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会話集/支援会話/主人公(男性)(セイロス聖教会)
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[[会話集/支援会話]]
*主人公(男)の支援会話 [#r6414945]
#contents
**セテス [#g239f947]
***支援C [#g661d286]
:[セテス]|……君か。突然、呼びつけてすまない。~
そこに、掛けてくれ。▼~
(暗転)
:[セテス]|君とは一度、話をしなければならないと~
思っていたものでね。▼~
以前、言ったと思うが、私はここで~
大司教の仕事全般を補佐している。▼~
《選択》
-大司教の仕事とは?
--「大司教の仕事とは?」を選択~
:[セテス]|布教や啓蒙、儀式の主催、寄進の管理……~
その他教団の運営に関わることすべてだ。▼~
故に私は、教団に属する聖職者はもとより、~
騎士団や士官学校をも統括する立場にある。▼~
光栄なことに大司教からも信頼を賜り、~
多くを私の裁量に委ねてもらっている。▼~
また、大司教自ら決裁すべき内容も、~
事前に相談されることが多い。▼~
……ところがだ。▼~
君を士官学校の教師に採用した件に限っては~
寝耳に水の話だった。▼~
《EP.4以前》
:[セテス]|正直、戸惑っているのだよ。本来、経るべき~
審査を、君は何もしていないのだからね。▼~
戦闘や用兵に関しては腕が立つとしても、~
その他のことはほぼ把握できていないのだ。▼~
《EP.5~6》
:[セテス]|その上、“天帝の剣”まで託すとは……~
いったい大司教は何を考えているのか。▼~
正直、戸惑っているのだよ。本来、経るべき~
審査を、君は何もしていないのだからね。▼~
戦闘や用兵に関しては腕が立つとしても、~
その他のことはほぼ把握できていないのだ。▼~
《EP.7~11?》
:[セテス]|その上、“天帝の剣”まで託してしまった。~
あの時は流石の私も狼狽えたものだ。▼~
君の扱いについては、~
今でも戸惑っている。▼~
大司教を補佐する立場にありながら、~
私は君のことを何ら把握できていないのだから。▼~
《EP.12?》
:[セテス]|その上、“天帝の剣”まで託してしまった。~
あの時は流石の私も狼狽えたものだ。▼~
そして今や、君は……~
いや、憶測で語るのは控えよう。▼~
とにかく、君についてもう少し~
知っておくべきだと思ってね。▼~
これからする質問は、単なる確認だ。~
協力してもらえると助かる。▼~
《共通・選択》
-信頼できないと?
--「信頼できないと?」を選択~
《EP.6以前》
:[セテス]|有り体に言えば、そういうことになるな。~
立場上のことだ、悪く思わないでくれ。▼~
《EP.7以降》
:[セテス]|いや……個人的には君を信頼している。~
だが、それだけでは不足だ。▼~
何か問題が生じれば、信徒が不利益を被る。~
立場上、慎重にならざるを得ないのだよ。▼~
《共通》
:[セテス]|さて、早速だが……君が自身のことについて~
どれだけ理解しているのか確認したい。▼~
君の父親はジェラルト=アイスナーで、~
間違いないんだろうな?▼~
《選択》
-たぶん
-そう聞いている
--「たぶん」「そう聞いている」を選択
:[セテス]|頼りない答えだな。今後、誰かに聞かれたら~
はっきりと肯定してもらいたい。▼~
《EP.9以前》
:[セテス]|ジェラルトは、元騎士団長として~
フォドラ全土に名の知れた勇士だ。▼~
《EP.10以降》
:[セテス]|ジェラルトは、元騎士団長として~
フォドラ全土に名の知れた勇士だった。▼~
《共通》
:[セテス]|その子供ということであれば、教団が君を~
採用したことに誰も文句は言わないはずだ。▼~
……それで、傭兵として働くように~
なってからは、どれくらい経つんだ?▼~
《選択》
-10年くらい……?
-よくわからない
--「10年くらい……?」を選択
:[セテス]|10年だと?~
君の若さで、そんなはずはないだろう。▼~
--「よくわからない」を選択
:[セテス]|ううむ……まあ、仕方あるまい。▼~
《共通》
:[セテス]|そもそも年を聞いていなかったな。~
君は今、いくつなんだ?▼~
《選択》
-さあ……
--「さあ……」を選択
:[セテス]|……本当にわからない、という顔だな。~
ジェラルトはどんな育て方を……▼~
これ以上、君に話を聞いても、~
時を浪費するだけのようだ。▼~
ただ、一つだけ言わせてくれ。▼~
理由はともかく、~
大司教は君に大きな期待を寄せておられる。▼~
その期待を裏切らないでもらいたい。~
……以上だ。▼~
***支援B [#t4711154]
:[セテス]|……先生、少しいいかな?▼~
:(ベレトが頷く)|
:[セテス]|以前の私は、君の才に懐疑的だったが、~
今は己の見る目のなさを嘆くばかりだ。▼~
君が特別な存在であることは~
もはや疑うべくもないのだからな。▼~
《選択》
-本当にそうなのか?
--「本当にそうなのか?」を選択
:[セテス]|この期に及んで、~
君はまだ自分の力を疑うのか?▼~
いや……~
それも無理からぬことかもしれんな。▼~
君は君自身について、何一つ~
教えられぬまま生きてきたのだからな。▼~
父親であるジェラルトすら、君について~
すべてを知っていたわけではないだろう。▼~
だが、君はそれでいいのか?▼~
《選択》
-どういう意味?
--「どういう意味?」を選択
:[セテス]|自分が何者なのか。~
わからぬままでいいのか、と聞いている。▼~
《選択》
-それは……知りたいと思う
-知る術がわからない
--「それは……知りたいと思う」を選択
:[セテス]|……愚問だったな。己の正体がわからず~
平気でいられる者などいないだろう。▼~
--「知る術がわからない」を選択
:[セテス]|……だとしても、知りたいだろう?~
己の正体がわからぬままでいいはずがない。▼~
《共通》
:[セテス]|しかし、果たして君には、~
本当に覚悟があるのだろうか?▼~
《選択》
-覚悟とは?
--「覚悟とは?」を選択
:[セテス]|真実を知る覚悟だよ。▼~
真実を知ることが、君の人生にどのような~
変化をもたらすのか、私にはわからない。▼~
知らなければ良かったと後悔することに~
なっても、後戻りはできなくなる。▼~
それでも、君は真実を知る覚悟はあるか?▼~
《選択》
-ある……つもりだ
--「ある……つもりだ」を選択
:[セテス]|そうか。今日は君に、~
そのことを確かめたかったのだ。▼~
大司教が君に期待を掛けている以上、~
私も君を引き続き支えていくつもりだ。▼~
いや……私自身が、君という存在に~
何かを期待しているのかもしれないな。▼~
いつか君が、真実に辿り着けるよう、~
私も力を尽くそう。▼~
***支援A [#m426459e]
:[セテス]|ベレト、話があるのだが、~
少しいいだろうか。▼~
:(ベレトが頷く)|
:[セテス]|以前、私は君を支えると約束した。~
真実に……君の正体に、辿り着くために。▼~
そう言っておきながら、実は君について、~
まだ話していないことがある。▼~
《選択》
-話していないこと?
--「話していないこと?」を選択
:[セテス]|5年前、レアが姿を消す前に、君について~
彼女に問いただしたことがあるのだ。▼~
レアは……~
君が何者なのかを、すべて知っている。▼~
いや、君という存在を作り出したのが~
レア本人だと言ってもいいのかもしれん。▼~
《共通・選択》
-それはいったい……
-すべて、レアから聞いた(翠風の章 EP.22 のみ選択可)
--「それはいったい……」を選択
《レア救出後》
:[セテス]|レアからは、まだすべては~
聞いていないのか?▼~
《共通》
:[セテス]|ここで今、レアから聞き取った断片的な話を~
私なりの解釈をもって話すことはできる。▼~
だが、それでは意味がないと思い、今まで~
話さなかった。その考えは今も変わらん。▼~
《レア救出前》
:[セテス]|ただ、レアを救い出しさえすれば、~
君は真実に辿り着ける。▼~
それだけは、伝えておこうと思ってな。▼~
《レア救出後》
:[セテス]|隠していたようで、申し訳ない。~
今日はそれだけを伝えておきたかった。▼~
--「すべて、レアから聞いた」を選択
:[セテス]|そうか……恐らくは、~
君にとって衝撃的な話だったと思う。▼~
予め、レアから聞いていた断片的な話を、~
私なりの解釈をもって話すことはできた。▼~
だが、それでは意味がないと思い、~
これまでずっと話さないでいたのだ。▼~
隠していたようで、申し訳ない。~
今日はそれだけを伝えておきたかった。▼~
《共通・選択》
-………………
--「………………」を選択
:[セテス]|これだけでは不満か?▼~
……ならば、もう一つだけ、~
付け加えておこう。▼~
君は、私やレアにとって~
近しい身内のようなものだ。▼~
故に、この先どんな未来が待っていようと、~
私は君を見捨てることも裏切ることもない。▼~
私はいつまでも、君の味方だ。▼~
《選択》
-……子が親を裏切ることもある
--「……子が親を裏切ることもある」を選択
:[セテス]|……まあ、そうだな。~
歴史上、そういう例も少なくない。▼~
だが、私に限っては、あり得ない。~
……まあ、信じてもらうほかないが。▼~
そもそも、私にとって君はすでに、~
欠くべからざる存在になっているのだ。▼~
レアの同志だとか、君の身内だとか、~
そういった話を抜きにしても、な。▼~
この戦争の先に、私が何を目指すのか……~
それはすべて、君次第だと考えている。▼~
《選択》
-なぜ、そこまで自分を……?
--「なぜ、そこまで自分を……?」を選択
:[セテス]|さて、なぜだろうな……~
我がことながら判じかねている。▼~
すべてにおいて特別な存在である君に、~
魅了されてしまったのかもしれないな。▼~
一方的な話で悪いのだが、~
私にはそれ以外の選択肢はないようだ。▼~
私はこの未来を、君に委ねる。▼~
**フレン [#i7a75dca]
***支援C [#occbfc84]
:[フレン]|ね、先生。~
少しお時間いただいてもよろしくて?▼~
《選択》
-構わない
--「構わない」を選択
:[フレン]|嬉しいですわ!~
先生にお話を聞かせていただきたくって。▼~
わたくしね、先生に興味津々ですのよ?▼~
《選択》
-何で?
--「何で?」を選択
:[フレン]|だって、あなたって……、~
不思議な雰囲気を纏っていらっしゃるから。▼~
初めてあなたに会った時から、~
気になって仕方なかったんですの。▼~
それが、どんな雰囲気かと聞かれると、~
言葉にするのは難しいのですけど……▼~
たとえるなら、海のような……。~
先生、海ってご覧になったことあって?▼~
《選択》
-まあ、何度か……。
--「まあ、何度か……。」を選択
:[フレン]|広くて深くて底が見えないですわよね。~
水面は静かでも、中は深いんですの。▼~
お魚がたくさん泳いでいるけれど、~
外から見ても、全然見えなくて……。▼~
でも、釣り糸を垂らすと引っかかるから、~
見えなくても、確かにいるんですのよ。▼~
《選択》
-何の話を……?
--「何の話を……?」を選択
:[フレン]|え、お魚の……ううん、違いましたわ。~
先生が海みたいってお話でしたわね。▼~
いつもは静かですけど、嵐になると~
お船もひっくり返すくらい暴れるでしょう?▼~
そんなところも……いつも物静かなのに、~
いざとなると強いあなたに似ていますわね。▼~
《EP.6 終了前》
:[フレン]|でも、お兄様は少し不安みたいで、~
素性の知れぬ若造が……なんて仰るのです。▼~
《EP.6 終了以降》
:[フレン]|でも、お兄様は少し不安だったみたいで、~
素性の知れぬ若造が、なんて以前は仰って。▼~
《共通》
:[フレン]|あっ、お兄様に悪気はないんですのよ?~
お仕事にとっても真面目な人なんですの。▼~
だから、年齢もわからないようなあなたを~
不安に思うのも当然のこと……。▼~
そうでしょう?~
ところで先生って、結局おいくつですの?▼~
《選択》
-よくわからない……
-教えられない……
--「よくわからない……」を選択
:[フレン]|ま! ご自分の年齢をご存じないの?~
本当に面白い方ですのね、あなたって。▼~
--「教えられない……」を選択
:[フレン]|ま! 教えられないということは、~
やはり、すっごくお若くてらっしゃるの?▼~
《共通》
:[フレン]|うーん……どれだけ見ても、~
わたくしにはわかりませんけれど。▼~
まさか、生徒たちよりも若い、~
なんてことも……?▼~
《選択》
-そちらこそ何歳?
--「そちらこそ何歳?」を選択
:[フレン]|……え? わたくし?▼~
わたくしは……そうですわね、~
生徒の皆さんと、同じくらいですわよ。▼~
《選択》
-生徒たちより若く見える……
--「生徒たちより若く見える……」を選択
:[フレン]|そーんなこと、あるはずありませんのよ?~
だって、本当に、そうですもの。▼~
《EP.6 終了前》
:[フレン]|……そうそう、だからわたくしもね、~
本当は学校に入りたいんですのよ。▼~
でもお兄様が、許してくださらないの。~
お兄様の心配性には少し迷惑していて……▼~
《EP.6 終了以降》
:[フレン]| ……そうそう、だからわたくしもね、~
本当は学校に入りたかったんですの。▼~
怖い思いはしましたけど、おかげで学校に~
入れてもらえたのは幸運でしたわ。▼~
《共通》
:[フレン]|あっ、いけない。お忙しい先生を、~
あんまりお引き止めできませんわよね!▼~
また、お話しましょうね。~
それでは、ご機嫌よう。▼~
***支援B [#r9ebe54d]
:[フレン]|……先生、久しぶりに少し、~
お話をさせていただいても?▼~
《選択》
-構わない
--「構わない」を選択
:[フレン]|あのね、わたくし、先生に助けていただいて~
先生の学級にも入れていただいたでしょう?▼~
それ以来、たくさんのことを学んで、~
だいぶ大人になったと思いますの。▼~
わたくしが、ここまで大人になれたのは、~
先生のおかげと言ってもいいほど。▼~
だから、改めてお礼を申し上げたくって。▼~
《選択》
-そこまで大人になってもいないような……
--「そこまで大人になってもいないような……」を選択
:[フレン]|ま! 先生は、わたくしがまだ~
子供っぽいとでも仰いますの?▼~
お友達がたくさんできて、~
いろんなことを教えてもらいましたのよ?▼~
今では一人で街へお買い物にも行けますし、~
あ、値切ることだってできますわ。▼~
値切るってご存じ? 安くお買い物が~
できるよう、お店の方と交渉するんですの。▼~
子供にはちょっとない知恵ですわよね。~
うふふ……▼~
《選択》
-そもそも年齢はいくつだっけ……?
--「そもそも年齢はいくつだっけ……?」を選択
:[フレン]|……え? わたくし?▼~
えーと……前に申し上げたと思いますわよ?~
何度も年齢を聞くなんて失礼じゃなくって?▼~
《選択》
-聞いてないような……
--「聞いてないような……」を選択
:[フレン]|そう? 年齢と言えば、あなたこそ、~
あやふやなままではありませんこと?▼~
……ええ、もう年齢なんかにこだわるのは~
やめにしましょう。ええ、そうしましょう。▼~
それより、あなたのことで~
また一つ気づきましたのよ?▼~
あなたって不思議な雰囲気があるって、~
申し上げたことがあったでしょう?▼~
その時は「ただの海」にたとえましたけど、~
今は「昔見た海」みたいって思いますの。▼~
わたくしね、小さい頃はお母様によく~
海に連れて行ってもらったんですのよ。▼~
お母様は釣りが上手で……それで~
わたくしね、お魚が好きになったんですの。▼~
《選択》
-何の話を……?
--「何の話を……?」を選択
:[フレン]|え、お魚の……ううん、違いましたわね。~
先生が「昔見た海」みたいってお話ですわ。▼~
相変わらず、底の知れない~
深さは感じているのですけれど……▼~
なぜかしら、あなたといると、~
懐かしいような気持ちにもなりますのよ。▼~
遠い昔、どこかで会ったような……。▼~
《選択》
-会ったことがある?
--「会ったことがある?」を選択
:[フレン]|いえ、それはないと思いますわよ。~
だから不思議なんですの。▼~
《EP10以前》
:[フレン]|あ、もしかしたら、~
遠い親戚だったりするのかしら……?▼~
うふふ、それもない気がしますけれど。~
だって、わたくしの親戚なら……▼~
……でもレア様のなさってきたことを~
考えると、案外、その可能性も……?▼~
《EP11以降》
:[フレン]|けれど、まったくの他人では~
ないのかもしれませんわよね……。▼~
だって、その髪と瞳の色……どう見ても……▼~
《共通》
:[フレン]|あ、いえ、何でもありませんのよ。~
こちらの話、ですの。▼~
とにかく、あなたのことは~
他人のような気がしませんの。▼~
他の仲間よりも、更に親しくなれたら、~
わたくし、嬉しいと思っていますのよ?▼~
***支援A [#m1ba50b4]
:[フレン]|………………。▼~
はあ……。▼~
《選択》
-どうした?
--「どうした?」を選択
:[フレン]|まっ、先生!?▼
ご、ご機嫌よう。▼~
ちょうど先生のことを考えていましたので、~
わたくし、驚いてしまいましたわ。▼~
《選択》
-何でため息を?
--「何でため息を?」を選択
:[フレン]|あ、いえ、その……~
先生のことが、わからなくって。▼~
最初に出会った時から、あなたは不思議な~
雰囲気の人だと思っていましたけれど……▼~
今ではもう、確信しておりますの。~
あなたが特別な存在なんだって。▼~
だって、そうでしょう?▼~
あなたは失われたはずの紋章を宿し、~
天帝の剣を自在に操ることができる……。▼~
そして5年前のある日、あなたは~
髪の色も瞳の色も変わってしまわれました。▼~
お兄様やわたくしと、同じような色に……▼~
《選択》
-それは何を意味すると?
--「それは何を意味すると?」を選択
:[フレン]|わからないんですの。~
お兄様は何も話してくれないから。▼~
その後、あなたは皆さんを見事に導いて、~
ここまで戦い抜いてきました。▼~
今ではお仲間の誰しもが、あなたを慕い、~
あなたの力を信じていますの……。▼~
そんな真似をできる人が、他にいて?~
あなた、いったい何者でいらっしゃるの?▼~
《選択》
-わからない
--「わからない」を選択
:[フレン]|やっぱり、おわかりになりませんのね。▼~
けれど、わたくしに似た髪の色になったと~
いうことは、あなたが特別な存在である証。▼~
だって……~
この際、正直に申し上げますけど。▼~
わたくしもね、皆さんとは違いますの。▼~
《選択》
-違う?
--「違う?」を選択
:[フレン]|以前、悪い人たちがわたくしの血を~
狙った事件がありましたでしょ?▼~
あなたほど特別ではないとはいえ、~
わたくしの血も希少ですのよ。▼~
つまり、わたくしとあなたは、~
お互いに希少な者同士……。▼~
しかも、何らかの絆で結ばれていることは、~
間違いないと思っておりますのよ。▼~
ですから、わたくし、あなたの側で、~
あなたを見守っていくつもりですの。▼~
あなたは、絶対に守らなければならない……~
そう思わずにいられないんですもの。▼~
《選択》
-逆に自分が守ってみせる
--「逆に自分が守ってみせる」を選択
:[フレン]|まあ! 先生ったら。~
かっこいいこと仰って。▼~
では、わたくしたちが力を合わせれば、~
向かうところ敵なし、ですわよね!▼~
***支援S [#h8cd4184]
''(女神の塔)''
:[フレン]|……つまり、どういうことですの?▼~
《選択》
-今、話したとおり……
--「今、話したとおり……」を選択
:[フレン]|こんなところに呼び出して、~
そんな冗談を仰るなんて……。▼~
だって、そうでしょう?▼~
先生の中に神祖ソティスがいらっしゃって、~
先生がソティスの力を継いだですって?▼~
そんなの……変ですわ。▼~
《選択》
-でも、本当に……
--「でも、本当に……」を選択
:[フレン]|それなら、お聞きしますけれど、~
先生は、男性と女性のどちら?▼~
どう見ても男性ですわよね。~
ソティスは女神様ですのよ?▼~
男性である先生が、~
実は女神様だなんて、そんな……。▼~
いえ、そういうことも~
あるかもしれないけれど……でも……▼~
《選択》
-自分が女神というわけでは……
--「自分が女神というわけでは……」を選択
:[フレン]|違うんですの? 力を継いだ、というのは、~
ソティスと同化した、ということでしょう?▼~
ああ!~
もうわかりませんわ、わたくしには!▼~
《選択》
-これを……
--「これを……」を選択
:(指輪の絵)|
:[フレン]|……これは指輪ですわね。~
女性ものの。▼~
何で、そんなものを先生が?~
やっぱり先生は……!▼~
《選択》
-そうじゃなくて……
--「そうじゃなくて……」を選択
:[フレン]|え……?~
あっ、思い出しましたわ!▼~
結婚したい相手には、指輪を贈るという~
習わしがありましたわよね?▼~
では、つまり……!~
そういう……こと……ですの?▼~
《選択》
-結婚してほしい
--「結婚してほしい」を選択
:[フレン]|わたくしと……先生が……結婚を?▼~
それはつまり、わたくしを一人の女性として~
先生が好きになったと?▼~
《選択》
-愛している
--「愛している」を選択
:[フレン]|あ、あい……あわわ……▼~
わたくしあの……そういうのは……~
初めてで……いえ、当たり前ですけど……。▼~
驚いてしまって……その……~
わたくしで、構いませんの?▼~
:(ベレトが頷く)|
:[フレン]|わたくし、あなたとは何かの絆で~
結ばれていると思っていましたけれど……▼~
こういう形で結ばれるなんて……~
いえ、どこかでわかっていたのかしら……。▼~
……念のために聞きますけれど、~
先生は女神様ではないのですわよね?▼~
《選択》
-違うと言っている
--「違うと言っている」を選択
:[フレン]|ふふ、ごめんなさい。~
この指輪、謹んでお受けしますわ。▼~
海のように広い心で、~
わたくしを包んで守ってくださいね。▼~
**ハンネマン [#d3d7cc24]
***支援C [#fdd28e7c]
:[ハンネマン]|ふっふっふ……。~
先生、少しいいかね?▼~
《選択》
-構わないが……
-その笑顔が怖い
--「構わないが……」「その笑顔が怖い」を選択(共通)
:[ハンネマン]|そう身構えないでくれたまえ。▼~
我輩が君の害となったことがあったか?~
いや、ないだろう。▼~
紋章学の探求が進めば進むほど、~
君は自分の正体に近づけるのだからな。▼~
君が失われた“炎の紋章”を持っていたと~
知り、少し君の過去を探らせてもらった。▼~
君のその血がどこから来て、そして君の~
半生にどう影響してきたのか……▼~
我輩はそれを知りたいと思ったのだ。▼~
《選択》
-自分の過去……
-やめてほしい
--「自分の過去……」を選択
:[ハンネマン]|ああ、そうだとも。~
君のかつての傭兵仲間にも当たったよ。▼~
--「やめてほしい」を選択
:[ハンネマン]|害にはならぬと言ったはずだ。~
君の傭兵時代の仲間にも当たったよ。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|もちろんジェラルト君にも、~
ジェラルト君のかつての仲間たちにもだ。▼~
……さて、それでは調査結果を報告する。~
間違いがあれば指摘してくれたまえ。▼~
ジェラルト君がセイロス騎士団の~
騎士団長だった頃……▼~
彼には懇意にしている女性がいた。▼~
最初は、その女性が君の母かと思ったが、~
それでは辻褄が合わない。▼~
なぜなら彼女はジェラルト君が修道院を~
離れる前に亡くなり……▼~
彼が傭兵として放浪していた先で、~
君が生まれたのだからな。▼~
いや、君が年齢を偽っていれば、~
話は変わるのだが……どうだね?▼~
《選択》
-わからない
-父には隠し事があった
--「わからない」を選択
:[ハンネマン]|まあそうだろうな。~
君は傭兵のころから年齢不詳だった。▼~
--「父には隠し事があった」を選択
:[ハンネマン]|そうかもしれないな。~
君たちは謎の多い傭兵だったようだ。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|ジェラルト君は元騎士団長という~
出自を誰にも明かしていなかったし……▼~
君のことも含め、仲間に多くを~
語らなかったと聞いたよ。▼~
いずこから来たのかも知れぬ、~
力だけは確かな傭兵親子……▼~
特に君は、“灰色の悪魔”と呼ばれて~
恐れられたそうだね。▼~
無表情に敵を屠る君の姿を、傭兵たちは~
まるで英雄のように語っていたよ。▼~
:[べレト]|………………。
:[ハンネマン]|さて……君の素性については、~
これ以上調べようもないようだ。▼~
今後は、君の血に聞いてみるほかないな。▼~
***支援B [#ra6309b8]
:(ハンネマンが主人公の向かいに座り、暗転)|
:[ハンネマン]|調子はどうかね。~
良ければ、一杯付き合っていただこう。▼~
《選択》
-どういう風の吹き回し?
-構わない
--「どういう風の吹き回し?」「構わない」を選択
:[ハンネマン]|なに、我輩の話をしようかと思ってね。~
君といると、君の話ばかりだろう?▼~
もちろん研究のためなのだが、~
君に飽きられても困るのでな。▼~
というわけで、我輩の話でも聞いて、もっと~
研究に積極的になってもらえればと……▼~
《選択》
-研究に付き合う前提か
-興味はある
--「研究に付き合う前提か」を選択
:[ハンネマン]|今更そんなことを?~
当然ではないか。▼~
--「興味はある」を選択
:[ハンネマン]|ほう? 予想外の返事だが、~
興味を持ってくれて嬉しい限りだ。▼~
《選択》
:[ハンネマン]|それでは、少しばかり~
昔話をさせてもらうとしよう。▼~
我輩は帝国貴族の出でな。~
大きな家ではないが、当主だったのだよ。▼~
所領は小さかったが、~
どうやら血の「濃い」家だったらしく……▼~
一族には紋章の力を宿す者が多くてね。~
かく言う我輩も、小紋章を宿している。▼~
その影響もあってか、我輩は若い頃から~
紋章に強い興味を抱いていた。▼~
やがて紋章学を志し、いつしか帝国の研究~
機関で第一人者と呼ばれるまでになった。▼~
《選択》
-なぜガルグ=マクに?
-すごい
--「なぜガルグ=マクに?」を選択
:[ハンネマン]|帝国での研究に、限界が来ていた。~
新たな情報が必要だったのだよ。▼~
--「すごい」を選択
:[ハンネマン]|ふ……帝国での地位になど、~
何の意味もなかったよ。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|だからこそ我輩はガルグ=マクを訪れ、~
教師をしながら研究に没頭した。▼~
少しずつだが、答えに近づいている。~
我輩の求めるものへと。▼~
“炎の紋章”を持つ君の協力があれば、~
研究は更に進むであろう。▼~
我輩は目的の成就まで、~
止まることはない。▼~
君もできる限り力を貸してくれたまえ。~
必要なのだ、君が。▼~
《選択》
-構わない
-やれやれ
--「構わない」「やれやれ」を選択
:[ハンネマン]|君の存在は、我輩にとって格別なのだ。~
頼んだぞ。▼~
……さて、そうと決まれば~
早速、我輩の部屋に行こう。▼~
行いたい実験が山積みなのだ。~
なに、痛くはしないから安心したまえ。▼~
***支援A [#hb11f80e]
:[ハンネマン]|……そういうわけで、君の力には、どうやら~
現状の理論では説明し切れない部分がある。▼~
これは今までの仮説を覆すような、~
大発見へと繋がる可能性が……▼~
……む、すまんな。~
話が長くなってしまったようだ。▼~
今日のところは、ここまでとしよう。▼~
《選択》
-まだ大丈夫
-そろそろ疲れた
--「まだ大丈夫」を選択
:[ハンネマン]|いや、無理は禁物だぞ。戦いの合間に~
こうして時間を割かせているのだ。▼~
君から得られる刺激が格別で、~
ついつい夢中になってしまう。▼~
--「そろそろ疲れた」を選択
:[ハンネマン]|また夢中になりすぎたな。~
君も忙しいのに、申し訳ない。▼~
君から得られる刺激は格別なのだ。~
年甲斐もなく熱くなってしまうよ。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|
……ふむ、そうだな。~
たまには別の話でもしようか。▼~
他愛のない……浮いて流れていくような~
ごく軽い話題が良かろう。▼~
《選択》
-何がある?
