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会話集/支援会話/リンハルト(セイロス聖教会)
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[[会話集/支援会話]]
*リンハルトの支援会話 [#s6d3bf16]
#contents
**フレン [#fd3ab101]
***支援C [#xce2595a]
:[フレン]|……えーと。~
舞踊の本はどこかしら?▼
:[リンハルト]|ねえ、フレン。~
ちょっといい?▼
:[フレン]|まあ、リンハルトさん。~
何でしょう。▼
:[リンハルト]|聖セスリーンって知ってるよね?▼
:[フレン]|ええ、まあ。~
それがわたくしと何の関係が?▼
:[リンハルト]|あれ、やっぱり君と何か関係してるの?~
そうなんだ。▼
:[フレン]|さ、さあ……?~
何も関係ないと思いますけど。▼
:[リンハルト]|君って、料理とか園芸とか、~
そういう細かな作業が苦手だよね。▼~
実は、聖セスリーンの資料を探してたら、~
すごく古いものが見つかってさ。▼~
ほら、見て。明示的な記述ではないけど、~
意味するところを統合して推察すると……▼~
どうやら彼女、家庭的な面については、~
壊滅的だったらしいんだよね。▼~
それで、彼女の人物像を考察していたら、~
何となく君のことが思い浮かんでさ。▼
:[フレン]|ちょっと、さりげなく~
失礼じゃありませんこと?▼
:[リンハルト]|聖セスリーンは偉大な聖人だよ?~
似てるとしたら光栄なことでしょ?▼
:[フレン]|そ、それは……そうかもしれませんけど、~
そもそも聖セスリーンに失礼ですわ!▼
:[リンハルト]|あと、もう一つあってさ。▼
:[フレン]|まだあるんですの?▼
:[リンハルト]|君は白魔法が得意だよね。~
それも、かなり高い適性を持っている。▼
:[フレン]|それは、そうですわね。~
わたくしも、そこは自信がありますのよ。▼~
皆さまのお役に立てて、~
常から嬉しく思っておりますの。▼
:[リンハルト]|うんうん。そこもやっぱり、~
聖セスリーンと同じなんだよなあ。▼~
まさか、紋章が……いや、血統?~
それとも、何らかの偶発的な……▼
:[フレン]|え、ええと、わたくし、本を探しているので~
失礼いたしますわ。▼~
そーっと、そーっと……▼
***支援B [#m2eeb542]
:[リンハルト]|フレン、フレン。~
また質問に答えてよ。▼
:[フレン]|リンハルトさん、またですか?~
もう何度となくお答えしましたわよ?▼
:[リンハルト]|いや、大発見があってね。~
君のセスリーンの紋章は、大紋章だったね。▼
:[フレン]|あまり知られないようにしていましたのに、~
どこでそれを……。▼
:[リンハルト]|それで、知ってるだろうけど、~
僕もセスリーンの小紋章を宿してる。▼
:[フレン]|ええ、それは存じておりますわ。▼
:[リンハルト]|別に珍しい話じゃない。僕以外にも、~
小紋章を宿している人は結構いるからね。▼~
ところが、セスリーンの大紋章となると、~
稀少性が全然違ってくるんだ。▼
:[フレン]|あら、そうですの?▼
:[リンハルト]|それで、なぜ君が稀少な大紋章を持って~
生まれてきたのか、気になってさ。▼~
同種の小紋章を持つ僕との関係も気になる。~
実は遠縁である可能性もあるよね。▼
:[フレン]|あなたと、血が繋がって……?~
それはないんじゃありませんの?▼
:[リンハルト]|何で?~
自分の先祖のことを全部知ってるの?▼
:[フレン]|知りませんけれど……。▼
:[リンハルト]|じゃあ可能性は否定できないはずだよ。~
もちろん違う可能性もあるけどね。▼~
だけど、いくら大紋章を宿していても、~
聖セスリーンの直系である可能性は低いか。▼~
彼女は、未婚のまま亡くなった……~
というのが通説だからね。▼
:[フレン]|ええ、未婚ですわ。~
あ、いや、未婚だったはずですわ。▼~
わたくしが聖セスリーンの子孫でないのは、~
確実だと断言できますとも。▼
:[リンハルト]|ふーん……。~
随分、はっきりと言うんだね。▼~
君と聖セスリーンの関係、か……。▼
:[フレン]|えっ……な、何ですの、それは。▼
:[リンハルト]|ああ、いや……~
話し疲れたから、続きはまた今度にしよう。▼
:[フレン]|もう、何なんですの、あの方は!~
変なそぶりばっかり!▼
***支援A [#oe6dc948]
:[リンハルト]|あれ?~
フレン、何か調べもの?▼
:[フレン]|リンハルトさん、ご機嫌よう。~
史書を眺めているだけですわ。▼~
こうして読んでいると、過ぎ去った~
時の長さを実感できますの。▼
:[リンハルト]|フォドラには千年以上もの歴史があるし、~
興味深い史料も数多く残っているからね。▼~
人の営みの記録も、戦いの記録も、~
実際に見たかのように想像できる。▼~
でも、君って変わってるね。自分が生きた~
