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会話集/章別会話/煤闇の章/EP.3 宝杯の儀の伝承
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[[会話集/章別会話]]
*3章 宝杯の儀の伝承 [#s08a5057]
#contents
**騎士団長の過去 [#zfad4523]
''(教室・アビス 昼)''
:[アルファルド]|おや、ベレト先生。~
どうしたのですか?▼~
《選択》
-両親の話を聞かせてほしい
--「両親の話を聞かせてほしい」を選択
:[アルファルド]|ええ、もちろん構いませんよ。~
私が知っていることであれば、何でも。▼~
……と言っても、何から語ったものか。~
聞きたいことがあるなら、お答えしますが。▼~
《選択》
-母はどんな人だった?
-昔の父はどんな人だった?
--「母はどんな人だった?」を選択
:[アルファルド]|彼女は……優しく、とても聡明な人でした。~
書庫で本を読む背中を、よく覚えています。▼~
--「昔の父はどんな人だった?」を選択
:[アルファルド]|あの方は……今と、さして変わりませんね。~
いつも部下の方々を振り回していましたよ。▼~
任務の合間を縫って、修道院に暮らす子供に~
武芸や用兵を指南していらしたものです。▼~
私も、君の母君も、そんなあの方に~
憧れた子供の一人だった……。▼~
《選択》~
(先の選択で選ばなかった選択肢のみ表示、返事も同様)
:[アルファルド]|ジェラルト殿とシトリー……君の母君が~
婚約すると聞いた時は、驚いたものです。▼~
何しろ私たちにとってジェラルト殿は、~
いわば、師のようなものでしたから。▼~
……シトリーは、表情の乏しい女性でした。~
感情が表に出にくいと言うべきでしょうか。▼~
ですが、ジェラルト殿の前でだけは、~
太陽のように明るく微笑んでいたものです。▼~
彼の語る、外の世界の話は……病弱だった~
彼女にとっての、救いだったのでしょうね。▼~
《選択》
-「外」の話?
-病弱だった?
--「「外」の話?」「病弱だった?」を選択
:[アルファルド]|ええ。彼女は体が弱く、大修道院の外に~
出たことは一度もなかったはずです。▼~
大修道院という閉ざされた世界の中で、~
限られた人々としか関係を持てなかった。▼~
だから、どんな物語を語って聞かせるよりも~
ジェラルト殿の瑞々しい言葉こそが……▼~
彼女に、希望を与えたのでしょう。▼~
……私ではとても、~
ジェラルト殿のようにはなれませんでした。▼~
《選択》
-父のように?
--「父のように?」を選択
:[アルファルド]|え……ええ。100年も昔の出来事を、~
見てきたかのように語るなど……▼~
物語を熟読しても、歴史を正確に紐解いても~
簡単にできることではありませんからね。▼~
……君は、ジェラルト殿と共に旅をして~
多くのものを見てきたのでしょう?▼~
思うのですが……君は彼とともに、傭兵として~
旅を続けるべきだったのではありませんか。▼~
《選択》
-大司教に頼まれたことだ
-教師もなかなか悪くない
--「大司教に頼まれたことだ」を選択
:[アルファルド]|……君がそう割り切れるのであれば、~
私が異を唱える余地はなさそうですね。▼~
--「教師もなかなか悪くない」を選択
:[アルファルド]|ふふ……そうですか。それならば、~
私は君を応援することしかできませんね。▼~
《共通》
:[アルファルド]|きっと、教師という立場でのみ~
見える世界というのもあるのでしょう。▼~
こんなことを言うのも、~
君にとっては迷惑かもしれませんが……▼~
君にはこれからも多くのものを見て、多くの~
人々と温かな関係を築いてほしいのです。▼~
広い世界を見たいと願い、そしてその願いを~
叶えられなかったシトリーの分まで。▼~
《選択》
-だから自分を灰狼の学級の教師に?
--「だから自分を灰狼の学級の教師に?」を選択
:[アルファルド]|……ええ。あくまでも私の独断ですが。~
猊下はこの件を良く思われないでしょうし。▼~
ベレト、君ならば立派に~
子供たちを導いてくれると信じています。▼~
そして同時に、君にとっても、~
大きな成長の機会になる、とも。▼~
何かあったら気兼ねなく相談してください。~
私は、いつでも君の味方ですから。▼~
**宝杯の伝承 [#z22a2233]
''(教室・アビス 昼)''
:[コンスタンツェ]|ところでユーリス、~
闘技場で捕らえた賊は、何か白状しまして?▼~
:[ユーリス]|収穫なし。奴ら、雇い主の名前も~
吐かねえ……いや、知らねえみたいだった。▼~
だが、雇い主の狙いが、このアビスにある~
「何か」だってことだけははっきりしたな。▼~
:[バルタザール]|あー……そういや奴らの言動を思い返すと、~
宝でも探してるみてえだったな。▼~
:[ハピ]|宝探し? 意味わかんないじゃん。~
貧しい地下に何があるっていうんだか。▼~
:[リンハルト]|アルファルドさん、だっけ?~
心当たりありそうな顔してますけど。▼~
:[アルファルド]|……いえ、一つ思い浮かんだものの、流石に~
荒唐無稽だなと考え直していたのです。▼~
:[クロード]|おっと、荒唐無稽な推論ほど、~
真実に一番近かったりするもんだ。▼~
:[ディミトリ]|どんな手掛かりでも構いません。行動の~
指針を定めるためにも、是非、頼みます。▼~
:[アルファルド]|……では、笑わずに聞いていただけますか?~
アビスには、ある伝承が残っているのです。▼~
このアビスの更に下層“封印の谷”に、~
“始原の宝杯”が眠っているという……。▼~
《選択》
-始原の宝杯……?
-封印の谷……?
