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会話集/支援会話/メルセデス(レスター諸侯同盟)
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[[会話集/支援会話]]
*メルセデスの支援会話 [#c7fd512f]
#contents
**ローレンツ [#rc0d2f92]
***支援C [#g1e3d1c8]
:[メルセデス]|きゃっ……!▼~
:[ローレンツ]|おっと、すまない……。~
メルセデスさん、怪我はなかったかい?▼~
:[メルセデス]|ええ、大丈……痛たた。~
ちょっと足首を捻っちゃったかしら~。▼~
:[ローレンツ]|それはいけないな。~
医務室まで送らせてくれ。さあ、手を。▼~
:[メルセデス]|……あら、いいのかしら~?▼~
:[ローレンツ]|いいって、何がだ?▼~
:[メルセデス]|ローレンツって貴族の女の子にしか~
優しくしないんじゃなかったの~?▼~
:[ローレンツ]|とんだ誤解だな。困っている平民に~
手を差し伸べてこその貴族ではないか。▼~
ましてや僕のせいで怪我をさせたのだ。~
君を助けるのは、僕の責務だ。▼~
:[メルセデス]|そう、じゃあお言葉に甘えて~。▼~
(暗転)
:[ローレンツ]|よし、処置はこれでいいだろう。~
腫れもないし、すぐに良くなるはずだ。▼~
:[メルセデス]|どうもありがとう~。▼~
:[ローレンツ]|だが、歩きづらいだろう。~
部屋まで送ろう。僕の肩に掴まりたまえ。▼~
:[メルセデス]|じゃあお言葉に甘えて~。▼~
(暗転)
:[ローレンツ]|君の部屋はここだったな。~
では、僕はこれで失礼する。▼~
:[メルセデス]|ええ、ありがとう、ローレンツ。▼~
……それとね、私、~
1つわかったことがあるわ~。▼~
:[ローレンツ]|わかった? 何のことだ?▼~
:[メルセデス]|ローレンツって貴族の女の子にしか~
優しくしないんじゃなくて~……▼~
貴族の女の子以外には、~
目を向けようとさえしないのね~。▼~
:[ローレンツ]|……どういうことだ?▼~
:[メルセデス]|だって、今もずっと一緒にいたのに、~
私の顔を全然見ようとしないじゃない。▼~
:[ローレンツ]|そういうことか……。▼~
申し訳ないが、僕は名門グロスタール家の~
嫡男としての責務があるのだ。▼~
だから僕のことは諦めてもらいたい。~
では、失礼。▼~
:[メルセデス]|あらあら~? 諦めろって……?~
何の話だったのかしら~……?▼~
***支援B [#i06f0be8]
:[ローレンツ]|メルセデスさん、君はいつも危なっかしい。~
戦場では、後ろに下がっていてくれたまえ。▼~
僕には貴族として、平民である君を~
守ってやる責務があるからな。▼~
:[メルセデス]|う~ん、気持ちは嬉しいけれど、~
そういうわけにはいかないわよ~。▼~
というか、貴族だから、平民だからって~
ローレンツは面倒くさい人なのねえ~……。▼~
:[ローレンツ]|面倒? 何を言っている。~
僕は僕の責務を果たそうとしているだけだ。▼~
:[メルセデス]|あら? じゃあ貴族の責務がなかったら、~
あの時も、私のことを見捨てたのかしら~?▼~
:[ローレンツ]|あの時? ……ああ、僕が君に~
怪我を負わせてしまった時のことか。▼~
僕が平民なら、平民が平民に接するように、~
普通に君を助けただろう。▼~
あくまで心掛けの問題だ。僕が平民なら、~
君を素っ気なく帰したりは……いや、失敬。▼~
:[メルセデス]|あら~? あらあら~?▼~
なら、もしもあなたが平民だったら、~
私を口説いてたってこと?▼~
:[ローレンツ]|……やめないか?~
仮定の話など、意味はない。▼~
:[メルセデス]|ふふ、ローレンツは相変わらずねえ。▼~
:[ローレンツ]|相変わらず? 何のことだ。▼~
:[メルセデス]|あなたを見ていると、いつもとっても~
もどかしい気持ちになるのよ~。▼~
:[ローレンツ]|はて? 君にもどかしがられるような~
振る舞いをした覚えはないが。▼~
:[メルセデス]|そうかしら~? 平民の女の子には~
あえて深入りしないようにしてるでしょ?▼~
内心仲良くなりたいと思ってるのに、~
その気持ちに気づかないふりをしてる。▼~
それって、とってももったいないな~って~
私、ずっと思っていたのよ。▼~
:[ローレンツ]|言ったと思うが、僕はグロスタール家の~
益にならぬ婚姻は望まないのだ。▼~
余計な恋愛感情などを抱いている暇など、~
この僕にはないのだよ。▼~
:[メルセデス]|余計な恋愛感情だなんて……。~
やっぱり、そういうのは変よ~。▼~
じゃ、もしうっかり平民の女の子を~
好きになったらどうするの~?▼~
:[ローレンツ]|……どうもしないさ。何もしない。~
それが、僕が選んだ道だからな。▼~
:[メルセデス]|自分の気持ちに嘘をついても、~
貴族の責務のほうが大事なの?▼~
:[ローレンツ]|無論だ。▼~
:[メルセデス]|ふ~ん……そうなの。~
何だかそれって、少し悲しいわね~。▼~
:[ローレンツ]|悲しい? 勘違いしないでくれ。~
僕は君に哀れまれる筋合いなど……!▼~
:[メルセデス]|そうね、ちょっとからかいすぎちゃった。~
ごめんなさい、それじゃあ、またね~。▼~
:[ローレンツ]|………………。▼~
***支援A [#s04b69f1]
:[ローレンツ]|メルセデスさん、聞けば君は~
帝国貴族の生まれだそうだね?▼~
:[メルセデス]|ええ、そうだけど。▼~
