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会話集/章別会話/煤闇の章/EP.7 灰狼の矜持
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[[会話集/章別会話]]
*7章 灰狼の矜持 [#ab1b5e71]
#contents
*オープニング [#c89b84d8]
**融合 [#k630fc83]
''(大聖堂 夜明け前)''
:[レア]|……もうおやめなさい、アルファルド!▼~
:[アルファルド]|もう遅い。~
宝杯は四使徒の血を受け取った。▼~
それでも足りぬことがあれば、~
我が血を注いででも……▼~
:[レア]|“始原の宝杯”で人の子の魂を~
呼び戻せなどしません!▼~
いいえ、魂どころか、~
体さえ完全に再生することは……!▼~
《選択》
-やめてくれ
--「やめてくれ」を選択
:[アルファルド]|……案ずることはありません。~
君の母は、今日、ここで蘇ります。▼~
さあ……時は満ちた。▼~
あの男ではなくて、~
君は不満かもしれないが……▼~
迎えにいくよ、シトリー。▼~
シトリー……、シト、リ……~
シトリィイ……シ……トォオ……ルゥァ……▼~
:[エーデルガルト]|!? 宝杯が……~
アルファルドと遺体を取り込んで……▼~
:[ディミトリ]|あの異形……いったい、何だ?~
赤い……獣、か?▼~
:[赤き獣]|ギジィオヴリィイイイイ!!▼~
:[レア]|ああ……やはり……~
すべてが、あの儀式と同じ……▼~
:[バルタザール]|……おいおいおいおい、流石に冗談だろう?~
あれがあの人の成れの果てだって?▼~
:[ハピ]|アルフさんが、化け物になるとか……~
冗談きついし。▼~
:[ユーリス]|これが“宝杯の儀”なのか……?~
死者を蘇らせるにしちゃ、随分と物騒だな。▼~
:[セイロス騎士]|レア様!~
大聖堂周辺に、突如魔物が……!▼~
:[レア]|……! 赤き獣の咆哮で……?▼~
戦える者全員で対処に当たってください!~
この獣は私たちが押さえて……▼~
:[ユーリス]|……大司教様。▼~
この事態を引き起こした責は私にあります。~
そのけじめを、つけさせてください。▼~
:[レア]|ですが……▼~
:[ユーリス]|それに、取り引き分の働きを、まだ私は~
していません。教団の狗として戦いますよ。▼~
:[コンスタンツェ]|おーっほっほっほっほっほっほ!~
抜け駆けとは感心いたしませんわね!▼~
アルファルド様は、私たちを利用し、~
命を奪おうとなさいましたわ。▼~
ですが……だとしても! かつて行く当てを~
失った私があの方に救われたのも事実。▼~
ここで決着をつけて差し上げるのが、~
私にできる恩返しというものでしょう!▼~
:[ハピ]|アルフさん、人に戻れないのかな。~
なんか……。▼~
死者を生き返らせようと頑張って、~
自分が死ぬなんて……最悪じゃん。▼~
:[バルタザール]|あれが、あの人の選択の結果なんだ。~
おれたちは受け止めることしかできねえ。▼~
だから、ぶん殴って止めてやろうぜ。~
あの人のためにもよ。▼~
:[クロード]|俺たちも手を貸すよ。~
一緒に峠まで登ったんだ、下りも一緒さ。▼~
:[ディミトリ]|ああ、最後まで付き合おう。~
少しは役に立てると思う。▼~
:[エーデルガルト]|……この数奇な物語に、~
幕を下ろしましょう。▼~
《選択》
-行こう
--「行こう」を選択
:[レア]|……決して、無理をしてはなりませんよ。▼~
あなた方に命じます。赤き獣……~
枢機卿アルファルドを、止めなさい!▼~
*戦闘マップ [#dab5710c]
**戦闘開始時 [#p6cb9bba]
:[コンスタンツェ]|美しき大聖堂が、傷だらけに……~
このままでは崩落してしまいますわ!▼~
:[ユーリス]|大人しくしてくれそうにねえな。~
本気でやるしかないか……!▼~
:[赤き獣]|ウガァアアアアアッ!!▼~
**1ターン目開始時 [#z2ef9c7e]
:[バルタザール]|敵は単身、皆で囲んじまえばいい。~
一気に距離を詰めるぞ!▼~
:[クロード]|逸るなって。~
この手合いに常識は通じないぞ?▼~
:[ディミトリ]|ああ、あの獣が何をしてくるかわからない。~
警戒しながら進むべきだろうな。▼~
**〇〇 [#s59440e5]
:[リンハルト]|これは……幻影みたいだね。~
しかもアルファルドそっくりの……▼~
:[ハピ]|戦いにくいじゃん。~
でも……ただの幻か。▼~
:[ヒルダ]|ハピちゃん、無理は禁物だからねー。~
あなたができないなら、あたしがやるよ!▼~
**〇〇 [#s89d59b3]
:[アッシュ]|うわっ、何ですか、今の!?~
幻影が吸収された……?▼~
:[エーデルガルト]|赤き獣の傷が治っていく……~
なるほど、厄介な関係性ね。▼~
**「赤き衝動」発動 [#x4cca04f]
:[ハピ]|ちょっ、あれ!?~
みんなの場所、変わった?