--「始原の宝杯……?」を選択
:[リンハルト]|宝杯……聞いたことないですね。~
教団が所蔵していた遺物でしょうか?▼~
--「封印の谷……?」を選択
:[ユーリス]|へえ、初耳ですね。アビスの奥が、~
谷に繋がっているってことですか。▼~
:[バルタザール]|どこかに繋がってても不思議はねえが、~
辿り着ける気はしねえなあ……。▼~
《共通》
:[アルファルド]|“宝杯の儀”という儀式について記された~
古い文書を、偶然見つけましてね。▼~
文書は一部だけで全容もわからず、~
その信憑性は十全とは言えませんが……▼~
“始原の宝杯”は、聖セイロスが作らせた~
一種の神器だと書かれていました。▼~
セイロスは宝杯を用い、4人の使徒と共に~
“宝杯の儀”を執り行った、と。▼~
《選択》
-“宝杯の儀”とは?
-4人の使徒?
--「“宝杯の儀”とは?」を選択
:[アルファルド]|どうやら、失われた命を呼び戻すための~
儀式だったようです。▼~
--「4人の使徒?」を選択
:[リンハルト]|あ、4人の使徒なら覚えがあります。~
記録がほとんど残っていない聖人ですよ。▼~
四聖人と同時代を生き、彼らを支えたと~
されてますが、名前も不確かで、えーと……▼~
:[アルファルド]|……セイロスは儀式を通じて喪われた命を~
この世に呼び戻そうとしたといいます。▼~
《共通》
:[アルファルド]|ですが、儀式は失敗に終わり、四使徒は~
宝杯が誰の手にも渡らぬよう封印したとか。▼~
:[クロード]|ふうん、“宝杯の儀”、ねえ……▼~
:[コンスタンツェ]|……宝杯の話であれば、私、ずっと昔に~
お父様から聞いたかもしれませんわ。▼~
教団の秘宝……死者さえ蘇らせるほどの~
魔力を秘めた、伝説の杯……▼~
:[ディミトリ]|やはり、死者を蘇らせる……か。~
……欲する者がいるのも、不思議ではない。▼~
:[エーデルガルト]|いずれにせよ、もう少し伝承についての~
情報を集めたほうが良さそうね。▼~
:[アルファルド]|ええ、そう思います。私も修道院内で~
心当たりを探ってみましょう。▼~
……もっとも、今の修道院に望みの情報が~
どれだけ残っているかは疑問ですが。▼~
:[コンスタンツェ]|感謝しますわ。それでは私たちも、~
ここでできることをいたしましょう。▼~
**地下深くへ [#udae9f7d]
''(教室・アビス 昼)''
:[アルファルド]|……いいえ、それは私が許しません。~
君たちを危険な目に遭わせたくないんです。▼~
:[コンスタンツェ]|けれど理由を突き止めてしまえば、~
危険を排除できるかもしれませんのよ!▼~
:[バルタザール]|ご存知でしょうが、地下には戦う術を~
持たねえ連中がごまんといるんです。▼~
また襲撃があれば、次はそいつらにも~
手が及んじまうかも……。▼~
:[アルファルド]|……それは承知しています。ですが、今は~
勝手な行動は控えてください。……約束を。▼~
君たちは、もう十分に傷ついてきた。~
これ以上危険な目に遭う必要はないんです。▼~
:[ヒルダ]|意外に頑固? コンスタンツェちゃんたちの~
ことがよほど心配なんだろうね、あの人。▼~
:[コンスタンツェ]|ええ……心配はありがたいのですけれど、~
やはり根本を解決しなくては何も……▼~
……ああ、貴方! ちょうどいいところに!~
畑に翠雨とはこのことですわね!▼~
さあ、地下に潜りますわよ、貴方たち!~
宝杯が私たちを待っていますわ!▼~
《選択》
-地下?
-宝杯……
--「地下?」を選択
:[コンスタンツェ]|そう! 大修道院の更に奥深く!~
宝杯が眠るという“封印の谷”へ!▼~
--「宝杯……」を選択
:[コンスタンツェ]|アルファルド様が仰っていたでしょう?~
宝杯の眠る“封印の谷”を目指しますわよ!▼~
《共通》
:[ハピ]|……コニーさ。~
アルフさんの話、聞いてた?▼~
:[コンスタンツェ]|ええ! ですが……あの方だって、本当は~
この問題を解決したいと思っているはず。▼~
私たちで“始原の宝杯”を探し出し、~
教団に寄贈してしまいますのよ!▼~
敵の狙いが宝杯なら、それでアビスを襲う~
理由はなくなるはずではなくって?▼~
:[クロード]|……よくわからんが、その宝杯ってのは~
伝承によると封印されてるんだろ?▼~
仮に見つかったとしても、封印が解けなきゃ~
持ち帰れないんじゃないか?▼~
:[コンスタンツェ]|そ、それならそれで良いのですわ!~
封印の無事が確認できるわけですし……。▼~
:[バルタザール]|だが、その谷とやらはどこにあるんだ。~
そんなもん、聞いたことねえぞ?▼~