--「何がある?」を選択
:[ハンネマン]|うむ……自分から言い出しておいて何だが、~
我輩は他愛もない雑談というのが苦手でね。▼~
……いや、一つ思いついたぞ。~
好きな料理の話はどうかね?▼~
例えば、君は甘いものと辛いもの、~
どちらを好む?▼~
《選択》
-甘いもの
-辛いもの
--「甘いもの」を選択
:[ハンネマン]|ほう、甘いもの好きか。~
我輩と同じだな。▼~
--「辛いもの」を選択
:[ハンネマン]|ほう、辛いもの好きか。~
我輩とは好みが逆であるな。▼~
しかし、君だからこそ例外として~
あり得ない話ではない。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|実は、紋章を宿す者は、辛いものより~
甘いものを好むという仮説があるのだ。▼~
紋章の力が血に宿るとすれば、~
甘いものに含まれる何かが……▼~
……はっ、これは面目ない。~
紋章の話は終わりだった。▼~
何にでも紋章を結びつけて~
考えてしまうのが、我輩の悪い癖でね……。▼~
どうにかせねばとは思っているのだが……。▼~
《選択》
-構わない
-紋章の話をしよう
--「構わない」「紋章の話をしよう」を選択
:[ハンネマン]|いや、そうもいかん。▼~
君に愛想を尽かされてしまったら、~
研究への影響は計り知れない。▼~
今までも似たようなことがあったのだ。~
まだ帝国にいた頃の話が……▼~
我輩が付き合った女性は皆、最初のうちは~
紋章の話をしても構わないと笑ってくれた。▼~
しかし、いつからかうんざりして、~
我輩の話など聞かなくなってしまう。▼~
やがて我輩が研究に没頭するうちに、~
お別れの手紙が届く、と、こうだ。▼~
君は男だが……だとしても、~
そうなっては困るからな。▼~
**マヌエラ [#u40fc9f8]
***支援C [#w3640adf]
:[マヌエラ]|……もう、誰よ。~
はいはい、いるわよ。▼~
《選択》~
-寝ていた?~
-用があったが……~
--「寝ていた?」「用があったが……」を選択~
:[マヌエラ]|……あ、あら。~
センセイ?▼~
………………。~
……ちょっと、ちょーっと待ってて。▼~
どうすんのよ!~
この状況で開けられるわけないじゃない!▼~
もう、何でこんな時間まで~
寝ちゃってるわけ、あたくし?▼~
はあ……服! どこよ!~
肌着がない! んもう!▼~
(物音)~
:[マヌエラ]|ああっ!?~
服の紐が、引っかかって……!▼~
む、結べない……チッ……胸が……~
あーもう適当でいいわよ!▼~
《選択》~
-大丈夫?~
-全部聞こえている……~
--「大丈夫?」を選択~
:[マヌエラ]|だ、大丈夫よ。~
大丈夫だから、待っていて。▼~
-「全部聞こえている……」を選択
:[マヌエラ]|うえっ……。▼~
……そういう時は、黙って聞こえないふりを~
するのが大人の対応でしょ、センセイ!?▼~
とにかく待っていて。~
お願い。▼~
《共通》~
(マヌエラが出てくる)~
:[マヌエラ]|ふう……待たせちゃったかしら。~
ごめんなさい、センセ。▼~
それで、何のご用?▼~
《選択》~
-なぜ廊下で……~
-中はどうなっている?~
--「なぜ廊下で……」「中はどうなっている?」を選択~
:[マヌエラ]|そんなこと、いいじゃないの。~
早く話があるならしてくれない?▼~
あたくしだって、必死な思いで~
ここまで出てきたんだから……。▼~
《選択》~
-悪かった
--「悪かった」を選択(1つのみ)
:[マヌエラ]|いえ、あなたは悪くないわ。~
ただ今日は良くなかったというか……▼~
昨夜が良くなかったというか……~
はあ……。▼~
……じゃなくて。~
結局、用があるの? ないの?▼~
《選択》~
-その昨夜の話で……~
-騎士から言付が……~
--「その昨夜の話で……」「騎士から言付が……」を選択~
:[マヌエラ]|昨夜の人から!?~
な、何て言ってたのかしら。▼~
《選択》~
-もう二人でお会いすることはない、と
--「もう二人でお会いすることはない、と」を選択(1つのみ)~
:[マヌエラ]|……でしょうね。~
あたくし、わかっていたわ。あたくし。▼~
どうせそうなるだろうと思って、~
不貞寝していたんだもの。▼~
わざわざありがとう、センセイ。~
もう用は終わりね?▼~
それじゃ、おやすみなさい。▼~
《選択》~
-おやすみ……
--「おやすみ……」を選択(1つのみ)~
***支援B [#i69c3d71]
:[マヌエラ]|あら、センセイ……~
ちょうどいいところに。▼~
《選択》
-大聖堂で何を?
-祈っていた?
--「大聖堂で何を?」を選択
:[マヌエラ]|懺悔していたの。~
あたくしの愚行をね。▼~
--「祈っていた?」を選択
:[マヌエラ]|いえ、これは祈りではなく懺悔。~
あたくしの愚行を悔いていたの。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|それで、あなたにも懺悔したかったから……~
いいかしら?
《選択・1つのみ》
-懺悔と言われても……
--「懺悔と言われても……」を選択
:[マヌエラ]|あなたには、これまでも散々、~
迷惑をかけてきたわよね?▼~
男に振られる度に仕事はすっぽかすわ、~
あなたにも当たってしまうわ……▼~
あたくしって、どうしようもない女なのよ。▼~
はあ……~
このままじゃ一生、独り身だわ、あたくし。▼~
センセイもそう思うでしょ?▼~
《選択》
-思う
-思わない
--「思う」を選択
:[マヌエラ]|思うの!? お世辞でもいいから、~
否定してほしかったわ……。▼~
--「思わない」を選択
:[マヌエラ]|
本当に? なら結婚できなかったら、~
あなた、あたくしと結婚してくれるの?▼~
……いえ、お世辞よね。~
あなたの顔を見れば、わかるわ。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|はあ……。~
あたくしの何がいけないって言うのかしら。▼~
もしかして顔?~
女は顔が命っていうものね?▼~
歌姫として一世を風靡したあたくしの顔が、~
ダメってことはない気がするけれど……。▼~
《選択》
-顔は問題ない
-美しい
--「顔は問題ない」を選択
:[マヌエラ]|そうよね! 問題ないって言い方は~
ちょっとどうかと思うけど。▼~
--「美しい」を選択
:[マヌエラ]|そうよね! このあたくしの美貌に~
問題があったら大変なことよ。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|それなら……まさか、性格?~
あたくしの性格に何か問題が……!?▼~
《選択》
-………………
-問題はない
--「………………」を選択
:[マヌエラ]|沈黙は肯定の意、よね。~
そう、センセイもそう思っていたの。▼~
--「問題はない」を選択
:[マヌエラ]|
随分な棒読みね。~
そう、センセイもそう思っていたの。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|確かに、ちょっとだけだらしないかも~
しれないわね、あたくしって。▼~
ちょっとだけ怒りっぽいし、~
ちょっとだけものぐさだし。▼~
でも、そういうちょっとだけダメなところが~
あったほうが、男に受けるって聞いたわ。▼~
実際、そういう子ほど、~
良い男を捕まえてる気がするし。▼~
ダメなところが、まだ足りないのかしら。~
もっとダメにした方がいい? あたくし。▼~
《選択・1つのみ》
-真剣にやめたほうがいい
--「真剣にやめたほうがいい」を選択
:[マヌエラ]|な、何よそんな、急に真顔になって。~
ドキドキしちゃうじゃない……。▼~
***支援A [#g8ef0a5c]
:[マヌエラ]|……でね、そうしたら、あたくしも~
こう言うしかないじゃない。▼~
あんたみたいに器が極小の男、~
あたくしのほうから願い下げよ!!▼~
ってね。売り言葉に買い言葉ってやつ?~
はあ……。嫌になっちゃうわ。▼~
あたくしに優しくしてくれる男、~
どこかに転がってないかしら……。▼~
……そういえば、あなたって、~
あたくしにとっても優しいわよね。▼~
こうやって、あたくしの愚痴に~
付き合ってくれるし……▼~
何だかんだ見捨てずに、~
逆に頼ってくれることだってあるし。▼~
《選択》
-大事な仲間だ
-力になれなくて……
--「大事な仲間だ」を選択
:[マヌエラ]|ええ、そうよね。わかってる。~
そう言うと思っていたけれど……▼~
--「力になれなくて……」を選択
:[マヌエラ]|待って。それ以上は言わないで。~
まだ答えを出すには早すぎると思うの。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|この戦争の決着がつく頃に、あたくしたちが~
無事だったら、またこの話をさせて。▼~
……いいわ!~
気分を入れ替えていきましょ、センセイ。▼~
あたくしたちにはまだ~
やらなければならないことがあるものね。▼~
その重大さを思えば、~
男の一人や二人……▼~
………………。▼~
《選択》
-どうした?
-落ち着こう
--「どうした?」を選択(共通へ)
--「落ち着こう」を選択
:[マヌエラ]|これが落ち着いていられるわけないでしょ!▼~
《共通》
:[マヌエラ]|何が男の一人や二人よ!~
もう100人200人の世界なのよ!▼~
あたくしなんて、あたくしなんて……!
……ダメね。~
まったく気分を入れ替えられなかった。▼~
こういう時は、体を動かすしかないわ。▼~
センセイ、ちょっと手伝って。~
訓練場に行くわよ。▼~
100本でも200本でも、~
男の数だけ打ち込んでやるわ!▼~
***支援S [#xbed762c]
''(女神の塔)''
:[マヌエラ]|あらー、センセイ。~
こんなところにいていいの?▼~
フォドラの英雄にお近づきになろうって~
若い女の子がいっぱい来てるでしょ?▼~
それとも、センセイはそういうのに~
興味ないのかしら?▼~
《選択》
-実はあまりない
--「実はあまりない」を選択
:[マヌエラ]|ええっ!?▼~
センセイってば、もしかして……~
女に興味がなかったの!?▼~
それで、あたくしがいくら誘っても、~
なびかなかったというわけね。▼~
そういうことなら、わかるわ。良かった。~
あたくしの問題じゃなかったのね。▼~
《選択》
-違う
--「違う」を選択
:[マヌエラ]|え? やっぱりあたくしの問題?▼~
あたくしに人並みの魅力があれば、~
センセイを落とせてたって言うの……?▼~
はあ……。~
あたくしっていつもどうして……▼~
《選択》
-結婚したい
-もう落ちている
--「結婚したい」を選択
:[マヌエラ]|それはそうでしょうね。~
センセイならだれでも選り取り見取りよ。▼~
--「もう落ちている」を選択
:[マヌエラ]|そうね。~
あたくしの気持ちはどん底まで落ちてるわ。
:(指輪の絵)|
《選択》
-結婚してほしい
--「結婚してほしい」を選択
:[マヌエラ]|……は?▼~
………………。▼~
ええと、誰かと間違えている?▼~
《選択》
-間違えていない
--「間違えていない」を選択
:[マヌエラ]|あまりにも男運のないあたくしを憐れんで?~
憐れまれているの、あたくし?▼~
いえ、違うみたいね。~
あなたのその瞳……▼~
そうやって誰かに熱く見つめられたのは、~
とっても久しぶりよ、あたくし。▼~
そんな、待望の瞬間だというのに……!▼~
あたくしったら、何も気の利いた言葉を、~
返せないなんて……。▼~
《選択》
-そろそろ答えを聞かせて
--「そろそろ答えを聞かせて」を選択
:[マヌエラ]|ええ、わかっているわ。でも少しだけ、~
少しだけ正気に戻る時間をちょうだい。▼~
すー……はー……。~
すー……はー……。▼~
……ありがとう。~
それで、答えだけれど……▼~
……はい、喜んで。~
あなたと結婚するわ、あたくし。▼~
ダメな女だから、これからもあなたには~
たくさん迷惑をかけると思うけれど……▼~
それでも、あたくしのできる精一杯で、~
あなたの愛に応えるわ。▼~
だから、あなたもあたくしのことを~
不安にさせないで。▼~
ああ……あたくしって、~
思ったよりずっと独占欲が強いみたい。▼~
あなたと結婚するというのに、~
もっとあなたに愛されたいと思ってしまう。▼~
ふふふふ……~
でも、あなたも満更じゃなさそうね?▼~
末永くよろしくお願いするわ、~
あたくしの旦那様。▼~
**ギルベルト [#t4fc2975]
***支援C [#p6063eb4]
:[ギルベルト]|……買いつけに付き合わせてしまい、~
申し訳ありませんでした。▼~
わざわざ手伝いを申し出てくれるとは。~
私の職務でしたのに。▼~
《選択》
-気にしなくていい
-仲間は助け合おう
--「気にしなくていい」を選択
:[ギルベルト]|……いいえ。~
この礼は、何らかの形で、必ず。▼~
--「仲間は助け合おう」を選択
:[ギルベルト]|……そうですね。ではいずれ、~
あなたが困った時には力になりましょう。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|とは言っても、私にできることなど~
そう多くはありませんが……。▼~
《選択》
-釣りを教えてほしい
-稽古をつけてほしい
--「釣りを教えてほしい」を選択
:[ギルベルト]|……釣り、ですか。~
ええ、無論、構いませんよ。▼~
ああ、釣りと言えば、ジェラルト殿も~
素晴らしい腕前だと耳にしました。▼~
--「稽古をつけてほしい」を選択
:[ギルベルト]|……ええ、喜んで。私こそ、~
あなたの剣技には学ぶところも多い。▼~
《選択》
:[ギルベルト]|あなたはジェラルト殿の下で、傭兵として~
生計を立てていたと聞いています。▼~
私は、セイロス騎士団の中でも新参者。~
あの方の業績は、詳しく存じませんが……▼~
数度打ち合っただけで、その力量の~
素晴らしさに感服するほどでした。▼~
そして、その教えを受けて育った~
あなたの腕前も、また同様に。▼~
長く騎士を勤めてきた私にとって、~
傭兵として経験を積んだあなたの……▼~
:[ベレト]|……?
:[街の子供]|あはは、待って待ってー!▼~
:[街の子供]|待つもんかー!~
こっちこっちー!▼~
:[ギルベルト]|ふ……子供が笑顔で居られるのは、~
たいへん良いことですね。▼~
《選択》
-珍しい表情だ
-ギルベルトも笑うのか
--「珍しい表情だ」「ギルベルトも笑うのか」を選択
:[ギルベルト]|………………。~
……笑っていましたか、私は。▼~
:(主人公がうなずく)|
:[ギルベルト]|では……その笑顔は忘れてください。~
私には、そのような権利などないのです。▼~
《選択》
-権利?
--「権利?」を選択
:[ギルベルト]|ええ……死んでしまった者は、笑顔を~
浮かべることさえできないのですから。▼~
ああ、いえ。すみません、つまらぬ話を……~
……さあ、早く戻りましょう。▼~
***支援B [#q51e3486]
:[ギルベルト]|……主よ。~
どうか、陛下の魂を……▼~
:(主人公が現れる)|
:[ギルベルト]|あなたは……~
……どうしました、このような夜分に。▼~
《選択》
-声が聞こえた
-ちょっと散歩に
--「声が聞こえた」を選択
:[ギルベルト]|……それは、申し訳ありません。~
ですが……▼~
--「ちょっと散歩に」を選択(共通へ)
《共通》
:[ギルベルト]|もう、夜も遅い。~
明日に備え、休まれたほうが良いかと。▼~
《選択》
-何をしていた?
--「何をしていた?」を選択
:[ギルベルト]|見てのとおりです。~
……主に祈りを捧げていました。▼~
私には、こうすることしかできませんので。▼~
……すでに、伝えましたね。~
私が、王家に仕える騎士であったのは。▼~
一介の兵士に過ぎなかった若い私を、~
当時の王は騎士に取り立ててくださった。▼~
そして私には、王族の守護と、~
教導の任が与えられました。▼~
《選択》
-教導?
-王族の守護?
--「教導?」を選択
:[ギルベルト]|は……あなたと同じ、教師のようなものと~
考えていただいて差し支えないでしょう。▼~
--「王族の守護?」を選択
:[ギルベルト]|そのとおりです。~
もう40年近く、勤め上げてきました。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|ランベール陛下やディミトリ殿下に~
武芸や兵法、学問を指南する傍ら……▼~
その御身を守り続けてきました。~
……あの日までは。▼~
私は、職責を全うできなかった。~
……無力だったのです。▼~
《選択》
-「ダスカーの悲劇」のことか
--「「ダスカーの悲劇」のことか」を選択
:[ギルベルト]|……はい。▼~
襲撃の報を受けた際には、時すでに遅く。~
騎士や兵士を死なせ、陛下も……▼~
私があの日、もっと早くダスカーに~
辿り着けていれば良かったのです。▼~
今の殿下をあのようにしてしまったのは……~
他でもない、私なのかもしれません。▼~
そして、私は妻子を捨てて国を逃げ出した。~
……罪に罪を重ねたのです。▼~
国も、家族も……本当に守るべきものの~
すべてを放り捨てて、私は逃げた……。▼~
……一生を懸けて、~
私は、私の罪と向き合わねばならない。▼~
《選択》
-女神に祈っても仕方ない
-やり方が間違っている
--「女神に祈っても仕方ない」を選択
:[ギルベルト]|ですが……私が、すでに亡い陛下や~
あの日死んでいった者たちにできるのは……▼~
--「やり方が間違っている」を選択
:[ギルベルト]|娘と妻に詫びることや、殿下に尽くすことが~
私にとっての贖罪です。ですが……▼~
生者への贖罪を果たせても、死者への贖罪は~
こうして祈ることでしか果たされない……▼~
《選択》
-祈っても贖罪は果たされない
-死者に報いる方法はない
--「祈っても贖罪は果たされない」「死者に報いる方法はない...
:[ギルベルト]|………………。▼~
昔……あなたと同じようなことを~
言った方がおりました。▼~
……いけませんね。~
こう年を食うと、思い出話ばかり。▼~
さて、やはりもう戻りましょう。~
……祈りは、もう済みましたから。▼~
***支援A [#r007d751]
:[ギルベルト]|……廃墟のようだったこの街も、徐々に~
活気を取り戻してきたように思います。▼~
ですが、やはり物資の買いつけとなると~
まだまだ苦労を強いられる……。▼~
民の暮らしも苦しいものでしょう。早く~
この戦乱が終わる日が来れば良いのですが。▼~
《選択》
-終わらせよう
-同感だ
--「終わらせよう」を選択
:[ギルベルト]|……ええ、そうでしたね。~
我々の手で掴み取らねばなりません。▼~
--「同感だ」を選択
:[ギルベルト]|共に勝利を掴み取りましょう。~
そして、平和な世界を築くのです。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|ふ……しかし、いずれ平和な世が訪れたらば~
私はどうすべきなのでしょうね。▼~
《選択》
-国に帰らないのか
-家族の元へ帰らないのか
--「国に帰らないのか」を選択
:[ギルベルト]|……無論、そのつもりではありました。~
ですが、今となっては、こうも思うのです。▼~
私の役目は、終わったのではないか……と。▼~
新たな時代に、私のような古い人間が~
居座り続けるわけにはいきません。▼~
--「家族の元へ帰らないのか」を選択
:[ギルベルト]|……無論、そのつもりではありましたが。~
娘にも、娘の選んだ道があるでしょうから。▼~
私と共に暮らすことだけが、アネットの~
幸福ではないのだ、とも思うのです。▼~
娘が望むのならば、私は喜んで帰ります。~
ですが、彼女が望まないのであれば……▼~
《共通》
:[ギルベルト]|兄の元から妻を呼び寄せ、~
修道院で暮らすというのも……▼~
悪くない選択……なのかもしれません。▼~
……昨晩、酒を呷ったからかもしれません。~
このような夢を見てしまうのは。▼~
《選択》
-大事なことだ
-ギルベルトらしくない
--「大事なことだ」を選択
:[ギルベルト]|……そうですね。未来を見据えることで、~
得られる力もあるのかもしれません。▼~
--「ギルベルトらしくない」を選択
:[ギルベルト]|本当に……まずは次の戦いを生き延びる~
ことを考えねばならないというのに。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|……む。▼~
:[街の子供]|あ、釣りのおじさん!~
こんにちはー!▼~
《選択》
-釣りのおじさん……?
--「釣りのおじさん……?」を選択
:[ギルベルト]|……実は以前、彼らに~
釣りを教えてやったことがありまして。▼~
:[ギルベルト]|近くの川でおっきな魚が釣れたんだよ!~
おじさんのおかげだよ!▼~
:[ギルベルト]|……そうか。~
ならば、家族にも食べさせてやるといい。▼~
:[街の子供]|はーい!▼~
《選択》
-笑顔は浮かべられないのでは?
--「笑顔は浮かべられないのでは?」を選択
:[ギルベルト]|……ああ。確かに以前、言いましたね。~
私の笑顔など忘れてくれ、と。▼~
今は……忘れてくれ、とまでは言いません。~
あなたの言葉が、響いたのです。▼~
……私を取り立ててくださった彼の王は、~
使者を想い過ぎるな、と仰いました。▼~
死者は死者だ、と。今を生きる者が~
死者に束縛される必要はないのだ、と……▼~
……私は、私の人生を生きようと思います。▼~
《選択》
-良い笑顔だ
--「良い笑顔だ」を選択
:[ギルベルト]|……今のあなたも、良い顔をしていますよ。~
出会った頃には、見られなかった顔です。▼~
どのように肩書きや立場がかわろうと……~
あなたは、そのままであってください。▼~
***支援S [#v842451c]
''(女神の塔)''
:[ギルベルト]|……ここは、変わりませんね。▼~
レア様が一線を退かれ、~
あなたが新たな大司教となっても……。▼~
今や廃墟であった大修道院は再建され、~
フォドラも、王の下で1つにまとまった。▼~
ふ……新たな時代が、来るのですね。▼~
《選択》
-修道院に残るのか?
-国に帰らないのか?
--「修道院に残るのか?」「国に帰らないのか?」を選択
:[ギルベルト]|……はい、前々から考えていたことです。▼~
無論、陛下にもご理解いただきました。~
お前の望むままに生きよ、と……。▼~
老兵の役目は、終わったのです。~
少し寂しいですが、喜ぶべきなのでしょう。▼~
《アネットがロストしていない時》
:[ギルベルト]|それに……私が修道院にいるからと言って、~
娘との繋がりが切れるわけではありません。▼~
たまには、妻子の元にも~
顔を出すつもりでいます。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|老い先の短い我が身ではありますが。~
この槍……次は、あなたに預けましょう。▼~
《選択》
-頼りにしている
-自分でいいのか?
--「頼りにしている」を選択(共通へ)
--「自分でいいのか?」を選択
:[ギルベルト]|何を仰るのです。~
……あなただからこそ、お仕えしたい。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|……戦争は終わったとは言え、~
フォドラの動乱はもうしばらく続くでしょう。▼~
全土を統一したファーガスと、我々教団は~
手を取り合って事に当たらねばなりません。▼~
私にできることなど、~
そう多くはありませんが……▼~
教団と王国の架け橋ならば、~
きっと私にもできるでしょうからね。▼~
ふ……あとはせいぜい、修道院の孤児たちに~
釣りを教えてやるくらいでしょうか。▼~
……そうだ、大切なことを忘れていました。▼~
《選択》
-大切なこと?
--「大切なこと?」を選択
:[ギルベルト]|はい。~
私は、私の人生を生きると決めました。▼~
ですから……自分を偽るのは、~
もう、今日限りにしようと思います。▼~
……大司教猊下。~
どうか、私の本当の名をお呼びください。▼~
ギュスタヴ=エディ=ドミニク。~
それが、私の名です。▼~
《選択》
-よろしく、ギュスタヴ
--「よろしく、ギュスタヴ」を選択
:[ギルベルト]|……は!▼~
このギュスタヴ、~
あなたに揺るがぬ忠誠を誓います。▼~
騎士の誇りに懸けて、~
あらゆる苦難から猊下をお守りしましょう。▼~
その命も……その笑顔も。▼~
**アロイス [#f5ac7c86]
***支援C [#b9363bc4]
:[アロイス]|おや、先生! 今日も仕事に励んでいるな!~
精の出ることだ。感心、感心。▼~
このアロイスに手伝えることがあれば、~
何でも頼ってくれ! 何かあるだろう?▼~
《選択》
-特に困っていない
-気持ちは嬉しいが……
--「特に困っていない」「気持ちは嬉しいが……」を選択
:[アロイス]|むむ? そう言わずとも!~
さあ、何でも言ってくれ!▼~
何しろ私にとって貴殿は、~
兄弟も同然の相手なのだからな。▼~
同じくジェラルト殿に育てられた者同士、~
仲良くやろうではないか。▼~
《選択》
-育てられた?
-兄弟?
--「育てられた?」を選択
:[アロイス]|むむ、話していなかったか?~
私としたことが、何たる失態!▼~
--「兄弟?」を選択
:[アロイス]|はっはっは、まあ、それにしては~
年が離れすぎている気もするがな!▼~
《共通》
:[アロイス]|実はな、私は幼くして両親を亡くし、~
王国の修道院で暮らしていたのだが……▼~
何の希望もない日々を過ごす私の前に、~
たまたま立派な風体の騎士が現れてな。▼~
その騎士……そう、ジェラルト殿は、何を思ったか、~
思ったか、私を一目見て従者としたのだ!
《選択》
-無茶苦茶だ
-ジェラルトらしい……
--「無茶苦茶だ」「ジェラルトらしい……」を選択
:[アロイス]|であろう、であろう?~
団長は本当によくわからん方でなあ。▼~
後から聞けば、元々従者にしていた少年が~
流行り病で死んでしまい……▼~
何となーく年が近く、何となーく風貌の~
似ていた私を、従者にしたのだとか。▼~
いやあ、本当に無茶苦茶もいいところ!~
だが、そこが団長らしさと言うべきか。▼~
しかしそれも、もう30年以上も昔の話だ。~
いやあ……時が経つのは早いものだな。▼~
《選択》
-30年……?
-ジェラルトは何歳……?
--「30年……?」を選択
:[アロイス]|ああそうだ、あれは確か私が~
まだ15歳にもならん頃の話だったはず……▼~
--「ジェラルトは何歳……?」を選択
:[アロイス]|実は私も、はっきりとは知らんのだ。~
貴殿こそ聞いたことはないのか?▼~
:(主人公が首を横に振る)|
《共通》
:[アロイス]|むむ……とにかくジェラルト殿が、当時から~
ほとんど老けておらんのは確かだな。▼~
そういえば昔、酒の席で……~
いや、この話はまたの機会にしようか。▼~
とにかく、あの方が何者であろうと、~
ジェラルト殿はジェラルト殿……であろう?▼~
《選択》
-そうかも
-そうかな……
--「そうかも」「そうかな……」を選択
:[アロイス]|うむ。……さて。~
何はともあれ、これでわかっただろうか?▼~
私が貴殿に対して、~
いかに親しみを覚えているか!▼~
さあ、何か困り事を言うがいい! 先生!~
何でも力になろう! さあ!!▼~
《選択》
-間に合っている
--「間に合っている」を選択
:[アロイス]|ぬっ……。そ、そうか。~
ならば今日のところは諦めるとしよう……。
もし何かあれば、~
何でも気兼ねなく私を頼ってくれ!▼~
***支援B [#xed48925]
:[アロイス]|おお、先生。~
貴殿も釣りをしにきたのか?▼~
《選択》
-そうだ
-アロイスを見かけて……
--「そうだ」を選択(共通へ)
--「アロイスを見かけて……」を選択
:[アロイス]|おお! 何か困ったことでも……~
……むむ。その様子では、違うようだな。▼~
《共通》
:[アロイス]|いやあ、しかし、~
釣りと言えば、ジェラルト殿だな。▼~
私もかつてはジェラルト殿と共に、~
度々こうして釣り糸を垂れたものだが……▼~
これが、今でもさっぱり上達しない!~
魚がまったく食いつかんのだ。▼~
《選択》
-静かに待てばいい
-才能がないのだろう
--「静かに待てばいい」を選択
:[アロイス]|むむ……流石はジェラルト殿の子、~
釣りには心得があるというわけか……。▼~
--「才能がないのだろう」を選択
:[アロイス]|くっ……やはり貴殿はジェラルト殿の子!~
かつて、まったく同じことを言われたぞ!▼~
《共通》
:[アロイス]|しかし、私が釣り下手なのはさておき、~
団長は本当に釣りが上手くてな。▼~
私が魚を1尾釣り上げる間に、あの方は、~
籠いっぱいに魚を釣っていたものだ。▼~
はっはっは、貴殿と話しているうち~
何だか懐かしくなってきたぞ!▼~
どうだ、先生、釣り糸を垂れつつ、~
団長の思い出話に花を咲かそうではないか!▼~
:(暗転)|
:[アロイス]|……そう言えば以前、ジェラルト殿には~
老けた様子がなかった、という話をしたな?▼~
昔、酒場で酔っ払ってジェラルト殿が~
ぽろりと漏らしたことがあるのだ。▼~
自分はかつて紋章を宿す血をその体にいれ、~
紋章の力で寿命が延びたのだ……とな。▼~
《選択》
-紋章の力で寿命が?
