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会話集/支援会話/マヌエラ(セイロス聖教会)
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[[会話集/支援会話]]
*マヌエラの支援会話 [#j9a000e7]
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**セテス [#w9959b5d]
[[セテスのページへ>../セテス(セイロス聖教会)#d8d91e1f]]
**フレン [#j35c52f5]
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**ハンネマン [#z8ce6e15]
[[ハンネマンのページへ>../ハンネマン(セイロス聖教会)#ra5c...
**ギルベルト [#u763cb43]
***支援C [#sd5f8f50]
:[マヌエラ]|惑う仔を導く囁きよ……♪▼~
:[ギルベルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|………………。~
主の眠る……大地へと……♪▼~
……ギルベルトさん、ご感想は?▼~
:[ギルベルト]|……マヌエラ殿。~
気づいていたのですね。▼~
:[マヌエラ]|当たり前じゃないの。~
あなたみたいな良い男に気づかないわけ……▼~
:[ギルベルト]|邪魔をしてしまいましたか。~
……申し訳ありません。▼~
それでは、失礼します。▼~
:[マヌエラ]|ちょ、ちょっと待ってくれる?~
あたくし、別に咎めてなんていないわ。▼~
それよりも感想を聞かせて。~
あたくしの歌、どうだったのかしら。▼~
こっそり聞いていたんだから、~
感想くらいもらってもいいでしょ。▼~
:[ギルベルト]|……そうですね。~
素晴らしい歌でした。▼~
:[マヌエラ]|……素晴らしい歌、ねえ。~
それって本心から言ってるの?▼~
:[ギルベルト]|……それは、どういった意味です。▼~
:[マヌエラ]|顔よ。あなたの顔。~
素晴らしい歌を聞いたって顔じゃないもの。▼~
表情一つ崩さないなんて、~
自信なくしちゃうじゃない。▼~
ミッテルフランクの舞台を降りた時から……~
あたくしの歌はもう、死んだも同然……▼~
:[ギルベルト]|いえ、マヌエラ殿。~
決して、そのようなことは……▼~
:[マヌエラ]|いいのよ、心に決めたわ、あたくし。~
ギルベルトさん、勝負しましょ。▼~
いつかあたくしの歌で、~
あなたの鉄仮面を崩してみせるわ。▼~
:[ギルベルト]|マヌエラ殿! ……行ってしまったか。~
気の早いお方だ……。▼~
……しかし、勝負とは。~
いったい何のつもりなのだろうか。▼~
***支援B [#ga67eecb]
:[マヌエラ]|惑う仔を導く囁きよ……♪▼~
:[ギルベルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|主の眠る……大地へと……♪▼~
うん、今のは全盛期に近かった気がするわ。▼~
ふふ。これならギルベルトさんを~
ぎゃふんと言わせる日も遠くないわね。▼~
ふふふふふ……ふ……?▼~
:[ギルベルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|……!?▼~
あ、あらあ、ギルベルトさん、~
いったい、いつからそこに?▼~
:[ギルベルト]|ちょうど歌いはじめた頃です。~
マヌエラ殿の姿を見かけましたので。▼~
……マヌエラ殿の歌の妨げと~
ならなかったのならば、何よりです。▼~
:[マヌエラ]|くっ……練習を見られるなんて。~
あたくし、失敗したわ。わたくしっ。▼~
ギルベルトさん、いい?~
今のはあくまで練習なの。▼~
つまり完璧ではないの。~
だから忘れて。記憶から抹消して。▼~
:[ギルベルト]|……忘れるには、少々もったいない。~
先程の歌は、前の歌以上に素晴らしかった。▼~
:[マヌエラ]|またまた。そんな鉄仮面みたいな~
顔で言われて……も……?▼~
:[ギルベルト]|……どうされましたか、マヌエラ殿。▼~
:[マヌエラ]|うそ……ギルベルトさん、~