:[コンスタンツェ]|実は私、新たな隠し通路を発見したのです!~
それも深く地下へと繋がっていそうな……▼~
私の卓抜した嗅覚によれば、間違いなく~
“封印の谷”への道ですわよ!▼~
:[ユーリス]|よくわからねえが、いいんじゃねえの?~
宝杯なんぞに興味はねえが……▼~
そいつが見つかることで~
この街が安全になるなら、俺はそれでいい。▼~
:[コンスタンツェ]|貴方たちも暇を持て余しているでしょう?~
当然、手伝ってくださるわよね?▼~
《選択》
-暇ではない
-暇だ
--「暇ではない」を選択
:[クロード]|まあまあ、これくらい付き合ってやっても~
いいんじゃないか?▼~
個人的には“始原の宝杯”にも~
“封印の谷”にも興味がある。▼~
--「暇だ」を選択
:[リンハルト]|そうですよねー。暇なので付き合えます。~
エーデルガルトさんは渋い顔してますけど。▼~
《共通》
:[コンスタンツェ]|おーっほっほっほっほ!~
決まりですわね! 出発の刻ですわ!▼~
''(アビス深層 昼)''
:[リンハルト]|……ねえ、迷ってたりしませんよね、これ?~
もう三日くらい歩いてる気分なんですけど。▼~
:[ハピ]|三日って、キミ……。~
まだ半日も経ってないくらいじゃん。▼~
:[エーデルガルト]|でも確かに、これ以上の時間をかけるなら、~
水や食料にも懸念が出てくるわね。▼~
:[クロード]|そうだな。もう少しだけ粘って~
駄目なら引き返したほうがいいな。▼~
:[ディミトリ]|……しかしコンスタンツェ、お前、~
妙に宝杯にこだわっていないか?▼~
:[コンスタンツェ]|あ、あら……な、何の話でしょう?~
私に他意などございませんわよ、ほほほ。▼~
:[ユーリス]|功を立てて教団に認められたいんだろ。~
取り潰された実家を立て直すためだとさ。▼~
:[コンスタンツェ]|な、なななぜそれを知っているのかしら?~
貴方まさか私の身辺を勝手に探りましたの?▼~
:[ユーリス]|口癖みてえに言ってるじゃねえか、お前。~
私の夢はヌーヴェル家の復興ですわ、って。▼~
:[リンハルト]|あ、やっぱりコンスタンツェさんって、~
ヌーヴェル家の元令嬢なんですね。▼~
《選択》
-ヌーヴェル家?
-知っている?
--「ヌーヴェル家?」を選択
:[リンハルト]|つい数年前まで、帝国の西部にあった~
歴史ある子爵家ですよ。▼~
--「知っている?」を選択
:[リンハルト]|まあ、そうですね。つい数年前まで帝国の~
西部にあった子爵家ですよ。▼~
《共通》
:[エーデルガルト]|ヌーヴェル家は、5年前に爵位を失ったの。~
戦役の責任を取ってね。▼~
:[コンスタンツェ]|……まるで他人事のような仰りようね。▼~
:[エーデルガルト]|私にできるのは、何もできなかった父に~
代わってこの頭を下げることだけよ。▼~
貴方がそれを望むのならば……▼~
:[コンスタンツェ]|……結構ですわよ。~
私が望むのはただ一つ。▼~
帝国を守るために誰より勇敢に戦い、~
命を落とした両親のため……▼~
爵位を取り戻し、ヌーヴェル家を再興させ、~
かつての栄華を再び……!▼~
アビスで日々を魔道の研究に費やすのも、~
すべてはお家再興のためなのですわ。▼~
:[ハピ]|そーやって頑張った結果、~
地下生活を余儀なくされちゃうなんてね。▼~
近道遠回りっていうか、~
星の巡り合わせが悪いっていうか……。▼~
:[コンスタンツェ]|なっ、何のことを言っているのかしら!~
貴方に、あの「私」を見せたつもりは……▼~
:[バルタザール]|おっと、帰らなくて良かったな。~
いよいよ谷底みたいだぜ。▼~
**ガルグ=マクの底 [#a9799820]
''(ガルグ=マクの底 昼)''
:[ディミトリ]|ここは、大聖堂前の橋梁の下……か?~
谷底にこんな場所が……▼~
:[クロード]|へえ……いつも歩いてる橋梁を、~
遥か下から見上げる日が来るとはね。▼~
:[ユーリス]|ここが件の“封印の谷”なのか?~
宝杯が封じられているっていう。▼~
:[コンスタンツェ]|……え、ええ。~
そうだといいのですけれど。▼~
:[エーデルガルト]|コンスタンツェ、岩陰に隠れて何を……?~
宝杯を探さなくていいのかしら?▼~
:[コンスタンツェ]|……ああっ、もう! そちらに行けば~
良いのでしょう!? 行けば!▼~
………………。▼~
あら、私……皆様に大変、失礼な口を~
利いてしまいましたわ。お詫びいたします。▼~
皆様の横に並び立つのもおこがましい……~
私は地面を掘って埋まっておきますわね。▼~
:[バルタザール]|……谷底でも、陽の下は陽の下か。▼~
《選択》
-これは……?
-突然豹変した……?
