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会話集/支援会話/アイビー
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[[会話集/支援会話]]
*アイビーの支援会話 [#o80a6899]
#contents
**アルフレッド [#sae1cc5c]
[[アルフレッドのページへ>../アルフレッド#g14769eb]]
**ルイ [#t9922a7b]
[[ルイのページへ>../ルイ#tefcab50]]
**ディアマンド [#nd6472a5]
[[ディアマンドのページへ>../ディアマンド#xfa330ad]]
**スタルーク [#r1efc989]
[[スタルークのページへ>../スタルーク#ff1d2da7]]
**カゲツ [#pe5ea31b]
***支援C [#w89166e2]
:[カゲツ]|むむっ!~
むむむむむっ!▼~
きたきたきたきた!~
アイビー様、今晩のおかずは唐揚げじゃ!▼~
:[アイビー]|…そう。▼~
:[カゲツ]|反応が薄いのう。~
アイビー様は唐揚げがスキではないと見える。▼~
:[アイビー]|そんなことないわ…~
別に普通よ。▼~
:[カゲツ]|ならば、なぜそんな怪訝な顔をしているのじゃ?▼~
:[アイビー]|…………▼~
…カゲツのその予知能力、よく当たるわよね。▼~
くだらないものしか予知できないようだけど、~
的中率は今のところ百発百中…▼~
:[カゲツ]|その通りじゃ!~
褒めてくれてよいぞ!▼~
:[アイビー]|いえ…~
得体が知れない能力で不気味だわ…▼~
:[カゲツ]|なんとー!?▼~
:[アイビー]|カゲツ自体も得体が知れないから苦手よ…▼~
:[カゲツ]|うう、しょっくじゃ…~
アイビー様は余のことが嫌いであったか…▼~
でも、余はアイビー様がスキじゃ!~
だから、なんの問題もない!▼~
:[アイビー]|…………▼~
…ふふっ。▼~
変な人ね。▼~
:[カゲツ]|おおっ! これは破顔一笑!~
アイビー様が笑ったぞ!▼~
その笑顔が見られるのなら、~
嫌われることくらいなんでもないのう!▼~
***支援B [#lc1f2000]
:[カゲツ]|アイビー様!~
余の出身地は白の砂漠という場所じゃ!▼~
:[アイビー]|カゲツ、いきなりなんなの?▼~
:[カゲツ]|アイビー様は余のことを、~
得体が知れぬ存在だから嫌いと申した。▼~
だから、余の得体を説明しようと思ったのじゃ!~
そうすれば余のことをスキになるかもしれないしのう!▼
:[アイビー]|…そう。~
一応、理屈は通っているわね。▼~
:[カゲツ]|余の得体さえ知れれば、身分の差を飛び越え、~
アイビー様と友人になれるかもしれぬ!▼~
これは試さぬわけにはいかん、ということじゃ!▼~
:[アイビー]|…ふふっ。▼~
:[カゲツ]|それでえーっと、続きじゃ。~
余は長男でかわいい弟と妹がいるのじゃ。▼~
父は剣の名手、母は不思議な力を持つ巫女でな。~
余の予知能力は母譲りかもしれぬ。▼~
素晴らしい家族に恵まれた余じゃが、~
外の世界への憧れが強くてな。▼~
とうとうある日、置手紙を残し~
故郷を飛び出て旅に出たというわけじゃ!▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[カゲツ]|あー…~
これは失敗じゃったな。▼~
考えてみれば余の身の上話など~
アイビー様にとってはつまらぬものなのに…▼~
それに気づけず一方的に話してしまった。~
本当に申し訳ない、アイビー様…▼~
:[アイビー]|いいえ、そんなことないわ。~
むしろ…嬉しかったの。▼~
カゲツはこんな私と友人になるために、~
いろいろと考えてくれたのだと…▼~
ありがとう…~
カゲツ…▼~
:[カゲツ]|…!~
これはもったいなきお言葉。▼~
:[アイビー]|それにね、カゲツ。~
私、貴方のこと嫌いじゃないわ。▼~
得体が知れないから苦手って言ったの。~
苦手と嫌いは違うでしょ?▼~
それに今は…~
もうそんなに苦手じゃないし…▼~
:[カゲツ]|なんと!~
しからば友人になれる日も近いな!▼~
:[アイビー]|ふふっ…~
そうかもしれないわね…▼~
***支援A [#w656ce6a]
:[カゲツ]|アイビー様!~
時は満ちた!▼~
余とアイビー様は今こそ友人になるときじゃ!~
さあさあさあ!▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[カゲツ]|うむ…~
満目蕭条じゃ。▼~
まだ時は満ちていなかったようじゃのう…▼~
:[アイビー]|カゲツ、そうじゃないわ…▼~
:[カゲツ]|むむ?▼~
:[アイビー]|私はね…~
人と比べて友人が少ないの…▼~
幼少時に大人の汚い姿ばかりを目にしてきたから…~
人を簡単には信用できなくなってしまった…▼~
そんな風に育ったから…▼~
友人と呼べる存在を作れるまでに~
すごく時間がかかったの…▼~
:[カゲツ]|アイビー様は第一王女じゃからな。~
交流できる相手も限られていたじゃろうし。▼~
その厳しい環境は容易に想像できる。~
さぞや辛かったことじゃろう。▼~
:[アイビー]|…………▼~
だからね、不思議なの…▼~
カゲツのように言葉を交わしただけで~
友人になろうとする人が…▼~
それにこうして身分の差など気にせずに~
私と友人になってくれようとすることとか…▼~
:[カゲツ]|はっはっは!~
余が単純なだけじゃ!▼~
:[アイビー]|少し前まで、その単純さは、~
私には理解不能だった…▼~
だから、貴方が…~
得体の知れない存在に映った…▼~
でも今は、その単純さこそ~
貴方の何よりの魅力に見えるわ。▼~
:[カゲツ]|なんと嬉しいお言葉じゃ!▼~
:[アイビー]|だ、だからカゲツ…▼~
私と友人に…なりましょう…▼~
:[カゲツ]|それはまことか!?~
わーい! もちろんじゃ、アイビー様!▼~
これからも余たちはずーっと仲良しじゃ!▼~
:[アイビー]|ふふっ…~
ありがとう、カゲツ…▼~
**ゼルコバ [#j9f5afbc]
***支援C [#h652c450]
:[アイビー]|痛っ…▼~
:[ゼルコバ]|アイビー様。~
「大丈夫」ですか。▼~
:[アイビー]|…平気よ。~
少し頭痛がしただけ。▼~
:[ゼルコバ]|「そう」でしたか。~
あまり「無理」はなさらぬよう。▼~
:[アイビー]|心配など無用よ…▼~
どうせ私の身など~
本気で案じてはいないのでしょう…▼~
貴方が私に好意的ではないことは知っているわ…▼~
:[ゼルコバ]|ふむ…▼~
「誤解」があるといけませんね…~
なので「正確」に話をいたしましょう。▼~
俺は「本気」で、~
アイビー様の身を「案じて」いますよ。▼~
それが「仕事」だからです。▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[ゼルコバ]|アイビー様は俺からの~
「好意」について気にしているご様子。▼~
「御名答」。▼~
俺は「アイビー様」に対し~
「好意的」な感情は持ち合わせていません。▼~
だが、そんなことは「無関係」です。▼~
「好意」があろうがなかろうが、~
アイビー様の「臣下」としての仕事の手は抜きません。▼~
:[アイビー]|私に好意は持っていない…~
とても臣下の放った言葉とは思えないわね。▼~
でも、それでいいわ。~
だって、私も貴方のこと好きではないから。▼~
:[ゼルコバ]|「結構」です。~
俺の仕事になんら「影響」はありませんから。▼~
:[アイビー]|そう…~
それを聞けて安心したわ…▼~
***支援B [#b56e1e90]
:[ゼルコバ]|「痛み」とは人を孤独にするもの。▼~
どう言葉を尽くしても~
「本当の痛み」は己でしか知覚できませんから。▼~
ならば人は「他者」とは分かち合えない「痛み」を~
「無力」に受け止めることしかできないのか…▼~
「否」。~
人には「孤独」に打ち勝つための「知識」がある。▼~
その「結晶」がこれです。~
俺はこれを「光明の秘薬」と呼んでいます。▼~
「孤独の闇」を打ち消す光…~
その思いを込めて。▼~
:(白く光る)|
:[アイビー]|…………▼~
…つまり何?▼~
:[ゼルコバ]|「頭痛薬」です。▼~
:[アイビー]|そう…~
私のために貴方が作ってくれたのね。▼~
:[ゼルコバ]|はい。~
臣下として主君の「苦しみ」は放っておけません。▼~
:[アイビー]|…ありがとう。▼~
:[ゼルコバ]|礼など「不要」です。~
これはただの「仕事」ですから。▼~
:[アイビー]|…………▼~
やはり貴方のことはあまり好きではないわ。▼~
でも…その正直さは好きかもしれない。▼~
私の周りには、~
おべっかや嘘ばかりの取り巻きが多かったから…▼~
それに比べたら…~
貴方の正直さの方が好き…▼~
:[ゼルコバ]|…………▼~
:[アイビー]|だ、黙らないで…~
なんだか恥ずかしくなるじゃない…▼~
:[ゼルコバ]|も、申し訳ありません。~
少し、いやかなり「驚いて」しまったので…▼~
では、俺は「仕事」がありますのでこれで。~
…お体、お大事に。▼~
:[アイビー]|ええ。~
ありがとう、ゼルコバ。▼~
***支援A [#gead3850]
:[アイビー]|ゼルコバ、これを…~
:[ゼルコバ]|絵具と筆ですね。~
「俺」に?▼~
:[アイビー]|ええ。~
先日の頭痛薬のお礼よ。▼~
絵を描いたりもすると聞いたから…~
不要なら捨てて構わないわ。▼~
:[ゼルコバ]|ありがとうございます。~
「大切」に「使わせて」いただきます。▼~
:[アイビー]|そう…~
気に入ってくれてよかったわ…▼~
:[ゼルコバ]|…………▼~
アイビー様。~
俺は「仕事」をするのが「好き」です。▼~
「仕事」は「没頭」できるし、~
「夢中」になることができますから。▼~
「余計なこと」など何も考えずに。▼~
俺がアイビー様の臣下である限り、~
「仕事」がなくなることはない。▼~
俺は、この環境がとても気に入っています。▼~
:[アイビー]|そう…~
それが本心なら喜ばしいことね…▼~
:[ゼルコバ]|「本心」ですよ。~
アイビー様に「嘘やおべっか」は使いません。▼~
:[アイビー]|ふふ…~
わかっているわ…▼~
:[ゼルコバ]|アイビー様。~
これからも「俺」に遠慮なく「仕事」をください。▼~