-冗談では?
--「紋章の力で寿命が?」「冗談では?」を選択
:[アロイス]|その時は、私も酒の席の冗談だと思って~
笑って聞いていただけだった。▼~
年齢を聞いたら、100歳を越えてから~
数えていないなどと言うのだからな。▼~
だが……事実、あの方は20年前と~
何も変わらぬ姿で、私の前に現れた。▼~
ジェラルト殿は不思議なお方だ。~
あの方のことは、私にもよくわからん。▼~
むしろ、私が先生から~
ジェラルト殿のことを聞きたいくらいだ。▼~
そうだ、大修道院を離れていた間の~
ジェラルト殿は、どんな様子だったのだ?▼~
《選択》
-釣りが好きだった
-酒ばかり飲んでいた
--「釣りが好きだった」を選択
:[アロイス]|はっはっは、それは昔からずっと~
変わっていなかったのだな。▼~
任務の合間に、少しでも時間ができると、~
がっつり釣りを楽しんでいた。釣りだけに。▼~
釣った魚にかぶりつきながら飲む酒は~
最高の贅沢だ、などとよく言っていたな。▼~
--「酒ばかり飲んでいた」を選択
:[アロイス]|はっはっは、それは昔からずっと~
変わっていなかったのだな。▼~
私と出会った当時から、事あるごとに~
酒を飲みたいと叫んでいた。酒だけに。▼~
それでも戦場に立てば敵なし、~
“壊刃”の名に相応しい活躍ぶりだったぞ。▼~
《共通》
:[アロイス]|しかし……こうして先生と共に~
釣り糸を垂れていると……▼~
ジェラルト殿と並んで釣りをした、~
あの頃を思い出すな……。▼~
***支援A [#y2c18f5e]
:[アロイス]|………………。▼~
……ああ、貴殿か。~
どうした、何か用でもあるのか?▼~
《選択》
-元気がない……
-珍しく暗い……
--「元気がない……」「珍しく暗い……」を選択
:[アロイス]|むむ……すまん、少しばかり~
厄介な任務に出てきたところでな。▼~
戦争が始まってから、私はこれまで以上に~
多くの者を手に掛けてきた……。▼~
……そして、貴殿やかつての生徒たちにも~
手を汚させてしまった。▼~
ああ、無論、貴殿らは自らの意志で~
戦うことを選んだのだろう。▼~
だが、時折思うのだ……子供たちが戦いを~
選ばねばならん世界など、間違っている。▼~
《選択》
-もう子供ではない
-気持ちはわかるが……
--「もう子供ではない」「気持ちはわかるが……」を選択
:[アロイス]|むむっ、それはそうだが……やはり、~
そう簡単に割り切れるものでもないのだ。▼~
まったく、貴殿の前で、このような辛気臭い~
顔をするわけにはいかぬというのに……▼~
《選択》
-男前が台無し
-憂いのある顔も男前
--「男前が台無し」「憂いのある顔も男前」を選択
:[アロイス]|………………。~
……ぷっ、はっはっはっは!▼~
よく言うわ! 私がどんな顔をしたって、~
男前には程遠いだろうが!▼~
……そういえば団長も、私が落ち込む度、~
くだらん冗談で励ましてくださったな。▼~
そして、その冗談は私に受け継がれ!~
……私は、失笑を買うばかりなのだが。▼~
団長の冗談の才は、むしろ貴殿が~
受け継いでいるのかもしれんなあ?▼~
しかし……はっはっは、このアロイス、~
貴殿のおかげで元気が湧いてきたぞ。▼~
そうだな、いくら私が落ち込んだところで、~
この戦争が終わってくれるわけではない。▼~
ならば、前を向いて進み続けるのみ!~
そうであろう、なあ!▼~
《選択》
-そのとおり
--「そのとおり」を選択
:[アロイス]|ま、実を言うと、この台詞も~
ジェラルト殿の受け売りなのだがな。▼~
私にとってジェラルト殿は人生の師……~
とにかく、誰よりも大切なお方なのだ。▼~
そして……今となっては、貴殿もな。▼~
《選択》
-ジェラルトの子供だから?
-照れる……
--「ジェラルトの子供だから?」を選択
:[アロイス]|もちろん、そのこともあるが、~
今は、それだけではない。▼~
--「照れる……」を選択
:[アロイス]|はっはっは、そう照れずともいい。~
むしろ、当然だ、と受け止めてくれ。▼~
《共通》
:[アロイス]|
これまで貴殿の姿を見、共に戦う中で、~
貴殿を兄弟のように思うと同時に……▼~
全霊を持って支え、守り、仕えるべき~
器の持ち主だと感じているのだ、私は。▼~
貴殿はもはや、フォドラにとって……~
そして私にとっても、なくてはならん存在。▼~
これからも私は騎士として、そして貴殿の~
「兄」として、その身を守り続けよう!▼~
《選択》
-どちらかと言えば父親では……
-頼りにしている
--「どちらかと言えば父親では……」を選択
:[アロイス]|た、確かに年を考えればそうなのだが……~
むむむ、団長との間柄を考えると……むむ。▼~
まあ良い。このアロイス、ジェラルト殿の~
名に懸けて、貴殿を守り通してみせよう!▼~
--「頼りにしている」
:[アロイス]|うむ! このアロイス、ジェラルト殿の~
名に懸けて、貴殿を守り通してみせよう!▼~
はっはっは、どうか今後も頼むぞ!▼~
***支援S [#t43918bf]
''(女神の塔)''
:[ベレト]|………………。▼~
:[アロイス]|むむっ、こんなところでどうしたのだ。~
誰かを待っているのか?▼~
《選択》
-アロイスを
-ひげ面のおじさんを
--「アロイスを」を選択
:[アロイス]|はっはっは、貴殿はやはり冗談が上手い!~
私とは、約束もしていないではないか。▼~
--「ひげ面のおじさんを」を選択
:[アロイス]|おっと、それは失礼したな。~
私の用は後で……む、それは私のことか?▼~
《共通》
:[アロイス]|しかし……長い戦いだったな。~
ようやくフォドラも落ち着いてきた。▼~
だが!~
まだまだ気を抜いてはおられん!▼~
我々の仕事はまだ始まったばかり!~
むしろこれからのほうが忙しくなるぞ!▼~
《選択》
-休みたい
-一緒に頑張ろう
--「休みたい」を選択
:[アロイス]|はっはっは……。~
ま、それもそうであろうな。▼~
--「一緒に頑張ろう」を選択
:[アロイス]|うむ。~
私も貴殿の力となれるよう努めよう。▼~
《共通》
:[アロイス]|……まあ、いろいろと片づいた頃にでも~
またゆっくりと釣りでもしよう。▼~
再び貴殿と並んで釣り糸を垂らす日を、~
心待ちにしているからな。▼~
あー……ところで、コホン。~
本当に、誰かと逢引きの予定は……?▼~
《選択》
-実はある
-本当にない
--「実はある」を選択
:[アロイス]|……おお! やるではないか!~
貴殿も年頃なのだ、そろそろ身を固めて……▼~
--「本当にない」を選択
:[アロイス]|なんと、それはそれで、また……貴殿も~
もう年頃なのだ、そろそろ身を固めて……▼~
《共通》
:[アロイス]|えー……ゴホン。~
すまんすまん、つい……▼~
《選択》
-余計なお世話だ
--「余計なお世話だ」を選択
:[アロイス]|すまん、すまん。貴殿のこととなると、~
ついつい気持ちが入ってしまってな。▼~
しかし、本当に……~
よくぞ、ここまで頑張ってきたものだ。▼~
幾たびの困難にもくじけず、~
貴殿は戦い続けてきた……▼~
きっとジェラルト殿も、~
天上で喜んでおられるに違いない。▼~
本当に……私は貴殿を誇りに思うぞ。~
これからも私のことは本当の兄と思って……▼~
《選択》
-兄は無理があるってば
--「兄は無理があるってば」を選択
:[アロイス]|むっ……そこは聞き流してくれても~
良いではないか。▼~
ま、何はともあれだ。~
今後も共に頑張って行こうではないか。▼~
このフォドラのため……~
そして、亡き団長のためにも。▼~
《選択》
-これからもよろしく
-頼りにしている
--「これからもよろしく」「頼りにしている」を選択
:[アロイス]|はっはっは、ああ、何でも頼ってくれ!~
私はいつでも貴殿の味方でいよう!▼~
**カトリーヌ [#j0efb1de]
***支援C [#ff6146fa]
:[カトリーヌ]|……なんだかねえ。▼~
《選択》
-……?
--「……?」を選択
:[カトリーヌ]|何でレア様は、アンタなんかを~
特別扱いするんだろうな?▼~
体格も平凡だし、特別美形でもないし、~
どこにでもいそうな若造じゃん。▼~
ま、アンタが腕の良い傭兵だったってのは、~
疑っちゃいないけどさ。▼~
それはシャミアの奴だって同じだ。~
けど、アンタほど気に掛けられてないよな?▼~
そもそもだ。騎士団じゃなく教師に~
抜擢された時点で特例すぎるしな。▼~
《選択》
-そう言われても……
-すまない……
--「そう言われても……」を選択
:[カトリーヌ]|わからん。レア様のお考えが、~
アタシには、まったくもってわからんね。▼~
--「すまない……」を選択
:[カトリーヌ]|あー、別に責めてるんじゃないよ。~
ただ、レア様のお考えが見えなくてさ。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|やっぱりアレか?~
ジェラルトさんの子供だからか?▼~
《~EP.9》~
:[カトリーヌ]|セイロス騎士団の元団長にして、~
フォドラで随一の傭兵……だもんな。▼~
アタシが入団した頃には、もう抜けてたから~
よくは知らないけど……強いんだろ?▼~
《EP.10~》
:[カトリーヌ]|セイロス騎士団の元団長にして、~
フォドラで随一の傭兵だった人だ。▼~
短い間しか一緒に働けなかったから、実力を~
見る機会がなかったが……強かったんだろ?▼~
《選択》
-そうなのかな
-よくわからない
--「そうなのかな」「よくわからない」を選択
:[カトリーヌ]|おいおい……~
アンタがわかってないだけじゃないのか?▼~
“壊刃”ジェラルトと言やあ、~
フォドラで知らない者はいないんだぞ?▼~
もしもアンタが、単なる親の七光りで~
幅を利かせてんなら納得いかないが……▼~
レア様に限っては、そんな理由で~
アンタを優遇はしないはずだ。▼~
うーん……。▼~
……アンタ、何か隠し事があるんだろ。~
そうじゃなきゃ説明がつかない。▼~
決めた。アタシはアンタを監視して~
レア様が気に入ってる理由を探る。▼~
それが、アタシにも真似できることなら、~
アンタの真似をすりゃアタシも……▼~
万が一、あくどいことをしてたんなら、~
アンタを消せる。それはそれで良しだ。▼~
:[ベレト]|………………。▼~
***支援B [#td755c8b]
(剣が弾かれる音)|
:[カトリーヌ]|……はは、ちょっと脅かしてやるつもりが、~
弾かれちまったか!▼~
先生も、なかなかやるもんだね。▼~
《選択》
-危ない
-酷い
--「危ない」「酷い」を選択
:[カトリーヌ]|まあまあ。アンタが弾き飛ばした剣を~
よく見てみろよ。ほら、訓練用の木剣だ。▼~
当たったところで、せいぜい~
でかいコブが出来るだけだ。笑って許せ。▼~
《選択》
-十分痛い
-死んだかも
--「十分痛い」を選択
:[カトリーヌ]|泣きごと言うなって。~
痛みには慣れてんだろ?
--「死んだかも」を選択
:[カトリーヌ]|よっぽど当たりどころが悪くなきゃ、~
死にゃしないって。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|それに、アンタなら避けられるって~
わかってたからな。▼~
……前に、アンタを監視させてもらうって~
言ったの、覚えてるか?▼~
あれ以来、ずーっとアンタを見てたからね。~
実力の程は、すっかり把握済みさ。▼~
《選択》
-ずーっと……?
--「ずーっと……?」を選択
:[カトリーヌ]|ああ。じーっくり観察させてもらったよ。~
気配を消してたから気づかなかったろ?▼~
で、結論としては、~
アンタはやっぱり優秀だった。▼~
指揮能力も剣の腕も非の打ちどころがない。~
そのうえ、ガキどもにも慕われてるし……▼~
天帝の剣を使えるってのを差し引いても、~
アンタほどの奴は、そうはいないだろうね。▼~
最初は親の七光りを疑ったが、~
そうじゃなかった。▼~
レア様の目に狂いはなかったってわけだ。~
うんうん、流石はレア様だ。▼~
……しかし、アンタの人望やら、天帝の剣を~
使う力やらは、真似のしようもない。▼~
アンタを観察してレア様の気に入る理由を~
探るって作戦は、失敗みたいだな。▼~
《選択》
-もう観察は終わり?
--「もう観察は終わり?」を選択
:[カトリーヌ]|何、ホッとした顔してんだよ。~
アンタの観察はこれからも続けるぞ。▼~
《第一部》
:[カトリーヌ]|レア様が見てないところで、アンタが何を~
しているか、逐一、報告しなきゃならん。▼~
《第二部》
:[カトリーヌ]|いずれレア様を救い出せたら、アンタが何を~
してきたか、余さず報告しなきゃならん。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|そうすりゃたぶん、~
レア様も喜んでくれんだろ?▼~
アタシから逃げようったって、~
そうはいかないさ……ふっふっふ。▼~
:[ベレト]|………………。▼~
***支援A [#sc17299c]
(剣戟の音)
:[カトリーヌ]|っりゃあああ!▼~
消えな、うらああああ!~
……ぐわっ!▼~
:[カトリーヌ]|あー、久々に死ぬかと思ったよ……。~
いや、先生が来てくれなきゃ死んでたかな。▼~
まさか偵察任務で、~
あんな大軍にぶち当たるとはね……。▼~
≪選択≫
-怪我はない?
-任務は失敗?
--「怪我はない?」を選択
:[カトリーヌ]|ははは、任務のことより、~
アタシの体の心配をしてくれるのか?▼~
--「任務は失敗?」を選択
:[カトリーヌ]|いや、威力偵察のつもりだったからね。~
敵の戦力がわかりゃ任務は成功だよ。▼~
≪共通≫
:[カトリーヌ]|……あれ、先生。~
そういや、何でここにいるんだ?▼~
≪選択≫
-悪い予感がして見に来た
-心配で迎えに来た
--「悪い予感がして見に来た」「心配で迎えに来た」を選択
:[カトリーヌ]|ふうん……そういうとこだよな、~
アンタが仲間に慕われてんのはさ。▼~
このご時世、誰しもが自分の事で~
手一杯だってのに……。▼~
アンタのそういう優しいとこ、~
レア様と重ね合わせて見そうになるよ。▼~
≪選択≫
-レアは優しかった?
--「レアは優しかった?」を選択
:[カトリーヌ]|ああ、もちろん。レア様の優しさのおかげで~
アタシはここにいるんだから。▼~
王国のお尋ね者だったアタシが、ここまで~
生きてこられたのはレア様のおかげさ。▼~
≪選択≫
-お尋ね者?
--「お尋ね者?」を選択
:[カトリーヌ]|先生には話したことなかったか?~
アタシは王国貴族カロン家の生まれでね。▼~
その頃は“雷獄のカサンドラ”なんて名で~
呼ばれて、それなりに名も売れてたんだ。▼~
それが、国王殺しに絡むゴタゴタで、~
あらぬ罪を着せられちまって……。▼~
王国から逃げ出してきたアタシを、~
レア様が匿ってくれたんだよ。▼~
≪選択≫
-なぜ修道院に?
--「なぜ修道院に?」を選択
:[カトリーヌ]|昔はアタシも士官学校の生徒でさ。~
そん時の縁を頼ったっていうか……。▼~
生徒時代にもレア様に助けられてね。~
まあ、たいした話じゃないんだが……。▼~
《カトリーヌ×セテス支援C未満》
:[カトリーヌ]|何があったのかよく覚えてないんだが、~
とにかく瀕死の大怪我を負っちまってさ。▼~
《カトリーヌ×セテス支援C達成後》
:[カトリーヌ]|課題で魔物退治に出たはいいが、~
返り討ちにあって死にかけてさ。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|そん時に、レア様がアタシのことを~
介抱してくれたんだ。▼~
自分が汚れるのも構わず、血と泥にまみれて~
倒れてたアタシを抱き起してくれてね……▼~
それ以来、アタシにとってレア様は、~
女神様も同然になったってわけ。▼~
その想いは今も変わらないんだが……▼~
レア様の事を考えてると、なぜだか~
アンタの顔も浮かぶようになってね。▼~
困ったことに、アタシの中でアンタの存在が~
日に日に膨らんでいるらしいんだよ。▼~
≪選択≫
-嬉しい
-光栄だ
--「嬉しい」「光栄だ」を選択
:[カトリーヌ]|おや、そう思ってくれるのか?~
なら、アタシもこの現状を受け入れるか。▼~
これからもアンタを観察しといてやるよ。~
レア様に報告するためじゃなくて……▼~
アタシが、アンタを見ていたいから、ね。~
***支援S [#db27d06f]
:[カトリーヌ]|忙しいとこ呼び出して悪かったな、先生。▼~
《蒼月の章》
:[カトリーヌ]|アンタは新しい大司教として、~
ここに留まるんだよな?▼~
《銀雪・翠風の章》
:[カトリーヌ]|アンタはフォドラの王として、~
ここに留まるんだよな?▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|そんなアンタに相談がある。▼~
ま、想像通りかもしれないが、~
アタシの身の振り方についての話だ。▼~
≪選択≫
-騎士団を辞める?
-修道院を出る?
--「騎士団を辞める?」「修道院を出る?」を選択
:[カトリーヌ]|……どうしようか、考えてるんだよ。▼~
アタシはこれまで、教団のためってより、~
レア様のために騎士として働いてきた。▼~
《蒼月の章・銀雪の章(レア支援A以上)((エクストラから銀雪の...
:[カトリーヌ]|だが、レア様が隠退を決められた今、~
この先どうすべきか悩んでてな。▼~
《翠風の章・銀雪の章(レア支援A未満)》
:[カトリーヌ]|だが、レア様を失った今、~
この先どうすべきか悩んでてな。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|ま、昔の名前に戻してカロン家に戻るのも~
できなくはないけど……▼~
アタシには、そうしたい理由が無い。~
今更、家に縛られて生きていたくないんだよ。▼~
≪選択≫
-騎士を続ければいい
--「騎士を続ければいい」を選択
:[カトリーヌ]|そりゃそうだけど……消去法で~
ここに留まるのも、虚しい気がするじゃん。▼~
これからも騎士を続けようって、~
積極的な理由があれば別なんだけどね……。▼~
≪選択≫
-例えば?
--「例えば?」を選択
:[カトリーヌ]|例えば、そうだな……。▼~
アンタが、どうしてもアタシに騎士として~
仕えてほしいって言うなら、理由になるな。▼~
どうしてもアタシと離れたくないとか、~
ずっと傍にいてほしいとかでもいいんだが。▼~
じゃなきゃ……~
どうしてもアタシと結婚したい、とかな?▼~
≪選択≫
-なら結婚しよう
--「なら結婚しよう」を選択
:[カトリーヌ]|おいおい……本気にするぞ、先生?▼~
:(ジェラルトの指輪)|
:[カトリーヌ]|……本気なのか?▼~
(主人公頷く)~
:[カトリーヌ]|泣く子も黙る“雷獄のカサンドラ”だぞ?~
絶対アンタを尻に敷くぞ?▼~
料理も針仕事も、何にもできないぞ?~
なんで、アタシなんかと……▼~
≪選択≫
-好きだから
--「好きだから」を選択
:[カトリーヌ]|…………………。▼~
……ありがとう。アタシも、~
アンタに惚れてる。首ったけだよ。▼~
この指輪、受け取らせてもらうな。~
アタシにも、こんな日が来るなんて……。▼~
あ……ちなみに、騎士は続けてもいいか?▼~
:(ベレトが頷く)|
(一枚絵:カトリーヌ)
:[カトリーヌ]|良かった! アタシには剣しかないから。~
これからもこの雷霆で、アンタに尽くすよ。▼~
この先、すーっとな。~
……一生逃がさないから、覚悟しとけよ?▼~
**シャミア [#s77fa270]
***支援C [#rd7d3b6c]
:[シャミア]|よ、先生。~
調子はどうだ。▼~
随分、生徒にも慕われているな。▼~
《選択》
-それほどでも
-そうだろう
--「それほどでも」を選択
:[シャミア]|そう愛想が良くも見えないのに意外だよ。▼~
--「そうだろう」を選択
:[シャミア]|フ……その自信ありげな態度も、~
様になっているよ。▼~
《共通》
:[シャミア]|ま、あんたの実力は確かだし、~
不思議というほどほどじゃないか。▼~
最初は懐疑的だったが、教師に抜擢した~
上の判断は間違っていなかったんだろ。▼~
《選択》
-自分も驚いた
-自信はあった
-たぶん間違いだった
--「自分も驚いた」を選択
:[シャミア]|私があんたの立場なら、~
相手の正気を疑うな。▼~
ま、結果良ければすべて良し、だ。▼~
--「自信はあった」を選択
:[シャミア]|そこまで言うか。~
底が見えん奴だな、あんたは。▼~
ま、結果良ければすべて良し、か。▼~
--「たぶん間違いだった」を選択
:[シャミア]|間違いだったとしても、~
結果良ければすべて良しだ。
《共通》
:[シャミア]|……しかし、あんたが傭兵上がりなのは、~
いまだ信じられん。▼~
私も子供の頃から傭兵だったが、~
あんたみたいに軍師の真似はできないし……▼~
王族や貴族と付き合うなんて、~
肩が凝りそうでご免だ。▼~
《選択》
-傭兵だったのか
-貴族は苦手か
--「傭兵だったのか」を選択
:[シャミア]|ああ、そうだ。~
家が貧しくてな。▼~
口減らしのため家を出た。~
傭兵を選んだのは、実入りが良いからだ。▼~
自分に向いた仕事ではあったが、~
偉そうな貴族に雇われる必要があるのがな。▼~
--「貴族は苦手か」を選択
:[シャミア]|ああ、傭兵をやっていると、~
たいていの雇い主は貴族だ。▼~
命を懸ける分、実入りは良いが、偉そうな~
連中の相手は勘弁してほしかったな。▼~
《共通》
:[シャミア]|その点、セイロス騎士団はいい。~
偉そうな貴族を殴っても問題にならん。▼~
……冗談だ。~
だが良い契約相手なのは確かだよ。▼~
《選択》
-契約相手?
--「契約相手?」を選択
:[シャミア]|私はセイロス教徒じゃない。~
騎士団の中じゃ、例外中の例外だ。▼~
レアさんに拾われたから、~
その恩に報いるために騎士でいる。▼~
やっていることは、~
傭兵の延長みたいなもんだが……。▼~
《外伝「剣であり盾たる騎士団」クリア前》
:[シャミア]|ま、もしかしたら、~
あんたと仕事することもあるかもな。▼~
《外伝「剣であり盾たる騎士団」クリア後》
:[シャミア]|この前、デアドラに行ったように、~
あんたと仕事することも増えるかもな。▼~
《共通》
:[シャミア]|騎士団には風変わりで、~
えらく強い連中が揃っているが……▼~
あんたはすぐに抜きん出てくるだろ。▼~
恐ろしくもあるが、興味も湧く。~
あんたのその行く末に、な。▼~
***支援B [#oee7ae3f]
:[シャミア]|この前の戦い、助かったよ。~
あんたがいると楽だ。▼~
《選択》
-こちらこそ助かった
-自分がいると楽?
--「こちらこそ助かった」を選択
:[シャミア]|私のほうが助かっているぞ。~
全部あんた任せでいいからな。▼~
--「自分がいると楽?」を選択
:[シャミア]|ああ、楽だ。~
全部あんた任せでいいからな。▼~
《共通》
:[シャミア]|戦場に立つ身として、~
どうなんだそれはとも思うが……▼~
あんたの判断に間違いはないと、~
不思議と信じられる。▼~
《選択》
-なぜだろう
-間違うこともある
--「なぜだろう」を選択
:[シャミア]|わからん。▼~
心当たりがないわけじゃないが……~
いや、気のせいだな。▼~
--「間違うこともある」を選択
:[シャミア]|それは私が判断しても同じだ。▼~
結果の成否はともかく、その時点では~
あんたの判断が最善だと思えるって話さ。▼~
《共通》
:[シャミア]|それに最近は、あんただって、~
私が迷いなく従う前提で指示しているだろ。▼~
この状況でそれを言うか、みたいな~
無茶な指示を平気でしてくるからな。▼~
《選択》
-それはすまない
-次も頼む
--「それはすまない」を選択
:[シャミア]|謝る必要はない。~
頼られるのは嬉しいさ。▼~
--「次も頼む」を選択
:[シャミア]|言うな、あんた……。~
まあいい、頼られるのは嬉しいさ。▼~
《共通》
:[シャミア]|しかし、私の見立てどおりだったな。▼~
《紅花の章》
:[シャミア]|あんたは今じゃ皇帝直属軍の指揮官として、~
最も重要な軍を預かる身だ。▼~
《紅花の章以外》
:[シャミア]|あんたは今じゃ対帝国の指揮官として、~
大軍を動かす立場だ。▼~
《共通》
:[シャミア]|士官学校で生徒たち相手に、~
教師をやっていた日々が懐かしい。▼~
くくっ……そのせいで、~
今もあんたは皆から「先生」呼びだからな。▼~
いったいどこに指揮官のことを先生と~
呼ぶ軍があるんだか……くふふふっ!▼~
《選択》
-それくらいで勘弁して
-呼ばれて嬉しい
--「それくらいで勘弁して」を選択
:[シャミア]|悪い、少しつぼに入った。▼~
--「呼ばれて嬉しい」を選択
:[シャミア]|あんたは根っからの先生、か。▼~
《共通》
:[シャミア]|いや、あんたといると~
退屈しないでいい。▼~
戦争に負けてフォドラに取り残されたが……~
あんたと出会えただけで釣りが来る。▼~
おや、何だ、その顔。~
言っていなかったか?▼~
私は10年前に帝国軍に敗れた、~
ダグザの傭兵だ。▼~
傭兵にとっちゃ、敵も味方もない。~
今はこうしてあんたらに雇われる身さ。▼~
変わらず頼ってくれよ。~
いいな?▼~
***支援A [#h79b5ad7]
:[シャミア]|もう10年になる……。~
そろそろ吹っ切れてもいいか?▼~
いや、愚問だった。~
お前の答えはわかっている……。▼~
《選択》
-誰かと話していた?
-ここで何を?
--「誰かと話していた?」を選択
:[シャミア]|誰かと……まあそうだ。~
ずっと昔に死んだ奴とな。▼~
--「ここで何を?」を選択
:[シャミア]|少し、想っていただけだ。~
ずっと昔に死んだ奴をな。▼~
《共通》
:[シャミア]|気になるか?~
まあ、戦友だよ。ダグザの傭兵時代の。▼~
10年前の帝国軍との戦争で、~
あえなく死んだ奴さ。▼~
最近、よく思い出すんだ。▼~
《選択》
-思い出す理由を聞いても?
--「思い出す理由を聞いても?」を選択
:[シャミア]|ああ、あんたのせいだ。▼~
いや、厳密にはあんたのせいじゃないが……~
あんたがあいつに似ているからだ、な。▼~
何というか、雰囲気がそっくりなんだよ。▼~
喋り方も、あんたはフォドラ、あいつは~
ダグザの言葉を話していたってのに……▼~
不思議と同じに感じる。~
なぜかは知らんが。▼~
おかげで私はいつも、~
失った過去を懐かしんでいるよ。▼~
《選択》
-それは悪かった
-そう言われても……
--「それは悪かった」を選択
:[シャミア]|謝るな。~
あなたは悪くないだろ。▼~
--「そう言われても……」を選択
:[シャミア]|まあ、そうだろ。~
あんたが悪いわけじゃない。▼~
《共通》
:[シャミア]|いい年して乙女みたいに~
想い出に浸っている私のほうが問題だ。▼~
……だが、何事も初めては~
記憶に残りやすいもんだろ?▼~
やれやれ……~
この話はやめよう。▼~
《選択》
-わかった
-戦争が終わったら何を?