時間でもないのに「実感できる」だなんて。▼
:[フレン]|あら、言葉の綾ですわ。▼
:[リンハルト]|それより、僕たちの紋章についての~
話なんだけど……▼
:[フレン]|まあ、またですの?▼
:[リンハルト]|ちょっと試したい実験があるんだけど、~
これがまた厄介なものでさ。▼
:[フレン]|厄介な実験……わたくし、~
痛いのは嫌ですわ。▼
:[リンハルト]|いや、痛くは……うん? そこはちょっと~
自信がないけど、痛みよりも問題があって。▼~
僕と君が結婚しなきゃできない~
実験なんだよね。▼
:[フレン]|ふむふむ、わたくしとあなたが結婚……~
……け、け、結婚!?▼
:[リンハルト]|うん、大紋章と小紋章、しかも同じ~
セスリーンの紋章を持つ2人が結婚して……▼~
子供を作った場合、紋章がどうなるのか~
検証したいんだよ。▼
:[フレン]|そそそそれって、わたくしとあなたの~
子供の話をしてらっしゃるのかしら?▼
:[リンハルト]|うん、同種の大紋章と小紋章を宿す者同士が~
結婚した例は記録上ないんだ、驚くことに。▼~
だから、実に価値のある実験になるよ。~
子供は多いほどいいよね……。▼
:[フレン]|ちょっと、いったん、
話を戻してくださる!?▼
:[リンハルト]|ん? どこまで戻るの?▼
:[フレン]|子供を作るところから、~
結婚するところまで、ですわ!▼~
わたくし詳しくはありませんが、結婚とは、~
愛し合う二人がするものでしょう?▼
:[リンハルト]|うん、僕は君のこと、好きだよ。~
後は君の気持ち次第かな。▼
:[フレン]|なっ!? 好きなのですか!?~
わたくしのことが? 初耳ですわよ!?▼
:[リンハルト]|そうじゃなきゃ、こんなに君と~
話したりしないよ。▼~
ああ、でもそろそろ疲れてきたから、~
話の続きはまた今度ってことで。▼
:[フレン]|また! わたくしと話すのって、~
そんなに疲れるんですの??▼
:[リンハルト]|誰と話しても同じだよ。考えを言葉にして、~
口を開いて声にして……疲れるでしょ?▼~
あ、子供を作る話は、前向きに~
考えておいてほしいな。それじゃ。▼
:[フレン]|結婚が実験で子供を検証……?~
わたくしのことは、好き……?▼~
腑に落ちませんわ。~
どうにも、腑に落ちませんわ……。▼
**ハンネマン [#m8928bb6]
***支援C [#v111f2af]
:[リンハルト]|………………。▼~
:[ハンネマン]|リンハルト君。熱心に読んでいるようだが、~
紋章関係の本かね?▼~
:[リンハルト]|ああ、ハンネマン先生。~
これは釣りについての本ですよ。▼~
:[ハンネマン]|ほほう、君は釣りにも興味があったか。~
これは意外な発見だな。▼~
いやなに、君は紋章学にしか興味がない~
などと耳にしたことすらあったゆえ……▼~
我輩の後を継ぐ者として、君との~
親交を深めたいと思ったのだよ。▼~
:[リンハルト]|うーん……期待を裏切って~
非常に申し訳ないですが。▼~
僕、紋章学を修めるの諦めようかなと~
思ってまして……。▼~
:[ハンネマン]|な、何とっ1? ……それは何故だね?~
まさか、紋章学より釣りが良いと!?▼~
:[リンハルト]|いや、釣りは関係ないです。~
紋章学自体は面白いんですけど……▼~
調べる時に、紋章を持つ誰かと必ず~
関わらなきゃいけないですよね?▼~
もうそのやり取りが面倒くさくて……。▼~
:[ハンネマン]|紋章は人の身に宿るものだからな。~
それは避けようのない苦労であろう。▼~
だが、目的を成し遂げた瞬間の喜びは、~
何にも代えがたい、格別なものなのだぞ。▼~
:[リンハルト]|まあ、魚を釣った喜びで~
代えちゃおうかなって……▼~
:[ハンネマン]|は、早まってはならん!~
リンハルト君!▼~
水中に隠れた魚より、~
紋章に隠されし謎のほうがっ……!▼~
:[リンハルト]|お、落ち着いてください。~
わかってます、わかってますから。▼~
:[ハンネマン]|……いや、わかっておらん!~
君は、何か目的を見つけるべきだな。▼~
魚を釣る目的は、突き詰めれば食べるため。▼~
紋章の謎を解明する目的は、何なのだ?▼~
もしすべてを理解する時が来たら、~
君は何を望む?▼~
:[リンハルト]|……なるほど。目的ですか。~
考えたことなかったですね。▼~
確かにそれがあれば、貴方みたいに~
情熱を持てるかもしれません。▼~
***支援B [#b55e56b8]
:[リンハルト]|ハンネマン先生、少しいいですか?▼~
:[ハンネマン]|リンハルト君か。~
いいとも、大歓迎だ。▼~
:[リンハルト]|前に貴方から聞いた、~
何か目的を見つけるべきだって話。▼~
考えてみたんですけど、~
やっぱり僕には見つかりませんでした。▼~
:[ハンネマン]|うむう……焦る必要はないぞ。~
生きていくうちに突然、現れることもある。▼~
:[リンハルト]|そうですねえ。~
ちなみに先生の目的は何なんです?▼~
