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会話集/支援会話/ハンネマン(セイロス聖教会)
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*ハンネマンの支援会話 [#a5173563]
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**セテス [#ia0898c0]
[[セテスのページへ>../セテス(セイロス聖教会)#h23d0f89]]
**マヌエラ [#ra5c8fcf]
***支援C [#w31bb6c9]
:[マヌエラ]|はあ……。▼~
:[ハンネマン]|マヌエラ君……出会い頭に人の顔を見て~
ため息とは、無礼ではないかね?▼~
:[マヌエラ]|あら、ハンネマン。~
冗談はヒゲだけにしてくれるかしら。▼~
あなたを見て、ため息をついたわけじゃ~
ないわよ。顔に似合わず自意識過剰ねえ。▼~
:[ハンネマン]|やれやれ。君が朝から機嫌が悪そうなのは~
察していたが、その態度はいかがなものか。▼~
機嫌の悪さを隠そうともせず、~
些細なことにも噛みついてくる。▼~
若者たちの模範たるべき者がこの有様とは、~
いやはや嘆かわしい。▼~
:[マヌエラ]|ああ、はいはい。ご高説どうも。~
流石、元貴族様は言うことが違うわねえ。▼~
:[ハンネマン]|元貴族だとか、そういう話はしていない。~
我輩は一人の大人として……▼~
:[マヌエラ]|なあに、まだ小言を続けるつもりなの?~
熱を上げるのは紋章だけにしてくれない?▼~
:[ハンネマン]|はあ……君という人は。~
我輩は親切心から話しているというのに。▼~
:[マヌエラ]|あら、ため息? 人様の顔を見て~
ため息をつくのは、無礼じゃなかったの?▼~
:[ハンネマン]|くっ、揚げ足を……ええい!~
まったく君は、どうしてそうなのかね?▼~
他人の悪意には敏感なくせに、~
自分の感情には無頓着すぎる!▼~
折角の気配りの良さが台無しだ!~
もう少し自分にも気を配ったらどうかね。▼~
:[マヌエラ]|あら、言ってくれるじゃない。~
だったら、ハンネマンはどうなの?▼~
あなた、自分が几帳面だからって、~
それを他人にまで押し付けないでくれる?▼~
誰もがあなたみたいにはなれないの。~
余計な干渉は控えてほしいものね。▼~
:[ハンネマン]|むむむ。今日という今日は我慢がならん。~
マヌエラ君、我輩がその性根を……▼~
:[マヌエラ]|上等よ! あたくしの性根、~
どうにかできるならしてご覧なさい!▼~
:[ハンネマン]|……!▼~
:[マヌエラ]|ほら、何もできないじゃない!~
馬鹿みたい!▼~
:[ハンネマン]|むっ……くくっ……。▼~
***支援B [#rb7d94e6]
:[ハンネマン]|マヌエラ君。その……申し訳なかった。~
先日は大人げない態度を取ってしまった。▼~
:[マヌエラ]|やめて、ハンネマン。~
謝らなければいけないのは、あたくし。▼~
変に当たり散らしちゃって……~
本当にごめんなさい。▼~
:[ハンネマン]|いや、我輩は気にしてはおらん。~
むしろ今は、君に感謝しているくらいだ。▼~
:[マヌエラ]|感謝ですって?▼~
:[ハンネマン]|うむ。いみじくも君が言ったように~
我輩には押しつけがましい面があるようだ。▼~
マヌエラ君のおかげで、改めて思った。~
今後はよく自制せねばとな。▼~
:[マヌエラ]|あら、それならあたくしも同じだわ。~
あなたの言葉が胸を突いたの。▼~
自分の感情で周りを巻き込まないように、~
これからはもっと注意しようと反省したわ。▼~
:[ハンネマン]|はっはっは。それは良かった。~
お互い。得るものがあったのは何よりだ。▼~
:[マヌエラ]|ふふ。そうね。~
ただ喧嘩しただけでは損だもの。▼~
それにしても……あたくしたち、~
こんなやりとりをするのも何度目かしら。▼~
:[ハンネマン]|さて、流石の我輩も覚えてはいないな。~
何しろ、いつも気づいたら喧嘩をしている。▼~
まったく我輩も君もよく飽きないものだよ。~
はっはっはっは。▼~
:[マヌエラ]|ふふふ。ほんと、そうね。▼~
