[広告]
会話集/支援会話/アルフレッド
をテンプレートにして作成
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
[[会話集/支援会話]]
*アルフレッドの支援会話 [#taf9d8ec]
#contents
**ヴァンドレ [#g602760b]
[[ヴァンドレのページへ>../ヴァンドレ#y6a40932]]
**エーティエ [#xb9f07d7]
***支援C [#l2f02009]
:[アルフレッド]|素晴らしいね。~
今日はなんていい天気なんだ。▼~
:[エーティエ]|左様でございますわね、アルフレッド様。~
絶好のお茶日和ですわ。▼~
:[アルフレッド]|僕はエーティエの淹れてくれるお茶が…~
本当に大好きなんだ…▼~
:[エーティエ]|そ、それでしたら…~
お代わりをどうぞ…▼~
:[アルフレッド]|い、いや…遠慮しておくよ…▼~
:[エーティエ]|わかりましたわ…~
くっ…▼~
:[アルフレッド]|うう…~
さすがにもう持っていられない…限界だ!▼~
:[エーティエ]|先にティーカップを置かれましたわね。~
あたくしの勝利ですわ。▼~
:[アルフレッド]|ああ、僕の負けだよ、エーティエ。~
言い訳すら出てこない。▼~
しかし、この筋肉鍛錬用ティーカップ、~
前の時よりも重くなっていないかい?▼~
:[エーティエ]|以前よりも鉛を大幅に足しましたの。▼~
:[アルフレッド]|道理でお茶を口に運ぶのにも~
苦労したわけだ。▼~
:[エーティエ]|この程度で音を上げてもらっては困りますわ。~
筋肉鍛錬の道は過酷な道…▼~
勝負も、鍛錬も、~
まだまだ続くのですから。▼~
:[アルフレッド]|望むところさ、エーティエ。~
これもすべて強靭な肉体のために。▼~
:[エーティエ]|ええ、アルフレッド様。~
強靭な肉体のために。▼~
***支援B [#q72d3c98]
:[アルフレッド]|ふむ、さてどうしたものか。▼~
:[エーティエ]|アルフレッド様。~
どうするもこうするもございませんわ。▼~
飲むしかございません。~
こちらの筋肉増強剤、改を。▼~
:[アルフレッド]|そうだね…~
これも強靭な肉体を得るためだものな。▼~
:[エーティエ]|左様でございますわ。▼~
あたくしが独自に調査をし、作り上げたものです。~
効果は確実かと。▼~
:[アルフレッド]|エーティエ、僕は嬉しいよ。~
こんな素敵なものを作ってくれるなんてね。▼~
ただ…匂いが…▼~
:[エーティエ]|そこは申し訳ありません。▼~
素材にアレやコレがたくさん入っていますので。~
どうにもなりませんでしたわ。▼~
:[アルフレッド]|というと?▼~
:[エーティエ]|強靭な肉体を持った者たちへ~
聞き取り調査をし…▼~
その者たちの好物をすべて、~
一緒に煮込みましたの。▼~
:[アルフレッド]|すべて…▼~
:[エーティエ]|他にも色々と良さげなものを~
あたくしのチョイスで調合してみました。▼~
:[アルフレッド]|ちなみに味はどんな感じなのだろうか?▼~
:[エーティエ]|まったくもって不明ですわ。~
あたくしはまだ飲んだことがございませんので。▼~
:[アルフレッド]|なんということだ…▼~
自分よりも僕を優先してくれたなんて…~
感動だよ。ありがとう、エーティエ。▼~
:[エーティエ]|当然のことですわ。~
アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|そのような優しさを受けておきながら~
匂いや見た目で飲むのを躊躇していた自分が恥ずかしい。▼~
エーティエ。~
ありがたくいただくよ。▼~
強靭な肉体のために!▼~
:[エーティエ]|強靭な肉体のために!▼~
:[アルフレッド]|ごくっ…ごくっ…▼~
…ぷはっ。▼~
:[エーティエ]|如何でしょう。▼~
:[アルフレッド]|うん…▼~
人の飲むものではないかな。▼~
:[エーティエ]|申し訳ございません。▼~
***支援A [#vcf37867]
:[アルフレッド]|さて、エーティエ。~
今日はどんな早朝鍛錬をしようか。▼~
:[エーティエ]|走り込みなどいかがでしょうか。▼~
:[アルフレッド]|了解した。~
競争するかい?▼~
:[エーティエ]|いえ、それでは御身を守れませんので…~
並走して走れたら嬉しいですわ。▼~
:[アルフレッド]|わかったよ。~
…ん?▼~
:[エーティエ]|如何されましたか?▼~
:[アルフレッド]|美しい花がたくさん咲いている。~
鍛錬は、少し見てからでも遅くないだろう。▼~
:[エーティエ]|承知いたしましたわ。▼~
:[アルフレッド]|綺麗は花を見るといつも思い出すよ。▼~
エーティエが色とりどりの花を~
両手いっぱいに運んでくる姿をね。▼~
:[エーティエ]|あたくしの故郷は花が名産ですから。~
王城に馳せ参じる際はよく持参しましたわ。▼~
:[アルフレッド]|母上やメイドたちもとても喜んでいたよ。▼~
:[エーティエ]|それは光栄ですわ。▼~
:[アルフレッド]|そういえば、知っていたかい。▼~
母上は元々、~
エーティエを僕の妃にと考えていたようだよ。▼~
:[エーティエ]|あらまあ、それは初耳ですわ。▼~
…ですが、合点がいきました。▼~
なぜ幼馴染のセリーヌ様ではなく、~
アルフレッド様の臣下に任命されたのか…▼~
長年不思議に思っていたのですが、~
ようやくその謎が解明されました。▼~
:[アルフレッド]|エーティエにとっては迷惑だったかな?▼~
:[エーティエ]|とんでもございません。~
あたくしはアルフレッド様の臣下となれて嬉しいです。▼~
でも、まさかあたくしが、~
お妃候補だったとは…▼~
…………▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
:[エーティエ]|…ぷっ。▼~
:[アルフレッド]|あはは!▼~
:[エーティエ]|イヴ様には申し訳ないのですけれど、~
考えられない話ですわね、アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
僕たちは今の関係以外は考えられないよ。▼~
:[エーティエ]|同感ですわ。▼~
あたくしとアルフレッド様の間にある強固な絆は…~
主君と臣下としてのもの。▼~
:[アルフレッド]|そして、鍛錬仲間としてのものだね。▼~
:[エーティエ]|ふふふ。光栄ですわ。▼~
では、そろそろ走り始めましょうか。~
身体がうずうずして参りましたわ。▼~
:[アルフレッド]|ああ、エーティエ。~
これからも共に鍛錬をしてくれ。▼~
強靭な肉体のため…~
そして、世界の平和のために。▼~
:[エーティエ]|ええ。アルフレッド様。~
あなた様の幸せのためにも。▼~
**ブシュロン [#v665872a]
***支援C [#h32f6171]
:[アルフレッド]|ふむ…~
ふむふむ…▼~
:[ブシュロン]|…………▼~
:[アルフレッド]|うんうん。~
今日もいい筋肉だね、ブシュロン。▼~
:[ブシュロン]|えっと、ありがとうございます。~
アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|特に腕のここの部分がいいんだよね。~
少し触ってもいいかな?▼~
:[ブシュロン]|どうぞ。▼~
:[アルフレッド]|ぺたぺた…▼~
ああっ、素晴らしい!~
まるでフィレネの国宝だ!▼~
前腕の方も羨ましいね。~
僕にはない造形美だよ…▼~
:[ブシュロン]|…まだお触りになりますか?▼~
:[アルフレッド]|これはすまない。~
つい夢中になってしまったよ。▼~
しかし本当に見事なものだ。~
ブシュロンの筋肉は僕の憧れだよ。▼~
一体、どんな鍛錬をしたら~
そこまでの筋肉を得ることができるのだろうか。▼~
:[ブシュロン]|特別なことは何もしていません。▼~
:[アルフレッド]|ブシュロンは決まってそう答えるね。▼~
だが、そうなるとやはり不思議だ。~
この筋肉は自然発生的に生じたものなのか…▼~
ふむ…~
実に不思議だよ。▼~
ぺた。~
ぺたぺたぺた。▼~
:[ブシュロン]|…………▼~
…少し。▼~
:[アルフレッド]|ん? 少しなんだい?~
何かその筋肉について思い当たることが?▼~
:[ブシュロン]|いえ。~
少し…くすぐったいです、アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|それはすまなかったね。▼~
***支援B [#w87ac257]
:[アルフレッド]|おはよう、ブシュロン。~
もう夜明けだ。起きてくれ。▼~
:(暗転)|
:[ブシュロン]|…おはようございます、アルフレッド様。~
朝の見回りでしょうか?▼~
:[アルフレッド]|いや、見回りはしない。▼~
:[ブシュロン]|では、なぜこんな早朝に俺のところへ?▼~
:[アルフレッド]|今日はブシュロンを観察しようと思ってね。▼~
:[ブシュロン]|…俺を観察ですか?~
なぜそんなことを?▼~
:[アルフレッド]|もちろん、~
その筋肉の秘密を解き明かすためさ!▼~
:[ブシュロン]|え?▼~
:[アルフレッド]|君はその筋肉を得るために~
特別な鍛錬はしていないと断言する。▼~
ならば、何気なく過ごす日常生活の中にこそ~
筋肉を生み出す秘密があると考えたわけさ。▼~
:[ブシュロン]|は、はあ…~
なんとなくは理解できました。▼~
:[アルフレッド]|そうか。それは良かった。~
なら、早速始めよう。▼~
僕は少し離れたところに隠れて君を観察する。~
何も気にせずいつも通りに過ごしてくれ。▼~
:[ブシュロン]|では、まだ早いので二度寝しますね。~
よろしいですか?▼~
:[アルフレッド]|もちろんだ。~
僕は君の寝顔を見守るとしよう。▼~
:(暗転)|
:[アルフレッド]|昼になりブシュロンは読書を始めたが…~
特に筋肉を刺激している様子はないな。▼~
本自体の重さがそんなにあるわけではなかった。~
いたって普通の読書だ。▼~
:[ブシュロン]|…ううっ。グスッ。▼~
:[アルフレッド]|あ、泣いた。~
ブシュロンは昔から感動屋さんだからね。▼~
:(暗転)|
:[アルフレッド]|なるほど、釣りか!~
大物を釣り上げるときなら筋肉に刺激がありそうだ!▼~
:[ブシュロン]|はは。~
釣れた釣れた。▼~
:[アルフレッド]|…冷静に考えると釣りが筋肉と結びつくわけな...
鍛錬以上に厳しい釣りなんて見たことないし。▼~
ふっ…~
ずいぶんと楽しそうな顔をしている。▼~
:(暗転)|
:[アルフレッド]|…不思議だ。▼~
ブシュロンを観察してみたが、~
特に筋肉に負荷を与えるような生活ではなかったね。▼~
:[ブシュロン]|お役に立てず申し訳ないです。~
無駄な一日を過ごさせてしまいました。▼~
:[アルフレッド]|いや、無駄ではなかった。~
とても有意義な一日だったよ。▼~
たまにはこうやって~
幼馴染と一日中過ごすのもいいものだね。▼~
:[ブシュロン]|アルフレッド様…▼~
:[アルフレッド]|ただ、今度は隠れて遠くから眺めるのではなく~
近くで一緒に読書や釣りなどを楽しもうと思ったよ。▼~
:[ブシュロン]|はは。~
俺も賛成です、共に楽しみましょう。▼~
***支援A [#i0089b99]
:(釣りをする二人)|
:[アルフレッド]|むう…▼~
なかなか釣れないものだね、ブシュロン。▼~
何かコツを教えてくれないか?~
たとえばどう筋肉を動かせばいいのかとか。▼~
:[ブシュロン]|
アルフレッド様。~
俺は釣りで筋肉を意識したことはありません。▼~
:[アルフレッド]|
なら、何をすればいいんだい?▼~
:[ブシュロン]|忍耐強く待つ、でしょうか。▼~
:[アルフレッド]|なるほど。~
さっそく実践してみよう。▼~
…………▼~
…………▼~
ブシュロン。~
いいことを思いついたよ。▼~
ここに大きな網を投げ入れて、~
その筋肉で力の限り引き上げるんだ。▼~
そうすれば一気にたくさんの魚を取れる。▼~
:[ブシュロン]|そうですね、アルフレッド様。~
ですがそれはもう釣りではありません。▼~
:[アルフレッド]|…確かにそうだ。僕が間違っていたよ。▼~
:[ブシュロン]|もし釣りに飽きたのなら、~
別に付き合っていただかなくても…▼~
:[アルフレッド]|はは。見抜かれていたか。~
正直、じっとしているのは向いていない。▼~
だが、釣りをやめたくもない。▼~
:[ブシュロン]|どうしてですか?▼~
:[アルフレッド]|ブシュロン。~
君とこうして二人で過ごす時間が楽しいからだよ。▼~
:[ブシュロン]|アルフレッド様…▼~
:[アルフレッド]|君とは幼馴染で気心が知れた仲だ。~
でも、最近は二人で過ごすことはなかったからね。▼~
今はこんな時間を大切にしたい。▼~
さ、釣りを続けよう。~
何も釣れなくても僕はかまわない。▼~
:[ブシュロン]|…………▼~
元々の体質なのか、俺は特別な鍛錬をしなくても~
筋肉が体につきやすいようです。▼~
…そんな体質で良かったです。~
この身体でアルフレッド様を守れますから。▼~
:[アルフレッド]|ブシュロン!~
釣り竿が引いている!▼~
:[ブシュロン]|
はは。大物みたいですね。~
逃がさないでくださいよ、アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|も、もちろんだとも! だが、糸が…~
釣り糸が切れそうだ!▼~
:[ブシュロン]|俺も手伝います!~
二人で釣り上げましょう!▼~
:[アルフレッド]|君がいれば勝ちは決まったようなものだね!~
観念するがいい、大物の魚よ!▼~
**セリーヌ [#q61ebf63]
***支援C [#r054cb90]
:[アルフレッド]|はっ! せいやっ!~
とりゃ! てい!▼~
:[セリーヌ]|おはようございます、お兄様。▼~
:[アルフレッド]|おはよう、セリーヌ!▼~
:[セリーヌ]|今日も鍛錬に精が出ますね。~
穴掘りで鍛錬するのは、些か斬新すぎますけれど。▼~
それに、そんなに深く掘るなんて、~
他の方に迷惑では?▼~
:[アルフレッド]|ははは、セリーヌ。~
これは鍛錬ではないのさ。▼~
だから、深さもこれでいい…~
いや、もっと深く掘らねばならない。▼~
はっ! てやっ!▼~
:[セリーヌ]|一体、どういうことですか?▼~
:[アルフレッド]|朝食を作ってくれている人たちが~
水が少し足りないと言っていたのを聞いてね。▼~
だからこうして~
井戸を掘っているところなんだよ。▼~
:[セリーヌ]|へっ!?▼~
あのですね、お兄様。お水が足りないのなら、~
近くの川に汲みにいけばいいの!▼~
わざわざ井戸を掘る人なんていないわ!▼~
:[アルフレッド]|そうか、その手があったか。▼~
なら早速、川に向かうことにしよう。~
助言をありがとう、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|はぁ…~
国にいた頃からずっと思っていたけれど…~
お兄様は見た目が蛮族の方が、~
中身と合っていると思うわ。▼~
***支援B [#de596fbc]
:[セリーヌ]|王子の皮をかぶった蛮族…~
それがお兄様です。▼~
:[アルフレッド]|ははは。~
褒めてくれてありがとう、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|どこをどう聞けば褒め言葉だと思えるの!?▼~
:[アルフレッド]|僕が蛮族のようにたくましく、~
筋肉たっぷりだということだろう?▼~
まったく。~
身内だからといって褒めすぎだ。▼~
:[セリーヌ]|全然、違います!▼~
:[アルフレッド]|ふっ…~
落ち着くんだ、セリーヌ。▼~
なら、僕が蛮族とはどういう意味なんだい?▼~
:[セリーヌ]|水が少し足りないという話を聞き、~
お兄様は井戸を掘ろうとしたわ。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
そんな愛らしい勘違いもあったね。▼~
:[セリーヌ]|それだけではありません。▼~
体についた泥を落としたい、~
そんな兵士たちの何気ない一言を聞いて…▼~
お兄様は温泉を掘ろうとされました!▼~
:[アルフレッド]|温泉、嫌いかい?▼~
:[セリーヌ]|そういう話ではありません。~
どうしてすぐに地面を掘ろうとするんですか!▼~
:[アルフレッド]|筋肉の鍛錬に良いからさ。▼~
:[セリーヌ]|とにかく!▼~
お兄様のそういうところが、~
蛮族っぽいと言っているの。▼~
別に悪くはないけれど、一国の王子なんだから。~
もう少し気をつけてください。▼~
:[アルフレッド]|わかったよ、セリーヌ。~
僕も今後は注意することにしよう。▼~
そしてこれからは一日も欠かさず~
さらに厳しく筋肉鍛錬を続けていくよ。▼~
そうすれば見た目も蛮族に近づき~
中身と外見を一致させることができるからね。▼~
セリーヌも混乱せずにすむというわけだ。▼~
:[セリーヌ]|もう!~
そうじゃないんですってば、お兄様!▼~
***支援A [#aee3a379]
:[アルフレッド]|…………▼~
:[セリーヌ]|お兄様、そんな所で何をしているんですか?~
また井戸掘り? それとも鍛錬かしら。▼~
:[アルフレッド]|…ああ、まあそんなところだよ。~
健康な肉体のためにね。▼~
…そうだ、もっと鍛えれば…~
昔のように…苦しくなることだって…▼~
:[セリーヌ]|…お兄様?▼~
:[アルフレッド]|うっ…~
くっ、はぁ、はぁ…!▼~
:[セリーヌ]|どうしたの、お兄様!?▼~
:[アルフレッド]|すまない…セリーヌ…~
ただの発作だ。すぐにおさまる…っ!▼~
:[セリーヌ]|発作って…幼い頃のご病気が!?▼~
:[アルフレッド]|…最近は、平気だったのだけれどね。~
病弱な僕は、いなくなったはずなのに…▼~
:[セリーヌ]|すぐに人を呼んできます。~
待っていてください。▼~
:[アルフレッド]|駄目だ!▼~
:[セリーヌ]|どうして…!?▼~
:[アルフレッド]|こんな姿…他の誰にも見せられない…!~
仲間の皆にも、紋章士にも、神竜様にも!▼~
戦えない、ひ弱な王子だと…~
いつか倒れるかもしれないと思われたくないんだ…!▼~
:[セリーヌ]|みんなは優しいわ。~
絶対にそんな風に思ったりしない!▼~
:[アルフレッド]|僕が嫌なんだ…!~
優しいからこそ、気遣わせたくない。▼~
せめてみんなの前では、何の陰りもなく…~
鍛錬が好きなだけの、元気な王子でいたい。▼~
このまま休んでいれば平気だから。~
お願いだ、セリーヌ…!▼~
:[セリーヌ]|……っ。わかりました。~
でも本当に危ない時は、制止を聞きませんから。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう…▼~
:(暗転)|
:[アルフレッド]|セリーヌのような妹を持てたことは、~
間違いなく、僕の人生最大の幸福のひとつだね…▼~
:[セリーヌ]|大げさですね。~
そんなことが最大の幸福だなんて。▼~
:[アルフレッド]|では、セリーヌの一番の幸せは何だい?▼~
:[セリーヌ]|ありません。▼~
:[アルフレッド]|…? そんなことはないだろう。~
素晴らしい仲間に囲まれ、健康な体も持っている。▼~
:[セリーヌ]|それは確かに幸福です。けれど…~
人生最大の幸せだなんて定義が、わたしには不要だわ。▼~
だって、そんなものが来たら…▼~
そのあと全ての時間を「あの頃は良かった」と~
思いながら過ごすだけの存在になるのだもの。▼~
:[アルフレッド]|ふふ…~
それ以上の幸せが来るかもしれないのに?▼~
:[セリーヌ]|来なかった時が怖くて、~
そんなもの考えられません。▼~
思えばわたしは幸せを願いつつ…不幸せばかり見ている。~
お城から逃げたあの日だってそう。▼~
フィレネが落とされたら、お母様が死んでしまったら…~
お兄様と会えなかったらどうしようと考え続けていた。▼~
今だって…このまま、~
お兄様がいなくなったら…どうしようって…▼~
…………▼~
:[アルフレッド]|…死ぬわけがないさ。~
鍛えればどうにかなるとも。▼~
:[セリーヌ]|本当に…頭の中だけは蛮族だわ…~
体もそうならいいのに…▼~
:[アルフレッド]|だからそうなるように鍛えているじゃないか...
