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会話集/支援会話/ドロテア(ファーガス神聖王国)
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[[会話集/支援会話]]
*ドロテアの支援会話 [#ke735aba]
#contents
**フェリクス [#hb1372ab]
***支援C [#p768cfb1]
:[ドロテア]|あら、フェリクスくん。~
こんな時間まで訓練? 精が出ますね。▼~
:[フェリクス]|………………。▼~
:[ドロテア]|もしもーし。▼~
:[フェリクス]|……何だ。▼~
:[ドロテア]|よかった、返事をくれないから、~
私の声が聞こえてないのかと思ったわ。▼~
:[フェリクス]|……用があるならさっさと言え。▼~
:[ドロテア]|特に用はないけれど。~
でも、今、出来ちゃいました。▼~
訓練が終わったら、~
食堂で甘いものでも食べません?▼~
:[フェリクス]|断る。~
甘いものは好かん。▼~
……それに、邪魔だ。~
話しかけるな。▼~
《第一部》
:[ドロテア]|もう、何ですか、その言い方。~
曲がりなりにも級友ですよ?▼~
《第二部》
:[ドロテア]|もう、何ですか、その言い方。~
曲がりなりにも戦友ですよ?▼~
《共通》
:[ドロテア]|犬や猫みたいに追い払おうとして……~
ちゃんとこっちを見て話して。▼~
:[フェリクス]|うるさい……。▼~
:[ドロテア]|もう。~
話してくれるまで、ここを動きませんよ。▼~
:[フェリクス]|面倒な女だな……勝手にしろ。▼~
(暗転)
:[ドロテア]|じゃあ、お言葉に甘えて、~
勝手にさせてもらいますね。▼~
:[フェリクス]|………………。▼~
:[ドロテア]|そういえば、甘いものが嫌なら~
辛いものでもいいわね。▼~
確か、今節は西方の香辛料が多めに~
入ってるって誰かが……▼~
フェリクスくんは辛いものは平気かしら?~
甘いのも辛いのも両方ダメはないですよね?▼~
:[フェリクス]|チッ、気が散る……。▼~
腹が減っているなら一人で食べろ。~
俺にごちゃごちゃと話しかけるな。▼~
:[ドロテア]|ふふ、やっとこっちを見てくれましたね。~
頼まれたら仕方ないから、静かにしますよ?▼~
:[フェリクス]|………………。~
……何なんだ、いったい。▼~
***支援B [#n76bdb90]
:[フェリクス]|……おい。~
いつまで俺に付き纏う気だ。▼~
:[ドロテア]|なあに? 貴方の言うとおり、~
ちゃんと静かにしてるでしょ?▼~
:[フェリクス]|……何が目的だ。▼~
:[ドロテア]|別に目的なんてないですよ。▼~
:[フェリクス]|お前の噂は聞いた。~
貴族の男と結婚したいそうだな。▼~
《白雲・蒼月の章》
:[フェリクス]|俺に近づくのも、フラルダリウス家という~
貴族の身分を欲してのことか。▼~
:[ドロテア]|あのね、フェリクスくん。大貴族だったら~
誰でもいいってわけじゃないでしょ……。
《紅花・銀雪・翠風の章》
:[フェリクス]|家を捨てた俺に近づいて、~
今更お前に何の利がある。▼~
《共通》
:[ドロテア]|ただ貴方に興味があるだけ。~
そんなに変かしら?▼~
:[フェリクス]|……意味がわからん。▼~
:[ドロテア]|貴方は貴族にしては随分と……~
……無愛想ですよね。▼~
私の知る貴族って、もう少し気持ち悪く~
馴れ合うみたいな印象だったから。▼~
:[フェリクス]|フン……帝国と王国では~
貴族の性質も違おう。▼~
:[ドロテア]|それにしたって貴方は……自分が他人に~
どう見られるか、頓着してなさ過ぎよ。▼~
:[フェリクス]|そんなものはどうでもいい。~
俺は自分の腕を磨くだけだ。▼~
他人が俺をどう見ようが、~
戦えば俺の力は証明される。▼~
……見てくれに惑わされて、~
その本質を見ない連中には反吐が出るな。▼~
:[ドロテア]|そうですねえ。~
本当に大事なのは本質かもしれません。▼~
私には、自分の本質は~
よくわからないけれど……。▼~
貴方になら、わかるでしょうから。~
私はどんなふうに見えてます?▼~
ただの貴族と結婚したいだけの、女かしら?~
……それじゃあね。▼~
''(ドロテアが立ち去る)''
:[フェリクス]|……どういう意味だ。▼~
***支援A [#je4a9ad3]
:[フェリクス]|おい、こっちへ来い。▼~
:[ドロテア]|どうしたの?~
あっちへ行け、と間違えました?▼~
:[フェリクス]|毎度毎度俺に付き纏う暇があるなら、~
訓練の相手にでもなってみろ。▼~
:[ドロテア]|ちょっと。~
それ、本気で言ってます?▼~
:[フェリクス]|冗談の類いは好まん。~
剣を抜け。▼~
:[ドロテア]|嫌です。~
訓練なら一人で……▼~
:[フェリクス]|打ちかかって来ないなら俺から行くが。~
それとも、俺など素手で十分だとでも?▼~
:[ドロテア]|もう、わかった、わかりました!~
どうなっても知らないから、ね!▼~
:(暗転)|
:[フェリクス]|フン……男漁りにかまけているかと思えば、~
意外にも筋は悪くない。▼~
:[ドロテア]|それ、褒めてるつもり?~
……褒めてるのよね。▼~
まあ、歌姫をやってた頃から、~
護身のために訓練は欠かしませんでしたし。▼~
このご時世、剣の一本や二本、~
使えないと生きていけないでしょ?▼~
:[フェリクス]|……お前への評価を改めねばならんな。▼~