俺は、アイビー様のためなら~
喜んで死ねますから。▼~
:[アイビー]|喜んで?~
私に好意は持っていないのに?▼~
:[ゼルコバ]|「感情」は常に「変化」するものです。▼~
アイビー様は「主君」として、~
「悪くない」ですよ。▼~
:[アイビー]|そう…~
貴方も「悪くない」わ、ゼルコバ…▼~
:[ゼルコバ]|ふっ。~
ありがとうございます。▼~
:[アイビー]|だから、私のための喜んで死ぬことは、~
禁じるわ…▼~
何がなんでも生きて、~
臣下として仕えつづけなさい…▼~
:[ゼルコバ]|承知しました。~
アイビー様。▼~
**オルテンシア [#gca09968]
***支援C [#p28f7e33]
:[アイビー]|オルテンシア…▼~
:[オルテンシア]|どうしたの、お姉様?~
あたしの可愛いお顔に釘付け?▼~
:[アイビー]|ふふっ…~
嬉しいのよ…▼~
お互いに色々とあったけれど…~
無事にこうして同じ場所に立てて…▼~
貴方は私の大切な家族だから。▼~
:[オルテンシア]|家族か。~
腹違いの姉妹、だけどね。▼~
:[アイビー]|そんなこと関係ないわ…~
貴方は私の、たった一人の妹。▼~
誰よりも大切な妹よ。▼~
:[オルテンシア]|な、なんか改めてそう言われると、~
すっごく恥ずかしいんだけど…▼~
でも、あたしもおんなじ気持ちよ。~
ありがとう、お姉様。▼~
:[アイビー]|その笑顔…~
貴方のお母様にそっくり…▼~
日に日に似てきているわね。▼~
:[オルテンシア]|ほんとに?~
あたし、お母様に似てきてる?▼~
それ、すごく嬉しいな…▼~
こうやってあたしがお姉様の妹でいられるのは、~
お母様のお陰だから…▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[オルテンシア]|あ、別に勘違いしないでね?~
あたしは恨み言を言うつもりなんて…▼~
:[アイビー]|ええ、もちろんわかっているわ…▼~
でも、ごめんなさい…~
私の母のせいで、オルテンシアたちは…▼~
:[オルテンシア]|よ、用事を思い出しちゃった!~
ごめんね、お姉様!▼~
:[アイビー]|オルテンシア…▼~
***支援B [#n8f447be]
:[オルテンシア]|お姉様。~
あたしのお母様のこと、覚えてる?▼~
:[アイビー]|ええ、もちろんよ…~
よく覚えているわ…▼~
:[オルテンシア]|もしよければだけど…~
話を聞かせて欲しいの。▼~
お姉様から見たお母様って、~
どんな人だったんだろうって思ったから。▼~
:[アイビー]|…………▼~
一番、印象に残っているのは…~
笑顔よ。▼~
貴方のお母様は、正妻である私の母から、~
よく思われていなかった…▼~
だから母やその取り巻きから、~
凄惨な嫌がらせを受けていたわ…▼~
そんな地獄のような日々の中でも…~
彼女は笑顔を絶やさなかった…▼~
:[オルテンシア]|…うん。▼~
:[アイビー]|その愛嬌と忍耐強さを武器に、~
とうとう私の母まで口説き落とし…▼~
友人として取り入ることに成功した。▼~
本当に…~
本当によく覚えているわ…▼~
母親とは、自分の娘のためならば…~
ここまで強くなれるのだ、と…▼~
:[オルテンシア]|…娘のため?▼~
:[アイビー]|ええ、そうよ…▼~
貴方のお母様は、貴方を守りたかったから…~
強かったのだと思うわ…▼~
:[オルテンシア]|…あたしのことを。▼~
:[アイビー]|オルテンシア。~
彼女は立派な方だった。▼~
それだけは断言できるわ…▼~
:[オルテンシア]|…そっか。▼~
知ることができて良かった…▼~
ありがとう、お姉様。▼~
***支援A [#k141c650]
:[オルテンシア]|ねえ、お姉様。▼~
:[アイビー]|どうしたの、オルテンシア?▼~
:[オルテンシア]|あたしもいつかは、~
お母様みたいになれるかな?▼~
か、可愛さではもう勝ってるかもだけど…~
それ以外の部分ではまだまだよね。▼~
:[アイビー]|…………▼~
いいえ。~
そんなことないわ。▼~
オルテンシア。~
貴方は七歳の頃にお母様を亡くしたわね…▼~
:[オルテンシア]|うん…▼~
:[アイビー]|けれど、母親という後ろ盾を失ってもなお、~
貴方は王城内に居続けることができたわ…▼~
汚い思惑が蔓延る城内で、~
子供が一人で生き延びることなど殆ど不可能…▼~
でも、貴方はそれを可能にした。~
貴方自身の力で。▼~
:[オルテンシア]|あたし自身の力?~
どういうこと?▼~
:[アイビー]|お母様譲りの愛嬌と忍耐強さで…~
貴方は城内で味方を増やし、居場所を作った。▼~
年頃になってからは私と同じ学園に通い、~
飛び級で上級クラスに入ってきた…▼~
全部、貴方自身の力で…▼~
もう、わかったでしょう?▼~
いつかはお母様みたいになれるかな、~
貴方はそう言ったけれど…▼~
すでになっているわ。~
魅力ある女性に…▼~
:[オルテンシア]|…!▼~
まさか、お姉様にそんな評価をもらえるなんて。~
ちょっと…ううん。すごく嬉しい。▼~
…ありがとう。▼~
:[アイビー]|お礼を言うのは私のほうよ…▼~
幼少時から、貴方たちの姿に…~
どれほど私が勇気づけられたことか。▼~
ありがとう…~
オルテンシア…▼~
:[オルテンシア]|お姉様…▼~
あたし、お姉様の評価に恥じない王女でいるわ。~
これからも、ずっと!▼~
お姉様と離れ離れになったとき、~
あたしがどれだけ寂しかったか…▼~
お父様もいなくなって、~
あたし一人ぼっちになっちゃうかと思ったのよ。▼~
:[アイビー]|一人にして、ごめんなさい。~
これからはずっと、私がいるから…▼~
:[オルテンシア]|約束よ。~
もう絶対に離れないんだから。▼~
:[アイビー]|…ええ。私たちは、もう離れない。~
約束するわ。▼~
貴方が私の妹で本当に幸せよ…~
オルテンシア。▼~
:[オルテンシア]|あたしもよ、お姉様…▼~
**ミスティラ [#ef94cfcd]
***支援C [#l5e43968]
:[ミスティラ]|アイビー王女!~
こんにちはー!▼~
:[アイビー]|ごきげんよう、ミスティラ王女…▼~
:[ミスティラ]|アイビー王女って、~
あたしと同じ第一王女なんだよね?▼~
:[アイビー]|そうね…~
私はイルシオン、貴方はソルムの…▼~
でも、とても同じとは思えないわ…~
第一王女なのにこうまで違うとはね…▼~
:[ミスティラ]|そんなにあたしたちって違う?▼~
:[アイビー]|見た目も性格も正反対だと思うわ…▼~
どちらが良い悪いではなく~
あくまで違うということだけど…▼~
:[ミスティラ]|まあ、確かにそうかもね。▼~
:[アイビー]|それに私は領地内を放浪しないし~
野宿を体験したこともない…▼~
:[ミスティラ]|えっ! それってもったいないよ!~
野宿ってすっごく楽しいんだよ?▼~
:[アイビー]|私にはそうは思えないけれど…▼~
:[ミスティラ]|なら、体験してみようよ!~
ミスティラと一緒に、ドキドキ野宿体験!▼~
:[アイビー]|どうして私がそんなこと…▼~
…………▼~
…いえ、そうね。▼~
せっかくのソルム第一王女からのお誘いだもの…~
お受けするわ。▼~
:[ミスティラ]|やったー! じゃあ、いろいろと用意しておく...
楽しみに待っててね!▼~
:[アイビー]|ありがとう、ミスティラ王女…▼~
***支援B [#e27f5b1d]
:[アイビー]|…………▼~
:[ミスティラ]|ふんふんふ~ん♪▼~
ね、アイビー王女!~
野宿って楽しいでしょ?▼~
:[アイビー]|ミスティラ王女…~
観察眼はイマイチのようね…▼~
見なさい。~
今の私のこの姿を…▼~
他国の王女の前だというのに~
体がずっとガタガタと震えているのよ…▼~
どう見ても楽しい状態ではないわ…▼~
:[ミスティラ]|寒いの?~
もっと火をくべよっか?▼~
:[アイビー]|寒くて震えているわけではないわ…▼~
…………▼~
怖くて震えているのよ…▼~
:[ミスティラ]|あ、野生動物のことなら心配しないで。▼~
罠だって仕掛けてあるし、~
火を怖がって近づかないから。▼~
:[アイビー]|…オバケ。▼~
さっき、あっちの方から…~
すすり泣きのような声が聞こえて…▼~
:[ミスティラ]|おばけ~♪~
おばけがいるかもしれないの~♪▼~
:[アイビー]|ひっ!?~
き、急に大きな声を出さないで…▼~
:[ミスティラ]|あはは。ごめんなさい。~
でも、歌うと怖くなくなるよ?▼~
:[アイビー]|…………▼~
…お、おばけー♪▼~
:[ミスティラ]|そうそうその調子!~
でも~おばけが苦手なんて意外だったな~♪▼~
:[アイビー]|それは忘れて~♪~
もう二度と野宿はごめんよ~♪▼~
***支援A [#gd81b347]
:[アイビー]|ミスティラ王女…▼~
野宿は貴重な体験だったわ…~
ありがとう…▼~
:[ミスティラ]|どういたしまして。~
それで…▼~
何かあたしの弱みは見つけられた?▼~
:[アイビー]|ふふっ…~
お見通しだったわけね。▼~
:[ミスティラ]|一応、あたしも第一王女だからね。~
同じことを考えたよ。▼~
他国の王女の弱みを握れれば~
自分の国を守ることにも繋がるかもだし。▼~
:[アイビー]|私もそう考えて野宿に参加したわ。▼~
でも失敗…~
弱みを見せたのは私だけね…▼~
:[ミスティラ]|うんうん。~
おばけが苦手だったんだね。▼~
:[アイビー]|私が今回、知れたのは~
貴方と私の違いだけ…▼~
一緒に朝日を迎えるまで語り明かし、~
両者にとても多くの違いがあることがわかった…▼~
ミスティラ王女はお肉が好き…~
私はどちらかというと野菜が好き。▼~
:[ミスティラ]|あたしは歌うのが大好き。~
でも、アイビー王女は人前で歌うのは苦手。▼~
:[アイビー]|私は勉強が好き…~
ミスティラ王女は勉強よりも野山を駆ける方が好き。▼~
:[ミスティラ]|あはは。~
本当に違いばっかりだったね。▼~
:[アイビー]|でも、そんな貴方と一緒に過ごしたのが…~
私はとても楽しかったわ。▼~
:[ミスティラ]|うん。~
違うのに楽しかった。▼~
:[アイビー]|違いは争いを生むこともあるわ。~
でも、違いを楽しむこともできる…▼~
私は貴方と過ごしたことで…~
第一王女として大切なものに気づけた気がするわ。▼~
:[ミスティラ]|あたしもだよ、アイビー王女。~
だから、これからも仲良くしたいね。▼~