…ご覧、セリーヌ。~
珍しい四つ葉の野草だ。▼~
:[セリーヌ]|? どこにそんなもの…▼~
:[アルフレッド]|セリーヌの足元に。~
小さな幸せを見つけたね。▼~
:[セリーヌ]|小さな幸せ…懐かしいわ。~
幼い頃はよく、二人で幸せ探しをしていましたね。▼~
昔はわたしの方が上手だったのに、~
いつの間に、お兄様に追い抜かれたのかしら…▼~
:[アルフレッド]|…ふう。話していたら落ち着いてきたよ。~
小さな幸せがまた一つ、だね。▼~
:[セリーヌ]|…それを幸せといっていいのかわかりませんが、~
元気になったのなら良かったです。▼~
:[アルフレッド]|今日のお詫びに…セリーヌには、~
僕がたくさんの幸せを見つけて持っていくよ。▼~
これからも迷惑をかけるかもしれないけれど…~
フィレネの王族として、支え合い生きていこう。▼~
:[セリーヌ]|ええ。お兄様…~
あなたの思いは、わたしが守ります。▼~
必ず二人揃って、~
フィレネに帰りましょうね。▼~
**ディアマンド [#hda50a04]
***支援C [#gd48dc64]
:[アルフレッド]|おはよう、ディアマンド王子。~
君も早起きなんだね。▼~
:[ディアマンド]|これはアルフレッド王子。~
残念だが私は早起きではない。▼~
:[アルフレッド]|ということはずっと起きていたのかい?▼~
:[ディアマンド]|ああ。▼~
少し片づけておかなければならないことがあってね。~
気づいたらこんな時間になっていた。▼~
:[アルフレッド]|一体、何をしていたんだい?▼~
:[ディアマンド]|国の有力者たちに送る書状を書いていた。~
このような状況では、何かと助力を乞わねばならない。▼~
借りを作りすぎると後が怖いが…~
そうも言ってられない状況でもある。▼~
:[アルフレッド]|なるほど。~
その苦労、僕も理解できるよ。▼~
お互いに第一王子だから、~
国は違えど悩みを共有できるのかもね。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…違いない。▼~
:[アルフレッド]|では、僕はこのまま朝の見回りを続けるよ。▼~
:[ディアマンド]|よければ私も付き合おう。~
どうせ今からではロクに眠れはしない。▼~
他国の王子と交流した方が~
有意義な時間を過ごせると思うのでな。▼~
:[アルフレッド]|それは有り難いね。~
悔しいが、平時ではこのような機会はあまりない。▼~
じっくり話をして、~
互いのことを知っていこうじゃないか。▼~
ではまず僕から質問だ。▼~
ディアマンド王子は体の中で~
どこの筋肉が一番好きなんだい?▼~
:[ディアマンド]|…ははは!~
最初の質問がそれなのか?▼~
:[アルフレッド]|しまった…▼~
外面を保つのは得意なはずなのだけれど、~
つい、包み隠さず聞きたいことを聞いてしまった。▼~
:[ディアマンド]|素直さは称賛されるべきものだ。~
私も見習って素直に自分をさらけ出すとしよう。▼~
:[アルフレッド]|本当かい?~
そうしてくれると嬉しいよ、ディアマンド王子。▼~
***支援B [#l53325c2]
:[アルフレッド]|やあ、ディアマンド王子。▼~
:[ディアマンド]|アルフレッド王子。~
今から筋肉の鍛錬か?▼~
:[ディアマンド]|ああ。~
君を誘いにきたんだけど、迷惑だったかな?▼~
:[ディアマンド]|ちょうど、体を動かしたかったところだ。~
喜んで付き合おう。▼~
:[アルフレッド]|良かった。~
では、いつもの場所へ。▼~
てやっ!▼~
:[ディアマンド]|なんの!~
はっ!▼~
:[アルフレッド]|くっ!~
まだまだっ!▼~
:[ディアマンド]|やるな!~
ならばこれで!▼~
:[アルフレッド]|はぁ…はぁ…~
今日の鍛錬はこんなところかな。▼~
:[ディアマンド]|ああ。~
有意義な時間であった。▼~
…………▼~
しかし、他国の王子と~
戦場以外で剣を交えることになるとはな。▼~
:[アルフレッド]|しかも笑顔で。~
いい汗をかきながらね。▼~
:[ディアマンド]|不戦同盟を結んでいるとはいえ…~
こんな日がくるとは思いもしなかった。▼~
だが、悪くない。▼~
:[アルフレッド]|ずいぶんと控えめな言い方だね。~
僕ならこう言うよ。▼~
悪くないどころか、最高だ。~
ってね。▼~
:[ディアマンド]|ははは。~
確かにその通りだ。▼~
今のような状況になっていなければ、~
こんな時間を過ごせなかったかもしれん。▼~
そう考えるとこの戦にも感謝するべきか。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
その考え方、前向きでいいね。▼~
:[ディアマンド]|戦が終わったあとも~
この関係が続くことを切に願う。▼~
:[アルフレッド]|残念だけど、それは無理かな。~
今の関係は続かないよ。▼~
:[ディアマンド]|そうか…▼~
:[アルフレッド]|なぜならこの戦が終われば…~
僕たちは今よりもっと仲良くなるのだからね!▼~
:[ディアマンド]|ふっ…~
さすがはアルフレッド王子だ。▼~
***支援A [#a64def28]
:[ディアマンド]|アルフレッド王子。~
少し付き合ってくれないか。▼~
:[アルフレッド]|構わないよ、ディアマンド王子。▼~
:[ディアマンド]|では、場所を移動しよう。▼~
二人きりになれる場所がいい。▼~
:[アルフレッド]|さて、場所まで移動して…~
どんな大事な話があるんだい?▼~
:[ディアマンド]|うむ。▼~
…今日は友としてではなく、~
ブロディア王国の第一王子として君の前に立つ。▼~
:[アルフレッド]|!▼~
:[ディアマンド]|アルフレッド王子も知っての通り、~
ブロディア王国は武力を重んじる国だ。▼~
だからといってはなんだが、~
野心的な者も数多く存在する。▼~
力で何かを勝ち取ることは~
ブロディア王国では誉れだからな。▼~
:[アルフレッド]|…なるほど。▼~
:[ディアマンド]|現在はイヴ王女の尽力で~
フィレネ王国とは不戦協定を結んではいるが…▼~
:[アルフレッド]|この先はどうなるかわからない、と。▼~
:[ディアマンド]|…ああ。▼~
:[アルフレッド]|君はどう思うんだい、ディアマンド王子。▼~
:[ディアマンド]|個人としての思いはある。~
だが、それ以前に私は第一王子だ。▼~
国民の総意の前に…~
私個人の思いなど無意味だ。▼~
:[アルフレッド]|君の思いは痛いほど理解できるよ。~
僕も同じような立場だからね。▼~
でも…大丈夫だよ。~
君の心配は杞憂に終わるさ。▼~
:[ディアマンド]|なぜそう言い切れる?▼~
:[アルフレッド]|だって…~
ブロディア王国の人たち、みんないい人そうだし。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
…なんだと?▼~
:[アルフレッド]|少なくとも僕が会ったことある人たちは~
みんないい人だったよ。▼~
だから、無用な争いなんて望んでないはずさ。~
大丈夫。大丈夫。▼~
みんないい人だから…大丈夫。~
僕はブロディアの民たちを信じているよ。▼~
:[ディアマンド]|他国の民でさえそう信じると?▼~
:[アルフレッド]|他国も自国も関係ないさ。~
みんないい人だと信じるのは、いけないことかい?▼~
:[ディアマンド]|…ふっ。~
はははは!▼~
いいや、駄目ではない。~
それこそが一番、大切なことだ。▼~
:[アルフレッド]|ふふ。やっぱりそうだよね。▼~
:[ディアマンド]|…アルフレッド王子。~
私は君に出会えて本当に良かった。▼~
これからも友として、同盟国の第一王子同士として~
末永くよろしく頼む。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
もちろんだよ、ディアマンド王子。▼~
戦が終わっても…その先どれだけ時が経っても、~
僕たち二人と、国同士の親愛は永遠さ。▼~
**アンバー [#q4129b58]
***支援C [#v8cdc0d1]
:[アルフレッド]|アンバー。~
少しいいかい?▼~
:[アンバー]|アルフレッド王子…?~
俺に何か用ですか?▼~
:[アルフレッド]|噂で聞いたんだが…~
君は詳しいらしいね。▼~
世界各地の伝承や伝説などに。▼~
:[アンバー]|そうですね。~
信じるか信じないかは聞く人次第ですが。▼~
:[アルフレッド]|なら、ぜひ教えて欲しいんだ。▼~
飲んだものを超ムキムキにするという~
伝説の筋肉増強剤の話を…▼~
:[アンバー]|ムキムキ、ですか?▼~
:[アルフレッド]|違う。~
超ムキムキだ。▼~
:[アンバー]|う、うーん…~
その伝説はちょっと仕入れてないですね。▼~
:[アルフレッド]|そうか…~
君ならばもしや、と思ったのだけれど。▼~
:[アンバー]|アルフレッド王子にそこまで言っていただけるな...
このまま無下にするのもなんだか悪いですね…▼~
わかりました。~
俺、その筋肉増強剤の伝説を調べてみます!▼~
:[アルフレッド]|本当かい、アンバー!~
ありがとう!▼~
:[アンバー]|気にしないでください。~
伝説や伝承を追うのは俺の趣味ですから。▼~
そうと決まったら早速、情報収集だ!▼~
あっ、そこの筋肉おじさん!~
ちょっと話を聞かせてくれ!▼~
:[アルフレッド]|なんて頼もしいんだ。~
アンバーなら必ずや伝説に辿り着けるだろうね。▼~
***支援B [#z68fed67]
:[アンバー]|どんな鋭い槍でも貫けず…~
幾千の矢でさえ弾き飛ばす…▼~
その丸薬をひと飲みすれば…~
肉体はたちまちに鋼鉄の砦と化す…▼~
それが伝説の筋肉増強剤…~
キンニクモリモーリです。▼~
:[アルフレッド]|キンニクモリモーリ…▼~
:[アンバー]|はい。▼~
:[アルフレッド]|こう言ってはなんだけど…~
名前がなんとなく怪しい感じがするね。▼~
:[アンバー]|ふっふっふ…~
伝説とはそういうものですよ。▼~
確たる証拠もなく、~
怪しい情報や不鮮明な手がかりばかり!▼~
でも、だからこそロマンがあるんです!▼~
さあ、どうしますか!?~
アルフレッド王子!▼~
危険を覚悟し、ロマンに飛び込むか!~
安定を求めて、この場から引き返すか!▼~
伝説を信じるか信じないかは…~
アルフレッド王子次第です!▼~
:[アルフレッド]|僕はもちろん信じるよ。~
アンバーがわざわざ調べてくれたのだからね。▼~
それで、~
そのキンニクモリモーリがある場所は?▼~
:[アンバー]|すでに有力な情報を入手済みです。▼~
えっと…ここからだと…~
行くのに一年くらいかかりますね。▼~
:[アルフレッド]|一年…▼~
:[アンバー]|そこにある天をも超える山の頂上に、~
丸薬があるみたいです。▼~
:[アルフレッド]|道のりは険しいね…~
それにここを長い時間は離れられないし。▼~
…残念だけど、今は諦めるしかないようだ。▼~
:[アンバー]|や、やっぱりそうですよね。~
お役に立てず申し訳ありません。▼~
:[アルフレッド]|そんなことないさ。~
アンバーは僕に素敵なものをくれたからね。▼~
:[アンバー]|素敵なもの?▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
ロマンというかけがえのないものを。▼~
:[アンバー]|あ、アルフレッド王子ーっ!~
好きです!!!!▼~
:[アルフレッド]|あはは、熱烈だね。▼~
***支援A [#e170eae4]
:[アンバー]|おはようございます。~
アルフレッド王子!▼~
:[アルフレッド]|おはよう、アンバー。▼~
:[アンバー]|今日もずいぶんと早起きですね。▼~
:[アルフレッド]|鍛錬する時間はいくらあってもいいからね。▼~
:[アンバー]|すごいなあ、アルフレッド王子は。~
毎日、毎日、鍛錬を欠かさないですもんね。▼~
でも、どうしてそこまで~
続けることができるんですか?▼~
:[アルフレッド]|単純に好きだからだよ。~
体を鍛えることがね。▼~
アンバーだって、好きな伝説や伝承を追うのは~
全然、苦に感じないだろう?▼~
:[アンバー]|なるほど。~
確かにそうですね。▼~
:[アルフレッド]|それに今は尚更…~
体を鍛えなくてはと思っていてね。▼~
:[アンバー]|戦の最中ですもんね。▼~
:[アルフレッド]|それもあるけれど…どちらかというと、~
戦が終わってからに備えてかな。▼~
:[アンバー]|どういうことですか?▼~
:[アルフレッド]|決まっているじゃないか。~
ロマンを追い求めるためだよ。▼~
:[アンバー]|…えっ?▼~
:[アルフレッド]|ここから遠く離れた~
天高くそびえ立つ山の頂上にロマンがある。▼~
ならば、そこに辿り着けるくらいの力を~
今からつけておかないと。▼~
:[アンバー]|キンニクモリモーリ…~
諦めたんじゃなかったんですか!?▼~
:[アルフレッド]|今は追わない、と言っただけだ。~
でも、戦が終われば行けるかもしれないだろう?▼~
その前に倒れてしまっては…~
元も子もないからね。▼~
:[アンバー]|うう…~
アルフレッド王子…!▼~
存在するかどうかもわからないのに!~
証拠なんて一つもないのに!▼~
:[アルフレッド]|それでも信じて道を歩もうとする…~
それがロマンだろう?▼~
:[アンバー]|はいっ!~
仰る通りですっ!▼~
アルフレッド王子ーっ!~
なんてかっこいいんですかーっ!!▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
僕はただ自分のしたいことをしてるだけだよ。▼~
:[アンバー]|俺も! 俺も一緒に鍛錬します!~
一緒に鍛錬させてください!▼~
そして叶うならば…~
アルフレッド王子と共にロマンを追いたいです!▼~
:[アルフレッド]|もちろん大歓迎さ、アンバー。▼~
住んでいる国は違えど、~
僕たちが夢見るものは同じだ。▼~
:[アンバー]|はい! アルフレッド王子!!▼~
**ユナカ [#l35f60e3]
***支援C [#tb18362b]
:[ユナカ]|おお! これはアルフレッド氏!~
こんなところで会うなんて奇遇ですな!▼~
:[アルフレッド]|ユナカ。~
ここのみんなには慣れたかい?▼~
:[ユナカ]|もちろんですぞ!~
みんな親切な人ばかりで大助かりですな!▼~
ですがアルフレッド氏…~
本当に良いのですか?▼~
新参者のわたくしめのことを~
こうして温かく受け入れてしまって。▼~
根ほり葉ほりと詮索することもなく…▼~
:[アルフレッド]|ん?~
色々と詮索した方がいいのかい?▼~
:[ユナカ]|まあ、普通はそうでしょうな。▼~
:[アルフレッド]|確かにユナカのことを~
もっと知りたい気持ちはあるね。▼~
じゃあ、機会があったら色々と話そう。▼~
:[ユナカ]|それはかまわないですが…~
話を聞く前に信用してもいいのですか?▼~
極端な話…~
わたくしめは敵の密偵かもしれませぬぞ!▼~
:[アルフレッド]|それはないよ。~
僕はユナカのことを信用しているし。▼~
:[ユナカ]|なぬ!?~
根拠なしなのに自信たっぷり!▼~
なぜゆえに!?~
なぜゆえにそこまで人を信用するのです!?▼~
:[アルフレッド]|ははは。~
なんでだろうね。▼~
:[ユナカ]|まさかの本人も自覚なし!~
わたくしめ、会話の迷路に迷い込んだでござるか!?▼~
…ですが、嬉しいですぞ。~
アルフレッド氏。▼~
わたくしめを信用してくださり、~
ありがとうございます。▼~
:[アルフレッド]|お礼なんて要らないよ、ユナカ。▼~
***支援B [#la6b4099]
:[アルフレッド]|それで、ユナカはどこの出身なんだい?▼~
:[ユナカ]|おっと。~
出会いがしらの質問ですな。▼~
これにはわたくしめも油断して、~
正直に答えてしまいそうですぞ!▼~
:[アルフレッド]|そうか、じゃあ答えてくれないかい?▼~
:[ユナカ]|…………▼~
…ブロディアのどこかですぞ。▼~
:[アルフレッド]|そうだったのか。~
教えてくれて嬉しいよ。▼~
:[ユナカ]|でも、できれば…~
他の人には内緒にして欲しいですぞ。▼~
色々と事情がありますゆえ…▼~
:[アルフレッド]|もちろんだ。~
誰にも話さないと約束しよう。▼~
:[ユナカ]|感謝するですぞ、アルフレッド氏。~