:[ハンネマン]|我輩の目的かね?▼~
無論、紋章の力を皆が宿せる世を作り、~
力の有無に苦しむ者をなくすことだ。▼~
:[リンハルト]|皆が?~
それは……壮大な夢ですね。▼~
あれ、でもそうしたら、研究の対象が~
全員になっちゃいません?▼~
この世に生きる人、皆を調査するなんて、~
心も骨もばきばきに折れますよ……。▼~
:[ハンネマン]|まあ、そうなるかもしれん。だがその時、~
骨を折るのは我々だけではない。▼~
多くの者が紋章を持てば、~
それだけ研究する者も増えるだろう。▼~
学者が増えれば、研究もはかどる。~
今までとは比べものになるまい。▼~
そうなれば、君にとっても喜ばしいことに~
「面倒臭い」やり取りが減りそうだが……。▼~
:[リンハルト]|そうかもしれませんね。▼~
:[ハンネマン]|おや、あまり気乗りしないかね?▼~
:[リンハルト]|有り体に言えば、まあ。▼~
面倒臭さもなくなりそうですけど、~
その分、喜びも減っちゃいそうで。▼~
それって自分で引き上げなくても~
魚が釣れるってことですよね?▼~
:[ハンネマン]|うむ、そこまでわかっておるか。~
なればこそ我輩は研究するのだよ。▼~
いつか誰かが辿り着くのであれば、~
それは我輩でありたい。▼~
その思いを胸に、走り続けるのだ……!▼~
:[リンハルト]|それを情熱と言うのでしょうね。~
僕にはないものだなあ。▼~
けど、貴方と一緒だったら、~
まとめて燃え上がれたりしないですかね。▼~
:[ハンネマン]|つまり……我輩と共に、~
紋章学を究めんとすると?▼~
:[リンハルト]|少なくとも独りで釣りをするよりは、~
面白そうな気がするので。▼~
大きな魚を釣り上げたって、~
見せる相手もいないんじゃね。▼~
:[ハンネマン]|はっはっは、我輩は今まさに大魚を~
釣り上げた気分だが……▼~
それを超える格別の未来が待っていること、~
我輩が約束しよう。▼~
**カトリーヌ [#l913e118]
***支援C [#fd312efd]
:[リンハルト]|やあ、カトリーヌさん。~
ちょっと雷霆を見せてくれませんか。▼~
:[カトリーヌ]|おい、何だよ?~
藪から棒に。▼~
:[リンハルト]|いや、使ってみたいんですよね、雷霆を。▼~
なんで、貸してほしいなって。▼~
:[カトリーヌ]|はああ? アンタ、正気か?~
雷霆を使ってみたいって……冗談じゃない!▼~
:[リンハルト]|僕は別に冗談なんて言ってませんよ?~
真面目に使ってみたいんですけど。▼~
:[カトリーヌ]|冗談じゃないなら尚更、悪い。~
あんた、今まで何を学んできた?▼~
英雄の遺産は、適合する紋章を宿してない~
奴が使えば、魔獣になっちまうんだ。▼~
:[リンハルト]|もちろん知ってます。~
マイクランっていう例も、ありましたね。▼~
でも、紋章を宿してると、~
それが適合するものじゃなくても……▼~
何も持ってないよりは遙かに、魔獣に~
なりにくい。そういう研究結果もあります。▼~
:[カトリーヌ]|なりにくいだけだ。~
ならないわけじゃない。▼~
そんな危険な賭けを、~
アンタにさせるわけにはいかない。▼~
:[リンハルト]|いやあ、1回なら大丈夫ですよ。~
過去に一度だってそんな例はありませんし。▼~
犬に噛まれたと思って、~
1回だけ使わせてくれませんか?▼~
:[カトリーヌ]|いいや、駄目だよ。~
アタシの目が黒いうちは絶対に駄目だ。▼~
:[リンハルト]|仮に魔獣になったところで、~
困るのは僕だけですよ。▼~
何なら、僕を討伐するための用意を~
してからだって構いません。▼~
:[カトリーヌ]|いい加減にしろってんだ!~
英雄の遺産を軽く見るんじゃないよ!▼~
:[リンハルト]|あー、いや、じゃ、いいです。▼~
はあ……怒ったカトリーヌさんを~
説得するなんて……▼~
面倒なことこの上ないんで。~
またそのうち。▼~
:[カトリーヌ]|おい! その言い草は何だ!~
またなんてないからな!▼~
***支援B [#bc57065a]
:[リンハルト]|やあ、カトリーヌさん。~
ちょっと雷霆を……▼~
:[カトリーヌ]|またはないと言ったろ。~
帰れ帰れ。アンタに雷霆は使わせないよ。▼~
:[リンハルト]|わかってますって。~
今日は別のお願いですよ。▼~
:[カトリーヌ]|別のお願い?~
アンタのそれはろくなもんじゃないからな。▼~
:[リンハルト]|雷霆、ここで使って見せてくれませんか。▼~
僕に使わせてくれないなら、間近で~
観察するので妥協しようかなあって。▼~
:[カトリーヌ]|あのな、リンハルト。~
英雄の遺産は、見せ物じゃないんだ。▼~
力が必要になった時に使うだけで、~
ほいほいと見せたりはしない。▼~
それに……紋章が適合してるからって、~
何もアタシに影響がないわけじゃない。▼~
使う度に心がすり減るような感触が、~
あるんだ。アンタにはわからんだろうけど。▼~
:[リンハルト]|そりゃ、わかりませんよ。~
僕なんかには。▼~