:[ローレンツ]|しかも君は紋章の力を宿している……~
そうだったね?▼~
:[メルセデス]|ええ、そのとおりだけれど、~
それがどうかしたの~?▼~
:[ローレンツ]|なぜ、それを教えてくれなかったのだ。~
僕は君が平民だと思って接していたのに。▼~
:[メルセデス]|あら、隠しているつもりはなかったわ~。~
それに、今の私は平民だもの。▼~
貴族だった過去も、紋章のことも、~
私にはどうだっていい話だわ~。▼~
……貴族に戻りたいなんて少しも思わない。~
私はこれからも平民のままでいいの~。▼~
:[ローレンツ]|待て。~
それはつまり……▼~
例えば将来、貴族の男子から、~
結婚を申し込まれても、断るということか?▼~
:[メルセデス]|え? そんなことはないわよ~。~
それは、それだもの。▼~
今は、誰かと結婚したいとは~
思っていないけれど……▼~
もし誰かを好きになったとしたら、~
私は相手の身分は特に気にしないわ~。▼~
:[ローレンツ]|そうか! それを聞いて安心し……失敬。~
ふむ、なるほどな。君の柔軟性が羨ましい。▼~
ところで、君に影響されたわけじゃないが、~
僕も少し柔軟に考えようと思っているんだ。▼~
:[メルセデス]|え? それは、恋愛とか結婚とかの話?▼~
:[ローレンツ]|そうとも。平民だからという理由のみで~
恋愛対象から外すのはやめようと思ってね。▼~
:[メルセデス]|でも、貴族の女の子じゃないと、~
責務が果たせないんじゃなかったの~?▼~
:[ローレンツ]|僕はグロスタール家の益とならぬ婚姻は~
望まない、と言ったはずだ。▼~
つまり、家の益となるならば、~
相手が平民であれ婚姻の対象となり得る。▼~
例えば、元は貴族であるとか、~
紋章を持っているだとか……▼~
:[メルセデス]|あらあら……~
全然、柔軟になってないわね~。▼~
家にとって益となるかどうかなんて、~
いつ、どうやってわかるの?▼~
好きになる前に、相手の素性を調べるの?~
そんなのおかしいわよ~。▼~
:[ローレンツ]|う……僕はただ……君を……。▼~
:[メルセデス]|ふふ、ごめんなさい、からかっただけ。~
本当にあなたって、恋愛に不自由な人ねえ。▼~
でも、そういう不器用なところが、~
あなたの魅力なのかもしれないわね。▼~
:[ローレンツ]|? 今、なんと?▼~
:[メルセデス]|何でもないわ~。これからも、~
頑張って貴族の責務を果たしてちょうだい。▼~
:[ローレンツ]|もっ、 もちろんだとも!▼~
**イグナーツ [#ha98cb5d]
***支援C [#rd4c26e8]
:[メルセデス]|あら、イグナーツ。~
どうしたの~? そんなに急いじゃって。▼~
:[イグナーツ]|先生が、全員、訓練場に集まりようにって。~
メルセデスさんは聞いてないんですか?▼~
:[メルセデス]|聞いたわよ~。~
もう少ししたら行くつもり。▼~
:[イグナーツ]|あの……急がなくていいんですか?~
先生が呼んでいるんですよ?▼~
:[メルセデス]|でも、お昼の時間が終わったら、でしょう?~
まだ余裕があると思うけれど……▼~
:[イグナーツ]|……そ、それもそうですね。~
ボク、こういう時、慌てちゃって。▼~
メルセデスさんみたいに、~
いつも落ち着いているの、凄いと思います。▼~
どうしていつも、そうやって~
落ち着いていられるんですか?▼~
:[メルセデス]|う~ん……だって、~
あんまり慌てても仕方ないじゃない?▼~
誰かの迷惑にならないようにすれば、~
それで十分じゃないかしらねえ。▼~
必要以上の無理なんてしなくていいのよ~。~
どうせ、なるようにしかならないんだから。▼~
:[イグナーツ]|……それはつまり、~
人生を達観しているってことでしょうか?▼~
:[メルセデス]|う~ん……? そんな高尚な話じゃない~
気もするのだけど~……。▼~
:[イグナーツ]|いいえ、すごいです。ボクなんか、自分だけ~
他人とずれていないかいつも気になって……▼~
だからこういう時も、~
つい慌ててしまうんです。▼~
どうしたら、メルセデスさんみたいに~
堂々としていられるでしょうか?▼~
:[メルセデス]|もう、さっきから大げさよ、イグナーツ。~
私はただ、ぼんやりしてるだけなのに~……▼~
私みたいになると、~
きっといろいろ苦労しちゃうわよ~?▼~
:[イグナーツ]|でも、メルセデスさんは何だかいつも~
幸せそうというか……あ、ごめんなさい!▼~
:[メルセデス]|ふふっ、謝らなくていいのよ~。~
もっと堂々としていなきゃ。でしょう?▼~
訓練場、良かったら一緒に行く?~
私とだとゆっくりになっちゃうけど~。▼~
:[イグナーツ]|そ、そうですね。~
急ぐ必要はありませんし……▼~
……だ、だけど、やっぱり不安です!~
ボク、先に行きますね!▼~
:[メルセデス]|あらあら。~
そんなに慌てて、転ばないでね~。▼~
***支援B [#z22e28ee]
:[イグナーツ]|はあ……。▼~
:[メルセデス]|あらあら、イグナーツ。~
ため息なんてついて、どうしたの~?▼~
:[イグナーツ]|あ、す、すみません! 神聖な場所で~
ため息なんて、良くないですよね。▼~
:[メルセデス]|ううん、別にそんなことはないわよ~。~
私だって、よくため息をついているわ。▼~
主は私たちの悩みも、ため息も~
すべて受け入れてくださるんだから~。▼~
……それで、イグナーツは何か悩みが?~
良かったら相談に乗るわよ~。▼~
:[イグナーツ]|い、いえいえ、そんな!~
別に悩みってほどじゃないですよ……。▼~
:[メルセデス]|あらあら、そうなの……?~