笑っているの?▼~
見間違いじゃないわね。~
ほんの少しだけど、笑っているわ!▼~
:[ギルベルト]|……そうですか。ならばそれは、~
あなたに引き出されたものなのでしょう。▼~
歌声の美しさはもちろん、何よりも私は~
あなたの真剣な姿に感じ入っておりました。▼~
:[マヌエラ]|あたくしの姿に……▼~
:[ギルベルト]|勝負はあなたの勝ちです、マヌエラ殿。~
では、失礼します。▼~
:[マヌエラ]|え、なに、今の?~
少し格好良すぎじゃない?▼~
陰のある年上の男……~
その笑顔を引き出せる唯一の女……▼~
ありね、ありだわ。……ありよね?▼~
**アロイス [#l2fd4e21]
***支援C [#rf644233]
:[マヌエラ]|あら、アロイスさんも今から食事?~
よろしければご一緒しても?▼~
:[アロイス]|うむ、ちょうど私も誰かを誘おうと~
思っていたところだ。▼~
いざ、食堂に参らん!~
はっはっはっはっは!▼~
:[マヌエラ]|アロイスさん……やけに上機嫌だけれど、~
いったいどうしちゃったのかしら。▼~
:(暗転)|
:[アロイス]|聞いてくれるか、マヌエラ先生。~
今日、妻から手紙が届いてな。▼~
:[マヌエラ]|……失敗したわ、あたくし。~
これが上機嫌の理由だったのね。▼~
:[アロイス]|娘があることを習い始めたのだ。~
マヌエラ先生、何か想像がつくか?▼~
:[マヌエラ]|今の話だけで答えなきゃいけないの?~
……そうね、ありがちなところで料理とか。▼~
:[アロイス]|流石はマヌエラ先生! そのとおりだ!~
妻が娘に料理の手ほどきをしてな。▼~
:[マヌエラ]|当たっちゃったのね……。▼~
:[アロイス]|何でも娘は、私の好きな料理を作れるように~
なって、次に帰る時に作ってくれるそうだ!▼~
ぬおおん! 父親冥利に尽きるぞ!~
これ以上の幸せがあろうか! いや、ない!▼~
:[マヌエラ]|食事中に叫ばないでくださる? ……って、~
あたくしの話なんて聞こえてないわね。▼~
:[アロイス]|久々に我が家に帰る私。出迎える妻。~
不安そうな顔の娘が、差し出す料理……。▼~
もう味もわからん! 全力で平らげる!~
そんな未来が待っているとは……!▼~
:[マヌエラ]|いえ、そこは味わいなさいな。~
折角作った娘さんが可哀想だわ。▼~
:[アロイス]|そして、食べきった後に、こう言うのだ。~
最高だ、人生で二番目に美味かった、とな。▼~
:[マヌエラ]|最高なのに一番じゃないのね。~
ま、次に何を言うのか想像はつくけれど。▼~
:[アロイス]|一番は妻の手料理だ。~
だが、それに匹敵する味だったぞ! 娘よ!▼~
:[マヌエラ]|ちょっと……いつ、あなたの娘に~
なったのかしら、あたくし。▼~
:[アロイス]|『父さま、嬉しいわ!』笑顔で抱き着く娘!~
ああ! なんと幸せな光景か! ああ……!▼~
:[マヌエラ]|……聞いてないわね。▼~
何であたくしがこんな話に~
付き合わされなきゃいけないの……。▼~
***支援B [#c3832d86]
:[アロイス]|マヌエラ先生。~
今日は折り入って相談があるのだが……▼~
:[マヌエラ]|あら、アロイスさん。~
珍しく深刻な顔をしているのね。▼~
:[アロイス]|頼む、マヌエラ先生!~
共に娘への贈り物を考えてくれぬか?▼~
実は、娘の誕生日が近いのだが、~
良い贈り物がさっぱり思いつかんのだ。▼~
ここ数年、どうも娘は誕生日の贈り物に~
満足していないように思えてな。▼~
故に、今年は何か今までと違う品を贈って、~
娘を喜ばせたいのだ。▼~
:[マヌエラ]|……何の話かと思えば、アロイスさん。~
そういうのは、あたくしの仕事ではないわ。▼~
医務室は相談所ではないの。~
怪我か病気になったら、またどうぞ。▼~
:[アロイス]|そんな殺生な……! そこを何とか!~
何とかお願いできないだろうか!?▼~
どれほど頭を捻ろうとも……私には、~
年頃の娘が喜ぶものが、皆目見当がつかぬ。▼~
ならばこそ、うら若き女性である貴殿に、~
助けていただきたいのだ。▼~
:[マヌエラ]|うら……何ですって?~
もう一度、聞かせてくれるかしら。▼~
:[アロイス]|うら若く! 美しく艶やかで華やかで!~
おしゃれな、マヌエラ先生に是非とも!▼~