:[カトリーヌ]|リンハルト、言い方には気をつけろよ?▼~
:[リンハルト]|貴方が使わせないって言ったんですよ、~
カトリーヌさん。▼~
僕は、紋章学者を夢見てます。紋章のことを~
調べるのに、英雄の遺産は外せません。▼~
使った経験から何かわかるなら、僕の命が~
危険に晒されるくらい、どうってことない。▼~
それをやらずに学者になる価値が、~
あると思います?▼~
:[カトリーヌ]|なに……?▼~
:[リンハルト]|だから観察したいし、できることなら~
雷霆だって一度は使っておきたい。▼~
でも、貴方を説得するのは、~
面倒どころじゃないですね……。▼~
いや、諦めます。~
他の遺産が手に入るまでどうしようかなあ。▼~
天帝の剣が使えれば一番なんだけど、~
紋章石がないから反応しないし……。▼~
ほんとに何で先生は使えるんだろうな。~
やっぱりどこかに……▼~
(リンハルト退出)
:[カトリーヌ]|命を危険に晒してでも、~
紋章学者になりたい……?▼~
はは、アンタを誤解してたよ、リンハルト。~
思ったより覚悟してるんだね。▼~
***支援A [#k4953b28]
:[カトリーヌ]|リンハルト……アンタが夢のためなら~
命を懸けられるってのはわかったよ。▼~
けど何でそこまでするんだ?~
アンタは面倒臭がり屋じゃなかったのか。▼~
:[リンハルト]|面倒臭がりですよ?~
むしろ、だからかもしれませんね。▼~
知らないまま研究を進めて、それがすごく~
無意味だったら、どうするんですか。▼~
無知が更なる危険を生むことだって~
あるんですよ。▼~
そうですね……例えば貴方は、雷霆を誰が~
何のために作ったのか、知ってます?▼~
:[カトリーヌ]|そりゃ女神様が……▼~
:[リンハルト]|それです。そうやって、女神様の力だって~
思考停止しちゃってますよね。▼~
何を材料に、どんな技術を使って、~
どういう構造で、作られてるのか……▼~
そういうことを知って、遺産の持つ力と、~
危険性とに向き合って初めて……▼~
新しい知恵を手に入れられるんですよ。~
……はあ。ふう……喋り、疲れました。▼~
:[カトリーヌ]|そのくらいで疲れんなよ……。~
ま、でも、アンタの考えはわかった。▼~
それに命を懸けるってんなら、~
アタシが止める理由はないが……▼~
一つ覚えておけよ、リンハルト。~
好奇心は……▼~
:[リンハルト]|猫をも殺す、でしょ。~
すでに何度も言われてますよ。▼~
:[カトリーヌ]|ははっ、アンタもいい根性してるな。~
何が起こっても知らないぞ、アタシは。▼~
:[リンハルト]|仕方ないんじゃないですか。~
知ることに危険は付きものなんですから。▼~
毒草を見つけた人も、薬草を見つけた人も、~
最初は危険を冒して草をかじったはずです。▼~
どうやら僕も、~
そういう類いの人間みたいなんですよね。▼~
:[カトリーヌ]|やれやれ、負けたよ、アンタには。▼~
一度だけ、貸してやるよ。~
全力で、雷霆を使ってみろ。▼~
……何かあっても心配するな。~
アタシが見ててやるからさ。▼~
***支援A+ [#zc93fe51]
:[カトリーヌ]|よ、リンハルト。どうだ?~
雷霆を使ってみて何かわかったか?▼~
:[リンハルト]|………………。▼~
:[カトリーヌ]|おいおい、何だ? その死にそうな顔は?~
まさか雷霆の影響か?▼~
:[リンハルト]|ふああ……いえ、眠いだけです。~
体はいつもどおり健康的に眠いです。▼~
影響も、感じませんねえ。~
1回じゃ駄目なのかな。▼~
:[カトリーヌ]|おい、まさかまた使うって……▼~
:[リンハルト]|いや、流石にそれはないですよ。~
何度も使うと危険ってことはわかってます。▼~
それに、全力で使ってみましたけど、~
全然出てなかったですよね、全力。▼~
やっぱり適合する紋章じゃないと、~
遺産はちゃんと機能しないんでしょう。▼~
その枷、というか手応えのなさ?みたいな~
ものを感じられただけ、良かったですよ。▼~
:[カトリーヌ]|なるほどな。で、これからどうする気だ?~
遺産については諦めるのか?▼~
:[リンハルト]|まさか。~
他の取っ掛かりを考えてみますよ。▼~
遺産と、その遺産を全力で使える人が一緒に~
研究してくれると嬉しいんですけどねえ。▼~
:[カトリーヌ]|……その目は何だよ。~
アタシのことか、そりゃ。▼~
:[リンハルト]|そうは言ってませんけど、いや、偶然にも~
貴方はこの条件に当てはまりますね。▼~
:[カトリーヌ]|わざとらしいな、まったく……。▼~
……いいさ。~
この戦争が終わったら、協力してやるよ。▼~
:[リンハルト]|え? いいんですか?▼~
:[カトリーヌ]|アタシがやらなきゃ、他の奴に迷惑が~
かかるだろ?▼~
手のかかる猫でも飼ってる気分だよ。~
ほんとに好奇心の尽きない奴だ。▼~
:[リンハルト]|僕、飼われるんですか?~
いや、まあ大歓迎ですけど……。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#bdfffb31]