私じゃ、相談相手には頼りないかしら~?▼~
:[イグナーツ]|そんなことはありません!~
……じゃあ、お言葉に甘えて。▼~
実はその、将来のことが不安で……。~
父からは騎士になれと言われてますけど……▼~
向いてないと思うんですよね、ボク。~
こんな頼りない騎士なんていないでしょう?▼~
:[メルセデス]|頼りないとは思わないけど~。~
もしかして、他にやりたいことがあるの?▼~~
:[イグナーツ]|あはは、お見通しですね……。~
ボク、昔から絵を描くのが好きで……。▼~
:[メルセデス]|あら、じゃあ絵描きさんになりたいのね?~
素敵な夢じゃない! いいと思うわ~。▼~
:[イグナーツ]|メルセデスさんは、何か将来の夢とか、~
目指していることとか、あるんですか?▼~
:[メルセデス]|私は、困っている人たちを助けるみたいな、~
そんな仕事がしたいわね~。▼~
《紅花の章以外》
:[メルセデス]|例えば、教団で修道士として働くとか~……~
まだ、ぼんやりとしか考えていないけれど。▼~
《紅花の章》
:[メルセデス]|まあ、あんまりはっきりしたことは~
考えていないのだけれど~……。▼~
《共通》
:[メルセデス]|あ、ごめんなさい。~
ついつい話の腰を折ってしまったわ。▼~
:[イグナーツ]|と、とんでもないです。でも意外でした。~
それに、ちょっと安心したというか……。▼~
メルセデスさんもそうなら、ボクの将来が~
あやふやなのもしょうがないかなって。▼~
:[メルセデス]|あらあら、みんなそんなものよ~。~
迷わない人なんて、この世にいないでしょ?▼~
でも、絵描きさんになりたいっていうのは、~
本当に素敵な夢だと思うわ~。▼~
私のいた教会にはね、女神様の描かれた~
とっても立派な天井画があったの~。▼~
つらい時には、ため息をつきながら~
女神様のお姿を見上げたものだったわ。▼~
あの天井画は、今までずっと……いいえ、~
今も、私にとっての支えなのよ~。▼~
:[イグナーツ]|女神様ですか……。ボクもいつか、~
描いてみたいなって思っていたんです。▼~
:[メルセデス]|まあ! あなたが描く女神様も!~
誰かの支えになるかもしれないわよ~?▼~
:[イグナーツ]|ボクの絵にそんな力があるかは……~
でも、もしそうなったら嬉しいですよね。▼~
ボク、もっと真剣に考えてみます。~
ありがとう、メルセデスさん!▼~
***支援A [#c9bfc7a4]
:[メルセデス]|あら、イグナーツ。お祈りかしら?~
それともまた、悩んで?▼~
:[イグナーツ]|……あれから考えたんですけど、やっぱり~
絵描きになるなんて無謀な夢なのかな、と。▼~
独学なので描き方も我流ですし、~
自分の才能についても確信が持てません。▼~
こんなことで父を説得できるのか……。~
考えれば考えるほど自信がなくなって。▼~
:[メルセデス]|決められた道を外れるには、勇気が要るわ。~
簡単にできる選択じゃないわよねえ。▼~
私だって、それはおんなじよ。~
養父の意向に流されるまま、ここにいるの。▼~
だけど……▼~
:[イグナーツ]|だけど……何ですか?▼~
:[メルセデス]|夢を見るのは、悪いことじゃない……~
私は、そう思ってるわ~。▼~
夢を見ることさえ諦めてしまったら、人生は~
悲しいだけのものになってしまうから……▼~
不自由な人生の中でも、小さな夢を少しずつ~
叶えていけばいい。私はそう思うわ~。▼~
:[イグナーツ]|……そっか。そうですよね。ボクも絵描きに~
なるって夢があるからこそ、頑張れる。▼~
やっぱり、メルセデスさんは~
しっかりしていますね。憧れます。▼~
:[メルセデス]|あら? 私、しっかりしてるなんて~
数えるほどしか言われたことないわ~。▼~
私はただ、~
あなたに夢を諦めてほしくないだけよ~。▼~
だって、あなたが描く女神様の絵を、~
私だって本当に見てみたいんだもの。▼~
:[イグナーツ]|そ、そうですか……?~
そう言ってもらえると嬉しいな……。▼~
あの、ところでさっきメルセデスさんも~
同じって言ってましたけど、それは……▼~
:[メルセデス]|私も将来を決められているのよ~。~
貴族との結婚をね。▼~
:[イグナーツ]|け、け、結婚!?▼~
:[メルセデス]|あら、そんなに意外かしら~?~
似た境遇の子もいると思ってたけれど~。▼~
:[イグナーツ]|それで、その、するんですか……結婚。~
もしボクがメルセデスさんだったら……。▼~
:[メルセデス]|そうねえ、どうかしらねえ。~
まだ、そんなに深く考えてはいないわね。▼~
……でも、きっと何とかなるわよ~。~
夢を捨てさえしなければ、やっていける。▼~
:[イグナーツ]|何とかなるわよ、ですか。~
……やっぱりメルセデスさんはすごい人だ。▼~
ボク、メルセデスさんなら、どんな場所でも~
いろんな人を助けてあげられると思います。▼~
あなたの包み込むような優しさは、~
きっと誰にとっても救いに……あっ!▼~
:[メルセデス]|……? 急におかしな顔をて、▼~
どうしたのかしら~?▼~
:[イグナーツ]|あの、ボク、ずっと女神様を描きたくて、~
でも、どうしても描けなかったんです。▼~
どんなお姿なのか上手く想像できなくて……~
それが、急に閃いたんです!▼~
:[メルセデス]|まあ、素敵! そういうことってあるのね。~
忘れないうちに描いたほうがいいわ~。▼~
:[イグナーツ]|はい、じゃあ協力してください!▼~
:[メルセデス]|協力?~
私にできることなら手伝うけれど……▼~
:[イグナーツ]|気づいたんです! ボクが思い描いていた~
