです。▼~
:[オルテンシア]|声ちっちゃ!~
もっと大きな声で!▼~
:[スタルーク]|あの…その…▼~
自信の付け方を教えて欲しいんです!!▼~
:[オルテンシア]|今度は声が大きい!▼~
ま、まあいいわ。~
それ、どういうこと?▼~
:[スタルーク]|オルテンシア王女はいつも…~
自信満々ですごいなと思っていて…▼~
僕は自信がないので…~
自信の付け方を教えてもらえたら嬉しいです。▼~
:[オルテンシア]|なるほど。~
そういうことね。▼~
でも、残念でした!~
そんなの教えてあげませーん!▼~
あなたがブロディアの王子じゃなかったら~
丁寧に優しく教えてあげたんだけどなー!▼~
:[スタルーク]|そうですよね…▼~
:[オルテンシア]|…あら?▼~
:[スタルーク]|ブロディアは何度も、~
イルシオンに攻め込んでいますから…▼~
それに僕みたいなゴミのために~
貴重な時間を割くなんて無駄でしかないですし…▼~
僕はなんて傲慢なんだ…~
恥ずかしいです…すぐに消えますね…▼~
:[オルテンシア]|ちょっ、ちょっと待ちなさいよ!~
あたし、そこまでは言ってないわよ?▼~
:[スタルーク]|いいんです…~
どうか僕のことなどお気になさらずに…▼~
僕のような恥の塊は~
オルテンシア王女に二度と話しかけませんから…▼~
:[オルテンシア]|え…ちょっと!~
スタルーク王子ったら!▼~
てっきり怒って突っかかってくると思ったのに…~
かわいそうなことしちゃったわ。▼~
…仕方ないわ。~
次に会ったときに協力してあげましょ。▼~
***支援B [#i51357ed]
:[オルテンシア]|スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[オルテンシア]|おーい!~
スタルーク王子、聞こえてるでしょ!▼~
:[スタルーク]|ひーっ!~
オルテンシア王女!▼~
僕なんかと話していても、~
あなたの人生にはなんの利益もありませんよ!▼~
:[オルテンシア]|相変わらず後ろ向きな性格ね。~
でも、だからこそ協力のしがいがあるってもんよ。▼~
いーい? お望み通り、~
あたしが自信の付け方を教えてあげるわ。▼~
:[スタルーク]|え…!~
ありがとうございます…▼~
でも、どうして心変わりを?~
あんなに嫌がっていたのに。▼~
:[オルテンシア]|この間はごめんなさい。~
ちょっと冗談が行き過ぎたわ。▼~
正直、ブロディアのことは苦手だけど…~
スタルーク王子とは、もう仲間だから。▼~
仲間が困ってたら協力してあげるのは~
当たり前のことでしょ?▼~
:[スタルーク]|オルテンシア王女…▼~
:[オルテンシア]|な、何よ!?~
そんなうるうるした目をしちゃって!▼~
ちょっと可愛いじゃない。~
あ、お礼ならいらないわよ!▼~
:[スタルーク]|ち、近づかないでください…~
それにこっちも見ないで欲しいです…▼~
:[オルテンシア]|…へ?▼~
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!?▼~
なーんであたしが!~
そんなこと言われなくちゃいけないのよ!▼~
:[スタルーク]|だって、僕なんかのことを仲間と言ってくれて…~
協力までしてくれるだなんて…▼~
オルテンシア王女…~
あなたは間違いなく善良な方です。▼~
ですが、あなたが善良な方であればあるほど…~
僕の心が荒んでしまうのです…▼~
:[オルテンシア]|えええ!?▼~
:[スタルーク]|あなたの心の光が!~
僕のゴミ虫のような汚い心を照らし出してしまう!▼~
ですから、どうか僕に構わないでください!~
ごめんなさい!▼~
:[オルテンシア]|後ろ向きな性格にもほどがあるでしょ!~
なんなのよ、もう!▼~
***支援A [#ieef01dc]
:[オルテンシア]|スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|ひゃっ!?~
オルテンシア王女…▼~
:[オルテンシア]|逃げる前に聞いて。~
あたし、あなたに協力するのやめたわ。▼~
どうやったって、~
あなたが自信持つなんて不可能って感じだし。▼~
:[スタルーク]|賢明な判断だと思います…~
最初は僕の方から頼んでおいてなんですが…▼~
:[オルテンシア]|本当よね。~
あなたは失礼で自分勝手な人よ。▼~
:[スタルーク]|ごめんなさい…▼~
どうぞこれからは気兼ねなく、~
僕のことなど無視をしてください…▼~
:[オルテンシア]|いいえ。~
そんなのお断りだわ。▼~
:[スタルーク]|え?▼~
:[オルテンシア]|卑屈で、自信がなくて、とことん後ろ向きな...