--「わかった」を選択
:[シャミア]|過去じゃなく、未来の話でもするか。▼~
--「戦争が終わったら何を?」を選択
:[シャミア]|さあな。~
私には多くの場所がある。▼~
《共通》
:[シャミア]|あんたの居場所は、~
すでにそこと定まっている気がするが……▼~
私はどこで何をするやら。▼~
:[シャミア]|そろそろただの仕事じゃなく、~
これと居場所を決めるべきなのかもな。▼~
少なくとも、私は自分で……~
そうしたがっている気がするよ。▼~
***支援S [#o9ffbe30]
''(女神の塔)''
:[シャミア]|待たせたな。~
傭兵契約の交渉に手間取った。▼~
《選択》
-待ちくたびれた
-交渉?
--「待ちくたびれた」を選択
:[シャミア]|フ……交渉の内容が気にならないか。▼~
まあ、契約を継続したいって相手の話を~
断り続けるだけだったが。▼~
--「交渉?」を選択
:[シャミア]|心配ない。契約の継続をしつこく~
求められたが、断った。▼~
《共通》
:[シャミア]|何しろ、~
新しい契約が待っているんでな。▼~
契約と言うと味気ないか。~
……生涯の契り、とかでどうだ?▼~
《選択》
-それがいい
--「それがいい」を選択
:[シャミア]|それじゃ、フォドラの流儀に則って~
指輪を交換するとしよう。▼~
:(ベレトとシャミアが指輪を交換する)|
:[シャミア]|さ、行こうか。▼~
《選択》
-随分あっさりと……
-終わり?
--「随分あっさりと……」「終わり?」を選択
:[シャミア]|いや、柄じゃないだろ。~
言葉が必要か?▼~
戦時中、ずっと行動を共にしていたせいで~
今じゃ以心伝心。▼~
これで十分だと思うが……▼~
《選択》
-折角だから
--「折角だから」を選択
:[シャミア]|やれやれ……わかった。~
お前の望みだ。▼~
……私は約束しよう。~
常にお前と共にあると。▼~
お前の隣が、~
私の居場所なんだ。▼~
ダグザを出て、ブリギットを辿り、~
フォドラを渡り歩いて、ここまで来た。▼~
雇い主を変え、戦う相手を変え、~
主義も信条も関係なく、私は生きてきた。▼~
そんな私が、一つ所に留まるのは、~
お前がいるから……▼~
……もういいか。~
だいぶ恥ずかしい。▼~
《選択》
-ありがとう
-こちらも恥ずかしい
--「ありがとう」「こちらも恥ずかしい」を選択
:[シャミア]|ははは!~
互いに顔を赤くして何をやっているんだか。▼~
ま、今日くらいは、~
特別ということにしよう。▼~
それで、もう行くか?▼~
《選択》
-まだ二人でいよう
--「まだ二人でいよう」を選択
:[シャミア]|はあ……仕方ない。~
普段は平気なんだが、今日は駄目だな。▼~
どうにも照れ臭くて、~
お前の顔を直視できん。▼~
……昔話でもするか。▼~
お前のことを、かつての親友に似ていると~
言ったことがあったな。▼~
今から思えば、どうも気のせいだ。▼~
お前に惹かれていたのを誤魔化して、~
過去の想い出とないまぜにしていた。▼~
自分の感情を認めて、戦友としての~
お前との関係が壊れるのを恐れたんだろう。▼~
……おい、お前も少しは何か話せ。~
過去を暴け。▼~
このままじゃ、私ばかり照れくさいだろ。▼~
《選択》
-特には……
--「特には……」を選択
:[シャミア]|チッ……まあいい。~
惚れた弱みだな、まったく。▼~
**ツィリル [#sb0416a5]
***支援C [#d8be2eb0]
:[ツィリル]|……あ、いた。▼~
先生って、いつもウロウロ歩いてるから~
捜すのが大変なんですよね。▼~
《選択》
-ごめんなさい
-何か用?
--「ごめんなさい」を選択
:[ツィリル]|いえ、別にアナタは悪くないけど。~
今日はたまたま用事があったから。▼~
--「何か用?」を選択
:[ツィリル]|はい、用がなければ、~
わざわざ捜したりしません。▼~
《共通》
:[ツィリル]|今日の夕方、執務室に来るように~
レアさまから言われていたでしょう?▼~
レアさまの言伝で、今日は都合が~
悪くなったから、明日にしたいって。▼~
じゃ、伝えましたからね。~
……あ、セテスさんを見ませんでした?▼~
《選択》
-見ていない
--「見ていない」を選択
:[ツィリル]|困ったな。セテスさんにも、同じ話を~
伝えなきゃいけないんだけど……。▼~
《選択》
-会ったら伝えておく?
-一緒に捜そうか?
--「会ったら伝えておく?」を選択
:[ツィリル]|ううん、ボクが自分で伝えます。~
見かけたら、ボクに教えてください。▼~
--「一緒に捜そうか?」を選択
:[ツィリル]|ううん。でも、見かけたら、~
ボクに教えてくれると助かります。▼~
《共通》
:[ツィリル]|ボクは厩舎にいますから。当番の子が~
来る前に、飼い葉の準備をしないと。▼~
厩舎にいなければ、北の森の入り口かな。~
丸太を置きっ放しにしてるんです。▼~
早く運んで薪割りをしとかないと、~
そろそろ足りなくなる頃だから……。▼~
で、それが終わったら、回廊の掃除が~
あるから、その辺を捜してくれれば……▼~
《選択》
-何か手伝おうか?
--「何か手伝おうか?」を選択
:[ツィリル]|ダメだよ。これはボクの仕事なんだから。~
他の人にはやらせたくないんです。▼~
それに、先生なんかに手伝わせたら、~
レアさまに叱られるかもしれないし……。▼~
……何でかは知らないけど、レアさま、~
先生のことを気に入ってるみたいだから。▼~
《選択》
-そうかな?
--「そうかな?」を選択
:[ツィリル]|そうだよ。~
……別にいいけどさ。▼~
とにかくボクは、レアさまがくれた仕事を~
自分でちゃんと全部やりたいってだけ。▼~
じゃ、セテスさんを見かけたら、~
ボクに教えてくださいね。▼~
《選択》
-教えるために捜すのも大変そう……
--「教えるために捜すのも大変そう……」を選択
:[ツィリル]|え?~
……それもそうか。▼~
じゃあ、セテスさんに会ったら、~
ボクが捜してたって伝えてください。▼~
そしたら、ボクを捜すのは先生じゃなくて~
セテスさんになるでしょ?▼~
うん、良い考え。じゃ、そういうことで。~
よろしくね、先生。▼~
:[ベレト]|………………。
***支援B [#p95dd60d]
:[ツィリル]|綺麗に、綺麗に……。▼~
あ、ここにもゴミ……。▼~
《選択》
-熱心だね
--「熱心だね」を選択
:[ツィリル]|……先生か。大聖堂はセイロス教にとって~
大事な場所だから、念入りに掃除しないと。▼~
修道士の人たちも掃除はしてるけど、~
目立つところしか綺麗にしないんです。▼~
細かいところは、~
ボクが目を光らせておかないとね……。▼~
《選択》
-セイロス教を信じている?
--「セイロス教を信じている?」を選択
:[ツィリル]|え? 別に信じてませんよ。~
女神さまのこともよく知らないし。▼~
レアさまも、いつか興味を持ったらでいい~
って言ってたから。▼~
でも、レアさまが大事にしてるものは、~
ボクも大事にしたいし……。▼~
レアさまが綺麗にしておきたいって場所は、~
ちゃんと綺麗にしてあげたいんです。▼~
先生だって、そう思わないの?~
あんなにレアさまに気に入られてたのに。▼~
《選択》
-そこまでは……
-思うけど、忙しくて……
--「そこまでは……」「思うけど、忙しくて……」を選択
:[ツィリル]|先生、レアさまがどれだけ凄い人か、~
ちゃんとわかってますか?▼~
フォドラ中のたっくさんの信徒のために、~
毎日、一生懸命、お祈りしてたし……▼~
すっごく忙しいのに、信徒の相談も~
できるだけ聞いてあげてたし……▼~
ルミール村で親を亡くした子供たちだって、~
ほっとけないからって教団で引き取って……▼~
とにかく、レアさまは優しいんです。▼~
信徒の人たちみんなのお母さんみたいな。~
だから、みんなにも慕われてて……。▼~
《選択》
-そうなのか
-優しいだけじゃない気もする
--「そうなのか」を選択
:[ツィリル]|……やっぱり、知らなかったんですね?▼~
--「優しいだけじゃない気もする」を選択
:[ツィリル]|……先生がレアさまのことを、~
どれだけ知ってると言うんですか?▼~
《共通》
:[ツィリル]|先生はボクなんかよりも、レアさまに~
気に入られてたかもしれないけど……▼~
レアさまのことは、ボクのほうが~
たくさん知ってるんですからね。▼~
ここでは、ボクのほうが先輩なんですから。~
偉そうにしないでほしいな。▼~
《選択》
-していない……
--「していない……」を選択
:[ツィリル]|え? ……そっか、偉そうにはしてないか。~
じゃあ、いいですけど。▼~
***支援A [#ma867a4c]
:[ツィリル]|……ふう、今日は忙しかったな。~
やっと休める……▼~
……あ、先生。▼~
《選択》
-お疲れ様
--「お疲れ様」を選択
:[ツィリル]|先生も。今日はみんな忙しそうでしたね。~
流石にボクもちょっと疲れたかも。▼~
そういえば、食事もまだなんだった。~
まだ料理は残ってるかな……。▼~
《選択》
-(お菓子を渡す)
-(お肉を渡す)
--「(お菓子を渡す)」を選択
:[ツィリル]|わ! いいの?~
ありがとう、先生!▼~
もぐもぐ……美味しいね、これ!▼~
--「(お肉を渡す)」を選択
:[ツィリル]|何でこんなもの持ってるの?~
……遠慮なくもらっとくけど。▼~
もぐもぐ……~
お腹空いてると、何でも美味しいね。▼~
《共通》
:[ツィリル]|……ふう、お腹が落ち着いたら~
眠くなってきちゃった。▼~
もう食堂寄らないで寝ようかな……。▼~
《選択》
-少し頑張り過ぎでは?
--「少し頑張り過ぎでは?」を選択
:[ツィリル]|他人のこと言えないでしょ、先生は。~
誰より頑張ってるくせに。▼~
それにボクは、~
これくらい全然苦じゃないですから。▼~
いつかレアさまが戻ってきた時、5年前と~
変わらない修道院で出迎えてあげたいんだ。▼~
ボクの仕事は、全部そのためだから……~
忙しいほど、やりがいがあるんです。▼~
だから、もっと働きたいくらいです。~
……まあ、今日はもう寝たいけど。▼~
あ……先生、もしかして~
ボクのこと変な奴だって思ってますか?▼~
いっつも、レアさまレアさまって。~
フォドラの人でもないのに。▼~
他の人たちからも、そんなふうに~
思われてるかもしれないなあ。▼~
でも、ボクは別にパルミラに未練はないし、~
レアさまには本当に感謝していて……▼~
《選択》
-恩返ししたいという気持ちは立派
-誰かに尽くす生き方も良いと思う
--「恩返ししたいという気持ちは立派」「誰かに尽くす生き方...
:[ツィリル]|……え?~
そう思ってくれるの?▼~
……そっか。~
ありがとう、先生。▼~
ボクはここしか居場所がないから、~
認めてもらえると、凄く安心します。▼~
あ……先生みたいな人を、~
「うつわがおおきい」って言うのかな?▼~
いつも周りのみんなを気にかけてるし、~
ボクみたいな奴まで認めてくれて……▼~
レアさまも凄いけど、先生も凄いよ。▼~
良かったら、また話し相手になってね。~
今日はもうダメ……眠くて……ふああ。▼~
おやすみなさい、先生……。▼~
**レア [#oc32d1a8]
***支援C [#kd7fbdfe]
:[レア]|あなたをここに招き入れるのは、~
初めてだったでしょうか。▼~
……緊張する必要はありません。~
さあ、もっと近くへいらっしゃい。▼~
この部屋にいるのは大司教ではなく、~
ただのレアなのですから。▼~
《選択》
-わかった
-それでも緊張する
--「わかった」を選択
:[レア]|ふふ……良い子ですね。▼~
--「それでも緊張する」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|まあ、可愛い子ですね。▼~
《共通》
:[レア]|あ、ごめんなさい。~
つい子供扱いしてしまって……。▼~
あのジェラルトの子供だから、~
他人のような気がしないのです。▼~
ねえ、あなたはジェラルトから、~
私の話をどんなふうに聞いていましたか?▼~
《選択》
-実は聞いたことがなかった
-怖い人だと
-素晴らしい人だと
--「実は聞いたことがなかった」を選択
:[レア]|まあ……薄情なジェラルト。▼~
では、これから深く~
知り合っていくことにしましょう。▼~
--「怖い人だと」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|ジェラルトの言いそうなことですね。~
けれど、必要に迫られて、なのですよ。▼~
大司教という地位に求められるのは、~
冷徹な判断や、厳格な言動なのですから。▼~
今の私は怖くはない……と思うのですが。▼~
--「素晴らしい人だと」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|それは本当ですか? ジェラルトの口から~
そんな言葉が出るとは思えませんけど。▼~
私に対して気遣う必要はないのですよ、~
ベレト。▼~
《共通》
:[レア]|ふふ、折角なので、あなたにも私の知る~
ジェラルトのことを教えましょうか。▼~
その様子では、彼が修道院にいた頃の~
話はほとんど聞いていないのでしょう?▼~
ジェラルトと出会ったのは、彼がまだ若く、~
髭も生えていない頃でした……。▼~
とある戦地で、セイロス騎士団と共に~
彼が所属する傭兵団も戦っていました。▼~
その時、騎士団に同行していた私を庇って、~
彼は瀕死の重傷を負ってしまったのです。▼~
必死に治療したかいもあって、~
ジェラルトは一命を取り留めました。▼~
私は彼をガルグ=マクで療養させ、~
回復したのちに騎士団へ誘ったのです。▼~
《選択》
-知らない話を聞けて良かった
-誰も教えてくれなかった
--「知らない話を聞けて良かった」を選択(レアの好感度アッ...
:[レア]|この話はほとんどしたことが~
ありませんから……▼~
大修道院でも知る者はごくわずかですよ。▼~
私にとって、あなたは……~
命の恩人の子。▼~
それと同時に……▼~
《選択》
-同時に……?
--「同時に……?」を選択
:[レア]|……いえ、たいした話ではありません。私は~
あなた自身をも信頼しているということ。▼~
あなたがこうして私に~
会いに来てくれるだけで……▼~
私の気分も晴れやかになるのですから。▼~
***支援B [#xc66afa1]
:[レア]|ベレト……!~
よく来てくれました。▼~
あなたが私のもとを訪れてくれたこと、~
本当に嬉しく思います。▼~
このところ、あなたに避けられているような~
気がしていたので……▼~
《選択》
-そんなことはない
-そうかもしれない
--「そんなことはない」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|それを聞いて、安心しました。▼~
--「そうかもしれない」を選択
:[レア]|やはり、そうでしたか。▼~
《共通》
:[レア]|今、こうして二人で話す機会を得られて、~
少し気持ちが軽くなった気がします。▼~
うふふ、大司教ともあろう者が、~
と笑ってくれていいのですよ。▼~
《選択》
-大司教ともあろう者が……
-心配させて悪かった
--「大司教ともあろう者が……」を選択
:[レア]|存外、意地の悪いところがあるのですね。~
そういえば、ジェラルトもそうでした……。▼~
--「心配させて悪かった」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|まあ……! いいのですよ、私が勝手に~
気にしていただけのことですから。▼~
ですが……ありがとう。~
あなたは優しい子ですね。▼~
《共通》
:[レア]|ところで、体の調子はどうですか。▼~
天帝の剣を持つようになってから、~
何か困ったことなど起きていませんか?▼~
《選択》
-問題ない
-どういう意味?
--「問題ない」を選択
:[レア]|良かった……伝承の多い遺産ですから、~
あなたに何か変調がないかと心配でした。▼~
--「どういう意味?」を選択
:[レア]|いえ、伝承の多い遺産ですから、~
あなたに何か変調があってはと思って。▼~
《共通》
:[レア]|……本当に、何もありませんか?~
胸が苦しいとか、夢見がおかしいとか……▼~
《選択》
-大丈夫
-実は夢を……
-実は少女が……
--「大丈夫」を選択
:[レア]|もし何かあれば、すぐに教えてください。~
英雄の遺産に関わることかもしれません。▼~
--「実は夢を……」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|不思議な夢を……?~
英雄の遺産に関わる何かかもしれません。▼~
--「実は少女が……」を選択(ソティスの好感度ダウン)
:[レア]|奔放で乱暴なところのある幼い少女の、~
幻を見る、と……?▼~
……心当たりはありませんが、もしかしたら~
英雄の遺産に関わる何かかもしれません。▼~
《共通》
:[レア]|何かあれば遠慮なく相談に来てください。~
私はあなたの支えになりたいのですから。▼~
ふふ……あなたが教師として~
皆を立派に導いているのを見ると……▼~
自分のことのように嬉しいのです。▼~
***支援A [#ubacaf25]
:[レア]|待っていましたよ、ベレト!▼~
さあ、あなたの顔をもっと見せて。~
美しく煌めくその瞳を。▼~
私とよく似た、~
風薫る空のような髪を……。▼~
:[ベレト]|……!?▼~
:[レア]|ああ……ごめんなさい。~
私としたことが、我を忘れてしまうなんて。▼~
あなたが女神の力を授かったあの時以来、~
二人になる機会がなかったものですから。▼~
……気を悪くしましたか?▼~
《選択》
-気にしていない
-もっとしていい
-やめてほしい
--「気にしていない」を選択
:[レア]|それならば、また次の機会も、~
同じようにさせてください。▼~
そうして、私たちの絆を、~
もっと強くしていきましょう。▼~
--「もっとしていい」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|ベレト!?~
いったいどうしたのですか?▼~
私は嬉しいのですが……~
あなたらしくないのではありませんか?▼~
いくら私たちの絆が強くなっていても、~
節度を持って付き合わなくては……。▼~
--「やめてほしい」を選択(レアの好感度ダウン)
:[レア]|そ、そんな!?~
……いえ、ごめんなさい。▼~
いくら私たちの絆が強くなっていても、~
節度を持って付き合うべきでしたね……。▼~
《共通・選択》
-絆?
--「絆?」を選択
:[レア]|ええ、そうです。~
神祖に連なる者としての絆です。▼~
ベレト、~
あなたが女神から力を授かったように……▼~
私もまた女神から加護を受けました。~
遠い遠い、過去のことです。▼~
あなたと私は異なる存在ですが、~
その根源では、繋がっているのですよ。▼~
《選択》
-わかった
-よくわからない
--「わかった」を選択
:[レア]|ふふ……そうは言っても~
わからないことも多いでしょう。▼~
ですが、真実は自ずと明らかになります。▼~
--「よくわからない」を選択
:[レア]|今はまだわからぬことも多いでしょう。~
ですが、真実は自ずと明らかになります。▼~
《共通》
:[レア]|また新たな変化があれば、~
私を頼ってください。▼~
それに……セテスやフレンも、~
必ずあなたの力になってくれるはずです。▼~
ベレト、あなたに……~
女神ソティスの加護があらんことを。▼~
***支援S [#mf637dab]
:[レア]|……空の上にいる母と、話していました。▼~
こうして一命をとりとめたことを、~
果たして喜んで良いのか、と……。▼~
《選択》
-素直に喜ぶべき
-自分は嬉しい
--「素直に喜ぶべき」「自分は嬉しい」を選択
:[レア]|私のあの姿を見ても、~
あなたはそう言ってくれるのですか……?▼~
ありがとう……。あなたのその言葉だけで、~
救われたような心地です。▼~
ベレト……、~
フォドラの未来は、あなたに委ねます。▼~
あなたが新たな指導者として立つことを、~
皆も望んでいることでしょう。▼~
《選択》
-レアは……?
--「レアは……?」を選択
:[レア]|私にはもう、~
人々を導く資格などありません。▼~
私は、フォドラの平穏を守るためとはいえ、~
偽りの歴史を語り、信徒を欺いてきました。▼~
そのうえ、母に会いたいという個人的な~
願望のために大司教の地位を利用した……。▼~
こうした私の愚かな行いが、先の戦争に~
繋がったのだとすれば、私は……▼~
《選択》
-皆も、レアの生還を喜んでいる
--「皆も、レアの生還を喜んでいる」を選択
:[レア]|………………。▼~
私は、生きていても良いのでしょうか。▼~
ベレト、あなたに過酷な運命を~
強いたのも、私なのですよ……?▼~
大きな手……いつの間にか、~
こんなにも逞しくなっていたなんて……▼~
時のよすがが私の下にあなたを手繰り寄せ、~
運命があなたと私を結びつけた。▼~
私が、あなたを教師として迎え、~
あなたがそれに応えてくれた時から……▼~
この結末は、決まっていたのでしょう。▼~
いえ……このような言い方は、~
あなたに失礼ですね。▼~
《選択》
-失礼?
--「失礼?」を選択
:[レア]|ええ、あなた自身が下した数多の決断が、~
今という時を形作っているのですから。▼~
本当に、感謝しています。▼~
赤き谷の惨劇以来、~
私は孤独の中で生きてきました。▼~
その孤独を埋めたくて……~
神祖復活という忌避に手を染めてしまった。▼~
私は、あなたに神祖となってほしかった。~
お母様に、抱き締めてほしかった。▼~
ですが、もういいのです。~
あなたさえ、側にいてくれるのなら……。▼~
:(レアが指輪を出す)|
:[レア]|ベレト、これを……~
この指輪を、受け取ってくれますか。▼~
私と、これからの生涯を、~
共に歩んでほしいのです……。▼~
《選択》
-喜んで
--「喜んで」を選択
:(ベレトが指輪を出す)|
:[レア]|ベレト、~
あなたも指輪を……?▼~
嬉しい……。~
こんなにも幸福な日が訪れるなんて。▼~
これも、神祖ソティスの……~
お母様のお導きなのでしょうか。▼~
(一枚絵:レア)~
:[レア]|あなたがフォドラの新たな指導者として、~
安寧の世の永続を望むならば……。▼~
私も、この命が続く限り、~
あなたの治世を支える覚悟です。▼~
この先どんな困難が待ち受けていようとも、~
私たちの絆が……いえ、愛があれば……▼~
必ず、乗り越えられると信じています。▼~
私たちの愛で、~
フォドラの未来を、光あるものに……▼~
**ソティス [#pdc7df8f]
***支援S [#p513e5d3]
:[ベレト]|………………。▼~
《選択》
-戦争が終わった
--「戦争が終わった」を選択
:[ベレト]|
………………。▼~
《選択》
-だが、すべてはこれからだ
--「だが、すべてはこれからだ」を選択
:[ベレト]|………………。▼~
:(ソティスが現れる)|
:[ソティス]|……なーにが、すべてはこれからだ、じゃ!▼~
:[ベレト]|……!?▼~
:[ソティス]|おぬし! おぬしおぬしおぬし!~
独りで格好つけて黄昏おって!▼~
どうせわしの存在なぞ、~
すっかり忘れておったのであろう!▼~
《選択》
-消えると言った……
--「消えると言った……」を選択
:[ソティス]|じゃが、いつでもおぬしと共におる、~
とも言うたぞ?▼~
それとも欠片も残さず消えてなくなって~
しまったほうが良かったか?▼~
ふん、おぬしが寂しそうにしておるから、~
こうして戻ってきてやったのじゃ!▼~
《選択》
-寂しそうにしていない
-寂しかった
--「寂しそうにしていない」を選択
:[ソティス]|痩せ我慢するでないわ、おぬし!~
素直に甘えればいいものを……。▼~
--「寂しかった」を選択
:[ソティス]|そうじゃろう、そうじゃろう。~
ま、わしがおるから泣くでないぞ。▼~
《共通》
:[ソティス]|しかし、良くやったのう。▼~
もちろん、おぬしを信じて、~
おぬしと一つになったわけじゃが……▼~
ここまでのことを成すとは、~
まったく予想外じゃったわ。▼~
一度、死にかけたしのう。▼~
《選択》
-あの時も助けてくれた?
-あれは危なかった
--「あの時も助けてくれた?」を選択
:[ソティス]|さあ、どうかのう?~
わしもよく覚えておらぬわ。▼~
--「あれは危なかった」を選択
:[ソティス]|危なかった、ではないわ。~
ほんにおぬしはのん気なのじゃから……。▼~
《共通》
:[ソティス]|ま、終わり良ければすべて良し、~
ということじゃな! はっはっは!▼~
《選択》
-ところで……
--「ところで……」を選択
:(ベレトが指輪を出す)|
:[ソティス]|!?~
何じゃ、それは。▼~
いや指輪なのはわかっておるが、~
誰に渡すつもりで用意したんじゃ、おぬし。▼~
《選択》
-気づいたら持っていた
--「気づいたら持っていた」を選択
:[ソティス]|ほほう……って、そんなわけがあるか!▼~
:(ソティスが後ろを向く)|
:[ソティス]|……いや、まさか、わしの想いが深層で~
こやつの行動に影響して……ううむ……。▼~
これでは……わしがこやつと~
契りたいと思うほど……▼~
……こやつのことを好いておる~
ということになるではないか!▼~
《選択》
-契りたいほど好いている?
--「契りたいほど好いている?」を選択
:(ソティスが振り返る)|
:[ソティス]|お、おぬし!?~
聞いておったのか!?▼~
……そう、じゃ。~
ああ、そうじゃ!▼~
わしはおぬしを好いておる!~
恋い焦がれて、心を燃して、想うておる!▼~
じゃから、まあ……~
この指輪はわしが受け取ってやろう。▼~
《選択》
-受け取る……?
--「受け取る……?」を選択
:[ソティス]|そうじゃ。何しろ、わしとおぬしは~
心の奥深くで一つに繋がっておる。▼~
これはもう、一生を添い遂げる相手、~
みたいなものじゃろう。▼~
《紅花の章以外》
:[ソティス]|おぬしの胸のうちにある石は、~
もはや飾りじゃ。▼~
《紅花の章》
:[ソティス]|おぬしの胸のうちにある石は、~
もはや砕け散った。▼~
《共通》
:[ソティス]|わしはおぬしの本当の心の中に、~
存在しておるのじゃ。▼~
:[ベレト]|………………。▼~
:[ソティス]|ほれ、疾くせんか。▼~
《選択》
-どうやって渡せば?
--「どうやって渡せば?」を選択
:[ソティス]|うむ? わしに渡したつもりで、~
自分の指にでもつけておけばよかろう。▼~
わしとおぬしは離れようがないからのう。~
わかっておるか?▼~
いついかなる時も、何が起ころうとも、~
誰よりもおぬしの近くに、おるのじゃ。▼~
わしはおぬしを想うておる。~
おぬしがわしを想うておるのもわかる。▼~
《選択》
-自分もわかる
--「自分もわかる」を選択
(一枚絵:ソティス)~
:[ソティス]|そうじゃな。~
もはやわしらの間で隠し事はできん。▼~
おぬしが滅びる時が、わしの滅びる時。~
世の終わりまで、共に旅しようぞ。▼~
ふふふ、楽しいのう、おぬし。▼~
ずっと話せなんだから、言いたいことが~
溜まっておるのじゃ。▼~
:(暗転)|
:[ソティス]|まずはあれじゃ、おぬし。~
わしが前に言うておったじゃろう……▼~
あれほど……らぬと……~
……ったく……いつまで……▼~
(最後の台詞のボイスがフェードアウト「あれほど油断してはな...
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#j23d545f]
- 未確認ですが、カトリーヌのSは内容的に2つあると思われま...
- ツィリルの支援Aはレアの在・不在で差分があるかもしれま...
- カトリーヌの支援Aに差分あり。「何があったのか~」の部分...
- ハンネマン支援Cでジェラルド死亡後に会話を起こすとジェラ...
- EP.12で -- &new{2022-02-22 (火) 10:21:55};
- 誤送信。EP12でセテスの支援Cを見たところ、差分があったの...