ふふ、そうね…~
貴方の弱みも教えてくれたら考えるわ。▼~
:[ミスティラ]|む。仕方ないなー。~
でも、そうじゃなくっちゃ不公平だもんね。▼~
:[アイビー]|ふふっ。冗談よ。~
これからもよろしくね、ミスティラ王女。▼~
仲良くしましょう。~
ソルムとイルシオンを統べる…次期女王同士。▼~
:[ミスティラ]|…うん!~
よろしく、アイビー王女!▼~
**パネトネ [#z9930eab]
***支援C [#b6d2ac83]
:[パネトネ]|…………▼~
:[アイビー]|パネトネ、私に何か用でも?▼~
:[パネトネ]|し、失礼しましたでございますです。~
用は特にないのですが…▼~
:[アイビー]|でも、私のことをじっと見ていたわ…▼~
:[パネトネ]|それはですね、なんと言いますですか…~
アイビー王女は王女なのに物静かですので。▼~
:[アイビー]|そう?~
普通だと思うけれど…▼~
:[パネトネ]|だってアイビー王女は、~
急に飛び跳ねたり、歌ったりしませんですよね。▼~
:[アイビー]|そ、そうね…~
そんなことはしないわ…▼~
:[パネトネ]|その辺を駆けまわって暴れたり、~
肉にむしゃむしゃとかぶりつくこともないですます。▼~
だからなんだか珍しくて。~
ついじっと見つめてしまいましたでございます。▼~
:[アイビー]|そっちの方が珍しいと思うけれど…▼~
:[パネトネ]|ご気分を害してしまったのなら謝りますです。~
どうも申し訳ございませんでした。▼~
:[アイビー]|謝罪など不要よ…~
気分を害したわけじゃないの…▼~
貴方と話せて嬉しいと思っているわ…~
私には女性の臣下がいないから…▼~
:[パネトネ]|本当でございますですか?~
それは良かったです。▼~
:[アイビー]|もし貴方さえよければ…~
仲良くして頂戴…▼~
:[パネトネ]|は、はい! ぜひ!~
ありがとうございますです、アイビー王女!▼~
***支援B [#o2e2fc52]
:[アイビー]|パネトネ…~
説明しなさい…▼~
:[パネトネ]|アイビー王女に喜んでいただこうと~
とっておきの場所にご案内したでございますです。▼~
:[アイビー]|確かに私は貴方と仲良くしたいと言ったわ…▼~
それで案内してくれた場所が…~
よりにもよってこの廃墟で間違いないのね?▼~
:[パネトネ]|そうでございますです!~
ゾクゾクしますでしょう?▼~
:[アイビー]|そうね…~
ゾクゾクするわ…▼~
今にもその天井裏から~
おばけが飛び出してきそうで…▼~
:[パネトネ]|本当にこの廃墟は、~
楽しい場所でございますですわね!▼~
:[アイビー]|…理解したわ。▼~
信じられないけど…~
パネトネはおばけが好きなのね…▼~
:[パネトネ]|はい!~
大好きでございますでーす!▼~
:[アイビー]|…ありがとう。▼~
自分の大好きなものがいそうな場所に…~
私を連れてきてくれて…▼~
でもね、でも悲しいことに…~
貴方が好きなものが私も好きとは限らないの…▼~
:[パネトネ]|まさかアイビー王女…~
おばけが苦手なのでございますか?▼~
:[アイビー]|ギリギリよ…~
今、私はギリギリ耐えているの…▼~
天井の怪しげな人型の染み…~
窓に付いた多数の手形、そして生暖かい空気…▼~
少しでも気を緩めれば…~
すぐにでも叫び出して逃げ出して気絶してしまうわ…▼~
でも、王女としての威厳を保つために…~
ギリギリで耐えているの…▼~
でも…~
そろそろ限界よ…ええ、限界…▼~
王女だって…~
人間ですもの…▼~
もう…~
ダメ…▼~
もう無理ーーーーっ!!~
帰る、私帰るわーーーーっ!!▼~
:[パネトネ]|あああ…~
申し訳ございませんです、アイビー王女…▼~
***支援A [#yb4d54d6]
:[パネトネ]|アイビー王女、先日は廃墟に案内してしまい…~
申し訳ございませんでしたです…▼~
:[アイビー]|パネトネ…▼~
:[パネトネ]|アイビー王女がおばけが苦手だとは知らず、~
とんだ失礼をしてしまいました!▼~
わたくし、どう償えばよろしいかと…!▼~
:[アイビー]|顔を上げて、パネトネ…~
私はもう気にしていないわ…▼~
確かにあの日から数日間は~
夜は眠れず、一人で出歩くこともできなかったわ…▼~
:[パネトネ]|え…!▼~
:[アイビー]|風の音が聞こえただけで~
身の毛がよだち、小さな悲鳴を上げる日々…▼~
廊下が軋む音で~
その場から動けないほど震えもしたわ…▼~
決して拭いきれない恐怖を~
もう一生分は味わったと思う…▼~
:[パネトネ]|ほ、本当に申し訳ありませんです!▼~
:[アイビー]|…ふふっ。▼~
少し意地悪をし過ぎたかしら。▼~
パネトネ、大丈夫よ…▼~
貴方が私を喜ばせようと思って、~
あの場所に案内してくれたのは理解しているわ…▼~
だから、もう気にしないで…▼~
:[パネトネ]|でも、そのせいでアイビー王女に~
酷い思いをさせてしまいましたです。▼~
:[アイビー]|喜ばせようとしてくれた、~
パネトネの思いは本当でしょう…?▼~
:[パネトネ]|…はい。▼~
:[アイビー]|その気持ちが嬉しいわ…~
ありがとう…▼~
:[パネトネ]|アイビー王女…▼~
ありがとうございます。~
これからも仲良くしていただけますですか?▼~
:[アイビー]|もちろんよ…▼~
でも、今度からは~
行き先は初めに伝えてもらうわね…▼~
あとおばけが出る場所も禁止よ…▼~
:[パネトネ]|うふふ!~
もちろんでございますですわ!▼~
**ヴェイル [#z1b6856e]
***支援C [#oc070586]
:[ヴェイル]|アイビー…▼~
:[アイビー]|ヴェイル王女…▼~
:[ヴェイル]|…本当にごめんなさい。▼~
わたしのパパが…~
あなたのお父さんを狂わせたこと。▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[ヴェイル]|昔はとても、優しかったのだと聞いているわ。~
物静かで…民や家族を深く思う王だったと。▼~
あんなことがなければ…~
あなたは今も、お父さんと一緒に…▼~
:[アイビー]|それ以上は言わないで。▼~
起きてしまったことが全てよ。~
そんなことがなければなんて、考えても意味がないわ。▼~
:[ヴェイル]|そうかもしれないけど…~
わたしは…▼~
:[アイビー]|貴方の父の罪は、貴方の罪ではない。~
謝罪する必要はないわ。▼~
:[ヴェイル]|それでは気が済まないの。~
お願い。何か償わせて。▼~
:[アイビー]|意外と頑固なのね…▼~
なら、次に会うまでに考えておくわ…~
貴方に償いとして何をしてもらうか…▼~
:[ヴェイル]|ありがとう。~
どんなことでも受け入れるわ。▼~
:[アイビー]|どんなことでも、と言ったわね…~
後悔しても知らないんだから。▼~
***支援B [#b32975be]
:[ヴェイル]|…アイビー。~
これって…▼~
:[アイビー]|後悔しても遅いわ…~
償いがしたいと言ったのは貴方なのだから。▼~
:[ヴェイル]|でも…▼~
:[アイビー]|言い訳は聞きたくないわ。▼~
さあ、償いとして完食してもらうわよ。~
この激辛料理を…▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
:[アイビー]|恐ろしくて声も出ないようね。▼~
でも、安心しなさい。~
かわいそうだから一口でも食べたら許してあげるわ…▼~
そもそも償いなんて必要ないのに…~
こうでもしないと貴方が納得しないから…▼~
:[ヴェイル]|もぐもぐぱくぱく!▼~
:[アイビー]|…待って。▼~
なんで美味しそうに食べてるのよ…~
かなり辛い料理を用意したのに…▼~
:[ヴェイル]|わたし、辛い食べ物が大好きなの。▼~
:[アイビー]|えっ…▼~
でも確か、お父様は…~
「あの方は辛い食べ物を嫌悪される」と…▼~
聞き間違いだったのかしら…?▼~
:[ヴェイル]|ど、どうしよう…~
美味しくて手が止まらない。▼~
こんな思いをしていたら、~
償いなんかにならないのに。▼~
うっ…うう…~
美味しいけど…悲しくなってきた…▼~
:[アイビー]|…ま、いいわ。▼~
美味しく食べられるのなら、~
それに越したことはないし…▼~
なんか、あんなに泣いてるし…▼~
ヴェイル王女。~
これで貴方の償いは終了よ。▼~
:[ヴェイル]|そ、そんな!~
そんなわけにはいかないわ。▼~
もう、食べるのはやめる。~
これ以上普通に食事をするわけにはいかないもの。▼~
:[アイビー]|それは勿体ないから…~
良かったら全部食べて頂戴…▼~
それに…今回でわかったのよ。~
貴方がつらい顔をしているよりも…▼~
…幸せそうな顔をしている方が、嬉しいって。▼~
***支援A [#o0a34be5]
:[ヴェイル]|アイビー。~
この間の償いのことなんだけど…▼~
ごめんなさい。~
わたし、ただ美味しく食事をしただけで。▼~
:[アイビー]|まだそんなことを言ってるのね…~
いい加減にしないと怒るわよ。▼~
:[ヴェイル]|でも…▼~
:[アイビー]|聞きなさい。~
ヴェイル王女。▼~
確かに私の父は邪竜に魅入られ、~
人の道を踏み外したわ…▼~
でも、それは貴方のせいじゃない。▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
:[アイビー]|納得できない。~
そんな顔をしているわね。▼~
私も何度も言われたわ。~
父の罪は、お前の罪ではないと…▼~
一度として…~
納得はできなかった。▼~
:[ヴェイル]|うん…▼~
:[アイビー]|理不尽で、不可解よね。▼~
私は貴方に…~
父親の罪を背負う必要はないと言っているわ。▼~
私自身…その言葉が納得できないものだと、~
痛いほどわかっているのに。▼~
でも…そう言うしかないじゃない…~
私も貴方も…前を向いて…進まなくちゃ…▼~
:[ヴェイル]|アイビー…▼~
わかったわ。~
もう償いたいとは言わない。▼~
その代わりにこう言わせて。▼~
人々が笑顔になれる世界を…~
これから一緒に作っていきたい、と。▼~
:[アイビー]|ヴェイル王女…▼~
:[ヴェイル]|あなたへの償いかどうかは、~
もう考えない。▼~
同じ苦しみを知っている者同士、~
助け合って生きていきたいって思ったの。▼~
どうかな?▼~
:[アイビー]|ええ、~
喜んで貴方の手を取るわ…▼~
ありがとう、ヴェイル王女…▼~