身分ある男にしか興味のない~
愚かな女だと思っていたが……▼~
現実から目を背けていないのには、~
好感が持てる。▼~
:[ドロテア]|はいはい、それはどうも。▼~
あーあ、疲れちゃった。~
お茶でも飲んで、ゆっくり体を休めたいわ。▼~
当然、フェリクスくんも~
付き合ってくれますよね?▼~
:[フェリクス]|なぜ、俺が……▼~
:[ドロテア]|無理やり訓練に付き合わせた貴方が、~
断るんです?▼~
:[フェリクス]|……チッ。~
今回ばかりは、お前に一理ある。▼~
:[ドロテア]|それじゃ、お茶にしましょ。~
何だったら私の部屋でもいいわよ?▼~
:[フェリクス]|調子に乗るな。▼~
:[ドロテア]|つれないわねえ……。▼~
***支援A+ [#uecb337c]
:[ドロテア]|どう? フェリクスくん。~
お茶、美味しいでしょ?▼~
:[フェリクス]|……そうだな。▼~
:(暗転)|
:[ドロテア]|……こうして、~
のんびりするのもいいわよねえ。▼~
:[フェリクス]|……ああ。▼~
:[ドロテア]|……そういえば、装備が傷んだって~
言ってましたよね。修繕した?▼~
:[フェリクス]|ああ。▼~
:[ドロテア]|………………。▼~
:[フェリクス]|………………。▼~
:[ドロテア]|ねえ、少しは話をする気ないの?▼~
たまには話題を提供してちょうだい。~
貴族社会の、小粋で洒落た逸話とか……▼~
:[フェリクス]|言ったはずだ。~
冗談の手合いは好まん、と。▼~
:[ドロテア]|……ただの皮肉よ。~
はあ……。▼~
……そういえば、今度、大聖堂で~
小さな演奏会をするの。▼~
私も歌うんだけど、~
興味……あるわけないわよねえ。▼~
:[フェリクス]|……歌が、得意なのか。▼~
:[ドロテア]|え? 私にそれ聞いちゃう?~
ミッテルフランク歌劇団の歌姫だった私に?▼~
:[フェリクス]|忘れていた。▼~
:[ドロテア]|忘れてたって……~
そんなに私に興味ないの!?▼~
私のこと、何だと思ってるのよ。▼~
:[フェリクス]|ぎゃあぎゃあとうるさい女だ、と。~
……だが、訓練の相手にはちょうどいい。▼~
……それから、茶を飲む相手にもな。▼~
:[ドロテア]|……?▼~
:[フェリクス]|それで、演奏会とやらはいつだ。▼~
:[ドロテア]|えっ……もしかして、来る気?~
いいわよ、無理に来なくて。▼~
:[フェリクス]|誘っておいて来るなとはどんな了見だ。~
行く行かないは俺が自分で決める。▼~
:[ドロテア]|なら、絶対来てね。~
貴方のために心を込めて歌うから。▼~
:[フェリクス]|まだ行くとは言っていない。▼~
:[ドロテア]|もう……来るなら来るって言って。~
私、泣きそうよ。▼~
:[フェリクス]|チッ……。~
行く。これでいいか。▼~
:[ドロテア]|ええ! 約束したからね。~
ふふふっ。▼~
**シルヴァン [#s8cb5864]
***支援C [#y7ee8845]
:[ドロテア]|あら、シルヴァンくん。珍しいですねえ。~
貴方が女の子を口説いてないなんて。▼~
:[シルヴァン]|やあ、ドロテアちゃん! いやなに、~
今はちょっとばかり、準備をしてたのさ。▼~
この大修道院に咲く麗しの大輪……~
ドロテアちゃん、君を口説くためのな!▼~
:[ドロテア]|ふーん……それじゃ、折角の準備を~
無駄にさせちゃったわね。▼~
私、貴方に口説かれる予定はないですから。▼~
:[シルヴァン]|あっはは、相変わらずドロテアちゃんは~
言うことがきっついなあ!▼~
一度でいいから口説かれてみないかい?~
そこらの男とは一味違うぜ、俺。▼~
:[ドロテア]|遠慮しときます。~
確かに一味違うだろうけど……▼~
それって、本気じゃなく口説くことに、~
本気ってことでしょ?▼~
:[シルヴァン]|ええと?~
そりゃあ、どういう意味だい?▼~
:[ドロテア]|貴方は家柄も顔も、頭も悪くないわ。~
婚約者もいたっておかしくない。▼~
なのに、決まった人を作らず、~
女の子をとっかえひっかえ……。▼~
きっと貴方、付き合うことが好きなだけで、~
女の子自体は嫌いなんじゃない?▼~
:[シルヴァン]|俺が……女の子を? 嫌い?~
あっははは、いやいや、ないないない!▼~
女の子に対しては、いつだって本気だぜ。~
この命を賭して口説いてるつもりさ。▼~
:[ドロテア]|そういうことは、誰か一人に絞ってから~
言ってほしいわねえ。▼~
貴方の命は一つ、命を懸けて愛せる相手も、~
たいていは一人なんだから。▼~
:[シルヴァン]|だから言ってるだろ?~
君一人を命を懸けて愛するぜ、俺は。▼~
俺は口説く女の子一人一人に、~
その都度本気の恋をしてるんだからな。▼~
:[ドロテア]|そう。でも、私の命一つは、~
貴方には懸けられません。▼~
だから他を当たってねえ。~
さよなら、シルヴァンくん。▼~
:[シルヴァン]|……くっ、流石に手強いかー!~
ドロテアちゃーん、俺は本気だぞー!▼~
***支援B [#f80eae27]
:[シルヴァン]|やあ、ドロテアちゃん。~
こんなところでどうしたんだい?▼~
:[ドロテア]|実は貴方に用があって、待ってたんです。▼~
:[シルヴァン]|俺に? へえ、珍しいこともあるもんだ。~
あ、もしかして、食事の誘いとか?▼~
:[ドロテア]|ええ、そうなの。~
たまには貴方と食事も悪くないかなって。▼~
:[シルヴァン]|おっと、そういうことなら今夜はどうだい?~