:[ハンネマン]|………………。▼~
:[マヌエラ]|あら、どうしたの? ハンネマン?▼~
:[ハンネマン]|いや、なに。君がたまに見せる、その自然な~
笑顔は、実に魅力的だと思ってね。▼~
君の恋愛が上手くいかないのは、下心のある~
不自然な作り笑顔が原因ではないのかね?▼~
:[マヌエラ]|あーら! それは、どうも!~
相変わらず一言多い忠告、痛み入るわ。▼~
あなたもそういう余計な一言がなければ~
ずっと独り身ではなかったでしょうね!▼~
:[ハンネマン]|聞き捨てならんな。我輩が君のためを思って~
忠告しておるのがわからんのか!▼~
:[マヌエラ]|その余計な忠告が押しつけだって言うのが、~
まだわからないの? 信じられない!▼~
***支援A [#v36bd127]
:[マヌエラ]|……だから、ハンネマン!~
あれは、あなたが余計なことをするから!▼~
:[ハンネマン]|いいや、違う。そもそも前提が異なるのだ。~
我輩は君のことを考えてだな……!▼~
:(暗転)|
:[マヌエラ]|はあ……いい加減に、やめましょう。~
どうしていつもこうなるのかしら。▼~
:[ハンネマン]|仕方あるまい。どうやら我輩と君は~
どこまでいっても反りが合わぬようだ。▼~
はは。ここまで相性が悪いというのは、~
もはや宿命と思うほかあるまい。▼~
:[マヌエラ]|ふふ……嫌な宿命ね、それ。▼~
しかも徹底的に憎み合うならまだしも、~
喧嘩して和解しての繰り返し……疲れるわ。▼~
:[ハンネマン]|確かに、いつまで経っても同じやりとりを~
繰り返してしまっているな。▼~
:[マヌエラ]|ほんっと、労力の無駄だわ。何もかも、~
ちぐはぐなのよ、あたくしたち……。▼~
……ねえ、ハンネマン。~
あたくし、聞いたことがあるんだけど……▼~
似た者夫婦は良い夫婦って言うでしょう?~
趣味や価値観が似てると上手くいくって。▼~
でも逆に、何もかもちぐはぐで、~
性格がずれている夫婦も悪くないそうよ。▼~
お互いの欠点を補って、支え合えるから、~
ちょうど収まりが良くなるみたいなの。▼~
でも、まったく信じられない話よねえ。~
あたくしたちがこんなに苦労しているのに。▼~
:[ハンネマン]|ふむ……簡単に否定するのも、~
どうであろうな。例えば……▼~
我輩は掃除は得意だが、料理は苦手だ。~
一方、君は掃除は苦手だが、料理が得意だ。▼~
それぞれ苦手なものを頑張るより、我輩が~
掃除、君が料理と、分担すれば楽であろう。▼~
:[マヌエラ]|ま、確かにそういうのは、~
上手く回るかもしれないわね。▼~
:[ハンネマン]|うむ。二人の能力を足して等分すれば、~
少なくとも家事の面では問題が生じない。▼~
その調子で我々が、いろいろな面で~
少しずつ補い、支え合っていければ……▼~
案外、上手くいくのかもしれんぞ。~
我輩とマヌエラ君であれば、な。▼~
:[マヌエラ]|ふふふふっ、そうね。~
そうかもしれないわ。▼~
あたくしとあなたが……~
……って、どうしてそうなるのよ!▼~
まるであたくしたちが夫婦になったほうが~
良いみたいな話になってるじゃない!▼~
あり得ないわよ、そんなこと。~
まったくもう!▼~
:[ハンネマン]|なぜ、我輩が怒られねばならん?~
言い出したのは君のほうだろう!▼~
**ギルベルト [#c1a2999e]
***支援C [#p23e9c5f]
:[ギルベルト]|ふっ……! はっ……!~
やっ……! たっ……!▼~
:[ハンネマン]|あれはギルベルト君か。~
折角の休日に鍛錬とは、相変わらずだな。▼~
誰も見てなどいないのに、生真面目な……~
せめて我輩が見ていてやるとするか……▼~
:(暗転)|
:[ギルベルト]|むんっ……! たっ……!▼~
はっ……! ふんっ……!▼~
:[ハンネマン]|………………。▼~
:[ギルベルト]|……ハンネマン殿、何かご用ですか?▼~
:[ハンネマン]|おや、気づいていたのか。いやなに、~
後学のために見学させてもらっていたのだ。▼~
邪魔をしてしまったのなら謝ろう。~
すまなかった。▼~
:[ギルベルト]|……いえ、謝るほどのことでは。▼~
……ですが、私の鍛錬を見たところで、~
特に面白くもないと思うのですが。▼~
:[ハンネマン]|いやいや、そんなことはない。~