これ以上の適任は他におらぬと、~
私は心得ている次第!▼~
:[マヌエラ]|そ、そうね。ここまで頼み込まれて~
断ったら、女が廃るってものよね。▼~
今日だけは特別に、~
協力してあげてもいいわ、あたくし。▼~
:[アロイス]|おお、ありがたい。では次の休みにでも~
買い物に付き合ってもらえるか?▼~
:[マヌエラ]|わかったわ。それにしても~
アロイスさんの娘さんの喜ぶものね……。▼~
参考までに教えてほしいんだけど、~
今までは何を贈っていたのかしら?▼~
:[アロイス]|ここ数年は、古代の貨幣だな!▼~
:[マヌエラ]|……は? ごめんなさい。~
よく聞こえなかったわ、あたくし。▼~
:[アロイス]|古き時代に使われた、硬貨だ。~
私が集めに集めたとっておきを贈っていた。▼~
価値もあり、歴史も感じられる、~
素晴らしい贈り物であろう? うむ!▼~
:[マヌエラ]|………………。▼~
:[アロイス]|な、何か問題でも?~
まさか娘は喜んでいなかったと……!?▼~
:[マヌエラ]|そうねえ、あたくしだったらちょっと……。~
こうなったら仕方ないわ。▼~
あなたの挽回のためにも、何より娘さんを~
喜ばせるためにも、真剣に選んであげる。▼~
***支援A [#xc763925]
:[アロイス]|マヌエラ先生、先日は娘のために~
骨を折ってくれて本当に感謝の言葉もない。▼~
あなたに選んでもらった誕生日の贈り物、~
娘はいたく喜んでくれたようだ。▼~
:[マヌエラ]|ふふ、当然の結果ね。このあたくしが、~
厳選に厳選を重ねて選んだんですもの。▼~
:[アロイス]|それで娘から貰った感謝の手紙なのだが、~
あなたにも読んでもらえないだろうか。▼~
:[マヌエラ]|あたくしに?~
でも、ご家族の手紙を読むなんて……▼~
:[アロイス]|遠慮は無用。~
手紙の宛先をよく見るといい。▼~
:[マヌエラ]|アロイスさんの名前と……あら、もう一つ、~
『贈り物を選んでくれた方へ』?▼~
:[アロイス]|うむ、我が娘ながら実に勘が鋭い。~
私の浅知恵をこうもあっさり見抜くとは。▼~
:[マヌエラ]|今まで薄汚れてた硬貨を送り続けてたなら、~
誰だって気づくと思うわ……。▼~
まあでも、そういうことなら、~
遠慮なく読ませてもらおうかしら。▼~
:(暗転)|
:[マヌエラ]|………………。▼~
……はあ。父親想いの良く出来た娘さんね。~
あたくし、感心したわ。あたくし。▼~
:[アロイス]|はっはっは。それ程でもあるかな。~
そういえば娘は幼い頃よく……▼~
:[マヌエラ]|はいはい。~
その話はまた今度ということで。▼~
:[アロイス]|むむ、残念だ。では、それは後日として……~
マヌエラ先生には改めてお礼をしたい。▼~
恩には恩で報いるのが騎士というもの。~
何か私にできることはないだろうか。▼~
:[マヌエラ]|うーん……。してほしいことは山ほど~
あるけど、できることと言うと難しいわね。▼~
……ま、娘さんの心温まるお手紙を~
読ませてもらったから、それで十分よ。▼~
それに騎士に恩を売ったつもりもないわ。~
友人を助けただけよ、あたくし。▼~
:[アロイス]|ううむ、なるほど。確かに一理ある。~
では、感謝の言葉だけ改めて……▼~
マヌエラ先生、心より感謝する。~
次もよろしく頼む。▼~
:[マヌエラ]|……え? 次って何?~
聞き捨てならないのだけれど。▼~
:[アロイス]|娘の誕生日が終われば、妻の誕生日が~
来るのは自明の理であろう。▼~
また知恵を借りたいのだ。~
友人として。▼~
:[マヌエラ]|ちょっと、調子に乗らないでくれるかしら?▼~
何でこんな男が結婚できて、~
あたくしが結婚できないの!? もう!▼~
**ツィリル [#wac8c9b3]
***支援C [#ab8e7c72]
:[マヌエラ]|あーもう。やってられないわ……。~
何よ……何よ! 何なのよ……!▼~
:[ツィリル]|……あの、マヌエラさん?▼~
:[マヌエラ]|今度こそ幸せになれると思ったのに……!~
どうして、あたくしの恋はいつもこうなの?▼~
:[ツィリル]|……あの、マヌエラさん?~
何でボクの袖を掴んでいるんですか?▼~
:[マヌエラ]|え? だって掴んでいないと、~
あなた、逃げるわよね?▼~
