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会話集/支援会話/クロード(アップデート/DLC)
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[[会話集/支援会話]]
*クロードの支援会話 [#aa46be80]
#contents
**バルタザール [#y7e69462]
***支援C [#f391610d]
:[バルタザール]|よう、クロード。どこに行くんだ?~
用心棒が必要なら、お供してやるが。▼~
:[クロード]|いやいや、この神聖なる大修道院の中で~
用心棒が必要な場所なんてあるかっての。▼~
:[バルタザール]|まあ、そうつれないこと言うなって。~
おれはお前の役に立ちたいんだからよ。▼~
《白雲の章》
:[バルタザール]|ここへ来て一番の収穫は、未来の盟主たる~
クロード様とお近づきになれたことだ。▼~
《翠風の章》
:[バルタザール]|ここへ来て一番の収穫は、偉大なる盟主~
クロード様とお近づきになれたことだ。▼~
《共通》
:[クロード]|俺とお近づきになったところで、~
あんたに懸かった賞金は消えないと思うが。▼~
:[バルタザール]|そりゃそうだが、盟主と繋がりがあるって~
だけで信用してくれる連中もいる。▼~
:[クロード]|その信用で金を借りるのか?~
これ以上、借金作るのはやめとけって。▼~
:[バルタザール]|とはいえ、お前に盟主の資格がないとなりゃ~
おれの信用も共倒れ必至なわけだが。▼~
なあ、クロード……お前は~
本当にリーガン家の跡取りなんだよな?▼~
:[クロード]|……は? そのつもりだが。~
何か疑わしいところでもあるか?▼~
:[バルタザール]|事故で亡くなった先代のリーガン公に、~
男子がいたという話はなかったはずだ。▼~
老公オズワルド閣下とお前が~
親子だってのも無理があり過ぎる……。▼~
じゃあ、お前は誰からリーガン家の血を~
受け継いだんだ?って話だよ。▼~
:[クロード]|まあ、事情を知らない者にとっては、~
当然の疑問だが……たいした話じゃない。▼~
俺は分家の生まれだが、紋章が出たから~
本家の養子に入った。それだけさ。▼~
:[バルタザール]|いやいや納得できないねえ……。~
リーガン家は公爵位を持つ同盟の盟主だぜ?▼~
嫡子の不在は死活問題だ。紋章持ちの~
身内がいたなら、すぐに養子にしただろ。▼~
ところが、お前の存在が公表されたのは~
ごく最近のことだ。おかしいようなあ?▼~
:[クロード]|おっと……あんたはあれか。~
ローレンツの回し者か。▼~
:[バルタザール]|そこで気になるのは、オズワルド閣下の~
一人娘、ティアナ嬢の存在だ。▼~
おれもガキの頃に何度かお目にかかったが、~
色っぽくていい女だった……。▼~
:[クロード]|おいおい……それがガキの頃の感想かよ。~
けど、何で会う機会があったんだ?▼~
:[バルタザール]|おれも木っ端貴族の嫡子として、レスターの~
社交界に顔を出してる時期があってな。▼~
華やかに着飾った貴族の女たちの中でも、~
ティアナ嬢はひときわ輝いて見えたもんさ。▼~
それが、ある日突然いなくなっちまった。~
忘れもしねえ……おれが8歳の頃だ。▼~
:[クロード]|あんた、そんな年頃から~
大人の女性をそういう目で見てたのかい。▼~
:[バルタザール]|親父から聞かされた時は泣いたね……。~
あんときゃホルストも泣いてたよ……。▼~
:[クロード]|同盟きっての猛将、ホルストさんが?~
嘘だろ……。▼~
:[バルタザール]|しばらくして、おれはひょんなところから~
噂を聞くことになった。▼~
彼女はフォドラを出て生きてるって。~
それを思い出してピンと来たぜ。▼~
:[クロード]|……何にピンと来たのか知らないが、~
他所ん家の事情に立ち入り過ぎだ。▼~
そういう話がしたけりゃ、噂話じゃなく~
核心をついた情報を持ってきてほしいね。▼~
じゃ、訓練場で先生を待たせてるんで。~
またな。▼~
:[バルタザール]|雑に誤魔化しやがって。~
……暇潰しにはなったか。▼~