あと、先日は色々と話そうと言いましたが…▼~
できれば、立ち入った質問は…~
控えていただきたいのです。▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
:[ユナカ]|色々と隠し事がありますゆえ、~
質問されてもほとんど嘘しか言えないのです。▼~
わたくしめは、~
アルフレッド氏に嘘をつきたくない…▼~
だがしかし、本当のことを話せば、~
それ以上に迷惑をかけてしまう可能性が。▼~
ですから申し訳ないですが、~
わたくしめは…▼~
:[アルフレッド]|事情は充分にわかったよ、ユナカ。~
もう君に質問することはしない。▼~
大切な仲間を苦しませたくはないからね。▼~
:[ユナカ]|アルフレッド氏…▼~
:[アルフレッド]|だが、先日の約束通り、~
色々と話はすることにしよう。▼~
詮索するようなことではなく~
たとえば…好きなものの話とかね。▼~
:[ユナカ]|ありがとうですぞ、アルフレッド氏!~
そんな話なら大歓迎でござるよ!▼~
***支援A [#q1919613]
:[ユナカ]|不思議なものですな…▼~
:[アルフレッド]|何がだい、ユナカ。▼~
:[ユナカ]|もし、わたくしめが指輪の声を聞き逃していたら~
ここにはいなかったかもしれませぬ。▼~
そう考えると、~
偶然とは恐ろしくも素晴らしいものですな。▼~
:[アルフレッド]|今、ユナカがここにいること。~
僕たちの仲間として並んで立っていること。▼~
これは偶然の力だけではないよ。~
ユナカだったからここにいるんだ。▼~
:[ユナカ]|どういうことですかな?▼~
:[アルフレッド]|君がミカヤの願いを叶えようと思ったから~
ここにいるんだよ。▼~
そんな優しい心の持ち主だったからこそ~
僕たちはかけがえのない仲間になれたんだ。▼~
:[ユナカ]|…………▼~
優しいのはわたくしめではなく、~
アルフレッド氏の方です。▼~
わたくしめは…~
ただ卑怯なだけですぞ。▼~
自分の過去や、本性も隠しているから、~
こうしてここにいられるのです。▼~
アルフレッド氏がわたくしめのすべてを知ったら…▼~
きっと軽蔑して、~
ここから叩きだしたくなるでござるよ。▼~
:[アルフレッド]|それはないね。~
絶対にありえない。▼~
:[ユナカ]|ず、ずるいですぞ!▼~
わたくしめのことを知らぬのに、~
そうやって言い切ってくださるなんて。▼~
話していないのはわたくしめが悪いですが…~
何も知らぬのに受け入れるのは…ずるいです。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
ずるくて結構だ。▼~
それにユナカの過去を知らなくても結構。▼~
僕はユナカを信用している。~
それは今後一切、変わりはしない。▼~
:[ユナカ]|アルフレッド氏…▼~
:[アルフレッド]|理由は聞かないでくれ。▼~
仲間が仲間であることに~
証明や説明なんていらないのだからね。▼~
:[ユナカ]|…………▼~
わたくしめも変わり者でござるが~
アルフレッド氏もなかなかのものですな。▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
自分でもそう思うよ。▼~
変わり者同士、これからも仲良くやっていこう。▼~
:[ユナカ]|喜んで。~
アルフレッド氏。▼~
**アイビー [#g14769eb]
***支援C [#r20b8156]
:[アイビー]|…………▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女。~
こんな夜更けに何をしているんだい?▼~
:[アイビー]|アルフレッド王子…▼~
ふふ…イルシオン王国の者が~
夜中に一人でいたら不審よね…▼~
でも、安心して…~
裏切って火をつけることなんてしないから。▼~
…まあ、私の言葉なんて~
信用できないでしょうけど。▼~
:[アルフレッド]|そこまで疑っていないよ。~
今は君を信じる方に舵を取っている、▼~
:[アイビー]|…そう。~
フィレネ王国の第一王子は甘いのね。▼~
:[アルフレッド]|人を信じることを甘いと言うなら、~
その評価で構わないさ。▼~
:[アイビー]|…それで、他にもまだ何か用が?▼~
私を疑っていないというのなら~
早くこの場を立ち去るはずだと思うけど。▼~
:[アルフレッド]|それはできない。▼~
:[アイビー]|どうしてかしら…~
理由を聞かせなさい。▼~
:[アルフレッド]|だって、アイビー王女…~
迷子だろう?▼~
:[アイビー]|っ!?▼~
:[アルフレッド]|ソラネルは広い。~
ここは特に、入り組んでいるからね。▼~
:[アイビー]|…………▼~
…正解よ。▼~
:[アルフレッド]|ほら、こっちだよ。~
僕が案内するからさ。▼~
:[アイビー]|…………▼~
…ありがとう。▼~
***支援B [#r8f9ec18]
:[アイビー]|…………▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女。~
君とは夜中によく会うね。▼~
:[アイビー]|アルフレッド王子。~
貴方はもう眠っている時間では?▼~
:[アルフレッド]|今日はいつもより早く目覚めてしまったんだ...
:[アイビー]|ふふ。~
まだ早朝とも呼べない時間なのに。▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女は、ここで何を?▼~
:[アイビー]|私は…その…眠れなくて。▼~
:[アルフレッド]|こんな明るいところにいたら、~
余計、眠れなくなってしまわないかい?▼~
:[アイビー]|い、いいの。~
今はここにいたいの。▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
今晩は風が強い。▼~
風の音が獣の吠える声に聞こえたり、~
人の話し声に聞こえたりするんだよね。▼~
:[アイビー]|い、いきなりなんなの…▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女。~
一人で寝ていて怖くなったんだろう?▼~
:[アイビー]|なっ!?~
し、失礼なことを…!▼~
:[アルフレッド]|わかるさ。▼~
僕も子供の頃、風の音で怖くなって。~
朝までシーツを被っていた経験があるからね。▼~
:[アイビー]|わ、私は子供ではないわ…!▼~
:[アルフレッド]|そんなときは楽しかったことを思い出すんだ。~
そうすればいつの間にか眠れるからね。▼~
それを母上に教わってからは~
怯えたまま朝を迎えることはなくなったよ。▼~
:[アイビー]|…………▼~
そろそろ戻るわ。~
夜更かしは健康に悪いし。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
今度はよく眠れるといいね。▼~
:[アイビー]|…ありがとう。▼~
***支援A [#dcef697e]
:[アイビー]|ねえ、アルフレッド王子。~
貴方はわかっているのかしら?▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女。~
いきなりどうしたんだい?▼~
:[アイビー]|貴方、一度目は迷子の私を案内してくれた。▼~
二度目は、心安らかに眠れる方法を教えてくれた。▼~
つまり…不本意だけれど、~
私は貴方に世話になってばかりなのよ…▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
それの何が駄目なんだい?▼~
:[アイビー]|駄目に決まってるじゃない…▼~
イルシオン王国の第一王女として…~
助けられてばかりなのは許せないわ。▼~
だ、だからほら…~
何か困っていることはないの…?▼~
:[アルフレッド]|つまり今度はアイビー王女が、~
僕のことを助けてくれるということかい?▼~
:[アイビー]|借りを返す…~
ただそれだけのことよ。▼~
:[アルフレッド]|でも、悪いね。~
今は特に何も困ってないんだ。▼~
:[アイビー]|な、何よ、それ…~
私に助けさせないつもり?▼~
そんなに許さないわ…~
早く何か困りなさいよ。▼~
:[アルフレッド]|ふふ。~
その申し出に困っているけれどね。▼~
でも、こういうのは別に、~
返さなくてもいいのではないかな。▼~
僕らはもう、仲間なのだから。▼~
:[アイビー]|っ…▼~
:[アルフレッド]|困っていたら、当たり前に手を差し伸べる。~
借りがあるとか…そういう間柄ではもうないよ。▼~
:[アイビー]|…………▼~
本当に簡単に…~
人を信用するのね…▼~
甘い人だわ…貴方は。▼~
:[アルフレッド]|そうだね。~
それが悪いことだと思っていないから。▼~
:[アイビー]|…………▼~
仕方ないから…~
私もそんな貴方に影響されてあげるわ。▼~
貴方のことは…信用する。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう。~
嬉しいよ、アイビー王女。▼~
:[アイビー]|私も…~
信用できる人間が増えて嬉しいわ。▼~
いつか…女王となった時…~
王となった貴方が信用に足るのは…救いだもの。▼~
ありがとう…アルフレッド王子。▼~
**ミスティラ [#b6288cbd]
***支援C [#rce4772c]
:[ミスティラ]|待って待ってー!~
アルフレッド王子!▼~
:[アルフレッド]|やあ、ミスティラ王女。~
僕に何か用かい?▼~
:[ミスティラ]|んっふふー。さてはアルフレッド王子、~
これからおいしいもの食べに行くつもりでしょ?▼~
:[アルフレッド]|いいや。~
これから鍛錬を始めようとしていたんだ。▼~
:[ミスティラ]|そうなの!?~
じゃあ、なんであんなにニコニコしてたの?▼~
:[アルフレッド]|それは僕が鍛錬を好きだからだよ。▼~
:[ミスティラ]|ふーん、そういうことだったのね。~
勘違いしちゃった。▼~
おいしいもの食べるんだったら、~
あたしもお呼ばれしようと思ったのに。▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
それは悪いことをしたね。▼~
:[ミスティラ]|鍛錬は鍛錬で構わないわ。~
あたしもついていくね!▼~
:[アルフレッド]|一緒に鍛錬してくれるのかい?▼~
:[ミスティラ]|うん!▼~
で、鍛錬が終わったらご褒美に~
あたしに何かおいしいものをごちそうして。▼~
:[アルフレッド]|なるほどね。~
それが目当てということか。▼~
かまわないよ。ソルム王国の第一王女とは~
一度、ゆっくり話してみたかったからね。▼~
:[ミスティラ]|難しい話はナシね。~
せっかくのお食事会なんだから。▼~
:[アルフレッド]|わかっているよ、ミスティラ王女。~
明るく楽しく、幸せな話をしようじゃないか。▼~
***支援B [#z808e9d0]
:[アルフレッド]|ミスティラ王女。~
君はオオカミに乗れると聞いたが本当かい?▼~
:[ミスティラ]|うん、本当だよ。▼~
懐かしいな。小さい頃はオオカミに乗って~
ソルム城内を走り回ったものだよ…▼~
:[アルフレッド]|へえ、それはすごいね。~
そこまで奔放な王族は、フィレネにはいなかったよ。▼~
:[ミスティラ]|ソルムの王族は大体そんな感じだよ。▼~
それでアルフレッド王子は、~
オオカミに乗ってみたいの?▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
少し興味があってね。▼~
:[ミスティラ]|いいじゃない!~
それじゃあ、あたしが教えてあげるわ。▼~
何回も振り落とされるし~
何回も噛まれるけど別にいいよね?▼~
:[アルフレッド]|えっ!?~
何回もかい?▼~
:[ミスティラ]|うん。何回も。~
離しなさいって言っても多分、無理。▼~
自力でどうにかするしかないの。▼~
:[アルフレッド]|うーん…▼~
:[ミスティラ]|昔から慣れ親しんだ人ならともかく、~
アルフレッド王子は初体験だからね。▼~
もしかしたら怪我だけじゃすまないかも。▼~
:[アルフレッド]|そ、そうか…▼~
悔しいけれど今はやっぱり止めておくよ。~
この戦から離脱するわけにはいかないからね。▼~
:[ミスティラ]|うんうん。~
やめる勇気も大事だね。▼~
:[アルフレッド]|代わりに野営の仕方を教えてくれないか?▼~
ソルムの人たちのたくましさを、~
少しでも学びたいんだ。▼~
:[ミスティラ]|もちろん!~
そういうことなら喜んで!▼~
寝床の作り方から危険な動物の対処まで!~
あたしが知ってることはなんでも教えてあげる!▼~
そうそう。一番大事なのは、楽しい歌ね。~
野営中に歌うと最高なんだから。▼~
:[アルフレッド]|よろしく頼むよ、ミスティラ王女。▼~
***支援A [#qb56cc4e]
:[ミスティラ]|今日はアルフレッド王子と野営~♪▼~
ごはんはおいしかったし~♪~
歌も絶好調~♪▼~
空には満天の星~♪~
もう何も言うことなし~♪▼~
:[アルフレッド]|さすがミスティラ王女だね。~
今の心情がよく表れていたよ。▼~
:[ミスティラ]|あたしの歌を褒めてくれるなんて…~
アルフレッド王子って、すっごく珍しい人だよ。▼~
:[アルフレッド]|僕はミスティラ王女の歌、好きだよ。~
楽しい気持ちになれるからね。▼~
:[ミスティラ]|あはは。~
いつも楽しく歌ってるからね!▼~
ありがとう、アルフレッド王子。▼~
あっ、焚き火の火が弱くなってきた。▼~
:[アルフレッド]|ええと、確かこうするんだったね…▼~
:[ミスティラ]|そうそう!~
完璧だよ、アルフレッド王子!▼~
これで次からは一人でも野営できるね!▼~
:[アルフレッド]|ありがとう。~
師匠のご指導が良かったおかげだね。▼~
:[ミスティラ]|ふふん。~
いくらでも褒めていいのよ。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう、ミスティラ王女。~
君のおかげで色々と学ぶことができた。▼~
これでソルム王国の人たちの気持ちや考え方を~
以前よりも知ることができる気がするよ。▼~
:[ミスティラ]|なるほどね。~
ソルムのことを学ぶために色々と体験してみた、と。▼~
:[アルフレッド]|その国の人たちと同じことを経験した方が~
より理解を深められると思ってね。▼~
:[ミスティラ]|ふむふむ。~
それで…▼~
…その得た知識で、ソルムに攻め入る?▼~
:[アルフレッド]|とんでもない。▼~
君から学んだことはすべて、~
両国が手を繋ぐために役に立てると約束するよ。▼~
:[ミスティラ]|ええ、わかってるわ。~
ちょっとからかってみただけ。▼~
でも、今のままじゃ不十分かな。▼~
:[アルフレッド]|どうしてだい?▼~
:[ミスティラ]|今度はあたしがフィレネ王国のことを学ぶ番。~
…ってこと。▼~
国と国との関係は…~
お互いに理解し合ってこそ、でしょ?▼~
:[アルフレッド]|確かにその通りだね。▼~
:[ミスティラ]|色々と教えてね、アルフレッド王子。~
ソルムとフィレネ、隣り合う両国の未来のためにも。▼~
:[アルフレッド]|ああ。喜んで。~
ミスティラ王女。▼~
**ボネ [#hcb75678]
***支援C [#sdc3cbae]
:[ボネ]|アルフレッド王子…~
少しだけお舐めしてもよろしいですか?▼~
:[アルフレッド]|いきなりどうしたんだい、ボネ。▼~
:[ボネ]|申し訳ございません。~
言葉が足りませんでしたね…▼~
いつも身に着けていらっしゃる花飾り。~
その花の味が少し気になってしまいまして。▼~
:[アルフレッド]|花の味見をしてみたいと?▼~
:[ボネ]|失言です。~
どうかお忘れください。▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
ボネは面白いな。▼~
構わないよ、装飾の意匠となった花を~
後日国から取り寄せよう。▼~
それなら、味見をしてくれて構わない。▼~
:[ボネ]|畏れ入ります。▼~
:[アルフレッド]|しかし、それはそうと。~
ボネ、君の筋肉は素晴らしいね。▼~
:[ボネ]|素晴らしい…~
それはおいしそうということですか?▼~