:[ツィリル]|それは当たり前……~
いえ、そういうことじゃなくて。▼~
:[マヌエラ]|……だって誰も聞いてくれないんだもの。~
あたくしの悲恋の物語を。▼~
そこをツィリルが通りかかったら、~
逃がすわけにはいかないわよね?▼~
:[ツィリル]|………………。▼~
わかりました、諦めます。▼~
:[マヌエラ]|流石はツィリル、良い子ね。~
食べちゃいたいくらいよ、あたくし。▼~
:[ツィリル]|……それで、いったい何があったんですか?▼~
:[マヌエラ]|聞きたい? じゃあ、聞かせてあげるわ。~
それは、つい昨日の出来事なの……。▼~
酒場でたまたま会った人なんだけど、~
すぐに打ち解けて話も盛り上がって……。▼~
運命の人だと思ったのよ、あたくし。~
だのに……意気投合し過ぎたみたいなの。▼~
気持ちよく飲んで飲んで飲んでいたら……~
あの人、いつの間にか消えていて……。▼~
:[ツィリル]|確か前にも似たような話を~
聞いた気がします。▼~
:[マヌエラ]|違うのよ! 昨日は本気だったの!~
だのに、こんな仕打ち……酷いじゃない?▼~
:[ツィリル]|その台詞も前に聞きました。▼~
:[マヌエラ]|もう、細かいことはいいじゃない。~
とにかく、あたくしの心はぼろぼろなのよ。▼~
ねえ、ツィリル。いったい、~
何がいけないのかしら、あたくし。▼~
:[ツィリル]|飲んで飲んで飲んでしまうのが~
いけないと思いますけど。▼~
:[マヌエラ]|あら、楽しく飲んで飲んで飲んでこそ、~
深い仲になれるものよ、大人の男女って。▼~
まあ、あなたにはまだわからないわね。~
ふふふ、でも、いつかわかるわ、きっと。▼~
はあー、聞いてもらってスッキリしたわ。~
またお願いね、ツィリル!▼~
:[ツィリル]|………………。▼~
***支援B [#xf992787]
:[ツィリル]|あれ? マヌエラさん?~
こんなところでうずくまって何を……▼~
:[マヌエラ]|うー……あー……~
あったま痛い……何もしたくない……▼~
二日酔い……それはあたくしの天敵。~
どうしてそんなものが、この世に……▼~
:[ツィリル]|ボクは何も見てない。何も聞いてない。~
そーっと通り抜ければ……▼~
:[マヌエラ]|おー待ーちーなーさーいーなー……。▼~
:[ツィリル]|……!?▼~
:[マヌエラ]|ここであなたに会えるなんて……うぷ……~
主のご加護かしら……ふふ、ふふふ……。▼~
あなたなら、こんな状態のあたくしを~
放っておかないはずだわ……でしょ?▼~
:[ツィリル]|………………。▼~
わかりました……。~
諦めます。▼~
:[マヌエラ]|良い子ね、ツィリル……。~
食べちゃいたいくらいよ……あたくし。▼~
じゃ、早速で悪いのだけれど……~
水と薬を持ってきてくれないかしら……。▼~
:(暗転)|
:[マヌエラ]|ふー、ようやく少し落ち着いたわ。~
ツィリル、ありがとう。▼~
:[ツィリル]|その、前から聞きたかったんですが、~
何で、そんなにお酒を飲むんですか?▼~
二日酔いで苦しむって知っているのに、~
ボクにはよくわかりません。▼~
:[マヌエラ]|それはね……たとえ苦しい思いをしても、~
それに勝る価値がお酒にはあるからよ。▼~
だって、日頃のつらさをぜーんぶ忘れて、~
最高に楽しい気分で過ごせるんですもの!▼~
それってとっても素敵なことなのよ?~
ええ、あなたにも、わかる日が来るわ。▼~
:[ツィリル]|素敵かなあ……。そのせいで男の人に~
逃げられたりもしてるのに……。▼~
:[マヌエラ]|頭でいくら考えても、わからないわ。~
実際に経験してみないと。▼~
そうね……あなたが、大人になったら、~
手ほどきしてあげるわ、あたくし。▼~
:[ツィリル]|え!?▼~
:[マヌエラ]|いつもツィリルにはお世話になってるし。~
積もり積もったお礼を兼ねて、ね!▼~
:[ツィリル]|い、嫌だ。……いえ、け、結構です。~
お礼とか気にしないでください。▼~
:[マヌエラ]|あら、遠慮したらダメよ!~
飲みたいのよ、大人になったあなたと。▼~
だってあなた、きっとすっごく良い男に~
なってるはずだもの……うっふふふ。▼~
:[ツィリル]|本当に結構です……。~