女神様は、メルセデスさんそのものだって!▼~
すぐに絵の道具を持ってきますから!~
待っててくださいね!▼~
:[メルセデス]|あらあら……聖壇の前であんなこと言って、~
罰が当たらないかしら~……。▼~
……まあ、なるようにしかならないわよね。▼~
**ヒルダ [#j1677705]
***支援C [#o7eb0d1d]
:[メルセデス]|あらあら、ヒルダ。~
困った顔してるわね、どうしたの~?▼~
:[ヒルダ]|あ、メルセデスちゃん。実は温室のお花に~
お水をあげなきゃいけないんだけどー……▼~
あたし、先生に呼ばれてるから~
急いで行かないといけなくてー。▼~
:[メルセデス]|あらあら、こんな朝から呼び出しなんて、~
きっと急ぎの用事なのね~。▼~
ヒルダ、お花は私に任せて~。~
あなたは先生のところへ行ってちょうだい。▼~
:[ヒルダ]|え? いいのー?~
助かるー!▼~
:[メルセデス]|いいの、いいの~。~
じゃあ、そのお水、貸してね。▼~
:[ヒルダ]|うん、ありがとー。~
後でお昼、一緒に食べようねー。▼~
:[メルセデス]|わかったわ。~
じゃあ行ってくるわね~。▼~
:[ヒルダ]|あ、先生に呼ばれてるのは明日だったー。~
よろしくねー、メルセデスちゃん!▼~
(暗転)
:[ヒルダ]|随分経ったけど、メルセデスちゃん、~
まだ帰ってきてないような……。▼~
お水あげるだけだし、すぐ戻ってくると~
思ったんだけどなー。▼~
そろそろお昼になっちゃうしー。~
……仕方ないなー、見に行ってみよう。▼~
(暗転)
:[メルセデス]|こんなものかしら~。~
ふふっ、よし、完璧ね~。▼~
:[ヒルダ]|こんなものかしら~、~
じゃないわよー、メルセデスちゃん!▼~
:[メルセデス]|あらあら、ヒルダ。~
先生のほうは、もういいの~?▼~
:[ヒルダ]|それは……もういいのー。~
それより、もうお昼の時間なんだけどー。▼~
:[メルセデス]|お昼……? あらあら、本当~。~
気がつかなかったわ。▼~
お花に水をあげた後、~
温室のお掃除がしたくなっちゃって……▼~
それで、始めたら捗っちゃって、~
楽しかったものだから、つい~。▼~
:[ヒルダ]|そ、そうなんだー。~
メルセデスちゃんは優しいのねー。▼~
:[メルセデス]|そんなことないわ。~
じゃ、お昼に行きましょうよ~。▼~
:[ヒルダ]|……あたしがやったほうが早かったような。~
むしろ、待ってるほうが疲れちゃったわ。▼~
:[メルセデス]|ヒルダ、どうしたの?~
早く行きましょう。お腹空いちゃったわ~。▼~
:[ヒルダ]|そ、そうだねー。~
何、食べようかなー。▼~
***支援B [#g8d2eac4]
:[メルセデス]|おはよう、ヒルダ。~
何か困ってることはないかしら~?▼~
:[ヒルダ]|うーん、今はないかなー。▼~
あっても、メルセデスちゃんに~
お願いするのは、ちょっとー。▼~
:[メルセデス]|まあ……私、何かヒルダの~
気に障ることをしちゃったかしら~?▼~
:[ヒルダ]|そんなこと、あるはずないでしょー?~
ただ、頼み事はちょっと不安っていうかー。▼~
メルセデスちゃん、いつもあたしが~
頼んだ以上にいろいろやっちゃうでしょ?▼~
それで面倒なことになってないか、~
気になっちゃうんだよねー。▼~
:[メルセデス]|あらあら、ごめんなさい。~
かえって心配させちゃっていたのね。▼~
:[ヒルダ]|心配、っていうか……。~
じゃあ聞くけど、メルセデスちゃん?▼~
:[メルセデス]|何かしら~?▼~
:[ヒルダ]|今日、この後は何をする予定なの?▼~
:[メルセデス]|そうね~、朝のお祈りは終わったから、~
聖堂のお掃除に、温室のお花のお手入れ……▼~
書庫のお掃除の手伝いに行って、~
今日は良いお天気だからお布団も干して~。▼~
それから食堂の机と椅子を綺麗に拭いて、~
床もお掃除しちゃおうかしら。それと~……▼~
:[ヒルダ]|ちょ、ちょっとー!~
他にもまだあるのー!?▼~
:[メルセデス]|あっ、食堂の布巾がほつれていたから、~
縫い直して刺繍を入れようと思ってたの~。▼~
:[ヒルダ]|何で刺繍まで!!~
おかしいでしょ!!▼~
:[メルセデス]|どうしたの、ヒルダ~?~
急に大声なんて出して。▼~
:[ヒルダ]|はあ……食堂はあたしがやるよ。~
……ただし、刺繍まではしないけどー。▼~
:[メルセデス]|まあ、手伝ってくれるの?~
とっても助かるわ~!▼~
:[ヒルダ]|……あなたってさー、みんなのお願い、~
ぜーんぶに応えようとしてるでしょ?▼~
:[メルセデス]|そうねえ。~
それができたら一番だとは思ってるわ~。▼~
ほら、困った顔をしている人を見ると、~
やっぱり放っておけないじゃない~?▼~
:[ヒルダ]|ちょっと優しすぎだよ、メルセデスちゃん。~
偉いとは思うけど、共感はできないわー。▼~
:[メルセデス]|あら、共感できないことはないでしょ~?~
私たちって、似た者同士だと思うわ~。▼~
:[ヒルダ]|えええ? どこがよ。~
全然、似てるとこなんて……▼~
:[メルセデス]|だって、私が困ってると思ったから~
助けてくれようとしてるんでしょ~?▼~
:[ヒルダ]|そりゃまあ、そーだけど……。▼~
:[メルセデス]|私のしてることと同じよねえ。~
嬉しいわ、自分に似た仲間がいてくれて~。▼~
:[ヒルダ]|ううん……まあ、嬉しいって言うなら、~
そういうことにしといてもいいか……。▼~
:[メルセデス]|これからも、あなたが手つだってくれるなら、~
もう少し増やしても大丈夫そ……▼~