:[アルフレッド]|ち、違うよ。~
言葉そのままの意味だ。▼~
僕はどうやら筋肉がつきにくい体質のようでね。~
君のような肉体が羨ましいんだ。▼~
:[ボネ]|体質…~
それなら食事で改善できるかもしれません。▼~
もしご興味がおありでしたら、~
私が料理を作ってみますが…▼~
:[アルフレッド]|本当かい!?~
それはぜひお願いしたい!▼~
:[ボネ]|わかりました。~
花のお礼に…できる限りのことを致しましょう。▼~
材料を用意しなくてはならないので、~
少しお時間を頂きます。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
世話をかけてすまないが、よろしく頼む。▼~
***支援B [#ka1c232d]
:[ボネ]|ふむ…~
少し甘い…▼~
:[アルフレッド]|フィレネから取り寄せた花の味は~
お気に召したかい?▼~
:[ボネ]|はい…華やかな香味が素晴らしいですね。~
サラダに添えると合いそうです。▼~
これがフィレネ王国第一王子の味か…▼~
:[アルフレッド]|ぼ、僕の味ではないのだけれどね…▼~
それよりも!~
ついに用意ができたらしいね。▼~
:[ボネ]|はい。▼~
アルフレッド王子のお身体を~
筋肉隆々にするための料理…▼~
そのご用意が整いました。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう、ボネ!▼~
それを食べれば僕の体質が改善され、~
晴れて強靭な肉体となるのだね!▼~
:[ボネ]|…憶測の範囲は出ませんが。▼~
:[アルフレッド]|いいんだ。~
とにかく試してみる価値は充分にある。▼~
:[ボネ]|わかりました…~
では、お持ちいたします。▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
:[ボネ]|…………▼~
:[アルフレッド]|肉だね。▼~
肉、肉、肉…~
見渡す限りに肉が並んでいる…▼~
:[ボネ]|筋肉の元は肉…~
根拠はありませんが、そんな気がします。▼~
だから、ひたすら肉を食べれば~
体にも筋肉がつくかと思い…▼~
:[アルフレッド]|ありがとう、ボネ。~
何よりもその気持ちが嬉しいよ。▼~
すべていただいてみせるさ。~
この山のように並ぶ肉料理を。▼~
いただきます!~
もぐもぐ…▼~
:[ボネ]|見事な食べっぷり…~
作った私も感無量です。▼~
あとはアルフレッド王子の肉体に~
筋肉がつきさえすれば…▼~
…根拠などなく始めたことだが、~
奇跡を信じよう。▼~
***支援A [#pe1cddba]
:[アルフレッド]|ボネ。▼~
:[ボネ]|アルフレッド王子…▼~
:[アルフレッド]|せっかく料理を用意してくれたというのに、~
筋肉がつきやすい体質にはなれなかったね。▼~
:[ボネ]|お役に立てず…~
申し訳ございません。▼~
:[アルフレッド]|気にしないでくれ!~
ボネは本当によくやってくれたよ。▼~
料理はどれもとってもおいしかったからね。~
ありがとう、ボネ。▼~
いけないのは、この…~
僕の貧弱な身体だよ。▼~
:[ボネ]|アルフレッド王子…▼~
…確かにあの料理では~
筋肉のつきやすい体にはできませんでした。▼~
ですが、お気づきですか?~
あの料理で、変わったこともあるのです…▼~
:[アルフレッド]|それはなんだい?▼~
:[ボネ]|…私とアルフレッド王子の味です。▼~
:[アルフレッド]|あ、味…?▼~
:[ボネ]|たとえ方が悪かったですね…~
私たちの関係性と言いたかったのです…▼~
初対面の乾燥した味から…仲が深まり、~
随分と瑞々しい味へと変化したように思います。▼~
:[アルフレッド]|言われてみれば。~
それは大きく変わったことだね。▼~
以前はあまり接点はなかったけど、~
今はこうして仲良くなれたから。▼~
:[ボネ]|はい…▼~
おかげで、以前よりアルフレッド王子のことを~
考えている時間が増えたと思います…▼~
:[アルフレッド]|食事を通して仲良くなれるなんて~
素晴らしいことだと思わないかい?▼~
:[ボネ]|はい。より仲を深めるため…~
本日も私が料理をお作りしたいと思います。▼~
:[アルフレッド]|本当かい?~
ぜひお願いするよ。▼~
:[ボネ]|今日は野菜を中心に作ってみるか…~
あの甘い花を散らすのもいいな…▼~
それに魚料理を多くすれば~
前回の肉とのバランスが取れるかも…▼~
:[アルフレッド]|聞いているだけで美味しそうだね。▼~
:[ボネ]|私の料理を食べ続ければいつかは、~
アルフレッド王子が望まれるように…▼~
その身体を強く変えられるかもしれません。▼~
:[アルフレッド]|ボネ…▼~
ふふ。ありがとう。この身体…~
君が変えてくれることを、楽しみにしているよ。▼~
**ヴェイル [#vafa87db]
***支援C [#g8210cd8]
:[ヴェイル]|くっ…▼~
:[アルフレッド]|ヴェイル王女!▼~
:[ヴェイル]|アルフレッド…▼~
:[アルフレッド]|そんな大粒の汗を流して…~
どこか具合でも悪いのかい!?▼~
:[ヴェイル]|…からい。▼~
:[アルフレッド]|…からい?▼~
:[ヴェイル]|からいスープを飲んでいるの…▼~
:[アルフレッド]|…へ!?▼~
あ…あははは!~
ははははは!▼~
:[ヴェイル]|もう…~
そんなに笑うことないでしょう。▼~
:[アルフレッド]|でも、そんなに厳しい表情で…~
そこまでして、からいスープを…▼~
:[ヴェイル]|べ、別に好きな食べ物を~
どんな表情で食べたっていいじゃない。▼~
そうだ。~
アルフレッドも一口食べてみる?▼~
すっごくからいんだから。~
絶対にアルフレッドだって変な顔になるわ。▼~
:[アルフレッド]|よろしい。~
その挑戦、受けてたとう。▼~
…ごくり。▼~
…………▼~
うっ…ぐああああ!?~
こ、これはだめだ! 水! 水ーっ!!▼~
:[ヴェイル]|ふふ。アルフレッドの方が変な顔。~
勝負はわたしの勝ちね。▼~
***支援B [#f7dc758f]
:[ヴェイル]|アルフレッド。~
実は少し悩んでいることがあるの。▼~
:[アルフレッド]|そうなのか。~
ならば、一緒に走り込みをしよう。▼~
:[ヴェイル]|ど、どうしてそうなるの!?▼~
:[アルフレッド]|ふふふ…大抵の悩みなんて、~
走り込みさえすれば吹っ飛ぶからね!▼~
:[ヴェイル]|それって悩みを忘れただけでしょ?▼~
:[アルフレッド]|悩みがなくなる、という点は真実さ。▼~
:[ヴェイル]|じゃあ言い方を変えるわ。~
解決したい悩みがあるんだけど。▼~
:[アルフレッド]|よし、話を聞かせてくれ。▼~
:[ヴェイル]|戦争が終わったら…~
わたし、人の役に立つことがしたいと思ってて。▼~
まだ具体的に何をするかは~
全然、決まっていないんだけど…▼~
アルフレッドの力を借りられたらなって…▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
全力で手を貸そう。▼~
:[ヴェイル]|ありがとう。~
アルフレッドならそう言ってくれると思ってた。▼~
でも、わたしは今までこの世界に、~
酷いことをしてきたから…▼~
わたしを受け入れてくれる人なんて、~
ここ以外の場所にはいないかもしれないわ。▼~
:[アルフレッド]|…確かに、そうかもしれない。~
事情を知らない人は大勢いるだろうからね。▼~
だが、急ぐ必要はない。~
ゆっくりでも進んでいけばいいさ。▼~
僕はいつだって…~
いつまでだって力を貸すよ。▼~
ヴェイル王女は僕の大切な仲間だからね。▼~
:[ヴェイル]|アルフレッド…▼~
:[アルフレッド]|ふむ。だけどこんな答えでは~
悩みを解決したことにはならないかな?▼~
もっと具体的な策を考えた方がいいかい?▼~
:[ヴェイル]|いいえ、十分よ。~
十分過ぎるほどのものを与えてくれたわ。▼~
ありがとう、アルフレッド。▼~
***支援A [#x6aeb17e]
:[ヴェイル]|…………▼~
:[アルフレッド]|ヴェイル王女。~
そんなときは走り込みだよ。▼~
:[ヴェイル]|ふふ。~
どうしてそう思うの?▼~
:[アルフレッド]|だって、その表情は…~
晴れることのない苦しみを抱いているときの顔だ。▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
:[アルフレッド]|いくら考えたって、いくら後悔したって、~
解決できない問題はこの世に山ほどあるよ。▼~
だからこそ、何も考えず走り込んで~
汗と一緒に流して忘れるのも大切なことだ。▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
忘れていいのかな…▼~
わたしが犯した罪も…~
変えられない過去も…▼~
永遠にわたしを苦しめる…~
この胸の罪悪感も…▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
残念だけど…~
走り込み程度が忘れられないかもね。▼~
:[ヴェイル]|そう…よね。▼~
:[アルフレッド]|でも、徹底的に走り込んだあとに~
腕立て伏せもすれば、忘れられるはずだ。▼~
:[ヴェイル]|え…▼~
:[アルフレッド]|そこに腹筋運動も追加すれば完璧!~
夜はぐっすりと何も考えずに眠れる!▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
…ぷっ。▼~
もう、アルフレッドったら。~
そんな問題じゃないってわかってるでしょう?▼~
:[アルフレッド]|君だってわかっているだろう?▼~
君が言ったもの全部、~
忘れるつもりなんて微塵もないということを。▼~
:[ヴェイル]|…ええ。▼~
わたしの苦しみも、後悔も…~
全部残さずまとめて持って歩くわ。▼~
:[アルフレッド]|その覚悟ができているのなら、~
たまには楽になってもいいのではないかい?▼~
悩んでばかりいたら~
歩く気力もなくなってしまうよ。▼~
:[ヴェイル]|そうね。~
ありがとう、アルフレッド。▼~
…なんだかとっても走りたい気分。▼~
アルフレッド。~
付き合ってくれるよね?▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
もちろんさ。▼~
どこまでだって付き合うよ。~
君が全力で走れるようにね。▼~
*DLC [#d6a04358]
**ラファール [#o23a7620]
***支援C [#ue36231e]
:[アルフレッド]|ふんっ! はっ!~
せやっ! はあっ!▼~
:[ラファール]|…おい。▼~
:[アルフレッド]|まだまだぁっ! とぉりゃぁっ!▼~
:[ラファール]|おい!▼~
:[アルフレッド]|ん? おお、これはラファール王子!~
そんなに怖い顔をして、僕に何か用かい?▼~
:[ラファール]|さっきからうるさいぞ。~
我の休息の邪魔をするな。▼~
:[アルフレッド]|それはすまなかった。~
これからは静かに鍛錬を続けるよ。▼~
:[ラファール]|鍛錬そのものを今すぐやめろ!~
見ているだけで、暑苦しくて敵わん。▼~
:[アルフレッド]|それは困ったな。~
日課の鍛錬は欠かせないのに、うーん…▼~
そうだ、いい考えを思いついた!~
ラファール王子も鍛錬を始めればいいのさ!▼~
:[ラファール]|は?▼~
:[アルフレッド]|一緒に鍛錬をすれば、~
掛け声も暑苦しさも気にならない!▼~
どうだい? 名案だろう?▼~
:[ラファール]|断る。~
誰がそんな面倒なことを…▼~
:[アルフレッド]|うんうん。~
誰だって最初はそう言うのさ。▼~
任せてくれたまえ。~
僕が必ず、君に鍛錬の素晴らしさを教えるとも!▼~
:[ラファール]|付き合いきれん。~
貴様が消えないのなら、我が立ち去るだけだ。▼~
:[アルフレッド]|ラファール王子、どこへ行くんだい?~
なぜ急に走り出して…▼~
まさかこれは、足腰を整える鍛錬!?~
素晴らしい! さぁ、一緒に熱い汗を流そう!▼~
:[ラファール]|なんなんだコイツは!?▼~
おい、やめろ、ついてくるな!!▼~
***支援B [#zf2acdaf]
:[アルフレッド]|ぜぇ、ぜぇ、はぁ、はぁ…~
いやぁ、君は本当にすごいね。▼~
あれから何度も、走る鍛錬を続けてきたけれど…~
ただの一度も追いつけないだなんて。▼~
:[ラファール]|当たり前だ。我は竜族で、貴様は人間。~
どう足掻こうとも、我に敵うわけがない。▼~
所詮、弱い人間がいくら努力したところで無駄だ。~
わかったのなら、鍛錬など今すぐやめろ。▼~
:[アルフレッド]|御高説、痛み入るよラファール王子。~
でも僕は決して鍛錬をやめたりはしない。▼~
なぜなら、努力は無駄にはならないということを、~
僕自身の体が証明してくれているからね!▼~
:[ラファール]|どういうことだ?▼~
:[アルフレッド]|幼い頃の僕は病弱で、家族に心配ばかりかけ...
医者からも長生きできないだろうと言われていたんだ。▼~
父が流行り病で亡くなった時、~
このままではいけないと…いよいよ決意したのさ。▼~
強くなって、病気に負けない体を作る。~
そして、大切な母や妹を父に代わって守ってみせると。▼~
:[ラファール]|妹…か。▼~
:[アルフレッド]|それから僕は、毎日欠かさず鍛錬を続けてき...
その成果は、ご覧の通りさ。▼~
こうして君や神竜様と一緒に戦えているのは全て、~
その鍛錬の日々があったからこそなんだよ。▼~
:[ラファール]|…貴様の言いたいことは伝わった。~
よく知りもせず、鍛錬を否定して悪かった。▼~
:[アルフレッド]|ラファール王子…!▼~
ああ、僕は感動しているよ!~
ようやく、鍛錬に理解を示してくれたんだね?▼~
:[ラファール]|別に、理解を示したわけではない。▼~
それより、アルフレッド。~
ただ走るのにはもう飽きた。他の鍛錬は無いのか?▼~
面白そうなら、付き合ってやる。▼~
:[アルフレッド]|勿論!~
必ずや、君の期待に応えてみせるとも!▼~
***支援A [#t67fc7bf]
:[ラファール]|ふっ! はぁっ!~
これならどうだ!?▼~
:[アルフレッド]|やるね!だが、甘いっ!▼~
:[ラファール]|くっ…!?▼~
:[アルフレッド]|僕の槍が君の首元に。君の槍が僕の胸元に。~
今回は引き分けだね。▼~
:[ラファール]|引き分け? お前は利き腕を封じている。~
これは明らかに我の負けだ。▼~
:[アルフレッド]|それを言うなら、僕に有利な槍術の鍛錬じゃ...
僕の見解だと、これは引き分けさ。▼~
:[ラファール]|…まぁいい。休憩したら続きをやるぞ。~
次は我が勝利する。▼~
:[アルフレッド]|その前に一つ、質問をしても?▼~
:[ラファール]|なんだ。▼~
:[アルフレッド]|最近の君は鍛錬に対して前向きだけど、~
何か理由があるんじゃないかい?▼~
:[ラファール]|…お前のせいだ。▼~
:[アルフレッド]|僕のせい?▼~
:[ラファール]|お前の過去を聞いて、我も自分の過去を思い出...
まだ幼く、落ちこぼれだった頃をな。▼~
脆弱で、いつも守られてばかりだった。~
だから我は力を欲し、誰よりも強くなろうとした。▼~
:[アルフレッド]|僕と同じだね。▼~
:[ラファール]|ここまではな。~
だが、そうして力を渇望し続けた結果…▼~
手にした力で、~
我は大切な存在を傷付けてしまった。▼~
力がいくら強くとも、それだけでは意味が無い。~
お前のように心も鍛える必要がある。▼~
アルフレッド。お前と一緒に鍛錬を続ければ、~
誰かを守るための力が手に入るような気がしてな。▼~
:[アルフレッド]|ああ、きっと手に入るさ。▼~
:[ラファール]|我もお前に質問がある。~
なぜお前は、我を避けようとしない?▼~
お前は神竜信仰の盛んなフィレネの王子。~
邪竜たる我は、忌むべき相手のはずだ。▼~
:[アルフレッド]|その理由は簡単だよ。~
僕は自分の目で見たものしか信じない。▼~
僕の目だと、君は良い人に見えたからね。~
何だかんだ言って鍛錬が好きだし…▼~
力を望んだ理由も同じときている。~
いわば、君と僕は魂の兄弟さ。▼~
:[ラファール]|兄弟…~
待て、それはどちらが上だ?▼~
:[アルフレッド]|やはりここは、鍛錬の先輩である僕が兄だろ...