- 支援会話 -- &new{2022-06-30 (木) 00:55:34};
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*リンハルトの支援会話 [#s6d3bf16]
#contents
**フレン [#fd3ab101]
***支援C [#xce2595a]
:[フレン]|……えーと。~
舞踊の本はどこかしら?▼
:[リンハルト]|ねえ、フレン。~
ちょっといい?▼
:[フレン]|まあ、リンハルトさん。~
何でしょう。▼
:[リンハルト]|聖セスリーンって知ってるよね?▼
:[フレン]|ええ、まあ。~
それがわたくしと何の関係が?▼
:[リンハルト]|あれ、やっぱり君と何か関係してるの?~
そうなんだ。▼
:[フレン]|さ、さあ……?~
何も関係ないと思いますけど。▼
:[リンハルト]|君って、料理とか園芸とか、~
そういう細かな作業が苦手だよね。▼~
実は、聖セスリーンの資料を探してたら、~
すごく古いものが見つかってさ。▼~
ほら、見て。明示的な記述ではないけど、~
意味するところを統合して推察すると……▼~
どうやら彼女、家庭的な面については、~
壊滅的だったらしいんだよね。▼~
それで、彼女の人物像を考察していたら、~
何となく君のことが思い浮かんでさ。▼
:[フレン]|ちょっと、さりげなく~
失礼じゃありませんこと?▼
:[リンハルト]|聖セスリーンは偉大な聖人だよ?~
似てるとしたら光栄なことでしょ?▼
:[フレン]|そ、それは……そうかもしれませんけど、~
そもそも聖セスリーンに失礼ですわ!▼
:[リンハルト]|あと、もう一つあってさ。▼
:[フレン]|まだあるんですの?▼
:[リンハルト]|君は白魔法が得意だよね。~
それも、かなり高い適性を持っている。▼
:[フレン]|それは、そうですわね。~
わたくしも、そこは自信がありますのよ。▼~
皆さまのお役に立てて、~
常から嬉しく思っておりますの。▼
:[リンハルト]|うんうん。そこもやっぱり、~
聖セスリーンと同じなんだよなあ。▼~
まさか、紋章が……いや、血統?~
それとも、何らかの偶発的な……▼
:[フレン]|え、ええと、わたくし、本を探しているので~
失礼いたしますわ。▼~
そーっと、そーっと……▼
***支援B [#m2eeb542]
:[リンハルト]|フレン、フレン。~
また質問に答えてよ。▼
:[フレン]|リンハルトさん、またですか?~
もう何度となくお答えしましたわよ?▼
:[リンハルト]|いや、大発見があってね。~
君のセスリーンの紋章は、大紋章だったね。▼
:[フレン]|あまり知られないようにしていましたのに、~
どこでそれを……。▼
:[リンハルト]|それで、知ってるだろうけど、~
僕もセスリーンの小紋章を宿してる。▼
:[フレン]|ええ、それは存じておりますわ。▼
:[リンハルト]|別に珍しい話じゃない。僕以外にも、~
小紋章を宿している人は結構いるからね。▼~
ところが、セスリーンの大紋章となると、~
稀少性が全然違ってくるんだ。▼
:[フレン]|あら、そうですの?▼
:[リンハルト]|それで、なぜ君が稀少な大紋章を持って~
生まれてきたのか、気になってさ。▼~
同種の小紋章を持つ僕との関係も気になる。~
実は遠縁である可能性もあるよね。▼
:[フレン]|あなたと、血が繋がって……?~
それはないんじゃありませんの?▼
:[リンハルト]|何で?~
自分の先祖のことを全部知ってるの?▼
:[フレン]|知りませんけれど……。▼
:[リンハルト]|じゃあ可能性は否定できないはずだよ。~
もちろん違う可能性もあるけどね。▼~
だけど、いくら大紋章を宿していても、~
聖セスリーンの直系である可能性は低いか。▼~
彼女は、未婚のまま亡くなった……~
というのが通説だからね。▼
:[フレン]|ええ、未婚ですわ。~
あ、いや、未婚だったはずですわ。▼~
わたくしが聖セスリーンの子孫でないのは、~
確実だと断言できますとも。▼
:[リンハルト]|ふーん……。~
随分、はっきりと言うんだね。▼~
君と聖セスリーンの関係、か……。▼
:[フレン]|えっ……な、何ですの、それは。▼
:[リンハルト]|ああ、いや……~
話し疲れたから、続きはまた今度にしよう。▼
:[フレン]|もう、何なんですの、あの方は!~
変なそぶりばっかり!▼
***支援A [#oe6dc948]
:[リンハルト]|あれ?~
フレン、何か調べもの?▼
:[フレン]|リンハルトさん、ご機嫌よう。~
史書を眺めているだけですわ。▼~
こうして読んでいると、過ぎ去った~
時の長さを実感できますの。▼
:[リンハルト]|フォドラには千年以上もの歴史があるし、~
興味深い史料も数多く残っているからね。▼~
人の営みの記録も、戦いの記録も、~
実際に見たかのように想像できる。▼~
でも、君って変わってるね。自分が生きた~
時間でもないのに「実感できる」だなんて。▼