それがまぎれもないあなたの真の姿よ。▼~
でも、そのままのあなたを~
あたしは仲間として受け入れるわ。▼~
:[スタルーク]|えっ…▼~
:[オルテンシア]|あなたは自信の付け方を教えて欲しいって、~
あたしに言ってきた。▼~
それは、後ろ向きな性格を直して~
あたしたちに歩み寄ろうとした…ってことでしょ。▼~
:[スタルーク]|…はい。▼~
この性格が治れば…~
もう少しみんなと仲良くなれるかと思いました…▼~
:[オルテンシア]|その気持ちは素敵よ。~
でも、そんなことをする必要はないわ。▼~
後ろ向きすぎる性格は問題かもしれないけど、~
あなたには他にいい所がたくさんあるんだから。▼~
だから、あたしはありのままのあなたを~
仲間として受け入れるわ。▼~
:[スタルーク]|オルテンシア王女…~
ありがとうございます。▼~
:[オルテンシア]|お、お礼なんていらないわ!~
別に思ってることを言っただけだし!▼~
:[スタルーク]|…優しいですね。~
やっぱりその善良さが眩しいですが…▼~
もう傍にいても大丈夫そうです。~
王女の考え方がわかったからでしょうか。▼~
:[オルテンシア]|へ!?~
いきなりすっごい目を合わせてくるじゃない…!▼~
:[スタルーク]|はい。今までの分までと思って…~
いつも、急に逃げたりしてすみませんでした。▼~
:[オルテンシア]|…なにかしら。近いわ。~
今度はこっちが恥ずかしくなってきた。▼~
や、やめなさいよ、スタルーク王子…~
王子なのにそんな可愛い顔で見られたら…▼~
あたしの立場がないじゃなーい!~
わーーん!!▼~
:[スタルーク]|あ…オルテンシア王女。▼~
…ふふ。~
いつもとは逆になってしまいましたね。▼~
**フォガート [#v203a24e]
***支援C [#wc470d95]
:[スタルーク]|ああっ!?~
フォガート王子!▼~
:[フォガート]|どうしたっていうのさ、スタルーク王子。~
なんで逃げようとするの?▼~
:[スタルーク]|だって、フォガート王子はあまりにも僕と違い...
一緒にいたら失礼のような気がしているんです…▼~
:[フォガート]|ははは!~
そんなことあるわけないってー!▼~
それに俺とスタルーク王子って、~
似ているところがあると思うけど。▼~
ほら、第二王子的な立場とか。~
俺は第一王子だけど、うちは女王制だからねー。▼~
:[スタルーク]|そ、そうですね…▼~
…はぁ。▼~
:[フォガート]|あれ?~
なんでため息出ちゃってるんだろ。▼~
:[スタルーク]|育った立場が似ているというのに…~
どうしてこうも違うのでしょう。▼~
フォガート王子は気さくで人付き合いもよく…~
僕は陰気で人付き合いも得意じゃない。▼~
:[フォガート]|もう。~
相変わらず後ろ向きな性格だなー。▼~
ま、そんなスタルーク王子も嫌いじゃないけどね。~
むしろ好きだよ。▼~
:[スタルーク]|好き!? やめてください!~
僕なんかには勿体ない感情です!▼~
というか…危険です。~
これ以上は危険過ぎます!▼~
:[フォガート]|んん?~
何が危険だっていうのさー?▼~
:[スタルーク]|それですよ!~
そんなに眩しい目で僕を見ないでください!▼~
フォガート王子の善良な心の光が…~
僕のゴミクズのような心を照らし出してしまいます!▼~
早くここから逃げ出さなければ!▼~
ごめんなさい!▼~
:[フォガート]|はっはっは。~
スタルーク王子は面白いなー。▼~
***支援B [#vbea7554]
:[フォガート]|スタルーク王子はさ、~
子供の頃はどんな感じだったの?▼~
:[スタルーク]|どうして知りたいのですか…?~
僕なんかの子供の頃のことを。▼~
:[フォガート]|ほら、この間言ってたじゃん。▼~
俺たちは同じような境遇で育ったのに~
全然、違う性格だって。▼~
なんか子供の頃とかに、~