なかなかどうして、これが結構面白いのだ。▼~
ギルベルト君の動きは格別に無駄がなく、~
理に適っている。実学的と言っていい。▼~
見ていて実に気持ちの良いものでね。~
つい、見入ってしまったというわけなのだ。▼~
:[ギルベルト]|……そうですか。▼~
:[ハンネマン]|これで、表情も溌溂としていれば、~
申し分ないのだが……いささか、硬いな。▼~
:[ギルベルト]|……鍛錬とは苦しいもの。~
表情の硬さはご容赦願えませんか。▼~
:[ハンネマン]|鍛錬の苦しさは承知しているが。君の場合、~
まるで自らを罰しているような顔だ。▼~
:[ギルベルト]|……申し訳ありません。~
こういう性分なものでして。▼~
:[ハンネマン]|いや、こちらこそ余計なことを言って~
すまないとは思うのだが……。▼~
君はいささか自分に厳しすぎるようだ。~
もう少し、楽に生きてもよいのではないか?▼~
例えば、自らの夢のために情熱を燃やす……~
そんな生き方もあるはずだ。▼~
:[ギルベルト]|……ご助言、感謝します。ですが私は、~
あなたのようには生きられません。▼~
そのような生き方は……~
許されてはおりませんので。▼~
……それでは、私は鍛錬に戻ります。~
……失礼。▼~
:[ハンネマン]|許されていない、か。やれやれ。~
許していないのは君自身だと思うのだがね。▼~
***支援B [#s14f2b7c]
:[ハンネマン]|……相変わらず硬い顔であるな。~
ギルベルト君。▼~
:[ギルベルト]|この顔は変えようもありません。~
以前、お話したとおりです。▼~
:[ハンネマン]|そのようだな。まあ、君が溌溂とした笑顔で~
訓練していたら、我輩のほうが腰を抜かす。▼~
とはいえ、訓練は終わったのだろう?~
少し、茶飲み話にでも付き合わんかね。▼~
:[ギルベルト]|……ハンネマン殿。~
その前に、お尋ねしてもよろしいですか。▼~
:[ハンネマン]|無論、構わないが……何かね。~
どんな疑問にも答えようではないか。▼~
:[ギルベルト]|……ハンネマン殿。なぜあなたは、~
こうも私を気にかけるのです。▼~
私は紋章を持っているわけではない。~
あなたに協力できることはないはずですが。▼~
:[ハンネマン]|紋章? 協力?~
これは異なことを言う。▼~
我輩は何か下心があって~
君と話しているのではない。▼~
時には、紋章研究の足しにしたいという~
打算をもって人と話すこともあるが……。▼~
君に限っては違う。~
単に、親しくなりたいと思ってのことだ。▼~
:[ギルベルト]|……私と親しく、ですか。▼~
:[ハンネマン]|そうとも。見てのとおり、この年だ。~
同輩の友というのが少ないものでね。▼~
:[ギルベルト]|………………。▼~
:[ハンネマン]|まあ、君の考えがどうであれ、~
我輩はすでに君には友として接している。▼~
知っているかね? 我輩のしつこさを。~
君も早く我輩を友と認めたほうが楽だぞ?▼~
:[ギルベルト]|……ふ。▼~
:[ハンネマン]|おや、珍しく笑ったな、ギルベルト君。~
それは友となった返事ということか。▼~
:[ギルベルト]|……そうかもしれませんね。~
ええ……きっと、そうなのだと思います。▼~
:[ハンネマン]|光栄だよ。ならば早速、良き友として、~
共通の趣味でも作りたいものだな。▼~
若い者には理解しがたいような、~
渋い趣味を探しておくとしよう。▼~
:[ギルベルト]|ふふ、わかりました。~
楽しみにしておきましょう。▼~
:[ハンネマン]|おや、また笑ったな。~
案外、我々は相性が良いのかもしれんぞ。▼~
**アロイス [#z868b4d1]
***支援C [#xb56f6b6]
:[ハンネマン]|ふむ、夜も更けたな。~
そろそろ休むとするか……▼~
:[アロイス]|ハンネマン先生、いるか!▼~
:[ハンネマン]|ふお!? し、心臓が……。~
いったいどこから現れたのかね……。▼~
:[アロイス]|いや、普通に扉からだが。~
何を驚いているのだ。▼~
:[ハンネマン]|……突然、大声で呼ばれては驚きもする。~
この部屋では静かにしてくれたまえ。▼~
それで、こんな時間に何の用かね。~
できれば手短に願いたいが。▼~