ボクは静かに、平穏に、暮らしたいんです。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#pcf037d9]
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[[会話集/支援会話]]
*マヌエラの支援会話 [#j9a000e7]
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**セテス [#w9959b5d]
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**フレン [#j35c52f5]
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**ハンネマン [#z8ce6e15]
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**ギルベルト [#u763cb43]
***支援C [#sd5f8f50]
:[マヌエラ]|惑う仔を導く囁きよ……♪▼~
:[ギルベルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|………………。~
主の眠る……大地へと……♪▼~
……ギルベルトさん、ご感想は?▼~
:[ギルベルト]|……マヌエラ殿。~
気づいていたのですね。▼~
:[マヌエラ]|当たり前じゃないの。~
あなたみたいな良い男に気づかないわけ……▼~
:[ギルベルト]|邪魔をしてしまいましたか。~
……申し訳ありません。▼~
それでは、失礼します。▼~
:[マヌエラ]|ちょ、ちょっと待ってくれる?~
あたくし、別に咎めてなんていないわ。▼~
それよりも感想を聞かせて。~
あたくしの歌、どうだったのかしら。▼~
こっそり聞いていたんだから、~
感想くらいもらってもいいでしょ。▼~
:[ギルベルト]|……そうですね。~
素晴らしい歌でした。▼~
:[マヌエラ]|……素晴らしい歌、ねえ。~
それって本心から言ってるの?▼~
:[ギルベルト]|……それは、どういった意味です。▼~
:[マヌエラ]|顔よ。あなたの顔。~
素晴らしい歌を聞いたって顔じゃないもの。▼~
表情一つ崩さないなんて、~
自信なくしちゃうじゃない。▼~
ミッテルフランクの舞台を降りた時から……~
あたくしの歌はもう、死んだも同然……▼~
:[ギルベルト]|いえ、マヌエラ殿。~
決して、そのようなことは……▼~
:[マヌエラ]|いいのよ、心に決めたわ、あたくし。~
ギルベルトさん、勝負しましょ。▼~
いつかあたくしの歌で、~
あなたの鉄仮面を崩してみせるわ。▼~
:[ギルベルト]|マヌエラ殿! ……行ってしまったか。~
気の早いお方だ……。▼~
……しかし、勝負とは。~
いったい何のつもりなのだろうか。▼~
***支援B [#ga67eecb]
:[マヌエラ]|惑う仔を導く囁きよ……♪▼~
:[ギルベルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|主の眠る……大地へと……♪▼~
うん、今のは全盛期に近かった気がするわ。▼~
ふふ。これならギルベルトさんを~
ぎゃふんと言わせる日も遠くないわね。▼~
ふふふふふ……ふ……?▼~
:[ギルベルト]|………………。▼~
:[マヌエラ]|……!?▼~
あ、あらあ、ギルベルトさん、~
いったい、いつからそこに?▼~
:[ギルベルト]|ちょうど歌いはじめた頃です。~
マヌエラ殿の姿を見かけましたので。▼~
……マヌエラ殿の歌の妨げと~
ならなかったのならば、何よりです。▼~
:[マヌエラ]|くっ……練習を見られるなんて。~
あたくし、失敗したわ。わたくしっ。▼~
ギルベルトさん、いい?~
今のはあくまで練習なの。▼~
つまり完璧ではないの。~
だから忘れて。記憶から抹消して。▼~
:[ギルベルト]|……忘れるには、少々もったいない。~
先程の歌は、前の歌以上に素晴らしかった。▼~
:[マヌエラ]|またまた。そんな鉄仮面みたいな~
顔で言われて……も……?▼~
:[ギルベルト]|……どうされましたか、マヌエラ殿。▼~
:[マヌエラ]|うそ……ギルベルトさん、~
笑っているの?▼~
見間違いじゃないわね。~
ほんの少しだけど、笑っているわ!▼~