その秘密が隠れてるんじゃないかと思ってさ。▼~
:[スタルーク]|そういうことですか…~
なら、お話しますけど別に面白くないですよ?▼~
:[フォガート]|大丈夫、大丈夫。~
聞かせて欲しいな。▼~
:[スタルーク]|僕はブロディア王国の次男として生まれて…~
兄上とは年齢が結構離れていました…▼~
それで物心ついたときから~
兄上の評判をずっと耳にしていたのです。▼~
次期国王はディアマンド様だ…~
あんなに立派な王子はいない…と。▼~
それに何かと兄上と比較されました…~
ディアマンド様ならできたのに…なんて言われたり。▼~
:[フォガート]|誰も自分のことを認めてくれない感じかー。~
ああ、それは結構キツイねー。▼~
:[スタルーク]|でも、仕方ないことなんです。~
全部、僕がダメ人間なのが原因なんですから。▼~
:[フォガート]|兄上より僕を認めろー! とかさ、~
そういう風には思わなかったの?▼~
:[スタルーク]|まさか。~
そんなことは思いもしませんでした。▼~
兄上が偉大なのは事実ですし。~
僕への失望は当然だと思いますよ。▼~
でも、そんな日々を送っていたから~
こんな性格になってしまったのでしょうね…▼~
:[フォガート]|兄や周囲の者を恨む方向には向かわず、~
自分の無力さをただただ意識する日々かー。▼~
やっぱり根が優しいんだよ、スタルーク王子は。~
うん。俺は好きだなー。▼~
:[スタルーク]|ひえ…▼~
こんなボクを好きと言ってくれるなんて…~
本当にフォガート王子は善良な方ですね…▼~
やっぱり僕みたいな人が~
お付き合いしていい方ではないんです!▼~
これで失礼します!~
ごめんなさい!▼~
:[フォガート]|ありゃ、行っちゃった。~
またねー、スタルーク王子。▼~
***支援A [#i05e862d]
:[フォガート]|やぁ、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|ひえっ!?~
フォガート王子!▼~
:[フォガート]|あはは!~
いつになったら俺に慣れてくれるんだろうな。▼~
:[スタルーク]|ごめんなさい…~
でも、フォガート王子の笑顔がまぶしくて。▼~
一体、どんな幼少期を過ごせば…~
そんなに友好的な性格になれるんでしょうか。▼~
:[フォガート]|俺の子供の頃のこと知りたいの?~
なら、いくらでも話してあげるよ。▼~
って言ってもさ、~
そんなに特別なことはしてないと思うよ?▼~
ソルムの第一王子として~
一通りの教育は受けたけど…▼~
がちがちに縛られて育ったわけでもないし。~
むしろ自由にさせてくれたからねー。▼~
しょっちゅう城を抜け出して、~
町へと繰り出して遊んでたよー。▼~
:[スタルーク]|ソルムの人たちは~
自由を大切にすると聞きましたけど…▼~
まさか王族の人たちまで…~
これほどまでに自由とは思いませんでした…▼~
でも、そういう生き方が、~
今のフォガート王子を作ったのでしょうね。▼~
誰にでも優しく…~
親切に接してくれる素晴らしい人に…▼~
:[フォガート]|褒めてくれてありがとう、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|ひょええ…!~
またフォガート王子が、僕を眩しい目で見つめて…▼~
:[フォガート]|あーっと、逃げちゃう前に言っとくね。▼~
スタルーク王子はなかなか~
素直に言葉を受け取ってくれないよね。▼~
:[スタルーク]|あ…~
ごめんなさい…▼~
:[フォガート]|俺が君を好きだっていうのくらいは、~
信じてくれてもいいんじゃない?▼~
弟王子の立場同士…~
これだけ仲良くなれたんだしさ。▼~
:[スタルーク]|フォガート王子…▼~
は、はい…~
信じます。▼~
僕なんかのことを好きと言ってくれて…~
ありがとうございます。▼~