:[アロイス]|うむ、貴殿に魔道を指南してもらいたい。~
もちろん、頼まれてくれるな?▼~
:[ハンネマン]|なぜ我輩が、騎士である君に~
魔道を教えねばならんのだ。▼~
《第一部》
:[アロイス]|貴殿は教師ではないか!▼~
《第二部》
:[アロイス]|かつて教鞭を執った身ではないか!▼~
《共通》
:[ハンネマン]|魔法が得意な他の仲間を当たりたまえ。~
我輩は寝る……。▼~
:[アロイス]|待て待て待て。先ほど、貴殿が魔法の~
不得手な者を募集していると聞いたのだ。▼~
話が違うではないか。私では不服か?~
よもや若い女子を狙ってのことか?▼~
:[ハンネマン]|ああ……あの話を聞いてきたのか。▼~
あれは被験者を募っていたに過ぎない。~
魔道を伝授するなどとは言っておらんよ。▼~
さあ、誤解が解けたところで、我輩は寝る。~
君もさっさと自分の部屋に……▼~
:[アロイス]|待て! 待つのだ、ハンネマン先生!▼~
私は魔法が得意なほうではない……。~
だが、それではいかんと常々思ってきた。▼~
軍中には、紋章もなく魔法も使えぬと、~
私を蔑む者もいるのだ。▼~
紋章はどうにもならんが、せめて魔法は!~
どうにかしたいのだ、頼む!▼~
:[ハンネマン]|………………。~
そこまで言うのなら、よかろう。▼~
ただし魔法そのものは教えられん。~
君に試すのは魔法への適性の改善である。▼~
それでも構わんかね?▼~
:[アロイス]|構わん! 構わんとも!~
頼りにしているぞ!▼~
:[ハンネマン]|……うむ、任せたまえ。~
我輩にとっても、無益な話ではないのでね。▼~
***支援B [#z8f84526]
:[アロイス]|ハンネマン先生!~
どうだ、私の成長っぷりは!▼~
:[ハンネマン]|うむ、なかなかに苦戦している。~
道のりは遠く険しいようだな。▼~
:[アロイス]|そうか、先生!~
まだまだ私も精進が足らんなあ!▼~
:[ハンネマン]|成果が出ておらぬというのに、~
よくも挫けずに続けられるものだ。▼~
:[アロイス]|何か言ったかな?~
おっと、もしや新たな助言か!▼~
:[ハンネマン]|いや、ただの独り言だ。~
気にしないでくれたまえ。▼~
:[アロイス]|相わかった。……そういえば、なぜ貴殿は~
私の申し出を断らなかったのだ?▼~
皆にこの話をしたら驚かれてな。~
あのハンネマン先生がアロイスを、と。▼~
:[ハンネマン]|被験者を募っていただろう。~
君を使って実験をしているに過ぎん。▼~
紋章は駄目でも、せめて魔法は……~
と、君は言ったな?▼~
我輩の興味は、まさしくそれだ。紋章を~
持たぬ者の魔法への適性を研究している。▼~
:[アロイス]|これは意外だな、紋章学者である貴殿が~
紋章を持たぬ者の研究をするとは。▼~
:[ハンネマン]|紋章を持たぬ、という条件がある以上は、~
紋章学者の領分だと思うがね。▼~
我輩の目指すところは、望む者すべてが~
紋章の力を宿せる方法の発見……。▼~
紋章なくして魔法への適性を高められる~
とすれば、それも我が目的と合致する。▼~
君の魔法への適性を高めようというのも、~
そのための一つの実験なのだよ。▼~
:[アロイス]|素晴らしい……!~
素晴らしいぞ、先生!▼~
紋章がなくとも魔法を使えるのだと、~
この身で示せるのなら光栄の至り!▼~
さ、私の体は、貴殿の好きにするがいい!~
不肖アロイス、必ずや成果を出してみせん!▼~
:[ハンネマン]|アロイス君、気持ちは嬉しいが騒がしい。~
それにいまだ成果も出ては……▼~
:[アロイス]|いや、俄然やる気が出てきたぞ!~
私はやる! やってみせる!▼~
ハンネマン先生も、ほら、夢を叫ぶのだ!~
輝かしい未来のために!▼~
:[ハンネマン]|いや、遠慮しよう。▼~
輝かしい未来のために必要なのは、~
叫びではなく研究と……▼~
:[アロイス]|ああ、そうだ! 私の他にも~
同じ悩みを抱えている仲間がいてな!▼~
彼らにも声をかけてみよう!~
皆でハンネマン先生の夢を叶えるのだ!!▼~
:[ハンネマン]|……行ってしまったか。~
相変わらず人の話を聞かない男だ。~
しかし、その真っ直ぐさに惹かれる者が~
少なくないのはわかる、か……。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#n090f6f2]