:[コンスタンツェ]|転移の魔法の亜種のようですわね。~
防ぐことは至難の業ですわ……!▼~
:[バルタザール]|チッ……食らったらすぐに合流するんだ。~
孤立しちまうのが一番危ねえ!▼~
:[ユーリス]|ああ、一人で無理するんじゃねえぞ。~
仲間を頼りながら戦え!▼~
**vs 赤き獣 [#aefc6ff8]
***ユーリス vs 赤き獣 [#u9d62800]
:[ユーリス]|……こんな化け物の姿になっちまったら、~
恨み言の一つも届かねえじゃねえか。▼~
本当に馬鹿だよ、あんたは。~
俺が言えたことじゃねえけどな……。▼~
***バルタザール vs 赤き獣 [#g55aa1a4]
:[バルタザール]|受け止める……とは言ったものの、~
思ったよりとんでもねえ姿形だな。▼~
せいぜいこの勝負を楽しんで、~
あんたへの手向けとさせてもらうぜ!▼~
***コンスタンツェ vs 赤き獣 [#m9a0789d]
:[コンスタンツェ ]|これが宝杯の力なのですわね……。~
神祖の創り出した聖具とは、いったい……。▼~
いえ、考えている暇などありませんわ!~
今はただ、アルファルド様に安らぎを……!▼~
***ハピ vs 赤き獣 [#dacd9e52]
:[ハピ ]|もうアルフさんはいないんだね。~
仕方ないけどさ。▼~
……外の世界は、失うことばっかり。▼~
*クリア後 [#ne1c7cc3]
**別れ [#f7332402]
''(大聖堂 早朝)''
:[レア]|……すべて、終わったのですね。▼~
皆、よくやってくれました。安らがぬ魂も、~
これで永久の安息を得たことでしょう。▼~
……ベレト。あなたには、~
きっと思うところがあるでしょう。▼~
《選択》
-自分の母は……
--「自分の母は……」を選択
:[レア]|あなたの母が、あなたを産んだ日。~
私は、その場に立ち会っていました。▼~
あの子は元々、体の弱い女性でした。~
子を産むのに耐えるだけの体力もなく……▼~
あの日、あなたも、あなたの母も、~
共に命を落とそうとしていました。▼~
その時、彼女は言ったのです。~
――自分の心臓を与えてくれ、と。▼~
《選択》
-自分の心臓は初めから動かなかった?
-母の心臓が自分を生かしてくれた?
--「自分の心臓は初めから動かなかった?」「母の心臓が自分...
:[レア]|……あなたの胸の中には、~
あなたの母の心臓が埋まっているのです。▼~
………………。~
あなたを救うには、ああするしかなかった。▼~
けれど私は、あの子を……シトリーを、~
「人として」、愛していました。▼~
《選択》
-だから遺体を……?