- フレンC、EP6後、誤「本当は」→正「ずっと」学校に入りたか...
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*主人公(男)の支援会話 [#r6414945]
#contents
**セテス [#g239f947]
***支援C [#g661d286]
:[セテス]|……君か。突然、呼びつけてすまない。~
そこに、掛けてくれ。▼~
(暗転)
:[セテス]|君とは一度、話をしなければならないと~
思っていたものでね。▼~
以前、言ったと思うが、私はここで~
大司教の仕事全般を補佐している。▼~
《選択》
-大司教の仕事とは?
--「大司教の仕事とは?」を選択~
:[セテス]|布教や啓蒙、儀式の主催、寄進の管理……~
その他教団の運営に関わることすべてだ。▼~
故に私は、教団に属する聖職者はもとより、~
騎士団や士官学校をも統括する立場にある。▼~
光栄なことに大司教からも信頼を賜り、~
多くを私の裁量に委ねてもらっている。▼~
また、大司教自ら決裁すべき内容も、~
事前に相談されることが多い。▼~
……ところがだ。▼~
君を士官学校の教師に採用した件に限っては~
寝耳に水の話だった。▼~
《EP.4以前》
:[セテス]|正直、戸惑っているのだよ。本来、経るべき~
審査を、君は何もしていないのだからね。▼~
戦闘や用兵に関しては腕が立つとしても、~
その他のことはほぼ把握できていないのだ。▼~
《EP.5~6》
:[セテス]|その上、“天帝の剣”まで託すとは……~
いったい大司教は何を考えているのか。▼~
正直、戸惑っているのだよ。本来、経るべき~
審査を、君は何もしていないのだからね。▼~
戦闘や用兵に関しては腕が立つとしても、~
その他のことはほぼ把握できていないのだ。▼~
《EP.7~11?》
:[セテス]|その上、“天帝の剣”まで託してしまった。~
あの時は流石の私も狼狽えたものだ。▼~
君の扱いについては、~
今でも戸惑っている。▼~
大司教を補佐する立場にありながら、~
私は君のことを何ら把握できていないのだから。▼~
《EP.12?》
:[セテス]|その上、“天帝の剣”まで託してしまった。~
あの時は流石の私も狼狽えたものだ。▼~
そして今や、君は……~
いや、憶測で語るのは控えよう。▼~
とにかく、君についてもう少し~
知っておくべきだと思ってね。▼~
これからする質問は、単なる確認だ。~
協力してもらえると助かる。▼~
《共通・選択》
-信頼できないと?
--「信頼できないと?」を選択~
《EP.6以前》
:[セテス]|有り体に言えば、そういうことになるな。~
立場上のことだ、悪く思わないでくれ。▼~
《EP.7以降》
:[セテス]|いや……個人的には君を信頼している。~
だが、それだけでは不足だ。▼~
何か問題が生じれば、信徒が不利益を被る。~
立場上、慎重にならざるを得ないのだよ。▼~
《共通》
:[セテス]|さて、早速だが……君が自身のことについて~
どれだけ理解しているのか確認したい。▼~
君の父親はジェラルト=アイスナーで、~
間違いないんだろうな?▼~
《選択》
-たぶん
-そう聞いている
--「たぶん」「そう聞いている」を選択
:[セテス]|頼りない答えだな。今後、誰かに聞かれたら~
はっきりと肯定してもらいたい。▼~
《EP.9以前》
:[セテス]|ジェラルトは、元騎士団長として~
フォドラ全土に名の知れた勇士だ。▼~
《EP.10以降》
:[セテス]|ジェラルトは、元騎士団長として~
フォドラ全土に名の知れた勇士だった。▼~
《共通》
:[セテス]|その子供ということであれば、教団が君を~
採用したことに誰も文句は言わないはずだ。▼~
……それで、傭兵として働くように~
なってからは、どれくらい経つんだ?▼~
《選択》
-10年くらい……?
-よくわからない
--「10年くらい……?」を選択
:[セテス]|10年だと?~
君の若さで、そんなはずはないだろう。▼~
--「よくわからない」を選択
:[セテス]|ううむ……まあ、仕方あるまい。▼~
《共通》
:[セテス]|そもそも年を聞いていなかったな。~
君は今、いくつなんだ?▼~
《選択》
-さあ……
--「さあ……」を選択
:[セテス]|……本当にわからない、という顔だな。~
ジェラルトはどんな育て方を……▼~
これ以上、君に話を聞いても、~
時を浪費するだけのようだ。▼~
ただ、一つだけ言わせてくれ。▼~
理由はともかく、~
大司教は君に大きな期待を寄せておられる。▼~
その期待を裏切らないでもらいたい。~
……以上だ。▼~
***支援B [#t4711154]
:[セテス]|……先生、少しいいかな?▼~
:(ベレトが頷く)|
:[セテス]|以前の私は、君の才に懐疑的だったが、~
今は己の見る目のなさを嘆くばかりだ。▼~
君が特別な存在であることは~
もはや疑うべくもないのだからな。▼~
《選択》
-本当にそうなのか?
--「本当にそうなのか?」を選択
:[セテス]|この期に及んで、~
君はまだ自分の力を疑うのか?▼~
いや……~
それも無理からぬことかもしれんな。▼~
君は君自身について、何一つ~
教えられぬまま生きてきたのだからな。▼~
父親であるジェラルトすら、君について~
すべてを知っていたわけではないだろう。▼~
だが、君はそれでいいのか?▼~
《選択》
-どういう意味?
--「どういう意味?」を選択
:[セテス]|自分が何者なのか。~
わからぬままでいいのか、と聞いている。▼~
《選択》
-それは……知りたいと思う
-知る術がわからない
--「それは……知りたいと思う」を選択
:[セテス]|……愚問だったな。己の正体がわからず~
平気でいられる者などいないだろう。▼~
--「知る術がわからない」を選択
:[セテス]|……だとしても、知りたいだろう?~
己の正体がわからぬままでいいはずがない。▼~
《共通》
:[セテス]|しかし、果たして君には、~
本当に覚悟があるのだろうか?▼~
《選択》
-覚悟とは?
--「覚悟とは?」を選択
:[セテス]|真実を知る覚悟だよ。▼~
真実を知ることが、君の人生にどのような~
変化をもたらすのか、私にはわからない。▼~
知らなければ良かったと後悔することに~
なっても、後戻りはできなくなる。▼~
それでも、君は真実を知る覚悟はあるか?▼~
《選択》
-ある……つもりだ
--「ある……つもりだ」を選択
:[セテス]|そうか。今日は君に、~
そのことを確かめたかったのだ。▼~
大司教が君に期待を掛けている以上、~
私も君を引き続き支えていくつもりだ。▼~
いや……私自身が、君という存在に~
何かを期待しているのかもしれないな。▼~
いつか君が、真実に辿り着けるよう、~
私も力を尽くそう。▼~
***支援A [#m426459e]
:[セテス]|ベレト、話があるのだが、~
少しいいだろうか。▼~
:(ベレトが頷く)|
:[セテス]|以前、私は君を支えると約束した。~
真実に……君の正体に、辿り着くために。▼~
そう言っておきながら、実は君について、~
まだ話していないことがある。▼~
《選択》
-話していないこと?
--「話していないこと?」を選択
:[セテス]|5年前、レアが姿を消す前に、君について~
彼女に問いただしたことがあるのだ。▼~
レアは……~
君が何者なのかを、すべて知っている。▼~
いや、君という存在を作り出したのが~
レア本人だと言ってもいいのかもしれん。▼~
《共通・選択》
-それはいったい……
-すべて、レアから聞いた(翠風の章 EP.22 のみ選択可)
--「それはいったい……」を選択
《レア救出後》
:[セテス]|レアからは、まだすべては~
聞いていないのか?▼~
《共通》
:[セテス]|ここで今、レアから聞き取った断片的な話を~
私なりの解釈をもって話すことはできる。▼~
だが、それでは意味がないと思い、今まで~
話さなかった。その考えは今も変わらん。▼~
《レア救出前》
:[セテス]|ただ、レアを救い出しさえすれば、~
君は真実に辿り着ける。▼~
それだけは、伝えておこうと思ってな。▼~
《レア救出後》
:[セテス]|隠していたようで、申し訳ない。~
今日はそれだけを伝えておきたかった。▼~
--「すべて、レアから聞いた」を選択
:[セテス]|そうか……恐らくは、~
君にとって衝撃的な話だったと思う。▼~
予め、レアから聞いていた断片的な話を、~
私なりの解釈をもって話すことはできた。▼~
だが、それでは意味がないと思い、~
これまでずっと話さないでいたのだ。▼~
隠していたようで、申し訳ない。~
今日はそれだけを伝えておきたかった。▼~
《共通・選択》
-………………
--「………………」を選択
:[セテス]|これだけでは不満か?▼~
……ならば、もう一つだけ、~
付け加えておこう。▼~
君は、私やレアにとって~
近しい身内のようなものだ。▼~
故に、この先どんな未来が待っていようと、~
私は君を見捨てることも裏切ることもない。▼~
私はいつまでも、君の味方だ。▼~
《選択》
-……子が親を裏切ることもある
--「……子が親を裏切ることもある」を選択
:[セテス]|……まあ、そうだな。~
歴史上、そういう例も少なくない。▼~
だが、私に限っては、あり得ない。~
……まあ、信じてもらうほかないが。▼~
そもそも、私にとって君はすでに、~
欠くべからざる存在になっているのだ。▼~
レアの同志だとか、君の身内だとか、~
そういった話を抜きにしても、な。▼~
この戦争の先に、私が何を目指すのか……~
それはすべて、君次第だと考えている。▼~
《選択》
-なぜ、そこまで自分を……?
--「なぜ、そこまで自分を……?」を選択
:[セテス]|さて、なぜだろうな……~
我がことながら判じかねている。▼~
すべてにおいて特別な存在である君に、~
魅了されてしまったのかもしれないな。▼~
一方的な話で悪いのだが、~
私にはそれ以外の選択肢はないようだ。▼~
私はこの未来を、君に委ねる。▼~
**フレン [#i7a75dca]
***支援C [#occbfc84]
:[フレン]|ね、先生。~
少しお時間いただいてもよろしくて?▼~
《選択》
-構わない
--「構わない」を選択
:[フレン]|嬉しいですわ!~
先生にお話を聞かせていただきたくって。▼~
わたくしね、先生に興味津々ですのよ?▼~
《選択》
-何で?
--「何で?」を選択
:[フレン]|だって、あなたって……、~
不思議な雰囲気を纏っていらっしゃるから。▼~
初めてあなたに会った時から、~
気になって仕方なかったんですの。▼~
それが、どんな雰囲気かと聞かれると、~
言葉にするのは難しいのですけど……▼~
たとえるなら、海のような……。~
先生、海ってご覧になったことあって?▼~
《選択》
-まあ、何度か……。
--「まあ、何度か……。」を選択
:[フレン]|広くて深くて底が見えないですわよね。~
水面は静かでも、中は深いんですの。▼~
お魚がたくさん泳いでいるけれど、~
外から見ても、全然見えなくて……。▼~
でも、釣り糸を垂らすと引っかかるから、~
見えなくても、確かにいるんですのよ。▼~
《選択》
-何の話を……?
--「何の話を……?」を選択
:[フレン]|え、お魚の……ううん、違いましたわ。~
先生が海みたいってお話でしたわね。▼~
いつもは静かですけど、嵐になると~
お船もひっくり返すくらい暴れるでしょう?▼~
そんなところも……いつも物静かなのに、~
いざとなると強いあなたに似ていますわね。▼~
《EP.6 終了前》
:[フレン]|でも、お兄様は少し不安みたいで、~
素性の知れぬ若造が……なんて仰るのです。▼~
《EP.6 終了以降》
:[フレン]|でも、お兄様は少し不安だったみたいで、~
素性の知れぬ若造が、なんて以前は仰って。▼~
《共通》
:[フレン]|あっ、お兄様に悪気はないんですのよ?~
お仕事にとっても真面目な人なんですの。▼~
だから、年齢もわからないようなあなたを~
不安に思うのも当然のこと……。▼~
そうでしょう?~
ところで先生って、結局おいくつですの?▼~
《選択》
-よくわからない……
-教えられない……
--「よくわからない……」を選択
:[フレン]|ま! ご自分の年齢をご存じないの?~
本当に面白い方ですのね、あなたって。▼~
--「教えられない……」を選択
:[フレン]|ま! 教えられないということは、~
やはり、すっごくお若くてらっしゃるの?▼~
《共通》
:[フレン]|うーん……どれだけ見ても、~
わたくしにはわかりませんけれど。▼~
まさか、生徒たちよりも若い、~
なんてことも……?▼~
《選択》
-そちらこそ何歳?
--「そちらこそ何歳?」を選択
:[フレン]|……え? わたくし?▼~
わたくしは……そうですわね、~
生徒の皆さんと、同じくらいですわよ。▼~
《選択》
-生徒たちより若く見える……
--「生徒たちより若く見える……」を選択
:[フレン]|そーんなこと、あるはずありませんのよ?~
だって、本当に、そうですもの。▼~
《EP.6 終了前》
:[フレン]|……そうそう、だからわたくしもね、~
本当は学校に入りたいんですのよ。▼~
でもお兄様が、許してくださらないの。~
お兄様の心配性には少し迷惑していて……▼~
《EP.6 終了以降》
:[フレン]| ……そうそう、だからわたくしもね、~
本当は学校に入りたかったんですの。▼~
怖い思いはしましたけど、おかげで学校に~
入れてもらえたのは幸運でしたわ。▼~
《共通》
:[フレン]|あっ、いけない。お忙しい先生を、~
あんまりお引き止めできませんわよね!▼~
また、お話しましょうね。~
それでは、ご機嫌よう。▼~
***支援B [#r9ebe54d]
:[フレン]|……先生、久しぶりに少し、~
お話をさせていただいても?▼~
《選択》
-構わない
--「構わない」を選択
:[フレン]|あのね、わたくし、先生に助けていただいて~
先生の学級にも入れていただいたでしょう?▼~
それ以来、たくさんのことを学んで、~
だいぶ大人になったと思いますの。▼~
わたくしが、ここまで大人になれたのは、~
先生のおかげと言ってもいいほど。▼~
だから、改めてお礼を申し上げたくって。▼~
《選択》
-そこまで大人になってもいないような……
--「そこまで大人になってもいないような……」を選択
:[フレン]|ま! 先生は、わたくしがまだ~
子供っぽいとでも仰いますの?▼~
お友達がたくさんできて、~
いろんなことを教えてもらいましたのよ?▼~
今では一人で街へお買い物にも行けますし、~
あ、値切ることだってできますわ。▼~
値切るってご存じ? 安くお買い物が~
できるよう、お店の方と交渉するんですの。▼~
子供にはちょっとない知恵ですわよね。~
うふふ……▼~
《選択》
-そもそも年齢はいくつだっけ……?
--「そもそも年齢はいくつだっけ……?」を選択
:[フレン]|……え? わたくし?▼~
えーと……前に申し上げたと思いますわよ?~
何度も年齢を聞くなんて失礼じゃなくって?▼~
《選択》
-聞いてないような……
--「聞いてないような……」を選択
:[フレン]|そう? 年齢と言えば、あなたこそ、~
あやふやなままではありませんこと?▼~
……ええ、もう年齢なんかにこだわるのは~
やめにしましょう。ええ、そうしましょう。▼~
それより、あなたのことで~
また一つ気づきましたのよ?▼~
あなたって不思議な雰囲気があるって、~
申し上げたことがあったでしょう?▼~
その時は「ただの海」にたとえましたけど、~
今は「昔見た海」みたいって思いますの。▼~
わたくしね、小さい頃はお母様によく~
海に連れて行ってもらったんですのよ。▼~
お母様は釣りが上手で……それで~
わたくしね、お魚が好きになったんですの。▼~
《選択》
-何の話を……?
--「何の話を……?」を選択
:[フレン]|え、お魚の……ううん、違いましたわね。~
先生が「昔見た海」みたいってお話ですわ。▼~
相変わらず、底の知れない~
深さは感じているのですけれど……▼~
なぜかしら、あなたといると、~
懐かしいような気持ちにもなりますのよ。▼~
遠い昔、どこかで会ったような……。▼~
《選択》
-会ったことがある?
--「会ったことがある?」を選択
:[フレン]|いえ、それはないと思いますわよ。~
だから不思議なんですの。▼~
《EP10以前》
:[フレン]|あ、もしかしたら、~
遠い親戚だったりするのかしら……?▼~
うふふ、それもない気がしますけれど。~
だって、わたくしの親戚なら……▼~
……でもレア様のなさってきたことを~
考えると、案外、その可能性も……?▼~
《EP11以降》
:[フレン]|けれど、まったくの他人では~
ないのかもしれませんわよね……。▼~
だって、その髪と瞳の色……どう見ても……▼~
《共通》
:[フレン]|あ、いえ、何でもありませんのよ。~
こちらの話、ですの。▼~
とにかく、あなたのことは~
他人のような気がしませんの。▼~
他の仲間よりも、更に親しくなれたら、~
わたくし、嬉しいと思っていますのよ?▼~
***支援A [#m1ba50b4]
:[フレン]|………………。▼~
はあ……。▼~
《選択》
-どうした?
--「どうした?」を選択
:[フレン]|まっ、先生!?▼
ご、ご機嫌よう。▼~
ちょうど先生のことを考えていましたので、~
わたくし、驚いてしまいましたわ。▼~
《選択》
-何でため息を?
--「何でため息を?」を選択
:[フレン]|あ、いえ、その……~
先生のことが、わからなくって。▼~
最初に出会った時から、あなたは不思議な~
雰囲気の人だと思っていましたけれど……▼~
今ではもう、確信しておりますの。~
あなたが特別な存在なんだって。▼~
だって、そうでしょう?▼~
あなたは失われたはずの紋章を宿し、~
天帝の剣を自在に操ることができる……。▼~
そして5年前のある日、あなたは~
髪の色も瞳の色も変わってしまわれました。▼~
お兄様やわたくしと、同じような色に……▼~
《選択》
-それは何を意味すると?
--「それは何を意味すると?」を選択
:[フレン]|わからないんですの。~
お兄様は何も話してくれないから。▼~
その後、あなたは皆さんを見事に導いて、~
ここまで戦い抜いてきました。▼~
今ではお仲間の誰しもが、あなたを慕い、~
あなたの力を信じていますの……。▼~
そんな真似をできる人が、他にいて?~
あなた、いったい何者でいらっしゃるの?▼~
《選択》
-わからない
--「わからない」を選択
:[フレン]|やっぱり、おわかりになりませんのね。▼~
けれど、わたくしに似た髪の色になったと~
いうことは、あなたが特別な存在である証。▼~
だって……~
この際、正直に申し上げますけど。▼~
わたくしもね、皆さんとは違いますの。▼~
《選択》
-違う?
--「違う?」を選択
:[フレン]|以前、悪い人たちがわたくしの血を~
狙った事件がありましたでしょ?▼~
あなたほど特別ではないとはいえ、~
わたくしの血も希少ですのよ。▼~
つまり、わたくしとあなたは、~
お互いに希少な者同士……。▼~
しかも、何らかの絆で結ばれていることは、~
間違いないと思っておりますのよ。▼~
ですから、わたくし、あなたの側で、~
あなたを見守っていくつもりですの。▼~
あなたは、絶対に守らなければならない……~
そう思わずにいられないんですもの。▼~
《選択》
-逆に自分が守ってみせる
--「逆に自分が守ってみせる」を選択
:[フレン]|まあ! 先生ったら。~
かっこいいこと仰って。▼~
では、わたくしたちが力を合わせれば、~
向かうところ敵なし、ですわよね!▼~
***支援S [#h8cd4184]
''(女神の塔)''
:[フレン]|……つまり、どういうことですの?▼~
《選択》
-今、話したとおり……
--「今、話したとおり……」を選択
:[フレン]|こんなところに呼び出して、~
そんな冗談を仰るなんて……。▼~
だって、そうでしょう?▼~
先生の中に神祖ソティスがいらっしゃって、~
先生がソティスの力を継いだですって?▼~
そんなの……変ですわ。▼~
《選択》
-でも、本当に……
--「でも、本当に……」を選択
:[フレン]|それなら、お聞きしますけれど、~
先生は、男性と女性のどちら?▼~
どう見ても男性ですわよね。~
ソティスは女神様ですのよ?▼~
男性である先生が、~
実は女神様だなんて、そんな……。▼~
いえ、そういうことも~
あるかもしれないけれど……でも……▼~
《選択》
-自分が女神というわけでは……
--「自分が女神というわけでは……」を選択
:[フレン]|違うんですの? 力を継いだ、というのは、~
ソティスと同化した、ということでしょう?▼~
ああ!~
もうわかりませんわ、わたくしには!▼~
《選択》
-これを……
--「これを……」を選択
:(指輪の絵)|
:[フレン]|……これは指輪ですわね。~
女性ものの。▼~
何で、そんなものを先生が?~
やっぱり先生は……!▼~
《選択》
-そうじゃなくて……
--「そうじゃなくて……」を選択
:[フレン]|え……?~
あっ、思い出しましたわ!▼~
結婚したい相手には、指輪を贈るという~
習わしがありましたわよね?▼~
では、つまり……!~
そういう……こと……ですの?▼~
《選択》
-結婚してほしい
--「結婚してほしい」を選択
:[フレン]|わたくしと……先生が……結婚を?▼~
それはつまり、わたくしを一人の女性として~
先生が好きになったと?▼~
《選択》
-愛している
--「愛している」を選択
:[フレン]|あ、あい……あわわ……▼~
わたくしあの……そういうのは……~
初めてで……いえ、当たり前ですけど……。▼~
驚いてしまって……その……~
わたくしで、構いませんの?▼~
:(ベレトが頷く)|
:[フレン]|わたくし、あなたとは何かの絆で~
結ばれていると思っていましたけれど……▼~
こういう形で結ばれるなんて……~
いえ、どこかでわかっていたのかしら……。▼~
……念のために聞きますけれど、~
先生は女神様ではないのですわよね?▼~
《選択》
-違うと言っている
--「違うと言っている」を選択
:[フレン]|ふふ、ごめんなさい。~
この指輪、謹んでお受けしますわ。▼~
海のように広い心で、~
わたくしを包んで守ってくださいね。▼~
**ハンネマン [#d3d7cc24]
***支援C [#fdd28e7c]
:[ハンネマン]|ふっふっふ……。~
先生、少しいいかね?▼~
《選択》
-構わないが……
-その笑顔が怖い
--「構わないが……」「その笑顔が怖い」を選択(共通)
:[ハンネマン]|そう身構えないでくれたまえ。▼~
我輩が君の害となったことがあったか?~
いや、ないだろう。▼~
紋章学の探求が進めば進むほど、~
君は自分の正体に近づけるのだからな。▼~
君が失われた“炎の紋章”を持っていたと~
知り、少し君の過去を探らせてもらった。▼~
君のその血がどこから来て、そして君の~
半生にどう影響してきたのか……▼~
我輩はそれを知りたいと思ったのだ。▼~
《選択》
-自分の過去……
-やめてほしい
--「自分の過去……」を選択
:[ハンネマン]|ああ、そうだとも。~
君のかつての傭兵仲間にも当たったよ。▼~
--「やめてほしい」を選択
:[ハンネマン]|害にはならぬと言ったはずだ。~
君の傭兵時代の仲間にも当たったよ。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|もちろんジェラルト君にも、~
ジェラルト君のかつての仲間たちにもだ。▼~
……さて、それでは調査結果を報告する。~
間違いがあれば指摘してくれたまえ。▼~
ジェラルト君がセイロス騎士団の~
騎士団長だった頃……▼~
彼には懇意にしている女性がいた。▼~
最初は、その女性が君の母かと思ったが、~
それでは辻褄が合わない。▼~
なぜなら彼女はジェラルト君が修道院を~
離れる前に亡くなり……▼~
彼が傭兵として放浪していた先で、~
君が生まれたのだからな。▼~
いや、君が年齢を偽っていれば、~
話は変わるのだが……どうだね?▼~
《選択》
-わからない
-父には隠し事があった
--「わからない」を選択
:[ハンネマン]|まあそうだろうな。~
君は傭兵のころから年齢不詳だった。▼~
--「父には隠し事があった」を選択
:[ハンネマン]|そうかもしれないな。~
君たちは謎の多い傭兵だったようだ。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|ジェラルト君は元騎士団長という~
出自を誰にも明かしていなかったし……▼~
君のことも含め、仲間に多くを~
語らなかったと聞いたよ。▼~
いずこから来たのかも知れぬ、~
力だけは確かな傭兵親子……▼~
特に君は、“灰色の悪魔”と呼ばれて~
恐れられたそうだね。▼~
無表情に敵を屠る君の姿を、傭兵たちは~
まるで英雄のように語っていたよ。▼~
:[べレト]|………………。
:[ハンネマン]|さて……君の素性については、~
これ以上調べようもないようだ。▼~
今後は、君の血に聞いてみるほかないな。▼~
***支援B [#ra6309b8]
:(ハンネマンが主人公の向かいに座り、暗転)|
:[ハンネマン]|調子はどうかね。~
良ければ、一杯付き合っていただこう。▼~
《選択》
-どういう風の吹き回し?
-構わない
--「どういう風の吹き回し?」「構わない」を選択
:[ハンネマン]|なに、我輩の話をしようかと思ってね。~
君といると、君の話ばかりだろう?▼~
もちろん研究のためなのだが、~
君に飽きられても困るのでな。▼~
というわけで、我輩の話でも聞いて、もっと~
研究に積極的になってもらえればと……▼~
《選択》
-研究に付き合う前提か
-興味はある
--「研究に付き合う前提か」を選択
:[ハンネマン]|今更そんなことを?~
当然ではないか。▼~
--「興味はある」を選択
:[ハンネマン]|ほう? 予想外の返事だが、~
興味を持ってくれて嬉しい限りだ。▼~
《選択》
:[ハンネマン]|それでは、少しばかり~
昔話をさせてもらうとしよう。▼~
我輩は帝国貴族の出でな。~
大きな家ではないが、当主だったのだよ。▼~
所領は小さかったが、~
どうやら血の「濃い」家だったらしく……▼~
一族には紋章の力を宿す者が多くてね。~
かく言う我輩も、小紋章を宿している。▼~
その影響もあってか、我輩は若い頃から~
紋章に強い興味を抱いていた。▼~
やがて紋章学を志し、いつしか帝国の研究~
機関で第一人者と呼ばれるまでになった。▼~
《選択》
-なぜガルグ=マクに?
-すごい
--「なぜガルグ=マクに?」を選択
:[ハンネマン]|帝国での研究に、限界が来ていた。~
新たな情報が必要だったのだよ。▼~
--「すごい」を選択
:[ハンネマン]|ふ……帝国での地位になど、~
何の意味もなかったよ。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|だからこそ我輩はガルグ=マクを訪れ、~
教師をしながら研究に没頭した。▼~
少しずつだが、答えに近づいている。~
我輩の求めるものへと。▼~
“炎の紋章”を持つ君の協力があれば、~
研究は更に進むであろう。▼~
我輩は目的の成就まで、~
止まることはない。▼~
君もできる限り力を貸してくれたまえ。~
必要なのだ、君が。▼~
《選択》
-構わない
-やれやれ
--「構わない」「やれやれ」を選択
:[ハンネマン]|君の存在は、我輩にとって格別なのだ。~
頼んだぞ。▼~
……さて、そうと決まれば~
早速、我輩の部屋に行こう。▼~
行いたい実験が山積みなのだ。~
なに、痛くはしないから安心したまえ。▼~
***支援A [#hb11f80e]
:[ハンネマン]|……そういうわけで、君の力には、どうやら~
現状の理論では説明し切れない部分がある。▼~
これは今までの仮説を覆すような、~
大発見へと繋がる可能性が……▼~
……む、すまんな。~
話が長くなってしまったようだ。▼~
今日のところは、ここまでとしよう。▼~
《選択》
-まだ大丈夫
-そろそろ疲れた
--「まだ大丈夫」を選択
:[ハンネマン]|いや、無理は禁物だぞ。戦いの合間に~
こうして時間を割かせているのだ。▼~
君から得られる刺激が格別で、~
ついつい夢中になってしまう。▼~
--「そろそろ疲れた」を選択
:[ハンネマン]|また夢中になりすぎたな。~
君も忙しいのに、申し訳ない。▼~
君から得られる刺激は格別なのだ。~
年甲斐もなく熱くなってしまうよ。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|
……ふむ、そうだな。~
たまには別の話でもしようか。▼~
他愛のない……浮いて流れていくような~
ごく軽い話題が良かろう。▼~
《選択》
-何がある?