:[ギルベルト]|……そうですか。ならばそれは、~
あなたに引き出されたものなのでしょう。▼~
歌声の美しさはもちろん、何よりも私は~
あなたの真剣な姿に感じ入っておりました。▼~
:[マヌエラ]|あたくしの姿に……▼~
:[ギルベルト]|勝負はあなたの勝ちです、マヌエラ殿。~
では、失礼します。▼~
:[マヌエラ]|え、なに、今の?~
少し格好良すぎじゃない?▼~
陰のある年上の男……~
その笑顔を引き出せる唯一の女……▼~
ありね、ありだわ。……ありよね?▼~
**アロイス [#l2fd4e21]
***支援C [#rf644233]
:[マヌエラ]|あら、アロイスさんも今から食事?~
よろしければご一緒しても?▼~
:[アロイス]|うむ、ちょうど私も誰かを誘おうと~
思っていたところだ。▼~
いざ、食堂に参らん!~
はっはっはっはっは!▼~
:[マヌエラ]|アロイスさん……やけに上機嫌だけれど、~
いったいどうしちゃったのかしら。▼~
:(暗転)|
:[アロイス]|聞いてくれるか、マヌエラ先生。~
今日、妻から手紙が届いてな。▼~
:[マヌエラ]|……失敗したわ、あたくし。~
これが上機嫌の理由だったのね。▼~
:[アロイス]|娘があることを習い始めたのだ。~
マヌエラ先生、何か想像がつくか?▼~
:[マヌエラ]|今の話だけで答えなきゃいけないの?~
……そうね、ありがちなところで料理とか。▼~
:[アロイス]|流石はマヌエラ先生! そのとおりだ!~
妻が娘に料理の手ほどきをしてな。▼~
:[マヌエラ]|当たっちゃったのね……。▼~
:[アロイス]|何でも娘は、私の好きな料理を作れるように~
なって、次に帰る時に作ってくれるそうだ!▼~
ぬおおん! 父親冥利に尽きるぞ!~
これ以上の幸せがあろうか! いや、ない!▼~
:[マヌエラ]|食事中に叫ばないでくださる? ……って、~
あたくしの話なんて聞こえてないわね。▼~
:[アロイス]|久々に我が家に帰る私。出迎える妻。~
不安そうな顔の娘が、差し出す料理……。▼~
もう味もわからん! 全力で平らげる!~
そんな未来が待っているとは……!▼~
:[マヌエラ]|いえ、そこは味わいなさいな。~
折角作った娘さんが可哀想だわ。▼~
:[アロイス]|そして、食べきった後に、こう言うのだ。~
最高だ、人生で二番目に美味かった、とな。▼~
:[マヌエラ]|最高なのに一番じゃないのね。~
ま、次に何を言うのか想像はつくけれど。▼~
:[アロイス]|一番は妻の手料理だ。~
だが、それに匹敵する味だったぞ! 娘よ!▼~
:[マヌエラ]|ちょっと……いつ、あなたの娘に~
なったのかしら、あたくし。▼~
:[アロイス]|『父さま、嬉しいわ!』笑顔で抱き着く娘!~
ああ! なんと幸せな光景か! ああ……!▼~
:[マヌエラ]|……聞いてないわね。▼~
何であたくしがこんな話に~
付き合わされなきゃいけないの……。▼~
***支援B [#c3832d86]
:[アロイス]|マヌエラ先生。~
今日は折り入って相談があるのだが……▼~
:[マヌエラ]|あら、アロイスさん。~
珍しく深刻な顔をしているのね。▼~
:[アロイス]|頼む、マヌエラ先生!~
共に娘への贈り物を考えてくれぬか?▼~
実は、娘の誕生日が近いのだが、~
良い贈り物がさっぱり思いつかんのだ。▼~
ここ数年、どうも娘は誕生日の贈り物に~
満足していないように思えてな。▼~
故に、今年は何か今までと違う品を贈って、~
娘を喜ばせたいのだ。▼~
:[マヌエラ]|……何の話かと思えば、アロイスさん。~
そういうのは、あたくしの仕事ではないわ。▼~
医務室は相談所ではないの。~
怪我か病気になったら、またどうぞ。▼~
:[アロイス]|そんな殺生な……! そこを何とか!~
何とかお願いできないだろうか!?▼~
どれほど頭を捻ろうとも……私には、~
年頃の娘が喜ぶものが、皆目見当がつかぬ。▼~
ならばこそ、うら若き女性である貴殿に、~
助けていただきたいのだ。▼~
:[マヌエラ]|うら……何ですって?~
もう一度、聞かせてくれるかしら。▼~
:[アロイス]|うら若く! 美しく艶やかで華やかで!~
おしゃれな、マヌエラ先生に是非とも!▼~
これ以上の適任は他におらぬと、~
私は心得ている次第!▼~