--「だから遺体を……?」を選択
:[レア]|私を母のように慕ってくれたあの子を、~
明るい未来を願っていたあの子を……▼~
暗い土の中に閉じ込めておくことなど、~
私にはできなかったのです。▼~
埋葬したと偽ってアビスに隠し、~
時折、会いに行っていました……。▼~
それがアルファルドに見つかってしまい、~
このような悲劇が起こるなんて……▼~
:(暗転)|
:[バルタザール]|……ユーリス。一つ、聞かせろ。▼~
あの人は、おれたちのことをずっと~
儀式のための道具としか見てなかったのか。▼~
:[ユーリス]|そんなの知らねえよ。~
少なくとも、俺の前ではそうだった。▼~
けど……&ruby(ヴォルフクラッセ){灰狼の学級};ができたのは~
教団の記録によると、15年前の話だ。▼~
あの人が道を踏み外したのが言葉どおり~
10年前だとすると、最初は、きっと……▼~
:[ハピ]|そーいうの、やめようよ。~
……もういないんだからさ、あの人。▼~
:[コンスタンツェ]|随分と切り替えが早いんですのね。~
私も見習わなければなりませんわ。▼~
:[ユーリス]|……そうだな。~
やるべきことは山ほどある。▼~
まずは教団に、事の経緯を洗いざらい~
吐きに行かなきゃならねえし……▼~
解放された俺の仲間たちも、~
面倒見てやらないといけねえ。▼~
:[ハピ]|ま、頑張って。~
応援してるし。▼~
:[コンスタンツェ]|私たちにできることがあれば、~
細々と手伝わせていただきますわ。▼~
:[バルタザール]|ああ、何ならお前の下についてる連中を~
おれの部下にして傭兵団でも一発……▼~
:[ユーリス]|いや待て、好き放題言ってんじゃねえよ。~
悪いことをしたとは思ってるけどよ……▼~
:[ハピ]|身から出た錆じゃん。▼~
:[コンスタンツェ]|自業自得ですわ。▼~
:[バルタザール]|文句なら鏡に言いな。▼~
:[ハピ]|ふふっ。……そういえば、~
教団は、アビスをどうするんだろうね?▼~
:[ユーリス]|さあな。けど、こうなった以上~
そのままってわけにはいかねえだろう。▼~
教団内での後任も決まるだろうし、~
そいつと街の奴らが上手くやれるように……▼~
:[バルタザール]|おーい、そういうのはまた明日やろうぜ。~
今は流石に体を休めてえよ。▼~
:[ハピ]|確かに。~
クッタクタだもんね。いろいろ痛いし。▼~
:[コンスタンツェ]|思えば、恐ろしく長い一日でしたわ。~
きっと忘れることはないでしょう……。▼~
:[ユーリス]|……はは。~
本当に、良い朝だなあ……。▼~
**卒業式 [#pdb07f4a]
''(謁見の間 昼)''
:[コンスタンツェ]|……解散、ですの?▼~
:[レア]|ええ。他の枢機卿たちと話し合い、~
そのように決定しました。▼~
元々、&ruby(ヴォルフクラッセ){灰狼の学級};は、教団の保護が~
必要な若者のために創設されたもの。▼~
その在り方はいつしか歪み、あなた方を~
縛りつけておく牢獄となってしまった……。▼~
&ruby(ヴォルフクラッセ){灰狼の学級};は、解体します。~
あなた方も……卒業、ということですね。▼~
:[ハピ]|いや、卒業って言われても。~
ハピを地下に入れたのはそっちじゃん?▼~
いきなり勝手に生きてけー、~
とか言われても困るし……▼~
:[レア]|無論、地下に留まるというのであれば~
それも止めることはしません。▼~
アビスは、寄る辺なき者たちの街。~
それは、これからも変わらないのですから。▼~
あなた方を縛る鎖は、解けたのです。~
生きる場所は、自由に選べばいい。▼~
:[バルタザール]|……ま、そろそろ潮時ってやつか。~
おれは構いませんよ、レアさん。▼~
:[コンスタンツェ]|元の身の上を考えれば、選択の自由が~
あるだけでもありがたいというものですわ。▼~
:[ユーリス]|……レア様。私への処分は。~
教団に協力したとはいえ、私は……。▼~
:[レア]|ユーリス。あなたの罪状については、~
すでに裁きが下されたはず。▼~
ですが、不当に人を殺めた事実を、あなたは~
これからも背負ってゆかねばならない……。▼~
それをあなたが深く自覚してくれると~
願って、あなたへの処罰に代えましょう。▼~
:[ユーリス]|………………。▼~
:[バルタザール]|おい、微妙な顔すんなよ。~
罰を受けたきゃてめえで決めろってこった。▼~