:[ヒルダ]|それは、だめえええ!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#yabe12cb]
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*メルセデスの支援会話 [#c7fd512f]
#contents
**ローレンツ [#rc0d2f92]
***支援C [#g1e3d1c8]
:[メルセデス]|きゃっ……!▼~
:[ローレンツ]|おっと、すまない……。~
メルセデスさん、怪我はなかったかい?▼~
:[メルセデス]|ええ、大丈……痛たた。~
ちょっと足首を捻っちゃったかしら~。▼~
:[ローレンツ]|それはいけないな。~
医務室まで送らせてくれ。さあ、手を。▼~
:[メルセデス]|……あら、いいのかしら~?▼~
:[ローレンツ]|いいって、何がだ?▼~
:[メルセデス]|ローレンツって貴族の女の子にしか~
優しくしないんじゃなかったの~?▼~
:[ローレンツ]|とんだ誤解だな。困っている平民に~
手を差し伸べてこその貴族ではないか。▼~
ましてや僕のせいで怪我をさせたのだ。~
君を助けるのは、僕の責務だ。▼~
:[メルセデス]|そう、じゃあお言葉に甘えて~。▼~
(暗転)
:[ローレンツ]|よし、処置はこれでいいだろう。~
腫れもないし、すぐに良くなるはずだ。▼~
:[メルセデス]|どうもありがとう~。▼~
:[ローレンツ]|だが、歩きづらいだろう。~
部屋まで送ろう。僕の肩に掴まりたまえ。▼~
:[メルセデス]|じゃあお言葉に甘えて~。▼~
(暗転)
:[ローレンツ]|君の部屋はここだったな。~
では、僕はこれで失礼する。▼~
:[メルセデス]|ええ、ありがとう、ローレンツ。▼~
……それとね、私、~
1つわかったことがあるわ~。▼~
:[ローレンツ]|わかった? 何のことだ?▼~
:[メルセデス]|ローレンツって貴族の女の子にしか~
優しくしないんじゃなくて~……▼~
貴族の女の子以外には、~
目を向けようとさえしないのね~。▼~
:[ローレンツ]|……どういうことだ?▼~
:[メルセデス]|だって、今もずっと一緒にいたのに、~
私の顔を全然見ようとしないじゃない。▼~
:[ローレンツ]|そういうことか……。▼~
申し訳ないが、僕は名門グロスタール家の~
嫡男としての責務があるのだ。▼~
だから僕のことは諦めてもらいたい。~
では、失礼。▼~
:[メルセデス]|あらあら~? 諦めろって……?~
何の話だったのかしら~……?▼~
***支援B [#i06f0be8]
:[ローレンツ]|メルセデスさん、君はいつも危なっかしい。~
戦場では、後ろに下がっていてくれたまえ。▼~
僕には貴族として、平民である君を~
守ってやる責務があるからな。▼~
:[メルセデス]|う~ん、気持ちは嬉しいけれど、~
そういうわけにはいかないわよ~。▼~
というか、貴族だから、平民だからって~
ローレンツは面倒くさい人なのねえ~……。▼~
:[ローレンツ]|面倒? 何を言っている。~
僕は僕の責務を果たそうとしているだけだ。▼~
:[メルセデス]|あら? じゃあ貴族の責務がなかったら、~
あの時も、私のことを見捨てたのかしら~?▼~
:[ローレンツ]|あの時? ……ああ、僕が君に~
怪我を負わせてしまった時のことか。▼~
僕が平民なら、平民が平民に接するように、~
普通に君を助けただろう。▼~
あくまで心掛けの問題だ。僕が平民なら、~
君を素っ気なく帰したりは……いや、失敬。▼~
:[メルセデス]|あら~? あらあら~?▼~
なら、もしもあなたが平民だったら、~
私を口説いてたってこと?▼~
:[ローレンツ]|……やめないか?~
仮定の話など、意味はない。▼~
:[メルセデス]|ふふ、ローレンツは相変わらずねえ。▼~
:[ローレンツ]|相変わらず? 何のことだ。▼~
:[メルセデス]|あなたを見ていると、いつもとっても~
もどかしい気持ちになるのよ~。▼~
:[ローレンツ]|はて? 君にもどかしがられるような~
振る舞いをした覚えはないが。▼~
:[メルセデス]|そうかしら~? 平民の女の子には~
あえて深入りしないようにしてるでしょ?▼~
内心仲良くなりたいと思ってるのに、~
その気持ちに気づかないふりをしてる。▼~
それって、とってももったいないな~って~
私、ずっと思っていたのよ。▼~
:[ローレンツ]|言ったと思うが、僕はグロスタール家の~
益にならぬ婚姻は望まないのだ。▼~
余計な恋愛感情などを抱いている暇など、~
この僕にはないのだよ。▼~
:[メルセデス]|余計な恋愛感情だなんて……。~
やっぱり、そういうのは変よ~。▼~
じゃ、もしうっかり平民の女の子を~
好きになったらどうするの~?▼~
:[ローレンツ]|……どうもしないさ。何もしない。~
それが、僕が選んだ道だからな。▼~
:[メルセデス]|自分の気持ちに嘘をついても、~
貴族の責務のほうが大事なの?▼~
:[ローレンツ]|無論だ。▼~
:[メルセデス]|ふ~ん……そうなの。~
何だかそれって、少し悲しいわね~。▼~
:[ローレンツ]|悲しい? 勘違いしないでくれ。~
僕は君に哀れまれる筋合いなど……!▼~
:[メルセデス]|そうね、ちょっとからかいすぎちゃった。~
ごめんなさい、それじゃあ、またね~。▼~
:[ローレンツ]|………………。▼~
***支援A [#s04b69f1]
:[ローレンツ]|メルセデスさん、聞けば君は~
帝国貴族の生まれだそうだね?▼~
:[メルセデス]|ええ、そうだけど。▼~
:[ローレンツ]|しかも君は紋章の力を宿している……~
そうだったね?▼~
:[メルセデス]|ええ、そのとおりだけれど、~