:[ラファール]|ふざけるな。~
我の方が貴様よりも、ずっと歳上だぞ。▼~
:[アルフレッド]|だったらこうしよう!~
次の鍛錬で勝った方が兄。負けた方が弟だ!▼~
:[ラファール]|いいだろう、アルフレッド。~
その言葉、後で悔やむが良い。▼~
:[アルフレッド]|望むところだよ、ラファール王子!▼~
*コメント [#z4e2fa4f]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*アルフレッドの支援会話 [#taf9d8ec]
#contents
**ヴァンドレ [#g602760b]
[[ヴァンドレのページへ>../ヴァンドレ#y6a40932]]
**エーティエ [#xb9f07d7]
***支援C [#l2f02009]
:[アルフレッド]|素晴らしいね。~
今日はなんていい天気なんだ。▼~
:[エーティエ]|左様でございますわね、アルフレッド様。~
絶好のお茶日和ですわ。▼~
:[アルフレッド]|僕はエーティエの淹れてくれるお茶が…~
本当に大好きなんだ…▼~
:[エーティエ]|そ、それでしたら…~
お代わりをどうぞ…▼~
:[アルフレッド]|い、いや…遠慮しておくよ…▼~
:[エーティエ]|わかりましたわ…~
くっ…▼~
:[アルフレッド]|うう…~
さすがにもう持っていられない…限界だ!▼~
:[エーティエ]|先にティーカップを置かれましたわね。~
あたくしの勝利ですわ。▼~
:[アルフレッド]|ああ、僕の負けだよ、エーティエ。~
言い訳すら出てこない。▼~
しかし、この筋肉鍛錬用ティーカップ、~
前の時よりも重くなっていないかい?▼~
:[エーティエ]|以前よりも鉛を大幅に足しましたの。▼~
:[アルフレッド]|道理でお茶を口に運ぶのにも~
苦労したわけだ。▼~
:[エーティエ]|この程度で音を上げてもらっては困りますわ。~
筋肉鍛錬の道は過酷な道…▼~
勝負も、鍛錬も、~
まだまだ続くのですから。▼~
:[アルフレッド]|望むところさ、エーティエ。~
これもすべて強靭な肉体のために。▼~
:[エーティエ]|ええ、アルフレッド様。~
強靭な肉体のために。▼~
***支援B [#q72d3c98]
:[アルフレッド]|ふむ、さてどうしたものか。▼~
:[エーティエ]|アルフレッド様。~
どうするもこうするもございませんわ。▼~
飲むしかございません。~
こちらの筋肉増強剤、改を。▼~
:[アルフレッド]|そうだね…~
これも強靭な肉体を得るためだものな。▼~
:[エーティエ]|左様でございますわ。▼~
あたくしが独自に調査をし、作り上げたものです。~
効果は確実かと。▼~
:[アルフレッド]|エーティエ、僕は嬉しいよ。~
こんな素敵なものを作ってくれるなんてね。▼~
ただ…匂いが…▼~
:[エーティエ]|そこは申し訳ありません。▼~
素材にアレやコレがたくさん入っていますので。~
どうにもなりませんでしたわ。▼~
:[アルフレッド]|というと?▼~
:[エーティエ]|強靭な肉体を持った者たちへ~
聞き取り調査をし…▼~
その者たちの好物をすべて、~
一緒に煮込みましたの。▼~
:[アルフレッド]|すべて…▼~
:[エーティエ]|他にも色々と良さげなものを~
あたくしのチョイスで調合してみました。▼~
:[アルフレッド]|ちなみに味はどんな感じなのだろうか?▼~
:[エーティエ]|まったくもって不明ですわ。~
あたくしはまだ飲んだことがございませんので。▼~
:[アルフレッド]|なんということだ…▼~
自分よりも僕を優先してくれたなんて…~
感動だよ。ありがとう、エーティエ。▼~
:[エーティエ]|当然のことですわ。~
アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|そのような優しさを受けておきながら~
匂いや見た目で飲むのを躊躇していた自分が恥ずかしい。▼~
エーティエ。~
ありがたくいただくよ。▼~
強靭な肉体のために!▼~
:[エーティエ]|強靭な肉体のために!▼~
:[アルフレッド]|ごくっ…ごくっ…▼~
…ぷはっ。▼~
:[エーティエ]|如何でしょう。▼~
:[アルフレッド]|うん…▼~
人の飲むものではないかな。▼~
:[エーティエ]|申し訳ございません。▼~
***支援A [#vcf37867]
:[アルフレッド]|さて、エーティエ。~
今日はどんな早朝鍛錬をしようか。▼~
:[エーティエ]|走り込みなどいかがでしょうか。▼~
:[アルフレッド]|了解した。~
競争するかい?▼~
:[エーティエ]|いえ、それでは御身を守れませんので…~
並走して走れたら嬉しいですわ。▼~
:[アルフレッド]|わかったよ。~
…ん?▼~
:[エーティエ]|如何されましたか?▼~
:[アルフレッド]|美しい花がたくさん咲いている。~
鍛錬は、少し見てからでも遅くないだろう。▼~
:[エーティエ]|承知いたしましたわ。▼~
:[アルフレッド]|綺麗は花を見るといつも思い出すよ。▼~
エーティエが色とりどりの花を~
両手いっぱいに運んでくる姿をね。▼~
:[エーティエ]|あたくしの故郷は花が名産ですから。~
王城に馳せ参じる際はよく持参しましたわ。▼~
:[アルフレッド]|母上やメイドたちもとても喜んでいたよ。▼~
:[エーティエ]|それは光栄ですわ。▼~
:[アルフレッド]|そういえば、知っていたかい。▼~
母上は元々、~
エーティエを僕の妃にと考えていたようだよ。▼~
:[エーティエ]|あらまあ、それは初耳ですわ。▼~
…ですが、合点がいきました。▼~
なぜ幼馴染のセリーヌ様ではなく、~
アルフレッド様の臣下に任命されたのか…▼~
長年不思議に思っていたのですが、~
ようやくその謎が解明されました。▼~
:[アルフレッド]|エーティエにとっては迷惑だったかな?▼~
:[エーティエ]|とんでもございません。~
あたくしはアルフレッド様の臣下となれて嬉しいです。▼~
でも、まさかあたくしが、~
お妃候補だったとは…▼~
…………▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
:[エーティエ]|…ぷっ。▼~
:[アルフレッド]|あはは!▼~
:[エーティエ]|イヴ様には申し訳ないのですけれど、~
考えられない話ですわね、アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
僕たちは今の関係以外は考えられないよ。▼~
:[エーティエ]|同感ですわ。▼~
あたくしとアルフレッド様の間にある強固な絆は…~
主君と臣下としてのもの。▼~
:[アルフレッド]|そして、鍛錬仲間としてのものだね。▼~
:[エーティエ]|ふふふ。光栄ですわ。▼~
では、そろそろ走り始めましょうか。~
身体がうずうずして参りましたわ。▼~
:[アルフレッド]|ああ、エーティエ。~
これからも共に鍛錬をしてくれ。▼~
強靭な肉体のため…~
そして、世界の平和のために。▼~
:[エーティエ]|ええ。アルフレッド様。~
あなた様の幸せのためにも。▼~
**ブシュロン [#v665872a]
***支援C [#h32f6171]
:[アルフレッド]|ふむ…~
ふむふむ…▼~
:[ブシュロン]|…………▼~
:[アルフレッド]|うんうん。~
今日もいい筋肉だね、ブシュロン。▼~
:[ブシュロン]|えっと、ありがとうございます。~
アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|特に腕のここの部分がいいんだよね。~
少し触ってもいいかな?▼~
:[ブシュロン]|どうぞ。▼~
:[アルフレッド]|ぺたぺた…▼~
ああっ、素晴らしい!~
まるでフィレネの国宝だ!▼~
前腕の方も羨ましいね。~
僕にはない造形美だよ…▼~
:[ブシュロン]|…まだお触りになりますか?▼~
:[アルフレッド]|これはすまない。~
つい夢中になってしまったよ。▼~
しかし本当に見事なものだ。~
ブシュロンの筋肉は僕の憧れだよ。▼~
一体、どんな鍛錬をしたら~
そこまでの筋肉を得ることができるのだろうか。▼~
:[ブシュロン]|特別なことは何もしていません。▼~
:[アルフレッド]|ブシュロンは決まってそう答えるね。▼~
だが、そうなるとやはり不思議だ。~
この筋肉は自然発生的に生じたものなのか…▼~
ふむ…~
実に不思議だよ。▼~
ぺた。~
ぺたぺたぺた。▼~
:[ブシュロン]|…………▼~
…少し。▼~
:[アルフレッド]|ん? 少しなんだい?~
何かその筋肉について思い当たることが?▼~
:[ブシュロン]|いえ。~
少し…くすぐったいです、アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|それはすまなかったね。▼~
***支援B [#w87ac257]
:[アルフレッド]|おはよう、ブシュロン。~
もう夜明けだ。起きてくれ。▼~
:(暗転)|
:[ブシュロン]|…おはようございます、アルフレッド様。~
朝の見回りでしょうか?▼~
:[アルフレッド]|いや、見回りはしない。▼~
:[ブシュロン]|では、なぜこんな早朝に俺のところへ?▼~
:[アルフレッド]|今日はブシュロンを観察しようと思ってね。▼~
:[ブシュロン]|…俺を観察ですか?~
なぜそんなことを?▼~
:[アルフレッド]|もちろん、~
その筋肉の秘密を解き明かすためさ!▼~
:[ブシュロン]|え?▼~
:[アルフレッド]|君はその筋肉を得るために~
特別な鍛錬はしていないと断言する。▼~
ならば、何気なく過ごす日常生活の中にこそ~
筋肉を生み出す秘密があると考えたわけさ。▼~
:[ブシュロン]|は、はあ…~
なんとなくは理解できました。▼~
:[アルフレッド]|そうか。それは良かった。~
なら、早速始めよう。▼~
僕は少し離れたところに隠れて君を観察する。~
何も気にせずいつも通りに過ごしてくれ。▼~
:[ブシュロン]|では、まだ早いので二度寝しますね。~
よろしいですか?▼~
:[アルフレッド]|もちろんだ。~
僕は君の寝顔を見守るとしよう。▼~
:(暗転)|
:[アルフレッド]|昼になりブシュロンは読書を始めたが…~
特に筋肉を刺激している様子はないな。▼~
本自体の重さがそんなにあるわけではなかった。~
いたって普通の読書だ。▼~
:[ブシュロン]|…ううっ。グスッ。▼~
:[アルフレッド]|あ、泣いた。~
ブシュロンは昔から感動屋さんだからね。▼~
:(暗転)|
:[アルフレッド]|なるほど、釣りか!~
大物を釣り上げるときなら筋肉に刺激がありそうだ!▼~
:[ブシュロン]|はは。~
釣れた釣れた。▼~
:[アルフレッド]|…冷静に考えると釣りが筋肉と結びつくわけな...
鍛錬以上に厳しい釣りなんて見たことないし。▼~
ふっ…~
ずいぶんと楽しそうな顔をしている。▼~
:(暗転)|
:[アルフレッド]|…不思議だ。▼~
ブシュロンを観察してみたが、~
特に筋肉に負荷を与えるような生活ではなかったね。▼~
:[ブシュロン]|お役に立てず申し訳ないです。~
無駄な一日を過ごさせてしまいました。▼~
:[アルフレッド]|いや、無駄ではなかった。~
とても有意義な一日だったよ。▼~
たまにはこうやって~
幼馴染と一日中過ごすのもいいものだね。▼~
:[ブシュロン]|アルフレッド様…▼~
:[アルフレッド]|ただ、今度は隠れて遠くから眺めるのではなく~
近くで一緒に読書や釣りなどを楽しもうと思ったよ。▼~
:[ブシュロン]|はは。~
俺も賛成です、共に楽しみましょう。▼~
***支援A [#i0089b99]
:(釣りをする二人)|
:[アルフレッド]|むう…▼~
なかなか釣れないものだね、ブシュロン。▼~
何かコツを教えてくれないか?~
たとえばどう筋肉を動かせばいいのかとか。▼~
:[ブシュロン]|
アルフレッド様。~
俺は釣りで筋肉を意識したことはありません。▼~
:[アルフレッド]|
なら、何をすればいいんだい?▼~
:[ブシュロン]|忍耐強く待つ、でしょうか。▼~
:[アルフレッド]|なるほど。~
さっそく実践してみよう。▼~
…………▼~
…………▼~
ブシュロン。~
いいことを思いついたよ。▼~
ここに大きな網を投げ入れて、~
その筋肉で力の限り引き上げるんだ。▼~
そうすれば一気にたくさんの魚を取れる。▼~
:[ブシュロン]|そうですね、アルフレッド様。~
ですがそれはもう釣りではありません。▼~
:[アルフレッド]|…確かにそうだ。僕が間違っていたよ。▼~
:[ブシュロン]|もし釣りに飽きたのなら、~
別に付き合っていただかなくても…▼~
:[アルフレッド]|はは。見抜かれていたか。~
正直、じっとしているのは向いていない。▼~
だが、釣りをやめたくもない。▼~
:[ブシュロン]|どうしてですか?▼~
:[アルフレッド]|ブシュロン。~
君とこうして二人で過ごす時間が楽しいからだよ。▼~
:[ブシュロン]|アルフレッド様…▼~
:[アルフレッド]|君とは幼馴染で気心が知れた仲だ。~
でも、最近は二人で過ごすことはなかったからね。▼~
今はこんな時間を大切にしたい。▼~
さ、釣りを続けよう。~
何も釣れなくても僕はかまわない。▼~
:[ブシュロン]|…………▼~
元々の体質なのか、俺は特別な鍛錬をしなくても~
筋肉が体につきやすいようです。▼~
…そんな体質で良かったです。~
この身体でアルフレッド様を守れますから。▼~
:[アルフレッド]|ブシュロン!~
釣り竿が引いている!▼~
:[ブシュロン]|
はは。大物みたいですね。~
逃がさないでくださいよ、アルフレッド様。▼~
:[アルフレッド]|も、もちろんだとも! だが、糸が…~
釣り糸が切れそうだ!▼~
:[ブシュロン]|俺も手伝います!~
二人で釣り上げましょう!▼~
:[アルフレッド]|君がいれば勝ちは決まったようなものだね!~
観念するがいい、大物の魚よ!▼~
**セリーヌ [#q61ebf63]
***支援C [#r054cb90]
:[アルフレッド]|はっ! せいやっ!~
とりゃ! てい!▼~
:[セリーヌ]|おはようございます、お兄様。▼~
:[アルフレッド]|おはよう、セリーヌ!▼~
:[セリーヌ]|今日も鍛錬に精が出ますね。~
穴掘りで鍛錬するのは、些か斬新すぎますけれど。▼~
それに、そんなに深く掘るなんて、~
他の方に迷惑では?▼~
:[アルフレッド]|ははは、セリーヌ。~
これは鍛錬ではないのさ。▼~
だから、深さもこれでいい…~
いや、もっと深く掘らねばならない。▼~
はっ! てやっ!▼~
:[セリーヌ]|一体、どういうことですか?▼~
:[アルフレッド]|朝食を作ってくれている人たちが~
水が少し足りないと言っていたのを聞いてね。▼~
だからこうして~
井戸を掘っているところなんだよ。▼~
:[セリーヌ]|へっ!?▼~
あのですね、お兄様。お水が足りないのなら、~
近くの川に汲みにいけばいいの!▼~
わざわざ井戸を掘る人なんていないわ!▼~
:[アルフレッド]|そうか、その手があったか。▼~
なら早速、川に向かうことにしよう。~
助言をありがとう、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|はぁ…~
国にいた頃からずっと思っていたけれど…~
お兄様は見た目が蛮族の方が、~
中身と合っていると思うわ。▼~
***支援B [#de596fbc]
:[セリーヌ]|王子の皮をかぶった蛮族…~
それがお兄様です。▼~
:[アルフレッド]|ははは。~
褒めてくれてありがとう、セリーヌ。▼~
:[セリーヌ]|どこをどう聞けば褒め言葉だと思えるの!?▼~
:[アルフレッド]|僕が蛮族のようにたくましく、~
筋肉たっぷりだということだろう?▼~
まったく。~
身内だからといって褒めすぎだ。▼~
:[セリーヌ]|全然、違います!▼~
:[アルフレッド]|ふっ…~
落ち着くんだ、セリーヌ。▼~
なら、僕が蛮族とはどういう意味なんだい?▼~
:[セリーヌ]|水が少し足りないという話を聞き、~
お兄様は井戸を掘ろうとしたわ。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
そんな愛らしい勘違いもあったね。▼~
:[セリーヌ]|それだけではありません。▼~
体についた泥を落としたい、~
そんな兵士たちの何気ない一言を聞いて…▼~
お兄様は温泉を掘ろうとされました!▼~
:[アルフレッド]|温泉、嫌いかい?▼~
:[セリーヌ]|そういう話ではありません。~
どうしてすぐに地面を掘ろうとするんですか!▼~
:[アルフレッド]|筋肉の鍛錬に良いからさ。▼~
:[セリーヌ]|とにかく!▼~
お兄様のそういうところが、~
蛮族っぽいと言っているの。▼~
別に悪くはないけれど、一国の王子なんだから。~
もう少し気をつけてください。▼~
:[アルフレッド]|わかったよ、セリーヌ。~
僕も今後は注意することにしよう。▼~
そしてこれからは一日も欠かさず~
さらに厳しく筋肉鍛錬を続けていくよ。▼~
そうすれば見た目も蛮族に近づき~
中身と外見を一致させることができるからね。▼~
セリーヌも混乱せずにすむというわけだ。▼~
:[セリーヌ]|もう!~
そうじゃないんですってば、お兄様!▼~
***支援A [#aee3a379]
:[アルフレッド]|…………▼~
:[セリーヌ]|お兄様、そんな所で何をしているんですか?~
また井戸掘り? それとも鍛錬かしら。▼~
:[アルフレッド]|…ああ、まあそんなところだよ。~
健康な肉体のためにね。▼~
…そうだ、もっと鍛えれば…~
昔のように…苦しくなることだって…▼~
:[セリーヌ]|…お兄様?▼~
:[アルフレッド]|うっ…~
くっ、はぁ、はぁ…!▼~
:[セリーヌ]|どうしたの、お兄様!?▼~
:[アルフレッド]|すまない…セリーヌ…~
ただの発作だ。すぐにおさまる…っ!▼~
:[セリーヌ]|発作って…幼い頃のご病気が!?▼~
:[アルフレッド]|…最近は、平気だったのだけれどね。~
病弱な僕は、いなくなったはずなのに…▼~
:[セリーヌ]|すぐに人を呼んできます。~
待っていてください。▼~
:[アルフレッド]|駄目だ!▼~
:[セリーヌ]|どうして…!?▼~
:[アルフレッド]|こんな姿…他の誰にも見せられない…!~
仲間の皆にも、紋章士にも、神竜様にも!▼~
戦えない、ひ弱な王子だと…~
いつか倒れるかもしれないと思われたくないんだ…!▼~
:[セリーヌ]|みんなは優しいわ。~
絶対にそんな風に思ったりしない!▼~
:[アルフレッド]|僕が嫌なんだ…!~
優しいからこそ、気遣わせたくない。▼~
せめてみんなの前では、何の陰りもなく…~
鍛錬が好きなだけの、元気な王子でいたい。▼~
このまま休んでいれば平気だから。~
お願いだ、セリーヌ…!▼~
:[セリーヌ]|……っ。わかりました。~
でも本当に危ない時は、制止を聞きませんから。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう…▼~
:(暗転)|
:[アルフレッド]|セリーヌのような妹を持てたことは、~
間違いなく、僕の人生最大の幸福のひとつだね…▼~
:[セリーヌ]|大げさですね。~
そんなことが最大の幸福だなんて。▼~
:[アルフレッド]|では、セリーヌの一番の幸せは何だい?▼~
:[セリーヌ]|ありません。▼~
:[アルフレッド]|…? そんなことはないだろう。~
素晴らしい仲間に囲まれ、健康な体も持っている。▼~
:[セリーヌ]|それは確かに幸福です。けれど…~
人生最大の幸せだなんて定義が、わたしには不要だわ。▼~
だって、そんなものが来たら…▼~
そのあと全ての時間を「あの頃は良かった」と~
思いながら過ごすだけの存在になるのだもの。▼~
:[アルフレッド]|ふふ…~
それ以上の幸せが来るかもしれないのに?▼~
:[セリーヌ]|来なかった時が怖くて、~
そんなもの考えられません。▼~
思えばわたしは幸せを願いつつ…不幸せばかり見ている。~
お城から逃げたあの日だってそう。▼~
フィレネが落とされたら、お母様が死んでしまったら…~
お兄様と会えなかったらどうしようと考え続けていた。▼~
今だって…このまま、~
お兄様がいなくなったら…どうしようって…▼~
…………▼~
:[アルフレッド]|…死ぬわけがないさ。~
鍛えればどうにかなるとも。▼~
:[セリーヌ]|本当に…頭の中だけは蛮族だわ…~
体もそうならいいのに…▼~
:[アルフレッド]|だからそうなるように鍛えているじゃないか...