--「これは……?」「突然豹変した……?」を選択
:[ハピ]|陽に当たると、こーなるんだって。~
だからコニーは地下に籠もってるわけ。▼~
:[コンスタンツェ]|私の浅薄な知恵で、ここが“封印の谷”か~
どうかなど判然とするはずもありませんわ。▼~
:[バルタザール]|おいおい……~
御託はいいから足を動かしてくれよ。▼~
:[ハピ]|ほら、元気出して。~
コニーが必要なんだって。ほーら。▼~
:[コンスタンツェ]|そこまで仰らせてしまって、私は情けない~
気持ちでいっぱいでございます。ああ……。▼~
:[ディミトリ]|……もう一つの人格、というのだろうか。~
ここまで斬新なものは初めて見たが……。▼~
:[バルタザール]|ハピ、背中を押してやれ。先に進まねえと、~
宝杯があるかどうかもわからねえぞ。▼~
:[ハピ]|はいはい、いくよー。▼~
:[コンスタンツェ]|おやめください、私の汚い背中に触れては、~
貴方様の手が……はっ?▼~
この魔力の気配……!?~
何かがありますわ、この先に……封、印?▼~
:[リンハルト]|おかしいですね、何も感じませんけど……~
いやちょっと待った。何か動く音がする。▼~
:[エーデルガルト]|どうやら仕掛けがあったようね。~
封印を守護しているのかしら……ほら。▼~
:[クロード]|おっと……あれは何だ?~
巨大な人形とでも言えばいいのか……。▼~
:[ユーリス]|……状況はさっぱり掴めねえが、~
とにかく不味そうなことだけはわかるな。▼~
:[バルタザール]|あれと、かち殴り合ったら面白えかな。~
久々に血沸く相手に出会ったぜ。▼~
おい、このおれが相手だ!~
その図体、鉄板みてえに畳んでやるぜ!▼~
*戦闘マップ [#yf73c6fd]
**戦闘開始時 [#tc0c165a]
:[バルタザール]|どうなってんだ。~
畳めば畳むだけ敵が湧きやがるぞ。▼~
:[リンハルト]|……これが宝杯を守る仕掛けだったら、~
何らかの方法で解除できるんじゃない?▼~
:[コンスタンツェ]|私の愚考を僭越ながら披露いたしますと、~
奥に複数ある装置が怪しいかと存じます。▼~
:[ハピ]|あー、何か鍵穴?っぽいの見えるね。~
鍵を見つけて差し込めばよさそうじゃん。▼~
**1ターン目開始時 [#e93ce9b4]
:[マルセル]|聖域ノ禁ヲ犯セシ者ヲ……
立チ去ラヌナラバ、滅ス……▼~
:[バルタザール]|聖域だと? いよいよ“封印の谷”めいて~
来やがったな!▼~
:[ヒルダ]|あっ! ヒルダちゃん、鍵見つけたかもー。~
あのおっきな敵の体にくっついてなーい?▼~
**マルセル撃破 [#t71becc4]
:[ユーリス]|む……この鍵、普通の鍵じゃねえな。~
間違っても失くすんじゃねえぞ。▼~
**外れの仕掛け作動 [#pd375ea2]
:[ゴーレム]|愚昧ノ徒ニ死ノ鉄槌ヲ……!▼~
:[コンスタンツェ]|罠を見抜けぬとは、本当に私は愚昧ですわ。~
それに体を蝕む魔法まで……、ああ……。▼~
:[クロード]|鍵は1本なのに穴が複数あると思ったら……~
そういうことかよ。いい性格だぜ。▼~
:[エーデルガルト]|本当にね、貴方の考えそうな罠だわ。▼~
**外れの仕掛け作動2回目 [#t5e40474]
:[アッシュ]|うわっ、これも罠だったんですか……!?~
こんなの、見分けがつきませんよ……。▼~
:[ディミトリ]|残る装置はあと一つ、か……。~
今度こそ、仕掛けが止まればいいんだが。▼~
**正解の仕掛け作動 [#oa07ab0d]
:[ユーリス]|冷や汗かいたが……仕掛けは止まったか。~
ここまでやって空振りってことはねえよな?▼~
**戦闘勝利後 [#w45a3700]
:[ハピ]|あそこさー、岩に紋章っぽいのが描かれ……~
うわっ! な、なに!?▼~
:[コンスタンツェ]|これは……紋章の反応!?~
岩が光を放って……!▼~
*クリア後 [#x3739caa]
**宝杯の封印 [#g06489b9]
''(ガルグ=マクの底 昼)''
:[クロード]|穴の奥に、何かあるぞ……!▼~
:[コンスタンツェ]|これは……!▼~
:[バルタザール]|これは……?▼~
:[コンスタンツェ]|……正直に申しまして、無知蒙昧な私では~
“始原の宝杯”かどうかはわかりかねます。▼~
:[バルタザール]|おおい……とんだ肩透かしだな。~
この杯じゃねえのか?▼~
:[コンスタンツェ]|先程の揺れ……おそらくは紋章に関係する~
何らかの封印が施してあったのでしょう。▼~
それが偶発的にとはいえ解かれた……~
あの仕掛けと連動しているとは思えません。▼~
とすると、私たちの内のどなたかの紋章が、~
封印を解く鍵だったのでは、と……。▼~
:[ハピ]|あのー、も少しハピたちにも~
わかるように言ってよ。▼~
:[コンスタンツェ]|申し訳ありませんわ。私の言葉があまりにも~
曖昧で不可解なためご迷惑を……。▼~
結論だけ申し上げますと、これは限りなく~
“始原の宝杯”の可能性が高いかと。▼~
:[バルタザール]|はあ? 結局それでいいのか……。~
まどろっこしいなあ、お前は。▼~
:[リンハルト]|封印されていた岩壁に描かれた、~
4人の使徒のものらしき失われた紋章……▼~
そして聖なる武具と共通する装飾、~
魔力を自ずと集める仕組みを持つ杯。▼~
他に合致するような伝承もないですし、~
宝杯で間違いないと思いますよ。▼~
:[コンスタンツェ]|私の浅慮を余すところなく補足して~
ご説明いただき、心より感謝いたします。▼~
:[エーデルガルト]|……慣れないわね。その卑屈なのか~
何なのかよくわからない二重人格には……▼~
:[コンスタンツェ]|殿下、お許しを。ご不快な思いをさせたと~
なれば、この命をもって償うしか……▼~
:[クロード]|事情は知らないが、俺からも頼むよ。~
彼女を許してやってくれ……ぷっ。▼~
:[エーデルガルト]|ふざけないで、クロード。~
許すも許さないもないわ。命なんて……▼~
:[コンスタンツェ]|……あら?▼~
:[ディミトリ]|……雷か。~
これは一雨来そうだな。▼~
:[ユーリス]|ああ、本格的に降り出す前に、~
さっさとアビスに戻ろうぜ。▼~
:[コンスタンツェ]|………………。▼~
……はあ。またでしたわね。~
私の意思を、こうやって、ことごとく……▼~
ハッ!?~
この音、まさか……。▼~
*コメント [#j57af6aa]
#comment
終了行:
[[会話集/章別会話]]
*3章 宝杯の儀の伝承 [#s08a5057]
#contents
**騎士団長の過去 [#zfad4523]
''(教室・アビス 昼)''
:[アルファルド]|おや、ベレト先生。~
どうしたのですか?▼~
《選択》
-両親の話を聞かせてほしい
--「両親の話を聞かせてほしい」を選択
:[アルファルド]|ええ、もちろん構いませんよ。~
私が知っていることであれば、何でも。▼~
……と言っても、何から語ったものか。~
聞きたいことがあるなら、お答えしますが。▼~
《選択》
-母はどんな人だった?