:[ユーリス]|……そうだな。~
生き方も償い方も、選ぶのは俺ってことか。▼~
''(玄関ホール 昼)''
:[エーデルガルト]|随分と決断が早いのね。猶予が与えられて~
いなかったわけではないでしょう。▼~
:[コンスタンツェ]|おーっほっほっほ!~
私のような偉才は引く手あまたですのよ!▼~
フェルディアの魔道学院が、どうしても私を~
欲しいというので、応じたまでですわ!▼~
近いうちに帝都にもヌーヴェルの名を~
轟かせますから……ご覚悟はよろしくて?▼~
:[リンハルト]|以前も魔道学院にいたんじゃなかったっけ。~
出戻り……いや、応援してます。頑張って。▼~
:[ハピ]|ハピは……家族のところに~
顔、出してみるかな。▼~
もうずーっと会ってないけど。~
いい機会じゃん?▼~
ま、気に入らなくて、~
すぐアビスに帰ってくるかも。▼~
:[バルタザール]|おれは……一攫千金目指して~
放浪でもするかね。▼~
借金が腐るほどあるからなあ!~
命で返す羽目になる前に何とかしねえと。▼~
:[ヒルダ]|兄さんに泣きついてみたら?~
悪いようにはしないと思うけどな。▼~
:[バルタザール]|おれとあいつはそういう関係じゃねえんだ。~
貸し借りなんざごめんだぞ。▼~
……ま、おれのことはいい。~
お前はどうするんだ、ユーリス。▼~
:[ユーリス]|さあ、な。~
これから時間をかけて考えるつもりだよ。▼~
まあ、何をおいても、まずは修道院の外に~
置いてきた部下を食わせてやらねえとな。▼~
:[アッシュ]|部下っていうのは、その……~
君はまた、元の稼業に戻るの?▼~
:[ユーリス]|そんな回りくどい言い方すんなって。~
今の俺にできるのは、それしかねえんだ。▼~
だが……やり方も生き方も、変えられる。~
せいぜい平穏に努力してみるさ。▼~
:[アッシュ]|……そっか。~
そういうことなら、僕も応援するよ。▼~
:[ユーリス]|ああ、ありがとう。~
お前も、お前の思うままに生きればいいさ。▼~
しかし、心残りはアビスのごろつき共だ。~
あいつら、俺がいなくて大丈夫かなあ……▼~
:[バルタザール]|まーた他人様の心配か。~
抱え込み過ぎだぞ、お前は。▼~
《選択》
-心配ない
-アビスのことは任せて
--「心配ない」「アビスのことは任せて」を選択
:[ユーリス]|はは、何でまたあんたが~
そんなこと言い出すんだよ。▼~
……ま、確かにあんたなら、アビスで何が~
起こっても軽く片づけちまいそうだけど。▼~
:[エーデルガルト]|私たちもアビスのことは気にかけておくわ。~
そうでしょ、二人とも?▼~
:[クロード]|ああ……俺は個人的にも~
いろいろ用がありそうだしな。▼~
:[ディミトリ]|ろくでもない用ではないといいが……~
俺たちにできることはしよう。▼~
:[ごろつき]|お頭あーー! 何で行っちまうんですかー!~
俺たちどうやって生きていけば……▼~
:[ユーリス]|言ったそばからこれじゃねえか……▼~
……ま、なんとか生きてみるこった。~
人間、なるようにしかならねえからさ。▼~
:[バルタザール]|ははっ、安心しろよ。こう言いつつも、~
ユーリスは仲間を見捨てられねえ奴だ。▼~
助けを求めりゃ応えてくれる。~
おれたちも見習わねえとなあ。▼~
:[ハピ]|優しくない世界だからねー、~
きっと助け合わなきゃ生きてけないし。▼~
:[ユーリス]|逆に言うなら、仲間同士助け合えば、~
きっと生きていける。しぶとく、強かに。▼~
《選択》
-仲間……
--「仲間……」を選択
:[ユーリス]|ああ、そうだな。あんたらも、~
俺たちにとっては大事な仲間だよ。ずっと。▼~
:[ハピ]|……じゃ、そろそろ行こっか。▼~
:[バルタザール]|おう、じゃあ、またな。▼~
:[コンスタンツェ]|さらばですわ!~
おーっほっほっほっほっほっほっほっほ!▼~
:[ユーリス]|それじゃあな。~
いつか、また会う日まで――▼~
*コメント [#j1607e68]
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
*7章 灰狼の矜持 [#ab1b5e71]
#contents
*オープニング [#c89b84d8]
**融合 [#k630fc83]
''(大聖堂 夜明け前)''
:[レア]|……もうおやめなさい、アルファルド!▼~
:[アルファルド]|もう遅い。~