:[マヌエラ]|そ、そうね。ここまで頼み込まれて~
断ったら、女が廃るってものよね。▼~
今日だけは特別に、~
協力してあげてもいいわ、あたくし。▼~
:[アロイス]|おお、ありがたい。では次の休みにでも~
買い物に付き合ってもらえるか?▼~
:[マヌエラ]|わかったわ。それにしても~
アロイスさんの娘さんの喜ぶものね……。▼~
参考までに教えてほしいんだけど、~
今までは何を贈っていたのかしら?▼~
:[アロイス]|ここ数年は、古代の貨幣だな!▼~
:[マヌエラ]|……は? ごめんなさい。~
よく聞こえなかったわ、あたくし。▼~
:[アロイス]|古き時代に使われた、硬貨だ。~
私が集めに集めたとっておきを贈っていた。▼~
価値もあり、歴史も感じられる、~
素晴らしい贈り物であろう? うむ!▼~
:[マヌエラ]|………………。▼~
:[アロイス]|な、何か問題でも?~
まさか娘は喜んでいなかったと……!?▼~
:[マヌエラ]|そうねえ、あたくしだったらちょっと……。~
こうなったら仕方ないわ。▼~
あなたの挽回のためにも、何より娘さんを~
喜ばせるためにも、真剣に選んであげる。▼~
***支援A [#xc763925]
:[アロイス]|マヌエラ先生、先日は娘のために~
骨を折ってくれて本当に感謝の言葉もない。▼~
あなたに選んでもらった誕生日の贈り物、~
娘はいたく喜んでくれたようだ。▼~
:[マヌエラ]|ふふ、当然の結果ね。このあたくしが、~
厳選に厳選を重ねて選んだんですもの。▼~
:[アロイス]|それで娘から貰った感謝の手紙なのだが、~
あなたにも読んでもらえないだろうか。▼~
:[マヌエラ]|あたくしに?~
でも、ご家族の手紙を読むなんて……▼~
:[アロイス]|遠慮は無用。~
手紙の宛先をよく見るといい。▼~
:[マヌエラ]|アロイスさんの名前と……あら、もう一つ、~
『贈り物を選んでくれた方へ』?▼~
:[アロイス]|うむ、我が娘ながら実に勘が鋭い。~
私の浅知恵をこうもあっさり見抜くとは。▼~
:[マヌエラ]|今まで薄汚れてた硬貨を送り続けてたなら、~
誰だって気づくと思うわ……。▼~
まあでも、そういうことなら、~
遠慮なく読ませてもらおうかしら。▼~
:(暗転)|
:[マヌエラ]|………………。▼~
……はあ。父親想いの良く出来た娘さんね。~
あたくし、感心したわ。あたくし。▼~
:[アロイス]|はっはっは。それ程でもあるかな。~
そういえば娘は幼い頃よく……▼~
:[マヌエラ]|はいはい。~
その話はまた今度ということで。▼~
:[アロイス]|むむ、残念だ。では、それは後日として……~
マヌエラ先生には改めてお礼をしたい。▼~
恩には恩で報いるのが騎士というもの。~
何か私にできることはないだろうか。▼~
:[マヌエラ]|うーん……。してほしいことは山ほど~
あるけど、できることと言うと難しいわね。▼~
……ま、娘さんの心温まるお手紙を~
読ませてもらったから、それで十分よ。▼~
それに騎士に恩を売ったつもりもないわ。~
友人を助けただけよ、あたくし。▼~
:[アロイス]|ううむ、なるほど。確かに一理ある。~
では、感謝の言葉だけ改めて……▼~
マヌエラ先生、心より感謝する。~
次もよろしく頼む。▼~
:[マヌエラ]|……え? 次って何?~
聞き捨てならないのだけれど。▼~
:[アロイス]|娘の誕生日が終われば、妻の誕生日が~
来るのは自明の理であろう。▼~
また知恵を借りたいのだ。~
友人として。▼~
:[マヌエラ]|ちょっと、調子に乗らないでくれるかしら?▼~
何でこんな男が結婚できて、~
あたくしが結婚できないの!? もう!▼~
**ツィリル [#wac8c9b3]
***支援C [#ab8e7c72]
:[マヌエラ]|あーもう。やってられないわ……。~
何よ……何よ! 何なのよ……!▼~
:[ツィリル]|……あの、マヌエラさん?▼~
:[マヌエラ]|今度こそ幸せになれると思ったのに……!~
どうして、あたくしの恋はいつもこうなの?▼~
:[ツィリル]|……あの、マヌエラさん?~
何でボクの袖を掴んでいるんですか?▼~
:[マヌエラ]|え? だって掴んでいないと、~
あなた、逃げるわよね?▼~
:[ツィリル]|それは当たり前……~
いえ、そういうことじゃなくて。▼~