明日以降はしばらく埋まっちまってて……▼~
:[ドロテア]|構わないですけど。~
明日以降はずっと女の子と遊ぶのかしら?▼~
:[シルヴァン]|はははっ。~
そりゃあ思ってても聞かないお約束だろ。▼~
けど、どういう風の吹き回しだい?~
あ、もしかして、何か裏でもある?▼~
:[ドロテア]|裏なんてないですよ。~
気になるならこの話はなかったことに……▼~
:[シルヴァン]|ああ、いや、待った待った!~
そうは言ってないだろ!▼~
これまでずっとつれなかったのに、~
何でまた、って腑に落ちなくてさあ。▼~
あ、ひょっとして俺に惚れちゃった?▼~
:[ドロテア]|……ちょっと鳥肌が。~
やっぱり独りでご飯食べようかしら。▼~
:[シルヴァン]|……ああ、なるほどね。~
君が欲しいのは孤独を埋める相手ってわけ。▼~
:[ドロテア]|まあそんな感じです。~
嫌だって言うなら他を当たりますけど?▼~
:[シルヴァン]|いや、喜んでお受けしましょう、お嬢様。~
是非とも俺で妥協してください。▼~
……で、妥協の相手が俺ってのはやっぱり、~
貴族だからとか、紋章持ちだからとか?▼~
これはほんの興味なんだが、俺が平民でも、~
君は食事に誘ってくれたかなあ。▼~
:[ドロテア]|……たかが食事にこの問答、必要なの?▼~
じゃあ聞きますけど。~
私が声のしゃがれたお婆さんでも……▼~
貴方は口説きにかかるの?~
手を取って愛を囁くの?▼~
:[シルヴァン]|うーん、難しい質問だ。年配のご婦人を~
口説いた経験がないわけじゃないが……▼~
:[ドロテア]|私は、シルヴァンくんがお爺さんでも~
いいわよ?▼~
家から絶縁された元貴族でも、~
貧民街に暮らす孤児でも……なーんてね。▼~
言ってみただけです。~
やっぱりお金はあったほうがいいわねえ。▼~
:[シルヴァン]|あはは、まあ、それはそうかもな。~
なあドロテアちゃん、今の質問……▼~
:[ドロテア]|それじゃ、今夜はよろしくね。~
食事の時は、こういう話はなしにしましょ?▼~
:[シルヴァン]|……俺が爺さんでも、孤児でもいい、ねえ。▼~
***支援A [#w4f0d2dd]
:[シルヴァン]|はあ……また振られちまった。~
ここんとこ運がねえなあ。▼~
:[ドロテア]|あら、シルヴァンくん。~
その顔は、また振られました?▼~
:[シルヴァン]|はははっ。~
そりゃあ思ってても言わないお約束だろ。▼~
:[ドロテア]|ごめんねえ。貴方は振られても、~
たいして気にしないと思ってたから。▼~
ふふっ、落ち込むことがあるのねえ。~
貴方が女の子関係で。▼~
:[シルヴァン]|そりゃ、毎回毎回落ち込むさ!~
ま、振るほうが多い気もするけどな。▼~
いやあ、こう見えてもガキの時分から、~
遊ぶ女の子には困らなかったもんで。▼~
……けど今考えてみりゃ、俺の何を見て~
好きだーなんて言ってたんだろうなあ。▼~
俺のすべてを知ってるわけでもあるまいし。~
……わかんねえもんだ。▼~
:[ドロテア]|あら、いきなり何の話?~
すべてを知って、なんて無理でしょ?▼~
:[シルヴァン]|そりゃそうだけど……あ、前に聞いたよな。~
俺がただの平民でも食事に誘うのかって。▼~
:[ドロテア]|ええ、聞いたわ。▼~
:[シルヴァン]|あの時は、試すような言い方して悪かった。~
……つい疑っちまうんだよなあ、昔から。▼~
俺は貴族の家の、紋章持ちの男なわけだろ?~
もう縁談も女も絶えない、絶えない。▼~
結局、欲しいのは俺じゃなく、俺の血だ。~
家の外も、中も、みんなそうだった。▼~
……時々思うのさ。俺に紋章がなかったら、~
俺は誰に見向きもされなかったかもってな。▼~
:[ドロテア]|そうねえ。~
まあ事実なんじゃないかしら。▼~
私も似たような思いを、~
味わってきたから……。▼~
:[シルヴァン]|……へえ。~
気になるな、そりゃあどんな?▼~
:[ドロテア]|歌姫として拍手喝采を浴びた私を~
待ってたのは……▼~
貴族からの山のような贈り物や、~
求婚の申し込みだった。▼~
でもそれは、私の正体を知らないから。~
舞台の上の歌姫しか、みんな見ていないの。▼~
私の容姿と歌と、名声だけに群がって……~
誰も本当の私を見ようともしない。▼~
:[シルヴァン]|はは……どっかで聞いたような話だな。▼~
:[ドロテア]|ええ……立場の違いはあるけれど、~
私たちは、同じ、なのかもね。▼~
:[シルヴァン]|……そうだな。▼~
なあ、ドロテアちゃん。~
今なら俺、こう言えるぜ。▼~
たとえ君がしゃがれた声の老婆でも、~
口説き倒して、必ず君を手に入れる……▼~
ま、今の君を口説いて、婆さんになるまで~
一緒にいるのが一番いいけどな!▼~
:[ドロテア]|そりゃあそうよねえ。~
私も同じ。▼~
今の貴方に口説かれて、お爺さんになるまで~
一緒にいるほうがいいわ。▼~
:[シルヴァン]|はは、嬉しいこと言ってくれるね。~
それじゃ、まずはどこかで食事といこうか!▼~
:[ドロテア]|喜んで付き合うわ、シルヴァンくん。▼~
**イングリット [#fd6ba45f]
***支援C [#n17bc779]
:[ドロテア]|あら、グリットちゃん。~
ちょうどよかったわ。▼~
今度ね、大聖堂で小さな歌劇みたいなものを~
披露するの。▼~
:[イングリット]|歌劇、ですか?▼~
:[ドロテア]|そうなのよ。~
仲間で有志を募ってね。▼~
《第一部((アロイスが修道院にいない時を含む)) または 第二...