宝杯は四使徒の血を受け取った。▼~
それでも足りぬことがあれば、~
我が血を注いででも……▼~
:[レア]|“始原の宝杯”で人の子の魂を~
呼び戻せなどしません!▼~
いいえ、魂どころか、~
体さえ完全に再生することは……!▼~
《選択》
-やめてくれ
--「やめてくれ」を選択
:[アルファルド]|……案ずることはありません。~
君の母は、今日、ここで蘇ります。▼~
さあ……時は満ちた。▼~
あの男ではなくて、~
君は不満かもしれないが……▼~
迎えにいくよ、シトリー。▼~
シトリー……、シト、リ……~
シトリィイ……シ……トォオ……ルゥァ……▼~
:[エーデルガルト]|!? 宝杯が……~
アルファルドと遺体を取り込んで……▼~
:[ディミトリ]|あの異形……いったい、何だ?~
赤い……獣、か?▼~
:[赤き獣]|ギジィオヴリィイイイイ!!▼~
:[レア]|ああ……やはり……~
すべてが、あの儀式と同じ……▼~
:[バルタザール]|……おいおいおいおい、流石に冗談だろう?~
あれがあの人の成れの果てだって?▼~
:[ハピ]|アルフさんが、化け物になるとか……~
冗談きついし。▼~
:[ユーリス]|これが“宝杯の儀”なのか……?~
死者を蘇らせるにしちゃ、随分と物騒だな。▼~
:[セイロス騎士]|レア様!~
大聖堂周辺に、突如魔物が……!▼~
:[レア]|……! 赤き獣の咆哮で……?▼~
戦える者全員で対処に当たってください!~
この獣は私たちが押さえて……▼~
:[ユーリス]|……大司教様。▼~
この事態を引き起こした責は私にあります。~
そのけじめを、つけさせてください。▼~
:[レア]|ですが……▼~
:[ユーリス]|それに、取り引き分の働きを、まだ私は~
していません。教団の狗として戦いますよ。▼~
:[コンスタンツェ]|おーっほっほっほっほっほっほ!~
抜け駆けとは感心いたしませんわね!▼~
アルファルド様は、私たちを利用し、~
命を奪おうとなさいましたわ。▼~
ですが……だとしても! かつて行く当てを~
失った私があの方に救われたのも事実。▼~
ここで決着をつけて差し上げるのが、~
私にできる恩返しというものでしょう!▼~
:[ハピ]|アルフさん、人に戻れないのかな。~
なんか……。▼~
死者を生き返らせようと頑張って、~
自分が死ぬなんて……最悪じゃん。▼~
:[バルタザール]|あれが、あの人の選択の結果なんだ。~
おれたちは受け止めることしかできねえ。▼~
だから、ぶん殴って止めてやろうぜ。~
あの人のためにもよ。▼~
:[クロード]|俺たちも手を貸すよ。~
一緒に峠まで登ったんだ、下りも一緒さ。▼~
:[ディミトリ]|ああ、最後まで付き合おう。~
少しは役に立てると思う。▼~
:[エーデルガルト]|……この数奇な物語に、~
幕を下ろしましょう。▼~
《選択》
-行こう
--「行こう」を選択
:[レア]|……決して、無理をしてはなりませんよ。▼~
あなた方に命じます。赤き獣……~
枢機卿アルファルドを、止めなさい!▼~
*戦闘マップ [#dab5710c]
**戦闘開始時 [#p6cb9bba]
:[コンスタンツェ]|美しき大聖堂が、傷だらけに……~
このままでは崩落してしまいますわ!▼~
:[ユーリス]|大人しくしてくれそうにねえな。~
本気でやるしかないか……!▼~
:[赤き獣]|ウガァアアアアアッ!!▼~
**1ターン目開始時 [#z2ef9c7e]
:[バルタザール]|敵は単身、皆で囲んじまえばいい。~
一気に距離を詰めるぞ!▼~
:[クロード]|逸るなって。~
この手合いに常識は通じないぞ?▼~
:[ディミトリ]|ああ、あの獣が何をしてくるかわからない。~
警戒しながら進むべきだろうな。▼~
**〇〇 [#s59440e5]
:[リンハルト]|これは……幻影みたいだね。~
しかもアルファルドそっくりの……▼~
:[ハピ]|戦いにくいじゃん。~
でも……ただの幻か。▼~
:[ヒルダ]|ハピちゃん、無理は禁物だからねー。~
あなたができないなら、あたしがやるよ!▼~
**〇〇 [#s89d59b3]
:[アッシュ]|うわっ、何ですか、今の!?~
幻影が吸収された……?▼~
:[エーデルガルト]|赤き獣の傷が治っていく……~
なるほど、厄介な関係性ね。▼~
**「赤き衝動」発動 [#x4cca04f]
:[ハピ]|ちょっ、あれ!?~
みんなの場所、変わった?