僕もフォガート王子のこと…~
好きですから…▼~
:[フォガート]|ほんと!? 今、好きって言った!?~
嬉しいなー!▼~
:[スタルーク]|あ、あああ…!~
僕ったらなんて恥ずかしいことを!▼~
すみません、すみません…!▼~
:[フォガート]|謝ることないよ。これで俺たちは好き同士。~
もう親友みたいなもんだね!▼~
:[スタルーク]|親友…?~
は、はじめてできました。親友…▼~
僕、ちょっと…いえ、~
すごく嬉しいです。フォガート王子。▼~
**パンドロ [#hfc15006]
***支援C [#j6e0a229]
:[スタルーク]|ぜぇ、ぜぇ、はぁ、はぁ…~
ヒィ、ヒィ…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子。~
初めての宴はどうでしたか?▼~
:[スタルーク]|どうして…~
どうして僕は宴に参加してしまったのでしょう…▼~
:[パンドロ]|朝までぶっ通しの宴は~
初心者にはきつかったかもしれませんね。▼~
:[スタルーク]|大音量の音楽が演奏され~
一晩中、人々が大声で叫び、踊り狂う…▼~
まさに地獄の光景…~
軽い気持ちで行ったのが間違いでした…▼~
:[パンドロ]|ギャハハ!~
最高だったでしょう?▼~
:[スタルーク]|ごめんなさい、パンドロ。~
僕には合わない空間だったかもしれません。▼~
:[パンドロ]|いやいや。~
その判断はまだ早いですって。▼~
だって今回、スタルーク王子は~
宴の輪に入らず遠巻きに眺めてるだけでしたし。▼~
宴の中に飛び込んじゃって、~
我を忘れるくらい楽しんでなんぼですから。▼~
次はそんな感じで行っちゃいましょう。▼~
:[スタルーク]|つ、次もあるのですか?~
僕は遠慮しておこうと思ったんですが…▼~
:[パンドロ]|オッケオッケ!~
全然、大丈夫ですから!▼~
オレに任せておいてください!~
うぇーーーーーーい!!▼~
:[スタルーク]|…うぇーい。▼~
***支援B [#hcced444]
:[スタルーク]|ぜぇ、ぜぇ…~
はぁ、はぁ…▼~
後悔…~
圧倒的な後悔が押し寄せてきています…▼~
なぜ僕は再度、宴に参加してしまったのでしょう…~
自分に合わない空間だってわかっていたのに…▼~
:[パンドロ]|うぇーーーーい!▼~
:[スタルーク]|パンドロ…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子、今回は楽しめましたよね?~
だって、宴の輪に飛び込んでましたし!▼~
:[スタルーク]|輪の中には入りました…~
入りましたけれど…▼~
僕には宴を楽しむのは無理みたいです…▼~
:[パンドロ]|どうしてですか?▼~
:[スタルーク]|何をすればいいのか全然、~
わからないんです。▼~
周囲の人たちは、みんな踊っていましたが…~
僕は踊り方を知りませんし…▼~
いぇーいとか、うぇーいとか~
掛け声をかける意味も理解していません。▼~
:[パンドロ]|なるほど。~
そういうことでしたか。▼~
スタルーク王子。~
大切なことを伝え忘れていたようです。▼~
宴には意味とかそういうの…~
いらないんですよ!▼~
:[スタルーク]|そう…なんですか?▼~
:[パンドロ]|決まった踊り方とかもないですし、~
掛け声にも意味なんてないんです!▼~
:[スタルーク]|では、皆さん意味もなく~
声を掛け合い、踊り、騒いでいると?▼~
:[パンドロ]|ええ、そうです。すべてはノリです。~
楽しければなんでもいいんです。▼~
:[スタルーク]|僕はどうすれば宴を楽しめるのかと、~
考え、悩み、頭でっかちになっていた…▼~
だからこそ、宴を楽しめなかったとは…~
本末転倒ですね…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子!~