:[ドロテア]|特にアロイスさんが大はりきりで、~
すごく頑張ってるわ。▼~
《共通》
:[イングリット]|へえ……。~
どんな内容なのですか?▼~
:[ドロテア]|ふふふっ。歌劇の王道、恋愛悲劇よ。~
ある国のお姫様が一人の男性と恋をするの。▼~
でも、彼女は国の命運を背負うお姫様。~
望んだ相手と結婚できるはずもなく……。▼~
国のため、望まぬ結婚を選んだお姫様と、~
彼女を取り巻く男たちの葛藤が見所よ。▼~
:[イングリット]|はあ……なかなか重い主題ですね。~
それで、そのお姫様役は誰が演じるのです?▼~
:[ドロテア]|僭越ながら、私がやらせてもらうわ。~
一応、歌劇団では歌姫だったしね。▼~
貴女も観に来てちょうだい?~
しっかりとおめかしして、よ。▼~
ふふっ、みんなにお願いしてるの。~
その夜はおしゃれな格好で集合って。▼~
:[イングリット]|ええっと……行きたいのはやまやまですが、~
その……何というか……。▼~
:[ドロテア]|あら、都合でも悪いの?~
それなら無理にとは言わないけど……▼~
:[イングリット]|い、いえ、都合が悪いわけでは。~
ただ、その……問題は、おしゃれのほうで。▼~
《通常》
:[イングリット]|普段、お化粧も何もしませんから、~
どうすればいいか……。▼~
《イングリット×アネット支援B成立後》
:[イングリット]|着飾るといっても何をすればいいか……~
お化粧にも、まだまだ不慣れですし……▼~
《共通》
:[ドロテア]|まあ!~
それなら私に任せて。▼~
:[イングリット]|えっ?▼~
:[ドロテア]|ちゃんとした場では、ちゃんとした格好が~
できないと、大人として認められないわ。▼~
私がグリットちゃんを、夜の観劇に相応しい~
素敵な女の子にしてあげる。▼~
いろいろ用意し終わったら、貴女の部屋に~
行くから、ちゃーんと待っててね。▼~
:[イングリット]|は、はあ……。~
どうかお手柔らかに……。▼~
***支援B [#wc6141a1]
:[ドロテア]|はあ……~
本当に、もったいないわねえ。▼~
:[イングリット]|な、何です、ドロテア。人の顔を見て~
ため息をつくのはやめてください。▼~
:[ドロテア]|だって……~
折角、何度もいろいろ教えたのに……。▼~
グリットちゃんたら、~
普段、全然着飾ってくれないじゃない?▼~
《第一部》
:[イングリット]|はあ……ドロテアには感謝していますが……~
毎日毎日おしゃれをするわけにも……。▼~
《第二部》
:[イングリット]|はあ……ドロテアには感謝していますが……~
今は戦時中ですし、着飾るような機会も……。▼~
《共通》
:[ドロテア]|あら、そんなに狼狽えないで。~
ちょっとからかっただけよ、ごめんなさい。▼~
……それにしても意外だったわ、~
グリットちゃん。▼~
貴女は貴族の令嬢なのに、化粧もおしゃれも~
ほとんどしてこなかったなんてねえ。▼~
この前教えたのも基礎中の基礎でしょ?~
知ってて当然だと思ってたわ。▼~
《通常》
:[ドロテア]|だけど貴女は本当に何も知らないみたいだし~
そこが腑に落ちないのよねえ。▼~
《イングリット×アネット支援B成立後》
:[イングリット]|以前、アネットにも教わったのですが、~
やはりまだ見よう見まねの域を出ず……。▼~
:[ドロテア]|それにしたって腑に落ちないわ。彼女に~
教わるまで、何も知らなかったなんて。~
《共通》
:[イングリット]|元々、興味がなかったのです。~
子供の頃から、そういうものには疎く……。▼~
……華美なおしゃれなど、~
そもそも不要だと思っていました。▼~
美しく着飾り、男性を魅了する術など、~
近衛騎士には無用の長物だ、と……。▼~
でも、あなたの教えを受けてからは、~
その考えも変わりました。▼~
:[ドロテア]|どんなふうに変わったのかしら?▼~
:[イングリット]|おしゃれは男性を魅了するものではなく、~
場に相応しくあるように装うもの、です。▼~
始終おしゃれでなくても、特別な場には~
相応の装いが必要だと学びました。▼~
:[ドロテア]|もう、真面目ねえ、グリットちゃん。~
場に相応しいってのは建前でしょ?▼~
そこで素敵な出会いがあるのを期待して、~
おしゃれするんじゃない。▼~
:[イングリット]|え……ド、ドロテア、言っていることが~
以前と違うのではありませんか?▼~
以前は、ちゃんとした格好ができないと、~
大人として認められない、と……。▼~
:[ドロテア]|だって、そう言わないと、~
貴女は逃げちゃわない?▼~
:[イングリット]|それは……そうかもしれませんが。▼~
:[ドロテア]|それに貴女は、おしゃれをすれば、~
絶対に魅力的になると思ったのよ。▼~
実際、素敵だったわ。▼~
はあ、固い蕾が可憐な花を咲かせたような、~
思わず襲いたくなるほどの美しさだった。▼~
:[イングリット]|襲いたく……え?~
ドロテア、それは困ります。▼~
:[ドロテア]|わかってるわよ。~
襲う時は、ちゃんと事前に許可を取るから。▼~
:[イングリット]|ふ、不許可ですっ!~
おかしな考えを持つのはやめてください!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#u1ad2b9d]
- フェリクスとの支援Bはルート差分あり。 -- &new{2019-10-...
- イングリットとの支援Cですが、第二部でアロイスが未加入か...