:[ヴェイル]|ありがとう、アイビー。▼~
**モーヴ [#v4de3955]
***支援C [#x143a156]
:[アイビー]|モーヴ…▼~
:[モーヴ]|これはアイビー殿。~
どうかされましたか?▼~
:[アイビー]|少し話をしたいと思ったの…▼~
貴方と私は似た境遇だから…▼~
:[モーヴ]|似た境遇…~
ああ、なるほど。▼~
俺もアイビー殿も元は敵として、~
仲間の前に立っていた…そういうことですね。▼~
:[アイビー]|ええ…▼~
モーヴ。~
ここは、新たな居場所となったかしら?▼~
:[モーヴ]|…どうでしょうね。▼~
俺を受け入れてくれる人も多いですが、~
そうではない人もいるでしょうし…▼~
俺がいくらこの場所に~
居心地の良さを感じたとしても…▼~
それは俺の独りよがりに過ぎませんから。▼~
:[アイビー]|そう…▼~
:[モーヴ]|ですが、~
俺はここを離れる気はありません。▼~
皆に受け入れてもらうためなら、~
努力は惜しまないつもりです。▼~
皆に認められて、初めて、~
ここが本当の居場所となる気がしますから…▼~
:[アイビー]|貴方の考え、承知したわ…▼~
少なくとも私は…~
貴方を受け入れる。▼~
同じ境遇、同じ悩みを持った者として…▼~
:[モーヴ]|ありがとうございます、アイビー殿。▼~
***支援B [#w1a1c0c7]
:[モーヴ]|なんと…▼~
アイビー殿はイルシオン王国にいながら、~
邪竜ではなく、神竜を崇めていたのですか。▼~
:[アイビー]|ええ…▼~
おべっかや嘘ばかりの悪い大人たちが~
邪竜を崇めていたから…▼~
私はその反対に…~
心の中で神竜を崇めていたの…▼~
:[モーヴ]|アイビー殿は幼少期から、~
中々の豪胆さをお持ちだったようですね。▼~
:[アイビー]|思い返してみればそうだったかも…▼~
モーヴもイルシオンの生まれよね?~
では、邪竜信徒なの?▼~
:[モーヴ]|いえ、実は生まれはフィレネです。▼~
幼い頃に父が病死し、~
その後にイルシオンに来たのです。▼~
神に祈っても夫を救ってはくれなかった。~
ならば、神を見限り邪竜を信仰する、と母に連れられ…▼~
:[アイビー]|そうだったのね…▼~
今、お母様は?▼~
:[モーヴ]|イルシオンに来てすぐ、~
父の後を追うように病死しました。▼~
だから俺はイルシオンの教会で~
他の孤児たちと一緒に育ったのです。▼~
:[アイビー]|ごめんなさい…~
事情を知らずに…▼~
:[モーヴ]|構いません。~
別に隠すことでもありませんので。▼~
ただ…邪竜信徒たちに教育されたのに、~
俺自身は邪竜に傾倒することはありませんでした。▼~
元々の性格が向いていなかったのでしょう。▼~
:[アイビー]|そう…▼~
邪竜信徒の中にいながら…~
邪竜に傾倒しなかった…▼~
:[モーヴ]|はい。そんなところも、~
俺たちは似ているようですね。▼~
:[アイビー]|ふふ…~
本当ね…▼~
***支援A [#w95fd0ec]
:[モーヴ]|不思議です。▼~
なぜかアイビー殿にはあまり他人に話さなかった~
自分の過去の話をしてしまいます。▼~
:[アイビー]|私も同じよ。~
なぜか貴方には話してしまうわ。▼~
:[モーヴ]|お互いに困ったことになりました。▼~
:[アイビー]|ええ。~
そうね。▼~
関わりが深くなるにつれ…~
弱みまで見せてしまいそうになるわ。▼~
:[モーヴ]|むしろ、そうなることを望んでいるやも…▼~
:[アイビー]|ふふ…~
私たちは似た者同士だから…▼~
:[モーヴ]|アイビー殿。~
俺は以前、こんな話をしましたよね。▼~
みんなに受け入れてもらうためなら~
どんな努力も惜しまないつもり、と。▼~
:[アイビー]|ええ…~
覚えているわ…▼~
:[モーヴ]|でも、その考えは少し…~
間違っていたかもしれません。▼~
:[アイビー]|どういうこと?▼~
:[モーヴ]|例え全員に求められなくとも、~
たった一人でも受け入れてくれたなら…▼~
そこは自分の居場所になる。~
そう思うようになったのです。▼~
ですので、アイビー殿が受け入れると、~
そう言ってくださるのなら…▼~
今の俺にはそれだけで、~
ここが自分の居場所だと言えます。▼~
:[アイビー]|そう…~
それなら、良かったわ。▼~
なら、これからも一緒に守りましょう…~
私たちの居場所を…▼~
:[モーヴ]|はい。▼~
:[アイビー]|貴方とは、またお話がしたいわ…~
いいかしら、モーヴ。▼~
:[モーヴ]|喜んで、アイビー殿。▼~
*DLC [#d6a04358]
**ラファール [#x273037c]
***支援C [#t3441bc4]
:[ラファール]|アイビー。~
少し、話を聞いてくれ。▼~
我は詫びに来た。~
お前を…異形兵に作り替えるという所業のな。▼~
:[アイビー]|私を異形兵に…?~
何のことかしら。▼~
:[ラファール]|わからぬのも当然のこと。~
無論、説明も果たすつもりで来ている。▼~
だが…こちらのアイビーは物静かというか、~
随分と控えめで調子が狂うな。▼~
:[アイビー]|話が見えないわ…ラファール王子。▼~
:[ラファール]|我のいた世界での出来事だ。~
我は、アイビー王を異形兵とし戦わせた。▼~
邪竜に傾倒していた、我の世界のお前は…~
命乞いもせず我の手駒となることを望んだ。▼~
他の仲間たちの、誰より先に…~
お前を異形兵としたことを、悔いているのだ…▼~
:[アイビー]|…状況は分かったわ。~
けれど、それは別人よ。▼~
詫びるのなら、貴方が知るアイビーにすべきね。~
私に言われても困るわ。▼~
:[ラファール]|理解している。だが、それはもう叶わぬ。~
何より、我の気が済まぬのだ。▼~
せめて同じ存在であるお前に詫びることで、~
我の世界のアイビーにも届くと考えている。▼~
:[アイビー]|気持ちは理解できないわけではないけれど…~
私はどうしたらいいの。▼~
:[ラファール]|何も気にする必要はない。~
我の自己満足に付き合うだけだ。▼~
:[アイビー]|具体的には…?▼~
:[ラファール]|我に望みを教えろ。~
何でも叶えてやる。それが我の贖罪だ。▼~
:[アイビー]|はあ…わかったわ。~
そこまで言うのなら、何か考えておくわね。▼~
:[ラファール]|待っているぞ。~
遠慮なく何でも言うが良い。▼~
***支援B [#w24167f7]
:[ラファール]|アイビーか。ここに来たということは、~
我への願いは決まったか?▼~
:[アイビー]|ええ、決めたわ。~
学園に行かせてほしいの。▼~
:[ラファール]|学園か!~
そうか、なるほどな。それが望みか!▼~
…学園とはなんだ?▼~
:[アイビー]|え…?~
知らないのなら、他のものがいいかしら。▼~
:[ラファール]|心配ない。~
理解さえできれば、用意しよう。▼~
:[アイビー]|じゃあ説明するけれど…~
学園は、皆で集まって学ぶ場所よ。▼~
イルシオンでは、一定の年齢になると学園に通うの…~
同年代の者が勉強したり、交流を深めたりするわ。▼~
:[ラファール]|それは…王女たるお前が欲する程のものか?~
学び、交流するだけの場所が?▼~
:[アイビー]|ええ、そうよ…~
学園での時間は、私にとっては大切だったの。▼~
あの場所で、私はかけがえのないものを得たわ。~
今でも私を支えてくれる、宝物よ。▼~
:[ラファール]|では、その宝が何か教えろ。~
学園を用意せずとも、宝を用意すれば良いだろう。▼~
:[アイビー]|それではいけないのよ、ラファール王子。~
宝物は、学園で過ごすことの中にあるのだから…▼~
:[ラファール]|ふむ…難しいのだな。~
ならば、やはり学園とやらを用意するしかないか。▼~
:[アイビー]|その話なのだけれど…~
貴方、どうやって学園を用意するつもり?▼~
どこかから奪ってきたりしたら、~
絶対に許さないわよ。▼~
:[ラファール]|そ、そんなことはしない。安心しろ。~
アイビーはただ、期待して待つがいい。▼~
:[アイビー]|そう…楽しみにしているわ…▼~
:[ラファール]|で、だ。学園はどこで手に入る?~
まあ良い、誰かに聞いてみるとするか。▼~
***支援A [#ta38786e]
:[ラファール]|次は歴史学の時間を予定しているぞ。~
それまで休憩だ。▼~
:[アイビー]|貴方と学園の真似事を始めてから、~
ずいぶんと時間が経ったわね。▼~
本を読み、勉学をして…~
本当に学園に戻ったみたいな気分だわ。▼~
:[ラファール]|当然だ。我が用意したのだからな。~
校舎が作れなかったのは悔しいが。▼~
:[アイビー]|それでも、充分よ…▼~
:[ラファール]|学園での仲間は、王族や貴族たちだったのか?▼~
:[アイビー]|そういう子たちもいたけれど…~
出身も家柄も異なっていたわ。▼~
王城にいたら、出会うことのなかった人たちね。~
それが、学園で一緒になった…▼~
その出会いこそ、学園で見つけた宝のひとつなの。▼~
:[ラファール]|出会うはずのなかった者たち、か。~
今の我らのようだな。▼~
:[アイビー]|ラファール王子が用意してくれた学園は、~
それを思い出すのに充分よ。▼~
改めてお礼を言うわ…~
ありがとう。▼~
:[ラファール]|満足してくれたか。~
なら、我は嬉しい。▼~
きっと我の世界のアイビーも、学園に行き、~
しっかりと生きていたのだな。▼~
アイビーだけではない。その友人たちも。~
なのに、我は…▼~
:[アイビー]|…当事者でない私には、~
貴方を許すことも何もできないけれど…▼~
そちらの世界で散った者たちの人生を思う…~
ここでその事が学べたなら、良いのではないかしら。▼~
:[ラファール]|改めて…我は許されぬ所業をした。~
この事は生涯胸に刻んでおこう。▼~
学園とは、こうして学ぶ場所でもあるのだな。▼~
:[アイビー]|そうね…▼~
ねえ、ラファール王子。~
学園で学ぶ仲間は、学友と呼ぶのよ。▼~
きっと、私とラファール王子も、~
学友といって差し支えないでしょうね。▼~
:[ラファール]|我と、アイビーが…学友?~
良いのか?▼~
:[アイビー]|良いも悪いも…そういうものよ。~
同じ学園で学べばね。▼~
何より私は、その関係を望んでいるわ。~
駄目かしら?▼~
:[ラファール]|駄目な訳が無かろう。~
我はお前の望みを叶えるためにいるのだから。▼~
我らはずっと友だ。~
卒業したとしても、永遠にな。▼~