***支援B [#sdf2adc1]
:[バルタザール]|よう、クロード。~
暇潰しに、この間の話の続きをしようぜ。▼~
:[クロード]|あんたは暇かもしれんが、俺は忙しいんだ。~
またにしてくれ。▼~
:[バルタザール]|そう言うなって。別にお前さんの正体を~
暴いてどうこうしようってんじゃねえんだ。▼~
おれも偉そうなことを言えるような~
出自じゃねえからな。▼~
:[クロード]|そんなことを言ったら親父さんが悲しむぜ。~
アダルブレヒト家だって立派な貴族だろ。▼~
:[バルタザール]|立派ってほどの家柄じゃねえよ。それに、~
おれの母親はもともと貴族でもねえ。▼~
:[クロード]|ほう……母君は平民の出なのか?▼~
:[バルタザール]|そうとも言えるが……ちと事情が複雑でな。~
興味があるなら教えてやるよ。▼~
山の民“クパーラ”を知ってるか?~
フォドラの喉元に昔っから棲んでる連中だ。▼~
:[クロード]|クパーラか……もちろん知ってるよ。~
うちの領内じゃこんなふうに伝わってる。▼~
「峻険なる山々に囲まれし人跡未踏の地に~
誰も知らぬ隠れ里あり……▼~
その地に棲まうは“山の民”クパーラ~
古の血脈を今に継ぐ者たちなり……▼~
彼らを探すなかれ、近づくなかれ、~
禁忌を侵さば即ち呪詛されん……」▼~
ま、呪詛云々は噂に尾ひれってやつだろうが~
それくらい得体が知れないってことだな。▼~
:[バルタザール]|はっはっは……滅多に山から出てこねえ~
連中だ、そう思われても仕方ねえわな。▼~
:[クロード]|……で、まさかあんたの母君は~
そこの姫様だってのか?▼~
:[バルタザール]|姫じゃねえが、クパーラの生まれでね。~
山の外に迷い出て、親父に助けられたのさ。▼~
親父はすっかり惚れちまって妻にしたが、~
母にとっちゃ、そっからが苦労の始まりだ。▼~
:[クロード]|親父さんは、彼女の出自を公表したのか?▼~
:[バルタザール]|いや、流石にそれはできなかったが、~
素性の怪しい奇妙な女には変わりねえ。▼~
結果、一族からは徹底的に冷遇されて、~
親父は母とは別に正妻を娶らされた。▼~
:[クロード]|……貴族の家じゃよくある話か。~
それで母君は今、どうしてるんだ?▼~
:[バルタザール]|居場所をなくしてクパーラに戻ったよ。~
親父は散々に引き留めたんだがな。▼~
:[クロード]|じゃあ、あんたが家を飛び出したのも、~
家に居づらくなったからって訳か?▼~
:[バルタザール]|それだけじゃねえが……母が貴族の出なら、~
おれの人生もまったく違っただろうよ。▼~
どうだ、共感するか?~
お前だって流れてる血の半分は……▼~
:[クロード]|まあ、そうだな。共感しないでもない。~
事情はだいぶ違うが。▼~
:[バルタザール]|……ってことはだ。やはり、おれの洞察は~
真実を見通していたようだな。▼~
:[クロード]|真実を見通すって……まあ、いい。~
それで満足ならそういうことにしとこう。▼~
:[バルタザール]|いや、まだ満足とは言えねえな。~
お前の正体が知れわたっちゃ困るなら……▼~
会わせてくれねえかなあ、お前の母さんに。~
おれにとっちゃ初恋の人なんだ。▼~
彼女への熱い想いを伝え損ねたのが、~
いまだに心に引っかかってるんだよ。▼~
:[クロード]|あのなあ……~
俺の母さん、今いくつだと思ってんだ?▼~
:[バルタザール]|あ?~
全然、問題ねえぞ。▼~
***支援A [#jcdfc5ac]
:[クロード]|なあ、バルタザール。~
俺の同類として意見を聞きたいんだが……▼~
:[バルタザール]|おう、上は何歳まで大丈夫かって話か?~
そうだな、自分の母親より下なら……▼~
:[クロード]|いや、その話はまた今度な。~
そうじゃなくて……▼~
俺がこの戦争の先にやろうとしてること、~
あんたも聞いたよな?▼~
:[バルタザール]|……どの話だ。フォドラを閉ざしてる~
瓶の蓋をぶっ壊すっていうやつか?▼~
:[クロード]|ああ。それについてどう思ってるか、~
あんたの意見を聞いたことがなかったろ。▼~
:[バルタザール]|おれの意見? 皆が納得してりゃああいいと~
思うが……おれも反対はしてねえよ。▼~