:[フレン]|あら、言葉の綾ですわ。▼
:[リンハルト]|それより、僕たちの紋章についての~
話なんだけど……▼
:[フレン]|まあ、またですの?▼
:[リンハルト]|ちょっと試したい実験があるんだけど、~
これがまた厄介なものでさ。▼
:[フレン]|厄介な実験……わたくし、~
痛いのは嫌ですわ。▼
:[リンハルト]|いや、痛くは……うん? そこはちょっと~
自信がないけど、痛みよりも問題があって。▼~
僕と君が結婚しなきゃできない~
実験なんだよね。▼
:[フレン]|ふむふむ、わたくしとあなたが結婚……~
……け、け、結婚!?▼
:[リンハルト]|うん、大紋章と小紋章、しかも同じ~
セスリーンの紋章を持つ2人が結婚して……▼~
子供を作った場合、紋章がどうなるのか~
検証したいんだよ。▼
:[フレン]|そそそそれって、わたくしとあなたの~
子供の話をしてらっしゃるのかしら?▼
:[リンハルト]|うん、同種の大紋章と小紋章を宿す者同士が~
結婚した例は記録上ないんだ、驚くことに。▼~
だから、実に価値のある実験になるよ。~
子供は多いほどいいよね……。▼
:[フレン]|ちょっと、いったん、
話を戻してくださる!?▼
:[リンハルト]|ん? どこまで戻るの?▼
:[フレン]|子供を作るところから、~
結婚するところまで、ですわ!▼~
わたくし詳しくはありませんが、結婚とは、~
愛し合う二人がするものでしょう?▼
:[リンハルト]|うん、僕は君のこと、好きだよ。~
後は君の気持ち次第かな。▼
:[フレン]|なっ!? 好きなのですか!?~
わたくしのことが? 初耳ですわよ!?▼
:[リンハルト]|そうじゃなきゃ、こんなに君と~
話したりしないよ。▼~
ああ、でもそろそろ疲れてきたから、~
話の続きはまた今度ってことで。▼
:[フレン]|また! わたくしと話すのって、~
そんなに疲れるんですの??▼
:[リンハルト]|誰と話しても同じだよ。考えを言葉にして、~
口を開いて声にして……疲れるでしょ?▼~
あ、子供を作る話は、前向きに~
考えておいてほしいな。それじゃ。▼
:[フレン]|結婚が実験で子供を検証……?~
わたくしのことは、好き……?▼~
腑に落ちませんわ。~
どうにも、腑に落ちませんわ……。▼
**ハンネマン [#m8928bb6]
***支援C [#v111f2af]
:[リンハルト]|………………。▼~
:[ハンネマン]|リンハルト君。熱心に読んでいるようだが、~
紋章関係の本かね?▼~
:[リンハルト]|ああ、ハンネマン先生。~
これは釣りについての本ですよ。▼~
:[ハンネマン]|ほほう、君は釣りにも興味があったか。~
これは意外な発見だな。▼~
いやなに、君は紋章学にしか興味がない~
などと耳にしたことすらあったゆえ……▼~
我輩の後を継ぐ者として、君との~
親交を深めたいと思ったのだよ。▼~
:[リンハルト]|うーん……期待を裏切って~
非常に申し訳ないですが。▼~
僕、紋章学を修めるの諦めようかなと~
思ってまして……。▼~
:[ハンネマン]|な、何とっ1? ……それは何故だね?~
まさか、紋章学より釣りが良いと!?▼~
:[リンハルト]|いや、釣りは関係ないです。~
紋章学自体は面白いんですけど……▼~
調べる時に、紋章を持つ誰かと必ず~
関わらなきゃいけないですよね?▼~
もうそのやり取りが面倒くさくて……。▼~
:[ハンネマン]|紋章は人の身に宿るものだからな。~
それは避けようのない苦労であろう。▼~
だが、目的を成し遂げた瞬間の喜びは、~
何にも代えがたい、格別なものなのだぞ。▼~
:[リンハルト]|まあ、魚を釣った喜びで~
代えちゃおうかなって……▼~
:[ハンネマン]|は、早まってはならん!~
リンハルト君!▼~
水中に隠れた魚より、~
紋章に隠されし謎のほうがっ……!▼~
:[リンハルト]|お、落ち着いてください。~
わかってます、わかってますから。▼~
:[ハンネマン]|……いや、わかっておらん!~
君は、何か目的を見つけるべきだな。▼~
魚を釣る目的は、突き詰めれば食べるため。▼~
紋章の謎を解明する目的は、何なのだ?▼~
もしすべてを理解する時が来たら、~
君は何を望む?▼~
:[リンハルト]|……なるほど。目的ですか。~
考えたことなかったですね。▼~
確かにそれがあれば、貴方みたいに~
情熱を持てるかもしれません。▼~
***支援B [#b55e56b8]
:[リンハルト]|ハンネマン先生、少しいいですか?▼~
:[ハンネマン]|リンハルト君か。~
いいとも、大歓迎だ。▼~
:[リンハルト]|前に貴方から聞いた、~
何か目的を見つけるべきだって話。▼~
考えてみたんですけど、~
やっぱり僕には見つかりませんでした。▼~
:[ハンネマン]|うむう……焦る必要はないぞ。~
生きていくうちに突然、現れることもある。▼~
:[リンハルト]|そうですねえ。~
ちなみに先生の目的は何なんです?▼~
:[ハンネマン]|我輩の目的かね?▼~