-昔の父はどんな人だった?
--「母はどんな人だった?」を選択
:[アルファルド]|彼女は……優しく、とても聡明な人でした。~
書庫で本を読む背中を、よく覚えています。▼~
--「昔の父はどんな人だった?」を選択
:[アルファルド]|あの方は……今と、さして変わりませんね。~
いつも部下の方々を振り回していましたよ。▼~
任務の合間を縫って、修道院に暮らす子供に~
武芸や用兵を指南していらしたものです。▼~
私も、君の母君も、そんなあの方に~
憧れた子供の一人だった……。▼~
《選択》~
(先の選択で選ばなかった選択肢のみ表示、返事も同様)
:[アルファルド]|ジェラルト殿とシトリー……君の母君が~
婚約すると聞いた時は、驚いたものです。▼~
何しろ私たちにとってジェラルト殿は、~
いわば、師のようなものでしたから。▼~
……シトリーは、表情の乏しい女性でした。~
感情が表に出にくいと言うべきでしょうか。▼~
ですが、ジェラルト殿の前でだけは、~
太陽のように明るく微笑んでいたものです。▼~
彼の語る、外の世界の話は……病弱だった~
彼女にとっての、救いだったのでしょうね。▼~
《選択》
-「外」の話?
-病弱だった?
--「「外」の話?」「病弱だった?」を選択
:[アルファルド]|ええ。彼女は体が弱く、大修道院の外に~
出たことは一度もなかったはずです。▼~
大修道院という閉ざされた世界の中で、~
限られた人々としか関係を持てなかった。▼~
だから、どんな物語を語って聞かせるよりも~
ジェラルト殿の瑞々しい言葉こそが……▼~
彼女に、希望を与えたのでしょう。▼~
……私ではとても、~
ジェラルト殿のようにはなれませんでした。▼~
《選択》
-父のように?
--「父のように?」を選択
:[アルファルド]|え……ええ。100年も昔の出来事を、~
見てきたかのように語るなど……▼~
物語を熟読しても、歴史を正確に紐解いても~
簡単にできることではありませんからね。▼~
……君は、ジェラルト殿と共に旅をして~
多くのものを見てきたのでしょう?▼~
思うのですが……君は彼とともに、傭兵として~
旅を続けるべきだったのではありませんか。▼~
《選択》
-大司教に頼まれたことだ
-教師もなかなか悪くない
--「大司教に頼まれたことだ」を選択
:[アルファルド]|……君がそう割り切れるのであれば、~
私が異を唱える余地はなさそうですね。▼~
--「教師もなかなか悪くない」を選択
:[アルファルド]|ふふ……そうですか。それならば、~
私は君を応援することしかできませんね。▼~
《共通》
:[アルファルド]|きっと、教師という立場でのみ~
見える世界というのもあるのでしょう。▼~
こんなことを言うのも、~
君にとっては迷惑かもしれませんが……▼~
君にはこれからも多くのものを見て、多くの~
人々と温かな関係を築いてほしいのです。▼~
広い世界を見たいと願い、そしてその願いを~
叶えられなかったシトリーの分まで。▼~
《選択》
-だから自分を灰狼の学級の教師に?
--「だから自分を灰狼の学級の教師に?」を選択
:[アルファルド]|……ええ。あくまでも私の独断ですが。~
猊下はこの件を良く思われないでしょうし。▼~
ベレト、君ならば立派に~
子供たちを導いてくれると信じています。▼~
そして同時に、君にとっても、~
大きな成長の機会になる、とも。▼~
何かあったら気兼ねなく相談してください。~
私は、いつでも君の味方ですから。▼~
**宝杯の伝承 [#z22a2233]
''(教室・アビス 昼)''
:[コンスタンツェ]|ところでユーリス、~
闘技場で捕らえた賊は、何か白状しまして?▼~
:[ユーリス]|収穫なし。奴ら、雇い主の名前も~
吐かねえ……いや、知らねえみたいだった。▼~
だが、雇い主の狙いが、このアビスにある~
「何か」だってことだけははっきりしたな。▼~
:[バルタザール]|あー……そういや奴らの言動を思い返すと、~
宝でも探してるみてえだったな。▼~
:[ハピ]|宝探し? 意味わかんないじゃん。~
貧しい地下に何があるっていうんだか。▼~
:[リンハルト]|アルファルドさん、だっけ?~
心当たりありそうな顔してますけど。▼~
:[アルファルド]|……いえ、一つ思い浮かんだものの、流石に~
荒唐無稽だなと考え直していたのです。▼~
:[クロード]|おっと、荒唐無稽な推論ほど、~
真実に一番近かったりするもんだ。▼~
:[ディミトリ]|どんな手掛かりでも構いません。行動の~
指針を定めるためにも、是非、頼みます。▼~
:[アルファルド]|……では、笑わずに聞いていただけますか?~
アビスには、ある伝承が残っているのです。▼~
このアビスの更に下層“封印の谷”に、~
“始原の宝杯”が眠っているという……。▼~
《選択》
-始原の宝杯……?
-封印の谷……?