お前の描く世界では、きっとおれの母だって~
何に憚ることもなく暮らしてけるはずだ。▼~
ま、理想どおりに実現すれば……~
って条件が付くがな。▼~
:[クロード]|……やっぱり、そう思うか。▼~
:[バルタザール]|そりゃあな。外と繋がりゃ生き方も混ざる。~
血も混ざる。何もかも混ざっちまう。▼~
縛られてきたもんから解放されるし、~
立ち塞がってた壁は打ち砕かれるが……▼~
同時に、守ってきたもんも簡単に壊れるし、~
積み上げてきたもんだって崩れていく。▼~
やらなきゃわからねえよな。良い結果で~
終わるのか、悪い面が溢れ出しちまうか。▼~
:[クロード]|互いがただ互いの生き方を認め合う……~
それだけなんだがなあ、俺の理想は。▼~
:[バルタザール]|簡単に理想どおりになるなら、~
今頃おれは巨万の富を得てるぜ?▼~
とはいえ……もう、やるしかねえだろ。~
いい目が出ると信じて、賭けるしかねえ。▼~
:[クロード]|ああ、結局はそういうことだよな。~
ごちゃごちゃ言わずに腹くくって進むか。▼~
:[バルタザール]|おう、そうしろ!~
金は貸せねえが手は貸してやるからよ。▼~
:[クロード]|……ところで、あんた。~
俺の素性を、誰かに売る気はないのか?▼~
俺を蹴落としたがってる連中に垂れ込みゃ、~
それなりの金になる話だろうに。▼~
:[バルタザール]|はっはっはっはっ、安心しろよ。流石のおれも~
仲間を売るような真似は……しねえって。▼~
:[クロード]|おい……今、言いよどまなかったか?▼~
:[バルタザール]|気にすんな、約束を思い出しただけだ。~
おれとお前の約束、忘れんなよ?▼~
:[クロード]|約束? 何のことだ。▼~
:[バルタザール]|お前の母さんに会わせろって話だ。~
瓶の蓋をぶっ壊した後でいいからよ。▼~
:[クロード]|……年齢のこともあるが、人妻だぞ?▼~
:[バルタザール]|勘違いすんじゃねえよ! おれはただ、~
昔の恋にけじめをつけてえだけなのさ。▼~
:[クロード]|へえ……。▼~
*コメント(情報投稿・誤字脱字の報告) [#h8f39114]
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[[会話集/支援会話]]
*クロードの支援会話 [#aa46be80]
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**バルタザール [#y7e69462]
***支援C [#f391610d]
:[バルタザール]|よう、クロード。どこに行くんだ?~
用心棒が必要なら、お供してやるが。▼~
:[クロード]|いやいや、この神聖なる大修道院の中で~
用心棒が必要な場所なんてあるかっての。▼~
:[バルタザール]|まあ、そうつれないこと言うなって。~
おれはお前の役に立ちたいんだからよ。▼~
《白雲の章》
:[バルタザール]|ここへ来て一番の収穫は、未来の盟主たる~
クロード様とお近づきになれたことだ。▼~
《翠風の章》
:[バルタザール]|ここへ来て一番の収穫は、偉大なる盟主~
クロード様とお近づきになれたことだ。▼~
《共通》
:[クロード]|俺とお近づきになったところで、~
あんたに懸かった賞金は消えないと思うが。▼~
:[バルタザール]|そりゃそうだが、盟主と繋がりがあるって~
だけで信用してくれる連中もいる。▼~
:[クロード]|その信用で金を借りるのか?~
これ以上、借金作るのはやめとけって。▼~
:[バルタザール]|とはいえ、お前に盟主の資格がないとなりゃ~
おれの信用も共倒れ必至なわけだが。▼~
なあ、クロード……お前は~
本当にリーガン家の跡取りなんだよな?▼~
:[クロード]|……は? そのつもりだが。~
何か疑わしいところでもあるか?▼~
:[バルタザール]|事故で亡くなった先代のリーガン公に、~
男子がいたという話はなかったはずだ。▼~
老公オズワルド閣下とお前が~
親子だってのも無理があり過ぎる……。▼~
じゃあ、お前は誰からリーガン家の血を~
受け継いだんだ?って話だよ。▼~
:[クロード]|まあ、事情を知らない者にとっては、~
当然の疑問だが……たいした話じゃない。▼~