:[マヌエラ]|……だって誰も聞いてくれないんだもの。~
あたくしの悲恋の物語を。▼~
そこをツィリルが通りかかったら、~
逃がすわけにはいかないわよね?▼~
:[ツィリル]|………………。▼~
わかりました、諦めます。▼~
:[マヌエラ]|流石はツィリル、良い子ね。~
食べちゃいたいくらいよ、あたくし。▼~
:[ツィリル]|……それで、いったい何があったんですか?▼~
:[マヌエラ]|聞きたい? じゃあ、聞かせてあげるわ。~
それは、つい昨日の出来事なの……。▼~
酒場でたまたま会った人なんだけど、~
すぐに打ち解けて話も盛り上がって……。▼~
運命の人だと思ったのよ、あたくし。~
だのに……意気投合し過ぎたみたいなの。▼~
気持ちよく飲んで飲んで飲んでいたら……~
あの人、いつの間にか消えていて……。▼~
:[ツィリル]|確か前にも似たような話を~
聞いた気がします。▼~
:[マヌエラ]|違うのよ! 昨日は本気だったの!~
だのに、こんな仕打ち……酷いじゃない?▼~
:[ツィリル]|その台詞も前に聞きました。▼~
:[マヌエラ]|もう、細かいことはいいじゃない。~
とにかく、あたくしの心はぼろぼろなのよ。▼~
ねえ、ツィリル。いったい、~
何がいけないのかしら、あたくし。▼~
:[ツィリル]|飲んで飲んで飲んでしまうのが~
いけないと思いますけど。▼~
:[マヌエラ]|あら、楽しく飲んで飲んで飲んでこそ、~
深い仲になれるものよ、大人の男女って。▼~
まあ、あなたにはまだわからないわね。~
ふふふ、でも、いつかわかるわ、きっと。▼~
はあー、聞いてもらってスッキリしたわ。~
またお願いね、ツィリル!▼~
:[ツィリル]|………………。▼~
***支援B [#xf992787]
:[ツィリル]|あれ? マヌエラさん?~
こんなところでうずくまって何を……▼~
:[マヌエラ]|うー……あー……~
あったま痛い……何もしたくない……▼~
二日酔い……それはあたくしの天敵。~
どうしてそんなものが、この世に……▼~
:[ツィリル]|ボクは何も見てない。何も聞いてない。~
そーっと通り抜ければ……▼~
:[マヌエラ]|おー待ーちーなーさーいーなー……。▼~
:[ツィリル]|……!?▼~
:[マヌエラ]|ここであなたに会えるなんて……うぷ……~
主のご加護かしら……ふふ、ふふふ……。▼~
あなたなら、こんな状態のあたくしを~
放っておかないはずだわ……でしょ?▼~
:[ツィリル]|………………。▼~
わかりました……。~
諦めます。▼~
:[マヌエラ]|良い子ね、ツィリル……。~
食べちゃいたいくらいよ……あたくし。▼~
じゃ、早速で悪いのだけれど……~
水と薬を持ってきてくれないかしら……。▼~
:(暗転)|
:[マヌエラ]|ふー、ようやく少し落ち着いたわ。~
ツィリル、ありがとう。▼~
:[ツィリル]|その、前から聞きたかったんですが、~
何で、そんなにお酒を飲むんですか?▼~
二日酔いで苦しむって知っているのに、~
ボクにはよくわかりません。▼~
:[マヌエラ]|それはね……たとえ苦しい思いをしても、~
それに勝る価値がお酒にはあるからよ。▼~
だって、日頃のつらさをぜーんぶ忘れて、~
最高に楽しい気分で過ごせるんですもの!▼~
それってとっても素敵なことなのよ?~
ええ、あなたにも、わかる日が来るわ。▼~
:[ツィリル]|素敵かなあ……。そのせいで男の人に~
逃げられたりもしてるのに……。▼~
:[マヌエラ]|頭でいくら考えても、わからないわ。~
実際に経験してみないと。▼~
そうね……あなたが、大人になったら、~
手ほどきしてあげるわ、あたくし。▼~
:[ツィリル]|え!?▼~
:[マヌエラ]|いつもツィリルにはお世話になってるし。~
積もり積もったお礼を兼ねて、ね!▼~
:[ツィリル]|い、嫌だ。……いえ、け、結構です。~
お礼とか気にしないでください。▼~
:[マヌエラ]|あら、遠慮したらダメよ!~
飲みたいのよ、大人になったあなたと。▼~
だってあなた、きっとすっごく良い男に~
なってるはずだもの……うっふふふ。▼~
:[ツィリル]|本当に結構です……。~
ボクは静かに、平穏に、暮らしたいんです。▼~
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