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[[会話集/支援会話]]
*ハンネマンの支援会話 [#a5173563]
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**セテス [#ia0898c0]
[[セテスのページへ>../セテス(セイロス聖教会)#h23d0f89]]
**マヌエラ [#ra5c8fcf]
***支援C [#w31bb6c9]
:[マヌエラ]|はあ……。▼~
:[ハンネマン]|マヌエラ君……出会い頭に人の顔を見て~
ため息とは、無礼ではないかね?▼~
:[マヌエラ]|あら、ハンネマン。~
冗談はヒゲだけにしてくれるかしら。▼~
あなたを見て、ため息をついたわけじゃ~
ないわよ。顔に似合わず自意識過剰ねえ。▼~
:[ハンネマン]|やれやれ。君が朝から機嫌が悪そうなのは~
察していたが、その態度はいかがなものか。▼~
機嫌の悪さを隠そうともせず、~
些細なことにも噛みついてくる。▼~
若者たちの模範たるべき者がこの有様とは、~
いやはや嘆かわしい。▼~
:[マヌエラ]|ああ、はいはい。ご高説どうも。~
流石、元貴族様は言うことが違うわねえ。▼~
:[ハンネマン]|元貴族だとか、そういう話はしていない。~
我輩は一人の大人として……▼~
:[マヌエラ]|なあに、まだ小言を続けるつもりなの?~
熱を上げるのは紋章だけにしてくれない?▼~
:[ハンネマン]|はあ……君という人は。~
我輩は親切心から話しているというのに。▼~
:[マヌエラ]|あら、ため息? 人様の顔を見て~
ため息をつくのは、無礼じゃなかったの?▼~
:[ハンネマン]|くっ、揚げ足を……ええい!~
まったく君は、どうしてそうなのかね?▼~
他人の悪意には敏感なくせに、~
自分の感情には無頓着すぎる!▼~
折角の気配りの良さが台無しだ!~
もう少し自分にも気を配ったらどうかね。▼~
:[マヌエラ]|あら、言ってくれるじゃない。~
だったら、ハンネマンはどうなの?▼~
あなた、自分が几帳面だからって、~
それを他人にまで押し付けないでくれる?▼~
誰もがあなたみたいにはなれないの。~
余計な干渉は控えてほしいものね。▼~
:[ハンネマン]|むむむ。今日という今日は我慢がならん。~
マヌエラ君、我輩がその性根を……▼~
:[マヌエラ]|上等よ! あたくしの性根、~
どうにかできるならしてご覧なさい!▼~
:[ハンネマン]|……!▼~
:[マヌエラ]|ほら、何もできないじゃない!~
馬鹿みたい!▼~
:[ハンネマン]|むっ……くくっ……。▼~
***支援B [#rb7d94e6]
:[ハンネマン]|マヌエラ君。その……申し訳なかった。~
先日は大人げない態度を取ってしまった。▼~
:[マヌエラ]|やめて、ハンネマン。~
謝らなければいけないのは、あたくし。▼~
変に当たり散らしちゃって……~
本当にごめんなさい。▼~
:[ハンネマン]|いや、我輩は気にしてはおらん。~
むしろ今は、君に感謝しているくらいだ。▼~
:[マヌエラ]|感謝ですって?▼~
:[ハンネマン]|うむ。いみじくも君が言ったように~
我輩には押しつけがましい面があるようだ。▼~
マヌエラ君のおかげで、改めて思った。~
今後はよく自制せねばとな。▼~
:[マヌエラ]|あら、それならあたくしも同じだわ。~
あなたの言葉が胸を突いたの。▼~
自分の感情で周りを巻き込まないように、~
これからはもっと注意しようと反省したわ。▼~
:[ハンネマン]|はっはっは。それは良かった。~
お互い。得るものがあったのは何よりだ。▼~
:[マヌエラ]|ふふ。そうね。~
ただ喧嘩しただけでは損だもの。▼~
それにしても……あたくしたち、~
こんなやりとりをするのも何度目かしら。▼~
:[ハンネマン]|さて、流石の我輩も覚えてはいないな。~
何しろ、いつも気づいたら喧嘩をしている。▼~
まったく我輩も君もよく飽きないものだよ。~
はっはっはっは。▼~
:[マヌエラ]|ふふふ。ほんと、そうね。▼~
:[ハンネマン]|………………。▼~
:[マヌエラ]|あら、どうしたの? ハンネマン?▼~