俺は分家の生まれだが、紋章が出たから~
本家の養子に入った。それだけさ。▼~
:[バルタザール]|いやいや納得できないねえ……。~
リーガン家は公爵位を持つ同盟の盟主だぜ?▼~
嫡子の不在は死活問題だ。紋章持ちの~
身内がいたなら、すぐに養子にしただろ。▼~
ところが、お前の存在が公表されたのは~
ごく最近のことだ。おかしいようなあ?▼~
:[クロード]|おっと……あんたはあれか。~
ローレンツの回し者か。▼~
:[バルタザール]|そこで気になるのは、オズワルド閣下の~
一人娘、ティアナ嬢の存在だ。▼~
おれもガキの頃に何度かお目にかかったが、~
色っぽくていい女だった……。▼~
:[クロード]|おいおい……それがガキの頃の感想かよ。~
けど、何で会う機会があったんだ?▼~
:[バルタザール]|おれも木っ端貴族の嫡子として、レスターの~
社交界に顔を出してる時期があってな。▼~
華やかに着飾った貴族の女たちの中でも、~
ティアナ嬢はひときわ輝いて見えたもんさ。▼~
それが、ある日突然いなくなっちまった。~
忘れもしねえ……おれが8歳の頃だ。▼~
:[クロード]|あんた、そんな年頃から~
大人の女性をそういう目で見てたのかい。▼~
:[バルタザール]|親父から聞かされた時は泣いたね……。~
あんときゃホルストも泣いてたよ……。▼~
:[クロード]|同盟きっての猛将、ホルストさんが?~
嘘だろ……。▼~
:[バルタザール]|しばらくして、おれはひょんなところから~
噂を聞くことになった。▼~
彼女はフォドラを出て生きてるって。~
それを思い出してピンと来たぜ。▼~
:[クロード]|……何にピンと来たのか知らないが、~
他所ん家の事情に立ち入り過ぎだ。▼~
そういう話がしたけりゃ、噂話じゃなく~
核心をついた情報を持ってきてほしいね。▼~
じゃ、訓練場で先生を待たせてるんで。~
またな。▼~
:[バルタザール]|雑に誤魔化しやがって。~
……暇潰しにはなったか。▼~
***支援B [#sdf2adc1]
:[バルタザール]|よう、クロード。~
暇潰しに、この間の話の続きをしようぜ。▼~
:[クロード]|あんたは暇かもしれんが、俺は忙しいんだ。~
またにしてくれ。▼~
:[バルタザール]|そう言うなって。別にお前さんの正体を~
暴いてどうこうしようってんじゃねえんだ。▼~
おれも偉そうなことを言えるような~
出自じゃねえからな。▼~
:[クロード]|そんなことを言ったら親父さんが悲しむぜ。~
アダルブレヒト家だって立派な貴族だろ。▼~
:[バルタザール]|立派ってほどの家柄じゃねえよ。それに、~
おれの母親はもともと貴族でもねえ。▼~
:[クロード]|ほう……母君は平民の出なのか?▼~
:[バルタザール]|そうとも言えるが……ちと事情が複雑でな。~
興味があるなら教えてやるよ。▼~
山の民“クパーラ”を知ってるか?~
フォドラの喉元に昔っから棲んでる連中だ。▼~
:[クロード]|クパーラか……もちろん知ってるよ。~
うちの領内じゃこんなふうに伝わってる。▼~
「峻険なる山々に囲まれし人跡未踏の地に~
誰も知らぬ隠れ里あり……▼~
その地に棲まうは“山の民”クパーラ~
古の血脈を今に継ぐ者たちなり……▼~
彼らを探すなかれ、近づくなかれ、~
禁忌を侵さば即ち呪詛されん……」▼~
ま、呪詛云々は噂に尾ひれってやつだろうが~
それくらい得体が知れないってことだな。▼~
:[バルタザール]|はっはっは……滅多に山から出てこねえ~
連中だ、そう思われても仕方ねえわな。▼~
:[クロード]|……で、まさかあんたの母君は~
そこの姫様だってのか?▼~
:[バルタザール]|姫じゃねえが、クパーラの生まれでね。~
山の外に迷い出て、親父に助けられたのさ。▼~
親父はすっかり惚れちまって妻にしたが、~
母にとっちゃ、そっからが苦労の始まりだ。▼~
:[クロード]|親父さんは、彼女の出自を公表したのか?▼~
:[バルタザール]|いや、流石にそれはできなかったが、~
素性の怪しい奇妙な女には変わりねえ。▼~
結果、一族からは徹底的に冷遇されて、~
親父は母とは別に正妻を娶らされた。▼~
:[クロード]|……貴族の家じゃよくある話か。~