:[アイビー]|その言葉…忘れないわ。~
私はまたひとつ、宝物を見つけたのね…▼~
*コメント [#he09047a]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*アイビーの支援会話 [#o80a6899]
#contents
**アルフレッド [#sae1cc5c]
[[アルフレッドのページへ>../アルフレッド#g14769eb]]
**ルイ [#t9922a7b]
[[ルイのページへ>../ルイ#tefcab50]]
**ディアマンド [#nd6472a5]
[[ディアマンドのページへ>../ディアマンド#xfa330ad]]
**スタルーク [#r1efc989]
[[スタルークのページへ>../スタルーク#ff1d2da7]]
**カゲツ [#pe5ea31b]
***支援C [#w89166e2]
:[カゲツ]|むむっ!~
むむむむむっ!▼~
きたきたきたきた!~
アイビー様、今晩のおかずは唐揚げじゃ!▼~
:[アイビー]|…そう。▼~
:[カゲツ]|反応が薄いのう。~
アイビー様は唐揚げがスキではないと見える。▼~
:[アイビー]|そんなことないわ…~
別に普通よ。▼~
:[カゲツ]|ならば、なぜそんな怪訝な顔をしているのじゃ?▼~
:[アイビー]|…………▼~
…カゲツのその予知能力、よく当たるわよね。▼~
くだらないものしか予知できないようだけど、~
的中率は今のところ百発百中…▼~
:[カゲツ]|その通りじゃ!~
褒めてくれてよいぞ!▼~
:[アイビー]|いえ…~
得体が知れない能力で不気味だわ…▼~
:[カゲツ]|なんとー!?▼~
:[アイビー]|カゲツ自体も得体が知れないから苦手よ…▼~
:[カゲツ]|うう、しょっくじゃ…~
アイビー様は余のことが嫌いであったか…▼~
でも、余はアイビー様がスキじゃ!~
だから、なんの問題もない!▼~
:[アイビー]|…………▼~
…ふふっ。▼~
変な人ね。▼~
:[カゲツ]|おおっ! これは破顔一笑!~
アイビー様が笑ったぞ!▼~
その笑顔が見られるのなら、~
嫌われることくらいなんでもないのう!▼~
***支援B [#lc1f2000]
:[カゲツ]|アイビー様!~
余の出身地は白の砂漠という場所じゃ!▼~
:[アイビー]|カゲツ、いきなりなんなの?▼~
:[カゲツ]|アイビー様は余のことを、~
得体が知れぬ存在だから嫌いと申した。▼~
だから、余の得体を説明しようと思ったのじゃ!~
そうすれば余のことをスキになるかもしれないしのう!▼
:[アイビー]|…そう。~
一応、理屈は通っているわね。▼~
:[カゲツ]|余の得体さえ知れれば、身分の差を飛び越え、~
アイビー様と友人になれるかもしれぬ!▼~
これは試さぬわけにはいかん、ということじゃ!▼~
:[アイビー]|…ふふっ。▼~
:[カゲツ]|それでえーっと、続きじゃ。~
余は長男でかわいい弟と妹がいるのじゃ。▼~
父は剣の名手、母は不思議な力を持つ巫女でな。~
余の予知能力は母譲りかもしれぬ。▼~
素晴らしい家族に恵まれた余じゃが、~
外の世界への憧れが強くてな。▼~
とうとうある日、置手紙を残し~
故郷を飛び出て旅に出たというわけじゃ!▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[カゲツ]|あー…~
これは失敗じゃったな。▼~
考えてみれば余の身の上話など~
アイビー様にとってはつまらぬものなのに…▼~
それに気づけず一方的に話してしまった。~
本当に申し訳ない、アイビー様…▼~
:[アイビー]|いいえ、そんなことないわ。~
むしろ…嬉しかったの。▼~
カゲツはこんな私と友人になるために、~
いろいろと考えてくれたのだと…▼~
ありがとう…~
カゲツ…▼~
:[カゲツ]|…!~
これはもったいなきお言葉。▼~
:[アイビー]|それにね、カゲツ。~
私、貴方のこと嫌いじゃないわ。▼~
得体が知れないから苦手って言ったの。~
苦手と嫌いは違うでしょ?▼~
それに今は…~
もうそんなに苦手じゃないし…▼~
:[カゲツ]|なんと!~
しからば友人になれる日も近いな!▼~
:[アイビー]|ふふっ…~
そうかもしれないわね…▼~
***支援A [#w656ce6a]
:[カゲツ]|アイビー様!~
時は満ちた!▼~
余とアイビー様は今こそ友人になるときじゃ!~
さあさあさあ!▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[カゲツ]|うむ…~
満目蕭条じゃ。▼~
まだ時は満ちていなかったようじゃのう…▼~
:[アイビー]|カゲツ、そうじゃないわ…▼~
:[カゲツ]|むむ?▼~
:[アイビー]|私はね…~
人と比べて友人が少ないの…▼~
幼少時に大人の汚い姿ばかりを目にしてきたから…~
人を簡単には信用できなくなってしまった…▼~
そんな風に育ったから…▼~
友人と呼べる存在を作れるまでに~
すごく時間がかかったの…▼~
:[カゲツ]|アイビー様は第一王女じゃからな。~
交流できる相手も限られていたじゃろうし。▼~
その厳しい環境は容易に想像できる。~
さぞや辛かったことじゃろう。▼~
:[アイビー]|…………▼~
だからね、不思議なの…▼~
カゲツのように言葉を交わしただけで~
友人になろうとする人が…▼~
それにこうして身分の差など気にせずに~
私と友人になってくれようとすることとか…▼~
:[カゲツ]|はっはっは!~
余が単純なだけじゃ!▼~
:[アイビー]|少し前まで、その単純さは、~
私には理解不能だった…▼~
だから、貴方が…~
得体の知れない存在に映った…▼~
でも今は、その単純さこそ~
貴方の何よりの魅力に見えるわ。▼~
:[カゲツ]|なんと嬉しいお言葉じゃ!▼~
:[アイビー]|だ、だからカゲツ…▼~
私と友人に…なりましょう…▼~
:[カゲツ]|それはまことか!?~
わーい! もちろんじゃ、アイビー様!▼~
これからも余たちはずーっと仲良しじゃ!▼~
:[アイビー]|ふふっ…~
ありがとう、カゲツ…▼~
**ゼルコバ [#j9f5afbc]
***支援C [#h652c450]
:[アイビー]|痛っ…▼~
:[ゼルコバ]|アイビー様。~
「大丈夫」ですか。▼~
:[アイビー]|…平気よ。~
少し頭痛がしただけ。▼~
:[ゼルコバ]|「そう」でしたか。~
あまり「無理」はなさらぬよう。▼~
:[アイビー]|心配など無用よ…▼~
どうせ私の身など~
本気で案じてはいないのでしょう…▼~
貴方が私に好意的ではないことは知っているわ…▼~
:[ゼルコバ]|ふむ…▼~
「誤解」があるといけませんね…~
なので「正確」に話をいたしましょう。▼~
俺は「本気」で、~
アイビー様の身を「案じて」いますよ。▼~
それが「仕事」だからです。▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[ゼルコバ]|アイビー様は俺からの~
「好意」について気にしているご様子。▼~
「御名答」。▼~
俺は「アイビー様」に対し~
「好意的」な感情は持ち合わせていません。▼~
だが、そんなことは「無関係」です。▼~
「好意」があろうがなかろうが、~
アイビー様の「臣下」としての仕事の手は抜きません。▼~
:[アイビー]|私に好意は持っていない…~
とても臣下の放った言葉とは思えないわね。▼~
でも、それでいいわ。~
だって、私も貴方のこと好きではないから。▼~
:[ゼルコバ]|「結構」です。~
俺の仕事になんら「影響」はありませんから。▼~
:[アイビー]|そう…~
それを聞けて安心したわ…▼~
***支援B [#b56e1e90]
:[ゼルコバ]|「痛み」とは人を孤独にするもの。▼~
どう言葉を尽くしても~
「本当の痛み」は己でしか知覚できませんから。▼~
ならば人は「他者」とは分かち合えない「痛み」を~
「無力」に受け止めることしかできないのか…▼~
「否」。~
人には「孤独」に打ち勝つための「知識」がある。▼~
その「結晶」がこれです。~
俺はこれを「光明の秘薬」と呼んでいます。▼~
「孤独の闇」を打ち消す光…~
その思いを込めて。▼~
:(白く光る)|
:[アイビー]|…………▼~
…つまり何?▼~
:[ゼルコバ]|「頭痛薬」です。▼~
:[アイビー]|そう…~
私のために貴方が作ってくれたのね。▼~
:[ゼルコバ]|はい。~
臣下として主君の「苦しみ」は放っておけません。▼~
:[アイビー]|…ありがとう。▼~
:[ゼルコバ]|礼など「不要」です。~
これはただの「仕事」ですから。▼~
:[アイビー]|…………▼~
やはり貴方のことはあまり好きではないわ。▼~
でも…その正直さは好きかもしれない。▼~
私の周りには、~
おべっかや嘘ばかりの取り巻きが多かったから…▼~
それに比べたら…~
貴方の正直さの方が好き…▼~
:[ゼルコバ]|…………▼~
:[アイビー]|だ、黙らないで…~
なんだか恥ずかしくなるじゃない…▼~
:[ゼルコバ]|も、申し訳ありません。~
少し、いやかなり「驚いて」しまったので…▼~
では、俺は「仕事」がありますのでこれで。~
…お体、お大事に。▼~
:[アイビー]|ええ。~
ありがとう、ゼルコバ。▼~
***支援A [#gead3850]
:[アイビー]|ゼルコバ、これを…~
:[ゼルコバ]|絵具と筆ですね。~
「俺」に?▼~
:[アイビー]|ええ。~
先日の頭痛薬のお礼よ。▼~
絵を描いたりもすると聞いたから…~
不要なら捨てて構わないわ。▼~
:[ゼルコバ]|ありがとうございます。~
「大切」に「使わせて」いただきます。▼~
:[アイビー]|そう…~
気に入ってくれてよかったわ…▼~
:[ゼルコバ]|…………▼~
アイビー様。~
俺は「仕事」をするのが「好き」です。▼~
「仕事」は「没頭」できるし、~
「夢中」になることができますから。▼~
「余計なこと」など何も考えずに。▼~
俺がアイビー様の臣下である限り、~
「仕事」がなくなることはない。▼~
俺は、この環境がとても気に入っています。▼~
:[アイビー]|そう…~
それが本心なら喜ばしいことね…▼~
:[ゼルコバ]|「本心」ですよ。~
アイビー様に「嘘やおべっか」は使いません。▼~
:[アイビー]|ふふ…~
わかっているわ…▼~
:[ゼルコバ]|アイビー様。~
これからも「俺」に遠慮なく「仕事」をください。▼~
俺は、アイビー様のためなら~
喜んで死ねますから。▼~