:[ハンネマン]|いや、なに。君がたまに見せる、その自然な~
笑顔は、実に魅力的だと思ってね。▼~
君の恋愛が上手くいかないのは、下心のある~
不自然な作り笑顔が原因ではないのかね?▼~
:[マヌエラ]|あーら! それは、どうも!~
相変わらず一言多い忠告、痛み入るわ。▼~
あなたもそういう余計な一言がなければ~
ずっと独り身ではなかったでしょうね!▼~
:[ハンネマン]|聞き捨てならんな。我輩が君のためを思って~
忠告しておるのがわからんのか!▼~
:[マヌエラ]|その余計な忠告が押しつけだって言うのが、~
まだわからないの? 信じられない!▼~
***支援A [#v36bd127]
:[マヌエラ]|……だから、ハンネマン!~
あれは、あなたが余計なことをするから!▼~
:[ハンネマン]|いいや、違う。そもそも前提が異なるのだ。~
我輩は君のことを考えてだな……!▼~
:(暗転)|
:[マヌエラ]|はあ……いい加減に、やめましょう。~
どうしていつもこうなるのかしら。▼~
:[ハンネマン]|仕方あるまい。どうやら我輩と君は~
どこまでいっても反りが合わぬようだ。▼~
はは。ここまで相性が悪いというのは、~
もはや宿命と思うほかあるまい。▼~
:[マヌエラ]|ふふ……嫌な宿命ね、それ。▼~
しかも徹底的に憎み合うならまだしも、~
喧嘩して和解しての繰り返し……疲れるわ。▼~
:[ハンネマン]|確かに、いつまで経っても同じやりとりを~
繰り返してしまっているな。▼~
:[マヌエラ]|ほんっと、労力の無駄だわ。何もかも、~
ちぐはぐなのよ、あたくしたち……。▼~
……ねえ、ハンネマン。~
あたくし、聞いたことがあるんだけど……▼~
似た者夫婦は良い夫婦って言うでしょう?~
趣味や価値観が似てると上手くいくって。▼~
でも逆に、何もかもちぐはぐで、~
性格がずれている夫婦も悪くないそうよ。▼~
お互いの欠点を補って、支え合えるから、~
ちょうど収まりが良くなるみたいなの。▼~
でも、まったく信じられない話よねえ。~
あたくしたちがこんなに苦労しているのに。▼~
:[ハンネマン]|ふむ……簡単に否定するのも、~
どうであろうな。例えば……▼~
我輩は掃除は得意だが、料理は苦手だ。~
一方、君は掃除は苦手だが、料理が得意だ。▼~
それぞれ苦手なものを頑張るより、我輩が~
掃除、君が料理と、分担すれば楽であろう。▼~
:[マヌエラ]|ま、確かにそういうのは、~
上手く回るかもしれないわね。▼~
:[ハンネマン]|うむ。二人の能力を足して等分すれば、~
少なくとも家事の面では問題が生じない。▼~
その調子で我々が、いろいろな面で~
少しずつ補い、支え合っていければ……▼~
案外、上手くいくのかもしれんぞ。~
我輩とマヌエラ君であれば、な。▼~
:[マヌエラ]|ふふふふっ、そうね。~
そうかもしれないわ。▼~
あたくしとあなたが……~
……って、どうしてそうなるのよ!▼~
まるであたくしたちが夫婦になったほうが~
良いみたいな話になってるじゃない!▼~
あり得ないわよ、そんなこと。~
まったくもう!▼~
:[ハンネマン]|なぜ、我輩が怒られねばならん?~
言い出したのは君のほうだろう!▼~
**ギルベルト [#c1a2999e]
***支援C [#p23e9c5f]
:[ギルベルト]|ふっ……! はっ……!~
やっ……! たっ……!▼~
:[ハンネマン]|あれはギルベルト君か。~
折角の休日に鍛錬とは、相変わらずだな。▼~
誰も見てなどいないのに、生真面目な……~
せめて我輩が見ていてやるとするか……▼~
:(暗転)|
:[ギルベルト]|むんっ……! たっ……!▼~
はっ……! ふんっ……!▼~
:[ハンネマン]|………………。▼~
:[ギルベルト]|……ハンネマン殿、何かご用ですか?▼~
:[ハンネマン]|おや、気づいていたのか。いやなに、~
後学のために見学させてもらっていたのだ。▼~
邪魔をしてしまったのなら謝ろう。~
すまなかった。▼~
:[ギルベルト]|……いえ、謝るほどのことでは。▼~
……ですが、私の鍛錬を見たところで、~
特に面白くもないと思うのですが。▼~
:[ハンネマン]|いやいや、そんなことはない。~
なかなかどうして、これが結構面白いのだ。▼~