それで母君は今、どうしてるんだ?▼~
:[バルタザール]|居場所をなくしてクパーラに戻ったよ。~
親父は散々に引き留めたんだがな。▼~
:[クロード]|じゃあ、あんたが家を飛び出したのも、~
家に居づらくなったからって訳か?▼~
:[バルタザール]|それだけじゃねえが……母が貴族の出なら、~
おれの人生もまったく違っただろうよ。▼~
どうだ、共感するか?~
お前だって流れてる血の半分は……▼~
:[クロード]|まあ、そうだな。共感しないでもない。~
事情はだいぶ違うが。▼~
:[バルタザール]|……ってことはだ。やはり、おれの洞察は~
真実を見通していたようだな。▼~
:[クロード]|真実を見通すって……まあ、いい。~
それで満足ならそういうことにしとこう。▼~
:[バルタザール]|いや、まだ満足とは言えねえな。~
お前の正体が知れわたっちゃ困るなら……▼~
会わせてくれねえかなあ、お前の母さんに。~
おれにとっちゃ初恋の人なんだ。▼~
彼女への熱い想いを伝え損ねたのが、~
いまだに心に引っかかってるんだよ。▼~
:[クロード]|あのなあ……~
俺の母さん、今いくつだと思ってんだ?▼~
:[バルタザール]|あ?~
全然、問題ねえぞ。▼~
***支援A [#jcdfc5ac]
:[クロード]|なあ、バルタザール。~
俺の同類として意見を聞きたいんだが……▼~
:[バルタザール]|おう、上は何歳まで大丈夫かって話か?~
そうだな、自分の母親より下なら……▼~
:[クロード]|いや、その話はまた今度な。~
そうじゃなくて……▼~
俺がこの戦争の先にやろうとしてること、~
あんたも聞いたよな?▼~
:[バルタザール]|……どの話だ。フォドラを閉ざしてる~
瓶の蓋をぶっ壊すっていうやつか?▼~
:[クロード]|ああ。それについてどう思ってるか、~
あんたの意見を聞いたことがなかったろ。▼~
:[バルタザール]|おれの意見? 皆が納得してりゃああいいと~
思うが……おれも反対はしてねえよ。▼~
お前の描く世界では、きっとおれの母だって~
何に憚ることもなく暮らしてけるはずだ。▼~
ま、理想どおりに実現すれば……~
って条件が付くがな。▼~
:[クロード]|……やっぱり、そう思うか。▼~
:[バルタザール]|そりゃあな。外と繋がりゃ生き方も混ざる。~
血も混ざる。何もかも混ざっちまう。▼~
縛られてきたもんから解放されるし、~
立ち塞がってた壁は打ち砕かれるが……▼~
同時に、守ってきたもんも簡単に壊れるし、~
積み上げてきたもんだって崩れていく。▼~
やらなきゃわからねえよな。良い結果で~
終わるのか、悪い面が溢れ出しちまうか。▼~
:[クロード]|互いがただ互いの生き方を認め合う……~
それだけなんだがなあ、俺の理想は。▼~
:[バルタザール]|簡単に理想どおりになるなら、~
今頃おれは巨万の富を得てるぜ?▼~
とはいえ……もう、やるしかねえだろ。~
いい目が出ると信じて、賭けるしかねえ。▼~
:[クロード]|ああ、結局はそういうことだよな。~
ごちゃごちゃ言わずに腹くくって進むか。▼~
:[バルタザール]|おう、そうしろ!~
金は貸せねえが手は貸してやるからよ。▼~
:[クロード]|……ところで、あんた。~
俺の素性を、誰かに売る気はないのか?▼~
俺を蹴落としたがってる連中に垂れ込みゃ、~
それなりの金になる話だろうに。▼~
:[バルタザール]|はっはっはっはっ、安心しろよ。流石のおれも~
仲間を売るような真似は……しねえって。▼~
:[クロード]|おい……今、言いよどまなかったか?▼~
:[バルタザール]|気にすんな、約束を思い出しただけだ。~
おれとお前の約束、忘れんなよ?▼~
:[クロード]|約束? 何のことだ。▼~
:[バルタザール]|お前の母さんに会わせろって話だ。~
瓶の蓋をぶっ壊した後でいいからよ。▼~
:[クロード]|……年齢のこともあるが、人妻だぞ?▼~
:[バルタザール]|勘違いすんじゃねえよ! おれはただ、~
昔の恋にけじめをつけてえだけなのさ。▼~
:[クロード]|へえ……。▼~
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