次は頭空っぽにして、一緒にはしゃぎましょう!▼~
うぇーーーーーーい!!▼~
:[スタルーク]|う、うぇーーーーい!!▼~
***支援A [#ifb0e3ba]
:[スタルーク]|はぁ…はぁ…~
ヒィ…ヒィ…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子…▼~
:[スタルーク]|パンドロ…▼~
…………▼~
うぇーーーーい!▼~
:[パンドロ]|うぇーーーーい!▼~
:[スタルーク]|楽しかったです…~
今回の宴、最高でした…▼~
意味もなく大声を上げ、~
本能のままに体を動かすことが…▼~
こんなにも楽しいことだったなんて!▼~
これが宴…~
これが新しい世界…▼~
:[パンドロ]|そうです。~
ようこそこちら側へ、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|ありがとうございます、パンドロ。▼~
正直に言うと、人前で踊るのは~
最初は少し恥ずかしかったんです。▼~
でも、パンドロが恥ずかしげもなく~
奇天烈な動きで踊る姿を見てたら…▼~
宴の場では恥ずかしいなんて感情は~
捨てなきゃダメだって思ったんです。▼~
おかげで心の底から宴を楽しめました。~
本当にありがとうございます。▼~
:[パンドロ]|そうでしたか…▼~
オレの踊りは仲間内からは~
暗黒舞踏と呼ばれていましてね…▼~
ですが、今日だけはスタルーク王子の心を照らす~
光明舞踏になれたようですね。▼~
:[スタルーク]|うぇい、パンドロ。~
まさにその通りです。▼~
宴は最高ですね。~
行ったばかりなのに、もう次が待ち遠しいです。▼~
:[パンドロ]|何度でも行きましょう。~
その度に新しい発見がありますよ。▼~
:[スタルーク]|パンドロ…▼~
:[パンドロ]|スタルーク王子…▼~
:[スタルーク]|うぇーーーーい!▼~
:[パンドロ]|うぇーーーーい!▼~
**セアダス [#afa72e49]
***支援C [#f1c305af]
:[スタルーク]|セアダス。~
聞きたいことがあるんですけど。▼~
:[セアダス]|なんでしょうか、スタルーク王子。▼~
:[スタルーク]|セアダスは隊商の方たちと~
一緒に暮らしていたと聞きましたが…▼~
それは本当ですか?▼~
:[セアダス]|ええ、そうですよ。▼~
商人や大道芸人、それに踊り子たち。~
色々な職の仲間と各地を転々としていました。▼~
:[スタルーク]|そうだったんですね。~
いいなぁ。羨ましいです。▼~
:[セアダス]|羨ましい、ですか。~
そう思われるなんて少し意外です。▼~
:[スタルーク]|僕は立場もありますから~
あまり王国を出ることはできないので…▼~
:[セアダス]|なるほど。~
確かにそうですね。▼~
:[スタルーク]|団体行動はすごく苦手ですけど~
いろいろな場所を巡れるのは羨ましいです。▼~
:[セアダス]|世の中には自分が想像したこともないような~
驚くべき景色などもありますからね。▼~
俺が目にしてきたものでいいのなら~
お話ししますよ。▼~
:[スタルーク]|本当ですか!?~
ぜひお願いします。▼~
:[セアダス]|ですが、できるだけ~
魅力が伝わらないように話さないと。▼~
ブロディアの王子が国を飛び出して旅がしたい…~
なんて言い出したら責任を持てませんからね。▼~
:[スタルーク]|そ、そんな心配は無用ですよ。~
僕にそこまでの度胸はありませんから。▼~
***支援B [#p3e77221]
:[スタルーク]|すごいです…!~
闘狼場ってそんなに活気がある場所なんですね!▼~
:[セアダス]|ええ、スタルーク王子。▼~
白熱しすぎてお客同士が揉め出すことなど~
日常茶飯事でしたよ。▼~
娯楽産業が盛んなソルム内でも~
闘狼場は一番、熱気のある場所でしたね。▼~
:[スタルーク]|セアダスの話はとても面白いです。▼~