:[アイビー]|喜んで?~
私に好意は持っていないのに?▼~
:[ゼルコバ]|「感情」は常に「変化」するものです。▼~
アイビー様は「主君」として、~
「悪くない」ですよ。▼~
:[アイビー]|そう…~
貴方も「悪くない」わ、ゼルコバ…▼~
:[ゼルコバ]|ふっ。~
ありがとうございます。▼~
:[アイビー]|だから、私のための喜んで死ぬことは、~
禁じるわ…▼~
何がなんでも生きて、~
臣下として仕えつづけなさい…▼~
:[ゼルコバ]|承知しました。~
アイビー様。▼~
**オルテンシア [#gca09968]
***支援C [#p28f7e33]
:[アイビー]|オルテンシア…▼~
:[オルテンシア]|どうしたの、お姉様?~
あたしの可愛いお顔に釘付け?▼~
:[アイビー]|ふふっ…~
嬉しいのよ…▼~
お互いに色々とあったけれど…~
無事にこうして同じ場所に立てて…▼~
貴方は私の大切な家族だから。▼~
:[オルテンシア]|家族か。~
腹違いの姉妹、だけどね。▼~
:[アイビー]|そんなこと関係ないわ…~
貴方は私の、たった一人の妹。▼~
誰よりも大切な妹よ。▼~
:[オルテンシア]|な、なんか改めてそう言われると、~
すっごく恥ずかしいんだけど…▼~
でも、あたしもおんなじ気持ちよ。~
ありがとう、お姉様。▼~
:[アイビー]|その笑顔…~
貴方のお母様にそっくり…▼~
日に日に似てきているわね。▼~
:[オルテンシア]|ほんとに?~
あたし、お母様に似てきてる?▼~
それ、すごく嬉しいな…▼~
こうやってあたしがお姉様の妹でいられるのは、~
お母様のお陰だから…▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[オルテンシア]|あ、別に勘違いしないでね?~
あたしは恨み言を言うつもりなんて…▼~
:[アイビー]|ええ、もちろんわかっているわ…▼~
でも、ごめんなさい…~
私の母のせいで、オルテンシアたちは…▼~
:[オルテンシア]|よ、用事を思い出しちゃった!~
ごめんね、お姉様!▼~
:[アイビー]|オルテンシア…▼~
***支援B [#n8f447be]
:[オルテンシア]|お姉様。~
あたしのお母様のこと、覚えてる?▼~
:[アイビー]|ええ、もちろんよ…~
よく覚えているわ…▼~
:[オルテンシア]|もしよければだけど…~
話を聞かせて欲しいの。▼~
お姉様から見たお母様って、~
どんな人だったんだろうって思ったから。▼~
:[アイビー]|…………▼~
一番、印象に残っているのは…~
笑顔よ。▼~
貴方のお母様は、正妻である私の母から、~
よく思われていなかった…▼~
だから母やその取り巻きから、~
凄惨な嫌がらせを受けていたわ…▼~
そんな地獄のような日々の中でも…~
彼女は笑顔を絶やさなかった…▼~
:[オルテンシア]|…うん。▼~
:[アイビー]|その愛嬌と忍耐強さを武器に、~
とうとう私の母まで口説き落とし…▼~
友人として取り入ることに成功した。▼~
本当に…~
本当によく覚えているわ…▼~
母親とは、自分の娘のためならば…~
ここまで強くなれるのだ、と…▼~
:[オルテンシア]|…娘のため?▼~
:[アイビー]|ええ、そうよ…▼~
貴方のお母様は、貴方を守りたかったから…~
強かったのだと思うわ…▼~
:[オルテンシア]|…あたしのことを。▼~
:[アイビー]|オルテンシア。~
彼女は立派な方だった。▼~
それだけは断言できるわ…▼~
:[オルテンシア]|…そっか。▼~
知ることができて良かった…▼~
ありがとう、お姉様。▼~
***支援A [#k141c650]
:[オルテンシア]|ねえ、お姉様。▼~
:[アイビー]|どうしたの、オルテンシア?▼~
:[オルテンシア]|あたしもいつかは、~
お母様みたいになれるかな?▼~
か、可愛さではもう勝ってるかもだけど…~
それ以外の部分ではまだまだよね。▼~
:[アイビー]|…………▼~
いいえ。~
そんなことないわ。▼~
オルテンシア。~
貴方は七歳の頃にお母様を亡くしたわね…▼~
:[オルテンシア]|うん…▼~
:[アイビー]|けれど、母親という後ろ盾を失ってもなお、~
貴方は王城内に居続けることができたわ…▼~
汚い思惑が蔓延る城内で、~
子供が一人で生き延びることなど殆ど不可能…▼~
でも、貴方はそれを可能にした。~
貴方自身の力で。▼~
:[オルテンシア]|あたし自身の力?~
どういうこと?▼~
:[アイビー]|お母様譲りの愛嬌と忍耐強さで…~
貴方は城内で味方を増やし、居場所を作った。▼~
年頃になってからは私と同じ学園に通い、~
飛び級で上級クラスに入ってきた…▼~
全部、貴方自身の力で…▼~
もう、わかったでしょう?▼~
いつかはお母様みたいになれるかな、~
貴方はそう言ったけれど…▼~
すでになっているわ。~
魅力ある女性に…▼~
:[オルテンシア]|…!▼~
まさか、お姉様にそんな評価をもらえるなんて。~
ちょっと…ううん。すごく嬉しい。▼~
…ありがとう。▼~
:[アイビー]|お礼を言うのは私のほうよ…▼~
幼少時から、貴方たちの姿に…~
どれほど私が勇気づけられたことか。▼~
ありがとう…~
オルテンシア…▼~
:[オルテンシア]|お姉様…▼~
あたし、お姉様の評価に恥じない王女でいるわ。~
これからも、ずっと!▼~
お姉様と離れ離れになったとき、~
あたしがどれだけ寂しかったか…▼~
お父様もいなくなって、~
あたし一人ぼっちになっちゃうかと思ったのよ。▼~
:[アイビー]|一人にして、ごめんなさい。~
これからはずっと、私がいるから…▼~
:[オルテンシア]|約束よ。~
もう絶対に離れないんだから。▼~
:[アイビー]|…ええ。私たちは、もう離れない。~
約束するわ。▼~
貴方が私の妹で本当に幸せよ…~
オルテンシア。▼~
:[オルテンシア]|あたしもよ、お姉様…▼~
**ミスティラ [#ef94cfcd]
***支援C [#l5e43968]
:[ミスティラ]|アイビー王女!~
こんにちはー!▼~
:[アイビー]|ごきげんよう、ミスティラ王女…▼~
:[ミスティラ]|アイビー王女って、~
あたしと同じ第一王女なんだよね?▼~
:[アイビー]|そうね…~
私はイルシオン、貴方はソルムの…▼~
でも、とても同じとは思えないわ…~
第一王女なのにこうまで違うとはね…▼~
:[ミスティラ]|そんなにあたしたちって違う?▼~
:[アイビー]|見た目も性格も正反対だと思うわ…▼~
どちらが良い悪いではなく~
あくまで違うということだけど…▼~
:[ミスティラ]|まあ、確かにそうかもね。▼~
:[アイビー]|それに私は領地内を放浪しないし~
野宿を体験したこともない…▼~
:[ミスティラ]|えっ! それってもったいないよ!~
野宿ってすっごく楽しいんだよ?▼~
:[アイビー]|私にはそうは思えないけれど…▼~
:[ミスティラ]|なら、体験してみようよ!~
ミスティラと一緒に、ドキドキ野宿体験!▼~
:[アイビー]|どうして私がそんなこと…▼~
…………▼~
…いえ、そうね。▼~
せっかくのソルム第一王女からのお誘いだもの…~
お受けするわ。▼~
:[ミスティラ]|やったー! じゃあ、いろいろと用意しておく...
楽しみに待っててね!▼~
:[アイビー]|ありがとう、ミスティラ王女…▼~
***支援B [#e27f5b1d]
:[アイビー]|…………▼~
:[ミスティラ]|ふんふんふ~ん♪▼~
ね、アイビー王女!~
野宿って楽しいでしょ?▼~
:[アイビー]|ミスティラ王女…~
観察眼はイマイチのようね…▼~
見なさい。~
今の私のこの姿を…▼~
他国の王女の前だというのに~
体がずっとガタガタと震えているのよ…▼~
どう見ても楽しい状態ではないわ…▼~
:[ミスティラ]|寒いの?~
もっと火をくべよっか?▼~
:[アイビー]|寒くて震えているわけではないわ…▼~
…………▼~
怖くて震えているのよ…▼~
:[ミスティラ]|あ、野生動物のことなら心配しないで。▼~
罠だって仕掛けてあるし、~
火を怖がって近づかないから。▼~
:[アイビー]|…オバケ。▼~
さっき、あっちの方から…~
すすり泣きのような声が聞こえて…▼~
:[ミスティラ]|おばけ~♪~
おばけがいるかもしれないの~♪▼~
:[アイビー]|ひっ!?~
き、急に大きな声を出さないで…▼~
:[ミスティラ]|あはは。ごめんなさい。~
でも、歌うと怖くなくなるよ?▼~
:[アイビー]|…………▼~
…お、おばけー♪▼~
:[ミスティラ]|そうそうその調子!~
でも~おばけが苦手なんて意外だったな~♪▼~
:[アイビー]|それは忘れて~♪~
もう二度と野宿はごめんよ~♪▼~
***支援A [#gd81b347]
:[アイビー]|ミスティラ王女…▼~
野宿は貴重な体験だったわ…~
ありがとう…▼~
:[ミスティラ]|どういたしまして。~
それで…▼~
何かあたしの弱みは見つけられた?▼~
:[アイビー]|ふふっ…~
お見通しだったわけね。▼~
:[ミスティラ]|一応、あたしも第一王女だからね。~
同じことを考えたよ。▼~
他国の王女の弱みを握れれば~
自分の国を守ることにも繋がるかもだし。▼~
:[アイビー]|私もそう考えて野宿に参加したわ。▼~
でも失敗…~
弱みを見せたのは私だけね…▼~
:[ミスティラ]|うんうん。~
おばけが苦手だったんだね。▼~
:[アイビー]|私が今回、知れたのは~
貴方と私の違いだけ…▼~
一緒に朝日を迎えるまで語り明かし、~
両者にとても多くの違いがあることがわかった…▼~
ミスティラ王女はお肉が好き…~
私はどちらかというと野菜が好き。▼~
:[ミスティラ]|あたしは歌うのが大好き。~
でも、アイビー王女は人前で歌うのは苦手。▼~
:[アイビー]|私は勉強が好き…~
ミスティラ王女は勉強よりも野山を駆ける方が好き。▼~
:[ミスティラ]|あはは。~
本当に違いばっかりだったね。▼~
:[アイビー]|でも、そんな貴方と一緒に過ごしたのが…~
私はとても楽しかったわ。▼~
:[ミスティラ]|うん。~
違うのに楽しかった。▼~
:[アイビー]|違いは争いを生むこともあるわ。~
でも、違いを楽しむこともできる…▼~
私は貴方と過ごしたことで…~
第一王女として大切なものに気づけた気がするわ。▼~
:[ミスティラ]|あたしもだよ、アイビー王女。~
だから、これからも仲良くしたいね。▼~
ふふ、そうね…~
貴方の弱みも教えてくれたら考えるわ。▼~