それがどうかしたの~?▼~
:[ローレンツ]|なぜ、それを教えてくれなかったのだ。~
僕は君が平民だと思って接していたのに。▼~
:[メルセデス]|あら、隠しているつもりはなかったわ~。~
それに、今の私は平民だもの。▼~
貴族だった過去も、紋章のことも、~
私にはどうだっていい話だわ~。▼~
……貴族に戻りたいなんて少しも思わない。~
私はこれからも平民のままでいいの~。▼~
:[ローレンツ]|待て。~
それはつまり……▼~
例えば将来、貴族の男子から、~
結婚を申し込まれても、断るということか?▼~
:[メルセデス]|え? そんなことはないわよ~。~
それは、それだもの。▼~
今は、誰かと結婚したいとは~
思っていないけれど……▼~
もし誰かを好きになったとしたら、~
私は相手の身分は特に気にしないわ~。▼~
:[ローレンツ]|そうか! それを聞いて安心し……失敬。~
ふむ、なるほどな。君の柔軟性が羨ましい。▼~
ところで、君に影響されたわけじゃないが、~
僕も少し柔軟に考えようと思っているんだ。▼~
:[メルセデス]|え? それは、恋愛とか結婚とかの話?▼~
:[ローレンツ]|そうとも。平民だからという理由のみで~
恋愛対象から外すのはやめようと思ってね。▼~
:[メルセデス]|でも、貴族の女の子じゃないと、~
責務が果たせないんじゃなかったの~?▼~
:[ローレンツ]|僕はグロスタール家の益とならぬ婚姻は~
望まない、と言ったはずだ。▼~
つまり、家の益となるならば、~
相手が平民であれ婚姻の対象となり得る。▼~
例えば、元は貴族であるとか、~
紋章を持っているだとか……▼~
:[メルセデス]|あらあら……~
全然、柔軟になってないわね~。▼~
家にとって益となるかどうかなんて、~
いつ、どうやってわかるの?▼~
好きになる前に、相手の素性を調べるの?~
そんなのおかしいわよ~。▼~
:[ローレンツ]|う……僕はただ……君を……。▼~
:[メルセデス]|ふふ、ごめんなさい、からかっただけ。~
本当にあなたって、恋愛に不自由な人ねえ。▼~
でも、そういう不器用なところが、~
あなたの魅力なのかもしれないわね。▼~
:[ローレンツ]|? 今、なんと?▼~
:[メルセデス]|何でもないわ~。これからも、~
頑張って貴族の責務を果たしてちょうだい。▼~
:[ローレンツ]|もっ、 もちろんだとも!▼~
**イグナーツ [#ha98cb5d]
***支援C [#rd4c26e8]
:[メルセデス]|あら、イグナーツ。~
どうしたの~? そんなに急いじゃって。▼~
:[イグナーツ]|先生が、全員、訓練場に集まりようにって。~
メルセデスさんは聞いてないんですか?▼~
:[メルセデス]|聞いたわよ~。~
もう少ししたら行くつもり。▼~
:[イグナーツ]|あの……急がなくていいんですか?~
先生が呼んでいるんですよ?▼~
:[メルセデス]|でも、お昼の時間が終わったら、でしょう?~
まだ余裕があると思うけれど……▼~
:[イグナーツ]|……そ、それもそうですね。~
ボク、こういう時、慌てちゃって。▼~
メルセデスさんみたいに、~
いつも落ち着いているの、凄いと思います。▼~
どうしていつも、そうやって~
落ち着いていられるんですか?▼~
:[メルセデス]|う~ん……だって、~
あんまり慌てても仕方ないじゃない?▼~
誰かの迷惑にならないようにすれば、~
それで十分じゃないかしらねえ。▼~
必要以上の無理なんてしなくていいのよ~。~
どうせ、なるようにしかならないんだから。▼~
:[イグナーツ]|……それはつまり、~
人生を達観しているってことでしょうか?▼~
:[メルセデス]|う~ん……? そんな高尚な話じゃない~
気もするのだけど~……。▼~
:[イグナーツ]|いいえ、すごいです。ボクなんか、自分だけ~
他人とずれていないかいつも気になって……▼~
だからこういう時も、~
つい慌ててしまうんです。▼~
どうしたら、メルセデスさんみたいに~
堂々としていられるでしょうか?▼~
:[メルセデス]|もう、さっきから大げさよ、イグナーツ。~
私はただ、ぼんやりしてるだけなのに~……▼~
私みたいになると、~
きっといろいろ苦労しちゃうわよ~?▼~
:[イグナーツ]|でも、メルセデスさんは何だかいつも~
幸せそうというか……あ、ごめんなさい!▼~
:[メルセデス]|ふふっ、謝らなくていいのよ~。~
もっと堂々としていなきゃ。でしょう?▼~
訓練場、良かったら一緒に行く?~
私とだとゆっくりになっちゃうけど~。▼~
:[イグナーツ]|そ、そうですね。~
急ぐ必要はありませんし……▼~
……だ、だけど、やっぱり不安です!~
ボク、先に行きますね!▼~
:[メルセデス]|あらあら。~
そんなに慌てて、転ばないでね~。▼~
***支援B [#z22e28ee]
:[イグナーツ]|はあ……。▼~
:[メルセデス]|あらあら、イグナーツ。~
ため息なんてついて、どうしたの~?▼~
:[イグナーツ]|あ、す、すみません! 神聖な場所で~
ため息なんて、良くないですよね。▼~
:[メルセデス]|ううん、別にそんなことはないわよ~。~
私だって、よくため息をついているわ。▼~
主は私たちの悩みも、ため息も~
すべて受け入れてくださるんだから~。▼~
……それで、イグナーツは何か悩みが?~
良かったら相談に乗るわよ~。▼~
:[イグナーツ]|い、いえいえ、そんな!~
別に悩みってほどじゃないですよ……。▼~
:[メルセデス]|あらあら、そうなの……?~
私じゃ、相談相手には頼りないかしら~?▼~
:[イグナーツ]|そんなことはありません!~