:[コンスタンツェ]|転移の魔法の亜種のようですわね。~
防ぐことは至難の業ですわ……!▼~
:[バルタザール]|チッ……食らったらすぐに合流するんだ。~
孤立しちまうのが一番危ねえ!▼~
:[ユーリス]|ああ、一人で無理するんじゃねえぞ。~
仲間を頼りながら戦え!▼~
**vs 赤き獣 [#aefc6ff8]
***ユーリス vs 赤き獣 [#u9d62800]
:[ユーリス]|……こんな化け物の姿になっちまったら、~
恨み言の一つも届かねえじゃねえか。▼~
本当に馬鹿だよ、あんたは。~
俺が言えたことじゃねえけどな……。▼~
***バルタザール vs 赤き獣 [#g55aa1a4]
:[バルタザール]|受け止める……とは言ったものの、~
思ったよりとんでもねえ姿形だな。▼~
せいぜいこの勝負を楽しんで、~
あんたへの手向けとさせてもらうぜ!▼~
***コンスタンツェ vs 赤き獣 [#m9a0789d]
:[コンスタンツェ ]|これが宝杯の力なのですわね……。~
神祖の創り出した聖具とは、いったい……。▼~
いえ、考えている暇などありませんわ!~
今はただ、アルファルド様に安らぎを……!▼~
***ハピ vs 赤き獣 [#dacd9e52]
:[ハピ ]|もうアルフさんはいないんだね。~
仕方ないけどさ。▼~
……外の世界は、失うことばっかり。▼~
*クリア後 [#ne1c7cc3]
**別れ [#f7332402]
''(大聖堂 早朝)''
:[レア]|……すべて、終わったのですね。▼~
皆、よくやってくれました。安らがぬ魂も、~
これで永久の安息を得たことでしょう。▼~
……ベレト。あなたには、~
きっと思うところがあるでしょう。▼~
《選択》
-自分の母は……
--「自分の母は……」を選択
:[レア]|あなたの母が、あなたを産んだ日。~
私は、その場に立ち会っていました。▼~
あの子は元々、体の弱い女性でした。~
子を産むのに耐えるだけの体力もなく……▼~
あの日、あなたも、あなたの母も、~
共に命を落とそうとしていました。▼~
その時、彼女は言ったのです。~
――自分の心臓を与えてくれ、と。▼~
《選択》
-自分の心臓は初めから動かなかった?
-母の心臓が自分を生かしてくれた?
--「自分の心臓は初めから動かなかった?」「母の心臓が自分...
:[レア]|……あなたの胸の中には、~
あなたの母の心臓が埋まっているのです。▼~
………………。~
あなたを救うには、ああするしかなかった。▼~
けれど私は、あの子を……シトリーを、~
「人として」、愛していました。▼~
《選択》
-だから遺体を……?