:[ミスティラ]|む。仕方ないなー。~
でも、そうじゃなくっちゃ不公平だもんね。▼~
:[アイビー]|ふふっ。冗談よ。~
これからもよろしくね、ミスティラ王女。▼~
仲良くしましょう。~
ソルムとイルシオンを統べる…次期女王同士。▼~
:[ミスティラ]|…うん!~
よろしく、アイビー王女!▼~
**パネトネ [#z9930eab]
***支援C [#b6d2ac83]
:[パネトネ]|…………▼~
:[アイビー]|パネトネ、私に何か用でも?▼~
:[パネトネ]|し、失礼しましたでございますです。~
用は特にないのですが…▼~
:[アイビー]|でも、私のことをじっと見ていたわ…▼~
:[パネトネ]|それはですね、なんと言いますですか…~
アイビー王女は王女なのに物静かですので。▼~
:[アイビー]|そう?~
普通だと思うけれど…▼~
:[パネトネ]|だってアイビー王女は、~
急に飛び跳ねたり、歌ったりしませんですよね。▼~
:[アイビー]|そ、そうね…~
そんなことはしないわ…▼~
:[パネトネ]|その辺を駆けまわって暴れたり、~
肉にむしゃむしゃとかぶりつくこともないですます。▼~
だからなんだか珍しくて。~
ついじっと見つめてしまいましたでございます。▼~
:[アイビー]|そっちの方が珍しいと思うけれど…▼~
:[パネトネ]|ご気分を害してしまったのなら謝りますです。~
どうも申し訳ございませんでした。▼~
:[アイビー]|謝罪など不要よ…~
気分を害したわけじゃないの…▼~
貴方と話せて嬉しいと思っているわ…~
私には女性の臣下がいないから…▼~
:[パネトネ]|本当でございますですか?~
それは良かったです。▼~
:[アイビー]|もし貴方さえよければ…~
仲良くして頂戴…▼~
:[パネトネ]|は、はい! ぜひ!~
ありがとうございますです、アイビー王女!▼~
***支援B [#o2e2fc52]
:[アイビー]|パネトネ…~
説明しなさい…▼~
:[パネトネ]|アイビー王女に喜んでいただこうと~
とっておきの場所にご案内したでございますです。▼~
:[アイビー]|確かに私は貴方と仲良くしたいと言ったわ…▼~
それで案内してくれた場所が…~
よりにもよってこの廃墟で間違いないのね?▼~
:[パネトネ]|そうでございますです!~
ゾクゾクしますでしょう?▼~
:[アイビー]|そうね…~
ゾクゾクするわ…▼~
今にもその天井裏から~
おばけが飛び出してきそうで…▼~
:[パネトネ]|本当にこの廃墟は、~
楽しい場所でございますですわね!▼~
:[アイビー]|…理解したわ。▼~
信じられないけど…~
パネトネはおばけが好きなのね…▼~
:[パネトネ]|はい!~
大好きでございますでーす!▼~
:[アイビー]|…ありがとう。▼~
自分の大好きなものがいそうな場所に…~
私を連れてきてくれて…▼~
でもね、でも悲しいことに…~
貴方が好きなものが私も好きとは限らないの…▼~
:[パネトネ]|まさかアイビー王女…~
おばけが苦手なのでございますか?▼~
:[アイビー]|ギリギリよ…~
今、私はギリギリ耐えているの…▼~
天井の怪しげな人型の染み…~
窓に付いた多数の手形、そして生暖かい空気…▼~
少しでも気を緩めれば…~
すぐにでも叫び出して逃げ出して気絶してしまうわ…▼~
でも、王女としての威厳を保つために…~
ギリギリで耐えているの…▼~
でも…~
そろそろ限界よ…ええ、限界…▼~
王女だって…~
人間ですもの…▼~
もう…~
ダメ…▼~
もう無理ーーーーっ!!~
帰る、私帰るわーーーーっ!!▼~
:[パネトネ]|あああ…~
申し訳ございませんです、アイビー王女…▼~
***支援A [#yb4d54d6]
:[パネトネ]|アイビー王女、先日は廃墟に案内してしまい…~
申し訳ございませんでしたです…▼~
:[アイビー]|パネトネ…▼~
:[パネトネ]|アイビー王女がおばけが苦手だとは知らず、~
とんだ失礼をしてしまいました!▼~
わたくし、どう償えばよろしいかと…!▼~
:[アイビー]|顔を上げて、パネトネ…~
私はもう気にしていないわ…▼~
確かにあの日から数日間は~
夜は眠れず、一人で出歩くこともできなかったわ…▼~
:[パネトネ]|え…!▼~
:[アイビー]|風の音が聞こえただけで~
身の毛がよだち、小さな悲鳴を上げる日々…▼~
廊下が軋む音で~
その場から動けないほど震えもしたわ…▼~
決して拭いきれない恐怖を~
もう一生分は味わったと思う…▼~
:[パネトネ]|ほ、本当に申し訳ありませんです!▼~
:[アイビー]|…ふふっ。▼~
少し意地悪をし過ぎたかしら。▼~
パネトネ、大丈夫よ…▼~
貴方が私を喜ばせようと思って、~
あの場所に案内してくれたのは理解しているわ…▼~
だから、もう気にしないで…▼~
:[パネトネ]|でも、そのせいでアイビー王女に~
酷い思いをさせてしまいましたです。▼~
:[アイビー]|喜ばせようとしてくれた、~
パネトネの思いは本当でしょう…?▼~
:[パネトネ]|…はい。▼~
:[アイビー]|その気持ちが嬉しいわ…~
ありがとう…▼~
:[パネトネ]|アイビー王女…▼~
ありがとうございます。~
これからも仲良くしていただけますですか?▼~
:[アイビー]|もちろんよ…▼~
でも、今度からは~
行き先は初めに伝えてもらうわね…▼~
あとおばけが出る場所も禁止よ…▼~
:[パネトネ]|うふふ!~
もちろんでございますですわ!▼~
**ヴェイル [#z1b6856e]
***支援C [#oc070586]
:[ヴェイル]|アイビー…▼~
:[アイビー]|ヴェイル王女…▼~
:[ヴェイル]|…本当にごめんなさい。▼~
わたしのパパが…~
あなたのお父さんを狂わせたこと。▼~
:[アイビー]|…………▼~
:[ヴェイル]|昔はとても、優しかったのだと聞いているわ。~
物静かで…民や家族を深く思う王だったと。▼~
あんなことがなければ…~
あなたは今も、お父さんと一緒に…▼~
:[アイビー]|それ以上は言わないで。▼~
起きてしまったことが全てよ。~
そんなことがなければなんて、考えても意味がないわ。▼~
:[ヴェイル]|そうかもしれないけど…~
わたしは…▼~
:[アイビー]|貴方の父の罪は、貴方の罪ではない。~
謝罪する必要はないわ。▼~
:[ヴェイル]|それでは気が済まないの。~
お願い。何か償わせて。▼~
:[アイビー]|意外と頑固なのね…▼~
なら、次に会うまでに考えておくわ…~
貴方に償いとして何をしてもらうか…▼~
:[ヴェイル]|ありがとう。~
どんなことでも受け入れるわ。▼~
:[アイビー]|どんなことでも、と言ったわね…~
後悔しても知らないんだから。▼~
***支援B [#b32975be]
:[ヴェイル]|…アイビー。~
これって…▼~
:[アイビー]|後悔しても遅いわ…~
償いがしたいと言ったのは貴方なのだから。▼~
:[ヴェイル]|でも…▼~
:[アイビー]|言い訳は聞きたくないわ。▼~
さあ、償いとして完食してもらうわよ。~
この激辛料理を…▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
:[アイビー]|恐ろしくて声も出ないようね。▼~
でも、安心しなさい。~
かわいそうだから一口でも食べたら許してあげるわ…▼~
そもそも償いなんて必要ないのに…~
こうでもしないと貴方が納得しないから…▼~
:[ヴェイル]|もぐもぐぱくぱく!▼~
:[アイビー]|…待って。▼~
なんで美味しそうに食べてるのよ…~
かなり辛い料理を用意したのに…▼~
:[ヴェイル]|わたし、辛い食べ物が大好きなの。▼~
:[アイビー]|えっ…▼~
でも確か、お父様は…~
「あの方は辛い食べ物を嫌悪される」と…▼~
聞き間違いだったのかしら…?▼~
:[ヴェイル]|ど、どうしよう…~
美味しくて手が止まらない。▼~
こんな思いをしていたら、~
償いなんかにならないのに。▼~
うっ…うう…~
美味しいけど…悲しくなってきた…▼~
:[アイビー]|…ま、いいわ。▼~
美味しく食べられるのなら、~
それに越したことはないし…▼~
なんか、あんなに泣いてるし…▼~
ヴェイル王女。~
これで貴方の償いは終了よ。▼~
:[ヴェイル]|そ、そんな!~
そんなわけにはいかないわ。▼~
もう、食べるのはやめる。~
これ以上普通に食事をするわけにはいかないもの。▼~
:[アイビー]|それは勿体ないから…~
良かったら全部食べて頂戴…▼~
それに…今回でわかったのよ。~
貴方がつらい顔をしているよりも…▼~
…幸せそうな顔をしている方が、嬉しいって。▼~
***支援A [#o0a34be5]
:[ヴェイル]|アイビー。~
この間の償いのことなんだけど…▼~
ごめんなさい。~
わたし、ただ美味しく食事をしただけで。▼~
:[アイビー]|まだそんなことを言ってるのね…~
いい加減にしないと怒るわよ。▼~
:[ヴェイル]|でも…▼~
:[アイビー]|聞きなさい。~
ヴェイル王女。▼~
確かに私の父は邪竜に魅入られ、~
人の道を踏み外したわ…▼~
でも、それは貴方のせいじゃない。▼~
:[ヴェイル]|…………▼~
:[アイビー]|納得できない。~
そんな顔をしているわね。▼~
私も何度も言われたわ。~
父の罪は、お前の罪ではないと…▼~
一度として…~
納得はできなかった。▼~
:[ヴェイル]|うん…▼~
:[アイビー]|理不尽で、不可解よね。▼~
私は貴方に…~
父親の罪を背負う必要はないと言っているわ。▼~
私自身…その言葉が納得できないものだと、~
痛いほどわかっているのに。▼~
でも…そう言うしかないじゃない…~
私も貴方も…前を向いて…進まなくちゃ…▼~
:[ヴェイル]|アイビー…▼~
わかったわ。~
もう償いたいとは言わない。▼~
その代わりにこう言わせて。▼~
人々が笑顔になれる世界を…~
これから一緒に作っていきたい、と。▼~
:[アイビー]|ヴェイル王女…▼~
:[ヴェイル]|あなたへの償いかどうかは、~
もう考えない。▼~
同じ苦しみを知っている者同士、~
助け合って生きていきたいって思ったの。▼~
どうかな?▼~
:[アイビー]|ええ、~
喜んで貴方の手を取るわ…▼~
ありがとう、ヴェイル王女…▼~
:[ヴェイル]|ありがとう、アイビー。▼~
**モーヴ [#v4de3955]
***支援C [#x143a156]
:[アイビー]|モーヴ…▼~
:[モーヴ]|これはアイビー殿。~
どうかされましたか?▼~