--「何がある?」を選択
:[ハンネマン]|うむ……自分から言い出しておいて何だが、~
我輩は他愛もない雑談というのが苦手でね。▼~
……いや、一つ思いついたぞ。~
好きな料理の話はどうかね?▼~
例えば、君は甘いものと辛いもの、~
どちらを好む?▼~
《選択》
-甘いもの
-辛いもの
--「甘いもの」を選択
:[ハンネマン]|ほう、甘いもの好きか。~
我輩と同じだな。▼~
--「辛いもの」を選択
:[ハンネマン]|ほう、辛いもの好きか。~
我輩とは好みが逆であるな。▼~
しかし、君だからこそ例外として~
あり得ない話ではない。▼~
《共通》
:[ハンネマン]|実は、紋章を宿す者は、辛いものより~
甘いものを好むという仮説があるのだ。▼~
紋章の力が血に宿るとすれば、~
甘いものに含まれる何かが……▼~
……はっ、これは面目ない。~
紋章の話は終わりだった。▼~
何にでも紋章を結びつけて~
考えてしまうのが、我輩の悪い癖でね……。▼~
どうにかせねばとは思っているのだが……。▼~
《選択》
-構わない
-紋章の話をしよう
--「構わない」「紋章の話をしよう」を選択
:[ハンネマン]|いや、そうもいかん。▼~
君に愛想を尽かされてしまったら、~
研究への影響は計り知れない。▼~
今までも似たようなことがあったのだ。~
まだ帝国にいた頃の話が……▼~
我輩が付き合った女性は皆、最初のうちは~
紋章の話をしても構わないと笑ってくれた。▼~
しかし、いつからかうんざりして、~
我輩の話など聞かなくなってしまう。▼~
やがて我輩が研究に没頭するうちに、~
お別れの手紙が届く、と、こうだ。▼~
君は男だが……だとしても、~
そうなっては困るからな。▼~
**マヌエラ [#u40fc9f8]
***支援C [#w3640adf]
:[マヌエラ]|……もう、誰よ。~
はいはい、いるわよ。▼~
《選択》~
-寝ていた?~
-用があったが……~
--「寝ていた?」「用があったが……」を選択~
:[マヌエラ]|……あ、あら。~
センセイ?▼~
………………。~
……ちょっと、ちょーっと待ってて。▼~
どうすんのよ!~
この状況で開けられるわけないじゃない!▼~
もう、何でこんな時間まで~
寝ちゃってるわけ、あたくし?▼~
はあ……服! どこよ!~
肌着がない! んもう!▼~
(物音)~
:[マヌエラ]|ああっ!?~
服の紐が、引っかかって……!▼~
む、結べない……チッ……胸が……~
あーもう適当でいいわよ!▼~
《選択》~
-大丈夫?~
-全部聞こえている……~
--「大丈夫?」を選択~
:[マヌエラ]|だ、大丈夫よ。~
大丈夫だから、待っていて。▼~
-「全部聞こえている……」を選択
:[マヌエラ]|うえっ……。▼~
……そういう時は、黙って聞こえないふりを~
するのが大人の対応でしょ、センセイ!?▼~
とにかく待っていて。~
お願い。▼~
《共通》~
(マヌエラが出てくる)~
:[マヌエラ]|ふう……待たせちゃったかしら。~
ごめんなさい、センセ。▼~
それで、何のご用?▼~
《選択》~
-なぜ廊下で……~
-中はどうなっている?~
--「なぜ廊下で……」「中はどうなっている?」を選択~
:[マヌエラ]|そんなこと、いいじゃないの。~
早く話があるならしてくれない?▼~
あたくしだって、必死な思いで~
ここまで出てきたんだから……。▼~
《選択》~
-悪かった
--「悪かった」を選択(1つのみ)
:[マヌエラ]|いえ、あなたは悪くないわ。~
ただ今日は良くなかったというか……▼~
昨夜が良くなかったというか……~
はあ……。▼~
……じゃなくて。~
結局、用があるの? ないの?▼~
《選択》~
-その昨夜の話で……~
-騎士から言付が……~
--「その昨夜の話で……」「騎士から言付が……」を選択~
:[マヌエラ]|昨夜の人から!?~
な、何て言ってたのかしら。▼~
《選択》~
-もう二人でお会いすることはない、と
--「もう二人でお会いすることはない、と」を選択(1つのみ)~
:[マヌエラ]|……でしょうね。~
あたくし、わかっていたわ。あたくし。▼~
どうせそうなるだろうと思って、~
不貞寝していたんだもの。▼~
わざわざありがとう、センセイ。~
もう用は終わりね?▼~
それじゃ、おやすみなさい。▼~
《選択》~
-おやすみ……
--「おやすみ……」を選択(1つのみ)~
***支援B [#i69c3d71]
:[マヌエラ]|あら、センセイ……~
ちょうどいいところに。▼~
《選択》
-大聖堂で何を?
-祈っていた?
--「大聖堂で何を?」を選択
:[マヌエラ]|懺悔していたの。~
あたくしの愚行をね。▼~
--「祈っていた?」を選択
:[マヌエラ]|いえ、これは祈りではなく懺悔。~
あたくしの愚行を悔いていたの。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|それで、あなたにも懺悔したかったから……~
いいかしら?
《選択・1つのみ》
-懺悔と言われても……
--「懺悔と言われても……」を選択
:[マヌエラ]|あなたには、これまでも散々、~
迷惑をかけてきたわよね?▼~
男に振られる度に仕事はすっぽかすわ、~
あなたにも当たってしまうわ……▼~
あたくしって、どうしようもない女なのよ。▼~
はあ……~
このままじゃ一生、独り身だわ、あたくし。▼~
センセイもそう思うでしょ?▼~
《選択》
-思う
-思わない
--「思う」を選択
:[マヌエラ]|思うの!? お世辞でもいいから、~
否定してほしかったわ……。▼~
--「思わない」を選択
:[マヌエラ]|
本当に? なら結婚できなかったら、~
あなた、あたくしと結婚してくれるの?▼~
……いえ、お世辞よね。~
あなたの顔を見れば、わかるわ。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|はあ……。~
あたくしの何がいけないって言うのかしら。▼~
もしかして顔?~
女は顔が命っていうものね?▼~
歌姫として一世を風靡したあたくしの顔が、~
ダメってことはない気がするけれど……。▼~
《選択》
-顔は問題ない
-美しい
--「顔は問題ない」を選択
:[マヌエラ]|そうよね! 問題ないって言い方は~
ちょっとどうかと思うけど。▼~
--「美しい」を選択
:[マヌエラ]|そうよね! このあたくしの美貌に~
問題があったら大変なことよ。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|それなら……まさか、性格?~
あたくしの性格に何か問題が……!?▼~
《選択》
-………………
-問題はない
--「………………」を選択
:[マヌエラ]|沈黙は肯定の意、よね。~
そう、センセイもそう思っていたの。▼~
--「問題はない」を選択
:[マヌエラ]|
随分な棒読みね。~
そう、センセイもそう思っていたの。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|確かに、ちょっとだけだらしないかも~
しれないわね、あたくしって。▼~
ちょっとだけ怒りっぽいし、~
ちょっとだけものぐさだし。▼~
でも、そういうちょっとだけダメなところが~
あったほうが、男に受けるって聞いたわ。▼~
実際、そういう子ほど、~
良い男を捕まえてる気がするし。▼~
ダメなところが、まだ足りないのかしら。~
もっとダメにした方がいい? あたくし。▼~
《選択・1つのみ》
-真剣にやめたほうがいい
--「真剣にやめたほうがいい」を選択
:[マヌエラ]|な、何よそんな、急に真顔になって。~
ドキドキしちゃうじゃない……。▼~
***支援A [#g8ef0a5c]
:[マヌエラ]|……でね、そうしたら、あたくしも~
こう言うしかないじゃない。▼~
あんたみたいに器が極小の男、~
あたくしのほうから願い下げよ!!▼~
ってね。売り言葉に買い言葉ってやつ?~
はあ……。嫌になっちゃうわ。▼~
あたくしに優しくしてくれる男、~
どこかに転がってないかしら……。▼~
……そういえば、あなたって、~
あたくしにとっても優しいわよね。▼~
こうやって、あたくしの愚痴に~
付き合ってくれるし……▼~
何だかんだ見捨てずに、~
逆に頼ってくれることだってあるし。▼~
《選択》
-大事な仲間だ
-力になれなくて……
--「大事な仲間だ」を選択
:[マヌエラ]|ええ、そうよね。わかってる。~
そう言うと思っていたけれど……▼~
--「力になれなくて……」を選択
:[マヌエラ]|待って。それ以上は言わないで。~
まだ答えを出すには早すぎると思うの。▼~
《共通》
:[マヌエラ]|この戦争の決着がつく頃に、あたくしたちが~
無事だったら、またこの話をさせて。▼~
……いいわ!~
気分を入れ替えていきましょ、センセイ。▼~
あたくしたちにはまだ~
やらなければならないことがあるものね。▼~
その重大さを思えば、~
男の一人や二人……▼~
………………。▼~
《選択》
-どうした?
-落ち着こう
--「どうした?」を選択(共通へ)
--「落ち着こう」を選択
:[マヌエラ]|これが落ち着いていられるわけないでしょ!▼~
《共通》
:[マヌエラ]|何が男の一人や二人よ!~
もう100人200人の世界なのよ!▼~
あたくしなんて、あたくしなんて……!
……ダメね。~
まったく気分を入れ替えられなかった。▼~
こういう時は、体を動かすしかないわ。▼~
センセイ、ちょっと手伝って。~
訓練場に行くわよ。▼~
100本でも200本でも、~
男の数だけ打ち込んでやるわ!▼~
***支援S [#xbed762c]
''(女神の塔)''
:[マヌエラ]|あらー、センセイ。~
こんなところにいていいの?▼~
フォドラの英雄にお近づきになろうって~
若い女の子がいっぱい来てるでしょ?▼~
それとも、センセイはそういうのに~
興味ないのかしら?▼~
《選択》
-実はあまりない
--「実はあまりない」を選択
:[マヌエラ]|ええっ!?▼~
センセイってば、もしかして……~
女に興味がなかったの!?▼~
それで、あたくしがいくら誘っても、~
なびかなかったというわけね。▼~
そういうことなら、わかるわ。良かった。~
あたくしの問題じゃなかったのね。▼~
《選択》
-違う
--「違う」を選択
:[マヌエラ]|え? やっぱりあたくしの問題?▼~
あたくしに人並みの魅力があれば、~
センセイを落とせてたって言うの……?▼~
はあ……。~
あたくしっていつもどうして……▼~
《選択》
-結婚したい
-もう落ちている
--「結婚したい」を選択
:[マヌエラ]|それはそうでしょうね。~
センセイならだれでも選り取り見取りよ。▼~
--「もう落ちている」を選択
:[マヌエラ]|そうね。~
あたくしの気持ちはどん底まで落ちてるわ。
:(指輪の絵)|
《選択》
-結婚してほしい
--「結婚してほしい」を選択
:[マヌエラ]|……は?▼~
………………。▼~
ええと、誰かと間違えている?▼~
《選択》
-間違えていない
--「間違えていない」を選択
:[マヌエラ]|あまりにも男運のないあたくしを憐れんで?~
憐れまれているの、あたくし?▼~
いえ、違うみたいね。~
あなたのその瞳……▼~
そうやって誰かに熱く見つめられたのは、~
とっても久しぶりよ、あたくし。▼~
そんな、待望の瞬間だというのに……!▼~
あたくしったら、何も気の利いた言葉を、~
返せないなんて……。▼~
《選択》
-そろそろ答えを聞かせて
--「そろそろ答えを聞かせて」を選択
:[マヌエラ]|ええ、わかっているわ。でも少しだけ、~
少しだけ正気に戻る時間をちょうだい。▼~
すー……はー……。~
すー……はー……。▼~
……ありがとう。~
それで、答えだけれど……▼~
……はい、喜んで。~
あなたと結婚するわ、あたくし。▼~
ダメな女だから、これからもあなたには~
たくさん迷惑をかけると思うけれど……▼~
それでも、あたくしのできる精一杯で、~
あなたの愛に応えるわ。▼~
だから、あなたもあたくしのことを~
不安にさせないで。▼~
ああ……あたくしって、~
思ったよりずっと独占欲が強いみたい。▼~
あなたと結婚するというのに、~
もっとあなたに愛されたいと思ってしまう。▼~
ふふふふ……~
でも、あなたも満更じゃなさそうね?▼~
末永くよろしくお願いするわ、~
あたくしの旦那様。▼~
**ギルベルト [#t4fc2975]
***支援C [#p6063eb4]
:[ギルベルト]|……買いつけに付き合わせてしまい、~
申し訳ありませんでした。▼~
わざわざ手伝いを申し出てくれるとは。~
私の職務でしたのに。▼~
《選択》
-気にしなくていい
-仲間は助け合おう
--「気にしなくていい」を選択
:[ギルベルト]|……いいえ。~
この礼は、何らかの形で、必ず。▼~
--「仲間は助け合おう」を選択
:[ギルベルト]|……そうですね。ではいずれ、~
あなたが困った時には力になりましょう。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|とは言っても、私にできることなど~
そう多くはありませんが……。▼~
《選択》
-釣りを教えてほしい
-稽古をつけてほしい
--「釣りを教えてほしい」を選択
:[ギルベルト]|……釣り、ですか。~
ええ、無論、構いませんよ。▼~
ああ、釣りと言えば、ジェラルト殿も~
素晴らしい腕前だと耳にしました。▼~
--「稽古をつけてほしい」を選択
:[ギルベルト]|……ええ、喜んで。私こそ、~
あなたの剣技には学ぶところも多い。▼~
《選択》
:[ギルベルト]|あなたはジェラルト殿の下で、傭兵として~
生計を立てていたと聞いています。▼~
私は、セイロス騎士団の中でも新参者。~
あの方の業績は、詳しく存じませんが……▼~
数度打ち合っただけで、その力量の~
素晴らしさに感服するほどでした。▼~
そして、その教えを受けて育った~
あなたの腕前も、また同様に。▼~
長く騎士を勤めてきた私にとって、~
傭兵として経験を積んだあなたの……▼~
:[ベレト]|……?
:[街の子供]|あはは、待って待ってー!▼~
:[街の子供]|待つもんかー!~
こっちこっちー!▼~
:[ギルベルト]|ふ……子供が笑顔で居られるのは、~
たいへん良いことですね。▼~
《選択》
-珍しい表情だ
-ギルベルトも笑うのか
--「珍しい表情だ」「ギルベルトも笑うのか」を選択
:[ギルベルト]|………………。~
……笑っていましたか、私は。▼~
:(主人公がうなずく)|
:[ギルベルト]|では……その笑顔は忘れてください。~
私には、そのような権利などないのです。▼~
《選択》
-権利?
--「権利?」を選択
:[ギルベルト]|ええ……死んでしまった者は、笑顔を~
浮かべることさえできないのですから。▼~
ああ、いえ。すみません、つまらぬ話を……~
……さあ、早く戻りましょう。▼~
***支援B [#q51e3486]
:[ギルベルト]|……主よ。~
どうか、陛下の魂を……▼~
:(主人公が現れる)|
:[ギルベルト]|あなたは……~
……どうしました、このような夜分に。▼~
《選択》
-声が聞こえた
-ちょっと散歩に
--「声が聞こえた」を選択
:[ギルベルト]|……それは、申し訳ありません。~
ですが……▼~
--「ちょっと散歩に」を選択(共通へ)
《共通》
:[ギルベルト]|もう、夜も遅い。~
明日に備え、休まれたほうが良いかと。▼~
《選択》
-何をしていた?
--「何をしていた?」を選択
:[ギルベルト]|見てのとおりです。~
……主に祈りを捧げていました。▼~
私には、こうすることしかできませんので。▼~
……すでに、伝えましたね。~
私が、王家に仕える騎士であったのは。▼~
一介の兵士に過ぎなかった若い私を、~
当時の王は騎士に取り立ててくださった。▼~
そして私には、王族の守護と、~
教導の任が与えられました。▼~
《選択》
-教導?
-王族の守護?
--「教導?」を選択
:[ギルベルト]|は……あなたと同じ、教師のようなものと~
考えていただいて差し支えないでしょう。▼~
--「王族の守護?」を選択
:[ギルベルト]|そのとおりです。~
もう40年近く、勤め上げてきました。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|ランベール陛下やディミトリ殿下に~
武芸や兵法、学問を指南する傍ら……▼~
その御身を守り続けてきました。~
……あの日までは。▼~
私は、職責を全うできなかった。~
……無力だったのです。▼~
《選択》
-「ダスカーの悲劇」のことか
--「「ダスカーの悲劇」のことか」を選択
:[ギルベルト]|……はい。▼~
襲撃の報を受けた際には、時すでに遅く。~
騎士や兵士を死なせ、陛下も……▼~
私があの日、もっと早くダスカーに~
辿り着けていれば良かったのです。▼~
今の殿下をあのようにしてしまったのは……~
他でもない、私なのかもしれません。▼~
そして、私は妻子を捨てて国を逃げ出した。~
……罪に罪を重ねたのです。▼~
国も、家族も……本当に守るべきものの~
すべてを放り捨てて、私は逃げた……。▼~
……一生を懸けて、~
私は、私の罪と向き合わねばならない。▼~
《選択》
-女神に祈っても仕方ない
-やり方が間違っている
--「女神に祈っても仕方ない」を選択
:[ギルベルト]|ですが……私が、すでに亡い陛下や~
あの日死んでいった者たちにできるのは……▼~
--「やり方が間違っている」を選択
:[ギルベルト]|娘と妻に詫びることや、殿下に尽くすことが~
私にとっての贖罪です。ですが……▼~
生者への贖罪を果たせても、死者への贖罪は~
こうして祈ることでしか果たされない……▼~
《選択》
-祈っても贖罪は果たされない
-死者に報いる方法はない
--「祈っても贖罪は果たされない」「死者に報いる方法はない...
:[ギルベルト]|………………。▼~
昔……あなたと同じようなことを~
言った方がおりました。▼~
……いけませんね。~
こう年を食うと、思い出話ばかり。▼~
さて、やはりもう戻りましょう。~
……祈りは、もう済みましたから。▼~
***支援A [#r007d751]
:[ギルベルト]|……廃墟のようだったこの街も、徐々に~
活気を取り戻してきたように思います。▼~
ですが、やはり物資の買いつけとなると~
まだまだ苦労を強いられる……。▼~
民の暮らしも苦しいものでしょう。早く~
この戦乱が終わる日が来れば良いのですが。▼~
《選択》
-終わらせよう
-同感だ
--「終わらせよう」を選択
:[ギルベルト]|……ええ、そうでしたね。~
我々の手で掴み取らねばなりません。▼~
--「同感だ」を選択
:[ギルベルト]|共に勝利を掴み取りましょう。~
そして、平和な世界を築くのです。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|ふ……しかし、いずれ平和な世が訪れたらば~
私はどうすべきなのでしょうね。▼~
《選択》
-国に帰らないのか
-家族の元へ帰らないのか
--「国に帰らないのか」を選択
:[ギルベルト]|……無論、そのつもりではありました。~
ですが、今となっては、こうも思うのです。▼~
私の役目は、終わったのではないか……と。▼~
新たな時代に、私のような古い人間が~
居座り続けるわけにはいきません。▼~
--「家族の元へ帰らないのか」を選択
:[ギルベルト]|……無論、そのつもりではありましたが。~
娘にも、娘の選んだ道があるでしょうから。▼~
私と共に暮らすことだけが、アネットの~
幸福ではないのだ、とも思うのです。▼~
娘が望むのならば、私は喜んで帰ります。~
ですが、彼女が望まないのであれば……▼~
《共通》
:[ギルベルト]|兄の元から妻を呼び寄せ、~
修道院で暮らすというのも……▼~
悪くない選択……なのかもしれません。▼~
……昨晩、酒を呷ったからかもしれません。~
このような夢を見てしまうのは。▼~
《選択》
-大事なことだ
-ギルベルトらしくない
--「大事なことだ」を選択
:[ギルベルト]|……そうですね。未来を見据えることで、~
得られる力もあるのかもしれません。▼~
--「ギルベルトらしくない」を選択
:[ギルベルト]|本当に……まずは次の戦いを生き延びる~
ことを考えねばならないというのに。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|……む。▼~
:[街の子供]|あ、釣りのおじさん!~
こんにちはー!▼~
《選択》
-釣りのおじさん……?
--「釣りのおじさん……?」を選択
:[ギルベルト]|……実は以前、彼らに~
釣りを教えてやったことがありまして。▼~
:[ギルベルト]|近くの川でおっきな魚が釣れたんだよ!~
おじさんのおかげだよ!▼~
:[ギルベルト]|……そうか。~
ならば、家族にも食べさせてやるといい。▼~
:[街の子供]|はーい!▼~
《選択》
-笑顔は浮かべられないのでは?
--「笑顔は浮かべられないのでは?」を選択
:[ギルベルト]|……ああ。確かに以前、言いましたね。~
私の笑顔など忘れてくれ、と。▼~
今は……忘れてくれ、とまでは言いません。~
あなたの言葉が、響いたのです。▼~
……私を取り立ててくださった彼の王は、~
使者を想い過ぎるな、と仰いました。▼~
死者は死者だ、と。今を生きる者が~
死者に束縛される必要はないのだ、と……▼~
……私は、私の人生を生きようと思います。▼~
《選択》
-良い笑顔だ
--「良い笑顔だ」を選択
:[ギルベルト]|……今のあなたも、良い顔をしていますよ。~
出会った頃には、見られなかった顔です。▼~
どのように肩書きや立場がかわろうと……~
あなたは、そのままであってください。▼~
***支援S [#v842451c]
''(女神の塔)''
:[ギルベルト]|……ここは、変わりませんね。▼~
レア様が一線を退かれ、~
あなたが新たな大司教となっても……。▼~
今や廃墟であった大修道院は再建され、~
フォドラも、王の下で1つにまとまった。▼~
ふ……新たな時代が、来るのですね。▼~
《選択》
-修道院に残るのか?
-国に帰らないのか?
--「修道院に残るのか?」「国に帰らないのか?」を選択
:[ギルベルト]|……はい、前々から考えていたことです。▼~
無論、陛下にもご理解いただきました。~
お前の望むままに生きよ、と……。▼~
老兵の役目は、終わったのです。~
少し寂しいですが、喜ぶべきなのでしょう。▼~
《アネットがロストしていない時》
:[ギルベルト]|それに……私が修道院にいるからと言って、~
娘との繋がりが切れるわけではありません。▼~
たまには、妻子の元にも~
顔を出すつもりでいます。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|老い先の短い我が身ではありますが。~
この槍……次は、あなたに預けましょう。▼~
《選択》
-頼りにしている
-自分でいいのか?
--「頼りにしている」を選択(共通へ)
--「自分でいいのか?」を選択
:[ギルベルト]|何を仰るのです。~
……あなただからこそ、お仕えしたい。▼~
《共通》
:[ギルベルト]|……戦争は終わったとは言え、~
フォドラの動乱はもうしばらく続くでしょう。▼~
全土を統一したファーガスと、我々教団は~
手を取り合って事に当たらねばなりません。▼~
私にできることなど、~
そう多くはありませんが……▼~
教団と王国の架け橋ならば、~
きっと私にもできるでしょうからね。▼~
ふ……あとはせいぜい、修道院の孤児たちに~
釣りを教えてやるくらいでしょうか。▼~
……そうだ、大切なことを忘れていました。▼~
《選択》
-大切なこと?
--「大切なこと?」を選択
:[ギルベルト]|はい。~
私は、私の人生を生きると決めました。▼~
ですから……自分を偽るのは、~
もう、今日限りにしようと思います。▼~
……大司教猊下。~
どうか、私の本当の名をお呼びください。▼~
ギュスタヴ=エディ=ドミニク。~
それが、私の名です。▼~
《選択》
-よろしく、ギュスタヴ
--「よろしく、ギュスタヴ」を選択
:[ギルベルト]|……は!▼~
このギュスタヴ、~
あなたに揺るがぬ忠誠を誓います。▼~
騎士の誇りに懸けて、~
あらゆる苦難から猊下をお守りしましょう。▼~
その命も……その笑顔も。▼~
**アロイス [#f5ac7c86]
***支援C [#b9363bc4]
:[アロイス]|おや、先生! 今日も仕事に励んでいるな!~
精の出ることだ。感心、感心。▼~
このアロイスに手伝えることがあれば、~
何でも頼ってくれ! 何かあるだろう?▼~
《選択》
-特に困っていない
-気持ちは嬉しいが……
--「特に困っていない」「気持ちは嬉しいが……」を選択
:[アロイス]|むむ? そう言わずとも!~
さあ、何でも言ってくれ!▼~
何しろ私にとって貴殿は、~
兄弟も同然の相手なのだからな。▼~
同じくジェラルト殿に育てられた者同士、~
仲良くやろうではないか。▼~
《選択》
-育てられた?
-兄弟?
--「育てられた?」を選択
:[アロイス]|むむ、話していなかったか?~
私としたことが、何たる失態!▼~
--「兄弟?」を選択
:[アロイス]|はっはっは、まあ、それにしては~
年が離れすぎている気もするがな!▼~
《共通》
:[アロイス]|実はな、私は幼くして両親を亡くし、~
王国の修道院で暮らしていたのだが……▼~
何の希望もない日々を過ごす私の前に、~
たまたま立派な風体の騎士が現れてな。▼~
その騎士……そう、ジェラルト殿は、何を思ったか、~
思ったか、私を一目見て従者としたのだ!
《選択》
-無茶苦茶だ
-ジェラルトらしい……
--「無茶苦茶だ」「ジェラルトらしい……」を選択
:[アロイス]|であろう、であろう?~
団長は本当によくわからん方でなあ。▼~
後から聞けば、元々従者にしていた少年が~
流行り病で死んでしまい……▼~
何となーく年が近く、何となーく風貌の~
似ていた私を、従者にしたのだとか。▼~
いやあ、本当に無茶苦茶もいいところ!~
だが、そこが団長らしさと言うべきか。▼~
しかしそれも、もう30年以上も昔の話だ。~
いやあ……時が経つのは早いものだな。▼~
《選択》
-30年……?
-ジェラルトは何歳……?
--「30年……?」を選択
:[アロイス]|ああそうだ、あれは確か私が~
まだ15歳にもならん頃の話だったはず……▼~
--「ジェラルトは何歳……?」を選択
:[アロイス]|実は私も、はっきりとは知らんのだ。~
貴殿こそ聞いたことはないのか?▼~
:(主人公が首を横に振る)|
《共通》
:[アロイス]|むむ……とにかくジェラルト殿が、当時から~
ほとんど老けておらんのは確かだな。▼~
そういえば昔、酒の席で……~
いや、この話はまたの機会にしようか。▼~
とにかく、あの方が何者であろうと、~
ジェラルト殿はジェラルト殿……であろう?▼~
《選択》
-そうかも
-そうかな……
--「そうかも」「そうかな……」を選択
:[アロイス]|うむ。……さて。~
何はともあれ、これでわかっただろうか?▼~
私が貴殿に対して、~
いかに親しみを覚えているか!▼~
さあ、何か困り事を言うがいい! 先生!~
何でも力になろう! さあ!!▼~
《選択》
-間に合っている
--「間に合っている」を選択
:[アロイス]|ぬっ……。そ、そうか。~
ならば今日のところは諦めるとしよう……。
もし何かあれば、~
何でも気兼ねなく私を頼ってくれ!▼~
***支援B [#xed48925]
:[アロイス]|おお、先生。~
貴殿も釣りをしにきたのか?▼~
《選択》
-そうだ
-アロイスを見かけて……
--「そうだ」を選択(共通へ)
--「アロイスを見かけて……」を選択
:[アロイス]|おお! 何か困ったことでも……~
……むむ。その様子では、違うようだな。▼~
《共通》
:[アロイス]|いやあ、しかし、~
釣りと言えば、ジェラルト殿だな。▼~
私もかつてはジェラルト殿と共に、~
度々こうして釣り糸を垂れたものだが……▼~
これが、今でもさっぱり上達しない!~
魚がまったく食いつかんのだ。▼~
《選択》
-静かに待てばいい
-才能がないのだろう
--「静かに待てばいい」を選択
:[アロイス]|むむ……流石はジェラルト殿の子、~
釣りには心得があるというわけか……。▼~
--「才能がないのだろう」を選択
:[アロイス]|くっ……やはり貴殿はジェラルト殿の子!~
かつて、まったく同じことを言われたぞ!▼~
《共通》
:[アロイス]|しかし、私が釣り下手なのはさておき、~
団長は本当に釣りが上手くてな。▼~
私が魚を1尾釣り上げる間に、あの方は、~
籠いっぱいに魚を釣っていたものだ。▼~
はっはっは、貴殿と話しているうち~
何だか懐かしくなってきたぞ!▼~
どうだ、先生、釣り糸を垂れつつ、~
団長の思い出話に花を咲かそうではないか!▼~
:(暗転)|
:[アロイス]|……そう言えば以前、ジェラルト殿には~
老けた様子がなかった、という話をしたな?▼~
昔、酒場で酔っ払ってジェラルト殿が~
ぽろりと漏らしたことがあるのだ。▼~
自分はかつて紋章を宿す血をその体にいれ、~
紋章の力で寿命が延びたのだ……とな。▼~
《選択》
-紋章の力で寿命が?