- ↑反映しました -- &new{2020-08-03 (月) 10:08:46};
#comment
終了行:
[[会話集/支援会話]]
*ドロテアの支援会話 [#ke735aba]
#contents
**フェリクス [#hb1372ab]
***支援C [#p768cfb1]
:[ドロテア]|あら、フェリクスくん。~
こんな時間まで訓練? 精が出ますね。▼~
:[フェリクス]|………………。▼~
:[ドロテア]|もしもーし。▼~
:[フェリクス]|……何だ。▼~
:[ドロテア]|よかった、返事をくれないから、~
私の声が聞こえてないのかと思ったわ。▼~
:[フェリクス]|……用があるならさっさと言え。▼~
:[ドロテア]|特に用はないけれど。~
でも、今、出来ちゃいました。▼~
訓練が終わったら、~
食堂で甘いものでも食べません?▼~
:[フェリクス]|断る。~
甘いものは好かん。▼~
……それに、邪魔だ。~
話しかけるな。▼~
《第一部》
:[ドロテア]|もう、何ですか、その言い方。~
曲がりなりにも級友ですよ?▼~
《第二部》
:[ドロテア]|もう、何ですか、その言い方。~
曲がりなりにも戦友ですよ?▼~
《共通》
:[ドロテア]|犬や猫みたいに追い払おうとして……~
ちゃんとこっちを見て話して。▼~
:[フェリクス]|うるさい……。▼~
:[ドロテア]|もう。~
話してくれるまで、ここを動きませんよ。▼~
:[フェリクス]|面倒な女だな……勝手にしろ。▼~
(暗転)
:[ドロテア]|じゃあ、お言葉に甘えて、~
勝手にさせてもらいますね。▼~
:[フェリクス]|………………。▼~
:[ドロテア]|そういえば、甘いものが嫌なら~
辛いものでもいいわね。▼~
確か、今節は西方の香辛料が多めに~
入ってるって誰かが……▼~
フェリクスくんは辛いものは平気かしら?~
甘いのも辛いのも両方ダメはないですよね?▼~
:[フェリクス]|チッ、気が散る……。▼~
腹が減っているなら一人で食べろ。~
俺にごちゃごちゃと話しかけるな。▼~
:[ドロテア]|ふふ、やっとこっちを見てくれましたね。~
頼まれたら仕方ないから、静かにしますよ?▼~
:[フェリクス]|………………。~
……何なんだ、いったい。▼~
***支援B [#n76bdb90]
:[フェリクス]|……おい。~
いつまで俺に付き纏う気だ。▼~
:[ドロテア]|なあに? 貴方の言うとおり、~
ちゃんと静かにしてるでしょ?▼~
:[フェリクス]|……何が目的だ。▼~
:[ドロテア]|別に目的なんてないですよ。▼~
:[フェリクス]|お前の噂は聞いた。~
貴族の男と結婚したいそうだな。▼~
《白雲・蒼月の章》
:[フェリクス]|俺に近づくのも、フラルダリウス家という~
貴族の身分を欲してのことか。▼~
:[ドロテア]|あのね、フェリクスくん。大貴族だったら~
誰でもいいってわけじゃないでしょ……。
《紅花・銀雪・翠風の章》
:[フェリクス]|家を捨てた俺に近づいて、~
今更お前に何の利がある。▼~
《共通》
:[ドロテア]|ただ貴方に興味があるだけ。~
そんなに変かしら?▼~
:[フェリクス]|……意味がわからん。▼~
:[ドロテア]|貴方は貴族にしては随分と……~
……無愛想ですよね。▼~
私の知る貴族って、もう少し気持ち悪く~
馴れ合うみたいな印象だったから。▼~
:[フェリクス]|フン……帝国と王国では~
貴族の性質も違おう。▼~
:[ドロテア]|それにしたって貴方は……自分が他人に~
どう見られるか、頓着してなさ過ぎよ。▼~
:[フェリクス]|そんなものはどうでもいい。~
俺は自分の腕を磨くだけだ。▼~
他人が俺をどう見ようが、~
戦えば俺の力は証明される。▼~
……見てくれに惑わされて、~
その本質を見ない連中には反吐が出るな。▼~
:[ドロテア]|そうですねえ。~
本当に大事なのは本質かもしれません。▼~
私には、自分の本質は~
よくわからないけれど……。▼~
貴方になら、わかるでしょうから。~
私はどんなふうに見えてます?▼~
ただの貴族と結婚したいだけの、女かしら?~
……それじゃあね。▼~
''(ドロテアが立ち去る)''
:[フェリクス]|……どういう意味だ。▼~
***支援A [#je4a9ad3]
:[フェリクス]|おい、こっちへ来い。▼~
:[ドロテア]|どうしたの?~
あっちへ行け、と間違えました?▼~
:[フェリクス]|毎度毎度俺に付き纏う暇があるなら、~
訓練の相手にでもなってみろ。▼~
:[ドロテア]|ちょっと。~
それ、本気で言ってます?▼~
:[フェリクス]|冗談の類いは好まん。~
剣を抜け。▼~
:[ドロテア]|嫌です。~
訓練なら一人で……▼~
:[フェリクス]|打ちかかって来ないなら俺から行くが。~
それとも、俺など素手で十分だとでも?▼~
:[ドロテア]|もう、わかった、わかりました!~
どうなっても知らないから、ね!▼~
:(暗転)|
:[フェリクス]|フン……男漁りにかまけているかと思えば、~
意外にも筋は悪くない。▼~
:[ドロテア]|それ、褒めてるつもり?~
……褒めてるのよね。▼~
まあ、歌姫をやってた頃から、~
護身のために訓練は欠かしませんでしたし。▼~
このご時世、剣の一本や二本、~
使えないと生きていけないでしょ?▼~
:[フェリクス]|……お前への評価を改めねばならんな。▼~
身分ある男にしか興味のない~
愚かな女だと思っていたが……▼~