……じゃあ、お言葉に甘えて。▼~
実はその、将来のことが不安で……。~
父からは騎士になれと言われてますけど……▼~
向いてないと思うんですよね、ボク。~
こんな頼りない騎士なんていないでしょう?▼~
:[メルセデス]|頼りないとは思わないけど~。~
もしかして、他にやりたいことがあるの?▼~~
:[イグナーツ]|あはは、お見通しですね……。~
ボク、昔から絵を描くのが好きで……。▼~
:[メルセデス]|あら、じゃあ絵描きさんになりたいのね?~
素敵な夢じゃない! いいと思うわ~。▼~
:[イグナーツ]|メルセデスさんは、何か将来の夢とか、~
目指していることとか、あるんですか?▼~
:[メルセデス]|私は、困っている人たちを助けるみたいな、~
そんな仕事がしたいわね~。▼~
《紅花の章以外》
:[メルセデス]|例えば、教団で修道士として働くとか~……~
まだ、ぼんやりとしか考えていないけれど。▼~
《紅花の章》
:[メルセデス]|まあ、あんまりはっきりしたことは~
考えていないのだけれど~……。▼~
《共通》
:[メルセデス]|あ、ごめんなさい。~
ついつい話の腰を折ってしまったわ。▼~
:[イグナーツ]|と、とんでもないです。でも意外でした。~
それに、ちょっと安心したというか……。▼~
メルセデスさんもそうなら、ボクの将来が~
あやふやなのもしょうがないかなって。▼~
:[メルセデス]|あらあら、みんなそんなものよ~。~
迷わない人なんて、この世にいないでしょ?▼~
でも、絵描きさんになりたいっていうのは、~
本当に素敵な夢だと思うわ~。▼~
私のいた教会にはね、女神様の描かれた~
とっても立派な天井画があったの~。▼~
つらい時には、ため息をつきながら~
女神様のお姿を見上げたものだったわ。▼~
あの天井画は、今までずっと……いいえ、~
今も、私にとっての支えなのよ~。▼~
:[イグナーツ]|女神様ですか……。ボクもいつか、~
描いてみたいなって思っていたんです。▼~
:[メルセデス]|まあ! あなたが描く女神様も!~
誰かの支えになるかもしれないわよ~?▼~
:[イグナーツ]|ボクの絵にそんな力があるかは……~
でも、もしそうなったら嬉しいですよね。▼~
ボク、もっと真剣に考えてみます。~
ありがとう、メルセデスさん!▼~
***支援A [#c9bfc7a4]
:[メルセデス]|あら、イグナーツ。お祈りかしら?~
それともまた、悩んで?▼~
:[イグナーツ]|……あれから考えたんですけど、やっぱり~
絵描きになるなんて無謀な夢なのかな、と。▼~
独学なので描き方も我流ですし、~
自分の才能についても確信が持てません。▼~
こんなことで父を説得できるのか……。~
考えれば考えるほど自信がなくなって。▼~
:[メルセデス]|決められた道を外れるには、勇気が要るわ。~
簡単にできる選択じゃないわよねえ。▼~
私だって、それはおんなじよ。~
養父の意向に流されるまま、ここにいるの。▼~
だけど……▼~
:[イグナーツ]|だけど……何ですか?▼~
:[メルセデス]|夢を見るのは、悪いことじゃない……~
私は、そう思ってるわ~。▼~
夢を見ることさえ諦めてしまったら、人生は~
悲しいだけのものになってしまうから……▼~
不自由な人生の中でも、小さな夢を少しずつ~
叶えていけばいい。私はそう思うわ~。▼~
:[イグナーツ]|……そっか。そうですよね。ボクも絵描きに~
なるって夢があるからこそ、頑張れる。▼~
やっぱり、メルセデスさんは~
しっかりしていますね。憧れます。▼~
:[メルセデス]|あら? 私、しっかりしてるなんて~
数えるほどしか言われたことないわ~。▼~
私はただ、~
あなたに夢を諦めてほしくないだけよ~。▼~
だって、あなたが描く女神様の絵を、~
私だって本当に見てみたいんだもの。▼~
:[イグナーツ]|そ、そうですか……?~
そう言ってもらえると嬉しいな……。▼~
あの、ところでさっきメルセデスさんも~
同じって言ってましたけど、それは……▼~
:[メルセデス]|私も将来を決められているのよ~。~
貴族との結婚をね。▼~
:[イグナーツ]|け、け、結婚!?▼~
:[メルセデス]|あら、そんなに意外かしら~?~
似た境遇の子もいると思ってたけれど~。▼~
:[イグナーツ]|それで、その、するんですか……結婚。~
もしボクがメルセデスさんだったら……。▼~
:[メルセデス]|そうねえ、どうかしらねえ。~
まだ、そんなに深く考えてはいないわね。▼~
……でも、きっと何とかなるわよ~。~
夢を捨てさえしなければ、やっていける。▼~
:[イグナーツ]|何とかなるわよ、ですか。~
……やっぱりメルセデスさんはすごい人だ。▼~
ボク、メルセデスさんなら、どんな場所でも~
いろんな人を助けてあげられると思います。▼~
あなたの包み込むような優しさは、~
きっと誰にとっても救いに……あっ!▼~
:[メルセデス]|……? 急におかしな顔をて、▼~
どうしたのかしら~?▼~
:[イグナーツ]|あの、ボク、ずっと女神様を描きたくて、~
でも、どうしても描けなかったんです。▼~
どんなお姿なのか上手く想像できなくて……~
それが、急に閃いたんです!▼~
:[メルセデス]|まあ、素敵! そういうことってあるのね。~
忘れないうちに描いたほうがいいわ~。▼~
:[イグナーツ]|はい、じゃあ協力してください!▼~
:[メルセデス]|協力?~
私にできることなら手伝うけれど……▼~
:[イグナーツ]|気づいたんです! ボクが思い描いていた~
女神様は、メルセデスさんそのものだって!▼~
すぐに絵の道具を持ってきますから!~
待っててくださいね!▼~