-冗談では?
--「紋章の力で寿命が?」「冗談では?」を選択
:[アロイス]|その時は、私も酒の席の冗談だと思って~
笑って聞いていただけだった。▼~
年齢を聞いたら、100歳を越えてから~
数えていないなどと言うのだからな。▼~
だが……事実、あの方は20年前と~
何も変わらぬ姿で、私の前に現れた。▼~
ジェラルト殿は不思議なお方だ。~
あの方のことは、私にもよくわからん。▼~
むしろ、私が先生から~
ジェラルト殿のことを聞きたいくらいだ。▼~
そうだ、大修道院を離れていた間の~
ジェラルト殿は、どんな様子だったのだ?▼~
《選択》
-釣りが好きだった
-酒ばかり飲んでいた
--「釣りが好きだった」を選択
:[アロイス]|はっはっは、それは昔からずっと~
変わっていなかったのだな。▼~
任務の合間に、少しでも時間ができると、~
がっつり釣りを楽しんでいた。釣りだけに。▼~
釣った魚にかぶりつきながら飲む酒は~
最高の贅沢だ、などとよく言っていたな。▼~
--「酒ばかり飲んでいた」を選択
:[アロイス]|はっはっは、それは昔からずっと~
変わっていなかったのだな。▼~
私と出会った当時から、事あるごとに~
酒を飲みたいと叫んでいた。酒だけに。▼~
それでも戦場に立てば敵なし、~
“壊刃”の名に相応しい活躍ぶりだったぞ。▼~
《共通》
:[アロイス]|しかし……こうして先生と共に~
釣り糸を垂れていると……▼~
ジェラルト殿と並んで釣りをした、~
あの頃を思い出すな……。▼~
***支援A [#y2c18f5e]
:[アロイス]|………………。▼~
……ああ、貴殿か。~
どうした、何か用でもあるのか?▼~
《選択》
-元気がない……
-珍しく暗い……
--「元気がない……」「珍しく暗い……」を選択
:[アロイス]|むむ……すまん、少しばかり~
厄介な任務に出てきたところでな。▼~
戦争が始まってから、私はこれまで以上に~
多くの者を手に掛けてきた……。▼~
……そして、貴殿やかつての生徒たちにも~
手を汚させてしまった。▼~
ああ、無論、貴殿らは自らの意志で~
戦うことを選んだのだろう。▼~
だが、時折思うのだ……子供たちが戦いを~
選ばねばならん世界など、間違っている。▼~
《選択》
-もう子供ではない
-気持ちはわかるが……
--「もう子供ではない」「気持ちはわかるが……」を選択
:[アロイス]|むむっ、それはそうだが……やはり、~
そう簡単に割り切れるものでもないのだ。▼~
まったく、貴殿の前で、このような辛気臭い~
顔をするわけにはいかぬというのに……▼~
《選択》
-男前が台無し
-憂いのある顔も男前
--「男前が台無し」「憂いのある顔も男前」を選択
:[アロイス]|………………。~
……ぷっ、はっはっはっは!▼~
よく言うわ! 私がどんな顔をしたって、~
男前には程遠いだろうが!▼~
……そういえば団長も、私が落ち込む度、~
くだらん冗談で励ましてくださったな。▼~
そして、その冗談は私に受け継がれ!~
……私は、失笑を買うばかりなのだが。▼~
団長の冗談の才は、むしろ貴殿が~
受け継いでいるのかもしれんなあ?▼~
しかし……はっはっは、このアロイス、~
貴殿のおかげで元気が湧いてきたぞ。▼~
そうだな、いくら私が落ち込んだところで、~
この戦争が終わってくれるわけではない。▼~
ならば、前を向いて進み続けるのみ!~
そうであろう、なあ!▼~
《選択》
-そのとおり
--「そのとおり」を選択
:[アロイス]|ま、実を言うと、この台詞も~
ジェラルト殿の受け売りなのだがな。▼~
私にとってジェラルト殿は人生の師……~
とにかく、誰よりも大切なお方なのだ。▼~
そして……今となっては、貴殿もな。▼~
《選択》
-ジェラルトの子供だから?
-照れる……
--「ジェラルトの子供だから?」を選択
:[アロイス]|もちろん、そのこともあるが、~
今は、それだけではない。▼~
--「照れる……」を選択
:[アロイス]|はっはっは、そう照れずともいい。~
むしろ、当然だ、と受け止めてくれ。▼~
《共通》
:[アロイス]|
これまで貴殿の姿を見、共に戦う中で、~
貴殿を兄弟のように思うと同時に……▼~
全霊を持って支え、守り、仕えるべき~
器の持ち主だと感じているのだ、私は。▼~
貴殿はもはや、フォドラにとって……~
そして私にとっても、なくてはならん存在。▼~
これからも私は騎士として、そして貴殿の~
「兄」として、その身を守り続けよう!▼~
《選択》
-どちらかと言えば父親では……
-頼りにしている
--「どちらかと言えば父親では……」を選択
:[アロイス]|た、確かに年を考えればそうなのだが……~
むむむ、団長との間柄を考えると……むむ。▼~
まあ良い。このアロイス、ジェラルト殿の~
名に懸けて、貴殿を守り通してみせよう!▼~
--「頼りにしている」
:[アロイス]|うむ! このアロイス、ジェラルト殿の~
名に懸けて、貴殿を守り通してみせよう!▼~
はっはっは、どうか今後も頼むぞ!▼~
***支援S [#t43918bf]
''(女神の塔)''
:[ベレト]|………………。▼~
:[アロイス]|むむっ、こんなところでどうしたのだ。~
誰かを待っているのか?▼~
《選択》
-アロイスを
-ひげ面のおじさんを
--「アロイスを」を選択
:[アロイス]|はっはっは、貴殿はやはり冗談が上手い!~
私とは、約束もしていないではないか。▼~
--「ひげ面のおじさんを」を選択
:[アロイス]|おっと、それは失礼したな。~
私の用は後で……む、それは私のことか?▼~
《共通》
:[アロイス]|しかし……長い戦いだったな。~
ようやくフォドラも落ち着いてきた。▼~
だが!~
まだまだ気を抜いてはおられん!▼~
我々の仕事はまだ始まったばかり!~
むしろこれからのほうが忙しくなるぞ!▼~
《選択》
-休みたい
-一緒に頑張ろう
--「休みたい」を選択
:[アロイス]|はっはっは……。~
ま、それもそうであろうな。▼~
--「一緒に頑張ろう」を選択
:[アロイス]|うむ。~
私も貴殿の力となれるよう努めよう。▼~
《共通》
:[アロイス]|……まあ、いろいろと片づいた頃にでも~
またゆっくりと釣りでもしよう。▼~
再び貴殿と並んで釣り糸を垂らす日を、~
心待ちにしているからな。▼~
あー……ところで、コホン。~
本当に、誰かと逢引きの予定は……?▼~
《選択》
-実はある
-本当にない
--「実はある」を選択
:[アロイス]|……おお! やるではないか!~
貴殿も年頃なのだ、そろそろ身を固めて……▼~
--「本当にない」を選択
:[アロイス]|なんと、それはそれで、また……貴殿も~
もう年頃なのだ、そろそろ身を固めて……▼~
《共通》
:[アロイス]|えー……ゴホン。~
すまんすまん、つい……▼~
《選択》
-余計なお世話だ
--「余計なお世話だ」を選択
:[アロイス]|すまん、すまん。貴殿のこととなると、~
ついつい気持ちが入ってしまってな。▼~
しかし、本当に……~
よくぞ、ここまで頑張ってきたものだ。▼~
幾たびの困難にもくじけず、~
貴殿は戦い続けてきた……▼~
きっとジェラルト殿も、~
天上で喜んでおられるに違いない。▼~
本当に……私は貴殿を誇りに思うぞ。~
これからも私のことは本当の兄と思って……▼~
《選択》
-兄は無理があるってば
--「兄は無理があるってば」を選択
:[アロイス]|むっ……そこは聞き流してくれても~
良いではないか。▼~
ま、何はともあれだ。~
今後も共に頑張って行こうではないか。▼~
このフォドラのため……~
そして、亡き団長のためにも。▼~
《選択》
-これからもよろしく
-頼りにしている
--「これからもよろしく」「頼りにしている」を選択
:[アロイス]|はっはっは、ああ、何でも頼ってくれ!~
私はいつでも貴殿の味方でいよう!▼~
**カトリーヌ [#j0efb1de]
***支援C [#ff6146fa]
:[カトリーヌ]|……なんだかねえ。▼~
《選択》
-……?
--「……?」を選択
:[カトリーヌ]|何でレア様は、アンタなんかを~
特別扱いするんだろうな?▼~
体格も平凡だし、特別美形でもないし、~
どこにでもいそうな若造じゃん。▼~
ま、アンタが腕の良い傭兵だったってのは、~
疑っちゃいないけどさ。▼~
それはシャミアの奴だって同じだ。~
けど、アンタほど気に掛けられてないよな?▼~
そもそもだ。騎士団じゃなく教師に~
抜擢された時点で特例すぎるしな。▼~
《選択》
-そう言われても……
-すまない……
--「そう言われても……」を選択
:[カトリーヌ]|わからん。レア様のお考えが、~
アタシには、まったくもってわからんね。▼~
--「すまない……」を選択
:[カトリーヌ]|あー、別に責めてるんじゃないよ。~
ただ、レア様のお考えが見えなくてさ。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|やっぱりアレか?~
ジェラルトさんの子供だからか?▼~
《~EP.9》~
:[カトリーヌ]|セイロス騎士団の元団長にして、~
フォドラで随一の傭兵……だもんな。▼~
アタシが入団した頃には、もう抜けてたから~
よくは知らないけど……強いんだろ?▼~
《EP.10~》
:[カトリーヌ]|セイロス騎士団の元団長にして、~
フォドラで随一の傭兵だった人だ。▼~
短い間しか一緒に働けなかったから、実力を~
見る機会がなかったが……強かったんだろ?▼~
《選択》
-そうなのかな
-よくわからない
--「そうなのかな」「よくわからない」を選択
:[カトリーヌ]|おいおい……~
アンタがわかってないだけじゃないのか?▼~
“壊刃”ジェラルトと言やあ、~
フォドラで知らない者はいないんだぞ?▼~
もしもアンタが、単なる親の七光りで~
幅を利かせてんなら納得いかないが……▼~
レア様に限っては、そんな理由で~
アンタを優遇はしないはずだ。▼~
うーん……。▼~
……アンタ、何か隠し事があるんだろ。~
そうじゃなきゃ説明がつかない。▼~
決めた。アタシはアンタを監視して~
レア様が気に入ってる理由を探る。▼~
それが、アタシにも真似できることなら、~
アンタの真似をすりゃアタシも……▼~
万が一、あくどいことをしてたんなら、~
アンタを消せる。それはそれで良しだ。▼~
:[ベレト]|………………。▼~
***支援B [#td755c8b]
(剣が弾かれる音)|
:[カトリーヌ]|……はは、ちょっと脅かしてやるつもりが、~
弾かれちまったか!▼~
先生も、なかなかやるもんだね。▼~
《選択》
-危ない
-酷い
--「危ない」「酷い」を選択
:[カトリーヌ]|まあまあ。アンタが弾き飛ばした剣を~
よく見てみろよ。ほら、訓練用の木剣だ。▼~
当たったところで、せいぜい~
でかいコブが出来るだけだ。笑って許せ。▼~
《選択》
-十分痛い
-死んだかも
--「十分痛い」を選択
:[カトリーヌ]|泣きごと言うなって。~
痛みには慣れてんだろ?
--「死んだかも」を選択
:[カトリーヌ]|よっぽど当たりどころが悪くなきゃ、~
死にゃしないって。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|それに、アンタなら避けられるって~
わかってたからな。▼~
……前に、アンタを監視させてもらうって~
言ったの、覚えてるか?▼~
あれ以来、ずーっとアンタを見てたからね。~
実力の程は、すっかり把握済みさ。▼~
《選択》
-ずーっと……?
--「ずーっと……?」を選択
:[カトリーヌ]|ああ。じーっくり観察させてもらったよ。~
気配を消してたから気づかなかったろ?▼~
で、結論としては、~
アンタはやっぱり優秀だった。▼~
指揮能力も剣の腕も非の打ちどころがない。~
そのうえ、ガキどもにも慕われてるし……▼~
天帝の剣を使えるってのを差し引いても、~
アンタほどの奴は、そうはいないだろうね。▼~
最初は親の七光りを疑ったが、~
そうじゃなかった。▼~
レア様の目に狂いはなかったってわけだ。~
うんうん、流石はレア様だ。▼~
……しかし、アンタの人望やら、天帝の剣を~
使う力やらは、真似のしようもない。▼~
アンタを観察してレア様の気に入る理由を~
探るって作戦は、失敗みたいだな。▼~
《選択》
-もう観察は終わり?
--「もう観察は終わり?」を選択
:[カトリーヌ]|何、ホッとした顔してんだよ。~
アンタの観察はこれからも続けるぞ。▼~
《第一部》
:[カトリーヌ]|レア様が見てないところで、アンタが何を~
しているか、逐一、報告しなきゃならん。▼~
《第二部》
:[カトリーヌ]|いずれレア様を救い出せたら、アンタが何を~
してきたか、余さず報告しなきゃならん。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|そうすりゃたぶん、~
レア様も喜んでくれんだろ?▼~
アタシから逃げようったって、~
そうはいかないさ……ふっふっふ。▼~
:[ベレト]|………………。▼~
***支援A [#sc17299c]
(剣戟の音)
:[カトリーヌ]|っりゃあああ!▼~
消えな、うらああああ!~
……ぐわっ!▼~
:[カトリーヌ]|あー、久々に死ぬかと思ったよ……。~
いや、先生が来てくれなきゃ死んでたかな。▼~
まさか偵察任務で、~
あんな大軍にぶち当たるとはね……。▼~
≪選択≫
-怪我はない?
-任務は失敗?
--「怪我はない?」を選択
:[カトリーヌ]|ははは、任務のことより、~
アタシの体の心配をしてくれるのか?▼~
--「任務は失敗?」を選択
:[カトリーヌ]|いや、威力偵察のつもりだったからね。~
敵の戦力がわかりゃ任務は成功だよ。▼~
≪共通≫
:[カトリーヌ]|……あれ、先生。~
そういや、何でここにいるんだ?▼~
≪選択≫
-悪い予感がして見に来た
-心配で迎えに来た
--「悪い予感がして見に来た」「心配で迎えに来た」を選択
:[カトリーヌ]|ふうん……そういうとこだよな、~
アンタが仲間に慕われてんのはさ。▼~
このご時世、誰しもが自分の事で~
手一杯だってのに……。▼~
アンタのそういう優しいとこ、~
レア様と重ね合わせて見そうになるよ。▼~
≪選択≫
-レアは優しかった?
--「レアは優しかった?」を選択
:[カトリーヌ]|ああ、もちろん。レア様の優しさのおかげで~
アタシはここにいるんだから。▼~
王国のお尋ね者だったアタシが、ここまで~
生きてこられたのはレア様のおかげさ。▼~
≪選択≫
-お尋ね者?
--「お尋ね者?」を選択
:[カトリーヌ]|先生には話したことなかったか?~
アタシは王国貴族カロン家の生まれでね。▼~
その頃は“雷獄のカサンドラ”なんて名で~
呼ばれて、それなりに名も売れてたんだ。▼~
それが、国王殺しに絡むゴタゴタで、~
あらぬ罪を着せられちまって……。▼~
王国から逃げ出してきたアタシを、~
レア様が匿ってくれたんだよ。▼~
≪選択≫
-なぜ修道院に?
--「なぜ修道院に?」を選択
:[カトリーヌ]|昔はアタシも士官学校の生徒でさ。~
そん時の縁を頼ったっていうか……。▼~
生徒時代にもレア様に助けられてね。~
まあ、たいした話じゃないんだが……。▼~
《カトリーヌ×セテス支援C未満》
:[カトリーヌ]|何があったのかよく覚えてないんだが、~
とにかく瀕死の大怪我を負っちまってさ。▼~
《カトリーヌ×セテス支援C達成後》
:[カトリーヌ]|課題で魔物退治に出たはいいが、~
返り討ちにあって死にかけてさ。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|そん時に、レア様がアタシのことを~
介抱してくれたんだ。▼~
自分が汚れるのも構わず、血と泥にまみれて~
倒れてたアタシを抱き起してくれてね……▼~
それ以来、アタシにとってレア様は、~
女神様も同然になったってわけ。▼~
その想いは今も変わらないんだが……▼~
レア様の事を考えてると、なぜだか~
アンタの顔も浮かぶようになってね。▼~
困ったことに、アタシの中でアンタの存在が~
日に日に膨らんでいるらしいんだよ。▼~
≪選択≫
-嬉しい
-光栄だ
--「嬉しい」「光栄だ」を選択
:[カトリーヌ]|おや、そう思ってくれるのか?~
なら、アタシもこの現状を受け入れるか。▼~
これからもアンタを観察しといてやるよ。~
レア様に報告するためじゃなくて……▼~
アタシが、アンタを見ていたいから、ね。~
***支援S [#db27d06f]
:[カトリーヌ]|忙しいとこ呼び出して悪かったな、先生。▼~
《蒼月の章》
:[カトリーヌ]|アンタは新しい大司教として、~
ここに留まるんだよな?▼~
《銀雪・翠風の章》
:[カトリーヌ]|アンタはフォドラの王として、~
ここに留まるんだよな?▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|そんなアンタに相談がある。▼~
ま、想像通りかもしれないが、~
アタシの身の振り方についての話だ。▼~
≪選択≫
-騎士団を辞める?
-修道院を出る?
--「騎士団を辞める?」「修道院を出る?」を選択
:[カトリーヌ]|……どうしようか、考えてるんだよ。▼~
アタシはこれまで、教団のためってより、~
レア様のために騎士として働いてきた。▼~
《蒼月の章・銀雪の章(レア支援A以上)((エクストラから銀雪の...
:[カトリーヌ]|だが、レア様が隠退を決められた今、~
この先どうすべきか悩んでてな。▼~
《翠風の章・銀雪の章(レア支援A未満)》
:[カトリーヌ]|だが、レア様を失った今、~
この先どうすべきか悩んでてな。▼~
《共通》
:[カトリーヌ]|ま、昔の名前に戻してカロン家に戻るのも~
できなくはないけど……▼~
アタシには、そうしたい理由が無い。~
今更、家に縛られて生きていたくないんだよ。▼~
≪選択≫
-騎士を続ければいい
--「騎士を続ければいい」を選択
:[カトリーヌ]|そりゃそうだけど……消去法で~
ここに留まるのも、虚しい気がするじゃん。▼~
これからも騎士を続けようって、~
積極的な理由があれば別なんだけどね……。▼~
≪選択≫
-例えば?
--「例えば?」を選択
:[カトリーヌ]|例えば、そうだな……。▼~
アンタが、どうしてもアタシに騎士として~
仕えてほしいって言うなら、理由になるな。▼~
どうしてもアタシと離れたくないとか、~
ずっと傍にいてほしいとかでもいいんだが。▼~
じゃなきゃ……~
どうしてもアタシと結婚したい、とかな?▼~
≪選択≫
-なら結婚しよう
--「なら結婚しよう」を選択
:[カトリーヌ]|おいおい……本気にするぞ、先生?▼~
:(ジェラルトの指輪)|
:[カトリーヌ]|……本気なのか?▼~
(主人公頷く)~
:[カトリーヌ]|泣く子も黙る“雷獄のカサンドラ”だぞ?~
絶対アンタを尻に敷くぞ?▼~
料理も針仕事も、何にもできないぞ?~
なんで、アタシなんかと……▼~
≪選択≫
-好きだから
--「好きだから」を選択
:[カトリーヌ]|…………………。▼~
……ありがとう。アタシも、~
アンタに惚れてる。首ったけだよ。▼~
この指輪、受け取らせてもらうな。~
アタシにも、こんな日が来るなんて……。▼~
あ……ちなみに、騎士は続けてもいいか?▼~
:(ベレトが頷く)|
(一枚絵:カトリーヌ)
:[カトリーヌ]|良かった! アタシには剣しかないから。~
これからもこの雷霆で、アンタに尽くすよ。▼~
この先、すーっとな。~
……一生逃がさないから、覚悟しとけよ?▼~
**シャミア [#s77fa270]
***支援C [#rd7d3b6c]
:[シャミア]|よ、先生。~
調子はどうだ。▼~
随分、生徒にも慕われているな。▼~
《選択》
-それほどでも
-そうだろう
--「それほどでも」を選択
:[シャミア]|そう愛想が良くも見えないのに意外だよ。▼~
--「そうだろう」を選択
:[シャミア]|フ……その自信ありげな態度も、~
様になっているよ。▼~
《共通》
:[シャミア]|ま、あんたの実力は確かだし、~
不思議というほどほどじゃないか。▼~
最初は懐疑的だったが、教師に抜擢した~
上の判断は間違っていなかったんだろ。▼~
《選択》
-自分も驚いた
-自信はあった
-たぶん間違いだった
--「自分も驚いた」を選択
:[シャミア]|私があんたの立場なら、~
相手の正気を疑うな。▼~
ま、結果良ければすべて良し、だ。▼~
--「自信はあった」を選択
:[シャミア]|そこまで言うか。~
底が見えん奴だな、あんたは。▼~
ま、結果良ければすべて良し、か。▼~
--「たぶん間違いだった」を選択
:[シャミア]|間違いだったとしても、~
結果良ければすべて良しだ。
《共通》
:[シャミア]|……しかし、あんたが傭兵上がりなのは、~
いまだ信じられん。▼~
私も子供の頃から傭兵だったが、~
あんたみたいに軍師の真似はできないし……▼~
王族や貴族と付き合うなんて、~
肩が凝りそうでご免だ。▼~
《選択》
-傭兵だったのか
-貴族は苦手か
--「傭兵だったのか」を選択
:[シャミア]|ああ、そうだ。~
家が貧しくてな。▼~
口減らしのため家を出た。~
傭兵を選んだのは、実入りが良いからだ。▼~
自分に向いた仕事ではあったが、~
偉そうな貴族に雇われる必要があるのがな。▼~
--「貴族は苦手か」を選択
:[シャミア]|ああ、傭兵をやっていると、~
たいていの雇い主は貴族だ。▼~
命を懸ける分、実入りは良いが、偉そうな~
連中の相手は勘弁してほしかったな。▼~
《共通》
:[シャミア]|その点、セイロス騎士団はいい。~
偉そうな貴族を殴っても問題にならん。▼~
……冗談だ。~
だが良い契約相手なのは確かだよ。▼~
《選択》
-契約相手?
--「契約相手?」を選択
:[シャミア]|私はセイロス教徒じゃない。~
騎士団の中じゃ、例外中の例外だ。▼~
レアさんに拾われたから、~
その恩に報いるために騎士でいる。▼~
やっていることは、~
傭兵の延長みたいなもんだが……。▼~
《外伝「剣であり盾たる騎士団」クリア前》
:[シャミア]|ま、もしかしたら、~
あんたと仕事することもあるかもな。▼~
《外伝「剣であり盾たる騎士団」クリア後》
:[シャミア]|この前、デアドラに行ったように、~
あんたと仕事することも増えるかもな。▼~
《共通》
:[シャミア]|騎士団には風変わりで、~
えらく強い連中が揃っているが……▼~
あんたはすぐに抜きん出てくるだろ。▼~
恐ろしくもあるが、興味も湧く。~
あんたのその行く末に、な。▼~
***支援B [#oee7ae3f]
:[シャミア]|この前の戦い、助かったよ。~
あんたがいると楽だ。▼~
《選択》
-こちらこそ助かった
-自分がいると楽?
--「こちらこそ助かった」を選択
:[シャミア]|私のほうが助かっているぞ。~
全部あんた任せでいいからな。▼~
--「自分がいると楽?」を選択
:[シャミア]|ああ、楽だ。~
全部あんた任せでいいからな。▼~
《共通》
:[シャミア]|戦場に立つ身として、~
どうなんだそれはとも思うが……▼~
あんたの判断に間違いはないと、~
不思議と信じられる。▼~
《選択》
-なぜだろう
-間違うこともある
--「なぜだろう」を選択
:[シャミア]|わからん。▼~
心当たりがないわけじゃないが……~
いや、気のせいだな。▼~
--「間違うこともある」を選択
:[シャミア]|それは私が判断しても同じだ。▼~
結果の成否はともかく、その時点では~
あんたの判断が最善だと思えるって話さ。▼~
《共通》
:[シャミア]|それに最近は、あんただって、~
私が迷いなく従う前提で指示しているだろ。▼~
この状況でそれを言うか、みたいな~
無茶な指示を平気でしてくるからな。▼~
《選択》
-それはすまない
-次も頼む
--「それはすまない」を選択
:[シャミア]|謝る必要はない。~
頼られるのは嬉しいさ。▼~
--「次も頼む」を選択
:[シャミア]|言うな、あんた……。~
まあいい、頼られるのは嬉しいさ。▼~
《共通》
:[シャミア]|しかし、私の見立てどおりだったな。▼~
《紅花の章》
:[シャミア]|あんたは今じゃ皇帝直属軍の指揮官として、~
最も重要な軍を預かる身だ。▼~
《紅花の章以外》
:[シャミア]|あんたは今じゃ対帝国の指揮官として、~
大軍を動かす立場だ。▼~
《共通》
:[シャミア]|士官学校で生徒たち相手に、~
教師をやっていた日々が懐かしい。▼~
くくっ……そのせいで、~
今もあんたは皆から「先生」呼びだからな。▼~
いったいどこに指揮官のことを先生と~
呼ぶ軍があるんだか……くふふふっ!▼~
《選択》
-それくらいで勘弁して
-呼ばれて嬉しい
--「それくらいで勘弁して」を選択
:[シャミア]|悪い、少しつぼに入った。▼~
--「呼ばれて嬉しい」を選択
:[シャミア]|あんたは根っからの先生、か。▼~
《共通》
:[シャミア]|いや、あんたといると~
退屈しないでいい。▼~
戦争に負けてフォドラに取り残されたが……~
あんたと出会えただけで釣りが来る。▼~
おや、何だ、その顔。~
言っていなかったか?▼~
私は10年前に帝国軍に敗れた、~
ダグザの傭兵だ。▼~
傭兵にとっちゃ、敵も味方もない。~
今はこうしてあんたらに雇われる身さ。▼~
変わらず頼ってくれよ。~
いいな?▼~
***支援A [#h79b5ad7]
:[シャミア]|もう10年になる……。~
そろそろ吹っ切れてもいいか?▼~
いや、愚問だった。~
お前の答えはわかっている……。▼~
《選択》
-誰かと話していた?
-ここで何を?
--「誰かと話していた?」を選択
:[シャミア]|誰かと……まあそうだ。~
ずっと昔に死んだ奴とな。▼~
--「ここで何を?」を選択
:[シャミア]|少し、想っていただけだ。~
ずっと昔に死んだ奴をな。▼~
《共通》
:[シャミア]|気になるか?~
まあ、戦友だよ。ダグザの傭兵時代の。▼~
10年前の帝国軍との戦争で、~
あえなく死んだ奴さ。▼~
最近、よく思い出すんだ。▼~
《選択》
-思い出す理由を聞いても?