現実から目を背けていないのには、~
好感が持てる。▼~
:[ドロテア]|はいはい、それはどうも。▼~
あーあ、疲れちゃった。~
お茶でも飲んで、ゆっくり体を休めたいわ。▼~
当然、フェリクスくんも~
付き合ってくれますよね?▼~
:[フェリクス]|なぜ、俺が……▼~
:[ドロテア]|無理やり訓練に付き合わせた貴方が、~
断るんです?▼~
:[フェリクス]|……チッ。~
今回ばかりは、お前に一理ある。▼~
:[ドロテア]|それじゃ、お茶にしましょ。~
何だったら私の部屋でもいいわよ?▼~
:[フェリクス]|調子に乗るな。▼~
:[ドロテア]|つれないわねえ……。▼~
***支援A+ [#uecb337c]
:[ドロテア]|どう? フェリクスくん。~
お茶、美味しいでしょ?▼~
:[フェリクス]|……そうだな。▼~
:(暗転)|
:[ドロテア]|……こうして、~
のんびりするのもいいわよねえ。▼~
:[フェリクス]|……ああ。▼~
:[ドロテア]|……そういえば、装備が傷んだって~
言ってましたよね。修繕した?▼~
:[フェリクス]|ああ。▼~
:[ドロテア]|………………。▼~
:[フェリクス]|………………。▼~
:[ドロテア]|ねえ、少しは話をする気ないの?▼~
たまには話題を提供してちょうだい。~
貴族社会の、小粋で洒落た逸話とか……▼~
:[フェリクス]|言ったはずだ。~
冗談の手合いは好まん、と。▼~
:[ドロテア]|……ただの皮肉よ。~
はあ……。▼~
……そういえば、今度、大聖堂で~
小さな演奏会をするの。▼~
私も歌うんだけど、~
興味……あるわけないわよねえ。▼~
:[フェリクス]|……歌が、得意なのか。▼~
:[ドロテア]|え? 私にそれ聞いちゃう?~
ミッテルフランク歌劇団の歌姫だった私に?▼~
:[フェリクス]|忘れていた。▼~
:[ドロテア]|忘れてたって……~
そんなに私に興味ないの!?▼~
私のこと、何だと思ってるのよ。▼~
:[フェリクス]|ぎゃあぎゃあとうるさい女だ、と。~
……だが、訓練の相手にはちょうどいい。▼~
……それから、茶を飲む相手にもな。▼~
:[ドロテア]|……?▼~
:[フェリクス]|それで、演奏会とやらはいつだ。▼~
:[ドロテア]|えっ……もしかして、来る気?~
いいわよ、無理に来なくて。▼~
:[フェリクス]|誘っておいて来るなとはどんな了見だ。~
行く行かないは俺が自分で決める。▼~
:[ドロテア]|なら、絶対来てね。~
貴方のために心を込めて歌うから。▼~
:[フェリクス]|まだ行くとは言っていない。▼~
:[ドロテア]|もう……来るなら来るって言って。~
私、泣きそうよ。▼~
:[フェリクス]|チッ……。~
行く。これでいいか。▼~
:[ドロテア]|ええ! 約束したからね。~
ふふふっ。▼~
**シルヴァン [#s8cb5864]
***支援C [#y7ee8845]
:[ドロテア]|あら、シルヴァンくん。珍しいですねえ。~
貴方が女の子を口説いてないなんて。▼~
:[シルヴァン]|やあ、ドロテアちゃん! いやなに、~
今はちょっとばかり、準備をしてたのさ。▼~
この大修道院に咲く麗しの大輪……~
ドロテアちゃん、君を口説くためのな!▼~
:[ドロテア]|ふーん……それじゃ、折角の準備を~
無駄にさせちゃったわね。▼~
私、貴方に口説かれる予定はないですから。▼~
:[シルヴァン]|あっはは、相変わらずドロテアちゃんは~
言うことがきっついなあ!▼~
一度でいいから口説かれてみないかい?~
そこらの男とは一味違うぜ、俺。▼~
:[ドロテア]|遠慮しときます。~
確かに一味違うだろうけど……▼~
それって、本気じゃなく口説くことに、~
本気ってことでしょ?▼~
:[シルヴァン]|ええと?~
そりゃあ、どういう意味だい?▼~
:[ドロテア]|貴方は家柄も顔も、頭も悪くないわ。~
婚約者もいたっておかしくない。▼~
なのに、決まった人を作らず、~
女の子をとっかえひっかえ……。▼~
きっと貴方、付き合うことが好きなだけで、~
女の子自体は嫌いなんじゃない?▼~
:[シルヴァン]|俺が……女の子を? 嫌い?~
あっははは、いやいや、ないないない!▼~
女の子に対しては、いつだって本気だぜ。~
この命を賭して口説いてるつもりさ。▼~
:[ドロテア]|そういうことは、誰か一人に絞ってから~
言ってほしいわねえ。▼~
貴方の命は一つ、命を懸けて愛せる相手も、~
たいていは一人なんだから。▼~
:[シルヴァン]|だから言ってるだろ?~
君一人を命を懸けて愛するぜ、俺は。▼~
俺は口説く女の子一人一人に、~
その都度本気の恋をしてるんだからな。▼~
:[ドロテア]|そう。でも、私の命一つは、~
貴方には懸けられません。▼~
だから他を当たってねえ。~
さよなら、シルヴァンくん。▼~
:[シルヴァン]|……くっ、流石に手強いかー!~
ドロテアちゃーん、俺は本気だぞー!▼~
***支援B [#f80eae27]
:[シルヴァン]|やあ、ドロテアちゃん。~
こんなところでどうしたんだい?▼~
:[ドロテア]|実は貴方に用があって、待ってたんです。▼~
:[シルヴァン]|俺に? へえ、珍しいこともあるもんだ。~
あ、もしかして、食事の誘いとか?▼~
:[ドロテア]|ええ、そうなの。~
たまには貴方と食事も悪くないかなって。▼~
:[シルヴァン]|おっと、そういうことなら今夜はどうだい?~
明日以降はしばらく埋まっちまってて……▼~