ギルベルト君の動きは格別に無駄がなく、~
理に適っている。実学的と言っていい。▼~
見ていて実に気持ちの良いものでね。~
つい、見入ってしまったというわけなのだ。▼~
:[ギルベルト]|……そうですか。▼~
:[ハンネマン]|これで、表情も溌溂としていれば、~
申し分ないのだが……いささか、硬いな。▼~
:[ギルベルト]|……鍛錬とは苦しいもの。~
表情の硬さはご容赦願えませんか。▼~
:[ハンネマン]|鍛錬の苦しさは承知しているが。君の場合、~
まるで自らを罰しているような顔だ。▼~
:[ギルベルト]|……申し訳ありません。~
こういう性分なものでして。▼~
:[ハンネマン]|いや、こちらこそ余計なことを言って~
すまないとは思うのだが……。▼~
君はいささか自分に厳しすぎるようだ。~
もう少し、楽に生きてもよいのではないか?▼~
例えば、自らの夢のために情熱を燃やす……~
そんな生き方もあるはずだ。▼~
:[ギルベルト]|……ご助言、感謝します。ですが私は、~
あなたのようには生きられません。▼~
そのような生き方は……~
許されてはおりませんので。▼~
……それでは、私は鍛錬に戻ります。~
……失礼。▼~
:[ハンネマン]|許されていない、か。やれやれ。~
許していないのは君自身だと思うのだがね。▼~
***支援B [#s14f2b7c]
:[ハンネマン]|……相変わらず硬い顔であるな。~
ギルベルト君。▼~
:[ギルベルト]|この顔は変えようもありません。~
以前、お話したとおりです。▼~
:[ハンネマン]|そのようだな。まあ、君が溌溂とした笑顔で~
訓練していたら、我輩のほうが腰を抜かす。▼~
とはいえ、訓練は終わったのだろう?~
少し、茶飲み話にでも付き合わんかね。▼~
:[ギルベルト]|……ハンネマン殿。~
その前に、お尋ねしてもよろしいですか。▼~
:[ハンネマン]|無論、構わないが……何かね。~
どんな疑問にも答えようではないか。▼~
:[ギルベルト]|……ハンネマン殿。なぜあなたは、~
こうも私を気にかけるのです。▼~
私は紋章を持っているわけではない。~
あなたに協力できることはないはずですが。▼~
:[ハンネマン]|紋章? 協力?~
これは異なことを言う。▼~
我輩は何か下心があって~
君と話しているのではない。▼~
時には、紋章研究の足しにしたいという~
打算をもって人と話すこともあるが……。▼~
君に限っては違う。~
単に、親しくなりたいと思ってのことだ。▼~
:[ギルベルト]|……私と親しく、ですか。▼~
:[ハンネマン]|そうとも。見てのとおり、この年だ。~
同輩の友というのが少ないものでね。▼~
:[ギルベルト]|………………。▼~
:[ハンネマン]|まあ、君の考えがどうであれ、~
我輩はすでに君には友として接している。▼~
知っているかね? 我輩のしつこさを。~
君も早く我輩を友と認めたほうが楽だぞ?▼~
:[ギルベルト]|……ふ。▼~
:[ハンネマン]|おや、珍しく笑ったな、ギルベルト君。~
それは友となった返事ということか。▼~
:[ギルベルト]|……そうかもしれませんね。~
ええ……きっと、そうなのだと思います。▼~
:[ハンネマン]|光栄だよ。ならば早速、良き友として、~
共通の趣味でも作りたいものだな。▼~
若い者には理解しがたいような、~
渋い趣味を探しておくとしよう。▼~
:[ギルベルト]|ふふ、わかりました。~
楽しみにしておきましょう。▼~
:[ハンネマン]|おや、また笑ったな。~
案外、我々は相性が良いのかもしれんぞ。▼~
**アロイス [#z868b4d1]
***支援C [#xb56f6b6]
:[ハンネマン]|ふむ、夜も更けたな。~
そろそろ休むとするか……▼~
:[アロイス]|ハンネマン先生、いるか!▼~
:[ハンネマン]|ふお!? し、心臓が……。~
いったいどこから現れたのかね……。▼~
:[アロイス]|いや、普通に扉からだが。~
何を驚いているのだ。▼~
:[ハンネマン]|……突然、大声で呼ばれては驚きもする。~
この部屋では静かにしてくれたまえ。▼~
それで、こんな時間に何の用かね。~
できれば手短に願いたいが。▼~
:[アロイス]|うむ、貴殿に魔道を指南してもらいたい。~
もちろん、頼まれてくれるな?▼~