--「だから遺体を……?」を選択
:[レア]|私を母のように慕ってくれたあの子を、~
明るい未来を願っていたあの子を……▼~
暗い土の中に閉じ込めておくことなど、~
私にはできなかったのです。▼~
埋葬したと偽ってアビスに隠し、~
時折、会いに行っていました……。▼~
それがアルファルドに見つかってしまい、~
このような悲劇が起こるなんて……▼~
:(暗転)|
:[バルタザール]|……ユーリス。一つ、聞かせろ。▼~
あの人は、おれたちのことをずっと~
儀式のための道具としか見てなかったのか。▼~
:[ユーリス]|そんなの知らねえよ。~
少なくとも、俺の前ではそうだった。▼~
けど……&ruby(ヴォルフクラッセ){灰狼の学級};ができたのは~
教団の記録によると、15年前の話だ。▼~
あの人が道を踏み外したのが言葉どおり~
10年前だとすると、最初は、きっと……▼~
:[ハピ]|そーいうの、やめようよ。~
……もういないんだからさ、あの人。▼~
:[コンスタンツェ]|随分と切り替えが早いんですのね。~
私も見習わなければなりませんわ。▼~
:[ユーリス]|……そうだな。~
やるべきことは山ほどある。▼~
まずは教団に、事の経緯を洗いざらい~
吐きに行かなきゃならねえし……▼~
解放された俺の仲間たちも、~
面倒見てやらないといけねえ。▼~
:[ハピ]|ま、頑張って。~
応援してるし。▼~
:[コンスタンツェ]|私たちにできることがあれば、~
細々と手伝わせていただきますわ。▼~
:[バルタザール]|ああ、何ならお前の下についてる連中を~
おれの部下にして傭兵団でも一発……▼~
:[ユーリス]|いや待て、好き放題言ってんじゃねえよ。~
悪いことをしたとは思ってるけどよ……▼~
:[ハピ]|身から出た錆じゃん。▼~
:[コンスタンツェ]|自業自得ですわ。▼~
:[バルタザール]|文句なら鏡に言いな。▼~
:[ハピ]|ふふっ。……そういえば、~
教団は、アビスをどうするんだろうね?▼~
:[ユーリス]|さあな。けど、こうなった以上~
そのままってわけにはいかねえだろう。▼~
教団内での後任も決まるだろうし、~
そいつと街の奴らが上手くやれるように……▼~
:[バルタザール]|おーい、そういうのはまた明日やろうぜ。~
今は流石に体を休めてえよ。▼~
:[ハピ]|確かに。~
クッタクタだもんね。いろいろ痛いし。▼~
:[コンスタンツェ]|思えば、恐ろしく長い一日でしたわ。~
きっと忘れることはないでしょう……。▼~
:[ユーリス]|……はは。~
本当に、良い朝だなあ……。▼~
**卒業式 [#pdb07f4a]
''(謁見の間 昼)''
:[コンスタンツェ]|……解散、ですの?▼~
:[レア]|ええ。他の枢機卿たちと話し合い、~
そのように決定しました。▼~
元々、&ruby(ヴォルフクラッセ){灰狼の学級};は、教団の保護が~
必要な若者のために創設されたもの。▼~
その在り方はいつしか歪み、あなた方を~
縛りつけておく牢獄となってしまった……。▼~
&ruby(ヴォルフクラッセ){灰狼の学級};は、解体します。~
あなた方も……卒業、ということですね。▼~
:[ハピ]|いや、卒業って言われても。~
ハピを地下に入れたのはそっちじゃん?▼~
いきなり勝手に生きてけー、~
とか言われても困るし……▼~
:[レア]|無論、地下に留まるというのであれば~
それも止めることはしません。▼~
アビスは、寄る辺なき者たちの街。~
それは、これからも変わらないのですから。▼~
あなた方を縛る鎖は、解けたのです。~
生きる場所は、自由に選べばいい。▼~
:[バルタザール]|……ま、そろそろ潮時ってやつか。~
おれは構いませんよ、レアさん。▼~
:[コンスタンツェ]|元の身の上を考えれば、選択の自由が~
あるだけでもありがたいというものですわ。▼~
:[ユーリス]|……レア様。私への処分は。~
教団に協力したとはいえ、私は……。▼~
:[レア]|ユーリス。あなたの罪状については、~
すでに裁きが下されたはず。▼~
ですが、不当に人を殺めた事実を、あなたは~
これからも背負ってゆかねばならない……。▼~
それをあなたが深く自覚してくれると~
願って、あなたへの処罰に代えましょう。▼~