:[ドロテア]|構わないですけど。~
明日以降はずっと女の子と遊ぶのかしら?▼~
:[シルヴァン]|はははっ。~
そりゃあ思ってても聞かないお約束だろ。▼~
けど、どういう風の吹き回しだい?~
あ、もしかして、何か裏でもある?▼~
:[ドロテア]|裏なんてないですよ。~
気になるならこの話はなかったことに……▼~
:[シルヴァン]|ああ、いや、待った待った!~
そうは言ってないだろ!▼~
これまでずっとつれなかったのに、~
何でまた、って腑に落ちなくてさあ。▼~
あ、ひょっとして俺に惚れちゃった?▼~
:[ドロテア]|……ちょっと鳥肌が。~
やっぱり独りでご飯食べようかしら。▼~
:[シルヴァン]|……ああ、なるほどね。~
君が欲しいのは孤独を埋める相手ってわけ。▼~
:[ドロテア]|まあそんな感じです。~
嫌だって言うなら他を当たりますけど?▼~
:[シルヴァン]|いや、喜んでお受けしましょう、お嬢様。~
是非とも俺で妥協してください。▼~
……で、妥協の相手が俺ってのはやっぱり、~
貴族だからとか、紋章持ちだからとか?▼~
これはほんの興味なんだが、俺が平民でも、~
君は食事に誘ってくれたかなあ。▼~
:[ドロテア]|……たかが食事にこの問答、必要なの?▼~
じゃあ聞きますけど。~
私が声のしゃがれたお婆さんでも……▼~
貴方は口説きにかかるの?~
手を取って愛を囁くの?▼~
:[シルヴァン]|うーん、難しい質問だ。年配のご婦人を~
口説いた経験がないわけじゃないが……▼~
:[ドロテア]|私は、シルヴァンくんがお爺さんでも~
いいわよ?▼~
家から絶縁された元貴族でも、~
貧民街に暮らす孤児でも……なーんてね。▼~
言ってみただけです。~
やっぱりお金はあったほうがいいわねえ。▼~
:[シルヴァン]|あはは、まあ、それはそうかもな。~
なあドロテアちゃん、今の質問……▼~
:[ドロテア]|それじゃ、今夜はよろしくね。~
食事の時は、こういう話はなしにしましょ?▼~
:[シルヴァン]|……俺が爺さんでも、孤児でもいい、ねえ。▼~
***支援A [#w4f0d2dd]
:[シルヴァン]|はあ……また振られちまった。~
ここんとこ運がねえなあ。▼~
:[ドロテア]|あら、シルヴァンくん。~
その顔は、また振られました?▼~
:[シルヴァン]|はははっ。~
そりゃあ思ってても言わないお約束だろ。▼~
:[ドロテア]|ごめんねえ。貴方は振られても、~
たいして気にしないと思ってたから。▼~
ふふっ、落ち込むことがあるのねえ。~
貴方が女の子関係で。▼~
:[シルヴァン]|そりゃ、毎回毎回落ち込むさ!~
ま、振るほうが多い気もするけどな。▼~
いやあ、こう見えてもガキの時分から、~
遊ぶ女の子には困らなかったもんで。▼~
……けど今考えてみりゃ、俺の何を見て~
好きだーなんて言ってたんだろうなあ。▼~
俺のすべてを知ってるわけでもあるまいし。~
……わかんねえもんだ。▼~
:[ドロテア]|あら、いきなり何の話?~
すべてを知って、なんて無理でしょ?▼~
:[シルヴァン]|そりゃそうだけど……あ、前に聞いたよな。~
俺がただの平民でも食事に誘うのかって。▼~
:[ドロテア]|ええ、聞いたわ。▼~
:[シルヴァン]|あの時は、試すような言い方して悪かった。~
……つい疑っちまうんだよなあ、昔から。▼~
俺は貴族の家の、紋章持ちの男なわけだろ?~
もう縁談も女も絶えない、絶えない。▼~
結局、欲しいのは俺じゃなく、俺の血だ。~
家の外も、中も、みんなそうだった。▼~
……時々思うのさ。俺に紋章がなかったら、~
俺は誰に見向きもされなかったかもってな。▼~
:[ドロテア]|そうねえ。~
まあ事実なんじゃないかしら。▼~
私も似たような思いを、~
味わってきたから……。▼~
:[シルヴァン]|……へえ。~
気になるな、そりゃあどんな?▼~
:[ドロテア]|歌姫として拍手喝采を浴びた私を~
待ってたのは……▼~
貴族からの山のような贈り物や、~
求婚の申し込みだった。▼~
でもそれは、私の正体を知らないから。~
舞台の上の歌姫しか、みんな見ていないの。▼~
私の容姿と歌と、名声だけに群がって……~
誰も本当の私を見ようともしない。▼~
:[シルヴァン]|はは……どっかで聞いたような話だな。▼~
:[ドロテア]|ええ……立場の違いはあるけれど、~
私たちは、同じ、なのかもね。▼~
:[シルヴァン]|……そうだな。▼~
なあ、ドロテアちゃん。~
今なら俺、こう言えるぜ。▼~
たとえ君がしゃがれた声の老婆でも、~
口説き倒して、必ず君を手に入れる……▼~
ま、今の君を口説いて、婆さんになるまで~
一緒にいるのが一番いいけどな!▼~
:[ドロテア]|そりゃあそうよねえ。~
私も同じ。▼~
今の貴方に口説かれて、お爺さんになるまで~
一緒にいるほうがいいわ。▼~
:[シルヴァン]|はは、嬉しいこと言ってくれるね。~
それじゃ、まずはどこかで食事といこうか!▼~
:[ドロテア]|喜んで付き合うわ、シルヴァンくん。▼~
**イングリット [#fd6ba45f]
***支援C [#n17bc779]
:[ドロテア]|あら、グリットちゃん。~
ちょうどよかったわ。▼~
今度ね、大聖堂で小さな歌劇みたいなものを~
披露するの。▼~
:[イングリット]|歌劇、ですか?▼~
:[ドロテア]|そうなのよ。~
仲間で有志を募ってね。▼~
《第一部((アロイスが修道院にいない時を含む)) または 第二...