:[メルセデス]|あらあら……聖壇の前であんなこと言って、~
罰が当たらないかしら~……。▼~
……まあ、なるようにしかならないわよね。▼~
**ヒルダ [#j1677705]
***支援C [#o7eb0d1d]
:[メルセデス]|あらあら、ヒルダ。~
困った顔してるわね、どうしたの~?▼~
:[ヒルダ]|あ、メルセデスちゃん。実は温室のお花に~
お水をあげなきゃいけないんだけどー……▼~
あたし、先生に呼ばれてるから~
急いで行かないといけなくてー。▼~
:[メルセデス]|あらあら、こんな朝から呼び出しなんて、~
きっと急ぎの用事なのね~。▼~
ヒルダ、お花は私に任せて~。~
あなたは先生のところへ行ってちょうだい。▼~
:[ヒルダ]|え? いいのー?~
助かるー!▼~
:[メルセデス]|いいの、いいの~。~
じゃあ、そのお水、貸してね。▼~
:[ヒルダ]|うん、ありがとー。~
後でお昼、一緒に食べようねー。▼~
:[メルセデス]|わかったわ。~
じゃあ行ってくるわね~。▼~
:[ヒルダ]|あ、先生に呼ばれてるのは明日だったー。~
よろしくねー、メルセデスちゃん!▼~
(暗転)
:[ヒルダ]|随分経ったけど、メルセデスちゃん、~
まだ帰ってきてないような……。▼~
お水あげるだけだし、すぐ戻ってくると~
思ったんだけどなー。▼~
そろそろお昼になっちゃうしー。~
……仕方ないなー、見に行ってみよう。▼~
(暗転)
:[メルセデス]|こんなものかしら~。~
ふふっ、よし、完璧ね~。▼~
:[ヒルダ]|こんなものかしら~、~
じゃないわよー、メルセデスちゃん!▼~
:[メルセデス]|あらあら、ヒルダ。~
先生のほうは、もういいの~?▼~
:[ヒルダ]|それは……もういいのー。~
それより、もうお昼の時間なんだけどー。▼~
:[メルセデス]|お昼……? あらあら、本当~。~
気がつかなかったわ。▼~
お花に水をあげた後、~
温室のお掃除がしたくなっちゃって……▼~
それで、始めたら捗っちゃって、~
楽しかったものだから、つい~。▼~
:[ヒルダ]|そ、そうなんだー。~
メルセデスちゃんは優しいのねー。▼~
:[メルセデス]|そんなことないわ。~
じゃ、お昼に行きましょうよ~。▼~
:[ヒルダ]|……あたしがやったほうが早かったような。~
むしろ、待ってるほうが疲れちゃったわ。▼~
:[メルセデス]|ヒルダ、どうしたの?~
早く行きましょう。お腹空いちゃったわ~。▼~
:[ヒルダ]|そ、そうだねー。~
何、食べようかなー。▼~
***支援B [#g8d2eac4]
:[メルセデス]|おはよう、ヒルダ。~
何か困ってることはないかしら~?▼~
:[ヒルダ]|うーん、今はないかなー。▼~
あっても、メルセデスちゃんに~
お願いするのは、ちょっとー。▼~
:[メルセデス]|まあ……私、何かヒルダの~
気に障ることをしちゃったかしら~?▼~
:[ヒルダ]|そんなこと、あるはずないでしょー?~
ただ、頼み事はちょっと不安っていうかー。▼~
メルセデスちゃん、いつもあたしが~
頼んだ以上にいろいろやっちゃうでしょ?▼~
それで面倒なことになってないか、~
気になっちゃうんだよねー。▼~
:[メルセデス]|あらあら、ごめんなさい。~
かえって心配させちゃっていたのね。▼~
:[ヒルダ]|心配、っていうか……。~
じゃあ聞くけど、メルセデスちゃん?▼~
:[メルセデス]|何かしら~?▼~
:[ヒルダ]|今日、この後は何をする予定なの?▼~
:[メルセデス]|そうね~、朝のお祈りは終わったから、~
聖堂のお掃除に、温室のお花のお手入れ……▼~
書庫のお掃除の手伝いに行って、~
今日は良いお天気だからお布団も干して~。▼~
それから食堂の机と椅子を綺麗に拭いて、~
床もお掃除しちゃおうかしら。それと~……▼~
:[ヒルダ]|ちょ、ちょっとー!~
他にもまだあるのー!?▼~
:[メルセデス]|あっ、食堂の布巾がほつれていたから、~
縫い直して刺繍を入れようと思ってたの~。▼~
:[ヒルダ]|何で刺繍まで!!~
おかしいでしょ!!▼~
:[メルセデス]|どうしたの、ヒルダ~?~
急に大声なんて出して。▼~
:[ヒルダ]|はあ……食堂はあたしがやるよ。~
……ただし、刺繍まではしないけどー。▼~
:[メルセデス]|まあ、手伝ってくれるの?~
とっても助かるわ~!▼~
:[ヒルダ]|……あなたってさー、みんなのお願い、~
ぜーんぶに応えようとしてるでしょ?▼~
:[メルセデス]|そうねえ。~
それができたら一番だとは思ってるわ~。▼~
ほら、困った顔をしている人を見ると、~
やっぱり放っておけないじゃない~?▼~
:[ヒルダ]|ちょっと優しすぎだよ、メルセデスちゃん。~
偉いとは思うけど、共感はできないわー。▼~
:[メルセデス]|あら、共感できないことはないでしょ~?~
私たちって、似た者同士だと思うわ~。▼~
:[ヒルダ]|えええ? どこがよ。~
全然、似てるとこなんて……▼~
:[メルセデス]|だって、私が困ってると思ったから~
助けてくれようとしてるんでしょ~?▼~
:[ヒルダ]|そりゃまあ、そーだけど……。▼~
:[メルセデス]|私のしてることと同じよねえ。~
嬉しいわ、自分に似た仲間がいてくれて~。▼~
:[ヒルダ]|ううん……まあ、嬉しいって言うなら、~
そういうことにしといてもいいか……。▼~
:[メルセデス]|これからも、あなたが手つだってくれるなら、~
もう少し増やしても大丈夫そ……▼~
:[ヒルダ]|それは、だめえええ!▼~
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