…ご覧、セリーヌ。~
珍しい四つ葉の野草だ。▼~
:[セリーヌ]|? どこにそんなもの…▼~
:[アルフレッド]|セリーヌの足元に。~
小さな幸せを見つけたね。▼~
:[セリーヌ]|小さな幸せ…懐かしいわ。~
幼い頃はよく、二人で幸せ探しをしていましたね。▼~
昔はわたしの方が上手だったのに、~
いつの間に、お兄様に追い抜かれたのかしら…▼~
:[アルフレッド]|…ふう。話していたら落ち着いてきたよ。~
小さな幸せがまた一つ、だね。▼~
:[セリーヌ]|…それを幸せといっていいのかわかりませんが、~
元気になったのなら良かったです。▼~
:[アルフレッド]|今日のお詫びに…セリーヌには、~
僕がたくさんの幸せを見つけて持っていくよ。▼~
これからも迷惑をかけるかもしれないけれど…~
フィレネの王族として、支え合い生きていこう。▼~
:[セリーヌ]|ええ。お兄様…~
あなたの思いは、わたしが守ります。▼~
必ず二人揃って、~
フィレネに帰りましょうね。▼~
**ディアマンド [#hda50a04]
***支援C [#gd48dc64]
:[アルフレッド]|おはよう、ディアマンド王子。~
君も早起きなんだね。▼~
:[ディアマンド]|これはアルフレッド王子。~
残念だが私は早起きではない。▼~
:[アルフレッド]|ということはずっと起きていたのかい?▼~
:[ディアマンド]|ああ。▼~
少し片づけておかなければならないことがあってね。~
気づいたらこんな時間になっていた。▼~
:[アルフレッド]|一体、何をしていたんだい?▼~
:[ディアマンド]|国の有力者たちに送る書状を書いていた。~
このような状況では、何かと助力を乞わねばならない。▼~
借りを作りすぎると後が怖いが…~
そうも言ってられない状況でもある。▼~
:[アルフレッド]|なるほど。~
その苦労、僕も理解できるよ。▼~
お互いに第一王子だから、~
国は違えど悩みを共有できるのかもね。▼~
:[ディアマンド]|ふっ…違いない。▼~
:[アルフレッド]|では、僕はこのまま朝の見回りを続けるよ。▼~
:[ディアマンド]|よければ私も付き合おう。~
どうせ今からではロクに眠れはしない。▼~
他国の王子と交流した方が~
有意義な時間を過ごせると思うのでな。▼~
:[アルフレッド]|それは有り難いね。~
悔しいが、平時ではこのような機会はあまりない。▼~
じっくり話をして、~
互いのことを知っていこうじゃないか。▼~
ではまず僕から質問だ。▼~
ディアマンド王子は体の中で~
どこの筋肉が一番好きなんだい?▼~
:[ディアマンド]|…ははは!~
最初の質問がそれなのか?▼~
:[アルフレッド]|しまった…▼~
外面を保つのは得意なはずなのだけれど、~
つい、包み隠さず聞きたいことを聞いてしまった。▼~
:[ディアマンド]|素直さは称賛されるべきものだ。~
私も見習って素直に自分をさらけ出すとしよう。▼~
:[アルフレッド]|本当かい?~
そうしてくれると嬉しいよ、ディアマンド王子。▼~
***支援B [#l53325c2]
:[アルフレッド]|やあ、ディアマンド王子。▼~
:[ディアマンド]|アルフレッド王子。~
今から筋肉の鍛錬か?▼~
:[ディアマンド]|ああ。~
君を誘いにきたんだけど、迷惑だったかな?▼~
:[ディアマンド]|ちょうど、体を動かしたかったところだ。~
喜んで付き合おう。▼~
:[アルフレッド]|良かった。~
では、いつもの場所へ。▼~
てやっ!▼~
:[ディアマンド]|なんの!~
はっ!▼~
:[アルフレッド]|くっ!~
まだまだっ!▼~
:[ディアマンド]|やるな!~
ならばこれで!▼~
:[アルフレッド]|はぁ…はぁ…~
今日の鍛錬はこんなところかな。▼~
:[ディアマンド]|ああ。~
有意義な時間であった。▼~
…………▼~
しかし、他国の王子と~
戦場以外で剣を交えることになるとはな。▼~
:[アルフレッド]|しかも笑顔で。~
いい汗をかきながらね。▼~
:[ディアマンド]|不戦同盟を結んでいるとはいえ…~
こんな日がくるとは思いもしなかった。▼~
だが、悪くない。▼~
:[アルフレッド]|ずいぶんと控えめな言い方だね。~
僕ならこう言うよ。▼~
悪くないどころか、最高だ。~
ってね。▼~
:[ディアマンド]|ははは。~
確かにその通りだ。▼~
今のような状況になっていなければ、~
こんな時間を過ごせなかったかもしれん。▼~
そう考えるとこの戦にも感謝するべきか。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
その考え方、前向きでいいね。▼~
:[ディアマンド]|戦が終わったあとも~
この関係が続くことを切に願う。▼~
:[アルフレッド]|残念だけど、それは無理かな。~
今の関係は続かないよ。▼~
:[ディアマンド]|そうか…▼~
:[アルフレッド]|なぜならこの戦が終われば…~
僕たちは今よりもっと仲良くなるのだからね!▼~
:[ディアマンド]|ふっ…~
さすがはアルフレッド王子だ。▼~
***支援A [#a64def28]
:[ディアマンド]|アルフレッド王子。~
少し付き合ってくれないか。▼~
:[アルフレッド]|構わないよ、ディアマンド王子。▼~
:[ディアマンド]|では、場所を移動しよう。▼~
二人きりになれる場所がいい。▼~
:[アルフレッド]|さて、場所まで移動して…~
どんな大事な話があるんだい?▼~
:[ディアマンド]|うむ。▼~
…今日は友としてではなく、~
ブロディア王国の第一王子として君の前に立つ。▼~
:[アルフレッド]|!▼~
:[ディアマンド]|アルフレッド王子も知っての通り、~
ブロディア王国は武力を重んじる国だ。▼~
だからといってはなんだが、~
野心的な者も数多く存在する。▼~
力で何かを勝ち取ることは~
ブロディア王国では誉れだからな。▼~
:[アルフレッド]|…なるほど。▼~
:[ディアマンド]|現在はイヴ王女の尽力で~
フィレネ王国とは不戦協定を結んではいるが…▼~
:[アルフレッド]|この先はどうなるかわからない、と。▼~
:[ディアマンド]|…ああ。▼~
:[アルフレッド]|君はどう思うんだい、ディアマンド王子。▼~
:[ディアマンド]|個人としての思いはある。~
だが、それ以前に私は第一王子だ。▼~
国民の総意の前に…~
私個人の思いなど無意味だ。▼~
:[アルフレッド]|君の思いは痛いほど理解できるよ。~
僕も同じような立場だからね。▼~
でも…大丈夫だよ。~
君の心配は杞憂に終わるさ。▼~
:[ディアマンド]|なぜそう言い切れる?▼~
:[アルフレッド]|だって…~
ブロディア王国の人たち、みんないい人そうだし。▼~
:[ディアマンド]|…………▼~
…なんだと?▼~
:[アルフレッド]|少なくとも僕が会ったことある人たちは~
みんないい人だったよ。▼~
だから、無用な争いなんて望んでないはずさ。~
大丈夫。大丈夫。▼~
みんないい人だから…大丈夫。~
僕はブロディアの民たちを信じているよ。▼~
:[ディアマンド]|他国の民でさえそう信じると?▼~
:[アルフレッド]|他国も自国も関係ないさ。~
みんないい人だと信じるのは、いけないことかい?▼~
:[ディアマンド]|…ふっ。~
はははは!▼~
いいや、駄目ではない。~
それこそが一番、大切なことだ。▼~
:[アルフレッド]|ふふ。やっぱりそうだよね。▼~
:[ディアマンド]|…アルフレッド王子。~
私は君に出会えて本当に良かった。▼~
これからも友として、同盟国の第一王子同士として~
末永くよろしく頼む。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
もちろんだよ、ディアマンド王子。▼~
戦が終わっても…その先どれだけ時が経っても、~
僕たち二人と、国同士の親愛は永遠さ。▼~
**アンバー [#q4129b58]
***支援C [#v8cdc0d1]
:[アルフレッド]|アンバー。~
少しいいかい?▼~
:[アンバー]|アルフレッド王子…?~
俺に何か用ですか?▼~
:[アルフレッド]|噂で聞いたんだが…~
君は詳しいらしいね。▼~
世界各地の伝承や伝説などに。▼~
:[アンバー]|そうですね。~
信じるか信じないかは聞く人次第ですが。▼~
:[アルフレッド]|なら、ぜひ教えて欲しいんだ。▼~
飲んだものを超ムキムキにするという~
伝説の筋肉増強剤の話を…▼~
:[アンバー]|ムキムキ、ですか?▼~
:[アルフレッド]|違う。~
超ムキムキだ。▼~
:[アンバー]|う、うーん…~
その伝説はちょっと仕入れてないですね。▼~
:[アルフレッド]|そうか…~
君ならばもしや、と思ったのだけれど。▼~
:[アンバー]|アルフレッド王子にそこまで言っていただけるな...
このまま無下にするのもなんだか悪いですね…▼~
わかりました。~
俺、その筋肉増強剤の伝説を調べてみます!▼~
:[アルフレッド]|本当かい、アンバー!~
ありがとう!▼~
:[アンバー]|気にしないでください。~
伝説や伝承を追うのは俺の趣味ですから。▼~
そうと決まったら早速、情報収集だ!▼~
あっ、そこの筋肉おじさん!~
ちょっと話を聞かせてくれ!▼~
:[アルフレッド]|なんて頼もしいんだ。~
アンバーなら必ずや伝説に辿り着けるだろうね。▼~
***支援B [#z68fed67]
:[アンバー]|どんな鋭い槍でも貫けず…~
幾千の矢でさえ弾き飛ばす…▼~
その丸薬をひと飲みすれば…~
肉体はたちまちに鋼鉄の砦と化す…▼~
それが伝説の筋肉増強剤…~
キンニクモリモーリです。▼~
:[アルフレッド]|キンニクモリモーリ…▼~
:[アンバー]|はい。▼~
:[アルフレッド]|こう言ってはなんだけど…~
名前がなんとなく怪しい感じがするね。▼~
:[アンバー]|ふっふっふ…~
伝説とはそういうものですよ。▼~
確たる証拠もなく、~
怪しい情報や不鮮明な手がかりばかり!▼~
でも、だからこそロマンがあるんです!▼~
さあ、どうしますか!?~
アルフレッド王子!▼~
危険を覚悟し、ロマンに飛び込むか!~
安定を求めて、この場から引き返すか!▼~
伝説を信じるか信じないかは…~
アルフレッド王子次第です!▼~
:[アルフレッド]|僕はもちろん信じるよ。~
アンバーがわざわざ調べてくれたのだからね。▼~
それで、~
そのキンニクモリモーリがある場所は?▼~
:[アンバー]|すでに有力な情報を入手済みです。▼~
えっと…ここからだと…~
行くのに一年くらいかかりますね。▼~
:[アルフレッド]|一年…▼~
:[アンバー]|そこにある天をも超える山の頂上に、~
丸薬があるみたいです。▼~
:[アルフレッド]|道のりは険しいね…~
それにここを長い時間は離れられないし。▼~
…残念だけど、今は諦めるしかないようだ。▼~
:[アンバー]|や、やっぱりそうですよね。~
お役に立てず申し訳ありません。▼~
:[アルフレッド]|そんなことないさ。~
アンバーは僕に素敵なものをくれたからね。▼~
:[アンバー]|素敵なもの?▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
ロマンというかけがえのないものを。▼~
:[アンバー]|あ、アルフレッド王子ーっ!~
好きです!!!!▼~
:[アルフレッド]|あはは、熱烈だね。▼~
***支援A [#e170eae4]
:[アンバー]|おはようございます。~
アルフレッド王子!▼~
:[アルフレッド]|おはよう、アンバー。▼~
:[アンバー]|今日もずいぶんと早起きですね。▼~
:[アルフレッド]|鍛錬する時間はいくらあってもいいからね。▼~
:[アンバー]|すごいなあ、アルフレッド王子は。~
毎日、毎日、鍛錬を欠かさないですもんね。▼~
でも、どうしてそこまで~
続けることができるんですか?▼~
:[アルフレッド]|単純に好きだからだよ。~
体を鍛えることがね。▼~
アンバーだって、好きな伝説や伝承を追うのは~
全然、苦に感じないだろう?▼~
:[アンバー]|なるほど。~
確かにそうですね。▼~
:[アルフレッド]|それに今は尚更…~
体を鍛えなくてはと思っていてね。▼~
:[アンバー]|戦の最中ですもんね。▼~
:[アルフレッド]|それもあるけれど…どちらかというと、~
戦が終わってからに備えてかな。▼~
:[アンバー]|どういうことですか?▼~
:[アルフレッド]|決まっているじゃないか。~
ロマンを追い求めるためだよ。▼~
:[アンバー]|…えっ?▼~
:[アルフレッド]|ここから遠く離れた~
天高くそびえ立つ山の頂上にロマンがある。▼~
ならば、そこに辿り着けるくらいの力を~
今からつけておかないと。▼~
:[アンバー]|キンニクモリモーリ…~
諦めたんじゃなかったんですか!?▼~
:[アルフレッド]|今は追わない、と言っただけだ。~
でも、戦が終われば行けるかもしれないだろう?▼~
その前に倒れてしまっては…~
元も子もないからね。▼~
:[アンバー]|うう…~
アルフレッド王子…!▼~
存在するかどうかもわからないのに!~
証拠なんて一つもないのに!▼~
:[アルフレッド]|それでも信じて道を歩もうとする…~
それがロマンだろう?▼~
:[アンバー]|はいっ!~
仰る通りですっ!▼~
アルフレッド王子ーっ!~
なんてかっこいいんですかーっ!!▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
僕はただ自分のしたいことをしてるだけだよ。▼~
:[アンバー]|俺も! 俺も一緒に鍛錬します!~
一緒に鍛錬させてください!▼~
そして叶うならば…~
アルフレッド王子と共にロマンを追いたいです!▼~
:[アルフレッド]|もちろん大歓迎さ、アンバー。▼~
住んでいる国は違えど、~
僕たちが夢見るものは同じだ。▼~
:[アンバー]|はい! アルフレッド王子!!▼~
**ユナカ [#l35f60e3]
***支援C [#tb18362b]
:[ユナカ]|おお! これはアルフレッド氏!~
こんなところで会うなんて奇遇ですな!▼~
:[アルフレッド]|ユナカ。~
ここのみんなには慣れたかい?▼~
:[ユナカ]|もちろんですぞ!~
みんな親切な人ばかりで大助かりですな!▼~
ですがアルフレッド氏…~
本当に良いのですか?▼~
新参者のわたくしめのことを~
こうして温かく受け入れてしまって。▼~
根ほり葉ほりと詮索することもなく…▼~
:[アルフレッド]|ん?~
色々と詮索した方がいいのかい?▼~
:[ユナカ]|まあ、普通はそうでしょうな。▼~
:[アルフレッド]|確かにユナカのことを~
もっと知りたい気持ちはあるね。▼~
じゃあ、機会があったら色々と話そう。▼~
:[ユナカ]|それはかまわないですが…~
話を聞く前に信用してもいいのですか?▼~
極端な話…~
わたくしめは敵の密偵かもしれませぬぞ!▼~
:[アルフレッド]|それはないよ。~
僕はユナカのことを信用しているし。▼~
:[ユナカ]|なぬ!?~
根拠なしなのに自信たっぷり!▼~
なぜゆえに!?~
なぜゆえにそこまで人を信用するのです!?▼~
:[アルフレッド]|ははは。~
なんでだろうね。▼~
:[ユナカ]|まさかの本人も自覚なし!~
わたくしめ、会話の迷路に迷い込んだでござるか!?▼~
…ですが、嬉しいですぞ。~
アルフレッド氏。▼~
わたくしめを信用してくださり、~
ありがとうございます。▼~
:[アルフレッド]|お礼なんて要らないよ、ユナカ。▼~
***支援B [#la6b4099]
:[アルフレッド]|それで、ユナカはどこの出身なんだい?▼~
:[ユナカ]|おっと。~
出会いがしらの質問ですな。▼~
これにはわたくしめも油断して、~
正直に答えてしまいそうですぞ!▼~
:[アルフレッド]|そうか、じゃあ答えてくれないかい?▼~
:[ユナカ]|…………▼~
…ブロディアのどこかですぞ。▼~
:[アルフレッド]|そうだったのか。~
教えてくれて嬉しいよ。▼~
:[ユナカ]|でも、できれば…~
他の人には内緒にして欲しいですぞ。▼~
色々と事情がありますゆえ…▼~
:[アルフレッド]|もちろんだ。~
誰にも話さないと約束しよう。▼~
:[ユナカ]|感謝するですぞ、アルフレッド氏。~
あと、先日は色々と話そうと言いましたが…▼~
できれば、立ち入った質問は…~