:[ハンネマン]|なぜ我輩が、騎士である君に~
魔道を教えねばならんのだ。▼~
《第一部》
:[アロイス]|貴殿は教師ではないか!▼~
《第二部》
:[アロイス]|かつて教鞭を執った身ではないか!▼~
《共通》
:[ハンネマン]|魔法が得意な他の仲間を当たりたまえ。~
我輩は寝る……。▼~
:[アロイス]|待て待て待て。先ほど、貴殿が魔法の~
不得手な者を募集していると聞いたのだ。▼~
話が違うではないか。私では不服か?~
よもや若い女子を狙ってのことか?▼~
:[ハンネマン]|ああ……あの話を聞いてきたのか。▼~
あれは被験者を募っていたに過ぎない。~
魔道を伝授するなどとは言っておらんよ。▼~
さあ、誤解が解けたところで、我輩は寝る。~
君もさっさと自分の部屋に……▼~
:[アロイス]|待て! 待つのだ、ハンネマン先生!▼~
私は魔法が得意なほうではない……。~
だが、それではいかんと常々思ってきた。▼~
軍中には、紋章もなく魔法も使えぬと、~
私を蔑む者もいるのだ。▼~
紋章はどうにもならんが、せめて魔法は!~
どうにかしたいのだ、頼む!▼~
:[ハンネマン]|………………。~
そこまで言うのなら、よかろう。▼~
ただし魔法そのものは教えられん。~
君に試すのは魔法への適性の改善である。▼~
それでも構わんかね?▼~
:[アロイス]|構わん! 構わんとも!~
頼りにしているぞ!▼~
:[ハンネマン]|……うむ、任せたまえ。~
我輩にとっても、無益な話ではないのでね。▼~
***支援B [#z8f84526]
:[アロイス]|ハンネマン先生!~
どうだ、私の成長っぷりは!▼~
:[ハンネマン]|うむ、なかなかに苦戦している。~
道のりは遠く険しいようだな。▼~
:[アロイス]|そうか、先生!~
まだまだ私も精進が足らんなあ!▼~
:[ハンネマン]|成果が出ておらぬというのに、~
よくも挫けずに続けられるものだ。▼~
:[アロイス]|何か言ったかな?~
おっと、もしや新たな助言か!▼~
:[ハンネマン]|いや、ただの独り言だ。~
気にしないでくれたまえ。▼~
:[アロイス]|相わかった。……そういえば、なぜ貴殿は~
私の申し出を断らなかったのだ?▼~
皆にこの話をしたら驚かれてな。~
あのハンネマン先生がアロイスを、と。▼~
:[ハンネマン]|被験者を募っていただろう。~
君を使って実験をしているに過ぎん。▼~
紋章は駄目でも、せめて魔法は……~
と、君は言ったな?▼~
我輩の興味は、まさしくそれだ。紋章を~
持たぬ者の魔法への適性を研究している。▼~
:[アロイス]|これは意外だな、紋章学者である貴殿が~
紋章を持たぬ者の研究をするとは。▼~
:[ハンネマン]|紋章を持たぬ、という条件がある以上は、~
紋章学者の領分だと思うがね。▼~
我輩の目指すところは、望む者すべてが~
紋章の力を宿せる方法の発見……。▼~
紋章なくして魔法への適性を高められる~
とすれば、それも我が目的と合致する。▼~
君の魔法への適性を高めようというのも、~
そのための一つの実験なのだよ。▼~
:[アロイス]|素晴らしい……!~
素晴らしいぞ、先生!▼~
紋章がなくとも魔法を使えるのだと、~
この身で示せるのなら光栄の至り!▼~
さ、私の体は、貴殿の好きにするがいい!~
不肖アロイス、必ずや成果を出してみせん!▼~
:[ハンネマン]|アロイス君、気持ちは嬉しいが騒がしい。~
それにいまだ成果も出ては……▼~
:[アロイス]|いや、俄然やる気が出てきたぞ!~
私はやる! やってみせる!▼~
ハンネマン先生も、ほら、夢を叫ぶのだ!~
輝かしい未来のために!▼~
:[ハンネマン]|いや、遠慮しよう。▼~
輝かしい未来のために必要なのは、~
叫びではなく研究と……▼~
:[アロイス]|ああ、そうだ! 私の他にも~
同じ悩みを抱えている仲間がいてな!▼~
彼らにも声をかけてみよう!~
皆でハンネマン先生の夢を叶えるのだ!!▼~
:[ハンネマン]|……行ってしまったか。~
相変わらず人の話を聞かない男だ。~
しかし、その真っ直ぐさに惹かれる者が~
少なくないのはわかる、か……。▼~
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