:[ドロテア]|特にアロイスさんが大はりきりで、~
すごく頑張ってるわ。▼~
《共通》
:[イングリット]|へえ……。~
どんな内容なのですか?▼~
:[ドロテア]|ふふふっ。歌劇の王道、恋愛悲劇よ。~
ある国のお姫様が一人の男性と恋をするの。▼~
でも、彼女は国の命運を背負うお姫様。~
望んだ相手と結婚できるはずもなく……。▼~
国のため、望まぬ結婚を選んだお姫様と、~
彼女を取り巻く男たちの葛藤が見所よ。▼~
:[イングリット]|はあ……なかなか重い主題ですね。~
それで、そのお姫様役は誰が演じるのです?▼~
:[ドロテア]|僭越ながら、私がやらせてもらうわ。~
一応、歌劇団では歌姫だったしね。▼~
貴女も観に来てちょうだい?~
しっかりとおめかしして、よ。▼~
ふふっ、みんなにお願いしてるの。~
その夜はおしゃれな格好で集合って。▼~
:[イングリット]|ええっと……行きたいのはやまやまですが、~
その……何というか……。▼~
:[ドロテア]|あら、都合でも悪いの?~
それなら無理にとは言わないけど……▼~
:[イングリット]|い、いえ、都合が悪いわけでは。~
ただ、その……問題は、おしゃれのほうで。▼~
《通常》
:[イングリット]|普段、お化粧も何もしませんから、~
どうすればいいか……。▼~
《イングリット×アネット支援B成立後》
:[イングリット]|着飾るといっても何をすればいいか……~
お化粧にも、まだまだ不慣れですし……▼~
《共通》
:[ドロテア]|まあ!~
それなら私に任せて。▼~
:[イングリット]|えっ?▼~
:[ドロテア]|ちゃんとした場では、ちゃんとした格好が~
できないと、大人として認められないわ。▼~
私がグリットちゃんを、夜の観劇に相応しい~
素敵な女の子にしてあげる。▼~
いろいろ用意し終わったら、貴女の部屋に~
行くから、ちゃーんと待っててね。▼~
:[イングリット]|は、はあ……。~
どうかお手柔らかに……。▼~
***支援B [#wc6141a1]
:[ドロテア]|はあ……~
本当に、もったいないわねえ。▼~
:[イングリット]|な、何です、ドロテア。人の顔を見て~
ため息をつくのはやめてください。▼~
:[ドロテア]|だって……~
折角、何度もいろいろ教えたのに……。▼~
グリットちゃんたら、~
普段、全然着飾ってくれないじゃない?▼~
《第一部》
:[イングリット]|はあ……ドロテアには感謝していますが……~
毎日毎日おしゃれをするわけにも……。▼~
《第二部》
:[イングリット]|はあ……ドロテアには感謝していますが……~
今は戦時中ですし、着飾るような機会も……。▼~
《共通》
:[ドロテア]|あら、そんなに狼狽えないで。~
ちょっとからかっただけよ、ごめんなさい。▼~
……それにしても意外だったわ、~
グリットちゃん。▼~
貴女は貴族の令嬢なのに、化粧もおしゃれも~
ほとんどしてこなかったなんてねえ。▼~
この前教えたのも基礎中の基礎でしょ?~
知ってて当然だと思ってたわ。▼~
《通常》
:[ドロテア]|だけど貴女は本当に何も知らないみたいだし~
そこが腑に落ちないのよねえ。▼~
《イングリット×アネット支援B成立後》
:[イングリット]|以前、アネットにも教わったのですが、~
やはりまだ見よう見まねの域を出ず……。▼~
:[ドロテア]|それにしたって腑に落ちないわ。彼女に~
教わるまで、何も知らなかったなんて。~
《共通》
:[イングリット]|元々、興味がなかったのです。~
子供の頃から、そういうものには疎く……。▼~
……華美なおしゃれなど、~
そもそも不要だと思っていました。▼~
美しく着飾り、男性を魅了する術など、~
近衛騎士には無用の長物だ、と……。▼~
でも、あなたの教えを受けてからは、~
その考えも変わりました。▼~
:[ドロテア]|どんなふうに変わったのかしら?▼~
:[イングリット]|おしゃれは男性を魅了するものではなく、~
場に相応しくあるように装うもの、です。▼~
始終おしゃれでなくても、特別な場には~
相応の装いが必要だと学びました。▼~
:[ドロテア]|もう、真面目ねえ、グリットちゃん。~
場に相応しいってのは建前でしょ?▼~
そこで素敵な出会いがあるのを期待して、~
おしゃれするんじゃない。▼~
:[イングリット]|え……ド、ドロテア、言っていることが~
以前と違うのではありませんか?▼~
以前は、ちゃんとした格好ができないと、~
大人として認められない、と……。▼~
:[ドロテア]|だって、そう言わないと、~
貴女は逃げちゃわない?▼~
:[イングリット]|それは……そうかもしれませんが。▼~
:[ドロテア]|それに貴女は、おしゃれをすれば、~
絶対に魅力的になると思ったのよ。▼~
実際、素敵だったわ。▼~
はあ、固い蕾が可憐な花を咲かせたような、~
思わず襲いたくなるほどの美しさだった。▼~
:[イングリット]|襲いたく……え?~
ドロテア、それは困ります。▼~
:[ドロテア]|わかってるわよ。~
襲う時は、ちゃんと事前に許可を取るから。▼~
:[イングリット]|ふ、不許可ですっ!~
おかしな考えを持つのはやめてください!▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#u1ad2b9d]
- フェリクスとの支援Bはルート差分あり。 -- &new{2019-10-...
- イングリットとの支援Cですが、第二部でアロイスが未加入か...
- ↑反映しました -- &new{2020-08-03 (月) 10:08:46};
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