無論、紋章の力を皆が宿せる世を作り、~
力の有無に苦しむ者をなくすことだ。▼~
:[リンハルト]|皆が?~
それは……壮大な夢ですね。▼~
あれ、でもそうしたら、研究の対象が~
全員になっちゃいません?▼~
この世に生きる人、皆を調査するなんて、~
心も骨もばきばきに折れますよ……。▼~
:[ハンネマン]|まあ、そうなるかもしれん。だがその時、~
骨を折るのは我々だけではない。▼~
多くの者が紋章を持てば、~
それだけ研究する者も増えるだろう。▼~
学者が増えれば、研究もはかどる。~
今までとは比べものになるまい。▼~
そうなれば、君にとっても喜ばしいことに~
「面倒臭い」やり取りが減りそうだが……。▼~
:[リンハルト]|そうかもしれませんね。▼~
:[ハンネマン]|おや、あまり気乗りしないかね?▼~
:[リンハルト]|有り体に言えば、まあ。▼~
面倒臭さもなくなりそうですけど、~
その分、喜びも減っちゃいそうで。▼~
それって自分で引き上げなくても~
魚が釣れるってことですよね?▼~
:[ハンネマン]|うむ、そこまでわかっておるか。~
なればこそ我輩は研究するのだよ。▼~
いつか誰かが辿り着くのであれば、~
それは我輩でありたい。▼~
その思いを胸に、走り続けるのだ……!▼~
:[リンハルト]|それを情熱と言うのでしょうね。~
僕にはないものだなあ。▼~
けど、貴方と一緒だったら、~
まとめて燃え上がれたりしないですかね。▼~
:[ハンネマン]|つまり……我輩と共に、~
紋章学を究めんとすると?▼~
:[リンハルト]|少なくとも独りで釣りをするよりは、~
面白そうな気がするので。▼~
大きな魚を釣り上げたって、~
見せる相手もいないんじゃね。▼~
:[ハンネマン]|はっはっは、我輩は今まさに大魚を~
釣り上げた気分だが……▼~
それを超える格別の未来が待っていること、~
我輩が約束しよう。▼~
**カトリーヌ [#l913e118]
***支援C [#fd312efd]
:[リンハルト]|やあ、カトリーヌさん。~
ちょっと雷霆を見せてくれませんか。▼~
:[カトリーヌ]|おい、何だよ?~
藪から棒に。▼~
:[リンハルト]|いや、使ってみたいんですよね、雷霆を。▼~
なんで、貸してほしいなって。▼~
:[カトリーヌ]|はああ? アンタ、正気か?~
雷霆を使ってみたいって……冗談じゃない!▼~
:[リンハルト]|僕は別に冗談なんて言ってませんよ?~
真面目に使ってみたいんですけど。▼~
:[カトリーヌ]|冗談じゃないなら尚更、悪い。~
あんた、今まで何を学んできた?▼~
英雄の遺産は、適合する紋章を宿してない~
奴が使えば、魔獣になっちまうんだ。▼~
:[リンハルト]|もちろん知ってます。~
マイクランっていう例も、ありましたね。▼~
でも、紋章を宿してると、~
それが適合するものじゃなくても……▼~
何も持ってないよりは遙かに、魔獣に~
なりにくい。そういう研究結果もあります。▼~
:[カトリーヌ]|なりにくいだけだ。~
ならないわけじゃない。▼~
そんな危険な賭けを、~
アンタにさせるわけにはいかない。▼~
:[リンハルト]|いやあ、1回なら大丈夫ですよ。~
過去に一度だってそんな例はありませんし。▼~
犬に噛まれたと思って、~
1回だけ使わせてくれませんか?▼~
:[カトリーヌ]|いいや、駄目だよ。~
アタシの目が黒いうちは絶対に駄目だ。▼~
:[リンハルト]|仮に魔獣になったところで、~
困るのは僕だけですよ。▼~
何なら、僕を討伐するための用意を~
してからだって構いません。▼~
:[カトリーヌ]|いい加減にしろってんだ!~
英雄の遺産を軽く見るんじゃないよ!▼~
:[リンハルト]|あー、いや、じゃ、いいです。▼~
はあ……怒ったカトリーヌさんを~
説得するなんて……▼~
面倒なことこの上ないんで。~
またそのうち。▼~
:[カトリーヌ]|おい! その言い草は何だ!~
またなんてないからな!▼~
***支援B [#bc57065a]
:[リンハルト]|やあ、カトリーヌさん。~
ちょっと雷霆を……▼~
:[カトリーヌ]|またはないと言ったろ。~
帰れ帰れ。アンタに雷霆は使わせないよ。▼~
:[リンハルト]|わかってますって。~
今日は別のお願いですよ。▼~
:[カトリーヌ]|別のお願い?~
アンタのそれはろくなもんじゃないからな。▼~
:[リンハルト]|雷霆、ここで使って見せてくれませんか。▼~
僕に使わせてくれないなら、間近で~
観察するので妥協しようかなあって。▼~
:[カトリーヌ]|あのな、リンハルト。~
英雄の遺産は、見せ物じゃないんだ。▼~
力が必要になった時に使うだけで、~
ほいほいと見せたりはしない。▼~
それに……紋章が適合してるからって、~
何もアタシに影響がないわけじゃない。▼~
使う度に心がすり減るような感触が、~
あるんだ。アンタにはわからんだろうけど。▼~
:[リンハルト]|そりゃ、わかりませんよ。~
僕なんかには。▼~
:[カトリーヌ]|リンハルト、言い方には気をつけろよ?▼~