--「始原の宝杯……?」を選択
:[リンハルト]|宝杯……聞いたことないですね。~
教団が所蔵していた遺物でしょうか?▼~
--「封印の谷……?」を選択
:[ユーリス]|へえ、初耳ですね。アビスの奥が、~
谷に繋がっているってことですか。▼~
:[バルタザール]|どこかに繋がってても不思議はねえが、~
辿り着ける気はしねえなあ……。▼~
《共通》
:[アルファルド]|“宝杯の儀”という儀式について記された~
古い文書を、偶然見つけましてね。▼~
文書は一部だけで全容もわからず、~
その信憑性は十全とは言えませんが……▼~
“始原の宝杯”は、聖セイロスが作らせた~
一種の神器だと書かれていました。▼~
セイロスは宝杯を用い、4人の使徒と共に~
“宝杯の儀”を執り行った、と。▼~
《選択》
-“宝杯の儀”とは?
-4人の使徒?
--「“宝杯の儀”とは?」を選択
:[アルファルド]|どうやら、失われた命を呼び戻すための~
儀式だったようです。▼~
--「4人の使徒?」を選択
:[リンハルト]|あ、4人の使徒なら覚えがあります。~
記録がほとんど残っていない聖人ですよ。▼~
四聖人と同時代を生き、彼らを支えたと~
されてますが、名前も不確かで、えーと……▼~
:[アルファルド]|……セイロスは儀式を通じて喪われた命を~
この世に呼び戻そうとしたといいます。▼~
《共通》
:[アルファルド]|ですが、儀式は失敗に終わり、四使徒は~
宝杯が誰の手にも渡らぬよう封印したとか。▼~
:[クロード]|ふうん、“宝杯の儀”、ねえ……▼~
:[コンスタンツェ]|……宝杯の話であれば、私、ずっと昔に~
お父様から聞いたかもしれませんわ。▼~
教団の秘宝……死者さえ蘇らせるほどの~
魔力を秘めた、伝説の杯……▼~
:[ディミトリ]|やはり、死者を蘇らせる……か。~
……欲する者がいるのも、不思議ではない。▼~
:[エーデルガルト]|いずれにせよ、もう少し伝承についての~
情報を集めたほうが良さそうね。▼~
:[アルファルド]|ええ、そう思います。私も修道院内で~
心当たりを探ってみましょう。▼~
……もっとも、今の修道院に望みの情報が~
どれだけ残っているかは疑問ですが。▼~
:[コンスタンツェ]|感謝しますわ。それでは私たちも、~
ここでできることをいたしましょう。▼~
**地下深くへ [#udae9f7d]
''(教室・アビス 昼)''
:[アルファルド]|……いいえ、それは私が許しません。~
君たちを危険な目に遭わせたくないんです。▼~
:[コンスタンツェ]|けれど理由を突き止めてしまえば、~
危険を排除できるかもしれませんのよ!▼~
:[バルタザール]|ご存知でしょうが、地下には戦う術を~
持たねえ連中がごまんといるんです。▼~
また襲撃があれば、次はそいつらにも~
手が及んじまうかも……。▼~
:[アルファルド]|……それは承知しています。ですが、今は~
勝手な行動は控えてください。……約束を。▼~
君たちは、もう十分に傷ついてきた。~
これ以上危険な目に遭う必要はないんです。▼~
:[ヒルダ]|意外に頑固? コンスタンツェちゃんたちの~
ことがよほど心配なんだろうね、あの人。▼~
:[コンスタンツェ]|ええ……心配はありがたいのですけれど、~
やはり根本を解決しなくては何も……▼~
……ああ、貴方! ちょうどいいところに!~
畑に翠雨とはこのことですわね!▼~
さあ、地下に潜りますわよ、貴方たち!~
宝杯が私たちを待っていますわ!▼~
《選択》
-地下?
-宝杯……
--「地下?」を選択
:[コンスタンツェ]|そう! 大修道院の更に奥深く!~
宝杯が眠るという“封印の谷”へ!▼~
--「宝杯……」を選択
:[コンスタンツェ]|アルファルド様が仰っていたでしょう?~
宝杯の眠る“封印の谷”を目指しますわよ!▼~
《共通》
:[ハピ]|……コニーさ。~
アルフさんの話、聞いてた?▼~
:[コンスタンツェ]|ええ! ですが……あの方だって、本当は~
この問題を解決したいと思っているはず。▼~
私たちで“始原の宝杯”を探し出し、~
教団に寄贈してしまいますのよ!▼~
敵の狙いが宝杯なら、それでアビスを襲う~
理由はなくなるはずではなくって?▼~
:[クロード]|……よくわからんが、その宝杯ってのは~
伝承によると封印されてるんだろ?▼~
仮に見つかったとしても、封印が解けなきゃ~
持ち帰れないんじゃないか?▼~
:[コンスタンツェ]|そ、それならそれで良いのですわ!~
封印の無事が確認できるわけですし……。▼~
:[バルタザール]|だが、その谷とやらはどこにあるんだ。~
そんなもん、聞いたことねえぞ?▼~
:[コンスタンツェ]|実は私、新たな隠し通路を発見したのです!~
それも深く地下へと繋がっていそうな……▼~
私の卓抜した嗅覚によれば、間違いなく~
“封印の谷”への道ですわよ!▼~
:[ユーリス]|よくわからねえが、いいんじゃねえの?~
宝杯なんぞに興味はねえが……▼~
そいつが見つかることで~
この街が安全になるなら、俺はそれでいい。▼~
:[コンスタンツェ]|貴方たちも暇を持て余しているでしょう?~
当然、手伝ってくださるわよね?▼~
《選択》
-暇ではない
-暇だ
--「暇ではない」を選択
:[クロード]|まあまあ、これくらい付き合ってやっても~
いいんじゃないか?▼~
個人的には“始原の宝杯”にも~
“封印の谷”にも興味がある。▼~
--「暇だ」を選択
:[リンハルト]|そうですよねー。暇なので付き合えます。~
エーデルガルトさんは渋い顔してますけど。▼~
《共通》
:[コンスタンツェ]|おーっほっほっほっほ!~
決まりですわね! 出発の刻ですわ!▼~
''(アビス深層 昼)''
:[リンハルト]|……ねえ、迷ってたりしませんよね、これ?~
もう三日くらい歩いてる気分なんですけど。▼~
:[ハピ]|三日って、キミ……。~
まだ半日も経ってないくらいじゃん。▼~
:[エーデルガルト]|でも確かに、これ以上の時間をかけるなら、~
水や食料にも懸念が出てくるわね。▼~
:[クロード]|そうだな。もう少しだけ粘って~
駄目なら引き返したほうがいいな。▼~
:[ディミトリ]|……しかしコンスタンツェ、お前、~
妙に宝杯にこだわっていないか?▼~
:[コンスタンツェ]|あ、あら……な、何の話でしょう?~
私に他意などございませんわよ、ほほほ。▼~
:[ユーリス]|功を立てて教団に認められたいんだろ。~
取り潰された実家を立て直すためだとさ。▼~
:[コンスタンツェ]|な、なななぜそれを知っているのかしら?~
貴方まさか私の身辺を勝手に探りましたの?▼~
:[ユーリス]|口癖みてえに言ってるじゃねえか、お前。~
私の夢はヌーヴェル家の復興ですわ、って。▼~
:[リンハルト]|あ、やっぱりコンスタンツェさんって、~
ヌーヴェル家の元令嬢なんですね。▼~
《選択》
-ヌーヴェル家?