:[ユーリス]|………………。▼~
:[バルタザール]|おい、微妙な顔すんなよ。~
罰を受けたきゃてめえで決めろってこった。▼~
:[ユーリス]|……そうだな。~
生き方も償い方も、選ぶのは俺ってことか。▼~
''(玄関ホール 昼)''
:[エーデルガルト]|随分と決断が早いのね。猶予が与えられて~
いなかったわけではないでしょう。▼~
:[コンスタンツェ]|おーっほっほっほ!~
私のような偉才は引く手あまたですのよ!▼~
フェルディアの魔道学院が、どうしても私を~
欲しいというので、応じたまでですわ!▼~
近いうちに帝都にもヌーヴェルの名を~
轟かせますから……ご覚悟はよろしくて?▼~
:[リンハルト]|以前も魔道学院にいたんじゃなかったっけ。~
出戻り……いや、応援してます。頑張って。▼~
:[ハピ]|ハピは……家族のところに~
顔、出してみるかな。▼~
もうずーっと会ってないけど。~
いい機会じゃん?▼~
ま、気に入らなくて、~
すぐアビスに帰ってくるかも。▼~
:[バルタザール]|おれは……一攫千金目指して~
放浪でもするかね。▼~
借金が腐るほどあるからなあ!~
命で返す羽目になる前に何とかしねえと。▼~
:[ヒルダ]|兄さんに泣きついてみたら?~
悪いようにはしないと思うけどな。▼~
:[バルタザール]|おれとあいつはそういう関係じゃねえんだ。~
貸し借りなんざごめんだぞ。▼~
……ま、おれのことはいい。~
お前はどうするんだ、ユーリス。▼~
:[ユーリス]|さあ、な。~
これから時間をかけて考えるつもりだよ。▼~
まあ、何をおいても、まずは修道院の外に~
置いてきた部下を食わせてやらねえとな。▼~
:[アッシュ]|部下っていうのは、その……~
君はまた、元の稼業に戻るの?▼~
:[ユーリス]|そんな回りくどい言い方すんなって。~
今の俺にできるのは、それしかねえんだ。▼~
だが……やり方も生き方も、変えられる。~
せいぜい平穏に努力してみるさ。▼~
:[アッシュ]|……そっか。~
そういうことなら、僕も応援するよ。▼~
:[ユーリス]|ああ、ありがとう。~
お前も、お前の思うままに生きればいいさ。▼~
しかし、心残りはアビスのごろつき共だ。~
あいつら、俺がいなくて大丈夫かなあ……▼~
:[バルタザール]|まーた他人様の心配か。~
抱え込み過ぎだぞ、お前は。▼~
《選択》
-心配ない
-アビスのことは任せて
--「心配ない」「アビスのことは任せて」を選択
:[ユーリス]|はは、何でまたあんたが~
そんなこと言い出すんだよ。▼~
……ま、確かにあんたなら、アビスで何が~
起こっても軽く片づけちまいそうだけど。▼~
:[エーデルガルト]|私たちもアビスのことは気にかけておくわ。~
そうでしょ、二人とも?▼~
:[クロード]|ああ……俺は個人的にも~
いろいろ用がありそうだしな。▼~
:[ディミトリ]|ろくでもない用ではないといいが……~
俺たちにできることはしよう。▼~
:[ごろつき]|お頭あーー! 何で行っちまうんですかー!~
俺たちどうやって生きていけば……▼~
:[ユーリス]|言ったそばからこれじゃねえか……▼~
……ま、なんとか生きてみるこった。~
人間、なるようにしかならねえからさ。▼~
:[バルタザール]|ははっ、安心しろよ。こう言いつつも、~
ユーリスは仲間を見捨てられねえ奴だ。▼~
助けを求めりゃ応えてくれる。~
おれたちも見習わねえとなあ。▼~
:[ハピ]|優しくない世界だからねー、~
きっと助け合わなきゃ生きてけないし。▼~
:[ユーリス]|逆に言うなら、仲間同士助け合えば、~
きっと生きていける。しぶとく、強かに。▼~
《選択》
-仲間……
--「仲間……」を選択
:[ユーリス]|ああ、そうだな。あんたらも、~
俺たちにとっては大事な仲間だよ。ずっと。▼~
:[ハピ]|……じゃ、そろそろ行こっか。▼~
:[バルタザール]|おう、じゃあ、またな。▼~
:[コンスタンツェ]|さらばですわ!~
おーっほっほっほっほっほっほっほっほ!▼~
:[ユーリス]|それじゃあな。~
いつか、また会う日まで――▼~
*コメント [#j1607e68]
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