:[アイビー]|少し話をしたいと思ったの…▼~
貴方と私は似た境遇だから…▼~
:[モーヴ]|似た境遇…~
ああ、なるほど。▼~
俺もアイビー殿も元は敵として、~
仲間の前に立っていた…そういうことですね。▼~
:[アイビー]|ええ…▼~
モーヴ。~
ここは、新たな居場所となったかしら?▼~
:[モーヴ]|…どうでしょうね。▼~
俺を受け入れてくれる人も多いですが、~
そうではない人もいるでしょうし…▼~
俺がいくらこの場所に~
居心地の良さを感じたとしても…▼~
それは俺の独りよがりに過ぎませんから。▼~
:[アイビー]|そう…▼~
:[モーヴ]|ですが、~
俺はここを離れる気はありません。▼~
皆に受け入れてもらうためなら、~
努力は惜しまないつもりです。▼~
皆に認められて、初めて、~
ここが本当の居場所となる気がしますから…▼~
:[アイビー]|貴方の考え、承知したわ…▼~
少なくとも私は…~
貴方を受け入れる。▼~
同じ境遇、同じ悩みを持った者として…▼~
:[モーヴ]|ありがとうございます、アイビー殿。▼~
***支援B [#w1a1c0c7]
:[モーヴ]|なんと…▼~
アイビー殿はイルシオン王国にいながら、~
邪竜ではなく、神竜を崇めていたのですか。▼~
:[アイビー]|ええ…▼~
おべっかや嘘ばかりの悪い大人たちが~
邪竜を崇めていたから…▼~
私はその反対に…~
心の中で神竜を崇めていたの…▼~
:[モーヴ]|アイビー殿は幼少期から、~
中々の豪胆さをお持ちだったようですね。▼~
:[アイビー]|思い返してみればそうだったかも…▼~
モーヴもイルシオンの生まれよね?~
では、邪竜信徒なの?▼~
:[モーヴ]|いえ、実は生まれはフィレネです。▼~
幼い頃に父が病死し、~
その後にイルシオンに来たのです。▼~
神に祈っても夫を救ってはくれなかった。~
ならば、神を見限り邪竜を信仰する、と母に連れられ…▼~
:[アイビー]|そうだったのね…▼~
今、お母様は?▼~
:[モーヴ]|イルシオンに来てすぐ、~
父の後を追うように病死しました。▼~
だから俺はイルシオンの教会で~
他の孤児たちと一緒に育ったのです。▼~
:[アイビー]|ごめんなさい…~
事情を知らずに…▼~
:[モーヴ]|構いません。~
別に隠すことでもありませんので。▼~
ただ…邪竜信徒たちに教育されたのに、~
俺自身は邪竜に傾倒することはありませんでした。▼~
元々の性格が向いていなかったのでしょう。▼~
:[アイビー]|そう…▼~
邪竜信徒の中にいながら…~
邪竜に傾倒しなかった…▼~
:[モーヴ]|はい。そんなところも、~
俺たちは似ているようですね。▼~
:[アイビー]|ふふ…~
本当ね…▼~
***支援A [#w95fd0ec]
:[モーヴ]|不思議です。▼~
なぜかアイビー殿にはあまり他人に話さなかった~
自分の過去の話をしてしまいます。▼~
:[アイビー]|私も同じよ。~
なぜか貴方には話してしまうわ。▼~
:[モーヴ]|お互いに困ったことになりました。▼~
:[アイビー]|ええ。~
そうね。▼~
関わりが深くなるにつれ…~
弱みまで見せてしまいそうになるわ。▼~
:[モーヴ]|むしろ、そうなることを望んでいるやも…▼~
:[アイビー]|ふふ…~
私たちは似た者同士だから…▼~
:[モーヴ]|アイビー殿。~
俺は以前、こんな話をしましたよね。▼~
みんなに受け入れてもらうためなら~
どんな努力も惜しまないつもり、と。▼~
:[アイビー]|ええ…~
覚えているわ…▼~
:[モーヴ]|でも、その考えは少し…~
間違っていたかもしれません。▼~
:[アイビー]|どういうこと?▼~
:[モーヴ]|例え全員に求められなくとも、~
たった一人でも受け入れてくれたなら…▼~
そこは自分の居場所になる。~
そう思うようになったのです。▼~
ですので、アイビー殿が受け入れると、~
そう言ってくださるのなら…▼~
今の俺にはそれだけで、~
ここが自分の居場所だと言えます。▼~
:[アイビー]|そう…~
それなら、良かったわ。▼~
なら、これからも一緒に守りましょう…~
私たちの居場所を…▼~
:[モーヴ]|はい。▼~
:[アイビー]|貴方とは、またお話がしたいわ…~
いいかしら、モーヴ。▼~
:[モーヴ]|喜んで、アイビー殿。▼~
*DLC [#d6a04358]
**ラファール [#x273037c]
***支援C [#t3441bc4]
:[ラファール]|アイビー。~
少し、話を聞いてくれ。▼~
我は詫びに来た。~
お前を…異形兵に作り替えるという所業のな。▼~
:[アイビー]|私を異形兵に…?~
何のことかしら。▼~
:[ラファール]|わからぬのも当然のこと。~
無論、説明も果たすつもりで来ている。▼~
だが…こちらのアイビーは物静かというか、~
随分と控えめで調子が狂うな。▼~
:[アイビー]|話が見えないわ…ラファール王子。▼~
:[ラファール]|我のいた世界での出来事だ。~
我は、アイビー王を異形兵とし戦わせた。▼~
邪竜に傾倒していた、我の世界のお前は…~
命乞いもせず我の手駒となることを望んだ。▼~
他の仲間たちの、誰より先に…~
お前を異形兵としたことを、悔いているのだ…▼~
:[アイビー]|…状況は分かったわ。~
けれど、それは別人よ。▼~
詫びるのなら、貴方が知るアイビーにすべきね。~
私に言われても困るわ。▼~
:[ラファール]|理解している。だが、それはもう叶わぬ。~
何より、我の気が済まぬのだ。▼~
せめて同じ存在であるお前に詫びることで、~
我の世界のアイビーにも届くと考えている。▼~
:[アイビー]|気持ちは理解できないわけではないけれど…~
私はどうしたらいいの。▼~
:[ラファール]|何も気にする必要はない。~
我の自己満足に付き合うだけだ。▼~
:[アイビー]|具体的には…?▼~
:[ラファール]|我に望みを教えろ。~
何でも叶えてやる。それが我の贖罪だ。▼~
:[アイビー]|はあ…わかったわ。~
そこまで言うのなら、何か考えておくわね。▼~
:[ラファール]|待っているぞ。~
遠慮なく何でも言うが良い。▼~
***支援B [#w24167f7]
:[ラファール]|アイビーか。ここに来たということは、~
我への願いは決まったか?▼~
:[アイビー]|ええ、決めたわ。~
学園に行かせてほしいの。▼~
:[ラファール]|学園か!~
そうか、なるほどな。それが望みか!▼~
…学園とはなんだ?▼~
:[アイビー]|え…?~
知らないのなら、他のものがいいかしら。▼~
:[ラファール]|心配ない。~
理解さえできれば、用意しよう。▼~
:[アイビー]|じゃあ説明するけれど…~
学園は、皆で集まって学ぶ場所よ。▼~
イルシオンでは、一定の年齢になると学園に通うの…~
同年代の者が勉強したり、交流を深めたりするわ。▼~
:[ラファール]|それは…王女たるお前が欲する程のものか?~
学び、交流するだけの場所が?▼~
:[アイビー]|ええ、そうよ…~
学園での時間は、私にとっては大切だったの。▼~
あの場所で、私はかけがえのないものを得たわ。~
今でも私を支えてくれる、宝物よ。▼~
:[ラファール]|では、その宝が何か教えろ。~
学園を用意せずとも、宝を用意すれば良いだろう。▼~
:[アイビー]|それではいけないのよ、ラファール王子。~
宝物は、学園で過ごすことの中にあるのだから…▼~
:[ラファール]|ふむ…難しいのだな。~
ならば、やはり学園とやらを用意するしかないか。▼~
:[アイビー]|その話なのだけれど…~
貴方、どうやって学園を用意するつもり?▼~
どこかから奪ってきたりしたら、~
絶対に許さないわよ。▼~
:[ラファール]|そ、そんなことはしない。安心しろ。~
アイビーはただ、期待して待つがいい。▼~
:[アイビー]|そう…楽しみにしているわ…▼~
:[ラファール]|で、だ。学園はどこで手に入る?~
まあ良い、誰かに聞いてみるとするか。▼~
***支援A [#ta38786e]
:[ラファール]|次は歴史学の時間を予定しているぞ。~
それまで休憩だ。▼~
:[アイビー]|貴方と学園の真似事を始めてから、~
ずいぶんと時間が経ったわね。▼~
本を読み、勉学をして…~
本当に学園に戻ったみたいな気分だわ。▼~
:[ラファール]|当然だ。我が用意したのだからな。~
校舎が作れなかったのは悔しいが。▼~
:[アイビー]|それでも、充分よ…▼~
:[ラファール]|学園での仲間は、王族や貴族たちだったのか?▼~
:[アイビー]|そういう子たちもいたけれど…~
出身も家柄も異なっていたわ。▼~
王城にいたら、出会うことのなかった人たちね。~
それが、学園で一緒になった…▼~
その出会いこそ、学園で見つけた宝のひとつなの。▼~
:[ラファール]|出会うはずのなかった者たち、か。~
今の我らのようだな。▼~
:[アイビー]|ラファール王子が用意してくれた学園は、~
それを思い出すのに充分よ。▼~
改めてお礼を言うわ…~
ありがとう。▼~
:[ラファール]|満足してくれたか。~
なら、我は嬉しい。▼~
きっと我の世界のアイビーも、学園に行き、~
しっかりと生きていたのだな。▼~
アイビーだけではない。その友人たちも。~
なのに、我は…▼~
:[アイビー]|…当事者でない私には、~
貴方を許すことも何もできないけれど…▼~
そちらの世界で散った者たちの人生を思う…~
ここでその事が学べたなら、良いのではないかしら。▼~
:[ラファール]|改めて…我は許されぬ所業をした。~
この事は生涯胸に刻んでおこう。▼~
学園とは、こうして学ぶ場所でもあるのだな。▼~
:[アイビー]|そうね…▼~
ねえ、ラファール王子。~
学園で学ぶ仲間は、学友と呼ぶのよ。▼~
きっと、私とラファール王子も、~
学友といって差し支えないでしょうね。▼~
:[ラファール]|我と、アイビーが…学友?~
良いのか?▼~
:[アイビー]|良いも悪いも…そういうものよ。~
同じ学園で学べばね。▼~
何より私は、その関係を望んでいるわ。~
駄目かしら?▼~
:[ラファール]|駄目な訳が無かろう。~
我はお前の望みを叶えるためにいるのだから。▼~
我らはずっと友だ。~
卒業したとしても、永遠にな。▼~
:[アイビー]|その言葉…忘れないわ。~
私はまたひとつ、宝物を見つけたのね…▼~
*コメント [#he09047a]
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