-知っている?
--「ヌーヴェル家?」を選択
:[リンハルト]|つい数年前まで、帝国の西部にあった~
歴史ある子爵家ですよ。▼~
--「知っている?」を選択
:[リンハルト]|まあ、そうですね。つい数年前まで帝国の~
西部にあった子爵家ですよ。▼~
《共通》
:[エーデルガルト]|ヌーヴェル家は、5年前に爵位を失ったの。~
戦役の責任を取ってね。▼~
:[コンスタンツェ]|……まるで他人事のような仰りようね。▼~
:[エーデルガルト]|私にできるのは、何もできなかった父に~
代わってこの頭を下げることだけよ。▼~
貴方がそれを望むのならば……▼~
:[コンスタンツェ]|……結構ですわよ。~
私が望むのはただ一つ。▼~
帝国を守るために誰より勇敢に戦い、~
命を落とした両親のため……▼~
爵位を取り戻し、ヌーヴェル家を再興させ、~
かつての栄華を再び……!▼~
アビスで日々を魔道の研究に費やすのも、~
すべてはお家再興のためなのですわ。▼~
:[ハピ]|そーやって頑張った結果、~
地下生活を余儀なくされちゃうなんてね。▼~
近道遠回りっていうか、~
星の巡り合わせが悪いっていうか……。▼~
:[コンスタンツェ]|なっ、何のことを言っているのかしら!~
貴方に、あの「私」を見せたつもりは……▼~
:[バルタザール]|おっと、帰らなくて良かったな。~
いよいよ谷底みたいだぜ。▼~
**ガルグ=マクの底 [#a9799820]
''(ガルグ=マクの底 昼)''
:[ディミトリ]|ここは、大聖堂前の橋梁の下……か?~
谷底にこんな場所が……▼~
:[クロード]|へえ……いつも歩いてる橋梁を、~
遥か下から見上げる日が来るとはね。▼~
:[ユーリス]|ここが件の“封印の谷”なのか?~
宝杯が封じられているっていう。▼~
:[コンスタンツェ]|……え、ええ。~
そうだといいのですけれど。▼~
:[エーデルガルト]|コンスタンツェ、岩陰に隠れて何を……?~
宝杯を探さなくていいのかしら?▼~
:[コンスタンツェ]|……ああっ、もう! そちらに行けば~
良いのでしょう!? 行けば!▼~
………………。▼~
あら、私……皆様に大変、失礼な口を~
利いてしまいましたわ。お詫びいたします。▼~
皆様の横に並び立つのもおこがましい……~
私は地面を掘って埋まっておきますわね。▼~
:[バルタザール]|……谷底でも、陽の下は陽の下か。▼~
《選択》
-これは……?
-突然豹変した……?