控えていただきたいのです。▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
:[ユナカ]|色々と隠し事がありますゆえ、~
質問されてもほとんど嘘しか言えないのです。▼~
わたくしめは、~
アルフレッド氏に嘘をつきたくない…▼~
だがしかし、本当のことを話せば、~
それ以上に迷惑をかけてしまう可能性が。▼~
ですから申し訳ないですが、~
わたくしめは…▼~
:[アルフレッド]|事情は充分にわかったよ、ユナカ。~
もう君に質問することはしない。▼~
大切な仲間を苦しませたくはないからね。▼~
:[ユナカ]|アルフレッド氏…▼~
:[アルフレッド]|だが、先日の約束通り、~
色々と話はすることにしよう。▼~
詮索するようなことではなく~
たとえば…好きなものの話とかね。▼~
:[ユナカ]|ありがとうですぞ、アルフレッド氏!~
そんな話なら大歓迎でござるよ!▼~
***支援A [#q1919613]
:[ユナカ]|不思議なものですな…▼~
:[アルフレッド]|何がだい、ユナカ。▼~
:[ユナカ]|もし、わたくしめが指輪の声を聞き逃していたら~
ここにはいなかったかもしれませぬ。▼~
そう考えると、~
偶然とは恐ろしくも素晴らしいものですな。▼~
:[アルフレッド]|今、ユナカがここにいること。~
僕たちの仲間として並んで立っていること。▼~
これは偶然の力だけではないよ。~
ユナカだったからここにいるんだ。▼~
:[ユナカ]|どういうことですかな?▼~
:[アルフレッド]|君がミカヤの願いを叶えようと思ったから~
ここにいるんだよ。▼~
そんな優しい心の持ち主だったからこそ~
僕たちはかけがえのない仲間になれたんだ。▼~
:[ユナカ]|…………▼~
優しいのはわたくしめではなく、~
アルフレッド氏の方です。▼~
わたくしめは…~
ただ卑怯なだけですぞ。▼~
自分の過去や、本性も隠しているから、~
こうしてここにいられるのです。▼~
アルフレッド氏がわたくしめのすべてを知ったら…▼~
きっと軽蔑して、~
ここから叩きだしたくなるでござるよ。▼~
:[アルフレッド]|それはないね。~
絶対にありえない。▼~
:[ユナカ]|ず、ずるいですぞ!▼~
わたくしめのことを知らぬのに、~
そうやって言い切ってくださるなんて。▼~
話していないのはわたくしめが悪いですが…~
何も知らぬのに受け入れるのは…ずるいです。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
ずるくて結構だ。▼~
それにユナカの過去を知らなくても結構。▼~
僕はユナカを信用している。~
それは今後一切、変わりはしない。▼~
:[ユナカ]|アルフレッド氏…▼~
:[アルフレッド]|理由は聞かないでくれ。▼~
仲間が仲間であることに~
証明や説明なんていらないのだからね。▼~
:[ユナカ]|…………▼~
わたくしめも変わり者でござるが~
アルフレッド氏もなかなかのものですな。▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
自分でもそう思うよ。▼~
変わり者同士、これからも仲良くやっていこう。▼~
:[ユナカ]|喜んで。~
アルフレッド氏。▼~
**アイビー [#g14769eb]
***支援C [#r20b8156]
:[アイビー]|…………▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女。~
こんな夜更けに何をしているんだい?▼~
:[アイビー]|アルフレッド王子…▼~
ふふ…イルシオン王国の者が~
夜中に一人でいたら不審よね…▼~
でも、安心して…~
裏切って火をつけることなんてしないから。▼~
…まあ、私の言葉なんて~
信用できないでしょうけど。▼~
:[アルフレッド]|そこまで疑っていないよ。~
今は君を信じる方に舵を取っている、▼~
:[アイビー]|…そう。~
フィレネ王国の第一王子は甘いのね。▼~
:[アルフレッド]|人を信じることを甘いと言うなら、~
その評価で構わないさ。▼~
:[アイビー]|…それで、他にもまだ何か用が?▼~
私を疑っていないというのなら~
早くこの場を立ち去るはずだと思うけど。▼~
:[アルフレッド]|それはできない。▼~
:[アイビー]|どうしてかしら…~
理由を聞かせなさい。▼~
:[アルフレッド]|だって、アイビー王女…~
迷子だろう?▼~
:[アイビー]|っ!?▼~
:[アルフレッド]|ソラネルは広い。~
ここは特に、入り組んでいるからね。▼~
:[アイビー]|…………▼~
…正解よ。▼~
:[アルフレッド]|ほら、こっちだよ。~
僕が案内するからさ。▼~
:[アイビー]|…………▼~
…ありがとう。▼~
***支援B [#r8f9ec18]
:[アイビー]|…………▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女。~
君とは夜中によく会うね。▼~
:[アイビー]|アルフレッド王子。~
貴方はもう眠っている時間では?▼~
:[アルフレッド]|今日はいつもより早く目覚めてしまったんだ...
:[アイビー]|ふふ。~
まだ早朝とも呼べない時間なのに。▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女は、ここで何を?▼~
:[アイビー]|私は…その…眠れなくて。▼~
:[アルフレッド]|こんな明るいところにいたら、~
余計、眠れなくなってしまわないかい?▼~
:[アイビー]|い、いいの。~
今はここにいたいの。▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
今晩は風が強い。▼~
風の音が獣の吠える声に聞こえたり、~
人の話し声に聞こえたりするんだよね。▼~
:[アイビー]|い、いきなりなんなの…▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女。~
一人で寝ていて怖くなったんだろう?▼~
:[アイビー]|なっ!?~
し、失礼なことを…!▼~
:[アルフレッド]|わかるさ。▼~
僕も子供の頃、風の音で怖くなって。~
朝までシーツを被っていた経験があるからね。▼~
:[アイビー]|わ、私は子供ではないわ…!▼~
:[アルフレッド]|そんなときは楽しかったことを思い出すんだ。~
そうすればいつの間にか眠れるからね。▼~
それを母上に教わってからは~
怯えたまま朝を迎えることはなくなったよ。▼~
:[アイビー]|…………▼~
そろそろ戻るわ。~
夜更かしは健康に悪いし。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
今度はよく眠れるといいね。▼~
:[アイビー]|…ありがとう。▼~
***支援A [#dcef697e]
:[アイビー]|ねえ、アルフレッド王子。~
貴方はわかっているのかしら?▼~
:[アルフレッド]|アイビー王女。~
いきなりどうしたんだい?▼~
:[アイビー]|貴方、一度目は迷子の私を案内してくれた。▼~
二度目は、心安らかに眠れる方法を教えてくれた。▼~
つまり…不本意だけれど、~
私は貴方に世話になってばかりなのよ…▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
それの何が駄目なんだい?▼~
:[アイビー]|駄目に決まってるじゃない…▼~
イルシオン王国の第一王女として…~
助けられてばかりなのは許せないわ。▼~
だ、だからほら…~
何か困っていることはないの…?▼~
:[アルフレッド]|つまり今度はアイビー王女が、~
僕のことを助けてくれるということかい?▼~
:[アイビー]|借りを返す…~
ただそれだけのことよ。▼~
:[アルフレッド]|でも、悪いね。~
今は特に何も困ってないんだ。▼~
:[アイビー]|な、何よ、それ…~
私に助けさせないつもり?▼~
そんなに許さないわ…~
早く何か困りなさいよ。▼~
:[アルフレッド]|ふふ。~
その申し出に困っているけれどね。▼~
でも、こういうのは別に、~
返さなくてもいいのではないかな。▼~
僕らはもう、仲間なのだから。▼~
:[アイビー]|っ…▼~
:[アルフレッド]|困っていたら、当たり前に手を差し伸べる。~
借りがあるとか…そういう間柄ではもうないよ。▼~
:[アイビー]|…………▼~
本当に簡単に…~
人を信用するのね…▼~
甘い人だわ…貴方は。▼~
:[アルフレッド]|そうだね。~
それが悪いことだと思っていないから。▼~
:[アイビー]|…………▼~
仕方ないから…~
私もそんな貴方に影響されてあげるわ。▼~
貴方のことは…信用する。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう。~
嬉しいよ、アイビー王女。▼~
:[アイビー]|私も…~
信用できる人間が増えて嬉しいわ。▼~
いつか…女王となった時…~
王となった貴方が信用に足るのは…救いだもの。▼~
ありがとう…アルフレッド王子。▼~
**ミスティラ [#b6288cbd]
***支援C [#rce4772c]
:[ミスティラ]|待って待ってー!~
アルフレッド王子!▼~
:[アルフレッド]|やあ、ミスティラ王女。~
僕に何か用かい?▼~
:[ミスティラ]|んっふふー。さてはアルフレッド王子、~
これからおいしいもの食べに行くつもりでしょ?▼~
:[アルフレッド]|いいや。~
これから鍛錬を始めようとしていたんだ。▼~
:[ミスティラ]|そうなの!?~
じゃあ、なんであんなにニコニコしてたの?▼~
:[アルフレッド]|それは僕が鍛錬を好きだからだよ。▼~
:[ミスティラ]|ふーん、そういうことだったのね。~
勘違いしちゃった。▼~
おいしいもの食べるんだったら、~
あたしもお呼ばれしようと思ったのに。▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
それは悪いことをしたね。▼~
:[ミスティラ]|鍛錬は鍛錬で構わないわ。~
あたしもついていくね!▼~
:[アルフレッド]|一緒に鍛錬してくれるのかい?▼~
:[ミスティラ]|うん!▼~
で、鍛錬が終わったらご褒美に~
あたしに何かおいしいものをごちそうして。▼~
:[アルフレッド]|なるほどね。~
それが目当てということか。▼~
かまわないよ。ソルム王国の第一王女とは~
一度、ゆっくり話してみたかったからね。▼~
:[ミスティラ]|難しい話はナシね。~
せっかくのお食事会なんだから。▼~
:[アルフレッド]|わかっているよ、ミスティラ王女。~
明るく楽しく、幸せな話をしようじゃないか。▼~
***支援B [#z808e9d0]
:[アルフレッド]|ミスティラ王女。~
君はオオカミに乗れると聞いたが本当かい?▼~
:[ミスティラ]|うん、本当だよ。▼~
懐かしいな。小さい頃はオオカミに乗って~
ソルム城内を走り回ったものだよ…▼~
:[アルフレッド]|へえ、それはすごいね。~
そこまで奔放な王族は、フィレネにはいなかったよ。▼~
:[ミスティラ]|ソルムの王族は大体そんな感じだよ。▼~
それでアルフレッド王子は、~
オオカミに乗ってみたいの?▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
少し興味があってね。▼~
:[ミスティラ]|いいじゃない!~
それじゃあ、あたしが教えてあげるわ。▼~
何回も振り落とされるし~
何回も噛まれるけど別にいいよね?▼~
:[アルフレッド]|えっ!?~
何回もかい?▼~
:[ミスティラ]|うん。何回も。~
離しなさいって言っても多分、無理。▼~
自力でどうにかするしかないの。▼~
:[アルフレッド]|うーん…▼~
:[ミスティラ]|昔から慣れ親しんだ人ならともかく、~
アルフレッド王子は初体験だからね。▼~
もしかしたら怪我だけじゃすまないかも。▼~
:[アルフレッド]|そ、そうか…▼~
悔しいけれど今はやっぱり止めておくよ。~
この戦から離脱するわけにはいかないからね。▼~
:[ミスティラ]|うんうん。~
やめる勇気も大事だね。▼~
:[アルフレッド]|代わりに野営の仕方を教えてくれないか?▼~
ソルムの人たちのたくましさを、~
少しでも学びたいんだ。▼~
:[ミスティラ]|もちろん!~
そういうことなら喜んで!▼~
寝床の作り方から危険な動物の対処まで!~
あたしが知ってることはなんでも教えてあげる!▼~
そうそう。一番大事なのは、楽しい歌ね。~
野営中に歌うと最高なんだから。▼~
:[アルフレッド]|よろしく頼むよ、ミスティラ王女。▼~
***支援A [#qb56cc4e]
:[ミスティラ]|今日はアルフレッド王子と野営~♪▼~
ごはんはおいしかったし~♪~
歌も絶好調~♪▼~
空には満天の星~♪~
もう何も言うことなし~♪▼~
:[アルフレッド]|さすがミスティラ王女だね。~
今の心情がよく表れていたよ。▼~
:[ミスティラ]|あたしの歌を褒めてくれるなんて…~
アルフレッド王子って、すっごく珍しい人だよ。▼~
:[アルフレッド]|僕はミスティラ王女の歌、好きだよ。~
楽しい気持ちになれるからね。▼~
:[ミスティラ]|あはは。~
いつも楽しく歌ってるからね!▼~
ありがとう、アルフレッド王子。▼~
あっ、焚き火の火が弱くなってきた。▼~
:[アルフレッド]|ええと、確かこうするんだったね…▼~
:[ミスティラ]|そうそう!~
完璧だよ、アルフレッド王子!▼~
これで次からは一人でも野営できるね!▼~
:[アルフレッド]|ありがとう。~
師匠のご指導が良かったおかげだね。▼~
:[ミスティラ]|ふふん。~
いくらでも褒めていいのよ。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう、ミスティラ王女。~
君のおかげで色々と学ぶことができた。▼~
これでソルム王国の人たちの気持ちや考え方を~
以前よりも知ることができる気がするよ。▼~
:[ミスティラ]|なるほどね。~
ソルムのことを学ぶために色々と体験してみた、と。▼~
:[アルフレッド]|その国の人たちと同じことを経験した方が~
より理解を深められると思ってね。▼~
:[ミスティラ]|ふむふむ。~
それで…▼~
…その得た知識で、ソルムに攻め入る?▼~
:[アルフレッド]|とんでもない。▼~
君から学んだことはすべて、~
両国が手を繋ぐために役に立てると約束するよ。▼~
:[ミスティラ]|ええ、わかってるわ。~
ちょっとからかってみただけ。▼~
でも、今のままじゃ不十分かな。▼~
:[アルフレッド]|どうしてだい?▼~
:[ミスティラ]|今度はあたしがフィレネ王国のことを学ぶ番。~
…ってこと。▼~
国と国との関係は…~
お互いに理解し合ってこそ、でしょ?▼~
:[アルフレッド]|確かにその通りだね。▼~
:[ミスティラ]|色々と教えてね、アルフレッド王子。~
ソルムとフィレネ、隣り合う両国の未来のためにも。▼~
:[アルフレッド]|ああ。喜んで。~
ミスティラ王女。▼~
**ボネ [#hcb75678]
***支援C [#sdc3cbae]
:[ボネ]|アルフレッド王子…~
少しだけお舐めしてもよろしいですか?▼~
:[アルフレッド]|いきなりどうしたんだい、ボネ。▼~
:[ボネ]|申し訳ございません。~
言葉が足りませんでしたね…▼~
いつも身に着けていらっしゃる花飾り。~
その花の味が少し気になってしまいまして。▼~
:[アルフレッド]|花の味見をしてみたいと?▼~
:[ボネ]|失言です。~
どうかお忘れください。▼~
:[アルフレッド]|あはは。~
ボネは面白いな。▼~
構わないよ、装飾の意匠となった花を~
後日国から取り寄せよう。▼~
それなら、味見をしてくれて構わない。▼~
:[ボネ]|畏れ入ります。▼~
:[アルフレッド]|しかし、それはそうと。~
ボネ、君の筋肉は素晴らしいね。▼~
:[ボネ]|素晴らしい…~
それはおいしそうということですか?▼~
:[アルフレッド]|ち、違うよ。~
言葉そのままの意味だ。▼~
僕はどうやら筋肉がつきにくい体質のようでね。~
君のような肉体が羨ましいんだ。▼~
:[ボネ]|体質…~
それなら食事で改善できるかもしれません。▼~