:[リンハルト]|貴方が使わせないって言ったんですよ、~
カトリーヌさん。▼~
僕は、紋章学者を夢見てます。紋章のことを~
調べるのに、英雄の遺産は外せません。▼~
使った経験から何かわかるなら、僕の命が~
危険に晒されるくらい、どうってことない。▼~
それをやらずに学者になる価値が、~
あると思います?▼~
:[カトリーヌ]|なに……?▼~
:[リンハルト]|だから観察したいし、できることなら~
雷霆だって一度は使っておきたい。▼~
でも、貴方を説得するのは、~
面倒どころじゃないですね……。▼~
いや、諦めます。~
他の遺産が手に入るまでどうしようかなあ。▼~
天帝の剣が使えれば一番なんだけど、~
紋章石がないから反応しないし……。▼~
ほんとに何で先生は使えるんだろうな。~
やっぱりどこかに……▼~
(リンハルト退出)
:[カトリーヌ]|命を危険に晒してでも、~
紋章学者になりたい……?▼~
はは、アンタを誤解してたよ、リンハルト。~
思ったより覚悟してるんだね。▼~
***支援A [#k4953b28]
:[カトリーヌ]|リンハルト……アンタが夢のためなら~
命を懸けられるってのはわかったよ。▼~
けど何でそこまでするんだ?~
アンタは面倒臭がり屋じゃなかったのか。▼~
:[リンハルト]|面倒臭がりですよ?~
むしろ、だからかもしれませんね。▼~
知らないまま研究を進めて、それがすごく~
無意味だったら、どうするんですか。▼~
無知が更なる危険を生むことだって~
あるんですよ。▼~
そうですね……例えば貴方は、雷霆を誰が~
何のために作ったのか、知ってます?▼~
:[カトリーヌ]|そりゃ女神様が……▼~
:[リンハルト]|それです。そうやって、女神様の力だって~
思考停止しちゃってますよね。▼~
何を材料に、どんな技術を使って、~
どういう構造で、作られてるのか……▼~
そういうことを知って、遺産の持つ力と、~
危険性とに向き合って初めて……▼~
新しい知恵を手に入れられるんですよ。~
……はあ。ふう……喋り、疲れました。▼~
:[カトリーヌ]|そのくらいで疲れんなよ……。~
ま、でも、アンタの考えはわかった。▼~
それに命を懸けるってんなら、~
アタシが止める理由はないが……▼~
一つ覚えておけよ、リンハルト。~
好奇心は……▼~
:[リンハルト]|猫をも殺す、でしょ。~
すでに何度も言われてますよ。▼~
:[カトリーヌ]|ははっ、アンタもいい根性してるな。~
何が起こっても知らないぞ、アタシは。▼~
:[リンハルト]|仕方ないんじゃないですか。~
知ることに危険は付きものなんですから。▼~
毒草を見つけた人も、薬草を見つけた人も、~
最初は危険を冒して草をかじったはずです。▼~
どうやら僕も、~
そういう類いの人間みたいなんですよね。▼~
:[カトリーヌ]|やれやれ、負けたよ、アンタには。▼~
一度だけ、貸してやるよ。~
全力で、雷霆を使ってみろ。▼~
……何かあっても心配するな。~
アタシが見ててやるからさ。▼~
***支援A+ [#zc93fe51]
:[カトリーヌ]|よ、リンハルト。どうだ?~
雷霆を使ってみて何かわかったか?▼~
:[リンハルト]|………………。▼~
:[カトリーヌ]|おいおい、何だ? その死にそうな顔は?~
まさか雷霆の影響か?▼~
:[リンハルト]|ふああ……いえ、眠いだけです。~
体はいつもどおり健康的に眠いです。▼~
影響も、感じませんねえ。~
1回じゃ駄目なのかな。▼~
:[カトリーヌ]|おい、まさかまた使うって……▼~
:[リンハルト]|いや、流石にそれはないですよ。~
何度も使うと危険ってことはわかってます。▼~
それに、全力で使ってみましたけど、~
全然出てなかったですよね、全力。▼~
やっぱり適合する紋章じゃないと、~
遺産はちゃんと機能しないんでしょう。▼~
その枷、というか手応えのなさ?みたいな~
ものを感じられただけ、良かったですよ。▼~
:[カトリーヌ]|なるほどな。で、これからどうする気だ?~
遺産については諦めるのか?▼~
:[リンハルト]|まさか。~
他の取っ掛かりを考えてみますよ。▼~
遺産と、その遺産を全力で使える人が一緒に~
研究してくれると嬉しいんですけどねえ。▼~
:[カトリーヌ]|……その目は何だよ。~
アタシのことか、そりゃ。▼~
:[リンハルト]|そうは言ってませんけど、いや、偶然にも~
貴方はこの条件に当てはまりますね。▼~
:[カトリーヌ]|わざとらしいな、まったく……。▼~
……いいさ。~
この戦争が終わったら、協力してやるよ。▼~
:[リンハルト]|え? いいんですか?▼~
:[カトリーヌ]|アタシがやらなきゃ、他の奴に迷惑が~
かかるだろ?▼~
手のかかる猫でも飼ってる気分だよ。~
ほんとに好奇心の尽きない奴だ。▼~
:[リンハルト]|僕、飼われるんですか?~
いや、まあ大歓迎ですけど……。▼~
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