--「これは……?」「突然豹変した……?」を選択
:[ハピ]|陽に当たると、こーなるんだって。~
だからコニーは地下に籠もってるわけ。▼~
:[コンスタンツェ]|私の浅薄な知恵で、ここが“封印の谷”か~
どうかなど判然とするはずもありませんわ。▼~
:[バルタザール]|おいおい……~
御託はいいから足を動かしてくれよ。▼~
:[ハピ]|ほら、元気出して。~
コニーが必要なんだって。ほーら。▼~
:[コンスタンツェ]|そこまで仰らせてしまって、私は情けない~
気持ちでいっぱいでございます。ああ……。▼~
:[ディミトリ]|……もう一つの人格、というのだろうか。~
ここまで斬新なものは初めて見たが……。▼~
:[バルタザール]|ハピ、背中を押してやれ。先に進まねえと、~
宝杯があるかどうかもわからねえぞ。▼~
:[ハピ]|はいはい、いくよー。▼~
:[コンスタンツェ]|おやめください、私の汚い背中に触れては、~
貴方様の手が……はっ?▼~
この魔力の気配……!?~
何かがありますわ、この先に……封、印?▼~
:[リンハルト]|おかしいですね、何も感じませんけど……~
いやちょっと待った。何か動く音がする。▼~
:[エーデルガルト]|どうやら仕掛けがあったようね。~
封印を守護しているのかしら……ほら。▼~
:[クロード]|おっと……あれは何だ?~
巨大な人形とでも言えばいいのか……。▼~
:[ユーリス]|……状況はさっぱり掴めねえが、~
とにかく不味そうなことだけはわかるな。▼~
:[バルタザール]|あれと、かち殴り合ったら面白えかな。~
久々に血沸く相手に出会ったぜ。▼~
おい、このおれが相手だ!~
その図体、鉄板みてえに畳んでやるぜ!▼~
*戦闘マップ [#yf73c6fd]
**戦闘開始時 [#tc0c165a]
:[バルタザール]|どうなってんだ。~
畳めば畳むだけ敵が湧きやがるぞ。▼~
:[リンハルト]|……これが宝杯を守る仕掛けだったら、~
何らかの方法で解除できるんじゃない?▼~
:[コンスタンツェ]|私の愚考を僭越ながら披露いたしますと、~
奥に複数ある装置が怪しいかと存じます。▼~
:[ハピ]|あー、何か鍵穴?っぽいの見えるね。~
鍵を見つけて差し込めばよさそうじゃん。▼~
**1ターン目開始時 [#e93ce9b4]
:[マルセル]|聖域ノ禁ヲ犯セシ者ヲ……
立チ去ラヌナラバ、滅ス……▼~
:[バルタザール]|聖域だと? いよいよ“封印の谷”めいて~
来やがったな!▼~
:[ヒルダ]|あっ! ヒルダちゃん、鍵見つけたかもー。~
あのおっきな敵の体にくっついてなーい?▼~
**マルセル撃破 [#t71becc4]
:[ユーリス]|む……この鍵、普通の鍵じゃねえな。~
間違っても失くすんじゃねえぞ。▼~
**外れの仕掛け作動 [#pd375ea2]
:[ゴーレム]|愚昧ノ徒ニ死ノ鉄槌ヲ……!▼~
:[コンスタンツェ]|罠を見抜けぬとは、本当に私は愚昧ですわ。~
それに体を蝕む魔法まで……、ああ……。▼~
:[クロード]|鍵は1本なのに穴が複数あると思ったら……~
そういうことかよ。いい性格だぜ。▼~
:[エーデルガルト]|本当にね、貴方の考えそうな罠だわ。▼~
**外れの仕掛け作動2回目 [#t5e40474]
:[アッシュ]|うわっ、これも罠だったんですか……!?~
こんなの、見分けがつきませんよ……。▼~
:[ディミトリ]|残る装置はあと一つ、か……。~
今度こそ、仕掛けが止まればいいんだが。▼~
**正解の仕掛け作動 [#oa07ab0d]
:[ユーリス]|冷や汗かいたが……仕掛けは止まったか。~
ここまでやって空振りってことはねえよな?▼~
**戦闘勝利後 [#w45a3700]
:[ハピ]|あそこさー、岩に紋章っぽいのが描かれ……~
うわっ! な、なに!?▼~
:[コンスタンツェ]|これは……紋章の反応!?~
岩が光を放って……!▼~
*クリア後 [#x3739caa]
**宝杯の封印 [#g06489b9]
''(ガルグ=マクの底 昼)''
:[クロード]|穴の奥に、何かあるぞ……!▼~
:[コンスタンツェ]|これは……!▼~
:[バルタザール]|これは……?▼~
:[コンスタンツェ]|……正直に申しまして、無知蒙昧な私では~
“始原の宝杯”かどうかはわかりかねます。▼~
:[バルタザール]|おおい……とんだ肩透かしだな。~
この杯じゃねえのか?▼~
:[コンスタンツェ]|先程の揺れ……おそらくは紋章に関係する~
何らかの封印が施してあったのでしょう。▼~
それが偶発的にとはいえ解かれた……~
あの仕掛けと連動しているとは思えません。▼~
とすると、私たちの内のどなたかの紋章が、~
封印を解く鍵だったのでは、と……。▼~
:[ハピ]|あのー、も少しハピたちにも~
わかるように言ってよ。▼~
:[コンスタンツェ]|申し訳ありませんわ。私の言葉があまりにも~
曖昧で不可解なためご迷惑を……。▼~
結論だけ申し上げますと、これは限りなく~
“始原の宝杯”の可能性が高いかと。▼~
:[バルタザール]|はあ? 結局それでいいのか……。~
まどろっこしいなあ、お前は。▼~
:[リンハルト]|封印されていた岩壁に描かれた、~
4人の使徒のものらしき失われた紋章……▼~
そして聖なる武具と共通する装飾、~
魔力を自ずと集める仕組みを持つ杯。▼~
他に合致するような伝承もないですし、~
宝杯で間違いないと思いますよ。▼~
:[コンスタンツェ]|私の浅慮を余すところなく補足して~
ご説明いただき、心より感謝いたします。▼~
:[エーデルガルト]|……慣れないわね。その卑屈なのか~
何なのかよくわからない二重人格には……▼~
:[コンスタンツェ]|殿下、お許しを。ご不快な思いをさせたと~
なれば、この命をもって償うしか……▼~
:[クロード]|事情は知らないが、俺からも頼むよ。~
彼女を許してやってくれ……ぷっ。▼~
:[エーデルガルト]|ふざけないで、クロード。~
許すも許さないもないわ。命なんて……▼~
:[コンスタンツェ]|……あら?▼~
:[ディミトリ]|……雷か。~
これは一雨来そうだな。▼~
:[ユーリス]|ああ、本格的に降り出す前に、~
さっさとアビスに戻ろうぜ。▼~
:[コンスタンツェ]|………………。▼~
……はあ。またでしたわね。~
私の意思を、こうやって、ことごとく……▼~
ハッ!?~
この音、まさか……。▼~
*コメント [#j57af6aa]
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