--「思い出す理由を聞いても?」を選択
:[シャミア]|ああ、あんたのせいだ。▼~
いや、厳密にはあんたのせいじゃないが……~
あんたがあいつに似ているからだ、な。▼~
何というか、雰囲気がそっくりなんだよ。▼~
喋り方も、あんたはフォドラ、あいつは~
ダグザの言葉を話していたってのに……▼~
不思議と同じに感じる。~
なぜかは知らんが。▼~
おかげで私はいつも、~
失った過去を懐かしんでいるよ。▼~
《選択》
-それは悪かった
-そう言われても……
--「それは悪かった」を選択
:[シャミア]|謝るな。~
あなたは悪くないだろ。▼~
--「そう言われても……」を選択
:[シャミア]|まあ、そうだろ。~
あんたが悪いわけじゃない。▼~
《共通》
:[シャミア]|いい年して乙女みたいに~
想い出に浸っている私のほうが問題だ。▼~
……だが、何事も初めては~
記憶に残りやすいもんだろ?▼~
やれやれ……~
この話はやめよう。▼~
《選択》
-わかった
-戦争が終わったら何を?
--「わかった」を選択
:[シャミア]|過去じゃなく、未来の話でもするか。▼~
--「戦争が終わったら何を?」を選択
:[シャミア]|さあな。~
私には多くの場所がある。▼~
《共通》
:[シャミア]|あんたの居場所は、~
すでにそこと定まっている気がするが……▼~
私はどこで何をするやら。▼~
:[シャミア]|そろそろただの仕事じゃなく、~
これと居場所を決めるべきなのかもな。▼~
少なくとも、私は自分で……~
そうしたがっている気がするよ。▼~
***支援S [#o9ffbe30]
''(女神の塔)''
:[シャミア]|待たせたな。~
傭兵契約の交渉に手間取った。▼~
《選択》
-待ちくたびれた
-交渉?
--「待ちくたびれた」を選択
:[シャミア]|フ……交渉の内容が気にならないか。▼~
まあ、契約を継続したいって相手の話を~
断り続けるだけだったが。▼~
--「交渉?」を選択
:[シャミア]|心配ない。契約の継続をしつこく~
求められたが、断った。▼~
《共通》
:[シャミア]|何しろ、~
新しい契約が待っているんでな。▼~
契約と言うと味気ないか。~
……生涯の契り、とかでどうだ?▼~
《選択》
-それがいい
--「それがいい」を選択
:[シャミア]|それじゃ、フォドラの流儀に則って~
指輪を交換するとしよう。▼~
:(ベレトとシャミアが指輪を交換する)|
:[シャミア]|さ、行こうか。▼~
《選択》
-随分あっさりと……
-終わり?
--「随分あっさりと……」「終わり?」を選択
:[シャミア]|いや、柄じゃないだろ。~
言葉が必要か?▼~
戦時中、ずっと行動を共にしていたせいで~
今じゃ以心伝心。▼~
これで十分だと思うが……▼~
《選択》
-折角だから
--「折角だから」を選択
:[シャミア]|やれやれ……わかった。~
お前の望みだ。▼~
……私は約束しよう。~
常にお前と共にあると。▼~
お前の隣が、~
私の居場所なんだ。▼~
ダグザを出て、ブリギットを辿り、~
フォドラを渡り歩いて、ここまで来た。▼~
雇い主を変え、戦う相手を変え、~
主義も信条も関係なく、私は生きてきた。▼~
そんな私が、一つ所に留まるのは、~
お前がいるから……▼~
……もういいか。~
だいぶ恥ずかしい。▼~
《選択》
-ありがとう
-こちらも恥ずかしい
--「ありがとう」「こちらも恥ずかしい」を選択
:[シャミア]|ははは!~
互いに顔を赤くして何をやっているんだか。▼~
ま、今日くらいは、~
特別ということにしよう。▼~
それで、もう行くか?▼~
《選択》
-まだ二人でいよう
--「まだ二人でいよう」を選択
:[シャミア]|はあ……仕方ない。~
普段は平気なんだが、今日は駄目だな。▼~
どうにも照れ臭くて、~
お前の顔を直視できん。▼~
……昔話でもするか。▼~
お前のことを、かつての親友に似ていると~
言ったことがあったな。▼~
今から思えば、どうも気のせいだ。▼~
お前に惹かれていたのを誤魔化して、~
過去の想い出とないまぜにしていた。▼~
自分の感情を認めて、戦友としての~
お前との関係が壊れるのを恐れたんだろう。▼~
……おい、お前も少しは何か話せ。~
過去を暴け。▼~
このままじゃ、私ばかり照れくさいだろ。▼~
《選択》
-特には……
--「特には……」を選択
:[シャミア]|チッ……まあいい。~
惚れた弱みだな、まったく。▼~
**ツィリル [#sb0416a5]
***支援C [#d8be2eb0]
:[ツィリル]|……あ、いた。▼~
先生って、いつもウロウロ歩いてるから~
捜すのが大変なんですよね。▼~
《選択》
-ごめんなさい
-何か用?
--「ごめんなさい」を選択
:[ツィリル]|いえ、別にアナタは悪くないけど。~
今日はたまたま用事があったから。▼~
--「何か用?」を選択
:[ツィリル]|はい、用がなければ、~
わざわざ捜したりしません。▼~
《共通》
:[ツィリル]|今日の夕方、執務室に来るように~
レアさまから言われていたでしょう?▼~
レアさまの言伝で、今日は都合が~
悪くなったから、明日にしたいって。▼~
じゃ、伝えましたからね。~
……あ、セテスさんを見ませんでした?▼~
《選択》
-見ていない
--「見ていない」を選択
:[ツィリル]|困ったな。セテスさんにも、同じ話を~
伝えなきゃいけないんだけど……。▼~
《選択》
-会ったら伝えておく?
-一緒に捜そうか?
--「会ったら伝えておく?」を選択
:[ツィリル]|ううん、ボクが自分で伝えます。~
見かけたら、ボクに教えてください。▼~
--「一緒に捜そうか?」を選択
:[ツィリル]|ううん。でも、見かけたら、~
ボクに教えてくれると助かります。▼~
《共通》
:[ツィリル]|ボクは厩舎にいますから。当番の子が~
来る前に、飼い葉の準備をしないと。▼~
厩舎にいなければ、北の森の入り口かな。~
丸太を置きっ放しにしてるんです。▼~
早く運んで薪割りをしとかないと、~
そろそろ足りなくなる頃だから……。▼~
で、それが終わったら、回廊の掃除が~
あるから、その辺を捜してくれれば……▼~
《選択》
-何か手伝おうか?
--「何か手伝おうか?」を選択
:[ツィリル]|ダメだよ。これはボクの仕事なんだから。~
他の人にはやらせたくないんです。▼~
それに、先生なんかに手伝わせたら、~
レアさまに叱られるかもしれないし……。▼~
……何でかは知らないけど、レアさま、~
先生のことを気に入ってるみたいだから。▼~
《選択》
-そうかな?
--「そうかな?」を選択
:[ツィリル]|そうだよ。~
……別にいいけどさ。▼~
とにかくボクは、レアさまがくれた仕事を~
自分でちゃんと全部やりたいってだけ。▼~
じゃ、セテスさんを見かけたら、~
ボクに教えてくださいね。▼~
《選択》
-教えるために捜すのも大変そう……
--「教えるために捜すのも大変そう……」を選択
:[ツィリル]|え?~
……それもそうか。▼~
じゃあ、セテスさんに会ったら、~
ボクが捜してたって伝えてください。▼~
そしたら、ボクを捜すのは先生じゃなくて~
セテスさんになるでしょ?▼~
うん、良い考え。じゃ、そういうことで。~
よろしくね、先生。▼~
:[ベレト]|………………。
***支援B [#p95dd60d]
:[ツィリル]|綺麗に、綺麗に……。▼~
あ、ここにもゴミ……。▼~
《選択》
-熱心だね
--「熱心だね」を選択
:[ツィリル]|……先生か。大聖堂はセイロス教にとって~
大事な場所だから、念入りに掃除しないと。▼~
修道士の人たちも掃除はしてるけど、~
目立つところしか綺麗にしないんです。▼~
細かいところは、~
ボクが目を光らせておかないとね……。▼~
《選択》
-セイロス教を信じている?
--「セイロス教を信じている?」を選択
:[ツィリル]|え? 別に信じてませんよ。~
女神さまのこともよく知らないし。▼~
レアさまも、いつか興味を持ったらでいい~
って言ってたから。▼~
でも、レアさまが大事にしてるものは、~
ボクも大事にしたいし……。▼~
レアさまが綺麗にしておきたいって場所は、~
ちゃんと綺麗にしてあげたいんです。▼~
先生だって、そう思わないの?~
あんなにレアさまに気に入られてたのに。▼~
《選択》
-そこまでは……
-思うけど、忙しくて……
--「そこまでは……」「思うけど、忙しくて……」を選択
:[ツィリル]|先生、レアさまがどれだけ凄い人か、~
ちゃんとわかってますか?▼~
フォドラ中のたっくさんの信徒のために、~
毎日、一生懸命、お祈りしてたし……▼~
すっごく忙しいのに、信徒の相談も~
できるだけ聞いてあげてたし……▼~
ルミール村で親を亡くした子供たちだって、~
ほっとけないからって教団で引き取って……▼~
とにかく、レアさまは優しいんです。▼~
信徒の人たちみんなのお母さんみたいな。~
だから、みんなにも慕われてて……。▼~
《選択》
-そうなのか
-優しいだけじゃない気もする
--「そうなのか」を選択
:[ツィリル]|……やっぱり、知らなかったんですね?▼~
--「優しいだけじゃない気もする」を選択
:[ツィリル]|……先生がレアさまのことを、~
どれだけ知ってると言うんですか?▼~
《共通》
:[ツィリル]|先生はボクなんかよりも、レアさまに~
気に入られてたかもしれないけど……▼~
レアさまのことは、ボクのほうが~
たくさん知ってるんですからね。▼~
ここでは、ボクのほうが先輩なんですから。~
偉そうにしないでほしいな。▼~
《選択》
-していない……
--「していない……」を選択
:[ツィリル]|え? ……そっか、偉そうにはしてないか。~
じゃあ、いいですけど。▼~
***支援A [#ma867a4c]
:[ツィリル]|……ふう、今日は忙しかったな。~
やっと休める……▼~
……あ、先生。▼~
《選択》
-お疲れ様
--「お疲れ様」を選択
:[ツィリル]|先生も。今日はみんな忙しそうでしたね。~
流石にボクもちょっと疲れたかも。▼~
そういえば、食事もまだなんだった。~
まだ料理は残ってるかな……。▼~
《選択》
-(お菓子を渡す)
-(お肉を渡す)
--「(お菓子を渡す)」を選択
:[ツィリル]|わ! いいの?~
ありがとう、先生!▼~
もぐもぐ……美味しいね、これ!▼~
--「(お肉を渡す)」を選択
:[ツィリル]|何でこんなもの持ってるの?~
……遠慮なくもらっとくけど。▼~
もぐもぐ……~
お腹空いてると、何でも美味しいね。▼~
《共通》
:[ツィリル]|……ふう、お腹が落ち着いたら~
眠くなってきちゃった。▼~
もう食堂寄らないで寝ようかな……。▼~
《選択》
-少し頑張り過ぎでは?
--「少し頑張り過ぎでは?」を選択
:[ツィリル]|他人のこと言えないでしょ、先生は。~
誰より頑張ってるくせに。▼~
それにボクは、~
これくらい全然苦じゃないですから。▼~
いつかレアさまが戻ってきた時、5年前と~
変わらない修道院で出迎えてあげたいんだ。▼~
ボクの仕事は、全部そのためだから……~
忙しいほど、やりがいがあるんです。▼~
だから、もっと働きたいくらいです。~
……まあ、今日はもう寝たいけど。▼~
あ……先生、もしかして~
ボクのこと変な奴だって思ってますか?▼~
いっつも、レアさまレアさまって。~
フォドラの人でもないのに。▼~
他の人たちからも、そんなふうに~
思われてるかもしれないなあ。▼~
でも、ボクは別にパルミラに未練はないし、~
レアさまには本当に感謝していて……▼~
《選択》
-恩返ししたいという気持ちは立派
-誰かに尽くす生き方も良いと思う
--「恩返ししたいという気持ちは立派」「誰かに尽くす生き方...
:[ツィリル]|……え?~
そう思ってくれるの?▼~
……そっか。~
ありがとう、先生。▼~
ボクはここしか居場所がないから、~
認めてもらえると、凄く安心します。▼~
あ……先生みたいな人を、~
「うつわがおおきい」って言うのかな?▼~
いつも周りのみんなを気にかけてるし、~
ボクみたいな奴まで認めてくれて……▼~
レアさまも凄いけど、先生も凄いよ。▼~
良かったら、また話し相手になってね。~
今日はもうダメ……眠くて……ふああ。▼~
おやすみなさい、先生……。▼~
**レア [#oc32d1a8]
***支援C [#kd7fbdfe]
:[レア]|あなたをここに招き入れるのは、~
初めてだったでしょうか。▼~
……緊張する必要はありません。~
さあ、もっと近くへいらっしゃい。▼~
この部屋にいるのは大司教ではなく、~
ただのレアなのですから。▼~
《選択》
-わかった
-それでも緊張する
--「わかった」を選択
:[レア]|ふふ……良い子ですね。▼~
--「それでも緊張する」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|まあ、可愛い子ですね。▼~
《共通》
:[レア]|あ、ごめんなさい。~
つい子供扱いしてしまって……。▼~
あのジェラルトの子供だから、~
他人のような気がしないのです。▼~
ねえ、あなたはジェラルトから、~
私の話をどんなふうに聞いていましたか?▼~
《選択》
-実は聞いたことがなかった
-怖い人だと
-素晴らしい人だと
--「実は聞いたことがなかった」を選択
:[レア]|まあ……薄情なジェラルト。▼~
では、これから深く~
知り合っていくことにしましょう。▼~
--「怖い人だと」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|ジェラルトの言いそうなことですね。~
けれど、必要に迫られて、なのですよ。▼~
大司教という地位に求められるのは、~
冷徹な判断や、厳格な言動なのですから。▼~
今の私は怖くはない……と思うのですが。▼~
--「素晴らしい人だと」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|それは本当ですか? ジェラルトの口から~
そんな言葉が出るとは思えませんけど。▼~
私に対して気遣う必要はないのですよ、~
ベレト。▼~
《共通》
:[レア]|ふふ、折角なので、あなたにも私の知る~
ジェラルトのことを教えましょうか。▼~
その様子では、彼が修道院にいた頃の~
話はほとんど聞いていないのでしょう?▼~
ジェラルトと出会ったのは、彼がまだ若く、~
髭も生えていない頃でした……。▼~
とある戦地で、セイロス騎士団と共に~
彼が所属する傭兵団も戦っていました。▼~
その時、騎士団に同行していた私を庇って、~
彼は瀕死の重傷を負ってしまったのです。▼~
必死に治療したかいもあって、~
ジェラルトは一命を取り留めました。▼~
私は彼をガルグ=マクで療養させ、~
回復したのちに騎士団へ誘ったのです。▼~
《選択》
-知らない話を聞けて良かった
-誰も教えてくれなかった
--「知らない話を聞けて良かった」を選択(レアの好感度アッ...
:[レア]|この話はほとんどしたことが~
ありませんから……▼~
大修道院でも知る者はごくわずかですよ。▼~
私にとって、あなたは……~
命の恩人の子。▼~
それと同時に……▼~
《選択》
-同時に……?
--「同時に……?」を選択
:[レア]|……いえ、たいした話ではありません。私は~
あなた自身をも信頼しているということ。▼~
あなたがこうして私に~
会いに来てくれるだけで……▼~
私の気分も晴れやかになるのですから。▼~
***支援B [#xc66afa1]
:[レア]|ベレト……!~
よく来てくれました。▼~
あなたが私のもとを訪れてくれたこと、~
本当に嬉しく思います。▼~
このところ、あなたに避けられているような~
気がしていたので……▼~
《選択》
-そんなことはない
-そうかもしれない
--「そんなことはない」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|それを聞いて、安心しました。▼~
--「そうかもしれない」を選択
:[レア]|やはり、そうでしたか。▼~
《共通》
:[レア]|今、こうして二人で話す機会を得られて、~
少し気持ちが軽くなった気がします。▼~
うふふ、大司教ともあろう者が、~
と笑ってくれていいのですよ。▼~
《選択》
-大司教ともあろう者が……
-心配させて悪かった
--「大司教ともあろう者が……」を選択
:[レア]|存外、意地の悪いところがあるのですね。~
そういえば、ジェラルトもそうでした……。▼~
--「心配させて悪かった」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|まあ……! いいのですよ、私が勝手に~
気にしていただけのことですから。▼~
ですが……ありがとう。~
あなたは優しい子ですね。▼~
《共通》
:[レア]|ところで、体の調子はどうですか。▼~
天帝の剣を持つようになってから、~
何か困ったことなど起きていませんか?▼~
《選択》
-問題ない
-どういう意味?
--「問題ない」を選択
:[レア]|良かった……伝承の多い遺産ですから、~
あなたに何か変調がないかと心配でした。▼~
--「どういう意味?」を選択
:[レア]|いえ、伝承の多い遺産ですから、~
あなたに何か変調があってはと思って。▼~
《共通》
:[レア]|……本当に、何もありませんか?~
胸が苦しいとか、夢見がおかしいとか……▼~
《選択》
-大丈夫
-実は夢を……
-実は少女が……
--「大丈夫」を選択
:[レア]|もし何かあれば、すぐに教えてください。~
英雄の遺産に関わることかもしれません。▼~
--「実は夢を……」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|不思議な夢を……?~
英雄の遺産に関わる何かかもしれません。▼~
--「実は少女が……」を選択(ソティスの好感度ダウン)
:[レア]|奔放で乱暴なところのある幼い少女の、~
幻を見る、と……?▼~
……心当たりはありませんが、もしかしたら~
英雄の遺産に関わる何かかもしれません。▼~
《共通》
:[レア]|何かあれば遠慮なく相談に来てください。~
私はあなたの支えになりたいのですから。▼~
ふふ……あなたが教師として~
皆を立派に導いているのを見ると……▼~
自分のことのように嬉しいのです。▼~
***支援A [#ubacaf25]
:[レア]|待っていましたよ、ベレト!▼~
さあ、あなたの顔をもっと見せて。~
美しく煌めくその瞳を。▼~
私とよく似た、~
風薫る空のような髪を……。▼~
:[ベレト]|……!?▼~
:[レア]|ああ……ごめんなさい。~
私としたことが、我を忘れてしまうなんて。▼~
あなたが女神の力を授かったあの時以来、~
二人になる機会がなかったものですから。▼~
……気を悪くしましたか?▼~
《選択》
-気にしていない
-もっとしていい
-やめてほしい
--「気にしていない」を選択
:[レア]|それならば、また次の機会も、~
同じようにさせてください。▼~
そうして、私たちの絆を、~
もっと強くしていきましょう。▼~
--「もっとしていい」を選択(レアの好感度アップ)
:[レア]|ベレト!?~
いったいどうしたのですか?▼~
私は嬉しいのですが……~
あなたらしくないのではありませんか?▼~
いくら私たちの絆が強くなっていても、~
節度を持って付き合わなくては……。▼~
--「やめてほしい」を選択(レアの好感度ダウン)
:[レア]|そ、そんな!?~
……いえ、ごめんなさい。▼~
いくら私たちの絆が強くなっていても、~
節度を持って付き合うべきでしたね……。▼~
《共通・選択》
-絆?
--「絆?」を選択
:[レア]|ええ、そうです。~
神祖に連なる者としての絆です。▼~
ベレト、~
あなたが女神から力を授かったように……▼~
私もまた女神から加護を受けました。~
遠い遠い、過去のことです。▼~
あなたと私は異なる存在ですが、~
その根源では、繋がっているのですよ。▼~
《選択》
-わかった
-よくわからない
--「わかった」を選択
:[レア]|ふふ……そうは言っても~
わからないことも多いでしょう。▼~
ですが、真実は自ずと明らかになります。▼~
--「よくわからない」を選択
:[レア]|今はまだわからぬことも多いでしょう。~
ですが、真実は自ずと明らかになります。▼~
《共通》
:[レア]|また新たな変化があれば、~
私を頼ってください。▼~
それに……セテスやフレンも、~
必ずあなたの力になってくれるはずです。▼~
ベレト、あなたに……~
女神ソティスの加護があらんことを。▼~
***支援S [#mf637dab]
:[レア]|……空の上にいる母と、話していました。▼~
こうして一命をとりとめたことを、~
果たして喜んで良いのか、と……。▼~
《選択》
-素直に喜ぶべき
-自分は嬉しい
--「素直に喜ぶべき」「自分は嬉しい」を選択
:[レア]|私のあの姿を見ても、~
あなたはそう言ってくれるのですか……?▼~
ありがとう……。あなたのその言葉だけで、~
救われたような心地です。▼~
ベレト……、~
フォドラの未来は、あなたに委ねます。▼~
あなたが新たな指導者として立つことを、~
皆も望んでいることでしょう。▼~
《選択》
-レアは……?
--「レアは……?」を選択
:[レア]|私にはもう、~
人々を導く資格などありません。▼~
私は、フォドラの平穏を守るためとはいえ、~
偽りの歴史を語り、信徒を欺いてきました。▼~
そのうえ、母に会いたいという個人的な~
願望のために大司教の地位を利用した……。▼~
こうした私の愚かな行いが、先の戦争に~
繋がったのだとすれば、私は……▼~
《選択》
-皆も、レアの生還を喜んでいる
--「皆も、レアの生還を喜んでいる」を選択
:[レア]|………………。▼~
私は、生きていても良いのでしょうか。▼~
ベレト、あなたに過酷な運命を~
強いたのも、私なのですよ……?▼~
大きな手……いつの間にか、~
こんなにも逞しくなっていたなんて……▼~
時のよすがが私の下にあなたを手繰り寄せ、~
運命があなたと私を結びつけた。▼~
私が、あなたを教師として迎え、~
あなたがそれに応えてくれた時から……▼~
この結末は、決まっていたのでしょう。▼~
いえ……このような言い方は、~
あなたに失礼ですね。▼~
《選択》
-失礼?
--「失礼?」を選択
:[レア]|ええ、あなた自身が下した数多の決断が、~
今という時を形作っているのですから。▼~
本当に、感謝しています。▼~
赤き谷の惨劇以来、~
私は孤独の中で生きてきました。▼~
その孤独を埋めたくて……~
神祖復活という忌避に手を染めてしまった。▼~
私は、あなたに神祖となってほしかった。~
お母様に、抱き締めてほしかった。▼~
ですが、もういいのです。~
あなたさえ、側にいてくれるのなら……。▼~
:(レアが指輪を出す)|
:[レア]|ベレト、これを……~
この指輪を、受け取ってくれますか。▼~
私と、これからの生涯を、~
共に歩んでほしいのです……。▼~
《選択》
-喜んで
--「喜んで」を選択
:(ベレトが指輪を出す)|
:[レア]|ベレト、~
あなたも指輪を……?▼~
嬉しい……。~
こんなにも幸福な日が訪れるなんて。▼~
これも、神祖ソティスの……~
お母様のお導きなのでしょうか。▼~
(一枚絵:レア)~
:[レア]|あなたがフォドラの新たな指導者として、~
安寧の世の永続を望むならば……。▼~
私も、この命が続く限り、~
あなたの治世を支える覚悟です。▼~
この先どんな困難が待ち受けていようとも、~
私たちの絆が……いえ、愛があれば……▼~
必ず、乗り越えられると信じています。▼~
私たちの愛で、~
フォドラの未来を、光あるものに……▼~
**ソティス [#pdc7df8f]
***支援S [#p513e5d3]
:[ベレト]|………………。▼~
《選択》
-戦争が終わった
--「戦争が終わった」を選択
:[ベレト]|
………………。▼~
《選択》
-だが、すべてはこれからだ
--「だが、すべてはこれからだ」を選択
:[ベレト]|………………。▼~
:(ソティスが現れる)|
:[ソティス]|……なーにが、すべてはこれからだ、じゃ!▼~
:[ベレト]|……!?▼~
:[ソティス]|おぬし! おぬしおぬしおぬし!~
独りで格好つけて黄昏おって!▼~
どうせわしの存在なぞ、~
すっかり忘れておったのであろう!▼~
《選択》
-消えると言った……
--「消えると言った……」を選択
:[ソティス]|じゃが、いつでもおぬしと共におる、~
とも言うたぞ?▼~
それとも欠片も残さず消えてなくなって~
しまったほうが良かったか?▼~
ふん、おぬしが寂しそうにしておるから、~
こうして戻ってきてやったのじゃ!▼~
《選択》
-寂しそうにしていない
-寂しかった
--「寂しそうにしていない」を選択
:[ソティス]|痩せ我慢するでないわ、おぬし!~
素直に甘えればいいものを……。▼~
--「寂しかった」を選択
:[ソティス]|そうじゃろう、そうじゃろう。~
ま、わしがおるから泣くでないぞ。▼~
《共通》
:[ソティス]|しかし、良くやったのう。▼~
もちろん、おぬしを信じて、~
おぬしと一つになったわけじゃが……▼~
ここまでのことを成すとは、~
まったく予想外じゃったわ。▼~
一度、死にかけたしのう。▼~
《選択》
-あの時も助けてくれた?
-あれは危なかった
--「あの時も助けてくれた?」を選択
:[ソティス]|さあ、どうかのう?~
わしもよく覚えておらぬわ。▼~
--「あれは危なかった」を選択
:[ソティス]|危なかった、ではないわ。~
ほんにおぬしはのん気なのじゃから……。▼~
《共通》
:[ソティス]|ま、終わり良ければすべて良し、~
ということじゃな! はっはっは!▼~
《選択》
-ところで……
--「ところで……」を選択
:(ベレトが指輪を出す)|
:[ソティス]|!?~
何じゃ、それは。▼~
いや指輪なのはわかっておるが、~
誰に渡すつもりで用意したんじゃ、おぬし。▼~
《選択》
-気づいたら持っていた
--「気づいたら持っていた」を選択
:[ソティス]|ほほう……って、そんなわけがあるか!▼~
:(ソティスが後ろを向く)|
:[ソティス]|……いや、まさか、わしの想いが深層で~
こやつの行動に影響して……ううむ……。▼~
これでは……わしがこやつと~
契りたいと思うほど……▼~
……こやつのことを好いておる~
ということになるではないか!▼~
《選択》
-契りたいほど好いている?
--「契りたいほど好いている?」を選択
:(ソティスが振り返る)|
:[ソティス]|お、おぬし!?~
聞いておったのか!?▼~
……そう、じゃ。~
ああ、そうじゃ!▼~
わしはおぬしを好いておる!~
恋い焦がれて、心を燃して、想うておる!▼~
じゃから、まあ……~
この指輪はわしが受け取ってやろう。▼~
《選択》
-受け取る……?
--「受け取る……?」を選択
:[ソティス]|そうじゃ。何しろ、わしとおぬしは~
心の奥深くで一つに繋がっておる。▼~
これはもう、一生を添い遂げる相手、~
みたいなものじゃろう。▼~
《紅花の章以外》
:[ソティス]|おぬしの胸のうちにある石は、~
もはや飾りじゃ。▼~
《紅花の章》
:[ソティス]|おぬしの胸のうちにある石は、~
もはや砕け散った。▼~
《共通》
:[ソティス]|わしはおぬしの本当の心の中に、~
存在しておるのじゃ。▼~
:[ベレト]|………………。▼~
:[ソティス]|ほれ、疾くせんか。▼~
《選択》
-どうやって渡せば?
--「どうやって渡せば?」を選択
:[ソティス]|うむ? わしに渡したつもりで、~
自分の指にでもつけておけばよかろう。▼~
わしとおぬしは離れようがないからのう。~
わかっておるか?▼~
いついかなる時も、何が起ころうとも、~
誰よりもおぬしの近くに、おるのじゃ。▼~
わしはおぬしを想うておる。~
おぬしがわしを想うておるのもわかる。▼~
《選択》
-自分もわかる
--「自分もわかる」を選択
(一枚絵:ソティス)~
:[ソティス]|そうじゃな。~
もはやわしらの間で隠し事はできん。▼~
おぬしが滅びる時が、わしの滅びる時。~
世の終わりまで、共に旅しようぞ。▼~
ふふふ、楽しいのう、おぬし。▼~
ずっと話せなんだから、言いたいことが~
溜まっておるのじゃ。▼~
:(暗転)|
:[ソティス]|まずはあれじゃ、おぬし。~
わしが前に言うておったじゃろう……▼~
あれほど……らぬと……~
……ったく……いつまで……▼~
(最後の台詞のボイスがフェードアウト「あれほど油断してはな...
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#j23d545f]
- 未確認ですが、カトリーヌのSは内容的に2つあると思われま...
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- カトリーヌの支援Aに差分あり。「何があったのか~」の部分...
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- 誤送信。EP12でセテスの支援Cを見たところ、差分があったの...
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