話を聞いただけでまるでその場に行ったかのような~
錯覚を起こすほどですよ。▼~
隊商生活かぁ…~
やっぱりとても楽しそうですね。▼~
自由に行きたいところへ行き、~
気のすむまでその場所で暮らす。▼~
飽きたらまた次の場所を目指せばいい。~
何者にも縛られない生活。▼~
ああ…~
憧れちゃいます…▼~
:[セアダス]|…………▼~
:[スタルーク]|そういえばセアダスは~
どんなきっかけで隊商生活を始めたんですか?▼~
元々、隊商で生まれたわけでは~
ありませんよね…?▼~
:[セアダス]|…俺は綺麗な海のそばにある町で生まれました。▼~
物心つく頃には父は亡くなっていて、~
占い師の母親に育ててもらいました。▼~
ですが、母も体が丈夫ではなく…~
幼い俺を残してこの世を去りました。▼~
それからまた色々とあって、~
俺は路上で生活することになるのです。▼~
:[スタルーク]|え?~
どうしてまた…▼~
:[セアダス]|身寄りのない子供が一人で生きていくのは~
簡単ではなかった…そういうことです。▼~
:[スタルーク]|…………▼~
:[セアダス]|そんなときです。偶然通りかかった~
キャラバンの皆が俺に声をかけてくれて…▼~
それから一緒に行動するようになったんです。▼~
その時の俺は満足に口も利けませんでしたけど…~
師匠が踊りを教えてくれて、救われた。▼~
言葉以外で気持ちを伝えられるようになったおかげで、~
今ではすっかり明るくなりましたよ。▼~
:[スタルーク]|そうだったんですね…▼~
:[セアダス]|…あまり楽しい話ではなかったですね。~
:[スタルーク]|いいえ、セアダスは悪くありません。~
何も考えていなかった僕が悪いんです。▼~
:[セアダス]|すみません、スタルーク王子。~
何か調子が変わってしまいましたね。▼~
今日はこの辺にしておきましょう。~
では、また…▼~
***支援A [#nf494f17]
:[スタルーク]|セアダス…~
この間は申し訳ありませんでした…▼~
セアダスの気持ちも考えずに…~
隊商生活を始めたきっかけを聞いてしまって…▼~
:[セアダス]|俺は何も気にしていませんよ。~
だから、謝罪も必要ありません。▼~
:[スタルーク]|あの後、考えたんです。▼~
僕は隊商生活は楽しいという前提で話をしていました。~
でも、そんなわけはないですよね…▼~
:[セアダス]|ああ…~
確かにそうですね。▼~
胸を引き裂かれるくらい辛い思いもしましたよ。~
襲撃で仲間が命を落とすところだって、見てきました。▼~
:[スタルーク]|…!▼~
そう…だったんですね…なのに僕は、~
楽しそうだなんて口にして…▼~
少し考えればわかることなのに…~
本当に申し訳ありませんでした。▼~
:[セアダス]|スタルーク王子…▼~
最初にも申し上げましたが、~
あなたは何も悪くありません。▼~
キャラバンでの生活で辛い思いをしたのは~
事実ですが…▼~
それ以上に楽しい思い出がたくさんあります。▼~
キャラバンのみんなは家族と同じ。~
俺はあの場所で生活できて幸せでした。▼~
:[スタルーク]|セアダス…▼~
:[セアダス]|だから遠慮などせず、~
好きなだけ話を聞いてください。▼~
辺境の村を訪れたときの、~
見たこともない料理の話から…~
砂漠のオアシスに映る、~
焼けるような朝日の話まで。▼~
スタルーク王子に聞いてもらいたい楽しい話が~
まだまだたくさんありますから。▼~
:[スタルーク]|ありがとうございます、セアダス。~
あなたの話は浪漫があって時間を忘れてしまいます。▼~
…今日は朝まで話を聞かせてください。▼~
:[セアダス]|ふふ。~
喜んで、スタルーク王子。▼~
*コメント [#j5c7d1cd]
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