もしご興味がおありでしたら、~
私が料理を作ってみますが…▼~
:[アルフレッド]|本当かい!?~
それはぜひお願いしたい!▼~
:[ボネ]|わかりました。~
花のお礼に…できる限りのことを致しましょう。▼~
材料を用意しなくてはならないので、~
少しお時間を頂きます。▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
世話をかけてすまないが、よろしく頼む。▼~
***支援B [#ka1c232d]
:[ボネ]|ふむ…~
少し甘い…▼~
:[アルフレッド]|フィレネから取り寄せた花の味は~
お気に召したかい?▼~
:[ボネ]|はい…華やかな香味が素晴らしいですね。~
サラダに添えると合いそうです。▼~
これがフィレネ王国第一王子の味か…▼~
:[アルフレッド]|ぼ、僕の味ではないのだけれどね…▼~
それよりも!~
ついに用意ができたらしいね。▼~
:[ボネ]|はい。▼~
アルフレッド王子のお身体を~
筋肉隆々にするための料理…▼~
そのご用意が整いました。▼~
:[アルフレッド]|ありがとう、ボネ!▼~
それを食べれば僕の体質が改善され、~
晴れて強靭な肉体となるのだね!▼~
:[ボネ]|…憶測の範囲は出ませんが。▼~
:[アルフレッド]|いいんだ。~
とにかく試してみる価値は充分にある。▼~
:[ボネ]|わかりました…~
では、お持ちいたします。▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
:[ボネ]|…………▼~
:[アルフレッド]|肉だね。▼~
肉、肉、肉…~
見渡す限りに肉が並んでいる…▼~
:[ボネ]|筋肉の元は肉…~
根拠はありませんが、そんな気がします。▼~
だから、ひたすら肉を食べれば~
体にも筋肉がつくかと思い…▼~
:[アルフレッド]|ありがとう、ボネ。~
何よりもその気持ちが嬉しいよ。▼~
すべていただいてみせるさ。~
この山のように並ぶ肉料理を。▼~
いただきます!~
もぐもぐ…▼~
:[ボネ]|見事な食べっぷり…~
作った私も感無量です。▼~
あとはアルフレッド王子の肉体に~
筋肉がつきさえすれば…▼~
…根拠などなく始めたことだが、~
奇跡を信じよう。▼~
***支援A [#pe1cddba]
:[アルフレッド]|ボネ。▼~
:[ボネ]|アルフレッド王子…▼~
:[アルフレッド]|せっかく料理を用意してくれたというのに、~
筋肉がつきやすい体質にはなれなかったね。▼~
:[ボネ]|お役に立てず…~
申し訳ございません。▼~
:[アルフレッド]|気にしないでくれ!~
ボネは本当によくやってくれたよ。▼~
料理はどれもとってもおいしかったからね。~
ありがとう、ボネ。▼~
いけないのは、この…~
僕の貧弱な身体だよ。▼~
:[ボネ]|アルフレッド王子…▼~
…確かにあの料理では~
筋肉のつきやすい体にはできませんでした。▼~
ですが、お気づきですか?~
あの料理で、変わったこともあるのです…▼~
:[アルフレッド]|それはなんだい?▼~
:[ボネ]|…私とアルフレッド王子の味です。▼~
:[アルフレッド]|あ、味…?▼~
:[ボネ]|たとえ方が悪かったですね…~
私たちの関係性と言いたかったのです…▼~
初対面の乾燥した味から…仲が深まり、~
随分と瑞々しい味へと変化したように思います。▼~
:[アルフレッド]|言われてみれば。~
それは大きく変わったことだね。▼~
以前はあまり接点はなかったけど、~
今はこうして仲良くなれたから。▼~
:[ボネ]|はい…▼~
おかげで、以前よりアルフレッド王子のことを~
考えている時間が増えたと思います…▼~
:[アルフレッド]|食事を通して仲良くなれるなんて~
素晴らしいことだと思わないかい?▼~
:[ボネ]|はい。より仲を深めるため…~
本日も私が料理をお作りしたいと思います。▼~
:[アルフレッド]|本当かい?~
ぜひお願いするよ。▼~
:[ボネ]|今日は野菜を中心に作ってみるか…~
あの甘い花を散らすのもいいな…▼~
それに魚料理を多くすれば~
前回の肉とのバランスが取れるかも…▼~
:[アルフレッド]|聞いているだけで美味しそうだね。▼~
:[ボネ]|私の料理を食べ続ければいつかは、~
アルフレッド王子が望まれるように…▼~
その身体を強く変えられるかもしれません。▼~
:[アルフレッド]|ボネ…▼~
ふふ。ありがとう。この身体…~
君が変えてくれることを、楽しみにしているよ。▼~
**ヴェイル [#vafa87db]
***支援C [#g8210cd8]
:[ヴェイル]|くっ…▼~
:[アルフレッド]|ヴェイル王女!▼~
:[ヴェイル]|アルフレッド…▼~
:[アルフレッド]|そんな大粒の汗を流して…~
どこか具合でも悪いのかい!?▼~
:[ヴェイル]|…からい。▼~
:[アルフレッド]|…からい?▼~
:[ヴェイル]|からいスープを飲んでいるの…▼~
:[アルフレッド]|…へ!?▼~
あ…あははは!~
ははははは!▼~
:[ヴェイル]|もう…~
そんなに笑うことないでしょう。▼~
:[アルフレッド]|でも、そんなに厳しい表情で…~
そこまでして、からいスープを…▼~
:[ヴェイル]|べ、別に好きな食べ物を~
どんな表情で食べたっていいじゃない。▼~
そうだ。~
アルフレッドも一口食べてみる?▼~
すっごくからいんだから。~
絶対にアルフレッドだって変な顔になるわ。▼~
:[アルフレッド]|よろしい。~
その挑戦、受けてたとう。▼~
…ごくり。▼~
…………▼~
うっ…ぐああああ!?~
こ、これはだめだ! 水! 水ーっ!!▼~
:[ヴェイル]|ふふ。アルフレッドの方が変な顔。~
勝負はわたしの勝ちね。▼~
***支援B [#f7dc758f]
:[ヴェイル]|アルフレッド。~
実は少し悩んでいることがあるの。▼~
:[アルフレッド]|そうなのか。~
ならば、一緒に走り込みをしよう。▼~
:[ヴェイル]|ど、どうしてそうなるの!?▼~
:[アルフレッド]|ふふふ…大抵の悩みなんて、~
走り込みさえすれば吹っ飛ぶからね!▼~
:[ヴェイル]|それって悩みを忘れただけでしょ?▼~
:[アルフレッド]|悩みがなくなる、という点は真実さ。▼~
:[ヴェイル]|じゃあ言い方を変えるわ。~
解決したい悩みがあるんだけど。▼~
:[アルフレッド]|よし、話を聞かせてくれ。▼~
:[ヴェイル]|戦争が終わったら…~
わたし、人の役に立つことがしたいと思ってて。▼~
まだ具体的に何をするかは~
全然、決まっていないんだけど…▼~
アルフレッドの力を借りられたらなって…▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
全力で手を貸そう。▼~
:[ヴェイル]|ありがとう。~
アルフレッドならそう言ってくれると思ってた。▼~
でも、わたしは今までこの世界に、~
酷いことをしてきたから…▼~
わたしを受け入れてくれる人なんて、~
ここ以外の場所にはいないかもしれないわ。▼~
:[アルフレッド]|…確かに、そうかもしれない。~
事情を知らない人は大勢いるだろうからね。▼~
だが、急ぐ必要はない。~
ゆっくりでも進んでいけばいいさ。▼~
僕はいつだって…~
いつまでだって力を貸すよ。▼~
ヴェイル王女は僕の大切な仲間だからね。▼~
:[ヴェイル]|アルフレッド…▼~
:[アルフレッド]|ふむ。だけどこんな答えでは~
悩みを解決したことにはならないかな?▼~
もっと具体的な策を考えた方がいいかい?▼~
:[ヴェイル]|いいえ、十分よ。~
十分過ぎるほどのものを与えてくれたわ。▼~
ありがとう、アルフレッド。▼~
***支援A [#x6aeb17e]
:[ヴェイル]|…………▼~
:[アルフレッド]|ヴェイル王女。~
そんなときは走り込みだよ。▼~
:[ヴェイル]|ふふ。~
どうしてそう思うの?▼~
:[アルフレッド]|だって、その表情は…~
晴れることのない苦しみを抱いているときの顔だ。▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
:[アルフレッド]|いくら考えたって、いくら後悔したって、~
解決できない問題はこの世に山ほどあるよ。▼~
だからこそ、何も考えず走り込んで~
汗と一緒に流して忘れるのも大切なことだ。▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
忘れていいのかな…▼~
わたしが犯した罪も…~
変えられない過去も…▼~
永遠にわたしを苦しめる…~
この胸の罪悪感も…▼~
:[アルフレッド]|…………▼~
残念だけど…~
走り込み程度が忘れられないかもね。▼~
:[ヴェイル]|そう…よね。▼~
:[アルフレッド]|でも、徹底的に走り込んだあとに~
腕立て伏せもすれば、忘れられるはずだ。▼~
:[ヴェイル]|え…▼~
:[アルフレッド]|そこに腹筋運動も追加すれば完璧!~
夜はぐっすりと何も考えずに眠れる!▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
…ぷっ。▼~
もう、アルフレッドったら。~
そんな問題じゃないってわかってるでしょう?▼~
:[アルフレッド]|君だってわかっているだろう?▼~
君が言ったもの全部、~
忘れるつもりなんて微塵もないということを。▼~
:[ヴェイル]|…ええ。▼~
わたしの苦しみも、後悔も…~
全部残さずまとめて持って歩くわ。▼~
:[アルフレッド]|その覚悟ができているのなら、~
たまには楽になってもいいのではないかい?▼~
悩んでばかりいたら~
歩く気力もなくなってしまうよ。▼~
:[ヴェイル]|そうね。~
ありがとう、アルフレッド。▼~
…なんだかとっても走りたい気分。▼~
アルフレッド。~
付き合ってくれるよね?▼~
:[アルフレッド]|ああ。~
もちろんさ。▼~
どこまでだって付き合うよ。~
君が全力で走れるようにね。▼~
*DLC [#d6a04358]
**ラファール [#o23a7620]
***支援C [#ue36231e]
:[アルフレッド]|ふんっ! はっ!~
せやっ! はあっ!▼~
:[ラファール]|…おい。▼~
:[アルフレッド]|まだまだぁっ! とぉりゃぁっ!▼~
:[ラファール]|おい!▼~
:[アルフレッド]|ん? おお、これはラファール王子!~
そんなに怖い顔をして、僕に何か用かい?▼~
:[ラファール]|さっきからうるさいぞ。~
我の休息の邪魔をするな。▼~
:[アルフレッド]|それはすまなかった。~
これからは静かに鍛錬を続けるよ。▼~
:[ラファール]|鍛錬そのものを今すぐやめろ!~
見ているだけで、暑苦しくて敵わん。▼~
:[アルフレッド]|それは困ったな。~
日課の鍛錬は欠かせないのに、うーん…▼~
そうだ、いい考えを思いついた!~
ラファール王子も鍛錬を始めればいいのさ!▼~
:[ラファール]|は?▼~
:[アルフレッド]|一緒に鍛錬をすれば、~
掛け声も暑苦しさも気にならない!▼~
どうだい? 名案だろう?▼~
:[ラファール]|断る。~
誰がそんな面倒なことを…▼~
:[アルフレッド]|うんうん。~
誰だって最初はそう言うのさ。▼~
任せてくれたまえ。~
僕が必ず、君に鍛錬の素晴らしさを教えるとも!▼~
:[ラファール]|付き合いきれん。~
貴様が消えないのなら、我が立ち去るだけだ。▼~
:[アルフレッド]|ラファール王子、どこへ行くんだい?~
なぜ急に走り出して…▼~
まさかこれは、足腰を整える鍛錬!?~
素晴らしい! さぁ、一緒に熱い汗を流そう!▼~
:[ラファール]|なんなんだコイツは!?▼~
おい、やめろ、ついてくるな!!▼~
***支援B [#zf2acdaf]
:[アルフレッド]|ぜぇ、ぜぇ、はぁ、はぁ…~
いやぁ、君は本当にすごいね。▼~
あれから何度も、走る鍛錬を続けてきたけれど…~
ただの一度も追いつけないだなんて。▼~
:[ラファール]|当たり前だ。我は竜族で、貴様は人間。~
どう足掻こうとも、我に敵うわけがない。▼~
所詮、弱い人間がいくら努力したところで無駄だ。~
わかったのなら、鍛錬など今すぐやめろ。▼~
:[アルフレッド]|御高説、痛み入るよラファール王子。~
でも僕は決して鍛錬をやめたりはしない。▼~
なぜなら、努力は無駄にはならないということを、~
僕自身の体が証明してくれているからね!▼~
:[ラファール]|どういうことだ?▼~
:[アルフレッド]|幼い頃の僕は病弱で、家族に心配ばかりかけ...
医者からも長生きできないだろうと言われていたんだ。▼~
父が流行り病で亡くなった時、~
このままではいけないと…いよいよ決意したのさ。▼~
強くなって、病気に負けない体を作る。~
そして、大切な母や妹を父に代わって守ってみせると。▼~
:[ラファール]|妹…か。▼~
:[アルフレッド]|それから僕は、毎日欠かさず鍛錬を続けてき...
その成果は、ご覧の通りさ。▼~
こうして君や神竜様と一緒に戦えているのは全て、~
その鍛錬の日々があったからこそなんだよ。▼~
:[ラファール]|…貴様の言いたいことは伝わった。~
よく知りもせず、鍛錬を否定して悪かった。▼~
:[アルフレッド]|ラファール王子…!▼~
ああ、僕は感動しているよ!~
ようやく、鍛錬に理解を示してくれたんだね?▼~
:[ラファール]|別に、理解を示したわけではない。▼~
それより、アルフレッド。~
ただ走るのにはもう飽きた。他の鍛錬は無いのか?▼~
面白そうなら、付き合ってやる。▼~
:[アルフレッド]|勿論!~
必ずや、君の期待に応えてみせるとも!▼~
***支援A [#t67fc7bf]
:[ラファール]|ふっ! はぁっ!~
これならどうだ!?▼~
:[アルフレッド]|やるね!だが、甘いっ!▼~
:[ラファール]|くっ…!?▼~
:[アルフレッド]|僕の槍が君の首元に。君の槍が僕の胸元に。~
今回は引き分けだね。▼~
:[ラファール]|引き分け? お前は利き腕を封じている。~
これは明らかに我の負けだ。▼~
:[アルフレッド]|それを言うなら、僕に有利な槍術の鍛錬じゃ...
僕の見解だと、これは引き分けさ。▼~
:[ラファール]|…まぁいい。休憩したら続きをやるぞ。~
次は我が勝利する。▼~
:[アルフレッド]|その前に一つ、質問をしても?▼~
:[ラファール]|なんだ。▼~
:[アルフレッド]|最近の君は鍛錬に対して前向きだけど、~
何か理由があるんじゃないかい?▼~
:[ラファール]|…お前のせいだ。▼~
:[アルフレッド]|僕のせい?▼~
:[ラファール]|お前の過去を聞いて、我も自分の過去を思い出...
まだ幼く、落ちこぼれだった頃をな。▼~
脆弱で、いつも守られてばかりだった。~
だから我は力を欲し、誰よりも強くなろうとした。▼~
:[アルフレッド]|僕と同じだね。▼~
:[ラファール]|ここまではな。~
だが、そうして力を渇望し続けた結果…▼~
手にした力で、~
我は大切な存在を傷付けてしまった。▼~
力がいくら強くとも、それだけでは意味が無い。~
お前のように心も鍛える必要がある。▼~
アルフレッド。お前と一緒に鍛錬を続ければ、~
誰かを守るための力が手に入るような気がしてな。▼~
:[アルフレッド]|ああ、きっと手に入るさ。▼~
:[ラファール]|我もお前に質問がある。~
なぜお前は、我を避けようとしない?▼~
お前は神竜信仰の盛んなフィレネの王子。~
邪竜たる我は、忌むべき相手のはずだ。▼~
:[アルフレッド]|その理由は簡単だよ。~
僕は自分の目で見たものしか信じない。▼~
僕の目だと、君は良い人に見えたからね。~
何だかんだ言って鍛錬が好きだし…▼~
力を望んだ理由も同じときている。~
いわば、君と僕は魂の兄弟さ。▼~
:[ラファール]|兄弟…~
待て、それはどちらが上だ?▼~
:[アルフレッド]|やはりここは、鍛錬の先輩である僕が兄だろ...
:[ラファール]|ふざけるな。~
我の方が貴様よりも、ずっと歳上だぞ。▼~
:[アルフレッド]|だったらこうしよう!~
次の鍛錬で勝った方が兄。負けた方が弟だ!▼~
:[ラファール]|いいだろう、アルフレッド。~
その言葉、後で悔やむが良い。▼~
:[アルフレッド]|望むところだよ、ラファール王子!▼~
*コメント [#z4e2fa4f]
#comment
ページ名:
[広告]
Amazon.co.jp